ルルーシュ「変身!」C.C「何をやっているんだ、お前は」
2020-03-31
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 22:32:06.32 ID:4ybVOHrA0
ルル「何?見て分からないのか?仮面ライダーの変身ポーズだ」キリッ
C.C「仮面ライダー?何だそれは?」
ルル「なっ……お前は仮面ライダーも知らないのか!」
C.C「知らないね、まず興味もない」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1437312716
C.C「仮面ライダー?何だそれは?」
ルル「なっ……お前は仮面ライダーも知らないのか!」
C.C「知らないね、まず興味もない」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1437312716
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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 22:42:25.36 ID:4ybVOHrA0
ルル「知らないのか…ならば教えてやろう!」シュバッ
C.C「おい待て、私は頼んでもいないぞ」
ルル「仮面ライダーというのは1970年頃から日本で放送されていた特撮番組だ」
C.C「聞いちゃいないな………」
ルル「主な話の流れとしては怪人が街で暴れてそれを正義のヒーローである仮面ライダーが止めるという感じだな」
C.C「で、お前がさっきしていたのは何なんだ?」
ルル「ん?あぁ、これは仮面ライダーが人間から変身するときに取るポーズなんだよ」
C.C「そんな派手に動かないと変身できないのか」
ルル「まぁ、それはお約束みたいなものだからな」
C.C「おい待て、私は頼んでもいないぞ」
ルル「仮面ライダーというのは1970年頃から日本で放送されていた特撮番組だ」
C.C「聞いちゃいないな………」
ルル「主な話の流れとしては怪人が街で暴れてそれを正義のヒーローである仮面ライダーが止めるという感じだな」
C.C「で、お前がさっきしていたのは何なんだ?」
ルル「ん?あぁ、これは仮面ライダーが人間から変身するときに取るポーズなんだよ」
C.C「そんな派手に動かないと変身できないのか」
ルル「まぁ、それはお約束みたいなものだからな」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 22:48:26.30 ID:EEq5zyxUo
これはどのタイミングで話してるのか
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 22:46:20.92 ID:Op2ym/M+0
一応ベルトの風車を回すための前準備らしいな変身ポーズ
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 22:50:43.97 ID:TFSzRHyrO
C.Cさんはオーズで敵幹部クラスの役やっていたじゃないですか
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 22:51:03.04 ID:4ybVOHrA0
C.C「さっき日本の特撮番組だと言っていたがお前はいつからそんな番組を見ていたんだ?」
ルル「お前はすぐに話題が変わるな…」
C.C「私はC.Cだからな」
ルル「ハァ……まぁいい、俺がいつから仮面ライダーを見ていたのかと聞いていたな、確か枢木神社に預けられていたときにスザクが見ていたのが始まりだったな」
ルル「最初はただの特撮とバカにしていたんだが、見ている内にハマってしまってな、今でも視聴を続けている」
C.C「お前がハマっている割りには世間での認知度は低いようだが?」
ルル「お前はすぐに話題が変わるな…」
C.C「私はC.Cだからな」
ルル「ハァ……まぁいい、俺がいつから仮面ライダーを見ていたのかと聞いていたな、確か枢木神社に預けられていたときにスザクが見ていたのが始まりだったな」
ルル「最初はただの特撮とバカにしていたんだが、見ている内にハマってしまってな、今でも視聴を続けている」
C.C「お前がハマっている割りには世間での認知度は低いようだが?」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 22:57:34.81 ID:4ybVOHrA0
>>4時系列は滅茶苦茶です
ルル「仮面ライダーがマイナーだと?何を根拠にそう言っているんだ」
C.C「匿名掲示板にスレを立てたら、は?知らねとか言われたぞ」
ルル「それはあくまで匿名掲示板での話だ、実際はもっと人気に決まっている」
C.C「なら明日にでも生徒会で聞いてみたらいいんじゃないのか?」
ルル「お前に言われなくてもそうするよ」
ルル「仮面ライダーがマイナーだと?何を根拠にそう言っているんだ」
C.C「匿名掲示板にスレを立てたら、は?知らねとか言われたぞ」
ルル「それはあくまで匿名掲示板での話だ、実際はもっと人気に決まっている」
C.C「なら明日にでも生徒会で聞いてみたらいいんじゃないのか?」
ルル「お前に言われなくてもそうするよ」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 23:04:55.94 ID:wsn8BfT70
翌日アッシュフォード学園生徒会
ルル「なぁ、リヴァル仮面ライダーって知ってるよな?」
リヴァル「ルルーシュ、俺はそんなの聞いたこともないぜ?」
ルル(馬鹿な…そんなはずは……)
ジノ「ランペルージュ卿、何の話をしているんですか?」
ルル「仮面ライダーの話をちょっとな」
ジノ「仮面ライダー?何ですか、それは?」
ルル(ジノも知らないだと……流石に一人くらい知っている奴はいるだろ……)
ルル「アーニャ!お前は仮面ライダーを知っているよな?」
アーニャ「記憶にない」
ルル「なっ……会長は?」
ミレイ「私もないわねぇ」
シャーリー「私も知らないよ」
ルル(バカな…バカなぁぁぁぁぁ!!!「
ルル「なぁ、リヴァル仮面ライダーって知ってるよな?」
リヴァル「ルルーシュ、俺はそんなの聞いたこともないぜ?」
ルル(馬鹿な…そんなはずは……)
ジノ「ランペルージュ卿、何の話をしているんですか?」
ルル「仮面ライダーの話をちょっとな」
ジノ「仮面ライダー?何ですか、それは?」
ルル(ジノも知らないだと……流石に一人くらい知っている奴はいるだろ……)
ルル「アーニャ!お前は仮面ライダーを知っているよな?」
アーニャ「記憶にない」
ルル「なっ……会長は?」
ミレイ「私もないわねぇ」
シャーリー「私も知らないよ」
ルル(バカな…バカなぁぁぁぁぁ!!!「
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 23:14:42.97 ID:4ybVOHrA0
同日 斑鳩艦内にて
ルル「」ズーン
C.C「現実を思い知った顔をしてるな」
ルル「何故だ…何故誰も仮面ライダーを知らないッ!!」
C.C「それはだな、ルルーシュ、ブリタニアの日本侵略のせいでその番組はもうケーブルテレビくらいでしかやってないからだ」
ルル「おのれシュナイゼルゥゥゥゥ!」
C.C「で、どうする?お前もこのままでは引き下がってられないだろう?」
ルル「あぁ…嘆いている時間は無い……」
ルル「ジェレミア!今すぐ会議を開くぞ!黒の騎士団幹部を全員集めろ!」
ジェレミア「かしこまりました!ルルーシュ様!」ドドドド
ルル「」ズーン
C.C「現実を思い知った顔をしてるな」
ルル「何故だ…何故誰も仮面ライダーを知らないッ!!」
C.C「それはだな、ルルーシュ、ブリタニアの日本侵略のせいでその番組はもうケーブルテレビくらいでしかやってないからだ」
ルル「おのれシュナイゼルゥゥゥゥ!」
C.C「で、どうする?お前もこのままでは引き下がってられないだろう?」
ルル「あぁ…嘆いている時間は無い……」
ルル「ジェレミア!今すぐ会議を開くぞ!黒の騎士団幹部を全員集めろ!」
ジェレミア「かしこまりました!ルルーシュ様!」ドドドド
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 23:25:26.97 ID:4ybVOHrA0
ゼロ「全員集まったか…よし、これより黒の会議を開始する!!」
一同(ダサいな…)
ディートハルト「ゼ、ゼロ!今日の議題は何でしょうか?」
ゼロ「よくぞ聞いてくれたディートハルト、唐突だがお前たちは仮面ライダーを知っているか?」
玉城「おう!もちろん知っているぜ!ガキの頃よく真似してたぜ!」
扇「俺はウルトラマン派だったなぁ…」
ディートハルト「私は知りません、アベンジャーズの一員ですか?」
朝比奈「僕もよく見ていたよ、電光超人だっけ?」
ゼロ「それはグリッドマンだ!二度と間違えるな!」
朝比奈「あれ?そうでしたっけ?」
ラクシャータ「ハヌマーンと一緒に闘ってたりもしてたわね」
カレン「私はお兄ちゃんと一緒に見ていたなぁ…」
藤堂「………」
一同(ダサいな…)
ディートハルト「ゼ、ゼロ!今日の議題は何でしょうか?」
ゼロ「よくぞ聞いてくれたディートハルト、唐突だがお前たちは仮面ライダーを知っているか?」
玉城「おう!もちろん知っているぜ!ガキの頃よく真似してたぜ!」
扇「俺はウルトラマン派だったなぁ…」
ディートハルト「私は知りません、アベンジャーズの一員ですか?」
朝比奈「僕もよく見ていたよ、電光超人だっけ?」
ゼロ「それはグリッドマンだ!二度と間違えるな!」
朝比奈「あれ?そうでしたっけ?」
ラクシャータ「ハヌマーンと一緒に闘ってたりもしてたわね」
カレン「私はお兄ちゃんと一緒に見ていたなぁ…」
藤堂「………」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 23:29:42.81 ID:p3RFIU0r0
ここでもミラクルさんが活躍するのか
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 23:31:34.90 ID:bmXDMmvc0
藤堂は力を溜めている
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 23:35:51.50 ID:4ybVOHrA0
ゼロ「ブリタニア人であったディートハルトは仕方ないが、各々仮面ライダーに対して何かしらの思い出はあるだろう」
ゼロ「しかしッ!私の独自のデータには今のブリタニア人や日本人の若年層は仮面ライダーをほぼ知らないと書いてある!これは由々しき事態だ!」
藤堂「………」ピクッ
ゼロ「よって、我々黒の騎士団は全力で仮面ライダーを世界に広めようと思う!」
玉城「でもよー、ゼロー、そんな事言ったってどうやって広めるんだよー」
ディートハルト「一度廃れてしまったコンテンツを再興させるのは難しいですしね」
カレン「いくら私たちでもこれは無理かも……」
ザワザワ ガヤガヤ
ゼロ(説得が出来なそうな方向に行っているな……)
ゼロ「しかしッ!私の独自のデータには今のブリタニア人や日本人の若年層は仮面ライダーをほぼ知らないと書いてある!これは由々しき事態だ!」
藤堂「………」ピクッ
ゼロ「よって、我々黒の騎士団は全力で仮面ライダーを世界に広めようと思う!」
玉城「でもよー、ゼロー、そんな事言ったってどうやって広めるんだよー」
ディートハルト「一度廃れてしまったコンテンツを再興させるのは難しいですしね」
カレン「いくら私たちでもこれは無理かも……」
ザワザワ ガヤガヤ
ゼロ(説得が出来なそうな方向に行っているな……)
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 23:55:33.34 ID:wsn8BfT70
藤堂「俺達で仮面ライダーを作ったらいいんじゃないか?」
朝比奈「藤堂さん、それはどういうことですか?」
藤堂「仮面ライダーを世間に広めるためには何かしら話題が必要だ、そのために黒の騎士団で仮面ライダーを作ることにより話題にもなり認知度を向上させることができる」
ゼロ(ここで奇跡を起こすか…流石だ、藤堂!)
ラクシャータ「私の記憶によると変身するときに一瞬でスーツを着ているんだけど、これって科学的に不可能よぉ?」
藤堂「その点ならば心配無い、G3という仮面ライダーは最初から装甲を着けるタイプの仮面ライダーだ、それを参考にするといい、変身を諦める必要が出てくるがな」
ゼロ「出来そうか?ラクシャータ?」
ラクシャータ「それなら可能ね、機動力とか防御力や武器はこっちに任しといて」
朝比奈「藤堂さん、それはどういうことですか?」
藤堂「仮面ライダーを世間に広めるためには何かしら話題が必要だ、そのために黒の騎士団で仮面ライダーを作ることにより話題にもなり認知度を向上させることができる」
ゼロ(ここで奇跡を起こすか…流石だ、藤堂!)
ラクシャータ「私の記憶によると変身するときに一瞬でスーツを着ているんだけど、これって科学的に不可能よぉ?」
藤堂「その点ならば心配無い、G3という仮面ライダーは最初から装甲を着けるタイプの仮面ライダーだ、それを参考にするといい、変身を諦める必要が出てくるがな」
ゼロ「出来そうか?ラクシャータ?」
ラクシャータ「それなら可能ね、機動力とか防御力や武器はこっちに任しといて」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/20(月) 11:05:24.72 ID:nZ+3YUjB0
ゼロも仮面付けてるしな
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/20(月) 11:36:06.90 ID:g6PPE04OO
仮面ライダーゼロと申したか
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/20(月) 14:45:08.41 ID:ygR4R2ibo
>>19
ノスを付け忘れてるぞ
ゼロはむしろ敵幹部か主人公やサポートキャラの正体隠してる父親役的な
ノスを付け忘れてるぞ
ゼロはむしろ敵幹部か主人公やサポートキャラの正体隠してる父親役的な
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/20(月) 18:46:54.40 ID:numtvd/T0
ゼロ「この件はお前に任していいか?藤堂」
藤堂「無論、やるからには全力を尽くそう」
藤堂「それでは各担当のメンバーを発表する!まずスーツ作成はラクシャータ!」
ラクシャータ「ちょっと本気出すわよぉ」
藤堂「ディートハルトには放送できる環境を整えてもらおう」
ディートハルト「ちょっと待ってください、藤堂さん放送ということは番組にするんですか?」
藤堂「仮面ライダーを作るというからには番組も作られねばならないだろう」
ディートハルト「そういうことなら承りました」
藤堂「次に役者は扇、玉城、南、朝比奈、千葉にやってもらおう」
玉城「よっしゃ!でも、人数少なすぎねーか?」
藤堂「蓬莱島の人達にエキストラを依頼するからその辺は大丈夫だ、何の役をするからは後々伝えよう」
藤堂「無論、やるからには全力を尽くそう」
藤堂「それでは各担当のメンバーを発表する!まずスーツ作成はラクシャータ!」
ラクシャータ「ちょっと本気出すわよぉ」
藤堂「ディートハルトには放送できる環境を整えてもらおう」
ディートハルト「ちょっと待ってください、藤堂さん放送ということは番組にするんですか?」
藤堂「仮面ライダーを作るというからには番組も作られねばならないだろう」
ディートハルト「そういうことなら承りました」
藤堂「次に役者は扇、玉城、南、朝比奈、千葉にやってもらおう」
玉城「よっしゃ!でも、人数少なすぎねーか?」
藤堂「蓬莱島の人達にエキストラを依頼するからその辺は大丈夫だ、何の役をするからは後々伝えよう」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/20(月) 19:03:01.30 ID:numtvd/T0
ゼロ「藤堂、私は何をやったらいいのか伝えられてないのだが」
藤堂「ゼロには仮面ライダーとして出演してもらおうと思っている」
ゼロ「本当に!?俺がやっていいのか?」
藤堂「ゼロ、お前には深いライダー愛を感じたからな」
ゼロ「しかし藤堂、私は仮面を被ったまま出るのか?それは不自然だし、もし仮面を外せと言うのなら私は断るぞ」
藤堂「その点ならば問題無い、咲世子に変装用の日本人のマスクを作ってもらう、それを被って出るといい」
ゼロ「お前の配慮に感謝するぞ、藤堂」
カレン「あのー、藤堂さん…私まだ何も言われてないですけど…」
藤堂「心配するな、ちゃんと考えてある今はまだ待機だ」
カレン「…分かりました」
藤堂「スーツや怪人のデザインや設定、番組の構成、脚本、監督、全て俺に任してもらおう」
ゼロ(いける、いけるぞ!このメンバーに不可能は無い)
ジェレミア(私は何をしたらいいのだろうか…)
藤堂「ゼロには仮面ライダーとして出演してもらおうと思っている」
ゼロ「本当に!?俺がやっていいのか?」
藤堂「ゼロ、お前には深いライダー愛を感じたからな」
ゼロ「しかし藤堂、私は仮面を被ったまま出るのか?それは不自然だし、もし仮面を外せと言うのなら私は断るぞ」
藤堂「その点ならば問題無い、咲世子に変装用の日本人のマスクを作ってもらう、それを被って出るといい」
ゼロ「お前の配慮に感謝するぞ、藤堂」
カレン「あのー、藤堂さん…私まだ何も言われてないですけど…」
藤堂「心配するな、ちゃんと考えてある今はまだ待機だ」
カレン「…分かりました」
藤堂「スーツや怪人のデザインや設定、番組の構成、脚本、監督、全て俺に任してもらおう」
ゼロ(いける、いけるぞ!このメンバーに不可能は無い)
ジェレミア(私は何をしたらいいのだろうか…)
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/20(月) 19:07:07.68 ID:ygR4R2ibo
悪の機械将軍だな
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/20(月) 19:08:23.17 ID:oha0XY4+o
藤堂さん流石やで
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/20(月) 19:12:27.05 ID:numtvd/T0
C.C「藤堂、私も何かしなくちゃいけないのか?」
藤堂「お前には主題歌を歌ってもらおうつもりだ」
C.C「歌を歌うのか…まぁいい、ピザ10枚で請け負うぞ」
ゼロ(図々し過ぎるぞ!C.C!)
C.C(私はC.Cだからな)
藤堂「お前には主題歌を歌ってもらおうつもりだ」
C.C「歌を歌うのか…まぁいい、ピザ10枚で請け負うぞ」
ゼロ(図々し過ぎるぞ!C.C!)
C.C(私はC.Cだからな)
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/20(月) 20:03:23.32 ID:numtvd/T0
朝比奈「で、肝心の仮面ライダーの名前はどうするの?」
扇「やっぱり黒の騎士団だからブラックとかでいいんじゃないか?」
千葉「それはすでにいるぞ」
カレン「おのれゴルゴム!」
ディートハルト「ならばナイトなどはいかがですか?」
南「それもすでにいるんだな」
玉城「俺は普通に仮面ライダーゼロとかでいいと思うぜ」
扇「やっぱり黒の騎士団だからブラックとかでいいんじゃないか?」
千葉「それはすでにいるぞ」
カレン「おのれゴルゴム!」
ディートハルト「ならばナイトなどはいかがですか?」
南「それもすでにいるんだな」
玉城「俺は普通に仮面ライダーゼロとかでいいと思うぜ」
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/20(月) 20:10:21.38 ID:numtvd/T0
藤堂「よし、ならばゼロに考えてもらうというのはどうだろうか?」
扇「確かに彼は黒の騎士団のリーダーだからな」
カレン「私もそれでいいと思います」
ゼロ「その大役任されたぞ!それではずっと前から考えていた名前を発表する!」シュバッ
ゼロ「私達の仮面ライダーの名は!」
ゼロ「仮面ライダー蜃気楼だ!」
一同「」
こうして黒の騎士団による番組「仮面ライダー蜃気楼(仮)」の作成が始まったのであった
扇「確かに彼は黒の騎士団のリーダーだからな」
カレン「私もそれでいいと思います」
ゼロ「その大役任されたぞ!それではずっと前から考えていた名前を発表する!」シュバッ
ゼロ「私達の仮面ライダーの名は!」
ゼロ「仮面ライダー蜃気楼だ!」
一同「」
こうして黒の騎士団による番組「仮面ライダー蜃気楼(仮)」の作成が始まったのであった
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/20(月) 20:22:23.13 ID:numtvd/T0
数日後 エリア11総督府キャメロット専用研究室にて
ジノ「スザク!もうすぐ面白い番組がやるらしいぜ!」
スザク「ごめんジノ、僕にはテレビなんか見ている暇なんかないんだ」
ジノ「え〜!いいじゃん!そんな固いこと言うなって!」
スザク「ジノ、君はラウンズの仕事がまだ残ってるだろう?」
ジノ「そ、それは……」ギクッ
スザク「自分の仕事を終わらしてもいない人間にテレビを見るのは許されないと僕は思うよ」
スザク「それに僕だったらテレビを見ている暇があったら仕事を早く終わらせるな」
ジノ「」
ジノ「スザク!もうすぐ面白い番組がやるらしいぜ!」
スザク「ごめんジノ、僕にはテレビなんか見ている暇なんかないんだ」
ジノ「え〜!いいじゃん!そんな固いこと言うなって!」
スザク「ジノ、君はラウンズの仕事がまだ残ってるだろう?」
ジノ「そ、それは……」ギクッ
スザク「自分の仕事を終わらしてもいない人間にテレビを見るのは許されないと僕は思うよ」
スザク「それに僕だったらテレビを見ている暇があったら仕事を早く終わらせるな」
ジノ「」
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/20(月) 20:55:31.10 ID:numtvd/T0
セシル(うぜぇ)
アーニャ(うぜぇ)
ロイド「まぁまぁ、スザク君、息抜きも必要だよ?」
スザク「ですがロイドさん、ジノは息抜きが多すぎるんです」
ロイド「あは〜、人生そんなものでいーの、ヴァインベルグ卿が見たがっている番組に僕は興味があるな〜」
ジノ「仮面ライダーっていうですよ!ロイド博士!」
ロイド「仮面ライダーかぁ、これまた懐かしいものをねぇ」
スザク「子供のときに見ていたなぁ…」
セシル「私も子供時代に見ていたわよ」
スザク「それって何十年前ですか?」
セシル「お前ちょっと黙ってろ」
アーニャ「前に生徒会でそんな話した記憶がある」
ジノ「誰が?」
アーニャ「確か…ルルーシュ」
スザク「何っ?ルルーシュが?」
ロイド「でも、おかしいよねぇ、今でもケーブルテレビで再放送とは言え放送しているのに、何でまた新しいのを作るのかなぁ?」
ジノ「噂によるとBNチャンネルでやるそうです」
アーニャ「BNチャンネル?」
セシル「黒の騎士団がやっている放送のことよ」
アーニャ(うぜぇ)
ロイド「まぁまぁ、スザク君、息抜きも必要だよ?」
スザク「ですがロイドさん、ジノは息抜きが多すぎるんです」
ロイド「あは〜、人生そんなものでいーの、ヴァインベルグ卿が見たがっている番組に僕は興味があるな〜」
ジノ「仮面ライダーっていうですよ!ロイド博士!」
ロイド「仮面ライダーかぁ、これまた懐かしいものをねぇ」
スザク「子供のときに見ていたなぁ…」
セシル「私も子供時代に見ていたわよ」
スザク「それって何十年前ですか?」
セシル「お前ちょっと黙ってろ」
アーニャ「前に生徒会でそんな話した記憶がある」
ジノ「誰が?」
アーニャ「確か…ルルーシュ」
スザク「何っ?ルルーシュが?」
ロイド「でも、おかしいよねぇ、今でもケーブルテレビで再放送とは言え放送しているのに、何でまた新しいのを作るのかなぁ?」
ジノ「噂によるとBNチャンネルでやるそうです」
アーニャ「BNチャンネル?」
セシル「黒の騎士団がやっている放送のことよ」
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/20(月) 21:00:06.65 ID:numtvd/T0
ジノ「番組表によるとそろそろ始まりますよ」
ロイド「じゃあ、皆で見てみよっかぁ」
アーニャ「期待」
セシル「次の主役俳優は誰かしら…」
スザク「ジノ、仕事は?」
ジノ「お、始まったみたいですよ」
スザク「本当にやらなくていいの?後で後悔するよ?」
ロイド「じゃあ、皆で見てみよっかぁ」
アーニャ「期待」
セシル「次の主役俳優は誰かしら…」
スザク「ジノ、仕事は?」
ジノ「お、始まったみたいですよ」
スザク「本当にやらなくていいの?後で後悔するよ?」
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/20(月) 21:35:19.22 ID:numtvd/T0
番組side
ナレーター「ここは日本で一番科学が発達している街 蓬莱市 そんな蓬莱市を狙う怪しい動きがあった…」
謎の影1「ククク、ここが科学の街 蓬莱市か」
謎の影2「逆に言うとこの蓬莱市を落とせば日本の科学技術を掌握したに等しいということだな」
謎の影3「では行くぞ我が悪の組織デスオウギ!」
C.Cの声(op)「じぶんをーせかいさーえもかえーてしまえそなー」
タイトル『仮面ライダー蜃気楼』
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/20(月) 21:39:45.28 ID:numtvd/T0
視聴者side(キャメロット)
スザク「ダサいタイトルですね」
ロイド「んっ?って思わせるようなタイトルにするのもある意味仮面ライダーの王道だよ」
ジノ「あっ、街がデスオウギに攻撃され始めた」
アーニャ「どうなるんだろう…」
スザク「ダサいタイトルですね」
ロイド「んっ?って思わせるようなタイトルにするのもある意味仮面ライダーの王道だよ」
ジノ「あっ、街がデスオウギに攻撃され始めた」
アーニャ「どうなるんだろう…」
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/20(月) 21:52:39.46 ID:numtvd/T0
番組side
キャー キャー タスケテー
怪物「いいぞもっとやれ!デスオウギ戦闘員達よ!オウギ首領への忠義を見せるのだ!」
謎の男「俺も助太刀するぜぇ!オレンジ男!」
オレンジ男「タマーキ、この場は私一人で充分だ」
タマーキ「ちっ、分かったよ!しくじんじゃねぇよ!」タッタッタ
オレンジ男「邪魔者は消えたか…よしっ、まずは辺りの人間を手当たり次第[ピーーー]ぞ!」
戦闘員達「オウギー!」
エキストラ「やめてくれぇ!」
オレンジ男「まずは一人、[ピーーー]ぇ!」
?「やめなさい!」ブーン キキッ
オレンジ男「トラック?何だお前は?」
?「私はラクシャータ研究所職員千葉よ!あなた達の蛮行を止めに来たわ!」
オレンジ男「お前一人でか?」
千葉「いいえ、彼がいるわ!」ポチッ
キャー キャー タスケテー
怪物「いいぞもっとやれ!デスオウギ戦闘員達よ!オウギ首領への忠義を見せるのだ!」
謎の男「俺も助太刀するぜぇ!オレンジ男!」
オレンジ男「タマーキ、この場は私一人で充分だ」
タマーキ「ちっ、分かったよ!しくじんじゃねぇよ!」タッタッタ
オレンジ男「邪魔者は消えたか…よしっ、まずは辺りの人間を手当たり次第[ピーーー]ぞ!」
戦闘員達「オウギー!」
エキストラ「やめてくれぇ!」
オレンジ男「まずは一人、[ピーーー]ぇ!」
?「やめなさい!」ブーン キキッ
オレンジ男「トラック?何だお前は?」
?「私はラクシャータ研究所職員千葉よ!あなた達の蛮行を止めに来たわ!」
オレンジ男「お前一人でか?」
千葉「いいえ、彼がいるわ!」ポチッ
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/20(月) 22:15:26.58 ID:numtvd/T0
千葉がボタンを押すとトラックの荷台が四方に分かれ始めた。すると中から黒と黄色のカラーリングのスーツを着た男が現れた。
オレンジ男「お、お前は何者だ!」
?「俺の名前は…」
?「仮面ライダー蜃気楼だ!」
オレンジ男「えぇい!誰であろうと構わない!我がオレンジの餌食にしてくれる!」
蜃気楼「させるものか!」ドゴッ
オレンジ男「グハッ」
オレンジ男(この男…強い!ならば…)チラッ
戦闘員「オーギ!」銃を構える
オレンジ男「撃てぇ!」
千葉「蜃気楼!ベルトのボタンを押して!」
蜃気楼「分かった!」ポチッ
電子音声「ゼッターイシュゴリョーイキ!」
オレンジ男「何っ!バリアだと!?」
蜃気楼「このまま決めてやる」ポチッ
電子音声「ハドロンセェェット!」
蜃気楼「食らえ!ハドロンライダーキック!」
オレンジ男「ぐわぁぁぁぁぁぁ!忠義がぁぁぁぁぁ!」ドカーン
戦闘員「オーギ!」ドカーン
オレンジ男「お、お前は何者だ!」
?「俺の名前は…」
?「仮面ライダー蜃気楼だ!」
オレンジ男「えぇい!誰であろうと構わない!我がオレンジの餌食にしてくれる!」
蜃気楼「させるものか!」ドゴッ
オレンジ男「グハッ」
オレンジ男(この男…強い!ならば…)チラッ
戦闘員「オーギ!」銃を構える
オレンジ男「撃てぇ!」
千葉「蜃気楼!ベルトのボタンを押して!」
蜃気楼「分かった!」ポチッ
電子音声「ゼッターイシュゴリョーイキ!」
オレンジ男「何っ!バリアだと!?」
蜃気楼「このまま決めてやる」ポチッ
電子音声「ハドロンセェェット!」
蜃気楼「食らえ!ハドロンライダーキック!」
オレンジ男「ぐわぁぁぁぁぁぁ!忠義がぁぁぁぁぁ!」ドカーン
戦闘員「オーギ!」ドカーン
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/20(月) 22:44:11.26 ID:numtvd/T0
千葉「よくやったわ、蜃気楼!」
蜃気楼「千葉さん、この仮面外していいですか?」
千葉「ええ、いいわよ」
蜃気楼「ふぅ〜、暑いんですよこれ」ガポッ
?「どうにかなりませんかね?千葉さん」
視聴者side(斑鳩)
玉城「いや、誰だよ!」
藤堂「あれは咲世子製のマスクを被ったゼロだ」
カレン(確かにルルーシュとは全然似てないわね)
番組side
ナレーター「こうして蓬莱市の平和は一人のヒーローに助けられたのであった」
お・わ・り
蜃気楼「千葉さん、この仮面外していいですか?」
千葉「ええ、いいわよ」
蜃気楼「ふぅ〜、暑いんですよこれ」ガポッ
?「どうにかなりませんかね?千葉さん」
視聴者side(斑鳩)
玉城「いや、誰だよ!」
藤堂「あれは咲世子製のマスクを被ったゼロだ」
カレン(確かにルルーシュとは全然似てないわね)
番組side
ナレーター「こうして蓬莱市の平和は一人のヒーローに助けられたのであった」
お・わ・り
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/20(月) 22:52:52.78 ID:numtvd/T0
視聴者side(キャメロット)
セシル「……あのオレンジ男ってどう見たってジェレミア卿ですよね」
ジノ「まぁ、何にしたって面白かったしいいじゃないですか!」
アーニャ「これは記憶」
スザク(あの仮面ライダーの名前…どこかで聞いたことがあるぞ)
ロイド「いやー、面白かったね〜、僕も作りたくなってきたよ〜」
セシル「ロ、ロイドさんもしかして……」
ロイド「うん!僕もランスロットをモチーフにした仮面ライダーを作ろうと思うよぉ!」
セシル「止めたって無駄ですよね……」
ロイド「スザク君、君にはまたデバイサーになってもらうよぉ」
スザク「い、イエス!マイロード!」
セシル「……あのオレンジ男ってどう見たってジェレミア卿ですよね」
ジノ「まぁ、何にしたって面白かったしいいじゃないですか!」
アーニャ「これは記憶」
スザク(あの仮面ライダーの名前…どこかで聞いたことがあるぞ)
ロイド「いやー、面白かったね〜、僕も作りたくなってきたよ〜」
セシル「ロ、ロイドさんもしかして……」
ロイド「うん!僕もランスロットをモチーフにした仮面ライダーを作ろうと思うよぉ!」
セシル「止めたって無駄ですよね……」
ロイド「スザク君、君にはまたデバイサーになってもらうよぉ」
スザク「い、イエス!マイロード!」
40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/20(月) 22:58:58.08 ID:numtvd/T0
翌日 斑鳩艦内にて
ゼロ「藤堂、お前のおかげで仮面ライダーをもう一度世に広める事が出来た、礼を言うぞ」
藤堂「ゼロ、それはお互い様だ」
ジェレミア「た、大変です!ブリタニアも仮面ライダーを作ってきました!」
ゼロ「何だとッ!」
玉城「ブリタニアぜってぇ許せねぇ!」
ディートハルト「それについては私からもお話が」
ゼロ「何だ?ディートハルト」
ディートハルト「どうやら中華連邦が仮面騎士神虎なるものを放送し始めたそうです」
ゼロ「藤堂、お前のおかげで仮面ライダーをもう一度世に広める事が出来た、礼を言うぞ」
藤堂「ゼロ、それはお互い様だ」
ジェレミア「た、大変です!ブリタニアも仮面ライダーを作ってきました!」
ゼロ「何だとッ!」
玉城「ブリタニアぜってぇ許せねぇ!」
ディートハルト「それについては私からもお話が」
ゼロ「何だ?ディートハルト」
ディートハルト「どうやら中華連邦が仮面騎士神虎なるものを放送し始めたそうです」
41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/20(月) 23:17:08.14 ID:numtvd/T0
こうしてゼロ達はブリタニアの仮面ライダーランスロットや中華連邦の仮面騎士神虎との死闘を経た結果仮面ライダーを世界的に有名にする事が出来たのであった……
fin
fin
引用元: ルルーシュ「変身!」C.C「何をやっているんだ、お前は」
アカギ「ククク……ポケモンでハワイだ…」
2020-03-31
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 12:49:41.83 ID:cpjX8lna0
風に舞う一枚のチラシ……
神の見えざる力で引き寄せられるかの様に……
とある少年の元へ……!
少年「……」ピラ
チラシ『ポケモンワールドチャンピオンシップス 開催地:ハワイ』
開催地…ハワイ……!
地上に残された唯一の理想郷…ハワイ……!
少年「ククク……」
後にポケモン界を震撼せしめる少年……赤木しげる…
……これがその始まり
アカギ「ククク……ポケモンでハワイだ……」
神の見えざる力で引き寄せられるかの様に……
とある少年の元へ……!
少年「……」ピラ
チラシ『ポケモンワールドチャンピオンシップス 開催地:ハワイ』
開催地…ハワイ……!
地上に残された唯一の理想郷…ハワイ……!
少年「ククク……」
後にポケモン界を震撼せしめる少年……赤木しげる…
……これがその始まり
アカギ「ククク……ポケモンでハワイだ……」
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5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 12:52:34.95 ID:cpjX8lna0
アカギ…早速近所のソフマップへ……
そして見つける……
棚に陳列された廃人への片道切符……ポケットモンスターBW2
だが……!
アカギ「……」テクテク
アカギ意外にもこれをスルー……!
そして見つける……
棚に陳列された廃人への片道切符……ポケットモンスターBW2
だが……!
アカギ「……」テクテク
アカギ意外にもこれをスルー……!
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 12:57:11.77 ID:cpjX8lna0
店員「アリャットーシター」
まさに狂気……!
店を出たアカギが手にしたのは……ポケットモンスター『赤』……!
赤木の……『赤』……!
アカギ「ポケットモンスター赤木」ニヤ
アカギ、無法の一人ボケ……!
まさに狂気……!
店を出たアカギが手にしたのは……ポケットモンスター『赤』……!
赤木の……『赤』……!
アカギ「ポケットモンスター赤木」ニヤ
アカギ、無法の一人ボケ……!
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 12:58:19.68 ID:Zo3o0E5TO
ざわ…ざわ…
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 12:59:07.97 ID:2GS2G/Fq0
よりにもよって名前が「しげる」なのは運命を感じる
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 12:59:54.04 ID:n1AhZv4vO
GB本体はどうしたwww
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 13:03:16.45 ID:cpjX8lna0
---ジャパンカップ当日
ハワイへ行くための第一関門…ジャパンカップ…
上位2名のみが日本代表としてハワイへの切符を手にする狭き門…!
欲望渦巻く幕張メッセに、アカギが降り立った…!
アカギ「……」
このときアカギはポケモンを数分プレイし、
オーキドから「ポケモンを持たずに草むらに入るな」という簡単な説明を受けただけで
ポケモンバトルなど一切知らない、ド素人以前の状態だったという……
ハワイへ行くための第一関門…ジャパンカップ…
上位2名のみが日本代表としてハワイへの切符を手にする狭き門…!
欲望渦巻く幕張メッセに、アカギが降り立った…!
アカギ「……」
このときアカギはポケモンを数分プレイし、
オーキドから「ポケモンを持たずに草むらに入るな」という簡単な説明を受けただけで
ポケモンバトルなど一切知らない、ド素人以前の状態だったという……
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 13:06:41.78 ID:cpjX8lna0
黒服(スタッフ)「大会にエントリーされる方ですか?」
アカギ「ああ…」
黒服「では、こちらに必要事項を記入して下さい」
アカギ「はいはい…」カキカキ
このときアカギ意外に素直
アカギ「ああ…」
黒服「では、こちらに必要事項を記入して下さい」
アカギ「はいはい…」カキカキ
このときアカギ意外に素直
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 13:11:28.37 ID:cpjX8lna0
男A「ボーマンダ!流星群だ!」
男B「ハッサムに交代!」
アカギ「……」ジー
他の参加者の試合を見物するアカギ……
そして……
アカギ「!?」
アカギ、その類稀なる感性で微かな違和感に気付く……!
①なんか過去に自分がプレイしたポケモンより画面が綺麗(白黒じゃない)
②なんかゲームボーイの形が違う(画面二つ)
この二つの符号が意味するものはひとつ……!
男B「ハッサムに交代!」
アカギ「……」ジー
他の参加者の試合を見物するアカギ……
そして……
アカギ「!?」
アカギ、その類稀なる感性で微かな違和感に気付く……!
①なんか過去に自分がプレイしたポケモンより画面が綺麗(白黒じゃない)
②なんかゲームボーイの形が違う(画面二つ)
この二つの符号が意味するものはひとつ……!
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 13:14:08.71 ID:6A90lL/E0
意外に素直www
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 13:16:03.28 ID:gqVvfAO7O
微かな違和感どころじゃないwww
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 13:16:36.17 ID:pxkscOngO
アカギのゲームボーイってあれか
電池四本使うやつ
電池四本使うやつ
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 13:18:17.75 ID:iyK688ac0
>>24
懐かしすぎ泣いた
懐かしすぎ泣いた
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 13:17:12.88 ID:cpjX8lna0
???「ちょっとトイレに行ってこようかな……」スッ
荷物をその場に残し席を立つ男……
無用心…!
アカギ「……」スッ
アカギ、ソフトごとDSを奪取……!
これじゃ泥棒……!
アカギ「……」スッ
なんとアカギ自分のGBを荷物へ投入……!
無法の免罪符……!
格差の等価交換……!
アカギ「……」ダッ
一目散にその場を離れるアカギ……人混みの中へ消える……
荷物をその場に残し席を立つ男……
無用心…!
アカギ「……」スッ
アカギ、ソフトごとDSを奪取……!
これじゃ泥棒……!
アカギ「……」スッ
なんとアカギ自分のGBを荷物へ投入……!
無法の免罪符……!
格差の等価交換……!
アカギ「……」ダッ
一目散にその場を離れるアカギ……人混みの中へ消える……
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 13:19:38.40 ID:cpjX8lna0
他の参加者のバトルを見て大まかなルールを理解した孤高の天才アカギ
使用するポケモンを選ぶため、入手したROMを起動……!
『つづきから カイジ プレイ時間999:59』
使用するポケモンを選ぶため、入手したROMを起動……!
『つづきから カイジ プレイ時間999:59』
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 13:21:26.30 ID:iyK688ac0
カイジ…
廃人か…
廃人か…
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 13:23:37.13 ID:Zo3o0E5TO
ぐっ…なんだこれっ……
ありえないっ……こんな仕打ち………っ!
ありえないっ……こんな仕打ち………っ!
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 13:24:52.53 ID:pxkscOngO
アカギの事だから
初代でどうにかすると思ったらパクるんかいwww
初代でどうにかすると思ったらパクるんかいwww
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 13:25:17.59 ID:cpjX8lna0
『4V2Uラティオス』
『5V1Uメタグ口ス』
『めざ草ニョロトノ』
アカギ「ククク…なるほど……凡夫だ…」ピコピコ
『ラティアス達をまとめて逃しますか?』
アカギ「人をはめることばかり考えてきた人間のボックス…痩せたポケモン…」ピコピコ
『ばいばい ラティオス達』
悪魔…!!
『5V1Uメタグ口ス』
『めざ草ニョロトノ』
アカギ「ククク…なるほど……凡夫だ…」ピコピコ
『ラティアス達をまとめて逃しますか?』
アカギ「人をはめることばかり考えてきた人間のボックス…痩せたポケモン…」ピコピコ
『ばいばい ラティオス達』
悪魔…!!
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 13:31:23.31 ID:cpjX8lna0
ついに廻って来たアカギの番…
黒服「それではアカギさん、スタンバイお願いします」
アカギ「ああ……」
結局アカギが選んだポケモンは
『スピアー』
『クイタラン』
『ゴローニャ』
『リーフィア』
『バイバニラ』
『カモネギ』
ゴミ……!!
黒服「それではアカギさん、スタンバイお願いします」
アカギ「ああ……」
結局アカギが選んだポケモンは
『スピアー』
『クイタラン』
『ゴローニャ』
『リーフィア』
『バイバニラ』
『カモネギ』
ゴミ……!!
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 13:33:38.90 ID:qjPoo1Qb0
昭和40年のスピアーは、現在の価値に換算すると
ウルガモスに相当する・・・!!
ウルガモスに相当する・・・!!
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 13:36:51.65 ID:cpjX8lna0
黒服「ここにDSをセットして下さい」
アカギの初バトル……
アカギの前には最初の供物…生贄…
黒沢「よろしくお願いします」
アカギ「よろしく……」
黒服「それでは、バトル開始!」
ついに始まる…最強伝説アカギ……!!
アナウンス『ピンポンパンポーン』
アナウンス『伊藤カイジ君のDSを見つけた方は至急係の者へお知らせ下さい』
アカギの初バトル……
アカギの前には最初の供物…生贄…
黒沢「よろしくお願いします」
アカギ「よろしく……」
黒服「それでは、バトル開始!」
ついに始まる…最強伝説アカギ……!!
アナウンス『ピンポンパンポーン』
アナウンス『伊藤カイジ君のDSを見つけた方は至急係の者へお知らせ下さい』
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 13:46:30.96 ID:cpjX8lna0
今回のジャパンカップ…
蓋を開けてみればアカギ怒涛の16連勝……!
参加者100万人を押し退け、決勝進出……!
この時点でハワイ確定……!
アカギ「……」ニヤ
アカギうれしそう…!
しかしここで不可解な疑問……
何故あのゴミポケ共でアカギはここまで勝ち残れたのか……?
黒服(実況)「いやーアカギ君のバイバニラはすごいですねー」
黒服(解説)「はい。なんせ先制の爪の発動率と絶対零度の命中率がここまで10割ですからねー」
狂気の沙汰……!!
蓋を開けてみればアカギ怒涛の16連勝……!
参加者100万人を押し退け、決勝進出……!
この時点でハワイ確定……!
アカギ「……」ニヤ
アカギうれしそう…!
しかしここで不可解な疑問……
何故あのゴミポケ共でアカギはここまで勝ち残れたのか……?
黒服(実況)「いやーアカギ君のバイバニラはすごいですねー」
黒服(解説)「はい。なんせ先制の爪の発動率と絶対零度の命中率がここまで10割ですからねー」
狂気の沙汰……!!
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 13:47:14.51 ID:xc5GS8XD0
カイジ改造してんじゃねえかwwwwwwww
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 13:49:11.82 ID:CT96A+CW0
クズwww
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 13:49:34.87 ID:msIofS+6I
チートw
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 13:52:39.10 ID:cpjX8lna0
ついに決勝戦…これに勝てば日本最強…!
黒服「準備はいいですか?」
カイジ「ああ…始めてくれ…」
アカギ「いつでもどうぞ…」
黒服「決勝戦!赤木しげるvs伊藤開司!ファイッ!」
テレレレレレレレ…
アカギ画面『えんどう が しょうぶ を しかけてきた !』
カイジ画面『カイジ が しょうぶ を しかけてきた !』
カイジ「!?」
黒服「準備はいいですか?」
カイジ「ああ…始めてくれ…」
アカギ「いつでもどうぞ…」
黒服「決勝戦!赤木しげるvs伊藤開司!ファイッ!」
テレレレレレレレ…
アカギ画面『えんどう が しょうぶ を しかけてきた !』
カイジ画面『カイジ が しょうぶ を しかけてきた !』
カイジ「!?」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 13:54:21.15 ID:8fhMs5wnO
その時…! カイジに電流走る…!
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 13:54:44.48 ID:n1AhZv4vO
遠藤さん貸したのかwww
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 13:57:20.70 ID:vHU86ZBD0
カイジwwwww
がんばったなwwww
がんばったなwwww
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 13:57:48.74 ID:cpjX8lna0
カイジ「お、お前~~~…!」ガシ
アカギ「ククク…どうしました…『えんどう』さん…」
カイジ「これ…これは俺の……!」
黒服「何をやっているんだ!離れろ!」ガシ
カイジ「こいつ…盗んだんだ…!俺のROMを…今日のために地下でコツコツ育てた俺のポケモン達を…!」
ざわ… ざわ…
試合一時中断…!
アカギ「ククク…どうしました…『えんどう』さん…」
カイジ「これ…これは俺の……!」
黒服「何をやっているんだ!離れろ!」ガシ
カイジ「こいつ…盗んだんだ…!俺のROMを…今日のために地下でコツコツ育てた俺のポケモン達を…!」
ざわ… ざわ…
試合一時中断…!
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 13:58:55.16 ID:zekVtQV20
こいつ盗りやがった・・・!
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 13:59:54.79 ID:Xp+9YmYNO
地下でかよwwwwwwwww
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 14:00:32.20 ID:cpjX8lna0
ざわ… ざわ…
アカギのROMを調べるカイジと黒服……
カイジ「いない…!俺のメタグ口ス…バンギラス…!マルチスケイルカイリューも…!」
カイジ「半分以上逃がされてやがる……!」
アカギ「ククク…元々これは俺のROM…最初からそんな奴らはいなかったのさ……」
白を切る悪魔……!
アカギのROMを調べるカイジと黒服……
カイジ「いない…!俺のメタグ口ス…バンギラス…!マルチスケイルカイリューも…!」
カイジ「半分以上逃がされてやがる……!」
アカギ「ククク…元々これは俺のROM…最初からそんな奴らはいなかったのさ……」
白を切る悪魔……!
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 14:01:10.16 ID:CT96A+CW0
それを言っちまったら…戦争だろうが…!
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 14:02:36.19 ID:cpjX8lna0
黒服「アカギ選手のROMが自分のROMだと証明できなければ」
黒服「相手の戦術を盗み見る行為と見なし、カイジ、お前を失格にするぞ!」
カイジ「ふ…ふざけるなよ…!戦争だろうが…」
カイジ「疑ってるうちはまだしもそれを口にしたら…戦争だろうがっ…!」
アカギ「あらら…」
黒服「相手の戦術を盗み見る行為と見なし、カイジ、お前を失格にするぞ!」
カイジ「ふ…ふざけるなよ…!戦争だろうが…」
カイジ「疑ってるうちはまだしもそれを口にしたら…戦争だろうがっ…!」
アカギ「あらら…」
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 14:06:31.98 ID:cpjX8lna0
カイジ「そ…そうだ…育て屋だ…!」
カイジ「俺は育て屋に6vメタモンとロトムを預けている…!」
アカギ「?」
黒服「ふむ、それが確認出来れば、これがお前のROMだと認めて」
黒服「アカギを失格にする!」
アカギ「!」
このときアカギに電流走る…!
カイジ「俺は育て屋に6vメタモンとロトムを預けている…!」
アカギ「?」
黒服「ふむ、それが確認出来れば、これがお前のROMだと認めて」
黒服「アカギを失格にする!」
アカギ「!」
このときアカギに電流走る…!
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 14:09:14.48 ID:j++3PLyU0
なるほどだから逃がしたのか
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 14:11:06.15 ID:cpjX8lna0
アカギ「…」バッ!
カイジ「あ」
刹那…ROMを奪い取るアカギ…そして……!
パ キ ッ
カイジ「あ…ああ~~~~~…!」
アカギ…ROMを割る…!!
違法ダウンロードのことではない…!
物理的にROMを割る暴挙……!!
物理割れ厨……!!
カイジ「あ」
刹那…ROMを奪い取るアカギ…そして……!
パ キ ッ
カイジ「あ…ああ~~~~~…!」
アカギ…ROMを割る…!!
違法ダウンロードのことではない…!
物理的にROMを割る暴挙……!!
物理割れ厨……!!
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 14:11:55.97 ID:UW3OLxu/0
物理割れ厨wwwwww
アンタ鬼や
アンタ鬼や
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 14:12:08.37 ID:j++3PLyU0
>>77
どっちにしろ失格じゃねーかwwwww
どっちにしろ失格じゃねーかwwwww
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 14:12:12.76 ID:D5Gc8y8h0
カイジかわいそすぎワロタ
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 14:15:44.12 ID:cpjX8lna0
これでは検証のしようがない……!
アカギ掴む…失格を躱す無法の理…!
黒服「カイジ選手!不戦勝!」
勝負有り……!
優勝カイジ
準優勝アカギ
二人揃ってハワイへ……!
アカギ掴む…失格を躱す無法の理…!
黒服「カイジ選手!不戦勝!」
勝負有り……!
優勝カイジ
準優勝アカギ
二人揃ってハワイへ……!
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 14:16:17.76 ID:I+0NsQ7v0
アカギ行けたのかよwwwwww
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 14:16:27.60 ID:UW3OLxu/0
どう考えても失格だろ!
カイジェ・・・
カイジェ・・・
94: ◆SjW3n2IeUgpB 2012/06/15(金) 14:21:41.55 ID:cpjX8lna0
黒服「Congratulation…!」
黒服「Congratulation…!」
黒服「おめでとう…!」
黒服「おめでとう…!」
すべてのポケモントレーナーに……おめでとう……!
第一部 ジャパンカップ編 完
黒服「Congratulation…!」
黒服「おめでとう…!」
黒服「おめでとう…!」
すべてのポケモントレーナーに……おめでとう……!
第一部 ジャパンカップ編 完
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 14:23:30.88 ID:DRwRJAiI0
先制の爪、絶対零度10割のトリックは何だったんだ
改造じゃ大会には出られんし
改造じゃ大会には出られんし
99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 14:25:51.85 ID:G/184KpyO
>>97
ハワイ行きへの鍵は……
遇によって満ちる……!
ハワイ行きへの鍵は……
遇によって満ちる……!
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 14:26:39.52 ID:Un7GLW4o0
>>97
トリックなどない・・・!
10割の秘訣・・・それはアカギの持つ天運・・・・・・!
トリックなどない・・・!
10割の秘訣・・・それはアカギの持つ天運・・・・・・!
101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 14:27:30.89 ID:87fY7TMi0
>>97
理論上、乱数調整とかじゃ実現できないのか?
理論上、乱数調整とかじゃ実現できないのか?
103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 14:32:11.05 ID:+4pfyRQvi
>>101
発動するターンが予想できるだけで自由自在に発動はできないんじゃないのか
発動するターンが予想できるだけで自由自在に発動はできないんじゃないのか
108: ◆wxAwtxxQKExw 2012/06/15(金) 14:56:33.23 ID:cpjX8lna0
栄光と破滅の交差点…ポケモンワールドチャンピオンシップス…!
ここはその開催地…常夏の楽園ハワイ……!!
今、その大地に二匹の魔物が降り立った……
カイジ「ついたぞ…ハワイだ…!」
アカギ「……」ウキウキ
ここはその開催地…常夏の楽園ハワイ……!!
今、その大地に二匹の魔物が降り立った……
カイジ「ついたぞ…ハワイだ…!」
アカギ「……」ウキウキ
111: ◆wxAwtxxQKExw 2012/06/15(金) 15:01:29.03 ID:cpjX8lna0
幕張での死闘後、二人は何故か意気投合……
優勝賞品のBW2を二人で分け合い、今日までポケモンを語らい…共に励む仲…
カイジ「まずは…ホテルへ向かおう…!」
アカギ「……」ウン
優勝賞品のBW2を二人で分け合い、今日までポケモンを語らい…共に励む仲…
カイジ「まずは…ホテルへ向かおう…!」
アカギ「……」ウン
112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 15:02:31.66 ID:iyK688ac0
ウンwwwww
113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 15:02:34.43 ID:xc5GS8XD0
アカギ可愛いな
115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 15:04:07.04 ID:Xp+9YmYNO
ROMぶっ壊されても許すとかカイジ優しすぎワロチ
117: ◆wxAwtxxQKExw 2012/06/15(金) 15:05:37.09 ID:cpjX8lna0
---全世界から群がった廃人共の負のオーラ漂うホテル
カイジ「俺達の試合は明日だ…それまで自由行動にしよう…!」
アカギ「……」ヤッタ
アカギと別れたカイジ……部屋に篭り最後の調整……
戦術の推敲……勝利への飽くなき執念……!
一方アカギ……猛ダッシュでビーチへ……
無表情でハシャギ狂う……自己の開放……!
カイジ「俺達の試合は明日だ…それまで自由行動にしよう…!」
アカギ「……」ヤッタ
アカギと別れたカイジ……部屋に篭り最後の調整……
戦術の推敲……勝利への飽くなき執念……!
一方アカギ……猛ダッシュでビーチへ……
無表情でハシャギ狂う……自己の開放……!
120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 15:10:29.90 ID:cpjX8lna0
そして翌日…血で血を洗い…魂を擦り減らす…狂気の宴……
ポケモンワールドチャンピオンシップス…当日……!
がっ…!
カイジ「あいつ…どこにもいねぇ…!」
カイジ「俺のROMを持って…どこかへ消えやがったっ…!」
アカギ消失……!
カイジのROMもろとも消失……!!
ポケモンワールドチャンピオンシップス…当日……!
がっ…!
カイジ「あいつ…どこにもいねぇ…!」
カイジ「俺のROMを持って…どこかへ消えやがったっ…!」
アカギ消失……!
カイジのROMもろとも消失……!!
122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 15:11:34.19 ID:K0wvdxD+0
またかよwwww
121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 15:11:33.03 ID:j++3PLyU0
ハワイにきたら満足なんだろう
124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 15:13:44.37 ID:cpjX8lna0
たまらなく焦るカイジ……!
覚めない悪夢……疑心に満ちる心……
カイジ「…はっ!ひょっとして…もう会場に向かったんじゃ…!」
カイジ藁をも掴む思いで会場へ……
覚めない悪夢……疑心に満ちる心……
カイジ「…はっ!ひょっとして…もう会場に向かったんじゃ…!」
カイジ藁をも掴む思いで会場へ……
126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 15:17:05.67 ID:cpjX8lna0
---全世界から群がった廃人共の死臭漂う会場
カイジ「はぁ…はぁ…」
会場の隅々まで探索するすカイジ……だがっ……!
カイジ「うっ……ううっ……」ボロボロ
遂にアカギ現れず…!
それもそのはず……何故ならアカギは……!
アカギ「ククク…」ビュイーン
ここ……!!
飛行機の中……!!
日本へ帰る飛行機の中……!!
カイジ「はぁ…はぁ…」
会場の隅々まで探索するすカイジ……だがっ……!
カイジ「うっ……ううっ……」ボロボロ
遂にアカギ現れず…!
それもそのはず……何故ならアカギは……!
アカギ「ククク…」ビュイーン
ここ……!!
飛行機の中……!!
日本へ帰る飛行機の中……!!
127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 15:19:09.82 ID:hb+gxsENP
やってる事がインセクター羽蛾レベル
129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 15:19:43.06 ID:Zo3o0E5TO
ハワイ堪能しただけwwwwwwwwww
128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 15:19:13.36 ID:Jkn4+a0W0
目的はもう果たしたしな・・・
131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 15:23:00.27 ID:cpjX8lna0
家族との絆を一つにし、ポケモンを育ててきたちびっ子…
勉強、仕事を返上し、卵を産み続けた大きいお友達…
そんな彼らが、夢焦がれたポケモンワールドチャンピオンシップス…
ポケモンファン夢の舞台……それを……
あろうことか放棄……!!
常軌を逸したドタキャン……!!
アカギ「クク…どうするんだ…この木刀…」ブンブン
アカギ機内でお土産の木刀を振り回す……!
迷惑……!
勉強、仕事を返上し、卵を産み続けた大きいお友達…
そんな彼らが、夢焦がれたポケモンワールドチャンピオンシップス…
ポケモンファン夢の舞台……それを……
あろうことか放棄……!!
常軌を逸したドタキャン……!!
アカギ「クク…どうするんだ…この木刀…」ブンブン
アカギ機内でお土産の木刀を振り回す……!
迷惑……!
134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 15:27:34.81 ID:cpjX8lna0
そもそもアカギの目的はハワイでのバカンス……
それが達成されれば…ポケモンバトルなど用済み……!
しかし……
アカギ「ポケモン…面白い……狂気の沙汰ほど面白い……!」ピコピコ
アカギ、ポケモンを気に入る……
機内でプレイ……音量MAX……
迷惑……!
それが達成されれば…ポケモンバトルなど用済み……!
しかし……
アカギ「ポケモン…面白い……狂気の沙汰ほど面白い……!」ピコピコ
アカギ、ポケモンを気に入る……
機内でプレイ……音量MAX……
迷惑……!
136: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 15:33:56.35 ID:cpjX8lna0
アカギ…ポケモンに熱中…
アカギ「へぇ…6vか……」ピコピコ
ポケモンはその面白さ故…幾人もの人生を喰い物にしてきた魔物……
例えばアカギがポケモンではなく……麻雀……!
仮に麻雀に興味を示していたのなら……
アカギは間違いなく、裏社会の伝説として君臨したであろう……!
ポケモンが麻雀界の逸材を奪ったのだ……!
アカギ「今度は素早さ逆vか……」ピコピコ
アカギ「へぇ…6vか……」ピコピコ
ポケモンはその面白さ故…幾人もの人生を喰い物にしてきた魔物……
例えばアカギがポケモンではなく……麻雀……!
仮に麻雀に興味を示していたのなら……
アカギは間違いなく、裏社会の伝説として君臨したであろう……!
ポケモンが麻雀界の逸材を奪ったのだ……!
アカギ「今度は素早さ逆vか……」ピコピコ
138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 15:37:57.29 ID:4aoyz2180
ワロタwwww
139: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 15:37:59.06 ID:NWCvZr8eO
カイジがかわいそすぎるwww
140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 15:38:35.90 ID:iyK688ac0
>>14の状況から
すでに三値を理解してる…
だと?
すでに三値を理解してる…
だと?
141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 15:39:47.77 ID:cpjX8lna0
少女「…あ、あの!」
アカギ「?」ピコピコ
少女「き、機内でそんな大音量でゲームをしたら、他のお客さんに迷惑ですっ!」
注意されてしまったアカギ……
アカギ「あらら…」パタン
このときアカギ以外に素直……
アカギ「?」ピコピコ
少女「き、機内でそんな大音量でゲームをしたら、他のお客さんに迷惑ですっ!」
注意されてしまったアカギ……
アカギ「あらら…」パタン
このときアカギ以外に素直……
144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 15:43:27.02 ID:cpjX8lna0
アカギ「これ……」スッ
少女「え…?」
アカギ「やるよ……」グイグイ
なんとさっきまで遊んでいた自分のROMを差し出すアカギ……!!
少女へのサプライズプレゼント……!
常人には理解不能……!!
少女「え…?」
アカギ「やるよ……」グイグイ
なんとさっきまで遊んでいた自分のROMを差し出すアカギ……!!
少女へのサプライズプレゼント……!
常人には理解不能……!!
145: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 15:46:38.64 ID:xycSb3dv0
自分の……?
147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 15:49:21.79 ID:he7N2T0ii
カイジ……
148: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 15:50:11.97 ID:cpjX8lna0
少女「でも…私ゲームしたことないし…」
困惑する少女……
アカギ「俺はROMをもう一つ持ってるから……」
微妙に会話が噛み合わないアカギ……
しかもそれはカイジのROM……!
少女「で…でも」
少女姉「おーい、咲!何をしている、早くこっちに来い!」
咲「あ、お姉ちゃんが呼んでる…」
困惑する少女……
アカギ「俺はROMをもう一つ持ってるから……」
微妙に会話が噛み合わないアカギ……
しかもそれはカイジのROM……!
少女「で…でも」
少女姉「おーい、咲!何をしている、早くこっちに来い!」
咲「あ、お姉ちゃんが呼んでる…」
149: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 15:51:11.65 ID:xAXyFQi90
なんだと!!
150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 15:52:01.81 ID:wqj6oRiI0
まさかアカギ清澄高校編か
151: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 15:52:26.72 ID:QsWunyKMi
また麻雀界の逸材を潰すつもりか
153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 15:56:00.03 ID:cpjX8lna0
アカギ「……」
咲「……」
咲「じゃあ、このゲーム貰ってくね……」
咲「ありがとう……」タッタッタッ
アカギ「ククク……」
後に咲と呼ばれたあの少女は…ポケモン界で『魔王』の称号を手にし……
アカギの前に立ちはだかる……!
アカギがそのことに気付いていたかは定かでは無い……
もし、咲がポケモンではなく麻雀を好きになっていたら……
間違いなく麻雀界の魔王となっていたであろう……
ポケモンが麻雀界の逸材を奪ったのだ……!
咲「……」
咲「じゃあ、このゲーム貰ってくね……」
咲「ありがとう……」タッタッタッ
アカギ「ククク……」
後に咲と呼ばれたあの少女は…ポケモン界で『魔王』の称号を手にし……
アカギの前に立ちはだかる……!
アカギがそのことに気付いていたかは定かでは無い……
もし、咲がポケモンではなく麻雀を好きになっていたら……
間違いなく麻雀界の魔王となっていたであろう……
ポケモンが麻雀界の逸材を奪ったのだ……!
155: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 15:58:12.28 ID:bQ8hDifS0
咲もハマるのかよwwww
156: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 15:58:14.46 ID:ttv+pn5n0
ホンマポケモンは罪作りやで
160: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 16:02:02.88 ID:cpjX8lna0
一方その頃……
カイジ「くそっ…くそっ…何で俺ばっかり…こんな目に……!」ボロボロ
カイジ号泣……
人目も憚らず大の大人が号泣……
たかがゲームごときで号泣……
これには現地のハワイアンも失笑……
ハワイアン「HAHAHA!」
カイジ「くそっ…くそっ…何で俺ばっかり…こんな目に……!」ボロボロ
カイジ号泣……
人目も憚らず大の大人が号泣……
たかがゲームごときで号泣……
これには現地のハワイアンも失笑……
ハワイアン「HAHAHA!」
163: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 16:08:29.87 ID:cpjX8lna0
???「む?君は我が国の代表…カイジ君ではないかね?」
カイジ「あっ…あんたは……!」
まさに僥倖……!
カイジの前に現れた人物……
それは……!
ジュンイチロー「そんなに泣きじゃくって、どうかしたのか?」
カイジ「小泉ジュンイチロー元総理……!」
カイジ「あっ…あんたは……!」
まさに僥倖……!
カイジの前に現れた人物……
それは……!
ジュンイチロー「そんなに泣きじゃくって、どうかしたのか?」
カイジ「小泉ジュンイチロー元総理……!」
164: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 16:09:28.51 ID:fdMlTi8B0
ごった煮ってレベルじゃねーぞ
165: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 16:10:05.93 ID:xc5GS8XD0
ムダヅモ来たかwwwwwwwww
166: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 16:10:48.13 ID:QEwOR30V0
こりゃ人鬼も来るな
169: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 16:14:33.62 ID:cpjX8lna0
ポケモンワールドチャンピオンシップス……
それはまさに各国の威信をかけて戦う場所……戦場……
当然応援に来る…各国のお偉いさん……!
カイジ「……!……!」カクカクシカジカ
事のあらましを説明するカイジ……
ジュンイチロー「話は分かった…」
ジュンイチロー「カイジ君、君にこれを託そう」スッ
カイジ「こ…これはっ……!」
それはまさに各国の威信をかけて戦う場所……戦場……
当然応援に来る…各国のお偉いさん……!
カイジ「……!……!」カクカクシカジカ
事のあらましを説明するカイジ……
ジュンイチロー「話は分かった…」
ジュンイチロー「カイジ君、君にこれを託そう」スッ
カイジ「こ…これはっ……!」
175: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 16:20:18.71 ID:cpjX8lna0
カイジ驚愕……
手渡された『真っ白』なROM……
ただのポケットモンスターホワイトではない……
総理専用ROM…ポケットモンスター『純白バージョン』……
その名も『ポケットモンスタービギニングオブザコスモス』……!
手渡された『真っ白』なROM……
ただのポケットモンスターホワイトではない……
総理専用ROM…ポケットモンスター『純白バージョン』……
その名も『ポケットモンスタービギニングオブザコスモス』……!
180: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 16:22:09.20 ID:VTYeks2a0
削り取って白くしたんだろうかwww
181: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 16:24:08.97 ID:iyK688ac0
中にはどんなポケモンが…?
182: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 16:24:11.23 ID:cpjX8lna0
カイジ「うっ…」ボロボロ
カイジ感涙……
カイジ「ありがとうございます……ありがとうございます……」ボロボロ
ジュンイチロー「もう泣くなカイジ君。君は国民の期待を一身に背負った戦士(ポケモン廃人)だろ」
カイジ「はい……!」ボロ…
ジュンイチロー「さあ行け!世界に日本男児のポケモン魂をしらしめてこい!」
カイジ「はい……!」タッタッタッ
カイジ駆ける…未来はカイジの手の中……!
カイジ感涙……
カイジ「ありがとうございます……ありがとうございます……」ボロボロ
ジュンイチロー「もう泣くなカイジ君。君は国民の期待を一身に背負った戦士(ポケモン廃人)だろ」
カイジ「はい……!」ボロ…
ジュンイチロー「さあ行け!世界に日本男児のポケモン魂をしらしめてこい!」
カイジ「はい……!」タッタッタッ
カイジ駆ける…未来はカイジの手の中……!
184: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 16:28:21.66 ID:cpjX8lna0
数日後……
波乱に満ちたポケモンワールドチャンピオンシップスは
カイジの優勝で幕を閉じた……
小泉ジュンイチロー元総理……
彼も本来なら麻雀でライジングサンとかをしていたはずの人物……
ポケモンが麻雀界の逸材を奪ったのだ……!
波乱に満ちたポケモンワールドチャンピオンシップスは
カイジの優勝で幕を閉じた……
小泉ジュンイチロー元総理……
彼も本来なら麻雀でライジングサンとかをしていたはずの人物……
ポケモンが麻雀界の逸材を奪ったのだ……!
185: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 16:30:11.07 ID:I+0NsQ7v0
奪ったどころの話じゃねえぞwwwwww
187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 16:32:23.70 ID:VTYeks2a0
適当にかたづけんなwww
193: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 16:39:54.48 ID:cpjX8lna0
これはアカギとポケモンの数奇な運命……
そしてその運命に翻弄された麻雀界の逸材(になる予定だった人)達の物語……
後に語られる狂気のポケモンバトル……
雀卓を囲んだアカギ・カイジ・咲・ジュンイチローによる狂気のポケモンバトル……
その行く末を、このときアカギ今だ知らず……!
おわり
そしてその運命に翻弄された麻雀界の逸材(になる予定だった人)達の物語……
後に語られる狂気のポケモンバトル……
雀卓を囲んだアカギ・カイジ・咲・ジュンイチローによる狂気のポケモンバトル……
その行く末を、このときアカギ今だ知らず……!
おわり
194: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 16:40:51.71 ID:xc5GS8XD0
終わったwwwwwwwwww
195: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 16:41:09.06 ID:I+0NsQ7v0
面白かった
短いからこそクオリティ高かったな
乙
短いからこそクオリティ高かったな
乙
197: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 16:42:35.28 ID:QsWunyKMi
終わったwww乙
なかなか面白かったぜ
なかなか面白かったぜ
198: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 16:43:32.32 ID:PdLpNxwJi
雀卓でポケモンってやっていいのかw
楽しかったぞ
楽しかったぞ
200: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 16:47:33.93 ID:P4necEgG0
>>198
雀荘をポケモンが奪ったんだろう
雀荘をポケモンが奪ったんだろう
199: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 16:43:49.53 ID:V2UrLue90
色々とカオスで面白かった!
乙!
乙!
引用元: アカギ「ククク……ポケモンでハワイだ…」
綾波「碇君と居るとムラムラする」
2020-03-31
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 21:58:26.98 ID:te++iDMI0
綾波「自分でもよくわからないけど、ムラムラする」
アスカ「……いや、そんな事言われても」
アスカ「……いや、そんな事言われても」
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4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 22:04:27.29 ID:te++iDMI0
綾波「アナタはならないの?」
アスカ「なる訳ないじゃないの!! バッカじゃないの?」
綾波「そう」
アスカ「……ったく、なんであんな奴にそんな劣情及ぼさなきゃなんないのよあり得ないわよ」
綾波「そう、でも私はムラムラする」
アスカ「………あっそう」
綾波「碇君と話してると視線が下につい行ってしまうの」
綾波「どうして?」
アスカ「だからあたしに聞くな!!!!」
アスカ「なる訳ないじゃないの!! バッカじゃないの?」
綾波「そう」
アスカ「……ったく、なんであんな奴にそんな劣情及ぼさなきゃなんないのよあり得ないわよ」
綾波「そう、でも私はムラムラする」
アスカ「………あっそう」
綾波「碇君と話してると視線が下につい行ってしまうの」
綾波「どうして?」
アスカ「だからあたしに聞くな!!!!」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 22:07:03.89 ID:MslS4I+n0
英語の本をいつも読んでるのに普通の事を知らないレイのアンバランスさが好き
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 22:10:43.85 ID:te++iDMI0
綾波「じゃあ、誰に聞けば分かるの?」
アスカ「…知らないわよ」
綾波「碇君に直接聞けば、分かるかしら」
アスカ「……いや、それは止めときなさいエコヒイキ」
綾波「どうして?」
アスカ「そんな事本人に言ったらヘン夕イ扱いされるわよ?」
綾波「……………そう」
アスカ「…ちょっと待って、なんか瞳が一瞬輝いてなかった?」
綾波「……自分ではわからないわ」
アスカ「………アンタ、もしかしてちょっとそっちの気があるの? うわー…」
アスカ「…知らないわよ」
綾波「碇君に直接聞けば、分かるかしら」
アスカ「……いや、それは止めときなさいエコヒイキ」
綾波「どうして?」
アスカ「そんな事本人に言ったらヘン夕イ扱いされるわよ?」
綾波「……………そう」
アスカ「…ちょっと待って、なんか瞳が一瞬輝いてなかった?」
綾波「……自分ではわからないわ」
アスカ「………アンタ、もしかしてちょっとそっちの気があるの? うわー…」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 22:16:55.22 ID:te++iDMI0
綾波「…そっちのって、何?」
アスカ「………どうしたものかしら」
綾波「………?」
アスカ「…いや、あたしもさ…自分が原因でヘン夕イに目覚められでもしたらなんかやだし」
綾波「………」
アスカ「………」
綾波「……ヘン夕イって、何?」
アスカ「…………だから、あたしに聞かないでってば」
アスカ「………どうしたものかしら」
綾波「………?」
アスカ「…いや、あたしもさ…自分が原因でヘン夕イに目覚められでもしたらなんかやだし」
綾波「………」
アスカ「………」
綾波「……ヘン夕イって、何?」
アスカ「…………だから、あたしに聞かないでってば」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 22:22:23.55 ID:te++iDMI0
綾波「知らないの?」
アスカ「…えと、そ…そうよ知らないっ!!」
綾波「そう」スタスタ
アスカ「…何処へ行くのよ?」
綾波「碇君に聞いてくる」スタスタ
アスカ「はいはいはいはいストップストッーープ!! だからそれは止めときなさいって言ったでしょ!?」
綾波「…でも、私知りたい」
綾波「碇君を見て、ヘン夕イの私がムラムラするって意味を」
アスカ「あんたわざと言ってない?」
綾波「…?」
アスカ「…えと、そ…そうよ知らないっ!!」
綾波「そう」スタスタ
アスカ「…何処へ行くのよ?」
綾波「碇君に聞いてくる」スタスタ
アスカ「はいはいはいはいストップストッーープ!! だからそれは止めときなさいって言ったでしょ!?」
綾波「…でも、私知りたい」
綾波「碇君を見て、ヘン夕イの私がムラムラするって意味を」
アスカ「あんたわざと言ってない?」
綾波「…?」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 22:29:12.13 ID:te++iDMI0
綾波「知らないから…知りたい、それはおかしい事?」
アスカ「時と場合と内容によるのよ!! いいから止めときなさい!!」
綾波「そう」
アスカ「………はぁ」グッタリ
綾波「わかったわ、碇君に聞くのやめる」
アスカ「そうしなさい、それがあんたの為よ」
綾波「代わりに碇司令に聞いてくる」
アスカ「聞きに行くのは止めないのね…まあ良いけどそれなら」
綾波「そう」
アスカ「時と場合と内容によるのよ!! いいから止めときなさい!!」
綾波「そう」
アスカ「………はぁ」グッタリ
綾波「わかったわ、碇君に聞くのやめる」
アスカ「そうしなさい、それがあんたの為よ」
綾波「代わりに碇司令に聞いてくる」
アスカ「聞きに行くのは止めないのね…まあ良いけどそれなら」
綾波「そう」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 22:33:37.65 ID:te++iDMI0
…………
綾波「聞いてきたわ」
アスカ「いや、なんであたしに報告するの…まぁそれは別にいいけどさ」
綾波「アナタにも言っておくべきだと思ったから」
アスカ「あっそう、で?わかったの?」
綾波「………」フルフル
アスカ「……ちなみに、どういう風に聞いたのよ」
綾波「聞いてきたわ」
アスカ「いや、なんであたしに報告するの…まぁそれは別にいいけどさ」
綾波「アナタにも言っておくべきだと思ったから」
アスカ「あっそう、で?わかったの?」
綾波「………」フルフル
アスカ「……ちなみに、どういう風に聞いたのよ」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 22:41:33.98 ID:te++iDMI0
………
ゲンドウ『…………今、なんと言ったんだ、レイ』
綾波『碇君…初号機パイロットを見ていると、ムラムラします…その理由を教えて下さい』
ゲンドウ『…………』クイッ
綾波『碇司令、教えて下さい』
ゲンドウ『………時にレイ、私を見てムラムラするか?』
綾波『いいえ、しません』
ガチャ
ゲンドウ『冬月、初号機パイロットを即時拘束、尋問室へ連行しろ…私もすぐに向かう』
綾波『………?』
ゲンドウ『…………今、なんと言ったんだ、レイ』
綾波『碇君…初号機パイロットを見ていると、ムラムラします…その理由を教えて下さい』
ゲンドウ『…………』クイッ
綾波『碇司令、教えて下さい』
ゲンドウ『………時にレイ、私を見てムラムラするか?』
綾波『いいえ、しません』
ガチャ
ゲンドウ『冬月、初号機パイロットを即時拘束、尋問室へ連行しろ…私もすぐに向かう』
綾波『………?』
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 22:43:18.71 ID:1HhfDjqO0
息子に嫉妬とは
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 22:46:21.60 ID:KOpGMTg00
やっぱりマダオ
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 22:47:16.69 ID:te++iDMI0
アスカ「………ちょ…もしかしてあのバカ今尋問されてるの!?」
綾波「いいえ? 副司令が必死で止めていたからそれは平気よ」
アスカ「……そ、そう…しかし………口リコンじゃんキッモー…!!」
綾波「そう…そうね」
アスカ「あ、やっぱりあんたもキモいとは思ったんだ、まあそりゃあねー」
綾波「ええ、少しだけ」
綾波「いいえ? 副司令が必死で止めていたからそれは平気よ」
アスカ「……そ、そう…しかし………口リコンじゃんキッモー…!!」
綾波「そう…そうね」
アスカ「あ、やっぱりあんたもキモいとは思ったんだ、まあそりゃあねー」
綾波「ええ、少しだけ」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 22:53:15.92 ID:te++iDMI0
綾波「でも、結局わからないままだから」
アスカ「………ああ、その話は続けんのね」
綾波「自分の心がわからないままなのは嫌だから」
アスカ「……そう言われても」
綾波「やっぱり碇君に聞いて良い?」
アスカ「ダメ!! ぜっっっっっっったいにダメ!!!!!」
綾波「……どうして?」
アスカ「どうしてもっ!! バカシンジに聞くのだけはダメ!!」
アスカ「………ああ、その話は続けんのね」
綾波「自分の心がわからないままなのは嫌だから」
アスカ「……そう言われても」
綾波「やっぱり碇君に聞いて良い?」
アスカ「ダメ!! ぜっっっっっっったいにダメ!!!!!」
綾波「……どうして?」
アスカ「どうしてもっ!! バカシンジに聞くのだけはダメ!!」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 22:58:21.02 ID:te++iDMI0
綾波「なら、どうすれば良いの?」
アスカ「自分で考えなさいよ!!」
綾波「自分で考えて、たくさん考えたけれど…答えが出ないの」
綾波「考えていると、何故か碇君の裸が思い浮かぶの」
綾波「どうして?」
アスカ「…………うわぁ…ちょっと引くわそれ…」
アスカ「自分で考えなさいよ!!」
綾波「自分で考えて、たくさん考えたけれど…答えが出ないの」
綾波「考えていると、何故か碇君の裸が思い浮かぶの」
綾波「どうして?」
アスカ「…………うわぁ…ちょっと引くわそれ…」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 23:05:22.43 ID:te++iDMI0
アスカ「……あのバカの裸なんか別になんの魅力もないじゃないのよ」
綾波「………そう、なの?」
アスカ「えーだってそうじゃん、お風呂入った後とかよく見るけどただのひょろっちいガキんちょよアイツ?」
綾波「お風呂? 碇君の湯上がり?」ガシッ
アスカ「あぅ!?」ビクッ
綾波「碇君、お風呂を出たら裸のままなの?いつも見てるの?教えて2号機の人」ユサユサユサユサユサユサ
アスカ「あぅあぅあぅあぅゆりゃさないでよちょっと?!」カクンカクンカクンカクン
綾波「………そう、なの?」
アスカ「えーだってそうじゃん、お風呂入った後とかよく見るけどただのひょろっちいガキんちょよアイツ?」
綾波「お風呂? 碇君の湯上がり?」ガシッ
アスカ「あぅ!?」ビクッ
綾波「碇君、お風呂を出たら裸のままなの?いつも見てるの?教えて2号機の人」ユサユサユサユサユサユサ
アスカ「あぅあぅあぅあぅゆりゃさないでよちょっと?!」カクンカクンカクンカクン
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 23:09:41.30 ID:te++iDMI0
綾波「…ごめんなさい」
アスカ「…はぁ…はぁ…ま、まさか万年ポーカーフェイスのアンタがそこまで食い付くとはね…」
綾波「自分で自分を抑えられないのなんて、初めてかもしれない」
アスカ「……とりあえずアンタがそうとう重症なのは分かった」
綾波「そう…」
アスカ「…はぁ…はぁ…ま、まさか万年ポーカーフェイスのアンタがそこまで食い付くとはね…」
綾波「自分で自分を抑えられないのなんて、初めてかもしれない」
アスカ「……とりあえずアンタがそうとう重症なのは分かった」
綾波「そう…」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 23:14:05.68 ID:te++iDMI0
綾波「私、どうすれば良いの?」
アスカ「だから、あたしに聞くなってば……ああもう」
綾波「他に聞ける人、居ないもの」
アスカ「てきとーにミサト辺りにでも聞いたら良いでしょ!? あたしは知らないわよ!!」
綾波「…もう聞いたもの」
アスカ「えっ、そうなの?」
綾波「………」コクリ
アスカ「だから、あたしに聞くなってば……ああもう」
綾波「他に聞ける人、居ないもの」
アスカ「てきとーにミサト辺りにでも聞いたら良いでしょ!? あたしは知らないわよ!!」
綾波「…もう聞いたもの」
アスカ「えっ、そうなの?」
綾波「………」コクリ
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 23:21:43.00 ID:te++iDMI0
…………
ミサト『』
リツコ『…………ちょっと、それ本気なの?』
綾波『はい、事実です』
リツコ『………なんて言ったら良いかしら?』
ミサト『えーと…』
綾波『どうして、碇君と居るとムラムラするのか知りたいんです』
リツコ『…………ミサト、あんたに任せるわね』スタスタ
ミサト『ちょ…リツコ!? それって卑怯じゃないの!?』
マヤ『が…頑張って下さい!!』ソソクサ
ミサト『は、薄情者―ーー!!!!』
綾波『………?』
ミサト『』
リツコ『…………ちょっと、それ本気なの?』
綾波『はい、事実です』
リツコ『………なんて言ったら良いかしら?』
ミサト『えーと…』
綾波『どうして、碇君と居るとムラムラするのか知りたいんです』
リツコ『…………ミサト、あんたに任せるわね』スタスタ
ミサト『ちょ…リツコ!? それって卑怯じゃないの!?』
マヤ『が…頑張って下さい!!』ソソクサ
ミサト『は、薄情者―ーー!!!!』
綾波『………?』
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 23:27:54.15 ID:te++iDMI0
ミサト『……………』
綾波『…………』ジィ
ミサト『………………………』ダラダラ
綾波『…………』ジィー
ミサト『…れ、レイ? そういう事はね、そのうちきっと…自分自身で分かる時がきっと来るわ』
綾波『今知りたいんです』
ミサト『焦ったらダメよ?絶対に、そのうち分かるから、ね?』ニコリ
綾波『………はい』
綾波『…………』ジィ
ミサト『………………………』ダラダラ
綾波『…………』ジィー
ミサト『…れ、レイ? そういう事はね、そのうちきっと…自分自身で分かる時がきっと来るわ』
綾波『今知りたいんです』
ミサト『焦ったらダメよ?絶対に、そのうち分かるから、ね?』ニコリ
綾波『………はい』
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 23:35:33.37 ID:te++iDMI0
アスカ「…てきとーに良いこと言ったっぷりして逃げた訳か…流石ミサト汚いホンット汚い」
綾波「それと、これを渡されたわ」
アスカ「……えっ、なにそれ」
綾波「風船、だと思う」
アスカ「………………うん、今度からミサトの事軽蔑しなきゃ、なんてもん渡してんのよ」
綾波「これ、どう使うの?」ビッ…ミョンミヨン
アスカ「…膨らましてあそんでなさいそんなもん!!」
綾波「そう、わかったわ」プクー
綾波「それと、これを渡されたわ」
アスカ「……えっ、なにそれ」
綾波「風船、だと思う」
アスカ「………………うん、今度からミサトの事軽蔑しなきゃ、なんてもん渡してんのよ」
綾波「これ、どう使うの?」ビッ…ミョンミヨン
アスカ「…膨らましてあそんでなさいそんなもん!!」
綾波「そう、わかったわ」プクー
32: 忍法帖【Lv=34,xxxPT】(1+0:15) ◆3HioLDbjnQ 2012/12/15(土) 23:36:06.45 ID:Co9P5VF70
ちょwww
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 23:39:13.15 ID:D65Z/9mY0
でもレイって生理ないんじゃなかったっけ?
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 23:39:54.80 ID:te++iDMI0
綾波「…べたべたする、どうして風船にオイルみたいなものが塗ってあるの?」
アスカ「破けづらくする為らしいわね…ってどうでも良いわよそんなの!!」
綾波「………やっぱり碇君に」
アスカ「だからダメって言ってるでしょ!?しつこい!!」
綾波「…………そう」
アスカ「………はぁぁぁぁ~」グッタリ
アスカ「破けづらくする為らしいわね…ってどうでも良いわよそんなの!!」
綾波「………やっぱり碇君に」
アスカ「だからダメって言ってるでしょ!?しつこい!!」
綾波「…………そう」
アスカ「………はぁぁぁぁ~」グッタリ
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 23:47:43.89 ID:te++iDMI0
綾波「話が進まない」
アスカ「………だって、ぶっちゃけ他人がどうこう言う事じゃないし」
綾波「でも、聞かないとわからないもの」
アスカ「………はぁ、もうちょっと自分で考えられないの?」
綾波「ずっと考えてるわ、アナタと話してる時もずっと」
アスカ「………それで?」
綾波「今、16人目の碇君がおもむろに下着に手をかけた所よ」
アスカ「うん、予想以上だったわ、んで意外と妄想力高いのねあんた」
綾波「そう」
アスカ「………だって、ぶっちゃけ他人がどうこう言う事じゃないし」
綾波「でも、聞かないとわからないもの」
アスカ「………はぁ、もうちょっと自分で考えられないの?」
綾波「ずっと考えてるわ、アナタと話してる時もずっと」
アスカ「………それで?」
綾波「今、16人目の碇君がおもむろに下着に手をかけた所よ」
アスカ「うん、予想以上だったわ、んで意外と妄想力高いのねあんた」
綾波「そう」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 23:56:09.60 ID:te++iDMI0
綾波「ちなみに一人目の碇君は制服(脱衣済)、二人目はプラグスーツ(脱衣済)、三人目は裸(元から)、それと…」
アスカ「聞いてない聞いてないそんなの細かく聞きたくないからホントに!!」
綾波「……………そう」
アスカ「いや、残念そうにすんなっつの…聞かせたいなら別の奴にして」
綾波「なら、碇君(制服)と碇君(プラグスーツ)の脱がしあいっこの話とか…」
アスカ「そういう事でもないから、やめてホントにやめて」
アスカ「聞いてない聞いてないそんなの細かく聞きたくないからホントに!!」
綾波「……………そう」
アスカ「いや、残念そうにすんなっつの…聞かせたいなら別の奴にして」
綾波「なら、碇君(制服)と碇君(プラグスーツ)の脱がしあいっこの話とか…」
アスカ「そういう事でもないから、やめてホントにやめて」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 00:02:45.35 ID:FLxLqNyO0
アスカ「あたしが言いたいのはね? そういうのはあたしじゃない別の誰かにしてって事よ!!」
綾波「……そう」
アスカ「わかったならさっさとどっか行きなさいよね、いい加減めんどくさいし」
綾波「もうした事あるわ」
アスカ「……………誰に?」
綾波「加持リョウジ、たまに聞かせて欲しいって言われてる」
アスカ「ちょっ」
綾波「……そう」
アスカ「わかったならさっさとどっか行きなさいよね、いい加減めんどくさいし」
綾波「もうした事あるわ」
アスカ「……………誰に?」
綾波「加持リョウジ、たまに聞かせて欲しいって言われてる」
アスカ「ちょっ」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 00:10:59.80 ID:FLxLqNyO0
…………
加持『………うん、レイは意外と発想豊かだな』
綾波『そう』
加持『………よし、じゃあ俺が男ならではの情報を教えてやろう!! 興味ある?』
綾波『碇君も、同じなら』
加持『同じだろうさ、男はきっとみんなそうさ』
綾波『それは、なに?』
加持『それはな』
加持『男は尻の方が気持ちいいんだ、実は』
加持『………うん、レイは意外と発想豊かだな』
綾波『そう』
加持『………よし、じゃあ俺が男ならではの情報を教えてやろう!! 興味ある?』
綾波『碇君も、同じなら』
加持『同じだろうさ、男はきっとみんなそうさ』
綾波『それは、なに?』
加持『それはな』
加持『男は尻の方が気持ちいいんだ、実は』
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 00:12:50.92 ID:R9z7JU4B0
ファッ!?
