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    SS宝庫

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    ヘッドライン

    ほむら「いい加減、未来変えるわ」

    1: 書き溜め投下 2011/04/16(土) 13:02:39.25 ID:bZAl/iuX0

    ほむら「待ってて、まどか。今度こそ必ず守ってみせるから…」


    ~転校初日~

    先生「転校生を紹介します」

    ザワザワ

    さやか「うわっすげー美人…」

    ほむら「暁美ほむらです…」ペコリ

    パチパチ

    ほむら「……」ジッ

    まどか(きれいな娘だなぁ…)ボー


    ~休み時間~

    ほむら「ちょっといいかしら、鹿目さん(まずは親しくならないと)」

    まどか「えっ な、何?暁美さん」ドキ

    ほむら「保健室に案内してもらえないかしら。保健委員に案内してもらえって先生が」

    まどか「…あっ、うん!じゃあ行こう」



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    3: 書き溜め投下 2011/04/16(土) 13:06:28.99 ID:bZAl/iuX0

    ~廊下~

    まどか「暁美さん、ほむらって名前なんだ…何かかっこいいね!」

    ほむら「ありがとう鹿目さん。名前で呼んでもらって構わないわ」

    まどか「えへへ…分かった。私の事もまどかでいいよ。よろしくね、ほむらちゃん」ニコッ

    ほむら「よろしく。まどか」

    ほむら(第一印象は完璧ね。さっそく未来のことを伝えないと)



    ほむら「ところで、今日の放課後に予定はある?」

    まどか「え? ううん、無いよ」

    ほむら「話したいことがあるの。どこかで会えないかしら」

    まどか「えっ話したいこと?うん、いいよ。場所はいつも行ってるファミレスでいい?後で場所を教えるね」

    ほむら「ええ、いいわ。じゃあそこで放課後に…」


    5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 13:09:58.32 ID:bZAl/iuX0


    ~教室~

    さやか「転校生と放課後に二人で!?」

    まどか「うん、話したいことがあるからって」

    仁美「まあ。初めて会ったその日に二人きりでお話なんて…」



    さやか「まさか、愛の告白とか?」アハハ

    まどか「え! な、何言ってるのさやかちゃん!...////」カァ

    さやか「いやいや、分からないよ? 前世で再会を約束した二人が運命の再会…とか!」

    仁美「まぁ、素敵…!」パァ

    まどか「も~!二人ともからかうのやめて////」


    6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 13:14:27.17 ID:bZAl/iuX0

    ~放課後・ファミレス~

    ガチャ 
    いらっしゃいませー

    まどか「……」キョロキョロ

    ほむら「こっちよ、まどか」

    まどか「あっ、ほむらちゃん!ごめんね。待った?」

    ほむら「いいえ。今来たところよ」

    まどか「何か頼む?」

    ほむら「ええ。ドリンクバーを(しばらくしてから話を切り出そう)」

    まどか「じゃあ私もドリンクバーを…」

    ピンポーン(呼び出し)




    さやか「……」コソコソ

    さやか(親友の一大事かもしれないんだから。仁美は習い事だし、あたしがしっかり見守ってやらないとね)ニヤニヤ


    7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 13:18:42.43 ID:bZAl/iuX0





    まどか「…ってね、さやかちゃんと仁美ちゃんが」ニコニコ

    ほむら「そうなの…」

    ほむら(そろそろいいかしら)

    ほむら「まどか。それで、話のことだけど」

    まどか「えっ…ああ、そうだったね。うん、何?」

    ほむら「…とても驚くかもしれないけど、真剣に聞いてほしいの」

    まどか「う、うん。分かった(も、もしかして本当に…////)」ドキドキ


    8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 13:21:49.15 ID:bZAl/iuX0

    さやか(おっ、いよいよ話か)

