アルパカ「ふわああぁ!いらっしゃぁい!よぉこそぉ!アルパカフェへ~!」
2019-08-31
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/27(日) 01:16:02.03 ID:KZOVanX7o
ジャパリカフェ
アルパカ「……」
アルパカ「お客さんこないねー。全然こないねー……」
アルパカ「ペェッ!」
アルパカ(折角、おっきな絵もあるのになぁ。おかしいなぁ、おかしいなぁ)
アルパカ「掃除しようかなぁ。あ、草むしりもしようかなぁ」
アルパカ「お客さんがこなくてもやることをいっぱいあるよぉ。忙しいなぁ」
アルパカ「……」
カラーン
アルパカ「ふわああぁ! いらっしゃぁい!」
トキ「来たわ」
アルパカ「まってたよぉ。いつものでいいのぉ?」
トキ「ええ、お願い」
アルパカ「ショウジョウトキはどうしたのぉ?」
トキ「今日はこれないって。別のちほーに用事があるみたい」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1503764161
アルパカ「……」
アルパカ「お客さんこないねー。全然こないねー……」
アルパカ「ペェッ!」
アルパカ(折角、おっきな絵もあるのになぁ。おかしいなぁ、おかしいなぁ)
アルパカ「掃除しようかなぁ。あ、草むしりもしようかなぁ」
アルパカ「お客さんがこなくてもやることをいっぱいあるよぉ。忙しいなぁ」
アルパカ「……」
カラーン
アルパカ「ふわああぁ! いらっしゃぁい!」
トキ「来たわ」
アルパカ「まってたよぉ。いつものでいいのぉ?」
トキ「ええ、お願い」
アルパカ「ショウジョウトキはどうしたのぉ?」
トキ「今日はこれないって。別のちほーに用事があるみたい」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1503764161
関連
ハルヒ「SOS団で恋の暴露大会をするわよ!」
【朗報】わたてんさん、ケムリクサを超えてガチで覇権へ
【ラブライブサンシャイン】善子「運命の引力」
【悲報】Twitterで3年前に「令和」を予言してたものがいたwwwwwwwww
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/27(日) 01:22:02.36 ID:KZOVanX7o
アルパカ「そっかぁ。残念だなぁ」
トキ「今日も貸し切りみたいね」
アルパカ「そうだねぇ。今日はトキだけのジャパリカフェだねぇ」
トキ「かばんが考えてくれた絵も効果はあまりないのね」
アルパカ「仕方ないよぉ。でも、ずっとあればいつかは気が付いてくれるんじゃないかなぁと思ってるんだけど」
トキ「そうね。もう少し様子を見てもいいかもしれないわ」
アルパカ「はい、どうぞぉ。紅茶、いれたよぉ。今日もゆっくりしていってねー」
トキ「ありがとう。あとでまた一曲歌うわね」
アルパカ「お願いねぇ」
トキ「……」ズズッ
アルパカ「どうかなぁ? おいしい?」
トキ「今日も美味しいわ」
アルパカ「はぁぁ……。おかわりは?」
トキ「お願い」
アルパカ「ちょっと待っててねぇ。すぐ淹れるねー」
トキ「今日も貸し切りみたいね」
アルパカ「そうだねぇ。今日はトキだけのジャパリカフェだねぇ」
トキ「かばんが考えてくれた絵も効果はあまりないのね」
アルパカ「仕方ないよぉ。でも、ずっとあればいつかは気が付いてくれるんじゃないかなぁと思ってるんだけど」
トキ「そうね。もう少し様子を見てもいいかもしれないわ」
アルパカ「はい、どうぞぉ。紅茶、いれたよぉ。今日もゆっくりしていってねー」
トキ「ありがとう。あとでまた一曲歌うわね」
アルパカ「お願いねぇ」
トキ「……」ズズッ
アルパカ「どうかなぁ? おいしい?」
トキ「今日も美味しいわ」
アルパカ「はぁぁ……。おかわりは?」
トキ「お願い」
アルパカ「ちょっと待っててねぇ。すぐ淹れるねー」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/27(日) 01:28:34.99 ID:KZOVanX7o
トキ「わたしはぁ~とぉきぃ~なぁかまをさがしぃて~る~どこにいるのぉ~わたぁしのなかぁまぁ~」
アルパカ「あはは。今日も絶好調だにぇ」
トキ「ありがとう。この調子で私のファンが増えてくれたらいいのだけど」
アルパカ「ファン?」
トキ「あなたとかばんが私のファンよ」
アルパカ「あれぇ。そうだったんだぁ。知らなかったよぉ。ファンになってると、何かあるのぉ?」
トキ「うふふ。私、ファンを大切にするの。すぐにアンコールにだって応えるわ」
アルパカ「おぉ。それじゃあ、アンコール、アンコールぅ」
トキ「アンコールね。わかったわ」
トキ「わたしぃ~はぁ~とぉき~きょぉもぉジャパリカフェでぇ~こうちゃをのぉむのぉ~」
アルパカ「新曲だぁ」
トキ「紅茶の歌を作ってみたの。まだ未完成だけど」
アルパカ「わざわざありがとにぇ。トキの歌ももっと色んな子に知ってほしいなぁ」
トキ「割とどこでも歌っているけど、反響がないのよね」
アルパカ「不思議なこともあるにぇ。あ、おかわりどうするぅ?」
アルパカ「あはは。今日も絶好調だにぇ」
トキ「ありがとう。この調子で私のファンが増えてくれたらいいのだけど」
アルパカ「ファン?」
トキ「あなたとかばんが私のファンよ」
アルパカ「あれぇ。そうだったんだぁ。知らなかったよぉ。ファンになってると、何かあるのぉ?」
トキ「うふふ。私、ファンを大切にするの。すぐにアンコールにだって応えるわ」
アルパカ「おぉ。それじゃあ、アンコール、アンコールぅ」
トキ「アンコールね。わかったわ」
トキ「わたしぃ~はぁ~とぉき~きょぉもぉジャパリカフェでぇ~こうちゃをのぉむのぉ~」
アルパカ「新曲だぁ」
トキ「紅茶の歌を作ってみたの。まだ未完成だけど」
アルパカ「わざわざありがとにぇ。トキの歌ももっと色んな子に知ってほしいなぁ」
トキ「割とどこでも歌っているけど、反響がないのよね」
アルパカ「不思議なこともあるにぇ。あ、おかわりどうするぅ?」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/27(日) 01:39:42.31 ID:KZOVanX7o
トキ「いただくわ」
アルパカ「ちょっとまっててにぇ」
トキ「……」
アルパカ「ふんふふーん。わたしぃはあるぱぁーかぁ~こうちゃをいれるぅのぉー。なんちゃってぇ」
トキ「ねえ、アルパカ」
アルパカ「なぁにぃ?」
トキ「私、このカフェをもっと流行らせたい」
アルパカ「ウェー? どうしたのぉ急に」
トキ「私、毎日ここでお茶を飲んでるけど、やっぱりここが流行らないのはおかしいと思うの」
アルパカ「ありがとぉ。そう思ってくれるだけでうれしぃよぉ」
トキ「ショウジョウトキは常連だけど、かばん、サーバル、アライグマ、フェネック以外のフレンズはまだ来てくれない」
アルパカ「みんなはみんなで忙しいからぁ仕方ないんじゃない?」
トキ「その言い方だと私がいつも暇みたいじゃない」
アルパカ「あれぇ。ちがうのぉ?」
トキ「違わないわ」
アルパカ「ちょっとまっててにぇ」
トキ「……」
アルパカ「ふんふふーん。わたしぃはあるぱぁーかぁ~こうちゃをいれるぅのぉー。なんちゃってぇ」
トキ「ねえ、アルパカ」
アルパカ「なぁにぃ?」
トキ「私、このカフェをもっと流行らせたい」
アルパカ「ウェー? どうしたのぉ急に」
トキ「私、毎日ここでお茶を飲んでるけど、やっぱりここが流行らないのはおかしいと思うの」
アルパカ「ありがとぉ。そう思ってくれるだけでうれしぃよぉ」
トキ「ショウジョウトキは常連だけど、かばん、サーバル、アライグマ、フェネック以外のフレンズはまだ来てくれない」
アルパカ「みんなはみんなで忙しいからぁ仕方ないんじゃない?」
トキ「その言い方だと私がいつも暇みたいじゃない」
アルパカ「あれぇ。ちがうのぉ?」
トキ「違わないわ」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/27(日) 02:05:27.85 ID:KZOVanX7o
アルパカ「はい、どうぞぉ」
トキ「ありがとう」ズズッ
アルパカ「トキの気持ちはすっごい嬉しいけどぉ、おっきな絵もあるしぃ、焦らなくてもいいんじゃないかなぁ」
トキ「けど、何かしらの努力はしてみるべきじゃないかしら」
アルパカ「努力ぅ?」
トキ「お茶は確かに美味しいし、このお店の雰囲気も落ち着くから私は好き。かばんやサーバルも気に入ってくれていた」
トキ「でも、多くの子がこの今のカフェを気に入ってくれるかは分からないわ」
アルパカ「そうかなぁ。ここ、とってもいいと思うんだけどなぁ」
トキ「もっと目を引くようなものがあればいいのだけど」
アルパカ「トキの歌よりも目を引くものってあるぅ?」
トキ「私の歌が響き渡っても、ここがあなたのカフェだって気づいてもらえなきゃ意味がないでしょ」
アルパカ「んー。そうかにぇ」
トキ「そうだわ。名前、変えてみない?」
アルパカ「名前を?」
トキ「そう。ここのカフェの名前を変えるの。アルパカの名前が入っているほうがいいわね。アルパカフェ、なんてどうかしら」
トキ「ありがとう」ズズッ
アルパカ「トキの気持ちはすっごい嬉しいけどぉ、おっきな絵もあるしぃ、焦らなくてもいいんじゃないかなぁ」
トキ「けど、何かしらの努力はしてみるべきじゃないかしら」
アルパカ「努力ぅ?」
トキ「お茶は確かに美味しいし、このお店の雰囲気も落ち着くから私は好き。かばんやサーバルも気に入ってくれていた」
トキ「でも、多くの子がこの今のカフェを気に入ってくれるかは分からないわ」
アルパカ「そうかなぁ。ここ、とってもいいと思うんだけどなぁ」
トキ「もっと目を引くようなものがあればいいのだけど」
アルパカ「トキの歌よりも目を引くものってあるぅ?」
トキ「私の歌が響き渡っても、ここがあなたのカフェだって気づいてもらえなきゃ意味がないでしょ」
アルパカ「んー。そうかにぇ」
トキ「そうだわ。名前、変えてみない?」
アルパカ「名前を?」
トキ「そう。ここのカフェの名前を変えるの。アルパカの名前が入っているほうがいいわね。アルパカフェ、なんてどうかしら」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/27(日) 02:26:42.72 ID:KZOVanX7o
アルパカ「アルパカフェかぁ……」
トキ「ダメかしら。誰がいるのかすぐにわかるし、興味をもってくれる子もいそうだけど」
アルパカ「けど、ここは最初っからジャパリカフェだからなぁ……」
トキ「そうなの?」
アルパカ「そうだよぉ。まぁ、博士にきいたんだけどにぇ」
トキ「だったら、変えるのは反対かしら」
アルパカ「ううん、いいよぉ。かえちゃおっかぁ」
トキ「ほんと?」
アルパカ「うん。変えてお客さんが来てくれるならにぇ」
トキ「きっと増えるわ」
アルパカ「けど、どうやって変えたかどうかを伝えるのぉ?」
トキ「私たちで作った地上絵にアルパカの顔を描き足せばいいんじゃない?」
アルパカ「おぉー。それいいねー。面白そうだにぇ」
トキ「うふ。早速、やってみる?」
アルパカ「うん。やってみよー」
トキ「ダメかしら。誰がいるのかすぐにわかるし、興味をもってくれる子もいそうだけど」
アルパカ「けど、ここは最初っからジャパリカフェだからなぁ……」
トキ「そうなの?」
アルパカ「そうだよぉ。まぁ、博士にきいたんだけどにぇ」
トキ「だったら、変えるのは反対かしら」
アルパカ「ううん、いいよぉ。かえちゃおっかぁ」
トキ「ほんと?」
アルパカ「うん。変えてお客さんが来てくれるならにぇ」
トキ「きっと増えるわ」
アルパカ「けど、どうやって変えたかどうかを伝えるのぉ?」
トキ「私たちで作った地上絵にアルパカの顔を描き足せばいいんじゃない?」
アルパカ「おぉー。それいいねー。面白そうだにぇ」
トキ「うふ。早速、やってみる?」
アルパカ「うん。やってみよー」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 13:13:59.78 ID:m4QXpnkOo
店前
トキ「私が空から指示を出すから、アルパカは言われた通りに草を抜いていって」
アルパカ「わかったよぉ」
トキ「それじゃあ始めるわね」バサッバサッ
アルパカ「よろしくにぇー!」
トキ「――聞こえるかしらー?」
アルパカ「おー、たかいたかいー」
トキ「きこえるー?」
アルパカ「おーい。えへへー」
トキ「んんっ。まずはぁ~そぉこから~うえにぃ~むかってぇぇくさをぉ~ぬぅいてぇぇ~!!」
アルパカ「わかったよぉー。んしょ……んしょ……」
トキ「そのちょぉぉしぃぃ~!!」
アルパカ「よいしょっ、よいしょーっとぉ」
トキ「そぉこからぁぁ少しずつぅぅ~ひだぁりぃにぃ~まがぁぁってぇぇぇえ~!!!」
アルパカ「こっちだにぇー。トキがいればなんとかなりそうだよぉ」
トキ「私が空から指示を出すから、アルパカは言われた通りに草を抜いていって」
アルパカ「わかったよぉ」
トキ「それじゃあ始めるわね」バサッバサッ
アルパカ「よろしくにぇー!」
トキ「――聞こえるかしらー?」
アルパカ「おー、たかいたかいー」
トキ「きこえるー?」
アルパカ「おーい。えへへー」
トキ「んんっ。まずはぁ~そぉこから~うえにぃ~むかってぇぇくさをぉ~ぬぅいてぇぇ~!!」
アルパカ「わかったよぉー。んしょ……んしょ……」
トキ「そのちょぉぉしぃぃ~!!」
アルパカ「よいしょっ、よいしょーっとぉ」
トキ「そぉこからぁぁ少しずつぅぅ~ひだぁりぃにぃ~まがぁぁってぇぇぇえ~!!!」
アルパカ「こっちだにぇー。トキがいればなんとかなりそうだよぉ」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 13:21:41.36 ID:m4QXpnkOo
数時間後
アルパカ「はぁー。いやー。はたらいたなぁー」
トキ「……」
アルパカ「トキ?」
トキ「……ごめんなさい」
アルパカ「トキの所為じゃないよぉ。あたしが上手く草を抜けなかったからだよぉ」
トキ「何度も修正しようとして何度も失敗したわ。結果、大規模な草むしりをしただけになっちゃったじゃない」
アルパカ「ま、まぁ、草むしりしたいなぁーって思ってたところだから、丁度よかったってぇ。きにしないでにぇ」
トキ「……」
アルパカ「そ、そうだぁ。お礼に紅茶、いれるよぉ。さ、店に入って入ってぇ」
トキ「今から図書館に行ってくるわ」
アルパカ「ウェー? もう日が落ちちゃうし、明日でいいんじゃないの?」
トキ「私が贔屓しているお店なのに、誰の目にも留まらないのは納得できないもの」
アルパカ「まぁまぁ、明日にしよぉ。今日は紅茶飲んで、ゆっくりしってってよぉ」
トキ「……アルパカがそこまでいうなら、一杯貰おうかしら」
アルパカ「はぁー。いやー。はたらいたなぁー」
トキ「……」
アルパカ「トキ?」
トキ「……ごめんなさい」
アルパカ「トキの所為じゃないよぉ。あたしが上手く草を抜けなかったからだよぉ」
トキ「何度も修正しようとして何度も失敗したわ。結果、大規模な草むしりをしただけになっちゃったじゃない」
アルパカ「ま、まぁ、草むしりしたいなぁーって思ってたところだから、丁度よかったってぇ。きにしないでにぇ」
トキ「……」
アルパカ「そ、そうだぁ。お礼に紅茶、いれるよぉ。さ、店に入って入ってぇ」
トキ「今から図書館に行ってくるわ」
アルパカ「ウェー? もう日が落ちちゃうし、明日でいいんじゃないの?」
トキ「私が贔屓しているお店なのに、誰の目にも留まらないのは納得できないもの」
アルパカ「まぁまぁ、明日にしよぉ。今日は紅茶飲んで、ゆっくりしってってよぉ」
トキ「……アルパカがそこまでいうなら、一杯貰おうかしら」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 13:27:11.86 ID:m4QXpnkOo
店内
トキ「はぁ~。かばんの力がないと絵を描くのは無謀だったわね」
アルパカ「そだねぇ。やり方、変えるしかないかもにぇ」
トキ「図書館にいけば、博士たちが何か知恵をくれるかもしれないわ。貴方、紅茶の淹れ方を習うときに聞かなかったの」
アルパカ「カフェがどうやったら流行るかは聞かなかったなぁ、そういえばぁ」
トキ「そうなの」
アルパカ「ここにカフェがあればみーんなが寄ってくれるっておもってたからぁ」
トキ「どうして?」
アルパカ「どうしてぇ?」
トキ「鳥系の子でも中々見つけられないのに、地上から上がってくる子なんてもっと見つけるのは難しいと思うわ」
アルパカ「でもぉ、あたしはみつけたよぉ?」
トキ「それもそうね」
アルパカ「そうだよぉ。おかわり、いるぅ?」
トキ「ええ、いただくわ」
アルパカ「ちょっとまってにぇ」
トキ「はぁ~。かばんの力がないと絵を描くのは無謀だったわね」
アルパカ「そだねぇ。やり方、変えるしかないかもにぇ」
トキ「図書館にいけば、博士たちが何か知恵をくれるかもしれないわ。貴方、紅茶の淹れ方を習うときに聞かなかったの」
アルパカ「カフェがどうやったら流行るかは聞かなかったなぁ、そういえばぁ」
トキ「そうなの」
アルパカ「ここにカフェがあればみーんなが寄ってくれるっておもってたからぁ」
トキ「どうして?」
アルパカ「どうしてぇ?」
トキ「鳥系の子でも中々見つけられないのに、地上から上がってくる子なんてもっと見つけるのは難しいと思うわ」
アルパカ「でもぉ、あたしはみつけたよぉ?」
トキ「それもそうね」
アルパカ「そうだよぉ。おかわり、いるぅ?」
トキ「ええ、いただくわ」
アルパカ「ちょっとまってにぇ」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 14:33:13.83 ID:m4QXpnkOo
トキ「はっ。もう外が真っ暗じゃない」
アルパカ「ほんとだぁ。今日はやっぱり図書館にはいけないにぇ」
トキ「明日にするわ」
アルパカ「それがいいよぉ。夜は暗いからねぇ」
トキ「別に見えないことはないけど、暗いと危ないものね」
アルパカ「そうそう。明日にしよぉ、明日」
トキ「アルパカ、私は本気よ」
アルパカ「わかってるってぇ。感謝してるよぉ。本当ならあたしが考えなきゃいけないことなのにぇ」
トキ「ジャパリカフェ改めアルパカフェの繁盛を願って、乾杯でもする?」
アルパカ「おぉ。それじゃあ、最後の一杯をいれるよぉ」
トキ「お願い」
アルパカ「喉にいい紅茶、いれようにぇ」
トキ「それは1曲歌って欲しいってことかしら?」
アルパカ「うんっ」
トキ「ぬふ。それではリクエストにお応えして。アルパカフェのテーマソングを作ろうかしら」
アルパカ「ほんとだぁ。今日はやっぱり図書館にはいけないにぇ」
トキ「明日にするわ」
アルパカ「それがいいよぉ。夜は暗いからねぇ」
トキ「別に見えないことはないけど、暗いと危ないものね」
アルパカ「そうそう。明日にしよぉ、明日」
トキ「アルパカ、私は本気よ」
アルパカ「わかってるってぇ。感謝してるよぉ。本当ならあたしが考えなきゃいけないことなのにぇ」
トキ「ジャパリカフェ改めアルパカフェの繁盛を願って、乾杯でもする?」
アルパカ「おぉ。それじゃあ、最後の一杯をいれるよぉ」
トキ「お願い」
アルパカ「喉にいい紅茶、いれようにぇ」
トキ「それは1曲歌って欲しいってことかしら?」
アルパカ「うんっ」
トキ「ぬふ。それではリクエストにお応えして。アルパカフェのテーマソングを作ろうかしら」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 14:48:06.56 ID:m4QXpnkOo
翌日 店内
アルパカ「これでよしっと」
カラーン
アルパカ「いらっしゃぁい」
トキ「あら? なにしてるの?」
アルパカ「今日は臨時休業の日だってことをしようとおもってねぇ。店の前に、この看板を置いておくのぉ」
アルパカ「このバツマークを大きく描いた看板が入口にあったら、すぐにお休みだってわかるとおもうしぃ」
トキ「それはいいけど、どうして休むの? 私は紅茶を飲めないということかしら」
アルパカ「一杯ぐらいなら淹れるよぉ」
トキ「それじゃあ、お願いね」
アルパカ「はぁい。ちょぉっとまっててにぇ」
トキ「どこかに行くの?」
アルパカ「あれぇ。いかないのぉ、図書館」
トキ「一緒に行くの?」
アルパカ「だめなのぉ?」
アルパカ「これでよしっと」
カラーン
アルパカ「いらっしゃぁい」
トキ「あら? なにしてるの?」
アルパカ「今日は臨時休業の日だってことをしようとおもってねぇ。店の前に、この看板を置いておくのぉ」
アルパカ「このバツマークを大きく描いた看板が入口にあったら、すぐにお休みだってわかるとおもうしぃ」
トキ「それはいいけど、どうして休むの? 私は紅茶を飲めないということかしら」
アルパカ「一杯ぐらいなら淹れるよぉ」
トキ「それじゃあ、お願いね」
アルパカ「はぁい。ちょぉっとまっててにぇ」
トキ「どこかに行くの?」
アルパカ「あれぇ。いかないのぉ、図書館」
トキ「一緒に行くの?」
アルパカ「だめなのぉ?」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 14:55:00.45 ID:m4QXpnkOo
トキ「いいけど、お客さんがくるかもしれないのに」
アルパカ「開店してからしばらく経つけど、殆どこねぇからへぇき、へぇき」
トキ「……」
アルパカ「はい、紅茶、はいったよぉ。どうぞぉ」
トキ「いつもありがとう」
アルパカ「ゆっくりのんでいってにぇ」
トキ「ゆっくりはしていられないわ」
アルパカ「でも、折角淹れたし、味わってほしいなぁ」
トキ「それもそうね」ズズッ
アルパカ「急がなくても博士たちはにげねえから」
トキ「1曲歌ってからでもいいかしら」
アルパカ「いいんじゃないのぉ」
トキ「それでは、1曲。アルパカフェの歌」
アルパカ「いいよぉー」
トキ「こぉこぉはぁ~あぁぁるぱかふぇぇぇ~とぉぉってもぉおいしぃぃいこ~ちゃがのめぇるぅぅ~!!!」
アルパカ「開店してからしばらく経つけど、殆どこねぇからへぇき、へぇき」
トキ「……」
アルパカ「はい、紅茶、はいったよぉ。どうぞぉ」
トキ「いつもありがとう」
アルパカ「ゆっくりのんでいってにぇ」
トキ「ゆっくりはしていられないわ」
アルパカ「でも、折角淹れたし、味わってほしいなぁ」
トキ「それもそうね」ズズッ
アルパカ「急がなくても博士たちはにげねえから」
トキ「1曲歌ってからでもいいかしら」
アルパカ「いいんじゃないのぉ」
トキ「それでは、1曲。アルパカフェの歌」
アルパカ「いいよぉー」
トキ「こぉこぉはぁ~あぁぁるぱかふぇぇぇ~とぉぉってもぉおいしぃぃいこ~ちゃがのめぇるぅぅ~!!!」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 15:01:23.85 ID:m4QXpnkOo
図書館
トキ「すっかり夕方ね」バサバサッ
アルパカ「やっぱり30曲はやりすぎたにぇ」
トキ「アンコールが激しかった所為ね」
アルパカ「あたし、アンコールしたおぼえねえんだけどぉ?」
トキ「歌い終わるたびに紅茶ができてきたけど?」
アルパカ「歌い終わったら喉乾くじゃない? だから、出したんだけどぉ」
トキ「あれってアンコールってことじゃなかったの」
アルパカ「ウェー? どいうことぉ?」
オオコノハズク「珍しい客が来たのです」
ワシミミズク「トキとアルパカですね」
トキ「久しぶり」
アルパカ「はかせぇー」
オオコノハズク「どうしたのですか、こんな夕暮れに」
トキ「貴方達に聞きたいことがあるの」
トキ「すっかり夕方ね」バサバサッ
アルパカ「やっぱり30曲はやりすぎたにぇ」
トキ「アンコールが激しかった所為ね」
アルパカ「あたし、アンコールしたおぼえねえんだけどぉ?」
トキ「歌い終わるたびに紅茶ができてきたけど?」
アルパカ「歌い終わったら喉乾くじゃない? だから、出したんだけどぉ」
トキ「あれってアンコールってことじゃなかったの」
アルパカ「ウェー? どいうことぉ?」
オオコノハズク「珍しい客が来たのです」
ワシミミズク「トキとアルパカですね」
トキ「久しぶり」
アルパカ「はかせぇー」
オオコノハズク「どうしたのですか、こんな夕暮れに」
トキ「貴方達に聞きたいことがあるの」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 15:08:09.98 ID:m4QXpnkOo
オオコノハズク「カフェを流行らせる方法ですか」
トキ「ええ。かばんの協力もあったけど、あれだけじゃあまり効果がないみたいで」
アルパカ「ショウジョウトキはきてくれるようになったよぉ」
トキ「一日に10人ぐらいはきてほしいわ」
アルパカ「そんなにぃ? そんなに来てくれたら幸せだなぁ。えへへ」
オオコノハズク「それは無理ですね」
トキ「え……」
ワシミミズク「立地条件が悪すぎるのです」
アルパカ「そうなのぉ?」
オオコノハズク「あの山頂に行くためにはろーぷうぇーなるものを使わなければならないのです」
ワシミミズク「いくらフレンズといえど、あれで山頂にいくのはとても疲れるのです。一度や二度はよくても、何度もは行きたくならないのです」
アルパカ「そうかなぁ、ヨユーだとおもうけどぉ」
トキ「何か方法はないの」
オオコノハズク「カフェをしたいというだけであれば他のカフェを教えてあげるのです」
アルパカ「ほかってぇ?」
トキ「ええ。かばんの協力もあったけど、あれだけじゃあまり効果がないみたいで」
アルパカ「ショウジョウトキはきてくれるようになったよぉ」
トキ「一日に10人ぐらいはきてほしいわ」
アルパカ「そんなにぃ? そんなに来てくれたら幸せだなぁ。えへへ」
オオコノハズク「それは無理ですね」
トキ「え……」
ワシミミズク「立地条件が悪すぎるのです」
アルパカ「そうなのぉ?」
オオコノハズク「あの山頂に行くためにはろーぷうぇーなるものを使わなければならないのです」
ワシミミズク「いくらフレンズといえど、あれで山頂にいくのはとても疲れるのです。一度や二度はよくても、何度もは行きたくならないのです」
アルパカ「そうかなぁ、ヨユーだとおもうけどぉ」
トキ「何か方法はないの」
オオコノハズク「カフェをしたいというだけであれば他のカフェを教えてあげるのです」
アルパカ「ほかってぇ?」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 15:18:10.47 ID:m4QXpnkOo
ワシミミズク「カフェなる建物はこのジャパリパーク内に何か所もあるのです」
アルパカ「ウェー!? そうだったんだぁ」
オオコノハズク「丁度、さばんなちほーとじゃんぐるちほーの間に一軒あるのです」
ワシミミズク「そこであれば多くのフレンズが立ち寄るはずです」
オオコノハズク「ラッキービーストが手入れしているはずなので、即日開店も可能なのです」
アルパカ「はぇー……」
トキ「どうする?」
ワシミミズク「他のちほーにもあるのです。ゆっくり考えるといいのです」
アルパカ「……あたしは、あの場所がいいんだけどなぁ」
オオコノハズク「何故ですか」
アルパカ「他のちほーに行くとき、あの山の上で休憩できれば素敵だなぁって思ったのがきっかけだからにぇ。他の場所でもカフェはカフェかもしれねえけど、あたしはあの山でやりたいんだよぉ」
オオコノハズク「カフェの良さを知って欲しいのでは?」
アルパカ「そうだけどぉ……」
トキ「私も、あの場所を流行らせたいわ。私、暑いのも寒いのも苦手だし、あそこが丁度いいもの」
ワシミミズク「我儘ですね」
アルパカ「ウェー!? そうだったんだぁ」
オオコノハズク「丁度、さばんなちほーとじゃんぐるちほーの間に一軒あるのです」
ワシミミズク「そこであれば多くのフレンズが立ち寄るはずです」
オオコノハズク「ラッキービーストが手入れしているはずなので、即日開店も可能なのです」
アルパカ「はぇー……」
トキ「どうする?」
ワシミミズク「他のちほーにもあるのです。ゆっくり考えるといいのです」
アルパカ「……あたしは、あの場所がいいんだけどなぁ」
オオコノハズク「何故ですか」
アルパカ「他のちほーに行くとき、あの山の上で休憩できれば素敵だなぁって思ったのがきっかけだからにぇ。他の場所でもカフェはカフェかもしれねえけど、あたしはあの山でやりたいんだよぉ」
オオコノハズク「カフェの良さを知って欲しいのでは?」
アルパカ「そうだけどぉ……」
トキ「私も、あの場所を流行らせたいわ。私、暑いのも寒いのも苦手だし、あそこが丁度いいもの」
ワシミミズク「我儘ですね」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 15:33:12.07 ID:m4QXpnkOo
アルパカ「ごめんねぇ。どうしてもあそこがいいんだぁ」
オオコノハズク「で、あれば多少不便でもあの山の上でお茶を飲みたいと思わせることが重要になってくるのです」
ワシミミズク「遠くても行きたくなるカフェにできれば、毎日のようにお客さんはくるのです」
オオコノハズク「マル儲けなのです」
トキ「どういうことから始めればいいかしら」
オオコノハズク「ズバリ、料理も提供するのです」
アルパカ「料理って、あの火をつかうやつのことぉ?」
ワシミミズク「そうです。料理を提供するようになればお客さんは間違いなく増えるのです」
オオコノハズク「少なくとも我々は毎日通うのです。じゅるり」
ワシミミズク「我々は間違いなく常連になるのです。じゅるり」
アルパカ「おぉー。それじゃあ、早速戻ってつくってみよぉー」
トキ「アルパカ、料理を作れるの?」
アルパカ「トキができるんじゃないの?」
トキ「できないわよ?」
アルパカ「あたしもできないよぉ?」
オオコノハズク「で、あれば多少不便でもあの山の上でお茶を飲みたいと思わせることが重要になってくるのです」
ワシミミズク「遠くても行きたくなるカフェにできれば、毎日のようにお客さんはくるのです」
オオコノハズク「マル儲けなのです」
トキ「どういうことから始めればいいかしら」
オオコノハズク「ズバリ、料理も提供するのです」
アルパカ「料理って、あの火をつかうやつのことぉ?」
ワシミミズク「そうです。料理を提供するようになればお客さんは間違いなく増えるのです」
オオコノハズク「少なくとも我々は毎日通うのです。じゅるり」
ワシミミズク「我々は間違いなく常連になるのです。じゅるり」
アルパカ「おぉー。それじゃあ、早速戻ってつくってみよぉー」
トキ「アルパカ、料理を作れるの?」
アルパカ「トキができるんじゃないの?」
トキ「できないわよ?」
アルパカ「あたしもできないよぉ?」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 15:50:01.61 ID:m4QXpnkOo
トキ「だったら、ジャパリまんを出しましょう」
アルパカ「あぁー、いいねぇ」
ワシミミズク「それではお客さんは増えないのです」
オオコノハズク「努力を怠ってはいけなのです」
アルパカ「けど、料理なんてぇすぐに覚えられねえよぉ」
オオコノハズク「料理ができるフレンズを雇うのです」
ワシミミズク「料理ができる者をコックと呼ぶそうです」
アルパカ「コックかぁ。だれかいるかなぁ」
トキ「私はかばん以外に思いつかないけど」
アルパカ「けどぉ、かばんちゃんはぁ忙しいからぁ、料理つくってぇとはいえないよぉ」
トキ「週に一度なら大丈夫じゃない?」
オオコノハズク「それだとその日だけにしか食べにいかないのです」
ワシミミズク「それでは我々のおかわりが一週間に一回になるのです」
アルパカ「そぉいわれてもにぇ」
トキ「かばんに無理させることなんてできないわ。私たちの恩人なのに」
アルパカ「あぁー、いいねぇ」
ワシミミズク「それではお客さんは増えないのです」
オオコノハズク「努力を怠ってはいけなのです」
アルパカ「けど、料理なんてぇすぐに覚えられねえよぉ」
オオコノハズク「料理ができるフレンズを雇うのです」
ワシミミズク「料理ができる者をコックと呼ぶそうです」
アルパカ「コックかぁ。だれかいるかなぁ」
トキ「私はかばん以外に思いつかないけど」
アルパカ「けどぉ、かばんちゃんはぁ忙しいからぁ、料理つくってぇとはいえないよぉ」
トキ「週に一度なら大丈夫じゃない?」
オオコノハズク「それだとその日だけにしか食べにいかないのです」
ワシミミズク「それでは我々のおかわりが一週間に一回になるのです」
アルパカ「そぉいわれてもにぇ」
トキ「かばんに無理させることなんてできないわ。私たちの恩人なのに」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 16:04:22.07 ID:m4QXpnkOo
ワシミミズク「そう言われると、我々は何も言えないのです」
オオコノハズク「料理が手軽に楽しめると思ったのですが」
トキ「でも、無理矢理じゃなくかばんが自分の意志で来てくれる分には問題ないかもね」
アルパカ「かばんちゃんが来てくれるなら、サーバルも一緒にきてくれるねぇ」
トキ「更にアライグマとフェネックも一緒ね」
オオコノハズク「かばんが来るのなら我々も行くのですっ」
ワシミミズク「じゅるり、なのです」
アルパカ「おぉー、一気に六人もお客さんがふえるよぉ。うれしいなぁ、うれしいなぁ」
トキ「加えて私とショウジョウトキも一緒だから八人の常連ができるわね」
アルパカ「はちにぃんもぉ!? あはぁ、もうそんな忙しくなったら、こまるにぇ! こまるにぇ! あはは!」
トキ「とりあえず、かばんを常連にしなければいけないわね」
アルパカ「どうしたら常連になってくれるかなぁ」
トキ「私が歌えば歌声につられて来てくれるかもしれないわね。あの子、私のファンですもの」
アルパカ「いいねぇ、いいねぇ。なんだか行けそうな気がしてきたよぉ」
オオコノハズク「ヒトであるかばんを常連にする方法を開拓しなければならないのですね」
オオコノハズク「料理が手軽に楽しめると思ったのですが」
トキ「でも、無理矢理じゃなくかばんが自分の意志で来てくれる分には問題ないかもね」
アルパカ「かばんちゃんが来てくれるなら、サーバルも一緒にきてくれるねぇ」
トキ「更にアライグマとフェネックも一緒ね」
オオコノハズク「かばんが来るのなら我々も行くのですっ」
ワシミミズク「じゅるり、なのです」
アルパカ「おぉー、一気に六人もお客さんがふえるよぉ。うれしいなぁ、うれしいなぁ」
トキ「加えて私とショウジョウトキも一緒だから八人の常連ができるわね」
アルパカ「はちにぃんもぉ!? あはぁ、もうそんな忙しくなったら、こまるにぇ! こまるにぇ! あはは!」
トキ「とりあえず、かばんを常連にしなければいけないわね」
アルパカ「どうしたら常連になってくれるかなぁ」
トキ「私が歌えば歌声につられて来てくれるかもしれないわね。あの子、私のファンですもの」
アルパカ「いいねぇ、いいねぇ。なんだか行けそうな気がしてきたよぉ」
オオコノハズク「ヒトであるかばんを常連にする方法を開拓しなければならないのですね」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 16:15:46.04 ID:m4QXpnkOo
トキ「こぉこはぁ~アルパァ~カァフェ~!!! とてもおいしぃ~こぉぉちゃ~がのめるのよぉぉぉ~!!!!」
