ルルーシュ「野球部だ!野球部に入るぞ」
2020-11-30
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/11(水) 20:49:47.43 ID:qxtfNCiJO
ナナリー「お兄様何か考え事でも?」
ルルーシュ「ああ、別に大したことじゃないんだ、なんの部活に入ろうかと思ってな」
ナナリー「お兄様は生徒会の役員ですから、部活動に所属する必要はないはずじゃ..」
ルルーシュ「校則が変わってね、生徒会とか関係なく所属しなければならないらしいんだ」
ナナリー「そうなんですね、お兄様は頭を使うのが得意ですから、チェス部とかどうですか?」
ルルーシュ「ははは、チェスは確かに得意だ、しかし最近運動不足だからな、思い切って運動部に入ろうと思ってるんだ」
ナナリー「そうですね、でしたら野球はどうですか?」
ルルーシュ「ほう、しかしなぜ野球なんだ?」
ナナリー「私は野球が好きなんです。野球はまだ目が見えたころ見たことがあるので、どんな感じのスポーツなのかわかります。だからラジオで聞くだけでも見た気になれるんです」
ルルーシュ「そうか、なら俺は野球部に入ろう」
ナナリー「私のために無理に入らなくても...」
ルルーシュ「いいんだ、ナナリー、俺も野球がやりたくなってきたところだ」
ルルーシュ「俺がアッシュフォード学園もとい、ナナリーを甲子園につれてってやる!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1531309787
ルルーシュ「ああ、別に大したことじゃないんだ、なんの部活に入ろうかと思ってな」
ナナリー「お兄様は生徒会の役員ですから、部活動に所属する必要はないはずじゃ..」
ルルーシュ「校則が変わってね、生徒会とか関係なく所属しなければならないらしいんだ」
ナナリー「そうなんですね、お兄様は頭を使うのが得意ですから、チェス部とかどうですか?」
ルルーシュ「ははは、チェスは確かに得意だ、しかし最近運動不足だからな、思い切って運動部に入ろうと思ってるんだ」
ナナリー「そうですね、でしたら野球はどうですか?」
ルルーシュ「ほう、しかしなぜ野球なんだ?」
ナナリー「私は野球が好きなんです。野球はまだ目が見えたころ見たことがあるので、どんな感じのスポーツなのかわかります。だからラジオで聞くだけでも見た気になれるんです」
ルルーシュ「そうか、なら俺は野球部に入ろう」
ナナリー「私のために無理に入らなくても...」
ルルーシュ「いいんだ、ナナリー、俺も野球がやりたくなってきたところだ」
ルルーシュ「俺がアッシュフォード学園もとい、ナナリーを甲子園につれてってやる!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1531309787
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3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/11(水) 21:08:58.04 ID:qxtfNCiJO
アッシュフォード学園にて
ルルーシュ「すみません、野球部の活動場所ってここですか?」
部員「はい。そうですよ、って、副会長!?なにしに来たんですか?まさか、部費の削減!?」
ルルーシュ「いえいえ、そんなことしませんよ、ただ野球部に入部させてもらおうと思いまして」
部員「なんだ、そんなことでしたか、でしたら部長と顧問の先生に聞いてきますよ」
ルルーシュ「大丈夫ですよ。入部届は書いてあります」
部員「いやいや、入部テストの話です」
ルルーシュ「入部テスト?」
部員「身体能力とか、野球の技能とかのテストですよ、うちの部は最近力入れてて例外なくこのテストで入部の可否をきめてるんです」
ルルーシュ(まずい!俺は最近運動不足だから運動部に入ろうとしてるというのに、テストになんか受かるわけないだろう、ぐぬぬ、おのれ野球部めぇ面倒なことをしてくれたなぁ)
ルルーシュ「はい、わかりました、テストはいつやるんですか?」
部員「今日やりましょう!見たところ着替えも済ませてるようですし!」
ルルーシュ(しまった、こんなことなら着替えなど済ませてくるのではなかった、まぁいい、幾度となく死線を乗り越えてきた俺だ、テストなど適当に流して入部してやろう)
ルルーシュ「わかりました。ではやりましょう」
部員「では、部長を呼んできます」
数分後
部員「部長を呼んできました!」
ルルーシュ「こんにちはルルーシュランペルージです」
部長「やぁ、まさか、副会長が野球部に来てくれるなんてね、さっそくだけど、身体能力のテストからやらせてもらうよ」
ルルーシュ「わかりました」
ルルーシュ「すみません、野球部の活動場所ってここですか?」
部員「はい。そうですよ、って、副会長!?なにしに来たんですか?まさか、部費の削減!?」
ルルーシュ「いえいえ、そんなことしませんよ、ただ野球部に入部させてもらおうと思いまして」
部員「なんだ、そんなことでしたか、でしたら部長と顧問の先生に聞いてきますよ」
ルルーシュ「大丈夫ですよ。入部届は書いてあります」
部員「いやいや、入部テストの話です」
ルルーシュ「入部テスト?」
部員「身体能力とか、野球の技能とかのテストですよ、うちの部は最近力入れてて例外なくこのテストで入部の可否をきめてるんです」
ルルーシュ(まずい!俺は最近運動不足だから運動部に入ろうとしてるというのに、テストになんか受かるわけないだろう、ぐぬぬ、おのれ野球部めぇ面倒なことをしてくれたなぁ)
ルルーシュ「はい、わかりました、テストはいつやるんですか?」
部員「今日やりましょう!見たところ着替えも済ませてるようですし!」
ルルーシュ(しまった、こんなことなら着替えなど済ませてくるのではなかった、まぁいい、幾度となく死線を乗り越えてきた俺だ、テストなど適当に流して入部してやろう)
ルルーシュ「わかりました。ではやりましょう」
部員「では、部長を呼んできます」
数分後
部員「部長を呼んできました!」
ルルーシュ「こんにちはルルーシュランペルージです」
部長「やぁ、まさか、副会長が野球部に来てくれるなんてね、さっそくだけど、身体能力のテストからやらせてもらうよ」
ルルーシュ「わかりました」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/11(水) 21:25:18.68 ID:qxtfNCiJO
部長「一通り終わったわけだが、驚いたな、足の速さ以外全国の高校生の平均を下回っている、これでは合格は厳しいかもしれないね」
ルルーシュ「まだ、技能の試験があるはずです。そちらで挽回してみせますよ」
部長「自信満々だね、経験者なのかい?」
ルルーシュ「いえ、全く」
部長「はは、そのメンタルだけは野球選手に向いているな!よし、バッティングの試験をやってもらおうか」
ルルーシュ「わかりました。打席に立てば良いんですね」スタスタ
部長「おい、バットを忘れているぞ」
ルルーシュ「すみません、ありがとうございます。よし、これで打席にはいれ...ば!?」
ルルーシュ(な、なんだこのバットとんでもなく重いぞ、おかしい、俺が持ってたバットはもっと軽かったぞ、なにか変な素材をつかってるんじゃないだろうな)
ルルーシュ「失礼ですが、このバットの素材おかしなものをつかってませんか?」
部長「おかしい?ふつうに金属だが」
ルルーシュ(金属だと?バットはプラスチックと相場が決まってるだろうが、ええぃ、こうなったらこのバットを使うまでだ、入部したらうちにあるプラスチックバットを持ってこよう)
部長「じゃあはじめるぞ、よし投げてくれ!」
数分後
ルルーシュ(くそ、当たらないかれこれ20球は投げられたぞ)
投手「フンッ!」シュゴォ
部長「ストライク!のこり9球だぞ!がんばれ!」
ルルーシュ(くそ、当たるわけがないだろう、こんなもの!やはり使うしかないのか、アレを!ギアスを!)
ルルーシュ「フハハハハハ」
投手「なんだ?当たらなすぎておかしくなったか?」
ルルーシュ「逆だよ、今度はお前が打たれすぎておかしくなる番だ!ルルーシュ ヴィ ブリタニアが命じる、貴様は30kmのストレートしか投げるな!」
投手「イエス ユア ハイネス! フンッ!」ちょろろーん
カッキーン
ルルーシュ「どうだ!」
ルルーシュ「まだ、技能の試験があるはずです。そちらで挽回してみせますよ」
部長「自信満々だね、経験者なのかい?」
ルルーシュ「いえ、全く」
部長「はは、そのメンタルだけは野球選手に向いているな!よし、バッティングの試験をやってもらおうか」
ルルーシュ「わかりました。打席に立てば良いんですね」スタスタ
部長「おい、バットを忘れているぞ」
ルルーシュ「すみません、ありがとうございます。よし、これで打席にはいれ...ば!?」
ルルーシュ(な、なんだこのバットとんでもなく重いぞ、おかしい、俺が持ってたバットはもっと軽かったぞ、なにか変な素材をつかってるんじゃないだろうな)
ルルーシュ「失礼ですが、このバットの素材おかしなものをつかってませんか?」
部長「おかしい?ふつうに金属だが」
ルルーシュ(金属だと?バットはプラスチックと相場が決まってるだろうが、ええぃ、こうなったらこのバットを使うまでだ、入部したらうちにあるプラスチックバットを持ってこよう)
部長「じゃあはじめるぞ、よし投げてくれ!」
数分後
ルルーシュ(くそ、当たらないかれこれ20球は投げられたぞ)
投手「フンッ!」シュゴォ
部長「ストライク!のこり9球だぞ!がんばれ!」
ルルーシュ(くそ、当たるわけがないだろう、こんなもの!やはり使うしかないのか、アレを!ギアスを!)
ルルーシュ「フハハハハハ」
投手「なんだ?当たらなすぎておかしくなったか?」
ルルーシュ「逆だよ、今度はお前が打たれすぎておかしくなる番だ!ルルーシュ ヴィ ブリタニアが命じる、貴様は30kmのストレートしか投げるな!」
投手「イエス ユア ハイネス! フンッ!」ちょろろーん
カッキーン
ルルーシュ「どうだ!」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/11(水) 23:48:46.52 ID:KZXaxW560
部長「結局30球中9安打か、途中から投手が手を抜いたとはいえ、優秀な数字だ、よし!入部を認めよう」
ルルーシュ「ありがとうございます」
部長「ちなみに希望ポジションはどこだ?」
ルルーシュ「そうですね、1番頭を使うポジションがいいですね」
部長「なら、キャッチャーはどうだ?配球を組み立てたり、頭を使うことは多いぞ」
ルルーシュ「では、キャッチャーを希望させてもらいます」
部長「けど、足腰がよわいから厳しいかもな、当面は基礎トレーニングからだ!」
ルルーシュ「...」
ルルーシュ「ありがとうございます」
部長「ちなみに希望ポジションはどこだ?」
ルルーシュ「そうですね、1番頭を使うポジションがいいですね」
部長「なら、キャッチャーはどうだ?配球を組み立てたり、頭を使うことは多いぞ」
ルルーシュ「では、キャッチャーを希望させてもらいます」
部長「けど、足腰がよわいから厳しいかもな、当面は基礎トレーニングからだ!」
ルルーシュ「...」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/12(木) 03:29:38.53 ID:jaC0HFsC0
部長「まぁ、習うより慣れろだ、キャッチャーの練習してみるか」
ルルーシュ(ほう、これは意外だなてっきり体育会系のお決まり事であるボール拾いなどの雑用をやらされるものだと思っていたが...)
ルルーシュ「はい!でもキャッチボールとかはやらなくて良いんですか?」
部長「さっきテストで死ぬほどやったろう、必要ない」
ルルーシュ「わかりました、ではキャッチャーの練習をしましょう」
部長「キャッチャーの先輩に教えてもらったほうがいいだろうから呼んでおいたぞ」
ルルーシュ「ありがとうございます...ってお前は!」
リヴァル「よう、新入り...あれ?ルルーシュじゃねぇか」
ルルーシュ「リヴァル!お前何しに来た!」
リヴァル「あれ?言ってなかったっけ?野球部入ってんだ、一応キャッチャーでスタメンなんだ」
ルルーシュ「つまり、なんだ、俺はお前に教わるということか?」
リヴァル「そうなるね」
ルルーシュ「ふっ、まあいい、手短にすませるぞ」
ルルーシュ(ほう、これは意外だなてっきり体育会系のお決まり事であるボール拾いなどの雑用をやらされるものだと思っていたが...)
