THE 3名様~希パワー注入~
2020-06-30
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/02(金) 00:33:24.71 ID:0lDfYHT40
ー登場人物ー
高坂穂乃果…μ’sのリーダー。意外と優柔不断。
星空凛…ラーメン大好き。意外と鋭い。
東條希…焼肉大好き。意外とイジられる。
絢瀬絵里…チョコレートが大好き。意外とかしこい。
園田海未…特訓大好き。意外と天然。
南ことり…穂乃果の幼馴染。チーズケーキが好き。
小泉花陽…お米が大好き。意外と勇気がある。
矢澤にこ…アイドルが大好き。意外と部長。
西木野真姫…トマトが大好き。意外とチョロくない。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1496331204
高坂穂乃果…μ’sのリーダー。意外と優柔不断。
星空凛…ラーメン大好き。意外と鋭い。
東條希…焼肉大好き。意外とイジられる。
絢瀬絵里…チョコレートが大好き。意外とかしこい。
園田海未…特訓大好き。意外と天然。
南ことり…穂乃果の幼馴染。チーズケーキが好き。
小泉花陽…お米が大好き。意外と勇気がある。
矢澤にこ…アイドルが大好き。意外と部長。
西木野真姫…トマトが大好き。意外とチョロくない。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1496331204
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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/02(金) 00:34:48.52 ID:0lDfYHT40
「たこやき」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/02(金) 00:38:58.57 ID:0lDfYHT40
穂乃果「ん~…ねえ?」
希「どしたん?」
穂乃果「今日はさ、たこ焼きにしない?みんなで割り勘でさ」
凛「え?凛はラーメンで大丈夫です」
穂乃果「いやぁ、食べ過ぎると太るよ?」
希「ウチは別にええけど…」
穂乃果「本当?」
希「お小遣いないんやろ?」
穂乃果「え?いやぁ…まあね」
希「仕方ないなぁ」
希「どしたん?」
穂乃果「今日はさ、たこ焼きにしない?みんなで割り勘でさ」
凛「え?凛はラーメンで大丈夫です」
穂乃果「いやぁ、食べ過ぎると太るよ?」
希「ウチは別にええけど…」
穂乃果「本当?」
希「お小遣いないんやろ?」
穂乃果「え?いやぁ…まあね」
希「仕方ないなぁ」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/02(金) 00:43:42.19 ID:0lDfYHT40
穂乃果「じゃあ、たこ焼きね」
凛「たこ焼きなんて頼むと希ちゃんこだわるよ?関西人だからこだわりが」
希「いや、ウチ関西人ちゃうし」
凛「それは知ってるにゃ~」
希「じゃあなんで言ったん?」
凛「…」
希「え?急に無視?」
穂乃果「穂乃果思ったんだけどさ」
希「え?どしたん?今度は何?」
凛「たこ焼きなんて頼むと希ちゃんこだわるよ?関西人だからこだわりが」
希「いや、ウチ関西人ちゃうし」
凛「それは知ってるにゃ~」
希「じゃあなんで言ったん?」
凛「…」
希「え?急に無視?」
穂乃果「穂乃果思ったんだけどさ」
希「え?どしたん?今度は何?」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/02(金) 00:48:42.96 ID:0lDfYHT40
穂乃果「たこ焼きの中身ってなんでタコなのかな?」
希「いや、たこ焼きだからやろ?」
凛「穂乃果ちゃんいつにも増してお馬鹿だよ?」
穂乃果「いや、穂乃果が言いたいのは中身をタコにする必要があったのかって事!」
希「いや、たこ焼きなんやからタコじゃなきゃあかんやん」
穂乃果「あー、もう。前提が違う。穂乃果の言いたい事全然伝わってない」
希「うん。だって意味わからんもん」
凛「今の所、ただただ穂乃果ちゃんって可哀想だなって思うだけだよ?」
穂乃果「いや、なんでさ?意味わからない」
希「それはこっちのセリフなんやけど?」
希「いや、たこ焼きだからやろ?」
凛「穂乃果ちゃんいつにも増してお馬鹿だよ?」
穂乃果「いや、穂乃果が言いたいのは中身をタコにする必要があったのかって事!」
希「いや、たこ焼きなんやからタコじゃなきゃあかんやん」
穂乃果「あー、もう。前提が違う。穂乃果の言いたい事全然伝わってない」
希「うん。だって意味わからんもん」
凛「今の所、ただただ穂乃果ちゃんって可哀想だなって思うだけだよ?」
穂乃果「いや、なんでさ?意味わからない」
希「それはこっちのセリフなんやけど?」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/02(金) 00:54:05.31 ID:0lDfYHT40
穂乃果「だから、穂乃果が言いたいのは別にたこ焼きの中身がタコじゃなくてもいいのではないかと。なんなら別にイカでもいいじゃないかと」
凛「うわっ。寒いにゃ~」
穂乃果「いや、今のは違くて」
希「もう本当に意味わからんよ?だって、中身がイカならイカ焼きやん」
穂乃果「そうそれ!」
希「え?」
穂乃果「別にイカ焼きでもいいじゃんって事!」
希「はあ…」
穂乃果「だってイカだったらタコより足が日本多いんだよ?作る時もタコより二つ多く作れるんだよ?コストパフォーマンス的にもイカのがいいでしょ?」
凛「うわっ。寒いにゃ~」
穂乃果「いや、今のは違くて」
希「もう本当に意味わからんよ?だって、中身がイカならイカ焼きやん」
穂乃果「そうそれ!」
希「え?」
穂乃果「別にイカ焼きでもいいじゃんって事!」
希「はあ…」
穂乃果「だってイカだったらタコより足が日本多いんだよ?作る時もタコより二つ多く作れるんだよ?コストパフォーマンス的にもイカのがいいでしょ?」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/02(金) 22:38:15.96 ID:XZ5uf81wO
凛「確かに!それは穂乃果ちゃんの言うとおりにゃ。足が二本多いんだからイカの方がお得にゃ」
穂乃果「でしょ?やっと分かってくれた?」
凛「うん。凛が間違ってたよ。穂乃果ちゃんごめんね?」
穂乃果「大丈夫!分かってくれたなら大丈夫だよ!どう?希ちゃんは納得できた?」
希「いや…うん、もういいや。二人ともよくウチの高校入れたね」
穂乃果「でしょ?やっと分かってくれた?」
凛「うん。凛が間違ってたよ。穂乃果ちゃんごめんね?」
穂乃果「大丈夫!分かってくれたなら大丈夫だよ!どう?希ちゃんは納得できた?」
希「いや…うん、もういいや。二人ともよくウチの高校入れたね」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/02(金) 22:39:46.93 ID:XZ5uf81wO
「海未ちゃん」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/02(金) 22:47:54.67 ID:XZ5uf81wO
穂乃果「だあ~疲れた~」
希「今日の海未ちゃんは張り切ってたからね。なんでやろ?」
凛「明日また登山に行くんだって言ってたよ」
希「ええ?なら尚更おかしいやん。今日追い込んだら絶対に明日あかん事になるやん」
穂乃果「多分テンション振り切っちゃったんだろうね」
凛「海未ちゃんって行動パターンが読みにくいよね?」
穂乃果「あんなに表情がコロコロ変わって分かりやすい性格してるのにね」
希「意外と頭の中で何を考えてるかも分からんとかあるしな~」
希「今日の海未ちゃんは張り切ってたからね。なんでやろ?」
凛「明日また登山に行くんだって言ってたよ」
希「ええ?なら尚更おかしいやん。今日追い込んだら絶対に明日あかん事になるやん」
穂乃果「多分テンション振り切っちゃったんだろうね」
凛「海未ちゃんって行動パターンが読みにくいよね?」
穂乃果「あんなに表情がコロコロ変わって分かりやすい性格してるのにね」
希「意外と頭の中で何を考えてるかも分からんとかあるしな~」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/02(金) 22:53:59.70 ID:XZ5uf81wO
穂乃果「確かにそう言う所あるよね」
凛「一度海未ちゃんの脳内を見てみたいにゃ」
穂乃果「あ~昔なんかあったでしょ?脳内なんとかってヤツ」
凛「メーカーだよ!ね?希ちゃん?」
希「え?…ウチは…やった事ないや」
穂乃果「え?ああ…そうなの?でね、海未ちゃんの名前入れたら恋って文字で埋まってたよ」
凛「そうなの?」
穂乃果「うん。それを見て物凄く慌てふためいてたよ」
凛「ふ~ん。やっぱり海未ちゃんって変わってるね」
凛「一度海未ちゃんの脳内を見てみたいにゃ」
穂乃果「あ~昔なんかあったでしょ?脳内なんとかってヤツ」
凛「メーカーだよ!ね?希ちゃん?」
希「え?…ウチは…やった事ないや」
穂乃果「え?ああ…そうなの?でね、海未ちゃんの名前入れたら恋って文字で埋まってたよ」
凛「そうなの?」
穂乃果「うん。それを見て物凄く慌てふためいてたよ」
凛「ふ~ん。やっぱり海未ちゃんって変わってるね」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/02(金) 22:55:07.43 ID:XZ5uf81wO
「ターニングポイント」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/02(金) 23:00:35.68 ID:XZ5uf81wO
穂乃果「希ちゃん絶対に間違ってるよ」
希「それを言うならこっちのセリフやって」
穂乃果「だって人生を左右するんだよ?」
希「だからこそやん」
凛「も~どっちでもいいよ」
穂乃果「よくないよ!ラーメン食べてる場合じゃないから」
凛「だって伸びちゃうし」
穂乃果「じゃあ聞くけどさ?凛ちゃんは花陽ちゃんの事大事でしょ?小さい頃からずっと一緒だったんだもん。当たり前だよね?」
凛「そりゃそうにゃ。当たり前だよ」
希「それを言うならこっちのセリフやって」
穂乃果「だって人生を左右するんだよ?」
希「だからこそやん」
凛「も~どっちでもいいよ」
穂乃果「よくないよ!ラーメン食べてる場合じゃないから」
凛「だって伸びちゃうし」
穂乃果「じゃあ聞くけどさ?凛ちゃんは花陽ちゃんの事大事でしょ?小さい頃からずっと一緒だったんだもん。当たり前だよね?」
凛「そりゃそうにゃ。当たり前だよ」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/02(金) 23:12:50.05 ID:XZ5uf81wO
希「でも真姫ちゃんだって大切やろ?そりゃあ花陽ちゃんと違って出会ったのは最近かもしれんけど真姫ちゃん大好きやろ?あの天然のお嬢様の感じ最高に可愛いやろ?」
凛「うん。真姫ちゃんも大好きにゃ。かよちんと同じくらい好きにゃ」
穂乃果「でも選ばなきゃいけないんだよ?どっちかを」
希「幼馴染かお嬢様か」
凛「どっちも選べないにゃ~」
穂乃果「花陽ちゃんを小さな村に閉じ込めたままでいいの?」
凛「え?なんでそうなるの?」
希「確かに幼馴染は大切かもしれんけど大切なのは本当の気持ちやん?情で結婚されて花陽ちゃんはどう思うかな?」
凛「別に情とかそう言うのは…」
凛「うん。真姫ちゃんも大好きにゃ。かよちんと同じくらい好きにゃ」
穂乃果「でも選ばなきゃいけないんだよ?どっちかを」
希「幼馴染かお嬢様か」
凛「どっちも選べないにゃ~」
穂乃果「花陽ちゃんを小さな村に閉じ込めたままでいいの?」
凛「え?なんでそうなるの?」
希「確かに幼馴染は大切かもしれんけど大切なのは本当の気持ちやん?情で結婚されて花陽ちゃんはどう思うかな?」
凛「別に情とかそう言うのは…」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/02(金) 23:17:46.87 ID:XZ5uf81wO
穂乃果「そんな事言って希ちゃんはお金とかステータスとかで決めるだけでしょ?」
希「そ、そんな事ないって」
穂乃果「い~やそうだね。じゃなきゃ選ばないもん普通」
希「普通かどうかは穂乃果ちゃんが決めることやないやん」
穂乃果「絶対にビアンカだよ!」
希「フローラやって。イオナズン覚えるんよ?」
穂乃果「ビアンカだってメラゾーマ覚えるもん」
凛「凛ゲームやんないからどっちでもいいにゃ~」
希「そ、そんな事ないって」
穂乃果「い~やそうだね。じゃなきゃ選ばないもん普通」
希「普通かどうかは穂乃果ちゃんが決めることやないやん」
穂乃果「絶対にビアンカだよ!」
希「フローラやって。イオナズン覚えるんよ?」
穂乃果「ビアンカだってメラゾーマ覚えるもん」
凛「凛ゲームやんないからどっちでもいいにゃ~」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/02(金) 23:21:48.86 ID:XZ5uf81wO
「嵐」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/02(金) 23:26:37.66 ID:XZ5uf81wO
穂乃果「台風みたいだね~」
希「そうやね。まさかここまで荒れるとは…長居するもんやないね」
凛「ねえ?」
希「どしたん?目をキラキラさせて?」
凛「思い切って外に出てみない?」
希「いやや。絶対に濡れるやん」
凛「え~でもさぁ。せっかくのこの天候だよ?」
希「そんな晴天みたいな言い方…」
希「そうやね。まさかここまで荒れるとは…長居するもんやないね」
凛「ねえ?」
希「どしたん?目をキラキラさせて?」
凛「思い切って外に出てみない?」
希「いやや。絶対に濡れるやん」
凛「え~でもさぁ。せっかくのこの天候だよ?」
希「そんな晴天みたいな言い方…」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/02(金) 23:33:05.73 ID:XZ5uf81wO
凛「穂乃果ちゃん?」
穂乃果「いや、穂乃果も嫌だよ?穂乃果喜ぶと思った?」
凛「うん。てっきりワクワクしてるかと。率先して行くと思ったにゃ」
穂乃果「いや…もう高二だからさ」
凛「外側だけなのにね」
穂乃果「いや、失礼だよ?最近大人びてきたって言われるんだからね?」
凛「へ~」
穂乃果「興味なさそうだね…」
凛「あっ!にこちゃんが嵐の中走ってるにゃ」
希「え?にこっちが?」
凛「ここあちゃんと虎太郎君を追いかけてるにゃ」
希「お姉ちゃんは大変そうやな…」
穂乃果「いや、穂乃果も嫌だよ?穂乃果喜ぶと思った?」
凛「うん。てっきりワクワクしてるかと。率先して行くと思ったにゃ」
穂乃果「いや…もう高二だからさ」
凛「外側だけなのにね」
穂乃果「いや、失礼だよ?最近大人びてきたって言われるんだからね?」
凛「へ~」
穂乃果「興味なさそうだね…」
凛「あっ!にこちゃんが嵐の中走ってるにゃ」
希「え?にこっちが?」
凛「ここあちゃんと虎太郎君を追いかけてるにゃ」
希「お姉ちゃんは大変そうやな…」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/03(土) 10:51:15.59 ID:4PcQnxvqO
「占い」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/03(土) 10:56:36.35 ID:4PcQnxvqO
店員「ラーメンのお客様?」
凛「はーい」
穂乃果「凛ちゃんは本当にいつでもラーメンだね」
凛「うん。美味しいもん」ずるずる
希「あっ!穂乃果ちゃん!」
穂乃果「え?なに?」
希「穂乃果ちゃん今日の運勢最悪だよ?」
穂乃果「え?何急に?なんでそんなテンション高めで言ってくるの?」
希「ほら」
穂乃果「あ~雑誌の…そう言えば今日も海未ちゃんに怒られたなぁ」
希「凛ちゃんは勉強運がマックスやね」
凛「うん。凛今日英語の小テストで30店取れたにゃ」
穂乃果「マックスで30点なの?喜んでいいの?」
凛「はーい」
穂乃果「凛ちゃんは本当にいつでもラーメンだね」
凛「うん。美味しいもん」ずるずる
希「あっ!穂乃果ちゃん!」
穂乃果「え?なに?」
希「穂乃果ちゃん今日の運勢最悪だよ?」
穂乃果「え?何急に?なんでそんなテンション高めで言ってくるの?」
希「ほら」
穂乃果「あ~雑誌の…そう言えば今日も海未ちゃんに怒られたなぁ」
希「凛ちゃんは勉強運がマックスやね」
凛「うん。凛今日英語の小テストで30店取れたにゃ」
穂乃果「マックスで30点なの?喜んでいいの?」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/03(土) 11:02:28.08 ID:4PcQnxvqO
希「あ、ウチは恋愛運マックスや!やった!」
穂乃果「へ~…」
希「な、何?」
穂乃果「いやぁ、希ちゃんでも嬉しいんだと思ったさ」
希「なっ、べ、別にいいやん」
凛「良かったね。希ちゃんも女子高生なんだね。素敵な出会いがあると良いね?」
希「え?なんなん?なんでそんなにいじってくるん?」
穂乃果「別にいじってなんかないよね?」
凛「ね~。もしかしたら今日のうちに結婚とかやめてね?」
穂乃果「へ~…」
希「な、何?」
穂乃果「いやぁ、希ちゃんでも嬉しいんだと思ったさ」
希「なっ、べ、別にいいやん」
凛「良かったね。希ちゃんも女子高生なんだね。素敵な出会いがあると良いね?」
希「え?なんなん?なんでそんなにいじってくるん?」
穂乃果「別にいじってなんかないよね?」
凛「ね~。もしかしたら今日のうちに結婚とかやめてね?」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/03(土) 11:07:15.37 ID:4PcQnxvqO
希「し、しないよ。相手いないし…気配もないし…」
穂乃果「まあまあ、今日あるかもじゃん」
凛「そうだにゃ、そうだにゃ。なんたって恋愛運マックスなんだから」
希「な、なんなん?二人だって別に」
穂乃果「え?私達はいるもんね?」
凛「ね~?」
希「え?嘘やろ?」
穂乃果「絵里ちゃんだっているんだよ」
希「ほ、本当に?あかん…なんか泣きそうなんやけど」
穂乃果「穂乃果達はファンの人達が恋人で~す!」
凛「これぞまさしくアイドルの鏡にゃ」
希「………なんやの?」
穂乃果「まあまあ、今日あるかもじゃん」
凛「そうだにゃ、そうだにゃ。なんたって恋愛運マックスなんだから」
希「な、なんなん?二人だって別に」
穂乃果「え?私達はいるもんね?」
凛「ね~?」
希「え?嘘やろ?」
穂乃果「絵里ちゃんだっているんだよ」
希「ほ、本当に?あかん…なんか泣きそうなんやけど」
穂乃果「穂乃果達はファンの人達が恋人で~す!」
凛「これぞまさしくアイドルの鏡にゃ」
希「………なんやの?」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/03(土) 11:10:27.33 ID:4PcQnxvqO
「コーヒー」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/03(土) 11:14:29.67 ID:4PcQnxvqO
絵里「さてと、私ドリンク持ってくるけど?」
海未「あ、私行きますよ?」
絵里「いいわよ。私が行くわよ」
真姫「皆んなでいけばいいじゃない」
海未「皆んなで行くと渋滞するでしょう?」
真姫「そ。じゃあ、絵里お願い。私はコーヒーでいいから」
絵里「え、あっ…うん」
海未「では、私は梅昆布茶で」
絵里「いや、海未?ないから。適当にお茶を持ってくるわよ?」
海未「あ、私行きますよ?」
絵里「いいわよ。私が行くわよ」
真姫「皆んなでいけばいいじゃない」
海未「皆んなで行くと渋滞するでしょう?」
真姫「そ。じゃあ、絵里お願い。私はコーヒーでいいから」
絵里「え、あっ…うん」
海未「では、私は梅昆布茶で」
絵里「いや、海未?ないから。適当にお茶を持ってくるわよ?」
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/03(土) 11:18:28.55 ID:4PcQnxvqO
絵里「はい。真姫はコーヒーね?」
真姫「ありがと…どっち?」
絵里「ああ、こっちは私のよ。私もコーヒーにしようかなって」
海未「二人ともコーヒーが好きなんですね」
真姫「別に…好きってほどでもないけど」
海未「そうですか。私も飲めない事はないのですが…やはりお茶の方が。絵里が淹れてくれたお茶、とても美味しいです」
絵里「そう…ドリンクバーだけどね…あら?真姫?ミルクとガムシロップ入れないの?」
真姫「ありがと…どっち?」
絵里「ああ、こっちは私のよ。私もコーヒーにしようかなって」
海未「二人ともコーヒーが好きなんですね」
真姫「別に…好きってほどでもないけど」
海未「そうですか。私も飲めない事はないのですが…やはりお茶の方が。絵里が淹れてくれたお茶、とても美味しいです」
絵里「そう…ドリンクバーだけどね…あら?真姫?ミルクとガムシロップ入れないの?」
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/03(土) 11:24:33.21 ID:4PcQnxvqO
真姫「え?要らないけど?」
絵里「そ、そうなの?てっきり真姫は」
真姫「絵理は入れるの?」
絵里「え?わ、私も入れないわよ?」
真姫「ふ~ん。そうなの」
絵里「え、ええ。素材を楽しみたいって言うのかしら?」
海未「…」
絵里「な、何?」
真姫「じゃあ、なんでガムシロップとミルクを二つずつ持ってきてるのでしょうか?って顔してるわよ?」
海未「え?そ、そうですか?」
絵里「そ、それは」
真姫「入れたいなら入れればいいじゃない。別にブラックで飲まなきゃいけないなんて事ないんだから」
絵里「そ、そうね。うん。入れるわ」
海未(あっ、二つずついれるんですね)
真姫「海未…また顔に出てる」
絵里「そ、そうなの?てっきり真姫は」
真姫「絵理は入れるの?」
絵里「え?わ、私も入れないわよ?」
真姫「ふ~ん。そうなの」
絵里「え、ええ。素材を楽しみたいって言うのかしら?」
海未「…」
絵里「な、何?」
真姫「じゃあ、なんでガムシロップとミルクを二つずつ持ってきてるのでしょうか?って顔してるわよ?」
海未「え?そ、そうですか?」
絵里「そ、それは」
真姫「入れたいなら入れればいいじゃない。別にブラックで飲まなきゃいけないなんて事ないんだから」
絵里「そ、そうね。うん。入れるわ」
海未(あっ、二つずついれるんですね)
真姫「海未…また顔に出てる」
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/03(土) 13:47:44.68 ID:4PcQnxvqO
「一生のお願い」
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/03(土) 13:51:58.65 ID:4PcQnxvqO
凛「ん~このアイス美味しいにゃ~」
海未「もう、凛。口の周りにアイスが付いてますよ?」
凛「え?あ~海未ちゃん拭いて~」
海未「それくらい自分で出来なくてどうするのです?」
凛「え~希ちゃんはいつもやってくれるのに」
海未「希は希、海未は海未です」
凛「ちぇ~」
真姫「あのね、凛?ちょっと静かにしててくれない?」
凛「どうして?」
真姫「海未と次の曲の打ち合わせしてるからでしょ?って言うかなんでいるのよ?」
凛「凛、来ちゃダメだった?」
海未「もう、凛。口の周りにアイスが付いてますよ?」
凛「え?あ~海未ちゃん拭いて~」
海未「それくらい自分で出来なくてどうするのです?」
凛「え~希ちゃんはいつもやってくれるのに」
海未「希は希、海未は海未です」
凛「ちぇ~」
真姫「あのね、凛?ちょっと静かにしててくれない?」
凛「どうして?」
真姫「海未と次の曲の打ち合わせしてるからでしょ?って言うかなんでいるのよ?」
凛「凛、来ちゃダメだった?」
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/03(土) 13:54:50.23 ID:4PcQnxvqO
真姫「いや…そんな…うん。ダメよ」
凛「真姫ちゃん意地悪にゃ~」
真姫「ほら、そつやって騒ぐじゃない。しおらしくしてもダメよ」
海未「凛?少しでいいですから静かにしてて下さい?」
凛「分かったよ」
真姫「さあ、さっさと済ませちゃいましょう」
海未「はい。それで、ここなんですが」
凛「ん~暇にゃ…アイス美味しかったなぁ~」
凛「真姫ちゃん意地悪にゃ~」
真姫「ほら、そつやって騒ぐじゃない。しおらしくしてもダメよ」
海未「凛?少しでいいですから静かにしてて下さい?」
凛「分かったよ」
真姫「さあ、さっさと済ませちゃいましょう」
海未「はい。それで、ここなんですが」
凛「ん~暇にゃ…アイス美味しかったなぁ~」
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/03(土) 13:56:59.97 ID:4PcQnxvqO
凛「…ねえ?真姫ちゃん?」
真姫「何よ?」
凛「一生のお願いなんだけど…」
真姫「無理」
凛「まだ何も言ってないにゃ」
真姫「何よ?」
凛「真姫ちゃんの分のケーキ半分頂戴?」
真姫「無理」
凛「じゃあ、3分の」
真姫「無理」
凛「取り付く島もないにゃ」
真姫「何よ?」
凛「一生のお願いなんだけど…」
真姫「無理」
凛「まだ何も言ってないにゃ」
真姫「何よ?」
凛「真姫ちゃんの分のケーキ半分頂戴?」
真姫「無理」
凛「じゃあ、3分の」
真姫「無理」
凛「取り付く島もないにゃ」
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/03(土) 18:22:04.07 ID:XgDZ78jZ0
「キャラ」
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/03(土) 18:26:33.73 ID:XgDZ78jZ0
穂乃果「あ~」
凛「どうしたの穂乃果ちゃん?悩んでるフリしてるの?」
穂乃果「フリ?ええ?フリってなにさ?」
希「フリちゃうよ凛ちゃん。穂乃果ちゃんはいつも本気で悩んでるんよ。ただ、中身が物凄くどうでもいい事なだけやって」
凛「そっか!しょーもない事で悩んでるからあんまり深刻そうに見えないんだね」
穂乃果「な、何て事言うのさ?そんな事ないよ!そんな事ないからね?」
凛「じゃあ、何で悩んでるの?」
穂乃果「え?ああ…この先、アイドル活動を続けるにあたって穂乃果も何かキャラが必要かなって」
凛「どうしたの穂乃果ちゃん?悩んでるフリしてるの?」
穂乃果「フリ?ええ?フリってなにさ?」
希「フリちゃうよ凛ちゃん。穂乃果ちゃんはいつも本気で悩んでるんよ。ただ、中身が物凄くどうでもいい事なだけやって」
凛「そっか!しょーもない事で悩んでるからあんまり深刻そうに見えないんだね」
穂乃果「な、何て事言うのさ?そんな事ないよ!そんな事ないからね?」
凛「じゃあ、何で悩んでるの?」
穂乃果「え?ああ…この先、アイドル活動を続けるにあたって穂乃果も何かキャラが必要かなって」
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/03(土) 18:33:45.95 ID:XgDZ78jZ0
凛「やっぱり、たいした悩みじゃなかったにゃ」
穂乃果「なっ、そりゃあ凛ちゃんや希ちゃんはいいよ?関西弁でスピリチャルだったり猫キャラだったりさ」
希「いや、ウチのはキャラやないから。素やからな」
凛「凛だってそうにゃ。猫キャラじゃないにゃ」
穂乃果「いや、うん。でもほら?μ’sって個性強い人ばっかりだからさ」
凛「穂乃果ちゃんだってキャラあるよ?」
穂乃果「え?本当?」
凛「お馬鹿キャラとか」
穂乃果「違うよ!それは何か違う。だいたいそれは凛ちゃんとかにこちゃんのキャラでしょ?穂乃果はそんなの嫌だよ。もっとちゃんとした奴がいいよ」
希「別に必要ないと思うけどなぁ」
穂乃果「必要だよ!あ~もう、二人に相談して失敗だよ」
希「ん?どこ行くん?」
穂乃果「トイレ!」
希「…μ’sの中でも群を抜いてキャラが立ってるよね?」
凛「うん。じゃなきゃμ'sもここまで来れてないにゃ」
穂乃果「なっ、そりゃあ凛ちゃんや希ちゃんはいいよ?関西弁でスピリチャルだったり猫キャラだったりさ」
希「いや、ウチのはキャラやないから。素やからな」
凛「凛だってそうにゃ。猫キャラじゃないにゃ」
穂乃果「いや、うん。でもほら?μ’sって個性強い人ばっかりだからさ」
凛「穂乃果ちゃんだってキャラあるよ?」
穂乃果「え?本当?」
凛「お馬鹿キャラとか」
穂乃果「違うよ!それは何か違う。だいたいそれは凛ちゃんとかにこちゃんのキャラでしょ?穂乃果はそんなの嫌だよ。もっとちゃんとした奴がいいよ」
希「別に必要ないと思うけどなぁ」
穂乃果「必要だよ!あ~もう、二人に相談して失敗だよ」
希「ん?どこ行くん?」
穂乃果「トイレ!」
希「…μ’sの中でも群を抜いてキャラが立ってるよね?」
凛「うん。じゃなきゃμ'sもここまで来れてないにゃ」
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 08:35:14.41 ID:tgBwQh8u0
「名は体を表す」
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 22:39:47.15 ID:tgBwQh8u0
凛「ん~ラーメンおいしいにゃ~」ズーズー
希「凛ちゃんは本当に美味しそうに食べるなぁ」
凛「うん。だってラーメン大好きだもん」
穂乃果「作った人も嬉しいだろうね」
凛「そう言えばこないだね」
穂乃果「何?」
凛「真姫ちゃんとラーメン屋行ったんだけど真姫ちゃんのラーメンの食べ方知ってる?」
希「あ~なんとなく想像付くわ。あれやろ?レンゲにすくってちゅるちゅるって可愛く食べるんやろ?」
凛「うん。あれは女の子としては正解かもしれないけどラーメン好きとしては不正解にゃ」
穂乃果「まあ、真姫ちゃんはラーメン好きではないから不正解でもかまわないんじゃない?」
希「まあ、真姫ちゃんは典型的なお嬢様やからね。そもそも、ラーメン自体あんまり食べないんやない?」
凛「え?それは勿体無いにゃ。人生の10分の9は損してるにゃ」
穂乃果「いや、10分の9ってさ…ん?10分の9ってどれくらいかな?」
希「凛ちゃんは本当に美味しそうに食べるなぁ」
凛「うん。だってラーメン大好きだもん」
穂乃果「作った人も嬉しいだろうね」
凛「そう言えばこないだね」
穂乃果「何?」
凛「真姫ちゃんとラーメン屋行ったんだけど真姫ちゃんのラーメンの食べ方知ってる?」
希「あ~なんとなく想像付くわ。あれやろ?レンゲにすくってちゅるちゅるって可愛く食べるんやろ?」
凛「うん。あれは女の子としては正解かもしれないけどラーメン好きとしては不正解にゃ」
穂乃果「まあ、真姫ちゃんはラーメン好きではないから不正解でもかまわないんじゃない?」
希「まあ、真姫ちゃんは典型的なお嬢様やからね。そもそも、ラーメン自体あんまり食べないんやない?」
凛「え?それは勿体無いにゃ。人生の10分の9は損してるにゃ」
穂乃果「いや、10分の9ってさ…ん?10分の9ってどれくらいかな?」
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 22:44:52.29 ID:tgBwQh8u0
希「まあ、真姫ちゃんは真の姫って言うくらいやから。名は体を表すって言うやん?」
穂乃果「なるべくしてお嬢様になったんだねぇ」
凛「でも、その理屈はおかしいにゃ。じゃあ、海未ちゃんはどうするの?」
穂乃果「え?海未ちゃん?」
凛「うん。海未って名前なのに山が好きにゃ」
穂乃果「確かに…海未ちゃんって矛盾してる」
希「まあ、海未ちゃんは特別やなぁ」
凛「そっか。海未ちゃんって結局何難しいね」
穂乃果「なるべくしてお嬢様になったんだねぇ」
凛「でも、その理屈はおかしいにゃ。じゃあ、海未ちゃんはどうするの?」
穂乃果「え?海未ちゃん?」
凛「うん。海未って名前なのに山が好きにゃ」
穂乃果「確かに…海未ちゃんって矛盾してる」
希「まあ、海未ちゃんは特別やなぁ」
凛「そっか。海未ちゃんって結局何難しいね」
