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    新米娘「あの・・私、騎士になりたいんです!」

    1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 10:57:06.10 ID:Ve9X/OTB0

    騎士団訓練所にて
    新米娘「あ・・あの!よろしくお願いします!!」

    騎士「・・あああ?ここはおじょーちゃんみたいな子供が来る所じゃねえよ。帰った帰った」グイグイ

    新米娘「わぷ・・・私は正式な訓練生として来たんです!訓練を受けさせて下さい!!」

    戦士「おいおい、いい加減に・・・」

    副長「その娘の言う事は本当だ。・・・騎士、お前を教育係に任命する」

    騎士「副長!?こんなチビを戦場に出したら10秒であの世逝きだぜ!!正気の沙汰とは思えねえ!!」

    副長「・・・そうならない為の訓練所、教育係だ。頼んだぞ」

    新米娘「と言う訳です。宜しくお願いします」

    騎士「どうなってやがんだ全く・・・」



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    8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 11:00:51.13 ID:Ve9X/OTB0

    キンッ ギィン
    騎士「おら!!そこで目を瞑るな!死ぬぞ!!!」ブンッ キィン

    新米娘「ひっ・・・こ、怖い・・・・」キンッ カンッ ガクガクブルブル

    騎士「ふう・・・・訓練は止めだ。お前、もう家に帰れ」スッ

    新米娘「うう・・・まだ・・・まだやれます!!!」

    騎士「いいかチビ、てめえの戦争ゴッコに付き合うのは飽き飽きだ。そんなへっぴり腰じゃ素手相手でも勝てねえよ」

    新米娘「・・・・・ません」ヒクッ グスッ

    騎士「なに?」

    新米娘「か、帰りません・・・父も母も・・・殺されました・・・家も・・・燃やされました・・・」

    新米娘「帰る場所・・・もう・・・ないんです・・・」ヒック グスッ


    13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 11:04:16.62 ID:Ve9X/OTB0

    騎士「・・・・・・・・・」

    新米娘「わ・・わたしは・・ここで強くなって・・・父と母の仇・・を・・・」ヒック ヒック

    騎士「・・・いいか、お前は体が小さい、力もない」

    新米娘「う・・・う・・・」ヒクッ グスッ

    騎士「・・・だからお前は急所を的確に突くスキルを身に付けろ。
    敵の足下に滑り込み、喉元や心臓を下から突き上げる技術を磨くんだ」

    新米娘「・・・・あ・・・」グスッ

    騎士「両親の仇を討ちたいんだろう?例え相打ちになっても、倒れながらでも急所を突く。
    それくらいの気概で挑め、いいな」

    新米娘「・・・・じゃ、じゃあ・・・」

    騎士「さあ、早速始めるぞ」ジャキィン

    新米娘「・・・・・・はい!!!」

    副長(ほう・・・・・)ニヤリ


    15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 11:05:50.59 ID:Ve9X/OTB0

    一年後
    団長「騎士娘、我が騎士団への入団を許可する。良くぞ辛く厳しい訓練に耐えたな」

    騎士娘「・・・ありがとうございます!頑張ります!」

    副長「目を見張る成長だったな。訓練生の中じゃダントツだ」

    騎士「はは、教育係が良かったですからね」

    タタタタ
    騎士娘「・・・騎士さああああん!やりましたあああ!!」ガシッ

    騎士「うわ!こら抱き付くな!!!苦しいって!!」ジタバタ

    騎士娘「騎士さんのおかげですう!嬉しいいいいい!!!」ギューーーー

    騎士「・・・・おめでとう。これからは同じ仲間だ、よろしくな」

    騎士娘「はい!」


    16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 11:07:15.33 ID:Ve9X/OTB0

    副長「さて、早速だが・・・・仕事の依頼だ。街の外れでゴブリンが暴れてるらしい」

    騎士「了解。ちゃっちゃと片づけてきます」

    騎士娘「わたしも行きます!」

    副長「わかった。騎士がリーダー、騎士娘はサポートに当たれ」

    騎士「うし、行くか!!」

    騎士娘「はい!!!」


    18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 11:08:36.39 ID:Ve9X/OTB0

