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    【ぼく勉】あすみ 「アイドルデビュー?」

    503: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/14(日) 14:47:34 ID:4bT1U2zI
    ………………?

    『ねぇ、おとーさん!』

    『うん? なんだい?』

    『あたし、おとなになったら、このびょーいんのせんせーになる!』

    『お医者さんになるのかい?』

    『うん! それでね、おとーさんのお手伝いするの!』

    『……そうかぁ。嬉しいな。じゃあ、お父さん、お前がお医者さんになるの、楽しみに待ってるよ』

    『うん!』



    504: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/14(日) 14:48:41 ID:4bT1U2zI
    ………………小美浪家

    あすみ 「………………」 zzz……

    パチッ

    あすみ 「ん、あ……。っ、寝ちまってたのか……」

    あすみ (一次試験まで時間がねぇ……。とはいえ、根を詰めすぎたか……)

    あすみ (……懐かしい夢も見ちまった。ちくしょう。あんときに戻れりゃな)

    あすみ (まだ小せえアタシに、理科だけは死に物狂いでやっとけよって言ってやるのに)

    あすみ (……なんて現実逃避してる場合じゃねぇ)

    カリカリカリ……

    あすみ (……くそっ、化学生物ならまだいいが、なんで物理なんてやんなきゃなんねーんだ)

    あすみ (今日は後輩が店に来る日か……。癪だが、しっかり教えてもらわねーとな)

    505: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/14(日) 14:49:39 ID:4bT1U2zI
    ………………メイド喫茶 High Stage

    あすみ 「おい、後輩。なんでこの世には縦波と横波なんてものがあるんだ?」

    成幸 「いきなりとんでもないこと言い始めましたね。なんですか」

    あすみ 「力学はまぁ、なんとか、分からんでもないような領域に来たような気がするが……」

    あすみ 「相変わらず波がよくわからねーんだよ。横波はまだいいよ。なんだよ縦波って。舐めてんのか」

    成幸 「珍しくめちゃくちゃなこと言ってますね。前に古橋も似たようなこと言ってましたよ?」

    あすみ 「……あいつらと同レベルのことを言ってしまった……」

    ズーン

    成幸 (……めずらしく感情の浮き沈みが激しい。相当波に手こずってるみたいだな)

    成幸 (とはいえ……)

    ガヤガヤガヤガヤ……

    成幸 「先輩、波の単元については分かりやすくまとめておきますから、仕事に戻ってください」

    成幸 「お客さん増えてきましたよ」

    あすみ 「む……。たしかにそうだな。よし、戻るか……」

    あすみ 「………………」

    506: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/14(日) 14:50:13 ID:4bT1U2zI
    パッ

    あすみ 「……今日も一日がんばりましゅみー! 小妖精メイド、あしゅみぃ復活でーっす!」

    客1 「あ、あしゅみーだー! 俺、注文あるからこっち来てー!」

    あすみ 「はーい、ただいま参りましゅみー!」

    客2 「その次こっち来てねー!」

    あすみ 「はいはーい。おねーさんちょっと待っててねー」

    客3 「あしゅみー、あとで愛してるゲームお願い! 今日こそ勝つからねー!」

    あすみ 「きゃー、今日こそ負けちゃうかもー!」

    成幸 「………………」

    成幸 「……相変わらずすごい変わり様だ」

    成幸 (俺にもああいう調子でいてくれればなぁ……)


     『成幸くんっ、いつもお勉強教えてくれてありがとうございましゅみー!』


    成幸 (……いや、やっぱり気持ち悪いからいつもの先輩でいいや)

    507: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/14(日) 14:51:13 ID:4bT1U2zI
    ………………

    ?? 「ふむ……」

    ?? 「あれが噂の、小妖精メイドあしゅみぃか……」

    ?? 「噂に違わぬカリスマ性……いや、アイドル性を持ち合わせたメイドだな」

    ?? 「………………」

    ?? 「……ふむ」

    クスッ

    ?? 「欲しいな」

    マチコ (……うーん)

    マチコ (あの隅の席に座ってる人、あしゅみーをずっと見てるような……)

    マチコ (一体なんなんだろう……?)



