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    千川ちひろ「情熱的なクリスマスですね」

    1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/25(水) 21:09:12.70 ID:2lgG7dcr0


    愛野渚「ハッピークリスマス、プロデューサーッ!」

    モバP「ハッピークリスマス、渚。えらくご機嫌だな」

    渚「今から大事な一戦があるからね。興奮するに決まってるよ」

    P「テレビ中継で、バスケの試合でもするのか」

    渚「違う、違う。試合をするのは、私とプロデューサーさッ!」

    P「……なんで?」

    渚「まず、プロデューサーにはお世話になってるから、今日のためにプレゼントを用意したんだ」

    P「おう、ありがとう」

    渚「けど、タダ渡すだけじゃ、面白くないでしょ? だから、私と1on1で勝てたら、その場であげる!」

    P「まあ、構わんが、俺が負けたら?」

    渚「そうだなァ……一緒に街をぶらついてから、あげることにしようか」

    P「勝てるイメージが浮かばないんだが……」

    渚「当然、負ける気はないよッ! ほら、早く行こう、プロデューサー!」




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    2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:09:37.57 ID:2lgG7dcr0


    相葉夕美「おはよう、Pさんっ」

    P「おはよう、夕美」

    夕美「ねぇ、Pさん、今日の夜は空いてる?」

    P「ん? あー、そうだなぁ、クリスマスなのに、すっかり空いてるよ」

    夕美「やった♪ それじゃあ、一緒に見たいものがあるんだけど」

    P「見たいもの?」

    夕美「うん。今の時期しか、見れない植物なの」

    P「冬に見れる植物……思いつかないな」

    夕美「Pさんも、見たことがあると思うけどねっ」

    P「俺が? 俺でも見たことがあるものなら、わざわざ見に行くものじゃ、ないんじゃないか」

    夕美「一人ならね。でも、それは一緒に見に行くものだから」

    P「……分からんなぁ」

    夕美「えへへっ、正解は――クリスマスツリーでしたっ!」

    P「え」

    夕美「予定、無いんだよね? 楽しみにしてるからね♪」



    3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:10:21.22 ID:2lgG7dcr0


    P「鈴帆、なにをしてるんだ?」

    上田鈴帆「ん、見て分からんね? 着ぐるみの仕上げをしとーと」

    P「ずいぶん大きいのを作ったな」

    鈴帆「今宵限りの、特別製やけんね! 気合ば入れて、縫うとるばい」

    P「今宵……ああ、クリスマスか!」

    鈴帆「その通りたい! みんなに、上田クリスマスをお見舞いしちゃるけん」

    P「あれ、それなら、俺が見るのはまずかったかな」

    鈴帆「Pしゃんなら、問題なかとよ。ウチと一緒に、みんなを笑わせるけんね!」

    P「……待て、俺も一緒って、どういうことだ?」

    鈴帆「くっくっく、そこが今回の着ぐるみのミソたい!」

    P「嫌な予感がするんだが」

    鈴帆「この特大着ぐるみは、二人で着れるように縫っとるとよ」

    P「あ、分かった。とりあえず、待て! その針の動きを止めろ!」

    鈴帆「――さあ、完成ばい! Pしゃん、二人で一緒に、爆笑の渦を作りに行くっちゃ!」

    P「勘弁してくれぇ!」



    4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:10:58.39 ID:2lgG7dcr0


    大槻唯「ほらほら、Pちゃん、カンパーイ!」

    P「はしゃいでるなぁ」

    唯「クリスマスだもん、はしゃがなきゃねー☆」

    P「まあ、それもそうだが」

    唯「でしょ? ゆいと一緒に、テンション上げてこー!」

    P「ああ、ちょっとくらい、羽目を外すか」

    唯「そうだ、そうだ。羽目を外して、ゆいとハグしちゃおう!」

    P「ま、まあ、それくらいなら」

    唯「そのままクリスマスデートだー☆」

    P「ん、ん……ギリギリセーフ?」

    唯「夜はお持ち帰りしちゃえ!」

    P「羽目を外しすぎだ!」

    唯「もう、ジョークだってばぁ。あ、でも、デートはオッケーなんだよね?」

    P「え、あー、それは」

    唯「言質は取ったんだから、やっぱなしはダメだよ? 聖夜の街へ、レッツゴー☆」



    5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:11:26.25 ID:2lgG7dcr0


    P「ただいま帰りまし――な、なんだこれ?」

    P「……大きな、靴下? しかも、なにか入ってる」

    イブ・サンタクロース「メリークリスマス、プロデューサー!」

    P「ぎゃ、なにをしてるんだ、イブ!?」

    イブ「プロデューサーに、サプライズですよ~」

    P「いや、確かに驚いたが」

    イブ「うふふ、準備したかいがありました~☆」

    P「というか、サンタの仕事はいいのか」

    イブ「ブリッツェンに任せちゃいました~。心配ないですよ」

    P「心配しかないんだけど」

    イブ「あ、プロデューサーにプレゼントもあるんですぅ。受け取ってくれますか~」

    P「お、それは素直に嬉しいな! ありがとう、もちろん貰うよ」

    イブ「はい、どうぞ~!」

    P「ん?」

    イブ「クリスマスプレゼントは、靴下に入ってるものですから……私自身がプレゼントです~」

    イブ「受け取ってくれますよね、プロデューサー?」



    6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:11:51.32 ID:2lgG7dcr0


    赤城みりあ「クリスマス、クリスマス、プロデューサーとのクリスマスっ♪」

    P「まあ、仕事なんだけどな」

    みりあ「お仕事でも、みりあはプロデューサーと一緒だから、嬉しいの!」

    P「はっはっは、俺もみりあと一緒で、嬉しいぞ」

    みりあ「それにね、ママがPさんと一緒なら、ちょっとだけ遅くに帰っても良いって!」

    P「そうなのか! それじゃあ、お仕事が終わったら、プレゼントでも買うか」

    みりあ「本当に!? えへへ、楽しみだなっー♪」

    P「みりあは良い子だからな。それくらいは当然だ」

    みりあ「みりあは良い子……なら、プロデューサーになでなでしてほしいなーって」

    P「ああ、お安い御用だ」

    みりあ「やった! クリスマスって良い日だね、プロデューサー! えへっ♪」



    7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:12:18.76 ID:2lgG7dcr0


    市原仁奈「P、P! 見やがってください!」

    P「どうした、仁奈――いや、トナカイ」

    仁奈「そうでごぜーます。今、仁奈はトナカイの気持ちになってるです!」

    P「そこはサンタじゃないのか」

    仁奈「仁奈は、サンタさんをサポートしてやるですよ」

    P「うむ、仁奈は偉いな」

    仁奈「それで、サンタさんに良い子だとアピールするです」

    P「意外と打算的だな……」

    仁奈「だから、P、サンタさんのところへ連れて行ってほしーですよ」

    P「そうか、それじゃあ電話してみるか」

    仁奈「Pはサンタさんの電話番号を、知っていやがりますか!」

    P「当然だ。大人だからな。ちょっと待っててくれ」

    P「あ、市原さんの……ええ、はい――仁奈、ちょっと待っていれば、事務所に来てくれるぞ」

    仁奈「おお、本当でごぜーますか!」

    P「ああ、サンタさんが、すぐに行くってさ」

    仁奈「楽しいクリスマスに、なりそうでやがりますね!」

    P「そうだな。それまでは、こたつにいるサンタと遊んでいようか」

    仁奈「イブお姉ちゃんは、サンタさんなのに、事務所にいるですか……」



    8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:12:58.28 ID:2lgG7dcr0


    衛藤美紗希「手帳にはお仕事の予定……でもぉ、これってある種のデートですよね♪」

    P「いや、仕事だ」

    美紗希「えー、男女で二人っきりなんですよぉ? しかも、クリスマス!」

    P「それはそうだけど」

    美紗希「クリスマスに二人で、なんてぇ、携帯小説じゃ定番ですしぃ♪」

    P「二人で仕事に行くのに、定番もなにもないだろう」