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 22:46:18.83 ID:tgBwQh8u0
「しゃっくりら」
40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 22:56:42.27 ID:tgBwQh8u0
穂乃果「でね、その時にこちゃんがさ」
凛「あ~にこちゃんなら仕方ないにゃ。にこちゃんならそうなるにゃ~」
希「ふふっ、にこっちらしいなぁ…ヒック…あれ?ヒック」
穂乃果「希ちゃんしゃっくり?」
希「うん。そうみたいや…ヒック」
穂乃果「…」
希「ん?何?…ヒック」
穂乃果「いやぁ、希ちゃんって可愛いしゃっくりするんだなぁってさ」
希「なっ、べ、別に普通…ヒック…やん」
凛「いやいや~可愛いにゃ~。もしかして、お家で可愛いしゃっくりの仕方とか研究してるのかにゃ?」
希「なっ、そんなわけないやん。なんなん?クシャミの時もそうやったけど…ヒクッ…なんか最近ウチの事そう言うイジリ方するけど…ヒクッ…二人だけやからな?…ヒクッ」
凛「あ~にこちゃんなら仕方ないにゃ。にこちゃんならそうなるにゃ~」
希「ふふっ、にこっちらしいなぁ…ヒック…あれ?ヒック」
穂乃果「希ちゃんしゃっくり?」
希「うん。そうみたいや…ヒック」
穂乃果「…」
希「ん?何?…ヒック」
穂乃果「いやぁ、希ちゃんって可愛いしゃっくりするんだなぁってさ」
希「なっ、べ、別に普通…ヒック…やん」
凛「いやいや~可愛いにゃ~。もしかして、お家で可愛いしゃっくりの仕方とか研究してるのかにゃ?」
希「なっ、そんなわけないやん。なんなん?クシャミの時もそうやったけど…ヒクッ…なんか最近ウチの事そう言うイジリ方するけど…ヒクッ…二人だけやからな?…ヒクッ」
41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 23:03:27.76 ID:tgBwQh8u0
穂乃果「またまた~可愛いって言われて嬉しいくせに~」
凛「そうにゃ、そうにゃ」
希「だから…本当に…ヒクッ…そう言うイジリ方はウチやなくって真姫ちゃんとか海未ちゃんとか…ヒクッ…やん?ウチはそう言うキャラとちゃうし」
穂乃果「いやいや、のんちゃんのその可愛く見せる努力。穂乃果達は絶対に無駄にはしないから」
凛「うん。頑張って研究してかいがあったね?のんちゃん」
希「だから、ほんまに…ヒクッ…いじるのやめて…ヒクッ…色々とキツイから…」
凛「そうにゃ、そうにゃ」
希「だから…本当に…ヒクッ…そう言うイジリ方はウチやなくって真姫ちゃんとか海未ちゃんとか…ヒクッ…やん?ウチはそう言うキャラとちゃうし」
穂乃果「いやいや、のんちゃんのその可愛く見せる努力。穂乃果達は絶対に無駄にはしないから」
凛「うん。頑張って研究してかいがあったね?のんちゃん」
希「だから、ほんまに…ヒクッ…いじるのやめて…ヒクッ…色々とキツイから…」
42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 23:14:47.44 ID:tgBwQh8u0
「どうしてチーズケーキは食べたら無くなるの?」
43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 23:21:13.73 ID:tgBwQh8u0
ことり「…」ジィー
穂乃果「どうしたの、ことりちゃん?チーズケーキをじっと見つめちゃった」
ことり「え?あのね、なんかここのチーズケーキ凄く美味しいでしょ?」
穂乃果「そうだね。ファミレスの中でも上位に入るね」
ことり「なんか食べちゃったらなくなっちゃうし…勿体無いな~って。どうして、食べるとなくなっちゃうのかなぁ」
海未「何を言ってるのですか、あなたは。そんな穂乃果や凛みたいな事を言って…」
ことり「うん。そうなんだけど」
穂乃果「いや、二人とも気づいてないかもしれないけどさ。一番傷付くのは穂乃果だからね?穂乃果と凛ちゃんだから」
穂乃果「どうしたの、ことりちゃん?チーズケーキをじっと見つめちゃった」
ことり「え?あのね、なんかここのチーズケーキ凄く美味しいでしょ?」
穂乃果「そうだね。ファミレスの中でも上位に入るね」
ことり「なんか食べちゃったらなくなっちゃうし…勿体無いな~って。どうして、食べるとなくなっちゃうのかなぁ」
海未「何を言ってるのですか、あなたは。そんな穂乃果や凛みたいな事を言って…」
ことり「うん。そうなんだけど」
穂乃果「いや、二人とも気づいてないかもしれないけどさ。一番傷付くのは穂乃果だからね?穂乃果と凛ちゃんだから」
45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/05(月) 12:25:09.90 ID:EGR/Ul46O
海未「いえ、そんなつもりはなかったのですが…」
穂乃果「無意識なら余計酷いよ」
ことり「ごめんね、穂乃果ちゃん」
穂乃果「いや、別に謝られちゃうとそれはそれでさ…」
海未「さあ、馬鹿な事言ってないでさっさとチーズケーキを食べないといつまでたってもここに居るようですよ?」
ことり「うん」
穂乃果「あのさ、海未ちゃん?その言い方だと穂乃果まで馬鹿になっちゃうよ?なぜならさっき海未ちゃんは穂乃果みたいにって言ったからね」
海未「まあ…そうですね」
穂乃果「否定しないの?」
穂乃果「無意識なら余計酷いよ」
ことり「ごめんね、穂乃果ちゃん」
穂乃果「いや、別に謝られちゃうとそれはそれでさ…」
海未「さあ、馬鹿な事言ってないでさっさとチーズケーキを食べないといつまでたってもここに居るようですよ?」
ことり「うん」
穂乃果「あのさ、海未ちゃん?その言い方だと穂乃果まで馬鹿になっちゃうよ?なぜならさっき海未ちゃんは穂乃果みたいにって言ったからね」
海未「まあ…そうですね」
穂乃果「否定しないの?」
46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/05(月) 23:31:35.50 ID:2fuDg8SR0
海未「そうですね…確かに間違ってるかも」
穂乃果「でしょ?」
海未「ことりは馬鹿ではないですもんね」
穂乃果「違うよ。もういいよ。海未ちゃんの意地悪。ジュース取ってくる」
ことり「ふふ、穂乃果ちゃん拗ねちゃったね。海未ちゃん意地悪しすぎたよ」
海未「ことりだってとめなかったでじゃないですか」
ことり「だって、穂乃果ちゃん可愛かったんだもん」
海未「ことりもなかなかですね」
ことり「ふふっ、お詫びにチーズケーキを半分あげなくちゃ」
穂乃果「でしょ?」
海未「ことりは馬鹿ではないですもんね」
穂乃果「違うよ。もういいよ。海未ちゃんの意地悪。ジュース取ってくる」
ことり「ふふ、穂乃果ちゃん拗ねちゃったね。海未ちゃん意地悪しすぎたよ」
海未「ことりだってとめなかったでじゃないですか」
ことり「だって、穂乃果ちゃん可愛かったんだもん」
海未「ことりもなかなかですね」
ことり「ふふっ、お詫びにチーズケーキを半分あげなくちゃ」
47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/06(火) 22:02:18.51 ID:QgxdeEwu0
「反抗期」
48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/06(火) 22:09:12.87 ID:QgxdeEwu0
にこ「で?何よ?相談って…」
希「深刻な話なん?」
絵里「そうね…自体は急を要するは…」
にこ「そ、そんなに深刻なの?」
絵里「二人は…反抗期とかってあった?って言うか今そう?」
にこ「は?何を言ってるのよ?」
希「誰か反抗期なん?もしかして…」
絵里「そう…もしかしたら亜里沙…反抗期かもしれない」
にこ「はあ?亜里沙ちゃんが?どうしてまた?」
絵里「それは…」
にこ「何よ?言えないの?」
希「深刻な話なん?」
絵里「そうね…自体は急を要するは…」
にこ「そ、そんなに深刻なの?」
絵里「二人は…反抗期とかってあった?って言うか今そう?」
にこ「は?何を言ってるのよ?」
希「誰か反抗期なん?もしかして…」
絵里「そう…もしかしたら亜里沙…反抗期かもしれない」
にこ「はあ?亜里沙ちゃんが?どうしてまた?」
絵里「それは…」
にこ「何よ?言えないの?」
49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/06(火) 22:21:52.62 ID:QgxdeEwu0
絵里「そう言う訳じゃないけど」
希「あの亜里沙ちゃんが反抗期かぁ。なんか想像つかんね」
絵里「そうでしょ?私は反抗期とかなかったから…どうしたら良いか…」
にこ「あんた…ついこの間まで結構な反抗期じゃなかった?」
絵里「そんな事ないわよ」
希「ウチも反抗期は来てないと思うなぁ」
絵里「最近…一緒にお風呂に入ろうとすると一人で入りたいって…」
にこ「え?あんた、一緒にお風呂入ってるの?」
絵里「いや、たまによ?…怖いテレビとかを目にしてしまった時とか…」
希「いや…それ反抗期じゃないんと違う?ただ単に二人とも成長したからお風呂が狭いんやろ。えりちがにこっちみたいなら話が変わってくるんやない?」
絵里「そうなのかしら?」
にこ「何が言いたいのよ!」
希「あの亜里沙ちゃんが反抗期かぁ。なんか想像つかんね」
絵里「そうでしょ?私は反抗期とかなかったから…どうしたら良いか…」
にこ「あんた…ついこの間まで結構な反抗期じゃなかった?」
絵里「そんな事ないわよ」
希「ウチも反抗期は来てないと思うなぁ」
絵里「最近…一緒にお風呂に入ろうとすると一人で入りたいって…」
にこ「え?あんた、一緒にお風呂入ってるの?」
絵里「いや、たまによ?…怖いテレビとかを目にしてしまった時とか…」
希「いや…それ反抗期じゃないんと違う?ただ単に二人とも成長したからお風呂が狭いんやろ。えりちがにこっちみたいなら話が変わってくるんやない?」
絵里「そうなのかしら?」
にこ「何が言いたいのよ!」
50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/06(火) 22:28:20.12 ID:QgxdeEwu0
絵里「だから…私が言いたい事は」
にこ「私は希に聞いたんだけど」
絵里「亜利沙が泊まりに行っていないの。だから…二人とも…どっちかでもいいから…泊まりに来て?ね?ジュース持ってくるから」
希「え?そこに着地するん?」
にこ「随分回りくどかったわね…反抗期の話は何だったのよ…」
にこ「私は希に聞いたんだけど」
絵里「亜利沙が泊まりに行っていないの。だから…二人とも…どっちかでもいいから…泊まりに来て?ね?ジュース持ってくるから」
希「え?そこに着地するん?」
にこ「随分回りくどかったわね…反抗期の話は何だったのよ…」
51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/06(火) 22:29:54.67 ID:QgxdeEwu0
「固定メンバー」
52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/06(火) 22:34:41.09 ID:QgxdeEwu0
穂乃果「なんかさぁ」
凛「何?」
穂乃果「いつもこの三人だよね?」
希「そうやね」
穂乃果「なんか穂乃果館だけ凄い暇人な感じだよね?」
希「そうやねぇ」
凛「え?でも希ちゃんはバイトもあるでしょ?」
希「うん。でも、まあのんびりやっとるよ~」
凛「真姫ちゃんも作曲が大詰めだって言ってたにゃ」
穂乃果「花陽ちゃんは?」
凛「かよちんはさっきまで一緒にいたよ?でも、お家の用事があるんだって」
凛「何?」
穂乃果「いつもこの三人だよね?」
希「そうやね」
穂乃果「なんか穂乃果館だけ凄い暇人な感じだよね?」
希「そうやねぇ」
凛「え?でも希ちゃんはバイトもあるでしょ?」
希「うん。でも、まあのんびりやっとるよ~」
凛「真姫ちゃんも作曲が大詰めだって言ってたにゃ」
穂乃果「花陽ちゃんは?」
凛「かよちんはさっきまで一緒にいたよ?でも、お家の用事があるんだって」
53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/06(火) 22:39:52.51 ID:QgxdeEwu0
穂乃果「にこちゃんは?にこちゃんこそ本来この固定メンバーに入ってそうなもんだよね?なんでいつも居ないの?」
希「にこっちは妹達の世話もあるしなぁ」
穂乃果「そっかぁ。海未ちゃんもことりちゃんも作詞や衣装作りに加えて生徒会の仕事もあるし…」
凛「大丈夫だよ!凛はいつでも暇だにゃ」
希「って言うか穂乃果ちゃんこそ生徒会とかお店の手伝いとかあるやん」
穂乃果「う~ん…それは置いとこうよ」
希「置いとくんや」
希「にこっちは妹達の世話もあるしなぁ」
穂乃果「そっかぁ。海未ちゃんもことりちゃんも作詞や衣装作りに加えて生徒会の仕事もあるし…」
凛「大丈夫だよ!凛はいつでも暇だにゃ」
希「って言うか穂乃果ちゃんこそ生徒会とかお店の手伝いとかあるやん」
穂乃果「う~ん…それは置いとこうよ」
希「置いとくんや」
54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/06(火) 22:49:45.48 ID:QgxdeEwu0
「3バカ」
55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/06(火) 22:56:50.86 ID:QgxdeEwu0
穂乃果「なんかにこちゃんが居るの久しぶりだね」
にこ「毎日会ってるじゃない」
穂乃果「違うよ。部活以外で会うのがだよ」
にこ「先週遊んだじゃない」
穂乃果「だから久し振りじゃん」
にこ「あんたの久しぶりの感覚が分からないわよ」
凛「うんうん。なんか、この三人で居るのもしっくり来るにゃ」
店員「パンケーキセットのお客様?」
にこ「あっ、はい」
穂乃果「わ~アイス乗ってるね!美味しそう~」
にこ「あげないわよ?」
にこ「毎日会ってるじゃない」
穂乃果「違うよ。部活以外で会うのがだよ」
にこ「先週遊んだじゃない」
穂乃果「だから久し振りじゃん」
にこ「あんたの久しぶりの感覚が分からないわよ」
凛「うんうん。なんか、この三人で居るのもしっくり来るにゃ」
店員「パンケーキセットのお客様?」
にこ「あっ、はい」
穂乃果「わ~アイス乗ってるね!美味しそう~」
にこ「あげないわよ?」
56: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/06(火) 23:00:36.08 ID:QgxdeEwu0
穂乃果「けち~人のポテトは食べるくせに~」
にこ「なっ、まだ覚えてるの?」
穂乃果「当たり前だよ」
凛「なんこそのパンケーキあれだね?富士山みたいにゃ」
にこ「あ~アイスの感じがね」
穂乃果「穂乃果富士山近くで見た事あるよ!」
凛「そうなの?」
穂乃果「うん。静岡行った時ね」
凛「え?富士山って山梨じゃなかったっけ?」
穂乃果「え?静岡だよ。そうだよね、にこちゃん?」
にこ「え?…それは…あれよ?」
にこ「なっ、まだ覚えてるの?」
穂乃果「当たり前だよ」
凛「なんこそのパンケーキあれだね?富士山みたいにゃ」
にこ「あ~アイスの感じがね」
穂乃果「穂乃果富士山近くで見た事あるよ!」
凛「そうなの?」
穂乃果「うん。静岡行った時ね」
凛「え?富士山って山梨じゃなかったっけ?」
穂乃果「え?静岡だよ。そうだよね、にこちゃん?」
にこ「え?…それは…あれよ?」
57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/06(火) 23:05:24.43 ID:QgxdeEwu0
穂乃果「どれ?どれなの?静岡だよね?」
にこ「えっと…」
凛「山梨だよ」
穂乃果「山梨なんだよ?やまはなしだよ?富士山は静岡だよ。そりゃあ山梨からも見えるかもしれないけどさ」
にこ「まあ、見るだけなら東京からでも出来ない事はないけどね。もういいんじゃない?どっちにもあるって事で」
凛「え~いい加減だにゃ~」
穂乃果「なんか納得いかないよ」
にこ「えっと…」
凛「山梨だよ」
穂乃果「山梨なんだよ?やまはなしだよ?富士山は静岡だよ。そりゃあ山梨からも見えるかもしれないけどさ」
にこ「まあ、見るだけなら東京からでも出来ない事はないけどね。もういいんじゃない?どっちにもあるって事で」
凛「え~いい加減だにゃ~」
穂乃果「なんか納得いかないよ」
58: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/07(水) 07:41:53.91 ID:0ldp/N4WO
「モノマネ」
59: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/07(水) 07:46:00.33 ID:0ldp/N4WO
穂乃果「ひ~ま~」
凛「凛はお腹いっぱいにゃ」
穂乃果「それと暇かどうかは関係ないじゃん」
穂乃果「希ちゃん、なんか面白い事ないの?」
希「ん~そうやねぇ」
穂乃果「ねえ、凛ちゃん。絵里ちゃんのモノマネやってよ」
希「穂乃果ちゃん…なんでウチに聞いたんや…」
凛「え~やれって言われると恥ずかしいにゃ~嫌にゃ~認められないわぁ」
穂乃果「あはは、似てる似てる」
凛「凛はお腹いっぱいにゃ」
穂乃果「それと暇かどうかは関係ないじゃん」
穂乃果「希ちゃん、なんか面白い事ないの?」
希「ん~そうやねぇ」
穂乃果「ねえ、凛ちゃん。絵里ちゃんのモノマネやってよ」
希「穂乃果ちゃん…なんでウチに聞いたんや…」
凛「え~やれって言われると恥ずかしいにゃ~嫌にゃ~認められないわぁ」
穂乃果「あはは、似てる似てる」
60: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/07(水) 12:22:54.00 ID:0ldp/N4WO
凛「じゃあ、穂乃果ちゃん達も何かモノマネやってよ?」
穂乃果「え~…凛?あんまりワガママ言ってるとチューしちゃうわよ?」
凛「穂乃果ちゃんも絵里ちゃん?」
穂乃果「うん。絵里ちゃんやりやすいんだよね」
希「じゃあ、ウチも。初めてハンバーガーを食べた時のえりちやりまーす…パクっ…ハラショー…凄い美味しいわ。ねえ、希!凄く美味しいわよ?あなたも食べてみたら?」
穂乃果「あ~良いそうだね。食べた事あるよってツッコミたくなるもんね」
凛「じゃあじゃあ、凛は実はアライズだった絵里ちゃんが言いそうな事を言いま~す」
穂乃果「え~何それ~」
穂乃果「え~…凛?あんまりワガママ言ってるとチューしちゃうわよ?」
凛「穂乃果ちゃんも絵里ちゃん?」
穂乃果「うん。絵里ちゃんやりやすいんだよね」
希「じゃあ、ウチも。初めてハンバーガーを食べた時のえりちやりまーす…パクっ…ハラショー…凄い美味しいわ。ねえ、希!凄く美味しいわよ?あなたも食べてみたら?」
穂乃果「あ~良いそうだね。食べた事あるよってツッコミたくなるもんね」
凛「じゃあじゃあ、凛は実はアライズだった絵里ちゃんが言いそうな事を言いま~す」
穂乃果「え~何それ~」
61: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/07(水) 12:28:18.95 ID:0ldp/N4WO
~30分後~
希「ハラショー…この焼肉定食…凄く美味しい!」
穂乃果「もう希ったら、何でもハラショーで片付かないの」
凛「そうね。もっと真剣に取り組みなさい?今のあなたのコメントには感動できない」
希「でもでも、すっごく美味しいのよ?穂乃果も食べてみて?」
穂乃果「じゃあ一口頂こうかしら」
希「はい。あーん」
穂乃果「ほんと!美味しいわね」
希「でしょ?」
凛「そんなの…私は認められないわ」
穂乃果「やめよう…皆んなで絵里ちゃんのマネしてると意味分からなくなるよ」
希「ハラショー…この焼肉定食…凄く美味しい!」
穂乃果「もう希ったら、何でもハラショーで片付かないの」
凛「そうね。もっと真剣に取り組みなさい?今のあなたのコメントには感動できない」
希「でもでも、すっごく美味しいのよ?穂乃果も食べてみて?」
穂乃果「じゃあ一口頂こうかしら」
希「はい。あーん」
穂乃果「ほんと!美味しいわね」
希「でしょ?」
凛「そんなの…私は認められないわ」
穂乃果「やめよう…皆んなで絵里ちゃんのマネしてると意味分からなくなるよ」
62: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/07(水) 13:48:19.23 ID:5NMGekEQO
絵里ちゃんのセリフってイメージしやすいよなぁ
63: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/07(水) 18:17:16.46 ID:oWwlejod0
「カレー」
64: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/07(水) 18:21:22.09 ID:oWwlejod0
店員「カレーライスのお客様?」
穂乃果「はい!」
凛「はい!」
希「はい!」
穂乃果「凛ちゃんと希ちゃんがカレーって珍しいね」
希「そんなの仕方ないやん。帰り道にあの臭いを嗅いだら食べたくなるもん」
凛「うんうん。きっとあのお家の子も今頃カレーを美味しそうに食べてるのかな~」
穂乃果「そうだねえ。もう穂乃果食べます!」
凛「凛も!」
希「ウチもや」
穂乃果「はい!」
凛「はい!」
希「はい!」
穂乃果「凛ちゃんと希ちゃんがカレーって珍しいね」
希「そんなの仕方ないやん。帰り道にあの臭いを嗅いだら食べたくなるもん」
凛「うんうん。きっとあのお家の子も今頃カレーを美味しそうに食べてるのかな~」
穂乃果「そうだねえ。もう穂乃果食べます!」
凛「凛も!」
希「ウチもや」
65: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/07(水) 18:28:21.69 ID:oWwlejod0
穂乃果「ん~美味しい!」
凛「凛はこのゴロゴロとしたジャガイモと半分溶けてちゃってる玉ねぎが好きにゃ」
希「なんか懐かし味がするね。初めて食べたのに…お父さんとお母さんと食べたいのカレーの味に似てるのかなぁ」
穂乃果「どうしよう。スプーンが止まらない」
凛「美味しいにゃ~」
希「なんかウチ…涙が出てきそうや」
凛「分かるにゃ~その通りだにゃ」
店員(あの子達…カレー一つでよくもまああそこまで盛り上がれるなぁ)
凛「凛はこのゴロゴロとしたジャガイモと半分溶けてちゃってる玉ねぎが好きにゃ」
希「なんか懐かし味がするね。初めて食べたのに…お父さんとお母さんと食べたいのカレーの味に似てるのかなぁ」
穂乃果「どうしよう。スプーンが止まらない」
凛「美味しいにゃ~」
希「なんかウチ…涙が出てきそうや」
凛「分かるにゃ~その通りだにゃ」
店員(あの子達…カレー一つでよくもまああそこまで盛り上がれるなぁ)
66: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/07(水) 21:20:45.84 ID:oWwlejod0
「飴と鞭」
67: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/07(水) 21:30:12.04 ID:oWwlejod0
穂乃果「でさあ、海未ちゃんたら酷いの」
ことり「きっと、穂乃果ちゃんの事を思うばかりにきつく言っちゃうんだよ」
穂乃果「まあ、そうなんだけど。その分絵里ちゃんが優しくしてくれるしいいんだけど。前はあんなに厳しかったのにね」
花陽「海未ちゃんと絵里ちゃんは飴と鞭なんだね」
穂乃果「そうだね。でもさ、穂乃果は飴を貰ったくらいじゃ鞭に耐えられないんだよ」
ことり「そ、それは」
穂乃果「だって飴あげるからって鞭で叩かれても平気?無理でしょ?飴じゃ我慢できないでしょ?飴と鞭じゃ全然バランス取れてないよね?花陽ちゃんだって無理でしょ?」
花陽「私は…せめて白米があれば…」
穂乃果「我慢できるの?嘘でしょ?」
ことり「きっと、穂乃果ちゃんの事を思うばかりにきつく言っちゃうんだよ」
穂乃果「まあ、そうなんだけど。その分絵里ちゃんが優しくしてくれるしいいんだけど。前はあんなに厳しかったのにね」
花陽「海未ちゃんと絵里ちゃんは飴と鞭なんだね」
穂乃果「そうだね。でもさ、穂乃果は飴を貰ったくらいじゃ鞭に耐えられないんだよ」
ことり「そ、それは」
穂乃果「だって飴あげるからって鞭で叩かれても平気?無理でしょ?飴じゃ我慢できないでしょ?飴と鞭じゃ全然バランス取れてないよね?花陽ちゃんだって無理でしょ?」
花陽「私は…せめて白米があれば…」
穂乃果「我慢できるの?嘘でしょ?」
68: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/07(水) 21:43:52.66 ID:oWwlejod0
花陽「う~ん…」
穂乃果「痛いよ?たぶん鞭って痛いよ?」
花陽「でも…実際に鞭で叩かれる訳じゃないし」
穂乃果「いや、穂乃果は実際の鞭の話をしてるんだよ?実際の飴と鞭の話し」
花陽「え?そんな話だった?」
穂乃果「そうだよ?無理でしょ?白米で釣られてもやでしょ?」
花陽「う~ん…」
穂乃果「だいたいさ、絵里ちゃんを飴で例えてるけどたまに絵里ちゃんも鞭に戻る事もあるからね?」
花陽「そこは話が戻るんだ…」
穂乃果「最初からその話をしてるけど?」
花陽「え?」
ことり「とりあえず…ケーキ食べようか?」
穂乃果「そうだね」
花陽「穂乃果ちゃんは飴と鞭より物で釣るタイプだなぁ」
穂乃果「痛いよ?たぶん鞭って痛いよ?」
花陽「でも…実際に鞭で叩かれる訳じゃないし」
穂乃果「いや、穂乃果は実際の鞭の話をしてるんだよ?実際の飴と鞭の話し」
花陽「え?そんな話だった?」
穂乃果「そうだよ?無理でしょ?白米で釣られてもやでしょ?」
花陽「う~ん…」
穂乃果「だいたいさ、絵里ちゃんを飴で例えてるけどたまに絵里ちゃんも鞭に戻る事もあるからね?」
花陽「そこは話が戻るんだ…」
穂乃果「最初からその話をしてるけど?」
花陽「え?」
ことり「とりあえず…ケーキ食べようか?」
穂乃果「そうだね」
花陽「穂乃果ちゃんは飴と鞭より物で釣るタイプだなぁ」
69: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/07(水) 21:50:31.88 ID:oWwlejod0
「海未、怒り」
70: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/07(水) 21:59:14.63 ID:oWwlejod0
海未「ん~」
希「ま、まあまあ、そんなに怒らんでもええやん?ウチも凛ちゃんも悪気があった訳じゃ」
凛「そうだよ。張り詰めた空気を柔らかくしようと思ってした行動であってね?何もふざけてた訳じゃないにゃ」
海未「なるほど。そうだったのですか。あなた達は私が一生懸命説明しているのにうるさくして場の空気を和らげていたのですね?そうですか、それはありがとうございました」ニコッ
凛「ちょっと、希ちゃん。海未ちゃん凄く怖いにゃ」コソコソ
希「笑顔なのに目が笑ってないし敬語で怒るって…もうフリーザーやん」コソコソ
希「ま、まあまあ、そんなに怒らんでもええやん?ウチも凛ちゃんも悪気があった訳じゃ」
凛「そうだよ。張り詰めた空気を柔らかくしようと思ってした行動であってね?何もふざけてた訳じゃないにゃ」
海未「なるほど。そうだったのですか。あなた達は私が一生懸命説明しているのにうるさくして場の空気を和らげていたのですね?そうですか、それはありがとうございました」ニコッ
凛「ちょっと、希ちゃん。海未ちゃん凄く怖いにゃ」コソコソ
希「笑顔なのに目が笑ってないし敬語で怒るって…もうフリーザーやん」コソコソ
71: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/07(水) 22:09:18.72 ID:oWwlejod0
海未「何をコソコソ話しているのです?」
希「え?」
凛「いや…」
海未「場が張り詰めている様ですね…私が和らげてあげましょうか?」
凛「だ、大丈夫ですよ?」
海未「凄い汗ですね?何か呑みますか?持ってきますよ?こう見えても私は優しいんです」
凛「ほ、ホント大丈夫です。ね?」
希「う、ウチも大丈夫」
海未「どうしたんですか?希?凛?笑いなさい?空気が悪いですよ?」
希「え?」
凛「いや…」
海未「場が張り詰めている様ですね…私が和らげてあげましょうか?」
凛「だ、大丈夫ですよ?」
海未「凄い汗ですね?何か呑みますか?持ってきますよ?こう見えても私は優しいんです」
凛「ほ、ホント大丈夫です。ね?」
希「う、ウチも大丈夫」
海未「どうしたんですか?希?凛?笑いなさい?空気が悪いですよ?」
72: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/07(水) 22:11:23.82 ID:oWwlejod0
完
引用元: ・THE 3名様~希パワー注入~
【ミリマス】白石紬「もしかして、あなたは……バカなのですか?」
2020-06-30
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 01:57:06.08 ID:+OAsuDQd0
※ミリシタでの新登場キャラが出てくるSSです。口調、呼称などは想像で書いていることをご了承ください
P「バカぁ?」
紬「失礼しました。でも、そう言いたくなるくらいおかしなイベントだと思います、これ」
P「え? 南海の孤島に9日間、最低限の装備でアイドルを放り出して衣・食・住を整えることから始めさせ極限状態を生き残れるか試す『極限! サバイバルアイランド』の企画のどこがそんなにおかしいんだ?」
紬「全部ですよ!」
P「そうかなぁ……。アイドルやタレントのサバイバル生活って流行ってるし、イケると思うんだけどな……」
紬「限度というものを知らないんですか? もしかして、あなたは……バカなのですか?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1496163425
P「バカぁ?」
紬「失礼しました。でも、そう言いたくなるくらいおかしなイベントだと思います、これ」
P「え? 南海の孤島に9日間、最低限の装備でアイドルを放り出して衣・食・住を整えることから始めさせ極限状態を生き残れるか試す『極限! サバイバルアイランド』の企画のどこがそんなにおかしいんだ?」
紬「全部ですよ!」
P「そうかなぁ……。アイドルやタレントのサバイバル生活って流行ってるし、イケると思うんだけどな……」
紬「限度というものを知らないんですか? もしかして、あなたは……バカなのですか?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1496163425
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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 01:58:42.94 ID:+OAsuDQd0
「もしかして、あなたは……バカなのですか?」
P「バカって?」
紬「あのですね……。プロデューサーさんは、クリスマスというのがどういう時期なのかご存知ですよね?」
P「もちろん! 聖なる日を祝って、家族や恋人同士でごちそうを食べたりプレゼントを贈ったりして楽しむ日だろ!」
紬「それなら、どうしてこの時期にこんなイベントを実施してしまったのですか!?」
P「えっ?」
紬「なんですかこの
『クリスマス=聖誕祭の夜に、天使と悪魔の最終戦争が勃発!
人間の信仰を勝ち取り、次の千年を支配するため、皆ではりきってアルマゲドン!
人知を超えた壮絶バトルが、いまはじまる…!』
とかいうイベント告知は?」
紬「普通の事務所ならこんなイベント考えられませんよ!」
P「そうかなぁ……。クリスマスにぴったりだと思ったんだけどなぁ……」
紬「……もしかして、あなたは……バカなのですか?」
P「バカって?」
紬「あのですね……。プロデューサーさんは、クリスマスというのがどういう時期なのかご存知ですよね?」
P「もちろん! 聖なる日を祝って、家族や恋人同士でごちそうを食べたりプレゼントを贈ったりして楽しむ日だろ!」
紬「それなら、どうしてこの時期にこんなイベントを実施してしまったのですか!?」
P「えっ?」
紬「なんですかこの
『クリスマス=聖誕祭の夜に、天使と悪魔の最終戦争が勃発!
