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    シャーリー「ルルは女の子の気持ちを理解してない!」ルルーシュ「」

    1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 20:36:20.15 ID:HdXDkaHx0

    ~ショッピングモール~

    シャーリー「これでよし。会長の誕生日プレゼントはばっちり」

    ルルーシュ「じゃあ、帰ろうか。シャーリー」

    シャーリー「え……?」

    ルルーシュ「どうした?」

    シャーリー「いや、まだお昼前だけど?」

    ルルーシュ「目的は達成できただろ。他に何かあるのか?」

    シャーリー「……あ、そう」

    ルルーシュ「シャーリー?」

    シャーリー「ルルは女の子の気持ちをちっとも理解してない!!」タタタッ

    ルルーシュ「シャーリー!!おい!!帰るなら送っていく!!」



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    4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 20:40:23.63 ID:HdXDkaHx0

    ~ルルーシュの部屋~

    ルルーシュ「……ただいま」

    咲世子「ルルーシュ様、お帰りなさいませ。随分とお早いですね」

    ルルーシュ「え?」

    咲世子「今日はシャーリーさんとお買い物だと聞いていたので、帰宅は夜になるものとばかり」

    ルルーシュ「会長のプレゼント買いに行っただけですよ。買うものも事前にリサーチしていましたし、時間なんてかかりません」

    咲世子「では、購入してそのまま帰ってきたのですか?」

    ルルーシュ「ええ。それがなにか?」

    咲世子「シャーリーさん、怒ってませんでしたか?」

    ルルーシュ「ああ。怒られました。よく分かりましたね」

    咲世子「ルルーシュ様」

    ルルーシュ「なんですか?」

    咲世子「ミレイ様を選ばれるつもりなのですか?」

    ルルーシュ「何の話かわかりません」


    10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 20:47:01.23 ID:HdXDkaHx0

    ナナリー「お兄様っ」

    ルルーシュ「ただいま、ナナリー」

    ナナリー「よかった、想像以上に帰ってくるのが早くて。私、嬉しいです」

    ルルーシュ「そうか」

    ナナリー「ふふ……」

    咲世子「ルルーシュ様。少しよろしいでしょうか?」

    ルルーシュ「はい?」

    咲世子「ナナリー様と買い物に行かれた場合、買うものを買ってしまえばそのまま直帰しますか?」

    ルルーシュ「時間に余裕があるなら食事をして、他のショップにも見て回って、ナナリーに似合いそうな服かアクセサリーでも探します」

    ナナリー「うれしいです」

    ルルーシュ「当然だろ、ナナリー」

    咲世子「シャーリーさんもそれをしてほしかったのでは?」

    ルルーシュ「それはありません。以前、そのように誘って断られましたからね」

    咲世子「そうでしたか」

    ルルーシュ「あのときもシャーリーは怒っていたな……。そういうことは先に言ってよとか心の準備がとか訳のわからないことを言いながら」


    14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 20:53:52.87 ID:HdXDkaHx0

    ナナリー「お兄様、今日はどこにも行きませんか?」

    ルルーシュ「ああ、行かないよ。ナナリー」

    ナナリー「では、是非聞いて欲しいことがあるのですが」

    ルルーシュ「よし。いくらでも聞いてやる」

    ナナリー「ありがとうございます」

    咲世子「シャーリーさんもミレイ様も今一歩、ルルーシュ様には踏み込めていないのですね」

    咲世子(使用人としてこれ以上の口出しは憚られますし……)

    ナナリー「あのですね、お兄様、実は昨日とっても面白いことがあったんです」

    ルルーシュ「それは楽しみだな。着替えてくるから少し待っていてくれ」

    ナナリー「はいっ」

    咲世子(ルルーシュ様がシャーリーさんかミレイ様のお気持ちに少しでも気づいてくれたのなら……きっと……)

    ミレイ『ルルーシュ……』

    ルルーシュ『会長……いえ、ミレイ。もう帰るのか?ネオン街が俺たちを待っているのに?』

    ミレイ『ルルーシュ……今日は朝帰りしちゃうっ』ギュッ

    咲世子(―――というように、ルルーシュ様の未来は安泰ですのに……)


    18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 20:58:16.09 ID:HdXDkaHx0

    ~翌日 生徒会室~

    ルルーシュ「シャーリー、この書類だけど」

    シャーリー「ふん」プイッ

    ルルーシュ「……」

    スザク「どうしたんだい?シャーリー、機嫌が悪いみたいだけど」

    リヴァル「昨日の買い物デート、ルルのやつがさっさと帰っちまったんだと」

    スザク「そうなのか……」

    ミレイ「あちゃー。二人の距離が縮むと思ったのになぁ」

    リヴァル「現状維持っすね、あれは」

    ミレイ「ま、ルルーシュだから仕方ないか」

    スザク「……ルルーシュ!!」

    ルルーシュ「なんだ?」

    スザク「シャーリーは君の事が―――」

    ミレイ「ストーップ!!!」

    スザク「なんですか?」


    20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 21:02:38.92 ID:HdXDkaHx0

    ミレイ「そのストレートさは買うけど、ダメよ」

    スザク「でも、こういうことはきちんと伝えたほうが」

    リヴァル「そんな単純なもんじゃないって」

    スザク「そうかな。問題の所在を明らかにしたほうがいいと思うけど」

    ミレイ「ルルーシュの場合は一理あるけどねぇ」

    ルルーシュ「なんだ、スザク。シャーリーがどうかしたのか」

    スザク「ああ。シャーリーはルルーシュのことが―――」

    ミレイ「シャラーップ!!―――スザクくん、こういうのは生暖かく見守るに限るのよ」

    スザク「しかし」

    ミレイ「スザクくんの一言で関係に亀裂ができたら、責任とれるの?」

    スザク「え……」

    リヴァル「必ずしもルルーシュがシャーリーを選ぶとは限らないだろ?」

    スザク「それもそうか……」

    ルルーシュ「なんだ、リヴァル?言いたいことがあるなら言ってくれ」

    リヴァル「ああ、なにもない。ルルーシュ君は業務を続けたまえ」


    21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 21:07:19.98 ID:HdXDkaHx0

    ルルーシュ「全く。カレン」

    カレン「あ?」

    ルルーシュ「(……ここでは猫を被ったほうがいいんじゃないのか?)」

    カレン「(ああ、そうね)」

    ルルーシュ「(機嫌が悪いな。何かあったのか?)」

    カレン「(寝不足なだけよ)」

    ルルーシュ「じゃあ、この書類。コピーしてきてくれ」

    カレン「はいはい」

    ルルーシュ(カレンも随分と疲労が溜まっているようだな。二重生活に慣れるまではもう少し時間が必要のようだ)

    カレン「ふわぁぁ……ねむぃ……」

    ミレイ「なーんか、いい方法はないかしらねぇ」

    リヴァル「ルルーシュはナナリー一筋だからなぁ」

    スザク「うん。ナナリー以外は眼中にないだろうし」

    ミレイ「それってさぁ、問題じゃない?」

    リヴァル「というか、もしかして……ルルーシュって……」


    22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 21:12:38.72 ID:HdXDkaHx0

    スザク「リヴァル?」

    リヴァル「ナナリーのこと、好きなんじゃないのか?」

    ミレイ「えー?!ありえるー」

    スザク「好きに決まっているじゃないか。何を今更……」

    リヴァル「スザク君。ここでいう好きっていうのは、家族愛や兄妹愛じゃなくて……」

    ミレイ「恋愛のことよ」

    スザク「え……」

    ミレイ「でも、ナナリーとルルーシュは本当に仲いいからねー。疑われても致し方ないぐらいに」

    スザク「それは流石に無いと思います」

    ミレイ「どぉして?」

    スザク「ルルーシュはナナリーを本当に大切に思っているからです」

    リヴァル「そこから禁断の愛に発展することもあるかもしれないだろ?」

    スザク「兄が実の妹に対してそんな邪な感情を抱くなんてありえないよ」

    リヴァル「わかった。こっちこい」

    スザク「なにをするんだい?」


    24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 21:17:11.26 ID:HdXDkaHx0

    リヴァル「ニーナ、ちょっとパソコン使わせてくれ」

    ニーナ「うん。いいけど、何するの?」

    リヴァル「スザクに世界を見せる」

    ニーナ「世界?」

    スザク「一体何を……?」

    リヴァル「まぁ見てろ……」カタカタ

    ニーナ「いもうと……もえ……?」

    リヴァル「これだ」

    スザク「これは?」

    リヴァル「妹関連の商品だ。世の男たちは飢えている。可愛い妹というものにな」

    スザク「ど、どういうことだ!?」

    リヴァル「簡単に言えばな、実の妹と男女の関係になりたいと考える奴は多いってことだ」

    スザク「そ、そんな……」

    リヴァル「だから、ルルーシュも実のところはわからない。かもしれない」

    スザク「……」


    26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 21:19:59.01 ID:HdXDkaHx0

    ルルーシュ(何をコソコソと……)