    ほむら「……」ジーッ

    まどか「……(どうしよう…私、女の子同士なんて…でも…////)」ドキドキ

    さやか(……)ドキドキ

    ほむら「まどか」

    まどか「…っ! は、はい!」ビクッ



    ほむら「実は私…魔法少女なの」



    まどか「」

    さやか「」


    10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 13:24:21.39 ID:bZAl/iuX0



    ほむら「あなたに伝えたいことがあって、未来から過去に戻ってきたのよ。それで伝えたいことというのは」

    まどか「ほ、ほむらちゃん…わ、わたし…」ガクガク

    ほむら「…どうしたの?まどか」

    まどか「わたし…その…宗教とか興味無いから…それじゃ…」ガタッ

    ほむら「っ…!…待ってまどか! 違うの、これは本当の…」ガシッ

    まどか「ひっ…! は、離して」

    ほむら「お願い、待って。マドカァ!違うの…話を聞いて。マドカァ!」

    まどか「お願い…やめて…」ビクビク



    さやか「おい!アンタ!」ガタッ


    ほむら「!…美樹さやか…」

    まどか「さやかちゃん!」グスッ


    12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 13:28:16.49 ID:bZAl/iuX0

    さやか「やめろよ!まどかを離せ!」

    ほむら「……」パッ

    まどか「ハァ、ハァ…」グスグス

    さやか「まどか、大丈夫?…何でこんなことするんだよ、転校生!」

    ほむら「ち、違うの!私は本当に…」

    さやか「……行こう、まどか」

    まどか「う、うん……」

    ほむら「まどか…まどかぁ…」ジワッ

    まどか「……じゃあね、ほむらちゃん…」スタスタ


    13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 13:32:00.76 ID:bZAl/iuX0

    ほむら「……」グス

    ほむら「信じてもらえなかった…」

    ほむら「でも、諦めないわ。キュウベエの魔の手からまどかを守らなきゃ」



    さやか「はぁ…ほんとひどい目にあったね。まどかが無事でよかったよ」

    まどか「うん…ありがとう、さやかちゃん。助けてくれて…」

    さやか「あはは、いいってことよ。これから買い物でもして帰る?」

    まどか「…うん!行こう」


    ほむら(……)コソコソ


    16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 13:35:31.57 ID:bZAl/iuX0

    ~帰り道~

    さやか「楽しかった?まどか」

    まどか「うん」

    さやか「良かった。あたしもCDが買えたし」

    まどか「上條君喜ぶよきっと!」

    さやか「そうかな…アハハ」

      ……まどか……

    まどか「誰?」ピクッ

    さやか「…え?何?」キョトン

      ……まどか!……

    まどか「誰かが、私を呼んでる……」

    さやか「え?何も聞こえないけど…」

    まどか「こっちだ……さやかちゃんはここにいて」ダッ

    さやか「まどか!待ってよ!」ダッ


    ほむら「……!しまった。路地裏に……」ダッ


    18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 13:37:36.67 ID:bZAl/iuX0





    まどか「はぁ…はぁ…」タッタッ

      まどか…まどか…

    まどか「はぁ…はぁ…ここを左だ…」クルッ

    まどか「はぁ…はぁ…あれ? …誰もいない」

    さやか「はぁ…はぁ…まどか!」タッタッ

    まどか「さやかちゃん!」

    さやか「もう!一人でこんなところ入っちゃ危ないって!」

    まどか「ご、ごめんね、さやかちゃん。」シュン


      ズズズズズズ

    まどか・さやか「!」

    まどか「な、何…?」

    さやか「地面が…!」


    19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 13:39:32.19 ID:bZAl/iuX0

    ~結界内~

    さやか「!?…ここどこ?さっきまで路地裏に…」

    まどか「怖いよ…さやかちゃん…」


    魔女「…ギギギ…」

    さやか「ひっ…何…あれ」ガクガク

    まどか「いや…誰か…」


    魔女「ヒャヒャヒャ」バッ

    まどか・さやか「きゃああぁぁぁ」


     ドンッ


    20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 13:42:26.66 ID:bZAl/iuX0

    魔女「ギッ」

    ドシャッ

    まどか・さやか「!?」

     ドンッドンッドンッ

    ??「とどめよ!」

    バンッ

    魔女「ギャアアアアア」シュウウウ


     ズズズズズズ


    ~路地裏~

    さやか「……戻った…?」

    まどか「……そうみたい…」

    ??「危なかったわね」

    まどか・さやか「!」


    21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 13:45:20.95 ID:bZAl/iuX0

    まどか「あなたが助けてくれたんですか?」

    マミ「ええ…私は巴マミ。あなた達と同じ見滝原中学校の三年生。そしてこの子は…」


    キュウベエ「僕の名前はキュウベエ。僕の声が聞こえたかい?まどか」

    まどか「あ、あなたが私を呼んだの?」

    キュウベエ「うん、そうだよ。君たちを危険にさらしてしまってすまない」

    さやか「あの、さっきのは一体……」

    マミ「魔女と呼ばれる物よ。人間を襲って危害を加えるの」

    キュウベエ「そして、マミは、その魔女を狩る存在、魔法少女さ」

    まどか「…! 魔法…少女…」

    キュウベエ「鹿目まどか。美樹さやか。君たちを呼んだのは、あるお願いがあるからなんだ」

    さやか「えっ…」


    キュウベエ「僕と契約して、魔法少女になってほしいんだ」


    22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 13:48:54.82 ID:bZAl/iuX0

    まどか「契約……?」

    キュウベエ「僕と契約してくれたら、願いを一つだけ何でも叶えてあげる」

    さやか「え!?何でも?すごい!」

    キュウベエ「だから僕と契約して、魔法少女に

    ほむら「その必要はないわ」


    キュウベエ「!」

    マミ「誰?」

    まどか「ほむらちゃん!」

    マミ「あなた、例の魔法少女ね……最近キュウベエをつけ狙っている」

    ほむら「……」

    さやか「転校生…魔法少女ってほんとだったんだ…」

    ほむら「鹿目まどか、美樹さやか。あなた達は魔法少女になってはいけない」

    まどか・さやか「えっ…」

    マミ「成程…だからキュウベエを追い回して契約を妨害してたのね」

    ほむら「巴マミ…私の邪魔をしないで」


    23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 13:52:23.64 ID:bZAl/iuX0

    マミ「どうせ、魔法少女が増えると自分の取り分が減るから邪魔をしているのでしょう?」

    ほむら「違うわ」

    マミ「ならどうして?」

    ほむら「……」

    マミ「言えないの?やっぱりグリーフシードのためなんじゃない?」

    まどか「……」ハラハラ

    ほむら「…とにかく、二人とも、契約をしては駄目。きっと近い未来後悔することになるわ」

    スタスタ

    まどか「ほむらちゃん…」

    マミ「行ったみたいね……」

    マミ「今日のところは二人とも、家に帰りなさい。明日の放課後、改めて魔法少女のことを説明するわ」

    キュウベエ「魔法少女のことは、誰にも内緒だよ」

    まどか・さやか「はい…」



    ほむら「また邪魔された……」


    25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 13:55:22.71 ID:bZAl/iuX0


    ~翌朝・通学路~

    まどか「おはよう。さやかちゃん、仁美ちゃん」

    さやか「おはよっ!」

    仁美「おはようございます」





    仁美「ところで、まどかさん。昨日の転校生との話というのは、一体何だったんですか?」

    まどか・さやか「!」

    まどか「え…えーと…(どうしよう…ほんとのことなんて言えないよ)」


    26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 13:59:07.78 ID:bZAl/iuX0

    さやか「……! そそそ、それがさ!あたしも偶然居合わせたんだけど」

    さやか「なんと!本当に告白だったんだよ!」

    仁美「まぁ!」パァァ

    まどか「さ、さやかちゃん!?」

    さやか「ね?まどか(いいから話を合わせて)」ヒソヒソ

    まどか「う…うん...////」カァァ

    仁美「それで! お返事はどうしましたの?まどかさん」

    まどか「そ、その……お友達から始めようって…//////」

    仁美「あら素敵!これから上手くいくといいですわね」キラキラ

    まどか「う、うん/////」

    さやか「がんばれ~まどかー」アハハ


    まどか(もう!なんであんなこと言うの、さやかちゃん!)ヒソヒソ

    さやか(いや~咄嗟に思いついてさ。ほんとのことは言えないじゃん?)ヒソヒソ

    まどか(だからって他にもあるでしょ!も~/////)ヒソヒソ

    さやか(あはは、メンゴメンゴ)ヒソヒソ


    28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 14:01:46.32 ID:bZAl/iuX0

    昼休み

    さやか「まどか!仁美!お弁当食べよ」

    仁美「あ、ごめんなさい。私、委員会があるんですの」

    さやか「そっか…しょうがないね」

    まどか「うん…」

    仁美「それでは…」スタスタ

    さやか「じゃ、二人で食べよっか」

    まどか「うん…」チラッ


    ほむら「……」ポツーン

    スタスタ

    まどか「あの、ほむらちゃん。良かったら一緒にお昼食べない?」

    ほむら「えっ……」


    29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 14:04:23.34 ID:bZAl/iuX0

    さやか「まどか!?」

    まどか「昨日のこととか、お話したいし…駄目?」

    ほむら「……構わないわ」

    まどか「ほんと?よかった」ニコッ

    さやか「…やれやれ」


    ~屋上~

    まどか「……」モグモグ

    さやか「……(気まずいな)」モグモグ

    ほむら「……」ホムホム


    30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 14:07:11.38 ID:bZAl/iuX0

    まどか「あ、あのね。ほむらちゃん」

    ほむら「…何?」

    まどか「昨日の話……魔法少女って本当だったんだね。ごめんね、信じてあげられなくて」

    ほむら「……仕方ないわ。後から冷静に考えたら、誰が見ても頭のおかしい人だったわ」

    さやか「いや~あたしもてっきり、宗教勧誘か何かだと思ってさぁ。ごめんね」アハハ

    まどか「そ、それでね。何で私たちが魔法少女になったらいけないの?やっぱり自分の取り分…か何かの為?」

    ほむら「違うわ。言ったでしょ?私は未来から来たの」

    まどか「未来から…一体どうやって……あっ違うの!ほむらちゃんを疑う訳じゃなくて…」

    ほむら「…キュウベエへの願いよ」


    31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 14:10:48.83 ID:bZAl/iuX0

    さやか「何でも一つだけ願いを叶えるとかいうやつ?」

    ほむら「そうよ。私はまどかとの出会いをやり直すために過去に戻ってきたの」

    まどか「わたしとの出会い…?」

    ほむら「私は、元々の未来でまどかに命を救われたわ。魔法少女になっていたまどかに」

    ほむら「でも、まどかは最後にこの町を守るために、『ワルプルギスの夜』という凶悪な魔女と戦って命を落としてしまったわ」

    まどか「そ、そんな……私、死んじゃったんだ…」

    ほむら「私は、まどかを守るためにキュウベエと契約して魔法少女になり、過去に戻って未来を変えることにしたの」

    さやか「へぇ~(なんか嘘くさい話……)」

    まどか「そうなんだ……でも、私たちが魔法少女になっちゃダメなのはどうして?」

    さやか「そうだよ。あたし達も協力すれば、その何とかの夜って魔女も楽に倒せるじゃん」


    32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 14:13:12.63 ID:bZAl/iuX0

    ほむら「私も最初はそう思ったわ。だけど、一回目のやり直しの時、あることが分かったの」

    さやか「一回目? 何度もやり直してんの?」

    ほむら「私の過去への逆行は、これで5回目よ。これまではすべて失敗してしまった」

    まどか「そんな……みんなで力を合わせても勝てなかったの?」

    ほむら「ワルプルギスの夜自体は倒せたわ。でも、魔法少女についてのある事実のせいで、まどかを守ることができなかったの」

    さやか「ある事実…?」

    ほむら「ええ。それは

    ガチャ



    マミ「何をしているのかしら?暁美さん」


    33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 14:17:00.75 ID:bZAl/iuX0

    さやか「マミさん!」

    キュウベエ「まだ二人の邪魔をする気かい?暁美ほむら」

    ほむら「……」グッ

    スタスタ

    まどか「ほむらちゃん!」

    ほむら「…まどか。今夜話がしたいわ。家で待っていて」ボソッ

    バタン

    キュウベエ「大丈夫かい?二人とも」

    まどか「う、うん…」

    マミ「彼女、また契約をやめるように言っているの?」

    さやか「そうなんですけど……事情があるみたいなんです。まどかを守る為とかなんとか」

    マミ「確かに、魔法少女は命がけだけど……」

    まどか「マミさん…わたし、少し話しただけですけど…ほむらちゃんは悪い子じゃないと思うんです。だから、仲良くしてあげてください!」

    マミ「鹿目さん……うん、分かった…不必要な争いは避けるわ」

    まどか「ありがとうございます。マミさん」ホッ


    35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 14:19:10.80 ID:bZAl/iuX0

    ~放課後~

    マミ「私の家で、魔法少女のことを詳しく話すわ」

    まどか「はい」
    さやか「よろしくおねがいします」

    ~マミの家~

    ガチャッ

    さやか「うわぁー」

    まどか「素敵な家ですね!」

    マミ「ふふ……ありがとう。入って、紅茶を淹れるわね」


    カチャ

    まどか「!おいしい…」

    さやか「おいしいです!」

    マミ「そう?良かった」フフッ

    キュウベエ「そろそろ説明を始めたらどうかな」

    マミ「そうね。じゃあ話しましょうか。魔法少女について」


    36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 14:22:22.96 ID:bZAl/iuX0





    マミ「……以上が魔法少女についての説明よ。質問はある?」

    さやか「はい」

    マミ「何かしら?美樹さん」

    さやか「その、ソウルジェムっていう、力の源みたいなのを、魔女をやっつけた時に手に入る、グリーフシードとかいうので浄化するんですよね?」

    マミ「そうよ。それがどうかした?」


    さやか「それ、もし浄化させないまま、真っ黒に濁ったらどうなっちゃうんですか?」

    マミ「え!?…えっと…その(どうなるのかしら…魔力が使えなくなる…はず…)」

    キュウベエ「真っ黒にしなければいいのさ。気にしなくていいよ」

    さやか「え…そうなんだ…ふーん…」

    キュウベエ「そうさ」


    37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 14:25:31.77 ID:bZAl/iuX0


    まどか「あの…私も質問いいですか?」

    マミ「ええ。いいわよ鹿目さん」

    まどか「あの……魔法少女って、他にも大勢いるんですか?」

    マミ「ええ。大体、一つの街に一人の魔法少女がいて、その街はその子のテリトリーになってるのが現状よ」

    マミ「ちょうど隣町に、佐倉杏子っていう知り合いの魔法少女がいるわ」

    さやか「へぇ~どんなやつなんだろ」

    マミ「ちょっと乱暴な子なのよ」


    38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 14:31:09.05 ID:bZAl/iuX0


    マミ「質問は以上でいい?」

    まどか「はい」
    さやか「大丈夫です」

    マミ「私はこれから、魔女探しに町を徘徊しようと思うの。今日はこれでお開きということでいいかしら?」

    まどか・さやか「はい」

    マミ「…魔法少女になるかどうかは、よく考えてね」

    キュウベエ「明日返事を聞かせてよ」

    まどか「…うん…さよなら、キュウベエ、マミさん」

    さやか「お疲れ様です」

    マミ「ええ。また明日学校で」


    39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 14:34:19.12 ID:bZAl/iuX0


    ~帰り道~

    さやか「願いを何でも一つだけかぁ…どうしよっかなぁ…」

    まどか「…さやかちゃん、あのね…」

    さやか「ん、何?」

    まどか「今日、私の家に泊まらない?」

    さやか「え?なんで急に」


    まどか「実はね、ほむらちゃんに今夜、話があるから家にいてって言われたの。お昼休みの話の続きみたい。
        さやかちゃんにも聞いてほしいと思って」

    さやか「そうなんだ…じゃ、泊まらせてもらいますか!」

    まどか「…うん!」


    40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 14:37:10.09 ID:bZAl/iuX0

    ~夜・まどかの家~

    スッ

    ほむら「…まどか」

    まどか「ほむらちゃん! 今窓を開けるからね」ガチャ

    さやか「ふふふ…これじゃまるで間男を招き入れる人妻ですなぁ…」ニヤニヤ

    まどか「っ…/// もう!何言ってるのさやかちゃん///」カァァァ

    ほむら「今晩は、まどか」

    まどか「こ、こんばんは、ほむらちゃん(もう、さやかちゃんが変なこと言うから…////)」ドキドキ


    さやか「おーい、あたしはー?」

    ほむら「今晩は…美樹さやか」

    さやか「…さやかでいいよ、転校生」

    ほむら「…ほむらでいいわ、さやか」

    さやか「うん…ほむら」


    41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 14:40:16.59 ID:bZAl/iuX0





    まどか「それで、お話って、お昼休みの続き?」

    ほむら「ええ、そうよ。あなた達は、今日の放課後、巴マミの家で魔法少女について説明を受けたのでしょう?」

    さやか「そうだけど、何で分かるの?」

    ほむら「そうじゃないかと思っただけよ。昨日の今日だから」

    まどか「うん。魔法少女についての説明は一通り受けたよ」

    ほむら「…ソウルジェムについても?」

    さやか「うん。魔法少女の力の源でしょ?」

    ほむら「キュウベエは説明した?ソウルジェムと魔法少女の魂の関係について」

    まどか「え…何のこと?」


    ほむら「ソウルジェムは、魔法少女の魂そのものよ。元の肉体はただの抜け殻になっている」


    42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 14:43:34.08 ID:bZAl/iuX0


    まどか・さやか「!」

    さやか「なん…ですって…?」

    まどか「そ…そんな…そんなことキュウベエは一言も…」フルフル

    ほむら「聞かれなかったから言わなかった、といったところでしょうね。効率よく戦うために、
        急所が多い人体は邪魔だという理屈よ」

    まどか「じゃあ…マミさんや他の魔法少女は…」

    ほむら「みんな、肉体はとっくに死んでいるわ。二度と元の人間には戻れない」

    さやか「そ…そんなの信用できるわけないでしょ!」

    ほむら「…そうね。疑いたくなるのも尤もだわ。…だから、試してみなさい」スッ


    43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 14:47:29.19 ID:bZAl/iuX0

    まどか「!…これ…ほむらちゃんのソウルジェム…試すって何を…」

    ほむら「今から外に出て、これを私から大体100m程引き離してみなさい」

    さやか「…そしたら、どうなるんだ?」

    ほむら「本体から離された、肉体の私の方は、死ぬわ」

    まどか・さやか「!!」

    まどか「そ…そんなことできな…」

    ほむら「心配しないで。また近づければすぐに息を吹き返すわ」

    ほむら「だからお願い、まどか」

    まどか「……」

    ほむら「……信じて…」


    44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 14:50:29.48 ID:bZAl/iuX0

    まどか「……うん。分かった。行ってくる!」ダッ

    バタン

    ほむら「……」フゥ

    さやか「…アンタ、怖くないの?事実だとして、一度は死ぬんだよ…」

    ほむら「…怖いわよ。死んだことなんて一度もないんだから」

    ほむら「でも、…ウッ」フラッ

    さやか「ほむら!」ガシッ

    ほむら「」

    さやか「……脈も、呼吸も、止まってる…」

    さやか「本当に…死んでる」ガクガク


    46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 14:53:35.82 ID:bZAl/iuX0


    さやか「ねえ…ねえ!」

    ほむら「…ウッ」ガバッ

    さやか「わっ!」

    ほむら「ハァハァ…まどかが…圏内に戻ったみたいね…」

    さやか「何で…」

    ほむら「?」

    さやか「…何でそこまでして…」

    ほむら「…決まってるわ。まどかを守るためよ」

    さやか「……」


    48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 14:55:19.71 ID:bZAl/iuX0

    ガチャ

    ダダダ

    まどか「ほむらちゃん!大丈夫?」

    ほむら「ええ、問題ないわ。信じてくれてありがとう、まどか」

    まどか「ほむらちゃん…こっちこそ、私を信じてソウルジェムを預けてくれてありがとう」

    ほむら「当然よ。まどかの為だもの」

    まどか「…ほむらちゃん…////」ドキドキ

    さやか(やれやれ、こりゃ嘘から出た真ってやつかもね)

    ほむら「これで、信じてくれたかしら?」

    さやか「うん。勿論、信じるよ。ソウルジェムのこと」

    まどか「うん…(マミさん…)」


    49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 14:58:23.77 ID:bZAl/iuX0


    ほむら「今の話をよく覚えておいて。決して魔法少女になろうとは思わないでね」

    ほむら「特にさやか」

    さやか「え?あたし?」

    ほむら「魔法少女になれば願いがかなう。だけど、決してその代償は安くはない。それを覚えておいて」

    さやか「大丈夫だって!そんなバカなことしないからさ。アハハ」

    まどか「でも、ほむらちゃん。私たちが魔法少女にならなかったら、ワルプルギスの夜はどうするの?ほむらちゃん一人じゃ…」

    ほむら「それは…一人、協力してくれる魔法少女にあてがあるわ」

    まどか「誰?」

    ほむら「…佐倉 杏子という魔法少女よ」


    51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 15:01:41.96 ID:bZAl/iuX0

    さやか「あぁ、マミさんの知り合いの…」

    ほむら「彼女と共闘関係を結んで、場合によってはワルプルギスの夜にだけ巴マミにも協力してもらう」

    ほむら「その三人でワルプルギスの夜を乗り切るわ」

    まどか「……ほむらちゃん」

    ほむら「…何?まどか」

    まどか「あの…もし…もしね。その三人の中の誰かに何かあって、人数が欠けちゃって危なくなったら…わたしが」オドオド

    ほむら「駄目っ!!!」

    まどか「っ」ビクッ


    53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 15:02:42.67 ID:bZAl/iuX0


    ほむら「絶対に駄目…!あなたはいつもそうやって、人の為に自分を犠牲にして…」ハァハァ

    ほむら「勝手に自分を粗末にしないで! あなたを大切に思う人のことも考えて!! いいかげんに…」ハッ

    まどか「……ごめんなさい…ごめんなさい…」ジワッ

    ほむら「まどか…ごめんなさい。言い過ぎたわ…」

    まどか「…わたしこそごめんなさい」

    ほむら「とにかく、今の魔法少女だけで必ず何とかするから、あなた達は決して契約しては駄目よ」

    さやか「アハハ…大丈夫だって」ヘラッ

    ほむら「それと、今まで私が話したことは、キュウベエや他の魔法少女には言っては駄目よ」

    まどか「うん…分かったよ」


    54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 15:05:43.94 ID:bZAl/iuX0


    ほむら「それじゃ私は帰るわ(あとはワルプルギスの夜まで…)」

    まどか「…ほむらちゃん!」

    ほむら「何?」

    まどか「今日はもう遅いから、その…泊っていったらどうかな?」モジモジ

    ほむら「え…でも…」

    さやか「ああ!それがいいよ。私も泊まるんだからさ」

    まどか「うん…お父さん達には私から言っておくから…だめ?」ウルッ

    ほむら「!」

    ほむら「……お言葉に甘えるわ」

    まどか「本当?よかった」パァ

    さやか(ほんと、まどかに弱いなこいつ)ハァ


    55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 15:08:48.79 ID:bZAl/iuX0



    ~翌日・放課後~

    キュウベエ「二人とも、決心はついたかい?」

    マミ「美樹さん、鹿目さん。返事を聞いてもいいかしら?」

    まどか「は、はい…」

    さやか「え~と…そのですね…やっぱりあたしたち…お断りしたいなって…」



    マミ「…そう。…仕方ないわ、願いと引き換えとはいえ、命がけの戦いだもの」

    まどか「マミさん…」

    マミ「私には契約を迷う余裕も無かったの。あなた達はよく考えて答えを出せたみたいだから…よかったわ」ニコッ

    キュウベエ「僕としても、無理強いはできないからね。嫌なら仕方ないさ」


    56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 15:11:44.27 ID:bZAl/iuX0



    マミ「それじゃ……」

    スタスタ

    マミ「……」



    さやか「…あの、マミさん!」

    ピタ

    マミ「…どうかした?美樹さん」



    さやか「これからも、遊びに行ったりしてもいいですか?」

    マミ「っ…!」


    57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 15:15:07.08 ID:bZAl/iuX0

    まどか「さやかちゃん…」

    さやか「マミさんは命の恩人だし…魔法少女のこと関係なしで、もっと一緒にお話したりお茶したりしたいんです」

    まどか「…私も、もっとマミさんのこと知りたいです。…駄目ですか?」

    マミ「美樹さん…鹿目さん…」

    マミ「……ええ、大歓迎よ」ニコッ





    ~夕方・マミ自宅前~

    さやか「晩ごはんまでご馳走になっちゃって…ありがとうございます」

    マミ「ううん、いいのよ。一人きりの食事は寂しいもの」

    まどか「とってもおいしかったです」

    マミ「ありがとう、鹿目さん。二人とも、家まで送っていくわ」

    スタスタ

    マミ「……あら」


    ほむら「……」


    58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 15:19:04.47 ID:bZAl/iuX0


    まどか「ほむらちゃん!」

    マミ「何の用かしら?暁美さん」

    ほむら「…その二人が契約しようとしてないか確かめに来ただけよ」

    マミ「安心しなさい。二人とも契約はしないそうよ。よかったわね暁美さん。邪魔者が消えて」

    ほむら「……」キッ

    まどか「二人とも喧嘩しないで! ほむらちゃん、私たち、マミさんの家に遊びに行ってただけだよ」

    マミ「…とにかく、二人は契約しないの。私とは個人的に付き合ってるだけよ」

    ほむら「…それなら問題ないわ」クルッ

    スタスタ

    マミ「さぁ行きましょう、二人とも」

    さやか「はい…」

    まどか(二人とも、仲良くできたら良いのにな)


    61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 15:30:34.88 ID:bZAl/iuX0


    ~1週間後・某病院~

    コンコン ガチャ

    さやか「恭介、見舞いきたよー」

    上條「さやか。よく来たね」

    さやか「ほら、これ。頼まれてたCD」

    上條「…あぁ、ありがとう。さやかは珍しいCDを見つける天才だね」

    さやか「エヘヘまあね!早く手の怪我治して、演奏聴かせてよ!」

    上條「……うん」


    62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 15:35:18.61 ID:bZAl/iuX0


    ~マミの家~

    まどか「ほむらちゃんと二人で戦ったほうがずっと安全だと思いますけど…」

    マミ「…難しいわね。私はあの子のことを信用できないわ」

    まどか「そうですか…」





    ~帰り道~

    スッ

    まどか「…ほむらちゃん!」

    ほむら「奇遇ね、まどか」

    まどか「お話があるんだ。今時間ある?」

    ほむら「何?」


    64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 15:38:16.96 ID:bZAl/iuX0


    ~公園~

    ほむら「…巴マミに未来のことを教える?」

    まどか「うん。ほむらちゃんの目的を説明したら、きっとマミさんも協力してくれると思うんだ」

    ほむら「無理よ」

    まどか「えっ…どうして?」

    ほむら「キュウベエに私の秘密を知られたくないの」

    まどか「キュウベエに…?」

    ほむら「これは訳があって黙っていたけど…魔法少女はみんなキュウベエに騙されて利用されているのよ」

    まどか「ど、どういうこと?」



    ほむら「…魔法少女が倒している魔女の正体は、魔法少女のなれの果てよ」


    66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 15:42:21.07 ID:bZAl/iuX0


    まどか「!?…え、え…そんな…どうして…?」

    ほむら「魔法少女は、そのソウルジェムが濁りきったとき魔女へと変化する。キュウベエの目的は、
        そのときに発生するエネルギーを手に入れることよ」

    まどか「そ、そんな…」ガクガク

    ほむら「だから、私が未来から来てすべて知っていることをキュウベエには知られたくないのよ」

    まどか「で、でも…マミさんに教えてあげなくちゃ…キュウベエに騙されてるって」

    ほむら「巴マミに知られることも避けたいわ。…以前、彼女が真実を知ったとき、
        錯乱して魔法少女を全員手にかけようとしたから…」

    まどか「そんな…マミさんがそんなことを…」


    ほむら「だから、巴マミに未来のことを話すのは無理よ」

    ほむら「第一、教えたところで手遅れよ…彼女はもう魔法少女になっている。
        後は戦いで命を落とすか、魔女になるしかない」


    67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 15:45:50.02 ID:bZAl/iuX0



    まどか「そんな…そんなのってないよ…酷すぎるよ…」グスッ

    ほむら「……」

    まどか「マミさんは…町を守るために一人きりで戦って…それなのに誰にも感謝されずに、
        …そんな最期しかないなんて…」グスッ グスッ

    ほむら「……まどか」ギュッ

    まどか「ほむらちゃん…」ヒック ヒック

    ほむら「大丈夫、まどか。彼女のことは私に任せて」

    ほむら「私は、これから町に出現する魔女をすべて把握しているわ。巴マミが危ない時は
        助けに行く…だから泣かないで」

    ナデナデ

    まどか「ヒック…うん…ありがとう、ほむらちゃん…」グス


    68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 15:48:44.28 ID:bZAl/iuX0


    ~数日後・某病院前~

    まどか「あっ…さやかちゃん、上條君は?」

    さやか「リハビリがあるから今日は面会無理だってさ。全く薄情なやつ!」

    まどか「そっか…あれ?さやかちゃん、こ、これ…」

    さやか「…グリーフシード!?マミさんに聞いた通りだ…早くマミさんに知らせなきゃ…携帯で」ピッ トゥルルルルル


    ピッ

    マミ『はい、美樹さん?』

    さやか『マミさん!今私たち、○○病院の前にいるんですけど、病院の壁にグリーフシードが…!』

    マミ『…分かった。すぐに向かうわ。二人はその場から離れて』ピッ


    まどか(ほむらちゃんにも連絡しといた方がいいかな…)ピッ


    69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 15:51:34.54 ID:bZAl/iuX0





    マミ「二人とも無事?」

    さやか「はい。大丈夫です」

    まどか「それよりグリーフシードが…」

    マミ「ええ。孵る寸前ってとこね」

    キュウベエ「急がないと」タッタッ

    マミ「二人はここで待っていて。すぐ結界に入って片付けるわ」


    70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 15:54:17.13 ID:bZAl/iuX0






    タッタッ

    さやか「あれ、ほむら?」

    ほむら「まどか!巴マミは?」ハァハァ

    まどか「ほむらちゃん!マミさんはさっき結界の中に…」

    ほむら「まずいわ…」

    さやか「え…何が?」

    ほむら「今回の魔女は今までとは訳が違う…彼女一人では危険すぎる」

    まどか「そんな…ほむらちゃんお願い。マミさんを助けてあげて…」

    ほむら「ええ、分かってる」バッ


    71: ほむら「本気出す シリーズが再開してる… 2011/04/16(土) 15:57:22.21 ID:bZAl/iuX0


    ~結界内~

    テクテク

    マミ「……あら?久しぶりね」

    キュウベエ「君は…」

    ほむら「巴マミ…」ハァハァ

    マミ「また邪魔をする気なの?鹿目さんに免じて今まで争いは避けてきたけど…」

    シュルシュル

    ほむら「くっ…(また縛られて…)」ギシッ

    マミ「私が魔女を倒すまで大人しくしていなさい。帰りに解いてあげる」


    74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 16:00:48.66 ID:bZAl/iuX0


    ほむら「こんなことをしてる場合じゃない…今回の魔女は一人では危険すぎるのよ!」

    マミ「あら、心配してくれるの?大丈夫よ、私は負けないわ。…今までもずっと一人で戦ってきたんだから」

    ほむら「ぐっ…」

    キュウベエ「マミ、急ごう」

    マミ「ええ。…グリーフシードは半分使わせてあげる。だからそこで待ってなさい」

    テクテク



    ほむら「………」ゴソゴソ


    76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 16:02:44.91 ID:bZAl/iuX0






    ~結界最奥部~

    マミ「さて、卵は…あれね」

    ピキッ

    キュウベエ「卵が孵るよ!マミ」

    マミ「そうみたいね…」

    魔女「……」

    マミ「それじゃ、さっさと決めさせてもらうわ!」

    ドンッ
    ドンドンッ
    ドドドドド


    79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 16:05:36.45 ID:bZAl/iuX0






    魔女「……」ヒュー

    マミ「これで…終わりよ!」

    マミ「ティロ・フィナーレ!」ドカッ

    バスッ シュルシュル

    魔女「……」グググ

    マミ(終わったわね)フフッ

    魔女「……」グニュッ

    ギュウウウウン

    マミ「…え?(中…から…)」

    魔女「♪」ガバッ

    マミ「あ…(死…)」


    80: >>77 防いでも一人でいい、二人で、の押し問答だから、みたいな 2011/04/16(土) 16:08:16.88 ID:bZAl/iuX0


    カチッ---------------------------------------

    魔女「……」

    マミ「……」

    ほむら「はぁ…何とか…間に合ったわね」ハァハァ

    グイッ

    カチッ---------------------------------------

    マミ「…っ!」ドサッ

    ガチン

    魔女「…!?」

    マミ「…はぁ…はぁ…わ、私…」ガタガタ

    ほむら「あなたはここにいて。あいつは私が倒す」ダッ

    魔女「!」グアッ

    ギュウウウン

    ほむら「……」


    82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 16:11:14.95 ID:bZAl/iuX0


    カチッ----------------------------------------

    魔女「……」ピタッ

    ほむら「自作爆弾でも喰ってなさい」ピッ

    ポイッ
    ポィッ
    ポイッ
    ポイッ


    魔女「……」

    カチッ----------------------------------------

    ガチン

    魔女「…?」モグモグ

    ドガン
    ドガン
    ドガン

    魔女「!?」

    ドガドガドガ


    84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 16:14:46.63 ID:bZAl/iuX0


    ほむら「そしてお前の本体は…これよ!」バッ

    グシャッ

    魔女「~~!!!」

    ドガガガガーン


    ~病院前~

    ほむら「…結界が消えたわ」

    まどか「ほむらちゃん!マミさん!」ダッ

    ほむら「まどか…」

    まどか「ほむらちゃん!大丈夫だったの?」

    ほむら「ええ。魔女は倒したわ」

    まどか「よかった…」ホッ


    さやか「マミさん…マミさん!どうしたんですか!?」

    まどか「!」

    マミ「はぁ…はぁ…嫌…」ガタガタ


    85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 16:17:40.86 ID:bZAl/iuX0


    さやか「ほむら!マミさんはどうして…」

    ほむら「…私が駆けつけた時は、彼女は魔女に喰われる寸前だったの。おそらくその時のショックで…」

    ほむら「命に別状はないけど…しばらく戦うのは無理かもしれないわ」

    まどか「そんな…」

    さやか「マミさん!しっかりしてください!もう魔女はいませんから…」

    マミ「はぁ…はぁ…」ガタガタ

    まどか「マミさん…」ジワッ

    ほむら「…彼女を家に送りましょう」

    キュウベエ「……」


    87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 16:19:40.64 ID:bZAl/iuX0






    ~マミの家~

    マミ「鹿目さん…美樹さん…迷惑かけてごめんなさい…」

    さやか「迷惑だなんて…そんなことないですよ!」

    まどか「そうですよ…」

    マミ(二人にはかっこ悪いところ見せちゃったわね…)

