【きんモザ】忍「私って……鬼畜なんですか?」アリス「シノ!?」
2020-11-15
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/10(日) 12:22:52.87 ID:osQCHBE40
アリス「そ、そんなことないよ! シノはわたしの天使だよっ」
忍「ア、アリス……アリスも私の天使ですよ」
アリス「シノ」
忍「アリス」
カレン「2人とも何の話してるデス?」
綾「ょ、ょぅこは私の……ゴニョ」
陽子「え、何だって?」
綾「な、何でもないわよ!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1528600972
忍「ア、アリス……アリスも私の天使ですよ」
アリス「シノ」
忍「アリス」
カレン「2人とも何の話してるデス?」
綾「ょ、ょぅこは私の……ゴニョ」
陽子「え、何だって?」
綾「な、何でもないわよ!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1528600972
関連
ハルヒ「SOS団で恋の暴露大会をするわよ!」
【朗報】わたてんさん、ケムリクサを超えてガチで覇権へ
【ラブライブサンシャイン】善子「運命の引力」
【悲報】Twitterで3年前に「令和」を予言してたものがいたwwwwwwwww
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/10(日) 12:23:42.36 ID:osQCHBE40
~~
女子A「大宮さんってちょっと鬼畜だよね」
女子B「あ、わかる。特にアリスちゃんに対して鬼畜なときがあるよね」
女子A「悪気はないっぽいんだけどねー」
女子B「だねー」
~~
女子A「大宮さんってちょっと鬼畜だよね」
女子B「あ、わかる。特にアリスちゃんに対して鬼畜なときがあるよね」
女子A「悪気はないっぽいんだけどねー」
女子B「だねー」
~~
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/10(日) 12:25:07.71 ID:osQCHBE40
忍「という会話を廊下で聞いてしまいまして……」
アリス「ひ、ひどい! シノの陰口を言うなんて! 何組の子なの!?」
陽子「落ち着けアリス! 別に陰口ってほどでもないだろ」
カレン「そうデスよ。女の子はおしゃべり好きなのデス~」
綾「そうね。みんな裏ではいろいろ言ってたりするものよ」
綾(はっ……ということは皆も陰では私のことを)
~~
忍「綾ちゃんって面倒くさくて正直うざいですね」
アリス「アヤってわたしより胸がなくてぺったんこだよー」
陽子「私綾よりしののことが好きなんだー。ごめんな、綾」
カレン「アヤヤはガチデース」
~~
綾「いや……やめてぇぇ! 私の悪口を言わないでぇぇ!」
陽子「いきなりどうした!?」
アリス「ひ、ひどい! シノの陰口を言うなんて! 何組の子なの!?」
陽子「落ち着けアリス! 別に陰口ってほどでもないだろ」
カレン「そうデスよ。女の子はおしゃべり好きなのデス~」
綾「そうね。みんな裏ではいろいろ言ってたりするものよ」
綾(はっ……ということは皆も陰では私のことを)
~~
忍「綾ちゃんって面倒くさくて正直うざいですね」
アリス「アヤってわたしより胸がなくてぺったんこだよー」
陽子「私綾よりしののことが好きなんだー。ごめんな、綾」
カレン「アヤヤはガチデース」
~~
綾「いや……やめてぇぇ! 私の悪口を言わないでぇぇ!」
陽子「いきなりどうした!?」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/10(日) 12:26:33.56 ID:osQCHBE40
忍「うう……」
アリス「大丈夫、シノ?」
陽子「まああれだよ。人の口にはなんちゃらって言うじゃん」
綾「戸は立てられぬ、ね」
カレン「どういう意味デス?」
綾「世間の人の口をむりやり閉じることはできないってこと。良いうわさも悪いうわさも止めるのは難しいの」
カレン「ナルホドー。じゃあ、そんなの気にしなければいいんデスよ」
陽子「まあ、カレンは人の言うことなんて気にしなそうだよなー」
綾「カレンのそういう性格はちょっと羨ましいわ」
カレン「シノも人の言うことなんて気にシナイ気にシナイ! 自分目線最優先で!」
アリス「大丈夫、シノ?」
陽子「まああれだよ。人の口にはなんちゃらって言うじゃん」
綾「戸は立てられぬ、ね」
カレン「どういう意味デス?」
綾「世間の人の口をむりやり閉じることはできないってこと。良いうわさも悪いうわさも止めるのは難しいの」
カレン「ナルホドー。じゃあ、そんなの気にしなければいいんデスよ」
陽子「まあ、カレンは人の言うことなんて気にしなそうだよなー」
綾「カレンのそういう性格はちょっと羨ましいわ」
カレン「シノも人の言うことなんて気にシナイ気にシナイ! 自分目線最優先で!」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/10(日) 12:27:06.04 ID:osQCHBE40
忍「カレン。ですが……牛さんや豚さん扱いされるのって、ちょっとひどくないですか?」
カレン「牛さんと豚さん? What?」
アリス「どういう意味?」
忍「鬼畜ってお肉になる牛さんや豚さんのことですよね?」
綾「ってそれは家畜だから!」
陽子「え! 鬼畜って家畜のことじゃないの?」
アリス「それは違うよ~」
【鬼畜(きちく)】
鬼や畜生(ケダモノ)。無慈悲で恥知らずな者のたとえ。(綾辞苑より)
綾「ようするに鬼畜っていうのは人の心を踏みにじるひどい人っていう意味ね」
カレン「まさに鬼のようなニンゲンってことデスね」
陽子「へー、ちょっと勉強になったな」
カレン「牛さんと豚さん? What?」
アリス「どういう意味?」
忍「鬼畜ってお肉になる牛さんや豚さんのことですよね?」
綾「ってそれは家畜だから!」
陽子「え! 鬼畜って家畜のことじゃないの?」
アリス「それは違うよ~」
【鬼畜(きちく)】
鬼や畜生(ケダモノ)。無慈悲で恥知らずな者のたとえ。(綾辞苑より)
綾「ようするに鬼畜っていうのは人の心を踏みにじるひどい人っていう意味ね」
カレン「まさに鬼のようなニンゲンってことデスね」
陽子「へー、ちょっと勉強になったな」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/10(日) 12:28:05.03 ID:osQCHBE40
アリス「みんな納得してる場合じゃないよ! シノがっ……」
忍「うぅ……私そんなひどい人間じゃないです……」ポロポロ
アリス「泣かないでシノ……そんなに泣いたらわたしまで……うぅ」ポロポロ
陽子「おいおい、2人とも泣くなよー」サスサス
綾「そうよ。そんなに気にしなくても……」
忍「陽子ちゃん、綾ちゃん。私って、鬼畜じゃないですよね?」
陽子「……」
綾「……」
忍「うぅ……私そんなひどい人間じゃないです……」ポロポロ
アリス「泣かないでシノ……そんなに泣いたらわたしまで……うぅ」ポロポロ
陽子「おいおい、2人とも泣くなよー」サスサス
綾「そうよ。そんなに気にしなくても……」
忍「陽子ちゃん、綾ちゃん。私って、鬼畜じゃないですよね?」
陽子「……」
綾「……」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/10(日) 12:28:54.24 ID:osQCHBE40
陽子(いやまあ、別に鬼畜ってほどじゃないんだが……)
綾(ちょっと『ええ……』って思うことはたまにあるのよね……)
陽子(でもだいたいアリスに対してなんだよな……)
綾(愛情の裏返しなのかしら……)
忍「なんですかこの沈黙は……?」
カレン「なるほど、事情は聞かせてもらったデス!」
アリス「カレン?」
カレン「ここはカレンにおまかせあれ!」
綾(ちょっと『ええ……』って思うことはたまにあるのよね……)
陽子(でもだいたいアリスに対してなんだよな……)
綾(愛情の裏返しなのかしら……)
忍「なんですかこの沈黙は……?」
カレン「なるほど、事情は聞かせてもらったデス!」
アリス「カレン?」
カレン「ここはカレンにおまかせあれ!」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/10(日) 12:29:22.51 ID:osQCHBE40
(翌日)
アリス「よかった……なんとか学校に間に合ったよ」
忍「すみません、私が寝坊をしたばっかりに」
――物陰
カレン「陰からこっそり様子を見て、本当にシノが鬼畜なのか確かめるデス」
綾「なるほど、それは名案ね」
陽子「この展開デジャブだなあ」
アリス「よかった……なんとか学校に間に合ったよ」
忍「すみません、私が寝坊をしたばっかりに」
――物陰
カレン「陰からこっそり様子を見て、本当にシノが鬼畜なのか確かめるデス」
綾「なるほど、それは名案ね」
陽子「この展開デジャブだなあ」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/10(日) 12:29:58.59 ID:osQCHBE40
アリス「あっ……消しゴム持って来るの忘れちゃった」
忍「私、余りがあるので貸しましょうか?」
アリス「シノありがとう、助かるよ」
忍「アリスは小さいので小さい方が使いやすいですよね」ゴソゴソ
忍「どうぞ」つ消しゴム(ほぼカス)
アリス「もうシノ、ちっちゃすぎて使いづらいよー」
忍「私、余りがあるので貸しましょうか?」
アリス「シノありがとう、助かるよ」
忍「アリスは小さいので小さい方が使いやすいですよね」ゴソゴソ
忍「どうぞ」つ消しゴム(ほぼカス)
アリス「もうシノ、ちっちゃすぎて使いづらいよー」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/10(日) 12:30:32.03 ID:osQCHBE40
忍「昨日お姉ちゃんからキャラメルをもらいまして」
アリス「え、そうなの? わたしはもらってないけど」
忍「北海道旅行に行った友達からのお土産だそうでして、1個しかないんです。アリス、よかったらどうですか?」
アリス「え、でも悪いよ。せっかくイサミがシノにくれたのに」
忍「いいんですよ。私はアリスが喜ぶ顔が見れればそれで満足です」
アリス「シノ……。じゃあお言葉に甘えて、もらっちゃおうかな」
忍「どうぞどうぞ」
アリス「今食べてみてもいい?」
忍「構いませんよ」
アリス「あんっ」モニュモニュ
忍「ご当地名物で、ちょっと変わった味がするそうです。名前は……」
アリス「……ん”っ!?」
忍「じんぎすかんキャラメルだったような」
アリス「そ……れを……先に言っ……てよぉ……」バタッ
忍「アリス!? どうしたんですかアリス! しっかりしてください!」
アリス「え、そうなの? わたしはもらってないけど」
忍「北海道旅行に行った友達からのお土産だそうでして、1個しかないんです。アリス、よかったらどうですか?」
アリス「え、でも悪いよ。せっかくイサミがシノにくれたのに」
忍「いいんですよ。私はアリスが喜ぶ顔が見れればそれで満足です」
アリス「シノ……。じゃあお言葉に甘えて、もらっちゃおうかな」
忍「どうぞどうぞ」
アリス「今食べてみてもいい?」
忍「構いませんよ」
アリス「あんっ」モニュモニュ
忍「ご当地名物で、ちょっと変わった味がするそうです。名前は……」
アリス「……ん”っ!?」
忍「じんぎすかんキャラメルだったような」
アリス「そ……れを……先に言っ……てよぉ……」バタッ
忍「アリス!? どうしたんですかアリス! しっかりしてください!」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/10(日) 12:31:03.33 ID:osQCHBE40
――物陰
カレン「Oh…」
陽子「Oh…」
綾「Oh…」
(審議中)
カレン「ジンギスカンキャラメルを無防備で食べさせるなんて……これは鬼畜の所業デス……」
陽子「右に同じ。消しゴムのカス渡すのも普通に鬼畜だな……」
綾「で、でも、しのに悪気はない……はずよね」
カレン「私、たまにシノの目が怖くなることがあるのデス……」
陽子「ちょっと分かる。付き合い長いけど、しのって何考えてるのかよくわからないんだよな……」
綾(たいへん。このままじゃ、しのの悪口大会になっちゃう。イジメはいけないわ。何とかしなきゃ!)
綾「まだ結論を出すのは早いわ。アリス以外の人達との関係を見た方がいいと思うの」
カレン「Oh…」
陽子「Oh…」
綾「Oh…」
(審議中)
カレン「ジンギスカンキャラメルを無防備で食べさせるなんて……これは鬼畜の所業デス……」
陽子「右に同じ。消しゴムのカス渡すのも普通に鬼畜だな……」
綾「で、でも、しのに悪気はない……はずよね」
カレン「私、たまにシノの目が怖くなることがあるのデス……」
陽子「ちょっと分かる。付き合い長いけど、しのって何考えてるのかよくわからないんだよな……」
綾(たいへん。このままじゃ、しのの悪口大会になっちゃう。イジメはいけないわ。何とかしなきゃ!)
綾「まだ結論を出すのは早いわ。アリス以外の人達との関係を見た方がいいと思うの」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/10(日) 12:31:41.64 ID:osQCHBE40
――職員室
忍「烏丸先生、英語の課題終わりました」
烏丸「よくできましたね。大宮さん、偉いですよ」
忍「先生……。ありがとうございます」
烏丸「これからも一緒に頑張りましょうね」
忍「はい!」
忍「それでは失礼します。先生、さようなら」
烏丸「はい、また明日ね~」
久世橋「……。先生。その課題って、赤点を取った生徒の救済用ですよね」
烏丸「そうですよ~」
久世橋「まず赤点を取らないよう指導するのも、私は大事だと思いますが……」
烏丸「大宮さんも大宮さんなりに頑張っているんです」
烏丸「赤点を取った生徒のこともしっかりフォローしてあげることが、教師として大事だと思いますよ」
久世橋「烏丸先生……(教師の鑑です!)」ジワァ
忍「烏丸先生、英語の課題終わりました」
烏丸「よくできましたね。大宮さん、偉いですよ」
忍「先生……。ありがとうございます」
烏丸「これからも一緒に頑張りましょうね」
忍「はい!」
忍「それでは失礼します。先生、さようなら」
烏丸「はい、また明日ね~」
久世橋「……。先生。その課題って、赤点を取った生徒の救済用ですよね」
烏丸「そうですよ~」
久世橋「まず赤点を取らないよう指導するのも、私は大事だと思いますが……」
烏丸「大宮さんも大宮さんなりに頑張っているんです」
烏丸「赤点を取った生徒のこともしっかりフォローしてあげることが、教師として大事だと思いますよ」
久世橋「烏丸先生……(教師の鑑です!)」ジワァ
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/10(日) 12:32:17.19 ID:osQCHBE40
――物陰
綾「普通の接し方だったわね」
カレン「ふむ。鬼畜要素は見当たりマセン」
陽子「ていうか、また赤点だったのか……」
カレン「アリスとカラスマ先生で何でこんなに変わるんデショウ? 好感度の違い?」
陽子「しのはからすちゃんのこと憧れてるし好感度は高いと思うけど」
綾「やっぱり先生だし、年上だから変わるのかしら?」
カレン「では、次はアリス以外の同級生との――」
久世橋「九条さん」ザッ
綾「普通の接し方だったわね」
カレン「ふむ。鬼畜要素は見当たりマセン」
陽子「ていうか、また赤点だったのか……」
カレン「アリスとカラスマ先生で何でこんなに変わるんデショウ? 好感度の違い?」
陽子「しのはからすちゃんのこと憧れてるし好感度は高いと思うけど」
綾「やっぱり先生だし、年上だから変わるのかしら?」
カレン「では、次はアリス以外の同級生との――」
久世橋「九条さん」ザッ
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/10(日) 12:32:49.45 ID:osQCHBE40
カレン「クゼハシ先生!?」
久世橋「家庭科の課題、九条さんだけ未提出なのですが」
カレン「課題? あっ、忘れてマシタ~。また今度ちゃんと提出するので今日のところは」
久世橋「提出期限は今日なんですが?」
カレン「Oh…」
久世橋「今から家庭科室で仕上げましょう。私も付き合いますから」ズルズル
カレン「Nooo!! 私には大事なミッションが~! クゼハシ先生は鬼畜女教師デス!」
久世橋「な、誰が鬼畜ですか!」
綾「連れていかれちゃったわね」
陽子「まったくカレンは人のこと言えないな。でもクッシーちゃんってカレンには特に厳しいような」
久世橋「家庭科の課題、九条さんだけ未提出なのですが」
カレン「課題? あっ、忘れてマシタ~。また今度ちゃんと提出するので今日のところは」
久世橋「提出期限は今日なんですが?」
カレン「Oh…」
久世橋「今から家庭科室で仕上げましょう。私も付き合いますから」ズルズル
カレン「Nooo!! 私には大事なミッションが~! クゼハシ先生は鬼畜女教師デス!」
久世橋「な、誰が鬼畜ですか!」
綾「連れていかれちゃったわね」
陽子「まったくカレンは人のこと言えないな。でもクッシーちゃんってカレンには特に厳しいような」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/10(日) 12:33:30.94 ID:osQCHBE40
忍「私はこの雑誌がお気に入りでして」
穂乃花「わぁ~、綺麗な金髪だね」
忍「世界の金髪少女全集。なんという目の保養……すばらしいです」ウットリ
穂乃花「あ、この金髪……カレンちゃんの髪に似てる。カレンちゃん、こんな髪形も似合いそうだよ~」キラキラ
香奈「また金髪眺めてるの?」
穂乃花「あ、香奈ちゃん」
忍「香奈ちゃん、ちょうどよかったです」
忍「この前借りていたまじょっ子金髪少女のフィギュア、返そうと思って。すみません、ずいぶん長く借りてしまって」スッ
香奈「あ、うん。いいよ全然。も、もともと妹のためって思って買っただけだし別に!」ニコッ
穂乃花「香奈ちゃん本音が隠せてないよ~」
穂乃花「わぁ~、綺麗な金髪だね」
忍「世界の金髪少女全集。なんという目の保養……すばらしいです」ウットリ
穂乃花「あ、この金髪……カレンちゃんの髪に似てる。カレンちゃん、こんな髪形も似合いそうだよ~」キラキラ
香奈「また金髪眺めてるの?」
穂乃花「あ、香奈ちゃん」
忍「香奈ちゃん、ちょうどよかったです」
忍「この前借りていたまじょっ子金髪少女のフィギュア、返そうと思って。すみません、ずいぶん長く借りてしまって」スッ
香奈「あ、うん。いいよ全然。も、もともと妹のためって思って買っただけだし別に!」ニコッ
穂乃花「香奈ちゃん本音が隠せてないよ~」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/10(日) 12:34:07.39 ID:osQCHBE40
忍「貸してくれたお礼といってはなんですが」ゴソ
香奈「え、これDVD?」
忍「この前カレンと一緒にレンタルのお店にいったとき、パッケージが可愛かったので思わず借りてきたんです」
穂乃花「ほんとだ、可愛い絵柄だね。子供向けアニメかな」
忍「魔法少女になった中学生の女の子達が戦うお話らしくて」
香奈「魔法少女……へぇ」
忍「香奈ちゃん、魔法少女好きなのでよかったら見てみてください。きっと面白いと思いますよ」
香奈「ありがとう忍ちゃん。帰ったら妹と一緒に見てみるよ」ニコッ
香奈「え、これDVD?」
忍「この前カレンと一緒にレンタルのお店にいったとき、パッケージが可愛かったので思わず借りてきたんです」
穂乃花「ほんとだ、可愛い絵柄だね。子供向けアニメかな」
忍「魔法少女になった中学生の女の子達が戦うお話らしくて」
香奈「魔法少女……へぇ」
忍「香奈ちゃん、魔法少女好きなのでよかったら見てみてください。きっと面白いと思いますよ」
香奈「ありがとう忍ちゃん。帰ったら妹と一緒に見てみるよ」ニコッ
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/10(日) 12:34:35.30 ID:osQCHBE40
――物陰
綾「平和ね」
陽子「ほんわかした光景だなあ」
綾「やっぱりしのが鬼畜になるのはアリスに対してだけなのかしら?」
陽子「だけかはわからないけど、それだけアリスが特別ってことじゃないかな」
綾「特別って?」
陽子「んー、何ていうか……好きな子にはいたずらしたくなるような? しのは無意識っぽいけど」
綾「え、す、好きな……」
陽子「ま、私に対する綾のツンデレみたいな感じかな!」
綾「え、な、何言ってぇ~~~」//////
綾「もーバカバカバカ! 変なこと言わないで~!」
陽子「わ、ちょっ、痛い痛い~」ハハハ
綾「平和ね」
陽子「ほんわかした光景だなあ」
綾「やっぱりしのが鬼畜になるのはアリスに対してだけなのかしら?」
陽子「だけかはわからないけど、それだけアリスが特別ってことじゃないかな」
綾「特別って?」
陽子「んー、何ていうか……好きな子にはいたずらしたくなるような? しのは無意識っぽいけど」
綾「え、す、好きな……」
陽子「ま、私に対する綾のツンデレみたいな感じかな!」
綾「え、な、何言ってぇ~~~」//////
綾「もーバカバカバカ! 変なこと言わないで~!」
陽子「わ、ちょっ、痛い痛い~」ハハハ
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/10(日) 12:35:09.07 ID:osQCHBE40
忍「二人とも、テニス頑張ってくださいね」
穂乃花「うん、またね忍ちゃん」
香奈「また明日」
アリス「シノー」
忍「アリス、もう保健室で寝てなくても大丈夫なんですか?」
アリス「うん、もう大丈夫だよ。そろそろ帰ろうか、みんなは?」
陽子「おいっすー」
綾「ここよ」
忍「陽子ちゃん、綾ちゃん」
カレン「ふう……やっと解放されたデス。シノ! アリス!」
忍「カレン」
穂乃花「うん、またね忍ちゃん」
香奈「また明日」
アリス「シノー」
忍「アリス、もう保健室で寝てなくても大丈夫なんですか?」
アリス「うん、もう大丈夫だよ。そろそろ帰ろうか、みんなは?」
陽子「おいっすー」
綾「ここよ」
忍「陽子ちゃん、綾ちゃん」
カレン「ふう……やっと解放されたデス。シノ! アリス!」
忍「カレン」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/10(日) 12:35:44.03 ID:osQCHBE40
忍「今日はみんなとあまりお話できなくて寂しかったです。アリスとはいっぱいお話できましたが」
アリス「え、シノ? わたしとのお話だけじゃ満足できないの?」
忍「いえ、そういうわけでは」
アリス「わたしはシノと学校でもいっぱい話せて楽しかったよ」
忍「はい、私も楽しかったですっ」
陽子「何ていうか……しのはちょっとアレなところがあってもやっぱり優しいんだよな」
忍「陽子ちゃん?」
綾「しの。人からどう思われようと、みんなで仲良く過ごせるならそれでいいんじゃないかしら」
忍「綾ちゃん」
カレン「シノはありのままが一番デース! 多少アレでもノープロブレム!」
忍「カレン……」
カレン(実はたまにアリスも鬼畜キャラになってることは内緒デス)
アリス「一緒に帰ろう、シノ」ニコッ
忍「アリス……」
忍「みんな、これからもよろしくお願いしますっ」ニコッ
アリス「え、シノ? わたしとのお話だけじゃ満足できないの?」
忍「いえ、そういうわけでは」
アリス「わたしはシノと学校でもいっぱい話せて楽しかったよ」
忍「はい、私も楽しかったですっ」
陽子「何ていうか……しのはちょっとアレなところがあってもやっぱり優しいんだよな」
忍「陽子ちゃん?」
綾「しの。人からどう思われようと、みんなで仲良く過ごせるならそれでいいんじゃないかしら」
忍「綾ちゃん」
カレン「シノはありのままが一番デース! 多少アレでもノープロブレム!」
忍「カレン……」
カレン(実はたまにアリスも鬼畜キャラになってることは内緒デス)
アリス「一緒に帰ろう、シノ」ニコッ
忍「アリス……」
忍「みんな、これからもよろしくお願いしますっ」ニコッ
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/10(日) 12:36:13.02 ID:osQCHBE40
(翌日)
穂乃花「香奈ちゃん、おはよう」
香奈「あ、おはよう……穂乃花」
穂乃花「眠そうだね。どうしたの?」
香奈「ちょっと遅くまでDVD見てて……」
穂乃花「あ、昨日忍ちゃんから借りた魔法少女の? どうだった?」
香奈「……」
穂乃花「香奈ちゃん?」
香奈「ねえ穂乃花。魔法少女って……幸せになったらいけないのかな」
穂乃花(香奈ちゃんが何かを悟ったような顔をしてる……)
穂乃花「香奈ちゃん、おはよう」
香奈「あ、おはよう……穂乃花」
穂乃花「眠そうだね。どうしたの?」
香奈「ちょっと遅くまでDVD見てて……」
穂乃花「あ、昨日忍ちゃんから借りた魔法少女の? どうだった?」
香奈「……」
穂乃花「香奈ちゃん?」
香奈「ねえ穂乃花。魔法少女って……幸せになったらいけないのかな」
穂乃花(香奈ちゃんが何かを悟ったような顔をしてる……)
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/10(日) 12:36:39.45 ID:osQCHBE40
「あ、こけし先輩だー」
「こけし先輩おはようございまーす」
忍「!」
忍「というふうに挨拶されたのですが。私って……そんなにこけしみたいですか?」
アリス「そうだよ。シノはこけしだよ」
カレン「YES!」
陽子「うん」
綾「そうね」
忍「全員一致!?」
(おしまい)
「こけし先輩おはようございまーす」
忍「!」
忍「というふうに挨拶されたのですが。私って……そんなにこけしみたいですか?」
アリス「そうだよ。シノはこけしだよ」
カレン「YES!」
陽子「うん」
綾「そうね」
忍「全員一致!?」
(おしまい)
引用元: ・【きんモザ】忍「私って……鬼畜なんですか?」アリス「シノ!?」
カレン「クゼハシ…センセ-?」久世橋先生「九条さんがイケナイのよ…九条さんが…」ブツブツ
2019-09-06
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/15(水) 00:47:12.32 ID:hHqv6wxU0
カレン「クーゼハシセンセー!これ家で作ってきたアクリルたわしデス!あげるデス!」
朱里「あ、ありがとう九条さん」
カレン「どーいたしまシテー!」エッヘヘー
ガララッ シツレイシマシタ-!
