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    紅莉栖「ラボメンが口を聞いてくれない……」岡部「……」

    1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/24(日) 20:12:34.47 ID:hjp0tq2X0

         ――未来ガジェット研究所――


    紅莉栖「ハロー」


    紅莉栖「……あれ、誰もいないのー?」

    紅莉栖「珍しいわね、この時間に誰もいないなんて」

    紅莉栖「ま、いっか……そのうち岡部が盛大にドアを開けて入ってくるでしょ」

    紅莉栖「……もちろん、まゆりや橋田の可能性もあるけど……」


    紅莉栖「誰か来るまでに、何か作ってようかしら?」

    紅莉栖「岡部が作ってた未来ガジェットにでも手を加えてやろうかなー」



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    4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/24(日) 20:16:37.36 ID:hjp0tq2X0

    ―――――――――――――――――
       ―――――――――――――
         ――――――――――

    紅莉栖「……」

    紅莉栖「フゥーハハハ!未来ガジェット完成だー!!」


    紅莉栖「……」

    紅莉栖「ついでに料理もしてみたゾ☆」


    紅莉栖「……」

    紅莉栖「はいはい、ワロスワロス。うはwwwこの>>1プギャーwww」カチャカチャ


    紅莉栖「……」

    紅莉栖「今何時だっけ?」


    紅莉栖「……」

    紅莉栖「誰も、こない」


    6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/24(日) 20:23:43.10 ID:hjp0tq2X0

    紅莉栖「ま、まあこういう日もあるよね」

    紅莉栖「岡部や橋田はこの時期だから、大学のレポートに追われてるのかな?」

    紅莉栖「フフ、そのうち私に泣きついてくる姿が目に浮かぶわっ!」


    紅莉栖「『助けてクリスティーナー!レポートが終わらないよー!!』」

    紅莉栖「しょうがないなぁ岡部くんは、私がいないと何も出来ないんだから」

    紅莉栖「『流石クリスティーナだ。……一生君のレポートが読みたい』」

    紅莉栖「そ、それって…・・///」



    紅莉栖「……」

    紅莉栖「アホらし、帰ろ……」


    紅莉栖「ま、ゆ、り、へ。今日は、どうしたのーっと……」メルメル


    9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/24(日) 20:31:21.83 ID:hjp0tq2X0

    ―――――――――――――――――
       ―――――――――――――
         ――――――――――

       ――未来ガジェット研究所――


    紅莉栖「ハァイ」

    紅莉栖「……あれ?」

    紅莉栖「ねぇー、誰かいないのー?」

    紅莉栖「……」


    紅莉栖「おかしいな……。
         この時間なら、一昨日までは毎日のように誰かしらラボにいたのに」

    紅莉栖「みんな忙しいのかしら……まあ、私も忙しい時はラボに来れなかったしね」

    紅莉栖「でも、まゆりはもう夏休みだから暇なはずじゃないのかしら……」

    紅莉栖「……ううん、まゆりにもまゆりの事情ってものがある。決めつけるのは良くないわ」

    紅莉栖「そう、まゆりは今年で受験だし、きっと何かで忙しいのよ……」


    紅莉栖「だから昨日のメール、返事が返ってこないのもそのせいよ!」


    16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/24(日) 20:39:35.32 ID:hjp0tq2X0

    紅莉栖「今日は何して時間を潰そう……」

    紅莉栖「……ここって、みんながいないと退屈なのよね……」

    紅莉栖「開発室はガラクタだらけだし、研究設備も整ってないから何もできやしない」

    紅莉栖「まったく、私だって自分の研究で忙しい時もあるんだから、
         こんな時くらい、私のためにラボを使いたい」

    紅莉栖「これは岡部に言う必要があるわね!もっと設備を整えろー!!っと」


    紅莉栖「……」

    紅莉栖「誰かこないかな……」


    紅莉栖「……」

    紅莉栖「天才脳科学者だけど質問ある?……っと」カチャカチャ


    21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/24(日) 20:46:19.52 ID:hjp0tq2X0

    紅莉栖「何それwww馬鹿過ぎるwwwワロタwww」

    紅莉栖「たまにはネットサーフィンでもするか……」カチッカチッ

    紅莉栖「wwwwこれおもしろwwww」

    紅莉栖「……」カチャカチャ

    紅莉栖「プッ……」カチッカチッ

    紅莉栖「ニコ厨プギャーwwwwww」

    紅莉栖「……」カチャッカチカチ

         ――カチッコチ、カチッコチ、カチッコチ――

    紅莉栖「……あ、もうこんな時間……」

    紅莉栖「帰ろう……」


    紅莉栖「岡、部、へ。おい、誰もラボに、こないから、暇な件について……」メルメル


    23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/24(日) 20:51:55.82 ID:hjp0tq2X0

