ヒメコ「鹿島くんかっこええわ~」ボッスン「鹿島くん?」
2018-04-06
1: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 19:59:45.86 ID:0FdHS/Ns0
スイッチ『2年の鹿島遊さんの事か』
ヒメコ「A組の中谷さんがなー、鹿島くん鹿島くん毎日言うとんねん」
ヒメコ「そんでアタシも見てみたんやけど……ホンマかっこええわ~」
ボッスン「そんなかっこいいのかよ?」
スイッチ『あの生徒会の榛葉道流と肩を並べていると言っても過言ではないな』
ボッスン「へー……あの人と同じぐらいか」
ヒメコ「A組の中谷さんがなー、鹿島くん鹿島くん毎日言うとんねん」
ヒメコ「そんでアタシも見てみたんやけど……ホンマかっこええわ~」
ボッスン「そんなかっこいいのかよ?」
スイッチ『あの生徒会の榛葉道流と肩を並べていると言っても過言ではないな』
ボッスン「へー……あの人と同じぐらいか」
2: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:00:44.79 ID:0FdHS/Ns0
ガラガラ
ボッスン「お、誰か来た」
男「スケット団ってここで合ってるか?」
ヒメコ「合ってるでー」
スイッチ『依頼でしたらまずはお名前を』
男「ああ……そうだな」
男「3年の堀政行、演劇部部長だ」
ボッスン「! 演劇部部長……?」
ボッスン「お、誰か来た」
男「スケット団ってここで合ってるか?」
ヒメコ「合ってるでー」
スイッチ『依頼でしたらまずはお名前を』
男「ああ……そうだな」
男「3年の堀政行、演劇部部長だ」
ボッスン「! 演劇部部長……?」
3: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:01:21.87 ID:0FdHS/Ns0
ヒメコ「どないしたんボッスン」
ボッスン「確か演劇部部長って違う人じゃ……」
堀「……北大路の件は本当にすまなかった」ガバッ
ヒメコ「!! そ、そんな土下座なんてせえへんでもええよ」
堀「まさか俺が知らない間にあんな事が起こってるとは全く知らなかった……」
堀「あの一件があってな……あいつには部長を降りてもらって、今は俺が代わりに部長を務めてる」
ボッスン「ああ……成る程な」
スイッチ『俺達はもう気にしてませんから。 顔を上げてください』
堀「……わりいな」
ボッスン「確か演劇部部長って違う人じゃ……」
堀「……北大路の件は本当にすまなかった」ガバッ
ヒメコ「!! そ、そんな土下座なんてせえへんでもええよ」
堀「まさか俺が知らない間にあんな事が起こってるとは全く知らなかった……」
堀「あの一件があってな……あいつには部長を降りてもらって、今は俺が代わりに部長を務めてる」
ボッスン「ああ……成る程な」
スイッチ『俺達はもう気にしてませんから。 顔を上げてください』
堀「……わりいな」
4: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:01:54.78 ID:0FdHS/Ns0
ボッスン「それで依頼ってのは?」
堀「実はな……大道具の色塗りを頼んで欲しいんだ」
ボッスン「色塗り?」
堀「あんな事をやっておいて図々しいとは分かっている……けど人手が足りないんだ。 いいか?」
ボッスン「……当たり前だ!! 困った人を助けるのが俺達スケット団だからな!!」
ボッスン「お前らもいいよな!?」
ヒメコ「当たり前や!!」
スイッチ『勿論』
堀「ありがとな……じゃあ部室まで来てくれ」
堀「実はな……大道具の色塗りを頼んで欲しいんだ」
ボッスン「色塗り?」
堀「あんな事をやっておいて図々しいとは分かっている……けど人手が足りないんだ。 いいか?」
ボッスン「……当たり前だ!! 困った人を助けるのが俺達スケット団だからな!!」
ボッスン「お前らもいいよな!?」
ヒメコ「当たり前や!!」
スイッチ『勿論』
堀「ありがとな……じゃあ部室まで来てくれ」
5: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:02:24.23 ID:0FdHS/Ns0
堀「そういえばお前ら、鹿島の演技は見たことあるか?」
ボッスン「鹿島……? もしかして鹿島くん?」
スイッチ『彼……いや、彼女は演劇部なんだ』
ボッスン「ええっ!? ちょっと待って、一度に二つも新情報提供しないで!!」
ヒメコ「二つ?」
ボッスン「鹿島くんが演劇部なのと、鹿島くんが女なの!!」
ヒメコ「あー言うてなかったわ。 鹿島くん女子やねん」
堀「まー間違えるのも無理はないな。 スカート履いてなかったら男にしか見えないしな」
ボッスン「そ、そうなのか……」
堀「俺も最初はあいつと会った時は……」
ボッスン「鹿島……? もしかして鹿島くん?」
スイッチ『彼……いや、彼女は演劇部なんだ』
ボッスン「ええっ!? ちょっと待って、一度に二つも新情報提供しないで!!」
ヒメコ「二つ?」
ボッスン「鹿島くんが演劇部なのと、鹿島くんが女なの!!」
ヒメコ「あー言うてなかったわ。 鹿島くん女子やねん」
堀「まー間違えるのも無理はないな。 スカート履いてなかったら男にしか見えないしな」
ボッスン「そ、そうなのか……」
堀「俺も最初はあいつと会った時は……」
6: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:02:57.04 ID:0FdHS/Ns0
鹿島・入学前
堀『お前、いいヒーローになるぜ!!』
鹿島『本当ですか!!?』
入部後
堀『着替えは更衣室な』
鹿島『はーい』
連れション時
堀『トイレ行こうぜ』
鹿島『はーい』
堀『おい、なんで女子トイ……』
堀『……ってお前女かよ!!!?』
堀『お前、いいヒーローになるぜ!!』
鹿島『本当ですか!!?』
入部後
堀『着替えは更衣室な』
鹿島『はーい』
連れション時
堀『トイレ行こうぜ』
鹿島『はーい』
堀『おい、なんで女子トイ……』
堀『……ってお前女かよ!!!?』
7: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:03:25.28 ID:0FdHS/Ns0
堀「いやーあの時はびっくりしたのなんのって」
ボッスン「待って!! 気づくの遅くない!!?」
ヒメコ「なんでや!!? 鹿島くん、ズボンでも履いてたんか!!?」
堀「いや……よく覚えてねぇな」
ボッスン「覚えてない!!?」
ヒメコ「視界にぐらい入るやろ!!」
堀「……うーん」
堀「……あの時からイケメンだったな」
ヒメコ「あかん、あの人顔しか見てへんわ」
ボッスン「どんだけイケメンなんだよその人」
ボッスン「待って!! 気づくの遅くない!!?」
ヒメコ「なんでや!!? 鹿島くん、ズボンでも履いてたんか!!?」
堀「いや……よく覚えてねぇな」
ボッスン「覚えてない!!?」
ヒメコ「視界にぐらい入るやろ!!」
堀「……うーん」
堀「……あの時からイケメンだったな」
ヒメコ「あかん、あの人顔しか見てへんわ」
ボッスン「どんだけイケメンなんだよその人」
8: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:04:04.96 ID:0FdHS/Ns0
部室
堀「ここが部室だ」
堀「じゃあ俺がマークしたところに色を塗ってもらえるか?」
ボッスン「おし、任しとけ!!」
スイッチ『おかしいな』
ヒメコ「どないしたんスイッチ」
スイッチ『鹿島くんがどこにも見当たらない』
ボッスン「あ! そういえば!! 俺も見たいのに!!」
堀「ああ、迎えに行ってんだろ」
