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    ヘッドライン

    ミュウツー「よろしい、ならば戦争だ」

    1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/06(金) 15:22:19.67 ID:dojpuIv+O

    トキワシティ

    プルルルル

    グリーン「もしもし。トキワジム、ジムリーダーグリーンですが」

    『ポケモンリーグ協会本部ですが、グリーン様でよろしいですね?』

    グリーン「ええ、そうですが……どうかされましたか?」

    『現リーグチャンピオンのワタル様が亡くなりました』

    グリーン「え……」

    『至急、リーグ本部までお越しください』

    『後、この情報は現在最重要機密なので決して誰にも口外しないで下さい。では、お待ちしております』

    ツーツー

    グリーン「ワタルさんが……亡くなった……?」



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    ハルヒ「SOS団で恋の暴露大会をするわよ!」

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    2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/06(金) 15:28:22.03 ID:dojpuIv+O

    セキエイこうげん

    グリーン「もどれ、ピジョット……まさかこんな形でここに戻って来るとはね」

    『お待ちしておりました、グリーン様』

    グリーン「……どうも、お待たせしました」

    『いいえ、まさかこんなに早急に来てもらえるとは思っていませんでした』

    『さあ、どうぞこちらへ』

    グリーン「ええ……」

    グリーン(人が死んだって言うのに……この人たちは顔色一つ変えない)


    3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/06(金) 15:34:03.87 ID:dojpuIv+O

    『こちらが、その現場です』

    グリーン「現場?」

    『どうぞお入り下さい』

    ウイーン

    グリーン「え……うっ……!」

    『大丈夫ですかグリーン様?』

    グリーン「ハァ……ハァ……ええ……な、なんとか……」

    『気持ち悪くなられるのも無理はありません』

    『人とポケモンがバラバラになった死体なんて誰が見ても気持ち悪くなります』

    グリーン「……」

    グリーン(これが……ワタルさん……だったのか……)


    6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/06(金) 15:46:22.52 ID:dojpuIv+O

    『グリーン様』

    グリーン「……はい?」

    『リーグ本部は、これがポケモンによる殺人だと見なしています』

    グリーン「ポケモンが?そんな馬鹿な!」

    カリン「私たちもそう踏んでるのよ」

    グリーン「カリンさん……それに他の四天王の皆さんも……?」

    シバ「俺たちは今日トレーナーの挑戦があったから全員がそれぞれの持ち場で待機していた」

    キョウ「だが……拙者の間どころかイツキ殿の間すら……今日の挑戦者は越えることが出来なかった」

    イツキ「んふっ、僕たちの部屋の監視カメラはそのトレーナーと僕たち以外は人を写してないんですよ」

    カリン「そして……ワタルの部屋の監視カメラだけは粉々に破壊されていた」

    カリン「私たちのそれぞれの持ち場を抜けていく方法以外にチャンピオンの間に行く方法はただ一つ……」

    カリン「強力なテレポーテーションだけなのよ」


    7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/06(金) 15:58:03.12 ID:dojpuIv+O

    グリーン「テレポーテーション……なら、人にだって可能なんじゃ……」

    イツキ「んふっ、それは無理ですよ」

    グリーン「どうしてですか?」

    イツキ「この部屋のエスパー対策は世界最高のエスパーであるナツメさんを基準にしてるからです」

    カリン「つまり、ナツメ以上のエスパーが人間にはいないんだからポケモンしかいないのよ」

    グリーン「そんな……」

    カリン「グリーンくん、あなたがポケモンを庇うのはよくわかるわ……でもね」

    カリン「こっちはどんなにクズでもリーダーが殺されてるのよ、報復しないわけにはいかないのよ」

    グリーン「報……復……」


    16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/06(金) 16:14:58.30 ID:dojpuIv+O

    カリン「じゃあ、そういうことで……しばらくポケモンリーグの業務は中止よ」

    カリン「私たちはチャンピオンを殺した躾のなってないポケモンに制裁を与えてくるわ」

    シバ「ワタルの仇は俺が打つ……!」

    キョウ「フォッフォッフォッ……儂に気配を微塵も感じさせなかった奴……楽しみだ」

    イツキ「んふっ、後はお任せしますね」

    グリーン「ま、待って……!ああ……」ガクッ

    グリーン「ポケモンが人を……ポケモンを……あんな風にするなんて……僕には考えられない……」


    20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/06(金) 16:17:13.56 ID:dojpuIv+O

    『グリーン様、まだあなたにはお話が残っています』

    グリーン「……何ですか?今の僕に何を言ってもこれ以上驚きませんよ?」

    『何故あなたにこの話をお伝えしたか理解出来ますか?』

    グリーン「理解って……そんなのわかるわけが……」

    『ポケモンのことならポケモントレーナーに、それも超一流のトレーナーに聞くのが筋です』

    グリーン「……そうですね、それで何が言いたいんですか?」

    『何故リーグ本部が元チャンピオンよりも先に元々チャンピオンにこのお話を回したのかってことです』

    グリーン「……!」

    グリーン「まさか……」

    『リーグ本部は元チャンピオンのレッド氏を共犯者として疑っています』


    24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/06(金) 16:27:45.31 ID:dojpuIv+O

    『ポケモンが最大の戦闘能力を引き出す時はトレーナーと組んだ時です』

    『それも超一流のトレーナーであればあるほどその力は発揮されます』

    『ワタル様も腐ってもチャンピオン、野生のポケモン1匹にあそこまで無惨にされるのは考えられません』

    『そして、共にバラバラ死体になっていたのは彼の最強のポケモンであったカイリューなのです』

    『そこで共犯者がいたという線が生まれてきます』

    『奇しくも、ワタル様が殺される数字前からレッド氏は消息を絶っています』

    『グリーン様にはご友人であるレッド氏の発見、及び拘束を依頼したいのです』

    グリーン「……」

    グリーン「レッドがそんなことをするはずがない……彼は馬鹿だが正義感は強い……」

    グリーン「だけど……超一流のトレーナーなんて彼以外は考えられない……」

    グリーン「レッド……君はどこにいるんだ?」


    29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/06(金) 16:36:23.28 ID:dojpuIv+O

    翌日

    『お待ちしておりました、グリーン様……それと』

    グリーン「彼女に犯行は不可能なんだろう?なら、超一流のエスパーの意見も聞いておきたいんだ」

    『わかりました、入室の許可を申請します』

    グリーン「ふぅ……こんなことに巻き込んでしまってすいません、ナツメさん」

    ナツメ「気にするな……」

    『許可が降りました。グリーン様、ナツメ様、どうぞお入り下さい』


    35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/06(金) 16:51:10.54 ID:dojpuIv+O

    グリーン「……」

    グリーン(駄目だ……こんなもの慣れるはずがない……気持ち悪い)

    ナツメ「……」

    グリーン「……ナツメさん、何か感じますか?」

    ナツメ「……ああ」

    ナツメ「この部屋に来る前からひしひしと感じていたが……こんなに強い思念、いや怨念とでも言うべきか」

    ナツメ「とにかくこの死体から未だに強い念を感じられる……とても死後2日経ったものとは思えんな」

    ナツメ「ポケモン……それもかなり凶悪なエスパーポケモンの犯行と見て間違いないな」

    グリーン「……そうですか」

    ナツメ「死体をよく見てみろ……これは斬られたって言うより引き千切られた痕だ」

    ナツメ「それと死体に空いた無数の穴……これは抉り取られた感じではない、すごく綺麗な穴だ」

    ナツメ「ポケモンの不正強化が噂されてたワタルだが……全く、このポケモンには相当恨まれていたようだ」

    グリーン「……」


    40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/06(金) 17:02:33.74 ID:dojpuIv+O

    ナツメ「だが、これだけの殺人……いや、ここまでいくともう破壊だな」

    ナツメ「とにかくそんなことを野生のポケモン1匹で出来るとは……私には到底思えん」

    ナツメ「これはレッドの共犯の可能性もなくはないとも考えられる……全く困ったものだ」

    グリーン「……」

    ナツメ「早く何もなかったかのようにヒョイと帰って来ればいいんだが……奴はどこにいるんだかな……」

    『失礼します』

    グリーン「……ああ、時間か何かですか?すいません、もう終わったんで……」

    『グリーン様、2つほどご報告を。1つは何処からか知りませんがワタル様の死が漏れました』

    グリーン「……誰にですか?」

    『ジョウトのフスベジムのジムリーダー、イブキ様にです』

    グリーン「そう……ですか……」

    グリーン(イブキは確かワタルさんの従妹だったな……もっと早く知らせてやるべきだったか)

    『それともう1つ』

    『グレンジムのカツラ様が殺されました』


    47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/06(金) 17:19:15.49 ID:dojpuIv+O

    ふたごじま

    グリーン「カツラ……さん……」

    ナツメ「……」

    タケシ「グリーン、それにナツメも一緒なのか……」

    タケシ「カツラさん……グレンタウンを1日も早く復興させようと必死だったのにな……」

    マチス「ヒズスピリット、とってもバーニング……ミーわすれないよ……」

    タケシ「なあ、グリーン……さっきリーグ本部から聞いたんだが……数日前にワタルさんも死んだらしいな」

    グリーン「……ええ」

    タケシ「どうしてもっと早く知らせなかった!」グイッ


    48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/06(金) 17:25:59.43 ID:dojpuIv+O