    マミ「それと…暁美さん」クルッ

    ほむら「…何かしら」


    90: 支援ありがとう、そしてありがとう 2011/04/16(土) 16:22:29.86 ID:bZAl/iuX0


    マミ「忠告を聞かずに…あんなことしてごめんなさい…それと、助けてくれてありがとう」

    ほむら「…礼ならいいわ。貴方が助かったのならそれで」

    マミ「暁美さん…」

    さやか「……」フフッ

    まどか(本当によかった…)


    マミ「それと…魔女退治のことなんだけど…私は見ての通りで、しばらく戦えそうにないの…」

    マミ「だからしばらくの間、この町の魔女退治を暁美さんに頼みたいのだけど…お願いできる?」

    ほむら「構わないわ」

    マミ「ありがとう…頼んだわね、この町の人たちを…」ニコッ


    92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 16:24:46.24 ID:bZAl/iuX0



    ~帰り道~

    まどか「マミさん、大丈夫かな…」

    ほむら「時間が解決するのを期待するしかないわね」

    まどか「うん…ほむらちゃん、本当にありがとう。マミさんを助けてくれて」

    ほむら「お礼なんていいわ。言ったでしょ?彼女のことは私に任せてって」

    まどか「ほむらちゃん…」


    さやか「…そういえば、結界に入ってからマミさんにはすぐに追いつけなかったの?」

    ほむら「追いつけたけど、話を聞いてもらえなくて…魔法で縛られて足止めされてしまったわ」

    まどか「そうなんだ…間に合って本当によかったね」

    ほむら(もう三回目だから…学習するわよ)


    93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 16:27:45.65 ID:bZAl/iuX0


    ~数日後・某病院~

    コンコン ガラッ

    さやか「よっ恭介!」

    上條「……さやかか…」

    さやか「ほらっまたCD見つけてきたよ。恭介が好きなやつ」

    上條「……」

    さやか「…どうかした?恭介」


    上條「…さやかは、僕をいじめているのかい?」

    さやか「えっ…」


    95: >>94 もう全部完成してます 現在約4分の1 2011/04/16(土) 16:32:05.24 ID:bZAl/iuX0


    上條「もう二度と演奏できないのに、音楽を聴いたって辛いだけじゃないか…なのに何で」グッ

    さやか「そんな…大丈夫だよ。諦めずにリハビリすれば、いつかきっと…」オロオロ

    上條「諦めろって言われたよ!先生から直接…今の医学じゃ絶対に無理だって!バイオリンは諦めろって…!!
       僕の手は、二度と動かないんだ…奇跡か、魔法でもない限り!!!」バンッバンッバンッ

    さやか「っ……」ビクビク

    上條「うっ…うっ…」グスッ

    さやか「き、恭介…」

    上條「もう…帰ってくれ…」

    さやか「…うん…分かった…じゃあね、恭介…」

    バタン


    さやか「……」

    トボトボ

    スッ

    キュウベエ「……」


    97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 16:34:38.32 ID:bZAl/iuX0


    ~夕方・街~

    まどか「…あれ?仁美ちゃん?」

    仁美「……」フラッ

    まどか「仁美ちゃん!」ダッ

    仁美「…あら、まどかさん。ご機嫌よう」フラフラ

    まどか「どこに行くの?習い事があるんじゃ…」


    仁美「ふふふ…とっても…素晴らしいところですわ…」ニコ


    99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 16:36:46.25 ID:bZAl/iuX0






    ~ほむらの家~

    ピピピ

    ほむら「……まどかから着信?」ピッ

    ほむら「はい…」

    まどか『ほむらちゃん?お願い、助けて!』

    ほむら「…どうしたの?」

    まどか『私の友達の仁美ちゃんが、魔女に操られて…場所は…』

    ほむら「分かった。すぐに行くわ。まどかはそこで待ってて」

    まどか『…ううん。私、仁美ちゃんの所に行く。仁美ちゃんを助けなきゃ…』ピッ

    ツーツー

    ほむら「まどか!?…くっ」ダッ


    103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 16:37:59.34 ID:bZAl/iuX0





    ~工場跡~


    ほむら「…ここね。大勢人が…気絶してるわ」ハァハァ

    ズバッズバッ

    コレデトドメダァァァ

    ほむら「…! まさか…」ダッ

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    まどか「さやか…ちゃん?その格好…魔法少女に…」

    さやか「いやぁ何ていうか…心境の変化ってやつ?」アハハ

    バンッ

    ほむら「……!」ハァハァ


    105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 16:39:34.99 ID:bZAl/iuX0


    まどか「ほむらちゃん…」

    さやか「ほむら。大丈夫、魔女はあたしが倒したよ。初戦闘だったけど、我ながら上出来かな…」

    ほむら「あなた…私の忠告を忘れたの!?あれだけ言ったのに…どうして!!」

    さやか「…ごめん、せっかく教えてくれたのに。でもあたし、絶対に叶えたい願いがあったから…たとえ魂と引き換えにしてでも」


    まどか「…さやかちゃん…その願いって、上條君のこと?」

    さやか「…うん。まあね…」

    ほむら「……大馬鹿よ…あなたは」

    さやか「ごめん…」

    ほむら(また…今回も同じ…)


    107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 16:41:58.01 ID:bZAl/iuX0



    ~一週間後・マミの家~

    さやか「はい、マミさん…グリーフシードです。使ってください」

    マミ「ありがとう…ごめんね、私の分まで…」

    さやか「いえ全然大丈夫ですって!ほむらと協力して戦って、安定して手に入るようになったし」

    マミ「そう…。それにしても、あなたが魔法少女になるなんてね…」

    さやか「…どうしても叶えたい願いがあったんです。」

    マミ「…よく考えてのことなのよね?」

    さやか「はい。後悔はしてません」

    マミ「…うん。なら私から言うことは何も無いわ。これからもよろしくね。美樹さん」ニコッ

    さやか「よろしくお願いします。マミさん」


    110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 16:44:40.19 ID:bZAl/iuX0






    ~某病院~

    コンコン ガラッ

    さやか「恭介っ」

    上條「さやか…」

    さやか「手の怪我、治ったんだって?」ニコッ

    上條「うん…先生も不思議がってたよ。突然治るなんてって…」

    さやか「まぁ何だっていいじゃん!これでバイオリンも弾けるしさ!」

    上條「…この間さやかには酷いこと言っちゃったね…ごめん。八つ当たりなんてして…」

    さやか「いいってそんなこと。リハビリがんばって、早く演奏聴かせてよ!」

    上條「…ありがとう」

    さやか(これでいいんだ…私の願いは正しかったんだ)


    112: >>108 細かい時間に誤差があるってことで…どうかひとつ 2011/04/16(土) 16:48:42.64 ID:bZAl/iuX0






    ~街中~

    キュウベエ「君がこの町に来るとはね。どういうつもりだい?」

    ??「別に…もと居た町の魔女はほとんど狩り尽くしちまったからな。こっちの魔女のGSも頂こうってだけさ」ポリポリ

    キュウベエ「止めるわけじゃないけど…ここに居る魔法少女はどうするつもりだい?」

    ??「あたしの邪魔をしない限りほっとくし、もし邪魔するなら潰すだけだ」

    キュウベエ「……」


    169: 今戻りました。保守感謝 >>112の続き投下します 2011/04/16(土) 23:21:02.13 ID:/fviAo+n0


    ~翌日・路地裏~

    さやか「魔女の反応はこっちだよ」

    ほむら「まどか、絶対に離れないで」

    まどか「うん…二人とも気をつけて…」

    さやか「…あっいた!」

    使い魔「……」ガサガサ

    ほむら「使い魔ね…どうするの?」

    さやか「決まってるでしょ。倒すしかない!」ダッ

    ズバッズバッ


    170: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 23:24:58.16 ID:/fviAo+n0


    使い魔「ギッ…」

    さやか「よし、これで…」

    ドガガガガ

    さやか「!?…な、何…?(使い魔が…逃げた…)」

    ??「何やってんだよお前ら?」

    ほむら「……!」

    まどか「だ、誰…?」


    さやか「その姿…アンタも、魔法少女…? 何って、使い魔を倒そうと…」

    杏子「はぁ?おめぇ知らねえ訳じゃねえだろ?使い魔はグリーフシードを落とさねえんだ。魔女になるまでは倒しても意味ねえじゃねえか」


    172: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 23:27:37.28 ID:/fviAo+n0


    さやか「な…何言ってんのよアンタ!使い魔でも放っておいたら町の人たちの命を…」

    杏子「ハッ、それがどうした」

    さやか「…っ!」

    杏子「食物連鎖ってやつさ。人間を食う魔女や使い魔をあたしたち魔法少女が食う。何が悪いってんだ」ニヤリ

    まどか「ひ、酷いよ…」

    さやか「…許せない…人の命を…なんだと思ってんのよ!!」ダッ

    まどか「さやかちゃん!!」

    杏子「…チッ…うぜぇ…」ガキン

    さやか「な…!」グググ


    173: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 23:30:38.85 ID:/fviAo+n0


    杏子「お前に現実を教えてやるよ」ギギギ

    ガンッ ドドドドド

    さやか「うっ!…ガハッ」ドガッ


    まどか「さやかちゃん!」ダッ

    ほむら「まどかはここにいなさい!危険よ」グイッ

    まどか「っほむらちゃん…!何で二人は同じ魔法少女なのに戦ってるの?こんなの絶対おかしいよ…」

    ほむら「…ええ。その通りよ」


    174: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 23:34:43.06 ID:/fviAo+n0


    杏子「おい青いの。アンタ、魔法少女に向かないよ。町の人の命?バカバカしい。この力は自分自身の為に使うもんさ」

    さやか「…みたいな奴に…」グッ

    杏子「何?」

    さやか「お前みたいな奴に…絶対に…負けるもんかああぁぁぁ」グワッ

    ビュンッ

    杏子「ふん。おもしれぇ」ガチャ


    さやか「うおおおおぉぉ」

    杏子「くたばっちまえ!」


    カチッ--------------------------------------------------------

    さやか「……」

    杏子「……」

    ほむら「全く…あなた達は毎回そうなのね」フゥ

    グイッ

    カチッ---------------------------------------------------------


    175: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 23:37:16.19 ID:/fviAo+n0


    さやか「…!?」ドサッ

    杏子「…あぁ!?」グサッ

    ほむら「……」

    杏子「お前…何しやがった」

    さやか「ほむら…悪いけど手を出さないで。これはあたしの戦いだから…こいつは絶対にあたしが倒


    まどか「さやかちゃんやめて!!どうして魔法少女同士で傷つけ合うの?」ジワッ

    まどか「…この町の人たちを守るために戦うんじゃなかったの…?マミさんも…そんなこと望むわけないよ…」グスッ

    さやか「まどか……ごめん」


    176: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 23:40:24.74 ID:/fviAo+n0


    杏子「おい、黒いの。アンタもあたしに盾突く気か?」

    ほむら「…私は冷静な人の味方で、無駄な争いをするバカの敵。あなたはどっちなの?佐倉杏子」

    杏子「なっ!?」

    まどか「えっ!」

    さやか「こいつが…佐倉杏子…」


    杏子「何であたしの名前…アンタ、どこかで会ったか?」

    ほむら「……」

    杏子「チッ…2対1で手の内も分からないとあっちゃね…今日のところは退くよ」

    バッ


    さやか「……」ググッ


    178: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 23:42:19.48 ID:/fviAo+n0


    ~帰り道~

    まどか「あの子がマミさんとほむらちゃんが言ってた魔法少女なの?」

    ほむら「そうよ。彼女は経験も豊富だし、ワルプルギスの夜との戦いでの戦力になる」

    さやか「…あたしは反対」

    まどか「さやかちゃん…」

    さやか「あいつ抜きでもワルプルギスの夜は倒せるよ」

    ほむら「…でも戦力は多い方が」



    さやか「あたしはあんな最低な奴とチームを組むなんてできない…ごめんね。それじゃまた明日」

    テクテク

    ほむら「……」

    さやか「どうしよう…ほむらちゃん」

    ほむら「…佐倉杏子と話をしてみましょう」


    179: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 23:45:25.30 ID:/fviAo+n0


    ~翌日・某ゲームセンター~

    メザメタ ココロハ ハシリダシター

    杏子「……」ダンダンダン

    ほむら「……」

    まどか「あ、あの…」

    杏子「…!アンタ達は昨日の…戦る気かい?」

    ほむら「いいえ。話をしに来たのよ。あなたへの提案」


    180: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/16(土) 23:48:58.98 ID:/fviAo+n0






    杏子「ワルプルギスの夜?」

    ほむら「ええ。今から約二週間後にこの町に来る。確かなことよ」

    杏子「あたしに討伐の協力をしろと?」

    ほむら「その通りよ」

    杏子「へぇ…それで協力したらあたしに何の利益があるってんだ?」


    ほむら「……あなたのこの町での魔女狩りの邪魔はしないわ。それと、ワルプルギスの夜が落とすソウルジェムも譲る」

    杏子「それだけかい?」

    ほむら「本来この町はあなたの縄張りではないはずよ。魔女の数も限られているし、十分釣り合うと思うけど」

    杏子「…それで、そっちの戦力は?」


    188: バイバイさるさん…どれくらいなら規制回避できるんだろう 2011/04/17(日) 00:40:19.11 ID:mtycLhLr0


    ほむら「私を入れて3人よ。1人は戦線離脱中だけど」

    杏子「まさか、あと1人は昨日の青いのじゃねえだろうな?」

    ほむら「…そうだけど、それが?」

    杏子「あんな奴と組むなんてお断りだね。いつ足引っ張られるか分かったもんじゃない」

    まどか「っ…」



    杏子「あんな甘っちょろい奴が魔法少女やってるなんてほんと驚きだよ。どうせ契約の時の願いもロクなもんじゃないんだろ」

    まどか「さやかちゃんをバカにしないで!」

    杏子「…何?」

    まどか「さやかちゃんは…願いを大切な人の為に…それなのに…酷いこと言わないで!」

    ほむら(まどか…)

    杏子「……まぁいいさ。とにかくあたしはそんな奴と組むのはごめんだ。じゃあな」

    スタスタ


    190: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 00:41:50.24 ID:mtycLhLr0


    ほむら「……」

    まどか「ほむらちゃん…」

    ほむら「仕方ないわ。…ところで今日、さやかは?」

    まどか「さやかちゃん?今日は上條君の退院日で、病院に行ってるよ」

    ほむら「……」





    ~某病院~

    看護師「上條君、退院おめでとう」

    上條「ありがとうございます」

    医師「おめでとう。もう治らないと思っていたのに…本当に良かった」

    上條「はい…」


    191: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 00:47:42.30 ID:mtycLhLr0


    さやか「おめでとう。恭介」

    上條「さやか…ありがとう」

    さやか「これからはバイオリンの練習がんばってね」

    上條「…うん」





    さやか「っ…アンタ…!」

    杏子「……」

    さやか「何の用よ?」

    杏子「別に。アンタのバカさを見物に来ただけさ」

    さやか「…何ですって?」


    193: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 00:52:34.50 ID:mtycLhLr0


    杏子「アンタ、あの男の為に願いを使ったな?怪我を治したんだろ?」

    さやか「…だったら何だっていうのよ?」

    杏子「それが大バカだっていうのさ。何で五体満足にしちゃうのかね?そんなことしたらアンタから離れていくばかりだよ」

    さやか「…何が悪いってのよ…あたしの勝手でしょ」


    杏子「あの男をモノにしたいならもっといい方法があるだろ?アンタの力で手足を全部切り落として、
       今度こそあんた無しでは生きられない体にするんだよ」ニヤリ


    さやか「…っ!」グッ

    杏子「おや、怒ったかい?昨日の続き始めてやってもいいんだぜ」

    さやか「………バカバカしい」

    杏子「…なに?」

    さやか「バカバカしいって言ってんのよ。…考えてみたら、アンタもあたしもこんな体にされたってのに、決着だの何だの…」


    195: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 00:56:00.88 ID:mtycLhLr0


    杏子「こんな体…?何の話してやがる」

    さやか「…あたしたち魔法少女は、みんなゾンビにされてんのよ。魂はソウルジェムに移されて、元の体は空っぽ」

    杏子「な…!?何バカなこと言ってやがる!そんな訳…」

    さやか「嘘だと思うならキュウベエに聞いてみたら?教えてくれるんじゃない」

    杏子「っ……」

    タタッ

    まどか「さやかちゃん!」ハァハァ

    ほむら「……」

    さやか「まどか…ほむら…どうしたの?」

    ほむら(さやかを一人にするのが心配で来てみたら…)

    まどか「二人とも駄目だよ…仲良くしようよ…」

    杏子「…ふん…白けちまった。じゃあな」

    バッ

    さやか「ほむら、ごめん。ソウルジェムのこと、あいつにバラしちゃった…」

    ほむら「…構わないわ」


    197: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 01:01:45.01 ID:mtycLhLr0

    ~マミの家~

    マミ「そうなの…佐倉さんがこの町に…」

    まどか「そうなんです。それで、さやかちゃんと戦いになっちゃって…」

    マミ「大丈夫だったの?美樹さん」

    さやか「はい、何とか…でも正直、歯が立たなかった…」

    キュウベエ「彼女はいくつかのジュエルシードを保持しているからね。戦闘に使える魔力に余裕があるんだよ」

    さやか「その為に使い魔を放置してグリーフシードを稼いでたのか…なんてやつ」


    ほむら「あなたにはワルプルギスの夜までに死なれては困るわ」

    さやか「アハハ…分かってるって」

    マミ「約二週間後にこの町に来るんですって?」

    ほむら「ええ。『統計』によるとね」

    マミ「それまでには絶対に私も戦線復帰しなきゃ…」

    まどか「マミさん…無理はしないでくださいね」

    さやか「マミさんが復帰したら、私が前衛、マミさんとほむらが後衛でバッチリですよ!待ってますから」

    マミ「うん…ありがとう」ニコッ


    203: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 01:05:47.30 ID:mtycLhLr0