    美紗希「もぉー、さっきから、水差してばかりじゃないですかぁ」

    P「仕事に行くのに、デート気分でいられちゃ、困る」

    美紗希「なら、お仕事が終わったら、デート気分でも良いですよねぇ?」

    P「ん、まあ、それなら……」

    美紗希「それじゃあ、手帳に予定を入れときます~♪」

    P「……飯を食べに行くだけだぞ」

    美紗希「お店に行くまでにぃ、イルミネーションとかにも寄っちゃうかも?」

    P「――あー、もう、分かった。デートしようじゃないか! ただ、仕事にも気合を入れてくれよ?」

    美紗希「もちろん! お仕事大好きですもん♪」



    9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:13:30.41 ID:2lgG7dcr0


    海老原菜帆「ケーキ、とっても美味しいですね~。Pさん」

    P「ああ、甘くて美味いな。それにしても、悪いな。わざわざ差し入れで」

    菜帆「Pさんと私の仲じゃないですか。気にしないでください~」

    P「そのお礼というわけでもないが、これ、クリスマスプレゼントだ」

    菜帆「わ、ありがとうございます~。開けて良いですか」

    P「ああ、いいぞ」

    菜帆「――甘そうな和菓子……嬉しいです、Pさん」

    P「そうか、よかった。喜んでくれて、なによりだ」

    菜帆「でも、私はPさんにプレゼントを用意してなくて~」

    P「それこそ、気にしないでくれ。俺だって、明日渡す予定だったし」

    菜帆「ダメですよ~。クリスマスは今日なんですから」

    P「……菜帆、なんで距離を詰めてくるんだ?」

    菜帆「ねえ、Pさん。欲しいものはありませんか~。今、ここで、私が用意できるようなもので」

    P「お、おい?」

    菜帆「例えば、とっても柔らかくて、プニプニして、ふわふわしてるような~」

    菜帆「ね、Pさん? 欲しいって、言ってくれますよね~?」



    10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:14:14.86 ID:2lgG7dcr0


    及川雫「アイドルになる前のクリスマスは、牛さんと一緒だったんですよー」

    P「農家ってのは、クリスマスまで大変なんだなぁ」

    雫「大変ですけど、牛さんと過ごせるのは、とっても幸せですから」

    P「はっはっは、なら、牛の代役を務めれるよう、頑張るよ」

    雫「本当ですかー。……あ、それなら、お願いが一つあるんですけど」

    P「おう、なんでも言ってみろ。クリスマスだし、何でもやるぞ」

    雫「Pさんが、牛さんの格好をしてるのを、見たいですー」

    P「え」

    雫「前に私が着た衣装で、牛さんとおそろいになれる物がありましたよね?」

    P「雫、仕事が終わったら、一緒に飯でも食べようか」

    雫「わ、本当ですかー。行きましょ、行きましょー!」

    P「クリスマスだし、俺もちょっと奮発しちゃおうかなぁ」

    雫「楽しみですねー。ご飯も、その後の牛さんもー」

    P「……そうだな」


    11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:14:47.40 ID:2lgG7dcr0


    片桐早苗「クリスマスを祝って、乾杯っ!」

    P「乾杯! ……クリスマスなのに、事務所で飲むんですか」

    早苗「クリスマスって、めでたいでしょ。めでたいなら、飲むしかないじゃない♪」

    P「めでたくなくても、飲んでるような」

    早苗「なによ、P君はセクシーなお姉さんのお酌より、若い子とイチャコラしたいわけ?」

    P「めっそうもないですよ。早苗さんとクリスマスを過ごせるなんて、俺は幸せ者だ!」

    早苗「なんか釈然としないけど、今日くらいは許してあげるっ♪」

    P「いつも許してほしいです」

    早苗「そしたら、P君、調子に乗るじゃない。……今だって、指摘しないのをいいことに、私の際どい部分を舐めるように」

    P「見てません!」

    早苗「もう、冗談だってばぁ――あ、もしかして、本当に見てたとか」

    P「み、見てないですよ。もう酔ってるんじゃないですか」

    早苗「確かに酔ってきたかも。体もポカポカするし、ちょっと一枚脱いじゃったり……」

    P「ああ、もう、からかわないでくださいよっ」

    早苗「初々しいわねー。オトナの時間は、まだまだこれからよ? うふっ♪」



    12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:15:17.09 ID:2lgG7dcr0


    北川真尋「Pさん、おっはー! 差し入れ持ってきたよ」

    P「真尋か。ありがとう――ん、なんだそれ」

    真尋「なにって、見たら分かるでしょ。フライドチキン!」

    P「それは分かる。問題は量だ、量!」

    真尋「ありゃ、やっぱり買い過ぎだった?」

    P「俺とお前で食べるとしても、両手に提げるほどは無理だろう」

    真尋「まあ、いいじゃん。あ、シャンメリーもあるよ? 乾杯しよ、乾杯!」

    P「用意周到だな。というか、こんなに飲み食いしたら、太るぞ」

    真尋「どうせ走って消費するし、大丈夫だよー! ほらほら、グラス持って」

    P「はいはい」

    真尋「テンション低いなぁ。クリスマスなんだから、上げてかなきゃ!」

    P「……それもそうだな。それじゃあ、クリスマスを祝って」

    真尋「乾杯!」 

    P「乾杯!」

    真尋「よーし、あとはチキンノルマを消化するだけだね!」

    P「やっぱりテンション下がってきたわ」



    13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:15:45.21 ID:2lgG7dcr0


    喜多日菜子「むふふ、クリスマスの夜、Pさんと日菜子は事務所で二人っきり……これは何かが」

    P「起こらない」

    日菜子「分かりませんよぉ。日菜子の妄想では、我慢の利かなくなったPさん、いや、王子様が」

    P「こんな雰囲気のない状況で、なにを我慢しろと言うんだ」

    日菜子「なんでしょうねぇ? Pさんはなにを妄想したんでしょうか~」

    P「……よし、日菜子。外に出るぞ」

    日菜子「クリスマスデートですか~。むふふ、とうとうPさんも、その気になってくれましたねぇ」

    P「ここにいたら、お前が妄想を吐き散らかすからだ! ほら、さっさと行くぞ」

    日菜子「むふふ、イルミネーション……モミの木の下……二人は……」

    P「いつまでそうやってるつもりだ!」

    日菜子「Pさんがその気になってくれるまで、ですね~」

    P「妄想をやめたら、その気になれるだろうさ」

    日菜子「それじゃあ、今日だけは、日菜子の王子様になってくれますか」

    P「……ひ、日菜子?」

    日菜子「――むふふ、行きましょうかぁ~」

    P「むぐぐ、ああ、行くぞ! その気になんて、なってたまるかぁ!」

    日菜子「いけずですねぇ、Pさんは。むふふ……」



    14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:16:26.79 ID:2lgG7dcr0


    喜多見柚「出会ったときと同じだねー」

    P「クリスマスのことか」

    柚「そうそう。運命の聖夜の奇跡とも言う!」

    P「語呂が悪いし、大げさじゃないか」

    柚「それなら、Pサンはアタシと出会ったの、運命じゃないって?」

    P「それは、あー……運命と思いたいな」

    柚「なら運命なんだよ♪」

    P「ノリの軽い運命だなぁ」

    柚「ノリは軽くても、私には重要なんだよ? 大事な人と出会えたんだもん!」

    P「はっはっは、嬉しいねぇ。俺も、柚は大事だぞ」

    柚「両思いだねー。……今年の聖夜は、どんな運命が待ってるんだろう?」

    P「また奇跡が起きるのか」

    柚「Pサンと会えたこと以上の奇跡なんて、そうは起きないと思うけどね。へへっ!」



    15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:17:07.08 ID:2lgG7dcr0


    木村夏樹「クリスマスなのに、わざわざ来てくれてありがとな。Pさん!」

    P「どうせ暇だったし、構わないよ。しかし、意外だな。てっきり夏樹は、李衣菜と過ごすものだとばっかり」

    夏樹「そう思ってたんだけど、だりーが突然予定が出来たらしくてさ」

    P「李衣菜にねぇ」

    夏樹「色々準備してたから、無駄にしたくなかったんだ。ごめんな、Pさん。代わりみたいに……」

    P「そうだな、ならお詫びに、一曲聞かせてもらえるか」

    夏樹「一曲……ああ、分かったぜ! 最高に熱い曲を聴かせてみせるよ」