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 00:14:00.99 ID:w3ERcymK0
さすがに経験豊富だな
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 00:19:18.29 ID:FLxLqNyO0
アスカ「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?!!?!?!」
綾波「確かにそう言ってたわ」
アスカ「ちょっと!?いい加減な言わないでよ!!」
綾波「言ってないわ」
アスカ「ウソようそよ嘘よウソっぱちよ!!それだと加持さんがほ…!!!!」
綾波「………?」
綾波「確かにそう言ってたわ」
アスカ「ちょっと!?いい加減な言わないでよ!!」
綾波「言ってないわ」
アスカ「ウソようそよ嘘よウソっぱちよ!!それだと加持さんがほ…!!!!」
綾波「………?」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 00:20:18.19 ID:xUmUk82E0
ホモォ
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 00:24:09.37 ID:FLxLqNyO0
アスカ「……う…そんな…加持さんが……」ヨロッ
綾波「そんなにショックなの?」
アスカ「当たり前でしょ!?そんな話聞きたくなかったわよバカ!!」
綾波「…ごめんなさい」
シンジ「……あれ、二人が話してるなんて珍しいね、どうしたの?」
綾波「そんなにショックなの?」
アスカ「当たり前でしょ!?そんな話聞きたくなかったわよバカ!!」
綾波「…ごめんなさい」
シンジ「……あれ、二人が話してるなんて珍しいね、どうしたの?」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 00:28:42.65 ID:FLxLqNyO0
綾波「碇君…」
シンジ「なんの話してたの綾波?」
綾波「…………」チラッ
アスカ「………もうしらないもん」グスッ
シンジ「……アスカ、なんで泣いてるの?」
シンジ「なんの話してたの綾波?」
綾波「…………」チラッ
アスカ「………もうしらないもん」グスッ
シンジ「……アスカ、なんで泣いてるの?」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 00:32:34.83 ID:FLxLqNyO0
綾波「碇君」
シンジ「あ、うん何?」
綾波「……………」ジッ
シンジ「……綾波?」
綾波「お尻出して?」
シンジ「えっ」
アスカ「ちょっ」
シンジ「あ、うん何?」
綾波「……………」ジッ
シンジ「……綾波?」
綾波「お尻出して?」
シンジ「えっ」
アスカ「ちょっ」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 00:37:13.43 ID:FLxLqNyO0
シンジ「な、なんで?」
綾波「気持ちいいらしいから」
シンジ「………え?」
アスカ「ちょっと待ちなさいよ!? なんで!! いきなり!! さらにぶっ飛んだ事言い出すのよ!?」
綾波「でも、確かめないと」
シンジ「な、なにを…?」ビクッ
アスカ「いやいやいやいやいやいや!! 自分の心とか言ってたのは何処へ行ったのよ!?」
綾波「優先順位の問題、それはいずれ聞くわ」
綾波「気持ちいいらしいから」
シンジ「………え?」
アスカ「ちょっと待ちなさいよ!? なんで!! いきなり!! さらにぶっ飛んだ事言い出すのよ!?」
綾波「でも、確かめないと」
シンジ「な、なにを…?」ビクッ
アスカ「いやいやいやいやいやいや!! 自分の心とか言ってたのは何処へ行ったのよ!?」
綾波「優先順位の問題、それはいずれ聞くわ」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 00:39:51.46 ID:lAbwZP0Y0
エントリープラグ挿入
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 00:43:32.01 ID:FLxLqNyO0
シンジ「い、嫌だよ…何言ってるのさ綾波…」
綾波「……どうしても知りたいの」
綾波「碇君の事、もっと知りたい」
アスカ「やめなさいよ!!シンジ困ってんでしょエコヒイキ!!」
綾波「………でも」
ポトリ
シンジ「ん…? なにこれ?」ヒョイ
アスカ「あ、それは…」
綾波「風船、さっきの」
シンジ「…これ、コンド一ムだよね…しかも使った後の」
綾波「ええ、それを使って遊んだわ」コクリ
アスカ「ちょっ…」
シンジ「」
綾波「……どうしても知りたいの」
綾波「碇君の事、もっと知りたい」
アスカ「やめなさいよ!!シンジ困ってんでしょエコヒイキ!!」
綾波「………でも」
ポトリ
シンジ「ん…? なにこれ?」ヒョイ
アスカ「あ、それは…」
綾波「風船、さっきの」
シンジ「…これ、コンド一ムだよね…しかも使った後の」
綾波「ええ、それを使って遊んだわ」コクリ
アスカ「ちょっ…」
シンジ「」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 00:46:46.48 ID:FLxLqNyO0
シンジ「……綾波、これ使ったのは…キミなの?」
綾波「ええ、そうよ」コクリ
シンジ「……アスカと?」
アスカ「」
綾波「ええ」
シンジ「………だから、アスカ泣いてたのか…」
綾波「碇君?」
シンジ「……最低だ…最低だよ綾波!!」
綾波「っ!?」ビクッ
綾波「ええ、そうよ」コクリ
シンジ「……アスカと?」
アスカ「」
綾波「ええ」
シンジ「………だから、アスカ泣いてたのか…」
綾波「碇君?」
シンジ「……最低だ…最低だよ綾波!!」
綾波「っ!?」ビクッ
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 00:48:09.48 ID:xkwoqgDj0
どうやって使うんだよ
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 00:49:27.99 ID:fkoXDhxN0
突っ込まれる側の気持ちわかるんだな
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 00:53:27.26 ID:FLxLqNyO0
シンジ「綾波が何を考えてるのかわからないよ!!」
綾波「えっ…」オロオロ
シンジ「嫌がるアスカのお尻を無理矢理弄くりかえしたんだろ!? お尻が気持ちいいなんて、普通はあり得ないのなんて当たり前だよ…そんなの、痛いだけだよ!!」
綾波「え…ちが…」
シンジ「アスカが可哀想だよ…なんで…!!」
アスカ「」
綾波「えっ…」オロオロ
シンジ「嫌がるアスカのお尻を無理矢理弄くりかえしたんだろ!? お尻が気持ちいいなんて、普通はあり得ないのなんて当たり前だよ…そんなの、痛いだけだよ!!」
綾波「え…ちが…」
シンジ「アスカが可哀想だよ…なんで…!!」
アスカ「」
63: 寒露 ◆Tsr/lZbDOhwZ 2012/12/16(日) 00:57:56.94 ID:mLwq9un+0
このシンジきゅんは確実にレイープされてる
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 00:57:49.99 ID:FLxLqNyO0
ゲンドウ「…シンジ」
シンジ「…父さん!?」
綾波「………」オロオロ
アスカ「」
ゲンドウ「…レイに命令したのは私だ、責めるなら私を責めろ」
シンジ「っ!?」
綾波「えっ」
アスカ「」
シンジ「…父さん!?」
綾波「………」オロオロ
アスカ「」
ゲンドウ「…レイに命令したのは私だ、責めるなら私を責めろ」
シンジ「っ!?」
綾波「えっ」
アスカ「」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 00:59:51.56 ID:ubdq9SdK0
えっ
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 00:59:40.77 ID:nnWAlAgq0
えっ?
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 01:01:08.72 ID:FLxLqNyO0
ゲンドウ「………」クイッ
シンジ「………どういう事?」ギリッ
ゲンドウ「………シンジ、分からんか?」
シンジ「何をだよ父さん!!」
ゲンドウ「百合の素晴らしさがわからないのかと聞いている」
シンジ「………っ!!」
綾波「……百合?」
アスカ「もうなにがなんだか」
シンジ「………どういう事?」ギリッ
ゲンドウ「………シンジ、分からんか?」
シンジ「何をだよ父さん!!」
ゲンドウ「百合の素晴らしさがわからないのかと聞いている」
シンジ「………っ!!」
綾波「……百合?」
アスカ「もうなにがなんだか」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 01:02:20.70 ID:EaiOJgao0
さすがゲンドウわかってるな
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 01:05:44.49 ID:FLxLqNyO0
ゲンドウ「どうなんだ、シンジ」
シンジ「……わかる訳ないよっ!! こんな無理矢理…命令で仕方なく襲った綾波も…襲われて泣いてるアスカも可哀想だよ…!! こんな酷いの…百合なんて言わないよ!!」ワナワナ
ゲンドウ「…お前には失望した、陵辱系百合の素晴らしさも分からんとはな」クイッ
シンジ「……僕もだよ…父さん…!!」ギリッ
シンジ「……わかる訳ないよっ!! こんな無理矢理…命令で仕方なく襲った綾波も…襲われて泣いてるアスカも可哀想だよ…!! こんな酷いの…百合なんて言わないよ!!」ワナワナ
ゲンドウ「…お前には失望した、陵辱系百合の素晴らしさも分からんとはな」クイッ
シンジ「……僕もだよ…父さん…!!」ギリッ
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 01:06:22.24 ID:zUSH7TE+0
あ、イカン
ホモの匂いがする
ホモの匂いがする
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 01:07:36.64 ID:dmgebnQY0
このシンジさんもしかして合意の百合ならイケるんじゃ…
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 01:09:10.07 ID:FLxLqNyO0
ゲンドウ「…帰れ、この世界はお前にはまだ早い…!!」
シンジ「………っ!!」スタスタ
…………
ゲンドウ「…………ふっ」
綾波「……あの、碇司令」
アスカ「……なんで、只の勘違いなのに余計拗らせるような事…」
シンジ「………っ!!」スタスタ
…………
ゲンドウ「…………ふっ」
綾波「……あの、碇司令」
アスカ「……なんで、只の勘違いなのに余計拗らせるような事…」
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 01:16:10.41 ID:FLxLqNyO0
ゲンドウ「……全ての罪は俺が背負う、それで何も問題は無い」
綾波「…………」
アスカ「…………」
ゲンドウ「…レイ、改めて聞こう…私をどう思う」
綾波「気持ち悪いです、凄く」
アスカ「なんでこんな余計な事したんですか? もしかしてファーストに好かれたいとかそんな気持ち悪い考えで?」
ゲンドウ「…………」クイッ
綾波「……行きましょう、同じ場所に居たくないわ」スタスタ
アスカ「そうね、権力さえなければ確実に通報してるのにな、残念」スタスタ
ゲンドウ「………」シュン
綾波「…………」
アスカ「…………」
ゲンドウ「…レイ、改めて聞こう…私をどう思う」
綾波「気持ち悪いです、凄く」
アスカ「なんでこんな余計な事したんですか? もしかしてファーストに好かれたいとかそんな気持ち悪い考えで?」
ゲンドウ「…………」クイッ
綾波「……行きましょう、同じ場所に居たくないわ」スタスタ
アスカ「そうね、権力さえなければ確実に通報してるのにな、残念」スタスタ
ゲンドウ「………」シュン
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 01:20:48.61 ID:FLxLqNyO0
綾波「碇君にどう説明しようかしら」
アスカ「…んー、それはあたしの名誉も掛かってるから一緒に考えるわ」
綾波「そう、ありがとう」
アスカ「良いわよ別に、さて…とりあえずシンジの何処へ行きましょ?」
綾波「ええ、わかったわ」
アスカ「…んー、それはあたしの名誉も掛かってるから一緒に考えるわ」
綾波「そう、ありがとう」
アスカ「良いわよ別に、さて…とりあえずシンジの何処へ行きましょ?」
綾波「ええ、わかったわ」
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 01:27:52.85 ID:FLxLqNyO0
…………
シンジ「………最低だ、僕って」
カヲル「どうしたんだいシンジ君?」
シンジ「………怒ったふりして、実は凄い興奮してたんだ…だって…アスカと綾波のイチャイチャとか…誰だってムラムラするだろ!?」
カヲル「そうかい?」
シンジ「でも、父さんと同じだなんて…あんな父親と同じ趣味なんて認めたくなかったんだ!!だから!!」
カヲル「…良いんだよシンジ君、キミは間違ってなんかいないさ」
シンジ「…カヲル君…」
カヲル「…さあ慰めてあげるよ、力を抜いて…」
シンジ「…うん」
アスカ「」
綾波「………」
終劇
シンジ「………最低だ、僕って」
カヲル「どうしたんだいシンジ君?」
シンジ「………怒ったふりして、実は凄い興奮してたんだ…だって…アスカと綾波のイチャイチャとか…誰だってムラムラするだろ!?」
カヲル「そうかい?」
シンジ「でも、父さんと同じだなんて…あんな父親と同じ趣味なんて認めたくなかったんだ!!だから!!」
カヲル「…良いんだよシンジ君、キミは間違ってなんかいないさ」
シンジ「…カヲル君…」
カヲル「…さあ慰めてあげるよ、力を抜いて…」
シンジ「…うん」
アスカ「」
綾波「………」
終劇
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 01:29:32.13 ID:EaiOJgao0
え?
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 01:30:11.02 ID:L7H7jupt0
おい
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 01:31:36.62 ID:5Nb4ZnUn0
痛いだけって知ってたからな
89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 01:37:57.27 ID:iZ2VxwTE0
( Д ) ゚ ゚
引用元: 綾波「碇君と居るとムラムラする」
幼馴染「本当にどうしようもないわねっ!」ニギッ
2020-03-31
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/03(火) 13:40:37.55 ID:SE7lzyM7O
幼馴染「仕方ないからわたしがお世話してあげる」ニギニギ
男「いや......いいよ」
幼馴染「なに?」
男「迷惑かかるから」
幼馴染「よく分かってるじゃない」
男「だから構わなくていい」
幼馴染「そんなのわたしの勝手だしー」
男「ええっ......」
幼馴染「いいよね?」ニコッ
男「っ......はい」
幼馴染「じゃあ、明日の朝からね」
男「......わかった」
幼馴染「ということでまたね」ガラッ
男「......また」
男(なんだったんだろう?)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1425357637
男「いや......いいよ」
幼馴染「なに?」
男「迷惑かかるから」
幼馴染「よく分かってるじゃない」
男「だから構わなくていい」
幼馴染「そんなのわたしの勝手だしー」
男「ええっ......」
幼馴染「いいよね?」ニコッ
男「っ......はい」
幼馴染「じゃあ、明日の朝からね」
男「......わかった」
幼馴染「ということでまたね」ガラッ
男「......また」
男(なんだったんだろう?)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1425357637
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3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/03(火) 14:18:16.78 ID:58lROmvUO
朝
幼馴染「おはよー」ガラッ
男「......」スースー
幼馴染「もう朝だからはやく起きて」ユサユサ
男「ん......」
幼馴染「はやくしなさいよ」
男「......ってなんでいるの!?」
幼馴染「はあ? 昨日お世話するって言ったでしょ」
男「いや、そうだけど」
幼馴染「なら起こすのは普通。だから、起きろ!」バサッ
男「寒いっ!」
幼馴染「冬だから当たり前」
幼馴染「おはよー」ガラッ
男「......」スースー
幼馴染「もう朝だからはやく起きて」ユサユサ
男「ん......」
幼馴染「はやくしなさいよ」
男「......ってなんでいるの!?」
幼馴染「はあ? 昨日お世話するって言ったでしょ」
男「いや、そうだけど」
幼馴染「なら起こすのは普通。だから、起きろ!」バサッ
男「寒いっ!」
幼馴染「冬だから当たり前」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/03(火) 14:28:26.45 ID:58lROmvUO
男「......」
幼馴染「ご飯できるから下に来てね」
男「えっ」
幼馴染「はやくしてねー」バタン
男「ご飯って......まさか幼馴染が作っている?」
男「いやいや、まさか」
男「......まさかな」
幼馴染「ご飯できるから下に来てね」
男「えっ」
幼馴染「はやくしてねー」バタン
男「ご飯って......まさか幼馴染が作っている?」
男「いやいや、まさか」
男「......まさかな」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/03(火) 14:33:53.09 ID:58lROmvUO
リビング
男「......」ガラッ
幼馴染「あっ、やっと来た!」
男「う、うん」
幼馴染「冷めるからさっさと食べて」
男「あれ? 母さんは?」
幼馴染「おばさんならもう会社に行ったわよ」
男「本当?」
幼馴染「さっき会ったから本当」
男「ふぅーん」
幼馴染「だからわたしが朝食を作ったの!」
男「......全部作ったの?」
幼馴染「当然」
男「料理できたんだ」
幼馴染「これくらい誰でもできますー」
男「へー」
男「......」ガラッ
幼馴染「あっ、やっと来た!」
男「う、うん」
幼馴染「冷めるからさっさと食べて」
男「あれ? 母さんは?」
幼馴染「おばさんならもう会社に行ったわよ」
男「本当?」
幼馴染「さっき会ったから本当」
男「ふぅーん」
幼馴染「だからわたしが朝食を作ったの!」
男「......全部作ったの?」
幼馴染「当然」
男「料理できたんだ」
幼馴染「これくらい誰でもできますー」
男「へー」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/03(火) 14:38:04.69 ID:58lROmvUO
幼馴染「その目はなに?」
男「目って?」
幼馴染「意外そうにしてる」
男「イメージと全然違うから」
幼馴染「悪かったわね。どうせ、がさつですよーだ」
男「そういうつもりじゃ......」
幼馴染「ふん」プイッ
男「......ごめん」
男「目って?」
幼馴染「意外そうにしてる」
男「イメージと全然違うから」
幼馴染「悪かったわね。どうせ、がさつですよーだ」
男「そういうつもりじゃ......」
幼馴染「ふん」プイッ
男「......ごめん」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/03(火) 15:36:46.72 ID:UoWPoyVdO
幼馴染「っ......いいから食べなさいよっ!」グイッ
男「ふがっ!?」
幼馴染「ほらほら」グイッグイッ
男「じ、自分で......食べられるから!」
幼馴染「じゃあしなさいよ」
男「わかったって」パクパク
幼馴染「......」
男「......」モグモグ
幼馴染「......ねえ」
男「......ん?」
幼馴染「その、おいしい?」
男「うん」
幼馴染「ふぅーん。まあ、当たり前よね。なんせわたしが作ったものだし。あーあ朝から大変だったなぁ。こんな早く起きたことなんか全くなかったし。いつも気力が無さそうだから仕方なく作ってあげたの。そこんところわかる?」
男「......」モグモグ
幼馴染「けっこう疲れるけど、お世話するって言っちゃったし、これからも毎日作ってあげるっ!」
男「......」モグモグ
幼馴染「返事がないってことは肯定でいいわよね? うん、そうに違いないわ」
男「......」モグモグ
幼馴染「ってなにか言いなさいよっ!」
男「ひっ」
幼馴染「話しを聞いてないでしょ!」
男「だってご飯を食べているから、話せないし......」
幼馴染「うっ。確かに」
男「幼馴染も食べなよ」
幼馴染「......分かったわよ」
男「ふがっ!?」
幼馴染「ほらほら」グイッグイッ
男「じ、自分で......食べられるから!」
幼馴染「じゃあしなさいよ」
男「わかったって」パクパク
幼馴染「......」
男「......」モグモグ
幼馴染「......ねえ」
男「......ん?」
幼馴染「その、おいしい?」
男「うん」
幼馴染「ふぅーん。まあ、当たり前よね。なんせわたしが作ったものだし。あーあ朝から大変だったなぁ。こんな早く起きたことなんか全くなかったし。いつも気力が無さそうだから仕方なく作ってあげたの。そこんところわかる?」
男「......」モグモグ
幼馴染「けっこう疲れるけど、お世話するって言っちゃったし、これからも毎日作ってあげるっ!」
男「......」モグモグ
幼馴染「返事がないってことは肯定でいいわよね? うん、そうに違いないわ」
男「......」モグモグ
幼馴染「ってなにか言いなさいよっ!」
男「ひっ」
幼馴染「話しを聞いてないでしょ!」
男「だってご飯を食べているから、話せないし......」
幼馴染「うっ。確かに」
男「幼馴染も食べなよ」
幼馴染「......分かったわよ」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/03(火) 17:30:19.32 ID:UoWPoyVdO
男「ごちそうさまでした」ガタッ
幼馴染「あっ、待って待って」
男「ん?」
幼馴染「口についてるから動かないで」フキフキ
男「......」
幼馴染「はい。じゃあ制服を着て学校に行こ」
男「一緒に?」
幼馴染「そうだけど」
男「一緒に行ったことないよね?」
幼馴染「今日から一緒に行くことになったから」
男「......」
幼馴染「あっ、寝癖ついてるわよ。直してあげるから来て」ニギッ
男「平気だから」
幼馴染「はいはい」スタスタ
幼馴染「あっ、待って待って」
男「ん?」
幼馴染「口についてるから動かないで」フキフキ
男「......」
幼馴染「はい。じゃあ制服を着て学校に行こ」
男「一緒に?」
幼馴染「そうだけど」
男「一緒に行ったことないよね?」
幼馴染「今日から一緒に行くことになったから」
男「......」
幼馴染「あっ、寝癖ついてるわよ。直してあげるから来て」ニギッ
男「平気だから」
幼馴染「はいはい」スタスタ
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/03(火) 19:34:46.01 ID:cX7ykvCBO
洗面所
幼馴染「ほらっ、こんなに立ってるのよ」
男「うわっ」
幼馴染「こんなんじゃわたしが恥ずかしいからやめて」
男「......うん」
幼馴染「直してあげるから、ねっ」
幼馴染「ほらっ、こんなに立ってるのよ」
男「うわっ」
幼馴染「こんなんじゃわたしが恥ずかしいからやめて」
男「......うん」
幼馴染「直してあげるから、ねっ」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/03(火) 19:42:58.59 ID:cX7ykvCBO
幼馴染「はい、これなら大丈夫」
男「......ありがと」
幼馴染「制服も着させてあげる」
男「そ、それはいいよっ!」
幼馴染「えー別にいいじゃん」
男「そっちも準備は----」
幼馴染「とっくに出来てる」
男「くっ」
幼馴染「ふん」
男「......玄関で待ってて」
幼馴染「はーい」
男「......ありがと」
幼馴染「制服も着させてあげる」
男「そ、それはいいよっ!」
幼馴染「えー別にいいじゃん」
男「そっちも準備は----」
幼馴染「とっくに出来てる」
男「くっ」
幼馴染「ふん」
男「......玄関で待ってて」
幼馴染「はーい」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/03(火) 19:49:35.94 ID:cX7ykvCBO
玄関
男「全部準備できたよ」
幼馴染「あっ、ネクタイ曲がってる」クイッ
男「......」
幼馴染「よし、こんな感じね。さて、行くわよー」
男「......うん」
男「全部準備できたよ」
幼馴染「あっ、ネクタイ曲がってる」クイッ
男「......」
幼馴染「よし、こんな感じね。さて、行くわよー」
男「......うん」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/03(火) 20:29:12.76 ID:cX7ykvCBO
男「......」
幼馴染「でねー、そのとき」
男「----ねえ」
幼馴染「......なによ」
男「なんでいきなりこんなことを始めたの」
幼馴染「......」
男「なんで」
幼馴染「......」
男「......」
幼馴染「......」
男「......」
幼馴染「あっ、襟がおかしい」クイッ
男「......」
幼馴染「はい」
男「......ありがと」
幼馴染「どーいたしまして」
幼馴染「でねー、そのとき」
男「----ねえ」
幼馴染「......なによ」
男「なんでいきなりこんなことを始めたの」
幼馴染「......」
男「なんで」
幼馴染「......」
男「......」
幼馴染「......」
男「......」
幼馴染「あっ、襟がおかしい」クイッ
男「......」
幼馴染「はい」
男「......ありがと」
幼馴染「どーいたしまして」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/04(水) 21:23:57.80 ID:eOcV0ANSO
教室
男「......」ガラッ
幼馴染「......」
幼友「はよー」
幼馴染「あっ、おはよー」
幼友「あれ、二人で登校?」
幼馴染「えっ、えーと......」
男「......」ガラッ
幼馴染「......」
幼友「はよー」
幼馴染「あっ、おはよー」
幼友「あれ、二人で登校?」
幼馴染「えっ、えーと......」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/04(水) 21:42:32.02 ID:v0iBijvpO
男「偶然会ったんだ」
幼馴染「そ、そうよ!」
幼友「そうなの?」
男「うん」
幼馴染「そうそう」
幼友「へーよかったね」
幼馴染「......」
幼友「がんばってねー」トタトタ
男「?」
幼馴染「なにぼけっとしてんの。はやく席にいきなさいよ」グイ
男「えっ......うん」
幼馴染「そ、そうよ!」
幼友「そうなの?」
男「うん」
幼馴染「そうそう」
幼友「へーよかったね」
幼馴染「......」
幼友「がんばってねー」トタトタ
男「?」
幼馴染「なにぼけっとしてんの。はやく席にいきなさいよ」グイ
男「えっ......うん」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/04(水) 22:50:48.10 ID:v0iBijvpO
昼休み
男「ふぅ」
男(......疲れた)
男(購買にでも行こ)スタッ
幼馴染「ねえ」
男「なに」
幼馴染「あのっ......ちょっと来て」
男「どこに」
幼馴染「いいから」
男「えっ......うん」
幼馴染「わたしのあとについてきてね」トタトタ
男「ふぅ」
男(......疲れた)
男(購買にでも行こ)スタッ
幼馴染「ねえ」
男「なに」
幼馴染「あのっ......ちょっと来て」
男「どこに」
幼馴染「いいから」
男「えっ......うん」
幼馴染「わたしのあとについてきてね」トタトタ
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/04(水) 22:52:36.32 ID:v0iBijvpO
空き教室
幼馴染「ここでいいかな」
男「なにかの手伝い?」
幼馴染「......そこに座って」
男「はい座ったけど」
幼馴染「じゃあ食べましょうか」
男「ええっ、まさか作ってきたの!?」
幼馴染「お世話するって言ったでしょ」
男「でもここまでされるのも悪いよ」
幼馴染「別に二人分作るのなんか簡単だし」
男「そ、そう?」
幼馴染「だから気を遣わなくてもいいですー。食べてもらわないと処理が面倒なんですけど」
男「なら食べるよ」
幼馴染「食べさせてあげようか?」
男「ええっ、いいよ!」
幼馴染「誰もいないから平気。口を開けて」グイッ
男「食べるから押し込まないで!」
幼馴染「あーはいはい。ゆっくりしてあげるから」
男「......ふぅ」
幼馴染「おいしかった?」
男「また聞くの?」
幼馴染「だって気になるから」
男「おいしいから安心して」
幼馴染「......そう。もう時間がないし教室に戻るわよ」
幼馴染「ここでいいかな」
男「なにかの手伝い?」
幼馴染「......そこに座って」
男「はい座ったけど」
幼馴染「じゃあ食べましょうか」
男「ええっ、まさか作ってきたの!?」
幼馴染「お世話するって言ったでしょ」
男「でもここまでされるのも悪いよ」
幼馴染「別に二人分作るのなんか簡単だし」
男「そ、そう?」
幼馴染「だから気を遣わなくてもいいですー。食べてもらわないと処理が面倒なんですけど」
男「なら食べるよ」
幼馴染「食べさせてあげようか?」
男「ええっ、いいよ!」
幼馴染「誰もいないから平気。口を開けて」グイッ
男「食べるから押し込まないで!」
幼馴染「あーはいはい。ゆっくりしてあげるから」
男「......ふぅ」
幼馴染「おいしかった?」
男「また聞くの?」
幼馴染「だって気になるから」
男「おいしいから安心して」
幼馴染「......そう。もう時間がないし教室に戻るわよ」
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 16:07:57.81 ID:KEA+5acAO
放課後
幼馴染「よし帰るぞー」
男「部活は?」
幼馴染「休んだ」
男「いいの?」
幼馴染「一日くらい平気よ」
男「ふーん」
幼馴染「よし帰るぞー」
男「部活は?」
幼馴染「休んだ」
男「いいの?」
幼馴染「一日くらい平気よ」
男「ふーん」
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 18:35:34.41 ID:7Qhjg3QOO
男「ただいまー」
幼馴染「お邪魔しまーす」
男「......」
幼馴染「なんでそこで止まってるの」
男「あの......そのまま僕の家に来て大丈夫?」
幼馴染「どうせ隣だからすぐに帰れるでしょ」
男「そういえばそうだった」
幼馴染「というわけでご飯を作るから」
男「少し早い気が......」
幼馴染「確かにそうね」
男「まだ五時くらいだからそれまで勉強でもする?」
幼馴染「......うん」
幼馴染「お邪魔しまーす」
男「......」
幼馴染「なんでそこで止まってるの」
男「あの......そのまま僕の家に来て大丈夫?」
幼馴染「どうせ隣だからすぐに帰れるでしょ」
男「そういえばそうだった」
幼馴染「というわけでご飯を作るから」
男「少し早い気が......」
幼馴染「確かにそうね」
男「まだ五時くらいだからそれまで勉強でもする?」
幼馴染「......うん」
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 21:37:06.24 ID:FfoeLa4oO
幼馴染「あの、ここってどうするの?」
男「え、えーとそこは────ってするとできるよ」
幼馴染「あっ......そういうこと」
男「また分からないところあったら聞いて」
幼馴染「......」
男「そのままにしとくとあとで困るから」
幼馴染「......」コクッ
男「え、えーとそこは────ってするとできるよ」
幼馴染「あっ......そういうこと」
男「また分からないところあったら聞いて」
幼馴染「......」
男「そのままにしとくとあとで困るから」
幼馴染「......」コクッ
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 21:37:38.11 ID:FfoeLa4oO
男「もう一時間経ったよ」
幼馴染「じゃあ作ってくるね」
男「制服のままで?」
幼馴染「エプロンがあるし平気」
男「エプロンするとかスゴい」
幼馴染「わたしは女の子だから普通ですー」
男「ふーん」
幼馴染「できるまで待っててね」
幼馴染「じゃあ作ってくるね」
男「制服のままで?」
幼馴染「エプロンがあるし平気」
男「エプロンするとかスゴい」
幼馴染「わたしは女の子だから普通ですー」
男「ふーん」
幼馴染「できるまで待っててね」
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 21:38:04.59 ID:FfoeLa4oO
幼馴染「はい、召し上がれ!」
男「えっ、なんでこんなに豪華......」
幼馴染「おばさんにこうしてって言われたから」
男「母さんが?」
幼馴染「忙しくて夕飯をいつもまともに作れないから、たまにはって言ってたわよ」
男「......へー」
幼馴染「分かったら食べて」
男「うん。いただきます」
幼馴染「はい、いただきま~す」
男「えっ、なんでこんなに豪華......」
幼馴染「おばさんにこうしてって言われたから」
男「母さんが?」
幼馴染「忙しくて夕飯をいつもまともに作れないから、たまにはって言ってたわよ」
男「......へー」
幼馴染「分かったら食べて」
男「うん。いただきます」
幼馴染「はい、いただきま~す」
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 21:50:21.63 ID:4gqzCOF7O
男「......ふぅ」
幼馴染「そういえば......あんた、食事を適当に済ましてるそうじゃない」
男「なんで知ってるの」
幼馴染「今日の朝、おばさんに色々と教えてもらったから」
男「......」
幼馴染「ちゃんとしたものを食べないとダメでしょ」
男「だってする気力がなくて......」
幼馴染「それでもちゃんとしないと身体を壊すわよ」
幼馴染「そういえば......あんた、食事を適当に済ましてるそうじゃない」
男「なんで知ってるの」
幼馴染「今日の朝、おばさんに色々と教えてもらったから」
男「......」
幼馴染「ちゃんとしたものを食べないとダメでしょ」
男「だってする気力がなくて......」
幼馴染「それでもちゃんとしないと身体を壊すわよ」
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 21:51:49.99 ID:4gqzCOF7O
男「......うん。そうだね」
幼馴染「......」
男「ごめん」
幼馴染「っ......」
男「ごちそうさ──」
幼馴染「──いよかんを剥いてあげる」ガタッ
男「えっ」
幼馴染「......」
男「ごめん」
幼馴染「っ......」
男「ごちそうさ──」
幼馴染「──いよかんを剥いてあげる」ガタッ
男「えっ」
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 21:52:50.61 ID:4gqzCOF7O
幼馴染「うーん、これでいいかな」ガサゴソ
男「手が汚れるからやらなくていいよ!」
幼馴染「わたしのことはいいのっ!」サッサッ
男「でも」
幼馴染「だから──って、うわっ!」ピチャッ
男「手が汚れるからやらなくていいよ!」
幼馴染「わたしのことはいいのっ!」サッサッ
男「でも」
幼馴染「だから──って、うわっ!」ピチャッ
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 21:53:21.57 ID:4gqzCOF7O
男「ほら、飛び散ってるよ」
幼馴染「......いいの。はい、一房できたから口開けて」ヒョイッ
男「う、うん」パクッ
幼馴染「真ん中から両側にやって──はい」ヒョイッ
男「......」パクッ
幼馴染「はい」ヒョイッ
男「......」パクッ
幼馴染「......いいの。はい、一房できたから口開けて」ヒョイッ
男「う、うん」パクッ
幼馴染「真ん中から両側にやって──はい」ヒョイッ
男「......」パクッ
幼馴染「はい」ヒョイッ
男「......」パクッ
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 21:53:53.33 ID:4gqzCOF7O
幼馴染「これで終わり」
男「う、うん......ありがと」
幼馴染「......そう。じゃあ片付けるから」
男「手伝うよ」
幼馴染「座ってて」
男「......うん」
幼馴染「よいしょっと」カチャカチャ
男「......」
幼馴染「......」ジャージャー
男「う、うん......ありがと」
幼馴染「......そう。じゃあ片付けるから」
男「手伝うよ」
幼馴染「座ってて」
男「......うん」
幼馴染「よいしょっと」カチャカチャ
男「......」
幼馴染「......」ジャージャー
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 21:54:40.27 ID:4gqzCOF7O
幼馴染「はい終わり」
男「お疲れさま」
幼馴染「別に」
男「......」
幼馴染「わたし、もう帰るね」
男「お、お疲れさま」
幼馴染「......」
男「......?」
男「お疲れさま」
幼馴染「別に」
男「......」
幼馴染「わたし、もう帰るね」
男「お、お疲れさま」
幼馴染「......」
男「......?」
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 21:57:51.77 ID:4gqzCOF7O
幼馴染「ねえ」
男「......なに」
幼馴染「あの、えっと......」
男「ゆっくりでいいよ」
幼馴染「そんなの分かってるわよっ!」
男「ご、ごめん!」
幼馴染「っ......」
男「少し偉そうだった。ごめん」
男「......なに」
幼馴染「あの、えっと......」
男「ゆっくりでいいよ」
幼馴染「そんなの分かってるわよっ!」
男「ご、ごめん!」
幼馴染「っ......」
男「少し偉そうだった。ごめん」
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 21:59:04.01 ID:4gqzCOF7O
幼馴染「......謝らないでよ」
男「えっ?」
幼馴染「......なんでもない」
男「......」
幼馴染「......」
男「......」
幼馴染「あの、今日さ、わたしはあんたのお世話をしたわよね?」
男「そうだけど......」
男「えっ?」
幼馴染「......なんでもない」
男「......」
幼馴染「......」
男「......」
幼馴染「あの、今日さ、わたしはあんたのお世話をしたわよね?」
男「そうだけど......」
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 22:00:49.72 ID:4gqzCOF7O
幼馴染「その......感想は......どう?」
男「ええっ、感想って。何て言えば」
幼馴染「うーんと、例えば煩わしかったとか、自由がないとか」
男「......」
幼馴染「あと──恩着せがましい......とか」
男「......」
男「ええっ、感想って。何て言えば」
幼馴染「うーんと、例えば煩わしかったとか、自由がないとか」
男「......」
幼馴染「あと──恩着せがましい......とか」
男「......」
40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 22:02:03.98 ID:4gqzCOF7O
幼馴染「ぐちぐち言いながらする人はやっぱり小うるさいよね。親の許可を得ているけど、人の家に上がり込んでいろいろする人なんて──」
男「うん。少しだけ煩わしいかな」
幼馴染「......そうだよね」
男「でも、それ以上に感謝の気持ちでいっぱいだから」
幼馴染「......」
男「むしろ、うるさいくらいがちょうどいいと僕はいいな」
幼馴染「......」
男「だから感想としては、今日はいい一日だった」
幼馴染「......そう」
男「うん。少しだけ煩わしいかな」
幼馴染「......そうだよね」
男「でも、それ以上に感謝の気持ちでいっぱいだから」
幼馴染「......」
男「むしろ、うるさいくらいがちょうどいいと僕はいいな」
幼馴染「......」
男「だから感想としては、今日はいい一日だった」
幼馴染「......そう」
41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 22:04:18.59 ID:4gqzCOF7O
男「今度またしてもらうのも悪くないかも」
幼馴染「ええっ、そう?」
男「うん」
幼馴染「ふぅーん」
男「だから、今日はありがとう」
幼馴染「......」
男「また明日」
幼馴染「......またね」
幼馴染「ええっ、そう?」
男「うん」
幼馴染「ふぅーん」
男「だから、今日はありがとう」
幼馴染「......」
男「また明日」
幼馴染「......またね」
42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 22:07:24.70 ID:4gqzCOF7O
男部屋
男「......ふぅ」
男(うーん......今日はなんだったんだろ)
男(今までこんなことしたことないのに)
男(なんでいきなり僕のお世話をするって言い出したんだろう)
男(お隣さんだから?)
男(いやいや、そんな理由で普通はやらない、やらない)
男(昔からの習慣で勉強を教えるくらいで、学校ではそんなに話さないのに、今日一日じゅうずっと付きっきりだったよね)
男「......ふぅ」
男(うーん......今日はなんだったんだろ)
男(今までこんなことしたことないのに)
男(なんでいきなり僕のお世話をするって言い出したんだろう)
男(お隣さんだから?)
男(いやいや、そんな理由で普通はやらない、やらない)
男(昔からの習慣で勉強を教えるくらいで、学校ではそんなに話さないのに、今日一日じゅうずっと付きっきりだったよね)
43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 22:09:06.67 ID:4gqzCOF7O
男(どうしていきなりお世話なんか)
男(......)
男(なにかしたっけ?)
男(うーむ......)
男(分からない)
男(家事なんて大変なことをわざわざ僕のために)
男(......)
男(なにかしたっけ?)
男(うーむ......)
男(分からない)
男(家事なんて大変なことをわざわざ僕のために)
44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 22:11:38.93 ID:4gqzCOF7O
男(......)
男(罰ゲームとかかな? それとも気紛れ? ひまつぶし?)
男(もしくは──好きだから?)
男(ってないない。あるわけない。勘違いしちゃいけない。いわゆる勘違い野郎になっちゃう)
男(だって幼馴染だし、それにそれならもっと態度が優しくなると思うし)
男(というかもしそうだったら困るよ。別にこっちは好きでもないのに)
男(罰ゲームとかかな? それとも気紛れ? ひまつぶし?)
男(もしくは──好きだから?)
男(ってないない。あるわけない。勘違いしちゃいけない。いわゆる勘違い野郎になっちゃう)
男(だって幼馴染だし、それにそれならもっと態度が優しくなると思うし)
男(というかもしそうだったら困るよ。別にこっちは好きでもないのに)
45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 22:13:41.83 ID:4gqzCOF7O
男(ってあり得ない仮定でなに考えているんだ)
男(......)
男(それに好きな人なんて今までできたことない......世の中の人はよく恋愛できるなぁ)
男(僕にはよく分からない)
男(好きな人の前だと胸の鼓動が速くなってドキドキするくらい変化が起こるらしいけど、そんなこと一回も経験したことない)
男(......)
男(それに好きな人なんて今までできたことない......世の中の人はよく恋愛できるなぁ)
男(僕にはよく分からない)
男(好きな人の前だと胸の鼓動が速くなってドキドキするくらい変化が起こるらしいけど、そんなこと一回も経験したことない)
46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 22:14:37.57 ID:4gqzCOF7O
男(むしろそうなったら疲れそう)
男(逆に落ち着くほうがいいと思うんだけど)
男(......例えば幼馴染といるときとか気楽に過ごせるし、少し口うるさいけど......元気が出る)
男(昔からあんな感じだから......もう慣れちゃった)
男(......)
男(いろいろあったけど)
男(また過ごしてもいいくらい、今日はいい一日だったなぁ)
男(逆に落ち着くほうがいいと思うんだけど)
男(......例えば幼馴染といるときとか気楽に過ごせるし、少し口うるさいけど......元気が出る)
男(昔からあんな感じだから......もう慣れちゃった)
男(......)
男(いろいろあったけど)
男(また過ごしてもいいくらい、今日はいい一日だったなぁ)
47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 22:16:46.57 ID:4gqzCOF7O
幼馴染部屋
幼馴染「......」
幼馴染「......」
幼馴染「......ふぅ」
プルルルルッ プルルルルッ
幼馴染「......電話」
幼馴染「......」
幼馴染「......」
幼馴染「......ふぅ」
プルルルルッ プルルルルッ
幼馴染「......電話」
50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 23:18:29.14 ID:4gqzCOF7O
幼馴染「......」ポチッ
幼友『よっ』
幼馴染「......」
幼友『世話焼き系幼馴染みはどうだった?』
幼馴染「......疲れた」
幼友『あーやっぱりそうなんだ』
幼馴染「当たり前」
幼友『そうだよねー』
幼馴染「......」
幼友『よっ』
幼馴染「......」
幼友『世話焼き系幼馴染みはどうだった?』
幼馴染「......疲れた」
幼友『あーやっぱりそうなんだ』
幼馴染「当たり前」
幼友『そうだよねー』
幼馴染「......」
51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 23:19:32.55 ID:4gqzCOF7O
幼友『だけど、ごめんねー。私のワガママでこんなことしてもらって』
幼馴染「あれだけ頼み込まれれば断れないから」
幼友『だって、幼い頃から知ってる男の子なんてわたしにはいないもんねー』
幼馴染「引っ越してきたから仕方ないよ」
幼友『ですよねー』
幼馴染「だからってわたしでなくてもいいのに」
幼友『こんなこと頼めるの幼馴染しかいないもん』
幼馴染「......へー」
幼馴染「あれだけ頼み込まれれば断れないから」
幼友『だって、幼い頃から知ってる男の子なんてわたしにはいないもんねー』
幼馴染「引っ越してきたから仕方ないよ」
幼友『ですよねー』
幼馴染「だからってわたしでなくてもいいのに」
幼友『こんなこと頼めるの幼馴染しかいないもん』
幼馴染「......へー」
52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 23:20:53.82 ID:4gqzCOF7O
幼友『あらら、照れてる?』
幼馴染「そんなことないよ」
幼友『この子照れてるわー』
幼馴染「......照れてない」
幼友『うそうそ、ごめんねー』
幼馴染「ならいいけど」
幼友『ごめんね』
幼馴染「赦してあげるっ!」
幼友『赦されたー』
幼馴染「そんなことないよ」
幼友『この子照れてるわー』
幼馴染「......照れてない」
幼友『うそうそ、ごめんねー』
幼馴染「ならいいけど」
幼友『ごめんね』
幼馴染「赦してあげるっ!」
幼友『赦されたー』
53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 23:22:16.92 ID:4gqzCOF7O
幼馴染「でも、なんでこんなことをいきなり」
幼友『うん? えっとねー、ギャルゲをやってるとね、よく主人公に幼馴染みがいるわけ』
幼馴染「ふーん」
幼友『でね、わたしは特に世話焼きをする幼馴染みが好きなんだけど、いまいち心情が分からなくてね』
幼友『でも、知りたいしどうすればいいのかなーって悩んだわけ』
幼友『で、さっき言ったようにわたしにはいないから、本当に運良くいる幼馴染にその感想を聞けばいいじゃんと思ったのでした、まる』
幼馴染「......」
幼友『うん? えっとねー、ギャルゲをやってるとね、よく主人公に幼馴染みがいるわけ』
幼馴染「ふーん」
幼友『でね、わたしは特に世話焼きをする幼馴染みが好きなんだけど、いまいち心情が分からなくてね』
幼友『でも、知りたいしどうすればいいのかなーって悩んだわけ』
幼友『で、さっき言ったようにわたしにはいないから、本当に運良くいる幼馴染にその感想を聞けばいいじゃんと思ったのでした、まる』
幼馴染「......」
54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 23:23:22.18 ID:4gqzCOF7O
幼友『で、帰ってきたのはただ一言』
幼馴染「疲れた」
幼友「はぁ。やっぱりそんなもんか」
幼馴染「重労働だし」
幼友『あれだね、まさに愛の成せる業ってやつね』
幼馴染「本当にそうよ」
幼友『あははー幼馴染は男君のこと好きではないと?』
幼馴染「疲れた」
幼友「はぁ。やっぱりそんなもんか」
幼馴染「重労働だし」
幼友『あれだね、まさに愛の成せる業ってやつね』
幼馴染「本当にそうよ」
幼友『あははー幼馴染は男君のこと好きではないと?』
55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 23:25:36.00 ID:4gqzCOF7O
幼馴染「うん」
幼友『即答かい』
幼馴染「だって小さい頃から一緒にいるとそういう目で見れない」
幼友『そういうものなんだ』
幼馴染「そういうこと」
幼友『なーんだつまらないの』
幼馴染「つまらないって?」
幼友『即答かい』
幼馴染「だって小さい頃から一緒にいるとそういう目で見れない」
幼友『そういうものなんだ』
幼馴染「そういうこと」
幼友『なーんだつまらないの』
幼馴染「つまらないって?」
56: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 23:28:21.12 ID:4gqzCOF7O
幼友『いや、もしかしたら男君のことを......って思ってたんだけどねー』
幼馴染「残念」
幼友『でも、やってくれてありがと』
幼馴染「はいはい」
幼友『今度何か奢るから』
幼馴染「はいはい」
幼友『またねー』
幼馴染「......またね」ポチッ
幼馴染「残念」
幼友『でも、やってくれてありがと』
幼馴染「はいはい」
幼友『今度何か奢るから』
幼馴染「はいはい」
幼友『またねー』
幼馴染「......またね」ポチッ
57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 23:29:16.94 ID:4gqzCOF7O
幼馴染「......はぁ」
幼馴染「......」
幼馴染「......疲れた」
幼馴染「朝起こして、ご飯を作って」
幼馴染「身だしなみを整えて、一緒に登校して」
幼馴染「そして、家に帰るとまたご飯を作る」
幼馴染「......ふぅ」
幼馴染(大変だったなぁ)
幼馴染「......」
幼馴染「......疲れた」
幼馴染「朝起こして、ご飯を作って」
幼馴染「身だしなみを整えて、一緒に登校して」
幼馴染「そして、家に帰るとまたご飯を作る」
幼馴染「......ふぅ」
幼馴染(大変だったなぁ)
58: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 23:30:14.11 ID:4gqzCOF7O
幼馴染(よく毎日できるよね)
幼馴染(子どもの頃からずっと繰り返すなんて考えたら、気が抜けてくる......)
幼馴染(幼友が言ってたように、相手が大切で好きだからこそ甲斐甲斐しくお世話ができるのよ)
幼馴染(そう。だから、わたしには──)
幼馴染「......」
幼馴染(子どもの頃からずっと繰り返すなんて考えたら、気が抜けてくる......)
幼馴染(幼友が言ってたように、相手が大切で好きだからこそ甲斐甲斐しくお世話ができるのよ)
幼馴染(そう。だから、わたしには──)
幼馴染「......」
59: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 23:33:04.71 ID:4gqzCOF7O
幼馴染「いつも勉強を教えて貰っているから、そのお礼として......」
幼馴染「いつもひどいことを言っているから、その謝罪として......」
幼馴染「なんでこんな性格で口が乱暴なんだろう......」
幼馴染「このままだとわたしの周りから人がいなくなる」
幼馴染「......それは淋しいよね」
幼馴染「はぁ」
幼馴染(もう少し人に優しくできるようになりたいなあ)
幼馴染「いつもひどいことを言っているから、その謝罪として......」
幼馴染「なんでこんな性格で口が乱暴なんだろう......」
幼馴染「このままだとわたしの周りから人がいなくなる」
幼馴染「......それは淋しいよね」
幼馴染「はぁ」
幼馴染(もう少し人に優しくできるようになりたいなあ)
60: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 23:35:13.16 ID:4gqzCOF7O
幼馴染「今のままだと、わたしは──人としてダメ」
幼馴染「人に至っていない。まるで欠陥品そのものよ」
幼馴染(もっと素直に、人にやさしく)
幼馴染(そして、おとこに、辛く当たらないように。日頃の感謝をするように)
幼馴染(うん。それでほめられるよう......に?)ニコニコ
幼馴染「人に至っていない。まるで欠陥品そのものよ」
幼馴染(もっと素直に、人にやさしく)
幼馴染(そして、おとこに、辛く当たらないように。日頃の感謝をするように)
幼馴染(うん。それでほめられるよう......に?)ニコニコ
61: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 23:38:09.59 ID:4gqzCOF7O
幼馴染「──えっ、なんで、なんで?」ペタペタ
幼馴染「......」
幼馴染「確かに料理をほめられたのは嬉しかったけど......」
幼馴染「それに、案外お世話をするのも楽しかったけど......」
幼馴染「......もしかしてわたしって、そういう人?」
幼馴染「いやいやいや、まさかないないない」
幼馴染「──ないよね?」
幼馴染「......」
幼馴染「確かに料理をほめられたのは嬉しかったけど......」
幼馴染「それに、案外お世話をするのも楽しかったけど......」
幼馴染「......もしかしてわたしって、そういう人?」
幼馴染「いやいやいや、まさかないないない」
幼馴染「──ないよね?」
62: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 23:39:55.83 ID:4gqzCOF7O
幼馴染「ない。あるわけない。そうだったら困る」
幼馴染「......」
幼馴染「でも......うん」
幼馴染(ほめられたとき、わたしのなかでくすぶって溜まっていたものが少し減った気がする)
幼馴染(それと同時に、他のものが貯まった気がする)
幼馴染(自分でもよく分からないけど......悪いものじゃないと思う)
幼馴染「......」
幼馴染「でも......うん」
幼馴染(ほめられたとき、わたしのなかでくすぶって溜まっていたものが少し減った気がする)
幼馴染(それと同時に、他のものが貯まった気がする)
幼馴染(自分でもよく分からないけど......悪いものじゃないと思う)
63: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 23:46:40.21 ID:4gqzCOF7O
幼馴染「......」
幼馴染(明日も、してみようかな)
幼馴染(そうすれば、いつか分かるかもしれない)
幼馴染(また、お世話をしていいかどうか、おとこに頼んでみよう)
幼馴染(またしてもらってもいいかもって言ってたし迷惑じゃないよね)
幼馴染(あっ。もしかして、社交辞令かも......)
幼馴染(いや、おとこはそういうので嘘はつかない。昔からそう)
幼馴染(真面目なことはよく知ってる。だから大丈夫)
幼馴染「よし」
幼馴染「一生懸命頑張ろう」
幼馴染「自分をすぐに変えることはできないだろうけど、少しずつならできるかもしれない」
幼馴染「そうやって、もう少し落ち着けるようになって」
幼馴染「そして──今までのことを謝ろう」
幼馴染「それで......いつか本当になれたらいいな」
おわり
幼馴染(明日も、してみようかな)
幼馴染(そうすれば、いつか分かるかもしれない)
幼馴染(また、お世話をしていいかどうか、おとこに頼んでみよう)
幼馴染(またしてもらってもいいかもって言ってたし迷惑じゃないよね)
幼馴染(あっ。もしかして、社交辞令かも......)
幼馴染(いや、おとこはそういうので嘘はつかない。昔からそう)
幼馴染(真面目なことはよく知ってる。だから大丈夫)
幼馴染「よし」
幼馴染「一生懸命頑張ろう」
幼馴染「自分をすぐに変えることはできないだろうけど、少しずつならできるかもしれない」
幼馴染「そうやって、もう少し落ち着けるようになって」
幼馴染「そして──今までのことを謝ろう」
幼馴染「それで......いつか本当になれたらいいな」
おわり
いろは「ねえ先輩」 八幡「んあ?」
2020-03-31
2: いいいい ◆CcW4KPdZhU 2015/09/29(火) 22:04:35.78 ID:rOnFBsNSO
いろは「お腹すきました」
八幡「あ〜...もうこんな時間か」
いろは「そうですよ。お昼ご飯のあと、おやつすら食べてないからお腹ペコペコです」
八幡「言い方があざとい」
いろは「確かにそうですね。せっかく先輩といるんだから、もっとだらけないと」
八幡「いや待てお前、恋人に対してその仕打ちはどうなんだ」
いろは「うわ自分から恋人とかいうんですね気持ち悪いですでもそんな先輩も嫌いじゃないですごめんなさいお腹すいた」
八幡「拒否してんのか受け入れてんのか、はたまたまったく関係無いことを話したいのかよくわからんな」
いろは「全部です」
八幡「なんじゃそりゃ」
八幡「あ〜...もうこんな時間か」
いろは「そうですよ。お昼ご飯のあと、おやつすら食べてないからお腹ペコペコです」
八幡「言い方があざとい」
いろは「確かにそうですね。せっかく先輩といるんだから、もっとだらけないと」
八幡「いや待てお前、恋人に対してその仕打ちはどうなんだ」
いろは「うわ自分から恋人とかいうんですね気持ち悪いですでもそんな先輩も嫌いじゃないですごめんなさいお腹すいた」
八幡「拒否してんのか受け入れてんのか、はたまたまったく関係無いことを話したいのかよくわからんな」
いろは「全部です」
八幡「なんじゃそりゃ」
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3: いいいい ◆CcW4KPdZhU 2015/09/29(火) 22:15:18.08 ID:rOnFBsNSO
いろは「お腹すきました」
八幡「おう」
いろは「『おう』じゃなくてですね...。可愛い彼女がお腹すいたって言ってるんだから、なにか作ろうとか思わないんですか?」
八幡「いや、思わない」
いろは「えぇ...」
八幡「...なんかまるで俺が悪いみたくなってるけど、今日の晩飯の当番ってお前だからな?」
いろは「そうですけど...なんか今日面倒くさいんで、先輩やってください」
八幡「当番の意味無いし...」
いろは「じゃあ一緒に作りましょう」スクッ
八幡「結局俺も作ることは決定事項なの?」ヨッコラセ
いろは「とか何とか言いつつ立ち上がってるってことは、先輩は手伝ってくれるんでしょ?」
八幡「...うるせえよ」
いろは「ふふ、そういうとこが大好きです」///
八幡「...うるせえよ」///
いろは(赤くなってる先輩可愛い)///
八幡「おう」
いろは「『おう』じゃなくてですね...。可愛い彼女がお腹すいたって言ってるんだから、なにか作ろうとか思わないんですか?」
八幡「いや、思わない」
いろは「えぇ...」
八幡「...なんかまるで俺が悪いみたくなってるけど、今日の晩飯の当番ってお前だからな?」
いろは「そうですけど...なんか今日面倒くさいんで、先輩やってください」
八幡「当番の意味無いし...」
いろは「じゃあ一緒に作りましょう」スクッ
八幡「結局俺も作ることは決定事項なの?」ヨッコラセ
いろは「とか何とか言いつつ立ち上がってるってことは、先輩は手伝ってくれるんでしょ?」
八幡「...うるせえよ」
いろは「ふふ、そういうとこが大好きです」///
八幡「...うるせえよ」///
いろは(赤くなってる先輩可愛い)///
6: いいいい ◆CcW4KPdZhU 2015/09/29(火) 22:49:47.85 ID:DPLn3kKsO
八幡「それで、何作るんだ?」
いろは「うーん、そうですね〜...」
八幡「今ある材料だと、作れるのは...シチューと...野菜炒めと...味噌汁と...くらいか。あと、昨日の残りの肉じゃががある」ガチャ
八幡(汁物二つになるから、味噌汁無しにしよ。こいつシチュー好きだし)
いろは「え...肉じゃがあるならいいですけど、なんか野菜ばっかりじゃないですか?お肉とかお魚とか...」
八幡「今日買い物行ってないからな...。っつうか、この前『ちょっと太ったんで、お肉はNGで!』ってお前が言ったから、そういうのは控えてんだろ」バタン
いろは「うわあ...女の子に、それも彼女に太ってるとか」
八幡「いや、お前が言ったことを再現したまでだろ...。しかも、その時に俺はそんなことないって言ったし」ガチャガチャ
いろは「そうですね。その時、私の体中を嫌らしい目線で舐め回すように見てましたし」
八幡「なんかお前、雪ノ下に似てきたか...?俺の心をどんどん抉っていくな...」トントントン
いろは「彼女相手に他の女の名前を出さないでください。嫉妬しちゃいます」
八幡「ああそーかい」ザクザク
いろは「そーです。...ま、先輩にならそんな視線を向けられても、嫌な気はしませんけどね」
八幡「はいはい、ビッチビッチ」トントントン
八幡(『ビッチビッチ』って言ったら、なんか魚が跳ねてる音みたいだな...。明日は魚にしよ)トントン
いろは「なんかどうでもよさそうなこと考えてる目ですね...。って言うか、私はビッチじゃありません。何回言ったら分かるんですか?」
八幡「はいはい」パキッ
いろは「それと、仮に私がビッチだとしても、そんなビッチな彼女と二ヶ月も同棲しておいて、未だキスしかしてないチキンはどこの誰でしょう?」
八幡「う、うぐっ...」コトコト
いろは「おや、ぐうの音は出るようですね」
八幡「...チキンで悪かったな」コトコト
八幡(そりゃ俺がチキンってのもあるが、今はコイツを大事にしたいんだよ...。まあ、そんなの言い訳だな)コトコト
いろは「まったく...」
いろは(まあ、大事にされてるのはすごくわかるし、幸せですけどね...)
八幡「そんなチキンな俺が作ったシチューで許してくれませんかね? あ、チキンは入ってないぞ」
いろは「え...あれ?もうシチュー出来てるんですか? あ、野菜炒めもあとは焼くだけだ...」
八幡「ほれ、味見も兼ねて」グイッ
いろは「は、はい...」クイッ
八幡「どうだ?」
いろは「...まあまあじゃないですか?」///
八幡(あ、旨かったんだな。良かった...)
いろは(なんでこの人、この二ヶ月で私の好みをドンピシャで突けるようになってるの!?)///
八幡「あと野菜炒めとくから、肉じゃがとか皿とか出しといてくれ」
いろは「はい...」///
いろは(なんだかんだ料理も全部してくれたし、ほんとこの人は...)///
いろは「うーん、そうですね〜...」
八幡「今ある材料だと、作れるのは...シチューと...野菜炒めと...味噌汁と...くらいか。あと、昨日の残りの肉じゃががある」ガチャ
八幡(汁物二つになるから、味噌汁無しにしよ。こいつシチュー好きだし)
いろは「え...肉じゃがあるならいいですけど、なんか野菜ばっかりじゃないですか?お肉とかお魚とか...」
八幡「今日買い物行ってないからな...。っつうか、この前『ちょっと太ったんで、お肉はNGで!』ってお前が言ったから、そういうのは控えてんだろ」バタン
いろは「うわあ...女の子に、それも彼女に太ってるとか」
八幡「いや、お前が言ったことを再現したまでだろ...。しかも、その時に俺はそんなことないって言ったし」ガチャガチャ
いろは「そうですね。その時、私の体中を嫌らしい目線で舐め回すように見てましたし」
八幡「なんかお前、雪ノ下に似てきたか...?俺の心をどんどん抉っていくな...」トントントン
いろは「彼女相手に他の女の名前を出さないでください。嫉妬しちゃいます」
八幡「ああそーかい」ザクザク
いろは「そーです。...ま、先輩にならそんな視線を向けられても、嫌な気はしませんけどね」
八幡「はいはい、ビッチビッチ」トントントン
八幡(『ビッチビッチ』って言ったら、なんか魚が跳ねてる音みたいだな...。明日は魚にしよ)トントン
いろは「なんかどうでもよさそうなこと考えてる目ですね...。って言うか、私はビッチじゃありません。何回言ったら分かるんですか?」
八幡「はいはい」パキッ
いろは「それと、仮に私がビッチだとしても、そんなビッチな彼女と二ヶ月も同棲しておいて、未だキスしかしてないチキンはどこの誰でしょう?」
八幡「う、うぐっ...」コトコト
いろは「おや、ぐうの音は出るようですね」
八幡「...チキンで悪かったな」コトコト
八幡(そりゃ俺がチキンってのもあるが、今はコイツを大事にしたいんだよ...。まあ、そんなの言い訳だな)コトコト
いろは「まったく...」
いろは(まあ、大事にされてるのはすごくわかるし、幸せですけどね...)
八幡「そんなチキンな俺が作ったシチューで許してくれませんかね? あ、チキンは入ってないぞ」
いろは「え...あれ?もうシチュー出来てるんですか? あ、野菜炒めもあとは焼くだけだ...」
八幡「ほれ、味見も兼ねて」グイッ
いろは「は、はい...」クイッ
八幡「どうだ?」
いろは「...まあまあじゃないですか?」///
八幡(あ、旨かったんだな。良かった...)
いろは(なんでこの人、この二ヶ月で私の好みをドンピシャで突けるようになってるの!?)///
八幡「あと野菜炒めとくから、肉じゃがとか皿とか出しといてくれ」
いろは「はい...」///
いろは(なんだかんだ料理も全部してくれたし、ほんとこの人は...)///
8: いいいい ◆CcW4KPdZhU 2015/09/29(火) 23:04:31.36 ID:DPLn3kKsO
夕食後
いろは「ごちそうさまでした」
八幡「はいはい、お粗末様」
いろは「ふふ、今日も美味しかったです」ニコッ
八幡「...なら良かった」///
いろは(あ、また照れてる)
八幡(ほんとコイツは...。たまに素の反応が来るから困る)
いろは「なんかご飯食べたら暑くなっちゃいました」
八幡「確かにな」
いろは「でも、クーラー付けたら寒くなりそうです」
八幡「電気代もかかるしな」
いろは「でも、食後すぐにお風呂っていうのは、なんかこう体に良くなさそうです」
八幡「ということは、もうアイス食うしかねえな」
いろは「流石先輩、よく分かってますね」トテッ
いろは「さあ、何があるかな〜」ガラッ
八幡「俺も何でもいいから取ってくれ〜」
八幡(そういえば、こいつ太った云々言ってたのにアイスは食うのか)
いろは「アイスは別腹ですからね〜」
八幡「!?」ビクッ
八幡(え、何この子、俺の考えてること読めるの?)ダラダラ
いろは「...」ピタッ
八幡「? どうした? 開けっ放しだと電気代高くなるぞ」
いろは「細かいです。それより...」
いろは「...アイスが1個しかありません」ゴクリ
いろは「ごちそうさまでした」
八幡「はいはい、お粗末様」
いろは「ふふ、今日も美味しかったです」ニコッ
八幡「...なら良かった」///
いろは(あ、また照れてる)
八幡(ほんとコイツは...。たまに素の反応が来るから困る)
いろは「なんかご飯食べたら暑くなっちゃいました」
八幡「確かにな」
いろは「でも、クーラー付けたら寒くなりそうです」
八幡「電気代もかかるしな」
いろは「でも、食後すぐにお風呂っていうのは、なんかこう体に良くなさそうです」
八幡「ということは、もうアイス食うしかねえな」
いろは「流石先輩、よく分かってますね」トテッ
いろは「さあ、何があるかな〜」ガラッ
八幡「俺も何でもいいから取ってくれ〜」
八幡(そういえば、こいつ太った云々言ってたのにアイスは食うのか)
いろは「アイスは別腹ですからね〜」
八幡「!?」ビクッ
八幡(え、何この子、俺の考えてること読めるの?)ダラダラ
いろは「...」ピタッ
八幡「? どうした? 開けっ放しだと電気代高くなるぞ」
いろは「細かいです。それより...」
いろは「...アイスが1個しかありません」ゴクリ
10: いいいい ◆CcW4KPdZhU 2015/09/29(火) 23:12:43.53 ID:DPLn3kKsO
八幡「なん...だと...!?」
八・い((わざわざ買いに行きたくないけど、絶対にアイスは食べたい...!))
八幡「こうなったら...」
いろは「仕方ないですね...。私の本気を出す時が来たようです」
八幡「ふっ、いくら頑張ろうが、埋められない力の差はあるんだよ...」
いろは「何言ってるんですかたかがジャンケンなのに気持ち悪いですちょっとそんな人と同列に見られるのは耐え難いですごめんなさい」
八幡「いや、ちょ、お前そこは最後まで乗りきれよ...」
いろは「そんなこと知りません。行きますよ」
八幡「え、あ、ちょっと待て」
いろは「ジャンケン」
八幡「うっそ!」
八・い「「ポン!」」
八幡「」グー
いろは「」パー
八幡「...」
八・い((わざわざ買いに行きたくないけど、絶対にアイスは食べたい...!))
八幡「こうなったら...」
いろは「仕方ないですね...。私の本気を出す時が来たようです」
八幡「ふっ、いくら頑張ろうが、埋められない力の差はあるんだよ...」
いろは「何言ってるんですかたかがジャンケンなのに気持ち悪いですちょっとそんな人と同列に見られるのは耐え難いですごめんなさい」
八幡「いや、ちょ、お前そこは最後まで乗りきれよ...」
いろは「そんなこと知りません。行きますよ」
八幡「え、あ、ちょっと待て」
いろは「ジャンケン」
八幡「うっそ!」
八・い「「ポン!」」
八幡「」グー
いろは「」パー
八幡「...」
11: いいいい ◆CcW4KPdZhU 2015/09/29(火) 23:30:15.28 ID:DPLn3kKsO
いろは「んふ〜、おいし〜!」キラキラ
八幡(クッソ...! やり口が汚い...!)
八幡「ってか、1個しかないアイスがハーゲンダッツってどうなんだよ!差が激しすぎだろ!」
いろは「いや〜、この前奮発しちゃって...」テヘペロ!
八幡「くぅっ...」
八幡(ハーゲンダッツって値段の割にはそうでもないけど、でもやっぱ値段が値段だからあるなら食いてえんだよ...!)
八幡(なんか、俺の考え方貧乏臭いなあ...)
いろは「まったく、仕方ない人です。はい、あ〜ん」
八幡「...へ?」
いろは「あ〜ん」
八幡「く、くれるのか?」
いろは「はい、どうぞ」ニコッ
八幡「おお、いろはお前って奴は...。じゃあ、あーんは恥ずいから、棒貸して」
いろは「...」ムスッ
いろは「」パクッ
八幡「な、なんで自分で食うんだよ!?」
いろは「まったく、先輩という人は、可愛い彼女があーんしてあげてるんですから、そこにパクッと行っちゃえばいいんです」
八幡「いや、おま...」
いろは「じゃないと食べさせてあげません」ニコッ
八幡「うぐっ...わ、わかった...」
いろは「そうそう、素直になればいいんです。はい、あ〜ん」
八幡「あ、あ〜...」パクッ
いろは「...美味しいですか?」///
八幡「...あぁ」///
八幡(なんでコイツは上目遣いで赤くなってんだよ!可愛すぎだろ!)///
いろは「へへへ、じゃあもう一回です!あ〜ん」///
八幡「え、あ、あ〜...」パクッ
いろは「へへへへ〜、あ〜ん」///
八幡「...あ〜」///
いろは「あ〜ん」///
八幡「あ、あ〜」///
八幡(何回やるんだよこれ!)///
八幡(クッソ...! やり口が汚い...!)
八幡「ってか、1個しかないアイスがハーゲンダッツってどうなんだよ!差が激しすぎだろ!」
いろは「いや〜、この前奮発しちゃって...」テヘペロ!
八幡「くぅっ...」
八幡(ハーゲンダッツって値段の割にはそうでもないけど、でもやっぱ値段が値段だからあるなら食いてえんだよ...!)
八幡(なんか、俺の考え方貧乏臭いなあ...)
いろは「まったく、仕方ない人です。はい、あ〜ん」
八幡「...へ?」
いろは「あ〜ん」
八幡「く、くれるのか?」
いろは「はい、どうぞ」ニコッ
八幡「おお、いろはお前って奴は...。じゃあ、あーんは恥ずいから、棒貸して」
いろは「...」ムスッ
いろは「」パクッ
八幡「な、なんで自分で食うんだよ!?」
いろは「まったく、先輩という人は、可愛い彼女があーんしてあげてるんですから、そこにパクッと行っちゃえばいいんです」
八幡「いや、おま...」
いろは「じゃないと食べさせてあげません」ニコッ
八幡「うぐっ...わ、わかった...」
いろは「そうそう、素直になればいいんです。はい、あ〜ん」
八幡「あ、あ〜...」パクッ
いろは「...美味しいですか?」///
八幡「...あぁ」///
八幡(なんでコイツは上目遣いで赤くなってんだよ!可愛すぎだろ!)///
いろは「へへへ、じゃあもう一回です!あ〜ん」///
八幡「え、あ、あ〜...」パクッ
いろは「へへへへ〜、あ〜ん」///
八幡「...あ〜」///
いろは「あ〜ん」///
八幡「あ、あ〜」///
八幡(何回やるんだよこれ!)///
21: いいいい ◆CcW4KPdZhU 2015/09/30(水) 21:06:10.65 ID:26lkZPRnO
いろは「あ〜、無くなっちゃいましたね」
八幡「そ、そうだな...」///
八幡(結局俺にほとんど食わせたじゃねえか...)///
いろは「ああ!」
八幡「ど、どうした?」ビクッ
いろは「先輩にもあーんしてもらえばよかった...」ショボーン
八幡「いや、しないから...」
いろは「してくれないんですか...?」ウルウル
八幡「...勘弁してくれ」///
いろは「この前はしてくれたのに...」
八幡(コイツの食べ方、なんか工口いんだよ...)///
いろは(本当にヘタレだな〜...)ムッスー
八幡(あ、頬が膨れてる...)
八幡「...可愛い」ボソッ
いろは「へ!?」///
八幡「あ、いや!」///
いろは「ちょ、もう一回言ってください!もう一回だけ!!!」
八幡「ちょ、お前必死すぎ...」
いろは「だって先輩、滅多にそんなこと言ってくれないじゃないですか...」
八幡「いや、いつも思ってるけど...」
いろは「思ってても口に出してくれないと嫌なんです!」プンスカ
八幡「あざとい」
いろは「違いますそうじゃないです!」
八幡「...」///
いろは「...」ジー
八幡「...あざとい」///
いろは「〜〜〜バカァ!」///
八幡「そ、そうだな...」///
八幡(結局俺にほとんど食わせたじゃねえか...)///
いろは「ああ!」
八幡「ど、どうした?」ビクッ
いろは「先輩にもあーんしてもらえばよかった...」ショボーン
八幡「いや、しないから...」
いろは「してくれないんですか...?」ウルウル
八幡「...勘弁してくれ」///
いろは「この前はしてくれたのに...」
八幡(コイツの食べ方、なんか工口いんだよ...)///
いろは(本当にヘタレだな〜...)ムッスー
八幡(あ、頬が膨れてる...)
八幡「...可愛い」ボソッ
いろは「へ!?」///
八幡「あ、いや!」///
いろは「ちょ、もう一回言ってください!もう一回だけ!!!」
八幡「ちょ、お前必死すぎ...」
いろは「だって先輩、滅多にそんなこと言ってくれないじゃないですか...」
八幡「いや、いつも思ってるけど...」
いろは「思ってても口に出してくれないと嫌なんです!」プンスカ
八幡「あざとい」
いろは「違いますそうじゃないです!」
八幡「...」///
いろは「...」ジー
八幡「...あざとい」///
いろは「〜〜〜バカァ!」///
22: いいいい ◆CcW4KPdZhU 2015/09/30(水) 21:07:01.80 ID:26lkZPRnO
いろは「もう知りません!お風呂行ってきます!」トテトテトテ...ガララッ バタン!
八幡「ちょ、いろは...」
八幡(...俺ももう少し素直にならないとな)
八幡(でも、あと数時間だけ待ってもらわないと...)
八幡「ちょ、いろは...」
八幡(...俺ももう少し素直にならないとな)
八幡(でも、あと数時間だけ待ってもらわないと...)
23: いいいい ◆CcW4KPdZhU 2015/09/30(水) 21:09:02.03 ID:26lkZPRnO
いろは「...」カポーン
いろは(ふう...。少し落ち着いてきた)
いろは(先輩が...先輩が私にかわいいって...)
いろは「ふへ...ふへへへへ〜」ニヤニヤ
いろは「...はっ、今の私、気持ち悪い時の先輩みたいだった!」
〜〜〜〜
八幡「...ヘックショ!」
八幡(なんか今、悪口言われた気がする...)
〜〜〜〜
いろは(それにしても、最近の私って先輩のことばっかり考えてるな...)
いろは(ゾッコンって、こういうのを言うのかな...)
いろは「なんだか私が私じゃないみたい...」
いろは(私が高校を卒業してから付き合い始めたんだっけ...)
いろは(先輩を落とすまでも大変だったけど、その後の付き合い始めてからももどかしかったなあ...)
いろは(それで、初めてのキスが付き合ってから一年ごとか...)フフフ
いろは「ま、なんだかんだ付き合い始めてからの二年間は楽しかったけど...」
いろは(それで二ヶ月前、ちょうど冬休みが終わる頃に、先輩から『同棲しよう』って言ってくれた...)
いろは(先輩からしたら大成長だよね...)
いろは(ついこの前なったばかりだけど、私は3年生で、先輩は4年生...。この先どうなるんだろ...)
いろは「...ん?三年生...」
いろは「...あぁ!」バシャ
いろは(ふう...。少し落ち着いてきた)
いろは(先輩が...先輩が私にかわいいって...)
いろは「ふへ...ふへへへへ〜」ニヤニヤ
いろは「...はっ、今の私、気持ち悪い時の先輩みたいだった!」
〜〜〜〜
八幡「...ヘックショ!」
八幡(なんか今、悪口言われた気がする...)
〜〜〜〜
いろは(それにしても、最近の私って先輩のことばっかり考えてるな...)
いろは(ゾッコンって、こういうのを言うのかな...)
いろは「なんだか私が私じゃないみたい...」
いろは(私が高校を卒業してから付き合い始めたんだっけ...)
いろは(先輩を落とすまでも大変だったけど、その後の付き合い始めてからももどかしかったなあ...)
いろは(それで、初めてのキスが付き合ってから一年ごとか...)フフフ
いろは「ま、なんだかんだ付き合い始めてからの二年間は楽しかったけど...」
いろは(それで二ヶ月前、ちょうど冬休みが終わる頃に、先輩から『同棲しよう』って言ってくれた...)
いろは(先輩からしたら大成長だよね...)
いろは(ついこの前なったばかりだけど、私は3年生で、先輩は4年生...。この先どうなるんだろ...)
いろは「...ん?三年生...」
いろは「...あぁ!」バシャ
24: いいいい ◆CcW4KPdZhU 2015/09/30(水) 21:10:49.79 ID:26lkZPRnO
ガチャ! バタン!
いろは「ややややばいよヤバイヨ〜」フキフキ
ドテドテドテ ガララッ!
八幡「いろは!だいじょう...ぶ...」
いろは「え...」
八幡「おわああああああああああ!!!」ガララッ ピシッ!
八幡「す...スマン!」///
いろは「み...見られた...先輩に見られたぁ〜!!!」
八幡「ほ、本当にすまない!」///
いろは「うう...だ、大丈夫です...」///
八幡(こ...これ何て工口ゲ!?)///
いろは(ううう...最初に見せるのは、だ、抱いてもらう時が良かったのに...)///
いろは「ややややばいよヤバイヨ〜」フキフキ
ドテドテドテ ガララッ!
八幡「いろは!だいじょう...ぶ...」
いろは「え...」
八幡「おわああああああああああ!!!」ガララッ ピシッ!
八幡「す...スマン!」///
いろは「み...見られた...先輩に見られたぁ〜!!!」
八幡「ほ、本当にすまない!」///
いろは「うう...だ、大丈夫です...」///
八幡(こ...これ何て工口ゲ!?)///
いろは(ううう...最初に見せるのは、だ、抱いてもらう時が良かったのに...)///
29: いいいい ◆CcW4KPdZhU 2015/09/30(水) 23:07:11.18 ID:k5eWUfFJO
ガララッ
いろは「...」///
八幡「お、あ、お...おう...」///
いろは「そりゃあ可愛い彼女の裸を見た後そうなるのも分かりますけどどもりすぎです気持ち悪いですでも先輩になら見せてもいいですけどねごめんなさい」///
八幡「え、あ、おう...」///
いろは(私、何口走っちゃってるんだろう...)///
八幡「そういえば、お前風呂場でデカイ声出してどうした?」///
いろは「あぁっ!そうなんですよ、ヤバいんですよホントヤバいんです本っ当にヤバいんですよ〜」アセアセ
八幡(なんかデジャヴだな...)
八幡「どうしたんだ?」
いろは「なんか、もう三年生だからゼミの希望書とかいうのを書かないといけないんですけど、結構長々と理由も書かないといけないんですよ!しかも明日提出!」
八幡「あ、あ〜...」
いろは「ですから先輩、一緒に考えてください!」
八幡「...ったく、分かったよ」
八幡(まあ、いろいろお詫びしないといけないしな...)
八幡(それに、まだ数時間あるし、ちょうどいい時間潰しになるか...)
いろは「流石先輩です! もうホント大好き〜!」ダキッ
八幡「ちょ、おい離れろ!」///
いろは「嫌で〜す」ニコニコ
八幡(くっそいい匂い過ぎだろしかも柔らかくてなんかもううおおおおおおおおおおおおおおおおおお)///
いろは「...」///
八幡「お、あ、お...おう...」///
いろは「そりゃあ可愛い彼女の裸を見た後そうなるのも分かりますけどどもりすぎです気持ち悪いですでも先輩になら見せてもいいですけどねごめんなさい」///
八幡「え、あ、おう...」///
いろは(私、何口走っちゃってるんだろう...)///
八幡「そういえば、お前風呂場でデカイ声出してどうした?」///
いろは「あぁっ!そうなんですよ、ヤバいんですよホントヤバいんです本っ当にヤバいんですよ〜」アセアセ
八幡(なんかデジャヴだな...)
八幡「どうしたんだ?」
いろは「なんか、もう三年生だからゼミの希望書とかいうのを書かないといけないんですけど、結構長々と理由も書かないといけないんですよ!しかも明日提出!」
八幡「あ、あ〜...」
いろは「ですから先輩、一緒に考えてください!」
八幡「...ったく、分かったよ」
八幡(まあ、いろいろお詫びしないといけないしな...)
八幡(それに、まだ数時間あるし、ちょうどいい時間潰しになるか...)
いろは「流石先輩です! もうホント大好き〜!」ダキッ
八幡「ちょ、おい離れろ!」///
いろは「嫌で〜す」ニコニコ
八幡(くっそいい匂い過ぎだろしかも柔らかくてなんかもううおおおおおおおおおおおおおおおおおお)///
30: いいいい ◆CcW4KPdZhU 2015/09/30(水) 23:20:05.41 ID:k5eWUfFJO
八幡「とりあえず離れろ!」グワッ
いろは「ああっ...もう、女の子にそんな乱暴しちゃダメですよ?」
八幡「はいはい、あざといあざとい」///
いろは「まったく、なんでダメなんですか?」
八幡「...分かってて聞くなよ」///
いろは「分かりませ〜ん!」ニヤニヤ
八幡「とにかく、そこ座れ! 明日までなんだろ?」ビシッ
いろは「ああっ、そうでした!」
いろは「...」ストン
いろは(あれ、何か忘れてるような...?)
八幡「どうかしたか?」
いろは「え、あ、いえ、何でもないです...」
八幡「? そうか?」
いろは「はい」
いろは(とにかく、今はこれ書かなきゃだ!)カリカリ
八幡(なんだかんだ言って、こいつも真面目になったなあ...)シミジミ
いろは「...あ」
八幡「今度はなんだ?」
いろは「そういえば、ふと思ったんですけど...」
八幡「おお」
いろは「先輩の胡座の上でやりたいです!」
八幡「...おお?」///
八幡(なんか響きがそこはかとなく工口い...)///
いろは「させてくれないなら、私真面目にやりませ〜ん」ツーン
八幡「クソっ...。まあ、いいけど...」///
いろは「やった! それじゃっ、お邪魔しま〜す」ストン
八幡(前言撤回。やっぱまだまだ真面目じゃねえわ...)///
いろは「ああっ...もう、女の子にそんな乱暴しちゃダメですよ?」
八幡「はいはい、あざといあざとい」///
いろは「まったく、なんでダメなんですか?」
八幡「...分かってて聞くなよ」///
いろは「分かりませ〜ん!」ニヤニヤ
八幡「とにかく、そこ座れ! 明日までなんだろ?」ビシッ
いろは「ああっ、そうでした!」
いろは「...」ストン
いろは(あれ、何か忘れてるような...?)
八幡「どうかしたか?」
いろは「え、あ、いえ、何でもないです...」
八幡「? そうか?」
いろは「はい」
いろは(とにかく、今はこれ書かなきゃだ!)カリカリ
八幡(なんだかんだ言って、こいつも真面目になったなあ...)シミジミ
いろは「...あ」
八幡「今度はなんだ?」
いろは「そういえば、ふと思ったんですけど...」
八幡「おお」
いろは「先輩の胡座の上でやりたいです!」
八幡「...おお?」///
八幡(なんか響きがそこはかとなく工口い...)///
いろは「させてくれないなら、私真面目にやりませ〜ん」ツーン
八幡「クソっ...。まあ、いいけど...」///
いろは「やった! それじゃっ、お邪魔しま〜す」ストン
八幡(前言撤回。やっぱまだまだ真面目じゃねえわ...)///
31: いいいい ◆CcW4KPdZhU 2015/09/30(水) 23:28:10.30 ID:k5eWUfFJO
八幡(...とか何とか言いつつ、あれから一時間半、俺に質問しながら真面目にやってんな)
いろは「...」カリカリカリ
八幡(成長したんだな、いろは...)ナデナデ
いろは「ふえっ!?」ビクッ
八幡「あ、や、悪い! なんて言うか、目の前に頭があったから、つ、つい...」///
いろは「な、ななななに一人で言い訳してるんですか気持ち悪いですでも頭撫でるのは気持ちよかったんで引き続きやってくださいお願いします」///
八幡「お、おう...」ナデナデ
いろは「へへ、へへへへ...」/// カリカリ
八幡(お、おお、表情崩しながらもペンは変わらず動かしてんのな...)ナデナデ
八幡(正面から顔みたいけど、邪魔するわけにはいかねえしなあ...)ナデナデ
八幡(...あ、よく見たら字もフニャフニャになってるわ)ナデナデ
いろは「...」カリカリカリ
八幡(成長したんだな、いろは...)ナデナデ
いろは「ふえっ!?」ビクッ
八幡「あ、や、悪い! なんて言うか、目の前に頭があったから、つ、つい...」///
いろは「な、ななななに一人で言い訳してるんですか気持ち悪いですでも頭撫でるのは気持ちよかったんで引き続きやってくださいお願いします」///
八幡「お、おう...」ナデナデ
いろは「へへ、へへへへ...」/// カリカリ
八幡(お、おお、表情崩しながらもペンは変わらず動かしてんのな...)ナデナデ
八幡(正面から顔みたいけど、邪魔するわけにはいかねえしなあ...)ナデナデ
八幡(...あ、よく見たら字もフニャフニャになってるわ)ナデナデ
32: いいいい ◆CcW4KPdZhU 2015/09/30(水) 23:37:00.40 ID:k5eWUfFJO
いろは「んん〜、終わりました〜」ノビー
八幡「おう、お疲れ様」ナデナデ
いろは「へへへ、先輩も手伝ってくれてありがとうございます」///
八幡「いや、お前真面目にやってたし、よく頑張ったな」ナデナデ
いろは「〜〜〜はいっ!」///
八幡「!」ドキッ
八幡(か、かかかか可愛い〜!!!)///
いろは「えへへ〜」///
八幡「〜〜〜俺、風呂行ってくる!」
いろは「あぁ!...も〜」プクー
ガララッ パタン!
八幡「...危うく襲うところだった」ボソッ///
八幡(落ち着け落ち着け、こういう時は深呼吸...)フー フーー
八幡(時間は...23:30か。ちゃちゃっと風呂入ろ)
八幡「おう、お疲れ様」ナデナデ
いろは「へへへ、先輩も手伝ってくれてありがとうございます」///
八幡「いや、お前真面目にやってたし、よく頑張ったな」ナデナデ
いろは「〜〜〜はいっ!」///
八幡「!」ドキッ
八幡(か、かかかか可愛い〜!!!)///
いろは「えへへ〜」///
八幡「〜〜〜俺、風呂行ってくる!」
いろは「あぁ!...も〜」プクー
ガララッ パタン!
八幡「...危うく襲うところだった」ボソッ///
八幡(落ち着け落ち着け、こういう時は深呼吸...)フー フーー
八幡(時間は...23:30か。ちゃちゃっと風呂入ろ)
33: いいいい ◆CcW4KPdZhU 2015/09/30(水) 23:44:14.40 ID:k5eWUfFJO
ガララッ パタン
八幡「...」
八幡(今は...23:50。20分経ってんのに、なんでさっきいたところに座り込んで自分の頭なでてんだよ...可愛すぎるよ...)///
いろは「...」ナデナデ///
八幡(...あれ、こっちに気づいてない? どんだけ自分の世界に入ってるのあの子)
八幡(...今のうちに用意しよっと)
八幡「...」
八幡(今は...23:50。20分経ってんのに、なんでさっきいたところに座り込んで自分の頭なでてんだよ...可愛すぎるよ...)///
いろは「...」ナデナデ///
八幡(...あれ、こっちに気づいてない? どんだけ自分の世界に入ってるのあの子)
八幡(...今のうちに用意しよっと)
34: いいいい ◆CcW4KPdZhU 2015/09/30(水) 23:59:38.43 ID:k5eWUfFJO
八幡「...よし」
八幡(これで準備は万端だ)
八幡「いろは〜」サッ
いろは「え...先輩、なんで目隠しするんですか?」///
八幡「いいから。ちょいそのまま立って」
いろは「? はい...」スクッ
八幡「で、ちょっとこっち来て」クイッ
いろは「おっとと...」トテテ
八幡「じゃあ、一回手を離すけど、まだ目は閉じとけよ」
いろは「?」
いろは(なにこれ?どういう状況...?)