    508: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/14(日) 14:52:07 ID:4bT1U2zI
    ………………閉店後 掃除

    あすみ 「……っふぅー。やっとバイト終わりかー。今日はお客さんめっちゃ多かったなー」

    成幸 「そうですね。先輩も今日はやけに気合い入ってましたね」

    あすみ 「まぁなー。勉強で分からないところにぶち当たったストレスは、仕事で発散するに限るからな」

    マチコ 「はは、バイトとストレス発散が兼ねられるなんて、あしゅみーはほんとすごいよね」

    あすみ 「……っつーか、マチコ、後輩に掃除までさせてるのかよ。アタシの勉強を見るだけじゃないのか?」

    マチコ 「心配召されるなー。ちゃんと店長にバイト代払わせてるから大丈夫」

    成幸 「俺も、問題集を買うお金になるから助かってます」

    あすみ 「……お前がいいならいいけどさ」

    カランコロン……

    マチコ 「ん……? 入店のベル? 変だなぁ。閉店の札は下げといたはずだけど……っと」

    ?? 「……失礼するよ」

    成幸 (女の人……?) 「あ、すみません。お店はもう閉店で……」

    マチコ (……この人、閉店までずっと店の隅にいた……あしゅみーのことずっと見てた人だ!)

    マチコ (まさか、あしゅみーのストーカー……!?)

    509: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/14(日) 14:53:23 ID:4bT1U2zI
    ?? 「ああ。閉店後でないとつかまらないと思ったからね」 ニコッ 「“あしゅみー” さん?」

    あすみ 「えーっと、どちらさまですかー?」 キャルン

    ?? 「素晴らしい変わり身の速さだな。私が店の客だと見抜いたか」

    ?? 「ともあれ、すまない。先に名乗るべきだったな。名刺をあげよう」

    ?? 「こういう者だ。以後お見知りおきを」

    あすみ 「……? “アイドル事務所 『ジャムレーズン』 社長兼プロデューサー 五反田音羽” さん……?」

    ?? 「まぁ、“ここ” で名前を出すものでもないだろうから、気軽にプロデューサーと呼んでくれ。アイドルたちからもそう呼ばれている」

    マチコ 「……!? ジャムレーズン!? ジャムレーズンってあの、“レーズンデート” の事務所の!?」

    あすみ 「有名なのか?」

    マチコ 「テレビとか見ないのあしゅみー!? 唯我クンは……ああ、当然のようにクエスチョンマークが浮かんでるね!」

    マチコ 「今年メジャーデビューして、人気急上昇中のアイドルユニットだよ!」

    あすみ 「お察しの通り、テレビあんまし見ねぇしなぁ」

    成幸 「同じく……」

    プロデューサー 「手前味噌ではあるが、それなりに有名になったつもりだったが、まだまだみたいだな」

    マチコ 「いや、このふたりがストイックすぎるだけなので、お気になさらずに……」

    510: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/14(日) 14:54:34 ID:4bT1U2zI
    あすみ 「えーっと、話が読めないんだが……アイドル事務所のプロデューサーさんがアタシに何の御用向きで?」

    プロデューサー 「ゆっくり話したいことがある。が、今日はもう遅い。明日あたり、時間をもらえないだろうか」

    あすみ 「なんか、えらくもったいぶりますね。べつにアタシとしちゃあ興味もないし、聞く気もないんですが」

    プロデューサー 「素の君は随分と弁が立つようだな。ますます興味が湧いたよ」

    プロデューサー 「まぁ、隠すことでもないし、一言だけはっきりいうとすれば……」


    プロデューサー 「君に光り輝くアイドルのオーラを見た。うちの事務所でアイドルとしてデビューしないか?」


    プロデューサー 「……といったところかな。ま、興味があったら明日、電話をくれ。この辺のファミレスででも話をしよう」

    プロデューサー 「電話をくれることを期待してるよ。じゃあね」

    あすみ 「言いたいことだけ言って行っちまった。結局なんだったんだ?」

    成幸 「さぁ、俺にもよく分からないですけど……」

    マチコ 「……あ、あしゅみー、す、すす、すごいことになったよ」

    あすみ 「あ?」

    マチコ 「あしゅみー、アイドルになれるかもしれないんだよ!?」 キラキラキラ

    あすみ 「……はぁ?」



    511: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/14(日) 14:55:24 ID:4bT1U2zI
    ………………