    ~数日後・さやかの家~

    さやか「……」ハァ

    コツン

    さやか「っ!……」バッ

    杏子「……」

    さやか「アンタ…」

    杏子「ちょっとツラ貸しな」


    204: ごめんなさい なのはさんと混ざりました 2011/04/17(日) 01:11:09.50 ID:mtycLhLr0


    ~某教会~

    さやか「あたしをこんな所に連れてきて、どういうつもり?」

    杏子「アンタに話があるだけだ」シャクシャク

    さやか「話?」

    杏子「それはそれとして……食うかい?」ガサッ

    さやか「(りんご…)…いらない。どうせまともに手に入れたものじゃないんでしょ?」

    杏子「っ…」シャク

    さやか「それより話って何よ?」



    杏子「……今はもういない、あたしの家族の話だよ」


    208: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 01:13:40.00 ID:mtycLhLr0






    杏子「…っていうのがあたしの身の上話さ」

    さやか「……それをあたしに話して…どういうつもり?」

    杏子「あんたも魔法を自分の為に使えってことさ。今のあたしみたいにね」

    さやか「…なんでそうなるのよ」

    杏子「あんたも人の為に願いを使って魂を差し出した。もういいじゃねえか、これからは自分のことだけ考えてもさ」

    さやか「あんたには関係ないでしょ?なんであたしにそこまで指図するのよ」

    杏子「っ…それは…」


    さやか「…あたしはやめない。マミさんみたいな正義の味方を目指して、町の人たちの為に戦い続ける。使い魔も倒す」

    さやか「願いだってあたしが望んだことだもん。後悔なんてない…あるはずない」


    209: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 01:18:55.38 ID:mtycLhLr0


    杏子「…それが甘いんだよ。あたしには分かる。聖人でもない限り、人の為に尽くしておいて、その見返りを求めないなんてできるわけねーんだ」

    杏子「いつか破綻しちまうんだよ。だから、あの坊やとも…」

    さやか「…恭介と何だっていうのよ…」ピクッ

    杏子「だからさ…この間あたしが言ったようなことは無しとしてさ…もっと力を上手く使ってあの坊やとももっとさ…」

    さやか「上手くやってどうしろっていうのよっ!!」

    杏子「っ…」


    さやか「あたし、ゾンビなのに! こんな体で、恭介になんて言えっていうのよっ!!
        もう死んでる体で…抱きしめてって…キスしてって…そう言えっていうのあんたは!!!」ジワッ


    杏子「……あんた…」

    さやか「…あたしはこれからもアンタとは違って、みんなの為に魔法を使い続ける。絶対に破綻なんてしないし、後悔もしない」ガタッ

    スタスタ


    211: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 01:24:46.10 ID:mtycLhLr0


    杏子「…そうかよ」

    さやか「…それと…」

    杏子「?」

    さやか「…アンタのことは少し誤解してた。それはごめん」

    スタスタ

    杏子「……」


    213: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 01:27:19.84 ID:mtycLhLr0


    ~数日後・ゲームセンター~

    杏子「…またあんたらか…何の用だ?」

    ほむら「美樹さやかのことで話があるの」

    まどか「……」

    杏子「あいつの…?」

    ほむら「…彼女のことを、あなたに頼みたい」

    杏子「…はぁ?なんであたしに…何を頼むっていうんだ」

    ほむら「彼女が今どういう状態にあるか、あなたなら分かっているはずよ」

    杏子「!?……いったい何なんだあんた…気味悪いよ」


    ほむら「…どうか……お願い…」ペコッ

    まどか「(ほむらちゃん…)お願いしますっ」ペコッ

    杏子「…頭下げられてもねえ…じゃあな」ガタッ

    テクテク


    214: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 01:32:53.88 ID:mtycLhLr0


    まどか「…ほむらちゃん…さやかちゃんは…」


    ほむら「…今までの未来の通りだと、幼馴染と結ばれずに絶望して…そのまま…魔女に…」

    まどか「っ…!!そ…そんな…」グスッ

    ほむら(もう…駄目なの?もう、どうやってもさやかは…)






    スタスタ

    杏子「……あたしじゃないだろ。バカ」


    215: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 01:38:39.82 ID:mtycLhLr0


    ~マミの家~

    ピンポーン

    キュウベエ「……」タッ

    マミ「あら、誰かしら…はーい」

    ガチャ

    マミ「!?…あなた…」


    杏子「……」


    216: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 01:44:17.84 ID:mtycLhLr0






    杏子「…それでくたばり損なって療養中か…情けねぇ」

    マミ「返す言葉もないわね…浄化に必要なソウルジェムまで後輩に頼るなんて…本当に申し訳ないわ」

    杏子「……」

    キュウベエ「それで、用件はなんだい?」

    杏子「あんたの所のバカな後輩のことだよ」

    マミ「…誰のことを言っているのか分からないけど、バカ呼ばわりはやめてもらえる?」

    杏子「…青い方だよ。美樹さやか」

    マミ「美樹さん?彼女がどうかしたの?」

    杏子「どうもこうも…あいつ追い詰められてやがる」

    マミ「…どういうこと?」


    218: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 01:52:40.71 ID:mtycLhLr0


    杏子「あいつの契約の時の願いは知ってんだろ?」

    マミ「ええ。幼馴染の男の子の手の怪我を治したのよね」

    杏子「他人の為に願ったところで、その見返りを求めずにはいられない。なのにあいつは、自分の目指してる正義の味方は
       見返りなくみんなの為に尽くすんだって言ってきかずに、戦いを続けようとしてる」

    マミ「……全く気付けなかったわ。彼女はいつも明るく振舞っていたから…先輩失格ね」ハァ

    杏子「恭介とかいう男とくっ付いちまえばいいってのに、自分はゾンビだから駄目なんだとさ」


    マミ「…待って。ゾンビって何のこと?」

    杏子「…知らねえのか? あたしたち魔法少女は契約の時に魂を抜かれて、
       ソウルジェムに押し込まれてるんだとさ。だから元の体はゾンビって訳だ」

    マミ「…キュウベエ?」

    キュウベエ「本当だよ。言う必要もなかったから黙ってたけどね。
          その方が魔女と戦う上で合理的なんだよ。人体は弱すぎるんだ」

    マミ「……」


    222: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 02:10:52.17 ID:mtycLhLr0


    ~翌日・放課後~

    仁美「さやかさん」

    さやか「え、何?仁美」

    仁美「お話があります」





    仁美「明日の放課後までお待ちしますわ。それでは失礼します」

    スタスタ

    さやか「……」



    まどか「あっ…さやかちゃん!」タッ


    224: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 02:13:06.48 ID:mtycLhLr0


    さやか「……あぁ、まどか…どうしたの?」

    まどか「今日も3人で魔女の探索だって…」

    さやか「…そっか。じゃーいっちょ頑張りますか!」ニコッ

    まどか「うん…がんばろう」ニコッ





    ほむら「収穫は…グリーフシード2つね」

    さやか「大体あたしとほむらとマミさんで丸々1つ使うから…もう1つはストックにできるね。やったじゃん!」

    まどか(さやかちゃん…元気そうなのに…)


    226: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 02:22:38.68 ID:mtycLhLr0


    ~マミの家~

    さやか「はい、マミさん。グリーフシードです」

    マミ「…ありがとう、美樹さん、暁美さん、鹿目さんも…」

    まどか「そんな…わたしなんて何もしてないし…」

    さやか「そんなことないって!まどかを守らなきゃって思うと気合が入るっていうかさ」

    ほむら「私としては、まどかを危険な目に遭わせたくはないんだけど…」

    まどか「そ…そんなこと言わないでほむらちゃん!みんなが頑張ってるのにわたしだけ何もしないなんて…」


    キュウベエ「そういうことならいい方法があるよ。まどかも契約して魔法少女になればいいんだ」

    ほむら「それには及ばないわ」ギュッ

    ギリギリ

    キュウベエ「苦しいよ…暁美ほむら…首を締めないで」

    まどか「…ごめんねキュウベエ」


    228: >>227 そう言ってもらえると嬉しい 2011/04/17(日) 02:29:58.13 ID:mtycLhLr0


    マミ「…みんなそろそろ帰った方がいいわ。明日も学校があるし」

    まどか「あっそうですね」

    ほむら「まどか、送っていくわ」

    さやか「それじゃあたしも…」


    マミ「あ、ちょっと美樹さんは残ってくれる?お話があるの」

    さやか「え…あたしに話?」

    まどか「話ならわたしも…」

    ほむら「…帰りましょう。まどか」

    まどか「えっ…でも…」

    ほむら「いいから(マミさん…お願いします)」チラッ

    マミ「大したことじゃないのよ(ありがとう。暁美さん)」

    ほむら「お前もよ」グイッ


    キュウベエ「え、僕も」

    バタン


    229: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 02:35:10.67 ID:mtycLhLr0


    マミ「……」

    さやか「…ええと…あたし、何かしちゃいましたかね?アハハ…」

    マミ「いいえ。何もしてないわ。少しお話がしたかっただけよ」ニコッ

    さやか「……?」


    マミ「美樹さん、最近どう?何か悩んだり、困ってることはない?」

    さやか「…ぜ、全然ありませんよ!ほむらと二人で魔女狩りも順調に進んでて…これでマミさんが加わってくれたら、
        ワルプルギスの夜も楽勝ですよ!アハハ…」

    マミ「そう…」クスッ

    マミ「…美樹さんあのね。私、あなた達には本当に感謝してるの」

    さやか「グリーフシードのことですか?あんなの全然…」

    マミ「そのことだけじゃなくてね」



    マミ「今まであなた達が一緒にいてくれたこと」

    さやか「えっ…」


    230: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 02:41:15.64 ID:mtycLhLr0



    マミ「初めて美樹さん達に会ってから、この一月足らずの日々…楽しかったわ」

    マミ「知り合ってからその後、契約しないと言われて、もうお別れだと思った時…
       美樹さんが声をかけてくれて本当に嬉しかった…。
       一緒に戦うわけじゃないけど…私、もう一人じゃないんだって」

    さやか「……」

    マミ「それから今まで、あなた達には出来る限りいい先輩として接してきたつもりだけど…美樹さんから見て、私はどうだった?」

    さやか「…最高の先輩です。いつも冷静で、優しくて…あの杏子って奴とは違って、
        町の平和を守るためにいつも戦ってて…未熟なあたしにたくさん助言もしてくれて…」

    さやか「マミさんは…あたしの魔法少女としての、目標です」
       
    マミ「…ありがとう、美樹さん」ニコッ

    マミ「でも、あなたはもう未熟なんかじゃないわ」


    さやか「…そんなこと…ないです。…最低なんです、あたし…」

    マミ「どうして?」


    232: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 02:45:35.57 ID:mtycLhLr0


    さやか「……あたしの友達の仁美って子が、前に魔女に襲われたときに…あたしが助けたんです」

    マミ「よかったじゃない。あなたの力で友達を助けられたんでしょ?」

    さやか「…その仁美が…今日あたしに話があるって…あの子、前から恭介のことが好きだったって…」

    マミ「……そうなの」

    さやか「…仁美に恭介を取られちゃうって思ったら…あたし…考えちゃったんです…」ジワッ

    マミ「…何を?」



    さやか「…仁美が魔女に襲われたとき…もし……助けなければって……ヒック…みんなの為に…戦わなくちゃいけないのに…    
        あたし…魔法少女失格です…ヒック…マミさんみたいな正義の味方には…なれる訳ない…」ポロポロ


    マミ「…美樹さん」

    ギュッ

    さやか「ヒック…ヒック…」グスッ

    マミ「自分を責めすぎないで。…私なんて大した人間じゃないわ」

    さやか「……?」グス


    233: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 02:50:50.93 ID:mtycLhLr0


    マミ「私が正義の味方なんて…。私だっていつも思ってたわ」ハァ


    マミ「なんで私が戦わなくちゃいけないんだって…。誰にも気付かれず、感謝もされず…
       毎日毎日死と隣りあわせで戦って…放課後に友達と遊ぶこともできない。
       あの日事故にさえ遭わなければ…迷う暇もなく契約してしまったばっかりに…。
       肉親だって、遠い親戚しかいない。いつも無駄に広い家で一人っきりで過ごして…一人っきりで戦って…」



    さやか「…マミさん…」

    マミ「あなたと鹿目さんが魔法少女について知ったとき、よく考えて決めてとは言ったけど…
       本当は一日でも早く魔法少女になって、一緒に戦って欲しいって思ってた。もう一人は嫌だって…自分勝手よね」

    さやか「そんな…」

    マミ「私なんて、この程度の人間なのよ。美樹さんが思ってるような、正義の味方なんかじゃないわ」


    235: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 02:57:51.31 ID:mtycLhLr0


    さやか「…そんなことないです。それでもマミさんは、私の目標で…」

    マミ「ありがとう。でもね、私の言ったことやしたことが、逆に美樹さんにとって重荷になってしまったと思うの…」

    さやか「……」


    マミ「今まで気付いてあげられなくてごめんなさい…」

    さやか「…いや…そんな…」

    マミ「だからね、今度からは美樹さんも不平や不満を言ったっていいの。人間なんだから…嫉妬したり恨んだりするのも当然よ」

    さやか「っ……」グスッ

    マミ「ね?」ニコッ

    さやか「……はい。グスッ…マミさん…ありがとうございます…」ズズッ

    マミ「ううん…いいのよ…(こっちこそありがとう…そんなに私のことをよく思っててくれて…)」ウルッ


    238: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 03:00:07.48 ID:mtycLhLr0






    ~帰り道~

    まどか「ほむらちゃん…マミさんの話って何だったのかな?」

    ほむら「…さぁ。でも、きっと大事な話よ。二人きりで話したかったんでしょう」

    キュウベエ「どうして二人きりになる必要があるんだい?大事な話ならみんなにするべきじゃないのかな」

    ほむら「感情の無いお前には分からないわ」


    240: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 03:03:02.31 ID:mtycLhLr0






    マミ「そういえばね、美樹さん。ある人から聞いたんだけど」

    さやか「何ですか?」

    マミ「ソウルジェムって、私たちの魂なんですって。元の体は抜け殻だとか…知ってた?」

    さやか「あ、はい…知ってました」

    マミ「美樹さんも誰かから聞いたの?」

    さやか「えっと…ほむらに聞きました」

    マミ「そう…」


    さやか「あの…黙っててごめんなさい、マミさん」

    マミ「ううん、いいのよ。何か理由があったんでしょ?」

    さやか「はい、秘密にしてくれって…マミさんは、誰から聞いたんですか?」

    マミ「佐倉さんからよ」


    242: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 03:05:28.90 ID:mtycLhLr0


    さやか「えっ! あ、あいつと会ったんですか?」

    マミ「昨日、家に来てね…びっくりしたわ」

    さやか「な、何もされませんでしたか!?」

    マミ「ええ、全然。話をしただけよ。家に来た事よりそっちの方が驚いたわ」フフ

    さやか「そうですか…」


    マミ「実はね、あなたと話をしようと思ったのも、彼女にあなたのことを聞いたからなの」

    さやか「…え…?」

    マミ「美樹さんが追い詰められてるみたいだってね。本当に随分変わったわ、彼女」

    さやか「……」


    244: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 03:09:14.25 ID:mtycLhLr0


    ~翌朝・ゲームセンター~

    タチドマッテモ オオゾラハー

    杏子「……」トントントン

    さやか「……」

    杏子「……おっお前…」

    さやか「…おはよ。数日ぶり」


    杏子「お前学校は?」

    さやか「自主休学」アハハ

    杏子「サボりか…いいのかよ」

    さやか「あんたこそ。学校行ってないじゃん」ビシッ


    246: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 03:10:39.85 ID:mtycLhLr0


    杏子「い、いいんだよあたしは。小卒だから」

    さやか「し、小卒…?あはは何よそれ!どこの人類最弱よ!」アハハ

    杏子「な…しょうがねえだろうが!家族もみんな死んじまって…金もねえし…」シュン

    さやか「あ…ごめん…」

    杏子「…別に気にしてねえよ」


    さやか「で…でもさ。生活保護とか受けたら、学校だって…」

    杏子「…いいさ。どっち道、ゾンビのあたしに将来なんてないし」

    さやか「……」

    杏子「あっ…いや…」


    247: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 03:15:37.34 ID:mtycLhLr0


    さやか「…そんなこと無いって!ちょっとみんなと違うだけでさ…。普通の生活して人生楽しんだっていいじゃん!」

    杏子「…そうかもな」

    さやか「だからさ。あんたも学校通いなよ!楽しいって絶対」

    杏子「…考えとくよ」


    さやか「うん!…ところで、この、ダンスゲーム…よくやるの?」

    杏子「え、ああ…」

    さやか「あたしもやりたいな」

    杏子「…やってみろよ」


    250: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 03:16:53.64 ID:mtycLhLr0






    杏子「結構うまいじゃんか」

    さやか「へへ。運動神経はいい方だから」

    杏子「でも、あたしの記録には遠いね」

    さやか「え?あんたの記録ってどれ?」

    杏子「ランキングの1から10」

    さやか「はぁ!?これ全部あんた?どんだけやってんのよ!」


    杏子「この町に来てから毎日。魔女狩りとメシ以外は一日中やってる」

    さやか「……もうやめ!あっちの格ゲーとかにする。ほら行くよ」グイッ

    杏子「ちょ…あたしもするのかよ!?」


    253: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 03:19:43.31 ID:mtycLhLr0






    ~街中~

    さやか「そろそろご飯にしよ。あんた何食べたい?」

    杏子「飯ねぇ…いつもみたいに、適当にスナック菓子で」

    さやか「だめ!そんなんじゃいつか体壊すよ」

    杏子「壊すも何もあたし、ゾンビ…」

    さやか「それでも病気になったりするでしょ?とりあえずファミレスに行くよ」

    杏子「あたし金持ってねーぞ」

    さやか「あたしが奢るから。…あ、500円しかない」


    杏子「…しょうがねえな…ちょっと待ってな」

    さやか「えっ…ちょっと…」


    255: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 03:21:41.26 ID:mtycLhLr0


    杏子「……あいつにするか」


    スタスタ

    杏子「……」

    通行人「……」テクテク

    杏子「……(今だ)」スッ

    通行人「……」テクテク

    スタスタ



    杏子「…ふぅ」

    タッタッ

    さやか「あ、あんた今…」

    杏子「ほら、あいつの財布だ。ちょろいもんだよ」サッ

    さやか「…!」ドキッ


    256: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 03:26:30.13 ID:mtycLhLr0


    杏子「結構入ってるぞ。じゃ、ファミレスでも行くか。あたしが払ってやるからさ」

    さやか「何言ってんのよ!自分が何したか分かってんの?」

    杏子「ただ、財布スッただけじゃねえか。ボコって奪わなかっただけマシだろ」

    さやか「…返しに行くよ!」


    杏子「はぁ?や、やだよ…なんて言って返すんだよ…」

    さやか「いいから!来なさい!」

    グイッ

    杏子「ちょっ…おい…!」


    257: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 03:31:17.43 ID:mtycLhLr0