    街外れ
    ゴブ「グオオルウウウウ・・・・・グアッ!」

    騎士「ひい、ふう・・・7匹か」

    騎士娘「・・・ががが頑張ります」ガクガク

    騎士「いい、俺が行く。お前は手負いになった奴を仕留めろ」

    騎士娘「ででででも・・」ガクガク

    騎士「初陣だ、無理するな。いいか、俺がどう動くか見てろ。囲まれるなよ・・」

    騎士娘「は、はい」ガタガタ

    騎士「さあて・・・・んじゃ行こうかあ!」ダッ

    ゴブ「グオッ?」

    騎士「はあああああっ!!!」ズバッ ドシュッ ザシャアッ

    騎士娘「・・・すご・・・あっという間に3匹斬り倒した・・・・!」


    20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 11:10:04.91 ID:Ve9X/OTB0

    ゴブ「・・・グオオオン!」

    騎士娘「・・・・後ろに!?・・・きゃああああああ!」

    騎士「ちっ!!!あの馬鹿!」ダッ

    ゴブ「グアアアア!!!」ブンッ

    騎士娘「ひぃ!」ギュッ

    ズバアッ
    ゴブ「グオ・・・・」バタッ

    騎士「・・・・・ふう」

    騎士娘「あ・・・あ・・ありが・・・」ガチガチ

    騎士「・・・・・・はあっ!!!」ダッ ズバッ ブシュウウウ

    騎士娘「あ・・・・」ブルブル


    22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 11:12:17.58 ID:Ve9X/OTB0

    グオオオンン・・・・
    騎士「ふう、手こずらせやがって」

    騎士娘「・・・・・・・・」

    騎士「さあ、戻るぞ。副長に報告だ」

    騎士娘「あの・・助けてくれてありがとう・・・そしてごめんなさい」シュン

    騎士「仲間同士、助けるのは当たり前だ。ましてや初陣、体が動かなくて当然だろう」

    騎士娘「・・・う」グスッ

    騎士「俺も最初はそうだったよ。気にすんな」ポン

    騎士娘「・・・・・はい」


    24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 11:14:20.47 ID:Ve9X/OTB0

    数年後・・・
    女騎士「せいやあああっ!!!」ズバッ

    トロル「ウオオオオン・・・・・・・!」ドシャッ

    騎士「女騎士、良くやった。最近はすっかりお前においしい所取られちまうな」

    女騎士「あは・・・騎士さんの教えのおかげです」

    騎士「訓練所に来た時はすんげーチビだったのにな・・今じゃ背も伸びて、すっかり女らしくなっちまって」ニヤッ

    女騎士「・・はは・・・そ、そうですか!?」テレッ

    騎士「大体お前の鎧・・・ここ最近、急に胸当てだけどんどんデカくなりやがったな。
    どれ、どんだけ大きくなったか俺が生で触って確かめt」ドゴッ

    女騎士「・・・このヘン夕イ!すっごく重くて、苦労してるんですからね!」フン


    25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 11:17:52.27 ID:Ve9X/OTB0

    騎士「うおおおおう・・・」ゲホゲホ

    副長「・・・仲の良い事だな」スッ

    女騎士「副長!討伐終了しました」ピシッ

    騎士「珍しいすね、副長が現場まで出て来るなんて」

    副長「討伐終了直後で済まんが、仕事だ」

    騎士「なんですか?」

    副長「ここから山二つ越えた所に湖があり、そのほとりに古城があるのは知っているな」

    女騎士「はい、確か何十年も人が住んでないと聞いてます」

    副長「そこにどうやら炎を扱う魔導士が住み着いたと言う噂が立っているそうだ」

    騎士「炎・・・魔導士・・・まさか、『賢者』!?」


    27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 11:20:30.57 ID:Ve9X/OTB0

    副長「そう、十数年前にこの地で悪行の限りを尽くした外道。
    自らを賢者と名乗り、その強大な魔法で人間や街を焼き尽くした」

    女騎士「・・・・・・・・!」

    副長「最後は我々騎士団が撃退したが、トドメを刺せず逃げられてな・・・」

    女騎士「・・・・・・・・」

    副長「私もその時一騎士として賢者と戦ったが、あの魔力は尋常ではない。
    当時の団長、副長含め多数の犠牲者を出した」

    騎士「・・そんな大物相手に俺達が行ってどうしろと?」

    副長「今回の任務は偵察だ。古城周辺を調べ、噂の真偽を確かめて欲しい」

    騎士「なるほど・・それなら少数で行く方が良い」