    マチコ 「これがレーズンデートのメンバー。四人組だね。リーダーのカトルちゃんと……」

    あすみ 「あー、いい。どうせ覚えられないから」

    成幸 「なんかメイド服っぽい格好ですね」

    マチコ 「いいところに気づいたねえ唯我クン。レーズンデートのモチーフはメイドだからね」

    マチコ 「で、これがレーズンデートのPV」

    あすみ 「………………」

    マチコ 「もう少し楽しそうな顔して観て欲しいかな?」

    あすみ 「んなこと言われてもなぁ……」

    成幸 「え、えっと、可愛らしい衣装と振り付けですね。歌も上手です」

    マチコ 「唯我クンの気遣いが胸に刺さるよ……」

    あすみ 「……それより事務所の社長のページ、ほんとにさっきの女の人の写真があるな」

    あすみ 「本物かよ。暇なのか、アイドル事務所の社長って?」

    成幸 「プロデューサーも兼ねてるって言ってましたから、暇なことはないと思いますけど……」

    マチコ 「仕事だと思うよ? 新しいアイドルの発掘もプロデューサーの仕事だろうから」

    512: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/14(日) 14:56:05 ID:4bT1U2zI
    あすみ 「それでアタシに目をつけるって……大体、アタシみたいなちんちくりん、テレビ映えしないだろ」

    マチコ 「そのあたりは詳しくないから知らないけど……でも、そういうところも含めて、お眼鏡に適ったんだと思うよ?」

    あすみ 「これほど嬉しくないことも初めてだけどな……」

    マチコ 「えーっ、あしゅみー、アイドル興味ないの!? 女の子だったら誰だって憧れるでしょ!?」

    あすみ 「それだとアタシ、女の子じゃないことになるな。まぁ別に構わねぇけど」

    マチコ 「唯我クンもそう思うよね!? アイドル憧れたこととかあるよね!?」

    成幸 「すいません。俺はそもそも女の子じゃないので分かりません」

    マチコ 「かーっ。これだからよー。これだから受験戦争は百害あって一利無しなんだよー」

    あすみ 「関係ねーだろ。意味なくやさぐれんな。アタシはアイドルなんぞ興味ない。っつーか、アタシがなりたいのは医者だ」

    あすみ 「医者とアイドルなんて方向性が真逆じゃねぇか。アタシには縁のない話だよ」

    マチコ 「……えー、でも、もったいないなぁ。あしゅみー、可愛いし、アイドルになれば大人気だと思うけどな」

    マチコ 「軽音だってやってたんでしょ? ギターもやれるメイドアイドルとか最高じゃない?」

    あすみ 「何がどう最高なのか分からねぇよ。ギターだって趣味程度だ。仕事にする気はない」

    マチコ 「……はぁ。せっかくアイドルデビューするあしゅみーの推し一号になれるかも、とか思ったけど、本人にその気がないんじゃ仕方ないね」

    あすみ 「ああ。まぁ、気をもたせんのも悪いから、明日断りの電話だけ入れておくさ」

    513: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/14(日) 14:57:20 ID:4bT1U2zI
    あすみ 「変なことがあったせいで掃除が長引いちまったな。さっさと帰ろうぜ」

    マチコ 「はーい」

    成幸 「………………」


    ―――― 『……今日も一日がんばりましゅみー! 小妖精メイド、あしゅみぃ復活でーっす!』

    ―――― 『あ、あしゅみーだー! 俺、注文あるからこっち来てー!』

    ―――― 『はーい、ただいま参りましゅみー!』

    ―――― 『その次こっち来てねー!』

    ―――― 『はいはーい。お嬢様もちょっと待っててくださいねー』

    ―――― 『あしゅみー、あとで愛してるゲームお願い! 今日こそ勝つからねー!』

    ―――― 『きゃー、今日こそ負けちゃうかもー!』


    成幸 (……こんなこと言ったら絶対不機嫌になるから言わないけど、)

    成幸 (たしかに、店での先輩を見ている限り、先輩にアイドルってぴったりなんじゃないか?)