八幡「...」カチッ カチッ カチッ
八幡「...」パチンッ
いろは(あ、なんか暗くなった。でも、なんだかほんのり暖かい灯りがある。なんだろ、ロウソクみたいな...)
いろは(...ん?ロウソク...)
いろは「あぁっ!」
八幡「あっ、ちょ、お前目ぇ開いて...はないのか」
いろは(そうだ、さっきの紙の提出日って確か...)
八幡「あ、なに、もしかして今の今まで今日が何日か忘れてたのか?」
いろは「...はい」
八幡「じゃあ、敢えて聞こう。たった今、日付が変わったわけだが...今日は何月何日だ?」
いろは「...4月16日です」
八幡「今日は何の日だ?」
いろは「私の...誕生日です」///
八幡(これで準備は万端だ)
八幡「いろは〜」サッ
いろは「え...先輩、なんで目隠しするんですか?」///
八幡「いいから。ちょいそのまま立って」
いろは「? はい...」スクッ
八幡「で、ちょっとこっち来て」クイッ
いろは「おっとと...」トテテ
八幡「じゃあ、一回手を離すけど、まだ目は閉じとけよ」
いろは「?」
いろは(なにこれ?どういう状況...?)
八幡「...」カチッ カチッ カチッ
八幡「...」パチンッ
いろは(あ、なんか暗くなった。でも、なんだかほんのり暖かい灯りがある。なんだろ、ロウソクみたいな...)
いろは(...ん?ロウソク...)
いろは「あぁっ!」
八幡「あっ、ちょ、お前目ぇ開いて...はないのか」
いろは(そうだ、さっきの紙の提出日って確か...)
八幡「あ、なに、もしかして今の今まで今日が何日か忘れてたのか?」
いろは「...はい」
八幡「じゃあ、敢えて聞こう。たった今、日付が変わったわけだが...今日は何月何日だ?」
いろは「...4月16日です」
八幡「今日は何の日だ?」
いろは「私の...誕生日です」///
35: いいいい ◆CcW4KPdZhU 2015/10/01(木) 00:12:29.26 ID:tDhT6h0jO
八幡「目ぇ開けてもいいぞ」
八幡(いいけど、このメッセージ読まれるのは恥ずいな...)///
いろは「...」パチッ
いろは「『いろは 誕生日おめでとう』...」
いろは「...『ずっと一緒にいてくれ』」
いろは(え、もしかしてこれ...)
八幡「...いろは」
いろは「は、はいっ!」
八幡「実はだな...就職が決まった」
いろは「...え、主夫宣言してた先輩が、ですか?」
八幡「だってお前...俺はお前を養わないといけないんだよ」
いろは「ふえ、ええ...」///
八幡「一応、お堅く県庁だ。苦労はかけない」
八幡「だからいろは...俺と結婚してくれ」スッ
いろは「これ...もしかして、指輪?」
八幡「ああ...一応、婚約指輪ってことになる」
八幡「こんな俺だけど...いいか?」
いろは「...はいっ!」ウルッ
八幡(いいけど、このメッセージ読まれるのは恥ずいな...)///
いろは「...」パチッ
いろは「『いろは 誕生日おめでとう』...」
いろは「...『ずっと一緒にいてくれ』」
いろは(え、もしかしてこれ...)
八幡「...いろは」
いろは「は、はいっ!」
八幡「実はだな...就職が決まった」
いろは「...え、主夫宣言してた先輩が、ですか?」
八幡「だってお前...俺はお前を養わないといけないんだよ」
いろは「ふえ、ええ...」///
八幡「一応、お堅く県庁だ。苦労はかけない」
八幡「だからいろは...俺と結婚してくれ」スッ
いろは「これ...もしかして、指輪?」
八幡「ああ...一応、婚約指輪ってことになる」
八幡「こんな俺だけど...いいか?」
いろは「...はいっ!」ウルッ
36: いいいい ◆CcW4KPdZhU 2015/10/01(木) 00:19:56.44 ID:tDhT6h0jO
八幡「ちょ、な、泣くなよ...」
いろは「えへへ、だって...」グスッ
いろは「...ねえ先輩」グスッ
八幡「んあ?」
いろは「ふふっ、間抜けな返事しないでください」
八幡「あ、スマン...」
いろは「仕方ないですね...じゃあ」
いろは「キス、してください」///
八幡「...ああ」
いろは「...」///
八幡「...」チュッ
いろは「...へへっ」///
八幡「...」///
いろは「ねえ先輩」
八幡「...おう」
いろは「結婚するなら、呼び方が『先輩』のままじゃダメですよね」///
八幡「!」ドキッ
いろは「ねえ、八幡」
いろは「今夜一緒に...寝てもいい?」
おわり
いろは「えへへ、だって...」グスッ
いろは「...ねえ先輩」グスッ
八幡「んあ?」
いろは「ふふっ、間抜けな返事しないでください」
八幡「あ、スマン...」
いろは「仕方ないですね...じゃあ」
いろは「キス、してください」///
八幡「...ああ」
いろは「...」///
八幡「...」チュッ
いろは「...へへっ」///
八幡「...」///
いろは「ねえ先輩」
八幡「...おう」
いろは「結婚するなら、呼び方が『先輩』のままじゃダメですよね」///
八幡「!」ドキッ
いろは「ねえ、八幡」
いろは「今夜一緒に...寝てもいい?」
おわり
45: いいいい ◆CcW4KPdZhU 2015/10/02(金) 22:57:17.68 ID:QNY+1J4lO
後日談
翌朝
チュンチュン ピヨピヨ-
八幡「...」クークー
いろは「...」スヤスヤ
いろは「...んう」
いろは(朝、かな...? でも、なんだか真っ暗...)
いろは(あ、先輩が抱きしめてくれてるんだ...)
八幡「...」クークー
いろは「...へへへへ~」///
いろは(頭の上で先輩の吐息が聞こえる...)ギュウッ///
八幡「んぐっ...」クー...クー
いろは(おおっと、強く抱きつき過ぎちゃった...)
いろは「...」モゾモゾ
いろは(そういえば、やった次の日ってお腹が変な感じするっていうけど...変なっていうか、ただただ筋肉痛だ...)サワサワ
いろは(昨日、いっぱい気持ち良くされて、なんかもう変なこと言ってた気がする...)///
いろは(っていうか、先ぱ...じゃなくて、は、八幡、自分は動きたいくせに、私がちょっとでも痛がってる様子見せたら、休憩入れたりハグしたり...)///
いろは(入れる前にもかなり達しちゃってたのに、最後の最後にもう一回達しちゃったし...)///
いろは「ホント、八幡のほうがあざといよ...」
いろは「へへ...んん~」スリスリ///
八幡「んんんん~...」モゾモゾ
いろは(おおっと、ヤバヤバ...)ピタッ
八幡「...朝か、って、どぅえ!?いろは、ちょ、なんでここに...」///
いろは「え、先輩...昨日の夜の事、忘れt」///
八幡「ああもう思い出した!だから言うな!」///
いろは「へへへ...。あ、さっき先輩って言っちゃいました。...八幡、でしたよね?」///
八幡「す...好きなようにしろ」///
いろは「へへへ、そうしま~す」ギュウ///
八幡「わーったから!とにかくもう起きるぞ!」ガバッ///
いろは「ああっ...も~、もうちょっとさっきのままで...」
八・い「「!!!」」フイッ
八幡(なんか目ぇ見たら恥ずいんだけど...!)///
いろは(ヤバイ、顔合わせたら昨日のこと思い出しちゃう...!)///
八幡「と、とりあえず朝飯にするか...」///
いろは「そ、そうですね!」スクッ///
八幡「ちょ、お前服着ろよ!」///
いろは「ひゃ!はわわわわわ...」///
翌朝
チュンチュン ピヨピヨ-
八幡「...」クークー
いろは「...」スヤスヤ
いろは「...んう」
いろは(朝、かな...? でも、なんだか真っ暗...)
いろは(あ、先輩が抱きしめてくれてるんだ...)
八幡「...」クークー
いろは「...へへへへ~」///
いろは(頭の上で先輩の吐息が聞こえる...)ギュウッ///
八幡「んぐっ...」クー...クー
いろは(おおっと、強く抱きつき過ぎちゃった...)
いろは「...」モゾモゾ
いろは(そういえば、やった次の日ってお腹が変な感じするっていうけど...変なっていうか、ただただ筋肉痛だ...)サワサワ
いろは(昨日、いっぱい気持ち良くされて、なんかもう変なこと言ってた気がする...)///
いろは(っていうか、先ぱ...じゃなくて、は、八幡、自分は動きたいくせに、私がちょっとでも痛がってる様子見せたら、休憩入れたりハグしたり...)///
いろは(入れる前にもかなり達しちゃってたのに、最後の最後にもう一回達しちゃったし...)///
いろは「ホント、八幡のほうがあざといよ...」
いろは「へへ...んん~」スリスリ///
八幡「んんんん~...」モゾモゾ
いろは(おおっと、ヤバヤバ...)ピタッ
八幡「...朝か、って、どぅえ!?いろは、ちょ、なんでここに...」///
いろは「え、先輩...昨日の夜の事、忘れt」///
八幡「ああもう思い出した!だから言うな!」///
いろは「へへへ...。あ、さっき先輩って言っちゃいました。...八幡、でしたよね?」///
八幡「す...好きなようにしろ」///
いろは「へへへ、そうしま~す」ギュウ///
八幡「わーったから!とにかくもう起きるぞ!」ガバッ///
いろは「ああっ...も~、もうちょっとさっきのままで...」
八・い「「!!!」」フイッ
八幡(なんか目ぇ見たら恥ずいんだけど...!)///
いろは(ヤバイ、顔合わせたら昨日のこと思い出しちゃう...!)///
八幡「と、とりあえず朝飯にするか...」///
いろは「そ、そうですね!」スクッ///
八幡「ちょ、お前服着ろよ!」///
いろは「ひゃ!はわわわわわ...」///
46: いいいい ◆CcW4KPdZhU 2015/10/02(金) 23:09:17.74 ID:QNY+1J4lO
八幡「...」モグモグ///
八幡(朝飯が旨いかどうかもわからん...)///
いろは「...」モグモグ///
いろは(な、なにか話さないと...)///
八・い((とにかく...気まずい!))///
いろは「そ、そういえば先ぱ...は...八幡は、今日は講義何コマですか?」
八幡「お、おおおう、今日は、い、一コマ目だきゃで、あああ後はゼミに顔出しちぇ、ば、バイト行くだけだ...」
いろは「...ぷっ、先輩噛み過ぎですよ~」アハハ
八幡「う、うっしぇ」///
いろは「ふふふ...あ、また先輩って言っちゃいました」
八幡「いいよ、あんま無理すんな」///
いろは「いいえ、ケジメと言うか何と言うか、とにかく、このまま『先輩』じゃ嫌なんです」
八幡「そ...そうか...」///
いろは「はい...」///
八幡(朝飯が旨いかどうかもわからん...)///
いろは「...」モグモグ///
いろは(な、なにか話さないと...)///
八・い((とにかく...気まずい!))///
いろは「そ、そういえば先ぱ...は...八幡は、今日は講義何コマですか?」
八幡「お、おおおう、今日は、い、一コマ目だきゃで、あああ後はゼミに顔出しちぇ、ば、バイト行くだけだ...」
いろは「...ぷっ、先輩噛み過ぎですよ~」アハハ
八幡「う、うっしぇ」///
いろは「ふふふ...あ、また先輩って言っちゃいました」
八幡「いいよ、あんま無理すんな」///
いろは「いいえ、ケジメと言うか何と言うか、とにかく、このまま『先輩』じゃ嫌なんです」
八幡「そ...そうか...」///
いろは「はい...」///
47: いいいい ◆CcW4KPdZhU 2015/10/02(金) 23:13:20.81 ID:QNY+1J4lO
八幡「っと、こんな時間か。そろそろ出ようぜ」
いろは「おっと、もう8時過ぎですか...。やっと食器洗ったのに、すぐに講義...」
八幡「まったくだ...。ま、行こうぜ」
いろは「ですね~」
いろは「おっと、もう8時過ぎですか...。やっと食器洗ったのに、すぐに講義...」
八幡「まったくだ...。ま、行こうぜ」
いろは「ですね~」
48: いいいい ◆CcW4KPdZhU 2015/10/02(金) 23:30:32.99 ID:QNY+1J4lO
数十分後
いろは「ふわ~...」アクビー
八幡「眠そうだけど大丈夫か? お前、今日は三コマ目までガッツリ入ってて、その後学園祭の運営委員会あるんだろ?」
いろは「え、彼氏とはいえなんでそこまでキッチリ私のスケジュール把握してるんですか驚きと同時に気持ち悪さも感じてますごめんなさい」
八幡「おま、ガッツリ来るなあ...」ゲッソリ
いろは「もう、冗談です。心配してくれてるのは分かってますよ。...その、ありがとうございます」///
八幡「え、お、おう...」///
八幡(なんかこいつ、エラく素直だな...)///
友A「おーい、いろは~!」
友B「ちょ、彼氏といるのに声かけたらダメっしょ!」
友C「あはは、ウケる~!」
いろは「...チッ、良い雰囲気だったのに」ボソッ
八幡(うおっ、ブラックいろはす怖っ)
いろは「すみません、呼ばれちゃったのでここで...」シュン
八幡「おう、気にせず行ってこい」
いろは「うぅ...」トボトボ
八幡(あいつの凹みながら歩いてる後ろ姿ヤバイ超可愛い)
八幡「...っと、俺も講義あるし行かないとだな」テクテク
いろは「...八幡!」
八幡「!」ビクッ
八幡「...」クルリ
いろは「また後で~!」ニコッ
八幡「...ああ」///
八幡「...ホント可愛すぎる」クルッ///
いろは「ふわ~...」アクビー
八幡「眠そうだけど大丈夫か? お前、今日は三コマ目までガッツリ入ってて、その後学園祭の運営委員会あるんだろ?」
いろは「え、彼氏とはいえなんでそこまでキッチリ私のスケジュール把握してるんですか驚きと同時に気持ち悪さも感じてますごめんなさい」
八幡「おま、ガッツリ来るなあ...」ゲッソリ
いろは「もう、冗談です。心配してくれてるのは分かってますよ。...その、ありがとうございます」///
八幡「え、お、おう...」///
八幡(なんかこいつ、エラく素直だな...)///
友A「おーい、いろは~!」
友B「ちょ、彼氏といるのに声かけたらダメっしょ!」
友C「あはは、ウケる~!」
いろは「...チッ、良い雰囲気だったのに」ボソッ
八幡(うおっ、ブラックいろはす怖っ)
いろは「すみません、呼ばれちゃったのでここで...」シュン
八幡「おう、気にせず行ってこい」
いろは「うぅ...」トボトボ
八幡(あいつの凹みながら歩いてる後ろ姿ヤバイ超可愛い)
八幡「...っと、俺も講義あるし行かないとだな」テクテク
いろは「...八幡!」
八幡「!」ビクッ
八幡「...」クルリ
いろは「また後で~!」ニコッ
八幡「...ああ」///
八幡「...ホント可愛すぎる」クルッ///
53: いいいい ◆CcW4KPdZhU 2015/10/03(土) 22:19:12.89 ID:a0gJr6d+O
友B「ねえねえいろは」
いろは「ん? なに?」
友B「彼氏のこと、名前で呼んでたね」
友A「あ、確かに~!やっと進展したか~!」
いろは「あ、う、うん...」///
友C「あはは、照れてるいろはマジ可愛い~!」
いろは(う、うざい...)///
友A「何かあったの~!?」
いろは「な、何も無いし!」///
友B「...あ」
友B(指輪してるじゃん...。超冷やかされそうだから黙っとこ~)ニコニコ
友A「え。どしたのどしたの~!?」
友B「ううん、何でも無~い」ニコニコ
友C「あはは、友B変なの~!」
いろは「...?」///
友B(ふふ、上手くいってるようでよかった...)ニコニコ
いろは「ん? なに?」
友B「彼氏のこと、名前で呼んでたね」
友A「あ、確かに~!やっと進展したか~!」
いろは「あ、う、うん...」///
友C「あはは、照れてるいろはマジ可愛い~!」
いろは(う、うざい...)///
友A「何かあったの~!?」
いろは「な、何も無いし!」///
友B「...あ」
友B(指輪してるじゃん...。超冷やかされそうだから黙っとこ~)ニコニコ
友A「え。どしたのどしたの~!?」
友B「ううん、何でも無~い」ニコニコ
友C「あはは、友B変なの~!」
いろは「...?」///
友B(ふふ、上手くいってるようでよかった...)ニコニコ
54: いいいい ◆CcW4KPdZhU 2015/10/03(土) 22:19:50.72 ID:a0gJr6d+O
ガチャ パタン
八幡「...ふぅ」
八幡(気疲れした...ホントゼミ嫌い...。大学入ったら他人との関わりは無いと思ってたのに...)
八幡「...バイト行こ」
八幡(...あ、その前にあいつに晩飯の希望聞いとかないと)
八幡「...ふぅ」
八幡(気疲れした...ホントゼミ嫌い...。大学入ったら他人との関わりは無いと思ってたのに...)
八幡「...バイト行こ」
八幡(...あ、その前にあいつに晩飯の希望聞いとかないと)
55: いいいい ◆CcW4KPdZhU 2015/10/03(土) 22:22:05.13 ID:a0gJr6d+O
ピンコローン
いろは「ん、誰だろ?」モゾモゾ ポチッ
『比企谷八幡から通知が一件』
いろは(あ、先輩からだ...)フフフ
いろは(...っと、また『先輩』って無意識に...)ポチッ
『今日の晩飯何がいい?
希望がなければ魚にする』
いろは(魚か...)
友B「あ、旦那からじゃん。内容も凄い家庭的...」
いろは「ちょ、人のスマホ勝手に覗かない! ってか旦那じゃない!」///
友B「ふ~ん...指輪してるくせに」ボソッ
いろは「え、ちょ、いつから気づいて...」///
友B「あ、やっぱ旦那からの贈り物? 婚約指輪とか?」
いろは「あ、く、くぅぅ...」///
友B(なにこの子超可愛い...)
友B「まあいいじゃん。隠すことでもないし」
いろは「そ、そりゃそうだけど...」///
友B「はいはい、茶化されるのが嫌なんでしょ。分かってるって」
いろは「うう...あ、ありがと...」///
友B「ほら、もう見ないから、旦那にライン返してあげな」
いろは「う、うん...」カチカチカチ///
『ヒラメがいいです(≧ω≦)
もしヒラメが高かったら、ヒラメじゃなくても何でもいいですよ~(`・ω・´)ノ』
いろは(...我ながらおっさん臭いチョイスだなあ)
友B「ったく、中身の方はともかく、あんなカッコイイ人にプロポーズされて羨ましいねえ...」
いろは「いや、中身もいいよ。いつもは捻くれてるけど、ここぞってときには優し...え、カッコイイ? 八幡が?」
友B「え、うん。あたし的にはいいと思うよ」
いろは「あたし的にはって...他の人的にはどうなの?」
友B「ん~...私が聞いた範囲内では、カッコイイが2割、怖い・地味が8割かな」
いろは「そう、なんだ...」
いろは(八幡のことをカッコイイって思ってるのは私だけじゃないのか...。嬉しいような歯痒いような...)モンモン
友B「ってか、さっきさり気なく彼氏のことべた褒めしてたね」ニヤニヤ
いろは「...別に」///
いろは「ん、誰だろ?」モゾモゾ ポチッ
『比企谷八幡から通知が一件』
いろは(あ、先輩からだ...)フフフ
いろは(...っと、また『先輩』って無意識に...)ポチッ
『今日の晩飯何がいい?
希望がなければ魚にする』
いろは(魚か...)
友B「あ、旦那からじゃん。内容も凄い家庭的...」
いろは「ちょ、人のスマホ勝手に覗かない! ってか旦那じゃない!」///
友B「ふ~ん...指輪してるくせに」ボソッ
いろは「え、ちょ、いつから気づいて...」///
友B「あ、やっぱ旦那からの贈り物? 婚約指輪とか?」
いろは「あ、く、くぅぅ...」///
友B(なにこの子超可愛い...)
友B「まあいいじゃん。隠すことでもないし」
いろは「そ、そりゃそうだけど...」///
友B「はいはい、茶化されるのが嫌なんでしょ。分かってるって」
いろは「うう...あ、ありがと...」///
友B「ほら、もう見ないから、旦那にライン返してあげな」
いろは「う、うん...」カチカチカチ///
『ヒラメがいいです(≧ω≦)
もしヒラメが高かったら、ヒラメじゃなくても何でもいいですよ~(`・ω・´)ノ』
いろは(...我ながらおっさん臭いチョイスだなあ)
友B「ったく、中身の方はともかく、あんなカッコイイ人にプロポーズされて羨ましいねえ...」
いろは「いや、中身もいいよ。いつもは捻くれてるけど、ここぞってときには優し...え、カッコイイ? 八幡が?」
友B「え、うん。あたし的にはいいと思うよ」
いろは「あたし的にはって...他の人的にはどうなの?」
友B「ん~...私が聞いた範囲内では、カッコイイが2割、怖い・地味が8割かな」
いろは「そう、なんだ...」
いろは(八幡のことをカッコイイって思ってるのは私だけじゃないのか...。嬉しいような歯痒いような...)モンモン
友B「ってか、さっきさり気なく彼氏のことべた褒めしてたね」ニヤニヤ
いろは「...別に」///
56: いいいい ◆CcW4KPdZhU 2015/10/03(土) 22:23:24.55 ID:a0gJr6d+O
ピンコローン
い・B「「ん?」」
『八幡から通知が一件』
いろは(了解の返事かな?)カチカチ
『さっき連絡があったんだが、
なんか小町が今日遊びに来るらしい
飯も一緒に食いたいらしいから、一応伝えとく』
いろは「...」カチカチカチ
『了解しました~☆』
友B「なんて?」
いろは「八幡の妹が家に遊びに来るらしい」
友B「え...なんか気まずいね」
いろは「え、高校一緒だったし、全然そんなことないよ?」
友B「そ、そっか...」
友B(完全に家庭に引き込まれてるじゃん...)
い・B「「ん?」」
『八幡から通知が一件』
いろは(了解の返事かな?)カチカチ
『さっき連絡があったんだが、
なんか小町が今日遊びに来るらしい
飯も一緒に食いたいらしいから、一応伝えとく』
いろは「...」カチカチカチ
『了解しました~☆』
友B「なんて?」
いろは「八幡の妹が家に遊びに来るらしい」
友B「え...なんか気まずいね」
いろは「え、高校一緒だったし、全然そんなことないよ?」
友B「そ、そっか...」
友B(完全に家庭に引き込まれてるじゃん...)
57: いいいい ◆CcW4KPdZhU 2015/10/03(土) 22:25:27.32 ID:a0gJr6d+O
夕方
いろは「ふう~、疲れた~」
いろは(うわ、今の私独り言言ってたよ...。年寄り臭い...)
ガチャ
いろは「ただいまです~」
八・小「「おかえり~」」ベタベタ
いろは「な、なんで小町ちゃんが先輩の胡座の上に座ってるの!? そこは私の特等席なのに!」
小町「あ、ごめんなさいお義姉ちゃん」ヒョコ
いろは「お、お義姉ちゃん...」///
八幡「特等席って...。ってか、こんなん千葉の兄妹ならデフォだろ」
いろは「え、違うでしょう...」
小町「そんなことよりお義姉ちゃん」
いろは「え、あ、うん...」///
小町「こんなごみいちゃんですが、よろしくお願いします」ペコリ
いろは「へ、な、何言ってるの!?」///
小町「へ? 何って、そりゃあ...結婚?」
いろは「へ、へぅ...」///
八・小((可愛い...))///
いろは「ってか八幡! なんで言っちゃったんですか!」キッ///
八幡「だ、だって指輪のこと聞かれたから...」
いろは「はう...」///
小町「それと、ちゃんと名前呼ぶようになったんですね!良かったです!」ニコニコ
八・い「「...」」///
いろは「ふう~、疲れた~」
いろは(うわ、今の私独り言言ってたよ...。年寄り臭い...)
ガチャ
いろは「ただいまです~」
八・小「「おかえり~」」ベタベタ
いろは「な、なんで小町ちゃんが先輩の胡座の上に座ってるの!? そこは私の特等席なのに!」
小町「あ、ごめんなさいお義姉ちゃん」ヒョコ
いろは「お、お義姉ちゃん...」///
八幡「特等席って...。ってか、こんなん千葉の兄妹ならデフォだろ」
いろは「え、違うでしょう...」
小町「そんなことよりお義姉ちゃん」
いろは「え、あ、うん...」///
小町「こんなごみいちゃんですが、よろしくお願いします」ペコリ
いろは「へ、な、何言ってるの!?」///
小町「へ? 何って、そりゃあ...結婚?」
いろは「へ、へぅ...」///
八・小((可愛い...))///
いろは「ってか八幡! なんで言っちゃったんですか!」キッ///
八幡「だ、だって指輪のこと聞かれたから...」
いろは「はう...」///
小町「それと、ちゃんと名前呼ぶようになったんですね!良かったです!」ニコニコ
八・い「「...」」///
58: いいいい ◆CcW4KPdZhU 2015/10/03(土) 22:37:18.55 ID:a0gJr6d+O
小町「でも...」
八・い「「?」」
小町「なんでお義姉ちゃんは敬語使ってるんですか?」
いろは「え、いや、だって...八幡も一応先輩ですし」///
八幡「お、おう、そ、そう...だよな」///
小町(二人ともむっちゃ噛んでる...。似てるっていうか、お義姉ちゃんがお兄ちゃんに似てきたのか...)
小町「まあまあ、もうすぐ夫婦になるお二人ですし、早速タメで話しちゃいましょ~」イエーイ
八幡「もうすぐって言っても、あと一年あるけどな」///
小町「え、お義姉ちゃん学生結婚になっちゃうけど...。まあ、それだけ早く一緒になりたいってことか~。お熱いですね~」ニヤニヤ
八幡「うぐっ...」///
小町「それに、お兄ちゃんが養うんだからなんの問題もないしね~」ニヤニヤ
いろは「や、養ってもらうとかそんなそりゃあ学生生活送りつつも家事をしながら八幡の帰りを待って一緒に食卓を囲むのは大変そうだけどすごく幸せそうだからこちらこそ本当によろしくお願いします」///
八・小((なにこの子本当に可愛すぎる))///
小町「まあ、しっかり惚気けてもらったところで、ホラ! タメで会話をどうぞ!」
いろは「の、惚気けてなんか...」///
八・い「「?」」
小町「なんでお義姉ちゃんは敬語使ってるんですか?」
いろは「え、いや、だって...八幡も一応先輩ですし」///
八幡「お、おう、そ、そう...だよな」///
小町(二人ともむっちゃ噛んでる...。似てるっていうか、お義姉ちゃんがお兄ちゃんに似てきたのか...)
小町「まあまあ、もうすぐ夫婦になるお二人ですし、早速タメで話しちゃいましょ~」イエーイ
八幡「もうすぐって言っても、あと一年あるけどな」///
小町「え、お義姉ちゃん学生結婚になっちゃうけど...。まあ、それだけ早く一緒になりたいってことか~。お熱いですね~」ニヤニヤ
八幡「うぐっ...」///
小町「それに、お兄ちゃんが養うんだからなんの問題もないしね~」ニヤニヤ
いろは「や、養ってもらうとかそんなそりゃあ学生生活送りつつも家事をしながら八幡の帰りを待って一緒に食卓を囲むのは大変そうだけどすごく幸せそうだからこちらこそ本当によろしくお願いします」///
八・小((なにこの子本当に可愛すぎる))///
小町「まあ、しっかり惚気けてもらったところで、ホラ! タメで会話をどうぞ!」
いろは「の、惚気けてなんか...」///
59: いいいい ◆CcW4KPdZhU 2015/10/03(土) 22:47:23.25 ID:a0gJr6d+O
いろは「ええっと、じゃあ...」///
八幡(え、結局タメで話すの!? 今の話から逸らせよ...)///
いろは「...ねえ、八幡」///
八・い「「!」」プイッ///
八幡(この台詞、昨日の晩とそのまんま一緒じゃねーか!)///
いろは(や、やばいよヤバイヨ! 昨日の夜のこと思い出しちゃう!)///
小町「? 二人とも目を逸らしちゃってどうしたの?」
八幡「あ、いや、これはなんつーか、その...」///
いろは「まあ、ねえ、その...」///
八幡「いや、まあなんだ、ホント何も無いんだぞ?」///
いろは(ちょ、八幡の馬鹿! なに一人で言い訳してんの!?)
小町「あ、何かあったんですね」ニヤニヤ
いろは「あ、そうじゃなくてね!」///
八幡「そ、そうだぞ! 本当に何も...」///
小町「まあ、プロポーズのすぐ後に起こることなんて相場が決まってますけど」ニコッ
八・い「「う...」」///
八幡(え、結局タメで話すの!? 今の話から逸らせよ...)///
いろは「...ねえ、八幡」///
八・い「「!」」プイッ///
八幡(この台詞、昨日の晩とそのまんま一緒じゃねーか!)///
いろは(や、やばいよヤバイヨ! 昨日の夜のこと思い出しちゃう!)///
小町「? 二人とも目を逸らしちゃってどうしたの?」
八幡「あ、いや、これはなんつーか、その...」///
いろは「まあ、ねえ、その...」///
八幡「いや、まあなんだ、ホント何も無いんだぞ?」///
いろは(ちょ、八幡の馬鹿! なに一人で言い訳してんの!?)
小町「あ、何かあったんですね」ニヤニヤ
いろは「あ、そうじゃなくてね!」///
八幡「そ、そうだぞ! 本当に何も...」///
小町「まあ、プロポーズのすぐ後に起こることなんて相場が決まってますけど」ニコッ
八・い「「う...」」///
60: いいいい ◆CcW4KPdZhU 2015/10/03(土) 22:56:58.51 ID:a0gJr6d+O
夕食後
小町「じゃあ、そろそろ小町はお暇します。二人のお邪魔になるしね~」ムフフ
八幡「うっせ...」///
小町(進展無いのかと心配してたけど...杞憂だったみたいで良かった~)フフフ
八幡「ほら、帰るんなら送ってくよ。行くぞ」
小町「え、ホント!? ワーイ!」ニコッ
いろは(ホント仲いいなあ...)
いろは「あ、八幡。外寒いから、厚着していった方がいいよ。はい、コート」
八幡「おう、サンキュ」
小町(え、これもう夫婦の会話じゃん)
八幡「じゃ、行ってくるわ」
いろは「うん、いってらっしゃ~い」ニコニコ
小町「お義姉ちゃん、お邪魔しました~」ニコッ
いろは「ううん、また来てね~」
ガチャ パタン
いろは「...」
小町「じゃあ、そろそろ小町はお暇します。二人のお邪魔になるしね~」ムフフ
八幡「うっせ...」///
小町(進展無いのかと心配してたけど...杞憂だったみたいで良かった~)フフフ
八幡「ほら、帰るんなら送ってくよ。行くぞ」
小町「え、ホント!? ワーイ!」ニコッ
いろは(ホント仲いいなあ...)
いろは「あ、八幡。外寒いから、厚着していった方がいいよ。はい、コート」
八幡「おう、サンキュ」
小町(え、これもう夫婦の会話じゃん)
八幡「じゃ、行ってくるわ」
いろは「うん、いってらっしゃ~い」ニコニコ
小町「お義姉ちゃん、お邪魔しました~」ニコッ
いろは「ううん、また来てね~」
ガチャ パタン
いろは「...」
61: いいいい ◆CcW4KPdZhU 2015/10/03(土) 23:07:45.68 ID:a0gJr6d+O
数十分後
ガチャ
八幡「ただいま~」パタン
いろは「! おかえり~」ニコニコ
八幡「おう」ニコッ
いろは(あっ...)///
いろは「...」ダキッ
八幡「え、ちょ、なんで突然抱きついてんだ!?」///
いろは「...なんででしょうね」ギュウ
いろは「...いや、やっぱり誤魔化すのはやめときます。...実は、今日友達が先輩のこと『カッコイイ』って言ってて...」
いろは「さっきも、小町ちゃんが八幡の胡座の上に座ってて...」
八幡「...いろは」
いろは「へへ、なんて言うか、その...柄にも無く、ヤキモチです」///
八幡「...」ギュウ
いろは「もっとギューってしてください」///
八幡「...なあ、いろは」ギュッ
いろは「はい?」ギュー
八幡「...す...」
八幡「...やっぱなんでもない」///
いろは「~~~このヘタレ!」ゴスッ///
八幡「うっ!」///
ガチャ
八幡「ただいま~」パタン
いろは「! おかえり~」ニコニコ
八幡「おう」ニコッ
いろは(あっ...)///
いろは「...」ダキッ
八幡「え、ちょ、なんで突然抱きついてんだ!?」///
いろは「...なんででしょうね」ギュウ
いろは「...いや、やっぱり誤魔化すのはやめときます。...実は、今日友達が先輩のこと『カッコイイ』って言ってて...」
いろは「さっきも、小町ちゃんが八幡の胡座の上に座ってて...」
八幡「...いろは」
いろは「へへ、なんて言うか、その...柄にも無く、ヤキモチです」///
八幡「...」ギュウ
いろは「もっとギューってしてください」///
八幡「...なあ、いろは」ギュッ
いろは「はい?」ギュー
八幡「...す...」
八幡「...やっぱなんでもない」///
いろは「~~~このヘタレ!」ゴスッ///
八幡「うっ!」///
62: いいいい ◆CcW4KPdZhU 2015/10/03(土) 23:11:33.78 ID:a0gJr6d+O
これにて終了です
拙い文章でしたが、読んでくださりありがとうございました
今度はまた別のスレで、本編の今後の予想...というか私の中での理想(?)をssにしたいと思います
アニメしか見てないので、キャラ崩壊とかあるかもしれませんが、その時には読んでくださると嬉しいです
拙い文章でしたが、読んでくださりありがとうございました
今度はまた別のスレで、本編の今後の予想...というか私の中での理想(?)をssにしたいと思います
アニメしか見てないので、キャラ崩壊とかあるかもしれませんが、その時には読んでくださると嬉しいです
64: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/03(土) 23:28:58.93 ID:wlx96aO7o
お疲れ様です
次回作も期待
次回作も期待
67: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/07(水) 01:25:15.40 ID:z2rNyB4Xo
おつ
いい八色だった
いい八色だった
引用元: いろは「ねえ先輩」 八幡「んあ?」
セイバー「そろそろお昼ご飯ですね」
2020-03-31
1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/14(火) 19:23:09 ID:dnVxTwiA
道場
士郎「うおおっ!」ダッ
セイバー「ふんふん」バチーン
士郎「はああっ!」ダダッ
セイバー「それそれ」スパーン
士郎「ぐっ!痛ぅ!くそ!これならどうだ!」グワッ
セイバー「(む、そろそろお昼ご飯ですね)」バチコーン
前作→セイバー「」グゥ
士郎「うおおっ!」ダッ
セイバー「ふんふん」バチーン
士郎「はああっ!」ダダッ
セイバー「それそれ」スパーン
士郎「ぐっ!痛ぅ!くそ!これならどうだ!」グワッ
セイバー「(む、そろそろお昼ご飯ですね)」バチコーン
前作→セイバー「」グゥ
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2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/14(火) 19:35:46 ID:dnVxTwiA
セイバー「シロウ、そろそろ休憩にして昼食をとりましょう」
士郎「え?すまん、セイバー、もう少しだけ頼む。今日はなんだかいい感じなんだ」
セイバー「・・・わかりました。それではもう少しだけ」
士郎「ありがとう。・・・行くぞ!」バッ
セイバー「(剣の師としてシロウが成長するのは素直に嬉しい。このまま稽古を続けたいという気持ちはあるが、しかしそれでは昼食が先延ばしにされてしまう)」パシーン
セイバー「(確か今日はリンが昼食を作っているそうですね)」パーン
セイバー「(リンといえばそういえば先日このような事がありました)」バチーン
士郎「え?すまん、セイバー、もう少しだけ頼む。今日はなんだかいい感じなんだ」
セイバー「・・・わかりました。それではもう少しだけ」
士郎「ありがとう。・・・行くぞ!」バッ
セイバー「(剣の師としてシロウが成長するのは素直に嬉しい。このまま稽古を続けたいという気持ちはあるが、しかしそれでは昼食が先延ばしにされてしまう)」パシーン
セイバー「(確か今日はリンが昼食を作っているそうですね)」パーン
セイバー「(リンといえばそういえば先日このような事がありました)」バチーン
3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/14(火) 19:46:48 ID:dnVxTwiA
凛「はい、セイバー。できたわよ。時間かけないで作ったから味は保障できないわ」
セイバー「いえ、おいしいです、リン!もぐもぐ!」
凛「そ?ありがと。・・・・それにしてもセイバー、最近一層食い意地張ってんじゃない?」ニヤ
セイバー「な、そのようなことはありません!仮にあったとしてもそれは自宅の警護に必要なエネルギー摂取です!」プンスカ
凛「そうよねぇ、ごめんさない?」
セイバー「いえ、わかってくれたのならよいのです」ムフー
セイバー「いえ、おいしいです、リン!もぐもぐ!」
凛「そ?ありがと。・・・・それにしてもセイバー、最近一層食い意地張ってんじゃない?」ニヤ
セイバー「な、そのようなことはありません!仮にあったとしてもそれは自宅の警護に必要なエネルギー摂取です!」プンスカ
凛「そうよねぇ、ごめんさない?」
セイバー「いえ、わかってくれたのならよいのです」ムフー
4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/14(火) 19:50:39 ID:dnVxTwiA
士郎「くっ、まだまだ!」ダッ
セイバー「(まったく、リンは普段は優雅なのですが時より子供っぽくもある)」バシーン
セイバー「(しかし料理の腕は安定しています。姉妹揃って、サクラも同様に達者です)」スパパーン
セイバー「(そういえば先日サクラとこのような事がありました)」バシッ
セイバー「(まったく、リンは普段は優雅なのですが時より子供っぽくもある)」バシーン
セイバー「(しかし料理の腕は安定しています。姉妹揃って、サクラも同様に達者です)」スパパーン
セイバー「(そういえば先日サクラとこのような事がありました)」バシッ
5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/14(火) 20:01:17 ID:dnVxTwiA
桜「できましたよ、セイバーさん」コトッ
セイバー「ありがとうございます、サクラ。頂きます!」パクパク
桜「働かずして食べるご飯はおいしいですかぁ?」ニコニコ
セイバー「サクラの料理は大変美味ですが、働かず、というのは違う。私はちゃんと自宅の警護に努めている」ムスー
桜「えっ?そうなんですか?ごめんなさい、私ったらてっきりニートの真似事でもしてるんだと思ってました!」
セイバー「ふふっ、サクラ、それは大きな勘違いですよ」
桜「そうですよね、ごめんなさい、本当のニートさんに失礼ですよね!」ウフフ
桜セイバー「あははははは」
セイバー「ありがとうございます、サクラ。頂きます!」パクパク
桜「働かずして食べるご飯はおいしいですかぁ?」ニコニコ
セイバー「サクラの料理は大変美味ですが、働かず、というのは違う。私はちゃんと自宅の警護に努めている」ムスー
桜「えっ?そうなんですか?ごめんなさい、私ったらてっきりニートの真似事でもしてるんだと思ってました!」
セイバー「ふふっ、サクラ、それは大きな勘違いですよ」
桜「そうですよね、ごめんなさい、本当のニートさんに失礼ですよね!」ウフフ
桜セイバー「あははははは」
6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/14(火) 20:07:59 ID:dnVxTwiA
道場
士郎「ぐっ・・。セイバーはやっぱり強いn
セイバー「(よく考えたらあの時のサクラの物言いは棘があったような気がします)」スパーン
セイバー「(いや、サクラに限ってそのような悪意はありえない。私の気のせいでしょう)」バチコーン
セイバー「(サクラは良い子だ。たまにはタイガのようなやんちゃさもあってもいいと思う)」バッチーン
セイバー「(タイガといえばあの約束、きちんと守ってくれるだろうか・・)」スパーン
士郎「ぐっ・・。セイバーはやっぱり強いn
セイバー「(よく考えたらあの時のサクラの物言いは棘があったような気がします)」スパーン
セイバー「(いや、サクラに限ってそのような悪意はありえない。私の気のせいでしょう)」バチコーン
セイバー「(サクラは良い子だ。たまにはタイガのようなやんちゃさもあってもいいと思う)」バッチーン
セイバー「(タイガといえばあの約束、きちんと守ってくれるだろうか・・)」スパーン
7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/14(火) 20:17:04 ID:dnVxTwiA
藤ねえ「どーお?セイバーちゃん、この店のどら焼きってすっごくおいしいんだよー!」
セイバー「ふむ、口当たりもよくそして甘すぎない。とてもよいお茶請けとなりそうです」パクパク
藤ねえ「でしょー!?何分も並んでやっとの思いで買ったんだからー!」フフーン
セイバー「ですがタイガ、もぐ、このようなおいしいものは皆で共有ふべきでふ」
藤ねえ「え~・・。だってそれじゃ士郎が『またこんなおやつばっかり食べて!太るぞ、藤ねえ!』って怒るんだもーん!」
藤ねえ「あっ、そうだセイバーちゃん、黙っておいてくれたらまたこうして誘ってあげるわよ~?それに、二人だけの方がセイバーちゃんもたくさん食べれるのよぉ・・?」ボソッ
セイバー「なっ・・・。それは・・・。・・・ふむ」
セイバー「仕方ありませんね」
セイバー「ふむ、口当たりもよくそして甘すぎない。とてもよいお茶請けとなりそうです」パクパク
藤ねえ「でしょー!?何分も並んでやっとの思いで買ったんだからー!」フフーン
セイバー「ですがタイガ、もぐ、このようなおいしいものは皆で共有ふべきでふ」
藤ねえ「え~・・。だってそれじゃ士郎が『またこんなおやつばっかり食べて!太るぞ、藤ねえ!』って怒るんだもーん!」
藤ねえ「あっ、そうだセイバーちゃん、黙っておいてくれたらまたこうして誘ってあげるわよ~?それに、二人だけの方がセイバーちゃんもたくさん食べれるのよぉ・・?」ボソッ
セイバー「なっ・・・。それは・・・。・・・ふむ」
セイバー「仕方ありませんね」
8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/14(火) 20:33:56 ID:dnVxTwiA
道場
士郎「ぎっ・・・うおおぉ・・!」バッ
セイバー「(少し心配ですがタイガもいい大人だ。騎士の誇りにかけて約束を果たしてくれるでしょう)」ズバーン
セイバー「(騎士の誇り、騎士の誇り)」ウンウン
セイバー「(約束言えばライダーともこんな約束をしました)」バチーン
士郎「ぎっ・・・うおおぉ・・!」バッ
セイバー「(少し心配ですがタイガもいい大人だ。騎士の誇りにかけて約束を果たしてくれるでしょう)」ズバーン
セイバー「(騎士の誇り、騎士の誇り)」ウンウン
セイバー「(約束言えばライダーともこんな約束をしました)」バチーン
9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/14(火) 20:47:49 ID:dnVxTwiA
セイバー「もぐもぐ」コソコソ
ライダー「ようやく尻尾を掴みました、セイバー」
セイバー「!ライダー・・・」パクパク
ライダー「一度許容したらこれです。貴女が隠れて私のおやつを食べているのは知っていました。もう止めて下さい」
セイバー「・・・・すまない。つい・・魔が差して・・」パク
ライダー「もうしないと言うのならこれ以上咎めません」
セイバー「はい・・・。すみませんでした・・」シュン
ライダー「ようやく尻尾を掴みました、セイバー」
セイバー「!ライダー・・・」パクパク
ライダー「一度許容したらこれです。貴女が隠れて私のおやつを食べているのは知っていました。もう止めて下さい」
セイバー「・・・・すまない。つい・・魔が差して・・」パク
ライダー「もうしないと言うのならこれ以上咎めません」
セイバー「はい・・・。すみませんでした・・」シュン
10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/14(火) 20:55:57 ID:dnVxTwiA
ライダー「・・・・・」
ライダー「・・・・・何も一人で食べる必要はないのですよ」
セイバー「ライダー・・・?」
ライダー「ですから!・・・一緒に食べようというのでしたら私のおやつを食べても構わない、と言っているのです」プイッ
セイバー「なっ!はい!今言ったこと反故にしたら許しませーん!」ピョン
ライダー「・・・・フフッ」
ライダー「・・・・・何も一人で食べる必要はないのですよ」
セイバー「ライダー・・・?」
ライダー「ですから!・・・一緒に食べようというのでしたら私のおやつを食べても構わない、と言っているのです」プイッ
セイバー「なっ!はい!今言ったこと反故にしたら許しませーん!」ピョン
ライダー「・・・・フフッ」
11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/14(火) 21:09:28 ID:dnVxTwiA
道場
士郎「づあっ・・!ううっ!」グラッ
セイバー「(ライダーはあれでかわいいとことがある)」フフ
セイバー「(同じサーヴァントとして少し羨ましく思うところもあります)」パコーン
セイバー「(それに引き換え・・・アーチャーときたら・・・。サーヴァントの何たるかをライダーに見習ってほしいものです)」バチ―ン
士郎「づあっ・・!ううっ!」グラッ
セイバー「(ライダーはあれでかわいいとことがある)」フフ
セイバー「(同じサーヴァントとして少し羨ましく思うところもあります)」パコーン
セイバー「(それに引き換え・・・アーチャーときたら・・・。サーヴァントの何たるかをライダーに見習ってほしいものです)」バチ―ン
12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/14(火) 21:29:36 ID:dnVxTwiA
アーチャー「ほら、さばいてやったぞセイバー」イケヅクリー
セイバー「む!ありがとうございます!アングラー!」イタダキマス
アーチャー「誰がアングラーだ」ヤレヤレ
セイバー「もぐもぐ、これは・・・!もぐ、新鮮な魚というのがこれほどに美味とは・・・!」
アーチャー「どうだ?うまいだろう」ドヤ
アーチャー「・・・さて、私も食べるとするk
セイバー「何!?アーチャー、どういうことだ!貴方の魚の方が大きくてよりおいしそうではないですか!」パクパク
アーチャー「何だ?私が釣ってきた魚だぞ?当然の事だろう」
セイバー「当然のことだろう、でなはい!」ブー
アーチャー「(くっ、めんどくさい)」
セイバー「む!ありがとうございます!アングラー!」イタダキマス
アーチャー「誰がアングラーだ」ヤレヤレ
セイバー「もぐもぐ、これは・・・!もぐ、新鮮な魚というのがこれほどに美味とは・・・!」
アーチャー「どうだ?うまいだろう」ドヤ
アーチャー「・・・さて、私も食べるとするk
セイバー「何!?アーチャー、どういうことだ!貴方の魚の方が大きくてよりおいしそうではないですか!」パクパク
アーチャー「何だ?私が釣ってきた魚だぞ?当然の事だろう」
セイバー「当然のことだろう、でなはい!」ブー
アーチャー「(くっ、めんどくさい)」
13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/14(火) 22:05:36 ID:dnVxTwiA
アーチャー「(ここはひとつ・・・)」
アーチャー「セイバー、聞いてくれ。この二匹の魚は大きさは違えど実はセイバーの魚の方が高級なんだ」
セイバー「なっ、本当ですか・・・?それにしては姿形が似ているような・・・」ウーン
アーチャー「そんなことはないぞ!まさかセイバーともあろう者が高級なものとそうでないもの、その違いがわからないのではあるまい?」
セイバー「そ、そのようなことは・・・!(あ、自信ない・・・)」アセアセ
セイバー「こうなったら私の直観に頼る・・・・!」キッ
セイバー「む・・・・・・」
セイバー「・・・・・・・・・・」
セイバー「・・・・・・・・・・・・・こっちだ!」スッ
セイバー「ええ、確かに私が食べていた魚の方が高級そうです」キリッ
アーチャー「ハッハッハ!そうだろう、そうだろう!」
アーチャー「(チョロい)」ニコー
アーチャー「セイバー、聞いてくれ。この二匹の魚は大きさは違えど実はセイバーの魚の方が高級なんだ」
セイバー「なっ、本当ですか・・・?それにしては姿形が似ているような・・・」ウーン
アーチャー「そんなことはないぞ!まさかセイバーともあろう者が高級なものとそうでないもの、その違いがわからないのではあるまい?」
セイバー「そ、そのようなことは・・・!(あ、自信ない・・・)」アセアセ
セイバー「こうなったら私の直観に頼る・・・・!」キッ
セイバー「む・・・・・・」
セイバー「・・・・・・・・・・」
セイバー「・・・・・・・・・・・・・こっちだ!」スッ
セイバー「ええ、確かに私が食べていた魚の方が高級そうです」キリッ
アーチャー「ハッハッハ!そうだろう、そうだろう!」
アーチャー「(チョロい)」ニコー
15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/14(火) 22:21:05 ID:dnVxTwiA
道場
士郎「セイっ・・バー。もっ、もう」フラッ
セイバー「(初めから高級な魚だと言ってくれればよいものを)」バッチン
セイバー「(まどろっこしいものです)」ムス
セイバー「(まどろっこしいと言えばあの男もそうでした)」バシーン
士郎「セイっ・・バー。もっ、もう」フラッ
セイバー「(初めから高級な魚だと言ってくれればよいものを)」バッチン
セイバー「(まどろっこしいものです)」ムス
セイバー「(まどろっこしいと言えばあの男もそうでした)」バシーン
16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/14(火) 22:57:12 ID:dnVxTwiA
教会
セイバー「はぐはぐ、うまうま」
言峰「ところで、セイバー。まさか無償で私の麻婆を食べられるとは思っているのではあるまいな?」
セイバー「何!どうして貴方はここまで食べてしまってから言うのです!」パクパク
言峰「なんだ?気づいていなかったのか?ふふ、それは悪いことをしたな」
言峰「しかしそんな事は関係ない。これからあることに付き合ってもらおう。何、大したことではない」ニヤリ
セイバー「はぐはぐ、うまうま」
言峰「ところで、セイバー。まさか無償で私の麻婆を食べられるとは思っているのではあるまいな?」
セイバー「何!どうして貴方はここまで食べてしまってから言うのです!」パクパク
言峰「なんだ?気づいていなかったのか?ふふ、それは悪いことをしたな」
言峰「しかしそんな事は関係ない。これからあることに付き合ってもらおう。何、大したことではない」ニヤリ
17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/14(火) 23:55:45 ID:dnVxTwiA
言峰「ここにカツ丼と親子丼がある」ホッカー
セイバー「ゴクリ・・・!」スッ
言峰「おおっと」サッ
セイバー「ああっ!何をするのです!」
言峰「これからお前にはこの料理を食べてもらうわけだが・・・。どちらの品も味は魔術教会が保障しよう」
言峰「カラッと揚げられた衣、脂っぽさはなくそれでいてジューシーさは忘れていない。そして卵の黄身と白身のバランスが絶妙だ。
見た目ではあまり主張のない玉ねぎも、口に入れれば途端に存在感を表してくる、そんなカツ丼と」
セイバー「」ダラー
言峰「柔らかな鶏肉は口の中で旨みをはじけさせ、とろとろの卵と肉、そしてご飯をかき込むように食べずしてどう食べると言わんばかりの
ボリューム。その名に恥じぬコンビネーションをかもす親子丼」
言峰「セイバー、お前に食わせてやろう」ニヤ
セイバー「言峰・・・!」ゴクッ
言峰「ああ・・・しっかり食え」
言峰「おかわりもいいぞ!」
言峰「ただし・・・。どちらか一つだけ、だ」ニヤリ
セイバー「ゴクリ・・・!」スッ
言峰「おおっと」サッ
セイバー「ああっ!何をするのです!」
言峰「これからお前にはこの料理を食べてもらうわけだが・・・。どちらの品も味は魔術教会が保障しよう」
言峰「カラッと揚げられた衣、脂っぽさはなくそれでいてジューシーさは忘れていない。そして卵の黄身と白身のバランスが絶妙だ。
見た目ではあまり主張のない玉ねぎも、口に入れれば途端に存在感を表してくる、そんなカツ丼と」
セイバー「」ダラー
言峰「柔らかな鶏肉は口の中で旨みをはじけさせ、とろとろの卵と肉、そしてご飯をかき込むように食べずしてどう食べると言わんばかりの
ボリューム。その名に恥じぬコンビネーションをかもす親子丼」
言峰「セイバー、お前に食わせてやろう」ニヤ
セイバー「言峰・・・!」ゴクッ
言峰「ああ・・・しっかり食え」
言峰「おかわりもいいぞ!」
言峰「ただし・・・。どちらか一つだけ、だ」ニヤリ
18: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 00:20:19 ID:sr.07sxM
セイバー「なっ!バカな!私に選べというのか!?」
言峰「そうだ、早くしろ。さもなければ私が食べてしまうぞ?」
セイバー「そん、な・・・選べるはずがない・・・」ワナワナ
言峰「ほぅら、どうした?何だ、選べないとでも言うのか?」ニヤリ
セイバー「ぐっ・・・ううっ」
言峰「うーむ、うまそうだ・・・。どれ、私が食べてしまおうk
セイバー「うっ、うわあああああああああ!!!」グニャー
言峰「HAHAHAHAHAHAHA!」ユエツ・・
言峰「そうだ、早くしろ。さもなければ私が食べてしまうぞ?」
セイバー「そん、な・・・選べるはずがない・・・」ワナワナ
言峰「ほぅら、どうした?何だ、選べないとでも言うのか?」ニヤリ
セイバー「ぐっ・・・ううっ」
言峰「うーむ、うまそうだ・・・。どれ、私が食べてしまおうk
セイバー「うっ、うわあああああああああ!!!」グニャー
言峰「HAHAHAHAHAHAHA!」ユエツ・・
19: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 00:29:36 ID:sr.07sxM
道場
士郎「・・・・・!・・・・・!」
セイバー「(まったく、素直にどちらも食べさせてくれればいいものを!)」バコォ
セイバー「(これだからあの男は苦手です)」プンスカ
セイバー「(・・・そういえばキリツグもあの男を目の敵にしていましたね)」バシーン
セイバー「(キリツグといえば先日外食した時に・・・)」バチコーン
士郎「・・・・・!・・・・・!」
セイバー「(まったく、素直にどちらも食べさせてくれればいいものを!)」バコォ
セイバー「(これだからあの男は苦手です)」プンスカ
セイバー「(・・・そういえばキリツグもあの男を目の敵にしていましたね)」バシーン
セイバー「(キリツグといえば先日外食した時に・・・)」バチコーン
20: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 00:50:08 ID:sr.07sxM
ファミレス
切嗣「(結局連れてこられてしまった・・・)」
イリヤ「わーい!私こういう所でお食事するの初めてー!」キャッキャ
切嗣「そうかい?イリヤ、好きなものを頼みなさい」デレー
セイバー「わーい!メニューはどこですか!」キャホー
切嗣「(お前まではしゃいでんじゃねぇよ・・・)」イラッ
アイリ「決めたわ、私これにする!」
舞弥「マダム、私ドリンクバーのチケットを人数分持っています」スッ
アイリ「ありがとう舞弥さん!・・・えっと、注文するにはどうしたらいいのかしら」
舞弥「それはここのボタンを押してウェイトレスを呼ぶのですよ」サッ
切嗣「(結局連れてこられてしまった・・・)」
イリヤ「わーい!私こういう所でお食事するの初めてー!」キャッキャ
切嗣「そうかい?イリヤ、好きなものを頼みなさい」デレー
セイバー「わーい!メニューはどこですか!」キャホー
切嗣「(お前まではしゃいでんじゃねぇよ・・・)」イラッ
アイリ「決めたわ、私これにする!」
舞弥「マダム、私ドリンクバーのチケットを人数分持っています」スッ
アイリ「ありがとう舞弥さん!・・・えっと、注文するにはどうしたらいいのかしら」
舞弥「それはここのボタンを押してウェイトレスを呼ぶのですよ」サッ
21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 01:08:12 ID:sr.07sxM
イリヤ「!私が押すー!」ピンポーン
切嗣「こらこら、あまり騒いではいけないよ」
イリヤ「ごめんなさーい」エヘヘ
切嗣アイリ「(天使や・・・)」
セイバー「(私も押したかった・・・)」グヌヌ
店員「ご注文をお伺いいたします」
舞弥「○○と、××、あと◎◎。ええ、それです。あと・・・」
・
・
・
切嗣「こらこら、あまり騒いではいけないよ」
イリヤ「ごめんなさーい」エヘヘ
切嗣アイリ「(天使や・・・)」
セイバー「(私も押したかった・・・)」グヌヌ
店員「ご注文をお伺いいたします」
舞弥「○○と、××、あと◎◎。ええ、それです。あと・・・」
・
・
・
22: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 01:15:05 ID:sr.07sxM
イリヤ「もぐもぐ、ふーん。まぁまぁね!」
切嗣「それはよかった」ニコ
イリヤ「パクパク・・・あっ!」ポロッ
切嗣「おっと」フキフキ
イリヤ「むー!子ども扱いしないでよ、キリツグー!」プンスカ
切嗣「ハハ、ごめんよ」ナデナデ
セイバー「!」
セイバー「キリツグ!もぐ、おいしいでふ!もぐもぐ!」ポロポロポロ
切嗣「・・・」パクパク
セイバー「くっ!」
舞弥「かまって欲しそうですね」
アイリ「セイバー・・・」ホロリ
切嗣「それはよかった」ニコ
イリヤ「パクパク・・・あっ!」ポロッ
切嗣「おっと」フキフキ
イリヤ「むー!子ども扱いしないでよ、キリツグー!」プンスカ
切嗣「ハハ、ごめんよ」ナデナデ
セイバー「!」
セイバー「キリツグ!もぐ、おいしいでふ!もぐもぐ!」ポロポロポロ
切嗣「・・・」パクパク
セイバー「くっ!」
舞弥「かまって欲しそうですね」
アイリ「セイバー・・・」ホロリ
23: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 01:25:19 ID:sr.07sxM
道場
士郎「・・・・・」フラ
セイバー「(キリツグはイリヤスフィールに甘すぎです!)」パチコーン
セイバー「(あれではイリヤスフィールが自律できなくなる、私のように)」ヤレヤレ
セイバー「(もう少し私にかまってくれてもいいものを・・・)」パッチーン
セイバー「(かまう、といえば最近キャスターに妙な絡まれ方をされますね・・・)」スパン
士郎「・・・・・」フラ
セイバー「(キリツグはイリヤスフィールに甘すぎです!)」パチコーン
セイバー「(あれではイリヤスフィールが自律できなくなる、私のように)」ヤレヤレ
セイバー「(もう少し私にかまってくれてもいいものを・・・)」パッチーン
セイバー「(かまう、といえば最近キャスターに妙な絡まれ方をされますね・・・)」スパン
24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 01:38:28 ID:sr.07sxM
セイバー「・・・・・」パクハク
キャスター「う・・・うっ」
キャスター「(あら・・・私ったらどうして倒れt)」
セイバー「・・・・うんうんなかなか」モグ
キャスター「(ああああああああ!!せせっ、セイバー!!が!!私の手作り弁当を食べてる・・・!
しかも好感触っぽい・・・・!宗一郎様に届けるつもりだったけど・・・やむをえないわ!)」
キャスター「(ここは勝手にお弁当を食べたことを咎める風に装い、家に連れて帰ってコスプレしてもらいましょう・・・!)」
キャスター「う・・・うっ」
キャスター「(あら・・・私ったらどうして倒れt)」
セイバー「・・・・うんうんなかなか」モグ
キャスター「(ああああああああ!!せせっ、セイバー!!が!!私の手作り弁当を食べてる・・・!
しかも好感触っぽい・・・・!宗一郎様に届けるつもりだったけど・・・やむをえないわ!)」
キャスター「(ここは勝手にお弁当を食べたことを咎める風に装い、家に連れて帰ってコスプレしてもらいましょう・・・!)」
26: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 01:52:22 ID:sr.07sxM
キャスター「ゴホン、セイバー。貴女、何をやっているのかしら?
セイバー「!キャスター・・・。気が付いたのですか」
キャスター「あらぁ?貴女、私のお弁当勝手に食べちゃったのぉ?これは厳しい罰が必要みたいね?」ニヤ
セイバー「い、いえっ!これは・・・そう、私が見た時にはもう既に食べられていたのです!」アセアセ
キャスター「えー?そうなのぉ?・・・・あら、セイバー。ほっぺたに食べ残しのご飯粒がついているわよ?」
セイバー「なっ!そんな筈は!私はちゃんと綺麗に・・・はっ!」ドキ
キャスター「フフッ。チェックメイトね?」
ウウー、チガウッタラチガウノデース!
マァ、オウジョウギワガワルイワヨ?
セイバー「!キャスター・・・。気が付いたのですか」
キャスター「あらぁ?貴女、私のお弁当勝手に食べちゃったのぉ?これは厳しい罰が必要みたいね?」ニヤ
セイバー「い、いえっ!これは・・・そう、私が見た時にはもう既に食べられていたのです!」アセアセ
キャスター「えー?そうなのぉ?・・・・あら、セイバー。ほっぺたに食べ残しのご飯粒がついているわよ?」
セイバー「なっ!そんな筈は!私はちゃんと綺麗に・・・はっ!」ドキ
キャスター「フフッ。チェックメイトね?」
ウウー、チガウッタラチガウノデース!
マァ、オウジョウギワガワルイワヨ?
27: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 02:15:39 ID:sr.07sxM
ランサー「ふーっ・・・。ったく、ひでぇめにあったぜ・・・・・・ん?」
ダダーーッ
セイバー「ランサー!いいところにいましたね!」ハァッハァ
キャスター「待ちなさーーい!セイバー―!」オホホホ
ランサー「うげ!?何か嫌な予感がするんだが・・・」
セイバー「ランサー!私の無実を証明して下さい!!」ズイッ
ランサー「はぁ?お前何言って
キャスター「そこをどきなさい!!ランサー!!」グワッ
ランサー「うわああ?何だぁ!?」
ダダーーッ
セイバー「ランサー!いいところにいましたね!」ハァッハァ
キャスター「待ちなさーーい!セイバー―!」オホホホ
ランサー「うげ!?何か嫌な予感がするんだが・・・」
セイバー「ランサー!私の無実を証明して下さい!!」ズイッ
ランサー「はぁ?お前何言って
キャスター「そこをどきなさい!!ランサー!!」グワッ
ランサー「うわああ?何だぁ!?」
28: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 02:23:20 ID:sr.07sxM
ランサー「よくわかんねーけど本能が逃げろと言っている!俺ぁずらかるぜ!」ダッ
セイキャス「あっ」
ランサー「えっ」
ドゴオーーーーーン!
通行人「アアーッ!全身青タイツの男が大型トラックに轢かれたーー!」
ランサー「」
キャスター「貴方何やってるの・・・」
セイバー「今のうちです・・・・」コソコソ
キャスター「あれっ!?セイバーーーー!?」
ラ ン サ ー 死 亡
セイキャス「あっ」
ランサー「えっ」
ドゴオーーーーーン!
通行人「アアーッ!全身青タイツの男が大型トラックに轢かれたーー!」
ランサー「」
キャスター「貴方何やってるの・・・」
セイバー「今のうちです・・・・」コソコソ
キャスター「あれっ!?セイバーーーー!?」
ラ ン サ ー 死 亡
29: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 02:32:03 ID:sr.07sxM
道場
士郎「・・・・・ゴフッ」
セイバー「(あの眼は何をされるかわからない眼だった・・・)」スパーン
セイバー「(私の直観の鋭さのお蔭で回避できましたが)」パッチーン
セイバー「(同じクラスのもう一人のキャスターとは全くの別物ですね・・・)」ズパーン
士郎「・・・・・ゴフッ」
セイバー「(あの眼は何をされるかわからない眼だった・・・)」スパーン
セイバー「(私の直観の鋭さのお蔭で回避できましたが)」パッチーン
セイバー「(同じクラスのもう一人のキャスターとは全くの別物ですね・・・)」ズパーン
30: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 02:41:52 ID:sr.07sxM
ジルドレ「お待たせいたしましたァ!聖処*ジャンヌ、そして我がマスター、リュウノスケよ!」
セイバー「待ってました!」イヨッ
龍之介「おおおお旦那ぁ!今日は一体どんなスゲーの作ってくれたんだぁ!?」ワクワク
ジルドレ「ふふ、驚くことなかれ。本日の宴に私がご用意致しました料理は・・・・」
ジルドレ「カレーでございます」ババーン
セイバー「待ってました!」イヨッ
龍之介「おおおお旦那ぁ!今日は一体どんなスゲーの作ってくれたんだぁ!?」ワクワク
ジルドレ「ふふ、驚くことなかれ。本日の宴に私がご用意致しました料理は・・・・」
ジルドレ「カレーでございます」ババーン
31: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 02:58:25 ID:sr.07sxM
龍之介「か、カレー・・・?だって?」
ジルドレ「左様にございます」ニコニコ
龍之介「あのさぁ、旦那ぁ。なーんか普通すぎやしねぇえか?こんなのいつもの旦那じゃねぇよぉ!
もっとこう!パーーッっとs
ジルドレ「キエエエエエエエエエエイイッ!!!」
セイバー「!?」ドキッ
ジルドレ「リュウノスケ!普通すぎるとは何事ですかッ!・・・あぁ、嘆かわしい!我がマスターともあろう者が
シンプルゆえの深さに気づけないとは・・・!」
ジルドレ「リュウノスケ!ともあれまずは口に入れてみて下さいっ!!
ジルドレ「左様にございます」ニコニコ
龍之介「あのさぁ、旦那ぁ。なーんか普通すぎやしねぇえか?こんなのいつもの旦那じゃねぇよぉ!
もっとこう!パーーッっとs
ジルドレ「キエエエエエエエエエエイイッ!!!」
セイバー「!?」ドキッ
ジルドレ「リュウノスケ!普通すぎるとは何事ですかッ!・・・あぁ、嘆かわしい!我がマスターともあろう者が
シンプルゆえの深さに気づけないとは・・・!」
ジルドレ「リュウノスケ!ともあれまずは口に入れてみて下さいっ!!
32: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 03:04:28 ID:sr.07sxM
龍之介「わかったよぉ、旦那・・・・!?」パク
龍之介「ウンまああ~いっ!こっこれは~っ!この味わあぁ~っ!こってりとしたルゥに野菜の甘み部分がからみつくうまさだ!!
ルゥが野菜を! 野菜がルゥを引き立てるッ!
’ハーモニー’っつーんですかあ~、’味の調和’っつーんですか~っ!
例えるならサイモンとガーファンクルのデュエット! ウッチャンに対するナンチャン!高森朝雄の原作に対するちばてつやの’あしたのジョー’!」
龍之介「COOOOOOOL!!!旦那ァ・・。俺ぁ・・俺ぁ・・間違ってたよぉう!」ポロポロ
ジルドレ「リュウノスケ・・・わかってくれたのならよいのです・・・!」グッ
龍之介「旦那ぁ!俺はあんたについて行くぜぇ!!」ヒャッホー
セイバー「うめ・・・うめ・・」モグモク
龍之介「ウンまああ~いっ!こっこれは~っ!この味わあぁ~っ!こってりとしたルゥに野菜の甘み部分がからみつくうまさだ!!
ルゥが野菜を! 野菜がルゥを引き立てるッ!
’ハーモニー’っつーんですかあ~、’味の調和’っつーんですか~っ!
例えるならサイモンとガーファンクルのデュエット! ウッチャンに対するナンチャン!高森朝雄の原作に対するちばてつやの’あしたのジョー’!」
龍之介「COOOOOOOL!!!旦那ァ・・。俺ぁ・・俺ぁ・・間違ってたよぉう!」ポロポロ
ジルドレ「リュウノスケ・・・わかってくれたのならよいのです・・・!」グッ
龍之介「旦那ぁ!俺はあんたについて行くぜぇ!!」ヒャッホー
セイバー「うめ・・・うめ・・」モグモク
33: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 03:12:25 ID:sr.07sxM
道場
士郎「」
セイバー「(いや、よく考えたらこちらのキャスターも常軌を逸していますね・・・)」バチッ
セイバー「(そうなると案外まともなサーヴァントとは私を除外するとなかなか少ないのではないだろうか)」バッチーン
セイバー「(征服王は・・・どうだろう)」シュパーン
セイバー「(確か食事にお呼ばれした日・・・)」シュパチーン
士郎「」
セイバー「(いや、よく考えたらこちらのキャスターも常軌を逸していますね・・・)」バチッ
セイバー「(そうなると案外まともなサーヴァントとは私を除外するとなかなか少ないのではないだろうか)」バッチーン
セイバー「(征服王は・・・どうだろう)」シュパーン
セイバー「(確か食事にお呼ばれした日・・・)」シュパチーン
35: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 03:36:57 ID:sr.07sxM
イスカンダル「グワハッハッハ!酒だ!酒だ―!」ベロン
セイバー「むむ・・!もぐもぐ!美味です!・・・ヒック」
グレン「ワッハッハ!相変わらずいい飲みっぷりだ!」グビグビ
ウェイバー「ごめん、おじいさん、おばあさん・・・。こんなに料理作ってもらって・・・」
マーサ「いいのよぉ、ウェイバーちゃん!・・・・今日はこんなに可愛い彼女さん連れて来ちゃったんだから!」
ウェイバー「」ブー
ウェイバー「なななな何言ってんだよ!?
セイバー「むむ・・!もぐもぐ!美味です!・・・ヒック」
グレン「ワッハッハ!相変わらずいい飲みっぷりだ!」グビグビ
ウェイバー「ごめん、おじいさん、おばあさん・・・。こんなに料理作ってもらって・・・」
マーサ「いいのよぉ、ウェイバーちゃん!・・・・今日はこんなに可愛い彼女さん連れて来ちゃったんだから!」
ウェイバー「」ブー
ウェイバー「なななな何言ってんだよ!?
36: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 03:41:06 ID:sr.07sxM
グレン「ワッハッハ!マーサ!ウェイバーにそんな度胸がある訳ないじゃろ!」
イスカンダル「そうだぁ!この坊主にそんな甲斐性ありゃせんわい!」ガハハ
ウェイバー「(くっ、言わせておけば・・・!)」
ウェイバー「おい!僕だってそれぐらいd
セイバー「なんれすかぁ?」ズイッ
ウェイバー「うえっ!?(近っ!)」
セイバー「らいらーのますたー、言いたいことがあるならはっきりといいなさい!」ヒック
ウェイバー「うわわわわ!?離せバカッ!」ドキ
イスカンダル「ほぅれみろぉ!」ガハハ
グレン「ウケる!マジウケる!」ワハハ
マーサ「あなた、キャラ変わってますよ」
イスカンダル「そうだぁ!この坊主にそんな甲斐性ありゃせんわい!」ガハハ
ウェイバー「(くっ、言わせておけば・・・!)」
ウェイバー「おい!僕だってそれぐらいd
セイバー「なんれすかぁ?」ズイッ
ウェイバー「うえっ!?(近っ!)」
セイバー「らいらーのますたー、言いたいことがあるならはっきりといいなさい!」ヒック
ウェイバー「うわわわわ!?離せバカッ!」ドキ
イスカンダル「ほぅれみろぉ!」ガハハ
グレン「ウケる!マジウケる!」ワハハ
マーサ「あなた、キャラ変わってますよ」
37: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 03:47:05 ID:sr.07sxM
道場
士郎?「」チーン
セイバー「(く・・・。あの日の事が妙に思い出せない・・・)」バスーン
セイバー「(楽しい宴となった・・・ような気はするのですが・・・)」バティーン
セイバー「(まあよいでしょう)」フー
セイバー「・・・む、そういえば目の前にあるボロ雑巾のようなものは一体・・・・」
セイバー「・・・はっ!!!シロウ!!!」
士郎?「」チーン
セイバー「(く・・・。あの日の事が妙に思い出せない・・・)」バスーン
セイバー「(楽しい宴となった・・・ような気はするのですが・・・)」バティーン
セイバー「(まあよいでしょう)」フー
セイバー「・・・む、そういえば目の前にあるボロ雑巾のようなものは一体・・・・」
セイバー「・・・はっ!!!シロウ!!!」
38: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 03:55:18 ID:sr.07sxM
士郎「」グデーン
セイバー「シロウ!シローウ!すみません、私としたことが不覚を・・・!」
士郎「ぐっ・・・」
セイバー「!?シロウ!」
士郎「ガフッ・・・。セイバー・・・俺の事はいいから・・昼飯食べてこいよ・・・遠坂が待ってる、から・・・さ」ガク
セイバー「シローーウ!」
セイバー「ううっ。こんな姿になってまで・・私の食事の心配を・・・しろぉ」ウルウル
セイバー「こうはしてられない!すぐに居間で手当てをs
???「フハ!フハハハハハハハハ!
セイバー「シロウ!シローウ!すみません、私としたことが不覚を・・・!」
士郎「ぐっ・・・」
セイバー「!?シロウ!」
士郎「ガフッ・・・。セイバー・・・俺の事はいいから・・昼飯食べてこいよ・・・遠坂が待ってる、から・・・さ」ガク
セイバー「シローーウ!」
セイバー「ううっ。こんな姿になってまで・・私の食事の心配を・・・しろぉ」ウルウル
セイバー「こうはしてられない!すぐに居間で手当てをs
???「フハ!フハハハハハハハハ!
40: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 04:11:59 ID:sr.07sxM
ギル「スェイバー!!今日という今日は我と高級レストランで食事に行くのだ!何を隠そう、そのレストランは夜景の美しさに
定評のある店だ。必ずやお前も気に入ることだろう!」
ギル「レストランで食事を終えた後は特別に我の家へと招待しようではないか!それぐらいは許可してやるぞ?よもや食事を終えたらそこで別れを告げるなどと、
そのようなお子様的思考は持ち合わせてはいないだろうな、セイバー?」
ギル「我の完璧プランはむしろここから始まると言っても過言ではない!・・・我の部屋で少し気分を落ち着かせ、そして王にふさわしい酒を嗜むのだ!
更に・・・そこから先はまぁ、何というか大人の世界へと・・・踏み入れ・・・ゴホン!」
ギル「ともかく!」
ギル「今夜は帰さんぞぉ、セイバー!」
定評のある店だ。必ずやお前も気に入ることだろう!」
ギル「レストランで食事を終えた後は特別に我の家へと招待しようではないか!それぐらいは許可してやるぞ?よもや食事を終えたらそこで別れを告げるなどと、
そのようなお子様的思考は持ち合わせてはいないだろうな、セイバー?」
ギル「我の完璧プランはむしろここから始まると言っても過言ではない!・・・我の部屋で少し気分を落ち着かせ、そして王にふさわしい酒を嗜むのだ!