    さやか「すみませーん!おじさん!」

    杏子「……」

    通行人「…はい、何かな?」

    さやか「これ、おじさんのですよね?落としましたよ」サッ

    通行人「…あっ!私の財布…」


    さやか「この子が気づいて拾ったんです」

    杏子「…はぁ!?」

    通行人「そうなのか。ありがとう!」

    杏子「…いや…あたしは…」


    259: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 03:35:05.13 ID:mtycLhLr0


    通行人「この財布はとても大事なものでね。もし失くしてたらと思うと…少しだけどお礼を」サッ

    杏子「っ…いらないよそんなの…」

    通行人「いや、私の気持ちだから…どうぞ受け取って」

    杏子「いらねえって言ってんだろ!」

    ダッ

    通行人「あっ…」





    杏子「……」

    さやか「どう?分かったでしょ。物を盗られたりしたらどんなに困るか」

    杏子「……」

    さやか「今まではずっと一人で仕方なかったのかもしれないけどさ。これからはもうあんなことしちゃだめ」

    杏子「…分かったよ」

    さやか「ほら、行くよ。500円でも何か買えるでしょ」


    261: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 03:38:14.12 ID:mtycLhLr0






    さやか「もうこんな時間かぁ」

    杏子「もう学校も終わってる頃だろ…あっちこっち遊びまわって…」

    さやか「この後魔女退治もあるよ」

    杏子「そうかい。精々がんばれよ」

    さやか「あんたは行かないの?」

    杏子「色々疲れたからな。ストックがあるし、今日はいい」ハァ


    さやか「そうなの?ごめんね…色々連れまわして」

    杏子「別にいいさ。…それじゃあな」


    さやか「…ちょっと待って。あたしの家でご飯食べていかない?」


    262: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 03:43:29.55 ID:mtycLhLr0


    杏子「はぁ?…いいよそんなの」

    さやか「盗みとかやめろって言ったけど、今日のご飯代も無いんでしょ?言ったあたしに責任あるしさ」

    杏子「…心配しなくても、もうやらねえよ」

    さやか「でもそれだと、まともな物なんか食べれないでしょ?」

    杏子「……」

    さやか「今日、親もいないしさ…遠慮しないでよ…」


    杏子「…分かったよ」

    さやか「…よし!」ニコッ


    264: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 03:45:06.61 ID:mtycLhLr0


    ~帰り道~

    さやか「ねえ、何が食べたい?作ったげる」

    杏子「あー…何でもいい」

    さやか「もう…それが一番困るんだってば」

    杏子「…じゃあカレー」

    さやか「オッケー。材料は家にあるし…早くかえろ」ニコッ


    杏子「ああ……ん?あそこにいる奴…」

    さやか「…え?」クルッ



    上條「……」

    仁美「……」


    269: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 03:48:20.54 ID:mtycLhLr0


    杏子(あのガキじゃねえか…知らねえ女と仲良さそうに…)

    さやか「……」

    杏子「おい…あいつらまさか」

    さやか「…多分あんたの思ってる通り。あの子は仁美っていうあたしの友達で…前から恭介のこと好きだったんだってさ」

    杏子「……」



    上條「そうなのかい?」

    仁美「ええ…ふふ」クスッ




    さやか「今日の放課後告白するって言ってた。…あの様子だと上手くいったみたい…アハハ」

    杏子「…お前はいいのかよそれで」

    さやか「…前にも言ったでしょ。あたしはゾンビなんだから…もういいの」


    271: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 03:51:45.52 ID:mtycLhLr0



    仁美「演奏、ぜひ聴きたいですわ」

    上條「いいよ。今度聴いて欲しい。君だけのために演奏するから」




    さやか「っ…よかった…ほんとに…幸せ…そうで…」フルフル

    杏子「……」

    さやか「あたしも…願いで手を…治したかいがあるよ…ははは」


    275: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 04:00:17.21 ID:mtycLhLr0


    仁美「無理はなさらずに…まだ松葉杖なんですから」

    上條「ありがとう。今週中に自力で歩けるようになるのが目標なんだ」

    仁美「きっとできますわ」

    上條「うん。腕が治ったんだから、すぐに足も元通りになるさ」




    さやか「っ!…さ、さぁ…帰ろう。後で…魔女探索…も…あるし…さ」ジワッ

    杏子「……」ギリッ

    ダッ

    さやか「えっ…ちょっと…!」




    杏子「おい、そこのクズ男!!」



    278: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 04:06:44.23 ID:mtycLhLr0


    上條「…えっ…僕?」

    仁美「…ど、どちら様ですか?」

    杏子「……」

    上條「な、なんだい?僕が何か…」

    杏子「何かじゃねえ!この薄情者!!あれだけ助けてくれたさやかを捨てて、そんな女とイチャつきやがって!」

    上條「え…さやか?」

    仁美「っ……」


    杏子「あいつがアンタの為に何を犠牲にしたかも知らねえで! 自分一人の力で治ったみたいなこと言いやがって!!」

    杏子「そんなのあたしが許さない!!!」ハァハァ


    上條「……!」

    杏子「お前なんか、いっそまた事故って今度は両腕



    さやか「やめてよ!!!」


    281: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 04:11:10.80 ID:mtycLhLr0


    杏子「…さやか」

    上條「さやか…!」

    仁美「さやかさん…」

    さやか「もう、いいからやめて…」

    杏子「何がいいんだよ!こんな男…もっと言ってやれば」


    さやか「…もう…これ以上…何も言わないで…」

    杏子「……」

    さやか「お願い…」グスッ

    杏子「…分かったよ」


    282: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 04:17:11.04 ID:mtycLhLr0


    上條「さやか…体の調子が悪かったんじゃないのかい?今日学校を休んでたから…」

    さやか「…うん。もう全然平気!大丈夫。それより、二人とも上手くいったんだ」

    上條「えっ…何で僕達のこと」

    さやか「仁美から聞いたに決まってんじゃん!親友だもん」



    仁美「さやかさん…私」

    さやか「仁美。恭介をよろしくね」

    仁美「でも…さやかさんは…」ジワッ

    さやか「あたしは大丈夫。…ちゃんと本当の気持ちと向き合ったから」ニッ

    仁美「…グスッ…分かりましたわ」ニコッ


    284: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 04:21:44.98 ID:mtycLhLr0


    上條「さやか…」

    さやか「ん…何?」

    上條「今まで…怪我をした僕を助けてくれて本当にありがとう。きっと、さやかがいなかったら僕は立ち直れなかったと思う…」

    さやか「ぁ…」

    上條「それなのに僕は一人で治った気になってて…その子に言われて気づいたよ」

    杏子「……」フンッ


    さやか「い、いいってそんなこと!それより、仁美のこと、泣かせたりしないでよね!」

    上條「うん…分かってる」

    さやか「そ…それじゃあたしは帰るから。二人とも、ほんとにおめでと!」

    杏子「……」

    テクテク



    上條「ありがとう…さやか」

    仁美「また…明日学校で…」


    285: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 04:27:22.90 ID:mtycLhLr0






    テクテク

    さやか「……」

    杏子「……」

    さやか「あの…さ」ボソッ

    杏子「な、何だ?」

    さやか「さっきは止めたけど…ほんとは…あたしの為にあそこまで言ってくれて…うれしかった…」

    杏子「……」

    さやか「ありがと…杏子」

    杏子「っ…べ、別に…あいつがムカついたから言っただけで…礼なんていらねえよ」プイッ


    291: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 04:31:49.81 ID:mtycLhLr0


    さやか「ふふ…。…あ~あ…失恋…しちゃったなぁ…」ハァ

    杏子「…失恋って…辛いモンなのか?」

    さやか「はは…まぁね…さっきは…二人の手前…笑って済ませた…けど…」ジワッ

    杏子「…!」


    さやか「…やっぱり…辛くて…ウッ…涙…が…」グスッ

    杏子「さやか…」

    ギュッ


    さやか「ごめん…ヒック…しばらく…ヒック…このまま…」グスッ

    杏子「……ああ」

    さやか「うっ……うわああぁぁぁん!!」ポロポロ


    294: >>292 やめてください さやかちゃんは真っ直ぐなだけなんです 2011/04/17(日) 04:36:11.89 ID:mtycLhLr0






    杏子「…落ち着いたか?」

    さやか「グスッ…うん…ありがと。もう大丈夫…恭介のことも、少しずつ忘れられると思う…」

    杏子「ああ。早く忘れちまえあんな男。男なんて他にいくらでもいる」

    さやか「そうかな…」

    杏子「あったりまえだろ!男がだめなら、女だって…」


    さやか「…女…?」

    杏子「いっ今のは無しだ!…とにかく、他にもいるってことだ!」

    さやか「…あはは!うん、そうだね」


    298: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 04:39:44.67 ID:mtycLhLr0






    ~さやかの家~

    杏子「……」モグモグ

    さやか「…おいしい?」

    杏子「…ああ、うまいよ(いつも盗んでた店の飯なんかよりずっと…)」

    さやか「そっか。よかった」ニコッ


    杏子「そろそろ行かなきゃいけないんじゃねえのか?」

    さやか「うん。これ食べたらすぐに集合場所に行くよ」

    杏子「そうか…」


    さやか「…ねえ、杏子も行こうよ」


    301: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 04:42:56.43 ID:mtycLhLr0


    杏子「あ、あたしも…?」

    さやか「あたしやほむら、復帰したマミさんと一緒にさ。魔女を探索して、戦おうよ!その方が安全だし…」

    杏子「…冗談じゃない。あたしは群れるのが嫌いなんだ。取り分も減るしな…」

    さやか「そんなこと言わないでよ…」

    杏子「今までだって一人で戦ってきたんだ。これからだってそれでやっていけるさ」


    さやか「…杏子…」

    杏子「……ふん」


    303: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 04:46:50.55 ID:mtycLhLr0






    ~公園~

    ほむら「そろそろ時間ね…」

    まどか「うん…」

    キュウベエ「後はさやかだけだね」


    みんなー


    マミ「…あ、来たみたいよ」




    テクテク

    さやか「みんなお待たせ!…ほら、行くよ」

    杏子「……」


    306: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 04:50:30.09 ID:mtycLhLr0


    まどか「あっ…」

    キュウベエ「君は…」

    マミ「佐倉さん…」

    ほむら「……」


    さやか「みんな…今日から、こいつも参加してもいいかな?」

    杏子「……」ハァ

    ほむら「え…」

    マミ「佐倉さんも一緒に?」

    杏子「駄目なら別に…」

    さやか「何でよ!ねぇ、みんな…」


    307: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 04:55:14.24 ID:mtycLhLr0


    まどか「いいよ!一緒に行こう。その方がずっと安心だし…ね?ほむらちゃん、マミさん」

    ほむら「そうね。三人より四人の方が楽よ」

    マミ「ええ。よろしくね、佐倉さん」


    杏子「…足引っ張るんじゃねえぞ」

    さやか「こらっ、何でそんなこと言うのよ!」

    杏子「……」フン


    マミ「ふふ…ずいぶん仲良くなっちゃって」クスッ

    まどか「よかった…みんな無事で、仲良くなれて…」

    ほむら「ええ…(さやかももう大丈夫みたいね。…ありがとう、マミさん、杏子)」


    308: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 05:01:47.22 ID:mtycLhLr0






    マミ「これで今日は終わりね」

    ほむら「収穫はグリーフシード1つ…でもあまり魔力を消費してないから若干プラスね」

    杏子「ったく…使い魔まで倒しやがって…」ハァ

    さやか「まぁいいじゃん。損したわけじゃないんだからさ」

    まどか「杏子ちゃんがさやかちゃんと一緒に前で頑張ってくれたおかげだね」


    さやか「ははっ、そうだね。ちょっと楽すぎて眠たくなるぐらいだったよ」

    杏子「っおい!気を抜くんじゃねえぞ。もしソウルジェムにキツイ一撃でも貰ったら…」

    さやか「分かってるって!もう…杏子はあたしのこと心配しすぎ」アハハ

    杏子「なっ…何言ってやがる!ただ、お前に死なれると、あたしが一人前衛でキツくなるってだけで…」


    310: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 05:06:20.47 ID:mtycLhLr0


    さやか「はいはい」

    マミ「佐倉さんって、本当はすごくいい子だったのね」フフッ

    杏子「ふっ…ふざけたこと言ってんじゃねえぞ!」

    さやか「ほんとに優しいんですよ。…さっきも、あたしのために大声で叫んでくれたんですから」

    杏子「っ…!////」カァ


    まどか「え…さやかちゃん、杏子ちゃんが何を…?」

    さやか「恭介に向かってね、『あいつがあんたの為に何を

    杏子「う、うわああああぁぁぁ!!」バッ


    311: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 05:11:14.23 ID:mtycLhLr0


    モゴモゴ

    さやか「うぅ…な、何で止めるのよ」

    杏子「い、いいから黙ってろ!」

    マミ「聞きたいわね。佐倉さんがなんて言ったのか」クス

    杏子「うっせえ!とにかく、絶対言うなよ、さやか。言ったら絶交だからな!!////」キッ


    さやか「分かった分かった。ごめんね、みんな。これはあたしと杏子だけの秘密ってことで」ニッ

    まどか「え~…」

    ほむら「残念ね」


    313: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 05:15:24.05 ID:mtycLhLr0






    マミ「それじゃ、ここで解散ね」

    ほむら「まどか、送っていくわ」サッ

    まどか「うん。ありがとう、ほむらちゃん」


    さやか「じゃ、あたしたちはこっちだから」

    杏子「……何であたしも?」

    さやか「え?泊まるんでしょ?」


    マミ「…まぁ…」

    ほむら「……」

    まどか「あはは…////」


    316: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 05:18:27.77 ID:mtycLhLr0


    杏子「な、何でだよ!飯は食わせてもらったけどな…寝床はいつもみたいに適当に探すよ」

    さやか「そんな…野宿とかする気じゃないでしょうね?女の子がそんなことしちゃ危ないよ。だから…」

    杏子「心配ねえよ!今までだってそうやってきたんだ。じゃあな」

    スタスタ

    さやか「…家族もいないし…これから家に帰っても一人ぼっちか…はぁ…」ボソッ


    杏子「……」



    ~さやかの家~

    さやか「ほら、上がって上がって」

    杏子「…あぁ(結局来ちまった…)」ハァ


    337: 保守感謝。 >>316の続き投下 2011/04/17(日) 09:11:12.27 ID:mtycLhLr0






    さやか「お風呂沸いたよ。入ったら?」

    杏子「…先に入れよ。あたしは後でいい」

    さやか「お客さんなんだから、遠慮しないでよ」

    杏子「いいっての」


    さやか「……じゃあ一緒に入る?」

    杏子「ば、バカなこと言ってんじゃねえよ!////」カァッ

    さやか「いいじゃん!女同士なんだし」

    杏子「チッ…あたしが先に入る!」ガタッ

    バタン

    さやか「あっ…もう」


    339: >>338 ごめん、書き溜めはしてるんだ… 今6割5分。このまま最後まで行くので勘弁 2011/04/17(日) 09:18:56.51 ID:mtycLhLr0






    杏子「い、一緒の部屋で寝るのかよ…」

    さやか「だって、他の部屋を勝手に汚したら怒られそうだし…」

    杏子「…じゃあリビングで寝るよあたしは…」


    さやか「…話し相手になってよ…」

    杏子「……分かったよ」


    340: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 09:24:06.60 ID:mtycLhLr0






    さやか「ねえ…杏子」

    杏子「何だ…?」

    さやか「マミさんから聞いたんだけど…私が悩んでること、マミさんに話をしに行ってくれたんだって?」

    杏子「あ、あぁ…(あいつ…黙っとけって言ったのに)」

    さやか「…ねえ…あんたは何でそんなに、あたしの為に色々してくれるの?…最初は憎しみ合って戦ったくらいだったのに」

    杏子「…さあな」

    さやか「教えてよ…お願い」


    杏子「……あたしもよく分かんねえよ…初めは、昔の自分を見てるみたいで…イライラしたんだ」

    さやか「昔のあんた?」

    杏子「…親父のために願いを使って…魔女を倒す為に魔法を使ってた頃のあたしさ。結局みんなぶっ壊れちまったんだけどな」

    杏子「さやかをその頃の自分と重ねて、イラついてたんだ」

    さやか「……」


    342: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 09:31:31.86 ID:mtycLhLr0



    杏子「そんな生き方長続きしねえってのに…バカ正直に使い魔まで倒して…。でも、やっぱり気になって…
       いつの間にかさやかのことばっかり考えてて……気がついたら色々やってた。理由なんかわからねえ」



    さやか「……それって、告白?」

    杏子「なっ!?…ち、違…//////」カァッ

    さやか「…あはは!冗談冗談。赤くなっちゃって、リンゴみたい」ケラケラ

    杏子「っ…チッ…何だってんだ」ゴロン


    さやか「…え、怒った?ごめんごめん」

    杏子「……」ムスッ

    さやか「こっち向いてよ…ごめんってばぁ…」

    杏子「……」


    344: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 09:35:11.33 ID:mtycLhLr0


    さやか「…杏子ぉ…」ジワッ

    杏子「…何だよ…」クルッ

    さやか「杏子…!ごめんね」グスッ

    杏子「な、泣くなよ…怒ってねえからさ」

    さやか「ほんと?よかった…」

    杏子「全く…ほっとけねえなお前は」


    さやか「…そうなの?……なら、一緒にいてくれる?」

    杏子「一緒に?」

    さやか「うん。これから先も、あたしの家で一緒に…。お父さんやお母さんにはあたしから話すからさ…」

    杏子「……」

    さやか「…やっぱり嫌だよね?ずっと一緒なんて…ごめん、勝手なこと言って…」


    346: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 09:41:07.81 ID:mtycLhLr0


    杏子「…いいよ、一緒にいてやるよ」

    さやか「…ほ、ほんと?」

    杏子「住む所のアテも無いしな…でも、タダで居座る気はねえぞ。食費ぐらいは自分でなんとかする」

    さやか「なんとかするって…」


    杏子「バイトでも何でもして稼ぐよ。もう盗みなんてしないって約束したしな」

    さやか「…ありがとう…杏子…」

    杏子「礼なんていいっての(礼を言いたいのは…こっちの方だよ…)」



    杏子(独りぼっちは…寂しいもんな…)


    347: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 09:46:16.10 ID:mtycLhLr0


    ~翌日・まどかの家~

    まどか「あのね、ほむらちゃん。わたし…あのことを、みんなに話したほうがいいと思う」

    ほむら「あのこと…?」

    まどか「魔法少女が魔女になっちゃうって話…」

    ほむら「…駄目よ。言ったでしょう?…真実を知ったら…誰がどういう行動に出るか…」


    まどか「で、でもね…このことを知ってるのにみんなには黙ってて…それでワルプルギスの夜を倒せても、
        それって本当じゃないような気がするんだ…。知ってれば、みんなも魔女にならないように気をつけれると思うし…」