人間の信仰を勝ち取り、次の千年を支配するため、皆ではりきってアルマゲドン!
人知を超えた壮絶バトルが、いまはじまる…!』
とかいうイベント告知は?」
紬「普通の事務所ならこんなイベント考えられませんよ!」
P「そうかなぁ……。クリスマスにぴったりだと思ったんだけどなぁ……」
紬「……もしかして、あなたは……バカなのですか?」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 02:00:31.42 ID:+OAsuDQd0
「もしかして、あなたは……バカなのですか?」
紬「プロデューサーさん、どういうことですかこのイベント内容は。どう考えてもおかしくはありませんか?」
P「? どこか変なところでも?」
紬「変なところも何も、生っすかサンデーの『ミリオンチャレンジ』の企画内容を一から読み上げてみてください!」
P「……えーと、
1日目:沖縄1周走れるかチャレンジ!
2日目:リフティング765回連続でできるかチャレンジ!
3日目:リズムゲームでノーミス連続10曲できるかチャレンジ!
4日目:バスケのシュート連続で10回できるかチャレンジ!
5日目:カラオケで100点出せるかチャレンジ!
6日目:765枚! 的抜きチャレンジ!
7日目……」
紬「どうですか?」
P「なにが?」
紬「……はぁ」
紬「プロデューサーさん、どういうことですかこのイベント内容は。どう考えてもおかしくはありませんか?」
P「? どこか変なところでも?」
紬「変なところも何も、生っすかサンデーの『ミリオンチャレンジ』の企画内容を一から読み上げてみてください!」
P「……えーと、
1日目:沖縄1周走れるかチャレンジ!
2日目:リフティング765回連続でできるかチャレンジ!
3日目:リズムゲームでノーミス連続10曲できるかチャレンジ!
4日目:バスケのシュート連続で10回できるかチャレンジ!
5日目:カラオケで100点出せるかチャレンジ!
6日目:765枚! 的抜きチャレンジ!
7日目……」
紬「どうですか?」
P「なにが?」
紬「……はぁ」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 02:02:16.21 ID:+OAsuDQd0
紬「チャレンジごとに難易度の差が激しすぎるどころか、一日のうちに達成することがとても無理な企画があることにお気付きにならなかったのですか?」
P「難易差はともかく、達成できないってことはないよ。ウチのアイドルならなんとかしてくれるさ」
紬「はぁ? プロデューサーさん、もしかして、あなたは……バカなのですか?」
P「ほぅ。そこまで言うなら、もしも全てのミリオンチャレンジが達成されたら、紬には小学生メイドの演技に挑んでもらっても構わないな?」
紬「!?」
P「無理な企画が混ざってるなら、そんな約束しても紬に損はないだろ?」
紬「……かっ、構いませんとも! あなたの考えが間違っていることはおのずと証明されますから!」
~後日~
志保「まんまとあの人に乗せられて……あなたは、バカなんですか?」
紬「……くすん」
P「難易差はともかく、達成できないってことはないよ。ウチのアイドルならなんとかしてくれるさ」
紬「はぁ? プロデューサーさん、もしかして、あなたは……バカなのですか?」
P「ほぅ。そこまで言うなら、もしも全てのミリオンチャレンジが達成されたら、紬には小学生メイドの演技に挑んでもらっても構わないな?」
紬「!?」
P「無理な企画が混ざってるなら、そんな約束しても紬に損はないだろ?」
紬「……かっ、構いませんとも! あなたの考えが間違っていることはおのずと証明されますから!」
~後日~
志保「まんまとあの人に乗せられて……あなたは、バカなんですか?」
紬「……くすん」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 02:04:46.20 ID:+OAsuDQd0
「もしかして、あなたは……バカなのですか?」
P「なんだよ、急に」
紬「だって、タイムマシンですよ? 律子さんが作り上げてしまったそうですけど、常識的に考えて勘違いかなにかに決まってます」
P「でも本当にタイムマシンができていたら夢があるだろ? 今まで誰も撮れなかったような写真が宣材に使えるかもしれないよ」
紬「確認しますけど、『そういう設定』で宣材を撮るのではないんですよね? そうでないなら、早坂さんに無駄足をさせることになりますよ」
P「律子が作り上げたって言ったんだから、プロデューサーの俺が信頼しなくてどうするのさ。紬こそ、本当にタイムマシンが実現していたら律子に謝るんだぞ!」
紬「もしかして、あなたは……バカなのですか? 私は忠告したということを覚えていてくださいね」
~後日~
律子「本当に早とちりよねぇ。……あんた、もしかしてバカ?」
紬「…………」
律子「とにかく、あの人相手に軽々しく口約束とかしたらダメよ。私のことはいいから、それだけ気を付けることね」
紬「……ぐすん。すみません、でした……」
P「なんだよ、急に」
紬「だって、タイムマシンですよ? 律子さんが作り上げてしまったそうですけど、常識的に考えて勘違いかなにかに決まってます」
P「でも本当にタイムマシンができていたら夢があるだろ? 今まで誰も撮れなかったような写真が宣材に使えるかもしれないよ」
紬「確認しますけど、『そういう設定』で宣材を撮るのではないんですよね? そうでないなら、早坂さんに無駄足をさせることになりますよ」
P「律子が作り上げたって言ったんだから、プロデューサーの俺が信頼しなくてどうするのさ。紬こそ、本当にタイムマシンが実現していたら律子に謝るんだぞ!」
紬「もしかして、あなたは……バカなのですか? 私は忠告したということを覚えていてくださいね」
~後日~
律子「本当に早とちりよねぇ。……あんた、もしかしてバカ?」
紬「…………」
律子「とにかく、あの人相手に軽々しく口約束とかしたらダメよ。私のことはいいから、それだけ気を付けることね」
紬「……ぐすん。すみません、でした……」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 02:05:49.58 ID:+OAsuDQd0
「もしかして、あなたは……バカなのですか?」
紬「アイドルたちに幼稚園児の格好をさせてライブだなんて……おかしいとしか思えません」
P「子供たちと触れ合う機会を作るのは大事だよ。他の事務所だと、幼稚園で劇の上演をする企画もあったんだしさ」
紬「それは否定しませんけど、大人のファンは、特殊な性癖の方々以外は喜ばないと思います」
P「そうかなぁ。春香たちも幼稚園に出張したり園児の格好でライブしていたりしたんだけども」
紬「それはこの事務所がおかしいだけです。そんなこともわからないなんて、もしかして、あなたは……バカなのですか?」
紬「アイドルたちに幼稚園児の格好をさせてライブだなんて……おかしいとしか思えません」
P「子供たちと触れ合う機会を作るのは大事だよ。他の事務所だと、幼稚園で劇の上演をする企画もあったんだしさ」
紬「それは否定しませんけど、大人のファンは、特殊な性癖の方々以外は喜ばないと思います」
P「そうかなぁ。春香たちも幼稚園に出張したり園児の格好でライブしていたりしたんだけども」
紬「それはこの事務所がおかしいだけです。そんなこともわからないなんて、もしかして、あなたは……バカなのですか?」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 02:07:05.68 ID:+OAsuDQd0
~後日~
愛梨「十時と~?」
きらり「きらりのぉ~?」
「とときら学園!!」
P「なるほどなるほど。どうやら、紬の基準だと大手の346プロも頭がおかしいということになりそうだ」
紬「…………そ、そんな……」
P「今なら、アイドル業界全体がおかしいという言い訳を使ってもいいんだぞ」
紬「そっ、そんなこと言いません!」
P「しっかし、単発じゃなくてレギュラー企画でこんな格好させるなんてあそこも大分変……面白いプロデューサーがいるんだなぁ~」
紬(くっ……悔しい……。こんなはずじゃなかったのに……!)
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 02:08:02.60 ID:+OAsuDQd0
「もしかして、あなたは……バカなのですか?」
紬「プロデューサーさん。春香さんたちが主役の映画が上映される時期に、SF映画の撮影をイベントに仕立てて公開していたというのを覚えていらっしゃいますか?」
P「ああ。そっちの映画は可奈や響が主役だったね」
紬「……まぁ、終わってしまったことなのでどうしてその時期にそんなイベントを実施したのかは訊きませんが」
P「うん? 何が言いたいんだ」
紬「プロデューサーさん。春香さんたちが主役の映画が上映される時期に、SF映画の撮影をイベントに仕立てて公開していたというのを覚えていらっしゃいますか?」
P「ああ。そっちの映画は可奈や響が主役だったね」
紬「……まぁ、終わってしまったことなのでどうしてその時期にそんなイベントを実施したのかは訊きませんが」
P「うん? 何が言いたいんだ」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 02:08:55.77 ID:+OAsuDQd0
紬「プロデューサーさん。明日、春香さんたちが主役の映画がテレビで初放映されることはご存知ですよね」
P「当たり前だろ」
紬「ということは、これを機会に春香さんたちのファンがシアター組にも興味を持ってくれるよう、映画に出ていた春香さんや志保ちゃんたちをプッシュしていくのが重要ですよね?」
P「うん。そういう考え方もあるな」
紬「だというのに、どうしてこの時期にやるイベントが例のSF映画の続編なんですか!?」
P「主役は可奈だよ? 向こうの映画にも出演したしPR効果はバッチリさ!」
紬「そういう次元の話ではないということにお気付きでないのですか!?」
紬「プロデューサーさん。もしかして、あなたは……バカなのですか?」
P「当たり前だろ」
紬「ということは、これを機会に春香さんたちのファンがシアター組にも興味を持ってくれるよう、映画に出ていた春香さんや志保ちゃんたちをプッシュしていくのが重要ですよね?」
P「うん。そういう考え方もあるな」
紬「だというのに、どうしてこの時期にやるイベントが例のSF映画の続編なんですか!?」
P「主役は可奈だよ? 向こうの映画にも出演したしPR効果はバッチリさ!」
紬「そういう次元の話ではないということにお気付きでないのですか!?」
紬「プロデューサーさん。もしかして、あなたは……バカなのですか?」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 02:11:29.78 ID:+OAsuDQd0
「もしかして、あなたは……バカなのですか?」
紬「『アイドルが小さくなっちゃった!?』と言われても……こんな設定、セットや道具を工夫しただけの子供だましだってみんな分かりますよ?」
P「子供だましじゃないぞ。本当に小さくなっていたときに撮った写真なんだから」
紬「まあ、今回は大人げないことを言うつもりはありません。ただ、関係者の私にすら強弁するのは少々みっともないかと」
P「本当なんだけどなぁ。ハム蔵だってこんなに大きく写ってるんだし」
紬「わかりました。わかりましたから……もう」
杏奈「…………いきなり、アイドルが小さくなる、なんて……ありえない、よね?」
ジュリア「あ? なんでアタシに訊くんだよ?」
杏奈「……ありえない……よね?」
ジュリア「???」
紬「『アイドルが小さくなっちゃった!?』と言われても……こんな設定、セットや道具を工夫しただけの子供だましだってみんな分かりますよ?」
P「子供だましじゃないぞ。本当に小さくなっていたときに撮った写真なんだから」
紬「まあ、今回は大人げないことを言うつもりはありません。ただ、関係者の私にすら強弁するのは少々みっともないかと」
P「本当なんだけどなぁ。ハム蔵だってこんなに大きく写ってるんだし」
紬「わかりました。わかりましたから……もう」
杏奈「…………いきなり、アイドルが小さくなる、なんて……ありえない、よね?」
ジュリア「あ? なんでアタシに訊くんだよ?」
杏奈「……ありえない……よね?」
ジュリア「???」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 02:12:52.18 ID:+OAsuDQd0
「もしかして、あなたは……バカなのですか?」
P「紬―。今度やる『生っすか!? Revolution』の特別企画だけど……」
紬「わかりました。大丈夫です。私には見せていただかなくても結構です」
P「いや、でも、いつもみたいにどこかおかしいと思えたら指摘してほしいなと」
P「もしも達成できない企画があったら……」
紬「もっ、もうその手には乗りませんからね!」
P「……チッ」
P「紬―。今度やる『生っすか!? Revolution』の特別企画だけど……」
紬「わかりました。大丈夫です。私には見せていただかなくても結構です」
P「いや、でも、いつもみたいにどこかおかしいと思えたら指摘してほしいなと」
P「もしも達成できない企画があったら……」
紬「もっ、もうその手には乗りませんからね!」
P「……チッ」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 02:14:22.24 ID:+OAsuDQd0
「もしかして、あなたは……バカなのですか?」
紬「…………」
P「ん? 紬、なに読んでるんだ?」
紬「あっ、プロデューサーさん。じつは、麗花さんから絵日記を渡されて……」
P「あー、もしかして麗花がオフの日にみんなと会ってきた……ってやつか? 事務所のみんなの一面を知るには、ある意味役立つし面白い日記だと思うよ」
紬「あの、プロデューサーさん。……もしかして、麗花さんは……」
P「まあ、うん。想像力豊かだよね」
紬「ですよね。あの人、まるで本当にあったことのように日記に書いた出来事について語ってきたのでまさかと思っちゃって」
P「ははは。そんなのを信じるなんて、もしかして紬はおバカさんなんじゃないか?」
紬「なっ……! し、信じかけただけでそんな言い方、失礼ですよプロデューサーさん!」
紬「…………」
P「ん? 紬、なに読んでるんだ?」
紬「あっ、プロデューサーさん。じつは、麗花さんから絵日記を渡されて……」
P「あー、もしかして麗花がオフの日にみんなと会ってきた……ってやつか? 事務所のみんなの一面を知るには、ある意味役立つし面白い日記だと思うよ」
紬「あの、プロデューサーさん。……もしかして、麗花さんは……」
P「まあ、うん。想像力豊かだよね」
紬「ですよね。あの人、まるで本当にあったことのように日記に書いた出来事について語ってきたのでまさかと思っちゃって」
P「ははは。そんなのを信じるなんて、もしかして紬はおバカさんなんじゃないか?」
紬「なっ……! し、信じかけただけでそんな言い方、失礼ですよプロデューサーさん!」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 02:15:54.81 ID:+OAsuDQd0
~どこかの高原・どこかの牧場~
麗花「へくちっ」
歌織「麗花ちゃん、大丈夫? 寒くない?」
麗花「ううん、なんでもないっ♪ このくらい、大気圏を出るちょっと前の寒さに比べたら全然平気♪」
歌織「大気……? 面白い冗談ね~」
麗花「それより、せっかくの乗馬なんだし楽しまなくっちゃ! いけいけゴーゴー、麗花号!」
ウマ「ぶひひーん」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 02:17:04.01 ID:+OAsuDQd0
「もしかして、あなたは……バカなのですか?」
美也「みなさ~ん、トレジャーをハンティングしに行きましょう~」
紬「はぁ? 美也ちゃん、もしかして、あなたは……」
美也「?」
紬「……ううん、なんでもない。本当に行くなら、危険かもしれないし気を付けて」
美也「はい~。アイドルは体が資本のお仕事ですから健康には気を付けて行きますよ~」
紬「そ、そういうことじゃなくて……」
P「……ふっ」
美也「みなさ~ん、トレジャーをハンティングしに行きましょう~」
紬「はぁ? 美也ちゃん、もしかして、あなたは……」
美也「?」
紬「……ううん、なんでもない。本当に行くなら、危険かもしれないし気を付けて」
美也「はい~。アイドルは体が資本のお仕事ですから健康には気を付けて行きますよ~」
紬「そ、そういうことじゃなくて……」
P「……ふっ」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 02:17:50.43 ID:+OAsuDQd0
紬「? プロデューサーさん、なに笑ってるんですか」
P「ん? 紬も、なんだか変わったなぁと」
紬「なんだか、ってなんですか」
P「いや、少し前の紬なら、美也にぴしゃりと『バカなのですか?』と言ってるだろうなって」
紬「……正直、口にしないだけで少なからず心の中では叫んでますよ。でも、いちいち言ったって、美也さんが宝の地図らしきものを持ってきたことは変わりませんから私が言ってもトレジャーハントに出発してたと思います」
紬「それに、その…………。……本当に、そういう夢みたいなことが現実にあったなら……すごく…………」
P「……すごく、楽しそう?」
紬「…………はい」
P「ん? 紬も、なんだか変わったなぁと」
紬「なんだか、ってなんですか」
P「いや、少し前の紬なら、美也にぴしゃりと『バカなのですか?』と言ってるだろうなって」
紬「……正直、口にしないだけで少なからず心の中では叫んでますよ。でも、いちいち言ったって、美也さんが宝の地図らしきものを持ってきたことは変わりませんから私が言ってもトレジャーハントに出発してたと思います」
紬「それに、その…………。……本当に、そういう夢みたいなことが現実にあったなら……すごく…………」
P「……すごく、楽しそう?」
紬「…………はい」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 02:19:14.47 ID:+OAsuDQd0
P「それでいいんだよ。早とちりで色々なことを決め付けるんじゃなくて、見守ってみるなり、自分で飛び込んでみるなりしないと楽しいことや面白いことには出会えないからさ」
紬「……な、なんですか急に。お説教みたいなこと言いだして」
P「説教というか、一般論としてね。騙されたり本当は面白くなかったりしたら、そのときに初めて文句を言えばいい話だと思わないか?」
紬「思いません。騙されたときは既に遅いってこともありますし、全然一般論なんかじゃないですよ」
P「え、そ、そう? ……ま、まあそうか。宝さがしに行って何も見つからなかったら、文句言うだけじゃ気分が収まらないかも…………」
紬「まったく……。自分で言い出したことなのに、すぐに論破されてどうするんですか?」
P「いや~。面目ない……」
紬「……な、なんですか急に。お説教みたいなこと言いだして」
P「説教というか、一般論としてね。騙されたり本当は面白くなかったりしたら、そのときに初めて文句を言えばいい話だと思わないか?」
紬「思いません。騙されたときは既に遅いってこともありますし、全然一般論なんかじゃないですよ」
P「え、そ、そう? ……ま、まあそうか。宝さがしに行って何も見つからなかったら、文句言うだけじゃ気分が収まらないかも…………」
紬「まったく……。自分で言い出したことなのに、すぐに論破されてどうするんですか?」
P「いや~。面目ない……」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 02:21:53.28 ID:+OAsuDQd0
P「とはいえ、見方を変えればプロデューサーを正面から言い負かせるくらい頭の回るアイドルがいるということだからな。これは、心強いといえるんじゃないか?」
紬「ただの言い訳です」
P「……まあ、単純に言えばアイドルに言い負かされる人間がプロデューサーやってていいのかという話になるか……。頼りないプロデューサーで、ごめんな」
紬「……別に、プロデューサーさんが相応しくないなんてことはないですよ。頼りないというわけでも、ないですし」
P「……ふぅーん?」
紬「……!!」
紬「ただの言い訳です」
P「……まあ、単純に言えばアイドルに言い負かされる人間がプロデューサーやってていいのかという話になるか……。頼りないプロデューサーで、ごめんな」
紬「……別に、プロデューサーさんが相応しくないなんてことはないですよ。頼りないというわけでも、ないですし」
P「……ふぅーん?」
紬「……!!」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 02:22:54.05 ID:+OAsuDQd0
紬「あっ、あくまで『相応しくないことはない』、『頼りなくはない』ということですからね! 勘違いしないでください!」
P「お、おう。わかってるとも」
紬「わかってないです! もう、わかりやすく変な笑い方して……」
P「へ、変な笑い方なんてしてないっての!」
紬「もう、プロデューサーさん? たったこれだけの言葉でそこまで勘違いするだなんて、もしかして……」
P「もしかして……?」
P「お、おう。わかってるとも」
紬「わかってないです! もう、わかりやすく変な笑い方して……」
P「へ、変な笑い方なんてしてないっての!」
紬「もう、プロデューサーさん? たったこれだけの言葉でそこまで勘違いするだなんて、もしかして……」
P「もしかして……?」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 02:24:30.66 ID:+OAsuDQd0
「もしかして、あなたは……バカなのですか?」
(おしまい)
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 02:28:05.84 ID:+OAsuDQd0
このSSは以上になります。現行のミリマスとミリシタではパラレルになるようですが、このSSもまたパラレル時空の765プロということで楽しんでいただけたなら嬉しいです
たったあれだけの情報でこのようなものを書いてしまった自分は、紬ちゃん以上に早とちりで紬ちゃんに指摘されるまでもなくバカだと思っています……
読んでいただき、ありがとうございました
たったあれだけの情報でこのようなものを書いてしまった自分は、紬ちゃん以上に早とちりで紬ちゃんに指摘されるまでもなくバカだと思っています……
読んでいただき、ありがとうございました
引用元: ・【ミリマス】白石紬「もしかして、あなたは……バカなのですか?」
ガヴ「最近さ」
2020-06-30
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 22:41:54.43 ID:pTJdizMQO
ガヴ「ネットの調子悪くて暇なんだよ」カリカリ
ヴィーネ「うん」
ガヴ「手持ちのハードもやり尽くしたし、マジで暇なんだよ。家にいてもやることなくてさ」カリカリ
ヴィーネ「ならどうして今ガヴは私の宿題を写してるのかしら?」
ガヴ「暇だからって宿題やる気になったら苦労しないって」カリカリ
ヴィーネ「おまえな…」
ガヴ「で、あまりに暇すぎて寝るのにも飽きちゃって布団でボーッとしてたら、ふっと頭をよぎったんだよね」
ヴィーネ「なにが?」
ガヴ「……」スッ
ヴィーネ「へ?」
ガヴ「ヴィーネが…」
ヴィーネ「わ、私?」
ガヴ「ヴィーネがもし男子と付き合ってたら、どんなかなって」
ヴィーネ「は?」
ヴィーネ「………は?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1496324514
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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 22:44:34.94 ID:JayitiWO0
ヴィーネ「え? 付き……えっ? ガヴ、今なんて…?」」
ガヴ「だから仮にヴィーネが男子と付き合ってたらどんなだろって」
ヴィーネ「ええええ!? なんでいきなりそんな話になるのよ!?」
ガヴ「私も分かんないんだけど、ほんと急に降ってきたんだよ」
ヴィーネ「そんな、私が男の人と…つ、付き合うだなんて…そんなの考えたことも」
ラフィエル「えっ? ヴィーネさん、どなたかとお付き合いされているんですか?」
ヴィーネ「ラフィ!? し、してないしてない! 断じてしてないわ!」
ラフィエル「必死なところがむしろ怪しいですね~」
ヴィーネ「ああもう! ガヴが変なこというから話が妙な方向に進みそうじゃない…」
ガヴ「ヴィーネ顔まっかっかだぞ」
ヴィーネ「おまえのせいだろ!」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 22:46:59.13 ID:JayitiWO0
ラフィエル「本当はどういったお話だったんですか?」
ガヴ「ヴィーネが男子と付き合ってる体での妄想が楽しいって話」
ラフィエル「それは楽しそうですね。ぜひ聞かせていただけませんか?」
ヴィーネ「おいやめろ」
ガヴ「じゃあラフィ、お前がヴィーネと恋人になった男子だとして話そう」
ラフィ「分かりました♪」
ヴィーネ「勝手になんか始まった!?」
ガヴ「タイトルは『ドキドキ☆初デートの待ち合わせ』だ」
ヴィーネ「しかもタイトルが妙に痛々しい!」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 22:48:37.27 ID:JayitiWO0
『ドキドキ☆初デートの待ち合わせ』
出演:月乃瀬=ヴィネット=エイプリル
ヴィーネ「……」
ヴィーネ(30分以上前に着いちゃった。さすがに彼はまだ来てないみたいね)
ヴィーネ(いつもと髪型変えてきちゃったけど、変じゃないわよね?)
ヴィーネ(うん、変じゃない。はず。服もたぶん大丈夫。空色を基調に清楚なイメージで…)
ヴィーネ(ああでも、もっと明るめのほうがよかった? 地味な子って思われたりしたら……けど今から帰ったら間に合わないし)
トントン
ヴィーネ「ふわっ!?」ビクッ
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 22:50:50.85 ID:JayitiWO0
ヴィーネ「ってなんだ…ラフィ夫くん」
ヴィーネ「だ、大丈夫。ちょっと考え事してただけ。私のほうこそごめんね、驚いたわよね」
ヴィーネ「うん? 時間?」
ヴィーネ「あーいいのいいの! 私も今来たばっかりだし」
ヴィーネ「っていうか早く来すぎちゃったのよね。なんか家にいても落ち着かなくて」
ヴィーネ「ほら、私……」
ヴィーネ「今日が…その…初めてだから…」
ヴィーネ「え?」
ヴィーネ「な、何って……えー?」
ヴィーネ「だから……………………デ、デートとか…」
ヴィーネ「~~~~っ!!」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 22:53:54.19 ID:JayitiWO0
ヴィーネ「いいからもう! 行こっ!」
ヴィーネ「ってなに? どうかした?」
ヴィーネ(そんなジッと見て……もしかしてこの格好、変かな…)
ヴィーネ「っ!?」ビクッ
ヴィーネ(なになに!? 急に手伸ばしてきて)
ヴィーネ「……へ? あ、襟が少しよれてたのね。ありがとう」
ヴィーネ「よかった。私あんまり流行とか分かんないから……変に思われちゃったかなって」
ヴィーネ「えっ……か、可愛い?」
ヴィーネ「髪型も好み? ほんとに!?」
ヴィーネ「へー、そっか……へー」
ヴィーネ(えへへ、嬉しいな)
ギュッ
ヴィーネ「!?」
ヴィーネ(そんな、い、いきなり手をにぎって歩くの~~!?)
ヴィーネ「う、ううん………イヤじゃない…」
ヴィーネ(イヤじゃないけど、恥ずかしすぎて死にそう……!!)ドキドキ
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 22:57:19.07 ID:JayitiWO0
ガヴ「果たして今日一日心臓はもつのだろうか。未だかつてない高揚を必死で抑えつつ、ヴィーネは彼と駅の改札へと歩き始めたーーー」
ラフィ「尊い……!」
ヴィーネ「……」ドキドキ
ヴィーネ「ってなによこれ!? てかラフィ夫って…」
ガヴ「つづく」
ヴィーネ「続いてたまるか!!」
ラフィ「はあぁ~。ヴィーネさん、初々しくて良いですね」
ガヴ「萌えるだろ?」
ヴィーネ「こんなの私とは認めない。断じてこんなキャラじゃない」
ガヴ「そう? わりとこんな感じになるくね?」
ラフィ「私もそう思います」
ヴィーネ「うそぉ!?」
ガヴ「だってヴィーネって男慣れしてなさそうだし」
ラフィ「それにヴィーネさんは優しいですから、相手方のためにいろいろ考えてしまいそうですよね」
ガヴ「そうそう。自分だって初めてで手一杯なのに、気遣わなきゃって張り詰めすぎてドツボにはまりそう」
ヴィーネ「勝手に想像膨らませるな!」
ヴィーネ(……でもあながち間違ってないかもしれない)
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 22:59:48.47 ID:JayitiWO0
ラフィ「でもガヴちゃん、ヴィーネさんには別の良さもあると思いませんか?」
ガヴ「って言うと?」
ラフィ「それはずばり、母性です!」
ヴィーネ「ぼ、母性?」
ラフィ「もちろんうぶなヴィーネさんも可愛いんですけどね」
ガヴ「母性か…たしかにヴィーネのおせっ面倒見の良さは天下一品だしな」
ヴィーネ「ガヴ? 切れ目なく言い直したけどいま絶対お節介って言おうとしたわよね?」
ガヴ「よーしじゃあ妄想パート2といこうか」
ヴィーネ「ちょっこら無視すんな!」
ガヴ「ラフィ、なんかタイトル!」
ラフィ「それでは『ダメ夫な彼氏としっかり者のヴィーネちゃん』で」
ヴィーネ「また変なの始まった!!」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 23:02:42.60 ID:JayitiWO0
『ダメ夫な彼氏としっかり者のヴィーネちゃん』
出演:月乃瀬=ヴィネット=エイプリル
ヴィーネ「おーい」ユサユサ
ヴィーネ「起きろーー」ユサユサ
ヴィーネ「……」
ヴィーネ(もー、休日だからって寝坊助なんだから)
ヴィーネ「……」スゥー
ヴィーネ「起ーきーなーさーーーいっ!!!」
ヴィーネ「目さめたかしら?」
ヴィーネ「ほら、朝ごはん出来てるから早く顔洗ってきてね。言っとくけど二度寝なんかしたら……」
ヴィーネ「って言ってるそばから寝るなっっ!!」バサッ!!
ヴィーネ「寒い~~じゃない! とっとと起きる!」
ヴィーネ「はあ……ほんとしょうがないわね」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 23:06:05.79 ID:JayitiWO0
ヴィーネ「まったく。ガヴ夫くん、一緒に暮らす前はこんな人じゃないと思ってたのに」ブツブツ
ヴィーネ「……ん? なに?」
ヴィーネ「はあ? おはようのキ…っ……て何言ってるのよ!?」
ヴィーネ「えー? ええー…?」
ヴィーネ「そりゃ誰も見てないけど……」
ヴィーネ「えー……ううーん」
ヴィーネ「じゃあ、したらすぐ起きて支度してくれr」
ヴィーネ「返事早っ!? そんなにしたいの!?」
ヴィーネ「わ、分かったから! ちょっと待って!」
ヴィーネ「……」スーー ハーー
ヴィーネ「じゃ、じゃあ、目つぶって?」
ヴィーネ「ん…」
ヴィーネ「~~! はい終わり! これでいいでしょ!」
ヴィーネ「へっ? もう一回!?」
ヴィーネ「ダメダメ! ダメ! あ、朝ごはん冷めちゃうから!」
ヴィーネ「……」
ヴィーネ「………あとでなら………ね?」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 23:08:31.17 ID:JayitiWO0
朝ごはん後
ヴィーネ「ん。お粗末さま」
ヴィーネ「じゃあ私はお皿洗う……えっ? 今!?」
ヴィーネ「確かに後でとは言ったけど、がっつきすぎじゃない!?」
ヴィーネ「そんな露骨にがっかりされても……」
ヴィーネ「はあ。分かった。お皿洗ってからね? ソファで待ってて」
ヴィーネ(まだ恥ずかしいんだから…私の気持ちも考えてほしいわよね)
ザブザブ
ヴィーネ「お、お待たせ~」
ヴィーネ(……ってあれ、また寝ちゃってるじゃない)
ヴィーネ(食っちゃ寝とは良い御身分ね。そんなんじゃいつか牛になるわよ?)