ルルーシュ「はい!でもキャッチボールとかはやらなくて良いんですか?」
部長「さっきテストで死ぬほどやったろう、必要ない」
ルルーシュ「わかりました、ではキャッチャーの練習をしましょう」
部長「キャッチャーの先輩に教えてもらったほうがいいだろうから呼んでおいたぞ」
ルルーシュ「ありがとうございます...ってお前は!」
リヴァル「よう、新入り...あれ?ルルーシュじゃねぇか」
ルルーシュ「リヴァル!お前何しに来た!」
リヴァル「あれ?言ってなかったっけ?野球部入ってんだ、一応キャッチャーでスタメンなんだ」
ルルーシュ「つまり、なんだ、俺はお前に教わるということか?」
リヴァル「そうなるね」
ルルーシュ「ふっ、まあいい、手短にすませるぞ」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/12(木) 13:42:11.27 ID:4hjgRXuMO
リヴァル「ほらルルーシュもっと腰低くしないと、ボール後ろにそらしちゃうぞ」
ルルーシュ「ええぃ、うるさい、わかっている、しかし...」
リヴァル「しかし?」
ルルーシュ「足腰が追いつかないんだよ、姿勢の維持もままならないくらいにな」
リヴァル「普段から運動してないからだよ、走り込みとかして下半身鍛えるしかないね」
ルルーシュ「そんな事は分かっている」
部長「わかってるなら走り込むか」
ルルーシュ「部長!いつのまに!?」
ルルーシュ「ええぃ、うるさい、わかっている、しかし...」
リヴァル「しかし?」
ルルーシュ「足腰が追いつかないんだよ、姿勢の維持もままならないくらいにな」
リヴァル「普段から運動してないからだよ、走り込みとかして下半身鍛えるしかないね」
ルルーシュ「そんな事は分かっている」
部長「わかってるなら走り込むか」
ルルーシュ「部長!いつのまに!?」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/13(金) 02:16:33.66 ID:mwwhu0NYO
数時間後
部長「今日の練習はこれで終わりだ」
ルルーシュ「ハァハァ、結局走り込みで終わってしまったな」
リヴァル「仕方ないだろ、ルルーシュ、守備練習もままならないんじゃあさ」
ルルーシュ「くっ、わかってるよ」
リヴァル「そういえば、明日練習試合がなんだよ」
ルルーシュ「なに?練習試合だと?」
リヴァル「東海大相撲高校がくるんだ」
ルルーシュ「相撲高校なのに野球をやってるのか?まあいい、俺のデビュー戦にはもってこいだな」
リヴァル「ルルーシュ出れるかわかんねーぞ」
ルルーシュ「いいや、俺はでるぞ」
リヴァル「どうやってでるんだよ?守備もできないのにさ」
ルルーシュ「俺は出れるんだよ、出ようと思えばいつでもな」
ルルーシュ(そう、俺にはギアスがあるから)
部長「今日の練習はこれで終わりだ」
ルルーシュ「ハァハァ、結局走り込みで終わってしまったな」
リヴァル「仕方ないだろ、ルルーシュ、守備練習もままならないんじゃあさ」
ルルーシュ「くっ、わかってるよ」
リヴァル「そういえば、明日練習試合がなんだよ」
ルルーシュ「なに?練習試合だと?」
リヴァル「東海大相撲高校がくるんだ」
ルルーシュ「相撲高校なのに野球をやってるのか?まあいい、俺のデビュー戦にはもってこいだな」
リヴァル「ルルーシュ出れるかわかんねーぞ」
ルルーシュ「いいや、俺はでるぞ」
リヴァル「どうやってでるんだよ?守備もできないのにさ」
ルルーシュ「俺は出れるんだよ、出ようと思えばいつでもな」
ルルーシュ(そう、俺にはギアスがあるから)
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/13(金) 02:29:59.81 ID:mwwhu0NYO
ルルーシュ宅にて
ルルーシュ「ふはははは、明日が楽しみだ」
c.c.「騒がしいと思ってきてみれば、お前だったのかルルーシュ」
ルルーシュ「ああ、俺だとも」
c.c.「慣れない運動をしたから頭がおかしくなったのか?」
ルルーシュ「おかしくなってなどいない!」
c.c.「しかし、そのプラバットを持って、独りでに笑い出す姿は滑稽と言わざるをえない」
ルルーシュ「ええい、だまれ!今に見てろプロ注目選手になってやる」
c.c.「その貧弱な体でどうやってプロになるというのだ?」
ルルーシュ「スポーツで使うのはなにも体だけじゃない、体格で劣る俺は頭を使って対等、いやそれ以上に戦ってみせるさ」
c.c.「ほう、それはおもしろい、ならば明日の練習試合見に行かせてもらうとしよう」
ルルーシュ「ああ、来るが良いさ、目にものを見せてやろう」
c.c.「そいつは楽しみだ、ピザでもとっていかせてもらおう」
ルルーシュ「明日は早い、俺はもう寝るぞ、お前も自分の部屋に戻れ」
c.c.「わかったよ」スタスタ
プルルルルルプルルルル
c.c.「もしもし、明日の朝七時アッシュフォード学園までピザを1枚頼む」
ルルーシュ「ふはははは、明日が楽しみだ」
c.c.「騒がしいと思ってきてみれば、お前だったのかルルーシュ」
ルルーシュ「ああ、俺だとも」
c.c.「慣れない運動をしたから頭がおかしくなったのか?」
ルルーシュ「おかしくなってなどいない!」
c.c.「しかし、そのプラバットを持って、独りでに笑い出す姿は滑稽と言わざるをえない」
ルルーシュ「ええい、だまれ!今に見てろプロ注目選手になってやる」
c.c.「その貧弱な体でどうやってプロになるというのだ?」
ルルーシュ「スポーツで使うのはなにも体だけじゃない、体格で劣る俺は頭を使って対等、いやそれ以上に戦ってみせるさ」
c.c.「ほう、それはおもしろい、ならば明日の練習試合見に行かせてもらうとしよう」
ルルーシュ「ああ、来るが良いさ、目にものを見せてやろう」
c.c.「そいつは楽しみだ、ピザでもとっていかせてもらおう」
ルルーシュ「明日は早い、俺はもう寝るぞ、お前も自分の部屋に戻れ」
c.c.「わかったよ」スタスタ
プルルルルルプルルルル
c.c.「もしもし、明日の朝七時アッシュフォード学園までピザを1枚頼む」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/13(金) 13:51:30.20 ID:43k/Kdl2O
翌日
ルルーシュ「おはようございます。部長」
部長「おはよう、あれ?その子は?」
ルルーシュ「紹介が遅れてすみません、友達のスザクです」
スザク「枢木スザクです。よろしくお願いします」
部長「よろしく、この子は入部希望なのかい?」
ルルーシュ「いえ、そういう訳ではないのですが、必要かと思いまして」
部長「?...必要って?」
ルルーシュ「ピッチャーですよ、おそらくエースの方はまともに投げれないと思いますので」
投手「くそ!!」
部長「どうした?」
投手「球が遅いんだ、きのうのテスト中から遅くなって、明日になれば治るだろって思ったのに...」
ルルーシュ「おはようございます。部長」
部長「おはよう、あれ?その子は?」
ルルーシュ「紹介が遅れてすみません、友達のスザクです」
スザク「枢木スザクです。よろしくお願いします」
部長「よろしく、この子は入部希望なのかい?」
ルルーシュ「いえ、そういう訳ではないのですが、必要かと思いまして」
部長「?...必要って?」
ルルーシュ「ピッチャーですよ、おそらくエースの方はまともに投げれないと思いますので」
投手「くそ!!」
部長「どうした?」
投手「球が遅いんだ、きのうのテスト中から遅くなって、明日になれば治るだろって思ったのに...」
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/14(土) 00:24:40.33 ID:3xlMfwoHO
ルルーシュ「ほら、必要になったでしょう?」
部長「ああ、すまないが、頼めるかな?スザクくん」
スザク「はい、頑張ります!」
ルルーシュ「ちなみにスザクはアッシュフォード学園はおろか、日本国内での身体能力測定で歴代最高の数値を残しています、野球の腕前もおそらく申し分ないかと」
部長「期待できるな」
部長「ではスタメンを発表する」
アッシュフォード学園野球部
1番(遊)しょうと
2番(二)山田
3番(投)スザク
4番(三)部長
5番(一)投手
6番(捕)リヴァル
7番(中)真中
8番(右)来人
9番(左)左
部長「以上だ」
ルルーシュ「俺がはいってないのですが、なぜでしょうか?」
部長「守備もままならないし、相手も相手だ、今日は多分出れない」
ルルーシュ「おれは出たいです!出してください!」
顧問「うるせえ、新入り黙ってろ!守備も出来ないんだから、大人しく見てりゃいいんだよ」
ルルーシュ「いいのか?そんな口の聞き方をして?」
顧問「なにいってんだ?お前」
ルルーシュ「王子に向かってそんな口の利き方をしていいのかと聞いているんだ」
顧問「王子?」
ルルーシュ「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる、今後スタメンの決定権は俺によこせ!!」シュイン
顧問「イエスユアハイネス、おい、部長、これからスタメンルルーシュくんに決めさせるから、よろしく」
部長「急にどうしたんですか?」
顧問「どうもしとらんよ、とりあえずよろしく」
部長「ふざけないでください!今まで俺に一任してきたじゃないですか!それで十分ですよ!第一あんな初心者に務まるはずが...」
顧問「顧問命令だ」
部長「くっ、わかりました...」
ルルーシュ(これでスタメンの決定権は俺のものだ、スタメンになりたい選手達は俺に協力的な姿勢をとってくれるに違いない、これから野球部を支配するのは部長、お前じゃない、この俺だよ)
部長「ああ、すまないが、頼めるかな?スザクくん」
スザク「はい、頑張ります!」
ルルーシュ「ちなみにスザクはアッシュフォード学園はおろか、日本国内での身体能力測定で歴代最高の数値を残しています、野球の腕前もおそらく申し分ないかと」
部長「期待できるな」
部長「ではスタメンを発表する」
アッシュフォード学園野球部
1番(遊)しょうと
2番(二)山田
3番(投)スザク
4番(三)部長
5番(一)投手
6番(捕)リヴァル
7番(中)真中
8番(右)来人
9番(左)左
部長「以上だ」
ルルーシュ「俺がはいってないのですが、なぜでしょうか?」
部長「守備もままならないし、相手も相手だ、今日は多分出れない」
ルルーシュ「おれは出たいです!出してください!」
顧問「うるせえ、新入り黙ってろ!守備も出来ないんだから、大人しく見てりゃいいんだよ」
ルルーシュ「いいのか?そんな口の聞き方をして?」
顧問「なにいってんだ?お前」
ルルーシュ「王子に向かってそんな口の利き方をしていいのかと聞いているんだ」
顧問「王子?」
ルルーシュ「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる、今後スタメンの決定権は俺によこせ!!」シュイン
顧問「イエスユアハイネス、おい、部長、これからスタメンルルーシュくんに決めさせるから、よろしく」
部長「急にどうしたんですか?」
顧問「どうもしとらんよ、とりあえずよろしく」
部長「ふざけないでください!今まで俺に一任してきたじゃないですか!それで十分ですよ!第一あんな初心者に務まるはずが...」
顧問「顧問命令だ」
部長「くっ、わかりました...」
ルルーシュ(これでスタメンの決定権は俺のものだ、スタメンになりたい選手達は俺に協力的な姿勢をとってくれるに違いない、これから野球部を支配するのは部長、お前じゃない、この俺だよ)
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/16(月) 12:11:47.11 ID:nezNBuu40
これはポンコツルルーシュ
引用元: ・ルルーシュ「野球部だ!野球部に入るぞ」
C.C.「復活したくない、だと?」
2020-10-20
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 21:37:23.46 ID:RYegwfqRo
ルル「ああ、そうだ」
C.C.「今さら何を言ってるんだ、お前は」
ルル「いや、ずっと俺は思っていた」
C.C.「ほう?」
ルル「気まずいから復活したくない……とな」
C.C.「……」
C.C.「は?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1517661443
C.C.「今さら何を言ってるんだ、お前は」
ルル「いや、ずっと俺は思っていた」
C.C.「ほう?」
ルル「気まずいから復活したくない……とな」
C.C.「……」
C.C.「は?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1517661443
関連
ハルヒ「SOS団で恋の暴露大会をするわよ!」
【朗報】わたてんさん、ケムリクサを超えてガチで覇権へ
【ラブライブサンシャイン】善子「運命の引力」
【悲報】Twitterで3年前に「令和」を予言してたものがいたwwwwwwwww
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 21:39:45.39 ID:RYegwfqRo
C.C.「気まずい、だと?」
ルル「C.C.よ、考えてもみろ」
C.C.「?」
ルル「世界中の人々が、悪逆皇帝ルルーシュは死んだと思っている」
C.C.「そうだな、それがゼロ・レクイエムだ」
ルル「なのにだ……どんな顔をして復活すれば良い?」
C.C.「……」
C.C.「知るか」
ルル「C.C.よ、考えてもみろ」
C.C.「?」
ルル「世界中の人々が、悪逆皇帝ルルーシュは死んだと思っている」
C.C.「そうだな、それがゼロ・レクイエムだ」
ルル「なのにだ……どんな顔をして復活すれば良い?」
C.C.「……」
C.C.「知るか」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 21:42:49.11 ID:RYegwfqRo
ルル「知るか、だと!?」
C.C.「ああ、そんなものは私の知ったことじゃない」
ルル「……C.C.よ、お前は俺の共犯者だ」
C.C.「そうだな」
ルル「俺が復活する時、隣に立つのはお前以外に居ない」
C.C.「……まあ、そうだな」
ルル「お前は、隣に立つ俺が気まずそうな顔をしていても良いのか?」
C.C.「それは……嫌だな、何となく」
C.C.「ああ、そんなものは私の知ったことじゃない」
ルル「……C.C.よ、お前は俺の共犯者だ」
C.C.「そうだな」
ルル「俺が復活する時、隣に立つのはお前以外に居ない」
C.C.「……まあ、そうだな」
ルル「お前は、隣に立つ俺が気まずそうな顔をしていても良いのか?」
C.C.「それは……嫌だな、何となく」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 21:46:52.77 ID:RYegwfqRo
ルル「故に、俺は復活はしない」
C.C.「駄目だ」
ルル「!? 何故だ!?」
C.C.「お前が復活する運命は変えられない」
ルル「お前はそれで良いのか!?」
C.C.「表情など、無表情に徹すれば良いだろう」
ルル「馬鹿め! あ、コイツ無表情装ってる、と思われるのがオチだ!」
C.C.「……」
C.C.「おい、さりげなく私を馬鹿と言ったか?」
C.C.「駄目だ」
ルル「!? 何故だ!?」
C.C.「お前が復活する運命は変えられない」
ルル「お前はそれで良いのか!?」
C.C.「表情など、無表情に徹すれば良いだろう」
ルル「馬鹿め! あ、コイツ無表情装ってる、と思われるのがオチだ!」
C.C.「……」
C.C.「おい、さりげなく私を馬鹿と言ったか?」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 21:50:23.77 ID:RYegwfqRo
ルル「どの面を下げて復活すれば良いのか、俺にはわからない」
ルル「悪し様に罵られるならば、まだ良い」
ルル「だが……気まずい空気には耐えられん!」
ルル「この問題がクリアーされない限り、俺は復活はしない!」
ルル「……良いかC.C.、これはもう決めたことだ」
C.C.「おい、さっき私を馬鹿と言ったのを取り消せ」
prrrr!prrrr!
ルル「む? 電話……誰からだ?」
C.C.「おい、聞いているのか?」
ルル「悪し様に罵られるならば、まだ良い」
ルル「だが……気まずい空気には耐えられん!」
ルル「この問題がクリアーされない限り、俺は復活はしない!」
ルル「……良いかC.C.、これはもう決めたことだ」
C.C.「おい、さっき私を馬鹿と言ったのを取り消せ」
prrrr!prrrr!
ルル「む? 電話……誰からだ?」
C.C.「おい、聞いているのか?」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 21:54:24.90 ID:RYegwfqRo
pi!
ルル「――もしもし」
ルル「……ああ、電話口でそんなに大きな声を出すな」
ルル「っぐ、謝る声も大きいぞ!」
ルル「……ああ、ああ……子供達の声も聞こえている」
ルル「……ああ、そうだな」
ルル「その日は……予定は空いている」
ルル「楽しみにしていろ……ではな」
pi!
C.C.「……電話の相手……妙に親しげだったな」
ルル「すまない、待たせたな」
C.C.「……」
ルル「――もしもし」
ルル「……ああ、電話口でそんなに大きな声を出すな」
ルル「っぐ、謝る声も大きいぞ!」
ルル「……ああ、ああ……子供達の声も聞こえている」
ルル「……ああ、そうだな」
ルル「その日は……予定は空いている」
ルル「楽しみにしていろ……ではな」
pi!