更に・・・そこから先はまぁ、何というか大人の世界へと・・・踏み入れ・・・ゴホン!」
ギル「ともかく!」
ギル「今夜は帰さんぞぉ、セイバー!」
41: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 04:20:32 ID:sr.07sxM
セイバー「・・・・」ボソッ
ギル「・・・・おん?」
セイバー「言いたいことは・・・・それだけかっ!!」ビュオ
ギル「んなっ!?」
セイバー「エクス・・・・カリバァァァァァ!!!」
ギル「ぐおわああああああああああ!!!何故だぁぁああ!?」キラーン
セイバー「さっ、士郎!手当てに・・・シロウ?」
士郎「」チーン
セイバー「しまったあああ!こんな狭い所でエクスカリバーを使用したせいでシロウまで・・・!」アサアセ
士郎「・・な、なん・・・でさ」ガク
おわり
ギル「・・・・おん?」
セイバー「言いたいことは・・・・それだけかっ!!」ビュオ
ギル「んなっ!?」
セイバー「エクス・・・・カリバァァァァァ!!!」
ギル「ぐおわああああああああああ!!!何故だぁぁああ!?」キラーン
セイバー「さっ、士郎!手当てに・・・シロウ?」
士郎「」チーン
セイバー「しまったあああ!こんな狭い所でエクスカリバーを使用したせいでシロウまで・・・!」アサアセ
士郎「・・な、なん・・・でさ」ガク
おわり
引用元: セイバー「そろそろお昼ご飯ですね」
モバP「楓さん自重。楓さん、こら高垣」
2020-03-31
1: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/04/08(土) 00:53:10.87 ID:AYkuPmVc0
楓「……」キョロキョロ
モバP(以降P表記だよ♪あれ、アッキー?)「楓さーん、こっちですよこっち」
楓「…!」
楓「……?」ピョン、ピョンッ
P「こっちですってば。おーい、ここです、ここー!」フリフリッ
楓「……!」パァッ
P「あ、見つけた見つけた。そんな急に走ると蹴躓きますよーって、あっほら」
楓「あいたた…」
P「大丈夫ですか?ああもう、膝ちょっぴり擦り剥いてるじゃないですか」
楓「すみません…プロデューサーのお姿を見つけたもので」
P「別に逃げやしませんよ。迎えに来たんだから」
楓「本当は私が先に見つけて気づかれる前に捕まえたかったんですけど」
P「逃げやしませんてば!」
楓「足元の石に足を取られてすとーん、って転んじゃいました」
P「33点」
楓「!?」
P「取り敢えず移動しましょう。その膝も消毒しないといけませんし」
楓「あ、あのっ、もうちょっと点数上げて貰えませんか?」
P「はいはい、行きますよ25歳児さん」
楓「あ、ちょっとだけ待って貰えますか」
P「忘れ物でもしました?」
楓「えいっ」ピロリンッ
P「ちょ」
楓「2人で地方ロケなう、と…」
P「うわぁツイートして3秒立たずに物凄い反応だぁ」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1491580390
モバP(以降P表記だよ♪あれ、アッキー?)「楓さーん、こっちですよこっち」
楓「…!」
楓「……?」ピョン、ピョンッ
P「こっちですってば。おーい、ここです、ここー!」フリフリッ
楓「……!」パァッ
P「あ、見つけた見つけた。そんな急に走ると蹴躓きますよーって、あっほら」
楓「あいたた…」
P「大丈夫ですか?ああもう、膝ちょっぴり擦り剥いてるじゃないですか」
楓「すみません…プロデューサーのお姿を見つけたもので」
P「別に逃げやしませんよ。迎えに来たんだから」
楓「本当は私が先に見つけて気づかれる前に捕まえたかったんですけど」
P「逃げやしませんてば!」
楓「足元の石に足を取られてすとーん、って転んじゃいました」
P「33点」
楓「!?」
P「取り敢えず移動しましょう。その膝も消毒しないといけませんし」
楓「あ、あのっ、もうちょっと点数上げて貰えませんか?」
P「はいはい、行きますよ25歳児さん」
楓「あ、ちょっとだけ待って貰えますか」
P「忘れ物でもしました?」
楓「えいっ」ピロリンッ
P「ちょ」
楓「2人で地方ロケなう、と…」
P「うわぁツイートして3秒立たずに物凄い反応だぁ」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1491580390
関連
ハルヒ「SOS団で恋の暴露大会をするわよ!」
【朗報】わたてんさん、ケムリクサを超えてガチで覇権へ
【ラブライブサンシャイン】善子「運命の引力」
【悲報】Twitterで3年前に「令和」を予言してたものがいたwwwwwwwww
2: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/04/08(土) 01:16:22.61 ID:AYkuPmVc0
P「はい、ちょっと染みますよー」
楓「痛いのは嫌ですー」
P「こら、足バタバタしない。痛みは一瞬だ」
楓「ちょっとくすぐったいぐらいなら良いんですけど」
P「はいはい、出来る限り優しくしますから」
楓「…はぁい」
P「はい良い子良い子。痛かったら右手を上げてくださいねー」チョンッ
楓「っ!」ピョコッ
P「我慢」チョンチョン
楓「!?」
P「…これでよし。マキロン塗りましたからすぐに治りますよ」
楓「諜報活動が趣味なんですか」
P「それはマキノん」
楓「1つの捨て牌に対し2人のロンがかかる…」
P「それはダブロン。御無礼」
楓「地底怪獣」
P「テレスドン」
楓「作・新田たつおの極道漫画」
P「静かなるドン」
P「…古いの知ってますね」
楓「んふっ」
3: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/04/08(土) 01:41:18.83 ID:AYkuPmVc0
P「取り敢えず、撮影お疲れさまでした」
楓「いえいえ、プロデューサーもわざわざ付き添って頂いてありがとうございます」
P「丁度手が空いていたもので。それにしてもすっかり人気番組になりましたね…楓さんの「酔いどれ高垣温泉旅クロニクル」。最初はどうなることかと思いましたけど」
楓「どやぁ」
P「はいはい凄い凄い」
P「それにしてもトントン拍子で撮影進みましたね。撮影は明後日までの予定だったのに」
楓「どやあ」
P「…多分凄いのは楓さんよりスタッフさん達だと思いますよ」
楓「!?」
P「ディレクターさんも「折角だから空き時間You達遊んじゃいなよ!」って歓楽街にまっしぐらですし…どうします?折角だし観光します?」
楓「いいんですか?なら是非。ロケであちこち歩いてて色々気になってたところがあるんですよ」
P「それは良かった」
楓「じゃあ、早速行きましょうか♪」
P「はい、いってらっしゃい」
楓「え?」
P「ん?」
楓「プロデューサーは、いかないんですか?」
P「いやいや、俺はもう挨拶回りで心にもない社交辞令を吐き続けて疲れたので部屋で爪でも切ってようかと」
楓「くろーして爪を切りたいのも分かりますけど折角ですし一緒に行きましょう?」グイグイッ
P「うーん、45点」
楓「!?」グイグイッ
P「驚愕しながら引っ張り続けるんですね力強いなぁ…ってもう廊下だし!楓さんタンマ!階段は駄目です立ち上がらせて!ちょっ、力強ぇ!」
楓「いえいえ、プロデューサーもわざわざ付き添って頂いてありがとうございます」
P「丁度手が空いていたもので。それにしてもすっかり人気番組になりましたね…楓さんの「酔いどれ高垣温泉旅クロニクル」。最初はどうなることかと思いましたけど」
楓「どやぁ」
P「はいはい凄い凄い」
P「それにしてもトントン拍子で撮影進みましたね。撮影は明後日までの予定だったのに」
楓「どやあ」
P「…多分凄いのは楓さんよりスタッフさん達だと思いますよ」
楓「!?」
P「ディレクターさんも「折角だから空き時間You達遊んじゃいなよ!」って歓楽街にまっしぐらですし…どうします?折角だし観光します?」
楓「いいんですか?なら是非。ロケであちこち歩いてて色々気になってたところがあるんですよ」
P「それは良かった」
楓「じゃあ、早速行きましょうか♪」
P「はい、いってらっしゃい」
楓「え?」
P「ん?」
楓「プロデューサーは、いかないんですか?」
P「いやいや、俺はもう挨拶回りで心にもない社交辞令を吐き続けて疲れたので部屋で爪でも切ってようかと」
楓「くろーして爪を切りたいのも分かりますけど折角ですし一緒に行きましょう?」グイグイッ
P「うーん、45点」
楓「!?」グイグイッ
P「驚愕しながら引っ張り続けるんですね力強いなぁ…ってもう廊下だし!楓さんタンマ!階段は駄目です立ち上がらせて!ちょっ、力強ぇ!」
5: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/04/08(土) 01:57:05.31 ID:AYkuPmVc0
楓「見てくださいプロデューサー。温泉饅頭ですよ、温泉饅頭」
P「子供の頃って温泉饅頭って温泉のお湯混ぜて作ってるって思ってましたよ」
楓「…違うんですか?」
P「温泉のお湯じゃなくて温泉水使ったり温泉の蒸気で蒸したりするんですよ。…いや待てよ?楓さんの入った温泉のお湯で作った温泉饅頭……」ティンッ
楓「あっ、向こうに温泉卵がありますよ」トテトテ
P「大っぴらには流石に売れないな…千川にルート開拓させて……いや駄目だ。流石に紳士としてアウトだな。売れそうだけど」
P「ってあれ?楓さん?」
楓「はい、高垣楓です」ヒョコッ
P「うおビックリした。ちょっと目を離すといなくなるとかハムスターですか貴女は」
楓「へけっ?」
P「やめなさい。あと古いです。今の時代はハムスターの研究レポートですよ」
楓「向こうで温泉卵が売ってましたよ。はい、お一つどうぞ」
P「はいどうも。…うん、美味しいです」
P「これ玉こんにゃくですけど」モグモグ
楓「はふほふ…やっぱりこういう暖かいものを食べると、心がほっとしますね」
P「17点」
楓「!?!?」
P(玉こんにゃくで頬っぺたバツバツにしたまま驚愕しとる…)
楓「…とうとう10点台ですか……」
P「総選挙の時でもこんな落ち込み見せなかったのに」
楓「……プロデューサー」
P「いやいやこんなの適当に点数つけてるだけですよ?そんな真に受けなくても…」
楓「こんにゃく、落としちゃいました…」クスン
P「すいませーん!玉こんにゃくもう1本くださーい!あと温泉卵ー!」
芳乃「歌舞伎揚げもー」
P「じゃあそれも追加でー」
8: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/04/08(土) 02:23:15.22 ID:AYkuPmVc0
P「はい楓さん。もう落としちゃ駄目ですからね?」
楓「すんすん……ありがとうお父さん」
P「いくらなんでもこんな大きな娘はいないわ」
P「…あれ?」
楓「どうしましたお父さん?」
P「それやめて。…いや、何か今物凄く馴染みのある娘がいたような…」
楓「?」モキュモキュ
P「気のせいか」
楓「プロデューサー。温泉卵はどうやって食べます?お塩とマヨネーズとメキシカンチョリソーがあるそうですよ」
P「何でもいいです。あ、楓さん口にタレついてますよ?ちょっと待っててくださいハンカチ濡らしてきますから」トタトタ
楓「はーい」
楓「えっと…じゃあ私はお塩で……」
P「ただいま。ほら楓さんこっち向いて」
楓「んぶぶっ」
P「よし、綺麗になりましたよ」
楓「ありがとうございます。はい、これプロデューサーの分の卵です」
P「暖かいものどうも」ハムッ
P「スパイシー!!」ブフォッ
楓「卵なのに、えっぐいお味でしたか?」
芳乃「焼きたてサクサクでしてー♪」ボリボリ
凛「あれ、芳乃その歌舞伎揚げどうしたの?ほんのりプロデューサーの匂いがするけど」
楓「すんすん……ありがとうお父さん」
P「いくらなんでもこんな大きな娘はいないわ」
P「…あれ?」
楓「どうしましたお父さん?」
P「それやめて。…いや、何か今物凄く馴染みのある娘がいたような…」
楓「?」モキュモキュ
P「気のせいか」
楓「プロデューサー。温泉卵はどうやって食べます?お塩とマヨネーズとメキシカンチョリソーがあるそうですよ」
P「何でもいいです。あ、楓さん口にタレついてますよ?ちょっと待っててくださいハンカチ濡らしてきますから」トタトタ
楓「はーい」
楓「えっと…じゃあ私はお塩で……」
P「ただいま。ほら楓さんこっち向いて」
楓「んぶぶっ」
P「よし、綺麗になりましたよ」
楓「ありがとうございます。はい、これプロデューサーの分の卵です」
P「暖かいものどうも」ハムッ
P「スパイシー!!」ブフォッ
楓「卵なのに、えっぐいお味でしたか?」
芳乃「焼きたてサクサクでしてー♪」ボリボリ
凛「あれ、芳乃その歌舞伎揚げどうしたの?ほんのりプロデューサーの匂いがするけど」
16: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/04/10(月) 02:32:57.08 ID:/xile99f0
P「温泉街ってこの独特の雰囲気がいいですよね。あ、ご当地ぴにゃこら太郎だ。…なんでアッキーのグッズまであるん?」
楓「プロデューサープロデューサー。あっちに地ビールが売ってるそうですよ」
P「こんな時間からもう飲む気ですか」
楓「こうしてプロデューサーと2人でのんびり温泉街を観光する機会なんて貴重なんですから。ビールでオフが伸びーる、かもしれませんよ?」ンフッ
P「帰れなくなるぐらいグデングデンになる気ですか」
P「…1杯だけですからね?」
楓「はーい♪」
P「ほんと、あの人歳いくつだよ」
楓「すみませーん。ビール2つお願いしまーす」
P「俺は飲みませんよ!?」
楓「はぁぁぁ……生きててよかった…」ケプッ
P「その女神の微笑みカメラの前で出して欲しかったっスわ」
楓「すみません、1杯だけといわれていたのに2杯も頂いてしまって」
P「確信犯でしょ」
楓「あっ見てください地酒ですよ地酒!」グイグイッ
P「引っ張らなくても見えてますよ。もう駄目ですか」
楓「すいませーん。冷やで2杯お願いしまーす」
P「だから俺は飲まないって!ちょっと楓さん!?楓さん自重!こら高垣ィ!!」
楓「プロデューサープロデューサー。あっちに地ビールが売ってるそうですよ」
P「こんな時間からもう飲む気ですか」
楓「こうしてプロデューサーと2人でのんびり温泉街を観光する機会なんて貴重なんですから。ビールでオフが伸びーる、かもしれませんよ?」ンフッ
P「帰れなくなるぐらいグデングデンになる気ですか」
P「…1杯だけですからね?」
楓「はーい♪」
P「ほんと、あの人歳いくつだよ」
楓「すみませーん。ビール2つお願いしまーす」
P「俺は飲みませんよ!?」
楓「はぁぁぁ……生きててよかった…」ケプッ
P「その女神の微笑みカメラの前で出して欲しかったっスわ」
楓「すみません、1杯だけといわれていたのに2杯も頂いてしまって」
P「確信犯でしょ」
楓「あっ見てください地酒ですよ地酒!」グイグイッ
P「引っ張らなくても見えてますよ。もう駄目ですか」
楓「すいませーん。冷やで2杯お願いしまーす」
P「だから俺は飲まないって!ちょっと楓さん!?楓さん自重!こら高垣ィ!!」
17: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/04/10(月) 03:08:48.81 ID:/xile99f0
楓「美味しいお酒に美味しいおつまみ……幸せです」モキュモキュ
P「よくまぁみたらし団子を肴に日本酒いけますね…あ、この団子凄い」モクモク
楓「…あ、コップが空になっちゃいました…」
P「炭火で焼いた直後にサッと餡をかけてるのか…表面パリッと中はモチッとした団子にこの暖かいみたらしが…やべっ超進化しそう」
楓「…えへっ」トテトテ
P「すいませーん、みたらしもう2本…4本お願いします。楓さんも食べます?ってあれ?」
P「楓さーん?おーい楓さーーん!酔いどれ25歳児ー!」
楓「ひどいです」ヒョコッ
P「わっ、だから気配消して背後から来るのやめてくださいよ」
楓「あ、お団子追加したんですか?」
P「ええ、楓さんもどうですか」
P「って言いたかったんですけど楓さんには上げません」モグッ
楓「!?」
P「その手に持っているのは何ですか」
楓「……何に見えます?」
P「冷酒が並々と注がれた升に見えますね」
楓「そうですか、升にみえます、か」
P「…」
楓「……」
P「楓さん?」
楓「………つい」テヘッ
P「あ、このお土産屋さんリードが売ってますね。目の離せない25歳児繋いでおきましょうか」
楓「あの、流石にそういう特殊なプレイはちょっと」
P「…捨てる訳にもいきませんし、その1杯で最後ですからね」
楓「はぁい。なんだかんだで甘えさせてくれるプロデューサーが好きですよ♪」コクコク
P「なんだかんだでアイドル達に甘い自分がちょっと嫌いですけどね、ってペース早ぇなおい」
楓「くはぁぁ…、この瞬間のためにアイドルをやってます…しあわせ」プハッ
P「プロデューサーとしては大変複雑な発言ありがとうございます」
P「よくまぁみたらし団子を肴に日本酒いけますね…あ、この団子凄い」モクモク
楓「…あ、コップが空になっちゃいました…」
P「炭火で焼いた直後にサッと餡をかけてるのか…表面パリッと中はモチッとした団子にこの暖かいみたらしが…やべっ超進化しそう」
楓「…えへっ」トテトテ
P「すいませーん、みたらしもう2本…4本お願いします。楓さんも食べます?ってあれ?」
P「楓さーん?おーい楓さーーん!酔いどれ25歳児ー!」
楓「ひどいです」ヒョコッ
P「わっ、だから気配消して背後から来るのやめてくださいよ」
楓「あ、お団子追加したんですか?」
P「ええ、楓さんもどうですか」
P「って言いたかったんですけど楓さんには上げません」モグッ
楓「!?」
P「その手に持っているのは何ですか」
楓「……何に見えます?」
P「冷酒が並々と注がれた升に見えますね」
楓「そうですか、升にみえます、か」
P「…」
楓「……」
P「楓さん?」
楓「………つい」テヘッ
P「あ、このお土産屋さんリードが売ってますね。目の離せない25歳児繋いでおきましょうか」
楓「あの、流石にそういう特殊なプレイはちょっと」
P「…捨てる訳にもいきませんし、その1杯で最後ですからね」
楓「はぁい。なんだかんだで甘えさせてくれるプロデューサーが好きですよ♪」コクコク
P「なんだかんだでアイドル達に甘い自分がちょっと嫌いですけどね、ってペース早ぇなおい」
楓「くはぁぁ…、この瞬間のためにアイドルをやってます…しあわせ」プハッ
P「プロデューサーとしては大変複雑な発言ありがとうございます」
18: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/04/10(月) 03:28:31.22 ID:/xile99f0
楓「プロデューサーは飲まないんですか?もうお仕事も終わったんですし」
P「あまり強くないんですってば。知ってるでしょう?それに俺が酔ったら誰がこのナチュラルボーンフリーダムモンスターを止めるんですか」
楓「…?」キョロキョロ
楓「フレデリカちゃん、いませんよ?」
P「あれはビジネスフリーダムですよ天然さん」
楓「むぅ~…そう言っていっつも飲み会にも来てくれないじゃないですか~」
P「たまに行くじゃないですか」
楓「本当にたまに、じゃないですか~」グリグリ
P「週1ペースで飲み会開いてるアンタらのペースがおかしいんだってばよ。って痛いです升の角を押し付けないで」
楓「飲みましょうよ~一緒に飲みましょうよ~」
P「だからたまに参加して飲んでるじゃないですか」
楓「コーラばっかりじゃないですから~」
P「だから強くないんですってば。って既に割と酔ってますね楓さん」
楓「私、そんなに弱くないですよ?居酒屋に来てコーラばっかり飲むようなPさんは一度こーらしめてあげないといけませんねぇ…んふっ」
P「いや結構酔ってるでしょ…俺こっちです。それポストです」
楓「む~…?…あ、本当です濁った目が無い」
P「その判別方法は凄く傷つく」
楓「…ていっ」ガコンッ
P「たこせんを投函するなぁ!」
楓「はぁ~、ひんやりして気持ちいいです…」
P「こういうところで売ってるラムネってつい買いたくなりますよね」
楓「私、子供の頃夏祭りで勝ったラムネのビー玉集めてました」
P「ああ、俺もやりましたよ。若気の至りですね」
楓「瓶の冷たさが火照った体に染み込んでくーる、ようです」
P「薄っすら紅潮した顔でラムネ瓶に頬擦りするのはやめなさい。なんか如何わしいです」
P「あまり強くないんですってば。知ってるでしょう?それに俺が酔ったら誰がこのナチュラルボーンフリーダムモンスターを止めるんですか」
楓「…?」キョロキョロ
楓「フレデリカちゃん、いませんよ?」
P「あれはビジネスフリーダムですよ天然さん」
楓「むぅ~…そう言っていっつも飲み会にも来てくれないじゃないですか~」
P「たまに行くじゃないですか」
楓「本当にたまに、じゃないですか~」グリグリ
P「週1ペースで飲み会開いてるアンタらのペースがおかしいんだってばよ。って痛いです升の角を押し付けないで」
楓「飲みましょうよ~一緒に飲みましょうよ~」
P「だからたまに参加して飲んでるじゃないですか」
楓「コーラばっかりじゃないですから~」
P「だから強くないんですってば。って既に割と酔ってますね楓さん」
楓「私、そんなに弱くないですよ?居酒屋に来てコーラばっかり飲むようなPさんは一度こーらしめてあげないといけませんねぇ…んふっ」
P「いや結構酔ってるでしょ…俺こっちです。それポストです」
楓「む~…?…あ、本当です濁った目が無い」
P「その判別方法は凄く傷つく」
楓「…ていっ」ガコンッ
P「たこせんを投函するなぁ!」
楓「はぁ~、ひんやりして気持ちいいです…」
P「こういうところで売ってるラムネってつい買いたくなりますよね」
楓「私、子供の頃夏祭りで勝ったラムネのビー玉集めてました」
P「ああ、俺もやりましたよ。若気の至りですね」
楓「瓶の冷たさが火照った体に染み込んでくーる、ようです」
P「薄っすら紅潮した顔でラムネ瓶に頬擦りするのはやめなさい。なんか如何わしいです」
20: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/04/10(月) 04:18:36.56 ID:/xile99f0
P「酔いも少しは落ち着きましたか?」
楓「はい、おかげ様で……あ、このソフトクリーム味が濃くて美味しいです」ペロペロ
P「楓さんはアイス舐める派なんですね」
楓「そういうPさんは舐めないんですか?あ、そっちのわらび餅もらっていいですか?」ハムッ
P「俺はもっぱら齧る派ですね。うん、返事する前に俺のわらび餅持っていかれたわ」
楓「きなこと黒蜜って最高の組み合わせですよね。このプルプルした食感…乃々ちゃんの頬っぺたみたいです」
P「森久保齧った事あるんですかい」
楓「でもこのわらび餅、何だか黒いですね。黒糖ですか?」
P「いんや、元来わらび餅はこういう色ですよ。市販のわらび餅はわらび粉じゃなくてサツマイモやタピオカのデンプンとかで作ってるんです。つまりパチモンです」
楓「そうなんですね。これが本物のワラビー餅なんですねぇ」ハムハム
P「ワラビーじゃなくてわらびです。有袋類の粉末で作る餅とかマニアックすぎます」
P「あとコレ俺のなんですけど…うわっ全部食べたよこの人信じられねぇ」
楓「すみません…乃々ちゃん食感がやめられなくて」
P「楓さんは食レポ無理そうですね」
楓「ではお詫びに、私のソフトクリームをどうぞ」ズイッ
P「いや、それ楓さんの食べかけ…舐めかけですし」
楓「私は気にしませんけど?」
P「こちらは大いに気にします」
楓「まぁまぁ、全体的に舐めちゃってますけど」
P「完全アウトじゃないですか」
楓「ほらほら、早くしないと溶けちゃいますよ?」
P「あー、もうっ」ハムッ
楓「ああ、ソフトクリームはもうちょっとそーっふと食べないと」
P「むぐむぐ……流石に苦しすぎます。7点」
楓「!?」
楓「あ、お味はいかがですか?」
P「メープルシロップ味ですね」
楓「ミルクバニラのはずですけど」
楓「はい、おかげ様で……あ、このソフトクリーム味が濃くて美味しいです」ペロペロ
P「楓さんはアイス舐める派なんですね」
楓「そういうPさんは舐めないんですか?あ、そっちのわらび餅もらっていいですか?」ハムッ
P「俺はもっぱら齧る派ですね。うん、返事する前に俺のわらび餅持っていかれたわ」
楓「きなこと黒蜜って最高の組み合わせですよね。このプルプルした食感…乃々ちゃんの頬っぺたみたいです」
P「森久保齧った事あるんですかい」
楓「でもこのわらび餅、何だか黒いですね。黒糖ですか?」
P「いんや、元来わらび餅はこういう色ですよ。市販のわらび餅はわらび粉じゃなくてサツマイモやタピオカのデンプンとかで作ってるんです。つまりパチモンです」
楓「そうなんですね。これが本物のワラビー餅なんですねぇ」ハムハム
P「ワラビーじゃなくてわらびです。有袋類の粉末で作る餅とかマニアックすぎます」
P「あとコレ俺のなんですけど…うわっ全部食べたよこの人信じられねぇ」
楓「すみません…乃々ちゃん食感がやめられなくて」
P「楓さんは食レポ無理そうですね」
楓「ではお詫びに、私のソフトクリームをどうぞ」ズイッ
P「いや、それ楓さんの食べかけ…舐めかけですし」
楓「私は気にしませんけど?」
P「こちらは大いに気にします」
楓「まぁまぁ、全体的に舐めちゃってますけど」
P「完全アウトじゃないですか」
楓「ほらほら、早くしないと溶けちゃいますよ?」
P「あー、もうっ」ハムッ
楓「ああ、ソフトクリームはもうちょっとそーっふと食べないと」
P「むぐむぐ……流石に苦しすぎます。7点」
楓「!?」
楓「あ、お味はいかがですか?」
P「メープルシロップ味ですね」
楓「ミルクバニラのはずですけど」
29: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/04/11(火) 01:53:36.24 ID:Sy+Wqj3G0
楓「久しぶりです、こんなにまったりと過ごすのは」
P「そうですね。今や楓さんも超売れっ子アイドルですからねぇ」
楓「どやあ」
P「はいはい凄い凄い」
楓「えへへ」
P「しかし本当にこんなのんびりとした時間は久しぶりですね。普段無駄に騒がしい事務所ですもんね」
楓「私はいつもの賑やかな事務所も好きですよ?」
P「まぁ、俺も嫌いでは無いですよ」
楓「今度は、お仕事ではなくてプライベートで来たいですね」
P「ははっ、じゃあスケジュール調整頑張らないと」
楓「ていっ」
P「痛っ。なんでラムネの瓶で突くんですか」
楓「…ワザとですよね?」
P「何の話ですか」
楓「ていっ」
P「いやだから痛いですってば。ちょ、アメリカンドッグの串は流石にあ痛っ!!」
P「とまぁ、一通り回りましたけどどうします?程良く夕飯時ですし旅館に戻りますか」
楓「あ、お土産屋さんですよ。瑞樹さん達に何か買って帰りましょう?」トテトテ
P「お土産なら明日でもいいんじゃないですか?ってもう行っちゃったし。フットワーク軽いなウチのアイドル達は」
楓「プロデューサープロデューサー。コアラのマーチとオレオどっちが良いと思いますか?」
P「どっちも事務所の売店で売ってますよ」
楓「やっぱりどこにでもあるお菓子をお土産に買うのはおかしーですよね。んふっ」
P「あんたソレ言いたかっただけだろ」
P「そうですね。今や楓さんも超売れっ子アイドルですからねぇ」
楓「どやあ」
P「はいはい凄い凄い」
楓「えへへ」
P「しかし本当にこんなのんびりとした時間は久しぶりですね。普段無駄に騒がしい事務所ですもんね」
楓「私はいつもの賑やかな事務所も好きですよ?」
P「まぁ、俺も嫌いでは無いですよ」
楓「今度は、お仕事ではなくてプライベートで来たいですね」
P「ははっ、じゃあスケジュール調整頑張らないと」
楓「ていっ」
P「痛っ。なんでラムネの瓶で突くんですか」
楓「…ワザとですよね?」
P「何の話ですか」
楓「ていっ」
P「いやだから痛いですってば。ちょ、アメリカンドッグの串は流石にあ痛っ!!」
P「とまぁ、一通り回りましたけどどうします?程良く夕飯時ですし旅館に戻りますか」
楓「あ、お土産屋さんですよ。瑞樹さん達に何か買って帰りましょう?」トテトテ
P「お土産なら明日でもいいんじゃないですか?ってもう行っちゃったし。フットワーク軽いなウチのアイドル達は」
楓「プロデューサープロデューサー。コアラのマーチとオレオどっちが良いと思いますか?」
P「どっちも事務所の売店で売ってますよ」
楓「やっぱりどこにでもあるお菓子をお土産に買うのはおかしーですよね。んふっ」
P「あんたソレ言いたかっただけだろ」
31: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/04/11(火) 03:15:41.57 ID:Sy+Wqj3G0
楓「ふぅ…結構歩いたのでちょっと疲れましたね」
P「夕食の準備はいつでも出来るそうですよ。もう食べちゃいます?さんざん食べ歩いたばっかりですけど」
楓「折角ですし、ご飯の前にお風呂にいってきますね。汗もかいてしまいましたし」
P「あ、いいですね。そう言えば俺まだここに来て一度も温泉入ってないや」
楓「そなんと勿体ない!Pさん人生の9割を損していますよ!」
P「すいません、温泉の重要性そこまで高くないんです」
P「じゃあのんびりお風呂に入ってから夕飯頼みましょうか。お互いどっちかの部屋に持ってきてもらって一緒に食べます?」
楓「えっ…別々に食べるつもりだったんですか…」
P「いや冗談ですけど。だからハイライト戻してください」
楓「まったくもう、プロデューサーは本当にいけずです……あ、ロビーに生け簀ありましたね」
P「中にいたのは何故かウーパールーパーでしたけどね。んじゃ、自分の部屋に戻って温泉入ってきます。タオルと着替えとアヒル用意しないと」
楓「はぁい。ではまた、後ほどですね」
P「はい、じゃあ後で」トテトテ
楓「……」
楓「…むふっ♪」
P「おぉう…露天風呂なんて何年振りだろ。子供のころ家族で……駄目だ、子供の頃の記憶思い出せねぇや」
P「さてと、湯に浸かる前に体を洗うのが風呂のルールだろう」
P「ここの旅館はメリットかぁ…そういえリンスのいらないメリットのリンスって商品が昔あったっけ」ゴシゴシ
楓「これはリンスでありんす?」
P「それはボディソープですよ。丁度いいや。それ取ってください」
楓「がってん」スッ
P「どうも」
P「…」ゴシゴシ
楓「…」ジーッ
33: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/04/11(火) 03:38:58.14 ID:Sy+Wqj3G0
P「………」ゴシゴシゴシ
楓「……」ジーーッ
P「…」ザバーッ
P「ふぅ…さっぱり」
楓「あ、ここにまだ泡がついてます」
P「ほんとだ。どうもありがとうございます」
楓「Pさんは髪の毛から洗う派なんですね」
P「いえ、まず壁から洗いますね」
楓「主夫力高いですね」
P「そんなことは別に………」
ダッ クルクルクルッ バシャーーン!!
P「何で居るんですか!?」
楓「おお、ロンダートからの後方宙返り」パチパチ
楓「あ、でもお風呂に飛び込むのはマナー違反ですよ?温泉はもっと静かに入らまなー」
P「すんません…あと流石にソレは苦しいです」
P「って違くて!違くて楓さん!」
楓「はい?」
P「ここ男湯!あなた淑女!俺オッサン!OK?」
楓「ああ、ここの温泉は時間帯で混浴に切り替わる仕組みに…」
P「ありませんよそんなの!そんなありがちな展開にならんように事前に調べてますから!」
楓「…そういう仕組みに、今だけなったそうです」
P「嘘つけぇ」
楓「旅館の女将さんに相談したら「いいよ、やっちゃえやっちゃえ♪」って」
P「事務所の外ぐらい常識人いてください!」
楓「大丈夫ですよ。ほら、見ての通りタオルは巻いてますから。…残念でしたか?」
P「むしろ安心しましたよ…」
楓「タオルの下にも水着をつけてますん」
P「どっち!?」
楓「……」ジーーッ
P「…」ザバーッ
P「ふぅ…さっぱり」
楓「あ、ここにまだ泡がついてます」
P「ほんとだ。どうもありがとうございます」
楓「Pさんは髪の毛から洗う派なんですね」
P「いえ、まず壁から洗いますね」
楓「主夫力高いですね」
P「そんなことは別に………」
ダッ クルクルクルッ バシャーーン!!
P「何で居るんですか!?」
楓「おお、ロンダートからの後方宙返り」パチパチ
楓「あ、でもお風呂に飛び込むのはマナー違反ですよ?温泉はもっと静かに入らまなー」
P「すんません…あと流石にソレは苦しいです」
P「って違くて!違くて楓さん!」
楓「はい?」
P「ここ男湯!あなた淑女!俺オッサン!OK?」
楓「ああ、ここの温泉は時間帯で混浴に切り替わる仕組みに…」
P「ありませんよそんなの!そんなありがちな展開にならんように事前に調べてますから!」
楓「…そういう仕組みに、今だけなったそうです」
P「嘘つけぇ」
楓「旅館の女将さんに相談したら「いいよ、やっちゃえやっちゃえ♪」って」
P「事務所の外ぐらい常識人いてください!」
楓「大丈夫ですよ。ほら、見ての通りタオルは巻いてますから。…残念でしたか?」
P「むしろ安心しましたよ…」
楓「タオルの下にも水着をつけてますん」
P「どっち!?」
44: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/04/12(水) 01:22:28.20 ID:1gkliprp0
楓「Pさん運動神経凄いですね…お背中流そうと思ったのに」クスン
P「お気持ちだけ有り難く受け取っておきますから」
楓「あ、ちゃんと貸し切りにしてもらいましたから。バッチリです」グッ
P「バッチリアウトですよ。ほんとにもう…この自由人は」
楓「お背中、流しますよ?」クイクイッ
P「お気持ちだけで」
楓「まあまあ、溜まった垢はきちんと洗わないとあかんですよ」グイグイッ
P「ちょっ引っ張らないでタオルが、タオルが!ウチの事務所パワータイプ多いなぁ!」
楓「フンフンフフンフンフフーン♪」ゴシゴシ
P「…」
楓「フフンフンフフーン♪ カエデリカ~♪」ゴシゴシッ
楓「痒いところはありませんかー?」
P「心がむずかゆいです」
楓「はい一旦流しますね~」ザバーッ
P「わぷぷっ」
楓「いつもいつも、私達の為にご苦労様です」ゴシゴシ
P「何を仰る。サボッてガンプラ作ってたりグラブッたりしてばっかりですよ」
楓「むぅ…、感謝の気持ちくらい素直に受け取ってください」
P「仕事として当たり前の事をやってるだけですって。ちょっ、背中なぞるのやめて!こそばゆい!」
楓「あむっ」
P「噛むのはもっと駄目!だからって舐めるのも!」
P「お気持ちだけ有り難く受け取っておきますから」
楓「あ、ちゃんと貸し切りにしてもらいましたから。バッチリです」グッ
P「バッチリアウトですよ。ほんとにもう…この自由人は」
楓「お背中、流しますよ?」クイクイッ
P「お気持ちだけで」
楓「まあまあ、溜まった垢はきちんと洗わないとあかんですよ」グイグイッ
P「ちょっ引っ張らないでタオルが、タオルが!ウチの事務所パワータイプ多いなぁ!」
楓「フンフンフフンフンフフーン♪」ゴシゴシ
P「…」
楓「フフンフンフフーン♪ カエデリカ~♪」ゴシゴシッ
楓「痒いところはありませんかー?」
P「心がむずかゆいです」
楓「はい一旦流しますね~」ザバーッ
P「わぷぷっ」
楓「いつもいつも、私達の為にご苦労様です」ゴシゴシ
P「何を仰る。サボッてガンプラ作ってたりグラブッたりしてばっかりですよ」
楓「むぅ…、感謝の気持ちくらい素直に受け取ってください」
P「仕事として当たり前の事をやってるだけですって。ちょっ、背中なぞるのやめて!こそばゆい!」
楓「あむっ」
P「噛むのはもっと駄目!だからって舐めるのも!」
45: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/04/12(水) 02:25:01.30 ID:1gkliprp0
P「危うく婿にいけない体にされるところだった…」スンスン
楓「Pさんなら嫁ぎ先には絶対困らないと思いますよ」
P「あっ!ここ歯形つけましたね。どうするんですか誤解されますよコレ」
楓「美味しかったです」
P「やめてくださいアマゾン細胞でも持ってるんですか」
P「この温泉の効能で今日中に消えないかなぁ…」チャプン
楓「ここのお湯はリウマチ、肩凝り、腰痛、ゾナハ病やゲーム病等に効果があるそうです」
P「中々高性能ですね。それにしても良かった、濁り湯で」
楓「いい湯ですね…これでお酒が飲めれば何も言う事は無かったんですけど」
P「最近入浴中の飲酒って色々厳しいですからね。飲めるところは飲めるようですけど」
楓「折角の露天風呂なのに…くすん」
P「…はいはい、夕食のときにちょっとだけなら付き合いますから」
楓「ほんとですかっ?」ズイッ
P「嘘なんかつきませんって。ほら近い近い楓さん当たってる当たってる」
楓「ふふ、ちょっとはしゃぎすぎちゃいました。夕ご飯が今から楽しみでぃなー」
P「あ、楓さん見てください猿いますよ猿」
楓「採点どころかスルーですか」クスン
P「猿も温泉入りたいのかな…あ、見てください野良カピバラもいますよ」
楓「わぁ、ネズミみたい」
P「ネズミですよ」
楓「あ、カピバラで思い出しました」
P「はい?」
楓「えいっ」ピロリンッ
P「ちょっ」
楓「温泉で混浴中なう、と」
P「うわぁ、怖くてケータイ見れねぇ」
楓「Pさんなら嫁ぎ先には絶対困らないと思いますよ」
P「あっ!ここ歯形つけましたね。どうするんですか誤解されますよコレ」
楓「美味しかったです」
P「やめてくださいアマゾン細胞でも持ってるんですか」
P「この温泉の効能で今日中に消えないかなぁ…」チャプン
楓「ここのお湯はリウマチ、肩凝り、腰痛、ゾナハ病やゲーム病等に効果があるそうです」
P「中々高性能ですね。それにしても良かった、濁り湯で」
楓「いい湯ですね…これでお酒が飲めれば何も言う事は無かったんですけど」
P「最近入浴中の飲酒って色々厳しいですからね。飲めるところは飲めるようですけど」
楓「折角の露天風呂なのに…くすん」
P「…はいはい、夕食のときにちょっとだけなら付き合いますから」
楓「ほんとですかっ?」ズイッ
P「嘘なんかつきませんって。ほら近い近い楓さん当たってる当たってる」
楓「ふふ、ちょっとはしゃぎすぎちゃいました。夕ご飯が今から楽しみでぃなー」
P「あ、楓さん見てください猿いますよ猿」
楓「採点どころかスルーですか」クスン
P「猿も温泉入りたいのかな…あ、見てください野良カピバラもいますよ」
楓「わぁ、ネズミみたい」
P「ネズミですよ」
楓「あ、カピバラで思い出しました」
P「はい?」
楓「えいっ」ピロリンッ
P「ちょっ」
楓「温泉で混浴中なう、と」
P「うわぁ、怖くてケータイ見れねぇ」
46: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/04/12(水) 02:50:47.11 ID:1gkliprp0
楓「良いお湯でした」ホクホク
P「まさかアイドルと一緒にお風呂に入る事になるとは…ファンに知られたら外歩けなくなりそう」
楓「ご安心ください。ちゃんと事務所内だけのLINEに乗せただけですから」
P「わぁ、着信履歴とメールが凄ぇ…電源切っとこ」プチッ
楓「わぁ、見てくださいプロデューサー。凄い豪勢な夕食ですよ」
P「本当ですね。しかし量も凄いな…」
楓「船盛りですよ船盛り。こんなに沢山お刺身があって思わず」
P「ギョッとします、ですか?」
楓「もーっ!もーーっ!」ポコポコ
P「痛い痛い。だってバレバレすぎてつい…」
楓「プロデューサーだからってやって良い事と悪いことがありますっ!例えば法子ちゃんからドーナツを取り上げたらどうなります?」
P「しこたまシバかれますね」
楓「ライラちゃんからアイスを取り上げたら?」
P「しこたまシバかれますねぇ」
楓「楓さんからオチを取り上げたら?」
P「シバかれました」
楓「あ、お鍋ふいちゃってます。もう火を消しちゃっても良いんでしょうか?」
P「会話のキャッチボール!」
P「ほんとにこの25歳児は…。テーブルの上スペース狭くなっちゃうんでお茶菓子入れ向こうに置いておきますね」
芳乃「いただきますー」
P「はいどうぞ」
楓「ささっ、Pさん食べましょう食べましょう?ほらほら地酒もちゃんと用意してくれてますよ」
P「ハハッ、まさかとは思いますけどその酒瓶の山全部いく気じゃないですよね」
P「…うん?」
楓「どうかしましたか?」
P「…いや、何か今物凄く馴染みのある娘がいたような…」
芳乃「美味でしてー。サクサクでしてー♪」ポリポリ
ありす「あれ、芳乃さんそのお茶菓子どうしたんですか?何となくプロデューサーさんの気配を感じますけど」
52: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/04/13(木) 03:05:32.22 ID:P9mYHK/20
楓「では」
P「早速」
P楓「「いただきまーす」」ポンッ
楓「ささ、Pさんまずは一献」
P「いやだからあまり飲めな……はい、付き合います」
楓「ふふっ♪」トクトク
P「あっあっ、そんな沢山は…うわぁ、容赦無いですね」
楓「たまには酔ったPさんも見て見たいじゃないですか」
P「さっきからちょいちょい本名で呼ぶのやめてもらえません?ドキッとするんで」
楓「時々ドキドキ、駄目ですか?」
P「あ、刺身美味っ!プリップリですよこれ。かな子の頬っぺたぐらいブニプニですわ」モグモグ
楓「採点してもいいのでスルーをするーのは、寂しいです」クスン
P「70点」
楓「っ!」パァァッ
P「1000点満点中ですけどね」
楓「っ!?」
P(何この25歳児…超面白い)
P「ほら楓さんも飲むばっかりじゃなくて食べましょうよ。はい、脂の乗ったブリですよー」
楓「あむっ」
P「どうです?」
楓「ヒンナヒンナ」モキュモキュ
P「それ事務所で流行ってるんですか?」
楓「このマグ口のチタタプも美味しいですよ。はいっPさん」
P「それ只の中落ちじゃああむあむ」
楓「どうですか?」
P「ヒンナヒンナ」モグモグ
P「早速」
P楓「「いただきまーす」」ポンッ
楓「ささ、Pさんまずは一献」
P「いやだからあまり飲めな……はい、付き合います」
楓「ふふっ♪」トクトク
P「あっあっ、そんな沢山は…うわぁ、容赦無いですね」
楓「たまには酔ったPさんも見て見たいじゃないですか」
P「さっきからちょいちょい本名で呼ぶのやめてもらえません?ドキッとするんで」
楓「時々ドキドキ、駄目ですか?」
P「あ、刺身美味っ!プリップリですよこれ。かな子の頬っぺたぐらいブニプニですわ」モグモグ
楓「採点してもいいのでスルーをするーのは、寂しいです」クスン
P「70点」
楓「っ!」パァァッ
P「1000点満点中ですけどね」
楓「っ!?」
P(何この25歳児…超面白い)
P「ほら楓さんも飲むばっかりじゃなくて食べましょうよ。はい、脂の乗ったブリですよー」
楓「あむっ」
P「どうです?」
楓「ヒンナヒンナ」モキュモキュ
P「それ事務所で流行ってるんですか?」
楓「このマグ口のチタタプも美味しいですよ。はいっPさん」
P「それ只の中落ちじゃああむあむ」
楓「どうですか?」
P「ヒンナヒンナ」モグモグ
53: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/04/13(木) 03:17:14.20 ID:P9mYHK/20
P「いやぁ、刺身ってご飯進みますね」モグモグ
楓「お酒も進みますよ?んっ、んっ……。くはぁ~っ、染み渡ります…」
P「どれどれ」コクッ
P「うぇっ、コレかなり辛口ですね。効くなぁ…」
楓「まぁまぁ、明日も一応お休みなんですから。のんびりゆっくり飲みましょう?」
P「それもそうですね。…うん、茶碗蒸しも美味い」
楓「プロデューサーは飲むより食べる人ですよねぇ」
P「昔からアルコールそんなに強くなくて。でも多少は飲みますよ?」
楓「ならもっと私たちと飲みましょうよ~。女子会参加しましょうよ~」
P「女子会にオッサン混ざってどうするんですか」
楓「誰も気にしませんよ~。みんなプロデューサーと遊びたがってるんですよ?」
P「俺「で」遊びたがってるんでしょ。うちの年長アイドル勢って酒入ると野生開放率高いんですもん…」
楓「最近流行のけものフレンズなんとかですね」
P「むしろビーストウォーズだよ」
楓「そろそろお鍋いきましょうか。わっ、お肉にお魚に盛り沢山で美味しそうです」
P「ほんとだ。めっちゃ熱そう」
楓「ふーふーしてあげましょうか?」
P「自分でしますて」
楓「はふー、ふーっ」
P「自分でしますってばよ」
楓「ふー、はふー……あむっ」
P「しかも食ったし!」
楓「はふほふ……おいひいれふ」
P「ああっ!3つしかない鳥つみれ食べましたね!かえせー!俺のつみれ返せー!」
楓「まぁまぁ、私の茶碗蒸しの三つ葉あげますから」
P「等価交換が成り立ちませんよ!」
楓「お酒も進みますよ?んっ、んっ……。くはぁ~っ、染み渡ります…」
P「どれどれ」コクッ
P「うぇっ、コレかなり辛口ですね。効くなぁ…」
楓「まぁまぁ、明日も一応お休みなんですから。のんびりゆっくり飲みましょう?」
P「それもそうですね。…うん、茶碗蒸しも美味い」
楓「プロデューサーは飲むより食べる人ですよねぇ」
P「昔からアルコールそんなに強くなくて。でも多少は飲みますよ?」
楓「ならもっと私たちと飲みましょうよ~。女子会参加しましょうよ~」
P「女子会にオッサン混ざってどうするんですか」
楓「誰も気にしませんよ~。みんなプロデューサーと遊びたがってるんですよ?」
P「俺「で」遊びたがってるんでしょ。うちの年長アイドル勢って酒入ると野生開放率高いんですもん…」
楓「最近流行のけものフレンズなんとかですね」
P「むしろビーストウォーズだよ」
楓「そろそろお鍋いきましょうか。わっ、お肉にお魚に盛り沢山で美味しそうです」
P「ほんとだ。めっちゃ熱そう」
楓「ふーふーしてあげましょうか?」
P「自分でしますて」
楓「はふー、ふーっ」
P「自分でしますってばよ」
楓「ふー、はふー……あむっ」
P「しかも食ったし!」
楓「はふほふ……おいひいれふ」
P「ああっ!3つしかない鳥つみれ食べましたね!かえせー!俺のつみれ返せー!」
楓「まぁまぁ、私の茶碗蒸しの三つ葉あげますから」
P「等価交換が成り立ちませんよ!」
55: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/04/13(木) 03:46:34.76 ID:P9mYHK/20
P「つみれ…」クスン
楓「…ふふっ」
P「どうしたんですかご機嫌ですけど。ネタ浮かびましたか?」
楓「いえ、何だかこういうの、幸せだなぁ、と思いまして」
P「そうですね。温泉に美味しいご飯美味しいお酒ですもんね。つみれ…」
楓「こうして、Pさんと2人でのんびり過ごすのも本当に久しぶりですね。昔はいつも一緒にいたような…」
P「まだ俺が担当する娘も2、3人しか居なかった前の部署の話じゃないですか。それに楓さん以外にも居たでしょ。時子とか肇とか……」
楓「…Pさん?」
P「なんですか」
楓「Pさんは、今幸せですか?」
P「んー…仕事はやりがいあるし給料も悪くないし。毎日良くも悪くも刺激的で楽しいっちゃ楽しいし…」
P「まぁ、幸せだと思いますよ。多分」
楓「そうですか。なら良かったです」
P「どうしたんですか突然。楓さんは違うんですか?」
楓「私は幸せ者だと思いますよ?」
P「一升瓶抱えながら満面の笑顔ありがとうございます」
楓「あ、グラスが空じゃないですか。ささ、ぐいっと」トクトク
P「いやだから俺そんなに飲めないって言ってるのにうわぁまたこんな並々と!」
楓「プロデューサー…大丈夫ですか?」
P「だいじょうぶ、Pさんへいき…」
楓「顔真っ赤っかです。目もまるで卯月ちゃんみたいなグルグルお目めになっちゃってますし」ツンツン
P「おさけ、まけない、よってない、なんくるない…」
楓「Pさん、私こっちです。それテレビです」
P「んぇ………?ほんとだ、おのれディケイド…」
楓「昔よりお酒弱くなっちゃってますね。どうしましょう…取り敢えずお水、お水飲ませないと」オロオロ
P「父親と会話らしい会話をした記憶がありません……」
楓「はいプロデューサー。お水です。ささ、ぐいっと」
P「ガボゴボゴボガボッ」
楓「あっ、これ私が飲んでたお酒でした。こっちです。お水こっちですプロデューサー」グイッ
P「ガボゴボズンボガンボッ」
楓「…ふふっ」
P「どうしたんですかご機嫌ですけど。ネタ浮かびましたか?」
楓「いえ、何だかこういうの、幸せだなぁ、と思いまして」
P「そうですね。温泉に美味しいご飯美味しいお酒ですもんね。つみれ…」
楓「こうして、Pさんと2人でのんびり過ごすのも本当に久しぶりですね。昔はいつも一緒にいたような…」
P「まだ俺が担当する娘も2、3人しか居なかった前の部署の話じゃないですか。それに楓さん以外にも居たでしょ。時子とか肇とか……」
楓「…Pさん?」
P「なんですか」
楓「Pさんは、今幸せですか?」
P「んー…仕事はやりがいあるし給料も悪くないし。毎日良くも悪くも刺激的で楽しいっちゃ楽しいし…」
P「まぁ、幸せだと思いますよ。多分」
楓「そうですか。なら良かったです」
P「どうしたんですか突然。楓さんは違うんですか?」
楓「私は幸せ者だと思いますよ?」
P「一升瓶抱えながら満面の笑顔ありがとうございます」
楓「あ、グラスが空じゃないですか。ささ、ぐいっと」トクトク
P「いやだから俺そんなに飲めないって言ってるのにうわぁまたこんな並々と!」
楓「プロデューサー…大丈夫ですか?」
P「だいじょうぶ、Pさんへいき…」
楓「顔真っ赤っかです。目もまるで卯月ちゃんみたいなグルグルお目めになっちゃってますし」ツンツン
P「おさけ、まけない、よってない、なんくるない…」
楓「Pさん、私こっちです。それテレビです」
P「んぇ………?ほんとだ、おのれディケイド…」
楓「昔よりお酒弱くなっちゃってますね。どうしましょう…取り敢えずお水、お水飲ませないと」オロオロ
P「父親と会話らしい会話をした記憶がありません……」
楓「はいプロデューサー。お水です。ささ、ぐいっと」
P「ガボゴボゴボガボッ」
楓「あっ、これ私が飲んでたお酒でした。こっちです。お水こっちですプロデューサー」グイッ
P「ガボゴボズンボガンボッ」
58: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/04/13(木) 05:00:57.33 ID:P9mYHK/20
P「第参戦術…」グデーン
楓「どうしましょう、すっかり酔い潰れちゃいました…」
楓「…」
楓「……」ツンツン
P「ガシャットよこせぇ…」
楓「…こんな酔っぱらったPさん、久しぶりです。普段なんだかんだでキッチリしてるますもんね」ツンツンッ
P「ふにゃ」
楓「ふふっ」
楓「…」
楓「でもどうしよう。私一人じゃPさんお部屋に運べない…」ツンツンナデナデ
P「うーん…早見沙織の気配…」
楓「どうしましょう…」
楓「……」ガラッ
楓「お布団は一応こっちの部屋に2枚並べて敷いて貰ってるけど…」
P「むにゃ…」
楓「…」
楓「どうしましょう?」ナデナデ
P「お前に相応しいソイルは決まった…」
楓「…仕方ありませんよね?」グイグイッ
P「ぐぇっ」
楓「うんしょ、よいしょ…」ズリズリ
楓「はいはい、ちゃんとお布団かけないと風邪引いちゃいますよ?」ポスッ
P「ヨロイ元帥からの年賀状…」
楓「ふぅ、これでよしと」
楓「もう夜も更けてきましたし、夜は寝ないと、ですね」モゾモゾ
楓「では、おやすみなさい…」ギュッ
P「んぶぶっ」
70: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/04/13(木) 20:16:35.58 ID:P9mYHK/20
アーサー アサダヨーアーサー クロダアーサー
P「…あれ、いつの間にか寝ちゃってた…」
P「ふぁぁ……やっぱ全然飲まなくなったから酒弱くなっちゃってるなぁ…」ムニッ
P「…うん?」
楓「んにゅう…」
P「」
楓「…んぅ?……おはようございまふ、ぷろりゅーさーさん…」ゴシゴシ
P「」
楓「ふわぁぁ…なんだかすごく寝心地が良くてグッスリ眠れました。ん~…」
P「ど、どういう状況?」
楓「う~ん…目がしぱしぱします…眠気覚ましに温泉いってきますね」ムクッ
P「あ、はい行ってらっしゃい…って楓さん帯!浴衣の帯取れてる!」
楓「はい?」ハラリッ
P「振り向かないで!」
女将「またのお越しをお待ちしております」
P「またお越しします」
楓「今度は家族風呂のあるお部屋でお願いします」
P「おや、今度はご家族と来るんですか?よっぽどここが気に入ったんですね」
楓「えいっ」
P「何で頬っぺた突くんでふか」
楓「知りません」スタスタ
P「ちょっ、待ってください楓さん。あ、それじゃあありがとうございました」ペコッ
女将「お帰りの道中お気を付けください朴念仁」
P「辛辣!」
P「…あれ、いつの間にか寝ちゃってた…」
P「ふぁぁ……やっぱ全然飲まなくなったから酒弱くなっちゃってるなぁ…」ムニッ
P「…うん?」
楓「んにゅう…」
P「」
楓「…んぅ?……おはようございまふ、ぷろりゅーさーさん…」ゴシゴシ
P「」
楓「ふわぁぁ…なんだかすごく寝心地が良くてグッスリ眠れました。ん~…」
P「ど、どういう状況?」
楓「う~ん…目がしぱしぱします…眠気覚ましに温泉いってきますね」ムクッ
P「あ、はい行ってらっしゃい…って楓さん帯!浴衣の帯取れてる!」
楓「はい?」ハラリッ
P「振り向かないで!」
女将「またのお越しをお待ちしております」
P「またお越しします」
楓「今度は家族風呂のあるお部屋でお願いします」
P「おや、今度はご家族と来るんですか?よっぽどここが気に入ったんですね」
楓「えいっ」
P「何で頬っぺた突くんでふか」
楓「知りません」スタスタ
P「ちょっ、待ってください楓さん。あ、それじゃあありがとうございました」ペコッ
女将「お帰りの道中お気を付けください朴念仁」
P「辛辣!」
72: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/04/13(木) 20:55:45.49 ID:P9mYHK/20
P「よもやロケ先でまったり温泉入ってくつろけるなんてラッキーでしたね」
楓「ええ、やっぱり温泉は最高です…ゆったり足を伸ばせるし、これでお酒が飲めたらもう永住したいくらいなんですけど」
P「楓さんが住む温泉ですか…さぞ濃厚な出汁が取れそうですな」
楓「地元の方からこんなにお土産も頂きましたし。是非また行きたいですね」
P「そうですね。今度は瑞樹さんや早苗さんや菜々さんも呼んでアダルト組で温泉ロケの特番とか良いかも…」
楓「もう、そうやってすぐお仕事の話にしちゃうんですもん…また来たいですね、ってわーくわくしているのに」
P「半分の半分冗談ですって。今のスケジュールが落ち着いたらどこかで連休作りますよ」
楓「本当ですか?」パァッ
P「埼玉県民は冗談は言いますけど嘘は1つしかつきません」
P「大人組の他の人たちともオフ合わせますから。良かったらまたこうしてのんびり温泉にでも行ってきてください」
楓「プロデューサーは一緒じゃないんですか?」
P「俺はしばらく休みは取れそうにないですから」
楓「そうですよね。プロデューサーはいつも若い娘たち相手に大忙しですもんねー」
P「含みのある言い方しないで。目が離せない連中なんだから仕方ないでしょ」
楓「言っておきますけど、目が離せない問題児と言えば私だって負けません」フンス
P「自信満々にダメアピールしないでください。首を傾げない。ホントに25歳ですかアンタ」
楓「大人だからって放ったらかされっぱなしは寂しいですよぅ…」
楓「ちゃんとみんな平等に構ってあげないとダメなんですからねー?」ペシペシ
P「俺はみんなのオカンですか」
楓「そのうち他所でも「あそこのプロデューサーはいつも小さい娘ばっかり連れてる。口リコン?」とか噂になっちゃいますよー。子供使いとか呼ばれちゃいますよ?」
P「楓さんの口から口リコンって単語聞くとゾクッてしますね…あと誰がイヌワシだ」
楓「あ、お焼き食べませんか?野沢菜とカボチャとメキシカンチョリソーがありますけど」アムアム
P「ってカボチャもう取られてるじゃないですか。服の上に零さないでくださいね?」ハムッ
P「スパイシー!!」ブフォッ
楓「ええ、やっぱり温泉は最高です…ゆったり足を伸ばせるし、これでお酒が飲めたらもう永住したいくらいなんですけど」
P「楓さんが住む温泉ですか…さぞ濃厚な出汁が取れそうですな」
楓「地元の方からこんなにお土産も頂きましたし。是非また行きたいですね」
P「そうですね。今度は瑞樹さんや早苗さんや菜々さんも呼んでアダルト組で温泉ロケの特番とか良いかも…」
楓「もう、そうやってすぐお仕事の話にしちゃうんですもん…また来たいですね、ってわーくわくしているのに」
P「半分の半分冗談ですって。今のスケジュールが落ち着いたらどこかで連休作りますよ」
楓「本当ですか?」パァッ
P「埼玉県民は冗談は言いますけど嘘は1つしかつきません」
P「大人組の他の人たちともオフ合わせますから。良かったらまたこうしてのんびり温泉にでも行ってきてください」
楓「プロデューサーは一緒じゃないんですか?」
P「俺はしばらく休みは取れそうにないですから」
楓「そうですよね。プロデューサーはいつも若い娘たち相手に大忙しですもんねー」
P「含みのある言い方しないで。目が離せない連中なんだから仕方ないでしょ」
楓「言っておきますけど、目が離せない問題児と言えば私だって負けません」フンス
P「自信満々にダメアピールしないでください。首を傾げない。ホントに25歳ですかアンタ」
楓「大人だからって放ったらかされっぱなしは寂しいですよぅ…」
楓「ちゃんとみんな平等に構ってあげないとダメなんですからねー?」ペシペシ
P「俺はみんなのオカンですか」
楓「そのうち他所でも「あそこのプロデューサーはいつも小さい娘ばっかり連れてる。口リコン?」とか噂になっちゃいますよー。子供使いとか呼ばれちゃいますよ?」
P「楓さんの口から口リコンって単語聞くとゾクッてしますね…あと誰がイヌワシだ」
楓「あ、お焼き食べませんか?野沢菜とカボチャとメキシカンチョリソーがありますけど」アムアム
P「ってカボチャもう取られてるじゃないですか。服の上に零さないでくださいね?」ハムッ
P「スパイシー!!」ブフォッ
77: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/04/14(金) 02:23:15.12 ID:81kFCtM10
P「そんなこんなで戻ってきました我らが事務所」
楓「あ、では私はこのまま寮に戻りますね?」
P「はい、お疲れさまでした」
楓「お疲れさまでした。では、また今夜の飲み会で」
P「行きませんて。ロケから帰ってきたその日の晩にもう飲むんですか」
楓「ほらぁ、やっぱり構ってくれない」ムスー
P「昨夜晩酌に付き合ったでしょうが…」
楓「昨日は昨日、今日は今日ですっ」
P「駄々こねないでください25歳児。…わかりました。じゃあ週末空けておきますから」
楓「ほんとですね?嘘ついたら針千本……歯と歯の隙間に刺すんでしたっけ?」
P「針千本飲ますですよ!ただの拷問じゃないですか想像しちゃったよ!」キュッ
楓「じゃあ今週末、楽しみにしてますからね?」
P「はいはい、じゃあ俺はお土産配りに行くんで…」
楓「あっ、PさんPさん」トテトテ
P「はい?だから唐突に名前呼びはドキッとするから…」
楓「いつか、プライベートで2人でいきましょうね?」
P「」
楓「では、失礼しますね。今週末、大人しゅう待つ…んっふ」トテトテトテ
P「…」
P「……危ね、惚れかけたわ」
P「さてと、妖怪お土産配り社畜が今行くでごぜーますよ」
芳乃「ほー、かの者の気を感じますー」
凛「ほんとだ、この匂いはプロデューサーだね」
あやめ「確かに。このチャクラは間違いございません!」
卯月「みんな人間離れしてますね!」
未央「うーん、よりにもよってそれをしまむーが言っちゃう?」
79: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/04/14(金) 03:16:28.47 ID:81kFCtM10
P「今日までオフだけどお土産配りに来たぞただいまー」ガチャッ
凛「おかえり。楽しかった?」
P「ああ、まさか仕事先であんなのんびり出来るとは思わなかったよ。はい饅頭」ポムッ
凛「ふーん、良かったね。楓さんと2人きりで随分イチャイチャしてたみたいだし。あ、これ美味しい」モキュモキュ
P「イチャイチャて」
未央「ほいほいプロデューサー。これ見てみ?」
P「事務所のアイドル間のLINE?……あ゛」
楓:2人で地方ロケなう
楓:温泉で混浴中なう
楓:一緒のお布団で寝顔激写なう
P「…」ダラダラ
凛「どうしたの、凄い汗だよ?」
未央「うーんと……南無?」
あやめ「ご安心くだされ。カイシャクはわたくしが致します故」チャキッ
卯月「言い残す事はありませんか!?」
P「えっと………」
P「戦略的撤退!」シュバッ
芳乃「させませぬー」
P「あれっ体が動かない!」ピキーン
凛「グッジョブ芳乃。敵に回すと絶望だけど味方になると希望しか無いね」
あやめ「ささ、参りましょうかP殿」ズリズリ
P「ちょっ、どこに連れていくん?てか芳乃助けて!芳乃さんっ?おーいよしのーん!」
芳乃「楓殿とだけ温泉は、ずるいのですー」プンスカ
P「うわぁ久しぶりに芳乃が激おこだぁ」
卯月「346プロ内「敵に回したらダメな人」第1位さんですもんね!」
未央「他人事みたいに言うけどしまむーが2位だからね?」
凛「おかえり。楽しかった?」
P「ああ、まさか仕事先であんなのんびり出来るとは思わなかったよ。はい饅頭」ポムッ
凛「ふーん、良かったね。楓さんと2人きりで随分イチャイチャしてたみたいだし。あ、これ美味しい」モキュモキュ
P「イチャイチャて」
未央「ほいほいプロデューサー。これ見てみ?」
P「事務所のアイドル間のLINE?……あ゛」
楓:2人で地方ロケなう
楓:温泉で混浴中なう
楓:一緒のお布団で寝顔激写なう
P「…」ダラダラ
凛「どうしたの、凄い汗だよ?」
未央「うーんと……南無?」
あやめ「ご安心くだされ。カイシャクはわたくしが致します故」チャキッ
卯月「言い残す事はありませんか!?」
P「えっと………」
P「戦略的撤退!」シュバッ
芳乃「させませぬー」
P「あれっ体が動かない!」ピキーン
凛「グッジョブ芳乃。敵に回すと絶望だけど味方になると希望しか無いね」
あやめ「ささ、参りましょうかP殿」ズリズリ
P「ちょっ、どこに連れていくん?てか芳乃助けて!芳乃さんっ?おーいよしのーん!」
芳乃「楓殿とだけ温泉は、ずるいのですー」プンスカ
P「うわぁ久しぶりに芳乃が激おこだぁ」
卯月「346プロ内「敵に回したらダメな人」第1位さんですもんね!」
未央「他人事みたいに言うけどしまむーが2位だからね?」
80: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/04/14(金) 03:45:29.49 ID:81kFCtM10
凛「さっ、平等に私たちとも一緒に温泉いこうか」ズリズリ
P「この辺りに温泉なんて無いしアイドルと入浴とかご法度すぎるわぁ」
未央「どの口が言うのさ、それ」
P「スンマセン」
あやめ「ご安心を。今朝方芳乃殿がこの事務所の裏手で源泉を掘り当てましたので」
P「何してんの芳乃さんや!」
卯月「後はウサミンロボ軍団の突貫工事で温泉施設が完成です!ジェバンニより仕事早いです!所要時間24分でした!」
P「建設業界に革命が起こる仕事ぶりだよ!」
凛「ほら、早くいくよ?181人相手にしないといけないんだからさ」
卯月「トレーナーさんたちにも声をかけましょう!」
P「やめろぉ!俺ふやけちまうわぁ!」
卯月「温泉卵ならぬ温泉プロデューサーですね!」
未央「それ只の温泉宿再建請負人みたいに聞こえるね」
あやめ「地方ロケでお疲れでしょう。お背中流しますぞP殿。あ、凛殿足のほう持っていただけますか?」
凛「ん」ムンズッ
卯月「じゃあ私は未央ちゃん持ちますね!」ヒョイッ
未央「脈絡ないから降ろして欲しいなぁ」
P「助けて芳乃ー!」
凛「あ、お風呂の後は一緒に寝るんだからね。平等だよ平等」ズリズリ
P「助けてお願い何でもしまむらー!!」
乃々「…た、助けてあげないんですか…?」
芳乃「わたくしだって、かの者と混浴などしたことありませんのにー」
乃々「時々思ってましたけど、芳乃さんって意外と独占欲強いですね…」
芳乃「ずるいのですー、ずるいのですーっ」プンプン
乃々「プロデューサーさんとお風呂………あわわわ…も、もりくぼにはそんな薄い本的な展開はむぅーりぃー…」
芳乃「お風呂はいつも一緒に入っておりますがー、温泉は共にしたことがありませんのでー」プンスカ
乃々「…はい?」
楓「オチが落ち着きなくてごめんなさい。…ふふっ」
アッキー「30点だ」
楓「!?」
おわり
P「この辺りに温泉なんて無いしアイドルと入浴とかご法度すぎるわぁ」
未央「どの口が言うのさ、それ」
P「スンマセン」
あやめ「ご安心を。今朝方芳乃殿がこの事務所の裏手で源泉を掘り当てましたので」
P「何してんの芳乃さんや!」
卯月「後はウサミンロボ軍団の突貫工事で温泉施設が完成です!ジェバンニより仕事早いです!所要時間24分でした!」
P「建設業界に革命が起こる仕事ぶりだよ!」
凛「ほら、早くいくよ?181人相手にしないといけないんだからさ」
卯月「トレーナーさんたちにも声をかけましょう!」
P「やめろぉ!俺ふやけちまうわぁ!」
卯月「温泉卵ならぬ温泉プロデューサーですね!」
未央「それ只の温泉宿再建請負人みたいに聞こえるね」
あやめ「地方ロケでお疲れでしょう。お背中流しますぞP殿。あ、凛殿足のほう持っていただけますか?」
凛「ん」ムンズッ
卯月「じゃあ私は未央ちゃん持ちますね!」ヒョイッ
未央「脈絡ないから降ろして欲しいなぁ」
P「助けて芳乃ー!」
凛「あ、お風呂の後は一緒に寝るんだからね。平等だよ平等」ズリズリ
P「助けてお願い何でもしまむらー!!」
乃々「…た、助けてあげないんですか…?」
芳乃「わたくしだって、かの者と混浴などしたことありませんのにー」
乃々「時々思ってましたけど、芳乃さんって意外と独占欲強いですね…」
芳乃「ずるいのですー、ずるいのですーっ」プンプン
乃々「プロデューサーさんとお風呂………あわわわ…も、もりくぼにはそんな薄い本的な展開はむぅーりぃー…」
芳乃「お風呂はいつも一緒に入っておりますがー、温泉は共にしたことがありませんのでー」プンスカ
乃々「…はい?」
楓「オチが落ち着きなくてごめんなさい。…ふふっ」
アッキー「30点だ」
楓「!?」
おわり
引用元: モバP「楓さん自重。楓さん、こら高垣」
希「なにこれ?10年バズーカ?」
2020-03-31
1: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/06(日) 21:48:09.09 ID:GR7Zl2MY.net
真姫「お父さんが知り合いから譲り受けたの。その弾に被弾したら10年後の自分と入れ替わるらしいわ」
海未「非現実的ですね・・」
希「面白そうやね。これどうやって撃つん?」カチッ
希「ん?」
ドーーーン!!
皆「きゃーー!!」
モクモク
真姫「ま、まさか希!撃った!?」
希「ケホケホ・・・なぁに?これ・・」
絵里「の、希・・?」
希「ん?」
花陽「ほ、本当に・・!」
穂乃果「入れ替わってる!?」
希(10年後)「え・・?ここって・・」キョロキョロ
にこ(なんか今よりもっとグラマーになってる・・)
海未「非現実的ですね・・」
希「面白そうやね。これどうやって撃つん?」カチッ
希「ん?」
ドーーーン!!
皆「きゃーー!!」
モクモク
真姫「ま、まさか希!撃った!?」
希「ケホケホ・・・なぁに?これ・・」
絵里「の、希・・?」
希「ん?」
花陽「ほ、本当に・・!」
穂乃果「入れ替わってる!?」
希(10年後)「え・・?ここって・・」キョロキョロ
にこ(なんか今よりもっとグラマーになってる・・)
関連
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6: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/06(日) 21:53:52.17 ID:GR7Zl2MY.net
希「うわぁ!懐かしい!ここアイドル研究部やん!」
希「そして・・!?な、なんで昔のみんなが!?」
真姫「えっと・・・昔の希が10年バズーカっていうものを撃ったんです」
希「あ、真姫ちゃんやー♡かーわいいー♡」ナデナデ
真姫「ヴエェ!?///」
ことり「あの・・・本当に希ちゃん・・?」
希「あ、ことりちゃん!うん、今ウチは28歳やでー。で、10年バズーカって?」
説明中
希「スピリチュアルやね・・」
絵里「あ、今でもそれ言うのね・・」
希「は!」
絵里「!?」
希「え、え、」
皆「え?」
希「えりちーーー♡」チューー
絵里「!!??////」
皆「!!??」
希「そして・・!?な、なんで昔のみんなが!?」
真姫「えっと・・・昔の希が10年バズーカっていうものを撃ったんです」
希「あ、真姫ちゃんやー♡かーわいいー♡」ナデナデ
真姫「ヴエェ!?///」
ことり「あの・・・本当に希ちゃん・・?」
希「あ、ことりちゃん!うん、今ウチは28歳やでー。で、10年バズーカって?」
説明中
希「スピリチュアルやね・・」
絵里「あ、今でもそれ言うのね・・」
希「は!」
絵里「!?」
希「え、え、」
皆「え?」
希「えりちーーー♡」チューー
絵里「!!??////」
皆「!!??」
7: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/06(日) 21:57:42.34 ID:GR7Zl2MY.net
絵里「な、なにするんですかぁー!!??///」
希「昔のえりちやん!!興奮してきた!!」ヌギヌギ
海未「ちょ、なに脱ぎ始めてるんですか!?///」
真姫「誰か止めなさいよ!///」
にこ「こら希ぃ!落ち着きなさい!」ガシィ
希「はっ!」
にこ「!?」
希「・・・」グリン
にこ「ひぃ!?」
花陽「こ、これはまずいのでは・・!?」
希「に、に、」
にこ「ちょ・・・まさか・・」
真姫「にこちゃん!逃げてぇ!」
希「にこっちーーー♡」ダダダ
にこ「ぎゃぁぁぁぁ!!!」ダダダ
絵里「はぁ///はぁ///なんなのよ!」
希「昔のえりちやん!!興奮してきた!!」ヌギヌギ
海未「ちょ、なに脱ぎ始めてるんですか!?///」
真姫「誰か止めなさいよ!///」
にこ「こら希ぃ!落ち着きなさい!」ガシィ
希「はっ!」
にこ「!?」
希「・・・」グリン
にこ「ひぃ!?」
花陽「こ、これはまずいのでは・・!?」
希「に、に、」
にこ「ちょ・・・まさか・・」
真姫「にこちゃん!逃げてぇ!」
希「にこっちーーー♡」ダダダ
にこ「ぎゃぁぁぁぁ!!!」ダダダ
絵里「はぁ///はぁ///なんなのよ!」
9: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/06(日) 22:03:34.87 ID:GR7Zl2MY.net
穂乃果「希ちゃん・・昔よりパワフルだね」
海未「あれパワフルって言うんですか・・なんかおかしくなってません?」
ことり「久しぶりに昔のみんなと会えたらああなるのかな・・」
希「キスさせてーーー♡」ダダダ
にこ「ひぃぃぃーー!!絶対嫌ぁぁぁー!!」ダダダ
ボワン!!
皆「うわっ!」
モクモク
真姫「こ、この煙は・・制限時間ね」
にこ「はぁ・・はぁ・・元に戻るの?」
凛「楽しかったにゃー」
にこ「どこがよ!!」
希「・・・」
絵里「あ、希・・無事戻ったのね」
希「無事・・じゃない・・///」
花陽「あ・・よく見たら希ちゃん、服がはだけてるよ!?」
希「気づいたら・・ウチのマンションに居てな・・・目の前にえりちが・・10年後のえりちがいて・・」
絵里「わ、私?」
希「・・・全身触られた///」
皆「!?」
海未「あれパワフルって言うんですか・・なんかおかしくなってません?」
ことり「久しぶりに昔のみんなと会えたらああなるのかな・・」
希「キスさせてーーー♡」ダダダ
にこ「ひぃぃぃーー!!絶対嫌ぁぁぁー!!」ダダダ
ボワン!!
皆「うわっ!」
モクモク
真姫「こ、この煙は・・制限時間ね」
にこ「はぁ・・はぁ・・元に戻るの?」
凛「楽しかったにゃー」
にこ「どこがよ!!」
希「・・・」
絵里「あ、希・・無事戻ったのね」
希「無事・・じゃない・・///」
花陽「あ・・よく見たら希ちゃん、服がはだけてるよ!?」
希「気づいたら・・ウチのマンションに居てな・・・目の前にえりちが・・10年後のえりちがいて・・」
絵里「わ、私?」
希「・・・全身触られた///」
皆「!?」
10: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/06(日) 22:07:56.91 ID:GR7Zl2MY.net
希「えりち、凄い興奮してた・・」
絵里「ちょ、ちょっと待ってよ・・それじゃあ私、ヘン夕イみたいじゃない!!」
凛「絵里ちゃん・・」
絵里「!?」
ことり「絵里ちゃん・・」
絵里「ちょ、ちょっと待って!そ、その蔑むような目は何!?」
穂乃果「絵里ちゃんヘン夕イなの?」
絵里「違うわよ!」
真姫「・・・」
絵里「真姫!黙らないで!」
真姫「・・・誰か次やりたい人いる?」
皆「・・・・・」
真姫「ま、そうよね・・・アレ見せられたらね・・」
希「あ、そういえば10年後のウチどうやった?」
皆「・・・」
希「あ、あれ?どうしたん?」
絵里「ちょ、ちょっと待ってよ・・それじゃあ私、ヘン夕イみたいじゃない!!」
凛「絵里ちゃん・・」
絵里「!?」
ことり「絵里ちゃん・・」
絵里「ちょ、ちょっと待って!そ、その蔑むような目は何!?」
穂乃果「絵里ちゃんヘン夕イなの?」
絵里「違うわよ!」
真姫「・・・」
絵里「真姫!黙らないで!」
真姫「・・・誰か次やりたい人いる?」
皆「・・・・・」
真姫「ま、そうよね・・・アレ見せられたらね・・」
希「あ、そういえば10年後のウチどうやった?」
皆「・・・」
希「あ、あれ?どうしたん?」
13: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/06(日) 22:12:10.76 ID:GR7Zl2MY.net
真姫「これ封印しましょうか」
にこ「それがいいわ」
希「え!?ウチだけなの!?」
花陽「しょうがないよ」
希「しょうがないの!?」
海未「うーん・・」
真姫「あら、海未どうしたの?」
海未「私、10年後がどうなっているか気になります。やってもいいですか?」
絵里「ほ、本気?」
海未「はい。希のようにはならないと思いますので」
希「だから、ウチになにがあったん?」
海未「では、これはどうするのですか?」カチ
海未「おや?」
ドーーーン!!
皆「きゃぁ!」
モクモク
希「こ、これが合図なん?」
真姫「そうよ、この煙が晴れたら10年後の希が居たわ」
海未「・・・」
ことり「あ、海未ちゃんだ!」
海未(10年後)「・・・?」
にこ「それがいいわ」
希「え!?ウチだけなの!?」
花陽「しょうがないよ」
希「しょうがないの!?」
海未「うーん・・」
真姫「あら、海未どうしたの?」
海未「私、10年後がどうなっているか気になります。やってもいいですか?」
絵里「ほ、本気?」
海未「はい。希のようにはならないと思いますので」
希「だから、ウチになにがあったん?」
海未「では、これはどうするのですか?」カチ
海未「おや?」
ドーーーン!!
皆「きゃぁ!」
モクモク
希「こ、これが合図なん?」
真姫「そうよ、この煙が晴れたら10年後の希が居たわ」
海未「・・・」
ことり「あ、海未ちゃんだ!」
海未(10年後)「・・・?」
19: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/06(日) 22:19:43.50 ID:GR7Zl2MY.net
海未「ここは・・?まさか・・」
希「うわー・・海未ちゃんめっちゃ美人やない?」
絵里「そうね、すごい綺麗ね」
穂乃果「海未ちゃん!だよね?」
海未「!?ほ、穂乃果!?なぜ高校生の時の穂乃果が!?」
説明中
海未「そういえばそんな事があったような・・」
ことり「あれ?覚えてるの?」
真姫「・・・よく考えれば、この日から10年後に過去に戻るって事を知ってるのよね。希は忘れてたみたいだけど」
希「ウチどんなんやった?えりち」
絵里「・・・///」
希「あれ?えりち?おーい」
海未「しかし・・懐かしいですね。アイドル研究部・・いい思い出です」
穂乃果「海未ちゃんは今何してるの?」
海未「今ですか・・それは・・秘密です♡」
ことり「え?」
海未「ふふ、未来の事を知るのってつまらないですよね。だから、ひ・み・つ・です♡」
ことり(か、かわいい///)キュン
穂乃果「そんなもんかなぁ?」
凛「なんか海未ちゃん、柔らかいよね?」
にこ「確かに、角がとれた感じがするわね」
希「うわー・・海未ちゃんめっちゃ美人やない?」
絵里「そうね、すごい綺麗ね」
穂乃果「海未ちゃん!だよね?」
海未「!?ほ、穂乃果!?なぜ高校生の時の穂乃果が!?」
説明中
海未「そういえばそんな事があったような・・」
ことり「あれ?覚えてるの?」
真姫「・・・よく考えれば、この日から10年後に過去に戻るって事を知ってるのよね。希は忘れてたみたいだけど」
希「ウチどんなんやった?えりち」
絵里「・・・///」
希「あれ?えりち?おーい」
海未「しかし・・懐かしいですね。アイドル研究部・・いい思い出です」
穂乃果「海未ちゃんは今何してるの?」
海未「今ですか・・それは・・秘密です♡」
ことり「え?」
海未「ふふ、未来の事を知るのってつまらないですよね。だから、ひ・み・つ・です♡」
ことり(か、かわいい///)キュン
穂乃果「そんなもんかなぁ?」
凛「なんか海未ちゃん、柔らかいよね?」
にこ「確かに、角がとれた感じがするわね」
21: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/06(日) 22:25:24.85 ID:GR7Zl2MY.net
海未「それより穂乃果、この時代の私をあまり困らせないでくださいね?勉強もアイドルも、しっかり頑張って下さいね♡」
穂乃果「は、はい!」
海未「ことり、あなたは私が心配しなくても大丈夫だと思います。私と穂乃果をよろしくお願いしますね♡」
ことり「は、はい///」
海未「そしてその他の皆さん!この時の私は気難しいところもありますが、仲良くしてやってください。皆さんの事、頼りにしていますよ♡」
皆「はい!」
海未「それでは、もうそろそろ時間ですね。最後に穂乃果、ことり。ちょっと来てください」
ことほの「?」
海未「大好きです♡」チュッ
ことほの「!!??////」
皆「!!??」
海未「ふふ、それでは♡」
ボワン!!
皆「わっ!」
モクモク
穂乃果「う、海未ちゃん、凄かったね///」
ことり「う、うん///」
希「凄い大人っぽくなかった!?今と大違い!」
真姫「確かに。とても幸せそうだったわ」
海未「うう・・・」
ことり「海未ちゃん!」
穂乃果「は、はい!」
海未「ことり、あなたは私が心配しなくても大丈夫だと思います。私と穂乃果をよろしくお願いしますね♡」
ことり「は、はい///」
海未「そしてその他の皆さん!この時の私は気難しいところもありますが、仲良くしてやってください。皆さんの事、頼りにしていますよ♡」
皆「はい!」
海未「それでは、もうそろそろ時間ですね。最後に穂乃果、ことり。ちょっと来てください」
ことほの「?」
海未「大好きです♡」チュッ
ことほの「!!??////」
皆「!!??」
海未「ふふ、それでは♡」
ボワン!!
皆「わっ!」
モクモク
穂乃果「う、海未ちゃん、凄かったね///」
ことり「う、うん///」
希「凄い大人っぽくなかった!?今と大違い!」
真姫「確かに。とても幸せそうだったわ」
海未「うう・・・」
ことり「海未ちゃん!」
26: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/06(日) 22:30:43.38 ID:GR7Zl2MY.net
海未「はっ・・やっと戻ってこれましまか・・」
穂乃果「どうだった?向こうの世界は?」
海未「うーん、あまり変わらなかったです。気がついたら自分の部屋にいて、親に見つかったら面倒なのでずっと自分の部屋にいたら戻ってきました」
ことり「じゃあ、なにも分からなかったの?」
海未「あぁ、一つだけ・・机の上に写真立てがあったのですが、おそらく10年後の私達が写っていました」
海未「みんな笑顔で笑っていて、この時の私は幸せなんだな・・と、思いました」
凛「10年後も仲良しなんだね!」
海未「ええ、きっとその先も仲良しですよ」クス
希「いやー素敵な話やね・・」
にこ「本当よ・・希と大違いだわ」ボソッ
希「へ?」
にこ「な、なんでもない!」
絵里「///」
穂乃果「どうだった?向こうの世界は?」
海未「うーん、あまり変わらなかったです。気がついたら自分の部屋にいて、親に見つかったら面倒なのでずっと自分の部屋にいたら戻ってきました」
ことり「じゃあ、なにも分からなかったの?」
海未「あぁ、一つだけ・・机の上に写真立てがあったのですが、おそらく10年後の私達が写っていました」
海未「みんな笑顔で笑っていて、この時の私は幸せなんだな・・と、思いました」
凛「10年後も仲良しなんだね!」
海未「ええ、きっとその先も仲良しですよ」クス
希「いやー素敵な話やね・・」
にこ「本当よ・・希と大違いだわ」ボソッ
希「へ?」
にこ「な、なんでもない!」
絵里「///」
54: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/07(月) 21:37:26.63 ID:0HLvRXt3.net
海未「で、10年後の私はどんな感じでしたか?」
穂乃果「すっごく美人だったよ!」
ことり「うん!海未ちゃんのお母さんに似てた!」
海未「母にですか・・あまり想像がつきませんね」
絵里「でも、海未が順調に成長すればあんな感じになるのかな・・って思ったわ」
海未「そうですか。ならば安心ですね」
真姫「さて、次10年後に行きたい人は?」
皆「・・・」
真姫「あら、誰も行きたく無いの?」
穂乃果「うーん、穂乃果はパスするよ」
真姫「そう?こういうのに食いつくと思ったんだけど・・」
穂乃果「10年後の海未ちゃんが言ってたでしょ?『未来を知るのはつまらない』って。それになるほどって思っちゃって・・」
ことり「ことりも・・・未来を知るって不安になるし、必ずそうなるって分かると、もし酷い未来だったら・・」
希「確かにそうやなぁ・・ウチ気軽にトリガー引いちゃったけど、軽く考えすぎてたかもなぁ」
絵里「『もし未来に行けたら行く?』って聞かれたら、行く人は半分くらいかもね」
真姫「・・・そうね、確かに怖いわね」
穂乃果「すっごく美人だったよ!」
ことり「うん!海未ちゃんのお母さんに似てた!」
海未「母にですか・・あまり想像がつきませんね」
絵里「でも、海未が順調に成長すればあんな感じになるのかな・・って思ったわ」
海未「そうですか。ならば安心ですね」
真姫「さて、次10年後に行きたい人は?」
皆「・・・」
真姫「あら、誰も行きたく無いの?」
穂乃果「うーん、穂乃果はパスするよ」
真姫「そう?こういうのに食いつくと思ったんだけど・・」
穂乃果「10年後の海未ちゃんが言ってたでしょ?『未来を知るのはつまらない』って。それになるほどって思っちゃって・・」
ことり「ことりも・・・未来を知るって不安になるし、必ずそうなるって分かると、もし酷い未来だったら・・」
希「確かにそうやなぁ・・ウチ気軽にトリガー引いちゃったけど、軽く考えすぎてたかもなぁ」
絵里「『もし未来に行けたら行く?』って聞かれたら、行く人は半分くらいかもね」
真姫「・・・そうね、確かに怖いわね」
55: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/07(月) 21:43:21.30 ID:0HLvRXt3.net
真姫「でも私は行くわ」
皆「!!」
真姫「私は未来を知ったら逆にその方向に一直線に進めると思う。こうなるって分かったら迷いなく、ね」
凛「なるほど・・」
にこ「そういう考えもできるわね」
真姫「じゃ、行くわ。未来の私をよろしくね」カチ
ドーーーン!!
皆「うわっ!」
絵里「やっぱりこれは慣れないわ・・」
モクモク
花陽「煙が晴れてきた・・あ!真姫ちゃん?」
真姫(10年後)「・・・やっと来た」
ことり(真姫ちゃんも美人・・)
真姫「・・・」ガシッ
にこ「ふぇ?」
真姫「ていっ!」ビリーーン!!!
にこ「・・・」スッポンポーン
皆「!!??」
皆「!!」
真姫「私は未来を知ったら逆にその方向に一直線に進めると思う。こうなるって分かったら迷いなく、ね」
凛「なるほど・・」
にこ「そういう考えもできるわね」
真姫「じゃ、行くわ。未来の私をよろしくね」カチ
ドーーーン!!
皆「うわっ!」
絵里「やっぱりこれは慣れないわ・・」
モクモク
花陽「煙が晴れてきた・・あ!真姫ちゃん?」
真姫(10年後)「・・・やっと来た」
ことり(真姫ちゃんも美人・・)
真姫「・・・」ガシッ
にこ「ふぇ?」
真姫「ていっ!」ビリーーン!!!
にこ「・・・」スッポンポーン
皆「!!??」
57: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/07(月) 21:49:13.19 ID:0HLvRXt3.net
にこ「うえぇぇぇ!!??////」
海未「に、にこの服が!!///」
真姫「さ、そこに立って」
にこ「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!説明しなさいよ!!///」
真姫「手で隠さないでよ・・時間も限られてるんだから・・」
にこ「なんでにこの服を剥いだの!?」
真姫「ふう、未来のにこちゃんに頼まれたのよ。過去の自分のデータをとって、全盛期の動きを再現させてほしいって」
にこ「デ、データ?」
真姫「そう。今は技術も発展して、精巧なロボットが作れるのよ。今のにこちゃんの体をそのまま再現したロボットも作れる」
花陽「す、凄い・・・」
真姫「にこちゃんが今の活動に活かせると思って私に頼んできて、この10年バズーカが撃たれるタイミングを待ってたのよ」
にこ「い、今の私は何してるの?」
真姫「・・アイドルよ」
にこ「!! そ、そう」
海未「に、にこの服が!!///」
真姫「さ、そこに立って」
にこ「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!説明しなさいよ!!///」
真姫「手で隠さないでよ・・時間も限られてるんだから・・」
にこ「なんでにこの服を剥いだの!?」
真姫「ふう、未来のにこちゃんに頼まれたのよ。過去の自分のデータをとって、全盛期の動きを再現させてほしいって」
にこ「デ、データ?」
真姫「そう。今は技術も発展して、精巧なロボットが作れるのよ。今のにこちゃんの体をそのまま再現したロボットも作れる」
花陽「す、凄い・・・」
真姫「にこちゃんが今の活動に活かせると思って私に頼んできて、この10年バズーカが撃たれるタイミングを待ってたのよ」
にこ「い、今の私は何してるの?」
真姫「・・アイドルよ」
にこ「!! そ、そう」
60: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/07(月) 21:53:55.78 ID:0HLvRXt3.net
真姫「分かった?さ、そこの壁の前に立って。色んな角度から写真を撮るから」
にこ「う、うう・・自分が頼んだことだっていうのに恥ずかしい///」
真姫「うん、実に綺麗だわ」パシャパシャ
にこ「ちょっとあんた達!見ないでよぉ!!///」
凛「にこちゃんの体なんて興味ないにゃ・・」
にこ「くぉら!」
真姫「はいはい、動かないで」パシャパシャ
にこ「えっそんな所も撮るの!?///」
真姫「当たり前よ。はやく股広げて」
にこ「ぐ、ぐっ///」クパァ
希「うわーにこっちヘン夕イみたいやね」
にこ「こっち見るなぁ!!///」
真姫「うん、こんな感じかしら。これで今のにこちゃんそっくりのロボットが作れるわ」
にこ「・・・あ、制服が無い・・」
真姫「制服はごめんなさい、なんとかして」
にこ「はぁぁ!!??」
にこ「う、うう・・自分が頼んだことだっていうのに恥ずかしい///」
真姫「うん、実に綺麗だわ」パシャパシャ
にこ「ちょっとあんた達!見ないでよぉ!!///」
凛「にこちゃんの体なんて興味ないにゃ・・」
にこ「くぉら!」
真姫「はいはい、動かないで」パシャパシャ
にこ「えっそんな所も撮るの!?///」
真姫「当たり前よ。はやく股広げて」
にこ「ぐ、ぐっ///」クパァ
希「うわーにこっちヘン夕イみたいやね」
にこ「こっち見るなぁ!!///」
真姫「うん、こんな感じかしら。これで今のにこちゃんそっくりのロボットが作れるわ」
にこ「・・・あ、制服が無い・・」
真姫「制服はごめんなさい、なんとかして」
にこ「はぁぁ!!??」
61: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/07(月) 21:58:12.15 ID:0HLvRXt3.net
真姫「じゃ。あ、あとこの事は今の私にはくれぐれも内緒にしておいてね」
にこ「ちょっとぉ!にこの制服は!?」
真姫「にこちゃん、ごめん」
ボワン!!
皆「うわっ!」
にこ「ちょ、ちょっとぉーー!!」
モクモク
穂乃果「なんか嵐のように去っていったね」
真姫「・・・あ、戻ってきたわ」
にこ「ま、真姫ちゃん・・」サッ
真姫「ってヴエェ!?///なんで裸なの!?///」
にこ「あんたがやったんでしょあんたがぁ!!」
真姫「わ、私はやってないわよ!」
にこ「未来のあんたよぉ!」
ことり「あ、それ言わない約束じゃ・・」
にこ「あ、そうだった・・」
真姫「・・・なんで未来の私がにこちゃんを裸にしたのかは聞かないでおくわ・・・」
にこ「うん、そうして」
にこ「ちょっとぉ!にこの制服は!?」
真姫「にこちゃん、ごめん」
ボワン!!
皆「うわっ!」
にこ「ちょ、ちょっとぉーー!!」
モクモク
穂乃果「なんか嵐のように去っていったね」
真姫「・・・あ、戻ってきたわ」
にこ「ま、真姫ちゃん・・」サッ
真姫「ってヴエェ!?///なんで裸なの!?///」
にこ「あんたがやったんでしょあんたがぁ!!」
真姫「わ、私はやってないわよ!」
にこ「未来のあんたよぉ!」
ことり「あ、それ言わない約束じゃ・・」
にこ「あ、そうだった・・」
真姫「・・・なんで未来の私がにこちゃんを裸にしたのかは聞かないでおくわ・・・」
にこ「うん、そうして」
62: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/07(月) 22:05:35.13 ID:0HLvRXt3.net
花陽「未来の真姫ちゃんはどうだった?」
真姫「うん、研究所みたいなところにいたわ・・・病院とはまた違った場所っぽかったわ」
凛「未来の真姫ちゃんは研究者なの?」
真姫「さぁ・・でも、凄い最新の技術が詰まった機械があったのよ」
希「どんなん?」
真姫「原理はわからなかったけど、3Dプリンターの応用、生き物の3Dプリンターがあったわ」
花陽「生き物の3Dプリンター!?」
真姫「タンパク質とか骨とか血管も機械で作って、心臓も作れてて・・数値を入れてスイッチを押せば生きたマウスが出てきたわ」
海未「クローンのようなものですか・・?」
真姫「クローンとはまた違うと思うけど・・とにかく今の私の頭じゃ理解できなかったわ」
希(・・・3Dプリンターの応用・・・さっきの10年後の真姫ちゃんの行動・・・)
絵里(もしかして真姫が作ろうとしているのは、ロボットじゃなくて・・)
にこ(未来の私はアイドルかぁ・・・)
真姫「うん、研究所みたいなところにいたわ・・・病院とはまた違った場所っぽかったわ」
凛「未来の真姫ちゃんは研究者なの?」
真姫「さぁ・・でも、凄い最新の技術が詰まった機械があったのよ」
希「どんなん?」
真姫「原理はわからなかったけど、3Dプリンターの応用、生き物の3Dプリンターがあったわ」
花陽「生き物の3Dプリンター!?」
真姫「タンパク質とか骨とか血管も機械で作って、心臓も作れてて・・数値を入れてスイッチを押せば生きたマウスが出てきたわ」
海未「クローンのようなものですか・・?」
真姫「クローンとはまた違うと思うけど・・とにかく今の私の頭じゃ理解できなかったわ」
希(・・・3Dプリンターの応用・・・さっきの10年後の真姫ちゃんの行動・・・)
絵里(もしかして真姫が作ろうとしているのは、ロボットじゃなくて・・)
にこ(未来の私はアイドルかぁ・・・)
63: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/07(月) 22:10:04.91 ID:0HLvRXt3.net
真姫「じゃ、他にやりたい人は?」
皆「うーん・・」
凛「はい!凛やりたい!」
花陽「凛ちゃん!?」
凛「へへ・・凛、頭もあんまり良くないし、これといった取り柄もないし・・でも、未来がこうだって知ったらそれに向かって頑張れると思うんだ!」
真姫「ポジティブね」
凛「撃つ前の真姫ちゃんの演説聞いたらやりたくなってきたの!」
真姫「あ、あれは別に演説じゃなくて自分の思った事を言っただけで・・」
凛「じゃ、押すよー」カチ
真姫「聞きなさいよ!」
ドーーーン!!
皆「わっ・・」
絵里「ちょっと慣れてきたわね」
モクモク
凛「・・・あれ?ここは?」
花陽「あ、凛・・ちゃん・・?」
凛(10年後)「えっ!?昔のかよちん!?」
希「うわ、すっごい美人さんやね」
にこ「髪も伸ばして、女性っぽくなってるわね」
皆「うーん・・」
凛「はい!凛やりたい!」
花陽「凛ちゃん!?」
凛「へへ・・凛、頭もあんまり良くないし、これといった取り柄もないし・・でも、未来がこうだって知ったらそれに向かって頑張れると思うんだ!」
真姫「ポジティブね」
凛「撃つ前の真姫ちゃんの演説聞いたらやりたくなってきたの!」
真姫「あ、あれは別に演説じゃなくて自分の思った事を言っただけで・・」
凛「じゃ、押すよー」カチ
真姫「聞きなさいよ!」
ドーーーン!!