    副長「早速お前ら二人で行ってくれ。いいか、決して深追いはするな。
    遠目から確認出来れば良い。で、賢者の特徴は・・・・」

    騎士「了解しました!おし女騎士、行くぞ!」

    女騎士「・・・・・・・はい」ザッ


    28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 11:23:23.13 ID:Ve9X/OTB0

    山を越え、湖のほとり
    騎士「ふー!ようやく着いたか。結構かかったなあ」

    女騎士「・・・・・・・・・・はい」

    騎士「おい・・・お前ずっと変だぞ。緊張してるのか?」

    女騎士「・・・大丈夫です。あれが古城ですね?早く確認しましょう」スッ

    騎士「お、おう・・・古城のそばに小高い丘がある。あそこから内部を観察だ」

    女騎士「・・・・・・・・」ザッザッ


    31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 11:24:22.56 ID:Ve9X/OTB0

    小高い丘
    騎士「薄暗くて内部は良く見えんな・・・女騎士、そっちからは見えるか」ボソボソ

    女騎士「・・・いえ何も・・あ、門が開いて人が・・・・・・ッ!あれは!」

    騎士「馬鹿!声が大きい!・・・あ・・・あの姿は!」

    女騎士「ドラゴンの鱗で出来た・・・ローブ!!・・・」ギリリッ

    騎士「あれは・・真紅の・・・し、灼熱の杖・・・・」ブルッ

    女騎士「間違いない・・・!賢者!!!」ザッ

    騎士「女騎士!何やってんだ!戻れ!戻って騎士団に報告だ!!」

    女騎士「・・・父と・・・・母の・・・仇!!!!」タタタタ

    騎士「なんだと!?お、おい!!」


    32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 11:27:46.82 ID:Ve9X/OTB0

    女騎士「おい、貴様!!!」ザシャアッ

    賢者「これはこれはお美しいお嬢さん・・・ワシに何か用ですかな?」ニコリ

    女騎士「その姿、忘れもせん!!『賢者』だな!!!
    父と母・・そして今まで殺された者達の無念、晴らさせて貰う!!!」ジャキィン

    賢者「・・たかが騎士一人、このワシの相手になるとでも思っているのか・・・舐められたものじゃな」ズオオオオオ

    女騎士「ぐぅ・・・貴様だけは絶対に許さん・・・!!!私の命に替えても・・・!!!」

    騎士「あんの馬鹿!そんなに無駄死にしてえのか!
    だが俺一人が加勢しても焼け石に水・・・騎士団に戻って報告しないと!」タタッ

    女騎士「魔法の詠唱から発動までには若干の時間がかかる・・・その隙、逃しはせんぞ・・!」フォオオオ

    賢者「ほお、これはこれは・・・ワシの弱点を見抜いていらっしゃる様で・・ほっほっほ」

    女騎士「・・・何がおかしい!!!くたばれぇ!!」ブンッ

    賢者「・・・ふん」ギィン

    女騎士「な・・・ゆ、指一本で・・・受け止めた!?」

    賢者「・・・ワシを魔法が使えるだけの老いぼれだとでも思っていたのか?」ブンッ

    女騎士「ッ!?きゃあああああっ!!!」ズシャアアッ


    33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 11:30:25.06 ID:Ve9X/OTB0

    賢者「クク・・・ちょっと腕を振り回しただけでそれか。相手にならんの、嬢ちゃん」ニヤリ

    女騎士「ううう・・ならばこれなら!!!!」ズシャアアアア

    賢者「な・・・?一瞬にしてワシの懐に潜り込むとは!?」

    女騎士「死角からの一撃・・・食らえぇ!!」ドシュッ

    ドスッ
    賢者「か・・・・・は・・・・・!!」ヨロヨロ

    女騎士「はあ、はあ・・・心臓を貫いた・・・やった!!!」

    賢者「馬鹿な・・このワシが・・・がはっ!!」ガクッ・・・ドシャアッ

    女騎士「・・・うう・・・父さん・・・母さん・・・ようやく・・」グッ

    「いやはや、おめでとう。良かったのう」パチパチパチパチ

    女騎士「・・・・・なっ!?」バッ

    賢者「馬鹿が。そんなもので死ぬくらいなら騎士団との戦でとっくにやられておるわ」ニヤニヤ


    35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 11:33:45.77 ID:Ve9X/OTB0

    女騎士「う・・・そ、そんな・・・!」

    賢者「ワシのこの額に埋め込んである宝石・・・これは治癒の魔石と言ってな。
    これに触れた者は、どんな傷を負ってもたちどころに治ってしまうのだ。ククク・・」コンコン