ボッスン「迎え……?」
堀「ここが部室だ」
堀「じゃあ俺がマークしたところに色を塗ってもらえるか?」
ボッスン「おし、任しとけ!!」
スイッチ『おかしいな』
ヒメコ「どないしたんスイッチ」
スイッチ『鹿島くんがどこにも見当たらない』
ボッスン「あ! そういえば!! 俺も見たいのに!!」
堀「ああ、迎えに行ってんだろ」
ボッスン「迎え……?」
9: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:04:30.29 ID:0FdHS/Ns0
堀「実はな、役者の一人が骨折しちゃってな」
堀「その話を同級生にしたらそいつが代理役を引き受けてくれたんだ」
スイッチ『そういう事だったのか』
ボッスン「スイッチ?」
スイッチ『その役者の人が骨折しているのは前から聞いていた』
スイッチ『だから堀先輩が来た時は演劇の代理だと思ってたんが、今ので納得した』
ヒメコ「なぁ、アタシら三人もおるんやから一人が代理やってもう一人が色塗るって事でええんやないの?」
堀「まぁそれも考えたんだけどな……けどもう本人はやる気満々になっちまってるしな」
堀「その話を同級生にしたらそいつが代理役を引き受けてくれたんだ」
スイッチ『そういう事だったのか』
ボッスン「スイッチ?」
スイッチ『その役者の人が骨折しているのは前から聞いていた』
スイッチ『だから堀先輩が来た時は演劇の代理だと思ってたんが、今ので納得した』
ヒメコ「なぁ、アタシら三人もおるんやから一人が代理やってもう一人が色塗るって事でええんやないの?」
堀「まぁそれも考えたんだけどな……けどもう本人はやる気満々になっちまってるしな」
10: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:05:04.01 ID:0FdHS/Ns0
「部長ーーー!! 只今戻りましたーー!!」
堀「お、帰って来たか」
ボッスン「! こ、この人が……鹿島くん……」
鹿島「あ、スケット団の三人だ!! やっほー!!」
ボッスン「……確かにイケメンだな」
ヒメコ「!! ちょい待ち、鹿島くんが連れて来よるのって……」
ミチル「さぁて……可愛い女子達の為にも……代理としての役割を果たさなきゃね!!」
ボッスン「えっ!!?」
堀「お、帰って来たか」
ボッスン「! こ、この人が……鹿島くん……」
鹿島「あ、スケット団の三人だ!! やっほー!!」
ボッスン「……確かにイケメンだな」
ヒメコ「!! ちょい待ち、鹿島くんが連れて来よるのって……」
ミチル「さぁて……可愛い女子達の為にも……代理としての役割を果たさなきゃね!!」
ボッスン「えっ!!?」
11: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:05:38.00 ID:0FdHS/Ns0
ボッスン「代理役ってあんただったのか!!?」
ミチル「あれ……どうしてスケット団が?」
堀「ミチル、スケット団には色塗りを頼んでる」
ミチル「ああ成る程ね。 所で堀ちゃん、台本は?」
堀「これだ。 じゃあよろしく頼む」
ミチル「よおし。 じゃあ鹿島くん、よろしくね」
鹿島「はーい」
ヒメコ「しっかし二人ともレベル高いわー。 ボッスンやったら釣り合わんなー」
ボッスン「ちぇっ……そんなん俺でもやるってのに」
スイッチ『まぁボッスンもその気になればイケメン俳優の顔になれるしな』
ボッスン「おーよく分かってるじゃねーかスイッチ」
ミチル「あれ……どうしてスケット団が?」
堀「ミチル、スケット団には色塗りを頼んでる」
ミチル「ああ成る程ね。 所で堀ちゃん、台本は?」
堀「これだ。 じゃあよろしく頼む」
ミチル「よおし。 じゃあ鹿島くん、よろしくね」
鹿島「はーい」
ヒメコ「しっかし二人ともレベル高いわー。 ボッスンやったら釣り合わんなー」
ボッスン「ちぇっ……そんなん俺でもやるってのに」
スイッチ『まぁボッスンもその気になればイケメン俳優の顔になれるしな』
ボッスン「おーよく分かってるじゃねーかスイッチ」
12: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:06:23.54 ID:0FdHS/Ns0
女「鹿島くーん!!」
鹿島「!」
女「今日……一緒に帰れないの?」
ボッスン「あの子は……」
スイッチ『演劇部じゃない、只の鹿島くんのファンだな』
鹿島「ごめんね……今は一刻を争う時なんだ」
鹿島「また明日……それでも大丈夫かな? 僕の可愛いお姫様」
女「……うん///」
ボッスン「やる前から役になりきってるんだな」
スイッチ『いや、あれは彼女は素で言っている』
ボッスン「えっ」
鹿島「!」
女「今日……一緒に帰れないの?」
ボッスン「あの子は……」
スイッチ『演劇部じゃない、只の鹿島くんのファンだな』
鹿島「ごめんね……今は一刻を争う時なんだ」
鹿島「また明日……それでも大丈夫かな? 僕の可愛いお姫様」
女「……うん///」
ボッスン「やる前から役になりきってるんだな」
スイッチ『いや、あれは彼女は素で言っている』
ボッスン「えっ」
13: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:06:56.41 ID:0FdHS/Ns0
ボッスン「何、素でお姫様って言ってるの?」
ヒメコ「日常生活でお姫様なんて早々言わへんで」
スイッチ『その振る舞いから、彼女は学園の王子様と呼ばれている』
男「流石だな王子……」
男「すげえな王子……」
スイッチ『男子も呼んでいる』
ヒメコ「男子もかい!!」
ボッスン「かっけえな王子……」
ヒメコ「もう呼んどるんかい!!」
ヒメコ「日常生活でお姫様なんて早々言わへんで」
スイッチ『その振る舞いから、彼女は学園の王子様と呼ばれている』
男「流石だな王子……」
男「すげえな王子……」
スイッチ『男子も呼んでいる』
ヒメコ「男子もかい!!」
ボッスン「かっけえな王子……」
ヒメコ「もう呼んどるんかい!!」
14: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:07:27.61 ID:0FdHS/Ns0
スイッチ『じゃあ俺達は引き続き色塗りだ』
ボッスン「へーい」
ミチル「さぁ……剣を抜け王子。 姫を賭けて勝負だ!!」
鹿島「まさか君と戦う日が来るとは思わなかったよ……だけど僕はもう迷わない!!」
女「キャーーーーー!!!///」
女「かっこいいーーーーー!!!///」
堀「見学は静かにしろー」
堀「……しっかし今日はやけに多いな」
ミチル「そりゃあね、みんなオレを求めてやって来たんだ。 多いのも当然だよ」
堀「……あ?」
ボッスン「へーい」
ミチル「さぁ……剣を抜け王子。 姫を賭けて勝負だ!!」
鹿島「まさか君と戦う日が来るとは思わなかったよ……だけど僕はもう迷わない!!」
女「キャーーーーー!!!///」
女「かっこいいーーーーー!!!///」
堀「見学は静かにしろー」
堀「……しっかし今日はやけに多いな」
ミチル「そりゃあね、みんなオレを求めてやって来たんだ。 多いのも当然だよ」
堀「……あ?」
15: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:08:12.89 ID:0FdHS/Ns0
堀「いや、違うだろ。 鹿島目的で来たんじゃないのか?」
ミチル「堀ちゃん……これは譲れないよ。 オレは女子達の中で一番でなきゃいけないんだから」
堀「けど主役が似合うのはお前じゃなくて鹿島だぞ」
ヒメコ「……なんか堀先輩、急に熱くなってへん?」
ボッスン「……」