皆「わっ・・」
絵里「ちょっと慣れてきたわね」
モクモク
凛「・・・あれ?ここは?」
花陽「あ、凛・・ちゃん・・?」
凛(10年後)「えっ!?昔のかよちん!?」
希「うわ、すっごい美人さんやね」
にこ「髪も伸ばして、女性っぽくなってるわね」
65: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/07(月) 22:17:33.80 ID:0HLvRXt3.net
説明中
凛「あー!10年バズーカかぁ!」
真姫「思い出した?」
凛「そう!これで私の運命が変わったといっても過言じゃないよ!」
花陽「あ、あれ?凛ちゃん、私って・・」
凛「へ?ああ・・大人になっても一人称が『凛』ってさすがに・・ね?」
穂乃果「すごい!今の凛ちゃんと違って大人っぽい!」
凛「いや大人だから!」ビシッ
真姫「ちゃんとツッコミもできてる」
花陽「ところで、凛ちゃんは今何してるのか聞いていい?」
凛「うん!ていうか、今の私に教えて欲しいの!今、凛は陸上部のコーチをしてるって!」
にこ「陸上部のコーチ!なるほど・・凛って元は陸上部だったわね」
凛「あんまり頭が良くないから、頑張って陸上続けたの!そしたら理事長から声がかかって、ウチでコーチやらないか?って!」
ことり「理事長・・ってお母さん?」
凛「あー!10年バズーカかぁ!」
真姫「思い出した?」
凛「そう!これで私の運命が変わったといっても過言じゃないよ!」
花陽「あ、あれ?凛ちゃん、私って・・」
凛「へ?ああ・・大人になっても一人称が『凛』ってさすがに・・ね?」
穂乃果「すごい!今の凛ちゃんと違って大人っぽい!」
凛「いや大人だから!」ビシッ
真姫「ちゃんとツッコミもできてる」
花陽「ところで、凛ちゃんは今何してるのか聞いていい?」
凛「うん!ていうか、今の私に教えて欲しいの!今、凛は陸上部のコーチをしてるって!」
にこ「陸上部のコーチ!なるほど・・凛って元は陸上部だったわね」
凛「あんまり頭が良くないから、頑張って陸上続けたの!そしたら理事長から声がかかって、ウチでコーチやらないか?って!」
ことり「理事長・・ってお母さん?」
66: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/07(月) 22:23:25.10 ID:0HLvRXt3.net
凛「あ、そうそう!ことりちゃんのお母さん、まだまだ現役だよ!」
ことり「へぇー・・10年後も理事長って凄いなぁ・・」
凛「で、今の私に『陸上頑張れ!』って言っといて!私も未来の私にそう言われて頑張れたから!」
花陽「うん、伝えておくよ!」
凛「・・・かよちん」
花陽「へ?何?」
凛「かっっっわいぃぃーー♡♡」ムギューーー
花陽「ふえぇ!!??///」
にこ「凛もか・・」
海未「未来の私達はみんなどこか弾けてますね」
希「ウチも弾けてた?」
絵里「・・・///」プイ
希「あれ?」
凛「今のかよちんも可愛いけど、昔のかよちんも大好きにゃーー♡♡」ムギューーー
花陽「ひぃぃーー///誰か助けてぇ///」
ボワン!!
皆「わっ!」
モクモク
花陽「はぁ///はぁ///」
まき「花陽・・大丈夫?」
凛「・・・はっ!帰ってきた!」
ことり「へぇー・・10年後も理事長って凄いなぁ・・」
凛「で、今の私に『陸上頑張れ!』って言っといて!私も未来の私にそう言われて頑張れたから!」
花陽「うん、伝えておくよ!」
凛「・・・かよちん」
花陽「へ?何?」
凛「かっっっわいぃぃーー♡♡」ムギューーー
花陽「ふえぇ!!??///」
にこ「凛もか・・」
海未「未来の私達はみんなどこか弾けてますね」
希「ウチも弾けてた?」
絵里「・・・///」プイ
希「あれ?」
凛「今のかよちんも可愛いけど、昔のかよちんも大好きにゃーー♡♡」ムギューーー
花陽「ひぃぃーー///誰か助けてぇ///」
ボワン!!
皆「わっ!」
モクモク
花陽「はぁ///はぁ///」
まき「花陽・・大丈夫?」
凛「・・・はっ!帰ってきた!」
68: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/07(月) 22:27:17.06 ID:0HLvRXt3.net
凛「凄かったよ!凛の部屋、トロフィーがいーっぱいあってさ!写真もあったんだけど、今の凛とは全然違ってた!」
真姫「うん、私達もみたけど、かなり美人だったわ」
凛「凛があんな風になるのかなー?」
花陽「あ、未来の凛ちゃんから一言」
凛「?」
花陽「『陸上頑張れ!』って!」
凛「・・・うん!忘れてたけど、凛の取り柄は足が速いことにゃ!これから陸上頑張るぞー!!」
真姫「勉強もね」
凛「うぐっ」
絵里「凛の将来は心配なさそうね」
真姫「うん、私達もみたけど、かなり美人だったわ」
凛「凛があんな風になるのかなー?」
花陽「あ、未来の凛ちゃんから一言」
凛「?」
花陽「『陸上頑張れ!』って!」
凛「・・・うん!忘れてたけど、凛の取り柄は足が速いことにゃ!これから陸上頑張るぞー!!」
真姫「勉強もね」
凛「うぐっ」
絵里「凛の将来は心配なさそうね」
104: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/08(火) 21:15:45.19 ID:IMSNaMzr.net
真姫「次やりたい人いる?」
にこ「はい!」
真姫「にこちゃんね」
絵里「行くの?」
にこ「ええ、未来の真姫ちゃんからにこがアイドルやってるって聞いたから安心できるわ」
真姫「へえ、10年後もアイドルやってるのね」
にこ「真姫ちゃんの話ではね。よっと」カチ
ドーーーン!!
皆「うわっ」
モクモク
希「10年後のにこっちはどんなんやろなぁ」
にこ(10年後)「な、なによこれ・・」
絵里「あら、可愛いわね」
真姫「身長はちょっと伸びたわね。私より小さいけど」
にこ「あれ!?ここアイドル研究部じゃない!?なんで!?」
にこ「はい!」
真姫「にこちゃんね」
絵里「行くの?」
にこ「ええ、未来の真姫ちゃんからにこがアイドルやってるって聞いたから安心できるわ」
真姫「へえ、10年後もアイドルやってるのね」
にこ「真姫ちゃんの話ではね。よっと」カチ
ドーーーン!!
皆「うわっ」
モクモク
希「10年後のにこっちはどんなんやろなぁ」
にこ(10年後)「な、なによこれ・・」
絵里「あら、可愛いわね」
真姫「身長はちょっと伸びたわね。私より小さいけど」
にこ「あれ!?ここアイドル研究部じゃない!?なんで!?」
106: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/08(火) 21:23:26.27 ID:IMSNaMzr.net
説明中
にこ「10年バズーカね!思い出したわ!」
真姫「で、今にこちゃんはアイドルやってるの?」
にこ「え?今?昔は本当にプロのアイドルやってたけど、もう引退したわよ」
凛「そうなの?でも真姫ちゃんはアイドルやってるって・・・」
にこ「違う違う。今は、なんと社長をやってるのよ!」
皆「しゃ、社長!?」
希「凄いやん!なんの会社?」
にこ「ふふ、アイドルプロダクションよ!」
花陽「なるほど!それならにこちゃんの経験を活かせるね!」
ことり「ふぇー・・・凄いなぁ・・」
にこ「にこもアイドルはもっとやりたかったけど・・・引退時期もしっかり考えないとね」
にこ「10年バズーカね!思い出したわ!」
真姫「で、今にこちゃんはアイドルやってるの?」
にこ「え?今?昔は本当にプロのアイドルやってたけど、もう引退したわよ」
凛「そうなの?でも真姫ちゃんはアイドルやってるって・・・」
にこ「違う違う。今は、なんと社長をやってるのよ!」
皆「しゃ、社長!?」
希「凄いやん!なんの会社?」
にこ「ふふ、アイドルプロダクションよ!」
花陽「なるほど!それならにこちゃんの経験を活かせるね!」
ことり「ふぇー・・・凄いなぁ・・」
にこ「にこもアイドルはもっとやりたかったけど・・・引退時期もしっかり考えないとね」
107: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/08(火) 21:29:59.54 ID:IMSNaMzr.net
絵里「でも、プロのアイドルって凄いわね。夢が叶ったのよね?」
にこ「うん。高校卒業からすぐにアイドルの事務所に入って、μ'sの力もあってすぐに人気者よ!」
希「凄いなぁ、ウチ、周りのみんなに自慢できるね」
にこ「ふふ。出したシングルは全部バカ売れ!バラエティ番組とかは出ないようにして、昭和とか昔のアイドルを目指したのよ」
花陽「今のアイドルはバラエティ番組とかに出るのが当たり前だけど、昔はそれほどだったんだよね」
にこ「そうそう。会いに行けるアイドルとは逆の方向に進んでいったわけよ。そしたらもうライブも満員で・・思わず泣いちゃったわ」
真姫「それ作り話じゃないのよね?」
にこ「ちょっと!にこの事疑ってるの!?いいわよ!過去のにこに聞けば本当って分かるから!」
希「・・・でも、引っかかるなぁ」
にこ「何が?」
希「いや、さっきの未来の真姫ちゃんの行動・・・」
にこ「うん。高校卒業からすぐにアイドルの事務所に入って、μ'sの力もあってすぐに人気者よ!」
希「凄いなぁ、ウチ、周りのみんなに自慢できるね」
にこ「ふふ。出したシングルは全部バカ売れ!バラエティ番組とかは出ないようにして、昭和とか昔のアイドルを目指したのよ」
花陽「今のアイドルはバラエティ番組とかに出るのが当たり前だけど、昔はそれほどだったんだよね」
にこ「そうそう。会いに行けるアイドルとは逆の方向に進んでいったわけよ。そしたらもうライブも満員で・・思わず泣いちゃったわ」
真姫「それ作り話じゃないのよね?」
にこ「ちょっと!にこの事疑ってるの!?いいわよ!過去のにこに聞けば本当って分かるから!」
希「・・・でも、引っかかるなぁ」
にこ「何が?」
希「いや、さっきの未来の真姫ちゃんの行動・・・」
108: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/08(火) 21:35:30.01 ID:IMSNaMzr.net
にこ「10年後の真姫?」
真姫「私何したの?」
花陽「あ、そういえば口止めされてるんだったね」
ことり「言ったらまずいんじゃないかなぁ・・」
海未「そ、そうですね・・」
にこ「あ!思い出した!真姫ちゃんに・・・・・///」
真姫「え!?な、何よ!私が何したの!?」
凛「あの時、『アイドルのにこちゃんに頼まれた』って言ってたよね?」
花陽「でも実際はアイドルじゃなかった・・」
皆「・・・」
にこ「えっ何それ怖い」
ボワン!!
皆「わっ!」
ことり「け、結局なんだったんだろ・・」
モクモク
にこ「あ!戻ってきた!ねえねえ凄いのよ私!」
真姫「アイドルなんでしょ。知ってるわよ」
にこ「ちょ、語らせてよ!」
希「にこっちの進路はもう決まったね」
にこ「・・・ええ、そうね!目指せアイドル!」
真姫「私何したの?」
花陽「あ、そういえば口止めされてるんだったね」
ことり「言ったらまずいんじゃないかなぁ・・」
海未「そ、そうですね・・」
にこ「あ!思い出した!真姫ちゃんに・・・・・///」
真姫「え!?な、何よ!私が何したの!?」
凛「あの時、『アイドルのにこちゃんに頼まれた』って言ってたよね?」
花陽「でも実際はアイドルじゃなかった・・」
皆「・・・」
にこ「えっ何それ怖い」
ボワン!!
皆「わっ!」
ことり「け、結局なんだったんだろ・・」
モクモク
にこ「あ!戻ってきた!ねえねえ凄いのよ私!」
真姫「アイドルなんでしょ。知ってるわよ」
にこ「ちょ、語らせてよ!」
希「にこっちの進路はもう決まったね」
にこ「・・・ええ、そうね!目指せアイドル!」
109: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/08(火) 21:44:40.86 ID:IMSNaMzr.net
希(でも、これで確定したようなもんやね・・・真姫ちゃんはきっと、10年前のにこっちを作ろうとしてる・・)
絵里(まぁ、にこに実害は無さそうだし、無理に止めようと思っても難しいし、いっか)
にこ「それでね!人気絶頂の時に引退宣言!ネットもリアルも大騒ぎで・・」
凛「飽きたにゃ・・」
真姫「はいはい、にこちゃんの自慢話はそれ位にして。次は誰か行きたい?」
皆「・・・」
凛「かよちんは行かないの?」
花陽「う、うん・・やっぱり怖くて・・」
凛「まぁ、そうだよね・・」
希「えりちは?」
絵里「わ、私は・・・別に怖くは無いんだけど・・」
希「じゃあ行ったら?」
絵里「だって・・・今行ったらきっと・・・!あ!」
絵里「やっぱり私行くわ!」
真姫「はい」
希「きゅ、急にどうしたん」
絵里「ふふ・・色々アドバイスを貰ってくるわ」カチ
ドーーーン!!
皆「わっ!」
希「ん?そういえば今のえりちが撃ったって事は・・」
モクモク
絵里(10年後)「ふふ♡また会ったわね、私のの・ぞ・み♡」
希「ぎゃあぁぁぁ!!」
絵里(まぁ、にこに実害は無さそうだし、無理に止めようと思っても難しいし、いっか)
にこ「それでね!人気絶頂の時に引退宣言!ネットもリアルも大騒ぎで・・」
凛「飽きたにゃ・・」
真姫「はいはい、にこちゃんの自慢話はそれ位にして。次は誰か行きたい?」
皆「・・・」
凛「かよちんは行かないの?」
花陽「う、うん・・やっぱり怖くて・・」
凛「まぁ、そうだよね・・」
希「えりちは?」
絵里「わ、私は・・・別に怖くは無いんだけど・・」
希「じゃあ行ったら?」
絵里「だって・・・今行ったらきっと・・・!あ!」
絵里「やっぱり私行くわ!」
真姫「はい」
希「きゅ、急にどうしたん」
絵里「ふふ・・色々アドバイスを貰ってくるわ」カチ
ドーーーン!!
皆「わっ!」
希「ん?そういえば今のえりちが撃ったって事は・・」
モクモク
絵里(10年後)「ふふ♡また会ったわね、私のの・ぞ・み♡」
希「ぎゃあぁぁぁ!!」
111: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/08(火) 21:54:52.73 ID:IMSNaMzr.net
絵里「ふふ、もうそろそろだとは思っててたのよ♡」モミモミ
希「わあぁぁぁ///」
ことり「わ、凄い・・・希ちゃんのおᘄぱいが・・・///」
海未「は、破廉恥です///」
希「も、もういいやん!話しよ!話ぃ!」
絵里「話か・・・もっと触っていたいけど・・ま、そうね。話しましょうか」
希「はぁはぁ///」
穂乃果「絵里ちゃんは今何してるの?」
絵里「今は普通に働いてるわ」
花陽「の、希ちゃんとの関係は・・・?」
絵里「へ?・・ふふ、花陽も意外におませなのね♡」
花陽「うぇ!?え、えっと///」
絵里「ふふ、からかってごめんなさい♡関係は・・・ひ・み・つ♡」
希「秘密ってなんやねん・・・」
希「わあぁぁぁ///」
ことり「わ、凄い・・・希ちゃんのおᘄぱいが・・・///」
海未「は、破廉恥です///」
希「も、もういいやん!話しよ!話ぃ!」
絵里「話か・・・もっと触っていたいけど・・ま、そうね。話しましょうか」
希「はぁはぁ///」
穂乃果「絵里ちゃんは今何してるの?」
絵里「今は普通に働いてるわ」
花陽「の、希ちゃんとの関係は・・・?」
絵里「へ?・・ふふ、花陽も意外におませなのね♡」
花陽「うぇ!?え、えっと///」
絵里「ふふ、からかってごめんなさい♡関係は・・・ひ・み・つ♡」
希「秘密ってなんやねん・・・」
113: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/08(火) 22:00:46.17 ID:IMSNaMzr.net
絵里「ちなみに希もしっかりと働いてるわよ!」
希「そう・・・安心したわ・・・」
凛「みんな卒業した後って仲良い?」
絵里「もちろんよ!年に何回も集まってるわ!」
ことり「あ、あの・・・」
絵里「ん?何?」
ことり「ことりって・・・立派になってるかな・・?」
穂乃果「あ、それ穂乃果も聞きたい・・」
花陽「は、花陽も!」
絵里「・・・そう、やっぱり不安なのね
。大丈夫よ!みんな、誇れる大人になってるわ!」
ことほのぱな「!!」
絵里「皆!今は将来どうなるか不安だと思うけど、大丈夫よ!未来から来た私が言うんだもの!間違いないわ!」
希「ふふ、説得力が違うなぁ」
絵里「さて、もうそろそろかしら・・最後に一つ!」
皆「?」
絵里「希は私のものだから!」
皆「!!??」
希「!!??///」
ボワン!!
皆「わっ!」
希「ちょ、最後に何言うてんのあの人!///」
希「そう・・・安心したわ・・・」
凛「みんな卒業した後って仲良い?」
絵里「もちろんよ!年に何回も集まってるわ!」
ことり「あ、あの・・・」
絵里「ん?何?」
ことり「ことりって・・・立派になってるかな・・?」
穂乃果「あ、それ穂乃果も聞きたい・・」
花陽「は、花陽も!」
絵里「・・・そう、やっぱり不安なのね
。大丈夫よ!みんな、誇れる大人になってるわ!」
ことほのぱな「!!」
絵里「皆!今は将来どうなるか不安だと思うけど、大丈夫よ!未来から来た私が言うんだもの!間違いないわ!」
希「ふふ、説得力が違うなぁ」
絵里「さて、もうそろそろかしら・・最後に一つ!」
皆「?」
絵里「希は私のものだから!」
皆「!!??」
希「!!??///」
ボワン!!
皆「わっ!」
希「ちょ、最後に何言うてんのあの人!///」
114: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/08(火) 22:03:39.49 ID:IMSNaMzr.net
モクモク
絵里「ふう、帰ってきたわね」
にこ「絵里・・・そっちは無事だったの?」
絵里「ふふ、キスは何度かされたけど、ちゃんと聞き出せたわ!」
凛「何を?」
絵里「希を落とす方法!!」
皆「・・・」
希「ああ、そう・・・」
絵里「ふふ、見てなさい!誰にも希は渡さないわ!」
希「うん・・そうやね・・」
海未「やっぱりどこか抜けてますね」
ことり「まぁ、未来が幸せな証拠なんじゃないかな?」
穂乃果「未来かぁ・・立派・・」
絵里「ふう、帰ってきたわね」
にこ「絵里・・・そっちは無事だったの?」
絵里「ふふ、キスは何度かされたけど、ちゃんと聞き出せたわ!」
凛「何を?」
絵里「希を落とす方法!!」
皆「・・・」
希「ああ、そう・・・」
絵里「ふふ、見てなさい!誰にも希は渡さないわ!」
希「うん・・そうやね・・」
海未「やっぱりどこか抜けてますね」
ことり「まぁ、未来が幸せな証拠なんじゃないかな?」
穂乃果「未来かぁ・・立派・・」
125: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/09(水) 21:34:36.86 ID:0o3OrnlP.net
穂乃果「よし!次は私がやるよ!」
真姫「そう、はい」
ことり「穂乃果ちゃん!?やっきはやらないって・・・」
穂乃果「いやーそうだったんだけど、未来の絵里ちゃんから立派になったって聞いたら安心して・・・」
希「ふふ、じつは穂乃果ちゃんを安心させるえりちの嘘だったりして!実は実家でニートやってるとか!?」
穂乃果「ええーー!?そ、そうなの絵里ちゃん!?」
絵里「し、知らないわよ!希!穂乃果を恐がらせないでよ!」
希「えへへ、ごめんごめん。今のは冗談や。穂乃果ちゃんならきっと立派な大人になってるってウチも思うよ!」
穂乃果「希ちゃん・・・!」
穂乃果「よーし!未来の自分を召喚!!」カチ
海未「召喚って・・・悪魔じゃないんですから」
ドーーーン!!
皆「わっ!」
凛「未来の穂乃果ちゃんはどんな感じかにゃー?」
モクモク
穂乃果「うーん・・?な、なに今のは・・」
真姫「そう、はい」
ことり「穂乃果ちゃん!?やっきはやらないって・・・」
穂乃果「いやーそうだったんだけど、未来の絵里ちゃんから立派になったって聞いたら安心して・・・」
希「ふふ、じつは穂乃果ちゃんを安心させるえりちの嘘だったりして!実は実家でニートやってるとか!?」
穂乃果「ええーー!?そ、そうなの絵里ちゃん!?」
絵里「し、知らないわよ!希!穂乃果を恐がらせないでよ!」
希「えへへ、ごめんごめん。今のは冗談や。穂乃果ちゃんならきっと立派な大人になってるってウチも思うよ!」
穂乃果「希ちゃん・・・!」
穂乃果「よーし!未来の自分を召喚!!」カチ
海未「召喚って・・・悪魔じゃないんですから」
ドーーーン!!
皆「わっ!」
凛「未来の穂乃果ちゃんはどんな感じかにゃー?」
モクモク
穂乃果「うーん・・?な、なに今のは・・」
126: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/09(水) 21:40:27.33 ID:0o3OrnlP.net
海未「おお、穂乃果ですね」
ことり「うん、予想してたのと全く同じくらい穂乃果ちゃんだね」
穂乃果「ええーー!?ここってアイドル研究部の部室だー!!」
説明中
穂乃果「あったっけ?そんなの」
真姫「すっかり忘れてるわね」
海未「穂乃果、今はちゃんと働いていますか?」
穂乃果「え、えー・・会って初めての話題がそれ?」
ことり「ま、まあまあ・・海未ちゃんは穂乃果ちゃんが心配なんだよ」
穂乃果「ふふーん、心配しなくても、しっかりと穂むらを継いでるよ!」
希「実家を継いでるんやね」
穂乃果「うん!なんだかんだ言って和菓子好きだし!」
海未「まあ、穂乃果ならそうするだろうと思っていました。大人になっても穂むらのおまんじゅうの味が変わっていなければいいのですが」クスッ
穂乃果「ひどーい!ちゃんとおいしいほむまんだよ!」
ことり「うん、予想してたのと全く同じくらい穂乃果ちゃんだね」
穂乃果「ええーー!?ここってアイドル研究部の部室だー!!」
説明中
穂乃果「あったっけ?そんなの」
真姫「すっかり忘れてるわね」
海未「穂乃果、今はちゃんと働いていますか?」
穂乃果「え、えー・・会って初めての話題がそれ?」
ことり「ま、まあまあ・・海未ちゃんは穂乃果ちゃんが心配なんだよ」
穂乃果「ふふーん、心配しなくても、しっかりと穂むらを継いでるよ!」
希「実家を継いでるんやね」
穂乃果「うん!なんだかんだ言って和菓子好きだし!」
海未「まあ、穂乃果ならそうするだろうと思っていました。大人になっても穂むらのおまんじゅうの味が変わっていなければいいのですが」クスッ
穂乃果「ひどーい!ちゃんとおいしいほむまんだよ!」
127: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/09(水) 21:48:27.19 ID:0o3OrnlP.net
ことり「あのさ、穂乃果ちゃん」
穂乃果「なに?」
ことり「大人になっても私たちって仲良しかなぁ?」
穂乃果「うん、もちろん!μ'sの皆はしょっちゅう来てくれるんだ!」
ことり「そっか、良かった・・」
穂乃果「あ!そうだ!花陽ちゃん!」
花陽「ふぇ?なに?」
穂乃果「いつもおいしいお米ありがとうね!花陽ちゃんが作ったお米評判良くて!」
花陽「え!?私の作ったお米!?」
穂乃果「うん!あ、花陽ちゃんは今は農家やってるよ!」
花陽「ええーー!?今言っちゃうのぉ!?」
凛「さすがかよちん、農家なんだね!」
花陽「こ、心の準備ができてなかったのにぃ・・」
穂乃果「あ、ごめん・・言っちゃまずかったかな・・?」
花陽「・・・ううん、自分もこうなるのかなって思ってたし・・・夢が叶ったって知ってよかったよ!」
穂乃果「そっか、良かったぁ・・」
穂乃果「なに?」
ことり「大人になっても私たちって仲良しかなぁ?」
穂乃果「うん、もちろん!μ'sの皆はしょっちゅう来てくれるんだ!」
ことり「そっか、良かった・・」
穂乃果「あ!そうだ!花陽ちゃん!」
花陽「ふぇ?なに?」
穂乃果「いつもおいしいお米ありがとうね!花陽ちゃんが作ったお米評判良くて!」
花陽「え!?私の作ったお米!?」
穂乃果「うん!あ、花陽ちゃんは今は農家やってるよ!」
花陽「ええーー!?今言っちゃうのぉ!?」
凛「さすがかよちん、農家なんだね!」
花陽「こ、心の準備ができてなかったのにぃ・・」
穂乃果「あ、ごめん・・言っちゃまずかったかな・・?」
花陽「・・・ううん、自分もこうなるのかなって思ってたし・・・夢が叶ったって知ってよかったよ!」
穂乃果「そっか、良かったぁ・・」
128: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/09(水) 21:54:30.00 ID:0o3OrnlP.net
穂乃果「いやーでも高校生のころは良かったなぁ・・・なんでも楽しくて、仕事も無いし・・・」
絵里「仕事辛いの?」
穂乃果「へへ、ちょっとね。でも、皆も頑張ってるし、自分も頑張らなきゃね!元気が取り柄だから!」
海未「ふふ、穂乃果らしいですね」
穂乃果「あ、過去の自分に伝えといて!やればできるから、ファイトだよ!って!」
ことり「分かった!」
ボワン!!
皆「うわっ」
モクモク
穂乃果「うぉー、帰ってきた・・」
海未「向こうはどうでしたか?」
穂乃果「いや、家族がいてさ・・説明するのに凄い時間がかかっちゃって、ほとんど話せなかったよ!」
ことり「穂乃果ちゃん、未来の穂乃果ちゃんから伝言!」
穂乃果「お、なになに?」
ことり「『やればできるから、ファイトだよ!』って!」
穂乃果「おお・・やる気出てきた!」
花陽「農家かぁ・・・」
絵里「仕事辛いの?」
穂乃果「へへ、ちょっとね。でも、皆も頑張ってるし、自分も頑張らなきゃね!元気が取り柄だから!」
海未「ふふ、穂乃果らしいですね」
穂乃果「あ、過去の自分に伝えといて!やればできるから、ファイトだよ!って!」
ことり「分かった!」
ボワン!!
皆「うわっ」
モクモク
穂乃果「うぉー、帰ってきた・・」
海未「向こうはどうでしたか?」
穂乃果「いや、家族がいてさ・・説明するのに凄い時間がかかっちゃって、ほとんど話せなかったよ!」
ことり「穂乃果ちゃん、未来の穂乃果ちゃんから伝言!」
穂乃果「お、なになに?」
ことり「『やればできるから、ファイトだよ!』って!」
穂乃果「おお・・やる気出てきた!」
花陽「農家かぁ・・・」
136: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 22:04:19.26 ID:OYYB5YUe.net
真姫「じゃあ、他にやりたい人・・って言っても、後は花陽とことりだけど」
ことり「・・・」
花陽「わ、私やる・・」
ことり「!!」
真姫「じゃあ、はい」
凛「行きたくないなら行かなくてもいいよ?」
花陽「いや、もう未来のこと分かっちゃったし・・こんな事滅多に無いしやろうかなって・・」
にこ「花陽は農家だったわよね」
花陽「うん。どんなお米を作ってるかも気になるし・・えいっ」カチッ
ドーーーン!!
皆「うわっ!」
凛「どんな感じかなぁー」
モクモク
花陽(10年後)「あ、あれ・・?ここどこぉ?」
絵里「・・・す、凄いスタイル」
希「背も伸びてるし、ウエストも細くなった?」
花陽「わ!ここ、アイドル研究部!?それに皆!?」
ことり「・・・」
花陽「わ、私やる・・」
ことり「!!」
真姫「じゃあ、はい」
凛「行きたくないなら行かなくてもいいよ?」
花陽「いや、もう未来のこと分かっちゃったし・・こんな事滅多に無いしやろうかなって・・」
にこ「花陽は農家だったわよね」
花陽「うん。どんなお米を作ってるかも気になるし・・えいっ」カチッ
ドーーーン!!
皆「うわっ!」
凛「どんな感じかなぁー」
モクモク
花陽(10年後)「あ、あれ・・?ここどこぉ?」
絵里「・・・す、凄いスタイル」
希「背も伸びてるし、ウエストも細くなった?」
花陽「わ!ここ、アイドル研究部!?それに皆!?」
138: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 22:09:47.80 ID:OYYB5YUe.net
説明中
花陽「うんうん、あったねぇ10年バズーカ」
凛「かよちんは今農家さんなんでしょ?」
花陽「うん!お米に関わる全てにこだわって、最高のお米を目指してるよ!」
海未「それにしても、スタイルがいいですね」
花陽「そう?農作業って結構ハードだから、ちょっと痩せたのかも・・」
真姫「農家って、今はどこに住んでるの?」
花陽「うん、今は新潟に住んでるよ!」
皆「新潟!?」
穂乃果「随分遠いね!」
花陽「まあね・・実は、皆と会う機会が減っちゃって・・ちょっと寂しいんだ・・」
ことり「気軽に東京に行けないもんね・・」
凛「うう・・きっと未来の凛もかよちんに会えなくなって寂しいにゃ・・」
花陽「あ、それは大丈夫!毎晩1時間電話してるから!」
皆「!?」
花陽「うんうん、あったねぇ10年バズーカ」
凛「かよちんは今農家さんなんでしょ?」
花陽「うん!お米に関わる全てにこだわって、最高のお米を目指してるよ!」
海未「それにしても、スタイルがいいですね」
花陽「そう?農作業って結構ハードだから、ちょっと痩せたのかも・・」
真姫「農家って、今はどこに住んでるの?」
花陽「うん、今は新潟に住んでるよ!」
皆「新潟!?」
穂乃果「随分遠いね!」
花陽「まあね・・実は、皆と会う機会が減っちゃって・・ちょっと寂しいんだ・・」
ことり「気軽に東京に行けないもんね・・」
凛「うう・・きっと未来の凛もかよちんに会えなくなって寂しいにゃ・・」
花陽「あ、それは大丈夫!毎晩1時間電話してるから!」
皆「!?」
139: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 22:18:02.20 ID:OYYB5YUe.net
真姫「い、1時間!?」
花陽「うん!だから、結構大丈夫だよ!」
凛「1時間電話が未来にも続いてるなんて・・感激だよ!」
絵里「未来にも・・?」
真姫「え、もしかして今も・・?」
凛「え?うん、してるよ」
皆「!?」
にこ「ちょっと怖いわ・・」
穂乃果「あ!そういえば、花陽ちゃんにお米送ってもらってるって本当?」
花陽「うん!余ったお米はμ'sの皆に送ってるよ!」
希「早く花陽ちゃんの自慢のお米食べたいなぁ」
花陽「えへへ、まだ完成してないけど味は保証するよ!」
花陽「さて、じゃあ皆さん!花陽はノロマだけど、これからも皆についていくからよろしくお願いします!」
凛「こちらこそ!かよちんに迷惑かけてるし、これからもかけるからごめんね!」
真姫「なによそれ・・迷惑かけないように努力しなさいよ・・」
花陽「ふふっ!じゃあね!」
ボワン!!
皆「うわっ!」
花陽「うん!だから、結構大丈夫だよ!」
凛「1時間電話が未来にも続いてるなんて・・感激だよ!」
絵里「未来にも・・?」
真姫「え、もしかして今も・・?」
凛「え?うん、してるよ」
皆「!?」
にこ「ちょっと怖いわ・・」
穂乃果「あ!そういえば、花陽ちゃんにお米送ってもらってるって本当?」
花陽「うん!余ったお米はμ'sの皆に送ってるよ!」
希「早く花陽ちゃんの自慢のお米食べたいなぁ」
花陽「えへへ、まだ完成してないけど味は保証するよ!」
花陽「さて、じゃあ皆さん!花陽はノロマだけど、これからも皆についていくからよろしくお願いします!」
凛「こちらこそ!かよちんに迷惑かけてるし、これからもかけるからごめんね!」
真姫「なによそれ・・迷惑かけないように努力しなさいよ・・」
花陽「ふふっ!じゃあね!」
ボワン!!
皆「うわっ!」
140: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 22:25:12.48 ID:OYYB5YUe.net
モクモク
凛「未来のかよちん可愛かったなぁ・・」
花陽「うーん・・・はっ」
にこ「未来はどうだった?」
花陽「凄かった!窓の外は一面田んぼで、蔵にあった稲穂を見て、凄いいいお米だって分かったよ!」
凛「未来のかよちん新潟に住んでるんだって!」
花陽「新潟かぁ・・いいなぁ、早くお米作りたい!」
真姫「さて、あとは・・・」
ことり「・・・」
真姫「ことり、どうする?別に全員撃たなきゃいけない訳じゃないのよ」
ことり「うん・・」
穂乃果「別に撃たなくてもいいんじゃないかなぁ?未来のことりちゃんは見たいけど」
海未「そうですね。未来を見たくないという気持ちも分かりますし」
ことり「・・・そうだね」
凛「未来のかよちん可愛かったなぁ・・」
花陽「うーん・・・はっ」
にこ「未来はどうだった?」
花陽「凄かった!窓の外は一面田んぼで、蔵にあった稲穂を見て、凄いいいお米だって分かったよ!」
凛「未来のかよちん新潟に住んでるんだって!」
花陽「新潟かぁ・・いいなぁ、早くお米作りたい!」
真姫「さて、あとは・・・」
ことり「・・・」
真姫「ことり、どうする?別に全員撃たなきゃいけない訳じゃないのよ」
ことり「うん・・」
穂乃果「別に撃たなくてもいいんじゃないかなぁ?未来のことりちゃんは見たいけど」
海未「そうですね。未来を見たくないという気持ちも分かりますし」
ことり「・・・そうだね」
141: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 22:29:46.72 ID:OYYB5YUe.net
ことり「でも撃つ!ことりだけ撃たないと仲間はずれになっちゃうもん!」
皆「!?」
絵里「い、いやだから無理に撃たなくてもいいのよ!?仲間はずれなんかじゃないし!」
ことり「やだやだ!なんかことりだけ未来に行かないってやだ!」
にこ「ちょっと壊れてないかしら?」
海未「だ、大丈夫ですよ!ことりを責める人なんか一人もいませんって!だから落ち着いて!」
ことり「やだぁ!もう撃つ!撃っちゃう!!」カチッ
穂乃果「ああああ!ことりちゃん!!」
シーーン
ことり「・・・」
真姫「・・・?」
希「あ、あれ?どうしたん?」
真姫「あ、多分弾切れね」
ことり「えええーー!?」
真姫「そういえば八発入れたの覚えてるわ」
ことり「なんで八発なの!?」
真姫「いや、ちょうど八発分のスペースしかなかったのよ」
ことり「そ、そんなぁ・・」
皆「!?」
絵里「い、いやだから無理に撃たなくてもいいのよ!?仲間はずれなんかじゃないし!」
ことり「やだやだ!なんかことりだけ未来に行かないってやだ!」
にこ「ちょっと壊れてないかしら?」
海未「だ、大丈夫ですよ!ことりを責める人なんか一人もいませんって!だから落ち着いて!」
ことり「やだぁ!もう撃つ!撃っちゃう!!」カチッ
穂乃果「ああああ!ことりちゃん!!」
シーーン
ことり「・・・」
真姫「・・・?」
希「あ、あれ?どうしたん?」
真姫「あ、多分弾切れね」
ことり「えええーー!?」
真姫「そういえば八発入れたの覚えてるわ」
ことり「なんで八発なの!?」
真姫「いや、ちょうど八発分のスペースしかなかったのよ」
ことり「そ、そんなぁ・・」
142: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 22:35:27.66 ID:OYYB5YUe.net
真姫「家に変え弾あるから明日持ってくるわ」
ことり「ええーー・・・」
海未「こ、ことり!感情に任せてやっちゃいけませんよ!」
穂乃果「そうだよ!やりたくないのに場の雰囲気に流されるって一番やっちゃいけないパティーンだよ!」
絵里「まあ、やらなきゃいけない雰囲気になってたかは分からないけど・・」
ことり「う、うぅ・・・」
真姫「・・・ことりは夢ってある?」
ことり「ふぇ?・・あるけど・・」
真姫「夢が叶うかどうかって結構重要よね。私は夢はこれといって無かったからいいけど、夢が叶うか叶わないかって人生で最も重要だと思うの」
ことり「・・・」
真姫「夢が叶うかどうかを今知るのってものすごい勇気がいることなのよ。未来に行きたくないって思うのは別に何もおかしい事はないわ」
ことり「・・・うん」
真姫「だから、もう一度考えて?未来に行くかどうか・・」
ことり「・・・」
ことり「ええーー・・・」
海未「こ、ことり!感情に任せてやっちゃいけませんよ!」
穂乃果「そうだよ!やりたくないのに場の雰囲気に流されるって一番やっちゃいけないパティーンだよ!」
絵里「まあ、やらなきゃいけない雰囲気になってたかは分からないけど・・」
ことり「う、うぅ・・・」
真姫「・・・ことりは夢ってある?」
ことり「ふぇ?・・あるけど・・」
真姫「夢が叶うかどうかって結構重要よね。私は夢はこれといって無かったからいいけど、夢が叶うか叶わないかって人生で最も重要だと思うの」
ことり「・・・」
真姫「夢が叶うかどうかを今知るのってものすごい勇気がいることなのよ。未来に行きたくないって思うのは別に何もおかしい事はないわ」
ことり「・・・うん」
真姫「だから、もう一度考えて?未来に行くかどうか・・」
ことり「・・・」
143: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 22:42:10.46 ID:OYYB5YUe.net
ことり「・・・そうだね」
ことり「・・・ことりは未来には行かない」
海未「ことり!」
穂乃果「ことりちゃん!」
ことり「えへへ、さっきは動揺しちゃったけど、仲間はずれにする人なんてμ'sにいないもんね!」
にこ「もちろんよ!私達はことりの味方なんだから!」
花陽「私も最初行く気は無かったし・・・ことりちゃんの気持ち、すごい分かるよ」
ことり「・・・うん」
ことり(未来の自分・・・上手くやってるかなぁ?分からないけど、きっと大丈夫だよね!)
ことり(だって・・・)
穂乃果「よーし!お遊びはここまでだ!」
真姫「お遊びで片付けられるの?」
にこ「ふっ、もうにこたちを縛る鎖は何もないわ!」
凛「最初から無いんじゃないの?」
花陽「凛ちゃん・・そういう事は言っちゃダメだよ」
絵里「さ、練習ね!」
希「いやー、もっと遊びたかったなぁ」
海未「では、行きましょうか」
ことり(こんな素敵な仲間がそばにいるから!)
終 わ り
ことり「・・・ことりは未来には行かない」
海未「ことり!」
穂乃果「ことりちゃん!」
ことり「えへへ、さっきは動揺しちゃったけど、仲間はずれにする人なんてμ'sにいないもんね!」
にこ「もちろんよ!私達はことりの味方なんだから!」
花陽「私も最初行く気は無かったし・・・ことりちゃんの気持ち、すごい分かるよ」
ことり「・・・うん」
ことり(未来の自分・・・上手くやってるかなぁ?分からないけど、きっと大丈夫だよね!)
ことり(だって・・・)
穂乃果「よーし!お遊びはここまでだ!」
真姫「お遊びで片付けられるの?」
にこ「ふっ、もうにこたちを縛る鎖は何もないわ!」
凛「最初から無いんじゃないの?」
花陽「凛ちゃん・・そういう事は言っちゃダメだよ」
絵里「さ、練習ね!」
希「いやー、もっと遊びたかったなぁ」
海未「では、行きましょうか」
ことり(こんな素敵な仲間がそばにいるから!)
終 わ り
145: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 22:55:56.26 ID:4YiG5psL.net
おつかれー
かよちんは久保さんみたいになってんのかしらね
かよちんは久保さんみたいになってんのかしらね
148: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 22:58:34.03 ID:fyYHmgvb.net
おつ
ことりは未来大体予想つくからね
ことりは未来大体予想つくからね
149: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 22:59:58.09 ID:ifkDwIyV.net
乙
リボーン読み返そうかな
リボーン読み返そうかな
151: 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 23:11:28.15 ID:K7WPWRxW.net
乙
真姫ちゃん最後いいこと言うなあ
真姫ちゃん最後いいこと言うなあ
153: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 23:27:02.12 ID:UBt4wnbv.net
乙 なつかし
原作ではバズーカの弾に当たったら10年後だったけどアニメではバズーカの中に入るとかいうトンデモ仕様になってたな
原作ではバズーカの弾に当たったら10年後だったけどアニメではバズーカの中に入るとかいうトンデモ仕様になってたな
161: 名無しで叶える物語(WiMAX)@\(^o^)/ 2015/09/11(金) 10:24:24.41 ID:FtLm4MTP.net
おつ
最初の希のインパクトが強すぎて見返しても笑うわ
最初の希のインパクトが強すぎて見返しても笑うわ
引用元: 希「なにこれ?10年バズーカ?」
彡(゚)(゚)「ワイがジャンプ作品の世界に転生!?」神「せや」
2020-03-30
1: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:13:22 ID:qmo
彡(゚)(゚)「ええけど何の作品に行けばええんや」
神「>>2やで」
神「>>2やで」
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2: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:13:35 ID:J4c
ドラゴンボール
3: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:15:27 ID:qmo
神「ドラゴンボールやで」
彡(゚)(゚)「よっしゃ分かったわ」
彡(-)(-)「…」
彡(゚)(゚)「ん?なんやもう転生したんか…」
彡(゚)(゚)「お、早速あそこにDBのキャラおるやん。おーい!」
>>4「?」
彡(゚)(゚)「よっしゃ分かったわ」
彡(-)(-)「…」
彡(゚)(゚)「ん?なんやもう転生したんか…」
彡(゚)(゚)「お、早速あそこにDBのキャラおるやん。おーい!」
>>4「?」
4: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:16:16 ID:I6w
クリリン
5: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:17:25 ID:qmo
クリリン「誰だお前?俺になんか用か?」
彡(゚)(゚)(アカンつい話しかけてもうたけど何を言うのか考えてなかったわ)
彡(゚)(゚)(とりあえず何か話さなきゃ怪しまれるな)
彡(゚)(゚)「>>6」
彡(゚)(゚)(アカンつい話しかけてもうたけど何を言うのか考えてなかったわ)
彡(゚)(゚)(とりあえず何か話さなきゃ怪しまれるな)
彡(゚)(゚)「>>6」
6: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:17:44 ID:xnR
おま*こ壊れる
7: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:18:33 ID:qmo
彡(゚)(゚)「おま*こ壊れる」
彡()()(アカン…テンパって変な事言ってもうたわ)
クリリン「>>8」
彡()()(アカン…テンパって変な事言ってもうたわ)
クリリン「>>8」
8: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:23:31 ID:yLU
殺してやる
9: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:27:22 ID:qmo
クリリン「殺してやる」
彡(゚)(゚)「ファッ!?何でそうなるんや」
クリリン「喰らえ!気円斬!」ブーン
彡(゚)(゚)「あわわ…」
彡(゚)(゚)はどうなる?
>>10
彡(゚)(゚)「ファッ!?何でそうなるんや」
クリリン「喰らえ!気円斬!」ブーン
彡(゚)(゚)「あわわ…」
彡(゚)(゚)はどうなる?
>>10
10: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:28:00 ID:LLu
しぬ
11: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:28:58 ID:zgo
残当
12: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:29:48 ID:qmo
彡(゚)/(゚)
クリリン「やべえ…つい殺しちまった」
悟空「おーいクリリン、こんなところで何をしてんだ?」
クリリン「ご、悟空!」
悟空「ん?なんだそいつ血まみれじゃねーか!何があったんだよ」
クリリン(やべえ…何とか誤魔化さないと)
クリリン「>>13」
クリリン「やべえ…つい殺しちまった」
悟空「おーいクリリン、こんなところで何をしてんだ?」
クリリン「ご、悟空!」
悟空「ん?なんだそいつ血まみれじゃねーか!何があったんだよ」
クリリン(やべえ…何とか誤魔化さないと)
クリリン「>>13」
13: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:30:01 ID:yLU
あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! )
15: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:32:45 ID:qmo
クリリン「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! )
悟空「うひゃ~!どうしたクリリン!ケツがいてえのか?」
クリリン「あ、ああ。ちょっと腹壊しちまってな」
悟空「良し、オラについてこい。病院ってトコいくぞ!」
クリリン(何とか誤魔化せたぜ…)
こうして彡(゚)(゚)の新たな生涯は幕を閉じた・・・
神「なんやまーた死んだんか」
彡(゚)(゚)「すまんな」
神「しゃーない。次は>>16の世界に転生させたるわ」
悟空「うひゃ~!どうしたクリリン!ケツがいてえのか?」
クリリン「あ、ああ。ちょっと腹壊しちまってな」
悟空「良し、オラについてこい。病院ってトコいくぞ!」
クリリン(何とか誤魔化せたぜ…)
こうして彡(゚)(゚)の新たな生涯は幕を閉じた・・・
神「なんやまーた死んだんか」
彡(゚)(゚)「すまんな」
神「しゃーない。次は>>16の世界に転生させたるわ」
16: 【92】 2018/12/24(月)01:33:12 ID:NrY
キン肉マン
18: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:35:23 ID:qmo
神「次はキン肉マンの世界やで」
彡(゚)(゚)「分かったわ」
ビューン
彡(-)(-)「…」
神(やきうよ。DBの世界みたいなことにならないようにあらかじめお前を超人にしておいた)
彡(゚)(゚)「それは助かるわ」
神「お前の所属は>>19超人だ」
彡(゚)(゚)「分かったわ」
ビューン
彡(-)(-)「…」
神(やきうよ。DBの世界みたいなことにならないようにあらかじめお前を超人にしておいた)
彡(゚)(゚)「それは助かるわ」
神「お前の所属は>>19超人だ」
19: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:35:27 ID:iHI
正義
21: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:39:08 ID:qmo
神「お前は正義超人だ」
彡(゚)(゚)「ええやん主人公側だし」
ワイワイ
彡(゚)(゚)「何の騒ぎや?」
モブ「アンタ知らないのか。もうすぐ超人オリンピックが開催されるんだよ」
彡(゚)(゚)「マジか。ワイも正義超人だしエントリーしたろ!」
神(ワイが干渉できるのはここまでだ。頑張れや)
彡(゚)(゚)「サンガツ」
委員長「ではこれより第××回超人オリンピックを開始する!」
委員長「一回戦第一試合はやきうvs>>22だ!」
彡(゚)(゚)「早速ワイの出番かいな」
彡(゚)(゚)「ええやん主人公側だし」
ワイワイ
彡(゚)(゚)「何の騒ぎや?」
モブ「アンタ知らないのか。もうすぐ超人オリンピックが開催されるんだよ」
彡(゚)(゚)「マジか。ワイも正義超人だしエントリーしたろ!」
神(ワイが干渉できるのはここまでだ。頑張れや)
彡(゚)(゚)「サンガツ」
委員長「ではこれより第××回超人オリンピックを開始する!」
委員長「一回戦第一試合はやきうvs>>22だ!」
彡(゚)(゚)「早速ワイの出番かいな」
22: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:39:33 ID:NrY
ウルフマン
24: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:41:39 ID:qmo
彡(゚)(゚)「相手はウルフマンか」
ウルフマン「ククク弱そうな奴だ。これは貰ったぜ」
彡(゚)(゚)「何やお前失礼やな」
委員長「それでは試合開始!」
カーン
ウルフマン「うおおー!」
実況「あーっとウルフマン!いきなり張り手の連打だァー!」
彡(゚)(/)「グエー!」
彡(゚)(゚)「クッソ!ここは>>25の技で反撃や!」
ウルフマン「ククク弱そうな奴だ。これは貰ったぜ」
彡(゚)(゚)「何やお前失礼やな」
委員長「それでは試合開始!」
カーン
ウルフマン「うおおー!」
実況「あーっとウルフマン!いきなり張り手の連打だァー!」
彡(゚)(/)「グエー!」
彡(゚)(゚)「クッソ!ここは>>25の技で反撃や!」
25: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:41:55 ID:5OL
脱糞
27: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:43:54 ID:qmo
彡(゚)(゚)「脱糞で反撃や!」
彡(゚)(゚)「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! )
実況「あーっとやきう、なんとリング↑で脱糞だー!」
モブ「うっ!すげえ臭いだ…」
モブ「くせー!」
モブ「まるで王子みたいですねアイツ」
モブ「うるさいわい!」
実況「さてウルフマン選手はどうなったのでしょうか!脱糞をモロに喰らったように見えましたが…」
ウルフマンの状態
>>28
彡(゚)(゚)「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! )
実況「あーっとやきう、なんとリング↑で脱糞だー!」
モブ「うっ!すげえ臭いだ…」
モブ「くせー!」
モブ「まるで王子みたいですねアイツ」
モブ「うるさいわい!」
実況「さてウルフマン選手はどうなったのでしょうか!脱糞をモロに喰らったように見えましたが…」
ウルフマンの状態
>>28
28: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:44:10 ID:NrY
死んだ
29: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:45:30 ID:zgo
強すぎる
30: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:46:47 ID:qmo
ウルフマン「」
実況「な、なんとウルフマン白眼を剥いて倒れているー!早速レフェリーがカウントに…おや様子が変ですね」
レフェリー「だ、駄目だ…もう死んでいる」
モブ「ゲェー!」
実況「なんとウルフマン選手!やきうの脱糞で死んでしまったようです!」
モブ「な、なんじゃとー!」
彡(゚)(゚)「よっしゃ!一回戦突破や!!」
しばらくして
実況「これで一回戦の試合はすべて終了しました!さあ続いて2回戦を行います!」
実況「第一試合を脱糞で勝ち抜いたやきう選手と戦うのは>>31選手です!」
実況「な、なんとウルフマン白眼を剥いて倒れているー!早速レフェリーがカウントに…おや様子が変ですね」
レフェリー「だ、駄目だ…もう死んでいる」
モブ「ゲェー!」
実況「なんとウルフマン選手!やきうの脱糞で死んでしまったようです!」
モブ「な、なんじゃとー!」
彡(゚)(゚)「よっしゃ!一回戦突破や!!」
しばらくして
実況「これで一回戦の試合はすべて終了しました!さあ続いて2回戦を行います!」
実況「第一試合を脱糞で勝ち抜いたやきう選手と戦うのは>>31選手です!」
31: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:46:54 ID:wVt
シルバーマン
32: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:47:06 ID:NrY
あっ
33: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:49:00 ID:qmo
実況「シルバーマン選手です!」
彡(゚)(゚)「うーんどっかで聞いたような名前やな」
シルバーマン「よろしく」ニコッ
彡(゚)(゚)「ああ宜しくやで」
彡(^)(^)(なんや良い奴っぽいな)
モブ「あわわ…なんで銀のマスクがここに」
実況「それでは試合開始!」
カーン
シルバーマン「先手は貰うよ」シュババ
彡(゚)(゚)「ヒエッ」
実況「あーっとシルバーマン選手、やきう選手にいきなり>>34攻撃だー!!」
彡(゚)(゚)「うーんどっかで聞いたような名前やな」
シルバーマン「よろしく」ニコッ
彡(゚)(゚)「ああ宜しくやで」
彡(^)(^)(なんや良い奴っぽいな)
モブ「あわわ…なんで銀のマスクがここに」
実況「それでは試合開始!」
カーン
シルバーマン「先手は貰うよ」シュババ
彡(゚)(゚)「ヒエッ」
実況「あーっとシルバーマン選手、やきう選手にいきなり>>34攻撃だー!!」
34: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:49:17 ID:NrY
アロガント・スパーク
35: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:50:12 ID:wVt
はい死んだ
36: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:51:14 ID:qmo
実況「いきなりアロガント・スパーク攻撃だー!!」
彡(゚)(゚)「な、なんやこの技は…見たことが無いでこんなの」
シルバーマン「ハアアッ!!」
ガシィ
彡()()「ウゲー!!わ、ワイの手足が極められてもうた!」
ベキベキベキィ
シルバーマン「アロガントスパァーーク!!」
ドォーン!!!
実況「決まったー!シルバーマンのアロガントスパークがさく裂です!さあ彡(゚)(゚)選手この状態から反撃なるか!」
彡(゚)(゚)はどうなった?
>>37
彡(゚)(゚)「な、なんやこの技は…見たことが無いでこんなの」
シルバーマン「ハアアッ!!」
ガシィ
彡()()「ウゲー!!わ、ワイの手足が極められてもうた!」
ベキベキベキィ
シルバーマン「アロガントスパァーーク!!」
ドォーン!!!
実況「決まったー!シルバーマンのアロガントスパークがさく裂です!さあ彡(゚)(゚)選手この状態から反撃なるか!」
彡(゚)(゚)はどうなった?
>>37
37: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:51:44 ID:NrY
サイコマンに助けられる
38: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:53:11 ID:qmo
彡()()「もうアカン…死んだわ…」
彡(゚)(゚)「ってあれ?生きとるやんけ」
サイコマン「危ないところでしたねぇやきうさん」
実況「あーっと!リング上に現れたのはサイコマンだー!やきう選手を助けたのでしょうか?」
シルバーマン「…どういうつもりだいサイコマン?」
サイコマン「>>39」
彡(゚)(゚)「ってあれ?生きとるやんけ」
サイコマン「危ないところでしたねぇやきうさん」
実況「あーっと!リング上に現れたのはサイコマンだー!やきう選手を助けたのでしょうか?」
シルバーマン「…どういうつもりだいサイコマン?」
サイコマン「>>39」
39: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:53:54 ID:wVt
貴方が私を無視するから
40: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:54:04 ID:NrY
うーんこのホモ
41: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:55:04 ID:qmo
サイコマン「貴方が私を無視するからですよ」
サイコマン「それなのにこんな下等超人のお祭りで遊んでいるのでからかってしまいたくなりましてね」
シルバーマン「…それが理由かい?」
サイコマン「ええ」
シルバーマン「>>42」
サイコマン「それなのにこんな下等超人のお祭りで遊んでいるのでからかってしまいたくなりましてね」
シルバーマン「…それが理由かい?」
サイコマン「ええ」
シルバーマン「>>42」
42: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:55:59 ID:NrY
なら君とタッグを組もう
43: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:56:41 ID:wVt
シルバーサイコタッグとかスグルとテリーでも勝てん
44: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:57:56 ID:qmo
シルバーマン「なら君とタッグを組もう」
サイコマン「!?」
シルバーマン「そのつもりはなかったけど、友達である君にそんな思いを抱かせてしまったのは僕のせいだ」
シルバーマン「ならば共に戦おうじゃないか」
サイコマン「シルバーマン…!」
実況「こ、これは一体…」
委員長「良いじゃないかやらせなさい。二回戦第一試合はタッグマッチに変更だ」
彡(゚)(゚)「ちょっと待ってや。ワイにはパートナーがおらんけど」
委員長「お前のパートナーは>>45だ」
サイコマン「!?」
シルバーマン「そのつもりはなかったけど、友達である君にそんな思いを抱かせてしまったのは僕のせいだ」
シルバーマン「ならば共に戦おうじゃないか」
サイコマン「シルバーマン…!」
実況「こ、これは一体…」
委員長「良いじゃないかやらせなさい。二回戦第一試合はタッグマッチに変更だ」
彡(゚)(゚)「ちょっと待ってや。ワイにはパートナーがおらんけど」
委員長「お前のパートナーは>>45だ」
45: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:58:08 ID:wVt
カナディアンマン
47: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)01:59:44 ID:Y5q
好きな言葉は…捲土重来
48: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:00:09 ID:NrY
最近根性は見せたんやけどなぁ
なお
なお
49: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:00:28 ID:qmo
委員長「パートナーはカナディアンマンだ」
カナディアンマン「よろしく頼むぜ」
彡(゚)(゚)「お、おう」
実況「では改めて試合開始!」
カーン
カナディアンマン「俺から行かせて貰うぜ」
彡(゚)(゚)「じゃあ任せるわ」
サイコマン「私がお相手しましょう」
カナディアンマン(相手は伝説級の超人。ここは先手を取って一気に攻めるしかねぇ!)
実況「あーっとカナディアンマン、一気に距離を詰めていくー!」
カナディアンマン「喰らえ!」
カナディアンマンの放った技>>50
カナディアンマン「よろしく頼むぜ」
彡(゚)(゚)「お、おう」
実況「では改めて試合開始!」
カーン
カナディアンマン「俺から行かせて貰うぜ」
彡(゚)(゚)「じゃあ任せるわ」
サイコマン「私がお相手しましょう」
カナディアンマン(相手は伝説級の超人。ここは先手を取って一気に攻めるしかねぇ!)
実況「あーっとカナディアンマン、一気に距離を詰めていくー!」
カナディアンマン「喰らえ!」
カナディアンマンの放った技>>50
50: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:00:43 ID:NrY
土下座
51: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:00:55 ID:wVt
草ァ!
52: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:01:22 ID:Y5q
誇りを奪われてますなあ…
53: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:01:37 ID:wVt
これはパイレートぶちギレ不可避
56: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:02:19 ID:qmo
カナディアンマン「すいません許してください…」
彡(゚)(゚)「ファッ!?」
サイコマン「おやおや…」
実況「何とカナディアンマンいきなり土下座だァー!」
モブ「こらー!カナディアンマンそれはないじゃろ!」
モブ「いや…ミーにはあれがただ謝っただけじゃないように見える」
サイコマン「…」
実況「さあサイコマン、これにどう反応する?」
サイコマンの行動
>>58
彡(゚)(゚)「ファッ!?」
サイコマン「おやおや…」
実況「何とカナディアンマンいきなり土下座だァー!」
モブ「こらー!カナディアンマンそれはないじゃろ!」
モブ「いや…ミーにはあれがただ謝っただけじゃないように見える」
サイコマン「…」
実況「さあサイコマン、これにどう反応する?」
サイコマンの行動
>>58
57: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:02:20 ID:NrY
パイレート「誇りの場所を間違ったではなく無かったわ」
58: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:02:32 ID:wVt
輪廻転生落とし
59: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:02:49 ID:NrY
残当
60: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:05:15 ID:qmo
サイコマン「見ましたかシルバーマン!これが下等超人の姿です!なんと浅ましい!」
シルバーマン「…」
サイコマン「リングに上がった以上は謝ったところで許されるわけがないでしょう!」ガシ
カナディアンマン「うわー!」
サイコマン「食らいなさい!我が奥義を!」
サイコマン「輪廻転生落とし!!!」
彡(゚)(゚)「あ、アカン!カットに入らんと!」ダッ
実況「あーっとやきうがカットに入るがサイコマンはもう技の仕掛けに入っている!果たして間に合うのか―!?」
カナディアンマンはどうなる?
>>61
シルバーマン「…」
サイコマン「リングに上がった以上は謝ったところで許されるわけがないでしょう!」ガシ
カナディアンマン「うわー!」
サイコマン「食らいなさい!我が奥義を!」
サイコマン「輪廻転生落とし!!!」
彡(゚)(゚)「あ、アカン!カットに入らんと!」ダッ
実況「あーっとやきうがカットに入るがサイコマンはもう技の仕掛けに入っている!果たして間に合うのか―!?」
カナディアンマンはどうなる?
>>61
61: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:05:20 ID:Y5q
パートナー交代
カナディアンマンにかわって
スペシャルマン!
カナディアンマンにかわって
スペシャルマン!
63: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:06:10 ID:lup
もうわかんねえなこれ
64: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:06:17 ID:NrY
全く期待出来ないチェンジ
66: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:07:38 ID:qmo
モクモクモク…
モブ「凄い煙だ…」
モブ「一体どうなったんだ?」
彡(゚)(゚)「あ、あれは…」
スペシャルマン「大丈夫か?カナディアンマン」
カナディアンマン「ス、スペシャルマン!」
スペシャルマン「この試合、やきうのパートナーは俺が請け負う!!」
委員長「許可しよう」
カナディアンマン「す、すまないスペシャルマン…」
サイコマン「誰でも同じですよ。さあかかってきなさい」
スペシャルマン「舐めるな!喰らえ>>68攻撃!!」
モブ「凄い煙だ…」
モブ「一体どうなったんだ?」
彡(゚)(゚)「あ、あれは…」
スペシャルマン「大丈夫か?カナディアンマン」
カナディアンマン「ス、スペシャルマン!」
スペシャルマン「この試合、やきうのパートナーは俺が請け負う!!」
委員長「許可しよう」
カナディアンマン「す、すまないスペシャルマン…」
サイコマン「誰でも同じですよ。さあかかってきなさい」
スペシャルマン「舐めるな!喰らえ>>68攻撃!!」
67: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:07:42 ID:NrY
土下座
68: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:07:51 ID:2py
なめあいっこ
71: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:09:09 ID:B5l
舐めるな!舐め合いっこ攻撃!
草
草
72: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:09:42 ID:qmo
スペシャルマン「舐めるな!喰らえなめあいっこ攻撃!」
レロレロレロレロ
モブ「ゲェー!」
実況「あーっとスペシャルマン、前代未聞のなめあいっこ攻撃だ!」
サイコマン「やめなさい!けがわらしい!」
スペシャルマン「さあどうしたサイコマン!俺だけが舐めてるんじゃなめあいっこにはならないぜ!」
スペシャルマン「お前も俺を舐めるんだ!」
サイコマン「>>74」
レロレロレロレロ
モブ「ゲェー!」
実況「あーっとスペシャルマン、前代未聞のなめあいっこ攻撃だ!」
サイコマン「やめなさい!けがわらしい!」
スペシャルマン「さあどうしたサイコマン!俺だけが舐めてるんじゃなめあいっこにはならないぜ!」
スペシャルマン「お前も俺を舐めるんだ!」
サイコマン「>>74」
73: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:10:03 ID:Y5q
マグネットパワー!
74: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:10:28 ID:wVt
マグネティカボンバー
77: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:11:27 ID:wVt
舐めてる最中にコレ食らうと多分舌噛みきって死ぬ
78: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:12:29 ID:qmo
サイコマン「マグネティカボンバー!」
スペシャルマン「ぐはっ!」
実況「あーっとサイコマン!なめ合いには応じずマグネティカボンバーだ!これは強烈です!!」
委員長「まあ普通は応じないだろ」
スペシャルマン「の、喉が…ゲホゲホ」
彡(゚)(゚)「しっかりしろスペシャルマン!」
サイコマン「貴方のようなザコ超人の相手などしてる暇は無いのです!一気に決めて差し上げましょう!」
サイコマン「食らいなさい>>80攻撃!」
スペシャルマン「ぐはっ!」
実況「あーっとサイコマン!なめ合いには応じずマグネティカボンバーだ!これは強烈です!!」
委員長「まあ普通は応じないだろ」
スペシャルマン「の、喉が…ゲホゲホ」
彡(゚)(゚)「しっかりしろスペシャルマン!」
サイコマン「貴方のようなザコ超人の相手などしてる暇は無いのです!一気に決めて差し上げましょう!」
サイコマン「食らいなさい>>80攻撃!」
79: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:13:23 ID:rRI
もはややきういらんやん
80: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:13:24 ID:NrY
始祖全員
82: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:14:01 ID:wVt
オイオイオイ死んだわ
84: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:15:06 ID:NrY
始祖組普通のパンチでも必殺技クラスやから死んだな(確信)
89: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:16:53 ID:qmo
サイコマン「食らいなさい始祖全員攻撃!」
始祖たち「呼んだか?」
彡(゚)(゚)「ゲエー!リング上にいつの間にか10人の超人が!」
モブ「しかもどいつもこいつも強そうじゃわい…!って悪魔将軍もおる!ヒエー!」ジョボボ
モブ「もう王子!こんなところで漏らさないでください!」
彡(゚)(゚)「おい委員長!ええんかこんなのルール違反やろ」
委員長「認めよう」
彡(゚)(゚)「えぇ…」
サイコマン「さあやってしまいましょうこの下等超人を!」
始祖たち「おう!」
スペシャルマン「くっ…!」
スペシャルマンはどうなった?
>>91
始祖たち「呼んだか?」
彡(゚)(゚)「ゲエー!リング上にいつの間にか10人の超人が!」
モブ「しかもどいつもこいつも強そうじゃわい…!って悪魔将軍もおる!ヒエー!」ジョボボ
モブ「もう王子!こんなところで漏らさないでください!」
彡(゚)(゚)「おい委員長!ええんかこんなのルール違反やろ」
委員長「認めよう」
彡(゚)(゚)「えぇ…」
サイコマン「さあやってしまいましょうこの下等超人を!」
始祖たち「おう!」
スペシャルマン「くっ…!」
スペシャルマンはどうなった?
>>91
90: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:17:09 ID:Y5q
彡(゚)(゚)「交代や!」タッチ
91: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:17:35 ID:0hk
>>90
92: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:17:47 ID:Y5q
マジかよ…
93: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:18:00 ID:NrY
これは主人公
95: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:18:48 ID:rRI
全員攻撃って全員の奥義受けるんかな
96: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:19:15 ID:qmo
彡(゚)(゚)「交代や!」タッチ
スペシャルマン「や、やきう…お前…」
サイコマン「相手が誰でも同じです!さあいきますよ皆さん!」
始祖たち「喰らえー!」
スペシャルマン(すまないやきう…俺の為に…!)
彡(゚)(゚)「ただでやられてたまるかいな!>>98で反撃や!」
スペシャルマン「や、やきう…お前…」
サイコマン「相手が誰でも同じです!さあいきますよ皆さん!」
始祖たち「喰らえー!」
スペシャルマン(すまないやきう…俺の為に…!)
彡(゚)(゚)「ただでやられてたまるかいな!>>98で反撃や!」
97: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:19:15 ID:wVt
※やきうはアロガントスパーク既に食らってます
98: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:19:30 ID:NrY
カナディアンマン
100: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:19:37 ID:wVt
草
101: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:19:45 ID:0hk
これもうわかんねえな
104: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:21:39 ID:qmo
彡(゚)(゚)「カナディアンマンで反撃や!」ガシ
実況「あーっとやきう、リングサイドで見物してたカナディアンマンを抱えて反撃を狙いに行ったー!」
カナディアンマン「や、やめろ離せ!」
彡(゚)(゚)「しなばもろともや!」
サイコマン「そんな技で凌げると思ってるのですか!覚悟なさい!」
始祖全員攻撃とカナディアンマンを抱えた彡(゚)(゚)がげきとつ
どうなった?
>>106
実況「あーっとやきう、リングサイドで見物してたカナディアンマンを抱えて反撃を狙いに行ったー!」
カナディアンマン「や、やめろ離せ!」
彡(゚)(゚)「しなばもろともや!」
サイコマン「そんな技で凌げると思ってるのですか!覚悟なさい!」
始祖全員攻撃とカナディアンマンを抱えた彡(゚)(゚)がげきとつ
どうなった?
>>106
105: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:21:55 ID:Y5q
彡(゚)(゚)「委員長ーッ!パートナー意外が参戦するのは反則やろ!? ワイらの勝ちやな!」
106: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:22:09 ID:2py
全員なきねいり
107: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:24:07 ID:ntu
何が起こったんや……
108: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:25:55 ID:qmo
彡(゚)(゚)「…」
サイコマン「…」
モブ「な、何じゃー!どうなったんじゃ!?」
モブ「そういえば聞いたことがある。あれは泣き寝入りだ! 相手の不当な仕打ちを不満に思いながら、どうすることもできずにあきらめること…やきうとサイコマンは互いの攻撃を受けて互いに身動きが取れなくなったんだ!」
スペシャルマン「この中で動けるのは俺だけだ!やきう、借りは返すぜ」タッチ
サイコマン「!!」
スペシャルマン「喰らえサイコマン!俺の>>109を!」
サイコマン「…」
モブ「な、何じゃー!どうなったんじゃ!?」
モブ「そういえば聞いたことがある。あれは泣き寝入りだ! 相手の不当な仕打ちを不満に思いながら、どうすることもできずにあきらめること…やきうとサイコマンは互いの攻撃を受けて互いに身動きが取れなくなったんだ!」
スペシャルマン「この中で動けるのは俺だけだ!やきう、借りは返すぜ」タッチ
サイコマン「!!」
スペシャルマン「喰らえサイコマン!俺の>>109を!」
109: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:26:21 ID:2py
ばんかい!!!!
110: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:27:51 ID:qmo
スペシャルマン「喰らえサイコマン!俺のばんかい!!!!」
ゴオオオ!!!
彡(゚)(゚)「なんやあれは!」
モブ「聞いたことがある!あれは卍解だ!」
スペシャルマン「月牙天衝ォォー!!」ドォーン
サイコマン「くっ…」
始祖たち「…!!」
サイコマンと始祖たちはどうなった?
>>111
ゴオオオ!!!
彡(゚)(゚)「なんやあれは!」
モブ「聞いたことがある!あれは卍解だ!」
スペシャルマン「月牙天衝ォォー!!」ドォーン
サイコマン「くっ…」
始祖たち「…!!」
サイコマンと始祖たちはどうなった?
>>111
111: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:28:03 ID:ntu
爆発四散
113: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:31:20 ID:qmo
サイコマンたち「うわァー!!!」
バァーン
実況「こ、これは何とむごい…!サイコマンたちが爆発四散してしまいました!」
モブ「恐ろしい技じゃわい」
彡(゚)(゚)「何はともあれこれで二回戦突破やな!」
スペシャルマン「ああ!」
カナディアンマン「そうだな!」
委員長「あ、ちなみに今回のタッグマッチは特例じゃから次回からは普通にシングルマッチだぞ」
彡(゚)(゚)「マジか」
委員長「いよいよ決勝戦の開始じゃ!!」
ワーワー!
委員長「激戦を勝ち抜いたやきうと戦うのは>.114じゃ!」
バァーン
実況「こ、これは何とむごい…!サイコマンたちが爆発四散してしまいました!」
モブ「恐ろしい技じゃわい」
彡(゚)(゚)「何はともあれこれで二回戦突破やな!」
スペシャルマン「ああ!」
カナディアンマン「そうだな!」
委員長「あ、ちなみに今回のタッグマッチは特例じゃから次回からは普通にシングルマッチだぞ」
彡(゚)(゚)「マジか」
委員長「いよいよ決勝戦の開始じゃ!!」
ワーワー!
委員長「激戦を勝ち抜いたやきうと戦うのは>.114じゃ!」
114: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:31:31 ID:NrY
キン肉マン
116: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:34:14 ID:qmo
委員長「やきうと戦うのはキン肉マンじゃ!」
キン肉マン「へのつっぱりは要らんですよ!」
ミート「頑張ってください王子!」
キン肉マン「おう!」
彡(゚)(゚)「アイツがキン肉マンか…相手にとって不足なしや」
カーン
実況「さあ最後の戦いを告げるゴングが鳴りました!」
キン肉マン「一気に行かせて貰うわい!」ダッ
実況「あーっとキン肉マン、やきうに近づいて>>117攻撃だー!」
キン肉マン「へのつっぱりは要らんですよ!」
ミート「頑張ってください王子!」
キン肉マン「おう!」
彡(゚)(゚)「アイツがキン肉マンか…相手にとって不足なしや」
カーン
実況「さあ最後の戦いを告げるゴングが鳴りました!」
キン肉マン「一気に行かせて貰うわい!」ダッ
実況「あーっとキン肉マン、やきうに近づいて>>117攻撃だー!」
117: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:34:24 ID:2py
おなら
118: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:35:57 ID:qmo
実況「やきうに近づいておなら攻撃だー!」
キン肉マン「へっへっが出る5秒前!」ブーッ
彡(゚)(゚)「くさっ!」
ミート「やきうはひるみました!チャンスです王子!」
キン肉マン「分かっておるわい!」
キン肉マン「喰らえ48の殺人技のひとつ>>119!」
キン肉マン「へっへっが出る5秒前!」ブーッ
彡(゚)(゚)「くさっ!」
ミート「やきうはひるみました!チャンスです王子!」
キン肉マン「分かっておるわい!」
キン肉マン「喰らえ48の殺人技のひとつ>>119!」
119: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:36:11 ID:rRI
超人絞殺刑
120: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:36:26 ID:NrY
ガチ技やな
121: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:36:52 ID:0hk
あるのか草
122: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:37:38 ID:NrY
意外とキン肉マンサブミッション得意やからなぁ
123: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:38:05 ID:qmo
キン肉マン「喰らえ48の殺人技のひとつ超人絞殺刑!!」
彡(゚)(゚)「グエーッ!」
実況「決まったー!やきうの首が締まりだんだんと顔が青ざめていくー!」
彡(゚)(゚)(アカン…息が出来ない。このままじゃ負けてまうで)
彡(゚)(゚)「ここは>>124攻撃をして脱出や!」
彡(゚)(゚)「グエーッ!」
実況「決まったー!やきうの首が締まりだんだんと顔が青ざめていくー!」
彡(゚)(゚)(アカン…息が出来ない。このままじゃ負けてまうで)
彡(゚)(゚)「ここは>>124攻撃をして脱出や!」
124: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:38:22 ID:NrY
マグネットパワー
125: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:39:53 ID:qmo
彡(゚)(゚)「ここはマグネットパワーをして脱出や!」
ブゥーン
キン肉マン「ぐえっ!」ドン
実況「あーっと!やきうがマグネットパワーで引き寄せた>>126がキン肉マンに激突!」
ブゥーン
キン肉マン「ぐえっ!」ドン
実況「あーっと!やきうがマグネットパワーで引き寄せた>>126がキン肉マンに激突!」
126: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:40:10 ID:ntu
おんちゃん
128: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:41:44 ID:qmo
(o'ω'n)「おん!?」ドサ
キン肉マン「なんじゃいこいつは!」
テリーマン「どうやらリングサイドで立ち見してたようだな」
彡(゚)(゚)「チャンスや技が解けたで!」サッ
キン肉マン「し、しまった」
彡(゚)(゚)「今度はこっちや!>>129攻撃!」
キン肉マン「なんじゃいこいつは!」
テリーマン「どうやらリングサイドで立ち見してたようだな」
彡(゚)(゚)「チャンスや技が解けたで!」サッ
キン肉マン「し、しまった」
彡(゚)(゚)「今度はこっちや!>>129攻撃!」
129: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:42:04 ID:NrY
キン肉バスター
133: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:43:35 ID:qmo
彡(゚)(゚)「今度はこっちや!キン肉バスター!!」
キン肉マン「ゲェー!!」
テリーマン「な、なんでやきうがあの技を…!」
ミート「王子ー!」
キン肉マン(このままじゃ負けてしまうわい…!ここは一か八か>>134をするしかない!)
キン肉マン「ゲェー!!」
テリーマン「な、なんでやきうがあの技を…!」
ミート「王子ー!」
キン肉マン(このままじゃ負けてしまうわい…!ここは一か八か>>134をするしかない!)
134: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:43:52 ID:2py
禁断の技
135: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:46:00 ID:qmo
キン肉マン(ここは禁断の技をするしかない!!)
もわんもわんもわん
カメハメ「キン肉マンよ。万が一だがキン肉バスターを敵に使われた時の対処を教えよう」
カメハメ「ただしそれは禁断の技。めったなことで使うでないぞ」
キン肉マン「そ、そんな技があるのか」
カメハメ「うむ。その技の名は…」
もわんもわんもわん
ガシッ
彡(゚)(゚)「ファッ!?この状況で技を仕掛ける気か?」
キン肉マン「喰らえやきう!我が禁断の技…その名も>>137を!!」
もわんもわんもわん
カメハメ「キン肉マンよ。万が一だがキン肉バスターを敵に使われた時の対処を教えよう」
カメハメ「ただしそれは禁断の技。めったなことで使うでないぞ」
キン肉マン「そ、そんな技があるのか」
カメハメ「うむ。その技の名は…」
もわんもわんもわん
ガシッ
彡(゚)(゚)「ファッ!?この状況で技を仕掛ける気か?」
キン肉マン「喰らえやきう!我が禁断の技…その名も>>137を!!」
136: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:46:06 ID:NrY
キン肉王家奥義三連発
137: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:46:15 ID:rRI
マッスルインフェルノ
138: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:47:36 ID:32Q
ゴミ技定期
139: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:49:40 ID:qmo
キン肉マン「喰らえやきう!我が禁断の技…その名もキン肉王家奥義三連発!!」
ガシッ
彡(゚)(゚)「アカン…ワイの技が…」
実況「あーっとキン肉マン、キン肉バスターを外して逆に技を仕掛けたー!!」
キン肉マン「喰らえマッスルインフェルノ!!」
彡(゚)(゚)「グエー!」
ドガシャア!!
実況「やきうの顔がリングサイドの壁にめり込むー!何て強烈な一撃だ!」
キン肉マン「これでもう立ち上がれまい…」
彡(゚)(゚)はどうなった?
>>140
ガシッ
彡(゚)(゚)「アカン…ワイの技が…」
実況「あーっとキン肉マン、キン肉バスターを外して逆に技を仕掛けたー!!」
キン肉マン「喰らえマッスルインフェルノ!!」
彡(゚)(゚)「グエー!」
ドガシャア!!
実況「やきうの顔がリングサイドの壁にめり込むー!何て強烈な一撃だ!」
キン肉マン「これでもう立ち上がれまい…」
彡(゚)(゚)はどうなった?
>>140
140: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:50:05 ID:2py
いきかえる
142: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:50:30 ID:NrY
まぁまだ一発目だし
143: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:53:19 ID:qmo
彡(-)(-)「…」
彡(-)(-)(ワイは…ワイは死んだんか?)
彡(-)(-)「まだや…!ワイはもう二度も死んだんや!これ以上死にたくない!!
ピカー!!
実況「あーっと!何だあの光はー!やきう謎の発行です!」
テリーマン「これは…この現象はまるで…!」
彡(゚)(゚)「うおおー!!!」
実況「なんとやきう!立ち上がってきました!!」
キン肉マン「信じられん…お前にも負けられるワケがあるようじゃな」
彡(゚)(゚)「そうや」
キン肉マン「じゃがお前は超人絞殺刑とマッスルインフェルノを受けてボロボロ!悪いが勝負を決めさせてもらう!」ダッ
実況「キン肉マン、次はやきうに>>144攻撃だー!」
彡(-)(-)(ワイは…ワイは死んだんか?)
彡(-)(-)「まだや…!ワイはもう二度も死んだんや!これ以上死にたくない!!
ピカー!!
実況「あーっと!何だあの光はー!やきう謎の発行です!」
テリーマン「これは…この現象はまるで…!」
彡(゚)(゚)「うおおー!!!」
実況「なんとやきう!立ち上がってきました!!」
キン肉マン「信じられん…お前にも負けられるワケがあるようじゃな」
彡(゚)(゚)「そうや」
キン肉マン「じゃがお前は超人絞殺刑とマッスルインフェルノを受けてボロボロ!悪いが勝負を決めさせてもらう!」ダッ
実況「キン肉マン、次はやきうに>>144攻撃だー!」
144: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:53:54 ID:NrY
フェイスフラッシュ
145: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:56:01 ID:lup
鬼畜かな
146: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:57:30 ID:qmo
実況「キン肉マン、次はやきうにフェイスフラッシュ攻撃だー!」
彡(>)(<)「やんや眩しいやんけ!」
彡(゚)(゚)「こ、これは…」
テリーマン「やきうの身体が治っている…!」
キン肉マン「お前とは正々堂々決着をつけたいと思ってな」ニヤ
彡(゚)(゚)「キン肉マン…礼は言わんで。その分をファイトで返す!」
キン肉マン「おう、来い!」
その後もやきうとキン肉マンはギリギリの戦いを交わした…
彡(゚)(゚)「ハァ…ハァ…」
キン肉マン「ゼイ…ゼイ…」
彡(゚)(゚)「お互い体力は限界。次で最後やな」
キン肉マン「ああ!」
彡(゚)(゚)「喰らえキン肉マン!ワイの最後の攻撃>>147を!」
キン肉マン「させるか!>>148じゃ!」
彡(>)(<)「やんや眩しいやんけ!」
彡(゚)(゚)「こ、これは…」
テリーマン「やきうの身体が治っている…!」
キン肉マン「お前とは正々堂々決着をつけたいと思ってな」ニヤ
彡(゚)(゚)「キン肉マン…礼は言わんで。その分をファイトで返す!」
キン肉マン「おう、来い!」
その後もやきうとキン肉マンはギリギリの戦いを交わした…
彡(゚)(゚)「ハァ…ハァ…」
キン肉マン「ゼイ…ゼイ…」
彡(゚)(゚)「お互い体力は限界。次で最後やな」
キン肉マン「ああ!」
彡(゚)(゚)「喰らえキン肉マン!ワイの最後の攻撃>>147を!」
キン肉マン「させるか!>>148じゃ!」
147: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:57:47 ID:rRI
おなら
148: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)02:57:52 ID:NrY
マッスルスパーク
149: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)03:01:11 ID:qmo
彡(゚)(゚)「喰らえキン肉マン!ワイの最後の攻撃おならを!」
キン肉マン「させるか!マッスルスパークじゃ!!」
実況「やきうの抵抗むなしくキン肉マンがマッスルスパークの体勢に入るー!これは勝負アリか!?」
キン肉マン(ま、マズイ…!技が…!)
彡(゚)(゚)(クッ…でも今のおならでキン肉マンの技のかけ方をズラすことが出来た!)
彡(゚)(゚)(この技さえ耐えきればまだチャンスはある!)
キン肉マン「うおおおーー!!」
ランダムで判定
彡(゚)(゚)はマッスルスパークを耐えきれる?耐えきれない?
0-50 耐えきる
51-100 耐えきれない
>>150
キン肉マン「させるか!マッスルスパークじゃ!!」
実況「やきうの抵抗むなしくキン肉マンがマッスルスパークの体勢に入るー!これは勝負アリか!?」
キン肉マン(ま、マズイ…!技が…!)
彡(゚)(゚)(クッ…でも今のおならでキン肉マンの技のかけ方をズラすことが出来た!)
彡(゚)(゚)(この技さえ耐えきればまだチャンスはある!)
キン肉マン「うおおおーー!!」
ランダムで判定
彡(゚)(゚)はマッスルスパークを耐えきれる?耐えきれない?
0-50 耐えきる
51-100 耐えきれない
>>150
150: 【55】 2018/12/24(月)03:01:28 ID:NrY
はい
151: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)03:02:37 ID:rRI
熱い勝負やな
152: 【6】 2018/12/24(月)03:03:06 ID:NrY
なんだかんだでキン肉マンっぽいのは草
154: 名無しさん@おーぷん 2018/12/24(月)03:06:00 ID:qmo
ドォーン!!!
実況「決まったー!マッスルスパークが直撃しました!!」
レフェリー「ワーン!ツー!スリー!」
彡(゚)(゚)(た…立つんや…まだワイは…)グググ
レフェリー「……エーイト!ナイン!…テン!!」
彡(゚)(゚)「ガハッ」バタリ
カンカンカーン
実況「決まったー!この瞬間勝者が決定しました!!優勝はキン肉マンです!」
ワーワー!!
ミート「やったー!さすが王子です!」
キン肉マン「厳しい勝負だったわい…」ガクリ
彡(゚)(゚)「完敗やわ…見事だったで」
キン肉マン「いや、お前もかなりのものじゃったわい。」グッ
実況「やきうとキン肉マンが握手を交わしています!決勝戦にふさわしい美しい光景です!」
こうして彡(゚)(゚)はキン肉マンとの戦いに敗れた…
彼は正義超人入りして数々の戦いで活躍することになるがそれはまた別の話…
おわり
実況「決まったー!マッスルスパークが直撃しました!!」
レフェリー「ワーン!ツー!スリー!」
彡(゚)(゚)(た…立つんや…まだワイは…)グググ
レフェリー「……エーイト!ナイン!…テン!!」
彡(゚)(゚)「ガハッ」バタリ
カンカンカーン
実況「決まったー!この瞬間勝者が決定しました!!優勝はキン肉マンです!」
ワーワー!!
ミート「やったー!さすが王子です!」
キン肉マン「厳しい勝負だったわい…」ガクリ
彡(゚)(゚)「完敗やわ…見事だったで」
キン肉マン「いや、お前もかなりのものじゃったわい。」グッ
実況「やきうとキン肉マンが握手を交わしています!決勝戦にふさわしい美しい光景です!」
こうして彡(゚)(゚)はキン肉マンとの戦いに敗れた…
彼は正義超人入りして数々の戦いで活躍することになるがそれはまた別の話…
おわり
引用元: 彡(゚)(゚)「ワイがジャンプ作品の世界に転生!?」神「せや」
魔法少女テルマエ☆ロマエ
2020-03-30
2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/04(金) 21:04:39.53 ID:HT1UI5+w0
古代ローマ 公衆浴場(テルマエ)内
売り子 「菓子はいらんかね――ッ!」
垢すり屋 「ダンナ! 随分出ますね!」
脱毛屋 「脱毛! ワキの下綺麗に脱毛しますよッ!」
マルクス 「ハーイ、ハイハイッ。俺脱毛頼みます!」
ルシウス (友人のマルクスに連れられて来たが……いつ来ても騒々しい浴場だ。
……風呂はリラックスする為のものである筈なのに……)
ルシウス (建国から約800年……。確かにこのローマがかつてこれだけ豊かだったことはないだろう。
……一体ローマ帝国の境界線はどこまで広がったのであろうか……)
ルシウス (世の中は景気が良くても私にとっては住みにくくなるばかり……実際先程失業したばかりだ……)
ルシウス (アテネにまで赴き最高の建築技術を習得してきた設計技師のこの私がだ……ゴポゴポッ)
ルシウス (こうして湯の中に潜らなければ静けさを感じられないなんて、とんでもない浴場ではないか……。
私ならこんな浴場は設計しない……もっと趣のある浴場を……)
QB 「その言葉は本当かい?」
売り子 「菓子はいらんかね――ッ!」
垢すり屋 「ダンナ! 随分出ますね!」
脱毛屋 「脱毛! ワキの下綺麗に脱毛しますよッ!」
マルクス 「ハーイ、ハイハイッ。俺脱毛頼みます!」
ルシウス (友人のマルクスに連れられて来たが……いつ来ても騒々しい浴場だ。
……風呂はリラックスする為のものである筈なのに……)
ルシウス (建国から約800年……。確かにこのローマがかつてこれだけ豊かだったことはないだろう。
……一体ローマ帝国の境界線はどこまで広がったのであろうか……)
ルシウス (世の中は景気が良くても私にとっては住みにくくなるばかり……実際先程失業したばかりだ……)
ルシウス (アテネにまで赴き最高の建築技術を習得してきた設計技師のこの私がだ……ゴポゴポッ)
ルシウス (こうして湯の中に潜らなければ静けさを感じられないなんて、とんでもない浴場ではないか……。
私ならこんな浴場は設計しない……もっと趣のある浴場を……)
QB 「その言葉は本当かい?」
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3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/04(金) 21:11:13.31 ID:HT1UI5+w0
ルシウス (今の声は!? 直接頭に響いてくる感じ……。ん、あそこに居るのはなんだ? 湯の底に何かいる……?)