C.C.「……電話の相手……妙に親しげだったな」
ルル「すまない、待たせたな」
C.C.「……」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 21:59:21.82 ID:RYegwfqRo
C.C.「一体、何の電話だったんだ」
ルル「気にするな、大した話じゃない」
C.C.「言え、気になるだろう」
ルル「? 今度、手料理をご馳走しに行くという話だが……」
C.C.「!?」
ルル「そんな事よりも、復活しないという話を――」
C.C.「おい、相手は誰だ」
ルル「? ジェレミアだが……何故、そこまで気にする?」
C.C.「……」
C.C.「ジェレミア? 誰だそれは?」
ルル「気にするな、大した話じゃない」
C.C.「言え、気になるだろう」
ルル「? 今度、手料理をご馳走しに行くという話だが……」
C.C.「!?」
ルル「そんな事よりも、復活しないという話を――」
C.C.「おい、相手は誰だ」
ルル「? ジェレミアだが……何故、そこまで気にする?」
C.C.「……」
C.C.「ジェレミア? 誰だそれは?」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:03:20.03 ID:RYegwfqRo
ルル「……C.C.……お前、忘れたのか?」
C.C.「何者だ、ソイツは」
ルル「……ああ、オレンジ、だ」
C.C.「……あー! オレンジ君か!」
ルル「全く、お前は本当に人の名前を覚えないな」
C.C.「ふん、覚える必要が無いだけの事だ」
C.C.「……」
C.C.「待て、お前……オレンジ君と連絡を取っているのか!?」
C.C.「何者だ、ソイツは」
ルル「……ああ、オレンジ、だ」
C.C.「……あー! オレンジ君か!」
ルル「全く、お前は本当に人の名前を覚えないな」
C.C.「ふん、覚える必要が無いだけの事だ」
C.C.「……」
C.C.「待て、お前……オレンジ君と連絡を取っているのか!?」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:07:17.49 ID:RYegwfqRo
ルル「? 当たり前だろう」
C.C.「ルルーシュ……ゼロ・レクイエムはどうした」
ルル「C.C.よ……あれは、仕事だ」
C.C.「何?」
ルル「今の連絡はプライベート。何の問題も無い」
C.C.「待て、問題だらけだろう!」
ルル「公私の区別は付ける。それこそが、新しい世界に相応しい」
C.C.「……!?」
C.C.「ルルーシュ……ゼロ・レクイエムはどうした」
ルル「C.C.よ……あれは、仕事だ」
C.C.「何?」
ルル「今の連絡はプライベート。何の問題も無い」
C.C.「待て、問題だらけだろう!」
ルル「公私の区別は付ける。それこそが、新しい世界に相応しい」
C.C.「……!?」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:10:25.63 ID:RYegwfqRo
C.C.「しかし、オレンジ君に料理を振る舞いには……」
ルル「違うな、間違っているぞ、C.C.よ」
C.C.「何?」
ルル「この画像を見ろ」
C.C.「?……二人の子供が写っているが……それがどうした」
ルル「ジェレミアの子供だ」
C.C.「……」
C.C.「!?」
ルル「違うな、間違っているぞ、C.C.よ」
C.C.「何?」
ルル「この画像を見ろ」
C.C.「?……二人の子供が写っているが……それがどうした」
ルル「ジェレミアの子供だ」
C.C.「……」
C.C.「!?」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:14:44.21 ID:RYegwfqRo
ルル「この黒髪の子が、咲世子との子」
C.C.「待て、ルルーシュ」
ルル「こっちのピンクの髪の子が、アーニャとの子供だ」
C.C.「待てと言っているだろう!」
ルル「二人共、何事にも全力で取り組む姿勢は父親似だな」
C.C.「ルルーシュ、展開が早すぎる!」
ルル「ミドルネームがOなのはどうかと思ったが……本人達は気に入っている」
C.C.「……!?」
C.C.「待て、ルルーシュ」
ルル「こっちのピンクの髪の子が、アーニャとの子供だ」
C.C.「待てと言っているだろう!」
ルル「二人共、何事にも全力で取り組む姿勢は父親似だな」
C.C.「ルルーシュ、展開が早すぎる!」
ルル「ミドルネームがOなのはどうかと思ったが……本人達は気に入っている」
C.C.「……!?」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:18:12.50 ID:RYegwfqRo
ルル「俺が復活したら、ジェレミアも馳せ参じてくるだろう」
ルル「……だが、やっとアイツが掴んだ幸せだ」
ルル「皇族を名乗れる身ではないが……それでも」
ルル「それでも俺は、この家族の明日が欲しい!」
ルル「それに、気まずい!」
ルル「故にC.C.よ……俺は復活するわけにはいかないッ!」
C.C.「……」
C.C.「待て、少し整理させろ」
ルル「……だが、やっとアイツが掴んだ幸せだ」
ルル「皇族を名乗れる身ではないが……それでも」
ルル「それでも俺は、この家族の明日が欲しい!」
ルル「それに、気まずい!」
ルル「故にC.C.よ……俺は復活するわけにはいかないッ!」
C.C.「……」
C.C.「待て、少し整理させろ」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:21:32.89 ID:RYegwfqRo
ルル「良いだろう、時間はくれてやる」
C.C.「……いつから、奴と連絡を取っていた?」
ルル「ゼロ・レクイエムの晩からだ」
C.C.「ずっと連絡を取り続けてるじゃないか!」
ルル「ああ、そうだが?」
C.C.「……!」
prrrr!prrrr!
ルル「む?……今日は電話が多いな」
C.C.「……」
C.C.「待て、すぐには出るな」
C.C.「……いつから、奴と連絡を取っていた?」
ルル「ゼロ・レクイエムの晩からだ」
C.C.「ずっと連絡を取り続けてるじゃないか!」
ルル「ああ、そうだが?」
C.C.「……!」
prrrr!prrrr!
ルル「む?……今日は電話が多いな」
C.C.「……」
C.C.「待て、すぐには出るな」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:24:05.80 ID:RYegwfqRo
prrrr!prrrr!
ルル「どうした、C.C.」
C.C.「お前の行動には問題がある」
ルル「何?」
prrrr!prrrr!
C.C.「その電話は……映像も映せるだろう?」
ルル「ああ、そうだが……」
C.C.「私に、お前と相手との会話を見せろ」
prrrr!prrrr!
ルル「何だと……!?」
ルル「どうした、C.C.」
C.C.「お前の行動には問題がある」
ルル「何?」
prrrr!prrrr!
C.C.「その電話は……映像も映せるだろう?」
ルル「ああ、そうだが……」
C.C.「私に、お前と相手との会話を見せろ」
prrrr!prrrr!
ルル「何だと……!?」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:27:39.04 ID:RYegwfqRo
ルル「お前、自分が何を言っているかわかっているのか!?」
C.C.「無論だ」
prrrr!prrrr!
ルル「これはプライベートな電話だぞ! お前には関係ないだろう!」
C.C.「いいや、ある」
ルル「C.C.……確かに、お前と俺は共犯者だ」
prrrr!prrrr!
ルル「生活も共にしているとは言え、個人の時間も必要だろう」
C.C.「……電話の相手、妙に粘るな」
C.C.「無論だ」
prrrr!prrrr!
ルル「これはプライベートな電話だぞ! お前には関係ないだろう!」
C.C.「いいや、ある」
ルル「C.C.……確かに、お前と俺は共犯者だ」
prrrr!prrrr!
ルル「生活も共にしているとは言え、個人の時間も必要だろう」
C.C.「……電話の相手、妙に粘るな」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:30:24.95 ID:RYegwfqRo
ルル「その、権利とも言うべき時間を譲れと?」
prrrr!prrrr!
C.C.「……おい、電話の相手は誰だ」
ルル「スザクだ」
C.C.「!?」
prrrr!prrrr!
C.C.「お前……アイツとも連絡を取っているのか!?」
ルル「そうだが?」
C.C.「……!?」
prrrr!prrrr!
prrrr!prrrr!
C.C.「……おい、電話の相手は誰だ」
ルル「スザクだ」
C.C.「!?」
prrrr!prrrr!
C.C.「お前……アイツとも連絡を取っているのか!?」
ルル「そうだが?」
C.C.「……!?」
prrrr!prrrr!
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:35:25.78 ID:RYegwfqRo
ルル「スザクは、俺の大切な友達だからな!」
ルル「色々ありはしたが……ああ、連絡を取っている」
C.C.「それは……どうなんだ?」
prrrr!prrrr!
ルル「俺も思わなかったさ。また、こんな風に話せる時が来るなんて」
C.C.「……ルルーシュ」
ルル「そうだな……良いだろう、見せてやる」
prrrr!prrrr!
ルル「俺と、スザクの会話をな」
C.C.「……」
ルル「お前は姿を見せるなよ。それが条件だ」
C.C.「……良いだろう。その位の条件なら飲んでやる」
ルル「色々ありはしたが……ああ、連絡を取っている」
C.C.「それは……どうなんだ?」
prrrr!prrrr!
ルル「俺も思わなかったさ。また、こんな風に話せる時が来るなんて」
C.C.「……ルルーシュ」
ルル「そうだな……良いだろう、見せてやる」
prrrr!prrrr!
ルル「俺と、スザクの会話をな」
C.C.「……」
ルル「お前は姿を見せるなよ。それが条件だ」
C.C.「……良いだろう。その位の条件なら飲んでやる」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:39:49.84 ID:RYegwfqRo
pi!
ルル「――スザク、待たせたな」
スザク『ルルーシュ……俺は、お前を許さない』
ルル「スザク……?」
C.C.「!」
C.C.(……やはり、そうだろうな)
C.C.(スザクが、簡単にルルーシュを許すわけが――)
スザク『どうして、俺にこの前の集まりの写真を送らなかった!』
C.C.「……」
C.C.「は?」
ルル「――スザク、待たせたな」
スザク『ルルーシュ……俺は、お前を許さない』
ルル「スザク……?」
C.C.「!」
C.C.(……やはり、そうだろうな)
C.C.(スザクが、簡単にルルーシュを許すわけが――)
スザク『どうして、俺にこの前の集まりの写真を送らなかった!』
C.C.「……」
C.C.「は?」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:51:40.03 ID:RYegwfqRo
ルル「! 待て、スザク! それは誤解だ!」
スザク『誤解なものか! お前は、俺にだけ写真をくれなかった!』
ルル「違う! グループLINEを確認してみろ!」
スザク『何度もしたさ! だけど、写真は無かった!』
ルル「アルバムだ! そこに写真はある!」
スザク『っ! また、そうやって俺を騙すつも――』
スザク『――ごめんよルルーシュ。僕は、君を誤解していた』
ルル「……ふっ、猪突猛進な所は変わらないな」
C.C.「……」
スザク『誤解なものか! お前は、俺にだけ写真をくれなかった!』
ルル「違う! グループLINEを確認してみろ!」
スザク『何度もしたさ! だけど、写真は無かった!』
ルル「アルバムだ! そこに写真はある!」
スザク『っ! また、そうやって俺を騙すつも――』
スザク『――ごめんよルルーシュ。僕は、君を誤解していた』
ルル「……ふっ、猪突猛進な所は変わらないな」
C.C.「……」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:55:55.75 ID:RYegwfqRo
スザク『ごめんよ、どうしてもあの時の写真が欲しくて』
ルル「ああ、良いさ……俺とお前の仲だからな」
スザク『……待ってくれ』
ルル「? どうした」
スザク『玉城100%の写真が無いじゃないか!』
ルル「落ち着けスザク!」
スザク『その後の、シュナイゼル100%もだ!』
ルル「っぷ! や、やめろ……! 思い出すと笑いが……!」
C.C.「……」
ルル「ああ、良いさ……俺とお前の仲だからな」
スザク『……待ってくれ』
ルル「? どうした」
スザク『玉城100%の写真が無いじゃないか!』
ルル「落ち着けスザク!」
スザク『その後の、シュナイゼル100%もだ!』
ルル「っぷ! や、やめろ……! 思い出すと笑いが……!」
C.C.「……」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:59:25.47 ID:RYegwfqRo
スザク『笑って誤魔化すつもりか、ルルーシュ!』
ルル「少し……少しだけ、待ってくれ……!」
スザク『俺は、あの時の名言までハッキリと思い出せるぞ』
ルル「……ああ、俺もだ」
ルル・スザク「『おやおや、これでは私のポーンが丸見えだね」』
ルル「……」
スザク『……』
ルル・スザク「『ははははははっ!」』
C.C.「……」
ルル「少し……少しだけ、待ってくれ……!」
スザク『俺は、あの時の名言までハッキリと思い出せるぞ』
ルル「……ああ、俺もだ」
ルル・スザク「『おやおや、これでは私のポーンが丸見えだね」』
ルル「……」
スザク『……』
ルル・スザク「『ははははははっ!」』
C.C.「……」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:03:13.49 ID:RYegwfqRo
ルル「……ふぅ、本当に兄上には敵わない」
スザク『思い出したよ。笑って撮れる状況じゃなかった、って』
ルル「毎回、兄上は俺たちを驚かせてくれるからな」
スザク『……ルルーシュ』
ルル「……どうした、急に改まって」
スザク『今度の集まりの日に……ゼロとしての予定が重なった』
ルル「何っ……!?」
C.C.「……」
スザク『思い出したよ。笑って撮れる状況じゃなかった、って』
ルル「毎回、兄上は俺たちを驚かせてくれるからな」
スザク『……ルルーシュ』
ルル「……どうした、急に改まって」
スザク『今度の集まりの日に……ゼロとしての予定が重なった』
ルル「何っ……!?」
C.C.「……」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:06:14.44 ID:RYegwfqRo
ルル「スザク、それでは、お前は……!?」
スザク『……ああ、その通りだ』
ルル「諦めるな! まだ、勝機はある!」
スザク『いいや、もう決めた事だ』
スザク『俺……――いや、この私、ゼロは!』
スザク『今度の集まりには参加しな――』
スザク『――生きるっ!!』キュイイン!
ルル「! ギアスが……!」
C.C.「……」
スザク『……ああ、その通りだ』
ルル「諦めるな! まだ、勝機はある!」
スザク『いいや、もう決めた事だ』
スザク『俺……――いや、この私、ゼロは!』
スザク『今度の集まりには参加しな――』
スザク『――生きるっ!!』キュイイン!
ルル「! ギアスが……!」
C.C.「……」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:12:23.79 ID:RYegwfqRo
スザク『ルルーシュ! 集まりの日をズラしてくれ!』キュイイン!
スザク『そうでなければ、俺は生きていけない!』キュイイン!
スザク『無理なら、ゼロの仮面を置いてでも――』キュイイン!
スザク『ゼロを辞めれば……集まりに参加出来る……?』キュイイン!
ルル「! まずいっ!」
ルル「安心しろ、スザク! まだフェーズ2までしか進行していない!」
ルル「今からでも、連携を密にすれば修正可能だ!」
スザク『それは……本当か?』キュイイン!
ルル「ああ、本当だ……ユフィに誓う」
スザク『それなら……信じよう』ヒュウウン…
C.C.「……」
スザク『そうでなければ、俺は生きていけない!』キュイイン!
スザク『無理なら、ゼロの仮面を置いてでも――』キュイイン!
スザク『ゼロを辞めれば……集まりに参加出来る……?』キュイイン!
