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    ヘッドライン

    上条「美琴は俺と結婚するべきだ」 美琴「プ、プヒィ………?」

    1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/17(日) 19:45:57.09 ID:Jv2rT6380

    上条「ほら。婚姻届もってきたぞ」

    美琴「ちょ…何言ってんのよあんたは!! 冗談はやめ…」

    上条「冗談に見えるか?」

    上条は群れから追い出された獣のような顔をしていた。
    その眼差しは真剣そのもの。

    美琴「……見えません」

    上条「美琴」

    美琴「ななな、なによ」 (あわわ。下の名前で呼ばれちゃった…)

    上条「もう一度言うぞ? もうおまえとすれ違いの生活はしたくない。
        電撃を浴びるのも嫌だし。ここは一つ結婚して分かりあおうじゃないか」

    美琴「……」 (意味が分かんない…こいつ…頭でも打ったの?)



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    5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/17(日) 19:50:05.47 ID:Jv2rT6380

    美琴「だいたい私たちまだ学生じゃない!!」

    上条「そうだな。それじゃ婚約ということになるか」

    美琴「ここここ、婚約!? まだ付き合ってすらいないのに?」

    上条「それがどうした? かまうものか」

    美琴「かまいなさいよ!! あんたねぇ、そんな急な話で納得できると思ってんの?」

    上条「ちなみにおまえの母上殿なら納得してくれたぞ」

    美琴「え?」

    上条「脅迫した」

    美琴「…!?」


    7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/17(日) 19:53:38.34 ID:Jv2rT6380

    美琴「あ、あんた…人の親になんてことを…」

    上条「落ち着きなさい」

    美琴「いい加減にしなさいよね…!!」

    上条「なあ、今のは冗談だ」

    美琴「e?」

    上条「だから冗談だ。おまえの母親には何もしてない。
        とにかく落ち着いて話をしよう」


    上条はタバコを取り出した。
    ライターで火をつけて一服。


    上条「ふぅ」


    8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/17(日) 19:58:08.17 ID:Jv2rT6380

    上条「最近値上がりしたから財政がキツイぜ」

    美琴「あんた…不良だったの?」

    上条「おかしいか?」

    美琴「おかしいに決まってるじゃない! 高校生のクセに当たり前のように
        タバコ吸ってんじゃないわよ!!」

    上条「まあいいじゃないか。これから一緒に暮らせば誤解も解けるだろうさ」

    美琴「すでに喧嘩してるわ!」

    上条「やれやれ。面倒だな」


    上条はズボンを脱ぎ始めた。

    自然な動作でトランクスを露出させた彼は、
    四つんばいになった後、獣の姿勢で美琴に飛びかかろうとした。


    10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/17(日) 20:05:05.48 ID:Jv2rT6380

    美琴「来ないでえええええええええええ!!」

    上条「はぁ…そんなに嫌か?」

    美琴「え?」

    上条「俺とするのはそんなに嫌なのか?」


    上条は肩を落とした。すでに攻撃の意思は失われている。


    美琴「な、何よ…そんなシマウマのような顔して…」

    上条「……もういい」

    それだけ言い残して上条は去っいったのだった。
    美琴はしばらくそのまま立ち尽くしていた。
    激しく混乱していたのだ。
    大好きだった彼に迫られ、嬉しさ半分と驚き半分だった。

    美琴「あのバカ…。もしかして私のことずっと好きだったのかな…。
       どうして胸が締め付けられるよな気持ちになんだろう…。
       私はどう返事したらよかったの…とうま…」


    13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/17(日) 20:10:55.27 ID:Jv2rT6380

    「あのバカ女め…。あいつが愚かなのは知っていたが、ここまでバカだとは
     思わなかったぞ。……仕方ねえから今日は諦めてやるが…。
     次会ったら容赦しないぞ」

    上条は脱いだズボンを片手に持ち、猫背の姿勢で帰ることにした。
    学校帰りなので夕日を背中に浴びていた。
    むしゃくしゃしたので付近のクレープ屋を襲撃しようと思ったときだった。

    佐天「やあ。上条さんじゃないですか?」

    フランクな挨拶をしてきた黒髪の女の子。

    上条「やあ佐天さん。奇遇だね」

    佐天「奇遇ですって…。本当にそうでしょうか?」

    上条「どういういみ?」

    佐天「ずっとあなたを待ち伏せしてました」

    上条「な…!」


    18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/17(日) 20:17:44.39 ID:Jv2rT6380

    佐天さんは笑顔で語り始める。

    「さっき路地裏で御坂さんに告白しましたね?」

    「…み、見てたのかよ」

    「もちろんです。私はいつだって上条さんを見てますよ。
     どこでも。いつでも。どこでも。イツでも…」


    佐天さんはヤンデレ化していた。病んだ瞳が上条を捕らえる。


    その視線に睨まれた瞬間。


    「く、来るな…」

    上条は恐怖で足が震え始めた。


    19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/17(日) 20:24:38.54 ID:Jv2rT6380

    佐天さんがエヴァ三号機のような姿勢で迫る。

    「どうして逃げるんですか?」

    「その目つきを止めやがれ!! まじこええんだよ」

    「…だれが怖いですって?」

    佐天さんの目が細くなる。


    「うわあああああああ!!」


    上条は佐天さんを殴った後、急いで家に帰った。

    一人残された佐天さんはゆっくりと立ち上がり、痛みの残る
    頬を押さえながら不気味に笑っていた。

    「うふふふふふふ。上条さんったら。すっごく刺激的だったわ。
     後でお仕置きしてあげなくちゃ」


    22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/17(日) 20:29:21.01 ID:Jv2rT6380


    帰宅後、玄関の扉を開けると…

    「おかえりなさいなんだよ、とーまぁ」

    井口ボイスで癒してくれるインデックスのお出迎えをあびるのだが…

    「もうおまえの可愛い声には騙されないぞ」

    「……っ!!」

    「この悪女め!! これでどうだ!!」

    「はやめsdふぇ」

    インデックスは頬っぺたを左右に引っ張られていた。
    涙目で抗議の声をあげるが…

    「いはやはやひゃひゃあ」

    「今までその声でどれだけ俺を惑わしてきたんだ? ふぉおらああ!?」


    23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/17(日) 20:33:37.22 ID:Jv2rT6380


    「ふひいいしあいしあい」

    「しかも二期になってからさらに可愛さが増してるじゃネエかよ?
     おお!? 迷い猫の影響か? そうなのか?」

    上条はインデックスの身体を持ち上げて床の上に投げた。
    落下の際に重みを感じさせる音がしたのは、禁書が太ったからだ。

    「いたたたt…腰が痛んだよ…」

    老人のように腰を手で押さえるインデックス。
    アラビアのロレンスのようなフードはすでに吹き飛んでしまった。
    強引に引っ張られた影響で頬が真っ赤なのが痛々しい。


    「~~~~~~~♪」

    上条は鼻歌を歌いながら禁書の背中を踏み始めた。


    「あ、ふん?」

    うつ伏せの禁書が仰け反った。


    25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/17(日) 20:38:40.26 ID:Jv2rT6380


    今度はさらに力をこめて踏みつける。

    「どうだ?」

    「あっ……すご……も、もっと……」

    「おいおい。そんなに踏んで欲しいのか?
     だらしない顔しやがって」

    「早くぅ……もっとちょうだい……」

    上条はじらすようにゆっくりと
    踏んだりして禁書の反応を楽しんだ。

    禁書は抵抗せずに上条のリズムに身を任せた。


    「は!……うん………いいよぉ……」

    「おまえさあ、最近太ったよな?
     さすがに食べすぎだろ。俺の分の食料まで強奪しやがってよぉ。
     背中の感触が柔らかくてボッキしちまったじゃねえか」

    「あふ……わふ……気持ちいんだよ……」


    28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/17(日) 20:45:08.62 ID:Jv2rT6380


    「おい。聞いてんのか。踏むのを止めるぞ?」

    「は……はひぃ……私はデブになってしまいましたぁ……。
     雌豚です……醜いメスブタです…」

    よだれを垂らすインデックスは発情期の獣のようだった。
    快楽で目をクルクルと渦巻きのように回している。


    「お腹がこんなにぷよぷよだ」

    上条は禁書に覆いかぶさり、エセ修道服の中に手を滑らす。

    「あ……駄目だよ…」

    「直に触ると柔らかくて卑猥だなぁ。この感触がなんとも…」

    「ちょ、手つきがいやらしいんだよ!」

    「うっせえよ。デブ目録」

    「むmmmmm」


    文句言いそうな雰囲気だった目録を口付けで黙らせた。


    32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/17(日) 20:51:20.56 ID:Jv2rT6380


    「くくく…。本当に可愛いな…」

    ぷくぷく太った頬っぺたと唇に何度も吸い付いた。

    「ゆかちはたとえデブでも可愛いぜ」

    「ゆか…ってだれ? わたしの名前は禁書目録だよ…」

    「ああ? デブのくせに生意気だぞ。ピザ目録」

    「きゃあ!?」

    上条がぶよぶよのお腹にタッチしたので禁書が悲鳴をもらした。

    「おいおい。少しはダイエットしろよな」


    優しい手つきで揉み始めた。


    モミモミモミ…


    「あっ…やめてってば! 怒るよ?」


    34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/17(日) 20:55:42.17 ID:Jv2rT6380


    モミモミモミ…


    「ちょ…どこ触って…」


    モミモミモミ…


    「太ももは駄目なんだよ…」


    モミモミモミ…


    「ああっ…ちょ…」


    モミモミモミ…


    「そんなにお尻触っちゃ……だめぇ…」


    43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/17(日) 21:32:57.83 ID:Jv2rT6380


    それから数分後、全裸の上条が禁書に襲い掛かった。

    「ふぉおおおおおおおおおおおおおおおおい!!」

    「いやあああああああああああああああああああ!!」



    17分ほどして行為は終わった。



    「はぁはぁ…。とうまったらいっつも乱暴なんだよ…」

    「ごめんな。痛くなかったか?」

    「だいじょうぶ…なんだよ…とうまが私のこと好きなの知ってるから…」

    「そうか。いい子だな」

    「えへへ」

    ベッドの上の禁書が頭を撫でられて目を細めていた。
    汗をかいているのは激しい運動をしたためだ。
    乱れた修道服から覗いた生足に液体が滴っている。
    湿った髪の毛が張り付いてている首筋からは甘い臭いが漂っていた。


    45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/17(日) 21:38:15.93 ID:Jv2rT6380


    「なあ禁書」

    「なあに?」

    「一つだけお願いがあるんだ」

    「ど、どんな?」


    禁書は心臓の鼓動が早くなるのを感じていた。
    上条の顔がいつになく真剣だったったからだ。
    いままで一緒に過ごしてきたが、たまに見せる
    男らしい顔つきにはいつもドキリとさせられていた。


    「この家から出てってくれないか?」

    「――!?」


    禁書の脳内で雷鳴が響き渡った。


    46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/17(日) 21:44:06.09 ID:Jv2rT6380


    「あはははははは。じょ、冗談だよね…?」

    「…」

    「とうま…?」

    「……」

    「とうま!! どうして黙ってるんだよ!? 早く今のは冗談だって言ってよ」


    禁書は見ていて気の毒になるくらい取り乱した。

    上条の肩を激しく揺さぶって先程の発言の訂正を求めたが、
    彼は一言も発してくれなかった。数秒間迷った後、彼に慰めてほしくて
    抱きついてみたが、うざいと言われた末にベッドから落とされてしまった。


    「ここは俺と美琴の愛の巣になる。それにはおまえが邪魔なんだよ」

    上条が淡々と告げた。


    48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/17(日) 21:50:16.08 ID:Jv2rT6380


    「ちょ…え…? どういうこと?」

    「俺は美琴と婚約する。そのためには、たぶんおまえは不要だ。
     今日美琴に愛の告白をしたんだが断られてね。
     敗因を冷静に分析したところ、おまえが原因だと判断したわけなのだ」

    「な…そんな…酷すぎるよ」

    禁書は大粒の涙を流し始めた。上条の腰に抱きつきながら嗚咽をもらしていた。

    「おいおい。そんな顔で泣くんじゃねえよ。興奮してボッキしちまったじゃねえか」

    「おねがい…捨てないで…」

    「う~ん、どうすっかな…」


    上条は顎に手を当てたままキッチンまで歩いた。

    なにげなくカップラーメンを手に取り、お湯を注いだ。


    49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/17(日) 21:54:43.71 ID:Jv2rT6380


    「…」

    賢者のような顔で三分ほど待つ。

    「ふむ」

    出来上がったカップめんを食べながら禁書に向き直る、

    「おい禁書」

    「は、はい…」

    「やっぱ保留にしとくよ。かわいそうだからな」

    「ほ、本当ですか!!」

    「ああ。おまえをどうするかは俺の明日の俺の気分次第にしとくわ」

    食べ終えた容器をその辺に投げ捨てる。
    そしてシマウマフェイスのまま禁書を抱きしめてこう言った。

    「だからな。俺を怒らせるような真似だけはするなよ。
     そうしたら絶交だからな」


    51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/17(日) 21:58:44.68 ID:Jv2rT6380


    「う、はい。わかりました。私はとうまの言うことは何でも聞きます」

    「ふふふ」

    微笑む野生動物。その日は禁書のお腹を一晩中触ってやった。




    翌日のことである。


    「はぁ…あいつのことが頭から離れないよ…」

    現在は授業中だが、美琴は憂鬱だった。
    先生の話など全く頭に入ってこなかった。

    「あんな情熱的な顔で告白されるなんて初めてだったわ…
     私と結婚した言ってくれた…」

    机の上に肘をついてうわの空の様子。
    せつなそうに溜息をついた。


    53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/17(日) 22:02:13.01 ID:Jv2rT6380


    「だ、だめ…あいつのこと考えると…手が勝手に…」

    火照ってしまった体を制御することはできなかった。
    すでにショーツの中は濡れ濡れになってしまっている。

    芋虫のように体をもじもじさせていたので、教師には
    それを体調不良と判断されてしまい、保健室で休むよう命じられた。


    「すみません、休ませてほしいんですけど」

    保健室の扉を開けるが無人だった。

    「…」

    ベッドは全て空いているので適当なところで横になった。

    カーテンを敷いて人の気配がしないのを確認した後、
    火照った体を冷ますことにした。


    55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/17(日) 22:07:01.99 ID:Jv2rT6380


    Yシャツを脱いだ後、ブラのホックを外す。
    慎ましい乳房を直接触りながら、スカートの中に手を差し入れた。

    「当麻ぁ…会いたいよ…」

    目をぎゅっと閉じながらも細い指で秘所を刺激していた。
    清潔な枕に押し付けた顔はすでに真っ赤に染まっていた。

    「あぁ…んん…」

    脳内では上条の顔が投影されていた。
    だんだんと気分が乗ってきて、ここが学校の保健室であることを
    忘れかけてきた。

    その時である。

    「そこで喘いでいるのは誰?」

    保健教師がやってきたのだ。
    遠慮なくベッドのカーテンを開けて美琴の乱れた姿を凝視した。


    57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/17(日) 22:13:01.88 ID:Jv2rT6380


    「……」

    「あ、あのこれは…」

    美琴は言い訳をしようとしたが、すぐに無駄だということに気がついた。
    なぜならすでに全裸だったからである。脱ぎ捨てられた衣服は
    ベッドの周りを散らかしていた。興奮していたのでいつのまに
    脱いだかは覚えていたなかった。

    「ひひひひ。それは好都合です」

    保健教師は突然笑い始めた。

    「へ?」

    「うひひいひひひひ」

    「な…」

    教師は白衣を脱ぎ始めた。
    あっという間に一糸纏わぬ姿になると、きつそうなマスクを
    取り外し、正体をあらわした。

    「お姉さまったら、すでにスタンバってましたのね」


    60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/17(日) 22:18:43.28 ID:Jv2rT6380


    「ちょ…あんた…」

    いい年齢に見えた女教師の正体は白井黒子だったのだ。
    怪しく微笑みながら美琴に迫る。

    「この黒子に身も心もまかせてごらんなさい」

    「やめて…」

    「もう、恥ずかしがらないてもいいのに!!」

    「やめてっていってんでしょ!!」

    怒りの電撃が黒子に直撃し、気絶させた。


    「黒子ったら酷いよ…私をからかってるんだわ…」

    美琴は子供のように泣き続けた。

    「うぅ…当麻に会いたいよぉ……寂しくて死んじゃいそう」


    63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/17(日) 22:23:33.54 ID:Jv2rT6380


    「俺がどうしたって?」

    「!?」

    なんと、突然ロッカーが開いて上条当麻が出現した。

    美琴は幻想を疑って目をこすったが、間違いなく上条当麻本人だった。

    「不安にさせてごめんな。もうおまえを一人きりにはさせないぞ」

    「当麻ぁあああ!!」

    美琴は上条に勢いよく抱きついた。

    通常であれば、なぜ上条が常磐台中学に潜入しているか疑問に思うべきであるが、
    美琴にそんなことを考える余裕はなかった。


    「大好きだよ美琴」

    「私もぉ」


    情熱的に絡み合いながらキスを交わす。
    どちらともなく舌を挿入して互いの口腔を味わった。


    67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/17(日) 22:29:24.36 ID:Jv2rT6380