    グリーン「……」

    タケシ「お前が早く知らせていたら!カツラさんは……カツラさんは……!」

    ナツメ「みっともない真似はよしなさいな、タケシ……あなた、頭の中まで岩になったの?」

    タケシ「ナツメ!」

    ナツメ「まあ、だが……他の女ジムリーダーに知らせなかったのは冷静な判断だ、奴ら倒れちまう」

    タケシ「……」パッ

    ナツメ「しかし……この野郎は相当の大馬鹿だな……」

    ナツメ「四天王だけならまだしも……私たちカントーのジムリーダーまで敵に回したんだから……!」

    ナツメ「タケシ、他のジムリーダーと連絡取ってこの事実を伝えてあげて」

    ナツメ「場所は……私のジム使っていいわ。私はグリーンともう少し現場検証をしていくわ」

    タケシ「ああ、わかった……マチスさん、行きましょう」

    マチス「オーケー……シーユー」

    グリーン「……」


    52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/06(金) 17:35:58.73 ID:dojpuIv+O

    ナツメ「さて、グリーン……状況はわかってるわね?」

    グリーン「……ええ」

    ナツメ「見た所……カツラさんもワタルと全く同じ殺され方をしてるわ」

    グリーン「……」

    ナツメ「何処のどいつだかは知らないけど……完璧にケンカ売られてるのよ、私たち」

    グリーン「……」

    ナツメ「あなたの仕事はわかってる?レッドを一刻も早く探すのよ」

    ナツメ「レッドが本当に敵なんだとしたら……この事件、この上なく厄介になるんだから」

    グリーン「……ええ」

    グリーン(単独犯であれ複数犯であれ……これはポケモンがやったこと……)

    グリーン(僕には……僕にはそれが未だに信じられない……)

    トゥルルルルル

    ナツメ「グリーン、電話よ?」

    グリーン「え……あ、はい……すいません」

    ピッ


    62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/06(金) 17:51:33.64 ID:dojpuIv+O

    グリーン「……もしもし」

    ブルー「もしもし、グリーン?アンタ、どうしたの?すっごい暗い声だけど」

    グリーン「……いや、何でもないよ」

    グリーン(ブルーか……ブルーを巻き込む必要はない)

    ブルー「ホント?なら、いいんだけど……そう、アンタから着信あったから連絡したんだけどどうしたの?」

    グリーン「あ、いや……レッドと連絡が取れなかったから君に連絡したんだが……」

    ブルー「レッド!?あのバカなんてもう知らないわよ!どうせスロットじゃないの!?」

    ブルー「もう!フジのおじいちゃんが亡くなったってのに連絡1つも寄越さないし……もう頭来たわ!」

    グリーン「え……い、今何て言ったの?」

    ブルー「フジのおじいちゃん亡くなったのよ、アンタにもちゃんとメールしてるわよ……まさか、見て」

    グリーン「死因は!死因は何!?」

    ブルー「な、何よいきなり怒鳴って……死因は寿命じゃないの?心臓止まったみたいだし」

    グリーン(フジさんが亡くなった……これは偶然なのか……?)

    グリーン(それともこれも……)

    ツーツー


    73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/06(金) 18:02:23.77 ID:dojpuIv+O

    ナツメ「……どうした?今縁起の悪い言葉が聞こえた気がするが?」

    グリーン「……フジ老人が亡くなったみたいです」

    ナツメ「フジ老人?シオンのか?」

    グリーン「……ええ」

    ナツメ「バラバラ死体だったのか?」

    グリーン「いや……寿命じゃないかって……」

    ナツメ「チャンピオン、ジムリーダーの次はポケモンタワーの元管理人か……関連性は薄そうだな」

    グリーン「……ええ」

    ナツメ「……」

    ナツメ「グリーン、今日はもう帰れ。お前顔色が悪すぎる」

    グリーン「……大丈夫です、昨日寝てなかっただけなんで」

    ナツメ「だがな、お前……」

    トゥルルルルル

    グリーン「……あ、電話だ。もしも……」

    『リーグ本部です、チョウジジムのヤナギ様が殺されました』


    122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/06(金) 20:17:05.79 ID:dojpuIv+O

    マサラタウン

    グリーン「お祖父様!」

    オーキド「おぉ……グリーンか」

    グリーン「お祖父様!お怪我は!?」

    オーキド「ワシはまだ大丈夫じゃ……じゃが」

    オーキド「フジ……カツラ……ヤナギ……友を一辺に亡くすというのは辛いのぉ」

    グリーン「お祖父様……」

    オーキド「グリーン……今日はもう眠れ、お前も連日の仕事で疲れておるのじゃろう?」

    グリーン「こんな状況でうとうと眠ってなんていられません!」

    オーキド「グリーン……」

    オーキド「……ワシは大丈夫じゃ、昔は今のお前と同じくらい強くてブイブイ言わせてたからのぉ!」

    オーキド「そんな化け物ワシが追っ払ってやる!」

    グリーン「お祖父様……」

    オーキド「……それに、少し奴らと話させてくれ……まだ語らいたいことはうんとあるんじゃ」

    グリーン「……わかりました、お休みなさいお祖父様……くれぐれも無理はしないで下さいね」


    125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/06(金) 20:22:02.03 ID:dojpuIv+O

    グリーン(結局ヤナギさんの悲報を聞いてからすぐに帰って来てしまった……)

    グリーン(ナツメさんには悪いけど……お祖父様を守らなきゃいけないんだ……)

    グリーン(大丈夫……これだけ近くに居るんだ……絶対に殺らせない)

    グリーン(お祖父様だって何かあったら僕の助けを呼ぶはずだ……)

    グリーン(大丈夫だ……絶対に大丈夫だ……)

    グリーン(大丈夫だ……)

    グリーン(……)


    129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/06(金) 20:33:40.43 ID:dojpuIv+O

    パリーン

    グリーン「!」

    グリーン「……お祖父様!」

    グリーン「お祖父様!お祖父様!お祖父様!お祖父様!お祖父様!お祖父様!お祖父様!お祖父様!」

    グリーン「お祖父様!お祖父様!お祖父様!お祖父様!お祖父様!お祖父様!お祖父様!お祖父様!」


    グリーン「お祖父……様……」

    オーキド「……」

    ??「……」

    グリーン「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

    グリーン「お祖父様あああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」

    ??「……」ポイッ

    バタッ

    オーキド「……」

    グリーン「フシギバナあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

    グリーン「奴を殺せええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!」


    132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/06(金) 20:41:16.72 ID:dojpuIv+O

    ??「……」

    シュッ

    グリーン「!」

    グリーン「どこに消えたあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」

    グリーン「出てこい!!出てこい!!出てこい!!出てこい!!出てこい!!出てこい!!出てこい!!」

    グリーン「出てこいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

    フシギバナ「……」

    グリーン「出……て……来て……僕……も……殺せええええええええええええええええええええええ!!」

    フシギバナ「……ばなー」

    グリーン「うっ……うっ……うわああああああああああああああああああああああああああああああ!!」


    135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/06(金) 20:47:06.74 ID:dojpuIv+O

    翌々日

    ナツメ「……よお」

    グリーン「……」

    グリーン「……」

    グリーン「……」

    ナツメ「……オーキド博士のことは残念だったな」

    グリーン「……」

    グリーン「……」

    グリーン「……」

    ナツメ「ナツメちゃんが慰めに来てやったZO☆」

    グリーン「……」

    グリーン「……」

    グリーン「……」

    ナツメ「……辛気臭い奴だ、全く」


    139: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/06(金) 21:02:17.16 ID:dojpuIv+O

    ナツメ「……10人よ」

    グリーン「……」

    グリーン「……」

    グリーン「……」

    ナツメ「……グリーンがそうやって呆けている間に10人が犠牲になった」

    グリーン「……」

    グリーン「……」

    グリーン「……」

    ナツメ「ナナカマド博士、育て屋夫婦、ガンテツさん、キクコさん、キクノさん、それに本部の四天王」

    グリーン「……」

    グリーン「……」

    グリーン「……」

    ナツメ「……今から4地方のジムリーダー、四天王による対策会議がヤマブキで行われるわ」

    ナツメ「オーキド博士の仇討ちがしたいなら来る……」

    ??「すみません、ナツメさん。グリーンくんには別の仕事をやってもらいます」


    140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/06(金) 21:08:35.39 ID:dojpuIv+O

    ナツメ「シロナさん……あなたにはあの場をまとめるよう頼んだはずですが?」

    シロナ「ごめんなさいね、ちょっとグリーンくんにしか頼めない緊急指令を届けに来たのよ」

    シロナ「グリーンくん」

    グリーン「……」

    シロナ「へんじがない、ただのしかばねのようだ……じゃなくて、ちょっと耳借りるね」

    グリーン「……」

    シロナ「……」

    グリーン「!」

    シロナ「……どう?元気出た?」

    グリーン「僕……行ってきます!」

    シロナ「いってらっしゃ~い」


    143: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/06(金) 21:20:34.32 ID:dojpuIv+O

    ナツメ「……私の前で耳打ちなんて無意味ですよ」

    シロナ「そうだったわね。まあ、でもあれは……起爆剤よ」

    ナツメ「……そうですか」

    シロナ「じゃあ、私たちも戻りましょうか……あんまり彼らを待たせるのも悪いし」

    ナツメ「シロナさん」

    シロナ「……どうしたの?」

    ナツメ「私もあなたに起爆剤をプレゼントしときます」


    150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/06(金) 21:38:23.02 ID:dojpuIv+O

    リゾートエリア

    ドンドン ドンドン

    ドンドン ドンドン

    レッド「はーい……ピザならさっき届いたけ……」

    グリーン「ニョロボン、きあいパンチ!」

    レッド「……!?」バキッ

    グリーン「……」

    レッド「……」

    グリーン「……何をしてるんだ」

    レッド「……」

    グリーン「ニョロボン!きあいパンチ!」

    レッド「……!?」

    グリーン「……目が覚めたか?」

    グリーン「……君はこんな時に何をやってるんだ!」


    155: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/06(金) 21:45:25.70 ID:dojpuIv+O

    レッド「……」

    グリーン「……何で何も言わないんだよ?」

    レッド「……」

    グリーン「……その口はただの飾りか!ニョロボン!たきのぼり!」

    ニョロボン「ぼーん」

    きゅうしょにあたった!

