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    ヘッドライン

    コナン「歩美が行方不明になって三日経った……」阿笠「そうかwwww」

    1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 21:19:41.884 ID:/jPbPOFq0.net

    コナン「歩美を最後に見たのは一緒に下校してた俺らだけど……」

    灰原「家が近くなった歩美ちゃんが私たちと別れて家に向かってからは何があったかわからないわね……」

    光彦「やっぱり誘拐か何かでしょうか……」

    元太「でもそれにしては歩美の母ちゃんや父ちゃんに身代金とかの要求は来てねえらしいし……」

    阿笠「ふぅむwwwww心配じゃのうwwwwwwwwwwwwww」



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    6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 21:23:06.122 ID:/jPbPOFq0.net

    元太「おい博士! こんなときに何笑ってんだよ!」

    光彦「本当に心配してるんですか!?」

    阿笠「おおwwwwwwスマンスマンwwwwwwwwwwww」

    灰原「実は阿笠博士はちょっと前から毒キノコのワライタケの研究を進めていてね」

    灰原「ワライタケに含まれる毒をちょっと吸い込んでしまって朝からずっと笑っているのよ」

    阿笠「ワシだって歩美君が心配して泣きたい気分じゃwwwwwwww」

    阿笠「しかし毒の影響で笑いたくもないのに笑ってしまうwwwww正直心に来るわいwwwwwwwwwwww」

    元太「そ、そうだったのか……」

    光彦「すみません……」

    阿笠「何wwwwww気にすることはないwwwwwwwwww」

    光彦「……」


    9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 21:25:23.569 ID:/jPbPOFq0.net

    コナン「とりあえず俺たちももっと探してみよう!」

    コナン「身代金の要求がないってことは、誘拐じゃなくてどこかに入り込んで閉じ込められちまってるのかもしれねぇ!」

    灰原「通学路周辺の廃ビルや廃倉庫……その他子供が入れそうな場所すべてを調べてみましょう」

    元太「オゥ!」

    光彦「絶対に歩美ちゃんを見つけ出してみせますよ!」

    目暮「頑張っとるな、君たち」

    コナン「! 目暮警部!」


    11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 21:30:55.373 ID:/jPbPOFq0.net

    目暮「ここを通りがかったら道で騒いでいる君たちの声が聞こえてな……」

    元太「なあ目暮警部! 歩美はまだ見つからねえのかよ!」

    目暮「スマンな……ワシらも必死に探しておるんだが」

    目暮「残念ながら行方はおろか情報も手に入らん……」

    コナン「ちなみに警部自身はこの事件、どう思ってるの? 何かの事故で動けなくなっているか、それとも誰かが歩美を誘拐したか……」

    目暮「流石にこの証拠も何もない状況ではなんとも言えんが……」

    目暮「……誘拐かもしれん」

    元太「で、でも身代金の要求とかはねぇんだろ?」

    目暮「誘拐がすべて金を要求するためだけに行うわけでは……」

    目暮「いや……これは子供にはちょっと話し辛い内容か……」

    コナン「……!」

    灰原「ッ……」


    12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 21:33:21.316 ID:/jPbPOFq0.net

    目暮「それと、歩美君を探したいという気持ちはわかっておるし」

    目暮「動きたいという気持ちもわかる」

    目暮「だがな、できれば君たちには自宅で大人しくしておいて欲しい」

    元太「な、なんでだよ!」

    目暮「子供が一人消えた……これがワシの予想通り何者かによる誘拐なのだとしたら」

    目暮「二人目の犠牲者が出る可能性がある」

    元太「あ……」

    光彦「そ、そうか……僕たちも“子供”ですもんね……」


    15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 21:37:36.039 ID:/jPbPOFq0.net

    コナン(確かに……俺一人なら博士の道具で一人か二人ぐらいならどうにかできるかもしれない)

    コナン(だが元太や光彦、灰原だっているし……何より犯人が4~5人以上のグループって可能性も捨てきれない)

    コナン(そんな人数相手だと俺一人じゃ無理だ……)

    元太「で、でもよぉ! このままじっとしてるなんて俺にはできねぇよ!」

    元太「歩美は絶対に俺が! いや、俺たち少年探偵団が見つけ出してやらねぇと!」

    光彦「元太君……」

    目暮「ハハ……そう言うと思っておったよ」

    目暮「仕方がない……ワシが君たちに付き添いながらなら捜査を許そう」

    元太「えっ?」

    コナン「えっ?」


    16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 21:40:14.031 ID:/jPbPOFq0.net

