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    倉石「石澤! SからE! そしてXだ!」

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/23(木) 20:21:07.25 ID:vJUwvbIoo

    石澤「……!///」


    倉石「そうだ良いぞ! その調子だ!」

    倉石「SからEィィ――ッ! 良いぃ――ッ!」

    倉石「そしてXだ石澤! SからE! そしてX!」

    倉石「ヘイヘイヘイ! Sッ! Eッ! エェ――ックス!」


    石澤「っ……!///」


    …パシッ!


    「わ……1ー0」


    倉石「オッケー! 良いぞ、石澤!」


    石澤「……///」

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    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/23(木) 20:25:25.53 ID:vJUwvbIoo

    石澤「……!///」


    倉石「石澤! もっと! もっと緩急をつけろ!」

    倉石「何をやってる! 単調になってるぞ!」

    倉石「石澤、S! エェスゥッ! S!」

    倉石「からのE! イイ――ッ!」

    倉石「行け、X! 行け行け行け!!」


    石澤「っ……!///」


    …パシッ!


    「……2ー0」


    倉石「イイぞ、石澤! その調子で行け!」


    石澤「……///」


    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/23(木) 20:32:14.03 ID:vJUwvbIoo

    石澤「……!///」


    倉石「パターン6! 6だ石澤、シィ――ックス!」

    倉石「ヘイヘイ、石澤! 石澤――っ!」

    倉石「激しく! 激しくだ! もっと激しくだ、石澤!」

    倉石「行け、S! そうだ、イイぞ! からの、E!」

    倉石「ゴー! Xゴー、石澤! S! E!」


    石澤「っ……!///」


    …パシッ!


    「すっ……3-0」


    倉石「んんん~っ! ナァイスX! ナァイスX、石澤!」


    石澤「……///」


    4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/23(木) 20:36:26.70 ID:vJUwvbIoo

    石澤「……!///」


    倉石「慌てるな石澤! ペースを掴め!」

    倉石「そうだ! それで良い! 良いぞ、石澤!」

    倉石「そこだ! パターン変更!」

    倉石「パターン6からパターン9! シックスからナァーインッ!」

    倉石「シックス! ナァーインッ!」


    石澤「っ……!?///」


    …パシッ!


    「……3ー1」


    倉石「何をモタモタやってる! 練習であれだけやっただろう、石澤!」


    石澤「……///」


    5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/23(木) 20:41:17.53 ID:vJUwvbIoo

    石澤「……!///」


    倉石「そうだ、そのまま! そのままパターン6!」

    倉石「良いぞ、石澤! グッド! グ――ッド!」

    倉石「6! 6! シィックス! シィ――ックス!」

    倉石「行け、石澤! パターン9! 6から9!」

    倉石「シックス! ナァーインッ!」


    石澤「っ……!///」


    …パシッ!


    「……ふぉ、4-1」


    倉石「良いぞ石澤! どんどん行け、石澤ーっ!」


    石澤「……///」


    6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/23(木) 20:45:06.58 ID:vJUwvbIoo

    石澤「……!///」


    倉石「石澤、A! Aだ! A――ッ!」

    倉石「そうだ! 流れるように! 良いぞ!」

    倉石「AからのF! A! F!」

    倉石「A! F! A! F! ゴーゴーゴー、石澤!」

    倉石「ゴォ――ッ! A! F!」


    石澤「っ……!///」


    …パシッ!


    「ふぁ、ふぁ……5-1///」


    倉石「ナァーイスナイスナイス! ナイスA! Fだ、石澤!」


    石澤「……///」


    8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/23(木) 20:49:56.43 ID:vJUwvbIoo

    石澤「……!///」


    倉石「きいてるぞ、A! そこだ、石澤!」

    倉石「A! からの、A! ハリーハリー!」

    倉石「どんどん行け! 石澤、行け!」

    倉石「攻めろ攻めろ攻めろ攻めろ――っ!」

    倉石「A! F! A! F! 石澤、ゴォ――ッ!」


    石澤「っ……!///」


    「……しっ、あ、んんっ、6-1!///」


    倉石「良いぞ良いぞ石澤ーっ! どんどんAを攻めろ!」


    石澤「……///」


    9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/23(木) 20:56:30.51 ID:vJUwvbIoo

    石澤「……!///」


    倉石「動け! 全身を使え、石澤! 石澤ーっ!」

    倉石「!? 何をやってる石澤!」

    倉石「焦るな! Aを攻められても落ち着け!」

    倉石「バックだ! バック! バック、石澤!」

    倉石「行け、石澤! 行け行け行け――っ!」


    石澤「っ……!///」


    「ゴホンッ……7-1」


    倉石「ナイスバック、ナイスバック! ナイスバック、石澤!」


    石澤「……///」


    10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/23(木) 21:02:30.85 ID:vJUwvbIoo

    石澤「……!///」


    倉石「そうだ、石澤! 左右! 左右に!」

    倉石「前後も混ぜろ! その調子だ!」

    倉石「ゴーゴーゴー! 行け、石澤、行けっ!」

    倉石「ナイスバック! そのままバックでS!」

    倉石「S! 良いぞ! E! そのまま!」


    石澤「っ……!///」


    …パシンッ!