堀「いいか、鹿島は演技だけじゃねえ。 日の輪くぐりもできるしその上バック宙もできるんだ」
ボッスン「それもう完全にミュージカルの人だよね!?」
堀「できるよな鹿島!?」
鹿島「まぁ……できますけど」
ヒメコ「できるんかい!!」
堀「あとはあれだ……ミチル、お前料理できるよな?」
堀「うちの鹿島もその気になればお前並に美味いの作れるぜ。 なぁ鹿島」
鹿島「はい!! 先輩にあげたチョコ、あれ手作りですよ!!」
堀「!!?」
ボッスン「初めて知ったみたいな顔してるけど!!?」
ミチル「堀ちゃん……これは譲れないよ。 オレは女子達の中で一番でなきゃいけないんだから」
堀「けど主役が似合うのはお前じゃなくて鹿島だぞ」
ヒメコ「……なんか堀先輩、急に熱くなってへん?」
ボッスン「……」
堀「いいか、鹿島は演技だけじゃねえ。 日の輪くぐりもできるしその上バック宙もできるんだ」
ボッスン「それもう完全にミュージカルの人だよね!?」
堀「できるよな鹿島!?」
鹿島「まぁ……できますけど」
ヒメコ「できるんかい!!」
堀「あとはあれだ……ミチル、お前料理できるよな?」
堀「うちの鹿島もその気になればお前並に美味いの作れるぜ。 なぁ鹿島」
鹿島「はい!! 先輩にあげたチョコ、あれ手作りですよ!!」
堀「!!?」
ボッスン「初めて知ったみたいな顔してるけど!!?」
16: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:08:46.09 ID:0FdHS/Ns0
鹿島「あの……そろそろ練習を……」
ミチル「そうだよ。 堀ちゃんが鹿島くん大好きなのはよく知ってるからそうなるのも分かるけど……」
堀「そうだな……悪い、ちょっと熱くなりすぎた」
ボッスン「……ふう、終わったぜ」
堀「おお!! 綺麗じゃねーか!! ありがとな!!」
ヒメコ「なぁ、堀先輩って鹿島くんの事好きなん?」
堀「ああ、顔はな」
ヒメコ「いや、普通に異性として好きとちゃうん?」
堀「いや?」
ヒメコ「ホンマかい……」
ミチル「そうだよ。 堀ちゃんが鹿島くん大好きなのはよく知ってるからそうなるのも分かるけど……」
堀「そうだな……悪い、ちょっと熱くなりすぎた」
ボッスン「……ふう、終わったぜ」
堀「おお!! 綺麗じゃねーか!! ありがとな!!」
ヒメコ「なぁ、堀先輩って鹿島くんの事好きなん?」
堀「ああ、顔はな」
ヒメコ「いや、普通に異性として好きとちゃうん?」
堀「いや?」
ヒメコ「ホンマかい……」
17: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:09:18.67 ID:0FdHS/Ns0
スイッチ『ボッスン、見学に来た女子から差し入れだ。 みんなもう食べてる』
ボッスン「お、チョコレート……てゆうか俺らも貰っていいの?」
スイッチ『沢山買いすぎて困ってるそうだ。 先輩もどうぞ』
堀「おう、サンキュー」
パクッ
ボッスン「……!!! ちょっと待て!!!」
ヒメコ「ちょ……そんなに慌ててどないしたん?」
ボッスン「このチョコ……アルコール入ってるぞ!!」
ボッスン「お、チョコレート……てゆうか俺らも貰っていいの?」
スイッチ『沢山買いすぎて困ってるそうだ。 先輩もどうぞ』
堀「おう、サンキュー」
パクッ
ボッスン「……!!! ちょっと待て!!!」
ヒメコ「ちょ……そんなに慌ててどないしたん?」
ボッスン「このチョコ……アルコール入ってるぞ!!」
18: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:09:45.50 ID:0FdHS/Ns0
ヒメコ「それがどない……」
ヒメコ「……あ!!!」
ボッスン「まさかもう口に……」チラッ
ミチル「あ~///」
ボッスン「やっぱり!!!」
スイッチ『ボッスン、彼だけじゃないぞ』
ボッスン「え?」
堀「あ~///」
ボッスン「あんたもかよ!!!」
ヒメコ「……あ!!!」
ボッスン「まさかもう口に……」チラッ
ミチル「あ~///」
ボッスン「やっぱり!!!」
スイッチ『ボッスン、彼だけじゃないぞ』
ボッスン「え?」
堀「あ~///」
ボッスン「あんたもかよ!!!」
19: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:10:11.98 ID:0FdHS/Ns0
堀「鹿島ぁ!!!///」
ミチル「鹿島くぅん!!!///」
鹿島「な、なんですか!?」
堀「お前は学校一のイケメンだぁ!!!///」
ミチル「俺の方がかっこいいよねぇ!!?///」
堀「……」
ミチル「……」
堀・ミチル「は?」
ミチル「鹿島くぅん!!!///」
鹿島「な、なんですか!?」
堀「お前は学校一のイケメンだぁ!!!///」
ミチル「俺の方がかっこいいよねぇ!!?///」
堀「……」
ミチル「……」
堀・ミチル「は?」
20: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:10:38.76 ID:0FdHS/Ns0
堀「おいミチルゥ!! お前の目は腐ってんのかよぉ!!///」
ミチル「腐ってんのは堀ちゃんの方だろおお!!!///」
ヒメコ「アカン!! あの二人めちゃくちゃ暴走しとる!!」
鹿島「部長!! 私可愛いですか!!?」
堀「ああ!! お前は本当に可愛い後輩だなぁ!!!///」
鹿島「わーい!!」
ボッスン「楽しんでるよね!? 鹿島くん今、この状況絶対楽しんでるよね!?」
ミチル「腐ってんのは堀ちゃんの方だろおお!!!///」
ヒメコ「アカン!! あの二人めちゃくちゃ暴走しとる!!」
鹿島「部長!! 私可愛いですか!!?」
堀「ああ!! お前は本当に可愛い後輩だなぁ!!!///」
鹿島「わーい!!」
ボッスン「楽しんでるよね!? 鹿島くん今、この状況絶対楽しんでるよね!?」
21: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:11:14.38 ID:0FdHS/Ns0
鹿島「だって堀先輩、酔ってる時ぐらいしか可愛いって言ってくれないんだもん!!」
スイッチ『気持ちは分かるがこれ以上ほっておくと嫌な予感がする』
堀「ここにいるやつら全員に聞く!!!///」
ミチル「俺と堀ちゃんどっちがカッコいい!!?///」
ボッスン「鹿島くんじゃねーのかよ!!!」
ミチル「間違えた!! 俺と鹿島くん、どっちが可愛い!!?///」
ヒメコ「カッコいいじゃないんかい!!」
スイッチ『気持ちは分かるがこれ以上ほっておくと嫌な予感がする』
堀「ここにいるやつら全員に聞く!!!///」
ミチル「俺と堀ちゃんどっちがカッコいい!!?///」
ボッスン「鹿島くんじゃねーのかよ!!!」
ミチル「間違えた!! 俺と鹿島くん、どっちが可愛い!!?///」
ヒメコ「カッコいいじゃないんかい!!」
22: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:11:49.05 ID:0FdHS/Ns0
堀「鹿島とミチル、どっちがかっこいいか投票しろぉ!!///」
ミチル「必ずどっちかに投票してねぇ!!///」
鹿島「私は堀先輩がカッコいいと思います!!」
堀「てめぇは話聞いてたのかぁ!!///」ドゴォ!!
鹿島「ぐはぁ!!」
ヒメコ「アカン!! 厄介な事になってもうた!!」
ボッスン「今の堀先輩の蹴り、ヒメコ並だな……」
スイッチ『堀先輩はバイオレンスで有名だからな』
ヒメコ「何関心しとんねん!!」
ミチル「必ずどっちかに投票してねぇ!!///」
鹿島「私は堀先輩がカッコいいと思います!!」
堀「てめぇは話聞いてたのかぁ!!///」ドゴォ!!