    目暮「ただし、くれぐれもワシのそばから一定距離離れんこと」

    目暮「そして怪しい建物の中に入る場合はまずワシから入る」

    目暮「さらにワシの目から見ても危険と考える場所には近付くことは許さない。いいかな?」

    元太「ああ!」

    光彦「約束します!」

    目暮「うむ、では早速捜査開始と行こうかね?」

    元太「おーっ!」

    コナン「……目暮警部、警察の仕事はいいの?」

    目暮「市民を守るのが警察の役目だよ」

    灰原「もしかして……最初から私たちの保護を目的にここを通りがかったのかしら?」

    目暮「……鋭い子だ」


    18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 21:45:00.307 ID:/jPbPOFq0.net

    目暮「君たちは今まで多くの事件に関わって来た……」

    目暮「君たちの活躍で解決した事件も多い……」

    目暮「となれば……君たちを恨む者がいてもおかしくないのではないか」

    目暮「捜査会議でそんな話が出た」

    コナン「……」

    目暮「本音を言えば、今この瞬間から自宅に帰らせ、警官を自宅周辺に配置したいところだが」

    目暮「まだ君たちを狙った犯行だと断定はできないし……」

    目暮「何より……あの元太君の友人を助けたいという気持ちを知ったら、彼の捜査を許可したくなってしまったよ」

    コナン「警部……」

    目暮「まあ、今日この捜査が終わったら、流石にしばらく家で大人しくするように言うつもりだがね」










    阿笠「……」


    20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 21:51:17.444 ID:/jPbPOFq0.net

     数時間後

    目暮「そろそろ切り上げよう」

    元太「くそっ! どこにもいねぇ!」

    光彦「これだけ探しても……見つかりませんか……」

    コナン(……気になった場所は……ここ)

    コナン(いつから放置されてるかわからない廃倉庫……)

    コナン(真新しい、雑草を踏んだ跡が残っていた……誰かが散歩しに来ただけかもしれないけど……)

    コナン「……ん?」

    灰原「どうしたの工藤君」

    コナン「これって……」

    灰原「ワライタケね……こんなところにも生えているなんて……」


    21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 21:54:31.989 ID:/jPbPOFq0.net

    コナン「……灰原、博士ってどこで研究用のワライタケを手に入れていたんだ?」

    灰原「さあ……そこらへんに生えてるのを持って来たって言ってたけど」

    コナン「……ここから博士の家まで……そんな遠くないよな……」




    目暮「いいかね、しばらくワシは仕事で君たちに付き合えないから」

    目暮「時間が作れるときにまた連絡する。君たちが捜査できるのはそのときだけだ」

    目暮「それまでは集団下校を心掛け、家でちゃんと大人しくしていてくれ」

    元太「ああ!」

    光彦「わかりました!」











    阿笠「……」


    25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 21:59:46.126 ID:/jPbPOFq0.net

     翌日

    元太「今日は家で大人しくしねぇと……あ、そうだ」

    元太「そういや博士に借りてたゲーム、持って来てるから帰り博士んち寄って返しに行っていいか?」

    灰原「ええ……何なら私が預かっておくけど……」

    元太「いや、灰原を家まで送ってってやる必要もあるだろ?」

    光彦「そうですね! 灰原さんも女の子なんですし!」

    灰原「あら……二人とも紳士ね」

    コナン「おいおい、俺も行くから忘れねぇでくれよ」

    コナン(……博士に確かめておきたいこともあるしな)


    27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 22:01:20.619 ID:/jPbPOFq0.net

    阿笠「おお、よく来たのう君たち」

    光彦「博士、具合よくなったんですね」

    阿笠「ああ……なんとかの。ワライタケの研究はしばらく中断して毒抜きに専念するわい」

    コナン「なあ博士、ちょっといいか?」

    阿笠「ん?」

    コナン「そのワライタケなんだけどさ」

    コナン「どこで採ったものなんだ?」






    阿笠「それを知ってどうする?」

    コナン「えっ」


    29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 22:03:23.246 ID:/jPbPOFq0.net

    阿笠「言っておくがワライタケの研究はオススメせんぞ。ワシのようにしっかりした設備を用意していても毒に侵される」

    阿笠「まあ君なら心配はないと思うが万一ってこともあるしの。教えんでおくよ」

    コナン「い、いや研究とかそういうのじゃなくて」

    阿笠「では一体何の理由で?」

    コナン「……」

    光彦「どうしたんですかコナン君?」

    コナン「いや……」

    光彦「……」

    光彦「コナン君、ちょっとこっちに」

    コナン「?」


    30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 22:04:43.993 ID:/jPbPOFq0.net

