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    召喚術師「安価で修業する」【後編】

    関連記事
     召喚術師「安価で修業する」【前編】【中編】【後編】

    374: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/18(水) 22:36:24.47 ID:HCSEIJAkO

    帝都魔法大学
    魔導工学棟 魔導機構学研究室


    半鳥「ぃよっ……」グイッ

    ブルルル… ブルルル…

    半鳥「……かかんない! ダメじゃんこれ、本当に動くんですかー!?」

    機構教授「はははは…… 壊れてはいないよ」

    術師「腕力の問題じゃあないな、魔導炉かけるコツが掴めてないか」

    術師「魔導耕運機とかチェーンソーとか 農業機械を使った経験があればそのままなイメージなんだがな 起動した感じ」

    機構教授「まあ そんな風に落ち着いたね」

    機構教授「発動補助・魔法記憶を担う心臓部と、本体始動と魔力増幅を行う補助魔導炉を頭に――」
    機構教授「柄には利き手に合わせて位置を調整出来る手動発動用ピストルグリップを付けた」
    機構教授「大分上が嵩張ったから石突きにウェイトを増やしてバランスを取ってる」

    機構教授「大出力魔法に備えて部品単位で全体の耐久性も見ているから、ティーンの子が持つのは相当……」

    半鳥「ええい 動け! 動けおらぁ!」ブンブン

    機構教授「……ああ、彼女は亜人だったか 腕の羽根とサンダルの爪目立たせないと忘れるな」

    術師「ハーピィ種とのハーフだけどな ……振ってどうする鳥頭、魔法の杖じゃないんだぞ」

    半鳥「魔法の杖でしょ! かけるだけやってくれたっていーじゃんそんな離れたとこで見てないで!」

    術師「私はもう一仕事したから 後はお前の仕事だ助手よ」

    半鳥「イジワル!!」ブルルル… ブルルル…

    375: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/18(水) 22:38:34.03 ID:HCSEIJAkO

    術師「待機形体の再現はやっぱキツいか」

    機構教授「起動するのにだってスターターの紐を引かせてるんだよ 僕らの技術じゃまだまだ無理無理」

    機構教授「この上、インテリジェントデバイスとやらは意志まであるんだろう? 話だけではもう想像もつかないよ」

    「お話し中すみません、今総長が追加のデバイス関連資料をお持ちになられました Dr.ヌードル」

    機構教授→麺「また総長自らか 確かに誰よりも早く動けるんだろうけれどねえ」

    術師「人間不信だからな」

    麺「それは初耳だ」

    術師「そりゃそうだろ今適当に考えた 流布していいぞ」

    麺「……君も、その辺にしておきなよ 人の悪口は関心しないぞ」

    術師「優等生ぶりやがって」ハッ

    術師「お前に誠実さを見てあそこで働いてる助手共全員に、一晩で娼館三つと立ちんぼ五人と――」

    術師「行きずりの女十数人にそいつら引っかけたバーのウェイトレス半数を ウィスキー一杯で"菜斬り"にした伝説話してやりてーよ」

    麺「あれは一夜の過ちあれは一夜の過ちあれは一夜の過ちあれは一夜の過ちあれは一夜の過ち……」ブツブツブツブツ

    術師「もっと自分を解放しろ……奔放に生きていいんだメン食い博士……」ガシ
    術師「たっぷり眠ることが許されない以上、クリアできてる食欲の次は性欲といこうじゃないか……なあ……」ボソ…

    麺「うごごごごごごごごごごごごggggggggggggggg」ガクガクガクガクガクガク

    機構助手「うちの教授で遊ばないでください」
    機構助手「強制のお休み明けで仕事溜まってるんです お暇な貴方と違って」

    術師「だからこそ小休止が必要なんだ彼のために文句は言わせん お忙し過ぎて多忙に快楽を覚えると終いにはレスるぞお姉さん」

    機構助手「訴えますよ?」

    術師「これは申し訳ない忙しいんだから相手なんかいなかったなぁ! はははははははははは」ユッサユッサ

    術師「どうです相手いない者同士?」

    機構助手「……っ本ッ当に下品な人! 早くテスター済ませて帰ってください、じゃ!」

    術師「おい おい 今の反応見たか? 列伝披露は彼女からにしよう――」

    麺「離れてくれ! アルコールと香水と妙な焼肉の匂いがするぅ!」バッ

    376: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/18(水) 22:41:53.88 ID:HCSEIJAkO

    術師「えー……? 鼻の良さは褒めてやるがそれぞれ一昨日と五日前と 最後のは先週のどっかだぞ」

    術師「まーいーや、こっちは適当にやっとくから戻ってくれDr.ヌードル」

    麺「言われなくてもそうする! まったく、デキるんだからもっと真面目にやったらどうなんだ!」ツカツカ


    半鳥「教授さあ ほんといい性格してるよね」ブルルル…

    半鳥「こないだ年輩の生徒さんから教会のシスターの電話番号貰ったんだけど 言い辛いことあったら相談してみなって」ブルルル…

    術師「でかした」

    半鳥「暴行事件被害者とかのカウンセリングやってる人でしたよ 色々活躍してんのに何やらかしたらこんな評判になんの?」ブルルル…

    術師「嫉妬だハーフィ嫉妬 出る杭は打たれる……」

    術師「優れ過ぎ世に貢献しまくっていることが必ずしも称賛を呼ぶばかりではないのです迷い子よ どう? いけそう?」

    半鳥「うん 何が?」ブルルル…

    術師「友達の神父の真似」

    半鳥「きったねェ神父」グイッ


    ブルルルルrドルルルルルルルルルルルルルルル……


    半鳥「あ かかった!」ヤッタゼ

    術師「デバイス始動だけで十分弱だ お前の村も文明化されていればな」

    半鳥「機械化は甘え」

    術師「歳いってからもおんなじ事言えるなら大したもんだが 」

    半鳥「必要な分しか作らないからそんなのいらないの! たくさん作ったって腐っちゃうよ」

    半鳥「お年寄りはお年寄りにしか出来ないことがあるもん 言えますよー残念!」

    術師「嫌なババアになりそう 胃石飛ばしてきそう胃石 カァーッペッッて」

    半鳥「もういーから黙って! じゃあやるよ! やるから! これ握って普通に撃つ感じでいいの!?」ワクワク

    術師「…………………………」

    半鳥「黙らないで教えろください」

    術師「そんな感じ」

    術師「封入してる私の魔法に魔力を送るだけでいい お前なら余裕だ」

    半鳥「オッケー そい!」バチッ

    デバイス《ランダムサモン》

    半鳥「ゑ?」

    術師「(笑)」


    バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ


    377: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/18(水) 22:44:51.59 ID:HCSEIJAkO


    半鳥「教ぉー授ぅー……」RDY GUN

    麺「な、何事だい!?」ドタバタ

    機構助手「召喚魔法……いい加減にして下さい」equip chakram-gear

    術師「出せたの確認したらすぐに消す そう慌てるなって」

    半鳥「そんな言って猫とペルセウス様以外ロクなことになってないでしょーが!」

    術師「大丈夫大丈夫神話生物でもここがぶっ壊れるだけだから」

    麺「僕もそろそろ怒るぞサモナー!」

    機構助手「来ます」pray MAGNETIC FIELD


    ロボット「…………ここは……どこ……?」


    半鳥「……目が光る鉄の人形? 小さい……」

    半鳥「でも喋った」ズギュゥーン

    チュィーン

    ロボット「ぅわッ……!」ricochet

    麺「あのデザインは……知ってるぞ かなり昔の魔導鎧だ 人形っぽくデフォルメされてるが間違いない」

    機構助手「歯車チャクラム電磁投げ!」シュバババババ

    ロボット「い 痛い 何? 何なの、やめてよっ……」ギィン ギィン ギィン ギィン

    麺「……? 二人とも一旦やめるんだ!」

    術師「………………」



    こいつをどうする(行動 半鳥)↓

    378: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/18(水) 23:19:31.44 ID:e2Mbch1Z0
    バラして構造を見よう

    379: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/19(木) 00:38:13.57 ID:iznNXEm20
    痛いで済むのか(困惑)

    384: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/22(日) 15:10:15.76 ID:GBOyKnaYO

    半鳥「本当に人形なんですか」

    麺「かなり昔に出た玩具だよ 子供向けの知育魔導遊具、糸の代わりに魔力を通して動かすんだ」

    麺「色々なモデルがあった その中に軍用機型のやつも確かあったと思う 僕も子供の頃遊んだなぁ……」

    半鳥「でも自分で動いたりなんてしなかったんですよね」

    麺「……まあ、流石に……」

    半鳥「まいっか バラせば分かるでしょ」

    術師「…………」

    麺「それもそうだね。サモナー 君が呼んだわけだけど動きを止められるかい?」

    術師「おらよ」agreement bind

    ギシッ

    ロボット「っ!」ギギギギ

    術師「……頭部を撃てハーフィ そのガラクタの制御系が埋め込まれてる」
    術師「旧式の軍用魔導鎧よろしく装甲に被弾経始の働く形状だ 真正面からド真ん中を狙え」

    半鳥「了解」チャキ

    ロボット「待って 待っ――」


    ズギュゥーン バギン


    ロボット「ぁだっ!」ステーン

    半鳥「確保ォー」ヒョイ

    ロボット「は、放して! 放せー!」

    半鳥「全然元気っつーか折角作った強装弾跳ね返しやがったんですけど」

    術師「いい腕してるぜ」

    半鳥「曲線ボディに滑らせず当てろって結構なムチャぶりしてる自覚はある? おゥけィもう一発」ジャキ

    術師「もういい 裏にツマミあんだろ それ捻ればおk」

    半鳥「裏ー?」クル

    ロボット「降ろしてよ!」

    半鳥「……そんなのない……けど あ 名前かなこれ」

    術師「なんだと?」

    半鳥「えーと…………えー……ハイパー 何……?」

    術師「……ハイパー? 読めないならいい捨てちまえ」

    半鳥「違う 長いの」

    半鳥「子供みたいな字で"超究極銀河狩人"って書いてある」

    術師「…………そんなの書いたっけか……」

    半鳥「へ?」

    術師「いやなんでもない」

    385: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/22(日) 15:13:46.93 ID:GBOyKnaYO

    麺「見せて…… 本当だ」

    ロボット「お、降ろして……」

    機構助手「……教授 仕事を」

    麺「分かってる分かってる、サボってこっちに行ったりはしないよ」

    麺「でも懐かしい物を見てしまったな サモナーは知ってるかいあれ?」

    術師「よーく知ってる」

    麺「ロボット君 君のご主人様は誰だい?」

    ロボット「……え……?」キョトン

    麺「分からないのかな? うーん、召喚で適当な霊魂が混線したか? 見たことはないけどツクモガミってやつなのかな」

    半鳥「はーいこっちいらっしゃい」むんず

    ロボット「頭掴まないで!」

    半鳥「助手さん!」

    機構助手「何?」


    麺「年代物は年代物だし誰かのコレクションだったのかもね」

    術師「燃えないゴミが化けて出たってか クソが……」

    麺「や、現在もファン っていうかプレイヤー? がいるんだよ。年齢層も相応だし 事情が事情だから規模もそこまで大きくないらしいけど――」

    麺「コレクションは勿論 高いフレーム強度と工作自由度から来る改造と、魔導操作を用いた対戦が熱い……とか」

    術師「オタクっぽい感じか」

    麺「どうだろう、賭け試合が常態化してるとも聞くから 少なくとも子供の玩具では完全になくなっているみたいだね」

    術師「ほーう……?」

    バギッ

    術師「あ?」

    麺「へ? ……ああっ」


    半鳥「あー」

    ロボット「」首無し

    386: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/22(日) 15:15:23.30 ID:GBOyKnaYO

    機構助手「……工具を貸してって言われて貸したけど 使い方知らなかった訳じゃないよね」

    半鳥「え モンキーレンチって潰してネジ切る使い方じゃなかったんですか?」

    機構助手「おかしいのは使い方じゃなくて発想か…… バラしたいの? 壊したいの?」

    半鳥「頭が弱点だっていうからまずそこから〆たの 」べきべきべき

    半鳥「装甲取れた。セイギョケイってどれ? これは人形の骨だし……ん それっぽいの見当たらないなー」つドライバー

    ロボット「あっあっ」ビクンビクン

    麺「?」

    術師「ああ知ってるぞ そうそう 塩梅を見て弄るとそんな感じになるんだ」

    半鳥「はい?」

    麺「……待って それ本当に頭がカラみたいだね」

    術師「見れば分かるだろ」
    半鳥「あ゛?」

    麺「違うよ 見てごらん」グイ

    ロボット「あぴょ」ビグッ

    麺「本当に制御用の魔導回路が入ってない 人で言う頭蓋骨に当たる頭部フレームと――」

    麺「下にほら ハーフィ君が千切った頸部フレームの余りがくっついてるだけだ」

    機構助手「制御用の魔導回路?? ただの玩具になんでそんなもの」

    術師「豊かな才能と豊かな家柄 温室の純粋培養で滞りなく今の地位に収まった腐れ秀才オタク野郎が懐かしむ玩具だ 分かれ」

    機構助手「そんな言い方しなくたっていいじゃないですか 何なんですか本当」

    麺「気にすることないよ助手君 僕らへの挨拶みたいなものさ」

    387: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/22(日) 15:18:43.07 ID:GBOyKnaYO

    麺「しかしとなると物質的核を持たないツクモガミめいた霊的生命体ということでほぼ確定かぁ……参ったなぁ……」キラキラ

    麺「ねえサモナー、それ僕にくれ……いや預けてくれないかいっ?」

    機構助手「ああもう」sigh
    機構助手「教授、軍部にせっつかれてるのをお忘れになったんですか? そんなゴーストまた見繕えばいいでしょう」

    麺「で でも! もし遠隔傀儡のイタズラじゃないなら、このロボットを操ってる彼? を分離させて定着させれば例のインテリジェントデバイスに近いものが――」

    機構助手「今は目先の仕事が先です インペリアルデバイスの性能を落とさず機構を簡略化させられ得るのは付呪教授とあなたしかいないんですよ」

    麺「…………廉価版の研究なんて嫌だあ! もう出力変換効率比と睨めっこなんてしたくない、背油と塩分と麺を啜ってもいいテーブルがこの国には無いんだ!!」うをををををををを

    機構助手「また始まった みんな!」finger snap


    「教授辛抱してください!」
    「またインスタント買ってきますから!」
    「食事の時我慢しますから啜ってもOKですから!」

    麺「ヤメロー! ヤメロー! 僕は ボクは ぼくは 本物が欲しいいいいいぃぃぃぃぃ」ジタバタ

    「おい 足持て! 担げ!」wasshoi!!
    「あっスリッパ脱げた」
    「後にしろ カンヅメ部屋にブチkお連れするのが先だ!」

    麺「新年だって月半ばになってから初めて家族以外にあけましておめでとうって言ったんだぞ!! まだ三日残ってるんだああああああああああぁぁぁぁぁぁ」

    388: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/22(日) 15:19:10.82 ID:GBOyKnaYO


    機構助手「召喚教授 工具はお貸ししますからその生きてる残骸を早く持ち帰ってください いいですね」

    術師「今度一晩付き合ってくれるなら」

    機構助手「後日内容証明を送ります 楽しみに」

    術師「んーそそる あの坊っちゃんには勿体ない逸材だと思わんかハーフィ」

    半鳥「やっと分かった 体つきのこと言ってんでしょ」
    半鳥「もう訴えられちまえよ」

    術師「駄目だ ちょっと催してきた」

    術師「その人形で遊んで満足したら適当に片しておけ 私はちょっと食事に出てくる」ジュルリ

    半鳥「やだ もう教授の変態! 大っぴらに言わないでよ変態 変態!」

    術師「何勘違いしてんだ、普通の飯しか無い以上普通の飯をただ食いに行くというだけだ 想像力が逞しいようですね?」

    術師「食事という単語に何を見出だしているんだやーい変態ー! ベーコンとアスパラガスで掛け算でもしてろ!」ガチャ バタン


    半鳥「くそっ 子供みたいな言い返し方しやがって! ……掛け算ってナニ?」

    ロボット「」スヤァ…

    半鳥「……とりあえず これ……この子どうしようかな」


    どうする↓

    389: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/22(日) 18:05:47.82 ID:91qCFFse0
    近所の情熱溢れるおもちゃ屋の主人に見てもらって、直せそうなら手伝いつつの修理を頼む

    397: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 22:10:47.29 ID:eC2dk0PHO


    麺『くっ……ハーフィ君ッ!』ビリ サラサラサラ シュバッ

    半鳥『へ? うわっ紙が手裏剣みたいに ……メモ?』パシッ

    麺『そこへ行くんだ! 老舗の玩具屋、その鉄の人形"対戦傀儡"のこともよく知ってる筈だ!』

    麺『僕は模型を買いによく行く 名前を出してみてくれ!』

    半鳥『はあ…… ありがとうございます』

    麺『礼には及ばないよ! けど直ったらそれ僕にっ――』

    機構助手『教授 その辺で』pray STUN WIRE SHOT

    麺『あばばばばばばばばばばばばばばばばば』ttttttttttaaaaaaaaasssssssseeeeeeeerrrrrrrrrrrrrr

    半鳥『お邪魔しましたー!』スタコラー


    半鳥「とゆーわけでやってきましたここが老舗の玩具屋さんです」

    ドリアード「なんで私まで……」つグラサン

    半鳥「最近歩き回り辛くなってきてたでしょ? 研究室覗いたら寂しそうだったから」

    ドリアード「寂しくなんかない 私は元々古木なのよ」

    半鳥「うん 森に住んでるから一人ぼっちだったことなかったんだよね」
    半鳥「帝都にいる時は私がいるから 大丈夫だから!」ニコー

    ドリアード「……いいわもう それで」フイ

    半鳥「照れちゃってこのこの こっち向きやがれ」ツンツン

    ドリアード「やめなさい。お店に用があるんでしょ」

    半鳥「はいはい! じゃ行こっか」

    半鳥「ごめんくださーい」チリンチリーン


    398: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 22:11:45.81 ID:eC2dk0PHO


    玩具屋「で 今回は何のパーツを造れって?」

    禿客「でよぉ、だから奴の装甲をブチ抜けるように射突型ブレードを――」
    太客「おい」
    禿客「……っと」

    玩具屋「いらっしゃいませ」

    半鳥「(ハゲ デブ オッサン ふむイケメンの香りが毛ほどもしねぇ)」
    半鳥「(なんて思っちゃダメだよねぇー教授みたくなっちゃうぅー)」

    ドリアード「こんにちは……こちらで対戦傀儡を取り扱っていると聞いたのですけれど」

    半鳥「頭が取れちゃって 出来たら直して欲しいんですけどー……」

    禿客「……」
    太客「……」

    玩具屋「……対戦傀儡? そんなお高い骨董品はうちじゃ取り扱ってないよ」

    玩具屋「君らが分かってるのか知らないが 起動させた対戦傀儡は抜き身のナイフと同じ扱いを法律でされる」

    玩具屋「即逮捕とまではいかないけど 鑑賞目的の単純所持も怪しい曰く付きの代物なんだがね どこで手に入れた?」

    ドリアード「…………私のじゃなくて今日はこっちの友人の付き添いですので」スッ

    半鳥「ええっ」

    ドリアード「(だって貴方 そんな脛に傷のある代物だなんて聞いてないわよっ?)」コソコソ

    半鳥「(私だって聞いてませんから! えーどうしよめっちゃ怪しまれてない えー……)」コソコソ

    399: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 22:13:58.92 ID:eC2dk0PHO

    半鳥「き、(ょうじゅは違うかなぁ)」

    玩具屋「きィ?」

    半鳥「……帝都魔法大学の魔導機構学教授から貰いました ここも紹介してくれて」

    玩具屋「魔導機構学……」

    半鳥「(名前出せって言われたけどそーいや名前聞いてねぇ……アダ名だよねあれ 通じるかな)」

    半鳥「えーと Dr.ヌードルって呼ばれてました」

    ドリアード「何そのふざけた名前は……」

    玩具屋「ああ……ああ ああ! はいはいはいあのあんちゃんね」

    ドリアード「通じてるし」

    太客「誰よ」

    禿客「ほら麺キチガイの」
    禿客「島国街の地下でやった帰りにギャラリーで痩せの大食い発揮してたヒョロガリがいたろ」

    太客「ああ ああ ああ ああ 一人で大豚ダブル八杯も食ってたアホインテリか 対戦傀儡はやってないんじゃなかった?」

    玩具屋「やってなかったけど理解はあったろ、普通の模型買ってきがてら見てたのもそう けど持ってたんだなぁ――」

    玩具屋「御大層な肩書きまで付いてるとは まあ金さえあるなら入手ルートはいくらでもあるからね、何でもそうだけど」

    半鳥「はい あはは そうですね 」

    玩具屋「それじゃ分かった 承りましょう」

    玩具屋「悪い、どっちかちょっと見てて貰える? 店」カチャカチャ

    禿客「おいおい俺注文の最中だったろーがよ 俺も下行くよ」

    太客「俺別にいいぜ どうせこの時間は客滅多に来ないしな」ドッコイセ

    半鳥「玩具屋の常連さんですか?」

    太客「いい歳してって思ってんだろ ははは 店より店長と馴染みなんだよ」

    禿客「こっちこっち カウンターの裏来てみな」

    玩具屋「俺の台詞だよ」ガチャ

    玩具屋「ついてきて 階段急だから足元気を付けてな」カツ カツ カツ カツ …


    ドリアード「なんかユルい」

    半鳥「いいよ 素人相手だからってしゃっちょこ張られるより 行こ」

    ドリアード「まあそうね」

    半鳥「"らしい"とか"聞いた"とかぼかしちゃって 結構しっかり見てたんじゃんラーメン教授……」


    400: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 22:18:38.57 ID:eC2dk0PHO


    老舗玩具屋 地下工房


    禿客「電球は代えたのかよ」

    玩具屋「ああ忘れてた 買ってこなきゃあな」パチッ

    light on

    禿客「散らかってるけど気にしないでくれな」ズカズカ

    玩具屋「だから」

    半鳥「うわ結構広い……あ バラしてるそれとか全部魔導傀儡のパーツ? あっちはでっかい金庫……」ほわぁ

    ドリアード「前はよく 呪い師が木から削り出して呪術用の触媒を作ったものだけど」

    ドリアード「今 この人形は骨がある上に全部鉄製なのね 凄いわね 安心したような寂しいような」はー

    半鳥「マゾなの」

    ドリアード「ああん?」ぐにー

    半鳥「ごぇんなさい」いだだだ

    玩具屋「?」

    ドリアード「何でもないわ いい工房ね」パッ
    半鳥「っつー……」ヒリヒリ

    玩具屋「ありがとう 人形みたいなお嬢ちゃん」

    半鳥「あのでっかい金庫は?」

    玩具屋「金塊なんか無いよ」ヘヘ

    玩具屋「あの金庫の中にさらに個別の金庫がゴロゴロ入ってるんだ」

    玩具屋「家に持って帰れない客の魔導傀儡を預かったりもしてんのさ」

    半鳥「へー……」

    禿客「先ちょっと弄っててーわ いいか」

    玩具屋「15番の鍵な ほらよ ……さて、見せてごらん 」チャリン

    半鳥「あ これです 工具箱の中」ゴトッ

    玩具屋「工具箱? 随分立派なのを使ってる……」ガチャ

    玩具屋「……これは……はは 後ろのカッコイイのは名前? どれどれ――」

    ロボット「  」キュイッ

    玩具屋「(動いた?)」

    半鳥「……」

    玩具屋「(悪戯? いや、剥き出しになってる中枢部は空だ……魔導回路が抜かれてる これじゃ動かない 気のせいだろ)」

    401: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 22:21:00.70 ID:eC2dk0PHO

    半鳥「ど どうですか……?」

    玩具屋「……んー…… このね、人形の頭に普通は……こいつを動かすための脳ミソみたいな部品があるんだけど」

    玩具屋「頭部装甲を剥がしてそれだけ抜いてるんだよね 首の壊し方も酷い、工具で力任せに無理矢理やったんだわ」

    玩具屋「丁度ほら、こんな感じのモンキーレンチでネジ切ったんだよ ……クソ」

    半鳥「……………………」

    ドリアード「よく出来た玩具なのに 心無い人間がいるのね……」

    玩具屋「魔導回路はそこそこ高く売れるから それに危険物扱いされてるのは事実だからね」

    玩具屋「ある程度儲かる目算があるからってのも勿論あるけど でも俺もやっぱり好きでやってるからさ、こういうの見ると許せないな」

    ドリアード「お察しするわ こういう簡単に壊すのも作る大変さを想像できないからなんでしょう」

    ドリアード「何にせよ 任せるのが情熱のある人で良かったわ ね ねハーフィ?」

    半鳥「…………そっスね」

    ドリアード「ハーフィ?」

    ロボット「  」ギョロ…

    玩具屋「……」
    玩具屋「ざっと見て 回路の積み直しと剥がれた装甲と痛んでる旧フレームだなぁ、首から上含め総取っ替え 誓ってボろうとしてるわけじゃなくてさ――」

    玩具屋「この型はかなり古いんだ 今のゲームで使われてる奴にはとても太刀打ちできない、マトモに遊べるレベルにするなら交換必須」

    半鳥「(ゲームって……)」

    玩具屋「ただフレームに関してはそこ以外割りと無事だし 下取りで多少安くできると思うよ」

    402: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 22:25:24.90 ID:eC2dk0PHO

    半鳥「……で その えーと じゃあそれで大体お幾らくらいに……」オズ

    玩具屋「そうね……」カタカタ ッターン
    玩具屋「これくらいかな」show calculator

    半鳥「どれどれ……」
    半鳥「」

    半鳥「」チラ

    ドリアード「駄目です」

    半鳥「私達友達でしょぉー……?」

    ドリアード「だからこそお金の話を挟みたくないのが分からないのなら 今日からは一歩引かなきゃならなくなるわ」

    ドリアード「私はそんなの嫌よハーフィ 貴女は」

    半鳥「…………うぐぬぅ」

    玩具屋「ははは 優しい正論だ」

    禿客「笑ってていーのかよ」カチャカチャ

    玩具屋「商魂も大事だが楽しんで笑わせるのが玩具の本懐ってもんさ」

    玩具屋「ハーフィちゃんって言った? 扱っといてなんだけど対戦傀儡は高いから 金を貯めてくるか、でなきゃ無理はしない方がいいよ」

    半鳥「うーん、そうですね……ごめんハンター君……」


    ロボット「……ゴメンじゃない!」ビコォーン


    玩具屋「うぉばっ!?」ポイッ
    禿客「え? はっ?」
    半鳥「ですよねー……」
    ドリアード「……」

    ヒューン ガシャッ

    ロボット「いだ! 投げないでよおじさん!」flash MonoEye

    玩具屋「……気のせいじゃなかった……のか マジか」

    403: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 22:30:00.65 ID:eC2dk0PHO

    半鳥「……だってしょうがないじゃーん……」

    ロボット「しょうがなくない そもそもおれを壊したのだってムガモゴ」

    半鳥「あー あー 口はこの辺でいいのね バラしててもこっちの頭を塞げばOKと」ガシ

    玩具屋「? ……?」

    半鳥「本当ゴメンって、あれで喚んだ人外は警戒しないといけないから…… お小遣い三ヶ月分はキツいんだってば」

    ロボット「くそ、体さえ動けばおまえなんかっ……」

    玩具屋「その 腹話術的な?」

    ドリアード「いいえ、人形に何か憑いているようね ハーフィ側の私が言っても胡散臭いでしょうけど」

    ドリアード「でも気配が薄すぎて分からなかった 普通の人形じゃないならどうしてそうと言ってくれなかったの」

    半鳥「あれー、言ってなかったっけ? あははは……」タジ

    ドリアード「……壊したのって」

    半鳥「そんなことよりハンター君!! 自分の体の事なんだから君からもちゃんとお願いしなきゃなんじゃないのっ?」

    ロボット「この この鳥ガラ女! おじさんなんとかして直してくれませんか!」

    玩具屋「これは……困った っていうか理解が追い付いてない」

    禿客「昔やってたアレみてーじゃんか今のお前 ラジオドラマのメカニックさん的な?」

    玩具屋「何ですぐに適応できてんだよ ひょっとして俺はまだ寝ててこれは夢なのか?」

    禿客「随分いい夢見てるな」

    404: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 22:30:33.33 ID:eC2dk0PHO

    ロボット「お金は持ってないけど 直してくれたらお店の手伝いとかして返すから!」チカチカ

    半鳥「うおっまぶしっ」

    ロボット「お願いだよ!」

    玩具屋「……うーん 直してあげたいのはまあ さっきっからそこは山々なんだけど」

    玩具屋「本当に総取っ替えだからさボウヤ、君の体が大丈夫なのかも心配だしお金もちょっと無視できないのよ」

    禿客「フレームは屑鉄とかから奥のオンボロマシンで部品成型して 組み立てはこの中年が手作業でやってんだ」

    禿客「組み立ては慣れりゃ俺とかでも出来なくねーけど 装甲とかの"外"なんかは基本オーダーメイドだしなぁ」カチャリ

    禿傀儡「  」

    半鳥「今弄ってるのがおじさんの? 持ってるライフルとか背負ってるヤツって飾り?」

    禿客「ライフルもロケットポッドも小さいだけで機能自体は本物の魔導兵器だぜ ライフルの弾は加工した釘だけど」

    半鳥「へ~」

    ドリアード「危な……」

    ロボット「……そ そこまでにしてなんて言わないから……せめて体をなんとか……」

    玩具屋「んー……うぅーん……」

    405: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 22:31:56.66 ID:eC2dk0PHO


    「……だーかーら そっちはスタッフオンリーだっつの!」

    「奥にいるんだろう?」

    「今は留守だよトイレ無ぇから下痢腹抱えて走ったっきり――ああ待てって!」

    「通してもらうよ」

    ガチャ

    半鳥「?」

    スーツ野郎「こんにちは」

    玩具屋「こんにちは おしゃぶりなら2ブロック先にいいベビー用品を扱ってる店があるよ」

    スーツ野郎「この店がいいな」

    玩具屋「……本当にしつこい奴だね」


    太客「あーくそズカズカ来やがって すまねえ」ドタドタ

    ドリアード「お友達って感じじゃないけど」

    禿客「老舗じゃない玩具会社の御曹司様だ お子様相手に手広くやって今じゃ財界の大物よ 親父が」

    太客「親父がな」

    半鳥「強調するね」

    太客「一代で会社ぶち上げた親父殿は俺らも大したもんだと思うがよ あの坊っちゃんは――」

    太客「札束でぶゎッさぶゎッさぶっ叩くことしか知らねえし出来ねえ」

    禿客「長者三代ってありゃ嘘だぜ もっと早ぇ あのガキじゃ惨dieだわな」

    半鳥「ひでぇ」

    半鳥「あと太ってる方の人すいません唾飛ぶんでちょい離れて もっと!」

    太客「ひでぇ 一歩離れたのにさらに言われた」


    406: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 22:33:38.13 ID:eC2dk0PHO