ヴィーネ「……」
ヴィーネ(でも、寝顔は可愛いのよね)ツンツン
ヴィーネ「ふふっ」
ヴィーネ「……」チュ
ヴィーネ(30分だけ、だからね♪)
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 23:10:52.86 ID:JayitiWO0
ガヴ「ーーーそれから彼が目覚めるまで、ヴィーネは頭を優しく撫でてやるのであった」
ヴィーネ「うわああああ! うわああああああ!!」
ガヴ「こんな感じ?」
ラフィ「素晴らしいですね」
ヴィーネ「ないないないない! ありえないから! ってかどっ、どど同棲しちゃってるじゃない!」
ガヴ「そりゃまあ手っ取り早く世話焼きするっつったらねえ?」
ラフィ「母性というより、ヴィーネさんの愛を感じましたね」
ヴィーネ「やめてよ! ううう、何もしてないのに恥ずかしい……」
サターニャ「はー、なんかこの階のトイレが故障してて下の階まで行かされたわ」
ラフィ「サターニャさん! 良いところに」
サターニャ「へ? なに、どしたの?」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 23:12:58.26 ID:JayitiWO0
いつのまにかラフィエルがラフィになってたけどこのままいきやす
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 23:14:57.83 ID:JayitiWO0
ラフィ「サターニャさん、ヴィーネさんが男性と付き合っていたらどんな風になると思いますか?」
サターニャ「えええええ!? ヴィ、ヴィネット……アンタまさか……」
ヴィーネ「ちっ、違うわよ! ガヴとラフィが勝手に変な妄想してるだけ!」
サターニャ「なあーんだ、悪魔ともあろう者が下界のオスごときに開通工事済まされたのかと思ったじゃない」
ラフィ「サターニャさん…?」
ガヴ(悪魔だからなのかサターニャだけなのか、男女交際に関して認識の偏りがあるな)
ヴィーネ「え? どういうこと?」
ガヴ「よかったサターニャだけか。ヴィーネはぜひそのままでいてくれ」
サターニャ「な、なによ? 私なんか変なこと言った?」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 23:16:57.72 ID:JayitiWO0
ガヴ「とりあえずだ、ヴィーネに仲の良い男子がいたとして、そいつにどう接するかってことを考えて時間を潰してるんだよ」
ヴィーネ「今すぐやめて欲しいんだけど」
サターニャ「ふーん。なんかよく分からないわね」
ラフィ「サターニャさんだったらどうしますか?」
サターニャ「私? そうね~」
サターニャ「相手が人間ってことなら、徹底的に支配して、恐怖を与えてやるわ!」
ヴィーネ「それってどうなの…?」
ラフィ「悪魔らしいというか、サターニャさんらしいですね」
ガヴ「支配……恐怖………なるほど、アリだな」
サターニャ「あらガヴリール、話が分かるじゃない」
ラフィ「どうするんですか?」
ガヴ「ちょっくら言葉を変換して試してみる」
ヴィーネ「えっ」
ガヴ「えーっと、じゃあタイトルは『病的束縛彼女・ヴィーネさん』で」
ヴィーネ「どう考えてもまともじゃないやつよね!?」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 23:17:56.43 ID:JayitiWO0
『病的束縛彼女・ヴィーネさん』
出演:月乃瀬=ヴィネット=エイプリル
ヴィーネ「ごめん! 待たせたわね」
ヴィーネ「あなたに会う服を選んでたらギリギリまで悩んじゃって。どうかしら?」
ヴィーネ「ふふっ、褒めすぎよ。でもありがとう」
ヴィーネ「それじゃあ………」
ヴィーネ「あ、ちょっと待ってね」
ヴィーネ「すんすん、すんすんすんすん」
ヴィーネ「うん、他の女のニオイはしないっと」
ヴィーネ「じゃあ行きましょ。まずは新しくできたカフェね♪」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 23:19:56.23 ID:JayitiWO0
店員「ご注文は以上ですね。少々お待ちくださいませ」
ヴィーネ「ここのタルト、すごく評判がいいのよ。移転前の店舗では毎日行列ができてたって」
ヴィーネ「コーヒーにすごく合うって話なの。楽しみね」
ヴィーネ「………で?」
ヴィーネ「『2.7秒』なんだけど」
ヴィーネ「……」
ヴィーネ「何がって、決まってるでしょ? あなたがさっきの店員に視線を向けていた合計時間」
ヴィーネ「ねえ、何を見てたの? チラチラと3回も黒目が動いてたわよ」
ヴィーネ「そういえば、大きかったわねーさっきの店員。胸のあたりがとてもとても」
ヴィーネ「……」
ヴィーネ「ふふ。怒るって、誰が? 私が? どうして?」
ヴィーネ「別に怒ったりしないから、正直に言っていいのよ? なんであの店員を2.7秒も見つめていたのかしら?」
ヴィーネ「ふふ、ふふふふ…? うん、やっぱり胸?」
ザンッ!!!
ヴィーネ「あら、勝手にフォークが飛んでいったわ」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 23:23:22.35 ID:JayitiWO0
ヴィーネ「すごく美味しかった。ごめんね払ってもらって」
ヴィーネ「そんな、愛してるから当然だなんて……もう、本当のことだからっていちいち言わなくてもいいのに!」
ヴィーネ「じゃあ次は……ん?」
ヴィーネ(なんか道路の向こうで手を振ってる人が……しかもサタ夫くんに)
ヴィーネ(会釈したってことは、知り合いなのかしら)
ヴィーネ「ね、今の子………誰?」
ヴィーネ「ただの知り合い? ふうん…」
ヴィーネ「それにしてはずいぶん仲良いんじゃない? ただの知り合いならあんな遠くから挨拶しないわよね?」
ヴィーネ「……」
ヴィーネ「小学校からの幼なじみ? へー、そうなんだ。なんでウソついたの?」
ヴィーネ「ううん。別に謝らなくていいのよ、あなたが他の女を異性として意識してないなんて分かってるし」
ヴィーネ「あっ、私ちょっとお花を摘みに行ってくるから、ここで待っててね」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 23:25:58.59 ID:JayitiWO0
ヴィーネ「お待たせっ」
ヴィーネ「ちょっとお手洗い遠くて、時間かかっちゃった」
ヴィーネ「え? なんか変なにおいって……ちょっと、女の子にそういうこと言わないでよ!」
ヴィーネ「うん? 鉄っぽい……?」
ヴィーネ「さあ、私には分からないけど」
ヴィーネ「このモリも最初から持ってたわよ。忘れちゃった?」
ヴィーネ「もー、デート中に他の女を気にするなんてマイナスなんだから」
ヴィーネ「……どうしたの? そんな不安そうな顔して」
ヴィーネ「ふふっ、大丈夫よ」
ヴィーネ「どんな敵からも、私があなたを守ってあげるから♪」
ヴィーネ「そんなことよりほら、早く次行きましょ!」
ヴィーネ「うふふ、うふふふふ」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 23:29:43.11 ID:JayitiWO0
ガヴ「なお、その後彼が幼なじみに会うことは無かったというーーー」
ヴィーネ「」
ラフィ「これはなかなか…」ゴクリ
サターニャ「なんで? 事故にでもあったの?」
ラフィ「サターニャさんにはあとでゆっくり教えてあげますね」
ヴィーネ「どんどん現実の私から離れて行くんだけど…」
ガヴ「ぶっちゃけこれが一番ありえそうだと思うのは私だけ?」
ヴィーネ「ありえるわけあるかっ!」
ガヴ「って言うじゃん。でもヴィーネみたいな真面目キャラに限って実はヤンデレとか変態だったりする事例が統計的に多いのも事実なんだよ」
ヴィーネ「そ、そうなの……!?」
ラフィ「ヴィーネさん、おそらくガヴちゃんが見ている一部ネット上の話だと思いますよ」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 23:31:34.55 ID:JayitiWO0
ガヴ「ともあれ、いろんなヴィーネが妄想できて結構楽しめたな」
ラフィ「そうですね~」
ヴィーネ「こっちは精神的にどっと疲れたわよ…」
サターニャ「私まだ全然聞いてないんだけど」
ガヴ「家でやってたときは他にもあったよ」
サターニャ「例えばどんな?」
ガヴ「普段はツンツンしてるのに二人きりのとき限定でめちゃくちゃ甘えたなヴィーネ」
ヴィーネ「はあっ!?」
ガヴ「テスト前日に勉強を教えにきたけど両親が旅行でいなくて急遽泊まり込みになって焦りまくるヴィーネ」
ヴィーネ「ええっ!? ちょっ…」
ガヴ「最高に捗ったのは、結婚前夜まで取っておいたヴァージンをついに失わんとして部屋でひとりシャワーを待っ」
ヴィーネ「だあああああもうやめろーー!!!」
ラフィ「ガヴちゃん、後ほどくわしく」
ヴィーネ「話さなくていいから!!」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 23:33:26.21 ID:JayitiWO0
ヴィーネ「まったく……ガヴ、そんなアホなことに時間割いてないでもっと為になることしなさいよ」
ガヴ「そうは言うけどさ、こういうシミュレーションも案外大事なんじゃね? もしかしたらってこともあるし」
ヴィーネ「も、もしかしたらって……?」
ラフィ「ヴィーネさんが本当にどなたかとお付き合いをする、ということでしょうか?」
サターニャ「開通!?」
ラフィ「サターニャさん後で二人きりでお話があります」
ガヴ「だってあくまでも悪魔ではあるけどJKなわけでしょ?」
ガヴ「黙ってても共学の高校だし、ヴィーネは可愛いから急に告られる可能性だってあるだろうし」
ヴィーネ「か、可愛いってガヴ、そんな……うー…」
ラフィ(やはり初々しいヴィーネさん美味しいですね)
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 23:36:13.24 ID:JayitiWO0
ガヴ「ヴィーネは全く興味ないの?」
ヴィーネ「興味って言われても……そんなこと考えたことも無かったし、そもそも私は悪魔の修行として来てるわけだし…」
ガヴ「でも、わざわざ人間的には青春真っ只中の年齢で送り込まれてるって所に何らかの意味があると私は思うんだよ」
ヴィーネ「へ? どういうこと?」
ガヴ「青春には愛憎がつきものだし、そういうのって、天使や悪魔にも深く関係してる気がしてさ」
ガヴ「つまり、愛だ恋だ、憎しみだ怒りだっていう多様な経験を通して学べることもあるんじゃないかって」
ヴィーネ「ガヴ…」
ガヴ「ヴィーネだってなにも悪いことだけして過ごしたくないだろ?」
ヴィーネ「うっ、それはまあ…」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 23:41:29.47 ID:JayitiWO0
ガヴ「それよりもさ、人間として、ふつうの女の子として、この世界の青春に……恋愛に飛び込んでみるのもアリかなと私は思うんだよ」
ヴィーネ「ガヴ……」
ガヴ(我ながらよくこんな口八丁に喋れるもんだわ)
ヴィーネ「……」
ヴィーネ(思わず『アホなこと』なんて言っちゃったけど、ガヴはそこまで考えていたのね)
ヴィーネ(むしろ考えていなかったのは私の方……)
ヴィーネ(そっか。悪魔だからって人に悪いことをするのだけが勉強じゃないんだ)
ラフィ(↑とか、ヴィーネさんなら思ってそうですね~)
ヴィーネ「……うん、そうね!」
ヴィーネ「ガヴ、私興味出てきたわ! 今は何も分からないけど、がんばって恋愛のことも勉強する!」
ガヴ「そう言ってもらえてよかったよ」
ガヴ(チョロインも向いてるなぁヴィーネは)
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 23:43:58.58 ID:JayitiWO0
ヴィーネ「……とは言ったものの、どうやって恋愛なんて勉強するのかしら」
ガヴ「さあ? やっほー知恵袋じゃね?」
ラフィ「とてもよくないと思います」
ガヴ「ってのは冗談で、そんなのは実際に経験してナンボだろ」
ヴィーネ「ええ!? 経験って……まだ、す、好きな人とかも居ないのに…」
ガヴ「いいんだよ誰でも。まずはデートとかしなきゃ話になんないし、適当にその辺のやつと付き合ってみよう(適当)」
ヴィーネ「そんなのでいいの!?」
ガヴ「まあ決めるのはヴィーネだけどね。それに付き合ってるうちに良い所が分かって、本当に好きになるってパターンもあるし」
ラフィ「詳しいですねガヴちゃん」
ヴィーネ「もしかしてガヴ、そういう経験あったり…?」
ガヴ「まあ一応ね」
ヴィーネ「そ、そうなんだ…!」
ガヴ(ゲームで)
ラフィ(ゲームですね)
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 23:45:36.41 ID:JayitiWO0
ヴィーネ(ガヴもそうしてるなら……私も挑戦してもいいのかな)
ガヴ「で、どうするヴィーネ?」
ヴィーネ「うー、でもやっぱり恥ずかしいような」
ヴィーネ「それに男の人なんてほとんど話したこともないし、そもそも私なんかが告白しても迷惑なんじゃないかって思うと…」
ガヴ「ヴィーネなら大丈夫だって! 私が保証するよ」
ヴィーネ「本当に…?」
ガヴ「ああ。善は急げだ、早速やろう今やろう」
ヴィーネ「ええっ!? 今から!?」
ガヴ「えーと、どいつがいいかな……」キョロキョロ
ヴィーネ「ちょっ…ガヴ!?」
ガヴ「よし決めた」
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 23:49:51.35 ID:JayitiWO0
ガヴ「ヴィーネ、あいつだ」
ヴィーネ「ほ、本当に今するの?」
ガヴ「もちろん。なあにヴィーネはただ一言…」
ヴィーネ「うん」
ガヴ「ーーーって言えばいい」
ヴィーネ「うっ……そんなこと言って引かれたりしないかしら」
ガヴ「心配すんな。絶対うまくいく」
ヴィーネ「……分かったわ。ガヴを信じる」
ガヴ「ああ。見守ってる」
ヴィーネ「ちょっとだけ心の準備を……」
ガヴ「いやいや必要ない。相手も準備してないから」
ヴィーネ「えっ!? ちょっとガヴ、待っ」
ガヴ「行ってこい」
トンッ
ヴィーネ「わわっ!?」
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 23:52:51.40 ID:JayitiWO0
ラフィ「ヴィーネさん、大丈夫ですかね」
ガヴ「うーん…」
ガヴ(やっぱちょっと無理矢理すぎたかな)
ガヴ「まあ、たぶん大丈夫だと思う」
ラフィ「そうなんですか?」
ガヴ「なんせ男のほうはさっきからこっちのほうずっと見てきてるやつだし」
ラフィ「ああー、あの方ですね。私も視線は気になっていました」
ガヴ「まったくだ。バレてないとでも思ってんのかね」
ガヴ「……」
ガヴ「おまえだぞ m9( °д° ) 」
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 23:54:06.18 ID:JayitiWO0
ヴィーネ「ご、ごめんね? なんか急に」
ヴィーネ「全然話したこともないのに、いきなり厚かましいかなとも思うんだけど」
ヴィーネ「ええと……お願いというかなんというか……」
ヴィーネ「もし、もしよかったらー………なんだけど」
ヴィーネ「わ、私をっ」
ヴィーネ「もらって…くれませんか………?」
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 23:55:09.41 ID:JayitiWO0
おわり
ハッピーかバッドかはお任せします
サターニャ「オチが無いのを有耶無耶にする…まさに悪魔的行為!」ビシッ
ラフィ「やめてください」
引用元: ・ガヴ「最近さ」
モバP「クールなアルバイター」
2020-06-30
1: ◆eF6RWyN1IM 2017/05/31(水) 00:51:32.99 ID:TIjUaz8L0
関連
ハルヒ「SOS団で恋の暴露大会をするわよ!」
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2: ◆eF6RWyN1IM 2017/05/31(水) 00:52:00.08 ID:TIjUaz8L0
モバP「この日の撮影……どうしても手が足りませんね」
ちひろ「ええっと、うーん……都合がつきそうな人は居ないですよね」
モバP「そうなると短期のバイトでも雇いますか」
ちひろ「そうですね。ある程度の力仕事になるのでそれで募集かけておきます!」
モバP「そうしましょう。それじゃあそろそろ帰りましょうか」
ちひろ「ですね。今日、一緒にご飯でもいきませんか?」
モバP「いやーすみません。しばらく友人が遊びに来てまして……」
ちひろ「あら、そうなんですか? それじゃあ無理ですねぇ」
モバP「ですね。申し訳ないです」
ちひろ「いえいえ」
ちひろ「ええっと、うーん……都合がつきそうな人は居ないですよね」
モバP「そうなると短期のバイトでも雇いますか」
ちひろ「そうですね。ある程度の力仕事になるのでそれで募集かけておきます!」
モバP「そうしましょう。それじゃあそろそろ帰りましょうか」
ちひろ「ですね。今日、一緒にご飯でもいきませんか?」
モバP「いやーすみません。しばらく友人が遊びに来てまして……」
ちひろ「あら、そうなんですか? それじゃあ無理ですねぇ」
モバP「ですね。申し訳ないです」
ちひろ「いえいえ」
3: ◆eF6RWyN1IM 2017/05/31(水) 00:52:25.58 ID:TIjUaz8L0
モバP「ただいまー」
桐野アヤ「おう。おかえり」
モバP「飯作るから待っとけ」
アヤ「ああ? もう作ってあるよ」
モバP「本当か? 助かるよ。ありがとう」
アヤ「よせよ。今アタシただの居候だしそのくらいはやるって」
モバP「お、自覚はしてたんだな」
アヤ「……いや、転がり込んだのは悪かったって」
モバP「分かってるならよし。たださ……いや、カップラーメンだしてるのは料理とは……」
アヤ「文句あるなら食うなよ!」
モバP「……いただきます」
アヤ「召し上がれ」
桐野アヤ「おう。おかえり」
モバP「飯作るから待っとけ」
アヤ「ああ? もう作ってあるよ」
モバP「本当か? 助かるよ。ありがとう」
アヤ「よせよ。今アタシただの居候だしそのくらいはやるって」
モバP「お、自覚はしてたんだな」
アヤ「……いや、転がり込んだのは悪かったって」
モバP「分かってるならよし。たださ……いや、カップラーメンだしてるのは料理とは……」
アヤ「文句あるなら食うなよ!」
モバP「……いただきます」
アヤ「召し上がれ」
4: ◆eF6RWyN1IM 2017/05/31(水) 00:52:59.30 ID:TIjUaz8L0
アヤ「あー、腹いっぱい」
モバP「食べてすぐ横になると太るぞ」ゴロン
アヤ「そんな簡単に太るようなぬるい鍛え方はしてないっての」
モバP「というか寝っ転がるにもそれ邪魔だろ。うちは狭いアパートなんだしさ、その荷物いい加減整理してくれないか?」
アヤ「別にいいだろ。寝る分には困らないんだから」
モバP「俺が寝られないんだよ」
アヤ「カワイイ妹分だろ? 我慢してくれ!」
モバP「都合のいい時だけそういうこと言わない」
アヤ「はいはい」
モバP「そもそもこの趣味は秘密じゃないのか?」
アヤ「……あんたならいいだろ」
モバP「食べてすぐ横になると太るぞ」ゴロン
アヤ「そんな簡単に太るようなぬるい鍛え方はしてないっての」
モバP「というか寝っ転がるにもそれ邪魔だろ。うちは狭いアパートなんだしさ、その荷物いい加減整理してくれないか?」
アヤ「別にいいだろ。寝る分には困らないんだから」
モバP「俺が寝られないんだよ」
アヤ「カワイイ妹分だろ? 我慢してくれ!」
モバP「都合のいい時だけそういうこと言わない」
アヤ「はいはい」
モバP「そもそもこの趣味は秘密じゃないのか?」
アヤ「……あんたならいいだろ」
5: ◆eF6RWyN1IM 2017/05/31(水) 00:53:30.90 ID:TIjUaz8L0
モバP「いやぁー……だってなあ?」
アヤ「似合ってないのはわかってるよ。別にいいだろ」プイッ
モバP「拗ねるな拗ねるな。撮影会だっけ? があるまで押入れに入れてちゃダメか?」
アヤ「はぁ? 狭い中に閉じ込めるなんて可哀想だろ」
モバP「いや、俺が狭いんだけど……」
アヤ「あーもう! こっち寄っていいから!」
モバP「はい。すみません……いや、俺が謝るのおかしくないか?」
アヤ「おかしくないな! うし、風呂入ってくるわ」
モバP「おー、広々していいな」
アヤ「勝手に人形に触るなよ!」
モバP「はい。いってらっしゃい」
アヤ「似合ってないのはわかってるよ。別にいいだろ」プイッ
モバP「拗ねるな拗ねるな。撮影会だっけ? があるまで押入れに入れてちゃダメか?」
アヤ「はぁ? 狭い中に閉じ込めるなんて可哀想だろ」
モバP「いや、俺が狭いんだけど……」
アヤ「あーもう! こっち寄っていいから!」
モバP「はい。すみません……いや、俺が謝るのおかしくないか?」
アヤ「おかしくないな! うし、風呂入ってくるわ」
モバP「おー、広々していいな」
アヤ「勝手に人形に触るなよ!」
モバP「はい。いってらっしゃい」
6: ◆eF6RWyN1IM 2017/05/31(水) 00:54:00.62 ID:TIjUaz8L0
アヤ「全く……扱い方がわかってねーなー……」
アヤ「もっと大切にするもんだろうがよ……」
アヤ「人形のことだからな……本当に」
アヤ「むー……」ブクブク
アヤ「はぁ、のぼせる前に上がろう」ザバァ
ーーーーーー
モバP「…………zzzZZZ」
アヤ「どこで寝りゃいいんだよ。仕方ねえな」
アヤ「悪いな。朝までこの中で我慢してくれ」
アヤ「もっと大切にするもんだろうがよ……」
アヤ「人形のことだからな……本当に」
アヤ「むー……」ブクブク
アヤ「はぁ、のぼせる前に上がろう」ザバァ
ーーーーーー
モバP「…………zzzZZZ」
アヤ「どこで寝りゃいいんだよ。仕方ねえな」
アヤ「悪いな。朝までこの中で我慢してくれ」
7: ◆eF6RWyN1IM 2017/05/31(水) 00:54:43.37 ID:TIjUaz8L0
モバP「おい! なんで俺押入れの中で寝てるんだよ!」
アヤ「あんたが場所とってたからだけど?」
モバP「いや、その心底不思議みたいな顔やめてくれよ……」
アヤ「まあまあ、気にしない気にしない。ほら飯だぞ」
モバP「納得いかないんだけどな……ま、いいや」
アヤ「難しく考えずに食え食え。んで忘れてくれ!」
モバP「……いただきます!」
アヤ「それでいい。気にしてるとハゲるぜ」
アヤ「あんたが場所とってたからだけど?」
モバP「いや、その心底不思議みたいな顔やめてくれよ……」
アヤ「まあまあ、気にしない気にしない。ほら飯だぞ」
モバP「納得いかないんだけどな……ま、いいや」
アヤ「難しく考えずに食え食え。んで忘れてくれ!」
モバP「……いただきます!」
アヤ「それでいい。気にしてるとハゲるぜ」
8: ◆eF6RWyN1IM 2017/05/31(水) 00:55:20.26 ID:TIjUaz8L0
モバP「アヤ、今日はどこか出かけるか?」
アヤ「あー、せっかくの東京旅行だしな。観戦とドール撮影会だけじゃもったいないだろ」
モバP「そうか。あまり遅くなるなよ」
アヤ「ガキじゃないんだからそんなに心配するなよ。あんたが帰ってくる頃には家にいるって」
モバP「そうしてくれ。それじゃあ行ってきます」
アヤ「おう。気をつけてな」
アヤ「あー、せっかくの東京旅行だしな。観戦とドール撮影会だけじゃもったいないだろ」
モバP「そうか。あまり遅くなるなよ」
アヤ「ガキじゃないんだからそんなに心配するなよ。あんたが帰ってくる頃には家にいるって」
モバP「そうしてくれ。それじゃあ行ってきます」
アヤ「おう。気をつけてな」
9: ◆eF6RWyN1IM 2017/05/31(水) 00:56:04.68 ID:TIjUaz8L0
アヤ「こりゃ参ったな……」
アヤ「遊びに行こうにも撮影会の参加費にボクシングのチケット、移動費……」
アヤ「ていうか東京の物価高すぎるよな」
アヤ「こりゃこっちでも日雇いのバイト入れるか」
アヤ「はぁー、遊びに来てまでバイトかよ……お前も労ってくれよ……」
アヤ「どうすっかな……この近くで単発のバイトは、と……」
アヤ「テレビ局スタッフ。機材運搬、設置その他雑用。これ良いんじゃないか?」
アヤ「よし。応募しておくか」
アヤ「お前の服のためにも稼いでくるからな待ってろよっ!」
アヤ「遊びに行こうにも撮影会の参加費にボクシングのチケット、移動費……」
アヤ「ていうか東京の物価高すぎるよな」
アヤ「こりゃこっちでも日雇いのバイト入れるか」
アヤ「はぁー、遊びに来てまでバイトかよ……お前も労ってくれよ……」
アヤ「どうすっかな……この近くで単発のバイトは、と……」
アヤ「テレビ局スタッフ。機材運搬、設置その他雑用。これ良いんじゃないか?」
アヤ「よし。応募しておくか」
アヤ「お前の服のためにも稼いでくるからな待ってろよっ!」
10: ◆eF6RWyN1IM 2017/05/31(水) 00:56:33.22 ID:TIjUaz8L0
モバP「なんだそりゃ。弾丸ツアーで飛び出してお金足りないのかよ」
アヤ「う、うるさいな。思ったよりいろいろ高いんだよ」
モバP「計画的に使えよ。はい、お小遣い」
アヤ「あっ、いいって! こっちでバイト入れたんだよ」
モバP「そうか? でもせっかく来てるのになぁ」
アヤ「自分の面倒くらい自分で見れるっての。心配しなくていいぜ」
モバP「じゃあそうする。仕事頑張れ」
アヤ「こういうのは慣れてるからそれも大丈夫!」
アヤ「う、うるさいな。思ったよりいろいろ高いんだよ」
モバP「計画的に使えよ。はい、お小遣い」
アヤ「あっ、いいって! こっちでバイト入れたんだよ」
モバP「そうか? でもせっかく来てるのになぁ」
アヤ「自分の面倒くらい自分で見れるっての。心配しなくていいぜ」
モバP「じゃあそうする。仕事頑張れ」
アヤ「こういうのは慣れてるからそれも大丈夫!」
11: ◆eF6RWyN1IM 2017/05/31(水) 00:57:00.72 ID:TIjUaz8L0
アヤ「ところでさ、今日の飯はどうだった?」
モバP「美味しかったけど、あれアヤが作ったのか?」
アヤ「そ、そうだよ! 文句言われたから見返してやろうと思ってな!」
モバP「ここまで出来るとは思ってなかった。ご馳走様」
アヤ「認めればよし。アタシだってこんくらいは出来るんだよ」
モバP「いや……悪かったよ」
アヤ「へへっ……明日からも作ってやるから楽しみにしとけよっ」
モバP「はいよ。気分良くさせてるんだろうけど、今日は床で寝させて貰えるんだろうな?」
アヤ「……仕方ないからアタシが押入れだ」
モバP「美味しかったけど、あれアヤが作ったのか?」
アヤ「そ、そうだよ! 文句言われたから見返してやろうと思ってな!」
モバP「ここまで出来るとは思ってなかった。ご馳走様」
アヤ「認めればよし。アタシだってこんくらいは出来るんだよ」
モバP「いや……悪かったよ」
アヤ「へへっ……明日からも作ってやるから楽しみにしとけよっ」
モバP「はいよ。気分良くさせてるんだろうけど、今日は床で寝させて貰えるんだろうな?」
アヤ「……仕方ないからアタシが押入れだ」
12: ◆eF6RWyN1IM 2017/05/31(水) 00:57:43.83 ID:TIjUaz8L0
ちひろ「桐野さんですね。今日はこちらの皆さんと神谷さんについて貰います」
アヤ「おわっ、神谷奈緒に会えるのか」
スタッフ「よろしくね。基本は他のスタッフの指示通りにしておけばいいから」
アヤ「はいっ!」
スタッフ「とりあえずは神谷さんについていって荷運びだね。さ、乗って乗って」
アヤ「うす! テレビ局とかに行くんですか?」
スタッフ「いやいや。今日は雑誌の撮影」
アヤ「そうでしたか。そういうのもあるんですね!」
スタッフ「うん。まあアルバイトだとどっちも基本は衣装の検品とダンボール運びだけどね」
アヤ「おわっ、神谷奈緒に会えるのか」
スタッフ「よろしくね。基本は他のスタッフの指示通りにしておけばいいから」
アヤ「はいっ!」
スタッフ「とりあえずは神谷さんについていって荷運びだね。さ、乗って乗って」
アヤ「うす! テレビ局とかに行くんですか?」
スタッフ「いやいや。今日は雑誌の撮影」
アヤ「そうでしたか。そういうのもあるんですね!」
スタッフ「うん。まあアルバイトだとどっちも基本は衣装の検品とダンボール運びだけどね」
13: ◆eF6RWyN1IM 2017/05/31(水) 00:59:33.29 ID:TIjUaz8L0
メイク「スタッフさん? よろしくね」
アヤ「はい! よろしくお願いします」
メイク「とりあえずこのあたりのものを控え室に運んで貰えるかしら」
アヤ「はいっ!」
ーーーーーー
アヤ「失礼します!」
奈緒「どうぞー」
アヤ(わっ、本物の神谷奈緒じゃん!)
奈緒「メイク道具と小物か? ならそこの鏡台のところに置いてください」
アヤ「わかりました!」
アヤ「はい! よろしくお願いします」
メイク「とりあえずこのあたりのものを控え室に運んで貰えるかしら」
アヤ「はいっ!」
ーーーーーー
アヤ「失礼します!」
奈緒「どうぞー」
アヤ(わっ、本物の神谷奈緒じゃん!)