    P「クリスマスに、夏樹のミニライブを独占できるんだ。李衣菜に礼を言わなきゃな」

    夏樹「ははっ、そうだな。李衣菜も来ればよかったのにな」

    「――どうしよ。なんか、中で盛り上がってる感じだし、入りにくいなぁ」

    「ロックなサプライズ計画が……うう、なつきち……」



    16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:17:36.98 ID:2lgG7dcr0


    小関麗奈「P、今日はクリスマスねッ!」

    P「そうだな。……すまんな、クリスマスに仕事を入れたりして」

    麗奈「べ、別に責めてるわけじゃないわよ――じゃなくて、これ、プレゼントよ」

    P「おお、あのレイナサマからのプレゼントとは」

    麗奈「それも、レイナサマ手作りのプレゼントよ。感謝しなさい!」

    P「手作り! ありがとな、麗奈」

    麗奈「礼なら開けてから言いなさいよ。……ふっふっふ」

    P「それもそうだな。それじゃあ――」

    麗奈「アーッハッハッハ! 引っかか」

    P「すごいな! ホールケーキじゃないか!」

    麗奈「え」

    P「美味しそうだなぁ! 仕事が終わったら、一緒に食べような」

    麗奈「そ、そうね。アタシが作ったんだもの。アタシも食べるに決まってるわッ!」

    麗奈「――おかしいわね……最初にびっくり箱を渡してから、ケーキを渡すはずだったのに」

    P「そんな計画を立ててたのか……」



    17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:18:20.04 ID:2lgG7dcr0


    小松伊吹「良い映画だったね、P」

    P「クリスマスにぴったりの、恋愛映画だったな。ちょっとこそばゆいが」

    伊吹「あんな風になれたら良いなー。楽しそうだし、幸せそうだしっ」

    P「そのうち、できるんじゃないか」

    伊吹「ふーん……い、一緒に?」

    P「なに?」

    伊吹「あ、いや、なんでもないよっ! それよりさ、クリスマスなのに、Pも暇だよね」

    P「それを言うなら、伊吹もだろう。友達とも遊ばずに……」

    伊吹「だって、みんな予定があるんだもん。嫌になっちゃうよ!」

    P「お、俺だって、みんな予定があるって言うから」

    伊吹「へー、そうなんだー」

    P「……見栄を張りました」

    伊吹「だよねっ♪ そんなかわいそうなPとは、アタシが一緒にいてあげる!」

    P「はいはい、ありがたいよ」

    伊吹「それじゃ、次はダンスクラブにでも行こっか! 聖夜を明かすような、情熱的なダンス、見せてあげるねっ!」


    18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:18:48.51 ID:2lgG7dcr0


    冴島清美「はいはーい、注目!」

    P「なんの騒ぎだ、清美」

    清美「よくぞ聞いてくれました! プロデューサー、今日はクリスマスです」

    P「そうだな。俺たちは仕事だが」

    清美「そう、その仕事が、なくなってしまうかもしれません!」

    P「な、なに!?」

    清美「クリスマスという行事は、アイドルたちの風紀を大きく乱す行事! 今日、なにかあれば、すぐにでも仕事がなくなるでしょう」

    P「まあ、確かにそうかもしれないな」

    清美「そうならないためにも、私たち風紀委員が、見回りを強化しなければならないんです」

    P「……そうだな。みんなにも、あまりハメを外さないよう、言っておくか」

    清美「それだけでは足りませんよ!」

    P「そ、そうか。それじゃあ、なにをするんだ?」

    清美「仕事が終わり次第、ふ、二人で街を見回りに行きましょう!」

    P「なあ、清美。それ」

    清美「ショッピングモールや、レストランなんかが怪しいですよね! ルートに入れておきます」

    P「あー、うん、そうだな。そうと決まれば、早くお仕事を済ませなきゃな」

    清美「そうです、お仕事が済んだら、超☆デートですよ!」

    P「……今、デートって」

    清美「い、言ってません!」



    19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:19:16.07 ID:2lgG7dcr0


    沢田麻里菜「クリスマスの海って、どんなものかしら」

    P「はい?」

    麻里菜「Pくんは気にならない? クリスマスの海」

    P「見たことはないですけど、いつもと変わらないんじゃないですか」

    麻里菜「もう、情緒がないわね! お姉さんがそう言ってるんだから、見に行きましょうか、くらいは言わないと」

    P「え、ああ、誘ってくれてたんですか」

    麻里菜「そうよ。せっかく会いにきたのに、Pくんったら、ずっとお仕事してるんだもの」

    P「だって、仕事ですし」

    麻里菜「なら、終わったら、行きましょうか」

    P「ぜひとも。クリスマスに一人は、ずいぶんと寂しいので」

    麻里菜「決まりね。うふっ、海だけじゃ済まないかもね!」

    P「……手はだしませんからね」

    麻里菜「どうかしら。クリスマスは、異性が魅力的に映る日だから」

    P「クリスマスじゃなくても、麻里菜さんは魅力的ですよ」

    麻里菜「あら、口説かれちゃった! 仕事終わり、楽しみにしてるからね♪」



    20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:19:42.04 ID:2lgG7dcr0


    首藤葵「プロデューサー、鍋の具合はどうかなー?」

    P「悪くないんじゃないか」

    葵「沸騰しとるかどうかを、聞いとるの!」

    P「あ、そうなの。少し泡だってきたな」

    葵「それじゃあ、弱火にしてから蓋を閉めて欲しいっちゃ」

    P「分かった。……なあ、もっと簡単なもので良いんだぞ? カップラーメンとか」

    葵「クリスマスに、なにを言っちょるとね。今日くらい、ご馳走させんさい!」

    P「けど、葵の帰りも遅くなるし」

    葵「プロデューサーが送ってくれれば、問題ないっちゃ」

    P「それはそうだけど」

    葵「それに、あたしだって今日くらいは、だ、大事な人といたいし……」

    P「はっはっは、葵はおませさんだなぁ」

    葵「ませとるだけかは、今日分かるっちゃ」

    P「え」

    葵「いっぱいおもてなしするから、覚悟しといてね、プロデューサー?」



    21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:20:14.16 ID:2lgG7dcr0


    城ヶ崎美嘉「さっぱり進まないねー」

    P「先方に連絡はしてあるが、こうも渋滞が酷いとはなぁ」

    美嘉「ま、仕方ないよ。二人きりのクリスマスを、満喫しちゃおっか♪」

    P「狭い車内で、なにを満喫できるんだか」

    美嘉「色々あるっしょー★ ……あ、プロデューサーが考えてるような、エロいことじゃないよ?」

    P「考えてないやい! ――おっと、少し進んだな」

    美嘉「この分だと、まだまだ時間がかかりそうだね」

    P「せっかくのクリスマスなのに、なんかすまんな」

    美嘉「お互い様でしょっ! それに、ドライブデートみたいで、悪くないし★」

    P「それにしては、雰囲気が足りないけど」

    美嘉「うん、出して良いのー?」

    P「出せるのか」

    美嘉「……プロデューサーしだい、かな」

    P「じゃあいいや」

    美嘉「なにそれ、ノリが悪い!」

    P「ノリで出されてたまるか!」



    22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:20:51.74 ID:2lgG7dcr0


    城ヶ崎莉嘉「今年はブリッチャンもいないんだねー」

    P「あいつなら、イブと一緒にコタツのとりこになってるぞ」

    莉嘉「Pくんとクリスマスデートにも行けないし!」

    P「Pくんならコタツで」

    莉嘉「ここにいるでしょっ! もう、適当な返事ばっかりするんだから」

    P「そうへそを曲げるんじゃない。仕事が終わったら、少しくらいは付き合ってやるから」

    莉嘉「本当!? やったー! Pくんとクリスマスデートだー☆」

    P「門限があるから、本当に少しだけどな」

    莉嘉「えー、クリスマスだよ? ちょっとくらい大丈夫だってば」

    P「クリスマスだから、余計にダメだっての」

    莉嘉「ちぇっ、Pくんのイジワル! ――あ、でも、プレゼントはあるんだよね?」

    P「……も、もちろんだ」

    莉嘉「だよねっ☆ えへへ、楽しみだなー♪」

    P「そ、そんなに良いものじゃないかもよ?」