朱里「……ふぅ」
烏丸「ふふっ久世橋先生大人気ですね」
朱里「そ、そうでしょうか」
烏丸「ええ、九条さんまた随分と懐いちゃって♡」
朱里「う……///」
朱里(九条さん……嬉しいっ!)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1429026352
朱里「あ、ありがとう九条さん」
カレン「どーいたしまシテー!」エッヘヘー
ガララッ シツレイシマシタ-!
朱里「……ふぅ」
烏丸「ふふっ久世橋先生大人気ですね」
朱里「そ、そうでしょうか」
烏丸「ええ、九条さんまた随分と懐いちゃって♡」
朱里「う……///」
朱里(九条さん……嬉しいっ!)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1429026352
関連
ハルヒ「SOS団で恋の暴露大会をするわよ!」
【朗報】わたてんさん、ケムリクサを超えてガチで覇権へ
【ラブライブサンシャイン】善子「運命の引力」
【悲報】Twitterで3年前に「令和」を予言してたものがいたwwwwwwwww
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/15(水) 00:49:21.14 ID:hHqv6wxU0
・・・
次の日
たっ たっ たっ
カレン「おはようゴジャマース!クゼハシセンセー!」
朱里「あっ、お、おはようございます九条さん」
アリス「も、もーカレン!急に走ったら危ないよー!」ハアハア
忍「カレンは、足が、速いですねぇ……っ」ゼーハーゼー
カレン「えへー、久世橋センセーと朝から会えて嬉しいデース!」
ぴょんっ ぴょんっ
朱里(くぅっ……!かわいいカワイイ可愛い!)
カレン「そうだ!今日はヘアピン作ってきたんデス!どうぞっ」
朱里「えっ……またくれるの?」
次の日
たっ たっ たっ
カレン「おはようゴジャマース!クゼハシセンセー!」
朱里「あっ、お、おはようございます九条さん」
アリス「も、もーカレン!急に走ったら危ないよー!」ハアハア
忍「カレンは、足が、速いですねぇ……っ」ゼーハーゼー
カレン「えへー、久世橋センセーと朝から会えて嬉しいデース!」
ぴょんっ ぴょんっ
朱里(くぅっ……!かわいいカワイイ可愛い!)
カレン「そうだ!今日はヘアピン作ってきたんデス!どうぞっ」
朱里「えっ……またくれるの?」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/15(水) 00:50:11.43 ID:hHqv6wxU0
朱里(でも生徒からプレゼント貰ってばかりなんて……ケジメは付けなきゃ!)
朱里「く、九条さん?気持ちはありがた」
カレン「これつけたら久世橋センセーの可愛い笑顔がもっと可愛くなるです!貰ってくだサーイ!」ニコッ
朱里「……ふぐっ!!!」キュン♡
バタッ
綾「せ、せんせー!しっかり!」
朱里(なによそれぇ……/// 反則でしょぉ……///)プルプル…!
朱里「く、九条さん?気持ちはありがた」
カレン「これつけたら久世橋センセーの可愛い笑顔がもっと可愛くなるです!貰ってくだサーイ!」ニコッ
朱里「……ふぐっ!!!」キュン♡
バタッ
綾「せ、せんせー!しっかり!」
朱里(なによそれぇ……/// 反則でしょぉ……///)プルプル…!
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/15(水) 00:51:54.62 ID:hHqv6wxU0
・・・
朱里「と、いうわけで皆さんこのように肉じゃがを作ってもらいます」
朱里「何かわからないことがあったらすぐ私に聞くようにしてくださいね」
朱里(可愛い生徒のためにもシッカリ答えなきゃ……!)スゴゴゴ…
生徒「「ひぃっ……」」ビクッ
朱里「!」
朱里(ま、またやってしまったわ……)ガーン
カレン「?」
パチっ
朱里(く、くじょうさんと目が)
カレン「えへへー」ニッコリ
朱里(~~っ!///~~~~っ!!!///)バンバン!!
生徒「「ひぃっ……」」ビクッ
朱里「と、いうわけで皆さんこのように肉じゃがを作ってもらいます」
朱里「何かわからないことがあったらすぐ私に聞くようにしてくださいね」
朱里(可愛い生徒のためにもシッカリ答えなきゃ……!)スゴゴゴ…
生徒「「ひぃっ……」」ビクッ
朱里「!」
朱里(ま、またやってしまったわ……)ガーン
カレン「?」
パチっ
朱里(く、くじょうさんと目が)
カレン「えへへー」ニッコリ
朱里(~~っ!///~~~~っ!!!///)バンバン!!
生徒「「ひぃっ……」」ビクッ
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/15(水) 00:53:07.10 ID:hHqv6wxU0
・・・
職員室
朱里「はぁ~~~~~っ」グッタリ
烏丸「ど、どうしたんですか久世橋先生」
朱里「お、お気になさらず」
朱里(なんて無邪気な笑顔なのよ……胸が苦しくって集中出来なかった……)
朱里「……無防備すぎるのって問題よね」ハア
烏丸「え、ええ??」
職員室
朱里「はぁ~~~~~っ」グッタリ
烏丸「ど、どうしたんですか久世橋先生」
朱里「お、お気になさらず」
朱里(なんて無邪気な笑顔なのよ……胸が苦しくって集中出来なかった……)
朱里「……無防備すぎるのって問題よね」ハア
烏丸「え、ええ??」
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/15(水) 08:53:15.71 ID:hHqv6wxU0
教頭「あっ久世橋先生!今日の懇親会の出欠確認まだですか?」
ガバッ
朱里「あっ……申し訳ありません……!連絡忘れていました!出席です!」
朱里「了解しました。これからは気を付けてくださいね」
朱里「本当に申し訳ありません……」
朱里「うう……」
烏丸「く、久世橋先生?どんまいっ!ですよ」
朱里(九条さんに懐かれて浮かれすぎてた……情けない)
朱里「よしっ……次からは毅然としてケジメつけなきゃ」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/15(水) 00:54:47.26 ID:hHqv6wxU0
・・・
朱里「なんとか今日は一日ちゃんと出来たかな……ふぅ」
烏丸「あんまり根を詰めたらダメですよ?」
朱里「ええ……ん?」
オーイ! クゼハシセンセー!
朱里「九条さ……んんっ!?」
ぼふっ
カレン「せーんせっ!ぎゅ~~~~~~♡♡♡」
朱里「!?」
カレン「センセーさよならデス!また明日デスね!」ギュギュッ♡
朱里「く、九条さん……あ、あなたって人は……///」フルフル
カレン「?」ウワメ
朱里(九条さん可愛い…っ そんなっ私先生なのに…ンっ!)
朱里(こんなっ 生徒にこんなきゅんきゅんっ)
朱里「なんとか今日は一日ちゃんと出来たかな……ふぅ」
烏丸「あんまり根を詰めたらダメですよ?」
朱里「ええ……ん?」
オーイ! クゼハシセンセー!
朱里「九条さ……んんっ!?」
ぼふっ
カレン「せーんせっ!ぎゅ~~~~~~♡♡♡」
朱里「!?」
カレン「センセーさよならデス!また明日デスね!」ギュギュッ♡
朱里「く、九条さん……あ、あなたって人は……///」フルフル
カレン「?」ウワメ
朱里(九条さん可愛い…っ そんなっ私先生なのに…ンっ!)
朱里(こんなっ 生徒にこんなきゅんきゅんっ)
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/15(水) 00:56:47.79 ID:hHqv6wxU0
ぐいっ
カレン「わぷっ」
朱里「わ、わ」
カレン「ほぇ?」
朱里「わ、私にあんまり懐かないで~~~!!」ダダッ
ぽとっ
烏丸「ああっ久世橋先生!?ま、待ってください~!」
烏丸「あっ大宮さんたち、気を付けて帰るんですよ~~」
カレン「…………」
綾「タクシー乗って行っちゃった……」
陽子「クッシー先生どうしちゃったんだろうね?」
忍「はっ!もしかして急ぎのアフタヌーンティーパーティーが!」
綾「いやいや……」
カレン「…………」
アリス「……カレン?」
カレン「馴れ馴れしく、し過ぎたかもデース……」ウルッ
忍「そ、そんなことないですよカレン!きっと何か事情が」ギョッ
アリス「そ、そうだよカレン!お、おお落ち着いて」アワワワ
カレン(ん?あれは落し物?)
カレン「わぷっ」
朱里「わ、わ」
カレン「ほぇ?」
朱里「わ、私にあんまり懐かないで~~~!!」ダダッ
ぽとっ
烏丸「ああっ久世橋先生!?ま、待ってください~!」
烏丸「あっ大宮さんたち、気を付けて帰るんですよ~~」
カレン「…………」
綾「タクシー乗って行っちゃった……」
陽子「クッシー先生どうしちゃったんだろうね?」
忍「はっ!もしかして急ぎのアフタヌーンティーパーティーが!」
綾「いやいや……」
カレン「…………」
アリス「……カレン?」
カレン「馴れ馴れしく、し過ぎたかもデース……」ウルッ
忍「そ、そんなことないですよカレン!きっと何か事情が」ギョッ
アリス「そ、そうだよカレン!お、おお落ち着いて」アワワワ
カレン(ん?あれは落し物?)
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/15(水) 08:23:20.25 ID:hHqv6wxU0
・・・
居酒屋
朱里「…………」ゴクッゴクッ
烏丸「せ、先生!飲み過ぎですよ!」コソッ
朱里「…………」プハッ
朱里「しょんなこと、ないれすよ」
烏丸「よ、酔ってます?あの、私タクシー呼ぶので……」
教頭「おっ楽しんでますか?」
烏丸「あっ……教頭先生」
朱里「…………」ゴクッゴクッ
教頭「おお、久世橋先生は見かけによらず酒豪ですか?どれ、注ぎましょうか」
烏丸「あっ、えっと、その」
トクトクトク…
朱里「…………」ウス
烏丸(ひぃこれが体育会系……!)
居酒屋
朱里「…………」ゴクッゴクッ
烏丸「せ、先生!飲み過ぎですよ!」コソッ
朱里「…………」プハッ
朱里「しょんなこと、ないれすよ」
烏丸「よ、酔ってます?あの、私タクシー呼ぶので……」
教頭「おっ楽しんでますか?」
烏丸「あっ……教頭先生」
朱里「…………」ゴクッゴクッ
教頭「おお、久世橋先生は見かけによらず酒豪ですか?どれ、注ぎましょうか」
烏丸「あっ、えっと、その」
トクトクトク…
朱里「…………」ウス
烏丸(ひぃこれが体育会系……!)
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/15(水) 08:24:16.60 ID:hHqv6wxU0
教頭「久世橋先生は真面目でとても信頼できる先生です。頑張ってるようで大変よろしい。ただ……」
朱里「?」
教頭「やや生徒に怖がられているようですな」ハッハッハッ
朱里「!?」
烏丸「あっちょ、ちょっと教頭先生!」コソッ
朱里「………っ」メソメソ
烏丸「久世橋先生そのこと最近また気にしてるんですから!何かに悩んでるのか最近落ち着かないせいで……」
朱里「…………」ワタシナンテ…ワタシナンテ…
烏丸「お酒飲み過ぎですよ!もう……すいませんが教頭先生、これで……」
教頭「あ、ああ送ってあげてください」
朱里「?」
教頭「やや生徒に怖がられているようですな」ハッハッハッ
朱里「!?」
烏丸「あっちょ、ちょっと教頭先生!」コソッ
朱里「………っ」メソメソ
烏丸「久世橋先生そのこと最近また気にしてるんですから!何かに悩んでるのか最近落ち着かないせいで……」
朱里「…………」ワタシナンテ…ワタシナンテ…
烏丸「お酒飲み過ぎですよ!もう……すいませんが教頭先生、これで……」
教頭「あ、ああ送ってあげてください」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/15(水) 08:25:43.67 ID:hHqv6wxU0
・・・
烏丸「ほら、家の近くに付きましたよ?」
朱里「す、すいません飲み会の途中に抜けさせてしまって……ウプッ」
烏丸「いいんですよ、そんなことは……」
朱里「あ、もうすぐそこなので、ほんともう大丈夫です……」
烏丸「でも……」
朱里「ほら、タクシー待たせてますし……まだ20時過ぎたばかりですし、大丈夫れす。ありがとうございました」
烏丸「……わかりました。気を付けてくださいねー!家に着くまでが、ですよー」ブンブン
朱里「ふ、ふふっなんだか学生時代に戻ったみたい……」
烏丸「ほら、家の近くに付きましたよ?」
朱里「す、すいません飲み会の途中に抜けさせてしまって……ウプッ」
烏丸「いいんですよ、そんなことは……」
朱里「あ、もうすぐそこなので、ほんともう大丈夫です……」
烏丸「でも……」
朱里「ほら、タクシー待たせてますし……まだ20時過ぎたばかりですし、大丈夫れす。ありがとうございました」
烏丸「……わかりました。気を付けてくださいねー!家に着くまでが、ですよー」ブンブン
朱里「ふ、ふふっなんだか学生時代に戻ったみたい……」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/15(水) 08:26:44.63 ID:hHqv6wxU0
朱里(あだ名で呼ばれたり、最近は良い感じだったんだけどな……九条さんのこと意識しちゃって変にカツカツしちゃって……また怖がられちゃって)
朱里「はぁ…向いてないのかなぁ」ヒック
ガチャ ガチャ
朱里「あれ、鍵……」
ゴソゴソゴソ
朱里「」サーッ
朱里「な、なんで!?お財布も無い……」
朱里「うそ……居酒屋に置いてきちゃった?」
朱里(鍵を下げてた携帯は当然使えないし、うそ……野宿?)
朱里「か、烏丸せんせぇ……戻ってきてぇ……」
シーン
朱里「…………」ジワッ
朱里「はぁ…向いてないのかなぁ」ヒック
ガチャ ガチャ
朱里「あれ、鍵……」
ゴソゴソゴソ
朱里「」サーッ
朱里「な、なんで!?お財布も無い……」
朱里「うそ……居酒屋に置いてきちゃった?」
朱里(鍵を下げてた携帯は当然使えないし、うそ……野宿?)