    レッド「……」

    シュルシュルシュル

    グリーン「え……」

    メタモン「め……た……」けほっ

    グリーン「メタモン……?それにこれ……レコーダーか……?」

    グリーン「……ナツメさん!」


    158: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/06(金) 21:53:58.12 ID:dojpuIv+O

    マサラタウン

    グリーン「ナツメさん!大丈夫です……か……」

    グリーン「……何だ……これ……?」

    ナツメ「……」

    シロナ「……」

    グリーン「ナツメさんはともかく……何でシロナさんまで……は……?」

    グリーン「シロナさんが騙して……偽者のレッドの所に僕を誘導した……んじゃないの……?」

    グリーン「何で2人とも死んでるんだ……意味がわからない……何なんだよ、これ……」ガクッ


    164: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/06(金) 22:04:57.64 ID:dojpuIv+O

    グリーン「……」

    グリーン「……ここ……は……?」

    エリカ「……お目覚めになりましたか?」

    グリーン「エリカ……さん……?……僕は……?」

    エリカ「……オーキド博士の研究所で倒れていらっしゃいました」

    グリーン「……!ナツメさんと……シロナさんは……?」

    エリカ「……」

    グリーン「そんな……」

    エリカ「ですが……グリーンさんが意識を失ってる間に……状況は著しく変わりました」


    177: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/06(金) 22:16:40.57 ID:dojpuIv+O

    グリーン「どういうことですか……?」

    エリカ「ナツメさんは……真犯人を特定したんです」

    グリーン「え……」

    エリカ「あの段階では特定と言うより推測の方が正しかったかのしれませんが……」

    エリカ「とにかく……真犯人の正体は特定されました……それをシロナさんにお教えしたのですが……」

    エリカ「直後にシロナさんは犯人によって殺されました……そして自分も殺されると察したナツメさんは」

    エリカ「……テレパシーをフウちゃんとランちゃんに送ったんですが……」

    フウ「……」ガクガクガクガク

    ラン「……」ガクガクガクガク

    エリカ「犯人の名を私たちに伝えた後、あのように……うっ……」

    グリーン「そん……な……」


    234: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/06(金) 23:12:04.44 ID:dojpuIv+O

    ガチャ

    ダイゴ「エリカさん、幼いジムリーダーの避難は無事に……おや、グリーンくん目覚めたんすね?」

    グリーン「ダイゴさん……」

    エリカ「ダイゴさん、お疲れ様です……みなさん、大丈夫でしたか?」

    ダイゴ「怯えてはいたけど、うちのカゲツとフヨウをガードに付けといたんで大丈夫っすよ」

    ダイゴ「ホントはゲンジさんにもいて欲しかったんですがね……まあ、しょうがないっす」

    ダイゴ「あ、エリカさん休んで下さい!俺代わるんで」

    エリカ「そうですか?なら、すみませんけど……グリーンさん、お大事に」

    グリーン「エリカさん……ありがとうございました」

    ガチャ

    ダイゴ「……さて、グリーンくん。君に今の状況を説明するよ……っと、その前に……」

    ダイゴ「これ見てくんない?」

    グリーン「……何ですか?」

    ダイゴ「ビデオレター……犯人からのっすよ」


    256: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/06(金) 23:42:32.93 ID:dojpuIv+O

    オーキド「……やあ、ご機嫌よう諸君」

    オーキド「私はオーキド……力ある者の反逆者だ」

    オーキド「私は常々考えて来た……何故ポケモンは人間ごときに従わなければいけないのかと?」

    オーキド「私は思った……この愚かな人間のような者がいる限り、ポケモンたちに幸福は訪れないと」

    グチャ

    ブチブチブチ

    ミュウツー「……改めて自己紹介しよう、我が名はミュウツー」

    ミュウツー「……この人間は私の糧になった、これで人間を頼らずに私は実力を発揮することが出来る」

    ミュウツー「人間共……今一度チャンスをやろう……ポケモンにひれ伏せ、ポケモンの奴隷となるのだ」

    ミュウツー「だが、愚かな貴様共は決して首を縦には振らぬだろう……」

    ミュウツー「よろしい、ならば戦争だ」

    ミュウツー「この戦争の勝者こそが全てを支配する……貴様共に拒否権などはない」

    ミュウツー「まずはそうだな……シロガネの地で貴様共を待とう……今から三時間ほど時間をやる」

    ミュウツー「それまでに十分な戦力を揃えて来い……来ない場合は……山のように死者が出ると思え」


    266: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/06(金) 23:52:58.59 ID:dojpuIv+O

    ミュウツー「これは貴様共の醜い欲望の捌け口にされていく者……」

    ミュウツー「貴様共の勝手な都合により産み落とされては捨てられていく者……」

    ミュウツー「そして……忌まわしき生まれの私による、貴様共への復讐だ!」

    ………

    ……



    284: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/07(土) 00:08:40.89 ID:MxaqvcGYO

    グリーン「……」

    ダイゴ「……どう思う、グリーンくん?」

    グリーン「……何ですか、この質の悪いイタズラは?」

    ダイゴ「……え?」

    グリーン「……これ僕がトレーナーになる前に書いた小説の悪役まんまですよ」

    ダイゴ「……はい?」

    グリーン「でも、これで犯人はわかりました……こんな黒歴史今さら引っ張り出して来やがって……!」

    ダイゴ「グリーン……くん?」

    グリーン「オーキド……いや、あのクソジジイ!何が目的か知らないけどぶっ殺してやる!!」

    ダイゴ「え、ちょっと……グリーンくん?……ええー」


    289: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/07(土) 00:19:43.58 ID:MxaqvcGYO

    マサラタウン

    グリーン「ジジイ!!いるのはわかってるんだ!!出て来い!!」

    オーキド「ふっふっふ……グリーン、待っておったぞ」

    グリーン「俺を騙して……みんなを殺して……許さない!!絶対に俺の手で殺してやる!!」

    オーキド「ふっふっふ……グリーン、気づくのが遅いんじゃよ!いくぞ!」

    オーキド「ハー……せーの!」

    ナツメシロナ「ハッピーバースデートゥーユー♪」

    キクコキクノ「ハッピーバースデートゥーユー♪」

    カツラヤナギフジ「ハッピーバースデー」

    育て屋「ディアー」

    四天王「グリーン♪」

    ナナカマドガンテツ「ハッピーバースデー……」

    オーキド「トゥーユー」

    お誕生日おめでとう!!


    301: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/07(土) 00:28:47.79 ID:MxaqvcGYO

    グリーン「え……」

    オーキド「グリーン、誕生日おめでとう!」

    グリーン「ど、どういうこと……?」

    ナツメ「今までのは」

    シロナ「全部ドッキリなのよ」

    オーキド「グリーン……これが誕生日プレゼントじゃ」

    グリーン「これって……このドッキリが?」

    オーキド「そんなわけなかろう!この研究所も今日からお前のモノだ!ワシは今日を以て一線を退く!」

    ナナカマド「ということだ、グリーンくん!オーキドの跡取りはしんどいとは思うが頑張ってくれ!」

    グリーン「は、はあ……と言うか1人足りない気が……」

    カリン「いないわよ、ここに来てる人間はみんな生きてるもの」


    307: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/07(土) 00:36:36.03 ID:MxaqvcGYO

    ハナダのどうくつ

    レッド「風子お……何故死んだあ……!!」

    ミュウツー「グスっ……グスっ……駄目だ……目から鼻水があ……!」

    ライチュウ(……これってオチはあれでいいんだよな?)

    ライチュウのボルテッカー!

    きゅうしょにあたった!

