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    女提督「甘えさせたり甘えたり」Part1

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/28(水) 00:42:11.30 ID:jpdv3lrU0

    百合成分しかないです。
    不定期更新、女提督は『提督』と表記します。

    SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1422373331



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    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/28(水) 00:53:13.46 ID:jpdv3lrU0

    提督「はぁ……今日も一日疲れたなー、っと…」

    コンコン

    提督「はいはい、今行きますよー…」

    ガチャ

    提督「どちら様…ってあれ、ん?」

    電「………」

    提督「電?こんな時間にどうしたの?」

    電「あの……その、司令官さん」

    提督「?」

    電「…一緒に寝ても、いいですか?」

    提督「………おおう!?」


    4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/28(水) 01:01:28.45 ID:z9Y5lY4X0

    百合鎮守府と聞いて


    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/28(水) 00:54:12.36 ID:oX91cFzHo

    続けて


    5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/28(水) 01:02:06.00 ID:jpdv3lrU0

    提督「そっかそっか、暁がねえ」シャッ

    電「はい…電の布団にまで入ってきたのです」

    提督「ふふふ、一人前のレディーになる日はまだ遠いね」シャッ シャッ

    電「………」ジー

    提督「……?ああ、櫛?髪梳きたいの?」

    電「えっと……」

    提督「…わかった、髪梳いてほしいんでしょ」ニヘ

    電「…なのです///」


    7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/28(水) 01:15:40.56 ID:jpdv3lrU0

    提督「おー、綺麗な髪」

    電「そ、そうですか?」

    提督「うん、というか電が髪下ろしてるところ見るのってなんか新鮮だねえ」

    電「は、恥ずかしいのです…」

    提督「ふふ…可愛いよ」

    電「はわわ……///」

    提督「そんなに照れなくても…電は恥ずかしがり屋だねえ」

    電「……うー…」

    提督「でも、可愛いのはほんとだよ?なんならそのままにしておけばいいのに」

    電「司令官さんがそう言ってくれるのは嬉しいけど、やっぱり動く時には邪魔になるのです…」

    提督「あー、確かに…駆逐艦はよく動くしね」


    8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/28(水) 01:31:51.31 ID:jpdv3lrU0

    提督「……ふふ…」シャッ

    電「どうしたのです?」

    提督「なんか、こうしてると母さんに髪梳いてもらってたの思い出しちゃって」スー…

    電「お母さん……」

    提督「…よし、整ったよ。ほら、もう遅いし、寝よ?」ポンポン

    電「あ……は、はいなのです」モソモソ

    提督「はー……電、今日もお疲れ様」

    電「あ、ありがとうございます…//」

    提督「……おやすみ」

    電「………」


    9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/28(水) 01:34:09.88 ID:m+cACuJoo

    期待するしかないクマ


    10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/28(水) 01:35:34.06 ID:jpdv3lrU0

    提督「………」

    電「………」

    提督「………」

    電「………」ジー

    提督「………」

    電「………」ジー

    提督(…すごい胸見られてるんだけど……どうしたんだろ…)

    提督「…い、電?」

    電「は、はいっ!」

    提督「…寝ないの?」

    電「えっと…あの……」

    提督「……大丈夫だよ、悩みがあるなら言ってごらん?」

    電「は、はい……」


    11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/28(水) 01:44:41.34 ID:jpdv3lrU0

    電「あの……司令官さん」

    提督「うん」

    電「……お母さんって、どんなものなのですか…?」

    提督「え……?」

    電「電は……司令官さんや他の人間と違って、この姿のまま生まれて、生きているのです……お姉ちゃん達はいるけど、お父さんやお母さんがどういうものなのか分からなくて……」

    提督「うん……」

    電「もちろん、お姉ちゃん達と一緒にいると楽しいのです……でも…何か、何かが足りないような…そんな気がするのです…」

    提督「……そっか、電は寂しいんだね」

    電「寂しい…?そんなことは………。……いや、多分そう…寂しいのです」

    提督「そうだよ、私だって電ぐらいの歳の頃は母さんに甘えてばっかりだったもん。そりゃそうだよね、電達はまだ子供なのに…甘えられる存在がいないなんて寂しいに決まってるよね」


    12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/28(水) 01:50:41.48 ID:jpdv3lrU0

    提督「……電、おいで」

    電「え……?でも、電は戦う存在なのに…甘えるのはダメなのです」

    提督「電は遠慮しすぎなんだってば。確かに電を含め、ここにいるみんなは戦う存在だけどそれ以前に私と同じ、意思を持って生きてるんだから。誰かに甘えるのなんて、悪いことじゃないよ」

    電「…………」

    提督「ほら。ね?」

    電「………司令官さん…」ギュウ…

    提督「よしよし…じゃ、今度こそもう寝よっか…」ギュッ ナデナデ

    電「はい……なのです…」ウトウト

    提督「……ふ〜ん…ふふふ〜ん…ふ〜ふ〜ん……」ポン…ポン…

    電「ん……すぅ………」


    13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/28(水) 01:55:37.62 ID:jpdv3lrU0

    電「すぅ……すぅ………」

    提督「…………」

    提督(はあ、やっと寝付いた……)

    提督(子供寝かしつけるのって大変なんだなあ…)

    提督(…明日、加賀になんて言われるだろう)

    提督(……でも…)

    電「……zzz…」

    提督(ふふ…なんだか、娘ができたみたい)

    提督(暁の寝相が悪いなんて、バレバレの嘘ついちゃって…)

    提督(……甘え下手な電らしいなあ)

    電「……おかあ……さ…」

    提督「よしよーし……ここにいるよー……」ナデナデ

    電「にゃ……」

    提督「ふふ……おやすみ、電…」

    電「……えへへ………zz…」

    ーーーーーーー


    18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/28(水) 20:10:24.38 ID:jpdv3lrU0

    ドタドタ……

    \しーれーーいーーかーーーーん!!/

    ドタドタ

    ザザッ

    バンッ

    雷「司令官、大変!電がいないの!……ってあれ?」

    提督「zzz………」

    雷「……?この不自然な膨らみ…もしかして……」

    バサッ

    電「すぅ………」

    雷「………はあ。もう、幸せそうな顔しちゃって」

    雷「ふふふ…今回だけだからね」

    提督「んん……zz…」

    電「むにゃ……すぅ………」


    19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/28(水) 21:22:39.68 ID:jpdv3lrU0

    提督「ん〜……んぐ…?」パチッ

    提督「んあ…あれ…電……?」

    「おそようございます」

    提督「ひょわあ!?かっ、加賀!」

    加賀「ずいぶん遅いお目覚めね。もうお天道様は高く上っているわ」

    提督「えっ?うわ、ほんとだ!ごめん!」

    加賀「そう慌てないで。提督がやるべきことはもう電がやったから」

    提督「へ?電が?」

    加賀「ええ、みんなより少し遅れて起きた後、いつもの恩返しですと言って張り切っていたわ」

    提督「そうなんだ…電が…」

    加賀「…あの子となにかあったの?」

    提督「えっとね……」


    21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 08:20:50.53 ID:O8BMJCP/O

    提督「…ってことがあってねー」

    加賀「そう……なんでもいいけど、そろそろ起きましょうか」

    提督「あっ、そうだった」バッ

    加賀「はい、着替え」

    提督「うん、ありがと」

    加賀「食堂に作り置きのカレーがあるから。それを食べたらいつも通りに勤めて」

    提督「はーい。じゃ、行ってくるね」

    加賀「ええ」

    バタン

    加賀「…………」


    22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 08:35:31.73 ID:O8BMJCP/O

    加賀「…………」

    加賀「提督と一緒に……」

    加賀「…………」

    加賀「……何を考えているの、私は…」

    加賀「まだあの子は子供じゃない……」

    加賀「…そもそも提督は警戒心というものが………もっと一人の軍人として…」ブツブツ


    23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 09:12:39.43 ID:s25zP6sD0

    素晴らしい、の一言だ 期待


    24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 10:24:54.50 ID:6WjLoeZUO

    ふぅ…


    25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 10:33:10.23 ID:Eq2vrY6zO

    食堂

    提督(…ありゃ、やっぱりもう人少ないなー)

    提督「おはよー」

    雷「あっ、司令官!おはよう!」

    提督「おはよう雷。ごめんね、寝坊しちゃって」

    雷「ううん、そんなこと気にしなくていいわ、司令官はいつも頑張ってるもの!」

    提督「そうかな?」

    雷「そうよ!」

    提督「そっか…うん、ありがと」

    グゥ

    提督「おっと」

    雷「司令官、お昼まだなの?」

    提督「あはは…本当にさっき起きたばっかりだから…」


    26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 11:30:06.44 ID:Tw0BTB3vO

    提督「加賀にカレーがあるって聞いたんだけど…」

    雷「ええ、あるわ。鳳翔さーん!カレーあっためてー!」

    \はーい/

    提督「ふふふ、カレーかあ…」

    雷「司令官、嬉しそうね」

    提督「うん、カレー好きだもん」

    雷「そうなの?じゃあ、今度とびきり美味しいのを作ってあげるわ!」

    提督「やった!」


    29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 13:09:16.48 ID:8qS5dZ/BO

    鳳翔「はい、出来ましたよ」コト

    提督「おっ、ありがと鳳翔」

    鳳翔「いえいえ」

    提督「鳳翔はもうご飯食べたの?」

    鳳翔「はい、みんなと一緒に」

    提督「そっか。いつも美味しいご飯作ってくれてありがとうね」

    鳳翔「ふふ…そう言っていただけると、作りがいがあるというものですよ」

    雷「司令官、冷めちゃうわよ?」

    提督「あ、そうだった。いただきます!」

    鳳翔「はい♪」


    31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 13:46:53.92 ID:8qS5dZ/BO

    提督「んー……やっぱり鳳翔の作るカレーは美味しいなあ」

    鳳翔「ええ、自信作です」

    提督「毎日食べたいぐらいだよ」

    鳳翔「あら、お望みなら毎日作って私が食べさせてあげますよ?」

    提督「そう?うふふ」

    鳳翔「ふふっ…」

    雷「しーれーいーかーんー?」

    提督「ごめんごめん、冗談だよ」

    雷「ならいいけど…」

    鳳翔「結構本気なんだけどなあ…」ボソッ

    提督「……女の子が簡単にそういうこと言っちゃダメだよ」

    鳳翔「!? は、はい…//」

    鳳翔(聞こえてた…)///

    雷「?」

    提督「んーん、なんでもない」


    34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 14:00:40.17 ID:8qS5dZ/BO

    提督「ふー、ごちそうさまー」

    鳳翔「はい、お皿片付けておきますね」

    提督「ありがとねー……はぁ…」

    雷「司令官、どうしたの?」

    提督「ん?うーん…いや、なんでもない」

    雷「……もしかして、疲れてる?」

    提督「………」

    雷「今日もお昼までぐっすりだったし…あ、そういえばどうして昨日は電と寝てたの?」

    提督「へっ!?み、見てたの!?」

    雷「見てたもなにも、毎日起こしに来てるじゃない」

    提督「あ…そ、そうだった」


    43: ◆jPpg5.obl6 2015/01/29(木) 23:58:06.66 ID:HSt0Li6d0

    雷「で、なんで電と寝てたの?」

    提督「んー…詳しいことは聞いてないんだけど、なんだか寂しかったみたい」

    雷「やっぱり…」

    提督「やっぱり?心当たりでもあるの?」

    雷「うん…あの子、みんなと一緒にいても時々寂しそうな顔してたから」

    提督「そうなんだ……でも、なんで私に甘えてきたのかな」

    雷「そうね…司令官、甘えやすそうな感じするし」

    提督「えっ、なにそれ人を軽そうな女みたいに」

    雷「言い方が悪かったわ、司令官は優しそうというか…柔らかい目をしているの」

    提督「柔らかい目?」


    45: ◆jPpg5.obl6 2015/01/30(金) 00:36:34.22 ID:G/KIBhS00

    雷「具体的に言えば、こう、見つめられた時に落ち着くというか、心が安らぐというか、あったかくなる感じがするわ!」

    提督「そうかなあ…?へへへ、なんか照れるなあ」

    雷「あとは…ここね」

    提督「胸?なんで?」

    雷「胸は母性の象徴って言うじゃない?」

    提督「それはそうだけど…私そんなに胸大きいかなあ」

    雷「十分大きいじゃない!」

    提督「でも、愛宕とか武蔵ほどじゃないし」

    雷「あの人達はどう見ても育ちすぎ!司令官は女として十分すぎる胸を持っているわ」

    提督(なるほど、だからあの時胸見られてたのかあ)


    46: ◆jPpg5.obl6 2015/01/30(金) 00:42:12.32 ID:G/KIBhS00

    提督「電が甘えたいって思ってるってことは、雷もそうなの?」

    雷「ん?んー…そうねえ、私もたまには甘えていいかしら」

    提督「うん、いいよ!おいで!」

    雷「ふふっ、じゃあお言葉に甘えて」ギュウ

    提督「おー、あったかいねえ」ギュウ

    雷「あ……これ、すご…思った以上に落ち着く……」

    提督「ふふふ、まだまだ雷も子供だねえ」ナデナデ

    雷「ん……」トロン

    提督「よしよし…寝ちゃってもいいからね」

    雷「うん………」

    提督「………」

    雷「………」


    47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/30(金) 00:47:22.47 ID:G/KIBhS00

    雷「って、これじゃダメじゃない!」

    提督「わっ、どうしたのいきなり」

    雷「私が司令官に抱かれて寝ちゃったらまた司令官が疲れちゃうじゃない!」

    提督「えー、あんまり疲れないというかむしろ心地いいんだけど」

    雷「ダメよ、司令官も疲れてるんでしょ?ちゃんと休まなきゃダメ!」

    提督「えっ、でも私、これから仕事しないと」

    雷「ダメったらダメ!今日はもう寝なさい!」

    提督「いや、さっき起きたばっかりだから…」

    雷「むう……ならこっち来て!」グイ

    提督「うわわ、ど、どこ行くの?」

    雷「外!」


    48: ◆jPpg5.obl6 2015/01/30(金) 00:50:07.31 ID:G/KIBhS00

    提督「外?あっ、鳳翔さんも行くー?」

    鳳翔「いえ、私は夕飯の仕込みがありますので。提督、楽しんできてくださいね」

    提督「あ、うん」

    雷「しーれーいーかーんー!司令官ってばー!」グイグイ

    提督「はいはい、ごめんね」

    雷「行ってきまーす!」

    提督「じゃあまたね鳳翔、行ってきます」

    鳳翔「はい、行ってらっしゃい♪」



    鳳翔「さてと…提督の好物は……」


    49: ◆jPpg5.obl6 2015/01/30(金) 00:59:19.56 ID:G/KIBhS00

    提督「で、結局どこに行くの?」

    雷「釣り!」

    提督「釣り?」

    雷「そう、釣りなら眠くなくてもゆっくり出来るでしょ?」

    提督「うん」

    雷「はい、竿とバケツ!餌は私が持つわね!」

    提督「うん」

    雷「よーし、じゃあ行くわよ!」

    提督「おー!」


    50: ◆jPpg5.obl6 2015/01/30(金) 01:04:24.99 ID:G/KIBhS00

    提督「はー、今日はあったかいねえ…雷は寒くない?」

    雷「ええ、大丈夫よ。心配してくれてありがとね!」

    クー クー

    提督「おっ、カモメが…いっぱい集まってきたねえ」

    雷「司令官、餌はあげちゃダメよ」

    提督「なんで?」

    雷「人に餌をもらえるって学ぶと、自分で餌を取ることが出来なくなるらしいの」

    提督「へー、そうなんだ…カモメも大変だねえ」

    提督(……あれ、私、子供より知識がない…)

    クー

    提督「あ、こら。めっ」

    バサバサ

    提督「ちゃんと自立するんだよー」


    51: ◆jPpg5.obl6 2015/01/30(金) 01:07:21.67 ID:G/KIBhS00

    雷「はい、司令官!餌付け終わったわ!」

    提督「おー、ありがと。というかよく触れたねえ」

    雷「このくらい司令官の事を思えばなんともないわ!」

    提督「…これ、天龍に付けさせたらどうなるかなあ?」

    雷「きっと可愛らしいところを見せてくれるわ」

    提督「ほう…面白そうだねえ」

    雷「ふふふ」

    提督「ふふふ」


    54: ◆jPpg5.obl6 2015/01/30(金) 23:27:57.13 ID:G/KIBhS00

    提督「よい……しょっと!」ヒュン

    チャプン

    雷「えいっ」ヒュン

    チャプン

    提督「おっきいの釣れるといいね〜」

    雷「大きくなくてもいいわ、釣った分は今晩のおかずにしましょ!」

    提督「おおっ、期待してるよ」

    雷「もう、司令官も手伝うのよ?」

    提督「えー、私は食べる専門だもん」

    雷「そんなこと言って…最近お腹周り危険なんでしょう?」

    提督「うっ…!?な、なんでそれを…」

    雷「それぐらい分かるわよ、司令官、最近目に見えて食べる量が少ないもの」

    提督「あちゃー、バレてたかー…」


    55: ◆jPpg5.obl6 2015/01/30(金) 23:39:10.07 ID:G/KIBhS00

    提督「で、でもまだほら、痩せてるように見えるから」

    雷「司令官、痩せる時に必要なのは食事量の制限じゃなくて運動よ?」

    提督「それは分かってるけど…なかなか暇がないから…」

    雷「嘘。ちょくちょく休憩しては鳳翔さんや瑞鳳さんにつまみ食いさせてもらってるじゃない」

    提督「うぐぅっ!!」

    雷「確かにお腹が空くのは分かるけど、ちゃんとしっかりお昼食べて間食は一回、夜は控えめにしないとダメ」

    提督「ううう…間宮のスイーツは…」

    雷「当分ナシ。しっかり運動した日は特別に許可するわ」

    提督「…週一!」

    雷「ダメ!」

    提督「……ダメぇ?」

    雷「う…そ、そんな声でねだってもダメ!ちゃんと明日から運動すること、いい?」

    提督「はーい……」

    雷「私も演習の合間に手伝ってあげるから、ね?」

    提督「…うん、ありがと」


    56: ◆jPpg5.obl6 2015/01/30(金) 23:47:18.75 ID:G/KIBhS00

    雷「しかし…あれね…」

    提督「あれだね……」

    雷「………」

    提督「………」

    プカプカ

    ザザーン…

    雷「………」

    提督「………」

    ザザーン…

    雷「ふわあ……」

    提督「……ふわ…ん…」

    雷「はぁ……」

    提督「ふぅ……」

    「「平和だねえ〜……」」


    57: ◆jPpg5.obl6 2015/01/30(金) 23:52:59.55 ID:G/KIBhS00

    「ん?よう二人とも、何してんだ?」

    提督「あ、木曾。今ね、釣りしてるんだけどなかなか釣れなくて」

    木曾「釣り?釣果はどうなんだ?」

    雷「おでこね…かれこれもう30分ぐらいこうしてるんだけど」

    木曾「……もしかして、餌食われてるんじゃないのか?」

    提督「えー、でも食べられてる感覚なかったし…」

    木曾「いいから、二人とも一旦上げてみろよ」

    提督「はーい」キュルキュル

    雷「よいしょ、よいしょ」キュルキュル


    58: ◆jPpg5.obl6 2015/01/31(土) 00:05:30.61 ID:QgSWKzv50

    提督「どれどれ…あーっ!!」

    木曾「ほら、やっぱりな」

    雷「あっ、私のも取られてる…いつの間に」

    木曾「やれやれ、二人揃ってだらしねえなあ」

    提督「むう…なら木曾がやってみてよ」

    木曾「俺か?いいぜ、手本を見せてやる」

    雷「自信満々ねえ」

    木曾「餌は…これか。よっと」スス

    提督「おお…手慣れてる感すごい」

    雷「見かけによらず意外と器用なんだ…」

    木曾「手が空いているなら餌撒いておいてくれないか?魚が集まるからな」

    提督「あ、うん。やるよ雷!」

    雷「ええ!」


    59: ◆jPpg5.obl6 2015/01/31(土) 00:22:19.03 ID:QgSWKzv50

    提督「それ」シャーッ

    雷「それっ」シャーッ

    提督「……おお?なんかこれ、楽しいね」バッ

    雷「そうね、なんだか気分が高揚するというか」バッ

    提督「わっしょい!」サッー

    雷「わっしょい!」サッー

    提督「あっそーれ!あっそーれ!」ブワッ

    雷「あっそーれ!あっそーれ!」ブワッ

    提督「ええじゃないか!ええじゃないか!」バサッ

    雷「ええじゃないか!ええじゃないか!」バサッ

    \あはははははは!/

    木曾「楽しそうで何よりだ…そりゃっ!」

    チャプン


    60: ◆jPpg5.obl6 2015/01/31(土) 00:33:27.83 ID:QgSWKzv50

    木曾「二人とも、もういいぞ。あとは静かに待っててくれ」

    提督「えー、楽しかったのにー」

    雷「まあまあ司令官、ここは木曾さんの言う通りにしましょう?」

    提督「…うん、魚釣りが目的だしね」

    木曾「よし……準備が済んだらあとは待つだけだ。全力で竿を握る手に集中して、魚が食いつくのをひたすら待つ……」

    提督「………」ゴクリ

    雷「………」ゴクリ

    木曾「………………」

    ピクッ ピクピク

    チャプン

    木曾「来たッ!」


    61: ◆jPpg5.obl6 2015/01/31(土) 00:45:14.88 ID:QgSWKzv50

    木曾「うおおおおおおおお!!!」キュルキュル

    ザパァアン

    ボトッ

    魚「」ピチピチ

    木曾「ふっ……これが実力ってもんだ」

    提督「おおおおおお!!!かっけーーーーーー!!!」

    雷「すごい、すごいわ!」

    木曾「そう褒められるほどのことじゃないさ、すぐに出来るようになる」

    提督「へー…あっやば、早くバケツに移さないと」

    魚「」ピチピチ

    提督「ああ、動かないでってば…針抜けないよ」

    魚「」ピチ…

    提督「よーし、いい子いい子」ググ


    62: ◆jPpg5.obl6 2015/01/31(土) 00:54:39.33 ID:QgSWKzv50

    雷「よーし、この調子でどんどん釣っちゃいましょう!」

    提督「木曾、ありがとね!」

    木曾「これぐらいお安い御用さ、お前と一緒に居られるならな」

    提督「もー、またそういうことをキッパリ言う」

    木曾「俺は本気なんだけどな」

    提督「はいはい、演習あるんでしょ?行かないと遅れるんじゃない?」

    木曾「ん?あー、そうだな…いいや、俺も付き合おう」

    提督「いいの?」

    木曾「一日ぐらい問題ないさ。それに、いつお前と同じ時間を過ごせるか分からないからな」

    提督「だから、また……もう、本気にしてもいいの?」

    木曾「ああ、俺はお前の事が好きだから」

    提督「……!」キュン


    63: ◆jPpg5.obl6 2015/01/31(土) 01:08:05.51 ID:QgSWKzv50

    提督「も、もう!冗談だってば!」

    木曾「そうか?……まあいい、それより今度街の方に出掛けないか?」

    提督「え?えっと…何か欲しいものでもあるの?」

    木曾「いや、俺がお前に服を買ってやるんだ。最高のコーディネートを見せてやる」

    提督「で、でも悪いよ、そんなの」

    木曾「気にするなって、日頃の感謝の気持ちってヤツさ」

    提督「なんか、急にそう改まられると恥ずかしいなあ…えへへ」

    木曾「…もちろん、二人きりでな」

    提督「………うん///」

    木曾「よし、決まりだな!」

    雷「しれいかーん!見て見て、一匹釣れたわ!」ピョンピョン

    提督「ふふふ、私達も行こっか」

    木曾「ああ、手取り足取り教えてやる」


    65: ◆jPpg5.obl6 2015/01/31(土) 23:06:03.14 ID:QgSWKzv50

    提督「おー、また釣れた」

    雷「ふふふ、大量ね!」

    木曾「ふっ、俺のおかげだな」

    提督「そうだねえ…ところで木曾?」

    木曾「ん、どうした?」

    提督「そのぉ…ずっと後ろから手握られてたら、針外せないんだけど…」

    木曾「おっと、それは悪かった」パッ

    提督「はー、ドキドキした…」

    雷「あら、奥まで刺さっちゃってる…」

    木曾「どれ、見せてみな」



    魚「」ピチピチ

    提督「もう…あれじゃ抱き締められてるのと同じじゃない…」グイ

    魚「」ピタッ

    提督「はあ……でも、木曾、あったかかったなあ……」


    66: ◆jPpg5.obl6 2015/01/31(土) 23:35:11.42 ID:QgSWKzv50

    提督「………何言ってんだろ私」グッ

    魚「」ビクン!

