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    ヘッドライン

    魔法使い「あっ!」

    1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 10:00:46 ID:xAXpvPMM

    魔法使い「帽子が落ちちゃった!」

    魔法使い「ぐぐぐ、ストップストーーップ!」



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    2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 10:05:35 ID:hfVXmH2c

    ガサガサ

    魔法使い「うーん……このへんに落ちたと思ったんだけど……」

    魔法使い「箒で飛んでてブレーキかけられなくて見失うなんて……」

    魔法使い「だめだなぁアタシ……箒が使いこなせないなんて……」

    魔法使い「うー……住んでる森だから迷いはしないけど……」

    魔法使い「帽子がどこいったかわかんないよう……」


    3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 10:07:35 ID:0LRAP1RM

    3時間後

    魔法使い「はあ、はあ」ガサガサ

    魔法使い「全然見つからない……」

    魔法使い「おばあちゃんからもらった大切な帽子なのに……」

    魔法使い「あっ!」


    7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 10:11:12 ID:RDPWBulw

    男「よし、これで今日は終わりだ」

    魔法使い(知らない男の人だ……あ!)

    魔法使い(アタシの帽子!あの人が持ってる!)ガサ!

    男「ん?」

    魔法使い「あっ!」

    魔法使い(見つかっちゃった!)


    8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 10:13:40 ID:RDPWBulw

    男(女の子……黒いマントに箒……)

    男「ねえ、この帽子……」

    魔法使い「ひゃ!あわわわ!」バタバタ

    男「え!?ちょ!なんで逃げるの!?」


    9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 10:16:31 ID:QWi37goI

    魔法使い「おばあちゃんが街の人とはあんまり関わるなって言ってたんです!」バタバタ

    男「いやいや、なんもひどい事とかしないからさ……ほら」スッ

    魔法使い「あ……」

    男「この帽子、君のでしょ?キノコとってる時に見つけたんだ」


    10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 10:19:19 ID:lHamaEoU

    魔法使い「あ……はい……アタシのです……」

    男「じゃあはい、今度はなくさないようにね」スッ

    魔法使い「あ……」

    魔法使い(かぶせてくれた……)

    男「ふふ、かわいい魔法使いさんだね」

    魔法使い「!!」


    11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 10:21:23 ID:X.SONh9s

    ビュン!

    男「うわ!?」

    男「びっくりした……箒使わなくてもあんなはやいんだ……」

    男「まあとりあえずキノコたくさんとれたし、今日の仕事は終わりかな。帰るか」スタスタ


    12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 10:24:14 ID:qrRJkZPw

    魔法使い家

    ガチャ!バタン!

    魔法使い「な、なんなのあの人!なんなのあの人!」

    魔法使い「初対面なのにあんなに親切に……し、しかも……」

    魔法使い「アタシの事……かっ、かわいいとか……」

    魔法使い「ううー……!」カアアー!


    13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 10:27:45 ID:6hzD2t1U

    翌日 森の中

    魔法使い「あっ!」

    魔法使い(昨日の人だ!)ササッ

    男「んー……なんか今日は当たりが悪いな……」

    魔法使い「…………」ジー


    16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 10:40:45 ID:QWi37goI

    男「あ、あったあった、このキノコだ」

    魔法使い「…………」ジー

    魔法使い(なんでアタシ、あの人の事見てるんだろ……)

    魔法使い(話しかけたいな……でも恥ずかしいから見つかりたくないような……)

    魔法使い(どうしよう……)ドキドキ


    17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 12:20:25 ID:9j287982

    男「よし、今日はここらへんにしとくか」

    魔法使い「あ……」

    男「母ちゃん待ってるだろうし、早く帰らないとな」スタスタ

    魔法使い「行っちゃった……」

    魔法使い「…………」

    魔法使い「結局話しかけられなかったな……」

    魔法使い「はあ……」


    18: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 12:37:04 ID:qVc8ZgSs

    翌日

    魔法使い スタスタ

    魔法使い「はっ!」

    魔法使い「なんでアタシは用もないのにキノコがたくさんある場所に!?」

    魔法使い「テキトーに散歩してたつもりだったのに……」

    魔法使い「…………」

    魔法使い「あの人、来るかな……」


    19: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 12:38:35 ID:9j287982

    魔法使い「……来なかった……」

    魔法使い「ここならいっぱいとれるのに……知らないのかな……」

    魔法使い「……帰ろ」


    21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 16:24:48 ID:0Xtq/SHQ

    魔法使い家

    魔法使い「はー……」

    魔法使い(アタシってばどうしたんだろ……)

    魔法使い(ちょっと親切にされて、かわいいって言われたくらいで……)

    魔法使い(か、かわいい……のかな)

    魔法使い「…………」ドキドキ

    魔法使い「ダメだ、ドキドキする……」ドキドキ

    魔法使い「はー……」


    22: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 16:28:05 ID:aqMaooD2

    魔法使い(あの人、いくつくらいなのかな……)

    魔法使い(見た目は20歳とか……そのくらいだったよね)

    魔法使い(もしそうならアタシと6つ差……)

    魔法使い(はあ……妹だったにしてもにしても年離れてるよ……)

    魔法使い(……どうすればいいのかな……)


    23: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 16:31:57 ID:6hzD2t1U

    魔法使い(というか……もし、もしも、アタシがあの人をす、すす、好き……だったとして……)

    魔法使い(この歳の差じゃ、子ども扱いされてあしらわれるとか……)

    魔法使い(それにアタシ、魔法使いだし……しかも薬作るくらいしか取り柄ないし…)

    魔法使い(せめておばあちゃんみたいなすごい魔法使えたらな……)