    玩具屋「いくら積まれようが いくら条件を増やそうが 返事は変わらない」

    御曹司「そんなこと言わずにさ うちの製作部門に来るのがあなたにとって一番なんだよ」

    御曹司「対戦傀儡を作る腕前 工作機械の開発 ギミックのアイデア あなた個人はどれを取っても超一級――」

    御曹司「ただ 経営者としてここを背負ってしまっているという一点だけがマイナスなんだ」

    玩具屋「マイナス? 食うのには困ってないんだけどね」

    御曹司「その能力を活かす環境があればもっともっと稼げる」

    御曹司「多くの子供達を笑顔にできる 玩具を作る者ならそれが至上の喜びってものだろう?」

    玩具屋「そうだね」

    御曹司「なら」

    玩具屋「手始めにそこのおっきな子供達から笑顔にしてみない 輝く頭と段腹が特徴の二人だ」

    玩具屋「あの子達はここが無くなると悲しむだろう 泣いちゃうかもな どうしよう?」

    太客「ランニング頑張ってるんです」
    禿客「俺もう泣きそうなんだけど」

    御曹司「大の大人が玩具で遊んでるのはおかしい」

    玩具屋「自分のとこで作った玩具で遊ばないのか?」

    御曹司「そんな暇ないから そういうことが出来るのは現場の人間ならではでしょ 好きならだけど」

    玩具屋「……ダメだね 話にならない 坊っちゃんのとこで働いてたら玩具が嫌いになりそうだ」

    玩具屋「帰んな 腕を買ってくれてるのは嬉しいけどおたくとじゃ反りが合わないよ」

    御曹司「……そこまで言ってくれちゃうか」

    御曹司「分かったよ じゃあこのやり方はやめだ」

    玩具屋「……」

    半鳥「どういう意味」

    御曹司「店を潰す」

    半鳥「は?」

    407: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 22:37:09.07 ID:eC2dk0PHO

    御曹司「土地ごと買い取ってこの地下工房も埋めてやる いいよ まずは余計な枝葉の剪定からだ」

    玩具屋「坊っちゃんの観葉植物になった覚えはない」

    御曹司「何度も温室に移してやるって言ったのに断ったんだから仕方ないだろ?」

    玩具屋「何が仕方がないって? 話通じてるかな? 前提が食い違ってないか、俺は自由に出来る玩具じゃないって言ってるの」

    御曹司「出来るんだよ 話通じてないのはそっち」つ小切手

    御曹司「とりあえず好きな額書いてみなよ ここが無くなるのはもう今決まったから 当面のこと考えてさ」ビリ

    玩具屋「…………呆れて物も言えねぇ」ツカツカ

    御曹司「どこへ行くんだ」

    玩具屋「奥だよ すぐ戻るけどもう帰っとけお前は」


    御曹司「……」

    禿客「……」ガサゴソ

    太客「ここ禁煙」

    禿客「ちっ」ゴソガサ

    半鳥「……」

    ドリアード「……」

    半鳥「……ねえ」

    御曹司「?」

    半鳥「お金持ちってホントにみんなコガネムシみたいな人達ばっかなの」

    御曹司「何お嬢さん コガネムシ?」

    半鳥「あれって花を食べちゃうんだよ "分かってない"お金持ちの社長さんにそっくり」

    ドリアード「……幼虫は根をかじって枯らし殺すしね ぴったりじゃないハーフィ 上手」

    半鳥「いぇーい」

    御曹司「君達には悪いけど これはビジネスの話だから」

    半鳥「そうなの」

    半鳥「けど あの横からでごめんねけどさ 社長さんお金沢山積んででもここの店長さんに自分とこ来て欲しいんでしょ?」

    御曹司「ああ」

    半鳥「玩具作りが凄いから」

    御曹司「そうだよ それが何か?」

    半鳥「おんなじことされたらどうすんの」

    御曹司「?」

    408: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 22:39:27.80 ID:eC2dk0PHO

    半鳥「お金で無理矢理引っ張ったらまた今日積み上げた以上のお金で別の誰かに引っ張られちゃうんじゃない」

    半鳥「いい腕してるからっていうなら店長さん欲しがる玩具野会社他にもあるんだろうし そもそも嫌々入らされる上に――」

    半鳥「社長さん嫌な人だから お金さえあれば簡単にそっち転んじゃうよね お金だけじゃ釣られなさそうだけど」

    御曹司「たらればの話を心配してたんじゃキリがない」
    御曹司「いずれ人が資本に食われるなんて与太話が怖くて起業なんかできるかい? 分からないか」

    半鳥「……もうちょっとさー、向こうからその気にさせようとか考えない? なんかビジネスとか以前の問題じゃないの」

    半鳥「玩具で稼ぐんだから玩具で釣るとか……うーん? ごめんちょっと待って えーと……」

    ドリアード「……ちゃんと話す内容纏めてから言いなさいよ……」ハァ

    半鳥「感情が先走って」

    御曹司「何が言いたいんだ 馬鹿なのか?」

    半鳥「んーだから……職人気質の人って儲けだけじゃ動かないんだよ そういうもんなの」

    半鳥「とりあえず社長さんも対戦傀儡で遊んでみればいいんじゃない 大人がどうだからとか言ってないで仕事として」

    御曹司「……」

    半鳥「……ごめんなさい 気にしないでー……」

    御曹司「…………君 名前は」

    半鳥「ええ……? 周りにはハーフィってアダ名で呼ばれてるよ ハーフのハーピィ」

    御曹司「……安直だね」

    御曹司「センスが感じられない うちでそんな名前商品に付けるような奴はクビにするレベル」

    半鳥「そこまで? ふぅん あッそ」



    玩具屋「よう まだいたの」

    御曹司「もう帰るところだよ」

    玩具屋「それがいい早く帰ってやんな 親父さんが待ってる」

    御曹司「……父が何を」

    玩具屋「話してきたんだよ 御隠居に免じて今日の癇癪は水に流してやる」

    玩具屋「行きな 近く対戦傀儡の催しがある 準備で忙しいんだ」

    御曹司「催し」

    玩具屋「これで遊ぶんだよ いい大人……ああ……おっきな子供が集まって 大会ってな」

    玩具屋「大人が来るとこじゃあない お気になさらず」

    御曹司「…………」ジロ

    半鳥「(店長さんを見るのは分かる、けどその次なんで私 そんなに怒ったんスか)」

    409: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 22:45:00.17 ID:eC2dk0PHO

    御曹司「……まあ いいや」

    御曹司「精々腕を鈍らせずにおきなよ でなきゃ折角招いても待ってるのは座敷牢だからね……」

    カツ カツ カツ カツ …

    玩具屋「……」

    禿客「クソガキが タンスの角に小指ぶつけろ チャックに皮挟め 入口の段差でコケちまえ」thumbs down

    ドリアード「みみっちい……」

    太客「しかし露骨だったな」

    玩具屋「腐らせずにおく用意ができたってことだろね 先代はいい商売仲間だったんだけどな」

    玩具屋「息子さんはそっとしといてくれないらしい、生き急いでるねぇ……」ガサゴソ

    太客「ここ禁煙 って決めたのお前」

    玩具屋「いいんだようるさいな」シュボッ スパー

    禿客「まったくだぜ」シュボッ

    玩具屋「ここ禁煙だっつってんだろマナーも守れねぇのか」フゥー

    禿客「」

    410: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 22:45:30.95 ID:eC2dk0PHO

    半鳥「……話が見えないんですけど……」

    玩具屋「いいよいいよ気にしないで ほんと内輪のアレだからお客様に失礼なヤツ ごめんね」
    玩具屋「あ 煙草大丈夫?」

    半鳥「平気です」
    ドリアード「気にしないで」

    玩具屋「世渡りデキるタイプ」スパー

    玩具屋「それじゃあ悪いけど、今日はもう店仕舞いにさせて貰おうかな 注文も来てるし 準備しなきゃだし」

    ロボット「……」シュン

    玩具屋「ややこしくなってたかも知んない、よく大人しくしててくれたなボウヤ そう凹まんでよ」

    ロボット「だって……」

    玩具屋「んー……じゃあそうだ 本物のゴーストにお目にかかるなんてのも一生に一度あるかないかだし」

    玩具屋「一番安い中古のフレームで良かったら譲ってあげよう そのまま買い取ったやつだから魔導回路も付いてる 必要か知らんけど」

    ロボット「え…… そ それって体直して貰えるってこと!?」

    半鳥「いいんですかっ?」

    ドリアード「よかったわね けどどうやって霊魂の定着を移すつもりなの」

    ロボット「ていちゃく?」

    ドリアード「つまりハンター君 あなたのその意志の宿ってる箇所が今分からないでしょう? 見てると多分頭だと思うけど」

    玩具屋「オバケのオバケ的心臓がどこにあるかってことだろ? その辺は上手くやっとく 任せなさい」

    ドリアード「あら なら慎重にやってあげてくださいね」
    ドリアード「骨を引っ掻くだけでエクソシストを名乗れるようになるかも知れないから」

    ロボット「えっ?」

    411: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 22:47:41.94 ID:eC2dk0PHO


    禿客「いやー しかし本当にそれ自力で目ぇ光ってんのか ロボ夫」

    ロボット「ええ あー うん……」

    太客「店長様が直しゃあ動いて喋るロボ吉が見れるってことだろ? すげーよ、コミックの世界じゃん! なあ?」

    禿客「懐かしいし面白かったけどあれも今考えると凄い設定だったよな、やることなすこと対戦傀儡の勝負で決める世界で――」ペラペラ

    太客「帝国転覆を目論む悪の天才魔導師と帝国情報局エースの主人公のガキが 時計塔頂上でカウントダウンの始まった時限空間消滅爆弾の前で決着付けようと――」ペチャクチャ

    禿客「対戦傀儡でな その後の島国から来た傀儡忍者編とか戦う共和国議員編とかも――」ベラベラ

    ロボット「……」ポカン

    半鳥「なんか始まった」

    玩具屋「終わりだって言ってるだろ さあ帰った帰った家でやれ ハゲお前のはしまっといてやる」

    玩具屋「ハーフィちゃん達はまた明日来てくれるかな? ハン太預けていってくれるならだけど」

    半鳥「私は願ったり叶ったりです それでオッケーハンター君?」

    ロボット「おれもいいよ いいけど」

    ロボット「も もう痛くしないでよ……?」

    玩具屋「まあ……頑張る」

    ドリアード「じゃあ よろしくお願いします」

    半鳥「お願いします!」


    412: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 22:54:34.67 ID:eC2dk0PHO



    半鳥「やー良かった、なんとなく高いだろーなぁってのは想像ついたから」

    半鳥「ドリアードちゃんに断られた時はどーしよーかと」

    ドリアード「…………ふーん ああそう 財布が欲しかったのね」ジト

    半鳥「冗談だよ!」

    ドリアード「どうだか サモナーやさっきのお子様を見たでしょう」

    ドリアード「お金があることが必ずしも楽で豊かとは限らないわ お金って怖い」

    半鳥「……ドリアードちゃんが孤独なセレブの階段を上ってる……もう慣れてきたけどなんか服もお洒落な感じになってってるよね」

    ドリアード「やらされたとはいえ一応自分の身で稼いだ物だけれど ポンと大金が入るのも考え物よ……」

    半鳥「わあ嫌味ったらし」

    ドリアード「……」

    半鳥「……怒った?」

    ドリアード「愉快ではないわね 怒ってもないけど」

    半鳥「ドリアードちゃん大好き」

    ドリアード「私もよ 貴女も内面から段々素敵になってきてるわ師匠に似てきて」

    半鳥「じゃあさじゃあさ、それで美味し(くて高)いご飯のお店があるんだけどォー!」

    ドリアード「………………」




    413: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 22:57:55.99 ID:eC2dk0PHO




    帝都 某所路地裏


    資産家「行くぞ!」


    SMOKE GRENADE

    資産傀儡『   』ボシュゥゥウウウウウウウ

    外套男「(残弾の怪しい煙幕を撃った、仕掛けてくるな 巻かれる前に距離を置く 何で来る――)」

    外套傀儡『(一旦後退)』back step

    資産傀儡『  』RDY RIVET-MACHINEGUN

    BLAMBLAMBLAMBLAMBLAMBLAMBLAMBLAMBLAMBLAMBLAMBLAMBLAMBLAMBLAM

    外套傀儡『  』チュィンチュィンチュィンチュィン

    外套男「(炸裂弾でもなし 通常釘弾をバラ撒いてどうする気だ)」

    資産傀儡『(当たった そこか!)』SMOKE.G more

    ボシュゥッ……

    外套傀儡『(追加の煙幕! 煙越しに位置を特定してきた――傀儡の聴覚で拾ったのか?)』avooooooooid

    外套傀儡『(跳んだら魔力噴射の光と反応で嗅ぎ付けられる オーバーヒートまで宙で踊らされ着地を殺られて終了だ)』チュィン ガスッ チュィィーン

    資産傀儡『(包んだッ! 次のランチャーで炸裂弾を叩き込みそのまま削り殺すッ!)』ガガガガガガガガガガガガガガガガガガ

    外套傀儡『(中距離戦でアクセントに使ってきた炸裂グレネードはまだ残ってる筈だ 次はそれが来る)』

    外套傀儡『(榴弾銃は単発中折式 やるなら装填中の今)』バッ

    資産家「!」

    外套傀儡『そこ』flying knee

    ガッシャァァアアアアッッ

    外套傀儡『(頭部小破 胴体小破 腕部中破 膝関節が今ので中破 噴射で無理矢理動かせばまだ行ける)』バシュ

    資産傀儡『(頭が、揺らされっ――)』グラ

    外套傀儡『ガラ空きだ』straight fist

    バギャアッ

    資産傀儡『   』HEAD breakdown


    資産家「なん だとッ……」

    外套男「頭部を破壊された傀儡は失格となるだったか 今も変わってなければ」

    414: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 23:00:35.77 ID:eC2dk0PHO

    外套男「ベテラン風吹かしてたようだが どうだい? ぺーぺーの若造にそれも武器無しで負けた気分は! ククク」

    資産家「ぁぐ……一体どうやってこちらの位置を……感覚同期は一朝一夕で身に付くもんじゃないぞ」headache

    外套男「人形のことは人形にやらせればいい 撃たれまくって痛いのが嫌なら撃ってきた方向も死ぬ気で探るってな」

    資産家「な、何を言って……?」

    外套男「急に見繕ったから武器まで間に合わなかったというだけなんだが 丸腰は慣らし運転に丁度良かった」

    外套男「さ 約束は守って貰おーか」スッ

    資産家「……正直、いきなり現れたかと思ったら"催し"の権利を賭けて勝負しろと殴り込まれ――」

    資産家「五分でこの様だ 私がプレイヤーだということや出場権の有無をどうやって知ったのかも含め 非常に納得できない」

    外套男「レンガやブロックからは目玉と耳が生えるもんだ 資産家なら知っておけ」

    外套男「で 反故にする気ならどうする 靴でも舐めて頼み込んでみるか」ヒョイ

    資産家「……いいや……そんなことは言ってない 悔しいが……」つ鞄

    資産家「私も対戦傀儡を嗜むプレイヤーの端くれ 愛機を駆り負けた以上勝負に乗せた約束は違えない」ゴソゴソ

    資産家「持っていくがいい」つボルト

    外套男「……ただの汚いネジにしか見えないんだが」しげしげ

    資産家「どういう物かまでは知らなかったんだな? ペテンにかけているのではないよ」フフ

    資産家「旧型フレームの大ボルトに手を加えたそれのネジ山が開催場所のドアの合鍵になっているんだ 器用だろう」

    外套男「開催場所に入る権利はやるから勝手に入れと…… チケットみたいなものを想像してた」

    資産家「私もそうだったよ」

    415: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 23:01:06.20 ID:eC2dk0PHO

    資産家「目的は果たしたようだが まだ何かあるか」

    外套男「ない だがおっさんあんたは物欲しそうな顔をしてる 暇だからな」

    資産家「仕事の切り上がったところに颯爽と現れたのは調べたからか」

    資産家「もう一勝負どうだい? 対戦傀儡はまだある」

    外套男「面白そうだが賭け試合の方に興味がある そっちの準備がしたい」

    外套男「今度は準備万端で来られるやも知れないしな 私はこの一匹きりなんだ」

    資産家「金か それともギャンブルが好きなのか、そっちはどうでもいいが……ふむ賭け試合……」

    資産家「……なら こういうのはどうだ?」

    外套男「?」




    429: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/11(土) 14:07:37.74 ID:vCC2svILO




    玩具会社 社長室


    コン コン

    御曹司「どうぞ」

    ガチャ

    秘書「失礼します 例の件、資料に纏めておきました……」つ茶封筒

    御曹司「ありがとう 相変わらず仕事早いね 下がっていいよ」パラパラ

    秘書「……ええと」

    御曹司「何?」ペラ

    秘書「社長にお会いしたいという方が……その もうそちらまで」

    御曹司「今日もう何にも無かったよね? 歯切れ悪いんだけど。その辺の管理君に一任してるよね自分でも覚えてるけど一応さ」ペラ

    御曹司「誰」ペラ

    秘書「お父様です」

    御曹司「……あぁ なんか言ってたなあの人が……」

    ガチャ

    先代「あの人 か」

    秘書「先代社長! 困ります」

    先代「何が困る 私に見せられないものでもここにはあるのか」

    御曹司「そんなものはない 見せて得をするものが無いから」ポチ

    先代「彼から電話があった」

    御曹司「いたよ」

    先代「久しぶりの会話がこんな形になるなんて、とまだ前置いてくれていたから良かったが」

    先代「買収と地上げをやられたと言っていたぞ いい加減にしろ……」

    御曹司「同業他社を潰し自社の力にするこの上ない良案でしょ」

    先代「彼に関わるな」

    御曹司「何故? あんなに褒めていたのに」

    御曹司「評判を聞かされて俺は育った 興味を持つのは自然な流れだ 実際――」

    御曹司「この帝政政治国で鶴の一声に背き 細々とはいえ鬻いでいけるだけのものを持っているのは本当に凄いと思う」

    御曹司「今の私と我が社に無いものを持ってる 分かっていますよ"先代"だからです」

    御曹司「性急に見えるだろうけど準備を重ねてきた 彼を使いこなせるのはうち以外にない」

    先代「……使いこなせる……? 分かってない お前は分かっていない……」

    先代「彼は放って置くんだ お前なら他にいくらでもここを盛り立てる手段を考えつく筈だ」

    御曹司「皮肉かよ」パラッ

    先代「お前はまだ若い あの時の彼よりも」
    先代「同じ轍を踏まされるぞ」

    御曹司「……」


    ガチャッ


    警備員1「社長! 何事ですか」

    先代「?」

    430: また長くなりそう…… 2017/03/11(土) 14:09:48.70 ID:vCC2svILO

    警備員2「机の下の非常用警備ボタンが押されています 誤報でしたか」

    御曹司「迅速だね」
    御曹司「呼び鈴に使った こちらの老人が帰るところだから入口まで安全にお送りして欲しくてさ いいかな」

    先代「お前っ……」

    警備員1「こちらへ」

    先代「私は前代の社長だぞ 不審者扱いするつもりなのか!」バッ

    御曹司「だからこうして見送りをつけるんです先代社長 他の客や不審者にはしないことです」

    御曹司「"あり得ない""前代未聞""常識外れ"対案を出せないネガティブな社員はもううちにはいない」

    先代「そうだったな お前が重役連中を菜切りにした日もこうして私は来た 本当に愚かなことをした」

    御曹司「今日は忙しい もういい?」サッ

    警備員2「……」

    先代「……いや……近付くな自分で行く 警備員も新品というわけか」

    先代「もういい 分かった 今後お前のやり方に口を出すことはしない」

    先代「ただ 譲ったことをこれ以上後悔させないでくれ」

    御曹司「階段 急でしょうが気を付けて」

    先代「……」

    ガチャ バタン

    431: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/11(土) 14:11:24.24 ID:vCC2svILO


    秘書「……」

    御曹司「でと……続き続き」パラ パラ

    御曹司「…………ん 件の場所は本当にここで合ってるの? こんな大きな倉庫を借りてたのか」

    秘書「確認しました パトロンがいるようです」

    秘書「場所を提供する客が何人かいると 今回は帝都郊外や辺境に土地を持つ富豪の客がそのようで――」

    秘書「数々のご友人に混ざり度々明らかに毛色の違う人間と一緒にいるのを見たという話もあります 信憑性は高いかと」

    御曹司「倉庫は主要幹線と近いしね……リストアップされてるがこの人、森に山に平原に」
    御曹司「遠くじゃ丸ごとの小さい町や村まで持ってるんだ 凄いのを誑し込んでるな」

    御曹司「帝都に持ってる土地で稼いで 遊びに近郊で塩漬けにしてるか何かの所を使うと ふーん……」

    秘書「やるのなら人里離れていることも必要です 小火器オプションは爆竹レベルですが対魔獣用拳銃並みの口径を持つ物もありますから 騒音が」

    御曹司「あれは野蛮な遊びだろ やるなら起伏に富んでたりなんかする所だな いくつか印がついてるやつがそう?」

    秘書「広さなどを適当に鑑みた目星でしかありませんが 付けていないのは主に一軒家等の物件類です」

    御曹司「ま、たかが人形遊びだし 大型倉庫一つあればまさかそのためだけに貸し切った土地へ出向くこともないだろうけどね」

    秘書「次を」

    ペラ

    御曹司「これこれ」

    秘書「財力的にパトロンが可能な方の内 交渉に応じ得るかと思しい方々の名簿です」

    432: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/11(土) 14:13:05.97 ID:vCC2svILO

    御曹司「…………」ペラ ペラ

    秘書「他 いくつかの備考は最後のページに」

    御曹司「操縦感は魔導鎧に似る パーツは全て手製少なくとも現在1000種以上 賭け試合のブックメーカーは外注 店主はイボ痔ぃ? おいおい」フフ

    御曹司「この紙束だけでちょっと前の会食に出てきた余興とかぶっちぎりだよ 名簿は名簿で年いってるのばっかだし ははっ」ハハハ

    御曹司「ご苦労様」

    秘書「ありがとうございます」

    御曹司「早速始めるよ 会社からは何か?」

    秘書「新しい玩具の企画が立ち上がっております 近く話を上げるとのことです」

    御曹司「会議の日取りを掴んできてくれ 折を見て突撃」

    御曹司「何が話を上げるだ、貴重なお時間を取らせたくないとでも言うんだろうね まだまだナメられてる」チラ

    秘書「……」

    御曹司「はい終業時間 今日やって欲しいことは終わったから疲れ取って 明日から少しの間いつも以上に忙しくなるから」

    秘書「では お先に失礼いたします」

    御曹司「お疲れ様」

    ガチャ バタン

    御曹司「……さて まず銀行からだ」ジーコ ジーコ



    433: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/11(土) 14:15:11.52 ID:vCC2svILO


    翌日

    帝都魔法大学 召喚魔法研究室


    ガチャ

    半鳥「おはよう教授」

    ドリアード「来たわね おはよう」

    術師「おはよう弟子」ペキ

    半鳥「学生さん達のレポートのやつ判子やっといたの見た? 言われた通り適当にだけど」

    術師「押してないやつの言い訳を適当に聞こうか」

    半鳥「そっちよけてるのは適当に難しかったやつ」

    術師「ん 半々だったな、面白い内容のはお前が処理できた方に偏ってた」シャッ シャッ シャッ

    術師「よけた方に紙繋げまくってやたら長くなってるレポートがあったろ 1行に1単語で1000行達成してたやつ」

    術師「あれ書いたバカが最優秀賞 奴以外に評価をやろう」ペキ

    半鳥「流石にマズくないっスか」

    術師「モグリモグリ」ペキ ペキ

    ドリアード「あら 優しいのね」

    半鳥「何かの暗号かと思ってそっちにやったんだけど ていうか本当に1000行やった人いたんだ……なんも出ないのに」

    術師「冗談だって分かるだろうにな 一々真に受けてちゃ生き辛そうだよな」シャッ シャッ

    半鳥「真面目なのはいいことだと思うよ」

    術師「そうですね」ペキ

    434: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/11(土) 14:17:41.11 ID:vCC2svILO

    半鳥「……ペキとかシャッシャッとか何してんの?」

    術師「気にしなくていい」シャッ シャッ

    ドリアード「陣用チョークを折って削って短くしてるのよ 朝早くからもうやってたわ」

    半鳥「無駄使いすんなって言ったの教授だったと思うんだけど」

    術師「私のやることにケチをつける気か半人前が」ペキ

    半鳥「ふぅっ」blow dust

    術師「けほッ おい折角紙敷いてやってたのに散らかしやがって げほげほ ああクソ見ろお前」ゲホゲホ

    半鳥「あはははは 真っ白!」ケラケラ

    術師「パン粉まぶしてやろうか鳥肉 クリーニング代払わすぞ……」バサー

    ドリアード「仲の良いこと けど食材呼ばわりはやめなさいねいつだかのヘドロみたいよ」

    術師「いつだかの」

    ドリアード「いつだかの」

    半鳥「……」

    術師「(お~い婆さんや)」eye contact
    ドリアード「(すまぬ)」eye contact

    ドリアード「それで今日は何かあるの」

    術師「ふむ インペリアルデバイスのテスターは終わったしな 特に外部からのあれも無い」

    半鳥「生物学とか伝承学とかの人達は? 定期的に来るけどそろそろじゃない」

    術師「メデューサの件なら数日前にはアポ取ってから来るからまだだ」

    術師「それも奴の血を売ってから色々進展があったようで消化試合気味だし 本物を見せろとくれば話は違うが」

    半鳥「じゃ今暇なんだ!」

    術師「嬉しそうだな」

    半鳥「仕事無いなら今日はもう街行ってていい?」

    術師「いーけど 私も個人的な用事があるし」

    半鳥「よし行こ」

    ドリアード「ええ」

    術師「ドリアがなんかソワソワしてたのはそういうことか どこ行くんだ」

    ドリアード「遊びに」

    術師「そう」

    半鳥「気になる?」

    術師「いや」

    半鳥「あっそ」

    術師「うん」

    半鳥「ヒントあげよっか」

    術師「はよ行け」

    半鳥「何だよノリ悪いなぁ妖怪チョーク削り!」

    術師「さっさと散歩に連れていけ切り株 テンション戻るまで帰って来んなよ」

    ドリアード「はいはいチョーク削り」

    術師「ふん」ペキ シャッ シャッ

    435: ライスグラタン呼ばわりはミスです 2017/03/11(土) 14:21:10.42 ID:vCC2svILO

    ガチャ バタン

    「もう直ってるかなー」

    「どうかしらね」


    術師「……」

    open closet

    術師「さて じゃこっちも……」ゴソ

    コン コン

    術師「それ」サラサラ シュバッ

    「おっと 何だこれは? ……なんだよ」

    ガチャリ

    術師「猫の平均寿命は大凡十数年という 白内障かね私と同い年の老猫よ」

    J「"起こさないでください"はドアノブにかけとく札であって学生のレポートに書き付けてドアの下からシャッとやるものではない」

    J「そしてここはホテルじゃないし私はボーイでないし君は客じゃないぞ友よ 暇なんだろうがね」

    術師「今から忙しくなる」シュル

    J「ヌードルの奴からの出頭要請を伝えに来たのだけれど 外出の予定でもあったか」

    J「……フード付き? いい趣味ではない」

    バサ

    外套男「火遊びの正装は昔からこういうのだと相場が決まってる 知らねーのか」

    J「火遊びィ?」

    外套男「知ってるかな」

    術師傀儡「  」コト

    J「!!」

    外套男「休暇残ってる?」

    J「仕事も残ってる……ッ!」ジーコ ジーコ

    外套男「でもDr.ニャン吉にはゆうこと聞いてくれるお友達が一杯いるよね」

    J「攻性魔法研究室? 私だJだ デバイス標準搭載予定の魔法はどこまで進んでいたっけ? そうか」

    J「残りに必要な分は私のデスクに入れてある、一先ずそれで組んでみてくれ 消費軽減はクリア出来る」

    J「私?」

    J「私は急用が出来た! 今日は帰れないから! あとヌードルに彼はいなかったって言っといて!!」ガチャァッ

    外套男「では行こうか」

    外套猫「行こうか!」


    外套猫「え どこに?」


    436: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/11(土) 14:23:31.32 ID:vCC2svILO


    老舗の玩具屋


    チリンチリーン

    半鳥「こんにちはー 受け取り来ましたー」

    玩具屋「おう 来た来た」

    ドリアード「常連の二人は?」

    玩具屋「平日ですよお嬢様方」

    半鳥「tsktsktsk こっちがお嬢様 私はただのハーピィ」

    ドリアード「しつこい」

    半鳥「今日は早上がりなんです あわよくば直してるとこ見れたりとか期待しちゃってたり」

    玩具屋「なら悪いことしちゃったね」

    半鳥「本当?」

    玩具屋「パーペキ いやあ、あの子の反応があんまり面白いもんだからさ 張り切ったら速攻終わったよ」

    ドリアード「あの子大丈夫でした?」

    玩具屋「お嬢様の睨んだ通り頭だった あれを基礎に肉盛りと板金で現行フレーム規格までデカくしつつ補強して……言っても分かんないよね」

    玩具屋「まあ下来てよ あ 質問に答えてねーか」

    玩具屋「正直分かんない……」

    半鳥「えっ」

    玩具屋「新しい胴体と回路繋げた辺りからなんか痙攣しだして 治まったら返事しなくて」

    半鳥「いやケイレンって絶対ヤバいやつじゃん」

    玩具屋「対戦傀儡的には会心の出来栄えなんだけどオバケ的にはどうなの?」

    ドリアード「……見てみなきゃ分からないわ」

    玩具屋「ごめんねお願い」

    ガチャ


    437: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/11(土) 14:26:43.01 ID:vCC2svILO


    ロボット「  」


    半鳥「すっごい ピカピカだし背ぇ高くなったし装甲もちゃんと厚くなってる! かっこいいじゃん!」

    半鳥「良かったねハンター君!」

    ロボット「  」

    半鳥「……うんともすんとも言いません」

    玩具屋「どうですか先生」

    ドリアード「んー…… 作業は夜中だったんでしょう」

    玩具屋「そうだけど」

    ドリアード「ああ なら」ス

    半鳥「デコピン?」

    ピシッ

    ロボット「……はっ!?」ビクッ

    ドリアード「寝てただけね 中身は人間の子供みたいだし」

    ドリアード「私もそうだけれど 実体を持たない精神の生物は体を持つ生物よりも強く思い込みが作用するの」

    ドリアード「夜は寝るものというのが根付いてたのね 本当に幽霊なら生前はきっと規則正しい生活だったのよ」

    半鳥「なるほど……」

    ロボット「か 体があるっ……!」

    玩具屋「よう寝坊助 それで結局どこまで起きてたの?」

    ロボット「どこまでって あれ」ブル

    ロボット「あれ 思い出せない」ガタガタガタガタ

    玩具屋「OK頑張ったなもういいよ」

    半鳥「えぇ……」

    438: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/11(土) 14:30:15.11 ID:vCC2svILO