ルル「! まずいっ!」
ルル「安心しろ、スザク! まだフェーズ2までしか進行していない!」
ルル「今からでも、連携を密にすれば修正可能だ!」
スザク『それは……本当か?』キュイイン!
ルル「ああ、本当だ……ユフィに誓う」
スザク『それなら……信じよう』ヒュウウン…
C.C.「……」
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:17:59.87 ID:RYegwfqRo
ルル「スザク……お前は、そこまで楽しみにしているんだな」
スザク『当たり前だろう?』
ルル「ふっ……俺も同じ気持ちだ」
スザク『いや、僕の方が楽しみにしているよ』
ルル「ほう?」
スザク『今度の一発芸担当は君だからだよ、ルルーシュ』
ルル「……ああ、期待していてくれ」
スザク『……それじゃあ』
ルル「……また」
pi!
C.C.「……」
スザク『当たり前だろう?』
ルル「ふっ……俺も同じ気持ちだ」
スザク『いや、僕の方が楽しみにしているよ』
ルル「ほう?」
スザク『今度の一発芸担当は君だからだよ、ルルーシュ』
ルル「……ああ、期待していてくれ」
スザク『……それじゃあ』
ルル「……また」
pi!
C.C.「……」
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:22:06.10 ID:RYegwfqRo
ルル「どうだ、大したことのない会話だ――」
C.C.「ふんっ!」
ぼごおっ!
ルル「おぐうっ!?」ポキポキンッ
C.C.「……随分と、楽しそうじゃないか」
ルル「きゅ、急に何をする、C.C.……!?」
C.C.「お前、私がどうして殴ったのかわからないのか?」
ルル「……まさか……更年期障害か!?」
C.C.「ふんっ!」
ぼぐうっ!
ルル「ほわあっ!?」ポキポキンッ
C.C.「ふんっ!」
ぼごおっ!
ルル「おぐうっ!?」ポキポキンッ
C.C.「……随分と、楽しそうじゃないか」
ルル「きゅ、急に何をする、C.C.……!?」
C.C.「お前、私がどうして殴ったのかわからないのか?」
ルル「……まさか……更年期障害か!?」
C.C.「ふんっ!」
ぼぐうっ!
ルル「ほわあっ!?」ポキポキンッ
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:25:56.63 ID:RYegwfqRo
ルル「も、もうやめろ……! 殴るな……!」
C.C.「それはお前の態度次第だ、ルルーシュ」
ルル「お願いだ……お願いします……!」
C.C.「そうだな……その願いを聞き届ける変わりに」
ルル「変わりに……!?」
C.C.「私も、お前達の集まりとやらに連れて行って貰おうか」
ルル「……それはちょっと」
C.C.「……お前は、地面の味が好みのようだな」
げしげしっ!
ルル「あぐっ! おああっ!」ポキポキンッ
C.C.「それはお前の態度次第だ、ルルーシュ」
ルル「お願いだ……お願いします……!」
C.C.「そうだな……その願いを聞き届ける変わりに」
ルル「変わりに……!?」
C.C.「私も、お前達の集まりとやらに連れて行って貰おうか」
ルル「……それはちょっと」
C.C.「……お前は、地面の味が好みのようだな」
げしげしっ!
ルル「あぐっ! おああっ!」ポキポキンッ
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:26:27.77 ID:RYegwfqRo
誤)変わり
正)代わり
正)代わり
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:30:13.24 ID:RYegwfqRo
C.C.「ルルーシュ、お前がした事は裏切り行為だ」
ルル「う、うぐぅ……! 痛い、痛すぎる……!」
C.C.「私とお前は共犯者だ」
C.C.「にも関わらず、お前は私を置いて大いに楽しんでいる」
C.C.「……これが、裏切りと言わずして何と言う?」
ルル「ナナリー……! ナナリー……ぃ!」
C.C.「ふん、こんな時まで妹の名を呼ぶとはな」
C.C.「だが、ナナリーはお前を助けてはくれない」
ルル「もしもし、ナナリー?」
C.C.「……」
C.C.「は?」
ルル「う、うぐぅ……! 痛い、痛すぎる……!」
C.C.「私とお前は共犯者だ」
C.C.「にも関わらず、お前は私を置いて大いに楽しんでいる」
C.C.「……これが、裏切りと言わずして何と言う?」
ルル「ナナリー……! ナナリー……ぃ!」
C.C.「ふん、こんな時まで妹の名を呼ぶとはな」
C.C.「だが、ナナリーはお前を助けてはくれない」
ルル「もしもし、ナナリー?」
C.C.「……」
C.C.「は?」
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:34:39.67 ID:RYegwfqRo
ルル「ああ、ごめんよナナリー、急に電話して」
ルル「……いや、ちょっと声が聞きたくなってね」
ルル「ん? この前も集まりで会ったし、毎晩電話してるって?」
ルル「ははは、忘れたのかいナナリー!」
ルル「俺は……とても欲張りだ、って」
ルル「ああ……ああ……俺もだよ、ナナリー」
ルル「愛してる」
pi!
ルル「――C.C.! ナナリーの声を聞かなければ危ない所だったぞ!」
C.C.「……おい、待て」
ルル「?」
C.C.「……」
ルル「……いや、ちょっと声が聞きたくなってね」
ルル「ん? この前も集まりで会ったし、毎晩電話してるって?」
ルル「ははは、忘れたのかいナナリー!」
ルル「俺は……とても欲張りだ、って」
ルル「ああ……ああ……俺もだよ、ナナリー」
ルル「愛してる」
pi!
ルル「――C.C.! ナナリーの声を聞かなければ危ない所だったぞ!」
C.C.「……おい、待て」
ルル「?」
C.C.「……」
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:37:58.05 ID:RYegwfqRo
C.C.「お前……ナナリーとも連絡を取っているのか?」
ルル「当然だろう、何を言っている?」
C.C.「……」
ルル「妹の成長を見守るのは、兄の務めだ」
C.C.「……呆れて物も言えないな」
ルル「構わん、理解してもらおうとは思っていない」
C.C.「そういう意味じゃない」
ルル「当然だろう、何を言っている?」
C.C.「……」
ルル「妹の成長を見守るのは、兄の務めだ」
C.C.「……呆れて物も言えないな」
ルル「構わん、理解してもらおうとは思っていない」
C.C.「そういう意味じゃない」
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:41:34.98 ID:RYegwfqRo
C.C.「……おい、集まりには何人くらい来るんだ?」
ルル「それを聞いてどうする」
C.C.「それくらいは、教えてくれても良いだろう?」
ルル「そうだな……30人前後、だな」
C.C.「……多いな」
ルル「毎回その位は集まるぞ」
C.C.「……集まる頻度は?」
ルル「1シーズンに一回だ」
C.C.「……多いな」
ルル「それを聞いてどうする」
C.C.「それくらいは、教えてくれても良いだろう?」
ルル「そうだな……30人前後、だな」
C.C.「……多いな」
ルル「毎回その位は集まるぞ」
C.C.「……集まる頻度は?」
ルル「1シーズンに一回だ」
C.C.「……多いな」
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:45:37.85 ID:RYegwfqRo
ルル「だが……復活したら、それもなくなる」
C.C.「……」
ルル「……」
C.C.「なあ、ルルーシュ」
ルル「何だ、C.C.」
C.C.「……どうして、私を連れて行ってはくれないんだ?」
ルル「……気まずいからだ」
C.C.「……」
C.C.「何?」
C.C.「……」
ルル「……」
C.C.「なあ、ルルーシュ」
ルル「何だ、C.C.」
C.C.「……どうして、私を連れて行ってはくれないんだ?」
ルル「……気まずいからだ」
C.C.「……」
C.C.「何?」
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:49:20.37 ID:RYegwfqRo
C.C.「気まずい、だと?」
ルル「そうだ。お前を連れて行くのは……気まずい」
C.C.「おい、どういう意味だ」
ルル「C.C.、俺とお前は一緒に生活しているだろう」
C.C.「それがどうした」
ルル「……カレンや神楽耶が混ぜろ、とな……」
C.C.「……」
ルル「大分! 大分最近では落ち着いてきたんだ!」
C.C.「……」
ルル「そうだ。お前を連れて行くのは……気まずい」
C.C.「おい、どういう意味だ」
ルル「C.C.、俺とお前は一緒に生活しているだろう」
C.C.「それがどうした」
ルル「……カレンや神楽耶が混ぜろ、とな……」
C.C.「……」
ルル「大分! 大分最近では落ち着いてきたんだ!」
C.C.「……」
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:55:02.39 ID:RYegwfqRo
ルル「あの二人まで来たら、俺の童貞が保たない!」
ルル「童貞非童貞じゃない、これは願いだ!」
ルル「……そう、俺は今こそ自分を知った!」
ルル「C.C.よ! 俺の共犯者よ!」
ルル「ふわっと話を流せている、いい感じの流れを止めないでくれええっ!」
C.C.「私にギアスはきかんぞ」
ルル「お願いだ……お願いします……!」
ルル「! そうだ! 復活……復活する!」
C.C.「いや、いい」
ルル「!?」
ルル「童貞非童貞じゃない、これは願いだ!」
ルル「……そう、俺は今こそ自分を知った!」
ルル「C.C.よ! 俺の共犯者よ!」
ルル「ふわっと話を流せている、いい感じの流れを止めないでくれええっ!」
C.C.「私にギアスはきかんぞ」
ルル「お願いだ……お願いします……!」
ルル「! そうだ! 復活……復活する!」
C.C.「いや、いい」
ルル「!?」
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/04(日) 00:02:19.53 ID:gbrZvsqSo
ルル「馬鹿な……お前は、何を言っているかわかっているのか!?」
C.C.「ああ」
ルル「キリッとした顔で、不敵に復活する! だから――」
C.C.「いいや、駄目だ」
ルル「ええい! お前の願いは何だ!?」
C.C.「私も集まりに参加する」
ルル「……!?」
C.C.「それまでは――」
C.C.「復活したくない」
おわり
C.C.「ああ」
ルル「キリッとした顔で、不敵に復活する! だから――」
C.C.「いいや、駄目だ」
ルル「ええい! お前の願いは何だ!?」
C.C.「私も集まりに参加する」
ルル「……!?」
C.C.「それまでは――」
C.C.「復活したくない」
おわり
引用元: ・C.C.「復活したくない、だと?」
ルルーシュ「765プロだと?」
2020-05-31
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 20:53:49.87 ID:TvTffX5X0
CC「そうだ なんでも日本人に大人気のアイドルらしいぞ」
ルルーシュ「ふん、くだらん」
CC「そうはいってもな、ほれこのいおりんなんかなかなかだぞ」
ルルーシュ「興味ない」
CC「ふん、ドウテイ坊やめ」
ルルーシュ「魔女めが・・・うん?これは・・・?」
うっうーみなさんこんにちわー高槻やよいでーす!!
ルルーシュ「・・・・・」
ルルーシュ「ふん、くだらん」
CC「そうはいってもな、ほれこのいおりんなんかなかなかだぞ」
ルルーシュ「興味ない」
CC「ふん、ドウテイ坊やめ」
ルルーシュ「魔女めが・・・うん?これは・・・?」
うっうーみなさんこんにちわー高槻やよいでーす!!
ルルーシュ「・・・・・」
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2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 21:01:39.53 ID:TvTffX5X0
CC「あーそれはやよいだ、家が貧乏でな家族を楽にしたいとかでアイドルをやってるらしぞ」
キラメキラリー♪
ルルーシュ「ふはははははは!!そうか!そうだったのか!!」
CC「どうした?とうとうドウテイをこじらせて壊れたか」
ルルーシュ「CC、すぐに黒の騎士団を集めろ!今すぐにだ!」
CC「はいはい、私は共犯者だからなすぐ扇にでも連絡とるよ」
ルルーシュ「(俺はナナリーの事しか頭にしかなかったがいるじゃないか!アイドルというものが!)ふははははは!」
CC「・・・・」
キラメキラリー♪
ルルーシュ「ふはははははは!!そうか!そうだったのか!!」
CC「どうした?とうとうドウテイをこじらせて壊れたか」
ルルーシュ「CC、すぐに黒の騎士団を集めろ!今すぐにだ!」
CC「はいはい、私は共犯者だからなすぐ扇にでも連絡とるよ」
ルルーシュ「(俺はナナリーの事しか頭にしかなかったがいるじゃないか!アイドルというものが!)ふははははは!」
CC「・・・・」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 21:11:36.49 ID:TvTffX5X0
黒の騎士団アジト
ゼロ「諸君、今日は集まってありがとう、それでは会議を開始する」
扇「ゼロ、いきなり呼び出したからには重要な話なんだろうな?」
ゼロ「もちろん 今日集まってもらったのはこれだ映像を見てくれ」
ピッ!
はーじめよーう♪やればできるーきっとー絶対ー♪
王城「なんだこれ?」
カレン「ゼロなんですかこれ?」
南「なるほど・・・」
ゼロ「諸君、今日は集まってありがとう、それでは会議を開始する」
扇「ゼロ、いきなり呼び出したからには重要な話なんだろうな?」
ゼロ「もちろん 今日集まってもらったのはこれだ映像を見てくれ」
ピッ!
はーじめよーう♪やればできるーきっとー絶対ー♪
王城「なんだこれ?」
カレン「ゼロなんですかこれ?」
南「なるほど・・・」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 21:25:21.75 ID:TvTffX5X0
ゼロ「これは765プロのアイドルたちだ 黒の騎士団の次の目標はここだ!」
扇「なにっ?!ブリタニアと戦うのになぜこれが必要なんだ!」
ゼロ「扇・・・貴様甘いぞ、古来よりアイドルというものは人の心を掴むもの そして我々の行動も人々の協力がないと成功しない ならなおさら人の心を掴むために765プロを利用させてもらう!
」
カレン「で、でもゼロの行動によって人の心を掴んでると思いますが・・・」
ゼロ「ああ掴んでいるがまだ足りない 私の作戦にはもっと人々の協力が必要なのだ」
藤堂「ふむ・・・」
扇「なにっ?!ブリタニアと戦うのになぜこれが必要なんだ!」
ゼロ「扇・・・貴様甘いぞ、古来よりアイドルというものは人の心を掴むもの そして我々の行動も人々の協力がないと成功しない ならなおさら人の心を掴むために765プロを利用させてもらう!