    光彦「こっちです。お手洗いに行くふりをしながら会話が博士に聞こえない所へ」

    コナン「なんだよ光彦」

    光彦「……単刀直入に聞きます」

    光彦「博士が歩美ちゃんを誘拐した犯人だって疑ってますね?」

    コナン「!」

    コナン「……」

    コナン「……ああ」

    光彦「そうですか……」

    コナン「……」

    光彦「実は僕もなんです」

    コナン「!?」


    33: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 22:06:57.917 ID:/jPbPOFq0.net

    光彦「昨日の捜査中、ずっと視線を感じていたんです」

    コナン「ああ……それは俺も気になってたけど……」

    コナン「後ろを見ても姿を見せなかったからな……誰だかは……」

    光彦「ええ、だから僕、携帯をいじるふりをしてカメラモードを起動し」

    光彦「背後を撮影してみたんです」

    コナン「!」

    光彦「……これが、その画像です」

    コナン「……」

    光彦「映ってるんです。物陰に隠れながらじっとこっちを見つめている」

    光彦「阿笠博士の姿が」


    40: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 22:10:40.513 ID:/jPbPOFq0.net

    コナン「……」

    光彦「どうしましょう? 確かに博士が犯人だっていう証拠はありません」

    光彦「でも……僕は博士が怪しく思えて仕方ないんです」

    コナン「……まだ」

    コナン「まだ博士が犯人だと決まったわけじゃない」

    光彦「……」

    コナン「だが警戒すべき対象であることは間違いない」

    光彦「!」

    コナン「……帰宅した後、二人にメールでこのことを知らせておく」

    コナン「とりあえず今日はすぐに帰ろう」

    光彦「で、でも灰原さんは博士の家に住んでるんですよね?」

    光彦「いつ被害に遭っても……」

    コナン「……とにかく、今はもっと情報を手に入れるんだ」

    コナン「歩美の情報と……博士の情報を」

    コナン「本格的な行動を起こすのはそれからだ」


    42: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 22:13:16.057 ID:/jPbPOFq0.net

    灰原「それじゃ……みんな、気を付けてね」

    元太「じゃあな!」

    コナン「……」

    光彦(……やはりコナン君は、阿笠博士が犯人かもしれないという現実を受け止めきれていないのかもしれません)

    光彦(表情からそれが伝わってきます)

    光彦(ずっと信頼を寄せて来た相手を疑うという苦痛……そして混乱)

    光彦(この状態のコナン君じゃ……いつもの推理ができるかどうか……)


    43: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 22:16:40.561 ID:/jPbPOFq0.net

    コナン「元太の家の前だ……じゃあな元太」

    元太「ああ……」

    光彦「くれぐれも気を付けてくださいね!」

    元太「わかってるよ……また明日、な」

    元太「……」

    元太「……昨日の倉庫……なーんか怪しいな……」

    元太「目暮警部は廃倉庫とはいえ許可なく入って調べるわけにはいかないとか言ってたけど」

    元太「コナンもあの辺りで何か見つけたみたいな感じだったし……」

    元太「……」

    元太「へへっ、誘拐犯が何だ!」

    元太「武器に金属バット持って行って、もし犯人が現れたらブン殴ってやるぜ!」


    45: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 22:20:51.240 ID:/jPbPOFq0.net

    元太「ここだ……」

    元太「もう結構暗いな……母ちゃんには『コンビニ行く』って言って来たけど」

    元太「あんまし母ちゃんに心配かけたくもねぇし、ガーッて探して、やっぱり何もなかったら帰ろう……」

    元太「っていうか……扉に南京錠かかってるんだよな……」

    元太「これじゃ入れねえか……」

     ガタ

    元太「!?」


    49: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 22:22:39.061 ID:/jPbPOFq0.net

    元太「中から物音が……?」

    元太「き、気のせいか?」

    元太「……」

     ガタ

    元太「やっぱりする!」

    元太「おい! 誰かいるのか!? 歩美か!?」

     ガッ ゴトッ

    元太「歩美!!! 歩美!!!!!」

    元太「そ、そうだ金属バットで……こんだけ錆びた南京錠ならブチ壊せ……」

     ガッ

    元太「ぅぐっ!?」

     ドサッ


    53: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 22:25:42.606 ID:/jPbPOFq0.net