    ―――――――――――――――――
       ―――――――――――――
         ――――――――――

    紅莉栖「グーテンモーゲン!」

    紅莉栖「なんてねっ!」


    紅莉栖「……あれ?」

    紅莉栖(盛大にボケたのに……ツッコミどころか)

    紅莉栖「また、誰もいない……」


    紅莉栖「今日もいないの?……ううん、今日は絶対誰かしらはくるはず」

    紅莉栖「統計して、今まで三日間誰もこなかったなんてことはなかった!」

    紅莉栖「そのうちドアが開いて、また騒がしくなっていくんだから……」

    紅莉栖「今の内に、この静かな時間を楽しまなくちゃ――」


    27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/24(日) 20:55:57.87 ID:hjp0tq2X0

    ―――――――――――――――――
       ―――――――――――――
         ――――――――――


    紅莉栖「ヘイッ!」


    ―――――――――――――――――
       ―――――――――――――
         ――――――――――


    紅莉栖「コンニチハー!」


    ―――――――――――――――――
       ―――――――――――――
         ――――――――――


    紅莉栖「全員両手を上げろ!!」ガチャッバン!!


    ―――――――――――――――――
       ―――――――――――――
         ――――――――――


    紅莉栖「フゥーハハハ!颯爽登場!!クリスッティーナ!!」


    32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/24(日) 21:00:08.34 ID:hjp0tq2X0

    ―――――――――――――――――
       ―――――――――――――
         ――――――――――


    紅莉栖「……」ガチャッ

    紅莉栖「……」キョロキョロ


    紅莉栖「今日で一週間……」

    紅莉栖「誰も、いない……」

    紅莉栖「なんで?……どうして?」


    紅莉栖「メールは……」カチカチ

    紅莉栖「来てない……一週間前から……誰からも……」


    紅莉栖「……」

    紅莉栖「……そうだ、たまには下に顔を出そう。綯ちゃんがいるかも……」


    38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/24(日) 21:10:46.33 ID:hjp0tq2X0

    紅莉栖「こんにちはー……」

    天王寺「いらっしゃ……あ?……なんのようだ?」

    紅莉栖「え、あ、その」

    紅莉栖(どうしよう、用事なんて特にない……。
         心なしか機嫌が悪そうだし、なんて言おう)

    紅莉栖「えーっと……綯ちゃんいませんか?たまには会いたいなーって」

    天王寺「いねぇよ。……用事はそれだけか?わかったら帰れ」

    紅莉栖(仮にもお客さんに帰れって言っちゃうこのお店って……)

    紅莉栖「……あ、あの、ミスターブラウンさん?」

    天王寺「あぁ!?」

    紅莉栖「……っ……、その、ラボメン……岡部たちって今何してるか知りませんか?」

    天王寺「……」

    紅莉栖「最近、ここに顔を見せてなくて、貴方でしたら何か知っていないかなーと」

    天王寺「知らん」

    紅莉栖「……そ、そうですか……失礼しました」

    天王寺「……」


    42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/24(日) 21:21:37.24 ID:hjp0tq2X0

    紅莉栖「当たり前よね。
         いくら家主とはいえ、たかだか一週間顔出さないからって、
         普段あんまり接しない他人の行動を把握してる人なんているわけない」

    紅莉栖「そう、たかが一週間よ!みんな忙しいのよ……!」


    紅莉栖「そうだっ!たまにはラボにいるだけじゃない、私がみんなの所に行けばいいのよ!」

    紅莉栖「良い機会だから、いつものメンバーじゃないみんなの所に行けばいい!」

    紅莉栖「ラボメンは岡部や橋田、まゆりだけじゃないわ」


    紅莉栖「うん、今まで私だけで行動することはなかった……たまにはいいわよね」

    紅莉栖「まずは……そうだ、柳林神社に行ってみようかしら」

    紅莉栖「漆原さんに会いにいこう!
         ……もしかしたら岡部、まゆりのことも知ってるかもしれない……」


    紅莉栖「よし、そうと決まれば善は急げね。作戦開始ッ!」



    天王寺「……おい、もう出て来ていいぞ」

    萌郁「……」綯「……」


    43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/24(日) 21:26:53.66 ID:hjp0tq2X0

         ――柳林神社――


    紅莉栖「ここに一人で来るのは初めてね」

    紅莉栖「……漆原さんはいるかしら」

    紅莉栖(高校は、もう全面的に夏休みに入ってるだろうし、
         きっと用事で出かけてなければいるはず)

    紅莉栖「いつもは大体いるらしいし、きっと今日だって……」




    るか「……」サッサッ

    紅莉栖「イターーー!!!」

    るか「……っ!?」ビクッ


    51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/24(日) 21:32:23.39 ID:hjp0tq2X0

    紅莉栖(良かったー……今までの流れ的に、
         私が一人で神社に佇んで、
         途方に暮れてる姿が思いうかんじゃったけど、
         全然そんなことはなかったぜ!)