    ドリアード「思うに 装甲が肌 フレームが骨 魔導回路とやらが生物でいう脳と神経な訳だから――」

    ロボット「あっ ちょっと思い出せそうかも おじさんがバチバチする棒でおれの首を」ガクガクガクガクガクガクガクガク

    玩具屋「筋肉なんかねーのにどうやって震えてんだよ」

    ドリアード「とにかく異常は無いわね 大丈夫よ メンタルだけ」

    半鳥「メンタルの生物って言ったばっかでどこが大丈夫なんですかね」

    玩具屋「まあ遊ぶのに支障はないでしょ こっちで魔力通して動かすんだから傀儡側の事情は」

    ドリアード「うーん……」

    半鳥「ダメなの?」

    ドリアード「依代は降ろした霊体に動かさせるのが普通よ 一緒になってさらに……動かそうとするとどうなるかっていうのは」

    玩具屋「前例が無いってか 俺も分かんない、二人操縦は魔力ごっちゃになんの怖いから出来ないようにしてるし」

    半鳥「まー遊ぶかどうかは今はいいよ! で どうなのハンター君、具合は?」

    ロボット「……えっと……」クイクイ

    ロボット「うーん……」ヒョコヒョコ

    ロボット「おおっ……」ピョンピョン

    玩具屋「よーしよし接合はいい感じ 流石は俺だよ」

    ロボット「凄いよこの体っ 本当に思ったように動かせる!」booster on

    半鳥「それは良かっ――」


    ガキィン


    玩具屋「!」

    ロボット「ぜっこうちょう」chop

    半鳥「いやだからホントごめんって謝ったじゃん何しつこいよちょっと!!」ギギギギギギ

    ロボット「なら鉄砲どかせよ一回殴んなきゃ気がすまないっ!!」グググググ

    ドリアード「あらまあ」


    玩具屋「そこまでにしろッ!! ブースター切って机に戻れ坊主 今すぐにだッ!!!」グワッ


    439: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/11(土) 14:34:48.50 ID:vCC2svILO

    ロボット「っ!?」ビクッ

    半鳥「おら」gripend bash

    ロボット「がは!」ビタン

    半鳥「こんなこともあろうかと今日は徹甲弾にしてきたの」cocking

    半鳥「玩具屋さんの腕前試してみる?」グリ

    ロボット「うう……」

    玩具屋「…………や や それは勘弁してくれ 頼むわ」

    玩具屋「とりあえずハーフィちゃん なんで最初に壊した?」

    半鳥「あー……ああ もうしょうがないか 私魔法大学で 雑用? やらせて貰ってるんですけど」

    半鳥「イタズr じゃなくて」

    半鳥「事故……とも違くて」

    半鳥「実験 うん 実験で喚ばさ……喚ん……」

    半鳥「喚ぼうとしてたのと違うのが来ちゃいまして ええ はい うん……来ちゃったんですよ」

    玩具屋「(歯切れ悪過ぎィ!)」

    ドリアード「そういうこと」

    玩具屋「分かったの?」

    ドリアード「召喚事故……ええ召喚事故でいいわね で 喚んだ奴は危険だったりすることも多いから 経験的に」

    ドリアード「早急な対処だったんでしょうね 撃ったと」

    玩具屋「はあ 召喚事故ね」

    ロボット「じゃあなんでバラそうとしたんだよ!」

    半鳥「普通の玩具だっていうから 動いてたら普通じゃないじゃん? じゃーとりあえず中身は……って感じ」

    ロボット「えー……」

    半鳥「で、昨日話したヌードル教授がここに行けばって教えてくれたから 可哀想だし直せたらって」

    ドリアード「まったくもう 本当行き当たりばったりなんだから……」

    玩具屋「そりゃまた……それはどうも」

    ロボット「……」ムスー

    ドリアード「表情なんてないのにムッとしてるのが分かるわ」

    440: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/11(土) 14:36:22.99 ID:vCC2svILO

    玩具屋「……いきなり暴行を受けた訳はそういうことだったんだってさ ボウヤ」

    ロボット「聞いてたよっ」

    玩具屋「事情があるとはいえいきなり召喚されてボコボコにされちゃ怒るのも無理ないわな けどな」

    玩具屋「妙な言い方になっちゃうがお前は今対戦傀儡の体なんだ 分かるか タダのオモチャじゃない」

    玩具屋「その気になれば指一本で人を殺せる」

    ロボット「……」

    ドリアード「(玩具とは)」

    玩具屋「人間だった頃親御さんからも言われたか知れないけど言うぞ 人に手を上げちゃあいけない 今後は絶対にだ」

    玩具屋「約束してくれ じゃなきゃ俺はボウヤをハーフィちゃんがやった以上にバラバラにしなくちゃいけない」

    ロボット「……分かった」

    玩具屋「絶対だぞ」

    ロボット「うん」



    ロボット「分かったからピストルグリグリすんのやめてよ!!」

    半鳥「はーいはい」スチャ

    ロボット「なんでちょっと残念そーなのッ?」

    半鳥「気のせい 気のせい」

    ドリアード「試したいんでしょ 移ってきたわねマッド気質が」


    444: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/22(水) 22:31:32.87 ID:SQMhdBMZO

    玩具屋「市井でそんな物騒なのホイホイ抜くもんじゃないよ ハーフィちゃんも」
    玩具屋「いいな?」

    半鳥「反省してまーす」

    ロボット「うっせーな って思ってるんだろ……」

    半鳥「思って まァー せェー んンー」

    ロボット「トリ肉」ボソ

    半鳥「やんのかブリキ少年!」ザワッ

    玩具屋「やめな大人気ない もう終わり ハイ いいな二人とも」

    玩具屋「"髪の毛"と腕の羽根、怒るとそんなわさッて動くの? 怖いな」

    半鳥「っ!?」ビクッ

    玩具屋「あれ?」

    半鳥「か みの毛? 羽根と 羽根と……髪の毛?」

    玩具屋「あーその 無神経だったかな あれだ だから 種族のその 特徴的なだったらすいません」

    半鳥「…………いえ……」

    ドリアード「……それがサモナーの言ってた例のやつよ 後遺症」ボソ
    ドリアード「安心して 怖がる程じゃないわ」ナデ

    半鳥「そう なの? ……ビビったー……ありがとドリアードちゃん」

    半鳥「でも頭撫でんのはやめてね」

    ドリアード「なら撫でたくさせるのをやめて頂戴ね」ス

    445: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/22(水) 22:31:59.72 ID:SQMhdBMZO

    玩具屋「なんか大丈夫?」

    半鳥「オッケーオールオッケー何でもないです内輪話なんで むしろいい感じに頭冷えましたオーケーオーケーオーケーオーケー」

    ロボット「大丈夫そうに見えないよ」

    半鳥「ハンター君も意外と好戦的だね? ダメダメ もう乗らないよ 効かないから」

    半鳥「仲直りね。ごめんなさい! いい? ん? あ? 指切りしよう? しない?」

    ロボット「………………うん 仲直りね」ヒキ

    玩具屋「(変なスイッチ入った感じになっちゃって怖がってんぞ)」


    玩具屋「……それじゃま、これで一通り済んだことになるけどね」

    半鳥「はい 本当にありがとうございました…………」
    ロボット「ございました…………」

    玩具屋「男に二言は無い」

    半鳥「本当にありがとうございました!」
    ロボット「ございました!」

    ドリアード「こら」

    玩具屋「で もし良かったらなんだけど ここの奥 向こうにドアがあるだろ?」

    半鳥「改めて見ると地下結構広いですよね」

    玩具屋「地下は四階まである ここ地下一階と二階が仕事場で、三階と四階は吹き抜けになってるんだ」

    ドリアード「……縦に広いってこと?」

    玩具屋「そう 飛べるからねこいつらは」

    半鳥「身を持って知りました」ジロ

    ロボット「もうしないって させないでよ」

    玩具屋「その意気その意気」

    玩具屋「というわけで 折角だしちょっと遊んでってみない?」

    446: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/22(水) 22:34:20.95 ID:SQMhdBMZO

    老舗玩具屋 地下テスト場


    半鳥「うわぁ……傀儡サイズの隠れるやつとかある」

    ロボット「天井高いねー あのちょっと狭い足場みたいなのは何?」

    玩具屋「操縦者用の通路よ キャットウォークを改造したの、見下ろした方が見易いから」

    ドリアード「凄い入れ込み様」ヨイショ

    玩具屋「そりゃあ俺が一番入れ込んでなくちゃ」

    半鳥「とか言いながら上で一式買っちゃってんだもんドリアードちゃん」

    ドリアード「こっちがこれだけしてもらっておいて何もっていうのもね」カチン

    ドリアード「それにこの遊びには相手が必要なんでしょう 付き合ってあげる」カチャカチャ

    半鳥「これが販売戦略ってやつですか」

    玩具屋「ふはは まーアフターサービスがうちのキモだから安心してくれ それで」

    玩具屋「ラッキーガール 今さらだけどどうやって遊ぶかは分かる?」

    半鳥「踊らせるんでしょ?」ヒョイー
    ロボット「わ!」バンザーイ

    玩具屋「正解」

    ロボット「ふざけないでよ! 戦うの」バッ

    玩具屋「魔力を通した傀儡同士で戦う、で基本ルールだと頭を壊せば勝ち どこまで壊せば破壊扱いかとか――」

    玩具屋「武器威力についてのレギュレーションとか細かいのもあるけど とりあえずドタマにいいの入れれば勝てるって覚えとけばいい」

    玩具屋「プレイヤーの直接攻撃は無し 場外乱闘は影響出ない範囲で歓迎 あとは大っぴらに外で遊ばない これくらいかな」

    ドリアード「ふーん」カチャリ

    ドリ傀儡「  」

    ロボット「うわ もう準備できたのかよ」

    半鳥「やる気満々」

    玩具屋「組み立て早いな」

    ドリアード「さっきのを見てたから 生き物とはまた違う形で骨組みが理にかなってて結構面白いわね」

    半鳥「なんか武器とかも揃ってるし…… え ホントにやんの?」

    ドリアード「何よ 嫌なの」

    半鳥「そんなことないけど そうじゃなくて」

    447: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/22(水) 22:38:36.55 ID:SQMhdBMZO

    半鳥「ハンター君 体に備え付けの武器とか……」

    ロボット「あるわけないだろ」

    玩具屋「や、ついてんよ こめかみの辺りなんか違和感ない?」

    ロボット「こめかみ? ……あ スースーするかも」

    玩具屋「頭部魔力弾バルカン 現行の軍用魔導鎧に搭載されてるヤツを模してみました 不意打ちにどうぞ」

    ロボット「穴空いてるからスースーするってこと? 魔力弾って――」クル

    半鳥「危な!」グイィッ

    ロボット「たわば」ぐき


    バララララララララララララララララララララララララララララララララチュィンチュィンチュィンチュィンチュイーン


    ロボット「首!!!!」

    半鳥「………………」

    ロボット「フカコウリョクでしょ!!」

    ドリアード「……壁 ちょっと傷が付いただけだから大したこと無いって思いかけたけど」コンコン

    ドリアード「これ分厚い鋼板よね ……威力……」

    玩具屋「魔力使うから撃つ時は気を付けてね 操ってる分取られて動き鈍くなるかも」

    ドリアード「……」

    半鳥「これだけで十分なんじゃない?」

    玩具屋「壁より全然頑丈だから 流石にこんだけじゃキツいし武器貸してあげよう」

    半鳥「お 良かったねぇ」

    ロボット「他人事みたいに……」

    半鳥「私は痛くないから」

    ロボット「…………い いや あのチュイーンってガリガリするヤツに比べればきっと大したこと……!」

    半鳥「そーそーポジティブシンキング」

    玩具屋「……」



    対戦傀儡の装備
    半鳥&ロボット↓1
    ドリ傀儡↓2

    448: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/23(木) 10:07:14.09 ID:IP9J5hLp0
    ハンター君:どの距離でも対応出来る武装が一つはあるバランス型装備
    ハーフィちゃんは……何装備させたら良いのか分からん!とりあえずマナポーション数本?

    449: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/23(木) 15:17:37.53 ID:4OZwbDL40

    頭=操作補助。魔力操作・ビット系の操作性が少し向上する。ジャマーにも少し抵抗性を持つ
    右手=数本のツルの鞭。魔力操作により、数本のツルのそれぞれを同時に、しかも自在で巧みな動きを可能とする。自然属性魔法を流し通す事が出来る(流石に一本一本に別々の属性魔法を流すのは、かなりの難易度となる)
    左手=腕に着けるタイプの花の様な盾。花弁部分がシタールの様な形状の回転ファンになっているので、シールドビットとして攻撃も可能
    右肩=蕾型飛翔ビット。そのままなら殴打攻撃。開花状態でビーム発射モードに
    左肩=EN吸収ビーム機構。相手に対して若干の追尾性あり
    背=葉っぱの様なデザインの翼。飛行補助。一応背から前面への展開も可能
    脚=軽量多脚。腰部下部のブースターで飛翔も可能

    機体は女性型で、デザインは全体的に植物モチーフ。妖精らしさも感じられる

    455: 作中設定的に描写困難な場合 安価内容を部分的に改変させていただく場合がありますのでご了承ください 2017/03/31(金) 21:58:50.38 ID:qbUCoCvlO


    カチャ

    半鳥「はい 出来た…… くすぐったかったりする?」

    ロボット「大丈夫だよ」

    ロボット「なんかシンプルだね 軽いライフル銃 ピストル幾つか 手投げ爆弾 ナイフ二つ」

    ロボット「足ら辺に小さいアーマー増やしてるの なんかデカい靴みたい」

    半鳥「ほっそいからバカスカ撃ったらヘタっちゃうかと思って 騎兵銃と拳銃は弾が同じ大きさのやつで軽そうだったから」

    玩具屋「……魔導鎧っつーかただの歩兵だなぁ人間の 飛べる」

    半鳥「結構重武装だと思うんだけど……」

    玩具屋「常識に囚われ過ぎ! まだ色々あるから後で見てってみなよ」

    半鳥「で 囚われてないとあーなんの?」クイ

    玩具屋「そう」

    ドリアード「褒めてるのよね」

    半鳥「すっげー褒めてる だって何それ」


    ドリ傀儡「   」


    半鳥「ブチ切れた草の怨霊って感じ」

    玩具屋「一応F型素体なんだけど こういう組み方されると我ながらうん……」

    456: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/31(金) 21:59:34.06 ID:qbUCoCvlO

    半鳥「あの花っぽい盾は?」

    玩具屋「回転盾だね 花弁に見えるアレがギュイーンってなって防ぐし飛べる 魔力込めると投げた後の軌道変えられます」

    半鳥「背中の蕾に見えるやつ……」

    玩具屋「飛翔砲台っていうんだ 飛ばして直接ぶつけたり開いて魔力弾撃てたり」
    玩具屋「現実では戦車の自衛兵装になり損なったって噂のボツ兵器 それを再現してみた スゴいでしょ?」

    半鳥「はあ」

    玩具屋「もう片方のは普通の魔導砲かな 攻性魔力の弾とか光線は良い威力だけど燃費悪いから気を付けて 使うなら」

    半鳥「さっきのこめかみガンがハンター君のならそうってことね 分っかりました ん」

    半鳥「え じゃハンター君大丈夫なの」

    ロボット「何が? 何ともないよ」

    半鳥「……ならいいけど」

    ロボット「ドリアードさん ちょっと慣らしてからでもいいよね おれの目的はそれだし」

    ドリアード「わざわざ許可を取る必要なんてないわ」

    ロボット「うん」

    半鳥「やっぱりどっか変?」

    ロボット「そういんじゃなくて…… でも いや うん やっぱりやってみなきゃ分かんないよな」

    ロボット「始めよ 来てくれ」

    半鳥「痛かったり苦しかったりしたら言ってよねー」

    半鳥「魔力流して、操るんなら循環する感じでやればいいのかな? どれどれ……」sending Magic Power

    ロボット「!」バチッ


    457: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/31(金) 22:00:32.14 ID:qbUCoCvlO



    半鳥『…………』

    半鳥『……』

    半鳥『?』

    半鳥『え 何? へ? どこだここ 私倒れてる』

    半鳥『地下じゃない 外じゃん、いつの間に……ゴミ捨て場?』

    半鳥『何が起こっ



    458: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/31(金) 22:04:47.62 ID:qbUCoCvlO


    ロボット『ハーフィ ハーフィ? 繋げられたの?』

    半鳥「うぇあッ!?」ビクッ

    玩具屋「?」

    半鳥「あ や うん! 多分?」

    ロボット『やってみて』

    半鳥「えーと……こうかな」manipulate

    グン

    ロボット『   』ガクッ
    半鳥「   」フラッ

    ドリアード「!」

    玩具屋「おっと……」スッ

    半鳥「な なんか 変な感じだね……」クラ

    ロボット『ヤバい なんていうかヤバい』

    半鳥「それで まずは足……」

    玩具屋「あー待った待った動かさない方がいいって」


    ロボット「   」step

    ロボット「  」ぐらぁ

    ロボット「 」ぐしゃっ

    ロボット「」死ーん


    半鳥「……」ぅ

    ドリアード「あら……これは」

    玩具屋「感覚同期に失敗したんだ スゴいな 普通そこの触りまで行くのにも二三日くらいかかるんだけど で」

    玩具屋「傀儡に"入る"時の行きはともかく 傀儡にやってた感覚が体に帰ってくる時とかが当時もよくゴネられてさあ 人体への影響がァーとか」

    半鳥「……」プルプルプルプル

    ロボット「  」カタカタカタカタ

    玩具屋「ねーもうホント ライトユーザーは死んじまえって――」

    ドリアード「つまりどういう状態なわけ」

    半鳥「ぅっ……うッ……」ガクッ

    玩具屋「すげー酔う」つ洗面器

    半鳥「う゛ッ」ガシ





    半鳥「魔力の入れ方OK!!」ガラガラガラガラ

    半鳥「酔い止めの魔力ポーションOK!!」グチュグチュグチュグチュ

    ロボット「飛び散った分の床掃除もしたし」

    kick

    ロボット「なにするんだよホントのことだろっ」いッた

    半鳥「準備は整った!!! さあやろーかドリアードちゃん!!!」ブクブクブクブク ブベッ

    玩具屋「ボクサー?」つ洗面器(済)

    ドリアード「……まあ無理しないでよね 遊びだから」manipulate puppet

    ドリ傀儡「   」カサッ


    459: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/31(金) 22:11:27.63 ID:qbUCoCvlO


    半鳥「んぐんぐんぐ」グビグビ
    半鳥「さて行きましょーか」manipulate HYPER ULTIMATE GALAXY HUNTER

    ロボット『魔力 来た』

    半鳥『(よし あんま酔ってない)』
    半鳥『(あれっ)』


    ドリ傀儡『(今度は大丈夫そうね 良かった)』

    ドリ傀儡『(それじゃ行くわよ)』カシャシャシャシャシャシャシャ


    半鳥『(ね ハンター君これひょっとして 同期してからハンター君の声って私にしか聞こえてなかったりする?)』

    ロボット『おれも気付いた 普通に喋ってるつもりだったけど声で体の振動ないから多分そう』

    半鳥『(乗り移るみたいな操作と合わせてユーレイになったみたい うーむ……)』

    ロボット『ノンキしてる場合じゃないだろ早く動かして!』

    半鳥『(こーかなッ!)』onehand aim CARBINE

    ドリ傀儡『(!)』booster on

    ダダダダダダダダダダダダダダダダ

    ドリ傀儡『(そんな目くら撃ちじゃ当たるものも当たらないわよ)』シュバッ

    ドリ傀儡『(うんいい反応 推進機と羽でバランス取って三対も脚があれば機動力は言うこと無し)』ズサァッ

    ロボット『これちょっと反動強いよ、しかもハーフィまともに狙えてないじゃん! ちょんちょん小出しに撃ってばっかだし!』Bratatat tatat

    半鳥『(狙ってないからね 利き腕じゃないし)』tatatat tatatat
    半鳥『(肩の大砲がヤバそう 虫みたいな足はどっしり構えるためでしょ? とりあえず落ち着かせない)』tatat tatatat tatat

    tat tatatat tatat…

    ドリ傀儡『(しつこい子 いいわ)』Boost Boost Boost

    ドリ傀儡『(それじゃあ鬼さん どうするの)』take cover

    ロボット『雪合戦の壁みたいなやつに隠れた! っておれらも隠れるの?』take cover

    半鳥『(そう こういう時のためのがあるでしょ)』and suppression fire

    ロボット『爆弾! そっか投げるんだ おれにやらせて!』チャキ

    半鳥『(え ちょ 勝手に動)』クラ
    半鳥「ぅぷっ……」cut manipulate

    ロボット『そらっ!』throw GRENADE

    半鳥「ちょ バカ ピンは!?」remanipulate
    ロボット『何それ?』

    460: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/31(金) 22:16:05.22 ID:qbUCoCvlO

    玩具屋「(まさか一緒に動かしてる? 黙ったまんまじゃなく意志疎通出来てるのか?)」

    ドリアード「(知恵比べじゃなしに 一つの体に二つの頭じゃそりゃ酔うわよ)」

    ヒューン

    ドリ傀儡『じゃあ手榴弾は不発なのね 貰ったっ……』

    半鳥『(よし再接続 ならこう!)』draw handgun

    ガゥンガゥンガゥンガゥンガゥン
    ビシッ

    ドリ傀儡『(!)』bladefan shield

    KA-BOOOOoooooooN

    ロボット『スゴい 当てた!』

    半鳥『(ていうかちゃんと爆発させられた どこまで再現してるか知らないけど普通に撃つだけじゃ爆発しないって本で読んだのに)』

    ロボット『したじゃん』

    半鳥『(中の爆薬に火点けるとこ狙ったからね そっか、本物の体動かす時と違って魔力とイメージだけだから――)』

    半鳥『(そこがちゃんとしてればこういうバカ丁寧な撃ち方が出来るんだ ホント傀儡ってコレどういう仕組みなの?)』

    ギュィィィイイイイイ

    ロボット『!』

    半鳥「爆煙が急に晴れて……」

    ドリアード「急に晴れたわね」

    ドリ傀儡『(行きなさいッ!)』throw B.F.SHIELD

    ヒュロロロロロロ

    半鳥「(撃つ? 隠れる? でも返ってくるんじゃ)」

    ロボット『ハーフィ遅い!』get buck operate

    ロボット『隣の隠れ場所ッ!』boost

    ヒュルルルルルル…

    ドリ傀儡『(あら そっちに逃げるのね)』バシュ

    …ルルルルルルルル

    半鳥『(ぐぇ またかよ でもこれは私が悪いか)』ぅぐ
    半鳥『(けど隠れ場所変えたって後ろから来んだから同じだよ!)』

    ロボット『繋げハーフィ! 盾撃って!』pass operate

    半鳥『(ぇえちょっと)』remanipulate

    半鳥『(ああもう銃両手に握るとこまでやったんなら自分でやればいいじゃんよ!)』BLAMBLAMBLAMBLAMBLAM

    ガァン ギン ガギン ギィン

    半鳥『(でも落とした私流石!!!)』shootdown

    ロボット『次 上!』

    半鳥『(上っ? あ蕾砲!)』

    461: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/31(金) 22:19:33.79 ID:qbUCoCvlO

    ドリ傀儡『(気付かれてたのね でもこれはどうかしら)』remote control

    カタン

    ロボット『げッ』

    半鳥『(でぇい!)』BANGBANGBANGBANGBANGBANG

    蕾砲『  』ビスビスビスビス

    半鳥『(ちッ、閉じると固くなんのね マズい……)』

    ロボット『ハーフィ後ろ後ろさっきの換気扇来てるまた!』

    半鳥『(クっソ じゃァこうだ!)』dush

    ロボット『は!? 意味分かんないなんで突っ込むのバカなのォー!?』

    半鳥『(いいから!)』sliding

    ドリアード「くぐる気?」

    ズサァァァ

    ドリ傀儡『(思い切りのいい)』catch

    ドリ傀儡『(飛翔砲台は釘付けにされて開けない 出し惜しみしてちゃダメね)』

    ドリ傀儡『(まずはコレから)』RDY SHOULDER CANNON

    ロボット『か カスったんじゃない鼻』

    半鳥『(無いでしょ ほら隠れるよ――ってやべッ!)』

    ドリ傀儡『(発射!)』ボシュッ

    半鳥『(っ? 上に向かって撃った)』


    ヒュルルルルルル ボンッ

    ブワァァアアアアアァアアアァアァアアアアアアアッッ


    ロボット『なんか降ってきたぁああああああ!!』cut manipulate

    半鳥「【※不適切表現】」つサブ洗面器

    玩具屋「クラスター? 何だそりゃ そいつはそういう武装じゃ……」

    ドリアード「っていう名前なの? 兵器の方は」熱中

    ドリ傀儡『(さァ 盾と蕾から逃げ回りながら浴びなさい)』remoooooooooooooooote


    回転刃盾『   』ギュィィィイイイイイイィイィイイイィィィイィィィィィイイ

    飛翔砲台『   』ズバババババババババババババババババババババババババババ


    ロボット『うわあああああ!!!』evaaaaaaaaaaaaade

    ドリ傀儡『(……でもそっちは当たらないのね)』


    462: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/31(金) 22:23:43.59 ID:qbUCoCvlO

    ロボット『……っ避けたぁ! けど戻ってくるし撃ってくるし それに破裂した弾みたいなのがもうッ――』Boooooooost

    ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

    ロボット『――!? これ』

    ロボット『草のタネ?』

    ドリ傀儡『(芽吹け!)』pray GERMINATE


    シュル

    シュル シュル


    半鳥「はぁーッ はぁーッ ええ加減にせぇよビビり人形……って一瞬目ぇ離したら何コレ!?」Reremanipulate

    ロボット『草が生えて食い込んで 助けてハーフィ!』シュルシュルシュルシュルシュルシュルシュルシュルシュルシュルシュルシュルシュルシュルシュルシュル

    半鳥『(次勝手に切ったらハンター君にぶッかけるかんね!?)』

    ロボット『なにこれぇえええハーフィぃいいいぃいいい』ジタバタ

    半鳥『(ピーピー騒ぐな男の子でしょッ!)』draw KNIFE

    ザク ザクザクザク
    シュルシュルシュルシュルシュルシュルシュルシュル

    ドリ傀儡『(無駄よ 斬った側から再生するわ)』

    半鳥『(性格が出てるなぁもうッ なら足の方だけ斬って噴射で無理くり!)』boost tear

    ドリ傀儡『(それも無駄よ)』

    ギュウゥゥウウウウウウウウウウウウウウウウウッッッッ

    ロボット『縛りがキツくなってってる!』ギチギチ

    半鳥『(だけじゃない ブーストが吹かせないっ?)』ギュンギュンギュンギュン

    ロボット『ホントだ ……これブースターに魔力が行ってないよ おれに来る魔力がこの草に横取りされてる感じだ!』

    半鳥『(魔力を吸収されてるってこと? う 確かになんか吸われてる感じする……ッ)』ギュンギュンギュンギュン

    半鳥『(ってゆーか……)』ギュンギュン


    ドリアード「ハーフィ 何かしらその目は?」ジュルリ

    半鳥「何かしらじゃねーよ! ちょっと待ってこれは反則! ダメでしょ! ダメでしょ!?」

    463: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/31(金) 22:28:09.85 ID:qbUCoCvlO

    玩具屋「え 何が? オリジナル武装は紳士協定に反してなければ禁止してませんよ いつ手加えたのかは知らないけど」

    ドリアード「ぁあ 貴方の美味しいわ……凄く甘い イイ」ツヤツヤ

    半鳥「自前の魔法使って私の魔力吸収してるの現在進行形で!」

    玩具屋「マジで? それはちょっと……」

    ドリアード「何が問題なの 直接攻撃は禁止って聞いてるわ」ツヤァ

    ドリアード「植物を媒介に自然魔法を使ってるのはそこの人形よ お裾分けがあるみたいだけど私自身は貴方やハンター君になんにもしていないわ」ニヤ

    半鳥「な なにをぅヘリクツ……」

    玩具屋「あードリアードちゃん魔法使いか……今までもちょくちょくあったけどジャッジ的にはグレーなんだよなそれ」

    ドリアード「上空に親種子弾を発射 炸裂してすぐに発芽、魔力を餌に物凄い速さで成長する魔法植物を植え付ける肩付けの大砲」

    ドリアード「名付けてヤドリギクラスターとでも言おうかしら 吸収効果は欠いちゃうけど付呪して増産してあげても構わないのだけれど」
    玩具屋「採用」

    玩具屋「ハーフィちゃん負けそうになったからってゴネちゃうのは良くないなぁ」

    半鳥「汚なッ!!!」

    464: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/31(金) 22:34:54.39 ID:qbUCoCvlO

    半鳥「反則! 反則だ! 認めないぞそんなのー!」Boooo

    ロボット『そーだそーだぁ! 勝負中にいきなり武器が進化するなんて一体どんなファンタジーだー!』BOOooooo

    半鳥『(いやお前がファンタジー言うんかい)』

    ドリアード「ふっ……仕方がないわね」fighter snap

    シュルルル…

    半鳥「やっぱそっちの魔法なんじゃん……」

    ドリアード「ハーフィだってやればいいじゃない ハンター君を介して何か」

    ドリアード「まあいいわ さ、ヤドリギは解いてあげたわよ」

    ドリアード「これなら文句ないでしょう?」

    ロボット『はぁ、気持ち悪かった とりあえずこれで仕切り直』
    ロボット『しッ!?』ギュインッ

    半鳥『(隙ありじゃあああああああい!!!)』boost charge

    ドリアード「そう そのバイタリティが貴方の魅力 けどね」

    ドリアード「私年甲斐なく結構負けず嫌いなの 例え遊びでも……」

    半鳥『(騎銃掃射! 拳銃連射!)』ズドガガガガガガガ

    ドリ傀儡『(戻れ シールド!)』remote control B.F.SHIELD

    半鳥『(邪ぁ魔だッ!)』YAKUZA KICK

    ドガシャアッ

    半鳥『(回る刃がアブナイナラ真ん中蹴っ飛ばせばいいじゃない! ふははは私天才!)』

    半鳥『(さあ近付い た ……)』


    ザワアアァァァァ…


    ドリ傀儡『(立ち止まっちゃったわね)』VINE ARM

    ロボット『』

    半鳥『(凄い数の蔓……! 右手 素手じゃ無かったの……!?)』

    ドリ傀儡『(クラスターに込めてるのと似たような種子を握らせていたのよ 使い方は違うけどね)』ギュシュルルルルルルルルルルルルルルルルルルル

    ドリ傀儡『(行くわよ)』ビコォーン

    ロボット『ひッ』

    465: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/31(金) 22:36:41.41 ID:qbUCoCvlO


    ドリ傀儡『(超自然!)』グワッ

    ドリ傀儡『(つゥるゥっ……)』ギュバァッ
    ドリ傀儡『(ドリルゥッ……)』ギィィャルルルルルルルルルルルル

    ドリ傀儡『(ブレイクゥゥゥゥゥ!!)』ギュゥィィィイイイイイイイイィィィィイイイィイイイイイイイイイイィイィイイイィィィイィィィィィイイ

    半鳥『(感覚同期カット)』
    半鳥『(同期カット)』
    半鳥『(カット出来ないナンデ!?)』

    ロボット『ダメ』
    半鳥『(はい)』

    半鳥『(いやちょっと待って待って待ってなんで纏めた蔓がドリルになんのどーやって腕回してんのねえこれ練習試あi)』


    ズギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ






    466: ※『()』での発言内容は半鳥&ハンター除き喋ってません ガンダムの双方無線繋がってない会話的なのをご想像ください 2017/03/31(金) 22:40:25.83 ID:qbUCoCvlO
      

    477: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/22(土) 12:08:45.64 ID:ze0apkfIO