    莉嘉「とか言って、Pくんのことだから、とっておきを用意してるんでしょ!」

    P「え、いや」

    莉嘉「よーっし、そうと分かれば、今日のお仕事はバリバリやっちゃうよっ☆」

    P「……どうしよ」



    23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:21:23.10 ID:2lgG7dcr0


    杉坂海「おはようございますっ! Pさん、いるー?」

    P「おう、いるぞ。どうした、海」

    海「どうしたって、クリスマスなんだから、Pさんにプレゼントをあげにきたのさ」

    P「本当か! わざわざありがとうな」

    海「包み方が分からなかったから、そのままだけど……はいっ」

    P「おお、マフラーか。それも手編みの」

    海「男の人が欲しいものとか、思いつかなかったんだ。えっと、どうかな?」

    P「嬉しいぞ、すごく嬉しい!」

    海「そっか、良かった! ……まだ、仕事なの?」

    P「いや、ちょうど終わったところなんだ。――海、これから暇か」

    海「悲しいことに、暇なんだよね。実家だったら、家族で過ごすんだけど」

    P「それなら、一緒に飯でも食べないか」

    海「……ウチも一応女だし、クリスマスに誘われたら、期待するよ?」

    P「アホ、飯を食べるだけだ」

    海「もしかしたら、熱い夜になっちゃうかも? へへっ!」

    P「なってたまるかっ!」


    24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:21:48.40 ID:2lgG7dcr0


    仙崎恵磨「うおぉー、スゲー! イルミネーションがキラッキラしてるよ!」

    P「凄いだろ、凄いだろ? いやぁ、良い場所を探したかいがあるよ」

    恵磨「サンキュー、プロデューサー! クリスマスに、こんなに女の子っぽいところ、来れるとは思わなかった!」

    P「俺も、恵磨とここに来れるとは、思ってなかったなぁ」

    恵磨「休みが被ってて、良かったね!」

    P「まったくだ! ……そうだ、近くに商店街があるんだ。ついでだし、そこでプレゼントも買ってやるよ」

    恵磨「マジで!? っしゃー! プロデューサーとショッピング、テンション上がってきたぁー!」

    P「こ、これ以上に上がるんだな」

    恵磨「もちろん! ……もしかして、声が大き過ぎた? でも、嬉しくてさっ!」

    P「まあ、いいだろう。クリスマスくらい、みんな大目に見てくれるさ。ただ、ファンに見つからないようにな」

    恵磨「うん、気をつける! ――あ、プロデューサー、ほら、あそこ! あそこ行こうよ!」

    P「……ほ、本当に気をつけてるのか」



    25: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:22:20.55 ID:2lgG7dcr0


    相馬夏美「サンタの衣装とか、着てみたいわね」

    P「ちひろさんみたいな?」

    夏美「そうそう、そういう感じ! Pさんが思わず見ちゃうような、セクシーなのをね♪」

    P「まるで俺が、スケベのように」

    夏美「違うの? Pさんにだったら、私は気にしないのになー」

    P「否定はしません」

    夏美「うふふ、正直者には、クリスマスデートをプレゼント!」

    P「サンタ衣装で?」

    夏美「してほしいの?」

    P「……まさか! でも、仕事を早くに終わらす、理由ができましたよ」

    夏美「サンタ衣装が、そんなに好きなの!」

    P「違います。夏美さんとの――あー、いや、言わせないでくださいよ」

    夏美「言ってもいいのよ? そしたら、サンタ以外の衣装だって、ね♪」



    26: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:22:49.27 ID:2lgG7dcr0


    ナターリア「プロデューサー、大丈夫カ。疲れてるなら、今度でも良いヨ?」

    P「心配ないさ。ちょっと事務で時間がかかっただけだからな」

    ナターリア「そっか……でも、良かった。今年のクリスマスも、プロデューサーといたいと思ってたからナ!」

    P「ああ、俺も思ってたぞ!」

    ナターリア「ん? プロデューサーもプロデューサーといたいと思ってたノカ」

    P「いやいや、ナターリアといたいんだよ」

    ナターリア「そっか、そっかー♪」

    P「それじゃあ、寿司でも食べに行くか」

    ナターリア「おお、スシ! 高いヤツ、食べていいノ?」

    P「もちろんだ! ……回る寿司だけどな」

    ナターリア「ナターリア、気にしないヨ! プロデューサーと食べれるなら、それでイイヤ♪」



    27: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:23:18.66 ID:2lgG7dcr0


    並木芽衣子「クリスマスに旅行って、素敵だよねっ!」

    P「フィンランドにでも行くのか」

    芽衣子「イブちゃんなら、案内してくれるかも?」

    P「どうだろうな、日本で追い剥ぎに遭う奴だし……」

    芽衣子「そ、そんなにスリリングなのは、怖いかな」

    P「というわけで、外国はやめて、近場で済ませようじゃないか」

    芽衣子「近場かー……、クリスマスに巡るとしたら、やっぱりイルミネーションとかかな♪」

    P「ふむ、イルミネーションか。他には?」

    芽衣子「他? そうだねー、ショッピングとか! 旅行って感じじゃないけどねっ」

    P「……それじゃあ、仕事が終わったら、そこら辺を回ってみるか」

    芽衣子「え、二人で?」

    P「あ、いや、嫌なら別に」

    芽衣子「嫌じゃないよ! 今からワクワクしてきちゃう♪」



    28: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:23:46.44 ID:2lgG7dcr0


    南条光「次で最後のお仕事だねっ」

    P「そうだな、光。……なあ、クリスマスなのに、こんなに仕事を入れて、良かったのか」

    光「もちろん。クリスマスにも、アタシの活躍を求めてる人は、たくさんいるから!」

    P「それはそうだけど、家族と一緒に過ごしたりとか」

    光「家族とは、仕事が終わってからでも、過ごせるよ。でも、ファンはアタシと過ごせないんだ」

    P「……光は、ヒーローだもんな」

    光「そう、アタシはアイドルでヒーローなんだ。求めてくれる人には、手を差し伸べなきゃね!」

    光「――それに、アタシはPとだって一緒にいたいしさっ」

    P「そっか、そっか。それじゃあ、気合を入れて、お仕事をするか!」

    光「ああ、クリスマスを明るく照らす、アイドルヒーローの登場だね!」



    29: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:24:14.62 ID:2lgG7dcr0


    難波笑美「Pはん、Pはん! このままやとまずいで!」

    P「なんだ、なにがまずいんだ?」

    笑美「笑いがとれへんくなってしまうの」

    P「えっと、クリスマスパーティーのことか」

    笑美「せやせや。ちらっと敵情視察をしてきたんやけど、敵は恐ろしいもんを用意しとったんや!」

    P「……ちなみに、敵って?」

    笑美「鈴帆っちにきまっとるやないの。なにを今さら言うとんのよ」

    P「決まってるのか」

    笑美「ともかく、このままやと、みんなの笑い収めが、鈴帆っちに持ってかれてしまうんや!」

    P「そうか、残念だったな」

    笑美「なにを諦めてんねん!」

    P「いや、俺にどうしろって言うんだよ」

    笑美「よくぞ訊いてくれましたー! ウチ一人だと、鈴帆っちに負けてまう。けど、二人なら?」

    P「心中できる」

    笑美「スベる前提で話すなや! 二人なら、爆笑間違いなしやねん!」

    P「もしかして、その二人に俺が入ってるの?」

    笑美「よく分かってるやないの。もう時間も惜しいし、はよネタ合わせしよ?」

    P「どんなネタなんだ?」

    笑美「まず、Pはんが食い倒れ人形の衣装を着て」

    P「どうも、ありがとうございましたー」

    笑美「オチてへん、オチてへんよ!? あ、こら、ほんまにどっか行くな! 待ってー!」
      


    30: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:24:40.32 ID:2lgG7dcr0


    浜川愛結奈「街中がキラキラして、すごくキレイね……」

    P「そうだな。クリスマスは、街が着飾る日だから」

    愛結奈「なら、その街と比べて、ワタシはどうかしら?」

    P「もちろん、引けをとらないぞ。愛結奈もキレイだ」

    愛結奈「……街よりも、とは言ってくれないのね」