    カレン「はい、コピー」

    ルルーシュ「ありがとう」

    カレン「どういたしまして」

    シャーリー「……」

    ルルーシュ「どうした?」

    シャーリー「別に」

    ルルーシュ「そうか」

    カレン「……そうじゃないでしょ」

    ルルーシュ「何か言ったか、カレン?」

    カレン「何も」

    ルルーシュ「……?」

    ミレイ「ルルーシュー、あいしてるー」

    ルルーシュ「はいはい。仕事してください」

    ミレイ「これだもんねー」


    28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 21:24:36.23 ID:HdXDkaHx0

    ナナリー「みなさん、申し訳ありません。少し遅れてしまいました」

    咲世子「どうも」

    ミレイ「お、きたきた」

    ルルーシュ「ナナリー、気にすることはない。特に何もしていなかったからな」

    カレン「そうねー」

    スザク「ルルーシュ、聞きたいことがあるんだけど。いいかな」

    ルルーシュ「どうした、改まって」

    シャーリー「スザクくん……?」

    スザク「今から一人を連れて出かけるとしたら、誰を連れて行く?」

    ルルーシュ「なんだそれは?」

    スザク「答えてくれ」

    ルルーシュ「……ナナリーだな」

    スザク「……ルルーシュ。君は妹萌えなのか」

    ルルーシュ「何がいいたい?」

    スザク「やはりナナリーが好きなのか?」


    33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 21:28:43.52 ID:HdXDkaHx0

    ルルーシュ「勿論だ」

    スザク「付き合ってもいいほどにか?」

    リヴァル「お、おい。スザク……」

    ルルーシュ「当然だろう」

    ナナリー「お兄様……そんな……」モジモジ

    ミレイ「だめだ……かちめが……」

    シャーリー「……じゃあ、兄妹で結婚でもなんでもしなさいよ」

    カレン「引くわね」

    ルルーシュ「待て!!何だ、その反応は?!普通だろうが!!」

    ナナリー「はい。お兄様は何も間違ってはいませんっ」

    ニーナ「そうかな?」

    咲世子「ルルーシュ様……」

    ルルーシュ「スザク!!」

    スザク「ルルーシュ……君はどこかズレているんだ……。僕はそれを正したい……」

    ルルーシュ「妹が好きで何が悪いんだ!!言ってみろ!!」


    40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 21:36:36.22 ID:HdXDkaHx0

    ~黒の騎士団 アジト~

    ゼロ「……」

    カレン「んー……。はぁ……つかれたぁ……」

    扇「寝不足か?やはり二重生活は辛いか、カレン?」

    カレン「ええまぁ、最近はそれだけじゃないんですけど……」

    扇「そうなのか?」

    カレン「ええ。ちょっと」

    ゼロ(くそっ。結局、生徒会のみんなからは白い目で見られ続けた。優しく微笑んでくれたのはナナリーだけ)

    ゼロ(妹を愛して何が罪なんだ……。さっぱりわからん)

    扇「へえ……。そうなのか」

    カレン「はい。もう嵌っちゃって」

    扇「趣味に没頭するのはいいけど体調管理はしっかりな」

    カレン「はい。気をつけます」

    扇「で、どういうところが面白いんだ、それ」

    カレン「えっと、女の子の横に爆弾が表示されたときとか結構スリリングで……」


    45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 21:42:12.37 ID:HdXDkaHx0

    扇「今、見れたりするか?」

    カレン「大丈夫ですよ。携帯ゲームなんで」スッ

    扇「これが……」

    カレン「今、この子を口説いているんですけど」

    扇「む……」

    カレン「どうしました?」

    扇「いや。知り合いの女性に似ているなと思って」

    カレン「へぇ」

    扇「千草……」

    カレン「女の子との駆け引きがリアルでいいんですよね。押しすぎると引いちゃうところとか」

    扇「最近のゲームは難しいんだな。まるで本物の恋愛じゃないか」

    カレン「そうなんですよね。だからこそ攻略できたときの達成感が―――」

    ゼロ「何を遊んでいる?」

    カレン「ゼロ!?すいません!!すぐにセーブして片付けます!!」ピコピコ

    ゼロ「なんだ、ゲームか。カレンも普通の趣味を持っているんだな」


    49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 21:48:01.01 ID:HdXDkaHx0

    カレン「どういうことですか?!」

    ゼロ「すまない。口が滑ったな」

    カレン「もう……ゼロ……」

    ゼロ「で、どのようなゲームなんだ?」

    カレン「恋愛シミュレーションです」

    ゼロ「……ほう?」

    カレン「今、この子を狙ってるんですけど」

    ゼロ「何が面白いんだ?実際に付き合えるわけじゃないだろ」

    カレン「そういうんじゃないですけど」

    ゼロ「他にも少女がいるようだが?」

    カレン「狙える子は全部で7人もいますからね。その中から気に入ったキャラと恋人になるのを目指すゲームなんで」

    ゼロ「私はこの親友の妹が可愛いと思うがな」

    カレン「その子はもう攻略しました。結構、簡単に落ちちゃって」

    ゼロ「そうなのか……。カレンはオオカミだな」

    扇「ゼロもそういうゲームに興味あるのか?」


    51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 21:52:26.08 ID:HdXDkaHx0

    ゼロ「いや。全くないな。こんなゲームをするぐらいなら―――」

    神楽耶「私とデートしますものね!!」ギュッ

    カレン「……」

    ゼロ「神楽耶様、部屋に居てください」

    神楽耶「今日こそは一緒に寝てくださいまし」

    ゼロ「それはできません」

    神楽耶「えー?」

    カレン「ゼロは確かにこのゲームの主人公並に女の人にモテますもんね……」

    ゼロ「何を言っている?実際のところ、神楽耶様以外に私を好いてくれている者など……」

    神楽耶「あら?カレンさんとC.C.さんは違うんですか?」

    カレン「なっ!?」

    ゼロ「C.C.もカレンもそういう関係ではないですよ、神楽耶様」

    カレン「ゼロ……」

    神楽耶「ゼロ様……」

    ゼロ「な、なんだ?!どうして哀れむような目を私に向けるんだ?!」


    53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 21:57:30.29 ID:HdXDkaHx0

    神楽耶「私のことが好きすぎて他の女性の気持ちに気がつかないのも問題ですわね」

    ゼロ「カレン、どういうことだ?」

    カレン「知りません」

    ゼロ「むぅ……。さっぱりわからん」

    扇「さてと、仕事に戻るか」

    ゼロ「扇。この状況を理解できているなら、解説してくれるとありがたい」

    扇「黒の騎士団には影響ないし……。自分で考えてくれ」

    ゼロ「ま、まて!」

    神楽耶「これではカレンさんの爆弾もいつか、バァーンってなってしまいますわね」

    カレン「そんなことは……」

    ゼロ「ええい!!言葉を濁さず、はっきり言ってもらえませんか!?」

    神楽耶「ゼロ様には私がいます。それで十分ですわ」

    ゼロ「そういうことですか。最初からそう言って下さい」

    神楽耶「もうしわけありません」

    カレン「……」


    55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 22:02:07.40 ID:HdXDkaHx0

    ~ルルーシュの部屋~

    C.C.「……」ピコピコ

    ルルーシュ「今日は疲れたな……」

    C.C.「なにかあったのかぁ?」ピコピコ

    ルルーシュ「少しな。スザクたちには責められ、騎士団でも何故か落胆されてしまった」

    C.C.「ふぅん」ピコピコ

    ルルーシュ「何をしている?」

    C.C.「ファミコンだ」

    ルルーシュ「ファミ……!?」

    C.C.「面白いぞ」

    ルルーシュ「誰が買ったんだ、その携帯ゲーム機とソフトを」

    C.C.「お前のカードで」

    ルルーシュ「何をしている……」

    C.C.「暇つぶしだ。お、ついに難攻不落だった女まで落ちたか。ふふ。まぁ、この恋愛魔術師のC.C.に落とせない女などいないがな」

    ルルーシュ「……」


    61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 22:08:25.92 ID:HdXDkaHx0

    ~数分後~

    C.C.「違う、そうじゃない」

    ルルーシュ「なんだと。ここでこの回答はもっとも論理的だろう」

    C.C.「時と場合による。ここは素直に褒めるんじゃなくて、遠まわしに褒めるんだ」

    ルルーシュ「訳がわからないな」

    C.C.「このキャラはそういう恥ずかしい台詞を嫌うんだ。説明しただろ」

    ルルーシュ「この女の思考回路が分からんな。こんな女いるのか?」

    C.C.「いきなり誘うと動揺して断ってしまうやつとかいるだろ」

    ルルーシュ「そんなバカな女、是非お目にかかりたいな」

    C.C.「まぁ、そういう女は次に同じ機会があれば誘われると思って、勝手な期待を持ってしまうんだろうな。で、誘われないと怒る」

    ルルーシュ「はははは、現実にいるものか」

    C.C.「あ、こら。次は親友の妹に手を出すのか?」

    ルルーシュ「この子が最も惹かれるんだよ」

    C.C.「なら、そいつに集中していればいいだろ。どうしてこっちの赤毛ともデートをしたんだ」

    ルルーシュ「俺の勝手だ」


    65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 22:14:51.35 ID:HdXDkaHx0

    ~夜明け~

    『ごめんなさい……私……ほかに好きな人がいるの……。だから……ごめんなさい!!』

    ルルーシュ「なにぃ?!」

    C.C.「ふられたな」

    ルルーシュ「この数時間の努力は……?」

    C.C.「浮気するからだ、バカめ」

    ルルーシュ「おのれぇ……!!」

    C.C.「あと興味のない女を蔑ろにしすぎた罰だな。これだからDT坊やは……」

    ルルーシュ「何が……何がいけなかった……!!親友の妹に告白した以上、親友とも今後気まずくなるというのに……!!」

    C.C.「お前は女の気持ちを何一つ、理解していない。ということだな」

    ルルーシュ「そんなこと……そんなこと……!!!」

    C.C.「無様だな。顔はよくてもこれではなぁ……。付き合ったとしても5回目ぐらいのデートでこっぴどく振られる未来がお前を待っているぞ」

    ルルーシュ「この妹がナナリーなら!!ナナリーなら結婚までできていた!!」

    C.C.「……」

    ルルーシュ「ナナリーならぁ……!!」


    71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 22:21:32.29 ID:HdXDkaHx0

    ~生徒会室~

    ルルーシュ(くそ……くそ……。あんなゲームで恥をかくとは思ってもみなかった……!!)

    ミレイ「なんか、ルルーシュのやつ、イライラしてない?」

    リヴァル「またシャーリーとなんかあったんですかねぇ」

    カレン「こんにちはー」

    ミレイ「カレン、やっほー」

    カレン「ふわぁぁ……ねむい……」

    ルルーシュ(カレン……。カレンに聞いてみるか?―――いや、俺にも矜持はある!!)

    ルルーシュ(妹ぐらい我が手で落としてみせる……!!)