    ほむら「…でも…前に話したときは…」

    まどか「今度こそマミさんはきっと大丈夫。さやかちゃんや杏子ちゃんだって…」


    348: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 09:51:18.14 ID:mtycLhLr0


    ほむら(…私だって、みんなを信じたい。でも…怖い…やっとここまで来たのに…もし、また前のようになったら…)

    まどか「……」ウルッ


    ほむら「……分かったわ。話しましょう」

    まどか「ほ、本当?」

    ほむら「ええ」

    まどか「ありがとう、ほむらちゃん!」パァ

    ほむら(…そうよ。私の願いは、まどかを守ること。まどかが少しでも悲しむような終わりは許されない。100点の結末でなければ…)


    349: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 09:56:15.15 ID:mtycLhLr0


    ~マミの家~

    マミ「全員揃ったわね」

    まどか「は、はい…」

    ほむら「…そのようね」

    さやか「はい。…あんたは少しは遠慮しなさいよ。1人で大量にクッキーを…」

    杏子「いいじゃねえか」バクバク

    キュウベエ「この家も随分賑やかになったね」

    マミ「それじゃ、ワルプルギスの夜に向けて、作戦会議を始めましょう」


    ほむら「少し待って欲しい」


    350: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 10:01:28.89 ID:mtycLhLr0


    マミ「え…何かしら?暁美さん」

    ほむら「…みんなに、話しておきたいことがあるの…魔法少女の秘密について」

    さやか「?…ソウルジェムが魂ってことはもうみんな知ってるけど…」

    ほむら「また別の話よ。…これは、みんな落ち着いて聞いて欲しい。いいわね?」

    マミ「…わ、分かったわ…」

    杏子「…話してみなよ」



    ほむら「…今から話すのは、私達魔法少女の最期のことよ」

    キュウベエ「……」ピクッ


    352: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 10:05:03.65 ID:mtycLhLr0






    ほむら「…以上が、私達魔法少女の真実よ」

    さやか「…う、嘘でしょ…?」

    杏子「…魔法少女が…魔女になるだと…!?」

    マミ「っ……」ガクガク

    さやか「…そんな…嘘…だよね?なんでキュウベエがそんなことしなきゃ…」チラッ

    キュウベエ「……」


    ほむら「…誰か、そこの小動物に聞いてみた?ソウルジェムが濁りきった魔法少女がどうなるのか」

    マミ「…ねぇ…キュウベエ…嘘よね?そんなことあるわけ…」ブルブル



    キュウベエ「……はぁ…どうやら君には全部お見通しみたいだね。暁美ほむら」

    マミ「っ…!」


    354: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 10:08:53.55 ID:mtycLhLr0



    キュウベエ「そうさ。魔法少女が絶望して魔女になるとき、膨大なエネルギーが発生する。
          それによって宇宙のエネルギー不足を解消する為に、僕達は魔法少女を増やしているんだ」


    さやか「じゃあ…今まであたし達をずっと騙してたってことじゃない!」


    キュウベエ「騙す…?わけがわからないよ。僕は君達の願いを叶える代わりに、魔法少女として魔女と戦う使命を課す。
          ちゃんと言ったはずだよ。詳しい説明は省略したけど」


    杏子「それを騙したって言うんだよ!最後には魔女にされるなんて知ってたら、契約しない奴なんていっぱいいただろうが!」


    キュウベエ「人生の最後に、そのまま死ぬか、呪いを生む存在に成るかの違いじゃないか。
          ソウルジェムのことといい、君達人間はどうしてそんな些細なことに拘るんだい?」


    356: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 10:13:42.18 ID:mtycLhLr0


    杏子「白々しいこと言いやがって!…今思えば、ソウルジェムのことを黙ってたのだって契約させるためだろ!
       必要なかったから黙ってたなんて大嘘だろうが!」

    杏子「魂なんて、一番守らなきゃいけねえのに、今までそれを無防備に晒して戦ってたってことじゃねえか!この嘘つき野郎!」バンッ



    キュウベエ「……やれやれ。君達はどうしてそこまで僕を憎悪するんだい?ちゃんと君達の願いは叶えたのに…
          僕がこんなことをしてるのも、すべては宇宙のエネルギー問題の解決のためなんだ。君達への悪意は無いんだよ」


    さやか「…宇宙のためにって、結局自分達の都合であたしたち人間を利用してるだけじゃない!

    さやか「エネルギーが足りないのも、あんたたちが使いまくったせいじゃないの?そっちで何とかしなさいよ!」



    キュウベエ「……」フゥ

    ほむら「お前の味方なんて誰もいないわ。もう、お前の思い通りにはさせない。まどかを魔法少女には絶対にさせない」

    キュウベエ「…やっと分かったよ、暁美ほむら。君は、この時間軸の存在じゃないね。ことごとく事実を把握されていたから、
          もしやとは思っていたけど…未来の僕と契約して、過去に戻ってきたわけだ」

    ほむら「……」


    359: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 10:18:17.10 ID:mtycLhLr0


    杏子「もう出て行け…串刺しにされたくなかったらな」ジャキッ

    キュウベエ「……分かったよ。じゃあね、みんな。…まどか、宇宙のために死んでくれる気になったらいつでも声をかけてくれ」タッ


    ほむら「させないって言ってるでしょ」サッ

    ギュッ

    まどか「…ほ、ほむらちゃん…」ドキ


    キュウベエ「……」トコトコ

    テクテク ガチャ バタン


    杏子「…ふん、二度とくんな!」

    ほむら「……」ギュッ

    まどか「あの…ほむらちゃん…ちょっと苦しいよ…////」カァ

    ほむら「あ…ご、ごめんなさい!まどか」

    パッ

    まどか「う、うん…////」


    361: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 10:21:31.95 ID:mtycLhLr0


    杏子「…なんてこった」

    さやか「ほんとだよ…魔女になるなんて」

    まどか「あ…ふ、二人とも…あの」オロオロ


    杏子「…でも、今更嘆いてもどうにもならねえしな」ハハッ

    さやか「あはは…まぁ、そうだね」ニッ

    まどか「さやかちゃん…杏子ちゃん…」

    ほむら「……」ハッ


    マミ「……」ブルブル

    ほむら「マ、マミさん…」


    363: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 10:24:26.98 ID:mtycLhLr0


    まどか「ま、マミさん…だ、大丈夫ですか?」

    マミ「…魔法少女が…魔女を産むなら…もう…みんな…」ガタガタ

    ほむら「…!(どうしよう…やっぱりマミさんは…)」


    さやか「大丈夫ですよマミさん!」


    マミ「…美樹さん…」

    さやか「魔女にならなきゃいいんですよ!がんばってグリーフシードを集めて」

    まどか「そうですよ!みんなでがんばれば…」

    杏子「…あたしがストックしてるやつも分けてやるからさ…しゃんとしろよ、マミ」

    マミ「…みんな」


    マミ「……そうね。ごめんなさい、一人で思い詰めちゃって…」

    ほむら「……」ホッ

    マミ「会議を再開しましょう…待ってて。お茶を入れてくるわね」ニコッ


    366: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 10:30:42.26 ID:mtycLhLr0






    マミ「ところで…さっきキュウベエが、暁美さんのことを、違う時間軸から来たとか言ってたわね」

    杏子「ああ。どういうことなんだ?説明してくれよ」

    ほむら「…私は今から数日後の、ワルプルギスの夜の来る日から、約一ヶ月前の過去に戻ってきたのよ。キュウベエへの願いによって」

    ほむら「その未来で、すでにあなた達とは知り合っていたし、魔法少女のことも知っていたのよ」

    杏子「…だから色々知ってたのか…」

    マミ「どうして過去に戻ろうと思ったの?」


    ほむら「絶望の未来を変えたくて…。命の恩人のまどかや、マミさんの…」

    マミ「え…?」

    ほむら「私は…学校からの帰り道に魔女に襲われて…その時に魔法少女になっていた二人に助けられたの」

    ほむら「二人にはとても優しくしてもらって…特にクラスメイトのまどかは、気が弱かった私を気にかけてくれた…」

    ほむら「なのに、ワルプルギスの夜と戦って、二人とも命を落としてしまった…私は、そんな結末を変えたかった。
        だから、キュウベエと契約して、魔法少女になる代わりに、願いで過去に戻ったの」

    マミ「……」


    368: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 10:34:28.35 ID:mtycLhLr0


    ほむら「戻って、三人で戦えばワルプルギスの夜を倒せると思った。でも…戦いの後、
        まどかは力を使い果たして魔女になってしまって…その時魔法少女の秘密が分かったの、私はまた過去に戻った」

    まどか「っ……」

    ほむら「その次は、真実を全部話そうとしたけど、信じてもらえなくて…さやかは魔女になってしまって、
        他の人たちも命を落としてしまった…また結末は変えられなかった…私はもう一度過去に戻った」



    さやか「…あたしが…。はは…きっと恭介のことが原因なんだろうな…」

    杏子「さやか…」

    さやか「うん。今のあたしはもう大丈夫…絶対魔女になんかならないから」

    杏子「…ああ…」



    ほむら「その後も、誰にも頼らず一人で戦ったり、キュウベエをまどかに近づけさせないようにしたりしたけど、
        結局結末は一緒。誰も守れずに、何度もやり直しを続けることになったわ」


    マミ「…そう…だったの…。ごめんね、暁美さん。そうとは知らずに…初め、あなたに冷たくしたりして…」

    ほむら「いいのよ。仕方ないわ」


    370: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 10:37:19.47 ID:mtycLhLr0


    さやか「でも、今回は違うんでしょ?」

    ほむら「ええ。ここまで誰も欠けずに、ワルプルギスの夜に備えることができてる。今度こそ大丈夫かもしれない」


    さやか「杏子…そのワルプルギスの夜ってどのくらい強いの?」

    杏子「さあな…規模にもよる。二人でいける奴もいるし、三人でもどうかってのもいる」

    ほむら「私が未来で戦ったやつも、強さにバラつきがあったわ」

    マミ「来るまで分からないってことね…」

    さやか「……」ゴクリ


    まどか(どうしよう…もし、みんなが戦って死んじゃったら…わたし…)

    ほむら「…まどか」


    372: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 10:41:51.15 ID:mtycLhLr0


    まどか「えっ…な、何?ほむらちゃん」

    ほむら「約束して。何があっても、あなたは契約しないって」

    まどか「え…で、でも…みんなが死んじゃうくらいなら…わたしが…」

    ほむら「駄目よ、絶対に」

    まどか「そんな…」ジワッ


    さやか「まどか、あたし達を信じてよ」

    マミ「そうよ。絶対に負けないんだから」

    杏子「契約しちまったら、あのクソ野郎の思う壺じゃねえか。あたし達に任せときな」

    まどか「みんな……うん、分かった…わたし、約束する」

    ほむら「うん…約束よ」


    マミ「…それじゃ、暁美さん。あなたが以前戦ったワルプルギスの夜について、詳しく教えて。対策を練らないと」

    ほむら「ええ、分かったわ」


    373: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 10:46:51.11 ID:mtycLhLr0






    ~帰り道~

    ほむら「すっかり遅くなってしまったわね…」

    まどか「…ねえ、ほむらちゃん」

    ほむら「どうしたの?まどか」


    まどか「ありがとう」


    ほむら「えっ…」

    まどか「今まで…ずっと辛かったでしょ?みんなが死んじゃうところを何度も見たり、話を信じてもらえなかったり…
        それなのにほむらちゃんは何度も何度も…」

    ほむら「っ…そんな…私は、ただ…まどかとの約束を…」


    376: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 10:49:12.11 ID:mtycLhLr0


    まどか「……」

    ギュッ

    ほむら「まど…か…」ジワッ


    まどか「ほむらちゃん…本当に…ありがとう…今まで…ずっと守ってくれて…」グスッ

    ほむら「…ウッ…いいの…いいのよ…ウッ…大切な…まどかの…グスッ…為だもの…」グス

    まどか「…ヒック…ほむら…ちゃん…ヒック…」ポロポロ

    ほむら「…ウッ…ヒック…まどかぁ…」ポロポロ


    378: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 10:52:19.32 ID:mtycLhLr0


    ~数日後~

    マミ「だいぶグリーフシードも集まったわね…」

    杏子「あたしのストックと合わせて、ほぼ未使用のが2つか…」

    ほむら「私の経験上、魔女はこれ以上出てこないわ」

    さやか「そっか…いけるのかな、これで…」


    杏子「使い魔をほっときゃーもう少しは…」

    さやか「……」ジー

    杏子「…わ、分かってるよ…町の奴らの為だろ?」

    さやか「そう。町の人たちを犠牲にして倒したって、意味ないもん」

    マミ「美樹さんの言う通りよ…私たちは魔法少女なんだから」

    杏子「へいへい…(ガキの頃憧れてたのとはずいぶん違うけどな…)」


    380: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 10:56:44.41 ID:mtycLhLr0


    まどか「みんな…わたしには応援するぐらいしかできないけど…」

    ほむら「いいえ、まどか。他にもあるわ。あなたにできることが」

    まどか「えっ…」

    ほむら「みんなに知らせるのよ。ワルプルギスの夜のことを」

    まどか「みんなに…」


    マミ「ワルプルギスの夜は、現実では、大災害として認識されるわ」

    マミ「鹿目さんの大切な人や、それ以外の人にも知らせて、少しでも被害を少なくするのよ」

    まどか「でも…信じてもらえるかな?」

    ほむら「ええ。まどかが一生懸命説明したら絶対に信じてもらえるわ」


    382: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 10:59:37.27 ID:mtycLhLr0


    まどか「そう…かな?」

    ほむら「そうよ。だって…まどかは私のことを信じてくれたじゃない。
        未来から来たなんてこと…キュウベエに騙されてるってことも……無愛想な私の説明で…」

    まどか「ほむらちゃん…うん。わたし、頑張ってみんなに教えるよ!」


    さやか「あたしも、恭介たちに教えてあげなきゃ…なりふり構ってられないよ」

    杏子「テロ予告でもすりゃみんな逃げるんじゃねえか?やってやるよ」

    マミ「あまりやりすぎて捕まったりしないようにね」フフッ

    ほむら「ワルプルギスの夜まであと二日…出来るだけ多くの人に知らせましょう」

    まどか「うん!」


    386: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 11:03:32.53 ID:mtycLhLr0


    ~夜・まどかの家~

    詢子「なんだって?明後日に大地震が来る?」

    まどか「うん。だから、みんなその日は家から出ずにじっとしてて。それと、地震がきた後は高い所に避難して」

    詢子「…でも、そんなこと何でまどかが分かるんだ?」

    まどか「…その…理由は言えないけど、分かるの。だからお願い!」

    詢子「でもねぇ…仕事があるし…」


    知久「詢子、信じてあげよう。まどかはみんなを困らせるようなウソをつく子じゃないよ」

    まどか「お父さん…」

    詢子「…そうだね…よし、分かった。明後日は休んで家にいるよ」ニコ

    まどか「ありがとう!お父さん、お母さん!」パァ


    388: >>387 何かまどかや上條君の家って地震に強そうだったから 2011/04/17(日) 11:07:08.25 ID:mtycLhLr0


    ~上條の家~

    さやか「…だから、その日はずっと家にいて。外に出ちゃダメだからね」

    上條「……分かった。信じるよ」

    さやか「家の人たちにも同じようにしてもらって。仁美は、恭介と一緒にいてあげて」

    仁美「…分かりましたわ」


    上條「…さやかはどうするんだい?」

    さやか「…あたしは、やることがあるから」


    391: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 11:11:31.42 ID:mtycLhLr0


    ~翌日・街中~

    さやか「みなさーん!明日、この町に大地震がきまーす!!(拡声器)」

    杏子「その後大津波も来るぞー!!死にたくねえ奴は逃げろー!!」

    マミ「知り合いにも教えてあげてくださーい!」

    ザワザワ


    杏子(何で変装するんだよ…サングラスにマスクに帽子…)ヒソヒソ

    さやか(だって、顔を出して予言なんてしちゃったら後でめんどくさいでしょ…)ヒソヒソ

    スタスタ

    さやか「…ん?」



    ホストA「君たち何やってんの?」

    ホストB「…新手の新興宗教?」


    392: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 11:16:30.63 ID:mtycLhLr0


    さやか「違うわよ。明日、この町に大地震が来るから、みんなに知らせてるの」

    ホストA「来るわけないだろ…お嬢ちゃん頭おかしいよ」

    ホストB「明日も俺達仕事だから。馬鹿な女が貢ぎに来るのを待ってんだよ。
        あいつら、金だけは持ってやがるからな。しっかり搾り取ってやんねえと」

    さやか「……」

    杏子「お前ら…」イライラ



    さやか「いいから、言うこと聞いときなさいよ!」

    さやか「もしあんた達が死んだら、その女の人たちも悲しむでしょ?あんた達がどう思ってるとしてもさ」

    ホストA「……」

    ホストB「…何言ってんだよ…」


    395: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 11:22:14.29 ID:mtycLhLr0



    警官「こらー!無許可で何やってるんだ!」

    ダダダ

    マミ「た、大変!」

    杏子「やべえ。逃げるぞさやか!」グイッ

    さやか「う、うん。…分かった?明日は家にいるか、丈夫な建物の中にいること!それと…女の人たちからあんまり巻き上げちゃだめだからねー!」バッ

    タッタッタッ

    ホストA・B「……」



    ~夜・公衆電話~

    ほむら『…ええ。見滝原市の○○通りに爆弾を仕掛けたわ。先日、在日米軍基地から盗み出した新型を約50発ね。
        止めれるものなら止めてみなさい』ガチャッ

     ツーツー

    ほむら「……」フゥ


    まどか「ほ、ほむらちゃん!早く逃げないと!」


    399: すぐサルさんくらいます 2011/04/17(日) 11:24:15.97 ID:mtycLhLr0






    ~マミの家~

    マミ「みんなお疲れさま」

    杏子「出来る限りのことはしたな…」フー

    まどか「お父さんやお母さん、信じてくれてよかった…」

    さやか「みんなが信じてくれたわけじゃないけど…」

    ほむら「無駄ではなかったわ。かなりの人たちの命が助かるはずよ」


    マミ「後は明日に備えるだけね。…みんな、今日は泊まっていったら?」

    さやか「いいですね!明日集合する手間が省けるし…ね、みんな」

    杏子「ま、いいけど…」

    まどか「みんなでお泊りかぁ…」

    ほむら「……」


    402: >>398 走ってる音です 分かりにくくてすんません 2011/04/17(日) 11:27:00.06 ID:mtycLhLr0


    さやか「杏子。今日こそは一緒にお風呂!」

    杏子「なっ…だから入らねえって!/////」カァァ

    さやか「えー何でよー?」

    マミ「え、入ったことないの?一緒に暮らしてるのに…」

    杏子「い、いいだろ!一緒に入んなくたって!」


    マミ「入ればいいのに。…じゃあみんなで入りましょう!うちのお風呂は広いから、5人でも大丈夫よ」

    ほむら「っ…!」チラッ

    まどか「えっ…/////」チラッ


    403: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 11:31:13.84 ID:mtycLhLr0