アルパカ「トキの歌だけじゃだめなのぉ?」
オオコノハズク「一つだけでは飽きてしまうのです」
ワシミミズク「様々な要素があればそれだけ心を引き留めておくことができるのです」
アルパカ「むずかしいなぁ」
オオコノハズク「助手。カフェの資料を片っ端から集めるのです」
ワシミミズク「了解なのです、博士」
アルパカ「あたしも何か手伝えることあるぅ?」
トキ「私も手伝いたいわ」
オオコノハズク「一緒にくるのです。カフェの資料はかなり残っているので」
アルパカ「わかったよぉ」
トキ「どこから見たらいいのかしら」
ワシミミズク「これと同じ色と柄の本を探すのです」
アルパカ「はぁーい」
トキ「どこかしら」バサッバサッ
アルパカ「トキの歌だけじゃだめなのぉ?」
オオコノハズク「一つだけでは飽きてしまうのです」
ワシミミズク「様々な要素があればそれだけ心を引き留めておくことができるのです」
アルパカ「むずかしいなぁ」
オオコノハズク「助手。カフェの資料を片っ端から集めるのです」
ワシミミズク「了解なのです、博士」
アルパカ「あたしも何か手伝えることあるぅ?」
トキ「私も手伝いたいわ」
オオコノハズク「一緒にくるのです。カフェの資料はかなり残っているので」
アルパカ「わかったよぉ」
トキ「どこから見たらいいのかしら」
ワシミミズク「これと同じ色と柄の本を探すのです」
アルパカ「はぁーい」
トキ「どこかしら」バサッバサッ
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 16:31:18.76 ID:m4QXpnkOo
数日後 みなと
かばん「ふわぁ……。良い天気っ」
アライグマ「かばんさーん!! かばんさーん!!」
かばん「はい?」
アイライグマ「さっき、空からこれが落ちてきたのだ!!」
かばん「なんですか?」
アライグマ「アライさんじゃ読めないので、かばんさんに読んでほしいのだ!!」
かばん「分かりました。ええと……。ジャパリカフェがリニューアル、アルパカフェに。あなたの来店をお待ちしています。ですって」
アライグマ「アルパカフェってなんなのだ?」
かばん「山の上にあったカフェのことじゃないでしょうか」
アライグマ「アルパカとトキがいたところか?」
かばん「そうだと思います」
アライグマ「行くのか、かばんさん」
かばん「文字を使って教えてくれたってことは、僕には来てほしいのかもしれませんね」
アライグマ「だったら、アライさんもいくのだ! あと、サーバルとフェネックも呼んでくるのだー!! かばんさん、待っててほしいのだー!!」ダダダッ
かばん「ふわぁ……。良い天気っ」
アライグマ「かばんさーん!! かばんさーん!!」
かばん「はい?」
アイライグマ「さっき、空からこれが落ちてきたのだ!!」
かばん「なんですか?」
アライグマ「アライさんじゃ読めないので、かばんさんに読んでほしいのだ!!」
かばん「分かりました。ええと……。ジャパリカフェがリニューアル、アルパカフェに。あなたの来店をお待ちしています。ですって」
アライグマ「アルパカフェってなんなのだ?」
かばん「山の上にあったカフェのことじゃないでしょうか」
アライグマ「アルパカとトキがいたところか?」
かばん「そうだと思います」
アライグマ「行くのか、かばんさん」
かばん「文字を使って教えてくれたってことは、僕には来てほしいのかもしれませんね」
アライグマ「だったら、アライさんもいくのだ! あと、サーバルとフェネックも呼んでくるのだー!! かばんさん、待っててほしいのだー!!」ダダダッ
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 16:50:56.14 ID:m4QXpnkOo
ラッキービースト『ジャパリカフェ ハ オナジバショ カナ』
かばん「みたいですね」
ラッキービースト『ココカラダト キョリガ アルネ』
かばん「あ、そういえばそうですね」
ラッキービースト『バスデ イクコトヲ オススメスルヨ』
かばん「バスってもう一台、あるんですか?」
ラッキービースト『チョット マッテネ ケンサクチュウ ケンサクチュウ』
かばん「もう一台あるならすごく助かりますけど」
ラッキービースト『……』
かばん「ラッキーさん?」
ラッキービースト『アワワワワ アワワワワ』
かばん「はぁ……」
「バスはなくてもいいのです」
「我々がいるので」
かばん「え――」
かばん「みたいですね」
ラッキービースト『ココカラダト キョリガ アルネ』
かばん「あ、そういえばそうですね」
ラッキービースト『バスデ イクコトヲ オススメスルヨ』
かばん「バスってもう一台、あるんですか?」
ラッキービースト『チョット マッテネ ケンサクチュウ ケンサクチュウ』
かばん「もう一台あるならすごく助かりますけど」
ラッキービースト『……』
かばん「ラッキーさん?」
ラッキービースト『アワワワワ アワワワワ』
かばん「はぁ……」
「バスはなくてもいいのです」
「我々がいるので」
かばん「え――」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 16:57:38.00 ID:m4QXpnkOo
サーバル「アルパカのカフェが新しくなったのー!?」
アライグマ「そうらしいのだ。かばんさんも行く気満々なのだ」
サーバル「わーい!! それじゃあ私もいくー!!!」
アライグマ「アライさんもいくのだー!! フェネックはぁ?」
フェネック「アライさんもサーバルもいくなら、いこうかなぁ。ひとりじゃ寂しいしぃ」
サーバル「みんなでいこー!!」
アライグマ「おー!! なのだー!!」
フェネック「それじゃあ、かばんさんのところへ――」
「えぇぇぇ!?」
サーバル「かばんちゃん!?」
アライグマ「かばんさん、どうしたのだー!!!」
フェネック「上だねぇ」
サーバル「上!?」
オオコノハズク「さぁ、一緒に来てもらうのですよ、かばん」バサッバサッ
かばん「い、いきなりなんなんですかー!?」
アライグマ「そうらしいのだ。かばんさんも行く気満々なのだ」
サーバル「わーい!! それじゃあ私もいくー!!!」
アライグマ「アライさんもいくのだー!! フェネックはぁ?」
フェネック「アライさんもサーバルもいくなら、いこうかなぁ。ひとりじゃ寂しいしぃ」
サーバル「みんなでいこー!!」
アライグマ「おー!! なのだー!!」
フェネック「それじゃあ、かばんさんのところへ――」
「えぇぇぇ!?」
サーバル「かばんちゃん!?」
アライグマ「かばんさん、どうしたのだー!!!」
フェネック「上だねぇ」
サーバル「上!?」
オオコノハズク「さぁ、一緒に来てもらうのですよ、かばん」バサッバサッ
かばん「い、いきなりなんなんですかー!?」
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 17:03:07.22 ID:m4QXpnkOo
ワシミミズク「先ほどの招待状、見たはずです」
かばん「み、みましたけどぉ。というか招待状だったんですか?」
オオコノハズク「行きたくないのですか」
かばん「いえ、むしろ行こうと思ってましたけどぉ」
ワシミミズク「それなら問題ないのです」
オオコノハズク「かばんは自分の意志でカフェに行くことを決めたのです」バサッバサッ
ワシミミズク「決して強制ではないのです」バサッバサッ
かばん「えぇぇ……?」
サーバル「がおー!!! はかせー!! かばんちゃんをどこにつれていくのー!!」
アライグマ「かばんさんがゆーかいされたのだー!! パークの危機なのだー!!!」
フェネック「カフェに連れて行ったんじゃないかなぁ」
サーバル「どうしてかばんちゃんだけ!?」
フェネック「さぁ? それはわからないけどぉ」
アライグマ「とにかく追いかけるのだ!!」
サーバル「うん!! かばんちゃん!! 待ってて!! すぐに追いつくからぁ!!」ダダダッ
かばん「み、みましたけどぉ。というか招待状だったんですか?」
オオコノハズク「行きたくないのですか」
かばん「いえ、むしろ行こうと思ってましたけどぉ」
ワシミミズク「それなら問題ないのです」
オオコノハズク「かばんは自分の意志でカフェに行くことを決めたのです」バサッバサッ
ワシミミズク「決して強制ではないのです」バサッバサッ
かばん「えぇぇ……?」
サーバル「がおー!!! はかせー!! かばんちゃんをどこにつれていくのー!!」
アライグマ「かばんさんがゆーかいされたのだー!! パークの危機なのだー!!!」
フェネック「カフェに連れて行ったんじゃないかなぁ」
サーバル「どうしてかばんちゃんだけ!?」
フェネック「さぁ? それはわからないけどぉ」
アライグマ「とにかく追いかけるのだ!!」
サーバル「うん!! かばんちゃん!! 待ってて!! すぐに追いつくからぁ!!」ダダダッ
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 17:21:14.73 ID:m4QXpnkOo
こうざん 山頂
オオコノハズク「着きました」
ワシミミズク「ようこそ、アルパカフェへ」
かばん「ええと……。わぁ、看板がでてる」
オオコノハズク「数日かけて準備したのです。楽しいですよ」
ワシミミズク「入ってみるのです」
かばん「わ、分かりました。失礼しまーす」ガチャッ
「ふわああぁ!!」ガバッ
かばん「うわぁぁぁぁ!? たべないでくださぁぁい!!」
アルパカ「おかえりなさぁい、ご主人様ぁ」ギュゥゥ
かばん「……へ?」
トキ「あなた記念すべき一人目のご主人様よ。ラッキーね。ぬふ」
かばん「あ、えと……これは……」
ワシミミズク「我々、モエを追求したのです。めいどなので」
オオコノハズク「モエるですか、ご主人様。今日はめいどの博士なのです」
オオコノハズク「着きました」
ワシミミズク「ようこそ、アルパカフェへ」
かばん「ええと……。わぁ、看板がでてる」
オオコノハズク「数日かけて準備したのです。楽しいですよ」
ワシミミズク「入ってみるのです」
かばん「わ、分かりました。失礼しまーす」ガチャッ
「ふわああぁ!!」ガバッ
かばん「うわぁぁぁぁ!? たべないでくださぁぁい!!」
アルパカ「おかえりなさぁい、ご主人様ぁ」ギュゥゥ
かばん「……へ?」
トキ「あなた記念すべき一人目のご主人様よ。ラッキーね。ぬふ」
かばん「あ、えと……これは……」
ワシミミズク「我々、モエを追求したのです。めいどなので」
オオコノハズク「モエるですか、ご主人様。今日はめいどの博士なのです」
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 17:25:41.17 ID:m4QXpnkOo
かばん「めいどって……?」
アルパカ「ご主人様ぁ、何飲むぅ?」
トキ「紅茶にする? それとも、わ、た、し?」
かばん「な、なにを言っているんですか」
オオコノハズク「かつて、ヒトはジャパリカフェでこういったことをしていたそうなのです」
ワシミミズク「かばんに合わせてこのカフェも変えてみたのです」
かばん「ど、どうしてわざわざそんなこと……」
オオコノハズク「一人でも多くの常連客を増やすためです。じゅるり」
ワシミミズク「他意はないのです。じゅるり」
かばん「何か隠してませんか」
アルパカ「紅茶はどうするぅ? のむぅ?」
かばん「あ、はい。いただきます」
アルパカ「すこぉしまっててねぇ」
トキ「紅茶が出てくるまでの間、私とモエモエする?」
かばん「どんなことをするんですか?」
アルパカ「ご主人様ぁ、何飲むぅ?」
トキ「紅茶にする? それとも、わ、た、し?」
かばん「な、なにを言っているんですか」
オオコノハズク「かつて、ヒトはジャパリカフェでこういったことをしていたそうなのです」
ワシミミズク「かばんに合わせてこのカフェも変えてみたのです」
かばん「ど、どうしてわざわざそんなこと……」
オオコノハズク「一人でも多くの常連客を増やすためです。じゅるり」
ワシミミズク「他意はないのです。じゅるり」
かばん「何か隠してませんか」
アルパカ「紅茶はどうするぅ? のむぅ?」
かばん「あ、はい。いただきます」
アルパカ「すこぉしまっててねぇ」
トキ「紅茶が出てくるまでの間、私とモエモエする?」
かばん「どんなことをするんですか?」
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 17:33:56.85 ID:m4QXpnkOo
トキ「こうやるの。――もえっ、もえっ、もえっ」ピョンピョン
かばん「……」
オオコノハズク「もえっ、もえっ、もえっ」ピョンピョン
かばん「僕の囲んでどうするんですか……?」
ワシミミズク「もえっ、もえっ、もえっ」ピョンピョン
かばん「あの、怖いんですけど……もえって、なんですかぁ……」
トキ「もえっ、もえもえっ」
オオコノハズク「もえっ、もえもえっ!」
ワシミミズク「もえー!」
かばん「ひっ」ビクッ
トキ「もえたかしら?」
オオコノハズク「我々のモエダンスにかばんもイチコロなのです」
ワシミミズク「じゅるり」
かばん「僕、食べられるんですか……?」
アルパカ「紅茶、はいったよぉー。はい、どうぞぉ」
かばん「……」
オオコノハズク「もえっ、もえっ、もえっ」ピョンピョン
かばん「僕の囲んでどうするんですか……?」
ワシミミズク「もえっ、もえっ、もえっ」ピョンピョン
かばん「あの、怖いんですけど……もえって、なんですかぁ……」
トキ「もえっ、もえもえっ」
オオコノハズク「もえっ、もえもえっ!」
ワシミミズク「もえー!」
かばん「ひっ」ビクッ
トキ「もえたかしら?」
オオコノハズク「我々のモエダンスにかばんもイチコロなのです」
ワシミミズク「じゅるり」
かばん「僕、食べられるんですか……?」
アルパカ「紅茶、はいったよぉー。はい、どうぞぉ」
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 17:41:43.83 ID:m4QXpnkOo
かばん「ありがとうございます、アルパカさん」
アルパカ「ゆっくりしていってにぇ、ご主人様ぁ」
かばん「は、はい」
トキ「もえ、もっと必要かしら」
オオコノハズク「まだもえが十分ではないのです」
ワシミミズク「では、もっともえを注入するのです」
オオコノハズク「この紅茶にもえをいれるのです」
かばん「な、なにをいれるんですか? もえってなんですか?」
トキ「ここは私に任せて。もえもえの歌、ちゃんと作ってきたから」
オオコノハズク「任せるのです、トキ」
ワシミミズク「中途半端なもえでは何も意味がないのです」
トキ「分かっているわ。それじゃあ、歌うわね」
トキ「もぉぉ~えぇぇ~あぁ~めいども~え~!!もえぇぇぇ~!! もえるめぇぇいどぉぉ~!!!」
トキ「もえっ!!!!」ビシッ
かばん「……!?」ビクッ
アルパカ「ゆっくりしていってにぇ、ご主人様ぁ」
かばん「は、はい」
トキ「もえ、もっと必要かしら」
オオコノハズク「まだもえが十分ではないのです」
ワシミミズク「では、もっともえを注入するのです」
オオコノハズク「この紅茶にもえをいれるのです」
かばん「な、なにをいれるんですか? もえってなんですか?」
トキ「ここは私に任せて。もえもえの歌、ちゃんと作ってきたから」
オオコノハズク「任せるのです、トキ」
ワシミミズク「中途半端なもえでは何も意味がないのです」
トキ「分かっているわ。それじゃあ、歌うわね」
トキ「もぉぉ~えぇぇ~あぁ~めいども~え~!!もえぇぇぇ~!! もえるめぇぇいどぉぉ~!!!」
トキ「もえっ!!!!」ビシッ
かばん「……!?」ビクッ
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 17:50:27.24 ID:m4QXpnkOo
トキ「飲んでみて。沢山のもえが入ったはずだから」
かばん「は、はぁ……。いただきます」ズズッ
オオコノハズク「どうですか、ご主人様」
ワシミミズク「もえるですか、もえないですか」
かばん「ええと……。もえ、てるんじゃないですか? たぶん」
オオコノハズク「成功ですね、助手」
ワシミミズク「成功です、博士」
トキ「心の底からもえが湧いてくる感じかしら」
かばん「あるいはそうかもしれませんね。トキさんの歌は相変わらず力強いですし、元気になりますよ」
トキ「あら、それってアンコールってことね? では、2曲目、行くわね」
かばん「あ、はい」
トキ「あぁ~!! もえ~!!! めいど、もぉえぇぇ~!!! もえるぅぅ~めいどがもえるぅぅ~!!」
ワシミミズク「もえっ、もえっ、もえっ」ピョンピョン
オオコノハズク「もえー! もえー! もえー!」ピョンピョン
かばん「ぼ、ぼくを取り囲むのはやめてくださーい……」
かばん「は、はぁ……。いただきます」ズズッ
オオコノハズク「どうですか、ご主人様」
ワシミミズク「もえるですか、もえないですか」
かばん「ええと……。もえ、てるんじゃないですか? たぶん」
オオコノハズク「成功ですね、助手」
ワシミミズク「成功です、博士」
トキ「心の底からもえが湧いてくる感じかしら」
かばん「あるいはそうかもしれませんね。トキさんの歌は相変わらず力強いですし、元気になりますよ」
トキ「あら、それってアンコールってことね? では、2曲目、行くわね」
かばん「あ、はい」
トキ「あぁ~!! もえ~!!! めいど、もぉえぇぇ~!!! もえるぅぅ~めいどがもえるぅぅ~!!」
ワシミミズク「もえっ、もえっ、もえっ」ピョンピョン
オオコノハズク「もえー! もえー! もえー!」ピョンピョン
かばん「ぼ、ぼくを取り囲むのはやめてくださーい……」
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 18:03:17.88 ID:m4QXpnkOo
アルパカ「……」
かばん(アルパカさん……?)
トキ「ご主人様、もっともえるといいわ」
ワシミミズク「満足いくまでもえるといいのです」
オオコノハズク「もえるのです、ご主人様」
かばん「あの、もう十分だと思うんですけど」
トキ「そうなの?」
かばん「きっと……」
トキ「どうする?」
オオコノハズク「本人が十分だというのなら、ここまででいいのです」
ワシミミズク「かばん、ここに通いたいと思えたですか?」
かばん「え!? ええと、そ、そうですね……。個性的なカフェだなっておもいます」
トキ「ぬふ。嬉しいわ。それじゃあ、ここからスペシャルタイムね」
オオコノハズク「我々めいどの力をみせてやるのです」
ワシミミズク「さいごの力です」
かばん(アルパカさん……?)
トキ「ご主人様、もっともえるといいわ」
ワシミミズク「満足いくまでもえるといいのです」
オオコノハズク「もえるのです、ご主人様」
かばん「あの、もう十分だと思うんですけど」
トキ「そうなの?」
かばん「きっと……」
トキ「どうする?」
オオコノハズク「本人が十分だというのなら、ここまででいいのです」
ワシミミズク「かばん、ここに通いたいと思えたですか?」
かばん「え!? ええと、そ、そうですね……。個性的なカフェだなっておもいます」
トキ「ぬふ。嬉しいわ。それじゃあ、ここからスペシャルタイムね」
オオコノハズク「我々めいどの力をみせてやるのです」
ワシミミズク「さいごの力です」
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 18:11:40.49 ID:m4QXpnkOo
かばん「一体、何を……?」
トキ「行くわよ。もえもえもえもえ……」
オオコノハズク「もえもえもえもえ……」
ワシミミズク「もえもえもえもえもえ……」
かばん「こ、こわいんですけどー!?」
トキ「怖いの?」
オオコノハズク「怖いはもえとは違うのです」
ワシミミズク「あまりのもえりょくにかばんが耐えきれなかったのでは?」
オオコノハズク「それは考えられるのです。我々はモエ、なので」
ワシミミズク「ええ、我々は歩くモエ、なので」
トキ「明日もまたこんな感じで持て成すわね」
かばん「あ、明日もですか……」
トキ「嫌なの……?」
かばん「お、お気持ちは嬉しいんですけど、毎日は流石に疲れると思いますよ」
トキ「そうかしら。私たちならできる気もするわ」
トキ「行くわよ。もえもえもえもえ……」
オオコノハズク「もえもえもえもえ……」
ワシミミズク「もえもえもえもえもえ……」
かばん「こ、こわいんですけどー!?」
トキ「怖いの?」
オオコノハズク「怖いはもえとは違うのです」
ワシミミズク「あまりのもえりょくにかばんが耐えきれなかったのでは?」
オオコノハズク「それは考えられるのです。我々はモエ、なので」
ワシミミズク「ええ、我々は歩くモエ、なので」
トキ「明日もまたこんな感じで持て成すわね」
かばん「あ、明日もですか……」
トキ「嫌なの……?」
かばん「お、お気持ちは嬉しいんですけど、毎日は流石に疲れると思いますよ」
トキ「そうかしら。私たちならできる気もするわ」
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 18:19:17.00 ID:m4QXpnkOo
かばん「あの、アルパカさん」
アルパカ「はい? なになに? おかわりかなぁ?」
かばん「いえ、その、外に行きませんか?」
アルパカ「いいよぉ?」
かばん「すみません」
オオコノハズク「かばん、あとでとても大切な話があるのです」
ワシミミズク「とても、とても重要なことなのです。じゅるり」
かばん「あ、はい。なんとなく、わかりました」
アルパカ「外でなにするのぉ? あたし、もえってよくわかんないけど、いいのぉ?」
かばん「いいですよ。それよりカフェの雰囲気、すっごく変わりましたね」
アルパカ「うん。トキがね、ここを流行らせたいっていうの。あたしも、色んなフレンズに来てほしいしにぇ」
かばん「それで博士たちも協力を?」
アルパカ「博士たちはかばんちゃんの料理が目当てみたいだよぉ」
かばん「あはは。やっぱり。つまりここで僕が料理を作るわけですか」
アルパカ「かばんちゃんさえ良ければにぇ」
アルパカ「はい? なになに? おかわりかなぁ?」
かばん「いえ、その、外に行きませんか?」
アルパカ「いいよぉ?」
かばん「すみません」
オオコノハズク「かばん、あとでとても大切な話があるのです」
ワシミミズク「とても、とても重要なことなのです。じゅるり」
かばん「あ、はい。なんとなく、わかりました」
アルパカ「外でなにするのぉ? あたし、もえってよくわかんないけど、いいのぉ?」
かばん「いいですよ。それよりカフェの雰囲気、すっごく変わりましたね」
アルパカ「うん。トキがね、ここを流行らせたいっていうの。あたしも、色んなフレンズに来てほしいしにぇ」
かばん「それで博士たちも協力を?」
アルパカ「博士たちはかばんちゃんの料理が目当てみたいだよぉ」
かばん「あはは。やっぱり。つまりここで僕が料理を作るわけですか」
アルパカ「かばんちゃんさえ良ければにぇ」
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 18:26:41.41 ID:m4QXpnkOo
かばん「僕は構いませんよ。毎日だって来たいぐらいですし」
アルパカ「ほんとぉ!? うれしいなぁ! それじゃあ、あのね、カレーっていう料理をにぇ!」
かばん「本当にいいんですか?」
アルパカ「へぇ?」
かばん「……」
アルパカ「な、なにいってるのぉ? さっきもいったけどぉ、あたしだってこのカフェのこと色んな子に知ってほしいんだよぉ」
かばん「そこを疑っているわけじゃありません。アルパカさんは以前、とても嬉しそうに紅茶を淹れてくれました」
かばん「僕もアルパカさんの淹れる紅茶は美味しいと思います。色んなフレンズさんに知ってほしいとも思います」
かばん「ただ、このままの雰囲気でカフェをしていくのかなって……」
アルパカ「そうしなきゃ、お客さんがこないなら……」
かばん「いいんですか?」
アルパカ「……」
かばん「アルパカさん……」
アルパカ「今日は、もう閉店でいいかなぁ? 紅茶の材料がもうなくてにぇ。ごめんねぇ」
かばん「……はい」
アルパカ「ほんとぉ!? うれしいなぁ! それじゃあ、あのね、カレーっていう料理をにぇ!」
かばん「本当にいいんですか?」
アルパカ「へぇ?」
かばん「……」
アルパカ「な、なにいってるのぉ? さっきもいったけどぉ、あたしだってこのカフェのこと色んな子に知ってほしいんだよぉ」
かばん「そこを疑っているわけじゃありません。アルパカさんは以前、とても嬉しそうに紅茶を淹れてくれました」
かばん「僕もアルパカさんの淹れる紅茶は美味しいと思います。色んなフレンズさんに知ってほしいとも思います」
かばん「ただ、このままの雰囲気でカフェをしていくのかなって……」
アルパカ「そうしなきゃ、お客さんがこないなら……」
かばん「いいんですか?」
アルパカ「……」
かばん「アルパカさん……」
アルパカ「今日は、もう閉店でいいかなぁ? 紅茶の材料がもうなくてにぇ。ごめんねぇ」
かばん「……はい」
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 18:33:09.20 ID:m4QXpnkOo
ワシミミズク「閉店、なのですか」
アルパカ「うん。ありがとねぇ。でも、材料がなくてねぇ」
オオコノハズク「そうですか。材料がないなら仕方ないのです」
トキ「……」
オオコノハズク「かばん、みなとまで送っていくのです」
ワシミミズク「送迎するのです」
かばん「あ、いえ。今日はここを下りて、ジャガーさんかカワウソさんのところでお泊りしようかなって。サーバルちゃんたちも向かってきてくれているかもしれませんし」
オオコノハズク「わかりました。では、我々も近くで一夜を過ごすのです」
かばん「え?」
ワシミミズク「我々が提案したことなのです。最後まで見届けるのが義務なのですよ」
かばん「そうですか」
トキ「明日も来てくれるかしら」
かばん「はいっ。勿論です」
オオコノハズク「それでは、また明日ですね」
アルパカ「ありがとにぇー!」
アルパカ「うん。ありがとねぇ。でも、材料がなくてねぇ」
オオコノハズク「そうですか。材料がないなら仕方ないのです」
トキ「……」
オオコノハズク「かばん、みなとまで送っていくのです」
ワシミミズク「送迎するのです」
かばん「あ、いえ。今日はここを下りて、ジャガーさんかカワウソさんのところでお泊りしようかなって。サーバルちゃんたちも向かってきてくれているかもしれませんし」
オオコノハズク「わかりました。では、我々も近くで一夜を過ごすのです」
かばん「え?」
ワシミミズク「我々が提案したことなのです。最後まで見届けるのが義務なのですよ」
かばん「そうですか」
トキ「明日も来てくれるかしら」
かばん「はいっ。勿論です」
オオコノハズク「それでは、また明日ですね」
アルパカ「ありがとにぇー!」
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 18:37:16.63 ID:m4QXpnkOo
店前
オオコノハズク「何があったのですか、かばん」
ワシミミズク「アルパカの様子がおかしかったのです」
かばん「……」
オオコノハズク「我々、何か余計なことをしてしまったのですか」
ワシミミズク「我々が何か粗相を犯したのですか」
オオコノハズク「確かにかばんの料理が食べたいがために企画したことではあるのです」
ワシミミズク「そこが気に入らなかったのですか」
オオコノハズク「明日、謝るほうがいいのですね」
ワシミミズク「賛成なのです、博士」
かばん「ラッキーさん」
ラッキービースト『ナニカナ?』
かばん「調べたいことがあるんですけど」
ラッキービースト『ナンデモ イッテネ』
かばん「あのですね……」
オオコノハズク「何があったのですか、かばん」
ワシミミズク「アルパカの様子がおかしかったのです」
かばん「……」
オオコノハズク「我々、何か余計なことをしてしまったのですか」
ワシミミズク「我々が何か粗相を犯したのですか」
オオコノハズク「確かにかばんの料理が食べたいがために企画したことではあるのです」
ワシミミズク「そこが気に入らなかったのですか」
オオコノハズク「明日、謝るほうがいいのですね」
ワシミミズク「賛成なのです、博士」
かばん「ラッキーさん」
ラッキービースト『ナニカナ?』
かばん「調べたいことがあるんですけど」
ラッキービースト『ナンデモ イッテネ』
かばん「あのですね……」
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 18:43:16.78 ID:m4QXpnkOo
店内
トキ「これ、片付けておくわね」
アルパカ「うん……」
トキ「何かあった?」
アルパカ「……」
トキ「なんでも言ってほしいわ」
アルパカ「こうしなきゃ、いけないのかなぁ」
トキ「え?」
アルパカ「こうしてたほうが楽しいかもしれないけど、こうしてたらお客さん、喜ぶのかもしれないけど」
アルパカ「こうしなきゃ、いけないのかなぁって、段々思っちゃって……」
トキ「私も博士たちもこのお店を流行らせたいのよ。だから、時間をかけてここまで準備したんじゃない」
アルパカ「わかってる。わかってるよぉ。けど、なんか、ちがうっていうか……」
トキ「何が違うの」
アルパカ「こんなことしなくても、お客さんはきてくれるんじゃないかなぁ?」
トキ「……来なかったでしょ?」
トキ「これ、片付けておくわね」
アルパカ「うん……」
トキ「何かあった?」
アルパカ「……」
トキ「なんでも言ってほしいわ」
アルパカ「こうしなきゃ、いけないのかなぁ」
トキ「え?」
アルパカ「こうしてたほうが楽しいかもしれないけど、こうしてたらお客さん、喜ぶのかもしれないけど」
アルパカ「こうしなきゃ、いけないのかなぁって、段々思っちゃって……」
トキ「私も博士たちもこのお店を流行らせたいのよ。だから、時間をかけてここまで準備したんじゃない」
アルパカ「わかってる。わかってるよぉ。けど、なんか、ちがうっていうか……」
トキ「何が違うの」
アルパカ「こんなことしなくても、お客さんはきてくれるんじゃないかなぁ?」
トキ「……来なかったでしょ?」
40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 18:48:52.43 ID:m4QXpnkOo
アルパカ「うっ……」
トキ「何か気に入らないの?」
アルパカ「かばんちゃんをみてるとにぇ……その紅茶の味がわからないんじゃないかって……」
トキ「どうして?」
アルパカ「あんなにたくさんの店員に囲まれてたら落ち着けない子も出てくるんじゃない?」
トキ「それじゃあ、今まで通りにアルパカだけで紅茶を淹れるお店でいいの?」
アルパカ「……」
トキ「お客さんは私とショウジョウトキだけになるわよ?」
アルパカ「……」
トキ「私は、嫌」
アルパカ「トキ……?」
トキ「私は、ここに沢山のフレンズを呼びたい。連れてくるんじゃなくて、自然とみんなが足を運んでくれるカフェになってほしいの」
トキ「ここが大好きだから」
アルパカ「私もここが大好きだよぉ。でも、でも……こんなに変えなくても……きっといつか……みんなはきてくれるとおもうんだぁ……」
トキ「そう。なら、そうしたら?」
トキ「何か気に入らないの?」
アルパカ「かばんちゃんをみてるとにぇ……その紅茶の味がわからないんじゃないかって……」
トキ「どうして?」
アルパカ「あんなにたくさんの店員に囲まれてたら落ち着けない子も出てくるんじゃない?」
トキ「それじゃあ、今まで通りにアルパカだけで紅茶を淹れるお店でいいの?」
アルパカ「……」
トキ「お客さんは私とショウジョウトキだけになるわよ?」
アルパカ「……」
トキ「私は、嫌」
アルパカ「トキ……?」
トキ「私は、ここに沢山のフレンズを呼びたい。連れてくるんじゃなくて、自然とみんなが足を運んでくれるカフェになってほしいの」
トキ「ここが大好きだから」
アルパカ「私もここが大好きだよぉ。でも、でも……こんなに変えなくても……きっといつか……みんなはきてくれるとおもうんだぁ……」
トキ「そう。なら、そうしたら?」
41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 18:55:18.11 ID:m4QXpnkOo
アルパカ「え……」
トキ「変えなきゃいけないこともあると思うけど、アルパカが変えたくないって思ったならそうしたらいいわ」
トキ「ここは、私のカフェじゃないから」
アルパカ「トキ、待って、あの……」
トキ「それじゃあ」
アルパカ「あ……」
バタンッ
アルパカ「ちがうよぉ……そうじゃないんだよぉ……」
アルパカ「ただ……ただ……」
アルパカ「ここが素敵な場所だって……変えなくなって伝わるって……信じてみたくなっただけで……」
アルパカ「トキにも博士たちにも感謝してるよぉ……」
アルパカ「わたしだって……おきゃくさんがきてくれるなら……なんだって……するつもりで……いたんだぁ……」
アルパカ「こうちゃ……いれるの……だいすきだし……」
アルパカ「おいしい……って、いって、もらいたいだけだし……」
アルパカ「それだけ……なのになぁ……どうして……うまくいかないのかなぁ……」
トキ「変えなきゃいけないこともあると思うけど、アルパカが変えたくないって思ったならそうしたらいいわ」
トキ「ここは、私のカフェじゃないから」
アルパカ「トキ、待って、あの……」
トキ「それじゃあ」
アルパカ「あ……」
バタンッ
アルパカ「ちがうよぉ……そうじゃないんだよぉ……」
アルパカ「ただ……ただ……」
アルパカ「ここが素敵な場所だって……変えなくなって伝わるって……信じてみたくなっただけで……」
アルパカ「トキにも博士たちにも感謝してるよぉ……」
アルパカ「わたしだって……おきゃくさんがきてくれるなら……なんだって……するつもりで……いたんだぁ……」
アルパカ「こうちゃ……いれるの……だいすきだし……」
アルパカ「おいしい……って、いって、もらいたいだけだし……」
アルパカ「それだけ……なのになぁ……どうして……うまくいかないのかなぁ……」
42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 19:00:45.93 ID:m4QXpnkOo
店前
トキ「……」
オオコノハズク「トキ、どうしたのですか」
トキ「なんでもないわ」
ワシミミズク「アルパカ、怒っていたのですか?」
トキ「いいえ。寧ろ、感謝していたわ。でも、やっぱり変えたくないんですって」
オオコノハズク「変えたくない?」
トキ「私が提案しちゃったから、言い出しにくかったのかもね」
ワシミミズク「そうですか」
トキ「……アルパカには悪いこと、しちゃったわね。もっと早く気が付いていればよかったのに」
オオコノハズク「それは我々も同罪なのです」
ワシミミズク「明日、謝罪するのですよ」
トキ「うん。そうしましょう。きっとアルパカは静かなカフェのほうがよかったのね」
ワシミミズク「こんな場所でカフェをしたいと言い出すのですから、当然のことだったかもしれないのです」
オオコノハズク「鳥のフレンズたちでさえ、殆ど気が付かない場所ですからね。よく見つけたものです」
トキ「……」
オオコノハズク「トキ、どうしたのですか」
トキ「なんでもないわ」