     翌日

    コナン「元太が行方不明になったってどういうこと!?」

    光彦「た、確かに昨日は僕らと一緒に下校して家まで送りましたよ!」

    小林「な、何でもコンビニに行くって言って一人で出て行ったらしくて……」

    小林「止めようとしたんだけれど夕飯の準備中で手が離せなかったのと、コンビニなら近くだから平気だと思ったって……」

    小林「そういえば……何故か金属バットを持って行ったとかなんとか」

    コナン「バット!?」

    灰原「親が止めるに止められない時間を見計らい……武器を持って出かけた……」

    光彦「も、もしかして歩美ちゃんを見つけて犯人をやっつけようと!?」

    コナン「あのバカ……! 何で一人で……!」


    55: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 22:32:24.567 ID:/jPbPOFq0.net

    コナン「……」

     ブロロロロ ガチャ

    目暮「待たせたね」

    光彦「すみません、警察のパトカーで送り迎えだなんて……」

    目暮「いやいや、警察でも本格的に君らを保護する動きが始まったよ」

    目暮「送り迎えはその一環と言ったところか」

    灰原「あら、警部一人なの?」

    目暮「本当はもっと大勢の警官を配備したかったんだが、何しろ急でな」

    コナン(ああ……本当はこんな急なお願いを警部に申し出ることはしたくなかったんだが)

    コナン(博士に頼むのはもっとマズい……)


    58: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 22:35:52.044 ID:/jPbPOFq0.net

    目暮「さて、まずはコナン君の家から」

    灰原「あら、ここからなら博士の家の方が……」

    目暮「近い所から行くといつも通りの通学路に近いコースを通ることになる」

    目暮「そこで犯人が待ち構えていて……もし何か武器のようなものを持ってパトカーごと襲い掛かられたら」

    目暮「今一人のワシでは君たち三人を守れんよ」

    目暮「極力危険を避けるため、ちょっと回り道なコースで君たちを送ろう」

    光彦「なるほど……」


    59: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 22:38:44.814 ID:/jPbPOFq0.net

    コナン「……」

    光彦「……」

    コナン「……」カチカチ

     ヴーヴー

    光彦(? メール?)

    光彦(コナン君から……? どうして直接話さないんでしょう?)


    メール『無言で読んでほしい』

    メール『まず、昨日の博士の件はまだ灰原には伝えていない』

    メール『下手に灰原に伝えると警戒してしまい、逆に博士を刺激する危険性もある』

    メール『何より誘拐犯と住んでいるかもしれないなんていう精神的苦痛を灰原に味あわせたくない』

    光彦「……」

    メール『そしてもうひとつ、ここからが本題だ』





    メール『パトカーの後ろを黄色いビートルが追って来てる』


    66: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 22:44:13.583 ID:/jPbPOFq0.net

    光彦「……!」

    メール『おそらく博士の車だ。見覚えがある』

    メール『決して振り向くな。尾行に気付いたことがバレる』

    メール『帰宅したら親に事情を話し、しばらく学校を休ませてもらうよう頼むんだ』

    メール『そして事件が解決するまで……大人しく休んでいて欲しい』

    メール『灰原に関してはうちに泊めて貰えるようおっちゃんを説得してみる』

    メール『その他細かいことに関しても、できれば俺に任せておいてほしい』

    光彦「……」

    目暮「さ、コナン君の家……毛利探偵事務所に着いたぞ」

    コナン「ありがとう、目暮警部!」

    目暮「では次は光彦君の家に行こうか」


    68: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 22:47:16.393 ID:/jPbPOFq0.net

    目暮「お疲れ様、光彦君。家に着いたよ」

    光彦「あ、ああ、ありがとうございました!」

    目暮「え、あ、ああ……」

    灰原「随分慌てて出て行ったわね……トイレでも我慢していたのかしら」

    目暮「……さて、出発しよう」




    光彦「はぁ……はぁ……」

    光彦(博士が……博士がずっとパトカーを……僕らを……追って……?)