」
カレン「で、でもゼロの行動によって人の心を掴んでると思いますが・・・」
ゼロ「ああ掴んでいるがまだ足りない 私の作戦にはもっと人々の協力が必要なのだ」
藤堂「ふむ・・・」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 21:30:16.55 ID:seo3bUo40
今回も奇跡の藤堂の出番だな
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 21:31:43.58 ID:wvkjYNUZ0
藤堂さんさっそく乗り気だな
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 21:36:48.91 ID:TvTffX5X0
扇「藤堂将軍もなにか言ってくださいよ! いくらブリタニアと戦争するためにこんなこと必要なわけ・・・」
藤堂「うっうー!!!」
みんな「!?」
千葉「藤堂さん・・・?」
藤堂「ゼロよ、一つ聞きたいことがある?」
ゼロ「なんだ藤堂(藤堂・・・お前はまさか・・・)」
藤堂「お前の好きなアイドルはなんだ?」
ゼロ「私か、私は高槻やよい、双海亜美・真美姉妹だが?」
藤堂「ふっそうか・・・いいだろう私はこの作戦に賛成だ」
藤堂「うっうー!!!」
みんな「!?」
千葉「藤堂さん・・・?」
藤堂「ゼロよ、一つ聞きたいことがある?」
ゼロ「なんだ藤堂(藤堂・・・お前はまさか・・・)」
藤堂「お前の好きなアイドルはなんだ?」
ゼロ「私か、私は高槻やよい、双海亜美・真美姉妹だが?」
藤堂「ふっそうか・・・いいだろう私はこの作戦に賛成だ」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 21:44:58.72 ID:TvTffX5X0
カレン「ちょ、ちょっと藤堂さん!そんな急に・・・」
ゼロ「さすが藤堂・・・他に意見あるものはいるか!」
シーン・・・
ゼロ「いないか・・・ではこの作戦は実行させてもらう!藤堂・・・お前の奇跡期待させてもらうぞ?」
藤堂「任せておけ、そうと決まれば私はいかせてもらう」
朝比奈「藤堂さん!いったいどこへ!?」
藤堂「生すっか!?を見直さなくては・・・」
プシュー
ゼロ「さすが藤堂・・・他に意見あるものはいるか!」
シーン・・・
ゼロ「いないか・・・ではこの作戦は実行させてもらう!藤堂・・・お前の奇跡期待させてもらうぞ?」
藤堂「任せておけ、そうと決まれば私はいかせてもらう」
朝比奈「藤堂さん!いったいどこへ!?」
藤堂「生すっか!?を見直さなくては・・・」
プシュー
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 21:47:42.56 ID:kVMNFFg8O
相変わらずのミラクル
でもこういう組織の象徴やシンボルとしてアイドルを立てるのはアリだよな
でもこういう組織の象徴やシンボルとしてアイドルを立てるのはアリだよな
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 22:09:33.22 ID:LGW2rHIw0
流石ミラクル藤堂さん
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 22:10:39.87 ID:TvTffX5X0
ゼロ私室
ルルーシュ「ふう・・・みんなの説得はうまく行ったが765プロを掌握するにはどうするか・・・」
CC「なんだ、考えてなかったのかドウテイ」
ルルーシュ「うるさい!仮にも一つの会社だ 無理やりすると反感を買う・・・」
CC「確かにな まぁ私はいおりんに会えるならなんでもいいぞ」
ゼロ「藤堂にも考えがあるようだが奴は果たしてどうするのか・・・」
CC「今回は藤堂に任せてみてはどうだ?」
ゼロ「まぁそれもアリだが俺にも考えがないわけじゃない・・・」
ピッ
ゼロ「ディートハルトか?お前に頼みが・・・」
ルルーシュ「ふう・・・みんなの説得はうまく行ったが765プロを掌握するにはどうするか・・・」
CC「なんだ、考えてなかったのかドウテイ」
ルルーシュ「うるさい!仮にも一つの会社だ 無理やりすると反感を買う・・・」
CC「確かにな まぁ私はいおりんに会えるならなんでもいいぞ」
ゼロ「藤堂にも考えがあるようだが奴は果たしてどうするのか・・・」
CC「今回は藤堂に任せてみてはどうだ?」
ゼロ「まぁそれもアリだが俺にも考えがないわけじゃない・・・」
ピッ
ゼロ「ディートハルトか?お前に頼みが・・・」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 22:20:15.78 ID:TvTffX5X0
765プロ
P「え?テレビで765プロの特集を組みたいって?」
ディートハルト「ええ、いま人気絶頂の765プロの皆さんでドキュメンタリー方式で撮らせてもらいます もちろんゴールデンで放送させてもらいますよ
」
P「そりゃぁすごい!おーいみんな聞いたかー?」
響「はいさーい自分がんばるぞー!」
美希「ハニー!美希キラキラするから見ててねっ!」
春香「ゴールデンですよ ゴールデン!!」
藤堂「うむ」
貴音「まこと よき考えですね」
ディートハルト「え?」
P「え?テレビで765プロの特集を組みたいって?」
ディートハルト「ええ、いま人気絶頂の765プロの皆さんでドキュメンタリー方式で撮らせてもらいます もちろんゴールデンで放送させてもらいますよ
」
P「そりゃぁすごい!おーいみんな聞いたかー?」
響「はいさーい自分がんばるぞー!」
美希「ハニー!美希キラキラするから見ててねっ!」
春香「ゴールデンですよ ゴールデン!!」
藤堂「うむ」
貴音「まこと よき考えですね」
ディートハルト「え?」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 22:25:22.14 ID:LGW2rHIw0
藤堂さんしれっとなにしてんのwww
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 22:27:44.98 ID:TvTffX5X0
ディートハルト「あのこちらのかたは・・・?」
P「あぁ先日から来てもらってる警備員の藤堂さん・・・ってなんでいるんですか!?」
藤堂「なに、楽しそうな声が聞こえてな ついこちらまできてしまったわけだ」
律子「ちょっと!藤堂さん困りますよ!」
藤堂「失礼した、それでは・・・」
千早「なんかあの人怖いわ・・・」
真「そうかなぁ?日本男児って感じがしてかっこいいよ!」
P「なんかすいませんね・・・」
ディートハルト「いえいえ・・・(ゼロ、これもあなたの作戦ですか?)」
P「あぁ先日から来てもらってる警備員の藤堂さん・・・ってなんでいるんですか!?」
藤堂「なに、楽しそうな声が聞こえてな ついこちらまできてしまったわけだ」
律子「ちょっと!藤堂さん困りますよ!」
藤堂「失礼した、それでは・・・」
千早「なんかあの人怖いわ・・・」
真「そうかなぁ?日本男児って感じがしてかっこいいよ!」
P「なんかすいませんね・・・」
ディートハルト「いえいえ・・・(ゼロ、これもあなたの作戦ですか?)」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 22:28:37.25 ID:5sWJZr6t0
すでに奇跡起こしてたかー
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 22:38:31.11 ID:TvTffX5X0
ルルーシュ「なにっ!?藤堂が765プロに!?」
ディートハルト「はい、警備員として765プロにいました ゼロ指示ではないのですか?」
ルルーシュ「(さすが藤堂だ・・・もう動きだしたか・・・)」
ディートハルト「ゼロ?」
ルルーシュ「いや、それは私の指示だ ディートハルトは引き続き作戦を遂行してくれ」
ディートハルト「わかりました では」
ピッ!
CC「どうした?」
ルルーシュ「いや藤堂がもう765プロに侵入したらしい」
CC「OPでダモクレスに単騎特攻しただけあるな」
ルルーシュ「? 何の話だ?」
CC「なんでもない」
ディートハルト「はい、警備員として765プロにいました ゼロ指示ではないのですか?」
ルルーシュ「(さすが藤堂だ・・・もう動きだしたか・・・)」
ディートハルト「ゼロ?」
ルルーシュ「いや、それは私の指示だ ディートハルトは引き続き作戦を遂行してくれ」
ディートハルト「わかりました では」
ピッ!
CC「どうした?」
ルルーシュ「いや藤堂がもう765プロに侵入したらしい」
CC「OPでダモクレスに単騎特攻しただけあるな」
ルルーシュ「? 何の話だ?」
CC「なんでもない」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 22:41:10.16 ID:De7SwFNr0
奇跡の藤堂が居るだけで大体どうにかなるから凄いわwww
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 22:50:04.13 ID:MRifxUNl0
さすがは奇跡の藤堂
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 22:53:44.66 ID:TvTffX5X0
数日後後
ディーハルト「いやぁ いい画がとれました!」
P「いやいやこちらこそ!うちのアイドル達は大喜びですよ!楽しみだなぁ放送・・・」
ディートハルト「・・・つきましてはこちらのほうのスポンサー達とアイドル達とのささやかなパーティー、まぁ前祝いみたいなものをやりたいのですが・・・
」
P「ええ!もちろん出席させてもらいますよ!」
亜美「ねぇねぇー兄ちゃんー!豪華なご馳走とかあるのかなー?」
真美「もちろんあるしょー!」
P「こらっ!お前ら! すみませんね・・・」
ディートハルト「いえいえ では改めてまた」
P「ありがとうございましたー」
ディーハルト「いやぁ いい画がとれました!」
P「いやいやこちらこそ!うちのアイドル達は大喜びですよ!楽しみだなぁ放送・・・」
ディートハルト「・・・つきましてはこちらのほうのスポンサー達とアイドル達とのささやかなパーティー、まぁ前祝いみたいなものをやりたいのですが・・・
」
P「ええ!もちろん出席させてもらいますよ!」
亜美「ねぇねぇー兄ちゃんー!豪華なご馳走とかあるのかなー?」
真美「もちろんあるしょー!」
P「こらっ!お前ら! すみませんね・・・」
ディートハルト「いえいえ では改めてまた」
P「ありがとうございましたー」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 23:03:38.92 ID:TvTffX5X0
P「さてパーティ用のミニライブの曲でも考えるか」
藤堂「最初は竜宮小町で七色ボタン、次に春香で乙女よ大志をその後はダンスが激しいマリオネットの心そして・・・」
P「うんうん・・・って!藤堂さんなんでいるんですか!?」
藤堂「ミニライブの曲を考えるのではなかったのか?」
P「いやいや!別に藤堂さんも一緒に考えなくてもいいですよ!!」
藤堂「そうか・・・失礼した・・・」
スタスタ
P「なんで社長もあんな人雇ったのかな・・・まぁいいや仕事仕事」
藤堂「最初は竜宮小町で七色ボタン、次に春香で乙女よ大志をその後はダンスが激しいマリオネットの心そして・・・」
P「うんうん・・・って!藤堂さんなんでいるんですか!?」
藤堂「ミニライブの曲を考えるのではなかったのか?」
P「いやいや!別に藤堂さんも一緒に考えなくてもいいですよ!!」
藤堂「そうか・・・失礼した・・・」
スタスタ
P「なんで社長もあんな人雇ったのかな・・・まぁいいや仕事仕事」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 23:05:29.28 ID:LGW2rHIw0
セトリも考えてるのか…
流石奇跡の藤堂だ
流石奇跡の藤堂だ
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 23:14:26.79 ID:TvTffX5X0
パーティ当日
ディートハルト「いやいやよく来ていただきました」
美希「ハニー!!おにぎりいっぱいなのー」
貴音「らぁめんの匂いが・・・」
伊織「ふんっ!この伊織ちゃんの舌を満足させるものなんてあるのかしら?」
やよい「うっうーもやしもたくさんありますー!」
あずさ「あらあらーなに食べるか迷っちゃうわー」
藤堂「みな今日はミニライブもあるんだ 気をぬくなよ?」
P「(また藤堂さんいるし・・・まぁいいか・・・)」
ディートハルト「こちらのスポンサーの挨拶までどうぞくつろぎください それでは・・・」
スタスタ
ディートハルト「いやいやよく来ていただきました」
美希「ハニー!!おにぎりいっぱいなのー」
貴音「らぁめんの匂いが・・・」
伊織「ふんっ!この伊織ちゃんの舌を満足させるものなんてあるのかしら?」
やよい「うっうーもやしもたくさんありますー!」
あずさ「あらあらーなに食べるか迷っちゃうわー」
藤堂「みな今日はミニライブもあるんだ 気をぬくなよ?」
P「(また藤堂さんいるし・・・まぁいいか・・・)」
ディートハルト「こちらのスポンサーの挨拶までどうぞくつろぎください それでは・・・」
スタスタ
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 23:16:44.27 ID:HsY97mxH0
受け入れ始めてるw
さすがやで
さすがやで
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 23:24:13.36 ID:TvTffX5X0
ディートハルト「ゼロ 奴らが会場につきました」
ゼロ「よし 今からそちらに向かうお前は時間までやつらをもてなせ」
ディートハルト「わかりました」
ピッ!
ゼロ「さて、向かうか」
CC「私もいくぞ 追いてくな!生のいおりんが見れるのに行かない手はない」
ゼロ「勝手にしろ」
CC「ところでパーティ会場にピザはあるのか?」
ゼロ「知らん」
ゼロ「よし 今からそちらに向かうお前は時間までやつらをもてなせ」
ディートハルト「わかりました」
ピッ!