ワシミミズク「アルパカ、怒っていたのですか?」
トキ「いいえ。寧ろ、感謝していたわ。でも、やっぱり変えたくないんですって」
オオコノハズク「変えたくない?」
トキ「私が提案しちゃったから、言い出しにくかったのかもね」
ワシミミズク「そうですか」
トキ「……アルパカには悪いこと、しちゃったわね。もっと早く気が付いていればよかったのに」
オオコノハズク「それは我々も同罪なのです」
ワシミミズク「明日、謝罪するのですよ」
トキ「うん。そうしましょう。きっとアルパカは静かなカフェのほうがよかったのね」
ワシミミズク「こんな場所でカフェをしたいと言い出すのですから、当然のことだったかもしれないのです」
オオコノハズク「鳥のフレンズたちでさえ、殆ど気が付かない場所ですからね。よく見つけたものです」
43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 19:10:36.28 ID:m4QXpnkOo
トキ「そういえばそうね。アルパカは偶然、ここを見つけたって言ってたけど」
オオコノハズク「相談を受けたときも驚いたのです。まさかここをアルパカが見つけるなんて、と」
ワシミミズク「いくら山の上り下りが得意だといっても、ここを見つける確率は相当低いのです」
トキ「隣の山から見つけたって言ってたわね」
オオコノハズク「尚の事、よく発見できたのです」
ワシミミズク「何かを感じ取りでもしなければ、誰も気が付かないのですよ」
トキ「そうよね……。だからこそ、お客さんだってこないんだし」
オオコノハズク「紅茶を淹れたいだけなら他のジャパリカフェがあるのに、ここに拘る理由もよくわからないのです」
ワシミミズク「ここを通るフレンズがどれほどいるのか、わからないのです」
オオコノハズク「かなりの少数のはずなのです」
トキ「ここに何かあるのかしら」
ワシミミズク「見当もつかないのです」
ジャガー「よっと、ついたー」
オオコノハズク「おや、どうしたのですか」
ジャガー「かばんを連れてきたんだ。ろーぷうぇーで登るの大変だろうからね」
オオコノハズク「相談を受けたときも驚いたのです。まさかここをアルパカが見つけるなんて、と」
ワシミミズク「いくら山の上り下りが得意だといっても、ここを見つける確率は相当低いのです」
トキ「隣の山から見つけたって言ってたわね」
オオコノハズク「尚の事、よく発見できたのです」
ワシミミズク「何かを感じ取りでもしなければ、誰も気が付かないのですよ」
トキ「そうよね……。だからこそ、お客さんだってこないんだし」
オオコノハズク「紅茶を淹れたいだけなら他のジャパリカフェがあるのに、ここに拘る理由もよくわからないのです」
ワシミミズク「ここを通るフレンズがどれほどいるのか、わからないのです」
オオコノハズク「かなりの少数のはずなのです」
トキ「ここに何かあるのかしら」
ワシミミズク「見当もつかないのです」
ジャガー「よっと、ついたー」
オオコノハズク「おや、どうしたのですか」
ジャガー「かばんを連れてきたんだ。ろーぷうぇーで登るの大変だろうからね」
44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 19:19:36.21 ID:m4QXpnkOo
かばん「ありがとうございます、ジャガーさん」
ジャガー「気にしなくてもいいよ」
トキ「かばん、まだいたのね。ところで、その抱いているのは……」
かばん「このカフェ周辺を管理してるラッキーさんです」
オオコノハズク「何故、ラッキービーストを持ってきたのですか?」
かばん「知っているかもしれないって思って」
ワシミミズク「知っている……?」
ラッキービースト『ボクはどうしたらいいのかな?』
かばん「みなさん、一緒に来てください。見てもらいたいものがあるんです」
トキ「見せたいもの……」
ワシミミズク「気になるのです」
オオコノハズク「何を見つけてきたのですか」
ジャガー「一緒に行ってもいいの?」
かばん「はいっ」
ラッキービースト『なんでもいってね』
ジャガー「気にしなくてもいいよ」
トキ「かばん、まだいたのね。ところで、その抱いているのは……」
かばん「このカフェ周辺を管理してるラッキーさんです」
オオコノハズク「何故、ラッキービーストを持ってきたのですか?」
かばん「知っているかもしれないって思って」
ワシミミズク「知っている……?」
ラッキービースト『ボクはどうしたらいいのかな?』
かばん「みなさん、一緒に来てください。見てもらいたいものがあるんです」
トキ「見せたいもの……」
ワシミミズク「気になるのです」
オオコノハズク「何を見つけてきたのですか」
ジャガー「一緒に行ってもいいの?」
かばん「はいっ」
ラッキービースト『なんでもいってね』
45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 19:24:12.18 ID:m4QXpnkOo
店内
アルパカ「……」
アルパカ「ペッ!!」
アルパカ「はぁ……」
カラーン
アルパカ「ごめんにぇ、今日はへいて……ん……」
かばん「どうも」
ジャガー「へえー、こんな風になってたのかぁ」
アルパカ「みんなぁ? どうかしたのぉ?」
トキ「見せたいものがあるってかばんが言っているのよ」
オオコノハズク「早く見たいのです」
ワシミミズク「見せてほしいのです」
かばん「ラッキービーストさん、当時の映像を見せてもらえますか? ジャパリカフェの宣伝を兼ねて」
ラッキービースト『わかったよ。再生するね』
アルパカ「ぅん? なにか映って……」
アルパカ「……」
アルパカ「ペッ!!」
アルパカ「はぁ……」
カラーン
アルパカ「ごめんにぇ、今日はへいて……ん……」
かばん「どうも」
ジャガー「へえー、こんな風になってたのかぁ」
アルパカ「みんなぁ? どうかしたのぉ?」
トキ「見せたいものがあるってかばんが言っているのよ」
オオコノハズク「早く見たいのです」
ワシミミズク「見せてほしいのです」
かばん「ラッキービーストさん、当時の映像を見せてもらえますか? ジャパリカフェの宣伝を兼ねて」
ラッキービースト『わかったよ。再生するね』
アルパカ「ぅん? なにか映って……」
46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 19:33:59.47 ID:m4QXpnkOo
『ここジャパリカフェこうざん店は、他のカフェでは味わえないものがあります!』
『それはこの雄大な自然を見ながら、美味しい紅茶を飲むことができるのです!』
『見てください。開店してからまだ間もないですが、こんなにも多くの人とフレンズがここで休憩しています!』
アルパカ「……」
トキ「ヒトがたくさん……フレンズも……」
ジャガー「な、なんだこれ!? どうなってるんだ!? ぜんぜん、わからんっ!」
『店内も店外もお客さんで一杯です!』
オオコノハズク「昔はここにこれほどのお客が足を運んでいたのですね」
ワシミミズク「みんな楽しそうなのです」
かばん「疑問だったんです」
アルパカ「なにがぁ?」
かばん「こんな場所にカフェを建てた理由です。この辺りには山が多いですし、みんながこの山を通って別のちほーに行くとは限りません」
かばん「なのに、カフェはここだけにしかなかった。アルパカさんは、それを見つけ出した。本当に偶然だったんでしょうか」
アルパカ「偶然だよぉ? だって、山を越えるときにたまたま……」
かばん「隣の山からここを見つけたんですよね。休憩していたからとはいえ、目に入るでしょうか? いえ、入ったとしてもそれを偶然で片づけていいのかなって、思ったんです」
『それはこの雄大な自然を見ながら、美味しい紅茶を飲むことができるのです!』
『見てください。開店してからまだ間もないですが、こんなにも多くの人とフレンズがここで休憩しています!』
アルパカ「……」
トキ「ヒトがたくさん……フレンズも……」
ジャガー「な、なんだこれ!? どうなってるんだ!? ぜんぜん、わからんっ!」
『店内も店外もお客さんで一杯です!』
オオコノハズク「昔はここにこれほどのお客が足を運んでいたのですね」
ワシミミズク「みんな楽しそうなのです」
かばん「疑問だったんです」
アルパカ「なにがぁ?」
かばん「こんな場所にカフェを建てた理由です。この辺りには山が多いですし、みんながこの山を通って別のちほーに行くとは限りません」
かばん「なのに、カフェはここだけにしかなかった。アルパカさんは、それを見つけ出した。本当に偶然だったんでしょうか」
アルパカ「偶然だよぉ? だって、山を越えるときにたまたま……」
かばん「隣の山からここを見つけたんですよね。休憩していたからとはいえ、目に入るでしょうか? いえ、入ったとしてもそれを偶然で片づけていいのかなって、思ったんです」
47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 19:42:06.09 ID:m4QXpnkOo
トキ「どういうこと?」
『ふわああぁ! いらっしゃぁい! よぉこそぉ! ジャパリカフェへ~!』
アルパカ「え……」
トキ「あ……これって……」
アルパカ『美味しい紅茶、淹れるよぉ。なにのむぅ? ここには色々あるよぉ。えへへぇ』
アルパカ「……」
オオコノハズク「アルパカ、なのですか」
ワシミミズク「昔のアルパカ、なのですね」
アルパカ『あぁー、今日もお客さんがいっぱいだぁ。大変だけど、たのしいよぉ。店長もやさしいしにぇ』
アルパカ「……」
アルパカ『みんながねぇ、あたしが淹れた紅茶、おいしいっていってくれるのぉ。それがほんとうにうれしいんだぁ』
アルパカ「しらない……こんなの……しらないよぉ……」
トキ「アルパカ……」
アルパカ「みたこと……ない……これはあたしじゃないよぉ……ないのに……なんでかなぁ……なんで……ちょっとかなしいのかなぁ……なんでかなぁ……」
ジャガー「ろーぷうぇーもすっごい動いてるなぁ」
『ふわああぁ! いらっしゃぁい! よぉこそぉ! ジャパリカフェへ~!』
アルパカ「え……」
トキ「あ……これって……」
アルパカ『美味しい紅茶、淹れるよぉ。なにのむぅ? ここには色々あるよぉ。えへへぇ』
アルパカ「……」
オオコノハズク「アルパカ、なのですか」
ワシミミズク「昔のアルパカ、なのですね」
アルパカ『あぁー、今日もお客さんがいっぱいだぁ。大変だけど、たのしいよぉ。店長もやさしいしにぇ』
アルパカ「……」
アルパカ『みんながねぇ、あたしが淹れた紅茶、おいしいっていってくれるのぉ。それがほんとうにうれしいんだぁ』
アルパカ「しらない……こんなの……しらないよぉ……」
トキ「アルパカ……」
アルパカ「みたこと……ない……これはあたしじゃないよぉ……ないのに……なんでかなぁ……なんで……ちょっとかなしいのかなぁ……なんでかなぁ……」
ジャガー「ろーぷうぇーもすっごい動いてるなぁ」
48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 19:50:40.35 ID:m4QXpnkOo
アルパカ『追加の注文はいったよぉ! あぁ、ほんと、いそがしいよぉ!』
アルパカ「いいなぁ……たのしそうだなぁ……」
かばん「本当は、最初から知っていたんですよ」
アルパカ『おいしいぃ? ありがとにぇ!』
アルパカ「こんなに……おきゃくさんきてくれたら……きっと……きっと……すっごくたのしいだろうなぁ……」
かばん「アルパカさんは、最初からこのカフェがどれだけ素敵な場所なのか知っていたんです。だから、変えたくなかったのかもしれません」
かばん「お客さんが中々こなくても信じたかったのかもしれません」
アルパカ『ありがとぉー! またきてにぇー!! あははー』
アルパカ「しってたのかな……だから……わたし……いやだったのかな……かわっちゃいそうで……こわくなったのかなぁ……」
トキ「……」
オオコノハズク「謝るのです、アルパカ」
ワシミミズク「我々、こんなに素晴らしい場所を壊そうとしてしまったのです」
アルパカ「ちがう……あやまるのは……あたし……だよぉ……せっかく……いろ、いろ……かんがえて……くれたのにぃ……」
トキ「このままでよかったのね。間違っていたのは、私のほうだったわ。ごめんなさい、アルパカ」
アルパカ『ふわああぁ! いらっしゃぁい! よぉこそぉ! ゆっくりしていってにぇー!』
アルパカ「いいなぁ……たのしそうだなぁ……」
かばん「本当は、最初から知っていたんですよ」
アルパカ『おいしいぃ? ありがとにぇ!』
アルパカ「こんなに……おきゃくさんきてくれたら……きっと……きっと……すっごくたのしいだろうなぁ……」
かばん「アルパカさんは、最初からこのカフェがどれだけ素敵な場所なのか知っていたんです。だから、変えたくなかったのかもしれません」
かばん「お客さんが中々こなくても信じたかったのかもしれません」
アルパカ『ありがとぉー! またきてにぇー!! あははー』
アルパカ「しってたのかな……だから……わたし……いやだったのかな……かわっちゃいそうで……こわくなったのかなぁ……」
トキ「……」
オオコノハズク「謝るのです、アルパカ」
ワシミミズク「我々、こんなに素晴らしい場所を壊そうとしてしまったのです」
アルパカ「ちがう……あやまるのは……あたし……だよぉ……せっかく……いろ、いろ……かんがえて……くれたのにぃ……」
トキ「このままでよかったのね。間違っていたのは、私のほうだったわ。ごめんなさい、アルパカ」
アルパカ『ふわああぁ! いらっしゃぁい! よぉこそぉ! ゆっくりしていってにぇー!』
49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 19:55:44.10 ID:m4QXpnkOo
ラッキービースト『以上だよ。他に見たい映像はあるかな?』
かばん「いえ、ありません。ありがとうございました」
ラッキービースト『何かあったら言ってね』
アルパカ「うぅぅ……」
オオコノハズク「我々は外にいるのです」
ワシミミズク「賢いので」
ジャガー「かばん、外で待ってよう」
かばん「はいっ」
トキ「……今日は、帰るわ。また明日ね」
アルパカ「うぅ……ぅ……」
かばん「アルパカさん……」
ラッキービースト『カバン ヤクニタテタカナ』
かばん「うん。ここのラッキーさんを探してくれてありがとうございます」
ラッキービースト『キニシナイデ』
アルパカ「すきだったんだぁ……ずっとまえから……あたし……ここがすきだったんだぁ……しらないけど……おぼえてないけど……すきだったんだぁ……」
かばん「いえ、ありません。ありがとうございました」
ラッキービースト『何かあったら言ってね』
アルパカ「うぅぅ……」
オオコノハズク「我々は外にいるのです」
ワシミミズク「賢いので」
ジャガー「かばん、外で待ってよう」
かばん「はいっ」
トキ「……今日は、帰るわ。また明日ね」
アルパカ「うぅ……ぅ……」
かばん「アルパカさん……」
ラッキービースト『カバン ヤクニタテタカナ』
かばん「うん。ここのラッキーさんを探してくれてありがとうございます」
ラッキービースト『キニシナイデ』
アルパカ「すきだったんだぁ……ずっとまえから……あたし……ここがすきだったんだぁ……しらないけど……おぼえてないけど……すきだったんだぁ……」
50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 20:00:18.98 ID:m4QXpnkOo
店前
トキ「わたしはぁ~とぉき~なかまをさがしてぇ~るぅ~」
アルパカ「紅茶、のむぅ?」
トキ「いいの?」
アルパカ「うん。泣いたらすっきりしたよぉ」
トキ「そう」
アルパカ「トキぃ?」
トキ「なぁに?」
アルパカ「やっぱりジャパリカフェのままでいきたいなって思ってるんだけど……」
トキ「私の許可なんていらないわ」
アルパカ「ごめんにぇ。ここまで準備してくれたのに」
トキ「明日、看板を外しましょう。このカフェには相応しくないもの」
アルパカ「お客さん、きてくれるかなぁ」
トキ「来てくれるわ」
アルパカ「うん。そうだにぇ。きっとくるよねぇ。あぁ、待ち遠しいなぁ。えへへ」
トキ「わたしはぁ~とぉき~なかまをさがしてぇ~るぅ~」
アルパカ「紅茶、のむぅ?」
トキ「いいの?」
アルパカ「うん。泣いたらすっきりしたよぉ」
トキ「そう」
アルパカ「トキぃ?」
トキ「なぁに?」
アルパカ「やっぱりジャパリカフェのままでいきたいなって思ってるんだけど……」
トキ「私の許可なんていらないわ」
アルパカ「ごめんにぇ。ここまで準備してくれたのに」
トキ「明日、看板を外しましょう。このカフェには相応しくないもの」
アルパカ「お客さん、きてくれるかなぁ」
トキ「来てくれるわ」
アルパカ「うん。そうだにぇ。きっとくるよねぇ。あぁ、待ち遠しいなぁ。えへへ」
51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 20:15:39.52 ID:m4QXpnkOo
アルパカ「明日も朝からお店で紅茶飲むの?」
トキ「いけないかしら」
アルパカ「仲間をさがしてぇ~って歌ってたから」
トキ「この歌は歌詞が変わったのよ」
アルパカ「え? どういうことぉ」
トキ「わたしはぁ~とぉき~なかまをさがしてぇ~るぅ~! そぉして、みつけぇたぁのぉ~だいじぃなぁなかぁまぁ~」
アルパカ「そっかぁ。みつかったんだぁ」
トキ「ええ。もう探す必要はないわ」
アルパカ「よかったねぇ」
トキ「ホントに」
「うみゃみゃみゃみゃみゃみゃみゃー!!!!」
アルパカ「なになになに!? お客さんかなぁ!?」
サーバル「かばんちゃーん!!!! どこー!!!! かばんちゃーん!!! あぁー!! トキー!! アルパカー!! かばんちゃん知らなーい!?」
トキ「かばんなら山を下りたわ。ジャガーのところにいるんじゃないかしら」
サーバル「そーなの!? ありがとう!! 行ってみるね!!! うみゃみゃみゃー!!!」
トキ「いけないかしら」
アルパカ「仲間をさがしてぇ~って歌ってたから」
トキ「この歌は歌詞が変わったのよ」
アルパカ「え? どういうことぉ」
トキ「わたしはぁ~とぉき~なかまをさがしてぇ~るぅ~! そぉして、みつけぇたぁのぉ~だいじぃなぁなかぁまぁ~」
アルパカ「そっかぁ。みつかったんだぁ」
トキ「ええ。もう探す必要はないわ」
アルパカ「よかったねぇ」
トキ「ホントに」
「うみゃみゃみゃみゃみゃみゃみゃー!!!!」
アルパカ「なになになに!? お客さんかなぁ!?」
サーバル「かばんちゃーん!!!! どこー!!!! かばんちゃーん!!! あぁー!! トキー!! アルパカー!! かばんちゃん知らなーい!?」
トキ「かばんなら山を下りたわ。ジャガーのところにいるんじゃないかしら」
サーバル「そーなの!? ありがとう!! 行ってみるね!!! うみゃみゃみゃー!!!」
52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 20:25:37.67 ID:m4QXpnkOo
翌日 店前
ワシミミズク「これで撤収は完了なのです」
オオコノハズク「色々とすまなかったのです」
アルパカ「こちらこそ、ごめんにぇ。かばんちゃんも、迷惑かけちゃったねぇ」
かばん「いえ。全然。僕だって昔のジャパリカフェが知れて嬉しかったです」
サーバル「もう、博士! 勝手にかばんちゃんを連れていかないでよね!」
オオコノハズク「反省しているのです」
ワシミミズク「猛省しているのです」
アライグマ「随分とちいさくなってるのだ」
フェネック「なんかあったみたいだけど、聞かない方がいいのかなぁ」
オオコノハズク「みなとまで戻るなら送っていきますが」
かばん「ええと……。サーバルちゃんと歩いて帰ります」
ラッキービースト『カナリ キョリガアルヨ?』
かばん「僕だけ飛んで帰るのも嫌なので。帰りぐらいはサーバルちゃんたちと一緒に行きます」
サーバル「うぅぅー……。かばんちゃーん!!」ギュゥゥ
ワシミミズク「これで撤収は完了なのです」
オオコノハズク「色々とすまなかったのです」
アルパカ「こちらこそ、ごめんにぇ。かばんちゃんも、迷惑かけちゃったねぇ」
かばん「いえ。全然。僕だって昔のジャパリカフェが知れて嬉しかったです」
サーバル「もう、博士! 勝手にかばんちゃんを連れていかないでよね!」
オオコノハズク「反省しているのです」
ワシミミズク「猛省しているのです」
アライグマ「随分とちいさくなってるのだ」
フェネック「なんかあったみたいだけど、聞かない方がいいのかなぁ」
オオコノハズク「みなとまで戻るなら送っていきますが」
かばん「ええと……。サーバルちゃんと歩いて帰ります」
ラッキービースト『カナリ キョリガアルヨ?』
かばん「僕だけ飛んで帰るのも嫌なので。帰りぐらいはサーバルちゃんたちと一緒に行きます」
サーバル「うぅぅー……。かばんちゃーん!!」ギュゥゥ
53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 20:30:52.67 ID:m4QXpnkOo
かばん「うわぁ!? ちょっとサーバルちゃん! 急に抱きつかないでよぉ」
サーバル「一緒にかえろー!!」
かばん「うん」
アライグマ「かばんさん、流石なのだー!!」
フェネック「あえて苦しい方を選択するなんてねぇ。アライさんは絶対にしないのに」
アライグマ「何をいっているのだ! アライさんもかばんさんと同じ選択をするのだ!!」
かばん「心配かけちゃったね」
サーバル「いいんだよー。あ、そうだ、きいてきいて。ここまでくるまでにね、ライオンとかスナネコとかにあったんだけど――」
ワシミミズク「それでは我々も戻るのです」
オオコノハズク「それでは、また来るのです」
アルパカ「まってるよぉ」
トキ「またね」
オオコノハズク「カレーはおあずけなのです」バサッバサッ
ワシミミズク「おかわりは延長なのです」バサッバサッ
アルパカ「さぁーて、お店あけないとにぇー」
サーバル「一緒にかえろー!!」
かばん「うん」
アライグマ「かばんさん、流石なのだー!!」
フェネック「あえて苦しい方を選択するなんてねぇ。アライさんは絶対にしないのに」
アライグマ「何をいっているのだ! アライさんもかばんさんと同じ選択をするのだ!!」
かばん「心配かけちゃったね」
サーバル「いいんだよー。あ、そうだ、きいてきいて。ここまでくるまでにね、ライオンとかスナネコとかにあったんだけど――」
ワシミミズク「それでは我々も戻るのです」
オオコノハズク「それでは、また来るのです」
アルパカ「まってるよぉ」
トキ「またね」
オオコノハズク「カレーはおあずけなのです」バサッバサッ
ワシミミズク「おかわりは延長なのです」バサッバサッ
アルパカ「さぁーて、お店あけないとにぇー」
54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 20:35:34.92 ID:m4QXpnkOo
店内
トキ「静かね」
アルパカ「これでいいんだよぉ」
トキ「……ちょっと、残念だったけど」
アルパカ「私も、変わることを怖がってたらいけないよねぇ」
トキ「え?」
アルパカ「いつかね。あのめいどかふぇもやりたいよぉ」
トキ「ホントに?」
アルパカ「ほんとだよぉ。えへへ」
トキ「うふふ……」
「ここだ、ここだー。サーバルが言ってた素敵なカフェって。へぇー、いいところだなぁ」
「かばんちゃんもここにいるって言ってたけど、まだいるかな? 流石にもう帰ったのかな?」
「はやく入りましょう。僕、待ちきれないです」
カラーン
アルパカ「ふわああぁ! いらっしゃぁい! よぉこそぉ! ジャパリカフェへ~!」
トキ「静かね」
アルパカ「これでいいんだよぉ」
トキ「……ちょっと、残念だったけど」
アルパカ「私も、変わることを怖がってたらいけないよねぇ」
トキ「え?」
アルパカ「いつかね。あのめいどかふぇもやりたいよぉ」
トキ「ホントに?」
アルパカ「ほんとだよぉ。えへへ」
トキ「うふふ……」
「ここだ、ここだー。サーバルが言ってた素敵なカフェって。へぇー、いいところだなぁ」
「かばんちゃんもここにいるって言ってたけど、まだいるかな? 流石にもう帰ったのかな?」
「はやく入りましょう。僕、待ちきれないです」
カラーン
アルパカ「ふわああぁ! いらっしゃぁい! よぉこそぉ! ジャパリカフェへ~!」
55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 21:17:20.74 ID:m4QXpnkOo
おしまい。
56: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 21:21:01.23 ID:xs/DB4Vm0
おつ
けもフレらしい優しい世界
けもフレらしい優しい世界
57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 22:38:01.23 ID:6TfHv6h2o
自分の間違いを認められるカレーコンビがかしこかった
乙
乙
58: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 22:46:21.25 ID:m3NuOwpp0
乙乙
みんないい子
みんないい子
引用元: アルパカ「ふわああぁ!いらっしゃぁい!よぉこそぉ!アルパカフェへ~!」
【けものフレンズ】ミミズク「ハカセ、早くシャワーを浴びてくるのです」
2019-05-03
1: ◆pbXL8jr.8M 2017/09/29(金) 12:28:38.04 ID:VH/d9SgA0
アリツカゲラのろっじ
コノハ「…………………」グスッ
ミミズク「ハカセ、泣いてないで早くするです」
ミミズク「我々長が集会に遅れてしまっては皆に示しがつかないのです」
コノハ「……………よくそんな事が言えるのですね助手……」
ミミズク「?」
コノハ「昨晩……」
コノハ「あんな事を私にしておいて…」グスッ
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1506655717
コノハ「…………………」グスッ
ミミズク「ハカセ、泣いてないで早くするです」
ミミズク「我々長が集会に遅れてしまっては皆に示しがつかないのです」
コノハ「……………よくそんな事が言えるのですね助手……」
ミミズク「?」
コノハ「昨晩……」
コノハ「あんな事を私にしておいて…」グスッ
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1506655717
関連
ハルヒ「SOS団で恋の暴露大会をするわよ!」
【朗報】わたてんさん、ケムリクサを超えてガチで覇権へ
【ラブライブサンシャイン】善子「運命の引力」
【悲報】Twitterで3年前に「令和」を予言してたものがいたwwwwwwwww
2: ◆pbXL8jr.8M 2017/09/29(金) 12:35:11.52 ID:VH/d9SgA0
ミミズク「あんな事……とは?」
コノハ「……………」グスッ
ミミズク「ハカセ、泣いていてはわからないのです、あんな事とはなんのことですか?」グイッ
コノハ「や、やめるです!助手!」ドッ
ミミズク「…………………」
コノハ「………それを私の口から言わせる気なのですか……?」
ミミズク「ええ、私は賢いですが、ハカセが言う"あんな事"とはなんの事かまったく見当もつかないので」
コノハ「…………助手はいじわるなのです…」
コノハ「……………」グスッ
ミミズク「ハカセ、泣いていてはわからないのです、あんな事とはなんのことですか?」グイッ
コノハ「や、やめるです!助手!」ドッ
ミミズク「…………………」
コノハ「………それを私の口から言わせる気なのですか……?」
ミミズク「ええ、私は賢いですが、ハカセが言う"あんな事"とはなんの事かまったく見当もつかないので」
コノハ「…………助手はいじわるなのです…」
3: ◆pbXL8jr.8M 2017/09/29(金) 12:43:20.42 ID:VH/d9SgA0
コノハ「だ、だからその………」ゴニョゴニョ
ミミズク「ハカセ、何を言っているのかまったく聞こえないのです」
ミミズク「もっと高らかに大きな声でお願いしたいのです」
コノハ「!?」
コノハ「だ、だから!その!」
コノハ「昨晩、助手が!いやがる私のクチに!無理矢理あんな物をちょいした話なのです!!////」
ミミズク「あ~、その話ですか…」ニヤニヤ
コノハ「そうです!わかってる癖に言わせるなです!/////」
ミミズク「で、ソレに何か問題が?」
コノハ「!?」
コノハ「そ、そんな言い方………」ガクッ
コノハ「…………ハジメテだったのに」グスッ
ミミズク「…………………」
ミミズク「ハカセ、何を言っているのかまったく聞こえないのです」
ミミズク「もっと高らかに大きな声でお願いしたいのです」
コノハ「!?」
コノハ「だ、だから!その!」
コノハ「昨晩、助手が!いやがる私のクチに!無理矢理あんな物をちょいした話なのです!!////」
ミミズク「あ~、その話ですか…」ニヤニヤ
コノハ「そうです!わかってる癖に言わせるなです!/////」
ミミズク「で、ソレに何か問題が?」
コノハ「!?」
コノハ「そ、そんな言い方………」ガクッ
コノハ「…………ハジメテだったのに」グスッ
ミミズク「…………………」
4: ◆pbXL8jr.8M 2017/09/29(金) 12:53:50.27 ID:VH/d9SgA0
ミミズク「ハカセ」グイッ
コノハ「や、やめるです助手…ち、近いのです……」ビクビク
ミミズク「その件について一つ言わせて頂きたいのですが……」
コノハ「……………?」
ミミズク「………先に私を誘ってきたのはハカセの方なのですよね?」
コノハ「!?」
コノハ「な、なにを……」ドキドキ
ミミズク「………厭らしくおクチから涎を垂らして……」サワッ
コノハ「……そ、そんな事……」
ミミズク「潤んだ瞳で私を誘ってきた」サワサワ
ミミズク「それはハカセの方ですよね?」ギュッ
コノハ「わ、私はそんなつもりは…」
ミミズク「……私はとても鮮明に昨晩の出来事を覚えているのですよ?」
ミミズク「私は賢いので」
コノハ「うぅ……/////」
ミミズク「昨晩のハカセ……ヒーヒー言っててとても可愛かったです」クスッ
コノハ「//////」カーッ
コノハ「や、やめるです助手…ち、近いのです……」ビクビク
ミミズク「その件について一つ言わせて頂きたいのですが……」
コノハ「……………?」
ミミズク「………先に私を誘ってきたのはハカセの方なのですよね?」
コノハ「!?」
コノハ「な、なにを……」ドキドキ
ミミズク「………厭らしくおクチから涎を垂らして……」サワッ
コノハ「……そ、そんな事……」
ミミズク「潤んだ瞳で私を誘ってきた」サワサワ
ミミズク「それはハカセの方ですよね?」ギュッ
コノハ「わ、私はそんなつもりは…」
ミミズク「……私はとても鮮明に昨晩の出来事を覚えているのですよ?」
ミミズク「私は賢いので」
コノハ「うぅ……/////」
ミミズク「昨晩のハカセ……ヒーヒー言っててとても可愛かったです」クスッ
コノハ「//////」カーッ
6: ◆pbXL8jr.8M 2017/09/29(金) 17:46:51.00 ID:VH/d9SgA0
コノハ「もう助手とは口をきいてやらないのです!」プイッ
ミミズク「ハカセ、ひょっとしておこですか?おこなのですか?」
コノハ「激おこなのです」グルン
ミミズク「この程度でおことは……やはりハカセはお子さまなのです」ハァ
コノハ「……な!?」カチン
コノハ「わ、私はハカセなのですよ!賢いのです!助手!もっと私を敬うのです!」
ミミズク「………………」
ミミズク「道具の使い方も知らないお子さまハカセを敬うなんて……無理な話なのです」ヤレヤレ
ハカセ「!?」
ハカセ「し、知らない訳ではないのです……!アレはただ上手く使えないだけなのですぅ!」
ミミズク「………私は上手くアレを使えたのですが?」
コノハ「っ……………!!」
ミミズク「私は賢いので道具の使い方を練習したのです」
ミミズク「一人で」
ミミズク「ハカセの事を想いながら…です」
コノハ「へ、平然とそういう事を言うのはやめるです!/////」
ミミズク「私はオトナなので」
ミミズク「ハカセ、ひょっとしておこですか?おこなのですか?」
コノハ「激おこなのです」グルン
ミミズク「この程度でおことは……やはりハカセはお子さまなのです」ハァ
コノハ「……な!?」カチン
コノハ「わ、私はハカセなのですよ!賢いのです!助手!もっと私を敬うのです!」
ミミズク「………………」
ミミズク「道具の使い方も知らないお子さまハカセを敬うなんて……無理な話なのです」ヤレヤレ
ハカセ「!?」
ハカセ「し、知らない訳ではないのです……!アレはただ上手く使えないだけなのですぅ!」
ミミズク「………私は上手くアレを使えたのですが?」
コノハ「っ……………!!」
ミミズク「私は賢いので道具の使い方を練習したのです」
ミミズク「一人で」
ミミズク「ハカセの事を想いながら…です」
コノハ「へ、平然とそういう事を言うのはやめるです!/////」
ミミズク「私はオトナなので」
7: ◆pbXL8jr.8M 2017/09/29(金) 18:45:04.26 ID:uepNrf6uO
ミミズク「……むむ……?」ピクン
コノハ「い、いきなりどうしたのですか助手!?」ビクッ
ミミズク「……ハカセ、何処かにジャパリまんを隠しているのですね?」
コノハ「ジャパリまん……?なんの話なのですか?」
ミミズク「……まだ嘘をつくのですか…」バッ
コノハ「きゃっ」ドサッ
ミミズク「ジャパリまん捜索開始なのです」モゾモゾ
コノハ「ふ、服の中に手を……なにしてるのですか助手ぅー!!」
ミミズク「!」
ミミズク「やはりジャパリまんを隠してあったのですねハカセ」ニヤッ
コノハ「……………」グスッ
ミミズク「………ふむ、小さいですが食べ頃の大きさなのです」モゾモゾ
コノハ「や、やめるですー!助手ー!」
ミミズク「………嘘をつく悪い子にはお仕置きをしなくてはならないのです」
コノハ「な、なにを……」ビクビク
ミミズク「ハカセのジャパリまん、頂くのです」ハムッ
コノハ「!!!?」
ミミズク「……ふむ、小さいですが美味しいのです」ハムハム
コノハ「イヤァァァァ!!
コノハ「い、いきなりどうしたのですか助手!?」ビクッ
ミミズク「……ハカセ、何処かにジャパリまんを隠しているのですね?」
コノハ「ジャパリまん……?なんの話なのですか?」
ミミズク「……まだ嘘をつくのですか…」バッ
コノハ「きゃっ」ドサッ
ミミズク「ジャパリまん捜索開始なのです」モゾモゾ
コノハ「ふ、服の中に手を……なにしてるのですか助手ぅー!!」
ミミズク「!」
ミミズク「やはりジャパリまんを隠してあったのですねハカセ」ニヤッ
コノハ「……………」グスッ
ミミズク「………ふむ、小さいですが食べ頃の大きさなのです」モゾモゾ
コノハ「や、やめるですー!助手ー!」
ミミズク「………嘘をつく悪い子にはお仕置きをしなくてはならないのです」
コノハ「な、なにを……」ビクビク
ミミズク「ハカセのジャパリまん、頂くのです」ハムッ
コノハ「!!!?」
ミミズク「……ふむ、小さいですが美味しいのです」ハムハム
コノハ「イヤァァァァ!!