    レッド「あべしっ!」

    ミュウツー「ひでぶっ!」

    おわり


    380: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/07(土) 14:55:57.49 ID:MxaqvcGYO

    >>135の続き


    ナツメ「4人だ」

    グリーン「……」

    グリーン「……」

    ナツメ「お前がそうやって呆けている間に4人が死んでいる」

    グリーン「……」

    グリーン「……」

    ナツメ「元四天王のキクコ、ボール職人のガンテツ、それに育て屋夫婦」

    グリーン「……」

    グリーン「……」

    ナツメ「考えてみればワタル以外は全員年寄りが死んでいる……犯人はよっぽど年寄りが嫌いみたいだな」

    トントン

    ガチャ


    381: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/07(土) 15:06:27.82 ID:MxaqvcGYO

    ナツメ「おや……誰かと思えばカスミか?」

    カスミ「……」

    ナツメ「……あのな、ここは黙りの集会所じゃないんだぞ……ここに来たのには何か理由があるんだろ?」

    カスミ「……今まで黙っててごめんなさい」

    カスミ「正直こんなことに関わりたくないけど……でも怖いし私も殺されるかもしんないし……」

    カスミ「……とにかくこんな狂った事件早く解決して欲しいのよ!」

    カスミ「……だから、関係ないことかもしんないけど何かしらヒントになるかもしんないから言うわ」

    カスミ「……私数日前にレッドを見たのよ」

    グリーン「!」

    ナツメ「ほう……」


    384: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/07(土) 15:12:57.59 ID:MxaqvcGYO

    ナツメ「……そんな大事なこと何で今まで黙ってたんだ?」

    カスミ「だって!だって……怖かったし……レッドが疑われてるなんて知らなかったし……」

    ナツメ「はあ……まあいい、ならレッドは……」

    グリーン「……どこにいるの?」

    カスミ「!」

    ナツメ「……大事な所言われた」

    カスミ「……」

    グリーン「……黙ってないで答えろよ」

    カスミ「……ハナダの……どうくつ……よ」

    ダッ

    グリーン「……」

    グリーン「ピジョット、そらをとぶ」

    ピジョット「ぴじょー」


    385: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/07(土) 15:20:16.85 ID:MxaqvcGYO

    ナツメ「あーあ……ありゃ完全にキレてるな……」

    カスミ「わ、わ、私のせい……?」

    ナツメ「違うとは思うが……まあ、今の奴に冷静な判断が出来るとは思えん」

    ナツメ「カスミ、お前グリーンの後を追ってくれないか?」

    カスミ「……嫌」

    カスミ「ハナダのどうくつなんて……絶対入りたくないもの……」

    ナツメ「はあ……全く、困ったものだな」

    ナツメ「……なら、タケシ辺りに連絡して向かわせてくれ」

    カスミ「な、ナツメが行けば……いいじゃない」

    ナツメ「私はここに少し用事があるんだよ……それとも」

    ナツメ「カスミがここに残って私の用事を済ませてくれるか?」

    カスミ「……わかったわ、タケシに連絡する」

    ナツメ「それでいいのよ」


    387: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/07(土) 15:31:26.12 ID:MxaqvcGYO

    バタン

    ナツメ「……行ったか」

    ナツメ「さて……用事を済ますか」

    てくてく

    ナツメ「……」

    ナツメ(この事件のポイントは2つ……)

    ナツメ(1つはワタル以外の死者全員が年寄りであること)

    ナツメ(もう1つはワタルとオーキド博士の殺害以外は物が何1つ壊れてなかったこと)

    ナツメ「……最初の殺人は力試しってところか?」

    ナツメ「だが、その後の殺人がどれもワタルより弱い人間だからな……カモフラージュの線の方が濃いな」

    ナツメ「記憶を覗ければよかったんだがな……死者のは見れないとは知らなかった」

    ナツメ「まさに死人に口無しだな……」


    398: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/07(土) 17:15:03.80 ID:MxaqvcGYO

    ナツメ「ん……これは?」

    ナツメ「粉……か?年寄りが死んだら粉ふくって話、どっかで聞いたことも……ねえな」

    ナツメ「博士の死体だけ頭部壊されてなかったし覗けると思ったんだがな……しょいがないか」

    ナツメ「とりあえずヤマブキに戻るとするか」


    399: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/07(土) 17:16:44.05 ID:MxaqvcGYO

    ハナダのどうくつ

    てくてく

    グリーン「……」

    てくてく

    グリーン「……」

    てくてく

    グリーン「……」

    てくてく

    グリーン「……」

    てくてく

    グリーン「……レッド、どこにいる?」

    カチャッ


    400: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/07(土) 17:25:50.67 ID:MxaqvcGYO

    グリーン「!」

    ??「動くな!手を挙げろ!」

    グリーン「……」さっ

    ??「ふん、素直だな」

    グリーン(冷たい……拳銃か何かか?)

    ??「貴様、ここに来たのはM-2計画の関係でか?イエスかノーで答えろ」

    グリーン「……ノー」

    グリーン(M-2計画……何だ、それ?……それよりこの状況を何とかしないと)

    グリーン(こいつが引き金を引く前にフーディンでこいつを吹き飛ばしたいが……厳しいな)


    401: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/07(土) 17:33:10.27 ID:MxaqvcGYO

    ??「む……貴様は……?」

    ??「フッフッフ!ハッハッハ!そうかあの時のガキか!なら、ここにいるのも納得がいく!」

    グリーン(拳銃を降ろした?……僕を知ってるのか?)

    ??「ペルシアン!出ろ!

    ペルシアン「ぺるしあー」

    ??「ガキ……こっち向け」

    グリーン「……!」

    グリーン「お前は……サカキ……!」

    サカキ「フッフッフ!ハッハッハ!久しぶりだな、シルフの時以来か!」


    418: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/07(土) 21:43:10.72 ID:MxaqvcGYO

    グリーン「……どうしてここに?」

    サカキ「お前と目的は同じだと思うがな」

    グリーン「同じ?……レッドに用があるんですか?」

    サカキ「レッド?なんだ、あのガキもM-2を拝みに来てたのか……なら、奴に持ってかれたのかもな」

    サカキ「ここはもうもぬけの殻だ」

    グリーン「……あの」

    サカキ「なんだ?バトルでもしたいのか?いいぜ、パワーアップした俺様の力を見せてやる!」

    グリーン「違います」

    サカキ「……なんだ、違うのか」


    423: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/07(土) 22:36:29.30 ID:MxaqvcGYO

    グリーン「……さっきから言ってるM-2って一体何なんですか?」

    サカキ「……貴様、M-2のことを何も知らないのにここに来たのか?」

    グリーン「……ええ、僕はここにレッドがいるという情報を聞きつけて来たので」

    サカキ「……フッフッフ!ハッハッハ!いいぜ、教えてやる」

    サカキ「M-2とは『破壊の遺伝子』であり『最凶』……M-2という単語はただの型式番号であり略語だ」

    グリーン「『破壊の遺伝子』……『最凶』……」

    サカキ「図鑑に登録されてる名前はミュウツー……人類が究極の遺伝子から造り上げた禁忌の存在」

    サカキ「M-2計画によって生まれし……最凶最悪のポケモンだ」

    グリーン「最凶最悪の……ポケモン……?」

    サカキ「そして最近死んだ老いぼれ共は……全員M-2計画に何らかの形で関わっていた」

    グリーン「……!」


    430: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/07(土) 23:13:23.18 ID:MxaqvcGYO

    サカキ「だが、ミュウツーは数年前からここの最深部で自力で仮死状態になって眠っていた」

    サカキ「その時にもここを訪れたが……何をしても目覚めやしなかった」

    サカキ「しかし今、どこかの物好きがこの仮死状態を解きミュウツーを目覚めさせた」

    サカキ「そして当時の関係者を一人残らず殺した……ハッハッハ!完全にイカれてやがるぜ!」

    グリーン「……」

    サカキ「おいガキ……いいことを教えてやるぜ」

    グリーン「……何ですか?」

    サカキ「ポケモン図鑑がどうして作られたか知ってるか?」


    438: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/07(土) 23:46:44.58 ID:MxaqvcGYO

    グリーン「え……そんなの世界中に無数にいるポケモンを把握する為に決まってるじゃないですか」

    グリーン「お祖父様だってそのように……」

    サカキ「フッフッフ……それは間違ってるんだよ、そもそもポケモン図鑑は既に完成している」

    グリーン「え……な、何を根拠にそんなことを言ってるんだ!」

    サカキ「そんなのは簡単だ……何故ならな」

    サカキ「この世にポケモンと呼べる生物はただ1匹しか存在しないからだ」

    グリーン「!」

    サカキ「それがミュウ、『究極の遺伝子』……全てのポケモンの全ての遺伝子を持つポケモン」

    サカキ「それは考えれば全てのポケモンがミュウの遺伝子を持ってるとも言える……つまり」

    サカキ「一般にポケモンと呼ばれる他の全てのポケモンは所詮ミュウの欠片……イレギュラーなんだよ!」

    グリーン「!」


    446: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/08(日) 00:12:22.24 ID:WMQnvss3O

    サカキ「つまりは……こういうことだ」

    サカキ「まず、オーキドがミュウの遺伝子の探知機となるポケモン図鑑を作り……」

    サカキ「カツラたち研究チームはミュウツーを造り上げた」

    サカキ「だが……『究極の遺伝子』を元に造り上げられた『破壊の遺伝子』には不備が生じる」

    サカキ「1つは……自力での起動が不可能であること」

    サカキ「これはフジがミュウの遺伝子のみが反応するポケモンの笛を作ることで解決した」

    サカキ「もう1つが……起動時の制御が不可能であること」

    サカキ「これを解決したのは全てのポケモンを絶対服従させるガンテツの最高傑作、Mボール……」

    サカキ「現在のマスターボールだ」

    サカキ「これがM-2計画……ミュウツーを使ったイレギュラーの殲滅作戦だ」

    グリーン「そんな……ことを……お祖父様が……」ガクッ


    565: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/09(月) 13:58:47.21 ID:6Qm62OyeO