    カレン「ルルーシュ君、なんかあったの?」

    シャーリー「さぁ……。朝かなんかイラついてるみたい」

    カレン「ふぅん」

    ルルーシュ(あの妹をナナリーと思うこと事態がダメだったんだな……。となれば……)

    スザク「ルルーシュ……どうしたんだろう……」

    ナナリー「お兄様……」


    74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 22:26:27.32 ID:HdXDkaHx0

    ~黒の騎士団 アジト~

    ゼロ「……」ピコピコ

    ゼロ「む……。ここは……『君のほうが綺麗だよ』っと」ピッ

    『なにそれ……。きもちわる……』

    ゼロ「ふざけるなぁ!!!」


    玉城「ゼロのやつ、荒れてるな」

    朝比奈「もう1時間ぐらい携帯端末と喧嘩してるよね」

    千葉「何か新しい戦術でも作っているのか」

    仙波「流石はゼロだ」

    卜部「でも時々『早く起きてよね』という可愛い声が漏れてくるぞ」

    南「あれは釘―――」

    藤堂「何をしている。各員の作業はまだ残っているだろう」

    千葉「はっ!申し訳ありません!!持ち場に戻ります!!」

    玉城「ゼロはなにしてるんだよ、全く」

    藤堂「ゼロ……?」


    80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 22:33:23.52 ID:HdXDkaHx0

    ゼロ「この場合は……『一緒に帰ろう』だな。間違いない」ピッ

    『ごめん。噂になると恥ずかしいから……』

    ゼロ「なんだこの女ぁ!!付け上がるんじゃない!!!私はお前にも優しくしてやっているだけだ!!!」

    藤堂「ゼロ、どうした?」

    ゼロ「む?―――藤堂か。なんだ?」

    藤堂「随分と大きな声を出しているようだったから、少々気になった」

    ゼロ「ああ。気にするな」

    藤堂「そうか」

    ゼロ「作業に戻ってくれ」

    藤堂「ああ……」

    『ほらほら、早く起きないと遅刻するよ!』

    ゼロ「……む。そうか」ピコピコ

    藤堂「……その声は……」

    ゼロ「どうした?知り合いの声か?」

    藤堂「奈々様だな。素晴らしい」


    84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 22:40:30.91 ID:HdXDkaHx0

    ~ルルーシュの部屋~

    『ごめん。君とは付き合えない。友達でいよう。それでいいじゃん』

    ルルーシュ「……!!」

    C.C.「お前、何敗目だ?」

    ルルーシュ「ええい!!なんだこのクソゲーは!!!」ポイッ

    C.C.「おいおい。私のファミコンだぞ。ぞんざいに扱うな」パシッ

    ルルーシュ「くそ……。所詮はゲームだ。現実では尻を拭くこともできないほど役には立たないなっ!!」

    C.C.「負け犬の遠吠えか」

    ルルーシュ「赤毛の女も他に好きな奴がいるというし……。緑の髪の女なんて大嫌いだぞ?!大きな決心をした少年の心をなんだと思っている!?ええ?!」

    C.C.「お前……」

    ルルーシュ「まぁ、データ上の女なんて落としても意味などないから、どうでもいいがな」

    C.C.「データ上の女も落とせないようでは現実の女なんてとても無理だな」

    ルルーシュ「……なんだと?」

    C.C.「お前は色恋に関しては無能なんだよ」

    ルルーシュ「無能だと?バレンタインでは三桁のチョコをもらう俺が?ありえない話だな」


    89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 22:47:20.44 ID:HdXDkaHx0

    C.C.「事実、お前は誰とも付き合ったことなどないだろ?」

    ルルーシュ「付き合ったことが無いのではない。付き合わないだけだ」

    C.C.「DTはみんなそういう」

    ルルーシュ「……」

    C.C.「ふふん」

    ルルーシュ「ふざけるなよ……。俺は何事においても完璧だ。知略を尽くし、全てを成し遂げるだけの能力がある!!」

    ルルーシュ「そうだ!!この7人の女どもも、ギアスさえあれば!!!フフフハハハハハ!!!!!」

    ルルーシュ「俺のことを愛せ!!」キュィィィン

    ルルーシュ「これで攻略できる!!!できるじゃないか!!!簡単だ!!!」

    C.C.「ルルーシュ……こっちにこい」

    ルルーシュ「……」

    C.C.「お前、辛かったのか……」ナデナデ

    ルルーシュ「うぅぅ……」

    C.C.「契約したろ、お前の傍にいると。私だけは」ギュッ

    ルルーシュ「くそぉ……なぜだぁ……」


    95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 22:54:09.46 ID:HdXDkaHx0

    ~生徒会室~

    ルルーシュ(あのゲームは俺をどんどん駄目にし、惨めにさせるな……)

    ルルーシュ(このままやめてしまうのが正解か……。だが……ここで逃げては明日を掴むことなどできない……!!)

    ルルーシュ(矜持などいらない。明日を得るためならば!!)

    ミレイ「ルルーシュ、なんか躁鬱状態ね」

    リヴァル「情緒不安定な時期なんじゃないですか?」

    ミレイ「思春期じゃあるまいし」

    シャーリー「……」

    ミレイ「シャーリー?ルルを慰めるチャンスじゃない?」

    シャーリー「わ、私は別に!!」

    スザク「自分が行きます。親友ですし」

    ミレイ「だめだめ!!スザクくんが行ったら何も面白く、じゃなくて進展しないじゃない」

    リヴァル「言い直す必要ないですね、それ」

    カレン「どうもー」

    ミレイ「あ、カレン。やっほーい」


    98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 22:59:06.93 ID:HdXDkaHx0

    ルルーシュ「カレン、来たか」

    カレン「え?」

    シャーリー「え?」

    ミレイ「おっとー、ルルーシュ選手動いたー」

    ルルーシュ「話したいことがある。時間、あるか?」

    カレン「う、うん。あるけど」

    ルルーシュ「いくぞ」

    カレン「あ、ちょっと」

    シャーリー「……」

    リヴァル「な、なんだ?」

    スザク「ルルーシュはカレンのことが……?」

    ミレイ「スザクくん!!」

    スザク「え?」

    シャーリー「わ、わたしはべつに……るるのことなんて……どど、どうでもいいし……」

    ミレイ「よし。あとをつけるわよ、シャーリー。自分の目で確認しないと納得なんてできないでしょ?」


    101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 23:05:18.92 ID:HdXDkaHx0

    ~屋上~

    ルルーシュ「実は俺、とあるゲームに嵌っている」

    カレン「ゲーム?」


    スザク「いました」

    ミレイ「スザクくん、二人の会話は聞こえる?」

    スザク「微かにですけど」

    シャーリー「なんて言ってるの?!」

    スザク「―――最近好きになった」

    リヴァル「え?!」

    スザク「―――そうなんだ。で、私にどうしろって?」

    スザク「―――教えてくれ。女の気持ちが一つも理解できなくて困っている」

    ミレイ「うーん……。内容からしてカレンに告白しているわけじゃないようね」

    リヴァル「恋愛の相談って感じか」

    ミレイ「よかったわね、シャーリー?」

    シャーリー「わわわ!!私は別に嬉しくなんてありませんし、安心もしてませんけど!!」


    103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 23:09:55.70 ID:HdXDkaHx0

    カレン「妹すら攻略できないの?!」

    ルルーシュ「バ、バカ!!大声を出すな!!」


    シャーリー「妹!?」

    ミレイ「あぁぁ……」

    リヴァル「会長!!しっかり!!」

    スザク「ルルーシュ……やっぱり……」ギリッ

    ミレイ「はぁ、この場にナナリーがいなくてよかった……」

    シャーリー「本当ですよ」

    リヴァル「ルルーシュはナナリー狙いだったのか」

    スザク「……」


    カレン「あのキャラを攻略できないなら、ほかのヒロインなんて無理よ」

    ルルーシュ「だから、攻略方法を聞きたいんだ。風の噂でカレンがあのゲームに没頭していることは知っている」

    カレン(誰がそんな噂を……)

    ルルーシュ「頼む、カレン。この通りだ。俺に女の全てを教えてくれ」


    106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 23:15:45.31 ID:HdXDkaHx0

    ~生徒会室~

    カレン「じゃあ、今度各キャラの攻略ポイントを書いて持ってくるから」

    ルルーシュ「助かる」

    カレン「でも、人に聞いたらお終いよね」

    ルルーシュ「しかし、このままでは俺の気がすまない」

    カレン「はいはい」

    ナナリー「お兄様、おかえりなさい」

    ルルーシュ「ただいま―――どうした、みんなしてナナリーの壁になって」

    リヴァル「ルルーシュ、ナナリーのこと好きなんだよな」

    ルルーシュ「ああ」

    ミレイ「恋人にしてもいいと思うぐらい?」

    ルルーシュ「妹でなければ」

    ニーナ「でも、妹でも……いいんでしょ?」

    ルルーシュ「それは……」

    スザク「ルルーシュ!!君は間違っている!!!兄として!!!いや、人間として!!!」


    111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 23:19:28.27 ID:HdXDkaHx0

    ルルーシュ「なんのことだ?」

    カレン「またバカなことをしてるんですね」

    ミレイ「カレンはなんと思わないの?」

    カレン「何がですか?」

    シャーリー「い、妹を攻略とか……!!」

    ルルーシュ「話を聞いていたのか?!」

    スザク「答えろ!!カレン!!」

    カレン「それ、ゲームの話なんですけど」

    ミレイ「ゲーム?」

    リヴァル「どういうことだ?」

    ルルーシュ「おい、カレン」

    カレン「誤解されたままだとナナリーに近づけないけど、いいの?」

    ルルーシュ「それは困るが……」

    ナナリー「おにいさまー」

    ルルーシュ「ナナリー!!今、助ける!!」


    113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 23:24:27.77 ID:HdXDkaHx0

    ミレイ「―――なーんだ、恋愛シミュレーションの」

    リヴァル「それ知ってる。結構人気なんだよな」

    スザク「そうなのか。すまない、ルルーシュ。僕の早とちりだった。それにしてもこのピンクの髪の女の子可愛いね」ピコピコ

    シャーリー「どうしてこんなゲームをカレンとルルが?」

    カレン「私は知人に薦められて始めただけ。ルルーシュくんは……」

    ルルーシュ「俺も同じ理由だ」

    ミレイ「分かった。このゲームで女心を学んでこーい!って言われたんでしょ?」

    ルルーシュ「……証言を拒否します」

    リヴァル「図星かよ」

    カレン「このゲームが面白いのは本当ですよ?」

    ミレイ「はいけーん」

    カレン「どうぞ」

    ミレイ「ふむふむ……」ピコピコ

    ナナリー「あの、どのようなゲームなのですか?」オロオロ

    ニーナ「主人公……女の子じゃないんだ……。残念……」


    118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 23:30:28.92 ID:HdXDkaHx0