    提督「!」

    ブスッ

    提督「痛っ……!」

    雷「司令官、どうしたの…あっ!」

    木曾「おい、血が出てるじゃないか!」

    提督「お"お"お"…こ、これくらい大丈夫…」ググ

    木曾「あっ、無理やり抜いたら…!」

    提督「でぇい!」グイッ

    ブシャアッ

    提督「おおおおお!??!痛ぁぁああああああ!!!」

    雷「いやああああああ!??血が、血がー!!」

    木曾「だから言ったのに……」


    67: ◆jPpg5.obl6 2015/02/01(日) 00:07:05.70 ID:BtYgLR120

    雷「こっここ、こういう時はどうするんだっけ、えっと、えっと」アタフタ

    木曾「とりあえず中に戻ろう、消毒と止血が出来るものが何もないからな」

    雷「あ、うん!」

    木曾「雷は竿とバケツを片付けておいてくれ。俺は提督を医務室まで連れて行く」

    雷「分かった、司令官を頼んだわ!」

    木曾「ああ、任せろ。ほら、立てるか?」

    提督「うん、大丈夫……ぐうう、痛みが増してきた…」

    木曾「安心しろ、俺がついてるからな。ほら、行くぞ」ギュッ

    提督「うん…」


    69: ◆jPpg5.obl6 2015/02/01(日) 00:24:38.24 ID:BtYgLR120

    医務室

    ガラッ

    木曾「失礼するぞ。誰かいるか?」

    シーン…

    木曾「……誰もいないのか。お前はそこに座っててくれ、すぐに応急処置をするからな」

    提督「…うん……」

    提督(なんだか…頭がぼーっとしてきちゃった……)

    木曾「えっと…包帯と消毒液はどこだ……くそっ、こんなことならもっとちゃんと…」ガサゴソ

    提督(……血ってあったかいなあ…)

    木曾「くっ…俺のミスだ…早く治療してやらないと…」

    提督(木曾……私のためにこんなに必死になってくれてる…)


    70: ◆jPpg5.obl6 2015/02/01(日) 00:33:23.69 ID:BtYgLR120

    木曾「……あ、あった!提督、手出してくれ!」

    提督「あ、うん…」スッ

    木曾「まずは消毒からだな……ちょっと染みるぞ」

    ピチャ

    提督「……っ!!ふぐぅっ……!」

    木曾「もう少しで終わるから動かないでくれ……大丈夫だからな、俺がついてるからな…」ピチャ

    提督「うんっ……!」

    木曾「……よし、終わり!よく頑張ったな!」ポンポン

    提督「あはぁ……」

    木曾「あとはガーゼかぶせて包帯を巻くだけだから、じっとしててくれよ」

    提督(……木曾………)


    71: ◆jPpg5.obl6 2015/02/01(日) 00:42:06.53 ID:BtYgLR120

    木曾「……これでよし。どうだ、大丈夫か?ズレてないか?」

    提督「うん、平気……」

    木曾「なら良かった…」

    提督「う……ぅん…」グラッ…

    ポスン

    提督「あ……」

    木曾「大丈夫、じゃないみたいだな」

    提督「えへ……ちょっと血が出過ぎちゃったみたい」

    木曾「……すまない、俺がもっと早く動いていれば」

    提督「ううん…少し休んだら、すぐに治るから……」

    木曾「………そうか」

    提督「それにね…」

    木曾「……?」


    72: ◆jPpg5.obl6 2015/02/01(日) 00:48:39.81 ID:BtYgLR120

    提督「木曾の気持ちは、いっぱい伝わったから……ね…」ギュウ

    木曾「……ああ」ギュウウ…

    提督「木曾……ありがとう…」

    木曾「ああ……」

    提督「……………」

    木曾「………提督?」

    提督「…すぅ……」

    木曾「………」ポンポン

    提督「んん……木曾…」

    木曾「……俺は、お前のためならなんだって………」


    73: ◆jPpg5.obl6 2015/02/01(日) 01:38:39.57 ID:BtYgLR120

    ドドドド……

    ガラッ

    雷「司令官っ!!」

    木曾「しーっ……」b

    雷「えっ?……あっ」

    木曾『分かったか?』クチパク

    雷「」コクコク

    提督「ぐう……」

    雷「…まーた幸せそうな顔して寝てる」

    木曾「ふっ、きっと俺がいるからだな」

    雷「むー…なんだか妬いちゃうわね」

    木曾「フフ…そうだ、提督、貧血みたいだから…」

    雷「分かってるわ、今鳳翔さんが釣った魚揚げてくれてるから」

    木曾「……ありがとう」

    雷「ふふふ、お互い様でしょう?」

    木曾「ふっ…そうだな」

    提督「んにゃ……えへへ…」


    77: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/01(日) 12:24:08.17 ID:fkbwbhsTO

    木曽がイケタチすぎる


    78: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/01(日) 12:31:48.27 ID:nl6P48/5o

    木曾がバリタチすぎる


    79: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/01(日) 17:18:33.88 ID:IWVpGhCno

    女の子しかいないのにイケメン成分が補給できるあたり流石木曾


    83: ◆jPpg5.obl6 2015/02/02(月) 19:33:33.73 ID:tLv5UoKB0

    提督「んん……はっ」パチッ

    木曾「む、起きたか。調子の方はどうだ?」

    提督「うん…もう大丈夫みたい」

    「司令官さん……」

    提督「え?あ、電」

    木曾「お前が怪我したって聞いてすぐに飛んできてな。ずっと心配そうにソワソワしてたぞ」

    提督「そうなんだ…ごめんね電、心配かけて」

    電「ううん、いいのです。司令官さんが無事なら、安心したのです」

    提督「……うん」

    木曾「………幸せ者だな」

    提督「うん、本当にありがとう」

    木曾「よせよ、俺とお前の仲だろ」

    提督「木曾は優しいね」

    木曾「お前程じゃないさ」

    提督「ふふっ…そうかも」


    84: ◆jPpg5.obl6 2015/02/02(月) 20:03:50.13 ID:tLv5UoKB0

    木曾「ところで手は大丈夫か?痛まないか?」

    提督「え?うーん…」

    電「手をグーパーしてみるのです」

    提督「むぅん……」グググ

    提督「いたっ!いだだだだ!!」

    電「やっぱりダメそうですか…?」

    木曾「まあ、肉が抉れてたからな…無理もない」

    提督「んぐぉおおお…すごい痛い…」ピクピク

    電「こればかりはどうしようもないのです…」

    木曾「だな。我慢してくれとしか言えないな」

    提督「ううう……」


    85: ◆jPpg5.obl6 2015/02/02(月) 20:10:36.89 ID:tLv5UoKB0

    木曾「けど、もう元気そうだな。そろそろ食堂の方行くか」

    提督「あ、うん」

    提督(…もうちょっとだけ、木曾の膝枕を堪能してたかったけどな〜……)ジー

    木曾「ん、どうした?」

    提督「んーん、なんでもない」

    木曾「そうか?照れ隠しのように見えるが」

    提督「もー、そんなんじゃないって」

    木曾「ふふふ、隠し事は良くないぞ」

    電「むぅ…二人とも、早く行くのです!」

    木曾「おっと、そうだったな」

    提督(助かったような、そうでないような……)


    86: ◆jPpg5.obl6 2015/02/02(月) 20:39:30.28 ID:tLv5UoKB0

    提督「よいしょ…っと、うわわ」フラッ

    ガシッ

    木曾「おいおい、大丈夫か?」

    提督「わ…すご、近っ……///」

    木曾「?」

    提督「あ、ご、ごめん」スッ

    木曾「まだ足元がおぼつかないみたいだな。ほら」

    提督「えっ?」

    木曾「こんな状態で歩いたらまた転ぶだろ?ほら、おぶってやるから」

    提督「で、でも、恥ずかしいよ」

    木曾「さっきまで膝枕してたろ、何を今さら」

    提督「そ、そうじゃなくて、誰かに見られるかもしれないから…」

    電「なら、電がおんぶするのです!」

    提督「えっ!?」


    87: ◆jPpg5.obl6 2015/02/02(月) 20:45:29.63 ID:tLv5UoKB0

    電「司令官さん、どうぞ!」スッ

    提督「えっ…」

    電「」キラキラ

    提督「うっ…わ、分かったよ…」

    電「はい!」

    グイ

    提督「よい、しょっ…」

    電「!!」

    提督「…あの、電?」

    電「ふっ……んぐぐ…」プルプル

    提督「い、電?重いなら下りるよ?」

    電「だ、大丈夫…なのです!電のっ、本気をっ、見るのですっ!」グググ

    提督「う、うん…」


    88: ◆jPpg5.obl6 2015/02/02(月) 20:51:45.70 ID:tLv5UoKB0

    電「ううっ…や、やっぱり、ダメ…なのです……」プルプル

    提督「だよね…ごめんね、重くて…」スッ

    電「違うのです…電の力不足なのです……」

    木曾「まあまあ、あまり無理はするものじゃないさ。ほら、俺がおぶってやるから」スッ

    提督「お世話になります…」

    グッ

    木曾「…………!」

    提督「…どうしたの?」

    木曾「いや、その……」

    提督「なに?」

    木曾「……お前、着痩せするタイプなのか?」

    提督「!!!」


    89: ◆jPpg5.obl6 2015/02/02(月) 21:02:07.52 ID:tLv5UoKB0

    提督「…………」ズーン

    木曾「そ、その…他意はないんだ、信じてくれ」

    提督「分かってますよー……ちゃんと痩せますよー……」

    提督「はぁ………」

    テクテク

    提督「………」

    提督(…こんなに小さい背中なのに、しっかりと私を支えてくれてる……)

    提督(…もっと、甘えてもいいのかな…)

    提督「………」ギュッ

    木曾「……! ふふ…」

    提督「………///」

    電「むー…見て見ぬ振りをするのです」

    提督(ごめんね、電)


    94: ◆CaWSl75vrE 2015/02/03(火) 16:06:37.47 ID:WtyjxCDP0

    食堂

    ガチャ

    木曾「邪魔するぜー」

    雷「あっ、木曾さん!司令官は?」

    提督「やっほー」フリフリ

    雷「司令官、もう大丈夫なの?」

    提督「うん、ご飯食べたら完璧になるよ〜」

    雷「ええ、もう出来てるわ!ほら、みんな座って!」ガガガ

    木曾「うむ」

    電「いい匂いがするのです…」

    提督「ふふふ、楽しみだねえ」


    95: ◆CaWSl75vrE 2015/02/03(火) 16:34:35.23 ID:WtyjxCDP0

    鳳翔「色んな魚がいたので…全部揚げちゃいました」コト

    提督「わあ、美味しそう」

    木曾「うむ、綺麗に揚がっているな。提督、何をかけて食べるんだ?」

    提督「ん?私は何もかけないよ」

    木曾「そうか。なら、ほら」スッ

    提督「えっ、いやいやいや」

    木曾「いやいやじゃないだろ、利き手使えないんだろ?」

    提督「むぅ…左手で食べられるもん!」

    雷「大丈夫なの?」

    提督「それぐらい出来るってば!お箸貸して!」


    96: ◆CaWSl75vrE 2015/02/03(火) 16:43:00.53 ID:WtyjxCDP0

    提督「もー…あんまり大人を舐めないでよね…」カチャ

    ポト

    提督「……あんまり大人を…」カチャ

    ポト

    雷「………」

    電「………」

    木曾「………」

    鳳翔「………」

    提督「………」カチャカチャ

    ポト

    提督「…うっ……ううっ、うっうっ…」

    電「し、司令官さん!それぐらいで泣いちゃダメなのです!しっかりするのです!」

    鳳翔「そ、そうです!子供じゃないんだから!」


    97: ◆CaWSl75vrE 2015/02/03(火) 17:00:35.41 ID:WtyjxCDP0

    提督「ごめん…ごめんね木曾…食べさせて……」

    木曾「お、おう…」

    雷「えーっ、そんなのずるいわ!」

    提督「え?」

    電「い、電も食べさせてあげるのです!」

    提督「え、ちょ」

    鳳翔「な、なら私も!」

    提督「あの」

    木曾「こらお前ら!邪魔だ!」

    提督「け、喧嘩はやめ」

    「「司令官は黙ってて!!」」

    提督「ハイ……」

    提督(……あれ…普通に刺して食べればよかったんじゃ…)


    98: ◆CaWSl75vrE 2015/02/03(火) 17:56:02.59 ID:WtyjxCDP0

    〜〜〜

    提督「げふっ…」

    鳳翔「どうでしたか?」

    提督「お…美味しかったよ…」

    鳳翔「ふふっ、ありがとうございます♪」

    提督(まさか全部一人で食べさせられるとは思わなかった……)

    雷「さあ司令官、食後の運動よ!」

    提督「ええ…ちょっとだけ休ませて…」

    雷「そう?なら向こうの部屋で待ってるわね!」タタタ

    電「電も付き合うのです」タタタ

    鳳翔「あ、そうだ…私もそろそろ演習に行かないと…」

    提督「いってらっしゃーい…」

    バタン

    木曾「…行ったな」

    提督「うん…」


    99: ◆CaWSl75vrE 2015/02/03(火) 18:45:51.27 ID:WtyjxCDP0

    提督「うう……」

    木曾「大丈夫か?」

    提督「お腹の中で脂がぐるぐる回ってる……」

    木曾「そ、そうか…すまなかった…」

    提督「ううん、いいよ…みんな善意でやってることなんだから」

    木曾「…出来れば、俺だけが食べさせてやりたかったんだがな」

    提督「………」

    木曾「…こんな話になると、お前はいつもはぐらかすんだな」

    提督「…バレた?」

    木曾「そりゃあな。お前に好きだとか愛してるとか言ったのは十回や二十回じゃきかないはずだ」

    提督「そんなに言って……いや、そうだね…ずっとはぐらかしてきたもんね」


    100: ◆CaWSl75vrE 2015/02/03(火) 19:25:38.49 ID:WtyjxCDP0

    木曾「なあ……俺じゃダメか?」

    提督「………」

    木曾「お前が好きで好きで堪らないんだ。俺を選んでくれ、俺が絶対に護ってやる、約束しよう」

    提督「………ごめん」

    木曾「………」

    提督「…木曾の気持ちは嬉しいし、もちろん私は木曾の事も大好きだよ。でもね、私は……」

    木曾「………」

    提督「…私は、みんなの事も大好きだから。誰か一人を選ぶのはみんなに申し訳ないから……ごめんね」

    木曾「……そうか…」


    101: ◆CaWSl75vrE 2015/02/03(火) 19:44:09.36 ID:WtyjxCDP0

    木曾「…なんか、安心したよ」

    提督「え?」

    木曾「ずっとずっと、何回もはぐらかされ続けてたから…俺、お前に嫌われてるのかと思ってて…」

    提督「………」

    木曾「けど…お前と離れるのが嫌で、ずっと近くにいたくて…お前の本心を聞きたかったんだ……」

    提督「うん……」

    木曾「そっか…俺、嫌われてないんっ、だよな……嫌われて…なっ…」ポロ…

    提督「木曾……」

    木曾「ごっ、ごめ…俺、ずっと怖くて、でも、安心したら、っな、涙が…」ポロポロ

    提督「…うん」ギュッ

    木曾「そんな…優しくされたら、もう、とまらな……ううっ…」

    提督「うん…今は泣いていいから…ね」

    木曾「ふ、っう…うう、うあああああっ……あああああああ…!」ポロポロ ギュゥゥゥ…

    提督「…………」ポンポン

    〜〜〜


    103: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/03(火) 20:40:00.16 ID:il+nNLQj0

    アリだな!


    104: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/04(水) 00:08:46.26 ID:OVmJxi9Ho

    いいぞ!


    105: ◆CaWSl75vrE 2015/02/05(木) 09:38:50.49 ID:UXbCZiJrO

    木曾「…情けないところを見せてしまったな。もう大丈夫だ」

    提督「本当に大丈夫?」

    木曾「ああ。お前は心配性だな」

    提督「たまには甘えてもいいんだよ?」

    木曾「気持ちはありがたいが、それはこっちの台詞だ。お前はいつも頑張りすぎなんだよ、たまには甘えてこい」

    提督「………そうだね。また、膝枕してもらってもいいかな」

    木曾「ああ、約束だ」

    提督「うん」

    木曾「指切りでもげんまんするか?」

    提督「もう、そんな子供じゃないよ」

    木曾「ふふふ、そうだな」


    106: ◆CaWSl75vrE 2015/02/05(木) 10:34:51.68 ID:UXbCZiJrO

    提督「じゃあ私、そろそろ行くね」

    木曾「ああ」

    提督「木曾も来る?」

    木曾「いや、俺はそろそろ用があるから」

    提督「そっか、わかった」

    木曾「あまり無理するなよ」

    提督「うん、ありがと」クル

    木曾「……あ、ちょっと待ってくれ」

    提督「ん?」


    107: ◆CaWSl75vrE 2015/02/05(木) 10:38:49.15 ID:UXbCZiJrO

    木曾「横向いて、ちょっとだけ屈んでくれ」

    提督「? こう?」スッ

    木曾「そうそう、じっとしててくれよ」

    提督「うん」

    チュッ

    提督「ひゃっ」

    木曾「ふふ……じゃあな!」タタタ

    バタン

    提督「………」

    提督「………」サスサス

    提督「頬へのキスは……」

    提督「親愛、かあ……」


    108: ◆CaWSl75vrE 2015/02/05(木) 10:40:00.46 ID:UXbCZiJrO

    木曾終わり


    110: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 13:23:23.02 ID:wxlsyPtao

    乙!
    ちょっとだけ切なくなった…
    百合ハーレムじゃダメなんですかぁ


    111: ◆CaWSl75vrE 2015/02/05(木) 13:46:31.53 ID:96UznVG6O

    百合ハーレムにする予定です…(小声)


    112: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 14:08:23.11 ID:wxlsyPtao

    生きる気力が湧いた


    113: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 14:32:03.28 ID:2HKvDODqo

    期待しかない


    118: ◆CaWSl75vrE 2015/02/05(木) 23:18:47.08 ID:w0qaM3r70

    提督「やー、お待たせー」

    雷「司令官、遅い!」

    提督「あはは、ごめんね、ちょっと話し込んじゃってさ」

    電「……?司令官さん、ちょっと顔が赤いのです」

    提督「え?あ、ああ、食堂、暖房効きすぎてたからかな?」

    電「そう……なのですか?」

    雷「なんでもいいわ、早くやりましょう!」

    提督「はーい」


    119: ◆CaWSl75vrE 2015/02/05(木) 23:27:06.30 ID:w0qaM3r70

    雷「とは言っても…もうすぐ夕飯だし、あんまり激しい運動は出来ないわね」

    提督「えー、じゃあどうするの?」

    雷「そうね……なら、今日は食前と食後のストレッチだけにしましょうか」

    提督「むー、ストレッチかあ…」

    電「イヤなのですか?」

    提督「嫌じゃないんだけど…こう、もっとわーって運動したいっていうか」

    雷「え?司令官、運動嫌いじゃなかったの?」

    提督「えっ、嫌いどころかむしろ好きだよ?」

    雷「なら、なんで運動するの渋ったの?」

    提督「いや…太ってきてるんだなと思われるから」

    雷「そう?それくらい別に構わないんじゃない?」

    提督「乙女心は複雑なんだよ…」


    120: ◆CaWSl75vrE 2015/02/05(木) 23:33:57.94 ID:w0qaM3r70

    提督「まあ…もう知られてるから、今さらどうでもいいんだけど」

    電「あのー、まだ始めないのですか?」

    雷「そうね、じゃあ司令官、足開いて座って」

    提督「よいしょっと…うわ、なんか懐かしい気分」

    雷「はーい、そのまま上体を前に倒してー」

    提督「うううぅ"ぅ"〜〜……」グググ

    雷「電、司令官の背中押してあげて」

    電「よいしょ…」ググ

    雷「ゆっくり息を吐いて〜」

    提督「ふぅぅ〜〜……」ペタン

    雷「司令官、身体柔らかいのね」

    提督「ん〜…あ、なんか痛気持ちいい……」


    121: ◆CaWSl75vrE 2015/02/05(木) 23:47:18.73 ID:w0qaM3r70

    電「………」ググ

    提督「ぐおお〜……」グググ

    電(司令官さんの背中、あったかい……)

    電(髪も鮮やかな黒で…すごく長くて綺麗……)

    電「……んっ…」スンスン

    提督「………!」

    電「はぁ……」

    提督「………電、電」ボソボソ

    電「!」

    提督「今日の夜、また私の部屋においで?」ボソボソ

    電「……!」コクン

    雷「………」


    122: ◆CaWSl75vrE 2015/02/05(木) 23:48:13.85 ID:w0qaM3r70

    提督「……はぁ、柔軟もいいもんだねえ」

    雷「よし、じゃあ電も司令官と同じようにして」

    電「うん」

    雷「押すわよー」ググ

    電「はい……なのです…」グググ

    提督「……なんか、こうして一人で待ってると学生の頃思い出すなァ…」

    雷「学生の頃?」

    提督「うん、私ここに来るまではずっと静かだったから」

    雷「へぇ、どうして?」

    提督「……まあ、色々あって塞ぎ込んじゃってね」

    雷「ふーん……」

    電「お、お姉ちゃん……もうそろそろ離してほしいのです……」プルプル

    雷「あっ、ご、ごめん!」パッ


    123: ◆CaWSl75vrE 2015/02/05(木) 23:54:59.71 ID:w0qaM3r70

    雷「次は…二人とも、背中くっつけて腕組んで」

    提督「ほい」ガシッ

    電「はい」ガシッ

    雷「やっぱり身長差があるけど…まあ、問題ないわよね。提督、前に身体倒してー」

    提督「よいしょー」グイ

    電「おおぉ……足が浮くのです」

    提督「どう?」

    電「あっあぁ…なんか、不思議な感じがするのです……」

    提督「ほれほれ〜」グイグイ

    電「あっ、あっ、あっ、あっ」ピクピク

    雷「司令官!!」

    提督「うふふ、ごめんごめん」

    電「あへぇ…」


    124: ◆CaWSl75vrE 2015/02/05(木) 23:58:58.53 ID:w0qaM3r70

    雷「じゃあ次、電……大丈夫?」

    電「あ、だ、大丈夫なのです」グイ

    提督「おお〜……」バキッ パキパキ

    雷「うわ、すごい音」

    提督「ぜ"ん"ぜ"ん"・"ん"ど"・"じ"で"な"が"っ"だ"が"ら"ね"ぇ"〜"」

    電「す、すごい声…」

    ドドドドド

    提督「……ん?」

    雷「あれ…?」

    電「? どうしたのです?」

    提督「アレ、球磨だよね?」

    雷「ええ、そうみたいだけど」


    125: ◆CaWSl75vrE 2015/02/06(金) 00:05:01.05 ID:A5ttv2Ex0

    ドドドドド

    球磨「なんで木曾を泣かせたクマーーーーーーーーーッ!!!」ドゴォッ

    提督「ぐびゃあ!?」

    雷「しっ、司令官!?」

    球磨「訳を話すクマ!!場合によっては許さないクマァ!!」ガッ ユサユサ

    提督「あうあうあう」

    電「く、球磨さん!何を!?」

    球磨「二人は黙ってるクマ!!!」

    雷電「「ひい…」」

    提督「く、球磨ちゃん!お、落ち着いて!」

    球磨「大切な妹が泣いてるのに落ち着いてなんていられないクマ!!」

    提督「わ、分かった!話すから!」


    126: ◆CaWSl75vrE 2015/02/06(金) 00:14:35.67 ID:A5ttv2Ex0

    提督「……ということがあってね?」

    球磨「………へ?」

    提督「うん、まあ、結論を言うと、ただの早とちりかな」

    球磨「………わ"ーーーーっ!!ごごご、ごめんなさいクマ!!」

    提督「いやいや、私にだって責任はあるし…球磨は悪くないよ」

    球磨「こ、今度どこか遊びに連れて行ってあげるから!それで許してほしいクマ!」

    提督「いやだから、怒ってないから…」

    球磨「それでも球磨の気が済まないクマ!これはケジメクマ!」

    提督「わ、分かったよ…」

    球磨「よ、よし!じゃあ球磨は帰るクマ!失礼しましたクマ!」

    ドヒュン


    127: ◆CaWSl75vrE 2015/02/06(金) 00:21:21.04 ID:A5ttv2Ex0

    雷「なんだったの一体…」

    電「嵐のようだったのです…」

    提督「えっと…早とちりしたところまではいいんだけど、たぶん私が怒ると思ったんじゃないかな…」

    電「怒る?司令官さんが?」

    提督「ああ、うん……」

    雷「司令官が怒ったところって見たことないわね…どんな感じなの?」

    提督「えっと、私もよく覚えてないんだけど…前に私が二徹ぐらいだったかな?で仕事してた夜、球磨型の部屋のみんなが枕投げか何かをしてて騒いでたの」

    電「ふむふむ」

    提督「で、それが耳に障って最初はやんわり注意したんだけど、それでもやめる気配がなくて…」

    雷「あー……」


    128: ◆CaWSl75vrE 2015/02/06(金) 00:28:21.26 ID:A5ttv2Ex0

    提督「球磨型の部屋に怒鳴り込んで、その後のことはよく覚えてないんだけど……次の日から二週間ぐらい球磨型全員に露骨に逃げられてたね」

    雷「二週間って……」

    電「いったい何をしたらそうなるのですか…」

    提督「さあ…木曾も私の顔を見るなり『ひいっ!』って言いながら慌てて逃げ出すぐらいだったから相当怖かったんじゃないかな…」

    雷「あの木曾さんですら恐れるとは…」

    電(司令官さんだけは怒らせないようにしよう…)

    提督「まあ、その後ちゃんと仲直りしたからよかったんだけど…あの時の北上可愛かったなあ……えへへ」

    雷「北上さん、どうしちゃったの?」

    提督「んー?一番に私にもう怒ってないか聞きにきて、私がうんって言ったらその場にへたり込んで泣き出しちゃって…」

    雷「あららら…」


    129: ◆CaWSl75vrE 2015/02/06(金) 00:37:01.00 ID:A5ttv2Ex0

    提督「『よかったぁ…よかったよぉ…』って言いながら泣きじゃくってて…可愛かったけど泣き止ませるのも大変だったよ」

    雷「へぇー、北上さんが…意外ねえ」

    提督「大井ちゃんなんか『やだあああああああ!!見捨てないでええええええええええっ!!』って泣き叫びながら抱き着いてきて離さなかったもん」

    雷「大井さんが?ちょっと見てみたい気もするけど…司令官を怒らせるのは嫌ねえ」

    提督「そう?ふふふ、優しいねえ」

    雷(そういう意味で言ったんじゃないんだけど……)

    電(たぶんそういう意味で言ったんじゃないのです…)


    133: ◆CaWSl75vrE 2015/02/06(金) 13:09:46.68 ID:3YTgFvuLO

    加賀「はぁ……ここにいたんですね」

    提督「うっ…か、加賀…!」

    加賀「いつまで経っても執務室に帰ってこないと思えば、仕事もせずにこんなところで…何をしていたんですか?」

    提督(うわー、やばい…敬語になってるってことはかなり怒ってるなあ…)

    加賀「なんとか言ったらどうですか」

    雷「ま、待って加賀さん!司令官は悪くないの!」

    提督「雷……」

    加賀「………」

    雷「私が司令官にっ」

    提督「……嘘はダメだよ、雷」

    雷「え?」


    134: ◆CaWSl75vrE 2015/02/06(金) 14:59:36.40 ID:flVnNi3WO

    提督「ごめんなさい、加賀。私が雷に一緒にサボろうって言い出したの」

    加賀「………」

    雷「しれいか…むぐっ」

    提督『いいから任せて、ね?』

    雷(司令官……)

    提督「悪いのは全部私だから、雷には何もしないであげて…お願い」

    加賀「………はぁ……分かったわ」

    提督「加賀…!」

    加賀「執務室に私ではどうしようもない書類があるから、あなたは今すぐそれを片付けてきて」

    提督「うん、分かった!」タタタ


    135: ◆CaWSl75vrE 2015/02/06(金) 16:05:31.94 ID:A5ttv2Ex0

    雷「あ、あの、加賀さん」

    加賀「なに?」

    雷「本当は、私が…」

    加賀「…分かっているわ。あの人のことだから、あなた達を庇うために嘘をついたのでしょう?」

    雷「うん……」

    加賀「心配いらないわ、あなた達を責めるつもりはないから」

    電「でも、司令官さんは……」

    加賀「全部あの人が悪いのよ、疲れてるならそう言えばいいのに何も言わずこんなことをするのだから」

    雷「! じゃあ……」

    加賀「ええ、しばらく休むように言っておくから。私に任せて」

    雷「ええ、よろしくお願いするわ!」

    加賀「それじゃあ、またあとでね」

    電「……加賀さん、優しいのです」


    136: ◆CaWSl75vrE 2015/02/06(金) 16:09:14.43 ID:A5ttv2Ex0

    加賀「はぁ………」

    加賀「疲れてるならそう言えばいいのに……どうしてあの人はこう…」

    加賀「自分のことはそっちのけで人のことばかり心配して…」

    加賀「もっと素直になればいいのに…」

    加賀「…………」

    加賀「……いや、それは私にも言えることで……でも私は提督が…」ブツブツ


    138: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/06(金) 19:05:06.06 ID:TwgGkXnpo

    かわいい


    139: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/07(土) 22:24:53.49 ID:DMytp2Pg0

    いいね!