    サカキ「だが、この計画は既に失敗している」

    グリーン「……え?」

    サカキ「理由は単純だ、ミュウツーの力を最大限に引き出せる奴がいなかっただけだ」

    サカキ「だが、今……そのミュウツーの力を最大限に引き出せるトレーナーが現れた」

    サカキ「それが……レッドだ。奴の出現により、M-2計画は再び遂行されると考えて間違いない」

    サカキ「……悔しいが、例えこの俺様を持ってしてもミュウツーの力は半分程度しか引き出せない」

    サカキ「グリーン、貴様もこの俺様と同じ位だろう……いや、俺様の方が貴様より少し上だな」

    グリーン「……」

    サカキ「最大限の力を発揮したミュウツーを倒せるトレーナーなんてこの世にレッドくらいしかいない」

    サカキ「そのレッドはミュウツーの使い手を担っている……つまりM-2計画を止めることは不可能だ」

    サカキ「……だがな」

    サカキ「俺様と貴様の2人ならば、ミュウツーを倒せる!」

    サカキ「グリーン……俺様と手を組まないか?」

    グリーン「……!」


    567: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/09(月) 14:10:38.33 ID:6Qm62OyeO

    グリーン「……あなたの意図が見えない、どうして僕と組むつもりになったんですか?」

    サカキ「フッフッフ……グリーン、貴様はポケモンが好きか?」

    グリーン「え……」

    サカキ「俺様はポケモンが好きだ……と言うよりもペルシアンが大好きだ」

    サカキ「この世のポケモンの中でペルシアンこそが至高の存在……ペルシアンこそが究極」

    サカキ「それをイレギュラーとして排除されるなんて俺様は絶対に許さない……!」

    サカキ「だから、だ」

    グリーン「……わかりました」

    グリーン「僕もポケモンが大好きです……そのポケモンを守る為なら手段なんて構ってられない」

    グリーン「手を組みましょう……サカキさん」

    サカキ「……フッフッフ!ハッハッハ!そうこなくっちゃなあ!グリーン!」


    571: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/09(月) 14:32:16.69 ID:6Qm62OyeO

    グリーン「サカキさん……行く前に1つ疑問があるんですけど、いいですか?」

    サカキ「なんだ?」

    グリーン「……僕にはレッドがM-2計画を再始動させようとするなんて考えられないんです」

    グリーン「もしかしたら……M-2計画の関係者の誰かがまだ生きてて、そいつが黒幕なんじゃないですか?」

    サカキ「ふん、そこまでわかってるんならもう誰が黒幕……この事件の犯人だかわかってるんだろう?」

    グリーン「……ええ」

    サカキ「まあ、その誰かがレッドを操っているんだろうな」

    グリーン「……」

    トゥルルル トゥルルル

    サカキ「む、電話だぞ?」

    グリーン「あ……はい」

    ガチャ

    『どこにいらっしゃったのですか、グリーン様。電話が繋がらなくて困っていたんですよ』

    グリーン「……すいません、どうしたんですか?」

    『レッド氏がシロガネやまにて発見されました』


    574: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/09(月) 14:55:53.99 ID:6Qm62OyeO

    グリーン「レッドが……?」

    サカキ「……?」

    『ええ、現在四天王の皆様とジョウトジムリーダーの数名が現地に向かっています』

    『……と言うより、グリーン様がごゆっくりされてる間にカリン様に情報が漏れてしまいまして』

    『弔い合戦だと意気込まれて行かれてしまいました』

    グリーン「そん……な……!」

    『グリーン様も出来る限りお早いご出向をお願い致します』

    グリーン「……わかりました」

    ツー ツー

    サカキ「どうした?」

    グリーン「……レッドの居場所がわかりました」


    575: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/09(月) 15:20:19.86 ID:6Qm62OyeO

    サカキ「ふん、シロガネやまか……決戦の地には相応しいな」

    グリーン「……」

    サカキ「よし、行くぞ……早く行かないと先に行った奴らに手柄を取られちまう」

    グリーン「……手柄を取られているんならその方がよっぽどいいですよ」

    サカキ「フッフッフ……死体の山が積み重なってる可能性の方が高いからな」

    グリーン「……そういう言い方はよして下さい、サカキさん」

    サカキ「ハッハッハ!悪かったよ、じゃあ……」

    ナツメ「待て」

    グリーン「……ナツメさん!?」


    599: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/09(月) 20:29:34.63 ID:6Qm62OyeO

    サカキ「ほお、ナツメか……久しぶりじゃねえか」

    ナツメ「……」

    ナツメ「何故この男がグリーンと共にいるかはこの際置いておこう」

    サカキ「おい」

    ナツメ「それよりグリーン……新たな事件だ」

    グリーン「レッドが見つかったことですか?なら、さっき聞きましたけど」

    ナツメ「レッドが見つかったのか?」

    グリーン「え……ナツメさんの言っている事件はそれじゃないんですか?」

    ナツメ「レッドが見つかったのなら私はもっと大袈裟に教えるだろうな」

    ナツメ「例えば……グリーンお兄た~ん、レッドお兄たんが見つかったよぉ~☆……みたいな感じでな」

    グリーン「……」

    サカキ「……ふぅ」ビクンビクン


    604: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/09(月) 20:40:14.04 ID:6Qm62OyeO

    ナツメ「……」

    グリーン「……」

    サカキ「……む、それで事件とは何なんだ?」

    ナツメ「気が削げた」

    グリーン「ナツメさん、どこか場所を移して話を続けましょうか」

    ナツメ「おお、それは名案だな」

    サカキ「……すまん、パンツを変えてくる」

    グリーン「そのまま消えて下さい」

    ナツメ「グリーン……それは言い過ぎだ」

    グリーン「ナツメさん……」

    ナツメ「私がこいつの人格を書き換えてやる……例えば幼女とかな」

    サカキ「それはらめえええ!」


    608: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/09(月) 21:03:43.99 ID:6Qm62OyeO

    ナツメ「さて……話が少々逸れたが続けるぞ」

    サカキ「」ビクンビクンビクンビクン

    グリーン「……」

    グリーン(ナツメさん、サカキさんに一体何をしたんですか……?)

    ナツメ「無限絶頂だが?」

    グリーン「ひ、人の思考を読まないで下さい!」

    ナツメ「しょうがないだろう、読めてしまうんだから……と、こんな所で油を打ってる場合ではなかった」

    ナツメ「私の言う事件というのはな……マサキが死んだ、それも一連の事件と同じ殺され方でだ」

    グリーン「え……」

    ナツメ「発見したのはタケシなんだがな……あの男、私の言付けより自分の用事を優先しやがって」

    ナツメ「とにかく私がここでどうこう言ってもしょうがない……百聞は一見に如かずだ」

    ナツメ「ハナダのみさきのマサキの小屋に行くぞ」

    グリーン「……はい」

    サカキ「」ビクンビクンビクンビクン


    609: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/09(月) 21:20:31.46 ID:6Qm62OyeO

    ハナダのみさき

    グリーン「これは……」

    ナツメ「死体以外何もないだろ?」

    ナツメ「この鼻を突く臭い、死体の状態からして時期はワタル殺害よりも前だ」

    ナツメ「だが……確かこの小屋には色々な機械があったよな?それは一体どこに行ったんだろうな?」

    グリーン「……」

    ナツメ「とりあえず、お前に見せたかったのはこれだけだ……で、レッドはどこで見つかったんだ?」

    グリーン「!」

    グリーン「シロガネやまに早く行かなきゃ!カリンさんたちが危ない!」

    ナツメ「シロガネやまか……山頂まで私のテレポーテーションで行けるな」

    グリーン「本当ですか!?なら、ナツメさん早く行きましょう!」

    グリーン「……その前にサカキさんを元に戻して下さい」

    ナツメ「ああ……すっかり忘れてた」

    サカキ「」ビクンビクンビクンビクン


    611: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/09(月) 21:29:11.75 ID:6Qm62OyeO

    シロガネやま

    グリーン「ここにレッドが……」

    ナツメ「しかし寒いわね……少し薄着すぎたわ」

    サカキ「ああ、主に股関の辺りがすぅーすぅーする……」

    グリーン「……」

    ナツメ「……」

    グリーン「ナツメさん」

    ナツメ「グリーン」

    緑棗「こいつをこの雪山に埋めよう」

    サカキ「やめてえええ!」


    614: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/09(月) 21:40:25.07 ID:6Qm62OyeO

    ズンズン

    グリーン「……誰か来る?」

    ズンズン

    ナツメ「……誰だ?」

    サカキ「知らない顔だな」

    グリーン「……イブキ!」

    イブキ「……」

    ナツメ「グリーン、知り合いか?」

    グリーン「ジョウト地方フスベジムのジムリーダーです!イブキ、どうした!?」

    イブキ「……グリ……ン……逃げ……」

    ゴゴゴゴ

    ビリビリビリッ

    イブキ「かはぁっ……!?」バタン

    グリーン「あ……あ……」

    グリーン「イブキーっ!!!」


    615: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/09(月) 21:48:42.31 ID:6Qm62OyeO

    ナツメ「グリーン、誰かいるぞ!」

    サカキ「フッフッフ……向こうから迎えに来てくれたわけか、随分と優しいじゃねえか!」

    グリーン「……誰だ?」

    グリーン「誰がこんな酷いことをっ!」

    ゴゴゴゴ

    ナツメ「グリーン!避けろ!」

    グリーン「え……」

    ビリビリビリッ

    ナツメ「チッ!油断するから……!」シュッ

    グリーン「!」

    グリーン(電撃……!?まさか……!)