    シャーリー「ふーん、ルルも一応勉強してくれてるんだ……」

    ルルーシュ「何か言ったか?」

    シャーリー「べっつにぃ」

    ミレイ「この子は『こっちの青が似合うな』ね」ピッ

    ルルーシュ「……」

    『やっぱり?私もそう思ってたの。私たち、好みが合うねっ』

    ミレイ「やったぁ!!ハート鷲掴みぃ!!」

    ルルーシュ「会長、どうしてわかったんですか?」

    ミレイ「この子のプロフィールに青色が好きって書いてあるから」

    ルルーシュ「そ、そんなことが……?!」

    カレン「それすら知らなかったの……。ある意味、すごいわね」

    ルルーシュ「違う。俺は新たな可能性として黄色も似合うのでないかと提案をしたんだ。なのに……!!」

    リヴァル「ルルーシュ、お前、こういうゲームに向いてないんじゃねーの?」

    ルルーシュ「なんだと?!」

    ナナリー「あの……一体、どんな……」オロオロ


    120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 23:36:13.91 ID:HdXDkaHx0

    スザク「……」ピコピコ

    ルルーシュ「スザク……」

    スザク「あ、キスした」

    ルルーシュ「なんだと!?こんな短時間でか?!」

    スザク「ピンクの髪の女の子、キス魔らしいから」

    ルルーシュ「どういうことだ?」

    スザク「積極的にスキンシップしてたら勝手にキスしたんだ」

    ルルーシュ「馬鹿な?!出会って間もない男に触れられるなんて気持ち悪いだろ?!」

    スザク「この子は例外みたいだ」

    ルルーシュ「わからん……女の気持ちが……欠片も……!!!」

    リヴァル「お、おい……ルルーシュ……」

    カレン「そんなに深刻にならなくても、ゲームだし」

    ルルーシュ「されどゲームだろうが!!」

    ニーナ「たまにいるのよね、恋愛ゲームに感情移入しすぎちゃう人って」

    ミレイ「ニーナもだもんね」


    123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 23:41:36.50 ID:HdXDkaHx0

    ~黒の騎士団 アジト~

    ゼロ(結局、何も進まなかったな……。この妹をなんとかしたいだけなのに……)

    カレン「お……これは……おお……」

    ゼロ「ん?」

    カレン「やったぁ、ついにメインヒロイン攻略した」

    藤堂「なに?」ダダダッ

    南「すごい!!高難易度なのに!!」

    カレン「ほらほら、見てください」

    藤堂「紅月、すばらしいな」

    南「このエンドって中々見れないんだよな」

    神楽耶「へぇー」

    扇「感動的じゃないか」

    ラクシャータ「でも、なんかここまで難しくするほどの女にはみえないけどねぇ」

    カレン「そうですか?理想的なお嫁さんだと思いますけど」

    ゼロ(カレン……。女だから攻略も容易いのだろうな……)


    128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 23:48:42.56 ID:HdXDkaHx0

    ゼロ「……」

    藤堂「ゼロはどうだ?」

    ゼロ「な、なにがだ?!」

    藤堂「ゼロもプレイしているのだろう?」

    カレン「そうなんですか?!」

    神楽耶「ゼロ様ぁ!!―――見せてくださいまし」

    藤堂「む……。ゼロ、期日直前なのに好感度が低いぞ」

    ゼロ「……」

    藤堂「バッドエンドを回収しているところか。なるほどな。ならば、鮮血の結末というエンドが一番惨たらしいからオススメする」

    南「ゼロ……目の付け所がちがうなぁ……」

    カレン「バッドエンドなんてどうやってみるんですか?」

    藤堂「期日までに全員の好感度を最低値にし、尚且つ満遍なくデートを重ねなくてはならない」

    南「メインヒロイン攻略よりも難易度が高いんだ」

    カレン「そんなものが……」

    神楽耶「さすがはゼロ様。ではその結末を見ましょう」


    132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 23:55:44.94 ID:HdXDkaHx0

    藤堂「攻略本もなしにここまで辿り着ける猛者がいるとはな。ゼロの計略はゲーム内でも有効と見える」

    ゼロ「そうか……」

    神楽耶「あ、7人の女性が出てきましたわ」

    カレン「なんか険悪ですね」

    ラクシャータ「一人だけナイトメアに乗ってるじゃないか」

    南「主人公、にげてくれー!!」

    ゼロ「……藤堂、どうなるんだ?」

    藤堂「3人の女に殴られ、2人の女に刺され、1人の女に首を切られ、最後の女にはナイトメアで握りつぶされる……」

    ゼロ「な……に……?!」

    神楽耶「うわ……うわ……」

    カレン「神楽耶様!!直視しないほうが!!」

    藤堂「何度見ても……目を覆いたくなるな……」

    ラクシャータ「女をわかっていない男の末路……悲惨だねぇ……」

    神楽耶「ゆ、ゆめにでそうですわ……」ガタガタ

    ゼロ(俺もいつかこうなってしまうのか……)ガタガタ


    139: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 00:03:02.35 ID:lS2Jqsrh0

    藤堂「ゼロ、これでバッドエンドは全部か?」

    ゼロ「分からないな。この他にも7つは見た気がする」

    藤堂「個別バッドエンドも見たのか?」

    南「親友の妹なんて振られるほうが難しいぐらいなのに!!」

    藤堂「何を選んでも基本的に賛同してくれるからな」

    カレン「ゼロはやっぱり私たちのように一般的な目線で物事をみないのですね」

    藤堂「でなければブリタニアとは戦えないだろうしな」

    扇「そうだな」

    神楽耶「ゼロさまぁ……今日は夜、一人で厠へ行けそうにありませんわ……」ガタガタ

    ゼロ「そ、そうですか……」

    神楽耶「ゼロ様?どうしたのですか?」

    ゼロ「い、いえ……別に……」

    藤堂「無駄に高クオリティのアニメーションだからな。気分を害するのも分かる」

    ゼロ「……」

    カレン「休みますか、ゼロ?」


    141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 00:07:44.25 ID:lS2Jqsrh0

    ~ゼロの自室~

    ルルーシュ「はぁ……」

    C.C.「どうした?元気がないな」

    ルルーシュ「俺はいつか死ぬ」

    C.C.「人間だからな」

    ルルーシュ「違う。殺されるんだ……。きっと……」

    C.C.「殺される?」

    ルルーシュ「女が……怖い……」ガタガタ

    C.C.「お、おい……」

    ルルーシュ「ギアスで出会った女全員に俺を殺すなと命令しておくべきか……!!」

    ルルーシュ「いや……どこから刃がくるか……」

    ルルーシュ「女と関わらなければ……いいのか……?」

    ルルーシュ「わからない……どうすればいいんだ……」

    C.C.「重症だな……おい……」

    ルルーシュ「ナナリー以外の女に……俺は……」


    144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 00:12:22.80 ID:lS2Jqsrh0

    ~食堂~

    玉城「ゼロが人間不信になっただぁ?!」

    C.C.「原因を知りたい。心当たりのある者はいないか」

    藤堂「……」

    C.C.「誰かいないか」

    カレン「急にそんなこと言われても」

    神楽耶「そうですわよね」

    C.C.「では、様子がおかしくなったと感じた者はいないか」

    神楽耶「それでしたら、ゲームをしている最中にゼロ様は気分を悪くされたようで」

    C.C.「ゲームだと?」

    カレン「うん。ゲームのバッドエンドを見たときから、様子は少し変だったけど」

    C.C.「どのようなバッドエンドだ」

    藤堂「7人の女に嬲り殺される終わり方だ」

    C.C.「それだな」

    玉城「おいおい!!ゲームぐらいで折れちまうもやしメンタルなのかよぉ、ゼロは!!」


    146: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 00:19:33.26 ID:lS2Jqsrh0

    藤堂「だが、あのエンドは自らが最悪の選択を選び続けなければ辿り着けないもの。ゼロもそれが見たくて……」

    C.C.「どちらにしてもゼロにとっては想像を絶するものだったんだろ」

    藤堂「そうか……」

    C.C.「しかし、あのゲームにそんなハードなものが用意されているとは、迂闊だった」

    カレン「ねえ、C.C.。ゼロは大丈夫なの?」

    C.C.「もうずっとふるえている。子犬のようにな」

    藤堂「まずいな」

    千葉「どうにかしたいが……」

    扇「ゼロ……」

    玉城「んだよ、じゃあ、そのゲームのハッピーエンドでも見せてやれば解決だろ!!」

    C.C.「もう一度ファミコンを手に取ると思うのか?」

    藤堂「そうだな……」

    カレン「ゼロ……そんな……私のせい……」

    神楽耶「私があのような結末を渇望してしまったばかりに……ゼロ様……」

    C.C.「割と深刻な事態だな。どうするつもりだ、お前ら。このままゼロの復活を信じるか?」


    148: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 00:25:47.95 ID:lS2Jqsrh0

    藤堂「いや。あのエンドの存在を示唆したのはこの藤堂鏡志朗に他ならない。私に全ての責任がある」

    千葉「藤堂さん!!そんなことは!!」

    藤堂「C.C.」

    C.C.「なんだ?」

    藤堂「紅月」

    カレン「はい」

    藤堂「ラクシャータ」

    ラクシャータ「はいよ」

    藤堂「千葉」

    千葉「は、はい」

    藤堂「井上」

    井上「私もですか?」

    藤堂「そして……神楽耶様」

    神楽耶「はい」

    藤堂「力を貸して頂きたい」


    154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 00:29:19.57 ID:lS2Jqsrh0

    ~ゼロの自室~

    ルルーシュ「怖い……女なんて……もう信じられるか……!!」ガタガタ

    C.C.『はいるぞ』

    ルルーシュ「……」

    C.C.「……仮面をつけろ」

    ルルーシュ「何故だ?」

    C.C.「いいから」

    ゼロ「―――これでいいのか」

    C.C.「では、外に出てみろ」

    ゼロ「どういうことだ?」

    C.C.「ほら、いいから出ろ」トンッ

    ゼロ「と、とと……。なんだ、一体―――」

    千葉「きゃ、きゃー、ぶつかるー!!」ダダダダッ

    ゼロ「なに?!」

    ドンッ!!