    141: ◆CaWSl75vrE 2015/02/08(日) 01:29:24.03 ID:wfbBKlZH0

    執務室

    提督「はぁー、結局お仕事かあ…」

    提督「……まあ仕方ないか、昼休んだ分頑張ろうっと」

    提督「えっと、片付けないといけない書類は……あ、これか」

    提督「………うわ、すご…記入欄全部埋まってる…」

    提督「後は……私のサインだけか」

    提督「んむむ…これくらいなら左手でも…」

    カキカキ

    提督「…よし、大丈夫」

    提督「…というかそもそもなんでサインにするのさ…最初っからハンコにしておけばこんな手間もかからないのに…」

    提督「まったく、どうしてこう上の人達は頭が固いのかなあ……そもそも考え方が…」ブツブツ


    142: ◆CaWSl75vrE 2015/02/08(日) 01:57:44.39 ID:wfbBKlZH0

    提督「ふー、これで終わりかな…」ギギ

    提督「…ん?あ、やば…資材及び経費の……???」

    提督「……ダメだ、全然分からん…というかまったく把握してない」

    コンコン

    「加賀です」

    提督「あ、ちょうどよかった。入って入って」

    ガチャ

    加賀「…失礼します」

    バタン

    加賀「………」カチャン…

    提督「ねえ、加賀って確か資材とか経費とかの帳簿付けてたよね?」

    加賀「………」

    提督「加賀?」


    143: ◆CaWSl75vrE 2015/02/08(日) 02:34:28.43 ID:wfbBKlZH0

    加賀「ええ…そうね」

    提督「じゃあ、これ分かる?」

    加賀「…見せて」ズイ

    提督「っ………えと、燃料と弾薬の支出は問題ないんだけど、ボーキサイトの支出が記載されてる分より明らかに多くて…そのことに関して通達が来てるんだけど」

    加賀「なるほど……」

    提督「……えっと、あの、加賀?」

    加賀「なに?」

    提督「そのー、ちょっと近いかなーって…」

    加賀「そう?」

    提督「う、うん…その、恥ずかしいから…」

    加賀「……そう」スス


    144: ◆CaWSl75vrE 2015/02/08(日) 02:38:55.95 ID:wfbBKlZH0

    提督「ほっ……で、この件について、なにか心当たりとかない?」

    加賀「……あ」

    提督「あった?」

    加賀「心当たりというか…正解なのだけれど」

    提督「なになに?」

    加賀「……赤城さんのつまみ食い」

    提督「あっ…ああー……」

    加賀「はぁ…私から言って聞かせておくわ」

    提督「あはは…よろしくね」

    加賀「………あの、提督」

    提督「ん?」


    145: ◆CaWSl75vrE 2015/02/08(日) 02:53:10.69 ID:wfbBKlZH0

    加賀「…最近、お疲れのようね」

    提督「んー?そんなことないよ?」

    加賀「なら、なぜ今日は仕事をしなかったの?」

    提督「えっ……と…」

    加賀「……提督………」ガシ

    グイ

    提督「ひゃっ…!?」ポスン

    加賀「…嘘はつかないで……」

    提督(な……な、な、なにこれ…!?か、加賀に…抱かれてる……!??)

    加賀「確かに頑張るのはいいけど…それで身体を壊したら元も子もないわ」

    提督「あ…う、うん…そう、だよね…///」


    146: ◆CaWSl75vrE 2015/02/08(日) 03:00:55.80 ID:wfbBKlZH0

    加賀「誰もあなたが倒れるところなんて見たくない……そう思ってるはずよ」サラサラ

    提督「う、ぅうん……」ピクッ

    提督(か、髪触られるのくすぐったい…)

    加賀「みんなあなたのことを心配してるから…」

    提督「うん……」

    加賀「……そして、私も…あなたのことが、心配……だから…」スッ…

    提督「!」

    提督(わ、か、顔近付いてくる…!これ、もしかして……っ!)カァアア

    提督「だっ……ダメだよ、加賀…///」

    加賀「…どうして?」

    提督「どうしてって、私達、女同士だし、こんなの、おかしいよ……」


    147: ◆CaWSl75vrE 2015/02/08(日) 03:05:46.90 ID:wfbBKlZH0

    加賀「……本当に、心からそう思ってるの?」

    提督「え……?」

    加賀「嘘はつかないで、って…私は言ったはずよ?」ズイ

    提督「な、なに…?どういうこと…?」

    加賀「……あなたも女性が好きなのでしょう?」

    提督「……!!!」ビクッ

    加賀「…大丈夫よ、心配いらないわ……」スッ…

    提督「あ……!ま、まっ…加賀……っだ、ダメっ………!///」


    154: ◆CaWSl75vrE 2015/02/08(日) 15:19:04.05 ID:wfbBKlZH0

    ガチッ

    <ん?なんで鍵かかってんだ?

    提督「!」

    加賀「………」パッ

    <おいこらー、開けろー

    提督「あ、うん!すぐ開けるね!」

    ガチャ

    天龍「せっかく遠征から帰ってきたってのになんで鍵なんて…二人で何してたんだ?」

    加賀「…私はこれで」スタスタ

    天龍「あ、お、おい」

    バタン

    天龍「……なんかあったのか?」

    提督「………」ボー

    天龍「おいっ」ペシペシ

    提督「え?あ、ああうん、なんか、二人で相談したいことがあったみたい」

    天龍「ふーん……二人で、ねえ…」


    155: ◆CaWSl75vrE 2015/02/08(日) 15:24:28.47 ID:wfbBKlZH0

    提督「な、何もやましいことなんてないからね!?」

    天龍「まあ、なんでもいいけどよ…ほら、報告書」

    提督「あ、ありがと」

    天龍「…ところでその右手、どうしたんだ?」

    提督「ん、ああこれ?ちょっと色々あって…」

    天龍「……まあ、その、なんだ…困ったことがあればなんでも言ってくれ」

    提督「うん、ありがとね」

    天龍「そんじゃ、オレはこれで失礼するぜ」

    提督「またねー」

    バタン


    156: ◆CaWSl75vrE 2015/02/08(日) 15:26:31.88 ID:wfbBKlZH0

    天龍「はぁ……」

    天龍「…………」

    天龍「二人で、しかも鍵かけて話すことなんてあるわけねえだろ……」

    天龍「…………」

    天龍「……馬鹿野郎…」


    157: ◆CaWSl75vrE 2015/02/08(日) 15:29:44.62 ID:wfbBKlZH0

    加賀「………」

    加賀「………」

    加賀「…提督は一人では生きていけないのに……」

    加賀「あの女が邪魔しなければ、提督を救えたのに……」

    加賀「提督……」

    加賀「………」


    158: ◆CaWSl75vrE 2015/02/08(日) 15:32:15.51 ID:wfbBKlZH0

    提督「……はぁ〜…」

    提督「…加賀、どうしちゃったんだろう……」

    提督「…………」

    提督「……なんか、今日は長い一日だったなあ…」

    提督「………あ、もうこんな時間か…」

    提督「…ご飯の時間になったらまた会えるかな……」


    170: ◆CaWSl75vrE 2015/02/08(日) 19:10:26.57 ID:wfbBKlZH0

    食堂

    提督「………」ヒョコ

    提督「おー、もうみんな集まってる…」

    提督「さて、今日はどこで食べようかなー…」キョロキョロ



    響「……ん、あれは…」

    電「司令官さんなのです」

    暁「あ、ほんとだ」

    雷「しれーかーん!」ブンブン



    提督「おや、熱烈なアピールが…」

    提督「ここまでされたら無視するわけにはいかないよねえ…」


    171: ◆CaWSl75vrE 2015/02/08(日) 19:42:01.00 ID:wfbBKlZH0

    提督「お邪魔させてもらうねー」

    響「フフ、司令官なら歓迎だよ」

    提督「そう?うふふ、嬉しいこと言ってくれるねえ」

    電「司令官さんは人気なのです」

    提督「そうなの?」

    雷「そうよ、この時間は闘いと言っても過言じゃないんだから」

    提督「そ、そんなに?」

    響「うん。帽子を深くかぶって」

    提督「こう?」

    響「で、目線が合わないように周りを見てごらん」

    提督「………」キョロキョロ


    172: ◆CaWSl75vrE 2015/02/08(日) 20:34:36.15 ID:wfbBKlZH0

    提督「………」

    響「どうだった?」

    提督「うん…すごい恨めしそうな顔で見てる子がちらほら」

    響「だろうね」

    提督「今度からもっと考えて座ることにしよう…」

    響「そうだね、それがいいよ」

    提督「…そういえば今日の献立は?」

    暁「今日はコロッケとエビフライが出るそうよ!」

    提督「嬉しそうだね。好きなの?」

    暁「べ、別にそんなことはないけど」

    提督「そっかそっか、ふふふ」

    暁「な、なに笑ってるのよ!もう!」


    173: ◆CaWSl75vrE 2015/02/08(日) 20:40:45.65 ID:wfbBKlZH0

    提督(しかし、コロッケかあ……)

    提督「………えへへ」ニヘラ

    響「司令官もコロッケが好きなんだね」

    雷「…二人とも子供ねえ」

    提督「わ、私はもう大人だもん!」

    暁「あ、暁は子供じゃないわ!一人前のレディーよ!」

    電(みんな子供なのです……)


    184: ◆CaWSl75vrE 2015/02/09(月) 18:22:28.96 ID:5DqA/BKz0

    雷「そういえば司令官、お箸握れるの?」

    提督「うーん、握れなくても刺せばいいし、ご飯は右手で持って左手でかきこむようにすれば食べられるから大丈夫かな」

    雷「そう、なら安心ね!」

    響「話は聞いたよ。大変そうだね」

    提督「だねえ…色々と不便だし」

    暁「見せて……うわ、痛そう…血が滲んでるじゃない」

    提督「力入れないと痛まないから大丈夫だよ。包帯はお風呂入った後に替えるね」

    電「お風呂はどうするのです?」

    提督「んん?あー…どうしよう…かな?頭とか洗えるかな…」

    雷「なら私達が一緒に入ってあげるわ!そうすれば困らないでしょう?」

    提督「んー…そうだね、お願いするよ」

    電(司令官さんとお風呂……えへへ)


    185: ◆CaWSl75vrE 2015/02/09(月) 18:40:39.49 ID:5DqA/BKz0

    サクッ

    提督「んんんん…やっぱり鳳翔さんの作るコロッケは美味しいなぁ…」

    暁「………」ジー

    提督「…ダメだよ、コロッケはあげないよー」

    暁「………」シュン

    提督「……エビフライならあげるけど」

    暁「本当!?…あっ、あ、暁は大人だから!一人前のレディーだから別にいらないけど!?」

    提督「そーお?私、いっぱい食べる大人が好きだけどなあ〜」

    暁「…な、ならもらってあげないこともないわ!ねっ!」

    提督「ふふふ、素直な子は好きだよ」

    響「………おかわり」モグモグ

    電(露骨に食べ始めたのです……お姉ちゃんだけじゃなくて食堂にいる人達みんな露骨に食べ始めたのです……)

    提督「おー、みんなよく食べるねえ」

    電(知らぬが仏……)


    190: ◆CaWSl75vrE 2015/02/09(月) 19:52:08.98 ID:5DqA/BKz0

    提督「ふー、ごちそうさまー」

    雷「ごちそうさま。さて司令官、お風呂行きましょ!」

    提督「えっ、私まだ入る時間じゃないよ」

    雷「そうなの?」

    響「そういえば、司令官がいつお風呂に入ってるのか知らないね」

    暁「いつ入ってるの?」

    提督「そうだねえ…みんなが入った後最後に入ってるから結構遅い時間だよ」

    電「そうだったのですか…なんだか、ちょっと悪い気がするのです」

    提督「そんなの気にしなくていいよ、みんなの方が疲れてるんだし」

    電「でも……」

    提督「でもじゃないの、大人はすごいんだから!」

    電「…ふふふ、そうですね、司令官さんは強いのです」


    191: ◆CaWSl75vrE 2015/02/09(月) 19:59:38.04 ID:5DqA/BKz0

    提督「どうする?みんな待てる?」

    雷「ええ、問題ないわ!」

    響「私もだよ」

    電「もちろんなのです」

    暁「大丈夫よ」

    提督「そっか、じゃあ私、執務室に戻ってるね」

    雷「ええ、またあとでね!」

    提督「うん、じゃあねー」


    192: ◆CaWSl75vrE 2015/02/09(月) 20:05:11.27 ID:5DqA/BKz0

    廊下

    提督「はー、お腹いっぱい…」

    「あ、提督……」

    提督「ん?おー、榛名!元気ー?」

    榛名「は、はい。榛名は大丈夫です」

    提督「えへへ、なんか、こうしてお話するの久しぶりだねえ」

    榛名「そうでしょうか……いえ、そうですね…」

    提督「ごめんね、最近一緒にいられなくて」

    榛名「……はい…」

    提督「…榛名、なんか暗いよ?本当に大丈夫?」


    193: ◆CaWSl75vrE 2015/02/09(月) 20:09:31.79 ID:5DqA/BKz0

    榛名「…………」

    提督「……榛名?」

    榛名「……あ、あのっ」

    提督「うん?」

    榛名「そ、その…榛名も、提督と……一緒に…」

    提督「?」

    榛名「にゅ、にゅ……、うきょ……///」モジモジ

    提督「にゅう…なに?」

    榛名「ううう……や、やっぱりなんでもありませんっ!///」ダッ

    提督「うわおっ、は、榛名?榛名ー!?」

    <大丈夫じゃありませええええん!!

    提督「……どうしたんだろ、一体…」


    205: ◆CaWSl75vrE 2015/02/10(火) 02:38:19.50 ID:Pd9GbE8F0

    執務室

    提督「はぁー……いつもより動いてないはずなのになんか疲れたなあ…」

    提督「………」

    提督「…そういえば加賀、食堂にも来てなかったけど……」

    提督「どこ行っちゃったんだろ……」

    提督「………ふわぁ…」

    提督「あーう…なんか眠くなってきちゃった…」

    提督「……加賀…」

    提督「………」

    〜〜〜


    210: ◆CaWSl75vrE 2015/02/10(火) 15:29:33.48 ID:Pd9GbE8F0

    「……いかん!司令官!司令官ってば!」

    提督「ん……んん……?」ムクッ

    雷「もー司令官ってば、みんなとっくにお風呂出てるのにまた居眠りしちゃって!」

    提督「んえ…?あっ、ああ!ご、ごめんね!」

    響「司令官は本当によく寝るね」

    提督「でへへ…昔からよく言われるよ」

    電「司令官さんの子供の頃の話……」

    暁「そういえば、あんまり聞いたことなかったわね」

    提督「そうだっけ?なら、お風呂行きながら話してあげよっか」

    雷「ほんと!?」

    提督「まあ、そんなに面白い話でもないけどねえ」


    211: ◆CaWSl75vrE 2015/02/10(火) 15:53:19.83 ID:Pd9GbE8F0

    電「司令官さん、どんな子だったのです?」

    提督「んー?そうだなあ…ものすごく静かな子だってよく言われてたなあ」

    暁「今も大人しいと思うけど…」

    提督「いや、ほんと大人しいというか無口すぎて意思疎通が困難なレベルだったらしいよ」

    雷「そ、そんなに…」

    提督「うん、八歳か九歳ぐらいになってからは普通に喋るようになったらしいけど…あ、いや、違うか」

    電「?」

    提督「えっと、一応喋るようになったんだけど、自分から話しかけたりすることはなかったみたい」

    響「喋りかけられたら喋るってこと?」

    提督「そうそう、親に対してもそうだったってさ」


    212: ◆CaWSl75vrE 2015/02/10(火) 16:21:19.25 ID:Pd9GbE8F0

    雷「しかし、どうしてそうなっちゃったのかしら」

    提督「うーん……多分親の教育ミスだと思うな〜」

    雷「教育ミス?どうして?」

    提督「私、三姉妹の一番上のお姉ちゃんだったからねえ。一人目の妹が産まれてからはずっと親に『お姉さんらしくしていなさい』って言われてて」

    暁「でもそれだけじゃ理由にならないんじゃないないの?」

    提督「それだけじゃないんだ…近所に住んでたすごい綺麗なおねーさんがいてね?その人がすっっごい静かで大人らしくてカッコよくてね?」

    電「あっ……あー」

    提督「そう…その人の真似してたら、いつの間にかそうなっちゃった」

    暁「へえ〜…静かな大人かあ…」

    提督「私は今の暁が好きだなあ」

    暁「そ、そう?ならそうしてあげなくもないわ」


    213: ◆CaWSl75vrE 2015/02/10(火) 17:13:10.40 ID:Pd9GbE8F0

    響「しかし、よくここまで矯正出来たね」

    提督「そーだねえ、やっぱり幼馴染のおかげかなあ」

    電「幼馴染?」

    提督「うん、私が産まれた時からずーっと一緒にいる子。私と違って、活発で元気な子だよ」

    雷「なるほど、その人と一緒にいたから矯正されたのね」

    提督「うん、私が大人しくなり始めた時もいつもと変わらずに接してくれてね、高校に入る頃にはもう今と同じになってたよ」

    暁「今でも付き合いはあるの?」

    提督「うん、よく一緒に遊ぶよ」

    響「いい友達を持ったね」

    提督「ふふふ、今度呼んじゃおっか」

    電「わあ、楽しみなのです!」


    214: ◆CaWSl75vrE 2015/02/10(火) 17:36:31.82 ID:Pd9GbE8F0

    提督「よいしょっと」

    響「なんだか、こんな時間にお風呂に入るのって新鮮だね」

    暁「そうね、いつもにぎやかだからちょっと…」

    提督「ふふふ、私がいるから大丈夫だよ〜」ツンツン

    暁「なっ、べ、別に怖くなんかないわよ!」

    雷「ほら、二人とも遊んでないで早く入るわよー」

    提督「はーい♪」

    暁「はーい…」

    電(子供が五人なのです…)


    215: ◆CaWSl75vrE 2015/02/10(火) 18:25:11.37 ID:Pd9GbE8F0

    雷「司令官、右手出して。ビニール袋巻いてあげるわ」

    提督「うん」スッ

    雷「綺麗な手なのに…もったいないわねえ」ガサガサ

    提督「うひひ…く、くしゅぐったい…」

    雷「…はい、終わり!さあ、入りましょう」

    暁「早く早くー!」グイグイ

    提督「はいはい、分かってるよー」

    電「………ふふっ」

    雷「嬉しそうね?」

    電「うん、司令官さんと一緒だから」

    響「行かないの?」

    電「すぐ行くのです」


    216: ◆CaWSl75vrE 2015/02/10(火) 18:52:28.28 ID:Pd9GbE8F0

    ガラッ

    雷「わっ、やっぱり誰もいないわねえ」

    提督「ふふふ……」

    暁「い、いきなりどうしたの?」

    提督「普段みんながお風呂入る時はいっぱい人がいるんでしょう?」

    雷「ええ、そうだけど…それがどうかしたの?」

    提督「…今は少人数で入る時にしか許されないことが出来るんだよ」

    電「ま、まさか……」

    提督「そう、飛び込み」

    響「でも、それは禁止されているんじゃ…」

    提督「私も普段やってる」

    雷「やってるの!?」


    217: ◆CaWSl75vrE 2015/02/10(火) 19:10:16.26 ID:Pd9GbE8F0

    提督「今日は私が許可する」

    電「で、でも……」

    暁「ダメよそんなの、子供になっちゃうわ!」

    提督「今日を逃したらもうチャンスはないかもしれないんだよ?それでもいいの!?」

    雷「………」

    響「………」

    提督「みんな…自分の心に従うんだ…」

    電「……やるのです。電はやるのです!」

    暁「…あ、暁もやりたい!」

    雷「私も!私もやる!」

    響「ふふっ…みんながそう言うなら、私もやるしかないね」

    提督「よーし、みんな!私に続けっ!」

    「「「「おうっ!!」」」」


    218: ◆CaWSl75vrE 2015/02/10(火) 19:20:09.78 ID:Pd9GbE8F0

    提督「とうっ!」バッ

    暁「やっ!」ピョンッ

    響「ほっ」ピョンッ

    雷「それっ!」ピョンッ

    電「えいっ!」ピョンッ

    \ドボォォオオォオオン!!!/

    提督「ぷはっ……どう?」

    雷「たっ…楽しい!司令官、これすっごく楽しいわ!」

    電「も、もう一回!もう一回やりたいのです!」

    暁「司令官も!ほら!」

    響「………ハラショー…」ジーン

    提督「ふふふ、いいよ、何度でも付き合うよ〜」



    \あはははは!/


    223: ◆CaWSl75vrE 2015/02/11(水) 02:27:58.35 ID:0AYSPrFN0

    提督「はあぁ〜、疲れた〜……」チャプン

    電「………むぅ」ジー

    響「………」ジー

    暁「浮いてる……」ジー

    雷「ええ、浮いてるわ…」ジー

    提督「ん?……あー、どこ見てるのさ」

    電「本当に大きいのです…」

    雷「そうね、服着てる時より大きく見えるわ」

    提督「んー、まあ軍服って結構窮屈だからなー。着痩せするタイプなだけなのかもしれないけど」

    暁「ねえ、どうやったらこんなに大きくなるの?」

    提督「どうもなにも…よく食べてよく眠るとしか言えないなあ」

    暁「ううん…もっと具体的なものはないの?」


    224: ◆CaWSl75vrE 2015/02/11(水) 02:35:03.99 ID:0AYSPrFN0

    提督「う〜ん…私がやってたわけじゃないけど、豆乳飲めば育つらしいよ?」

    暁「豆乳?あれあんまり好きじゃない…」

    提督「なら、今度みんなで豆乳鍋しよっか」

    雷「賛成!」

    電「…い、電も大きくなりたいのです!」

    提督「うん、応援してるよ!」

    響「……豆乳…豆乳か……」ボソボソ

    提督(……ふふふ、響も乙女だねえ)