    「8-1」


    倉石「ナァーイスX! 良いぞ、石澤! ゴーゴーゴー!」


    石澤「……///」


    11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/23(木) 21:06:16.66 ID:vJUwvbIoo

      ・  ・  ・

    「11ー2、インターバル!///」


    倉石「……」

    石澤「ハァ……ハァ……///」

    倉石「……相手は格下だが、まずまずだな」

    石澤「ハァ……ハァ……///」

    倉石「だがな、石澤」

    石澤「ハァ……ハァ……///」


    倉石「この指示は、流石に恥ずかしい」


    石澤「ハァ……ハァ……///」


    12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/23(木) 21:11:35.17 ID:vJUwvbIoo

    倉石「これが、お前のやりたかったバドミントンなのか?」

    石澤「ハァ……ハァ……///」

    倉石「反応がないとそうなのかどうか、わから……ない」

    石澤「ハァ……ハァ……///」

    倉石「……」


    倉石「返事!!!」


    石澤「はっ……///」ブルッ…

    石澤「……///」ジワワ


    倉石「石澤、返事」


    石澤「……ひゃ」

    石澤「ひゃい♡」



    おわり


    13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/23(木) 21:27:09.70 ID:vJUwvbIoo

    HTML化依頼出しときます
    気が向いたら続けてこのスレで書きます


    14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/23(木) 23:19:53.20 ID:x5GpmPGq0


    台詞の9割がコーチで笑う


    15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/24(金) 00:41:18.25 ID:AwmV3dRoo

    あるだろうとは思ったけど……
    もっとやれ


    16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/24(金) 03:02:46.32 ID:zA3xhKjK0

    自分のバドミントンそれでいいのか・・・


    18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/24(金) 19:24:47.07 ID:+1LtK5XSO

    こんなん笑うわ


    19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/24(金) 20:07:08.57 ID:M+ZlPx8ro

    書きます


    綾乃「……だって、臭かったんだもん」


    20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/24(金) 20:10:05.54 ID:M+ZlPx8ro

    エレナ「えっ……?」


    綾乃「あんなのズルい、あんなの卑怯じゃん」

    綾乃「最後の方なんか、目がシパシパしたし」

    綾乃「……だから、私負けてない」

    綾乃「あんな臭いの、絶対反則だもん」



    コニー「……」

    コニー「……?」


    フレ女一同「っ……!?」


    21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/24(金) 20:12:20.75 ID:M+ZlPx8ro

    理子「……えっと」


    綾乃「ねっ? そう思うよね? ねっ?」

    綾乃「前衛出たら、ウッってなったよね?」

    綾乃「……ねえ、なんで?」

    綾乃「なんであんな臭いのに、平気でいられたの?」


    コニー「……」

    コニー「臭い……?」


    フレ女一同「っ……!」


    22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/24(金) 20:15:17.89 ID:M+ZlPx8ro

    なぎさ「……おい」


    綾乃「だって、本当に臭かったんだもん」

    綾乃「臭いなんか、どうやったってレシーブ出来ないじゃん」

    綾乃「……スマッシュの時なんか、最悪」

    綾乃「シャトルと一緒に、スパイスが飛んでくるんだよ?」


    コニー「……」

    コニー「スパイス……?」


    フレ女一同「っ……!?」オロオロ!


    23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/24(金) 20:21:19.09 ID:M+ZlPx8ro

    悠「……え、えっ」


    綾乃「あーあ! あんなに臭いなら、準備しとくんだった!」

    綾乃「ラケットと反対の手に、団扇を持ってさ」

    綾乃「……こう、こうやって……こんな感じで」ブンブン

    綾乃「大変だけど、臭いからしょうがないよね、うん」


    コニー「……」

    コニー「ねえ」


    フレ女一同「っ!」フイッ!