奈緒「メイク道具と小物か? ならそこの鏡台のところに置いてください」
アヤ「わかりました!」
14: ◆eF6RWyN1IM 2017/05/31(水) 01:00:08.56 ID:TIjUaz8L0
メイク「それじゃあ奈緒ちゃん、始めますねー」
奈緒「おうっ! か、可愛く頼むな!」
メイク「はーい。ね、スタッフさん。ハンガーラック運んできて貰える?」
アヤ「はい。行ってきます!」
ーーーーーー
アヤ「いやー、オーラとか凄いな……女の子って感じだ……」
アヤ「衣装ってこれか……フリフリだ……人形の衣装みたいで、いいな……」
アヤ「いやいや! こんなのアイドルだから着られるだけでしょ!」
アヤ「仕事仕事!」
奈緒「おうっ! か、可愛く頼むな!」
メイク「はーい。ね、スタッフさん。ハンガーラック運んできて貰える?」
アヤ「はい。行ってきます!」
ーーーーーー
アヤ「いやー、オーラとか凄いな……女の子って感じだ……」
アヤ「衣装ってこれか……フリフリだ……人形の衣装みたいで、いいな……」
アヤ「いやいや! こんなのアイドルだから着られるだけでしょ!」
アヤ「仕事仕事!」
15: ◆eF6RWyN1IM 2017/05/31(水) 01:00:42.85 ID:TIjUaz8L0
スタッフ「お疲れさん。撮影始まったら撤収まで少し楽だよ」
アヤ「うす……にしてもアイドルって凄いっすね」
スタッフ「ああ、雰囲気変わるよね。神谷さんは特に顕著だからなぁ」
アヤ「みんな変わるものなんですか?」
スタッフ「個人差はあるけど……ほとんどの人は仕事ってなったら気合入るね」
アヤ「へぇー……もしアタシも……」
スタッフ「さ、邪魔にならないように引っ込んでるよ」
アヤ「わ、はい!」
アヤ「うす……にしてもアイドルって凄いっすね」
スタッフ「ああ、雰囲気変わるよね。神谷さんは特に顕著だからなぁ」
アヤ「みんな変わるものなんですか?」
スタッフ「個人差はあるけど……ほとんどの人は仕事ってなったら気合入るね」
アヤ「へぇー……もしアタシも……」
スタッフ「さ、邪魔にならないように引っ込んでるよ」
アヤ「わ、はい!」
16: ◆eF6RWyN1IM 2017/05/31(水) 01:01:15.81 ID:TIjUaz8L0
ちひろ「今日はお疲れ様でした。また機会があればよろしくお願いしますね」
アヤ「こちらこそ、お疲れ様でした」
ちひろ「今日の分のお給料です」スッ
アヤ「え、こんなに貰っても良いんですか?」
ちひろ「はい。もちろんですよ?」
アヤ「ありがとうございます! それでは失礼します」ペコ
アヤ「こちらこそ、お疲れ様でした」
ちひろ「今日の分のお給料です」スッ
アヤ「え、こんなに貰っても良いんですか?」
ちひろ「はい。もちろんですよ?」
アヤ「ありがとうございます! それでは失礼します」ペコ
17: ◆eF6RWyN1IM 2017/05/31(水) 01:01:46.81 ID:TIjUaz8L0
アヤ「地元の倍近く貰えちまったぜ……どうしよ……」
アヤ「これなら後1、2回やれば十分だな」
アヤ「…………無駄遣いは……いや」
アヤ「忘れられねえな。最悪家に持ち帰らなければ良いだろ」
ーーーーーー
マタノオコシヲー
アヤ「勢いで、か、買っちまった……」
アヤ「……帰ったら、着るか」
アヤ「これなら後1、2回やれば十分だな」
アヤ「…………無駄遣いは……いや」
アヤ「忘れられねえな。最悪家に持ち帰らなければ良いだろ」
ーーーーーー
マタノオコシヲー
アヤ「勢いで、か、買っちまった……」
アヤ「……帰ったら、着るか」
18: ◆eF6RWyN1IM 2017/05/31(水) 01:03:37.47 ID:TIjUaz8L0
アヤ「どうだろ……いや、アタシには似合わない……けど」
アヤ「……めっちゃくちゃカワイイよな! お前の分の服見て一度似たようなの着たいと思ってたんだよー!」
アヤ「なあ! どうだろ! アタシも人形みたいにフリッフリでカワイイかな?」
アヤ「ふっふーん♪」クルックルッ
アヤ「えへへ……良いなぁ……」
モバP「ただい……ま……」
アヤ「…………」
モバP「…………」
アヤ「ムリムリムリムリ!!! でてけっ!」
モバP「理不尽!」
アヤ「……めっちゃくちゃカワイイよな! お前の分の服見て一度似たようなの着たいと思ってたんだよー!」
アヤ「なあ! どうだろ! アタシも人形みたいにフリッフリでカワイイかな?」
アヤ「ふっふーん♪」クルックルッ
アヤ「えへへ……良いなぁ……」
モバP「ただい……ま……」
アヤ「…………」
モバP「…………」
アヤ「ムリムリムリムリ!!! でてけっ!」
モバP「理不尽!」
19: ◆eF6RWyN1IM 2017/05/31(水) 01:04:24.78 ID:TIjUaz8L0
アヤ「その……さっきはごめん」
モバP「なんも見てないからいいよ」
アヤ「……なんかそれも腹立つな」
モバP「だって、アヤはそういう趣味は隠してたし見られたら嫌じゃないか?」
アヤ「誰も見られないんじゃしょうがないじゃんかよ。せっかく着飾ったんだから、見りゃ良いだろっ!」
モバP「そりゃ……一体どんな心境の変化だ?」
アヤ「今日、ちょっといろいろあったんだよ!」
モバP「へぇ。カワイイよ」
アヤ「そ、そうか! よし、どっか飯食べに行こうぜ」
モバP「ん、飯作ることも忘れるほど浮かれてたのか?」
アヤ「う、うるせ!」
モバP「なんも見てないからいいよ」
アヤ「……なんかそれも腹立つな」
モバP「だって、アヤはそういう趣味は隠してたし見られたら嫌じゃないか?」
アヤ「誰も見られないんじゃしょうがないじゃんかよ。せっかく着飾ったんだから、見りゃ良いだろっ!」
モバP「そりゃ……一体どんな心境の変化だ?」
アヤ「今日、ちょっといろいろあったんだよ!」
モバP「へぇ。カワイイよ」
アヤ「そ、そうか! よし、どっか飯食べに行こうぜ」
モバP「ん、飯作ることも忘れるほど浮かれてたのか?」
アヤ「う、うるせ!」
20: ◆eF6RWyN1IM 2017/05/31(水) 01:04:51.60 ID:TIjUaz8L0
ちひろ「それで、その子に連れまわされて寝不足なんですか?」
モバP「ええ、まあ」
ちひろ「はー、やだやだ。私昨日は飲み会でしたしそんな話聞かされても羨ましくなんかないですよー」
モバP「いや、すみません。今度はちゃんとちひろさんと行きますから」
ちひろ「いえ、私と行かなくて良いので私の代わりに飲み会に行ってください」
モバP「……メンバーは?」
ちひろ「もちろんいつもの人たちです♪」
モバP「多分酔い潰されるんですけど」
ちひろ「だから私の代わりに犠牲になってください♪」
モバP「……はい」
モバP「ええ、まあ」
ちひろ「はー、やだやだ。私昨日は飲み会でしたしそんな話聞かされても羨ましくなんかないですよー」
モバP「いや、すみません。今度はちゃんとちひろさんと行きますから」
ちひろ「いえ、私と行かなくて良いので私の代わりに飲み会に行ってください」
モバP「……メンバーは?」
ちひろ「もちろんいつもの人たちです♪」
モバP「多分酔い潰されるんですけど」
ちひろ「だから私の代わりに犠牲になってください♪」
モバP「……はい」
21: ◆eF6RWyN1IM 2017/05/31(水) 01:05:29.35 ID:TIjUaz8L0
ちひろ「しっかしプロデューサーさんがそんなに褒める程かわいいならスカウトすれば良いじゃないですか」
モバP「昔っから男勝りな子で……カッコ良い服装なら来てくれるんですけど」
ちひろ「美玲ちゃんとか悠貴ちゃんみたいなのはどうでしょうか?」
モバP「そういうのだけなら良いんですけどね……」
ちひろ「やっぱり難しいですかー……」
モバP「一度やらせてみるのも良さそうですよね」
ちひろ「……モデルの募集、かけちゃいます?」
モバP「……ちひろさんも悪ですなぁ」
モバP「昔っから男勝りな子で……カッコ良い服装なら来てくれるんですけど」
ちひろ「美玲ちゃんとか悠貴ちゃんみたいなのはどうでしょうか?」
モバP「そういうのだけなら良いんですけどね……」
ちひろ「やっぱり難しいですかー……」
モバP「一度やらせてみるのも良さそうですよね」
ちひろ「……モデルの募集、かけちゃいます?」
モバP「……ちひろさんも悪ですなぁ」
22: ◆eF6RWyN1IM 2017/05/31(水) 01:06:32.75 ID:TIjUaz8L0
アヤ「なんだ、このメール?」
アヤ「お、この間のところからか……モデルの仕事?」
アヤ「いやいや、アタシがモデルなんて……なんてなぁ……」
アヤ「学校にも読モとかならやってるやついたよな……」
アヤ「東京ならアタシのこと知ってるやつなんていないし……」
アヤ「参加……する!」ポチッ
アヤ「お、この間のところからか……モデルの仕事?」
アヤ「いやいや、アタシがモデルなんて……なんてなぁ……」
アヤ「学校にも読モとかならやってるやついたよな……」
アヤ「東京ならアタシのこと知ってるやつなんていないし……」
アヤ「参加……する!」ポチッ
23: ◆eF6RWyN1IM 2017/05/31(水) 01:07:03.19 ID:TIjUaz8L0
アヤ「な、なんであんたがいるんだよ!」
モバP「俺の働いてる会社だし」
こずえ「ぷろでゅーさー……? だれー……?」
モバP「俺の友達のアヤだよ」
こずえ「あや……こんにちはー」
アヤ「こんにちは。なあP、この子は?」
モバP「うちのアイドル。今日アヤと一緒に仕事する子だよ」
アヤ「なあ、あんたロリコ……」
モバP「そんなことはない」
アヤ「……おう」
モバP「俺の働いてる会社だし」
こずえ「ぷろでゅーさー……? だれー……?」
モバP「俺の友達のアヤだよ」
こずえ「あや……こんにちはー」
アヤ「こんにちは。なあP、この子は?」
モバP「うちのアイドル。今日アヤと一緒に仕事する子だよ」
アヤ「なあ、あんたロリコ……」
モバP「そんなことはない」
アヤ「……おう」
24: ◆eF6RWyN1IM 2017/05/31(水) 01:07:55.26 ID:TIjUaz8L0
アヤ「で、アタシは何をすれば良いんだ?」
こずえ「まずはー、おきがえー……」
モバP「スタイリストさんとこずえに話聞きながら着替えてくれ。説明は後でカメラマンさんがしてくれるから」
アヤ「おっけー。それじゃあ覗くなよ?」
モバP「バカ言うなよ。捕まるっての」
アヤ「そうだな。それじゃ出てった出てった」
こずえ「まずはー、おきがえー……」
モバP「スタイリストさんとこずえに話聞きながら着替えてくれ。説明は後でカメラマンさんがしてくれるから」
アヤ「おっけー。それじゃあ覗くなよ?」
モバP「バカ言うなよ。捕まるっての」
アヤ「そうだな。それじゃ出てった出てった」
25: ◆eF6RWyN1IM 2017/05/31(水) 01:08:57.87 ID:TIjUaz8L0
こずえ「あや、ぷろでゅーさーとー……なかいいのー?」
アヤ「ん、まあな。昔っからお世話になってんだ」
こずえ「いいなー……こずえも、おせわするー」
アヤ「する側なのか……」
こずえ「だめぇー?」
アヤ「だめじゃないさ」
こずえ「ほんとー? うれしー……」
アヤ「おう! 今日は一緒に頑張ろうな」
こずえ「がんばるー……」
アヤ「ん、まあな。昔っからお世話になってんだ」
こずえ「いいなー……こずえも、おせわするー」
アヤ「する側なのか……」
こずえ「だめぇー?」
アヤ「だめじゃないさ」
こずえ「ほんとー? うれしー……」
アヤ「おう! 今日は一緒に頑張ろうな」
こずえ「がんばるー……」
26: ◆eF6RWyN1IM 2017/05/31(水) 01:09:46.42 ID:TIjUaz8L0
アヤ「こ、これを着て撮影するのか!?」
こずえ「そうだよー」ヌギヌギ
アヤ「いや、カワイイ服ってのはともかく……ちょっと露出とか」
こずえ「そうー? だいじょうぶだよー」
アヤ「うっ、さすがに慣れてるんだな」
こずえ「こずえー……あいどるだからー」
アヤ「アイ……アイドルか……アイドルならこんなに可愛く……」
こずえ「あやもーかわいい……よー……?」
アヤ「おおー? 嬉しいこと言ってくれるなー」ワシャワシャ
こずえ「えへへへー……」
スタッフ「そろそろ撮影はじめまーす!」
アヤ「おっと。はーい!」
こずえ「そうだよー」ヌギヌギ
アヤ「いや、カワイイ服ってのはともかく……ちょっと露出とか」
こずえ「そうー? だいじょうぶだよー」
アヤ「うっ、さすがに慣れてるんだな」
こずえ「こずえー……あいどるだからー」
アヤ「アイ……アイドルか……アイドルならこんなに可愛く……」
こずえ「あやもーかわいい……よー……?」
アヤ「おおー? 嬉しいこと言ってくれるなー」ワシャワシャ
こずえ「えへへへー……」
スタッフ「そろそろ撮影はじめまーす!」
アヤ「おっと。はーい!」
27: ◆eF6RWyN1IM 2017/05/31(水) 01:10:15.79 ID:TIjUaz8L0
アヤ「お疲れ様でした!」
モバP「お疲れ様。ほい、飲み物」
アヤ「お、サンキュー。いやー、疲れたよ」
モバP「慣れない仕事だもんな。楽しかったか?」
アヤ「まあ、そこそこな」
モバP「その衣装脱いだら置いておけ」
アヤ「はいよ。その、アタシの顔緩んでないか?」
モバP「普段通りだよ」
アヤ「そうか。人前に出られる顔してるか不安だったんだ」ハハッ
モバP「アヤは良くやってたよ。本当にアイドルやってみるか?」
アヤ「……いや、いいよ。流石に向いてないって」
モバP「そうか。じゃ、帰るぞ」
アヤ「おう。着替えるから出てくれ」
モバP「お疲れ様。ほい、飲み物」
アヤ「お、サンキュー。いやー、疲れたよ」
モバP「慣れない仕事だもんな。楽しかったか?」
アヤ「まあ、そこそこな」
モバP「その衣装脱いだら置いておけ」
アヤ「はいよ。その、アタシの顔緩んでないか?」
モバP「普段通りだよ」
アヤ「そうか。人前に出られる顔してるか不安だったんだ」ハハッ
モバP「アヤは良くやってたよ。本当にアイドルやってみるか?」
アヤ「……いや、いいよ。流石に向いてないって」
モバP「そうか。じゃ、帰るぞ」
アヤ「おう。着替えるから出てくれ」
28: ◆eF6RWyN1IM 2017/05/31(水) 01:10:58.65 ID:TIjUaz8L0
こずえ「あやー……おつかれさまー……」
アヤ「おう! こずえもお疲れ様」
こずえ「たのしかった……ねー」
アヤ「……うん。これからも頑張れよ!」
こずえ「あやも……がんばれー」
アヤ「うん。まーモデルなんてもうできないと思うけどな」
こずえ「そうなのー? ……あや、たのしそう……だったよー?」
アヤ「た、楽しそうでも恥ずかしいんだよ……」
こずえ「どうどうとしてなきゃ、だめー……」
アヤ「堂々と、ねえ……」
アヤ「おう! こずえもお疲れ様」
こずえ「たのしかった……ねー」
アヤ「……うん。これからも頑張れよ!」
こずえ「あやも……がんばれー」
アヤ「うん。まーモデルなんてもうできないと思うけどな」
こずえ「そうなのー? ……あや、たのしそう……だったよー?」
アヤ「た、楽しそうでも恥ずかしいんだよ……」
こずえ「どうどうとしてなきゃ、だめー……」
アヤ「堂々と、ねえ……」
29: ◆eF6RWyN1IM 2017/05/31(水) 01:12:35.92 ID:TIjUaz8L0
モバP「よーし、帰るぞ」
こずえ「はーい……」
アヤ「あいよ」
こずえ「じゃあ……あや、またねー」
アヤ「また、ね。うん。またな! こずえ」
ーーーーーー
モバP「1日で随分仲良いな」
アヤ「なーんか放っておけないっていうか、守ってあげたいっていうかさ」
モバP「言いたいことはわかる」
こずえ「はーい……」
アヤ「あいよ」
こずえ「じゃあ……あや、またねー」
アヤ「また、ね。うん。またな! こずえ」
ーーーーーー
モバP「1日で随分仲良いな」
アヤ「なーんか放っておけないっていうか、守ってあげたいっていうかさ」
モバP「言いたいことはわかる」
30: ◆eF6RWyN1IM 2017/05/31(水) 01:13:37.46 ID:TIjUaz8L0
モバP「んで、はいこれ」
アヤ「給料と、なんの袋だ……これ衣装か!? 持ってきちゃダメじゃないのか?」
モバP「買い取りしてきたんだよ。お前が気に入ってたって話をこずえから聞いて」
アヤ「ちょっ……マジかよ……」
モバP「どんどんお人形さんみたいな服が増えていくな!」
アヤ「本当にもう。アタシにこんな服着せようなんて……」
モバP「アヤなら間違いなく似合ってるよ。こずえも可愛いって言ってたから安心しろ」
アヤ「いやいや! こずえの方がよっぽどカワイイしアイドルだし……アタシなんかよりずっと……」
モバP「そのセリフ。新人だったころの奈緒がほとんど同じこと言ってるんだよ」
アヤ「……だからなんだよ」
モバP「騙されてみないか?」
モバP「お前なら一人前のアイドルになれるよ」
アヤ「給料と、なんの袋だ……これ衣装か!? 持ってきちゃダメじゃないのか?」
モバP「買い取りしてきたんだよ。お前が気に入ってたって話をこずえから聞いて」
アヤ「ちょっ……マジかよ……」
モバP「どんどんお人形さんみたいな服が増えていくな!」
アヤ「本当にもう。アタシにこんな服着せようなんて……」
モバP「アヤなら間違いなく似合ってるよ。こずえも可愛いって言ってたから安心しろ」
アヤ「いやいや! こずえの方がよっぽどカワイイしアイドルだし……アタシなんかよりずっと……」
モバP「そのセリフ。新人だったころの奈緒がほとんど同じこと言ってるんだよ」
アヤ「……だからなんだよ」
モバP「騙されてみないか?」
モバP「お前なら一人前のアイドルになれるよ」
31: ◆eF6RWyN1IM 2017/05/31(水) 01:14:08.77 ID:TIjUaz8L0
アヤ「……騙されてなんかやらねえ」
アヤ「選ぶなら自分で、だ」
モバP「そうか。なら考えておいてくれ」
アヤ「ん。でも今はそんなことより飯だ。着飾ってた反動かな……肉が食べたいぜ」
モバP「はいはい。じゃあどこか行こうか」
アヤ「おう! ハンバーグもいいしトンカツもいいかもなー」
モバP「肉なら見境い無しか……」
アヤ「そういう気分なんだよっ」
モバP「太るなよ」
アヤ「太らないってば!」
アヤ「選ぶなら自分で、だ」
モバP「そうか。なら考えておいてくれ」
アヤ「ん。でも今はそんなことより飯だ。着飾ってた反動かな……肉が食べたいぜ」
モバP「はいはい。じゃあどこか行こうか」
アヤ「おう! ハンバーグもいいしトンカツもいいかもなー」
モバP「肉なら見境い無しか……」
アヤ「そういう気分なんだよっ」
モバP「太るなよ」
アヤ「太らないってば!」
32: ◆eF6RWyN1IM 2017/05/31(水) 01:14:36.45 ID:TIjUaz8L0
アヤ(アイドル……アイドルねぇ……)
アヤ(やれないわけじゃない。いや、やりたくないわけじゃない……)
アヤ(こんなアタシが出来るのか……と、迷惑かけないか……)
アヤ「……アタシらしくもないわな」
アヤ(出来なくても……やるならやるんだ)
アヤ(やれないわけじゃない。いや、やりたくないわけじゃない……)
アヤ(こんなアタシが出来るのか……と、迷惑かけないか……)
アヤ「……アタシらしくもないわな」
アヤ(出来なくても……やるならやるんだ)
33: ◆eF6RWyN1IM 2017/05/31(水) 01:15:25.51 ID:TIjUaz8L0
モバP「……おはよ」
アヤ「おはよう。アタシアイドルやるわ」
モバP「……そんな簡単に決めていいのか?」
アヤ「こっちは一晩考え込んでたんだっての!」
モバP「そうか。アヤが考えた結果なら嬉しいよ」
アヤ「じゃ、必要な手続きさっさと済ませようぜ」
モバP「今日か? 別にいいけど……お前がやるなら地元でじゃないか?」
アヤ「目指すんならトップだろ? 本気でやるんだ。ここでやった方が良いぜ」
モバP「自分で親に説明できるか?」
アヤ「Pと駆け落ちって言っておくよ」
モバP「本当にやめてくれ……」
アヤ「真顔になるなよ!」
アヤ「おはよう。アタシアイドルやるわ」
モバP「……そんな簡単に決めていいのか?」
アヤ「こっちは一晩考え込んでたんだっての!」
モバP「そうか。アヤが考えた結果なら嬉しいよ」
アヤ「じゃ、必要な手続きさっさと済ませようぜ」
モバP「今日か? 別にいいけど……お前がやるなら地元でじゃないか?」
アヤ「目指すんならトップだろ? 本気でやるんだ。ここでやった方が良いぜ」
モバP「自分で親に説明できるか?」
アヤ「Pと駆け落ちって言っておくよ」
モバP「本当にやめてくれ……」
アヤ「真顔になるなよ!」
34: ◆eF6RWyN1IM 2017/05/31(水) 01:15:52.43 ID:TIjUaz8L0
アヤ「あー、学校も休学か転校だな」
モバP「おいおいそこまでするなんて」
アヤ「中途半端で続けるのが、自分にもアイドルにも……失礼だろ?」
モバP「ふふっ……そうだな」
アヤ「あんたが保証してくれるんだ。安心だろ」
モバP「おう! よーし……トップまで行くかな!」
アヤ「もちろん! ま、アタシをアイドルにしようなんてトチ狂ったこと考えるあんたなら安心だ」
アヤ「その熱意に負けてやるけど、きちんと仕事してくれよな、プロデューサー!」
モバP「おいおいそこまでするなんて」
アヤ「中途半端で続けるのが、自分にもアイドルにも……失礼だろ?」
モバP「ふふっ……そうだな」
アヤ「あんたが保証してくれるんだ。安心だろ」
モバP「おう! よーし……トップまで行くかな!」
アヤ「もちろん! ま、アタシをアイドルにしようなんてトチ狂ったこと考えるあんたなら安心だ」
アヤ「その熱意に負けてやるけど、きちんと仕事してくれよな、プロデューサー!」
35: ◆eF6RWyN1IM 2017/05/31(水) 01:18:17.98 ID:TIjUaz8L0
終わりです
html依頼出してきます
アヤのギャルゲヒロイン感は異常
アヤと学園ラブコメを送りたい人生だった
あと長谷川穂積の試合を見て
html依頼出してきます
アヤのギャルゲヒロイン感は異常
アヤと学園ラブコメを送りたい人生だった
あと長谷川穂積の試合を見て
引用元: ・モバP「クールなアルバイター」
ヴィーネ「ガヴのごはんを多めに作る」
2020-06-30
1: ◆vVOjebR9BA 2017/06/01(木) 21:40:50.05 ID:/p+qoUT60
ガヴ「ヴィーネ、ごはん作ってもらっといて悪いんだけどさ……今日多くない?」
ヴィーネ「アンタ折れそうなくらい細いんだから、ごはんくらいしっかり食べなさい」
ガヴ「わぁーったよ」モグモグ
……………………
…………
……
ガヴ「……ごめ、限界ぃ、無理、残すわ…………」ウップ
ヴィーネ「勿体無いわね。仕様がないから、残りは私が食べるわ」
ヴィーネ「(よっしゃああああああああああああああああああああああっ!!)」
ヴィーネ「(これで、ガヴの食べ残しを""堂々と""食べれる!!!!!!!!!!)」パクパクハムハムモグモグ
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1496320849
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2: ◆vVOjebR9BA 2017/06/01(木) 21:41:18.50 ID:/p+qoUT60
キャラ崩壊注意
書き溜めなし注意
その他二次創作に関する諸注意
3: ◆vVOjebR9BA 2017/06/01(木) 21:49:37.57 ID:/p+qoUT60
ガヴ「なぁ、ヴィーネ」
ヴィーネ「ん? 何?」モグモグ
ガヴ「……誰かの食べ残しって気持ち悪くないか?」
ヴィーネ「別に。友達なら気にしないわよ? 吐いて戻した訳でもないし」
ガヴ「それもそうだな。ま、ヴィーネさえ良ければ私も気にしないよ……うっぷ」
ヴィーネ「(でも、ガヴの嘔吐物ならちょっと食べてみたいかも)」
6: ◆vVOjebR9BA 2017/06/01(木) 23:22:02.57 ID:/p+qoUT60
ガヴ「それとさヴィーネ」
ヴィーネ「今度は何?」ハムハム
ガヴ「私の食べ残しを食べるからって、私の箸使う必要無くないか?」
ヴィーネ「…………それもそうね」
7: ◆vVOjebR9BA 2017/06/02(金) 05:43:27.74 ID:MMxT0brb0
――数日後――
ラフィ「ガヴちゃーん、最近血色良いですねぇ~」
タプリス「はい! 人間界(こっち)で初めて会った時と比べて、青白さが殆ど無くなってます!!」
ガヴ「そうか? ……うーん、じゃあアレ効果あるってことなのか?」
ラフィ「心当たりがおありで?」
ガヴ「ああ。最近ヴィーネのヤツがやたらと量食わせてくるんだよ」
タプリス「流石月乃瀬先輩です! 天真先輩の食生活を改善するなんて!」
ガヴ「毎回食べ切れなくて残すくらいなんだけどな」
ラフィ「ダメですよガヴちゃん。折角ヴィーネさんがお出ししたのですから、残さず食べないと」
ガヴ「だよなぁ……。なるべく頑張るわ」
タプリス「ファイトです! 天真先輩!」
10: ◆vVOjebR9BA 2017/06/02(金) 11:38:39.61 ID:MMxT0brb0
――数週間後――
ガヴ「ごちそうさま! ヴィーネっ!!」ペロリ
ヴィーネ「あ、うん。お粗末様でした」
ガヴ「ほんと毎日有難うな。ヴィーネのお陰で、最近食べるのが楽しいんだ」
ヴィーネ「そう思ってくれるなら、こっちも作りがいあるわね……」
ヴィーネ「(……ここ数日、ガヴは大盛り料理を完食してくれるようになっていた)」
ヴィーネ「(腕によりをかけて作ったごはんを、量があるにも関わらず完食してくれるのだ。普通なら作り手冥利に尽きるだろう)」
ヴィーネ「(しかし、元々は私の下卑た欲望の為に始めたことだ)」
ヴィーネ「("ガヴの食べ残しを食べられていない"ことに因る不満感は、どうしても抱いてしまう)」
ヴィーネ「(今日なんかは、私自身で言う3食分の量は作ったのに、ガヴはぺろりと平らげてしまった)」
12: ◆vVOjebR9BA 2017/06/02(金) 11:47:31.20 ID:MMxT0brb0
ヴィーネ「はぁ…………」ボー
ガヴ「どうしたヴィーネ? 私の食器をじっと見て、溜息までついて」
ヴィーネ「え、あ、その、これは……」
ガヴ「分かったぞ。みなまで言うな。……私が食器洗うよ」
ヴィーネ「ふぇ!? (台所でこっそりガヴの箸をねぶる楽しみまでっ!?)」
ヴィーネ「(って、違う! ガヴが自分から食器を大きな進歩じゃない。でも……)」
ヴィーネ「別にいいわよ……。そうだ、気付いてくれただけで嬉しいから、私が洗うわね」
ガヴ「まーまー、ヴィーネはくつろいでてよ。今日くらい……いや、今日から私が食器洗うからさ」ニコッ
ヴィーネ「っ!!」サッ
ヴィーネ「(あまりの眩しさに、目を、逸らしてしまった)」
13: ◆vVOjebR9BA 2017/06/02(金) 11:50:59.76 ID:MMxT0brb0
ミス
ヴィーネ「(って、違う! ガヴが自分から食器を洗うなんて大きな進歩じゃない。でも……)」
ヴィーネ「(って、違う! ガヴが自分から食器を洗うなんて大きな進歩じゃない。でも……)」
14: ◆vVOjebR9BA 2017/06/02(金) 16:32:41.37 ID:MMxT0brb0
――更に数日後――
サターニャ「ちょっとガヴリール? 前から言おうとは思ってたんだけど、アンタ最近太ったんじゃない?」
ガヴ「なんだと? いきなり失礼な奴だな。どこ見て言ってんだ?」タプン
サターニャ「全体よ! 今なら体重勝負で勝てそうだわ……」
ガヴ「はぁ? あんま自分で言いたかないが、こんだけタッパに差があって私の方が重い訳……」
サターニャ「アンタちょっとパーカー脱いでみなさいよ。スカートに腹肉乗っかてるんじゃない?」
ガヴ「そそそそそそそんな訳無いだろ!」
サターニャ「じゃあ私に見せれるわよねぇ?」
ガヴ「いや、その、今日寒くないか?」アセアセ
サターニャ「アンタ汗かいてるじゃない」
ガヴ「あ、いや、これは……」
サターニャ「それともー? 私に図星を指されたから冷や汗かいてるのかしら~?」ニマニマ
ガヴ「ぐぬぬ…………」
15: ◆vVOjebR9BA 2017/06/02(金) 20:08:50.68 ID:MMxT0brb0
ラフィ「あら~。なんだか楽しそうなお話してますね~」
ガヴ「ラフィ! ヴィーネ! タプリス!」
サターニャ「三人共、丁度いいところに来たじゃない」
ヴィーネ「ガヴがサターニャに言い負かされそうなんて珍しいわね」
タプリス「何をお話しされてたんですか?」
ガヴ「それが、こいつが私に太ったとか言いやがるんだ! 三人共なんとか言ってくれ!」
ラフィ「丸くなったガヴちゃんも可愛いですよ~」
ガヴ「ラフィ?」
タプリス「実は……私もいつ切り出そうか迷ってました。……この悪魔と同意見なのは癪ですが」
ガヴ「タプリスも?」
ヴィーネ「言われてみれば……。毎日一緒に居たから気付かなかったわ」
ガヴ「ヴィーネまで!?」
17: ◆vVOjebR9BA 2017/06/02(金) 21:03:00.24 ID:MMxT0brb0
サターニャ「なーっはっはっは! どうやら皆私と同じ意見のようね」
ガヴ「うぐ……」
サターニャ「これじゃあガヴリールじゃなくてデブリールね」ハラモミッ
ガヴ「てめっ、何しやがる!」ブンッ
サターニャ「そんな大振り、当たんないわよ」ヒョイ
タプリス「ちょっ、お二人共やめてくださいよ!」
ラフィ「立場逆転も面白いですねぇ」テカテカ
タプリス「白羽先輩も止めてください!」
ヴィーネ「…………」
タプリス「……月乃瀬先輩? どうしました?」
ヴィーネ「(どうしよう……。ガヴが……ガヴが私のせいで太っちゃったっ!!)」ガーン
18: ◆vVOjebR9BA 2017/06/02(金) 23:30:59.53 ID:MMxT0brb0
…………
ガヴ「くそっ、サターニャのヤツめ……」
ガヴ「皆も皆だ。私のこと太ったとか言いやがって」
ガヴ「……とか言ってる内にバイト先着いちゃったな」
テレテレテレンテテレテレテン
マスター「いらっしゃい、天真君か。……あれ? 少し見ない間に……はっ」
マスター「(何を言おうとしたんだボクは。女の子相手に"太ったかい?"なんて失礼じゃないか)」
マスター「……いやなんでもない。今日もよろしく頼むよ」
ガヴ「? うぃっす」
19: ◆vVOjebR9BA 2017/06/03(土) 00:21:43.52 ID:X01AWQmr0
ガヴ「さてと、ここの制服に着替えて……と。…………あれ?」
チャック「今のアンタ相手じゃアガんないわ」
ガヴ「スカートのチャックが上がらない……だと? ぬうっ、バカなっ」グッ
チャック「無理にアゲようとしたって無駄よ」
ガヴ「ぐぬぬぬぬぬぬぬ」グッグッ
チャック「ダメっ! 壊れちゃうっ!」
ガヴ「ぜ~は~ぜ~は~ぜ~は~…………」
ガヴ「ガ……ガヴリール、ピーンチッ!!」
20: ◆vVOjebR9BA 2017/06/03(土) 02:24:35.78 ID:X01AWQmr0
マスター「そろそろシフトの時間始まっちゃうけど、天真君まだかな」
マスター「(……一応呼ぼう)」コンコン
マスター「天真君ー。そろそろ時間なんだけど、着替え終わったかい?」
ガヴ「す、スンマセン、マスター……」
マスター「ん?」
ガヴ「スカート、履けねっす」
23: ◆vVOjebR9BA 2017/06/04(日) 13:57:56.39 ID:ERpkD6Y80
…………
ヴィーネ「はぁ…………(私のしょうもない劣情のせいでガヴが太っちゃうなんて……)」
ヴィーネ「(でも、ラフィも丸くなったガヴが可愛いって言ってたじゃない)」
ヴィーネ「(新たなガヴの一面を引き出したと思えば…………)」
ヴィーネ「(って、ダメよ! 月乃瀬=ヴィネット=エイプリル! 悪いことしたのに自分を正当化しようとするなんて……)」
ヴィーネ「(どうしよう。取り敢えずあの喫茶店でどうするか考えようかしら。丁度今日ガヴもバイトだし)」
テレテレテレンテテレテレテン
ガヴ「らっしゃっせー……。あ、ヴィーネか……」
ヴィーネ「ええっと……。今日はズボンなのね?」
ガヴ「ああ、色々あってな……。お好きな席へどぞー……」
25: ◆vVOjebR9BA 2017/06/04(日) 17:11:23.02 ID:ERpkD6Y80
ヴィーネ「(ガヴ、元気無いわね……)」
マスター「…………キミ、天真君の友達だったよね」
ヴィーネ「はい、そうですけど……」
マスター「単刀直入に言おう。天真君を痩せさせてくれないかな?」
ヴィーネ「え、何故マスターがそれを?」
マスター「今日の天真君、ズボンを履いているよね? 私の予備を貸しているんだ」
マスター「なんでも、スカートが入らなくなったらしくてね」
ヴィーネ「そ、そうだったんですか」