8: ◆pbXL8jr.8M 2017/09/29(金) 18:50:29.30 ID:uepNrf6uO
コノハ「やめるです!」ドンッ
ミミズク「…………あっ!」ドサッ
コノハ「…………………う~~!」クルッ
ミミズク「……ハカセ、何処へ行くのですか?」
コノハ「………我々は今この時をもって解散なのです……」
コノハ「………助手の事なんか……もう知らないのです!」プイッ
ミミズク「…………そうですか……」
コノハ「さよならです、助手」スタスタ
ミミズク「………………」
ミミズク「…………あっ!」ドサッ
コノハ「…………………う~~!」クルッ
ミミズク「……ハカセ、何処へ行くのですか?」
コノハ「………我々は今この時をもって解散なのです……」
コノハ「………助手の事なんか……もう知らないのです!」プイッ
ミミズク「…………そうですか……」
コノハ「さよならです、助手」スタスタ
ミミズク「………………」
9: ◆pbXL8jr.8M 2017/09/29(金) 19:00:03.42 ID:uepNrf6uO
ミミズク「………ハカセ」
コノハ「なんなのですか?もう止めても無駄ですよ?」プンプン
ミミズク「……いえ…賢いハカセなら知ってると思うのですが………」
コノハ「?」
ミミズク「………ワシミミズクの補食対象には……アフリカオオコノハズクも入っている………のです」ボソッ
コノハ「!?」ビクッ
コノハ「だ、だからなんなのですか!我々はもうフレンズになった身……そんなの関係な…………」
ミミズク「………そうですね、関係ないかもしれないのです……ただ………」
コノハ「な、なんですか?」ビクビク
ミミズク「ワシミミズクの補食対象となる弱くてポンコツなハカセが……」
ミミズク「私の縄張りから出た瞬間に……」
ミミズク「ちょいちょいっと」
ミミズク「がぶり」
ミミズク「なんてならなければよいですね?」ニコッ
コノハ「ヒィィィィィ」シュッ
ミミズク(シュッとなったハカセも可愛いのです)
コノハ「なんなのですか?もう止めても無駄ですよ?」プンプン
ミミズク「……いえ…賢いハカセなら知ってると思うのですが………」
コノハ「?」
ミミズク「………ワシミミズクの補食対象には……アフリカオオコノハズクも入っている………のです」ボソッ
コノハ「!?」ビクッ
コノハ「だ、だからなんなのですか!我々はもうフレンズになった身……そんなの関係な…………」
ミミズク「………そうですね、関係ないかもしれないのです……ただ………」
コノハ「な、なんですか?」ビクビク
ミミズク「ワシミミズクの補食対象となる弱くてポンコツなハカセが……」
ミミズク「私の縄張りから出た瞬間に……」
ミミズク「ちょいちょいっと」
ミミズク「がぶり」
ミミズク「なんてならなければよいですね?」ニコッ
コノハ「ヒィィィィィ」シュッ
ミミズク(シュッとなったハカセも可愛いのです)
10: ◆pbXL8jr.8M 2017/09/29(金) 19:07:48.95 ID:uepNrf6uO
コノハ「………………」クルリ
ミミズク「考え直したのですかハカセ?賢明な判断なのです」
ミミズク「やはりハカセは賢いのです」
コノハ「………シャワーを…浴びてくるのです……」
ミミズク「!」
コノハ「…………この…身体の汚れを落としたいですから………」
ミミズク「………………」
シャワールーム
ジャアアア
コノハ(助手………信頼してたのに…大好きだったのに………)ゴシゴシ
ジャアアア
コノハ(汚されたのです……)ゴシゴシ
ジャアアア
コノハ「うぅ……汚いのです…」ゴシゴシ
ジャアアア
コノハ「……………落ちないのです……」ゴシゴシ
ジャアアア
コノハ「………汚れが………落ちないのです……」グスッ
ジャアアア
……………………
………
…
ミミズク「考え直したのですかハカセ?賢明な判断なのです」
ミミズク「やはりハカセは賢いのです」
コノハ「………シャワーを…浴びてくるのです……」
ミミズク「!」
コノハ「…………この…身体の汚れを落としたいですから………」
ミミズク「………………」
シャワールーム
ジャアアア
コノハ(助手………信頼してたのに…大好きだったのに………)ゴシゴシ
ジャアアア
コノハ(汚されたのです……)ゴシゴシ
ジャアアア
コノハ「うぅ……汚いのです…」ゴシゴシ
ジャアアア
コノハ「……………落ちないのです……」ゴシゴシ
ジャアアア
コノハ「………汚れが………落ちないのです……」グスッ
ジャアアア
……………………
………
…
11: ◆pbXL8jr.8M 2017/09/29(金) 19:20:41.91 ID:uepNrf6uO
ガチャッ
ミミズク「!」
コノハ「助手ー!あがったのです!」ツルーン ペターン
ミミズク「……随分長いシャワーだったのですねハカセ」
コノハ「なかなかしつこい汚れだったので仕方ないのです!」
コノハ「でも……私の賢さにかかればあんな汚れは………」ツルーン ペターン
ミミズク「そうですか、ならば早く服を着てくださいです。その姿はまったく賢く見えないのです」
コノハ「むぅ!」プクー
ミミズク「ハカセがぐずぐずしているせいで時間が押しているのです、このままでは皆に示しがつかないのです」
ミミズク「我々は長なので」
コノハ「………そんな事より…私のジャパリまんを返すのです!」
ミミズク「………ジャパリまんは既に私の胃袋の中なのです」
ミミズク「あの小ささでは当然ですね」
コノハ「他人の持ち物を盗るのはいけない事なのです!」
ミミズク「ハカセ…ジャパリパークの掟は弱肉強食……強ければ生き……弱ければ死………なのです」
コノハ「なっ……!?」
ミミズク「だいたい……私に黙ってジャパリまんを隠し持っていたハカセが悪いのです」プクー
コノハ(助手……怒っているのです……)
ミミズク「!」
コノハ「助手ー!あがったのです!」ツルーン ペターン
ミミズク「……随分長いシャワーだったのですねハカセ」
コノハ「なかなかしつこい汚れだったので仕方ないのです!」
コノハ「でも……私の賢さにかかればあんな汚れは………」ツルーン ペターン
ミミズク「そうですか、ならば早く服を着てくださいです。その姿はまったく賢く見えないのです」
コノハ「むぅ!」プクー
ミミズク「ハカセがぐずぐずしているせいで時間が押しているのです、このままでは皆に示しがつかないのです」
ミミズク「我々は長なので」
コノハ「………そんな事より…私のジャパリまんを返すのです!」
ミミズク「………ジャパリまんは既に私の胃袋の中なのです」
ミミズク「あの小ささでは当然ですね」
コノハ「他人の持ち物を盗るのはいけない事なのです!」
ミミズク「ハカセ…ジャパリパークの掟は弱肉強食……強ければ生き……弱ければ死………なのです」
コノハ「なっ……!?」
ミミズク「だいたい……私に黙ってジャパリまんを隠し持っていたハカセが悪いのです」プクー
コノハ(助手……怒っているのです……)
13: ◆pbXL8jr.8M 2017/09/29(金) 19:57:42.17 ID:uepNrf6uO
コノハ「………そもそも…我々が遅くなったのは助手のせいなのです!」
ミミズク「?」
コノハ「助手が……昨晩、私が苦手だと言うのに激辛カレーを無理矢理私の口に押し込むから……」
ミミズク「……スプーンもまともに使えずにモタモタカレーを食べているハカセを見ていたらイライラしたのでつい……」
コノハ「お陰で服や体にカレーをぶちまけて大惨事なのです!」
ミミズク「もう汚れはとれたのでいいではないですか」
ミミズク「そもそも………激辛カレーを食べたいと言ったのはハカセの方なのです」
コノハ「美味しいものを食べてこその人生なのです」
ミミズク「……………辛いものを食べて泣き出す、スプーンもまともに使えない」
ミミズク「ハカセはやはりお子さまなのです」ハァ
コノハ「けものですもの 大目に見てね」
ミミズク「…………そういえばかばんが今度"ちきんカレー"なるものを作ってくれると言っていましたね」
コノハ「"ちきんカレー"とはいったいどのようなものなのですか………?」
コノハ「……美味しいものを食べてこその人生!"ちきんカレー"楽しみなのですね!」キラキラ
ミミズク「ですね。我々は賢いので」
ミミズク「?」
コノハ「助手が……昨晩、私が苦手だと言うのに激辛カレーを無理矢理私の口に押し込むから……」
ミミズク「……スプーンもまともに使えずにモタモタカレーを食べているハカセを見ていたらイライラしたのでつい……」
コノハ「お陰で服や体にカレーをぶちまけて大惨事なのです!」
ミミズク「もう汚れはとれたのでいいではないですか」
ミミズク「そもそも………激辛カレーを食べたいと言ったのはハカセの方なのです」
コノハ「美味しいものを食べてこその人生なのです」
ミミズク「……………辛いものを食べて泣き出す、スプーンもまともに使えない」
ミミズク「ハカセはやはりお子さまなのです」ハァ
コノハ「けものですもの 大目に見てね」
ミミズク「…………そういえばかばんが今度"ちきんカレー"なるものを作ってくれると言っていましたね」
コノハ「"ちきんカレー"とはいったいどのようなものなのですか………?」
コノハ「……美味しいものを食べてこその人生!"ちきんカレー"楽しみなのですね!」キラキラ
ミミズク「ですね。我々は賢いので」
14: ◆pbXL8jr.8M 2017/09/29(金) 20:05:37.80 ID:uepNrf6uO
ミミズク「ハカセ、とりあえず早く服を着てください。皆が待っていますので」
コノハ「……………………」ツルーン ペターン
コノハ「………助手、私はお腹が空いたのです」
ミミズク「は?」
コノハ「今から一緒にショクジにするのです」
ミミズク「ですがハカセ、皆が待って…」
コノハ「あんなポンコツ共は待たせておけばいいのです」
ミミズク「………ですが……」
コノハ「………そうですよね、助手は私のジャパリまんを食べたからお腹は空いていないのですね?」
ミミズク「…………わかったです……」
コノハ「決まりなのです」ニコッ
コノハ「お腹が空きすぎてさっきからおクチの涎が止まらないのです」
ミミズク「……………」
コノハ「……………………」ツルーン ペターン
コノハ「………助手、私はお腹が空いたのです」
ミミズク「は?」
コノハ「今から一緒にショクジにするのです」
ミミズク「ですがハカセ、皆が待って…」
コノハ「あんなポンコツ共は待たせておけばいいのです」
ミミズク「………ですが……」
コノハ「………そうですよね、助手は私のジャパリまんを食べたからお腹は空いていないのですね?」
ミミズク「…………わかったです……」
コノハ「決まりなのです」ニコッ
コノハ「お腹が空きすぎてさっきからおクチの涎が止まらないのです」
ミミズク「……………」
15: ◆pbXL8jr.8M 2017/09/29(金) 20:13:25.36 ID:uepNrf6uO
ミミズク「ハカセ……お食事にするならせめて服を着て………」
コノハ「……ふむ…この部屋…なかなかショクジに適した物が揃っているのです…やりますね、アリツカゲラ」
コノハ「例えばこれなのです」ヒョイ
ミミズク「それは………かばん?」
コノハ「本で見た事があるのです、これは"ランドセル"という物なのです」
ミミズク「ランドセル…聞いた事があります……確か"学校"というものに通う時に使うとか………」
ミミズク「ですがそれと食事になんの関係が………」ハッ
ミミズク「そ、そういえば"学校"には給食というものが存在するとか!」
コノハ「………………」
ミミズク「この"ランドセル"を背負う事により"学校"の"給食"気分を味わう…さすがはハカセ……賢いのです!」キラキラ
コノハ「………私はグルメなので」
コノハ「……ふむ…この部屋…なかなかショクジに適した物が揃っているのです…やりますね、アリツカゲラ」
コノハ「例えばこれなのです」ヒョイ
ミミズク「それは………かばん?」
コノハ「本で見た事があるのです、これは"ランドセル"という物なのです」
ミミズク「ランドセル…聞いた事があります……確か"学校"というものに通う時に使うとか………」
ミミズク「ですがそれと食事になんの関係が………」ハッ
ミミズク「そ、そういえば"学校"には給食というものが存在するとか!」
コノハ「………………」
ミミズク「この"ランドセル"を背負う事により"学校"の"給食"気分を味わう…さすがはハカセ……賢いのです!」キラキラ
コノハ「………私はグルメなので」
16: ◆pbXL8jr.8M 2017/09/29(金) 20:21:05.58 ID:uepNrf6uO
ミミズク「ハカセ、この棒のような物は?」ヒョイッ
ミミズク「なにやらスイッチのようなものがついているようですが………」
コノハ「助手!それは迂闊に触ると危険なのです!」
ミミズク「!」ビクッ
コノハ「…………助手、それもショクジに必要なものなのです」
ミミズク「き、危険な物なのにですか………?」
コノハ「使い方を間違えなければ危険はないのです」
コノハ「後で使い方を教えてあげるのです」
ミミズク「そ、そうですか……やはりハカセは賢いのです!」
コノハ「当然なのです」
ミミズク「しかしアリツカゲラ……何故このような一歩間違えれば危険な物まで部屋に……」
コノハ「まったくですね。アリツカゲラの癖にとんだメスブタです」
ミミズク「なにやらスイッチのようなものがついているようですが………」
コノハ「助手!それは迂闊に触ると危険なのです!」
ミミズク「!」ビクッ
コノハ「…………助手、それもショクジに必要なものなのです」
ミミズク「き、危険な物なのにですか………?」
コノハ「使い方を間違えなければ危険はないのです」
コノハ「後で使い方を教えてあげるのです」
ミミズク「そ、そうですか……やはりハカセは賢いのです!」
コノハ「当然なのです」
ミミズク「しかしアリツカゲラ……何故このような一歩間違えれば危険な物まで部屋に……」
コノハ「まったくですね。アリツカゲラの癖にとんだメスブタです」
17: ◆pbXL8jr.8M 2017/09/29(金) 20:26:59.05 ID:uepNrf6uO
コノハ「では助手、この部屋にあるものは追々説明するとして……」
コノハ「とりあえずはショクジにするのです。我々はグルメなので」
ミミズク「そうですねハカセ、食事にしましょう。我々はグルメなので」
ミミズク「それはそうとハカセ、服を着て………」
コノハ「いただきますなのです!」
ミミズク「……ハカセ、食事はまだ来ていないのですよ?」クスッ
ハカセと助手は今日もなかよし
おわり
コノハ「とりあえずはショクジにするのです。我々はグルメなので」
ミミズク「そうですねハカセ、食事にしましょう。我々はグルメなので」
ミミズク「それはそうとハカセ、服を着て………」
コノハ「いただきますなのです!」
ミミズク「……ハカセ、食事はまだ来ていないのですよ?」クスッ
ハカセと助手は今日もなかよし
おわり
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/29(金) 20:58:10.99 ID:X/ofwApOo
フレンズ化で補食関係が逆転する…
ありなのですよ
ありなのですよ
引用元: 【けものフレンズ】ミミズク「ハカセ、早くシャワーを浴びてくるのです」
男「うー…ここは…ジャパリパーク?」
2019-05-01
1: ◆2ey6la8rnw 2017/10/01(日) 23:55:26.95 ID:WhEY1hOYO
……俺は30歳で引きこもりの男
30年間友達も彼女も職歴も無し
趣味と言えば部屋に籠ってネットとゲームとアニメくらいだ
今日はたまたま親にお使いを頼まれて久々に外に出たんだっけ
そしたらトラックにひかれて……
男「…………何処だよここ……俺って確かトラックにひかれて……」
男(天国か………いや、違う………)
男(間違いない……ここは俺が大好きなアニメの舞台……)
……………ジャパリパーク……
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1506869726
30年間友達も彼女も職歴も無し
趣味と言えば部屋に籠ってネットとゲームとアニメくらいだ
今日はたまたま親にお使いを頼まれて久々に外に出たんだっけ
そしたらトラックにひかれて……
男「…………何処だよここ……俺って確かトラックにひかれて……」
男(天国か………いや、違う………)
男(間違いない……ここは俺が大好きなアニメの舞台……)
……………ジャパリパーク……
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1506869726
関連
ハルヒ「SOS団で恋の暴露大会をするわよ!」
【朗報】わたてんさん、ケムリクサを超えてガチで覇権へ
【ラブライブサンシャイン】善子「運命の引力」
【悲報】Twitterで3年前に「令和」を予言してたものがいたwwwwwwwww
2: ◆2ey6la8rnw 2017/10/02(月) 00:01:18.83 ID:9xv1WLWkO
男「すげーよ!間違いない!ここはジャパリパークだよ!」
男「まさか今話題の異世界転生ってやつかな?」
男(つまらないげんじつちほーから解放されて大好きなアニメの中に転生できるなんて……)
男「俺ってついてるな……」グッ
男「俺は火も怖くないし、料理もできる!」
男「ネットで培った頭脳もあるぞ!」
男「できる……できるぞ!」
男「俺は……この世界で無双してハーレムを築いてやるぜ!」
「わーい」
男「!」
男「まさか今話題の異世界転生ってやつかな?」
男(つまらないげんじつちほーから解放されて大好きなアニメの中に転生できるなんて……)
男「俺ってついてるな……」グッ
男「俺は火も怖くないし、料理もできる!」
男「ネットで培った頭脳もあるぞ!」
男「できる……できるぞ!」
男「俺は……この世界で無双してハーレムを築いてやるぜ!」
「わーい」
男「!」
4: ◆2ey6la8rnw 2017/10/02(月) 00:06:01.85 ID:9xv1WLWkO
サーバル「わーい!」ダダダダ
男「あ、あれは……」ワナワナ
サーバル「よっと!」ピタッ
サーバル「あれあれ?あなた見かけない顔だね?何処からきたの?」
男(ま、間違いない……サーバルちゃんだ……)ワナワナ
サーバル「私、サーバルキャットのサーバル!よろしくね!」ニコッ
男(う、うわっ!サーバルちゃんに話かけられた……)ドキドキ
男(生サーバルちゃんかわいー!)ジロジロ
サーバル「?」
男「エト…オレハ……」ボソボソ
サーバル「なになにー?聞こえないよー!」
男「あ、あれは……」ワナワナ
サーバル「よっと!」ピタッ
サーバル「あれあれ?あなた見かけない顔だね?何処からきたの?」
男(ま、間違いない……サーバルちゃんだ……)ワナワナ
サーバル「私、サーバルキャットのサーバル!よろしくね!」ニコッ
男(う、うわっ!サーバルちゃんに話かけられた……)ドキドキ
男(生サーバルちゃんかわいー!)ジロジロ
サーバル「?」
男「エト…オレハ……」ボソボソ
サーバル「なになにー?聞こえないよー!」
5: ◆2ey6la8rnw 2017/10/02(月) 00:10:45.98 ID:9xv1WLWkO
サーバル「!」
サーバル「ねーねー!なにこれなにこれー?」
男「えと……これはかばんで…」ゴニョゴニョ
サーバル「ふーん……じゃあ君はかばんちゃんだね!」
男「………え?」
サーバル「かばんちゃんは何が得意なフレンズなのー?」
男(ま、いっか……)
サーバル「へーきへーき!フレンズによって得意な事は違うから!」
男(まだ何も言ってない……)
男(にしても……)
サーバル「えへへ」ニコッ
男(サーバルちゃん……)ドキドキ
男「かわいー!」
サーバル「?」
サーバル「ねーねー!なにこれなにこれー?」
男「えと……これはかばんで…」ゴニョゴニョ
サーバル「ふーん……じゃあ君はかばんちゃんだね!」
男「………え?」
サーバル「かばんちゃんは何が得意なフレンズなのー?」
男(ま、いっか……)
サーバル「へーきへーき!フレンズによって得意な事は違うから!」
男(まだ何も言ってない……)
男(にしても……)
サーバル「えへへ」ニコッ
男(サーバルちゃん……)ドキドキ
男「かわいー!」
サーバル「?」
6: ◆2ey6la8rnw 2017/10/02(月) 00:16:52.08 ID:9xv1WLWkO
男(ふふっ、まぁいいや!俺はけもフレを全話見て、話の流れはだいたいわかってる………!)
男(こっからサーバルちゃんやフレンズを導いてハーレムを築いてやるぜ!)
男(アライさんもフェネックもトキもジャガーも博士も助手もPPPもキツネコンビもヒグマもみんな俺の虜にしてやる!)
男「………ヤッテヤルデス……」ブツブツ
サーバル「あはは!かばんちゃんってさっきから一人でブツブツ言っててつまんないねー!」
男(こっからサーバルちゃんやフレンズを導いてハーレムを築いてやるぜ!)
男(アライさんもフェネックもトキもジャガーも博士も助手もPPPもキツネコンビもヒグマもみんな俺の虜にしてやる!)
男「………ヤッテヤルデス……」ブツブツ
サーバル「あはは!かばんちゃんってさっきから一人でブツブツ言っててつまんないねー!」
7: ◆2ey6la8rnw 2017/10/02(月) 00:21:57.20 ID:9xv1WLWkO
男(よし!そうと決まったら……!)
男「サーバルちゃん、図書館に……」
サーバル「ねーねー!かばんちゃん!」
男「なに?」
サーバル「狩りごっこしよ!」
男「え?」
サーバル「狩りごっこだよ!私と遊ぼうよ!」
男(一刻も早く図書館に行きたいが……)
サーバル「ね!しよ?」ニコッ
男(ここでサーバルちゃんの好感度を上げておくのも悪くない……ヘタに流れに逆らうのもアレだし……)
男「いいよー!」ニコッ
サーバル「わーい!」
男「サーバルちゃん、図書館に……」
サーバル「ねーねー!かばんちゃん!」
男「なに?」
サーバル「狩りごっこしよ!」
男「え?」
サーバル「狩りごっこだよ!私と遊ぼうよ!」
男(一刻も早く図書館に行きたいが……)
サーバル「ね!しよ?」ニコッ
男(ここでサーバルちゃんの好感度を上げておくのも悪くない……ヘタに流れに逆らうのもアレだし……)
男「いいよー!」ニコッ
サーバル「わーい!」
9: ◆2ey6la8rnw 2017/10/02(月) 00:27:29.71 ID:9xv1WLWkO
サーバル「えへへー!いくよー!」ダッ
男「わーい!」
サーバル「えーい!」バッ
男「たーのしー!」
バッ
サーバル「えへへ、かばんちゃんつーかまえたっ♪」ギュッ
男「捕まっちゃった♪」
男「サーバルちゃんは狩りごっこが上手なフレンズなんだね?」
男(サーバルちゃんに抱きつかれた…)ドキドキ
サーバル「えへへ、照れるよかばんちゃん」テレッ
ブンッ
男「ぴゃっ
ボンッ
グチャッ
男「わーい!」
サーバル「えーい!」バッ
男「たーのしー!」
バッ
サーバル「えへへ、かばんちゃんつーかまえたっ♪」ギュッ
男「捕まっちゃった♪」
男「サーバルちゃんは狩りごっこが上手なフレンズなんだね?」
男(サーバルちゃんに抱きつかれた…)ドキドキ
サーバル「えへへ、照れるよかばんちゃん」テレッ
ブンッ
男「ぴゃっ
ボンッ
グチャッ
10: ◆2ey6la8rnw 2017/10/02(月) 00:31:26.72 ID:9xv1WLWkO
男「」ピクピク
サーバル「あ、あれ?あれあれ?おかしーな……軽く叩いただけなのに……」
男「」ピクピク
サーバル「………かばんちゃんの頭がふっとんじゃった……」
男「」ピクピク
サーバル「で、でもへーきだよね…?」
男「」ピクピク
サーバル「も、元のフレンズに戻るよね………?」
男「」ピクピク
サーバル「………………」
サーバル「わーい!」
ダダダダ
サーバル「あ、あれ?あれあれ?おかしーな……軽く叩いただけなのに……」
男「」ピクピク
サーバル「………かばんちゃんの頭がふっとんじゃった……」
男「」ピクピク
サーバル「で、でもへーきだよね…?」
男「」ピクピク
サーバル「も、元のフレンズに戻るよね………?」
男「」ピクピク
サーバル「………………」
サーバル「わーい!」
ダダダダ
11: ◆2ey6la8rnw 2017/10/02(月) 00:37:59.20 ID:9xv1WLWkO
男「」ピクピク
………あー…浅はかな夢だったな……
現実世界で何の努力もしてこなかった俺が異世界で無双なんてできる筈が無かった……
大好きなサーバルちゃんにころされたなら本望かなー………
のけものは……俺だったんだ…
………もう一回元の世界に転生できるかな……?
…そしたら俺………ちゃんと働くよ…今まで迷惑をかけた分、親孝行もする
……お父さん、お母さん……もう一度会いたいな……
悪い夢なら醒めてくれ………
男「」ピクピク
おわり
………あー…浅はかな夢だったな……
現実世界で何の努力もしてこなかった俺が異世界で無双なんてできる筈が無かった……
大好きなサーバルちゃんにころされたなら本望かなー………
のけものは……俺だったんだ…
………もう一回元の世界に転生できるかな……?
…そしたら俺………ちゃんと働くよ…今まで迷惑をかけた分、親孝行もする
……お父さん、お母さん……もう一度会いたいな……
悪い夢なら醒めてくれ………
男「」ピクピク
おわり
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/02(月) 01:07:00.24 ID:lPr0UjvF0
乙
感動した
感動した
引用元: 男「うー…ここは…ジャパリパーク?」
サーバル「あそこにシマウマちゃんがいるね!」サバンナシマウマ「ヒィッ!?」
2019-04-17
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:11:31.71 ID:pZdUgDBc0
関連
ハルヒ「SOS団で恋の暴露大会をするわよ!」
【朗報】わたてんさん、ケムリクサを超えてガチで覇権へ
【ラブライブサンシャイン】善子「運命の引力」
【悲報】Twitterで3年前に「令和」を予言してたものがいたwwwwwwwww
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:12:31.88 ID:pZdUgDBc0
ダダダダダ
ドドドドド
サーバル「狩りごっこだね!!!! 負けないんだからー!!!」
シマウマ「ひぃいいい!!!」
サーバル「うぃひひひひひひ! うひひひひひ! おっ! あーはーー!!」
シマウマ「いやぁああああああああああああああ!!!」
サーバル「あーはーーー!!! あーはーーー!! あーーーーはーーーーーーー!!!!!」ダダダダダ
シマウマ「あああああああああああああああ!??!?!」ドドドドド
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:13:17.62 ID:pZdUgDBc0
サーバル「あれ? 隠れちゃった」
シマウマ「……ヒィ……」ブルブル
サーバル「!」ピクンッ
サーバル「そこだぁーーーーー!!」ガバッ
サーバル「あれ、これはナメクジだ」
シマウマ「おい」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:14:04.90 ID:pZdUgDBc0
サーバル「あ! シマウマみーっけ!」
シマウマ「!? しまっ」
ガシッ
ドサッ
サーバル「つかまえたー! わたしの勝ちだね!」
シマウマ「うぅう…………」
サーバル「? シマウマ、狩りごっこ楽しくない?」
シマウマ「……そういうわけでは」
サーバル「??」
シマウマ「ただ……なんとなく」
シマウマ「サーバルさんとは、ちょっと……」
サーバル「」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:14:39.98 ID:pZdUgDBc0
サーバル「ひどいよー! なんでー!?」
シマウマ「こないだ」
シマウマ「サーバルさんが逃げる番だったとき、トラさんの尻尾を踏んづけてそのまま走っていきましたよね……」
サーバル「あっ」
シマウマ「…………あとから来たわたしが、そのご、どーなったと思いますか……?」
サーバル「…………」ダラダラダラダラ
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:15:25.16 ID:pZdUgDBc0
シマウマ「……」
サーバル「ご、ごめんねっ! わたし、狩りごっこになると、周りが見えなくなっちゃって!」
シマウマ「……トラさんに噛まれたとこ、なんとなく……まだ痛い」
サーバル「っ……! だ、大丈夫!?」
シマウマ「痛い、痛いなあ……なんとなく、このへんが……」
サーバル「足? ほんとだ……毛皮がやぶけちゃってる……なのに、走らせちゃって……わたしっ……。……ごめんね、ごめんね」ペロッ ペロッ
シマウマ「んっ……くすぐったい」
サーバル「ここ? ここが痛いの?」ペロペロ
シマウマ「あ、んっ……そう……もっと……」
サーバル「シマウマ、ほんとにごめんね……!」ペロペロペロ
シマウマ「ぃっ、あ、……いい、なんとなく、いい感じです」
サーバル「なおった?」
シマウマ「まだ」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:16:03.74 ID:pZdUgDBc0
サーバル「んっんっ」ペロペロペロ
シマウマ「そう……いい、いいですよ……サーバルさん、もっと丁寧に、ああっ舌のざらざらがきもちぃっ…………そ、そのまま、上に」
アードウルフ「な、なにしてる、の……?」
シマウマ「」
サーバル「みゃっみゃっ」ペロペロペロペロ
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:16:33.32 ID:pZdUgDBc0
サーバル「あ! アードウルフ!」
アードウルフ「……サーバルちゃんに、なにしてるの……? シマウマさん」
シマウマ「いや、これは、その………」
シマウマ「なんとなく……?」
アードウルフ「へぇ……」
サーバル「あ、あのね! アードウルフ、これはわたしのせいで」
アードウルフ「サーバルちゃんは黙ってて」
サーバル「ひどいよぉ……」
シマウマ「えぇっと…………」
アードウルフ「シマウマ」
シマウマ「ヒッ!?」
アードウルフ「ど、どーやってサーバルちゃんに足舐めなんてプレイを覚えさせたのか、わ、わたしにもくわしく……」
シマウマ「…………」
サーバル「みゃ?」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:19:50.15 ID:pZdUgDBc0
アードウルフ「サバンナちほーきってのトラブルメーカーであると同時、サンドスターが当たったのがまだ小さなサーバルキャットだったのか、性知識の一切ないサーバルちゃんに、いったいどうやってこんなプレイを仕込んだのか……」
シマウマ「いや、とくになにも……ただ、なんとなく、流れで……」
アードウルフ「ブチハイエナさんのおっきいナニが迫っても『なにそれー! なにかついてるよ! すごーい!』……と、あやうく何も知らないまま大切なものを失うところだった、そんな無垢なサーバルちゃんに……」
シマウマ「えぇ……」
アードウルフ「あ、足をなめて……なんて言っても『なんでー?』『そんなのへんだよー!』って分かってくれないのに……なんで」
シマウマ(こいつやべぇ)
サーバル「? ??」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:20:42.88 ID:pZdUgDBc0
……
ハイエナはですねぇ、死肉をあさるとか、鳴き声の一つが人間の笑い声に聞こえるとかで
不気味なイメージを持たれているのですが
実際には独特の、愛嬌のある顔で可愛らしいですね
狩りも、横取りするとかよりは、群れで、自分達で狩りをします
むしろライオンに横取りされることもありますね
あと、あの
雌のナニが大きいので、雌雄の区別がつきづらく
昔はふた〇りだと思われていたこともあったみたいですねぇ……
……
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:21:33.37 ID:pZdUgDBc0
アードウルフ「サーバルちゃんは内気で気弱なわたしにも、明るく接してくれて……い、一緒に遊んでくれて……わ、わたしの、わたしのサーバルちゃん、なん、なんで、なんで」
シマウマ「こわい」
アードウルフ「しましまなら、わたしにだってあるのに……しましま……このしましまが」グイイイ
シマウマ「いたたたた、いたい、いたいです、髪の毛」
アードウルフ「この後ろからだとナメクジにしか見えないしましまが、さ、サーバルちゃんを、サーバルちゃ……」
アードウルフ「……あれ? さ、サーバルちゃんは……?」
シマウマ「それなら今しがた」
シマウマ「向こうでカンガルーさんとジャンプ力ぅ……比べをして」
シマウマ「見回り中のオオタカさんに激突して墜落してましたよ」
アードウルフ「」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:24:49.13 ID:pZdUgDBc0
アードウルフ「あわわわわわぁあ! さ、サーバルちゃん! しっかりして~!」タタタタタッ
シマウマ「……ふぅ」
シマウマ「………………」
シマウマ「やっぱりサーバルには近づかないようにしよ」
こうしてサーバルは、サバンナちほーのトラブルメーカーとして
若干ゃ一部のフレンズにさけられてしまうのであった
おわり。
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:26:18.79 ID:pZdUgDBc0
PPP「「ペパプ予告!」」
プリンセス「今週は、たつき監督について復習するわよ」
コウテイ「カントク……って、なんだ?」
プリンセス「さぁ……よく分からないけど、他にも、CG製作、シリーズ構成、、脚本、アニメーション制作……声優以外ほとんど全部やってる、とかなんとか」
イワビー「なんだそれ!? すっげーロックじゃん!」
ジェーン「その監督の『突然ですが、けものフレンズのアニメから外れることになりました。ざっくりカドカワ方面さんよりのお達しみたいです。すみません、僕もとても残念です』というツイートは、30万リツイート? を超えたそうです」
フルル「監督の復帰を願う署名は、5万人超えだって~。……そんなに集まるなんて、署名っておいしいのかな~」
パイセン「まっ、ネット上の匿名の署名なんて、たいしたことないナ」
フルル「へぇ~」
コウテイ「そうなのか…………って!! ジャイアントセンパイ!?」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:27:48.41 ID:pZdUgDBc0
パイセン「よっ! なんだか久しぶりに大変なことになってるみたいだナ。しししっ」
プリンセス「この人はまた……いつの間に……」
コウテイ「センパイは、この話がなんのことか分かるのか?」
パイセン「まァナ。けど、聞いて楽しい話じゃないよォ~。炎上なんてもんは」
ジェーン「炎上……? 火事、ってことでしょうか。それは大変ですね……」
プリンセス「署名だけじゃなくって、カドカワ、コラボ先の企業、文化庁などへの問い合わせ……火が燃え移ってるのね」
イワビー「おいおい、こりゃやりすぎじゃねーのかー?」
パイセン「炎上ってのはそんなもんダ。騒ぎが起きて、ヒトが増えりゃあ、いろんな考えのやつがぶつかって、いろんな行動をするやつが出る」
イワビー「でもよぉ」
ジェーン「静かに暮らしていたい人達が、かわいそうです……」