    コニー「……?」


    24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/24(金) 20:24:34.97 ID:M+ZlPx8ro

    空「……」


    綾乃「私、バドミントンじゃ負けてない」

    綾乃「あんなの、試合じゃないもん」

    綾乃「あんな攻撃……私、認めない」

    綾乃「ううん、攻撃じゃなくてテロだよ、あんな臭い」


    コニー「……」

    コニー「ちょっと」


    フレ女一同「っ!」フイッ!


    コニー「……」


    25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/24(金) 20:29:03.45 ID:M+ZlPx8ro

    立花「……羽咲」


    綾乃「……何」

    綾乃「だって……あんなの、ずるいし」

    綾乃「途中、鼻をつまもうと、何度も思ったし」

    綾乃「だから――」


    立花「羽咲ッ!!」


    綾乃「っ!?」


    立花「ワキガも、実力の内だ」



    コニー「……」

    コニー「っ!?」バッ!


    フレ女一同「っ!」フイッ!


    コニー「……」

    コニー「……!?」


    26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/24(金) 20:33:36.98 ID:M+ZlPx8ro

    綾乃「……でもっ」


    立花「良いか、羽咲」

    立花「確かに、彼女のワキガはひどい」

    立花「試合中、何度も抗議しようかと、真剣に悩んだ」

    立花「……だがな、羽咲」


    綾乃「……」


    立花「お宅の子、ワキガがひどいです、なんとかしてください!」

    立花「――なんて、そんな事言えるわけないだろうが!」



    コニー「……ねえ」

    コニー「ねえ、ちょっと! ねえ!」


    フレ女一同「……」


    コニー「……!?」


    27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/24(金) 20:38:28.90 ID:M+ZlPx8ro

    綾乃「……だけど」


    立花「でもな、羽咲」

    立花「お前は、一人なんかじゃなかったぞ」

    立花「バドミントンは、風の影響を受けないよう……」

    立花「……体育館の扉は締め切ってやる、だろう?」


    綾乃「……」


    立花「だから、全員臭い思いをしてたんだ!」

    立花「全員、コニー・クリステン線にやられてたんだ!」

    立花「わかるな!?」



    コニー「そんなに!? 私、そんなに!?」

    ズイッ!


    フレ女一同「っ……!?」

    …スザザザッ!


    コニー「……!?」


    28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/24(金) 20:43:44.87 ID:M+ZlPx8ro

    綾乃「……そんなの、知らないもん」


    立花「そうだな、羽咲」

    立花「でも、覚えておいて欲しい」

    立花「お前だけじゃなく……全員」

    立花「全員が、何故入国審査で通したのか、って思ってたんだ」


    綾乃「っ! 密入国かも知れないし!」

    ダッ!


    立花「あっ、おい! どこへ行くんだ、羽咲!」

    立花「ファブリーズしろ! 羽咲! 羽咲――ッ!」



    コニー「……」


    フレ女一同「……」


    コニー「……」


    29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/24(金) 20:49:25.16 ID:M+ZlPx8ro

      ・  ・  ・

    コニー「――ちょっと良い?」


    綾乃「……待って」

    …スタスタスタスタ

    綾乃「……」クンクン

    綾乃「良いよ、何?」


    コニー「……ねえ、どうして立ち位置を変えたの?」


    綾乃「風下だと、きついから」


    コニー「……」


    綾乃「? どうしたの?」


    コニー「……」


    コニー「ママに言いつけてやるんだから!!」



    おわり


    31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/24(金) 21:57:01.20 ID:zA3xhKjK0


    草じゃなくて臭


    32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/24(金) 22:03:39.91 ID:AwmV3dRoo

    コニー・クリステン線は草


    33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/27(月) 20:59:19.98 ID:RXNMxkAFo

    書きます


    倉石「石澤! パターンB! クマさんだ!」


    34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/27(月) 21:08:28.45 ID:RXNMxkAFo

    石澤「っ……!」


    倉石「そうだ、良いぞ! その調子だ!」

    倉石「拾え! もっと掬い上げるように、そうだ!」

    倉石「シャケ! シャケ! シャケ! シャケ!」

    倉石「チャンスだ! 両手を広げて大きく! おぉ――きくっ!」


    石澤「がおー!」


    …パシッ!