26: ◆vVOjebR9BA 2017/06/04(日) 17:40:22.66 ID:ERpkD6Y80
マスター「ここで私が制服を新調するのは簡単だよ」
マスター「……ただ、あの天真君でも、スカートが入らなかったことがとてもショックだったみたいなんだ」
ヴィーネ「っ!!」
マスター「あんな表情は初めて見たよ。同時に、あの天真君にも女の子らしい一面があるんだな、と少し安心もしてしまったんだ」
マスター「デリケートな悩みだと思う。だから、同じ女の子である君にお願いしたい」
ヴィーネ「……はい! 必ず私が……私達がガヴを痩せさせてみせます!」
27: ◆vVOjebR9BA 2017/06/04(日) 21:10:13.96 ID:ERpkD6Y80
…………
ガヴ「ただいまー……」
ヴィーネ「お帰りガヴ。ごはん出来てるわよ」
ガヴ「やったー。ヴィーネのごはんだー。最近これが毎日の楽しみだよ」
ガヴ「ってアレ? ヴィーネ、私のごはんは?」
鶏肉「ささささささみ」
野菜サラダ「玉子入りキャベツマシマシ」
ヴィーネ「? ちゃんと用意してるじゃない。変なガヴね」
ガヴ「そういう意味じゃなくて、白米……」
ヴィーネ「ガヴ、今日から…………炭水化物禁止だから」
28: ◆vVOjebR9BA 2017/06/05(月) 00:07:12.34 ID:G5aTzfP90
ガヴ「ごちそうさま……。一応聞くけど、おかわりは?」
ヴィーネ「勿論ないわよ」
ガヴ「そうか……。美味しかったけど、食い足りない……」
ヴィーネ「徐々にガヴの胃袋を元の大きさに戻そうと思ってるわ。今日はまだ多いくらいよ」
ガヴ「うへぇ、これから更に減ってくのか……」
ピンポーン
ヴィーネ「……来たわね」
ガヴ「ヴィーネが呼んだのか? まぁいいや、出てくる」
ヴィーネ「健康的なダイエットに欠かせない二つの要素。それは……うまい食事と――」
ヴィーネ「――適度な運動!!」
サターニャ「ガヴリール! 月に向かって走るわよ!!」
…………
ヴィーネ「(それから数週間、私は泊まり込みでガヴの栄養バランスを管理し、皆はガヴの運動を手伝ってくれた)」
29: ◆vVOjebR9BA 2017/06/05(月) 07:42:30.59 ID:G5aTzfP90
ガヴ「うう、腹減った。夜食……」
ヴィーネ「夜9時以降は何も食べない!」
31: ◆vVOjebR9BA 2017/06/05(月) 20:27:58.40 ID:G5aTzfP90
ラフィ「ガヴちゃん! スクワットしましょう、スクワット!」
ガヴ「ラフィって意外と根に持つタイプだよな」
32: ◆vVOjebR9BA 2017/06/05(月) 20:40:48.51 ID:G5aTzfP90
ガヴ「味の濃いものが食べたい……。そうだ、買い置きのカップ麺があった筈!」
ヴィーネ「ダイエット成功までラフィに預かってもらってるわよ」
33: ◆vVOjebR9BA 2017/06/05(月) 21:00:20.46 ID:G5aTzfP90
タプリス「天真しぇんぱい! よ、よよ、夜の運動がダイエットに効果的と聞きました! 遠慮は要りません、私としましょう!」
ガヴ「帰れ! 天界へ!! そして倫理観勉強し直せ!!!!」
34: ◆vVOjebR9BA 2017/06/05(月) 21:29:43.37 ID:G5aTzfP90
ヴィーネ「今日のごはんはこれとこれよ」ドン
ガヴ「遂にプロテインが出てくるようになったか……」
35: ◆vVOjebR9BA 2017/06/05(月) 21:44:53.47 ID:G5aTzfP90
サターニャ「ガヴリール! 今日はプロレスごっこするわよ!!」
ガヴ「お前のことだから他意はないんだろうが、タプリスのせいで変な意味に聞こえる!」
36: ◆vVOjebR9BA 2017/06/05(月) 21:55:22.70 ID:G5aTzfP90
ガヴ「ごはんが食べたい……体が白米を欲している……」
ヴィーネ「だーめ」
37: ◆vVOjebR9BA 2017/06/05(月) 22:50:09.64 ID:G5aTzfP90
――数週間後――
ガヴ「……どうだ? 自分では結構痩せたと思うんだが」
サターニャ「やっと見慣れた姿になったじゃない。この私の悪魔的運動(デビルズ・エクササイズ)のおかげね。感謝しなさい」
ガヴ「おう。私一人じゃ多分運動しなかった。助かったぞ」
サターニャ「素直になるんじゃないわよ気持ち悪い!」
38: ◆vVOjebR9BA 2017/06/05(月) 23:05:23.36 ID:G5aTzfP90
ガヴ「運動ならラフィにも手伝ってもらったな。……どうだ?」
ラフィ「……これはもう、元通りと言っても過言ではありませんね」
タプリス「いいえ。元通りなんかじゃないです。やつれた印象の前と違い、今は健康的に痩せています!」
ガヴ「おお! ラフィも今までありがとな! ……ヴィーネはどうだ?」
ヴィーネ「私もそう思うわ。……ダイエットお疲れ様。ガヴ」
ガヴ「やったっ。ということは、前みたくヴィーネの美味しいごはんが食べれるんだな!?」
ヴィーネ「調子乗らない。リバウンドを考えたら、油断出来ないわ」
ガヴ「ちぇー……」
ヴィーネ「っもう、ガヴったら」ウフフ
40: ◆vVOjebR9BA 2017/06/05(月) 23:18:11.61 ID:G5aTzfP90
ガヴ「っとそうだ。このダイエットが成功したのは、運動を手伝って貰えたのが大きな要因なのは確かだ」
ガヴ「さっきも言ったが、私一人じゃ運動しないからな」
ガヴ「サターニャ、ラフィ……あとなんかもう一人いた気がするが忘れた」
タプリス「ひどいですよ!」
ガヴ「だけど……成功した一番の理由は、ヴィーネが居てくれたからだと思うんだ」
ヴィーネ「私!?」キュン
ガヴ「ああ。ヴィーネが厳しくしてくれなかったら、幾ら運動したところでその分食べるのがオチだった」
ガヴ「夜食も間食も、食欲のまま食べたと思う。私が痩せれたのは、ヴィーネのおかげだよ」
ガヴ「本当にありがとな、ヴィーネ」ニコッ
ヴィーネ「(今度は、直視出来る!)」
ヴィーネ「どういたしまして、ガヴリール」ニコッ
41: ◆vVOjebR9BA 2017/06/06(火) 00:06:28.73 ID:wcWAjq7P0
ヴィーネ「(こうして、無事ガヴリールは痩せることが出来た)」
ヴィーネ「(私が引き起こした騒動に協力してくれた3人――)」
ヴィーネ「(サターニャ、ラフィ、千咲ちゃん――には、感謝してもしきれない)」
ヴィーネ「(数週間運動を続けたお陰で体力のついたガヴは、目に見えてぐーたらしなくなった)」
ヴィーネ「(私に頼ることが少なくなったのはちょっぴり寂しいけど……)」
ヴィーネ「(この数週間で私とガヴの距離はぐっと近付いたと思う)」
ヴィーネ「(こうして見ると、何もかも以前よりも良くなったように思えた――)」
ヴィーネ「(――私のお財布以外は)」トホホ
42: ◆vVOjebR9BA 2017/06/06(火) 00:11:55.78 ID:wcWAjq7P0
以上です。
ここまで見て頂き有難うございました。
1回くらいへんたいヴィーネさん書きたい……と思ってスレ建てたんですが、気付いたらダイエット物語になってました。
以下は過去作です。
1作目(R)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1490068494/
2作目
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1490205139/
3作目
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1491222440/
4作目
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1493414416/
引用元: ・ヴィーネ「ガヴのごはんを多めに作る」
【モバマス】30秒で読めるさちあす劇場
2020-06-30
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 00:05:11.15 ID:q8M9rk9R0
関連
ハルヒ「SOS団で恋の暴露大会をするわよ!」
【朗報】わたてんさん、ケムリクサを超えてガチで覇権へ
【ラブライブサンシャイン】善子「運命の引力」
【悲報】Twitterで3年前に「令和」を予言してたものがいたwwwwwwwww
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 00:07:02.60 ID:q8M9rk9R0
幸子「ボクたち二人に」
飛鳥「仕事かい?」
モバ P「ああ。二人で仕事ができるようにちひろ様にお願いしてみたら、なんとか許可がでたんだ」
幸子「ボクと飛鳥さんってあまり接点がなかったと思うんですけど、なんでボクたちを選んだんですか?」
飛鳥「大方『ボクっ娘が好きだから』とかそんな程度のしれた考えだと思うけどね」
幸子「飛鳥さん……そんな小学生じゃないんですから」
モバ P「俺がボクっ娘が好きだからだ」
幸子「プロデューサーさん!?」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 00:08:01.51 ID:q8M9rk9R0
モバ P「とにかく、これから仕事をとってくるから二人ともよろしく頼むぞ」
ガチャバタン
幸子「……」
飛鳥「……」
幸子「まあ飛鳥さんと仕事をするのはもちろん OK ですけどね。カワイイボクとお仕事できるなんて飛鳥さんは幸せですね!」
飛鳥「………………うん。そうだね」
幸子「めちゃくちゃ嫌そうな顔してますけど!?」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 00:09:02.39 ID:q8M9rk9R0
飛鳥「いや……ボクは幸子のことは好きだよ。それに尊敬もしている。君はボクにはないものを持っているし、ボクにはできないことをたくさんやっているからね。君はすごい」
幸子「……飛鳥さん。フフーン。そうです。ボクはすごいんです。もっと褒めてくれてもいいんですよ」
飛鳥「アイドルなのにバンジーしたり、熱湯風呂に入ったり、バンジーしたり、野生のライオンと戯れたり、バンジーしたり」
幸子「飛鳥さんのなかのボクのイメージ像はどうなってるんですか!?」
飛鳥「キミと組むとボクもそういう仕事をさせられるんだろう?」
幸子「違いますよ!!」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 00:10:54.13 ID:q8M9rk9R0
幸子「だいたいユニットでの活動だったら 142’s や KBYD でも普通に旅番組やったりライブやったりしてるじゃないですか! まったく失礼ですね!」
飛鳥「む、たしかにそうだったな。ボクとしたことが失念していたよ。すまない」
幸子「それにバンジーだって週 1 でしかやっていませんよ」
飛鳥「やっぱりやってるじゃ――週 1!?」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 00:12:10.86 ID:q8M9rk9R0
飛鳥「どう考えても多すぎるだろ! 深夜番組に出てくる若手お笑い芸人でもそんな頻繁にしないぞ!」
幸子「プロデューサーさんがそういうお仕事ばかりとってくるんですから仕方ありません」
飛鳥「キミは「いやです」という言葉を知らないのか!」
幸子「大丈夫です。地上にいる人でも数えていればすぐに終わります」
飛鳥「そんな天井のシミを数えるみたいに言うな!!」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 00:13:16.59 ID:q8M9rk9R0
幸子「むぅ。じゃあ飛鳥さんはどんなお仕事がしたいんですか?」
飛鳥「ボクかい。そうだな……ボクはクールな仕事をしたいな」
幸子「クールな仕事、ですか?」
幸子(歌番組でしょうか? それともモデルみたいなお仕事とか?)
飛鳥「ゲームセンターのクレーンゲームで景品を奪い合う、というのはどうだろうか?」
幸子「いやお財布の中身は冷えますけど!!」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 00:14:08.38 ID:q8M9rk9R0
幸子「全然クールじゃないですし、そもそもそれお仕事なんですか?」
飛鳥「失礼な。わずかな代償で獲物をつかむ、最高にクールな職人芸さ」
幸子「いくら使ったんですか?」
飛鳥「え?」
幸子「この前ゲーセンで遊んだこと美鈴さんに聞きました。景品とるのにいくらかかったんですか?」
飛鳥「…………」
幸子「…………」
飛鳥「わずかな代償で獲物をつかむ、最高にクールな職人芸さ」
幸子「ボクの目を見てください」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 00:15:46.48 ID:q8M9rk9R0
飛鳥「どうやらキミとは意見が合わないらしいな!」
幸子「それはこっちのセリフですよ!」
飛鳥「ふん」プイッ
幸子「ふん」ぷいっ
「「……」」
幸子「……飛鳥さんはボクとお仕事するの嫌ですか?」
飛鳥「……いや。別に嫌というわけじゃ……」
幸子「ボクは飛鳥さんと一緒に仕事をすると聞いたとき、すごくうれしかったんですよ」グスッ
飛鳥「!?」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 00:16:52.60 ID:q8M9rk9R0
幸子「飛鳥さんは時々痛いところもありますけど、女性のファンもたくさんいるほどかっこよくて ……」
飛鳥(……幸子)
幸子「かなり痛いところもあるけど、歌も上手で、あとやっぱり痛々しくて……」
飛鳥「キミほんとはボクに喧嘩を売りたいんじゃないだろうな」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 00:17:40.77 ID:q8M9rk9R0
飛鳥(……)
飛鳥「いや、もちろんボクも幸子と仕事ができるのはうれしいよ」
幸子「……ほんとうですか?」
飛鳥「ああ、ほんとうだ」
幸子「ほんとのほんとうにですか?」
飛鳥「あ、ああ」
幸子「ほんとのほんとのほんとのほんとうに?」
飛鳥「しつこいな!!」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 00:19:52.96 ID:q8M9rk9R0
飛鳥「とにかく、だ。キミといるとボクも新しいセカイを開くことができる。そんな気がするんだ。とてもわくわくしてるよ」
幸子「飛鳥さん」
飛鳥「これからよろしく頼むよ、相棒」
幸子「はい!!」
ガチャ。
P「幸子! 飛鳥! さっそく仕事が決まったぞ!」
幸子「そうですか! ボクたちも話がまとまったところです。どんなお仕事でもこなしてみせますよ!」
飛鳥「ああ、今最高に気分が高まっているんだ。さあ聞かせてくれプロデューサー。ボクたちが共鳴する仕事<ステージ>の名前を!!」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 00:20:26.13 ID:q8M9rk9R0
P「腰に縄をつけて橋から飛び降りる仕事だ」
飛鳥「やっぱりバンジーじゃないか!!!」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 00:22:20.30 ID:q8M9rk9R0
30秒経ったので以上で終わりです。
引用元: ・【モバマス】30秒で読めるさちあす劇場
ピンポーン 絵里「…こ、こんな時間に誰かしら?」
2020-06-30
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 20:43:18.86 ID:WgQVoHcj0
亜里沙「でね、その時雪穂がクラスの男の子にねビシッと言ったの」
絵里「へえ、雪穂ちゃんは凄いわね」
亜里沙「うん!そうなの!雪穂は何か凄いの!」
絵里「ふふふ、亜里沙は毎日楽しそうね。さあ、そろそろお風呂入っちゃいなさい」
亜里沙「うん!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1496317398
絵里「へえ、雪穂ちゃんは凄いわね」
亜里沙「うん!そうなの!雪穂は何か凄いの!」
絵里「ふふふ、亜里沙は毎日楽しそうね。さあ、そろそろお風呂入っちゃいなさい」
亜里沙「うん!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1496317398
関連
ハルヒ「SOS団で恋の暴露大会をするわよ!」
【朗報】わたてんさん、ケムリクサを超えてガチで覇権へ
【ラブライブサンシャイン】善子「運命の引力」
【悲報】Twitterで3年前に「令和」を予言してたものがいたwwwwwwwww
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 20:46:56.92 ID:WgQVoHcj0
絵里「さてと、その間に私は宿題でも」
ピンポーン
絵里「ん?こんな時間に誰かしら?」
ピンポーン
絵里「はーい。今出ます」
ガチャ
凛「絵里ちゃーん」
希「えりち遊びに来たよ」
穂乃果「こんばんは」
ピンポーン
絵里「ん?こんな時間に誰かしら?」
ピンポーン
絵里「はーい。今出ます」
ガチャ
凛「絵里ちゃーん」
希「えりち遊びに来たよ」
穂乃果「こんばんは」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 20:52:17.55 ID:WgQVoHcj0
絵里「…何しに来たの?」
希「え?遊びに来たって言ったやん」
絵里「約束してたっけ?」
凛「してないよ?」
絵里「そうよね?今何時だと思う?」
穂乃果「9時だよ」
絵里「そうよね?21時よね?遊ぶような時間じゃないよね?」
希「でも、今日は金曜日やん。明日休みやん。練習も午後からやん」
絵里「まあ、そうだけど。私これから宿題をやるから」
希「え?遊びに来たって言ったやん」
絵里「約束してたっけ?」
凛「してないよ?」
絵里「そうよね?今何時だと思う?」
穂乃果「9時だよ」
絵里「そうよね?21時よね?遊ぶような時間じゃないよね?」
希「でも、今日は金曜日やん。明日休みやん。練習も午後からやん」
絵里「まあ、そうだけど。私これから宿題をやるから」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 20:55:58.22 ID:WgQVoHcj0
希「え?」
穂乃果「ええ?」
凛「えええ?」
絵里「な、何よ?」
穂乃果「いや、だって明日から休みだよ?まだ金曜日だよ?」
凛「そうだにゃ。土日があるんだよ?もう宿題やるの?」
絵里「そうね」
穂乃果「でしょ?おかしくない?」
絵里「おかしくないわよ。なんで宿題やろうとしておかしい人扱いされなきゃならないのよ」
穂乃果「ええ?」
凛「えええ?」
絵里「な、何よ?」
穂乃果「いや、だって明日から休みだよ?まだ金曜日だよ?」
凛「そうだにゃ。土日があるんだよ?もう宿題やるの?」
絵里「そうね」
穂乃果「でしょ?おかしくない?」
絵里「おかしくないわよ。なんで宿題やろうとしておかしい人扱いされなきゃならないのよ」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 21:02:14.32 ID:WgQVoHcj0
穂乃果「絶対少数派だもん。金曜日に宿題やる人なんて日本中探しても絵里ちゃんか海未ちゃんくらいのもんだよ」
絵里「少数派の割に身近に2人もいるじゃない」
希「なあ、えりち?立ち話もなんだからとりあえず中に入らない?」
絵里「いや…それは私のセリフでしょ?」
希「そっか。じゃあ、えりち!どあぞ!」
絵里「いや、言わないわよ?」
希「え?」
絵里「なぜなら入れないから」
希「またまた~」
絵里「いや、本当よ?」
バタン
穂乃果「…どうする?」
凛「かよちん家行く?」
希「でもこんな時間に行ったら迷惑やん?」
穂乃果「じゃ、解散しようか?」
希「そうやね」
絵里「少数派の割に身近に2人もいるじゃない」
希「なあ、えりち?立ち話もなんだからとりあえず中に入らない?」
絵里「いや…それは私のセリフでしょ?」
希「そっか。じゃあ、えりち!どあぞ!」
絵里「いや、言わないわよ?」
希「え?」
絵里「なぜなら入れないから」
希「またまた~」
絵里「いや、本当よ?」
バタン
穂乃果「…どうする?」
凛「かよちん家行く?」
希「でもこんな時間に行ったら迷惑やん?」
穂乃果「じゃ、解散しようか?」
希「そうやね」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 21:02:45.59 ID:WgQVoHcj0
2
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 21:08:59.84 ID:WgQVoHcj0
亜里沙「わあ、美味しそう」
絵里「さ、好きなの選んで良いわよ」
亜里沙「本当?じゃあ、チョコレートケーキにしようかな?」
絵里「うん。いいわよ」
亜里沙「やった」
絵里「じゃあ、私はこっちのに」
亜里沙「残りの二つは明日?」
絵里「そうね。行列に並んで買ってきたんだから味わって食べなさいよ?」
亜里沙「うん」
絵里「さ、好きなの選んで良いわよ」
亜里沙「本当?じゃあ、チョコレートケーキにしようかな?」
絵里「うん。いいわよ」
亜里沙「やった」
絵里「じゃあ、私はこっちのに」
亜里沙「残りの二つは明日?」
絵里「そうね。行列に並んで買ってきたんだから味わって食べなさいよ?」
亜里沙「うん」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 21:14:52.99 ID:WgQVoHcj0
ピンポーン
絵里「あら?誰かしら?」
亜里沙「私出てくる」
絵里「先に誰か確認してから開けるのよ?」
亜里沙「はーい」
絵里「こんな時間に誰なのかしら?」
亜里沙「お姉ちゃーん」
絵里「ん?どうしたの?」
穂乃果「いやぁ、お邪魔しまーす」
凛「遊びに来たにゃ~」
希「トランプとUNO持ってきたから一緒にやろうな~。今夜は寝かせんよ~」
絵里「あら?誰かしら?」
亜里沙「私出てくる」
絵里「先に誰か確認してから開けるのよ?」
亜里沙「はーい」
絵里「こんな時間に誰なのかしら?」
亜里沙「お姉ちゃーん」
絵里「ん?どうしたの?」
穂乃果「いやぁ、お邪魔しまーす」
凛「遊びに来たにゃ~」
希「トランプとUNO持ってきたから一緒にやろうな~。今夜は寝かせんよ~」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 21:25:22.80 ID:WgQVoHcj0
絵里「あなた達…えっと…約束してたっけ?」
穂乃果「してない」
絵里「でしょ?」
希「約束しないとえりちは遊んでくれんの?」
絵里「いや…せめて連絡してから来てくれない?私これから」
亜里沙「私もトランプやりたいです」
穂乃果「ほんと?」
絵里「え?あ、亜里沙?」
希「えりちは嫌なん?」
絵里「いや、もう夜も遅いしね」
穂乃果「でも、明日休みなんだしさ」
亜里沙「そうだよ。お姉ちゃん。ケーキもあるんだし今日は遅くまで遊びたい」
穂乃果「してない」
絵里「でしょ?」
希「約束しないとえりちは遊んでくれんの?」
絵里「いや…せめて連絡してから来てくれない?私これから」
亜里沙「私もトランプやりたいです」
穂乃果「ほんと?」
絵里「え?あ、亜里沙?」
希「えりちは嫌なん?」
絵里「いや、もう夜も遅いしね」
穂乃果「でも、明日休みなんだしさ」
亜里沙「そうだよ。お姉ちゃん。ケーキもあるんだし今日は遅くまで遊びたい」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 21:29:15.34 ID:WgQVoHcj0
絵里「ちょ、ちょっと亜里沙?」
希「ケーキ?」
絵里「え?な、なんの事かしら?」
凛「…」じぃー
絵里「な、何?」
凛「絵里ちゃんが後ろに隠して持ってるのは…ケーキ?これから食べる所だったの?」
絵里「い、いや…」
亜里沙「まだ残りがあるから皆さんの分もありますよ?」
穂乃果「わーい。やったあ」
絵里「そ、それは明日…」
希「えりち、もう諦めなって」
希「ケーキ?」
絵里「え?な、なんの事かしら?」
凛「…」じぃー
絵里「な、何?」
凛「絵里ちゃんが後ろに隠して持ってるのは…ケーキ?これから食べる所だったの?」
絵里「い、いや…」
亜里沙「まだ残りがあるから皆さんの分もありますよ?」
穂乃果「わーい。やったあ」
絵里「そ、それは明日…」
希「えりち、もう諦めなって」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 21:47:29.60 ID:WgQVoHcj0
3
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 21:49:59.22 ID:WgQVoHcj0
絵里「グスッ…なんて感動的な映画なのかしら…」
END
絵里「素晴らしい。素晴らしい映画だったわ」
ピンポーン
絵里「グスッ…誰かしら?しばらく余韻に浸ってたかったのに…」
ピンポーン
絵里「はーい。今出ます」
END
絵里「素晴らしい。素晴らしい映画だったわ」
ピンポーン
絵里「グスッ…誰かしら?しばらく余韻に浸ってたかったのに…」
ピンポーン
絵里「はーい。今出ます」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 21:54:12.87 ID:WgQVoHcj0
ガチャ
穂乃果「や!」
凛「や!」
希「やっほー!」
絵里「…」
バタン
ピンポーン
絵里「何かしら?」
穂乃果「ちょっと!なんでいきなり閉めるのさ」
希「友達に取る態度ちゃうやん」
凛「酷いにゃー」
絵里「あのね…なんで毎週毎週週末のこの時間にうちに来るの?」
穂乃果「や!」
凛「や!」
希「やっほー!」
絵里「…」
バタン
ピンポーン
絵里「何かしら?」
穂乃果「ちょっと!なんでいきなり閉めるのさ」
希「友達に取る態度ちゃうやん」
凛「酷いにゃー」
絵里「あのね…なんで毎週毎週週末のこの時間にうちに来るの?」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 22:04:42.35 ID:WgQVoHcj0
凛「え?友達だし?」
絵里「友達なら他のメンバーもいるじゃない」
穂乃果「まあ、そうなんだけど…なんとなくね?」
凛「ね!」
絵里「なんでよ…」
希「…」じぃー
絵里「な、何よ?」
希「もしかして、えりち泣いてた?なんかあったん?」
絵里「いや、なにもないから」
希「嘘!ウチには分かる。だって、えりちの親友なんやから」
絵里「友達なら他のメンバーもいるじゃない」
穂乃果「まあ、そうなんだけど…なんとなくね?」
凛「ね!」
絵里「なんでよ…」
希「…」じぃー
絵里「な、何よ?」
希「もしかして、えりち泣いてた?なんかあったん?」
絵里「いや、なにもないから」
希「嘘!ウチには分かる。だって、えりちの親友なんやから」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 22:18:41.13 ID:WgQVoHcj0
希「ほんと、ほんと!絶対に壊さんて。ねー?」
穂乃果「うんうん。絶対に壊さないよ!絶対だよ?なんなら、絵里ちゃんには話しかけない!」
絵里「じゃあ、ウチに来る必要ないじゃない」
穂乃果「確かにそうだ!じゃあ、絵里ちゃんも一緒に遊ぶ?」
絵里「だからね?」
亜里沙「あっ!穂乃果さん!それに希さんに凛さんも!遊びに来たんですか?」
穂乃果「うん」
亜里沙「本当に?私も一緒に遊んでいいですか?」
穂乃果「もちろん!」
亜里沙「やったー!」
絵里「…」
穂乃果「うんうん。絶対に壊さないよ!絶対だよ?なんなら、絵里ちゃんには話しかけない!」
絵里「じゃあ、ウチに来る必要ないじゃない」
穂乃果「確かにそうだ!じゃあ、絵里ちゃんも一緒に遊ぶ?」
絵里「だからね?」
亜里沙「あっ!穂乃果さん!それに希さんに凛さんも!遊びに来たんですか?」
穂乃果「うん」
亜里沙「本当に?私も一緒に遊んでいいですか?」
穂乃果「もちろん!」
亜里沙「やったー!」
絵里「…」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 22:20:57.26 ID:WgQVoHcj0
4
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 22:27:26.07 ID:WgQVoHcj0
カチ カチ カチ カチ
絵里「亜里沙、そろそろ寝たかしら?迷惑掛けてなければいいけど…」
カチ カチ カチ カチ
絵里「はあ…夜に家で一人だと…寂しいわね。心なしか時計の音がいつもより気になる」
カチ カチ カチ
絵里「て、テレビでも観ようかしら」
~心霊特集~
絵里「なんでこんなテレビやってるのよ…」
ピッ
絵里「あれ?なんで?電池切れ?」
それではもう一度お聞き下さい
絵里「い、いや…亜利沙がいない時に限って…」
パキッ
絵里「何?何の音?」
絵里「亜里沙、そろそろ寝たかしら?迷惑掛けてなければいいけど…」
カチ カチ カチ カチ
絵里「はあ…夜に家で一人だと…寂しいわね。心なしか時計の音がいつもより気になる」
カチ カチ カチ
絵里「て、テレビでも観ようかしら」
~心霊特集~
絵里「なんでこんなテレビやってるのよ…」
ピッ
絵里「あれ?なんで?電池切れ?」
それではもう一度お聞き下さい
絵里「い、いや…亜利沙がいない時に限って…」
パキッ
絵里「何?何の音?」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 22:30:25.22 ID:WgQVoHcj0
絵里「いやぁ。まだお風呂入ってないのに…」
ブォォォォォン
絵里「こ、今度はなんの音?」
カチ カチ カチ カチ
絵里「ま、まあそう言えば今日は金曜日だし…いつものパターンだと穂乃果達が」
ピンポーン
絵里「ほら…はーい。今出まーす」
ブォォォォォン
絵里「こ、今度はなんの音?」
カチ カチ カチ カチ
絵里「ま、まあそう言えば今日は金曜日だし…いつものパターンだと穂乃果達が」
ピンポーン
絵里「ほら…はーい。今出まーす」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 22:33:31.25 ID:WgQVoHcj0
ガチャ
絵里「お待たせ~」
配達員「あっ、配達です」
絵里「あっ、はい」
配達員「ハンコかサインをお願いします」
絵里「はい。お疲れ様です」
ガチャ
絵里「誰からかしら?こんな時間に配達って来るの?」
絵里「お待たせ~」
配達員「あっ、配達です」
絵里「あっ、はい」
配達員「ハンコかサインをお願いします」
絵里「はい。お疲れ様です」
ガチャ
絵里「誰からかしら?こんな時間に配達って来るの?」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 22:37:38.91 ID:WgQVoHcj0
カチ カチ カチ カチ
絵里「え?なんで?どうして今日に限って来ないの?」
それではもう一度お聞き下さい
絵里「ああ、テレビ消す忘れてた。早く消さなきゃ」
ジリリリリ
絵里「ひいっ、で、電話?」
絵里「もしもし?亜里沙?うん。大丈夫?迷惑掛けてない?え?希と凛も?…そうなの…あの…穂乃果に代わってもらえる?うん。あっ、穂乃果?ええ…私も行ってもいいかしら?うん。それじゃあ」
絵里「え?なんで?どうして今日に限って来ないの?」
それではもう一度お聞き下さい
絵里「ああ、テレビ消す忘れてた。早く消さなきゃ」
ジリリリリ
絵里「ひいっ、で、電話?」
絵里「もしもし?亜里沙?うん。大丈夫?迷惑掛けてない?え?希と凛も?…そうなの…あの…穂乃果に代わってもらえる?うん。あっ、穂乃果?ええ…私も行ってもいいかしら?うん。それじゃあ」
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 23:13:29.26 ID:WgQVoHcj0
5
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 23:19:42.08 ID:WgQVoHcj0