    紅莉栖「あ、あの、こんにちは!漆原さん」

    るか「……」


    紅莉栖(あれ?)

    紅莉栖「漆原さん?こんにちは、お久しぶりね」

    るか「……」サッサッ


    紅莉栖(え?)

    紅莉栖「う、漆原さん?……もしもーし」

    るか「……ゥゥ」サッサッ


    紅莉栖「ねぇ……、漆原さん?」

    るか「……」サッサッ


    60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/24(日) 21:37:28.00 ID:hjp0tq2X0

    紅莉栖「……」

    るか「……」

    紅莉栖「どうして無視するの?」

    るか「……」


    紅莉栖「岡部になんか言われてるの?」

    るか「……っ……」

    紅莉栖「ねぇ?だっておかしいもの。
         漆原さんは、そんなことする人間じゃないってことぐらい、
         私は知ってるつもりよ?」

    るか「……」


    紅莉栖「となると、こんならしくない行動を差し向けられるのは、たった一人しかいない」

    紅莉栖「……岡部ね?」

    るか「……ボクは、何も知りませぇんー!」ダダダッ

    紅莉栖「あ、ちょっと!」


    紅莉栖「……岡部か……」


    66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/24(日) 21:46:48.07 ID:hjp0tq2X0

    紅莉栖「……なんとなく、違和感はあった」

    紅莉栖「まるで、私を世界から疎外させてるような」


    紅莉栖「っつーか、一週間もメールすら返ってこないとかおかし過ぎるだろjk」

    紅莉栖「私がどれだけ連絡したと思ってんのよ」

    紅莉栖「あの携帯電話がなければ厨二病をこじらせて死ぬような人間が、
         一週間も気が付かないなんてありえないし」

    紅莉栖「岡部……あいつはダメね。何かしようと企んでるのなんてバレてるわよ?」


    紅莉栖「次は、メイクイーン+ニャン2ね」

    紅莉栖「あんまり乗り気じゃないけど……もしかしたらまゆりもいるかも!」

    紅莉栖「後橋田も」


    70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/24(日) 21:53:12.27 ID:hjp0tq2X0

         ――メイクイーン+ニャン2――


    紅莉栖「……うう、女一人でここに入るのか……」

    紅莉栖「い、いや、別におかしいことじゃないわ!」

    紅莉栖「最近はこういうとこも女の子に人気なんだって、まゆりが言ってたもん」

    紅莉栖「……そうよ、それに友達に会いに来てるだけなんだから、
         どこもおかしいとこなんてない!」


    紅莉栖「いざっ!」

         「「お帰りニャさいませ!ご主人様♪」」


    紅莉栖「」

    紅莉栖「……あ」



    紅莉栖「フェイリスさん……まゆりぃ!!」

    フェイリス「……」

    まゆり「……」


    77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/24(日) 21:58:36.94 ID:hjp0tq2X0

    フェイリス「……」シュッ

    紅莉栖「ねえっ、まゆり?どうして最近ラボに顔――」


    メイド「ご主人様~。お席はこちらにニャりますニャン♪」

    紅莉栖「――えっちょっおま、ニャン♪じゃなくて――」

    メイド2「一名様ご案内致しますニャーン!!」

    紅栖莉「え?何っちょっはなして!まゆ、まゆり!?……フェイリスさんこれどういう――」

    メイド3「ニャンニャーン」


    フェイリス「……」

    まゆり「……」


    ダル「……」ニヤッ


    87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/24(日) 22:07:35.00 ID:hjp0tq2X0

    紅莉栖「……どういうことなんだ、これは」

    紅莉栖「……明らかに、おかしい」

    紅莉栖「いや、わかってた。
         ……岡部がかかわってるってことは、何かしらアクションがあることくらい」

    紅莉栖「でも、話しぐらいさせてくれたって……」


    紅莉栖「……と言いながら、
         メイクイーン+ニャン2を出てから、
         入口でまゆりとフェイリスさんが出てくるのを待っていたら、
         メイクイーン+ニャン2が閉店していたでござるの巻」


    紅莉栖「どうしてこうなった、どうしてこうなった」

    紅莉栖「でも、これで証明されたわ」



    紅莉栖「私に起きてるこの事態は、全部岡部のせいだということがな!」

    紅莉栖「あ、あの野郎……またくだらないことを考えついたに違いないわ……」


    98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/24(日) 22:15:25.92 ID:hjp0tq2X0