    「げ、ゲーム! マッチワンバイ、石澤!」

    「21ー3、21ー4、21ー1!」


    倉石「よぉーしよしよし! 良いクマさんだった、石澤!」


    石澤「……」


    35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/27(月) 21:12:02.63 ID:RXNMxkAFo

      ・  ・  ・

    石澤「……」


    『――惜しかったね』

    『やっぱ強いよ、石澤は』


    石澤「っ……!?」


    『まあ、逗子総合だし……当然か』

    『でもアイツ、言われた通りクマさんしてるだけじゃあ……』


    石澤「……」


    36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/27(月) 21:14:25.47 ID:RXNMxkAFo

    石澤「……」


    『ラリー中、指示通りクマさん出来るだけでも、凄いと思うよ』

    『そうかもしんないけど……』


    石澤「……」


    『あんなうるさく言われてクマさんやったって、全然楽しくないよね』

    『……』


    石澤「……」


    37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/27(月) 21:19:26.84 ID:RXNMxkAFo

       ・  ・  ・

    石澤「っ……!」


    倉石「石澤、ゴーゴーゴー! ゴォ――ゥ!」

    倉石「どっしりと! そうだ、どっしりとだ!」

    倉石「からのぉ、ダッシュ! ダーッシュ! ハリハリハリー!」

    倉石「ゴー! クマさんゴー! 行け、石澤! クマさん!」


    石澤「がおー!」


    「9ー1」


    倉石「オウケェェイ! もう一本! もう一本ハチミツ!」


    石澤「……はぁ……はぁ」


    38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/27(月) 21:24:50.21 ID:RXNMxkAFo

    石澤「っ……!」


    倉石「そうだ、良いぞ! 走らせろ! 走らせろ!」

    倉石「浮いたぞ! チャンスだ、石澤!」

    倉石「でんぐり返し! からのぉ、首かしげ!」

    倉石「モタモタするな、立て! 早く立て、石澤!」

    倉石「ゴー! 石澤、振り抜け! 行け行け行け――ッ!」


    石澤「がおー!」


    …パシッ!


    「て、10-1」


    倉石「その調子だ! 良いぞ、石澤! ナァーイス、クマさん!」


    石澤「……はぁ……はぁ」


    39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/27(月) 21:32:35.59 ID:RXNMxkAFo

    石澤「っ……!」


    倉石「石澤! 浮いたぞ、チャンスだ! ゴーゴーゴォ――ゥ!」

    倉石「でんぐり返し! からのぉ――」

    倉石「にゃん!?」

    倉石「ノーノーノー! ノーだ、石澤!」

    倉石「可愛いだろうが、石澤! 石澤ぁ――っ!」


    石澤「にゃーん!///」


    …パシイィッ!!


    「いっ……11-1、インターバル!///」


    倉石「……」


    石澤「ハァ……ハァ……///」


    40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/27(月) 21:36:16.67 ID:RXNMxkAFo

    倉石「……」

    石澤「ハァ……ハァ……///」

    倉石「何故、ネコちゃんをやった?」

    石澤「ハァ……ハァ……///」

    倉石「指示通り、クマさんをやれないのか?」

    石澤「ハァ……ハァ……///」


    倉石「お前は、クマさん以外は可愛すぎる」


    石澤「っ!///」ビクッ!

    石澤「ハァ……ハァッ……!///」


    41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/27(月) 21:44:59.31 ID:RXNMxkAFo

    倉石「良いな、可愛いネコちゃんはやるな」

    倉石「パターンB、クマさんだ、良いな?」

    石澤「ハァ……ハァ……///」

    倉石「反応がないと何の動物さんかわから……ない」

    石澤「ハァ……ハァ……///」

    倉石「……」


    倉石「返事!!!」


    石澤「はっ……///」ブルッ…

    石澤「……///」ジワワ


    倉石「石澤、返事」


    石澤「……わ」

    石澤「わんっ♡」



    おわり


    43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/27(月) 21:47:50.00 ID:RXNMxkAFo

    書きます


    「肉まん」


    44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/27(月) 22:08:48.51 ID:RXNMxkAFo


     才能。


     努力ではどうしようも無い事を人はこう呼ぶ。
     彼女達の事を語る上で、この言葉は避けて通れない。
     人が、彼女達を見る時は、才能に恵まれていると思うのだろう。


     バドミントンの才能。


     身体能力や、反射神経、その他諸々の、バドミントンに関する様々な要素。
     生まれながらにそれに秀でているのは、とても素晴らしい事なのかもしれない。
     才能を活かし、能力を伸ばし、自分の思い描くように、伸び伸びとプレーをするためには。


     ……けれど、それによって失われつつあるものも、ある。


     それは、彼女達の――母娘の、‘普通の’、当たり前の関係。
     家に帰って「ただいま」を言うと、「おかえり」と返ってくる。
     そんな、あえて触れるまでもない、
    日常的なやりとりが失われたのは、バドミントンの才能があったから。
     ……いや、違う、そうじゃないな。