    158: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 00:34:02.44 ID:lS2Jqsrh0

    千葉「いたた……」

    ゼロ「千葉……廊下を走るなと―――なっ?!」

    千葉「あ……!!」バッ

    ゼロ「……」

    千葉「見たな……?」

    ゼロ「千葉!!年齢を考えろ!!」

    千葉「なんだと?!お、乙女のパンツを見ておいてなんたる言い草だ!!!」

    ゼロ「?!」

    玉城「台詞ちげーぞ」

    千葉「あ、ごほん……。わ、私は先を急ぐから……それじゃあね、ヘン夕イ!!」ダダダッ

    ゼロ「な、なんだ……?」

    玉城「よー、マブダチのゼロじゃねーか。一緒に登校しよーぜ」

    ゼロ「登校?どういうことだ?」

    玉城「いいから合わせろよ。すぐに元気になれるって」

    ゼロ「……?」


    162: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 00:38:22.03 ID:lS2Jqsrh0

    扇「可愛いな。俺と付き合わないか?」

    カレン「い、いやです……。どいてください……」

    扇「いいから、こいよ。いい夢見させてやるって」

    カレン「いやぁー!!」

    ゼロ「カレンか?!」

    玉城「お、助けるんだな?」

    ゼロ「当然だろ!!―――扇!!何をやっている!!」

    扇「なんだ、お前は?この街の番長である扇様に喧嘩を売るつもりか?」

    ゼロ「番長だと……?」

    カレン「た、たすけてー!!」

    扇「痛い目にあわせてやるー!!」

    ゼロ「……」

    扇「ぐわ?!こ、こいつは強すぎる……お、覚えてろよ!!」

    カレン「助けてくれてありがとうございます!!」

    ゼロ「……何をしている。恥ずかしくないのか」


    169: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 00:43:51.38 ID:lS2Jqsrh0

    玉城「ゼロ、いいから話をあわせてくれよ」

    ゼロ「あ、ああ……」

    カレン「危ないところをありがとうございます。なんとお礼を言ったらいいか……」

    玉城「その制服はあの有名お嬢様学校の生徒かよ!!すっげー!!かわいいな!!な?!ゼロ!!」

    ゼロ「あ、ああ……そうだな……」

    カレン「あの、お名前だけでも」

    ゼロ「知っているだろう」

    カレン「え?そんな……どこかでお会いしたことありましたか?」

    ゼロ「私は知っている。紅月カレンだろ」

    カレン「ど、どうして……!!」

    ゼロ「どうしても何も……」

    カレン「も、もしかして、昔、隣に住んでたゼロくんですか?!」

    ゼロ「ゼロくん?」

    カレン「こんなところで幼馴染に会えるなんて……嬉しい……」

    玉城「これって運命なんじゃねーの?!」


    173: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 00:48:48.67 ID:lS2Jqsrh0

    カレン「これ、連絡先です。いつでも連絡してください」

    ゼロ「お、おい」

    カレン「それじゃあ!!」タタタッ

    ゼロ「……」

    玉城「いいなー!!ゼロ!!お嬢様と付き合えるんじゃねーの?!」

    ゼロ「恋愛はそんなに単純ではない。私はそのことを痛いほど知った」

    玉城「ゼロ……まだ、井上のことを忘れられないのか……」

    ゼロ「は?」

    玉城「もう忘れようぜ。あいつは……もう……」

    ゼロ「井上はどういう役なんだ?!おい!!」

    玉城「井上……去年の夏に遠くにいったんだ……」

    ゼロ「そうか。故人か」

    玉城「お、やべーな。チャイムなっちまった!!いそぐぞ!!」

    ゼロ「鳴っていないが」

    玉城「鳴ってんだよ!!俺たちの中ではな!!」


    177: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 00:54:04.87 ID:lS2Jqsrh0

    ~食堂~

    仙波「席につけ」

    ゼロ「……」

    玉城「ふー、ギリギリセーフだな」

    仙波「今日は転校生を紹介する。入れ」

    千葉「初めまして。千葉凪沙です」

    ゼロ「……」

    千葉「あー!!今朝のヘン夕イ仮面!!」

    ゼロ「誰がヘン夕イ仮面だ!!!」

    仙波「なんだ、お前たち知り合いか。なら、ゼロ。お前が転校生の面倒をみてやれ」

    ゼロ「何故私が?!」

    仙波「千葉、あのゼロの隣の席にいけ」

    千葉「ふん」

    ゼロ「……」

    玉城「態度悪いやつだなー。俺の嫌いなタイプだぜ」


    181: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 00:58:01.13 ID:lS2Jqsrh0

    仙波「では、授業を始める」

    ゼロ「……」

    C.C.「先生。ゼロの顔色が悪いみたいだが」

    仙波「またか。保健室に行って来い」

    ゼロ「……」

    玉城「ほら、立てよ。行くぞ」

    ゼロ「あ、ああ……」

    C.C.「……」

    ゼロ「あの女……」

    玉城「委員長のC.C.だな。傲慢な態度を取るけど、間違ったことはしない。いい奴だ」

    ゼロ「そうなのか。誰の設定だそれは」

    玉城「ほら、肩につかまれ」

    ゼロ「自分で歩ける!!」

    玉城「そうか?」

    ゼロ(全く……この茶番はいつまで続くんだ……)


    184: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 01:02:22.51 ID:lS2Jqsrh0

    ~医務室~

    ラクシャータ「また、ゼロぉ?よく来るねぇ」

    ゼロ「良く来ているのか」

    玉城「おう。ラクシャータ先生とは校内でも一番仲がいいんだぜ」

    ゼロ「……」

    ラクシャータ「じゃあ、いつも通り……上から脱いじゃおうか……」

    ゼロ「なに?!」

    玉城「いつ見てもラクシャータ先生は工口いよなぁ」

    ラクシャータ「どうせゼロも、私の体が目当てなんだろ……?」

    ゼロ「そんなわけあるか!!」

    ラクシャータ「そう言ってくれると嬉しいよ」

    ゼロ「なに……?」

    玉城「先生は時々悲しそうな目をするんだよなぁ……。一体、過去に何があるのか」

    ゼロ「どうやら、キャラ設定はしっかりしているようだな」

    ラクシャータ「ちなみに私は処*だってさ」


    187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 01:07:49.04 ID:lS2Jqsrh0

    玉城「お、そろそろ昼休みだな。屋上にいくぞ」

    ゼロ「屋上だと?」

    玉城「ゼロは基本的にマブダチの俺以外に友達いねーしよぉ」

    ゼロ「不愉快だな!!」

    玉城「いいじゃねーかよ。その代わり女に囲まれてるんだから」

    ゼロ「囲まれている……?」

    神楽耶「ゼロ様!!ではなく、ゼロ先輩!!こんにちはですわ!!」

    ゼロ「神楽耶様まで……」

    玉城「おー、一年後輩の神楽耶ちゃんじゃねーか。ゼロのことを兄のように慕っているんだよな」

    ゼロ「ほう……?」

    神楽耶「昼食、今からですか?よろしければ私と……」

    ゼロ「そういうことでしたら―――」

    玉城「ゼロ、待て待て。神楽耶ちゃんの誘いを断って屋上に行くこともできるぜ?」

    ゼロ「断ってどうする?神楽耶様が悲しむだけだろう」

    玉城「じゃあC.C.が悲しんでもいいのかよ?」


    189: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 01:11:43.56 ID:lS2Jqsrh0

    ゼロ「C.C.だと?屋上にいるのか?」

    玉城「おうよ。今日は何故か屋上にいるぜ」

    ゼロ「……」

    神楽耶「ゼロ先輩……?」

    玉城「どうするんだよ、ゼロ?」

    ゼロ「神楽耶様、屋上で食べませんか?」

    神楽耶「え……」

    玉城「ゼロ……お前……」

    ゼロ「なんだ、駄目なのか?」

    玉城「いや、最高の選択だぜ」

    ゼロ「……そ、そうか」

    神楽耶「よろこんでご一緒しますわ!!」

    ゼロ「では行きましょうか」

    神楽耶「はいっ!!」

    玉城「神楽耶ちゃんの好感度がばっちり上がったな!!」


    191: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 01:16:51.09 ID:lS2Jqsrh0

    ~食堂~

    玉城「ここが屋上だな」

    ゼロ「教室だけではないのか」

    C.C.「あ……。珍しいな。お前とここで会うなんて」

    玉城「いつも図書室にいるC.C.がどうして今日に限って屋上にいるんだよ?」

    C.C.「偶にはいるさ。私は高いところが好きだからな」

    玉城「そうなのか。一緒に飯でもどうだ?」

    C.C.「そうだな。悪くない」

    ゼロ「素直に喜んだらどうだ」

    C.C.「嬉しくなんてないよ」

    玉城「それでも好感度は確実に上がってるけどな」

    神楽耶「いただきます」

    C.C.「ピザ弁当は無いのか」

    ゼロ「あるわけ―――」

    玉城「あるぜ。ゼロのやつ、ピザを作りすぎたみてーだから、食ってくれ」


    195: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 01:24:16.24 ID:lS2Jqsrh0

    玉城「おっと、もう放課後だな。どこに行く?」

    ゼロ「場所の選択か?」

    玉城「グラウンド、教室、保健室、図書室、そのまま街へ行くこともできるな。ゼロ次第だ」

    ゼロ「……」

    玉城「誰に会いたいか言ってくれたら、ヒントはやるぜ?」

    ゼロ「そうだな……。保健室はラクシャータ。図書室はC.C.。街ならカレンだろう。残り二つはどちらが千葉で神楽耶様なんだ?」

    玉城「神楽耶様は陸上部に所属してるぜ」

    ゼロ「では、グラウンドに行く」

    玉城「ここがグラウンドだ」

    ゼロ「食堂は万能だな」

    神楽耶「あ、ゼロ先輩!!練習を見に来てくれたんですのね?!」

    ゼロ「ああ……」

    神楽耶「先輩が見てくれているだけで、早く走れそうな気がしますわ!!」

    玉城「このまま練習が終わるまで見ているか?」

    ゼロ「そうだな。そのほうが……いいのだろうな……。なんとなくだが」


    200: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 01:33:48.46 ID:lS2Jqsrh0