朱里「か、烏丸せんせぇ……戻ってきてぇ……」
シーン
朱里「…………」ジワッ
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/15(水) 08:28:02.71 ID:hHqv6wxU0
朱里(九条さんに冷たくしたからきっと罰が当たったのね……)
朱里「九条さぁん……」
カレン「呼んだデース?」ヒョコッ
朱里「九条さん!?……ウウ、カレ、ンさん、ごべんねぇ……」ヒグッ
カレン「おっとと。ダイジョブデスか?心配いりまセン。ワタシがついてマス」ヨシヨシ
朱里(ううっついに酔い過ぎて幻影まで……)スンッ
ほわわわ~ん♡
朱里「九条さん、良い匂いですね」クンクン
カレン「oh!センセーしっかりするデス!///ほら早く家に入りまショウ」
朱里「でも鍵が……」フラフラ
カレン「校門のとこに落ちていたの拾っておいたので大丈夫デ~ス♪」
ガチャ
カレン「ほらクジェハシセンセー、捕まって」
朱里「うう、九条さん優しいのね」グスッ
カレン「えへっ///ドウイタシマシテー♪」ルルン
朱里「九条さぁん……」
カレン「呼んだデース?」ヒョコッ
朱里「九条さん!?……ウウ、カレ、ンさん、ごべんねぇ……」ヒグッ
カレン「おっとと。ダイジョブデスか?心配いりまセン。ワタシがついてマス」ヨシヨシ
朱里(ううっついに酔い過ぎて幻影まで……)スンッ
ほわわわ~ん♡
朱里「九条さん、良い匂いですね」クンクン
カレン「oh!センセーしっかりするデス!///ほら早く家に入りまショウ」
朱里「でも鍵が……」フラフラ
カレン「校門のとこに落ちていたの拾っておいたので大丈夫デ~ス♪」
ガチャ
カレン「ほらクジェハシセンセー、捕まって」
朱里「うう、九条さん優しいのね」グスッ
カレン「えへっ///ドウイタシマシテー♪」ルルン
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/15(水) 08:28:57.65 ID:hHqv6wxU0
・・・
カレン「ほらセンセー、ウォーターデス」
朱里「ありがとう、九条さん……私なんかのために」ヒック グス
カレン「NO!久世橋センセはなんかじゃないデス!立派なセンセイデス!」
朱里「でも、私……ヒグッ、怖がられて、ばっかで、スンッ」
カレン「……」
ぎゅっ
カレン「よしよし、デス」ナデナデ
朱里「ぁ……」
カレン「久世橋センセイは頑張ってるデス……尊敬しているデス」ニコッ
朱里「ぅ……ぅあ、うあああっ」グシュグシュ
カレン「ほらセンセー、ウォーターデス」
朱里「ありがとう、九条さん……私なんかのために」ヒック グス
カレン「NO!久世橋センセはなんかじゃないデス!立派なセンセイデス!」
朱里「でも、私……ヒグッ、怖がられて、ばっかで、スンッ」
カレン「……」
ぎゅっ
カレン「よしよし、デス」ナデナデ
朱里「ぁ……」
カレン「久世橋センセイは頑張ってるデス……尊敬しているデス」ニコッ
朱里「ぅ……ぅあ、うあああっ」グシュグシュ
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/15(水) 08:31:40.87 ID:hHqv6wxU0
・・・
カレン「落ち着いたデスか、久世橋センセー」
朱里「え、ええ取り乱しちゃってごめんなさい、九条さん///」
朱里「先生なのに恥ずかしい……///」
カレン「あはっ、全然構わないデス!頼ってくれてワタシ嬉しい……」エヘ
朱里「……」ドクンッ
カレン「ワタシセンセイになら何されても気にしないデス……」
朱里「っ///」
朱里「……九条さんが悪いんだから」
カレン「?」なでなで
朱里「九条さんがイケナイのよ……九条さんが誘惑するから」ブツブツ
カレン「あはっセンセーよく聞こえな、」
グイッ
どたっ
カレン「クゼハシ…センセー?」キョトン
ちゅっ…♡
カレン「落ち着いたデスか、久世橋センセー」
朱里「え、ええ取り乱しちゃってごめんなさい、九条さん///」
朱里「先生なのに恥ずかしい……///」
カレン「あはっ、全然構わないデス!頼ってくれてワタシ嬉しい……」エヘ
朱里「……」ドクンッ
カレン「ワタシセンセイになら何されても気にしないデス……」
朱里「っ///」
朱里「……九条さんが悪いんだから」
カレン「?」なでなで
朱里「九条さんがイケナイのよ……九条さんが誘惑するから」ブツブツ
カレン「あはっセンセーよく聞こえな、」
グイッ
どたっ
カレン「クゼハシ…センセー?」キョトン
ちゅっ…♡
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/15(水) 08:33:32.50 ID:hHqv6wxU0
朱里「はむ、ん」チュルッ
カレン「!」ビクッ
朱里(震えるカレンさん……可愛いぃ)
カレン「んんーっ、んむー!///」ジタバタ
朱里「あはへないの、くひょーはん」がしっ
カレン「ンふ、はっ」
朱里(これは夢だもの……夢でくらい可愛い生徒を好きにしたって)
朱里「ぷはっ……いいじゃない」ペロ
カレン「クゼハシ、センセー、なんで……」
朱里(そういえばファーストキッスだ、これ)ポケー
朱里「九条さんが何をしてもいいって言ったんでしょう?」
ぎゅっ
朱里「お望み通り、好きにさせてもらいますから……」
カレン「ゃ…っデス」
朱里(ああ……良い抱き心地)スリスリ
カレン「!」ビクッ
朱里(震えるカレンさん……可愛いぃ)
カレン「んんーっ、んむー!///」ジタバタ
朱里「あはへないの、くひょーはん」がしっ
カレン「ンふ、はっ」
朱里(これは夢だもの……夢でくらい可愛い生徒を好きにしたって)
朱里「ぷはっ……いいじゃない」ペロ
カレン「クゼハシ、センセー、なんで……」
朱里(そういえばファーストキッスだ、これ)ポケー
朱里「九条さんが何をしてもいいって言ったんでしょう?」
ぎゅっ
朱里「お望み通り、好きにさせてもらいますから……」
カレン「ゃ…っデス」
朱里(ああ……良い抱き心地)スリスリ
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/15(水) 08:34:36.58 ID:hHqv6wxU0
カレン「や、いや、デス……」グスッ
朱里(知らなかった……)
カレン「いつもの久世橋センセーに帰ってきてクダサイ、怖いデス……っ」ポロポロ
朱里(抵抗されると、とっても興奮するんですね)
朱里「九条さん……いい加減にしなさい」ジロッ
カレン「ひぅっ」ビクッ
朱里「か、可愛い……」ペロッ
朱里(しょっぱ///)
朱里「いいですか、九条さん?……て、抵抗しなければ優しくしますから」ゾクゾク
カレン「ぇ……」
朱里「すぐに終わりますから、ね?」プチプチ
カレン「や、デス……グスッ、服脱がしちゃいやデス……」グイグイ
朱里「九条さん!手は頭の上に置いておきなさい!」
カレン「……」ポロポロ
朱里(知らなかった……)
カレン「いつもの久世橋センセーに帰ってきてクダサイ、怖いデス……っ」ポロポロ
朱里(抵抗されると、とっても興奮するんですね)
朱里「九条さん……いい加減にしなさい」ジロッ
カレン「ひぅっ」ビクッ
朱里「か、可愛い……」ペロッ
朱里(しょっぱ///)
朱里「いいですか、九条さん?……て、抵抗しなければ優しくしますから」ゾクゾク
カレン「ぇ……」
朱里「すぐに終わりますから、ね?」プチプチ
カレン「や、デス……グスッ、服脱がしちゃいやデス……」グイグイ
朱里「九条さん!手は頭の上に置いておきなさい!」
カレン「……」ポロポロ
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/15(水) 08:35:07.17 ID:hHqv6wxU0
プチッ ぱさっ
朱里「わぁ……」
カレン「見ないで、見ないでクダサイ、クゼハシセンセー」イヤイヤ
朱里「すごい……こんなきれいなピンク色初めて……」
フルフル
カレン「っひ、グスッ、クゼハシセンセー、クゼハシセンセーやめて……」
フルフル
朱里「~~~ッ!」ゾクゾクゾク
朱里(体の震えと連動してマシュマロがフルフルして……っ)
ぱくっ
カレン「ひゃっ///」
朱里(ふわあああああああああああ………)
朱里「わぁ……」
カレン「見ないで、見ないでクダサイ、クゼハシセンセー」イヤイヤ
朱里「すごい……こんなきれいなピンク色初めて……」
フルフル
カレン「っひ、グスッ、クゼハシセンセー、クゼハシセンセーやめて……」
フルフル
朱里「~~~ッ!」ゾクゾクゾク
朱里(体の震えと連動してマシュマロがフルフルして……っ)
ぱくっ
カレン「ひゃっ///」
朱里(ふわあああああああああああ………)
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/15(水) 08:36:00.56 ID:hHqv6wxU0
カレン「やデス///、吸わないで、クゼハシセンセ」ぐいぐい
朱里(口の中で踊ってる九条さんのが踊ってる)ずいずい
ちゅっぽん
朱里「……すごかったよ、カレンちゃん」
カレン「うっう……これは夢デス」グスグス
・・・
朱里「うわあ、カレンちゃんココこんなにビショビショですね」
カレン「…………」ボーッ
朱里(ようやく抵抗しなくなりましたね)
朱里「カレンちゃんの可愛いパンティお口に詰めましょうか」
ぐいっ
カレン「ふご……フゼハシヘンヘ///」モゴ
朱里(可愛い教え子が中途半端にブラを外されて胸を曝け出して)フル
朱里(中途半端にスカート下しながら下着を咥えるカワイイ教え子)ブルッ
朱里「絶景、かな」
ツプ…
朱里(口の中で踊ってる九条さんのが踊ってる)ずいずい
ちゅっぽん
朱里「……すごかったよ、カレンちゃん」
カレン「うっう……これは夢デス」グスグス
・・・
朱里「うわあ、カレンちゃんココこんなにビショビショですね」
カレン「…………」ボーッ
朱里(ようやく抵抗しなくなりましたね)
朱里「カレンちゃんの可愛いパンティお口に詰めましょうか」
ぐいっ
カレン「ふご……フゼハシヘンヘ///」モゴ
朱里(可愛い教え子が中途半端にブラを外されて胸を曝け出して)フル
朱里(中途半端にスカート下しながら下着を咥えるカワイイ教え子)ブルッ
朱里「絶景、かな」
ツプ…
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/15(水) 08:37:50.81 ID:hHqv6wxU0
カレン「フゴ!?むー!!///」ジタバタ!
朱里「暴れちゃダメですよ、ほら暴れると」
グリッ
カレン「……ッったい、デス」ジワ
朱里「ほら、痛くなりますよ、力を抜いて、ほら……そう」
カレン「……っぐ、ヘア」ジワッ ポロポロ
朱里「根本まで入りましたよ、よく出来ました。九条さんは優秀ですねー……」ナデナデ
カレン「ふ、ふぁい///」
・・・
ジュッポ、じゅっぽ、じゅっぽ♡
チュポ♡
カレン「んン~~~~っ!!!」ビクビクビクッツ
カレン「……はあ、はあ、ん、はあっ」
朱里「指に凄い振動が伝わってきましたよ九条さん♡初めてでしたか?」
カレン「ひゃ、ひゃい、……///」
朱里「暴れちゃダメですよ、ほら暴れると」
グリッ
カレン「……ッったい、デス」ジワ
朱里「ほら、痛くなりますよ、力を抜いて、ほら……そう」
カレン「……っぐ、ヘア」ジワッ ポロポロ
朱里「根本まで入りましたよ、よく出来ました。九条さんは優秀ですねー……」ナデナデ
カレン「ふ、ふぁい///」
・・・
ジュッポ、じゅっぽ、じゅっぽ♡
チュポ♡
カレン「んン~~~~っ!!!」ビクビクビクッツ
カレン「……はあ、はあ、ん、はあっ」
朱里「指に凄い振動が伝わってきましたよ九条さん♡初めてでしたか?」
カレン「ひゃ、ひゃい、……///」
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/15(水) 08:39:05.19 ID:hHqv6wxU0
朱里「もう、ドロドロですよ。私の指」トロー
カレン「み、見せないでクダシャイ……」イヤイヤ
朱里「このおつゆ、お尻に使えそうですね」
さわっ♡
カレン「オシリ、だめデス///ひやっ!」
つぷ
朱里「こんなにきれいなのに勿体ない……ぷくぷくしてて可愛いですよ」
カレン「……ぁ」ブルブル
朱里「でも九条さんばかり気持ちいいのはズルいです」
ぬぎっ
カレン「?」ポー
朱里「私の……舐めてください///」
ヌラ…
カレン「あ……///」ゾクッ
カレン「み、見せないでクダシャイ……」イヤイヤ
朱里「このおつゆ、お尻に使えそうですね」
さわっ♡
カレン「オシリ、だめデス///ひやっ!」
つぷ
朱里「こんなにきれいなのに勿体ない……ぷくぷくしてて可愛いですよ」
カレン「……ぁ」ブルブル
朱里「でも九条さんばかり気持ちいいのはズルいです」
ぬぎっ
カレン「?」ポー
朱里「私の……舐めてください///」
ヌラ…
カレン「あ……///」ゾクッ
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/15(水) 08:39:51.45 ID:hHqv6wxU0
・・・
ピッチャ、ぴちゃ
朱里「ああ、いいです、舌の使い方とっても上手です」グイグイ
カレン「くっ、くじぇはしせんせっせんせっ」モゴモゴ
朱里「なんです、か?」
カレン「っぷは、はあ、はあ」
カレン「久世橋センセ、ワタシ、何か怒らせちゃったデスか?」
朱里「!」
カレン「ワタシ、いっつも久世橋センセイに、グスッ、迷惑かけてるから」エグエグ
朱里「…………」
カレン「それで、ヒグッ、センセー怒って」
ぎゅっ
ピッチャ、ぴちゃ
朱里「ああ、いいです、舌の使い方とっても上手です」グイグイ
カレン「くっ、くじぇはしせんせっせんせっ」モゴモゴ
朱里「なんです、か?」
カレン「っぷは、はあ、はあ」
カレン「久世橋センセ、ワタシ、何か怒らせちゃったデスか?」
朱里「!」
カレン「ワタシ、いっつも久世橋センセイに、グスッ、迷惑かけてるから」エグエグ
朱里「…………」
カレン「それで、ヒグッ、センセー怒って」
ぎゅっ
40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/15(水) 08:54:44.90 ID:hHqv6wxU0
朱里「なにを言ってるんですか、九条さん」
カレン「あっ……」
朱里「九条さんは手のかかる生徒だけど、手のかかる子ほどかわいいんです」ナデ
朱里「私を怖がらずに笑ってくれる、とっても優しくてとっても良い子です」ナデナデ
カレン「クゼハシ、センセー……///」
朱里「嫌いなんてとんでもないです!九条さん。あなたはとっても可愛い私の大事な大事な生徒です、大好きなんです!わかりますか?」
カレン「ハイ……///」
朱里「大好きだからカレンさんを求めているんです。わかってください……」ニコ
カレン「!ワカリマス!ワカリマシタ!」パアアッ
朱里「わかってくれましたか!」
カレン「やっぱりセンセーは笑っている方が可愛いデス!怖い顔より安心しマス」
カレン「ワタシもクゼハシセンセー大好きデス!いっぱいご奉仕するデス!」
朱里「九条さん……///」
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/15(水) 08:41:13.67 ID:hHqv6wxU0
・
・
・
・
・
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/15(水) 08:41:49.29 ID:hHqv6wxU0
・・・
チュン チュン
朱里「………………朝ですか」ボーッ
朱里「いっ……!」ズキッ
朱里(居酒屋からの記憶が無い……)
朱里「そういえば、夢に九条さんの幻、影が……」
朱里「」サーッ
朱里「わ、私なんて夢を!」もにゅっ
ンんっ♡
朱里「もにゅ?」
カレン「むにゃ……大洪水デース」フヘヘ
チュン チュン
朱里「………………朝ですか」ボーッ
朱里「いっ……!」ズキッ
朱里(居酒屋からの記憶が無い……)
朱里「そういえば、夢に九条さんの幻、影が……」
朱里「」サーッ
朱里「わ、私なんて夢を!」もにゅっ
ンんっ♡
朱里「もにゅ?」
カレン「むにゃ……大洪水デース」フヘヘ
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/15(水) 08:42:36.26 ID:hHqv6wxU0
朱里「…………なんだ、まだ夢ですか」ハア
朱里「裸の九条さんと寝る夢をみるなんて、本当に最近の私は」ピッ
TV「次のニュースです、○○県××市教育委員会は、教え子の女子生徒を家に連れ込み婦女暴行を加えたとして△△高等学校の男性教師が強*の疑いで逮捕されたと発表し、謝罪しました。男性教師は合意の上だったなどと意味不明な供述をしておr」
ピッ
朱里「………………」ダラダラダラダラダラ
カレン「ふぁ…久世橋センセー、オッハヨウゴジャイマース!」
朱里「裸の九条さんと寝る夢をみるなんて、本当に最近の私は」ピッ
TV「次のニュースです、○○県××市教育委員会は、教え子の女子生徒を家に連れ込み婦女暴行を加えたとして△△高等学校の男性教師が強*の疑いで逮捕されたと発表し、謝罪しました。男性教師は合意の上だったなどと意味不明な供述をしておr」
ピッ
朱里「………………」ダラダラダラダラダラ
カレン「ふぁ…久世橋センセー、オッハヨウゴジャイマース!」
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/15(水) 08:44:33.60 ID:hHqv6wxU0
・・・
朱里「性的虐待……強*容疑……外交問題に発展……日英国交断絶……」ブツブツ
カレン「センセー、いい加減頭あげてくだサーイ」オロオロ
カレン「気にしてないデス、先生のラブはとってもとーっても伝わったデス」
朱里「私、お酒に酔って、九条さんに酷いことを……!謝っても済む問題じゃ……」グスグス
カレン「いいんデス、愛し合う二人が結ばれるのは自然デス」なでなで
カレン「ちょっと怖かったけど、先生と深い仲になれてうれしいデス///」
朱里「九条、さん……」
カレン「ダイジョーブ!ワタシの国は昨年同性婚を認める法律できました!とっても先進的デス!パパもわかってくれマース!」
朱里「け、結婚……そ、そうね、せ、せ、責任は取らなきゃね」アハハ…
カレン「……センセ、実はワタシ血は出てないデス。指だったからギリギリセーフデス」
朱里「!」
カレン「だから、センセーがケッコン嫌なら、別に、いいデス」ニコッ
朱里「……」
朱里「何言ってるんですか。嫌いな子に手なんか出しません。ずっと大事にします。約束します」キリッ
カレン「久世橋センセ……っ」ウルッ
カレン「大好きデース!」ぎゅっ
朱里(私、同性愛者じゃなかったはずなんだけどな……)グスッ
朱里「性的虐待……強*容疑……外交問題に発展……日英国交断絶……」ブツブツ
カレン「センセー、いい加減頭あげてくだサーイ」オロオロ
カレン「気にしてないデス、先生のラブはとってもとーっても伝わったデス」
朱里「私、お酒に酔って、九条さんに酷いことを……!謝っても済む問題じゃ……」グスグス
カレン「いいんデス、愛し合う二人が結ばれるのは自然デス」なでなで
カレン「ちょっと怖かったけど、先生と深い仲になれてうれしいデス///」
朱里「九条、さん……」
カレン「ダイジョーブ!ワタシの国は昨年同性婚を認める法律できました!とっても先進的デス!パパもわかってくれマース!」
朱里「け、結婚……そ、そうね、せ、せ、責任は取らなきゃね」アハハ…
カレン「……センセ、実はワタシ血は出てないデス。指だったからギリギリセーフデス」
朱里「!」
カレン「だから、センセーがケッコン嫌なら、別に、いいデス」ニコッ
朱里「……」
朱里「何言ってるんですか。嫌いな子に手なんか出しません。ずっと大事にします。約束します」キリッ
カレン「久世橋センセ……っ」ウルッ
カレン「大好きデース!」ぎゅっ
朱里(私、同性愛者じゃなかったはずなんだけどな……)グスッ
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/15(水) 08:45:32.86 ID:hHqv6wxU0
・・・
朱里「そういえば九条さん、なんで家の前にいたの?」
カレン「鍵とお財布落として困ってるかなって思ったデス。あ、ダイジョーブ!家にはアリスたちとお泊りって言ってあるデス!褒めて欲しいデス!」
朱里「……」ゴツン
カリン「oh!痛いデス!」
朱里「女の子が夜にあんなとこでウロウロするなんて危ないでしょう!二度とやってはいけませんよ!」
カレン「……鍵無くて困ってた人がよく言うデス」サスサス
朱里「それはそれ、これはこれです」
カレン「……家の中でも襲われたから説得力ないデース」
朱里「……」
朱里「そういえば九条さん、なんで家の前にいたの?」
カレン「鍵とお財布落として困ってるかなって思ったデス。あ、ダイジョーブ!家にはアリスたちとお泊りって言ってあるデス!褒めて欲しいデス!」
朱里「……」ゴツン
カリン「oh!痛いデス!」
朱里「女の子が夜にあんなとこでウロウロするなんて危ないでしょう!二度とやってはいけませんよ!」
カレン「……鍵無くて困ってた人がよく言うデス」サスサス
朱里「それはそれ、これはこれです」
カレン「……家の中でも襲われたから説得力ないデース」
朱里「……」
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/15(水) 08:47:25.03 ID:hHqv6wxU0
・・・
通学路
朱里「九条さん、もう少し離れてください……」
カレン「やーデスー♪」
忍「カレンったらいつの間に久世橋先生と仲良くなったんですね」
アリス「うんうん、仲良きコトは美しきカナ、だよ!」
綾「……ちょっと仲良過ぎない?」
・・・
お昼休み・中庭
朱里「だっダメよこんな場所で!」
カレン「大丈夫デス、みんなにはバレないデス!」
朱里「バレたら私クビになっちゃう、いやクビどころか最悪……!」
カレン「その時はパパの会社に雇いマス。ねっねっクゼハシセンセー!ちゅー!チュー!」
ぴょんっ ぴょんっ
朱里(ああ、かわいい……///)
朱里「ちょっとだけですよ!ホント!」
カレン「わぁぁっ!嬉しいデス!ん~~」ちゅ~~
朱里(人生、どうしてこうなったの……)
朱里(……酒は飲んでも、呑まれるな)
ちゅっ♡
通学路
朱里「九条さん、もう少し離れてください……」
カレン「やーデスー♪」
忍「カレンったらいつの間に久世橋先生と仲良くなったんですね」
アリス「うんうん、仲良きコトは美しきカナ、だよ!」
綾「……ちょっと仲良過ぎない?」
・・・
お昼休み・中庭
朱里「だっダメよこんな場所で!」
カレン「大丈夫デス、みんなにはバレないデス!」
朱里「バレたら私クビになっちゃう、いやクビどころか最悪……!」
カレン「その時はパパの会社に雇いマス。ねっねっクゼハシセンセー!ちゅー!チュー!」
ぴょんっ ぴょんっ
朱里(ああ、かわいい……///)
朱里「ちょっとだけですよ!ホント!」
カレン「わぁぁっ!嬉しいデス!ん~~」ちゅ~~
朱里(人生、どうしてこうなったの……)
朱里(……酒は飲んでも、呑まれるな)
ちゅっ♡
38: ◆M9kry1d4x0wd 2015/04/15(水) 08:50:45.52 ID:hHqv6wxU0
おわり
途中からペガサスで再生されて死にかけた
くぜカレ流行れ、純愛くぜカレください
途中からペガサスで再生されて死にかけた
くぜカレ流行れ、純愛くぜカレください
43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/15(水) 11:31:22.32 ID:31efCvQfo
おつ!