    提督「とは言っても、まだみんな子供だからねえ。今はそんなのでも、きっとだんだん成長していくよ」

    暁「むっ、そんなのって言ったわね!」


    225: ◆CaWSl75vrE 2015/02/11(水) 02:57:29.33 ID:0AYSPrFN0

    提督「えー、別に他意はなかったんだけどなあ」

    暁「こんなに大きいものを持ちながら言ってもイヤミにしか聞こえないわよっ!」ムニッ

    雷「そうだそうだー!」ムニムニ

    提督「にゃっ!!このっ、やってくれたな〜!」ザバァ

    暁「きゃー、妖怪ウシチチが怒ったわー!」

    提督「わははー、ぺったんこ共はワシが食ってくれるわーっ!」ザブザブ

    電「はわわわわ!げ、迎撃するのです!」バシャバシャ

    響「Ураaaaaaa!!」バシャバシャ

    提督「ぐわ!お、おのれ第六駆逐隊共め〜!」

    雷「ふふん、これが私達の力よ!」

    提督「くっ!ここは撤退だ!身体洗うからついてきて!」

    雷「ここで逃がしちゃダメ!分かったわ!」


    226: ◆CaWSl75vrE 2015/02/11(水) 03:02:40.17 ID:0AYSPrFN0

    電「痒いところはないですか?」シャカシャカ

    提督「んー、大丈夫だよ〜」

    雷「しかしホントに綺麗な髪ねえ…」ワシャワシャ

    提督「ふふふ、そう言われると嬉しいなあ」

    暁「でも、これだけ長いと洗うのも大変じゃない?もう背中の半分ぐらいまで伸びてるけど…」

    提督「そうだねえ…でも、母さんが長い方が似合うって言ってくれたし、このままでいいかな」

    響「司令官、目を閉じて。頭流すよ」

    提督「はーい」

    シャー


    227: ◆CaWSl75vrE 2015/02/11(水) 03:08:27.96 ID:0AYSPrFN0

    雷「司令官、タオルはだけさせて!背中流してあげるわ!」

    提督「はーい、よろしくー」

    ハラリ

    雷「あら…綺麗な背中」

    電「わっ、ほんと……」

    暁「白い……」

    響「………」フー

    提督「ひゃあっ!?い、今息吹きかけたの誰!?」

    響「電」

    電「えっ!?ちょ、ちょっと!」

    暁「こら、響!」

    提督「もー、恥ずかしいから早く洗ってよー!」


    228: ◆CaWSl75vrE 2015/02/11(水) 03:15:41.28 ID:0AYSPrFN0

    雷「よいしょ、よいしょ」ゴシゴシ

    提督「あ"ーーーー……き"も"ち"い"〜〜…」

    雷「やっぱり大人の背中って大きいわねえ…」

    提督「ふふ、みんなもいつかそうなるよ」

    電「いつか……」

    電「………」

    暁「……電?」

    電「……なんでもないのです」

    響『…どう見てもなんでもないようには見えないけど』ヒソヒソ

    暁『そうね…あとでちゃんと話を聞いてあげましょう』ヒソヒソ

    雷「はい司令官、終わったわ!」

    提督「おー、ありがと!じゃあタオル貸して、前は自分で洗うから」


    229: ◆CaWSl75vrE 2015/02/11(水) 03:20:18.47 ID:0AYSPrFN0

    提督「よーし、じゃあもう一回浸かるよー」

    暁「えーっ、もう出たいのにー!」

    提督「ちゃんと入らなきゃダメ!こっち来なさい!」

    暁「むー…分かったわよ…」チャプ

    提督「ほら、ちゃんと肩まで浸かって!」グイ

    暁「うぎゅう…」

    提督「はい、みんなで百数えるよー!いーち!」

    電「にー」

    雷「さーん!」

    暁「しー!」

    響「……いーち」

    提督「こら!」

    〜〜〜


    230: ◆CaWSl75vrE 2015/02/11(水) 03:35:15.60 ID:0AYSPrFN0

    提督「はー、さっぱりしたねえ〜」ホカホカ

    暁「牛乳牛乳!」ダッ

    提督「だーめだってば!ほら、ちゃんと頭拭けてないでしょ!」ガシ

    暁「うあう……」

    雷「司令官、着替えここに出しておくからね!」

    提督「んー、ありがとー!」ゴシゴシ

    暁「に"ゃ"あ"〜〜〜!?」

    雷「あら……?あれっ?」

    提督「どうしたの?」

    雷「し、司令官!下着がないわ!」

    提督「うん、私寝る時は着けないもん」

    雷「えっ!?そ、そうなの!?///」

    提督「ふふん、ノーパンノーブラ健康法ってやつだよ」

    雷「そ、そうなんだ…そういうものがあるのね…///」

    提督「おや〜、どうして赤くなってるのかな〜?」ニヨニヨ

    雷「も、もう!司令官のいじわる!」


    231: ◆CaWSl75vrE 2015/02/11(水) 03:40:44.16 ID:0AYSPrFN0

    電「………はぁ…」

    響「………」

    暁「司令官、もういい?」

    提督「ん、いいよ。ちゃんと髪乾かしに戻ってくるんだよー」

    暁「分かってるわ!」ダッ

    響「ねえ、司令官」

    提督「ん?」

    響「さっきから少し電の様子がおかしいみたいなんだ。あとでケアしてあげられないかな?」

    提督「ふふ、いいよ。私に任せて」

    響「スパスィーバ、恩に着るよ」


    232: ◆CaWSl75vrE 2015/02/11(水) 03:47:37.78 ID:0AYSPrFN0

    雷「司令官、飲み物何にする?」

    提督「んー…コーヒー牛乳!」

    雷「分かったわ。はい、どうぞ!」

    提督「あ、あと………



    電「…………」

    ナデナデ

    電「ひゃっ!?な…なに……」ビク

    提督「ふふふ…はい、いちご牛乳」スッ

    電「あ……ありがとう、ございます」

    提督「また悩み事?」ストン

    電「……うん」

    提督「そっかそっか…多感な時期だもんね」ペコッ ゴクゴク

    電「………」

    提督「…またあとで、私の部屋に来た時に話聞いてあげるからさ。今はそれ飲んで元気、出そ?」

    電「……はいなのです」ゴクッ


    233: ◆CaWSl75vrE 2015/02/11(水) 03:51:49.71 ID:0AYSPrFN0

    廊下

    提督「もう寝てる子もいるから、静かにね」

    暁「ふあ……んっ…」

    提督「暁、まだ寝ちゃダメだよ」

    暁「うん…だいじょぶ…」

    響「…大丈夫じゃなさそうだね」

    提督「うん…何か目の覚める話でもしようか」

    雷「んー…私も眠いからお願い…」

    提督「そうだねえ…私が一人でお風呂に入ってた時の話なんだけどね」

    響「うん」

    提督「こう、お風呂で頭洗ってたらねー…」


    234: ◆CaWSl75vrE 2015/02/11(水) 04:04:11.31 ID:0AYSPrFN0

    提督「……後ろに視線を感じてね」

    暁「えっ」

    提督「すぐ振り返ったんだけど誰もいなくて…でも、視線はずっと感じるんだ」

    雷「ちょ、ちょっと…」

    提督「身体を拭いてる間も、着替えてる間も、髪を乾かしてる間もずっと……」

    電「…………」ブルッ

    提督「……そして…」

    響「………」

    提督「……今みたいに、廊下を歩いてる時も」

    暁「ひいっ!」

    提督「あははは!どう?目覚めた?」

    暁「こ、これじゃ逆に眠れなくなるじゃない!ばかっ!」

    提督「あはは、ごめんごめん」


    235: ◆CaWSl75vrE 2015/02/11(水) 04:09:52.22 ID:0AYSPrFN0

    雷「もう!心臓に悪いわ!」

    提督「ふふふ、ごめんね〜」



    「…………」

    響「………?」ピタッ

    「…………」

    響「…………」クルッ

    「…………」ジッ

    響「………っ!!」バッ



    提督「で、やっぱりホラーっていうのは……おうっ!?ひ、響?いきなりどうしたの?」

    響「………」ギュゥゥゥゥ

    提督「響?おーい、響ー?」

    響「なんでもないから、ほら、早く行こう」グイグイ

    提督「う、うん」


    「…………」


    239: ◆CaWSl75vrE 2015/02/12(木) 00:33:12.64 ID:5xh9LyQI0

    提督「さてと…そろそろ電が来る頃かな」

    コンコン

    提督「きたきた……はーい」

    ガチャ

    提督「いらっしゃい…ってあれ?」

    暁「………」ギュッ

    響「………」ガッチリ

    雷「ご、ごめんなさい…」

    電「…みんな、着いてきちゃったのです」

    提督「あらら」


    240: ◆CaWSl75vrE 2015/02/12(木) 00:47:40.61 ID:5xh9LyQI0

    提督「私の話、そんなに怖かった?」

    暁「あ、暁は別に怖くなかったけど!?みんなが怖かったって言うから、暁も来てあげたのよ!」

    提督「そう?なら無理せずに部屋に戻ってもいいんだよ?」

    暁「えっ」

    提督「他の子は私と一緒に寝ようねー」

    雷「ええ、ありがと司令官!」

    響「……ハラショー」

    暁「うう〜……司令官の意地悪…!」ガバッ

    提督「ふふふ、よしよし、みんなで一緒に寝ようね」ボフボフ


    241: ◆CaWSl75vrE 2015/02/12(木) 00:53:48.85 ID:5xh9LyQI0

    提督「暁、髪梳かしてあげよっか」

    暁「いいの?ありがとう!」

    提督「ふーんふふふーんふーふーん…」シャッ シャッ

    暁「ん〜……♪」ウットリ

    響「………」ジー

    雷「………」ジー

    電「………むぅ」ジー

    提督「…ふふっ、心配しなくてもちゃんとみんなにもしてあげるよ」

    響雷電「「「!」」」


    242: ◆CaWSl75vrE 2015/02/12(木) 01:03:27.18 ID:5xh9LyQI0

    提督「……ほいっ、響終わり〜」

    響「スパスィーバ……すごく気持ちよかったよ」

    提督「よーし、じゃあ次は……あ、あれ?これどっちだ?」

    雷「もう、司令官!私は雷よ!」

    提督「あーごめんごめん、眼鏡ないとホントに何も見えないから…ほら、おいで」

    ポスッ

    雷「司令官が眼鏡外してるところ見るの、珍しいわねえ」

    提督「そう?……あー確かに、さっきお風呂に入った時が初めてだっけ」シャッ

    暁「そうね。司令官、眼鏡外してても綺麗じゃない!」

    提督「ふふふ、ありがと」

    響「眼鏡はいつ頃からかけ始めたんだい?」

    提督「んー…そうだねえ…」


    243: ◆CaWSl75vrE 2015/02/12(木) 01:11:49.30 ID:5xh9LyQI0

    提督「確か、中学校に入ったあたりからだったかな?目が悪くなり始めて、それで幼馴染が眼鏡屋まで連れ添って、似合うーって選んでくれたのがこれなんだ」

    雷「へぇー、思い入れが深いのね」

    提督「うん、ずっと大事にしてるよ。一時期は寝る時も一緒だったもん」

    暁「そんなに!?」

    提督「えへへ、だから私が眼鏡取ったところを見た人ってほんとに少ないんだよ」

    響「へえ、なら私達は運がいいのかな」

    提督「ふふふ、まだ加賀にしか見られたことなかったからね」

    雷「…で、眼鏡は大丈夫だったの?」

    提督「え?えっとね…あはは、一度、寝返り打った時に壊れちゃったんだよね…」

    雷「まあ、そりゃそうなるわよね…」


    244: ◆CaWSl75vrE 2015/02/12(木) 01:30:04.04 ID:5xh9LyQI0

    提督「それでね、私が大泣きしてたら深夜なのに家に来て慰めてくれてね」

    雷「深夜に!?すごい友達思いなのねえ…」

    提督「さすがに寝る時とお風呂入る時は眼鏡は外せって怒られたけどね…」

    暁「そりゃそうでしょ…」

    提督「えへへ…まあ、あの頃の私は浮かれてたからなあ…」

    響「そういえば、その幼馴染の名前はなんて言うんだい?」

    提督「雪菜だよ」

    響「雪菜か…可愛らしい名前だね」

    提督「性格とは一致してないけどね…私と名前入れ替えたらどうだったかな」

    響「……あまり変わりはないと思う」

    提督「そうかな……うん、そうだね」


    245: ◆CaWSl75vrE 2015/02/12(木) 01:37:42.88 ID:5xh9LyQI0

    暁「んー…雷、もうちょっと詰めてよ」

    雷「そんなこと言ったって、私もギュウギュウだし」

    提督「ふふっ、やっぱり五人だと狭いねー」

    響「………」ツン

    提督「ひんっ!?こら、響!変なとこ触るのダメ!」

    響「フフ、司令官はかわいいな」

    提督「もー、変なこと言わないの」

    電「………」ギュゥ…

    提督「あたっ…電、ちょっと痛いよ」

    電「司令官さん……」

    提督(おっと…そういえば電のケアがまだだったなー…)


    246: ◆CaWSl75vrE 2015/02/12(木) 01:50:55.83 ID:5xh9LyQI0

    提督「電、悩みがあるなら言ってもいいんだよ?」

    電「はい……さっき、司令官さんは、いつか大きくなる…って言ってたのです」

    提督「うん」

    電「でも…でも、そうなるまでにこの戦いが終わったら電達は、この世界にいられるのですか…?」

    暁「電……」

    電「深海棲艦と戦えるのは電達だけだけど、逆に言えば電達は戦うことしか出来ないのです。なら、戦いが終わったら、電達は……」

    提督「……怖いの?」

    電「戦うのは怖くない、けど………司令官さんや、お姉ちゃん達と一緒にいられなくなるって、そう、考えると…怖くて、こわくって…うっ…う、ううっ……」

    提督「…よしよし」ポンポン

    電「あぅ"…しれ"い"かんさんっ…」ギュウ…


    247: ◆CaWSl75vrE 2015/02/12(木) 01:59:27.02 ID:5xh9LyQI0

    提督「……大丈夫だよ。戦いが終わっても、電達がこの世界に居てはいけない理由なんてないんだから」

    電「…でも……司令官さんは…」ズズッ

    提督「大丈夫だってば、私も、みんなもどこにも行かないから。私は絶対に誰も見捨てないから、ね」

    電「!! ……うう…!」ポロポロ

    提督「うんうん、安心していいからね……みんな、ずっと一緒だから…」ナデナデ

    電「・ぅ…うわああああああん……!」ポロポロ ギュゥゥゥゥ

    提督「………」ギュウ…

    響「…司令官、その……私も、もっと近くに行ってもいいかな」

    提督「うん、もちろん」

    暁「…あ、暁も…」

    雷「わ、私も…いい?」

    提督「いいよ、くっついて寝よう?」

    暁「うん……」ギュウ

    雷「今日だけは…甘えさせてね…」ギュウ

    響「………」ギュウ


    248: ◆CaWSl75vrE 2015/02/12(木) 02:05:32.11 ID:5xh9LyQI0

    提督「…………」

    電「んふ…しれいか…さ……」

    響「すぅ……だい…すき……」

    雷「んにゃ……」

    暁「……くぅ………」

    提督「……はぁ…」

    提督(みんな寝付いた、かー…)

    提督(……電、思ったより悩んでるみたいだなあ)

    提督(…でも、私を頼ってくれてるし、なんだかちょっと嬉しいな…)

    電「ん………」

    提督(……ふふっ、なんだか家族が出来たみたい)

    提督(娘のわがままに付き合うのも…悪くない、かな………)

    提督「………」スゥ…


    254: ◆CaWSl75vrE 2015/02/12(木) 19:54:17.39 ID:5xh9LyQI0

    〜〜〜

    「……かん……司令官…」

    提督「ん〜……?」

    暁「司令官……」

    提督「んん…どしたの…?」

    暁「そ、その……」モジモジ

    提督「………ああ…」

    暁「い、今なら暁も一緒に行ってあげるわ、ねっ?」

    提督「はいはい…お願いするよ」

    暁「は、早く行こっ!」

    提督「あーい……ふあぁ…」


    255: ◆CaWSl75vrE 2015/02/12(木) 20:01:12.79 ID:5xh9LyQI0

    「し、司令官」

    提督「………」

    「…あれっ?司令官?」

    提督「…zzz……」

    「し、司令官ー?いるー?」

    提督「んあ……んう、いるよー」パチッ

    「もう…今寝てたでしょ…」

    提督「んー…?立ったまま寝るなんて無理だって……」

    「…絶対ウソでしょ」

    提督「ほんとほんと……ぐぅ…」

    「司令官!」


    256: ◆CaWSl75vrE 2015/02/12(木) 20:04:48.84 ID:5xh9LyQI0

    ガチャ

    暁「ふぅ……」

    提督「終わったー…?じゃ、戻るよー…」

    暁「うん…司令官、絶対離れないでね」

    提督「はいはい……」

    暁「ぴったりついてきてよね!?」

    提督「分かってるってば…暁は怖がりだなあ…」

    暁「そ、そんなんじゃないってば!もう!」

    提督「ほら、もう行くよー…私眠いから…」


    257: ◆CaWSl75vrE 2015/02/12(木) 20:23:00.91 ID:5xh9LyQI0

    暁「全くもう…司令官はデリカシーというものが……」ブツブツ

    提督「んー…そだねえ……」


    カタッ


    提督「………?」クルッ


    シーン……

    提督(……気のせいかな…)

    暁「司令官、早く!」

    提督「あ、うん……」

    〜〜〜


    258: ◆CaWSl75vrE 2015/02/13(金) 02:11:11.92 ID:3g97nLL+0

    番外編『したいことされたいこと』

    金剛「………」

    比叡「………」

    榛名「………」

    霧島「………」

    長門「………」

    陸奥「………」

    大和「………」

    武蔵「む、揃ったようだな」

    霧島「あのー、これ、なんの集まりなんです?」

    武蔵「ん?まあ、貴様らが相棒のことをどう思っているか聞きたくてな」

    陸奥「どうって言われても…具体的に何を話せばいいのか分からないし…」

    武蔵「それもそうだな…なら私から話すことにしようか」


    259: ◆CaWSl75vrE 2015/02/13(金) 02:23:59.15 ID:3g97nLL+0

    武蔵「まず脱がしたい」

    金剛「ブフォオッ」

    長門「ちょっと待て、したいこととはそういうものか!?」

    武蔵「語弊があったな。パジャマ姿の、が抜けていた」

    長門「そういう問題ではない!」

    武蔵「知っているか?相棒は寝る時はノーブラノーパンなんだ」

    長門「だからなんだと……」

    武蔵「考えてみろ、パジャマのボタンを一つ一つゆっくりと外して、それに連ねて提督もだんだんと頬を赤く染めていくんだぞ」

    長門「…………」

    武蔵「どうだ?」

    長門「………素晴らしい」

    武蔵「だろう?」

    陸奥「ちょっと!?」


    261: ◆CaWSl75vrE 2015/02/13(金) 02:36:33.72 ID:3g97nLL+0

    陸奥「待って!なに自然な流れで猥談に持って行こうとしてるの!?」

    武蔵「貴様もしてみたいだろう?」

    陸奥「確かにそうだけど!してみたいけど!提督は滅茶苦茶に犯したいけど!見てみなさい、この四姉妹なんて固まっちゃってるわよ!?」

    長門「いや、だいたいお前のせいだと思うが…」

    武蔵「続けてもいいか?」

    陸奥「なんでこの流れで続けようと思ったの!?もうやめた方がいいってば!」

    武蔵「同じ穴のムジナ」

    陸奥「……ハイ」

    大和(なんなのこれ…)


    262: ◆CaWSl75vrE 2015/02/13(金) 02:43:51.73 ID:3g97nLL+0

    武蔵「続けようか。…そうだな、恥ずかしがって落ちそうになるパジャマを支えようとする相棒の手を掴んだまま焦らすようにボタンを外していきたいな」

    長門「ああ……いいぞ…」

    武蔵「ボタンを全て外し終えて、パジャマを支えるもう片方の手も開くと…大きくも形の良い胸が出てくるわけだ」

    陸奥「わぁ……」

    長門「ちょっといいか?」

    武蔵「なんだ?」

    長門「私は軍服の提督を脱がしたいのだが、ブラはどちらで止めているんだ?」

    武蔵「前」

    長門「なるほど、ありがとう」

    霧島(なんなのこの人達…)

    比叡(ひええ…ヘン夕イが二人も…)


    263: ◆CaWSl75vrE 2015/02/13(金) 02:54:05.75 ID:3g97nLL+0

    長門「話がそれたな、すまない」

    武蔵「ああ。それで、前を全開にさせたまま、胸を押し付けたいな」

    長門「ほう……」

    陸奥「………」

    武蔵「そして、両腕をガッチリ掴んで抵抗出来ないようにしながら、ずりずりと色んな方向に動いて…」

    長門「イかせると」

    武蔵「そう。もちろん、口はキスで塞いだまま」

    陸奥「なるほど、声が出せないように」

    武蔵「ああ、その方が興奮しないか?」

    陸奥「するする!」

    武蔵「ふっ、素直になってきたな」

    大和「金剛さん、紅茶おかわりもらってもいい?」

    金剛「あっはい、大丈夫ですよ」

    比叡(お姉さま、口調が…!)


    264: ◆CaWSl75vrE 2015/02/13(金) 03:04:03.86 ID:3g97nLL+0

    霧島「…だっ、ダメです、そんなこと!」

    武蔵「どうした、いきなり」

    霧島「提督はそんな人じゃありません!健全なお方です!」

    長門「ほう、なぜそう言い切れる?」

    霧島「提督は週に一回または二回しか致してません!」

    陸奥「ふーん……」

    霧島「………あっ」

    武蔵「貴様もこっち側だな」

    霧島「ち、違います!違います!そういうことを知っているだけで、私は提督と淫らなことをしたいわけではありません!」

    武蔵「まあ、なんでもいいが…なら相棒と何をしたいんだ?」

    霧島「えっ……」


    265: ◆CaWSl75vrE 2015/02/13(金) 03:29:06.20 ID:3g97nLL+0

    霧島「わ、私は……ただ、眼鏡を交換したいなと…」

    武蔵「純粋だな」

    霧島「これが普通だと思うんですけど…」

    大和「そうよ、それを見失わないで」

    霧島「あ、はい…」

    陸奥「提督の眼鏡って結構度高かったと思うけど…」

    霧島「そうですね、私と同じくらいです。少しでも、提督のものを身につけられたらなと…」

    武蔵「……そう言うとヘン夕イじみてくるな」

    霧島「あ、あなただけには言われたくありません!」


    266: ◆CaWSl75vrE 2015/02/13(金) 03:38:15.25 ID:3g97nLL+0

    武蔵「他の者はどうだ?」

    金剛「ワタシは…ただテイトクと一緒に居られればいいネー」

    比叡「私はー…お姉さまと司令に尽くしてあげたいかなって」

    武蔵「榛名は?」

    榛名「えっ!?えー…っと、榛名は…榛名は…」

    長門「なんだ、そうもったいぶるな」

    陸奥「そうよ、私達しか聞いてないんだから」

    榛名「………その、榛名は…提督に、色んなところを舐められたい…です」

    大和「舐められたい!?」

    武蔵「ほう、ネコ派か」

    金剛「ネコ?」ニャーン

    武蔵「ああ、ネコだ」


    267: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/13(金) 03:45:19.40 ID:gu1GZ0oro

    この鎮守府の戦艦達って・・・


    268: ◆CaWSl75vrE 2015/02/13(金) 03:50:41.53 ID:3g97nLL+0

    榛名「こう…首筋とか、太腿の裏とか、弱い部分を舐められたいです」

    武蔵「ふむ…されたい派か。それもいいな」

    榛名「少し恥ずかしいですけど…大事なところを舐められるって、すごい信頼関係を築けているように思えるので」

    長門「なるほど」

    陸奥「信頼してるからこそ出来ることね」

    榛名「はい…もちろん、提督とはそういうこともしたいですけど…まだ、榛名には早いかなと…///」

    長門「まあ、まだ誰も夜這いすらしていないからな」

    陸奥「キスもまだしてないみたいだし」

    武蔵「そうそう、言い忘れていたことがあった」

    大和「なに?」


    269: ◆CaWSl75vrE 2015/02/13(金) 04:05:12.47 ID:3g97nLL+0

    武蔵「相棒が使っていたワイシャツを確保したぞ。まだ匂いもかなり残っている、誰か欲しい者はいるか?」

    長門「はい!」

    陸奥「はい!」

    武蔵「取り引きだ。何を出す?」

    長門「提督が使っていた歯ブラシ!」

    陸奥「提督のパンツ!匂いは薄れてきているが二枚ある!」

    武蔵「パンツで売ろう。いい取り引きだったな」

    長門「くっ…!」

    陸奥「ふふっ、今回は私の勝ちね」

    武蔵「そう落ち込むな、また次の機会があるさ」

    大和(なんなのこの戦艦達……)


    271: ◆CaWSl75vrE 2015/02/13(金) 04:13:23.89 ID:3g97nLL+0

    武蔵「もう全員の意見も出たことだし、そろそろお開きということにしようか」

    陸奥「そうね、そろそろ出撃の時間だし」

    長門「お前のおかげで新しい道も見えそうだ、ありがとう」ガッシィ

    武蔵「ああ、今度は貴様の話も聞かせてくれ」ガッシィ


    ガチャ



    提督「あの〜、もういいかな…?/////」カオマッカ

    一同「!!???!??!!!?」


    272: ◆CaWSl75vrE 2015/02/13(金) 04:15:18.00 ID:3g97nLL+0

    武蔵はヘン夕イ。番外編終わりですおやすみなさい


    273: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/13(金) 04:16:23.15 ID:miFgtG5ko

    乙!
    番外編面白かった
    この後どう顔合わせればいいかわからないだろうなww


    275: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 18:24:45.48 ID:cgCK56iNo

    真顔で話してる戦艦を思い浮かべるとシュールで良い


    276: ◆CaWSl75vrE 2015/02/15(日) 22:44:31.23 ID:RlSrTUhS0

    ジリリリリリ

    提督「…………」

    ジリリリリリ

    提督「…………」

    バシッ

    提督「………zzz」


    シーン


    277: ◆CaWSl75vrE 2015/02/15(日) 22:47:11.80 ID:RlSrTUhS0

    提督「…………」ムクッ

    提督「…………」チラッ

    提督「……ひとまるまるまる…」

    提督「………かんぜんにねぼう……」

    提督「………加賀にやすめっていわれたし、どーでもいーや…」

    提督「…………」グウ

    提督「ごはん………」

    スタスタ

    ガチャ

    バタン


    278: ◆CaWSl75vrE 2015/02/15(日) 22:51:57.52 ID:RlSrTUhS0

    廊下


    提督「…………」フラフラ

    「ん?」

    提督「んぁ……?あー、えっと……だれだっけ…」

    北上「北上だよー」

    提督「きた…んん…?みなみ…?ひがし…?」

    北上「南でも東でもなくて北上」

    提督「にし……ああ、きたかみ…」

    北上「そう、北上。ふーちゃん大丈夫?」

    提督「んん〜……だいじょぶ……」

    北上「ありゃー、大丈夫じゃないみたいだねー」


    279: ◆CaWSl75vrE 2015/02/15(日) 23:04:14.77 ID:RlSrTUhS0

    北上「この時間に寝起きモードってことは…さてはふーちゃん、寝坊した?」

    提督「んー……、う〜ん…」

    北上「そっかそっかー、なら私とおんなじだね」

    提督「……んぁ」

    北上「ほら、顔洗っといでよ。まともに喋れてないよ?」

    提督「あ〜い………」フラフラ

    北上「……はぁ、危なっかしいなあ」

    提督「んお……おおお…?」

    北上「こっちだよー」クイ

    提督「………」

    北上「こういう時はなんて言うんだっけ?」

    提督「え〜っと……ごちそうさまー…」

    北上「じゃなくて?」

    提督「……ただいまー…」

    北上「ダメだこりゃ」


    280: ◆CaWSl75vrE 2015/02/15(日) 23:09:20.11 ID:RlSrTUhS0

    バシャバシャ

    提督「うー……」

    北上「はい、タオル」

    提督「んあ……ありあと」

    ゴシゴシ

    北上「ちょっとは目ぇ覚めた?」

    提督「うん……ううう」ブルッ

    北上「この時期に冷水は辛いもんね、早く食堂行こ?」

    提督「うん……」

    北上「おっ、やっとまっすぐ歩けるようになった」

    提督「酔ってないもん…」

    北上「そ、そう…」


    281: ◆CaWSl75vrE 2015/02/15(日) 23:22:32.84 ID:RlSrTUhS0

    食堂


    北上「おはよー」

    提督「おは…ふあ……」

    瑞鳳「二人とも、おそよう」

    北上「やっほー瑞鳳さん」

    提督「やっほーずいほー…」

    瑞鳳「なんか、韻を踏まれたような気がするんだけど…そうだ提督、卵焼き焼いたんだけど、たべりゅ?」

    提督「たべりゅ…」

    北上「あー、アタシもたべりゅー」

    瑞鳳「はいはい、ちょっと待ってね」

    提督「たべるゅ…たべり…たべ…りゅ」

    北上(噛んでたんだ…)


    282: ◆CaWSl75vrE 2015/02/15(日) 23:32:58.01 ID:RlSrTUhS0

    瑞鳳「おいしい?」

    提督「おーしー…」モグモグ

    瑞鳳「ふふっ、よかった♪」

    北上「いやー、ほんとおいしいねこれ」

    瑞鳳「そう?ありがとう」

    提督「…………」

    北上「瑞鳳さん、卵焼き以外に何か作れるものあるの?」

    瑞鳳「んー、あることにはあるけど…やっぱり卵焼きが一番かなあ」

    北上「そうなんだ。そうそう、ふーちゃんが一番好きな食べ物、コロッケだってさ。ねえ?」

    提督「…………」

    瑞鳳「……提督?」

    提督「………zzz」

    北上「」

    瑞鳳「食べながら寝るって…」


    283: ◆CaWSl75vrE 2015/02/15(日) 23:41:58.46 ID:RlSrTUhS0

    北上「ほらふーちゃん、起きてってば」ユサユサ

    提督「んぁう……あう…」ガクガク

    瑞鳳「ねえねえ、コロッケ好きなの?」

    提督「コロッケ!?コロッケあるの!!??」

    瑞鳳「うわっ」

    北上「コロッケはないよ、でも好きでしょ?」

    提督「なんだ…コロッケないんだ…好きだけど」

    瑞鳳「なら、今度私が作ってあげるわ!」

    提督「ほんと!?やったあ!!瑞鳳大好き!!」

    瑞鳳「えへへぇ、私もだよぉ」

    北上「二人とも現金だねえ」


    285: ◆CaWSl75vrE 2015/02/16(月) 00:03:20.44 ID:oHCSEbAS0

    北上「ところでもうぱっちりみたいだね」

    提督「うん、いやーコロッケの力ってすごいね」

    瑞鳳「それは関係……あるのかな?まあいいや、お腹いっぱいになった?」

    提督「ん〜、ちょっと足りない感じはするけど、お昼前にあんまり食べるのも良くないしこれぐらいがちょうどいいかな。ありがと、瑞鳳」

    瑞鳳「ふふっ、どういたしまして♪それじゃあ、そろそろ行ってくるね!」

    提督「うん、頑張ってね」

    北上「いってらー」

    バタン

    北上「ふーちゃん、これからどーするの?」

    提督「んー、私は…一休みしてから運動でもしようかな」

    北上「運動?仕事は?」

    提督「今週いっぱいはお休み、どうせこの手じゃ何も出来ないしね」

    北上「あっ、それ、木曾から聞いたよ。大変だね」


    286: ◆CaWSl75vrE 2015/02/16(月) 00:12:41.71 ID:oHCSEbAS0

    北上「まだ痛むの?」

    提督「昨日よりはマシかな。ギリギリ何か掴めるくらいで、まだ指先とか繊細な動きは出来ないっぽい」

    北上「そうなんだ、お大事に」

    提督「うん、ありがと。そろそろ私も行こうかな」

    北上「なら私も付き合おっかな」

    提督「いいの?演習あるんじゃないの?」

    北上「いいよいいよ、どうせ遅刻するぐらいなら行かない方がいいし」

    提督「…まあ、確かに」

    北上「それに、たまにはふーちゃんに隣歩いてもらいたいからねー」

    提督「ああ…いつも大井と一緒にいるから」

    北上「まあね、そんじゃ行きますか」

    提督「はーい」


    287: ◆CaWSl75vrE 2015/02/16(月) 00:21:34.03 ID:oHCSEbAS0

    補足編『ふーちゃんって?』

    木曾「そういや、なんで北上姉は提督のことふーちゃんって呼んでるんだ?」

    時雨「確かに、気になるね」

    榛名「榛名も詳しくは知らなかったので…もしよかったらお聞きしてもよろしいでしょうか?」

    加賀「………」ピクッ

    北上「あれ、みんなふーちゃんの下の名前知らないの?」

    木曾「知らないな」

    時雨「知らない」

    榛名「お恥ずかしながら…」

    北上「あれ、なんか意外。提督の下の名前、風花(ふうか)って言うんだよ」

    木曾「そうだったのか。だからふーちゃん」

    北上「そだよー」

    時雨「ふーちゃんか…可愛らしい響きだね」

    榛名「ふーちゃん…いいですね!」

    加賀「………ふ、ふーちゃん…」ボソッ

    提督「?」クルッ

    加賀「………!///」ササッ

    北上「……ふーん…」


    289: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 00:28:23.22 ID:I68LIOLOo