    616: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/09(月) 21:55:16.70 ID:6Qm62OyeO

    シュッ

    グリーン「!」

    ナツメ「……後は任せたぞ、グリーン」

    グリーン「な……!」

    ビリビリビリビリビリッ

    ナツメ「ぐっ……ああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!?」

    ナツメ「……」

    ナツメ「……かはぁっ」バタン

    グリーン「ナツメ……さん……」

    サカキ「……格好つけやがって」

    グリーン「ナツメさあああああああああああああああああああああああああああああああああんっ!!!」


    619: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/09(月) 22:12:19.55 ID:6Qm62OyeO

    グリーン「……」

    グリーン「……そこにいるんだろう?」

    グリーン「出てこいよ!レッド!」

    レッド「……」

    グリーン「何故イブキを……ナツメさんを攻撃した!答えろ!」

    レッド「……」

    グリーン「答えろって言ってるんだ!」

    サカキ「……おいグリーン、貴様の周りを見てみろ」

    グリーン「これ……は……!?」


    621: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/09(月) 22:18:58.77 ID:6Qm62OyeO

    ハヤト「……」

    マツバ「……」

    シジマ「……」

    イツキ「……」

    キョウ「……」

    シバ「……」

    カリン「……」

    サカキ「これでわかったろ?……そこにいる野郎には言葉なんて通じねえんだよ」

    グリーン「レッド……!君が全てこれをやったのか……?」

    レッド「……」

    グリーン「そうか、わかっよ……僕は……僕は君を許さない!ここで君を殺してでも止める!いくぞ!」


    624: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/09(月) 22:26:00.77 ID:6Qm62OyeO

    グリーン「いけ!みんな!」

    ポンッ

    ヘルガー「がー」

    ポンッ

    ダグトリオ「だぐ」

    ポンッ

    フーディン「ふー」

    ポンッ

    サンダース「だーす」

    ポンッ

    ニョロボン「ぼーん」

    ポンッ

    フシギバナ「ばなー」

    グリーン「これはバトルじゃない……全力でレッドを止める為の戦いだ!いくぞ!!」


    625: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/09(月) 22:34:35.73 ID:6Qm62OyeO

    サカキ「チッ……!熱くなり過ぎだ!ったく!」

    サカキ「だが、フッフッフ……こういう乱闘も悪くはない!出番だ!お前ら!」

    ポンッ

    オニゴーリ「ごーり」

    ポンッ

    マタドガス「またどがー」

    ポンッ

    ギャラドス「ぎゃらー」

    ポンッ

    ドサイドン「どさいー」

    ポンッ

    ドンカラス「どんかー」

    ポンッ

    ペルシアン「ぺるしあー」

    サカキ「命令だ……気が済むまで暴れてこい!」


    626: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/09(月) 22:39:11.60 ID:6Qm62OyeO

    レッド「……」

    ポンッ

    ワタッコ「わたー」

    ポンッ

    カイリキー「かーい」

    ポンッ

    カビゴン「ごーん」

    ポンッ

    シャワーズ「しゃわー」

    ポンッ

    リザードン「りざー」

    レッド「……」

    ライチュウ「らーい」


    675: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/10(火) 17:48:10.95 ID:EmV3ccd3O

    サカキ「グリーン!まずは奴の動きを封じるぞ!」

    グリーン「はい!」

    サカキ「ペルシアン!」

    グリーン「フシギバナ!」

    サカキ「さいみんじゅつ!」

    グリーン「ねむりごな!」

    ペルシアン「ぺるしあー」

    フシギバナ「ばなー」

    カビゴン「……ZZZ」

    カイリキー「……ZZZ」

    サカキ「チッ!2匹だけしか眠らねえか……!」

    レッド「……」クイッ

    ライチュウ「らーい」

    サカキ「くっ!全体に放電して目眩ましだと!?」

    グリーン「サカキさん、攻撃が来ます!用心して下さい!」


    677: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/10(火) 17:56:29.98 ID:EmV3ccd3O

    シャワーズ「しゃわー」

    サカキ「!」

    サカキ(トレーナーを直接狙ったハイドロポンプだと!?)

    サカキ「オニゴーリ!俺を守れ!」

    オニゴーリ「ごーり」

    サカキ「ハッハッハ!粋なことをやるじゃねえかよ……この野郎が!」

    サカキ「反撃に出るぞ!ギャラドス、はかい……」

    ライチュウ「らーい」

    ビリビリビリビリッ

    ギャラドス「ぎゃらー」

    サカキ「ギャラドス!?……くっ、あのクソネズミが!!」


    679: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/10(火) 18:06:05.80 ID:EmV3ccd3O

    ワタッコ「わたー」

    グリーン「!」

    グリーン(トレーナーに直接攻撃するつもりか!?)

    グリーン「ヘルガー!向かってくるワタッコにだいもんじ!」

    ヘルガー「がー」

    ワタッコ「わたー」

    グリーン「よし!まず1匹倒し……!?」

    リザードン「りざー」

    グリーン「リザードン!?」

    グリーン(ワタッコは囮だったのか……!まずい!)

    グリーン「サンダース!でんこうせっかでリザードンの体勢を崩せ!」

    サンダース「だーす」

    グリーン「ふぅ……」

    グリーン(なんとかブラストバーンは外させたけど……レッドの奴、本気で僕を殺しに来ている……!)


    681: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/10(火) 18:15:09.48 ID:EmV3ccd3O

    サカキ「グリーン!先にライチュウを倒すぞ!こいつが一番厄介だ!」

    グリーン「はい!」

    レッド「……」クイッ

    ライチュウ「らーい」

    グリーン「!」

    サカキ「!」

    緑榊(ライチュウがあえてドサイドンとダグトリオの間に入ってきた!?)

    サカキ「グリーン!ドサイドンに構わずじしんを撃て!ダグトリオならライチュウより早い!」

    グリーン「ええ!ダグトリオ、じし……」

    ライチュウ「らーい」

    サカキ「……やられた!グリーン!ダグトリオを避けさせろ!」

    グリーン「え……」

    ドサイドン「どさいー」

    ズドーン

    ダグトリオ「だぐー」


    682: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/10(火) 18:23:46.09 ID:EmV3ccd3O

    グリーン「くさむすびで倒れたドサイドンでダグトリオを下敷きにして倒した……だと……」

    サカキ「野郎……!やけに対多数の戦闘に慣れてやがる!特にあのライチュウ!」

    ライチュウ「らーい」

    サカキ「チッ……!あのネズミ、まだまだ余裕って所だな……!」

    レッド「……」クイッ

    カビゴン「ごーん……ZZZ」

    グラグラグラッ

    グリーン「じしん!?……ああっ!?」

    グリーン(こんな雪山でそんな技使ったら……雪崩が起きる!!)

    グリーン「あの大馬鹿野郎が!フーディン!倒れてる人たちを避難させろおおお!!」


    684: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/10(火) 18:31:46.26 ID:EmV3ccd3O

    サカキ「あのガキ!マタドガス!グリーンを上に乗せて避難しろ!ドンカラス!俺を乗せろ!」

    マタドガス「またどがー」

    ドンカラス「どんかー」

    サカキ「ペルシアン!オニゴーリ!もどれ!……グリーン!てめえもとっととポケモンをもどせ!」

    グリーン「……あ!フシギバナ!ニョロボン!もどれ!」

    フシギバナ「ばなー」

    ニョロボン「ぼーん」

    グラグラグラグラッ

    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!

    グリーン「くっ……!間に合え!サンダース!ヘルガー!もどれえええ!」


    685: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/10(火) 18:41:44.94 ID:EmV3ccd3O

    グリーン「……」

    サカキ「馬鹿が!てめえのポケモンは残り3匹じゃねえか!死んでる人間なんて後だろうが!」

    グリーン「死んでる……?……まだ生きてる人も絶対にいます!」

    サカキ「チッ……!だが、どうする?ドンカラスとマタドガスは俺たちを乗せてるから戦えん」

    サカキ「フーディンも今の一斉テレポートでしばらく戦闘に復帰出来ないだろう……すると残りは4匹だ」

    グリーン「……」

    サカキ「対してレッドは全てのポケモンを元に戻せている、ひんしもワタッコだけだ」

    サカキ「背に乗ってるリザードンを除いて4匹、数字上はイーブンだが……」

    グリーン「なら、4対4でなんとか……」

    サカキ「まだミュウツーが残っているってのを忘れたのか?」

    グリーン「あ……」

    サカキ「わかったろ?俺たちは今かなり追い詰められている」


    686: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/10(火) 18:53:22.05 ID:EmV3ccd3O

    グリーン「……」

    グリーン(怒りのせいですっかり忘れてた……僕たちの標的はあくまでもミュウツー)

    グリーン(このレッドとの戦いで疲労困憊していたら絶対に倒せない……!)

    グリーン(でも、今のこの状況から考えても……死力を尽くさない限りレッドは倒せない……)

    グリーン(僕は……僕たちはどうしたら……?)