    光彦(と、とにかく一度部屋に戻って……ちょっと落ち着いてから両親に事情を……)

    光彦「ふ……ひっ!?」

    光彦「……」

    光彦「い、嫌ですね……物音ひとつしてないのに背後に博士がいるような感覚に陥りましたよ……」

    光彦(僕の精神面も……結構ヤバくなってますね……)


    70: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 22:50:16.760 ID:/jPbPOFq0.net

    光彦「はぁ……・ひぃ……」カタカタ

    光彦(体の震えが止まらない……)

    光彦(何か……温かいものでも飲んで落ち着きましょうか……)

    光彦「……ぁ」

     カチャン

    光彦「いけない……DBバッジを……」

    バッジ「……――……」

    光彦「あ……落とした衝撃で電源が……」

    バッジ「……め……!」

    光彦「え?」

    バッジ「やめ……!」

    光彦「!? ボ、ボリュームを……」




    灰原『やめっ、いやぁあっ!』

    光彦「灰原さん!?」


    74: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 22:52:20.525 ID:/jPbPOFq0.net

    光彦「は、灰原さん!? 灰原さん!?」

    灰原『そ、その声光彦君……そうかバッジ……あっ!』

    バッジ「ガガッ バチッ」

    バッジ「――」

    光彦「あ……は、犯人にバッジを破壊され……?」

    光彦「と、とにかくコナン君に連絡を!」


    77: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 22:54:33.706 ID:/jPbPOFq0.net

    コナン『灰原が!?』

    光彦「は、はい! バッジを通じて灰原さんが襲われる音が……」

    コナン『わかった……すぐに警部に連絡する!』

    コナン『だからお前は部屋でじっとしてるんだ!』

    光彦「で、でも……」

    コナン『いいからじっとしてるんだ! わかったな!?』

    光彦「し、しかしですよ!?」

    コナン『頼むから大人しくしておいてくれ! 絶対に倉庫になんか行くなよ!』

     ピッ

    光彦「……」

    光彦「倉庫って……この間調べたあの廃倉庫ですか……?」


    87: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:00:11.684 ID:/jPbPOFq0.net

    光彦「護身用に小型スタンガンを持っていてよかったです……小さくても武器にはなります」

    光彦「確かに危険ですし、こんな武器が役に立つのかもわかりませんけど……」

    光彦「歩美ちゃんや元太君……灰原さんが襲われ……動かないなんて僕には無理です」

    光彦「……」

    光彦「ここですね……あの廃倉庫は」

    光彦「……南京錠が外側からかかっている……」

    光彦「ということは少なくとも」

    光彦「鍵を持った誰かが中にいるということはない」

    光彦「鍵の持ち主は外に出ていて……」

    光彦「中にいるのは……」








    阿笠「歩美君たちじゃろうな」

    光彦「!!」


    96: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:03:58.249 ID:/jPbPOFq0.net

    光彦「あ……あ……」

    阿笠「……間に合ったようじゃの……」

    光彦「ひ……!」

     ダッ

    阿笠「待て! 待つんじゃ!」

    光彦「うあぁあああああ!!!!!!」

    阿笠「倉庫の後ろに……!」

    光彦(! この箱!)

     ガッ

    阿笠「ええい! 光彦君はこんなに足が速かったかのう!?」

    光彦(裏に回ってすぐ近くの茂みの中にあった箱……)

    光彦(博士は視線を遠くに向かわせて僕を追うから逆に近くに隠れた場合に気付かない!)

    光彦(成功です!)

    阿笠「くっ……とにかくこっちが先じゃ!」

     ガッ バキン!


    99: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:05:39.900 ID:/jPbPOFq0.net

    光彦「?」

    光彦(今のは……何の音でしょう……・?)

    光彦「……」

    光彦「物音がしない……というか人の気配が失せた……?」

    光彦「もう僕を追うのを諦めたんですか……?」

    光彦「……一体何がどうなって……」

    光彦「……」

    光彦「一度倉庫の表に戻ってみましょう……」


    105: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:09:43.640 ID:/jPbPOFq0.net

    光彦「……倉庫の鍵が開いてる……」

    光彦「開いてるというか壊れてますね……」

    光彦「南京錠が錆びていたこと、そして輪の部分が細身だったから、工具用の強力なニッパーか何かでなんとか破壊できたってところでしょうか」

    光彦「とにかくこれで中に入れます!」

     ギィ

    光彦「……何だか嫌な匂いがしますね……」

    光彦「埃と……何でしょう生臭い何かのような……」

    光彦「……!」

    光彦「床に地下室への扉!?」

    光彦「扉が開きっぱなし……博士はここに……?」

    光彦「……」

    光彦「行きましょう! スタンガンを用意して……いざ……」


    107: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:11:42.486 ID:/jPbPOFq0.net

    光彦「結構長い階段ですね……」

    光彦「……」

    光彦(……どうして博士は僕を追うのをすぐに諦めたんでしょうか……)