    杏子「嫌だったらいやだ!あたしは入んねえぞ!」

    さやか「…そんなにあたしと入るのが嫌なの?」シュン

    杏子「あっ…いや…そういう訳じゃ…」


    ほむら「そ、そんなに拒むなんて…よ、余程意識してるのね!」プルプル

    マミ「そうよねえ?意識してなきゃ入れるわよね?女の子同士なんだし」ニヤニヤ

    杏子「い、意識なんてしてねえよ!…いいぜ、入ってやるよ!!////」

    さやか「やったぁ!」

    まどか「う、うん。そうだね…意識なんて…////」ドキドキ


    405: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 11:33:43.76 ID:mtycLhLr0






    ~夜中・就寝~

    マミ「………」スースー

    さやか「…マミさん、幸せそうな顔だね…」ボソボソ

    杏子「…そうだな」

    さやか「…ねえ、杏子…」

    杏子「…何だよ?」


    さやか「今までホントありがとね」

    杏子「…え?」


    409: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 11:34:57.21 ID:mtycLhLr0


    さやか「あたしの為に色々してくれて…一緒にいてくれて…」

    さやか「もし杏子がいてくれなかったら…今頃あたし…」ジワッ

    杏子「…感謝なんて要らないよ。全部あたしが好きでやったことだ。嫌々やったわけじゃない」

    さやか「うん。…それでもありがとう」


    杏子「それにな、『今までありがとう』なんて言うんじゃねえよ。これで終わりみてえじゃねえか」

    さやか「っ…うん、そうだね…これからもよろしく、杏子」

    杏子「ああ…もう寝るぞ。明日に響く」

    さやか「うん…おやすみ…杏子」

    杏子「おやすみ、さやか」


    410: 風呂シーンは無理だった… 各自補完してください 2011/04/17(日) 11:37:29.21 ID:mtycLhLr0


    まどか「…ほむらちゃん、起きてる?」ボソッ

    ほむら「ええ、起きてるわ。どうしたの?まどか」

    まどか「…今日はすっごく楽しかったね」

    ほむら「……」

    まどか「みんなと色々歩き回ったり、一緒にご飯食べたり、お、お風呂に入ったり…お泊りしたり」

    ほむら「ええ…そうね」


    まどか「ほんとに…よかった…最後に…みんなと仲良くできて…」ジワッ

    ほむら「っ…!またあなたは…」

    ギュッ

    まどか「ほむらちゃん…」グスッ


    414: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 11:39:22.45 ID:mtycLhLr0


    ほむら「最後じゃないでしょ…?ワルプルギスの夜を倒したら、またすればいいじゃない」

    まどか「……うっ…」グス

    ほむら「それとも、私たちのことが信じられないの?」


    まどか「っ…ううん。わたし、信じてる。絶対みんなが無事に帰ってきてくれるって」ズズッ

    ほむら「ええ。約束するわ。だからもう眠りなさい」

    まどか「うん…おやすみ、ほむらちゃん」

    ほむら「おやすみ…まどか」


    416: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 11:42:15.60 ID:mtycLhLr0






    ~明け方~

    マミ「……」スースー

    杏子「…zz…zzz」グゥグゥ

    さやか「……」クークー

    ほむら「みんな、そろそろ起きて」

    まどか「…ん…ほむらちゃん」モゾモゾ

    マミ「…もう出発時間…?」モソ


    さやか「ほら…起きなよ、杏子」ユサユサ

    杏子「んぁ…あとちょっと…Zzz…」グゥ

    さやか「もう…置いてくよ!」

    杏子「んん…」ムニャムニャ


    418: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 11:45:07.83 ID:mtycLhLr0


    ほむら「じゃあ、まどかはここで待ってて…」

    まどか「…ほむらちゃん、わたし…もっと近くで応援したい!」

    ほむら「なっ…何を言ってるの!?危険よ…」

    マミ「そうよ、鹿目さん。今回の魔女は今までとは…」

    まどか「せめて、みんなの戦いを見守りたいの。遠くの安全な場所にいるから…お願い、みんな」


    さやか「…まどかは優しいね…」

    マミ「どうするの?暁美さん」

    ほむら「…仕方ないわね。でも、絶対に近付いたらだめよ。あと、約束も守って」


    420: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 11:47:14.08 ID:mtycLhLr0


    まどか「うん!ありがとう、ほむらちゃん」

    マミ「ふふ…じゃあ、行きましょうか。…佐倉さん抜きで」チラッ


    杏子「…ムニャ…」モゾモゾ



    ほむら「…ええ」ガタッ

    さやか「じゃあね、杏子。さよなら」ガタッ

    スタスタ



    杏子「…ムニャ…あっ、待てよぉ…さやかぁ!」バッ

    タッタッ


    421: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 11:50:21.51 ID:mtycLhLr0






    ~町の中心部~

    マミ「出現地点はここね?」

    ほむら「ええ。多少の誤差はあっても、毎回必ずこのあたりに出現したわ」


    スゥ…

    キュウベエ「久しぶりだね」



    さやか「あっ…お前!」シャキン

    杏子「何しに来やがった!」ガチャッ

    キュウベエ「一応、忠告をね。逃げるなら今のうちだよ」

    ほむら「お前は何を言ってるのよ」

    マミ「逃げるわけないじゃない。私たちが逃げたら、この町は終わりよ」


    423: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 11:53:10.79 ID:mtycLhLr0


    キュウベエ「そうか。じゃあ、がんばりなよ、みんな」

    杏子「余計なお世話だ!とっとと消えな」ジャキン

    キュウベエ「分かったよ」

    スゥゥ


    さやか「ふん、何よあいつ」

    マミ「…みんな作戦は覚えてるわね?」

    ほむら「ええ、問題ないわ」

    杏子「何度も確認したしな。忘れようがねえよ」


    424: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 11:56:20.89 ID:mtycLhLr0






    ほむら「…そろそろ時間よ。来るわ」

    マミ「……」

    さやか「……」ゴクリ

    杏子「……」ジッ


    ズンッ


    ほむら「っ!!」

    マミ「…!?な、なんなのこの反応は…」

    さやか「今までの魔女たちとは…全然違う…」

    杏子「凄すぎる…現実の自然災害も、過去最大レベルじゃねえのか?」

    ほむら「そんな…今までのどのヤツよりも強いなんて…」グッ


    426: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 11:58:52.52 ID:mtycLhLr0


    ゴゴゴ

    ワルプルギスの夜「……」



    さやか「あ…あいつか…」

    杏子「でかいぞ…単純に」

    マミ「…みんな、いいわね。配置について!」

    ほむら「……」コクッ






    まどか「みんな…」ギュッ


    427: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 12:01:26.53 ID:mtycLhLr0


    まどか「……」

    スゥ

    キュウベエ「やあ、まどか」

    まどか「!…キュウベエ…」

    キュウベエ「彼女たちが心配かい?もし助けたいと思ったら言ってくれ。いつでも契約の準備はできてるからね」


    まどか「…ごめんね、キュウベエ。わたし、契約はしない」

    キュウベエ「彼女たちの命が危険になってもかい?」

    まどか「うん。何があっても」

    キュウベエ「魔女になりたくないからかい?それとも、戦いたくないからかい?」

    まどか「違うよ…そんなこと関係ない」



    キュウベエ「そうだとしたら変だね。君は『優しい』子の筈だよ。
          君みたいな『優しい』人間は、近しい人間の命の為なら自分を多少犠牲にすることも躊躇わないものなのに…」

    まどか「……」


    428: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 12:05:15.23 ID:mtycLhLr0



    キュウベエ「これまで何人もの少女たちを見てきたけど、自分の家族や友人の命の為に契約する子もたくさんいた。
          なのに、どうして君は契約しないんだい?まどか」


    まどか「…みんなと約束したから」

    キュウベエ「約束?」

    まどか「みんなはわたしと約束してくれたの。『絶対に無事に帰るから、契約しないで信じて待っていて欲しい』って」

    キュウベエ「そんな口約束、何の保証もないじゃないか。みんな死んでしまうかもしれないよ」

    まどか「…ううん。わたし、信じてる。絶対にみんな無事で帰って来てくれるって」

    キュウベエ「……」

    まどか「それに、わたしを魔法少女にしないために、何度も何度も時間を繰り返してくれたほむらちゃんの為にも…」


    まどか「わたしは、絶対にあなたとは契約しない」

    キュウベエ「…そうか。まあ、しばらく様子を見るさ。君の気が変わるかもしれないしね」

    スゥ


    まどか「…みんな…がんばって」ギュッ


    429: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 12:08:16.90 ID:mtycLhLr0


    杏子「行くぞ、さやか!」バッ

    さやか「うん!」バッ



    ワルプルギスの夜「……」ゴッ

    さやか「こっちよ!」ジャキ

    杏子「かかって来やがれ!」ガシャ

    ガガガガ

    ワルプルギスの夜「……」ゴォッ

    ゴゴゴゴゴ




    ほむら(さやかと杏子の二人で、敵の注意を引きつける…そして)

    ほむら「マミさん」ソッ

    マミ「ええ」ギュッ

    カチッ---------------------------------------


    431: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 12:10:47.02 ID:mtycLhLr0


    ワルプルギスの夜「……」

    さやか「……」

    杏子「……」

    マミ(暁美さんが『時間停止』を使って、私と一緒に奴を攻撃して体力を削る…)スチャ

    ドンドンドンドンドンドンッ

    ほむら「……」カチャ

    バンバンバンバンバンバンッ


    ほむら「停止を解くわよ!」

    マミ「いいわ!」


    432: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 12:13:11.28 ID:mtycLhLr0


    カチッ---------------------------------------

    ボンボンボンッ
    ビシビシビシッ

    ワルプルギスの夜「っ……」ギギギ

    杏子「おっ…効いてるぞ!」

    さやか「よーし。この調子で…」


    ワルプルギスの夜「----」スゥゥ



    ほむら「っ…!」


    434: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 12:16:49.82 ID:mtycLhLr0


    杏子・さやか「!」

    ワルプルギスの夜「!!!!!」バッ


    ドドドドドドドド


    杏子「ぐっ…」ドカッ

    さやか「ああっ…!!」バキッ


    ほむら「二人とも!」

    マミ「暁美さん!手をとめちゃ駄目!私たちの役目を果たすのよ!」

    ドンッドンッ

    ほむら「くっ…」

    バババ

    ワルプルギスの夜「……」ゴゴゴ


    435: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 12:19:42.94 ID:mtycLhLr0


    杏子「さやか!無事か?」

    さやか「うん…なんとかね」

    杏子「あれがほむらの言ってた攻撃…」

    さやか「速すぎて…反応が間に合わない…」


    杏子「一度使ったら暫くは使えねえはずだ…急いで戻るぞ!」

    さやか「うん!」

    バッ


    ワルプルギスの夜「……」ゴゴゴ


    436: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 12:22:56.27 ID:mtycLhLr0


    さやか「待ちなさいよ!」

    杏子「二人の方には行かせねえ!」

    ズバッズバッ ドドドドド


    ワルプルギスの夜「……」グルン

    ガガガ



    マミ「二人とも無事ね…」

    ほむら「…ええ」ホッ

    マミ「じゃあもう一度…」

    ギュッ

    ほむら「行くわよ」

    カチッ---------------------------------------


    437: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 12:25:53.32 ID:mtycLhLr0






    カチッ---------------------------------------


    ワルプルギスの夜「……」ギギ…ギギギ

    マミ「だいぶ相手も…弱ってきたみたいね…」

    ほむら「そうね。じゃあもう一度…」


    マミ「ううん…後は私一人で大丈夫」スッ

    ススススススススススス


    440: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 12:27:50.91 ID:mtycLhLr0


    ほむら「こ、こんなに大量の銃を出して…魔力は大丈夫なの?」

    マミ「はぁ…だ、大丈夫よ。…早く暁美さんは…二人のところに…」ハァハァ


    ほむら「それなら、グリーフシードで回復して…」

    マミ「いいから…魔力は、出来るだけ最後の攻撃に使わなきゃ…早く行きなさい」ニコッ

    ほむら「…分かったわ。…危なくなったら、攻撃をやめるのよ!」

    バッ



    マミ「…ふふ…」ハァハァ

    ガチャ



    キュウベエ「調子はどうだい?マミ」ヒョコ


    449: すみません さるさんです 2011/04/17(日) 12:56:34.46 ID:mtycLhLr0


    マミ「…あら…キュウベエ。どうしたの…?」ハァハァ

    ドンドンッドンッ

    キュウベエ「戦いの様子を見にね。まどかに契約も断られたし」

    マミ「…そうなの…ふふ…残念だったわね…」ハァハァ

    ドンドンッ

    キュウベエ「君たちを信じてるから、絶対に契約しないらしい。全く…わけがわからないよ」フゥ

    マミ「…ハァ…そう…ハァ…(鹿目さん…)」クスッ

    ドンドンドンッ


    キュウベエ「君はもう限界なんじゃないのかい?グリーフシードも暁美ほむらに渡してしまって…」

    マミ「ハァ…ハァ…そう思う?」

    ドンドンドンドンッ

    キュウベエ「君とは長い間一緒にいたからね。この魔力使用のペースには無理があると分かるよ」

    マミ「…それはどうかしら?キュウベエ」フフッ

    キュウベエ「?」


    451: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 13:02:33.91 ID:mtycLhLr0


    マミ「私ね…今、絶望して魔女になるなんて気がしないの。前に一人っきりで戦ってた時とは違って…心が温かい気持ちでいっぱい」

    ドンドンドンドンドンッ

    キュウベエ「……」

    マミ「これまで思ってた限界なんて…簡単に超えれる気がするのよ」クスッ

    ドンドンドンドンドンッ


    キュウベエ「…そうか。それじゃ精々がんばりなよ」

    スゥ

    マミ「ええ…」




    ワルプルギスの夜「……」ゴゴゴ

    ほむら「マミさん!」


    マミ(じゃあ…作戦を進めましょう…私の…とっておきで)スゥ


    452: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 13:08:06.47 ID:mtycLhLr0

    マミ「……」パッ

    シュルシュルシュルシュルシュルシュルシュル
    ギチチチチッ

    ワルプルギスの夜「……」ググググ

    杏子「!離れるぞっ」バッ

    さやか「うんっ」バッ


    マミ(……)フフッ

    ガチャ

    マミ「ティロ・フィナーレッ!!!!」ドンッ

    ドゴォ!!!!

    ワルプルギスの夜「っ…!!」グラ…グラッ…


    マミ(…敵の動きは止めた…これで、私の役目は終わり…みんな…しっかりね…)フラッ

    バタッ

    マミ「……」


    454: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 13:13:49.01 ID:mtycLhLr0


    杏子「…すげえ…」

    さやか「さ、流石マミさん…」


    ほむら「行くわよ!二人とも」サッ

    杏子「ああ!」ガシッ

    さやか「うん!」ガシッ


    カチッ------------------------------------------------------------


    457: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 13:17:20.02 ID:mtycLhLr0


    バッ

    ほむら(私が時間停止して、二人と一緒に奴に接近する…)

    ワルプルギスの夜「……」

    ピタッ

    ほむら「二人とも、準備はいい?あの核の部分を連続して狙うのよ!」

    杏子「ああ、分かってる!」

    さやか「あそこが弱点なんでしょ!」



    ほむら「手持ちの銃弾と爆弾全部よ!」ピッ

    バババババババババババババババ

    ポイッポイッポイッポイッポイッッポイッポイッ


    459: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 13:22:01.45 ID:mtycLhLr0


    ほむら「いい?攻撃したらすぐに退避して!爆弾が起爆する前に」

    杏子「大丈夫だ!さやかのスピードなら、十分間に合う」

    さやか「ほむらは退避して、停止を解くときに合図して!」

    ほむら「分かったわ…!」バッ


    さやか「杏子、準備オッケー?」

    杏子「ああ。全力の一撃をくらわせてやるよ」




    ほむら「解くわよ!」


    さやか・杏子「分かった!」


    カチッ------------------------------------------------------------


    460: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 13:26:15.80 ID:mtycLhLr0


    ババババババババババ

    ワルプルギスの夜「…っ!…ガ…ガガ…」ビクビク


    杏子「うおおおぉぉぉぉぉ!!!!」ドッ
    さやか「いっけえええぇぇぇぇぇ!!!!」ドッ

    ドスッ!!!
    ズバッ!!!


    ワルプルギスの夜「!!…g…gyk…」ビシビシッ

    さやか「やった…!」

    杏子「ああ、早く逃げ…」


    ワルプルギスの夜「_______」ピッ ピッ ピッ


    461: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 13:30:49.11 ID:mtycLhLr0


    杏子「な、なんだ?さっきの攻撃とは違…」

    さやか「っ…!杏子!!」ガバッ

    ギュッ

    杏子「なっ!?さやか


    カッ


    ズゴォォォオオオオオ!!!