    26: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 18:36:12 ID:tPiwWUNc

    翌日

    男「あ」バッタリ

    魔法使い「あ!」

    男「この間の……」

    魔法使い「あっ、あっ!あ!あの!」

    男「ん?」

    魔法使い「こっちのほうが……たくさんキノコとれます……」カアアー


    27: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 18:39:36 ID:bxqAbAvk

    男「うわーほんとだ、こんな穴場あったんだな」

    魔法使い「は、はい……」

    男「ありがとね、この森について詳しいんだね」

    魔法使い「自分が住んでる場所ですから……」

    男「そっか。さて、今日も働きますか」

    魔法使い「あ、あの!」

    男「ん?」

    魔法使い「よければ……その……お手伝いします……」カアアー


    28: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 18:44:09 ID:dHvR4ZIw

    男「ふー、たくさんとれた」

    魔法使い「は、はい、そうですね」

    男「ありがとう、手伝ってくれて」

    魔法使い「い、いえ……」

    男「ん、それじゃ、今日は魔法使いちゃんのおかげでたくさんとれたし、もう帰るよ」

    魔法使い「あ……」

    男「ろくにお返しもできなくてごめんね、母ちゃんが持ってるんだ」

    魔法使い「はい……」

    男「うちは父親がいないからさ、できるだけ早く帰ってやりたいんだ」

    魔法使い「はい……」


    30: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 18:46:33 ID:6hzD2t1U

    魔法使い「あ、あの……」

    男「ん?」

    魔法使い「明日も、来てくれますか……?」

    男「うん、いい場所も教えてもらったし、またここで仕事しようかな」

    魔法使い「!は、はい!」


    31: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 20:00:25 ID:iYKxQ4zM

    魔法使い家

    魔法使い「えへへ……」

    魔法使い(うまく話せたかはともかく……今日は長く一緒にいれたな……)

    魔法使い(そういえば、今日までお互い名前も知らなかったんだよね)

    魔法使い(えへへ……それに、明日も来てくれるって……)

    魔法使い(またお手伝いさせてもらおっと)

    魔法使い(明日は、今日よりたくさんお話しよ……えへへ)


    32: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 20:06:08 ID:6hzD2t1U

    数日後

    男「魔法使いちゃん、よければ家に遊びにこない?」

    魔法使い「はっ、はい!?」

    男「いや、この間からずっと手伝ってもらってるしさ、お礼にと思って」

    魔法使い「えっ、えっ!え!?」

    男「うちも裕福ではないけど……ご飯くらいは食べさせてあげれるからさ」

    男「それに、かわいらしい魔法使いさんがいる、って話したら、母ちゃんもぜひ会ってみたいって言っててさ」

    魔法使い「あ、あう、あう……」

    魔法使い(男さんの家……まさか招待されるなんて……)

    男「あ、街にはあんまり関わっちゃいけないんだっけ?無理なら……」

    魔法使い「い、いえ!ぜひおじゃまさせてください!」


    33: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 20:08:36 ID:lHamaEoU

    男「ん、よかった。それじゃ明日の昼くらいに、街の入口で待っててくれるかな?」

    魔法使い「は、はい」

    男「俺が迎えに行くからさ、待っててね」

    魔法使い「はい……」


    34: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 20:14:33 ID:nkGjAFRM

    魔法使い家

    魔法使い(た、大変な事になった!大変な事になった!)バタバタ

    魔法使い(まさか男さんの家に……行く事になるなんて……)

    魔法使い(なに着て行こう……ていうかアタシいつもの服以外ほとんど持ってないよう……)

    魔法使い(目立っちゃいけないから箒は持っていけない……歩きかぁ……)

    魔法使い(うう……ほんとにほとんど服がない……)

    魔法使い(あんまりいつもと違う服だと落ち着かないから……黒じゃなくて白のワンピースと……)ガサガサ

    魔法使い(この帽子は『魔法使いです』って言ってるようなものだから……麦わら帽子で……)ガタガタ


    35: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 20:20:50 ID:7/KQlybw

    翌日

    男「んー」キョロキョロ

    男(魔法使いちゃん、遅れてるのかな。まだ来てないけど)

    クイクイ

    男「ん?」

    魔法使い「あの……男さん……アタシです……」カアアー


    36: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 20:23:27 ID:5rD3Bze.

    男「あ、ごめんごめん、いつもの服で来るかと思ってたからさ」

    魔法使い「へ、変でしょうか……?」

    男「ううん、その服も似合ってるよ、かわいい」

    魔法使い「!は、はい……」カアアー!

    男「それじゃ、行こうか」

    魔法使い「は、はい」


    37: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 20:27:32 ID:OejU/JNU

    男「ただいまー」

    魔法使い「お、おじゃまします」

    男母「いらっしゃい。あなたが魔法使いちゃんね」

    魔法使い「は、はい」

    男母「毎日男のお手伝いしてくれてるみたいで、ありがとうねぇ」

    魔法使い「い、いえ……その……」

    男母「ん?どうしたの?」

    魔法使い「アタシも男さんとお喋りするの……すごく楽しいですから……」カアアー

    男母「あらあら」クスクス


    38: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 20:29:23 ID:OejU/JNU

    男母「さ、遠慮なく、お腹いっぱい食べてね」

    魔法使い「あ、ありがとうございます」

    男「いただきます」

    魔法使い「いただきます」


    39: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 20:39:38 ID:0LRAP1RM

    男母「どう?お口にあうかしら」

    魔法使い「はい!とってもおいしいです!」モグモグ

    男「そういえば、魔法使いちゃんは普段どんなものを食べてるの?森でとれるもの?」

    魔法使い「あ、はい……果物とか、キノコとかをとって、軽く調理して食べてます」モグモグ

    男母「あら、じゃあケーキなんかは食べたことはないの?」

    魔法使い「ケーキ……」

    魔法使い(おばあちゃんがほんのたまに買ってきてくれたけど……もう何年も食べてないなあ……)


    40: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 20:40:45 ID:PpuwwfwQ

    男母「しばらくは食べてない、って顔ね」

    魔法使い「はい……」

    男母「男、手伝ってくれてるんだから、これからはたまにはケーキくらい持って行ってあげなさい」

    男「ん、そうだね、ほんとによく手伝ってくれるし」

    魔法使い「え!ええ!?い、いいですよ!アタシが好きで手伝ってるのでそんな!」

    男母「遠慮しないの、好きで手伝ってくれてるならなおさらよ」

    男「俺もほんとに助かってるんだ、それくらいさせてよ」

    魔法使い「男さん……男母さん……」

    魔法使い「はい……ありがとうございます」


    41: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 20:45:45 ID:F3h3Obt6

    夕方

    魔法使い「今日は本当にありがとうございます。すごく楽しかったです」ペコ

    男母「いえいえ、わたしも娘ができたみたいで楽しかったわ」

    魔法使い「男さん、お仕事大変なんですね……」

    男母「ごめんね、急に仕事で呼び出されたらしくて……」

    魔法使い「いえ……」

    魔法使い(いっぱい遊べたし……男さんが呼び出されたのがアタシが帰る直前で本当によかった)


    42: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 20:52:07 ID:vLs70MkU

    男母「これからも、気軽に遊びにきてね」

    魔法使い「はい、ありがとうございます」

    男母「それとね、大事なことを2つ教えてあげるわ」

    魔法使い「?なんですか?」

    男母「男はね、鈍感だからハッキリ言わないと気づかないわよ」

    魔法使い「はっ!はい!?」

    男母「それとこれはいい情報だけど、仕事場に女の子がほとんどいないから、男が誰かにとられちゃう可能性は低いわ」

    魔法使い「な、なんのことですか!?わ、わわわ、わからないです!」

    男母「ふふ、男は気づかなくてもわたしにはバレバレよ、暇さえあれば男のこと横から見つめて」

    魔法使い「う、うう、し、失礼します!」ビュン!