    光彦(僕の顔を見た時、博士は『間に合った』と言った……)

    光彦(ということは警察を呼ばれる前に僕を始末したかったはず……)

    光彦(それにしては諦めが早いというか……不自然な何かを感じます……)

    光彦(あと……何か急いでいるようでしたね)

    光彦(南京錠もあんな風に壊して……)

    光彦「……え?」



    光彦「南京錠を壊した?」


    110: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:13:07.122 ID:/jPbPOFq0.net

    光彦(博士が犯人なら……当然……)

    光彦(この倉庫に何度か出入りしたはず……)

    光彦(つまり……あの南京錠の鍵を持っているはず)




    光彦「なら壊す必要なんてないじゃないですか」


    113: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:15:37.343 ID:/jPbPOFq0.net

    光彦「何で……何で博士はわざわざ南京錠を壊して……」

     ガタァンッ!

    光彦「!?」

    光彦(階段の先の部屋で大きな物音が!?)

    光彦「一体何が……」タタタタタ



    光彦「この扉が……地下室への扉……」

    光彦「……」

     キッ

    光彦「……誰も、いない……?」

     ガッ!!

    光彦「!?」


    「ようこそ、いらっしゃい」



    目暮「光彦君」


    117: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:19:11.675 ID:/jPbPOFq0.net

    光彦「目暮……警……部……?」

    目暮「どうしたんだい? こんな所で」

    目暮「いかんなぁ、廃倉庫とはいえ無許可で侵入してはいけないよ」

    目暮「ワシもびっくりしたよ。阿笠さんが鍵を壊して倉庫に入って行くのが見えたから」

    目暮「これはいけないと注意しに来たところだ」

    光彦「へ、へえ……そう、ですか」

    目暮「……」

    光彦「……博士は、どうしたんですか?」

    目暮「部屋の奥で反省して貰っているよ」

    目暮「いかんよなぁ、こういう場所に勝手に忍び込まれては困るんだよ」

    目暮「そういう人にはちゃんと注意と警告、そして」

    目暮「罰を与えないと」

    光彦「……」

    目暮「……君も、無許可でここに忍び込んだね」

    光彦「!!」


    123: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:20:45.889 ID:/jPbPOFq0.net

    光彦「ご、ごめんなさい! すぐに出て行きます!」

    目暮「おっと、逃がさんよ」

     ガッ

    光彦「あぐっ!?」

    目暮「おや、危ないものを持っているね」

     ヒョイ

    目暮「小型のスタンガンか。良い物を持っている」

    光彦「あ……あ……」

    目暮「さあ……来るんだ」

    目暮「罰を与える用の部屋に」


    126: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:24:42.171 ID:/jPbPOFq0.net

    光彦「は、離して……離してください!」

    目暮「そう暴れなくてもいいだろう?」

    目暮「君のお友達もここにいるんだ」

    光彦「!?」

    目暮「歩美君は普段良い子だからご褒美に気持ちいいことをしてあげようと思ったんだが」

    目暮「なんと彼女はそれを拒否して私を蹴ったんだよ」

    目暮「だから罰を与えることにした」

    目暮「灰原さんという子も同じようなものだね」

    目暮「元太君は勝手にここに入ろうとしたから罰を与えている」

    目暮「阿笠さんも同じく」

    光彦「……」

    目暮「さて……」

    目暮「扉を開け、ご対面させてあげよう」

     ギィィィィ

    光彦「――ッ!?」


    135: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:29:00.032 ID:/jPbPOFq0.net

    歩美「んっ……がっ……」

     裸にされロープでベッドに縛り付けられ、痛々しく体中に痣を付けられた歩美。

    元太「あが……み、つひ……」

     足にフックを突き刺され、豚のように天井から吊り下げられている元太。

    灰原「ぅ……ぉ……」

     ***に得体の知れない機械を何本も突っ込まれている灰原。

    阿笠「……」

     頭から血を流し無言で倒れている阿笠。

    目暮「さて……」



    目暮「君にはどんな罰を与えようか?」



    光彦「うわああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」




    コナン「そこまでだ」


    143: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:33:48.370 ID:/jPbPOFq0.net