    半鳥「……」glab color
    ロボット「……」ジー

    ドリアード「ごめんなさいってば」うぐ

    ドリアード「あの あのね 背伸びで足の裏ツりそうなの襟放してくれないかしら……背高いわねハーフィ 素敵ね」プルプル

    ドリアード「ちょっと熱くなっちゃっただけなのよ ね ハンター君も肩の上から睨まないで」

    ドリアード「関節用の一番高いオイル買ってあげるから! ね?」

    ロボット「……」

    半鳥「あ グラつきおったな」

    ロボット「違うし」

    半鳥「まいっか いーよ」パッ

    ドリアード「ふうっ……」ストン

    ロボット「グラついてない」

    半鳥「そうだね うんうん」

    ロボット「ないから!」

    玩具屋「上の店の赤い缶の機械油のこと言ってるなら売り切れなんだ ごめんね」

    ドリアード「知ってる。」

    ロボット「manipulate! manipulate!」うををををを

    半鳥「ふはは半端者奴 そっちがされる側でしょォーが」ブランブラン

    ロボット「つまむなー! 寒い装甲剥げたとこが寒い」ガクンガクン

    玩具屋「そう 装甲をバリバリ剥がしてたね ツルっていうか見た目木製ドリルで」

    玩具屋「一体どういうカラクリなのか教えてくれないかな どうも気になってたのは俺だけじゃないみたいだから」

    半鳥「?」

    478: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/22(土) 12:09:23.68 ID:ze0apkfIO

    ドリアード「人形のやったことです記憶にありません」

    ロボット「そういうのいいから」

    ドリアード「せっかち」
    ドリアード「蔓に硬化をかけたのよ 木精ならみんな使える魔法」

    玩具屋「硬化……」

    ドリアード「昔はこれで伐採に来た不敬な樵の斧とかボロボロにしてたりしたんだけどね」

    ドリアード「製錬技術が上がった辺りからキツくなったわ 今なんかチェーンソーでバリバリバリドーンだもの」

    玩具屋「……待って 何 ドリアードちゃんのドリアードって木の精霊のドリアードなの? 変わった人名じゃなく?」

    ドリアード「僭越ながら」

    玩具屋「どういうんだ ゴーストの次は精霊かよ……これはやっぱりラジオの中で俺は架空の物語の登場人物なのかい」

    半鳥「精霊様が出てくる話もあるんですか?」

    玩具屋「あるよ」
    半鳥「あるんだ」

    玩具屋「環境破壊にキレた森の精霊が木の傀儡軍団で製鉄所を襲うのよ 主人公は精霊と仲良くなんだけど あっ製鉄所は森に出来るのねだから 魔導排煙バリバリな感じのやつ」

    玩具屋「で主人公は精霊と仲良くなんだけど 政府側だから悲しみつつやっつけて人々には感謝されるっていう回なの 若い精霊の捨て台詞がまたキツくてさ……」

    半鳥「ホロ苦ですね……」

    ロボット「聞いたことある気がする……かも」

    ドリアード「ありがちだものね」

    半鳥「スれてるなぁ」はは

    玩具屋「後々主人公の役者の都合で主役変わるんだけど辻褄合わせにこの回の心情も上手く組み込まれててさ……っと脱線したな」

    玩具屋「満喫してるっぽいしそういうあれじゃないんだよね?」

    ドリアード「もう似たようなことやったわ」

    半鳥「うん」

    玩具屋「おおう」

    半鳥「いい教訓になったよ 人のトサカに触らないようにする 除草剤はちゃんとしたの使う――」
    半鳥「お酒は控えた方がいい 書いたら一回時間置いてちゃんと読み返した方がいい……」

    玩具屋「そうなんだ?」

    479: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/22(土) 12:11:16.31 ID:ze0apkfIO

    ロボット「なあ 早く修理してって」

    ドリアード「分かってるわよ すみませんけどお願いできますか?」

    玩具屋「毎度」ガチャガチャ

    ロボット「痛い ネジ歪んでる 痛い 痒い 痛い痛い痛い」

    玩具屋「交換すっから動くなってば」

    半鳥「でもまあまあ面白かったかも 札束でぶん殴られた感じを差し引けば」

    ドリアード「あーあー聞こえない」close ear

    半鳥「あと酔っちゃうのがね 慣れればいいのかな」

    玩具屋「ああそうだそうだそれなんだけど」

    玩具屋「何 ハン太と二人で動かしてる感じなの?」

    半鳥「いや……どっちかっていうと違くて ゲーしちゃってたじゃないですか」

    玩具屋「頻繁にね」

    ロボット「接続切れでオエッてしてた」

    480: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/22(土) 12:12:39.39 ID:ze0apkfIO

    半鳥「ハンター君か私のどっちかがどっちかの意志でしか動かせてませんでした 魔導車のハンドルを取り合いしてる感じ」

    ロボット「あっ、そんな感じだ 普通に運転する時おれ、ぶつけて殺すからハーフィっていちいち切り替えるみたいな」

    半鳥「例えヒドくね」

    ドリアード「撃ってたのはハーフィなんでしょう 頭を向けもせずに上のを見付けてたのがハンター君かしら」

    半鳥「そう 流石」

    玩具屋「んーむ……一つの体に二つの頭か なんかあの犬の魔獣みたい なんつったか」

    ドリアード「オルトロス?」

    玩具屋「それだ」

    半鳥「おるとろす……?」
    ロボット「おるとろす……!」

    玩具屋「分かる どっちの反応も」

    半鳥「なんとかなりませんかね」

    玩具屋「多分だけどなんとか出来るとは思う 要は二人で操縦できればいいんでしょ」

    ドリアード「回路を増やす」

    玩具屋「言った通りやったことはないんだけどね パッと来たのはそれ」

    ロボット「また頭開くの」ビク

    玩具屋「お時間は取らせませんので」

    ロボット「やだ! ふざけんなよすっげー痛いんだぞ!?」

    半鳥「ん まー嫌ならしょうがないよね」

    ドリアード「あら あっさりね」

    481: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/22(土) 12:14:56.37 ID:ze0apkfIO

    半鳥「ちょっと遊び辛かったってのがね 維持費とか改造費とかあるし」

    玩具屋「……」

    半鳥「一回一回やるごとに壊れたらかかるんじゃさぁ 大人の遊びだよね それに」

    ドリアード「それに?」

    半鳥「ハンター君は私の玩具じゃないから ハンター君自身だから」

    ドリアード「まあ……」

    半鳥「まあってそんな意外そうに」

    ロボット「ピストルでグリってやった」

    ドリアード「あれの弟子というだけで十分じゃない」

    半鳥「ひでぇ」

    玩具屋「自身だからと来たか……いやあ」

    半鳥「ほらちゃんと感銘を受けてくれてる人もいるんだよ これが普通の通常の流れよドリさん」

    ドリアード「ヤな響きね」

    玩具屋「本当に腹話術じゃない?」

    半鳥「違った」

    玩具屋「冗談だよ へへへ」custom over

    玩具屋「っしゃ、装甲装着完了 もう動いてオッケーよ」

    ロボット「……ちょっと重い」クイクイ

    玩具屋「うん」

    ロボット「うんって」

    玩具屋「まーまーまーサービスよサービス 今度またやる時に試してみ」

    玩具屋「ハーフィちゃんは微妙みたいだけどハン太郎一人でも遊べるんだろ? そん時にでもさ ブッ飛ぶぜ~これは」

    ロボット「楽しみさよりも不安さが先に来てる」

    半鳥「良かったねハンター君 ありがとうございます色々」

    玩具屋「まあ 気が向いたらまた遊んでよ」

    半鳥「はい」

    ドリアード「それじゃあこれ」pay

    玩具屋「毎度ありがとうございます」

    ドリアード「私は楽しかったわ また来るかも」

    玩具屋「嬉しいね スジも良かったし大歓迎」

    ドリアード「払いもいいし?」

    玩具屋「まったく」

    玩具屋「ところでどーかな 近く対戦傀儡の催しがあるって話はしたっけ?」

    半鳥「あー 最後の方で言ってた……」

    玩具屋「前後のヤツは忘れていいからね」

    半鳥「忘れました」

    半鳥「忘れましたか?」
    ドリアード「忘れました」
    ロボット「忘れました」

    半鳥「忘れました」

    玩具屋「センキューセンキュー なんだけどドリアードちゃんどうかな」

    482: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/22(土) 12:16:56.93 ID:ze0apkfIO

    ドリアード「昨日今日の素人だけど 資格とかは?」

    玩具屋「無い無い傀儡使いなら誰でもオーケー あーでも参加権として強いて言うなら」ゴソ

    玩具屋「これがそうかな」KeyBolt

    半鳥「そのネジが?」

    ドリアード「……ねじ山の入り方が妙ね 刻みが深過ぎるし、その割に途中で途切れてる所があったり これじゃ普通には使えない」

    ドリアード「魔導鍵?」

    玩具屋「うお一発で看破されたか」

    玩具屋「そうだよ錠前と合わせて変型合金製なんだ 高級車なんかに使われてる技術の聞き齧り」

    半鳥「ホント何でも作れるんですね……」

    玩具屋「天才ですから」

    ロボット「自分で言うんだ」

    玩具屋「小さい頃から言ってたんだぜ 俺だけしか俺がそうなのを知らなかった時から 事実だしね」

    玩具屋「看板しょったら後は認めさせるだけよ 超簡単」

    半鳥「あ なんかヤなダブり方した 今」

    ロボット「ただのカッコつけじゃん」

    玩具屋「貫くんだよ 大概そーやって茶々入れられて恥ずかしくなっちゃうもんなんだ 勿体ないことだよ」

    ロボット「変なの」

    483: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/22(土) 12:19:28.19 ID:ze0apkfIO

    ドリアード「鍵はどうしたら貰えるんですか? やっぱり買うとか」

    玩具屋「気になる?」

    ドリアード「……まあ」 

    玩具屋「はい」give KB

    ドリアード「はい」take KB

    ドリアード「はい?」

    玩具屋「期待してるよ ダークホースとしちゃ面白いかもしんない」

    ドリアード「ええ 適当……や まだ決めたわけじゃ」

    ロボット「気に入った奴に渡してるってこと?」

    玩具屋「欲しい? いいよ」

    ロボット「うーん」チラ

    半鳥「うーん」

    玩具屋「即ダメって言わないのは脈ありってことなのかな」

    半鳥「見るだけならそこそこ興味ある感じなんだけど……やるとなるとなぁ ボッコボコだったから」

    玩具屋「正直ドリアードちゃんの戦法は初見殺しなとこあったからね」

    玩具屋「回転盾と飛翔砲台で牽制、そこにヤドリギで削り殺せれば良し 近付かれたら多脚の機動力と蔓で応戦」

    ロボット「卑怯だった」

    ドリアード「勝てば官軍というのよ」

    ロボット「けっ」

    玩具屋「だからまあ気にする負けじゃない どころかハーフィちゃんもイイ線行ってた」

    半鳥「おお……」

    ロボット「撃つの上手だったしね」

    半鳥「もっと褒めてもいいよ」

    ロボット「いいゲロだった」

    半鳥「デコピン喰らえ」ズビシ

    ロボット「痛っ」

    半鳥「固っ」

    ドリアード「何やってるのよ」

    ドリアード「……そういうわけですから 私達は保留かな」

    玩具屋「そっか」

    玩具屋「持ってて 日取りと場所教えるからさ、来てくれるなら飛び入りなんてのでもいい」

    ドリアード「ありがとう それじゃ今日のところは」

    玩具屋「またのお越しを」

    半鳥「待ってハンター君どうしよ」

    ロボット「おれ?」

    484: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/22(土) 12:22:56.88 ID:ze0apkfIO

    半鳥「どうする一緒に大学帰る? 入れ物今工具箱しか無いからガチャガチャしちゃうかもだけど」

    ロボット「下ろせないんだよね」んー

    半鳥「借り物です」

    ロボット「……一緒に行こっかな」

    半鳥「あれ」

    ロボット「魔法の学校だろ おれ今魔法の生き物だし そっちの方が色々やりやすそうかなって」

    半鳥「正確には村だけどね」

    ドリアード「貴方家まで連れて帰る気なの」

    ロボット「!」ピク

    半鳥「ダメかな」

    ドリアード「ダメってことないでしょうけど」

    玩具屋「おおっと役得だな少年」

    ロボット「はあっ? 意味分かんないし 何が得するんだよ」

    半鳥「ここか大学の研究室でもいいんだろうけどさ あーいやいや研究室はダメですわ大学はダメダメ」

    ロボット「なんでだよ」

    半鳥「私のやり方なんて目じゃない勢いで速攻バラされちゃうかもよ?」

    ロボット「え」

    ドリアード「サモナーやプロフェッサー・Jなら分からないけど 約一名危険なのがね……」

    半鳥「工学棟はラーメン教授いるしね 超調べたがってた」

    ロボット「泊まらせてください」

    半鳥「素直でよろしい」

    ドリアード「私は預かって欲しいんですが ついでに修理も」

    玩具屋「分かった 任せといて」


    半鳥「じゃあまた! ねえねえドリアードちゃんネジ見せて!」

    ドリアード「ほら 大学に戻ったら返すのよ」はい

    半鳥「ふぅーむ へーぇ……」しげしげ

    ロボット「おれにも見せて」

    ドリアード「壊さないでよね……? すごく凝った造りだから私も見たいの」

    ガチャ バタン


    485: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/22(土) 12:25:44.45 ID:ze0apkfIO


    ……

    玩具屋「しかし珍しいお客様だったな 歴代客層平均年齢を大きく下げたんじゃない」

    玩具屋「いや 大きなお友達が身体年齢もそうだった頃を鑑みればそうでもないか ははっ」

    玩具屋「やーやー参ったなぁ若い女の子と長いこと喋っちった おっさんちょっと若返ったんじゃねえのー?」

    ガチャ

    玩具屋「うおっと」
    玩具屋「はいらっしゃい あら」

    ヅラ客「お おォい聞いてくれよォォ~~……!」

    玩具屋「どうしたのそんなげんなりして ズレちゃうぞ」

    ヅラ客「ズレねぇよォ高ッけぇのピチッとやってんだからよォ」

    ヅラ客「じゃなくて大変なんだよ! 俺のキーボルトがブン取られちまったんだァ!」

    玩具屋「またアンティやったんだろ パーツか金でやれないから代わりにって渡したんじゃないの~? お前はあの複合大剣に頼り過ぎなんだよ――」

    玩具屋「ハードポイント増し増しの装甲付けてんだから動き難いなんて言わずに固定武装とかで取れる択をもっとだな……」

    ヅラ客「違ぇんだよ 見ねぇ奴だし絶対カモだと思って俺の方からアンティは仕掛けたんだ」

    玩具屋「だせぇ」

    ヅラ客「うるせぇなァ! なんか普通の魔導鎧みてぇなアセンでよォ――」

    玩具屋「ふーん、普通のね……」

    ガチャ

    玩具屋「またか いらっしゃい」

    チビ客「お お おおいスミスぅ!」

    玩具屋「金属パーツは基本プレスと溶接だ 鍛冶屋じゃないんだからやめなそれ」

    ヅラ客「どうしたァ?」

    チビ客「き き き きききききき」

    ヅラ客「いつもにましてドモりが酷ぇなァ落ち着けってよ」

    玩具屋「待った」
    玩具屋「キーボルト?」

    チビ客「そ そそうなんだよ取られちゃったんだ大会に出れない」

    486: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/22(土) 12:27:17.96 ID:ze0apkfIO

    ヅラ客「……おめぇもか アンティで」

    チビ客「俺の欲しいもんくれるって言うから 傀儡使いに悪い奴はい いないし 信じて 勝てるとも思ったし」

    チビ客「けど負けちゃったんだ お金じゃなくて良かったけ 良かっ 良かったよお金じゃなくて」

    玩具屋「どんな奴だった」

    ヅラ客「それが……いいか俺から話すぜ? それがいけ好かないコート着た野郎でよ……」

    チビ客「もっと古いやつだよ 外套! フードがつ ついててさ」

    ヅラ客「そうだそれだァ 決まりだなァ同じ奴だぜ」

    玩具屋「この短時間に? 違うんじゃねえかな……」

    ヅラ客「思い当たる節があるって感じだァ」

    玩具屋「まあね 何かしら来ると思ってたがこういう形とは……しかも早い」

    玩具屋「(キーボルト持った奴だけ狙い撃ち? この二人だけじゃないんだろうな 面子をどこで……まああそこだよな)」

    玩具屋「(数的には狙う必要はない でもってあの子のこった、ローラーをかけさせてるんだ 俺に合わせたやり方で)」

    玩具屋「二人とも 電話貸すからちょっと話回してくんないかな、それでアンティは当分無しって」

    チビ客「すスミスは?」

    玩具屋「自宅用の電話使う ちょっと確認しなきゃだ」

    玩具屋「頼むよ」

    ヅラ客「後で修理も頼むぜ」


    487: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/22(土) 12:32:38.66 ID:ze0apkfIO


    帝都魔法大学 召喚魔法研究室


    マンチカン「……」
    髪蛇「……」

    茶「混ぜんな~ 危険な~」ゴリゴリゴリゴリ

    茶「奴らが会いすりゃ」サラサラサラサラ

    BOMB!!

    マンチカン「!?」サッ
    髪蛇「!!」シュルルル

    茶「ドカンだ~ ってね けほっ、あーまた駄目だったわ、これも失敗リスト入りーと……」check

    コンコン

    茶「今取り込み中だ 後にしてくれ」声真似

    ガチャ

    J「友よ なんでそんな早……なんだブラウンじゃないか 妙に高いとは思った」

    茶「嘘は言ってないわ! 取り込み中って言ったじゃない、駄目でしょ他人の研究室にズカズカ入って来ちゃ?」

    茶「私の研究室が今魔導汚染状態で使えないから間借りさせて貰っているの 大丈夫大丈夫サモナーいないし!」

    茶「貴方ももうちょっとだけデリカシーがあったって罰は当たらないんじゃないかしら!」

    J「お前さあ」

    J「まあいい 私はきちんと本人に許可を取った上で来ているんだ、さあさあ机を片付けた」

    茶「それは構わないけど今動かしたら危険のねんごろよ?」

    J「君の言う危険は常人の5倍増しだ それは困る」pray GRAVITY CONTROL

    茶「え? あぁあ? ちょっ おろして 実験器具がぁ!」フワー

    J「着地」to ceiling

    茶「あら」ストン

    J「道具にもかけた ジャンプしたりしない限りしばらく君の床は天井だ スペースを有効活用しようじゃないか」

    茶「素晴らしいアイデアね! じゃあお言葉に甘えて仕事させて貰うわ!」ゴリゴリゴリゴリ

    488: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/22(土) 12:34:53.71 ID:ze0apkfIO

    茶「ところで貴方は何しに来たの?」チャポチャポチャポチャポ

    J「出先から戻ってきたんだ 奴と一緒に今日は休みを取ってな、これだ」つ傀儡

    茶「む この照明大分汚れてるわね……」

    J「落とそうか 汚れと一緒に」

    茶「冗談よ! 真上だから首が痛くなりそう」どれ

    茶「……あー あー見たことあるわそれ! うわ懐かしいー! 男の子のステイタスだったやつよね!」

    J「よく知ってるじゃないか サモナーに誘われてな、懐かしくてつい」

    茶「休んだ?」

    J「私の部下達は優秀だからな」

    茶「私の助手だってそうよ! 間口が広いのは同じだけど、私が求めてるのは優秀な人材ばかりじゃないから」

    J「玉石混合と言いたいのかい 君らしくない」

    茶「メインは玉石に金剛よ文句ナシ」

    茶「ほら 一応バイトさんも研究室預かりだから……」

    J「ああフィールドワーク組か ハンターとか傭兵とか――」

    J「賞金稼ぎとかに外注しているんだったな 基本的に研究室には入れない筈では? 何があった」

    茶「ちょっとね!」

    J「はいはい じゃあお互い自分の用事に取りかかるとしよう」

    J「真上を向いて会話するように人間の体は出来ていないようだからな」

    茶「真下を見ながらもね!」

    茶「ということはじきにサモナーも帰ってくるのかしら」

    J「すぐではないだろうが だろうな」

    茶「対戦傀儡って言ったっけ」

    J「そうそう 今はツアー中だ」

    茶「何それ?」

    J「しかる筋からプレイヤーを探して辻斬りして回っているのさ ちゃんと相手の都合は考えてる」

    J「まあ 曰く賭けるものがあった方が楽しいし本気になれるというんで 奴は勝つなり相手から色々取り上げてるようだが」

    茶「必死になるものね。いい考えだと思うわ!」

    J「やる側からすればな でも見てた時断る輩は居なかったし、突拍子もなくても楽しいのはそうなんだろう」

    J「私も参戦しなければ さて買ってきたパーツをどう組むか……」ガチャガチャ

    茶「……そういえばハーフィ達はどうしてるのかしら」

    J「ドリアードと遊びに行ったとか」

    茶「付き合い良いわよね、お姉ちゃんみたい!」

    J「本人に言ってやったらどうだい」

    茶「ツンデレだから もうトルネードスピンはゴメンよ……」

    J「ふっ」


    489: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/22(土) 12:37:25.79 ID:ze0apkfIO


    帝都 玩具屋を出てより数分の通り


    ドリアード「なんかお腹空いちゃったわね」

    半鳥「そうだねー ていうか木精でももう水だけじゃ足りない感じなんですか」

    ドリアード「体でいる時はそうかも いえ、そうね、上手に作り過ぎちゃったからそう 枝の時はそんなことないんだけど」

    ロボット「……ドリアードさんって木で出来てるの」in toolbox

    ドリアード「木製って? 間違いではないかな さっきの話冗談だと思っていたの?」

    ロボット「思ってた……」

    ドリアード「貴方ほどじゃないと思うけど フフ……ところでよく工具箱重くないわね」

    半鳥「ハーピィの筋肉舐めないでください 軽くて強いんだよ? 小指で逆立ち歩きとかヨユーだし」

    ロボット「ウソぉ!」

    半鳥「ウソぉー」

    工具箱「  」ガンッ

    半鳥「あははは工具箱が怒ってる」


    ガヤガヤガヤガヤ


    ドリアード「ん ここら辺はあんまり来たことなかったけど お店いっぱいあるわねぇ あっという間に人だかり」

    半鳥「お昼時だもんね ビジネス街からはちょっとしか離れてないし――」

    半鳥「工場とかあるとこからもそんな遠くないし 安いのもお高いのもごっちゃんなってる 賑やかー」

    ドリアード「何か食べたいものはある」

    半鳥「高いの!」

    ドリアード「高い=美味しいって発想がもうお安いわね……」

    半鳥「うっせ」

    ドリアード「まあいいわ じゃあ……あ」

    ドリアード「ごめんなさいハーフィ ちょっとお金下ろして来なきゃ」

    490: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/22(土) 12:41:04.28 ID:ze0apkfIO

    半鳥「銀行までちょっとあるんじゃない ついてくよ いいよ別に」

    ドリアード「いいえ飛んでくわ 風があれだから羽は使えないでしょう」pray WIND

    半鳥「分かった ……ああ通行人のお姉さんのスカートが」ブワァアアア

    工具箱「  」カタ

    半鳥「んー?」バカッ

    ロボット「あッ なんでいきなり開けるんだよ眩しいだろ!」

    半鳥「開けた方がいいかと思って もー行っちゃったよ!」くくく

    ロボット「閉めてよ!」

    半鳥「はーいはーい」ガチャ

    ドリアード「(普段自分より賢しい連中にイジられてばっかりだからはしゃいでるのね……)」

    ドリアード「あんまり人で遊ばないの すぐに戻ってくるから待っていて」ゴォォオッ

    ロボット「なんだよもう……早くね」


    「うわ飛んでった あの年で魔法使いか」
    「今日は風が騒がしいな……」
    「見えたか! 見えたか!?」
    「見えたが下になんか履いてやがったSHIT」
    「HOLY SHIT」
    「でも、この風……少し 泣いています」
    「そうそう夕方から雨降るってねーラジオで」


    半鳥「ああもう往来で風起こしたり飛んだりするもんだから目立ちおってからに」

    半鳥「立ちっぱなしも辛いししゃがんでますかね」ストン

    ロボット「出してくれたりとか」

    半鳥「ゴースト傀儡ってバラすか一人で高い人形遊びしてるって説明するかの二択じゃん もうちょっと我慢してー……」


    おっさん「……ん? お、鳥の嬢ちゃんじゃないか」

    半鳥「ああ…… こんにちは、お昼ですか?」

    おっさん「そうそう 部下と一緒にな」

    491: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/22(土) 12:43:33.02 ID:ze0apkfIO

    若いの「え、係長知り合いなんスか? 妻子ある身じゃ、や、どーなんスかこういう……職種の」

    半鳥「ラフな格好の亜人と見ればそれか こないだ最初の焼き直しかなァ」

    おっさん「すまんすまん! 謝れバカタレ 社内の亜人軽視はウチのチームから無くすって言っただろうが」グイッ

    若いの「ちょっと前の朝連絡のあれマジだったんスか? 誰も本気にしてませんって」いだだだ

    半鳥「ほう……」ゴト

    工具箱「いでッ」ガチャ

    おっさん「?」

    若いの「なんだよ 言われんの嫌なら家帰れば」

    半鳥「上等だコラ」

    おっさん「あーマズい……」

    ロボット「なんだよもうハーフィの奴っ――」


    『見ィ~つけたぞ~~~』


    ロボット「……!?」


    492: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/22(土) 12:47:11.86 ID:ze0apkfIO


    ズ

    ズズ ズ ゴト

    グラッ


    ロボット「(箱を動かしてる ハーフィ?)」


    「コブラツイスト!!!!!!」
    「いだいいだいいだだだだだだだだだだ」
    「俺ん時よりソフトだなぁ その辺にしてやってくれよな」


    ロボット「だよね 声が遠くなってるってことは誰だ? ハーフィ! ハーフィ?」

    『気付いてない気付いてな~~い~~~ あの売女は男に絡み付くのに夢中~みたいよ』

    ロボット「お前何だ! 何勝手に人のもの取ってるんだよ、そういうの駄目なんだぞ!」

    『シャルァップ! ヒヒヒ』shake

    ロボット「うばばばばばばばばば」ガッチャンゴッチャン



    ゴトン

    『はァ~い到着ゥ~~~~』

    ガチャ

    ロボット「うおっまぶしっ……ど、どこ ここ……」


    赤い傀儡「おはよ~さァ~~~ん あらいいベッド、寝てる間に修理して貰えてそ~なか~~んじィ~~~? それか」

    赤い傀儡「バラバラになってたりとか ん? ん~~坊っちゃん?」

    ロボット「……喋る傀儡……!」

    赤い傀儡「坊っちゃんも喋ってるじゃなァ~い? お仲間!!!」

    赤い傀儡「だ~から見つけやァ~すかったんだけども」

    ロボット「何なんだよ……気持ち悪い喋り方だな」wake up

    ロボット「路地裏? どこに連れてきたんだ!」

    赤い傀儡「オイラも知らんねん~」

    赤い傀儡「後ろの奴に聞けばァ~?」

    ロボット「?」クル


    外套男「遊びが過ぎるぜ旦那」

    赤い傀儡「遊び易い場所選んでくれたクセにィ~」RDY ARM

    ロボット「!!」equip weapon

    赤い傀儡「そ~来なくっちゃヒィ~ヒヒヒヒヒ!」Booster On




    赤い傀儡の装備↓

    493: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/22(土) 13:07:06.26 ID:bwEuBnJH0
    重火器系

    498: ※今さらですがフレーバーですのでInglishは気にしないでください 2017/05/16(火) 11:42:41.27 ID:Lu1fn41UO


    赤い傀儡「とォォ~~~ゥ!」ズシャッ

    ロボット「(飛び退いた あの重たそうな見た目で)」take cover Toolbox
    ロボット「(なんだアイツ カミキリムシみたいな顔 両手両脇にガトリング砲 肩どっちもにロケット砲 腰にも何かある……ッ?)」

    赤い傀儡「坊っちゃんを穴空きチィ~~~ズにするためだよォ逃げてんじゃない」climbs iron rock

    Ready to fire

    ロボット「………!!!」


    ッッヴゥゥゥゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッツッ


    赤い傀儡「ヒィ~~~ヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ」DEEEEEEeeeeeeST

    赤い傀儡「ツラ出せ」ROOOOOOOOOooooooooooooooY

    ロボット「ふざけろ!」lean fire

    チュンチュンチュンチュィン チュィーン

    ビスッ

    赤い傀儡「いでッ」HIT

    ロボット「(ハーフィの真似!)」ダダダダダダダダダ

    赤い傀儡「ッだらァオイコラボケェ!!!!」ボシュボシュボシュボシュ

    ロボット「っ!?」ビクゥ

    工具箱「ぐわああああああああああああああ」ズドドドドドドドドド

    ロボット「くそっ箱が」

    赤い傀儡「今撃ってンだろ!? 今撃ってンだろ俺!? なあ!? 俺!!! 俺!!!!」suppression

    赤い傀儡「撃ってっ時に撃ち返してンじゃねェェェ~~~よカスが!!!!!」
    赤い傀儡「み~た~い~な~」
    赤い傀儡「ヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ」パシュッ

    499: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/16(火) 11:48:25.73 ID:Lu1fn41UO

    シューッ カンッ

    ロボット「腰からワイヤーっ? 先っぽが箱に……」

    赤い傀儡「こっちに来ォ~~~~い!」キュァルルルルルルルルー

    ズズ ズズズズズズズズズ

    ロボット「引っ張――ウインチかそれ!」

    赤い傀儡「おいで~~~チュ~してやるよォ回路までガッッッツリとォォ~~~~~!」ガパァ

    ロボット「やだ!」draw knife

    赤い傀儡「そうか初めてか! 初めてか!? そ~かァ!! 何事も経験よォ~坊っちゃァァ~~~~ん!!」ready HuuuuuUuuuuuuuG

    ロボット「死ねよ男じゃんかよ!!」バッ
    ロボット「(ここだッ)」

    赤い傀儡「坊っちゃ~~んワイヤー切れちゃうから出ても撃たれないと思ったの? 大正解!!」open mask

    赤い傀儡「がががァ~~~~~っ!!!」FIRE BREATH

    ボゴァァアァァアアアァアアアアアアアアアア

    ロボット「!? ぅがぁぁああ!!!」ドシャッ

    赤い傀儡「ヒィ~ヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ 何か仕込んでたのは分かってたンでしょォ~~?」BUUUUUUuuUUUUu

    赤い傀儡「常に最悪を想定しとかなきゃ~~戦場じゃそういうのが命取りなんだよォ~~~~ッ?」rRRRRRRrRrrRRN

    外套男「あんたもな旦那 いっつもだよ」
    外套男「足元」

    赤い傀儡「あ?」チラ

    グレネード「  」コロ


    KA-BOOOooooooooooooN


    ロボット「あッづ……灰になっちゃえよ」ブスブス

    赤い傀儡「……いや~ァ ハイになっちゃうよォ~~~~……」ユラ…

    ロボット「(アーマーが重たい上にブ厚いのか 全然効いてない……)」

    500: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/16(火) 11:56:00.20 ID:Lu1fn41UO