    ‐‐--―――――――――――――--‐‐
      ‐‐--―――――――――--‐‐
         ‐‐--―――――--‐‐


    岡部「やはり来たか」

    るか「……これでいいんでしょうか?」

    フェイリス「今頃全部凶真のせいになってるだろうし、別にかまわないニャ」

    岡部「全責任は俺が取る。お前らはこのまま続けてくれ」

    萌郁「……毎日、牧瀬さんが現れるから……そのたびに隠れるのが辛い」

    岡部「我慢しろ、それと見つかっても絶対口を聞くなよ?」

    ダル「桐生氏なら大丈夫だろ常考」

    岡部「全員だ!……いいか?あいつの勘はもの凄い、
        とにかく目も合わせない勢いでいけ」

    ダル「オーキードーキー」



    岡部「ククク……クリスティーナよ……思い知るがいい」

    岡部「我らがラボメンの本気をな」


    113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/24(日) 22:31:33.07 ID:hjp0tq2X0

         ――未来ガジェット研究所――


    紅莉栖「……で、今日も誰もいないっと」

    紅莉栖「まあ、わかってた。……この方が考察しやすいからいいわ」

    紅莉栖「さて、現時点で私の身に起きていることをまとめましょう」


    紅莉栖「まず、約一週間前から、ラボメンが忽然とラボに姿を見せなくなる」

    紅莉栖「最初は、みんな忙しいから顔を出さないんだと思った」

    紅莉栖「でもこれはハズレ。……理由は漆原さんの反応と、まゆりが普通にバイトしてたこと」

    紅莉栖「漆原さんは、私を、無視した。触れることもしなかった。
         ……神社を掃除するぐらいの思考能力と暇があるのに、私だけはゴミ以下の扱いをした。
         無理矢理問いただしたら、見事に反応した。反応したのは岡部の名前」

    紅莉栖「次にまゆり。まゆりは普通にバイトしてた、
         これは一週間ラボに顔を出せなくなるほど、学校が忙しいという方程式を崩す」

    紅莉栖「いつもはバイトしながら顔を出してるしね。
         そして、バイトがラボに顔を出せないくらい忙しいということもない」

    紅莉栖「その証明は、昨日私が観測した状況。
         ……お客一人にメイド三人が出張るとか人余りすぎだろ……」

    紅莉栖「よって、忙しいからという理由で、ラボに来ないというわけではない、という解にたどり着く」


    138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/24(日) 22:47:20.70 ID:hjp0tq2X0

    紅莉栖「では何故ラボにこないのか」

    紅莉栖「岡部やまゆり、ついでに橋田にも連絡した私に対して、
         返事は約一週間前から返ってこない」

    紅莉栖「漆原さんは、岡部の名前に反応し、去っていった」

    紅莉栖「フェイリスさんは、私は見逃してないわよ!
         ……メイドに連れていかれる時、何か合図をしてたように見えた」

    紅莉栖「まるで、まゆり……ううんフェイリスさん自身からも私を遠ざけるように」


    紅莉栖「おかしい……でもおかしいのは世界じゃない」

    紅莉栖「ラボメンの行動がおかしいんだ」

    紅莉栖「現に、ブラウン店長は私の呼びかけに答えてくれていた」


    紅莉栖「そう、
         つまりラボメンが、ラボに顔を出さない理由は、

         私にある、

         という仮定に繋がる……」

    紅莉栖「それを指示しているのが、岡部。指示してる内容は」

    紅莉栖「私に対して――」


    146: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/24(日) 22:58:33.23 ID:hjp0tq2X0



    紅莉栖「ラボメンが口をきいてくれない……」岡部「……」



    150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/24(日) 23:02:25.66 ID:hjp0tq2X0

    紅莉栖「――ということに繋がるなんらかの計画があるんだろう」


    紅莉栖「……」

    紅莉栖「……私のせい……私が何したっていうのよ……」グスッ


    紅莉栖「じゃないじゃない、しょげてどうする!
         今はこの状況を作ったとされる岡部の思考を暴かなきゃ!」

    紅莉栖「……私のせいで、ラボメンが顔を出してこないんだとしたら、
         私がそうなった理由に気が付かないとダメってこと」

    紅莉栖「岡部が指示してこの状況になってるんだったら、
         岡部は私に対して怒ってる……とか?」


    紅莉栖「いや、それだけじゃない」

    紅莉栖「岡部の指示に、みんなが乗っかるくらいの、
         なんかしらの理由があるんだ」

    紅莉栖「岡部個人が怒っているからって、みんなの態度が変わるなんてことありえない。
         だから、怒ってるとしたらラボメン全員に仮定されてしまう」

    紅莉栖「それを念頭に入れて考えるとして、岡部が指示してる計画は……」


    紅莉栖「わかんないよ……やめてよ……」グスッ岡部「……」


    169: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/24(日) 23:11:20.09 ID:hjp0tq2X0