    男母「ふふ、かわいい」


    43: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 21:06:18 ID:0Xtq/SHQ

    魔法使い(うー……!)

    魔法使い(そんなにバレバレだったのかな……)

    魔法使い(でも男さんは気づいてないって……よかったような残念なような)

    男「あ、魔法使いちゃん」

    魔法使い「あっ」


    44: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 21:10:08 ID:6hzD2t1U

    魔法使い「男さん……もうお仕事終わったんですか?」

    男「んー、呼び出されたけど、話を聞いただけだったからね。魔法使いちゃんは帰るところ?」

    魔法使い「はい、今日は本当にありがとうございました」ペコ

    男「ん、いいよ、俺も楽しかったし」

    魔法使い「は、はい……」

    魔法使い(楽しかったって……よかったぁ)

    男「ケーキも楽しみにしててね、まあゆってもたまにしか買えないけど……」

    魔法使い「いえ、とっても楽しみです。ありがとうございます」


    45: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 21:13:09 ID:sthVNC6Q

    男「おっと、そろそろ暗くなるね、魔法使いちゃんは今日歩いてきたんでしょ?」

    魔法使い「はい」

    男「じゃあちょっと急がないと暗くなるかも。引き止めてごめんね」

    魔法使い「いえ、大丈夫です。さすがにあの森では迷いませんから」


    46: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 21:15:16 ID:sthVNC6Q

    男「ん、それじゃまた明日」

    魔法使い「はい、さようなr」ガッ

    魔法使い「きゃっ!」ドテッ

    ピラ

    男「魔法使いちゃ……あ……」

    魔法使い「!!!!」


    47: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 21:17:18 ID:sthVNC6Q

    魔法使い「あ、あう!あうあうあうあ!」バタバタ

    男「その……」

    魔法使い「お、男さん!」

    男「は、はい!」

    魔法使い「み、見ました……?」

    男「……ごめん」

    魔法使い「ーーーー!!」ボッ!


    48: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 21:19:20 ID:sthVNC6Q

    魔法使い「う、ううー……」カアアー!

    男「ごめん……すぐ忘れるようにするから」

    魔法使い「はい……」

    男「じゃあ……また明日ね」

    魔法使い「はい……」


    49: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 21:23:20 ID:U5t3huYk

    魔法使い家

    魔法使い「う、ううー……」カアアー

    魔法使い(楽しかったけど……男さんと男母さんと話せて嬉しかったけど……)

    魔法使い(男母さんに、バレちゃった……)カアアー

    魔法使い(そのうえ男さんにパンツまで見られちゃったし……)カアアー!

    魔法使い(恥ずかしい!恥ずかしいよう!)バタバタ

    魔法使い(男さん、忘れてくれたかな?)

    魔法使い(でも、なんとも反応してくれないのも……)

    魔法使い「ううー……」カアアー


    50: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 21:26:09 ID:uxtS0BdY

    数日後

    魔法使い「…………」

    魔法使い(今日は男さん、遅いな……)

    魔法使い(あんなことがあってもいつもと変わらず一緒に過ごしてたのに、どうしたんだろ……)


    51: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 21:27:56 ID:aqMaooD2

    翌日

    魔法使い「…………」

    魔法使い(今日も男さん、来ないや……)

    魔法使い(風邪ひいたのかな……?)

    魔法使い(明日も来なかったら、思いきって街に行ってみようかな……)


    52: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 21:30:03 ID:1Du4DD4o

    翌日

    魔法使い「あ!」

    男「おはよ、魔法使いちゃん」

    魔法使い「おはようございます。どうしたんですか?昨日と一昨日は……」

    男「んー、母ちゃんが風邪ひいちゃってさ」

    魔法使い「え……?」


    53: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 21:34:17 ID:fE7WebIc

    男「しかもかなりしつこい風邪らしくて、なかなか治らないんだ」

    魔法使い「大丈夫なんですか……?」

    男「ん、風邪は風邪だから命に別状はないよ」

    魔法使い「ほっ……」

    男「それで仕事休んで看病してたけど、いつまでも休ませてはもらえなくてさ、今は隣街の兄貴に来てもらって、看病してもらってるんだ」

    魔法使い「…………」

    男「さ、早めに仕事終えて、俺も母ちゃんのとこ行かないとな」

    魔法使い「はい……お手伝いします」


    54: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 21:36:47 ID:fE7WebIc

    魔法使い家

    魔法使い「うんしょ、と」ドサ

    魔法使い「これで材料は全部だよね……」

    魔法使い「……薬作るのが得意でよかったって初めて思ったかも」ゴリゴリ


    55: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 21:38:34 ID:fE7WebIc

    ゴリゴリ

    魔法使い「ふう」

    魔法使い「でもどうしても時間はかかっちゃうなぁ……」

    魔法使い「ふわああ……」

    魔法使い「今夜は徹夜だ……」ゴリゴリ


    56: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 21:41:40 ID:IhbwAamw

    翌日

    男「おはよ、魔法使いちゃん……ん?」

    魔法使い「あ……男さん、おはようございます……」

    男「なんか眠そうだね、大丈夫?」

    魔法使い「大丈夫です……それより男さん」

    男「ん?なに?」

    魔法使い「キノコはアタシが集めておきますから……今すぐ男母さんにこれを飲ませてあげてください」スッ


    57: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 21:48:05 ID:SfdFVojM

    男「これ……」

    魔法使い「アタシ、薬作るのだけは得意ですから……それを飲めばすぐ治るはずです」

    男「でも、キノコまで任せるのは……」

    魔法使い「大丈夫です、ずっと男さんのお手伝いさせてもらって、手順とかはわかりますから」

    男「そうじゃなくて……」

    魔法使い「男さん、アタシも、男母さんには早くよくなってほしいんです」

    男「魔法使いちゃん……」


    58: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 21:52:38 ID:aUN5iyo.