    玉城「もう夜だな」

    ゼロ「そうか」

    玉城「あとは寝るだけだな。じゃあ、今日の成果はこんな感じだ」

    C.C.        ■■□□□
    神楽耶      ■■■■□
    ラクシャータ  ■□□□□
    カレン      ■■■■□
    千葉       □□□□□

    ゼロ「……」

    玉城「がんばれよ」

    ゼロ「何をだ?」

    玉城「何をって、これで女の子の心の揺らぎをチェックして、エンディングを迎えるんだよ」

    ゼロ「私は女性の気持ちなど……わからない……」

    玉城「おいおい。この心の揺らぎ表を見ろって。神楽耶様とカレンのところが高いだろ。つまり、ゼロ、お前の行動は神楽耶様とカレンにとって正解だったってことじゃねえか」

    ゼロ「しかし、私は何も考えてなどいない……」

    玉城「この表は嘘をつかねえ。悪ければ真っ白になる。正しいなら真っ黒になる。それが全てなんだよ」

    ゼロ「わかった……」


    202: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 01:39:27.52 ID:lS2Jqsrh0

    玉城「次の日になったな。今日も快晴じゃねえか」

    ゼロ「そうなのか」

    千葉「あ、ヘン夕イ仮面」

    ゼロ「ヘン夕イ仮面って言うな!!」

    千葉「ふん」

    ゼロ「……」

    玉城「ゼロ、このまま黙っているつもりかよ?なんとかいわねーと、いつまで経ってもヘン夕イ仮面のままだぜ?」

    ゼロ「何を言えば……」

    玉城「なんか言っちまえよ」

    ゼロ「……千葉」

    千葉「なんだ?」

    ゼロ「昨日は事故とはいえ、すまなかったな。不快な思いをさせたことを謝罪する」

    千葉「……ふんっ」

    ゼロ「違ったか……」

    玉城「いや……わるくねえぞ……」


    203: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 01:43:37.94 ID:lS2Jqsrh0

    玉城「おっと、放課後だな。どうするよ?」

    ゼロ「早いな。……では、教室に行くか」

    玉城「千葉がいるみたいだな」

    千葉「なんだ、お前か」

    ゼロ「……」

    玉城「なにしてんだよ、千葉」

    千葉「見ての通り、掃除だ」

    ゼロ「……手伝おうか」

    千葉「結構だ」

    ゼロ「そうか……」

    千葉「ヘン夕イ仮面の手助けなどいらない」

    玉城「ゼロ、あそこに大きなゴミ袋があるぜ」

    ゼロ「捨ててこよう」

    千葉「いいと言っている!!」

    玉城「じゃあ、ゴミは指定の場所に捨てて、帰宅するか」


    205: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 01:47:07.99 ID:lS2Jqsrh0

    玉城「今日の成果だ」

    C.C.        ■■□□□
    神楽耶      ■■■■□
    ラクシャータ  ■□□□□
    カレン      ■■■□□
    千葉       ■■■■□

    ゼロ「千葉の好感度が馬鹿みたいに上がったな」

    玉城「それだけゼロの行動が千葉の心をうったんだよ」

    ゼロ「そう……なのか?」

    玉城「おうよ」

    ゼロ「俺の行動は間違っていない……ということなのか……」

    玉城「ああ。間違いねえよ」

    ゼロ「フフフ……そうか……」

    玉城「じゃあ、次の日だな」

    ゼロ「ああ」

    玉城「今日もいい天気だし、屋上で昼飯にするか」

    ゼロ「わかった」


    209: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 01:51:53.24 ID:lS2Jqsrh0

    玉城「C.C.がいるな」

    C.C.「またお前か」

    ゼロ「貴様も食べる相手がいないのか?」

    C.C.「いや。いるぞ。目の前にな」

    ゼロ「……」

    玉城「ゼロの中でC.C.の評価があがったな」

    ゼロ「そんなパターンもあるのか」

    玉城「違うのか?」

    ゼロ「……違わないが」

    C.C.「今日もピザ弁当か?」

    ゼロ「ああ」

    C.C.「気が利くな。私は嬉しいぞ」

    ゼロ「お前が腹を空かせているといけないからな」

    C.C.「……」

    ゼロ(台詞を間違えたか……!?)


    210: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 01:55:45.36 ID:lS2Jqsrh0

    玉城「放課後だな、どうするよ?」

    ゼロ「図書室に向かう」

    玉城「いいぜ」

    C.C.「またお前か。もううんざりだな」

    ゼロ「すまない……」

    C.C.「何か用でもあるのか?」

    ゼロ「弁当だが……作ってこないのか?」

    C.C.「面倒だからな」

    玉城「C.C.は独り暮らしなんだよなぁ。親は海外に出張してるんだぜ」

    ゼロ「大変だろう。私が作ってきてやろうか?」

    C.C.「余計なお世話だ」

    ゼロ「そうか……」

    C.C.「だが、作りすぎたというなら食べてやる。ピザを捨てるなんてもったないからな」

    玉城「C.C.の顔が少し赤くなったな」

    ゼロ「そうは見えないが……。これでいいのか……?」


    214: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 02:01:11.06 ID:lS2Jqsrh0

    C.C.        ■■■■■
    神楽耶      ■■■■□
    ラクシャータ  ■□□□□
    カレン      ■■□□□
    千葉       ■■■■□

    ゼロ「これは……?!」

    玉城「すげーな!!ゼロ!!もうC.C.はゼロにフォーリンラブじゃねえか!!」

    ゼロ「なんだ……フハハハハ……やれる……やれるじゃないか……!!!」

    ゼロ「やはりあれは、あのゲームに問題があっただけで……普通にやれば私はどんな女性も口説き落とせる!!!」

    玉城「さっすが、ゼロだな!!」

    ゼロ「よし!!次はラクシャータだ!!!」

    玉城「昼休みも保健室に行くのか?」

    ゼロ「当然だ!!」

    玉城「わかった。いくぜ!!」

    ラクシャータ「いらっしゃい。待ちくたびれたよ」

    ゼロ「ラクシャータ先生。今日も相変わらずの美貌ですね」

    ラクシャータ「嬉しいこといってくれるじゃないか。でも、下心が丸見えで私は好かないねぇ」


    220: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 02:09:15.74 ID:lS2Jqsrh0

    ゼロ「では、これならどうですか?」

    ラクシャータ「なんだい?」

    ゼロ「ナイトメアフレームのプラモデルです」

    ラクシャータ「物で釣れるほど、安くないつもりなんだけどねえ……」

    ゼロ「なに……!?」

    玉城「過去に何かある女性は手厳しいな……」

    ゼロ「先生。ずっと気になっていたのですが。どうして時々悲しそうな目をするんですか?」

    ラクシャータ「……聞きたいのかい?」

    ゼロ「私はもっと先生のことを知りたいんです」

    ラクシャータ「いいよ。聞かせてあげる。―――私はね、一度死んだ女なのさ」

    ゼロ「死んだ……?」

    ラクシャータ「そう。子どもの頃に父親からあらゆる虐待を受け、施設へ行き、名前を変えた」

    ゼロ「……」

    ラクシャータ「だから、あんたたちみたいな若くて生き生きとした姿を見ると、自分の青春はどこにあったんだろうって……いつも考えちゃうんだよ……」

    ゼロ「そんな過去が……」


    223: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 02:16:05.57 ID:lS2Jqsrh0

    ラクシャータ「つまらない話をしたね……。帰っていいよぉ」

    ゼロ「私と青春を取り戻しましょう」

    ラクシャータ「何をいっているんだい?」

    ゼロ「私が先生の失った時間を埋めてみせます」

    ラクシャータ「無理に決まってるだろ……」

    ゼロ「駄目かもしれない。それでも私にかけてくれませんか?!」

    ラクシャータ「ゼロ……信じて……いいんだね?」

    ゼロ「ええ」

    ラクシャータ「ふふ……まさか、年下にこんなこと言われるなんて……。また、保健室にきなよ……必ず」

    ゼロ「はい」

    玉城「ラクシャータ先生の目に涙が浮かんでやがる……。でも、ゼロはそれを見ないように退室するんだよなぁ……」

    ゼロ「放課後はグラウンドに行く!!」

    玉城「神楽耶ちゃんはいるかな……?お。あそこにいるぜ!!」

    神楽耶「ゼロ先輩ー!!」タタタッ

    玉城「部活で汚れたのか、ユニホームが土塗れになっているな。お尻のところとこよ」


    226: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 02:22:29.62 ID:lS2Jqsrh0

    ゼロ「終わるまで待っています」

    神楽耶「ありがとうございます!!」

    玉城「その日は仲良く神楽耶ちゃんと帰ったとさ。よし、結果発表だ」

    C.C.        ■■■■■
    神楽耶      ■■■■■
    ラクシャータ  ■■■■■
    カレン      ■□□□□
    千葉       ■■■■□

    ゼロ「フフフハハハハハ!!!!!真っ黒だな!!黒の騎士団のように!!!」

    玉城「こりゃあ、すげえ。短期間に三人も落としちまったな」

    ゼロ「さてと……。次は千葉だな」

    玉城「じゃあ、昼休みは教室か」

    ゼロ「いや、神楽耶様とC.C.を誘って教室で昼食をとる」

    玉城「もう落ちてる奴も巻き込むのよ?!ゼロ……」

    ゼロ「なんだ?」

    玉城「最高じゃねーか!!」

    ゼロ「私は完璧だからな!!!!」


    228: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 02:27:40.24 ID:lS2Jqsrh0