     彼女に、あの娘の‘普通の’母親でいる才能が無かったのだ。


     あまりにも大きすぎるバドミントンの才能に、母親としての才能がついてこられなかった。
     簡単に言ってしまえば、そういう事になるのだろう……残念ながら。


     だけど、彼女は娘を愛している。


     だから、彼女は出て行った。


    45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/27(月) 22:42:22.74 ID:RXNMxkAFo


     試合で破れた時、いつでも甘えることが出来る存在は不要。


     これが、彼女が出ていった理由だ。
     母親に甘えたい時期の娘に対して、あまりに酷な話だろう。


     彼女が出ていった後の娘は、ひどい有様だった。
     だが、それも当然だろう。
     母親が、急に居なくなってしまったのだから。
     しかし、娘は、母親ではなく……自分を責めた。


     バドミントンで――試合で負けたから。


     ……と。
     母娘の関係よりも、バドミントンの存在が上に位置している。
     彼女と娘は、とても仲が良く、二人が笑っている姿は、理想的なものに見えた。
     だが、繋いだその手の反対には、常にラケットが握られていたのだ。


     バドミントンさえ無ければ。


     こう、何度思ったことだろうか。
     バドミントンさえ無ければ、今でも、普通の家族としてやっていたのかも知れない。
     そして、それは有り得ないと、すぐに首を振る。


     バドミントンなくして、彼女は彼女足り得ない。
     母親が存在しないのに、娘が存在出来るわけがない。


     勿論、娘にバドミントンをやらせないという道もあった。
     彼女の手にはラケットと、反対の手に、娘の手が。
     そして、娘の反対の手には、情けない父親の手が握られていたのかも知れない。
     でも、そうはならなかったし、誰だってそうしようとは思わないだろう。


     娘の球が、ネットを越えて彼女の元へ返った時の、あの二人の顔を見たら。


    46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/27(月) 23:29:57.24 ID:RXNMxkAFo


     彼女が出ていってから、娘はバドミントンにのめり込んでいった。
     シャトルのように飛ぶのではなく、ただ、深く……深く、沈み込むように。
     彼女が居た頃とは別人のように、淡々と、黙々と。
     娘は、そうする事で母親が帰ってくると信じていたのだ。


     その姿は、とても痛々しいものだった。


     だから、止めようとした。
     バドミントンは、もう辞めなさいと言おうとした。
     言おうとしたんだ……言おうとしたんだよ!
     そんなの、当たり前だろう!?


     ……でも、言えなかった。


     娘のためを思って家を出た、彼女の思い。
     母親を思って強くなろうとする、娘の思い。
     噛み合っていないようで、バドミントンを介してきっちりと噛み合っている。
     彼女達は、こういう形でしか、母娘としていられないとわかっていたから。


     子は、親に似る。


     娘は娘で、彼女の‘普通の’娘でいる才能が無かったのだ。


     どうして、こういう所ばかり似てしまったんだろう。
     背が低いとか、そういう所ばかり……。
     いや、それは今考えても、仕方のない事だ。
     だって、もうそろそろ――


    「ゲーム! マッチワンバイ、神藤!」


     ――娘が、ここへ来るから。
     おめでとうは、笑って言ってやりたいじゃないか。


    48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 11:14:57.59 ID:KCt0T8Luo

      ・  ・  ・

    「おめでとう、綾乃。凄いじゃないか」


     僕は、バドミントンにはあまり詳しくない。
     けれど、周囲の人間は綾乃はとても強いと評価しているし、
    この子自身もまた、有千夏がそうであれと思った通り、強くあろうとしている。
     現に、綾乃は圧倒的な点差をつけて、決勝戦まで勝ち上がってきた。


    「うん」


     だと言うのに、この子の顔には以前のような笑顔はない。
     勝利すると言う作業をこなしているだけに、僕には見える。
     機械的に体を動かし、無機物のように感情を見せることも無い。
     以前のこの子とは、まるで別人のようだ。


    「決勝戦の相手の子は、とても強いらしいよ」


     僕は、バドミントンにはあまり詳しくない。
     そりゃ、見ていてわからないという程では無いけどもね。
     それでも、彼女達に比べれば、知っていると言うのすらおこがましい。


