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    ミカサ「エレンを殺して私も死ぬ」

    1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/03(金) 17:34:21.18 ID:tCJ8F8z80

    エレン「・・・は?」

    ミカサ「嫌なら結婚」

    エレン「うん?結婚?・・・え?」

    ミカサ「やった、うんって言った」

    エレン「いや、今のはそういうのじゃなくてだな」

    ミカサ「うんって言ったでしょ、ちゃんと責任とって」

    エレン「えー・・・」



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    9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/03(金) 17:50:13.28 ID:eBB+100EP

    ミカサ「エレンは私のこと好き?」

    エレン「そういうことを聞いてくるミカサは嫌い」

    ミカサ「好き?」

    エレン「嫌い」

    ミカサ「好き?」

    エレン「嫌い」

    ミカサ「嫌い?」

    エレン「好き――って、あっ」

    ミカサ「えへへ……////(テレテレ)」

    エレン「えぇー……」


    11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/03(金) 17:59:06.94 ID:eBB+100EP

    ミカサ「(ゴクゴク)」

    エレン「……」

    ミカサ「……」

    エレン「……何だ?」

    ミカサ「……エレン、喉乾いてるでしょ?」

    エレン「全くそう言った事実はない」

    ミカサ「本当に仕方ないけど他ならぬエレンの頼みとあらば少し水を分けてあげる」

    エレン「いらない」

    ミカサ「心の奥底では私との間接キッスの機会を虎視眈々と狙っているなんてエレンは本当に野獣////(テレテレ)」

    エレン「えぇー……」


    12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/03(金) 18:03:56.42 ID:eBB+100EP

    ミカサ「やっぱり男の人って胸の大きな人がいいんでしょ////(モジモジ)」

    エレン「確か今の今までお前とそういう話はしてなかったはずだよな」

    ミカサ「而してエレン、女の性的魅力のすべてが乳にあるかといえばさにあらず」

    エレン「だから俺は乳の話や女の性的魅力について語っていた記憶はない」

    ミカサ「たとえ私は胸で敗けても尻なら敗けない自信がある(グッ)」

    エレン「えぇー……」

    ミカサ「ちなみにエレン専用////(テレテレ)」

    エレン「えぇぇー……」


    14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/03(金) 18:08:14.54 ID:eBB+100EP

    ミカサ「エレン、これ愛妻弁当(サッ)」

    エレン「支給される飯あるのに必要だと思うか?」

    ミカサ「ちゃんと栄養の面でもバッチリ。妻として夫の栄養管理も抜かりはない(ドヤァ)」

    エレン「お前のそういう見当違いの情熱と行動力はどこから来るんだろうな」

    ミカサ「ちゃんとお弁当には『RABU』って海苔で書いてある(ドヤァ)」

    エレン「小学生でも間違わない単語をアンタ」

    ミカサ「ちなみにいざというときにエレンのエレンがちゃんと立体機動できるような成分も入ってる/////(テレテレ)」

    エレン「えぇー……」


    17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/03(金) 18:15:59.29 ID:eBB+100EP

    ミカサ「エレン、原作も10巻を突破したことだしそろそろ不可抗力的なお色気展開があるはず」

    エレン「この漫画はそういうんじゃねぇから」

    ミカサ「ちなみに今日のエレンのスケジュールとしては、エレンは今日の訓練終了後に些細な用事で私の部屋を訪れることになっている」

    エレン「ちょっと待ってそれはいくらなんでもいろいろとおかしいと思う」

    ミカサ「その時私は訓練終了後部屋の中で半裸体になって体を拭いている」

    エレン「毎晩風呂入るだろ」

    ミカサ「最悪のタイミングでエレンは私の部屋のドアを開けて半裸体の私を見て固まることになる」

    エレン「そんな計画聞いたからには絶対に行かねぇよ」

    ミカサ「エレンに半裸体を見られて顔を赤らめる私。そこへ超大型巨人が襲撃してきてウォールローゼは大混乱に陥る」

    エレン「そんな超展開になるんだ」

    ミカサ「そんでなんやかんやあって二人は幸せなキスをして終わる////(テレテレ)」

    エレン「えぇー……」


    18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/03(金) 18:22:20.62 ID:eBB+100EP