絵里「ふわぁ~」
亜里沙「お姉ちゃん眠いの?」
絵里「そうねぇ…今日は練習が一段とキツかったからね…何故か海未が張り切ってたのよね」
亜里沙「へ~そうなんだ。海未さんハラショーだね」
絵里「そうね…海未は大抵ハラショーよ」
亜里沙「ふ~ん」
ピンポーン
絵里「なんか嫌な予感が…いやでも、あんだけきつい練習の後だし…」
亜里沙「私出てくるね?」
絵里「ええ…いえ、待って?私が出るわ」
亜里沙「お姉ちゃん眠いの?」
絵里「そうねぇ…今日は練習が一段とキツかったからね…何故か海未が張り切ってたのよね」
亜里沙「へ~そうなんだ。海未さんハラショーだね」
絵里「そうね…海未は大抵ハラショーよ」
亜里沙「ふ~ん」
ピンポーン
絵里「なんか嫌な予感が…いやでも、あんだけきつい練習の後だし…」
亜里沙「私出てくるね?」
絵里「ええ…いえ、待って?私が出るわ」
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 23:28:36.80 ID:WgQVoHcj0
ガチャ
穂乃果「イェーイ」
凛「絵里ちゃーん」
希「あーそぼ!」
絵里「どうして…?」
穂乃果「え?」
絵里「どうしてそんなに元気なの?確か皆んなクタクタで別れたわよね?」
穂乃果「あ~…パン食べたし?」
凛「かよちんとラーメン食べたし」
希「焼肉食べたいし」
絵里「知らないわよ。あのね?私あなた達と違って疲れが取れてないのよ。もう眠いの」
穂乃果「イェーイ」
凛「絵里ちゃーん」
希「あーそぼ!」
絵里「どうして…?」
穂乃果「え?」
絵里「どうしてそんなに元気なの?確か皆んなクタクタで別れたわよね?」
穂乃果「あ~…パン食べたし?」
凛「かよちんとラーメン食べたし」
希「焼肉食べたいし」
絵里「知らないわよ。あのね?私あなた達と違って疲れが取れてないのよ。もう眠いの」
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 23:41:57.66 ID:WgQVoHcj0
穂乃果「…あっ!そっか!」
絵里「分かってくれた?」
穂乃果「コーヒー買ってくる?」
絵里「そうじゃなくて…そうじゃなくテェェェ」
希「なんだ元気やん」
絵里「あのね…希、あのね…これ以上大きな声を出させないで」
穂乃果「疲れてるんなら立ちっぱなしで辛いでしょ?とにかく中に」
絵里「入りません」
凛「凛だけでも?」
絵里「分かってくれた?」
穂乃果「コーヒー買ってくる?」
絵里「そうじゃなくて…そうじゃなくテェェェ」
希「なんだ元気やん」
絵里「あのね…希、あのね…これ以上大きな声を出させないで」
穂乃果「疲れてるんなら立ちっぱなしで辛いでしょ?とにかく中に」
絵里「入りません」
凛「凛だけでも?」
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 23:57:55.86 ID:WgQVoHcj0
絵里「ダメよ。なんでいいと思ったの?」
凛「凛、この中で一番落ち着いてるから」
絵里「凛…もうつっこむ元気もないから」
希「今更やけどね」
穂乃果「今日の絵里ちゃんなんだか接しにくい。いつにもましてクールなんだもん」
絵里「だから…疲れてるの。眠いの」
希「子守うt」
絵里「いい。いらない」
穂乃果「添い寝…」
絵里「いらない。お願いだから今日は帰って」
凛「凛、この中で一番落ち着いてるから」
絵里「凛…もうつっこむ元気もないから」
希「今更やけどね」
穂乃果「今日の絵里ちゃんなんだか接しにくい。いつにもましてクールなんだもん」
絵里「だから…疲れてるの。眠いの」
希「子守うt」
絵里「いい。いらない」
穂乃果「添い寝…」
絵里「いらない。お願いだから今日は帰って」
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/02(金) 00:01:02.64 ID:0lDfYHT40
穂乃果「まあ…そこまで言うなら」
凛「うん。帰ろっか」
希「そうやね」
絵里「うん。ごめんね…それじゃあ」
亜里沙「きゃー、ゴキブリー」
絵里「え?」
穂乃果「…帰ろっか」
凛「うん。早く帰るにゃ」
希「そやね」
絵里「待って。帰らないで!」
凛「うん。帰ろっか」
希「そうやね」
絵里「うん。ごめんね…それじゃあ」
亜里沙「きゃー、ゴキブリー」
絵里「え?」
穂乃果「…帰ろっか」
凛「うん。早く帰るにゃ」
希「そやね」
絵里「待って。帰らないで!」
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/02(金) 00:15:15.75 ID:0lDfYHT40
ピンポーン
絵里「…また穂乃果達ね…なんで私の家なのよ。なんでこの時間なのよ」
ガチャ
絵里「ダメよ。今日は遊ばないわよ?だいたい何時だと思ってるの?よくもまあ毎週毎週練習終わりで元気に遊べるわね」
真姫「え?だって…凛がこの時間に絵里の家に集合って…」
絵里「え?ま、真姫?」
真姫「や、やっぱり迷惑だった?あの…私だってそうかなって思ったのよ?でも皆んなで遊ぶって連絡あったしたまには私も顔くらい出そうかなって思ったし…」
絵里「う、うん。分かったから」
真姫「ほ、ほんとよ?」
絵里「凛達も来るのよね?」
真姫「そりゃあ、凛に誘われたんだから」
絵里「はあ…まあいいわ。今日は特別よ。さあ、中に入って?コーヒーでいいかしら?」
真姫「夜にコーヒー飲むと眠れなくなっちゃうから…」
絵里「あら?真姫は可愛い事言うのね」
希「先に真姫ちゃんを送っといて正解だったね」
穂乃果「なんで?なんで真姫ちゃんはすんなり入れてもらえるの?」
凛「納得出来ないにゃ」
絵里「…また穂乃果達ね…なんで私の家なのよ。なんでこの時間なのよ」
ガチャ
絵里「ダメよ。今日は遊ばないわよ?だいたい何時だと思ってるの?よくもまあ毎週毎週練習終わりで元気に遊べるわね」
真姫「え?だって…凛がこの時間に絵里の家に集合って…」
絵里「え?ま、真姫?」
真姫「や、やっぱり迷惑だった?あの…私だってそうかなって思ったのよ?でも皆んなで遊ぶって連絡あったしたまには私も顔くらい出そうかなって思ったし…」
絵里「う、うん。分かったから」
真姫「ほ、ほんとよ?」
絵里「凛達も来るのよね?」
真姫「そりゃあ、凛に誘われたんだから」
絵里「はあ…まあいいわ。今日は特別よ。さあ、中に入って?コーヒーでいいかしら?」
真姫「夜にコーヒー飲むと眠れなくなっちゃうから…」
絵里「あら?真姫は可愛い事言うのね」
希「先に真姫ちゃんを送っといて正解だったね」
穂乃果「なんで?なんで真姫ちゃんはすんなり入れてもらえるの?」
凛「納得出来ないにゃ」
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/02(金) 00:18:07.89 ID:0lDfYHT40
完
引用元: ・ピンポーン 絵里「…こ、こんな時間に誰かしら?」
杏奈ちゃんは眠れない【ミリマス】
2020-06-30
1: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:01:42.49 ID:ktaiMC2E0
事務所
杏奈「うつら、うつら……」
杏奈「……」
杏奈「……………… かくん」
杏奈「ねむい……」
昨日、ゲームやりすぎちゃった……
杏奈「ぷるぷる、ぺちぺち」
ほっぺをむにむにして、何とか眠気を覚まします
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1496156502
杏奈「うつら、うつら……」
杏奈「……」
杏奈「……………… かくん」
杏奈「ねむい……」
昨日、ゲームやりすぎちゃった……
杏奈「ぷるぷる、ぺちぺち」
ほっぺをむにむにして、何とか眠気を覚まします
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1496156502
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2: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:02:06.74 ID:ktaiMC2E0
百合子「おはようございます」
ドアの方から百合子さんの声、百合子さんはちゃんと寝たのかな
杏奈「…… おはよう、百合子さん」
百合子「あれ、杏奈ちゃん早いね 私も結構早く来たつもりだったんだけど」
杏奈「うん……」
百合子「眠いの?」
杏奈「うん…………」
ドアの方から百合子さんの声、百合子さんはちゃんと寝たのかな
杏奈「…… おはよう、百合子さん」
百合子「あれ、杏奈ちゃん早いね 私も結構早く来たつもりだったんだけど」
杏奈「うん……」
百合子「眠いの?」
杏奈「うん…………」
3: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:04:14.75 ID:ktaiMC2E0
杏奈「杏奈、昨日ずっと…… ゲームやってて……」
百合子「私が落ちた後も続けてたよね」
杏奈「実はそのまま…… 徹夜してて……」
百合子「えー!? ちゃんと寝なきゃダメだよー!」
杏奈「ごめん…… 気付いたら朝で……」
杏奈「それで、事務所に来ること思い出して……」
杏奈「少し眠るくらいなら、いっそ早く来た方がって……」
百合子「私が落ちた後も続けてたよね」
杏奈「実はそのまま…… 徹夜してて……」
百合子「えー!? ちゃんと寝なきゃダメだよー!」
杏奈「ごめん…… 気付いたら朝で……」
杏奈「それで、事務所に来ること思い出して……」
杏奈「少し眠るくらいなら、いっそ早く来た方がって……」
4: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:05:09.63 ID:ktaiMC2E0
百合子「そっか……」
百合子「じゃあまだ時間あるし寝てていいよ、時間になったら私起こすから」
杏奈「いいの?」
百合子「うん、私もこの新しい本を読みたくて早く来たし」
百合子さん…… やさしい…… スキ
杏奈「それじゃ、おやすみ……」
まぶたを閉じると、すぐに意識は薄れて……
百合子「じゃあまだ時間あるし寝てていいよ、時間になったら私起こすから」
杏奈「いいの?」
百合子「うん、私もこの新しい本を読みたくて早く来たし」
百合子さん…… やさしい…… スキ
杏奈「それじゃ、おやすみ……」
まぶたを閉じると、すぐに意識は薄れて……
5: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:05:42.64 ID:ktaiMC2E0
杏奈「すぅ……」
百合子「もう寝ちゃった、よっぽど眠かったのかな~」
百合子「そうだ、仮眠室からブランケット持ってこよう」
百合子「ふふ、杏奈ちゃんぐっすり寝て…… っ!」
その時、私の脳天から足裏までつまり全身に稲妻が走りました
杏奈ちゃんの可愛さは殊更取り上げるものでは無いのかもしれませんが、今私が目の当たりにしているのは正に天使、いえそんな陳腐な言葉では表せない存在でした
可愛いうさちゃんパーカから覗く長い睫毛に大きな眼、小さな鼻に同じく小さなお口、そのきめ細やかなお肌は日光や日焼けとは無縁な白さで、事務所の蛍光灯を跳ね返して輝くほど
それらで構成された彼女の顔は最早芸術、一刻も早く杏奈ちゃんの寝顔のブロマイドを美術館に飾るべき、そう言えるほどのものでした
百合子「もう寝ちゃった、よっぽど眠かったのかな~」
百合子「そうだ、仮眠室からブランケット持ってこよう」
百合子「ふふ、杏奈ちゃんぐっすり寝て…… っ!」
その時、私の脳天から足裏までつまり全身に稲妻が走りました
杏奈ちゃんの可愛さは殊更取り上げるものでは無いのかもしれませんが、今私が目の当たりにしているのは正に天使、いえそんな陳腐な言葉では表せない存在でした
可愛いうさちゃんパーカから覗く長い睫毛に大きな眼、小さな鼻に同じく小さなお口、そのきめ細やかなお肌は日光や日焼けとは無縁な白さで、事務所の蛍光灯を跳ね返して輝くほど
それらで構成された彼女の顔は最早芸術、一刻も早く杏奈ちゃんの寝顔のブロマイドを美術館に飾るべき、そう言えるほどのものでした
6: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:06:24.00 ID:ktaiMC2E0
私は無意識にスマホを取りだし杏奈ちゃんの寝顔をカメラに収め、スマホの中の杏奈ちゃんと目の前の杏奈ちゃんを見比べ、とても人には見せられないような下卑た笑みをこぼします
百合子「杏奈ちゃん…… はぁぁ……」
なんて可愛い…… 可愛い女の子が集うこの事務所の中でも一際群を抜いて特別に格段に可愛い杏奈ちゃん……
あぁ杏奈ちゃん どうして杏奈ちゃんはそんなにも可愛いの? 貴女が光輝く星なら私はどうやって貴女の隣に並び立てばいいの?
と、妄想の世界に入りかけたところで私は我に返り、自分のしたことがどんなことであるかに気付くのです
百合子(も、ももももしかしなくてもこれって…… 盗撮!? これが杏奈ちゃんや他のみんなに知られたら……)
杏奈『百合子さんってそんな趣味の人だったんですね、もう近付かないでください』
百合子(いやぁぁぁぁぁぁぁ!)
百合子「杏奈ちゃん…… はぁぁ……」
なんて可愛い…… 可愛い女の子が集うこの事務所の中でも一際群を抜いて特別に格段に可愛い杏奈ちゃん……
あぁ杏奈ちゃん どうして杏奈ちゃんはそんなにも可愛いの? 貴女が光輝く星なら私はどうやって貴女の隣に並び立てばいいの?
と、妄想の世界に入りかけたところで私は我に返り、自分のしたことがどんなことであるかに気付くのです
百合子(も、ももももしかしなくてもこれって…… 盗撮!? これが杏奈ちゃんや他のみんなに知られたら……)
杏奈『百合子さんってそんな趣味の人だったんですね、もう近付かないでください』
百合子(いやぁぁぁぁぁぁぁ!)
7: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:07:50.90 ID:ktaiMC2E0
百合子「は、早く消さなくちゃ、盗撮なんてしてごめんね杏奈ちゃん!」
と、消去ボタンに指をかけた時気付いたのです、今ここに居るのは私と眠っている杏奈ちゃんだけ、つまり私がボロを出さなければこのことがバレる心配は無いハズ……!
否! もしかしたらこの事務所の一室には監視カメラが仕込まれている可能性が……
私は部屋の隅、観葉植物の鉢など疑わしき場所を徹底的に探し、監視カメラの無いことを確認します
百合子「うん…… ここには無い…… 大丈夫」
と、消去ボタンに指をかけた時気付いたのです、今ここに居るのは私と眠っている杏奈ちゃんだけ、つまり私がボロを出さなければこのことがバレる心配は無いハズ……!
否! もしかしたらこの事務所の一室には監視カメラが仕込まれている可能性が……
私は部屋の隅、観葉植物の鉢など疑わしき場所を徹底的に探し、監視カメラの無いことを確認します
百合子「うん…… ここには無い…… 大丈夫」
8: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:08:37.69 ID:ktaiMC2E0
『パシャッ』
眠っていると、突然カメラのシャッターの音が鳴りました
あれ…… 亜利沙来たのかな…… 勝手に撮らないでって注意しなくちゃ……
そう思って薄目を開けると……
百合子「このロコアートの中、きっとここに……!」
百合子さんが何かしてました…… 何してる…… の……?
杏奈(え…… もしかしてさっきの音は百合子さんが……? 百合子さんが杏奈の写真を…… ?)
そう考えると急にドキドキしてきました 百合子さん、杏奈のこと……
眠っていると、突然カメラのシャッターの音が鳴りました
あれ…… 亜利沙来たのかな…… 勝手に撮らないでって注意しなくちゃ……
そう思って薄目を開けると……
百合子「このロコアートの中、きっとここに……!」
百合子さんが何かしてました…… 何してる…… の……?
杏奈(え…… もしかしてさっきの音は百合子さんが……? 百合子さんが杏奈の写真を…… ?)
そう考えると急にドキドキしてきました 百合子さん、杏奈のこと……
9: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:09:53.74 ID:ktaiMC2E0
百合子「杏奈ちゃん、亜利沙さんに写真撮られると怒ってるもんね、きっと写真に写るの嫌いなんだよね」
違う違うよ、あれは亜利沙が悪いから、百合子さんだったら…… その…… いくらでも……
でも、こうなると起きるのは恥ずかしいです…… 起きたら百合子さんと2人きりで…… 百合子さんは写真撮ったこと隠したいみたいだし……
ああどうしよう、どうしよう……
海美「おっはよー!」
百合子、杏奈「っ!?」
違う違うよ、あれは亜利沙が悪いから、百合子さんだったら…… その…… いくらでも……
でも、こうなると起きるのは恥ずかしいです…… 起きたら百合子さんと2人きりで…… 百合子さんは写真撮ったこと隠したいみたいだし……
ああどうしよう、どうしよう……
海美「おっはよー!」
百合子、杏奈「っ!?」
10: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:10:22.20 ID:ktaiMC2E0
百合子「う、う、うみみみみみみみさん」
海美「え、どうしたのゆりりん? 私はうみみだけど……」
海美さんから向けられる懐疑の視線、終わった……
百合子「突如現れた海美さんの証言から全てが白日の元に晒され、私はスキャンダル報道の末に『変態』の烙印を押され事務所をクビに、その後は細々と一般人として過ごすものの、20代半ばごろの『あの人は今!?』へに出演を切欠に少しずつ知名度を上げていき暴露本のリリースと共に炎上商法的に一躍時の人となり再ブレイク、そして……
恵美「ゆりりーん? 何ブツブツ言ってるのー?」
海美「え、どうしたのゆりりん? 私はうみみだけど……」
海美さんから向けられる懐疑の視線、終わった……
百合子「突如現れた海美さんの証言から全てが白日の元に晒され、私はスキャンダル報道の末に『変態』の烙印を押され事務所をクビに、その後は細々と一般人として過ごすものの、20代半ばごろの『あの人は今!?』へに出演を切欠に少しずつ知名度を上げていき暴露本のリリースと共に炎上商法的に一躍時の人となり再ブレイク、そして……
恵美「ゆりりーん? 何ブツブツ言ってるのー?」
11: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:10:58.76 ID:ktaiMC2E0
杏奈(い、今が起きるチャンスかな……?)
杏奈「んん……」
海美「あ、もっちーも居たんだ、おはよー」
杏奈「お、おはようございます…… 海美さん……」
百合子「あっ、杏奈ちゃん 起こしちゃった!?」
杏奈「う、ううん……大丈夫…… 百合子さんのお陰でちょっと眠れたから…… 今日もお仕事がんばる、よ……」
海美「あ、もっちー眠ってたんだ、おっきな声出して起こしちゃってごめんね~」
杏奈「ううん、大丈夫…… です」
元々すぐに起きちゃったし……
海美さんが入ってきてくれたから、有耶無耶になった、のかな……?
杏奈「んん……」
海美「あ、もっちーも居たんだ、おはよー」
杏奈「お、おはようございます…… 海美さん……」
百合子「あっ、杏奈ちゃん 起こしちゃった!?」
杏奈「う、ううん……大丈夫…… 百合子さんのお陰でちょっと眠れたから…… 今日もお仕事がんばる、よ……」
海美「あ、もっちー眠ってたんだ、おっきな声出して起こしちゃってごめんね~」
杏奈「ううん、大丈夫…… です」
元々すぐに起きちゃったし……
海美さんが入ってきてくれたから、有耶無耶になった、のかな……?
12: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:12:04.13 ID:ktaiMC2E0
海美「二人とも早いねー、やる気十分って感じ?」
百合子「ま、まぁ……」
海美「私も~ 楽しみだよ~」
百合子「あはは……」
百合子(な、なんだかんだで私の奇行は有耶無耶になった……?)
百合子「ま、まぁ……」
海美「私も~ 楽しみだよ~」
百合子「あはは……」
百合子(な、なんだかんだで私の奇行は有耶無耶になった……?)
13: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:12:43.84 ID:ktaiMC2E0
百合子(その後私は自らの行いを恥じ、もう二度とあのような行いはしないと神へ誓い、その証しとして朋花さんに手を合わせました)
朋花「?」
百合子(しかし、杏奈ちゃんの寝顔写真だけはどうしても削除出来ませんでした……)
百合子「お許しください……」
朋花「いいですよ~♪」
とはいえ、杏奈ちゃんの寝顔をあんな近くで独占出来る機会なんてもう来ない、そう思っていたのですが……
杏奈「すぅ……」
百合子「来てしまった……」
朋花「?」
百合子(しかし、杏奈ちゃんの寝顔写真だけはどうしても削除出来ませんでした……)
百合子「お許しください……」
朋花「いいですよ~♪」
とはいえ、杏奈ちゃんの寝顔をあんな近くで独占出来る機会なんてもう来ない、そう思っていたのですが……
杏奈「すぅ……」
百合子「来てしまった……」
14: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:13:38.13 ID:ktaiMC2E0
杏奈ちゃんの寝顔を前にして、私は自分の中の業との戦いを始めました
今日は杏奈ちゃんにちょっかいを出したりせず、静かに寝かせてあげるんです
杏奈「…… すぅ」
百合子「あ、杏奈ちゃん…… ふへへ……」
ダメでした、私の中の業は思ったより根深く仄暗いものだったようです
いえしかし、杏奈ちゃんの可愛い寝顔を前にすればこうなってしまうのは詮無いこと
この世の業や穢れの一切を知らないような杏奈ちゃんの寝顔は余りにも眩しく、業まみれの私はどうしようもなくそれに引き寄せられていくのです
だけど大丈夫、こうして杏奈ちゃんを見守っている分には無罪、ノーギルティです! YES杏奈ちゃんNOタッチ!
今日は杏奈ちゃんにちょっかいを出したりせず、静かに寝かせてあげるんです
杏奈「…… すぅ」
百合子「あ、杏奈ちゃん…… ふへへ……」
ダメでした、私の中の業は思ったより根深く仄暗いものだったようです
いえしかし、杏奈ちゃんの可愛い寝顔を前にすればこうなってしまうのは詮無いこと
この世の業や穢れの一切を知らないような杏奈ちゃんの寝顔は余りにも眩しく、業まみれの私はどうしようもなくそれに引き寄せられていくのです
だけど大丈夫、こうして杏奈ちゃんを見守っている分には無罪、ノーギルティです! YES杏奈ちゃんNOタッチ!
15: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:14:10.25 ID:ktaiMC2E0
百合子「……」
杏奈「むにゃ……」
私の両の眼に映るのは杏奈ちゃんのやわらかそうなむにむにほっぺ
それは私の視線を釘付けにして離さない超引力を持っていて……
百合子(杏奈ちゃんのほっぺた…… ぷにぷにしたら気持ちいいのかな……)
えー、人間の欲望は常にエスカレートしていくのが常というものでして
ですから私が杏奈ちゃんを見るだけでは我慢出来なくなるのも自然の摂理というものでして……
百合子(だ、大丈夫大丈夫…… そーっと触れば杏奈ちゃんもきっと起きないし、そーっと触れたら……)
百合子「そーっと、そーっと」
私は全神経を隠密に集中させました、その姿は時代が違えばくノ一や女スパイそのものであったことでしょう
杏奈「むにゃ……」
私の両の眼に映るのは杏奈ちゃんのやわらかそうなむにむにほっぺ
それは私の視線を釘付けにして離さない超引力を持っていて……
百合子(杏奈ちゃんのほっぺた…… ぷにぷにしたら気持ちいいのかな……)
えー、人間の欲望は常にエスカレートしていくのが常というものでして
ですから私が杏奈ちゃんを見るだけでは我慢出来なくなるのも自然の摂理というものでして……
百合子(だ、大丈夫大丈夫…… そーっと触れば杏奈ちゃんもきっと起きないし、そーっと触れたら……)
百合子「そーっと、そーっと」
私は全神経を隠密に集中させました、その姿は時代が違えばくノ一や女スパイそのものであったことでしょう
16: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:15:02.53 ID:ktaiMC2E0
百合子「そーっと……」
杏奈ちゃんの眠っているソファの前に座り込みその可愛い御頬に手を伸ばそうとした時
百合子「はうっ!」
至近距離で見る杏奈ちゃんの寝顔はさっきまで見慣れていたと思っていたそれとはまた別格の天使性を持った顔でした
この世の全ての幸福と安楽を集めて作らせたようなそれがこんな場所に存在していたなんて…… ひょっとしてここは天国…… ?
天国へと足を踏み入れた私は初めて目にする本物の天使の前にただただ悶え、窮するばかりです…… 杏奈ちゃんカワイイ……
杏奈ちゃんの眠っているソファの前に座り込みその可愛い御頬に手を伸ばそうとした時
百合子「はうっ!」
至近距離で見る杏奈ちゃんの寝顔はさっきまで見慣れていたと思っていたそれとはまた別格の天使性を持った顔でした
この世の全ての幸福と安楽を集めて作らせたようなそれがこんな場所に存在していたなんて…… ひょっとしてここは天国…… ?
天国へと足を踏み入れた私は初めて目にする本物の天使の前にただただ悶え、窮するばかりです…… 杏奈ちゃんカワイイ……
17: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:15:51.93 ID:ktaiMC2E0
百合子「はううぅ……」
杏奈(……)
また…… 目覚めてしまいました……
百合子さん、ゆっくり忍び寄ってるつもりなのかな……? 結構うるさい、よ……?
目の前の百合子さんは頬に手を当てて、ふるふる震えています
ち、近付いてどうするのかな…… また写真を撮るのかな…… あんまり近くで撮られると、少し恥ずかしい、です……
杏奈(……)
また…… 目覚めてしまいました……
百合子さん、ゆっくり忍び寄ってるつもりなのかな……? 結構うるさい、よ……?
目の前の百合子さんは頬に手を当てて、ふるふる震えています
ち、近付いてどうするのかな…… また写真を撮るのかな…… あんまり近くで撮られると、少し恥ずかしい、です……
18: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:16:43.38 ID:ktaiMC2E0
杏奈ちゃんの可愛さに何とか耐えきれるようになってきて、私はついに天国の門(ヘブンズゲート)の先、杏奈ちゃんのほっぺたという名の聖域に手を……
百合子(だ、ダメ冷静になるのよ百合子、確か夢を見る状態はレム睡眠と呼ばれる浅い眠りの状態であったはず……)
百合子(ここで杏奈ちゃんを刺激してしまったら杏奈ちゃんを起こしてしまう…… 杏奈ちゃんの安眠を妨害するなんてもっての他、あってはならないことよ……)
私の指は杏奈ちゃんの頬30センチメートル前に逡巡を初めていました
どうすればいいの!? 杏奈ちゃんの眠りを妨害するなんて嫌、だけど私は杏奈ちゃんのほっぺたをつんつんしてぷにぷにしたいというこの好奇心を押さえきれないの!
悪魔百合子ちゃん「別にいいじゃんいいじゃん、杏奈ちゃんのほっぺたをつんつんしてぷにぷにしてその後もちもちしても杏奈ちゃんは起きないって」
百合子(だ、ダメ冷静になるのよ百合子、確か夢を見る状態はレム睡眠と呼ばれる浅い眠りの状態であったはず……)
百合子(ここで杏奈ちゃんを刺激してしまったら杏奈ちゃんを起こしてしまう…… 杏奈ちゃんの安眠を妨害するなんてもっての他、あってはならないことよ……)
私の指は杏奈ちゃんの頬30センチメートル前に逡巡を初めていました
どうすればいいの!? 杏奈ちゃんの眠りを妨害するなんて嫌、だけど私は杏奈ちゃんのほっぺたをつんつんしてぷにぷにしたいというこの好奇心を押さえきれないの!
悪魔百合子ちゃん「別にいいじゃんいいじゃん、杏奈ちゃんのほっぺたをつんつんしてぷにぷにしてその後もちもちしても杏奈ちゃんは起きないって」
19: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:17:16.07 ID:ktaiMC2E0
百合子(ダメ、私の中の悪魔が囁いてくる! 助けて私の中の天使さん!)
天使百合子さん「……」
百合子(天使さん! 何か言って!)
天使百合子さん「杏奈ちゃんを起こさないように今日はつんつんだけにしましょう」
悪魔百合子ちゃん「そうですね」
百合子(そうしましょう)
私の指先が震えながらも杏奈ちゃんのほっぺに近付きます、その距離10センチメートル、5センチメートル……
天使百合子さん「……」
百合子(天使さん! 何か言って!)
天使百合子さん「杏奈ちゃんを起こさないように今日はつんつんだけにしましょう」
悪魔百合子ちゃん「そうですね」
百合子(そうしましょう)
私の指先が震えながらも杏奈ちゃんのほっぺに近付きます、その距離10センチメートル、5センチメートル……
20: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:17:42.71 ID:ktaiMC2E0
薄目を開けながら、百合子さんのそわそわ小声をがんばって聞いて、それをまとめると…… 百合子さんは杏奈のほっぺに触りたいみたいです
ほっぺを触る……? それってどういうこと……? つねったり、叩いたりするわけじゃない…… よね?
考えてもわからなくて、ただひとつ言えるのは、百合子さんに触れられるって想像してると、胸がどきどきして、とっても熱くなるってことです
想像しただけでこんなにどきどきするなら、ほんとに触られたらどうなっちゃうのかな……
そうしてる間にも、百合子さんの指は近付いてきて、ついに杏奈のほっぺに……
ほっぺを触る……? それってどういうこと……? つねったり、叩いたりするわけじゃない…… よね?
考えてもわからなくて、ただひとつ言えるのは、百合子さんに触れられるって想像してると、胸がどきどきして、とっても熱くなるってことです
想像しただけでこんなにどきどきするなら、ほんとに触られたらどうなっちゃうのかな……
そうしてる間にも、百合子さんの指は近付いてきて、ついに杏奈のほっぺに……
21: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:18:12.13 ID:ktaiMC2E0
百合子「はわぁ……っ!」
杏奈ちゃんの頬に指が触れた瞬間、緊張の震えは止まり私の体は圧倒的な癒しの波動に包まれました……
百合子(これが杏奈ちゃんのほっぺた……)
私の指から脳へと届けられるその感覚はとても言葉に出来ないもので、この世に現存するあらゆる言葉を用いても杏奈ちゃんのほっぺたを触る感覚を表すことは出来ないでしょう
柔らかくてどこまでも沈みこんでいきそうで、ハリがあってぷるぷると侵攻を跳ね返していくようで
安堵?極楽?快感?悦喜?安穏?心弛?いったいこの気持ちは何!?
杏奈ちゃんの頬に指が触れた瞬間、緊張の震えは止まり私の体は圧倒的な癒しの波動に包まれました……
百合子(これが杏奈ちゃんのほっぺた……)
私の指から脳へと届けられるその感覚はとても言葉に出来ないもので、この世に現存するあらゆる言葉を用いても杏奈ちゃんのほっぺたを触る感覚を表すことは出来ないでしょう
柔らかくてどこまでも沈みこんでいきそうで、ハリがあってぷるぷると侵攻を跳ね返していくようで
安堵?極楽?快感?悦喜?安穏?心弛?いったいこの気持ちは何!?
22: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:18:59.15 ID:ktaiMC2E0
百合子「はっ!」
ダメ、ダメよ百合子 いつまでもこうしていたら
私は我を取り戻し、名残惜しくも杏奈ちゃんのほっぺから指を離して、杏奈ちゃんの様子を観察します
百合子「じぃっ」
杏奈「すぅ…… すぅ……」
寝顔寝息オールグリーン、杏奈ちゃんの快眠継続中
も、もしかしてこれはまさかの『おかわり』が許されているのでは…… ?
ダメ、ダメよ百合子 いつまでもこうしていたら
私は我を取り戻し、名残惜しくも杏奈ちゃんのほっぺから指を離して、杏奈ちゃんの様子を観察します
百合子「じぃっ」
杏奈「すぅ…… すぅ……」
寝顔寝息オールグリーン、杏奈ちゃんの快眠継続中
も、もしかしてこれはまさかの『おかわり』が許されているのでは…… ?