ゼロ「さて、向かうか」
CC「私もいくぞ 追いてくな!生のいおりんが見れるのに行かない手はない」
ゼロ「勝手にしろ」
CC「ところでパーティ会場にピザはあるのか?」
ゼロ「知らん」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 23:34:20.32 ID:TvTffX5X0
わいわいがやがや
千早「これホントにおいしわ」
春香「うん!すごいおいしいね千早ちゃん!」
雪歩「真ちゃん私達頑張ったからこんなにおいしいもの食べれるんだね!」
真「そうだね雪歩 あれ?やよいどうしたの?」
やよい「うーこんな豪華な料理私一人で食べていいのかなーって」
伊織「あっ・・・」
藤堂 スッつタッパ
やよい「えっ?」
藤堂「使え これに長介やかすみ達の分も詰めておけ」
やよい「うっうー! 藤堂さんありがとですー!」
藤堂「礼には及ばん」
P「(なんで長介やかすみの事知ってんだ)」
千早「これホントにおいしわ」
春香「うん!すごいおいしいね千早ちゃん!」
雪歩「真ちゃん私達頑張ったからこんなにおいしいもの食べれるんだね!」
真「そうだね雪歩 あれ?やよいどうしたの?」
やよい「うーこんな豪華な料理私一人で食べていいのかなーって」
伊織「あっ・・・」
藤堂 スッつタッパ
やよい「えっ?」
藤堂「使え これに長介やかすみ達の分も詰めておけ」
やよい「うっうー! 藤堂さんありがとですー!」
藤堂「礼には及ばん」
P「(なんで長介やかすみの事知ってんだ)」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 23:34:43.91 ID:90HYtvox0
ミラクルだからさ
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 23:53:58.41 ID:TvTffX5X0
ディートハルト「! 皆さんそろそろスポンサーから挨拶が・・・」
P「あっ!もうそんな時間か!ほらーみんな席につけー」
ガヤガヤ
カレン「それでは今日はスポンサーのゼロ様から挨拶があります ご清聴ください」
P「ゼロ!?ディートハルトさん一体これは!?」
千早「ねぇ春香ゼロって・・・」
春香「あの黒の騎士団のゼロだよね・・・」
貴音「ゼロ・・・」
ゼロ「ふはははは! 諸君楽しい会食いかがかな?」
P「あっ!もうそんな時間か!ほらーみんな席につけー」
ガヤガヤ
カレン「それでは今日はスポンサーのゼロ様から挨拶があります ご清聴ください」
P「ゼロ!?ディートハルトさん一体これは!?」
千早「ねぇ春香ゼロって・・・」
春香「あの黒の騎士団のゼロだよね・・・」
貴音「ゼロ・・・」
ゼロ「ふはははは! 諸君楽しい会食いかがかな?」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08(木) 00:06:38.26 ID:VaJcPH9n0
真「あの大国ブリタニアに戦争をしかけてる男ゼロ・・・」
雪歩「真ちゃん あ、あの人ってブリタニアの人いっぱい殺してんだよね・・・」
響「日本を開放しようとしてる救世主だって自分きいたぞー」
P「ゼロ!お前何しにきた!まさか!!この子達を戦争に使おうと・・・!」
ゼロ「ふふふ、虐げられた人びとの救世主ゼロがそんなことするとでも?」
P「じゃあ、目的はなんだ!」
雪歩「真ちゃん あ、あの人ってブリタニアの人いっぱい殺してんだよね・・・」
響「日本を開放しようとしてる救世主だって自分きいたぞー」
P「ゼロ!お前何しにきた!まさか!!この子達を戦争に使おうと・・・!」
ゼロ「ふふふ、虐げられた人びとの救世主ゼロがそんなことするとでも?」
P「じゃあ、目的はなんだ!」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08(木) 00:12:25.39 ID:VaJcPH9n0
ゼロ「諸君、日本人とは何だ?」
P「えっ?」
ゼロ「言語か、土地か、血の繋がりか」
P「違う・・・それは…心だと思う」
ゼロ「私もそう思う」
ゼロ「自覚・規範・矜持、つまり文化の根底たる心さえあれば、住む場所が異なろうとそれは日本人なのだ」
ゼロ「では聞く! お前達にとってトップアイドルとはなんだ?」
P「!?」
春香「私たちにとって・・・」
美希「トップアイドル・・・」
亜美・真美「って・・・・」
P「えっ?」
ゼロ「言語か、土地か、血の繋がりか」
P「違う・・・それは…心だと思う」
ゼロ「私もそう思う」
ゼロ「自覚・規範・矜持、つまり文化の根底たる心さえあれば、住む場所が異なろうとそれは日本人なのだ」
ゼロ「では聞く! お前達にとってトップアイドルとはなんだ?」
P「!?」
春香「私たちにとって・・・」
美希「トップアイドル・・・」
亜美・真美「って・・・・」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08(木) 00:27:53.16 ID:VaJcPH9n0
P「それはアイドルの中トップ・・・文字通りの言葉だと思う・・・」
ゼロ「わたしも思う・・・それを私達と目指すというのはどうかな?」
みんな「!?」
ゼロ「私はブリタニアに支配された日本を解放したあとはブリタニアという国ごと潰そうと思う その活動を君たちとしていけば・・・君たちの知名度は日本だけではなく世界に知れ渡る。そして世界の頂点に立った時がトップアイドルと言えるのではないか?」
律子「確かに一理あります」
伊織「この世界じゃ私達じゃ限界があるかもしれない・・・・」
雪歩「でも!ブリタニアだからって人殺しの人達となんて・・・・」
ゼロ「わたしも思う・・・それを私達と目指すというのはどうかな?」
みんな「!?」
ゼロ「私はブリタニアに支配された日本を解放したあとはブリタニアという国ごと潰そうと思う その活動を君たちとしていけば・・・君たちの知名度は日本だけではなく世界に知れ渡る。そして世界の頂点に立った時がトップアイドルと言えるのではないか?」
律子「確かに一理あります」
伊織「この世界じゃ私達じゃ限界があるかもしれない・・・・」
雪歩「でも!ブリタニアだからって人殺しの人達となんて・・・・」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08(木) 00:34:07.75 ID:VaJcPH9n0
P「でもいくらなんでもそんなことは・・・!」
やよい「プロデューサー・・・・」
ゼロ「(ふふふ・・・抵抗してるがやはり迷っている日本人は強大なブリタニアの力を知ってるからこそ贖えるわけがない・・・もうひと押しだ・・・)」
ゼロ「諸君 私は・・・」
藤堂「喝っ!!!!!」
みんな「!?」
やよい「プロデューサー・・・・」
ゼロ「(ふふふ・・・抵抗してるがやはり迷っている日本人は強大なブリタニアの力を知ってるからこそ贖えるわけがない・・・もうひと押しだ・・・)」
ゼロ「諸君 私は・・・」
藤堂「喝っ!!!!!」
みんな「!?」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08(木) 00:35:38.01 ID:25otq3wi0
ここからが本当の奇跡だ!
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08(木) 00:37:21.78 ID:2hJ0Kftr0
果たしてどんな奇跡で魅せてくれるのか
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08(木) 00:53:15.53 ID:VaJcPH9n0
藤堂「765プロ・・・アイドル達は一人一人輝いていて、みなで団結してトップアイドルを目指していると聞いていたがこんなものだったのか・・・」
春香「藤堂さん・・・?」
藤堂「お前達は765プロの力だけでトップアイドルを目指すのではなかったのか?」
ゼロ「・・・・」
藤堂「黒の騎士団の力を借りてトップアイドルなろうとは言語道断!お前たちと対立した961プロとなんら変わらん!」
765プロ「!!」
藤堂「仲間達と目指すトップアイドルこそお前達が目指したものではないのか!?」
響「で、でも!自分達だけじゃできないこともあるぞ!」
藤堂「ひとりでは出来ないことー仲間となら出来ること♪」
みんな「!?」
春香「藤堂さん・・・?」
藤堂「お前達は765プロの力だけでトップアイドルを目指すのではなかったのか?」
ゼロ「・・・・」
藤堂「黒の騎士団の力を借りてトップアイドルなろうとは言語道断!お前たちと対立した961プロとなんら変わらん!」
765プロ「!!」
藤堂「仲間達と目指すトップアイドルこそお前達が目指したものではないのか!?」
響「で、でも!自分達だけじゃできないこともあるぞ!」
藤堂「ひとりでは出来ないことー仲間となら出来ること♪」
みんな「!?」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08(木) 01:07:49.63 ID:PuIaAK8Q0
マジミラクルさん最高だわ
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08(木) 01:17:16.85 ID:u1P9vM2I0
これが奇跡のプロローグ・・・ッゴクリ
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08(木) 01:19:36.38 ID:lQcbB8T+0
藤堂「そうだ お前たちが歌っていた歌だ お前たちは仲間と団結して目指すトップアイドルこそがお前達の欲していたものではなかったのか!」
春香「そうだよ!みんな!私達誓ったじゃないみんなで目指すって!」
伊織「全く この伊織ちゃんが危うく忘れるとこだったわ 礼を言うわ藤堂」
藤堂「礼には及ばん この藤堂鏡志朗するべきことはしたまでだ」
ゼロ「(何をしているんだ藤堂!!)」
P「俺なんでここにいるんだろう・・・・」
春香「そうだよ!みんな!私達誓ったじゃないみんなで目指すって!」
伊織「全く この伊織ちゃんが危うく忘れるとこだったわ 礼を言うわ藤堂」
藤堂「礼には及ばん この藤堂鏡志朗するべきことはしたまでだ」
ゼロ「(何をしているんだ藤堂!!)」
P「俺なんでここにいるんだろう・・・・」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08(木) 01:31:11.00 ID:lQcbB8T+0
藤堂「だが、ゼロのおかげで番組ができたのも事実・・・そこでだゼロにミニライブを見せて今日は解散としよう 曲順は私が考えてきた」
律子「でも、急に言われても衣装とかが・・・」
藤堂「問題ない 用意してある 最初は双海姉妹と高槻のキラメキラリからだ!」
亜美「うわーやよいっちと歌うなんて久しぶりだよー!」
やよい「うん! 頑張ろうねー!」
ゼロ「(はっ!藤堂まさかこのために俺の好みのアイドルを・・・・)」
藤堂「(ゼロ・・・分かってくれるか・・・)」
ゼロ「(ふっ・・・負けたよお前の奇跡に・・・力でアイドルを押さえつけようとした俺の負けだ・・・)」
キラメキラリー♪ ずっとチュッと♪ 地球で輝く光ー
律子「でも、急に言われても衣装とかが・・・」
藤堂「問題ない 用意してある 最初は双海姉妹と高槻のキラメキラリからだ!」
亜美「うわーやよいっちと歌うなんて久しぶりだよー!」
やよい「うん! 頑張ろうねー!」
ゼロ「(はっ!藤堂まさかこのために俺の好みのアイドルを・・・・)」
藤堂「(ゼロ・・・分かってくれるか・・・)」
ゼロ「(ふっ・・・負けたよお前の奇跡に・・・力でアイドルを押さえつけようとした俺の負けだ・・・)」
キラメキラリー♪ ずっとチュッと♪ 地球で輝く光ー
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08(木) 01:33:16.86 ID:FYhmjIlo0
涙で前が…ミラクル…か…
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08(木) 01:33:42.79 ID:u1P9vM2I0
もう藤堂Pでいいよ
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08(木) 01:38:39.44 ID:lQcbB8T+0
ゼロの私室
CC「で、765プロを手に入れることはできなかったと・・・・」
ルルーシュ「あぁ 奴は奴なりのやり方で765プロを押さえるつもりらしい・・・」
CC「そうか・・・で当の藤堂はどこにいったんだ?」
ルルーシュ「なんでも警備員から藤堂Pになったときいてるが・・・・」
CC「!?」
P「黒の騎士団の面接ってどこで受けれるんだろうな・・・あはは」
おわり
CC「で、765プロを手に入れることはできなかったと・・・・」
ルルーシュ「あぁ 奴は奴なりのやり方で765プロを押さえるつもりらしい・・・」
CC「そうか・・・で当の藤堂はどこにいったんだ?」
ルルーシュ「なんでも警備員から藤堂Pになったときいてるが・・・・」
CC「!?」
P「黒の騎士団の面接ってどこで受けれるんだろうな・・・あはは」
おわり
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08(木) 01:40:57.33 ID:u1P9vM2I0
本当に藤堂Pになっちゃったよ
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08(木) 01:44:22.11 ID:lQcbB8T+0
おまけ
天子「しんくー見てみてー!」フリフリ
星刻「天子様それは・・・ぐはっ!・・・」
天子「765プロのアイドルの服着てみたんだけど似合うかなー?」
星刻「(天子様・・・最高だ・・・)」
天子「スタ→トスタ→♪」
天子「しんくー見てみてー!」フリフリ
星刻「天子様それは・・・ぐはっ!・・・」
天子「765プロのアイドルの服着てみたんだけど似合うかなー?」
星刻「(天子様・・・最高だ・・・)」
天子「スタ→トスタ→♪」
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08(木) 01:46:58.37 ID:lQcbB8T+0
遅筆ですまんかった
ちなみに俺はお姫ちんが一番好きです
ちなみに俺はお姫ちんが一番好きです
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08(木) 01:52:48.07 ID:DXX1C50C0
読ませてもらいました、藤堂さんが輝いてましたねw
面白かったです、ありがとうございました!
面白かったです、ありがとうございました!
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08(木) 01:45:29.70 ID:/Ay19Vrp0
シャーリー、C.C.、カレンでアイドルデビューすれば・・・
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08(木) 02:14:29.94 ID:Q9LFrl++0
なんという俺得組合せ
引用元: ルルーシュ「765プロだと?」
マオ「僕のギアスは心を読むんだよ!!」ルルーシュ「ほう……?」
2020-05-26
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 00:55:52.30 ID:uuR6gbn20
マオ「だから、人の心に付け入って、こんなこともできちゃうのさぁ!!!」
ルルーシュ「……シャーリー?」
シャーリー「ルル……私……人を殺しちゃったの……」
ルルーシュ「シャーリー……」
シャーリー「ごめん……ルル……私……」
マオ「そうだ!!君はルルーシュを撃つんだ!!」
ルルーシュ「人殺しが罪だというなら、罪を重ねるな!!」
マオ「上手い!!モノはいいようだねえ!!」
シャーリー「……っ」
ルルーシュ「マオ!!」
マオ「あっはっはっはっは!!」
ルルーシュ(マオをどうにかするしかない……!!)
マオ「そう!!僕をどうにかするしかないよ!!ルルー?あははははは!!!」
ルルーシュ「……シャーリー?」
シャーリー「ルル……私……人を殺しちゃったの……」
ルルーシュ「シャーリー……」
シャーリー「ごめん……ルル……私……」
マオ「そうだ!!君はルルーシュを撃つんだ!!」
ルルーシュ「人殺しが罪だというなら、罪を重ねるな!!」
マオ「上手い!!モノはいいようだねえ!!」
シャーリー「……っ」
ルルーシュ「マオ!!」
マオ「あっはっはっはっは!!」
ルルーシュ(マオをどうにかするしかない……!!)
マオ「そう!!僕をどうにかするしかないよ!!ルルー?あははははは!!!」
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2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 01:00:05.77 ID:uuR6gbn20
ルルーシュ「……」
マオ「いいねえ!!そうやって何種類も解決策を考えて、そして無理なものを排除していく!!実に君らしいよ!!!」
ルルーシュ「……」
マオ「でも、君じゃあ、僕には勝てないんだよぉ。ルルー?」
シャーリー「ルルっ……」プルプル
ルルーシュ(シャーリーも精神的に限界だな……。仕方ない……)
マオ「おや~?何をするのかなぁ?」
ルルーシュ「シャーリー!!!」
シャーリー「は、い……?」
ルルーシュ「好きだ!!!」
シャーリー「?!」
マオ「何をバカな!!こんなときに愛に訴えるのかい?!そんなこといってもお前の本心は―――」
ルルーシュ(シャーリー愛してる!!シャーリーと結婚したい!!子作りしたい!!!)
マオ「こ、これは……!?」
ルルーシュ「シャーリー!!俺はお前のすべてを受け入れる!!だから、結婚するぞ!!シャーリー!!!」
マオ「いいねえ!!そうやって何種類も解決策を考えて、そして無理なものを排除していく!!実に君らしいよ!!!」
ルルーシュ「……」
マオ「でも、君じゃあ、僕には勝てないんだよぉ。ルルー?」
シャーリー「ルルっ……」プルプル
ルルーシュ(シャーリーも精神的に限界だな……。仕方ない……)
マオ「おや~?何をするのかなぁ?」
ルルーシュ「シャーリー!!!」
シャーリー「は、い……?」
ルルーシュ「好きだ!!!」
シャーリー「?!」
マオ「何をバカな!!こんなときに愛に訴えるのかい?!そんなこといってもお前の本心は―――」
ルルーシュ(シャーリー愛してる!!シャーリーと結婚したい!!子作りしたい!!!)