    紅莉栖「どうしよう……」

    紅莉栖「岡部やみんなを怒らせることなんてしたかな……」

    紅莉栖「全然思い当たらない……」


    紅莉栖「いや、岡部だけなら考え付くかも……」

    紅莉栖「いつも論破してるし、未来ガジェットもガラクタ扱いしちゃってるし……」

    紅莉栖「ああ、そうだ……この前は岡部の作った未来ガジェットを勝手に改良して、
         喧嘩になったっけ?」

    紅莉栖「でもあれだけで、みんなが私を無視するような、
         酷い計画に乗っかるなんてこと考えられない……」


    紅莉栖「……ま、まさか元々私は嫌われてて……岡部が都合よく怒ってたから、
         こんな計画を実行に移した……とか?」

    紅莉栖「岡部岡部って、岡部に捕らわれていたけど……」

    紅莉栖「本当はみんなで考えた計画なんじゃ……私と口を聞かないって……」


    紅莉栖「あ、なるほど。よくある虐めのパターンじゃないwwwつまりこれって」


    紅莉栖「この計画って……」岡部「……」


    190: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/24(日) 23:20:38.01 ID:hjp0tq2X0

    ‐‐--―――――――――――――--‐‐
      ‐‐--―――――――――--‐‐
         ‐‐--―――――--‐‐


    岡部「――ああ、俺だ。計画はいよいよ最終段階に入る」

    岡部「クリスティーナの調子はどうか?
        ……予定通り、順調に落とし込めているぞ」

    岡部「ああ、後はこのまま時を待つだけだ。
        ……なに、いざとなったら俺がなんとかするさ」

    岡部「大丈夫、計画に狂いはない。
        ……念のため、常に監視しているからな」

    岡部「そうだ、そっちのことは任せたぞ。……俺のこと?気にするな」

    岡部「責任なら俺が取ると言っているだろう?……何、その後の心配?」

    岡部「ククク……フフフ……フゥーハハハ!!」

    岡部「俺を誰だと思っている?俺は狂気のマッドサイエンティスト!!」

    岡部「この計画を遂行することは、
        シュタインズゲートの選択により決められていることなのだ!!」

    岡部「……おっと、そろそろ通信を切る。奴が動きだした」

    岡部「それでは、そっちもぬかるなよ?――エル・プサイ・コングルゥ」


    199: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/24(日) 23:24:51.11 ID:hjp0tq2X0

    ―――――――――――――――――
       ―――――――――――――
         ――――――――――


    紅莉栖「ねぇ!漆原さん聞いて――」

    漆原「……」ピューッ


    ―――――――――――――――――
       ―――――――――――――
         ――――――――――


    紅莉栖「まゆり、フェイリスさん!私が悪――」

    フェイリス「……」パチンッ

    メイド「「「かしこまりましニャンニャン♪」」」


    ―――――――――――――――――
       ―――――――――――――
         ――――――――――


    紅莉栖「桐生さんへ、最近、みんなが口を聞いてくれません――」メルメル

    萌郁「……」ピローンピローンピローンピローン


    204: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/24(日) 23:27:54.83 ID:hjp0tq2X0

    紅莉栖「どうして……どうしてなの」

    紅莉栖「私は……ここにいるのに……」

    紅莉栖「ねえッ!!聞こえないの!?私……」


         紅莉栖「ここにいるんだよ!?」      岡部「……」




    紅莉栖「……」

    紅莉栖「まるで、世界に取り残されちゃってるみたい……」


    218: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/24(日) 23:33:59.67 ID:hjp0tq2X0

         ――未来ガジェット研究所――


    紅莉栖「……」

    紅莉栖「今日で何日目だろう……」

    紅莉栖「気が付くと、もう一週間もすれば、七月も終わっちゃう……」

    紅莉栖「どうしてこんなことになっちゃったのかな……?」


    紅莉栖「……パパも失って、仲間も失って……」

    紅莉栖「大切な人からも疎外されて」


    紅莉栖「今の私は独りぼっち……」

    紅莉栖「こんなことなら、日本に戻ってなんてくるんじゃなかった」

    紅莉栖「……ここにいても意味がない……」

    紅莉栖「……もう、帰ろう……」


    226: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/24(日) 23:37:15.27 ID:hjp0tq2X0

    紅莉栖「……ハァ……」


    ダル「……」テクテク

    紅莉栖「あれは、……橋田!?」


    ダル「……!?」ダダ

    紅莉栖「っ!?……待って、橋田ァ!!」


    岡部「……あのバカッくそっ!」


    238: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/24(日) 23:40:45.67 ID:hjp0tq2X0

         ―――――――――――――――――


    紅莉栖「つ、つかまえたわよ!橋田!!」ハァハァ

    ダル「ハァフゥー……ヒィー……」

    紅莉栖「……さあ、洗いざらい喋ってもらおうかしら?」

    ダル「……」フゥーフー


    紅莉栖「喋らないってんなら、
         海馬に電極ぶっさしてでも記憶を読み取ってだな、ふひひ」

    ダル(いやそれは死ぬだろ常考)