    ロボット「(けど今なら足をくっつけてる! 多少下手でもッ)」ジャキッ

    赤い傀儡「ヒッヒ」Remove winch & climb irons

    ロボット「喰らええええ!」ガガガガガガガガガガ

    赤い傀儡「一々叫ばなくても弾は飛んでくよォ坊っちゃん痛だだだ」shot WinchAnchor

    カキンッ キュァルルルルルルルルル

    ロボット「路地の壁にッ」reload

    赤い傀儡「ァ~~~~ァア~~~~~~~~ァァ!!!」Jaaaaaaaaegeeeeeeeerrrrrrrrrr

    ロボット「(ワイヤーの巻きとブースターで無理矢理飛んでるのか!)」Bratatatatatatat

    赤い傀儡「ゲリラ豪~~~~雨!!」ヴヴゥゥーーーーーーーーッッッ

    ロボット「濡れたら死ぬやつ!!」ガパ

    赤い傀儡「(装甲があっちゃこっちゃ展開? 格納型の増設ブ~スタ~~……)」

    ロボット「(おじさんサンキュー)」Boooooooooost

    ロボット「墜ちろ!」BLAMBLAMBLAMBLAM

    赤い傀儡「(推力に物言わせて弾幕から抜けたかァ~~ 確かに速いは速い)」キュァルルルルルルルルル

    赤い傀儡「(だ~が~~~)」stick wall

    ロボット「!」boost dogge

    ヴヴゥゥーーーーーーーーッッッ

    ロボット「(壁に張り付いた瞬間を狙えば……ッ!)」BLAMBLAMBLAMBLAMBLAMBLAMBLAMBLAM

    赤い傀儡「ヒヒヒヒヒ」ボシュボシュボシュボシュ

    ロボット「避けないッ?」バシュゥゥゥゥゥゥゥゥ

    赤い傀儡「スピードに振り回されて肝心の射撃が当たらないんじゃしょォ~~がないんとちゃいます??」continue

    ロボット「(じゃあ グレネードっ……)」ピンッ

    赤い傀儡「で手榴弾ン!? ヒ~ヒヒヒ素人丸出しィ~~!」winch maneuver

    ゥヴヴゥーーーーーーッッッ
    ドガォォオン

    ロボット「避けたし 撃ち落とされた……」

    赤い傀儡「右往左往だね坊っちゃ~ん 可ン哀想ォにねェ~~~ヒヒヒヒヒ」キュァルルルルルルルルルルルル

    ロボット「……くそッ!」Booooost

    バシュゥゥゥゥ……

    501: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/16(火) 12:15:47.44 ID:Lu1fn41UO

    赤い傀儡「ヒヒヒ! ケツ捲って逃げるのかい~~?」winch and boost

    外套男「旦那……」

    赤い傀儡「そ~んなに遠くまで行かないよォ 止まったら蜂の巣って分かってんだ」
    赤い傀儡「なのに坊っちゃんたら後先考えず全開ブゥゥ~~~~ン ヒヒヒヒ」

    外套男「確かにあんたのでもあれなトばし方だったが」

    赤い傀儡「そこのところ詳しくインタビュ~したいっていうのもあるけど」

    赤い傀儡「すぐ済む」

    外套男「チッ ゴースト野郎共」

    赤い傀儡「ヒヒヒヒヒ」

    502: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/16(火) 12:23:12.57 ID:Lu1fn41UO

    Booooooost

    ロボット「……っ?」クル

    ヒュッ

    ロボット「!!」evade

    チャキン キュァルルルルルルルルル

    ロボット「っなんだよッ!」ズダダダダダダ

    赤い傀儡「だから当たらな~~いってば」

    赤い傀儡「ど~したの坊っちゃん もう門限~? 早くない? それにおうちはあっちのあれじゃなかったァ~~~~?」

    ロボット「何なんだよいきなり来て! 追いかけて来んなよっ!」ゴォッ

    赤い傀儡「あれいじけてら」

    赤い傀儡「とりあえず高度グングン上げんのよしたら~? 路地も大分奥まで来ちゃったしィ~~」

    ロボット「……あのネジが欲しいならハーフィかドリアードさんとこ行けばいいだろっ!」landing banister

    赤い傀儡「お? そうなの?」

    赤い傀儡「(窓手摺? 安アパートの方まで来てたのねェ~ 下がゴチャゴチャしてきていよいよ墜落がメンドくなってきた~~……)」

    赤い傀儡「坊っちゃ~ん 鉢植えあるからそこは下りようね?」

    ロボット「うるさい!」ゲシッ

    鉢植え「」ヒューン

    赤い傀儡「あァ~~人ンちのお花を」ヒュンヒュン

    503: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/16(火) 12:31:14.33 ID:Lu1fn41UO

    カシャーン

    赤い傀儡「この辺に住むような連中なら居ないような時間だからいいけどさァ~~~~」

    ロボット「さんざっぱら路地の壁撃ちまくっといて何言ってんだ!」ヒョイヒョイヒョイヒョイ

    鉢植えs「「「「」」」」ヒューン

    赤い傀儡「ヤケクソならヤケクソでこっち向かってくるとかにしたらど~なの!」winch evade

    カシャーンカシャーンカシャーンカシャーン

    赤い傀儡「あァ~綺麗だったのに」 

    鉢植え「「「」」」ヒューーーーン

    赤い傀儡「まだ落とすかよォ~? あ゛ァ~~も゛ォ~~~~」aim MINIGUN

    ヴヴゥゥーーーーーーーーッッッ

    カシャンバリンバギンカリャァン

    手榴弾「」hit

    ドグォォォオオオオオォン

    赤い傀儡「!? 混ぜて落としてたのかァこのバカ――」

    ロボット「今だっ」escape

    赤い傀儡「だからなんで上昇するのォ~?」chase

    ロボット「もうほっとけよッ!」

    赤い傀儡「仕事としてはねェ~~~~これで及~第点なんだけども」

    赤い傀儡「オイラぁ個人的にちょっとお話ししたいの! ダメ~~~~?」ボシュボシュボシュボシュ

    ロボット「うわああならロケット弾やめろ!!」

    赤い傀儡「焦んなくていいって魔導信管無しの下からなんだから~~からかい甲斐のある坊っちゃんだよォ ヒヒヒヒヒ」
    赤い傀儡「け~ど一回休憩にしといた方がいいかなァ~……」

    ロボット「はあっ?」

    ガチャ

    ロボット「!」ギョッ

    赤い傀儡「こんだけ騒ぎゃねェ オイラは隠れるけど坊っちゃんはァ~?」ヒョイ

    ロボット「馬鹿にすんなよ――」

    ロボット「(いや待った おじさんはあんまり目立たないで欲しそうだったよな)」

    ロボット「……静かにしろよ!?」サッ

    赤い傀儡「お前がな」サッ


    509: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/16(火) 15:56:26.77 ID:Lu1fn41UO


    アパート住人「誰や やたら窓の近くで騒いでんのは! ここ四階やぞ!?」バタン

    アパート住人「公園か裏の道路に行けや、なんでわざわざこんな勝手口めいた裏手で遊どるんやボケ!」

    ロボット「(聞いたことない喋り方……)」窓の上

    赤い傀儡「(島国の訛り方だね~~)」窓の下

    赤い傀儡「(貧乏侍の出稼ぎ傭兵?)」窓の横

    赤い傀儡「(ふゥゥ~~~ん)」窓の上

    アパート住人「なんとか言ったらどうなんや!!」

    ロボット「でも昼間から家に居るんだろこの怒鳴ってる人……」ボソ

    赤い傀儡「せやなァ」ボソ

    ロボット「!?」

    赤い傀儡「ヒヒヒヒ!!」kick

    ロボット「な お前は下に引っ込んだハズじゃ……」ドガシャ

    510: 割ったら入った 2017/05/16(火) 15:57:53.42 ID:Lu1fn41UO

    アパート住人「ああん? 上か!」グイッ

    赤い傀儡「てい」close window

    アパート住人「お゜っ」ガスッッッ

    ロボット「うわ お、おじさんっ」

    赤い傀儡「ノびてるだけよ~心配ナッスィン ヒヒヒ」パシュッ

    ロボット「待て! そうかそれがあるから静かに登って来れたのか ズルいな……!」

    赤い傀儡「ウインチはそォ~~っとやれば静かでいいよねェ~~ ブーストの魔力も節約出来るしィ~~」キュァルルルルルルルルル

    ロボット「ケチやろう」バシュゥゥゥゥ

    赤い傀儡「ほ~らァ また言った側からバシュゥゥゥゥ~~~~」

    赤い傀儡「坊っちゃァん そんだけの魔力をどっから融通してるのォ~~?」

    ロボット「はっ?」

    赤い傀儡「つまり意識しないでやってんでしょ~ それってスゴいんだよォ~~、良い意味でばっかりじゃないけどォ~~」ガシャコ

    赤い傀儡「生まれは~? それとも死んでる~? いつからそれに憑いてるの~~?」
    赤い傀儡「憑くまでは何してたのォ~~~~?」ッッヴヴヴゥゥゥーーーーーーゥヴゥッッッッッ

    ロボット「(と、隣の雨戸の裏にッ!)」ガラ バタン

    ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ

    赤い傀儡「オジサンもねェ~、坊っちゃんみたくこんな風に傀儡みたいのに"入って"普段も仕事してるんだけど」

    赤い傀儡「あ傭兵ね仕事」

    赤い傀儡「魔導鎧はタンクの魔力とかあるからいいよォ? こ~いう裸一貫で操るヤツはどうしても息切れしちゃうものなの普通はさァ~~」

    ロボット「(……ゴーストって割りといるってこと……?)」cover

    511: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 02:32:02.26 ID:NIe+FRvaO

    チュィーン

    ロボット「く 貫通した……」

    赤い傀儡「聞いてる~~? 聞いてないねェ~~~~」

    ロボット「この真っ赤野郎! 吹っ飛ばすか撃つか話すかどれかにしろってんだよ!」

    赤い傀儡「鉄火場じゃなくとも楽しめる仕事って触れ込みで雇われてるからさァ~ うん 募集要項に合わせて?」MINIGUUUUUUUUUuuuuuuuuuuuuuuN

    ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガカガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ

    ロボット「(……ホントにラチが明かないな)」
    ロボット「(とにかく逃げなきゃ 話とか言って聞いてたら殺される…………よし……)」グググ

    バギンッ

    赤い傀儡「雨戸ォ盾にしようって?」

    ロボット「っ重……ッ」グルン

    赤い傀儡「!」

    ロボット「せええぇッ!」throw shutter

    赤い傀儡「(ほう 撃ち落とせないね~~弾の無駄)」wire evade

    ロボット「……落ち着け……落ち着け おれ」Boost

    512: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 02:36:27.13 ID:NIe+FRvaO

    ロボット「(アイツのブースト+ワイヤーアクションはスピードにノるとすげー速い けど――)」

    赤い傀儡「……」landing
    赤い傀儡「ん~~ん?」climbs rock

    ロボット「来るっ」swooooooop
    ロボット「(で下に隠れつつカワラを一枚!)」ベキッ

    赤い傀儡「三階の庇ィ~~? ちょ~~~~こまァ~~~~かとォォ~~~~……」ッッヴヴゥーーーーーーーーーーーーーッッッッッ

    ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ

    赤い傀儡「(ミニガンとはいえ釘弾じゃ~屋根は抜けないわなァ~~)」パシュッ

    ロボット「(――けど その分小回りが効かないんだ いっぺん飛びたいとこに先っぽを打たなきゃいけないからコースも分かる)」つ屋根瓦

    赤い傀儡「坊っちゃん 出てきな~~~~~ってェ~~」キュァルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル

    ロボット「しかもこの巻き取り音 傀儡の体なら音だけで十分ッ……」

    ロボット「そこだッ!」ブンッ

    赤い傀儡「(偏差投擲ってェ~~?)」
    赤い傀儡「な~るほど」ッヴゥゥーーーーーッッ

    パキャァァアン

    赤い傀儡「っとォ~……」グラッ

    ロボットよし 空中で撃ってバランス崩したな……」バシュゥゥゥゥ

    赤い傀儡「……」

    赤い傀儡「で来ない? で逃げの一手か! 妙なとこクレバーだね~坊っちゃん……」

    赤い傀儡「……ミニガン四つははしゃぎ過ぎたかなァ~~……」faaaaaaaaaaaaall

    パシュッ カキン
    キュァルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル

    赤い傀儡「坊っちゃん! どこまで逃げるのよ~~~~ッ?」stick wall

    ダダダダダダダダダ
    チュイン チュイッ

    赤い傀儡「い~いお返事……さァて」

    赤い傀儡「坊っちゃんが逃げ方を覚えちゃった以上 ここからはジリ貧だね~~~~~~ ~参ったね~~~~~うん」


    赤い傀儡「この辺にしとこ~か」active Multiple arm

    ガシャガシャガシャガシャガシャガシャ

    513: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 02:41:21.01 ID:NIe+FRvaO


    ロボット「……射撃が止んだ」バシュゥゥゥゥ

    ロボット「さっきの適当撃ちで死んだとか? ないか」

    バシュゥゥゥゥゥゥゥゥ

    ロボット「だよね……ブースト?」

    赤い傀儡 バシュゥゥゥゥ

    ロボット「勿体無いとか 思いっきり吹かしてんじゃん、言ってられなくなったのかよ」

    ロボット「(それにしたって速くない?)」

    ロボット「真っ直ぐ突っ込んで来るだけなら当てられ――」aim
    ロボット「!」


    赤い装甲「   」バシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ……


    ロボット「(アーマーだけ!? 抜け殻みたいに外のブースターで飛んで……中身はッ?)」


    「上上 屋根の上だよ~~~」


    ロボット「なッ――」ガクン

    紅蓮傀儡「おんぶして~~~~~~軽くなったしいいでしょ~~~~~」grapple

    ロボット「子泣きジジィか!!!」ジタバタ

    紅蓮傀儡「姿勢崩さない~~~バーニア余所向けるとしっちゃかめっちゃかんなるよォォ~~~?」choke

    ロボット「離 ぅう ぐッぎっ……」ギシィッギシィッ

    紅蓮傀儡「知ってる知ってる~~~~~気道なんか無いのに絞められると苦しいんだよねェ~~よく出来てるよね~~~本当」ギリリリ

    ロボット「ぁ……か ふ……ッ」ググググググ

    ロボット「(意識が ブースターに魔力送れな い)」バシュゥゥゥゥ
    ロボット「(落ちるっ……)」ボボボ ボ

    紅蓮傀儡「ヒヒヒヒヒ」throw

    ロボット「ぅッ――」ヒュアッ

    紅蓮傀儡「って あっ」


    ガッシャァァアアアアァアアアァァアーーーーン


    住人女性「! 何ですか……?」

    ロボット「――ッッ!」ドンガラガッシャァァ

    紅蓮傀儡「あの窓~……」
    紅蓮傀儡「あちゃあ バスル~ム?」シュバッ


    ロボット「ううん…… くそ 脱ぐなんて卑怯だぞ」ヨロ

    ロボット「? 生暖か……い……」

    サァァァ……

    住人女性「……」nude

    ロボット「」

    514: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 02:45:15.01 ID:NIe+FRvaO

    住人女性「……傀儡?」

    ロボット「えっあっあのっそのっ」アタフタ

    ロボット「ご ごめんなさい本当ごめんなさいだって昼間からいるなんて」

    住人女性「…………私、夜勤でして ある種の」シャワァァー

    ロボット「そうなんだ……じゃなくて! すぐ出ます! 内緒にして!」バッ

    ロボット「ガラス散っちゃってごめんなさい! ごめんなさい!」バヒュー

    住人女性「ちょっと待っ……行ってしまいましたか」

    住人女性「……あー 確かにガラスどうしましょう」



    ロボット「赤いの!! どこだよ!!!」Boost

    紅蓮傀儡「生身だったら顔真っ赤なんだろ~ね~坊っちゃ~~~んヒィ~~ヒヒヒヒ」Boost

    ロボット「うるさいっ!!」

    ロボット「ハーフィもお前もおれのことバカにして 頭きた!!」ズドドドドドドドド

    紅蓮傀儡「ホント? 楽しみィ~~!」evaaaaaaaaaaaaaaaaade

    ロボット「さっき言ったよな 魔力どうしてるかって」バシュゥゥゥゥゥゥゥゥ

    ロボット「知るかよ! 出てこいってやったら出てくるんだよどっかから!」ダダダダダダダダダダダダダダダダダダ
    ロボット「(やっぱり身軽になって速くなってる どっち道銃をそのまま撃つだけじゃ当たらない)」

    紅蓮傀儡「あははァ~そんな馬鹿な」ゴォォォオオオオ

    ロボット「!」Carbine and Handgun

    紅蓮傀儡「そうそう接近には弾幕弾幕~~~それで近付けなくなるんだよ~坊っちゃ~~~ん」シュババババ

    ロボット「(言いながら弾の間縫ってるじゃん 見えてるのかよッ)」BARRAAAAAAAAAAaaaaaaaaaaaaaaaaGE

    紅蓮傀儡「でもじゃあど~するのォ~~~? 坊っちゃんはどうやってオイラをギャフンと言わせてくれるのかな~~~~~???」

    ロボット「簡単だろ 足りてないからもっと寄越せってやればいい」

    紅蓮傀儡「えェ?」

    ロボット「っ……!!」OVERLOAD

    ッッッッギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギ

    紅蓮傀儡「!」

    515: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 02:49:48.08 ID:NIe+FRvaO

    ロボット「……よぉし 来る……来る……来た!」ギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュン

    紅蓮傀儡「これは……」バッ

    ロボット「行くぞ赤いの まずお前から黙らしてやる!」HighBoost

    ロボット「おらぁああッ!」boost charge

    紅蓮傀儡「面白い」pray JET FRAME

    シュゴォォオオオオオォオオオオオオオ

    ロボット「(手からも足からも火柱 魔力のブースターじゃない?)」

    紅蓮傀儡「自前だよ~ 傀儡でも魔法がつかえるのは知ってるゥ~~??」ゴォォォオオオオオォオオオ

    ロボット「知ってる」aim carbine
    ロボット「だから何って感じだけど!」BLAMBLAMBLAM

    紅蓮傀儡「お~お~」swing

    ジュッッッッ

    ロボット「(弾 焼かれた)」reload

    紅蓮傀儡「(急に撃つの上手くなったね 本当にパワーアップした~? 違うな)」シュゴォォォォオ

    紅蓮傀儡「(魔力 この水道代ケチる考えやめて蛇口全開にした感じ……)」aim

    紅蓮傀儡「坊っちゃ~ん? 降参降参~」charge

    紅蓮傀儡「オジサンが悪かったよゴメンネ~ やめにしな~い~?」pray BLAZING COLUMN

    ロボット「火柱?」ギュォォオオオオオオ

    紅蓮傀儡「初速とかほぼビームなのにカスりもしな~い! ヒヒヒヒ」and FIRE BALL

    ロボット「(すごいなこれ 速く動けるし全部が遅く見える――)」バラララララ

    紅蓮傀儡「  」RAPID

    ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ
    バババババババババババババババババババババババババババ

    ロボット「(自分で撃った弾が当たるまで見える ドリアードさんの時も最初からこうしてれば良かった!)」Shootdown Fire ball

    紅蓮傀儡「(撃たれて火球は爆発していく 視界が塞がる――)」

    ロボット「まだやるのか? 全部撃ち落としてやるよ!」

    紅蓮傀儡「威勢は大変よろし~かったんですけども~~~」
    紅蓮傀儡「そろそろ終わりにするからさァ~~~~」

    ロボット「まだ何かあん――」


    ガシャン


    ロボット「!? 一人でに――」ギギギギギ

    赤い装甲「    」hold

    516: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 02:52:20.53 ID:NIe+FRvaO


    ロボット「は なせッ……」ギヂィ

    紅蓮傀儡「オジサンの一張羅ムリヤリ着せられた感想はどう~? いいでしょォ~~」

    紅蓮傀儡「遠くからでも動かせるのよ~~~それ 坊っちゃんにも多分出来るよ?」shot wireanchor

    ドスッ

    ロボット「ぐぶッ」

    キュァルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル

    赤い装甲「   」release

    ロボット「ぐ……」フラ

    紅蓮傀儡「で 魔導鎧の近接格闘ってのは」charge

    紅蓮傀儡「掌底でこう!」ズドッッ

    ロボット「――ッッ!!」ガグン

    Booster OFF

    ロボット「っ……ッ 落」グラ


    ビィィ…ン

    ロボット「……えっ……?」


    紅蓮傀儡「は~~~いおしまいねェ~~~~」

    紅蓮傀儡「じゃあゆっくり降りましょ~~かね~~~~~~」バシュゥゥゥゥ

    赤い装甲「   」バシュゥゥゥゥ

    518: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 02:55:31.57 ID:NIe+FRvaO


    ロボット「う……頭 痛ぁ……」ガンガン

    紅蓮傀儡「本物じゃ~いくら人型って言っても頑丈過ぎるのよ~~ 普通に殴ったりはあんまりな~いの~~」

    紅蓮傀儡「だ~から中身に衝撃を通す 傀儡は人じゃなくて回路にだねェ~~、アブソーバーが頭部フレームにあるから――」

    紅蓮傀儡「壊れない程度に思いっきりブン殴ると"揺らせる"んです~~~ 丁度脳味噌みたいにィ~~~……」landing

    ロボット「よく分かんない……いだ」ドサ

    紅蓮傀儡「年季の差ってことよ~~~~~~」remove anchor

    紅蓮傀儡「さ~坊っちゃ~~んいきなり喧嘩売って悪かったね~~~~~~~~~立てる?」

    紅蓮傀儡「はい手~ 大~丈~夫もう火ィ~出さないから」スッ

    ロボット「……いらない……」グッ
    ロボット「…………あれ」ヨロリ

    紅蓮傀儡「ちゃんと魔力通ってないんじゃな~~~い? 一瞬トんでたでしょォ~~~」multiple arm

    赤い装甲「   」ARMOR MODE

    ガシャガシャガシャガシャ

    赤い傀儡「ふ~ 落ち着く」装着

    ロボット「よい……しょ……」standup

    赤い傀儡「意地の張り方は流石男の子だね~~~」

    519: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 02:56:01.11 ID:NIe+FRvaO

    ロボット「……中身の背中にそれ着る用の腕があるってこと?」

    赤い傀儡「スゴいでしょ~? アーマーの背中から出せるからこれで腕の二つと別のミニガン二つも持てるんだよ~? ヒヒヒヒヒ」ニョキニョキワキワキ

    ロボット「…………キモい」

    赤い傀儡「ケチもつくってェ~! 魔導鎧と同じ憑依式操縦って聞いてたから正直イタズラ目的だったのに――」

    赤い傀儡「蓋開けたらオッサンばっかなんだも~~~ん! 傭兵は男女比6:4くらいなのに今回と来たらシチサンですらない!!」ア゛ーーーーーーーー

    ロボット「今回?」

    赤い傀儡「お仕事よお仕事! さる高貴な筋のお方からねェ~~――」

    ロボット「玩具屋の社長の人でしょ どーせ」

    赤い傀儡「あり? な~~~んで知ってんのォ~~~~~~ヒヒヒヒヒヒヒヒ」

    ロボット「その喋り方ムカつくからやめてくんない……」

    赤い傀儡「やめさせてみな ヒィ~~~~~~ヒヒヒヒヒヒヒ」lol

    ロボット「いいよ……!」overload…

    赤い傀儡「またハアアアアアアア~~~ってウンコ気張るみたいにィ~~~? そんな暇あるかな~~~~~~」aim MINIGUN×4

    ロボット「……」ス

    赤い傀儡「ン~~~いい子」


    524: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/10(土) 21:54:23.69 ID:hCq9xJpEO

    ロボット「…………おれをボコすのが仕事なの 違うよな」

    ロボット「玩具屋のおじさんの邪魔したいからお客さんを狙ってるんだろ それで――」

    ロボット「とりあえず会ってる奴から」

    赤い傀儡「あの若白髪と面識あんのォ~? ゴーストがいるなんて聞かなかったけど~ だから見っけて興奮しちゃったんだし~~~」

    ロボット「……向こうは気付いてないかも」

    赤い傀儡「ナルホドね~ そういうこと出来るのがこの体質のいいとこなんだよね~~」

    ロボット「違うって言わないんだな 黙ったりとか」

    赤い傀儡「契約に守秘義務は盛り込まれてなかったからね~ "ロートル玩具のローカル大会を邪魔しろ"」

    赤い傀儡「以上! 遊びみたいな仕事だし~~ 聞きたいこととかある~~?」

    赤い傀儡「こっちにはあるから交換でいかな~~い~~~~?」

    ロボット「別に無いけど」

    赤い傀儡「ホントに~~? ハーフィってのはさっきのデミ子ちゃんのことでしょ~心配じゃな~~いの~~~~?」

    ロボット「別に」フイ

    赤い傀儡「あっ目反らした! モノアイは分かりやすくてい~ね~ヒ~~ヒヒヒ」

    ロボット「べ・つ・に!! しつこいんだよ!」

    525: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/10(土) 21:54:51.30 ID:hCq9xJpEO
    ロボット「もういいようっさいな! ほら動いたぞ撃てばいいだろ 撃てよ! 手足壊れたら芋虫みたいにして帰るから!」スクッ

    赤い傀儡「そ~~んな怒んないでよォ ミルク買ってこようかってあ~あ~冗談だってばも~~~~~~」ガシャガシャガシャガシャ

    赤い装甲「   」FOLLOW MODE

    ロボット「うわっ!」escape

    赤い装甲「   」ガシ

    紅蓮傀儡「はい座る」

    ロボット「あ゛~……」イラァ

    紅蓮傀儡「坊っちゃ~~ん 喋り方がトサカに来るならゴメ~ンね~~性分は変えらんないからさァ~~~~」

    紅蓮傀儡「けど質問ってのはマジなの~~~~~~」

    ロボット「ふゥ~~んマジなんだ~~~~~~」

    紅蓮傀儡「ヒヒヒヒ そ~だよ」

    ロボット「あっそ」

    紅蓮傀儡「じゃ~もう一押し」
    紅蓮傀儡「坊っちゃん オジサンからもう今情報を一個貰っちゃってるよね~~?」

    ロボット「勝手に喋ったんだろそんなの 押し売りじゃんかよ」

    紅蓮傀儡「押し売り結構~ 代金を払わなきゃ体で払って貰~うよ」

    紅蓮傀儡「ゴーストだからね 依代ついでに魂魄まで一辺に砕く方法も知ってるしすぐ出来る 一瞬だよ~」

    紅蓮傀儡「話くらいよくない?」

    ロボット「……」
    ロボット「何だよ……?」

    紅蓮傀儡「ありがとォ~~~~!」

    526: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/10(土) 21:56:43.04 ID:hCq9xJpEO

    紅蓮傀儡「生まれは~? それとも死んでる~?」

    ロボット「……煽ってただけじゃなかったんだな」

    紅蓮傀儡「煽ってだっていないよォ~~ヒヒヒヒ いつからその体使ってる~? 憑くまでは何してたの~?」

    ロボット「保留じゃダメかな」

    紅蓮傀儡「どゆこと」

    ロボット「覚えてないんだ」

    ロボット「こう、モヤモヤ……寝て起きたばっかな感じで」

    ロボット「生まれは分かんない 死んでるかも ていうか人間だったのかな? 多分だけどこの体はかなり長いこと使ってる気がする」

    ロボット「憑くまでは……分かんない」

    紅蓮傀儡「……記憶喪失ってこと~?」

    ロボット「ぼやっとだけど ちょっと前まではどこかのゴミ捨て場にいたような気がするんだ」

    ロボット「ハーフィが召喚魔法でおれを喚んだの なんで喚んだのかは知らないけど」

    ロボット「喚ばれるまでのはなんか……ボーッと……ハッキリしてない」

    紅蓮傀儡「……」フム

    ロボット「殺す? 足りない?」

    紅蓮傀儡「……いや 充分充~分」remove order

    紅蓮傀儡「ありがと~坊っちゃん 要領は得ないけど色んなのを聞いて回るのが目的だかんね~~」ガシャガシャガシャガシャ

    ロボット「何で?」

    赤い傀儡「オジサン、ゴーストなんだけど生きててさァ~~」

    ロボット「???」

    赤い傀儡「まあそれはい~のよ うん 関係ナイナイ」

    赤い傀儡「じゃ~思い出したらまた聞かせてくれな~~い~~?」

    ロボット「また会ったらね」

    赤い傀儡「会うよ」

    ロボット「……」

    赤い傀儡「おっ 部下が来たァ~~」

    ロボット「部下?」


    527: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/10(土) 21:58:24.75 ID:hCq9xJpEO


    外套男「旦那! ちったァ考えてくれや」ドスドス

    外套男「路地裏を人の足じゃあブーストに追い付くのキツいんだぞ」ゼーハー

    ロボット「あっ持ち主の」

    赤い傀儡「持ち主ィ~? ヒヒヒヒヒ 持ち主だってよォ~ヒヒヒヒヒヒ」

    赤い傀儡「マスタ~! ご命令を!」

    外套男「対応し辛い絡み方はやめてくれ」

    外套男「あーこれ暑ィな」ガサゴソ

    ロボット「……脱ぐなら着てこなきゃ良かったじゃん」

    ロボット「って 亜人?」

    豚鬼整備士「違う 生粋のオークだ混ざりじゃない、それにコートは支給品だクライアントからの」つ外套

    赤い傀儡「見分け付かないよねェ~~?」

    豚鬼整備士「肌! 分厚くて緑色なのは俺らだけっていつも言ってんだろ 部下のことだぜ」

    豚鬼整備士「ど~でもいいことはすぐオツムからポロっといくんだからよぉ 隊長」

    ロボット「隊長……?」

    豚鬼整備士「こんなんでって思うよな 傭兵だったら普通社長とか代表とかだろ呼び方にしても」

    赤い傀儡「仕事はど~したのかねェ~~」

    豚鬼整備士「あっそうだよそれそれ 減俸かなァ」

    赤い傀儡「あ?」

    豚鬼整備士「スマン旦那しくった」

    528: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/10(土) 22:01:16.55 ID:hCq9xJpEO


    「ううん ちゃーんとしっかりやってくれたよ」


    豚鬼整備士「屋根の上ですー……」

    赤い傀儡「何がよ~」

    ロボット「……! ハーフィっ?」

    半鳥「ハンター君!」チャキ

    赤い傀儡「マジか」take cover

    豚鬼整備士「おい!!」summon ARMORED PLATE


    ズギュゥーンズギュゥーンズギュゥーンズギュゥーンズギュゥーンズギュゥーン
    ガギンガギンガギンガギンガギンガギン


    ロボット「召喚魔法? 鉄の板……」

    赤い傀儡「うちのエンジニア自慢の魔導鎧用装甲板~~ トラックの荷台に魔方陣彫って跳ばせるようにしてんの~~~~」

    豚鬼整備士「連れてったら撃たねーって約束だったろ!」

    半鳥「そんな鉄板出さなくたって当たらないように撃ってましたから それに」

    半鳥「初っぱな脅してきた誘拐犯と何か約束して守るフツー? 律儀に オークさん」

    赤い傀儡「や~無理かな」

    豚鬼整備士「主犯格」

    半鳥「放して 早く」summon GOLEMs

    バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ

    ゴーレム「  」block front
    ゴーレム「  」block rear

    豚鬼整備士「使役召喚 バカ学生みたいなナリして……」

    赤い傀儡「挟み撃ち~~? こりゃ参ったね~~~~」

    豚鬼整備士「ぬかせよ」

    ロボット「あの ハーフィ……」

    半鳥「潰されたいッ?」reload

    533: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/13(火) 23:26:39.28 ID:JBMBlA/oO