    P「度合いが違うんだよ。街のそれは、つい目が惹かれるキレイさで、愛結奈のはじっと見ていたいキレイさだ」

    愛結奈「ふふっ、なにそれ? でも、見ていたいなら、見てていいのよ」

    P「ありがたい許可だな」

    愛結奈「許可したからには、見てくれなきゃ、嫌だからね?」

    P「ああ、今日は目をそらせないな」

    愛結奈「それじゃあ、いつも以上にオトナなワタシを、見せつけてあげる!」



    31: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:25:08.31 ID:2lgG7dcr0


    浜口あやめ「P殿、大変です。空が雪模様となってまいりました!」

    P「天気予報みたいな話し方だな」

    あやめ「あやめはいつも通りですよ!?」

    P「あー、それで、雪が降ってきたって?」

    あやめ「はい。傘なしでは、外に出ることもままならないほどで」

    P「ううむ、困ったな。今日は傘を持ってきてないぞ」

    あやめ「安心してください、P殿。あやめは正宗を持っております!」

    P「お、本当か!」

    あやめ「ええ、正宗の下で、一緒に帰りましょう」

    P「それなら、ついでだしどこかに寄るか。今日はクリスマスだしな!」

    あやめ「それは良い考えですね! 行きましょう、行きましょう!」

    あやめ「――それでは、正宗を……あれ?」

    『正宗は隠した。せいぜい探すといいわ! レイナサマ』

    P「……タクシー、呼ぶか」

    あやめ「……そうですね」



    32: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:25:35.49 ID:2lgG7dcr0


    日野茜「どこもかしこも、人でいっぱいですね! プロデューサー!」

    P「クリスマスだからなぁ」

    茜「誰もかれも幸せそうで、とっても良い光景だと思います!」

    P「俺も、茜といれて幸せだな」

    茜「はい! 私もプロデューサーと一緒で、幸せです! ところで、お腹が減ってきましたね!」

    P「そうか、そうか。それじゃあ、早く食べに行こうか」

    茜「私、ご飯が良いです! ――あ、ご飯が食べれる場所が良いですっ!」

    P「たぶん、どこでも食べれると思うけど」

    茜「それなら、あっちに行きましょう! なんだか、みんなあっちに行ってますし!」

    P「え、向こうはラブ……いや、カップルが行く場所だぞ」

    茜「か、カップル……? あ、そっか、今日はクリスマスで……!」

    茜「クリスマスに、私とプロデューサーが二人で! ……ぷ、プロデューサー! ちょっと走ってきますね!?」

    P「な、なに? あ、こら、待て、茜!」



    33: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:26:01.72 ID:2lgG7dcr0


    姫川友紀「野球中継もないし、特番ばっかりで暇だなー」

    P「だからって、事務所で管を巻くんじゃない」

    友紀「家にいても暇だし、外に出ても寒いし……でも、事務所にはプロデューサーがいるっ!」

    P「仕事の邪魔だ」

    友紀「酷くない!? それが担当アイドルにかける言葉なのー?」

    P「……分かったよ。ちょうど切りも良いし、どっか飲みにでも行くか」

    友紀「さっすがプロデューサー! 緩急のつけ方が良いねっ」

    P「ピンとこない褒め方だな……。それで、どこで飲む?」

    友紀「プロデューサーの家」

    P「クリスマスに、男の家に行く意味を考えなさい」

    友紀「私なりのサインだってば」

    P「分かった、近くの居酒屋にでも行くぞ」

    友紀「えー、そんなの暴投も良いとこだよっ!」

    P「いいから、行くぞ。置いてくぞ」

    友紀「待って、待って! 行く、行くから置いてかないでぇー」



    34: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:26:28.23 ID:2lgG7dcr0


    堀裕子「さあ、プロデューサー、見てください!」

    P「なんだ、なんだ」

    裕子「今日は知っての通り、クリスマスです。けれども、雪が降っていませんっ」

    P「そうだなぁ。ホワイトクリスマスには、ならなかったな」

    裕子「そこで、サイキックアイドルとして、私は雪を降らせようと思います」

    P「おとなしく、スプーンで遊んでなさい」

    裕子「遊びじゃないです。超能力鍛錬ですよ!」

    P「そうか、そうだな。知恵の輪もあるぞ」

    裕子「そうやって馬鹿にできるのも、今だけですからねっ!」

    P「……わー、裕子の超能力だー。楽しみだなー」

    裕子「その反応を待ってました。それでは、サイキック雪降らし、ご覧あれ!」

    裕子「――ぐむむむむっ」

    P「どうせまた……ん、ん!?」

    裕子「え、どうかしました? ……あ、成功ですよ! 雪が降ってます、降ってますよ!」

    P「さ、サンタからのプレゼントかなにか?」

    裕子「常日頃の鍛錬の成果です。ほら一緒に外へ見に行きましょう!」

    P「いや、たぶん偶然――おい、引っ張るな。行く、行くから!」 



    35: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:26:56.56 ID:2lgG7dcr0


    本田未央「――おっと、ずいぶんな遅刻だぞ? プロデューサー君」

    P「すまん。仕事が少し長引いて」

    未央「冗談、冗談♪ そんなに待ってないから、今日のご飯を奢るだけで良いよっ」

    P「冗談になってないぞ……。まあ、言われなくても、今日くらいは奢るよ」

    未央「よっ、太っ腹! それじゃ、行こっか」

    P「ああ。それにしても、去年とは逆になったな」

    未央「そうだね。あ、だからって、支度の手を抜いたわけじゃないからねっ!」

    P「見れば分かる。気合が入ってるな」

    未央「二度目のクリスマスだから、そりゃあ気合も入るってもんよ! ほらほら、感想を言っても良いよ?」

    P「まるでアイドルみたいだ」

    未央「アイドルでしょ! かぁーっ、ダメだなぁ。そこはきちんと褒めないと」

    P「悪かったよ。似合ってる、すごく可愛い」

    未央「おざなりだね……まあ、許してあげるかな♪」

    P「よし、じゃあ走るか」

    未央「はい? ――あ、なるほど。これは走らないとね!」

    「あ、未央ちゃんとプロデューサーが!」

    「卯月、私たちも走るよ」 



    36: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:27:28.76 ID:2lgG7dcr0


    星輝子「Pもキラキラ、私もキラキラ、キノコもキラキラ……お揃い、だね」

    P「なあ、これ大丈夫? 熱くなったりしない?」

    輝子「大丈夫、えっと、火傷はしないから」

    P「熱くはなるんだな!?」

    輝子「熱くなるのも、お揃いだから……フヒヒ、お揃いっていいね」

    P「笑えない、笑えないぞ」

    輝子「今年のクリスマスも、楽しめそう……フヒッ、Pのおかげ……」

    P「そうか、それは良かった。じゃあ、これは外そうな」

    輝子「え、でも……お揃いじゃなくなる……」

    P「いや、危ないからさ」

    輝子「――ファーッ〇! お揃いだって言ってるだろうが! ちょっとくらい我慢が利かねぇのか!」

    P「落ち着け」

    輝子「あ、はい。うるさいですね、すいません……」

    P「お揃いの代わりに、鍋でも突こう、な?」

    輝子「鍋、フフ……いいな、それ。ボッチじゃできないし……」

    P「ちなみに、具は事務所の机下のキノコだ」

    輝子「ま、マイフレーンズッ!」



    37: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:27:56.96 ID:2lgG7dcr0


    槙原志保「どうです、Pさん。美味しいですか」

    P「美味い。けど、えらく甘いなぁ」

    志保「スイーツですから、当然ですよ♪」

    P「しかし、クリスマスにスイーツ巡りとは」

    志保「嫌でしたか」

    P「いや、むしろ一人で過ごさなくて済んだから、ありがたいかな」

    志保「良かった~。それじゃあ、次のお店に行きましょうかっ」

    P「それは良いが、何軒くらい回るんだ? あんまり遅いと、志保も困るだろう」

    志保「そうですね……開いてるお店がなくなるまで、ですね!」

    P「なに、それは大丈夫なのか!」

    志保「大丈夫ですよぉ。それに、Pさんに食べてほしいスイーツは、それくらいの時間じゃないと、食べれないんです」