鹿島「ぐはぁ!!」
ヒメコ「アカン!! 厄介な事になってもうた!!」
ボッスン「今の堀先輩の蹴り、ヒメコ並だな……」
スイッチ『堀先輩はバイオレンスで有名だからな』
ヒメコ「何関心しとんねん!!」
23: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:12:16.77 ID:0FdHS/Ns0
女「どうしよう……どっちかなんて選べないよぉ」
女「でもどっちか選ばないと怒られるかもしれないし……」
部員、見学者共に男女関係なくどんどん投票していった。
堀「さぁスケット団!! 後はお前らだけだぁ!!!///」
ミチル「オレだよなぁ!!?///」
ヒメコ「じゃあ……アタシは鹿島くんで」
スイッチ『じゃあ俺は榛葉さんで』
堀「おぉし!!/// これで票数は同率だぁ!!///」
ミチル「後は藤崎、お前だけだぁ!!///」
ボッスン「ええ!!? 俺!!?」
女「でもどっちか選ばないと怒られるかもしれないし……」
部員、見学者共に男女関係なくどんどん投票していった。
堀「さぁスケット団!! 後はお前らだけだぁ!!!///」
ミチル「オレだよなぁ!!?///」
ヒメコ「じゃあ……アタシは鹿島くんで」
スイッチ『じゃあ俺は榛葉さんで』
堀「おぉし!!/// これで票数は同率だぁ!!///」
ミチル「後は藤崎、お前だけだぁ!!///」
ボッスン「ええ!!? 俺!!?」
24: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:12:54.19 ID:0FdHS/Ns0
ヒメコ「ボッスン!!」
スイッチ『ボッスン』
鹿島「藤崎……」
ボッスン「……」
ボッスン(票数は同率一位……どうやったら二人が納得する?)
ボッスン(……!! そうだ!!!)
スイッチ『ボッスン』
鹿島「藤崎……」
ボッスン「……」
ボッスン(票数は同率一位……どうやったら二人が納得する?)
ボッスン(……!! そうだ!!!)
25: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:13:20.32 ID:0FdHS/Ns0
ボッスン「……俺は!!!」
ミチル「藤崎はぁ!!?///」
ボッスン「俺はぁ!!!」
鹿島「藤崎は……?」
ボッスン「……俺がイケメンだと思う」
ヒメコ「……は?」
ミチル「藤崎はぁ!!?///」
ボッスン「俺はぁ!!!」
鹿島「藤崎は……?」
ボッスン「……俺がイケメンだと思う」
ヒメコ「……は?」
26: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:13:52.25 ID:0FdHS/Ns0
ミチル「話聞いてたのかぁ!!?///」
ボッスン「待て!! まずは話を聞いてくれ!!」
ボッスン「もう一度投票をやり直して……あんたら二人の中に俺も入れてくれ」
堀「あぁ!!? てめぇみたいな鹿島にも及ばないモブ顔が張り合えるわけねぇだろ!!///」
ヒメコ「めっちゃ辛辣やんけ!!!」
ボッスン「……」ズーン
鹿島「藤崎が落ち込んでる!!」
スイッチ『ボッスン、何か意図があって言ったんだろう? 早く言わなければ』
ボッスン「そ、そうだな……」
ボッスン「待て!! まずは話を聞いてくれ!!」
ボッスン「もう一度投票をやり直して……あんたら二人の中に俺も入れてくれ」
堀「あぁ!!? てめぇみたいな鹿島にも及ばないモブ顔が張り合えるわけねぇだろ!!///」
ヒメコ「めっちゃ辛辣やんけ!!!」
ボッスン「……」ズーン
鹿島「藤崎が落ち込んでる!!」
スイッチ『ボッスン、何か意図があって言ったんだろう? 早く言わなければ』
ボッスン「そ、そうだな……」
27: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:14:31.69 ID:0FdHS/Ns0
ボッスン「俺が鹿島くんと張り合わないって……?」
ボッスン「じゃあ……この顔を見てもそんな事が言えるか?」
堀「……?」
サッ
ヒメコ「ボッスンが何か取り出しおったで!!」
ボッスン「……」ゴクッ
鹿島「飲んだ!」
スイッチ『一体何を飲んだんだ?』
ボッスン『イケメンになる薬?』
中馬『まだ試作段階でな。 成功なら内面、外見共にイケメンになるんだが……ちょっと飲んでくれるか?』
ボッスン『いや、嫌な予感するからいいです』
中馬『まぁそう言わずに』
ゴクッ
ボッスン『ふもお!!?』
ボワン!!
ボッスン『いきなり飲ませるんじゃねーよチュウさん!!』
中馬『あーどうやら外見だけしか効果出てないな。 失敗か』
中馬『じゃあその試作段階のやつあげるわ』
ボッスン「じゃあ……この顔を見てもそんな事が言えるか?」
堀「……?」
サッ
ヒメコ「ボッスンが何か取り出しおったで!!」
ボッスン「……」ゴクッ
鹿島「飲んだ!」
スイッチ『一体何を飲んだんだ?』
ボッスン『イケメンになる薬?』
中馬『まだ試作段階でな。 成功なら内面、外見共にイケメンになるんだが……ちょっと飲んでくれるか?』
ボッスン『いや、嫌な予感するからいいです』
中馬『まぁそう言わずに』
ゴクッ
ボッスン『ふもお!!?』
ボワン!!
ボッスン『いきなり飲ませるんじゃねーよチュウさん!!』
中馬『あーどうやら外見だけしか効果出てないな。 失敗か』
中馬『じゃあその試作段階のやつあげるわ』
28: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:15:14.41 ID:0FdHS/Ns0
ボワン!!
ボッスン「……」ニヤッ
ヒメコ「誰やアンタ!!」
ボッスン「いや俺だよ!!?」
スイッチ『もしや今飲んだのはチュウさんからもらったのか?』
ボッスン「おう!! まだ残っててよかったぜ!!」
ミチル「イケメンだ……」
堀「イケメンじゃないか……」
ヒメコ「感動しとる!?」
ボッスン「俺もそっちの土俵に入っていいよな?」
堀「ああいいぜ……認めてやるよ、藤崎」
鹿島「藤崎……まさか堀先輩に気に入ってもらう為に……」ゴゴゴ
ヒメコ「アカーン!! 鹿島くんも変なスイッチ入ってもうたああ!!!」
29: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:15:46.89 ID:0FdHS/Ns0
ヒメコ「ボッスン!! 一体何が目的やねん!!」
ボッスン「落ち着けヒメコ。 いいか、さっきの投票は俺を入れて17票だった」
ボッスン「だったら選択肢を三択にすれば……1番平等なので6票、6票、5票だ」
ボッスン「あの二人は6票にして俺を5票にする」
ヒメコ「そ、そうするとどうなるんや?」
ボッスン「まぁ……ここからは賭けなんだけどな」
ボッスン「元々は比べる対象がお互いに一つしかなかったからどっちかが勝ってどっちかが負ける筈だった」
ボッスン「だけどここで俺が加わって俺が負ける事で……あの二人は勝ったっていう優越感に浸る筈だ」
ボッスン「落ち着けヒメコ。 いいか、さっきの投票は俺を入れて17票だった」
ボッスン「だったら選択肢を三択にすれば……1番平等なので6票、6票、5票だ」
ボッスン「あの二人は6票にして俺を5票にする」
ヒメコ「そ、そうするとどうなるんや?」
ボッスン「まぁ……ここからは賭けなんだけどな」
ボッスン「元々は比べる対象がお互いに一つしかなかったからどっちかが勝ってどっちかが負ける筈だった」