QB 「キミはボクが見えるのかい?」
ルシウス (湯当たりして変なものが見えるようになったのか)
QB 「変なものじゃないよ、ボクはキュウべえ」
ルシウス (この生き物、こっちの考えが分かるのか!?)
QB 「今はテレパシーで会話してるからね。キミ達人間は水中で会話をするのは不便だろ」
ルシウス 「ぷはっ! ハァ、ハァ……何なんだ……あの白い生き物……?」
QB 「そのまま水面から頭を出した状態で聞いてくれて構わない……ボクの目的は――」
QB 「キミはボクが見えるのかい?」
ルシウス (湯当たりして変なものが見えるようになったのか)
QB 「変なものじゃないよ、ボクはキュウべえ」
ルシウス (この生き物、こっちの考えが分かるのか!?)
QB 「今はテレパシーで会話してるからね。キミ達人間は水中で会話をするのは不便だろ」
ルシウス 「ぷはっ! ハァ、ハァ……何なんだ……あの白い生き物……?」
QB 「そのまま水面から頭を出した状態で聞いてくれて構わない……ボクの目的は――」
4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/04(金) 21:19:16.14 ID:HT1UI5+w0
QB 「――というわけさ」
ルシウス 「つまり、魔法少女になればどんな願いも叶ううえに魔法が使えるようになるのか!?」
QB 「そうだよ。魔女と戦う運命を受け入れるなら、魔法少女になれる。キミにはその資格がありそうだ」
ルシウス 「キュウべえ、契約しよう。私は魔法少女になる!」
QB 「話が早くて助かるよ。さあ、聞かせてごらん、ルシウス・モデストゥス。
キミはどんな祈りでソウルジェムを輝かせるのかい?」
ルシウス 「私はテルマエ造りの斬新な発想が欲しい。人々をあっと言わせて尚且つ憩いの場となるテルマエを造りたい」
QB 「キミの祈りはエントロピーを凌駕した」
ルシウス 「つまり、魔法少女になればどんな願いも叶ううえに魔法が使えるようになるのか!?」
QB 「そうだよ。魔女と戦う運命を受け入れるなら、魔法少女になれる。キミにはその資格がありそうだ」
ルシウス 「キュウべえ、契約しよう。私は魔法少女になる!」
QB 「話が早くて助かるよ。さあ、聞かせてごらん、ルシウス・モデストゥス。
キミはどんな祈りでソウルジェムを輝かせるのかい?」
ルシウス 「私はテルマエ造りの斬新な発想が欲しい。人々をあっと言わせて尚且つ憩いの場となるテルマエを造りたい」
QB 「キミの祈りはエントロピーを凌駕した」
5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/04(金) 21:31:20.10 ID:HT1UI5+w0
QB 「――説明は以上だ」
ルシウス 「これで私は魔法少女となったのか……。これがソウルジェム……なんて美しい宝石だ……」
QB 「さあ、ルシウス、解き放ってごらん。その新しい力を」
ルシウス 「ああ」
ルシウス (キュゥべえの説明ではこの左手の盾を操作して……)
ルシウス (私はこれまでにないテルマエを造り、私の才能を認めなかった連中を見返してやる!
……これはッ、湯の中に吸い込まれる! なんなんだ!? この吸引力は!)
ルシウス (ゴポポポポポポッ)
ルシウス (……あれは……水面!)
ルシウス 「これで私は魔法少女となったのか……。これがソウルジェム……なんて美しい宝石だ……」
QB 「さあ、ルシウス、解き放ってごらん。その新しい力を」
ルシウス 「ああ」
ルシウス (キュゥべえの説明ではこの左手の盾を操作して……)
ルシウス (私はこれまでにないテルマエを造り、私の才能を認めなかった連中を見返してやる!
……これはッ、湯の中に吸い込まれる! なんなんだ!? この吸引力は!)
ルシウス (ゴポポポポポポッ)
ルシウス (……あれは……水面!)
6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/04(金) 21:38:26.46 ID:HT1UI5+w0
現代日本 銭湯 浴場内
ほむら 「ここの銭湯は穴場なのよ。特に早朝なら、ほら、この通り事実上貸切りだわ」
まどか 「本当だ! 私達だけだね」
ほむら 「休日に早起きさせて悪いとは思ったんだけど」
まどか 「そんなことないよ、ほむらちゃん。ほむらちゃんから一緒に銭湯にいこうって誘ってくれて嬉しかったんだ」
ほむら 「まどか……」
まどか 「早く入ろうよ、ほむらちゃん!」
ほむら 「急かさないで、まどか。まずきちんと湯浴みしてから入るのよ」
ほむら 「ここの銭湯は穴場なのよ。特に早朝なら、ほら、この通り事実上貸切りだわ」
まどか 「本当だ! 私達だけだね」
ほむら 「休日に早起きさせて悪いとは思ったんだけど」
まどか 「そんなことないよ、ほむらちゃん。ほむらちゃんから一緒に銭湯にいこうって誘ってくれて嬉しかったんだ」
ほむら 「まどか……」
まどか 「早く入ろうよ、ほむらちゃん!」
ほむら 「急かさないで、まどか。まずきちんと湯浴みしてから入るのよ」
7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/04(金) 21:47:48.22 ID:HT1UI5+w0
まどか 「ふぅ……なんだか生き返るぅ……」
ほむら (お湯に浸かっているまどかの幸せそうな顔……。これだけでもここに一緒に来た甲斐があったわ)
まどか 「ほむらちゃん、改めて見ると肌白くて綺麗……」
ほむら 「あら、まどかだって綺麗な肌してるわよ」
まどか 「そんなことないよ……」
ほむら 「あまり自分を過小評価しないことよ、……ねえ触ってもいい?」
まどか 「恥ずかしいよ……」
ほむら 「女同士なんだから恥ずかしがることないわ、お願い」
まどか 「……うん、いいよ」
ほむら (全裸のまどかに触れる……ああ、どこから触ろうかしら……何!?)
ゴポゴポゴポゴポゴポ
ルシウス 「ぷふアッ! ハァ、ハァ、ハァ、ハァ」
まどか 「……」
ほむら 「……」
ルシウス 「……」
まどか・ほむら 「キャアアアアアッ!」
ほむら (お湯に浸かっているまどかの幸せそうな顔……。これだけでもここに一緒に来た甲斐があったわ)
まどか 「ほむらちゃん、改めて見ると肌白くて綺麗……」
ほむら 「あら、まどかだって綺麗な肌してるわよ」
まどか 「そんなことないよ……」
ほむら 「あまり自分を過小評価しないことよ、……ねえ触ってもいい?」
まどか 「恥ずかしいよ……」
ほむら 「女同士なんだから恥ずかしがることないわ、お願い」
まどか 「……うん、いいよ」
ほむら (全裸のまどかに触れる……ああ、どこから触ろうかしら……何!?)
ゴポゴポゴポゴポゴポ
ルシウス 「ぷふアッ! ハァ、ハァ、ハァ、ハァ」
まどか 「……」
ほむら 「……」
ルシウス 「……」
まどか・ほむら 「キャアアアアアッ!」
10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/04(金) 21:57:52.27 ID:HT1UI5+w0
ルシウス (な、……なんなんだ、ここは一体!?)
ルシウス (こ、この壁画は! ……ポンペイのヴェスビオス火山ではないか!)
まどか (富士山の絵を見てるこの外人さん、どこから入ってきたの!?)
ほむら 「あなた!」
ルシウス (ローマ人じゃない……胸が平たい……)
まどか 「ほむらちゃん! せめて魔法少女の格好に変身して!」
ほむら 「言われなくても!」
ほむら (まどかとの甘いひとときを邪魔した挙句、私だけでなくまどかの裸まで見たこの男、生かして帰すものか!)
ルシウス (変身した!? この女、魔法少女か!? 無用の争いは避けた方が無難か)
ルシウス (この盾を操作して……時間停止!)
ルシウス (女達の動きが止まった……。時を止める魔法、これは便利だ!)
ルシウス (それにしても発育の悪い女共だ、ロクなものを食っていないな。きっと奴隷なのであろう)
ルシウス (こ、この壁画は! ……ポンペイのヴェスビオス火山ではないか!)
まどか (富士山の絵を見てるこの外人さん、どこから入ってきたの!?)
ほむら 「あなた!」
ルシウス (ローマ人じゃない……胸が平たい……)
まどか 「ほむらちゃん! せめて魔法少女の格好に変身して!」
ほむら 「言われなくても!」
ほむら (まどかとの甘いひとときを邪魔した挙句、私だけでなくまどかの裸まで見たこの男、生かして帰すものか!)
ルシウス (変身した!? この女、魔法少女か!? 無用の争いは避けた方が無難か)
ルシウス (この盾を操作して……時間停止!)
ルシウス (女達の動きが止まった……。時を止める魔法、これは便利だ!)
ルシウス (それにしても発育の悪い女共だ、ロクなものを食っていないな。きっと奴隷なのであろう)
12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/04(金) 22:09:22.12 ID:HT1UI5+w0
ルシウス (まさか奴隷の風呂に入り込むとは……それにしても随分と文明の発達した様子の物があるではないか)
ルシウス (これは一体!? ……この手桶、見たことも無い素材で出来ている。……なんて美しい黄色だ)
ルシウス (……ん、これは引き戸か)
ガラガラガラッ
ルシウス (なっ!? ……ここは脱衣所か)
ルシウス (きょ……巨大な一枚板の鏡……!? なんという文明度の高さ……)
ルシウス (しかもこの催し物の告知の絵の完璧さ……こんな技を持った職人が存在するなんて……まったく驚くべき奴隷達だ)
ルシウス (ほほう……、このカゴの中に衣類を入れるのか……これなら我々の技術でも複製が可能か)
ルシウス (この奴隷風呂、使えるぞ!)
ルシウス (大きさや豪華さだけが重視される今の浴場からよりシンプルに、しかしより多機能に……
温浴室には美しいヴェスビオス火山とナポリ湾の壁画を用い、脱衣場には巨大な鏡と催し物の告知……
斬新さを求めている今のローマにピッタリではないか!
このアイデア、すぐマルクスに知らせたい……)
ルシウス (この平たい胸族が風呂文化を大切にしていることはよくわかる……
入り口の日よけ布か……この案も頂いたぞ! ん、こちらにも入り口が……)
ルシウス (私が出て来た入り口の日よけ布には「女」、こっちの入り口の日よけ布には「男」……とある。
平たい胸族の文字か……どういう意味だ?)
ルシウス (……もう一方にも入ってみるか……)
ルシウス (これは一体!? ……この手桶、見たことも無い素材で出来ている。……なんて美しい黄色だ)
ルシウス (……ん、これは引き戸か)
ガラガラガラッ
ルシウス (なっ!? ……ここは脱衣所か)
ルシウス (きょ……巨大な一枚板の鏡……!? なんという文明度の高さ……)
ルシウス (しかもこの催し物の告知の絵の完璧さ……こんな技を持った職人が存在するなんて……まったく驚くべき奴隷達だ)
ルシウス (ほほう……、このカゴの中に衣類を入れるのか……これなら我々の技術でも複製が可能か)
ルシウス (この奴隷風呂、使えるぞ!)
ルシウス (大きさや豪華さだけが重視される今の浴場からよりシンプルに、しかしより多機能に……
温浴室には美しいヴェスビオス火山とナポリ湾の壁画を用い、脱衣場には巨大な鏡と催し物の告知……
斬新さを求めている今のローマにピッタリではないか!
このアイデア、すぐマルクスに知らせたい……)
ルシウス (この平たい胸族が風呂文化を大切にしていることはよくわかる……
入り口の日よけ布か……この案も頂いたぞ! ん、こちらにも入り口が……)
ルシウス (私が出て来た入り口の日よけ布には「女」、こっちの入り口の日よけ布には「男」……とある。
平たい胸族の文字か……どういう意味だ?)
ルシウス (……もう一方にも入ってみるか……)
13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/04(金) 22:17:36.74 ID:HT1UI5+w0
ルシウス (成る程、こちらは男湯か、さっき奴隷の女共が騒いでいたのは私が女湯に入り込んだからか)
ルシウス (ならばここなら騒動にはなるまい、時間停止解除!)
客の男 「カッハー、うんめえ!」
ルシウス (あれは何だろう)
客の男 「ん、外人さん、フルーツ牛乳が珍しいかい? ニッポンの銭湯に来たらこれは飲んでおかねえと!」
客の男 「おーい! 番台の姉ちゃんよ、この外人さんにフルーツ牛乳1本」
杏子 「オーケー」
杏子 「飲むかい?」
ルシウス (成る程、奴隷の女に見張りと店番をさせているのか)
ルシウス (そうだ……とりあえずはこの喉の渇きを潤さねば……んっ……これはどうやって……)
杏子 「そうか、開け方が分かんないか……貸してみな……ほらよ」
ルシウス (ゴクッゴクッ…………美味い!)
ルシウス (しかも冷たくて甘い!……牛の乳に温帯の甘い果実の汁が加わったかのような風味……雪のような冷たさ……
湯上りの火照った体内に染み込む柔らかな味……)
ルシウス (この世の物なのか!? ああ、この甘みが夢心地にさせてくれる……)
ルシウス (ならばここなら騒動にはなるまい、時間停止解除!)
客の男 「カッハー、うんめえ!」
ルシウス (あれは何だろう)
客の男 「ん、外人さん、フルーツ牛乳が珍しいかい? ニッポンの銭湯に来たらこれは飲んでおかねえと!」
客の男 「おーい! 番台の姉ちゃんよ、この外人さんにフルーツ牛乳1本」
杏子 「オーケー」
杏子 「飲むかい?」
ルシウス (成る程、奴隷の女に見張りと店番をさせているのか)
ルシウス (そうだ……とりあえずはこの喉の渇きを潤さねば……んっ……これはどうやって……)
杏子 「そうか、開け方が分かんないか……貸してみな……ほらよ」
ルシウス (ゴクッゴクッ…………美味い!)
ルシウス (しかも冷たくて甘い!……牛の乳に温帯の甘い果実の汁が加わったかのような風味……雪のような冷たさ……
湯上りの火照った体内に染み込む柔らかな味……)
ルシウス (この世の物なのか!? ああ、この甘みが夢心地にさせてくれる……)
14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/04(金) 22:30:00.76 ID:HT1UI5+w0
ほむら 「杏子!」
杏子 「どうした、ほむら? 何を慌ててるんだ?」
ほむら 「女湯に男が入り込んでたのよ!」
ルシウス (女湯の方からさっきの奴隷の声が……。只の奴隷なら兎も角、魔法少女相手となると厄介だ)
ルシウス (ここは一旦退散するか。元の世界に戻るには左手の盾を操作して……)
杏子 「男? お前らが入ってから女湯には誰も来てないぞ。私の雇い主のおっちゃんも今日は朝から釣りに出かけたし」
ほむら 「背の高い外国人の男を見なかった?」
杏子 「いるよ、今フルーツ牛乳飲んで……あれ、いない?」
まどか 「杏子ちゃん、その人覗き魔だよ!」
杏子 「何だと!」
杏子 「くそ、逃げられたか、しかもフルーツ牛乳飲み逃げしやがった!」
杏子 「ここでのバイトも慣れてきたと思ってたら、ヘマしちまったな」
杏子 「どうした、ほむら? 何を慌ててるんだ?」
ほむら 「女湯に男が入り込んでたのよ!」
ルシウス (女湯の方からさっきの奴隷の声が……。只の奴隷なら兎も角、魔法少女相手となると厄介だ)
ルシウス (ここは一旦退散するか。元の世界に戻るには左手の盾を操作して……)
杏子 「男? お前らが入ってから女湯には誰も来てないぞ。私の雇い主のおっちゃんも今日は朝から釣りに出かけたし」
ほむら 「背の高い外国人の男を見なかった?」
杏子 「いるよ、今フルーツ牛乳飲んで……あれ、いない?」
まどか 「杏子ちゃん、その人覗き魔だよ!」
杏子 「何だと!」
杏子 「くそ、逃げられたか、しかもフルーツ牛乳飲み逃げしやがった!」
杏子 「ここでのバイトも慣れてきたと思ってたら、ヘマしちまったな」
15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/04(金) 22:40:51.51 ID:HT1UI5+w0
古代ローマ 公衆浴場(テルマエ)内
マルクス 「ルシウスッ!」
ルシウス 「……」
マルクス 「大丈夫かッ、ルシウスッ! オマエ、ずーっと浴槽の下に沈んでたんだぞッ」
ルシウス 「……あれ? 平たい胸の奴隷は?」
マルクス 「何言ってんだ。水飲んで目を覚ませっ」
ルシウス (夢? だったのか……?)
コンッコロコロ
ルシウス (何か手に当たった……これは!? 平たい胸族の飲み物の瓶!)
ルシウス (夢だけど、夢じゃなかった!)
こうして魔法少女かつ時間遡航者となったルシウスによる、時空を超えた壮大な旅(風呂限定)が始まった。
マルクス 「ルシウスッ!」
ルシウス 「……」
マルクス 「大丈夫かッ、ルシウスッ! オマエ、ずーっと浴槽の下に沈んでたんだぞッ」
ルシウス 「……あれ? 平たい胸の奴隷は?」
マルクス 「何言ってんだ。水飲んで目を覚ませっ」
ルシウス (夢? だったのか……?)
コンッコロコロ
ルシウス (何か手に当たった……これは!? 平たい胸族の飲み物の瓶!)
ルシウス (夢だけど、夢じゃなかった!)
こうして魔法少女かつ時間遡航者となったルシウスによる、時空を超えた壮大な旅(風呂限定)が始まった。
32: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/12(土) 20:30:01.71 ID:l5Lt3A1Y0
古代ローマ ルシウスが新たに設計した公衆浴場(テルマエ)内
客の男1 「風流な壁画じゃのう」
客の男2 「ヴェスビオス火山にはナポリ湾……ナポリ湾にはやっぱり松の木ですよね」
QB 「キミの設計したテルマエに多くの人間が訪れて楽しんでいる。キミは今やローマで大人気の建築家だ」
ルシウス 「ありがとう、キュゥべえ。お前のおかげだ」
ルシウス (……しかし私としてはまだまだ納得のいかないことだらけなのだ……)
ルシウス (果汁入り牛の乳も再現したが、味はともかく、瓶の造型、蓋の構造、とてもオリジナルの完成度には及ばない。
そもそもどうしてあんなに飲み物を冷やせたのだ? こちらは地下水を使ってもあそこまでは冷えないのに……。
恐るべし、平たい胸族)
客の男1 「風流な壁画じゃのう」
客の男2 「ヴェスビオス火山にはナポリ湾……ナポリ湾にはやっぱり松の木ですよね」
QB 「キミの設計したテルマエに多くの人間が訪れて楽しんでいる。キミは今やローマで大人気の建築家だ」
ルシウス 「ありがとう、キュゥべえ。お前のおかげだ」
ルシウス (……しかし私としてはまだまだ納得のいかないことだらけなのだ……)
ルシウス (果汁入り牛の乳も再現したが、味はともかく、瓶の造型、蓋の構造、とてもオリジナルの完成度には及ばない。
そもそもどうしてあんなに飲み物を冷やせたのだ? こちらは地下水を使ってもあそこまでは冷えないのに……。
恐るべし、平たい胸族)
33: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/12(土) 20:43:29.32 ID:l5Lt3A1Y0
マルクス 「よう、大繁盛じゃねえか」
ルシウス 「マルクス……」
QB 「ボクはこれで失礼するよ」
ルシウス (ああ、またな。キュゥべえ)
マルクス 「どうした、ルシウス?」
ルシウス 「いや、なんでもない」
ルシウス (普通の人間にはキュゥべえは見えないんだったな)
マルクス 「ヴェスビオス火山の壁画、催し物の告知、巨大な鏡、脱衣籠、極めつけは果汁の味のする牛の乳だ
一人で次から次へとよく考え付いたもんだ」
ルシウス (……この経緯をマルクスに説明する自信がない……)
マルクス 「うちの師匠も頻繁にここに来たがってるんだがなあ」
ルシウス 「そういえば、マルクスのお師匠さん、高齢であまり遠出が出来ないんだったな」
マルクス 「ああ、大のテルマエ好きでよ、度々連れていけって面倒臭いったらありゃしない」
ルシウス 「そんなこと言うなよ。お前の大事なお師匠さんなんだろ」
マルクス 「そりゃ、そうなんだが……。
家にテルマエでもありゃいいけど、自宅にテルマエをかまえるなんて金持ちか貴族しか出来ないもんなあ」
ルシウス (市民が自宅に居ながらにしてテルマエに入ることが出来れば……)
ルシウス 「マルクス……」
QB 「ボクはこれで失礼するよ」
ルシウス (ああ、またな。キュゥべえ)
マルクス 「どうした、ルシウス?」
ルシウス 「いや、なんでもない」
ルシウス (普通の人間にはキュゥべえは見えないんだったな)
マルクス 「ヴェスビオス火山の壁画、催し物の告知、巨大な鏡、脱衣籠、極めつけは果汁の味のする牛の乳だ
一人で次から次へとよく考え付いたもんだ」
ルシウス (……この経緯をマルクスに説明する自信がない……)
マルクス 「うちの師匠も頻繁にここに来たがってるんだがなあ」
ルシウス 「そういえば、マルクスのお師匠さん、高齢であまり遠出が出来ないんだったな」
マルクス 「ああ、大のテルマエ好きでよ、度々連れていけって面倒臭いったらありゃしない」
ルシウス 「そんなこと言うなよ。お前の大事なお師匠さんなんだろ」
マルクス 「そりゃ、そうなんだが……。
家にテルマエでもありゃいいけど、自宅にテルマエをかまえるなんて金持ちか貴族しか出来ないもんなあ」
ルシウス (市民が自宅に居ながらにしてテルマエに入ることが出来れば……)
34: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/12(土) 20:48:30.71 ID:l5Lt3A1Y0
ルシウス (マルクスが帰ったか……)
ルシウス (彼とは旧知の間柄だ。何とかしてやりたい。魔法を使うぞ、変身!)
ルシウス (湯船に浸かって盾を操作して……)
ルシウス (ゴポポポポポポッ……またこれか!?)
ルシウス (彼とは旧知の間柄だ。何とかしてやりたい。魔法を使うぞ、変身!)
ルシウス (湯船に浸かって盾を操作して……)
ルシウス (ゴポポポポポポッ……またこれか!?)
35: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/12(土) 20:55:12.24 ID:l5Lt3A1Y0
まどかの自宅 庭
まどか 「タツヤ、随分汚れちゃったね」
タツヤ 「キャハハハ」
知久 「まどか、タツヤをお風呂に入れてあげて! パパはまだ土いじりしてるから」
まどか 「分かった! おいでタツヤ。お風呂入るよ」
タツヤ 「うん!」
まどか 「タツヤ、随分汚れちゃったね」
タツヤ 「キャハハハ」
知久 「まどか、タツヤをお風呂に入れてあげて! パパはまだ土いじりしてるから」
まどか 「分かった! おいでタツヤ。お風呂入るよ」
タツヤ 「うん!」
37: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/12(土) 21:10:15.07 ID:l5Lt3A1Y0
まどかの自宅 浴室
ゴポゴポゴポゴポゴポ、バスン!
ルシウス 「ぷはァッ! ハァハァハァハァ」
ルシウス (何か頭に当たった……。ここはどこだ?)
ルシウス (棺桶? いや、湯が張ってある)
ルシウス (私が頭をぶつけた板だ……これは一体?)
ルシウス (……そうか! この板でここの湯が冷めないように蓋をしていたのか)
ルシウス (となると、これは巨大な鍋か何かか?)
ルシウス (……これは何だ? この牛の腸のような細長い物は? 先端が膨らんでいて、小さい穴が沢山開いている……)
タツヤ 「オフロ、ねえちゃんとオフロ」
まどか 「さあ、服脱がすからタツヤ、腕上げて」
ルシウス (人が来たか、後々面倒になると厄介だ。時間停止!)
ルシウス (あそこに窓が……。時を止めている間に外に出よう。その上で、窓からこの棺桶もどきの用途を見せて貰うとするか)
ゴポゴポゴポゴポゴポ、バスン!
ルシウス 「ぷはァッ! ハァハァハァハァ」
ルシウス (何か頭に当たった……。ここはどこだ?)
ルシウス (棺桶? いや、湯が張ってある)
ルシウス (私が頭をぶつけた板だ……これは一体?)
ルシウス (……そうか! この板でここの湯が冷めないように蓋をしていたのか)
ルシウス (となると、これは巨大な鍋か何かか?)
ルシウス (……これは何だ? この牛の腸のような細長い物は? 先端が膨らんでいて、小さい穴が沢山開いている……)
タツヤ 「オフロ、ねえちゃんとオフロ」
まどか 「さあ、服脱がすからタツヤ、腕上げて」
ルシウス (人が来たか、後々面倒になると厄介だ。時間停止!)
ルシウス (あそこに窓が……。時を止めている間に外に出よう。その上で、窓からこの棺桶もどきの用途を見せて貰うとするか)
39: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/12(土) 21:22:44.52 ID:l5Lt3A1Y0
ルシウス (外に出た、これから観察開始だ。時間停止解除!)
まどか 「全部脱いだね」
ガラガラッ
ルシウス (この女!? 初めて魔法を使った時に見た、平たい胸族の女ではないか! 子持ちだったのか!?)
ルシウス (経産婦でこの胸の小ささとは、これで乳が出ていたのか?)
まどか 「シャワーかけるよ」
タツヤ 「あい!」
シャアアア
ルシウス (何! 牛の腸のようなものの先から湯が出ている!)
まどか 「頭洗うよ」
タツヤ 「あれ!」
まどか 「タツヤ、そろそろシャンプーハット無しで頭洗おう」
タツヤ 「あれないとイヤ!」
まどか 「しょうがないね、ほら」
タツヤ 「イヒヒ」
ルシウス (子供の頭に冠を被せた! この親子、平たい胸族の族長の妻子だったのか!)
まどか 「全部脱いだね」
ガラガラッ
ルシウス (この女!? 初めて魔法を使った時に見た、平たい胸族の女ではないか! 子持ちだったのか!?)
ルシウス (経産婦でこの胸の小ささとは、これで乳が出ていたのか?)
まどか 「シャワーかけるよ」
タツヤ 「あい!」
シャアアア
ルシウス (何! 牛の腸のようなものの先から湯が出ている!)
まどか 「頭洗うよ」
タツヤ 「あれ!」
まどか 「タツヤ、そろそろシャンプーハット無しで頭洗おう」
タツヤ 「あれないとイヤ!」
まどか 「しょうがないね、ほら」
タツヤ 「イヒヒ」
ルシウス (子供の頭に冠を被せた! この親子、平たい胸族の族長の妻子だったのか!)
40: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/12(土) 21:36:24.10 ID:l5Lt3A1Y0
シャカシャカシャカ
まどか 「気持ちいい?」
タツヤ 「きもちいー!」
ルシウス (冠をつけたまま、髪を洗っている……)
まどか 「流すよ」
タツヤ 「いいよ」
シャアアアア
ルシウス (冠ではない!? ……頭を洗う時に水が目に入らない為の道具か……考えたな……。
そしてここで髪を洗っているということは、さっきの棺桶もどきの使い道は……)
まどか 「お姉ちゃんも体洗ったし、入ろうか」
タツヤ 「うん!」
チャポーン
まどか 「ふう、気持ちいい……」
ルシウス (やはり、この棺桶もどきは個人用のテルマエだったのか……)
ルシウス (これは使えるぞ、しかしそろそろ退散するか。少しここから離れて……)
まどか 「気持ちいい?」
タツヤ 「きもちいー!」
ルシウス (冠をつけたまま、髪を洗っている……)
まどか 「流すよ」
タツヤ 「いいよ」
シャアアアア
ルシウス (冠ではない!? ……頭を洗う時に水が目に入らない為の道具か……考えたな……。
そしてここで髪を洗っているということは、さっきの棺桶もどきの使い道は……)
まどか 「お姉ちゃんも体洗ったし、入ろうか」
タツヤ 「うん!」
チャポーン
まどか 「ふう、気持ちいい……」
ルシウス (やはり、この棺桶もどきは個人用のテルマエだったのか……)
ルシウス (これは使えるぞ、しかしそろそろ退散するか。少しここから離れて……)
41: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/12(土) 21:41:44.40 ID:l5Lt3A1Y0
ルシウス (こっちは庭か……人がいる!?)
知久 「今回もプチトマトがうまく出来た。今日も休日出勤のママには悪いけど、
こうして庭で毎日のように土いじりが出来るのも専業主夫の楽しみだなあ」
ルシウス (庭の草木の手入れをしている。……あの男、この屋敷の奴隷か……)
ルシウス (それでは元の世界に帰るか)
知久 「今回もプチトマトがうまく出来た。今日も休日出勤のママには悪いけど、
こうして庭で毎日のように土いじりが出来るのも専業主夫の楽しみだなあ」
ルシウス (庭の草木の手入れをしている。……あの男、この屋敷の奴隷か……)
ルシウス (それでは元の世界に帰るか)
52: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/20(日) 11:36:19.07 ID:ZxCSmj1M0
古代ローマ 大通り
マルクス 「ルシウスッ、ありがとう! 自宅にテルマエが出来て師匠も大喜びだったよ。
やっぱりお前は最高のテルマエ技師だ」
ルシウス 「そうか、気に入って貰えて良かった……」
ルシウス (私がマルクスの師匠の為に造った個人用テルマエは、平たい胸族のアイデアを頂いたに過ぎない。
これでは友人を騙しているようで気が引ける)
マルクス 「それと、師匠を遠くのテルマエに連れて行く手間が省けてから仕事も以前より捗ってな。
遅れていた石像造りの仕事も納期に間に合った。全部お前のおかげだ」
ルシウス (マルクス、お前は自分の力で仕事をしている。
それに引き替え、私はお前が思っているような立派な人間ではないのだ)
マルクス 「ルシウスッ、ありがとう! 自宅にテルマエが出来て師匠も大喜びだったよ。
やっぱりお前は最高のテルマエ技師だ」
ルシウス 「そうか、気に入って貰えて良かった……」
ルシウス (私がマルクスの師匠の為に造った個人用テルマエは、平たい胸族のアイデアを頂いたに過ぎない。
これでは友人を騙しているようで気が引ける)
マルクス 「それと、師匠を遠くのテルマエに連れて行く手間が省けてから仕事も以前より捗ってな。
遅れていた石像造りの仕事も納期に間に合った。全部お前のおかげだ」
ルシウス (マルクス、お前は自分の力で仕事をしている。
それに引き替え、私はお前が思っているような立派な人間ではないのだ)
53: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/20(日) 11:50:11.17 ID:ZxCSmj1M0
古代ローマ 公衆浴場(テルマエ)内
ルシウス (しかしまだまだ、平たい胸族について学ぶことは山ほどある)
ルシウス (彼らと出会って最初に飲んだ果汁入り牛の乳の入っていた瓶の蓋、
2枚重ねのパピルスで真似たのだが、うまくいかない。
あの奴隷の女はいとも簡単にスッポンと蓋を取ったのだ)
ルシウス (せめてあのスッポンの仕組みだけでも聞いてくる!)
ルシウス (湯船に入って盾を操作して……)
ゴポポポポポポッ
ルシウス (しかしまだまだ、平たい胸族について学ぶことは山ほどある)
ルシウス (彼らと出会って最初に飲んだ果汁入り牛の乳の入っていた瓶の蓋、
2枚重ねのパピルスで真似たのだが、うまくいかない。
あの奴隷の女はいとも簡単にスッポンと蓋を取ったのだ)
ルシウス (せめてあのスッポンの仕組みだけでも聞いてくる!)
ルシウス (湯船に入って盾を操作して……)
ゴポポポポポポッ
54: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/20(日) 12:00:04.05 ID:ZxCSmj1M0
現代日本 銭湯 浴場内
杏子 (やっぱ、気持ちいいねえ。風呂掃除終わった後の息抜き……タダ風呂なんてここの銭湯でバイトする特権だねえ)
ゴポゴポゴポゴポゴポ、ザバアッ
ルシウス 「ぷはァッ! ハァハァハァハァ」
杏子 「えっ! うわあっ!?」
ルシウス (この女、あの時の見張りの奴隷?)
杏子 (飲み逃げした覗き魔じゃねえか!)
ルシウス 「ちょうど良かった、以前会った時にくれた瓶のことで……」
杏子 「こっち見んじゃねえ!」
ドン
ルシウス 「うわっ!」
ルシウス (足が滑った!)
ゴチン
杏子 (やっぱ、気持ちいいねえ。風呂掃除終わった後の息抜き……タダ風呂なんてここの銭湯でバイトする特権だねえ)
ゴポゴポゴポゴポゴポ、ザバアッ
ルシウス 「ぷはァッ! ハァハァハァハァ」
杏子 「えっ! うわあっ!?」
ルシウス (この女、あの時の見張りの奴隷?)
杏子 (飲み逃げした覗き魔じゃねえか!)
ルシウス 「ちょうど良かった、以前会った時にくれた瓶のことで……」
杏子 「こっち見んじゃねえ!」
ドン
ルシウス 「うわっ!」
ルシウス (足が滑った!)
ゴチン
55: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/20(日) 12:13:16.97 ID:ZxCSmj1M0
ルシウス (あれ、ここは?)
ルシウス (私は、痛たた……。思い出した。転んで頭を打ったのか)
ルシウス (ここはあの時の脱衣場か)
ルシウス (何だ、これは!? 籠の中で羽が回っている! 風だ吹いてくる、涼しい……。
風呂で火照った体でこの風に当たると気持ちよさそうだ……)
ルシウス 「あ゛~!」
ルシウス (何故私はこのようなことをしてしまうのだろうか。しかし羽に向けて声を出すと面白い声になる)
ガラガラッ
杏子 「目が覚めたか」
ルシウス (……私が気絶している間にこの平たい胸族が着替えているということは、私は結構長い間気を失っていたらしい。
それにしても私を突き飛ばすとは無礼な奴隷め……。)
杏子 「そんな顔すんなよ、こっちだって焦ったんだぜ。転倒して浴槽の縁で思いっきり後頭部打って気絶するんだから。
ほら、これ飲んだらスッキリするから」
ルシウス (あの牛の乳の瓶!)
杏子 「これで……こら!? 勝手に取るな!」
ルシウス (この道具でどうやって蓋を取っていたのだ?)
杏子 「自分でやってみたかったのか? さっきは扇風機の前で声出してるし、おっちゃんまるで子供みたいだな」
ルシウス (この奴隷、笑っている。さてはローマ人はこのような物も作れないのかと馬鹿にしているのか?)
ルシウス (私は、痛たた……。思い出した。転んで頭を打ったのか)
ルシウス (ここはあの時の脱衣場か)
ルシウス (何だ、これは!? 籠の中で羽が回っている! 風だ吹いてくる、涼しい……。
風呂で火照った体でこの風に当たると気持ちよさそうだ……)
ルシウス 「あ゛~!」
ルシウス (何故私はこのようなことをしてしまうのだろうか。しかし羽に向けて声を出すと面白い声になる)
ガラガラッ
杏子 「目が覚めたか」
ルシウス (……私が気絶している間にこの平たい胸族が着替えているということは、私は結構長い間気を失っていたらしい。
それにしても私を突き飛ばすとは無礼な奴隷め……。)
杏子 「そんな顔すんなよ、こっちだって焦ったんだぜ。転倒して浴槽の縁で思いっきり後頭部打って気絶するんだから。
ほら、これ飲んだらスッキリするから」
ルシウス (あの牛の乳の瓶!)
杏子 「これで……こら!? 勝手に取るな!」
ルシウス (この道具でどうやって蓋を取っていたのだ?)
杏子 「自分でやってみたかったのか? さっきは扇風機の前で声出してるし、おっちゃんまるで子供みたいだな」
ルシウス (この奴隷、笑っている。さてはローマ人はこのような物も作れないのかと馬鹿にしているのか?)
56: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/20(日) 13:05:48.11 ID:ZxCSmj1M0
ルシウス (ここをこうあてがう?)
杏子 「ハハハ、迷ってる迷ってる」
ルシウス (おのれ平たい胸族め。……道具の先は輪っかになっていて、中心に針……?)
杏子 「降参かい?」
ルシウス (……こうか!)
スッポン
杏子 「やるじゃん!」
ルシウス (ゴクッゴクッ、それにしても相変わらず美味い!)
杏子 「おっちゃん、正解したから覗きと飲み逃げの件は見逃してやるよ」
杏子 (私も万引き、窃盗、傷害、さんざん悪いことしてきたからな。警察呼んだらあたしまでパクられる)
杏子 「ハハハ、迷ってる迷ってる」
ルシウス (おのれ平たい胸族め。……道具の先は輪っかになっていて、中心に針……?)
杏子 「降参かい?」
ルシウス (……こうか!)
スッポン
杏子 「やるじゃん!」
ルシウス (ゴクッゴクッ、それにしても相変わらず美味い!)
杏子 「おっちゃん、正解したから覗きと飲み逃げの件は見逃してやるよ」
杏子 (私も万引き、窃盗、傷害、さんざん悪いことしてきたからな。警察呼んだらあたしまでパクられる)
57: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/20(日) 13:15:21.76 ID:ZxCSmj1M0
銭湯の主人 「おーい! 杏子!」
杏子 「やべっ! 親父っさんだ。とりあえず、浴場に隠れて!」
ルシウス (隠れろといっているのか? とりあえず浴場に移動するか)
銭湯の主人 「おーい! 何だ、居るならちゃんと返事しろ」
杏子 「ハハハ、ごめん、親父っさん」
銭湯の主人 「脱衣所の掃除はもう済んだみたいだな。風呂場の掃除は?」
杏子 「終わってるよ」
銭湯の主人 「ようし、そろそろ客入れるぞ。準備しろ」
杏子 「オーケー」
杏子 (ふう、バレすに済んだ)
杏子 「おっちゃん、今のうちにここから……」
杏子 (あれ……居ない? 覗き魔のおっちゃんは?)
杏子 (今度はスッポン持っていきやがった!)
杏子 「やべっ! 親父っさんだ。とりあえず、浴場に隠れて!」
ルシウス (隠れろといっているのか? とりあえず浴場に移動するか)
銭湯の主人 「おーい! 何だ、居るならちゃんと返事しろ」
杏子 「ハハハ、ごめん、親父っさん」
銭湯の主人 「脱衣所の掃除はもう済んだみたいだな。風呂場の掃除は?」
杏子 「終わってるよ」
銭湯の主人 「ようし、そろそろ客入れるぞ。準備しろ」
杏子 「オーケー」
杏子 (ふう、バレすに済んだ)
杏子 「おっちゃん、今のうちにここから……」
杏子 (あれ……居ない? 覗き魔のおっちゃんは?)
杏子 (今度はスッポン持っていきやがった!)
58: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/20(日) 13:24:39.49 ID:ZxCSmj1M0
古代ローマ ルシウスが新たに設計した公衆浴場(テルマエ)内
客の男1 「瓶の蓋が簡単に取れるぞ!」
客の男2 「これまでは2枚重ねのパピルスの上だけ剥けたり、力の加減が難しくて指を瓶の中に突っ込んだりしてたが、
年寄りのワシにも簡単に扱えるわい」
マルクス 「発想の転換だな。それに脱衣所のこの風車。樋に水車をつけ、湧き水が樋に流れるようにする。
すると水車が回転して水車に付いた風車も回転、風を作る。室内でも風に当たれるようになった」
ルシウス (平たい胸族の脱衣所にあった風車だが、動力源が分からなかった。
もっと勢い良く風車を回す方法があればいいのだが……。あの『あ゛~』って声出すのが出来ないではないか)
客の男1 「瓶の蓋が簡単に取れるぞ!」
客の男2 「これまでは2枚重ねのパピルスの上だけ剥けたり、力の加減が難しくて指を瓶の中に突っ込んだりしてたが、
年寄りのワシにも簡単に扱えるわい」
マルクス 「発想の転換だな。それに脱衣所のこの風車。樋に水車をつけ、湧き水が樋に流れるようにする。
すると水車が回転して水車に付いた風車も回転、風を作る。室内でも風に当たれるようになった」
ルシウス (平たい胸族の脱衣所にあった風車だが、動力源が分からなかった。
もっと勢い良く風車を回す方法があればいいのだが……。あの『あ゛~』って声出すのが出来ないではないか)
73: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/22(火) 23:01:49.59 ID:gAxgdAlq0
古代ローマ レピドゥス執政官別荘 レピドゥス寝室
レピドゥス 「おお、そなたが高名なテルマエ設計技師ルシウスか。遠いところ呼び出してすまなかったのう。ゴホッゴホッ」
ルシウス 「いえ、私に出来ることなら」
レピドゥス 「ヴェスビオス火山を眺めることが出来るこの別荘にテルマエを造って欲しいのじゃ。
数ヶ月前、ワシがまだ元気じゃった頃、そなたが造ったテルマエのヴェスビオス火山の壁画にいたく感激してのう。
ワシの命も後僅か。出来れば、あの山を眺めながら外で湯に浸かって余生を過ごしたいのじゃ、ウッ、ゴホッゴホッ」
ルシウス 「外で、でございますか?」
レピドゥス 「おお、そなたが高名なテルマエ設計技師ルシウスか。遠いところ呼び出してすまなかったのう。ゴホッゴホッ」
ルシウス 「いえ、私に出来ることなら」
レピドゥス 「ヴェスビオス火山を眺めることが出来るこの別荘にテルマエを造って欲しいのじゃ。
数ヶ月前、ワシがまだ元気じゃった頃、そなたが造ったテルマエのヴェスビオス火山の壁画にいたく感激してのう。
ワシの命も後僅か。出来れば、あの山を眺めながら外で湯に浸かって余生を過ごしたいのじゃ、ウッ、ゴホッゴホッ」
ルシウス 「外で、でございますか?」
74: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/22(火) 23:11:48.86 ID:gAxgdAlq0
古代ローマ レピドゥス執政官別荘 庭
ルシウス 「別荘の水はカンパニア州を巡るアウグスタ水道から引いているのか?」
レグルス 「はい。でもルシウス殿、水なら水道管を引かなくても湧いておりますが」
ルシウス 「何!? 湧き水があるのか」
ルシウス 「別荘の水はカンパニア州を巡るアウグスタ水道から引いているのか?」
レグルス 「はい。でもルシウス殿、水なら水道管を引かなくても湧いておりますが」
ルシウス 「何!? 湧き水があるのか」
75: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/22(火) 23:16:13.10 ID:gAxgdAlq0
ルシウス 「これは大した量の湧き水ではないか! しかも暖かい!」
レグルス 「もしこの水がテルマエに使えたら……ルシウス殿、何を!?」
レグルス (いきなり湧き水に入っていったぞ)
ルシウス 「これは使える……。この湯の沸き立つ源泉を突き止めることが出来れば……」
ルシウス (しかし、仮にここにテルマエを造るとして、屋外にテルマエを造るノウハウが私には無い。
……仕方ない、魔法を使うか。変身!)
ゴポポポポポポッ
レグルス 「もしこの水がテルマエに使えたら……ルシウス殿、何を!?」
レグルス (いきなり湧き水に入っていったぞ)
ルシウス 「これは使える……。この湯の沸き立つ源泉を突き止めることが出来れば……」
ルシウス (しかし、仮にここにテルマエを造るとして、屋外にテルマエを造るノウハウが私には無い。
……仕方ない、魔法を使うか。変身!)
ゴポポポポポポッ
76: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/22(火) 23:30:09.17 ID:gAxgdAlq0
現代日本 草津温泉街 宿の一室
さやか母 「さやか、またお風呂行くの?」
さやか 「うん」
さやか母 「そう、ママあんまり入ったら湯当たりしそうだから止めとくわ」
さやか 「えーっ!? もう、折角の旅行なのに……。じゃあ一人で行ってくる」
さやか母 「いってらっしゃい」
さやか 「そういえばパパは?」
さやか母 「煙草買いに行ったわ」
さやか母 「さやか、またお風呂行くの?」
さやか 「うん」
さやか母 「そう、ママあんまり入ったら湯当たりしそうだから止めとくわ」
さやか 「えーっ!? もう、折角の旅行なのに……。じゃあ一人で行ってくる」
さやか母 「いってらっしゃい」
さやか 「そういえばパパは?」
さやか母 「煙草買いに行ったわ」
77: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/22(火) 23:40:20.25 ID:gAxgdAlq0
現代日本 草津温泉街 露天風呂
さやか (あぁ……気持ちいい。露天風呂に入ったまま中でオシッコするの癖になりそう)
ゴポゴポゴポゴポゴポ
さやか (何だろ? ……ここからお湯が湧いてるのかな)
ザバアッ
さやか 「!」
ルシウス 「ぷはァッ! ハァハァハァハァ」
さやか 「キャッ!」
さやか (何、どういうこと!? まさかここって混浴!? だったらあまり嫌がると失礼かな? でも恥ずかしいよ……。
この人、めっちゃこっち見てるじゃん)
ルシウス (再び平たい胸族のテルマエって……平たくない! 決して大きくはないが、これまでの平たい胸族よりは胸がある。
平たい胸族の中でも大きな部類なのであろう)
ルシウス (ここは……屋根も壁も無い。それ故に美しい山々を眺めながらテルマエに入ることが出来る。
さらに風景を楽しめるだけでは無い。屋外のこのテルマエの解放感、これ程のものだったとは……)
さやか (何かキョロキョロしてる。……外国人には日本の露天風呂が珍しいのかな?)
ルシウス (ん、あれは?)
さやか (温泉卵が近くにあったんだ)
さやか (あぁ……気持ちいい。露天風呂に入ったまま中でオシッコするの癖になりそう)
ゴポゴポゴポゴポゴポ
さやか (何だろ? ……ここからお湯が湧いてるのかな)
ザバアッ
さやか 「!」
ルシウス 「ぷはァッ! ハァハァハァハァ」
さやか 「キャッ!」
さやか (何、どういうこと!? まさかここって混浴!? だったらあまり嫌がると失礼かな? でも恥ずかしいよ……。
この人、めっちゃこっち見てるじゃん)
ルシウス (再び平たい胸族のテルマエって……平たくない! 決して大きくはないが、これまでの平たい胸族よりは胸がある。
平たい胸族の中でも大きな部類なのであろう)
ルシウス (ここは……屋根も壁も無い。それ故に美しい山々を眺めながらテルマエに入ることが出来る。
さらに風景を楽しめるだけでは無い。屋外のこのテルマエの解放感、これ程のものだったとは……)
さやか (何かキョロキョロしてる。……外国人には日本の露天風呂が珍しいのかな?)
ルシウス (ん、あれは?)
さやか (温泉卵が近くにあったんだ)
78: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/22(火) 23:52:27.33 ID:gAxgdAlq0
ルシウス 「あれは何だ?」
さやか (話しかけられた! 何語だろう? 何て言っているのか分からないけど、きっと温泉卵のこと聞いてるんだよね)
ルシウス 「あれは何だ!?」
さやか 「ああ……、ディア ラー ボイルドエッグズ イン……温泉って英語で何ていうんだっけ……。
と、……とにかく食べてみなよ。 ほら!」
ルシウス (この女、卵を割って椀に入れて寄越してきた……これは? 変わった卵だ)
ルシウス (どれ……美味い! このような卵料理があったとは……ん、向こうから声が聞こえてくる?)
客の男1 「ここ混浴だったよな?」
客の男2 「ええ、可愛い子いればいいんですけどね」
客の男1 「居なかったら居なかったでこの酒だけでも楽しもうや」
客の男2 「居てもババアだけかもしれませんよ」
客の男1・2 「ハハハハハハ!」
さやか (げっ! ここやっぱり混浴だったんだ!)
ルシウス (新たな客か)
さやか (話しかけられた! 何語だろう? 何て言っているのか分からないけど、きっと温泉卵のこと聞いてるんだよね)
ルシウス 「あれは何だ!?」
さやか 「ああ……、ディア ラー ボイルドエッグズ イン……温泉って英語で何ていうんだっけ……。
と、……とにかく食べてみなよ。 ほら!」
ルシウス (この女、卵を割って椀に入れて寄越してきた……これは? 変わった卵だ)
ルシウス (どれ……美味い! このような卵料理があったとは……ん、向こうから声が聞こえてくる?)
客の男1 「ここ混浴だったよな?」
客の男2 「ええ、可愛い子いればいいんですけどね」
客の男1 「居なかったら居なかったでこの酒だけでも楽しもうや」
客の男2 「居てもババアだけかもしれませんよ」
客の男1・2 「ハハハハハハ!」
さやか (げっ! ここやっぱり混浴だったんだ!)
ルシウス (新たな客か)
79: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/23(水) 00:03:09.85 ID:x6lb6kbg0
客の男1 「お、居た居た。湯気で良く見えんが若い女っぽいぞ」
客の男2 「でも隣にデカイの居るし、あれ男連れですよ」
客の男1 「でも彼氏彼女って感じはしねえな。たまたま同席した風に見えるし、いけるだろ」
客の男2 「で、どうするんスか」
客の男1 「男の方に酒を勧める感じで話しかければ近づけるって」
客の男2 「ショウさんそういうの上手いッスよねえ、羨ましいッスよ」
ルシウス (こっちに来る)
さやか (嫌だなあ、ああいうタイプ。この外人さんの影に隠れよ)
客の男1 「外人さん、服着たまま温泉に入るのはマナー違反だよ、って分からないか。
どう、飲まない? そちらの女の子も一緒に」
さやか 「ハハハ、遠慮しときます。私未成年だし……」
ルシウス (飲み物か?)
客の男2 「ほら、遠慮せずにググッと一杯」
ルシウス (これは……酒か? ……美味い!)
ルシウス (温泉に暖めた酒とは……この組み合わせ、思いつかなかった!)
客の男2 「でも隣にデカイの居るし、あれ男連れですよ」
客の男1 「でも彼氏彼女って感じはしねえな。たまたま同席した風に見えるし、いけるだろ」
客の男2 「で、どうするんスか」
客の男1 「男の方に酒を勧める感じで話しかければ近づけるって」
客の男2 「ショウさんそういうの上手いッスよねえ、羨ましいッスよ」
ルシウス (こっちに来る)
さやか (嫌だなあ、ああいうタイプ。この外人さんの影に隠れよ)
客の男1 「外人さん、服着たまま温泉に入るのはマナー違反だよ、って分からないか。
どう、飲まない? そちらの女の子も一緒に」
さやか 「ハハハ、遠慮しときます。私未成年だし……」
ルシウス (飲み物か?)
客の男2 「ほら、遠慮せずにググッと一杯」
ルシウス (これは……酒か? ……美味い!)
ルシウス (温泉に暖めた酒とは……この組み合わせ、思いつかなかった!)
80: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/23(水) 00:17:08.23 ID:x6lb6kbg0
さやか 「あの、おじさん?」
ルシウス (ん?)
さやか 「私、恥ずかしいから上がりたいんだけど……。おじさん衝立になってくれる?
おじさんにはもう見られちゃったから」
ルシウス (言葉は分からないが……、身振り手振りと表情で何となく言いたいことは分かる。
男の前であまり肌を晒したくないらしい。私を見たときも明らかに恥ずかしがっていたしな……。
そうか! 分かったぞ!)
ルシウス (平たい胸族の間では中途半端に胸があると恥ずかしいのか!)
ルシウス (あの変わった茹で卵の礼だ、蛮族といえども力を貸そうではないか)
さやか 「え! おじさん、ちょっ……手を離して?」
ルシウス (時間停止!)
さやか 「これ、何!?」
ルシウス 「手を離すな」
さやか (他の客の動きが止まっている……? これって魔法!?)
ルシウス (日よけ布に「女」の文字……初めて平たい胸族に出会った時を思い出す。ここから先が女の脱衣所だな)
ルシウス 「ここまで来ればいいだろう。茹で卵、美味かった」
さやか 「おじさん、もしかして……!」
さやか (消えた!?)
ルシウス (ん?)
さやか 「私、恥ずかしいから上がりたいんだけど……。おじさん衝立になってくれる?
おじさんにはもう見られちゃったから」
ルシウス (言葉は分からないが……、身振り手振りと表情で何となく言いたいことは分かる。
男の前であまり肌を晒したくないらしい。私を見たときも明らかに恥ずかしがっていたしな……。
そうか! 分かったぞ!)
ルシウス (平たい胸族の間では中途半端に胸があると恥ずかしいのか!)
ルシウス (あの変わった茹で卵の礼だ、蛮族といえども力を貸そうではないか)
さやか 「え! おじさん、ちょっ……手を離して?」
ルシウス (時間停止!)
さやか 「これ、何!?」
ルシウス 「手を離すな」
さやか (他の客の動きが止まっている……? これって魔法!?)
ルシウス (日よけ布に「女」の文字……初めて平たい胸族に出会った時を思い出す。ここから先が女の脱衣所だな)
ルシウス 「ここまで来ればいいだろう。茹で卵、美味かった」
さやか 「おじさん、もしかして……!」
さやか (消えた!?)
90: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/26(土) 20:56:43.26 ID:DUasNE210
古代ローマ レピドゥス執政官別荘 ルシウスが造った露天風呂
レピドゥス 「おお、ルシウスよ」
ルシウス 「レピドゥス様」
レピドゥス 「そう畏まることはない。そなたの造ったテルマエに入り、ここで茹でた卵と熱いワインを飲んだら
すっかり元気になってな。若い妻との間に新しい命まで授かった。ハッハッハッ」
ルシウス 「おめでとうございます」
レピドゥス 「ありがとう、ルシウス」
ルシウス (今回は平たい胸族のアイデアを彼らに劣らない水準で再現出来た。
しかし彼らのテルマエのアイデアは底が知れない……)
レピドゥス 「おお、ルシウスよ」
ルシウス 「レピドゥス様」
レピドゥス 「そう畏まることはない。そなたの造ったテルマエに入り、ここで茹でた卵と熱いワインを飲んだら
すっかり元気になってな。若い妻との間に新しい命まで授かった。ハッハッハッ」
ルシウス 「おめでとうございます」
レピドゥス 「ありがとう、ルシウス」
ルシウス (今回は平たい胸族のアイデアを彼らに劣らない水準で再現出来た。
しかし彼らのテルマエのアイデアは底が知れない……)
91: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/26(土) 21:10:43.50 ID:DUasNE210
古代ローマ ハドリアヌス帝宮殿
ハドリアヌス 「レピドゥスからそなたの名を聞いたのがそなたをここに呼び出したきっかけではあったが、
そなたの噂は以前から聞いておった」
ルシウス 「はっ」
ハドリアヌス 「そなたはこれまでに誰も考え付かなかった斬新なテルマエを造ってきたな」
ルシウス 「勿体無きお言葉」
ルシウス (まさか皇帝からお声がかかるとは……)
ハドリアヌス 「謙遜せずともよい。そこでだ、ルシウス。そなたに頼みがある」
ルシウス 「……何なりとお申しつけ下さいませ」
ハドリアヌス 「……うむ。そなた、わしにテルマエを造ってはくれまいか?」
ルシウス 「私が、でございますか?」
ハドリアヌス 「他に誰がおる?」
ルシウス 「建築家としても名高き陛下を満足させるテルマエを私が造れましょうか?」
ハドリアヌス 「わしを唸らせるテルマエを造れるものがおるとすればルシウス、そなただけであろうな」
ルシウス 「しかし陛下にはアポロドロスという優れた建築家がおられるではありませぬか」
ハドリアヌス 「アポロドロスはもうおらぬ! あんな古い発想しか出来ぬ者はお払い箱だ」
ルシウス (天下のアポロドロスでも皇帝を満足させられなかったのか!)
ハドリアヌス 「レピドゥスからそなたの名を聞いたのがそなたをここに呼び出したきっかけではあったが、
そなたの噂は以前から聞いておった」
ルシウス 「はっ」
ハドリアヌス 「そなたはこれまでに誰も考え付かなかった斬新なテルマエを造ってきたな」
ルシウス 「勿体無きお言葉」
ルシウス (まさか皇帝からお声がかかるとは……)
ハドリアヌス 「謙遜せずともよい。そこでだ、ルシウス。そなたに頼みがある」
ルシウス 「……何なりとお申しつけ下さいませ」
ハドリアヌス 「……うむ。そなた、わしにテルマエを造ってはくれまいか?」
ルシウス 「私が、でございますか?」
ハドリアヌス 「他に誰がおる?」
ルシウス 「建築家としても名高き陛下を満足させるテルマエを私が造れましょうか?」
ハドリアヌス 「わしを唸らせるテルマエを造れるものがおるとすればルシウス、そなただけであろうな」
ルシウス 「しかし陛下にはアポロドロスという優れた建築家がおられるではありませぬか」
ハドリアヌス 「アポロドロスはもうおらぬ! あんな古い発想しか出来ぬ者はお払い箱だ」
ルシウス (天下のアポロドロスでも皇帝を満足させられなかったのか!)
92: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/26(土) 21:21:54.08 ID:DUasNE210
古代ローマ ルシウスが設計した公衆浴場(テルマエ)内
ルシウス (結局引き受けてしまった……。どうしよう……ええい、今更断ることなど出来ぬ!)
ルシウス (この仕事は絶対にしくじる訳にいかない! 今回は二回魔法を使おう)
ルシウス (いくぞ!)
ゴポゴポゴポゴポゴポ
ルシウス (結局引き受けてしまった……。どうしよう……ええい、今更断ることなど出来ぬ!)
ルシウス (この仕事は絶対にしくじる訳にいかない! 今回は二回魔法を使おう)
ルシウス (いくぞ!)
ゴポゴポゴポゴポゴポ
93: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/26(土) 21:24:15.48 ID:DUasNE210
現代日本 志筑邸 浴室
仁美 (上条君、いえ、彼とはもう恋人同士なのだから恭介と言いましょう。恭介に恥をかかせないように女を磨かないと……。
体の隅々まで綺麗にしましょう)
ゴポゴポゴポゴポゴポ、ザバアッ
ルシウス 「ぷはァッ! ハァハァハァハァ」
仁美 「何!?」
ルシウス 「……」
仁美 (……男の人が見える……私のぼせたのかしら?)
ルシウス (時間停止!)
ルシウス (この木の香りは……? これは……浴槽が木で出来ている! いや、浴槽だけでない、床も壁も全て木製だ)
ルシウス (これは何の木だ……檜か!)
ルシウス (テルマエを檜で造ることで香しい木の香りを生み、木の暖かみを肌で感じる。石造りとはまた違った趣のテルマエ……)
ルシウス (しかもこれなら、我々ローマ人の技術で復元可能だ!)
ルシウス (幸先の良いスタートだ。この平たい胸族……この女、平たくない。以前茹で卵を食わせてくれた女と同じ位だ。
いずれにせよ感謝する)
ルシウス (ひと先ず戻るか)
仁美 (上条君、いえ、彼とはもう恋人同士なのだから恭介と言いましょう。恭介に恥をかかせないように女を磨かないと……。
体の隅々まで綺麗にしましょう)
ゴポゴポゴポゴポゴポ、ザバアッ
ルシウス 「ぷはァッ! ハァハァハァハァ」
仁美 「何!?」
ルシウス 「……」
仁美 (……男の人が見える……私のぼせたのかしら?)
ルシウス (時間停止!)
ルシウス (この木の香りは……? これは……浴槽が木で出来ている! いや、浴槽だけでない、床も壁も全て木製だ)
ルシウス (これは何の木だ……檜か!)
ルシウス (テルマエを檜で造ることで香しい木の香りを生み、木の暖かみを肌で感じる。石造りとはまた違った趣のテルマエ……)
ルシウス (しかもこれなら、我々ローマ人の技術で復元可能だ!)
ルシウス (幸先の良いスタートだ。この平たい胸族……この女、平たくない。以前茹で卵を食わせてくれた女と同じ位だ。
いずれにせよ感謝する)
ルシウス (ひと先ず戻るか)
94: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/26(土) 21:33:39.66 ID:DUasNE210
古代ローマ ルシウスが設計した公衆浴場(テルマエ)内
ルシウス (一旦戻ってきた)
ルシウス (浴室自体は総檜で造るとして、他に浴室につける機能的なものが欲しい)
ルシウス (もう一回!)
ゴポゴポゴポゴポゴポ
ルシウス (一旦戻ってきた)
ルシウス (浴室自体は総檜で造るとして、他に浴室につける機能的なものが欲しい)
ルシウス (もう一回!)
ゴポゴポゴポゴポゴポ
95: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/26(土) 21:43:38.02 ID:DUasNE210
現代日本 神戸 ホテルの客室
詢子 (出張にかこつけて会社の金で高級ホテルに宿泊。バスローブを羽織り、ゆったりと酒を楽しむ。
パパには悪いけどこれだからキャリアウーマンは止められないわ)
詢子 (顔パックもしてるし、アロマテラピーの蝋燭も点けたし、後は本でも読んで寝るか)
詢子 (途中まで読んだんだよ『仄暗い浴槽の底から』……これ怖いよな)
ゴポゴポゴポゴポゴポ、ザバアッ 「ヒィ!」
詢子 「ひっ!」
詢子 (何か浴室から声がしたわよね)
ソ口リソ口リ
詢子 (ホテルに泊まる時は火災に備えて湯船に水を張ってから寝るけど、今の声は一体……)
詢子 (まさか、ここのホテル……出ないよね?)
詢子 (出張にかこつけて会社の金で高級ホテルに宿泊。バスローブを羽織り、ゆったりと酒を楽しむ。
パパには悪いけどこれだからキャリアウーマンは止められないわ)
詢子 (顔パックもしてるし、アロマテラピーの蝋燭も点けたし、後は本でも読んで寝るか)
詢子 (途中まで読んだんだよ『仄暗い浴槽の底から』……これ怖いよな)
ゴポゴポゴポゴポゴポ、ザバアッ 「ヒィ!」
詢子 「ひっ!」
詢子 (何か浴室から声がしたわよね)
ソ口リソ口リ
詢子 (ホテルに泊まる時は火災に備えて湯船に水を張ってから寝るけど、今の声は一体……)
詢子 (まさか、ここのホテル……出ないよね?)
96: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/26(土) 21:52:55.33 ID:DUasNE210
ルシウス (冷たい! 水ではないか!)
ルシウス (水風呂に来てしまうとは……寒い)
詢子 (風呂場の電気を点けて……)
パチン
ルシウス (眩しっ!)
ルシウス 「うわあああ!」
ルシウス (何だこれは!?)
詢子 「キャアアアア!」
詢子 (幽霊!?)
クラクラ、バタリ
ルシウス (ハァ、ハァ、ビックリした。これは……女? ……気絶したのか……。魔女かと思った……)
ルシウス (この女、なぜこんな珍妙な白い仮面を着けているのだ? こんなものを着けて出てくるから驚いたではないか)
ルシウス (この香り……、香を焚いているのか。ひょっとして何かの儀式の最中だったのかもしれん。
早くここのテルマエを調べて退散しよう……。うむ、これは個人用テルマエのようだな)
ルシウス (壁に文字板が埋め込まれている。様々な記号や文字が書いてある……『ジャグジー』?)
ピッ
ゴポゴポゴポゴポ
ルシウス (水風呂に来てしまうとは……寒い)
詢子 (風呂場の電気を点けて……)
パチン
ルシウス (眩しっ!)
ルシウス 「うわあああ!」
ルシウス (何だこれは!?)
詢子 「キャアアアア!」
詢子 (幽霊!?)
クラクラ、バタリ
ルシウス (ハァ、ハァ、ビックリした。これは……女? ……気絶したのか……。魔女かと思った……)
ルシウス (この女、なぜこんな珍妙な白い仮面を着けているのだ? こんなものを着けて出てくるから驚いたではないか)
ルシウス (この香り……、香を焚いているのか。ひょっとして何かの儀式の最中だったのかもしれん。
早くここのテルマエを調べて退散しよう……。うむ、これは個人用テルマエのようだな)
ルシウス (壁に文字板が埋め込まれている。様々な記号や文字が書いてある……『ジャグジー』?)
ピッ
ゴポゴポゴポゴポ
97: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/26(土) 22:04:47.53 ID:DUasNE210
ルシウス 「うわっ!」
ルシウス (一瞬で湯が沸騰した!)
ザバァ
ルシウス (危うく大火傷するところだったではないか……あれ、皮膚がヒリヒリしてない? 足が沸き立つ湯に浸かっていたのに?)
ルシウス (落ち着け、勇気を持て、ルシウス……もう一度、湯に触れるぞ……)
ルシウス (……これは!? 不思議だ……触れても熱くない、水風呂のままだ。
これは浴槽の底から空気が出ているのか!?……何ということだ……手に触れる空気の泡が心地いい……)
ルシウス (この文字版を押すと何かが起こるらしい……魔法の一種かとも思ったが魔力は感じられない)
詢子 「ん、ん……」
ルシウス (女祈祷師が目を覚ましそうだ……。最初は珍妙な仮面に気を取られたが、改めて見ると倒れた際に服がはだけ、
艶かしい。それにこの女の胸、決して平たくはない……)
ルシウス (そろそろ元の世界に戻ろう……)
ルシウス (一瞬で湯が沸騰した!)
ザバァ
ルシウス (危うく大火傷するところだったではないか……あれ、皮膚がヒリヒリしてない? 足が沸き立つ湯に浸かっていたのに?)
ルシウス (落ち着け、勇気を持て、ルシウス……もう一度、湯に触れるぞ……)
ルシウス (……これは!? 不思議だ……触れても熱くない、水風呂のままだ。
これは浴槽の底から空気が出ているのか!?……何ということだ……手に触れる空気の泡が心地いい……)
ルシウス (この文字版を押すと何かが起こるらしい……魔法の一種かとも思ったが魔力は感じられない)
詢子 「ん、ん……」
ルシウス (女祈祷師が目を覚ましそうだ……。最初は珍妙な仮面に気を取られたが、改めて見ると倒れた際に服がはだけ、
艶かしい。それにこの女の胸、決して平たくはない……)
ルシウス (そろそろ元の世界に戻ろう……)
98: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/26(土) 22:14:06.78 ID:DUasNE210
古代ローマ ハドリアヌス帝宮殿 ルシウス設計の皇帝専用テルマエ内
ハドリアヌス 「これは考えたな、ルシウス! 湯船の底から泡が出る檜のテルマエとは! 心地いいぞ!」
ルシウス 「勿体無きお言葉」
ルシウス (奴隷達を使って踏鞴で湯船の底に空気を送り込む仕掛け、うまくいった……)
ハドリアヌス 「木の温もりと香りを楽しみながら、湯と空気の泡に身を委ねる……まさに癒し……」
ルシウス (皇帝もこのテルマエを気に入られたようだ……良かった)
ハドリアヌス 「願わくば、私が愛したアンティノーにもこのテルマエを楽しませたかった……」
ルシウス (アンティノー……ナイル川で溺死した皇帝の愛人か)
ハドリアヌス 「これは考えたな、ルシウス! 湯船の底から泡が出る檜のテルマエとは! 心地いいぞ!」
ルシウス 「勿体無きお言葉」
ルシウス (奴隷達を使って踏鞴で湯船の底に空気を送り込む仕掛け、うまくいった……)
ハドリアヌス 「木の温もりと香りを楽しみながら、湯と空気の泡に身を委ねる……まさに癒し……」
ルシウス (皇帝もこのテルマエを気に入られたようだ……良かった)
ハドリアヌス 「願わくば、私が愛したアンティノーにもこのテルマエを楽しませたかった……」
ルシウス (アンティノー……ナイル川で溺死した皇帝の愛人か)
99: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/26(土) 22:21:35.89 ID:DUasNE210
現代日本 まどか自宅 リビング
知久 「ママも怖がりだなあ、出張先のホテルで幽霊を見たなんて」
まどか 「ママ、お酒飲みすぎたんじゃない?」
タツヤ 「オバケ、オバケ」
詢子 「ホントだって! 出たんだよ! 幽霊があたし見て「うわあああ!」って叫んだんだ!」
知久 「ママも怖がりだなあ、出張先のホテルで幽霊を見たなんて」
まどか 「ママ、お酒飲みすぎたんじゃない?」
タツヤ 「オバケ、オバケ」
詢子 「ホントだって! 出たんだよ! 幽霊があたし見て「うわあああ!」って叫んだんだ!」
114: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/31(木) 23:53:09.08 ID:R/hFSH6W0
古代ローマ ハドリアヌス帝宮殿
アントニヌス 「ルシウス。陛下は公務で今は席を外せない故、代わりに私が陛下の命を伝えよう」
ルシウス 「はっ」
アントニヌス 「単刀直入に言うと新たにテルマエを造って欲しいのだ」
ルシウス 「畏まりました。ところで場所はどこに?」
アントニヌス 「これはまだ他言無用だが、陛下は近々エルサレム遠征を考えておいでだ。
そこで行軍時に持ち運び可能なテルマエを造って欲しい」
ルシウス 「持ち運べるテルマエでございますか!?」
アントニヌス 「そうだ、戦場で功を上げた者はテルマエに入れるようにする。兵士用なので簡素な物でいい。
陛下は兵の士気高揚にテルマエが有効と考えておいでだ」
ルシウス 「成る程……」
アントニヌス 「ルシウス。陛下は公務で今は席を外せない故、代わりに私が陛下の命を伝えよう」
ルシウス 「はっ」
アントニヌス 「単刀直入に言うと新たにテルマエを造って欲しいのだ」
ルシウス 「畏まりました。ところで場所はどこに?」
アントニヌス 「これはまだ他言無用だが、陛下は近々エルサレム遠征を考えておいでだ。
そこで行軍時に持ち運び可能なテルマエを造って欲しい」
ルシウス 「持ち運べるテルマエでございますか!?」
アントニヌス 「そうだ、戦場で功を上げた者はテルマエに入れるようにする。兵士用なので簡素な物でいい。
陛下は兵の士気高揚にテルマエが有効と考えておいでだ」
ルシウス 「成る程……」
115: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/31(木) 23:58:13.47 ID:R/hFSH6W0
古代ローマ ルシウスが設計した公衆浴場(テルマエ)内
ルシウス (持ち運び可能なテルマエ……。思いも寄らなかった)
ルシウス (以前マルクスの師匠に造ったテルマエを戦車に乗せて運ぶか……。
いや、幾ら個人用とはいえ住宅に増設したテルマエを丸々運ぶなんて大き過ぎるし重すぎる。
石造りから檜に変えても……それでも無理がある)
ルシウス (やはり、平たい胸族の智恵を借りるしか……)
ゴポポポポポポッ
ルシウス (持ち運び可能なテルマエ……。思いも寄らなかった)
ルシウス (以前マルクスの師匠に造ったテルマエを戦車に乗せて運ぶか……。
いや、幾ら個人用とはいえ住宅に増設したテルマエを丸々運ぶなんて大き過ぎるし重すぎる。
石造りから檜に変えても……それでも無理がある)
ルシウス (やはり、平たい胸族の智恵を借りるしか……)
ゴポポポポポポッ
116: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/01(金) 00:06:40.59 ID:CotfSXw70
現代日本 群馬県某キャンプ地
マミ 「これでよかったのかしら……」
ほむら 「自分を責め過ぎよ」
杏子 「いいんじゃねえの。1日位街を離れてハイキングしたってバチは当たらねえって」
さやか 「私達にもたまには息抜きが必要ですよ」
まどか 「ここに居るみんながマミさんの頑張りを知っています。マミさんが今、街を離れていることを責める人が居たら
私何度でも言い返せます」
マミ 「ありがとう、鹿目さん。そうね、みんな私の誕生日を祝って企画してくれたんですもの、今日は楽しみましょう」
さやか (改めて言うけど誕生日のお祝いにハイキングってのも変だよね)
ほむら (今回は巴マミに日常を忘れて楽しんで貰うのが目的よ。その為にも魔女が現れそうにない場所で
お祝いする必要があるの。説明したでしょ)
さやか (それは分かってるよ)
杏子 (マミの自宅で誕生日パーティーして、パーティー中に魔女の反応が出てみろ。
あいつはパーティー中断してでも魔女退治に行くぞ)
まどか (マミさんならやりかねないね……)
マミ 「これでよかったのかしら……」
ほむら 「自分を責め過ぎよ」
杏子 「いいんじゃねえの。1日位街を離れてハイキングしたってバチは当たらねえって」
さやか 「私達にもたまには息抜きが必要ですよ」
まどか 「ここに居るみんながマミさんの頑張りを知っています。マミさんが今、街を離れていることを責める人が居たら
私何度でも言い返せます」
マミ 「ありがとう、鹿目さん。そうね、みんな私の誕生日を祝って企画してくれたんですもの、今日は楽しみましょう」
さやか (改めて言うけど誕生日のお祝いにハイキングってのも変だよね)
ほむら (今回は巴マミに日常を忘れて楽しんで貰うのが目的よ。その為にも魔女が現れそうにない場所で
お祝いする必要があるの。説明したでしょ)
さやか (それは分かってるよ)
杏子 (マミの自宅で誕生日パーティーして、パーティー中に魔女の反応が出てみろ。
あいつはパーティー中断してでも魔女退治に行くぞ)
まどか (マミさんならやりかねないね……)
117: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/01(金) 00:13:34.23 ID:CotfSXw70
杏子 「ドラム缶拾って来たよ」
さやか 「これ、どうすんのよ?」
杏子 「これで風呂造るんだよ。みんな汗かいてるだろうし、風呂入りたいだろ?」
さやか 「ドラム缶風呂か! 面白そうじゃん」
杏子 「だったらさやかに仕事がある。こいつを私の指示通りに切れ」
杏子 「まどかとほむらは薪探しだ」
マミ 「あら、急に元気が出たわね、佐倉さん」
杏子 「さやか、ドラム缶切ったら次は土台作りと水汲みが待ってるからな」
さやか 「あんたも働きなさいよ」
さやか 「これ、どうすんのよ?」
杏子 「これで風呂造るんだよ。みんな汗かいてるだろうし、風呂入りたいだろ?」
さやか 「ドラム缶風呂か! 面白そうじゃん」
杏子 「だったらさやかに仕事がある。こいつを私の指示通りに切れ」
杏子 「まどかとほむらは薪探しだ」
マミ 「あら、急に元気が出たわね、佐倉さん」
杏子 「さやか、ドラム缶切ったら次は土台作りと水汲みが待ってるからな」
さやか 「あんたも働きなさいよ」
118: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/01(金) 00:24:17.88 ID:CotfSXw70
さやか 「ふぅ、結構大変だった」
杏子 「でもこれで風呂に入れるぞ。湯も沸いたしな」
マミ 「でもこの大きさなら入るのは一人ずつね」
まどか 「ここはやはり主賓のマミさんから」
マミ 「美樹さん、有難う。でも平等にジャンケンで決めましょう」
ほむら 「巴マミ、あなたが最初でいいわ」
杏子 「遠慮せずに早く入れよ、これもマミの誕生日祝いの一つなんだから」
マミ 「みんなありがとう、そうさせて貰うわ。……ところで私達以外に誰も居ないわよね?」
QB 「大丈夫だよマミ。この辺りにはボク達しか居ない」
ほむら 「お前もどこかに行きなさい」
さやか 「みんな、マミさんが服を脱いでいる間にジャンケンで順番を決めよう」
まどか 「2番手以降の順番を決めなくちゃね」
杏子 「でもこれで風呂に入れるぞ。湯も沸いたしな」
マミ 「でもこの大きさなら入るのは一人ずつね」
まどか 「ここはやはり主賓のマミさんから」
マミ 「美樹さん、有難う。でも平等にジャンケンで決めましょう」
ほむら 「巴マミ、あなたが最初でいいわ」
杏子 「遠慮せずに早く入れよ、これもマミの誕生日祝いの一つなんだから」
マミ 「みんなありがとう、そうさせて貰うわ。……ところで私達以外に誰も居ないわよね?」
QB 「大丈夫だよマミ。この辺りにはボク達しか居ない」
ほむら 「お前もどこかに行きなさい」
さやか 「みんな、マミさんが服を脱いでいる間にジャンケンで順番を決めよう」
まどか 「2番手以降の順番を決めなくちゃね」
121: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/01(金) 06:49:20.31 ID:CotfSXw70
さやか 「杏子、どうしてもう脱いでるの」
杏子 「さっきのジャンケンで2番手は私になったからな」
マミ 「それでは一番風呂頂くわね」
ジャバッ
杏子 「マミ! あまり勢い良く入るな! お湯が漏れて焚き木が消えるだろ!」
マミ 「あら、ごめんね……ふぅ、いい湯加減。……それに解放的でいいわあ」
ゴポン
杏子 「ハハハハ! マミが屁ぇこいた」
マミ 「違う、今のは! 私してないわ!」
さやか 「マミさん、露天風呂でしていいのはオシッコまでですよ!」
まどか 「さやかちゃん、オシッコの方がしちゃ駄目だよ……」
ほむら 「最後に入るのは私なのに、そんな話聞かせないで頂戴」
ゴポゴポゴポゴポッ
まどか 「……」
ほむら 「いくら解放的だからって気が緩みすぎね」
マミ 「だからおならじゃないわよ! え!? これって、あ、わわ!?」
杏子 「さっきのジャンケンで2番手は私になったからな」
マミ 「それでは一番風呂頂くわね」
ジャバッ
杏子 「マミ! あまり勢い良く入るな! お湯が漏れて焚き木が消えるだろ!」
マミ 「あら、ごめんね……ふぅ、いい湯加減。……それに解放的でいいわあ」
ゴポン
杏子 「ハハハハ! マミが屁ぇこいた」
マミ 「違う、今のは! 私してないわ!」
さやか 「マミさん、露天風呂でしていいのはオシッコまでですよ!」
まどか 「さやかちゃん、オシッコの方がしちゃ駄目だよ……」
ほむら 「最後に入るのは私なのに、そんな話聞かせないで頂戴」
ゴポゴポゴポゴポッ
まどか 「……」
ほむら 「いくら解放的だからって気が緩みすぎね」
マミ 「だからおならじゃないわよ! え!? これって、あ、わわ!?」
122: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/01(金) 07:12:23.98 ID:CotfSXw70
ザパァッ
マミ 「ヒャア! もう! 佐倉さん、無理に入ってこないでよ! ……えっ!?」
ルシウス 「ぷはァッ! ハァハァハァハァ」
マミ 「イヤアアアアッ!」
ルシウス (この状況にも慣れてきたな。時間停止!)
ルシウス (このテルマエは……浴槽の素材は薄い金属。形は大きな筒型。これに水を入れて下から火で暖めるのか。
筒の底に木の板を置いて足の裏の火傷を防いでいる)
ルシウス (原理は非常にシンプルだ。ファラリスの雄牛の方が複雑な位だ)
ルシウス (空の状態の筒なら兵士1人で背負える。水さえ確保出来ればどこでもテルマエを楽しめる。)
マミ 「……あなた」
ルシウス (馬鹿な! この女、時間停止が効いてない!)
マミ 「ここから、出て行けええ!」
ゴツン
ルシウス 「ぐはぁ!」
マミ (変身しなきゃ! 一体何、この人!?)
ルシウス (変身しただと!? この女、魔法少女だったのか!)
マミ 「ヒャア! もう! 佐倉さん、無理に入ってこないでよ! ……えっ!?」
ルシウス 「ぷはァッ! ハァハァハァハァ」
マミ 「イヤアアアアッ!」
ルシウス (この状況にも慣れてきたな。時間停止!)
ルシウス (このテルマエは……浴槽の素材は薄い金属。形は大きな筒型。これに水を入れて下から火で暖めるのか。
筒の底に木の板を置いて足の裏の火傷を防いでいる)
ルシウス (原理は非常にシンプルだ。ファラリスの雄牛の方が複雑な位だ)
ルシウス (空の状態の筒なら兵士1人で背負える。水さえ確保出来ればどこでもテルマエを楽しめる。)
マミ 「……あなた」
ルシウス (馬鹿な! この女、時間停止が効いてない!)
マミ 「ここから、出て行けええ!」
ゴツン
ルシウス 「ぐはぁ!」
マミ (変身しなきゃ! 一体何、この人!?)
ルシウス (変身しただと!? この女、魔法少女だったのか!)
128: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/03(日) 20:52:41.52 ID:3PQPfjSf0
マミ (ドラム缶の中で大男と取っ組み合いなんて……。近すぎて銃が使えない)
ルシウス (くっ、狭くて身動きが取れない……。何故この女には時間停止が効かない……)
マミ 「みんな! 覗き魔よ、捕まえて!」
マミ (どうしてみんな加勢してくれないの? 私が一番風呂に入ったのがそんなに妬ましいのかしら?
それともこれはバースデーサプライズなの?)
マミ (あれ、鹿目さん、動きが止まっている……)
マミ (美樹さんも……)
マミ (この男の左手の盾、暁美さんのに似てる……)
マミ (まさか、この人の特殊魔法は時間停止!?)
マミ (もし暁美さんの能力に似ていれば、触れた相手には時間停止が効かない)
マミ (だったら!)
シュルルルル
ほむら 「何ッ!」
さやか 「マミさん!」
杏子 「あ、あいつッ!」
まどか 「ええっ!」
マミ 「みんな! この人は魔法少女よ! 能力は暁美さんと同じ!」
ルシウス (くっ、狭くて身動きが取れない……。何故この女には時間停止が効かない……)
マミ 「みんな! 覗き魔よ、捕まえて!」
マミ (どうしてみんな加勢してくれないの? 私が一番風呂に入ったのがそんなに妬ましいのかしら?
それともこれはバースデーサプライズなの?)
マミ (あれ、鹿目さん、動きが止まっている……)
マミ (美樹さんも……)
マミ (この男の左手の盾、暁美さんのに似てる……)
マミ (まさか、この人の特殊魔法は時間停止!?)
マミ (もし暁美さんの能力に似ていれば、触れた相手には時間停止が効かない)
マミ (だったら!)
シュルルルル
ほむら 「何ッ!」
さやか 「マミさん!」
杏子 「あ、あいつッ!」
まどか 「ええっ!」
マミ 「みんな! この人は魔法少女よ! 能力は暁美さんと同じ!」
129: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/03(日) 21:00:00.65 ID:3PQPfjSf0
グラグラッ、ザパアッ、ドスン、ゴロンゴロン
マミ 「キャアッ!」
ルシウス 「うわっ、痛ッ!」
ルシウス (筒が転倒したおかげで筒から抜け出せた。時間停止!)
ルシウス (あれ、女共の動きが止まらない、どうした!? 停止! 停止!)
マミ 「以前の暁美さんと同じ能力なら触れている相手の時間は止められない」
マミ 「ならば、私のリボンで全員を繋げばあなたの時間停止は効かない!」
ルシウス (女の体から出てる紐が私の足に! いつの間に!?)
ほむら 「私達がこの男の存在に気付けるのは……」
まどか 「覗き魔とマミさんがリボンで繋がっていて、マミさんからさらに私達にリボンが繋がってるからですね!」
さやか 「流石マミさん!」
杏子 「お手柄だぜ、マミ!」
マミ 「こちらは魔法少女が四人居るのよ、諦めて降参なさい」
ルシウス (何を言っている? 連中の言葉が分からない。蛮族の言葉なぞ分かるか!)
マミ 「返事が無いようね、少し痛い目に遭わなければ分からないかしら?」
マミ (マスケット銃で少し脅かしてやりましょう)
マミ 「キャアッ!」
ルシウス 「うわっ、痛ッ!」
ルシウス (筒が転倒したおかげで筒から抜け出せた。時間停止!)
ルシウス (あれ、女共の動きが止まらない、どうした!? 停止! 停止!)
マミ 「以前の暁美さんと同じ能力なら触れている相手の時間は止められない」
マミ 「ならば、私のリボンで全員を繋げばあなたの時間停止は効かない!」
ルシウス (女の体から出てる紐が私の足に! いつの間に!?)
ほむら 「私達がこの男の存在に気付けるのは……」
まどか 「覗き魔とマミさんがリボンで繋がっていて、マミさんからさらに私達にリボンが繋がってるからですね!」
さやか 「流石マミさん!」
杏子 「お手柄だぜ、マミ!」
マミ 「こちらは魔法少女が四人居るのよ、諦めて降参なさい」
ルシウス (何を言っている? 連中の言葉が分からない。蛮族の言葉なぞ分かるか!)
マミ 「返事が無いようね、少し痛い目に遭わなければ分からないかしら?」
マミ (マスケット銃で少し脅かしてやりましょう)
130: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/03(日) 21:13:21.19 ID:3PQPfjSf0
ルシウス (棒を召還した? あの棒は何だ?)
パンッ
マミ 「今のは警告よ。次は外さない」
ルシウス (何だとッ! 棒から音が出ると私の足元の地面が爆ぜた……どんな魔法だ? こちらも応戦するしかないか)
まどか (手をかざした?)
ほむら (あくまで抵抗する気ね)
マミ 「警告はしたわよ!」
ルシウス (さっきよりも太い棒を出した!? 来る!)