    ほむら「!?な、何で…まだタイマーは……ま、まさか…自爆…?」

    ほむら「今までそんなことは一度も…ハッ…二人は…」バッ




    キュウベエ「……」


    464: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 13:37:09.45 ID:mtycLhLr0



    パラパラ…

    杏子「う…あ、あいつ…自爆しやがったのか…?」ハッ

    さやか「」

    杏子「さ、さやか!!あんた…あたしの盾に…」バッ

    杏子「さやか!さやか!」ユサユサ

    さやか「」


    杏子「そんな…こんな…ことって…」フルフル

    さやか「」

    杏子「うわあぁぁぁ…さやかぁぁぁ…」ジワッ

    さやか「」


    468: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 13:42:21.53 ID:mtycLhLr0


    杏子「……無事に帰るって…ウッ…まどかに約束したじゃないか…ウッ…
       それに……これからも…ずっと一緒にいるって…ウッ…言ったじゃないかぁ…こんなの…やだよぉ…」グスッ

    さやか「」

    杏子「…風呂なんて一緒にいくらでも入ってやるから…エグッ…学校にも行くから…エグッ…目を開けてくれよぉ…」グスッ グスッ

    さやか「……」


    杏子「…ヒック…どうして……ヒック…あたしの大好きな奴はみんな…ヒック…死んじまうんだよぉ…さやかぁ…」ポロポロ

    さやか「……っ」ピクッ


    472: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 13:47:34.86 ID:mtycLhLr0


    杏子「ヒック…さやかがいなかったら…ヒック…あたし…これからどうしたら…」ポロポロ

    さやか「……杏子…」パチッ

    杏子「っ…!さ、さやか…?」グスッ

    さやか「うん…何とか生きてるみたい…ハハッ…」

    杏子「さ…さやかぁ!!」ガバッ

    ギュッ

    さやか「わっ…き、杏子…?////」カァッ


    杏子「よかった…無事で…グスッ…あたしの盾なんかになって…」ポロポロ

    さやか「うん…あたし、他の魔法少女に比べて、丈夫だからさ。あんた耐久紙でしょ?だからとっさに庇っちゃった…」ナデナデ

    杏子「無茶しやがって…」グスッ

    さやか「ごめん…でもさ、しっかりソウルジェムは守ってたから。あんたのもあたしのも」

    杏子「うん…」グス

    タッタッ

    ほむら「二人とも無事?」バッ


    476: みんなあんまりだよ ひどすぎるよ 2011/04/17(日) 13:51:42.47 ID:mtycLhLr0


    杏子「っ…!あ、ああ…」パッ

    さやか「ああ、ほむら。大丈夫、あたしも杏子も…」

    ほむら「さやか、あなたソウルジェムが…!」

    さやか「え…うわっ…!こりゃやばい」アタフタ

    杏子「は、早く穢れを移せ!ほら」カチッ

    スウ…

    さやか「…ふぅー…生き返ったぁ」

    杏子「ったく…お前は…自分のことも気をつけろよ」

    さやか「ははは…面目ない」


    ほむら「まさか自爆するなんて…迂闊だったわ。ごめんなさい…」

    さやか「いいよ!無事だったんだからさ!それに、これで倒したってことでしょ?」

    ほむら「ええ…」


    478: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 13:55:27.92 ID:mtycLhLr0



    杏子「…マミの奴はどうした?」

    ほむら「終わったら集合の筈なのに…」

    さやか「マミさんの持ち場に行ってみよう!」

    ほむら「ええ…」





    ほむら「!」

    さやか「マミさん!!」ダッ

    杏子「マミ!」



    マミ「……」


    479: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 13:59:50.74 ID:mtycLhLr0


    さやか「マミさん!大丈夫ですか?」

    マミ「……あぁ…美樹さん…みんな…大丈夫よ…」ニコッ

    ほむら「どうしてこんなになるまで魔法を…」

    マミ「…絶対に成功させたかったから…つい無理しちゃった…ふふ」

    杏子「全く…一歩間違ったら…」


    マミ「ごめんなさい…でも、大丈夫だって分かってた…絶対魔女にはならないって…」

    さやか「マミさん…」

    ほむら「早くグリーフシードを…」カチッ

    スゥ

    マミ「…ありがとう…暁美さん…」


    481: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 14:04:03.77 ID:mtycLhLr0






    杏子「…これでワルプルギスの夜は、倒したんだよな」

    さやか「そうだよね!!…やったね、ほむら!」

    ほむら「ええ…そうね…」

    マミ「あら、嬉しくないの?ようやく終わったのに…」


    ほむら「…実感が湧かないの…本当に…これで終わったっていう…」

    杏子「ふぅん…」

    さやか「…!ねえ、もうすぐ実感出てくるんじゃない?ほら」サッ

    ほむら「え…?……!」ハッ





    まどか「ほむらちゃーん!みんなー!!」

    タッタッ


    482: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 14:08:51.43 ID:mtycLhLr0


    ほむら「…ま…どか…」

    まどか「終わったんだよね?みんな無事で…ワルプルギスの夜を倒せたんだよね?」

    杏子「見りゃわかんだろ?」ハハッ

    マミ「約束、守ったでしょ?」

    さやか「まどか、契約しないでくれたんだ」

    まどか「うん。みんなのこと、信じてたから…ほむらちゃん?」


    ほむら「……」フルフル

    まどか「どうかしたの?まさかソウルジェムが…」オロオロ

    マミ「違うわよ、鹿目さん…」クスッ


    483: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 14:12:56.00 ID:mtycLhLr0


    ほむら「…ま、まどか…」ジワッ

    まどか「何?ほむらちゃん?」


    ほむら「…わたし…ようやく…あなたとの約束を…」グスッ

    まどか「…うん。ありがとう、ほむらちゃん。約束…守ってくれて」ニコッ

    ほむら「ウッ…ヒック…まどかぁ…!」グスッ

    ガバッ

    まどか「ほむらちゃん…/////」カァ


    ほむら「よかった…よかったよぉ…」ポロポロ

    まどか「…うん…よかったね…本当によかった…」グスッ


    488: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 14:16:24.79 ID:mtycLhLr0






    マミ「これで一件落着ね」

    杏子「ああ」

    さやか「そうですね。後は…」




    キュウベエ「みんな、お疲れ様」ヒョコ




    ほむら「っ…!」サッ

    まどか「キュウベエ…」


    杏子「何の用だ!てめぇ」

    キュウベエ「ただ、君たちに挨拶をね」

    マミ「挨拶?」


    490: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 14:20:11.15 ID:mtycLhLr0


    キュウベエ「素晴らしい戦いだったよ。あのワルプルギスの夜を、仲間を一人も失わずに倒すなんて」

    キュウベエ「これも、ワルプルギスの夜の行動パターンや弱点を知りつくしていた、暁美ほむらのおかげだね」

    ほむら「……」キッ


    さやか「もう、あんたの負けよ。ワルプルギスの夜は倒したし、まどかは絶対契約なんかしないわよ!」

    キュウベエ「…負け?おかしなことをいうね。僕と君たちの間に勝負なんて無い筈だけど」

    杏子「なに?」


    キュウベエ「君たち魔法少女は、遅かれ早かれ、必ず魔女になる。そしてその時のエネルギーは僕たちに回収される。
          ゲームみたいに勝ち負けのある話じゃない。僕たちが君たちを搾取する、ただそれだけの話なんだよ」


    ほむら「……」チラッ

    杏子「……」コクッ

    さやか「……」コクッ

    マミ「それはどうかしら?キュウベエ」クスッ

    キュウベエ「違うっていうのかい?マミ」


    491: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 14:25:18.72 ID:mtycLhLr0



    マミ「私たちは、これから先、頑張って魔女を狩り続けて、可能な限り生き続ける」

    マミ「そして、もし魔女を狩りつくしてしまって、魔女になってしまうその時は…
       ソウルジェムを破壊して、自ら命を絶つわ。エネルギーなんて渡さないんだから」フフッ


    キュウベエ「…できるかな。君たち人間は、個別な存在で、死を恐れる。死の間際になって醜く振舞う人たちを僕は沢山見てきたよ」

    マミ「…確かにそうね。でも、きっとできるわ。だって、みんながいるんだもの」

    キュウベエ「?…みんながいるからどうだっていうんだい?逃げないように押さえ付けてでも貰うのかい?」

    マミ「ふふっ…違うわ」クスッ

    キュウベエ「……」


    マミ「自分だけじゃない。同じ境遇の仲間がいる。そう思うと、残酷な運命も受け入れられるの」

    マミ「もう何も怖くないってね。『死』に向かうことさえ…」


    キュウベエ「…集団心理に期待する…ってことか。でも、まどかはそれに耐えられるかな?」

    まどか「……!」


    493: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 14:29:35.70 ID:mtycLhLr0



    キュウベエ「自分の大切な人達が死に向かう。そして、それを回避する手段が君にはあるんだよ。
          これから先の人生、長い時を仲間と過ごせば過ごすほど、死に別れるのは辛い筈だ。
          『その時』を迎えた時、僕に仲間の救済を願わないと言えるかい?」

    さやか「…くっ…」グッ

    杏子「…てめえ…」ギリッ




    まどか「……うん。わたしは耐えられる」



    マミ「…鹿目さん」ニコッ

    キュウベエ「どうしてそう言えるんだい?」

    まどか「…だって、ほむらちゃん達は今まで、わたしを魔法少女にさせないために、頑張ってくれたんだもん。
        それを無駄にすることなんてできない」

    ほむら「…まどか」

    まどか「それに…みんなに悪いから」

    キュウベエ「みんな?誰のことだい?」


    497: >>494 うん、 杏子「くうかい?」 とほぼ同じと思う 2011/04/17(日) 14:35:00.61 ID:mtycLhLr0


    まどか「この星で生きてる、すべての人たち。みんな、運命を受け入れて頑張ってるんだもん」

    キュウベエ「……」

    まどか「大切な人を失って悲しんでも、いつか立ち直って大切な人の分まで必死に生きてる」

    杏子「……」

    まどか「そんな人達がいるのに私だけ特別扱いなんて、ずるいよ」ニコッ


    キュウベエ「…君には特別な才能がある。その気になれば、宇宙の法則すら捻じ曲げられるほどのね。
          特別扱いでもおかしくないんだよ」


    まどか「ううん。わたしは才能なんてない、普通の子だよ、キュウベエ」


    ほむら「そんなことは無いわ、まどか…あなたは素晴らしい子よ」

    まどか「…ありがとう、ほむらちゃん」クスッ


    499: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 14:40:09.90 ID:mtycLhLr0


    まどか「そういうことだから…ごめんね、キュウベエ」

    キュウベエ「…その時になってみないと分からないさ。それが人間ってものだ。僕は知ってる」

    まどか「ううん、そんなことないよ。人間って信じることができるんだから」


    キュウベエ「…また、『信じる』か…」

    まどか「うん。わたし、信じてる」

    キュウベエ「まあ、時が来ればはっきりするさ。…じゃあ、しばらくのお別れだね、まどか」

    スゥ…



    まどか「……さよなら、キュウベエ…」


    ほむら「まどか…」ギュッ

    まどか「ほむらちゃん…大丈夫、わたし、絶対に負けないよ」ギュッ

    ほむら「ええ…」


    502: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 14:44:36.06 ID:mtycLhLr0






    杏子「じゃ、打ち上げでもするか!」

    さやか「何言ってんのよ!町は大地震と大津波の後なのよ!」

    マミ「今も救助を待つ人が大勢いるはずよ。少しでも力にならなきゃ…」


    まどか「みんな無事かな…」

    ほむら「ええ、きっと無事よ」

    まどか「うん…」


    506: なんかここらへんでOP曲が挿入 2011/04/17(日) 14:48:34.71 ID:mtycLhLr0






    ~数週間後・通学路~


    まどか「あっ…みんな、おはよう!」タッタッ



    ほむら「…おはよう。まどか」ファサッ

    さやか「おはよ。遅いぞ!まどか」

    仁美「おはようございます」ニコッ


    508: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 14:52:42.46 ID:mtycLhLr0


    まどか「ごめんごめん…寝坊しちゃって」

    さやか「やれやれ…」

    ほむら「仕方ないわ。昨日も遅かったものね」


    仁美「昨日?昨日の夜、何を?」

    まどか「えっ…いや、その…」

    ほむら「秘密よ。私達のね」

    仁美「!?」

    さやか「あっ…」


    510: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 14:57:18.88 ID:mtycLhLr0


    仁美「まさかお二人とも…そこまで仲が進んでたなんて…いけませんわ…そんな!」バッ

    タッタッ

    まどか「ひ、仁美ちゃん!ちが…」

    さやか「あ~あ、誤解されちゃったよ…魔女狩りのことなのに」ハァ

    ほむら「誤解…?一体どういう…」

    まどか「な、何でもないの!大したことじゃないし…/////」カァァ

    ほむら「そう…」

    さやか(今度こっそり教えてやるか…)ニヤリ


    さやか「私たちも急ごう!今日は『転入生』も来るしさ」

    まどか「…うん!」

    ほむら「そうね…」


    511: >>507 10話で町が水浸しの描写が 台風かもしれないけど 2011/04/17(日) 15:03:11.68 ID:mtycLhLr0






    ~教室~

    先生「それでは、授業の前に…転入生を紹介します」

    ザワザワ

    先生「それじゃ…入ってきて。…佐倉さん」チラッ



    杏子「……」スタスタ


    ザワザワ

    上條(あっ…あの子…)



    先生「佐倉さんは、家の事情で、この学校に転入することになったの。震災で大変な時期だけど、みんな仲良くしてあげてね」


    514: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 15:08:14.10 ID:mtycLhLr0


    スッスッスッ(名前を書く音)

    杏子「…あの…その…」チラッ



    さやか(がんばれ、杏子)ニコッ



    杏子「わ、わたしは…佐倉……」ボソボソ






    上條「…あんこ…ちゃん?」


    シーン


    519: >>518 幻想殺しがどうしても頭に浮かぶので、こっちの字にしました 2011/04/17(日) 15:14:11.75 ID:mtycLhLr0


    杏子「!?…ち、違う!あたしは杏子だ、きょうこ!」キッ

    上條「あ、ご、ごめんなさい…」


    さやか「……ブフッ」

    アハハハハ


    杏子「くっ…やっぱお前、許せねえ…////」ギリ

    上條「ほ、ほんとにごめん…わざとじゃ…」アタフタ



    男子「ははは!最低だな、上條」


    女子「杏子ちゃん可愛い~」


    522: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 15:18:44.42 ID:mtycLhLr0


    杏子「なっ…か、かわ…」


    さやか「だめだよ!杏子は私のなんだから!」ガタッ

    杏子「さ、さやか…!?/////」カァァ



    仁美「そ、そんな…さやかさんまで…禁断の道に…」ポッ



    杏子「き、禁断の道って…あたしとさやかはそういうのじゃ…/////」

    さやか「実はそうなんだー」アハハ

    キャー


    523: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 15:22:29.67 ID:mtycLhLr0


    杏子「さやか!?何言ってんだよ!バカ野郎////」

    さやか「あはは…ごめんごめん…冗談!」

    えー

    杏子「…ったく……」ハァ






    さやか(…ちょっと否定は…できないかな…)


    525: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 15:26:11.75 ID:mtycLhLr0


    ~休み時間~

    女子1「ねえねえ、佐倉さんって、ここに来るまではどんな学校にいたの?」

    男子1「暁美さんみたいにミッション系の学校とか?」

    さやか「み、みんな…あのさ…」

    杏子「…あたしは、ずっと前から学校行ってなかったんだ。家族がみんな死んじまって…」

    男子1「えっ!」

    女子1「あ…ご、ごめんなさい…」


    杏子「いいさ。それより、アンタたちの家族は大丈夫だったのか?」

    男子1「震災で?う、うん。家族は逃げてて無事だったよ」

    女子1「私の両親も…」

    杏子「そうか。…大事にしろよ」

    女子1「う、うん…」

    さやか「……」クスッ


    527: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 15:30:17.76 ID:mtycLhLr0


    女子2「今回の震災、奇跡的に死者が少なかったんだって。どうしてかな?」

    男子2「なんか、震災の前日に町で知らせて回った奴がいたらしいぞ」

    女子2「え~!?」

    杏子・さやか「!」ギク




    まどか(あはは…)

    女子3「暁美さんは、震災で大丈夫だったの?」

    ほむら「ええ。あなたも?」

    女子3「うん。なんかね、あの日町で爆破テロの予告があったんだって。それで私の親も避難してて無事だったの」

    ほむら「そ、そうなの。運が良かったわね」

    まどか「たくさんの人がそれで助かったみたいだよ。ほんとによかったね」ニコッ

    ほむら「そうね…」


    529: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 15:34:05.81 ID:mtycLhLr0


    ~昼休み・屋上~

    マミ「そう…そんなことがあったの」クスクス

    まどか「杏子ちゃん、もうクラスのみんなと仲良くなれたみたいで…」ニコニコ

    ほむら「…名前は間違えられたけどね」モグモグ

    杏子「くっそぉ…あの上條って野郎…」イライラ

    さやか「まぁまぁ。恭介も悪気があったわけじゃないんだからさ。あんこちゃん!」ハハッ


    杏子「っ…次言ったら…」キッ 

    さやか「ごめんごめん…はい、お詫びにあたしのタマゴ焼き」

    杏子「…あぁ」

    さやか「はいっ…あーん」サッ

    杏子「なっ…/////」カァ


    532: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 15:40:03.79 ID:mtycLhLr0


    さやか「ん?いらないの?」

    杏子「じ、自分で食えるよ!」

    さやか「いいからいいから。…ほら…あーん」サッ

    杏子「……っ/////」パクッ モグモグ

    さやか「おいしい?あたしが作ったんだけど…」

    杏子「…あぁ、うまいよ////」

    さやか「よかった…」ニコッ



    まどか「あはは…仲いいね、二人とも////」

    ほむら「よすぎよ…恥ずかしくて見てられないわ」

    マミ「いいじゃない」ニコニコ


    533: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 15:44:20.21 ID:mtycLhLr0


    さやか「ところでさ、これからのことだけど」

    まどか「?」

    マミ「あのね。私たち、震災後の町が落ち着いたら、長期休暇を利用して遠征しようと思ってるの」

    まどか「遠征…」

    ほむら「他の町に行って、魔女を狩るの。そこにもし魔法少女がいたら、その子に色々教えようと思うわ」

    さやか「杏子が詳しいんだよね。どの町に魔女が多いとか、他の魔法少女の縄張りとか」

    杏子「ああ。大体知ってるよ」

    まどか「……そうなんだ…」


    さやか「なんて顔してるのよ、まどか。置いてくわけないじゃん!」

    まどか「えっ…」


    538: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 15:49:04.13 ID:mtycLhLr0


    杏子「魔法少女は、まず他の魔法少女を信用なんてしないからな」

    マミ「鹿目さんから話をしてくれたら…」

    まどか「はっ…はい!喜んで…」パァ

    ほむら「危険なことはさせたくないけどね。仕方ないわ」

    まどか「……」シュン

    ほむら「……それに…まどかとできるだけ…その、一緒にいたいし…」

    まどか「…ほむらちゃん!…うん!いっぱい思い出作ろう!」パァ

    ほむら「ええ…」


    杏子「あっ…旅費どうすんだよ…」

    さやか「どうするって…バイトでもして稼ぐ?」

    杏子「どこが中学生を何人も雇うんだよ…」

    マミ「交通量調査とかどう?」

    まどか「みんなで働けるところがないか、お母さんに聞いてみるよ!」


    544: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 15:55:40.42 ID:mtycLhLr0



    ほむら(未来は変えられた…でも、魔法少女のシステムはそのまま)


    ほむら(いつか終わりはやってくる…この世との別れ…まどかとの別れが…)


    ほむら(でも、それは程度の差こそあれ、人は皆同じ)


    ほむら(今は、精一杯まどか達との時間を大切に過ごすだけ)


    ほむら(最期の時を迎えても、後悔なんてしないように…)


    まどか「ほむらちゃんは、どこか行きたいところはある?沖縄とか、北海道とか…」

    ほむら「そうね…」




    ほむら「…まどかと一緒ならどこへでも行けるわ」



                 おしまい


    548: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 15:58:34.59 ID:vxXB5nhDO


    本編もこんなだったらよかった…


    553: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 15:59:20.40 ID:oG7C316A0

    乙乙

    綺麗に〆たな


    560: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 16:05:37.50 ID:2epI3oqZQ

    うはー終わり方もよかった
    乙!


    563: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 16:12:52.61 ID:4f9MylMk0

    面白かったです!!!
    乙!!!


    564: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/17(日) 16:17:30.37 ID:s4+peuYw0

    すげーよかったよ!乙でした!!
    まどマギはハッピーエンド目指してあげたくなるよね 


    引用元: ほむら「いい加減、未来変えるわ」

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