    上条は片手を美琴の下腹部に移動させた。

    「ぁ…」

    「もう濡れてるじゃないか」

    「当麻ならいいよ……もっと触って…」

    「ふふ。おまえもとんだ変○さんだな?」

    美琴のそこを撫で回すように触った後、
    二本の指を挿入してかき回した。

    「あぁ…いい……」

    「おまえは誰のことを想像してこんなにびしょ濡れにしたんだ?」

    「や……そんなに……激しく…」

    美琴の吐息がますますせつないものに変わっていった。
    小動物のように震えながら上条に寄りかかっていた。
    小さく開いた口で何度も上条の名を呼びながら感じていた。


    71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/17(日) 22:34:11.66 ID:Jv2rT6380


    「可愛いなおまえ」

    「ひゃ!?」

    上条は美琴をベッドに寝かせてから足を開かせた。
    指で押し広げた割れ目に舌を這わせる。

    「きゃあ!?」

    「あまり大きな声は出すなよ」

    「や……だ、だめよ…そんなとこ…」

    美琴は口では嫌がりながらも上条に身を任せていた。
    恥部に感じる彼の舌の感触で狂ってしまいそうになっていた。
    気がついたら自身の胸を両手で強くつかんでさらなる快楽を求めていた。

    「もうイキそうか? この○態」

    「そ、そんな。だって……」


    74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/17(日) 22:39:16.52 ID:Jv2rT6380


    「エ○チな液体がこんなにあふれてくるぞ」

    「ひゃああ」

    挿入した指を激しく出し入れして美琴を刺激した。
    興奮した美琴が両足を閉じようとしたが上条が押さえつけた。
    指を動かすと美琴の中で卑猥な音が立てられた。

    「おらおら」

    「だめ……もう……」

    「指だけでイっちまうのか? まだ本番はこれからだぞ」

    「はぁはぁ……あぁぁ」

    美琴は身体を弛緩させた後、背中をわずかに浮かせて絶頂に達した。
    彼女の液体が純白のベッドシーツを汚してしまった。

    「可愛いよ美琴」

    「当麻ぁ」

    上条が美琴に覆いかぶさって唇を奪う。
    彼女の口の周りはよだれで一杯になっていた。


    80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/17(日) 22:46:44.78 ID:Jv2rT6380


    ところで、上条は今日学校を欠席していた。

    理由は簡単。

    美琴の学校に潜入するためである。
    将来の結婚相手と確実に婚約を結ぶためには、
    まず相手のことを知る必要があるからである。

    シマウマモードを発動させた彼は忍者のような動作を
    会得し、常磐台のセキュリティーを突破したのである。

    そして美琴のことを今まで見守りつつ、
    頃合を見計らって登場した次第である。

    全裸の黒子が現れたときは焦ったが、美琴にあっけなく
    撃破されたので安堵していた。

    なお、黒子が教師に変装していた件については
    詳細は不明だが、変○だからということで説明はつくだろう。


    82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/17(日) 22:56:30.49 ID:Jv2rT6380


    「はぁはぁ…すごい…よぉ……」

    「おまえの中…すっげえきつく締まってるぞ…」

    「気持ちよくておかしくなりそう…」

    「ああ。なんどでもイッちまえ」

    美琴の腰を押さえながら何度も突いていた。
    体勢は正常位だ。
    上条の動きにあわせて美琴の全身が小刻みに揺れていた。

    「んあああ…」

    「どうだ?」

    「うん…いいよぉ…すごく…いいぃ…」

    美琴は激しく髪の毛を振り乱しながら自らも腰を動かし始めた。
    そこの締め付けがさらにきつくなって上条のモノを刺激した。


    83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/17(日) 23:02:58.71 ID:Jv2rT6380


    「うぅ…美琴…俺も…もう…」

    「出していいんだよ? 私と当麻の仲だもん…遠慮なくめちゃくちゃに…」

    「美琴…。美琴…。俺は…」

    「うん……だい……すきぃ…」

    こうなってしまっては二人とも獣状態だった。
    快楽に酔った頭では互いの存在以外に必要としているものはなかった。
    交互に発する熱い吐息と肌の感触が心地よく、求められることの
    うれしさを味わっていた。

    「ああぁぁぁ…」

    「もう…げんかいだ…」

    「わたしもぉ…」


    数分後、一仕事終えた彼らはしばらくベッドで横になった。
    一応ここは学校なのだが、そんなことはどうでもよかった。
    今は二人の幸せをかみしめるための貴重な時間なのだ。


    86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/17(日) 23:07:48.98 ID:Jv2rT6380


    ちょうどそのころ、

    「上条さんったら、ずいぶんとお楽しみのようですねぇ…」

    物陰から上条達を見守っていた魔女・佐天さんがにやけていた。

    「うふふ。せいぜいミサカさんと束の間の幸せに浸っているとイイんです。
     あとで地獄をミセテあげますからね…うふふふふふふふ」

    佐天さんは踵を返してどこかへ消えてしまった。


    その後、床で気絶している黒子はなぜか誰の目にも留まらず、
    一晩そこで過ごしたという。


    97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 01:47:08.64 ID:TckhLuOQ0


    翌朝。登校中の上条は佐天さんに出会った。

    「やあ上条さん」

    「さ、佐天さんじゃないか…。また俺を脅すつもりかね?」

    「はい♪」

    「……」(即答しやがった…)

    上条は姿勢を低くして走り出す準備を開始したが、

    「逃げないで下さい。ばらしますよ」

    (何を?)

    上条が口に出して聞く前に佐天さんが三枚の写真を見せてきた。
    昨日の美琴との行為が写されていた。

    素敵な笑顔で上条に問いかける。

    「この写真に見覚えがありますか?」

    「…ああ」


    100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 01:51:26.40 ID:TckhLuOQ0


    「そんなに冷や汗かいてどうしたんですか?」

    「もう殺してくれよ」

    「駄目ですよ。これから上条さんで遊ぶんですから」

    「……」

    上条はうつむいて黙ってしまった。

    「女子中学生との淫らな行為。さらに常磐台中への不法侵入。
     しかも学校を欠席した上で。これらの事実が公表されれば、
     あなたは社会的に終わりです。ちなみに写真の予備はいくらでもありますから」

    「やめろ……もう考えたくない」

    「現実から目をそむけないで下さい。あなたは私の機嫌を損ねないように
     して生きていればいいです。わかりますか?」

    「君の奴隷にでもなれというのか?」

    「そうです」

    佐天さんは笑顔を崩さずに言った。


    101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 01:55:04.09 ID:TckhLuOQ0


    「ひざまづいてください」

    「…」

    上条はしぶしぶ従った。

    ここは往来がある。道行く人々は女子中学生の前で膝を突いた上条を
    興味深そうにに見ていた。

    「まずは私の足を舐めることで服従の証としてもらいます。
     昨日殴られたことはこれでチャラにしてあげますから」

    「…くっ」

    「なんですかその不満そうな顔は? ふざけてるんですか?
     女の子の顔を殴ったゲス野郎のくせに!!」

    上条は佐天さんの足を掴んだ後、恐る恐るその先端に舌をあてた。
    靴の上からである。これはかつてないほどの屈辱だった。

    「ほら、早く舐めなさいよクズが!!」

    「うう…」

    上条は罵倒されたので泣きそうになりながらもペロペロした。


    103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 02:00:59.31 ID:TckhLuOQ0


    「あはははははは!! たかが写真ごときでなんて情けない顔してんのよ、バーカ!!」

    「ぴぐぅ…」

    「ほらほら、地面も舐めなさいよ!! 地面も!!」

    上条は頭を踏んづけられてしまった。
    土下座してさらに地に頭をこすりつけている体勢である。

    「あぁ…最高の気分」

    佐天さんは絶頂に達しそうな顔をしていた。
    女王様気分が味わえたので興奮しているのだ。
    しかも相手はあのレールガンでも適わないほどの能力者。
    優越感は相当なものだった。


    ところで、佐天さんが狂ってしまったのは、
    上条に告白して振られたからだった。

    彼女は自分の容姿に関してはそれなりの自身を持っていたので
    上条にあっさりと振られたときはショックだった。

    腹が立ったので上条の身元を調査したところ、彼は禁書目録や
    美琴、姫神らにフラグを立てているハーレム野郎だということが判明した。

    それからというもの、上条をなんとかして屈服させる方法はないものかと
    考える日々が続いた。そして今日、絶交の機会が訪れたのだ。


    107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 02:05:17.85 ID:TckhLuOQ0


    「ねえ上条さん」

    「なんでしょうか…」

    ようやく開放された上条が顔をあげる。

    「あっちから御坂さんが歩いてきますよ。
     今から私の言うとおりに話しかけてみてください。
     この紙に書いてあることを言うんです」

    「な…?」

    佐天さんからカンペを渡されたが、その内容は恐るべきものだった。

    「ふざけるな!! いくらなんでもこれh…」

    「逆らったらどうなるか分かりますよね?」

    「う…」

    怒りたかったが、佐天さんの怖い笑顔の前に圧倒されてしまった。


    108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 02:09:24.95 ID:TckhLuOQ0


    佐天さんは手のひらを差し出す。

    「お手」

    「はい」

    「よろしい。じゃあ行ってきなさい」

    「…はい」

    犬の真似をさせられたあげく、最悪の気分のまま美琴に近寄った。


    「あら、当麻じゃない。どうしたの深刻そうな顔して?」

    何も知らない美琴は無邪気なものだった。

    「美琴に…言わなきゃならないことがある」

    「なにを?」

    「おれは…おまえと…」


    111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 02:14:30.89 ID:TckhLuOQ0


    上条は言葉を区切るようにゆっくりと発音した。

    「おまえと一緒にいたくないんだ。昨日のはちょっとした
     勢いでさ。おまえのことなんて本当はこれっぽっちも好きじゃないんだ」

    「は…!?」

    美琴が凍りついた。

    「もう会わないようにしようか。俺のことは綺麗さっぱり忘れてくれ」

    「ちょ…まって」

    美琴は上条の服のすそを掴もうとするが…

    「やめてくれよ」

    上条に冷たく拒否された。

    彼は振り向くことなく歩き出してしまう。


    「うそ…でしょ…」

    美琴はその場に力なく座り込み、震えていた。


    113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 02:18:50.86 ID:TckhLuOQ0


    「なんで……? 私、当麻に嫌われるようなことした…?」

    無意識の内に頬に涙が流れ始めた。
    去っていく上条の背中が涙で歪んだ。

    「うあああああ…!!」

    恥も外見もなく声をあげて泣き始めてしまった。

    「うっ…ひぐっ…ううぅ……ひどいよぉ……」


    事情を知らぬ通行人たちは美琴に構わず通り過ぎていくだけだ。
    誰一人美琴に声をかけてくれる者などいなかった。

    美琴は強烈な孤独感を感じていた。

    都会の人ごみの中でここだけ空間がぽっかり開いてしまった気がして、
    世界で自分が一人だけなんじゃないかと思うほど寂しくて、
    胸が張り裂けてしまいそうなほど哀しかった。


    115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 02:22:12.92 ID:TckhLuOQ0


    「ぷぎゃ~~~~~~~~~~~~~~~!!」

    大音量で爆笑しているのは堕天使・佐天さんだった。

    「あはははははっははははははっはあっはははははははははははっははは」

    端正な顔を悪のそれに歪めた天使には、人としての良識など存在しないのだ。
    彼女にとって美琴の泣き顔は極上のエサだった。
    制服のおへそ丸出しで爆笑し続けていた。


    「うわああああああああああ!! もういやだあああああ!!」

    上条は隙をついて逃げ出した。

    「不幸だああああああああああああああ!!」

    定型句を叫びながら自宅へ帰ることにした。
    こんな不安定な気持ちでは学校へ行く気にならないからだ。
    一応コンビニで昼飯だけは買っていった。


    118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 02:27:20.78 ID:TckhLuOQ0


    帰宅後、ベッドへ華麗にジャンプして横になった。

    「うぅぅうぅぅっぅぅ」

    意味不明なうめき声を発しながらバタ足の練習をしていた。


    「ど、どしたのとーま?」

    さっきまでテレビを見てた禁書が問いかける。
    年中腹ペコなのでうまい棒を食べていた。

    「あ、あの~。学校行かなくていいの?」

    「それどころじゃ…俺…佐天さんの奴隷に……美琴に…ひどいこと」

    「何が言いたいか分からないんだよ? 落ち着いて」

    禁書は上条の頭を抱きしめた。
    丁寧に撫でながら子供をあやすような口調で再び問いかける。

    「私はいつでもとうまの味方なんだよ? 
     落ち着いてゆっくりと話してよ」


    122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 02:31:50.33 ID:TckhLuOQ0


    「ああ…取り乱しちゃってごめんな」 

    上条は謝りながらも禁書のお腹を触るのを忘れなかった。


    ぷにぷに…

    (この触り心地、たまんねえぜ)

    ぷにぷに…

    「もう! とうまったら!」

    「ごめんごめん。やっぱおまえといると安心するよ」

    上条は事情を全て話した。

    美琴との決別。佐天さんの奴隷になったことなど。

    「つらかったんだね…とうま」

    禁書は上条に膝枕していた。


    123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 02:37:35.28 ID:TckhLuOQ0


    ほっとしたのか、上条はまもなくして寝息を立て始めた。

    その静寂をぶち破るように電話が鳴りそうになった時、
    禁書が俊足で電話線を引き抜いた。

    そしてその勢いを殺さず、電話ごと窓から投げ捨ててしまった。

    電話は上条の担任の先生からかかってきた可能性大だが、今はどうでもいいのだ。

    (とうまが私を頼ってくれるなんてうれしいかも…)

    禁書は密かに喜んでいた。

    上条と美琴との関係が進展すればイギリスに強制送還される危険すら
    あったからだ。佐天涙子という女の正体は不明だが、現状では
    奴のおかげで上条と一緒にいられる口実が出来たというものだ。

    (あとでその女を始末してあげるからね。そうすれば私はずっととうまと…)

    禁書ちゃんはうまい棒を食べながら何か企んでいたのだった。

    ________________________________________________________

    今度こそ寝るぞい。おやすみ


    143: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 15:10:46.57 ID:TckhLuOQ0


    そのころ、美琴も上条と同じように学校を休んでいた。

    部屋で引きこもることにしたわけだが、
    激しく落ち込む彼女を気にかけた一人の淑女がいた。

    「お姉さまったら学校をずる休みするなんて…」

    黒子がソーセージを食べながら言った。
    先端を口に加えながらアヘ顔をしている。

    「ふん。あんただって人の事言えないでしょ」

    美琴は口元を尖らせて言った。

    「わたくしにはお姉さまをお守りする義務がありますの。
     学業は二の次ですわ」

    「…なによそれ」

    「せめて事情を話してくださいな。十中八九あの殿方のことなのでしょうけど、
     微力ながら協力して差し上げますわよ」


    145: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 15:16:32.98 ID:TckhLuOQ0


    黒子が優雅に髪をかきあげた。美琴がいぶかしむ。

    「協力って、あんたが?」

    「もちろんですわ。確かにあの方はわたくしの恋敵にあたる存在ですが、
     お姉さまの悲しい顔を見ている方がもっと辛いんですの」

    「ふぅん。分かったわよ。それじゃあ…」

    事情を話した後は、上条の態度が急変したことについて考えることにした。
    黒子はあらゆる視点から上条の心情を把握しようとした。

    「恐らく同居人の禁書さんが怪しいですわね」

    真面目な顔の黒子が言う。

    上条と美琴が仲良くなったのが先日。
    あの時の上条の美琴に対する愛情に偽りがないとすれば、
    翌朝までに何かがあったと考えられる。

    フラグを立てまくる彼ならあらゆる女性との浮気が考えられるが、
    それならば同居人の禁書が最有力候補と考えるのは確かに間違いではない。


    146: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 15:19:48.81 ID:TckhLuOQ0


    「まあ、ここで考えていても仕方ありませんわ。
     時間を見てわたくしが上条さんに直接聞いてみます」

    「助かるわ黒子…」

    「あっ…そんな眼差しで見つめられたら…黒子は…黒子は…」

    黒子が暴走しそうになったので電流を浴びせてやった。

    「ああぁ……なんて容赦のない一撃……」

    黒子は生きのいい魚のように床の上をぴちぴち跳ねていた。
    その様子があまりにも可笑しいので美琴は笑ってしまった。


    その日の夕方。黒子が上条の部屋を訪れた。

    「ごめんくださいな」

    「どなたですか?」

    禁書が対応する。


    148: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 15:25:36.79 ID:TckhLuOQ0


    「わたくしは白井黒子と申します。上条さんの知り合いですわ。
     彼はご在宅ですか?」

    「とうまなら寝てるけど」

    「そうですか。彼と少しお話がしたいのですが。よろしいでしょうか?」

    「でも今日はそっとしておいてほしいんだよ。とうまは
     精神的にすごく疲れてるの」

    「知るかですわ」

    黒子が禁書を一本背負いした。
    すると、禁書が思ったより体重があったので驚いていた。

    「見た目よりもけっこう…。食べすぎかしら?」

    「ぽうっはあsだ…」

    「あなたはそこで寝てなさいな」

    黒子が留めの蹴りを放った。腰を入れた下段蹴りである。

    「ぎゃふ!」

    禁書は涙目で痛みに耐えていた。


    150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 15:30:58.19 ID:TckhLuOQ0