    いいなぁ名前ありはこういうネタできるから好きだわ
    あだ名呼びって近い関係じゃないと出来ないしね


    299: ◆CaWSl75vrE 2015/02/16(月) 18:16:40.45 ID:oHCSEbAS0

    提督「そういえば北上、昨日の夜、加賀見なかった?」

    北上「ん?加賀さんかー、見てないね」

    提督「そっか…」

    北上「なんかあったの?」

    提督「まあ、色々と」

    北上「ふーん…まあ、あまり詮索はしないけど」

    提督「あはは…助かるよ」


    300: ◆CaWSl75vrE 2015/02/16(月) 18:29:21.43 ID:oHCSEbAS0

    提督「うわ…まぶしっ」

    北上「身体溶けそうだね」

    提督「吸血鬼かな」

    「げえっ!?な、なんで提督がここにいるクマ!?」

    提督「あ、やっほー球磨」

    球磨「ひ、ひいっ!!」

    「姉さん、なにをそんなに……!?」

    提督「おー、多摩ちゃんも」

    多摩「ううう……」

    提督「な、なんで二人ともそんなに怯えてるの?私何かした?」

    球磨「お、怒ってないクマ?」

    提督「…もしかして、昨日のアレ?を多摩ちゃんにも話したの?」

    球磨「そ、そうクマ」

    多摩「………」ガクガクブルブル

    提督「ああ、そういう……大丈夫だってば、怒ってないから」


    301: ◆CaWSl75vrE 2015/02/16(月) 18:34:27.06 ID:oHCSEbAS0

    多摩「……ほんと?」

    提督「うん、そんな簡単に怒らないって」

    球磨「はー、ならビビり損クマ」

    多摩「ねー」

    提督「怒るよ」

    多摩「じょ、冗談にゃ」

    球磨「…………」ガクガクブルブル

    北上「ふーちゃん怒ると怖いもんねえ」

    提督「そんなに?」

    北上「うん、あの二週間は生きた心地がしなかったもん」

    提督「ふふふ、北上はへたり込んで泣いてたもんねえ」

    北上「もー、その話はやめてってば」


    302: ◆CaWSl75vrE 2015/02/16(月) 18:43:32.68 ID:oHCSEbAS0

    提督「ところで二人とも体操着だけど今から何かするの?」

    球磨「今からというか、もう次で最後クマ」

    提督「ということは、さっきまで運動してたってことかな。次は何するの?」

    多摩「持久走…にゃ」

    北上「だってさ、おあつらえ向きなんじゃない?」

    提督「だね。私達も一緒に走っていい?」

    球磨「大歓迎クマ!」

    多摩「……負けないにゃ」

    提督「ふふふ、私を侮っちゃいけないよ〜」


    303: ◆CaWSl75vrE 2015/02/16(月) 18:48:18.46 ID:oHCSEbAS0

    北上「えー、私も走るのー?」

    提督「付き合うって言ったのは北上でしょ?ほら、着替えに行くよー」

    北上「走るの好きじゃないんだけどなあ……ま、ふーちゃんのためと思えばいいかな」



    島風「」フンスフンス

    球磨(すごいアップしてるクマ…)

    多摩(やる気まんまん……)

    那珂「よーっし、那珂ちゃんも張り切っちゃうよー!!」


    304: ◆CaWSl75vrE 2015/02/16(月) 18:54:48.50 ID:oHCSEbAS0

    更衣室

    「ふーちゃーん」

    提督「んー?」

    「なんでしきりの向こうで着替えてるのー?」

    提督「いや、こっちの方が落ち着くから……なにさ、見たいの?」

    「んー、見たーい」

    提督「わー、北上さんのえっㄘー」

    「ぐへへ、おまえの柔肌を見せるのじゃ〜」

    提督「いや〜ん…って早く着替えようよ」

    「うん、そだね」


    305: ◆CaWSl75vrE 2015/02/16(月) 19:19:03.73 ID:oHCSEbAS0

    「あ…ふーちゃん、そっちに上着忘れたからとってくれない?」

    提督「いいよー」

    「悪いねー」

    提督「んっと……あ、これかな」ヒョイ

    「あった?」

    提督「うん、カーテン開けるね……だあぁあっ!??」ガッ

    北上「どうしt……おおっ!?」

    ガッ

    提督「うわあっ!?」グイ

    ドサッ


    306: ◆CaWSl75vrE 2015/02/16(月) 19:28:13.64 ID:oHCSEbAS0

    北上「いたた……ん?」

    提督「……あ………」

    北上「…………///」

    提督「…………///」

    北上(押し倒されてる……)

    提督(お、押し倒しちゃってる……)

    北上「……ふーちゃん?」

    提督「……はっ、ご、ごめん!すぐ退くから…」スッ

    北上「………んーん」グイ

    提督「へっ…!?」

    北上「私は……もうちょっとこのままがいいな」

    提督「ぬな、な、なん……///」

    北上「…………ね、風花」

    提督「あぅ………/////」カァア


    308: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 19:57:00.52 ID:JBLoz5dOO

    ラッキースケベはいいものだ


    309: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 20:00:08.58 ID:bqKhpNYuo

    本人より先にぱんつが登場する翔鶴姉マジ被害担当


    311: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 00:38:54.19 ID:pywy0E4w0

    普段はあだ名で呼んでくる娘がここぞというときに呼び捨てにしてくるのって破壊力高いよね
    北上様格好いいです


    312: ◆CaWSl75vrE 2015/02/17(火) 15:23:45.73 ID:4SKI7Uad0

    番外編『はぐらかす』

    木曾「提督、ピザって十回言ってみ?」

    提督「ピザピザピザピザピザピザぴぁっぴじゃぴづピザ!」

    木曾「俺のこと、好きか?」

    提督「ひざ!」

    木曾「…………」


    313: ◆CaWSl75vrE 2015/02/17(火) 22:50:40.80 ID:4SKI7Uad0

    北上「…風花、髪綺麗だね」サラ…

    提督「う……あ、あの、北上…///」

    北上「なに?」

    提督「そろそろ離れたいかなー…って…」

    北上「えー、もうちょっとだけこのままがいいんだけどな」

    提督「ほ、ほら、みんな待ってるから、ね?」

    北上「……ちぇっ、しょーがないなー」パッ

    提督「あ、ありがと…はー、ドキドキしたー…///」

    北上「ふふん、ふーちゃんウブだねえ」

    提督(あ…もう風花って呼んでくれないんだ…)

    北上「どしたの?」

    提督「な、なんでもないよ。ほら、早く着替えて行こ?」

    北上「はいはーい」

    提督(ちょっと残念……かな)


    314: ◆CaWSl75vrE 2015/02/17(火) 23:04:57.34 ID:4SKI7Uad0

    北上「やー、お待たせー」

    島風「おっそーい!!」

    提督「ごめんごめん、ちょっと立て込んじゃって」

    島風「もー、そんなのいいから早く早く!」

    提督「はーい、みんなもやるよー」

    球磨「……更衣室で色々あったなんて怪しいクマ」

    多摩「提督の顔、ちょっと赤いにゃ」

    球磨「これはあとで北上に問い質す必要があるクマ」

    多摩「了解、にゃ」

    北上「あれ、そういや大井っちはいないの?」

    球磨「大井ならいつもの時間だとかなんとか言ってどっか行ったクマ」

    北上「そっか、ならいーや」


    315: ◆CaWSl75vrE 2015/02/17(火) 23:14:35.97 ID:4SKI7Uad0

    那珂「提督、ジャージ姿似合ってるね!」

    球磨「教師みたいクマ」

    提督「こーら、茶化さないの。それじゃあ行くよ、よーい…スタート!」ピーッ

    島風「」ダッ

    北上「おー、さすがに速いねえ」

    提督「持久走はそういう競技じゃないんだけどなあ…」

    球磨「まーまー、自分のペースでやるクマ」

    提督「歩いたら今日のデザート抜きね」

    北上「げえ、鬼教師」

    那珂「ゆっくりでも走り続けることが大事なんだよ!」

    提督「那珂ちゃんうるさい」

    那珂「えっ、ひどくない!?」


    316: ◆CaWSl75vrE 2015/02/17(火) 23:28:40.06 ID:4SKI7Uad0

    島風「ふふん、島風がいっちばーん!」ビュン

    提督「若いっていいねえ…」

    多摩「…その台詞、おばさんくさいにゃ」

    提督「ふぐぅっ!!!」

    北上「おー、クリティカル」

    那珂「そういえば、提督っていくつなの?」

    提督「にじゅう……って何言わせるのさ」

    球磨「でもかなり若く見えるクマ。化粧してなかったらもっと老けて見えるクマ?」

    提督「え?私化粧してないよ?」

    那珂「え"っ」

    提督「いや、だってここ女の子しかいないし…さすがに外に出る時はちょっとするけど」

    北上「ふーちゃん朝弱いってレベルじゃないし、化粧出来ないもんね」

    提督「あはは…まあ、化粧しない理由の七…八割がそうなんだけど…」


    317: ◆CaWSl75vrE 2015/02/17(火) 23:37:32.05 ID:4SKI7Uad0

    島風「おっそーい!」ビュン

    提督「あの小娘、若さを武器に……」

    北上「今何周目さあれ」

    多摩「…三周目にゃ」

    北上「私らは?」

    球磨「まだ一周目クマ」

    那珂「ゆっくり行けば大丈夫だって!」

    提督「なんか悔しいな〜…」


    島風「」クルッ


    北上「お?」

    球磨「なんか振り返ったクマ」


    島風「……ぷっ」


    提督「」カチン

    ダッ!!

    北上「元気だねえ」

    球磨「あれはまだ二割も怒ってないクマ」

    多摩「というか、負けず嫌いなだけにゃ」


    318: ◆CaWSl75vrE 2015/02/17(火) 23:40:25.90 ID:4SKI7Uad0

    島風「はっ、はっ、はっ…」

    ビュン

    提督「ふふん……♪」

    島風「むっ…!」

    ビュン

    提督「ぬぬ……」ダッ

    ビュン

    島風「!」ダッ

    ビュン

    提督「くっ!」ダッ

    ビュン

    ビュン

    「「ぬおおおおおおお!!!」」


    北上「アツいねえ」

    那珂「あんなに無茶したらすぐ身体壊しちゃうのになあ…」


    319: ◆CaWSl75vrE 2015/02/17(火) 23:45:11.53 ID:4SKI7Uad0

    提督「はーっ、はーっ、はー……はひぃ、ちょっと、きゅ、けい…」ピーッ

    北上「おつかれー」

    島風「はぁ…はぁ…な、なかなか、やるじゃない…」

    提督「ふふん、まだまだ、若い子には負けないもんね…ふへえ…」

    球磨「はい、水クマ」

    提督「あ、ありがど…ぐうう」

    島風「し、しぬ……」

    那珂「そんなに一気に走り込んじゃダメだよ?」

    多摩「…二人ともバカみたいにゃ」

    提督「………」

    島風「………」


    320: ◆CaWSl75vrE 2015/02/17(火) 23:49:19.74 ID:4SKI7Uad0

    北上「…………」ジー

    提督「………?」

    北上「ふむふむ…」マジマジ

    提督「な、なに?」

    北上(顔赤くして汗だくで息切らしてる風花……工口いっ)ニヘラ

    提督「……なんか変なこと考えてるでしょ」

    北上「あ、バレた?」

    提督「もー………えっㄘ」

    北上「」キュン

    球磨「」キュン

    多摩「」キュン

    那珂「」キュン

    島風「?」


    321: ◆CaWSl75vrE 2015/02/17(火) 23:52:29.51 ID:4SKI7Uad0

    提督「ふー…そろそろ休憩終わりにしよっか」

    北上「そだね、もう息も整ったし」

    球磨「球磨ももういけるクマ」

    多摩「というか、まだまだこれからにゃ」

    那珂「那珂ちゃんもだよ!」

    島風「次は負けないんだから!」

    提督「気合い十分だね。よーし、行くよー」



    ピーッ


    330: ◆CaWSl75vrE 2015/02/18(水) 20:07:14.44 ID:WDYU/ORV0

    提督「ふー…みんなお疲れ様、よく頑張ったねー」

    球磨「うあ〜…もー走れないクマ…」

    多摩「にゃあ……」

    島風「もうダメ……」

    北上「ああ〜疲れた〜…ふーちゃんおぶって…」

    提督「ダメ、食堂まで自分で歩きなさい」

    北上「ぶー、鬼教師」

    提督「私の世代はこれが普通だったもん」

    球磨「完全に老害の台詞クマ」

    提督「なんだって?」

    球磨「何も言ってないクマ」


    331: ◆CaWSl75vrE 2015/02/18(水) 20:38:41.04 ID:WDYU/ORV0

    提督「ほら、みんな食堂行くよー」

    北上「うーん…まだ動けそうにないから後で行くー」

    球磨「球磨もクマ」

    多摩「多摩もそうするにゃ」

    那珂「那珂ちゃんもちょっと無理かも…」

    島風「私も…」

    提督「なんだ、じゃあ先に行ってるよ」

    北上「はーい」


    332: ◆CaWSl75vrE 2015/02/18(水) 20:41:21.26 ID:WDYU/ORV0

    廊下

    提督「はー、年甲斐もなく張り切りすぎた……」

    提督「…って、まだそんな歳じゃないし…」

    提督「………ん?」

    猫「…………」スタスタ

    提督「猫…?どこから入ってきたんだろ……」

    提督「…………」トントン

    猫「!」ピタッ

    提督「おっ……」


    333: ◆CaWSl75vrE 2015/02/18(水) 20:46:25.03 ID:WDYU/ORV0

    提督(えーっと…まずゆーっくりまばたきして……)

    猫「…………」ジー

    提督(で……注意を惹きつける…)

    猫「…………」ジー

    提督(…そして、目を逸らして敵意がないことを示す)

    猫「………」ペタン

    提督(警戒心がある程度なくなったら……拳を握って、差し出す)スッ

    猫「………!」ススス

    提督(指をこすって何かあるように見せて近寄ってくるのを待って……)コスコス

    猫「…………」スンスン

    提督(気を引いて、もう片方の手で…)ナデナデ

    猫「…………」

    提督(しっぽの付け根はどうかな…?)サスサス

    猫「………♪」ゴロゴロ


    334: ◆CaWSl75vrE 2015/02/18(水) 20:51:38.77 ID:WDYU/ORV0

    提督「うわ…うへへ、か、かわいい…」ニヘラ

    猫「…………」スリスリ

    提督「あ、も、もっと撫でてほしいの?」ナデナデ

    猫「ウニャ〜…」ゴロゴロ

    提督「ふ、ふふ…君も好きだねえ…」ニコニコ

    猫「…………」ゴロン

    提督「わ、そんなにお腹見せて大丈夫……?」

    猫「…………」ジー

    提督「あ……し、信頼してくれてるんだよね…えへへ」ナデナデ

    猫「♪」

    提督「えへへ………♪」





    大井「あ、あ、あああ、て、提督、か、か、か、かわいい〜っ……ふへ、ふえへへ、ふへへへへ」・・REC


    335: ◆CaWSl75vrE 2015/02/18(水) 20:52:44.13 ID:WDYU/ORV0

    その後このビデオが高値で取り引きされたことを提督は知る由もない
    この部分は読み飛ばしても大丈夫です


    338: ◆CaWSl75vrE 2015/02/18(水) 22:09:17.89 ID:WDYU/ORV0

    提督「よいしょっと…」ダキアゲ

    猫「ニャ〜」

    提督「えへへ…君、軽いね〜」

    猫「ウニャン」

    提督「よしよし…一緒に食堂行こっか、ご飯あげちゃうよ」

    猫「♪」

    提督「ふふっ…にゃーん…♪」

    スタスタ




    大井「」ダラダラ

    間宮(なんで鼻血出しながら倒れてるんだろうこの子……)


    339: ◆CaWSl75vrE 2015/02/18(水) 22:14:47.66 ID:WDYU/ORV0

    食堂

    提督「……あれ、誰もいない?」

    提督「…………」クンクン

    提督「…まだ誰も何も作ってない…そっか、そういえば今日鳳翔さん出撃してていないんだっけ…」

    提督「……よーし、久しぶりに私が何か作ってあげますか」

    猫「ニャー」

    提督「ちょっと待っててね、君の分もすぐ用意するから。はい、ボール」コロコロ

    猫「!」ダッ

    提督「さて、食材何が余ってたかな…」ゴソゴソ


    340: ◆CaWSl75vrE 2015/02/18(水) 22:22:23.68 ID:WDYU/ORV0

    提督「う〜ん……」ゴソゴソ

    提督「……ん?お、にんにく…」

    提督「でもにんにくだけじゃなあ…いやでも揚げにんにくというのも…いやでも駆逐艦の子達は好きじゃないだろうし…」ゴソゴソ

    提督「…あ、ベーコンにコンソメ」

    提督「…そうだ、あとはオリーブオイルがあれば……」

    提督「………あ、あった!よーし、これで簡単なペペロンチーノが作れる」

    提督「ふふん、なんだか楽しくなってきちゃった」


    341: ◆CaWSl75vrE 2015/02/18(水) 22:37:15.34 ID:WDYU/ORV0

    ガチャ

    金剛「うう、もう腹ペコネー…」

    比叡「あ、頭がクラクラしてきた……」

    榛名「は、榛名は……大丈夫、じゃないです…」

    霧島「まさか朝食を抜いただけでこんなことになるとは……」


    提督「ん?みんなふらふらだけど、どうしたの?」

    霧島「あ、提督!その、実は、今日鳳翔さんがいないせいか、朝食を抜いた人が多くて…」

    提督「ああ、みんなもその弊害を受けたってこと?」

    榛名「お恥ずかしながら…」

    提督「もー、ちゃんと朝ご飯は食べなきゃダメだよ」

    比叡「面目ないです……」


    342: ◆CaWSl75vrE 2015/02/18(水) 22:51:27.43 ID:WDYU/ORV0

    提督「というか、金剛も料理上手なんだから何か作ればよかったのに」

    金剛「……スープカレー」

    提督「まだ根に持ってたんだそれ…」

    金剛「だって!だって!!」

    提督「まあまあ、英国式のスープカレーが口に合わなかっただけで、金剛の作るスコーンは美味しいよ?」

    金剛「…むう、テイトクがそう言うなら考えマス」

    霧島「あの〜、ところで今日は誰が昼食を…?」

    提督「私だよ」

    比叡「司令が作るんですか!?」

    榛名「わあ…!」


    343: ◆CaWSl75vrE 2015/02/18(水) 23:03:12.05 ID:WDYU/ORV0

    提督「そ、そんなに期待されると緊張するんだけど…あんまり上手く出来ないし」

    榛名「そんなことはありません!提督の料理はどれも美味しいものばかりです!」

    提督「そうかな…あんまり自信ないんだけど…」

    霧島「ここだけの話、提督が朝弱くなかったら朝食を作ってもらいたいという声が多数挙がっています」

    提督「そ、そんなに?」

    比叡「はい!なんなら毎日作ってもらいたいくらいですよ!」

    金剛「………」ゲシッ

    榛名「………」ゴスッ

    霧島「………」ガスッ

    比叡「ですよね!抜け駆けは良くないですよね!」ボロッ

    提督「は、はぁ……」


    344: ◆CaWSl75vrE 2015/02/18(水) 23:13:22.69 ID:WDYU/ORV0

    提督「あのー、そろそろ厨房に戻りたいんだけど…」

    霧島「あ、はい。すみません、引き止めてしまって」

    提督「いいよいいよ、すぐみんなの分も作るから座って待ってて」

    比叡「超特急でお願いしますね!」

    金剛「急かすのは良くないネー」ギリギリ

    比叡「ゆっくりでだいじょうぐぐぐお姉様絞まってます絞まってますタップタップ」パンパン

    提督(この子達こんなに騒がしかったっけ……)

    榛名「ちっちっちっちっち」

    猫「………」プイ

    榛名「…………」ショボン


    345: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/19(木) 04:52:59.73 ID:LOMGCAe40

    は、はるなは大丈夫です…


    347: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/19(木) 10:37:53.73 ID:ELp792yzO

    そのビデオはどこで手に入るんですか!


    348: ◆CaWSl75vrE 2015/02/19(木) 12:15:23.98 ID:Z5HR48tB0

    加賀さんを倒せば手に入ります


    358: ◆CaWSl75vrE 2015/02/20(金) 16:38:02.35 ID:17T4wAJD0

    ジュワア…

    霧島「わあ……」

    比叡「いい匂い…」

    金剛「楽しみデスネー…」

    榛名「…………」ソー

    猫「フシャー!!」

    榛名「ひいっ」ビクゥ

    比叡「さっきからなにしてるの?」

    榛名「いえ、見慣れない子がいたもので、つい…」

    金剛「Oh!これはvery cuteなblack catネー!」

    霧島「ずいぶん嫌われてるみたいだけど…」

    <ダメだよー、その子もお腹空いて今気が立ってるから

    榛名「よかった…嫌われていたわけではないんですね…」

    <ほら、もう出来るからちゃんと座ってなよー


    359: ◆CaWSl75vrE 2015/02/20(金) 17:01:54.78 ID:17T4wAJD0

    提督「ほいっ、お待ちどう」コト

    金剛「おおおおお!!」

    比叡「おおっ、この香しい香り…」

    榛名「榛名、感激です…!」

    霧島「パスタはあまり慣れないものですが…これはいいものですね」

    提督「まあ、ソース作るだけだからね、簡単だよ」

    比叡「ふむふむ、今度教えてもらってもいいですか?」

    提督「え"っ……ひ、比叡に?」

    比叡「はい!」

    提督「あー、う、うん、機会があればね?」

    比叡「はい!よろしくお願いします!」

    猫「ニャー」

    提督「おっと、忘れてた…はい、君の分はソース無しだよ」


    361: ◆CaWSl75vrE 2015/02/20(金) 17:19:22.76 ID:17T4wAJD0

    提督「さてと、そろそろ金剛が死にそうだし食べよっか」

    「「「「「いただきます!」」」」」

    猫「………」ハグハグ

    提督「……そういえば、猫ってパスタ好きなんだってね」

    比叡「わあっ、すごい!これすごい美味しいです!!」モグモグ

    金剛「にんにくのspicyさと…オリーブオイルの風味が口の中に広がって…Delicious!」モグモグ

    榛名「やっぱり提督の作る料理は美味しいですね!」

    霧島「うん、おいしい!」

    提督「……聞いちゃいないね」サスサス

    猫「ウニャ?」


    362: ◆CaWSl75vrE 2015/02/20(金) 17:43:19.84 ID:17T4wAJD0

    提督「……ふう、ごちそうさま」カチャ

    霧島「もう食べ終わったんですか?」

    提督「うん、みんなの分のソースも作らないといけないからね」

    金剛「あ、ならワタシも手伝いマース!」

    提督「いいよいいよ、みんなはゆっくり食べてて」

    比叡「遠慮しなくてもいいですよ?」

    提督「いやほんと比叡は座ってて、お願いだから」

    比叡「? は、はい…?」

    猫「ふにゃあ………」

    猫「……zzz…」

    霧島「食べたら寝る…子供みたい」

    榛名「提督も同じようなものですね」

    霧島「ふふっ、言えてる」


    363: ◆CaWSl75vrE 2015/02/20(金) 17:57:24.79 ID:17T4wAJD0

    〜〜〜

    提督「よし、と…隣に乾麺置いておけばあとは茹でるだけ」

    提督「隣に粉チーズを…お好みでどうぞ、なんて…」コトッ

    提督「えっと、ソースは……こっちが子供舌の駆逐艦用の辛さを控えめにしたやつで」

    提督「これが普通で………これが辛口かな」

    提督「紙、紙……あった」

    提督「からさひかえめ、ふつう、からくち、と………」カキカキ

    提督「………あ、そうだ、長門用のも作っておかないと…」

    〜〜〜


    364: ◆CaWSl75vrE 2015/02/20(金) 18:23:19.61 ID:17T4wAJD0

    提督「四人とも、食べ終わったら食器重ねておいといてねー、あとでまとめて洗うから」

    金剛「了解デース!ところでテイトク、どこに行くんデスカ?」

    提督「うーん、食べ終わったのにここにいるのもなんだし、どこかブラブラしようかなーって」

    霧島「いつもの提督なら居眠りをしてる頃ですね」

    提督「そうだね…どうせ暇だし、ちょっと昼寝しようかな」

    榛名「はい、休むことも大切ですよ」

    提督「うん…この子も寝てるしそうすることにするね」

    猫「zzz……」

    提督(……そういえばこの子、首輪がないってことは野良なのかな…)

    提督(…まあいっか、寝よう……)

    提督「ふあ…じゃあね〜…」

    比叡「おやすみなさーい!」

    バタン


    365: ◆CaWSl75vrE 2015/02/20(金) 20:35:19.04 ID:17T4wAJD0

    提督の私室

    提督「はあ、やっぱりここが一番落ち着くな……」

    提督「よいしょっと……」ボフッ

    提督「…………」

    提督「……加賀、ご飯食べてるのかなあ…」

    提督「…………」

    提督「………今日も平和だなあ」

    提督「…………」

    提督「………zz…」



    ガチャ

    響「……………」


    366: ◆CaWSl75vrE 2015/02/20(金) 20:43:22.00 ID:17T4wAJD0

    響「司令官、寝てる……?」

    提督「………」

    響「……司令官………」スッ

    モゾモゾ

    響「…暖かい……」

    響「…………」スンスン

    響「いい匂い……ん…」ギュッ

    響「司令官……司令官……」

    響「…はぁ、安心するよ……司令官……」スーハー

    響「司令官………」スリスリ

    提督「……………」





    提督(どうしよう)


    367: ◆CaWSl75vrE 2015/02/20(金) 21:05:09.25 ID:17T4wAJD0

    提督(意識が飛びそうになった瞬間ドアが開く音が聞こえて、すぐ響の声が聞こえて起きようとしたけどそんな間もなく布団の中に潜り込まれた)

    響「司令官………」スリスリ

    提督(というかすごい胸に顔埋められてる、すごいすりすりされてる)

    響「んっ……ふ………」スーハースーハー

    提督(すごい匂い嗅がれてる、すごい変な感じする)

    提督「んぁ………」

    響「………!」ピタッ

    提督(やば、変な声出ちゃった)

    響「…………」

    提督(寝てる寝てる寝てる寝てる寝てる寝てる寝てる寝てる寝てる寝てる寝てる寝てる寝てる寝てる)

    響「………司令官…」スリスリ

    提督(ふう、なんとかバレずに済んだ………ってなんで起きないようにしてるんだろう私…)


    368: ◆CaWSl75vrE 2015/02/20(金) 21:11:33.45 ID:17T4wAJD0

    提督(いやでも、私が起きている間にこういうことをしてこないということは、私に甘えたいと思ってるけど恥ずかしいとかそういう感情があるから出来なくて私が寝てるうちにこうしているだけなのかもしれない)

    響「ふふ……司令官…」ツンツン

    提督(そうそう、そうに決まってる)

    響「司令官の寝顔……可愛いな…」サスサス

    提督(そうに決まってる…よね…?」

    響「司令官………」ギュウ…

    提督(ああやっぱり、そうだよね、響はしっかりしてる子だもんね)

    響「はぁ、はぁ…司令官……フフ…司令官、可愛いよ、司令官……」ムニムニ

    提督(ヘン夕イだーーーーーーーー!!!!)