    男「……わかった、お願いするよ」

    魔法使い「はい」

    男「ただ、とったキノコは俺がとりにくるから。ただでさえ寝不足なのに街まで届けるのまで任せられない」

    魔法使い「はい、わかりました」

    男「……寝不足なのも、この薬を作ってたからなんだね」

    魔法使い「……はい」

    男「ありがとう」ナデナデ

    魔法使い「あ……」

    男「ありがとう、魔法使いちゃん」ナデナデ

    魔法使い「えへへ……」


    59: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 21:54:16 ID:aUN5iyo.

    魔法使い「撫でてもらっちゃった……」

    魔法使い「えへへ……」ニヨニヨ

    魔法使い「あ、キノコとらなくちゃ……」

    魔法使い「眠いけど、がんばらなくちゃ……」


    60: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 21:56:11 ID:aUN5iyo.

    魔法使い「ふう……」

    魔法使い「うん、これくらいあれば充分なはず……」

    魔法使い「あ……」クラ

    魔法使い「だめだ……眠い……」ウトウト

    魔法使い「ん……」

    魔法使い「すー……すー……」


    61: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 21:57:49 ID:aUN5iyo.

    魔法使い「ん、んん……」

    魔法使い「ん……?」パチ

    男「あ、目さめた?」

    魔法使い「男さん……?えっ!?」


    62: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 21:59:57 ID:aUN5iyo.

    男「いや、戻ってきたら魔法使いちゃん寝ててさ」

    男「魔法使いちゃんの家に運ぼうと思ったんだけど、場所知らなくて、テキトーに探してたんだ」

    魔法使い(お、お姫さまだっこ……!)カアアー!


    64: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 22:03:18 ID:VBnQKn1E

    男「疲れてるでしょ?そのままでいいよ」

    魔法使い「は、は、はい……」

    男「家の方向教えてくれるかな?」

    魔法使い「あ、えーと……」

    魔法使い「…………」

    魔法使い「あっちです……」

    男「あっちね」スタスタ


    65: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 22:05:35 ID:VBnQKn1E

    魔法使い「あ……ちょっと間違ったかもです……引き返してください……」

    男「ん、わかった」スタスタ

    魔法使い(ごめんなさい男さん……もうちょっとだけお姫さまだっこしててほしいんです……)


    66: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 22:07:02 ID:VBnQKn1E

    男「よし、着いたね」

    魔法使い(着いちゃった……)

    男「じゃ、また明日」

    魔法使い「あ!待ってください!」


    67: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 22:09:15 ID:VBnQKn1E

    男「ん?どうしたの?」

    魔法使い「その……夜の森は危険です……迷ったりとか……」

    魔法使い「だ、だから……その……」



    魔法使い「今日は……アタシの家に泊まっていってください……」


    68: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 22:11:24 ID:VBnQKn1E

    男「よいしょ」ゴソゴソ

    魔法使い「すみません、お客さまなのにベッドアタシが使っちゃって……」

    男「いや、大丈夫だよ」

    魔法使い「はい……」


    69: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 22:13:42 ID:VBnQKn1E

    男「それに、むしろ俺は魔法使いちゃんにお礼を言わなきゃね」

    魔法使い「え?」

    男「あの薬、すごいよく効いたよ。さすがに全快ではないけど、母ちゃん熱下がったしだいぶ楽そうにしてた」

    魔法使い「そうですか……よかった」


    70: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 22:17:18 ID:T58Dmfa2

    男「ほんとは明日ケーキ持ってきて、言おうと思ったんだけどね。ほんとにありがとう」

    魔法使い「いえ……たいしたことじゃないです」

    男「ううん、お礼になんでもしてあげたいくらいだよ」

    魔法使い「……なんでも……ですか……?」

    男「ん?うん。俺にできることなら」

    魔法使い「それなら……男さん……」

    魔法使い「アタシの話を……聞いてもらえませんか?」


    71: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 22:18:41 ID:eHEI8emw

    男「話?」

    魔法使い「とっても、大事なお話です」

    男「ん、聞くよ、真剣に」

    魔法使い「はい……」


    72: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 22:21:14 ID:IxUMs9og

    魔法使い「すー……はー……」

    男「…………」

    魔法使い「ふう……」

    男「…………」

    魔法使い「……男さん」

    男「うん」

    魔法使い「アタシは……男さんのことが好きです」


    73: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 22:24:18 ID:5rD3Bze.

    男「え……」

    魔法使い「男さんにとっては、アタシは妹みたいなのかもしれませんけど……恋愛対象じゃないのかもしれないですけど……」

    魔法使い「アタシは……男さんのことが大好きなんです……」

    男「…………」

    魔法使い「だから……アタシとお付き合いしてください」


    74: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 22:26:56 ID:7uiEJrTc

    男「…………」

    魔法使い「…………」

    男「……魔法使いちゃんは、とってもいい子だと思うよ」

    魔法使い「…………」

    男「それに、すごくかわいくて、魅力的だと思う」

    魔法使い「…………」


    75: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 22:28:36 ID:7uiEJrTc

    男「でも、俺にとってはやっぱり妹みたいな存在で……」

    男「女の子として好きだとは……思わないんだ」

    魔法使い「…………!!」


    76: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 22:32:15 ID:wlwQJpqA

    魔法使い「う……」

    魔法使い「う、うう……」ポロポロ

    男「違うんだ、最後まで聞いて」

    魔法使い「ひっく……は、はい……」ポロポロ

    男「だから、魔法使いちゃんがこのまま、素敵な女の子のまま成長して、そして、その時もまだ、俺のことを好きでいてくれたなら……」

    魔法使い「…………」ポロポロ

    男「もう一度、俺にさっきの言葉を、聞かせてほしいんだ」

    魔法使い「…………!!」


    77: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 22:37:19 ID:AlRej4j.

    男「ごめん、こんな中途半端な答えで……」

    魔法使い「うっ、ひっく……」ポロポロ

    魔法使い「いえ……ひっく……だ、大丈夫です……」

    男「……そっか……」

    魔法使い「あ、アタシ……がんばりますから……」

    男「え?」

    魔法使い「むしろ……男さんが我慢できなくて告白してくるくらい……素敵な女の子になりますから……」

    男「……そうだね」

    男(こんな素敵な女の子なら……将来惚れそうだ……)


    78: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 22:39:42 ID:AlRej4j.

    魔法使い「あの……男さん」

    男「なに?」

    魔法使い「もう1つ、お願いしていいですか?」

    男「ん、いいよ」

    魔法使い「目、つぶってください……」

    男「ん?いいけど……」スッ

    チュッ


    79: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 22:42:37 ID:AlRej4j.