    P「深夜じゃなきゃ食べれない……ううむ、どんなものなんだ?」

    志保「たぶん、とっても甘くて、病み付きになっちゃうくらいに美味しいものですよ♪」

    P「たぶんって、志保は食べたことがないのか」

    志保「はい。自分で自分は、食べれませんし~」

    P「そうか……」

    P「え?」



    38: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:28:23.04 ID:2lgG7dcr0


    松山久美子「ピアノ?」

    P「ああ、パーティーのときに、聴かせてほしいんだ」

    久美子「いいけど、突然どうしたの」

    P「前に弾けるって言ってただろ。それで、ちょっと気になってな」

    久美子「そっか。……ピアノに興味を持ってくれたのは、嬉しいかな」

    P「ピアノというより、久美子がピアノを弾くのが見たいんだけどな」

    久美子「そう。ふーん、私が、ね」

    P「あー、すまん、変なこと言ったな」

    久美子「全然変じゃないよ。むしろ幸せだね!」

    P「なに、幸せ?」

    久美子「ピアノを弾く私なら、きっとキレイだからさ」

    P「ああ、なるほど。それなら、俺も幸せだな」

    久美子「楽しみにしててよね。もしかしたら、見惚れちゃうかもよ!」



    39: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:28:49.38 ID:2lgG7dcr0


    的場梨沙「――もしもし、パパ? 今日は、え……うん、そっか」

    梨沙「うん、待ってるね! だから、早く帰ってきて欲しいかな。それじゃあね」

    梨沙「……ちぇっ」

    P「どうだった?」

    梨沙「なによ、アンタには関係ないでしょ!」

    P「パパさん、遅くなるみたいだな」

    梨沙「……そうよ」

    P「それじゃ、それまでどうする? 事務所にいるか」

    梨沙「そうするわ。――本当に最悪! パパとのクリスマスのはずだったのに」

    P「仕事なんだから、仕方ないじゃないか。パパさんだって、急いでくれるんだろう」

    梨沙「ふんっ、分かってるわよ。パパの代わりみたく、アンタと一緒なのがしゃくなだけ」

    P「じゃあ、帰るか」

    梨沙「……それでも、一人や、他のオトナよりはマシだから、アンタといてあげる」

    P「はいはい」

    梨沙「適当に返事して――あ、またパパにメールするつもりでしょ!?」

    P「実は、俺もパパさんとクリスマスを過ごしたくて……」

    梨沙「キモイこと言わないでよ! アンタといるのは、パパが来るまでなんだから」

    P「ああ、だからパパさんが来たら、梨沙は先に家へ」

    梨沙「なんで、アンタとパパが一緒なのよ。あ、こら、メールを打つな、話を進めようとするな!」  



    40: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:29:15.37 ID:2lgG7dcr0


    真鍋いつき「あ、あれ? プロデューサー、どうしてここに?」

    P「それは俺の台詞だ。トレーニングルームから声が聞こえてきたから、何事かと思ったぞ」

    いつき「あー……ごめんなさい。オフで落ち着かなくて、つい、来ちゃいました」

    P「クリスマスだっていうのに、わざわざ自主練って……」

    いつき「き、今日はたまたま会える人がいなかったんですー!」

    P「たまたまって、クリスマスなんだから」

    いつき「それは、そうですけど」

    P「……あと、その、なんだ、隠せ。直視できん」

    いつき「え、わ、わ、汗で透けて!?」

    P「プレゼント、ありがとうな」

    いつき「そんなつもりは、まったくありませんでしたよ!」



    41: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:29:42.81 ID:2lgG7dcr0


    三好紗南「くぅ、燃えてきたね、Pさん!」

    P「……俺はなんで、クリスマスにゲーセンにいるんだろう」

    紗南「強いて言うなら、フラグが立ったから?」

    P「お前が、強引に、連れてきたんだろ!?」

    紗南「し、仕方ないじゃん! 親はついて来てくれないし、この大会に出るには、保護者が必須なんだよ」

    P「なんでクリスマスに大会が」

    紗南「いやぁ、それはそういうものだとしか」

    P「くそっ、出るからには優勝しろよ! せっかくのクリスマスを使ってるんだから」

    紗南「もちろんだよ! ゲームで負けるわけには、いかないからね」

    紗南「――あ、試合中は後ろで応援しててよね。どっかに行ったら、嫌だから」

    P「えー」

    紗南「Pさんの応援で、あたしの実力は引き出されるの!」

    P「ゲーム脳め……まあ、いいや。応援してやるよ」

    紗南「よっし! それじゃあ、優勝したら、記念にプリクラでも撮ろうね、Pさん?」



    42: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:30:08.60 ID:2lgG7dcr0


    向井拓海「おい、Pよォ、今日くらいもっと高いもんを奢ろうとは思わないのかよ」

    P「夜景の見えるレストランにでも、連れて行けばよかったのか」

    拓海「……アタシに合わねぇな。やっぱファミレスで十分だわ」

    P「まあ、なんだ、ステーキくらいなら頼んでいいぞ」

    拓海「言われなくても、頼むっつうの。今日は覚悟しとけよな!」

    P「ああ、よく食べて、よく成長してくれ」

    拓海「どこ見て言ってやがんだ? 返答によっちゃ……」

    P「拓海、デザートもあるぞ! クリスマスだし、ケーキ頼むか、ケーキ!」

    拓海「ったく、調子の良い奴だな」

    拓海「――つうか、デザートはいらねぇ。Pも頼むんじゃねえぞ」

    P「でも、せっかくだしなぁ」

    拓海「いいから、頼むな」

    P「別に値段は気にしなくていいぞ。どうせファミレスのケーキだし」

    拓海「ああ、もう、分かんねぇ奴だなッ! 作ってきたんだよ!」

    P「え、マジで!?」

    拓海「マジだ、大マジだ。――っくそ、こういうのは、もっと雰囲気があるもんだろうがよォ……」

    P「す、すまん。拓海の乙女心を汲んでやるべきだったな」

    拓海「乙女心とか言うんじゃねぇ! さっさと食って、ウチに行くぞ」

    P「拓海の家に行っていいのか」

    拓海「そ、そういう意味じゃねぇからな! ケーキ冷やしてあんだよ。それだけだからな!」



    43: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:30:42.97 ID:2lgG7dcr0


    村上巴「P、飾りつけは、こんなもんでええんか」

    P「ああ、十分だ。それより、その服、気合入れてきたんだろ? 汚れたりしてないか」

    巴「ん、大丈夫じゃ。……そうえば、感想を聞いてなかったのう」

    P「服のか。よく似合ってるぞ。可愛いな」

    巴「そ、そうか。あー、うん、よく聞こえんかった。もう一回頼む」

    P「よく似合って、可愛いぞ」

    巴「ムズムズするけえ、何度も言うな!」

    P「えー……」

    巴「あ、そうじゃった。これ、渡しとくわ」

    P「プレゼントか! ありがとう。でも、すまん。俺、用意し忘れてて」

    巴「なんじゃ、義理の通らん奴じゃのう。……なら、約束せえ」

    P「ん、なんだ?」

    巴「うちが大人になったら、さ、杯を交わしてほしい」

    P「え」

    巴「言うな、ともかく約束せえ! 指きりげんまんじゃ!」



    44: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:31:14.37 ID:2lgG7dcr0


    龍崎薫「せんせぇ、どうだった!? 薫、上手くできてた?」

    P「ああ、良い音色だったぞ。よく練習したんだな」

    薫「この後ね、お歌も唄うんだよ。聞いててねっ!」

    P「楽しみにしてるぞ」

    薫「それでね、上手く唄えてたらね、ご褒美が欲しいなって」

    P「どんなのだ?」

    薫「せんせぇと一緒に、お料理が作りたいの! 鶏のやつ!」

    P「……七面鳥か」

    薫「そうそれ! ね、一緒にしてくれる?」

    P「も、もちろんさ。そのためにも、お歌頑張らないとな」

    薫「やったー! それじゃあ、行ってくるねっ」

    P「おう、頑張ってこい!」

    薫「はぁーい、いってきまーっ!」

    P「……チキンライスじゃ、だめだろうなぁ」



    45: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/25(水) 21:31:52.96 ID:2lgG7dcr0