46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/15(水) 18:41:15.90 ID:ydBW58L7o
二人は幸せなキスをして終了
47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/15(水) 22:12:16.86 ID:TP8ZxarYO
天才か
48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/16(木) 07:03:11.94 ID:n2b9kveMO
最高かよ…
おつ
おつ
52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/20(月) 10:00:39.33 ID:8LwQMMNjo
九条カレン「トムの勝ちデース」
引用元: カレン「クゼハシ…センセ-?」久世橋先生「九条さんがイケナイのよ…九条さんが…」ブツブツ
大宮忍「デース・・・ノート?」
2019-07-11
1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:20:24.039 ID:bXj/34Bn0.net
忍「あっ、きっとカレンちゃんのノートですね!」
忍「また失くさないように、ちゃんと名前を書いてあげましょう・・・」カキカキ
忍「く・じょ・う・か・れ・ん。よしっと!」
忍「また失くさないように、ちゃんと名前を書いてあげましょう・・・」カキカキ
忍「く・じょ・う・か・れ・ん。よしっと!」
関連
ハルヒ「SOS団で恋の暴露大会をするわよ!」
【朗報】わたてんさん、ケムリクサを超えてガチで覇権へ
【ラブライブサンシャイン】善子「運命の引力」
【悲報】Twitterで3年前に「令和」を予言してたものがいたwwwwwwwww
3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:21:08.684 ID:bXj/34Bn0.net
カレン「へーい!しのぶー!何持ってるデース?」
忍「あ、カレンちゃん丁度よかった。これカレンちゃんのノートでしょ?」
カレン「私のノート・・・?違うデスよ?」
忍「えっ!てっきりカレンちゃんのだと思ってもう名前書いちゃったよー!」
カレン「HAHAHA!シノブは早とちりさんですね~」
忍「あ、カレンちゃん丁度よかった。これカレンちゃんのノートでしょ?」
カレン「私のノート・・・?違うデスよ?」
忍「えっ!てっきりカレンちゃんのだと思ってもう名前書いちゃったよー!」
カレン「HAHAHA!シノブは早とちりさんですね~」
5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:23:02.421 ID:bXj/34Bn0.net
カレン「ホワーイ?どうして私のノートだと思ったデスか?」
忍「うう・・・。ほら、表紙にデースノートって書いてあるでしょ?」
カレン「ワオ!それはデス(死)って読むんデスよ。それに、このノート日本のアニメで見たことありまーす!」
忍「え、そうなんだ~。さすがカレンちゃん」
忍「うう・・・。ほら、表紙にデースノートって書いてあるでしょ?」
カレン「ワオ!それはデス(死)って読むんデスよ。それに、このノート日本のアニメで見たことありまーす!」
忍「え、そうなんだ~。さすがカレンちゃん」
9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:25:41.395 ID:bXj/34Bn0.net
カレン「・・・」
忍「カレンちゃん?」
カレン「忍・・・。さっき、私の名前を書いたって言ったデスか?」
忍「書いたけど?」
カレン「ホ、ホーリーシットッ!そ、そ、そ、それは名前を書いた人が死ぬノートデスよー!!」
忍「えぇ~ホント!?」
忍「カレンちゃん?」
カレン「忍・・・。さっき、私の名前を書いたって言ったデスか?」
忍「書いたけど?」
カレン「ホ、ホーリーシットッ!そ、そ、そ、それは名前を書いた人が死ぬノートデスよー!!」
忍「えぇ~ホント!?」
11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:26:20.625 ID:bXj/34Bn0.net
カレン「それで、死因には何て書いたデース?」
忍「し、死因!?死因は特に書いてないけど・・・」
カレン「おかしいデスね・・・。死因を書かなければ心臓麻痺になるはずデース」
カレン「ちょっと見せてもらっていいデスか~?」
忍「い、いいけど・・・」
忍「し、死因!?死因は特に書いてないけど・・・」
カレン「おかしいデスね・・・。死因を書かなければ心臓麻痺になるはずデース」
カレン「ちょっと見せてもらっていいデスか~?」
忍「い、いいけど・・・」
12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:26:44.386 ID:bXj/34Bn0.net
陽子「おー!何の話してるんだー!?」
カレン「ヨーコにあやや!丁度いいところに来たデース」
綾「こんにちわ。どうかしたの?」
カレン「今しがた私がシノブにブッ殺されたところなのデース」
陽子「おっ、さすがシノだな!で、推理ゲームか何か?」
カレン「あ、信じてませんね~?これデスよ!」
陽子・綾「デ、デスノート!?」
忍「ううう、みなさんちゃんと読めるんですね・・・」
カレン「ヨーコにあやや!丁度いいところに来たデース」
綾「こんにちわ。どうかしたの?」
カレン「今しがた私がシノブにブッ殺されたところなのデース」
陽子「おっ、さすがシノだな!で、推理ゲームか何か?」
カレン「あ、信じてませんね~?これデスよ!」
陽子・綾「デ、デスノート!?」
忍「ううう、みなさんちゃんと読めるんですね・・・」
15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:27:10.230 ID:bXj/34Bn0.net
陽子「なるほど、困ったことになったわね」
綾「でも、カレンちゃんはこうして生きてるんだから、性質の悪いイタズラじゃないかしら」
陽子「そうかー?私は好きだけどなー。はい、小路綾っと」カキカキ
綾「わ、わ、わ、わ、わ、何で私の名前書くのよ~!!」
陽子「えへへ、こういうのは形からってね!じゃあ、私も猪熊陽子っと」カキカキ
カレン「お~、じゃあ、相合傘にするでーす」キュキュッ
綾「ちょ、ちょっと!」アセッ
綾「でも、カレンちゃんはこうして生きてるんだから、性質の悪いイタズラじゃないかしら」
陽子「そうかー?私は好きだけどなー。はい、小路綾っと」カキカキ
綾「わ、わ、わ、わ、わ、何で私の名前書くのよ~!!」
陽子「えへへ、こういうのは形からってね!じゃあ、私も猪熊陽子っと」カキカキ
カレン「お~、じゃあ、相合傘にするでーす」キュキュッ
綾「ちょ、ちょっと!」アセッ
17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:27:42.491 ID:bXj/34Bn0.net
陽子「で、名前書いたらどうするんだ?」
カレン「さあ?本当は名前を書くと死ぬはずデース」
陽子「えっそうなんだ!」
綾「あんた知らないで書いてたの・・・」
忍「あれ・・・?よく見ると最初のページに何か書いてありますよ」
カレン「さあ?本当は名前を書くと死ぬはずデース」
陽子「えっそうなんだ!」
綾「あんた知らないで書いてたの・・・」
忍「あれ・・・?よく見ると最初のページに何か書いてありますよ」
18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:28:10.958 ID:bXj/34Bn0.net
■■■誰にも見られてはいけない!!!(厳守!!)■■■
今日のよ・て・い♪
15:00 クレープ屋で待ち合わせ
(ほっぺにクリームが・・・舐めてとるっ///)
16:30 一緒に服屋でお買い物、服を選びあいっこする
(さりげなく下着チェック)※重要
18:00 いい雰囲気になり公園へ
(髪の毛の匂いをかぐ、出来れば手をつなぐ)
19:00 草むらで※△■○◎くぇrちゅいおp@××!!!
今日のよ・て・い♪
15:00 クレープ屋で待ち合わせ
(ほっぺにクリームが・・・舐めてとるっ///)
16:30 一緒に服屋でお買い物、服を選びあいっこする
(さりげなく下着チェック)※重要
18:00 いい雰囲気になり公園へ
(髪の毛の匂いをかぐ、出来れば手をつなぐ)
19:00 草むらで※△■○◎くぇrちゅいおp@××!!!
20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:28:36.004 ID:bXj/34Bn0.net
カレン「な、何デスか、これは」
陽子「うーん。これは・・・、ヘソタイだな!」
綾「そのようね」
忍「何かの予定表みたいですね」
陽子「うーん。これは・・・、ヘソタイだな!」
綾「そのようね」
忍「何かの予定表みたいですね」
23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:29:09.856 ID:bXj/34Bn0.net
陽子「あ、あのさ~。もしかして、私たちこれの通りやって死ぬんじゃない?」
カレン「なるほどー!さすが陽子鋭いデース!」
カレン「それだとすぐに死ななかったことも説明がつきマース!」
綾「いや、いくらなんでもページ空いてるし・・・。不自然すぎるでしょ」
陽子「いやー絶対そうだって~!」アハハ
ガラッ
アリス「シノー!カレーン!放課後クレープ食べに行こー!!」
カレン・陽子・綾「うおっ!」
カレン「なるほどー!さすが陽子鋭いデース!」
カレン「それだとすぐに死ななかったことも説明がつきマース!」
綾「いや、いくらなんでもページ空いてるし・・・。不自然すぎるでしょ」
陽子「いやー絶対そうだって~!」アハハ
ガラッ
アリス「シノー!カレーン!放課後クレープ食べに行こー!!」
カレン・陽子・綾「うおっ!」
24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:29:43.578 ID:bXj/34Bn0.net
カレン「も、盛り上がってきたデース!」ドキドキ・・・
陽子「え、どういうこと?私たち死ぬの?」
綾「ま、まさかあ」アセッ
カレン「わーかりません。でも、このままだとクレープ屋に行くことになりそうデース」
アリス「あれ?みんな、どうかした~?」
陽子「え、どういうこと?私たち死ぬの?」
綾「ま、まさかあ」アセッ
カレン「わーかりません。でも、このままだとクレープ屋に行くことになりそうデース」
アリス「あれ?みんな、どうかした~?」
25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:30:21.311 ID:bXj/34Bn0.net
忍「かくかくしかじか」
アリス「へえ~!それは丁度良かったネ!みんなで行こ~」ウキウキ
忍「うふふ、アリスちゃんの金髪には癒されます~」ホッコリ
綾「いや、今の会話のどこに金髪要素がっ!?」
みんな「どっ(笑)」
カレン「そ~ですね。アリスの言うとおり、あまり気にしてても仕方ないデース。こうなりゃヤケデース、焼き鮭デース」
アリス「へえ~!それは丁度良かったネ!みんなで行こ~」ウキウキ
忍「うふふ、アリスちゃんの金髪には癒されます~」ホッコリ
綾「いや、今の会話のどこに金髪要素がっ!?」
みんな「どっ(笑)」
カレン「そ~ですね。アリスの言うとおり、あまり気にしてても仕方ないデース。こうなりゃヤケデース、焼き鮭デース」
26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:30:57.190 ID:bXj/34Bn0.net
放課後になって。
カレン「あ、穂乃花も一緒にクレープ屋どうデスか~!?」
穂乃花「ひえっ!!カ、カ、カレンちゃん?」
カレン「おや~、何か予定がありましたか~?」
穂乃花「あ、こ、こちらこそ誘おうと思ってて・・・」
カレン「ワオ!いしんでんしんばしらデース!」
穂乃花「(ど、どうしたのかしら急に・・・)」
忍「じゃあ、行きましょうか~」
カレン「あ、穂乃花も一緒にクレープ屋どうデスか~!?」
穂乃花「ひえっ!!カ、カ、カレンちゃん?」
カレン「おや~、何か予定がありましたか~?」
穂乃花「あ、こ、こちらこそ誘おうと思ってて・・・」
カレン「ワオ!いしんでんしんばしらデース!」
穂乃花「(ど、どうしたのかしら急に・・・)」
忍「じゃあ、行きましょうか~」
27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:32:25.561 ID:bXj/34Bn0.net
クレープ屋。
穂乃花「あ、あの、今日は誘ってくれてありがとう・・・」///
カレン「いえいえ~。これもゲームのうちデース」パクパク
穂乃花「ゲ、ゲーム?(どういうこと?あ、カレンちゃんのほっぺにクリームが・・・)」
穂乃花「あ、あの、今日は誘ってくれてありがとう・・・」///
カレン「いえいえ~。これもゲームのうちデース」パクパク
穂乃花「ゲ、ゲーム?(どういうこと?あ、カレンちゃんのほっぺにクリームが・・・)」
28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:32:47.513 ID:bXj/34Bn0.net
アリス「あっカレン、ほっぺにクリームついてるよ~?」
カレン「お~っと!やっぱり、『ノート通り』デース」
穂乃花「えっ?」ピクッ
陽子「お~っし、じゃあ、次は買い物だな!綾にかわいい服選んじゃうぞ~」
綾「ちょ、ちょっと陽子っ!」
穂乃花「(ええ!!!?)」
カレン「お~っと!やっぱり、『ノート通り』デース」
穂乃花「えっ?」ピクッ
陽子「お~っし、じゃあ、次は買い物だな!綾にかわいい服選んじゃうぞ~」
綾「ちょ、ちょっと陽子っ!」
穂乃花「(ええ!!!?)」
29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:34:18.329 ID:bXj/34Bn0.net
穂乃花「・・・あ、あのカレンちゃん。その・・・、『ノート通り』ってどういうこと?」
カレン「OH~。まだ穂乃花には話してませんでしたね~♪」
カレン「これデース!」ジャンッ
穂乃花「げえ!!!!!!!!!!!!!」
カレン「いい反応デース!
カレン「OH~。まだ穂乃花には話してませんでしたね~♪」
カレン「これデース!」ジャンッ
穂乃花「げえ!!!!!!!!!!!!!」
カレン「いい反応デース!
31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:35:00.360 ID:bXj/34Bn0.net
穂乃花「(わわわ・・・どうしよ!!何でカレンちゃんが私のノート持ってるの!???)」
穂乃花「(しかも、よりにもよって中見られちゃったみたいだし・・・)」
穂乃花「(意味深にデースノートなんて書いたのが、興味を引いてしまったのね・・・)」ウウッ
穂乃花「(しかも、よりにもよって中見られちゃったみたいだし・・・)」
穂乃花「(意味深にデースノートなんて書いたのが、興味を引いてしまったのね・・・)」ウウッ
32: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:35:23.589 ID:bXj/34Bn0.net
カレン「あれ~穂乃花、怖いの苦手でしたか~?」
穂乃花「あ、いえ!そうじゃないの!大丈夫大丈夫。ちょっとびっくりしただけ」
カレン「そうですか~。じゃあ、次は洋服屋さんにGOデース!!」ウキウキ
穂乃花「(がんばって穂乃花!結果オーライ!こ、これはチャンスよ!)」
穂乃花「あ、いえ!そうじゃないの!大丈夫大丈夫。ちょっとびっくりしただけ」
カレン「そうですか~。じゃあ、次は洋服屋さんにGOデース!!」ウキウキ
穂乃花「(がんばって穂乃花!結果オーライ!こ、これはチャンスよ!)」
33: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:36:09.222 ID:bXj/34Bn0.net
洋服屋。
カレン「へいへーい!穂乃花はどんな下着着けてるデース?」シャッ
穂乃花「ひっ!カレンちゃん!そこ試着室じゃないよ!!」///
綾「カ、カレンったら下着でうろちょろしてっ!」
カレン「おっほん!これもノートのパワーなのデ~ス」ヒラヒラッ
穂乃花「ぶほっ」鼻血ダラー…
店員「お、お客様!?」
アリス・忍「す、すみません!すぐどかしますんで!」
カレン「へいへーい!穂乃花はどんな下着着けてるデース?」シャッ
穂乃花「ひっ!カレンちゃん!そこ試着室じゃないよ!!」///
綾「カ、カレンったら下着でうろちょろしてっ!」
カレン「おっほん!これもノートのパワーなのデ~ス」ヒラヒラッ
穂乃花「ぶほっ」鼻血ダラー…
店員「お、お客様!?」
アリス・忍「す、すみません!すぐどかしますんで!」
34: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:36:58.199 ID:bXj/34Bn0.net
帰り道。がやがや。
カレン「ふ~今日は楽しかったデースね!かわいい服も沢山買えましたし」
穂乃花「う、うんっ、そうだね!」
陽子「カレンが一番はしゃいでたよな~」
綾「よ、陽子だって私の下着チェックしまくってたじゃない」
陽子「ストライプの色はちゃんと毎日チェックしないとな!」
綾「ば、ばかっ」カーッ
アリス「みんなが楽しそうで私も嬉しいよ~」
忍「うふふ、ノートを拾った甲斐がありましたね」
カレン「ふ~今日は楽しかったデースね!かわいい服も沢山買えましたし」
穂乃花「う、うんっ、そうだね!」
陽子「カレンが一番はしゃいでたよな~」
綾「よ、陽子だって私の下着チェックしまくってたじゃない」
陽子「ストライプの色はちゃんと毎日チェックしないとな!」
綾「ば、ばかっ」カーッ
アリス「みんなが楽しそうで私も嬉しいよ~」
忍「うふふ、ノートを拾った甲斐がありましたね」
35: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:37:31.396 ID:bXj/34Bn0.net
陽子・綾「じゃあ、私たちは帰るね」
カレン「あれ??公園には寄って行かないデスか~?」
陽子「うん、今日うちの晩御飯のおつかい頼まれちゃっててさ~」
綾「私も英語の宿題があるから、、、」
忍「お2人とも大変ですね~」
カレン「あれ??公園には寄って行かないデスか~?」
陽子「うん、今日うちの晩御飯のおつかい頼まれちゃっててさ~」
綾「私も英語の宿題があるから、、、」
忍「お2人とも大変ですね~」
36: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:37:51.083 ID:bXj/34Bn0.net
アリス「シーノー!綾が宿題あるってことは、シノも宿題あるでしょ!?」プンプン
忍「あう!そうでした・・・」
アリス「シノはとびきり英語が出来ないんだから、しっかり宿題やらないと!」
忍「その通りデス・・・」
陽子・綾「どっ(笑)」
忍「あう!そうでした・・・」
アリス「シノはとびきり英語が出来ないんだから、しっかり宿題やらないと!」
忍「その通りデス・・・」
陽子・綾「どっ(笑)」
37: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:38:09.012 ID:bXj/34Bn0.net
陽子・綾・アリス・忍「じゃ~ね~」手フリフリ
カレン「ハーイ、また明日デース!」ブンブン
穂乃花「ま、また明日・・・」フリフリ
カレン「・・・」
穂乃花「・・・」
カレン「みんな帰っちゃったデースね・・・」
穂乃花「そ、そうだね。私たちも帰・・・る?」
カレン「ハーイ、また明日デース!」ブンブン
穂乃花「ま、また明日・・・」フリフリ
カレン「・・・」
穂乃花「・・・」
カレン「みんな帰っちゃったデースね・・・」
穂乃花「そ、そうだね。私たちも帰・・・る?」
38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:38:33.278 ID:bXj/34Bn0.net
カレン「ノン!ここまで来たら、最後までノートの通りやってみるデース!」
カレン「・・・だから、穂乃花にも付き合って欲しいデース!」
穂乃花「あの、カレンちゃんが、そうしたいなら・・・」
カレン「ワオ!穂乃花、ありがとごじゃいまーす!」グイッ
穂乃花「か、カレンちゃん!?」
カレン「『公園では手をつなぐ』、デースよ!」タタタッ
カレン「・・・だから、穂乃花にも付き合って欲しいデース!」
穂乃花「あの、カレンちゃんが、そうしたいなら・・・」
カレン「ワオ!穂乃花、ありがとごじゃいまーす!」グイッ
穂乃花「か、カレンちゃん!?」
カレン「『公園では手をつなぐ』、デースよ!」タタタッ
40: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:39:20.802 ID:bXj/34Bn0.net
――公園のベンチ。
穂乃花「な、何か思ったより暗いね・・・」
カレン「大丈夫デース!私がついてまーす」ギュッ
穂乃花「カレンちゃん・・・」
カレン「じゃあ、穂乃花の髪の匂いを嗅ぐデース」
穂乃花「え?ちょ、ちょっと待って!」
カレン「なぜデース?ノートにそうあるデース!」
穂乃花「な、何か思ったより暗いね・・・」
カレン「大丈夫デース!私がついてまーす」ギュッ
穂乃花「カレンちゃん・・・」
カレン「じゃあ、穂乃花の髪の匂いを嗅ぐデース」
穂乃花「え?ちょ、ちょっと待って!」
カレン「なぜデース?ノートにそうあるデース!」
41: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:39:53.526 ID:bXj/34Bn0.net
穂乃花「きょ、今日あちこち歩いたし、汗かいちゃったし、あの、そのっ・・・」
カレン「大丈夫デース。別に女の子同士デスから・・・」サワッ
カレン「大丈夫デース。別に女の子同士デスから・・・」サワッ
42: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:40:29.839 ID:bXj/34Bn0.net
穂乃花「んっ・・・」
カレン「穂乃花の髪、・・・全然汗臭くないデスよ。というか、すごくいい匂いデース・・・」
カレン「シャンプーみたいな匂いと、・・・、・・・穂乃花の匂いしマース」
穂乃花「えっ、そ、それきっと汗だよっ」アセアセ
カレン「ノン!私とっても好きな匂いデース」クンクン
穂乃花「ひええ・・・」目グルグル
カレン「穂乃花の髪、・・・全然汗臭くないデスよ。というか、すごくいい匂いデース・・・」
カレン「シャンプーみたいな匂いと、・・・、・・・穂乃花の匂いしマース」
穂乃花「えっ、そ、それきっと汗だよっ」アセアセ
カレン「ノン!私とっても好きな匂いデース」クンクン
穂乃花「ひええ・・・」目グルグル
43: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:40:58.638 ID:bXj/34Bn0.net
カレン「じゃ、今度は穂乃花の番デス!ノートの通りにしてみるデスよ」
穂乃花「えっ!私も?」
カレン「『手をつなぐ』も『髪の匂いをかぐ』も1人では出来ないデース。だから、2人でやってみるデース」
穂乃花「あ、そ、そうだね(それで私と公園に来たのね・・・)」
穂乃花「えっ!私も?」
カレン「『手をつなぐ』も『髪の匂いをかぐ』も1人では出来ないデース。だから、2人でやってみるデース」
穂乃花「あ、そ、そうだね(それで私と公園に来たのね・・・)」
44: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:41:28.324 ID:bXj/34Bn0.net
カレン「ヘーイ!どっからでもかかって来いデース!」
穂乃花「じゃ、じゃあ・・・」ドキドキ
カレン「カモーン♪」
穂乃花「(ね、念願のカレンちゃんのき ん゛ぱ゛つ゛!!!!!!)」クンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカ
穂乃花「じゃ、じゃあ・・・」ドキドキ
カレン「カモーン♪」
穂乃花「(ね、念願のカレンちゃんのき ん゛ぱ゛つ゛!!!!!!)」クンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカ
45: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:41:54.869 ID:bXj/34Bn0.net
カレン「ちょ、ちょっと穂乃花ちゃん、鼻息がくすぐったいデース!///」
穂乃花「ご、ごめん!つい!」ギンギン
穂乃花「も、もう少し優しくするね・・・」
カレン「あっ・・・」
カレン「これはこれで、なんだか恥ずかしいデスね・・・」
穂乃花「ご、ごめん!つい!」ギンギン
穂乃花「も、もう少し優しくするね・・・」
カレン「あっ・・・」
カレン「これはこれで、なんだか恥ずかしいデスね・・・」
46: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:42:38.648 ID:bXj/34Bn0.net
穂乃花「(こ、これがカレンちゃんの匂い・・・!!)」頭クラクラ・・・
バタンッ
カレン「!?ほ、穂乃花?・・・穂乃花!!?どうしたのデーース!!?」
バタンッ
カレン「!?ほ、穂乃花?・・・穂乃花!!?どうしたのデーース!!?」
47: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:43:14.670 ID:bXj/34Bn0.net
穂乃花「う~ん、こ、ここは・・・」
カレン「よ、良かったデース・・・死んだかと思ったデース・・・」
穂乃花「う、・・・うん(膝枕されてる??)」
カレン「良かったデース・・・」ポロポロ
穂乃花「あれ・・・、カレンちゃん、何で泣いてるの?」
カレン「驚かせないでくださーい。死んじゃったかと思ったんデスよ!」バタバタ
穂乃花「ご、ごめんなさい」ガバッ
カレン「よ、良かったデース・・・死んだかと思ったデース・・・」
穂乃花「う、・・・うん(膝枕されてる??)」
カレン「良かったデース・・・」ポロポロ
穂乃花「あれ・・・、カレンちゃん、何で泣いてるの?」
カレン「驚かせないでくださーい。死んじゃったかと思ったんデスよ!」バタバタ
穂乃花「ご、ごめんなさい」ガバッ
48: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:43:34.299 ID:bXj/34Bn0.net
穂乃花「ほ、ほら、私ノートに名前書いてないしっ!ちょっとクラッときただけでっ!」
カレン「ホントデスか・・・?」ギュッ
穂乃花「ご、ごめんね。カレンちゃん。私血圧低くて・・・」ナデナデ
カレン「穂乃花は優しいデスね・・・」
穂乃花「そ、そんなことないよ!」
カレン「でも、穂乃花が生きててくれて良かったデス・・・」
穂乃花「う、うん」
カレン「ホントデスか・・・?」ギュッ
穂乃花「ご、ごめんね。カレンちゃん。私血圧低くて・・・」ナデナデ
カレン「穂乃花は優しいデスね・・・」
穂乃花「そ、そんなことないよ!」
カレン「でも、穂乃花が生きててくれて良かったデス・・・」
穂乃花「う、うん」
49: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:43:59.243 ID:bXj/34Bn0.net
カレン「穂乃花が倒れて、私もちょっと懲りたデース。こういう遊びは良くないデース」
穂乃花「ご、ごめんなさい!」
カレン「どうして穂乃花が謝るデース?つき合わせた私が悪いんデース」
穂乃花「そ、その・・・」
カレン「でも、今日は本当に楽しかったデース!クレープも食べたし、洋服も買えたし、わくわくしたし」
カレン「それに、・・・穂乃花とも、仲良くなれたデス」
穂乃花「えっ?」
穂乃花「ご、ごめんなさい!」
カレン「どうして穂乃花が謝るデース?つき合わせた私が悪いんデース」
穂乃花「そ、その・・・」
カレン「でも、今日は本当に楽しかったデース!クレープも食べたし、洋服も買えたし、わくわくしたし」
カレン「それに、・・・穂乃花とも、仲良くなれたデス」
穂乃花「えっ?」
51: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:45:01.194 ID:bXj/34Bn0.net
カレン「最初は、興味本位でノートに名前を書いたデース。でも、はしゃいで、買い物して、手をつないで、ワカリました」
カレン「私まだ死にたくないデース。もっと、も~っと生きていたいデース。これからも穂乃花みたいな友達といっぱ~い遊びたいデスから」
穂乃花「カレンちゃん・・・」
カレン「私まだ死にたくないデース。もっと、も~っと生きていたいデース。これからも穂乃花みたいな友達といっぱ~い遊びたいデスから」
穂乃花「カレンちゃん・・・」
52: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:45:35.322 ID:bXj/34Bn0.net
カレン「あ~あ、それにしても謎は最後まで解けなかったデスね~」
穂乃花「謎?」
カレン「ノートの最後デース。『草むらで※△■○◎くぇrちゅいおp@××!!!』」
カレン「ノートの通り行動したら、最後の意味も分かると思ったのデスが」
カレン「どう意味デスかね?こればっかりは、書いた本人に聞かないと・・・」
穂乃花「あ、あのっ・・・カレンちゃん、・・・」
穂乃花「謎?」
カレン「ノートの最後デース。『草むらで※△■○◎くぇrちゅいおp@××!!!』」
カレン「ノートの通り行動したら、最後の意味も分かると思ったのデスが」
カレン「どう意味デスかね?こればっかりは、書いた本人に聞かないと・・・」
穂乃花「あ、あのっ・・・カレンちゃん、・・・」
53: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:46:18.958 ID:bXj/34Bn0.net
カレン「どうしたデス?」
穂乃花「あ、あのね。私、その、カレンちゃんに言わなくちゃいけないことある・・・!」
カレン「ワット?」
ガサガサッ
カレン「っと、ちょっと待つデース!」
穂乃花「あ、あのね。私、その、カレンちゃんに言わなくちゃいけないことある・・・!」
カレン「ワット?」
ガサガサッ
カレン「っと、ちょっと待つデース!」
54: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:47:12.205 ID:bXj/34Bn0.net
穂乃花「カレンちゃん?」
カレン「何か草むらから音がするデース!!私の後ろに隠れるデース!」
ガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサ!!ビカビカッ!!