    男「あ……」

    魔法使い「えへへ……」

    魔法使い「まだ恋人同士ではないですから……ほっぺです」

    男「…………」

    魔法使い「ひょっとして……ドキドキしちゃいました?」

    男「……からかうんじゃありません」ワシャワシャ

    魔法使い「きゃーっ、ふふふっ」

    男「ふふ……」


    80: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 22:45:53 ID:5rD3Bze.

    10年後

    赤ん坊「ぎゃああん!」

    母「あっ!大丈夫!?ほら、よしよし……」

    父「どうした?」

    母「やけどしたみたい……冷やすけど、跡残っちゃうかな……」

    父「それなら、森の薬屋に行ってみるか」

    母「森の薬屋?」


    81: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 22:48:30 ID:5rD3Bze.

    父「隣から聞いたんだが、森の中に夫婦でやってる薬屋があってな、とてもいい薬をくれるらしい」

    母「じゃあお願い。この子女の子だから跡残っちゃかわいそうよ」

    父「ああ、隣に場所聞いて行ってくる」ガチャ


    82: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 22:51:09 ID:ma3yex9g

    父「ここだな」ガチャ

    父「すみませーん」

    魔法使い「はい、どうしました?」

    父「子どもがやけどしてしまって。やけどの薬をもらえますか?」

    魔法使い「やけどのお薬ですね、たしか奥の棚に……あなた、お願いできる?」

    男「ああ、わかった」


    84: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 22:55:32 ID:F8qSTC/s

    男「これだろ?」

    魔法使い「はい、ありがとうございます」

    父「すまないね、いくらになる?」

    魔法使い「いえ、お代はいただきませんよ」

    父「え!?しかし」

    魔法使い「わたし達はこの森にあるもので暮らしていけますし……夫も働いていますから」

    父「んん……そうか、ありがとう」

    魔法使い「いいえ、お子さん、早く治るといいですね」

    父「ああ、ありがとう」


    85: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 22:58:12 ID:1Du4DD4o

    父「本当にありがとう。今度なにかお礼をしよう、それでは」ガチャ

    バタン

    魔法使い「ふふ」

    男「どうした?」

    魔法使い「わたし達も、もう少しであんなふうに、お父さんとお母さんになるんですね」

    男「だな。あと半年か」

    魔法使い「はい」


    86: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/16(金) 23:02:25 ID:IhbwAamw

    男「母ちゃんにも、孫の顔を見せにいかなきゃな」

    魔法使い「お義兄さんも、今はお義母さんの家にいますから、甥か姪かわかりませんけど、見せられますね」

    男「だな、喜ぶ顔が目に浮かぶよ」

    魔法使い「そうですね……ふふ」

    男「ん?」

    魔法使い「大好きですよ、あなた♪」



    おわり


    2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/19(月) 23:23:00 ID:L4Ybwo3o

    おまけ

    >>79>>80の間の話



    魔法使い「うーん……どうすればいいんだろ……」

    魔法使い「たしか明日は男さん、街でお仕事なんだよね……」

    魔法使い「どんな女の人がいるか、見に行ってみようかな」


    3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/19(月) 23:25:03 ID:L4Ybwo3o



    ザワザワ ワイワイ

    魔法使い(やっぱり人がたくさんいるなぁ……)

    魔法使い(うん、これだけいれば、素敵な女の人のお手本、探せそう)


    5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/19(月) 23:28:51 ID:LIQ4blr2

    カップル男「でねー、その時さ」

    カップル女「えー、すごーい」

    魔法使い(あ……)

    魔法使い(いいなぁ……アタシもあんなふうに男さんの手に抱きついて……)

    魔法使い(……身長がちょっと足りないかな……)

    魔法使い(あ……あの女の人、胸も大きい……)

    魔法使い「…………」


    6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/19(月) 23:32:10 ID:H7D0Wp3E

    魔法使い家

    魔法使い「はあー……」

    魔法使い(よくわからないけど、男の人は大きいのが好きなんだよね?)

    魔法使い「…………」フニフニ

    魔法使い(うう……いや、アタシにはまだ成長の余地が……)

    魔法使い(でも、余地があるからこそそのうちにがんばらなくちゃかな……)


    7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/19(月) 23:34:54 ID:SL3qujJY

    ドサドサッ

    魔法使い「うーん……」パラッパラッ

    魔法使い(やっぱり胸を大きくする薬なんてのはどの本にもないかぁ……)

    魔法使い「うう、昔の魔法使いの人たちは胸小さい人いなくて困らなかったのかな」パラッパラッ


    8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/19(月) 23:39:55 ID:14Kj4Beg

    翌日

    男「え?今日は手伝えない?」

    魔法使い「はい……少し街に用事ができてしまって……」

    男「いやいや、魔法使いちゃんは好意で手伝ってくれてるんだし。用事ができたり面倒がなったらそれを優先しても何も悪くないんだよ?」

    魔法使い「は、はい」

    男「魔法使いちゃんと喋れないのは残念だけどね」

    魔法使い「!」

    男「それじゃ、何も遠慮することないんだから行ってらっしゃい、気をつけてね」

    魔法使い「は、はい」タタタ


    9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/19(月) 23:42:32 ID:TAYY8bV.

    男家

    コンコン

    男母「はーい」

    魔法使い「あの、男母さん、アタシです。魔法使いです」

    男母「あら、魔法使いちゃん」ガチャ

    魔法使い「お、おはようございます」

    男母「よく来たわねー、入って入って」

    魔法使い「お、お邪魔します」


    10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/19(月) 23:45:38 ID:ICjQatmQ

    男母「そう……男に告白したのね」

    魔法使い「はい……」

    男母「それで数年後、男を振り向かせるために、魅力的な女性になりたいと」

    魔法使い「はい……」

    男母「なるほどね、それでわたしには何か聞きたいことがあるのかい?」

    魔法使い「あ、あの……」

    男母「ん?」


    11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/19(月) 23:51:41 ID:5Buo3PYU

    魔法使い「む、胸を大きくするにはどうすればいいんですか……?」カアアー

    男母「胸?」

    魔法使い「は、はい、胸です……」

    男母「うーん、大きくって言っても、魔法使いちゃん思いっきり膨らみかけでしょ?年齢からして」

    魔法使い「は、はい……でも、余地があるからこそ、そのうちにがんばらなくちゃって思って……」

    男母「なるほどね、立派な考え方だねぇ」

    魔法使い「うう……」カアアー


    12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/19(月) 23:54:23 ID:eOyp8g/k