    「ふん」

    黒子は禁書をゴミを見るような目で見下ろした後、
    ベッドで寝ている上条を叩き起こした。

    「起きなさい」

    「ほわああああ!!」

    バケツの水をかけられたシマウマが起床した。

    「なんだいきなり!! ライオンの襲撃か!?」

    「これから尋問を始めますわ」

    「な…ちょ…」

    上条はすでに縛られていた。 黒子は淡々と進める。

    「昨日あなたはお姉さまと結ばれました。これは事実に相違ないですね?」

    「なぜそのことをおまえに言わなきゃならんのだ!!」


    151: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 15:35:37.45 ID:TckhLuOQ0


    「質問に答えなければ五寸釘を打ちますわよ?」

    「…っ」

    目の前で見せられた五寸釘はあまりにも大きく感じられた。
    上条は絶句し、すでに黒子に支配されていることを理解したのだった。

    「ハイ。ワタシは美琴さんとムスバレマシタ」

    「そうですか。では、今でもお姉さまのことが好きですか?」

    「…ジジョウにより、答えられません」

    「まずは小指からいきますか? せーの」

    「すいません調子に乗りました! 佐天涙子のクソ女に
     はめられたのであります!!」

    上条は正直に白状したのだった。黒子が追求する。

    「はめられたですって?」

    「とにかくあいつは史上最低の堕天使です。
     あの黒髪の悪女は俺達の写真を…」

    そして最後まで洗いざらい話した。


    152: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 15:39:17.94 ID:TckhLuOQ0


    「事情は分かりましたわ。お騒がせしてすみませんでしたの。
     対策はこちらで練っておきます」

    黒子は上条の縄を解いてから、再び禁書を軽く蹴って出て行った。



    翌日。黒子は初春を拉致した。

    「mぐぐぐうっぐぐg」

    初春は全身拘束の上、猿轡を噛まされた酷い状態だった。

    「初春。あなたにある仕事をさずけますわ」

    「むうぐぐぐぐっぐぐg」

    ここは黒子と美琴の部屋。

    初春は登校中のところを襲撃され、
    ここまで連れてこられたのだった。


    156: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 15:44:34.15 ID:TckhLuOQ0


    「佐天涙子の部屋を散策して写真データが保管してあると
     思われるPCやデジカメから全てのデータを消して欲しいんですの。
     佐天さんと親しいあなたなら怪しまれないでしょうし、
     ハッキングの天才なあなたなら朝飯前でしょう?」

    猿轡を外してやった。さっそく初春が吼え始める。

    「ぷはぁ! 白井てめえ!! こんなことしてただで済むと…」

    「ここに三本の五寸釘があります」

    「すみませんでした白井さん。分かりました。
    今すぐ佐天のカス野郎の部屋に行ってきますね」

    「それでいいんですの。もし私達に反抗したらお姉さまの
     鬼のレールガンの練習台にしますからね」

    「は、はい。それでは!」


    初春は猛ダッシュで佐天の部屋に向かうことにした。
    すでに始業の時間は過ぎているので学校に行くのは諦めていた。


    158: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 15:49:32.90 ID:TckhLuOQ0


    初春は不良のような目つきで走っていた。

    (はぁはぁ…ったく白井のやつ……目が完全にイっちまってたじゃない…。
     佐天より白井の方がヤバイと思うんですけど…)


    道中にて。

    「そんな急いでどこに行くんだい? お嬢さん」

    シマウマフェイスのファニーボウイに声をかけられる。

    「上条さん!! 聞いてくださいよ、白井のビッチが私を突然拉致して…」

    上条に対して愚痴とも取れる内容を説明した。上条はうなずきながら真剣に聞いた。

    「ほう……。それは酷い話だね」

    「全くですよ。あの女、ジャッジメントのくせに犯罪ばっかりして最低です」

    「これから佐天さんの家に行くんだろ? 俺も一緒に行ってもいいかな?」

    「え? いいんですか?」


    159: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 15:56:45.67 ID:TckhLuOQ0


    「もちろんさ。俺だって被害者だ。あの写真データはなんとしても破壊したい」

    「上条さん…!!」

    抱きあう二人。

    実は初春は上条の浮気相手(将来の愛人候補)だったのだ。
    ちなみに彼女は上条がインデックスとイチャイチャしてるのを承知している。
    初春は男の浮気に寛容であり、上条に好かれていればそれでいいらしい。
    まさに売春である。

    そして二人で佐天さんの部屋に行った。

    上条「これは…」

    初春「なんという…」

    PC内に存在したデータは膨大な量だった。
    上条のあらゆる盗撮写真のオンパレードであり、
    寝顔から風呂に入っている写真まで様々だった。

    さっそく全てのデータを消去。
    デジカメも置いてあったのでカメラごと粉砕してやった。
    SDカードも全て探してポットのお湯の中に入れてやった。


    160: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 16:01:50.22 ID:TckhLuOQ0


    「上条さんったら、御坂さんとあんなやらしいことしてたんですね」

    「ごめんな初春さん。怒らせちゃったかな?」

    「いいんです。どうせ私みたいな愚図でのろまなお花畑女は上条さんの
     一番になれやしませんし、愛人の地位で我慢します」

    「卑屈になるところも可愛いよ。おわびに頭のお花を抜いてあげよう」

    「ちょ…てめ!」

    それから軽い格闘戦になった。
    じゃれあっていたら上条が初春に覆いかぶさる体勢になってしまった。

    「あ…」

    初春の吐息が上条の顔にかかる。
    心臓の鼓動がわずかに早まった。

    「初春…さん?」

    「か、上条さん……手が……」

    「な…!?」

    上条の手が初春の胸の上にあった。


    162: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 16:05:35.75 ID:TckhLuOQ0


    中学一年生のわずかな膨らみを制服越しに触っているのだ。


    「……」

    「……」


    カチ カチ カチ


    時計の針の音だけが響いている。


    「久しぶりに…しましょうか?」

    「ああ…」


    さっそく口付けが開始される。

    「んん…」

    「……」

    互いに目をつむって唇の感触を味わった。


    164: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 16:10:06.90 ID:TckhLuOQ0


    それから12分が経過したときだった。



    「どうだ? 初春さん」

    「んぁぁあ……だ、だめぇ……」

    「何が駄目なんだ?」

    「これぇ……あぁぁ……」


    全身を縛られた初春が悶えていた。
    秘所にはローターがつけてあり、微弱な振動を与えていた。


    「初春さんは本当にMだねえ」

    「いやあぁあ……」

    「乳○もピンと張って自己主張してるぞ? そんなに気持ちいの?」

    「あぁああ!! 吸っちゃだめぇぇ!!」


    165: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 16:14:40.21 ID:TckhLuOQ0


    上条に抱かれながら○首を吸われていた。
    初春は震えつつも背筋を伸ばしながら快楽に耐えていた。
    すでに何度も達してしまったため、あそこは洪水状態になっている。


    「口のまわりのよだれも拭いてあげるね」

    「mmmんn…」

    「可愛いよ」

    「んんんん…」

    初春はキスされるのがうれしくて、きつく閉じた太ももを
    交互に動かした。パンツは膝の辺りまでずり下げられており、
    滴る液体は床にまで達していた。


    「ひゃん!」

    「感度がいいね」

    上条が初春をくすぐったのだ。


    166: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 16:21:59.49 ID:TckhLuOQ0


    わきの下をなぞるように指でこすると…


    「あひぃ!」

    「素晴らしい反応だね。初春?」

    「ひゃぁああ」

    初春は後ろ手に縛られているので
    わきの下は全く無防備な状態なのだ。

    容赦なく指の先で何度も突っついてやった。

    「ひゃあ…だめ…やめてええ……!!」

    「でもそんな気持ち良さそうな顔してるのはどうしてかな?」

    「んあんn……やめてってば……」

    「本当にいい反応だね」

    今度はもう片方の手で太ももを触った。
    ピアノを演奏するように五本の指を無造作に動かして
    くすぐってやった。


    168: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 16:25:31.71 ID:TckhLuOQ0


    「あっ」

    「中学生の割にはいい肉つきだね」

    「そんなにいやらしく触らないで…」

    まさぐるような手つきで足からお尻へ移行した。
    肉の感触が手の中で自在に形を変えていく。

    「やわらかいなぁ…インデックスほどじゃないけど」

    「あん…」

    「手のひらに収まってしまいそうなほど小さいお尻だ」

    「もう……上条さんたっらエ○チなんだから」


    初春は女としての満足感を得ていた。
    たとえ上条の一番の女性になれなくても、
    彼に求められていればそれで幸せなのだ。

    ところで、ここは佐天さんの部屋だが、
    若い二人にはそんなことどうでもよかった。


    170: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 16:28:32.91 ID:TckhLuOQ0


    数分後。

    二人は佐天さんのベッドの上にいた。

    「あん……あぁ……あん……!!」

    「いいぞ……いい感じだ……」

    「はぁ……はぁ……もっとください……上条さんの……!!」

    「ああ……もっと…強くしてやるからな……!!」

    四つんばいの初春の後ろから上条のモノが挿入されていた。
    彼が力強く腰を動かすたびにベッドが特有の音を立てる。

    「あぁあぁぁ……すごく気持ちい……です……」

    「俺もだよ……初春……」

    「ぁあ……あっ……いい……」

    「人の部屋でするのも悪くないな。独特の緊張感がまたなんとも…」


    171: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 16:33:08.21 ID:TckhLuOQ0


     『prrrrrrrrrrr♪』 突然、初春の携帯が鳴った。

    ディスプレイには、白井黒子と表示されている。

    初春さんが通話ボタンを押す。

    「もしもし」  

    『初春? どうですか調子は?』

    黒子は淡々とした口調だが、初春はハッスル状態だ。

    「はぁはぁ…じゅ…順調です。てかもう終わりました。
     んはぁ……堕天使女のデータは…全部…消しまし…たぁ…」

    『それならいいのですけど…。あなたはなぜ喘いでますの?』

    「ちょっと…欲求不満で…オ○ニーを……あああん!!」

    『そうですか。ほどほどにしておきなさいよ。それじゃ』


    黒子との通話はそれで終わった。


    172: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 16:39:15.57 ID:TckhLuOQ0


    それから初春たちが達するのに時間はかからなかった。
    ベッドシーツは二人の液体や汗で汚れてしまったので
    どうするべきか考えた末、適当に洗濯してベランダに干しておいた。
    ついでに下着をいくつか盗んでおいた。

    最後に愛しそうにキスをした後、二人は帰路についた。



    上条は帰宅して夕飯を食べた後、禁書の筋トレに付き合っていた。


    「ふむぅぅぅ」

    「がんばれ!」

    「むふぅぅぅ」

    「…おい! もう少しだ!」

    禁書は腹筋をしていた。

    上条が足を押さえながら声援を送っているが、
    ぷよぷよ禁書は上半身を持ち上げることすら満足にできないでいた。


    173: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 16:43:10.38 ID:TckhLuOQ0


    「あきらめんな! ダイエットしたいんだろ?
     お腹をへこましたんだろ?」

    「むぎゅううう」

    「せめて十回は出来るようにになろうぜ。ご褒美に
     キスしてやるからさ」

    「今日の当麻はイカ臭いからやだ」

    インデックスが蔑むような視線を送る。

    「ああん!!」

    上条は不覚にも興奮してしまった。

    「とうまったらまた浮気したんだね」

    「ま、まあな。否定はしないよ」

    「そこは謝ってほしかったんだよ!! このイカ野郎!!」

    「あっ…」

    上条はズボンを脱ぎ始めた。
    そのまま全裸になると見せかけて、ズボンのベルトだけ
    外して禁書に襲い掛かった。


    178: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 18:06:43.34 ID:TckhLuOQ0


    「きゃああ」

    「騒ぐんじゃねえ!!」

    禁書の両手をベルトでしっかりと縛り、
    気が済むまでお腹を触ることした。

    「や、やだぁ…」

    「いまさら恥ずかしがってんじゃねえよ」

    「だって…そんなエ○チな手つきで触られたら…あぁ」

    「お尻も触ってやるからな。今夜は一晩中盛り上がろうぜ!!」

    「いやああああああああああああ!!」

    インデックスの絶叫が寮内に怪しく響き渡ったのだった。


    180: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 18:12:14.13 ID:TckhLuOQ0


    翌日の常磐台中にて。

    御坂美琴は授業中だというのに発情期のメス犬のような顔をしていた。

    (やったわ!! 黒子のおかげでようやく佐天さんを撃破できたのね。
     あんな奴、画像データさえなければ普通の中学生だもん。
     この前のお礼はたっぷりしてあげないとね…)

    机の上でペンをとんとん立てながら佐天さんへの復讐計画を練っていた。

    (私と当麻の仲を引き裂こうとした罪は重いわ。十時間くらい電撃を
     浴びせてあげようかしら? それともレールがンで一撃で楽に?
     迷うわねえ。とにかく当麻とも仲直りしなきゃね…)


    「御坂さん。聞いてるんですか」

    「は、はい!」

    教師に注意されたので慌てて返事した。


    181: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 18:15:53.53 ID:TckhLuOQ0


    教師の目つきが鋭くなる。

    「ずっと考え事してるようですけど、何か悩み事でもあるんですか?」

    「い、いえ! 全然! むしろ順調すぎて怖いくらいです」

    「それは楽しそうで結構ですねぇ…!!」

    「え…?」

    女教師は妙なオーラを発していた。

    眼鏡をかけた国語教師だ。まだ大学を卒業したばかりで容姿はそこそこ。
    手にしたチョークを砕いてしまい、突然教卓を強く叩き始めた。

    ドン ドン ドン

    奏でられる凄まじい音と迫力に生徒達は脅えた。

    「あ~~~~!!」

    それでも怒りが収まらないのか、女教師は教科書を破り捨ててしまった。


    183: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 18:19:19.56 ID:TckhLuOQ0


    「御坂さん! 話があるから来なさい! 他の人たちは自習してて!!」

    強い口調で命令し、美琴を廊下に連れ出した。
    わけのわからないまま美琴は視聴覚室まで連行された。

    そこに用意してあったプロジェクターで、大画面にいくつかの写真を表示させた。
    写真の中で美琴と上条が全裸で合体していた。



    「は…?」

    固まる美琴。

    「くくく……うひひひひひひひひひ」

    対照的に女教師は怪しく笑っている。

    背中のファスナーを開けて正体を現したのだった。

    「うふふふふふふ」

    美琴を見下ろしているのは佐天涙子だった。


    185: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 18:22:20.25 ID:TckhLuOQ0


    佐天さんは先日の初春らの侵入を即座に確認し、
    あらかじめ用意してあった予備の写真データを持ち出し、
    この常磐台に潜入する計画を立てたのだ。


    「御坂美琴さん。予備のデータはまだいくらでありますよ。
     あなたは今日から私の奴隷になるんです」

    「…」

    「首を縦に振ってくれれば、他の生徒達にはばらさないでおきますよ。
     拒否すればあなただけではなく、上条さんも社会的に死んでしまいますよ。
     昨日の私の部屋の進入した件についても防犯カメラで撮影済みですからね」

    「く…!」

    美琴はあえなく陥落したのだった。


    192: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 19:01:10.82 ID:TckhLuOQ0


    その日の夕方。

    学校帰りの上条は広場のベンチに座っている佐天さんを発見した。
    優雅にコーヒーを飲んでいる彼女と思わず目が合ってしまった。

    「げ…!」

    二度と彼女に関わりたくなかったので逃げようとしたが…

    「待ちなさいよ上条さん。今日は御坂さんのことで話があるんだけど?」

    「…う」

    佐天さんに睨まれたので足がすくんでしまった。

    「相変わらず情けないわねえ。女子中学生に睨まれただけで脅えちゃってさ」

    「……」

    「私に会ったらまずは挨拶しなさいよ!! 本当にできそこないの
     シマウマなんだから。罰として地面にキスなさい!! このバカ」


    193: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 19:08:16.68 ID:TckhLuOQ0


    「ん…?」

    上条は佐天さんの罵倒を音楽のように聞き流しながら、
    彼女の座っているベンチがおかしいことに気がついた。

    なんと、それはベンチではなく美琴だった。


    「…」

    四つんばいの美琴は無言でイス代わりになっていた。
    そこに人としての尊厳はなく、家畜同然の扱いだった。


    上条が震えながら指差して指摘する。

    「ちょ……おい、まさか……そこにいるのは…」

    「レールガンの御坂美琴さんですけど?
     今日から私のオモチャになりましたぁ♪ いえーい♪」

    歌うようにさらっと答えた佐天さん。
    美しい花のような笑顔だった。


    195: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 19:13:49.18 ID:TckhLuOQ0


    「あー。喉が渇いたわ。シマ条さん。ジュース買ってきてよ」

    美琴の上で組みながら小間使いに命令するような口調だ。
    まるで女王様気取りの佐天さんだった。


    「いいかげんに…しろぉ!!」

    このタイミングで切れた上条。

    「なんで何もかもおまえの都合のいいように物語が
     進むんだよ!! いままで我慢してきたけどもう限界だぁ!!」

    その怒鳴り声に通行人が集まってきた。
    それらの取り巻きに臆することなく、上条は抵抗を続ける。

    「佐天さん!! 頼む、目を覚ましてくれ!! 君は弱きもの(子供とか)
     を助ける心優しい女の子だったはずだぁ!!
     仲良しだった美琴をいじめて楽しむような悪党じゃなかっただろ!?」