23: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:19:49.93 ID:ktaiMC2E0
百合子さんに触れられるまで、どきどきして、胸の音がうるさくて、その音が百合子さんに聞こえちゃうんじゃないかって
でも百合子さんの細くて綺麗な指に触れられたら、何故かとっても落ち着いて……
もっと触って欲しい、ほっぺをぷにってするだけじゃなくて、手のひらで撫でて、そのまま……
杏奈(っ!?)
ううん……! そんなこと想像したら…… また 熱くなっちゃう…… ここで目を開けたら、百合子さんびっくりして…… 友達じゃいられなくなっちゃうかも……
杏奈は今眠ってるん…… です、百合子さんは眠ってる杏奈を見て、少しいたずらしたくなってるだけ…… です
でも百合子さんの細くて綺麗な指に触れられたら、何故かとっても落ち着いて……
もっと触って欲しい、ほっぺをぷにってするだけじゃなくて、手のひらで撫でて、そのまま……
杏奈(っ!?)
ううん……! そんなこと想像したら…… また 熱くなっちゃう…… ここで目を開けたら、百合子さんびっくりして…… 友達じゃいられなくなっちゃうかも……
杏奈は今眠ってるん…… です、百合子さんは眠ってる杏奈を見て、少しいたずらしたくなってるだけ…… です
24: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:20:38.17 ID:ktaiMC2E0
杏奈ちゃんの安眠を確認した私は再び杏奈ちゃんのほっぺたをつんつんしてみました
百合子「はわわ~……」
二回目で慣れたのは触れるまでの行程、杏奈ちゃんのほっぺたの感覚は慣れるわけも無く、またもや私の心を極楽浄土に連れていくのでした……
指を離し私は一人ほくそ笑みます
なんと私は杏奈ちゃんの聖域に二回も触れてしまったのです、まさしく私は杏奈ちゃんマスターと言うべき存在になったことでしょう
この調子で三回目も……
海美「おはようございまーす!」
百合子「うわぁぁぁぁぁ!」
百合子「はわわ~……」
二回目で慣れたのは触れるまでの行程、杏奈ちゃんのほっぺたの感覚は慣れるわけも無く、またもや私の心を極楽浄土に連れていくのでした……
指を離し私は一人ほくそ笑みます
なんと私は杏奈ちゃんの聖域に二回も触れてしまったのです、まさしく私は杏奈ちゃんマスターと言うべき存在になったことでしょう
この調子で三回目も……
海美「おはようございまーす!」
百合子「うわぁぁぁぁぁ!」
25: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:21:15.43 ID:ktaiMC2E0
海美「ゆ、ゆりりん!?」
杏奈「杏奈…… 寝ちゃってたんだ……」
海美「あっ!? また起こしちゃってごめんねー! 今度から静かに入ってくるから!」
杏奈(あぶなかった……)
杏奈(あれ以上、百合子さんに触られてたら…… 起きちゃった…… かも……)
杏奈(百合子さんが触れてくれるのは…… 杏奈が寝てる間…… だけ……)
杏奈(だから起きないように……)
寝てるふり…… しなきゃ……
杏奈「杏奈…… 寝ちゃってたんだ……」
海美「あっ!? また起こしちゃってごめんねー! 今度から静かに入ってくるから!」
杏奈(あぶなかった……)
杏奈(あれ以上、百合子さんに触られてたら…… 起きちゃった…… かも……)
杏奈(百合子さんが触れてくれるのは…… 杏奈が寝てる間…… だけ……)
杏奈(だから起きないように……)
寝てるふり…… しなきゃ……
26: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:21:45.93 ID:ktaiMC2E0
その後私は自分の行いを思い返し、またもや激しい後悔に襲われるのです
少女の寝込みを襲うなど悪鬼羅刹、悪の魔王の行いに違いありません
私は欲深く誘惑に簡単に負けるような弱い人間であることは自覚していましたが、まさかここまでとは……
百合子「朋花さん! 私に悟りの開き方、禅の道を教えてください!」
朋花「門外漢です~♪」
とは言え、普段は杏奈ちゃんの姿を見てもどうということはありません、精々杏奈ちゃんのほっぺたの感触を思い出して一人ニヤニヤしているくらいです
だから『二人きり』で『杏奈ちゃんの寝顔』を『長時間』見続ける状況でなければ私は暴走したりしないのです
まぁそんな状況が都合よく来るわけが
杏奈「すや……」
百合子(来てしまいました……)
少女の寝込みを襲うなど悪鬼羅刹、悪の魔王の行いに違いありません
私は欲深く誘惑に簡単に負けるような弱い人間であることは自覚していましたが、まさかここまでとは……
百合子「朋花さん! 私に悟りの開き方、禅の道を教えてください!」
朋花「門外漢です~♪」
とは言え、普段は杏奈ちゃんの姿を見てもどうということはありません、精々杏奈ちゃんのほっぺたの感触を思い出して一人ニヤニヤしているくらいです
だから『二人きり』で『杏奈ちゃんの寝顔』を『長時間』見続ける状況でなければ私は暴走したりしないのです
まぁそんな状況が都合よく来るわけが
杏奈「すや……」
百合子(来てしまいました……)
27: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:22:24.90 ID:ktaiMC2E0
今日お仕事の予定があるのは私と杏奈ちゃんだけ、それに何やら向こうの都合でお仕事の前に1時間くらい事務所で待機と言われています
杏奈ちゃんはまたまたおねむで、ちょっと揺すったくらいでは起きそうにありません
完璧です、私が杏奈ちゃんの寝込みを襲うお膳立てが完璧になされています
百合子(れ、冷静になるのよLilyknight! 貴女はこんな誘惑に負けてしまうような弱い人間じゃなかったはずよ!)
そう、杏奈ちゃんのことが好きならこんな眠ってる時じゃなくて起きてる時に写真を撮ったり、ほっぺをぷにぷにしたりすれば……
あれ?
杏奈ちゃんはまたまたおねむで、ちょっと揺すったくらいでは起きそうにありません
完璧です、私が杏奈ちゃんの寝込みを襲うお膳立てが完璧になされています
百合子(れ、冷静になるのよLilyknight! 貴女はこんな誘惑に負けてしまうような弱い人間じゃなかったはずよ!)
そう、杏奈ちゃんのことが好きならこんな眠ってる時じゃなくて起きてる時に写真を撮ったり、ほっぺをぷにぷにしたりすれば……
あれ?
28: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:23:15.93 ID:ktaiMC2E0
百合子「私…… 杏奈ちゃんのことが好き…… なの?」
今まで杏奈ちゃんと一緒に居ることが当たり前過ぎて考えもしなかった発想、杏奈ちゃんのことが『好き』…… ?
百合子「え、嘘、そうなの? だ、だって杏奈ちゃんは女の子で 私も女の子で えとでも女の子同士で好きになることもある…… のかな……?」
百合子「あ、杏奈ちゃんはただの友達で…… 確かにすっごく可愛くて、一緒にお出掛けしたりゲームしたりするのが凄く楽しくて、今こうして杏奈ちゃんを前にドキドキしてるけどこれはそういうのじゃ……」
百合子「恋っていうのはもっと綺麗で神聖なものであるべきで、こんな下劣で欲にまみれたものじゃないはずなのに……」
目の前で静かに眠る杏奈ちゃんの顔をじっと見つめます、胸の高鳴りは未だ止みそうにありません
今まで杏奈ちゃんと一緒に居ることが当たり前過ぎて考えもしなかった発想、杏奈ちゃんのことが『好き』…… ?
百合子「え、嘘、そうなの? だ、だって杏奈ちゃんは女の子で 私も女の子で えとでも女の子同士で好きになることもある…… のかな……?」
百合子「あ、杏奈ちゃんはただの友達で…… 確かにすっごく可愛くて、一緒にお出掛けしたりゲームしたりするのが凄く楽しくて、今こうして杏奈ちゃんを前にドキドキしてるけどこれはそういうのじゃ……」
百合子「恋っていうのはもっと綺麗で神聖なものであるべきで、こんな下劣で欲にまみれたものじゃないはずなのに……」
目の前で静かに眠る杏奈ちゃんの顔をじっと見つめます、胸の高鳴りは未だ止みそうにありません
29: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:24:06.01 ID:ktaiMC2E0
杏奈は…… 悪い子です
眠ってると百合子さんが普段より杏奈に興味を持ってくれるから、百合子さんの頭の中を杏奈で埋められるから
だから百合子さんの前で眠ったふりをして、百合子さんに触ってもらうのを楽しんでいます……
起きてる時だと…… こんなに近くなれないから……
百合子さんは杏奈のこと好き…… なの?
杏奈は………… 百合子さんのこと…………
すき…… だよ?
眠ってると百合子さんが普段より杏奈に興味を持ってくれるから、百合子さんの頭の中を杏奈で埋められるから
だから百合子さんの前で眠ったふりをして、百合子さんに触ってもらうのを楽しんでいます……
起きてる時だと…… こんなに近くなれないから……
百合子さんは杏奈のこと好き…… なの?
杏奈は………… 百合子さんのこと…………
すき…… だよ?
30: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:24:45.71 ID:ktaiMC2E0
杏奈ちゃんの寝顔を見つめながら、杏奈ちゃんのことをずっと考えても、この胸の熱さの正体はわかりません
これは純粋で清らかな『恋』なのか、歪で醜悪な『欲』なのか
私はひとつ、この気持ちを確かめる方法を思い付きました
もし私が抱いているこの気持ちが綺麗な恋心であるならば、大切な杏奈ちゃんの体に触れることを罪悪感が止めるはず
逆に杏奈ちゃんの体に触れることに何の抵抗も無いのなら、私のこの気持ちはただの悪劣な下心ということになるわけです
そう…… 杏奈ちゃんに触れることで私の心を推し量るのです、だからこれはどうしても必要なことで…… 許して杏奈ちゃん!
これは純粋で清らかな『恋』なのか、歪で醜悪な『欲』なのか
私はひとつ、この気持ちを確かめる方法を思い付きました
もし私が抱いているこの気持ちが綺麗な恋心であるならば、大切な杏奈ちゃんの体に触れることを罪悪感が止めるはず
逆に杏奈ちゃんの体に触れることに何の抵抗も無いのなら、私のこの気持ちはただの悪劣な下心ということになるわけです
そう…… 杏奈ちゃんに触れることで私の心を推し量るのです、だからこれはどうしても必要なことで…… 許して杏奈ちゃん!
31: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:25:14.95 ID:ktaiMC2E0
ここまでの思考で頭がオーバーヒートしたのか、今回のファーストタッチはいやに積極的で、特に抵抗も無く杏奈ちゃんのほっぺたをすりすりすることができました
ほっぺをすりすりしながら見下ろす杏奈ちゃんの顔は穏やかで、私が一人こんなにも葛藤と巡遊を続けてることなど全く知らないのでしょう
杏奈ちゃんの頬に手のひらを重ね、軽く揉みながら、撫で下ろします
首に喉元に顎に、指をなぞらせつつと滑らせると杏奈ちゃんの顔がきゅっ、として なんだか面白いです
そんな杏奈ちゃんの顔を見ているともっと、この手のひら以外の部分でも杏奈ちゃんのほっぺたの感触を味わいたくなってしまいました
ほっぺをすりすりしながら見下ろす杏奈ちゃんの顔は穏やかで、私が一人こんなにも葛藤と巡遊を続けてることなど全く知らないのでしょう
杏奈ちゃんの頬に手のひらを重ね、軽く揉みながら、撫で下ろします
首に喉元に顎に、指をなぞらせつつと滑らせると杏奈ちゃんの顔がきゅっ、として なんだか面白いです
そんな杏奈ちゃんの顔を見ているともっと、この手のひら以外の部分でも杏奈ちゃんのほっぺたの感触を味わいたくなってしまいました
32: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:25:51.25 ID:ktaiMC2E0
私は手を離し、少しずつ自分の顔を杏奈ちゃんの頬に向け下ろしていきます
顔を近付けると漂うシャンプーの香り、そしてその中に僅かにある、私の心を掴んで離さない…… 杏奈ちゃんのにおい
女の子のにおいはいったいどこから出ているのでしょう? もしにおいの元があるのなら私はそこの香りをずっと嗅いでいたいです
そんなことを考えていると、私の唇はいとも簡単に杏奈ちゃんのほっぺに触れました
あれだけ神聖なものだと思っていた杏奈ちゃんの頬を侵すのは簡単で、私は杏奈ちゃんを汚していくことに確かな快感を覚えていました
顔を近付けると漂うシャンプーの香り、そしてその中に僅かにある、私の心を掴んで離さない…… 杏奈ちゃんのにおい
女の子のにおいはいったいどこから出ているのでしょう? もしにおいの元があるのなら私はそこの香りをずっと嗅いでいたいです
そんなことを考えていると、私の唇はいとも簡単に杏奈ちゃんのほっぺに触れました
あれだけ神聖なものだと思っていた杏奈ちゃんの頬を侵すのは簡単で、私は杏奈ちゃんを汚していくことに確かな快感を覚えていました
33: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:26:20.22 ID:ktaiMC2E0
さっきから、胸のどきどきが止まりません
今日の百合子さんはとっても積極的で、杏奈の側でほっぺをなでなでしてくれて、それで……
『それ』をされた時、胸が壊れちゃうんじゃないかってくらいびっくりして、今も体中があつい……
今日は海美さん来るのかな…… 杏奈はいつまでこうしてたらいいのかな…… 百合子さんは杏奈が本当は起きてることに気付いてないのかな……
百合子さんの触り方はとても優しくて、気持ちいいんだけど、少しくすぐったい、だから…… もっと……
このまま眠ってたら、…してくれるのかな…… それとも……
今日の百合子さんはとっても積極的で、杏奈の側でほっぺをなでなでしてくれて、それで……
『それ』をされた時、胸が壊れちゃうんじゃないかってくらいびっくりして、今も体中があつい……
今日は海美さん来るのかな…… 杏奈はいつまでこうしてたらいいのかな…… 百合子さんは杏奈が本当は起きてることに気付いてないのかな……
百合子さんの触り方はとても優しくて、気持ちいいんだけど、少しくすぐったい、だから…… もっと……
このまま眠ってたら、…してくれるのかな…… それとも……
34: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:27:31.07 ID:ktaiMC2E0
杏奈ちゃんの頬に一度唇を落とすと、それまでのどきどきも躊躇いも全部消えて、穏やかな気持ちが私の中に広がっていくのです
このキスに後ろめたいことはなくて、私がこうするのは必然であったような
杏奈ちゃんの眠りはどうしてか覚めず、私は杏奈ちゃんに本で読んだ眠り姫を重ねていました
呪いにより永遠の眠りを与えられたお姫さま
どんな楽しい演奏も、従者の悲しみの声も、お姫さまを起こすことはなくて
唯一それを覚ますことが出来るのは、親愛のキス
杏奈ちゃんの目を覚まさせるのは私の役目、それなら……
このキスに後ろめたいことはなくて、私がこうするのは必然であったような
杏奈ちゃんの眠りはどうしてか覚めず、私は杏奈ちゃんに本で読んだ眠り姫を重ねていました
呪いにより永遠の眠りを与えられたお姫さま
どんな楽しい演奏も、従者の悲しみの声も、お姫さまを起こすことはなくて
唯一それを覚ますことが出来るのは、親愛のキス
杏奈ちゃんの目を覚まさせるのは私の役目、それなら……
35: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:28:08.84 ID:ktaiMC2E0
一旦顔をあげ、杏奈ちゃんの唇にキスを与えるために彼女のことを見つめていると……
百合子「あ、杏奈ちゃん…… 起きてる…… ?」
杏奈「……………… うん」
百合子「あ、あの…… ご、ごめん!」
杏奈「謝らなくて…… いい、よ?」
杏奈「杏奈、ずっと起きてた…… 眠ってると、杏奈のこと 見てくれる、から……」
杏奈「でも…… 起きてる時も、したい…… な」
百合子「……」
杏奈「ね…… 来て?」
百合子「あ、杏奈ちゃん…… 起きてる…… ?」
杏奈「……………… うん」
百合子「あ、あの…… ご、ごめん!」
杏奈「謝らなくて…… いい、よ?」
杏奈「杏奈、ずっと起きてた…… 眠ってると、杏奈のこと 見てくれる、から……」
杏奈「でも…… 起きてる時も、したい…… な」
百合子「……」
杏奈「ね…… 来て?」
36: ◆KakafR9KkQ 2017/05/31(水) 00:28:39.68 ID:ktaiMC2E0
誰も居ない、二人きりの事務所
その中で私と杏奈ちゃんは指を絡ませ唇を重ね、スキを伝えあっています
静かな静かな空間、杏奈ちゃんとのキスはとっても気持ちがよくて
唇を重ねながら眠るような、ふわふわした感覚で
杏奈ちゃんと二人きりの夢の続きへ堕ちていくのでした……
おしまい
その中で私と杏奈ちゃんは指を絡ませ唇を重ね、スキを伝えあっています
静かな静かな空間、杏奈ちゃんとのキスはとっても気持ちがよくて
唇を重ねながら眠るような、ふわふわした感覚で
杏奈ちゃんと二人きりの夢の続きへ堕ちていくのでした……
おしまい
引用元: ・杏奈ちゃんは眠れない【ミリマス】
男「ハンバーガーください」女店員「その他にご注文は?」男「え?」
2020-06-29
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 20:39:35.95 ID:iuEEb3dfo
女店員「いらっしゃいませー」
男「えーっと……ハンバーガーください」
女店員「その他にご注文は?」
男「え?」
女店員「その他にご注文は?」
男「え……えぇっと……」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1496317175
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【悲報】Twitterで3年前に「令和」を予言してたものがいたwwwwwwwww
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 20:41:08.02 ID:iuEEb3dfo
男「じゃあポテトも……」
女店員「その他にご注文は?」
男「え?」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 20:42:26.37 ID:iuEEb3dfo
男「じゃあ……コーラをもらおうかな」
男(結局セットで頼むのと一緒になってしまった)
女店員「その他にご注文は?」
男「え?」
女店員「その他にご注文は?」
男「は、はぁ……」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 20:44:33.42 ID:iuEEb3dfo
男「なら……この大きいバーガーを……」
女店員「その他にご注文は?」
男「あと……じゃあデザートにシェイクを……」
女店員「その他にご注文は?」
男「えぇっと……」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 20:46:58.71 ID:iuEEb3dfo
男「ウーロン茶を……」
女店員「その他にご注文は?」
男「チキンナゲット……」
女店員「その他にご注文は?」
男「パンケーキ……」
女店員「その他にご注文は?」
……
……
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 20:48:49.85 ID:iuEEb3dfo
……
……
男(もう店のメニューはあらかた頼んじまったぞ……どうすりゃいいんだ……)
女店員「その他にご注文は?」
男「じゃ、じゃあ……」
男「君を……!」
男(ついに言ってしまったぁ~!)
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 20:50:13.89 ID:iuEEb3dfo
男「……」
女店員「……」
男「……」
女店員「……」
女店員「喜んで」
男「や、やったぁ!」
男(そうか、この人が求めてた注文はこれだったのか!)
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 20:52:44.70 ID:iuEEb3dfo
女店員「その他にご注文は?」
男「――え!?」
女店員「その他にご注文は?」
男「じゃあ……ここで働いてるバイト全員を」
女店員「かしこまりました」
女店員「その他にご注文は?」
男「えええ……(まだ続くのかよ……!)」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 20:55:10.17 ID:iuEEb3dfo
男「よぉし分かった! このファーストフード店を店ごと購入してやる!!!」
女店員「ありがとうございます。料金が払われ次第、あなたが店長となります」
女店員「その他にご注文は?」
男「じゃあ次は――」
…………
……
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 20:57:39.35 ID:iuEEb3dfo
……
……
男「……以上が、この私がこのファーストフードを運営する会社の社長になった経緯だよ」
男「いやぁ~、まさかハンバーガー一個買うだけのつもりが会社ごと買ってしまうはめになるとはねえ」
男「もっとも私にかなりの財力があったから、出来たことなんだがねえ」
男「え? その女性店員はどうしたかって?」
男「もちろん、私の奥さんになったに決まってるじゃないか。ハッハッハ……」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 20:59:35.56 ID:iuEEb3dfo
男「……」
男「今君は、これでめでたしめでたし、いいノロケ話ですね、と思ったろう?」
男「……だけどね、君」
男「この話にはまだ続きがあるんだよ」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/01(木) 21:01:34.70 ID:iuEEb3dfo
男「実はね――」
男「妻のオーダー伺いはまだ終わっておらんのだ……」
妻「その他にご注文は?」
男「じゃあ……次はこの日本を買おう!」
妻「かしこまりました。口座から代金を引き落とし次第、あなたを日本の最高指導者にいたします」
男「ほらね、この通りさ」
男「多分これ、そのうち世界……いや宇宙を買うところまでいっちゃうのかもしれないねえ」
妻「その他にご注文は?」
―END―
引用元: ・男「ハンバーガーください」女店員「その他にご注文は?」男「え?」
大槻唯「セクシーギルティに対抗してみた」
2020-06-29
1: ◆NF5DqPgzPo 2017/05/30(火) 23:51:41.30 ID:Mbt1Uj7uO
※キャラ崩壊注意のようなそうでないような
唯「なんかセックスビューティーの3人が街中で街中で悪を成敗していると聞いて」
法子(あえて突っ込まないクールなあたし)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1496155901
唯「なんかセックスビューティーの3人が街中で街中で悪を成敗していると聞いて」
法子(あえて突っ込まないクールなあたし)
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2: ◆NF5DqPgzPo 2017/05/30(火) 23:56:05.17 ID:Mbt1Uj7uO
唯「てなわけで世界一治安悪い街(そんなわけない)でギルティを摘発しようと、おっもいまーす☆」
法子「大丈夫かな、この企画」
唯「はいさっそく歩きスマホギルティを発見~」
法子「大丈夫かな、この企画」
唯「はいさっそく歩きスマホギルティを発見~」
3: ◆NF5DqPgzPo 2017/05/30(火) 23:59:25.23 ID:Mbt1Uj7uO
リーマン「・・・」
唯「はいあなた歩きスマホ禁止~!!ギルティぐるてぃぐるぐるがらん!!(噛みまくり)」
リーマン「・・・」
唯「ガン無視、どう思うよ?」
法子「普通の反応だね」
唯「うん」
唯「はいあなた歩きスマホ禁止~!!ギルティぐるてぃぐるぐるがらん!!(噛みまくり)」
リーマン「・・・」
唯「ガン無視、どう思うよ?」
法子「普通の反応だね」
唯「うん」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 00:02:57.25 ID:UnR+k4coO
高校生「・・・・」
唯「歩きスマホギルティー!ぎるてぃー!おい!」
高校生「えっ!」
唯「スマホは止まってからゆっくりやろ~ね~」
高校生「はい」
唯「意外に素直な人いるんだね~」
法子「どうせすぐまた始めるでしょ」
唯「歩きスマホギルティー!ぎるてぃー!おい!」
高校生「えっ!」
唯「スマホは止まってからゆっくりやろ~ね~」
高校生「はい」
唯「意外に素直な人いるんだね~」
法子「どうせすぐまた始めるでしょ」
5: ◆NF5DqPgzPo 2017/05/31(水) 00:06:05.78 ID:UnR+k4coO
法子「あそこに床に座ってたばこ座ってる人いるよ」
唯「さんきゅ!」
唯「タバコはダメ!きちゅ煙所でしなさ~い」
ヤンキー「あ?なんだてめ」
唯「・・・・・スイマセン」
法子「負けんなしww」
唯「さんきゅ!」
唯「タバコはダメ!きちゅ煙所でしなさ~い」
ヤンキー「あ?なんだてめ」
唯「・・・・・スイマセン」
法子「負けんなしww」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 00:07:09.33 ID:UnR+k4coO
唯「数分たったけどギルティあんま見ないね」
法子「ちょっとクレープ買ってくる」
法子「ちょっとクレープ買ってくる」
7: ◆NF5DqPgzPo 2017/05/31(水) 00:11:31.96 ID:UnR+k4coO
唯「歩道をチャリで猛スピードで走ってるギルティみーつけた」
唯「はいとまってとまって!ぶつかるよ迷惑だよあぶないよきけんよー!」
びゅん
唯「あっぶなwwww」
唯「やっぱドキュンおおいっすね~☆」
法子「大声出してる唯ちゃんの方が迷惑だと思うけどww」
唯「はいとまってとまって!ぶつかるよ迷惑だよあぶないよきけんよー!」
びゅん
唯「あっぶなwwww」
唯「やっぱドキュンおおいっすね~☆」
法子「大声出してる唯ちゃんの方が迷惑だと思うけどww」
8: ◆NF5DqPgzPo 2017/05/31(水) 00:15:15.61 ID:UnR+k4coO
唯「はいぎるてぃぐrtrtrtr!!」
唯「つば吐くな!ぎるてぃーーー!!」
唯「だめよーだめだめ!」
法子「通行人笑ってんだけどww」
唯「つば吐くな!ぎるてぃーーー!!」
唯「だめよーだめだめ!」
法子「通行人笑ってんだけどww」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/31(水) 00:21:06.75 ID:UnR+k4coO
唯「タバコだめ!歩きたばこだめ!ギルティ!!」
ヤ○ザっぽい人「あん?(威圧)」
唯「どど、どうぞ・・・ご自由に吸ってください」
ヤク○っぽい人「ツッ・・・」
法子(悪成敗する企画だったよねこれ?)
ヤ○ザっぽい人「あん?(威圧)」
唯「どど、どうぞ・・・ご自由に吸ってください」
ヤク○っぽい人「ツッ・・・」
法子(悪成敗する企画だったよねこれ?)
10: ◆NF5DqPgzPo 2017/05/31(水) 00:23:44.11 ID:UnR+k4coO
唯「君、歩いてスマホは危険だからやめようね~?」
唯「ハイハイぐるてぃ!」
強面「イイだろ別によ」
唯「・・・・・・うん」
唯「ハイハイぐるてぃ!」
強面「イイだろ別によ」
唯「・・・・・・うん」
11: ◆NF5DqPgzPo 2017/05/31(水) 00:27:09.98 ID:UnR+k4coO
数分後
法子「いやこんなんじゃ本家どころかただの酔っ払いキチガイで終わるじゃん!」
唯「だって言うこと聞かないの多いもーん」
法子「セクシーギルティみたいにぬ、なろうって言ったの唯ちゃんじゃん」
唯「あんな胸お化けのどこがいいんだか!」
法子「そこ?」
法子「いやこんなんじゃ本家どころかただの酔っ払いキチガイで終わるじゃん!」
唯「だって言うこと聞かないの多いもーん」
法子「セクシーギルティみたいにぬ、なろうって言ったの唯ちゃんじゃん」
唯「あんな胸お化けのどこがいいんだか!」
法子「そこ?」
12: ◆NF5DqPgzPo 2017/05/31(水) 00:30:34.07 ID:UnR+k4coO
響子「さてと、買い物も終わったし」
唯「あらwwwwww偶然にも五十嵐響子発見wwww」
法子「ええ!?」
唯「ぎりてぃーーーぎりてぃーーーーー!!買い物袋大きすぎギルティーーーー!!」
響子「わっ!!?」
唯「あらwwwwww偶然にも五十嵐響子発見wwww」
法子「ええ!?」
唯「ぎりてぃーーーぎりてぃーーーーー!!買い物袋大きすぎギルティーーーー!!」
響子「わっ!!?」
13: ◆NF5DqPgzPo 2017/05/31(水) 00:36:27.09 ID:UnR+k4coO
響子「唯ちゃん?なwwにwwやってんですかwwwwww」
唯「没収!」
響子「ちょ返してくださ
唯「卵牛乳小麦粉・・・なんだこれローション?何に使う気だ~?」
法子(どう見てもローションじゃないでしょこれwwwwww)
響子「夕飯に使うんですよ友達の分とか
唯「つまらん!帰れ!」
響子「いうだけいって帰れって・・・」
唯「きをつけてね~」
響子「・・・?」
唯「没収!」
響子「ちょ返してくださ
唯「卵牛乳小麦粉・・・なんだこれローション?何に使う気だ~?」
法子(どう見てもローションじゃないでしょこれwwwwww)
響子「夕飯に使うんですよ友達の分とか
唯「つまらん!帰れ!」
響子「いうだけいって帰れって・・・」
唯「きをつけてね~」
響子「・・・?」
15: ◆NF5DqPgzPo 2017/05/31(水) 00:42:31.73 ID:UnR+k4coO
唯「もう自分がこわくなってきた」
法子「へっぴり腰にもほどがあるよwwww」
唯「だって変にキレられて小指切り落とされたりコンクリートに沈められたらいやじゃ~ん?」
法子「考えすぎだよ」
唯「これでもアイドルだよあたし?」
法子「普通のアイドルはこんなことしませんww」
唯「島村卯月はしないでしょwwこんなことwwww」
法子「なんで卯月ちゃん?ww」
法子「へっぴり腰にもほどがあるよwwww」
唯「だって変にキレられて小指切り落とされたりコンクリートに沈められたらいやじゃ~ん?」
法子「考えすぎだよ」
唯「これでもアイドルだよあたし?」
法子「普通のアイドルはこんなことしませんww」
唯「島村卯月はしないでしょwwこんなことwwww」
法子「なんで卯月ちゃん?ww」
16: ◆NF5DqPgzPo 2017/05/31(水) 00:46:43.47 ID:UnR+k4coO
法子「行ってきなよ」
唯「・・・」
唯「よしギルティ撲滅作戦再開!」
帽子の爺「ヒック」
唯「ギルティ!酒!・・・・・・・・・・やめた」
法子「ええ?」
唯「なんかいろいろ可哀想な人だし」
法子「ああww雰囲気があれだしねwwww」
唯「・・・」
唯「よしギルティ撲滅作戦再開!」
帽子の爺「ヒック」
唯「ギルティ!酒!・・・・・・・・・・やめた」
法子「ええ?」
唯「なんかいろいろ可哀想な人だし」
法子「ああww雰囲気があれだしねwwww」
17: ◆NF5DqPgzPo 2017/05/31(水) 00:52:44.23 ID:UnR+k4coO
唯「ギルティー!!香水きつすぎギルティー!」
中年女「ウルサインダヨお前は!ヤンノカコラ!」
唯「いや香水・・・」
中年女「だいたいよ!知事がどうのこう言ってよ!経済よくならねーんだよアイツジャ!市民の事考えろッテンダヨ!」
唯(いろんな意味で雰囲気やばいから戦略的撤退)
中年女「ウルサインダヨお前は!ヤンノカコラ!」
唯「いや香水・・・」
中年女「だいたいよ!知事がどうのこう言ってよ!経済よくならねーんだよアイツジャ!市民の事考えろッテンダヨ!」
唯(いろんな意味で雰囲気やばいから戦略的撤退)
18: ◆NF5DqPgzPo 2017/05/31(水) 00:56:39.49 ID:UnR+k4coO
唯「気づいたらもう夜」
法子「もうおなか減ったし帰ろうよ」
こうしてこの世からまた一つギルティが消え去った
行け行けセクギルパクってる唯と法子!この世からギルティが無くなるその日まで!
法子「もうおなか減ったし帰ろうよ」
こうしてこの世からまた一つギルティが消え去った
行け行けセクギルパクってる唯と法子!この世からギルティが無くなるその日まで!
19: ◆NF5DqPgzPo 2017/05/31(水) 01:00:57.44 ID:UnR+k4coO
唯「ギルティー!!歩きスマホぎるてぃ迷惑だか
ヤンキー「うるせてめえが迷惑なんだよボケ」
唯「すいません!」
法子「やっぱ早苗さんすごいわ」
お わ り
ヤンキー「うるせてめえが迷惑なんだよボケ」
唯「すいません!」
法子「やっぱ早苗さんすごいわ」
お わ り