    成幸 (本人が気にしている通り背は低いけど美人さんだし、顔が小さいから全体のスタイルだって悪くない)

    成幸 (……まぁ、絶対本人には言わないけど)

    514: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/14(日) 14:58:06 ID:4bT1U2zI
    あすみ 「………………」 コソッ 「……おい、後輩」

    成幸 「わっ……き、急に距離を詰めないでくださいよ。びっくりした……」

    あすみ 「店で発情してんじゃねーよ、スケベ君。それより、この後暇か?」

    成幸 「へ? まぁ、家に帰って勉強するだけですけど……」

    あすみ 「じゃあ、悪いけどちょっと付き合えよ。親父がお前を家に連れてこいってうるさいんだよ」

    あすみ 「お前のことえらく気に入ったみたいでな。最近じゃあの人お前のこと息子って呼んでるぞ……」

    成幸 「待ってください。怖くなってきました。嘘だってバレたらどうなるんですか!?」

    あすみ 「……まぁ、そんときゃそんときだ。それに……」

    ギュッ

    成幸 「!?」 (ち、ちかっ……つか、なんで腰に手を回して……!?)

    あすみ 「嘘を本当にするのも、アリかな、なんて……」

    成幸 「へっ!? そ、それって……」

    あすみ 「……お前、いい加減学習しろよ。冗談だよ」

    成幸 「だぁあああああ!! そういう冗談やめろって言ってるでしょーが!」

    成幸 「っていうか肉体的接触は冗談でもなんでもないですよ!?」

    515: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/14(日) 14:58:46 ID:4bT1U2zI
    あすみ 「怒るなって。帰りにコンビニで肉まんおごってやるから」

    成幸 「ごちそうさまです!」

    あすみ 「……肉まんひとつで機嫌を直しちまうお前の将来が少し心配だよ」

    マチコ 「ほらー、唯我クンもあしゅみーも、じゃれてないで早くかえろーよー」

    あすみ 「ああ、悪い悪い。じゃあ行くぞ、後輩」

    成幸 「あ、はい。ちょっと待ってください、荷物取ってきます!」

    あすみ 「おうよー」

    あすみ 「………………」

    あすみ (……アイドルかぁ)

    あすみ (考えたこともなかったし、そんなことを急に言われたって、全然実感わかねぇよ……)

    あすみ (ジャムレーズン、ねぇ……)


    ―――― 『君に光り輝くアイドルのオーラを見た。うちの事務所でアイドルとしてデビューしないか?』


    あすみ 「………………」

    あすみ (……いや、光り輝くアイドルのオーラってなんだよ)



    516: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/14(日) 15:00:01 ID:4bT1U2zI
    ………………小美浪家

    あすみ 「………………」

    成幸 「………………」

    小美浪父 「………………」

    プロデューサー 「………………」

    あすみ (……なぜだ。なぜ、こんなことになっている?)

    あすみ (途中まではなんの問題もなかった。ピザまんと肉まんを買い、後輩と交換こしながら食べたりしたくらいまでは)

    あすみ (家に帰ってすぐ、違和感があった。いつもは父の靴しかないはずの玄関に、なぜか女物のパンプスがあった)

    あすみ (よもや女でも連れ込んでるのかクソ親父と息巻いて居間に行ったら、ほんの数十分前に会ったうさんくさいプロデューサーの姿がそこにあった)

    あすみ 「……いや、あんた明日電話をくれとか言ってなかったか!?」

    プロデューサー 「いやー、私も途中まではそのつもりだったんだけどなぁ」

    プロデューサー 「社長として、いや、プロデューサーとしての直感で 「あ、こいつ断るつもりだな」 って分かったからさ」

    プロデューサー 「先手を打って外堀を埋めるためにおうちにお邪魔しちゃいました」

    あすみ 「笑顔でえげつないこと言うなあんた!」

    517: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/14(日) 15:01:30 ID:4bT1U2zI
    成幸 「……えっと、とりあえず、俺はお邪魔みたいですから、帰りますね」