    藤堂「……そろそろだな。用意はできているな?」

    井上「はい」

    藤堂「……よし。今だ」

    玉城「ゼロ!!あ、あれ……!!」

    ゼロ「なんだ?」

    井上「ゼロ……久しぶりね……」

    ゼロ「井上……?!」

    玉城「井上……留学から帰ってきたのよ……?!」

    ゼロ「死んだんじゃないのか?!」

    井上「一年前の答えを……出しにきたわ」

    ゼロ「答えだと……?」

    玉城「ゼロは井上に告白してふられたからなぁ……」

    ゼロ「なんだと?!」

    井上「ゼロ……離れて気がついたの……。私もゼロが好きってことに……」

    ゼロ「なっ……?!」


    231: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 02:36:43.73 ID:lS2Jqsrh0

    玉城「そんな都合のいい話があるかよぉ!!ゼロのこと振ったくせによぉ!!!」

    井上「付き合うことになったあとが怖かったの。私だけが海外で離れて暮らすことになるのに……。辛くなるぐらいなら、断ろうって思っただけ」

    玉城「なんだと……?!」

    ゼロ「井上……」

    井上「でも、離れてみてもっとゼロのことが好きになったわ。どんなときもゼロのことを考えているの。だから、今日、帰ってきた」

    玉城「すぐに帰るのか……?」

    井上「明日の便でね。だから、ゼロ。もし私のことをまだ好きでいてくれたなら、今日の放課後、公園まで来て」

    ゼロ「な……に……」

    井上「お願いっ」タタタッ

    ゼロ「まさか……井上が……」

    玉城「突然の告白に戸惑うのも分かるぜ。でもよ、これが恋愛ってもんだ。いつでもどこでも起こるんだよ」

    ゼロ「……」

    玉城「だから面白いんだけどな。―――で、どうする?今日の放課後の行き先で、全てが決まるぜ?」

    ゼロ「こんな唐突な展開など……想定外だ……!!」

    玉城「ビシっと決めろ、ゼロ。俺のマブダチなんだからよ!!」


    232: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 02:42:42.45 ID:lS2Jqsrh0

    玉城「昼休みだ。ゼロは千葉とC.C.と神楽耶ちゃんと一緒に楽しい昼食を取った」

    ゼロ「カットか……」

    玉城「さて。じゃあ、最後の放課後に向かう前に最終確認しておくかぁ!!」

    C.C.        ■■■■■
    神楽耶      ■■■■■
    ラクシャータ  ■■■■■
    カレン      □□□□□
    千葉       ■■■■■
    井上       ■■■■■

    ゼロ「……」

    玉城「ほぼパーフェクトだな。ゼロ。誰のところに行っても、一人を除いて確実に結ばれるぜ」

    ゼロ「そうなのか」

    玉城「で、どこに行くんだ?ゆっくり考えてくれていいけどな」

    ゼロ「……」

    玉城「全てはこの瞬間のためにあったんだよ」

    ゼロ「分かっている」

    玉城「ゼロ……どうするんだよ?!」

    ゼロ「―――よし!!決めたぞ!!」


    234: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 02:48:27.74 ID:lS2Jqsrh0

    玉城「ゼロが選んだのは―――」

    ゼロ「……」

    C.C.「なんだ?」

    ゼロ「時間、あるか?」

    C.C.「ああ……」

    ゼロ「では、教室に向かうぞ」

    C.C.「……」

    玉城「教室には千葉の姿が……」

    千葉「ゼロか」

    ゼロ「千葉。時間があるなら保健室に行くぞ」

    千葉「……」

    玉城「保健室ではラクシャータが半裸でベッドに寝ていた」

    ラクシャータ「遅かったじゃないか」

    ゼロ「グラウンドに行くぞ、ラクシャータ」

    玉城「ゼロは三人の女性を連れ、神楽耶ちゃんのいるグラウンドを目指す……」


    237: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 02:54:48.06 ID:lS2Jqsrh0

    神楽耶「ゼロ様……」

    ゼロ「公園に向かいます」

    玉城「そして……井上の待つ公園に辿り着く……」

    ゼロ「井上、待たせたな」

    井上「ゼロ……」

    C.C.「何の真似かな。ゼロ?」

    千葉「私たちをここに集めてどうする?」

    ゼロ「みんなに伝えることがある」

    神楽耶「なんでしょうか……?」

    ゼロ「私は気づいてしまったんだ」

    C.C.「何にだ?」

    ゼロ「やっと女の子の気持ちにな」

    井上「気持ち……?」

    ゼロ「気がつけば何ていうことはない。極々当たり前のことだったんだ……。ありがとう、みんな。感謝するぞ、藤堂」

    藤堂「ゼロ……」


    241: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 03:06:31.57 ID:lS2Jqsrh0

    C.C.「何に気がついたんだ?」

    ゼロ「今、この瞬間に、誰が主人公であるゼロの告白を望んでいるのか」

    神楽耶「……ゼロ様っ」

    ゼロ「そう。私が離れれば離れるほど……そいつの想いは肥大化していくのだろう……」

    ゼロ「だからこそ、私は目の前の幸福を手にするのではなく、遠くの困難に挑まなければならない……」

    千葉「誰を選ぶというんだ?」

    井上「まさか……」

    ゼロ「大切だからこそ遠ざけておこうと意識していた。だから、常に境界を越えないようにしていた」

    ゼロ「だが、それは相手にとって苦痛でしかないんだろう……」

    ゼロ「分かっていたのに……気がついていたのにな……」

    C.C.「誰を選ぶんだ。その口ぶりから察するに……」

    カレン「……あの……出番、ありますか?」

    ゼロ「藤堂!!間違っていたのは私のほうだった!!勝手に他人を恐れ、危うく閉じこもってしまうところだった!!」

    藤堂「ゼロ……誰を選ぶんだ……?」

    カレン「あの……ゼロ……?私、ここにいますけど……」


    243: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 03:11:48.15 ID:lS2Jqsrh0

    ~アッシュフォード学園 生徒会室~

    ルルーシュ「シャーリー……」

    シャーリー「ルル……?」

    ルルーシュ「随分、待たせたな」

    シャーリー「な、何を言ってるのよ……」

    ルルーシュ「今度、ゆっくり買い物しないか?」

    シャーリー「ルルがしたいなら、別にいいけど……?」

    ルルーシュ「ああ。シャーリーとしたいな。今までできなかったことを……」

    シャーリー「ルル……」

    ルルーシュ「シャーリーの気持ちにやっと気が付けたんだ」

    シャーリー「ルル!!」

    ルルーシュ「シャーリー!!」


    ミレイ「このゲームのおかげ?」

    リヴァル「マジか……」

    スザク「よかった……本当によかった……。ルルーシュが人の道を外さなくて……本当に……」


    246: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 03:17:40.30 ID:lS2Jqsrh0

    シャーリー「じゃあ、いつ行く?!」

    ルルーシュ「そうだな……。ナナリー」

    シャーリー「え?」

    ナナリー「はい?」

    ルルーシュ「ナナリーも行くだろ?買い物」

    ナナリー「はいっ」

    シャーリー「え……ナナちゃんも……?」

    ルルーシュ「ああ」

    ナナリー「なにか?」

    シャーリー「ううん……別に……」

    ミレイ「ちょっと、ちょっと!!ルルーシュ!!どういうこと?!」

    スザク「ルルーシュ!!このゲームから何かを学び取ったんだじゃないのか?!」

    ルルーシュ「ああ。学んだ。正確にはまた違う教典からだがな」

    リヴァル「何を学んだんだよ?」

    ルルーシュ「俺は今まで双方を守る為に、一方を遠ざけていた。しかし、それでは互いに苦しいだけと言うことにな……」


    250: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 03:25:41.93 ID:lS2Jqsrh0

    スザク「それで?」

    ルルーシュ「同時に知った。―――俺の場合、双方と常に行動を共にしていれば誰も不幸にはならないことに!!!」

    ミレイ「どういうこと?」

    ルルーシュ「ふふふ。会長も一緒にどうですか?」

    ミレイ「なにが?」

    ルルーシュ「俺なら……同時に5人まで幸せにできることがわかったんです」

    リヴァル「何いってんだよ?!」

    ルルーシュ「このゲームでは対象が7人。だから、俺では無理だった。それもそのはず。俺のキャパシティは5人分だったからだ」

    スザク「……」

    シャーリー「それで?」

    ルルーシュ「5人までなら俺は同時に幸せにできる。一人が限界だと思っていたが、それは違っていたんだ」

    ルルーシュ「これからは守りたいものを遠ざけず、ずっと懐の中に入れておくことにした。離れてしまうと苦しくなるんだろ、女の子というのは」

    シャーリー「それを学んだんだ……ルル……」

    ニーナ「ユーフェミア様……さいこー……」

    ナナリー「お兄様、かっこいいです」パチパチパチ


    252: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 03:31:02.97 ID:lS2Jqsrh0

    ルルーシュ「これは確かなことだ。俺ならやれる!!!」

    スザク「ルルーシュゥゥゥゥゥ!!!!!!」

    ルルーシュ「なんだ?!」

    スザク「この外道がぁ!!!!」

    ルルーシュ「なんだと?!」

    リヴァル「女の敵!!」

    ルルーシュ「何を言っている!!可能なことは検証済みだ!!」

    シャーリー「……」

    ミレイ「……」

    ルルーシュ「信じてくれ!!シャーリー!!会長も!!」

    シャーリー「会長、どうします?」

    ミレイ「うーん……」

    カレン「どうも……こんにちはー……」

    ミレイ「カレン、ちょっと」

    カレン「なんですかぁ……?」フラフラ


    253: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 03:35:56.85 ID:lS2Jqsrh0

    カレン「ルルーシュと付き合う?」

    ミレイ「そう。生徒会の女たちは全員ね」

    ルルーシュ「え?」

    カレン「なんでまた……」

    シャーリー「ルルが5人までなら全員幸せにできるって力説するから、なら幸せにしてもらおうと思って」

    カレン「幸せ……幸せってなんだっけ……?」

    ルルーシュ「カレン……やつれてないか?」

    カレン「幸せにしてもらおうかな……よろしく……」

    ルルーシュ「お前……?!」

    ミレイ「これで四人かぁ……あと一人は……」

    シャーリー「咲世子さんでいいんじゃないですか?」

    ミレイ「そうね。そうしましょう。はい、決定!」

    リヴァル「会長!!本気ですかぁ?!」

    ミレイ「モチのロン!!―――では、ただいまより、ルルーシュ・ランペルージのハーレム祭りを始めます!!!」

    シャーリー「イエーイ!!」


    254: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 03:41:45.68 ID:lS2Jqsrh0