    「……」

    佐天さんは目を閉じたまま腕を組んでいた。


    197: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 19:20:13.80 ID:TckhLuOQ0


    上条はさらに吼える。

    「人を脅迫するなんて最低だ。こんなくだらないことして
     青春を棒に振る気か?いつもの優しい佐天さんに戻ってくれよ」

    「……」

    「佐天さん?」

    「あー…」

    佐天さんがゆっくり立ち上がった。フラフラしながら上条に近寄ってくる。

    「な、なんだよ…」

    脅える上条。

    「あのさ。上条さん」

    「は、はい…」

    上条は思わず敬語になってしまった。


    198: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 19:26:00.34 ID:TckhLuOQ0


    「お手」

    「はい」

    差し出された佐天さんの手に
    当たり前のように従う上条。

    結局説教は通じなかったのだ。

    「上条さんさぁ。今誰に向かって説教したか分かってるの?」

    「う…」

    「ねえ?」

    「す、すみません」

    上条は胸倉を掴まれていた。

    佐天さんは冷酷に命令を下す。

    「いいから足を舐めなさい。犬のような体勢でね」

    「は、はい…」


    200: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 19:32:08.26 ID:TckhLuOQ0


    今回、佐天さんは靴を脱いでいたので
    靴下の上からペロペロすることになった。

    「ぺろぺろ~」

    「擬音を口に出して言うんじゃないわよ、ド変○!!」

    「ああ!」

    上条は尻を蹴飛ばされてしまった。

    「ったく、興が削がれるじゃない。
     今度こそちゃんと舐めなさいよね」

    「はいはい」

    なんと、上条は美琴のパンツを舐め始めた。

    「そっちじゃないわよバカ!」

    「ああ!」

    またしても尻を蹴り飛ばされてしまった。


    207: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 19:38:27.19 ID:TckhLuOQ0


    そんなやり取りをしてる内に人だかりが出来ていた。

    「ねえママ~。あのお姉さん達なにしてるの?」

    「高度なSMプレイってところかしら。これだけ人が集まる前で
     やるあたり、相当な猛者と考えられるわ」

    手を繋いだ買い物帰りの親子が分析していた。

    「あの男の子もやるわねぇ。あえてご主人様の命令に背くことで
     さらなるお仕置きを望む。これはいわば心理戦なのよ」

    「へぇ~。昨日の夜、ママとパパがやってたことと同じだね」

    「ちょ…バ…」

    余計なことを言った息子は母にボコられた。


    「ちっ…人が集まってきたからやりづらいわね。
     今日はこれで勘弁してあげるわ。
     次会った時はもっと酷い目にあわせてあげるからね」

    佐天さんは美琴のお尻をムチで叩きながら
    馬乗りの体勢で去っていった。


    209: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 19:46:01.74 ID:TckhLuOQ0


    その日の上条は年老いたシマウマのような顔で帰宅した。

    玄関を閉めた後、両手を広げて絶叫する。

    「もう終わりだぁあああ!! 俺の美琴が佐天さんの奴隷になっちゃったぁ!!」

    イライラしたので禁書目録で遊ぼうと思ったのだが…

    「これは一体…?」

    置いてあるのはクマのぬいぐるみだった。

    不審に思って手に取ると、反対側に手紙が張ってあった。


    『佐天涙子を拉致しました。できるだけ穏便に済ませたかったのですが、
     お姉さまが奴隷化してしまっては仕方ありません。今日の夜八時、
     ○○公園に来てください。 今日で全て終わりにします。白井黒子より』

    ちなみに、インデックスはどこにもいなかった。


    211: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 19:50:19.19 ID:TckhLuOQ0


    上条は約束の時間に公園に行ったが、何者かに背後から襲われて
    クロロホルムを嗅がされた。状況を理解する余裕もなく大往生し、
    そのまま何処かへ連行されてしまった。

    数十分後。


    「目が覚めましたか?」

    「うう…ここは…?」

    女の声で意識が覚醒したのだった。

    「俺は一体どうなった? ここは公園じゃないのか?」

    「ここは私の部屋ですよ」

    「うううん…」

    目をこすって目の前の女の顔を見る。

    「な…!?」

    「おはようございます、上条さん♪」

    佐天涙子が微笑んでいた。


    212: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 19:55:53.26 ID:TckhLuOQ0


    「く…? これは…?」

    上条は後ろ手に縛られており、仰向けの体勢。

    その上に佐天さんが馬乗りになっている。

    「うふふふふふふ。あの手紙は私が小間使いに命じて
    上条さんの部屋に置いてきたものです」

    「馬鹿な!!」

    「ちなみにここは私の部屋です。この前はよくも初春との
     愛の巣にしてくれましたね? 覚悟はできてますか?」

    凄まじい顔で睨まれた。

    「う、うわああ。誰か!! 誰か助けてくれ!! 
     美琴おおお!! 禁書!! 白井でもいいんだ!
     誰か助けてくれよおおおおおおおおおおお!!」

    上条はすでに抵抗を封じられていたが、
    往生際悪く騒ぎまくることにした。


    215: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 20:00:33.75 ID:TckhLuOQ0


    「こら! 暴れるんじゃないわよ!! 諦めが悪いわねえ!!」

    釣り上げた直後の魚のように暴れる上条の上で佐天さんが揺れる。
    まるで乗馬マシーンに乗っているかのようだった。

    「落ち着きなさいって言ってんでしょ!!」

    情け容赦のない平手打ちが炸裂。

    「……」

    「……」

    上条はすっかり大人しくなってしまった。
    頬の痛みのせいで冷静さを取り戻したのだ。

    「あんたは私の言うことだけ聞いてればいいのよ」

    佐天さんの唇がゆっくりと近づいてきた。
    薄く開いた彼女の口の間から甘い吐息が漏れる。


    216: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 20:06:37.55 ID:TckhLuOQ0


    「うふふふふ。大人しくしてればいい子じゃない」

    「む…」

    「そうよ。それでいいの。上条さんは初めから私のものだったのよ」

    「うう…」

    それはあまりにも一方的で暴力的な口付けだった。

    上条から見ても佐天さんは美少女だったが、うれしさは
    微塵もなかった。鬼畜を自称するシマウマ上条さんだが、
    まさか女の子に逆レ○プされる日が来るとは思っても見なかった。

    「いい顔ですね? その絶望に満ちた顔。刺激的だわ」

    「もう…やめるんだ。今ならまだ間に合う」

    「いつまでそんな生意気なことが言えるかしらね?」

    佐天さんは制服の上着を脱ぎ始めた。


    217: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 20:11:15.49 ID:TckhLuOQ0


    「何その顔? もしかして私の胸を見て興奮したの?」

    露出した佐天さんの胸の大きさは美琴やインデックスよりも
    はるかに大きかった。佐天さんが耳の周りの髪を掻き分けるだけで
    大人の色気が漂って上条の理性を狂わせる。


    シュポポ  シュポポ  シュポポ

    ポッポー !!

    なんと、上条の脳内でトーマスが発射しようとしていた。

    なぜかトーマスはゼブラカラーでマーキングされた特殊使用だった。

    快晴の元、ヨーロッパの鉄道を今日も元気に走ろうとしていたのだ。


    219: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 20:20:27.98 ID:TckhLuOQ0


    「ふふふ」

    佐天さんは妖艶に笑いながらスカートを脱いでしまった。
    上条の視線は大人っぽい黒の下着に吸い込まれる。

    「ねえ。私の体、御坂さんたちより大人っぽいでしょ?」

    至近距離でそう呟いた。

    確かに、子供っぽい体系の禁書や美琴達とは比べ物にならなかった。
    制服の上からでそれなりにいい体だとは思っていたが、実際に
    脱いでみると体のラインがより明確に分かった。

    ヒップのラインから腰の緩やかなくびれ、女性らしい太ももや、
    長い髪の毛がかかる胸元の確かな膨らみ。
    どれも上条が求めていたものだった。

    「さっきから私の胸じっと見てるね。触らせてあげようか?」

    耳元で佐天さんがそう言った。


    221: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 20:29:32.86 ID:TckhLuOQ0


    ポッポー!!  ポッポー!!  ポッポー!!

    トーマスは追われていた。
    背後には旧ドイツ軍の急降下爆撃機、シュトゥーカが猛追している。
    爆撃機の正体は上条の良心だった。

    今ここで佐天さんと繋がってしまえば、美琴を裏切ることになる。
    実を言えば、上条は容姿だけなら佐天さんが一番好きだったのだが、
    いつまでも自分に好意を向けている美琴のことが気になるようになったのだ。

    今では美琴を幸せに出来るのは自分以外に
    存在しないと自負するほどの間抜けぶりだった。

    だからできるだけ佐天さんと関わらないようにしてたのだが、
    こうして裸を見せられてしまってはもうすでに手遅れに近い。

    佐天さんの存在は彼にとってのジョーカーなのだ。

    上条の思いはこの暴走機関車のように前に突き進むしかないのだ。


    229: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 21:21:42.37 ID:TckhLuOQ0


    「そろそろ戻ってきなさいよ 上条さん。」

    「は…!?」

    佐天さんの声で現実世界に戻された上条。

    「ここをこんなに立たせちゃってみっともないわねぇ」

    佐天さんが上条のズボンのチャックを開ける。

    「ちょ…」

    「いいから黙ってなさい」

    佐天さんが愛しそうに上条のいきり立ったモノを口に加えた。
    歯を立てないように丁寧に舌を動かしていた。

    「ん…ん…」

    佐天さんは目をつむって作業に没頭していた。
    端正な顔を赤く染めながら細い指でしっかりと上条の
    モノを掴んでいた。


    232: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 21:28:54.48 ID:TckhLuOQ0


    「どう…? 気持ちい?」

    口を離した佐天さんが上目遣いで上条を見つめた。

    「うぐぐぐぐぐ…」

    「我慢しなくていいのよ? 気持ちいって言ってよ」

    上条がまだ理性と戦っているようなので、佐天さんが
    豊満な胸でパ○ズリを始めた。

    弾力のある艶やかな乳房に挟まれた瞬間、上条の
    頭の中で強烈な電流が流れた気がした。

    「ねえってばぁ。私にこんなことされてうれしくないの?」

    魅力的な胸を上下に動かして甘い言葉を吐く。

    (…!!)

    上条はもう限界だった。


    233: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 21:33:54.67 ID:TckhLuOQ0

     
    トーマスの車線上にジオン軍のザクが出現した。

    ズドドドドドドドドドドド

    発射されたザクマシンガンがトーマス後方の
    シュトゥーカを撃墜してしまった。

    「にやり…」

    ザクのパイロットはトーマスにブイサインして去っていった。

    トーマスは彼に心からの賛辞を送るとともに、
    超特急で走り始めたのだった。


    シュシュ シュシュ シュシュポポ

    ポッポー!!  ポッポー!!  ポッポー!!

    もはや、暴走機関車を止めるものは存在しなかった。


    237: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 21:41:39.75 ID:TckhLuOQ0


    「んはぁ…はぁはぁ……」

    「あぁ….佐天…さん……」

    「うん……アンタのモノって意外と……大きいのね…」

    現実世界では騎乗位で繋がっていた。
    大胆に開かれた佐天さんの足の感触が艶かしい。

    「ほらほら……すごくいいでしょ? 
     私とこんなことできて気持ちいでしょ?」

    「ああ。佐天さんは最高だ…」

    暴れ馬のように上下に動く佐天さん。
    その度に長い黒髪と張りのある胸が揺れ続ける。

    「はぁはぁ…じゃあ…言いなさいよ、私のことが一番好きだって……」

    一筋の汗が佐天さんの首筋に流れた。


    238: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 21:48:57.83 ID:TckhLuOQ0


    佐天さんのそこの締め付けはきつすぎるほどで、
    上条の理性をますます狂わせていった。

    「はぁ…そ…それは……」

    「いいから言いなさいよ。御坂さんよりも私の方が好きって」

    「う…俺は…」

    上条は火照った頭でいまだに悩んでいた。

    「付き合ってくれたら、私の身体を好きにしていいんですよ? 上条さん」

    「うう!!」

    「早くぅ…もう私も…イきそうなの………早く決めてよ……」

    佐天さんの吐息がさっきよりも荒くなっていく。
    話しながらも腰の動きは止まらず、余裕のある顔で
    上条を誘惑し続けていた。


    239: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 21:54:09.15 ID:TckhLuOQ0


    部屋中に二人の体臭が漂っていた。
    激しい運動で佐天さんの体中が湿っていて色っぽかった。

    やがて二人の会話は減っていき、
    快楽に溺れた呼吸音だけが響き渡っていた。

    「はぁはぁはぁ…」

    「んあぁ…」

    「う……はぁはぁ」

    「はぁ…ああぁ…」

    「……はぁはぁ。認めるよ…」

    「それは……私のことが好きって認めるってこと?」

    「…そう……だよ……おまえが好きだ…涙子…」

    「うれしい……私の大好きです……」


    241: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 22:01:20.28 ID:TckhLuOQ0


    身も心も繋がれた二人はやがて快楽の頂点へ達したのだった。

    事後。

    二人はベッドの上で見つめ合っていた。

    「なあ、涙子」

    「なあに?」

    「おまえは美琴を奴隷にしたけどさ、白井の奴が黙ってないんじゃないか? 
     知ってると思うけど、あいつは訓練された変○だぞ?」

    「大丈夫です。白井ならずっとそこにいますから」

    「なんだと…!?」

    佐天さんの言葉に呼応するかのように
    閉じられたクローゼットがガタガタ揺れ始めた。

    まるで何者かが潜んでいるかのように内部から
    こじ開けようとするような力が働いている。


    244: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 22:07:27.97 ID:TckhLuOQ0


    (まさか……あの中に白井がいるってのか!?
     ってか今までずっと潜んでいたってことか?
     俺と佐天さんが行為してる最中ずっと?)

    上条が緊張のあまりシマウマの顔をしていると…

    「上条さん。上です」

    「馬鹿な!!」

    なんと、天井に白井黒子が張り付いていた。
    全身黒タイツでクモのよう手足を伸ばしている。

    「侵入者がいないかあそこで見張ってもらったんです。
     白井ならすでに私の手下になりましたから」

    佐天さんがさわやかに説明する。

    「まさか…俺に手紙をよこしたのは…!!」

    「はい。白井に命じてやらせました」

    「なに…!!」

    上条は仰天した。


    247: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 22:13:24.15 ID:TckhLuOQ0


    「待て待て。じゃあクローゼットの中には一体誰が!?」

    焦った上条がクローゼットの扉を開ける。

    「これは…!!」

    入っていたのは爆弾だった。

    「ああああああ!!」

    シマウマは吹き飛んだ。


    佐天さんが心配そうに手当てしてやった。

    「大丈夫?」

    「いてて…」

    「焦って開けるからですよ。前回下着を盗まれたので
     衣服には気を使ってるんです」

    (気を使ってるってレベルじゃねえぞ!!)