    ミカサ「エレン、毎日あなたのために味噌汁を作ってあげる」

    エレン「凄い逆プロポーズ方法だな」

    ミカサ「私の生まれた遠い東の国には『オスィカケニョーヴォー』という言葉があると聞いてる」

    エレン「それはなんか多分微妙に意味が違うと思う」

    ミカサ「もちろんエレンの好みも熟知している。エレンは白味噌派だったよね?」

    エレン「合わせ味噌派だったと思う」

    ミカサ「もちろんお味噌だって無農薬の大豆を作るところから仕込むから心配しないで」

    エレン「お前の愛は地球より重いな」

    ミカサ「とにかく心配はいらない。ちゃんとお米だってママレモンで綺麗に洗うから////(テレテレ)」

    エレン「えぇー……」


    20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/03(金) 18:28:28.90 ID:eBB+100EP

    ミカサ「エレン、仕事と私とどっちが大事?」

    エレン「なんだよ藪から棒に」

    ミカサ「ないとは思うけど、もしこれから私が上記のような質問をすることがあったらエレンはこう答えて」

    エレン「模範解答まで用意してんのか」

    ミカサ「『仕事してるエレンと仕事してないエレン、ミカサはどっちが好きなんだ?』って」

    エレン「あ、一応俺が働かない未来もシミュレートしてんだ」

    ミカサ「そう聞かれれば私はきっとこう答える。『仕事してるエレンも仕事してないエレンも、結局はどっちもエレンじゃないか』って」

    エレン「そういう風なアルゴリズムで思考してんのか、すげぇなお前」

    ミカサ「そうして自分がした質問の愚かさに気がついた私はハラハラと涙を流す。そこでエレンはうつむく私の肩をサッと抱き
        『すまないミカサ、俺に働く意欲がないばかりに……』って囁くの」

    エレン「お前の中で俺は将来的に働かないことになってんだ」

    ミカサ「再び愛を確認し合う二人の前に再び超大型巨人がやってきて……ギャハッここから先を言うは恥ずかしい////(テレテレ)」

    エレン「えぇー……」


    22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/03(金) 18:39:02.48 ID:eBB+100EP

    ミカサ「エレン、子供はサッカーチームが何組作れるぐらい欲しい?」

    エレン「枯れちゃう枯れちゃう」

    ミカサ「周知の通り私には血の繋がった家族がもういない。だから暖かな家庭に憧れるのもやむなきこと(クッ)」

    エレン「自分の境遇をカッコよく苦悩していると見せかけて実は自分の欲望を肯定してるだけだよなそれ」

    ミカサ「ということで私は将来エレンと私と私たちのベイビーで『河』の字になって寝るような家庭に憧れているの」

    エレン「その時点で既に八人か……テレビ局が大喜びするな……」

    ミカサ「でも子供が出来ても私とエレンはラブラブだから子どもたちに『今日は早く寝なさい!』って言って寝かしつける」

    エレン「なんというかお前ぐらい子育てに向かなそうな女はいないと思う」

    ミカサ「今から言うけど、エレンが『髪切ったの?』って言って私が『あら、わかる?』って言ったら『今夜はOK』のサインだから////(テレテレ)」

    エレン「えぇー……」


    25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/03(金) 18:47:59.12 ID:eBB+100EP

    ミカサ「エレン、浮気したでしょ?」

    エレン「はぁ」

    ミカサ「エレンの上着のポケットからいかがわしい店のマッチが出てきた(サッ)」

    エレン「『そば八』って書いてあるように見えるんだけどな」

    ミカサ「更にエレンのシャツの襟首に口紅が付着していた(サッ)」

    エレン「お前の唇真っ赤なんだけど、外で生き血でも啜ってきたのか?」

    ミカサ「とどめにこの間知らない女からあなた宛に電話がかかって来た」

    エレン「え、マジか?」

    ミカサ「私は言ってやったわ。『ウチはフコク生命ですから』って」

    エレン「それアリコだからアリコだから」

    ミカサ「エレン……私というものがありながら……(ゴゴゴゴ)」

    エレン「後ろの大気が歪んでいる……」

    ミカサ「……次にやったら実家に帰っちゃうからね////(テレテレ)」

    エレン「えぇー……」


    28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/03(金) 18:53:55.15 ID:eBB+100EP

    ミカサ「エレン、ビールにする? それともお風呂?」

    エレン「それともわ・た・し? ってか?」

    ミカサ「……! ……も、もうエレンったら////(テレテレ)」

    エレン「悪い、もう全部外で済ませてきた」

    ミカサ「 」(バッターン)

    エレン「アルミン大変だ! ミカサの顔が一瞬赤黒くなったと思ったら次の瞬間に真っ青になって最終的にものすごく血走った白目を剥いて倒れた!」


    29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/03(金) 19:00:10.48 ID:eBB+100EP