    トレーナー「あの、Pさん。私でよかったんですか」

    P「なにがですか」

    トレ「アイドルのみんなは、Pさんとのクリスマスを、楽しみにしてたので」

    P「ええ、パーティーではみんな、はしゃいでいましたね」

    トレ「いえ、そうではなくて、個人的な付き合いで、ですよ!」

    P「クリスマスに男と二人でいたら、スキャンダルですよ」

    トレ「あー、それは、そうなんですが……」

    P「だから、これで良いんです。独身同士、一緒に憂さを晴らしましょう」

    トレ「独身は余計ですよ! ……その、よければ一緒に独身ではな」

    「あ、プロデューサーさん、いましたよー!」

    「……独身だから呼ばれたんだろうが、怒ればいいのか、複雑な気分だ」

    「P殿も、深い考えがあるわけではあるまい。今日くらいは許してやれ」

    P「皆さーん、こっちですよー!」

    トレ「あ、あれ? 姉さんに妹も……」

    P「どうせなら、人数が多いほうが良いですから」

    トレ「あはは、そ、そうですよね……。はぁ……」




    53: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/26(木) 19:34:55.24 ID:w0CaZOKn0


    キャシー・グラハム「Pさーん、ミカン取ってー」

    P「みっかんなーい」

    キャシー「さぶっ!」

    P「お前が言ったギャグだからな」

    キャシー「自分で言ったときも、同じこと言った気がする」

    P「しかし、クリスマスにコタツって……」

    キャシー「じゃあ、スケートにでも行くー?」

    P「寒いし、人多そうだし」

    キャシー「えー、あたし、なんか行きたくなってきたんだけどっ」

    P「……じゃあ、行くか」

    キャシー「でも、日本の冬はコタツで過ごすべきだし」

    P「どっちだよ!」

    キャシー「ジョークだよ、アメリカンジョーク♪」

    P「どこがアメリカなんだ……ほら、行くなら、早く行くぞ」

    キャシー「分かってるってー! 着いたら、Pさんの華麗な横転を、期待してるよっ!」

    P「転ぶこと前提かよ!」



    54: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/26(木) 19:35:25.61 ID:w0CaZOKn0


    斉藤洋子「あれ、プロデューサー。今、帰りですか!」

    P「おう、洋子。クリスマスなのに、ランニングか」

    洋子「クリスマスなのに、は余計です! 新年のマラソンに向けての、特訓ですから」

    P「そうえば、出場するって言ってたな。……まだ、続けるのか」

    洋子「いえ、そろそろ終わろうと思ってますけど」

    P「それなら、一緒にそこら辺を回らないか。俺もクリスマスに、一人なんでな」

    洋子「え、でも、汗かいてますし……」

    P「事務所に寄って、シャワーを貸してもらえばいいさ。――あ、いや、疲れてるなら、べつに」

    洋子「いえ、行きますよ! さっそく、事務所に行きましょうっ」

    P「そうか! いやぁ、嬉しいな」



    洋子「ちょっと、聞いてるの?」

    P「聞いてる、聞いてるから」

    洋子「なら、こっち向けぇー。美肌のお姉さんが話してるんだぞー!」

    P「……居酒屋は、選択を間違ったか」



    55: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/26(木) 19:35:55.71 ID:w0CaZOKn0


    財前時子「クリスマスなのに、一人で仕事なんて……貴方、男としてどうなの?」

    P「時子様も、ついさっきまでは仕事だったでしょう」

    時子「そうね。貴方がグズグズしている間に、終わらせてしまったけど」

    P「俺だって、もう終わりそうですよ」

    時子「なら口を動かす前に、手を動かしなさい。私をいつまで待たせるつもり?」

    P「……待っててくれたんですか」

    時子「貴方が愚かにも、聖夜に仕事を入れたから、私は暇を持て余しているの。早く終わらせて、せいぜい私を楽しませることね!」

    P「はいはい」

    時子「あら、なにかしら、今のおざなりな返事は」

    P「ぜひとも、ご一緒させてください。時子様」

    時子「クックック、それで良いのよ! ……終わったの?」

    P「はい。それじゃあ、行きましょうか」

    時子「期待はしないけど、貴方にエスコートは任せるわ」

    P「とりあえず、商店街に向いますね」

    時子「あそこは良い場所ね……クリスマスに、私を称える歌を流すから!」

    P「聖歌は、時子様を称える歌じゃないです」



    56: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/26(木) 19:36:36.57 ID:w0CaZOKn0


    高森藍子「ありがとうございます、Pさん。お散歩に付き合ってくれて」

    P「いいさ、いいさ。俺も仕事にうんざりしてたところだ」

    藍子「うふふ♪ そうですね、息抜きも大事ですから」

    P「しかし、クリスマスなのに、昼間は静かなもんだなぁ」

    藍子「夜になったら、きっと綺麗なんでしょうね。……か、カップルも、いっぱいで」

    P「なんなら、俺の仕事が終わったら、夜にまた来るか」

    藍子「良いんですか! 嬉しいです♪」

    P「はっはっは、それじゃあ、下見でもするか」 

    藍子「はい。ゆっくり見て回りましょう」

    P「――と、そうえば、今は何時……な、もうこんな時間か!」

    藍子「あれ、そんなに歩きましたっけ?」

    P「ま、まずい。ここから事務所まで、少しかかる! ちひろさんにどやされる!」

    P「すまん、藍子。また夜に!」

    藍子「……行っちゃった。でも、また夜に、か」

    藍子「――今日も、日記に幸せだって書けるかな♪」



    57: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/26(木) 19:37:05.13 ID:w0CaZOKn0


    土屋亜子「Pちゃん、メリークリスマス! プレゼントちょうだーい♪」

    P「事務所に来るなり、なんだお前は……」

    亜子「いややわ、今日はクリスマスよ? クリスマスといえばプレゼントやないの」

    P「だからって、催促するなよ。渡されるまで待てよ」

    亜子「だって、Pちゃんもったいぶりそうだしー」

    P「確かにもったいぶるけど……そうえば、泉とさくらは一緒じゃないのか」

    亜子「二人は、後から来るって」

    P「……全員事務所に集まるのか」

    亜子「当然! だって今からパーティーよ?」

    P「え」

    亜子「独り身で寂しいPちゃんのために、私たちからのプレゼント!」

    P「それは、まあ、嬉しいな。ありがとう」

    亜子「お礼なら、二人にも言ってあげてね。あと、個人的なプレゼントもあるから、そのつもりで」

    亜子「――今日は色々、サービスしてあげるからね、Pちゃん♪」



    58: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/26(木) 19:37:52.83 ID:w0CaZOKn0


    P「寒い、寒い! 早く事務所に戻らないとな」

    P「――ただいま帰りました。まあ、俺一人のはずだけど」

    十時愛梨「あ、お帰りなさい、Pさんっ」

    P「……愛梨、なにをしてるんだ?」

    愛梨「Pさんに、クリスマスプレゼントを届けにきたんですよ!」

    P「そうじゃない! なんで服を脱いでるんだ!?」

    愛梨「え、あ、見ちゃダメですよっ~!」

    P「不可抗力だ。早く服を着ろ」

    愛梨「でも、先にプレゼントを」

    P「優先順位がおかしいぞ」

    愛梨「それじゃあ、着ますから……こっち見ちゃ、ダメですからねっ♪」

    P「見ない、見ないから早く着なさい」

    愛梨「よいしょっ――はい、着ましたよ」

    P「そうか。……おい、上を着ろ!」

    愛梨「えへへ、Pさんに私をプレゼント♪」

    P「後ろにケーキが見えてるぞ。早く服を着て、そっちを渡しなさいっ!」



    59: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/26(木) 19:38:22.77 ID:w0CaZOKn0