    上条はそう突っ込みたいのを堪えた。


    252: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 22:21:51.44 ID:TckhLuOQ0


    「涙子さんよぉ。君の家は本当に刺激的だが…。
     白井をどうやって手下にしたんだい…?」

    上条が恐る恐る問いかけた。

    「御坂さんを一日好きに出来る権利を与えたら
     私の犬になってくれました。他にも御坂さんの
     下着などをプレゼントしたら簡単になついてくれましたよ?」

    「そ、そうなのか…。それとインデックスがいないんだが、
     あいつの行方を知ってるかい?」

    「クローゼットの中です」

    「ああ!?」

    インデックスは丸焦げになっていた。


    296: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 15:12:46.89 ID:QY+S2M4P0


    上条は焦げた禁書を背負って帰ることにした。

    そのとき意外に思ったのは、禁書の体重が心なしか
    軽く感じられたことだ。ずっとクローゼットの中に
    入れられていたのでゲッソリしてしまったのだろう。


    「痛くないか?」

    「ううん。大丈夫なんだよ」

    お風呂に一緒に入って禁書の体中の汚れを落としてやった。
    イカ墨のような汚れを石鹸で落としてから念入りにシャワーで
    洗い流してやった。

    「やっぱり少しやせたよなぁ」

    「ふぁう!」


    298: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 15:18:34.46 ID:QY+S2M4P0


    上条のソフトタッチ。
    お腹の肉を掴まれた禁書が可愛い悲鳴を漏らした。

    「背中がスリムになってきたぞ」

    「ほぉ!」

    「なにエ○チな声だしてんだよ…」

    背中の上から下へと指でなぞったら禁書が一瞬だけ
    飛び上がりそうになったのだ。

    「おまえは今でも俺のことが好きなのか?」

    「え? 唐突な質問だね…」

    「いいから答えろよ。ここなら誰もいないからさ。
     俺のこと、どう思ってるわけ? 佐天さんと付き合う
     ようなってもまだ俺のこと好きでいてくれるのか?」


    300: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 15:22:13.44 ID:QY+S2M4P0


    「私は…私は…」

    「……」

    禁書はうつむいて唇を噛んでいた。

    よほど答えにくいのか、膝の上で手を握り締めて震えている。

    「…」

    「そんなに答えにくいのか? まさかおまえ…俺のことがもう…?」

    「ち、違うんだよ!? ただとうまがいっつも他の
     女にとられちゃうから寂しくて…!!」

    禁書の声が浴室の中で哀しく響いた。

    「禁書……おまえ……」

    上条が禁書を後ろから抱きしめた。


    301: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 15:28:14.62 ID:QY+S2M4P0


    「とうま…」

    禁書はお腹のあたりにある上条の手を強く握った。
    彼の手から感じる暖かさが不安を打ち消してくれる気がして
    泣きそうになっていた。

    「本当は少しうれしかったんだよ?」

    禁書がぽつりとつぶやいた。

    「え?」

    「とうまはたんぱつと結婚するつもりだったんでしょ?
     そしたら私は出て行かなきゃならなかった。
     だから、とうまがるいこと一緒になって少し安心してるの」

    「…そんな約束してたっけ?」

    「してたよ!! あの時本当にショックだったんだよ!?」


    302: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 15:33:11.23 ID:QY+S2M4P0


    禁書は上条の胸に頭を乗せた。

    「とうまがるいこと付き合っても私は認めるよ…。
     でも、私はとうまのそばにずっといたいの…」

    「禁書…」

    「とうま…」

    「イカ娘のくせに生意気だぞ」

    「…!?」

    禁書は聞き間違えかと思って上条の顔を凝視した。

    「と、とうま…!? 今なんて…!?」

    「…」


    303: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 15:36:47.78 ID:QY+S2M4P0


    上条は真顔だった。

    「なあ。禁書目録よ」

    「う、うん」

    「今のは冗談だ」

    「えっ」

    「言ってみたかっただけだ。でゲソ」

    「げ、ゲソ?」

    禁書の頭上にクエスチョンマークが三個浮かんだ。

    「そろそろあがろうか。もう夜遅いからな。
     その話の続きはまた明日聞かせてもらうよ」

    「ちょ…とうま!!」

    上条はさっさと浴室から出て行ってしまった。


    305: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 15:43:59.76 ID:QY+S2M4P0


    夜。

    「う、動けないよぉ~」

    風呂上りの禁書は縄で縛られていた。
    ベッドの上で苦しそうにじたばたしている。

    「すぴー」

    上条は裸の禁書を抱き枕にしながら寝ていた。
    ほどよく脂肪のついた柔らかい感触が最高だ。

    「とうまったら…いっつも私をオモチャみたいに扱って…」

    頬を膨らます禁書だが、まんざらでもなかった。

    「でも私はとうまに必要とされているだけでうれしいんだよ。ふぁ~」

    やがて禁書もすやすやと寝息を立て始めた。

    恋人のようでもあり兄弟のようでもある妙な関係の二人だが、
    これはこれでいいカップルなのかもしれない。


    307: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 15:49:37.48 ID:QY+S2M4P0


    翌日の放課後である。


    「美琴はどうしてるのかな」

    上条が教室で呟く。

    今日久しぶりに登校したので補修を受けていた。
    ペンを持つ手は止まり、昨日の情事を思い出しては
    恥ずかしくなって頭を振って邪な回想を振り払ったのだった。

    「すでに佐天さんと交際することになったし、
     今更どの面下げて美琴に会えばいいんだ…」

    上条は表向きは佐天さんと付き合うことになったが、
    まだ気持ちは美琴へ向いていた。

    「しかし中々終らなえな…」

    机の上にある膨大な問題集の数々。
    数日間無断欠席したので仕方ない。

    禁書が電話を破壊したので、結果的に小萌先生からの
    連絡を全て無視したことになったのがまずかった。


    308: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 15:55:38.23 ID:QY+S2M4P0


    「しゃあねえか」

    悪態をつきながら一つ一つ問題を解いていく。
    普段から授業を真面目に聞いていない身では
    解ける問題は限られていたが、それでも一生懸命努力した。

    「上条さんはどうするおつもりですの?」

    「…!?」

    ここは一人きりの夕暮れの教室だ。

    なぞの問いかけは近くから聞こえてきたが、
    あたりに人影はない。

    「どこだ!? その声は白井なんだろ?」

    「……」

    苛立った上条が机を叩くが黒子は姿を現さなかった。
    前回の教訓を生かして天井を見上げたが誰もいない。

    教室は奇妙な静寂に包まれた。


    309: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 16:01:38.02 ID:QY+S2M4P0


    「…うふふふ。わたくしは上条さんがお姉さまのことを
     どう思っているのかを聞きたいんですの」

    教卓の近くから声が聞こえてきたのを確認。

    「ああ? 俺だって美琴のことは今でも好きだけどよぉ。
     佐天さんと付き合っている以上は難しいだろ…。そこだ!」

    会話しながら裏側を覗き込むが…誰もいない!!

    「あらあら。まだ美琴お姉さまのことが好きでいらっしゃるとは」

    「当たり前だろ? 美琴だって俺のことがまだ好きなはずだ。
     悪いのは全部佐天さんだ!! あの女さえいなければ俺達は…!!」

    「じゃーん☆ うふふふ。お二方とも両思いですのに、
     結ばれないなんて不憫なものですわねぇ」

    黒子は教卓横のダンボールの中から飛び出てきて普通に会話していた。

    「なあ白井。俺はまだ自分がどうすればいいか分からないんだ。
     美琴のことを考えると胸が苦しくなって…。
     てかおまえはなんで佐天さんの手下になってるんだよ」


    310: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 16:06:30.45 ID:QY+S2M4P0


    「お姉さまが踏まれている写真を20枚ほど頂きました。
     素敵な夜のおかずになりました」

    「ほどほどにしとけよ。美琴の奴、佐天さんの奴隷になって
     落ち込んでないかな?」

    「すでに廃人のようになっていますの。上条さんと会えないせいで
     寂しさのあまり死にそうになっていますわよ?」

    いつのまにか黒子も補習を手伝っていた。
    すらすらと高校生レベルの問題集を解いていく。

    上条は手を動かしたまま話し続ける。

    「それは酷いな。なんとか助けてやれないのか?」

    「そのためにはまず佐天さんをなんとかしませんとね」

    「あの子は暴れ馬だよ。とても俺には扱いきれない」

    「そうですねぇ。現にあの方は常磐台のレールガンすら
     オモチャにしてるようなツワモノですからね。
     もはや人外のレベルですわ」


    311: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 16:10:48.93 ID:QY+S2M4P0

    「…」

    「…」

    しばらく無言でペンを動かし続けた。

    隣に座っている黒子が圧倒的な速さで問題集を
    片付けてくれるので助かっていた。

    ふと窓の外を見ると、景色は夕方から夜に変わろうとしていた。

    「上条ちゃん! 今日はもう遅いから終わらなかった分は
     宿題にしようと思うんですけど…って、えええ!?」

    やってきた小萌先生が言い終わる前に驚嘆した。

    「なんで部外者が補修を手伝ってるんですかああ!」

    「やかましいですわ」

    助走をつけた黒子がフライングボディープレスで先生を沈めた。

    「やったか?」

    「ええ」

    念のため、上条は気絶した小萌先生を写真に収めた。


    313: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 16:19:05.43 ID:QY+S2M4P0


    黒子は手鏡を見て身だしなみを整えた。

    「上条さん。今日はもう帰りましょうか」

    「そうだな…」

    帰り支度をする上条。
    二人は目を回している小萌先生を無視して教室を去ったのだった。

    すでに廊下に人の気配はない。
    部活生達も帰ってしまったのだろう。

    「…」

    両者は言葉を交わすことなく階段を下りていた。

    昇降口へ行くまでに何人かの教師にすれ違ったので、
    白井黒子は丁寧に挨拶していた。

    黒子は明らかに他校の制服を着ていたのだが、それを
    指摘するものは一人もいなかった。上条達がすさまじく
    神経質な顔をしていたからである。


    314: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 16:23:55.18 ID:QY+S2M4P0


    上条たちは複雑な心境で夜道を歩いていた。

    不意にファミレスの前で立ち止まった上条が、
    ずっと気になっていたことを質問した。

    「なあ、白井はどうして俺の補習を手伝ってくれたんだ?」

    「わたくしにも分かりませんが、なぜかあなたを
     助けたくなるんですのよね。お姉さまの想い人だからかしら」

    「…寮の門限はとっくに過ぎてるんじゃないか?」

    「そんなこと百も承知ですの。日々廃人化してくお姉さまを
     見ていられなくてあなたに相談しに来たのが本音ですわ」

    道を行く通行人達は足を止めた上条たちを避けながら
    次々と通り過ぎていった。

    「当麻…。久しぶり」

    「…美琴!!」

    その通行人の中には御坂美琴も含まれていた。


    315: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 16:28:40.43 ID:QY+S2M4P0


    少しやつれた印象の美琴に話しかけられて
    驚いた上条だが、表には出さないようにした。

    「……」

    「……」

    両者は見詰め合った状態で立ち尽くす。

    ほんの数日前まではあたりまえのように
    冗談を言いあったり喧嘩したりした仲だった。

    なぜこんなに緊張しなければならないのか。

    上条は美琴の顔と地面を交互に見た後、
    意を決して声を発しようとしたが…。

    「当麻はもう…佐天さんのものなんだよね…」

    美琴が瞳を伏せて消え入りそうな声で言った。


    316: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 16:33:30.01 ID:QY+S2M4P0


    「な、なんでそんなことを…!!」

    「佐天さんから直接聞いたの。もう当麻には
     関わらないようにって言われたわ。
     …やっぱり私には魅力ないよね。
     ただ戦闘力が強いだけだし。女の子らしい
     佐天さんには適わないわ」
     
    車線を走る車のライトが美琴の顔を照らした。

    上条は美琴の頬に涙が流れていることを見逃さなかった。

    様々な思いを込めて彼女の名前を叫ぶ。

    「美琴!!」

    「いいの。同情なんかしないで。
     今日はお別れを言いに来ただけだから」

    「そうじゃない!! 俺はおまえのことが本当に!!」

    「もう会わないようにしましょう。じゃあね…」

    哀愁の漂う背中を見せて去っていく美琴。
    決して振り返ることはなかった。


    317: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 16:38:42.65 ID:QY+S2M4P0


    「く…!」

    上条は拳を握り締めながら歯軋りしていた。

    今すぐ美琴を追いかけて抱きしめてやりたいが、
    佐天さんと交際することを決定した以上は
    余計なことをしない方が懸命だ。

    血走った目で地面を睨んでいた。

    「…!!」

    自身の手があまりにも小さく感じられた。

    幻想殺しの右手は異能の力を打ち消すことが出来ても、
    去っていく女の子の背中を掴んでやることすら出来なった。

    「はは…。俺は…」

    達観した顔で自嘲気味に笑う。
    俺はシマウマにすぎないのか。そう彼の目が語っていた。


    320: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 16:44:39.35 ID:QY+S2M4P0


    「おーい、とうまぁ!」

    遠くから禁書目録が走ってきた。
    運動不足なので息を切らしながら必死に駆けている。

    「とうまの帰りが遅いから心配したんだよ! せめて
     電話の一つでも入れてくれればよかったのにぃ」

    「ああ。すまなかった。インデックス」

    上条の声に抑揚がついていなかったので禁書が目を見開く。
    彼から発せられる不気味なオーラに震えそうになった。

    「ど、どうしたの。そんなに怖い顔して!?」

    「いや。別になんでもないよ。気にするな。
     それより腹減ったんだろ? ちょうどそこにファミレスが
     あるから食べていくか。白井も一緒にどうだ?」

    「ご一緒させていただきますわ」

    うなずいた黒子。


    321: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 16:49:28.14 ID:QY+S2M4P0


    禁書はまだ何か言いたそうな気配を見せていたが、
    黒子に制される。そして三人でファミレスに入ったのだった。


    注文したメニューが来ても、上条は食べる気配を見せなかった。

    「とうま…」

    心配そうに見つめるインデックスの視線に気がついて
    いないのか、上条は沈黙をたもったままだ。
    その細めた目にはどんな映像が写っているのだろうか。

    「…」

    彼は両肘をテーブルの上に置き、顎の下で手を組む。
    いわゆる碇ゲンドウのポーズで考え事をしていた。

    「そっとしておいてあげなさいな。禁書さん」

    黒子は黙々とパスタを食べていた。
    傷心の上条にかける言葉が見つからなかったのだ


    326: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 18:00:52.58 ID:QY+S2M4P0


    禁書も黒子に習い、黙って食べることにした。
    いつもなら量が足りないなど駄々をこねるが、
    ダイエット中なのとシリアスな雰囲気のせいで言えなかった。


    禁書と黒子が食べ終わるまでそれほど時間はかからなかった。

    あとは上条がどう動くかを待つのみとなった。

    黒子が慎重に口を開く。

    「上条さん。もうお姉さまのことを気にするのは
     止めた方がいいと思いますの」

    「…!!」

    「あなたは佐天さんを選んだのですわよ」

    「それはそうだが…!!」

    上条が悔しそうに顔をゆがめる。

    美琴自身も手を引いた以上、上条は佐天さんと
    結ばれるべきなのかもしれない。


    327: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 18:05:32.11 ID:QY+S2M4P0


    「黒子の言うとおりだよ。とうま」

    禁書も黒子側だった。

    「とうまはもう一人の女の子を選んじゃったんだよ?
     ここでたんぱつのことを慰めにでも行ったら今度は
     るいこが悲しむんじゃないの?」

    「う…。だが俺は佐天さんに脅されたようなものなんだぞ!!」

    「じゃあ、るいこのことは嫌い?」

    「それは違う…。違うが…。なんか釈然としないんだ」

    上条がお冷を一気に飲み干した。

    「そのはっきりしない性格はどうかと思うな。
     そんなんじゃいつまでたっても一人の女の子を
     幸せにしてあげれないよ?」

    禁書が責めるような目つきで上条の顔を覗き込んだ。


    329: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 18:11:09.37 ID:QY+S2M4P0


    「なら俺はいっそのこと美琴を追い続ける!!
     やっぱり美琴が一番好きなんだ!!
     佐天さんには明日にでも別れてもらうように言うよ」

    「ふぅん」

    禁書は背中を触り始めた。かゆい所でもあるのか、
    首の下の辺りをしきりに気にし始めた。

    「おい。何してる?」

    「ちょっと、きつくてさ…」

    「何が…?」

    目を細めた上条は見てしまった。
    禁書の背中にファスナーがあることに!!


    「あー。暑かったぁ」

    禁書の着ぐるみを脱ぎ捨てた佐天さんは汗だくだった。
    手持ちのスポーツタオルで体中の汗をふいていた。


    331: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 18:15:26.98 ID:QY+S2M4P0


    「こんばんわ。涙子。こんなところで会うなんて奇遇じゃないか。
     今日はまたファンキーな登場の仕方だね」

    上条がさわやかに挨拶した。

    「そうですねぇ。禁書ちゃんは小柄だから着ぐるみが
     きつくて大変でした。で、さっき上条さんがとっても
     興味深いことを言っていたようですけど…」

    「俺はおまえのことが一番好きだよ!! 愛してる涙子!!」

    上条は佐天さんに抱きつこうとしたが、払いのけられてしまった。

    「今さら愛の告白とかふざけてるんですか? 
     さて白井さん。上条さんの発言を録音しましたか?」

    「はい。涙子お姉さま。確かにこのICレコーダーに録りましたの」

    厳かに言う黒子がレコーダーを佐天さんに渡した。

    『やっぱり美琴が一番好きなんだ!!』

    再生ボタンを押すと、上条の恥ずかしいセリフが再生された。


    332: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 18:19:31.12 ID:QY+S2M4P0


    「さて、上条さん」

    「はい…」

    佐天さんに睨まれた上条は縮こまっていた。

    「ずいぶんおもしろいことを言っていたようですねぇ。
     私と別れたいとか」

    「……はは」

    「どこまで私を怒らせれば気が済むんですか?」

    「……」

    「……おかしいですよね? 上条さんは私のことを好きだって
     言ってくれました。なのに今日は御坂さんに浮気しようっての?」

    佐天さんが机を強く叩いた。

    「そんな発情期のシマウマのような真似が許されるとでも思ってます?」

    「う……あの……その……」


    333: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 18:24:05.89 ID:QY+S2M4P0


    「言い訳をしたら白井さんのテレポートで
     五寸釘を打ち込むように指示します。逃げても同じです。
     分かったら私の顔をまっすぐ見なさい」

    「白井!! 頼む!! 後生だから助けてくれ!!」

    佐天さんのプレッシャーに耐え切れず、
    上条が懇願したのだが…

    「ぐへへへへへ。この顔…たまりませんわ」

    卑劣なる協力者・黒子はデジカメのムービーを再生していた。
    そこには先程の泣きそうな顔の美琴が映し出されていた。
    黒子が密かに撮影していたのだ。

    真性のクズである。


    「上条さんにはお仕置きが必要ですね」

    佐天さんが上条の後ろ襟を掴んで引きずっていく。

    「ちょ…まっ…」


    334: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 18:29:03.68 ID:QY+S2M4P0


    「いいから来なさい」

    「あっ…あう…」

    上条はアザラシのような顔をしていた。


    数時間後。佐天さんの家にて。


    「がああああああああああ!!」

    「ぐひぃっ!!」

    「ああああっ!! あひいいいいいいいい!!」

    「ごがあああああああああああああああ!」

    上条の叫び声だけが響いている地獄絵図だ。

    表現できないほどの壮絶なお仕置きが展開されていた。


    348: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 20:02:45.89 ID:QY+S2M4P0