    赤い傀儡「デミ子ちゃ~~~~んやたら急かすじゃな~~~~~~い?」

    半鳥「……ん、そこの傀儡が喋ってるの?」

    豚鬼整備士「何だ旦那」

    赤い傀儡「ヒヒヒヒ 二重召喚とは恐れ入ったけど~~」pray BLAZING COLUMN

    ドグォォォオオォオォオォォオオオオオオオン

    ゴーレム「  」ボロッ…

    半鳥「ちっ」ズギュゥーンズギュゥーン

    豚鬼整備士「っぶね!」plaaaaaaaate

    赤い傀儡「随分脆~いお人形だことォ~~~~こんなんなら何百匹でもボ~コボコ喚べそうだ~~わね~~~~ェェ~~~~~~」

    半鳥「(傀儡入ってると魔力通し難いのにあの威力 ハリボテでも石は石なんだけどな けど)」

    半鳥「ドリアードちゃん!」つ枝

    ゴーレム「」シュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル

    ドリアード「持たせといて正解だったわね」スゥ…
    ドリアード「苗床あるとラクでいいわ」

    半鳥「柔らけーってか はいはい」

    豚鬼整備士「ツタで壁作る気だ 旦那!」

    赤い傀儡「モテモテじゃんね~~坊っちゃ~~~~ん?」pray BLADED BURNER

    ドリアード「!」

    シュゴォォォオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーー

    灰塊「   」

    半鳥「(土塊ごと蔦を燃やし飛ばした スゴい勢いの火を両手で剣みたいに振ってる――)」double tap

    ドリアード「傀儡のクセに」bind VINE

    赤い傀儡「しェえァらッッ!!」ジュバババババババ

    ドリアード「――成程 捕まえに来るんだから自分はファイヤーダンスしてるだけで良いと」

    ドリアード「なら これでどう」pray GUST

    ビュォォオオオオオオオォオオオオォオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッ

    ロボット「ぅわッ!」ゴロ

    赤い傀儡「突風……」ボボボボ

    534: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/13(火) 23:31:43.92 ID:JBMBlA/oO

    半鳥「風なんか吹かしてどーすんの!」

    ドリアード「どうなると思う? ね 赤いの」

    赤い傀儡「……ヒィ~ヒヒ 二人共一端ってワケ~~?」シュゥー…

    半鳥「消えた 消した?」

    ドリアード「見た目と違ってかなり繊細な魔法よ 燃料
    空気 炎のナイフを作る諸々を魔力で生み出す精製のバランス 慣れてるけど細かな操作に腐心させられてる」

    ドリアード「崩すのは容易い それに蝋燭は吹き消すものよ」pray LEAF CUTTER

    赤い傀儡「坊っちゃ~ん」

    豚鬼整備士「専門じゃねぇんだ 手早く頼むぜ」PlatePlatePlate

    ドリアード「何それ。厚紙?」シュカカカカカカカカカカカカカカカ

    豚鬼整備士「嘘ォ装甲板が切っ マジで手早く!」more summon

    赤い傀儡「ガールフレンドがヤバいからこの辺で~ 全然 全っ然 全っっ然本気じゃなかったけどそこそこ楽しめましたよ~~~~」

    ロボット「ヤな奴 おーいドリアードさんこっち!!」

    赤い傀儡「坊っちゃんからかい甲斐がありすぎるからね~~~よく言われな~~い~~?」pray FIRE WALL

    ロボット「早とちりだよって言って止めようかと思ったけどやめた 死んじゃえ」

    赤い傀儡「お~怖! 将来が楽しみィ~~ヒヒヒヒ」

    赤い傀儡「楽しみついでに一個サービスしちゃうよ坊っちゃ~~ん また会いたいからね~~~~」

    ロボット「   」ザッ

    赤い傀儡「身構えなくてもいいよォ~! 何もしないって~~アドバイスよアドバイス」

    赤い傀儡「あの出力解放 もう使わない方がい~よ」

    ロボット「え?」

    赤い傀儡「坊っちゃんの魔力がどっから来てるか 少~~し考えればす~~ぐ分かる筈だよォ~~~~」

    赤い傀儡「回復する手段か節約するやり方を探しな~~ 蛇口を捻りまくるのはそれからそれから~~」

    ロボット「……じゃ 蛇口?」

    赤い傀儡「話変わるけど対戦傀儡にはアンティルールってのがあるそうじゃな~~~~い?」

    ロボット「おい 蛇口って何が――」

    赤い傀儡「勝ったオジサンは負けた坊っちゃんの記憶の話を賞品にしま~~す」

    535: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/13(火) 23:34:12.98 ID:JBMBlA/oO

    赤い傀儡「次会う時までにパーペキ思い出しといてよォ~~ 楽しみにしてるからねェ~~~~~~?」

    豚鬼整備士「おい旦那ネジはどうすんだよ そっちを奪うんじゃねーのかッ?」break plate

    豚鬼整備士「つーかゴメンもー無理いだだだだだだだだいだいいだいいだいいだい」サクサクサクサク

    ドリアード「安心するといいわ 血達磨にはなるけど死なないように撃ってるから」ニィ

    半鳥「ドリアードちゃんスゴい! スゴいイイ笑顔!」ヒキ

    赤い傀儡「お~~っと部下が出血で死んじゃ元も子も無いか コワモテ作戦でダメなら――」

    赤い傀儡「素直に頂けませんかって土下座でもしときゃ良かったんだよォ~~~~」pray MIRAGE

    ゴォッ…………

    ロボット「暑っ……!」

    赤い傀儡「じゃ~ね~坊っちゃ~~~~ん バイバ~~~~~~イ!」ユラ

    豚鬼整備士「やっとか 遅ぇよォ……」ユラァ

    ドリアード「陽炎が……膨張で無理矢理路地の気流を」ジリジリ

    半鳥「風止めて 任せて」aim

    ズギュゥーン ズギュゥーン

    「ヒィ~~~~ヒヒヒヒヒヒヒヒ」フッ…
    「絆創膏貼らねーとなァ」フッ…

    チュィッ チュィィーン

    半鳥「えっ ユラユラして……透けて……消えちゃった」ジリジリ

    ドリアード「幻覚って感じじゃないわね……熱と……」

    ドリアード「光と空気を操って 逃げた後も居るように見せかけたってところかしら」ジリ…

    半鳥「そんなことできるの?」

    ドリアード「昔 蜃気楼っていう似たような幻っぽいのの話をサボテンから聞いたことがあるわ」

    半鳥「シンキロー……」


    541: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/28(水) 11:56:14.63 ID:WsIR9kF9O


    半鳥「……ま 今はどうでもいいよ」

    半鳥「ハンター君 大丈夫だった!」シュタッ

    ドリアード「何を話していたの 怪我は」フワ ストッ

    ロボット「……二人とも4階の屋根から飛び降りて何ともないんだ ハーフィなんか風も無し……」

    半鳥「ごめんね、ちょっと目ぇ離した隙に……あのオークの人がキーボルトを渡せって」

    ロボット「うん……」

    ドリアード「枝越しに伝えられるまで気付かなかった 本当にごめんなさい」

    ロボット「いいよ ネジは?」

    ドリアード「ハーフィが持ってると思ってたみたい どの道黙らせていたでしょうけれど」

    ロボット「良かった……のかな」

    半鳥「やっぱり寄越せって?」

    ロボット「そんな感じだったよ アンティルール? で奪おうって考えだったみたいだ」

    ロボット「あの社長から頼まれたって 仕事」

    半鳥「温室育ちめ……」

    ドリアード「どこでそんな言い回し覚えたの 駄目よ」

    半鳥「有機栽培め……」

    ドリアード「次は頑張って」

    ドリアード「私達を狙ったってことなの? 昨日の今日どころかさっきの今よ」

    ドリアード「常連の二人が流したのでもないでしょうし どうやって……」

    ロボット「よく分かんないけどあの赤いのがおれを見付けたって言ってた 傀儡が居たから来たってより――」

    ロボット「ゴーストがいるのを分かるみたい 仕事は仕事だけど赤いの的には……あー えーっと だから」

    ロボット「でも何かしら傀儡を見分けるやり方はある感じだった かなぁ……」

    半鳥「さっきの私くらい要領得ないね……ん?」

    542: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/28(水) 12:02:10.25 ID:WsIR9kF9O


    住民「お巡りさんこっちよこっち! 銃声がしたの!」

    警官1「危ないから下がっていて 確認して来ます」

    警官1「状況が確認できるまで絶対に来ないで ここで待ってて下さいよ」RDY ShotGun

    住民「行かないわ それで蜂の巣にされそう」

    警官1「近頃は物騒ですから さ」


    ドリアード「……とりあえず行きましょうか」ブワッ

    ロボット「ああ」バシュー

    半鳥「あっ いいよいいよほら」ヒョイ

    ロボット「自分で飛べるよ……」

    半鳥「ボロボロでしょ 無理しないで」つサンダル
    半鳥「はい行くよー」グイ

    ロボット「……うん ありがt」むんず
    ロボット「って足! 足で掴むのかよ!? ちょっ ねえ!」

    半鳥「困った時はお互い様ってね」

    ロボット「おれ 魚!?」

    半鳥「まーちょっと持ちにくいけど両腕で飛びますんで私 はい」バサッ バサッ

    ロボット「い゛っ」ジャリ
    ロボット「痛い! 指に砂ちょっと挟まってた! 痛い爪とか普通に」ジタバタ

    半鳥「我慢してよ屋根の上来たんだから! 騒いじゃ駄目だって!」危ね

    ドリアード「持ちにくいと言えば」
    ドリアード「ハーフィ 工具箱はどうしたの?」

    ロボット「あっ」

    半鳥「そうだよ工具箱工具箱忘れるとこだった ただでさえエロ教授のせいでおかんむりなんだもん」

    半鳥「返さないと私までナイヨーショーメーされちゃう」

    ドリアード「なにそれ」

    ロボット「そ それなんだけとさぁ……」

    半鳥「箱ごと持ってかれてたんだっけ どこ?」

    ロボット「あっち……」




    543: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/28(水) 12:23:45.75 ID:WsIR9kF9O




    同刻 帝都某所


    髭傀儡「」brakedown


    髭客「バカな! 僕の月光蝶が突破されるなんて……!」

    外套男「奇をてらい過ぎでしたね」

    外套男「見ていて面白くはありましたけどそれじゃあ勝てませんよ」

    髭客「くうっ…… 仕方ない、負けは負けだ」

    髭客「持って行ってください」つボルト

    外套男「……確かに」

    外套男「(本当にくれた…… いや反故にされても困るが これで二人目)」クル

    外套男「(楽しいは楽しいけど気持ちのいい人達ばかりなだけに少し可哀想だな)」スタスタ

    外套男「(彼女の方はどうだろう……)」




    544: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/28(水) 12:25:57.69 ID:WsIR9kF9O




    外套女「はい、私の勝ち 約束は守って貰いますよ」

    白髪客「持ッてけよ」つボルト

    外套女「どうも それじゃあさようなら」

    白髪客「待ちな 姉さん」

    外套女「何ですか?」

    白髪客「あんた何者なんだ」

    白髪客「界隈じゃ見たことねえのは無論 立ち振舞いに傀儡捌き 俺ら自身や俺らのやる――」

    白髪客「お遊びのそれと一線を画してる センス良いクソにわかかと思いきやボルトの事まで知ッてるし」

    白髪客「気味悪いぜ ええっ? ツラも見せようとしやがらねェしよ、内輪のノリに混ざろうッてんならイイ声だけじゃダメだ」

    外套女「……」

    白髪客「集まりに出てえッてだけならスミスの奴に頼みゃあいいのにわざわざ奪うんだもんな……あー この辺にしとっか」

    白髪客「取ってったんだ 楽しんでけや」スタ

    外套女「……はいはい」




    545: ※度量衡 アルファベット 慣用句表現等々につきましては気の効いた日本語訳がなされているものと思ってください 2017/06/28(水) 12:33:39.30 ID:WsIR9kF9O


    路上某所走行中 魔導車内


    外套男「三戦 三つです」

    外套女「二戦で二つ」

    外套亜人「四戦――」
    外套傀儡「四戦で二つゥゥ~~~~~暑いから取っていい?」

    御曹司『むしろ車内でまで着てたのかい? 外から窓は?』TELL

    運転手「スモークの上、カーテンを引いています」

    御曹司『……というか貴方は着る必要ないだろう 部下の玩具で通せるのでは』

    赤い傀儡「ま~そォ~~~なんだけどォ~~~~」バサ

    豚鬼整備士「あ~暑い暑い なあマスクとかじゃダメだったのかよ」バサ
    豚鬼整備士「じゃなくて ダメだったんですか?」

    御曹司『傀儡用の外套を用意させておいてその言い種? 布あったから良かったけどさあ まあ付き合ってよ』ハハハハ

    御曹司『うんメートルの本物よりずっと小さい玩具なんだし』

    赤い傀儡「本物でやれないこと出来て今のところはスゴ~~~~く楽しませて貰ってま~~す」

    豚鬼整備士「ミニガン四丁なんざマジにやったら弾薬費だけでギャラ吹っ飛びかねねぇもんな」

    赤い傀儡「そちらのお二人はァ~~~~?」

    外套男「まあ そこそこに」

    外套女「仕事ですから」

    赤い傀儡「カタい!」

    御曹司『だろうね』

    御曹司『一先ずご苦労様 これで実に二十人前後、流石は本職だ』

    外套女「二十人前後?」

    外套男「別動隊がいると」

    御曹司『最初が肝心だからね 大人数は今日だけ』

    御曹司『スコアを元に明日以降の面子を決めさせてもらう』

    外套女「予選」

    御曹司『ははっ ぽいね』

    御曹司『抑えられる出費は抑えたいし こんな仕事でも効率的にやれるところは効率的にいきたい 気を悪くしないでくれ』

    外套女「……」

    外套男「いえ、我々も気分転換になっていますから」

    外套男「打診された時は流石に面食らいましたけどね 内容を聞いて」

    御曹司『はははは だろうね……と それじゃあ一旦失礼するよ』


    562: さっさと戦闘シーンに行きたいのにいいいいいいいいいいもう背景周り全部キンクリして傀儡ボーグ編に路線変更すべきか 2017/07/18(火) 17:00:19.83 ID:pWLnV2drO


    玩具会社 社長室


    御曹司「着くまでにそれは着替えておいてくれ いいね」ガチャ

    御曹司「チャーリー・チームは全員進出と……やっぱり違うな」つ戦績表

    秘書「……チャーリー」

    御曹司「アルファ ブラボー チャーリー デルタ のチャーリー」

    御曹司「オファーに応じてくれた近隣の魔導鎧操縦経験者をくじ引きで適当にチーム分け……」

    御曹司「いや ふ ブロック分けして……今日のところは宣戦布告さ」

    秘書「……」

    御曹司「しかしCは頗る優秀だな 内々で装甲警備部門でも作って引き抜いてみようか?」

    秘書「社長」

    御曹司「彼を手に入れた暁には実物"で"模したパレードなんかやるんだ おいおい冗談だってば」

    御曹司「そんな困ったものを見る顔しないでよ」

    御曹司「君はいつも黙々と仕事をこなしてくれてるけど 今日は珍しく表情豊かだね」

    秘書「そうかも知れません」

    御曹司「人のこと言えないって?」

    秘書「いえ」

    御曹司「いいよいいよ まあちょっとはしゃいでるのはある」

    秘書「変わったやり方です」

    御曹司「いつものやり方だろ 調べて 握らせて 潰す 少し趣向を変えただけさ」

    御曹司「向こうに合わせてね ぐうの音も出ないようにしてあげるよ」

    秘書「こちらの準備は整っています 首尾はいかがでしょうか」

    御曹司「どうぞ」つ戦績表

    秘書「……では 順次」ペラ

    御曹司「よろしく」


    563: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/18(火) 17:03:31.83 ID:pWLnV2drO


    老舗玩具屋


    ブックメーカー『ああ 教えた』TELL

    玩具屋「はあ? なんで? あのボケナスもついに耄碌したってことなのか」

    玩具屋「分かってるだろうな」

    BM『何をキレてんだ 不干渉なんだろ』

    BM『うちと先方での取引があったってだけの話』

    玩具屋「お前が売りやがったのは顧客の情報だ 不干渉? バッチリ影響出てんぞ」

    玩具屋「いいか こっちの模様見て賭けやるのはおたくの勝手にしろと言ったよ 随分前確かに」

    玩具屋「で それから少ししてしゃしゃり出ようとした時どうなったかは忘れたのか? え?」

    BM『さあ』

    玩具屋「さあ???」

    BM『そんなのは知らないし 気に入らないってんなら時代と一緒にやり方も変わってるんだとしか言えない』

    BM『前任のがどうだったか知らないが 仲良かったんだったか?』

    BM『けど 聞いた話だとなんか困ってたそうじゃないか 付き纏われてたんだろ』

    玩具屋「それがどうした 解決して差し上げましょうってか? ふざけなさんなよ」

    BM『別に 得したなって』
    BM『他意は無ぇんですよ本当に』

    玩具屋「何を得するってんだよ」

    564: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/18(火) 17:08:02.76 ID:pWLnV2drO

    BM『分かってるだろ 新進気鋭の坊主は――なんでそんなもの欲しがったか……ああ……知らないが』

    BM『欲しい情報を得る手段として俺に目を付けた 大口は大口だし当然お伺いを立てて』

    BM『二つ返事だったからトントン拍子と』

    玩具屋「……そこまで無知なのか あれは」

    BM『しっかり口止めはしてきたさ』

    玩具屋「……」

    BM『だがそういうことじゃないんだよな あんた教えてやれよ』

    BM『頬をひっぱたかれてニヤけそうになったのはお店以来だぜ ははは』

    玩具屋「……くそ 世間知らずのボーヤめ」

    BM『一度挨拶しとこうかと思ってたから丁度良かった Mr.パペット・スミス』

    BM『今度の催しでも稼がせて貰いますよ 楽しみにしてる』

    玩具屋「余計な真似はするんじゃない」

    BM『優しいなあ 気に入られるわけだ』ククク
    BM『じゃあまた』ガチャン

    玩具屋「……」カチャ

    玩具屋「参ったね どうも……」


    チリンチリーン


    禿客「よう 邪魔するぜ」

    玩具屋「おう……」

    禿客「デブもすぐ来る ……どうした浮かねーな」

    禿客「缶詰 ライフルで開けようとして昼飯食い損なった時みたいな顔してんぜ」

    565: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/18(火) 17:16:57.81 ID:pWLnV2drO

    玩具屋「…………二個目は拳銃でやったから食えただろ」

    玩具屋「食えたよな確か……食わなかったんだっけ? 缶詰パーン事件何回かあった」

    禿客「食えた」

    玩具屋「思い出した 飛び散った豆拾って洗おうとしてたよな」

    玩具屋「ただでさえ排気魔力まみれの泥被ってたってのに大事に取っときやがったからお前 終いには糸引いてたろ」

    禿客「知らなかったのか あの辺り今豆畑になってるんだぜ」

    玩具屋「そーなの?」

    禿客「知らね」
    禿客「撒いたしなってんじゃねえの」

    玩具屋「豆缶の豆じゃなぁ 無理だろ はっ」

    禿客「分かんねーだろ」

    玩具屋「はは」

    禿客「へへへへ んじゃ確かめに週末辺りピクニックでも行くかよ? パスポートどこやったかなァ」

    玩具屋「段腹も誘ってな あそこなら国境警備隊に賄賂の方が早いんじゃないだって」

    禿客「違えねぇ へへ 男共でムサいったらねえわ はははは」

    玩具屋「ははは 流石にキモいよ」

    禿客「へ 吸っていい?」ゴソ

    玩具屋「まあいいでしょ おら」カチッ シュボ
    玩具屋「外に吐けよ」ッチン

    禿客「んーんー」はいはい

    玩具屋「灰落とすな」

    玩具屋「……」

    禿客「……」ジジ ジ
    禿客「それで?」フゥー

    玩具屋「連絡を取った」

    禿客「若旦那に」

    玩具屋「や ブックメーカーだ」

    禿客「は?」

    玩具屋「状況が状況だから そういや新しい奴んなってたな」

    禿客「ちょっと前に変わった うん 今回も賭けてっけどなんかあったのか」

    574: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/31(月) 23:01:48.11 ID:ENVf/p4pO

    玩具屋「連中のことは知ってるよな」

    禿客「それはもう」

    禿客「コングロマリットだろ」

    玩具屋「ん……」

    チリンチリーン

    太客「うす」

    玩具屋「来たか 聞いてるか?」

    太客「あれからなんかあったのか」

    禿客「おう ヤバそうよ」

    玩具屋「軽くヤバい」

    禿客「俺んとこは自営業だかんな 好きに電話取れるし一足先に吃りんから聞いた」

    玩具屋「お疲れさん 座るか」ガタ

    太客「何 何」着席

    禿客「キーボルト狩りだ プレジデントマネービンタマンプレゼンツ」

    玩具屋「アンティ仕掛けて帝都一円の傀儡使いを狙って来てやがる 延いて本チャンを」

    太客「え!?」wktk

    禿客「なんだその顔……いやシーズン3のロワイヤル的なあれじゃねえから」

    太客「おいおいおいマジかよ会社行くにも持ち歩かなきゃじゃん」

    禿客「話聞いてますー?」

    玩具屋「よした方がいい 変なマント着た連中に、入ってきてる被害報告じゃ今のところ全敗だ」

    玩具屋「ヅラもヒゲも白髪もやられた もうすぐ二十人行きそう……もう越えてるかも」

    太客「マジかよ 月光蝶もリコイルロッドキックも負けた? 付け焼き刃で敵う面子じゃねーぞ」

    禿客「白タクのあいつも 肉屋のデブも 作家の豚も ちょっと前から海水浴にハマってるあいつもだ」

    禿客「宝石商んとこの新しいのも親父さんの遺品がまだあったってんでか来たらしい 喪中だってのに」

    太客「なんでそんなの知ってんだよ ……裏切りもんがいるってことなのか」

    575: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/31(月) 23:05:01.25 ID:ENVf/p4pO

    玩具屋「マント部隊は知らないが 情報の出所については当たらずも遠からずってとこだな」

    禿客「ああ それで」

    太客「どこのどいつだ」

    玩具屋「そっちは俺がなんとかする 気にしないで」

    玩具屋「とりあえず営業妨害をなんとかしたいな 今はみんな傀儡使いのサガで相手して負けたら潔くやってるが」

    玩具屋「こんなのが続くようならそうも言ってらんないだろ つーか堪らん ただでさえ細々やってるってのに」

    太客「然り」
    禿客「下手の横好き故」

    玩具屋「情けなくなってこない?」

    太客「然り」
    禿客「下手の横好き故」

    玩具屋「真面目に取り合ってくんないなら帰ってくれよ」

    太客「ちったぁ笑え 皺が深まるぜ」

    玩具屋「笑い皺ってのがあってだね……」


    チリンチリーン


    玩具屋「もうすぐ夕方だってのに いらっしゃ――お?」


    半鳥「こんにちはー……」つNEW工具箱

    ドリアード「何度もごめんなさいね」

    576: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/31(月) 23:07:14.79 ID:ENVf/p4pO

    太客「嬢ちゃん達! 昨日ぶりィ」

    ドリアード「……ええ」ジロ

    禿客「ん? なんだよ?」

    玩具屋「そうか その分じゃハーフィちゃん達もかい」

    半鳥「も?」ドスン

    NEW工具箱「でっ!」ガチャ

    パカ

    ロボット「だっっ……っからもうちょっと優しくさー……」ヒョコ

    半鳥「ごめん したんだけど……加減がさぁ ホントごめん」

    玩具屋「また酷くやられたな アポジモーターは役に立ったかい?」

    ロボット「アポ……」???

    玩具屋「アポジモーター ちっちゃいブースター」

    ロボット「あっ 大活躍だったよありがとう! ……負けちゃったけど」

    半鳥「いつの間にそんなの付いてたの」

    玩具屋「ドリアードちゃんとテストした後に直しついででちゃちゃっとね」

    玩具屋「みんなボロボロにされたってのに 二戦目にしちゃ大分綺麗な負け方だわね」

    ロボット「スゴい熱かったよ 魔法も使ってきたし辛かった」

    ドリアード「ハンター君 多分そういうことを言ってるんじゃないと思うわ」

    半鳥「普通に心配してくれてるだけでしょ?」

    半鳥「…………あっ えっ? あーそっか」

    半鳥「えーちょっと待ってちょっと待って……」

    玩具屋「……」

    禿客「……」

    太客「……」

    ロボット「どうしたの? ……おれがわざと負けたっていうのかよ?」

    ロボット「なんでそんなことする必要があるんだよ おれはやられたら死んじゃうんだぞ 多分!」

    半鳥「分かってるよ」

    ドリアード「ハンター君の身が大凡の弁明になるのだけれど」

    玩具屋「ちょっとカマかけただけだよ ハーフィちゃんの言う通りだ分かってる」

    玩具屋「泣くなよハン太 名前負けだぞ?」

    ロボット「泣いてないから」

    玩具屋「おっと だよな ごめんよ」

    584: ラストまでの流れはできてるの……すんません……ほんとすんません…… 2017/08/22(火) 00:11:43.57 ID:sTi4pvcTO


    ロボット「……でもボコボコにされて手加減までされたのはムカついてる」

    ロボット「ほとんどなんにもやり返せなかった……」

    玩具屋「ほとんど」ほう

    ロボット「変な技思い付いたんだ それでちょっとだけ銃とか当てた」

    半鳥「へー」

    玩具屋「やるな 同じようにやられた奴ら曰く、連中は恐らくその道のプロが来てるんじゃないかって話も出てるのに」

    半鳥「プロぉ? 傀儡のプロってこと? そんなのまで居たんですか……」

    玩具屋「違うよ こいつの本家大本」

    ドリアード「……魔導鎧?」

    禿客「店長様の記憶はいい加減古いかんな 客に最新式も詳しいのがいてさ 軍隊の」

    太客「うちの軍事顧問 作家 喋ってると喉塞がってコポォコポォ言うのが特徴」

    半鳥「へー(なんやねんコポォて)」スッ

    太客「ごめんまた唾飛んでた?」

    禿客「そいつが特にプロだっつってたんだと しつこく間接とかコックピットの正中線とか狙ってくる格闘だの――」

    禿客「遮蔽物の耐弾性の見極めが鋭いだの カバーがスムーズだの 着地噴射の吹かし方完璧だだの だのだのだの」

    玩具屋「一矢報いた奴もいるにはいるんだろうけど できればいて欲しいけど全員じゃない」

    玩具屋「やっぱり持ってんねハン太 ハーフィちゃん」

    半鳥「あはは 褒めるなあ……」
    ロボット「……」

    585: あとは文章と時間 時間!! 時間をくれ!!! 誰か!!!! 2017/08/22(火) 00:14:44.60 ID:sTi4pvcTO

    玩具屋「それで どうしたの? 修理?」

    ドリアード「殆ど炙られただけだからって意地張ってるんですけれどね」

    ドリアード「言ったでしょう 煤けてちゃ格好も付かないわよ」

    ロボット「うーん……」

    半鳥「あー で、いいからって言うんでとにかく先に工具箱探そうってなりまして……」

    半鳥「真っ黒焦げになっちゃって 一緒に燃やされたとか撃たれたとか」

    玩具屋「そういえば箱違うね そうか、あれいいやつだったのに」

    半鳥「でーすよねー……」

    ドリアード「見つからなかったものは仕方ないでしょ ツケにしといてあげるからこれでちゃんと謝りなさい」

    半鳥「うへぁ」

    ドリアード「というわけなの 修理もだけど、また絡まれるようなら……って」

    玩具屋「ごもっとも 誓ってそういう稼ぎ方はしてないと言っとくよ 絶対にだ ありえない」

    玩具屋「領収書は?」

    ドリアード「話が早くて助かるわ」ピラ

    玩具屋「じゃあ取っといて」

    玩具屋「もう少し待っててくれるかな 払わせるからさ」

    半鳥「やっぱりそっちがスジだよね」

    ドリアード「分かってるだから言ってみただけ というか貴方からいかなきゃ駄目なのよ? 本当は」

    半鳥「立て替えて頂いてる手前しゃしゃり出るのはちょっと……」

    ドリアード「だからこそよ」

    玩具屋「逞しい精霊様だねぇ いやはや……」


    ジリリリリリリリリン ジリリリリリリリリン


    太客「はい玩具屋です」ガチャ

    玩具屋「おーいデブこら」

    太客「店長に代わります(泣)」つ受話器

    玩具屋「次やったら本当に働いて貰うからな ハゲお前もだぞ」パシ

    玩具屋「はい ……おう、ああ ああそっちもか 派手に? ああ……ああ」TELL

    玩具屋「……ああ え?」

    玩具屋「は?」




    586: あと優秀とまではいかないまでも最低限の気遣いが出来る相方をくれ!!!!!  2017/08/22(火) 00:16:51.67 ID:sTi4pvcTO




    帝国警察 中央帝都署 組織犯罪対策課


    刑事「は?」

    組織犯罪対策課長「だから警備ね警備 警邏かな? 私服で来いとさ」つコーヒー

    刑事「ちょっと待ってください……」

    組対課長「あーでもっ、厳つくない目のにしときなよぉ? お前に限った話じゃないけどさぁここの連中は」

    組対課長「しょっぴいてるマフィアとかと見分け付かないんだよねぇ 息は獣だし」

    刑事「話戻していいですか」take mint tablet case

    刑事「何? 何の警備って仰いました課長」シャカシャカ

    組対課長「なぁんだよ人員の貸し借りは今に始まったこっちゃないだろぉ?」

    組対課長「暇か? って来たから暇な奴を差し出したんだよ 来週逆をやるために」

    刑事「大捕物になりそうですからね スライム事件に死神幼女事件を挟んで 予定が――」ボリボリ

    刑事「ズレ込まずに済みそうで良かった 魔導鎧も二機オペレーターごと引っ張ってこれそうですし 俺の活躍で」ゴクン

    刑事「クグツがどうって言いましたか」check breath

    587: ををををををををををををををををを 2017/08/22(火) 00:18:59.23 ID:sTi4pvcTO

    組対課長「各課長へ署長直々のお達しだよ なんか民間でゲリラ的な催しをやるそうなんだって」

    刑事「ゲリラぁ?」シャカシャカバリボリ

    組対課長「対戦傀儡って知ってる」

    刑事「危険物扱いのミニ兵器 ……まさか」ゴクン

    組対課長「金持ちの道楽だね それもかなり傍迷惑な」

    組対課長「羽目外し過ぎないようにコッソリ見張れってさ 帝都全体を舞台にやるつもりらしいんだわ」

    刑事「羽目 っつーか そんな規模で特殊危険遠隔操作物筆頭として警察学校の教本に乗る位の悪名高ぇ玩具を……」

    刑事「好きにさせようってんなら そんなまったりやってられないんじゃないんですか」ボリボリボリボリ

    組対課長「コッソリはマストだって」

    刑事「意味が分からねぇ 下手を打つと公認テロになりかねない代物なんでしょう 確か」ゴクン

    組対課長「まぁね ああ、お前さんは微妙に世代じゃないのか 使い手次第なんだけどなぁ」

    組対課長「とにかくそういうことだからさ 頼むわ "賞金稼ぎ"」

    刑事「俺をそう呼びくさるのは鈍臭ェ連中だけだと思ってたんですがね」recheck breath

    組対課長「フットワークの軽さだろぉ?」

    刑事「課長にゃ負けますよ」シャカシャカ バリボリ

    ゴクン




    588: クチャラーは死ね 2017/08/22(火) 00:25:22.53 ID:sTi4pvcTO




    帝都某所 会員制レストラン
    VIPルーム


    老人「それで……?」カチャカチャ スクー

    マフラー野郎「粒の動く賭場……から発展させて、丸ごと新しいシノギにどうかと」

    マフラー「こっちの耳からさっき入ったばかりの新鮮な情報です 間違いない」

    マフラー「小僧の動きは筒抜けですよ 外堀埋めてみて安牌切ってみて一段落、といったところか」

    老人「なのにどうやる」クッチャクッチャ

    マフラー「そこです あの小僧面白いことを考えた――」

    半狼「  」スン スンスン

    半狼「なあ」

    マフラー「ん?」

    半狼「ニオうんだけど」

    老人「イロにボディーガードさせてるのか しかも人狼のまだ小娘ときた」hmph

    マフラー「顔は人型のに出来ますから 手足の毛はともかく体は最高ですよ」

    半狼「キっショ」ボソ

    マフラー「鼻鳴らすだけで仕事にかからないのは何でだ ハニー」

    半狼「……アタシに気付かれたって分かった瞬間逃げた」

    マフラー「追うだけ追え 適当なところで切り上げろ」

    半狼「   」シュバ

    老人「手は足りるか」ゴクン クチャペロ

    マフラー「一人で十分 足手纏いになるだけ」

    マフラー「ネズミはじき狩り出されるでしょうが さて……」

    老人「構わねえよ やってみな」ッチャ モム

    マフラー「……ありがとうございます」

    老人「どうした 意外か?」つワイングラス

    老人「突っぱねられると思ってたか? ならどうして持ち込んできやがった」ゴキュ ゴキュ

    マフラー「とんでもない 示し付きませんからね」

    老人「吐かしやがる」トン

    ウェイター「   」つボトル

    トクトクトクトク……

    老人「やるなら掌握しろよ 半端は許さねぇぞ」グイ

    マフラー「当然です」

    老人「期限は特に無いが 言いかけたんだ、段取りを聞かせな」ぷはッ

    老人「っげふ」




    589: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/22(火) 00:29:46.68 ID:sTi4pvcTO