マミ 「ティロ・フィナーレ!」
ルシウス 「テルマエ・ロマーエ!」
マミ 「え!?」
バシュウウウウ
マミ 「熱っ、熱いっ!」
さやか 「マミさん!」
まどか (手からお湯を出してマミさんの攻撃を撃ち返した!)
杏子 (何だよあれ!? 放水車並みの威力じゃねえか!)
パンッ
マミ 「今のは警告よ。次は外さない」
ルシウス (何だとッ! 棒から音が出ると私の足元の地面が爆ぜた……どんな魔法だ? こちらも応戦するしかないか)
まどか (手をかざした?)
ほむら (あくまで抵抗する気ね)
マミ 「警告はしたわよ!」
ルシウス (さっきよりも太い棒を出した!? 来る!)
マミ 「ティロ・フィナーレ!」
ルシウス 「テルマエ・ロマーエ!」
マミ 「え!?」
バシュウウウウ
マミ 「熱っ、熱いっ!」
さやか 「マミさん!」
まどか (手からお湯を出してマミさんの攻撃を撃ち返した!)
杏子 (何だよあれ!? 放水車並みの威力じゃねえか!)
133: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/03(日) 21:58:15.98 ID:3PQPfjSf0
ルシウス (今のうちに、足に絡まっている紐を解いて……)
杏子 「逃がさないよ!」
ジャラジャラジャラ
ルシウス (多節棍が巻きついた!? 体の自由が……)
さやか 「あんた、少しはいい人だって思ってたのに……」
ルシウス (この女、剣奴だったのか! ローマ人に剣を突きつけるとは!)
まどか 「マミさん、大丈夫!?」
マミ 「ウウ、熱い……でも大丈夫よ鹿目さん、治癒魔法で直せるから」
ほむら 「ようやく捕まえたわ!」
ほむら (キュゥべえ!)
QB (何だい? ほむら)
ほむら (直ぐにこちらに来なさい!)
QB (さっきは風呂に入るからどこかに行けっていったよね)
ほむら (覗き魔の魔法少女を捕まえたのよ、あなたなら知っていることもあるかと思って)
QB (分かった、そっちに行くよ)
杏子 「逃がさないよ!」
ジャラジャラジャラ
ルシウス (多節棍が巻きついた!? 体の自由が……)
さやか 「あんた、少しはいい人だって思ってたのに……」
ルシウス (この女、剣奴だったのか! ローマ人に剣を突きつけるとは!)
まどか 「マミさん、大丈夫!?」
マミ 「ウウ、熱い……でも大丈夫よ鹿目さん、治癒魔法で直せるから」
ほむら 「ようやく捕まえたわ!」
ほむら (キュゥべえ!)
QB (何だい? ほむら)
ほむら (直ぐにこちらに来なさい!)
QB (さっきは風呂に入るからどこかに行けっていったよね)
ほむら (覗き魔の魔法少女を捕まえたのよ、あなたなら知っていることもあるかと思って)
QB (分かった、そっちに行くよ)
134: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/03(日) 22:10:12.06 ID:3PQPfjSf0
ルシウス 「キュゥべえ! 助けてくれ!」
QB 「……ルシウスかい、まさかキミに会えるとはね」
ほむら 「何て言っているの?」
QB 「キミ達が彼と言葉が通じないのも無理は無い。彼は古代ローマ人だ」
まどか・ほむら・マミ・さやか・杏子 「エエッ!」
QB 「みんな、テレパシーで会話して。ボクを中継器としてテレパシーで会話すれば翻訳が可能だ」
マミ (了解したわ、これでいい)
QB (ああ)
マミ (あと、キュゥべえにお願いがあるの)
QB (何だい?)
マミ (あなたから彼に、私達のことを説明して欲しいの。その上であなたから私達に、彼のことを説明して欲しい。
中立の立場のあなたの言葉なら、彼も、私達も聞き入れられると思うの)
QB (成る程、賢明な判断だ。今の状況を見るに、キミ達は互いに相手への印象が最悪みたいだね。
それを修復しようとするキミの判断力と冷静さ、誰かにも見習って欲しいものだ)
ほむら 「何か言ったかしら?」
QB (いいや、それよりもテレパシーで会話してくれってお願いした筈だよ?)
ほむら 「……」
QB 「……ルシウスかい、まさかキミに会えるとはね」
ほむら 「何て言っているの?」
QB 「キミ達が彼と言葉が通じないのも無理は無い。彼は古代ローマ人だ」
まどか・ほむら・マミ・さやか・杏子 「エエッ!」
QB 「みんな、テレパシーで会話して。ボクを中継器としてテレパシーで会話すれば翻訳が可能だ」
マミ (了解したわ、これでいい)
QB (ああ)
マミ (あと、キュゥべえにお願いがあるの)
QB (何だい?)
マミ (あなたから彼に、私達のことを説明して欲しいの。その上であなたから私達に、彼のことを説明して欲しい。
中立の立場のあなたの言葉なら、彼も、私達も聞き入れられると思うの)
QB (成る程、賢明な判断だ。今の状況を見るに、キミ達は互いに相手への印象が最悪みたいだね。
それを修復しようとするキミの判断力と冷静さ、誰かにも見習って欲しいものだ)
ほむら 「何か言ったかしら?」
QB (いいや、それよりもテレパシーで会話してくれってお願いした筈だよ?)
ほむら 「……」
135: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/03(日) 22:18:20.08 ID:3PQPfjSf0
QB (――という訳さ)
杏子 (キュゥべえの説明で話は分かったが……)
まどか (成る程、古代ローマのお風呂の設計技師さんか……)
さやか (それで現代の日本の風呂にタイムスリップしてそのノウハウを吸収していた……)
マミ (仕事熱心なのは分かるけれど……)
ほむら (だからといって女風呂の覗きが許される訳じゃないわ)
ルシウス (事情は分かっただろう。解放してくれ)
杏子 (キュゥべえの説明で話は分かったが……)
まどか (成る程、古代ローマのお風呂の設計技師さんか……)
さやか (それで現代の日本の風呂にタイムスリップしてそのノウハウを吸収していた……)
マミ (仕事熱心なのは分かるけれど……)
ほむら (だからといって女風呂の覗きが許される訳じゃないわ)
ルシウス (事情は分かっただろう。解放してくれ)
136: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/03(日) 22:30:40.07 ID:3PQPfjSf0
さやか (……返してよ)
ルシウス (?)
QB (さやか、裸は見られて減るものじゃない。それに古代ローマ人は裸体に対して今の君達程の抵抗感が無いんだ。
だから君達が裸を見られたことに対し、彼に大きな罪悪感を感じさせるのは――)
さやか (お風呂を覗かれたことだけじゃない! マミさんは今日誕生日だったんだよ!
それをみんなでお祝いしてたのをメチャクチャにして、それも悪いとは思えないの?
このお風呂だっていい思い出になると思ってみんなで造ったのに……)
ルシウス (この私が……テルマエを……壊した……)
さやか (返せよ……。これは……これは、マミさんの風呂だ!)
ルシウス (……)
さやか (返せって言ってるだろ! マミさんに!)
マミ (美樹さん、私のことだったらもう……いいから)
さやか (良くないですよ!)
マミ (私は、大丈夫……だから……ウッ……グスッ……)
まどか (マミさん……)
ルシウス (……皆、すまなかった)
ほむら (巴マミがまどかに抱きしめられて頭撫でられている……。ああ、交代したいわ……)
ルシウス (?)
QB (さやか、裸は見られて減るものじゃない。それに古代ローマ人は裸体に対して今の君達程の抵抗感が無いんだ。
だから君達が裸を見られたことに対し、彼に大きな罪悪感を感じさせるのは――)
さやか (お風呂を覗かれたことだけじゃない! マミさんは今日誕生日だったんだよ!
それをみんなでお祝いしてたのをメチャクチャにして、それも悪いとは思えないの?
このお風呂だっていい思い出になると思ってみんなで造ったのに……)
ルシウス (この私が……テルマエを……壊した……)
さやか (返せよ……。これは……これは、マミさんの風呂だ!)
ルシウス (……)
さやか (返せって言ってるだろ! マミさんに!)
マミ (美樹さん、私のことだったらもう……いいから)
さやか (良くないですよ!)
マミ (私は、大丈夫……だから……ウッ……グスッ……)
まどか (マミさん……)
ルシウス (……皆、すまなかった)
ほむら (巴マミがまどかに抱きしめられて頭撫でられている……。ああ、交代したいわ……)
143: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/08(金) 00:51:18.73 ID:Ap+t172m0
杏子 (……で、こいつの処分なんだが、どうする)
まどか (二度と覗きをしないと約束するなら許してあげても……)
ルシウス (待ってくれ! 私は君達のテルマエをもっと知りたい)
杏子 (だったら男風呂に行けよ!)
ルシウス (それが、移動先はこちらでは決められないんだ)
さやか (あやしい……)
ルシウス (本当だ! 信じてくれ!)
ほむら (だったら移動先をきちんと選べるようになるまでこちらの世界には来て欲しくないわ)
ルシウス (そんなのってないぞ! あんまりだぞ!)
マミ (移動先について何か規則性は無いのかしら)
QB (よく思い出してごらん、ルシウス)
ルシウス (そう言われても……)
一回目。ほむら、まどかと遭遇
二回目。まどか、タツヤの入浴を覗く
三回目。杏子と遭遇
四回目。さやかと遭遇
五回目。仁美と遭遇
六回目。詢子と遭遇
七回目。マミと遭遇
まどか (二度と覗きをしないと約束するなら許してあげても……)
ルシウス (待ってくれ! 私は君達のテルマエをもっと知りたい)
杏子 (だったら男風呂に行けよ!)
ルシウス (それが、移動先はこちらでは決められないんだ)
さやか (あやしい……)
ルシウス (本当だ! 信じてくれ!)
ほむら (だったら移動先をきちんと選べるようになるまでこちらの世界には来て欲しくないわ)
ルシウス (そんなのってないぞ! あんまりだぞ!)
マミ (移動先について何か規則性は無いのかしら)
QB (よく思い出してごらん、ルシウス)
ルシウス (そう言われても……)
一回目。ほむら、まどかと遭遇
二回目。まどか、タツヤの入浴を覗く
三回目。杏子と遭遇
四回目。さやかと遭遇
五回目。仁美と遭遇
六回目。詢子と遭遇
七回目。マミと遭遇
145: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/08(金) 00:58:59.63 ID:Ap+t172m0
ルシウス (そうだ!)
ほむら (何か気付いたの!?)
ルシウス (ああ! 一つの法則があることに気付いた。
そしてこの法則に則れば、今後私と君が突然浴槽で出会う可能性は無い)
ほむら (その法則って?)
ルシウス (前回出会った相手よりも胸の小さな女性には遭遇してない)
ほむら (やっぱりあなたはここで始末した方が良さそうね)
ほむら (何か気付いたの!?)
ルシウス (ああ! 一つの法則があることに気付いた。
そしてこの法則に則れば、今後私と君が突然浴槽で出会う可能性は無い)
ほむら (その法則って?)
ルシウス (前回出会った相手よりも胸の小さな女性には遭遇してない)
ほむら (やっぱりあなたはここで始末した方が良さそうね)
146: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/08(金) 01:16:06.26 ID:Ap+t172m0
さやか (キュゥべえ)
QB (何だい?)
さやか (こいつの能力を消すとか制限かけるとかは出来ないの?)
QB (ボクの力の及ぶところではないね。ただ一つだけ方法がある)
さやか (何?)
QB (まどかがボクと契約して魔法少女に――)
ほむら (それ以上話を続けるか、ここで頭を撃ち抜かれるか選ぶといいわ)
QB (……)
マミ (佐倉さん、幻影魔法使えたわよね)
杏子 (ああ)
マミ (その応用で暗示をかけられないかしら)
杏子 (うーん……やってみないとわかんない)
マミ (出来るかもしれないってことね、だったらこんな条件で暗示を……)
QB (何だい?)
さやか (こいつの能力を消すとか制限かけるとかは出来ないの?)
QB (ボクの力の及ぶところではないね。ただ一つだけ方法がある)
さやか (何?)
QB (まどかがボクと契約して魔法少女に――)
ほむら (それ以上話を続けるか、ここで頭を撃ち抜かれるか選ぶといいわ)
QB (……)
マミ (佐倉さん、幻影魔法使えたわよね)
杏子 (ああ)
マミ (その応用で暗示をかけられないかしら)
杏子 (うーん……やってみないとわかんない)
マミ (出来るかもしれないってことね、だったらこんな条件で暗示を……)
147: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/08(金) 01:27:06.14 ID:Ap+t172m0
杏子 (ふう、うまくいったかな……)
さやか (どう?)
杏子 (こいつに暗示をかけた。私達の顔を見たら時間停止も元の時代に帰ることも出来なくなる。
但し、出て来た場所と別の水場に飛び込んだら暗示が解ける)
ほむら (暗示がきちんとかかったか検証しましょう。ルシウス、時間停止をかけて)
ルシウス (……)
杏子 (さっさとしろよ)
ルシウス (……)
ほむら (盾に手が伸ばせない……)
マミ (キュゥべえ)
QB (何だい、マミ)
ほむら (ルシウスとリボンで繋がれていないキュゥべえが動いているということは魔法が発動してないってことだわ)
マミ (暗示成功ね。お疲れ様、佐倉さん)
杏子 (まあ、暗示だからな。いつ解けるか分からんが)
さやか (単に私達の顔を見たら魔法が使えなくなるんじゃ駄目なの?)
マミ (ある条件で暗示が解けるようにしないと彼、これから元の世界に帰れなくなるでしょ)
さやか (そうだね……わたしってホント馬鹿)
さやか (どう?)
杏子 (こいつに暗示をかけた。私達の顔を見たら時間停止も元の時代に帰ることも出来なくなる。
但し、出て来た場所と別の水場に飛び込んだら暗示が解ける)
ほむら (暗示がきちんとかかったか検証しましょう。ルシウス、時間停止をかけて)
ルシウス (……)
杏子 (さっさとしろよ)
ルシウス (……)
ほむら (盾に手が伸ばせない……)
マミ (キュゥべえ)
QB (何だい、マミ)
ほむら (ルシウスとリボンで繋がれていないキュゥべえが動いているということは魔法が発動してないってことだわ)
マミ (暗示成功ね。お疲れ様、佐倉さん)
杏子 (まあ、暗示だからな。いつ解けるか分からんが)
さやか (単に私達の顔を見たら魔法が使えなくなるんじゃ駄目なの?)
マミ (ある条件で暗示が解けるようにしないと彼、これから元の世界に帰れなくなるでしょ)
さやか (そうだね……わたしってホント馬鹿)
148: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/08(金) 01:38:02.87 ID:Ap+t172m0
ほむら (万が一次に会えばまた暗示がかかる。これで一件落着、といけばいいけど……)
ルシウス (恐ろしい……平たい胸族……)
ほむら (反省の色が見えないわね)
ルシウス (そんなことはない! おまえ達には悪いことをしたと思っている)
杏子 (おっちゃん、この後どっかの川にでも飛び込んで元の世界に帰るんだな)
ルシウス (……これでお別れだ。もう、お前達と会うのは真っ平だ)
マミ (なら、二度と会う事の無いよう努力して)
まどか (ルシウスさん)
ルシウス (何だ?)
まどか (元の世界に戻って、いいお風呂造って下さい)
ルシウス (ありがとう)
さやか (まどかは相変わらず優しいなあ)
まどか (ウェヒヒ、抱きつかないでよさやかちゃん……。
色々あったけどルシウスさんも悪気はなかった訳だし、最後は笑顔でお別れしたいから)
ルシウス (恐ろしい……平たい胸族……)
ほむら (反省の色が見えないわね)
ルシウス (そんなことはない! おまえ達には悪いことをしたと思っている)
杏子 (おっちゃん、この後どっかの川にでも飛び込んで元の世界に帰るんだな)
ルシウス (……これでお別れだ。もう、お前達と会うのは真っ平だ)
マミ (なら、二度と会う事の無いよう努力して)
まどか (ルシウスさん)
ルシウス (何だ?)
まどか (元の世界に戻って、いいお風呂造って下さい)
ルシウス (ありがとう)
さやか (まどかは相変わらず優しいなあ)
まどか (ウェヒヒ、抱きつかないでよさやかちゃん……。
色々あったけどルシウスさんも悪気はなかった訳だし、最後は笑顔でお別れしたいから)
149: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/08(金) 02:40:02.61 ID:Ap+t172m0
現代日本 マミ宅マンションのリビング
まどか 「マミさんの家にお泊りなんて嬉しいなあ」
さやか 「今夜はどんなガールズトークが花開くやら」
杏子 「あの覗き魔はもう出て来ないよねえ」
ほむら 「嫌なこと思い出させないで頂戴」
まどか 「今入浴中のマミさんが風呂から上がったら――」
「キャア!」
杏子 「今の悲鳴、風呂場からだ!」
ほむら 「まさか!」
まどか 「マミさんの家にお泊りなんて嬉しいなあ」
さやか 「今夜はどんなガールズトークが花開くやら」
杏子 「あの覗き魔はもう出て来ないよねえ」
ほむら 「嫌なこと思い出させないで頂戴」
まどか 「今入浴中のマミさんが風呂から上がったら――」
「キャア!」
杏子 「今の悲鳴、風呂場からだ!」
ほむら 「まさか!」
150: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/08(金) 02:59:26.99 ID:Ap+t172m0
現代日本 マミ宅マンション近郊
マミ 「言った筈よね、二度と会いたくないって!」
さやか 「マミさんの誕生日じゃなけりゃ現れていいって話じゃないわよ!」
ルシウス (またあの金髪の魔法少女のテルマエに来てしまうとは……)
ルシウス (しかし、追っ手の中で何故あの金髪の女は胸が大きいのだ? ……我らローマ人の女性にひけを取らない)
ルシウス (とはいえ私がこれまで出会ってきた平たい胸族と別の民族にも見えない……とにかく逃げるぞ)
ルシウス (水場、水場はどこだ?)
QB 「マミ、どうして僕を抱えながら追跡してるんだい?」
マミ 「通訳がいないと困るでしょ」
まどか (マミさん、結構冷静だ……)
杏子 「あいつ、また出てきやがった」
ほむら 「あなたが余計なこと言うからよ」
杏子 「あたしのせいかよ!」
まどか 「仲間割れは良くないよ、ほむらちゃん」
ほむら (まどかをお姫様抱っこしながら月夜の夜を跳躍する、なんてロマンチックなのかしら……)
マミ 「言った筈よね、二度と会いたくないって!」
さやか 「マミさんの誕生日じゃなけりゃ現れていいって話じゃないわよ!」
ルシウス (またあの金髪の魔法少女のテルマエに来てしまうとは……)
ルシウス (しかし、追っ手の中で何故あの金髪の女は胸が大きいのだ? ……我らローマ人の女性にひけを取らない)
ルシウス (とはいえ私がこれまで出会ってきた平たい胸族と別の民族にも見えない……とにかく逃げるぞ)
ルシウス (水場、水場はどこだ?)
QB 「マミ、どうして僕を抱えながら追跡してるんだい?」
マミ 「通訳がいないと困るでしょ」
まどか (マミさん、結構冷静だ……)
杏子 「あいつ、また出てきやがった」
ほむら 「あなたが余計なこと言うからよ」
杏子 「あたしのせいかよ!」
まどか 「仲間割れは良くないよ、ほむらちゃん」
ほむら (まどかをお姫様抱っこしながら月夜の夜を跳躍する、なんてロマンチックなのかしら……)
163: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/12(火) 01:45:16.77 ID:tpi3Y5xS0
現代日本 見滝原市営温水プール
ゴチン! ザパァ
?? 「痛っ……」
恭介 (今の人、プールの壁に頭ぶつけた。背泳ぎって難しいんだ)
恭介 (それでも泳げるだけマシだ。今の僕はプールの水の中を歩くことしか出来ない……。
落ち込んでる場合じゃない……今はここで足のリハビリを頑張って早く怪我を治そう。
腕だって治ったじゃないか。そして僕は……)
恭介 (足腰もまともに動くようになったら……仁美と工ッチするんだ!)
パリーン
恭介 (屋内プールの窓が割れた!)
ゴチン! ザパァ
?? 「痛っ……」
恭介 (今の人、プールの壁に頭ぶつけた。背泳ぎって難しいんだ)
恭介 (それでも泳げるだけマシだ。今の僕はプールの水の中を歩くことしか出来ない……。
落ち込んでる場合じゃない……今はここで足のリハビリを頑張って早く怪我を治そう。
腕だって治ったじゃないか。そして僕は……)
恭介 (足腰もまともに動くようになったら……仁美と工ッチするんだ!)
パリーン
恭介 (屋内プールの窓が割れた!)
164: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/12(火) 01:57:55.23 ID:tpi3Y5xS0
ルシウス (テルマエだ! これで元の世界に逃げ切れる!)
ザパアッ
恭介 「うわっ」
マミ 「とっちめてやるわ!」
杏子 「待ちやがれ!」
さやか 「逃がすもんか!」
ほむら 「まどか、飛び込むわよ」
まどか 「ええっ!? ほむらちゃん!」
ザパァ、ザパァン、ザパァ、ザッパァン、ゴポゴポゴポゴポッ
恭介 「さやか!? う、渦が!?」
さやか 「恭介!」
?? 「吸い込まれる!?」
ゴポポポポポポッ
ザパアッ
恭介 「うわっ」
マミ 「とっちめてやるわ!」
杏子 「待ちやがれ!」
さやか 「逃がすもんか!」
ほむら 「まどか、飛び込むわよ」
まどか 「ええっ!? ほむらちゃん!」
ザパァ、ザパァン、ザパァ、ザッパァン、ゴポゴポゴポゴポッ
恭介 「さやか!? う、渦が!?」
さやか 「恭介!」
?? 「吸い込まれる!?」
ゴポポポポポポッ
165: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/12(火) 02:04:46.01 ID:tpi3Y5xS0
古代ローマ ヨルダン川周辺
ルシウス 「ハァッハァッハァッハァッ、まだ追って来る」
ルシウス (元の世界に戻ってきたのに何故追って来る? 私の魔法は他の人間も巻き込むものだったのか?)
杏子 「待ちやがれ!」
マミ (私の家にいる間に捕まえられば良かったけど……あの手から出る熱湯は厄介ね。
私がリボンを出して来たら、すかさず熱湯をばら撒いてくる。
思わずひるんだ隙に距離を空けられる……)
ほむら 「今度こそ、決着をつけてやる!」
まどか (決着をつけるって捕まえた後どうする気なんだろう?)
ルシウス 「ハァッハァッハァッハァッ、まだ追って来る」
ルシウス (元の世界に戻ってきたのに何故追って来る? 私の魔法は他の人間も巻き込むものだったのか?)
杏子 「待ちやがれ!」
マミ (私の家にいる間に捕まえられば良かったけど……あの手から出る熱湯は厄介ね。
私がリボンを出して来たら、すかさず熱湯をばら撒いてくる。
思わずひるんだ隙に距離を空けられる……)
ほむら 「今度こそ、決着をつけてやる!」
まどか (決着をつけるって捕まえた後どうする気なんだろう?)
166: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/12(火) 02:11:42.23 ID:tpi3Y5xS0
杏子 「マミ!」
マミ 「何!」
杏子 「私が壁を作る! その間にリボンを出せ!」
マミ 「分かったわ!」
シュルルル
ルシウス (またあの紐か、対処法は分かっている)
バシュウウ
杏子 (甘い!)
ルシウス (赤い壁! 湯が止められた!)
マミ (佐倉さんの魔法の防壁。これで湯をあまりかぶらずにリボンを操作出来る)
シュルルル、ギュッ
ルシウス (捕まった!)
マミ (がんじがらめにするわよ)
ルシウス (紐が次から次へと……)
ほむら 「もう逃げられないわね、ようやく捕まえたわ。手強い相手だったわね」
杏子 「お前何もしてないだろ」
マミ 「何!」
杏子 「私が壁を作る! その間にリボンを出せ!」
マミ 「分かったわ!」
シュルルル
ルシウス (またあの紐か、対処法は分かっている)
バシュウウ
杏子 (甘い!)
ルシウス (赤い壁! 湯が止められた!)
マミ (佐倉さんの魔法の防壁。これで湯をあまりかぶらずにリボンを操作出来る)
シュルルル、ギュッ
ルシウス (捕まった!)
マミ (がんじがらめにするわよ)
ルシウス (紐が次から次へと……)
ほむら 「もう逃げられないわね、ようやく捕まえたわ。手強い相手だったわね」
杏子 「お前何もしてないだろ」
167: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/12(火) 06:29:14.39 ID:tpi3Y5xS0
ルシウス (本当にすまなかった。悪気は無いんだ)
マミ (悪気が無ければレディの入浴を覗いてもいいって言うの?)
ルシウス (私は覗きが目的で君達のテルマエに現れるのではない)
杏子 (そんなの関係ねぇ!)
まどか (待って、みんな!)
ほむら (あなたは人が良すぎるわ、まどか。あなただってこの男に裸を見られたのよ)
まどか (そのことじゃなくて、さやかちゃんはどこに行ったの?)
一同 (あっ!)
QB (キミ達は気付かなかったのかい? さやかと逸れたことに)
杏子 (どうして教えねえんだよ!)
QB (聞かれなかったからね)
マミ (悪気が無ければレディの入浴を覗いてもいいって言うの?)
ルシウス (私は覗きが目的で君達のテルマエに現れるのではない)
杏子 (そんなの関係ねぇ!)
まどか (待って、みんな!)
ほむら (あなたは人が良すぎるわ、まどか。あなただってこの男に裸を見られたのよ)
まどか (そのことじゃなくて、さやかちゃんはどこに行ったの?)
一同 (あっ!)
QB (キミ達は気付かなかったのかい? さやかと逸れたことに)
杏子 (どうして教えねえんだよ!)
QB (聞かれなかったからね)
168: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/12(火) 06:39:26.83 ID:tpi3Y5xS0
さやか (ヒィ、ヒィ、川の中から恭介を助けることが出来たのは良かったとして……)
さやか (一緒に助けたこの女の人、誰?)
恭介 「ありがとう、さやか」
さやか 「いいっていいって、ハハハハ」
恭介 「……そっちの女の人は!」
さやか 「……息してない!」
恭介 「大変だ! 直ぐに蘇生させないと!」
さやか 「蘇生って……人工呼吸とか?」
恭介 「うん。まずは水を吐かせないと……」
さやか (怪我の治癒なら私の魔法で出来るけど、蘇生となると……怪我で死にかけてる訳じゃないし……)
さやか (一緒に助けたこの女の人、誰?)
恭介 「ありがとう、さやか」
さやか 「いいっていいって、ハハハハ」
恭介 「……そっちの女の人は!」
さやか 「……息してない!」
恭介 「大変だ! 直ぐに蘇生させないと!」
さやか 「蘇生って……人工呼吸とか?」
恭介 「うん。まずは水を吐かせないと……」
さやか (怪我の治癒なら私の魔法で出来るけど、蘇生となると……怪我で死にかけてる訳じゃないし……)
169: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/12(火) 06:50:05.27 ID:tpi3Y5xS0
恭介 「フーッ、フーッ、フーッ」
さやか (結局私が心臓マッサージして、恭介が人工呼吸担当か……)
さやか (人工呼吸始めるとき、恭介あまり躊躇しなかったよね)
さやか (気にならなかったのかな。……そうだよね、仁美とキスくらい普通にしてるだろうし……)
さやか (……)
さやか (目の前で人が死にかけてるのに、私何考えてるんだろ……最低だ、私って)
恭介 「さやかっ!」
さやか ビクン
恭介 「今は泣いてる場合じゃない! 諦めないで、手を止めちゃ駄目だ!」
さやか 「分かった! ゴメン! 続ける!」
さやか (そうだ、私は正義の味方になるって決めたんだ! 恭介の言う通り、泣いてる場合じゃない!)
さやか (結局私が心臓マッサージして、恭介が人工呼吸担当か……)
さやか (人工呼吸始めるとき、恭介あまり躊躇しなかったよね)
さやか (気にならなかったのかな。……そうだよね、仁美とキスくらい普通にしてるだろうし……)
さやか (……)
さやか (目の前で人が死にかけてるのに、私何考えてるんだろ……最低だ、私って)
恭介 「さやかっ!」
さやか ビクン
恭介 「今は泣いてる場合じゃない! 諦めないで、手を止めちゃ駄目だ!」
さやか 「分かった! ゴメン! 続ける!」
さやか (そうだ、私は正義の味方になるって決めたんだ! 恭介の言う通り、泣いてる場合じゃない!)
173: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/15(金) 00:17:08.68 ID:T7HPIqXi0
?? 「ゲホッ、ゲホッ」
恭介 「気が付いた!」
?? 「コホッ、ハァハァハァ、あれ、私……」
恭介 「無理に起きないで。そのままの姿勢で楽にして下さい」
?? 「あなたは……いったい」
恭介 「たまたまプールで近くに居た者です。もう大丈夫ですよ」
?? 「プールの中で……渦に巻き込まれて……思い出してきた。……あなたが助けてくれたの?」
恭介 「いいえ、助けたのは彼女です」
さやか 「え! 蘇生させたのは恭介じゃん」
恭介 「溺れてたこの人を岸まで運んだのはさやかだろ」
さやか 「そりゃそうだけど……」
?? (この二人、お互いを『恭介』『さやか』って……)
?? 「まさか……上条君と美樹さん?」
恭介 「どうして僕達のことを?」
恭介 「気が付いた!」
?? 「コホッ、ハァハァハァ、あれ、私……」
恭介 「無理に起きないで。そのままの姿勢で楽にして下さい」
?? 「あなたは……いったい」
恭介 「たまたまプールで近くに居た者です。もう大丈夫ですよ」
?? 「プールの中で……渦に巻き込まれて……思い出してきた。……あなたが助けてくれたの?」
恭介 「いいえ、助けたのは彼女です」
さやか 「え! 蘇生させたのは恭介じゃん」
恭介 「溺れてたこの人を岸まで運んだのはさやかだろ」
さやか 「そりゃそうだけど……」
?? (この二人、お互いを『恭介』『さやか』って……)
?? 「まさか……上条君と美樹さん?」
恭介 「どうして僕達のことを?」
174: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/15(金) 00:25:29.61 ID:T7HPIqXi0
恭介・さやか (確かにどこかで見たような気はするんだけど……)
?? 「わからない? そうか、今水泳帽被ってるし、普段は眼鏡だからね。」
和子 「二人とも助けてくれてありがとう。でも自分達の担任に気付かないなんて先生悲しいわ。」
恭介・さやか 「先生!」
和子 「先生近眼だから眼鏡無しじゃ最初貴方達だと分からなくて……」
恭介 「先生、具合は……」
和子 「大分良くなってきたわ、ありがとう。二人とも命の恩人ね。だけど、ここ何処かしら?」
恭介 「僕も気になってたんですが、見覚えの無い場所に……」
さやか (きっとルシウスの奴を追って古代ローマに着いたんだ、私。
恭介と先生を巻き込んじゃった……。それにまどか達はどこにいるんだろう……)
さやか (でも、恭介と早乙女先生がキ、キス、いや、あれは人工呼吸だからノーカンよ!)
さやか (もし溺れてたのが私でも恭介はあんなふうに必死に助けてくれたのかな……)
?? 「わからない? そうか、今水泳帽被ってるし、普段は眼鏡だからね。」
和子 「二人とも助けてくれてありがとう。でも自分達の担任に気付かないなんて先生悲しいわ。」
恭介・さやか 「先生!」
和子 「先生近眼だから眼鏡無しじゃ最初貴方達だと分からなくて……」
恭介 「先生、具合は……」
和子 「大分良くなってきたわ、ありがとう。二人とも命の恩人ね。だけど、ここ何処かしら?」
恭介 「僕も気になってたんですが、見覚えの無い場所に……」
さやか (きっとルシウスの奴を追って古代ローマに着いたんだ、私。
恭介と先生を巻き込んじゃった……。それにまどか達はどこにいるんだろう……)
さやか (でも、恭介と早乙女先生がキ、キス、いや、あれは人工呼吸だからノーカンよ!)
さやか (もし溺れてたのが私でも恭介はあんなふうに必死に助けてくれたのかな……)
175: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/15(金) 00:34:57.16 ID:T7HPIqXi0
マミ 「駄目ね。テレパシーの範囲外まで来ちゃったみたい。美樹さんと連絡取れないわ」
ほむら 「最初に私達が水の中から出て来た場所、あの川まで戻りましょう」
杏子 「といってもなあ、……ここまでどうやって来たか覚えてねえぞ」
マミ 「キュゥべえ、元来た道を戻ることは出来る?」
QB 「それは出来るよ。どこを通ったかはボクが覚えている」
マミ 「決まりね。まずは古代ローマにおける私達の始まりの地に戻りましょう。美樹さんが待っているかもしれない」
QB (みんな、前にも言った通りルシウスに話しかける時はテレパシーで頼むよ。ボクが中継器になって翻訳出来るから)
ほむら (分かってるわ。ルシウス、私達を元の世界に帰して貰うわよ)
ルシウス (さっきまで何を話していたか知らんが、そんな態度を取っていいのか)
ほむら (自分の立場が分かってないようね)
ルシウス (私が拒否すればお前達は元の世界に戻れなくなる)
杏子 (痛い目に遭いたいみたいだな)
ルシウス (私達魔法少女は痛覚を遮断すれば痛みを消せる)
ほむら (あなただって命は惜しいでしょう)
ルシウス (見くびるな、平たい胸族め! 私の態度が気に入らなければここで私を殺せ!
その後は望郷の念にかられながらこの世界を彷徨い続ければいい)
ほむら 「最初に私達が水の中から出て来た場所、あの川まで戻りましょう」
杏子 「といってもなあ、……ここまでどうやって来たか覚えてねえぞ」
マミ 「キュゥべえ、元来た道を戻ることは出来る?」
QB 「それは出来るよ。どこを通ったかはボクが覚えている」
マミ 「決まりね。まずは古代ローマにおける私達の始まりの地に戻りましょう。美樹さんが待っているかもしれない」
QB (みんな、前にも言った通りルシウスに話しかける時はテレパシーで頼むよ。ボクが中継器になって翻訳出来るから)
ほむら (分かってるわ。ルシウス、私達を元の世界に帰して貰うわよ)
ルシウス (さっきまで何を話していたか知らんが、そんな態度を取っていいのか)
ほむら (自分の立場が分かってないようね)
ルシウス (私が拒否すればお前達は元の世界に戻れなくなる)
杏子 (痛い目に遭いたいみたいだな)
ルシウス (私達魔法少女は痛覚を遮断すれば痛みを消せる)
ほむら (あなただって命は惜しいでしょう)
ルシウス (見くびるな、平たい胸族め! 私の態度が気に入らなければここで私を殺せ!
その後は望郷の念にかられながらこの世界を彷徨い続ければいい)
176: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/15(金) 00:46:10.95 ID:T7HPIqXi0
QB (その交渉はキミに不利だよ、ルシウス。彼女達にはまどかという切り札がある。
キミの力を借りなくてもまどかがボクと契約すれば――)
ほむら (黙りなさい! インキュベーター)
ルシウス (キュゥべえ、彼女達は切り札を使えない。理由は分からんがな。切れない切り札は持って無いのと同じだ)
マミ (あなたの要求は?)
ルシウス (ようやく私の話を聞く気になったか、まずは私にかけた呪いを解いて貰おう)
杏子 (呪いって何だ?)
マミ (あなたが彼にかけた暗示のことよ、佐倉さん)
杏子 (悪りぃ、解けねえ)
ルシウス (何だと!)
杏子 (あれは付け焼刃で幻影魔法をアレンジしたんだ。人にかけたのは初めてだから解き方も分かんないよ)
ルシウス (とぼけるな! 私はずっとこのままなのか!)
まどか (みんな、ケンカしちゃ駄目だよ)
まどか (ルシウスさん。ルシウスさんへの暗示は私達の顔を見れば発動するのだから、私達をこの時代から追い出すのが
ルシウスさんにとっても何というか……都合のいいことだと思うの)
まどか (それにほむらちゃんも杏子ちゃんもケンカ腰じゃ駄目だよ。怒るのは分かるけど)
まどか (お互い今後会わずに済みたいと思っている、この点でみんなもルシウスさんも考えていることは同じ)
キミの力を借りなくてもまどかがボクと契約すれば――)
ほむら (黙りなさい! インキュベーター)
ルシウス (キュゥべえ、彼女達は切り札を使えない。理由は分からんがな。切れない切り札は持って無いのと同じだ)
マミ (あなたの要求は?)
ルシウス (ようやく私の話を聞く気になったか、まずは私にかけた呪いを解いて貰おう)
杏子 (呪いって何だ?)
マミ (あなたが彼にかけた暗示のことよ、佐倉さん)
杏子 (悪りぃ、解けねえ)
ルシウス (何だと!)
杏子 (あれは付け焼刃で幻影魔法をアレンジしたんだ。人にかけたのは初めてだから解き方も分かんないよ)
ルシウス (とぼけるな! 私はずっとこのままなのか!)
まどか (みんな、ケンカしちゃ駄目だよ)
まどか (ルシウスさん。ルシウスさんへの暗示は私達の顔を見れば発動するのだから、私達をこの時代から追い出すのが
ルシウスさんにとっても何というか……都合のいいことだと思うの)
まどか (それにほむらちゃんも杏子ちゃんもケンカ腰じゃ駄目だよ。怒るのは分かるけど)
まどか (お互い今後会わずに済みたいと思っている、この点でみんなもルシウスさんも考えていることは同じ)
177: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/15(金) 00:59:58.24 ID:T7HPIqXi0
まどか (ルシウスさん、私達の世界にまた来たってことはお風呂造りで困ってることあるんでしょ?
私達ルシウスさんのお手伝いするから、それが終わったら私達を未来に戻してくれないかな? みんなもそれでいい?)
ほむら (まどかの考えに異存ないわ)
マミ (そうね、お互い歩み寄りも必要ね)
杏子 (仕方ねえな、その話乗ったよ)
ルシウス (……いいだろう)
QB (契約成立だね)
ほむら (あなたの口からその言葉は聞きたくないわ)
QB (勿論、ボクとの契約ではない。まどかとルシウスの契約だ)
マミ (キュゥべえ、因みにこの辺りの地名って分かる?)
QB (キミ達の時代で言うパレスチナ地方だね)
ルシウス (ここはユダヤ属州だ)
ほむら (パレスチナ? ユダヤ属州? あなたローマ人じゃないの?)
ルシウス (皇帝陛下がこの属州での反乱鎮圧の為にこの地に来られた。私は陛下に随行したのだ)
ほむら (そうだったの、宮仕えも大変ね)
まどか (後はさやかちゃんを探さなきゃ)
杏子 (それにしてもさやかの奴、どこにいったんだ? まったく)
私達ルシウスさんのお手伝いするから、それが終わったら私達を未来に戻してくれないかな? みんなもそれでいい?)
ほむら (まどかの考えに異存ないわ)
マミ (そうね、お互い歩み寄りも必要ね)
杏子 (仕方ねえな、その話乗ったよ)
ルシウス (……いいだろう)
QB (契約成立だね)
ほむら (あなたの口からその言葉は聞きたくないわ)
QB (勿論、ボクとの契約ではない。まどかとルシウスの契約だ)
マミ (キュゥべえ、因みにこの辺りの地名って分かる?)
QB (キミ達の時代で言うパレスチナ地方だね)
ルシウス (ここはユダヤ属州だ)
ほむら (パレスチナ? ユダヤ属州? あなたローマ人じゃないの?)
ルシウス (皇帝陛下がこの属州での反乱鎮圧の為にこの地に来られた。私は陛下に随行したのだ)
ほむら (そうだったの、宮仕えも大変ね)
まどか (後はさやかちゃんを探さなきゃ)
杏子 (それにしてもさやかの奴、どこにいったんだ? まったく)
178: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/15(金) 01:10:15.19 ID:T7HPIqXi0
和子 「この風景、まるで日本じゃないみたいね……。上条君、美樹さん、教えて欲しいの。
先生が気を失っていた間、何があったの? 先生、プールで溺れたところまで覚えてるんだけど」
恭介 「僕も何故自分がここにいるか分からないんです。……プールの窓が割れて、人が飛び込んで来て……その後渦に巻き込まれて。
さやか、何か覚えてない?」
さやか 「私も、よく分かんないや」
さやか (話したところで信じて貰えないだろうし、魔法少女のことも恭介には知られたくない)
恭介 「人を探そう」
さやか 「待って!」
恭介 「どうしたんだい、さやか?」
さやか 「ここがどこか分からないし、さっき先生も言ってたけどここ日本じゃないかもしれないんだよ。
むやみに人に話しかけるのは危険だよ」
恭介 「見直したよ、さやか。こんなときも冷静だね。」
さやか 「エヘヘ……。私が様子見てくるから。先生、恭介をお願いします」
和子 「待って、美樹さん! 行っちゃった……」
先生が気を失っていた間、何があったの? 先生、プールで溺れたところまで覚えてるんだけど」
恭介 「僕も何故自分がここにいるか分からないんです。……プールの窓が割れて、人が飛び込んで来て……その後渦に巻き込まれて。
さやか、何か覚えてない?」
さやか 「私も、よく分かんないや」
さやか (話したところで信じて貰えないだろうし、魔法少女のことも恭介には知られたくない)
恭介 「人を探そう」
さやか 「待って!」
恭介 「どうしたんだい、さやか?」
さやか 「ここがどこか分からないし、さっき先生も言ってたけどここ日本じゃないかもしれないんだよ。
むやみに人に話しかけるのは危険だよ」
恭介 「見直したよ、さやか。こんなときも冷静だね。」
さやか 「エヘヘ……。私が様子見てくるから。先生、恭介をお願いします」
和子 「待って、美樹さん! 行っちゃった……」
179: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/15(金) 01:24:06.27 ID:T7HPIqXi0
恭介 「先生、人が来ます。大勢」
和子 「どんな様子?」
恭介 「なんか、槍とか持ってます! 鎧をつけた兵隊が沢山います」
和子 「なんてこと……今は隠れましょう」
和子 (美樹さん、捕まってなければいいけど)
和子 「どんな様子?」
恭介 「なんか、槍とか持ってます! 鎧をつけた兵隊が沢山います」
和子 「なんてこと……今は隠れましょう」
和子 (美樹さん、捕まってなければいいけど)
180: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/15(金) 01:30:04.71 ID:T7HPIqXi0
さやか (テレパシーも応答無し。この辺りを暫く捜索したけどまどか達は見つからない。みんなが戻って来てればいいけど)
さやか (!)
さやか (恭介、先生どこに行ったの!? 居ない!)
さやか (これは……足跡が沢山ある……)
さやか (地面に引き摺られた跡がある。これはきっと足の悪い恭介が両脇を抱えられて引き摺られたんだ……
これを辿れば……)
さやか (お願い、恭介! 無事で居て!)
さやか (!)
さやか (恭介、先生どこに行ったの!? 居ない!)
さやか (これは……足跡が沢山ある……)
さやか (地面に引き摺られた跡がある。これはきっと足の悪い恭介が両脇を抱えられて引き摺られたんだ……
これを辿れば……)
さやか (お願い、恭介! 無事で居て!)
183: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/16(土) 06:26:49.03 ID:nmbg1pjA0
古代ローマ ローマ軍野営地
ローマ兵1 「まさか野営地で風呂に入れるとは思わなかったぜ」
ローマ兵2 「街に着くまでは埃まみれで我慢か、よくて川で水浴びってところだと思ってたもんな」
ローマ兵3 「手柄を立てれば風呂に入れると思うと頑張れるもんだ。ハッハッハッ」
さやか (足跡辿ってここまで来たけど、あれってドラム缶風呂じゃん! あいつがこの世界で造ったんだ……。
言葉は分からなくてもみんな気持ちよさそうな顔してる)
さやか (恭介の腕を治して恩人になりたかった私と、沢山の人間を癒したいと思ったあいつ……。
確かに私らは迷惑したけど、あいつは、ルシウスは悪い奴じゃないんだ)
さやか (それなのに、私あいつを傷つけるようなこと言って、剣を取って追い掛け回して……)
さやか (こんな女だから、恭介も私じゃなくて仁美を選んだのかな……)
ローマ兵1 「まさか野営地で風呂に入れるとは思わなかったぜ」
ローマ兵2 「街に着くまでは埃まみれで我慢か、よくて川で水浴びってところだと思ってたもんな」
ローマ兵3 「手柄を立てれば風呂に入れると思うと頑張れるもんだ。ハッハッハッ」
さやか (足跡辿ってここまで来たけど、あれってドラム缶風呂じゃん! あいつがこの世界で造ったんだ……。
言葉は分からなくてもみんな気持ちよさそうな顔してる)
さやか (恭介の腕を治して恩人になりたかった私と、沢山の人間を癒したいと思ったあいつ……。
確かに私らは迷惑したけど、あいつは、ルシウスは悪い奴じゃないんだ)
さやか (それなのに、私あいつを傷つけるようなこと言って、剣を取って追い掛け回して……)
さやか (こんな女だから、恭介も私じゃなくて仁美を選んだのかな……)
184: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/16(土) 06:35:30.42 ID:nmbg1pjA0
古代ローマ ローマ軍野営地 本営
衛兵 「申し上げます」
ハドリアヌス 「よい、申せ」
衛兵 「はっ、怪しい男女を見つけました」
ハドリアヌス 「敵の密偵か、なにか吐いたか」
衛兵 「いえ、それが言葉が分かるのは女の方だけで、男の方が、その……」
ハドリアヌス 「どうした、はっきり報告しろ」
衛兵 「それが、男の方がアンティノウス様に似ていて……」
ハドリアヌス 「何ッ!」
衛兵 「申し上げます」
ハドリアヌス 「よい、申せ」
衛兵 「はっ、怪しい男女を見つけました」
ハドリアヌス 「敵の密偵か、なにか吐いたか」
衛兵 「いえ、それが言葉が分かるのは女の方だけで、男の方が、その……」
ハドリアヌス 「どうした、はっきり報告しろ」
衛兵 「それが、男の方がアンティノウス様に似ていて……」
ハドリアヌス 「何ッ!」
185: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/16(土) 06:47:15.88 ID:nmbg1pjA0
恭介 「急に待遇が変わりましたね。なんでだろう」
和子 「さあ、私達に好意的なのは助かるけど……。あとで美樹さんの捜索もお願いしましょう」
恭介 「そうですね。僕達はここで着替えも食事も出来たけど、さやかは今頃おなか空いてるでしょうし」
和子 「そうね、美樹さん、無事だといいけど」
恭介 「さっきは驚きましたよ先生。ここの人達と言葉が通じるんですから」
和子 「大学院で学んだラテン語と古代ローマ史がこんなところで役に立つなんてね。先生も驚いたわ。
ただ、これで分かった。ここは恐らく古代ローマ帝国よ」
恭介 「そんな……」
和子 「先生だって半信半疑よ。今でも夢を見ているんじゃないかって思う位」
衛兵 「お前達、皇帝陛下がお呼びだ」
和子 「分かりました。上条君、皇帝がお呼びだそうよ。助けてくれた御礼を言いに行きましょう」
恭介 「皇帝が!?」
衛兵 「待て」
和子 「どうしたのですか?」
衛兵 「用があるのは男の方だけだ」
和子 「ちょっと待って下さい、彼はここの言葉が――」
衛兵 「陛下の御命令だ!」
和子 「さあ、私達に好意的なのは助かるけど……。あとで美樹さんの捜索もお願いしましょう」
恭介 「そうですね。僕達はここで着替えも食事も出来たけど、さやかは今頃おなか空いてるでしょうし」
和子 「そうね、美樹さん、無事だといいけど」
恭介 「さっきは驚きましたよ先生。ここの人達と言葉が通じるんですから」
和子 「大学院で学んだラテン語と古代ローマ史がこんなところで役に立つなんてね。先生も驚いたわ。
ただ、これで分かった。ここは恐らく古代ローマ帝国よ」
恭介 「そんな……」
和子 「先生だって半信半疑よ。今でも夢を見ているんじゃないかって思う位」
衛兵 「お前達、皇帝陛下がお呼びだ」
和子 「分かりました。上条君、皇帝がお呼びだそうよ。助けてくれた御礼を言いに行きましょう」
恭介 「皇帝が!?」
衛兵 「待て」
和子 「どうしたのですか?」
衛兵 「用があるのは男の方だけだ」
和子 「ちょっと待って下さい、彼はここの言葉が――」
衛兵 「陛下の御命令だ!」
189: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/16(土) 22:45:13.25 ID:nmbg1pjA0
古代ローマ ローマ軍野営地 ハドリアヌス帝寝所
恭介 (何故僕だけ……)
ハドリアヌス 「おお! 確かに似ている! 生前のアンティノーを思い出す……」
恭介 (この人が……皇帝……失礼があったらどうしよう)
ハドリアヌス 「アンティノーッ!」
恭介 (どうして抱きつく!? これが古代ローマの挨拶なのかな? ハグし返しておこう)
ハドリアヌス 「おお、そなたも余に親愛の情を持ってくれるのか。まるで私の愛したアンティノーが甦ったようだ」
ハドリアヌス 「どうだ。こうして我らが巡り合えたのも神のお導きであろう。早速だが今宵、私と閨を共にせぬか」
恭介 (なんて言っているのか分からないけど、適当に頷いていればいいか)
ハドリアヌス 「そうかそうか。そなたも余と同じ気持ちか」
恭介 「うわっ! ちょっ、ちょっとタンマ」
恭介 (何で僕を脱がせようとする!?)
ハドリアヌス 「アンティノー、恥ずかしがることは無い……では私から先に脱ごう。そなたも脱ぐがよい」
恭介 (この髭親父脱ぎ始めた!)
ハドリアヌス 「さあ、私は用意出来たぞ。どうした、まだ脱いでおらぬのか、アンティノー?」
恭介 (まさか、この髭親父……)
恭介 (何故僕だけ……)
ハドリアヌス 「おお! 確かに似ている! 生前のアンティノーを思い出す……」
恭介 (この人が……皇帝……失礼があったらどうしよう)
ハドリアヌス 「アンティノーッ!」
恭介 (どうして抱きつく!? これが古代ローマの挨拶なのかな? ハグし返しておこう)
ハドリアヌス 「おお、そなたも余に親愛の情を持ってくれるのか。まるで私の愛したアンティノーが甦ったようだ」
ハドリアヌス 「どうだ。こうして我らが巡り合えたのも神のお導きであろう。早速だが今宵、私と閨を共にせぬか」
恭介 (なんて言っているのか分からないけど、適当に頷いていればいいか)
ハドリアヌス 「そうかそうか。そなたも余と同じ気持ちか」
恭介 「うわっ! ちょっ、ちょっとタンマ」
恭介 (何で僕を脱がせようとする!?)
ハドリアヌス 「アンティノー、恥ずかしがることは無い……では私から先に脱ごう。そなたも脱ぐがよい」
恭介 (この髭親父脱ぎ始めた!)
ハドリアヌス 「さあ、私は用意出来たぞ。どうした、まだ脱いでおらぬのか、アンティノー?」
恭介 (まさか、この髭親父……)
190: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/16(土) 23:11:47.79 ID:nmbg1pjA0
さやか 「どりゃあー!」
ドゴッ
ハドリアヌス 「ぐほえっ!」
ドガッガラガラガシャン
恭介 「さやか!?」
恭介 (髭親父が吹っ飛んだ)
さやか 「恭介! 大丈夫?」
衛兵 「陛下ッ、今の物音は! おのれ狼藉者め!」
さやか 「逃げるよ! 恭介」
恭介 「う、うん……」
さやか 「どうしたの?」
恭介 「先生もここに居るんだ」
さやか 「分かった。案内して!」
ドゴッ
ハドリアヌス 「ぐほえっ!」
ドガッガラガラガシャン
恭介 「さやか!?」
恭介 (髭親父が吹っ飛んだ)
さやか 「恭介! 大丈夫?」
衛兵 「陛下ッ、今の物音は! おのれ狼藉者め!」
さやか 「逃げるよ! 恭介」
恭介 「う、うん……」
さやか 「どうしたの?」
恭介 「先生もここに居るんだ」
さやか 「分かった。案内して!」
191: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/16(土) 23:24:57.87 ID:nmbg1pjA0
古代ローマ ローマ帝国ユダヤ属州
さやか 「ハァハァハァ、とりあえず何とか逃げ切った……」
恭介 「さやか……」
さやか 「恭介、無事で良かった……」
恭介 「さやか……さやかのその力、一体……」
さやか 「ああ、これね、この世界に来てからなぜか身についた能力でね。おかげでさっきも恭介と先生を抱えて
大ジャンプなんか出来たりして、アハハ」
さやか (本当のことなんて言えない……)
恭介 「さやか……その、助けてくれて有難う……」
和子 「一体、何があったの? それに美樹さんその力……」
さやか 「え、アハハハ。さやかちゃん照れちゃうなあ」
恭介 「先生!」
和子 「何!? 急に?」
恭介 「この時代のローマ皇帝ってどんな人なんですか?」
さやか 「ハァハァハァ、とりあえず何とか逃げ切った……」
恭介 「さやか……」
さやか 「恭介、無事で良かった……」
恭介 「さやか……さやかのその力、一体……」
さやか 「ああ、これね、この世界に来てからなぜか身についた能力でね。おかげでさっきも恭介と先生を抱えて
大ジャンプなんか出来たりして、アハハ」
さやか (本当のことなんて言えない……)
恭介 「さやか……その、助けてくれて有難う……」
和子 「一体、何があったの? それに美樹さんその力……」
さやか 「え、アハハハ。さやかちゃん照れちゃうなあ」
恭介 「先生!」
和子 「何!? 急に?」
恭介 「この時代のローマ皇帝ってどんな人なんですか?」
192: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/16(土) 23:32:29.67 ID:nmbg1pjA0
和子 「上条君の話から察するにこの時代のローマ皇帝はハドリアヌスね」
さやか 「どうしてそれが分かるんですか?」
和子 「上条君が度々聞いたっていう『アンティノー』って言葉だけど、これはハドリアヌス帝の愛人の名前なの。
そして思い出したんだけど、上条君の顔って発掘されたアンティノウスの石像に似てるのよ。
石像の写真を見たことがあるわ」
さやか 「ハハッ、皇帝は恭介みたいな顔をした女性が好みだったんですか?」
和子 「いいえ、ハドリアヌス帝は男色家よ」
さやか 「……」
和子 「問題はこの後よ。ローマ軍の追っ手をどうやって振り切るか」
恭介 「この時代なら通信網も発達してないですし、辺境で生活すれば見つかることなく――」
和子 「そうもいかないわ」
さやか 「どうしてですか、先生?」
和子 「ハドリアヌス帝はアンティノーの死を嘆き悲しみ、帝国中にアンティノーの石像を造らせたの。
恐らく皇帝は石像に顔の似た若者を探すように帝国中にお布令を出すでしょうね。
上条君は顔写真付きで全国指名手配のポスターに載ったようなものよ」
さやか 「まるで恭介のせいでみんな捕まりそうだって言いたげですね」
和子 「美樹さん、そういうつもりで言ったんじゃ……」
恭介 「さやか、止めるんだ。先生だって悪気はないよ」
さやか 「どうしてそれが分かるんですか?」
和子 「上条君が度々聞いたっていう『アンティノー』って言葉だけど、これはハドリアヌス帝の愛人の名前なの。
そして思い出したんだけど、上条君の顔って発掘されたアンティノウスの石像に似てるのよ。
石像の写真を見たことがあるわ」
さやか 「ハハッ、皇帝は恭介みたいな顔をした女性が好みだったんですか?」
和子 「いいえ、ハドリアヌス帝は男色家よ」
さやか 「……」
和子 「問題はこの後よ。ローマ軍の追っ手をどうやって振り切るか」
恭介 「この時代なら通信網も発達してないですし、辺境で生活すれば見つかることなく――」
和子 「そうもいかないわ」
さやか 「どうしてですか、先生?」
和子 「ハドリアヌス帝はアンティノーの死を嘆き悲しみ、帝国中にアンティノーの石像を造らせたの。
恐らく皇帝は石像に顔の似た若者を探すように帝国中にお布令を出すでしょうね。
上条君は顔写真付きで全国指名手配のポスターに載ったようなものよ」
さやか 「まるで恭介のせいでみんな捕まりそうだって言いたげですね」
和子 「美樹さん、そういうつもりで言ったんじゃ……」
恭介 「さやか、止めるんだ。先生だって悪気はないよ」
193: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/16(土) 23:41:58.85 ID:nmbg1pjA0
さやか 「どうして先生の味方をするの?」
恭介 「味方って……」
さやか 「二人がご飯食べて服も新しいのに着替えてる間に、わたし二人のこと必死で探して……。
軍の野営地にまで侵入して助けに来たのに」
恭介 「さやか、僕だって君に感謝しているんだ。君が助けてくれなかったら今頃どうなっていたかと思うと……」
さやか 「もう、寝る」
恭介 「さやか……」
和子 「そっとしておきましょう。美樹さん、疲れてイライラしているのよ。私達も休みましょう」
恭介 「味方って……」
さやか 「二人がご飯食べて服も新しいのに着替えてる間に、わたし二人のこと必死で探して……。
軍の野営地にまで侵入して助けに来たのに」
恭介 「さやか、僕だって君に感謝しているんだ。君が助けてくれなかったら今頃どうなっていたかと思うと……」
さやか 「もう、寝る」
恭介 「さやか……」
和子 「そっとしておきましょう。美樹さん、疲れてイライラしているのよ。私達も休みましょう」
194: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/16(土) 23:45:56.42 ID:nmbg1pjA0
恭介 「先生、先生」
和子 「んー……上条……君?」
恭介 「起こしてすみません、先生」
和子 「起きるけど、頭がスッキリするまで3分、いや1分待って……」
5分後
和子 「で、美樹さんが起きる前に、先生にだけ話したいことって何?」
恭介 「実は先生にお願いが――」
恭介 (先生、朝弱いんだ……)
和子 「んー……上条……君?」
恭介 「起こしてすみません、先生」
和子 「起きるけど、頭がスッキリするまで3分、いや1分待って……」
5分後
和子 「で、美樹さんが起きる前に、先生にだけ話したいことって何?」
恭介 「実は先生にお願いが――」
恭介 (先生、朝弱いんだ……)
195: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/16(土) 23:50:10.48 ID:nmbg1pjA0
和子 「そう、でも危険な賭けよ」
恭介 「こんな危険なこと、先生にお願いするのは申し訳ないと思ってます」
和子 「先生のことはいいわ。……それで上条君に後悔は無いのね」
恭介 「はい」
和子 「私達だけで話進めて……。美樹さん、目を覚ましたら怒るでしょうね」
恭介 「そうですね……。でも、さやかが聞いたら絶対反対すると思うんで」
和子 (生き延びられそうに無いので死ぬ前に先生でDTを捨てたいとか言われたらどうしようかと思ったわ。
残ね……私の取り越し苦労だったようね)
恭介 (彼女が出来たのにこんなところで死ぬもんか! 絶対に仁美のところに戻って工ッチするんだ)
恭介 「こんな危険なこと、先生にお願いするのは申し訳ないと思ってます」
和子 「先生のことはいいわ。……それで上条君に後悔は無いのね」
恭介 「はい」
和子 「私達だけで話進めて……。美樹さん、目を覚ましたら怒るでしょうね」
恭介 「そうですね……。でも、さやかが聞いたら絶対反対すると思うんで」
和子 (生き延びられそうに無いので死ぬ前に先生でDTを捨てたいとか言われたらどうしようかと思ったわ。
残ね……私の取り越し苦労だったようね)
恭介 (彼女が出来たのにこんなところで死ぬもんか! 絶対に仁美のところに戻って工ッチするんだ)
196: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/16(土) 23:54:57.19 ID:nmbg1pjA0
さやか 「う……ん」
さやか (目が覚めた……あれ、恭介は? トイレかしら……。ん、先生も居ない……)
さやか (……まさか、逢引き!?)
さやか (恭介の貞操が先生に!)
ガバッ
さやか (一気に目が覚めた!)
さやか (目が覚めた……あれ、恭介は? トイレかしら……。ん、先生も居ない……)
さやか (……まさか、逢引き!?)
さやか (恭介の貞操が先生に!)
ガバッ
さやか (一気に目が覚めた!)
198: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/16(土) 23:58:33.13 ID:nmbg1pjA0
さやか (ハァハァ、どこにもいない……)
さやか (二人してどこにいったのよ……あれ、石で重しした布が……慌てて飛び出したから気付かなかった)
さやか (なんか書いてある……樹液か何かで書いたのかな)
さやかへ
■はこれから皇帝の所に行く
■は皇帝のお気に入りらしいから
うまくいけばみんな助かるかもしれない
相だんせずに出かけてごめん
必ずかえって来るから
恭介
先生より
上条君の担任として、またつう訳として皇帝の下に赴きます
おいていってごめんなさい
死にに行くつもりはありません
交渉の成功を祈っていて下さい
さやか (あのバカ! 先生も何で止めなかったのよ!)
さやか (■は滲んで字が潰れてるけど、『僕』って書いたんだろうな、あいつ。
その後の恭介や先生の文章に画数の多い漢字が無いのは、
きっと字が滲んで潰れるから簡単な漢字しか書けなかったんだ。
二人はどんな気持ちでこの手紙書いたんだろう……)
さやか (二人してどこにいったのよ……あれ、石で重しした布が……慌てて飛び出したから気付かなかった)
さやか (なんか書いてある……樹液か何かで書いたのかな)
さやかへ
■はこれから皇帝の所に行く
■は皇帝のお気に入りらしいから
うまくいけばみんな助かるかもしれない
相だんせずに出かけてごめん
必ずかえって来るから
恭介
先生より
上条君の担任として、またつう訳として皇帝の下に赴きます
おいていってごめんなさい
死にに行くつもりはありません
交渉の成功を祈っていて下さい
さやか (あのバカ! 先生も何で止めなかったのよ!)
さやか (■は滲んで字が潰れてるけど、『僕』って書いたんだろうな、あいつ。
その後の恭介や先生の文章に画数の多い漢字が無いのは、
きっと字が滲んで潰れるから簡単な漢字しか書けなかったんだ。
二人はどんな気持ちでこの手紙書いたんだろう……)
201: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/21(木) 00:28:58.32 ID:ENnseljq0
古代ローマ ローマ軍野営地 本営
(以降のやりとりは和子の通訳が間に入っているが、一部を除き通訳の過程は省略する)
ハドリアヌス 「おお、よくぞ戻ってきた」
恭介 「昨日の陛下への無礼、申し訳ありませんでした。どうか寛大なご処置を」
ハドリアヌス 「よい、よい。ところで、どうして戻ってきた? 一度逃げ出して再び余の元に戻るとは何か訳があろう」
恭介 「はっ、陛下の私へのお気持ちを謹んでお受けしご寵愛を賜りたく、また陛下にお願いを致したく戻って参りました」
ハドリアヌス 「ほう、何なりと申してみよ」
恭介 「この通訳の女性の生活の保障と、昨晩陛下に乱暴を働いた娘の助命を」
ハドリアヌス 「この通訳の女がおらねば、そなたも不便であろう。この女はここで雇うとしよう」
恭介・和子 「有り難き幸せ」
ハドリアヌス 「しかし、余に手を上げし狼藉者を許すのは他の者に示しがつかん。たとえそなたの頼みであってもだ」
恭介 「そこを何とか!」
ハドリアヌス 「皇帝を足蹴にしたものの助命を願うなぞ、聞き入れると思うたか。
そのような進言をするだけの覚悟がそなたにあるのか?」
恭介 「あります」
ハドリアヌス 「何故そこまでしてあの娘を庇う? 下らぬ理由ではあるまいな?」
恭介 「彼女は……さやかは、僕の恋人です!」
(以降のやりとりは和子の通訳が間に入っているが、一部を除き通訳の過程は省略する)
ハドリアヌス 「おお、よくぞ戻ってきた」
恭介 「昨日の陛下への無礼、申し訳ありませんでした。どうか寛大なご処置を」
ハドリアヌス 「よい、よい。ところで、どうして戻ってきた? 一度逃げ出して再び余の元に戻るとは何か訳があろう」
恭介 「はっ、陛下の私へのお気持ちを謹んでお受けしご寵愛を賜りたく、また陛下にお願いを致したく戻って参りました」
ハドリアヌス 「ほう、何なりと申してみよ」
恭介 「この通訳の女性の生活の保障と、昨晩陛下に乱暴を働いた娘の助命を」
ハドリアヌス 「この通訳の女がおらねば、そなたも不便であろう。この女はここで雇うとしよう」
恭介・和子 「有り難き幸せ」
ハドリアヌス 「しかし、余に手を上げし狼藉者を許すのは他の者に示しがつかん。たとえそなたの頼みであってもだ」
恭介 「そこを何とか!」
ハドリアヌス 「皇帝を足蹴にしたものの助命を願うなぞ、聞き入れると思うたか。
そのような進言をするだけの覚悟がそなたにあるのか?」
恭介 「あります」
ハドリアヌス 「何故そこまでしてあの娘を庇う? 下らぬ理由ではあるまいな?」
恭介 「彼女は……さやかは、僕の恋人です!」
202: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/21(木) 00:42:22.52 ID:ENnseljq0
和子 「え、そうだったの!? そのまま訳すけど……」
恭介 (仁美、ごめん。僕は嘘をついた。でもこうでも言わないと皇帝は納得――)
ハドリアヌス 「ふざけるな!」
恭介 「!」
ハドリアヌス 「このままそなたを側においても、そなたは余に抱かれながらその娘のことを思い浮かべるのであろう?
閨にてこの余が小娘の影を重ねられながら事に及ぶなど、何たる屈辱!」
恭介 (駄目だったか……ごめん、父さん、母さん、仁美……)
和子 (諦めてはいけない!)
ハドリアヌス 「だが、そなたの覚悟の程は理解した。余が亡きアンティノーを想うようにそなたもあの娘が大事なのであろう」
恭介 「!」
ハドリアヌス 「そしてそなたがアンティノーに面影が似ていることに免じてその方達の余に対する無礼は全て許そう。
但し、二度と余の前に姿を現すな! その通訳とそなたの想い人を連れてどこへなりと行くがいい!」
恭介・和子 「ははっ!」
恭介・和子 (助かった……)
恭介 (仁美、ごめん。僕は嘘をついた。でもこうでも言わないと皇帝は納得――)
ハドリアヌス 「ふざけるな!」
恭介 「!」
ハドリアヌス 「このままそなたを側においても、そなたは余に抱かれながらその娘のことを思い浮かべるのであろう?
閨にてこの余が小娘の影を重ねられながら事に及ぶなど、何たる屈辱!」
恭介 (駄目だったか……ごめん、父さん、母さん、仁美……)
和子 (諦めてはいけない!)
ハドリアヌス 「だが、そなたの覚悟の程は理解した。余が亡きアンティノーを想うようにそなたもあの娘が大事なのであろう」
恭介 「!」
ハドリアヌス 「そしてそなたがアンティノーに面影が似ていることに免じてその方達の余に対する無礼は全て許そう。
但し、二度と余の前に姿を現すな! その通訳とそなたの想い人を連れてどこへなりと行くがいい!」
恭介・和子 「ははっ!」
恭介・和子 (助かった……)
203: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/21(木) 00:52:02.28 ID:ENnseljq0
古代ローマ ローマ帝国ユダヤ属州
さやか 「恭介! 先生!」
恭介 「さやか、ごめん」
さやか 「もう! バカ、バカ……。グスッ」
恭介 「……皇帝が僕たちを許してくれた。というより呆れて追い出されたのかな。いずれにしても僕達は自由だ」
さやか 「良かった……」
和子 「美樹さん、ごめんなさい」
さやか 「もう! 先生もどうして恭介を止めてくれなかったんですか?」
和子 「そうね、大怪我すら克服した上条君の可能性に賭けたのよ」
さやか 「……」
和子 「それより貴方達付き合ってたのね。先生知らなかった」
さやか 「え?」
恭介 「あ、いや、そういう訳じゃ」
和子 「否定する? その割にはさっきからずっと抱き合ってるけど」
さやか・恭介 「あ!」
和子 「慌てて離れなくてもいいのに、フフッ」
さやか 「恭介! 先生!」
恭介 「さやか、ごめん」
さやか 「もう! バカ、バカ……。グスッ」
恭介 「……皇帝が僕たちを許してくれた。というより呆れて追い出されたのかな。いずれにしても僕達は自由だ」
さやか 「良かった……」
和子 「美樹さん、ごめんなさい」
さやか 「もう! 先生もどうして恭介を止めてくれなかったんですか?」
和子 「そうね、大怪我すら克服した上条君の可能性に賭けたのよ」
さやか 「……」
和子 「それより貴方達付き合ってたのね。先生知らなかった」
さやか 「え?」
恭介 「あ、いや、そういう訳じゃ」
和子 「否定する? その割にはさっきからずっと抱き合ってるけど」
さやか・恭介 「あ!」
和子 「慌てて離れなくてもいいのに、フフッ」
205: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/21(木) 01:02:23.91 ID:ENnseljq0
ほむら 「米が恋しいわね」
杏子 「昨日は鹿を捕まえて食ったけど、肉ばっかりになったな」
マミ 「鹿目さんショック受けてたわね」
杏子 「動物の解体なんて初めて見たんだろうけどさ」
ほむら 「昨日のあなたは怒り過ぎだわ。食べようとしないまどかに向かって『食べ物は粗末にするな』って」
杏子 「またその話か? 殺した以上、ちゃんと食ってやるのがせめてもの救いだろ」
マミ 「もうその話は終わりにしましょう」
ルシウス (まどか、と言ったな。大丈夫か?)
まどか (はい……)
ルシウス (そんなに辛いのか?)
まどか (えっ!?)
ルシウス (私は、我々ローマ人が世界で最も優れた文明を持っていると思っていた。しかしお前は野宿することも
動物を解体して食べることも辛そうにしていた。正直どんな文明社会で過ごしてきたのかと思った……)
まどか (……)
ルシウス (私は最初、君達を辺境の蛮族だと思っていた。しかしお前達の文化に触れるにつれ、
我々ローマ人の方が野蛮人ではないかと考えるようになっていった)
まどか (そんなことはないです……)
杏子 「昨日は鹿を捕まえて食ったけど、肉ばっかりになったな」
マミ 「鹿目さんショック受けてたわね」
杏子 「動物の解体なんて初めて見たんだろうけどさ」
ほむら 「昨日のあなたは怒り過ぎだわ。食べようとしないまどかに向かって『食べ物は粗末にするな』って」
杏子 「またその話か? 殺した以上、ちゃんと食ってやるのがせめてもの救いだろ」
マミ 「もうその話は終わりにしましょう」
ルシウス (まどか、と言ったな。大丈夫か?)
まどか (はい……)
ルシウス (そんなに辛いのか?)
まどか (えっ!?)
ルシウス (私は、我々ローマ人が世界で最も優れた文明を持っていると思っていた。しかしお前は野宿することも
動物を解体して食べることも辛そうにしていた。正直どんな文明社会で過ごしてきたのかと思った……)
まどか (……)
ルシウス (私は最初、君達を辺境の蛮族だと思っていた。しかしお前達の文化に触れるにつれ、
我々ローマ人の方が野蛮人ではないかと考えるようになっていった)
まどか (そんなことはないです……)
206: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/21(木) 01:06:38.83 ID:ENnseljq0
QB (みんな!)
マミ (どうしたのキュゥべえ?)
QB (さやかが近くに居る。反応があった)
まどか 「さやかちゃんが!」
マミ (美樹さん! 聞こえる!)
マミ (どうしたのキュゥべえ?)
QB (さやかが近くに居る。反応があった)
まどか 「さやかちゃんが!」
マミ (美樹さん! 聞こえる!)
207: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/21(木) 01:24:09.56 ID:ENnseljq0
さやか 「!」
さやか (テレパシー! マミさんの声!)
さやか (マミさん!)
マミ (美樹さん! 無事だったのね……良かった)
さやか (みんなは?)
杏子 (バカヤロウ! 心配したんだぞ!)
さやか (ごめん)
まどか (さやかちゃん!)
さやか (まどか!)
まどか (さやかちゃん、大丈夫? お腹空いてない?)
さやか (メチャクチャ空いてる……)
恭介 「どうしたの、さやか? 急に泣き出して?」
ほむら (ルシウスも居るから、合流して元の世界に帰りましょう)
さやか (うん、うん……)
和子 「美樹さん、大丈夫? どこか具合でも悪いの?」
さやか 「みんな、帰れるんです……」
さやか (テレパシー! マミさんの声!)
さやか (マミさん!)
マミ (美樹さん! 無事だったのね……良かった)
さやか (みんなは?)
杏子 (バカヤロウ! 心配したんだぞ!)
さやか (ごめん)
まどか (さやかちゃん!)
さやか (まどか!)
まどか (さやかちゃん、大丈夫? お腹空いてない?)
さやか (メチャクチャ空いてる……)
恭介 「どうしたの、さやか? 急に泣き出して?」
ほむら (ルシウスも居るから、合流して元の世界に帰りましょう)
さやか (うん、うん……)
和子 「美樹さん、大丈夫? どこか具合でも悪いの?」
さやか 「みんな、帰れるんです……」
208: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/21(木) 06:23:17.09 ID:ENnseljq0
まどか 「さやかちゃん!」
さやか 「まどか!」
まどか 「ウ、ウウ……」
さやか 「エ……、グスッ、ウウッ」
マミ 「よかった……顔を見てようやく安心出来たわ」
さやか 「マミさあん!」
マミ 「もう、みんな心配したのよ」
杏子 「食うかい?」
さやか 「何それ?」
杏子 「鹿肉の燻製」
さやか 「食べる」
杏子 「ホラ」
さやか 「……うん、美味しい……」
ほむら (美樹さやか、このグリーフシード使いなさい。ソウルジェムが濁ってるじゃない)
さやか (ありがとう)
さやか 「まどか!」
まどか 「ウ、ウウ……」
さやか 「エ……、グスッ、ウウッ」
マミ 「よかった……顔を見てようやく安心出来たわ」
さやか 「マミさあん!」
マミ 「もう、みんな心配したのよ」
杏子 「食うかい?」
さやか 「何それ?」
杏子 「鹿肉の燻製」
さやか 「食べる」
杏子 「ホラ」
さやか 「……うん、美味しい……」
ほむら (美樹さやか、このグリーフシード使いなさい。ソウルジェムが濁ってるじゃない)
さやか (ありがとう)
209: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/21(木) 06:40:51.60 ID:ENnseljq0
和子 「驚いたわ。鹿目さんに暁美さん、巴さんもこの時代に来ていたのね……あなたは?」
さやか 「ああ、この子は佐倉杏子って言って私達の友達です」
和子 「初めまして、佐倉さん。この子達の先生の早乙女和子よ、よろしくね」
杏子 「どうも」
ルシウス (この女は何者だ?)
和子 「初めまして。私、早乙女和子と言います」
ルシウス 「ラテン語が分かるのか!?」
和子 「ある程度は」
恭介 「僕は――」
杏子 「知ってるよ、上条恭介だろ」
恭介 「どうして僕の名前を?」
杏子 「さやかから色々話を聞かされたからな」
恭介 (さやかはどんな話をしたんだ?)
さやか 「ああ、この子は佐倉杏子って言って私達の友達です」
和子 「初めまして、佐倉さん。この子達の先生の早乙女和子よ、よろしくね」
杏子 「どうも」
ルシウス (この女は何者だ?)
和子 「初めまして。私、早乙女和子と言います」
ルシウス 「ラテン語が分かるのか!?」
和子 「ある程度は」
恭介 「僕は――」
杏子 「知ってるよ、上条恭介だろ」
恭介 「どうして僕の名前を?」
杏子 「さやかから色々話を聞かされたからな」
恭介 (さやかはどんな話をしたんだ?)
210: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/21(木) 06:50:41.83 ID:ENnseljq0
さやか 「ええっ! ルシウスと約束した?」
まどか 「うん、元の世界に戻して貰う代わりにこの世界の温泉造りを手伝うって」
マミ 「これも仲直りの為だと思って協力しましょう、美樹さん」
さやか 「みんな、私のいない間にこのローマ人と仲良くなってない?」
杏子 「まあな、そっちもそのボーヤと仲良くなったんじゃないのか」
さやか 「もう!」
ほむら (ところでルシウス、あなた、どんな温泉を造りたいの?)
ルシウス (今回私は戦地にテルマエを造ることを考えている)
ほむら (戦地に?)
ルシウス (そうだ。戦争の長期化により兵が疲弊している。傷病兵を治療し兵の厭戦気分を解消する施設を造る。
それが今回の私の使命だ)
和子 (この戦争、ローマ軍は主力をドナウ川周辺から呼び寄せたから、慣れない土地で戦う兵は帰還したがるでしょうね)
ルシウス (何故それを知っている?)
和子 (あなたから見たら私達は未来人なの。この戦いの経緯は歴史として学んだわ)
ルシウス (教えてくれ! この戦争はローマが勝つのか!?)
和子 (……勝つわ。でも何が原因で歴史が変わるかなんて誰にも分からない。だから楽観は出来ないと思って頂戴)
ルシウス (……)
まどか 「うん、元の世界に戻して貰う代わりにこの世界の温泉造りを手伝うって」
マミ 「これも仲直りの為だと思って協力しましょう、美樹さん」
さやか 「みんな、私のいない間にこのローマ人と仲良くなってない?」
杏子 「まあな、そっちもそのボーヤと仲良くなったんじゃないのか」
さやか 「もう!」
ほむら (ところでルシウス、あなた、どんな温泉を造りたいの?)
ルシウス (今回私は戦地にテルマエを造ることを考えている)
ほむら (戦地に?)
ルシウス (そうだ。戦争の長期化により兵が疲弊している。傷病兵を治療し兵の厭戦気分を解消する施設を造る。
それが今回の私の使命だ)
和子 (この戦争、ローマ軍は主力をドナウ川周辺から呼び寄せたから、慣れない土地で戦う兵は帰還したがるでしょうね)
ルシウス (何故それを知っている?)
和子 (あなたから見たら私達は未来人なの。この戦いの経緯は歴史として学んだわ)
ルシウス (教えてくれ! この戦争はローマが勝つのか!?)
和子 (……勝つわ。でも何が原因で歴史が変わるかなんて誰にも分からない。だから楽観は出来ないと思って頂戴)
ルシウス (……)
215: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/23(土) 21:34:16.33 ID:rCcPIAcK0
和子 (最初は驚いたわ。頭に直接響くこの声、これで会話が出来るのだから)
さやか (先生はラテン語が話せるから翻訳を兼ねたテレパシーは必要ないですよね)
和子 (先生だってラテン語を完璧にはマスターしてないわ。だからテレパシーでラテン語が翻訳されるのは助かるのよ。
それに携帯が通じないこの世界で離れた相手と会話するにはテレパシーが一番よ。
まさか、この世界に来てから先生にもこんな能力が開花するなんて……)
恭介 (僕も驚きました。この力、最初は気味が悪かったですが)
さやか (……)
まどか 「結局、先生にも上条君にもキュゥべえは見えなかったね」
QB 「そうだね。彼らにはボクが見えてないけど、ボクの方でテレパシーは使えるように中継してるよ」
マミ 「助かるわ、キュゥべえ」
さやか (先生はラテン語が話せるから翻訳を兼ねたテレパシーは必要ないですよね)
和子 (先生だってラテン語を完璧にはマスターしてないわ。だからテレパシーでラテン語が翻訳されるのは助かるのよ。
それに携帯が通じないこの世界で離れた相手と会話するにはテレパシーが一番よ。
まさか、この世界に来てから先生にもこんな能力が開花するなんて……)
恭介 (僕も驚きました。この力、最初は気味が悪かったですが)
さやか (……)
まどか 「結局、先生にも上条君にもキュゥべえは見えなかったね」
QB 「そうだね。彼らにはボクが見えてないけど、ボクの方でテレパシーは使えるように中継してるよ」
マミ 「助かるわ、キュゥべえ」
216: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/23(土) 21:45:09.79 ID:rCcPIAcK0
古代ローマ ローマ帝国ユダヤ属州 バル・コクバ反乱対策司令本部
衛兵 「陛下、ルシウス技師を連れて参りました」
ハドリアヌス 「通せ」
衛兵 「ハッ。ルシウス殿、こちらへ」
ルシウス 「失礼致します」
ハドリアヌス 「ルシウス、どうした」
ルシウス 「陛下、この地にテルマエを造る案がまとまりました」
ハドリアヌス 「ほう、流石はルシウスだな」
ルシウス 「つきましては私の雇った技師達がこの地を自由に行き来出来る許可を頂きたく――」
ハドリアヌス 「うむ、許可しよう。ルシウスとその弟子達に手形を作ってやれ」
衛兵 「ハッ」
衛兵 「陛下、ルシウス技師を連れて参りました」
ハドリアヌス 「通せ」
衛兵 「ハッ。ルシウス殿、こちらへ」
ルシウス 「失礼致します」
ハドリアヌス 「ルシウス、どうした」
ルシウス 「陛下、この地にテルマエを造る案がまとまりました」
ハドリアヌス 「ほう、流石はルシウスだな」
ルシウス 「つきましては私の雇った技師達がこの地を自由に行き来出来る許可を頂きたく――」
ハドリアヌス 「うむ、許可しよう。ルシウスとその弟子達に手形を作ってやれ」
衛兵 「ハッ」
217: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/23(土) 21:55:41.73 ID:rCcPIAcK0
ルシウス (この手形は無くさないように)
マミ (これで私達はこの辺り一帯出入り自由ね)
和子 (みんな、上条君と美樹さんだけは現代に戻した方がいいと思うの)
杏子 (何でだ?)
和子 (この二人は一度皇帝に目を付けられたわ。許して貰ったとはいえ、ここで働くのはトラブルになりかねない)
さやか (私は残りますよ)
和子 (美樹さん……)
さやか (みんなこれから働くんでしょ。私だけ先に帰るなんて)
恭介 (僕も残ります)
和子 (……)
恭介 (先生?)
和子 (……上条君、あなたは帰りなさい)
恭介 「僕にだけ帰れって言うんですか!」
さやか 「いい加減気付きなよ、恭介」
恭介 「さやか……」
さやか 「私はここで力仕事も出来るし、いざという時に戦える。あんたはどうなのよ」
マミ (これで私達はこの辺り一帯出入り自由ね)
和子 (みんな、上条君と美樹さんだけは現代に戻した方がいいと思うの)
杏子 (何でだ?)
和子 (この二人は一度皇帝に目を付けられたわ。許して貰ったとはいえ、ここで働くのはトラブルになりかねない)
さやか (私は残りますよ)
和子 (美樹さん……)
さやか (みんなこれから働くんでしょ。私だけ先に帰るなんて)
恭介 (僕も残ります)
和子 (……)
恭介 (先生?)