(黒い姿の生き物が草むらから飛び出してくる)
穂乃花「きゃあっ!」
カレン「これが、・・・ノートの<死神>デスか!!!」アセッ
カレン「何か草むらから音がするデース!!私の後ろに隠れるデース!」
ガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサ!!ビカビカッ!!
(黒い姿の生き物が草むらから飛び出してくる)
穂乃花「きゃあっ!」
カレン「これが、・・・ノートの<死神>デスか!!!」アセッ
55: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:47:49.068 ID:bXj/34Bn0.net
パコンッ!
カレン「あいたっ!」
久世橋先生「だーれが、ノートの<死神>だ・・・」
穂乃花「く、久世橋先生・・・!?」
カレン「ど、どうしてクズ橋先生がここに?」
カレン「あいたっ!」
久世橋先生「だーれが、ノートの<死神>だ・・・」
穂乃花「く、久世橋先生・・・!?」
カレン「ど、どうしてクズ橋先生がここに?」
56: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:48:03.566 ID:bXj/34Bn0.net
久世橋先生「く・ぜ・は・し!まったく!こんな暗い公園に女子だけでいたら危ないだろ?」
烏丸先生「久世橋先生、待ってくださ~い!」パタパタ、ドテッ
カレン「烏丸先生まで・・・。何かあったのデース?」
烏丸先生「久世橋先生、待ってくださ~い!」パタパタ、ドテッ
カレン「烏丸先生まで・・・。何かあったのデース?」
57: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:48:41.458 ID:bXj/34Bn0.net
久世橋先生「あったのじゃないわよ!もう暗いんだし、家に帰りなさい!」
カレン「?」
烏丸先生「まあまあ」
烏丸先生「あのね。久世橋先生は私と買い物中だったんだけど、突然『九条さんの叫び声が聞こえたー』って、飛び出しちゃって」
烏丸先生「それで草むら突っ切って駆けつけてくれたんだから感謝しなきゃ」←(自分は回り道した)
カレン「アウチ!さっきの声デスね!そ、それはごめんなさいデース」
久世橋先生「か、烏丸先生、そんなに細かく言わなくても・・・」
カレン「?」
烏丸先生「まあまあ」
烏丸先生「あのね。久世橋先生は私と買い物中だったんだけど、突然『九条さんの叫び声が聞こえたー』って、飛び出しちゃって」
烏丸先生「それで草むら突っ切って駆けつけてくれたんだから感謝しなきゃ」←(自分は回り道した)
カレン「アウチ!さっきの声デスね!そ、それはごめんなさいデース」
久世橋先生「か、烏丸先生、そんなに細かく言わなくても・・・」
58: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:49:16.948 ID:bXj/34Bn0.net
烏丸先生「でも、無事みたいで良かったわ」
久世橋先生「そ、そうですね。何事も無かったのなら・・・ん、何だそのノートは?」
カレン「あっ」
久世橋先生「そ、そうですね。何事も無かったのなら・・・ん、何だそのノートは?」
カレン「あっ」
59: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:49:47.102 ID:bXj/34Bn0.net
烏丸先生「デス、ノート?これ九条さんが?」
カレン「そ、そうデース」
久世橋先生「うーん。こういう遊びはPTAの方からも注意されていて・・・なんと言うか」
穂乃花「あ、あのっ!」
久世橋先生「?」
穂乃花「あの・・・、それ!私のノートなんです!・・・カレンちゃんは、その、それに付き合ってくれただけで・・・」
烏丸先生「そうなの?九条さん」
カレン「ち、違うデース。私が穂乃花につき合ってもらったんデース!だから、悪いのは私なんデス」シュン
久世橋先生「むむ・・・。と、とにかく、このノートは預かります。いいですね?」
穂乃花・カレン「はい・・・」
カレン「そ、そうデース」
久世橋先生「うーん。こういう遊びはPTAの方からも注意されていて・・・なんと言うか」
穂乃花「あ、あのっ!」
久世橋先生「?」
穂乃花「あの・・・、それ!私のノートなんです!・・・カレンちゃんは、その、それに付き合ってくれただけで・・・」
烏丸先生「そうなの?九条さん」
カレン「ち、違うデース。私が穂乃花につき合ってもらったんデース!だから、悪いのは私なんデス」シュン
久世橋先生「むむ・・・。と、とにかく、このノートは預かります。いいですね?」
穂乃花・カレン「はい・・・」
60: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:50:18.973 ID:bXj/34Bn0.net
帰り道。
カレン「オ~ノ~!ノートを没収されてしまったデース!」
カレン「結局、謎は解けないままデスかー!」
穂乃花「・・・」
カレン「・・・」
カレン「さっき、どうして穂乃花は私をかばってくれたデース?あのノートは忍が拾ったものなのに・・・」
穂乃花「ごめんねカレンちゃん・・・」
カレン「?」
カレン「オ~ノ~!ノートを没収されてしまったデース!」
カレン「結局、謎は解けないままデスかー!」
穂乃花「・・・」
カレン「・・・」
カレン「さっき、どうして穂乃花は私をかばってくれたデース?あのノートは忍が拾ったものなのに・・・」
穂乃花「ごめんねカレンちゃん・・・」
カレン「?」
61: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:50:50.552 ID:bXj/34Bn0.net
穂乃花「あのね。あのっ・・・。ホントなの。さっきのはホント・・・私のノートなの」
カレン「どういうことデース?」
穂乃花「あのノートはね。デスノートじゃなくて、デースノートって読むの。つづりはDEATHだけど、デース」
カレン「むむ?」
穂乃花「わ、私が・・・。その、カレンちゃんとしたいこと・・・、書こうと思って・・・、
昨日作ったの。そしたら、どこかで落としちゃって、それで」
カレン「どういうことデース?」
穂乃花「あのノートはね。デスノートじゃなくて、デースノートって読むの。つづりはDEATHだけど、デース」
カレン「むむ?」
穂乃花「わ、私が・・・。その、カレンちゃんとしたいこと・・・、書こうと思って・・・、
昨日作ったの。そしたら、どこかで落としちゃって、それで」
62: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:51:24.252 ID:bXj/34Bn0.net
カレン「ぷっ」
穂乃花「えっ?」
カレン「ぷぷっ。おかしいデース・・・!」
穂乃花「お、おかしいよね・・・嫌いになった・・・よね」
カレン「ノン!どうして嫌いになるデース!?デスノート、デースノート!ははっははははっ、発想がシノブとおんなじデース!!!」
カレン「ぜーっぜーっ。おな、おなかっ。お腹痛いデース!!!」ゲホッゲホッ
穂乃花「えっ?」
カレン「ぷぷっ。おかしいデース・・・!」
穂乃花「お、おかしいよね・・・嫌いになった・・・よね」
カレン「ノン!どうして嫌いになるデース!?デスノート、デースノート!ははっははははっ、発想がシノブとおんなじデース!!!」
カレン「ぜーっぜーっ。おな、おなかっ。お腹痛いデース!!!」ゲホッゲホッ
63: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:52:25.538 ID:bXj/34Bn0.net
穂乃花「だ、大丈夫!?」
カレン「はあ、はあ。だとしたら、穂乃花はかなりのムッツリさんデスね」
穂乃花「・・・う」
カレン「でも、穂乃花のそういうところ、私好きデスよ」
穂乃花「えっ・・・」
カレン「今日は、いっぱい楽しかったデース。これは穂乃花がノートにそう書いたおかげデース!」
カレン「・・・だから、これからもいっぱい書いたら、もっと楽しくなるデースよ」
カレン「はあ、はあ。だとしたら、穂乃花はかなりのムッツリさんデスね」
穂乃花「・・・う」
カレン「でも、穂乃花のそういうところ、私好きデスよ」
穂乃花「えっ・・・」
カレン「今日は、いっぱい楽しかったデース。これは穂乃花がノートにそう書いたおかげデース!」
カレン「・・・だから、これからもいっぱい書いたら、もっと楽しくなるデースよ」
64: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:53:35.077 ID:bXj/34Bn0.net
穂乃花「カレンちゃん・・・」
カレン「ワオ!どうして穂乃花が泣くデース?」
穂乃花「こ、これはその嬉しくて・・・?」
カレン「なら、泣いていいデース」ヨシヨシ
穂乃花「うわあああああああああん」
カレン「今日は送っていくデース」
カレン「ワオ!どうして穂乃花が泣くデース?」
穂乃花「こ、これはその嬉しくて・・・?」
カレン「なら、泣いていいデース」ヨシヨシ
穂乃花「うわあああああああああん」
カレン「今日は送っていくデース」
65: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:54:19.267 ID:bXj/34Bn0.net
翌日。学校にて。
ダダダダダダッ・・・ガラッ!
カレン「おっはようごじゃいまーす!!」ビシッ
綾「あ、カレン、大変よ!」
カレン「?あややー、何か事件デスかー?」ウキウキ
陽子「驚け!あの久世橋先生が、例のノートを使ってるってうわさだぜ~!!」
カレン「例のノートってデスノートのことデスか?」
陽子「そうそう、成績悪い子や、宿題忘れた子を夜な夜なチェックしてるとか・・・!」
ダダダダダダッ・・・ガラッ!
カレン「おっはようごじゃいまーす!!」ビシッ
綾「あ、カレン、大変よ!」
カレン「?あややー、何か事件デスかー?」ウキウキ
陽子「驚け!あの久世橋先生が、例のノートを使ってるってうわさだぜ~!!」
カレン「例のノートってデスノートのことデスか?」
陽子「そうそう、成績悪い子や、宿題忘れた子を夜な夜なチェックしてるとか・・・!」
66: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:54:41.088 ID:bXj/34Bn0.net
カレン「ぷ、ぷくくくく!そんなの全然気にしないデース!みんなお子ちゃまデース」
陽子「な、なにおー。昨日は興味津々だったくせに~」
カレン「私たちはあの後ノートの秘密を知ってしまったのデース!」ウインク、パチン!
穂乃花「あっ」コクコク
忍「あれれ~お2人なんか怪しいです~。何か分かったんですか~?」
カレン「私と穂乃花の秘密デース!」
陽子「な、なにおー。昨日は興味津々だったくせに~」
カレン「私たちはあの後ノートの秘密を知ってしまったのデース!」ウインク、パチン!
穂乃花「あっ」コクコク
忍「あれれ~お2人なんか怪しいです~。何か分かったんですか~?」
カレン「私と穂乃花の秘密デース!」
67: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:55:58.176 ID:bXj/34Bn0.net
綾「それはそうと、カレンはちゃんと宿題やってきた?でないとノートに名前書かれちゃうわよ?」フフッ
カレン「しゅ、宿題・・・?」
忍「英語の宿題ですよ~。(私はアリスちゃんに手伝ってもらいましたけど・・・)」
陽子「あ、さてはカレン。忘れたな~?いいのかな~書かれちゃうぞ~?」
カレン「い、今からやりマース!!!」
綾「これは書かれるわね。久世橋先生のデスノートに!」
カレン「OH~!デスノートはやっぱり怖いデース!」アギャー
穂乃花「ふふっ」
~完~
カレン「しゅ、宿題・・・?」
忍「英語の宿題ですよ~。(私はアリスちゃんに手伝ってもらいましたけど・・・)」
陽子「あ、さてはカレン。忘れたな~?いいのかな~書かれちゃうぞ~?」
カレン「い、今からやりマース!!!」
綾「これは書かれるわね。久世橋先生のデスノートに!」
カレン「OH~!デスノートはやっぱり怖いデース!」アギャー
穂乃花「ふふっ」
~完~
68: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:56:33.007 ID:gTep+T90=.net
乙
久しぶりに微笑ましかった
久しぶりに微笑ましかった
69: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/03(木) 01:57:35.827 ID:WivCyccA0.net
おもしろかったよ
引用元: 大宮忍「デース・・・ノート?」
【きんモザ】忍「スプリング・クリーニングと」アリス「思い出のエアメール」
2018-02-20
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 07:40:09.96 ID:yaG/INqO0
きんいろモザイク短編
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 07:41:12.36 ID:yaG/INqO0
アリス「て、て、つ、つる、つれ、てよ」
パタパタパタ
アリス「な、に、ぬ、ぬる、ぬれ、れ」
パタパタパタ
アリス「かっこせ、まる、き、し、しかっ……ガハッ! ゴホッ!」
アリス「ちょっとシノ! さっきから何で部屋中『はたき』をかけてるの!?」
忍「え? いえ、お日柄もいいので部屋の掃除でもしようと思いまして」
パタパタパタ
アリス「ゲホッ! コホッ!」
アリス「テスト前なんだからテスト勉強しようよ!」
忍「いいじゃないですか、勉強の息抜きに掃除はうってつけですよ」
アリス「息抜きも何も始めてすらないじゃん……」
忍「まあまあ、部屋がほこりっぽいと喉にも悪いですし」
パタパタパタ
アリス「コホッ! コホッ!」
忍「ほら、アリスもさっきからせきをしてるじゃありませんか……もっと身体をいたわってください」
アリス「シノがほこりをまき散らしてるからだよ!」
パタパタパタ
アリス「な、に、ぬ、ぬる、ぬれ、れ」
パタパタパタ
アリス「かっこせ、まる、き、し、しかっ……ガハッ! ゴホッ!」
アリス「ちょっとシノ! さっきから何で部屋中『はたき』をかけてるの!?」
忍「え? いえ、お日柄もいいので部屋の掃除でもしようと思いまして」
パタパタパタ
アリス「ゲホッ! コホッ!」
アリス「テスト前なんだからテスト勉強しようよ!」
忍「いいじゃないですか、勉強の息抜きに掃除はうってつけですよ」
アリス「息抜きも何も始めてすらないじゃん……」
忍「まあまあ、部屋がほこりっぽいと喉にも悪いですし」
パタパタパタ
アリス「コホッ! コホッ!」
忍「ほら、アリスもさっきからせきをしてるじゃありませんか……もっと身体をいたわってください」
アリス「シノがほこりをまき散らしてるからだよ!」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 07:41:58.17 ID:yaG/INqO0
アリス「かっこせら、まる、けり、ける、けれ、まる」
忍「ところでさっきからアリスは何の勉強をしてるんですか? 英語?」
アリス「……英語に聞こえるなら本気で留年の危機が迫ってるよ」
忍「またまたー」ヘラヘラ
アリス(危機感がない……)
アリス「掃除はテストが終わってからでいいんじゃ……」
忍「でも、テスト勉強をしようとするとどうしても部屋の散らかりが気になるんです」
忍「部屋の汚れは心の汚れ! まっさらに掃除してから始めてこそ、勉強も身に入ると思うのです」
アリス「わからなくもないけど、はたきなんて大掃除でもないのに使わなくていいから」
忍「いえね、イギリスでは春に大掃除をすると聞いたものですから」
アリス「『スプリング・クリーニング』だね……余計なところでは知識欲があるんだから」
忍「母国の文化を余計扱いしないでください!」
忍「ところでさっきからアリスは何の勉強をしてるんですか? 英語?」
アリス「……英語に聞こえるなら本気で留年の危機が迫ってるよ」
忍「またまたー」ヘラヘラ
アリス(危機感がない……)
アリス「掃除はテストが終わってからでいいんじゃ……」
忍「でも、テスト勉強をしようとするとどうしても部屋の散らかりが気になるんです」
忍「部屋の汚れは心の汚れ! まっさらに掃除してから始めてこそ、勉強も身に入ると思うのです」
アリス「わからなくもないけど、はたきなんて大掃除でもないのに使わなくていいから」
忍「いえね、イギリスでは春に大掃除をすると聞いたものですから」
アリス「『スプリング・クリーニング』だね……余計なところでは知識欲があるんだから」
忍「母国の文化を余計扱いしないでください!」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 07:42:39.51 ID:yaG/INqO0
アリス「っていうかまだ春じゃなくて2月だよ?」
忍「そ、それは……でも暦の上ではもう春ですし」
アリス「へりくつだよ!」
忍「これからはグローバル化の時代ですし、ライフスタイルも色んな文化を取り入れていいと思うんです」
忍「ですので、今日はイギリス式大掃除と行こうではありませんか!」
アリス「はぁ……まあ確かに、最近けっこう部屋が散らかってきてるよね」
アリス「わかったよ、でも部屋をきれいにしたらちゃんとテスト勉強を始めるんだよ?」
忍「はい!」
忍「そ、それは……でも暦の上ではもう春ですし」
アリス「へりくつだよ!」
忍「これからはグローバル化の時代ですし、ライフスタイルも色んな文化を取り入れていいと思うんです」
忍「ですので、今日はイギリス式大掃除と行こうではありませんか!」
アリス「はぁ……まあ確かに、最近けっこう部屋が散らかってきてるよね」
アリス「わかったよ、でも部屋をきれいにしたらちゃんとテスト勉強を始めるんだよ?」
忍「はい!」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 07:43:19.85 ID:yaG/INqO0
~10分後~
忍「ふふふっ、やっぱり○ルミーベイベーは原作マンガだと面白いですね」ペラペラ
アリス「全然掃除進んでないじゃん!」
忍「掃除もいいですけど、漫画のほうが心のリフレッシュになります……」ペラペラ
アリス「やっぱり現実逃避だったんじゃん!」
忍「あぁ……私の前にも金髪の殺し屋が現れませんかねぇ……」ウットリ
アリス「今からわたしが殺し屋になろうか?」ゴゴゴ
忍「ひっ! す、すみません……ちゃんとやりますから!」
忍「ふふふっ、やっぱり○ルミーベイベーは原作マンガだと面白いですね」ペラペラ
アリス「全然掃除進んでないじゃん!」
忍「掃除もいいですけど、漫画のほうが心のリフレッシュになります……」ペラペラ
アリス「やっぱり現実逃避だったんじゃん!」
忍「あぁ……私の前にも金髪の殺し屋が現れませんかねぇ……」ウットリ
アリス「今からわたしが殺し屋になろうか?」ゴゴゴ
忍「ひっ! す、すみません……ちゃんとやりますから!」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 07:44:40.93 ID:yaG/INqO0
忍「これは使いますね……」
忍「これも多分何かに使います……」
忍「これはとっておくと何かに使えそうですね……」
忍「うーん……何に使えるかは分かりませんが工夫次第で使えそうです……」
忍「これは……正直使えそうにないですがなんとなく愛着があるのでとっておきましょう……」
アリス「全然仕分けられてないよ!」
忍「あ、この服は小さくてもう入りませんね……フリマに出しましょう」
アリス「それわたしの服!」
-----------
アリス「なんでわたしの抜け毛をこんなに集めて後生大事に保管してるの! 捨てようよ!」
忍「嫌です!」
アリス「そんなの何に使うつもりなの!」
忍「夢なんです……いつか集めた金髪で糸を紡ぎ、そしてマフラーを編むのが」
アリス「さ、さすがに気味が悪いよ……」
-----------
アリス「拭き掃除終わったよー」
忍「お疲れ様です、お茶を淹れて来たので休憩しましょう……あっ」ツルッ
バシャー
アリス「にゃあああ拭いたばっかりの床がー!」
-----------
-----
忍「いやー、部屋がすっきりすると心までさわやかになるものですね」
アリス「つ、疲れたよ……」
忍「アリスが手伝ってくれたおかげで、思っていたより早く掃除が終わりましたよ」
アリス「それはよかった……」
アリス(……わたし一人だったらもっと早く終わった気がする)
忍「これも多分何かに使います……」
忍「これはとっておくと何かに使えそうですね……」
忍「うーん……何に使えるかは分かりませんが工夫次第で使えそうです……」
忍「これは……正直使えそうにないですがなんとなく愛着があるのでとっておきましょう……」
アリス「全然仕分けられてないよ!」
忍「あ、この服は小さくてもう入りませんね……フリマに出しましょう」
アリス「それわたしの服!」
-----------
アリス「なんでわたしの抜け毛をこんなに集めて後生大事に保管してるの! 捨てようよ!」
忍「嫌です!」
アリス「そんなの何に使うつもりなの!」
忍「夢なんです……いつか集めた金髪で糸を紡ぎ、そしてマフラーを編むのが」
アリス「さ、さすがに気味が悪いよ……」
-----------
アリス「拭き掃除終わったよー」
忍「お疲れ様です、お茶を淹れて来たので休憩しましょう……あっ」ツルッ
バシャー
アリス「にゃあああ拭いたばっかりの床がー!」
-----------
-----
忍「いやー、部屋がすっきりすると心までさわやかになるものですね」
アリス「つ、疲れたよ……」
忍「アリスが手伝ってくれたおかげで、思っていたより早く掃除が終わりましたよ」
アリス「それはよかった……」
アリス(……わたし一人だったらもっと早く終わった気がする)
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 07:45:27.39 ID:yaG/INqO0
忍「ところでアリス、押入れを掃除しているときに懐かしいものが出てきましたよ」
アリス「え?」
忍「ほら、『これ』ですよ」
アリス「これって……」
忍「中学生のころ、アリスが私にくれたエアメールです」
アリス「わあ、懐かしい!」
忍「ホームステイが終わった後すぐ、お互いにエアメールを送り合ったんですよね」
忍「思い返せば懐かしいです……」
アリス「え?」
忍「ほら、『これ』ですよ」
アリス「これって……」
忍「中学生のころ、アリスが私にくれたエアメールです」
アリス「わあ、懐かしい!」
忍「ホームステイが終わった後すぐ、お互いにエアメールを送り合ったんですよね」
忍「思い返せば懐かしいです……」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 07:47:06.63 ID:yaG/INqO0
******
~中学時代~
忍「いつかまた、日本にも来てくださいね、と……」カキカキ
綾「しの、何書いてるの?」
忍「イギリスでお世話になったホストファミリーにお手紙を書いてるんですよ」
綾「ああ、ホームステイの!」
忍「英語でお手紙を書くのは初めてなので大変です……」
陽子「見せて見せて~!」
-----------------------------------
Hello!