ボッスン「だけどここで俺が加わって俺が負ける事で……あの二人は勝ったっていう優越感に浸る筈だ」
30: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:16:20.19 ID:0FdHS/Ns0
ヒメコ「じゃあ……それに満足するかせえへんかって事か?」
ボッスン「そういう事だ」
ヒメコ「せやけどみんなそんな上手い具合投票……」
スイッチ『ボッスン、八百長の準備は完璧だ』
ボッスン「よくやったスイッチ」
ヒメコ「早っ!!」
女「わ、私はミチル先輩がかっこいいと思う!!」
女「私は鹿島くん!!」
スイッチ『ヒメコはボッスンもとぎに投票してくれ』
ヒメコ「おっしゃ任しとき!!」
ボッスン「俺ね!! 全然顔違くても俺だからね!!」
ヒメコ「いや、顔がイケメンの時点でボッスンやないやろ」
ボッスン「酷くない!!?」
ボッスン「そういう事だ」
ヒメコ「せやけどみんなそんな上手い具合投票……」
スイッチ『ボッスン、八百長の準備は完璧だ』
ボッスン「よくやったスイッチ」
ヒメコ「早っ!!」
女「わ、私はミチル先輩がかっこいいと思う!!」
女「私は鹿島くん!!」
スイッチ『ヒメコはボッスンもとぎに投票してくれ』
ヒメコ「おっしゃ任しとき!!」
ボッスン「俺ね!! 全然顔違くても俺だからね!!」
ヒメコ「いや、顔がイケメンの時点でボッスンやないやろ」
ボッスン「酷くない!!?」
31: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:16:50.74 ID:0FdHS/Ns0
堀「見ろ藤崎!! やっぱりお前よりうちの鹿島の方がイケメンじゃねえか!!///」
ミチル「やっぱり藤崎よりオレの方がイケメンじゃねえか!!///」
ボッスン「すいません……私、自惚れてました……」
堀「だがその心意気は気に入ったぜ」
ミチル「ああ、またいつでも挑戦しにおいで」
ボッスン「はい……頑張ります!!」
鹿島「藤崎褒められてる……」ムスー
ヒメコ「心配いらへんよ鹿島くん」
スイッチ『そうだ、褒められてるのはボッスンじゃなくてボッスンもどきだからな』
ボッスン「お前ら俺に恨みでもあんの!?」
ミチル「やっぱり藤崎よりオレの方がイケメンじゃねえか!!///」
ボッスン「すいません……私、自惚れてました……」
堀「だがその心意気は気に入ったぜ」
ミチル「ああ、またいつでも挑戦しにおいで」
ボッスン「はい……頑張ります!!」
鹿島「藤崎褒められてる……」ムスー
ヒメコ「心配いらへんよ鹿島くん」
スイッチ『そうだ、褒められてるのはボッスンじゃなくてボッスンもどきだからな』
ボッスン「お前ら俺に恨みでもあんの!?」
32: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:17:28.38 ID:0FdHS/Ns0
御子柴「ふぅ……やっと女子から開放されたぜ。 長時間も話もたねぇよ」
御子柴「……っと、こうしてる場合じゃねえ。 鹿島から借りてたノート返さねえとな」
御子柴「確か……今日は部活に顔出すっつってたな」
御子柴「ここだな」
ガチャッ
御子柴「鹿島いるかー? ノート返しに……」
ボッスン「!!!」
御子柴「……スケット団?」
御子柴「……っと、こうしてる場合じゃねえ。 鹿島から借りてたノート返さねえとな」
御子柴「確か……今日は部活に顔出すっつってたな」
御子柴「ここだな」
ガチャッ
御子柴「鹿島いるかー? ノート返しに……」
ボッスン「!!!」
御子柴「……スケット団?」
33: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:17:57.04 ID:0FdHS/Ns0
ミチル「君は……2年の御子柴!!」
御子柴「な、なんで生徒会の人が?」
堀「!! ミチル……いい事を思いついた」
ミチル「いい事?」
堀「……決戦票といこうぜ」
ミチル「!!! 成る程ね……」ニヤッ
ボッスン「ま、まさか……」
堀「御子柴!!」
御子柴「な、なんすか?」
堀「鹿島とミチル、どっちがイケメンだと思う?」
ヒメコ「アカーン!!」
御子柴「な、なんで生徒会の人が?」
堀「!! ミチル……いい事を思いついた」
ミチル「いい事?」
堀「……決戦票といこうぜ」
ミチル「!!! 成る程ね……」ニヤッ
ボッスン「ま、まさか……」
堀「御子柴!!」
御子柴「な、なんすか?」
堀「鹿島とミチル、どっちがイケメンだと思う?」
ヒメコ「アカーン!!」
34: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:18:26.94 ID:0FdHS/Ns0
御子柴「え、ええと……俺は……」
ミチル「俺だよね?」ズイ
堀「鹿島だろ?」ズイ
御子柴(な、なんだよこれ……すげー顔ちけーよ……こえーよ……)
御子柴「え、えーと……」
ミチル・堀「はっきりしろぉ!!」
御子柴「ひいっ!!!」ビクッ
ヒメコ「どないすんねんボッスン……」
ボッスン「クソ……こうなったら顔芸でイケメン俳優になって……」
鹿島「……堀先輩!!」
堀「なんだ鹿島」
鹿島「私……どっちがかっこいいかなんてどうでもいいです!!」
堀「!!!」
ミチル「俺だよね?」ズイ
堀「鹿島だろ?」ズイ
御子柴(な、なんだよこれ……すげー顔ちけーよ……こえーよ……)
御子柴「え、えーと……」
ミチル・堀「はっきりしろぉ!!」
御子柴「ひいっ!!!」ビクッ
ヒメコ「どないすんねんボッスン……」
ボッスン「クソ……こうなったら顔芸でイケメン俳優になって……」
鹿島「……堀先輩!!」
堀「なんだ鹿島」
鹿島「私……どっちがかっこいいかなんてどうでもいいです!!」
堀「!!!」
35: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:18:53.09 ID:0FdHS/Ns0
堀「おい鹿島……どういう事だ?」
鹿島「気持ちは嬉しいですけど……私、榛葉先輩よりもかっこよくなりたいとは思ってないし、競うつもりもないです」
鹿島「先輩の中で……一番かっこいいのは私なんですよね?」
堀「……ああ」
鹿島「だったら私……堀先輩の中で一番だったらそれでいいです!!」
堀「……」
鹿島「気持ちは嬉しいですけど……私、榛葉先輩よりもかっこよくなりたいとは思ってないし、競うつもりもないです」
鹿島「先輩の中で……一番かっこいいのは私なんですよね?」
堀「……ああ」
鹿島「だったら私……堀先輩の中で一番だったらそれでいいです!!」
堀「……」
36: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:19:28.14 ID:0FdHS/Ns0
ボッスン「……だそうだぜ、先輩」
ボッスン「もう争いなんて不毛なんじゃねえか?」
堀「……悪かった」
ミチル「……オレも悪かったよ」
スイッチ『どうやら解決したようだな』
鹿島「……榛葉さん!! 練習再開しましょう!!」
ミチル「よぉし! やるぞぉ!!///」
ヒメコ「……あれ、まだ微妙に酔ってへん?」
ミチル「鹿島くん、君可愛いね///」
鹿島「ふふ……君には負けるよ」
ボッスン「なんかお互いに口説き始めたけど!!?」
御子柴「……なぁ、俺ノート返してえんだけど」
ボッスン「もう争いなんて不毛なんじゃねえか?」
堀「……悪かった」