    「あんたさは誰のものだっけ?」

    魔女が問う。

    「はひぃ。ぼくはぁ。さてんるいこさんの…ものですぅ……」

    踏まれた上条が、イルカのようにのけぞった体勢で答えた。

    「そうよね。あんたは私だけのものだもんね。
     もう二度と浮気しないって約束できるかな?」

    「はあああああ!! はひぃいい!! 誓います!! 誓いますから…」

    「なに?」

    「踏むのを止めないでえええええええええ!」

    「はあぁ? ほんっとうに情けない男ねぇ。
     女の子に踏まれるのがそんなにうれしいの?」

    「ぐひぃぃぃぃ! あっ…!!」

    「ほらほら」

    「ぐふうくくくっく…」


    349: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 20:06:24.99 ID:QY+S2M4P0


    上条が解放されたのは深夜の二時だった。

    「お…おうぅ…」

    浮浪者のような足取りでなんとか家にたどり着いた上条さん。

    「はぁはぁ……水を飲ませてくれ……」

    「とうま!?」

    寝巻き姿の禁書目録が急いで介抱する。

    「ぷ…ひぃ……」

    「これは…なんてことなの…」

    上条の顔は、砂漠で味方とはぐれて三時間ほど遭難した末、
    偶然通りかかったイギリス軍のジープに遭遇して救助された時の
    ダホイ族の青年(アラビア半島出身)のようだった。


    350: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 20:10:52.90 ID:QY+S2M4P0


    「しっかりして!!」

    禁書が浴びるほど水を飲ませてやると、上条の顔色は
    緑色から人間色に変色して言った。

    「はぁ……はぁ……ふふふふふふふふ」

    余裕が出来たのか、呼吸を整えるとともに
    奇妙な笑みすら浮かべ始めた。

    「?」

    「こんな屈辱を味わったのは生まれて初めてだよ」

    「!?」

    「ふぅ。やれやれ」

    上条は立ち上がった。

    先程のようなフラフラした足取りではなく、
    涼しい顔で背筋を伸ばしていた。


    351: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 20:14:54.56 ID:QY+S2M4P0


    「全く酷い目に会ったよ。やはり付き合う女の子は選ばないといけないね。
     君もそう思わないか? 禁書目録」

    「え? えっと。はい」

    「服が汚れてしまったな。さて禁書君。私のイカ臭い服を洗濯しておきたまえ。
     ついでに風呂に入るから、着替えも用意しておきなさい」

    「な…!?」

    「聞こえなかったかな?」

    「は、はい! かしこまりました」

    禁書は緊張しながらそう答えた。


    (え…? 今のとうまだよね? まるで別人みたいに…)

    上条の威厳のある態度に影響され、禁書が黙々と洗濯の準備を進める。

    洗濯機を操作している間に上条は全裸になり、風呂場へ入ってしまった。


    352: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 20:18:33.91 ID:QY+S2M4P0


    「あ、あのぉ。よかったら背中でも流してあげようか?」

    着替えを手にした禁書が言う。

    「結構だ。今は一人にしてくれないか? 今後の計画を考えている途中なんだ」

    「はい…すみませんでした」

    禁書は多数の疑問を抱いていた。

    突然、深夜にボロボロになった同居人が帰ってきたかと思えば、
    性格が豹変してしまったのである。驚くのも無理はなかった。


    十五分ほどして上条が出てきた。

    「早かったんだね。とうま」

    「まあね。シャワーを浴びただけだ。さっぱりしたよ。
     さて、私は少し出かけてくるよ」

    「こんな時間に!?」

    すでに時刻は三時になろうとしている。


    354: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 20:22:05.81 ID:QY+S2M4P0


    「明日の学校はどうするつもり?」

    「学校だと?……俺は上条当麻だぞ?」

    「答えになってないよ。またサボるの?」

    「……」

    上条はそれには答えずに出て行ってしまった。


    「とうまは一体どうしちゃったの…?」

    家には泣きそうな禁書だけが残された。


    それから上条当麻は一週間ほど行方をくらました。

    学校には無断欠席し、禁書に連絡すらしなかった。


    356: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 20:27:42.01 ID:QY+S2M4P0


    深夜。上条は人気の無い倉庫にいた。

    「はぁ…はぁ…誰か…!!」

    倉庫の扉をやかましく叩き続ける少女がいた。
    そこは真っ暗な空間で、天井の隙間からわずかに
    月明かりが差し込んでいた。

    「…」

    上条はわざと音を立てるように歩いていた。

    コツコツコツ…

    その恐怖の足音が少女を恐怖させる。

    「お願い!! 誰でもいいから私を助けて!!」

    なおも大きな鉄製の扉をたたき続ける少女。
    無駄な抵抗だとは分かっていたのだが、
    それでも助かりたい一心で声を張り上げていた。


    357: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 20:32:04.43 ID:QY+S2M4P0


    「騒ぐな」

    「ひぃ…」

    少女は後ろから髪の毛を掴まれた。

    「こっちを向けよ」

    「…」

    振り向いた瞬間、平手打ちが飛んできた。

    「っ…!」

    顔はすでにボロボロだった。

    切れた唇からは血が出ていて髪の毛はボサボサの状態だ。

    「もう…許して…」

    「こんなもので許してもらえると思ってるのか?
     いいから黙って俺に殴られなさい」


    359: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 20:36:40.46 ID:QY+S2M4P0


    「うっ…」

    前髪を掴まれて一方的に殴られていた。

    「はぁはぁ…」

    少女は衣服が破れていた。
    ところどころ素肌が露出していたが、
    そんほとんどから出血が確認された。

    「おまえはやりすぎた。俺の内に潜む野生を呼び覚ましてしまった」

    「はぁはぁ…。もう…やめ…て…」

    「もう手遅れだぞ?」

    少女の足首を思い切り踏みつけた。

    「うわあああああああああああ!!」

    「いい声で泣くじゃネエか? ああ!?
     興奮してきちまったぜ俺はよぉ!」


    360: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 20:40:47.12 ID:QY+S2M4P0


    「もう嫌あああああ!! 誰か助けてええええええええ!」

    「助けなんてクルト思うノカ?」

    「ひ…!」

    上条は佐天さんの頭を掴んで地面に叩きつけた。
    鈍い音が聞こえた後に佐天さんの頭からわずかに血が流れる。
    上条は追い討ちをかけるように頭を踏んでいた。

    「…!」

    「いいざまだな。今までとは立場が逆転したわけだ」

    「ちくしょう……殺してやる…!」

    睨む佐天さん。

    鋭い眼光は肉食獣のようだった。
    殺られる前に殺るつもりなのだろう。
    上条の足首を握りながら今にも反撃の気配を見せようとしていた。


    374: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 21:53:39.32 ID:QY+S2M4P0


    「はぁ」

    上条はため息を付いた。

    「初春。佐天を拘束しろ」

    「はい。ただいま♪」

    突然姿を現した地獄の協力者・初春が佐天さんを取り押さえる。

    「初春!! やめなさい…!」

    「いから大人しくしてくださいよ。
     どうせ助からないんですから」

    「ちくしょう…!!」

    あっという間に後ろ手に縛られてしまった佐天さん。

    冷酷なる悪魔・上条がにやけながら見下ろす。

    「どうだ今の気分は?」

    「最悪よ…。聞かなくても分かるでしょ」


    376: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 21:58:20.58 ID:QY+S2M4P0


    「そんな目で見られたら興奮するじゃないか。
     君はこれから自分が何されるか分かるかな?」

    「……!」

    上条は佐天さんの返事を待たずに強引に唇を奪った。

    思い切り身体を暴れさせる佐天さんだが、
    腕を縛っている縄がますます食い込むだけだ。

    閉じた目から涙がこぼれていた。

    「おい。なに泣いてんだよこら。俺のこと好きだったんじゃねえのかよ」

    「こんなゲス野郎だと知っていなければあんたのこと好きになんて
     ならなかったわよ。あんたは最低のクズ野郎よ」

    すると、すぐに上条が平手打ちを喰らわした。

    赤く染まった頬が痛々しい。
    佐天さんの乱れた前髪が目元を隠していた。

    「おい。口には気をつけろよ?」

    「…」


    377: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 22:03:33.68 ID:QY+S2M4P0


    「へへへ…」

    上条が猛獣のような顔で佐天さんの涙を舐め取っていた。
    肩にかかる長い髪の毛を手でもてあそぶ。

    「……っ」

    恐怖で固まった佐天さんの表情は上条をさらに欲情させた。
    上条の手がわずかでも肌に触れるだけで
    萎縮している様子が滑稽だった。

    「ふふふ。おまえやっぱり顔は綺麗だよな」

    「触らないで…」

    「そう言うなよ。これからもっと楽しい遊びをしようぜ」

    上条が初春の方を見た。


    378: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 22:08:02.08 ID:QY+S2M4P0


    「初春!! そろそろ頃合だ。あれを準備しろ」

    「おーけーでーす♪」

    歌うように返事した初春が倉庫の奥へと消えた。

    数分ほどして彼女は手錠とバイブを持って戻ってきた。

    「どうぞ。上条さん」

    「うむ」

    受け取った手錠をまじまじと見つめる上条さん。

    佐天さんは顔を引きつらせた。

    「何をするつもり…!?」

    「なあに簡単さ」

    上条と初春の二人で佐天さんを押さえつける。
    佐天さんは往生際悪く暴れまくったが、さすがに
    二人相手ではどうにもならない。


    379: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 22:13:28.35 ID:QY+S2M4P0


    拘束している縄を解いてから新たに手錠をはめた。
    さらに四つんばいの体勢にしてパンツを脱がせた。

    上条が佐天さんの目の前、バイブを持った初春が
    後方に位置する形となった。

    「気持ちよくさせてくれよ」

    「んんんん…」

    「おい。歯を立てるなよ」

    「ぬんんんn」

    前髪を強引につかまれた佐天さんが上条のモノを
    口に含まされていた。喉の奥までイチモツが
    差し込まれている。

    「ちゃんと舐めないとまた殴るからな」

    「……ん」

    「そうだ。やればできるじゃないか」

    「……」


    380: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 22:18:58.09 ID:QY+S2M4P0


    犬のような屈辱的な姿勢で無理やりご奉仕させられているのだ。
    ドSの佐天さんにとっては耐え難いことだった。

    「また泣いているのか? 泣き虫だなぁ。佐天さんは」

    「……」

    涙が無意識に流れていた。佐天さんにとって上条当麻は取るに足らない
    存在のはずだった。だが、美琴さえ奴隷化できたことで慢心していた。
    本当に恐ろしい存在は身近にいるものなのだ。

    「こっちも責めちゃいますね」

    「あっ…! だめ…」

    「うわぁ。もう濡れ濡れですよ」

    「あん……あぁ……やめ……」

    背後から初春がバイブを挿入したのだった。

    嫌がる佐天さんに構うことなくピストン運動を開始する。


    381: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 22:23:57.43 ID:QY+S2M4P0


    「あぁ…ん……やめて……」

    「さっきまでの勢いはどこへ行ったんですか佐天さん?」

    「うい……はる……あんた……」

    「親友の前でこんな恥ずかしい姿さらすのってどんな気分なんですかぁ?」

    「んぁぁ……やめて……よ……おねがい……!」

    佐天さんが苛立って腕に力を込めるが手錠の感触は硬くて冷たかった。

    一方で鬼畜・上条が命令する。

    「おい。休んだら殴るぞ。ちゃんと加えろ」

    「はいぃ…んん」

    「おうおう。そんな哀しそうな顔するなよ?
     美少女が台無しだぞ?」

    「す……すみませ……」


    383: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 22:28:14.87 ID:QY+S2M4P0


    佐天さんはその整った顔を涙と鼻水で汚していた。
    上条への畏怖と悲惨な現状に、次第に抵抗の意思は薄れていった。
    発情したメス犬のように腰を振りながらフェ○チオに没頭していた。

    「うわぁ。すごいですねぇ。佐天さんのここ」

    背後にいる初春にはされるがままだった。
    犯されるのは秘所だけではなく、ア○ルにまで
    指を挿入され、好きなように犯される。

    まだ誰にも許したことのないそこを
    親友の初春に責められていることは屈辱だった。

    「うぅ…」

    もう涙をどれだけ流したかも分からないほどだった。
    彼女には自身の運命を呪うことしかできなかった。


    385: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 22:31:31.72 ID:QY+S2M4P0


    ところで、上条が変わってしまったのは佐天さんによる支配が原因だ。

    美琴への気持ちが佐天さんにばれた際、それで怒られるだけなら良かったのだが、
    頼りにしていた黒子に騙されたことがショックが倍増した。

    黒子が佐天の配下であることは事前に分かっていたはずだった。なのに、
    補習を手伝ってもらったことでなぜか黒子に心を許してしまった。

    今思えば、初めから佐天さんと黒子にはめられていたのだ。
    今まで散々佐天さんに振り回されてきたが、ついに限界が来てしまった。
    同時に、ずっと封印しておいた獣としての感情を蘇らせてしまった。

    その時の上条の表情は、まさにシマウマのそれだった。


    388: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 22:38:21.19 ID:QY+S2M4P0


    「涙子。どうだ? 感じてるか?」

    「あぁん…! ……はぁはぁ……!! だ…だめ…」

    「いい締りじゃねえか。さすが女子中学生だぜ」

    「ぬ……抜いてぇ…!! あっ……や……やだ……」

    佐天さんがバックから上条に犯されていた。
    緩やかなくびれのある腰を掴まれて何度も
    何度も上条のいきり立つものが出し入れされていた。

    「やっぱおまえ最高だわ。顔がいいと最高に抜けるよな。
     大きなお○ぱいも揺らしてエ○チな奴だなぁ」

    「やだぁ……たすけてよぉ……」

    「おらおら。逃げられると思ってんのか? 
     おまえの中にたくさん出してやるからな。涙子」

    「あぁああぁ……あっ……そんなに……強くしちゃ…」


    389: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 22:43:58.99 ID:QY+S2M4P0


    今まであれだけ威張っていた女の子を犯している。
    上条は特有の高揚感を得てさらに腰の動きを早めたのだった。

    「ぁあ!! …あん!! はぁ…! ああん!!」

    「その声、最高に興奮するするぜ…!!」

    「あぁ!! やめ!! もう…!! ゆるし…て!!」

    佐天さんが顔を振り乱しながら涙目で懇願するが、
    鬼畜上条の突きはさらに強まるばかりだった。


    「うわぁ。アヘ顔でよだれ垂らしてますよ。佐天さん♪」

    初春がカメラで撮影を行っていた。

    「佐天さんのエ○チな顔をドアップで移してあげますからねぇ~」

    まるで幼児をあやす様な口調で言うが、内容は極悪だ。
    初春はいかなる時でも上条の味方であり、彼を喜ばせるためなら
    どんなことにでも手を染める悪魔だった。


    390: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 22:49:05.54 ID:QY+S2M4P0


    すでに彼女の認識では、佐天さんは親友から元親友に変わっていた。

    カメラの視線に苛立った佐天さんが初春を睨みつけたが、頭を
    容赦なく踏みつけられてしまった。ぐりぐりと土足で元親友の
    頭を痛めつけながら、涙目でなおも睨んでくる彼女を楽しそうに撮っていた。

    「うふふふ。佐天さんは地に伏せている姿がお似合いですよ?」

    「ちく…しょう……!!」

    この間も上条のピストン運動は休まることがない。

    「そろそろフィニッシュとさせてもらうぜ」

    「あぁ…まって……!」

    「いくぜ?」

    「や…やめ…まって……!! あっ…あぁあああああああ!!」

    「…」

    「いやああぁああああああああ!!」

    人気のない倉庫に佐天涙子の悲鳴が響き渡る。
    その後も上条の気がすむまで犯されたのだった。


    400: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 00:01:42.82 ID:QY+S2M4P0


    事後。

    「最高に楽しかったよ。佐天さん」

    「う……ぁ……うぅ…」

    「また今度も遊ぼうな?」

    「ひぐっ……うっ……」

    秘所から太ももまで白い液体で汚された佐天さんがすすり泣いていた。

    「初春もありがとな。おまえがいなければこの計画は成功しなかった」

    上条は初春と抱き合いながら熱いキスを交わした。

    「いいんです。私はいつでもあなたのものですから…」

    愛しそうに目を閉じて上条の唇を求める初春。
    ねちょねちょと唾液の交じり合う卑猥な音が響いていた。

    こうして上条の復讐計画は成功に終ったのだった。


    433: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 15:14:16.98 ID:rcMY+Tnx0


    帰宅した上条当麻は御坂美琴へ下記のメールを送信した。

    『ビッグニュースだ。ついに佐天さんを倒したぞ。
     これからは俺とおまえのハッピーライフが待ってる。
     明日の夕方、いつもの公園に来てくれ。
     改めて俺の口からプロポーズしようと思う』

    「ふふふ」

    ベッドの上で明るい未来を想像しながら微笑む。

    一週間ぶりの我が家だった。

    今まで初春の家にやっかいになり、佐天さんへの復讐計画を
    練っていた。この数日間は復讐のために費やされたといっていい。

    だが、まだ終っていないことがある。美琴との婚約だ。


    435: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 15:22:29.69 ID:rcMY+Tnx0