    ガシッ

    成幸 「へ……? 先輩?」

    あすみ (……このカオスな空間にアタシひとり置いていくつもりか!?) コソッ

    成幸 (そんなこと言われたって、俺にもどうすることもできないですよ!?) コソッ

    あすみ (いいから、ここにいてくれるだけでいいから! 頼む……)

    成幸 (うっ……そ、そんな顔しないでくださいよ。わかりました。俺もここに残りますから)

    あすみ (……悪い。サンキュな、後輩)

    プロデューサー 「……ふむ」

    プロデューサー 「突然申し訳ないが、その仲睦まじい様子、君たちは付き合っているのか?」

    成幸 「はい!? え、えっと……」

    小美浪父 「………………」

    成幸 「は、はい。付き合ってます……」 (お父さんの手前、この人にもうそをつかなくちゃ……)

    あすみ 「そ、そうだ! アタシと後輩は付き合ってるんだ。だからアイドルなんて――」

    プロデューサー 「――その点なら安心して欲しい。恋人がいようがなんだろうが、私は構わない」

    518: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/14(日) 15:02:12 ID:4bT1U2zI
    あすみ 「は……? い、いや、でも、アイドルって普通、そういうの厳禁なんじゃ……」

    プロデューサー 「普通はね。でも、私はべつにそうとは思わない」

    プロデューサー 「現に、君とユニットを組んでもらおうと思っているこの写真の子、一ノ瀬一乃というが、」

    プロデューサー 「ファンのヨシくんと清く正しいお付き合いをしている」

    プロデューサー 「他のファンもそれを理解した上で、ファンでい続けてくれているよ」

    あすみ 「いや、えっと……」

    あすみ 「お、親父! なんでさっきから黙ってるんだよ! 娘がわけわからんアイドル事務所に勧誘されてるんだぞ!」

    あすみ 「親父、あんたこういうの好きじゃないだろ? ビシッと言ってやってくれよ」

    小美浪父 「………………」

    小美浪父 「……この事務所の中期経営計画を見せてもらった。堅実な経営方針だ」

    あすみ 「は……?」

    小美浪父 「上場も視野に入れているようだし、何より投資も積極的に行っている。副業の喫茶店経営の方も順調そのものだ」

    あすみ 「親父……?」

    小美浪父 「……そして何より、娘がアイドル……」 パァアアア 「……パパ、アリかな、なんて思うんだ」

    成幸 「お、お父さん……?」 (見たこともないような晴れやかな顔だ……)



    519: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/14(日) 15:03:13 ID:4bT1U2zI
    あすみ 「ダメだこの親父! 完全に向こう側についてやがる!!」

    あすみ 「ああ、くそ! 誰がなんと言おうとダメなものはダメだ! アタシは、この病院を継ぐって決めてるんだよ!」

    あすみ 「アイドルなんかやってられるか! アタシは勉強で忙しいんだよ!」

    プロデューサー 「ほう。では、あしゅみーさんはいま、医学部の学生さんということかな?」

    あすみ 「っ……」 ギリッ 「まだ、違うけど……」

    プロデューサー 「そうか。それはそれで構わない。医者を目指しながらでも、アイドルはやれる」

    あすみ 「舐めんな! アタシは、そんな半端な気持ちで何かをやるつもりはない!」

    小美浪父 「……なぁ、あすみ」

    あすみ 「……なんだよ、親父」

    小美浪父 「……なら、本気でやってみたらどうだ?」

    あすみ 「なっ……。お、親父、あんた……」

    小美浪父 「……色々なことを考えた。お前の将来のことや、この病院のことも」

    小美浪父 「お前は、私がどんなに諦めろと言っても、医学部受験を諦めなかったな」

    小美浪父 「他の道など考えられないと。他にやりたいことなどないと」

    520: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/14(日) 15:03:49 ID:4bT1U2zI
    あすみ 「親父……。何が言いたいんだよ」