パイセン「しっしっし、ま、こーなったのも、公式が消化、鎮火の初動を間違ったせいだからナ。『コンテンツの私的利用』がどれを指すのかも分からない。交渉の経緯も不明。去った側に全部なすりつけるような文章だったせいよぉ」
コウテイ「な、なにを言ってるのか、全然分からない……」
パイセン「コラボ先への問い合わせは、私的利用とやらがコラボ動画や画像ではないのか、という問い合わせ。これはしっかり回答があって、問題ナシと分かったわけダ」
イワビー「ぶんかちょう、ってのはどーなんだよ」
パイセン「文化、芸術について、企業などに助言したり、問題があれば指導、監視するのがお仕事だから『企業から顧客側へのナニか騒動についての説明が不明瞭な場合』問い合わせるのは別に間違っちゃないナー。……まっ、こんなことで、動いちゃくれないだろーけど~。ヒトは忙しいからナっ、しししっ」
コウテイ「話についていけない……」
フルル「じゃぱりまん食べる~?」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:28:52.85 ID:pZdUgDBc0
プリンセス「私は、声優の盾、っていうのが気になるんだけど。なにも悪くない人が謝罪させられた……とかなんとか」
ジェーン「ひどい……」
パイセン「まーまー落ち着きナって。謝罪、ってのは言い過ぎだよ~。……ただ、騒動に対して説明や詳しい回答、弁明すべきヤツらが表に立たず、巻き込まれた声優が『お騒がせしておりますが』『盛り上げることしかできません』『応援してください』……同情を誘って非難しずらくさせるやり方は、マズかったなァ」
フルル「えーおいしくないの~?」
イワビー「じゃーどーすりゃ良かったってんだよ!」
パイセン「騒動に一切触れずに、いつも通りやりゃあいーよ~。ラジオやニコ生なんて、台本に従って進めるからナ。書いたヤツがしくじったのさ~」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:30:08.44 ID:pZdUgDBc0
ジェーン「火を消そうとする人や、周囲をなだめようとする人を責める人がいるのは、なんでですか……? こんなの、あんまりです……」
パイセン「炎上の煙を浴びせて、もっと詳しいことを吐かせようって側にとっては、火が消されちゃー困るのよ~。だから実際どうであれ、なだめるやつを火消しだって認定したりして、足が止まらないようにしてるのさ~。……中には騒ぎを面白がった野次馬が、同士討ちを期待して煽ってるのもあるんじゃーないかって、ワタシは思うけどねェ~……」
ジェーン「どうすれば火がおさまるんでしょうか……」
イワビー「早く消えて欲しいよなぁ、火ってこえーしさぁ」
パイセン「ま、そのうち消えるって。どんなカタチであれ。……ワタシらはワタシららしく、やってけばいいさー」
パイセン「ヒトが何で揉めようが、いなくなろーが」
パイセン「ワタシらはここで生きてくだけだから、ナっ」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:30:52.47 ID:pZdUgDBc0
プリンセス「私たちらしく……うん、そうね。そうよね!」
イワビー「確かにな! ロックにやるだけだぜ!」
ジェーン「……はい。はやく、穏やかな日が戻ることを願いながら」
フルル「じゃぱりまん食べよ~」
プリンセス「あれ? コウテイは?」
コウテイ「」チーン
イワビー「気絶してる……」
プリンセス「なんでよ」
フルル「コウテイのじゃぱりまんふかふか~」ムニムニ
ぱぱ ぴぷ ぺぺ ぽぱっぽー ぱぱ ぺぱぷ♪
次回、ジャパリパーク
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:34:23.94 ID:QBKk88zEo
おつおつ
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 21:05:45.71 ID:8VKnowWA0
本編と予告の温度差に草
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 21:35:02.74 ID:w5bOLdFuo
予告が本編
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/01(日) 01:17:17.19 ID:7pQ2JcNHo
予告書きたかっただけだろオメー
引用元: サーバル「あそこにシマウマちゃんがいるね!」サバンナシマウマ「ヒィッ!?」
博士「サーバルに嘘をついて騙せと?」アライ「そうなのだ!」
2019-04-06
1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/07(日) 10:16:17 ID:YSbdDUHI
サーバル「あーっ、アライさんの背中に毛虫がついてるー」
アライ「えっ?どこ!?どこなのだ?毛虫は苦手なのだ!」
サーバル「なーんて、冗談だよー」
アライ「あーっ、また騙されたのだ!サーバル、お前はひどいやつなのだ!」
関連
ハルヒ「SOS団で恋の暴露大会をするわよ!」
【朗報】わたてんさん、ケムリクサを超えてガチで覇権へ
【ラブライブサンシャイン】善子「運命の引力」
【悲報】Twitterで3年前に「令和」を予言してたものがいたwwwwwwwww
2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/07(日) 10:16:53 ID:YSbdDUHI
サーバル「だーって、アライさんって簡単に引っかかるんだもーん。じゃあねー」
アライ「ぐぬぬ…!」
アライ「く、悔しいのだー!」
のののののの
のののののの
のののののの
3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/07(日) 10:17:37 ID:YSbdDUHI
(としょかん)
博士「…そんな訳で」
助手「我々に、サーバルに嘘をついて騙せと?」
アライ「そうなのだ。いつも騙されて悔しいから仕返ししたいのだ!」
4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/07(日) 10:21:12 ID:YSbdDUHI
博士「そもそも、なぜ我々なのです」
助手「ええ。もしサーバルの友達のかばんが機嫌をそこねたら、料理を作ってもらえなくなるのです」
アライ「頭のいい博士達なら、きっとサーバルを完璧に騙せるのだ」
5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/07(日) 10:23:48 ID:YSbdDUHI
アライ「それに、例えばかばんはサーバルの事を嫌いなのだーと嘘をついて騙せば…」
アライ「あとで嘘とわかればサーバルはホッとしてかばんともっと仲良くなるのだ」
アライ「そうすれば、きっとかばんも博士達に感謝しておいしい料理をたくさん作ってくれるのだ」
博士「おいしい料理を…」
助手「たくさん…じゅるり」
6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/07(日) 10:26:01 ID:YSbdDUHI
博士「わかりました。乗りましょう」
助手「おいしいものをたくさん食べてこその人生ですから」
アライ「さっすがー、博士と助手なのだ!」
ののののののの
ののののののの
ののののののの
7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/07(日) 10:29:39 ID:YSbdDUHI
(さばんなちほー)
博士「サーバル」
助手「今日は、サーバルに話があるのです」
アライ「ふふふ…そうなのだサーバル。博士たちの話をよーく聞くのだ!」
サーバル「ん?話?話ってなにー?」
8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/07(日) 10:40:09 ID:YSbdDUHI
博士「この前、かばんがサーバルの事をどう思っているのか聞いたのです」
助手「そうなのです」
サーバル「え?え?かばんちゃんに?かばんちゃん、何て言ってたの?」
9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/07(日) 10:42:48 ID:YSbdDUHI
博士「そうしたら…」
助手「うーん、サーバルのことあんまり好きじゃないかなーとかばんは言っていたのです」
サーバル「えっ、えっ?」
10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/07(日) 10:43:44 ID:YSbdDUHI
サーバル「何で?何で?どこが?直すから教えてよ!」
博士「そもそも、耳があって尻尾がある所があまり馴染めないと」
助手「そうです、あとジャンプ力があるのがどうしても受け付けないと」
サーバル「そんなの困るよーっ!?」
11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/07(日) 12:37:23 ID:YSbdDUHI
サーバル「だ、だって、ずっと一緒に旅してきたんだよ?かばんちゃんがそんなこと…」
博士「ええ、一緒についてきてくれたのはありがたかったそうですが」
助手「はっきり言ってありがた迷惑だったそうです」
サーバル「うみゃみゃみゃみゃーーーーっ!?」
12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/07(日) 12:38:12 ID:YSbdDUHI
博士「何度追っ払おうとしても、しつこくついてくるので」
助手「あー、早くセルリアンに食べられないかなーと心の中でずっと思っていたそうです」
サーバル「みゃーーーーっ!?みゃっ、みゃみゃみゃーーーーーーっ!?」
13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/08(月) 10:50:45 ID:mGW14HNs
サーバル「あっ…あっ…そ、そんなー、そんな、かばんちゃ…」
博士「早く、どっかいってくれないかなーと」
助手「早く、死なないかなーと」
サーバル「ううーーーーーっ!ウルル…ッ!」
14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/08(月) 10:51:54 ID:mGW14HNs
サーバル「フシャッ!フシャアァァァーーーーーッ!!」
博士「お、落ち着くのですサーバル。我々を威嚇してどうするのです」
助手「そうです。これは我々ではなくてかばんが言っていた事なのですから」
サーバル「みゃっ、みゃぁぁ…、みゃぁぁー…、かば、かばん…ちゃ…」
博士「そして、かばんは…」
サーバル「あああー…、聞きたくない、聞きたくないよー…、けど、聞いちゃう…」
15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/08(月) 10:53:46 ID:mGW14HNs
博士「サーバルより、セルリアンといた方がずっとマシだったと言っていました」
サーバル「かほぉっ…」
サーバル「…」
16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/08(月) 10:55:10 ID:mGW14HNs
サーバル「…」バタリ
博士「おや、とうとうサーバルが白目を剥いて気絶してしまいました」
助手「少し効きすぎたようです」
アライ「やったのだ!さっすが、博士と助手なのだ!」
17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/08(月) 10:57:04 ID:mGW14HNs
博士「これで、かばんは我々においしい料理をたくさん作ってくれるのですね?」
助手「期待が高まるのです」
アライ「もちろんなのだ!」
18: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/08(月) 10:59:06 ID:mGW14HNs
博士「さて、そろそろサーバルを起こすのです」
助手「ほら、起きるのですサーバル」
サーバル「…」
19: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/08(月) 11:01:29 ID:mGW14HNs
サーバル「…」ムクリ
サーバル「…」
サーバル「おや、博士に助手。それにアライさん…」
サーバル「私は、今まで何をしていたのでしょうか…?」
アライ「ど、どうしたのだサーバル?」
博士「どうやら、辛い記憶を別人格を作ることによって封じ込めたようです」
助手「こんなになるとは思ってなかったのです」
20: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/08(月) 11:03:51 ID:mGW14HNs
博士「サーバル、先ほどの事を思い出せますか?」
サーバル「いえ、何も…うっ、頭が」
助手「一体、これをどうするのです」
アライ「な、何だか予想してたのと違うのだ」
21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/08(月) 11:05:27 ID:mGW14HNs
かばん「サーバルちゃーん、サーバルちゃーん?」
博士「おや、かばんがこっちに来るのです」
助手「ややこしくなる前にズラかるのです」
アライ「あ、ま、待ってなのだ!」
22: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/08(月) 11:11:28 ID:mGW14HNs
かばん「あ、こんな所に居たんだサーバルちゃん」
かばん「そろそろ晩ご飯だよ?お腹空いたね、一緒にジャパリまん食べよっか」
サーバル「…」
かばん「サーバルちゃん?」
23: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/08(月) 11:12:39 ID:mGW14HNs
サーバル「…あの」
かばん「ん?どうしたの?」
サーバル「私なんかが、一緒に食べてもいいんでしょうか…?」
かばん「さ、サーバルちゃん?」
24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/08(月) 11:13:41 ID:mGW14HNs
かばん「サーバルちゃん、何だか様子が変だよ?」
サーバル「いえ、いつも通りですよ?」
かばん「そ、そう…」
ののののののの
ののののののの
ののののののの
25: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/08(月) 11:16:28 ID:mGW14HNs
かばん「さーて、夜も遅くなったし、そろそろ寝よっか」
サーバル「…」
26: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/08(月) 11:17:14 ID:mGW14HNs
かばん「ん?どうしたのサーバルちゃん、そんなに離れて」
サーバル「…」
27: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/08(月) 11:19:42 ID:mGW14HNs
サーバル「私なんかが…」
かばん「ん?」
28: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/08(月) 11:20:25 ID:mGW14HNs
サーバル「私なんかが、あなたのそばに居てもいいんでしょうか…?」
かばん「え、え?」
29: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/08(月) 11:22:06 ID:mGW14HNs
かばん「う、うん、当たり前だよ。だって」
サーバル「…」
30: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/08(月) 11:22:48 ID:mGW14HNs
かばん「サーバルちゃんは、ボクの大切な友達だもの」
サーバル「…」
31: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/08(月) 11:23:31 ID:mGW14HNs
かばん「サーバルちゃん?」
サーバル「…うっ」
32: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/08(月) 11:30:01 ID:mGW14HNs
サーバル「うみゃぁぁぁーーーーーっ!!!」
かばん「さっ、サーバルちゃん!?」
33: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/08(月) 11:31:38 ID:mGW14HNs
サーバル「やだっ、やだーーーっ!かはっ、あっ、頭が…!」
かばん「サーバルちゃん?サーバルちゃん!」
サーバル「…かっ、かばん、ちゃ…?」
かばん「ど、どうしたの?しっかりして、サーバルちゃん、サーバルちゃん!」
35: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/08(月) 11:40:10 ID:mGW14HNs
かばん「きっと、何かとても辛い事があったんだね…」
かばん「でも、安心して。…ボクは」
かばん「ボクは、サーバルちゃんの友達だから」
かばん「ボクはずっと、サーバルちゃんのそばに居るから…!」
サーバル「みゃっ、かば、かばん…ちゃ…」
36: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/08(月) 11:43:46 ID:mGW14HNs
サーバル「うみゃっ、うみゃみゃぁぁーーーっ!く、苦しっ…、頭が…!」
かばん「大丈夫、大丈夫だから…サーバルちゃん、サーバルちゃーんっ!」
37: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/08(月) 11:47:38 ID:mGW14HNs
(翌日、としょかん)
博士「…それで、かばん」
かばん「はい?」
38: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/08(月) 11:48:48 ID:mGW14HNs
博士「我々は、なぜ縛り上げられて木に吊るされているのです」
助手「そうなのです。さっさとこれをほどくのです」
アライ「な、何でこんな事するのだ?」
かばん「昨日、何があったのかサーバルちゃんから聞きました」
サーバル「そうだよ!そうされても文句は言えないよ!」
39: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/08(月) 11:58:46 ID:mGW14HNs
かばん「昨日、大変だったんですよ?サーバルちゃんに何回も言い聞かせて、明け方になってにやっと落ち着いてくれて…」
サーバル「かばんちゃんが、あんな事言うわけないよ!」
かばん「う、うん、だってボクにとって、サーバルちゃんはとっても大切な友達だから…」
サーバル「わ、私もだよー。えへへ…」
博士「そうだったのですか。けど…」
40: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/08(月) 12:00:02 ID:mGW14HNs
博士「かばん、サーバルとそんなに仲良くなったではありませんか」
助手「そうです。そのお礼にさっさとこれをほどいて料理を作るのです」
アライ「これも、アライさんのお陰なのだ!」
かばん「ふ、ふーん…そう、料理ですか」
サーバル「料理なんか、作ってあげることないよ!」
41: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/08(月) 12:03:44 ID:mGW14HNs
かばん「博士達は、カレーが好きでしたっけ」
博士「そうです。良くわかっているではありませんか」
助手「おいしいカレーを早く作るのです」
かばん「カレーには、色んな種類があるんですよ?」
博士「色んな種類?」
42: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/08(月) 12:11:10 ID:mGW14HNs
かばん「はい。牛肉とか、豚肉とか…」
かばん「あと、鳥肉を使ったのとか」
博士「ととと鳥肉とか言うのはやめるのです」
助手「おおお恐ろしい単語を発するのではないのです」
43: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/08(月) 12:16:19 ID:mGW14HNs
かばん「あと、アライさん。食材を生のまま切り身にして、それをお湯で洗う…」
かばん「洗いっていう料理法があるんですけど」
アライ「洗い?」
かばん「ええ…。あはっ、これって何だかアライさんと一緒ですね?」
アライ「アライさんは切り身じゃないのだーーー!?」
44: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/08(月) 12:58:45 ID:mGW14HNs
かばん「え?アライさん、洗いと一緒が嫌ですか?」
アライ「あ、当たり前なのだ!そんなのと一緒にされたくないのだ!」
かばん「それじゃ、油でカラッと揚がったら」
かばん「フライさんになって…」
アライ「どこからそんな発想が出るのだーーーー!?」
47: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/10(水) 19:01:27 ID:.13JPC0c
かばん「はぁ、ボク、何だかお腹が空いてきちゃいました」
サーバル「うん、私もー」
博士「じょじょ冗談はよすのです」
助手「おおお恐ろしいです」
アライ「ひ、ひぃぃぃ…」
かばん「あ、そうそう、それとあと、人間の言い伝えにはこういうのがあって」
48: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/10(水) 19:02:07 ID:.13JPC0c
かばん「嘘つきは、閻魔様に舌をひっこ抜かれるって」
博士「え?」
助手「舌を?ひっこ抜かれるですか?」
かばん「ええ、そうです」
49: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/10(水) 19:02:42 ID:.13JPC0c
かばん「あ、あとカレーには、牛タンカレーとか…」
かばん「舌を材料に使って作るカレーもあるんですよ?」
博士「あわわわわわ」
助手「ざざざ残酷な」
アライ「ひっ…ひっ…」
50: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/10(水) 19:11:11 ID:.13JPC0c
かばん「ん?博士達、どうしたんですか?」
博士「かかかばん、まさか今から我々を」
助手「わわわ我々はおいしくないので」
かばん「そんな、ボクはただ色んな料理の説明をしてるだけですよ?」
アライ「ほっ…。そ、そうなのだ。かばんも人が悪いのだ」
かばん「ええ。さて、説明が済んだ所で」
51: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/10(水) 19:11:59 ID:.13JPC0c
かばん「今から舌のカレーを作りましょうか」
かばん「目の前に、いい材料が揃ってますから。えーと、包丁は…」
博士「かかかかばん、やややめ」
助手「わわわ悪かったのでゆゆ許してなのででで」
アライ「ひぃーーーーーっ!」
サーバル「ふーん、みんな反省したー?」
52: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/10(水) 19:15:16 ID:.13JPC0c
サーバル「さっすが、かばんちゃんだねー?博士達、すっかり騙されてるよー」
かばん「え?」シャーコシャーコ
サーバル「ん?かばんちゃん、みんな反省してるし包丁なんて用意しなくてもいいよー?」
かばん「あ、あはは、そうだよね…」
おわり
53: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/10(水) 19:16:14 ID:.13JPC0c
かばんちゃんって、キレたら怖そうですね…
以上でした
以上でした
54: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/10(水) 21:56:54 ID:cz7asWco
かばんちゃんはあくまでヒトのフレンズなのでヒトカスみたいに酷い事はしませんとりとり
おつ!
おつ!
引用元: 博士「サーバルに嘘をついて騙せと?」アライ「そうなのだ!」
キングコブラ「キングコブラだ。なんだ、なんか頼み事か?」
2018-03-21
1: ◆YgxIRJldbVyL 2018/03/19(月) 21:26:33.03 ID:HKVqpMxi0
~~じゃんぐるちほー~~
ミナミコアリクイ「うーん…こうかなぁ…?」バッ
ミナミコアリクイ「手はグッと握って…」グッ
キングコブラ「……」
ミナミコアリクイ「もうちょっと…腕の角度をあげてみたり…?」ググ
キングコブラ「……」
ミナミコアリクイ「前のめり……いや逆に胸を張って!」グググ
キングコブラ「……」
ミナミコアリクイ「ターンなんかしちゃったり♪」クルンッ
キングコブラ「……」
ミナミコアリクイ「……ぇ?」
キングコブラ「…ターンの後はポーズとか決めたらいいんじゃないか?」
ミナミコアリクイ「な、なんだよー!あっち行ってよー!」カァァ
ミナミコアリクイ「うーん…こうかなぁ…?」バッ
ミナミコアリクイ「手はグッと握って…」グッ
キングコブラ「……」
ミナミコアリクイ「もうちょっと…腕の角度をあげてみたり…?」ググ
キングコブラ「……」
ミナミコアリクイ「前のめり……いや逆に胸を張って!」グググ
キングコブラ「……」
ミナミコアリクイ「ターンなんかしちゃったり♪」クルンッ
キングコブラ「……」
ミナミコアリクイ「……ぇ?」
キングコブラ「…ターンの後はポーズとか決めたらいいんじゃないか?」
ミナミコアリクイ「な、なんだよー!あっち行ってよー!」カァァ
2: ◆YgxIRJldbVyL 2018/03/19(月) 21:29:24.71 ID:HKVqpMxi0
ミナミコアリクイ「いつからいたの…?」
キングコブラ「バンザイのあたりからだな。それが視覚に入って気になったんだ」
ミナミコアリクイ「ば、ばんざいじゃないよ!威嚇の練習だよ!」バッ
キングコブラ「威嚇の練習?」
ミナミコアリクイ「そう…あたしの威嚇全然怖くないらしいから…」グ
キングコブラ「踊ってるようにしか見えなかったが」
ミナミコアリクイ「あれは…途中から楽しくなっちゃって…」ググ
キングコブラ「なるほど…しかし練習でどうにかなるものなのか?」
ミナミコアリクイ「それは分からないけど、なにもしないよりはいいかなって」ググ
キングコブラ「まぁそうだな…そんなにお前の威嚇は怖くないのか?」
ミナミコアリクイ「むしろ可愛いって言われたことある…」グググ
キングコブラ「そこまで…一回やってみてくれないか?」
ミナミコアリクイ「さっきからずっとやってるよ!」ググググ
キングコブラ「えっ、それ!?」
キングコブラ「バンザイのあたりからだな。それが視覚に入って気になったんだ」
ミナミコアリクイ「ば、ばんざいじゃないよ!威嚇の練習だよ!」バッ
キングコブラ「威嚇の練習?」
ミナミコアリクイ「そう…あたしの威嚇全然怖くないらしいから…」グ
キングコブラ「踊ってるようにしか見えなかったが」
ミナミコアリクイ「あれは…途中から楽しくなっちゃって…」ググ
キングコブラ「なるほど…しかし練習でどうにかなるものなのか?」
ミナミコアリクイ「それは分からないけど、なにもしないよりはいいかなって」ググ
キングコブラ「まぁそうだな…そんなにお前の威嚇は怖くないのか?」
ミナミコアリクイ「むしろ可愛いって言われたことある…」グググ
キングコブラ「そこまで…一回やってみてくれないか?」
ミナミコアリクイ「さっきからずっとやってるよ!」ググググ
キングコブラ「えっ、それ!?」
3: ◆svacoLr1WE 2018/03/19(月) 21:30:55.88 ID:HKVqpMxi0
ミナミコアリクイ「まさか……威嚇と気づかれてなかったなんて…」ズーン
キングコブラ「すまん…で、でも可愛くていいと思うぞ!」
ミナミコアリクイ「だから可愛かったらダメなんだよーっ!」
キングコブラ「あ、そうか……」
ミナミコアリクイ「ぅぅ…どうすればこう威嚇っぽくなるんだろう……」
キングコブラ「誰かのを見て、それを参考にしてみるのはどうだ?」
ミナミコアリクイ「参考…?」
キングコブラ「あぁ。例えば私だと尻尾はとぐろを巻いて、こうやって睨むかな」ギロッ
ミナミコアリクイ「ヒッ!?」ゾクッ
キングコブラ「ま、こんな感じだ。どうだった?」
ミナミコアリクイ「こ、怖かった…さすがキングコブラだよ!」
キングコブラ「よせ、そんな大層なものじゃない」
ミナミコアリクイ「ううんすごかった!ゾクッってなったもん!ねぇコブラ、よかったらあたしに威嚇を教えて!」
キングコブラ「……(ピクッ)」
キングコブラ「いいだろう。私にまかせておけ」
ミナミコアリクイ「ほんと!?ありがとう!」
キングコブラ「ああ。まずはとぐろを巻くところから始めるぞ!」
ミナミコアリクイ「いや、とぐろは巻けないかな…」
キングコブラ「すまん…で、でも可愛くていいと思うぞ!」
ミナミコアリクイ「だから可愛かったらダメなんだよーっ!」
キングコブラ「あ、そうか……」
ミナミコアリクイ「ぅぅ…どうすればこう威嚇っぽくなるんだろう……」
キングコブラ「誰かのを見て、それを参考にしてみるのはどうだ?」
ミナミコアリクイ「参考…?」
キングコブラ「あぁ。例えば私だと尻尾はとぐろを巻いて、こうやって睨むかな」ギロッ
ミナミコアリクイ「ヒッ!?」ゾクッ
キングコブラ「ま、こんな感じだ。どうだった?」
ミナミコアリクイ「こ、怖かった…さすがキングコブラだよ!」
キングコブラ「よせ、そんな大層なものじゃない」
ミナミコアリクイ「ううんすごかった!ゾクッってなったもん!ねぇコブラ、よかったらあたしに威嚇を教えて!」
キングコブラ「……(ピクッ)」
キングコブラ「いいだろう。私にまかせておけ」
ミナミコアリクイ「ほんと!?ありがとう!」
キングコブラ「ああ。まずはとぐろを巻くところから始めるぞ!」
ミナミコアリクイ「いや、とぐろは巻けないかな…」
4: ◆svacoLr1WE 2018/03/19(月) 21:31:53.01 ID:HKVqpMxi0
キングコブラ「ではもう一度アリクイの威嚇を見せてくれ」
ミナミコアリクイ「はい!」バッ
キングコブラ「……」ジロジロ
ミナミコアリクイ「……」
キングコブラ「ふむ…」ジロジロ
ミナミコアリクイ(こうやってまじまじと見られるのは恥ずかしいなぁ…)
キングコブラ「やはり威圧感が感じられないな」
ミナミコアリクイ「いあつかん…それはどうすれば…?」
キングコブラ「そうだな、さっきの私のように睨んでみろ」
ミナミコアリクイ「わかった!」キッ
キングコブラ「もっとだ!視線で倒す勢いで!」
ミナミコアリクイ「こ、こう!?」ギンッ
キングコブラ「……(ぅーん、やっぱり可愛いなぁ…)」
ミナミコアリクイ「ど、どうかな?」グググ
キングコブラ「なんというか…和む」
ミナミコアリクイ「こっちは凄んでるのに!?」
ミナミコアリクイ「はい!」バッ
キングコブラ「……」ジロジロ
ミナミコアリクイ「……」
キングコブラ「ふむ…」ジロジロ
ミナミコアリクイ(こうやってまじまじと見られるのは恥ずかしいなぁ…)
キングコブラ「やはり威圧感が感じられないな」
ミナミコアリクイ「いあつかん…それはどうすれば…?」
キングコブラ「そうだな、さっきの私のように睨んでみろ」
ミナミコアリクイ「わかった!」キッ
キングコブラ「もっとだ!視線で倒す勢いで!」
ミナミコアリクイ「こ、こう!?」ギンッ
キングコブラ「……(ぅーん、やっぱり可愛いなぁ…)」
ミナミコアリクイ「ど、どうかな?」グググ
キングコブラ「なんというか…和む」
ミナミコアリクイ「こっちは凄んでるのに!?」
5: ◆svacoLr1WE 2018/03/19(月) 21:32:42.12 ID:HKVqpMxi0
キングコブラ「うなり声をあげてみてはどうだ?」
ミナミコアリクイ「うなり声?」
キングコブラ「そうだ。なんなら吠えてみたりな」
ミナミコアリクイ「なるほど、やってみる…」スゥ
ミナミコアリクイ「が、がおーっ!」
キングコブラ「全然怖くない…」
ミナミコアリクイ「ぅぐっ…」
キングコブラ「もっと腹のそこからだしてみろ」
ミナミコアリクイ「でもうなり声なんてだした事ないよ…コブラのを手本にしてもいい?」
キングコブラ「…すまない。私はもともと声がだせない動物だったんだ、だからうなり声とかは得意じゃないが…」
ミナミコアリクイ「あ、そうなんだ。残念…」
キングコブラ「あ”っ?」
ミナミコアリクイ「ヒャ、ご、ごめんなさいっ」ビクゥ
キングコブラ「こんな風にドスのきいた声ならだせる」
ミナミコアリクイ「な、なんだ…びっくりしたぁ…」
ミナミコアリクイ「うなり声?」
キングコブラ「そうだ。なんなら吠えてみたりな」
ミナミコアリクイ「なるほど、やってみる…」スゥ
ミナミコアリクイ「が、がおーっ!」
キングコブラ「全然怖くない…」
ミナミコアリクイ「ぅぐっ…」
キングコブラ「もっと腹のそこからだしてみろ」
ミナミコアリクイ「でもうなり声なんてだした事ないよ…コブラのを手本にしてもいい?」
キングコブラ「…すまない。私はもともと声がだせない動物だったんだ、だからうなり声とかは得意じゃないが…」
ミナミコアリクイ「あ、そうなんだ。残念…」
キングコブラ「あ”っ?」
ミナミコアリクイ「ヒャ、ご、ごめんなさいっ」ビクゥ
キングコブラ「こんな風にドスのきいた声ならだせる」
ミナミコアリクイ「な、なんだ…びっくりしたぁ…」
6: ◆svacoLr1WE 2018/03/19(月) 21:33:35.52 ID:HKVqpMxi0
キングコブラ「ポーズを変えてみるのはどうだ?」
ミナミコアリクイ「え、この威嚇の?」バッ
キングコブラ「あぁ。そもそもなんでそんなポーズをとるんだ?」
ミナミコアリクイ「これはね、両腕を広げて体を大きくみせてるんだよ」ググ
キングコブラ「なるほど……ハッ!」ピコン
キングコブラ「なら腕だけじゃなく両足も広げて、もっと大きくみせてみろ」
ミナミコアリクイ「足も…こんな感じ?」バッ
キングコブラ「横に開くとその分縦に小さく見えるな…つま先立ちでカバーできないか?」
ミナミコアリクイ「えっと…つま先立ち…」グィ スッ
キングコブラ「今腕が下がったぞ、腕は高さを維持しろ!」
ミナミコアリクイ「う、うん!腕…つま先…」
キングコブラ「すこし前のめりになってるな。胸を張ってもっと大きくみせるんだ」
ミナミコアリクイ「うぐぐ…胸を張って…腕は上げて…そしてつま先…」
-<ピキーンッ>ー
ミナミコアリクイ「あsdhふぃあshdぎ!!??」
キングコブラ「うおっ!?」