Hello hello hello hello!
Hello hello hello hello hello hello.
Hello hello, hello hello.
Hello hello hello hello hello?
Hello hello hello hello.
Hello hello hello hello hello!
-----------------------------------
陽子「何の暗号!?」
~中学時代~
忍「いつかまた、日本にも来てくださいね、と……」カキカキ
綾「しの、何書いてるの?」
忍「イギリスでお世話になったホストファミリーにお手紙を書いてるんですよ」
綾「ああ、ホームステイの!」
忍「英語でお手紙を書くのは初めてなので大変です……」
陽子「見せて見せて~!」
-----------------------------------
Hello!
Hello hello hello hello!
Hello hello hello hello hello hello.
Hello hello, hello hello.
Hello hello hello hello hello?
Hello hello hello hello.
Hello hello hello hello hello!
-----------------------------------
陽子「何の暗号!?」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 07:48:34.41 ID:yaG/INqO0
忍「どこか間違ってるところがあったら教えてください!」
陽子「間違いしかないよ!」
綾「……教えてあげるから一緒に書きましょう」
忍「ありがとうございます!」
忍「ではまず、『ホームステイの間はお世話になりました』と」
綾「うーん……」
綾「『お世話になりました』って英語でどう書くのかしら……」
陽子「一文目からつまずいてるじゃん」
綾「う、うるさい……!//」
陽子「間違いしかないよ!」
綾「……教えてあげるから一緒に書きましょう」
忍「ありがとうございます!」
忍「ではまず、『ホームステイの間はお世話になりました』と」
綾「うーん……」
綾「『お世話になりました』って英語でどう書くのかしら……」
陽子「一文目からつまずいてるじゃん」
綾「う、うるさい……!//」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 07:49:23.17 ID:yaG/INqO0
綾「そういう陽子はどうなのよ!」
陽子「私は英語苦手だし?」
綾「開き直らないでよ……」
忍「そうですね……ではこうしましょうか」
--------------------------------
アリスへ
秋風の立ち始める季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
ホームステイの間はお世話になりました。
日本に帰ってきてから数日、私は早くもイギリスシックになりそうです……
--------------------------------
綾「日本語!?」
忍「こちらの方が、私の気持ちをそのまま伝えられますよね」
綾「相手が読めないと伝わらないんじゃ……」
忍「大丈夫です! 誠意を込めて書けば気持ちは必ず伝わります!」
陽子「なんという精神論……」
*****
陽子「私は英語苦手だし?」
綾「開き直らないでよ……」
忍「そうですね……ではこうしましょうか」
--------------------------------
アリスへ
秋風の立ち始める季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
ホームステイの間はお世話になりました。
日本に帰ってきてから数日、私は早くもイギリスシックになりそうです……
--------------------------------
綾「日本語!?」
忍「こちらの方が、私の気持ちをそのまま伝えられますよね」
綾「相手が読めないと伝わらないんじゃ……」
忍「大丈夫です! 誠意を込めて書けば気持ちは必ず伝わります!」
陽子「なんという精神論……」
*****
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 07:50:20.50 ID:yaG/INqO0
忍「何てやりとりも、今ではいい思い出ですね……」
アリス「シノがそのとき送ってくれた手紙、わたし日本に持ってきてるよ!」
忍「本当ですか!」
アリス「うん! 久しぶりに読み返してみようよ!」
忍「ふふ、何だか恥ずかしいですね……」
ガサゴソ
アリス「……あれ?」
忍「どうしました、アリス?」
アリス「……手紙が無い」
忍「ふふ、掃除した後に置き場所が変わっちゃって物を探し回ること、よくありますよね」
アリス「そ、そんなはずは……!」
忍「最後に見たのはいつなんですか?」
アリス「さっきの大掃除のときに手紙類を整理しようと机の上に出して……そこでトイレに行きたくなったから部屋を出て……」
アリス「あっ! そのときから見てないよ!」
忍「机の上……」
忍「あっ」
アリス「心当たりがあるの!?」
忍「……実はですね」
アリス「シノがそのとき送ってくれた手紙、わたし日本に持ってきてるよ!」
忍「本当ですか!」
アリス「うん! 久しぶりに読み返してみようよ!」
忍「ふふ、何だか恥ずかしいですね……」
ガサゴソ
アリス「……あれ?」
忍「どうしました、アリス?」
アリス「……手紙が無い」
忍「ふふ、掃除した後に置き場所が変わっちゃって物を探し回ること、よくありますよね」
アリス「そ、そんなはずは……!」
忍「最後に見たのはいつなんですか?」
アリス「さっきの大掃除のときに手紙類を整理しようと机の上に出して……そこでトイレに行きたくなったから部屋を出て……」
アリス「あっ! そのときから見てないよ!」
忍「机の上……」
忍「あっ」
アリス「心当たりがあるの!?」
忍「……実はですね」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 07:51:26.78 ID:yaG/INqO0
***
大掃除中
忍「このゴミ袋、あと少しだけ入りそうですね」
忍「何か捨てるものは……」キョロキョロ
忍「ああ、アリスの机の上に紙くずが置いてあります! これも一緒に捨ててしまいましょう!」
***
忍「ということがありまして……」
アリス「にゃああ!?」
アリス「なんで気付かなかったの! 普通捨てる前に中身確認するでしょ!」
忍「だ、だってもうボロボロだったものですから……」
アリス「何回も何回も読みこんだんだよー! 私の心の支えだったのにー!」
忍「うう、どうしましょう……!」
忍「そうです! 代わりに私がもらった方のエアメールを差し上げますから!」
アリス「自分の書いた手紙をもらっても!」
大掃除中
忍「このゴミ袋、あと少しだけ入りそうですね」
忍「何か捨てるものは……」キョロキョロ
忍「ああ、アリスの机の上に紙くずが置いてあります! これも一緒に捨ててしまいましょう!」
***
忍「ということがありまして……」
アリス「にゃああ!?」
アリス「なんで気付かなかったの! 普通捨てる前に中身確認するでしょ!」
忍「だ、だってもうボロボロだったものですから……」
アリス「何回も何回も読みこんだんだよー! 私の心の支えだったのにー!」
忍「うう、どうしましょう……!」
忍「そうです! 代わりに私がもらった方のエアメールを差し上げますから!」
アリス「自分の書いた手紙をもらっても!」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 07:53:00.87 ID:yaG/INqO0
アリス「ひどいよシノ……」ズーン
忍「ア、アリス……落ち込まないでください」
忍「確かに手紙は無くなってしまいましたが、ここに手紙を書いた本人がいます!」
忍「手紙ではとても書ききれないほどたくさんのメッセージを、高校生活の間にアリスに届け続けますから……!」
アリス「シノ……」
アリス「そうだね……手紙は無くなっちゃったけど、今はシノ本人がそばにいるんだもんね」
アリス「それに、手紙の内容はもう一言一句頭の中に入ってるよ」
アリス「形は失われても、シノのくれたメッセージはいつまでもわたしの心にあるよ……」
忍「アリス……」
忍「私の方も、アリスにもらった手紙は記憶の中にもしっかりと保存してますよ!」
アリス「シノ……!」ジーン
アリス「そういえば、わたしはシノへの手紙にどんなこと書いてたっけ?」
忍「え? それは……」
忍「えーと……」
忍「……」
忍「……」
アリス「シノ?」
忍「も、もう少しで思い出せます! もう喉まで出かかってるので……」
忍「ア、アリス……落ち込まないでください」
忍「確かに手紙は無くなってしまいましたが、ここに手紙を書いた本人がいます!」
忍「手紙ではとても書ききれないほどたくさんのメッセージを、高校生活の間にアリスに届け続けますから……!」
アリス「シノ……」
アリス「そうだね……手紙は無くなっちゃったけど、今はシノ本人がそばにいるんだもんね」
アリス「それに、手紙の内容はもう一言一句頭の中に入ってるよ」
アリス「形は失われても、シノのくれたメッセージはいつまでもわたしの心にあるよ……」
忍「アリス……」
忍「私の方も、アリスにもらった手紙は記憶の中にもしっかりと保存してますよ!」
アリス「シノ……!」ジーン
アリス「そういえば、わたしはシノへの手紙にどんなこと書いてたっけ?」
忍「え? それは……」
忍「えーと……」
忍「……」
忍「……」
アリス「シノ?」
忍「も、もう少しで思い出せます! もう喉まで出かかってるので……」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 07:54:26.91 ID:yaG/INqO0
忍「えーと、うーん……最初のアルファベットはAだったような?」
アリス「多分"Dear Shinobu"で始まるからDだよね?」
忍「なるほど! さすがアリスですね!」
アリス「……本当に記憶の中に保存してるの?」
忍「も、もちろんですよ……」
忍「……っ! 思い出しました!」
***
中学時代
勇「しのぶー、アンタ宛てに手紙よ」
忍「これは……変わった体裁の便せんですね」
勇「エアメールじゃない? ほら、ホームステイから帰ってきてすぐ手紙書いてたじゃない」
忍「ああ! お返事が返ってきたんですね!」
忍「さっそく読みましょう! えーと、ディア シノブ?」
忍「ふふ、私は大宮忍ですよ……アリスったら」
数時間後
忍「うーん……辞書で単語を引きながら読んでますが、文の意味がまったく理解できません……」
忍「でも、アリスの気持ちはしっかり伝わってきます!」
忍「いつか……高校生くらいでしょうか? これをちゃんと理解できる英語力を身に着けるそのときまで、手紙は大事にしまっておきましょう……」ガサゴソ
***
忍「ということがあったのでした」
アリス「読めてないじゃん! 手紙!」
アリス「多分"Dear Shinobu"で始まるからDだよね?」
忍「なるほど! さすがアリスですね!」
アリス「……本当に記憶の中に保存してるの?」
忍「も、もちろんですよ……」
忍「……っ! 思い出しました!」
***
中学時代
勇「しのぶー、アンタ宛てに手紙よ」
忍「これは……変わった体裁の便せんですね」
勇「エアメールじゃない? ほら、ホームステイから帰ってきてすぐ手紙書いてたじゃない」
忍「ああ! お返事が返ってきたんですね!」
忍「さっそく読みましょう! えーと、ディア シノブ?」
忍「ふふ、私は大宮忍ですよ……アリスったら」
数時間後
忍「うーん……辞書で単語を引きながら読んでますが、文の意味がまったく理解できません……」
忍「でも、アリスの気持ちはしっかり伝わってきます!」
忍「いつか……高校生くらいでしょうか? これをちゃんと理解できる英語力を身に着けるそのときまで、手紙は大事にしまっておきましょう……」ガサゴソ
***
忍「ということがあったのでした」
アリス「読めてないじゃん! 手紙!」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 07:55:55.23 ID:yaG/INqO0
アリス「記憶の中に保存してるっていうのはウソだったの!?」
忍「ち、違いますよ……! 手紙から伝わってきたアリスの気持ちを心に記憶したという意味であって、その、えーと……」
アリス「視線泳ぎまくってるよ!?」
忍「で、でも! これは今こそ手紙を読むべきだという天の導きですよ!」
忍「あのときのアリスの気持ち、読ませてもらいますね」
アリス「う、うん……」
忍「『Dear Shinobu』」
忍「ふふ、あのころはまだ、アリスは私の名字を知らなかったんですよね」
アリス「え?」
忍「それに『ディア』なんて名字……日本にはいませんよ」フフフ
アリス「……」
アリス(まるで成長していない……!)
忍「ち、違いますよ……! 手紙から伝わってきたアリスの気持ちを心に記憶したという意味であって、その、えーと……」
アリス「視線泳ぎまくってるよ!?」
忍「で、でも! これは今こそ手紙を読むべきだという天の導きですよ!」
忍「あのときのアリスの気持ち、読ませてもらいますね」
アリス「う、うん……」
忍「『Dear Shinobu』」
忍「ふふ、あのころはまだ、アリスは私の名字を知らなかったんですよね」
アリス「え?」
忍「それに『ディア』なんて名字……日本にはいませんよ」フフフ
アリス「……」
アリス(まるで成長していない……!)
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 07:57:14.60 ID:yaG/INqO0
忍「えーと、本文は……と」
忍「えー……」
忍「……」
忍「」
アリス(シノが言葉を失ってる!)
忍「うぅ……何ということでしょう」
忍「私はまだ、この手紙を理解するには至らないようです」
忍「高校を卒業するころにはきっと……それまでもう一度大事にしまっておきましょう」ガサゴソ
アリス「こ、高校レベルなら絶対読める内容だよ! 諦めないでシノぉ!」
忍「えー……」
忍「……」
忍「」
アリス(シノが言葉を失ってる!)