    岡部「おーいダル!こんなとこにいたのかー」

    紅莉栖「!?」


    248: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/24(日) 23:47:03.84 ID:hjp0tq2X0

    岡部「捜したんだぞー?さあ、共にメイクイーンに行こうではないかー」

    紅莉栖「岡部……あんた……」

    ダル「お、おお!ごめんおオカリン。ちょっと寄り道してしまったお!」

    紅莉栖「……岡部……どうしてこんなことするの!?」

    岡部「まったくこいつめー!ほら、みんなが待っているぞー」

    紅莉栖「……っ……ちょっと話しを――」

    岡部「よーし、急ぐぞー」

    ダル「待っておー!オッカリーン」


    紅莉栖「岡部……ちょっと岡部……」


    岡部「明日はラボメンの絆を確かめる大事な日なんだー!
        今日の準備を怠ってる場合じゃないんだからなダールー」

    ダル「わかってるおーごめんおー」


    紅莉栖「岡……部……」


    266: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/24(日) 23:53:14.79 ID:hjp0tq2X0

    紅莉栖(気が付くと、私は公園にいた)

    紅莉栖(この公園にいると、なんだかとても懐かしい気分になる)

    紅莉栖(特に思い入れがないはずなのに、私はここで一晩過ごしてしまった)

    紅莉栖(気が付くと、朝だったのだ)

    紅莉栖(公園の滑り台、その階段に座って……)


    紅莉栖「岡部……」

    紅莉栖「私が何かしたんだったら、謝るから……」

    紅莉栖「だから、喋って……会話してよ……」

    紅莉栖「私を見てよ……相談に乗ってくれた時みたいに……」


    紅莉栖「……相談ってなんだっけ?思い出せないや……」

    紅莉栖「もう……嫌よ……」

    紅莉栖「大切な人が、いなくなるのなんて……」


         ――メールを受信しました――


    273: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/24(日) 23:55:01.58 ID:hjp0tq2X0

    紅莉栖「メール……だれ?」

    紅莉栖「知らないアドレス……」


    紅莉栖「ラボに……こい?」


    紅莉栖「ラボって、あのラボよね?」

    紅莉栖「何……どういうことなの?」


    310: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/24(日) 23:59:56.98 ID:hjp0tq2X0

         ――大檜山ビル前――


    紅莉栖「着いちゃった……」

    紅莉栖「ブラウン管ショップは閉まってる……当たり前か」


    紅莉栖(もう、ここには私に居場所はない……)

    紅莉栖(それなのに、何を求めて私はここに来たんだろう)

    紅莉栖(ううんそんなのはわかってる。失いたくないから)

    紅莉栖(忘れたくないから、ここにいたことをみんなを、岡部を)


    紅莉栖「だから、何かあるんだっていうなら、私は何をしてでもここにたどり着く」

    紅莉栖「……」ゴク

    紅莉栖「……開けるわ!」ガチャッ


    368: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/25(月) 00:01:39.54 ID:OQvIKoV50



         「「「「「「「「パッピーバースデイ!!紅莉栖!!!」」」」」」」」





    紅莉栖「……え?」


    440: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/25(月) 00:06:55.16 ID:OQvIKoV50

    紅莉栖「……何……何これ?」


    岡部「フゥーハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!」

    ダル「マジオカリンのテンションは異常」

    綯「お父さーん、私眠いよー」

    天王寺「おい、岡部!なんでこんな朝早くから決行したんだオラ!!
         普通こういうのは夜やるもんだろうが!?」

    岡部「い、いえね、ミスターブラウン?……やむにやまれぬ事情があったというか」

    フェイリス「急ピッチの作業だったのニャ」

    るか「あ、あの、すみませんでした牧瀬さん!!」

    まゆり「クリスちゃーん!!おめでトゥットゥルゥー♪」

    萌郁「……おめで、と」


    紅莉栖「え、え?」


    489: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/25(月) 00:13:45.51 ID:OQvIKoV50

    岡部「フゥーハハハ!……つまりそういうことだクリスティーナよ!」

    紅莉栖「……」


    岡部「聡明な観測者にはお気づきだろうが、このための計画だったということだ。
        記憶したか?」

    紅莉栖「……」


    岡部「まゆり、あれを持て」

    まゆり「はーい、どぅるるるるるるるる、じゃかじゃん!!」

              ――
            |   |
     ――――――――――――――
    |      ドッキリ大成功      |
    |クリスちゃん\(^o^)/おめでとー|
     ――――――――――――――
            |   |


    517: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/25(月) 00:20:54.53 ID:OQvIKoV50

    紅莉栖「ドッ……キリ……?」


    岡部「この計画、苦労したぞクリスティーナよ」

    ダル「しかも当日いきなり、
        『紅莉栖がヤバい!作戦決行は早朝行う!各自ラボに来られたし』とか、
       みんなを集め出したから、てんてこまいだったお」