ミナミコアリクイ(あ、足が…つった…)
キングコブラ「いいぞ!今のうなり声凄くいい!私としたことが少し驚いてしまった!」
ミナミコアリクイ「ぃ、ぃゃ…今のは…」ピクピク
キングコブラ「もう一回やってみてくれ!胸を張って、腕を広げて足を…」
ミナミコアリクイ「ま、まってー!(泣)」
ミナミコアリクイ「え、この威嚇の?」バッ
キングコブラ「あぁ。そもそもなんでそんなポーズをとるんだ?」
ミナミコアリクイ「これはね、両腕を広げて体を大きくみせてるんだよ」ググ
キングコブラ「なるほど……ハッ!」ピコン
キングコブラ「なら腕だけじゃなく両足も広げて、もっと大きくみせてみろ」
ミナミコアリクイ「足も…こんな感じ?」バッ
キングコブラ「横に開くとその分縦に小さく見えるな…つま先立ちでカバーできないか?」
ミナミコアリクイ「えっと…つま先立ち…」グィ スッ
キングコブラ「今腕が下がったぞ、腕は高さを維持しろ!」
ミナミコアリクイ「う、うん!腕…つま先…」
キングコブラ「すこし前のめりになってるな。胸を張ってもっと大きくみせるんだ」
ミナミコアリクイ「うぐぐ…胸を張って…腕は上げて…そしてつま先…」
-<ピキーンッ>ー
ミナミコアリクイ「あsdhふぃあshdぎ!!??」
キングコブラ「うおっ!?」
ミナミコアリクイ(あ、足が…つった…)
キングコブラ「いいぞ!今のうなり声凄くいい!私としたことが少し驚いてしまった!」
ミナミコアリクイ「ぃ、ぃゃ…今のは…」ピクピク
キングコブラ「もう一回やってみてくれ!胸を張って、腕を広げて足を…」
ミナミコアリクイ「ま、まってー!(泣)」
7: ◆svacoLr1WE 2018/03/19(月) 21:34:22.95 ID:HKVqpMxi0
ミナミコアリクイ「はぁ…はぁ…」
キングコブラ「すまない…大丈夫か?」
ミナミコアリクイ「うん、大丈夫…威嚇って難しいなぁ…」
キングコブラ「まったくだ。やはりここはとぐろを巻くしか…」
ミナミコアリクイ「とぐろは違うと思…」
ジャガー「……アリクイに、コブラ?」
ミナミコアリクイ「わぁっ!?」
キングコブラ「その声は、ジャガーか」
ジャガー「変な声が聞こえたから来たんだけど…なにしてるの?」
キングコブラ「アリクイの威嚇練習をしてたところだ。さっきのはその賜物だ」
ジャガー「なんで威嚇の練習であんな声が…」
ミナミコアリクイ「…///」カァァ
キングコブラ「ちょうどいい。ジャガー、お前の声を参考にしたいんだが、吠え声やうなり声をあげてみてくれ」
ジャガー「えぇっ?突然そんなこと…」
キングコブラ「ダメか?」
ミナミコアリクイ「お、お願い!」
ジャガー「そ、そこまで言うならやってみるけど…この体になってやったことないから、うまくできないよ?」
キングコブラ「あぁ、かまわない」
ミナミコアリクイ「ありがとう!」
ジャガー「それじゃあ…」スゥ
キングコブラ「まて、どうせならアリクイと同じ威嚇ポーズを取ってやってみてくれ」
ミナミコアリクイ「こうだよ!」バッ
ジャガー「ポーズも!?」
キングコブラ「すまない…大丈夫か?」
ミナミコアリクイ「うん、大丈夫…威嚇って難しいなぁ…」
キングコブラ「まったくだ。やはりここはとぐろを巻くしか…」
ミナミコアリクイ「とぐろは違うと思…」
ジャガー「……アリクイに、コブラ?」
ミナミコアリクイ「わぁっ!?」
キングコブラ「その声は、ジャガーか」
ジャガー「変な声が聞こえたから来たんだけど…なにしてるの?」
キングコブラ「アリクイの威嚇練習をしてたところだ。さっきのはその賜物だ」
ジャガー「なんで威嚇の練習であんな声が…」
ミナミコアリクイ「…///」カァァ
キングコブラ「ちょうどいい。ジャガー、お前の声を参考にしたいんだが、吠え声やうなり声をあげてみてくれ」
ジャガー「えぇっ?突然そんなこと…」
キングコブラ「ダメか?」
ミナミコアリクイ「お、お願い!」
ジャガー「そ、そこまで言うならやってみるけど…この体になってやったことないから、うまくできないよ?」
キングコブラ「あぁ、かまわない」
ミナミコアリクイ「ありがとう!」
ジャガー「それじゃあ…」スゥ
キングコブラ「まて、どうせならアリクイと同じ威嚇ポーズを取ってやってみてくれ」
ミナミコアリクイ「こうだよ!」バッ
ジャガー「ポーズも!?」
8: ◆svacoLr1WE 2018/03/19(月) 21:34:56.57 ID:HKVqpMxi0
ジャガー「こ、このポーズは…なんかちょっと恥ずかしいぞ…」ググ
ミナミコアリクイ(あたしのポーズってこんな感じなんだ…)
キングコブラ「よし、その調子だ。そのまま唸り声をあげてみてくれ」
ジャガー「う、うなり声…」スゥ
ジャガー『グルル…』
キングコブラ「……」
ミナミコアリクイ「……」
キングコブラ「…フフッ」プルプル
ミナミコアリクイ「ウフ…フフフ…」プルプル
ジャガー「えっ、なんで笑って!?」
キングコブラ「す、すまない…そのポーズから本格的なうなり声がでるとちょっと…ククク…」
ミナミコアリクイ「なんか…おかしくて…フフフ…」
ジャガー「でも笑うなよなー///」カァァ
キングコブラ「はぁ…はぁ…すまない。しかしうなり声は良かった。さすがはジャガーだ」
ミナミコアリクイ「うんうん!食べられるかと思ったよ!」
ジャガー「へへーん、まぁこんなもんよ」
キングコブラ「アリクイ、ジャガーのうなり声参考にできそうか?」
ミナミコアリクイ「うん!ちょっとやってみる!」
ミナミコアリクイ(さっきのジャガーを思い出して……)
ミナミコアリクイ「ぐるるっフフフ…」
ジャガー「ちょ、ちょっと!?」
ミナミコアリクイ「ご、ごめん、こっちの印象が強すぎて…フフフフ」
キングコブラ「仕方ない、ジャガーもういっかい、」
ジャガー「しないっ!」
ミナミコアリクイ(あたしのポーズってこんな感じなんだ…)
キングコブラ「よし、その調子だ。そのまま唸り声をあげてみてくれ」
ジャガー「う、うなり声…」スゥ
ジャガー『グルル…』
キングコブラ「……」
ミナミコアリクイ「……」
キングコブラ「…フフッ」プルプル
ミナミコアリクイ「ウフ…フフフ…」プルプル
ジャガー「えっ、なんで笑って!?」
キングコブラ「す、すまない…そのポーズから本格的なうなり声がでるとちょっと…ククク…」
ミナミコアリクイ「なんか…おかしくて…フフフ…」
ジャガー「でも笑うなよなー///」カァァ
キングコブラ「はぁ…はぁ…すまない。しかしうなり声は良かった。さすがはジャガーだ」
ミナミコアリクイ「うんうん!食べられるかと思ったよ!」
ジャガー「へへーん、まぁこんなもんよ」
キングコブラ「アリクイ、ジャガーのうなり声参考にできそうか?」
ミナミコアリクイ「うん!ちょっとやってみる!」
ミナミコアリクイ(さっきのジャガーを思い出して……)
ミナミコアリクイ「ぐるるっフフフ…」
ジャガー「ちょ、ちょっと!?」
ミナミコアリクイ「ご、ごめん、こっちの印象が強すぎて…フフフフ」
キングコブラ「仕方ない、ジャガーもういっかい、」
ジャガー「しないっ!」
9: ◆svacoLr1WE 2018/03/19(月) 21:35:30.61 ID:HKVqpMxi0
キングコブラ「しまった…せっかくのうなり声を台無しにしてしまった…」
ミナミコアリクイ「怖かったのに…」
ジャガー「いや、凄い笑ってたけど…」
キングコブラ「ジャガー、他に怖い声をだせるような奴を知らないか?」
ジャガー「うーん……あっ」
ジャガー「怖い声というか、すごい声をだせる子なら知ってるよ」
キングコブラ「すごい声?気になるな」
ミナミコアリクイ「誰だろう」
ジャガー「トキっていう子なんだけど、その姿からは想像もできないくらい大きな声をだすらしいんだ」
キングコブラ「へぇ、そいつはどこにいるんだ?」
ジャガー「この山の頂上だよ」ビシッ
【山】
キングコブラ「なっ!?」
ミナミコアリクイ「ええ!?高いよ!」
キングコブラ「クッ…地道に登れば…なんとかなるか…?」
ミナミコアリクイ「登るのコブラ!?こんな高いのに!?」
キングコブラ「一度受けた依頼は完遂する。アリクイ、お前からの依頼は絶対にやめたりしない」
ミナミコアリクイ「コブラ…」
ジャガー「登るなら、ちょうどいいのがあるけど」
キングコブラ「あぁ、分かってる…ジャガー、頼む」
ジャガー「いや、私じゃなくて…川専門だし…」
ミナミコアリクイ「怖かったのに…」
ジャガー「いや、凄い笑ってたけど…」
キングコブラ「ジャガー、他に怖い声をだせるような奴を知らないか?」
ジャガー「うーん……あっ」
ジャガー「怖い声というか、すごい声をだせる子なら知ってるよ」
キングコブラ「すごい声?気になるな」
ミナミコアリクイ「誰だろう」
ジャガー「トキっていう子なんだけど、その姿からは想像もできないくらい大きな声をだすらしいんだ」
キングコブラ「へぇ、そいつはどこにいるんだ?」
ジャガー「この山の頂上だよ」ビシッ
【山】
キングコブラ「なっ!?」
ミナミコアリクイ「ええ!?高いよ!」
キングコブラ「クッ…地道に登れば…なんとかなるか…?」
ミナミコアリクイ「登るのコブラ!?こんな高いのに!?」
キングコブラ「一度受けた依頼は完遂する。アリクイ、お前からの依頼は絶対にやめたりしない」
ミナミコアリクイ「コブラ…」
ジャガー「登るなら、ちょうどいいのがあるけど」
キングコブラ「あぁ、分かってる…ジャガー、頼む」
ジャガー「いや、私じゃなくて…川専門だし…」
10: ◆svacoLr1WE 2018/03/19(月) 21:36:22.69 ID:HKVqpMxi0
~ 山の頂上 ~
キーコ キーコ キーコ…
キングコブラ「ふぅ、ついた…ろーぷうぇいだっけ…?便利だなこれ」
ミナミコアリクイ「ありがとうコブラ!疲れてない?」
キングコブラ「これくらいお安い御用だ。まかせておけ」
ミナミコアリクイ「頼りになるなぁ」
キングコブラ「ジャガーの話だとあの建物にトキがいるらしい。いくぞ、足元に気をつぉあっ!?」ガクッ
ミナミコアリクイ「コブラッ!?」
キングコブラ「す、すまん…ちょっと力が抜けただけだ…」
ミナミコアリクイ「そっか…立てそう?」
キングコブラ「あぁ、大丈夫だ…」スクッ
ミナミコアリクイ(足が震えてる…やっぱりここまでで疲れちゃったのかな…)
ミナミコアリクイ「疲れてるでしょ?帰りはあたしにまかせて!」
キングコブラ「いやまて、疲れてなんか」
ミナミコアリクイ「足震えてるよ?あたしにさせて!お願い!」
キングコブラ「…まぁ…そこまでいうなら…」
ミナミコアリクイ「よし!帰りはゆっくり休んでね!」
キングコブラ「あぁ…(力が抜けた理由が、”高くてちょっと怖かったから”なんて言えない…)」
キーコ キーコ キーコ…
キングコブラ「ふぅ、ついた…ろーぷうぇいだっけ…?便利だなこれ」
ミナミコアリクイ「ありがとうコブラ!疲れてない?」
キングコブラ「これくらいお安い御用だ。まかせておけ」
ミナミコアリクイ「頼りになるなぁ」
キングコブラ「ジャガーの話だとあの建物にトキがいるらしい。いくぞ、足元に気をつぉあっ!?」ガクッ
ミナミコアリクイ「コブラッ!?」
キングコブラ「す、すまん…ちょっと力が抜けただけだ…」
ミナミコアリクイ「そっか…立てそう?」
キングコブラ「あぁ、大丈夫だ…」スクッ
ミナミコアリクイ(足が震えてる…やっぱりここまでで疲れちゃったのかな…)
ミナミコアリクイ「疲れてるでしょ?帰りはあたしにまかせて!」
キングコブラ「いやまて、疲れてなんか」
ミナミコアリクイ「足震えてるよ?あたしにさせて!お願い!」
キングコブラ「…まぁ…そこまでいうなら…」
ミナミコアリクイ「よし!帰りはゆっくり休んでね!」
キングコブラ「あぁ…(力が抜けた理由が、”高くてちょっと怖かったから”なんて言えない…)」
11: ◆svacoLr1WE 2018/03/19(月) 21:37:20.68 ID:HKVqpMxi0
~ ジャパリカフェ ~
カラン カラン…
キングコブラ「失礼す
アルパカ「ふわああぁ!コブラあぁ!?まってだよぉいらっしゃぁい!よぉこそぉ↑ジャパリカフェへ~!どうぞどうぞ!ゆっぐりしてってぇ!」
キングコブラ「アルパカ!?」
ミナミコアリクイ「え、アルパカ?」ヒョコ
アルパカ「うええぇ!?アリクイまでぇ!うれしいなぁ!楽しいなぁ!さぁさ、こちらへこちらへ、今お茶淹れるから座ってまっててねえ↑」
ミナミコアリクイ「あ、うん…」ストン
キングコブラ「お、おう…」ストン
アルパカ「ふっふ~ん♪」ガサゴソ
ミナミコアリクイ「アルパカ…こんなところにいたんだ」
キングコブラ「前にふもとで”カフェをやるから来てね”と言われたが…まさかこんな山の上とは…」
ミナミコアリクイ「うん、あたしも言われたけど全然わからなかったよ…ところでおちゃってなんだろう?」
キングコブラ「おちゃ……”入れる”って言ってたからなんか入れるものなんじゃないか?」
ミナミコアリクイ「おちゃが入れるの?おちゃを入れるの?おちゃに入れるの?」
キングコブラ「え?ま、まてっ、ややこしくなってきた…えとおちゃが…」
アルパカ「おまたせぇ~↑はい、どぉぞーどーぞぉ!」コト コト
キングコブラ「あ、ありがとう…(これが、おちゃ…か?)」
ミナミコアリクイ「わっ、いい香り」
アルパカ「でしょお!?これね紅茶っていうんだぁ!香りもいいし味もおいしいんだよお!ささ、ぐいっと召し上がってえ~」
キングコブラ「なるほど、食べ物なのか。いただくとする…」スッ
ガリッ
キングコブラ「ぐっ!?結構硬いんだな…」
アルパカ「あ~、それカップの部分だねぇ」
カラン カラン…
キングコブラ「失礼す
アルパカ「ふわああぁ!コブラあぁ!?まってだよぉいらっしゃぁい!よぉこそぉ↑ジャパリカフェへ~!どうぞどうぞ!ゆっぐりしてってぇ!」
キングコブラ「アルパカ!?」
ミナミコアリクイ「え、アルパカ?」ヒョコ
アルパカ「うええぇ!?アリクイまでぇ!うれしいなぁ!楽しいなぁ!さぁさ、こちらへこちらへ、今お茶淹れるから座ってまっててねえ↑」
ミナミコアリクイ「あ、うん…」ストン
キングコブラ「お、おう…」ストン
アルパカ「ふっふ~ん♪」ガサゴソ
ミナミコアリクイ「アルパカ…こんなところにいたんだ」
キングコブラ「前にふもとで”カフェをやるから来てね”と言われたが…まさかこんな山の上とは…」
ミナミコアリクイ「うん、あたしも言われたけど全然わからなかったよ…ところでおちゃってなんだろう?」
キングコブラ「おちゃ……”入れる”って言ってたからなんか入れるものなんじゃないか?」
ミナミコアリクイ「おちゃが入れるの?おちゃを入れるの?おちゃに入れるの?」
キングコブラ「え?ま、まてっ、ややこしくなってきた…えとおちゃが…」
アルパカ「おまたせぇ~↑はい、どぉぞーどーぞぉ!」コト コト
キングコブラ「あ、ありがとう…(これが、おちゃ…か?)」
ミナミコアリクイ「わっ、いい香り」
アルパカ「でしょお!?これね紅茶っていうんだぁ!香りもいいし味もおいしいんだよお!ささ、ぐいっと召し上がってえ~」
キングコブラ「なるほど、食べ物なのか。いただくとする…」スッ
ガリッ
キングコブラ「ぐっ!?結構硬いんだな…」
アルパカ「あ~、それカップの部分だねぇ」
12: ◆svacoLr1WE 2018/03/19(月) 21:38:01.91 ID:HKVqpMxi0
ゴク…
ゴク…
キングコブラ「ふぅ…体に染みるな…」
ミナミコアリクイ「おいしい、こんなの初めて飲んだよ」
アルパカ「気にいってもらえて良かったあ!それにふたりがきてくれて嬉しいなぁ!前言ったこと忘れてるのかとおもったよお」
ミナミコアリクイ「ごめんね、場所がわからなくて」
アルパカ「えぇ~?わかるように目印をカフェの近くにつくったのにぃ」
キングコブラ「それふもとからじゃ見えないだろ…」
アルパカ「まぁまぁゆっぐりしてってえ。おかわりもあるからねえ~」
キングコブラ「あ、まてアルパカ。ここにトキって奴はいるか?」
アルパカ「あ~トキねえ!うちの常連さん!毎日くるよぉ~」
キングコブラ「そいつに会いにきたんだ。今日はいないのか?」キョロキョロ
アルパカ「それがねぇさっき出てったよぉ」
キングコブラ「なっ…」
ミナミコアリクイ「ええ…」
アルパカ「大丈夫大丈夫、1日4,5回はくるから」
ミナミコアリクイ「そんなに!?」
キングコブラ「もはや居たほうがいいんじゃ…」
ゴク…
キングコブラ「ふぅ…体に染みるな…」
ミナミコアリクイ「おいしい、こんなの初めて飲んだよ」
アルパカ「気にいってもらえて良かったあ!それにふたりがきてくれて嬉しいなぁ!前言ったこと忘れてるのかとおもったよお」
ミナミコアリクイ「ごめんね、場所がわからなくて」
アルパカ「えぇ~?わかるように目印をカフェの近くにつくったのにぃ」
キングコブラ「それふもとからじゃ見えないだろ…」
アルパカ「まぁまぁゆっぐりしてってえ。おかわりもあるからねえ~」
キングコブラ「あ、まてアルパカ。ここにトキって奴はいるか?」
アルパカ「あ~トキねえ!うちの常連さん!毎日くるよぉ~」
キングコブラ「そいつに会いにきたんだ。今日はいないのか?」キョロキョロ
アルパカ「それがねぇさっき出てったよぉ」
キングコブラ「なっ…」
ミナミコアリクイ「ええ…」
アルパカ「大丈夫大丈夫、1日4,5回はくるから」
ミナミコアリクイ「そんなに!?」
キングコブラ「もはや居たほうがいいんじゃ…」
13: ◆svacoLr1WE 2018/03/19(月) 21:38:53.31 ID:HKVqpMxi0
カラン…
カラン…
トキ「ただいま」
アルパカ「ありゃま、噂をすれば帰ってきたよお、おかえりぃ~」
トキ「…?なにかあったの?」
アルパカ「トキにお客さんだよぉ~」
キングコブラ「キングコブラだ」
ミナミコアリクイ「ミ、ミナミコアリクイだよ…」
トキ「はじめまして。私はトキ」
キングコブラ{こいつがトキ…普通…というかむしろ声は小さくないか?}ヒソヒソ
ミナミコアリクイ{うーん、そうだね}ヒソヒソ
トキ「私に会いにきたの?」
キングコブラ「あぁ、声を聞きに来たんだ」
トキ「え…”歌”を聞きにきた…?」
キングコブラ「ん?」
トキ「ムフッ。ということはあなた達、私のファンね?」
ミナミコアリクイ「あれ…そうなの、かな?」
キングコブラ「まぁファンでもなんでも、とりあえず声が聞きたいんだ」
トキ「ムフフッ。いいわ、一曲披露するわ」
アルパカ「あぁ、でももう喉が良くなるお茶はないよぉ?」
トキ「大丈夫よ。お茶がなくてもファンの期待には応えなくちゃ。ほら皆座って」
キングコブラ「あぁ」ストン
ミナミコアリクイ「あ、うん」ストン
アルパカ「あ、おかわり準備するねぇ~」トコトコ
トキ「それでは一曲…」
トキ『 わ"たぁ"し"は"ト"キ"----------
カラン…
トキ「ただいま」
アルパカ「ありゃま、噂をすれば帰ってきたよお、おかえりぃ~」
トキ「…?なにかあったの?」
アルパカ「トキにお客さんだよぉ~」
キングコブラ「キングコブラだ」
ミナミコアリクイ「ミ、ミナミコアリクイだよ…」
トキ「はじめまして。私はトキ」
キングコブラ{こいつがトキ…普通…というかむしろ声は小さくないか?}ヒソヒソ
ミナミコアリクイ{うーん、そうだね}ヒソヒソ
トキ「私に会いにきたの?」
キングコブラ「あぁ、声を聞きに来たんだ」
トキ「え…”歌”を聞きにきた…?」
キングコブラ「ん?」
トキ「ムフッ。ということはあなた達、私のファンね?」
ミナミコアリクイ「あれ…そうなの、かな?」
キングコブラ「まぁファンでもなんでも、とりあえず声が聞きたいんだ」
トキ「ムフフッ。いいわ、一曲披露するわ」
アルパカ「あぁ、でももう喉が良くなるお茶はないよぉ?」
トキ「大丈夫よ。お茶がなくてもファンの期待には応えなくちゃ。ほら皆座って」
キングコブラ「あぁ」ストン
ミナミコアリクイ「あ、うん」ストン
アルパカ「あ、おかわり準備するねぇ~」トコトコ
トキ「それでは一曲…」
トキ『 わ"たぁ"し"は"ト"キ"----------
14: ◆svacoLr1WE 2018/03/19(月) 21:40:13.31 ID:HKVqpMxi0
~ かえりのロープウェイ ~
ミナミコアリクイ「すっごい声だった…」キーコ キーコ
キングコブラ「あぁ…威嚇とかいうもんじゃなかったな…参考にはできそうか?」
ミナミコアリクイ「うーん…だめかなぁ…耳もギンギンしてたし」キーコ キーコ
キングコブラ「一曲どころか何曲も歌ってたもんな…」
ミナミコアリクイ「うん、凄く楽しそうに歌ってたよねトキ」キーコ キーコ
キングコブラ「あぁ…なんか途中からこっちまでハイになってしまった」
ミナミコアリクイ「楽しかったね。。。コブラ、また行こうよ」キーコ キーコ
キングコブラ「…この依頼が終わってからな」
・・・・
・・・
・・
~ じゃんぐるちほー ~
ミナミコアリクイ「ぅぅ、辺りが暗くなってきてるぅ…」
キングコブラ「くッ…今日中の完遂は無理か」
ミナミコアリクイ「ご、ごめんね…1日中つき合わせちゃって…」
キングコブラ「気にするな。そんなことより明日も威嚇の練習をするから今日はゆっくり休め」
ミナミコアリクイ「うん!」
キングコブラ「じゃあ今日はここで解散だ。完全に暗くなる前に帰るんだぞ」
ミナミコアリクイ「わかった!」
キングコブラ「またあしたな」
ミナミコアリクイ「うん、またあし
ビュウッ ガサガサ…
ミナミコアリクイ「わあああっ!?」
キングコブラ「ど、どうした!?」ビクッ
ミナミコアリクイ「ご、ごめん…木の影がおばけに見えて…」
キングコブラ「ったく、大丈………ッ!」
キングコブラ「なるほど。アリクイ、まだ時間あるか?」
ミナミコアリクイ「へ?」
ミナミコアリクイ「すっごい声だった…」キーコ キーコ
キングコブラ「あぁ…威嚇とかいうもんじゃなかったな…参考にはできそうか?」
ミナミコアリクイ「うーん…だめかなぁ…耳もギンギンしてたし」キーコ キーコ
キングコブラ「一曲どころか何曲も歌ってたもんな…」
ミナミコアリクイ「うん、凄く楽しそうに歌ってたよねトキ」キーコ キーコ
キングコブラ「あぁ…なんか途中からこっちまでハイになってしまった」
ミナミコアリクイ「楽しかったね。。。コブラ、また行こうよ」キーコ キーコ
キングコブラ「…この依頼が終わってからな」
・・・・
・・・
・・
~ じゃんぐるちほー ~
ミナミコアリクイ「ぅぅ、辺りが暗くなってきてるぅ…」
キングコブラ「くッ…今日中の完遂は無理か」
ミナミコアリクイ「ご、ごめんね…1日中つき合わせちゃって…」
キングコブラ「気にするな。そんなことより明日も威嚇の練習をするから今日はゆっくり休め」
ミナミコアリクイ「うん!」
キングコブラ「じゃあ今日はここで解散だ。完全に暗くなる前に帰るんだぞ」
ミナミコアリクイ「わかった!」
キングコブラ「またあしたな」
ミナミコアリクイ「うん、またあし
ビュウッ ガサガサ…
ミナミコアリクイ「わあああっ!?」
キングコブラ「ど、どうした!?」ビクッ
ミナミコアリクイ「ご、ごめん…木の影がおばけに見えて…」
キングコブラ「ったく、大丈………ッ!」
キングコブラ「なるほど。アリクイ、まだ時間あるか?」
ミナミコアリクイ「へ?」
15: ◆svacoLr1WE 2018/03/19(月) 21:41:05.29 ID:HKVqpMxi0
キングコブラ「ここにも枝と葉っぱを付けて…」
ミナミコアリクイ「ぅー…なにこれ、動きにくいよ…」ガサガサ
キングコブラ「こんなものか…どうだ?」
ミナミコアリクイ「どうって…体にたくさん葉っぱと枝がくっついてるだけだよ?」ガサガサ
キングコブラ「木のおばけをイメージしてみたんだが」
ミナミコアリクイ「おばけに見える?」
キングコブラ「見えない…」
ミナミコアリクイ「ダメじゃんーッ!」
キングコブラ「まぁまて、その状態でいつもの威嚇をしてみろ」
ミナミコアリクイ「ぇぇ…はい」バッ
キングコブラ「……うーん…」
ミナミコアリクイ「もーっ!!」バサバサ
エリマキトカゲ「ふぁあ……なんか騒がしいよ…こっちかな?」
キングコブラ「あ、すまない。近くで寝ていたのか」
エリマキトカゲ「コブラ…?と…」
ミナミコアリクイ「ご、ごめんね…」バサッ
エリマキトカゲ「ッッッ!!!?」
キングコブラ「んじゃ今日はもう…
エリマキトカゲ「わああああああっ!!おばけええええ!!!」
キングコブラ「え?」
ミナミコアリクイ「ふぇ?」
エリマキトカゲ「にげろおおおおおお!!!」ピューッ
ミナミコアリクイ「ぅー…なにこれ、動きにくいよ…」ガサガサ
キングコブラ「こんなものか…どうだ?」
ミナミコアリクイ「どうって…体にたくさん葉っぱと枝がくっついてるだけだよ?」ガサガサ
キングコブラ「木のおばけをイメージしてみたんだが」
ミナミコアリクイ「おばけに見える?」
キングコブラ「見えない…」
ミナミコアリクイ「ダメじゃんーッ!」
キングコブラ「まぁまて、その状態でいつもの威嚇をしてみろ」
ミナミコアリクイ「ぇぇ…はい」バッ
キングコブラ「……うーん…」
ミナミコアリクイ「もーっ!!」バサバサ
エリマキトカゲ「ふぁあ……なんか騒がしいよ…こっちかな?」
キングコブラ「あ、すまない。近くで寝ていたのか」
エリマキトカゲ「コブラ…?と…」
ミナミコアリクイ「ご、ごめんね…」バサッ
エリマキトカゲ「ッッッ!!!?」
キングコブラ「んじゃ今日はもう…
エリマキトカゲ「わああああああっ!!おばけええええ!!!」
キングコブラ「え?」
ミナミコアリクイ「ふぇ?」
エリマキトカゲ「にげろおおおおおお!!!」ピューッ
16: ◆svacoLr1WE 2018/03/19(月) 21:41:33.31 ID:HKVqpMxi0
キングコブラ「……」
ミナミコアリクイ「……」
キングコブラ(これは違うな…威嚇じゃない、驚かしているだけだ…エリマキトカゲにはあとで謝らないと…)
キングコブラ「遅くまですまないなアリクイ、とりあえずその枝と葉っぱは外して…」
ミナミコアリクイ「凄い!凄いよコブラ!!威嚇しちゃった!!」キャッキャ
キングコブラ「…え?」
ミナミコアリクイ「生まれて初めて威嚇しちゃった!やった!!」
キングコブラ「まて…それはちょっと違」
ミナミコアリクイ「さすがコブラだよ!コブラに頼んで良かった!!ありがとうっ!!」
キングコブラ「…ま…まぁな…ざっとこんなもんだ…」
ミナミコアリクイ「よーし!ここからあたしの威嚇がはじまるんだ!あ、枝をもっと角っぽく付けてみようかな?葉っぱは羽のように…」
キングコブラ「……えと…私は帰るから、お前もちゃんと休めよ…」
ミナミコアリクイ「うん!ありがとうコブラ!!またね」
キングコブラ「あぁ…またな…」スタスタ
ミナミコアリクイ「~~♪」
キングコブラ(とんでもないのを生み出してしまった気がする…)スタスタ
ミナミコアリクイ「……」
キングコブラ(これは違うな…威嚇じゃない、驚かしているだけだ…エリマキトカゲにはあとで謝らないと…)
キングコブラ「遅くまですまないなアリクイ、とりあえずその枝と葉っぱは外して…」
ミナミコアリクイ「凄い!凄いよコブラ!!威嚇しちゃった!!」キャッキャ
キングコブラ「…え?」
ミナミコアリクイ「生まれて初めて威嚇しちゃった!やった!!」
キングコブラ「まて…それはちょっと違」
ミナミコアリクイ「さすがコブラだよ!コブラに頼んで良かった!!ありがとうっ!!」
キングコブラ「…ま…まぁな…ざっとこんなもんだ…」
ミナミコアリクイ「よーし!ここからあたしの威嚇がはじまるんだ!あ、枝をもっと角っぽく付けてみようかな?葉っぱは羽のように…」
キングコブラ「……えと…私は帰るから、お前もちゃんと休めよ…」
ミナミコアリクイ「うん!ありがとうコブラ!!またね」
キングコブラ「あぁ…またな…」スタスタ
ミナミコアリクイ「~~♪」
キングコブラ(とんでもないのを生み出してしまった気がする…)スタスタ
17: ◆svacoLr1WE 2018/03/19(月) 21:43:36.42 ID:HKVqpMxi0
~ その後 ~
ミナミコアリクイ「枝をこうつければ…腕が長くみえるかな?」モゾモゾ
キングコブラ「……」
ミナミコアリクイ「あ、ここから分ければ腕がたくさんあるように見えるんじゃ」モゾモゾ
キングコブラ「……おい」
ミナミコアリクイ「わああっ!?」バッ ガサ
キングコブラ「私だ」
ミナミコアリクイ「コ、コブラかぁ…びっくりしたぁ…」
キングコブラ「なにしてるんだ?」
ミナミコアリクイ「えっとね、どんなふうに枝をつければいいかなって色々試していたとこだよっ」
キングコブラ「ふーん…」
ミナミコアリクイ「コブラは今日どうしたの?」
キングコブラ「私は…ちょっと依頼があってな、それを完遂するためにきたんだ」
ミナミコアリクイ「依頼?」
キングコブラ「あぁ…最近このあたりでオバケの目撃がたくさんあってな…」
ミナミコアリクイ「あれ…それってあたしかな?」
キングコブラ「たぶんお前だ」
ミナミコアリクイ「わぁ…ちょっとやりすぎたかな…もうちょっと控えめに…」
キングコブラ「それでだ、私にオバケ退治の依頼がきたんだ」
ミナミコアリクイ「……ぇ?」
キングコブラ「元をたどれば私の責任だ…ここでしっかり退治しないと」シュルル
ミナミコアリクイ「わっ…あ!尻尾が巻き付いて…ッ!?」
キングコブラ「これから一緒に謝りにいくぞ。ついてこい」スタスタ
ミナミコアリクイ「あ、ま、まって!自分で歩くから!離して!」ズルズル
キングコブラ「やはりあの時…とぐろの巻き方を教えていればこんなことには…」ブツブツ
ミナミコアリクイ「とぐろ関係ないーっ!離してぇ!ごめんなさぁ"ーい"!」
・・・・・
・・・・
・・
りくえすと おわり
ミナミコアリクイ「枝をこうつければ…腕が長くみえるかな?」モゾモゾ
キングコブラ「……」
ミナミコアリクイ「あ、ここから分ければ腕がたくさんあるように見えるんじゃ」モゾモゾ
キングコブラ「……おい」
ミナミコアリクイ「わああっ!?」バッ ガサ
キングコブラ「私だ」
ミナミコアリクイ「コ、コブラかぁ…びっくりしたぁ…」
キングコブラ「なにしてるんだ?」
ミナミコアリクイ「えっとね、どんなふうに枝をつければいいかなって色々試していたとこだよっ」
キングコブラ「ふーん…」
ミナミコアリクイ「コブラは今日どうしたの?」
キングコブラ「私は…ちょっと依頼があってな、それを完遂するためにきたんだ」
ミナミコアリクイ「依頼?」
キングコブラ「あぁ…最近このあたりでオバケの目撃がたくさんあってな…」
ミナミコアリクイ「あれ…それってあたしかな?」
キングコブラ「たぶんお前だ」
ミナミコアリクイ「わぁ…ちょっとやりすぎたかな…もうちょっと控えめに…」
キングコブラ「それでだ、私にオバケ退治の依頼がきたんだ」
ミナミコアリクイ「……ぇ?」
キングコブラ「元をたどれば私の責任だ…ここでしっかり退治しないと」シュルル
ミナミコアリクイ「わっ…あ!尻尾が巻き付いて…ッ!?」
キングコブラ「これから一緒に謝りにいくぞ。ついてこい」スタスタ
ミナミコアリクイ「あ、ま、まって!自分で歩くから!離して!」ズルズル
キングコブラ「やはりあの時…とぐろの巻き方を教えていればこんなことには…」ブツブツ
ミナミコアリクイ「とぐろ関係ないーっ!離してぇ!ごめんなさぁ"ーい"!」
・・・・・
・・・・
・・
りくえすと おわり
引用元: キングコブラ「キングコブラだ。なんだ、なんか頼み事か?
俺「頭痛い…!」サーバル「大丈夫ー!?」
2018-02-26
1: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/25(日) 22:11:21.784 ID:cDGJdF64a
俺「はあはあ…だ、大丈夫…」
サーバル「すごい汗だよ…!お水飲む…?」
かばん「紅茶もありますよ…?何か欲しいものはありませんか?」
俺「ん…ゴクゴク、ありがとう…!お腹…痛いから…温めたい…!」ハァハァ
かばん「それなら、ヒグマさんに焚き火を作ってもらっています!」
ヒグマ「かばん!できたよ!」メラメラァ
サーバル「すごい汗だよ…!お水飲む…?」
かばん「紅茶もありますよ…?何か欲しいものはありませんか?」
俺「ん…ゴクゴク、ありがとう…!お腹…痛いから…温めたい…!」ハァハァ
かばん「それなら、ヒグマさんに焚き火を作ってもらっています!」
ヒグマ「かばん!できたよ!」メラメラァ
2: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/25(日) 22:11:59.990 ID:cDGJdF64a
パチパチ
俺「暖かい…」ハァハァ
サーバル「うみゃ…はやく元気になってね…?」
かばん「お腹なでてあげます…!」スリスリ
助手「はやく良くなるですよ」
博士「そうです。お前はかばん以外で唯一のヒトなのですから」
俺「うん…」ゼ-ゼ-
俺「暖かい…」ハァハァ
サーバル「うみゃ…はやく元気になってね…?」
かばん「お腹なでてあげます…!」スリスリ
助手「はやく良くなるですよ」
博士「そうです。お前はかばん以外で唯一のヒトなのですから」
俺「うん…」ゼ-ゼ-
3: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/25(日) 22:12:30.534 ID:e+vNu7It0
かばんちゃんよりひ弱www
って思ったがかばんちゃん思った以上に強かった
って思ったがかばんちゃん思った以上に強かった
4: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/25(日) 22:12:34.515 ID:cDGJdF64a
ジャガー「大丈夫ー?じゃぱりまん集めてきたよー」
スナネコ「これを食べて元気になったら、また一緒に遊びましょ?」
俺「ごめん…食欲もないんだ…」
ツチノコ「お前…本当に大丈夫かよ…?」
サーバル「んみぃ…」
スナネコ「これを食べて元気になったら、また一緒に遊びましょ?」
俺「ごめん…食欲もないんだ…」
ツチノコ「お前…本当に大丈夫かよ…?」
サーバル「んみぃ…」
6: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/25(日) 22:13:46.225 ID:cDGJdF64a
カワウソ「遊べないなんて…心配だねー」
ヘラジカ「うむ…はやく元気になって欲しいものだ…」
ライオン「元気じゃないとゴロゴロしても楽しくないからねー…」
アメリカビーバー「心配っス…」
プレーリードッグ「はやく良くなるでありますよ!」
ヘラジカ「うむ…はやく元気になって欲しいものだ…」
ライオン「元気じゃないとゴロゴロしても楽しくないからねー…」
アメリカビーバー「心配っス…」
プレーリードッグ「はやく良くなるでありますよ!」
8: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/25(日) 22:15:25.468 ID:cDGJdF64a
アルパカ「病気が一発で治る紅茶があるぇばいいのにぃねぇ~?」
俺「今は飲み物しか飲めないから…カフェの紅茶はすごく助かりますよ…?」ゼェゼェ
キタキツネ「はやく良くなって…ボクといっしょにゲームしよ…?」
ギンギツネ「治ったら温泉に来なさい…最近見つけた、どん兵衛っていう新しい料理もご馳走できるわ」
俺「今は飲み物しか飲めないから…カフェの紅茶はすごく助かりますよ…?」ゼェゼェ
キタキツネ「はやく良くなって…ボクといっしょにゲームしよ…?」
ギンギツネ「治ったら温泉に来なさい…最近見つけた、どん兵衛っていう新しい料理もご馳走できるわ」
9: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/25(日) 22:17:14.754 ID:cDGJdF64a
タイリクオオカミ「こう体調が悪くては…怖がらせることもできないからね」
アミメキリン「病気なんかに負けたら、ギロギロの続きが読めませんからね!しっかり治してください!」