ミチル「……オレも悪かったよ」
スイッチ『どうやら解決したようだな』
鹿島「……榛葉さん!! 練習再開しましょう!!」
ミチル「よぉし! やるぞぉ!!///」
ヒメコ「……あれ、まだ微妙に酔ってへん?」
ミチル「鹿島くん、君可愛いね///」
鹿島「ふふ……君には負けるよ」
ボッスン「なんかお互いに口説き始めたけど!!?」
御子柴「……なぁ、俺ノート返してえんだけど」
37: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:20:06.33 ID:0FdHS/Ns0
別の日
椿「本当に何も覚えてないんですね」
ミチル「……うん、全く」
椿「演劇部の部室から私語が聞こえてきたのでやってきたら……」
ミチル「面目ない……」
安形「いやーオレも暴れる二人見たかったなーかっかっかっ!!」
椿「笑い事じゃないですよ」
椿「兎に角……榛葉さん、三年かつ生徒会であるという自覚を忘れないでください」
ミチル「うん、気をつけるよ」
安形「……んで、その怪我はなんだ。 事件か?」
ミチル「ああ、これはちょっとした勘違いだよ」
椿「?」
椿「本当に何も覚えてないんですね」
ミチル「……うん、全く」
椿「演劇部の部室から私語が聞こえてきたのでやってきたら……」
ミチル「面目ない……」
安形「いやーオレも暴れる二人見たかったなーかっかっかっ!!」
椿「笑い事じゃないですよ」
椿「兎に角……榛葉さん、三年かつ生徒会であるという自覚を忘れないでください」
ミチル「うん、気をつけるよ」
安形「……んで、その怪我はなんだ。 事件か?」
ミチル「ああ、これはちょっとした勘違いだよ」
椿「?」
38: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:20:39.00 ID:0FdHS/Ns0
ボッスン「いやーよく考えてみれば酔いを覚ます為に水とか飲ましてやりぁよかったなー」
ヒメコ「せやわー。 それやわー」
ガラガラ……
堀「ちょっといいか?」
ボッスン「堀先輩!?」
堀「悪いな、何回も」
堀「……というか本当にこの間の俺はやばかったのか?」
ボッスン「ああ、やばかった」
ヒメコ「ホンマに覚えてへえのんか……」
スイッチ『ところでご用件は?』
堀「ああ実はな……俺のあるクセを直してほしくてな……」
ヒメコ「せやわー。 それやわー」
ガラガラ……
堀「ちょっといいか?」
ボッスン「堀先輩!?」
堀「悪いな、何回も」
堀「……というか本当にこの間の俺はやばかったのか?」
ボッスン「ああ、やばかった」
ヒメコ「ホンマに覚えてへえのんか……」
スイッチ『ところでご用件は?』
堀「ああ実はな……俺のあるクセを直してほしくてな……」
39: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:21:15.37 ID:0FdHS/Ns0
数十分前
堀『さてと、部活に……』
女『キャーーーーー!!///』
女『かっこいいーーーーー!!///』
堀(! またあいつは部活サボろうとしやがって……)
堀『……鹿島ぁ!!』ドゴォ!!
ミチル『ぐほぉ!!?』
堀『!!?』
堀「女子の群れがあるとどうしても鹿島だと思って……」
堀「だってよ!! あんなに女子に注目されるなんて鹿島以外にいると思うか!!? いねぇだろ!!?」
ボッスン・ヒメコ「親バカか!!」
終わり
堀『さてと、部活に……』
女『キャーーーーー!!///』
女『かっこいいーーーーー!!///』
堀(! またあいつは部活サボろうとしやがって……)
堀『……鹿島ぁ!!』ドゴォ!!
ミチル『ぐほぉ!!?』
堀『!!?』
堀「女子の群れがあるとどうしても鹿島だと思って……」
堀「だってよ!! あんなに女子に注目されるなんて鹿島以外にいると思うか!!? いねぇだろ!!?」
ボッスン・ヒメコ「親バカか!!」
終わり
40: ◆LYNKFR8PTk 2018/04/03(火) 20:21:50.56 ID:0FdHS/Ns0
ロマン「最後まで読んでくれてありがとう!! 早乙女浪漫です☆」
ロマン「中馬先生が王子にあげた薬の開発はあれからどうなったのか!? 気になる人は単行本29巻をチェック!!」
ロマン「因みに堀先輩とミチル先輩は偶然にも公式で3年C組かつアルコールが苦手なの!! 凄い偶然ね!!」
ロマン「……さて!! 次回は『ボッスン「超高校級のマジシャン?」(仮)』をお送りするわ!! お楽しみに☆」
本当に終わり
ロマン「中馬先生が王子にあげた薬の開発はあれからどうなったのか!? 気になる人は単行本29巻をチェック!!」
ロマン「因みに堀先輩とミチル先輩は偶然にも公式で3年C組かつアルコールが苦手なの!! 凄い偶然ね!!」
ロマン「……さて!! 次回は『ボッスン「超高校級のマジシャン?」(仮)』をお送りするわ!! お楽しみに☆」
本当に終わり
41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/03(火) 21:50:26.30 ID:xaZKktLOO
乙、いいクロスだった
メイン二人は何処へ…
メイン二人は何処へ…
43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/04(水) 03:00:56.58 ID:KQy16TB/0
続きはよ!!!。スケットダンス懐かしくて泣きそうだわ
引用元: ヒメコ「鹿島くんかっこええわ~」ボッスン「鹿島くん?」
ボッスン「転校生にネジついてんぞ!!」スイッチ『東雲なのさんのことか』
2018-02-20
1: ◆LYNKFR8PTk 2018/02/12(月) 20:01:55.04 ID:AQKhG5450
ヒメコ「あーそういえばこの間一年に転校生来たってA組の中谷さんが言うとったわー」
スイッチ『ところでボッスン、それは本当なのか?』
ボッスン「本当だって!! 背中に思いっきり!! でっかいネジがついてんの!!」
ヒメコ「ホンマか? アンタの見間違えとちゃうん?」
ボッスン「よーし! じゃあ来てみろ!! 絶対ついてるからな!!」
スイッチ『それじゃあ早速彼女のクラスの1年Q組に行くとしよう』
ヒメコ「なんで一年だけそんなにクラスあんねん!!」
スイッチ『ところでボッスン、それは本当なのか?』
ボッスン「本当だって!! 背中に思いっきり!! でっかいネジがついてんの!!」
ヒメコ「ホンマか? アンタの見間違えとちゃうん?」
ボッスン「よーし! じゃあ来てみろ!! 絶対ついてるからな!!」
スイッチ『それじゃあ早速彼女のクラスの1年Q組に行くとしよう』
ヒメコ「なんで一年だけそんなにクラスあんねん!!」
2: ◆LYNKFR8PTk 2018/02/12(月) 20:03:03.31 ID:AQKhG5450
ボッスン「ええっ!? 帰った!!?」
ゆっこ「はい、今日ははかせがお腹空かせてるから早く帰ってご飯作らないとーって言ってましたよー」
ヒメコ「は、はかせ?」
ボッスン「チュウさんのことか?」
ヒメコ「ちゃうやろ!!」
ゆっこ「でもさっき教室出たばっかだからまだ走れば間に合うと思いますよー」
ボッスン「そっか! サンキュー!!」
ボッスン「よしお前ら! 早く外出るぞ!!」
スイッチ『転校生の東雲さんは背中にネジがついてるのか?』
ゆっこ「ついてますよー」