    岡部「お前があそこで見つからなければ、計画は順調に進んでたんだぞ!
       ……余計な芝居さえなければ、なんとかなっていたんだ」


    るか「ごめんなさい、ごめんなさい……ボクもう心が痛くて……」

    フェイリス「ごめんニャー、クーニャン。でも、クーニャンは勘がいいから……」

    萌郁「……全ては、岡部くんの責任」


    552: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/25(月) 00:26:25.81 ID:OQvIKoV50

    まゆり「クリスちゃん」

    紅莉栖「まゆ――」ギュッ


    まゆり「ごめんね?でもオカリンはクリスちゃんに、喜んでもらいたかったんだよ?」

    紅莉栖「……でも、ひどいよ……私」

    まゆり「クリスちゃんは勘がいいから、中途半端にすると気付いちゃうって、
         だから驚かせるためには仕方なかったんだって」

    紅莉栖「……ぅぅ」

    まゆり「だからあんまりオカリンを責めないであげてね?
         さっきまでオカリンすごかったんだよー?」


    589: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/25(月) 00:34:44.53 ID:OQvIKoV50

    ‐‐--―――――――――――――--‐‐
      ‐‐--―――――――――--‐‐
         ‐‐--―――――--‐‐


    岡部「どうしよう、紅莉栖の奴、公園に座ったまま動きやしない」

    まゆり「オカリーン……どうするのー?
        まゆしぃは我慢してきたけど、このままだと怒るからね?」

    岡部「いや、だが、ここまで来て計画を頓挫されることなど……」

    まゆり「計画とクリスちゃんのどっちが大事なの?
        ほら見てオカリン。
        ここにバナナがあるでしょー?」

    岡部「バナナがあるけど、それがどうした?」

    まゆり「数分後のオカリンの姿だよ」モグモグ

    岡部「ゾクッ……いや、どういう意味だよ!?ってそんなこと考えてる場合でなくて――」

    ダル「やっぱこの計画自体まずかったんじゃね?
       牧瀬氏これ知ったら、オカリンの命ないよ?」

    岡部「で、でもこうでもしないとドッキリできないだろうが!?」

    ダル「あーあ、ほら見ろよアレ。……牧瀬氏かわいそーに」

    岡部「あばばばばば。……作戦変更を伝達する。心して聞け――」


    614: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/25(月) 00:40:59.12 ID:OQvIKoV50

    ‐‐--―――――――――――――--‐‐
      ‐‐--―――――――――--‐‐
         ‐‐--―――――--‐‐


    岡部「……ちょっとクリスティーナの様子見てくる」

    ダル「ってさっきも行ったじゃねーか!準備をさぼるんじゃねーお!!」

    岡部「しかしだなぁ……」

    フェイリス「今はモエニャンが見張ってるから大丈夫なのニャ」

    まゆり「……ほんとは一番寂しがってるのはオカリンだもんねー?
        これが終わったら、クリスちゃんにちゃーんと謝るんだよ?
        誠意を持ってね♪」

    岡部「……我慢できん!行ってくる!!」



    ダル「ツンデレとツンデレのカップルって、マジめんどくさいよね」

    るか「岡部さん……カワイイですね」


    630: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/25(月) 00:47:15.00 ID:OQvIKoV50

    ‐‐--―――――――――――――--‐‐
      ‐‐--―――――――――--‐‐
         ‐‐--―――――--‐‐


    岡部「紅莉栖どうなっただろう……紅莉栖」

    ダル「うぜぇーーー!!
       徹夜で頑張ってる僕らを労いもしないリア充は氏ね!!」

    岡部「だってお前、なんであいつ帰ろうとしないんだよ?
       あれじゃ風邪をひいてしまうだろ……」

    まゆり「ふわぁ~……まゆしぃはもうダメなのです」Zzz


    岡部「あ、ちょ、まゆり?お前が寝たら装飾品が……」

    るか「ボク、牧瀬さんに夜食を持っていきましょうか?」

    岡部「うむ、そうだな。そうしてや――ってそれじゃ意味がなくなるだろう!?」

    ダル「もうおまいは何がしたいんだ、と」

    岡部「あああああ急ぐぞラボメンたちよ!一刻も早く仕上げるのだ!!」


    641: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/25(月) 00:54:25.48 ID:OQvIKoV50

         ‐‐--―――――--‐‐
      ‐‐--―――――――――--‐‐
    ‐‐--―――――――――――――--‐‐


    まゆり「――すごい心配して、クリスちゃんのことだけを考えた結果が、
        この作戦だったんだよ」

    紅莉栖「……ぅん」

    まゆり「だから、あんまり責めないであげてね?」


    ダル「百合フィールドに心が癒されますた。
       今日はこの時のためだけに生きたと言えるお」

    岡部「さあ、我が助手ことラボメンナンバー004クリスティーナよ!!
       このラボメンの絆を確かめた日を、共に祝おうではなぁいか」


    紅莉栖「まゆり……?」

    まゆり「なぁに、クリスちゃん?」


    紅莉栖「私、みんながいて良かった」


    658: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/25(月) 01:01:40.17 ID:OQvIKoV50

    紅莉栖「私はここにいてもいいんだって、そう思えた」

    紅莉栖「すごく悲しかったけど、苦しかったけど」

    紅莉栖「それだけ、今の私にとって、
         ラボメンは無くてはならない大切な人たち、
         このラボは大切な場所だってことが、実感できたの」

    紅莉栖「だから、責めないよ?