    女騎士「な・・・」

    賢者「以前ワシに刃向かった騎士団も、その謎に気付かずワシを殺す事が出来なかった」

    賢者「だが魔石を使いすぎて魔力が落ちてしまっての。深い傷を負ってしまい、回復するまで一時ここを離れたんじゃよ」

    女騎士「そうか・・・それで・・・・!」

    賢者「少々長くかかったが、また魔石の力は充分溜まった。今こそもう一度、この地を炎に染めてくれる・・・!」ゴゴゴゴゴ


    36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 11:35:54.47 ID:Ve9X/OTB0

    女騎士「く・・・そ・・・・!!」

    賢者「まずは女!貴様から黒コゲにしてくれるわ!それぇっ!!!」ゴオオオオッ

    女騎士「ああっ!?・・・きゃああああああああっ!!!」ゴオオオオ

    賢者「くっくっく・・・・熱かろう、苦しかろう・・・さあ燃え尽きろ!!!」ゴオッ

    女騎士「ああああああああああ!!!!・・・・・ああ・・・・」ドサッ・・・・シュー シュー

    賢者「ほっほほほ、この肉と骨の焦げた臭いが・・・ん?」

    女騎士「はあ・・・・はあ・・・・うう・・・」ピクッ ピクッ

    賢者「な・・・なぜじゃ!!なぜ燃えぬ!?」

    「俺達の鎧にはなあ、炎封じの印が施されてるんだよ!」

    賢者「ぬ!?誰じゃ!!」バッ


    39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 11:41:00.31 ID:Ve9X/OTB0

    騎士「おらあああああっ!!!」ズオオオッ

    キィンッ ・・・・ポチャン

    賢者「・・・ぐっ!しまった、灼熱の杖が・・・湖に!!!」

    女騎士「・・・・・騎士・・・さん・・・・?」ハー ハー

    騎士「すまねえな・・一度はお前を置いて騎士団に戻ろうと思ったけどよ。
    ここでお前を見捨てて生き延びたってしょうがねえや」ニッ

    女騎士「・・・ふふ・・・可愛い・・・弟子ですもんね・・」ハー ハー

    騎士「そんな軽口叩けるなら上出来だ。立て、まだ戦えるだろう」スッ

    女騎士「ふぅー・・・・・はい!」ザッ

    賢者「小僧・・・・炎封じの印だと・・・!?」

    騎士「前の戦では随分てめえの炎に手こずったって事でな。
    何度も同じ手でやられる程、俺達騎士団は甘くねえんだよ!」

    賢者「なるほど・・・その左肩の紋章がそれか。だが嬢ちゃんの方は印が大分薄くなっている様じゃな・・
    何度も耐えられる物ではなかろ?」ニヤッ

    女騎士「く・・・」


    41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 11:43:49.07 ID:Ve9X/OTB0

    賢者「ふふふ、杖がないとは言え炎自体は出せる。広範囲で出せなくなっただけじゃ」

    騎士「な・・!?」

    賢者「炎を収束させる事でむしろ威力が高まる・・・薄い鎧くらいなら簡単にブチ抜くぞい?」

    騎士「女騎士、下がって俺をサポートしろ。俺はまだ紋章が無傷だ・・・一回くらいなら耐えられるかも知れん」ボソッ

    女騎士「・・・そんな!」

    騎士「・・・いいから聞け。俺が突っ込むからお前は後ろから隙をうかがえ。
    あの治癒の魔石を何とかして奴から引っぺがすんだ」

    女騎士「・・・そんな事をしてる間に、騎士さんが死んじゃいます!」

    騎士「・・あのなあ!!!このまま仲良く二人で戦ったって間違いなく殺されるんだ!!!
    どっちかが犠牲になるくらいじゃないとあんな化け物に勝てる訳がねえ!」


    43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 11:46:57.08 ID:Ve9X/OTB0

    賢者「愚かな・・たかが騎士一人の犠牲でワシに勝てるとでも・・?」

    女騎士「く・・・わかりました。その作戦で行きましょう」

    賢者「作戦は決まったかね?ワシはいつでもいいが・・・」ニヤリ

    騎士「この野郎・・・絶対一泡吹かせてやる・・・行くぜッ!」ギリッ

    女騎士「はああああっ!!!」ダッ

    騎士「なっ!?馬鹿野郎、お前が突っ込んでどうする!」ダッ

    女騎士「こうなってしまったのは私が先走ったせい・・・その責任は取ります!!!」ダダダダ

    騎士「・・・く、くそおおおおお!!」ダダダダダ

    賢者「・・・ふん!灼熱の掌を食らえ」ゴオオッ