忍「うぅ……何ということでしょう」
忍「私はまだ、この手紙を理解するには至らないようです」
忍「高校を卒業するころにはきっと……それまでもう一度大事にしまっておきましょう」ガサゴソ
アリス「こ、高校レベルなら絶対読める内容だよ! 諦めないでシノぉ!」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 07:59:07.64 ID:yaG/INqO0
忍「そういえばアリス、私が送ったエアメールも日本語で書かれたものだったんですよね?」
忍「アリスはどうやって内容を理解したんですか?」
アリス「頑張って勉強したんだよ! 日本語を理解できるまでね」
忍「うぅ、私も今まで英語を頑張って勉強してきたんですが……私とアリス、どこで差がついたんでしょうか……」
忍「やっぱり頑張りが足りなかったのでしょうかね……」ズーン
アリス(シノが落ち込んじゃった……)
アリス「自分を責めないで、シノ……生まれついての頭の良し悪しはシノの責任じゃないよ」
忍「それフォローなんですか……?」
アリス「で、でも、イギリスではみんな英語を話せるんだよ! 例え時間はかかっても、シノだってできるようになるはず!」
忍「そ、そうですよね……」
忍「それに、単語はともかく文法ならもう一通り勉強し終わってます!」
アリス(単語も簡単なものしか使ってないんだけどな……)
忍「ここであきらめるわけにはいきません! 辞書を使いながらもう少し粘れば今度こそ……!」
アリス「その意気だよ、頑張って!」
15分後
忍「……」
忍「……うぅ」ポロポロ
アリス「! な、涙が出るほど感動しちゃった……?」
忍「ぜ、ぜんぜん読めません……!」グスグス
アリス「」
忍「アリスはどうやって内容を理解したんですか?」
アリス「頑張って勉強したんだよ! 日本語を理解できるまでね」
忍「うぅ、私も今まで英語を頑張って勉強してきたんですが……私とアリス、どこで差がついたんでしょうか……」
忍「やっぱり頑張りが足りなかったのでしょうかね……」ズーン
アリス(シノが落ち込んじゃった……)
アリス「自分を責めないで、シノ……生まれついての頭の良し悪しはシノの責任じゃないよ」
忍「それフォローなんですか……?」
アリス「で、でも、イギリスではみんな英語を話せるんだよ! 例え時間はかかっても、シノだってできるようになるはず!」
忍「そ、そうですよね……」
忍「それに、単語はともかく文法ならもう一通り勉強し終わってます!」
アリス(単語も簡単なものしか使ってないんだけどな……)
忍「ここであきらめるわけにはいきません! 辞書を使いながらもう少し粘れば今度こそ……!」
アリス「その意気だよ、頑張って!」
15分後
忍「……」
忍「……うぅ」ポロポロ
アリス「! な、涙が出るほど感動しちゃった……?」
忍「ぜ、ぜんぜん読めません……!」グスグス
アリス「」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 08:01:28.92 ID:yaG/INqO0
忍「中学高校と5年間英語を勉強してきたのに、ネイティブとはいえ小学生の子が書いた文すら読めないなんて……」
アリス「当時中学生だよ!」
忍「……うすうす勘付いてはいましたが、やっぱり私って語学の才能に欠けているのでしょうか」
アリス「し、シノ……」
忍「やっぱり無謀なんでしょうか……通訳者になる、なんて夢を追いかけるのは」
アリス「……周りから無謀だって言われた夢をかなえた人なんてたくさんいるよ、ビートルズもそうだし」
アリス「確かにシノは今のところ英語の成績はよくないけど……それでも夢を追いかける限りは可能性があるよ」
忍「わかってます、わかってますよ……」
忍「今までそう自分に言い聞かせてきたんですから」
忍「でも、アリスはたった2年で日本語をマスターしてしまったのですよ?」
忍「かたや私はあのころからほとんど進歩がないんです」
忍「どうしても、自分のふがいなさを実感せざるを得ません……」
アリス「シノ……」
アリス(いつもあんなに楽しそうに自分の夢を語るシノが……こんなに弱気になるなんて)
アリス(わたしの手紙と、わたしの流暢すぎる日本語が原因で……)
アリス「うう……わたしという存在がなければシノが自分の夢に疑問を持つことはなかったのに……!」ウルウル
アリス「自分の存在が憎いよー!」ウワーン
忍「べ、別にアリスのせいでは! 自分の存在意義を否定しないでください!」
アリス「当時中学生だよ!」
忍「……うすうす勘付いてはいましたが、やっぱり私って語学の才能に欠けているのでしょうか」
アリス「し、シノ……」
忍「やっぱり無謀なんでしょうか……通訳者になる、なんて夢を追いかけるのは」
アリス「……周りから無謀だって言われた夢をかなえた人なんてたくさんいるよ、ビートルズもそうだし」
アリス「確かにシノは今のところ英語の成績はよくないけど……それでも夢を追いかける限りは可能性があるよ」
忍「わかってます、わかってますよ……」
忍「今までそう自分に言い聞かせてきたんですから」
忍「でも、アリスはたった2年で日本語をマスターしてしまったのですよ?」
忍「かたや私はあのころからほとんど進歩がないんです」
忍「どうしても、自分のふがいなさを実感せざるを得ません……」
アリス「シノ……」
アリス(いつもあんなに楽しそうに自分の夢を語るシノが……こんなに弱気になるなんて)
アリス(わたしの手紙と、わたしの流暢すぎる日本語が原因で……)
アリス「うう……わたしという存在がなければシノが自分の夢に疑問を持つことはなかったのに……!」ウルウル
アリス「自分の存在が憎いよー!」ウワーン
忍「べ、別にアリスのせいでは! 自分の存在意義を否定しないでください!」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 08:02:24.46 ID:yaG/INqO0
コンコン
勇「アリス、カレンちゃんから電話よ」
アリス「カレンから?」ヒックヒック
勇「なんで泣いてるの? ダメじゃない忍、アリスをいじめたら」
忍「い、いじめたわけでは!」
アリス「……ごめんね、ちょっと行ってくるよ」
忍「……はい」
カレン『Hello! アリス!』
アリス「どうしたの?」
カレン『せっかくのお休みデスし、私の家で一緒にテスト勉強会しマセンか?』
カレン『アヤヤとヨーコも誘う予定デース!』
アリス「うーん……ちょっとシノに聞いてみるよ」
アリス「シノ、カレンから勉強会しようって誘われたんだけど……」
忍「そうですか……せっかくですけど、今はカレンたちと会う気分にはなれません……」
アリス「そっか、じゃあ断っておくよ」
忍「……アリスは行ってきたらどうですか?」
アリス「え」
忍「せっかくのお誘いですし、それに……」
忍「正直なところ、今は一人になりたい気分なんです」
アリス「シノ……」
アリス「ごめんねシノ、元はといえばわたしのせいで」
忍「そんなこと!」
アリス「『もう帰ってこなくていい』ってシノが少しでも思ってるなら、わたしはその通りにするから……」ウルウル
忍「何怖いこと言ってるんですか!? ちゃんと帰ってきてください!」
勇「アリス、カレンちゃんから電話よ」
アリス「カレンから?」ヒックヒック
勇「なんで泣いてるの? ダメじゃない忍、アリスをいじめたら」
忍「い、いじめたわけでは!」
アリス「……ごめんね、ちょっと行ってくるよ」
忍「……はい」
カレン『Hello! アリス!』
アリス「どうしたの?」
カレン『せっかくのお休みデスし、私の家で一緒にテスト勉強会しマセンか?』
カレン『アヤヤとヨーコも誘う予定デース!』
アリス「うーん……ちょっとシノに聞いてみるよ」
アリス「シノ、カレンから勉強会しようって誘われたんだけど……」
忍「そうですか……せっかくですけど、今はカレンたちと会う気分にはなれません……」
アリス「そっか、じゃあ断っておくよ」
忍「……アリスは行ってきたらどうですか?」
アリス「え」
忍「せっかくのお誘いですし、それに……」
忍「正直なところ、今は一人になりたい気分なんです」
アリス「シノ……」
アリス「ごめんねシノ、元はといえばわたしのせいで」
忍「そんなこと!」
アリス「『もう帰ってこなくていい』ってシノが少しでも思ってるなら、わたしはその通りにするから……」ウルウル
忍「何怖いこと言ってるんですか!? ちゃんと帰ってきてください!」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 08:04:13.38 ID:yaG/INqO0
カレンの家
アリス「……というわけで、今日はシノは来られないの」
カレン「そうデシタか……残念デス」
綾「しののこと、ちょっと心配ね」
陽子「アリスのメンタルも心配だけどね」
アリス「大丈夫! ここに来たからには気持ち切り替えるから!」パシッ
アリス「シノがどんな決断をしようと、わたしはそれを応援するよ」
陽子「そかそか」
アリス「わたしのせいでシノが夢をあきらめることになっちゃったとしても……一生その罪を背負って生きていく覚悟はできてるから」
陽子「お、大げさだろ……」
綾「というかカレン、部屋汚くない?」
ゴチャゴチャ
カレン「ム、汚いじゃなくて『にぎやか』と表現してほしいデース」
綾「表現を変えても現実は変わらないわよ……最近掃除してないでしょ」
カレン「大掃除はちゃんとしたデスよ」
アリス「その割には汚い部屋だよね……」
カレン「それだけ密度の濃い生活を送ってるってことデスよ!」
陽子「そのポジティブさをアリスにも少しわけてやってくれ」
アリス「……というわけで、今日はシノは来られないの」
カレン「そうデシタか……残念デス」
綾「しののこと、ちょっと心配ね」
陽子「アリスのメンタルも心配だけどね」
アリス「大丈夫! ここに来たからには気持ち切り替えるから!」パシッ
アリス「シノがどんな決断をしようと、わたしはそれを応援するよ」
陽子「そかそか」
アリス「わたしのせいでシノが夢をあきらめることになっちゃったとしても……一生その罪を背負って生きていく覚悟はできてるから」
陽子「お、大げさだろ……」
綾「というかカレン、部屋汚くない?」
ゴチャゴチャ
カレン「ム、汚いじゃなくて『にぎやか』と表現してほしいデース」
綾「表現を変えても現実は変わらないわよ……最近掃除してないでしょ」
カレン「大掃除はちゃんとしたデスよ」
アリス「その割には汚い部屋だよね……」
カレン「それだけ密度の濃い生活を送ってるってことデスよ!」
陽子「そのポジティブさをアリスにも少しわけてやってくれ」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 08:04:58.07 ID:yaG/INqO0
カレン「まあ慣れれば意外と快適なんデスよ。どこに何があるかは大体把握してマスし」
綾「うぅ……こっちは不快指数90%よ」
陽子「今度掃除しとけよ……じゃ、さっそく始めるか」
カレン「その前に、景気づけに対戦ゲームでもしましょうデース!」
綾「勉強会は!?」
カレン「1戦だけデスよ! で、勝った人がどの教科から勉強するか選べるんデス! それを一時間ごとに繰り返すデース!」
アリス「無理やり理由付けてゲームしたいだけじゃん……」
陽子「ま、1時間に1戦くらいならいい気分転換だろ」
カレン「イエス! さっそく始めマショウ!」
カレン「……と、あれ? ゲームのソフトが見当たらないデスね……」ゴソゴソ
カレン「ちょっと探してもらえまセンか?」
陽子「場所把握してないじゃん……」
カレン「この辺の山に埋まってるってのは分かってるんデス……タブン」
陽子「多分っておい」
綾「うぅ……こっちは不快指数90%よ」
陽子「今度掃除しとけよ……じゃ、さっそく始めるか」
カレン「その前に、景気づけに対戦ゲームでもしましょうデース!」
綾「勉強会は!?」
カレン「1戦だけデスよ! で、勝った人がどの教科から勉強するか選べるんデス! それを一時間ごとに繰り返すデース!」
アリス「無理やり理由付けてゲームしたいだけじゃん……」
陽子「ま、1時間に1戦くらいならいい気分転換だろ」
カレン「イエス! さっそく始めマショウ!」
カレン「……と、あれ? ゲームのソフトが見当たらないデスね……」ゴソゴソ
カレン「ちょっと探してもらえまセンか?」
陽子「場所把握してないじゃん……」
カレン「この辺の山に埋まってるってのは分かってるんデス……タブン」
陽子「多分っておい」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 08:06:56.22 ID:yaG/INqO0
~5分後~
カレン「い、意外と見当たらないデスね……」ゴソゴソ
陽子「探してるときに限って見当たらないんだよね、こういうのって」ガサガサ
カレン「確かにこの辺の山の中だと思うんデスが」ゴソゴソ
綾「この辺って……辺り一帯物の山じゃないの……」ガサガサ
アリス「もう、人使いが荒いんだから……」ゴソゴソ
カサ……
綾「……」
綾「ねぇ、今不吉な音が聞こえなかった?」
アリス「不吉な音?」
綾「いえ、その……」
カサカサカサ……
綾「……!」

綾「はぎゃああああああ!!!!」
アリス「にゃあああああ!」
カレン「い、意外と見当たらないデスね……」ゴソゴソ
陽子「探してるときに限って見当たらないんだよね、こういうのって」ガサガサ
カレン「確かにこの辺の山の中だと思うんデスが」ゴソゴソ
綾「この辺って……辺り一帯物の山じゃないの……」ガサガサ
アリス「もう、人使いが荒いんだから……」ゴソゴソ
カサ……
綾「……」
綾「ねぇ、今不吉な音が聞こえなかった?」
アリス「不吉な音?」
綾「いえ、その……」
カサカサカサ……
綾「……!」

綾「はぎゃああああああ!!!!」
アリス「にゃあああああ!」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 08:08:12.46 ID:yaG/INqO0
綾「いやああ! こないでえええ!」ブンブン
陽子「いてえっ! 見境なく拳を振り回すな綾!」
カレン「Wow! これがウワサの『ゴキブリ』ってヤツデスね!」ウキウキ
陽子「何で嬉しそうなの!?」
カレン「イギリスは緯度の関係で、一般家庭ではゴキブリにお目にかかれないのデスよ!」
カレン「日本のマンガやアニメには幅広く出演しているゴキブリ……初めて本物に会っちゃったデース!」キャッ♪
陽子「よ、よかったね……?」
アリス「ゴキブリ!? ゴキブリナンデ!?」ガタガタ
陽子「アリスはめっちゃ取り乱してるんだけど! カタコトなってるし!」
カレン「イギリス人的感覚ではゴキブリはドラゴンや吸血鬼のような創作の中のモンスターなので、それが現実として目の前に現れその圧倒的なスピードに蹂躙されるという有り得ない状況に一般人はショックを受けてしまうんデス!」
カレン「いわゆる『ゴキブリアリティ・ショック』ってやつデスね!」
陽子「カレンは平気なのな」
カレン「ハーフデスからね」
綾「いや! いやあああああ! 助けて陽子!」ギュー
アリス「ああああ! ひぃいいい! 何とかしてヨーコ!」ギュー
陽子「や、やめろっ……首が……! カレン、殺虫スプレーとかない……!?」
カレン「ヘアスプレーがあるデス!」
陽子「ダメだ、私の経験上それは効かない!」
カレン「じゃあ頼れるものはオノレのコブシしかないデス!」
陽子「やだよさすがに!」
陽子「いてえっ! 見境なく拳を振り回すな綾!」
カレン「Wow! これがウワサの『ゴキブリ』ってヤツデスね!」ウキウキ
陽子「何で嬉しそうなの!?」
カレン「イギリスは緯度の関係で、一般家庭ではゴキブリにお目にかかれないのデスよ!」
カレン「日本のマンガやアニメには幅広く出演しているゴキブリ……初めて本物に会っちゃったデース!」キャッ♪
陽子「よ、よかったね……?」
アリス「ゴキブリ!? ゴキブリナンデ!?」ガタガタ
陽子「アリスはめっちゃ取り乱してるんだけど! カタコトなってるし!」
カレン「イギリス人的感覚ではゴキブリはドラゴンや吸血鬼のような創作の中のモンスターなので、それが現実として目の前に現れその圧倒的なスピードに蹂躙されるという有り得ない状況に一般人はショックを受けてしまうんデス!」
カレン「いわゆる『ゴキブリアリティ・ショック』ってやつデスね!」
陽子「カレンは平気なのな」
カレン「ハーフデスからね」
綾「いや! いやあああああ! 助けて陽子!」ギュー
アリス「ああああ! ひぃいいい! 何とかしてヨーコ!」ギュー
陽子「や、やめろっ……首が……! カレン、殺虫スプレーとかない……!?」
カレン「ヘアスプレーがあるデス!」
陽子「ダメだ、私の経験上それは効かない!」
カレン「じゃあ頼れるものはオノレのコブシしかないデス!」
陽子「やだよさすがに!」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 08:10:14.05 ID:yaG/INqO0
カサカサカサ……
アリス「に、逃げちゃうよー!」
陽子「何か新聞とか雑誌的なものないの!?」
カレン「えーとえーと……!」ガサガサ
カレン「! あったデース!」
陽子「貸してくれ!」
カレン「いえ、あったのはゲームソフトの方デス!」
陽子「くそー! 探してないときに見つかるんだよな本当!」
陽子「仕方ない……この机の上の雑誌借りるぞ!」
カレン「そ、それ『まんがタイムきららMAX』デス! ダメデスよ!」
陽子「どうせ『ごちうさ』と『ステラのまほう』しか読まないしどっちも後で単行本買うから要らないだろ!」
カレン「ノー! 『こみっくがーるず』も面白いデスよ!」
陽子「単行本買えーーー!」
スパーンッ
アリス「に、逃げちゃうよー!」
陽子「何か新聞とか雑誌的なものないの!?」
カレン「えーとえーと……!」ガサガサ
カレン「! あったデース!」
陽子「貸してくれ!」
カレン「いえ、あったのはゲームソフトの方デス!」
陽子「くそー! 探してないときに見つかるんだよな本当!」
陽子「仕方ない……この机の上の雑誌借りるぞ!」
カレン「そ、それ『まんがタイムきららMAX』デス! ダメデスよ!」
陽子「どうせ『ごちうさ』と『ステラのまほう』しか読まないしどっちも後で単行本買うから要らないだろ!」
カレン「ノー! 『こみっくがーるず』も面白いデスよ!」
陽子「単行本買えーーー!」
スパーンッ
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 08:11:23.47 ID:yaG/INqO0
陽子「……」
カレン「……ヤッタか!?」
綾「さすがのゴキも、あの一撃を受けて生きていられるわけがないわ……!」
陽子「……」
陽子「……ごめん、手ごたえなかったっぽい」
カサカサカサ……

綾「はぎゃああああああああああああああ!!!!」
アリス「にゃあああああああああ!!!」
カレン「……ヤッタか!?」
綾「さすがのゴキも、あの一撃を受けて生きていられるわけがないわ……!」
陽子「……」
陽子「……ごめん、手ごたえなかったっぽい」
カサカサカサ……

綾「はぎゃああああああああああああああ!!!!」
アリス「にゃあああああああああ!!!」
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 08:13:46.97 ID:yaG/INqO0
カレン「ヤレヤレ……みんなダラシないデスねー」
綾「カレンがだらしないからゴキが出たんでしょ!」
カレン「ヤレヤレ……ここで真打ち登場と行きまショウカ……」シャキーン
陽子「おお、新聞紙を丸めて棒状にしたヤツ……ゴキ退治の定番だな」
カレン「あーかったるいデスねー……ヤレヤレ……」
陽子「何で急にラノベの主人公っぽくなってんの? ヤレヤレ系?」
カレン「カレカレ系デス」
陽子「上手くねーぞ」
シーン
カレン「……アレ?」
アリス「どっか逃げちゃったみたい……」
綾「もたもたしてるから!」
カレン「フ……この九条カレンに恐れをなして逃げマシタね」
カレン「まあゲームも見つかったことデスし、気を取り直してゲームやりマショー!」
綾「取り直せるわけないでしょうが!」
綾「カレンがだらしないからゴキが出たんでしょ!」
カレン「ヤレヤレ……ここで真打ち登場と行きまショウカ……」シャキーン
陽子「おお、新聞紙を丸めて棒状にしたヤツ……ゴキ退治の定番だな」
カレン「あーかったるいデスねー……ヤレヤレ……」
陽子「何で急にラノベの主人公っぽくなってんの? ヤレヤレ系?」
カレン「カレカレ系デス」
陽子「上手くねーぞ」
シーン
カレン「……アレ?」
アリス「どっか逃げちゃったみたい……」
綾「もたもたしてるから!」
カレン「フ……この九条カレンに恐れをなして逃げマシタね」
カレン「まあゲームも見つかったことデスし、気を取り直してゲームやりマショー!」
綾「取り直せるわけないでしょうが!」
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 08:17:09.44 ID:yaG/INqO0
カレン「え、なんでデスか?」
アリス「当たり前だよ! いつまたゴキが出てくるかもしれないのにおちおちゲームなんてやってられないよ!」
カレン「ドキドキハラハラがアップしていいじゃないデスか!」
綾「そんなドキドキいらないわよ!」
アリス「も、もう……! ゴキブリがいるかもしれない部屋にこれ以上いられないよー!」
アリス「わたしは一人で帰らせてもらうからね!」ズンズン
カレン「ま、待つデスアリス!」
カサカサカサ……
アリス「……え?」

アリス「きょおおおおおおお!!」
アリス「当たり前だよ! いつまたゴキが出てくるかもしれないのにおちおちゲームなんてやってられないよ!」
カレン「ドキドキハラハラがアップしていいじゃないデスか!」
綾「そんなドキドキいらないわよ!」
アリス「も、もう……! ゴキブリがいるかもしれない部屋にこれ以上いられないよー!」
アリス「わたしは一人で帰らせてもらうからね!」ズンズン
カレン「ま、待つデスアリス!」
カサカサカサ……
アリス「……え?」

アリス「きょおおおおおおお!!」
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 08:17:54.19 ID:yaG/INqO0
陽子「カレン、棒貸して!」
陽子「おらっ!」
スパーンッ
陽子「……まったく、手こずらせやがって」
アリス「意外とあっさり死ぬんだね……」
陽子「そんなもんだ」
カレン「イゥ! 変な汁が出てるデース……」
~死骸処理後~
カレン「さて、これで心置きなくゲームができるデスね!」
綾「できるわけないじゃないの……」
アリス「うんうん」
カレン「えぇー、どうしてデスか?」
カレン「マンガやアニメじゃないんデスから、一匹倒したらもう第二第三のゴキは出てこないデスよー」HAHAHA
綾「出るわよ! これだけ汚い部屋だもの!」
綾「今日は徹底的に部屋をきれいにしてもらうから! 大掃除よ!」
カレン「えー、勉強しなくていいんデスか?」
綾「4人でさっさと掃除してから勉強するの! ゲームする時間を削れば十分時間はあるわ!」
カレン「ぶーぶー」
陽子「手伝ってもらえるだけマシだろー? ほら、さっさと掃除するぞ」
アリス「今日二度目の大掃除……」
陽子「おらっ!」
スパーンッ
陽子「……まったく、手こずらせやがって」
アリス「意外とあっさり死ぬんだね……」
陽子「そんなもんだ」
カレン「イゥ! 変な汁が出てるデース……」
~死骸処理後~
カレン「さて、これで心置きなくゲームができるデスね!」
綾「できるわけないじゃないの……」
アリス「うんうん」
カレン「えぇー、どうしてデスか?」
カレン「マンガやアニメじゃないんデスから、一匹倒したらもう第二第三のゴキは出てこないデスよー」HAHAHA
綾「出るわよ! これだけ汚い部屋だもの!」
綾「今日は徹底的に部屋をきれいにしてもらうから! 大掃除よ!」
カレン「えー、勉強しなくていいんデスか?」
綾「4人でさっさと掃除してから勉強するの! ゲームする時間を削れば十分時間はあるわ!」
カレン「ぶーぶー」
陽子「手伝ってもらえるだけマシだろー? ほら、さっさと掃除するぞ」
アリス「今日二度目の大掃除……」
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 08:19:50.53 ID:yaG/INqO0
陽子「カレン、この本どこに置いとく?」
カレン「あー、もうそれは捨てちゃって大丈夫デス」
綾「このキーホルダーは?」
カレン「それも捨てちゃいマショウ」
アリス「ちょ、ちょっと! それ前にわたしがプレゼントしたやつだよ!」
カレン「Oh……そう言われればそうだったヨウナ」
アリス「はっ! 『贈り物』……『捨てる』……」
アリス「うっ……頭が……!」ズキズキ
カレン「アリス!?」
陽子「しのとの出来事がトラウマ化してる!」
カレン「あー、もうそれは捨てちゃって大丈夫デス」
綾「このキーホルダーは?」
カレン「それも捨てちゃいマショウ」
アリス「ちょ、ちょっと! それ前にわたしがプレゼントしたやつだよ!」
カレン「Oh……そう言われればそうだったヨウナ」
アリス「はっ! 『贈り物』……『捨てる』……」
アリス「うっ……頭が……!」ズキズキ
カレン「アリス!?」
陽子「しのとの出来事がトラウマ化してる!」
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 08:21:02.69 ID:yaG/INqO0
アリス「はぁ……シノ大丈夫かなぁ」
陽子「大丈夫だって、しのはそう簡単に夢をあきらめたりしないよ」
陽子「今頃は部屋でケロッとしてるって」
アリス「だといいんだけど……」
カレン「いや、でも……正直語学の才能はお察しレベルデスし、ここで別の夢に乗り換えるのも一つの選択かもデスね」