和子 (……上条君、あなたは帰りなさい)
恭介 「僕にだけ帰れって言うんですか!」
さやか 「いい加減気付きなよ、恭介」
恭介 「さやか……」
さやか 「私はここで力仕事も出来るし、いざという時に戦える。あんたはどうなのよ」
218: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/23(土) 22:06:27.76 ID:rCcPIAcK0
恭介 「それは……」
さやか 「……はっきり言ってさ、今の恭介は足手まといなんだよ」
恭介 「!」
ルシウス (少年が部屋を出て行った。途中からテレパシーを使わなくなったので何を話していたか分からないが)
まどか 「上条君! ……さやかちゃん、追いかけないの!?」
杏子 「やめな、まどか」
まどか 「でも……」
杏子 「あいつはボーヤに元の世界に戻って欲しいんだよ」
さやか 「……はっきり言ってさ、今の恭介は足手まといなんだよ」
恭介 「!」
ルシウス (少年が部屋を出て行った。途中からテレパシーを使わなくなったので何を話していたか分からないが)
まどか 「上条君! ……さやかちゃん、追いかけないの!?」
杏子 「やめな、まどか」
まどか 「でも……」
杏子 「あいつはボーヤに元の世界に戻って欲しいんだよ」
219: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/23(土) 22:17:43.41 ID:rCcPIAcK0
和子 「ここに居たんだ。隣、いいかしら?」
恭介 「……」
和子 「上条君、美樹さんはね――」
恭介 「分かってます。さやかの言う通りなんです。僕が足手まといだってこと。戦地じゃ杖無しで歩けない僕なんて……。
でも僕だって男なんです。女の子を戦地に残して僕だけ帰るなんて……」
和子 「分かってないわよ、上条君」
恭介 「えっ?」
和子 「美樹さんはね、あなたのことが心配で堪らないの。女ってのは、好きな男の為ならどんなことでも出来るものよ。
さっきの美樹さんの場合、あなたの安全を第一に考えて敢えて厳しいことを言った。
帰ってあげなさい。美樹さんの為にも」
恭介 「先生だって皇帝から『二度と目の前に現れるな』って言われてるんですよ。
それに、足の悪い僕が帰るべきなら目の悪い先生だって帰るべきです」
和子 「先生は帰るわけにはいかないわ。」
恭介 「教師として教え子を置いていけないっていうんですか? それじゃ男のメンツを気にする僕と変わらないじゃないですか」
和子 「先生には、ルシウスさんにオンドル造りのノウハウを教えるという仕事があるの。
帰らないんじゃなくて帰るわけにいかないのよ」
恭介 「……」
和子 「上条君。あなたが溺れた先生を蘇生させてくれなかったら、
先生はルシウスさんにオンドルの知識を教えることは出来なかった。
ここに温泉が出来るのはあなたのおかげなのよ。胸を張って帰りなさい」
恭介 「……」
和子 「上条君、美樹さんはね――」
恭介 「分かってます。さやかの言う通りなんです。僕が足手まといだってこと。戦地じゃ杖無しで歩けない僕なんて……。
でも僕だって男なんです。女の子を戦地に残して僕だけ帰るなんて……」
和子 「分かってないわよ、上条君」
恭介 「えっ?」
和子 「美樹さんはね、あなたのことが心配で堪らないの。女ってのは、好きな男の為ならどんなことでも出来るものよ。
さっきの美樹さんの場合、あなたの安全を第一に考えて敢えて厳しいことを言った。
帰ってあげなさい。美樹さんの為にも」
恭介 「先生だって皇帝から『二度と目の前に現れるな』って言われてるんですよ。
それに、足の悪い僕が帰るべきなら目の悪い先生だって帰るべきです」
和子 「先生は帰るわけにはいかないわ。」
恭介 「教師として教え子を置いていけないっていうんですか? それじゃ男のメンツを気にする僕と変わらないじゃないですか」
和子 「先生には、ルシウスさんにオンドル造りのノウハウを教えるという仕事があるの。
帰らないんじゃなくて帰るわけにいかないのよ」
恭介 「……」
和子 「上条君。あなたが溺れた先生を蘇生させてくれなかったら、
先生はルシウスさんにオンドルの知識を教えることは出来なかった。
ここに温泉が出来るのはあなたのおかげなのよ。胸を張って帰りなさい」
222: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/23(土) 22:40:31.43 ID:rCcPIAcK0
恭介 「みんな、頑張って。先生、お世話になりました」
マミ 「ここは私達に任せて。それから、ここでのことは絶対に秘密にして欲しいの。いい?」
恭介 「分かりました」
まどか 「上条君、また学校で会おうね」
杏子 「じゃあな、ボーヤ」
ほむら 「さよなら、美樹さやかのことは任せなさい」
和子 「上条君、気をつけて。ルシウスさん、お願いします」
ルシウス 「行って来る。彼を送り届けたら私はすぐ戻ってくる。それからここのテルマエ造りを始めよう」
さやか 「……」
恭介 「さやか」
さやか 「……」
恭介 「未来で、待ってる」
さやか 「!」
さやか 「すぐ行く、走って行く!」
マミ 「ここは私達に任せて。それから、ここでのことは絶対に秘密にして欲しいの。いい?」
恭介 「分かりました」
まどか 「上条君、また学校で会おうね」
杏子 「じゃあな、ボーヤ」
ほむら 「さよなら、美樹さやかのことは任せなさい」
和子 「上条君、気をつけて。ルシウスさん、お願いします」
ルシウス 「行って来る。彼を送り届けたら私はすぐ戻ってくる。それからここのテルマエ造りを始めよう」
さやか 「……」
恭介 「さやか」
さやか 「……」
恭介 「未来で、待ってる」
さやか 「!」
さやか 「すぐ行く、走って行く!」
224: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/23(土) 22:48:04.75 ID:rCcPIAcK0
古代ローマ ルシウスが戦地に造ったテルマエ
ローマ兵1 「地面が暖かい。こうして寝そべっていると体がポカポカする。気持ちいいなあ」
ローマ兵2 「この変わった茹で卵、美味い!」
ローマ兵3 「ここの温泉の湯を飲むと元気になるらしいぞ」
ローマ兵4 「この前看病に来てくれた娘、可愛かった……また来ないかな」
ルシウス 「この地に湧く温泉だけでは湯量が足りないので困っていた。
あなたが『オンドル』と呼ぶ、地熱がある場所に傷病兵を寝かせるアイデアを教えてくれなかったら
ここのテルマエは造れなかった。それに飲泉の知識も私には無かった」
和子 「私、温泉好きで県内のあちこちの温泉に行ってて、それで詳しくなったんです」
さやか 「温泉卵出来たよ!」
杏子 「よっしゃ! 配りに行って来る」
マミ 「佐倉さん、配って来るのはいいけどつまみ食いは程々にね」
まどか 「ほむらちゃん、汲んだお湯そこに置いたから」
ほむら 「ありがとう、まどか。兵達に飲ませに行って来るわ」
杏子 「キュゥべえも配達出来ればいいのにさ」
QB 「ボクの姿は普通の人間には見えないからね。それにボクは十分キミ達の役に立ってるよ。
ボクが翻訳機能を強化させたことで、テレパシーが届くのと同じ圏内で通常の会話も翻訳可能になった。
キミ達とローマ兵の会話が成り立つのはボクのおかげだよ」
ローマ兵1 「地面が暖かい。こうして寝そべっていると体がポカポカする。気持ちいいなあ」
ローマ兵2 「この変わった茹で卵、美味い!」
ローマ兵3 「ここの温泉の湯を飲むと元気になるらしいぞ」
ローマ兵4 「この前看病に来てくれた娘、可愛かった……また来ないかな」
ルシウス 「この地に湧く温泉だけでは湯量が足りないので困っていた。
あなたが『オンドル』と呼ぶ、地熱がある場所に傷病兵を寝かせるアイデアを教えてくれなかったら
ここのテルマエは造れなかった。それに飲泉の知識も私には無かった」
和子 「私、温泉好きで県内のあちこちの温泉に行ってて、それで詳しくなったんです」
さやか 「温泉卵出来たよ!」
杏子 「よっしゃ! 配りに行って来る」
マミ 「佐倉さん、配って来るのはいいけどつまみ食いは程々にね」
まどか 「ほむらちゃん、汲んだお湯そこに置いたから」
ほむら 「ありがとう、まどか。兵達に飲ませに行って来るわ」
杏子 「キュゥべえも配達出来ればいいのにさ」
QB 「ボクの姿は普通の人間には見えないからね。それにボクは十分キミ達の役に立ってるよ。
ボクが翻訳機能を強化させたことで、テレパシーが届くのと同じ圏内で通常の会話も翻訳可能になった。
キミ達とローマ兵の会話が成り立つのはボクのおかげだよ」
225: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/23(土) 22:58:43.36 ID:rCcPIAcK0
古代ローマ ローマ帝国ユダヤ属州 ローマ軍本隊
マーカス 「陛下、テルマエで傷の癒えた兵達が次々に戦線に復帰しております」
ハドリアヌス 「ルシウスめ、やりおる」
伝令 「申し上げます!」
ハドリアヌス 「よい、申せ」
伝令 「敵別働隊、我が軍のテルマエに向けて侵攻中!」
ハドリアヌス 「何ッ!」
ハドリアヌス (いかん! あそこは傷病兵ばかりでろくな戦力はおらぬぞ。
将軍セウェルスに兵を多く持たせた為にここが手薄となったのが仇になったか……)
ハドリアヌス 「敵の数は?」
伝令 「300に御座います!」
ハドリアヌス (少数故にこちらの警戒網を突破したか。敵の指揮官め、やりおる。
本隊の総力を挙げれば撃退は容易い。しかし軍令を発して全軍で行軍を開始していたら
到着までにテルマエを破壊され、傷病兵は皆殺しとなるやもしれん。それでは全軍の士気に影響する)
マーカス 「主戦場では我が軍が押しておりますが、いかがなされますか?」
ハドリアヌス (押しているからこそ、この本隊を下げたくないのだ……)
マーカス 「陛下、テルマエで傷の癒えた兵達が次々に戦線に復帰しております」
ハドリアヌス 「ルシウスめ、やりおる」
伝令 「申し上げます!」
ハドリアヌス 「よい、申せ」
伝令 「敵別働隊、我が軍のテルマエに向けて侵攻中!」
ハドリアヌス 「何ッ!」
ハドリアヌス (いかん! あそこは傷病兵ばかりでろくな戦力はおらぬぞ。
将軍セウェルスに兵を多く持たせた為にここが手薄となったのが仇になったか……)
ハドリアヌス 「敵の数は?」
伝令 「300に御座います!」
ハドリアヌス (少数故にこちらの警戒網を突破したか。敵の指揮官め、やりおる。
本隊の総力を挙げれば撃退は容易い。しかし軍令を発して全軍で行軍を開始していたら
到着までにテルマエを破壊され、傷病兵は皆殺しとなるやもしれん。それでは全軍の士気に影響する)
マーカス 「主戦場では我が軍が押しておりますが、いかがなされますか?」
ハドリアヌス (押しているからこそ、この本隊を下げたくないのだ……)
230: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/29(金) 01:03:46.07 ID:QNC0EUvl0
古代ローマ ルシウスが戦地に造ったテルマエ
和子 「何ですって!」
ルシウス 「言った通りだ。間もなくここに敵が攻めて来る、皆は逃げろ」
さやか 「逃げろって……。ここにいる怪我した兵隊さんはどうするの? 動けない人だって大勢いるんだよ!」
ルシウス 「……」
さやか 「置いてけっていうの!」
まどか 「そんなのってないよ! あんまりだよ!」
ルシウス 「私が敵を食い止める」
ほむら 「幾らあなたが魔法少女でも一人で戦うのは無理があるわ。敵の数は?」
ルシウス 「報告では300人程らしい」
ほむら 「なら私達魔法少女が全員で戦えば撃退出来るでしょうね」
マミ 「暁美さん、相手は人間なのよ」
ほむら 「私達は既にこの戦争に足を突っ込んだ。私達がここで治療した兵が戦線に復帰して敵を殺している。
私達は既に間接的に人を殺しているわ」
マミ 「そんな言い方……少なくとも私はそんなつもりでここで働いてはいなかったわ」
和子 「何ですって!」
ルシウス 「言った通りだ。間もなくここに敵が攻めて来る、皆は逃げろ」
さやか 「逃げろって……。ここにいる怪我した兵隊さんはどうするの? 動けない人だって大勢いるんだよ!」
ルシウス 「……」
さやか 「置いてけっていうの!」
まどか 「そんなのってないよ! あんまりだよ!」
ルシウス 「私が敵を食い止める」
ほむら 「幾らあなたが魔法少女でも一人で戦うのは無理があるわ。敵の数は?」
ルシウス 「報告では300人程らしい」
ほむら 「なら私達魔法少女が全員で戦えば撃退出来るでしょうね」
マミ 「暁美さん、相手は人間なのよ」
ほむら 「私達は既にこの戦争に足を突っ込んだ。私達がここで治療した兵が戦線に復帰して敵を殺している。
私達は既に間接的に人を殺しているわ」
マミ 「そんな言い方……少なくとも私はそんなつもりでここで働いてはいなかったわ」
231: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/29(金) 01:11:39.56 ID:QNC0EUvl0
古代ローマ ルシウスが戦地に造ったテルマエ付近
さやか 「敵が見える……」
杏子 「マミ、肝括ろうぜ」
マミ 「分かってるわ。だけど、敵の武器を破壊するか奪うだけ、人は殺さないわよ私」
杏子 「ああ、それでいい。何も殺さなくても追っ払えればいいからな」
ほむら (まどかを守る為にもここは通さない!)
和子 「さあ、行きましょう鹿目さん。私達がここに残ってたらみんなが戦いづらいわ」
まどか 「はい……。約束だよ。みんな、みんな帰って来てね!」
和子 (教え子達を戦場に行かせて自分は何も出来ずに避難する。大人として教職者として我ながら情けないわ)
さやか 「敵が見える……」
杏子 「マミ、肝括ろうぜ」
マミ 「分かってるわ。だけど、敵の武器を破壊するか奪うだけ、人は殺さないわよ私」
杏子 「ああ、それでいい。何も殺さなくても追っ払えればいいからな」
ほむら (まどかを守る為にもここは通さない!)
和子 「さあ、行きましょう鹿目さん。私達がここに残ってたらみんなが戦いづらいわ」
まどか 「はい……。約束だよ。みんな、みんな帰って来てね!」
和子 (教え子達を戦場に行かせて自分は何も出来ずに避難する。大人として教職者として我ながら情けないわ)
232: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/29(金) 01:19:17.15 ID:QNC0EUvl0
反乱軍傭兵部隊長 「……意外と手こずるな。ここの敵は怪我人や病人ばかりの筈だが」
反乱軍傭兵部隊兵士 「それが……敵に腕利きの女闘士が数名おり、思うように攻められません」
反乱軍傭兵部隊長 「弓を射掛けよ。また、数名で同時に一人を囲め」
反乱軍傭兵部隊兵士 「それが女闘士共は奇妙な術を使い、我が軍の損害は増すばかりです」
反乱軍傭兵部隊長 「我が軍の損害は?」
反乱軍傭兵部隊兵士 「怪我人は出ておりますが、戦死者はありません。丸腰にされて帰って来る者多数です」
反乱軍傭兵部隊長 「舐めた真似を……」
反乱軍傭兵部隊兵士 「それが……敵に腕利きの女闘士が数名おり、思うように攻められません」
反乱軍傭兵部隊長 「弓を射掛けよ。また、数名で同時に一人を囲め」
反乱軍傭兵部隊兵士 「それが女闘士共は奇妙な術を使い、我が軍の損害は増すばかりです」
反乱軍傭兵部隊長 「我が軍の損害は?」
反乱軍傭兵部隊兵士 「怪我人は出ておりますが、戦死者はありません。丸腰にされて帰って来る者多数です」
反乱軍傭兵部隊長 「舐めた真似を……」
234: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/29(金) 01:41:39.15 ID:QNC0EUvl0
マミ 「行くわよ!」
シュルルル
反乱軍傭兵部隊兵士1 「何だぁこの紐は! 武器が取り上げられた!」
反乱軍傭兵部隊兵士2 「俺もだぁ!」
さやか 「どりゃあ!」
反乱軍傭兵部隊兵士3 「ヒィ! こっちの剣が寸断された!?」
反乱軍傭兵部隊兵士4 「弓隊、前へ。……放て!」
杏子 「しまった! なんてね」
反乱軍傭兵部隊兵士5 「赤い壁が出てきたぞ!」
反乱軍傭兵部隊兵士6 「弓も防がれるとは……」
シュルルル
反乱軍傭兵部隊兵士1 「何だぁこの紐は! 武器が取り上げられた!」
反乱軍傭兵部隊兵士2 「俺もだぁ!」
さやか 「どりゃあ!」
反乱軍傭兵部隊兵士3 「ヒィ! こっちの剣が寸断された!?」
反乱軍傭兵部隊兵士4 「弓隊、前へ。……放て!」
杏子 「しまった! なんてね」
反乱軍傭兵部隊兵士5 「赤い壁が出てきたぞ!」
反乱軍傭兵部隊兵士6 「弓も防がれるとは……」
236: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/06/29(金) 01:52:39.75 ID:QNC0EUvl0
プシュッ
反乱軍傭兵部隊兵士7 「ゴホッ、ゲホッ、目が……」
バチバチッ
反乱軍傭兵部隊兵士8 「ギャッ」
ほむら 「催涙スプレーやスタンガンなんてこの時代には無いでしょう」
ルシウス 「テルマエ・ロマーエ!」
シャアアアア
反乱軍傭兵部隊兵士9 「熱ッ! 熱湯だぁ! 逃げろぉ!」
反乱軍傭兵部隊兵士10 「これでは近づけん……」
ルシウス (大火傷させないように加減が難しいな)
反乱軍傭兵部隊長 「ほう、あれが敵か。……全軍を後退させよ。わらわが出る!」
反乱軍兵士 「ハッ!」
反乱軍傭兵部隊長 「魔法少女か……面白い」
反乱軍傭兵部隊兵士7 「ゴホッ、ゲホッ、目が……」
バチバチッ
反乱軍傭兵部隊兵士8 「ギャッ」
ほむら 「催涙スプレーやスタンガンなんてこの時代には無いでしょう」
ルシウス 「テルマエ・ロマーエ!」
シャアアアア
反乱軍傭兵部隊兵士9 「熱ッ! 熱湯だぁ! 逃げろぉ!」
反乱軍傭兵部隊兵士10 「これでは近づけん……」
ルシウス (大火傷させないように加減が難しいな)
反乱軍傭兵部隊長 「ほう、あれが敵か。……全軍を後退させよ。わらわが出る!」
反乱軍兵士 「ハッ!」
反乱軍傭兵部隊長 「魔法少女か……面白い」
242: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/08(日) 20:38:06.99 ID:Yoju5RBH0
和子 「……」
まどか 「……先生?」
和子 「つらいとは思うけど、私達に出来ることは無いわ」
まどか 「……はい」
和子 「……」
まどか 「あの……」
和子 「何? 鹿目さん」
まどか 「先生、なんだか皆を心配してるだけじゃなくて自分を責めてるんじゃないかって気がして」
和子 「そんな顔してた?」
まどか 「……はい。さやかちゃんから聞いたんです。先生がこの時代に来てからお金作ろうとした話……」
和子 「知っていたの、鹿目さん……」
まどか 「……先生?」
和子 「つらいとは思うけど、私達に出来ることは無いわ」
まどか 「……はい」
和子 「……」
まどか 「あの……」
和子 「何? 鹿目さん」
まどか 「先生、なんだか皆を心配してるだけじゃなくて自分を責めてるんじゃないかって気がして」
和子 「そんな顔してた?」
まどか 「……はい。さやかちゃんから聞いたんです。先生がこの時代に来てからお金作ろうとした話……」
和子 「知っていたの、鹿目さん……」
243: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/08(日) 20:52:52.95 ID:Yoju5RBH0
和子回想 和子達がルシウス達と合流する前の晩 ローマ帝国ユダヤ属州
和子 (ここ、街道よね? 石畳だし)
和子 (夜鷹なんてやったことないけど、こうして夜に街道に立って男に声をかければいいのかしら?)
和子 (こんなところ教え子達には見せられない……グスッ。でも、あの二人を守れるのは私しかいない。
特に美樹さんは今晩、何も食べてない訳だし)
和子 (これから幾許かのお金と引き換えに、屈強な古代人達が華奢な私の身体を好きにするのね)
和子 (……)
和子 (……出来ればイケメンがいいわ。ローマ人なら俳優の阿○寛みたいな二枚目がいるかもしれない。
そう考えれば悪くないかも)
さやか 「先生?」
和子 「!?」
さやか 「先生、こんなところで何やってるんですか?
みんな寝た後で先生が夜中に抜け出すのに気付いて、最初落ち着きがなかったからオシッコかなって思ったけど
それにしては帰りが遅いから探しに来たら……」
和子 「驚かさないでよ、美樹さん。……その……物乞いよ、物乞い。恥ずかしいけど、先生達は先立つものが必要でしょ?」
さやか 「こんな夜中にですか? 物乞いだったら人通りが多い日中にやりますよね」
和子 「……」
さやか 「まさか、先生……売春!?」
和子 (ここ、街道よね? 石畳だし)
和子 (夜鷹なんてやったことないけど、こうして夜に街道に立って男に声をかければいいのかしら?)
和子 (こんなところ教え子達には見せられない……グスッ。でも、あの二人を守れるのは私しかいない。
特に美樹さんは今晩、何も食べてない訳だし)
和子 (これから幾許かのお金と引き換えに、屈強な古代人達が華奢な私の身体を好きにするのね)
和子 (……)
和子 (……出来ればイケメンがいいわ。ローマ人なら俳優の阿○寛みたいな二枚目がいるかもしれない。
そう考えれば悪くないかも)
さやか 「先生?」
和子 「!?」
さやか 「先生、こんなところで何やってるんですか?
みんな寝た後で先生が夜中に抜け出すのに気付いて、最初落ち着きがなかったからオシッコかなって思ったけど
それにしては帰りが遅いから探しに来たら……」
和子 「驚かさないでよ、美樹さん。……その……物乞いよ、物乞い。恥ずかしいけど、先生達は先立つものが必要でしょ?」
さやか 「こんな夜中にですか? 物乞いだったら人通りが多い日中にやりますよね」
和子 「……」
さやか 「まさか、先生……売春!?」
244: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/08(日) 21:01:55.59 ID:Yoju5RBH0
和子 「先生のこと軽蔑した?」
さやか 「……」
和子 「それでも私達は生きなきゃいけないの」
さやか 「……止めて下さい」
和子 「美樹さん……」
さやか 「止めて下さい! 先生がそんなこと……おかしいですよ!」
和子 「先生だって好きでこんなことしようとした訳じゃないわ。でも生きていく為には、今の先生に出来ることはこれ位しかないの」
さやか 「私が何とかします」
和子 「何とかするって……」
さやか 「先生も知ってるでしょ? 私、ここの世界に来てから妙な力がついたって。それで力仕事でも用心棒でもするから。
だから、二度とそんなことしようなんて思わないで下さい!」
さやか 「……」
和子 「それでも私達は生きなきゃいけないの」
さやか 「……止めて下さい」
和子 「美樹さん……」
さやか 「止めて下さい! 先生がそんなこと……おかしいですよ!」
和子 「先生だって好きでこんなことしようとした訳じゃないわ。でも生きていく為には、今の先生に出来ることはこれ位しかないの」
さやか 「私が何とかします」
和子 「何とかするって……」
さやか 「先生も知ってるでしょ? 私、ここの世界に来てから妙な力がついたって。それで力仕事でも用心棒でもするから。
だから、二度とそんなことしようなんて思わないで下さい!」
245: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/08(日) 21:11:43.45 ID:Yoju5RBH0
まどか 「さやかちゃん、この話は私にしかしてないって言ってました」
和子 「そう……。翌日ルシウスさん達と合流してここで働き始めたから生活には困らなくなったけど。
あの時はああでもしないと、美樹さんや上条君にひもじい思いをさせちゃいけないって思って。
でも、現実は今も先生の方が守って貰ってばかり」
まどか 「先生は自分を責めているのかもしれないけど、先生の想いは受け止めています。
さやかちゃんだって先生がしようとしたことに悲しんだけど、反面嬉しかった筈です。
そこまでして生徒の為になろうとする先生が担任だったってことに」
和子 「先生を慰めようなんて生意気だぞ」
まどか 「ごめんなさい」
和子 「でも、有難う鹿目さん。今は皆の無事を信じて待ちましょう」
まどか 「はい!」
和子 (まどかちゃんしっかりしてるわ。この年頃の子供はある日いきなり大人になっちゃう。信じてあげるしか無いわね……)
和子 (詢子、あなたの娘は立派に成長してるわよ。あなたも私も気付かない間に……)
和子 「そう……。翌日ルシウスさん達と合流してここで働き始めたから生活には困らなくなったけど。
あの時はああでもしないと、美樹さんや上条君にひもじい思いをさせちゃいけないって思って。
でも、現実は今も先生の方が守って貰ってばかり」
まどか 「先生は自分を責めているのかもしれないけど、先生の想いは受け止めています。
さやかちゃんだって先生がしようとしたことに悲しんだけど、反面嬉しかった筈です。
そこまでして生徒の為になろうとする先生が担任だったってことに」
和子 「先生を慰めようなんて生意気だぞ」
まどか 「ごめんなさい」
和子 「でも、有難う鹿目さん。今は皆の無事を信じて待ちましょう」
まどか 「はい!」
和子 (まどかちゃんしっかりしてるわ。この年頃の子供はある日いきなり大人になっちゃう。信じてあげるしか無いわね……)
和子 (詢子、あなたの娘は立派に成長してるわよ。あなたも私も気付かない間に……)
246: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/08(日) 21:21:15.41 ID:Yoju5RBH0
古代ローマ ルシウスが戦地に造ったテルマエ付近
さやか 「ハァ、ハァ、敵が逃げていった……」
さやか (まどかも、先生も、ここの温泉も、怪我した兵隊さんもみんな守るんだ!)
マミ 「良かったわ、こちらも少し休みましょう。第二波が来るかもしれない」
ルシウス 「我が軍の本隊から援軍が到着するまでの辛抱だ、頑張ろう」
バシュ
ドゴオォォォ
杏子 「痛てて……」
さやか 「……何なのよ、今の火の玉は……」
反乱軍傭兵部隊長 「ローマ人ではないのか……。ここを通して貰う! 命が惜しければ退くがよい」
さやか 「すんげえ美人……」
杏子 「感心してる場合か!」
さやか 「そうだね、行くよ! やあああッ!」
ガキンッ
さやか 「えっ!」
ほむら (美樹さやかの剣を杓で止めた!)
さやか 「ハァ、ハァ、敵が逃げていった……」
さやか (まどかも、先生も、ここの温泉も、怪我した兵隊さんもみんな守るんだ!)
マミ 「良かったわ、こちらも少し休みましょう。第二波が来るかもしれない」
ルシウス 「我が軍の本隊から援軍が到着するまでの辛抱だ、頑張ろう」
バシュ
ドゴオォォォ
杏子 「痛てて……」
さやか 「……何なのよ、今の火の玉は……」
反乱軍傭兵部隊長 「ローマ人ではないのか……。ここを通して貰う! 命が惜しければ退くがよい」
さやか 「すんげえ美人……」
杏子 「感心してる場合か!」
さやか 「そうだね、行くよ! やあああッ!」
ガキンッ
さやか 「えっ!」
ほむら (美樹さやかの剣を杓で止めた!)
247: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/08(日) 21:30:45.87 ID:Yoju5RBH0
反乱軍傭兵部隊長 「その程度か」
ドゴッ
さやか 「ぐあッ」
ズサアァー
杏子 「さやかぁー!」
マミ (美樹さんを一撃であんなに蹴り飛ばした!)
杏子 (間違いない、こいつは……)
ほむら (魔法少女!)
さやか 「ウ……グッ……あんたにも……理由が……あるんだろうけど、こっちにもここを守る理由があるのよ」
反乱軍傭兵部隊長 「我が一撃を受けてなお立ち上がる力が残っているか」
さやか 「あいつに偉そうなこと言った手前……この温泉を守らないと……
未来に帰った時に恭介に合わせる顔が無いのよ!」
杏子 「さやか!」
マミ (回復力に長ける美樹さんだから立ち上がれたようなもの。あの魔法少女の魔力、桁違いだわ)
ドゴッ
さやか 「ぐあッ」
ズサアァー
杏子 「さやかぁー!」
マミ (美樹さんを一撃であんなに蹴り飛ばした!)
杏子 (間違いない、こいつは……)
ほむら (魔法少女!)
さやか 「ウ……グッ……あんたにも……理由が……あるんだろうけど、こっちにもここを守る理由があるのよ」
反乱軍傭兵部隊長 「我が一撃を受けてなお立ち上がる力が残っているか」
さやか 「あいつに偉そうなこと言った手前……この温泉を守らないと……
未来に帰った時に恭介に合わせる顔が無いのよ!」
杏子 「さやか!」
マミ (回復力に長ける美樹さんだから立ち上がれたようなもの。あの魔法少女の魔力、桁違いだわ)
249: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/08(日) 21:36:46.46 ID:Yoju5RBH0
QB 「そうだ、この場でキミに見せてあげよう、みんなの戦いを。キミが契約を決意しやすいようにね」
まどか 「みんな! ……そんな……魔法少女同士で戦ってるなんて……。キュゥべえ、なんとかならないの?」
和子 「鹿目さん、誰と話してるの?」
まどか 「いえ、何でもありません」
まどか (先生にはキュゥべえが見えないんだった)
QB (この戦いを終わらせる方法はある。君が――)
まどか (私がキュゥべえと契約する以外で無いの?)
QB (ボクが思いつく限りでは無いね)
まどか 「みんな! ……そんな……魔法少女同士で戦ってるなんて……。キュゥべえ、なんとかならないの?」
和子 「鹿目さん、誰と話してるの?」
まどか 「いえ、何でもありません」
まどか (先生にはキュゥべえが見えないんだった)
QB (この戦いを終わらせる方法はある。君が――)
まどか (私がキュゥべえと契約する以外で無いの?)
QB (ボクが思いつく限りでは無いね)
250: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/08(日) 21:47:13.80 ID:Yoju5RBH0
杏子 「こいつ、強い……」
さやか 「当たらない。かすり傷一つ負わせられない……」
マミ 「何か突破口は無いの……」
ほむら 「ワルブルギスを乗り越えたのに、こんなところで……」
ほむら (ワルブルギスの夜との戦いを乗り越えた後、時間停止能力が失われた私ではどうすることも……。
さらに私達がルシウスに暗示をかけたのが仇になった)
ルシウス (この私が時間停止さえ使えるようになれば、何とかなりそうなものを……。この魔法少女に対抗する術は?)
ハドリアヌス 「不甲斐無いぞ、ルシウス!」
ルシウス 「へ、陛下!?」
ハドリアヌス 「ここへ向かう援軍と一緒に行軍しておったら間に合わんと思ってな、先にわし一人で来た」
ルシウス 「陛下が単騎で? しかし馬でもこんなに早く来ることは……」
ハドリアヌス 「我が足で走って来た」
ルシウス 「陛下!? 今何と……?」
ハドリアヌス 「いくら余が魔法少女でも流石に疲れたわい、ほれ、足がパンパンじゃ」
ルシウス 「!?」
マミ (まさかハドリアヌス帝が……)
ほむら (魔法少女!?)
さやか 「当たらない。かすり傷一つ負わせられない……」
マミ 「何か突破口は無いの……」
ほむら 「ワルブルギスを乗り越えたのに、こんなところで……」
ほむら (ワルブルギスの夜との戦いを乗り越えた後、時間停止能力が失われた私ではどうすることも……。
さらに私達がルシウスに暗示をかけたのが仇になった)
ルシウス (この私が時間停止さえ使えるようになれば、何とかなりそうなものを……。この魔法少女に対抗する術は?)
ハドリアヌス 「不甲斐無いぞ、ルシウス!」
ルシウス 「へ、陛下!?」
ハドリアヌス 「ここへ向かう援軍と一緒に行軍しておったら間に合わんと思ってな、先にわし一人で来た」
ルシウス 「陛下が単騎で? しかし馬でもこんなに早く来ることは……」
ハドリアヌス 「我が足で走って来た」
ルシウス 「陛下!? 今何と……?」
ハドリアヌス 「いくら余が魔法少女でも流石に疲れたわい、ほれ、足がパンパンじゃ」
ルシウス 「!?」
マミ (まさかハドリアヌス帝が……)
ほむら (魔法少女!?)
251: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/08(日) 21:59:49.08 ID:Yoju5RBH0
まどか (ハドリアヌス帝が魔法少女って、キュゥべえはどうして教えてくれなかったの?)
QB (聞かれなかったからね)
まどか (……この時代って男の魔法少女が多いの?)
QB (そういう訳じゃない、ハドリアヌスやルシウスは例外だよ)
QB (第二次性長期の少女が魔法少女としての資質が最も高いが、もう一つ、因果の量も魔法少女の資質になる。
一つの大帝国の皇帝ともなるとその因果の量は平凡な一般人を遥かに凌ぐ。
性別や年齢を凌駕する魔法少女の資質がハドリアヌスにはあった)
まどか (じゃあルシウスさんは?)
QB (こればかりはボクも分からないんだ。彼に因果が集まる原因を作った魔法少女が居たのかもね)
QB (聞かれなかったからね)
まどか (……この時代って男の魔法少女が多いの?)
QB (そういう訳じゃない、ハドリアヌスやルシウスは例外だよ)
QB (第二次性長期の少女が魔法少女としての資質が最も高いが、もう一つ、因果の量も魔法少女の資質になる。
一つの大帝国の皇帝ともなるとその因果の量は平凡な一般人を遥かに凌ぐ。
性別や年齢を凌駕する魔法少女の資質がハドリアヌスにはあった)
まどか (じゃあルシウスさんは?)
QB (こればかりはボクも分からないんだ。彼に因果が集まる原因を作った魔法少女が居たのかもね)
263: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/15(日) 20:26:41.03 ID:kCv25/Jc0
ハドリアヌス 「貴様が敵の部隊長か」
反乱軍傭兵部隊長 「フフフフフ、ハハハハハ!」
ハドリアヌス 「何が可笑しい?」
反乱軍傭兵部隊長 「ハドリアヌス、わざわざそちらから出向いて来るとは」
ルシウス 「陛下、お気をつけ下さい。あの者は帝国に仇なす魔法少女です。しかも強い……」
ハドリアヌス 「ほう、面白い。ここで退くなら魔法少女同士の誼で見逃してやってもいいぞ」
反乱軍傭兵部隊長 「フフフフフ、そなたの口からそんな言葉が出るとは……アンティノウスは浮かばれないわ」
ハドリアヌス 「何故アンティノーの名前が出る? ……まさか!」
反乱軍傭兵部隊長 「察しがいいのうハドリアヌス。仮にも皇帝が務まる訳じゃ。
そう、かつてそなたの愛人アンティノウスをナイル川で溺死させたのはわらわじゃ」
ハドリアヌス 「きっさまああああ!」
反乱軍傭兵部隊長 「フフフフフ、ハハハハハ!」
ハドリアヌス 「何が可笑しい?」
反乱軍傭兵部隊長 「ハドリアヌス、わざわざそちらから出向いて来るとは」
ルシウス 「陛下、お気をつけ下さい。あの者は帝国に仇なす魔法少女です。しかも強い……」
ハドリアヌス 「ほう、面白い。ここで退くなら魔法少女同士の誼で見逃してやってもいいぞ」
反乱軍傭兵部隊長 「フフフフフ、そなたの口からそんな言葉が出るとは……アンティノウスは浮かばれないわ」
ハドリアヌス 「何故アンティノーの名前が出る? ……まさか!」
反乱軍傭兵部隊長 「察しがいいのうハドリアヌス。仮にも皇帝が務まる訳じゃ。
そう、かつてそなたの愛人アンティノウスをナイル川で溺死させたのはわらわじゃ」
ハドリアヌス 「きっさまああああ!」
264: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/15(日) 20:39:30.94 ID:kCv25/Jc0
ハドリアヌス 「おのれ、許さぬ、許さぬぞおお!」
反乱軍傭兵部隊長 「ハハハハハハ、変わり果てたアンティノウスの亡骸に泣きすがっていたそなたの顔、
今でも思い出せる!」
マミ 「酷い……」
杏子 「貴様、それでも人間か!」
ハドリアヌス 「……あのとき、アンティノーの死に嘆き悲しんだわしのソウルジェムは魔女化寸前まで濁った。
辛うじてグリーフシードで穢れを吸わせてもアンティノーの事を思い出す度にわしのソウルジェムは濁った。
わしは自らが魔女になることをよしとせず、何度も自らの命を絶とうとした」
ルシウス (陛下が何度も自殺を試みたという噂は本当だったのか!)
ハドリアヌス 「許せ、アンティノー。わしがそなたを見初めなければ、そなたは死ぬことはなかった……」
反乱軍傭兵部隊長 「そうよ、そなたがアンティノウスを殺したのよ」
反乱軍傭兵部隊長 「愛人アンティノウスの死に絶望したハドリアヌスは魔女になり、帝国は混乱する。
これがわらわの筋書きだったがハドリアヌスは持ちこたえた。残念だわ」
さやか 「その為にカップルの片方を殺すなんて……。絶対に……絶対にお前だけは許さない……」
ルシウス 「貴様、何者だ! 何故それほどにまでローマを憎む!?」
反乱軍傭兵部隊長 「死に行くそなたらには教えてやろう、わらわは――」
反乱軍傭兵部隊長 「ハハハハハハ、変わり果てたアンティノウスの亡骸に泣きすがっていたそなたの顔、
今でも思い出せる!」
マミ 「酷い……」
杏子 「貴様、それでも人間か!」
ハドリアヌス 「……あのとき、アンティノーの死に嘆き悲しんだわしのソウルジェムは魔女化寸前まで濁った。
辛うじてグリーフシードで穢れを吸わせてもアンティノーの事を思い出す度にわしのソウルジェムは濁った。
わしは自らが魔女になることをよしとせず、何度も自らの命を絶とうとした」
ルシウス (陛下が何度も自殺を試みたという噂は本当だったのか!)
ハドリアヌス 「許せ、アンティノー。わしがそなたを見初めなければ、そなたは死ぬことはなかった……」
反乱軍傭兵部隊長 「そうよ、そなたがアンティノウスを殺したのよ」
反乱軍傭兵部隊長 「愛人アンティノウスの死に絶望したハドリアヌスは魔女になり、帝国は混乱する。
これがわらわの筋書きだったがハドリアヌスは持ちこたえた。残念だわ」
さやか 「その為にカップルの片方を殺すなんて……。絶対に……絶対にお前だけは許さない……」
ルシウス 「貴様、何者だ! 何故それほどにまでローマを憎む!?」
反乱軍傭兵部隊長 「死に行くそなたらには教えてやろう、わらわは――」
265: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/15(日) 20:48:21.85 ID:kCv25/Jc0
まどか 「クレオパトラ?」
QB (そう、正確にはクレオパトラ7世。古代エジプトの女王だ。それが今、君の仲間が戦っている相手の正体さ)
まどか (どうしてエジプトの女王が攻めて来たの? 先生の話ではこの戦争はローマ帝国とユダヤ人との戦いだって……)
QB (クレオパトラは自分の王国を滅ぼしたローマ帝国を深く恨んでいる。そしてこれだけは言える。クレオパトラは強い。
古代エジプトの女王というだけでなく、シーザーやアントニウスといったローマの英雄達とも関係を持った
彼女の因果の量がどれ程のものか)
まどか (そんな……)
QB (そう、正確にはクレオパトラ7世。古代エジプトの女王だ。それが今、君の仲間が戦っている相手の正体さ)
まどか (どうしてエジプトの女王が攻めて来たの? 先生の話ではこの戦争はローマ帝国とユダヤ人との戦いだって……)
QB (クレオパトラは自分の王国を滅ぼしたローマ帝国を深く恨んでいる。そしてこれだけは言える。クレオパトラは強い。
古代エジプトの女王というだけでなく、シーザーやアントニウスといったローマの英雄達とも関係を持った
彼女の因果の量がどれ程のものか)
まどか (そんな……)
266: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/15(日) 20:59:18.28 ID:kCv25/Jc0
ルシウス 「馬鹿なッ! クレオパトラは150年以上前に自ら命を絶ち、プトレマイオス朝は滅びた筈だ」
クレオパトラ 「そなたも魔法少女なら知っておろう。魔法少女は全ての条理を覆す存在。
そもそもわらわが自ら命を絶ったというのはローマ人が流布した俗説に過ぎぬ。
我が夫と子供を殺し祖国を皇帝の私領にした憎きローマ帝国! その滅亡をこの目で見るまではわらわは死なぬ」
クレオパトラ 「肉親と国を奪われ一人生き残ったわらわは身分を隠し、帝国への復讐と祖国再興の機会を窺っていた。
バル・コクバの反乱にローマが手を焼いているのを知った私は、傭兵部隊を編成して戦場を駆け、
復讐の機会を窺ってきた」
ハドリアヌス 「クレオパトラ、あのアエギュプトゥスの女王クレオパトラなのか? なんということだ……」
クレオパトラ 「おしゃべりはここまでよハドリアヌス、我が魅了を受けよ!」
クレオパトラ 「そなたも魔法少女なら知っておろう。魔法少女は全ての条理を覆す存在。
そもそもわらわが自ら命を絶ったというのはローマ人が流布した俗説に過ぎぬ。
我が夫と子供を殺し祖国を皇帝の私領にした憎きローマ帝国! その滅亡をこの目で見るまではわらわは死なぬ」
クレオパトラ 「肉親と国を奪われ一人生き残ったわらわは身分を隠し、帝国への復讐と祖国再興の機会を窺っていた。
バル・コクバの反乱にローマが手を焼いているのを知った私は、傭兵部隊を編成して戦場を駆け、
復讐の機会を窺ってきた」
ハドリアヌス 「クレオパトラ、あのアエギュプトゥスの女王クレオパトラなのか? なんということだ……」
クレオパトラ 「おしゃべりはここまでよハドリアヌス、我が魅了を受けよ!」
267: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/15(日) 21:15:33.86 ID:kCv25/Jc0
ほむら 「魅了?」
クレオパトラ 「そう、わらわの特殊魔法、男の心を虜にする魔法。これでハドリアヌスはわらわの言いなりじゃ」
ルシウス (これが、魅了の力……足が……勝手に)
クレオパトラ 「もう一人男が釣れそうじゃな」
ルシウス 「駄目だッ!」
クレオパトラ 「わらわの魅了を堪えた! 何故!」
ハドリアヌス 「堪えるどころか効いておらぬわ。アンティノーに比べれば貴様の魅力なぞ……」
クレオパトラ 「おのれ、ハドリアヌス。何たる屈辱……」
杏子 「平気そうだね。これが皇帝の力か……」
さやか 「ひょっとしてクレオパトラの魅了って、女性に興味がないと効かないんじゃ?」
マミ 「それで男色家の皇帝には効かなかった……でもルシウスさんにあまり効かなかったのは……」
ルシウス 「私は君達に苛められて女性が怖くなった」
杏子 「何だよそれ」
ルシウス 「それに妻が家を出ていってね。その前から夫婦間のすれ違いはあったのだが……」
マミ 「それで女性不信に……なんだか辛いこと話させたみたいで、ごめんなさいね」
クレオパトラ 「そう、わらわの特殊魔法、男の心を虜にする魔法。これでハドリアヌスはわらわの言いなりじゃ」
ルシウス (これが、魅了の力……足が……勝手に)
クレオパトラ 「もう一人男が釣れそうじゃな」
ルシウス 「駄目だッ!」
クレオパトラ 「わらわの魅了を堪えた! 何故!」
ハドリアヌス 「堪えるどころか効いておらぬわ。アンティノーに比べれば貴様の魅力なぞ……」
クレオパトラ 「おのれ、ハドリアヌス。何たる屈辱……」
杏子 「平気そうだね。これが皇帝の力か……」
さやか 「ひょっとしてクレオパトラの魅了って、女性に興味がないと効かないんじゃ?」
マミ 「それで男色家の皇帝には効かなかった……でもルシウスさんにあまり効かなかったのは……」
ルシウス 「私は君達に苛められて女性が怖くなった」
杏子 「何だよそれ」
ルシウス 「それに妻が家を出ていってね。その前から夫婦間のすれ違いはあったのだが……」
マミ 「それで女性不信に……なんだか辛いこと話させたみたいで、ごめんなさいね」
268: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/15(日) 21:31:31.32 ID:kCv25/Jc0
ほむら スタスタスタ
クレオパトラ 「?」
ほむら 「ファラオ、何なりとご命令を」
杏子 (ほむらに効いていたー)
さやか (何であんたが虜になるのよ!)
マミ (まさか暁美さんって……)
さやか 「何やってんの、ほむら! 目を覚ませえ!」
マミ 「しっかりして、暁美さん!」
杏子 「二人とも落ち着け」
さやか 「これが落ち着いてられる!?」
マミ 「暁美さんを元に戻す方法があるって言うの!?」
杏子 「決まってるじゃん。要するにぶっ潰しちゃえばいいんでしょ? あの女王様を」
さやか (そう言われれば……)
マミ (暁美さんが相手方についたけど、こちらはハドリアヌス帝が駆けつけた。戦力的にはこれまでよりも有利な筈)
マミ 「クレオパトラさえ倒せば暁美さんは元に戻る筈、それに賭けましょう」
さやか 「結局ほむらとは戦うことになるけど、それしか無いか……」
クレオパトラ 「?」
ほむら 「ファラオ、何なりとご命令を」
杏子 (ほむらに効いていたー)
さやか (何であんたが虜になるのよ!)
マミ (まさか暁美さんって……)
さやか 「何やってんの、ほむら! 目を覚ませえ!」
マミ 「しっかりして、暁美さん!」
杏子 「二人とも落ち着け」
さやか 「これが落ち着いてられる!?」
マミ 「暁美さんを元に戻す方法があるって言うの!?」
杏子 「決まってるじゃん。要するにぶっ潰しちゃえばいいんでしょ? あの女王様を」
さやか (そう言われれば……)
マミ (暁美さんが相手方についたけど、こちらはハドリアヌス帝が駆けつけた。戦力的にはこれまでよりも有利な筈)
マミ 「クレオパトラさえ倒せば暁美さんは元に戻る筈、それに賭けましょう」
さやか 「結局ほむらとは戦うことになるけど、それしか無いか……」
269: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/15(日) 21:46:05.42 ID:kCv25/Jc0
ハドリアヌス 「ここで決着をつけるぞ、クレオパトラよ」
クレオパトラ 「望むところよ。この戦が終わったらオベリスクを建てさせるわ。
碑文には『ローマ帝国最後の皇帝、ここに眠る』と記してあげる」
ハドリアヌス 「減らず口を叩きおって……余をこの姿にさせることを後悔させてくれよう。変身!」
キュルルルルル……キン、キン、キン、キン、キン
ルシウス (陛下の御衣が魔法少女の衣装に変わっていく……)
マミ (服が切り替わる時、見てはいけないものが見えた気が……)
杏子 (あたしは銭湯の番台のバイトで見慣れてたからいいけど)
さやか (この人が恭介の前で裸になってたの思い出したわ)
ポワワワワ……シャキーン
ハドリアヌス 「魔法少女ハドリアヌス見参! 元老院の皆には内緒じゃぞ」
ほむら (突っこむ気にもならないわ……)
ハドリアヌス 「ルシウス、肩車せよ」
ルシウス 「ハッ、畏まりました。……流石に陛下を歩兵で戦わせるのは私も心苦しいです。私が馬代わりになります」
ハドリアヌス 「それはどうでもいいが、ここまで走って来るのに疲れた」
ルシウス 「は、はあ……」
クレオパトラ 「望むところよ。この戦が終わったらオベリスクを建てさせるわ。
碑文には『ローマ帝国最後の皇帝、ここに眠る』と記してあげる」
ハドリアヌス 「減らず口を叩きおって……余をこの姿にさせることを後悔させてくれよう。変身!」
キュルルルルル……キン、キン、キン、キン、キン
ルシウス (陛下の御衣が魔法少女の衣装に変わっていく……)
マミ (服が切り替わる時、見てはいけないものが見えた気が……)
杏子 (あたしは銭湯の番台のバイトで見慣れてたからいいけど)
さやか (この人が恭介の前で裸になってたの思い出したわ)
ポワワワワ……シャキーン
ハドリアヌス 「魔法少女ハドリアヌス見参! 元老院の皆には内緒じゃぞ」
ほむら (突っこむ気にもならないわ……)
ハドリアヌス 「ルシウス、肩車せよ」
ルシウス 「ハッ、畏まりました。……流石に陛下を歩兵で戦わせるのは私も心苦しいです。私が馬代わりになります」
ハドリアヌス 「それはどうでもいいが、ここまで走って来るのに疲れた」
ルシウス 「は、はあ……」
279: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/21(土) 09:28:42.69 ID:WYnvG5M30
ハドリアヌス 「そなたは大きいからな。肩車させると見晴らしがいいのう」
ルシウス (陛下の一物が私の後頭部に……)
クレオパトラ 「紫衣の娘。その方、先程は飛び道具を使っておったな」
ほむら 「はっ、使えます。強力な物が」
クレオパトラ 「よろしい、では行くぞ! カエサリオン、この母に力を貸して! ローマめ、積年の恨み思い知れ!」
バシュ
ハドリアヌス 「全軍散れ、やられるぞ!」
ドゴオォォ
クレオパトラ 「後退しながら飛び道具を使え! 数ではこちらが不利、敵に追いつかれるな!」
ハドリアヌス 「追え、こちらも飛び道具を使いながら接近せよ!」
さやか 「飛び道具っていっても私、剣を投げるくらいしか……」
杏子 「あたしも槍が伸びるくらいだし……」
マミ 「私が使えます。皆の援護射撃をします」
ハドリアヌス 「よし、金髪の娘よ、援護せよ! 他の者は我に続け!」
ルシウス (私の熱湯もあまりに離れた敵には届かんしな。遠距離戦ではこちらが不利か)
ハドリアヌス 「止まるな! 止まれば狙い撃ちされるぞ!」
ルシウス (陛下の一物が私の後頭部に……)
クレオパトラ 「紫衣の娘。その方、先程は飛び道具を使っておったな」
ほむら 「はっ、使えます。強力な物が」
クレオパトラ 「よろしい、では行くぞ! カエサリオン、この母に力を貸して! ローマめ、積年の恨み思い知れ!」
バシュ
ハドリアヌス 「全軍散れ、やられるぞ!」
ドゴオォォ
クレオパトラ 「後退しながら飛び道具を使え! 数ではこちらが不利、敵に追いつかれるな!」
ハドリアヌス 「追え、こちらも飛び道具を使いながら接近せよ!」
さやか 「飛び道具っていっても私、剣を投げるくらいしか……」
杏子 「あたしも槍が伸びるくらいだし……」
マミ 「私が使えます。皆の援護射撃をします」
ハドリアヌス 「よし、金髪の娘よ、援護せよ! 他の者は我に続け!」
ルシウス (私の熱湯もあまりに離れた敵には届かんしな。遠距離戦ではこちらが不利か)
ハドリアヌス 「止まるな! 止まれば狙い撃ちされるぞ!」
280: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/21(土) 09:43:05.03 ID:WYnvG5M30
ハドリアヌス 「槍兵よ、回り込んで敵の側面を突け!」
杏子 「いくらあんたが皇帝でも、私はあんたの家来じゃない」
ルシウス 「貴様! 陛下になんて口の聞き方を!」
ハドリアヌス 「槍兵よ、ならばその方クレオパトラに加担するか」
杏子 「くっ……」
マミ 「佐倉さん、今の皇帝の指示は理に適っているわ」
杏子 「しょうがねえな! 敵を引き付けてくれよ!」
杏子 「いくらあんたが皇帝でも、私はあんたの家来じゃない」
ルシウス 「貴様! 陛下になんて口の聞き方を!」
ハドリアヌス 「槍兵よ、ならばその方クレオパトラに加担するか」
杏子 「くっ……」
マミ 「佐倉さん、今の皇帝の指示は理に適っているわ」
杏子 「しょうがねえな! 敵を引き付けてくれよ!」
281: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/21(土) 09:53:31.68 ID:WYnvG5M30
QB 「どうだい、まどか。遂にキミの仲間が敵味方に分かれて戦い始めたよ。この状況を打開するにはキミが契約……」
QB 「まどか……」
QB 「一人で彼女達を止めに行ったか。生身の人間が行っても巻き添えを食らいかねないのに」
QB 「死なないでね、まどか。キミの魔法少女の資質は逸材と言っても足りない位なんだから」
QB 「まどか……」
QB 「一人で彼女達を止めに行ったか。生身の人間が行っても巻き添えを食らいかねないのに」
QB 「死なないでね、まどか。キミの魔法少女の資質は逸材と言っても足りない位なんだから」
282: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/21(土) 10:17:50.89 ID:WYnvG5M30
ジャラララララ
ほむら 「!」
杏子 「捕まえた!」
ルシウス (接近して多節棍状の槍を相手の身体に巻きつける、私を捕縛した時と同じ使い方だ)
マミ 「そのまま暁美さんを捕まえてて! もう少しでそこにリボンを出せるから!」
クレオパトラ (紅衣の娘、こちらの弾幕の外から一気に駆け抜けてきたか)
ほむら 「離して」
杏子 (こいつ、手榴弾のピンを抜いた!)
マミ (爆発に巻き込まれる!)
さやか 「逃げて、杏子!」
杏子 「さやか、受け取れえ!」
マミ (佐倉さん、何を投げたの?)
さやか (あれはほむらと杏子とのソウルジェム!)
杏子 「手癖が悪くてすまねえほむら、せめて一緒にいてやるよ」
ほむら (いつの間に私のソウルジェムを!? それに何で離れないのよ!? 私が本当に操られてると思ってるの?
クレオパトラの魅了に囚われた振りをして隙を窺っていた私の作戦台無し――)
ボカン
ほむら 「!」
杏子 「捕まえた!」
ルシウス (接近して多節棍状の槍を相手の身体に巻きつける、私を捕縛した時と同じ使い方だ)
マミ 「そのまま暁美さんを捕まえてて! もう少しでそこにリボンを出せるから!」
クレオパトラ (紅衣の娘、こちらの弾幕の外から一気に駆け抜けてきたか)
ほむら 「離して」
杏子 (こいつ、手榴弾のピンを抜いた!)
マミ (爆発に巻き込まれる!)
さやか 「逃げて、杏子!」
杏子 「さやか、受け取れえ!」
マミ (佐倉さん、何を投げたの?)
さやか (あれはほむらと杏子とのソウルジェム!)
杏子 「手癖が悪くてすまねえほむら、せめて一緒にいてやるよ」
ほむら (いつの間に私のソウルジェムを!? それに何で離れないのよ!? 私が本当に操られてると思ってるの?
クレオパトラの魅了に囚われた振りをして隙を窺っていた私の作戦台無し――)
ボカン
283: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/21(土) 10:33:01.07 ID:WYnvG5M30
クレオパトラ (肉体が完全に破壊される前に、自分のソウルジェムを味方に放り投げる。
ソウルジェムさえ無事なら身体を再生できる魔法少女だからこそ出来る手。
とはいえ裏目に出たわ。そのソウルジェムを拾う味方が、わらわに狙い撃ちされるのよ!)
さやか (杏子、ほむら、あんた達を拾ってあげる)
さやか 「はああっ!」
ハドリアヌス 「不用意に跳ぶな! 着地時を狙われるぞ!」
クレオパトラ 「貰った!」
バシュ
さやか 「!」
さやか 「その位!」
クレオパトラ 「回避した!」
ハドリアヌス (仲間のソウルジェムを掴んだ後、空中で形成した魔方陣を足場に方向転換したか。やりおる)
ソウルジェムさえ無事なら身体を再生できる魔法少女だからこそ出来る手。
とはいえ裏目に出たわ。そのソウルジェムを拾う味方が、わらわに狙い撃ちされるのよ!)
さやか (杏子、ほむら、あんた達を拾ってあげる)
さやか 「はああっ!」
ハドリアヌス 「不用意に跳ぶな! 着地時を狙われるぞ!」
クレオパトラ 「貰った!」
バシュ
さやか 「!」
さやか 「その位!」
クレオパトラ 「回避した!」
ハドリアヌス (仲間のソウルジェムを掴んだ後、空中で形成した魔方陣を足場に方向転換したか。やりおる)
284: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/21(土) 10:52:48.31 ID:WYnvG5M30
マミ (ここまで近づけばリボンが出せる!)
シュルルルル
クレオパトラ (捕まったか……)
マミ 「これで終わりよ! ティロ・フィナーレ!」
クレオパトラ 「ヴァジェドの眼!」
バシュ
ドゴオオォ
マミ (私のティロ・フィナーレを火球で相殺した!)
ギュルルル
マミ 「え?」
ガブッ
ハドリアヌス (クレオパトラの王冠の蛇が巨大化して……)
さやか (マミさんの頭に喰らいついた!)
シュルルルル
クレオパトラ (捕まったか……)
マミ 「これで終わりよ! ティロ・フィナーレ!」
クレオパトラ 「ヴァジェドの眼!」
バシュ
ドゴオオォ
マミ (私のティロ・フィナーレを火球で相殺した!)
ギュルルル
マミ 「え?」
ガブッ
ハドリアヌス (クレオパトラの王冠の蛇が巨大化して……)
さやか (マミさんの頭に喰らいついた!)
285: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/21(土) 11:10:48.34 ID:WYnvG5M30
ハドリアヌス 「いかん! 長城展開!」
ドドドドゴッ
ルシウス (地面から生えた城壁が大蛇の首を打ち上げた! これが陛下の魔法……)
さやか (大蛇がマミさんの首を吐き出した!)
さやか 「マミさん!」
さやか (よかった、マミさん首が千切れたけどソウルジェムは無事だ)
さやか (マミさん、杏子、ほむら、みんな後で治してあげる)
ハドリアヌス 「剣士よ、余所見するな!」
さやか 「!」
ゴツッ
クレオパトラ 「あんな柔な紐にいつまでも縛られているわらわではないわ」
さやか 「……」
バタリ
クレオパトラ (いくら回復力があっても気絶させれば無力化出来る。わらわがハドリアヌスを倒すまでそこで寝てなさい)
ハドリアヌス (後頭部への杓での一撃で気絶とは、ええい、迂闊な剣士め)
ドドドドゴッ
ルシウス (地面から生えた城壁が大蛇の首を打ち上げた! これが陛下の魔法……)
さやか (大蛇がマミさんの首を吐き出した!)
さやか 「マミさん!」
さやか (よかった、マミさん首が千切れたけどソウルジェムは無事だ)
さやか (マミさん、杏子、ほむら、みんな後で治してあげる)
ハドリアヌス 「剣士よ、余所見するな!」
さやか 「!」
ゴツッ
クレオパトラ 「あんな柔な紐にいつまでも縛られているわらわではないわ」
さやか 「……」
バタリ
クレオパトラ (いくら回復力があっても気絶させれば無力化出来る。わらわがハドリアヌスを倒すまでそこで寝てなさい)
ハドリアヌス (後頭部への杓での一撃で気絶とは、ええい、迂闊な剣士め)
286: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/21(土) 11:33:34.86 ID:WYnvG5M30
ハドリアヌス 「帝国の平和と繁栄は維持されねばならぬ。後世我れらの優れた統治は讃えられるであろう。
その為にもクレオパトラ、貴様にはここで死んでもらう」
クレオパトラ 「帝国が他民族を支配し、その犠牲の上に成り立つ平和と繁栄などローマ人以外望んでおらぬ。
今起きているバル・コクバの乱がその何よりの証拠。それにそなたも気付いている筈よ、ハドリアヌス」
ハドリアヌス 「何がだ?」
クレオパトラ 「嘗て女王として国を統治していた魔法少女のわらわには分かる。
魔女退治の為にお忍びで市井に出れば、市民や奴隷の目線で世の中を見ることが出来る。
玉座に座っているだけでは決して見えぬものも見えてくるものよ」
ハドリアヌス 「……」
クレオパトラ 「そなたが度々行った巡幸は魔女退治とグリーフシード確保の為であろう。
そして帝国各地を自らの足で見て廻ったそなたは気付いた。ローマ帝国はもはや現状維持が精一杯」
ハドリアヌス 「……黙らんか」
クレオパトラ 「いや、既にゆるやかな衰退を始めている」
ハドリアヌス 「黙れ!」
クレオパトラ (もうこれで終わりにしましょう、ハドリアヌス。
わらわの『魅了』、ハドリアヌスにはともかくあの男には多少効いた)
ルシウス 「くっ! 再び足が……引き寄せられる」
ハドリアヌス 「ルシウス、何をしている! やられるぞ!」
クレオパトラ 「今よ! ハドリアヌス、覚悟!」
バシュ
ドゴオオオォ
その為にもクレオパトラ、貴様にはここで死んでもらう」
クレオパトラ 「帝国が他民族を支配し、その犠牲の上に成り立つ平和と繁栄などローマ人以外望んでおらぬ。
今起きているバル・コクバの乱がその何よりの証拠。それにそなたも気付いている筈よ、ハドリアヌス」
ハドリアヌス 「何がだ?」
クレオパトラ 「嘗て女王として国を統治していた魔法少女のわらわには分かる。
魔女退治の為にお忍びで市井に出れば、市民や奴隷の目線で世の中を見ることが出来る。
玉座に座っているだけでは決して見えぬものも見えてくるものよ」
ハドリアヌス 「……」
クレオパトラ 「そなたが度々行った巡幸は魔女退治とグリーフシード確保の為であろう。
そして帝国各地を自らの足で見て廻ったそなたは気付いた。ローマ帝国はもはや現状維持が精一杯」
ハドリアヌス 「……黙らんか」
クレオパトラ 「いや、既にゆるやかな衰退を始めている」
ハドリアヌス 「黙れ!」
クレオパトラ (もうこれで終わりにしましょう、ハドリアヌス。
わらわの『魅了』、ハドリアヌスにはともかくあの男には多少効いた)
ルシウス 「くっ! 再び足が……引き寄せられる」
ハドリアヌス 「ルシウス、何をしている! やられるぞ!」
クレオパトラ 「今よ! ハドリアヌス、覚悟!」
バシュ
ドゴオオオォ
287: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/07/21(土) 12:19:47.38 ID:WYnvG5M30
クレオパトラ 「ハハハハハ、わらわの勝ちじゃ!」
クレオパトラ 「バラバラに飛び散った手足が転がって居る。無様な最期よのう。ハドリアヌス」
クレオパトラ 「ハドリアヌスの横死によりローマがバル・コクバの乱の制圧に失敗すれば、
他の属州も反乱の狼煙を上げるであろう。」
クレオパトラ 「わらわはその混乱の陰で暗躍し、帝国の滅亡を早めてやろうぞ、ハハハハハ!」
グサッ
クレオパトラ 「ア……、グフッ、そんなッ……?」
ハドリアヌス 「残念だったのう、クレオパトラ」
クレオパトラ 「しかし……、バラバラになった遺体がここに……」
ハドリアヌス 「その遺体はルシウスのものじゃ。ちなみにルシウスのソウルジェムはほれ、わしが持っておる」
クレオパトラ 「おのれ、ローマめ……」
ハドリアヌス 「さらばじゃ、クレオパトラよ。あの世でアンティノーに詫びて参れ!」
クレオパトラ 「バラバラに飛び散った手足が転がって居る。無様な最期よのう。ハドリアヌス」
クレオパトラ 「ハドリアヌスの横死によりローマがバル・コクバの乱の制圧に失敗すれば、
他の属州も反乱の狼煙を上げるであろう。」
クレオパトラ 「わらわはその混乱の陰で暗躍し、帝国の滅亡を早めてやろうぞ、ハハハハハ!」
グサッ
クレオパトラ 「ア……、グフッ、そんなッ……?」
ハドリアヌス 「残念だったのう、クレオパトラ」
クレオパトラ 「しかし……、バラバラになった遺体がここに……」
ハドリアヌス 「その遺体はルシウスのものじゃ。ちなみにルシウスのソウルジェムはほれ、わしが持っておる」
クレオパトラ 「おのれ、ローマめ……」
ハドリアヌス 「さらばじゃ、クレオパトラよ。あの世でアンティノーに詫びて参れ!」
306: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/08/05(日) 15:02:45.09 ID:pFAF+/1d0
まどか 「ダメェッ!」
ハドリアヌス・クレオパトラ 「!」
まどか 「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、みんなは……?」
ハドリアヌス 「安心せい。ソウルジェムを破壊された者はおらぬわ。但しこれから一人死ぬがな」
まどか 「待って!」
ハドリアヌス 「何故止める……? 余はこれから、アンティノーの無念を晴らす。
アンティノーを失ったことで余がどれほど長く苦しんできたことか……」
まどか 「この人も同じだったんだよ。大切な家族を殺されて居場所も無くなって長い間苦しんでたんだよ。
その上ここで殺されるなんてあんまりだよ!」
クレオパトラ 「小娘……わらわに情けをかけるつもりか!」
まどか 「女王様もいけなかったんだよ」
クレオパトラ 「何を申すか! 下賤が!」
まどか 「どんなにローマが憎くても、その恨みを今のローマの人達にぶつけるのは間違ってるよ!
ハドリアヌス様だってエジプトが滅びた時には生まれてもいなかったんだよ。
なのに大好きな人を殺されたハドリアヌス様の気持ちをどうして考えられなかったの?」
クレオパトラ 「しかしそれでも、わらわはローマの滅亡と祖国の再興を見届けるまでは……」
ハドリアヌス 「帝国の禍根となる者を生かしておくわけには参らぬ。これはこの国を任された者の務めだ」
まどか 「だったらクレオパトラ様、私と一緒においでよ」
ハドリアヌス・クレオパトラ 「!」
まどか 「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、みんなは……?」
ハドリアヌス 「安心せい。ソウルジェムを破壊された者はおらぬわ。但しこれから一人死ぬがな」
まどか 「待って!」
ハドリアヌス 「何故止める……? 余はこれから、アンティノーの無念を晴らす。
アンティノーを失ったことで余がどれほど長く苦しんできたことか……」
まどか 「この人も同じだったんだよ。大切な家族を殺されて居場所も無くなって長い間苦しんでたんだよ。
その上ここで殺されるなんてあんまりだよ!」
クレオパトラ 「小娘……わらわに情けをかけるつもりか!」
まどか 「女王様もいけなかったんだよ」
クレオパトラ 「何を申すか! 下賤が!」
まどか 「どんなにローマが憎くても、その恨みを今のローマの人達にぶつけるのは間違ってるよ!
ハドリアヌス様だってエジプトが滅びた時には生まれてもいなかったんだよ。
なのに大好きな人を殺されたハドリアヌス様の気持ちをどうして考えられなかったの?」
クレオパトラ 「しかしそれでも、わらわはローマの滅亡と祖国の再興を見届けるまでは……」
ハドリアヌス 「帝国の禍根となる者を生かしておくわけには参らぬ。これはこの国を任された者の務めだ」
まどか 「だったらクレオパトラ様、私と一緒においでよ」
307: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/08/05(日) 15:21:26.98 ID:pFAF+/1d0
クレオパトラ 「ふざけたことを……」
まどか 「私、実は未来人なんだ。私達の世界ではローマ帝国は無くなっててね、エジプトはエジプト人の国になってるの」
クレオパトラ 「誠か!?」
ハドリアヌス 「帝国が滅亡しているだと!? 馬鹿なッ!」
QB 「今のまどかの話は本当だ。どんな強大な帝国もいつかは滅びる、ローマ帝国も例外じゃない。
ふぅ、まったく無茶をするね、まどか」
まどか 「クレオパトラ様、私達の世界でもう一度人生をやり直してみない?」
クレオパトラ 「く、来るな! 命が惜しくないのか!?」
まどか 「もういいの。もう、いいんだよ。もう誰も恨まなくていいの、もう誰も呪わなくていいんだよ」
クレオパトラ 「……そなたはわらわを受け入れるのか? 呪いに染まったこのわらわを導いてくれるのか?」
まどか 「あなたは、私が受け止めてあげるから」
クレオパトラ 「ウ、ウ、ウウウッ……」
ハドリアヌス (少女が、泣いているエジプトの女王を優しく抱いている……。
この娘、何て慈愛に満ちた表情。さながら平和と秩序の女神パークスといったところか。
魔法少女ですらない一介の娘が……150年もの長きにわたり怨念に囚われたクレオパトラの心を開いた……)
まどか 「私、実は未来人なんだ。私達の世界ではローマ帝国は無くなっててね、エジプトはエジプト人の国になってるの」
クレオパトラ 「誠か!?」
ハドリアヌス 「帝国が滅亡しているだと!? 馬鹿なッ!」
QB 「今のまどかの話は本当だ。どんな強大な帝国もいつかは滅びる、ローマ帝国も例外じゃない。
ふぅ、まったく無茶をするね、まどか」
まどか 「クレオパトラ様、私達の世界でもう一度人生をやり直してみない?」
クレオパトラ 「く、来るな! 命が惜しくないのか!?」
まどか 「もういいの。もう、いいんだよ。もう誰も恨まなくていいの、もう誰も呪わなくていいんだよ」
クレオパトラ 「……そなたはわらわを受け入れるのか? 呪いに染まったこのわらわを導いてくれるのか?」
まどか 「あなたは、私が受け止めてあげるから」
クレオパトラ 「ウ、ウ、ウウウッ……」
ハドリアヌス (少女が、泣いているエジプトの女王を優しく抱いている……。
この娘、何て慈愛に満ちた表情。さながら平和と秩序の女神パークスといったところか。
魔法少女ですらない一介の娘が……150年もの長きにわたり怨念に囚われたクレオパトラの心を開いた……)
308: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/08/05(日) 15:36:34.66 ID:pFAF+/1d0
古代ローマ ルシウスが戦地に造ったテルマエ
ほむら 「治癒魔法で回復したばかりの身体に、温泉の温もりが心地いいわ。
男の目があるから服着たままってのが残念だけど」
杏子 「今思えば、戦闘が始まってからルシウスがここの温泉に飛び込めばよかったんだ。
そしたらルシウスが時間停止使えるようになって楽勝だったのにさ」
さやか 「いくら温泉に飛び込んでも、その後で私達の顔を見たらまた暗示がかかるじゃん」
杏子 「温泉に飛び込んだ後のルシウスに目隠しすればいいのさ」
さやか 「そうか! ……でもそれでうまくいったのかなあ?」
マミ 「もう仲直りしたんだからその話はいいわ。折角のお湯なのに服が身体にまとわりつくのは残念ね……」
ルシウス 「それでは陛下、行って参ります」
ハドリアヌス 「うむ。ルシウス、そなたにはまた助けられたな、礼を言う」
ルシウス 「いえ、私は何も……。それに戦いの最中に足を止め、陛下の身を危険に晒しました」
ハドリアヌス 「そなたの死体があったからこそクレオパトラの目を欺くことが出来た」
ルシウス 「は、はあ……勿体無きお言葉」
ハドリアヌス 「未来にこの者達を送り届けたら直ぐ戻って参れ。そなたにはこれからも働いて貰うぞ。
安心せい、戦わせるつもりは無い。テルマエ技師としてだ」
ルシウス 「はっ!」
ほむら 「治癒魔法で回復したばかりの身体に、温泉の温もりが心地いいわ。
男の目があるから服着たままってのが残念だけど」
杏子 「今思えば、戦闘が始まってからルシウスがここの温泉に飛び込めばよかったんだ。
そしたらルシウスが時間停止使えるようになって楽勝だったのにさ」
さやか 「いくら温泉に飛び込んでも、その後で私達の顔を見たらまた暗示がかかるじゃん」
杏子 「温泉に飛び込んだ後のルシウスに目隠しすればいいのさ」
さやか 「そうか! ……でもそれでうまくいったのかなあ?」
マミ 「もう仲直りしたんだからその話はいいわ。折角のお湯なのに服が身体にまとわりつくのは残念ね……」
ルシウス 「それでは陛下、行って参ります」
ハドリアヌス 「うむ。ルシウス、そなたにはまた助けられたな、礼を言う」
ルシウス 「いえ、私は何も……。それに戦いの最中に足を止め、陛下の身を危険に晒しました」
ハドリアヌス 「そなたの死体があったからこそクレオパトラの目を欺くことが出来た」
ルシウス 「は、はあ……勿体無きお言葉」
ハドリアヌス 「未来にこの者達を送り届けたら直ぐ戻って参れ。そなたにはこれからも働いて貰うぞ。
安心せい、戦わせるつもりは無い。テルマエ技師としてだ」
ルシウス 「はっ!」
310: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/08/05(日) 15:47:08.59 ID:pFAF+/1d0
ハドリアヌス 「そして未来から来た娘達よ、そなた達にも礼を言おう。達者でな」
マミ 「ありがたきお言葉。失礼致します、陛下」
ほむら 「失礼致します」
杏子 「しつれいっ! ……舌噛んじまった」
まどか 「失礼します、ハドリアヌス様もお元気で」
さやか 「し、失礼します!」
ハドリアヌス 「……思い出した。お主、わしを足蹴にした娘じゃな」
さやか 「いや、あれは……その……恭介を守る為に……」
ハドリアヌス 「そなたの想い人、大切にせよ。
私の愛したアンティノーは既に星となったが、アンティノーに似たそなたの想い人は地上に居る。
愛する者が傍らに居ることは幸せなことと心得よ」
さやか 「は、はい!」
さやか (きっと恭介のことを言ってるんだよね……恭介、皇帝に私のこと何て紹介したのよ!?)
マミ 「ありがたきお言葉。失礼致します、陛下」
ほむら 「失礼致します」
杏子 「しつれいっ! ……舌噛んじまった」
まどか 「失礼します、ハドリアヌス様もお元気で」
さやか 「し、失礼します!」
ハドリアヌス 「……思い出した。お主、わしを足蹴にした娘じゃな」
さやか 「いや、あれは……その……恭介を守る為に……」
ハドリアヌス 「そなたの想い人、大切にせよ。
私の愛したアンティノーは既に星となったが、アンティノーに似たそなたの想い人は地上に居る。
愛する者が傍らに居ることは幸せなことと心得よ」
さやか 「は、はい!」
さやか (きっと恭介のことを言ってるんだよね……恭介、皇帝に私のこと何て紹介したのよ!?)
311: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/08/05(日) 15:57:57.37 ID:pFAF+/1d0
ハドリアヌス 「そなたにも以前会ったな」
和子 「陛下……」
ハドリアヌス 「問おう、そなたらの世界では既に帝国は滅びているのであろう。なのに何故そなたはラテン語が話せる?」
和子 「国は滅びても優れた文化は形を変えて残ります。ローマの文化は後世に多大な影響を与えており、
『全ての道はローマに通ず』とも言われております」
ハドリアヌス 「そうか……。我々ローマ人が生きた証は永遠に残りそうじゃな。そなたと話せてよかった」
和子 「私も、陛下への謁見が叶ったこと生涯忘れません」
ハドリアヌス 「クレオパトラよ、命拾いしたな」
クレオパトラ 「それはわらわの台詞よ、ハドリアヌス。そなたに深手を負わされた時、
わらわは魔女化してでもそなたと刺し違えるつもりだった」
ハドリアヌス 「フッ、よく言う」
クレオパトラ 「わらわは遥か未来から、そなたの働き振りを歴史として見させてもらう。
後世、賢帝扱いされていたら褒めてあげるわ」
ルシウス 「それでは行くぞ! みんな潜る前に息を吸って!」
QB 「キミ達人間は呼吸するからこういう時不便だね」
ゴポポポポポポッ
和子 「陛下……」
ハドリアヌス 「問おう、そなたらの世界では既に帝国は滅びているのであろう。なのに何故そなたはラテン語が話せる?」
和子 「国は滅びても優れた文化は形を変えて残ります。ローマの文化は後世に多大な影響を与えており、
『全ての道はローマに通ず』とも言われております」
ハドリアヌス 「そうか……。我々ローマ人が生きた証は永遠に残りそうじゃな。そなたと話せてよかった」
和子 「私も、陛下への謁見が叶ったこと生涯忘れません」
ハドリアヌス 「クレオパトラよ、命拾いしたな」
クレオパトラ 「それはわらわの台詞よ、ハドリアヌス。そなたに深手を負わされた時、
わらわは魔女化してでもそなたと刺し違えるつもりだった」
ハドリアヌス 「フッ、よく言う」
クレオパトラ 「わらわは遥か未来から、そなたの働き振りを歴史として見させてもらう。
後世、賢帝扱いされていたら褒めてあげるわ」
ルシウス 「それでは行くぞ! みんな潜る前に息を吸って!」
QB 「キミ達人間は呼吸するからこういう時不便だね」
ゴポポポポポポッ
312: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/08/05(日) 16:09:13.03 ID:pFAF+/1d0
数年後 草津温泉街 宿屋の一室
TVレポーター 「今回クレオ博士が発見した遺跡の発掘調査もまた、新たな古代史の解明に繋がるのではないかと期待されています。
昨年エジプトでクレオ博士と共同で発掘調査にあたったエジプト考古学の権威、吉○博士は以下のコメントを――」
まどか 「クレオパトラさん、すっかり有名人だね」
マミ 「クレオ博士の正体がクレオパトラと知ったら世間の人はびっくりするでしょうね。
彼女頭の回転も早いし、この世界に来てからの言語の修得もとても早かったわ」
ほむら 「ネイティブで古代文字が読めるし昔の自分の記憶を辿ってそこを掘れば遺跡が見つかるんだから、
考古学者というのは天職だったのでしょうね」
さやか 「おまけに美人だからアマチュア研究家だった頃から世間の注目を集めるのも早かったもんなあ」
杏子 「『美しすぎる考古学者』か……。そろそろ温泉行かない? テレビ消そうか」
まどか 「うん」
パチッ
マミ 「元々この旅行はあなた達の高校卒業旅行の予定だったのよね。誘ってくれて嬉しかったわ」
ほむら 「一足先に大学生活を送っている巴マミを引率に海外旅行でもいいんじゃないかって話にもなったけど、
誰かがパスポートとお金の都合がつかないから県内旅行になったわ」
杏子 「ああ、そうさ、あたしのせいさ! そもそも高校行ってないあたしにとってこれは卒業旅行じゃないしな」
さやか 「まあまあ。最初はロンドン行くなんて話も出たけど、いいんじゃない。あたし温泉好きだし」
まどか 「さやかちゃんが好きなのは温泉じゃなくて露天風呂でオシッコすることだよね、今日はダメだよ」
TVレポーター 「今回クレオ博士が発見した遺跡の発掘調査もまた、新たな古代史の解明に繋がるのではないかと期待されています。
昨年エジプトでクレオ博士と共同で発掘調査にあたったエジプト考古学の権威、吉○博士は以下のコメントを――」
まどか 「クレオパトラさん、すっかり有名人だね」
マミ 「クレオ博士の正体がクレオパトラと知ったら世間の人はびっくりするでしょうね。
彼女頭の回転も早いし、この世界に来てからの言語の修得もとても早かったわ」
ほむら 「ネイティブで古代文字が読めるし昔の自分の記憶を辿ってそこを掘れば遺跡が見つかるんだから、
考古学者というのは天職だったのでしょうね」
さやか 「おまけに美人だからアマチュア研究家だった頃から世間の注目を集めるのも早かったもんなあ」
杏子 「『美しすぎる考古学者』か……。そろそろ温泉行かない? テレビ消そうか」
まどか 「うん」
パチッ
マミ 「元々この旅行はあなた達の高校卒業旅行の予定だったのよね。誘ってくれて嬉しかったわ」
ほむら 「一足先に大学生活を送っている巴マミを引率に海外旅行でもいいんじゃないかって話にもなったけど、
誰かがパスポートとお金の都合がつかないから県内旅行になったわ」
杏子 「ああ、そうさ、あたしのせいさ! そもそも高校行ってないあたしにとってこれは卒業旅行じゃないしな」
さやか 「まあまあ。最初はロンドン行くなんて話も出たけど、いいんじゃない。あたし温泉好きだし」
まどか 「さやかちゃんが好きなのは温泉じゃなくて露天風呂でオシッコすることだよね、今日はダメだよ」
314: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/08/05(日) 16:19:37.33 ID:pFAF+/1d0
現代日本 草津温泉 露天風呂
さやか 「……」
まどか 「……さやかちゃん、今オシッコしたでしょ?」
さやか 「……ゴメン」
まどか 「もう、言ったでしょ? お風呂の中でオシッコしちゃ。そんなお風呂の入り方、さやかちゃんの為にならないよ」
さやか 「私の為って何?」
まどか 「え?」
さやか 「私だって普段は、家のお風呂ではしないんだよ。……ただ、その、普通オシッコする時少し寒気するでしょ」
さやか 「ましてや裸ですれば寒くてかなわないところを温泉に浸かったまますると、その寒気が打ち消されるのよ。
それにマッパで外に居る解放感、それも自然の風景を眺めながら広い露天風呂で手足を伸ばして、
お湯の中で重力から解放されてリラックス出来る環境。
それでもって周りに人が居ないのに、居たってまず見つかる筈ないのに、バレるんじゃないかっていう
ドキドキは頭から完全に拭い去れない。スイカに少し塩をまぶすとより甘く感じるのとのと同じで、
この僅かな緊張感が解放感をより強く感じさせるの。一度やったらヤミツキになるよ」
ほむら 「ヘン夕イだわ」
さやか 「私はヘン夕イじゃないよ。ちょ、携帯閉まって!
私は只、露天風呂に入ったままオシッコをすると気持ちいいことに気付いただけなんだ。
ヘン夕イじゃないわよ。仮にヘン夕イだとしてもヘン夕イという名の淑女だよ! 通報は止めてよ。お願い止めてよ!」
さやか 「こんなことで一々通報されたら私もうトイレでしかオシッコ出来なくなるじゃん!」
さやか 「……」
まどか 「……さやかちゃん、今オシッコしたでしょ?」
さやか 「……ゴメン」
まどか 「もう、言ったでしょ? お風呂の中でオシッコしちゃ。そんなお風呂の入り方、さやかちゃんの為にならないよ」
さやか 「私の為って何?」
まどか 「え?」
さやか 「私だって普段は、家のお風呂ではしないんだよ。……ただ、その、普通オシッコする時少し寒気するでしょ」
さやか 「ましてや裸ですれば寒くてかなわないところを温泉に浸かったまますると、その寒気が打ち消されるのよ。
それにマッパで外に居る解放感、それも自然の風景を眺めながら広い露天風呂で手足を伸ばして、
お湯の中で重力から解放されてリラックス出来る環境。
それでもって周りに人が居ないのに、居たってまず見つかる筈ないのに、バレるんじゃないかっていう
ドキドキは頭から完全に拭い去れない。スイカに少し塩をまぶすとより甘く感じるのとのと同じで、
この僅かな緊張感が解放感をより強く感じさせるの。一度やったらヤミツキになるよ」
ほむら 「ヘン夕イだわ」
さやか 「私はヘン夕イじゃないよ。ちょ、携帯閉まって!
私は只、露天風呂に入ったままオシッコをすると気持ちいいことに気付いただけなんだ。
ヘン夕イじゃないわよ。仮にヘン夕イだとしてもヘン夕イという名の淑女だよ! 通報は止めてよ。お願い止めてよ!」
さやか 「こんなことで一々通報されたら私もうトイレでしかオシッコ出来なくなるじゃん!」
315: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/08/05(日) 16:30:46.03 ID:pFAF+/1d0
杏子 「……いいぜ、付き合ってやるよ」
ほむら 「まさかあなた……」
杏子 「あたしら女だからトイレは個室だろ。男の場合小便器の前で顔を見合わせて会話しながらションベン出来るらしいけど、
あたしらはそうはいかない。でもここならそれが出来るんだ。一人ぼっちは寂しいもんな」
ほむら 「言ってることが分からないわ」
杏子 「……」
まどか 「……もう、したの」
杏子 「……さやか、今、あんたの気持ちがわかったよ」
マミ 「そんなにいいものなの?」
杏子 「ああ……いい夢見させて貰った」
マミ 「だったら、みんなするしかないじゃない! あなたも、わたしも」
まどか 「やだ、もうやだよぅ……こんなの……」
ほむら 「まさかあなた……」
杏子 「あたしら女だからトイレは個室だろ。男の場合小便器の前で顔を見合わせて会話しながらションベン出来るらしいけど、
あたしらはそうはいかない。でもここならそれが出来るんだ。一人ぼっちは寂しいもんな」
ほむら 「言ってることが分からないわ」
杏子 「……」
まどか 「……もう、したの」
杏子 「……さやか、今、あんたの気持ちがわかったよ」
マミ 「そんなにいいものなの?」
杏子 「ああ……いい夢見させて貰った」
マミ 「だったら、みんなするしかないじゃない! あなたも、わたしも」
まどか 「やだ、もうやだよぅ……こんなの……」
316: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/08/05(日) 16:36:08.40 ID:pFAF+/1d0
ほむら 「私達だけでもしないようにしましょう」
まどか 「……うん」
ほむら 「でも、二人きりで入ったときは遠慮なくしなさい、まどか」
まどか 「私、ほむらちゃんのこと信じたいのに、ほむらちゃんの言ってることが本当だって思えない」
ゴポゴポゴポゴポッ、ザバァ
ルシウス 「ぷはァッ! ハァハァハァハァ」
まどか一同 「キャアアアア!」
まどか 「……うん」
ほむら 「でも、二人きりで入ったときは遠慮なくしなさい、まどか」
まどか 「私、ほむらちゃんのこと信じたいのに、ほむらちゃんの言ってることが本当だって思えない」
ゴポゴポゴポゴポッ、ザバァ
ルシウス 「ぷはァッ! ハァハァハァハァ」
まどか一同 「キャアアアア!」
317: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/08/05(日) 16:46:25.13 ID:pFAF+/1d0
古代ローマ ルシウス最新作の皇帝専用テルマエ内
ハドリアヌス 「これが今回のテルマエか」
ルシウス 「はっ。源泉掛け流し掛け捨ての露天テルマエでゆるやかな傾斜に寝そべり、穏やかな湯の流れに身を任せるものです。
首をおく部分は高く作り、波除けもつけたので溺れることはございません」
ハドリアヌス 「ほう、大自然に囲まれて天を仰ぎながらテルマエを楽しむのか。
……これは……まるで青空に吸い込まれそうだ」
ルシウス 「夜になれば満天の星空を眺めながらこのテルマエを楽しむことが出来ます」
ハドリアヌス 「ハハハハハ素晴らしい! テルマエに入りながら、星になったアンティノーを見つめることが出来る……」
ルシウス (星になったアンティノー……。陛下が定めたアンティノウス座のことか……)
ルシウス 「しかし、このテルマエにはもう一つ売りがあります」
ハドリアヌス 「ほう、それは興味深い。何だ?」
ルシウス 「掛け流し掛け捨ての湯が常に頭から足に向けて流れている為に、テルマエに入ったままオシッコが出来ます」
おわり
ハドリアヌス 「これが今回のテルマエか」
ルシウス 「はっ。源泉掛け流し掛け捨ての露天テルマエでゆるやかな傾斜に寝そべり、穏やかな湯の流れに身を任せるものです。
首をおく部分は高く作り、波除けもつけたので溺れることはございません」
ハドリアヌス 「ほう、大自然に囲まれて天を仰ぎながらテルマエを楽しむのか。
……これは……まるで青空に吸い込まれそうだ」
ルシウス 「夜になれば満天の星空を眺めながらこのテルマエを楽しむことが出来ます」
ハドリアヌス 「ハハハハハ素晴らしい! テルマエに入りながら、星になったアンティノーを見つめることが出来る……」
ルシウス (星になったアンティノー……。陛下が定めたアンティノウス座のことか……)
ルシウス 「しかし、このテルマエにはもう一つ売りがあります」
ハドリアヌス 「ほう、それは興味深い。何だ?」
ルシウス 「掛け流し掛け捨ての湯が常に頭から足に向けて流れている為に、テルマエに入ったままオシッコが出来ます」
おわり
318: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/08/05(日) 16:47:40.24 ID:pFAF+/1d0
これで終わり。
読んで下さった皆さんありがとうございました。
温泉、ホテルの風呂、プール、海水浴場等を利用しながらの放尿はやめましょう。正しいマナーで気持ちいい入浴を。
なお、このスレの1に風呂でオシッコをする癖はありません。
読んで下さった皆さんありがとうございました。
温泉、ホテルの風呂、プール、海水浴場等を利用しながらの放尿はやめましょう。正しいマナーで気持ちいい入浴を。
なお、このスレの1に風呂でオシッコをする癖はありません。
321: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) 2012/08/05(日) 18:23:48.38 ID:i25rkLZko
さやかなにしてんだよマジでwwwwww
322: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) 2012/08/05(日) 18:33:25.39 ID:BctHnCJdo
くっそwwwwww
良いオチだ
乙
良いオチだ
乙
323: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/08/05(日) 19:19:48.30 ID:Iw3Y6qRGo
まさかのオチww
ローマ帝国とテルマエの恥だからそれはやめておけルシウスww
乙
面白かったわ
ローマ帝国とテルマエの恥だからそれはやめておけルシウスww
乙
面白かったわ
325: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/08/05(日) 23:39:52.33 ID:FTz4cH4v0
さやか、お前ってやつは…
乙
乙
引用元: 魔法少女テルマエ☆ロマエ