    「ふふふ。待っててくれよ。美琴」

    上条はそのまま眠りについた。
    今日は特に疲れたので死んだように眠った。


    「とうまはまだ知らないんだね…」

    そばで彼を見守っていた禁書目録が、お守りを手に
    しながらそう言った。そのお守りは佐天涙子が
    身に着けていたものだった。

    「楽しい時間はすぐ過ぎるように。幸せな夢から
     覚めてしまうのもあっという間なんだよ。
     それは刹那の夢。ただの妄想のようなものなんだよ」

    意味の分からないことを言うインデックスだった。

    彼女は普段立つことのない台所で何か探し物をしていた


    437: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 15:32:06.22 ID:rcMY+Tnx0


    「う~ん。これで大きさは十分かな? いや、こっちの方がもっと…」

    独り言を言いながら棚の扉などを手当たり次第開けまくっている。

    「ほおぉ。これならちょうどいいかも!」

    やがて目当てのものが見つかったのか、おいしいものを
    見つけた時のように目をキラキラ輝かせた。

    「ぐへへへへへ」

    黒子を彷彿とさせるような怪しい笑みを浮かべる禁書は
    凄まじく不気味だった。


    翌朝である。常磐台の女子寮にて。

    「ふわぁぁ。今日もかったるい授業受けにいかなきゃ」

    六時丁度に起床した美琴が背伸びしていた。


    438: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 15:43:46.56 ID:rcMY+Tnx0


    「あー、眠い」

    顔を洗いに洗面所まで歩く。
    今日はベッドの中に黒子が進入していなかったのが幸いだった。

    洗顔を済まして身支度を整える。

    寮の朝食の時間までまだ時間があるので、意味もなく
    廊下を散歩することにした。

    同じく眠そうな何人かの乙女達とすれ違い、上品に挨拶した。
    上条と話す時とは違い、校内では品のあるお嬢様の態度だ。
    レベル5のレールガンに相応の品格が求められた結果だ。

    「ん…? あれはなに…?」

    歩いている途中で不審なものを発見した。

    それは動く棺桶だった。

    「え?」

    通常、棺桶とは死者を収容するためのものである。
    それがなぜここにあるのかはともかく、ガタガタと
    揺れ続けている棺桶は見るものを恐怖させた。


    440: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 15:52:08.64 ID:rcMY+Tnx0


    「ちょ…」

    次に棺桶のフタが内側から開けられた。
    不測の事態に備え、臨戦態勢を整える美琴だが、
    結果的にその必要はなかった。

    「ぐぁあぁあぁあぁぁ……助けてくださいまし…お姉さま…」

    ゾンビ状態の黒子が手を伸ばしていた。
    顔面蒼白で数日間断食したかのように頬が
    痩せこけてしまっている。

    「一体何があったの!?」

    「あ…お姉さまあぁ……ぶふぅ……ひぎぃぃ」

    美琴は黒子が気持ち悪かったので三メートルほど距離を取っていた。
    黒子はそれがショックで目が血走ってしまったが、
    今はそれどころではなかった。

    『きゃああああああ!!』 『死体が動いてますわ!!』 『いやああああ!!』

    気品に満ち溢れるお嬢様方が騒いでいた。
    食堂へと続く廊下にこんな物騒なものがあっては無理もない。


    441: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 16:01:39.28 ID:rcMY+Tnx0


    悲鳴を聞いた他の女子生徒達も集まってきており、
    騒ぎは寮全体へと達しようとしていた。

    「せっかく当麻と結ばれる最高の日になるはずだったのに!!
     あんたのせいで台無しじゃない黒子!!」

    怒ったレールガンが迷いのない電流を放った。

    例えるなら結婚式を台無しにされてしまったような心境である。
    苦労した末にようやく上条と結ばれるというのにこの有様である。
    美琴が怒るのも無理はなかった。

    「……!!」

    黒子が気絶するのに一分とかからなかった。
    もくもくと煙を立てながら白目を向いてしまった。
    恐らく死んではいないだろう。

    「あ…やば…!」

    美琴がしまったと言いたげに顔を両手で覆う。


    442: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 16:10:33.25 ID:rcMY+Tnx0


    三秒後、案の定というべきか、鬼の形相の寮監殿が
    美琴を捕らえるために疾走してきた。
    寮内での能力の使用は硬く禁じられているからだ。

    つかまれば最後。罰として、とても一日では
    終らないような量の掃除などを命じられるのだ。

    すなわち、上条との約束を反故にすることになる。


    「もう騒ぎに巻き込まれるのはいやぁああああ!!」

    美琴が騒ぎの原因の一端を作ったとは思えないセリフを吐きながら
    周囲に電流を飛散させる。目標など定めておらず、完全な無差別
    攻撃となっていた。

    『あひぃぃぃぃぃ!!』 『あっ…御坂さまあああ!?』 『ぁあああああん!?』

    数人の女生徒達が巻き込まれたようだが、構うことはない。
    むしろ恍惚とした表情で快楽に悶えているようだった。

    美琴は電流でブチ破った窓ガラスから身を乗り出し、外へと逃げ出した。


    444: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 16:20:18.68 ID:rcMY+Tnx0


    『御坂待たんかキサマあああああああああああああああ!!』

    スプリンターのような速さで寮監が追いかけてくる。

    ちなみに、寮監の戦闘力は計り知れない。
    あの黒子を二秒で沈めるほどの猛者である。
    レベル5の美琴でさえ、正面から戦りあって勝てる保証はなかった。

    逃げ切れないと判断した美琴は、
    中庭を散歩していた婚后光子さんに近寄った。

    「な、なんですのあなたは!?」

    「うっさいわね!! デコビッチが。抵抗すんじゃないわよ」

    「あぁん…!」

    殴る蹴るなどの暴行を加えた末、婚后さん(常磐台中二年生:cv寿美奈子)
    の背中に小型の時限爆弾を取り付けた。

    爆弾はスカートのポケットの中に常備していた。
    今時のお嬢様であれば、爆弾の一つや二つは淑女のたしなみと
    して所持しているものなのである。


    446: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 16:30:34.66 ID:rcMY+Tnx0


    「そーれぇ!」

    掛け声と共に婚后さんを寮監へ投げる。
    さらに微量の電流を爆弾に直撃させ、寮監ごと木っ端微塵に
    吹き飛ばしてやった。まさに悪知恵と奇策の勝利である。

    ギャグ展開なので死ぬことはないだろう。


    「はぁはぁ……よーやく逃げ切ったわ…あー、朝からめっちゃしんどい…」

    約束の公園で息を整える美琴。

    あっぱれな逃げっぷりで地獄の女子寮から脱出した美琴。
    あとで寮に戻れば想像を絶するお仕置きが待っているだろうが、
    今はどうでもよかった。

    「ふぅ。あとは夕方までここで待てばいいのね。早く当麻に会いたいわ」

    しかし、約束の時間までたっぷりと余裕があった。

    それまで何をすればいいかと考えたが、学校に行くわけには
    いかないし、いっそのことゲーセンにでも
    行って遊んでしまおうかと考えた。


    450: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 16:38:01.40 ID:rcMY+Tnx0


    「御坂様~~~~!!」 「大丈夫ですかぁ~~!」

    そこへ二人の淑女が駆けてきた。湾内絹保さんと泡浮万彬さんだ。

    二人とも一年生で、美琴の妹分だ。
    事情を聞いたところ、美琴が心配になって着いてきたらしい。

    「まあまあ。わざわざこなくてもよかったのに。
     あんたたちまで停学になるわよ?」

    「いいんですの。わたくしたちは御坂様をお守りする義務がありますの」

    湾内さんがしとやかに言う。

    「あっそ。なんかあんたの顔、生理的に受け付けないわ。
     とりあえずお腹すいたから焼きそばパン買ってきてよ」

    「は、はい。ただいま行ってまいります!」

    近くのセブンスマートへ走って買いに行く湾内さん。

    「絹保が戻るまで退屈だから、あんたはその辺で逆立ちでもしてなさい」

    「さ、逆立ちですか? 分かりました。御坂様」

    従順に従う泡浮さん。下手糞な動作でさっそく逆立ちを開始した。


    451: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 16:46:51.94 ID:rcMY+Tnx0


    「何よその情けない逆立ちの仕方は!? もっとしゃんとしなさいよ」

    美琴は携帯用SMムチを手にして泡浮さんの背中を叩きまくっていた。

    「御坂様……。刺激的すぎますわ…ああっ!! うふん!?」

    「おらおら、休んでんじゃないわよ!! 私を退屈させる気?
     罰としてあんた今日から毎日逆立ちしながらオ○ニーしなさいよ!!」

    「あふっ!! クドわふ!? たああああ!!」

    「あー。なんでうちの学校ってレズビアンが多いのかしら。
     …もう飽きたわ。ってか疲れた」

    美琴はムチを投げ捨てて自販に蹴りを入れた。
    ランダムに落下してきたジュースの缶を手に取り、
    ベンチに腰掛けた。よく訓練されたDQNガールである。

    ちなみにこのSっぷりは、派手に散った乙女・佐天さんに影響されたのだ。


    452: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 16:55:58.17 ID:rcMY+Tnx0


    そこへ焼きそばパンを買いに行った湾内さんが戻ってきた。

    「み、御坂様…!!」

    「遅かったじゃない絹保。私を五秒以上待たせるとはいい度胸してるわね。
     イライラさせた罰としてノーパンでマンボウのモノ真似をしなさい…って…えぇ!?」

    「あ、あの…!! 先程からこの方がわたくしを…」

    絹保さんの背後に妖しい人影あった。

    白い装束を纏った小学生くらいの背丈。
    手にした大きめの包丁を絹保さんの首筋に構え、
    動いたら殺すと小声で脅していた。

    「抵抗したらこの女の命はないんだよ。たんぱつ」

    なんと、犯人は禁書目録だった。

    恐るべき目つきで美琴を睨んであおり、どうみても
    冗談でやっているようには見えなかった。


    454: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 17:05:06.58 ID:rcMY+Tnx0


    「禁書!! あんたとうとうトチ狂ったわけ!?
     別にそいつに人質としての価値はないけどさ、
     あんたまさか私と当麻の仲を妨害しにきたんじゃないでしょうね?」

    「そのまさかなんだよ。とうまとたんぱつが婚約なんてしたら、
     私は英国へ帰らなくてはならないんだよ。死活問題なの」

    「…」

    「どうしたのたんぱつ?」

    「あははははははっはあっははははははあh ぶわあああああああか!!」

    美琴が腹を抱えて笑い始めた。

    よほど面白いのか、足を下品にジタバタさせながら
    笑っているので短パンが丸見えだった。さらに声を張りげる。

    「ぎゃはははっははははははははっははっはは!! 
     それってとうまに捨てられるってことじゃん!!
     ざまあないわね禁書!!」

    「…」


    458: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 17:15:13.10 ID:rcMY+Tnx0


    「あんたは当麻と同棲しているうざいシスターだと思ってたけどさ。
     今ので全部吹き飛んだわ!! そうよねあんたは英国人だもんね! 
     エゲレスww ぷはぁ!! 日本にいられるのは当麻がかくまってくれてる
     からだもんねぇ!! あははははっはははあ。バーーーカ!!」

    「…」

    禁書目録さんは怒り心頭のご様子。
    痛いくらいに包丁を握り締め、静かに怒りを表していた。
    その背後には魔界の火炎が燃え盛っているように見えた。

    調子に乗った美琴が、大胆にも禁書の顎を持ち上げながらこう言った。

    「面白すぎてお腹が痛いわ。ねえ、これからあんたは私たちの
     小間使いとして使ってあげる。これからは私のことを
     美琴様って呼びなさいよ。あっ、そうだ今からイスになってくれない?
     そこで四つんばいになってよ」

    「…」

    「黙ってないで何か言いなさいよ。そういえば、あんたの顔も生理的に 
     受け付けないわ。やっぱあんた早くイギリス帰りなさいよ。ほらほら。
     それともご機嫌取りに当麻のアレでもしゃぶって懇願する?」


    459: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 17:25:15.04 ID:rcMY+Tnx0


    「……いい加減にするんだよ」

    とうとうブチ切れた禁書目録。

    湾内さんを蹴飛ばし、包丁を片手に美琴に襲い掛かる。


    「はああ? いい加減にするのはあんたでしょ?」

    なぜか同じようにブチ切れている美琴が、上空に強大な雷雲を発生させる。
    雷雲から死の雷が生成され、強大な槍となって禁書へ降りかかった。


    ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!


    鼓膜が破れるほどの大音量の後、禁書は消し隅になったと思われたが…

    「甘いんだよ。たんぱつ」

    「な……? そ、そんな……うそでしょ…」

    なんと、美琴が攻撃したのはヤリイカの形をしたぬいぐるみだった。


    460: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 17:35:46.52 ID:rcMY+Tnx0


    「変わり身の術なんだよ。私がとうまとのダイエット中に習得したの」

    「忍者かあんたは!! ええい、これでも喰らえ!」

    「うわああああ!?」

    禁書が公園の噴水へ投げられた。
    美琴は人を投げることに関しては一流なのである。

    「これで終わりよ。たとえあんたがどんな小細工をしていてもね」

    「やば…!」

    禁書が焦るとおり、噴水の水でびしょ濡れだ。
    この状態で電流を喰らえば確かに小細工は通用しそうにない。

    禁書はぬいぐるみの他にも三十七種類の隠し芸を持っていたが、
    その大半が無駄になってしまっていた。

    「ほおおおおおらぁぁあ!!」

    美琴の全身からシャワーのように電流の雨が発生した。
    それらは流星のごとき勢いで禁書に襲い掛かり、確かに命中していた。


    465: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 17:44:42.25 ID:rcMY+Tnx0


    「どこを狙ってるのかな? ひひひ」

    「な…!?」

    またしても禁書は生きていた。
    涼しい顔で美琴の背後に立ち、偉そうに人差し指を立てる余裕すらあった。

    「ちょ……うそでしょ…?」

    美琴は本気で恐怖し始めた。

    禁書の奴は汗一つかかないほど落ち着いてる。その貫禄はまさに百戦錬磨。
    経験したことのない術を使う禁書目録は、完全に未知の生物だった。

    「それじゃあ、私は誰を攻撃したっての!?」

    振り返ると、噴水には電撃を浴びまくった泡浮さんの姿があった。
    なぜか下着だけの姿になっている。白魚のように艶かしい肌が
    噴水の水で濡れており、陽光を浴びて輝いていた。

    「これぞ忍法、変わり身の術。バージョン2なんだよ」

    「…!!」 


    468: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 17:54:05.27 ID:rcMY+Tnx0


    「どうかな、たんぱつ。これでもう降参する気になったでしょ?
     どうやっても私には電撃は当てられないんだよ。だいたい
     たんぱつの戦い方は直情的すぎるの。熟練された技を持つものは…」

    「ねえ」

    「なに…? まだ話の途中なんだけど」

    「そこ、地雷が埋めてあるわよ」

    「へ…?」

    足元を確認する禁書。彼女の左足は確かに地雷の先端を踏んでいた。


    「うわああああああああああああああああああああ!!」

    禁書は盛大に吹き飛んだ。


    「うふふふ。ついに買ったわ。やはり私は当麻の妻にふさわしい存在ね」

    ガッツポーズを取りながら勝ち誇る美琴。


    484: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 19:18:41.58 ID:rcMY+Tnx0


    地雷は寮からの追跡者に備えてあらかじめ埋めておいた。
    これくらい用意周到でないとレベル5を名乗ることは出来ないのだ。

    その美琴の肩を何者かが叩いた。

    「…!?」

    禁書かと思って振り返ったが、そこにいたのは湾内さんだった。

    「なんだあんたか…びっくりさせないでよ」

    「…す、すみません。あのシスターさんは死んだのでしょうか?」

    「ギャグ展開だからそれはないでしょ。あー、喉渇いたわ。
     あんたカツサンドドリンク買ってきてよ」

    「うっせー。ですわ」

    「はぁ?」

    あきれた顔で睨む美琴。


    485: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 19:27:42.66 ID:rcMY+Tnx0


    「まったく。手間をかけさせますわ。このビリビリ中学生めが…!!」

    湾内さんは不気味に笑いながら背中のファスナーに手をかけた!!!!

    (まさか…こいつも禁書の変装だっての…!?)