    女騎士「賢者ッ!!!覚悟ォオオオオオオッ!!!」ダンッ

    賢者「何じゃ、工夫も何もなしで突っ込むだけか。つまらんの」スッ

    女騎士「せええええい!!!」ブンッ

    賢者「その体、貫いてくれる!!!はああああっ!!!」ゴオッ


    44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 11:49:54.19 ID:Ve9X/OTB0

    ドボォッ
    女騎士「・・・・・・・・・・あ」ゴフッ

    賢者「くっくっく、ドテッ腹に綺麗な穴が空いたのう・・・」

    騎士「・・・・・・・女騎士・・・!!くっそおおおお!!!」ブンッ

    賢者「おっと!お嬢ちゃんにはこのまま盾になって貰おう。こやつごとワシを斬れるか!?」スッ

    騎士「・・・くそ!お、女騎士ぃいいい!!!貴様ああああ!」ブルブル

    賢者「くくく・・そんな剣がワシに通じるかよ。嬢ちゃん、良く我が盾となってくれた。もう用済みじゃがな」ズボッ

    女騎士「・・・・・・・・・・・・」ヨロヨロッ

    『両親の仇を討ちたいんだろう?例え相打ちになっても、倒れながらでも急所を突く。
    それくらいの気概で挑め、いいな』

    女騎士「・・・・・・は・・・い・・・騎士・・・さん・・・・」フラ・・・ドヒュッ

    賢者「な・・・!?」

    ギィイイイインッ! パリンッ

    女騎士「・・・・・・・・」ドサッ


    45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 11:52:55.16 ID:Ve9X/OTB0

    賢者「・・・・ああ・・・あああああ!!!ワシの魔石があああ!!真っ二つにいいいいい!」

    騎士「・・・隙あり!賢者!!食らええええ!!」ブンッ

    賢者「う・・うあああああ!!!」

    ズバアッ
    賢者「・・・そ・・そんな・・ワシが・・・こんな奴らに・・・」ヨロ・・・ドシャアッ

    騎士「・・・・・やった・・・」ハアハア

    騎士「女騎士・・・お前のおかげで・・・くっ・・・く・・・ううう・・」ボロッボロッ

    騎士「ちきしょう・・生意気だがいい女だったのに・・・・・
    俺は・・これからどうしたら・・・教えてくれ・・・女騎士・・・」グスッグスッ


    46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 11:55:59.35 ID:Ve9X/OTB0

    女騎士「・・・・まずは騎士団に戻って報告!でしょ?」

    騎士「・・・・・・へ?」グスッ

    女騎士「騎士さん、ありがとう・・・仇、討ってくれたんですね」

    騎士「あれ・・・お前、腹の傷・・・あれ?」オロオロ

    女騎士「あの魔石・・・『触れた者の傷を治す』って、割れても効果あったみたいです。ほら」

    騎士「傷が・・塞がってる・・・そうか、真っ二つになった魔石が倒れたお前の手に落ちて、運良く触れたのか・・・・」

    女騎士「はい・・・輝きが無くなったんで、もう使えないみたいですけどね」

    騎士「あ・・・ほんとだ。色がくすんでる」

    女騎士「鎧と下着が破れたままだから、おへそ丸出しでちょっと恥ずかしいです」テヘ

    騎士「いやいや、なかなか色っぽいおへそで・・・・」

    女騎士「・・・・き、騎士さん!?」カアアアッ


    51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 11:58:52.52 ID:Ve9X/OTB0

    騎士「ははは・・・・・さあ、帰ろうか」

    女騎士「・・・・・・はい」

    賢者「・・・灼熱の・・・掌」ゴオオッ

    女騎士「ハッ!?」クルッ

    ズボオッ
    女騎士「がふっ・・・!?」

    賢者「・・・くく・・・今度は・・左胸・・・心臓だ・・・もう魔石もない・・・即死だな・・・」グググッ

    女騎士「ぐ・・・・は・・・!!」ガクガク

    騎士「お、女騎士ぃいいい!!ちきしょう、まだ生きてやがったのか!!!」


    52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 12:02:02.44 ID:Ve9X/OTB0

    女騎士「と・・父さん・・・母さん・・・・・」ブルブル

    賢者「ヒャハハハハ!残念だったなああああ!!あの世で両親と再会するがよいわ!」