    小美浪父 「たしかに、他にやりたいことがないのに、適当な進路を目指すのは苦痛だろう」

    小美浪父 「なら、アイドルはどうだ? 今まで考えたこともなかった進路が目の前にあるんだ」

    小美浪父 「少し考えてみろ。そうやって、そのときの気持ちで感情的になるのは、お前の悪いところだ」

    あすみ 「っ……」

    小美浪父 「お前、人前で歌ったりするの好きだろう? 高校でも軽音をやっていたじゃないか」

    小美浪父 「今だってときどき、ギターの練習をしているのを聞いているぞ」

    あすみ 「そ、それは! ただの趣味だよ……そんなの……」

    小美浪父 「もちろん、本当のアイドルになるのはとても大変なことだろう。なれる保証もない」

    小美浪父 「だが、お前の苦手な理科科目を苦しい思いをして乗り越えて、その先にお前は本当に幸せになれるのか?」

    小美浪父 「……なぁ、あすみ」


    小美浪父 「……お前は、本当に医者になりたいと思っているのか?」


    あすみ 「ッ……!」

    小美浪父 「……これはずっと、言おうと思って言えなかったことだ。言ってしまえば、戻れないと思ってな」

    521: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/14(日) 15:04:36 ID:4bT1U2zI
    あすみ 「……なんで」

    あすみ (なんで、あんたがそんなことを言うんだよ……)

    あすみ (なんで……!)


    ―――― 『……お前は、本当に医者になりたいと思っているのか?』


    あすみ (……そんなの)


    ―――― 『あたし、おとなになったら、このびょーいんのせんせーになる!』

    ―――― 『お医者さんになるのかい?』

    ―――― 『うん! それでね、おとーさんのお手伝いするの!』

    ―――― 『……そうかぁ。嬉しいな。じゃあ、お父さん、お前がお医者さんになるの、楽しみに待ってるよ』


    あすみ (そんなの、あんたが一番よく知ってるだろうが!!)

    グスッ

    あすみ 「ッ……」 ガタッ

    成幸 「先輩!? ど、どこに行くんですか!!」

    522: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/14(日) 15:05:26 ID:4bT1U2zI
    成幸 「っ……お、お父さん! 今のはいくらなんでも……」

    小美浪父 「……なぁ、唯我くん。あすみは本当に国立医学部に入れると思うかい?」

    成幸 「そ、そんなの……」

    成幸 「やってみなくちゃわからないじゃないですか!!」

    成幸 「わからないから、がんばってるんでしょう。わからないから、やるしかないんですよ」

    成幸 「少なくとも、先輩はそのために最大限の努力をしていると、俺は思いますよ」

    小美浪父 「………………」

    成幸 「……すみません。言いすぎました。先輩を追いかけます。失礼します」

    タタタタ……

    小美浪父 「……と、いうことです。足を運んでいただいたのに、申し訳ない」

    プロデューサー 「いえいえ。というか、私のせいで家庭不和を起こしてしまったのなら、謝っても謝りきれないのですが……」

    小美浪父 「いや、避けては通れない道ですから。いい機会でした」

    小美浪父 「……彼がそばにいてくれるなら、私ももう少し、あすみの自由にさせてあげようかと思います」

    小美浪父 「すみません。お引き取りください」

    プロデューサー 「わかりました。それでは、失礼します」



    523: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/14(日) 15:06:14 ID:4bT1U2zI
    ………………公園

    あすみ 「………………」

    グスッ

    あすみ (……情けねぇ。泣き止めよ、アタシ。そんなに弱かねぇだろうが)

    あすみ (べつに、アタシは、アタシがなりたいから医者を目指してるだけだ)

    あすみ (アタシが、あの医院を継ぎたいから、医者になろうとしているだけだ)

    あすみ (親父なんか関係ない。親父のことなんか……)