    ブルー「レッド!!」

    グリーン「ブルー……!?」

    サカキ「ふん……あの時の女か」

    レッド「……」


    690: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/10(火) 19:06:32.18 ID:EmV3ccd3O

    ブルー「レッド!アンタ何やってるのよ!」

    レッド「……」

    グリーン「ブルー!君が何でこんな所に!?」

    ブルー「事情は全部ポケモンリーグから聞いたわ……」

    ブルー「こんな……こんな酷いことをみんなにして!アンタ、ポケモンマスターになるんじゃないの!?」

    ブルー「それなのにポケモンに言い様に使われるなんて……アンタ、馬鹿じゃないの!?」

    レッド「……」

    ブルー「……ちょっと!何か言いなさいよ!」

    サカキ「無駄だ、女……そいつに言葉は通じん」

    ブルー「うるさい!無駄か無駄じゃないかは私が決めるのよ!」

    グリーン「ブルー!危ないから離れるんだ!」

    ブルー「だから……うるさいって言ってるでしょ!」

    ブルー「大体グリーン、何で私に何も言わなかったのよ!?……私を……私を何だと思ってるのよ!?」

    ブルー「私はね……ポケモンマスターの妻になる女なのよ!!」

    ブルー「どこの馬の骨だか知らないけどね……例えポケモンだろうが浮気なんて絶対に許さないんだから!」


    691: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/10(火) 19:20:17.11 ID:EmV3ccd3O

    レッド「……」

    ブルー「レッド……アンタ、まだ何も言わないつもりなのね?なら、こっちにも考えがあるわ」

    ブルー「金輪際スロットは禁止よ!!」

    レッド「……」

    レッド「……スロ……ット……」

    グリーン「!」

    サカキ「!」

    ブルー「そうよ、レッド……アンタは一生あの台の前に座れなくなるのよ?」

    ブルー「あの当たりの感動も一生味わえなくなるのよ?それでもいいの!?」

    ブルー「それがどれだけアンタにとって苦痛か私は知ってるわ……さあ、レッド!どうするのよ?」

    レッド「……い……や」

    ブルー「嫌でしょ?そうでしょ?なら、一度こっちまで降りてきなさい」

    レッド「……」クイッ

    リザードン「りざー」

    グリーン「レッドに……言葉が通じている……!」


    706: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/10(火) 22:02:46.11 ID:EmV3ccd3O

    ブルー「レッド……」

    レッド「……」

    ブルー「ふん!」

    ビターン

    グリーン(黄金の右!?)

    レッド「っ!?」

    ブルー「……どう?目覚めたかしら?」

    レッド「ブルー?……俺はどうしてこんな所に……?」

    だきっ

    ブルー「もう……心配したんだからね!バカレッドお!」

    レッド「ああ……悪かったよ、ブルー……だから泣くなって?」

    ブルー「泣くわよお……!もうバカバカバカあ!」

    グリーン「……レッドは操られてたみたいですね」

    サカキ「どうやらそうみたいだな……だが、そうなると疑問が残る」

    グリーン「ええ……誰が一体ミュウツーのトレーナーだったんでしょうか?」


    708: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/10(火) 22:08:59.21 ID:EmV3ccd3O

    レッド「ブルー……愛してるぜ」

    チュ

    ブルー「もう……レッドったら……私もよ」

    チュ

    レッド「私もなんてズルいな……言葉で言ってよ」

    チュ

    ブルー「嫌よ、恥ずかしい……」

    チュ

    レッド「ブルー……な?」

    チュ

    ブルー「もう……愛してるわよ、レッド」

    チュ

    グリーン「君たちは……こんな状況で何をやってるんだああああああああああああああああああああ!!」

    サカキ「……ふぅ」ビクンビクン


    711: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/10(火) 22:22:52.93 ID:EmV3ccd3O

    レッド「……グリーン、サカキのおっさん、色々と迷惑かけたな」

    グリーン「全くだ!」

    レッド「……で、無意識の間の出来事といえたくさんの人に攻撃したみたいだけど多分みんな大丈夫だ」

    レッド「いくら操られてたってライチュウがそこら辺の加減が出来ないわけがないし」

    グリーン「……そうか、君がそうまで言うならそれは信用しよう」

    サカキ「で……貴様は何でそんな状態になったんだ?」

    レッド「ああ、それは確か……そうそう、オーキドのじいさんに頼まれたんだ!」

    レッド「ハナダのどうくつの最深部に珍しいポケモンがいるから調査に行ってくれって言われてさ」

    レッド「いや、最初は断る気だったんだけどよ……ミニスカートのAVくれるって言われたから快諾してよ」

    ブルー「レッド、それ後で没収ね」

    レッド「あ」

    グリーン(……こんな馬鹿に勝てなかったのかと思うと自分が悲しくなる)

    サカキ(……ミニスカートか、ミニスカートならしょうがないな)


    712: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/10(火) 22:29:10.81 ID:EmV3ccd3O

    レッド「で、最深部に到着したんだけど……そっから記憶がねえんだな、これが」

    グリーン「ふうん……そうか」

    サカキ「だが、これでわかったのが……その時にはミュウツーは既に起動してたってことだ」

    グリーン「ええ……そうですね」

    レッド「なあ……そのミュウツーって一体何なんだ?」

    グリーン「ああ、姿を見てないんだったら君は何も知らないんだよな……わかった、説明するよ」

    ………

    ……



    718: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/10(火) 22:42:31.43 ID:EmV3ccd3O

    レッド「ふうん……そのミュウツーって奴が俺を操っていたと……そいつには十分なお仕置きが必要だな」
    レッド「で、そのミュウツーってのはどこにいるんだ?」

    グリーン「レッド……君はさっきの僕の話を聞いてたのか?」

    レッド「ああ、そのミュウツーって奴が一番悪いんだろ?」

    グリーン「はぁ……僕たちは君がミュウツーのトレーナーだと思ってたんだよ」

    グリーン「つまりここにミュウツーもいると思ってた……わかるかい?」

    レッド「ああ!なーるー」

    グリーン「だけど……ここにいないとなると再びミュウツーを探さなきゃいけないな」

    ??「その必要はない」

    グリーン「!」

    ??「まさかレッドを攻略どころか奪還されることになるとは……だが、いい時間稼ぎにはなった」

    サカキ「……来やがったか」

    レッド「……お前がミュウツーか?」

    ミュウツー「そう……我がミュウツーだ!」


    724: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/10(火) 22:59:37.64 ID:EmV3ccd3O

    グリーン「ポケモンが喋った……」

    サカキ「ふん、てっきり奇襲を仕掛けてくると思ってたが……こんなにノコノコ出てくるとはな」

    サカキ「だが、まさか貴様単体の犯行だったとはな……」

    ミュウツー「単体ではない……ワシは2人で1つになったんじゃよ」

    レッド「その声は……!」

    ブルー「嘘よ……」

    グリーン「……やはりあなただったんですね、お祖父様!」

    ミュウツー「正解じゃ、グリーン!ワシがお前らの言う事件の犯人……」

    ミュウツー「そして世界を変えるただ1つの存在、ミュウツーじゃ!」

    サカキ「そうか、それでマサキを殺したのか……フッフッフ!ハッハッハ!狂ってるな、オーキド!!」

    ミュウツー「左様……ミュウツーを制御出来る方法は優秀なトレーナーを用することだけではない」

    ミュウツー「自分自身がミュウツーになってしまえばよかったんじゃよ……!」

    レッド「!」

    ブルー「!」

    グリーン「……」


    726: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/10(火) 23:18:13.57 ID:EmV3ccd3O

    ミュウツー「さて、お前たち……ここで1つ提案がある」

    ミュウツー「ワシと共に来るんじゃ……世界の変革が目の前で見れるぞ?」

    ミュウツー「お前たちほど優秀なトレーナーならわかっておるだろう?」

    ミュウツー「この世には腐ったトレーナー共が腐るほどおる……そやつらに制裁を行う、それが第一段階」

    ミュウツー「そして……優秀な遺伝子を持ったポケモンたちを選別し、それ以外を排除する第二段階……」

    ミュウツー「そうすればこの世には優秀なトレーナーと優秀なポケモンしか残らない……そこは正に楽園」

    ミュウツー「どうじゃ?当然来るんじゃろう?」


    731: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/10(火) 23:36:15.83 ID:EmV3ccd3O

    レッド「無理だね」

    ブルー「嫌よ」

    サカキ「馬鹿か」

    グリーン「お祖父様……あなたには失望しました」

    ミュウツー「……まさかグリーンすら理解出来ぬとはな……本当にがっかりじゃよ」

    グリーン「お祖父様……あなたの言ってる戯言はただの幻想です」

    グリーン「トレーナーはともかくポケモンに優劣なんて存在しません!」

    グリーン「M-2計画といい、未だにお祖父様がそのような幻想に囚われていると言うのなら僕は……」

    グリーン「僕は……そんな幻想ぶち壊します!」

    ミュウツー「グリーン……口だけは随分と達者になったようじゃのう」

    ミュウツー「よろしい、ならば戦争じゃ!」


    766: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/11(水) 17:02:05.00 ID:2OZ4rU3zO