マーゲイ「ペパプのライブを見て元気になってもらおうと思ったんだけど…」
プリンセス「この調子じゃそれもきつそうね…」
トキ「私も歌ってあげたかったけど…残念だわ…」
俺「ケホケホッ、本当に…残念…」
アミメキリン「病気なんかに負けたら、ギロギロの続きが読めませんからね!しっかり治してください!」
マーゲイ「ペパプのライブを見て元気になってもらおうと思ったんだけど…」
プリンセス「この調子じゃそれもきつそうね…」
トキ「私も歌ってあげたかったけど…残念だわ…」
俺「ケホケホッ、本当に…残念…」
10: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/25(日) 22:19:03.072 ID:cDGJdF64a
サーバル「咳してる…本当に平気…?痛いところない?」
俺「ゲホゲホ、そんなに心配しなくても…大丈夫だよ…」
俺「ラッキーさんが、俺を治すためのいい場所に…連れて行ってくれるらしいし…」
ボス「遠い場所だから、フレンズのみんなは連れてイケナイんだ…もう会えないかもしれないから、きちんとお別れシテネ…!」
かばん「ラッキーさん…わかりました。お元気で、俺さん…!」
サーバル「絶対に治して…また、元気な姿見せてね!時間がかかってもいいから!」
俺「ゲホゲホ、そんなに心配しなくても…大丈夫だよ…」
俺「ラッキーさんが、俺を治すためのいい場所に…連れて行ってくれるらしいし…」
ボス「遠い場所だから、フレンズのみんなは連れてイケナイんだ…もう会えないかもしれないから、きちんとお別れシテネ…!」
かばん「ラッキーさん…わかりました。お元気で、俺さん…!」
サーバル「絶対に治して…また、元気な姿見せてね!時間がかかってもいいから!」
11: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/25(日) 22:19:59.010 ID:cDGJdF64a
「そうたそうだー!」「みんな待ってるぞー!」
助手「我々はみんな俺の帰りを待ってるですよ」
博士「しっかり治して、また美味しいものを作りやがれなのです」
俺「みんな…本当にありがとう…!それじゃあ行ってくる…!」
ボス「運転はボクに任セテ、ゆっくり寝てオイテネ」
「それじゃあなー!」「元気になれよー!」
俺「……」
助手「我々はみんな俺の帰りを待ってるですよ」
博士「しっかり治して、また美味しいものを作りやがれなのです」
俺「みんな…本当にありがとう…!それじゃあ行ってくる…!」
ボス「運転はボクに任セテ、ゆっくり寝てオイテネ」
「それじゃあなー!」「元気になれよー!」
俺「……」
14: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/25(日) 22:24:12.836 ID:cDGJdF64a
ボス「オヤスミ…俺…」
15: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/25(日) 22:24:41.352 ID:cDGJdF64a
……………
「…きて…起きて!」
俺「……ハッ、ここは…?」
母「やあっと起きたの?ご飯できたわよ!!」
俺「え…?ここどこ…!?なんで!ジャパリパークは!!」
母「バカ!まだ寝ぼけてんの!?お前が体調悪いっていうからお粥作ってやったんだよ!」
母「これ食べてさっさとハロワ行けクソニート!!」
俺「……母ちゃん…それじゃあ…今までのは…夢?」
俺「うっうぅ…」ポロポロ
母「ちょ…なにも泣くことないでしょうが。母ちゃんも言い過ぎたわ」
「…きて…起きて!」
俺「……ハッ、ここは…?」
母「やあっと起きたの?ご飯できたわよ!!」
俺「え…?ここどこ…!?なんで!ジャパリパークは!!」
母「バカ!まだ寝ぼけてんの!?お前が体調悪いっていうからお粥作ってやったんだよ!」
母「これ食べてさっさとハロワ行けクソニート!!」
俺「……母ちゃん…それじゃあ…今までのは…夢?」
俺「うっうぅ…」ポロポロ
母「ちょ…なにも泣くことないでしょうが。母ちゃんも言い過ぎたわ」
17: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/25(日) 22:26:03.871 ID:cDGJdF64a
俺「違うよ…俺みたいなクズがけもフレの世界に入っても穢れるだけだから…」
俺「夢でよかったなぁって…」
母「なに訳のわかんないこと言ってんの。さっさと食うわよ!」
俺「うん!」
おわりん
俺「夢でよかったなぁって…」
母「なに訳のわかんないこと言ってんの。さっさと食うわよ!」
俺「うん!」
おわりん
引用元: 俺「頭痛い…!」サーバル「大丈夫ー!?」
【けものフレンズ】助手「博士が餅を喉に詰まらせてしまったのです」
2018-01-27
1: ◆uNTO5bOOc6 2018/01/08(月) 17:59:30.04 ID:FEUDTA7ZO
助手「正月だからと言ってバクバクと食べるから…」
博士「ぅ……ぐ……苦し……です…」モガモガ
助手「まったく、博士はいやしんぼさんですねぇ」ニヤニヤ
博士「助……け…………」モガモガ
助手「ふむ、このままでは手遅れになってしまいますね」
助手「仕方ないのです。>>3でもして助けますか。私は賢いので」
博士「」ピクピク
博士「ぅ……ぐ……苦し……です…」モガモガ
助手「まったく、博士はいやしんぼさんですねぇ」ニヤニヤ
博士「助……け…………」モガモガ
助手「ふむ、このままでは手遅れになってしまいますね」
助手「仕方ないのです。>>3でもして助けますか。私は賢いので」
博士「」ピクピク
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 18:02:39.76 ID:ouWxTwe+O
ヘラジカのパワーで腹パン
4: ◆uNTO5bOOc6 2018/01/08(月) 18:19:17.05 ID:FEUDTA7ZO
助手「そうですね…お腹に強い衝撃を与えれば餅が飛び出てくるかもしれないないですね…」
博士「」ピクピク
助手「………どうせならばより強い衝撃の方が良いかもしれないのです」
ヘラジカ「私に用ってなんだ?」
助手「ヘラジカ、アレを見るのです」クイッ
ヘラジカ「?」
博士「」ピクピク
ヘラジカ「ええ!?博士!」
助手「ご覧の通り博士は餅を喉に詰まらせてあの様なのです!」
ヘラジカ「くっ!大変だ!助けなきゃ!」
助手「そこでヘラジカにお願いがあるのです」
ヘラジカ「私にできる事なら何でも言ってくれ!」
助手「………では…」コホン
助手「博士に腹パンを一発お願いするのです」
ヘラジカ「!?」
博士「」ピクピク
助手「………どうせならばより強い衝撃の方が良いかもしれないのです」
ヘラジカ「私に用ってなんだ?」
助手「ヘラジカ、アレを見るのです」クイッ
ヘラジカ「?」
博士「」ピクピク
ヘラジカ「ええ!?博士!」
助手「ご覧の通り博士は餅を喉に詰まらせてあの様なのです!」
ヘラジカ「くっ!大変だ!助けなきゃ!」
助手「そこでヘラジカにお願いがあるのです」
ヘラジカ「私にできる事なら何でも言ってくれ!」
助手「………では…」コホン
助手「博士に腹パンを一発お願いするのです」
ヘラジカ「!?」
5: ◆uNTO5bOOc6 2018/01/08(月) 18:24:15.97 ID:FEUDTA7ZO
ヘラジカ「で、でも……私のパワーで博士を腹パンなんて……」
助手「ヘラジカ……博士を…博士を助けて欲しいのです……」グスッ
ヘラジカ「!!」
博士「」ピクピク
ヘラジカ「………わかった…」スッ
助手「穴が空かない程度でお願いするのです」
ヘラジカ「………いくぞー!博士ー!!」ブンッ
博士「!!!?」バタバタ
ドカン
メキッ
助手「ヘラジカ……博士を…博士を助けて欲しいのです……」グスッ
ヘラジカ「!!」
博士「」ピクピク
ヘラジカ「………わかった…」スッ
助手「穴が空かない程度でお願いするのです」
ヘラジカ「………いくぞー!博士ー!!」ブンッ
博士「!!!?」バタバタ
ドカン
メキッ
6: ◆uNTO5bOOc6 2018/01/08(月) 18:28:10.09 ID:FEUDTA7ZO
博士「」チーン
ヘラジカ「せ、成功したのか……?」
助手「……………」
博士「」ジョロロロ
助手「………失敗ですね…口から餅が出てこない上に、違うクチから違うものが出てきてしまったのです」クッ
ヘラジカ「そうか、汚いな」
助手「……仕方ないのです…次の手を使うとしますか。私は賢いので」
次の手 >>8
ヘラジカ「せ、成功したのか……?」
助手「……………」
博士「」ジョロロロ
助手「………失敗ですね…口から餅が出てこない上に、違うクチから違うものが出てきてしまったのです」クッ
ヘラジカ「そうか、汚いな」
助手「……仕方ないのです…次の手を使うとしますか。私は賢いので」
次の手 >>8
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 18:35:15.78 ID:S++JllYt0
人命救助の基本はマウス・トゥ・マウスなのです。
なのでカピバラとプレーリー(ネズミ目)を呼ぶのです
なのでカピバラとプレーリー(ネズミ目)を呼ぶのです
9: ◆uNTO5bOOc6 2018/01/08(月) 18:46:18.42 ID:FEUDTA7ZO
助手「となると……ここはやはりあれしかないですね……」
ヘラジカ「あれ?」
助手「そうです。ヘラジカは帰っていいのですよ?ご苦労だったのです」
ヘラジカ「うーん……」
博士「」
プレーリー「助手!なんの用であらりますか!」ハッハッ
カピバラ「お風呂入ってたのにににに」
助手「あれを見るのです」クイッ
プレーリー、カピバラ「?」
博士「」
プレーリー「博士ー!」
カピバラ「あわわわわ」
ヘラジカ「あれ?」
助手「そうです。ヘラジカは帰っていいのですよ?ご苦労だったのです」
ヘラジカ「うーん……」
博士「」
プレーリー「助手!なんの用であらりますか!」ハッハッ
カピバラ「お風呂入ってたのにににに」
助手「あれを見るのです」クイッ
プレーリー、カピバラ「?」
博士「」
プレーリー「博士ー!」
カピバラ「あわわわわ」
10: ◆uNTO5bOOc6 2018/01/08(月) 18:49:53.80 ID:FEUDTA7ZO
助手「色々あって緊急事態なのです…そこで二人に協力してほしいのです!」
プレーリー「任せるであります!」
カピバラ「うん!」
助手「人命救助の基本はマウス・トゥ・マウス……そこで……」
プレーリー「わかったであります!カピバラ殿!」ガシッ
カピバラ「!」ドキン
プレーリー「チュッチュレロレロ」
カピバラ「/////」チュッチュ
博士「」ポツーン
助手「>>11」
プレーリー「任せるであります!」
カピバラ「うん!」
助手「人命救助の基本はマウス・トゥ・マウス……そこで……」
プレーリー「わかったであります!カピバラ殿!」ガシッ
カピバラ「!」ドキン
プレーリー「チュッチュレロレロ」
カピバラ「/////」チュッチュ
博士「」ポツーン
助手「>>11」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 18:56:41.29 ID:ma28o02DO
帰って、どうぞ
13: ◆uNTO5bOOc6 2018/01/08(月) 19:25:14.86 ID:FEUDTA7ZO
助手「………帰ってどうぞ」
プレーリー「えぇ!?」チュポン
カピバラ「キュウ////」ホワーン
プレーリー「な、何故でありますか!?自分たちは助手がマウス・トゥ・マウスをやれというから……」
助手「……お前らには説明するだけ無駄なのです」
博士「」
プレーリー「で、ですが……」
カピバラ「/////」ギュッ
プレーリー「……しょうがないでありますね……カピバラ殿、ウチに寄ってくでありますか?」
カピバラ「////」コク
助手「まったく、どうしようもない奴らなのです!ね?博士?」プンプン
博士「」
プレーリー「えぇ!?」チュポン
カピバラ「キュウ////」ホワーン
プレーリー「な、何故でありますか!?自分たちは助手がマウス・トゥ・マウスをやれというから……」
助手「……お前らには説明するだけ無駄なのです」
博士「」
プレーリー「で、ですが……」
カピバラ「/////」ギュッ
プレーリー「……しょうがないでありますね……カピバラ殿、ウチに寄ってくでありますか?」
カピバラ「////」コク
助手「まったく、どうしようもない奴らなのです!ね?博士?」プンプン
博士「」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 20:16:17.10 ID:Yj1xlEZb0
博士ェ…
15: ◆uNTO5bOOc6 2018/01/08(月) 20:18:26.40 ID:FEUDTA7ZO
博士「」
助手「………博士?」
博士「」シーン
助手「た、大変なのです!博士が動かなくなったのです!」
助手「こ、これは一刻を争うのです!これでは明日からは私が博士になってしまうのです!」
博士「」シーン
助手「………こうなったら奥の手を……>>15をするしかないですね!私は賢いので」
助手「………博士?」
博士「」シーン
助手「た、大変なのです!博士が動かなくなったのです!」
助手「こ、これは一刻を争うのです!これでは明日からは私が博士になってしまうのです!」
博士「」シーン
助手「………こうなったら奥の手を……>>15をするしかないですね!私は賢いので」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 20:29:21.24 ID:Yj1xlEZb0
ボスに知恵を借りる
18: ◆uNTO5bOOc6 2018/01/08(月) 20:45:20.38 ID:FEUDTA7ZO
ボス「ナニカヨウカイ?」
助手「実は博士の事なのですが」チラッ
博士「」
ボス「ドウシタノ?」
助手「いやしくも正月に餅をドカ食いして喉に詰まらせてしまったのです」
助手「博士のお口は上も下もだらしがないのです」
ボス「ソウダネ」
助手「………私も色々試したのですがダメだったのです……そこで……」
助手「ラッキービースト!知恵を借りたいのです!」
ボス「!」
助手「時は一刻を争うのです!どうか…」
助手「博士を助けてほしいのです!」
博士「」
ボス「……………」
ボス「わかったよ」
助手「ラッキービースト……」
ボス「………タダシジョウケンガアルヨ」
助手「………条件?」
ボスが知恵を貸すための条件 安価下
助手「実は博士の事なのですが」チラッ
博士「」
ボス「ドウシタノ?」
助手「いやしくも正月に餅をドカ食いして喉に詰まらせてしまったのです」
助手「博士のお口は上も下もだらしがないのです」
ボス「ソウダネ」
助手「………私も色々試したのですがダメだったのです……そこで……」
助手「ラッキービースト!知恵を借りたいのです!」
ボス「!」
助手「時は一刻を争うのです!どうか…」
助手「博士を助けてほしいのです!」
博士「」
ボス「……………」
ボス「わかったよ」
助手「ラッキービースト……」
ボス「………タダシジョウケンガアルヨ」
助手「………条件?」
ボスが知恵を貸すための条件 安価下
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 20:55:33.06 ID:tS6OLPnm0
ボスの下着おくれ
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 20:56:15.41 ID:tS6OLPnm0
>>19博士のだわ
21: ◆uNTO5bOOc6 2018/01/08(月) 21:24:39.60 ID:FEUDTA7ZO
ボス「ハカセノオパンツヲオクレ」
助手「………?あんなものがほしいのですか?」
ボス「ハヤクハヤク!」ハァハァ
助手「………今ならもれなく博士のおし◯っこもついてきますが?」
ボス「サイコーダネ」
助手「変わってますねぇラッキービースト」
助手「ですがこれも博士を助けるため…仕方ないのです」スッ
ボス「ワーイ」
助手「……では、失礼して……」
博士「」
助手「………?あんなものがほしいのですか?」
ボス「ハヤクハヤク!」ハァハァ
助手「………今ならもれなく博士のおし◯っこもついてきますが?」
ボス「サイコーダネ」
助手「変わってますねぇラッキービースト」
助手「ですがこれも博士を助けるため…仕方ないのです」スッ
ボス「ワーイ」
助手「……では、失礼して……」
博士「」
22: ◆uNTO5bOOc6 2018/01/08(月) 21:29:13.64 ID:FEUDTA7ZO
助手「ちょいちょいちょいちょい」ズババババ
博士「」ビリッ
助手「よっと…」クイッ
博士「」スルスルスル
助手「ふぅ…博士、正月太りしすぎなのです!脱がせるこちらの身にもなってほしいのです!」
博士「」
ボス「ツルッツル」
助手「さて」スッ
助手「うっ……博士のおパンツ…おし◯こ臭いのです…」プーン
ボス「ハヤクソレヲカブセテヨ!」
助手「>>23」
博士「」ビリッ
助手「よっと…」クイッ
博士「」スルスルスル
助手「ふぅ…博士、正月太りしすぎなのです!脱がせるこちらの身にもなってほしいのです!」
博士「」
ボス「ツルッツル」
助手「さて」スッ
助手「うっ……博士のおパンツ…おし◯こ臭いのです…」プーン
ボス「ハヤクソレヲカブセテヨ!」
助手「>>23」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 21:58:07.47 ID:R1LFJmhT0
先にどうするのか教えるのです
24: ◆uNTO5bOOc6 2018/01/08(月) 22:08:16.82 ID:FEUDTA7ZO
助手「ちょっと待つのです」バッ
ボス「ナニスルノ!」
助手「先に博士を助ける方法を教えるのです!」
助手「このままでは手遅れになってしまうのです!」チラッ
博士「」
助手「それまで博士のおパンツは没収なのです」ゴソゴソ
ボス「ナンデポケットニシマッタノ」
助手「さぁ、早く教えるのです!食べてしまいますよ!じゅるり」
ボス「ワ、ワカッタヨ」
博士「」
ボスが博士を助ける為に考えた作戦
安価下
ボス「ナニスルノ!」
助手「先に博士を助ける方法を教えるのです!」
助手「このままでは手遅れになってしまうのです!」チラッ
博士「」
助手「それまで博士のおパンツは没収なのです」ゴソゴソ
ボス「ナンデポケットニシマッタノ」
助手「さぁ、早く教えるのです!食べてしまいますよ!じゅるり」
ボス「ワ、ワカッタヨ」
博士「」
ボスが博士を助ける為に考えた作戦
安価下
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 22:30:08.53 ID:BKB4Lka40
サンドスターを飲ませて押し流す
26: ◆uNTO5bOOc6 2018/01/08(月) 22:40:59.46 ID:FEUDTA7ZO
ボス「オシテダメナラヒイテミロ」
助手「え?」
ボス「ギャクニ……」スッ
ドサッ
助手「そ、それは……!サンドスター!?」
ボス「ヒイテダメナラオシテミロ」
ボス「コノサンドスターデギャクニオモチヲオシナガシチャエバイーンダヨ」
助手「成る程!ラッキービースト、賢いのです!」バッ
ボス「ア」
助手「さ、博士!おクチをあ~んするのです」スッ
博士「」クパァ
助手「え?」
ボス「ギャクニ……」スッ
ドサッ
助手「そ、それは……!サンドスター!?」
ボス「ヒイテダメナラオシテミロ」
ボス「コノサンドスターデギャクニオモチヲオシナガシチャエバイーンダヨ」
助手「成る程!ラッキービースト、賢いのです!」バッ
ボス「ア」
助手「さ、博士!おクチをあ~んするのです」スッ
博士「」クパァ
27: ◆uNTO5bOOc6 2018/01/08(月) 22:47:03.18 ID:FEUDTA7ZO
助手「博士~怖くないのですよぉ?」
サラサラサラ
博士「」ピクッ
助手「!」
博士「………ぐ…」
博士「……ぐぼぉぉぉ………!?」ビクビク
助手「博士!」ウルッ
サラサラサラ
博士「………ぐほぉ!?ぐぼぉ……!?」ガタガタガタ
プシュー
助手「博士……喉のお餅が上手く体内に流れ込んだのですね?良かったです」ウルウル
ボス「ハナカラサンドスターガフンカシチャッテルネ」
博士「………」
助手「……………?博士?」
博士「……………」ムクリ
博士はどうなったか 安価下
サラサラサラ
博士「」ピクッ
助手「!」
博士「………ぐ…」
博士「……ぐぼぉぉぉ………!?」ビクビク
助手「博士!」ウルッ
サラサラサラ
博士「………ぐほぉ!?ぐぼぉ……!?」ガタガタガタ
プシュー
助手「博士……喉のお餅が上手く体内に流れ込んだのですね?良かったです」ウルウル
ボス「ハナカラサンドスターガフンカシチャッテルネ」
博士「………」
助手「……………?博士?」
博士「……………」ムクリ
博士はどうなったか 安価下
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 22:57:14.49 ID:lRlyoTWYo
代替わりして常にビクビクしてる感じに
29: ◆uNTO5bOOc6 2018/01/08(月) 23:08:56.33 ID:FEUDTA7ZO
博士「あばばばばば」ビクビク
助手「博士ー!」
ボス「ヨカッタネノドニツマッタオモチガナガレタヨ」
助手「全然良くないのです!博士はいったいどうなってしまったのですか!」
博士「あばばばばば」ビクビク
ボス「ソレハワカラナイヨ。キットタイリョウニサンドスターヲセッシュシタコウイショウダネ」
ボス「サ、ヤクソクハマモッタシハヤクパンツ……
グシャッ
助手「博士ー!」ダダダ
ボス「」ボロッ
博士「あばばばばば」ビクビク
助手「博士……何故このような事に…」ギュッ
博士「あばばばばば」ビクビク
「いったい何があったんですか?」
助手「!」ピクッ
助手「その声は………!!」
助手「博士ー!」
ボス「ヨカッタネノドニツマッタオモチガナガレタヨ」
助手「全然良くないのです!博士はいったいどうなってしまったのですか!」
博士「あばばばばば」ビクビク
ボス「ソレハワカラナイヨ。キットタイリョウニサンドスターヲセッシュシタコウイショウダネ」
ボス「サ、ヤクソクハマモッタシハヤクパンツ……
グシャッ
助手「博士ー!」ダダダ
ボス「」ボロッ
博士「あばばばばば」ビクビク
助手「博士……何故このような事に…」ギュッ
博士「あばばばばば」ビクビク
「いったい何があったんですか?」
助手「!」ピクッ
助手「その声は………!!」
30: ◆uNTO5bOOc6 2018/01/08(月) 23:14:33.25 ID:FEUDTA7ZO
サーバル「うみゃー!」
バーン
助手「……………?」
助手「かばんは?今かばんの声が聞こえたはずなのです!」キョロキョロ
博士「あばばばばば」ビクビク
サーバル「えー?なにこれなにこれー?博士どうしたのー?」
助手「サーバル!」ガシッ
サーバル「うみゃ?」
助手「今かばんの声が聞こえたはずなのです!かばんは何処なのですか!?緊急事態なのです!」
サーバル「かばんちゃんはねー!いないよー!」
助手「は?」
サーバル「いったい何があったんですか?(かばんの声真似)」
サーバル「すっごいでしょー!かばんちゃんの声真似ー!マーゲイに教えてもらったのー!」
助手「>>32」
バーン
助手「……………?」
助手「かばんは?今かばんの声が聞こえたはずなのです!」キョロキョロ
博士「あばばばばば」ビクビク
サーバル「えー?なにこれなにこれー?博士どうしたのー?」
助手「サーバル!」ガシッ
サーバル「うみゃ?」
助手「今かばんの声が聞こえたはずなのです!かばんは何処なのですか!?緊急事態なのです!」
サーバル「かばんちゃんはねー!いないよー!」
助手「は?」
サーバル「いったい何があったんですか?(かばんの声真似)」
サーバル「すっごいでしょー!かばんちゃんの声真似ー!マーゲイに教えてもらったのー!」
助手「>>32」
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 23:29:20.97 ID:S++JllYt0
他にどんな声真似ができるのですか?ワクワク
33: ◆uNTO5bOOc6 2018/01/08(月) 23:59:49.84 ID:FEUDTA7ZO
助手「他には」ボソッ
サーバル「みゃ?」
助手「他にはどんな声真似ができるのですか?」ワクワク
サーバル「うーんとねー」
博士「あばばばばば」ビクビク
サーバル「助手ー博士がビクビクしてるけどさー?へーきかなー?」
助手「ふむ、フェネックですか」
博士「あば…………」
サーバル「大変なのだー!博士の危機なのだー!」
助手「アライグマですか、やりますねぇ」
博士「」
サーバル「博士がご臨終みたいだけど騒ぐ程の事でもないっか……」
助手「スナネコですか?サーバル、お前はすごいのです!」キラキラ
助手「博士!博士もサーバルの声真似を……」クルッ
博士「」
助手「………博士………?」ヨロッ
博士「」
助手「うわぁぁぁぁーん!博士ー!」ビエーン
サーバル「…………助手」ポンッ
助手「?」グスッ
サーバル「>>34」
サーバル「みゃ?」
助手「他にはどんな声真似ができるのですか?」ワクワク
サーバル「うーんとねー」
博士「あばばばばば」ビクビク
サーバル「助手ー博士がビクビクしてるけどさー?へーきかなー?」
助手「ふむ、フェネックですか」
博士「あば…………」
サーバル「大変なのだー!博士の危機なのだー!」
助手「アライグマですか、やりますねぇ」
博士「」
サーバル「博士がご臨終みたいだけど騒ぐ程の事でもないっか……」
助手「スナネコですか?サーバル、お前はすごいのです!」キラキラ
助手「博士!博士もサーバルの声真似を……」クルッ
博士「」
助手「………博士………?」ヨロッ
博士「」
助手「うわぁぁぁぁーん!博士ー!」ビエーン
サーバル「…………助手」ポンッ
助手「?」グスッ
サーバル「>>34」
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 00:02:18.60 ID:ttguJDKF0
別の料理の匂いでも嗅がせたら復活するんじゃない?
35: ◆uNTO5bOOc6 2018/01/09(火) 00:09:12.77 ID:KSX4FJjIO
サーバル「博士はくいしんぼーさんだからー」ゴソゴソ
助手「ふぇ?」グスッ
サーバル「はいっ!これ!」
助手「これは……かれー?」
サーバル「博士にこれの臭いを嗅がせたらきっと飛びおきるよー!」
助手「………サーバル…お前は我々を馬鹿にして………」プルプル
博士「! かれーの臭いなのです!」ガバッ
サーバル「ね?」
助手「」
博士「助手!かれーの臭いなのです!かれーは何処なのですか?」ユサユサ
助手「…………………」
助手「………あの博士……」
博士「………ん?」
助手「?」
博士「………何やらお股がスースーするようなのですが……」チラッ
博士「あ、あーっ!私のおパンツが無いのです!」
助手「……………」
博士「………さては助手……私にやらしー事を……」ジトー
助手「>>36」
助手「ふぇ?」グスッ
サーバル「はいっ!これ!」
助手「これは……かれー?」
サーバル「博士にこれの臭いを嗅がせたらきっと飛びおきるよー!」
助手「………サーバル…お前は我々を馬鹿にして………」プルプル
博士「! かれーの臭いなのです!」ガバッ
サーバル「ね?」
助手「」
博士「助手!かれーの臭いなのです!かれーは何処なのですか?」ユサユサ
助手「…………………」
助手「………あの博士……」
博士「………ん?」
助手「?」
博士「………何やらお股がスースーするようなのですが……」チラッ
博士「あ、あーっ!私のおパンツが無いのです!」
助手「……………」
博士「………さては助手……私にやらしー事を……」ジトー
助手「>>36」
37: ◆uNTO5bOOc6 2018/01/09(火) 00:21:05.60 ID:KSX4FJjIO
助手「………それならばラッキービーストが……」
博士「な!?」
博士「ゆ、許せないのです!ラッキービースト!」プンプン
助手「安心するです博士」クイッ
博士「!」
ボス「」ボロッ
助手「私がきつくお仕置きしておいたのです」
博士「さすがは助手なのです!」
サーバル「いっけんらくちゃくだね!」
博士「さて、助手。かれーを食べますか。美味しいものを食べてこその人生なので」
助手「ですね博士。我々はグルメなので」
サーバル「わーい!いっただっきまーす♪」
博士「な!?」
博士「ゆ、許せないのです!ラッキービースト!」プンプン
助手「安心するです博士」クイッ
博士「!」
ボス「」ボロッ
助手「私がきつくお仕置きしておいたのです」
博士「さすがは助手なのです!」
サーバル「いっけんらくちゃくだね!」
博士「さて、助手。かれーを食べますか。美味しいものを食べてこその人生なので」
助手「ですね博士。我々はグルメなので」
サーバル「わーい!いっただっきまーす♪」
38: ◆uNTO5bOOc6 2018/01/09(火) 00:29:46.31 ID:KSX4FJjIO
サーバル「ガツガツガツガツ」
博士「ハムハムハムハム」
助手「博士、あまり急いで食べては」スッ
助手「お口の回りが」クスッ
フキフキ
博士「ありがとうなのです助………」
博士「!」
博士「ぶはっ!くさっ!」ケホッ
博士「な、なんなのですかその臭い布は!!」
助手「……あ…」シマッタ
博士「よ、良く見たら私のおパンツなのです!////」カーッ
助手「拾ったのです」
助手「いいではないですか。今さら黄色も茶色も関係ないのです」
博士「助手は変態さんなのです!」
助手「違うのです」
博士「助手のおパンツも寄越せです!」
助手「博士は変態さんなのです」ウワー
ギャー ギャー
サーバル「もぅー!お食事は楽しくしなきゃダメだよー!」スクッ
サーバル「………博士ー!」
博士「?」
サーバル「大好きーー!!(助手の声真似)」
博士「>>39」
博士「ハムハムハムハム」
助手「博士、あまり急いで食べては」スッ
助手「お口の回りが」クスッ
フキフキ
博士「ありがとうなのです助………」
博士「!」
博士「ぶはっ!くさっ!」ケホッ
博士「な、なんなのですかその臭い布は!!」
助手「……あ…」シマッタ
博士「よ、良く見たら私のおパンツなのです!////」カーッ
助手「拾ったのです」
助手「いいではないですか。今さら黄色も茶色も関係ないのです」
博士「助手は変態さんなのです!」
助手「違うのです」
博士「助手のおパンツも寄越せです!」
助手「博士は変態さんなのです」ウワー
ギャー ギャー
サーバル「もぅー!お食事は楽しくしなきゃダメだよー!」スクッ
サーバル「………博士ー!」
博士「?」
サーバル「大好きーー!!(助手の声真似)」
博士「>>39」
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 05:42:54.22 ID:FiKTNImoO
よくもこの状況で言うです!
40: ◆uNTO5bOOc6 2018/01/09(火) 18:29:39.57 ID:ufV4xhQ6O
博士「助手……」
助手「………まったく、サーバルは……」
サーバル「えへへー」
博士「……………」
助手「………博士ぱ……」
博士「よくもこの状況で言えたものですね!」グググ
助手「いだっ!ほっぺたをつねるなです!」
博士「うるさいです変態!いつまで私のパンツを持ってるですか!」
助手「こ、こんなおし◯こ臭いパンツはいらないのです!」ポイッ
博士「あーっ!私のパンツ捨てるなです!」
助手「早くそれ履いてその汚いもの隠せです!」
博士「お、乙女の花園を汚いとは……!!」ワナワナ
博士「許さないのです!」バッ
助手「それはこっちのセリフです!」バッ
ドカバキ
サーバル「あれれー?」
その後二人はちょいちょいして仲直りした
助手「………まったく、サーバルは……」
サーバル「えへへー」
博士「……………」
助手「………博士ぱ……」
博士「よくもこの状況で言えたものですね!」グググ
助手「いだっ!ほっぺたをつねるなです!」
博士「うるさいです変態!いつまで私のパンツを持ってるですか!」
助手「こ、こんなおし◯こ臭いパンツはいらないのです!」ポイッ
博士「あーっ!私のパンツ捨てるなです!」
助手「早くそれ履いてその汚いもの隠せです!」
博士「お、乙女の花園を汚いとは……!!」ワナワナ
博士「許さないのです!」バッ
助手「それはこっちのセリフです!」バッ
ドカバキ
サーバル「あれれー?」
その後二人はちょいちょいして仲直りした
41: ◆uNTO5bOOc6 2018/01/09(火) 18:33:12.66 ID:ufV4xhQ6O
よくじつ
ジャー
博士「ふぅ、スッキリなのです!」ガチャッ
博士「助手ー!昨日のお餅を無事産み落としたのですよー!」
シーン
博士「…………助手?」ハテ
ウウウ……
博士「! この声………!」
ジャー
博士「ふぅ、スッキリなのです!」ガチャッ
博士「助手ー!昨日のお餅を無事産み落としたのですよー!」
シーン
博士「…………助手?」ハテ
ウウウ……
博士「! この声………!」
42: ◆uNTO5bOOc6 2018/01/09(火) 18:43:55.45 ID:ufV4xhQ6O
助手「………………!!」バタバタ
博士「じょ、助手!どうしたのですか!何故苦しそうに……」チラッ
博士「…………! お餅が助手の側に転がって……?まさか!」
助手「…………!!」ジタバタ
博士「………賢い私にはわかったのです…!さては助手……お餅を喉に詰まらせたのですね?」
助手「ぅ……ぐ……苦し……です…」モガモガ
博士「まったく、助手はいやしんぼさんですねぇ」ニヤニヤ
助手「助……け…………」モガモガ
博士「ふむ、このままでは手遅れになってしまいますね」
助手「」ピクピク
ライオン「…………」スタスタ
博士「! 丁度よい所にライオンが!賢い私は閃いたのです!」ポンッ
助手「!?」ビクッ
博士「おいライオーン!ちょいっと協力してほしいのでーす!」タッタッタ
ライオン「え~?な~に?」
博士「ちょいっと助手に腹パンを……」
ライオン「え?」
助手「!!!!」ジタバタジタバタ
終
博士「じょ、助手!どうしたのですか!何故苦しそうに……」チラッ
博士「…………! お餅が助手の側に転がって……?まさか!」
助手「…………!!」ジタバタ
博士「………賢い私にはわかったのです…!さては助手……お餅を喉に詰まらせたのですね?」
助手「ぅ……ぐ……苦し……です…」モガモガ
博士「まったく、助手はいやしんぼさんですねぇ」ニヤニヤ
助手「助……け…………」モガモガ
博士「ふむ、このままでは手遅れになってしまいますね」
助手「」ピクピク
ライオン「…………」スタスタ
博士「! 丁度よい所にライオンが!賢い私は閃いたのです!」ポンッ
助手「!?」ビクッ
博士「おいライオーン!ちょいっと協力してほしいのでーす!」タッタッタ
ライオン「え~?な~に?」
博士「ちょいっと助手に腹パンを……」
ライオン「え?」
助手「!!!!」ジタバタジタバタ
終
43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 19:16:43.53 ID:F+IyhghYo
おつおつー
44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 20:16:51.89 ID:4afyXj2Y0
乙!