         ……みんな、ありがとう!
         それとごめんなさい……私はみんなを少しだけ疑ってた」


    紅莉栖「みんなにとって、私なんていないほうがいいんだって、
         私のことは嫌いなんだって……」

    紅莉栖「ごめんなさい……疑って……」


    岡部「フッ……紅莉栖」

    紅莉栖「岡部」

    岡部「俺たちとって、お前は無くてはならない存在。
       みんなお前にいてほしいと思っているぞ?」

    岡部「そして俺も……忘れたのか?

       ……この世界はお前のためにあるようなものなのだ!」


    662: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/25(月) 01:04:07.41 ID:OQvIKoV50

    紅莉栖「うん」


    岡部「わかったな?わかったら、
       いつものクリスティーナに戻るのだな!
       お前がそんな調子だと、
       俺の調子が狂うんだ。
       居心地が悪いんだよ。
       だから、紅莉栖は助手として、我がラボの頭脳!
       クリティーナとして存在し続けろ!

       これは俺との、約束だぁッ!!

                   ―――フゥーハハハ!!!」

    紅莉栖「うん……岡部、あのね?」


    ダル「イイハナシダナー」


    667: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/25(月) 01:05:56.07 ID:OQvIKoV50



    紅莉栖「それでも、お前だけは許さない」




    岡部「あれ?」


    691: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/25(月) 01:11:21.99 ID:OQvIKoV50

    紅莉栖「お前、今のでまとめられたとでも思っているのか……?」

    岡部「いや、なに……その、アレだな」

    紅莉栖「おい、私を放置した日数を数えて見ろ、え?」

    岡部「だからね……助手は勘が鋭いから、念入りに仕込みをしないといけなくて……」

    紅莉栖「……本当にそれだけか?」

    岡部「え?」

    紅莉栖「……あんたはこう思ったんじゃない?」

        普段の恨みも兼ねて、私の凹んでる姿も見てみた、とか……」

    岡部「い、いや?そんなことはな――」


    フェイリス「凶真は嘘をついてるニャ♪」

    ダル「……イイハナシカナー?」


    716: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/25(月) 01:23:08.50 ID:OQvIKoV50

    紅莉栖「納得がいったわよ、狂気のマッドサイエンティストさん?」

    紅莉栖「こんだけ長い期間をかけての計画も、
         まゆりに聞いたあんたの動揺っぷりも」

    岡部「……」

    紅莉栖「そりゃそうよね?
         ドッキリ計画とか言って、私のことを順調におちょくってたら、
         予想以上に凹んだ姿を見たあんたは、
         そのヘタレ根性でいてもたってもいられなくなったと」

    岡部「……」

    紅莉栖「わかる、わかるわよ?やりすぎたって思う気持ちは、痛いほどね」

    岡部「はい」


    紅莉栖「責任は」スタスタ

    岡部「……」

    紅莉栖「とって……」バチ

    岡部「許してくれ……出来心だったんだ!謝る……謝るからッ」

    紅莉栖「くれるのよね?」バチバチバチ

    岡部「命だけは――」


    725: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/25(月) 01:27:58.46 ID:OQvIKoV50

    紅莉栖「おおおおおかべえええええええええええ!!!!」

    岡部「うわっうわうわああ、うわあああああああああああ」


    スレ 紅莉栖「ラボメンが口をきいてくれない……」岡部「……」

        Steins;Gate―シュタインズ・ゲート―創造生誕のメランコリィ

              ┼ヽ  -|r‐、. レ |   企画・製作 
               d⌒) ./| _ノ  __ノ     VIP


    740: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/25(月) 01:30:11.24 ID:1Uoe1O0c0

    >>1

    面白かった


    741: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/25(月) 01:30:35.44 ID:AGcfWgFG0

    面白かった、オカクリ末永く爆発しろ
    乙!


    742: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/25(月) 01:30:47.77 ID:bJSa1B3mO

    べ、別に岡部のために乙なんて言ったわけじゃないからねっ!


    745: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/25(月) 01:31:49.39 ID:UPW102xm0

    >>725
    乙!
    面白かったぜ!
    エル・プサイ・コングルゥ


    引用元: 紅莉栖「ラボメンが口を聞いてくれない……」岡部「……」

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