    驚嘆した美琴が再び臨戦態勢に入る。

    だが、結果的にはその必要はないと思い知らされるのだった。

    「おまえ、さっきから好き放題やりすぎだろ。美人が台無しだぞ」

    気ぐるみの中から上条当麻が現れた。

    「ななななんあなな……ちょ…まって……なんであんたがここに…!?」

    「俺がここにいちゃおかしいか? 趣味で湾内さんに変装しちゃいけえねえのか?」

    「べべ…別に悪くはないけどさ…。もっとまともに登場しなさいよ…」

    動揺しまくる美琴。大好きな彼を前にすると凄まじい勢いで心拍数があがっていた。


    491: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 19:36:16.39 ID:rcMY+Tnx0


    「ま、まさか、あ、あんたの方から会いに来てくれるとは思わなかったわ。
     あのさ、昨日のメールの件なんだけど…」

    「ごちゃごちゃうっせえよ。それより禁書目録をなんとかしねえとな!!」

    「え…?」

    美琴を置き去りにした上条は、数メートル先で大往生している禁書の介抱に向かった。
    丸焦げになってしまった禁書を抱き上げ、その名前を必死に呼び続ける。

    「おい禁書! 大丈夫か!? 顔がイカみたいになってるぞ! まじパネエな」

    「むにゃ…むにゃ…」

    「早く起きるんだイカ目録!! ご飯の時間だぞ!!」

    「うあお~~~~~~~~~~ん!!」

    禁書は覚醒した。


    493: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 19:46:18.77 ID:rcMY+Tnx0


    「おお。ついに目覚めたか!我が愛しの禁書目録よ…!! 
     うん…? おまえ体系がスリムになっていないか?」

    「と、とうま。私を助けてくれたんだね。ありがとう。愛してるでゲソ」

    「おいおい! いまさら愛の告白とかどうでもいいよ! それより
     おまえ痩せたんじゃないか!?」

    「あれ? 本当だ。贅肉がなくなってるよ。今までのダイエットと
     たんぱつとの戦闘のおかげかな。これでもうピザ扱いされなくてすむんだよ」

    禁書の無事を確認して安堵する上条だが、美琴が黙っているわけがない。

    「ねえ当麻ぁ。どうしてそいつをかばうの? そんなに禁書ちゃんが大切なの?
     ってか私との約束はどうするつもりなのよ? それ以上調子に乗っていると…」

    足元をビリビリ言わせながら嫉妬していた。

    しかし、上条は華麗に無視して湾内さんのもとへ駆けた。


    495: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 19:55:42.08 ID:rcMY+Tnx0


    上条当麻は正義の味方た。

    人が困っていたら助けるし、それはけが人に対しても同様である。

    「君! しっかりしろ! 意識はあるか?」

    「は…はい。体中が痺れますが…なんとか…」

    シックな下着姿の湾内さん(本物)が上条に介抱されていた。
    その肩を優しく抱いてやると、男慣れしていない湾内さんは
    頬を赤く染めたのだった。

    「まあ、あなた様は……上条様ではありませんか…。お会いできて光栄ですわ」

    「俺のことを知っているのか?」

    「上条さんの噂は学園内に知れ渡っていますわ…。シマウマ様…」

    「へえ。俺って以外に有名人なんだな。悪いが、ちょっとここで待っててくれよ」

    次に上条は泡浮さんへ駆け寄った。


    496: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 20:05:05.11 ID:rcMY+Tnx0


    泡浮さんは美琴に強打された背中を押さえながら横になっていた。

    「傷はまだ痛むか? 俺が来たからにはもう大丈夫だぞ」

    「上条様ったら、わたくしにまで気を使ってくださるなんて…感激ですわ!」

    「こらこら。そんな色っぽい目で見られたら興奮するじゃないか」

    「で、でもわたくし…上条様にでしたら…その…」

    「なに…!?」

    なぜか上条にしがみついてきた泡浮さん。
    お嬢様特有の清楚な香りに、上条の脳内はイカ焼きのように
    熱くなり、暴走寸前になった。


    「待ちなさいよ。それって何かおかしくない?」

    「ん?」

    上条の背後にビリビリ中学生が立っていた。
    うつむいて前髪が顔に目元にかかっており、その表情を隠している。


    498: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 20:14:31.45 ID:rcMY+Tnx0


    「当麻は私にプロポーズしにきたんじゃないの? 
     私の目の前で他の女の子にフラグを立てるのってどうかと思うんだけど」

    「……」

    上条は胸倉をつかまれていた。
    美琴の放つ圧倒的な殺気に脅え、返す言葉さえ出てこなかった。

    「……私が怒ってるの、分かるよね?」

    「ぷふぃ」

    「何よそのふざけた顔は? 死ぬまで蹴られたいの?」

    「あ……う……ぱうわう……」

    上条は夜神月に胸倉を掴まれたLのような顔だった。

    「あんたには罰が必要よねえ? ん?」

    「……うぉう」

    四つんばいの上条の上に美琴の足が乗せられていた。
    土足ではなく、靴を脱いだ状態で踏み踏みしている。

    (やっべえ…佐天さんのときと全く同じじゃネエか…どうする?)

    無駄にフラグを立てまくるからである。


    499: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 20:23:02.02 ID:rcMY+Tnx0


    「お待ちないな!!」

    そこへ現れた人物は常磐台中学の制服に身を包んでいた。

    「先程からの御坂さんの傍若無人な振る舞い、
     これ以上見過ごすわけにはいきませんの!!」

    びしっと扇子を構えるロングヘアーの彼女。
    威厳と気品に満ち溢れる傲慢お嬢様・婚后さん(cv寿美奈子)だ。

    構えたスティンガーミサイルを優雅に発射した。

    「おぉ。女神が来てくれたか」

    「はぁ。死人候補がもう一人追加ね」

    上条と美琴はそれぞれ別方向へ回避した。
    戦いなれている二人ならこの程度の攻撃をかわすのは朝飯前である。

    爆風が収まった後、美琴が婚后さんに言う。

    「あー。あんた名前何ていうンだっけ? まあいいや。
     とにかく私に歯向かった以上は死んでもらうんだけどさ。
     最後に遺言とかあったら聞いてあげてもいいわよ?」

    「ご冗談を…。わたくしには強い味方がおりますの」


    502: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 20:32:11.60 ID:rcMY+Tnx0


    「つまんないこといってないで降参しなさいよ。私だって
     好きで人殺しなんてしてるわけじゃないんだからね。
     ……そういえばあんたの声も生理的に受け付けないわ。
     やっぱ殺すね」

    スカートのポケットから一枚のコインを取り出した美琴。
    伸ばした右手の親指でコインを上空へ弾く。
    緩やかに回転したコインが落下する刹那…。

    「動かないで下さい。こ、このゲス女!」

    「あ、あなたは悪魔ですわ…。御坂様」

    言い馴れない汚い言葉を吐きながら、美琴の手を押さえようとするのは、
    湾内さんと泡浮さんの水泳部コンビだった。

    脅えながらも悪を倒すため、勇気を振り絞っていた。

    「あはは。それおもしろい冗談ね。あんたたち私に逆らおうってんだ?」

    レールガンは鬼人の如き形相に変貌していた。


    507: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 21:36:35.81 ID:rcMY+Tnx0


    「おっもしろい冗談よねぇ本当にさ。そんなんじゃ命がいくつあっても
     たりないわよ? いい? 絶対的能力者に対してどういう
     態度を取るべきなのか。私が一からじっくりと教えてあげ…」

    「おい。いい加減にしなさい」

    「え?」

    「それ以上過ちを犯すな。美琴」

    「なっ」

    美琴は上条にビンタされた。

    状況を理解できていない美琴は、ただ呆然と立ち尽くしていた。


    「ご迷惑おかけしてすみませんでした。こいつは連れ帰って反省させますんで」

    上条は美琴の手を握ると、お嬢様方に頭を下げた。

    「当麻……な……なにを…」

    「いいから行くぞ」

    上条は有無を言わさず、美琴の手を引っ張って歩き出す。


    511: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 21:45:04.47 ID:rcMY+Tnx0

    「ちょ…どこに?」

    「俺の家だよ。おまえにはたっぷりと説教してやる。禁書も来なさい」

    「うん…」

    上条にうながされて禁書も後ろから着いてくる。

    そうして三人は大破した公園を後にしたのだった。



    上条の寮にて。

    美琴は正座させられていた。

    「美琴。今日は少し騒ぎすぎたんじゃないか? 公園であんなに暴れまわって」

    「……だって。当麻が他の女の子と仲良さそうにするから…」

    「俺は傷ついた女の子を助けただけだぞ? 偶然おまえとインデックスが
     戦ってるのを見たから割って入ったんだ。なぜお前達はそんなに仲が悪い?」

    「禁書目録は私の恋敵よ。それにあいつの方から喧嘩をしかけてきたの」

    「……」

    「……」


    513: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 21:54:05.77 ID:rcMY+Tnx0


    沈黙の後。

    「そんな言い訳が通用すると思ってんのかあああああああああああ!!」

    上条が切れた。テーブルをひっくり返して暴れ始めた。

    「ひぃ…」

    「ほらああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

    「やめて……。怖いよ…当麻…」

    美琴は耳を手で覆いながら縮こまっていた。
    上条に怒鳴られるだけでこの有様だ。
    傍若無人な振る舞いをするものの、本質的には恋する乙女なのだ。

    「はぁはぁ。大声出したから喉が渇いたぜ。
     禁書目録。お茶を入れてくれないか?」

    「うん。分かったんだよ」

    「……すまないな」

    「いいんだよ」

    まもなくして禁書目録が淹れてくれたお茶をじっくりと
    味わった後、上条は説教の続きを始める。
    禁書には長い話になると伝えて席を外してもらった。


    514: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 22:05:42.30 ID:rcMY+Tnx0


    「いいか。人を傷つけるのは犯罪だ。おまえは常磐台の女の子達に暴力を振るっていたな?」

    「はい…」

    「俺は暴力を振るう女の子は嫌いだ」

    「…!?」

    「もう一度言おう。暴力的な女の子は嫌いだ」

    「ちょっと!! それって…」

    美琴は目に涙を溜めながら上条にすがりついた。
    ぎゅっと上条のYしゃつを掴みながら恐怖で震えている。
    チワワのようなつぶらな瞳が印象的だった。

    「そういえば、あの婚后さんていう女の子。巨○だったな…」

    「!!」

    「泡浮さんの中々の美少女だったな。それにおしとやかだ」

    「待ってよ…私を捨てないで…」

    美琴は今にも泣きそうだった。
    瞳孔が開いており、噛み合わせが音を立てて震えている。


    524: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 22:15:36.31 ID:rcMY+Tnx0


    「私ね…当麻がいないとおかしくなっちゃうの……。
     胸が苦しくなって夜眠れなくなっちゃうの……。
     お願い……私のこと嫌いにならないで…」

    「……」

    上条は目を閉じて黙っていた。

    「と、とうま…? もしかして怒ってるの…? ねえ何か言ってよ?」

    「美琴」

    「う、うん」

    「冗談だよ」

    「え?」

    上条の手が美琴の背中を抱きしめた。

    「ちょっとからかってみただけさ。初めから言っているように、
     おまえを幸せに出来るのは俺だけだからな」

    「当麻…」


    525: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 22:25:45.60 ID:rcMY+Tnx0


    「もう二度と人を傷つけないって誓えるか?」

    「はい。誓います。当麻の言うことはちゃんと聞くわ」

    「調子のいいやつめ。ま、一緒に暮らせばつまらないすれ違いは
     しなくなるさ。仲直りしようか? 大好きだよ。美琴」

    「うん。私も大好き…」

    そして恋人のキスを交わす二人。


    すでに時刻は約束の夕方。

    最終的にはメールに書いてある通りに物事は進んだ。

    二人が結ばれるまで、本当に長い道のりだった。


    527: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 22:34:36.17 ID:rcMY+Tnx0


    「ごめんね…私の胸が小さくって…」

    「そんなこと気にしてないぞ? むしろ
     俺は美琴の胸くらいの大きさがちょうどいいかな?」

    「あ…ふん……そ…そう言ってくれるとうれしいわ…」

    美琴の背後にいる上条が両手で胸を揉んでいた。
    小ぶりな胸を揉みながら美琴の荒くなる吐息を間近で感じていた。

    鼻先には美琴のショートカット。

    「髪の毛を伸ばそうと思ったことはないのか?」

    「あっ……短いのは嫌い?」

    「そんなことはないさ。ただ少し気になってな」

    「あん……長いと手入れするのが面倒だから伸ばさないのよ…」

    「はは。短い方が美琴らしくていいかな」

    上条が耳を甘く噛んだ。

    これは美琴にとって不意打ちになった。


    528: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 22:44:21.74 ID:rcMY+Tnx0


    「ひゃああ!!」

    「お、もしかして耳弱いのか?」

    「ち、違うの。ただちょっとびっくりして…」

    「ペロペロ~」

    「あっ……ん……もう!」

    今度は髪の毛を掻き分けてうなじにキスをしていた。
    少し汗ばんだ美琴から甘い匂いが漂っている。
    美琴は時々身体を震えさせながら可愛い声をあげていた。

    「こっちも触るぞ?」

    「うん……」

    女の子座りしている美琴の下腹部へと上条の手が伸びる。
    スカートの中に手を差し入れ、ショーツ越しに秘所を刺激した。

    「あっ…」

    「だんだんと濡れてきてるな…」

    「…いいよ……もっと……触って……」


    531: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 22:53:42.71 ID:rcMY+Tnx0


    割れ目のラインにそって指をつーっと移動させる。
    美琴の横顔が真っ赤に染まっているのを確認しながら、
    こすりつけるように指をぐりぐりと動かした。

    「あん……」

    身体を緊張させる美琴。上条はもう一方の手で
    美琴のブラの中から直に胸を揉んでいた。

    「はぁはぁ……あぁん……」

    「感じてるのか?」

    「う…ん…」

    小声で答える美琴。
    手をだらりと垂らして上条に全てを任せていた。

    次に上条の手がショーツの中に侵入した。恥毛をかきわけながら
    花弁を指で押し広げ、膣口に一本の指を挿入した。

    「あ…!」

    「痛くないか?」

    「大丈夫よ。私は…当麻のモノなんだから…好きなようにしていいのよ…?」


    532: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 23:02:42.79 ID:rcMY+Tnx0


    挿入された指が二本に変わった。
    すんなりと受け入れられたそれで膣の中をひっかくように、
    間接を曲げて内部を刺激した。

    「あっ…ん……あぁ……」

    「ここ…おまえのエ○チな液体がどんどん流れてくるぞ…」

    「はぁ……はぁ……当麻ぁ……」

    火照った美琴の頬にキスしながらも手の動きは止めなかった。
    美琴の嬌声に呼応するかのごとく愛液が流れ続けてショーツを
    濡らしていった。

    「もう十分濡れたな。俺も興奮してきたし、そろそろ入れるからな?」

    「うん…好きなようにして…」

    「じゃ、遠慮なく」

    そう言った後に美琴の身体を四つんばいにさせた。
    スカートを捲りあげてパンツを露出させ、ためらうことなく
    太もものあたりまで降ろした。

    「いくぞ? 痛かったら言えよ?」

    「ああぁあ!! あ……い、いいよ……」


    533: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 23:11:47.47 ID:rcMY+Tnx0


    「今日が最初じゃないからさすがに大丈夫か」

    「あぁ…ああ……んん…もっと…」

    最初はゆっくりのペースだったピストン運動だが、
    気分が乗ってきてからは速度が速くなった。

    「はぁ…はぁ……」

    「……」

    美琴は目を閉じながら大きく口を開けて呼吸していた。
    閉め切った部屋の中は二人の匂いが交じり合って充満していた。

    「はぁ…はぁ…はぁ……あん……」

    「みこと……」

    定期的な揺れが美琴の切りそろえられた髪の毛を乱れさせる。
    美琴は腰を強くつかまれながら電流のように流れ続ける快楽に
    声を発せずに入られなかった。

    今の美琴は普段と違って上条にとことんまで従順だった。
    彼女は上条を喜ばせるために可能な限り言うことを聞こうとしていたのだ。

    いつも美琴の強気な顔ばかり見せられていた上条は、そのギャップに
    魅了されて興奮し、身体の芯から熱くなっていくのを感じていた。


    535: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 23:21:40.57 ID:rcMY+Tnx0


    「あん! あん! あぁ! と、とうまぁ……私……もう…」

    「ああ。俺ももう限界が来そうだ…」

    上条は一度自分のモノを引き抜いて、美琴を仰向きに寝かせた。
    そして今度は正常位で挿入を始めた。

    「んああああ!! すごく激しいよぉ……私の奥まで…入ってる…」

    「……」

    「あっ…あっ……あっ……あぁ!!」

    大胆に開かれた美琴の両足。彼女の腰を掴んで自分の
    方へ引き寄せながら、力強く上下運動をし続けていた。

    「と、とうまあ……あん……あっ……ああああ!!」

    「…いいぞ。美琴」

    「もう……あん……んあああぁあ!!」

    美琴に絶頂の波が押し寄せ、目を見開いて背中を弓なりにのけぞらせる。
    最後に美琴の声が高く響いたのだった。


    536: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 23:31:00.78 ID:rcMY+Tnx0


    事後。

    ベッドの上で二人の手が重なり合っていた。

    「こらからはずっと一緒にいようね。当麻」

    「ああ。約束だ」

    もう一度熱いキスを交わした二人。

    長い道のりを経て、ついに身の心も一つになったのだった。

    この後、二人の正式な交際を周りの人に説明しなければらない。
    ただ付き合うのではなく婚約なのだから、親たちを説得するのも
    一苦労だろう。また、禁書や黒子に対してどう説明したらいいものか。

    その他にも様々な障害があるだろうが、それは後でゆっくり考えればいい。

    この時の二人は誰よりも幸せを噛み締めて眠ったのだった。

                                   終わり。    


    539: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 23:40:04.18 ID:WG2f7PKk0

    きれいに終わってほっとしたw


    541: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 23:45:44.83 ID:1LB7YkEW0

    まさかこんな綺麗に終わるとは


    544: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/20(水) 23:52:26.96 ID:4Hsh6xUh0

    いいものをありがとう
    乙!


    549: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/21(木) 00:01:13.57 ID:3uoDyyvj0

    読み終わった。面白かったわwww乙


    引用元: 上条「美琴は俺と結婚するべきだ」 美琴「プ、プヒィ………?」

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