    369: ◆CaWSl75vrE 2015/02/20(金) 21:39:11.72 ID:17T4wAJD0

    提督(なにこれえええええええ!??響ってそんな子だったのおおおおおおおおおおおおお!???!!!?)

    響「フフ………起きないでね、司令官……」モミモミ

    提督(ちょっと!!!?本格的に揉まれてるんだけど!??!もしかして昨日の夜もそれ以外に私が寝てる時もこんなことされてたの??!!?)

    響「昨日はみんながいて出来なかったからね……今日はたくさんしないと……」

    提督(あっ、それなりに節操は弁えてるんだ……って違う違う、そういう問題じゃない)

    響「さて、次は………フフ……」スス…

    提督(次って……ひっ!?ちょっ、そこアウト、ダメなところだよ!?!?!)

    響「はぁ……はぁ………」スリスリ

    提督(あっちょ、やば、これほんとにダメなやつ……!)

    響「司令官……」

    提督(ど、どうしよう……ええい、こうなったらやけくそだ!)


    370: ◆CaWSl75vrE 2015/02/20(金) 22:10:46.23 ID:17T4wAJD0

    提督「ん……うぅん…」ゴロン

    響「あっ……?」

    提督「ぐぅ………」ギュウ

    響「…………!?」

    提督(必殺、寝ぼけて抱き枕と勘違いしたフリ…!)

    響「…………」

    提督(大人しくなったかな…?)

    響「…………」ギュウ

    提督(ほっ…やっと落ち着いた…)

    響「…………」

    提督(やっぱり響も子供なんだなあ…うんうん)

    響「…………」スウ…

    提督(……なんか眠れなくなっちゃった)


    371: ◆CaWSl75vrE 2015/02/20(金) 22:15:29.56 ID:17T4wAJD0

    提督「…………」

    響「zzz……」

    提督「………」ゴソゴソ

    ストン

    提督「はあ…予定狂っちゃったな…」

    スタスタ

    ガチャ

    バタン


    372: ◆CaWSl75vrE 2015/02/20(金) 22:24:46.60 ID:17T4wAJD0

    提督「…………」

    提督「みんな元気だなあ……」

    提督「………なにしようかな」

    「にゃー」

    提督「ん?おお、君も起きたの?」

    猫「うにゃ〜…」

    提督「よしよし…君は猫なのに甘えんぼだねえ」ヒョイ

    猫「…………」

    提督「一緒にぶらぶらしよっか」

    猫「にゃあ」


    373: ◆CaWSl75vrE 2015/02/20(金) 22:28:59.32 ID:17T4wAJD0

    演習場

    提督「……おー、みんなやってる」

    提督「…………」

    提督「…加賀は……」キョロキョロ

    提督「…………」

    提督「…いないか……」

    提督「……どこ行っちゃったんだろうね、加賀…」

    猫「………?」

    提督「………君に聞いても分かるはずないよね…」ナデナデ

    猫「………♪」


    374: ◆CaWSl75vrE 2015/02/20(金) 22:36:46.21 ID:17T4wAJD0

    提督「……そういえば、君、君って呼ぶのじゃ不便だね」

    猫「?」

    提督「私が名前付けてあげよっか…うーん」

    猫「………」

    提督「……なにがいいかな…」

    猫「うにゃ……」

    提督「………あすか、とかどう?」

    猫「………にゃあ!」

    提督「気に入ってくれたかな?なら、よかった」

    あすか「にゃあ」スリスリ

    提督「ふふふ、よしよし」サスサス


    375: ◆CaWSl75vrE 2015/02/20(金) 22:42:14.19 ID:17T4wAJD0

    提督「………」

    あすか「………」

    提督「………」

    あすか「………」

    提督「…暇だねえ」

    あすか「………」

    提督「………あすか?」

    あすか「zzz……」

    提督「……寝ちゃってたか…」

    提督「君も、私と同じで…誰かを求めてるんだね……」

    提督「……………」モフ…

    提督「…………」

    提督「………」

    提督「………zz」


    378: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/20(金) 23:25:01.83 ID:2eeXSWVzO

    響のスス…はどこに手が行ってたんですかね
    てか常習犯っぽいのがまたww


    379: ◆CaWSl75vrE 2015/02/21(土) 19:45:49.89 ID:9hmcJS570

    「提督殿、提督殿」

    ユサユサ

    提督「ん……んん…?」

    あきつ丸「提督殿、もう日が暮れてきています。こんなところで寝ているとさすがに風邪を引くであります」

    提督「んぁ…あ、ああ、ありがと。……えっ、もうそんな時間?」

    あきつ丸「はい、あれを」スッ

    提督「あれ…?わ、ほんとだ、もう遠征隊も戻ってきてる」

    あきつ丸「もう夕飯の時間であります、我々も引き上げるであります」

    提督「そうだね…ごめんね、わざわざこんなところまで」ムクッ

    あきつ丸「礼には及びません」


    380: ◆CaWSl75vrE 2015/02/21(土) 19:51:35.57 ID:9hmcJS570

    天龍「………ん?あれは……」

    龍田「提督とあきつ丸ちゃんね〜」

    天龍「……んだよ、楽しそうな顔しやがって」

    龍田「うふふ、天龍ちゃん、嫉妬?」

    天龍「…そうだよ、なんか悪いかよ」

    龍田「あら、素直…」

    天龍「はあ……」

    龍田「……でも、私もちょっとあれは妬いちゃうかも…」

    天龍「……なんでもいいや、さっさと戻って飯食おうぜ」


    382: ◆CaWSl75vrE 2015/02/21(土) 23:31:23.29 ID:9hmcJS570

    廊下

    あきつ丸「……そういえば提督殿、その子は?」

    提督「この子?えっとね、今日この廊下で会ったんだけど…たぶん野良の子だと思う」

    あきつ丸「ふむ……失礼」スッ

    ツン

    あすか「…………」

    あきつ丸「………無反応であります」

    提督「うーん、まだ眠いんじゃないかな。さっきまで寝てたわけだし」

    あきつ丸「むう、少し残念であります」


    383: ◆CaWSl75vrE 2015/02/21(土) 23:44:38.22 ID:9hmcJS570

    提督「まあまあ、この子、ここ気に入ってるみたいだからそのうち元気な時に会えるよ」

    あきつ丸「そうですか……なら、今は提督殿を」プニ

    提督「やん、もー、私は猫じゃないってばー」

    あきつ丸「猫……ネコ?」

    提督「?」

    あきつ丸「ネコじゃない……提督殿はタチ?いやでも、この顔は完全にネコ………いや、セリバシーという線もある……?」ブツブツ

    提督「あ、あきちゃん?」

    あきつ丸「…提督殿、自分は提督殿がどちらでも大丈夫であります」

    提督「あ、は、はい?」

    提督(まずい、全く意味が分からない)


    384: ◆CaWSl75vrE 2015/02/21(土) 23:56:40.01 ID:9hmcJS570

    提督「え〜っと…猫、かわいいよね」

    あきつ丸「ネコがかわいい…ということはタチ…?」

    提督「え?」

    提督(猫好きのことをタチって言う……のかな?)

    提督「ああうん、たぶんそう…?」

    あきつ丸「なるほど……これは予想外でした」

    提督(まあ、猫好きだって公言してなかったし仕方ないかな…)

    あきつ丸「本当は提督殿を可愛がりたかったのですが……安心してください、自分は提督殿に合わせるであります」

    提督「う、うん……?」

    あきつ丸「良いことを知られたであります。ありがとう」ギュッ ブンブン

    提督「あ、うん」

    あきつ丸「では、自分は妄s…作業がありますので、これで」

    スタスタ

    提督「………あきちゃんも猫好きだったんだ…」


    385: ◆CaWSl75vrE 2015/02/22(日) 00:06:00.74 ID:2puovjKA0

    食堂

    提督「おっ、さすがにもういっぱい人がいる……」

    提督「さて、今日はどこで食べようかな…」



    長門「………」チラチラ

    陸奥「………」チラチラ

    武蔵「………」チラチラ

    大和「はぁ……」



    提督「………うん、軽空母のところ行こう」



    長門陸奥武蔵「「「」」」ガーン

    大和「そりゃそうなるでしょう…」


    386: ◆CaWSl75vrE 2015/02/22(日) 00:24:49.42 ID:2puovjKA0

    提督(アプローチしてくれるのは嬉しいけど、あの戦艦組に捕まるとホストクラブみたいな扱いされるからな〜…)

    提督「よいしょ、お邪魔するね」

    隼鷹「んお!?おぉお〜提督ぅ〜!元気してるぅー?」ガッシィ

    提督「ああ、うん…もう出来上がってる?」

    飛鷹「ええ、バッチリ」

    瑞鳳「さっきからずっとこんな感じ」

    提督「やっぱり…隼鷹、ちょっとお酒控えなよ」

    隼鷹「んえぇ?やーだもーん!」

    提督「ほら、駆逐艦の子もいるし…こういうところでは」

    隼鷹「だってー、提督があたしと一緒に呑んでくれらいんらもん!」

    提督「まあ、そりゃそうだけど…」


    387: ◆CaWSl75vrE 2015/02/22(日) 00:31:14.18 ID:2puovjKA0

    隼鷹「ねーえー、なんで一緒に呑んでくれないのさー!」バタバタ

    提督「もう、子供じゃないんだからじっとして…ほら、私が酔ったらまとめ役がいなくなるから」

    隼鷹「うそつけー!!どんだけ呑んでも酔わないくせにー!!」

    提督「…それ言われると何も言い返せない」

    鳳翔「そうなんですか?」

    提督「んん…まあ」

    龍驤「ほんまやで、一回一緒に呑んだことあったんやけど、うちがダウンしそうになるぐらいまで呑んでたのに全く酔ってへんかった」

    瑞鳳「うん、ほんと提督尋常じゃないぐらいお酒強いから」

    提督「いやいや、呑んでるように見せてちょっとしか呑んでないだけだから…」

    隼鷹「……あたしより呑んでたことあったくせに」ボソ

    提督「隼鷹……」


    388: ◆CaWSl75vrE 2015/02/22(日) 00:39:34.94 ID:2puovjKA0

    隼鷹「ふーんだ…どーせあたしなんて正規じゃないし…酒しか呑めないし…」

    提督「…みんなはこうなるまで呑まないようにね」

    祥鳳「善処します…」

    隼鷹「………んぐぅ…」

    提督「ごめんね飛鷹、また隼鷹任せるね」

    飛鷹「ええ、分かったわ」

    瑞鳳「ところで提督、今日は私と呑まない?」

    龍驤「あっ、それうちも言おうとしてたのに」

    提督「あはは……ごめん、今日はなんかそんな気分じゃないや」

    瑞鳳「そっか…残念」

    龍驤「なんや…なら、今度呑む時は誘ってな!」

    提督「うん、たくさん呑も」

    提督(お酒よりジュースの方が好きなんだけどなあ…)

    瑞鳳(提督の酔ったところ見たいなあ…)


    389: ◆CaWSl75vrE 2015/02/22(日) 00:47:41.88 ID:2puovjKA0

    鳳翔「あ…そうだ、今日はごめんなさい、朝とお昼用意してなくて…」

    提督「いいよいいよ、たまには私も料理したかったし」

    飛鷹「えっ、提督がご飯作ってたの!?」

    龍驤「うそ!?」

    鳳翔「いいなぁ…」

    瑞鳳「出撃してた組は食べられなかったもんね」

    飛鷹「くう…こんなことならもっと早く終わらせて帰るんだった…」

    提督「そんなに悔やまなくても…また今度作ってあげるから」

    鳳翔「本当ですか?ふふっ、楽しみにしていますね」


    390: ◆CaWSl75vrE 2015/02/22(日) 00:54:58.10 ID:2puovjKA0

    龍驤「…あ、せや!なーなー、うち、今日MVP取ったんや!やからさ、ほら!褒めて褒めて!」

    提督「おお〜、よく頑張ったねえ」ナデナデ

    龍驤「ふふん、もっともっと!」

    提督「よしよし、えらいえらい」ワシャワシャ

    龍驤「にゃあ〜〜///」

    瑞鳳「……いいなあ…」

    祥鳳「…次、頑張りましょう?」

    瑞鳳「………うん」

    鳳翔「ふふ…微笑ましい…」

    龍驤「ん〜〜〜〜♪♪」スリスリ

    提督「ふふふ、犬みたいだねえ」ナデナデ


    391: ◆CaWSl75vrE 2015/02/22(日) 01:04:10.91 ID:2puovjKA0

    龍驤「はへぇ……」ツヤツヤ

    提督「うおお、おおおお……」プルプル

    瑞鳳「大丈夫?」

    提督「手が疲れた…」

    鳳翔「まあ、龍驤ちゃんはまだ少し幼い部分がありますから……」

    提督「うん……可愛いよね」

    飛鷹「えっ」

    瑞鳳「提督………口リコンじゃないよね…?」

    提督「!? ち、違うよ!」

    瑞鳳「怪しい…」

    龍驤「えへへぇ、うちはキミが口リコンでも構わんねんで」

    提督「こら、龍驤まで!」

    飛鷹「口リコンはちょっと困るわね…」

    提督「違うってば!もうっ!」

    ギャーギャー


    397: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/22(日) 10:19:18.72 ID:Ma9gS6KXO

    か゛わ゛い゛い゛な゛ぁ゛龍゛驤゛く゛ん゛は゛!゛


    394: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/22(日) 01:08:49.57 ID:TByGaRhqO

    瑞鳳にとっては口リコンの方が有利なんじゃないですかねぇ…


    398: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/22(日) 10:41:10.11 ID:IbdedG3dO

    長門達はアレを聞かれたから敬遠されてるんだなww


    399: ◆CaWSl75vrE 2015/02/22(日) 20:35:45.43 ID:2puovjKA0

    廊下

    提督「ふう、お腹いっぱい……」

    提督「…………」

    提督(…加賀、また食堂来てなかったな……)

    提督「どこにいるんだろう…」

    「誰がだ?」

    提督「あ……天龍……」

    天龍「よう、なんかお悩みみたいだな」

    提督「ああ、うん…まあ…」

    天龍「……なんだよ、そんな渋ることねえだろ」

    提督「……加賀を、見なかった?」

    天龍「加賀?……見てないな」

    提督「そっか……」


    400: ◆CaWSl75vrE 2015/02/22(日) 20:43:34.30 ID:2puovjKA0

    天龍「……なんかあったのか?」

    提督「…色々とね」

    天龍「色々ってなんだよ…ちゃんと言わないと分からないだろ」

    提督「………天龍には、関係ないことだから」

    天龍「なっ……なんだよ、それ」

    提督「ごめん…もういいかな」

    スッ

    天龍「あ、おい!」

    スタスタ

    天龍「…………」

    天龍「クソッ………なんだってんだよ…」


    401: ◆CaWSl75vrE 2015/02/22(日) 20:54:13.71 ID:2puovjKA0

    提督の私室

    提督「はぁ………」

    提督「…………」

    提督「………なんであんなこと言っちゃったんだろ、私……」

    提督「…………」

    提督「………加賀…」

    コンコン

    「提督、いる?」

    提督「……最上?なに?」

    「いや、なんだか、元気ないみたいだったから……大丈夫?」

    提督「……うん、大丈夫」

    「そう?……なら、いいんだけど。今日はもう寝るの?」

    提督「…ううん、まだ」

    「……なら…」

    提督「…ごめん最上、今日の私、ちょっと、ダメみたいだから」

    「………」

    提督「………ごめん」

    「……うん」


    402: ◆CaWSl75vrE 2015/02/22(日) 20:58:20.37 ID:2puovjKA0

    提督「………」

    提督「………」

    提督「……静かになったなぁ…」

    提督「………」

    提督「みんな、寝ちゃったかな…」

    提督「………」

    提督「……はぁ…」

    ムクッ

    提督「いつもならこの時間は寝てるのになあ…」

    ガチャ

    バタン


    403: ◆CaWSl75vrE 2015/02/22(日) 21:04:53.99 ID:2puovjKA0

    提督「どこにもいない…」

    提督「演習場にも、食堂にも、空母寮にも、お風呂にも…」

    提督「……………」

    提督「……私のせいなのかな…」

    提督「加賀……どこにいるの…?」

    〜〜〜


    404: ◆CaWSl75vrE 2015/02/22(日) 21:11:26.96 ID:2puovjKA0

    中庭

    提督「…………」ボー

    コト

    提督「!」

    「……こんなところで寝てると、風邪を引くわ」

    提督「加賀……」

    加賀「それ、ココア。コーヒーは好きじゃないんでしょう?」

    提督「………うん」スッ

    加賀「……ごめんなさい、随分と心配をかけさせたみたいで」

    提督「…………」ズズ…

    加賀「……あの…」

    提督「……ごめんね」

    加賀「え?」


    405: ◆CaWSl75vrE 2015/02/22(日) 21:25:46.81 ID:2puovjKA0

    提督「私が加賀を拒絶しようとしたから……」

    加賀「そんな…違うわ、悪いのは私なのに…」

    提督「……あのね、加賀…」

    加賀「………?」

    提督「その…私、なんだか嬉しくて…」

    加賀「え?」

    提督「加賀が……その、私に、き、キスしようとした時、ね?加賀が私のこと、愛してくれてるって感じて…」

    加賀「提督……」

    提督「………ねえ加賀、もうちょっとそっち行ってもいいかな」

    加賀「……ええ」

    提督「ん……ありがと…」


    406: ◆CaWSl75vrE 2015/02/22(日) 21:35:03.05 ID:2puovjKA0

    提督「ふふ……加賀、あったかい」

    加賀「そう?」

    提督「うん……手、握っていい?」

    加賀「ええ」

    提督「………」ギュ…

    加賀「………」

    提督「えっと…ね…私、さっき嬉しかったって言ってたでしょ?」

    加賀「………ええ」

    提督「だから……加賀のことは嫌いじゃないっていうか…その……むしろ…好き、っていうか……」

    加賀「………!」

    提督「うん……というか、私も、加賀と同じ気持ちみたい…」

    加賀「…………提督…」

    グイ


    407: ◆CaWSl75vrE 2015/02/22(日) 22:09:23.36 ID:2puovjKA0

    提督「ん…?んむっ………!」ビク

    加賀「…………」ギュッ

    提督「んっ………んん……」ギュウ…

    加賀「…………」

    提督「…………」

    加賀「………ん」スッ

    提督「ぷはっ……はぁ…もう、いきなりすぎるよ…///」

    加賀「……ごめんなさい、我慢出来なくて…」

    提督「ふふっ…一応、初めてだったんだけどなあ……」

    加賀「えっ…!?そ、そうだったの…?」

    提督「うん…いきなりでびっくりしちゃったから、もう一回………ね?」


    408: ◆CaWSl75vrE 2015/02/22(日) 22:48:27.35 ID:2puovjKA0

    〜〜〜

    加賀「……どうしてその気があることを隠していたの?」

    提督「…怖かったから」

    加賀「怖かった?」

    提督「うん……私ね、生まれた時からずっと連れ添っていた幼馴染がいて…」

    加賀「へえ……」

    提督「その子とずっと一緒にいたからかは分からないんだけど、異性との付き合い方とか、恋とか、分からなくて…でも、いつの間にか、その子のこと、好きになっちゃってたみたいでね…?」

    加賀「…………」

    提督「で……私、その子に手を出しちゃって……それで、拒絶されて…」

    加賀「…………」

    提督「今は昔みたいに普通に付き合いはあるんだけど…それが原因で、私、塞ぎ込んじゃって…」

    加賀「…………」ギュ…

    提督「ん、ありがと……それから、心のどこかで、好きだと感じても、何も言ったりしちゃいけないと思っちゃってたみたい」


    409: ◆CaWSl75vrE 2015/02/22(日) 23:01:18.99 ID:2puovjKA0

    加賀「そう…辛かったのね…」

    提督「うん…でも、今はこうして加賀が一緒に居てくれるから……」

    加賀「…ええ、私はずっと貴方の側にいるから」

    提督「えへへ…プロポーズみたいになってるよ?」

    加賀「……その覚悟もあるけど」

    提督「ふふっ、嬉しい…」スリ…

    加賀「今日はやけに甘えてくるのね」

    提督「うん、今だけね」

    加賀「私にならいつでも甘えてもいいのよ?」

    提督「…ダメだよ、私はお姉ちゃんだから」

    加賀「お姉ちゃん?」

    提督「うん…ちゃんと大人らしくして、下の子達に甘えさせてあげないといけないから」


    410: ◆CaWSl75vrE 2015/02/22(日) 23:13:18.27 ID:2puovjKA0

    加賀「そんなこと、今は気にしなくていいわ」

    提督「…………」

    加賀「誰も見ていないから…甘えたい時はそうすればいいの」

    提督「……いいのかな」

    加賀「ええ、誰も見ていないわ」

    提督「………なら、今だけは甘えちゃおうかな…」

    加賀「今だけじゃなくても、好きな時に好きなだけ甘えるといいわ。人は誰でも辛くなるから、甘えたい時は誰かを頼れと言ったのは貴方よ」

    提督「うん………ねえ、加賀」

    加賀「?」

    提督「……たまには、こうして甘えてもいいかな…」

    加賀「…ええ、もちろん」ギュ

    提督「ん……ありがと……」ギュウ…

    〜〜〜


    411: ◆CaWSl75vrE 2015/02/22(日) 23:18:32.15 ID:2puovjKA0

    提督「そういえば、加賀、ずっとどこにいたの?」

    加賀「え?どこもなにも、赤城さんと街に出かけていたけど…」

    提督「……えっ?」

    加賀「えっ、許可はもらったはずだけど……」

    提督「…………あっ」

    加賀「……………」


    415: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/23(月) 00:12:56.62 ID:BqGPpaI3O

    木曾が泣く。バレたら木曾が泣くぞー


    416: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/23(月) 01:34:40.65 ID:cYaY95Y+0

    木曾を巻き込んで修羅場る?修羅場る?