ボッスン「ん?」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 20:03:15.01 ID:3lizV+I30
原作のノリらしくっていいわwwww
4: ◆LYNKFR8PTk 2018/02/12(月) 20:04:08.41 ID:AQKhG5450
スイッチ『ボッスンの言ってることは本当のようだな』
ヒメコ「せやな」
ボッスン「ちょっと待って!! そんな解決方法ある!!?」
スイッチ『ある』
ヒメコ「ほらボッスン、アンタが嘘ついてへんって分かったし部室戻るでー」
ボッスン「いいやダメだ!! 俺は見せたい!! お前らに生ネジを!!」
ボッスン「ネジってのはロボットの大事な要素だ!! ロマンだ!! 男だったら見たくなるだろ!?」
ヒメコ「アタシは女や!!」
ヒメコ「せやな」
ボッスン「ちょっと待って!! そんな解決方法ある!!?」
スイッチ『ある』
ヒメコ「ほらボッスン、アンタが嘘ついてへんって分かったし部室戻るでー」
ボッスン「いいやダメだ!! 俺は見せたい!! お前らに生ネジを!!」
ボッスン「ネジってのはロボットの大事な要素だ!! ロマンだ!! 男だったら見たくなるだろ!?」
ヒメコ「アタシは女や!!」
5: ◆LYNKFR8PTk 2018/02/12(月) 20:04:36.62 ID:AQKhG5450
一方
椿「囲碁サッカー部……?」
キリ「はい。 具体的な活動内容も不透明で……」
椿「……いつの間にそんな部活が?」
キリ「どうします会長」
椿「……一度見てみる必要があるな」
キリ「お供します……彼らは今、校庭にいます」
椿「よし、校庭に行こう」
椿「囲碁サッカー部……?」
キリ「はい。 具体的な活動内容も不透明で……」
椿「……いつの間にそんな部活が?」
キリ「どうします会長」
椿「……一度見てみる必要があるな」
キリ「お供します……彼らは今、校庭にいます」
椿「よし、校庭に行こう」
6: ◆LYNKFR8PTk 2018/02/12(月) 20:05:10.06 ID:AQKhG5450
ボッスン「頼む!! 頼むから一緒に来て!!」
ヒメコ「もう明日でええやん……」
ロマン「お・う・じ~!!」ガシッ
ボッスン「うおっ!? ロマン!!?」
ロマン「私の頼み……きいてくれる?」周りにトーンキラキラ
スイッチ『事件か?』
ボッスン「ネームを落とした?」
ロマン「そうなの、今描いてる原稿の一番最後のシーンが……」
ボッスン「いつ落としたのに気づいたかとか……色々聞かせてもらえるか?」
ロマン「勿論!! 王子の頼みだったらなんでも引き受けるわ!!」
ロマン「そして次のページ(>>6)へ……」
ヒメコ「何わけのわからんこと言っとんねん」
ヒメコ「もう明日でええやん……」
ロマン「お・う・じ~!!」ガシッ
ボッスン「うおっ!? ロマン!!?」
ロマン「私の頼み……きいてくれる?」周りにトーンキラキラ
スイッチ『事件か?』
ボッスン「ネームを落とした?」
ロマン「そうなの、今描いてる原稿の一番最後のシーンが……」
ボッスン「いつ落としたのに気づいたかとか……色々聞かせてもらえるか?」
ロマン「勿論!! 王子の頼みだったらなんでも引き受けるわ!!」
ロマン「そして次のページ(>>6)へ……」
ヒメコ「何わけのわからんこと言っとんねん」
7: ◆LYNKFR8PTk 2018/02/12(月) 20:05:38.20 ID:AQKhG5450
ボッスン「よしお前ら、ロマンの情報を手掛かりに手分けして探すぞ」
スイッチ『ああ』
ヒメコ「任しとき!!」
ボッスン「ロマンの原稿はどこに……?」
ドドドドド!!!
ボッスン「ぐおおおお!!!?」
みさと「笹原ぁ!!! ヤギを持ってくるなって言ってるでしょ!!」
笹原「相変わらずだな……立花みさと」
ボッスン「俺は無視!!? 巻き添え喰らった俺は無視!!?」
8: ◆LYNKFR8PTk 2018/02/12(月) 20:06:35.00 ID:AQKhG5450
椿「立花!! 何をしている!!」
みさと「!! 生徒会長!!」
椿「学校にそんな銃火器を持って来ていいと思うのか!!」
みさと「だ、だって!! 笹原が……」
サッ
みさと「!!! クナイ!!?」
キリ「これ以上会長に抵抗したらどうなるか分かっているのか」
椿「やめろキリ!! それだとお前のやってることは同じだ!!」
キリ「!! ……申し訳ありません」
みさと「!! 生徒会長!!」
椿「学校にそんな銃火器を持って来ていいと思うのか!!」
みさと「だ、だって!! 笹原が……」
サッ
みさと「!!! クナイ!!?」
キリ「これ以上会長に抵抗したらどうなるか分かっているのか」
椿「やめろキリ!! それだとお前のやってることは同じだ!!」
キリ「!! ……申し訳ありません」
9: ◆LYNKFR8PTk 2018/02/12(月) 20:07:01.67 ID:AQKhG5450
椿「……その銃火器は2度と持って来ないようにしろ」
みさと「そんな!! じゃあどうやって笹原に愛を伝え……」
椿「愛……?」
みさと「な、なんでもないわよ!!///」ドドドドド!!!
椿「!!!」
キインキインキイン!!!
みさと「クナイで全部弾いた!!?」
キリ「会長、怪我は?」
椿「あ、ああ。 大丈夫だ、ありがとう」
ボッスン「その弾いたやつ全部俺に当たってんだけど!!?」
みさと「そんな!! じゃあどうやって笹原に愛を伝え……」
椿「愛……?」
みさと「な、なんでもないわよ!!///」ドドドドド!!!
椿「!!!」
キインキインキイン!!!
みさと「クナイで全部弾いた!!?」
キリ「会長、怪我は?」
椿「あ、ああ。 大丈夫だ、ありがとう」
ボッスン「その弾いたやつ全部俺に当たってんだけど!!?」
10: ◆LYNKFR8PTk 2018/02/12(月) 20:07:30.56 ID:AQKhG5450
ボッスン「……ったく、ひどい目にあったぜ」
ヒラ……
ボッスン「……ん?」
ボッスン「……!! これ、もしかして……ロマンの探してたネームじゃ……」
男1『お前との愛は……永遠だ!!』
男2『ああ///』
ボッスン「」
ヒラ……
ボッスン「……ん?」
ボッスン「……!! これ、もしかして……ロマンの探してたネームじゃ……」
男1『お前との愛は……永遠だ!!』
男2『ああ///』
ボッスン「」
11: ◆LYNKFR8PTk 2018/02/12(月) 20:08:02.55 ID:AQKhG5450
ボッスン「えっ……ちょっ……何これ」
ボッスン「なんで男同士が……? 少女漫画ってそういう要素もあるの?」
みお「ああああああああああ!!!」タッタッタッ
ボッスン「ん? 女子の悲鳴が……」
みお「あああああああああああ!!!」タッタッタッ
ボッスン「こっちに来る!!?」
みお「爆発します!! それ爆発しますから!! 爆発爆発爆発爆発!!!!」タッタッタッ
ボッスン「爆発ぅ!!?」
みお「おらぁ!!!」
ドゴォン!!
ボッスン「はううっ!!?」
ボッスン「なんで男同士が……? 少女漫画ってそういう要素もあるの?」
みお「ああああああああああ!!!」タッタッタッ
ボッスン「ん? 女子の悲鳴が……」
みお「あああああああああああ!!!」タッタッタッ
ボッスン「こっちに来る!!?」
みお「爆発します!! それ爆発しますから!! 爆発爆発爆発爆発!!!!」タッタッタッ
ボッスン「爆発ぅ!!?」
みお「おらぁ!!!」
ドゴォン!!