マオ「こ、これは……!?」
ルルーシュ「シャーリー!!俺はお前のすべてを受け入れる!!だから、結婚するぞ!!シャーリー!!!」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 01:04:18.84 ID:uuR6gbn20
マオ「ルルーシュ!!都合のいい言葉を並べたって!!僕は騙せないぞ!!」
ルルーシュ「好きなだけ心を読めばいい。俺の心にブレはない!!」
マオ「なんだとぉ……!!」
ルルーシュ「シャーリー……こっちにこい……さぁ……好きだ、愛している……」
シャーリー「でも、私……人を殺して……ルルのことも……私……」
ルルーシュ「シャーリー、ほら、まずは抱き合おう。話はそれからだ」
シャーリー「やめて……そんなこと言わないで……!!」
ルルーシュ「シャーリー、もう一度キスすれば分かる」
シャーリー「……!!」
マオ「嘘だ!!ルルーシュはそんなことこれっぽっちも考えていない!!!」
ルルーシュ(シャーリーが好き。シャーリーの足が好き。ナナリーも好き。シャーリーの声が好き)
マオ「ルルーシュ!!この声をとめろぉぉぉ!!!耳障りだ!!!」
ルルーシュ「シャーリー……さぁ……。俺は本気だ」
シャーリー「うぅ……!!」
ルルーシュ「好きなだけ心を読めばいい。俺の心にブレはない!!」
マオ「なんだとぉ……!!」
ルルーシュ「シャーリー……こっちにこい……さぁ……好きだ、愛している……」
シャーリー「でも、私……人を殺して……ルルのことも……私……」
ルルーシュ「シャーリー、ほら、まずは抱き合おう。話はそれからだ」
シャーリー「やめて……そんなこと言わないで……!!」
ルルーシュ「シャーリー、もう一度キスすれば分かる」
シャーリー「……!!」
マオ「嘘だ!!ルルーシュはそんなことこれっぽっちも考えていない!!!」
ルルーシュ(シャーリーが好き。シャーリーの足が好き。ナナリーも好き。シャーリーの声が好き)
マオ「ルルーシュ!!この声をとめろぉぉぉ!!!耳障りだ!!!」
ルルーシュ「シャーリー……さぁ……。俺は本気だ」
シャーリー「うぅ……!!」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 01:06:25.35 ID:Z03MUg00O
ナナリー混ぜんなwww
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 01:10:15.09 ID:I0oRsS8V0
ナナリー、ワロタwww
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 01:10:32.77 ID:uuR6gbn20
マオ「くそ……!!くそ……!!」
ルルーシュ「シャーリー。愛している」
シャーリー「ルル……本当に……?」
ルルーシュ「本当だ」
シャーリー「私……ルルとキスしたのだって……私の不幸を利用しただけで……」
ルルーシュ「そんなことはどうでもいい。俺はシャーリーとキスをした。その結果だけで嬉しいんだ」
マオ「嘘だよ!!シャーリー!!ルルーシュは嘘をついている!!」
ルルーシュ(シャーリーの柔らかい唇がなんともいえなかった。少し舌を入れられてたが別に不快には感じなかった。ナナリーと練習しておいてよかった。シャーリーとのキスは一生の思い出だ!!)
マオ「ぐぅぅぅ……!!!ルルーシュゥゥゥ!!!!」
ルルーシュ「シャーリー!!罪は消せはしない!!しかし、償うことはできる!!!」
シャーリー「ルル……」
ルルーシュ「俺の傍にいろ!!そして共に歩んでいこう!!シャーリー!!!」
シャーリー「でも……でも……!!」
マオ「ルルーシュは嘘つきだ!!!君の事なんてこれっぽっちもおもっちゃいない!!!」
ルルーシュ「シャーリー。愛している」
シャーリー「ルル……本当に……?」
ルルーシュ「本当だ」
シャーリー「私……ルルとキスしたのだって……私の不幸を利用しただけで……」
ルルーシュ「そんなことはどうでもいい。俺はシャーリーとキスをした。その結果だけで嬉しいんだ」
マオ「嘘だよ!!シャーリー!!ルルーシュは嘘をついている!!」
ルルーシュ(シャーリーの柔らかい唇がなんともいえなかった。少し舌を入れられてたが別に不快には感じなかった。ナナリーと練習しておいてよかった。シャーリーとのキスは一生の思い出だ!!)
マオ「ぐぅぅぅ……!!!ルルーシュゥゥゥ!!!!」
ルルーシュ「シャーリー!!罪は消せはしない!!しかし、償うことはできる!!!」
シャーリー「ルル……」
ルルーシュ「俺の傍にいろ!!そして共に歩んでいこう!!シャーリー!!!」
シャーリー「でも……でも……!!」
マオ「ルルーシュは嘘つきだ!!!君の事なんてこれっぽっちもおもっちゃいない!!!」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 01:12:21.23 ID:T3QBYhhD0
ナナリーがなにげに勝ち組
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 01:18:47.45 ID:uuR6gbn20
ルルーシュ「奴の声を聞くな!!俺の声だけを聞け!!」
シャーリー「ルル……ルル……私、どうしたら……!!」
ルルーシュ「俺の胸に飛び込んできたらそれでいい」
シャーリー「だけど……!!」
ルルーシュ「お前の罪も俺が背負ってやる!!さぁ!!こい!!」
マオ「ルルーシュ!!いい加減にしろ!!お前の心は雑念だらけだ!!!」
ルルーシュ「本当にそうか?」
マオ「……!」
ルルーシュ(俺はシャーリーのことを本当に愛している。愛しているんだ。これが心の叫びだ、マオ!!!)
マオ「ルルーシュ!!おまえはぁぁぁ!!!」
ルルーシュ「シャーリー、お前も言ってやれ。心から叫んでやれ」
シャーリー「……!」
シャーリー(私はルルに襲われたい!!!ルルに抱かれたい!!!ルルに言われたら裸で街も歩ける!!!それぐらい好き!!!)
マオ「な……!!こ、この女……狂ってやがる……!!」
ルルーシュ「フフフハハハハ!!マオ、人の心は見た目よりも頑丈なんだよ!!!」
シャーリー「ルル……ルル……私、どうしたら……!!」
ルルーシュ「俺の胸に飛び込んできたらそれでいい」
シャーリー「だけど……!!」
ルルーシュ「お前の罪も俺が背負ってやる!!さぁ!!こい!!」
マオ「ルルーシュ!!いい加減にしろ!!お前の心は雑念だらけだ!!!」
ルルーシュ「本当にそうか?」
マオ「……!」
ルルーシュ(俺はシャーリーのことを本当に愛している。愛しているんだ。これが心の叫びだ、マオ!!!)
マオ「ルルーシュ!!おまえはぁぁぁ!!!」
ルルーシュ「シャーリー、お前も言ってやれ。心から叫んでやれ」
シャーリー「……!」
シャーリー(私はルルに襲われたい!!!ルルに抱かれたい!!!ルルに言われたら裸で街も歩ける!!!それぐらい好き!!!)
マオ「な……!!こ、この女……狂ってやがる……!!」
ルルーシュ「フフフハハハハ!!マオ、人の心は見た目よりも頑丈なんだよ!!!」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 01:26:44.87 ID:uuR6gbn20
ルルーシュ(さて、マオ。形勢逆転だな。俺はシャーリーが好きだ。でも……シャーリーが一番好きだ)
マオ「うぅ……!!」
シャーリー(ルルー!ルルールルー!!ルルー!!ルルルルルー!!!ルールルルル!!!)
マオ「黙れ!!バカ女がぁぁ!!!」
ルルーシュ「マオ……お前の負けだな。シャーリー、銃を」
シャーリー「う、うん……」
ルルーシュ(ふっ。いくら心を読めるといえど、シャーリーとの絆に介入するだけの力はお前にはない)
マオ「おのれ……ルルーシュ……!!」
シャーリー(でも、ルルってカレンのことも好きなんじゃないかな?あとナナちゃんのことすっごい溺愛してるし、その辺どうなんだろう……?)
マオ「……」
ルルーシュ(まぁ、シャーリーとなら幸せな家庭は築けるはずだ。それにナナリーと一緒に住むといっても、シャーリーなら反対はしないはず)
シャーリー(ルル、もしかして私に気をつかってないかなぁ。カレンのことも気にしてたら、やだな。あと、私が付き合うってなったらナナちゃん怒らないかなぁ……)
マオ「……」
ルルーシュ(シャーリーは何かと世話を焼いてくれるだろうし、いい妻になることは間違いない)
シャーリー(ま、いっか。ルルの傍に入れれば、私は幸せだし。ルル、だーいすき)
マオ「うぅ……!!」
シャーリー(ルルー!ルルールルー!!ルルー!!ルルルルルー!!!ルールルルル!!!)
マオ「黙れ!!バカ女がぁぁ!!!」
ルルーシュ「マオ……お前の負けだな。シャーリー、銃を」
シャーリー「う、うん……」
ルルーシュ(ふっ。いくら心を読めるといえど、シャーリーとの絆に介入するだけの力はお前にはない)
マオ「おのれ……ルルーシュ……!!」
シャーリー(でも、ルルってカレンのことも好きなんじゃないかな?あとナナちゃんのことすっごい溺愛してるし、その辺どうなんだろう……?)
マオ「……」
ルルーシュ(まぁ、シャーリーとなら幸せな家庭は築けるはずだ。それにナナリーと一緒に住むといっても、シャーリーなら反対はしないはず)
シャーリー(ルル、もしかして私に気をつかってないかなぁ。カレンのことも気にしてたら、やだな。あと、私が付き合うってなったらナナちゃん怒らないかなぁ……)
マオ「……」
ルルーシュ(シャーリーは何かと世話を焼いてくれるだろうし、いい妻になることは間違いない)
シャーリー(ま、いっか。ルルの傍に入れれば、私は幸せだし。ルル、だーいすき)
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 01:33:30.88 ID:uuR6gbn20
マオ「やめろ……!!」
ルルーシュ(しかし、シャーリーは俺がゼロということをどう思っているんだ?)
シャーリー(ルルがゼロでも私は応援しなきゃ)
マオ「だまれぇ……!!」ギリッ
ルルーシュ(シャーリーのお尻からして、子に恵まれそうだな)
シャーリー(ルルって体力無さそうだけど、夜とかどうするんだろう……。あ、私が上になれ―――)
マオ「やめろっていってるだろぉぉぉぉ!!!!おまえらぁぁぁぁぁ!!!!!」
ルルーシュ「どうした、マオ?」
シャーリー「……」ギュッ
マオ「だきあってんじゃねえよ!!!君たちは状況を理解できてないのかい?!えぇ!?」
ルルーシュ「状況だと?」
シャーリー(ルルーシュが抱きしめてくれてる……うれしい……。あったかい……)
マオ「おおぉっぉぉぉおお!!!!!殺す!!この場で殺してやる!!」
ルルーシュ「お前にできるのか?」
マオ「できるさ!!お前になんか負けるものかぁ!!」
ルルーシュ(しかし、シャーリーは俺がゼロということをどう思っているんだ?)
シャーリー(ルルがゼロでも私は応援しなきゃ)
マオ「だまれぇ……!!」ギリッ
ルルーシュ(シャーリーのお尻からして、子に恵まれそうだな)
シャーリー(ルルって体力無さそうだけど、夜とかどうするんだろう……。あ、私が上になれ―――)
マオ「やめろっていってるだろぉぉぉぉ!!!!おまえらぁぁぁぁぁ!!!!!」
ルルーシュ「どうした、マオ?」
シャーリー「……」ギュッ
マオ「だきあってんじゃねえよ!!!君たちは状況を理解できてないのかい?!えぇ!?」
ルルーシュ「状況だと?」
シャーリー(ルルーシュが抱きしめてくれてる……うれしい……。あったかい……)
マオ「おおぉっぉぉぉおお!!!!!殺す!!この場で殺してやる!!」
ルルーシュ「お前にできるのか?」
マオ「できるさ!!お前になんか負けるものかぁ!!」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 01:35:14.39 ID:T3QBYhhD0
これはマオに同情せざるを得ない
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 01:38:02.88 ID:94TjbZBt0
これはルルーシュがDT卒業できるレベル
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 01:41:16.62 ID:uuR6gbn20
ルルーシュ「……」
マオ「逃走手段を6通りも一瞬で思いつくなんて、すごいねー。でも、僕には通じないんだよぉ、ルルー?」
ルルーシュ「……っ」
マオ「いいね!!その表情!!僕が一番好きな表情だ!!!」
ルルーシュ「くっ……!」
シャーリー(ルルの匂い……いい……。ずっとこうしていたい……)スリスリ
ルルーシュ(シャーリーの吐息が……。恋人はいいな!!マオ!!!)
マオ「僕の一番嫌いな声をだすんじゃないよぉぉぉぉ!!!!!ルルーシュうぅぅぅ!!!!!」
ルルーシュ「おっと。悪いな。心の声は勝手に出るんだ」
シャーリー(ルル、もっと強くだいてくれないかなぁ。あ、私から強く抱きつけば……)ギュゥゥ
ルルーシュ(シャーリーの胸が……当たる……。恋人は素晴らしいぞ、マオ!!!フフフハハハハ!!!!)
マオ「やめろぉぉぉぉぉ!!!!しねっ!!しねっ!!!」
ルルーシュ「何を興奮しているんだ、マオ?」
シャーリー(ルル、ルル……)スリスリ
マオ「もう許さない!!!この場で殺してやる!!!!」チャカ
マオ「逃走手段を6通りも一瞬で思いつくなんて、すごいねー。でも、僕には通じないんだよぉ、ルルー?」
ルルーシュ「……っ」
マオ「いいね!!その表情!!僕が一番好きな表情だ!!!」
ルルーシュ「くっ……!」
シャーリー(ルルの匂い……いい……。ずっとこうしていたい……)スリスリ
ルルーシュ(シャーリーの吐息が……。恋人はいいな!!マオ!!!)
マオ「僕の一番嫌いな声をだすんじゃないよぉぉぉぉ!!!!!ルルーシュうぅぅぅ!!!!!」
ルルーシュ「おっと。悪いな。心の声は勝手に出るんだ」
シャーリー(ルル、もっと強くだいてくれないかなぁ。あ、私から強く抱きつけば……)ギュゥゥ
ルルーシュ(シャーリーの胸が……当たる……。恋人は素晴らしいぞ、マオ!!!フフフハハハハ!!!!)