    417: ◆CaWSl75vrE 2015/02/23(月) 19:20:47.81 ID:RYWdvlBa0

    私室前

    提督「はー…何はともあれ、加賀が戻ってきてよかった」

    加賀「そうね、貴方が安心してくれたのなら私も嬉しいわ」

    提督「えへ…次からは忘れないようにするからね」

    加賀「ええ。……ここまででいい?」

    提督「あ………うん」

    加賀「それじゃ、おやすみ」

    提督「お、おやすみ……」

    加賀「…………」

    提督「…………」

    加賀「……入らないの?」

    提督「………ね、ねえ、加賀」

    加賀「?」

    提督「いっ、い、一緒に、寝ない?」


    418: ◆CaWSl75vrE 2015/02/23(月) 20:01:31.47 ID:RYWdvlBa0

    ゴソゴソ…

    加賀「さすがに枕一つだと狭いわね…」

    提督「うん…でも、その分…」

    加賀「……距離が近いと」

    提督「…………///」

    加賀「…は、恥ずかしがるぐらいなら最初から誘わないで……///」

    提督「ご、ごめん……///」

    加賀「…………///」

    提督「…………///」

    加賀「……寝ないの?」

    提督「えっ……と…」


    419: ◆CaWSl75vrE 2015/02/23(月) 20:45:19.31 ID:RYWdvlBa0

    提督「あ、あの……さっきまで、外にいたから…身体、冷えちゃった……ね…?」

    加賀「……そう、ね…」

    提督「だ、だから…そのっ………暖めてほしいっていうか、二人で暖かくなりたいっていうか………///」

    加賀「…………!!」

    提督「うう………や、やっぱり今のナシ!もう寝よ、ねっ!///」

    加賀「……提督……」グイ

    提督「ひゃっ…!?か、加賀!ほんとに、冗談だから…!」

    加賀「提督、私は本気」ギュウ…

    提督「うぁ………ぁぅ……///」

    ドサッ

    加賀「…………」スッ…

    提督「あっ……ま、待って、加賀……///」

    加賀「……?」

    提督「……や…優しくしてね……?」

    加賀「………善処します」

    提督「あ…………」


    〜〜〜


    422: ◆CaWSl75vrE 2015/02/23(月) 20:49:29.78 ID:RYWdvlBa0

    加賀「………はっ」バッ

    加賀「……夢………?」

    コツン

    加賀「ん……?」

    提督「すー………すー………」

    加賀「…………」ゴシゴシ

    加賀「…………」チラッ

    加賀「…………!?」

    提督「んぁ……?」パチッ

    加賀「あ」

    提督「……?………あ」

    加賀「………おはよう」

    提督「お、おはよう……」


    424: ◆CaWSl75vrE 2015/02/23(月) 20:57:36.77 ID:RYWdvlBa0

    提督「……あ、あの、加賀?」

    加賀「は、はい」

    提督「えっと………昨日の夜って…」

    加賀「……ごめんなさい!」バッ

    提督「えっ、ちょ、そ、そんな、謝らなくていいってば!」

    加賀「でも、勢いとはいえ…」

    提督「い、いいよほんとに……それに、わ、私も……」

    加賀「?」

    提督「その……き、気持ちよかったし……///」モジモジ

    加賀「」キュン



    ドサッ

    提督「ひゃあっ!?な、なんでぇ!?」

    加賀「……可愛い」

    提督「加賀!?」


    425: ◆CaWSl75vrE 2015/02/23(月) 21:03:10.18 ID:RYWdvlBa0

    加賀「ごめんなさい、我慢出来そうにないわ…」スス…

    提督「だっ、ダメだって!もうみんな起きるから、ほんとにダメだから!!」グググ

    加賀「遠慮しないで……」グググ

    提督「いいから服を着てーーー!!」

    ガチャッ

    加古「よう提督!もうみんな起きて……る………ぜ…………」

    提督「」

    加賀「」

    加古「」


    426: ◆CaWSl75vrE 2015/02/23(月) 21:20:22.59 ID:RYWdvlBa0

    加古「………ごっ、ごゆっくりどうぞおおおおおおお!!!!」ダダダダ

    提督「ま、待って加古!違うのこれは、加古!加古ーーーーーー!!!」

    加賀「…………」

    提督「………はぁ…」

    加賀「……ぷっ」

    提督「もー、笑い事じゃないでしょ」

    加賀「ふふっ、そんな笑顔で言われても」

    提督「………ふふふ、確かに」

    加賀「…どうせ見られたのなら、もう隠す必要もないんじゃない?」

    提督「……そうだね、大丈夫…だよね」

    加賀「ええ、私達なら」

    提督「………うん!」


    427: ◆CaWSl75vrE 2015/02/23(月) 21:21:47.44 ID:RYWdvlBa0

    一応本編はこれで終わりです…(小声)
    あとは適当に思い付いたネタややりたいことを書き込んでいこうかなと思ってます


    430: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/23(月) 21:26:48.01 ID:ljU0kfK/O

    秋月ちゃんはまだですか(小声)


    431: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/23(月) 21:35:03.14 ID:BqGPpaI3O


    終わりなのか。百合ハーレムと聞いてたからもうちょっとあるのかと思ってた


    432: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/23(月) 23:02:55.28 ID:PWUw4cAuo

    ひとまず乙
    続き(?)も期待するさー


    434: ◆CaWSl75vrE 2015/02/24(火) 00:04:17.74 ID:XYM5csDh0

    まだ天龍とか木曾とかに色々と言うことが残ってますからね


    435: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/24(火) 06:56:37.57 ID:EBBqBQBX0

    まぁスレを埋め尽くすくらいはやってくれるんやろ?
    ……答えはYesってことやな


    437: ◆CaWSl75vrE 2015/02/24(火) 17:43:40.23 ID:XYM5csDh0

    『お前の為なら』



    木曾「………は?」

    提督「本当にごめんなさい」ドゲザ

    木曾「いや、別に怒ってないけどさ……一人を選ぶのは良くないって言ってたよな?」

    提督「ちちち、違うの!み、みんなのことは大好きだから!ほんとだよ!?」

    木曾「はあ。なら加賀は?」

    提督「加賀は特別」

    木曾「それが一人を選ぶって言うんだけどな…で?なんでこうなったんだ?」

    提督「えっと…なんか、好きになっちゃったみたい」

    木曾「なっちゃったって…恋か?」

    提督「うん、たぶんそう…初恋の時と同じ感じがするから」

    木曾「はぁ……好きになっちゃった、か…なら、前から好きだったんじゃないか?」

    提督「え?」


    438: ◆CaWSl75vrE 2015/02/24(火) 17:53:47.91 ID:XYM5csDh0

    木曾「だから、前から好きになってて、それが昨日の夜目覚めたんじゃないかって」

    提督「ああ、なるほど……」

    木曾「なら俺に振り向かなかったのも納得いくだろ………」ゴロン

    提督「あの…ごめんね、嘘ついちゃって…」

    木曾「気にするな、俺なら大丈夫だから……それに、お前が幸せなら俺も幸せなんだ」

    提督「…本当に木曾は優しいね」

    木曾「よせよ、俺以外の奴に怒られるぞ」

    提督「…うん」


    439: ◆CaWSl75vrE 2015/02/24(火) 17:59:16.39 ID:XYM5csDh0

    木曾「…………」

    球磨「……木曾、なんで泣いてるクマ?」

    木曾「っ、姉さん!?ま、まだ起きてたのか…」

    球磨「…また提督のことクマ?」

    木曾「! ……お見通しってことか…」

    球磨「木曾は提督のことでしか泣かないから、分かりやすいクマ」

    木曾「………ああ、そうだな…」

    球磨「……木曾、こっちに来るクマ。今日は一緒に寝るクマ」

    木曾「姉さん……」

    球磨「泣いてる人を、ましてや大切な妹を放ってはおけないクマ。ほら」

    木曾「………ありがとう……」


    442: ◆CaWSl75vrE 2015/02/24(火) 18:10:59.19 ID:XYM5csDh0




    『木曾の告白』



    443: ◆CaWSl75vrE 2015/02/24(火) 18:17:00.71 ID:XYM5csDh0


    親愛なる提督へ

    提督、お前の事が好きだ。
    絶対、誰にも負けないぐらいの自信がある。
    四六時中お前の事を考えている時もある。本当はずっとお前の傍に居てやりたいんだが、お前の指示を無視する訳にはいかないからな。
    けど、お前が命じるなら、俺はなんだってやってみせる。死ねと言われたら死ぬし、人を殺せと言われたら例えそれが姉さんでも殺す。お前がそう望むなら、俺もそれを望もう。
    お前の幸せが俺の幸せ、俺に振り向いてくれなくても、好きになってくれなくても、嫌いになってもいい、俺はただ、お前に想われ続けていたいんだ。
    けど、お前に忘れられるのが何よりも怖いんだ。だから、俺を見捨てないでくれ。お前に忘れられたら、もう俺が生きる意味なんてないんだ。

    最後にもう一度。


    提督、愛してるよ。


    445: ◆CaWSl75vrE 2015/02/24(火) 18:25:34.66 ID:XYM5csDh0

    提督「……っていう手紙が届いたんだけど…これ、全部本当?」

    木曾「ああ、俺の想いを込めて書いたんだ」

    提督「………あの、正直に言うと、ちょっと怖い」

    木曾「自分でもおかしいってのは分かってる。けど、お前に俺の事を理解してもらいたかったから……」

    提督「……うん。ちょっと怖いけどね、それ以上にすごく嬉しい」

    木曾「……ふっ、そうか…」

    提督「木曾に愛されてるのがすごく伝わったというか……なんて言えばいいんだろ…ああもう、木曾、ちょっとこっち来て」

    木曾「? ああ」スッ

    提督「ん、ありがと……」

    チュッ

    木曾「………!!」

    提督「えへへ…この前のお返し」

    木曾「お前なあ……」

    提督「大丈夫だよ、誰も見てないから」

    木曾「…だからってあんまり危なっかしい事はするもんじゃないぞ」

    提督「ふふっ…もう一回、する?」

    木曾「…………ああ」


    446: ◆CaWSl75vrE 2015/02/24(火) 18:26:16.70 ID:XYM5csDh0

    短編おわり
    完全従順型ヤンデレ流行れ(願望)


    447: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/24(火) 18:29:11.72 ID:iEXw+ZhUo

    後半はもう木曾の妄想にしか見えない…


    448: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/24(火) 18:51:13.88 ID:3Gb541ACo

    キソー重ーい


    450: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/24(火) 19:09:22.91 ID:+1/IBwFlO


    加賀とそうなったのにまだ木曾とこっそりって、誰も見てないからって
    この提督やり手なのかもしれないぞ


    451: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/24(火) 20:10:24.46 ID:CJWTJBS2o

    これはハーレムを築いていく物語に方向転換ですかね(希望)


    452: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 16:44:37.76 ID:dpZVRXw2o

    ここから方向転換なのか全員に加賀との報告+お断りを入れていくのか
    このモヤモヤで4日も待たされるなんて~


    460: ◆CaWSl75vrE 2015/03/01(日) 19:27:41.95 ID:Roj6Y5XH0

    執務室

    天龍「………」

    提督「………あ、あの…」

    天龍「んだよ」

    提督「えっと……いつまでここにいるのかなーって…」

    天龍「邪魔だから出てけって言いたいのか?」

    提督「そ、そういう意味じゃないんだけど…」

    天龍「ならなんだってんだよ」

    提督「いや……なんか、落ち着かないから……」

    天龍「へえ、オレと二人がそんなに嫌か」

    提督「ち、違うよ、そんなこと…」


    461: ◆CaWSl75vrE 2015/03/01(日) 20:04:15.91 ID:Roj6Y5XH0

    天龍「ふーん、加賀とはよく一緒にいるのにか」

    提督「!!」

    天龍「別に嫉妬してるとかじゃねえけどよ…あいつとばっかり一緒にいるのはどうなんだよ」

    提督(…それを嫉妬って言うんじゃ…)

    天龍「なあ、どうなんだよ」

    提督「え?あ、ま、まあ、確かにそうだけど……でも、そんなに加賀と長いこと一緒にいるかな…」

    天龍「そうじゃなかったらこんなことわざわざ言いに来ないだろ」ジロ

    提督「う……ご、ごめん…」

    天龍「………言葉より、行動で示してくれよ」ガタッ

    提督「え?」


    464: ◆CaWSl75vrE 2015/03/02(月) 00:13:13.17 ID:zxdTtkUd0

    グイッ

    提督「え、ちょっ、な、なn

    チュッ

    提督「んっ!?」ビク

    天龍「ふっ……はむ、ん……」ギュッ

    提督「んぁ……う……」

    天龍「ちゅっ…じゅる……」

    提督「んんっ!??ぷあっ、て、天龍、待って!///」バッ

    天龍「逃げるなよ………」グイ

    提督「ひゃっ…!」

    ドンッ

    提督(な、なにこれ、天龍に壁ドンされてるというかもう顔近付いてきてる逃げられないやばいやばいやばいやばいやばい)

    天龍「んむ………ちゅぷ…」ジュル…

    提督「は、ふ……ぁ…///」


    465: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/02(月) 00:14:42.99 ID:eageeif0o

    タチ天龍ちゃんいいゾ~これ


    466: ◆CaWSl75vrE 2015/03/02(月) 09:57:08.61 ID:EOwAFY0FO

    やっぱりR-18無理です…(小声)


    467: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/02(月) 10:21:23.87 ID:rdHtwOoro

    諦めたらそこで試合終了だぞ


    469: ◆CaWSl75vrE 2015/03/02(月) 17:54:45.46 ID:zxdTtkUd0

    夕暮れの色が、交わる二人を朱く染めていた。
    執務室の最奥の壁に押さえ付けられている提督と、暴れる提督を捩じ伏せるようにキスをしながら舌を滑り込ませる天龍。

    「ふあ……っは、やぁ……!」

    なんとか押し退けようと力を込めるが、ガッチリと手首を掴まれていてまるで抵抗すら出来ずに、ただ舌を摘まれて身をよじるだけになってしまう。

    「ぷはっ……はっ…はっ……」

    「はぁっ……はあ、はあ……」

    不意に唇が離れ、二人の間に引かれた白い糸が重力に従って床に落ち、真紅のカーペットに黒い染みが生まれた。

    「天、龍っ……」

    今だ整わない呼吸に肩を大きく上下させながら、睨み付けるように天龍を見つめる。が、天龍もまた同じように提督を見つめていた。

    「はぁ…はぁ…これで分かっただろ…?」

    「分かったって、何が……」

    本当は分かっているのに、嘘をつかなきゃいけないような、真実を言ってしまえば、もう戻れないような気がして分からないようなふりをしてしまう。
    しかし、それも意味をなさなかった。

    「お前の事が好きなんだよっ!!!」


    486: ◆CaWSl75vrE 2015/03/04(水) 19:27:01.48 ID:zJFeyHXL0

    「ひっ……」

    悲しみが混じったような怒号に、思わず身体を跳ねさせてしまう。天龍の声に反応した訳ではなく、自分の過ちを突き付けられたような気がしたからだった。

    考えてみれば、いつもそうだった。直接的な告白とまではいかないものの、天龍は木曾の次に積極的に提督にアプローチをかけていた。それも一度や二度ではなく、友と呼ぶには異常すぎる程に。

    本当は分かっていたのに、天龍の想いに気付かないような素振りを見せてはぐらかし続けていればこんな事になるのも予測出来ていただろう。
    心のどこかでそんなはずはない、ただの勘違いだ、と勝手に壁を作っていたのは他でもない、自分自身だった。
    提督はただ、これまでの行動を悔いるように俯いていた。


    487: ◆CaWSl75vrE 2015/03/04(水) 19:29:26.65 ID:zJFeyHXL0

    「…………」

    「………なあ」

    「あっ……!?」

    不意に顎先を指でくいっと持ち上げられ、目線を合わせられる。男らしい挙動に思わず胸が高鳴ってしまい、自由になった左手で抵抗しようという気すらなくなってしまう。
    だがその行動とは裏腹に、天龍は今まで見たこともないような不安げな表情をしていた。

    「て、天龍……?」

    「オレとこういうことするの、嫌だったか…?」

    今にも泣き出しそうな声色だった。普段の彼女からは想像も出来ない程に。

    「…………」

    「…………」

    しばらくの沈黙が二人の間に流れる。窓の外の枯れ木で鳴く鴉が、日没を告げていた。


    488: ◆CaWSl75vrE 2015/03/04(水) 19:29:57.43 ID:zJFeyHXL0

    「……天龍はさ…」

    「………?」

    「…私とこういうこと、したいの……?」

    「え……?」

    予想していた返答と全く違っていたからだろうか、心底驚いたといった顔を見せる。だが、すぐにきっと提督の目を見据えて、口を開いた。

    「じゃなきゃ、こんなことしないだろ……」

    呆れたような、説教じみたような音程。しかし、その真意を汲み取る事は容易だった。

    「………そうだよね、やっぱり…」

    「何が言いたい?」


    494: ◆CaWSl75vrE 2015/03/06(金) 00:36:57.40 ID:JBVkjNFd0

    「……いいよ」

    「え?」

    まさかの受容だった。その目こそ潤んでいたが、仕方なくだとか、嫌々といった感情は一切見受けられず、真っ直ぐに天龍を見つめていた。

    「天龍が、私を愛してくれるなら、私も嬉しいから……」

    「で、でもよ…本当は嫌じゃないのか…?」

    「……もう、変なところで弱気になるんだから…」

    そう呟いて、瞳を伏せながらほんの少し踵を上げる。左手を天龍の肩に乗せて、優しく触れるように唇を重ねる。嫌悪の意思がないことを示すよりも、むしろ大きな愛情を伝えるようなキスだった。

    「……ぷはっ…」

    「お、お前……」

    「えへ……これで分かってくれるよね…」

    さっきの事などなかったかのように眩しく、屈託のない笑顔を向ける。そこにはただ一つの、純粋な想いがあった。


    495: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 10:29:16.69 ID:wHH9/V7m0

    やだ、この包容力はある種のレズビッチ感があって素敵!


    496: ◆CaWSl75vrE 2015/03/06(金) 19:23:25.03 ID:JBVkjNFd0

    「……本当にいいんだな?」

    「うん…今更止められたら、私も困りそう……」

    「……!」

    「あはは………もう、下、分かんないや……」

    「……すぐ楽にしてやるからな」

    そう呟いた天龍が、提督の股間に太腿を押し当てる。たったそれだけの動作でも、十分に蕩けた身体が小さく跳ねてしまう。
    太腿を上下される度に開く口に蓋をするように唇で塞がれ、また舌を滑り込まされる。しかしそれは先程のような強引なものと違い、恋人同士がするような深い愛を含んだ口付けだった。


    499: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 19:49:29.40 ID:Ai6BXgRfO

    このやり手なたらし提督最高です!


    500: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 19:54:38.69 ID:dgLy+Gr5O

    これ、加賀さんにバレたらヤバいような・・・・


    501: ◆CaWSl75vrE 2015/03/07(土) 01:05:50.27 ID:VdWAhtqP0

    二回目───加賀との分を含めれば三回目だが───とはいえ、舌を入れられるという異物感に慣れず、反射的に舌を引っ込めてしまう。それを追うように天龍の舌が口内に侵入し、また舌を絡め取られる。

    「はふ……じゅる…」

    「んっ………!」

    舌が口内を這い回る度に身体を強張らせる提督を安心させるために、空いている右手を後頭部に回し、抱き寄せるように髪を撫ぜる。

    「ん……ぁ…」

    強く肩を掴んでいた手の力が緩み、舌も動かなくなり天龍のなすがままになる。幾分か不安は消えたようで、天龍自身からも怯えは取り払われた。


    502: ◆CaWSl75vrE 2015/03/07(土) 01:45:15.12 ID:VdWAhtqP0

    身体を動かす度に二人の間で豊満な胸が擦れ合い、わずかな快感が脳に走り理性を少しずつ溶かして行く。
    ずっと手首を掴んでいた左手は、いつの間にか上へ上へと向かい重ね合わされ、そして指先が触れ合った瞬間、お互いにぎゅっと指を絡め合う。爪が食い込むぐらいに強く、この時間だけでも二人が離れないように、離さないように。

    「ひ、あ…っ…!」

    不意に足を擦り付けられ、声を挙げてしまう。が、それすらも塞ぎ込まれ、更に深く太腿を食い込まされながら規則的に揺すられる。
    断続的な快楽に口の端から小さく初々しい喘ぎ声を漏らすが、その表情は物足りないと言わんばかりに切なげなものだった。


    503: ◆CaWSl75vrE 2015/03/07(土) 02:04:49.16 ID:VdWAhtqP0

    「っあ、は、ううっ…て、天龍っ……///」

    「…分かってるよ」

    「ゃ、んっ…!」

    左手は握り合ったまま、右手を胸へと伸ばす。太腿を秘所に擦り付けながら、手の平からこぼれる程の胸を揉む。軽く握り込むように、下から押し上げるように、指を沈み込ませるように。何度も何度も、微弱な快楽の波を大きくするように解していく。弄ぶような指遣いに形を変える胸は厚手の軍服の上からでも確かな弾力と柔らかさを感じられた。

    「…もう、限界って顔だな」

    「う、ん…も、むりっ……」


    504: ◆CaWSl75vrE 2015/03/07(土) 02:05:32.80 ID:VdWAhtqP0

    ウウウ…もうちょっと…頑張れ自分…


    505: ◆CaWSl75vrE 2015/03/07(土) 02:18:34.91 ID:VdWAhtqP0

    すでに部屋に月光が差し込む程時間をかけられ、じっくりと刺激された身体は小刻みに震えるほど蕩けさせられていた。

    「……今、楽にしてやるからな」

    「ひっ、い…!あ、ああ……!」

    それだけ言い、右手に更に力が入る。先程の甘く溶かすような手つきではなく、速く、強く。秘部を刺激し続けていた太腿もより上下に、より激しく。左手は握り合い、愛情表現を見せ付けるように。そうしている間も、ずっと唇は離れなかった。いや、提督が離さなかった。
    一際大きく身体を跳ねさせた後、ぷつりと糸が切れたように壁に背を付けながら床にへたり込む。
    肩を震わせて荒い息をつく二人は、互いに顔を見合わせ、軽く優しいキスを交わした。


    506: ◆CaWSl75vrE 2015/03/07(土) 02:24:13.20 ID:VdWAhtqP0

    天龍「…………」

    提督「………///」

    天龍「……やっちまったな」

    提督「……うん…///」

    天龍「なんつーか、さ…ほんとすまねえ」

    提督「まだそんなこと言って…天龍は嬉しくなかったの…?」

    天龍「いっいや!オレは嬉しかったぞ!お前がちゃんと答えてくれて…」

    提督「そっか……えへへ…」

    天龍「…………///」ポリポリ

    提督「…ねえ、天龍」

    天龍「ん?」

    提督「その、ね……天龍がまたこういうことしたくなった時は、いつでも言ってね?」

    天龍「………おう///」

    提督「ふふっ、もう他人じゃないね」

    天龍「………」キュン


    507: ◆CaWSl75vrE 2015/03/07(土) 02:30:01.83 ID:VdWAhtqP0

    コンコン

    「司令官、もうご飯出来てるわ!早く食堂に来てね!」

    天龍「……だってさ。いけるか?」

    提督「ん、どうだろ…よっ、と…うわ、わわわ」ヘナヘナ

    天龍「お、おいおい」

    ペタン

    提督「あはは、ダメっぽい…」

    天龍「そうか……なら…」グイッ

    ギュッ

    提督「きゃ!?」

    天龍「これで行くか」

    提督「え、な、あ、ちょ、て、天龍!?///」カァア

    天龍「なんだよ?」

    提督「さ、さすがにこれ、お姫様抱っこは恥ずかしいというか、ねっ?」

    天龍「あんなことしといて今さら言うことでもねえだろ、ほら行くぞ」

    提督「ちょちょっ、ちょっと待ってってば!ここここんなところ見られたら恥ずかしいって!」

    天龍「文句言うなよ、他にどうしろってんだよ」

    ガチャ


    508: ◆CaWSl75vrE 2015/03/07(土) 02:36:38.45 ID:VdWAhtqP0

    青葉「あっ司令官!お待ちしてまs……あ"ぇ!??」

    天龍「ん、まだ食堂行ってない奴がいたのか」

    提督「」

    青葉「しっ、司令官と天龍さんが…!!こ、これは大スクープだああああああああああああああ!!!!」ダダダダ


    天龍「なんだ、騒々しい奴だな……っておい、なんで顔隠してんだ?」

    提督「うううぅぅぅ…み、見られた…もうお嫁に行けないよぉおお……」

    天龍「あん?んなもんオレが貰ってやるから安心しろって。それよかさっさと行くぞー」スタスタ

    提督「わあああああ!!それは嬉しいけどせめて下ろして!!」

    天龍「ふふん、やだね」

    提督「下ろしてってばああああっ!!」




    天龍「へへっ……もう離さないからな」


    509: ◆CaWSl75vrE 2015/03/07(土) 02:37:28.72 ID:VdWAhtqP0



    『漢天龍』、終わり


    510: ◆CaWSl75vrE 2015/03/07(土) 02:40:51.13 ID:VdWAhtqP0

    (流石に今日は布団に入っても許されるだろう……)
    http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira069837.jpg


    512: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/07(土) 03:59:47.19 ID:PUvM28Bko

    おつ
    実にいい働き
    最高


    513: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/07(土) 05:40:31.51 ID:IerBAbVRO


    なんだこの小悪魔は!たらし提督いいわぁ


    515: ◆CaWSl75vrE 2015/03/07(土) 14:09:18.74 ID:VdWAhtqP0

    木曾「………」

    提督「……あ、あの」

    木曾「正座」

    提督「ハイ…」

    木曾「なに?お前そんな女ったらしだったの?」

    提督「ちちち違うよ!私は加賀一筋だもん!」アセアセ

    木曾「じゃあなんで天龍とやっちゃったんだよ」

    提督「いや、愛されてるならそれがどういう形であれ受け止めるのが私なりの愛っていうか…」

    木曾「やっぱりたらしじゃないか」

    提督「だ、だって愛されてるってすごく嬉しいんだもん!みんなの事が大好きなんだもん!」

    木曾(俺が言うのもなんだけど、この子割とメンヘラじみてるな…)


    516: ◆CaWSl75vrE 2015/03/07(土) 14:20:44.39 ID:VdWAhtqP0

    木曾「お前、いつかマジで刺されるぞ」

    提督「うう……で、でもその時は木曾が守ってくれるよね?」

    木曾「……まあ、そうだけど」

    提督「えへへ…嬉しいな」

    木曾(はぁ……天使か悪魔か分かったもんじゃないな……)

    提督「ねえねえ、木曾」トントン

    木曾「なんだ?」

    提督「木曾は…私とそういうこと、してみたい?」

    木曾「………お前なあ…」

    提督「嫌?」

    木曾「……お前が望むなら俺もそう望もう」

    提督「そっか。ふふっ、私はいつでもいいからね♪」

    木曾(腹に辞典でも仕込ませた方がいいんじゃないかこの子……)


    517: ◆CaWSl75vrE 2015/03/07(土) 14:21:21.69 ID:VdWAhtqP0

    短編おわり
    この後めちゃくちゃにゃんにゃんした


    518: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/07(土) 14:21:53.47 ID:PUvM28Bko

    完全にレズジゴロやないか(歓喜)


    519: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/07(土) 16:39:55.81 ID:IerBAbVRO


    >でもその時は木曾が守ってくれるよね?
    これ最高。こんなの言われたら許しちゃうわなww


    520: ◆CaWSl75vrE 2015/03/07(土) 17:17:20.56 ID:VdWAhtqP0

    女提督はノンケです(大嘘)


    523: ◆CaWSl75vrE 2015/03/07(土) 20:17:15.10 ID:VdWAhtqP0

    工廠

    提督「んー……んー…?」ゴソゴソ

    北上「ふーちゃん、どしたの?」

    提督「んー…えっとね、ソナーを開発しようと思って工具箱を探してるんだけど……」

    北上「見つからないの?」

    提督「うん、確かここらへんに置いたはずなんだけど…どこやったかなあ」

    明石「工具箱なら前に開発した時、私が提督の私室に運びましたよ?」

    提督「あ、そうなんだ。じゃあついでに資材と一緒に取りに行ってくるね」

    北上「ならあたしも手伝うー」

    提督「うん、助かるよ」

    明石「準備して待ってますねー」

    スタスタ


    524: ◆CaWSl75vrE 2015/03/07(土) 20:19:21.26 ID:VdWAhtqP0

    私室前

    提督「ごめんね、付き合わせちゃって」

    北上「いいよいいよ、これも秘書艦のお務めだし」

    提督「ふふっ、一緒にソナー作ろうね」

    ガチャ



    提督のパンツを被った大井「はっ!?」




    提督「」

    北上「」

    大井「」


    525: ◆CaWSl75vrE 2015/03/07(土) 23:00:21.96 ID:VdWAhtqP0

    大井「あ、あn

    バタン

    提督「戻ろっか」

    北上「えっ、でもソナー開発は」

    提督「知らない」

    北上「えっ」

    提督「知らない」

    ガチャ

    大井「ちょっと!?なんで無視するんですか!??!」

    提督「あっどうも大井さん、私用事があるのでこれで失礼しますね」

    大井「なんですかその口調!?と、とりあえず話だけでも聞いてください!!」ガシッ

    提督「うわ、ちょちょちょ」

    北上「あ、ふーちゃn「北上さんも!!」グイッ

    バタン!!