    目暮「!?」

    光彦「コナン君!?」

    コナン「悪い、光彦……警部に中々連絡が取れなかった時点でもっと早く気付くべきだった」

    コナン「すべてはアンタの仕業だったわけか、目暮警部……」

    目暮「……流石にこの状況を見られては言い逃れできんな」

    コナン「……」

    目暮「では仕方あるまい」

     チャキ

    目暮「君にも罰を与えよう」

    光彦「拳銃……!」


    147: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:35:43.566 ID:/jPbPOFq0.net

    コナン「……」

    目暮「おっと、妙な動きをしないように」

    目暮「君が妙な機械を使ってサッカーボールを出し強力な一撃を放つことは知っている」

    目暮「それっぽい動きを見せたら即座に弾丸を君の脳天にぶち込む」

    コナン「……口封じならとっととそうすりゃいいんじゃねぇか」

    目暮「わかっておらんな」



    目暮「ワシは殺しがしたいんじゃない、罰を与えたいんだ」


    151: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:40:47.133 ID:/jPbPOFq0.net

    目暮「罰を与えられ苦痛に歪んだ少年少女の顔を見たことはあるかね?」

    目暮「あれはいいものだ……小さな肉体に拳を叩き込む感触もたまらない」

    目暮「もちろん性的な暴力も大好きだがね」

    コナン「……狂ってやがる」

    目暮「ほう、今の発言もいかんな。君に与える罰が増えたよ」

    コナン「……罰を与えられるのは本当に俺なのかな?」

    目暮「何?」

    コナン「本当に罰を受けなくちゃならねえのは」

    コナン「あんただろ目暮警部!」

     ガッ!

    目暮「!?」

    光彦(靴をいじらずそのまま何かを蹴った!?)


    152: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:42:36.799 ID:/jPbPOFq0.net

    目暮「くっ!?」

     目暮警部は瞬間的に体を横に動かす。

     何を蹴ったのかは定かではないが喰らったら危ない一撃かもしれない。

     靴の情報を手に入れていた目暮は瞬間的にそう思い回避する行動を取った。

     そう、回避してしまった。



     実際にコナンは何も蹴っていないのに。


    156: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:44:58.644 ID:/jPbPOFq0.net

     地下室。

     それは地下に造られた空間故に灯りが少ない。

     しかもここは廃倉庫。

     目暮が用意した適当な照明程度の灯りしかなかった。

     そういう状況だったからこそ。

    コナン「こういう騙し手は使えるんだよ!」

     目暮の回避と同時に靴、及びベルトを操作。

     素早くベルトから射出したボールを、増強させたキック力で。

    コナン「いっけぇえええええええ!!!」

     蹴り飛ばした。


    162: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:46:20.943 ID:/jPbPOFq0.net

     蹴り飛ばされたボールは目暮の顔面に直撃。

     そのままの勢いで目暮は壁に叩きつけられ後頭部も強打。

    目暮「ぐ……ぁ……」

     呻き声と共に目暮は崩れ落ち、その手から拳銃が落ちた。


    170: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:50:58.686 ID:/jPbPOFq0.net

     数日後

    コナン「よう光彦」

    光彦「……コナン君」

    コナン「あの倉庫……元々は数か月前に麻薬密売人が麻薬の隠し倉庫に使っていたもので」

    コナン「密売人を逮捕し、倉庫を調べるために密売人から鍵を押収」

    コナン「そうやって警部は偶然みたいな形であの倉庫の南京錠の鍵を手に入れたらしい」

    光彦「……」

    コナン「その後目暮警部は警察という立場を利用し、一人でパトカーを走らせた」

    コナン「そして歩美ちゃんが一人になった所を見計らい、近付き、両親が事件に関わっているとかなんとか言ってパトカーに乗せる」

    コナン「そのまま薬で眠らせるか体を縛るかして身動きを封じ」

    コナン「あの倉庫へ連れて行ったんだ」

    コナン「そして……」

    光彦「……」

    コナン「……何があったかは想像しないでおこう」


    177: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:53:50.333 ID:/jPbPOFq0.net

    コナン「しかしその様子をある人物が見ていた」

    コナン「阿笠博士だ」

    光彦「……」

    コナン「ワライタケの研究のためにあの倉庫の近くで採取をしていたら」

    コナン「目暮警部が何かを倉庫に運んでいるのを見てしまったらしい」

    コナン「そのとき博士は何かの事件に関わる警察の仕事か何かだと思ったらしいんだが」

    コナン「歩美の行方不明を知り、目暮警部の行動が気になった」

    コナン「だから……俺たちに近付いた目暮警部を」

    コナン「背後からこっそり監視していたんだ」

    光彦「……僕が撮影したこの写真は」

    光彦「僕らじゃなくて警部を見ていた博士の写真だったんですね」


    181: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:57:58.408 ID:/jPbPOFq0.net