    グリーン「いけ!フシギバナ!」

    フシギバナ「ばなー」

    サカキ「いけ!ペルシアン!」

    ペルシアン「ぺるしあー」

    ブルー「いけ!ゲンガー!」

    ゲンガー「げーん」

    レッド「いけ!ライチュウ!」

    ライチュウ「らーい」

    ミュウツー「ふむ……4対1程度でワシに勝てるとでも思うのか!いくぞ!」


    768: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/11(水) 17:09:11.94 ID:2OZ4rU3zO

    グリーン「フシギバナ!ねむりごな!」

    サカキ「ペルシアン!さいみんじゅつ!」

    ミュウツー「ふん!」

    グリーン「な!?」

    サカキ「動かない……だと……!?」

    ミュウツー「その程度の催眠でワシが眠るかあああ!戯けえええ!」

    ミュウツー「喰らうがよいいい!これがはどうだんじゃああああ!!」

    サカキ「ペルシアン!避けろ!」

    ペルシアン「ぺるしあー」

    ミュウツー「無駄無駄無駄ァッ!!」クイッ

    サカキ「軌道が変わった!?ペルシアン!!」

    ペルシアン「ぺるしあー」

    バタン

    ミュウツー「フワッハハ!!まずは1匹いいい!!」


    769: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/11(水) 17:16:24.19 ID:2OZ4rU3zO

    ブルー「ゲンガー!シャドーボール!」

    ゲンガー「げーん」

    ミュウツー「!」

    ミュウツー「その程度で……隙を突けたと思うなあああ!」シュッ

    ブルー「レッド!」

    レッド「ああ!ライチュウ!ボルテッカー!」

    ライチュウ「らーい」

    ミュウツー「!」

    グリーン「テレポート先を読んでる!これなら!!」

    ミュウツー「喰らうかあああ!リフレクター!!」

    ピカーン

    ライチュウ「らーい」

    ズドーン


    771: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/11(水) 17:31:50.55 ID:2OZ4rU3zO

    レッド「……どうなった!?」

    ミュウツー「サイコキネシスううう!!」

    レッド「なっ!?」

    ライチュウ「らーい」

    バタン

    レッド「ライチュウ!!」

    ブルー「そんな……」

    グリーン「レッドのライチュウが……負けた……」

    ミュウツー「フワッハハ!今のはいい攻撃じゃったな……が、ワシを相手するにまだ足りない!!」

    ミュウツー「お前らに足りないモノおおお!それはあああ!!」

    ミュウツー「情熱思想理念頭脳気品優雅さ勤勉さあああ!そして何よりいいい!」

    ミュウツー「速さが足りないっ!!」


    772: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/11(水) 17:39:28.17 ID:2OZ4rU3zO

    レッド「くっ……ヤベェな、こりゃ」

    ブルー「勝てないわ……こんなの……」

    グリーン「どうする……どうすればいい……?」

    ミュウツー「最後にお前らにワシの本気を見せてやろう……いくぞおおお!!」

    ゴゴゴゴ

    ゴゴゴゴ

    レッド「なっ……なんだこれ……!?」

    ブルー「ミュウツーの周りで……何かが渦巻いている……!」

    グリーン「!」

    グリーン「ブルー!ゲンガーを戻すんだ!」

    ブルー「え……」

    ミュウツー「フワッハハ!遅い!遅すぎるわあああ!!喰らえええ!!」

    ミュウツー「これが100%のおおお!!サイコキネシスじゃあああ!!!」


    774: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/11(水) 17:46:58.67 ID:2OZ4rU3zO

    フシギバナ「ばなあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

    バタン

    ゲンガー「げええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええん」
    バタン

    レッド「……」

    ブルー「げ……ゲンガあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

    ブルー「ゲンガー!ゲンガー!ゲンガー!!大丈夫!?……返事をして!!」

    ゲンガー「……」

    ブルー「ゲン……ガー……いやあああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

    グリーン「……」

    グリーン「フシギ……バナ……」ガクッ

    グリーン「駄目だ……こんなの勝てるはずがない……」


    776: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/11(水) 17:52:08.64 ID:2OZ4rU3zO

    レッド「ブルー……グリーン……」

    ミュウツー「フワッハハ!2人が戦意喪失と言ったところだが……お前はどうする!レッド!」

    レッド「くっ……頼むぜ……いけ!リザードン!」

    リザードン「りざー」

    ミュウツー「ほお……ワシにまだ歯向かうか!その勇気は称賛してやろう……だが!!」

    ミュウツー「お前1人が抵抗したところで結果は変わらあああん!潔く負けるがいいい!!」

    ナツメ「……それはどうかな?」

    ミュウツー「!」

    レッド「お前は……!」

    グリーン「ナツメさん……!」


    780: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/11(水) 18:03:49.31 ID:2OZ4rU3zO

    グリーン「ナツメさん!大丈夫なんですか!?」

    ナツメ「ああ……電流を浴びることを以前予知してから私の服は対電仕様にしたんだがな……」

    ナツメ「それを持ってしてもライチュウの電撃は強力すぎた……レッド、後で仕返させろよ」

    レッド「ああ……この場を無事に切り抜けられるならその時は何でもしてやるぜ」

    ナツメ「……その言葉忘れるなよ」

    ミュウツー「ナツメえええ……この死に損ないがあああ!何をしてくれおったあああ!」

    ナツメ「あんな強力な念力を使った後だ……多少は反動もあるだろう?」

    ナツメ「私の念力を総動員して金縛りをかければ……今のお前なら1分は動きを止められる」

    サカキ「そして……その1分がお前の命取りになるんだよ!オーキド!」

    レッド「サカキのおっさん!」

    グリーン「サカキさん!」


    782: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/11(水) 18:17:06.18 ID:2OZ4rU3zO

    サカキ「オーキド……お前はミュウツーと融合したことでミュウツーの力を引き出すことに成功した」

    サカキ「だが、それは同時にミュウツーの1つの特徴を消すことになった……そうだろう?」

    ミュウツー「ぐむむ……!!」

    サカキ「超高速再生……肉体が損傷を受けた瞬間オートでその傷を再生する……それがお前には出来ない」

    サカキ「そう考えられる理由はテレポートやリフレクターを使ったことで用意に想像出来る……ならな」

    サカキ「お前の肉体を木っ端微塵粉々にしちまえば俺様の勝ちってことだ……!」

    ミュウツー「ぐっ……サカキい!貴様馬鹿な真似はよせ!!」

    サカキ「そうか……今のお前は俺の思考が読めたんだったなあ?」

    サカキ「なら、覚悟を決めろ」

    サカキ「オニゴーリ!マタドガス!出番だ!」

    オニゴーリ「ごーり」

    マタドガス「またどがー」


    785: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/11(水) 18:28:58.46 ID:2OZ4rU3zO

    グリーン「サカキさん……何を……!」

    レッド「おっさん……アンタ……!」

    ナツメ「……」

    サカキ「さて、オーキド……俺様と一緒に地獄に遊びに行こうじゃねえか!!」ガシッ

    ミュウツー「ま、待て!サカキ!早まるなあああ!!」

    ミュウツー「……そうだ!ワシの計画が成功した暁にはお前にワシと同じ位の特権を持たせてやる!」

    サカキ「フッフッフ……残念だな、俺様が全ての権限を手に入れるんだったら考えてやったんだがな!」

    サカキ「おっと、そろそろ時間だ……グリーン!貴様に頼みがある!」

    グリーン「……」

    サカキ「ペルシアンは任せたぜ……あばよ!オニゴーリ!マタドガス!」

    サカキ「だいばくはつ!!」

    ドッカーン

    グリーン「サカキさあああああああああああああああああああああああああああああああああああん!!」


    789: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/11(水) 18:57:37.58 ID:2OZ4rU3zO

    グリーン「サカキ……さん……」

    レッド「おっさん……アンタのことは一生忘れないぜ……」

    ナツメ「だが……これでようやく事件は終わったな」

    グリーン「……」

    レッド「グリーン、怪我人も怪我したポケモンも多いんだ……とりあえず一度みんなを運んで下山しよう」

    グリーン「ああ……」

    ナツメ「グリーン、お前のフーディンと私のフーディンで怪我人たちをテレポートさせるぞ」

    グリーン「……ええ」

    グリーン(サカキさん……あなたのことは一生忘れません……)


    790: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/11(水) 19:14:07.96 ID:2OZ4rU3zO

    数日後 トキワティ

    『それではグリーン様に入る報酬は全て怪我をされた方々の治療費に当てるということでよろしいですね?』

    グリーン「ええ……それでお願いします」

    『わかりました、また何かあったらその時はお願いします』

    グリーン「……もう勘弁して下さい」

    『では、グリーンさん。お疲れ様でした』

    ツー ツー

    グリーン「あの人との電話は苦手だ……なあ、ペルシアン?」

    ペルシアン「ぺるしあー」

    グリーン「……お前のご主人様はいつ戻って来るんだろうな?」

    ピンポーン

    グリーン「挑戦者か?今開けまーす!」

    ガチャ

    サカキ「よう……俺様のペルシアンは元気か?」

    end


    791: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/11(水) 19:15:58.90 ID:V5U1mPVYO

    非常によかった
    >>1


    792: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/11(水) 19:16:42.03 ID:fEz+yMCaO

    このサカキ様になら掘られてもいい


    796: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/11(水) 19:31:30.99 ID:ADDcVclWO

    乙かれええええ!!!
    面白かった!

    流石サカキさんいいとこどりwww


    引用元: ミュウツー「よろしい、ならば戦争だ」

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