    「どうせ勝つから」


     だけど、それで良かった。


    「そうかぁ……」


     そうじゃなかったら、



    「じゃあ、帰ろうか」



     こんな事、言えやしないだろうからね。


    49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 12:05:59.32 ID:KCt0T8Luo

      ・  ・  ・

    「……」


     決勝戦は辞退させる。
     居なくなった有千夏に代わり、綾乃のコーチをしている人に、そう告げてきた。
     あと一勝すれば、なんて色々と言われたけど、それでも強引に。
     競技者として、バドミントン選手として、その先の結果はとても価値があるものなのかも知れない。


    「……」


     有千夏と綾乃の間には、僕が割って入る隙間も無い、
    バドミントンでの、深い繋がりが存在している。
     入っていけない愛情の形が、この母娘の間にあるんだ。
     それを寂しいと思ったことは、まあ、当然あるよ。


    「……」


     だけどさ、そんなの、当たり前の事だと思うんだ。
     男親が、母と娘の繋がりに入れない所があるなんて、どの家庭だって同じじゃないかな。


     有千夏と綾乃の関係は、‘普通の’ものじゃない。


     でも、それで良いと思うんだ。


     当たり前の事が、当たり前に出来なくたって良い。
     それを受け入れて、それから、どうするか一緒に考えていけば良い。
     どんな才能が有るとか無いとか、そんなものは、一切関係無い。


     だって、家族なんだから。


    「コンビニ、寄って帰ろうか」


     気の抜けた表情で隣を歩く綾乃に言う。
     ただ、頷きだけが返ってきた。


    50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 12:56:56.99 ID:KCt0T8Luo

      ・  ・  ・

    「冷めないうちに、食べようか」


     コンビニを出て、袋を漁りながら言う。
     すぐ食べるから袋は大丈夫、って言おうとしたけど間に合わなかったんだよね。


    「……なんで?」


     綾乃が、小さな、消え入りそうな声で言った。
     質問の意図は、わかる。
     この子は、どうして「帰ろう」と言ったのかを聞いているんだろう。
     理由は色々とあるけど……一言で言うなら、僕が父親だからだ。


     父親だったら、母親の教育方針に口出しする権利はある。


     親としてのキャリアは、僕も彼女も全く同じなんだ。
     だから、僕がああ言ったことも、
    綾乃がそれに従ったのも、有千夏は怒ったりはしないと思うよ。
     ……なんでわかるかって?


     だって、彼女は僕の奥さんだもの。


     勿論、本当は、三人一緒が良かったんだけどね。
     僕が、君達二人の、バドミントンの才能に及ばなかった結果が、この現状だ。


     でもね、諦めるつもりは無いよ。


    「う~ん……熱ちちっ!」


     家族全員で、笑ってる未来を。


     さっきの質問の答えだけど、食べ終わってからにしようか。
     それからでも、遅くはないだろうから。



    おわり


    51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 13:17:02.89 ID:KCt0T8Luo

    書きます


    綾乃「お父さん、モテ期だって」


    52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 13:20:39.89 ID:KCt0T8Luo

    有千夏「……ん?」

    綾乃『それじゃあね』

    有千夏「待って、綾乃」

    有千夏「待っ――……」

    有千夏「……」


    フレ女一同「……?」

    コニー「ママ……?」


    有千夏「おうち帰る」


    一同「!?」


    53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 13:23:57.40 ID:KCt0T8Luo

    コニー「ママ!? 急に何言い出すの!?」

    有千夏「おうち帰る」

    唯華「一体、何が……?」


    有千夏「心太朗さん、モテ期」

    有千夏「私、おうち帰る」


    コニー・唯華「……はあ?」


    有千夏「帰るううう! おうち帰るううう!」


    一同「っ!?」


    54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 13:31:05.78 ID:KCt0T8Luo

    コニー「どうしてそうなるの!?」

    有千夏「心太朗さんがモテ期だからよ!」

    唯華「旦那さん、モテ期なんですか?」

    有千夏「そうよ! だから、今すぐ帰らないと!」


    有千夏「モテ期って、モテモテって事でしょう!?」

    有千夏「心太朗さん、取られちゃう!」

    有千夏「だから、私、おうち帰る!」


    唯華「もう遅いかも知れませんけどね」


    有千夏「ふぬぐあああああ!?」


    コニー「ちょっと唯華! ママで遊ばないで!」

    唯華「ごめん、つい」


    55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 13:37:30.47 ID:KCt0T8Luo

    コニー「だっ、大丈夫よママ!」

    有千夏「本当に!? 本当に、そう思う!?」オロオロ!