    摩耶「……なんだったんだ今の…」


    526: ◆CaWSl75vrE 2015/03/07(土) 23:01:08.66 ID:VdWAhtqP0

    提督「………」

    北上「………」

    大井「あのですね、これは違うんです」

    北上「この状態で弁明するの?」

    提督「何が違うの?自分が正しいと思ってるの?」

    大井「いえ、私は提督の衣類に危険性がないか身を呈して調べていただけです」

    北上「パンツ被る必要はあるの?」

    大井「あ、あります」

    北上「なんで?」

    大井「………とっ、塗布性の毒薬などがあるかもしれないから…」

    北上「さすがにそれは無理があるよ大井っち…」


    527: ◆CaWSl75vrE 2015/03/07(土) 23:02:01.01 ID:VdWAhtqP0

    提督「あのー、そろそろパンツ戻してほしいんだけど」

    大井「嫌です」

    提督「なんで!?そこは譲ろうよ!!?」

    大井「ここは譲れません」

    提督「それ加賀の台詞でしょ!?怒るよ!?」

    大井「違うんです!私は提督の身を案じるが故にこういうことを!!」

    北上「大井っち、もう諦めようよ…」

    提督「大井…お願いだからちゃんとほんとのこと言ってよ…」

    大井「うぐぐ……!」


    528: ◆CaWSl75vrE 2015/03/07(土) 23:03:16.81 ID:VdWAhtqP0

    〜〜〜〜

    北上「ふむふむ。で?なんでこんなことしたの?」

    大井「普段味わうことの出来ない背徳感があって興奮しました」

    北上「ふむふむ。いつからしてたの?」

    大井「確か三ヶ月ほど前から」

    北上「ふむふむ。他に盗んだりしてたものは?」

    大井「シャツブラパンツ靴下執務用の手袋汗を拭いたタオルあとゴミ箱に入ってたオナty」

    提督「わ"ーーーーーー!!!わ"ーーーーーーっ!!!///////」

    北上「それ以上はプライバシーに関わるからアウトね。まーここまででも十分だけど…で、ふーちゃん、判決は?」

    提督「ヘン夕イ……」

    大井「フヒッ…」

    提督「…………」

    北上(うわあ、風花がドン引きしてるところ初めて見たかも)


    529: ◆CaWSl75vrE 2015/03/07(土) 23:04:46.20 ID:VdWAhtqP0

    提督「あのさ…大井って北上が大好きなんじゃなかったっけ?」

    大井「ぶっちゃけると北上さんと同じくらいかそれ以上に提督が好きです」

    提督「えぇ……」

    北上「いやー、あたしはなんとなく気付いてたんだけどまさかここまでとは」

    大井「バレると思ってなかったんです…ごめんなさい…」

    提督「いや、別に怒ってはないけどさ…」

    大井「ゆ、許してくれるんですか?」

    提督「あ、ああ…まあ、私は受け入れるけど…」

    大井「やったぁ!!じゃあ提督が入った後のお風呂の残り湯でご飯炊いたりそれに提督の汗から抽出した塩をかけて食べたりしてもいいんですね!!」

    提督「っう、うん、そ、それが愛だから……」ヒクヒク

    北上(風花、顔が引きつってるよ…)


    530: ◆CaWSl75vrE 2015/03/07(土) 23:06:47.05 ID:VdWAhtqP0

    大井「ふへへ、では早速」ワキワキ

    提督「……えっ、な、なにが」

    大井「ふへ、ふへ、ふえへへへへへへへへ」サワサワ

    提督「ひいぃ!?ちょっ、どこ触ってるの!!??」

    北上「ふーちゃん大変そうだね」

    提督「見てないで助けてよ!?」

    北上「じゃー、あたし先に戻ってるからー」

    提督「ちょっと!?北上!?北上ーーーー!??」

    大井「ふひっぐへはははへへへ、て、提督、ふ、ふふ二人っきりですねえへへへへ」ジリジリ

    提督「ひぃっ!」




    大井「さあ、提督!私の愛を!!受け止めてくださああああああああああああああああいっ!!!!」ガバッ

    提督「いやあーーーーーっ!!!」





    『大いなる愛』おわり


    531: ◆CaWSl75vrE 2015/03/07(土) 23:09:15.54 ID:VdWAhtqP0

    クレイジーサイコレズ大井が書きたかっただけでした本当にすみません許してください!なんでもしてください!


    532: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/07(土) 23:18:43.50 ID:H9fZm0hSO

    ん?今なんでも島風って言ったよね?


    533: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/07(土) 23:53:55.08 ID:IerBAbVRO

    第六駆逐隊達にはまだ早いですかね


    534: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/08(日) 00:03:08.58 ID:9XDeMQhZo

    戦艦はいつ本領発揮するのか


    535: ◆CaWSl75vrE 2015/03/08(日) 00:26:07.65 ID:5ERHkESB0

    次はヘン夕イ糞戦艦他ヘン夕イ艦娘の対談の予定です
    もちろん長門陸奥武蔵も出ます


    537: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/08(日) 09:18:04.13 ID:Re5s8IcDO

    やったぜ。


    538: ◆CaWSl75vrE 2015/03/09(月) 19:19:20.51 ID:lA+p3QHD0

    長門「………」

    陸奥「………」

    翔鶴「………」

    鳳翔「………」

    青葉「………」

    羽黒「………」

    愛宕「………」

    大井「………」

    大淀「………」

    香取「………」

    武蔵「む、揃ったようだな」


    539: ◆CaWSl75vrE 2015/03/09(月) 19:45:08.91 ID:lA+p3QHD0

    長門「なあ、これは…」

    陸奥「もしかしなくても…」

    武蔵「ああ、前と同じものだ」

    長門「…大和は?」

    武蔵「私は純粋に提督と愛し合いたいから、と言って来なかったぞ」

    長門「そうか…つまり、ここにいる全員は……」

    武蔵「うむ。筋金入りのヘン夕イだ」

    羽黒「えっ!?」

    大淀「異議あり!」

    武蔵「ほう、言ってみろ」

    大淀「私はただ提督の顔にぶっかけたいだけです!」

    長門「それをヘン夕イと言うんだ」


    540: ◆CaWSl75vrE 2015/03/09(月) 19:59:01.07 ID:lA+p3QHD0

    羽黒「ちょ、ちょっと待ってください、ぶっかけるってなんですか?」

    大淀「言葉の通りだけど…」

    羽黒「それってつまりその、あの、アレを、提督の顔に、ですか?」

    大淀「はい」

    羽黒「えっ、で、でも、生えてないですよね?」

    大淀「それが何か?」

    羽黒「えっ」

    大淀「生えてる前提の妄想も出来ないんですか?」

    羽黒(どうしよう、とんでもないところに来ちゃった)

    提督「あの〜…」

    武蔵「どうした、相棒」

    提督「なんで私もここにいるのかなって」

    武蔵「前に聞かれていたし、どうせ話すなら聞かれていた方がいいだろう。そっちの方が興奮するという者もいる」

    提督「………」

    羽黒(何を言ってもダメだって顔だ…)


    541: ◆CaWSl75vrE 2015/03/09(月) 20:06:21.01 ID:lA+p3QHD0

    提督「…ちなみにさ、みんな、大淀の意見はどう思うの?」

    一同「わかる」

    提督「ひぃ……」

    陸奥「もうね、べとべとにしてあげたい」

    愛宕「私は胸にかけたいなあ…♪」

    翔鶴「私は脚に」

    提督「……………/////」カァアアア プルプル

    長門「真っ赤になったな」

    武蔵「ああ、犯したい」

    提督「ぅぅぅ………////」バッ

    長門「帽子を深くかぶったな」

    翔鶴「嗅ぎたい」

    大井「吸いたい」

    提督(やだよぉ…加賀ぁ…助けてよぉ…)


    542: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/09(月) 22:26:49.26 ID:+KSTv+HyO

    生えてるのもぶっかけるのも良さがわからないな


    543: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/09(月) 22:49:11.84 ID:d0NORlFYo

    生えてるのは好きです(真顔)


    544: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 00:13:32.93 ID:Zd8qzBcgO

    生えるのは嫌だけど妄想ならまぁ……


    545: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 00:58:11.46 ID:OiSCSbvLo

    ヘン夕イが揃ってしまった


    546: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 01:01:14.61 ID:3SeS1jrD0

    加賀さん今何してるんだろ…


    547: ◆CaWSl75vrE 2015/03/10(火) 08:01:10.61 ID:k4bpyz7+0

    武蔵「まああまり相棒をいじめるのも良くない、次に移ろうか」

    愛宕「でも、提督が顔真っ赤にしてるの見るともっといじめたくなっちゃうというか…」

    翔鶴「加虐心を煽られますよね」

    大井「興奮しますよね。抉りたい」

    香取「そうですねぇ、もっと恥ずかしがらせたくなります」

    陸奥「まあ、分からなくもないけど…私は逆かな」

    鳳翔「守ってあげたくなる、ということでしょうか」

    陸奥「そうそう、お姉さんが一緒に居るからって言って安心させてあげたい」

    鳳翔「分かります、その気持ち」

    羽黒「わ、私もです!力不足かもしれませんけど…」

    武蔵「そうだな、人それぞれだが…今は相棒にしたいことを語る時だ」

    長門「お前はどうなんだ?」

    武蔵「いじめたい」

    長門「だろうな」


    548: ◆CaWSl75vrE 2015/03/10(火) 08:17:27.97 ID:k4bpyz7+0

    武蔵「そうだな…では青葉、よろしく頼むぞ」

    青葉「はい!きょーしゅくです!」ガタッ

    羽黒(青葉さんはまともだと思ってたのに…)

    青葉「えっとですね、青葉は司令官を撮りたいです!」

    長門「撮りたい?」

    青葉「はい!具体的に言うと、司令官の恥ずかしいところを撮りたいです!」

    武蔵「ほう」

    青葉「実は司令官ってお堅いように見えますけど、結構ドジなところもあるんですよ」

    陸奥「そうなの?」

    青葉「はい。何もないところで転んだりとか、書類をどこにしまったか忘れて慌てたりとか…」

    提督「あ、青葉!!」

    青葉「執務室に隠しカメラを設置して、司令官のそんなところをいっぱい撮って何も知らない司令官に見せてあげてみるみるうちに真っ赤になるのを見たいですね!」

    提督「!?」

    青葉「あ、まだ設置はしてないので安心してください!」

    提督「素直に喜べないよ…」

    武蔵「ふむ。いい趣味を持っているな」

    青葉「えへへぇ、それほどでも」


    549: ◆CaWSl75vrE 2015/03/10(火) 08:24:23.24 ID:k4bpyz7+0

    武蔵「では次、鳳翔。行ってみようか」

    鳳翔「……」ビクッ

    武蔵「…どうした?」

    鳳翔「え、あ、いや…わ、私は…」

    武蔵「なんだ、したいことがないのか?」

    鳳翔「あることにはあるんですけど…」

    武蔵「なら言ってみるといい」

    鳳翔「……その…て、提督のアn………やっぱりパスしてもいいでしょうか…」

    武蔵「ああ、まあ強制はしないが…もし言いたくなったら声をかけてくれ」

    鳳翔「すみません…」

    提督(鳳翔さんがしたいことってなんだったんだろ…)

    鳳翔「………」チラッ

    提督「……?」

    鳳翔「………///」カァ

    提督(え?な、なんなの?どうしたの?)


    550: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 08:33:58.78 ID:LOejQfgno

    北上さまーっ!木曾ーっ!加賀さーん!早く来てくれーーっ!!!


    552: ◆CaWSl75vrE 2015/03/10(火) 18:46:59.74 ID:k4bpyz7+0

    武蔵「言いたくないのなら仕方あるまい。翔鶴、頼んだぞ」

    翔鶴「はい。提督」

    提督「な、なに?」

    翔鶴「……あなたを苦しませたいです」

    提督「………は?」

    翔鶴「提督が苦しんだり痛がったりする表情を見たいんです」

    提督「えっ何それは……」

    翔鶴「朝挨拶して駆け寄ってくる提督のお腹をいきなり殴って、目を見開きながら痛みと呼吸が出来ない苦しみに顔を歪ませて涙目で私を見つめる提督を見たいんです」

    提督「………」ジリッ…

    翔鶴「そんなに怯えなくてもいいじゃないですか。我慢出来なくなってしまいます」

    提督「ひっ……」ビク

    陸奥「こらこら、そんなにいじめちゃダメよ」

    翔鶴「……そうですね。すみません、調子に乗りすぎました」

    武蔵「大丈夫か?」

    提督「う、うん…」


    553: ◆CaWSl75vrE 2015/03/10(火) 19:22:19.87 ID:k4bpyz7+0

    翔鶴「………」

    提督「……あ、あの、翔鶴?」

    翔鶴「はい、なんでしょうか?」

    提督「えっと、そのぉ…それって翔鶴の趣味なの?」

    翔鶴「ええ、そうですよ」

    提督「そ、そっか……」

    翔鶴「……ふふっ、嫌いになりましたか?」

    提督「え?……ううん、そんな…むしろ、私は受け容れるつもりだから…」

    翔鶴「…え?」

    提督「それが翔鶴の愛なら……ね?」

    翔鶴「………!」キュン

    武蔵「いい雰囲気になっているところ悪いが、ここはそういう場ではないのでな。ほら、離れた離れた」グイ

    提督「あう」


    555: ◆CaWSl75vrE 2015/03/10(火) 20:03:37.83 ID:k4bpyz7+0

    愛宕「次、私でいい?」

    武蔵「ああ」

    愛宕「ふふっ♪そうねえ、私は……寸止め祭りをしてあげたいなぁ」

    長門「寸止め祭り?」

    愛宕「ええ♪絶頂する直前まで弄ってあげて、寸前で止める〜…っていうのを何回もね?」

    大井「手は?」

    愛宕「もちろん拘束!だって自分で弄られて勝手にイかれちゃったら困るもの…」

    大井「ですよね。いい趣味です」

    愛宕「何度も寸止めされて足を擦り合わせながら涙目で『お願い……いっ、イかせてよぉ……///』って頼んでくる提督……ああっ…・・」

    提督「…………///」プルプル

    羽黒(あ、また赤くなった……司令官さん、こういう話苦手なのかな…)


    556: ◆CaWSl75vrE 2015/03/10(火) 22:37:24.44 ID:k4bpyz7+0

    武蔵「拘束プレイが好きなのか?」

    愛宕「そうですねぇ、拘束プレイもいいけど、手だけだと拘束とは言わないんじゃ?」

    武蔵「そうか。私は手足をガチガチに拘束して指先しか動かせなくなるほどのものが好きなんだがな。……話が逸れたな、すまない」

    長門「次は…つい最近判明し、ヘン夕イと名高い大井、聞いてみようか」

    大井「なんですかそれ、失礼ですね」

    陸奥「でも間違ってないでしょう?」

    大井「……まあ、提督本人にそう言われたしそうなのかもしれないですけど」

    武蔵「で、貴様の望みはなんだ?」

    大井「還りたい」

    武蔵「えっ」

    大井「還りたい」


    557: ◆CaWSl75vrE 2015/03/10(火) 22:40:35.03 ID:k4bpyz7+0

    武蔵「……還りたいって、どこに?」

    大井「提督の子宮」

    武蔵「」

    長門「」

    陸奥「」

    大淀「」

    香取「」

    愛宕「」

    翔鶴「」

    羽黒「」

    鳳翔「」

    青葉「」

    提督「!?」バッ

    羽黒(あ、すごい勢いでお腹隠した…)


    558: ◆CaWSl75vrE 2015/03/10(火) 22:52:03.61 ID:k4bpyz7+0

    武蔵「還りたいって、なんだ?」

    大井「言葉通りですけど」

    武蔵「……ダメだ、分からん」

    長門「その…提督の子宮に還ることの何がいいんだ?」

    大井「いや、なんだかこう、羊水があったかそうというか包容力があるというか、臍の緒でいつも繋がっているし提督から栄養を与えられるということはディ一プキスされてるのと同義なn」

    武蔵「次行こう次、もう理解の範疇を超えている」

    大井「ちょっと!ひどくないですか!?」

    長門「まだ続けようというのか!?あれを見ろ!」ビッ

    鳳翔「よしよし、大丈夫ですからねー私が居ますからねー」ナデナデ

    提督「ううぅぅっ…大井がおかしくなっちゃったよぉ…怖いよぉ…こんなのやだよお……」ギュゥゥ

    大井「あっずるい!鳳翔さんそこ代わってください!」ガタッ

    武蔵「お前は座っていろ!!」スパーン


    559: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 23:30:41.86 ID:aHeZ2vPDo

    胎内回帰大好きれす(^p^)


    561: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 23:57:47.07 ID:Lz7YHcb9o

    まるでヘン夕イのバーゲンセールだ


    562: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/11(水) 00:03:43.12 ID:FekhGL1zO

    もう普通の回に戻ってください(懇願)


    564: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/11(水) 00:50:55.02 ID:tqkmUz3Jo

    >>558
    >武蔵「お前は座っていろ!!」

    いやいや、お前が言えた義理じゃねーだろ


    565: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/11(水) 02:01:27.70 ID:2IcwexNSO

    受け入れろ。これが愛だ


    566: ◆CaWSl75vrE 2015/03/11(水) 18:55:03.29 ID:DOoNwNwL0

    武蔵「次だ次!これ以上言わせると本気で相棒が泣き出しかねない!」

    提督(今も十分だと思うけど…)

    香取「じゃあ、私が行きますね」

    武蔵「ああ、頼む」

    香取「えっとですね…つい最近知ったんですけど」

    陸奥「うん」

    香取「犬の躾用の首輪に、吠えたら微弱な電流が走るというものがあるそうなんですよ」

    長門「……ほう」

    香取「まあ、もう言いたいことは分かると思いますけど……提督、まだまだ知らない事もあるみたいですから、ね?」チラッ

    提督「……!」ビクッ

    香取「ふふっ………提督、この後どうですか?色んな事、いーっぱい教えてあげますよ?」

    提督「え、遠慮しようかな…あはは…」

    香取「あら、残念」

    提督(電流走らないなら首輪プレイもあり……いやいや、何考えてるんだろ私)


    567: ◆CaWSl75vrE 2015/03/12(木) 01:09:27.81 ID:I2HgmPyx0

    Be Somewhereがいい曲すぎて114514回リピートしてたらこんな時間になってましたごめんなさい


    570: ◆CaWSl75vrE 2015/03/12(木) 02:56:41.51 ID:I2HgmPyx0

    提督(首輪…どんなことされるのかな…)

    提督「…………」

    提督「…うう……///」モンモン

    香取「………ふふっ、可愛い…」

    陸奥「次、私でいい?」

    武蔵「ああ、構わんぞ」

    陸奥「ありがと。そうねえ、前は滅茶苦茶にしたいって言ったけど…やっぱり私、提督とは純粋に愛し合いたいなぁ」

    提督「へっ!?/////」カァ

    陸奥「ふふ、ほんとにウブなのね。可愛いとか好きとか言われただけですぐ赤くなるし」

    提督「や、やだ、やめてよ///」

    陸奥「…そんな浮気性ところも、大好きだけど。思わず抱き締めたくなっちゃう」

    提督「うあ…うう……///」プシュー

    長門「…おい、口説くなら私の見ていないところでやってくれ」

    陸奥「あら、ごめんなさい」

    提督「……………///////」

    武蔵「真っ赤になりながら帽子を両手で引っ張って動かなくなったぞ。どうするんだ」

    陸奥「あら。あらあら」


    571: ◆CaWSl75vrE 2015/03/12(木) 03:18:25.64 ID:I2HgmPyx0

    陸奥「ねえ、もう初めてはしちゃったの?」

    提督「ん、初めて……ああ、うん、加賀と…」

    陸奥「そっかそっか。どうだった?気持ちよかった?」

    提督「気持ちよかったっていうか、あったかかった…かな?」

    陸奥「そう……なら、やっぱり加賀もあんまり慣れてないのね」

    武蔵「おいおい、ずいぶんとストレートな話だな」

    陸奥「ストレート?……キスの話だけど…」

    武蔵「え?あっ……」

    提督「…………」ジトッ

    武蔵「す、すまない!勘違いだったんだ、許してくれ」

    提督「……むう。なら仕方ないけど…」


    572: ◆CaWSl75vrE 2015/03/12(木) 03:42:19.41 ID:I2HgmPyx0

    陸奥「……キスってね、暖かいだけじゃなくて気持ちいいのよ?」

    提督「え?」

    陸奥「何度も何度も、それこそキス中毒になるまでね。お姉さんが教えてあげようか?」

    提督「い…いや、私は、加賀と…」

    陸奥「そう?そんなに遠慮しなくてもいいのよ?」

    提督「……でも…」

    陸奥「きっと気持ちいいわよ?二人っきりで、誰の邪魔も入らないところで抱き合いながらキスするの」

    提督「…………」

    陸奥「柔らかい唇を押し付けあって、吸ったり甘噛みしたり、涎が垂れても気にせずに、ずっと二人で…」

    提督「あ………」

    陸奥「舌を絡ませて…口の中をどこまでも相手に任せて。歯の裏とか擦られたら、もう立っていられないぐらい気持ちいいんだから」

    提督「っあ……あ、あ…」

    陸奥「唾液を交換して、お互いの味を噛み締めて…息が出来なくなるくらいに互いを熱く求め、愛し合うの」

    提督「はぁ…はぁ…ぁっ、う…」パクパク

    陸奥「ふふっ……きっとすぐに抜け出せなくなってしまうわ。だって、こんなに暖かくて気持ちいいことは他にないもの」

    提督「う、あ…きっ、キス……///」

    陸奥「うふふ…気持ちいいコト、想像しちゃった?もう口の端から涎垂れてるわよ?」

    提督「あ……うう…///」ジュル

    陸奥「キス……したい?」

    提督「う、う……キス……/////」

    陸奥「お姉さんが優しく教えてあげる……ね・・」

    提督「うあっ…あ、き、キス、しt

    長門「おい、いい加減にしないか」

    陸奥「んもう、いいところだったのに」

    提督「あ……」


    573: ◆CaWSl75vrE 2015/03/12(木) 03:48:52.60 ID:I2HgmPyx0

    長門「あのな、そういう話は二人きりの時だけにしろ」

    陸奥「あらあら、嫉妬?」

    長門「違う!」

    提督「…………///」チラ

    長門「………あら」

    長門(……あとで私の部屋に来て、ね?)クイクイ パチッ

    提督「…………!」ビク

    長門「おい、ちゃんと聞いているのか!」

    陸奥「聞いてるってば、もう」

    提督(キス……気持ちいいキス……)ドキドキ

    青葉「……むう、なんかずるいです」

    鳳翔「もっと積極的になる必要があるのかも…」

    大井「提督の唾液を味噌汁とブレンドして飲みたい…」

    武蔵(こいつはなんなんだ…)


    575: ◆CaWSl75vrE 2015/03/12(木) 12:11:29.89 ID:I2HgmPyx0

    盛大にミスってることに気付く屑
    クッソ眠い時に書いたからゆるして


    576: ◆pKUjth.7og 2015/03/12(木) 12:17:54.09 ID:I2HgmPyx0


    長門「あのな、そういう話は二人きりの時だけにしろ」

    陸奥「あらあら、嫉妬?」

    長門「違う!」

    提督「…………///」チラ

    陸奥「………あら」

    陸奥(……あとで私の部屋に来て、ね?)クイクイ パチッ

    提督「…………!」ビク

    長門「おい、ちゃんと聞いているのか!」

    陸奥「聞いてるってば、もう」

    提督(キス……気持ちいいキス……)ドキドキ

    青葉「……むう、なんかずるいです」

    鳳翔「もっと積極的になる必要があるのかも…」

    大井「提督の唾液を味噌汁とブレンドして飲みたい…」

    武蔵(こいつはなんなんだ…)


    578: ◆CaWSl75vrE 2015/03/12(木) 15:34:29.19 ID:I2HgmPyx0

    武蔵「次、どうだ?」

    長門「ん?ああ、私はいい」

    武蔵「そうか。ならもうお開きということにしようか」

    青葉「あ、そうだ!青葉、みなさんにお土産があるんですよ!」

    陸奥「お土産?」

    青葉「はい!司令官の写真コレクションです!」

    提督「えっ!?ちょ、青葉!?」

    武蔵「ほう、どんなものがあるのだ?」

    青葉「えっとですね、仕事中の真剣な顔や完全に油断しきったあくび顔、寝顔に自分を慰めてる時の顔もあります!」

    提督「はぁ!?いつ撮ったのそんなの!??」

    大井「ください!!特に最後の!!!」

    青葉「えーっと、一枚五百円からになりますね!」

    翔鶴「買います!」

    大淀「私も!」

    鳳翔「わ、私も…!」

    提督「だだだダメだよそんな写真!ダメだってば!///」


    579: ◆CaWSl75vrE 2015/03/12(木) 15:42:32.74 ID:I2HgmPyx0

    大井「ふへっへえへへへへ、うひ、これが提督の…ぐへへへへ///」

    提督「ほんとに買ったの!?ちょ、み、見ないで!!」バッ

    大井「ふっふふ、うふふ、うふふふふふ、なんなら今からでもこんな表情に





    加賀「へえ、いい度胸ね」

    提督「あっ」

    一同「「「「」」」」




    ベキッ バキバキボゴォッ ゴスッ
    ブチィッ ピシピシバリーン
    ガスッガスッガリガリガリガリ
    イタイイタイイタイ!!!チョッマジデシヌギャアアアアアアアアア!!!!



    大井「ひっ、ひいぃぃ……」ガクガクブルブル

    加賀「次はあなたね。遺言を聞いてあげるわ」

    大井「てっ、提督愛してる!!!」

    加賀「死ねェ!!!!」

    大井「いやあああああああああ!!!」


    580: ◆CaWSl75vrE 2015/03/12(木) 15:43:44.86 ID:I2HgmPyx0

    おわり


    581: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/12(木) 15:47:18.12 ID:XWMVVoRDo

    見て見ぬふりも時には大事だよね
    おつ


    583: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/12(木) 16:53:29.46 ID:07f3PKwuo


    もうこの会議は行われないのかなww


    585: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/12(木) 19:35:30.71 ID:ECtvaK5mo


    戦艦3隻に正規空母1隻を含む大艦隊を相手に無双する加賀大先輩マジ一航戦の誇り


    586: ◆CaWSl75vrE 2015/03/12(木) 19:38:52.56 ID:I2HgmPyx0

    羽黒以外全員ボコボコにされました。特に五航戦の子とクレイジーサイコレズ


    587: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/12(木) 20:07:00.43 ID:vGn2h+6VO

    鳳翔さんは勘弁してあげてよぉ!


    590: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/12(木) 20:55:53.24 ID:frOV+wiRo

    加賀にとって母親同然の鳳翔さんをボコるなんて出来ないハズ・・・だよね?


    588: ◆CaWSl75vrE 2015/03/12(木) 20:23:09.67 ID:I2HgmPyx0

    また後日談は書きますので…(小声)


    589: ◆CaWSl75vrE 2015/03/12(木) 20:48:05.38 ID:I2HgmPyx0

    あ、鳳翔さんは無事です









    引用元: 女提督「甘えさせたり甘えたり」

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