    玩具屋「ウチの経営権を賭けろだと……?」

    太客「!」ガタッ
    禿客「そうだなシーズン3の16話だな 座ってろ」

    杖客『そうだ……そいつを催しの優勝商品にしろ、というのが……』TELL

    杖客『違うか させろというのが糞餓鬼の要求だ』

    玩具屋「さもなきゃ」

    杖客『お前の会社を潰すとさ 威張りくさって』

    玩具屋「~っ……」ガシガシ

    杖客『ピンときたんで聞いて回って、当たりだった 電話はこの一回きりで済ませるよ』

    杖客『何遍も鳴っちゃ面倒だからな』

    玩具屋「被害者の会総代ってとこか」

    杖客『すまん すまない』

    杖客『すまないが頼む どうか……路頭に迷わすわけにはいかない それは私のとこだけじゃない』

    玩具屋「謝んなよ……他にはなんて?」

    杖客『スミス』

    玩具屋「待てよ 最後まで聞かせてくれ 他に何か無いのか? 他に何か条件は?」

    杖客『いや……お前の条件はそれだけだよ』

    玩具屋「俺の? じゃあそっちはまだあるってのか」

    杖客『…………教えるなと言われてる』

    玩具屋「随ぅィ分とまァ律儀じゃねーのよ……」

    杖客『個人的にも言いたくない いや 誓ってお前に不味いことでは決してない ただ――』

    杖客『ただ ふざけた話とだけ教えておくよ 奴の肩を持ってるとかそういうんではないんだ 本当だ』

    玩具屋「…………信じる」

    杖客『……受けるなら、折り返し電話しろと……』

    玩具屋「……分かった……かけるよ 今から」

    玩具屋「当たり前だろ 心配しないで」

    杖客『ありがとう……』

    玩具屋「ああ……まあ……うん そう……そんなことより そうだ」

    玩具屋「三本目の調子はどうだよ ん? 四つ足はガタついてないか」

    玩具屋「悪くなったらまた言ってよ パッと直すからさ」

    杖客『……ああ……頼むよ』

    玩具屋「任しとけ またな」ガチャ

    590: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/22(火) 00:33:47.00 ID:sTi4pvcTO

    半鳥「賭けるって」

    玩具屋「ここ ここ 店を賭けろとよ」

    玩具屋「多分そんだけじゃないんだろうけどね 全部だろどーせ」

    禿客「ついに来たか……」

    太客「ステッキのジジィ?」

    玩具屋「次の催しに諸々を賭けろ さもないと杖の爺さんを始めとする常連の会社を潰す」

    太客「なあまたラジオやんならリメイクシーズン1のボスはあいつで行かね」

    ドリアード「意趣返しのつもり? 陰湿……」

    太客「そう? ねえみんな無視しないで」

    禿客「お前な……脳味噌までコレステロールになっちったのか?」

    太客「だってよ……」

    半鳥「うん なんかもっと悪どいことしてくんのかと思ってたけどビックリした いい意味で」

    ドリアード「何で」

    半鳥「向こうから言ってるんだもん 言い訳ナシ」

    半鳥「勝てばいいんでしょ?」

    太客「そうそう!」

    禿客「……ん 素でフィクションのサブ主人公みたいなマインドの子がいたか」

    半鳥「じゃなきゃ務まりません」

    禿客「へっ?」

    玩具屋「Mr.ボルドヘッドの懸念通りなんだよね 面白がってるだけ、これで勝ってもあっちは反故に出来るから」

    ドリアード「ええ……」

    玩具屋「けど他に選択肢は無い」

    玩具屋「かけるぞ」カチャ ジーコジーコ


    598: ↑2は私ではありません が取ろうと試みてくれてありがとう 2017/09/18(月) 01:13:39.05 ID:YSZEkDqpO

    玩具会社 社長室


    御曹子「来たな」ガチャ

    御曹子「早かったじゃないか」

    玩具屋『おかげさまで』TELL

    御曹子「それで?」

    玩具屋『条件とやらを言いな』

    御曹子「聞いてないのか? 一応全員に伝えたんだけど」

    玩具屋『お前の口からもう一度言いな 合ってれば話進める』

    玩具屋『確認』

    御曹子「勿論」

    御曹子「遊びを大規模にしてやるよ あんたの客全員を完璧に満足させる出来にしよう 過去最高最大の」

    御曹子「その代わりこちらの手の者が勝ったら――ああそうだこっちも確認しときたい」

    御曹子「ぶつけ方は? トーナメント? 総当たり?」

    玩具屋『……総当たり 負けた奴が勝った奴に参加資格のボルトを渡す』

    御曹子「良かった あまり特殊なのじゃなくて 無理なく変えられそうだ」

    玩具屋『?』

    御曹子「ネジの話を聞いてバトルロイヤルがいいと思ってたんだ そうしよう」

    御曹子「手持ちのネジを賭けて戦う 一番多く集めて、制限時間内に そちらのいつもの……会場へ到着した側の勝ち」

    御曹子「丸一日くらいか シンプルでいいだろう」

    玩具屋『会場へ入るも何もそこでやるんじゃないのか』

    御曹子「言っただろ、準備はできてる…… 大きくやろう 外で」

    御曹子「帝都がリングだ」

    玩具屋『無理』

    御曹子「いいや」

    玩具屋『知らねぇのか? 何がリングだ 予選でもやるかよ? 十一ヶ月かけて?』

    御曹子「帝都警察に頼んでおいてね あまりにも大っぴらに、ということでなければ」

    御曹子「多少のあれは見逃してくれることになってる 有事の際の警備も兼ねて」

    玩具屋『……』

    御曹子「それとも挨拶しておいた方が良かったかな "しゃしゃり出て来ないでください"」

    御曹子「アソートでも持って? 場所がちょっと分からなくてさ……責任者の」

    玩具屋『何か勘違いしてんのね』

    玩具屋『ケツ持ちに泣き付いてんだろうが無駄だぜバーカ ってか』

    御曹子「そうは言ってない」

    玩具屋『言っては な ご知的なお言い回しですね』

    599: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/18(月) 01:15:27.74 ID:YSZEkDqpO

    玩具屋『いいかい ハッキリさせとくがウチは反社会勢力との世間様に顔向けできねーような関わりはありません』

    玩具屋『デカい顔しようもんなら叩きのめす用意があるし何度かそうやって追っ払ってる ただ……』

    御曹子「ただ」

    玩具屋『折衷案を取った』

    玩具屋『客や店に危害を加えるんでなければ俺の知るとこじゃないって話で長いことやってきてたんだ』

    玩具屋『プレイヤーの数と同じくらい観戦派の奴もいて、身内の好カードの賭けを仕切ったりとかで稼ぎにしてる』

    玩具屋『八百長や脅しは無し 賭けるのは賭ける奴の自己責任だがふざけた真似すればぶっ飛ばすって条件で』

    玩具屋『他の商売と比べれば大分お利口さんだそうだが とにかくそれがシノギってやつだ』

    御曹子「それが何か」

    玩具屋『それだけなのか?』

    御曹子「それだけとは」

    玩具屋『どこからウチの客の情報を仕入れた?』

    御曹子「調べた 自力で」

    玩具屋『そうかよ 言いたいこと山程あるけどそれはいいや 今は』

    玩具屋『だからそう つまり……そうだな』

    玩具屋『なあ お前ヤジロベエって分かる?』

    御曹子「バランスのオモチャ」

    玩具屋『俺達はそれよ 微妙なバランスで成り立ってる間柄だったの』

    玩具屋『これで崩れる 脅しをかけて回ったんだ、景品の話はとっくに伝わってんだろ』

    玩具屋『何も金やロマンだけのもんじゃ無いんだ俺達の傀儡は 今頃ヨダレ垂らしてんだろうよ』

    御曹子「だから手を打った」

    御曹子「準備をしたんだ あんたの周りを掃除するための」

    玩具屋『警察を動かしたってのが? そうか スゴいな』

    玩具屋『警察だけであの意地汚いバカ共を締め出せると本気で思ってるのか』

    御曹子「締め出す? 違う 潰すんだ」

    玩具屋『ふーん』

    御曹子「対戦傀儡だ 準凶器扱い、持ってる人間が人間なら単純所持で捕まえることもできなくはない」

    御曹子「出てこないならよし 動くなら帝国警察はこれを取っ掛かりに連中を叩ける」

    玩具屋『……』

    御曹子「だから言わなかったか? あんたにとっても悪い話ではないんだ」

    御曹子「何が気に入らないんだよ」

    玩具屋『つまりエサか』

    600: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/18(月) 01:16:31.89 ID:YSZEkDqpO

    御曹子「そうとも言え得る側面があるというだけだろ 大局的に見なよ」

    玩具屋『当たり前だけど 大局ってのは局所の群体だって若い頃言われてさぁ……』

    玩具屋『エサっていうのは客のことだよ』

    御曹子「客?」

    玩具屋『なんでクズ共とやり合おうってのにおもっくそ巻き込む前提で考えんの』

    玩具屋『収益が見込めないから撤退、で終わる輩じゃねぇんだぞ! 俺みたいにある種のなあなあが出来りゃいいよ』

    玩具屋『お前のとこはデカいし手広くやってるからそもそも関わんのがもうアウト 絶対避けたい だから消す』

    玩具屋『いいか、消すぜって突き付けてんだ 面子がどうとかこじつけたがるアホ相手に真正面から』

    御曹子「何を今更 俺はそうやって足場を舗装してここまで来たんだよ 基本だろう」

    玩具屋『慣れてるってかッ?』

    玩具屋『お前……なあ……消される側に立ったことあるか』

    御曹子「どう思う?」

    玩具屋『親父さんが許さねぇよな』

    玩具屋『教えてやろうか? このままじゃ俺に教わるまでもなくなりそうだぜ』

    御曹子「……」

    玩具屋『……よし』

    玩具屋『あぁ もう何言ってんだろうな あー よし』

    玩具屋『よしいいぜ やろう バトルロイヤルとやらで』

    御曹子「そうか 良かった」

    玩具屋『日取りはこっちで決めさせて貰う また連絡する』

    玩具屋『勝った奴の好きにするってとこは決定だからな』

    玩具屋『反故にするなよ』

    御曹子「当然だろ」

    玩具屋『ふん』


    601: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/18(月) 01:18:51.39 ID:YSZEkDqpO


    御曹子『連絡を待ってる』TELL

    玩具屋「じゃあまたな」ガチャッ


    玩具屋「……ふゥーっ……」

    半鳥「大丈夫ですか?」

    玩具屋「こりゃあ駄目かも分からんね……」

    ドリアード「当てになるかは全くもって分からないけど」

    ドリアード「とりあえず言質は取れたわけでしょう ……大分興奮していたようですけど」

    玩具屋「……」

    禿客「……」

    太客「……」

    ロボット「そんなガックリした顔するなよ 多分 いや絶対強いけどさ」

    ロボット「勝つよ! な ハーフィ」

    半鳥「だね やるからにはみんなそう思ってるよ、そこは大丈夫」

    ロボット「?」

    半鳥「……んーと」

    ドリアード「……」じ

    半鳥「(そんな目で見なくったって無理に聞いたりしないってば……気になるけど)」

    半鳥「良ければ、私達にも手伝わせてくれませんか」

    半鳥「面倒見て貰っちゃったし 話聞いといてここで放ってなんておけないよ! ね?」

    ドリアード「そうね」

    ロボット「うんうん」

    玩具屋「……ありがとね」

    禿客「うーん そうさなぁ」

    禿客「会社とかを人質にっつってたけどよ そうなると」

    禿客「俺らみたいに柵の無い奴ら枠がスミスに手ぇ貸せるってことになるんだよな?」

    太客「基本的には腕前五割札束五割でぶん殴る遊びだかんね」

    太客「手練れがゴッソリ出場停止 で しかもあいつらでもキツいってレベルのが相手じゃ まあ相当……」

    禿客「だがクソガキの思い通りにゃさせたくねー」

    太客「だな」

    玩具屋「……」

    禿客「どうしたよ?」

    玩具屋「ああー……」

    玩具屋「俺は何をやってんだろ……」

    606: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/29(金) 18:48:54.65 ID:yJsS3QFVO

    玩具屋「なあ なあ 今さらだけどマジでよく考えてよ? こんなんに付き合う必要ねーよ?」

    玩具屋「本当さぁ 俺だって強いんだから大丈夫だよ 大丈夫……負けねーよ……うん」

    ロボット「話ながらしょぼしょぼしてってるし……」

    半鳥「本当にお客さんのこと大事なんですね」

    半鳥「だから大事にされてるんでしょ 頼ってみたらいいんじゃないんですか?」

    ドリアード「身の安全がって言うなら心配無用よ 武装した人間なんてどうということはないわ」

    ドリアード「私と渡り合うなら戦車か魔導鎧かコーラでもなきゃ」

    半鳥「コーラ嫌いなの?」

    ドリアード「好きよ なんでもない」

    半鳥「?? あ うん」

    半鳥「……ね!」

    玩具屋「うん……」

    玩具屋「分かってる分かってる、賽は投げられたってね よーし」

    玩具屋「考えんのは後、まずは まずはギタギタにする」

    禿客「そうだ」

    玩具屋「……格好悪く"やっぱ無し"って言わせりゃ勝ち まずは」

    禿客「そォだ! かましてやろーぜなあデブ」

    太客「おうよハゲ!」

    ロボット「おーよ!」

    半鳥「おーよ!」

    ドリアード「お……」
    ドリアード「んんっ それでどうするの?」

    半鳥「次は頑張って」

    ロボット「向こうの人達をぶっ倒す」

    ドリアード「ぶっ倒すには?」

    ロボット「……上手くなきゃダメ!」

    半鳥「練習?」

    ロボット「練習!」

    半鳥「じゃー下行こっか」

    太客「修業モードってことかい? まあ圧倒的に経験がないわけだし理には敵ってっけど」

    ドリアード「時間はどれくらい取れそうなの?」

    玩具屋「日取り権は取ったからある程度自由に出来る」

    玩具屋「でもそんなに長くは待ってくんないだろね 二日かな 三日じゃ痺れ切らすだろ」

    玩具屋「二日だ 今日あと半日に明日明後日、で明明後日ドーン」

    607: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/29(金) 18:52:18.87 ID:yJsS3QFVO
    undefined

    608: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/29(金) 18:55:42.65 ID:yJsS3QFVO

    禿客「パーツはロハ?」

    玩具屋「当たり前だろ 扱い切れる範囲で好きなの言ってよ」

    太客「メモ紙使うか」ビリッ

    禿客「よし書き出すぞ」サラサラ

    玩具屋「流石に一から図面引いて組む余裕はないからカタログから選んで? 在庫あるやつ優先で」

    禿客「分かってるって ハン太郎も持ってけ」つパーツカタログ

    半鳥「ブ厚っ……」バサ

    ロボット「見せて! 見ながら行こう」on shoulder

    ドリアード「じゃ私も……何よハーフィ もう心配しなくていいわ」

    ドリアード「格付けは済んでるし?」ふふん

    半鳥「なにをォ」

    ロボット「動かしたりするけどやんのおれの体だからね ズギャギャギャギャってあれドリルとか超痛かったから」

    半鳥「あれは酔わしたからでしょ! ビビり」

    玩具屋「ああそうだ 酔うといえば――」


    ロボット「傀儡になってから言えよこのオエー鳥!」

    半鳥「あぁ~~ん?」hang

    ロボット「ぬああああアタマにちがのぼるうううう」ブラーン

    半鳥「無いから」


    玩具屋「……酔うといえばなんだけど」

    ドリアード「解決法」

    玩具屋「そうそう どうする?」

    ロボット「アタマヲヒラクンデスヨネ」

    半鳥「ん まあ……でもやっぱりあれは不便だしねー……」

    609: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/29(金) 18:56:42.54 ID:yJsS3QFVO

    太客「よく分かんないんだけど ハン太に任せっきりじゃ駄目なのかな」

    半鳥「自分の体っていうのがあるからなのか知んないですけど 何かに反応したり――」

    半鳥「咄嗟に動いたりするのはハンター君の方がパッと行けてました」

    ロボット「"あっ今動くな"っていうのがなんとなく分かるんだ 同じ傀儡だからかな」

    玩具屋「それは興味深いね」

    半鳥「でも撃つのが下っ手くそ みんな鉄砲持ってるこれでだとちょっと……」

    ロボット「兵隊でもないのに上手いのがおかしいんだと思う」

    半鳥「あーだから坊っちゃァ~~んって言われてたの?」

    ロボット「違うし ハーフィなら嬢ちゃァ~んだったよ それにあいつはヨーヘイって言ってたぞ」

    太客「同期して傀儡視点でやっても腕回り指回りの勝手違いとかあるもんなぁ」

    太客「モノホンのより大分当てるのムズいよ」

    玩具屋「それは操作する側の話だね 撒いてる以外ハーフィちゃんはバカスカ当ててた」

    玩具屋「当ててた時のがそうなんでしょ?」

    ドリアード「あれ何て言うの? 飛ばして撃つやつ 蕾っぽいの」

    玩具屋「機動砲台」

    ドリアード「にも当てたし」

    太客「mjd?」

    禿客「タカの目ってヤツか」

    半鳥「ふふん 私の村じゃ飛び道具が上手じゃないとダメだからね タカじゃないけど」

    玩具屋「役割分担してるんだよな よしよし分かった」

    610: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/29(金) 18:59:35.68 ID:yJsS3QFVO

    玩具屋「じゃあ尚更やった方がいい アイデアあってさ、またお医者さんごっこする必要は無いかもなの」

    ロボット「えっ? どーすんの」

    玩具屋「それはお楽しみ ついでに言うとカッコよくなるぜ」

    ロボット「本当!?」

    半鳥「酔わなくて済むなら」

    玩具屋「任せといて 用意しとく」

    玩具屋「兄弟 リストもいいけど戦力拡充の方も頼まれてくれない?」

    禿客「おう 手分けするぜデブ、えーと作家先生と歯医者と白タクはどうせ暇だろ あとは……」

    太客「配管工は? 今丁度工期と工期の間じゃなかった?」

    玩具屋「来てくれっかなぁ 酒ぐらい買っておこうか……」

    禿客「来る! 心配無ぇ 来れる奴にだけ声かけるし」

    禿客「でもって来いと呼びゃ傀儡使いは応じる奴ばっかだ 保障するぜ」

    太客「折角集まるんだしなぁ! 燃料とツマミもこっちでやっとっからお前は傀儡に集中!」

    玩具屋「おう……ありがと」


    ドリアード「段取りは決まったようね」

    ロボット「じゃあおれ達練習してていいの?」

    玩具屋「うん 派手に壊したりはしないでよね」

    ロボット「分かった!」

    半鳥「じゃあ的当てから始めよっか 吐くのヤだし」

    玩具屋「奴さんに連絡入れてからだけど多分すぐ出来るから 待っててな」

    ドリアード「やっててハーフィ 私はちょっと出てくるわ」

    半鳥「?」

    ドリアード「さっきここ出て何しようとしてたか忘れたのかしら」

    ドリアード「高いのはナシよ サンドイッチでいい?」

    半鳥「具 チキンで」

    ドリアード「それじゃ私はサラダにするわ」

    ロボット「共食い……」




    611: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/29(金) 19:03:01.06 ID:yJsS3QFVO




    約一時間後

    帝都 某所路上
    停車した送迎車脇


    傭兵A「……そりゃどういうこったよォ!」つスキットル

    秘書『ご連絡が遅くなりましたが……成績如何で依頼を継続させていただくという契約です』TELL

    秘書『満足の行く結果が出なかった以上 契約通り、仕事はここまでとなります』

    秘書『キャッシュでとのことでしたので、これも事前にお伝えしました取り決め通り――』

    傭兵A「はあ? ふざけんなよボケ!」ヒック

    傭兵A「こちとらオフシーズンにどーしてもっつーから付き合ってやってんだぞ格安で」

    傭兵A「現に一人倒してんだろ!? まだまだぶっ倒してやぁるっつってんだよ分ッかんねーかなオイなあ?」グイ

    運転手「は はい……確かにネジは一本……」

    傭兵A「  」グビ

    秘書『お聞きしています お見事です』

    秘書『そして二人に負けています 一勝二敗』

    傭兵A「  」ッゴボフ

    秘書『内容にもよりますが……最低ラインを二勝と考えております 白星は大前提』

    秘書『プレーヤーとして一日の長が向こうにあるとはいえ、極めて近い操作系統 用意した傀儡使いの情報』

    秘書『加えて現実の兵器としてあり得ない装備の自由度と 要求に応じて誂えた対戦傀儡 お膳立ては十二分……』

    秘書『戦場に身を置く鎧乗りとして 素人相手に一敗でも喫するようであればその実力に――』

    秘書『我々としては疑問符を付けざるを得ないと こう考えております』

    傭兵A「こ……こ の」ウック

    傭兵A「大体なんでこんな玩具にここまで金かけてんだよダァホ! 頭イカれてんじゃねーのか?」ポイ

    傭A傀儡「   」ガシャ

    傭兵A「魔法の道具までこさえてよォ そんなに潰してぇんならヒットマン雇えや!」つ傀儡探知機

    秘書『連絡事項は以上となりますが 他に不明な点が何かあれば』

    傭兵A「不明な点だらk」

    秘書『無い。ご理解いただき感謝します』

    秘書『それではお疲れ様でした』ブツッ

    傭兵A「ふざけやがってぇぇ!! ウブ」

    運転手「ひっ……」

    傭兵A「おゥろろろろろろろろろろろろろろろろろ」ビチャビチャァ

    運転手「どう考えてもそれのせいだろ」ride car
    運転手「アデュー」ignition

    ブロロロロロロロロ…


    612: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/29(金) 19:05:48.83 ID:yJsS3QFVO


    傭兵A「っひッ ェっく っきしょォー酒さえ無けりゃ だってお前長期休暇ったらこれっきゃねーだろ常識的に考えて」エップ

    傭兵A「仕事場で酒なんざ飲んだら死ぬんだぞぉ いいじゃねーかしくったって死にゃしねーんだからよ……っく」グビグビグビグビ

    リン

    傭兵A「ぶへぁぁぁー……あん?」

    探知機「  」リン リン

    傭兵A「反応……傀儡使いがいる? どこだよ 狩り尽くしたから迎え寄越したんじゃねぇんか」チビ

    傭兵A「(懐中時計みてーな気取ったデザインと装飾 この趣味は悪くねー)」

    探知機「  」リィ…ン

    傭兵A「(鎖に繋がった頭から光の筋が出た 傀儡のドタマに入ってる魔導回路を指してる ……俺ら側以外の)」

    傭兵A「でもってある程度まで近付かねぇと探知光針は出ねぇ……」

    「……」

    傭兵A「別に抜き撃ちショーが見たいってんならいいんだぜぇ見してやっても 傭兵ってなぁいつでも殺し合える」

    傭兵A「そこの角の! オタク野郎! 出てきゃァがれ」


    「…………まぁ……比較的インドア派であるのは否定しないが」

    「面白い物を持ってるじゃあないか 私と 私の友に少しばかり貸してみてはくれないか?」

    傭兵A「アンティー って言えや」

    傭兵A「出てこいっつってんだよ」

    「おっと失礼した」

    ノソ

    外套猫「アンティ~~~~~~~~ オーケー? これで良いかな?」

    外套猫「話が早くて助かるよ さあそれをこっちに渡してくれ」

    傭兵A「勝ったらだ 亜人野郎」


    猫傀儡「  」バッ

    傭A傀儡「  」ジャキ


    猫傀儡の装備(メインは自前の魔法)↓
    傭兵傀儡の装備↓2


    614: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/29(金) 19:56:34.60 ID:ENOWHEXF0
    普通の人型から、バイク形態とジェット機形態にそれぞれ変形可能。変形機能にリソースを取られているので、他にはサブウェポンが3種類。それと隠し玉が一つ

    ※変形機能の欠点として、バイク⇔ジェット間での変形には人型形態を経由する必要あり

    616: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/29(金) 21:09:01.71 ID:IM4BxiVz0
    再安価で良いという事でしたら...

    J氏の傀儡の装備:魔力瞬時浸透純素材フル使用のクリアカラー・NAKED
    今回、J氏が傀儡で使う魔法:虹のオーラ(傀儡の全身を、常に頼もしく包む虹色のオーラ。その正体は、全ての自然属性に対応し、その時
    その時で使いたい属性の魔法への即時変換が可能な、変換待機魔力の塊である。部分的な使用や順次変換しての使用も(J氏基準でなら)容易い)

    624: prayって祈りだったんですね chantが詠唱…… 2017/10/16(月) 01:17:49.75 ID:J7qkp364O


    傭兵傀儡『(スケスケのフレームぅ? しかも素手? お手並み拝見といこうや)』ジャラッ

    猫傀儡『(魔導単車のチェーンか ミニサイズの 流線型の 装甲といい変わった趣味だ)』

    傭兵傀儡『  』chain whip

    猫傀儡『(どれ)』pray BARRIER

    バヂィッ

    傭兵A「(避けねェ 今の一瞬で障壁の類を?)」

    外套猫「(ただ打っただけ? 違うな)」

    外套猫「(様子見)」
    傭兵A「(削る)」グビ

    傭兵傀儡『  』ヒュルッ

    猫傀儡『(仕掛けてくるか)』evade

    傭兵傀儡『(!)』バヂッ

    BOMB

    外套猫「おおっと 叩いたとこが爆発したぞ 故障か」

    傭兵A「心配ご無用」グビグビ

    外套猫「一回目は爆発しなかった」

    傭兵A「サービスぁ終わりだ」ッブヘァ

    傭兵傀儡『(じゃあこっち)』aim SubMachineGun

    パパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパ
    チュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュン

    猫傀儡『(バラ撒いて動かす 止まったとこでチェーン鞭 シンプルだ)』BARRIERRRRRRRRR

    625: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/16(月) 01:21:02.49 ID:J7qkp364O

    傭兵A『(はん)』ヒュオッ

    猫傀儡『(一度受けてみよう)』laminate BARRIER

    傭兵A『(自信過剰だぜ)』バヂィッッ

    バゴォオッ

    猫傀儡『(おっと)』ビリ

    傭兵傀儡『   』whip rush

    BOMBOMBOMBOMBBOMBOMBOMBOMBOMBOMB

    猫傀儡『(おお威力はある)』laminate laminate laminate

    外套猫「いい鞭だな どこの自転車から掻っ払ったんだい」

    傭兵A「無駄口聞いてる暇あんのかァコラ」shooooooooot

    傭兵傀儡『(ァんじゃぁこんなのはどォだよ)』スチャ

    猫傀儡『(紙で巻かれた筒状の物体 傀儡が持ってると葉巻に見えるが)』set LAMINATED BARRIER

    傭兵傀儡『  』ポイ

    シュボッ

    猫傀儡『(魔導信管ね)』pray PILLBOX(トーチカ)


    KA-BOOOOOOOooooooooooM


    傭兵傀儡『(煙いわ やっぱ配合ミスってんなこれ爆薬)』RDY SMG

    ICE JAVELIN

    傭兵傀儡『  』パパパパパパパパパパパパパパパパ

    バキィィン パラパラ…

    氷柱「  」more

    傭兵傀儡『  』explode chain whip

    ヒュァッッッ
    ボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボン…

    傭兵A「ツララごと晴らしてみりゃーァんだよ バリアの垣盾?」グビリグビリ

    外套猫「目眩ましを貰ったのだがなぁ 全部打ち落としたか」off BARRIER

    外套猫「銃はともかく鞭で 確かな腕だ 腐っても傭兵……」

    傭兵A「あ……?」ピク

    外套猫「いや お見事……やってるところ邪魔してすまなかった」

    外套猫「それが欲しかったが諦めるとしよう 良ければ、改めてもっと美味しいのを一杯――」

    パパパパパパパパパパパパパパパパ

    626: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/16(月) 01:24:25.73 ID:J7qkp364O

    猫傀儡『  』BARRIER

    外套猫「そうか アンティルールはパーツのやり取りだったかな 他のじゃなしに」

    傭兵A「誰が腐った傭兵だって??」

    外套猫「そこまでは言っていない」

    外套猫「少し飲み過ぎているようだよ 今日はもう帰ったらどうだ、足代を出そうか」

    傭兵A「ふざぁけろ てめぇも俺もまだ挨拶すら終ってねェだろが」ヒック

    外套猫「こんにちは」

    傭兵A「ネジ寄越せや! そんで探知機が○△□×!!」呂律

    外套猫「もうすぐこんばんはだからか?」

    傭兵A「ネジを貰ってさようならァだァな」

    猫傀儡『(……軽くあしらって済ますとするか)』

    傭兵A「どォいつもこいつも ちっと遊びが上手くいかねェかったってだけで寄って集りやぁがって」

    傭兵A「そうだ 俺は負けたァ! 負けたよ!!」

    傭兵傀儡『  』ガシャ

    傭兵A「二回も負けたァ! だぁがストレートに……」
    傭兵A「スト ストぅップ」
    傭兵A「だからストレートに……直線の方じゃなくて……ストレートの ストレートの!」
    傭兵A「ストレート! ストレートに! ストレート! に! ……の! に? ストレート"に"ィでいいのか "の"ォか?」

    外套猫「……ストレートに負けたんじゃない?」

    傭兵A「そう言ってんだろ!!!!! ふざけんなよ!!!!!」グビ

    外套猫「飲みすぎだよ ミスター……」sigh

    傭兵A「ミスってねえッッ!!」manipulate

    外套猫「ああーもう――」

    傭兵傀儡『  』TRANSFORM

    猫傀儡『(?)』

    傭兵A「酔っぱらいにこんな細かな魔力操作ができるか?」

    ガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャ

    外套猫「(! 傀儡の装甲が……展開 変型 変性して)」

    外套猫「(人型をやめたフレームに合わせ これは……)」


    単車型傭兵傀儡『   』FORM CHANGE


    627: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/16(月) 01:27:24.43 ID:J7qkp364O