    男母「うーん、でもわたしも牛乳を飲むくらいしか知らないわ」

    魔法使い「牛乳ですか……?」

    男母「ごめんねぇ、何も知らなくて……」

    魔法使い「いえ、そんな事ないです」

    男母「なにか他には……あ!」

    魔法使い「?どうしました?」


    13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/19(月) 23:59:19 ID:LBd/b5rE

    男母「そうよ魔法使いちゃん!もっと基本的に服と髪をいじってみない?」

    魔法使い「ふ、服と髪ですか?」

    男母「そうよ、そういうワンピースみたいなシンプルな服もかわいいけど、他の服も似合うと思うわ」

    魔法使い「そ、そうでしょうか?」

    男母「絶対似合うわよ。それにね、髪もちょっとしばってみたりするだけですごく変わるんだから」

    魔法使い「そうなんですか?ちょっとだけでも?」

    男母「ええ、試してみない?」

    魔法使い「はい!」


    14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 00:03:37 ID:.RTzYKOM

    魔法使い「あ、でもアタシ、髪ならまだしも服はお金がないから……」

    男母「いいわよ、何着かプレゼントしてあげるわ」

    魔法使い「ええ!?そんな悪いですよ!」

    男母「いいのよ、この間の薬のお礼、男だけじゃなくわたしからもしたいんだから」

    魔法使い「でも……」

    男母「わたしももう若くないからね、なかなか治らない風邪でけっこうしんどかったのよ。それを助けてくれた魔法使いちゃんだもの、お礼くらいさせてちょうだい」

    魔法使い「男母さん……」


    15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 00:07:10 ID:A5YIOwEc

    服屋

    男母「魔法使いちゃん?着替え終わった?」

    魔法使い「ううー、これ、絶対変ですよう……」

    男母「そんな事ないわよ、すごくかわいらしいわ」

    魔法使い「ほんとですか……?」

    男母「ほんとよー。もともとがかわいいから何着てもだいたい大丈夫ね、さ、次はこれよ」

    魔法使い「だ、大丈夫かな……」


    16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 00:10:21 ID:MRmVnGWs

    男家

    男母「うん、いろいろ買ったけど、やっぱり一番似合うのはその服ね」

    魔法使い「こ、これ、ちょっと高すぎませんでしたか?」

    男母「気にしないでいいのよ。それよりほら、次は髪だから鏡の前に座ってみて」

    魔法使い「は、はい……」ストン


    17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 00:15:13 ID:OxtA2uxk

    男母「男はもちろん大切な息子だけど、娘も欲しくてね」サラサラ

    魔法使い「は、はい」

    魔法使い(男母さん、髪とかすの上手だな……)

    男母「かわりに近所の女の子の髪をとかしたり髪形を整えたりしてあげてたから、女の子の髪については詳しいのよ」サラサラ

    魔法使い「そ、そうなんですか」

    男母「ええ、だから魔法使いちゃんも、もっとかわいくしてあげるわね」サラサラ

    魔法使い「うう……」カアアー


    18: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 00:19:19 ID:aI/CtLQ6

    男母「よし、っと、どうかしら?」

    魔法使い「わ……」

    魔法使い(すごい……いつものアタシと全然違う……)

    男母「少し分け目を変えて、下で二つにしばっただけでも全然違うでしょ?」

    魔法使い「はい……すごいです」

    男母「今回はその服に似合うようにしてみたのよ。服によって髪形変えるのもかわいく見えるし、楽しいわよ」

    魔法使い「はい!ありがとうございます!」


    19: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 00:22:43 ID:jJ36WfF6

    魔法使い「男母さん、すごいです」

    男母「ふふ、魔法使いちゃんがもともとかわいいからよ」

    魔法使い「いえ、そんな……」

    ガチャ

    男「ただいまー」

    魔法使い「!!」


    20: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 00:24:53 ID:jJ36WfF6

    男母「あら、今日は早いわね」

    魔法使い「あ、あわわわ!」バッ

    男母「あら、なんで帽子をかぶっちゃうの?」ヒョイ

    魔法使い「あっ!」


    21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 00:29:16 ID:CBki/aFY

    魔法使い「か、返してください!返してくださいー!」ピョンピョン

    男母「大方、男にその服と髪を見せるのが恥ずかしいんでしょ?」

    魔法使い「う、ううー!」ピョンピョン

    男母「まったく恥ずかしがり屋さんね、見せなきゃ意味ないでしょう」ヒョイ

    魔法使い「きゃっ!?か、抱えないでください!帽子返してくださいー!」バタバタ

    男「母ちゃーん?いないのー?」

    男母「今行くわよー」スタスタ

    魔法使い「やっ、やあぁあ!」バタバタ


    22: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 00:32:12 ID:0Y/b.v96

    男母「おかえり」

    男「ただいま、って……」

    魔法使い「う、うう……」カアアー

    男「魔法使いちゃん?だよね?」

    男母「そうよ。ほら、顔うずめてちゃわかんないでしょ?」

    魔法使い「ううー……!」


    23: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 00:35:07 ID:r9rJJS9E

    男母「もう、しかたないわね、ほら男、受け取りなさい」

    男「ええ?」

    魔法使い「やっ、ふ、普通に床におろしてください!」ジタバタ

    男「なんか、すごく嫌がってるけど……」

    男母「照れ隠しよ、ほら」ヒョイ

    男「おっと」ドサ

    魔法使い「あ……!」カアアー!


    25: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 00:37:32 ID:r9rJJS9E

    魔法使い(ま、またお姫さまだっこ……!)カアアー!

    男「えーっと……」

    男母「ほら、男に聞くことがあるでしょう?」

    男「え?」

    魔法使い「……あ、あの……男、さん……」カアアー

    男「な、なに?」


    26: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 00:41:00 ID:v8qQTC0g

    魔法使い「に、似合ってます、か……?」カアアー

    男「う、うん、似合ってるよ、すごく」

    魔法使い「…………!」カアアー!

    男「髪形もいつもと違って新鮮だし、服にもあってると思う」

    魔法使い「は、はい……」カアアー

    男「ん、すごくかわいいよ」

    魔法使い「あ、ありがとう……ございます……」カアアー!