引用元: 【けものフレンズ】助手「博士が餅を喉に詰まらせてしまったのです」
【けものフレンズSS】3極話 ちはやふる
2017-12-29
1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/29(金) 09:58:31 ID:dep9o1nQ
としょかん
かばん「こんにちはー博士ーいますかー」
サーバル「おーい博士―!」
コノハズク「かばん、どうしたのです?」
ミミズク「また料理を作りにきたのですか?」
かばん「実はまたわからないことを聞きたくて」
コノハズク「かばんはえらいのです」
ミミズク「わからないことがあったら聞きに来るですね」
コノハズク「決して自分で調べようともせずに楽をしようとする」
ミミズク「お前みたいなものがじゃぱりパークにいて安心なのです」
サーバル「よかったね、かばんちゃん褒められてるよ」
かばん「なんかすいません…」
かばん「こんにちはー博士ーいますかー」
サーバル「おーい博士―!」
コノハズク「かばん、どうしたのです?」
ミミズク「また料理を作りにきたのですか?」
かばん「実はまたわからないことを聞きたくて」
コノハズク「かばんはえらいのです」
ミミズク「わからないことがあったら聞きに来るですね」
コノハズク「決して自分で調べようともせずに楽をしようとする」
ミミズク「お前みたいなものがじゃぱりパークにいて安心なのです」
サーバル「よかったね、かばんちゃん褒められてるよ」
かばん「なんかすいません…」
2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/29(金) 09:59:09 ID:dep9o1nQ
コノハズク「まあいいのです、終わったら料理をつくるですよ」
ミミズク「今回はちょっと甘めに作るのですよ」
かばん「実はですね」
コノハズク「なるほど」
サーバル「まだ何も言っていないよ!」
ミミズク「ここらへんで小ボケが欲しかったのです」
かばん「は、はあ実は最近何人かのフレンズさん達と勉強会をしているんですが」
コノハズク「自主的に勉強とは感心ですね、賢くないのに」
ミミズク「そうですね博士、我々より賢くないのに」
ミミズク「今回はちょっと甘めに作るのですよ」
かばん「実はですね」
コノハズク「なるほど」
サーバル「まだ何も言っていないよ!」
ミミズク「ここらへんで小ボケが欲しかったのです」
かばん「は、はあ実は最近何人かのフレンズさん達と勉強会をしているんですが」
コノハズク「自主的に勉強とは感心ですね、賢くないのに」
ミミズク「そうですね博士、我々より賢くないのに」
3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/29(金) 09:59:39 ID:dep9o1nQ
かばん「それでヒトの残した施設…学校?てところで集まってこういうものを使っているんです」さっ
コノハズク「ああ、教科書というやつですね」
ミミズク「ここにもいくらかあるのです」
かばん「それで皆が大体字を読めるようになったんですがそこで問題がでてきて」
コノハズク「なるほど、かばんでもわからないところがあるのですね」
かばん「そうなんです、サーバルちゃんにこれの意味を聞かれて」
サーバル「えっと…さはやふる…」
ミミズク「ちはやふるかみよもきかずたちゅたがわからくれないにみずくくる」
コノハズク「ちょっと噛みましたね助手」
コノハズク「ああ、教科書というやつですね」
ミミズク「ここにもいくらかあるのです」
かばん「それで皆が大体字を読めるようになったんですがそこで問題がでてきて」
コノハズク「なるほど、かばんでもわからないところがあるのですね」
かばん「そうなんです、サーバルちゃんにこれの意味を聞かれて」
サーバル「えっと…さはやふる…」
ミミズク「ちはやふるかみよもきかずたちゅたがわからくれないにみずくくる」
コノハズク「ちょっと噛みましたね助手」
4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/29(金) 10:00:14 ID:dep9o1nQ
かばん「他の事は大体の文脈から分かるんですが、これだけは他の文から独立してるし解説も無くて」
コノハズク「聞かれてもないことは言えるのに、ちはやふるは分からないのですね」
かばん「うう、今日の博士辛辣ですね」
ミミズク「ふむふむ」バササー
サーバル「ウミャ!意味なく威嚇しないでよ!」
ミミズク「分かったのです」
コノハズク「ふむ…」
ミミズク「ふむ…」
四人「………」
コノハズク「聞かれてもないことは言えるのに、ちはやふるは分からないのですね」
かばん「うう、今日の博士辛辣ですね」
ミミズク「ふむふむ」バササー
サーバル「ウミャ!意味なく威嚇しないでよ!」
ミミズク「分かったのです」
コノハズク「ふむ…」
ミミズク「ふむ…」
四人「………」
5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/29(金) 10:01:14 ID:dep9o1nQ
かばん「あの…もしかして博士達も分からないんですか?」
コノハズク「いえ、分かるのですが、かばんはすごいと思ったのです」
ミミズク「博士と同じです、かばんはすごいと思ったのです」
かばん「え!な、なんでですか(褒められるのかな?)」
コノハズク「普通わからない事を人に聞く時は引け目があるから申し訳なさそうに聞くものです」
ミミズク「それをずけずけと聞けるなんて流石なのです」
かばん「ああ、なんかすいません」
四人「………………」
コノハズク「いえ、分かるのですが、かばんはすごいと思ったのです」
ミミズク「博士と同じです、かばんはすごいと思ったのです」
かばん「え!な、なんでですか(褒められるのかな?)」
コノハズク「普通わからない事を人に聞く時は引け目があるから申し訳なさそうに聞くものです」
ミミズク「それをずけずけと聞けるなんて流石なのです」
かばん「ああ、なんかすいません」
四人「………………」
6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/29(金) 10:02:07 ID:dep9o1nQ
かばん「あの、やっぱりわからないんじゃ…」
コノハズク「分かるのです!えっとちはやがふって…かみよもきかなくて…たつたがわでからくれないにみずくるる…なのです」
かばん「読んだだけじゃないですか」
コノハズク「かばん、たつたがわとは川だと思うですか?」
かばん「たつたがわって川の名前だったんですか?」
ミミズク「質問に質問を返すなです」ペシペシ
かばん「痛い!た、叩かないでください」
コノハズク「聞いているのはこっちなのです、たつたがわは川と思うですか?」
かばん「はいそう思います」
コノハズク「実は違うのです」
かばん・サーバル「ええー」
コノハズク「分かるのです!えっとちはやがふって…かみよもきかなくて…たつたがわでからくれないにみずくるる…なのです」
かばん「読んだだけじゃないですか」
コノハズク「かばん、たつたがわとは川だと思うですか?」
かばん「たつたがわって川の名前だったんですか?」
ミミズク「質問に質問を返すなです」ペシペシ
かばん「痛い!た、叩かないでください」
コノハズク「聞いているのはこっちなのです、たつたがわは川と思うですか?」
かばん「はいそう思います」
コノハズク「実は違うのです」
かばん・サーバル「ええー」
7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/29(金) 10:02:46 ID:dep9o1nQ
ミミズク「簡単に信じてはだめなのです、そんなんじゃ壷とか絵とか売りつけられるのですよ」
コノハズク「たつたがわは人の名前なのです」
かばん「人…ですか?」
コノハズク「たつたがわはとっても強いハンターでたくさんのセルリアンを退治したのです」
サーバル「へーそんな人がいたんだー」
コノハズク「かばん、たつたがわは今も生きていると思いますか?」
かばん「さっきの流れから言うともういないと思います」
ミミズク「この短期間で驚くべき成長をしたのです」
コノハズク「たつたがわは人の名前なのです」
かばん「人…ですか?」
コノハズク「たつたがわはとっても強いハンターでたくさんのセルリアンを退治したのです」
サーバル「へーそんな人がいたんだー」
コノハズク「かばん、たつたがわは今も生きていると思いますか?」
かばん「さっきの流れから言うともういないと思います」
ミミズク「この短期間で驚くべき成長をしたのです」
8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/29(金) 10:03:22 ID:dep9o1nQ
コノハズク「そうです、あるときたつたがわは恋をしたのです、その好きになった人の名前がちはやというのです」
ミミズク「ちはやもたつたがわが好きだったのです、でも一緒にはいられないと、ちはやは言ったのです」
サーバル「そんなーどうして好きどうしなのに一緒にいられないの?」
コノハズク「それもそのはず、ちはやはセルリアンだったのです」
かばん「ええ!ちはやさんセルリアンだったんですか?どうしてそんな…」
コノハズク「セルリアンの中には我々を襲わなかったり、喋れたり人型のものもいるのです。ちはやもそのタイプなのです」
かばん「そうかちはやさんにとってはセルリアンの仲間をたくさんやっつけられから…」
ミミズク「ちはやもたつたがわが好きだったのです、でも一緒にはいられないと、ちはやは言ったのです」
サーバル「そんなーどうして好きどうしなのに一緒にいられないの?」
コノハズク「それもそのはず、ちはやはセルリアンだったのです」
かばん「ええ!ちはやさんセルリアンだったんですか?どうしてそんな…」
コノハズク「セルリアンの中には我々を襲わなかったり、喋れたり人型のものもいるのです。ちはやもそのタイプなのです」
かばん「そうかちはやさんにとってはセルリアンの仲間をたくさんやっつけられから…」
9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/29(金) 10:04:07 ID:dep9o1nQ
ミミズク「食いついてますね、なんとかごまかせそうですね博士」ヒソヒソ
コノハズク「この調子でアシストするですよ助手」ヒソヒソ
かばん「それで、それで二人はどうなっちゃうんですか?」
コノハズク「思いつかないです、助手頼むです」ヒソヒソ
ミミズク「それから恋にやぶれたたつたがわは旅に出たのです」
かばん「ええっ!」
コノハズク「ええっ?」
かばん「ん?」
コノハズク「この調子でアシストするですよ助手」ヒソヒソ
かばん「それで、それで二人はどうなっちゃうんですか?」
コノハズク「思いつかないです、助手頼むです」ヒソヒソ
ミミズク「それから恋にやぶれたたつたがわは旅に出たのです」
かばん「ええっ!」
コノハズク「ええっ?」
かばん「ん?」
10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/29(金) 10:05:24 ID:dep9o1nQ
ミミズク「博士パスなのです」ヒソヒソ
コノハズク「そんな…えっとですね、たつたがわはずっと旅をしていたのですが、あるとき通せんぼされたのです」
かばん・サーバル「うん、うん」
コノハズク「それが、かみよという人だったのです、かみよは言ったのですこの先には紅い巨大なセルリアンがいて危険だと」
コノハズク「たつたがわはセルリアンの色を聞いて、走り出したのです嫌な予感がしたのです」
かばん「え?どういうことですか?」
ミミズク「言い忘れていましたが、ちはやは紅いセルリアンだったのです」
コノハズク「そうなのです、そして悪い予感は的中し、そこには巨大化して凶暴になったちはやがいたのです」
コノハズク「ちはやはたつたがわが今まで戦ってきたどのセルリアンよりも強く闘いは3日におよんだのです」
かばん・サーバル「ごくり」
コノハズク「そんな…えっとですね、たつたがわはずっと旅をしていたのですが、あるとき通せんぼされたのです」
かばん・サーバル「うん、うん」
コノハズク「それが、かみよという人だったのです、かみよは言ったのですこの先には紅い巨大なセルリアンがいて危険だと」
コノハズク「たつたがわはセルリアンの色を聞いて、走り出したのです嫌な予感がしたのです」
かばん「え?どういうことですか?」
ミミズク「言い忘れていましたが、ちはやは紅いセルリアンだったのです」
コノハズク「そうなのです、そして悪い予感は的中し、そこには巨大化して凶暴になったちはやがいたのです」
コノハズク「ちはやはたつたがわが今まで戦ってきたどのセルリアンよりも強く闘いは3日におよんだのです」
かばん・サーバル「ごくり」
11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/29(金) 10:06:18 ID:dep9o1nQ
コノハズク「そしてついにたつたがわは、ちはやを海辺まで追い詰めたのです」
ミミズク「ごくり」
コノハズク「そしてたつたがわは、ちはやを道連れにするようにして海に突き落としてセルリアンを倒したのです」
コノハズク「薄れゆく意識の中でたつたがわは優しく微笑む、ちはやの幻を見たのです」
かばん「ぐすん…うん…」
サーバル「うう…なんでだろう…早起きしたからかな…ぐすん」
コノハズク「海の底には抱き合う二人の石像がいまでもあるそうです」
かばん「うう…そっか…セルリアンは水につかると溶岩になるから…二人は海の底で結ばれたんですね」
ミミズク「ぐすん…いい話なのです」
ミミズク「ごくり」
コノハズク「そしてたつたがわは、ちはやを道連れにするようにして海に突き落としてセルリアンを倒したのです」
コノハズク「薄れゆく意識の中でたつたがわは優しく微笑む、ちはやの幻を見たのです」
かばん「ぐすん…うん…」
サーバル「うう…なんでだろう…早起きしたからかな…ぐすん」
コノハズク「海の底には抱き合う二人の石像がいまでもあるそうです」
かばん「うう…そっか…セルリアンは水につかると溶岩になるから…二人は海の底で結ばれたんですね」
ミミズク「ぐすん…いい話なのです」
12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/29(金) 10:06:49 ID:dep9o1nQ
かばん「良い話をありがとうございました…あの…それでちはやふるは…」
コノハズク「今話した通りなのです」
ミミズク「ええ?」
かばん「ええ?」
かばん「ん?」
コノハズク「今話した通りなのです」
ミミズク「ええ?」
かばん「ええ?」
かばん「ん?」
13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/29(金) 10:07:19 ID:dep9o1nQ
コノハズク「まず、ちはやがたつたがわを振るのでちはやふるです」
かばん「これちはやふるの話しだったんですか?長いから別の話しだと」
コノハズク「まったく、それでかみよという人の話を聞かずたつたがわが、ちはやのところに向かったからかみよもきかずです」
かばん「ああ…」
コノハズク「それに主人公がたつたがわその人だったからたつたがわです」
かばん「からくれないって出てきましたっけ?」
コノハズク「ちはやの柄があか…つまりくれない色だったからです、まったくよくきいておくです」
ミミズク「そ、その通りですよ」
コノハズク「それで二人とも海に落ちたからみずくくるです」
コノハズク「それで…えっと…えーっととは…とは…」
かばん「永遠に…海の底で愛し合うってことですね」
コノハズク「あ、それ頂きです」
かばん・サーバル「え?」
おわり
かばん「これちはやふるの話しだったんですか?長いから別の話しだと」
コノハズク「まったく、それでかみよという人の話を聞かずたつたがわが、ちはやのところに向かったからかみよもきかずです」
かばん「ああ…」
コノハズク「それに主人公がたつたがわその人だったからたつたがわです」
かばん「からくれないって出てきましたっけ?」
コノハズク「ちはやの柄があか…つまりくれない色だったからです、まったくよくきいておくです」
ミミズク「そ、その通りですよ」
コノハズク「それで二人とも海に落ちたからみずくくるです」
コノハズク「それで…えっと…えーっととは…とは…」
かばん「永遠に…海の底で愛し合うってことですね」
コノハズク「あ、それ頂きです」
かばん・サーバル「え?」
おわり
14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/29(金) 10:08:00 ID:dep9o1nQ
PPP「ペパプ予告ー!!」
イワビー「今週はちはやふるを復習するぞーちはやふるってなんか天気っぽくないか?」
PPP「えーなにそれーちはやー」
ジェーン「あしたはくもりのち雨、ときどきちはやが降るでしょう」
PPP「ちょっとありそうかもーどんなものがふってくるんだろう」
フルル「血が早くふってくるのだー」
PPP「いやいやこわすぎこわすぎもっとなんかかわいらしいかんじの…」
パッパッピップ ペッペポパッポーパッパーペパプ
プリンセス「次回、もうはんぶん」
イワビー「今週はちはやふるを復習するぞーちはやふるってなんか天気っぽくないか?」
PPP「えーなにそれーちはやー」
ジェーン「あしたはくもりのち雨、ときどきちはやが降るでしょう」
PPP「ちょっとありそうかもーどんなものがふってくるんだろう」
フルル「血が早くふってくるのだー」
PPP「いやいやこわすぎこわすぎもっとなんかかわいらしいかんじの…」
パッパッピップ ペッペポパッポーパッパーペパプ
プリンセス「次回、もうはんぶん」
引用元: 【けものフレンズSS】3極話 ちはやふる
【けものフレンズSS】2億話 じゃぱりまんこわい
2017-12-29
1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/28(木) 22:29:53 ID:pinsP06Y
としょかん
キタキツネ「ねえギンギツネ、僕飽きた。帰ってゲームしたい。」
ギンギツネ「もう、またそんなこと言って…ついてきたいって言ったのあなたでしょう?もう少し我慢して」
マーゲイ「すいません、皆さんPPPの為に集まって頂いて」
かばん「マーゲイさん、僕たちを集めた理由って何ですか?」
コノハズク「わざわざ我々を呼び出した理由を早く言うのです。」
ミミズク「大したことじゃなかったらタダじゃおかないのです。」
タイリクオオカミ「まあまあ、だが私もできれば理由は早く知りたいな。これだけ知能の高いフレンズが集まっているとセルリアンがつられてやってくるだろうし…」
マーゲイ「うえええ!」
オオカミ「本当にいい顔をするねえ、ウソウソ、大丈夫だよ」
サーバル「怖いよ!」
キタキツネ「ねえギンギツネ、僕飽きた。帰ってゲームしたい。」
ギンギツネ「もう、またそんなこと言って…ついてきたいって言ったのあなたでしょう?もう少し我慢して」
マーゲイ「すいません、皆さんPPPの為に集まって頂いて」
かばん「マーゲイさん、僕たちを集めた理由って何ですか?」
コノハズク「わざわざ我々を呼び出した理由を早く言うのです。」
ミミズク「大したことじゃなかったらタダじゃおかないのです。」
タイリクオオカミ「まあまあ、だが私もできれば理由は早く知りたいな。これだけ知能の高いフレンズが集まっているとセルリアンがつられてやってくるだろうし…」
マーゲイ「うえええ!」
オオカミ「本当にいい顔をするねえ、ウソウソ、大丈夫だよ」
サーバル「怖いよ!」
2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/28(木) 22:30:30 ID:pinsP06Y
かばん「(知能の高い?)」
オオカミ「ただ、集められた理由を早く知りたいのは本当かな、マーゲイ、PPPがどうとかいっていたけど私たちに何を求めているんだい。」
マーゲイ「うう…まだ皆さんおそろいじゃないんですが…しかたないですよね」
マーゲイ「実はもうすぐ三代目PPPが結成して一年を迎えるんです。」
サーバル「?かばんちゃん、いちねんって何?」
かばん「えーっと朝から夜になるでしょ、それで夜から朝にもなるでしょ、それが一日。」
サーバル「あ!それは知ってるよ」
かばん「その一日が365個集まったものを一年っていうんだよ」
サーバル「365ってことは…すっごくいっぱいなんだね!PPPが結成して一年ってことはすっごいってことだね!」
オオカミ「ただ、集められた理由を早く知りたいのは本当かな、マーゲイ、PPPがどうとかいっていたけど私たちに何を求めているんだい。」
マーゲイ「うう…まだ皆さんおそろいじゃないんですが…しかたないですよね」
マーゲイ「実はもうすぐ三代目PPPが結成して一年を迎えるんです。」
サーバル「?かばんちゃん、いちねんって何?」
かばん「えーっと朝から夜になるでしょ、それで夜から朝にもなるでしょ、それが一日。」
サーバル「あ!それは知ってるよ」
かばん「その一日が365個集まったものを一年っていうんだよ」
サーバル「365ってことは…すっごくいっぱいなんだね!PPPが結成して一年ってことはすっごいってことだね!」
3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/28(木) 22:31:13 ID:pinsP06Y
マーゲイ「話を戻しますね、という訳で近々PPP一周年記念ライブを催したいと考えているんです。」
ギンギツネ「あら素敵じゃない、どういう催しにするの?」
マーゲイ「それがほとんど決まってないんです…それで皆さんにお知恵をお貸しいただきたく集まってもら…」
ああーーーーーーーー
サーバル「みゃ?悲鳴だよ!誰か逃げてきてる?」
かばん「あれは………ビーバーさん?」
オオカミ「ふうむ、かなりいい顔をしているね、必死の形相だ、ペンを持ってきてよかった」
アメリカビーバー「はあはあ…み、皆さん、こ、怖かったッス…」
コノハズク「どうしたのです?」
ミミズク「大したことじゃなかったらタダじゃおかないのです」
かばん「ハカセ今日ただじゃおいてくれないですね」
ギンギツネ「あら素敵じゃない、どういう催しにするの?」
マーゲイ「それがほとんど決まってないんです…それで皆さんにお知恵をお貸しいただきたく集まってもら…」
ああーーーーーーーー
サーバル「みゃ?悲鳴だよ!誰か逃げてきてる?」
かばん「あれは………ビーバーさん?」
オオカミ「ふうむ、かなりいい顔をしているね、必死の形相だ、ペンを持ってきてよかった」
アメリカビーバー「はあはあ…み、皆さん、こ、怖かったッス…」
コノハズク「どうしたのです?」
ミミズク「大したことじゃなかったらタダじゃおかないのです」
かばん「ハカセ今日ただじゃおいてくれないですね」
4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/28(木) 22:32:01 ID:pinsP06Y
ビーバー「うう、実は…」
キリン「分かった!ヤギね」
ビーバー「セルリアンっす!セルリアンが居たッス!」
サーバル「ええー!セルリアン?」
マーゲイ「セルリアンですか?ううわあ、早く逃げないと」
オオカミ「いや待て、この辺りには住んでいるフレンズが大勢いる、放置するのは危険だよ」
オオカミ「まずは情報が必要だねビーバー、セルリアンの大きさはどれくらい?」
ビーバー「はい…大きさはその…これくらい…いやいや…このくらい…じゃなくてこのくらい、ちょっと待つっス、もしかしたらこれくらいだったかも…」
オオカミ「なるほど、大きくても膝丈くらいか…」
サーバル「小さいよ!」
キリン「分かった!ヤギね」
ビーバー「セルリアンっす!セルリアンが居たッス!」
サーバル「ええー!セルリアン?」
マーゲイ「セルリアンですか?ううわあ、早く逃げないと」
オオカミ「いや待て、この辺りには住んでいるフレンズが大勢いる、放置するのは危険だよ」
オオカミ「まずは情報が必要だねビーバー、セルリアンの大きさはどれくらい?」
ビーバー「はい…大きさはその…これくらい…いやいや…このくらい…じゃなくてこのくらい、ちょっと待つっス、もしかしたらこれくらいだったかも…」
オオカミ「なるほど、大きくても膝丈くらいか…」
サーバル「小さいよ!」
5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/28(木) 22:32:53 ID:pinsP06Y
かばん「サーバルちゃん、セルリアンは小さくても怖いよ」
ビーバー「そうなんス、それでおれっち怖くて怖くて…」
オオカミ「それで逃げてきたのか」
ビーバー「いえ、近くにいたブレーリーさんに抱き着いちゃったんス」
サーバル「ええ!抱き着いちゃったの?それじゃ二人とも逃げられないよ!」
コノハズク「だけど気持ちはわかるのです。」
ミミズク「わかるのです。心細くて誰かにすがりつきたくなるのです。」
マーゲイ「そ、それでどうなったんですか?」
ビーバー「そうなんス、それでおれっち怖くて怖くて…」
オオカミ「それで逃げてきたのか」
ビーバー「いえ、近くにいたブレーリーさんに抱き着いちゃったんス」
サーバル「ええ!抱き着いちゃったの?それじゃ二人とも逃げられないよ!」
コノハズク「だけど気持ちはわかるのです。」
ミミズク「わかるのです。心細くて誰かにすがりつきたくなるのです。」
マーゲイ「そ、それでどうなったんですか?」
6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/28(木) 22:33:57 ID:pinsP06Y
ビーバー「そしたらブレリーさんが…」
ブレーリー『おお!ビーバー殿からご挨拶とは大変うれしいであります。ではではお返しに』ムチュー
ビーバー『んぐっ…んー…ち、違うッス、セルリアンが!』
ブレーリー『何を指さしているでありますか?』
ビーバー『な、何ってセルリアンッス、逃げないと!』
ブレーリー『?ただのキノコでありますが…』
ビーバー「それがただのキノコだったんす」
かばん「ええ…じゃあ、なんで悲鳴を上げながら逃げて来たんですか…」
ビーバー「それは…なんかはずかしっくて…申し訳ないっス…」
オオカミ「アッハッハ、何もなかったのならいいじゃないか」
ビーバー「うう…」
ブレーリー『おお!ビーバー殿からご挨拶とは大変うれしいであります。ではではお返しに』ムチュー
ビーバー『んぐっ…んー…ち、違うッス、セルリアンが!』
ブレーリー『何を指さしているでありますか?』
ビーバー『な、何ってセルリアンッス、逃げないと!』
ブレーリー『?ただのキノコでありますが…』
ビーバー「それがただのキノコだったんす」
かばん「ええ…じゃあ、なんで悲鳴を上げながら逃げて来たんですか…」
ビーバー「それは…なんかはずかしっくて…申し訳ないっス…」
オオカミ「アッハッハ、何もなかったのならいいじゃないか」
ビーバー「うう…」
7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/28(木) 22:35:09 ID:pinsP06Y
かばん「そ、そうですね、何もなかったのならそれが一番ですね」
マーゲイ「まあ、セルリアンは怖いですしね」
コノハズク「怖いと言えば火も怖いのです」
ミミズク「なのです、安全だと分かっていても怖いのです」
サーバル「ふふーん、かばんちゃんはそんな怖い火を扱えるんだよ、すごいよね」
かばん「ありがとうサーバルちゃん、じゃぱリパークはいいところですけど、結構怖いものが多いですよね」
サーバル「えーそうかな?例えばなに?」
かばん「僕の場合は初めてあったフレンズの方はまだ怖いかな」
サーバル「なんで?なんで?みんな襲ったりしないよー」
かばん「うーん、分かってはいるんだけどサーバルちゃんに初めて会った時狩りごっこっていって…」
マーゲイ「ああー…」
オオカミ「サーバルのせいだね」
サーバル「えー!そんなー!」
マーゲイ「まあ、セルリアンは怖いですしね」
コノハズク「怖いと言えば火も怖いのです」
ミミズク「なのです、安全だと分かっていても怖いのです」
サーバル「ふふーん、かばんちゃんはそんな怖い火を扱えるんだよ、すごいよね」
かばん「ありがとうサーバルちゃん、じゃぱリパークはいいところですけど、結構怖いものが多いですよね」
サーバル「えーそうかな?例えばなに?」
かばん「僕の場合は初めてあったフレンズの方はまだ怖いかな」
サーバル「なんで?なんで?みんな襲ったりしないよー」
かばん「うーん、分かってはいるんだけどサーバルちゃんに初めて会った時狩りごっこっていって…」
マーゲイ「ああー…」
オオカミ「サーバルのせいだね」
サーバル「えー!そんなー!」
8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/28(木) 22:35:43 ID:pinsP06Y
キタキツネ「怖いもの…怖いもの…僕ギンギツネが怖い」
ギンギツネ「な、なんであたしのなのよ!」
キタキツネ「だってすぐ怒るしゲーム隠すんだもん」
ギンギツネ「それはあなたがお風呂にも入らずご飯も食べずにゲームするからでしょ!」
キタキツネ「ほら怖い…」
マーゲイ「うーん、私はフルルさんですかね」
サーバル「なんで?なんで?ぺパプの事大好きじゃないの?」
マーゲイ「もちろん大好き!大好きなんですが…ファンとマネジャーでは違うというか…」
オオカミ「ほうほう興味深いね、あんなおっとりした彼女が表舞台と裏では違う顔を持っているのかな?」
マーゲイ「いえ…フルルそのまんますぎて、よく遅刻するんです」
ギンギツネ「な、なんであたしのなのよ!」
キタキツネ「だってすぐ怒るしゲーム隠すんだもん」
ギンギツネ「それはあなたがお風呂にも入らずご飯も食べずにゲームするからでしょ!」
キタキツネ「ほら怖い…」
マーゲイ「うーん、私はフルルさんですかね」
サーバル「なんで?なんで?ぺパプの事大好きじゃないの?」
マーゲイ「もちろん大好き!大好きなんですが…ファンとマネジャーでは違うというか…」
オオカミ「ほうほう興味深いね、あんなおっとりした彼女が表舞台と裏では違う顔を持っているのかな?」
マーゲイ「いえ…フルルそのまんますぎて、よく遅刻するんです」
9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/28(木) 22:36:21 ID:pinsP06Y
キタキツネ「遅刻?それのなにが怖いの?」
マーゲイ「ファンの皆さんはぺパプを愛しています。そんな人たちの中には温厚な人だけではないですし、そういう人たちの不満を受け付けるのはマネジャーの仕事で」
ギンギツネ「なるほろ」
キタキツネ「あなた…分かって聞いてるの?」
マーゲイ「ファンの皆さんはぺパプを愛しています。そんな人たちの中には温厚な人だけではないですし、そういう人たちの不満を受け付けるのはマネジャーの仕事で」
ギンギツネ「なるほろ」
キタキツネ「あなた…分かって聞いてるの?」
10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/28(木) 22:37:00 ID:pinsP06Y
ジー
オオカミ「ん?なんだい?なんで皆、私に注目してるのかな?」
ビーバー「いや、なんていうか怖いもの言ってないのオオカミさんだけっスから…」
コノハズク「流れとしてはお前の番なのです」
ミミズク「とっとと白状するのです」
オオカミ「そうだなあ…」
ギンギツネ「私も何も言ってないけど」
コノハズク「お前は怖いもの側なのです」
ミミズク「怖がらせる側なのです」
ギンギツネ「あなたたち!そろいもそろって失礼な!」
キタ・コノハ・ミミ「ほら怖い…」
オオカミ「ん?なんだい?なんで皆、私に注目してるのかな?」
ビーバー「いや、なんていうか怖いもの言ってないのオオカミさんだけっスから…」
コノハズク「流れとしてはお前の番なのです」
ミミズク「とっとと白状するのです」
オオカミ「そうだなあ…」
ギンギツネ「私も何も言ってないけど」
コノハズク「お前は怖いもの側なのです」
ミミズク「怖がらせる側なのです」
ギンギツネ「あなたたち!そろいもそろって失礼な!」
キタ・コノハ・ミミ「ほら怖い…」
11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/28(木) 22:37:35 ID:pinsP06Y
オオカミ「うーん…」
サーバル「なになに?オオカミは何が怖いの?」
オオカミ「怖いものは無いよ」
マーゲイ「へーそうなんで…って無いんですか?」
かばん「オオカミさんすごいですね」
コノハズク「空気が読めないのです」
オオカミ「はは、ごめんよ、でも本当に思いつかないんだ」
マーゲイ「本当に?よーく思い出してみて下さいよ」
オオカミ「うーん…セルリアンなんかはほとんど倒せるし、火も近づかなければいいし」
ミミズク「確かにそうなのです」
オオカミ「ギンギツネもフルルも怖くはないし思いつかないなあ…あっ!」
かばん「なにか何か思い出しましたか?」
サーバル「なになに?オオカミは何が怖いの?」
オオカミ「怖いものは無いよ」
マーゲイ「へーそうなんで…って無いんですか?」
かばん「オオカミさんすごいですね」
コノハズク「空気が読めないのです」
オオカミ「はは、ごめんよ、でも本当に思いつかないんだ」
マーゲイ「本当に?よーく思い出してみて下さいよ」
オオカミ「うーん…セルリアンなんかはほとんど倒せるし、火も近づかなければいいし」
ミミズク「確かにそうなのです」
オオカミ「ギンギツネもフルルも怖くはないし思いつかないなあ…あっ!」
かばん「なにか何か思い出しましたか?」
12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/28(木) 22:38:54 ID:pinsP06Y
オオカミ「ああ…」
サーバル「どうしたの?急に静かになって?」
オオカミ「ごめん…今日は帰らせてもらうよ」
サーバル「ええ?どうしたの?どうしたの?」
オオカミ「思い出したものが怖くて怖くて気分が悪くなってきたんだ」
ビーバー「大丈夫っスか?なんか辛そうっスよ」
コノハズク「何が怖いか言うのです」
ミミズク「博士の言う通りです」
オオカミ「ごめん…恥ずかしくて言えないよ」
ミミズク「怖いものがあるのなんて恥ずかしくないのです」
オオカミ「言ったらきっとバカにするよ、それに信じない」
コノハ「バカにしないのです、我々は賢いので」
かばん「博士、賢さ関係ありますか?」
サーバル「どうしたの?急に静かになって?」
オオカミ「ごめん…今日は帰らせてもらうよ」
サーバル「ええ?どうしたの?どうしたの?」
オオカミ「思い出したものが怖くて怖くて気分が悪くなってきたんだ」
ビーバー「大丈夫っスか?なんか辛そうっスよ」
コノハズク「何が怖いか言うのです」
ミミズク「博士の言う通りです」
オオカミ「ごめん…恥ずかしくて言えないよ」
ミミズク「怖いものがあるのなんて恥ずかしくないのです」
オオカミ「言ったらきっとバカにするよ、それに信じない」
コノハ「バカにしないのです、我々は賢いので」
かばん「博士、賢さ関係ありますか?」
13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/28(木) 22:39:31 ID:pinsP06Y
オオカミ「うう…言わなきゃだめ…かな」
かばん「オオカミさん無理しなくても…」
コノハズク「ダメなのです!」
ミミズク「吐いたら楽になるのです」
オオカミ「…だよ」
サーバル「えーーーーー!」
かばん「なんていったの?サーバルちゃん」
オオカミ「じゃぱりまん…だよ」
ビーバー「じゃぱり…まん…って」
オオカミ「ほら!バカにした!」
ビーバー「ご、誤解っス!バカになんてしてないっス」
かばん「オオカミさん無理しなくても…」
コノハズク「ダメなのです!」
ミミズク「吐いたら楽になるのです」
オオカミ「…だよ」
サーバル「えーーーーー!」
かばん「なんていったの?サーバルちゃん」
オオカミ「じゃぱりまん…だよ」
ビーバー「じゃぱり…まん…って」
オオカミ「ほら!バカにした!」
ビーバー「ご、誤解っス!バカになんてしてないっス」
14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/28(木) 22:40:06 ID:pinsP06Y
サーバル「また嘘なんでしょ、さっきも嘘ついてたし」
オオカミ「本当なんだよ!本当に怖いんだ…その…それが…」
かばん「疑ってる訳じゃないんですが、食事はどうしているんですか?」
オオカミ「目を瞑って食べているよ…ああ怖い…」
マーゲイ「じゃぱりまんの何がそんなに怖いのですか?」
オオカミ「ああ!その名前を言わないでおくれよ!」
コノハズク「赤じゃぱりまん青じゃぱりまん黄じゃぱりまん」
オオカミ「うう、も、もう勘弁してくれ」
かばん「ほ、ほらやめてあげて下さい、オオカミさん大丈夫ですよ、怖くない怖くない」
オオカミ「本当なんだよ!本当に怖いんだ…その…それが…」
かばん「疑ってる訳じゃないんですが、食事はどうしているんですか?」
オオカミ「目を瞑って食べているよ…ああ怖い…」
マーゲイ「じゃぱりまんの何がそんなに怖いのですか?」
オオカミ「ああ!その名前を言わないでおくれよ!」
コノハズク「赤じゃぱりまん青じゃぱりまん黄じゃぱりまん」
オオカミ「うう、も、もう勘弁してくれ」
かばん「ほ、ほらやめてあげて下さい、オオカミさん大丈夫ですよ、怖くない怖くない」
15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/28(木) 22:40:46 ID:pinsP06Y
キタキツネ「……」
ギンギツネ「本当に顔色が悪いわね、上で休んでいなさい」
オオカミ「すまないが少し眠らせてもらうよ、うう」
かばん「あ、一人で上がれますか」
オオカミ「ああ、だ、大丈夫だと思うよ」
フレンズたち「………」
コノハズク「これはギャフンと言わせるチャンスなのです」
ミミズク「ボスのところからじゃぱりまんをちょいしてくるのです」
かばん「ええ!ちょ、ちょっと待ってください」
サーバル「博士達飛んで行っちゃったねー」
ギンギツネ「本当に顔色が悪いわね、上で休んでいなさい」
オオカミ「すまないが少し眠らせてもらうよ、うう」
かばん「あ、一人で上がれますか」
オオカミ「ああ、だ、大丈夫だと思うよ」
フレンズたち「………」
コノハズク「これはギャフンと言わせるチャンスなのです」
ミミズク「ボスのところからじゃぱりまんをちょいしてくるのです」
かばん「ええ!ちょ、ちょっと待ってください」
サーバル「博士達飛んで行っちゃったねー」
16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/28(木) 22:41:25 ID:pinsP06Y
ビーバー「いいんスかね?ほっといて」
ギンキツネ「いいわけないでしょ!じゃぱりまんって聞いただけで具合悪くしたのよ!大量の本物なんてみたらいったいどうなるか」
キタキツネ「………」
ギンギツネ「そしてあなたは飽きない!」
マーゲイ「でも…オオカミさんがパニックになってるところ…みたくないですか?」
かばん「それは…」
サーバル「ちょっと見たいかも」
ギンキツネ「いいわけないでしょ!じゃぱりまんって聞いただけで具合悪くしたのよ!大量の本物なんてみたらいったいどうなるか」
キタキツネ「………」
ギンギツネ「そしてあなたは飽きない!」
マーゲイ「でも…オオカミさんがパニックになってるところ…みたくないですか?」
かばん「それは…」
サーバル「ちょっと見たいかも」
17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/28(木) 22:42:08 ID:pinsP06Y
マーゲイ「でしょう!普段クールな人が取り乱してるところって興奮しませんか?」
ギンギツネ「しないわよ!」
ビーバー「でも…オオカミさんが慌てふためいてじゃぱりまんに追いかけまわされたり噛みつかれたりするところはみたいかもっス」
サーバル「ええ!じゃぱりまんって噛みついたり追いかけてきたりするの?」
キタキツネ「例え話だと思うよ、じゃぱりまんが躍動するなら僕も見たいけど」
かばん「うーん、オオカミさんいつもひょうひょうとしてるし、僕もちょっとみた…やっぱりだめですよ、何かあったら大変ですし」
サーバル「うん!ちょっと残念だけどそうだよね、博士たちをとめないと」
コノハズク「かっぱらってきたのです」
かばん「早い!そしてすごい量」
ギンギツネ「しないわよ!」
ビーバー「でも…オオカミさんが慌てふためいてじゃぱりまんに追いかけまわされたり噛みつかれたりするところはみたいかもっス」
サーバル「ええ!じゃぱりまんって噛みついたり追いかけてきたりするの?」
キタキツネ「例え話だと思うよ、じゃぱりまんが躍動するなら僕も見たいけど」
かばん「うーん、オオカミさんいつもひょうひょうとしてるし、僕もちょっとみた…やっぱりだめですよ、何かあったら大変ですし」
サーバル「うん!ちょっと残念だけどそうだよね、博士たちをとめないと」
コノハズク「かっぱらってきたのです」
かばん「早い!そしてすごい量」
18: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/28(木) 22:43:14 ID:pinsP06Y
サーバル「すごーい!これだけじゃぱりまんがあればずーっとお腹が減らないね」
ギンギツネ「これだけのじゃぱりまん…ボス達作り直すのよね…かわいそうに」
マーゲイ「種類もたくさんありますね、なんだろうみたことない色のじゃぱりまんもありますね」
サーバル「かばんちゃん、この茶色いのすっごくおいしいよ」
ギンギツネ「これだけのじゃぱりまん…ボス達作り直すのよね…かわいそうに」
マーゲイ「種類もたくさんありますね、なんだろうみたことない色のじゃぱりまんもありますね」
サーバル「かばんちゃん、この茶色いのすっごくおいしいよ」
19: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/28(木) 22:45:03 ID:pinsP06Y
コノハズク「オオカミの枕元に置いてきたのですシメシメ」
ミミズク「起きたらオオカミのやつ慌てふためくのですシメシメ」
かばん「サーバルちゃん、オオカミさんどんな風に驚くのかな」
サーバル「かばんちゃん…さっきまでやめようって言ってた割にノリノリだねー」
ギンギツネ「全くもう…ほらマーゲイしゃがまないとみえないでしょう?」
キタキツネ「ギンギツネもノリノリだね…」
コノハズク「近くに行ってはオオカミが暴れて危ないかもしれないのです」
ミミズク「遠くから起こして様子を見るのです」
マーゲイ「オオカミさーん、オオカミさーん」
ミミズク「起きたらオオカミのやつ慌てふためくのですシメシメ」
かばん「サーバルちゃん、オオカミさんどんな風に驚くのかな」
サーバル「かばんちゃん…さっきまでやめようって言ってた割にノリノリだねー」
ギンギツネ「全くもう…ほらマーゲイしゃがまないとみえないでしょう?」
キタキツネ「ギンギツネもノリノリだね…」
コノハズク「近くに行ってはオオカミが暴れて危ないかもしれないのです」
ミミズク「遠くから起こして様子を見るのです」
マーゲイ「オオカミさーん、オオカミさーん」
20: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/28(木) 22:45:39 ID:pinsP06Y
オオカミ「……」
コノハズク「起きないのです」
ミミズク「もっと大きな声を出すのです」
マーゲイ「おーかみさーん!起きて―!」
オオカミ「…なんだーい」
コノハズク「枕元を見るように促すのです」
マーゲイ「枕元をー見ーてみーてくーださーい」
オオカミ「薬でも持ってきて…ふふ…うーわーじゃぱりまんだー」
ビーバー「うわーオオカミさん叫んでるっスね、じゃぱりまんに襲われているっスよ」
サーバル「ええ!じゃぱりまんって」
かばん「サーバルちゃん、さっきつっこまれてなかったっけ?」
コノハズク「起きないのです」
ミミズク「もっと大きな声を出すのです」
マーゲイ「おーかみさーん!起きて―!」
オオカミ「…なんだーい」
コノハズク「枕元を見るように促すのです」
マーゲイ「枕元をー見ーてみーてくーださーい」
オオカミ「薬でも持ってきて…ふふ…うーわーじゃぱりまんだー」
ビーバー「うわーオオカミさん叫んでるっスね、じゃぱりまんに襲われているっスよ」
サーバル「ええ!じゃぱりまんって」
かばん「サーバルちゃん、さっきつっこまれてなかったっけ?」
21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/28(木) 22:46:38 ID:pinsP06Y
ミミズク「博士、ここからじゃよく見えないのでもっと近づくのです」
コノハズク「そうですね、助手」
マーゲイ「ってあれ?」
かばん「?オオカミさん?大丈夫なんですか?」
オオカミ「ん、やあ、お疲れ様」モグモグ
サーバル「ええー!なんで?なんで?じゃぱりまん怖くないの?」
キタキツネ「嘘だもん」
ギンギツネ「あなた、知ってたの?なんで言わなかったの?」
キタキツネ「地場っていうか波動がおかしかったもん」
ギンギツネ「また訳のわからないことを」
コノハズク「そうですね、助手」
マーゲイ「ってあれ?」
かばん「?オオカミさん?大丈夫なんですか?」
オオカミ「ん、やあ、お疲れ様」モグモグ
サーバル「ええー!なんで?なんで?じゃぱりまん怖くないの?」
キタキツネ「嘘だもん」
ギンギツネ「あなた、知ってたの?なんで言わなかったの?」
キタキツネ「地場っていうか波動がおかしかったもん」
ギンギツネ「また訳のわからないことを」
22: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/28(木) 22:47:13 ID:pinsP06Y
オオカミ「はは、丁度小腹がすいてね、だましてごめんね、それにしても…ふふ皆いい顔をするね、ぜーんぶいただきだ」
オオカミ「さあ、一人じゃこんなに食べられないし仲直りのしるしに召し上がれ」
コノハズク「我々がちょいしてきたのですから当然です。!」
ミミズク「博士はやはり賢いのです。おそらく同じことを思いついたのです」
一同「?」
オオカミ「さあ、一人じゃこんなに食べられないし仲直りのしるしに召し上がれ」
コノハズク「我々がちょいしてきたのですから当然です。!」
ミミズク「博士はやはり賢いのです。おそらく同じことを思いついたのです」
一同「?」
23: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/28(木) 22:47:55 ID:pinsP06Y
数日後
かばん「博士、僕たちを呼び出した理由ってなんですか?」
コノハズク「かばん、我々はカレーが苦手なのです」
ミミズク「とても怖いのです」
サーバル「えー!いっつも食べてるのに?」
コノハズク「怖いから上で寝てくるのです」
ミミズク「決してカレーを作って我々を怖がらせる為にカレーを作るんじゃないですよ」
かばん「はあ…」
サーバル「なんで博士達カレーが嫌いになっちゃったのかな?」
かばん「うん…じゃあ調理場に行こうか」
サーバル「ええ!博士たちを怖がらせるの?」
かばん「はは、そうだね」
おわり
かばん「博士、僕たちを呼び出した理由ってなんですか?」
コノハズク「かばん、我々はカレーが苦手なのです」
ミミズク「とても怖いのです」
サーバル「えー!いっつも食べてるのに?」
コノハズク「怖いから上で寝てくるのです」
ミミズク「決してカレーを作って我々を怖がらせる為にカレーを作るんじゃないですよ」
かばん「はあ…」
サーバル「なんで博士達カレーが嫌いになっちゃったのかな?」
かばん「うん…じゃあ調理場に行こうか」
サーバル「ええ!博士たちを怖がらせるの?」
かばん「はは、そうだね」
おわり
24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/12/28(木) 22:48:52 ID:pinsP06Y
PPP「ペパプ予告ー!!」
フルル「今週はまんじゅうこわいについての勉強ー。本当におまんじゅうがこわいーって人いるのかなー?」
PPP「えー、いないよ、だっておいしいもん」
プリンセス「あたしは、その食べ過ぎて太るのが怖いな」
コウテイ「あー甘いものはなー…甘いものはな…」
イワビー「どれだけ食べてもうんどうすりゃーいいじゃん」
コウテイ「どうしても食べ過ぎていますんだ…ダメだと分かってるのに」
PPP「わかるーでもアイドルなんだからー」
パッパッピップ ペッペポパッポーパッパーペパプ
プリンセス「次回、じゃがんそう」
本当におわり
フルル「今週はまんじゅうこわいについての勉強ー。本当におまんじゅうがこわいーって人いるのかなー?」
PPP「えー、いないよ、だっておいしいもん」
プリンセス「あたしは、その食べ過ぎて太るのが怖いな」
コウテイ「あー甘いものはなー…甘いものはな…」
イワビー「どれだけ食べてもうんどうすりゃーいいじゃん」
コウテイ「どうしても食べ過ぎていますんだ…ダメだと分かってるのに」
PPP「わかるーでもアイドルなんだからー」
パッパッピップ ペッペポパッポーパッパーペパプ
プリンセス「次回、じゃがんそう」
本当におわり