綾「……確かに、服飾の才能は人並み以上にあるものね」
陽子「『やりたいこと』と『向いてること』かぁ、難しいなぁ」
アリス「はぁ……」
アリス「やっぱり、わたしのせいだよね……」
綾「そんなに自分を責めることないんじゃない?」
アリス「わたし、日本に来るべきじゃなかったのかも……」
アリス「ついに留学にまで疑問を持ち始めたデス」
陽子「大丈夫だって、しのはそう簡単に夢をあきらめたりしないよ」
陽子「今頃は部屋でケロッとしてるって」
アリス「だといいんだけど……」
カレン「いや、でも……正直語学の才能はお察しレベルデスし、ここで別の夢に乗り換えるのも一つの選択かもデスね」
綾「……確かに、服飾の才能は人並み以上にあるものね」
陽子「『やりたいこと』と『向いてること』かぁ、難しいなぁ」
アリス「はぁ……」
アリス「やっぱり、わたしのせいだよね……」
綾「そんなに自分を責めることないんじゃない?」
アリス「わたし、日本に来るべきじゃなかったのかも……」
アリス「ついに留学にまで疑問を持ち始めたデス」
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 08:24:36.74 ID:yaG/INqO0
アリス「さっきシノの言ってたこと、わたし考えてたんだ」
忍『私とアリス、どこで差がついたのでしょうか……』
アリス「シノがイギリスから日本に帰っちゃったあと、わたし思ったの……『絶対シノにもう一度会いたい』って」
アリス「でも、シノって英語がhelloしか話せないのにイギリスに来ちゃうほどアクティブだったでしょ?」
陽子「アクティブというか考え無しというか」
アリス「きっと日本にも、もしかしたら他の国にもいっぱい友達がいて、わたしはその中のほんの一人なんだと思ってた」
アリス「だから……自分から日本に行かないとシノの『特別』にはなれないんだって思って」
アリス「大学まで待ってると忘れ去られちゃうかもしれないから、絶対高校で留学するぞって……必死で日本語を勉強したの」
アリス「わたしがたった2年で日本語を話せるようになったのは、きっとそれだけシノに対する想いがあったからだよ」
カレン「アリス……」
忍『私とアリス、どこで差がついたのでしょうか……』
アリス「シノがイギリスから日本に帰っちゃったあと、わたし思ったの……『絶対シノにもう一度会いたい』って」
アリス「でも、シノって英語がhelloしか話せないのにイギリスに来ちゃうほどアクティブだったでしょ?」
陽子「アクティブというか考え無しというか」
アリス「きっと日本にも、もしかしたら他の国にもいっぱい友達がいて、わたしはその中のほんの一人なんだと思ってた」
アリス「だから……自分から日本に行かないとシノの『特別』にはなれないんだって思って」
アリス「大学まで待ってると忘れ去られちゃうかもしれないから、絶対高校で留学するぞって……必死で日本語を勉強したの」
アリス「わたしがたった2年で日本語を話せるようになったのは、きっとそれだけシノに対する想いがあったからだよ」
カレン「アリス……」
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 08:26:01.52 ID:yaG/INqO0
アリス「でも、今となってはそれがシノにとって仇になったのかも」
陽子「なんで?」
アリス「だって、わたしが一緒に住んでいれば日本にいながら金髪少女と毎日会えるし、コミュニケーションも日本語で全部通じるし……」
アリス「わざわざ英語を勉強しなくても満たされちゃうんだよ!」
綾「た、確かに……」
カレン「つまり、アリスが日本語ペラペラな状態で日本に来たことで、シノのハングリー精神が養われないってことデスね!」
陽子「いやいや、考えすぎじゃない?」
綾「でもロジックとしては筋が通ってるわ……」
アリス「でしょ?」
陽子「おいおい」
陽子「なんで?」
アリス「だって、わたしが一緒に住んでいれば日本にいながら金髪少女と毎日会えるし、コミュニケーションも日本語で全部通じるし……」
アリス「わざわざ英語を勉強しなくても満たされちゃうんだよ!」
綾「た、確かに……」
カレン「つまり、アリスが日本語ペラペラな状態で日本に来たことで、シノのハングリー精神が養われないってことデスね!」
陽子「いやいや、考えすぎじゃない?」
綾「でもロジックとしては筋が通ってるわ……」
アリス「でしょ?」
陽子「おいおい」
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 08:26:43.34 ID:yaG/INqO0
アリス「だから、シノの夢を応援するならわたしが取るべき手段はひとつ……」
アリス「今からイギリスに帰ることだよ……!」
陽子「いやいやいやいや」
アリス「だって、わたしが日本にいたらシノは心から本気で英語を勉強できないよ!」
陽子「だからって帰国までしなくても……」
綾「そうよ、大体アリス自身はしののいない生活に耐えられるの?」
アリス「そ、それは……」
アリス「た、耐えられないよぉー!」ウワーン
カレン「デスよね」
アリス「で、でも……耐えなきゃ」
アリス「シノの夢のためなら……シノの幸せのためなら、わたしは毎晩涙で枕を濡らすこともいとわないよ……!」
綾「アリス……」ウルウル
陽子「泣く要素ある?」
アリス「今からイギリスに帰ることだよ……!」
陽子「いやいやいやいや」
アリス「だって、わたしが日本にいたらシノは心から本気で英語を勉強できないよ!」
陽子「だからって帰国までしなくても……」
綾「そうよ、大体アリス自身はしののいない生活に耐えられるの?」
アリス「そ、それは……」
アリス「た、耐えられないよぉー!」ウワーン
カレン「デスよね」
アリス「で、でも……耐えなきゃ」
アリス「シノの夢のためなら……シノの幸せのためなら、わたしは毎晩涙で枕を濡らすこともいとわないよ……!」
綾「アリス……」ウルウル
陽子「泣く要素ある?」
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 08:28:52.58 ID:yaG/INqO0
陽子「まったく……」
陽子「そうじゃないだろ? イギリスに帰る必要なんかないんだって」
アリス「でも……! 夢を諦めるべきかもって言ってたときのシノ……あんなに元気のないシノは初めてみたよ」
陽子「私が今まで見た中で一番元気のないしのの顔は、アリスがイギリスに帰省したときの顔だったけどな」
アリス「……え」
陽子「アリス、夢を追う中で壁にぶつかるっていうのはとっても辛いことだよ……」
陽子「でもな、しのにとってはアリスが離れてしまうことも同じくらい……いや、きっとそれ以上に辛いことなんだよ」
アリス「……」
陽子「そうじゃないだろ? イギリスに帰る必要なんかないんだって」
アリス「でも……! 夢を諦めるべきかもって言ってたときのシノ……あんなに元気のないシノは初めてみたよ」
陽子「私が今まで見た中で一番元気のないしのの顔は、アリスがイギリスに帰省したときの顔だったけどな」
アリス「……え」
陽子「アリス、夢を追う中で壁にぶつかるっていうのはとっても辛いことだよ……」
陽子「でもな、しのにとってはアリスが離れてしまうことも同じくらい……いや、きっとそれ以上に辛いことなんだよ」
アリス「……」
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 08:30:18.09 ID:yaG/INqO0
陽子「アリスが日本に来る前な、しのって何というか……いつもぼーっとしてる子だったんだよ」
カレン「え、今もそうデスよね」
綾「しーっ!」
陽子「でもアリスが日本に来てから、あいつは毎日本当に楽しそうだし、生き生きしてるよ」
アリス「……」
陽子「だからさ、アリスが日本に来て間違いだった……なんてことは絶対ないよ」
陽子「昔っからしのをそばで見てきた私が言うんだ、間違いない」
アリス「ヨーコ……」
アリス「そうかな……そうかも」
アリス「わかったよ、わたしのやるべきことはイギリスに帰ることじゃないって」
陽子「おう」
アリス「みんなゴメン……わたし行かなきゃ!」
カレン「シノによろしくデス!」
綾「元気が出たら、また改めてテスト勉強会しましょう」
アリス「うん!」
バタン
カレン「行っちゃったデス」
陽子「まったく……お騒がせな二人だよ」
綾「でも、あんなに強く想われてるっていうのも……なんだかステキよね」ポワーン
陽子「ステキなのかなぁ……」
カレン「え、今もそうデスよね」
綾「しーっ!」
陽子「でもアリスが日本に来てから、あいつは毎日本当に楽しそうだし、生き生きしてるよ」
アリス「……」
陽子「だからさ、アリスが日本に来て間違いだった……なんてことは絶対ないよ」
陽子「昔っからしのをそばで見てきた私が言うんだ、間違いない」
アリス「ヨーコ……」
アリス「そうかな……そうかも」
アリス「わかったよ、わたしのやるべきことはイギリスに帰ることじゃないって」
陽子「おう」
アリス「みんなゴメン……わたし行かなきゃ!」
カレン「シノによろしくデス!」
綾「元気が出たら、また改めてテスト勉強会しましょう」
アリス「うん!」
バタン
カレン「行っちゃったデス」
陽子「まったく……お騒がせな二人だよ」
綾「でも、あんなに強く想われてるっていうのも……なんだかステキよね」ポワーン
陽子「ステキなのかなぁ……」
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 08:31:06.46 ID:yaG/INqO0
カレン「あ、窓からアリスの姿が見えるデス」
陽子「おーどれどれ」
アリス「……」フラフラ
陽子「……なんか、足取りがおぼつかない気がするんだけど」
カレン「ほっとして気が抜けてるんじゃないデスかね?」
陽子「それならいいけど……」
アリス「……」フラフラ
綾「……向かってる先の横断歩道、赤信号だけどちゃんと見えてるかしら」
陽子「さすがに大丈夫だろ……大丈夫だよな?」
陽子「おーどれどれ」
アリス「……」フラフラ
陽子「……なんか、足取りがおぼつかない気がするんだけど」
カレン「ほっとして気が抜けてるんじゃないデスかね?」
陽子「それならいいけど……」
アリス「……」フラフラ
綾「……向かってる先の横断歩道、赤信号だけどちゃんと見えてるかしら」
陽子「さすがに大丈夫だろ……大丈夫だよな?」
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 08:31:55.10 ID:yaG/INqO0
アリス「……」フラフラ
アリス「シノ……やっとわかったよ」
アリス「わたしのやるべきことはイギリスに帰ることじゃない」
アリス「今から記憶喪失になって日本語を全部忘れればいいんだ……」
アリス「そうなればシノはわたしとコミュニケーションを取るために必死で英語を勉強するようになるはず……」
陽子「赤信号を渡り始めたぞアイツ!」
綾「アリスううう!! 赤信号! 赤信号だからー!」
アリス「今日3度目の大掃除……頭の中のいらない記憶をきれいに掃除しなきゃ」フラフラ
アリス「高校生活の記憶が飛んじゃったら悲しいけど……でも、シノの頭の中に残っていればそれでいいよ」
アリス「グッバイ、記憶の中の高校生活……」
ブッブー
陽子綾カレン「アリスーーーーーー!!」
アリス「シノ……やっとわかったよ」
アリス「わたしのやるべきことはイギリスに帰ることじゃない」
アリス「今から記憶喪失になって日本語を全部忘れればいいんだ……」
アリス「そうなればシノはわたしとコミュニケーションを取るために必死で英語を勉強するようになるはず……」
陽子「赤信号を渡り始めたぞアイツ!」
綾「アリスううう!! 赤信号! 赤信号だからー!」
アリス「今日3度目の大掃除……頭の中のいらない記憶をきれいに掃除しなきゃ」フラフラ
アリス「高校生活の記憶が飛んじゃったら悲しいけど……でも、シノの頭の中に残っていればそれでいいよ」
アリス「グッバイ、記憶の中の高校生活……」
ブッブー
陽子綾カレン「アリスーーーーーー!!」
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 08:33:33.04 ID:yaG/INqO0
空太「ぶっぶー」
美月「アリスちゃん何やってるの?」
アリス「……二人こそ縄跳び持ってなにやってるの?」
空太「タクシーごっこ」
美月「たまには童心に帰ろうと思って」
アリス「……」
空太「アリスちゃん、ここは車がほとんど通らないからって信号無視はいけないよ」
アリス「……そうだね」
美月「アリスちゃんも乗ってく? 初乗り410円よ」
アリス「……」
美月「アリスちゃん何やってるの?」
アリス「……二人こそ縄跳び持ってなにやってるの?」
空太「タクシーごっこ」
美月「たまには童心に帰ろうと思って」
アリス「……」
空太「アリスちゃん、ここは車がほとんど通らないからって信号無視はいけないよ」
アリス「……そうだね」
美月「アリスちゃんも乗ってく? 初乗り410円よ」
アリス「……」
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 08:34:08.84 ID:yaG/INqO0
美月空太アリス「……」トコトコ
美月「お客さん、どこまで行きましょう?」
アリス「……とりあえずまっすぐ」
美月「まっすぐね」
美月空太アリス「……」トコトコ
アリス(何やってるんだろ、わたし……)
アリス(車にぶつかったところで都合よく記憶が抜けるわけないのに……)
アリス(しかも、そんなのシノが喜ぶはずがないのに……)
アリス(……はぁ)
美月「お客さん、どこまで行きましょう?」
アリス「……とりあえずまっすぐ」
美月「まっすぐね」
美月空太アリス「……」トコトコ
アリス(何やってるんだろ、わたし……)
アリス(車にぶつかったところで都合よく記憶が抜けるわけないのに……)
アリス(しかも、そんなのシノが喜ぶはずがないのに……)
アリス(……はぁ)
40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 08:35:16.43 ID:yaG/INqO0
空太「お客さん」
アリス「え?」
空太「何か悩みでもあるんですか? 思いつめたような顔してるけど」
アリス「えーと……」
アリス(うぅ、小学生に気を使われるなんて……)
空太美月「……」
アリス「……」
アリス「……自分がいることで、友達の夢がかなうのを邪魔してるんじゃないかって思うの」
アリス「その友達はすごく大事な人で、いっぱいお世話にもなったから……それが辛くて」
アリス「わたしはその友達が大好きで、友達もきっと同じくらいわたしを好きでいてくれてて……」
アリス「それはすごく幸せなんだけど、だからこそどうしたらいいか……迷ってて」
アリス「え?」
空太「何か悩みでもあるんですか? 思いつめたような顔してるけど」
アリス「えーと……」
アリス(うぅ、小学生に気を使われるなんて……)
空太美月「……」
アリス「……」
アリス「……自分がいることで、友達の夢がかなうのを邪魔してるんじゃないかって思うの」
アリス「その友達はすごく大事な人で、いっぱいお世話にもなったから……それが辛くて」
アリス「わたしはその友達が大好きで、友達もきっと同じくらいわたしを好きでいてくれてて……」
アリス「それはすごく幸せなんだけど、だからこそどうしたらいいか……迷ってて」
41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 08:36:52.16 ID:yaG/INqO0
空太美月「……」
アリス「……ごめんね、何か愚痴っちゃって」
美月「……お客さんは、そのお友達が夢をかなえるのは無理だと思う?」
アリス「……難しいし、能力的には向いてないと思う」
アリス「でも……」
アリス「ほんのちょっとずつだけど、進んではいるはず……」
アリス「かなえられる夢だって信じたいし、かなえてほしいよ……」
美月「……そう」
美月「なら、それを伝えてあげるときっと喜ぶわ……忍お姉ちゃんは」
空太「一時停車します」
アリス「え?」
「アリス……どうしてここに?」
アリス「?」
忍「勉強会に行ったんじゃ……」
アリス「シノ!」
アリス「……ごめんね、何か愚痴っちゃって」
美月「……お客さんは、そのお友達が夢をかなえるのは無理だと思う?」
アリス「……難しいし、能力的には向いてないと思う」
アリス「でも……」
アリス「ほんのちょっとずつだけど、進んではいるはず……」
アリス「かなえられる夢だって信じたいし、かなえてほしいよ……」
美月「……そう」
美月「なら、それを伝えてあげるときっと喜ぶわ……忍お姉ちゃんは」
空太「一時停車します」
アリス「え?」
「アリス……どうしてここに?」
アリス「?」
忍「勉強会に行ったんじゃ……」
アリス「シノ!」
42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 08:37:36.08 ID:yaG/INqO0
アリス「えーと……シノがやっぱり心配になって」
忍「アリス……」
アリス「あの! さっきわたしの手紙が読めなくて落ち込んでたけど、でもシノは……」
忍「ふふふ」
アリス「?」
忍「読めましたよ、アリスの手紙」
アリス「え……」
忍「一度はあきらめかけましたけど……でも、アリスが私に送ってくれたメッセージがどうしても知りたくなりまして」
忍「文法の参考書、英和辞書、それから私の培ってきた英語の知識を……総動員して頑張りました」
アリス「シノ……!」
忍「アリスがあんなに熱く私を想ってくれてたなんて……感激ですよ!」
アリス「熱く……?」
アリス(そういえば、勢いに任せてかなり熱烈な思いをつづってたような気もする……)
アリス「あはは……恥ずかしいよ……//」
忍「ふふふ、私の名字は間違って『ディア』だと覚えていたようですが、それでもアリスの情熱が伝わってきましたよ……!」
アリス「え」
アリス(ほ、本当にちゃんと読めてるのかな……)
忍「アリス……」
アリス「あの! さっきわたしの手紙が読めなくて落ち込んでたけど、でもシノは……」
忍「ふふふ」
アリス「?」
忍「読めましたよ、アリスの手紙」
アリス「え……」
忍「一度はあきらめかけましたけど……でも、アリスが私に送ってくれたメッセージがどうしても知りたくなりまして」
忍「文法の参考書、英和辞書、それから私の培ってきた英語の知識を……総動員して頑張りました」
アリス「シノ……!」
忍「アリスがあんなに熱く私を想ってくれてたなんて……感激ですよ!」
アリス「熱く……?」
アリス(そういえば、勢いに任せてかなり熱烈な思いをつづってたような気もする……)
アリス「あはは……恥ずかしいよ……//」
忍「ふふふ、私の名字は間違って『ディア』だと覚えていたようですが、それでもアリスの情熱が伝わってきましたよ……!」
アリス「え」
アリス(ほ、本当にちゃんと読めてるのかな……)
43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 08:39:46.43 ID:yaG/INqO0
忍「というのは冗談で、今ではもう『Dear』の意味はちゃんと分かってますよ」
アリス「もーっ! びっくりさせないでよ!」
忍「すみません」フフ
忍「……アリスの手紙を読んでいて、『やっぱり言葉っていいな』って思いました」
忍「アリスが小学生のとき……まだ日本語も知らないときに綴った気持ちが、3年の年月と──それから数千キロの距離を超えて、今日の私に届いたんです」
忍「何だか不思議で、すごく温かい気持ちになりました」
アリス「シノ……」
アリス「さっきも言ったけど当時中学生だよ……」
忍「え? まあそれはさておき」
アリス「さておかれた……」
忍「先ほどは弱気になっていましたが、やっぱり私、通訳者になりたいです」
忍「人と人が気持ちを伝えあう、その手助けをしたいです!」
アリス「シノ……!」
忍「アリス、私に初心を思い出させてくれてありがとうございます」
忍「これからも……私のそばにいて、夢を見させてください」
アリス「……うん!」
アリス「もーっ! びっくりさせないでよ!」
忍「すみません」フフ
忍「……アリスの手紙を読んでいて、『やっぱり言葉っていいな』って思いました」
忍「アリスが小学生のとき……まだ日本語も知らないときに綴った気持ちが、3年の年月と──それから数千キロの距離を超えて、今日の私に届いたんです」
忍「何だか不思議で、すごく温かい気持ちになりました」
アリス「シノ……」
アリス「さっきも言ったけど当時中学生だよ……」
忍「え? まあそれはさておき」
アリス「さておかれた……」
忍「先ほどは弱気になっていましたが、やっぱり私、通訳者になりたいです」
忍「人と人が気持ちを伝えあう、その手助けをしたいです!」
アリス「シノ……!」
忍「アリス、私に初心を思い出させてくれてありがとうございます」
忍「これからも……私のそばにいて、夢を見させてください」
アリス「……うん!」
44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 08:40:50.28 ID:yaG/INqO0
美月「忍お姉ちゃんも乗る?」
忍「えーと、これは?」
空太「タクシーごっこだよ」
忍「それはそれは……では乗せて行ってもらいましょうか」
美月「行先は?」
忍「カレンの家へお願いします」
忍「夢は見るだけじゃなくて叶えたいですからね……もっともっと勉強します」
忍「まずはみんなと一緒にテスト勉強です!」
アリス「応援するよ、シノ!」
美月「ラジオでも流しましょうか」
忍「ではFMで……洋楽が聴きたいです! イギリスの曲が!」
美月「分かりました」
ポチ
空太「へいじゅ~♪」
空太「どんめいきば~♪」
アリス(人力ラジオ……)
忍「わあ! んふふ……私の大好きなビートルズのスーパー名曲、『Hey Jude』ですね!」
忍空太「てかさ~そ~♪」
忍空太「あめきべ~た~♪」
忍「えーと、これは?」
空太「タクシーごっこだよ」
忍「それはそれは……では乗せて行ってもらいましょうか」
美月「行先は?」
忍「カレンの家へお願いします」
忍「夢は見るだけじゃなくて叶えたいですからね……もっともっと勉強します」
忍「まずはみんなと一緒にテスト勉強です!」
アリス「応援するよ、シノ!」
美月「ラジオでも流しましょうか」
忍「ではFMで……洋楽が聴きたいです! イギリスの曲が!」
美月「分かりました」
ポチ
空太「へいじゅ~♪」
空太「どんめいきば~♪」
アリス(人力ラジオ……)
忍「わあ! んふふ……私の大好きなビートルズのスーパー名曲、『Hey Jude』ですね!」
忍空太「てかさ~そ~♪」
忍空太「あめきべ~た~♪」
45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 08:42:21.00 ID:yaG/INqO0
忍「ほら、アリスも一緒に!」
アリス「え? う、うん」
忍空太アリス「りめんばー とぅれたーいんとやーはー♪」
忍空太アリス「ぜんゆーきゃんすた~ とぅめきべた~♪」
忍(やっぱり私、英語が大好きです……)
忍(いつか英語でアリスとお話しできるよう、これからも頑張ります……だから)
忍(これからもよろしくお願いしますね、アリス)
忍「カレン! 私も勉強会に参加します!」
カレン「シノ! 今はそれどころじゃなくてデスね……」
忍「え?」
陽子「うおおおおお腹いてえええええ!」
綾「もう! 期限切れのシュークリームなんて食べるから!」
陽子「だって未開封のシュークリームを見つけたらさ! そりゃ誰だって食べるだろ!」
綾「食べないわよ!」
カレン「はぁ……ヨーコの食い意地にも困ったものデスね」ヤレヤレ
綾「カレンがゴミ山の中にシュークリーム放置してるのが悪いんでしょ!」
アリス「……」
忍「やっぱり、部屋の掃除はちゃんとやっておかないとダメってことですね!」
陽子「誰か私の腹の中を掃除してくれー!」
END
アリス「え? う、うん」
忍空太アリス「りめんばー とぅれたーいんとやーはー♪」
忍空太アリス「ぜんゆーきゃんすた~ とぅめきべた~♪」
忍(やっぱり私、英語が大好きです……)
忍(いつか英語でアリスとお話しできるよう、これからも頑張ります……だから)
忍(これからもよろしくお願いしますね、アリス)
忍「カレン! 私も勉強会に参加します!」
カレン「シノ! 今はそれどころじゃなくてデスね……」
忍「え?」
陽子「うおおおおお腹いてえええええ!」
綾「もう! 期限切れのシュークリームなんて食べるから!」
陽子「だって未開封のシュークリームを見つけたらさ! そりゃ誰だって食べるだろ!」
綾「食べないわよ!」
カレン「はぁ……ヨーコの食い意地にも困ったものデスね」ヤレヤレ
綾「カレンがゴミ山の中にシュークリーム放置してるのが悪いんでしょ!」
アリス「……」
忍「やっぱり、部屋の掃除はちゃんとやっておかないとダメってことですね!」
陽子「誰か私の腹の中を掃除してくれー!」
END
46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 08:44:05.57 ID:yaG/INqO0
アリガトウゴジャイマシタ
誰かきららファンタジアでクロスもの書いてクダサイ
誰かきららファンタジアでクロスもの書いてクダサイ
47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 11:10:40.91 ID:NZ1TFg1PO
お前が描くんだよ!
引用元: 【きんモザ】忍「スプリング・クリーニングと」アリス「思い出のエアメール」
| HOME |