    グスッ

    あすみ 「っだー!! ちくしょう! いい加減止まれよー!!」

      「……珍しく荒れてますね。先輩らしくないですよ」

    あすみ 「へっ……こ、後輩……?」

    ハッ

    あすみ 「こ、こっち見んな!」

    成幸 「……泣き顔見せたくないのはわかりますけど、今さら見ても見なくても変わりませんからね?」

    あすみ 「う、うるせー!」

    524: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/14(日) 15:06:57 ID:4bT1U2zI
    成幸 「あと……」

    ファサッ

    あすみ 「へ……? これ、お前の上着……」

    成幸 「さすがに夜は冷えますよ。ノースリーブじゃ寒いでしょ」

    成幸 「へくしっ……」

    あすみ 「……お前がくしゃみしてるじゃねぇか」

    成幸 「俺はいいんですよ。女性が身体を冷やすのはよくないって、医者志望なら知ってるでしょ」

    あすみ 「……調子狂うこと言いやがるな。なんだ? 弱ったアタシなら勝てると踏んだか?」

    成幸 「先輩と勝ち負けを競った憶えはありませんよ。でも、良かった」

    あすみ 「あん?」

    成幸 「泣き止みましたね」

    あすみ 「ぐっ……」 ジロッ 「なんだ、後輩。今日はえらく調子狂うことばっかり言うじゃねぇか」

    成幸 「先輩の方こそ、やけに弱気で調子狂いますよ。お父さんに何も言い返さずに逃げるなんて、らしくない」

    あすみ 「……うるせぇ」

    525: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/14(日) 15:07:51 ID:4bT1U2zI
    あすみ 「お小言垂れるためにアタシを追いかけてきたのか?」

    成幸 「それもありますけどね。“いてくれ” って言ったくせに、自分が逃げ出すし……」

    あすみ 「うっ……。それは、悪いとは思ってるけど……」

    成幸 「それに、お父さんの手前、追いかけないわけにもいかないでしょう?」

    成幸 「俺は、先輩の彼氏なんですから」

    あすみ 「っ……」

    あすみ (……本当に、調子狂うことばっかり言いやがる)

    あすみ 「……お前は、」

    成幸 「はい?」

    あすみ 「……お前も、アタシにアイドルになれって言うのか?」

    成幸 「………………」

    成幸 「……まぁ、正直、先輩はアイドル気質っていうか、ぴったりだと思いますけどね」

    あすみ 「………………」

    成幸 「でも、先輩は医者になりたいんでしょう? あの病院を継ぎたいんでしょう?」

    あすみ 「……ああ」

    526: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/14(日) 15:08:35 ID:4bT1U2zI
    成幸 「じゃあ、アイドルなんて目指してる場合じゃないでしょう」

    あすみ 「え……?」

    成幸 「……一次試験も近いんです。気は抜いてられませんよ」

    成幸 「早く帰って勉強しましょう? 波の部分、俺がまとめたノート、ちゃんと読んでおいてくださいよ?」

    成幸 「せっかくがんばって書いたんだから……」

    あすみ 「………………」 クスッ (……そうか。そうだよな。お前は、)

    あすみ (……お前は、アタシのことを、よく分かってやがるな)

    成幸 「……先輩? 聞いてます?」

    あすみ 「聞いてるよ。わかってる。お前がせっかく書いてくれたんだから、ちゃんと読んでおくよ」

    あすみ 「……読んでおくから、明日、また勉強付き合ってくれ。すぐ確認したい」

    成幸 「いいですよ。さっさと苦手を潰しちゃいましょう」

    あすみ 「ああ。頼むぜ、後輩」

    成幸 「はい、先輩」



    527: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/14(日) 15:09:15 ID:4bT1U2zI
    ………………小美浪家