    コニー「勿論よ! だって、ママのダーリンでしょ!」

    有千夏「そう……そうね! そうよね!」


    有千夏「心太朗さん、私のダーリンだもんね!」

    有千夏「浮気なんか、するはずない!」

    有千夏「モテ期だからって、平気よね!」


    唯華「でも、強引に言い寄られたら?」


    有千夏「心太朗さあああああん!?」


    コニー「唯華! 唯華――ッ!」

    唯華「ごめんごめん」


    56: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 13:44:45.59 ID:KCt0T8Luo

    コニー「とにかく落ち着いて、ママ!」

    有千夏「無理! 無理よ、そんなの! 帰る!」

    コニー「帰ってどうするの!?」

    有千夏「そんなの、決まってるでしょ!」


    有千夏「まず、言い寄る女の前に立ちはだかるわ!」

    有千夏「心太朗さんは、私が守る!」

    有千夏「ネット際の攻防になっても、絶対勝つ!」


    唯華「既に、ベッド際の攻防かも知れませんよね」


    有千夏「ひぎいいやああああ!?」


    コニー「ママ!? 唯華、もうやめてあげて!」

    唯華「ごめん、楽しくなってきちゃった」


    57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 13:53:45.66 ID:KCt0T8Luo

    コニー「そうだ! 電話! 電話するのよ、ママ!」

    有千夏「携帯、今持って無い!」

    コニー「私の貸すから! 番号わかる!?」

    有千夏「わかる! コニー、頼れる娘だわアンタ!」


    有千夏「心太朗さん……心太朗さん……!」

    有千夏「嘘と言って、心太朗さん……!」

    有千夏「なんで……なんで出てくれないの……!?」


    唯華「あー、これは」


    有千夏「おおおいいしょおおおおい!」

    ガツァンッ!


    コニー「私の携帯――っ! 唯華――っ!?」

    唯華「ごめんごめん、ね?」


    58: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 13:59:04.73 ID:KCt0T8Luo

    コニー「モテ期っていうのも、冗談かも知れないじゃない!」

    有千夏「えっ!?」

    コニー「綾乃が、ちょっと意地悪しただけかも!」

    有千夏「あっ、綾乃が!? なっ、なるほど!?」


    有千夏「そっ……そうよね!?」

    有千夏「この歳になってモテ期って……無いわよね!?」

    有千夏「もっ、もう! 綾乃ったら!」


    唯華「だと良いですね」


    有千夏「やなのおおおお! 心太朗さあああああん!」


    コニー「唯華! いい加減、ママで遊ばないで!」

    唯華「……はいはい、わかったわよ」


    59: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 14:03:12.94 ID:KCt0T8Luo

    唯華「旦那さんって、どんな人なんですか?」

    有千夏「素敵!」

    唯華「具体的には?」

    有千夏「具体的に!?」


    有千夏「私と結婚したのよ!? 私と!」

    有千夏「その意味が、わかるでしょう!?」

    有千夏「わかれ! 小娘!」


    唯華「じゃあ、モテても不思議じゃないですね」


    有千夏「はあっ、あっ、あああああ!?」ガタガタ!


    コニー「唯華!? なんで追い打ちをかけたの!?」

    唯華「ごめんね、小娘って言われてイラッとして」


    60: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 14:09:57.56 ID:KCt0T8Luo

    唯華「でも、旦那さんは貴女を選んだんですよね」

    有千夏「っ! そう! そうなの!」

    唯華「プロポーズの時とか、どんな感じだったんですか?」

    有千夏「ぷっ、プロポーズの時?」


    有千夏「え、っと……ちょっと、もう!///」

    有千夏「うっふふっ、えー?///」モジモジ

    有千夏「知りたい?/// 聞きたい?///」ウズウズッ


    唯華「その思い出があれば、耐えられますね」


    有千夏「何に耐えろって言うのよおおおお!?」


    コニー「聞いてあげてよ! 何なの!?」

    唯華「ごめんね、もう本当にイラッとして」


    61: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 14:15:28.13 ID:KCt0T8Luo

    唯華「旦那さんって、格好良いんですか?」

    有千夏「世界一格好良いわよ!」

    唯華「写真とか、持ってたりします?」


    有千夏「当たり前でしょう! ほら、帽子の裏に!」

    カポッ!


    一同「……」


    有千夏「ほら、格好良い!」

    有千夏「今までモテ期が来なかったのが、不思議なくらい!」


    一同「……」


    有千夏「何、この空気」


    62: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 14:22:55.45 ID:KCt0T8Luo

    コニー「……ママ、怒らないで聞いて」

    有千夏「何よ、コニー。急に改まって」

    唯華「冴えないおじさんですね」

    有千夏「コニ――ッ!! こっここ、コニィャァ――ッ!!」カーッ!