ボッスン「はううっ!!?」
12: ◆LYNKFR8PTk 2018/02/12(月) 20:08:49.99 ID:AQKhG5450
ボッスン「なんなんだよ一体……撃たれたり体当たりされたり……今日は厄日か?」
ロマン「王子ーー!! ネームあったよーーー!!!」
ボッスン「本当か!!?」
スイッチ『彼女のカバンの奥にあったそうだ』
ロマン「ごめんなさい、私ったらちゃんと隅まで見てなくて……」
ロマン「もう!! 私の馬鹿!!」頭ポカポカ
ヒメコ「なんか変なエフェクト飛んでるで」
ボッスン「……あれ、じゃあさっきのは?」
ロマン「さっき?」
ボッスン「……いや、なんでもない」
スイッチ『それよりボッスン、東雲さんを発見したぞ』
ボッスン「マジか!!? どうだったネジは!!?」
スイッチ『確かについていた。 それと東雲さんを発見したと同時に……怪しい人物も発見した』
ボッスン「怪しい人物?」
13: ◆LYNKFR8PTk 2018/02/12(月) 20:09:15.98 ID:AQKhG5450
なの「……」スタスタ
中村(来たか、東雲なの……)
中村(先回りして待機して一時間……長かった)
中村(今日という今日こそ……お前を改造してやる)
中村「この……回路ショートくんで気絶させて!!」
ガシッ
中村「ん?」
ボッスン「中村先生……何やってんすか」
中村「!!!」
中村(来たか、東雲なの……)
中村(先回りして待機して一時間……長かった)
中村(今日という今日こそ……お前を改造してやる)
中村「この……回路ショートくんで気絶させて!!」
ガシッ
中村「ん?」
ボッスン「中村先生……何やってんすか」
中村「!!!」
14: ◆LYNKFR8PTk 2018/02/12(月) 20:09:55.81 ID:AQKhG5450
スイッチ『それは恐らくこけしに見せかけたスタンガンですね』
中村「ち、違う!! これはこけしだ!!」
ボッスン「じゃあ今の『回路ショートくんで気絶させて』って台詞は?」
中村「しまった!! 心の声が漏れてた!!!」
ボッスン「生徒を気絶させようとするなんて……」
ボッスン「あんたは……先生失格だ!!」
中村「……くっ」ダッ!!
ヒメコ「逃げおった!!」
ボッスン「逃すか!! スリングショ……」
ガン!!
ボッスン「あん!!?」
ヒメコ「かっこ悪!!!」
スイッチ『どこかからボールが来たな』
中村「ち、違う!! これはこけしだ!!」
ボッスン「じゃあ今の『回路ショートくんで気絶させて』って台詞は?」
中村「しまった!! 心の声が漏れてた!!!」
ボッスン「生徒を気絶させようとするなんて……」
ボッスン「あんたは……先生失格だ!!」
中村「……くっ」ダッ!!
ヒメコ「逃げおった!!」
ボッスン「逃すか!! スリングショ……」
ガン!!
ボッスン「あん!!?」
ヒメコ「かっこ悪!!!」
スイッチ『どこかからボールが来たな』
15: ◆LYNKFR8PTk 2018/02/12(月) 20:10:24.64 ID:AQKhG5450
ボッスン「なんなんだよ今日は!!」
ボッスン「……って言ってる場合じゃねぇ!! 中村先生を……」
中村「だ、誰かぁ!!」
ボッスン「……は?」
スイッチ『どうやら自分で仕掛けた落とし穴にはまったようだな』
ヒメコ「アホか!!」
ボッスン「スタンガンだけじゃなくて落とし穴も用意してたのかよ……」
ボッスン「……って言ってる場合じゃねぇ!! 中村先生を……」
中村「だ、誰かぁ!!」
ボッスン「……は?」
スイッチ『どうやら自分で仕掛けた落とし穴にはまったようだな』
ヒメコ「アホか!!」
ボッスン「スタンガンだけじゃなくて落とし穴も用意してたのかよ……」
16: ◆LYNKFR8PTk 2018/02/12(月) 20:10:59.43 ID:AQKhG5450
なの「中村先生!! 大丈夫ですか!!?」
ボッスン「東雲さん……実は……」
ボッスン「……!!」
ボッスン(いや、彼女に不安を抱かせるような事を言っちゃいけねえ)
ボッスン「……中村先生、穴にはまって動けなくなったんだ。 一緒に助けてくれねえか?」
なの「は、はい!!」
ヒメコ「ボッスン……」
ボッスン「東雲さん……実は……」
ボッスン「……!!」
ボッスン(いや、彼女に不安を抱かせるような事を言っちゃいけねえ)
ボッスン「……中村先生、穴にはまって動けなくなったんだ。 一緒に助けてくれねえか?」
なの「は、はい!!」
ヒメコ「ボッスン……」
17: ◆LYNKFR8PTk 2018/02/12(月) 20:11:34.53 ID:AQKhG5450
ボッスン「よいしょっと……」
中村「……」
ボッスン「2度とこんな事はするな」ボソッ
中村「……」ダッ
ヒメコ「逃げたで!!」
ボッスン「……またやろうとしたら俺らが止めてやる」
なの「中村先生、無事で良かったです……」
ボッスン「そうだ、東雲さんに聞きたい事があるんだけど」
なの「聞きたい事……なんですか?」
ボッスン「なんでネジついてんの?」
なの「!!!!」
中村「……」
ボッスン「2度とこんな事はするな」ボソッ
中村「……」ダッ
ヒメコ「逃げたで!!」
ボッスン「……またやろうとしたら俺らが止めてやる」
なの「中村先生、無事で良かったです……」
ボッスン「そうだ、東雲さんに聞きたい事があるんだけど」
なの「聞きたい事……なんですか?」
ボッスン「なんでネジついてんの?」
なの「!!!!」
18: ◆LYNKFR8PTk 2018/02/12(月) 20:12:34.82 ID:AQKhG5450
なの「……」
ボッスン「……」
なの「……」
ヒメコ「……」
なの「……」
スイッチ『……』
なの「道中刺さりました!!」
ボッスン・ヒメコ「嘘つけ!!」
ボッスン「……」
なの「……」
ヒメコ「……」
なの「……」
スイッチ『……』
なの「道中刺さりました!!」
ボッスン・ヒメコ「嘘つけ!!」
19: ◆LYNKFR8PTk 2018/02/12(月) 20:13:11.04 ID:AQKhG5450
一方
大工「……っていうスポーツなんですよ!! 囲碁サッカーは!!」
椿「何が『っていうスポーツ』だ!! こんな部活は廃部だ!!」
誠「あの~……飛んでちゃったボール、とりにいってもいいですか?」
ユリア(帰りたい)
大工「……っていうスポーツなんですよ!! 囲碁サッカーは!!」
椿「何が『っていうスポーツ』だ!! こんな部活は廃部だ!!」
誠「あの~……飛んでちゃったボール、とりにいってもいいですか?」
ユリア(帰りたい)
20: ◆LYNKFR8PTk 2018/02/12(月) 20:13:41.31 ID:AQKhG5450
おまけ
はかせ「これがねー!! 人の言葉を喋らせる首輪!!」
中馬「スカーフじゃねぇかそれ……そういう薬だったら俺も持ってるぞ」
はかせ「本当ーー!? ねぇねぇ、じゃあ芥川賞とれる!!?」
中馬「あー……その気になれば取れる薬も作れるな」
はかせ「本当ーーー!!? ねぇ作って!! 作って芥川賞とって!!」
中馬「分かった分かった」
はかせ「あとね!! サメもたくさん!! サメもたくさんほしい!!」
中馬「分かった分かった。 作るから」
ボッスン「あの二人キャスティングしたの誰!!? やばい発明品が生まれる未来しか見えないんだけど!!!」
終わり
はかせ「これがねー!! 人の言葉を喋らせる首輪!!」
中馬「スカーフじゃねぇかそれ……そういう薬だったら俺も持ってるぞ」
はかせ「本当ーー!? ねぇねぇ、じゃあ芥川賞とれる!!?」
中馬「あー……その気になれば取れる薬も作れるな」
はかせ「本当ーーー!!? ねぇ作って!! 作って芥川賞とって!!」
中馬「分かった分かった」
はかせ「あとね!! サメもたくさん!! サメもたくさんほしい!!」
中馬「分かった分かった。 作るから」
ボッスン「あの二人キャスティングしたの誰!!? やばい発明品が生まれる未来しか見えないんだけど!!!」
終わり
引用元: ボッスン「転校生にネジついてんぞ!!」スイッチ『東雲なのさんのことか』
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