    31: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 10:07:00 ID:3k5mQofE

    魔法使い家

    魔法使い「ううー……」

    魔法使い(は、恥ずかしかった……)カアアー

    魔法使い(でも、かわいいって言ってもらえた……えへへ)

    魔法使い(これからはもっとオシャレしたほうがいいよね……うん)

    魔法使い(でもお金が……あ、そういえば牛乳も……)

    魔法使い(うーん……薬売りとか、初めてみようかな……食べるためのお金じゃないから安く売れるし……)


    32: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 10:22:21 ID:vsycQr3s

    翌日

    男「薬売り?」

    魔法使い「はい、初めてみようかなって……」

    男「うん、いいんじゃないかな。魔法使いちゃんの薬はすごくよく効くし」

    魔法使い「はい、生活ではお金をほとんど使いませんから、薬が欲しい人にも安く売れますし」

    男「でもなんで急に?」

    魔法使い「え、えーっと……男母さんのおかげでオシャレにも興味がでてきて……」

    男「そっか、新しく服買ったりしたら、ぜひ俺にも着たところ見せてね」

    魔法使い「は、はい……」

    魔法使い(胸のための牛乳買うことは言わなくていいよね……)ドキドキ


    33: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 12:55:14 ID:qxhU9WGc

    男「よし、これで今日のぶんは終わりかな」

    魔法使い「はい」

    男「魔法使いちゃんはいつから初めてみるの?薬売り」

    魔法使い「はい、この後街に行って、薬が必要な人を探そうと思います」

    男「ん、じゃあ一緒に行こうか」

    魔法使い「はい!」


    34: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 12:58:00 ID:cW3k4eaE



    男「それじゃ、俺はこのキノコ仕事場に持っていくけど……」

    魔法使い「大丈夫です、一人でできます」

    男「そっか、がんばってね」

    魔法使い「はい」

    男「仕事場でも、なにか薬が必要な人がいるか聞いておくね」

    魔法使い「ありがとうございます」


    35: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 13:00:55 ID:HQwALE.M

    魔法使い「……がんばらなくちゃ」

    魔法使い「……ご、ごほん!」

    魔法使い「薬、薬必要なかたはいらっしゃいませんか?お安くお売りします」

    魔法使い「必要なかた、いらっしゃいませんか?」


    36: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 13:03:08 ID:HQwALE.M

    魔法使い「お薬必要なかた、いらっしゃいませんか?」

    魔法使い(なかなか人が来ない……警戒されてるのかな)

    街人「あの、ちょっといいですか?」

    魔法使い「!は、はい!」


    37: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 13:07:54 ID:z0yIiD..

    街人「あのー、薬を売ってもらえると聞いて……」

    魔法使い「は、はい!どんなお薬が必要ですか?」

    街人「ばあちゃんが腰をやってしまって……それを治す薬ありますか?」

    魔法使い「腰のお薬ですか……今はありませんけど、明日までに作れます」

    街人「おお、それはよかった。いくらになりますか?」

    魔法使い「えっと、300Gです」

    街人「ええ?いいんですかそんな安くて……果物とかわりませんよ?」

    魔法使い「は、はい、いいんです」

    魔法使い(お金がなくても食べてはいけるし……)


    38: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 13:09:58 ID:z0yIiD..

    魔法使い「では、明日の正午にこの場所に持ってきますね」

    街人「ありがとう。代金はその時でいいかな?」

    魔法使い「はい」

    街人「それじゃ、また明日」

    魔法使い「はい、ありがとうございました」


    39: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 19:04:33 ID:.RTzYKOM

    翌日

    魔法使い「あ」

    街人「お、薬屋さん、時間どおりだね」

    魔法使い「はい、こちらがお薬になります」スッ

    街人「ありがとう。これが代金ね」チャリン

    魔法使い「はい、ありがとうございます」


    40: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 19:07:34 ID:cW3k4eaE

    魔法使い家

    魔法使い「ふう」

    魔法使い(初めてのお客さんだから緊張したな……)

    魔法使い(もらった代金で牛乳は買えたけど……どんな味なんだろ)ゴク

    魔法使い「ぷはっ!?」

    魔法使い「う、この味……あんまり好きじゃないかも……」

    魔法使い「これ飲まなきゃ胸大きくならないのかな……うええ……」


    41: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 20:31:56 ID:6pShDGAA

    男「うん、今日もたくさんとれた」

    魔法使い「はい」

    男「魔法使いちゃんはこの後また薬を売りに?」

    魔法使い「はい、また街でお客さんを探します」

    男「それならよかった、仕事場に薬が欲しいって人がいたんだ。切り傷をつくっちゃったらしくてさ」

    魔法使い「切り傷だと、塗り薬ですね。それなら作り置きがあるので今日のうちにお渡しできます」

    男「よし、それなら行こうか」

    魔法使い「はい」


    42: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 20:40:04 ID:aTKLnNps



    男「ここで待っとくように言ったんだけど……あ、いたいた」

    街人2「お、男。待ってたぜ」

    男「よ、このコが話してた魔法使いちゃんだ」

    街人2「初めまして。男から話は聞いてるよ」

    魔法使い「初めまして。あの……手大丈夫ですか?」

    街人2「ああ、ちょっとドジってな。これの為の薬が欲しいんだ」

    魔法使い「切り傷の塗り薬ですね。これです」スッ

    街人2「ありがとな。代金は?」

    魔法使い「えーっと、200Gです」

    街人2「ほんとに安いんだな。それで大丈夫かい?」

    魔法使い「生活の為の仕事ではありませんし……薬の材料もほとんど森からとれるものですから」

    街人2「まあ安いのはありがたい。ほら、代金だ」チャリン

    魔法使い「ありがとうございます」


    43: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 20:45:13 ID:dZgyGplY

    男「やっぱり魔法使いちゃん、しっかりしてるね」

    魔法使い「い、いえ、まだ二人目のお客さんですし……緊張してます」

    男「でも、しっかりできてたよ。えらいえらい」ナデナデ

    魔法使い「えへへ……あ」

    魔法使い「ううー……」ジー

    男「ん?なに?」

    魔法使い「こども扱いしないで、一人の女の子として見てください」ジトー

    男「あ、ごめんごめん」

    魔法使い「むー……」


    44: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 20:48:34 ID:KA8VwvdY

    1ヶ月後

    魔法使い「ふうー」チャリン

    魔法使い(けっこうお金貯まってきたな……)

    魔法使い(高いのは無理だけど、安いのなら服買えるかな……)

    魔法使い(明日男さんはお兄さんに会いに隣街に行くって言ってたし……)

    魔法使い(服、買いにいってみようかな)


    45: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 20:52:14 ID:sNLc61hI

    翌日 街

    魔法使い(うーん……)

    魔法使い(これは大人っぽすぎる……これは派手……)

    魔法使い(わっ!これ胸あきすぎだよ……アタシじゃ無理だ……)

    魔法使い(自分だと何が似合うかわからない……男母さんってセンスよかったんだなぁ……)