    小美浪父 「………………」


    ―――― 『あたし、おとなになったら、このびょーいんのせんせーになる!』

    ―――― 『お医者さんになるのかい?』

    ―――― 『うん! それでね、おとーさんのお手伝いするの!』

    ―――― 『……そうかぁ。嬉しいな。じゃあ、お父さん、お前がお医者さんになるの、楽しみに待ってるよ』


    小美浪父 「……もちろん、覚えているさ」

    小美浪父 「覚えているからこそ、お前が昔の約束に縛られているんじゃないかと不安になるんだ」

    小美浪父 「私が不用意に言ったことで、お前が不自由な思いをしているんじゃないかと、怖いんだ」

    小美浪父 「だから……――」


    あすみ 「――関係ねぇよ。そんなの」


    小美浪父 「……!? か、帰っていたのか、あすみ」

    あすみ 「おう。ただいま」

    528: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/14(日) 15:09:48 ID:4bT1U2zI
    あすみ 「………………」

    小美浪父 「………………」

    あすみ 「……アタシは、べつに、そんな昔のことを引きずってるわけじゃない」

    あすみ 「たしかに、きっかけはそれだったかもしれない」

    あすみ 「でも、もっと色んなことを考えて、医者っていう進路を選んだんだ」

    小美浪父 「あすみ……」

    あすみ 「だから、べつにあんたが責任感じる必要はねぇよ。アタシはアタシだ」

    小美浪父 「………………」

    小美浪父 「……そうか。それもそうだな」

    小美浪父 「まぁ、無理だとは思うが、せいぜいがんばりなさい。国立大医学部」

    あすみ 「……けっ。後で吠え面かいてもしらねぇからな」

    小美浪父 「唯我くんに迷惑をかけるのもほどほどにな」

    あすみ 「うるせぇ。……わかってるよ」

    529: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/14(日) 15:10:43 ID:4bT1U2zI
    小美浪父 「……ところで、その上着は、唯我くんのか?」

    あすみ 「ん……あ、やべ、返すの忘れた……」

    小美浪父 「……なぁ、あすみ」

    あすみ 「あん?」

    小美浪父 「……医学部を目指そうとアイドルを目指そうと何を目指そうといい」

    小美浪父 「後生だから、唯我くんだけは離すなよ。私は将来、彼と酒を酌み交わすのを楽しみに今を生きているんだ……」

    小美浪父 「ああ、息子よ……」 キラキラキラ……

    あすみ 「………………」

    あすみ (……悪い、後輩)

    あすみ (お前、マジでアタシと結婚することになるかもな)

    あすみ (……まぁ、) クスッ (アタシはべつに構わないけど、なんて……)

    あすみ (……明日言ってやったら、また顔、真っ赤にするかな)

    あすみ (楽しみだな。また明日、後輩と勉強……)

    あすみ (あいつ、どんな顔をするのかな)


    おわり

    530: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/14(日) 15:11:24 ID:4bT1U2zI
    ………………幕間 「IDOROLL 受難のスカウト」

    プロデューサー 「……もしもし? 一乃か? ああ、悪い。取りそこねたよ、新人」

    プロデューサー 「お前と身長的にもぴったりだから、期待したんだけどな」

    プロデューサー 「しかも、ギターもやってたっていうし、こりゃ願ったり叶ったりって感じだったんだが……」

    プロデューサー 「琴弾をセンターにおいて、お前と新人で両サイドギター……なんて……」

    プロデューサー 「……あー、わかってるよ。できるだけ早くメジャーデビューさせてやるから焦るなって」

    プロデューサー 「じゃあな。明日の公演もあるんだから、早く寝ろよ?」 ピッ

    プロデューサー 「……あしゅみー、かぁ。惜しいなぁ。アイドルやってくれないかなぁ」

    プロデューサー 「……まぁ、仕方ない。大人しく次の候補を……――」

    トトトトトト……

    理珠 「……えっと、次の出前先は……」

    プロデューサー 「!?」 (あ、あの小ささに、あの凶悪なブツ……そして和服に眼鏡!? 萌え要素の怪物か!?)

    プロデューサー 「き、君! アイドルやらないか!?」

    理珠 「は? やりませんけど?」

    おわり

    531: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/14(日) 15:15:14 ID:4bT1U2zI
    >>1です。
    読んでくださった方、ありがとうございました。

    興味がある方は、IDOROLLもぜひ読んでみてください。


    では、また折を見て投下します。



    引用元: 【ぼく勉】小美浪先輩「この前は本当に悪かった」成幸「はい?」

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