    外套猫「ハンドル部分から腕が生えてるが 魔導二輪か……? そんなフレームまで出ていたのか」

    外套猫「装甲がカウルとタイヤに あのチェーンはそもそも本当に魔導単車のチェーンだったと」

    傭兵A「分かっただろ俺は酔っぱらっちゃぁァぁいねェ 負けたのは酒のせいだ!」

    外套猫「支離滅裂だぞ……」

    外套猫「……しかし 確かに言うだけの実力があるというのは最初で分かった いい塩梅に暖まったところで――」

    外套猫「それなりの余興にはそれなりの作法で応じさせてもらおうじゃあないか」pray Detune TACTICAL-CLASS MAGIC


    "Magic Power of VIBGYOR"


    猫傀儡『  』コォォォオオオオオオオオ

    傭兵傀儡『(妙な魔力の練り方しゃァがるが)』ドルルルゥン ドルルルゥン ドォゥォルルルルルル

    傭兵傀儡『(やらせっと思うのかぁタコ)』ドゥォォロロロロロロロルルルルルルルルルルrrrrrrrrrrrrrrrrrr

    628: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/16(月) 01:31:50.03 ID:J7qkp364O

    猫傀儡『(展開)』ォッ

    カッ――

    傭兵傀儡『(虹色の目眩まし?? 轢き潰しちまえ)』ギャルルルルルララララララララ

    猫傀儡『(野蛮な ゴムタイヤでない以上最悪の乗り心地と威力だろう)」

    猫傀儡「(さて こいつをこれだけ小さく使うのは初めてだな)』
    猫傀儡『(加減、加減が大事だ……小指の先程のイメージでいい……)』pray FISSURE mini

    ピシッ…

    傭兵傀儡『(石タイルにヒビ?)』run oveeeeeeeeerrrrrrrrrr

    虹魔力「■■■■■■■■■■」magic boost

    外套猫「(さてどこまで増幅される?)」

    傭兵傀儡『  』ギャルルルルルr

    ビキ ビシ

    ズボッ

    傭兵傀儡『(? 脆くッ――)』ガクン

    ビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシ

    傭兵傀儡『(割った? 軟化させた? 土でもねーのに大して無ェ傀儡の重量で陥没させたとァな)』ウォン ウォオン

    外套傀儡『  』pray STONE EDGE

    傭兵傀儡『(破片か 単車なんざ足取りゃスクラップってェ? お上手お上手)』ウォォォォオォオオオ

    傭兵傀儡『(専売特許と思うなよ)』pray MAGITEK CEMENT

    ドバァッ

    猫傀儡『(黒い液体? 粘土っぽい 通された魔力で奴の足元と周囲に)』

    傭兵傀儡『  』HARDENED

    即席路面「   」舗装
    即席壁「   」guard

    ズガガガガッ

    猫傀儡『(阻まれたか 本当に当たらない技だ)』

    傭兵A「やっぱ走るなら道路じゃねェとなぁーァ! あン? チッ……」グb…

    傭兵傀儡『  』ウォウォウォウォギィャギギギギギギrrrrrrrルルルルルルルルルロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ

    傭兵A「とっとと終わりにすんぞコラ」empty

    外套猫「そうしようと言っているのだがね」


    638: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/14(火) 01:01:15.44 ID:APwTEWFMO

    傭兵A「行けや!!!」CEMENT WAVE

    傭兵傀儡『  』ドバァアッ

    ビキビキビキビキ

    猫傀儡『(奔流を宙に走らせた 空気に触れる側から異常な速さで効果する高粘度のドロドロ)』pray IRON JAVELIN BARRAGE

    猫傀儡『(魔導セメント? 類する物の精製、それに魔力を通し操作できるようにしてある 土木魔法の戦闘用アレンジなんて聞いたことないぞ)』バシュバシュバシュバシュバシュバシュバシュバシュ

    猫傀儡『(ならこれでどうだい)』and ACID

    傭兵傀儡『!』guard

    ドュルルルルルルル

    傭兵傀儡『(鉄の棘は流体のセメントで"掴んで"固めちまえばいい そォだでもって)』catch javelin

    バシャ ジュァァアアァアアア

    猫傀儡『    』JAVELIN JAVELIN JAVELIN JAVELIN
    虹魔力「■■■■」JAVELIIIIIIIIIIIIIN

    ズドドドドドドドドドドドドドドド

    傭兵傀儡『(固まったセメントを強え酸で脆クソんしたとこに第二射)』throw DYNAMITE

    傭兵傀儡『(小賢しい バケ学のお授業やってんじゃねンだよ)』pray POWDER INCREASE

    639: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/14(火) 01:06:25.97 ID:APwTEWFMO

    ズドドドドドドドドドドドドドドド

    バキャァン

    猫傀儡『(抜いた)』バシュバシュバシュバシュ

    傭兵傀儡『(抜いたな)』click!

    虹魔力「■■」ォォ
    外套猫「!」

    バグオオォォォォオォオオオオオオオォオォォォォォォォォォンンン

    猫傀儡『(さっきのと爆轟の嵩が違う! 間に合うか)』pray BARRIER quick

    ッドオオォォオオォオオオオォオオオオオッッ
    ガン バシィ ドゴ ガァン

    猫傀儡『(硬セメントの破片と投射した鋼槍が吹き戻ってくる――!)』ビシ

    虹魔力「■■■■■」llllaaaammmmiiiinnnnaaaatttteeee

    ギャロロロロロロロロロロロロロロロロロ

    猫傀儡『(!)』

    傭兵傀儡『(あの継ぎ足しの速さ 何かで補助してる、虹モヤに魔法唱えさせてんだなァ)』空中舗装

    猫傀儡『(障壁展開 逐次積層)』バキバキベキベキ

    傭兵傀儡『(やってみろや)』WHEELIE GRIND


    ドギャギャギャギャギャギャギャギャギャギギギギギギギギギギギギギgggggggggggggggg

    640: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/14(火) 01:12:51.08 ID:APwTEWFMO

    外套猫「折角宙にまで舗装したのに落ちてしまうぞ」

    傭兵A「動かしてんのァ前輪だけだぁ このまま削り壊してやってもいいんだぜ」

    外套猫「他のアプローチに変えてくれないか」

    傭兵A「いいぜェ 爆発的にな」

    傭兵傀儡『   』Explode Chain active

    ィィン

    猫傀儡『(チェーンからタイヤに 光が這って――)』

    BOMBOMBOMBOMBOMBOMBOMBOMBBOMBOMBOMBOMBOMBOMB

    虹魔力「■■■■■■」l a m i n a t e

    猫傀儡『(タイヤが爆発――違う削る度に表面で炸裂させているんだ これは付呪だな 爆破の魔法……)』バギンバギンバギンバギン

    猫傀儡『(爆薬仕込みのディスクグラインダーといった趣か 玩具でやる技か?)』order continue laminate

    猫傀儡『(張り合うのは分が悪い)』escape

    バギャァアアン

    傭兵傀儡『(邪魔は退けた 次は本体)』ドロァァァ

    猫傀儡『  』pray LIGHTNING

    ビシャァアッ

    傭兵傀儡『    』ガクッ

    猫傀儡『(ただの電撃だが 効くか?)』order rapid

    虹魔力「■■■■■」ビシャァビシャアビシャァビシャア

    傭兵傀儡『(痛ェ痛ぇ痛ェ 痺れるだろオぉイ!)』pray REBAR

    ビシャァアッ
    ザクッ ガシィ
    ビシャアビシャァビシャア

    傭兵傀儡『(よし逃がせた! クソネコウィザードが)』pray REBAR SPEAR

    猫傀儡『(足場から鉄筋の槍 先に精製したやつは握ってアースにしたと)』ヒュン

    641: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/14(火) 01:16:59.56 ID:APwTEWFMO

    傭兵傀儡『(さっきのお返しだァおら)』barrage ENCHANT REBAR

    ヒュバババババババババ

    猫傀儡『(建材を飛ばすなよ ……単調な弾幕だが鉄筋が妙だ)』ヒュン ヒュヒュン

    傭兵傀儡『  』click!

    飛鉄筋「   」ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ

    猫傀儡『(そら見ろ 炸裂で鉄筋の軌道が変わった!)』evade

    傭兵傀儡『(いいや避けきれねェよオ)』ヒュバババババババババ

    ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ

    猫傀儡『(車輪に伸びてたあの光だ あれは一種のルーンだな)』order BARRIER laminate

    猫傀儡『(書き込んでおいた爆破の魔法を都度打突箇所に付呪してるんだ それで魔法発動の気配が無くおまけに速い、魔法陣を判子でばんばか押してるようなものだ)』チラ

    傭兵A「逃げても当たんまで炸薬でブッ飛ばすんだよ! おらどォしたオカワリ行くぞオラ!!」つ二本目

    猫傀儡『(触媒はローラチェーンかな コマのプレートに簡素な文字と紋様を施せばいい)』order support

    猫傀儡『(それで叩けば直接爆破出来る ルーンの出所といい間違いないだろう)』RUNE HACK

    ィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ

    642: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/14(火) 01:20:38.71 ID:APwTEWFMO

    虹魔力「■■■■■■」pray SHOCK-WAVE REACTIVE BARRIER

    傭兵傀儡『(! バリアのタイプが変わった)』shotshotshot

    ズガガ

    ズァッッッッッッッッ

    傭兵傀儡『(衝撃波ァ? 撃ち落としたって幾らでも撃ち足すぞァ)』ババババババババババババババババ

    猫傀儡『(取っ掛かりは蹴散らした鉄筋だ 実際にはこの距離だし 魔力で付呪から術者を辿ればすぐに――)』ィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ

    傭兵傀儡『(さァぁて次は先っぽに強めの爆破魔法仕込むかァ?)』
    傭兵傀儡『(時間ありゃあんなクソバリアぁダイナマイトくくり付けて火薬増強かけりゃ一発なのによォ……)』enchant failed

    傭兵傀儡『(……は?)』ピク

    ギシィッ

    傭兵傀儡『(魔力の通りが悪い こいつァ……)』ギ ギ


    傭兵A「おい てめぇ……」

    外套猫「使い易そうないいルーンだ」

    外套猫「速度優先の書式だとどうしても制御が簡素になってしまうよな こんなのは想定しないから」

    傭兵A「武器操作にルーン経由で魔力流して横槍入れやァったのか!」

    643: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/14(火) 01:25:48.97 ID:APwTEWFMO

    傭兵A「ざけんな どうやったデミ野郎! クソ 魔力がごっちゃンなってて操作系まで つーか」

    傭兵A「他人の魔力が通ってるとこに相乗りして弄んな! 魔力が混線したらどうなるか分かってンだろうが!!」

    外套猫「無論だとも 溶血の魔力版が起こり苦しみのたうち回って放置すると死に至る」

    外套猫「血液型のように気の利いたものは無いから 魔素化されていない生の魔力同士なら例外は無い」

    傭兵A「てめぇと心中なんざゴメンだァ」グビグビグビグビ

    外套猫「気が合うなぁミスター私もだよ」

    外套猫「自尊心にかけてそんなミスはしないから安心して続きをしよう ご自慢のが――」

    外套猫「まだ動けばだが」

    猫傀儡『(そーれ)』exploding

    傭兵傀儡『(バカ やめr)』cLiCK!


    ドグォォン
    ドオン ドガオオォォォン

    傭兵傀儡『(ヤベェ 野郎チェーンにデタラメに魔力食わせて)』
    傭兵傀儡『(暴走させ ぐッふァガォオオオン バグオォン ドゴォォォオン ドオオン

    ゴァオォオン バゴォン ドオォン ガグオォオオン ドォオオオオオン ドグォォオオオォォォォオオオオォォォォオオオオォオォオォオォオオォオオオオオン


    652: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/08(金) 00:21:25.99 ID:J/5IfRvJO


    外套猫「やったか?」

    傭兵A「あ゛ー……クソ 痛ってェ」ゴク

    外套猫「問診をしよう」

    傭兵A「痛ぇのは頭 十段階で三」

    傭兵傀儡『   』ムクリ

    傭兵A「そいつも……ああ……二ぃ 一 消えたァ 飲んだら消えたぁ十でゼロだァゼロ」ゴグゴグ

    外套猫「二本目かい」

    傭兵A「ラム酒 さっきのはジャガイモの――」グビグビ

    傭兵A「ぶへぁ やつよォ んだコラやらねーぞボケ ボケー デミ野郎 あァーン!!!?」ヒック

    外套猫「チャンポンは悪酔いするぞ」

    猫傀儡『(傀儡から弾かれていない 頭部へのダメージが足りなかった証拠だ)』cast CHAIN LIGHTNING

    傭兵傀儡『(うォッと)』cast ROD REBAR

    ッッピシャァアアアアンン

    傭兵傀儡『(避雷針間に合ったから良いが当たったとこから連鎖すんのかあれ 撒いとこ)』ビシュビシュビシュビシュ

    ドスドスドスドスドスドスドスドス

    猫傀儡『(まあ使うのなら本体が対爆仕様になっていて不思議はない)』
    猫傀儡『(不思議はないがなんといい加減な玩具だ このサイズでどういう理屈?)』cast SHOCK WAVE

    傭兵傀儡『(で衝撃波が掃除しにくッから相殺)』click!

    バゴン ボゴン ドゴォン

    傭兵傀儡『(全部に発破ルーン仕込んでたら二の舞だァんな 辿られねェ程度に間隔置いて撃ちゃあいい筈だ)』

    シュウウウゥゥゥ……

    猫傀儡『(投射された一帯が仕込み鉄筋で鉄の草原になった)』
    猫傀儡『(それに爆煙がやたら濃い上しつこく立ち込める 煙幕か?)』

    猫傀儡『(衝撃波拒否の度に何本かを起爆させていくのだからゴリ押しは難しくない だが)』

    猫傀儡『(そんな効率悪い癖に後手に回るのが分かりきっている手を打つことはしないだろう)』ピク

    ギャロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ

    653: pray→cast 2017/12/08(金) 00:25:16.32 ID:J/5IfRvJO

    猫傀儡『(来た また空中回廊で突撃か?)』cast BARRIER

    パパパパパパパパパパパパパパパパパパパパ

    猫傀儡『(効か――ん?)』

    虹魔力「■■■■■■」BARRIER GUARD

    ベチャベチャバチャベチャバチャバチャバチャベチャ

    傭兵傀儡『(気付きやァったな)』パパパパパパパパパパパパパパパ

    猫傀儡『(今度は生セメントを弾丸に 目潰しと機動力を削ぎにかかるか)』cast ACID SHOT

    傭兵傀儡『(同じ手ぇ食うかよ)』manipulate

    バチュンバチュンバチュンバチュンバチュンバチュンバチュンバチュン
    ベシャベシャベシャシャ

    猫傀儡『(セメント弾が強酸を避け たのではなく破裂したのか、飛沫がまたバリアに……不味いな)』ズシ

    傭兵A「降りる時間だぜ」グビ

    外套猫「降ろすの間違いだろう」

    傭兵A「分かってるじゃねェえか」

    ドロロロロロロロロロロロロロロロ

    猫傀儡『(セメントが蠢きだした バリアを"掴んで"中の私ごと地面に引き摺り落とす気だ……)』グググググググ

    傭兵傀儡『(バリア消してもいいんたぜ? そっちのが楽んなる)』cement grip

    654: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/08(金) 00:29:26.45 ID:J/5IfRvJO

    猫傀儡『(解除すればセメントから逃げられるが当然一瞬丸腰になる 制圧射撃下では論外)』faaaaaaall

    ギャギャギャギャ ロロロロロロロロロロロロロ
    パパパパパパパパパパ
    ベシャベシャベシャベシャベシャベシャベシャベシャ

    猫傀儡『(傀儡視点からではもうセメントでバリアの外が見えん まだ塗り足りないのかいモルタリングめ)』blind FIRE BALL

    傭兵傀儡『(却下!)』CementCatch and CRUSH

    グシュ バボォン

    外套猫「(片目だけ戻して見たら私の傀儡が泥団子みたいじゃないか)」

    外套猫「(ファイアボールはセメントに握り潰されたな……傀儡出力の飛行魔法だけでは重くなってきた やむを得まい)」landing

    傭兵傀儡『(降りたなァ)』ギギギギャギャギャギャギャギャ

    猫傀儡『(また爆削する気か)』barrier laminate

    傭兵傀儡『(バリアうぜェ 一層一層は大したこたねぇが重ねる数と速さで本職並みのしぶとさだァぁ)』catch REBAR

    傭兵傀儡『(一気にブチ抜かねぇとダメだな 加速の勢いとコイツで!)』enchant

    猫傀儡『(拾った鉄筋に爆破付呪……!)』deforme BARRIER

    傭兵傀儡『(そォら!!)』CHAAAAAAAAAAAAAAAAAARGE

    ガシュ ドグォアアァアン

    猫傀儡『(うおッ)』ビリビリビリ

    655: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/08(金) 00:34:00.90 ID:J/5IfRvJO

    傭兵傀儡『(バリアの球形で滑った? 突いた時セメント退けたのダメだったか)』ギャギャギャギャギャルルルルルルルルルルル

    傭兵傀儡『(グチャグチャの早贄ンしてやんよォ)』reload H.E.A.T.REBAR

    猫傀儡『(……鉄筋畑をなんとかすべきだったか 要するにあれは魔導対戦車槍だ、ゲリラの武器まで……)』

    猫傀儡『(擦れ違いざま動けない私に刺し 離脱しながら次を拾って 槍を爆装でまたズドン、を繰り返そうというんだ)』cast BARRIER

    傭兵傀儡『(二本同時ィ!)』double stab

    ズdドァァァァァアァアアアアン

    虹魔力「■■■■■■■■■■■■■■■」Reception magic power

    傭兵傀儡『(今度のは刺さり過ぎ こいつ……)』ギャルルルルルルルルルルルルルルルル

    猫傀儡『(対策は軍用装甲と同じだな バリア層を中空構造へ作り替えればいい)』

    猫傀儡『(もっと器用ならばもう少しスマートにいけるのだろうがね)』laminate laminate laminate

    ッッズドァァアアァアアアン
    ッドゴォォオオオン
    ッッツッガァァアアアァアァアン

    傭兵傀儡『(……続けて三発だが手応えが無ェ)』ギャルルルギャルルルルルルルルルルルルルルルルルル

    傭兵傀儡『(これも結界一丁で捌き切りやがったのかよ ただのヲタクじゃねぇのかボケコラ)』HUMAN MODE

    656: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/08(金) 00:37:09.64 ID:J/5IfRvJO

    猫傀儡『(切り替えたか こっちはそろそろ――)』ビシ ボロ

    猫傀儡『(よし、セメントが剥がれきった 飛べるぞ)』フワ…

    傭兵傀儡『(逃がすか)』grip REBAR
    傭兵傀儡『(よォ!)』CEMENT HAMMER

    猫傀儡『(おおう)』

    傭兵傀儡『(ブッ飛べ!)』ブォンッ

    ゴッッッッッ

    猫傀儡『(ピンボールかな)』BoundBoundBound

    ガッ ゴッ ガゴッ ガッシャァアッッ

    猫傀儡『(……酔う)』ムク
    猫傀儡『(歩道のポールにぶつかったのか)』BARRIER RECOVERY

    傭兵傀儡『(インパクトに爆破合わせてもやっぱ割れねェ どォしたもんかね)』

    猫傀儡『(ああヘコんでしまっている 寂れていても一応公道なのだな)』

    猫傀儡『(公道なのだがまあ寂れているしいいか)』

    猫傀儡『(言い訳きかない器物破損は久しぶりだなあ)』ピッ

    虹魔力「■■■■■■■■■■■■」ォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ

    ボ   ゴ

    傭兵傀儡『(さっきのヒビがさらに広がりやがった また陥没するか?)』CEMENT ROAD

    ビシビシビシビシビシビシビシビシ

    657: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/08(金) 00:39:52.08 ID:J/5IfRvJO

    猫傀儡『(待機魔力に任せきりでも早く済んだ 耕していたのも良かった)』

    猫傀儡『(さァ 気付けの時間だぞミスター……)』cast LAVA


    ボコボコボコボコボゴボゴボゴボゴボゴボボゴボボボボボゴボコボコボコボコボゴボゴボゴボゴボゴボボゴボボボボボゴ


    傭兵傀儡『(ああ? ンだこれ)』ズボ ジュッッッ
    傭兵傀儡『(っッづぁァアあッぢィぃ ヒビからマグマだとォ?!)』Booster ON

    傭兵傀儡『(蓋ァ!)』cast CEMENT

    猫傀儡『(噴火ァ)』ERUPT

    ッドォォン ボゴァアアアン

    傭兵傀儡『(ぬぉおァぐッ)』ジュュュゥゥウウウウゥゥウウウッ

    猫傀儡『(にゃふふ 汚い花火だ)』cast MINI PROMINENCE DRAGON

    ゴボ ゴボポポ
    ゴボッ

    紅炎小竜「   」ゴァァアアアアアア

    658: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/08(金) 00:42:36.30 ID:J/5IfRvJO

    傭兵傀儡『(ンだこいつァ……)』パパパパパパパパパパ

    紅炎小竜「」hit

    ゴォォオオオォオオオオォオォオォオオオッッ

    紅炎微竜s「「「   」」」split

    傭兵傀儡『(増 ッぁあァーもう面倒臭え)』cast HIGH EXPLOSIVE POWDER

    猫傀儡『(炎の竜ではない 竜型で炎っぽい性質を持たされた灼熱する攻性魔力だ 実体など無い)』

    猫傀儡『(魔力を喰らって燃え続けるぞ 燃料になるがいいボンバーライd)』

    ズ ド ゴ ォ ン

    傭兵傀儡『(はッ 粉塵爆薬相手じゃ虚仮威しだったな)』シュゥゥゥ

    猫傀儡『(聴覚が)』キィー……
    猫傀儡『(消された? また爆薬 まだ強いヤツがあったか)』……ーン

    傭兵傀儡『    』Boooooooooooost

    659: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/08(金) 00:44:21.46 ID:J/5IfRvJO

    猫傀儡『(心の中とはいえ説明した矢先にあっさり破るのやめてくれる?)』ERUPT ERUPT ERUPT ERUPT

    傭兵傀儡『(下はボコボコ しかも大火事 刺しときまくった鉄筋溶けて全滅)』Boost evade

    傭兵傀儡『(あれじゃ上から打てねえし溶けんよな)』Booooooooooost evade

    傭兵傀儡『(……しゃぁねェ)』パパパパパパパパパパパパパパパパパパパパ

    猫傀儡『(これでホイールは使えまい バリアブルSMGとスレッジハンマーでは時間の問題だ)』cast BARRIER
    猫傀儡『(が、)』ガンゴンバギンガィンチュインチュィンチュィンチュイン

    猫傀儡『(人型の時も単車の時もデッドウェイトになっているパーツが見受けられる)』cast M.P.DRAGON PACK

    猫傀儡『(よもや飾りではないだろう 奴はまだ変形を残している……)』

    660: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/08(金) 00:47:18.75 ID:J/5IfRvJO


    傭兵A「ったくよォ こいつァ使いたくなかったんだがな」ヒック

    外套猫「別に構わないよ」

    傭兵A「まあ付き合えや で負けろ 置いてけ」

    外套猫「何を」

    傭兵A「てめえの傀ぅ儡だオラ 絶対ェ高えだろその透明人間」

    傭兵A「酒代ンなって貰うぜ」


    紅炎小竜s「「「   」」」ゴゴォォォオオオオ

    傭兵傀儡『(分裂すんやつ何匹も出しやがって はン だが逃げんのは丁度いい)』ギュォォォオオオオオオオオ

    傭兵傀儡『(滑走路無しならこォして加速するしかねぇしなァ)』TRANSFORM

    ガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャ

    猫傀儡『(全体の流線形が噛み合っていく ホイールと それからカウルに化けた時は厚みを出しに前面集中だったが)』

    ガシャン カシン

    猫傀儡『(重量を分散しつつ ブーメランのような形状? これは……)』


    全翼機型傭兵傀儡『   』FORM CHANGE


    猫傀儡『(純粋な機械技術に優れた北方の連邦ではモノになっていると聞く……)』

    外套猫「飛行機か 時代は魔導揚力に乗る羽ばたきと浮遊魔法だが? 噴進機ではなく」

    傭兵A「故郷(くに)のご自慢でなぁァ ゥェック 腰抜かすぜぇ」グビグビ

    外套猫「ふふん?」

    665: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/19(火) 18:01:16.77 ID:3/ZgGAnr0

    申し訳ありませんが、ここで打ち切りとさせていただきます
    多忙に因む活力の払底が理由となります 疲れた

    以前にも書いた通りこのSSのキャラは好きですのでまた書きたいと考えてます
    考えてますが今回はここまで

    666: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/19(火) 18:03:54.01 ID:3/ZgGAnr0

    死蔵は嫌なので
    今章のこの後の筋書きと諸々だけ書き出します


    J「勝った。探知機貰った」
    術師「おkそいつで人狩り行こうぜ スライムちゃんが大会あるって聞いてきたで」
    術師「(返すもんも返して貰えるかも)」

    御曹司「開戦じゃあああああ」
    玩具屋「劣勢じゃあああああ人質に取ってた連中兵隊にしてぶつけてくるとかマジキチ」
    客達「でもフツーにおもろいわイェー」
    ロボット「回路二つに複座でタンデムサーキットじゃあああああ」
    客達「ぐわああああああああ強い」
    半鳥「あの傭兵共がおらんやんけ どこいった?」
    ドリアード「こっち置いといてそっち探そか」
    半鳥「せやな」
    半狼「しめしめ」
    術師「レーダーに反応あるやん?」

    傭兵共「これが玩具屋勢のリストな これに載ってないのに傀儡持ってる奴が裏社会組だブッ飛ばす」
    悪い人達「これが玩具屋勢のリストな これに載ってないのに傀儡持ってる奴が傭兵組だブッ飛ばす」
    半鳥「あっ傭兵じゃねあれ」←載ってない
    ロボット「マジか」←載ってない
    ドリアード「っしゃオラァ」←載ってない
    傭兵共「おっ 社会の屑ゥー!」ズバババ
    悪い人達「おっ 企業の犬ゥー!」ズドドド
    半鳥「あばばばばばばばばばばばばばば」
    ロボット「あばばばばばばばばばばばばばば」
    ドリアード「あばばばばばばばばばばばばばば」

    赤いの「しゃーないわね」助太刀
    悪い人達「あばばばばばばばばばばばばばば」retire
    半鳥「助かったわ」
    半狼「何してんだてめーらみっともねえ」不意打ち
    傭兵共「あばばばばばばばばばばばばばば」retire
    半鳥「強え」
    半狼「一般組から辻斬りでボルト奪いまくった 数で行きゃここで終わりだ」
    赤いの「じゃあサービス終了ですわね」共闘終了
    半鳥「マジかよ」
    ドリアード「今じゃ シンクロ率を400%に!」
    半鳥&ロボット「いいですとも!」ズギャァーz_ン
    赤いの「やるやんけ」retire
    半狼「クソが 覚えてろ」←ライバルキャラテコ入れ
    赤いの「うちの会社入らん?」
    ロボット「やだ」

    668: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/19(火) 18:07:29.71 ID:3/ZgGAnr0

    半鳥「勝った傀儡編完ッ!」
    玩具屋「聞いたよ常連組ボロボロだってさ けど良かったー」
    玩具屋「ひいふうみい ちょ待って数足りないんだけど」
    術師「だろうな」
    J「だろうな」
    半鳥「なんだと」
    術師「デミ狼の余りは私達がおいしくいただいた ボルトはやるよお店続けたげて」
    玩具屋「thx」
    術師「その代わり私達とその傀儡賭けて戦え じゃなきゃお店向こうに売り渡す」
    ロボット「やってやんよ」

    半鳥「おらああああああああああああああ」
    ドリアード「おらああああああああああああああ」
    術師「ふむ」←ツルハシ+ハコメガネ装備傀儡&羅刹女召喚
    J「ふむ」
    ロボット「負けた……」
    術師「あばよ」GET
    半鳥「教授死ねマジ死ね」


    術師「お前は孤児院にいた頃のプレゼントでな」
    ロボット「なんとなく分かってたよ」
    術師「上手くなりたかったから自分に部分魂魄かけて魂の欠片をお前に入れてたんだ だからスムーズに操作できた」
    術師「魂の欠片が熟したゴーストがお前だ 子供の頃だから自分のものに名前書くだろ?」
    術師「進化したんだか知らんが人の名前で遊びやがって」"H"yper "U"ltimate "G"alaxy "H"unter
    ロボット「おれの性格は小さい頃のあんたか」
    術師「色々あって発狂した馬鹿親が捨てやがったから回収間に合わんかった 今こそ返してもらうぞ」ギューン
    ロボット「ぬわーーーーっっ」

    ロボット「あれ戻ったの?」
    術師「マジか 当時と今とで精神が変容しすぎて取り込めねぇ マジか」
    ロボット「えーと」
    術師「いいよもうどっか行けよお前」
    ロボット「アッハイ」

    ロボット「これからどーしよ」
    ロボット「ヤバい魔力無くなってきた死ぬ」
    赤いの「よう うちの会社入らん?」回復
    ロボット「ありがとう入る」

    669: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/19(火) 18:08:25.66 ID:3/ZgGAnr0


    玩具屋「色々あったけど業務提携することんなったわ」
    御曹司「街の修繕費はまあ宣伝費だと思えば メディアミックスで飛ばすぜ」
    半鳥「うん」
    玩具屋「なんかやーさんも大人しくなったしホントありがとね」
    半鳥「うん……」

    半鳥「どこやった?」
    術師「どっか行った 探すなってさ」
    半鳥「教授最悪だわ性病で死ね」
    術師「なんか手紙来てるぞ」はい
    ロボット『あいつんとこで傭兵やってます ゴーストコンビだぜ』
    術師「マジか」
    半鳥「なんだよそうならそうって言えよ男のツンデレはキモいだけだぞ良かったー」
    術師「うんええはいまあ男同士ですからうん自分の口から言った方がいいかと思って」
    半鳥「でもいいとこまで行ったっしょ私」
    術師「調子乗んなよアホ」

    END

    670: ◆1qS/J7BvDg 2017/12/19(火) 18:09:59.02 ID:3/ZgGAnr0
    読んで下さった方々と安価を取って下さった方々に感謝と お詫びを

    引用元: 召喚術師「安価で修業する」

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    コメント

    1. 以下、SS宝庫がry-

      まじか
      残念だが仕方ないか
    2. 以下、SS宝庫がry-

      ここまで書ける人は珍しい。終わりかたは残念だけど話の作り方はとても素敵でした。
      でも、一番びっくりしてるのは、スレが荒らされてなかった点かな。(本スレみてないから詳しくは知らないけど)
      こんだけ長期に書いてたら荒らされる事が沢山あったけどそれがなかったみたいでよかった。
      次もまたこんな魅力的なキャラクターが居るお話を楽しみにしてます♪
      お疲れさまでした(´ω`)
    3. 以下、SS宝庫がry-

      面白かった
      いつかまた読める日が来るといいなあ
    4. 以下、SS宝庫がry-

      また書き始めたみたいだな。
      終わるのかこれ、そんな安価取って風呂敷畳めるのかよ……?

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