    スザク「何をするんですか?」

    ミレイ「とりあえず、来月の1日からの予定を組みましょうか」

    ルルーシュ「予定?」

    ミレイ「5人もいるんだから、毎日1人とデートするとしても5日は埋まるでしょ?」

    ナナリー「ローテーションを組むのですか?」

    ミレイ「そうそう。とりあえず、ルルーシュと一緒に居たい日と時間を好き勝手に書き込んでみましょうか」

    シャーリー「はぁーい」

    カレン「どうしようかなぁ……」

    ナナリー「私は毎日お兄様とデートしたいのですけど」

    ミレイ「いいよー。書いちゃえ」

    シャーリー「じゃあ、私もー」

    咲世子「私は週末だけでいいですので」

    カレン「私は……夜、傍に居てくれるだけでいいかな……」

    ミレイ「私もとりあえず毎日デートしましょうか」

    ルルーシュ「……」


    255: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 03:47:13.18 ID:lS2Jqsrh0

    リヴァル「なんかむかつくけど……」

    スザク「羨ましいとは思えないな……」

    ニーナ「大変そう……」

    ミレイ「できた」

    シャーリー「うわー、ルルの睡眠時間、2時間ぐらいしかないね」

    ナナリー「でも、カレンさんの時間は眠ることできそうです」

    ミレイ「じゃあ、週の平均睡眠時間は……4.5時間ってところか……」

    ルルーシュ「……ここから削るのでしょう?」

    ミレイ「自分の予定を減らしたい人ー」

    カレン「……」

    ナナリー「できれば理想の形のままで」

    シャーリー「幸せにしてくれるなら、ねえ?」

    咲世子「はい」

    ルルーシュ「ま、待ってくれ!!流石にこれは……死んでしまう……!!!」

    シャーリー「幸せにしてくれるんでしょ、ルル?」


    261: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 03:56:55.52 ID:lS2Jqsrh0

    ルルーシュ「それは……!!」

    ミレイ「降参?」

    ナナリー「お兄様?」

    咲世子「……」

    ルルーシュ「ぐっ……!!」

    シャーリー「ルルは女の子の気持ちを理解してない!」

    ルルーシュ「馬鹿な?!」

    シャーリー「できるだけ好きな人とは一緒にいたいのっ」

    ルルーシュ「……」

    ミレイ「そうそう。無理に手を広げても、全員を抱きしめることなんてできないでしょ?」

    ルルーシュ「だが、それでは必ず誰かを切り捨てなければならないことに」

    シャーリー「だから、ルルがみんなを本当に幸せにできるならそんなことしなくていいけど」

    ミレイ「ルルーシュってそんなに器用だっけ?ゲームみたいに選択しなければ現状を維持できる女なんていないわよ?」

    シャーリー「そっちが私を選択しなくたって、こっちから選んじゃうときもあるんだからね、ルル!!」

    ルルーシュ「俺は……どうしたら……?」


    264: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 04:03:30.57 ID:lS2Jqsrh0

    ミレイ「無理だと思うなら一人に絞る。できると思うなら全員を選ぶ。一人に絞るなんてことはできないっ!っていうなら今はお茶を濁す」

    スザク「最後の選択肢は屑が選ぶものだな」

    リヴァル「同感」

    ニーナ「ルルーシュは一人を選ぶのが無難だと思うな」

    ルルーシュ「……」

    ルルーシュ(こんな選択肢……なかった……!!)

    ルルーシュ(何が正解なんだ……なにが……!!)

    シャーリー「ルルー?」

    ミレイ「早くしてね」

    カレン「幸せにしてよ」

    咲世子「ルルーシュ様」

    ナナリー「お兄様……」

    スザク「ルルーシュ、君の選択肢は3つだ。どれかを選べ」

    ルルーシュ「スザク……!!」

    ルルーシュ「俺は―――」


    268: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 04:12:17.49 ID:lS2Jqsrh0

    ~ルルーシュの部屋~

    C.C.「……」ピコピコ

    ルルーシュ「……」

    C.C.「それで、お前は逃げたのか」

    ルルーシュ「全員を幸せにすることはまだできそうになかったからな。かといって、一人を選ぶことも俺にはできない」

    C.C.「ド屑だな。お前」

    ルルーシュ「まだまだ俺は女性の気持ちを理解してないからな。理解さえすれば、5人でも10人でも……やれるはずだ」

    ルルーシュ「好き勝手に主張する者を完膚なきまでに押さえつけるには、理解が足りないんだ!!理解が!!」

    C.C.「ふぅん」ピコピコ

    ルルーシュ「10人になれば、お前も幸せにしてやれるしな」

    C.C.「ぜんっぜん、嬉しくないが」

    ルルーシュ「藤堂が作ったこの心の揺らぎ表は今後も活用していこうと思う」

    C.C.「どうするんだ。そんなもの」

    ルルーシュ「俺の行動がシャーリーたちにどれだけの影響を与えているのか、知りたいんだよ。理解するためにな」

    C.C.「自分を評価させるのか。度胸あるな、お前」


    271: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 04:15:43.97 ID:lS2Jqsrh0

    ~生徒会室~

    ミレイ「―――はい、本日は終了~」

    カレン「おわったぁ」

    ルルーシュ「では、今日の評価を頼む」

    シャーリー「ああ、そうだった。そうだった」

    ミレイ「ルルーシュってマゾね」

    ニーナ「ほんとに」

    ルルーシュ「理解するためですから、協力してください」

    ナナリー「では……」

    シャーリー「えっと……あれは減点として……」

    スザク「……」

    ルルーシュ「スザク、お前も俺を評価したければしてもいいぞ」

    スザク「本当かい?!」

    リヴァル「俺もいいか?!」

    ルルーシュ「構わないが」


    274: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 04:23:27.96 ID:lS2Jqsrh0

    ルルーシュ「できたか……」

    ミレイ     ■■■■□
    シャーリー ■■■■■■□
    ナナリー  ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
    カレン    ■□□□□
    スザク   ■□□□□
    リヴァル  ■■□□□
    咲世子   ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
    ニーナ   □

    ルルーシュ「なるほど……」

    シャーリー「さぁ、かえろー」

    ミレイ「ナナリーと咲世子さんの上限ってどこかしら……」

    ナナリー「咲世子さん、私が一番高いようにしてくれましたよね?」

    咲世子「ええ。勿論です」

    ナナリー「お兄様……♪」

    スザク「それじゃあ、また明日」

    リヴァル「じゃあなー」

    カレン「バイバイ」

    ルルーシュ「割とショックだな……これは……」


    279: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 04:31:38.97 ID:lS2Jqsrh0

    ~ルルーシュの部屋~

    C.C.「どうだ、成果はあったのか?」

    ルルーシュ「これが結果だ」

    C.C.「よかったな。ナナリーと咲世子の評価が群を抜いているじゃないか」

    ルルーシュ「だが、満点ではない」

    C.C.「完璧主義者の辛いところだな」

    ルルーシュ「だが、まだ始まったばかりだ。落ち込むことなど……ない……」

    C.C.「まぁ、ゲーム感覚でやれば大怪我は免れないな」

    ルルーシュ「分かっている……そんなことは……」

    C.C.「なら、いいけどな。どれ……私も……」

    ルルーシュ「この程度の人心掌握も出来ずしてブリタニアは壊せない……」

    ルルーシュ「俺はやり遂げてみせる!!!必ず!!!」

    C.C.「できた。私の評価だ」

    C.C. □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

    ルルーシュ「……」


    282: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 04:39:20.99 ID:lS2Jqsrh0

    C.C.「頑張れよ。私に気に入られる男になれ」

    ルルーシュ「ふん……」

    C.C.「私も幸せにしてくれるんだろ?期待しないで待っている」

    ルルーシュ「―――」

    C.C.「なっ?!」

    ルルーシュ「本当の名前でこれから呼んでやるから、もっと評価をあげろ。白いのは見るに耐えない」

    C.C.「そんな見え透いた下心で呼ぶな!!」

    ルルーシュ「悪かった」

    C.C.「やはりお前は何も分かっていないな。もう一度、ゲームからやり直せ」

    ルルーシュ「ゲームはもういい。今の俺では手も足もでない」

    C.C.「全く……」

    ルルーシュ「……いい名前であることは間違いないがな」

    C.C.「……」

    ルルーシュ「C.C.も可愛いがな」

    C.C.「早く寝ろっ!!」


    285: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 04:45:19.60 ID:lS2Jqsrh0

    ~翌朝~

    ルルーシュ「ん……?」

    ルルーシュ「ふっ……。どうやら、少しだけ分かった気がするな」

    ルルーシュ「案外、真正面から褒めてやるのがいいのか」

    ルルーシュ「フフフ……フハハハハ……」

    ルルーシュ「やれる……俺なら……!!」

    ルルーシュ「……」

    ルルーシュ「だが、満点までは……ほど遠いな……」

    ルルーシュ「女の気持ちなんて……もしかしたら、一生理解の外なのかもな……」


    ミレイ     ■■■■□
    シャーリー ■■■■■■□
    ナナリー  ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
    カレン    ■□□□□
    スザク   ■□□□□
    リヴァル  ■■□□□
    咲世子   ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
    ニーナ   □
    C.C.     ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

    おしまい。


    286: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 04:45:54.39 ID:BF4eu+Ij0

    CCかわいすぎワロタ


    287: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 04:47:01.80 ID:DkqvBYGxP

    おい咲世子


    289: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 04:48:53.72 ID:77FOfvLk0

    しかし、この咲世子は何を求めているのか


    292: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 04:50:18.30 ID:j5PYnmWBO



    さよ子さんは天然だからな


    294: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 05:25:04.40 ID:/OaFYsZT0

    ナナリーに見えないのをいいことに猛アピールだな咲世子


    引用元: シャーリー「ルルは女の子の気持ちを理解してない!」ルルーシュ「」

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