    コナン「俺がワライタケの採取場所を聞いたとき、博士が場所を教えなかったのは」

    コナン「俺たちを危険な目に遭わせたくなかったんだろう」

    光彦「……散々事件に遭って来た僕らに何を」

    コナン「はは……まったくだな」

    コナン「そして……俺らを守ろうとビートルを走らせ学校に来てみれば」

    コナン「パトカーに俺らを乗せる目暮警部を見つけた」

    光彦「……だから、そのままビートルで警部の尾行を……」

    コナン「よく考えてみればあの時点で警部の行動も不自然だった」

    コナン「いくら急だったとはいえ、一人で俺らを家まで送るのはおかしい」

    コナン「警部の言っていたように、襲撃があったら俺らを守りきれないかもしれない」

    コナン「なのに警部は一人で来た……」

    光彦「……灰原さんを家に送るのを最後にして、そのまま誘拐するために」

    コナン「そうだ」


    182: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 00:00:10.016 ID:jw4emp6v0.net

    コナン「おそらく博士の尾行はパトカーを走らせ振り切ったんだろう」

    コナン「その後博士は警部を見失い、倉庫の鍵を開け中を調べてみようと考えた」

    コナン「強力なニッパーを抱えて倉庫に行った博士は」

    コナン「お前の姿を見てこう思っただろうな」


    コナン「少なくともまだ光彦君は無事か。間に合って良かった、ってな」


    光彦「ああ……!」


    187: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 00:02:08.790 ID:jw4emp6v0.net

    光彦「博士は……僕を保護するために僕を追いかけて……!」

    コナン「そういうことだな」

    コナン「だがお前を見失った博士はとにかく先に倉庫の中を確かめようと鍵を破壊し中に侵入」

    コナン「その瞬間を目暮警部に見られ、地下室で襲われる」

    コナン「そしてお前が地下室にやってきた……というわけだ」


    190: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 00:04:17.518 ID:jw4emp6v0.net

    コナン「……歩美は体中に傷を負い、心の傷も深いそうだが」

    コナン「命に別条はないらしい」

    コナン「元太も足の傷は酷いが無事、灰原も***を少し裂かれちまったが、誘拐された直後ってこともあって一番外傷は少ないそうだ」

    コナン「博士も目を覚ましてさっきの事件の詳細の一部を証言してくれたよ」

    光彦「……」

    コナン「……色々大変だったな、光彦」


    196: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 00:08:28.350 ID:jw4emp6v0.net

    光彦「……僕は」

    光彦「僕は今回何をしたんでしょう」

    光彦「結局誰も助けられないどころか、博士を疑い、博士から逃げ……」

    光彦「仮に僕が地下室に降りなかったとしてもコナン君がきっと目暮警部を捕まえたでしょう」

    コナン「……」

    光彦「……こんな気分を味わうならいっそ」

    光彦「今回の事件の被害をすべて僕が受けた方がまだマシです」


    202: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 00:10:40.075 ID:jw4emp6v0.net

    コナン「……どういうことだ?」

    光彦「要するに被害者が全部僕だった方がまだマシだったってことです」

    光彦「歩美ちゃんや灰原さんの代わりに誘拐され、元太君や博士の代わりに暴行を受けた事件だった方が」

    光彦「みんなが幸せな世界だったんじゃないでしょうか」

    コナン「そういう世界に戻ってやり直したいってことか?」

    光彦「そうですね」






    コナン「よしわかった。ここに博士の作った『世界を巻き戻し書き換えるスイッチ』がある」

    光彦「えっ」


    211: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 00:11:41.071 ID:jw4emp6v0.net

    コナン「えーと、今回の事件の被害者を全部光彦に書き換えてっと」

    光彦「ちょっ、待っ」

     ポチッ




    光彦「ぐああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」


     おわり


    213: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 00:12:21.970 ID:rogl95g10.net

    結局光彦が犠牲になるのか


    219: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 00:13:12.835 ID:oIoHzrGy0.net

    いつもの光彦だった


    225: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 00:14:18.376 ID:n9z4Huah0.net

    導入部分長すぎぃ


    222: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 00:13:45.943 ID:2DRXfpMJ0.net

    面白かったよ
    最後の方は脳内補完しておく


    引用元: コナン「歩美が行方不明になって三日経った……」阿笠「そうかwwww」

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