    男母「あら、魔法使いちゃん?」

    魔法使い「あ!」


    46: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 20:56:49 ID:YqgmtqLo

    魔法使い「男母さん!」

    男母「どうしたの?こんなところで」

    魔法使い「少しですけどお金が貯まったので、服を買おうと思って……」

    男母「あ、そういえば薬売りを始めたらしいわね」

    魔法使い「はい、アタシ薬つくるくらいしか能がありませんけど、それで困ってる人も助けられますから……」

    男母「うんうん、働く事でも立派に成長できるわよ」

    魔法使い「はい」


    47: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 21:01:23 ID:r9rJJS9E

    魔法使い「それで……自分にどんな服が似合うかわからなくて……男母さん、教えてもらえますか?」

    男母「あら、それならタイミングよかったわね。しっかり教えて……あ」

    魔法使い「?どうしました?今日は都合が悪かったですか?」

    男母「ううん、魔法使いちゃん、もっと素敵な服があるわ」

    魔法使い「え?ほかの服屋さんですか?」

    男母「いいえ、まあちょっとついてきて」

    魔法使い「?は、はい」


    48: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 21:07:33 ID:iLl9v5WA

    男家

    男母「たしかここに……ほら、これよ」

    魔法使い「え!?ど、ドレスですか?」

    男母「そうよ、わたしが若いころに着たものなんだけどね」

    魔法使い「は、はあ……」

    男母「大切に保管しておいたから汚れてないし、破れてもいないわ。ちょっと魔法使いちゃんには大きいかもしれないけど、まあ大丈夫でしょ」

    魔法使い「はあ……でも、大切なものなんじゃ……」

    男母「いいのよ、娘がいるならまだしも、もう着ることも譲る相手もいないし。受け取りなさい」

    魔法使い「あ、ありがとうございます」


    49: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 21:11:52 ID:MM0odWYw

    男母「それでね、男は今日の夕方に帰ってくるって言ってたから、それからすぐに森に向かわせるわ」

    魔法使い「え、ええ!?なんでですか!?」

    男母「もちろん魔法使いちゃんに会わせるためよ。男は正装を持ってないけど、勘弁してやってちょうだいね」

    魔法使い「あ、会ってなにをするんですか!?」

    男母「ドレス姿を見てもらって、一緒に踊ってもらいなさい」

    魔法使い「ええ!?」


    50: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 21:14:26 ID:eL9coEq2

    魔法使い「む、無理です!無理です!絶対無理です!」ブンブン

    男母「あら、どうして?」

    魔法使い「だ、だってアタシ、踊ったことなんてないです……踊りかたなんてわかんないです……」

    男母「それは男も同じよー。貴族でもないんだし」

    魔法使い「で、でもぉ……」


    51: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 21:19:16 ID:0Y/b.v96

    男母「踊りかたなんてどうでもいいのよ、テキトーでも、踊ったことが思い出になるの」

    魔法使い「うう……」

    男母「それとも魔法使いちゃんは男と踊るのはいや?」

    魔法使い「あ……」

    魔法使い「……そんな事ないです……踊りたいです……」

    男母「ならいいじゃない、決まりね」

    魔法使い「うう……」

    男母「ドレス着るのと髪形整えるのはこれからやってあげるわ。街を出るまでは目立ってしまうけど我慢してね」

    魔法使い「は、はい……」


    52: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 21:21:48 ID:Y1/n7eyM

    夕方

    男(母ちゃんってばどうしたんだ?)スタスタ

    男(帰ってくるなり『いつも魔法使いちゃんとキノコとってる場所に行け』なんて)

    男(もう暗くなってきたのにな……ん?)

    男「あれは……」


    53: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 21:24:35 ID:cW3k4eaE

    男「ま、魔法使いちゃん?」

    魔法使い「…………」

    男「ど、どうしたのそのドレス……」

    魔法使い「……お、男さん……」

    男「え?」

    魔法使い「……ど、どうですか……?アタシ……キレイですか……?」


    54: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 21:27:44 ID:sy848slY

    男「…………」

    魔法使い(うう……やっぱり恥ずかしい……)

    男「うん、キレイだよ、すごく」

    魔法使い「あ……」

    男「それに、すごく似合ってる。どこかのお姫さまかと思った」

    魔法使い「……嬉しいです」

    男「うん」

    魔法使い「嬉しいです……すごく」

    男「うん」

    魔法使い「男さん……アタシと踊ってください」

    男「うん……わかった」


    55: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 21:31:14 ID:oldDh7b6

    魔法使い「わ、わ」

    男「おっと」

    魔法使い「ご、ごめんなさい……踊りとかわからなくて……足踏んじゃうかもしれないです……」

    男「踊りがわかんないのは俺も一緒だよ。それにこんな服だし……」

    魔法使い「いいんです……男さんが相手ならそれで……」

    男「ありがとう」

    魔法使い「えへへ……」


    56: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 21:33:51 ID:YqgmtqLo

    魔法使い「はあ、はあ」

    男「……ちょっと踊り疲れたね」

    魔法使い「は、はい……」

    魔法使い「ここまでにしましょう……」

    男「ん、わかった」

    魔法使い「男さん……」

    男「ん?」

    魔法使い「……ありがとうございます」ニコ

    男「うん……こちらこそ」


    57: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 21:36:16 ID:YqgmtqLo

    魔法使い「わあー……」

    男「今日は星がすごくきれいだね」

    魔法使い「ごめんなさい、もうちょっとここにいたいなんてワガママを言って……」

    男「ううん、俺ももうちょっと魔法使いちゃんとしゃべりたかったしさ」

    魔法使い「えへへ……」


    58: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 21:39:14 ID:LD7kwUdI

    魔法使い「男さん……」

    男「ん?」

    魔法使い「アタシ、もっともっと素敵な女の子になりますよ」

    男「うん」

    魔法使い「男さんが好きで好きで告白するのが我慢できなくなるぐらい、素敵な女の子になりますからね」

    男「うん……すごく楽しみだ」

    魔法使い「えへへ……」



    魔法使い「大好きですよ、男さん♪」




    おわり


    59: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 21:39:53 ID:.RTzYKOM

    読んでくれた人ありがとう


    61: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/20(火) 23:13:49 ID:72a.5dnI

    乙。最高だよ


    63: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/21(水) 00:31:34 ID:mTIc7bGI

    キュんキュんだ!おつ!


    引用元: 魔法使い「あっ!」


    引用元: 魔法使い「魅力的な女性かぁ……」

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