    女騎士「今!!私の手で仇を討ちます!!!」ギラッ

    賢者「・・・な!?」

    女騎士「はあああああああっ!!!!」ブオオオッ

    ズバアアアアア
    賢者「・・・・・がはああ!!」ブッシュウウウウ ドサッ

    騎士「お、女騎士・・・・どうして・・・・?」

    賢者「なぜじゃ・・・ワシは・・・間違いなく・・・貴様の左胸を・・・貫いたはず・・・」ハー ハー


    55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 12:05:57.21 ID:Ve9X/OTB0

    女騎士「・・・・・あら、貴方が自分で言ってたのよ?薄い鎧くらいなら簡単にブチ抜くって」

    賢者「・・な・・に・・・?」ハー ハー

    女騎士「って事は、分厚い鎧ならブチ抜けないって事じゃない!?ほら」ペロッ

    騎士「ななな!?・・・・お前の胸当て・・厚さどれだけあるんだよ!!!」

    女騎士「・・いつまで経っても胸が大きくならないから・・・
    こっそり胸板を重ねて足して、胸を大きく見せてたの!!」カアアッ

    騎士「・・・・ハハッ、大した奴だよお前は。そりゃ重いわなあ」ペタン

    賢者「手応えが・・・少し・・・おかしいとは思っておったが・・・」ハー ハー

    女騎士「もうちょっとで胸に届きそうだったけどね・・危なかった」

    賢者「・・・そんなに分厚くては・・流石に貫けんの・・フッ、ワシの完敗・・・・じゃな・・・」ガクッ


    57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 12:08:44.01 ID:Ve9X/OTB0

    騎士「・・・・・・」ボー

    女騎士「父さん・・母さん・・・・・・仇は討ちましたよ・・・!」グスッ

    騎士「・・・女騎士ぃ・・・生きてて良かった・・・良かった・・・うう・・・」ボロボロ・・・

    女騎士「騎士さん・・・・・?」

    騎士「な・・なんだよ!!!二回も死んだと思わせやがって!泣かずには居られないだろうがよ!!」グスッ

    女騎士「・・・・・・・・フフッ」ギュッ

    騎士「・・!?お、おい・・・・」

    女騎士「こんな『いい女』に死なれちゃたまんないですもんね~」クスクス

    騎士「おまっ・・・聞いてやがったのか!」カアアアッ


    60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 12:10:35.08 ID:Ve9X/OTB0

    女騎士「・・・ねえ騎士さん、あたしにお嫁さんになって欲しい!?」ギュウウウッ

    騎士「ばっ・・・俺は胸が大きい女が好みなんだ!てめえみてえなペチャパイに用はねえ!!」

    女騎士「なっ・・・!?さっきいい女って言ったのは嘘だったの!?」

    騎士「ペチャパイだって知ってたらそんな事言ってねえよ!」

    女騎士「・・・失礼な!!!胸の大きさで女を判断するなんて!この女の敵!」

    騎士「てめえこそ男の敵だろ!このペチャパイ詐欺!」

    女騎士「言ったわねえ~!?あったまきた!絶対お嫁さんにして貰いますからね!」

    騎士「な、なんでそうなる!?」


    61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 12:13:14.53 ID:Ve9X/OTB0

    女騎士「だって!・・・ずっと・・・す、好きだったんだもん」

    騎士「女騎士・・・お前・・・・」

    女騎士「えへ、仇討ったら気持ちを伝えようと思ってたんです。さ、さあ帰りましょう!」

    騎士「ああ、そうだな・・・その前に、ちょっと手を貸してくれ」グイッ

    女騎士「えっ・・ちょっ・・・」ヨロッ

    チュッ

    女騎士「あ・・・・・」

    騎士「帰ったら騎士団の皆に報告しなきゃな。賢者討伐と・・・・」

    騎士「俺達の結婚を!」

    女騎士「・・・・・はい、あなた」



    終わり


    63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 12:15:57.89 ID:Ve9X/OTB0

    付き合って読んでくれた皆さんありがとね

    また違う作品で会いましょう

    ではでは


    引用元: 新米娘「あの・・私、騎士になりたいんです!」

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