    ミカサ「エレン、私たち、もうそろそろ終わりにしましょう?」

    エレン「そうかそうか」

    ミカサ「あなたのことは愛しているけど……やっぱり働かないあなたと夫婦を続けていくことは出来ない……」

    エレン「あ、やっぱり俺って将来的には無職なってんだ」

    ミカサ「ごめんなさい、もうあなたの代わりにパート地獄をするのは疲れたの……」

    エレン「凄いな俺働いてないのにお前働きに行かせてんのか。イヤな奴だなお前の想像の中の俺って」

    ミカサ「エレン、さようなら。子供は私が……」

    エレン「あぁでもなんか可哀想になってきた。安アパートの一室で何十人もいる子供にギチギチになりながら途方に暮れるミカサが可哀想になってきた」

    ミカサ「……とまぁこんな風にならないように今のうちからしっかり愛を育んでおこうねエレン////(テレテレ)」

    エレン「えぇー……」


    30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/03(金) 19:07:17.71 ID:eBB+100EP

    ミカサ「エレン……アレが来ないの」

    エレン「ブフォー」

    ジャン「ブフォー」

    ミカサ「『やれば出来る』……本当だったねエレン////(テレテレ)」

    エレン「……一応聞いておくけどマジで?」

    ミカサ「ほら、あったじゃない。この間泥酔したエレンを私が介抱したとき」

    エレン「よかったぁ妄想かよ驚かせんな」

    ジャン「 」

    ミカサ「そのときエレンは獣の顔をして私にのしかかり酒臭い息で『天井のシミを数えてるうちに終わるよ……』って////(テレテレ)」

    エレン「古いなーいやー古い。今時そんな昭和も盛りのときみたいなこと囁く奴いねぇよ」

    ジャン「 」

    ミカサ「ということで責任取ってよね////(テレテレ)」

    エレン「その辺にしとけよもう」




    その日、ジャン・キルシュタインは西へ西へと旅立った――。


    34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/03(金) 19:13:15.87 ID:eBB+100EP

    ミカサ「エレン、ここに名前書いて」

    エレン「あーついにそういう見え透いたことをしだしたわけか」

    ミカサ「これはただエレンの姓名判断をするためにA4サイズの茶封筒の小窓のところに名前を書いてもらおうってだけだから」

    エレン「鉛筆でいい?」

    ミカサ「油性ボールペンが望ましい。っていうかボールペンじゃなきゃダメ」

    エレン「他に用意する書類は?」

    ミカサ「ほかは全部私が既に用意しtゲフンゲフンなんでもない」

    エレン「印鑑どこにあったっけ?」

    ミカサ「電話台の一番下の引き出しにある」

    エレン「おーあったあった」

    ミカサ「……」

    ミカサ「……エレン?」

    エレン「ん? なんだ?」


    35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/03(金) 19:17:03.62 ID:eBB+100EP

    ミカサ「姓名判断をするのに印鑑は必要ない……」

    エレン「はぁ? 何言ってんだよ」

    ミカサ「……それに姓名判断するのに必要な書類って、何……?」

    エレン「馬鹿だなぁお前。その封筒貸してみろよ(ヒョイ)」

    ミカサ「あ……!」

    エレン「(ガサゴソ)……ミカサ、こりゃなんだ?」

    ミカサ「……。……エレン、あの」

    エレン「『婚姻届』って読むんだよな?」

    ミカサ「……はい、そうです……(ショボンヌ)」

    エレン「全く、周りくどいんだからなぁお前は(サラサラ)」

    ミカりん「エレン!?」


    36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/03(金) 19:24:25.12 ID:eBB+100EP

    エレン「ほら、印鑑も(ペタリ)」

    ミカサ「エ……レン……////」

    エレン「……」

    エレン「……まぁ、なんだ、その」

    エレン「……お前みたいなとんでもない女の面倒見れる奴なんて、アルミンか俺しかいないだろうからな!」

    ミカサ「うんっ……うんっ……!」

    エレン「でもアルミン一人に任せるとアイツの胃に穴が開く! それはアルミンが可哀想だ!」

    ミカサ「開くね……っていうか開かすわ絶対……食事にクレンザーとか混ぜて……!」

    エレン「だからな! これ明日二人で届けに行くからな! 寝坊するなよ! って何言わせんだ、恥ずかしいなもう////」

    ミカサ「エレン……! 愛してる……!」







    二年後、冒険家・ジャン・キルシュタインが若干17歳にして七大陸最高峰登頂の快挙を達成することは、まだ先の話である――。


    おしまい


    引用元: ミカサ「エレンを殺して私も死ぬ」

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