    コニー「私じゃない! 私が言ったんじゃないって、ママ!」

    唯華「でも、優しそうですね」

    有千夏「そう! そうなの! 誰にでも優しいの!」

    有千夏「誰にでも……」


    有千夏「誰にでもおおおおお! 心太朗さあああああん!」


    コニー「んんんん!」

    唯華「ごめん、ちょっと誘導した」


    63: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 14:36:08.05 ID:KCt0T8Luo

    有千夏「帰る! おうち帰る!」

    コニー「落ち着いてママ! どうして靴紐結び直してるの!?」

    有千夏「……コニー、アンタには見せたことなかったね」

    コニー「えっ?」

    有千夏「私の、本気の走りをさ」

    コニー「走って帰るつもりだったの!?」

    唯華「無理しない方が良いですよ、若くないんですから」

    唯華「それに、もう遅いですし」


    有千夏「遅くない! 遅くないもん間に合うもん!」


    コニー「ママ! さすがに語尾に『もん』は!」

    唯華「コニーのママ、楽しい人だね」


    64: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 14:45:48.06 ID:KCt0T8Luo

    唯華「もう一回、電話してみたら良いんじゃないですか」

    有千夏「それで、何かが変わるとは思えない」

    コニー「いや、電話が通じたら変わるよ!?」

    有千夏「どいて、コニー」

    …グッ

    コニー「ママ!? くっ……クラウチングスタート!?」

    有千夏「吹き飛ばされたくなかったら、そこをどきなさい」


    唯華「あ、旦那さんに電話通じましたよ」


    有千夏「!?」


    唯華「私の携帯、壊さないでくださいね」

    コニー「唯華! ナイス!」


    65: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 14:52:15.49 ID:KCt0T8Luo

    コニー「でも、どうして番号がわかったの?」

    唯華「コニーの電話を使う時、指の動きを見てたから」

    コニー「何その特技!?」

    唯華「ほら、だって私、主将だから」

    コニー「……!?」


    有千夏「し……心太朗さん?」

    有千夏「えっ!? え、ええと……そのね?」

    有千夏「きゅ、急に声が聞きたくなっちゃって……かな」

    有千夏「やっ……やだもうっ!/// も~うっ!///」クネクネッ!


    コニー「あんなママ……見たこと無い……」

    唯華「見たいものでも無いと思うけど」


    66: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 14:59:26.72 ID:KCt0T8Luo

    有千夏「ええっ!?/// で、でもぉ~……」チラチラッ


    フレ女一同「……」


    有千夏「うぅん、もう!/// 心太朗さんったら!///」

    有千夏「あ・い・し・て・る///」

    有千夏「うん……うん……それじゃあね///」

    有千夏「はーい、おやすみなさい///」


    フレ女一同「……」


    有千夏「……何?」


    67: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 15:04:32.18 ID:KCt0T8Luo

    有千夏「コニー」

    コニー「なっ、何!?」ビクッ!

    有千夏「綾乃が、アンタに宜しくって」

    コニー「やっぱり綾乃、怒って……」


    コニー「――って、ねえ、待ってママ」


    有千夏「ふふっ……笑っちゃうよ……」

    有千夏「あの子、本気で私と戦いたいんだと」ンーッ!


    コニー「何、しれっと幕間感出してるの!?」


    68: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 15:13:24.15 ID:KCt0T8Luo

    有千夏「心配ないよ――っ!」パタパタ!

    有千夏「これは私も望んだことだから――っ!」パタパタ!

    コニー「ママ!? リボンがパタパタしてるよ!?」

    有千夏「あの子が立派に成長しているんだと……うふふっ!」パタパタ!

    有千夏「受け取っておくよっ」パタパタ!


    唯華「喜んでる所、すみません」

    唯華「モテ期の話、何も解決してませんけど」


    有千夏「……」パタ…パタ…

    有千夏「嫌な子だね」…ピタッ

    有千夏「人の心を覗くのはコートの中だけにしときな」


    唯華「見ればわかりますから」


    69: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 15:21:46.98 ID:KCt0T8Luo

    唯華「とにかく、あまり騒ぎは起こさないでくださいね」

    有千夏「ふうん? もし、起こしたら?」


    唯華「旦那さんに言いつけます」


    有千夏「……」

    有千夏「!? 心太朗さんに!?」

    有千夏「どうやっ……あっ、番号!」


    唯華「……」ニコリ!


    有千夏「っ……!?」

    有千夏「……」


    有千夏「おうち帰りたい」



    おわり


    引用元: 倉石「石澤! SからE! そしてXだ!」

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