    西島櫂「プロデューサーとクリスマスを過ごすとは、夢にも思わなかったな」

    P「俺も櫂と過ごすとは、さっぱりと思ってなかった」

    櫂「お互い様だねっ――わ、人が多い!」

    P「クリスマスに考えることは、みんな同じだなぁ」

    櫂「人ごみを泳ぐって感じかな」

    P「俺は櫂ほど泳げないから、置いて行かないでくれよ」

    櫂「プロデューサーも、水泳始めなよ。そしたら、私が教えてあげるからさっ!」

    P「はっはっは、櫂に教えてもらえるなら、悪くないかもな」

    櫂「でも、出会ったときみたいに、女の子目当てはダメだよ?」

    P「……おっと、あっちに良さそうな店が。先に行ってるぞー!」

    櫂「あ、待て、プロデューサー! ――人ごみを泳ぐの、よっぽど得意じゃないか!」



    60: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/26(木) 19:38:51.42 ID:w0CaZOKn0


    野々村そら「はろー、プロデューサー! 今日ははっぴーくりすますだよ~☆」

    P「おはよう、そら。そうえば、今日はクリスマスか」

    そら「プロデューサー、くりすます忘れてたの? あたしお手柄?」

    P「ああ、そらのおかげで思い出せたよ。今日は事務所に来る子が少ないし、明日にでも、みんなにプレゼントを渡すかな」

    そら「ぷれぜんとっ、みんなに渡せばはっぴーだね! プロデューサーもほしい?」

    P「なにか、用意してくれてるのか」

    そら「もっちろん! ――じゃじゃ~ん☆ くりすますと言えば、そら!」

    P「お前はいつから、クリスマスの代名詞になったんだ」

    そら「間違えちった☆ さあ、プロデューサー、けーきかそらか!」

    P「ケーキ」

    そら「おう、しっと! 選ばれなかったそらちんは、はっぴーになるためにプロデューサーと一緒☆」

    P「結局、両方もらえるんだな……」



    61: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/26(木) 19:39:41.30 ID:w0CaZOKn0


    メアリー・コクラン「ダーリン、どっちのほうが似合うかしら!」

    P「ダーリンと呼ばなかったら、選んでやる」

    メアリー「もう、細かいんだからっ。Pはどっちが似合うと思う?」

    P「両方、メアリーに似合ってると思うぞ」

    メアリー「どっちかを、Pの好みで選んでほしいのヨ」

    P「好みで選んで、両方だ。クリスマスだし、両方ともプレゼントしてやるよ」

    メアリー「ホント!? 嬉しいワ、さすがダーリンネ♪」

    P「こら、ダーリンはやめなさい。店員さんに不審な眼差しを向けられるだろ!」

    メアリー「あら、なら言ってあげればいいワ。メアリーはダイジなハニーですって」

    P「不審から確信に変わるだろうが」

    メアリー「アタシは構わないけど?」

    P「俺は構う。そういうのは、メアリーがもっとセクシーになってからだ」

    メアリー「それなら、もうすぐネ! 次のクリスマスには、アタシはPのハニーになってるワ♪」

    P「言ってろ、言ってろ。――うわ、この服高い……」



    62: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/26(木) 19:40:07.37 ID:w0CaZOKn0


    諸星きらり「Pちゃん、大丈夫? なにか飲みたかったりすゆぅ?」

    P「大丈夫、ちょっと疲れが出ただけだよ。……すまんな、きらり。せっかくのクリスマスに」

    きらり「きらりは、Pちゃんと一緒なだけで、とぉーってもハピハピだにぃ☆」

    P「そっか、そっか。俺もきらりと一緒で、幸せだなぁ」

    きらり「うきゃー☆ 嬉すぃ! 今日は一緒に、ゆっくりしよーね?」

    P「そうだな。でも、せっかくだし、少しくらいは外に……」

    きらり「ダメダメ、Pちゃんの体調を優先するの!」

    P「ん、悪い。無理しちゃダメだな」

    きらり「きらりんパワーを分けてあげるから、きっとすぐに良くなるにぃ☆ だから、良くなったらデートしよーね♪」

    きらり「――それじゃあ、まずはハグハグすゆー☆」

    P「……ちょっと苦しいけど、良いもんだ」

    きらり「今夜はずぅーっと、きらりとPちゃんは一緒! うぇへへへ☆」



    63: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/26(木) 19:40:43.57 ID:w0CaZOKn0


    矢口美羽「Pさん、パーティーで披露できるギャグって、なにかありませんかっ」

    P「美羽、まだ考えてなかったのか……」

    美羽「やっぱり、着ぐるみとかですかね?」

    P「着ぐるみなら、鈴帆がなにか用意してたが」

    美羽「ええ!? それじゃあ、コントとか……」

    P「笑美が、笑い収めだって、張り切ってたぞ」

    美羽「そんなぁ! ――なら、駄洒落でいくしかないですねっ」

    P「そうえば、楓さんが考え事をしてたな」

    美羽「……ど、どうしましょう、Pさん!?」

    P「もう打ち止めかよ……楓さんと一緒に、披露したらどうだ」

    美羽「あ、その手がありましたね!」

    P「ついでに、キャシーも誘ってやれ。コタツで暇そうにしてたから」

    美羽「はいっ♪ よーし、聖夜だし気合入れなきゃ……せいやっ!」

    P「美羽、今日は諦めようか」

    美羽「え」



    64: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/26(木) 19:41:18.73 ID:w0CaZOKn0


    若林智香「あ、Pさん、雪が降ってきましたよっ」

    P「ホワイトクリスマスだな。……けど、仕事か」

    智香「ファンのみんなは、クリスマスでも待っていますから☆」

    P「まあ、確かに、ある意味では、元気づけられるファンも多いだろうな」

    智香「よく分かりませんけど、元気づけられるなら、嬉しいですね!」

    P「それでも、智香は余裕もあるし、仕事を入れなくても、良かったんだぞ?」

    智香「アタシがお仕事をするのは、ファンのためもありますけど、Pさんのためでもあるんですよ?」

    P「俺の」

    智香「はいっ! 今日だって、アタシがお仕事をしなくても、Pさん一人で頑張るつもりでしたよねっ」

    P「あー……そうだな」

    智香「だから、アタシも一緒にお仕事をして、Pさんを応援するんです! 一緒に頑張って、元気づけるんですよ☆」

    P「そうか……。ありがとな、智香」

    智香「アタシもPさんに元気を貰ってますから、お互い様ですっ。えへへ☆」



    65: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/26(木) 19:42:06.50 ID:w0CaZOKn0




    ちひろ「いかがでしたか! クリスマスは過ぎましたが、みんな魅力的でしたねっ」

    ちひろ「パッション以外にも、クールやキュートと、他にも大勢のアイドルがいますよ」

    ちひろ「え、彼女たちに会うには、どうすればいいかって?」

    ちひろ「それならもちろん、ガチャが一番っ!」



    おわり


    66: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/26(木) 19:46:18.49 ID:w0CaZOKn0

    クリスマスには間に合わなかったけど、これでパッション全員のはず

    765? オチ? ……ほ?(威圧)

    みんなも、質を量で誤魔化すSSを書こう!

    読んでくれて、あざました

    それじゃあ、依頼出してくる


    67: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/26(木) 19:48:27.12 ID:4mcYU+cf0


    CuとCoは大晦日とお正月ネタで書いてくれるんですよね?


    71: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/26(木) 23:21:13.30 ID:wQZGRo0ho

    おっつし
    次は一人当たり3レスくらい使って全アイドル書こうか(ゲス顔


    75: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/27(金) 01:52:26.54 ID:HJlESLibo

    質を量でごまかしてるなんてとんでもない
    良いSSだった


    76: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/27(金) 02:15:11.64 ID:4o0Pvxl10

    素晴らしく乙
    さぁ、Cu編とCo編を書き溜める作業に戻るんだ(迫真)


    引用元: 千川ちひろ「情熱的なクリスマスですね」

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