マオ「やめろぉぉぉぉぉ!!!!しねっ!!しねっ!!!」
ルルーシュ「何を興奮しているんだ、マオ?」
シャーリー(ルル、ルル……)スリスリ
マオ「もう許さない!!!この場で殺してやる!!!!」チャカ
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 01:43:59.18 ID:94TjbZBt0
マオが俺らだなwww
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 01:45:35.17 ID:ZAhvZReQ0
これは同情せざるをえない
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 01:50:50.18 ID:uuR6gbn20
ルルーシュ「C.C.のことは知っているんだろ?」
マオ「な……?」
ルルーシュ「貴様が何故、俺に接触してきたのか。大まかではあるが予想がつく」
マオ「なんだと……?」
ルルーシュ「軍人でもない貴様がわざわざ俺を誘き寄せる為にシャーリーを使い、ここへ呼んだ理由……・。C.C.だな?」
マオ「……」
ルルーシュ「まあ、それぐらいしか俺に会う理由はない。金の線も考えたが、俺がゼロであることをネタにすればいいだけ。シャーリーを使うことはないからな」
マオ「そうさ。僕はC.C.を探しにきた。お前が隠してるんだろ!?」
ルルーシュ「それがなんだ?C.C.を渡せというのか?」
マオ「そうだ!!C.C.を返してもらうよ、ルルーシュ!!」
ルルーシュ「C.C.は貴様の所有物ではないだろ?」
シャーリー(これからルルと恋人……。どうしよう、今になってドキドキしてきた……。でも、幸せってこういうことなんだよね……)スリスリ
ルルーシュ(全く、シャーリーがくっついてきて暑くなってきたな。……それがいいんだが!!!)
マオ「しーつーをかえせぇぇぇぇぇ!!!!!君はもうその子でいいじゃないかぁぁぁぁ!!!!!」
ルルーシュ「C.C.は俺にとっても大切な存在だ。渡せといわれて、渡すわけがないだろう?バカか?」
マオ「な……?」
ルルーシュ「貴様が何故、俺に接触してきたのか。大まかではあるが予想がつく」
マオ「なんだと……?」
ルルーシュ「軍人でもない貴様がわざわざ俺を誘き寄せる為にシャーリーを使い、ここへ呼んだ理由……・。C.C.だな?」
マオ「……」
ルルーシュ「まあ、それぐらいしか俺に会う理由はない。金の線も考えたが、俺がゼロであることをネタにすればいいだけ。シャーリーを使うことはないからな」
マオ「そうさ。僕はC.C.を探しにきた。お前が隠してるんだろ!?」
ルルーシュ「それがなんだ?C.C.を渡せというのか?」
マオ「そうだ!!C.C.を返してもらうよ、ルルーシュ!!」
ルルーシュ「C.C.は貴様の所有物ではないだろ?」
シャーリー(これからルルと恋人……。どうしよう、今になってドキドキしてきた……。でも、幸せってこういうことなんだよね……)スリスリ
ルルーシュ(全く、シャーリーがくっついてきて暑くなってきたな。……それがいいんだが!!!)
マオ「しーつーをかえせぇぇぇぇぇ!!!!!君はもうその子でいいじゃないかぁぁぁぁ!!!!!」
ルルーシュ「C.C.は俺にとっても大切な存在だ。渡せといわれて、渡すわけがないだろう?バカか?」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 01:58:40.83 ID:uuR6gbn20
マオ「ぐぞぉぉ!!くそがきがぁぁぁぁ!!!きいただろ!!!シャーリー?!今、まさにルルーシュは浮気してるんだよぉ!!!」
シャーリー「え?」
マオ「話ぐらいきいてよぉぉぉ!!!!なに幸せにひってやがるぅぅ!!!このクソアマぁ!!!」
シャーリー(怖い……無視したほうがいいのかな……?)
マオ「……」
ルルーシュ「マオ、ここで俺を殺すのは簡単だが。C.C.の居場所が分からなくなるぞ?」
マオ「僕のギアスを忘れたのかい?心を読むんだよ?」
ルルーシュ「……」
マオ「C.C.はどこにいるんだい、ルルー?」
ルルーシュ(C.C.か。今頃何をしているのか分からないな。恐らく、俺のために情報収集をしていることだろう。あいつも意外と甲斐甲斐しく俺のために動いてくれるからな)
マオ「おい……やめろよ……そういうこというの……」
ルルーシュ(部屋ではいつも全裸に近い状態だし。初めは役得と思ってもいたが、最近は慣れてしまった。夫婦とはああいう感覚なのかもしれないな)
マオ「やめ……ろ……」
シャーリー(ルルと結婚したら、毎朝おはようのキスとか……したりして……はぁ……幸せ……)スリスリ
マオ「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!!!うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
シャーリー「え?」
マオ「話ぐらいきいてよぉぉぉ!!!!なに幸せにひってやがるぅぅ!!!このクソアマぁ!!!」
シャーリー(怖い……無視したほうがいいのかな……?)
マオ「……」
ルルーシュ「マオ、ここで俺を殺すのは簡単だが。C.C.の居場所が分からなくなるぞ?」
マオ「僕のギアスを忘れたのかい?心を読むんだよ?」
ルルーシュ「……」
マオ「C.C.はどこにいるんだい、ルルー?」
ルルーシュ(C.C.か。今頃何をしているのか分からないな。恐らく、俺のために情報収集をしていることだろう。あいつも意外と甲斐甲斐しく俺のために動いてくれるからな)
マオ「おい……やめろよ……そういうこというの……」
ルルーシュ(部屋ではいつも全裸に近い状態だし。初めは役得と思ってもいたが、最近は慣れてしまった。夫婦とはああいう感覚なのかもしれないな)
マオ「やめ……ろ……」
シャーリー(ルルと結婚したら、毎朝おはようのキスとか……したりして……はぁ……幸せ……)スリスリ
マオ「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!!!うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 02:05:16.45 ID:uuR6gbn20
マオ「うぅぅ……やめろぉ……そんな幸せそうな声を……だすなぁぁ……」ガクッ
シャーリー「ルル……この人、どうしちゃったの?」
ルルーシュ「なんでもないよ。さ、行こう。シャーリー」
シャーリー「う、うん……」
ルルーシュ「全てが許されるわけではない。それは分かっている。だから、シャーリー。俺のやることを見届けてくれないか。俺の傍で」
シャーリー「私ね。まだ、ルルのこと許せないの。お父さんのこともあるから……」
ルルーシュ「シャーリー……」
マオ「うそ……つき……めぇ……」
シャーリー「ルル、私がルルのことを許せるまで、もう少し時間をくれない?」
ルルーシュ「ああ。待つ。いくらでも」
シャーリー「ありがとう。だから、もうしばらく友達のままでいよう」
ルルーシュ「分かった。シャーリー」
シャーリー(ルル、大好きだからね)ギュッ
ルルーシュ(シャーリー、愛している)ギュッ
マオ「ほかで……やれよ……!!おまえらぁ……!!」
シャーリー「ルル……この人、どうしちゃったの?」
ルルーシュ「なんでもないよ。さ、行こう。シャーリー」
シャーリー「う、うん……」
ルルーシュ「全てが許されるわけではない。それは分かっている。だから、シャーリー。俺のやることを見届けてくれないか。俺の傍で」
シャーリー「私ね。まだ、ルルのこと許せないの。お父さんのこともあるから……」
ルルーシュ「シャーリー……」
マオ「うそ……つき……めぇ……」
シャーリー「ルル、私がルルのことを許せるまで、もう少し時間をくれない?」
ルルーシュ「ああ。待つ。いくらでも」
シャーリー「ありがとう。だから、もうしばらく友達のままでいよう」
ルルーシュ「分かった。シャーリー」
シャーリー(ルル、大好きだからね)ギュッ
ルルーシュ(シャーリー、愛している)ギュッ
マオ「ほかで……やれよ……!!おまえらぁ……!!」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 02:07:11.16 ID:ZAhvZReQ0
お前が呼んだんじゃないか
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 02:06:32.77 ID:I0oRsS8V0
マオの最後の心の叫びが…
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 02:09:36.74 ID:YTjQWOhV0
これはまさにカップル板を見たお前ら
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 02:10:58.80 ID:3Gi5SEGj0
>>41
こんな風に騒ぐ気力すらないだろ
むしろショックイメージを見せられたスザクの方が近い
こんな風に騒ぐ気力すらないだろ
むしろショックイメージを見せられたスザクの方が近い
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 02:11:42.69 ID:uuR6gbn20
ルルーシュの自室
ルルーシュ「マオ……か」
C.C.「よく逃げおおせたな?」
ルルーシュ「心を読まれることは大きな問題ではないからな」
C.C.「そうか。意外だったな。あのシャーリーとはいう小娘に助けられたのか」
ルルーシュ「俺の正体は知られたが、シャーリーならばギアスを使うまでもない」
C.C.「強欲だな。いつか身を破滅させるぞ?」
ルルーシュ「ふん、言っていろ。魔女」
C.C.「さて、と。それじゃあ、私はお払い箱だな」
ルルーシュ「……どういう意味だ?」
C.C.「コンビ解消だよ、坊や」
ルルーシュ「ふざけているのか?」
C.C.「マオから誘われた。まぁ、いいじゃないか。カワイイ相棒もできたことだし」
ルルーシュ「待て!!俺の傍にいろ!!C.C.!!!」
C.C.「幸せに、な」
ルルーシュ「マオ……か」
C.C.「よく逃げおおせたな?」
ルルーシュ「心を読まれることは大きな問題ではないからな」
C.C.「そうか。意外だったな。あのシャーリーとはいう小娘に助けられたのか」
ルルーシュ「俺の正体は知られたが、シャーリーならばギアスを使うまでもない」
C.C.「強欲だな。いつか身を破滅させるぞ?」
ルルーシュ「ふん、言っていろ。魔女」
C.C.「さて、と。それじゃあ、私はお払い箱だな」
ルルーシュ「……どういう意味だ?」
C.C.「コンビ解消だよ、坊や」
ルルーシュ「ふざけているのか?」
C.C.「マオから誘われた。まぁ、いいじゃないか。カワイイ相棒もできたことだし」
ルルーシュ「待て!!俺の傍にいろ!!C.C.!!!」
C.C.「幸せに、な」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 02:18:14.96 ID:uuR6gbn20
遊園地
C.C.「マオ!いるのだろ?!来てやったぞ!!」
マオ「しーつー!!きてくれたんだね!!僕のしーつー!!うれしいよ!!!」
C.C.「これで満足か?」チャカ
マオ「なに、その銃?」
C.C.「私はお前を殺すためにやってきた」
マオ「嘘嘘嘘。どうしてそんなこというの?」
C.C.「私は!お前を利用しただけだ!!」
マオ「嘘はダメなんだよ!嘘は!!!」パァン!!!
C.C.「ぁんっ!?」
マオ「C.C.には僕が必要なはずだよぉ?そうだろぉ?」
C.C.「くっ……マ、オ……」
マオ「オーストラリアに家を建てたんだ。そこで一緒に住もうよ、C.C.」
C.C.「や、め……ろ……」
マオ「でも、そのためにはC.C.も飛行機乗らないとダメなんだ。だから、このチェーンソーでコンパクトにしてあげる!!」
C.C.「マオ!いるのだろ?!来てやったぞ!!」
マオ「しーつー!!きてくれたんだね!!僕のしーつー!!うれしいよ!!!」
C.C.「これで満足か?」チャカ
マオ「なに、その銃?」
C.C.「私はお前を殺すためにやってきた」
マオ「嘘嘘嘘。どうしてそんなこというの?」
C.C.「私は!お前を利用しただけだ!!」
マオ「嘘はダメなんだよ!嘘は!!!」パァン!!!
C.C.「ぁんっ!?」
マオ「C.C.には僕が必要なはずだよぉ?そうだろぉ?」
C.C.「くっ……マ、オ……」
マオ「オーストラリアに家を建てたんだ。そこで一緒に住もうよ、C.C.」
C.C.「や、め……ろ……」
マオ「でも、そのためにはC.C.も飛行機乗らないとダメなんだ。だから、このチェーンソーでコンパクトにしてあげる!!」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 02:23:21.08 ID:3C9tgCSV0
いつものマオだ
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 02:23:38.26 ID:uuR6gbn20
『待て!!』
マオ「だ、誰だ!?」
ゼロ「私だ」
マオ「なに……?!」
カレン「……」
マオ「なんだよ……そのおまけは……!!」
ゼロ「私の護衛だ」
カレン「あんたがゼロの敵か。あたしは紅月カレン、覚えときな!」キリッ
カレン(ゼロ!今の、かっこよかったと思いませんか?ゼロのために寝ないで考えたセリフなんですよ!)
マオ「あはははははは!!!これはいい!!!ねえ、きみぃ?」
カレン「なに?」
マオ「ゼロの正体、しりたいでしょぉ?」
カレン「ルルーシュって言うんでしょ?」
マオ「な……?!」
カレン「ルルーシュとゼロは完全な別人よ。ゼロがそれを証明してくれた」
マオ「だ、誰だ!?」
ゼロ「私だ」
マオ「なに……?!」
カレン「……」
マオ「なんだよ……そのおまけは……!!」
ゼロ「私の護衛だ」
カレン「あんたがゼロの敵か。あたしは紅月カレン、覚えときな!」キリッ
カレン(ゼロ!今の、かっこよかったと思いませんか?ゼロのために寝ないで考えたセリフなんですよ!)
マオ「あはははははは!!!これはいい!!!ねえ、きみぃ?」
カレン「なに?」
マオ「ゼロの正体、しりたいでしょぉ?」
カレン「ルルーシュって言うんでしょ?」
マオ「な……?!」
カレン「ルルーシュとゼロは完全な別人よ。ゼロがそれを証明してくれた」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 02:29:25.33 ID:uuR6gbn20
マオ「仮面をとったっていうのか、ええ?ルルーシュぅ?」
ルルーシュ「仮面を取るまでもない、なぁ、カレン?」
カレン「はい。ゼロはルルーシュではありません!!」
マオ「まさか……ゼロがそういったから信じたの?!」
カレン「そうだけど?」
マオ「これは傑作だぁ!!どうして信じられるんだい?!そんな仮面の男をぉ!!」
カレン「ゼロだからに決まってる!!」
カレン(ゼロのことを愛しているいるからよ!!!文句ある?!)
マオ「……」
ゼロ「どうした、マオ?ぐうの音もでないか?」
カレン「ふん」
ゼロ(カレンの忠誠心の高さは本物だな。これほど可愛い部下もいない)
カレン(褒めてください、ゼロ。頭を撫でてください、ゼロ。よければお風呂もご一緒に……なんて……)
マオ「……はぁ……ははは……はははは……そうか……お前のやりかたが……わかったよ……ルルー……」
C.C.(マオが苦しんでいる……。ルルーシュ、何をマオに聞かせている……?)
ルルーシュ「仮面を取るまでもない、なぁ、カレン?」
カレン「はい。ゼロはルルーシュではありません!!」
マオ「まさか……ゼロがそういったから信じたの?!」
カレン「そうだけど?」
マオ「これは傑作だぁ!!どうして信じられるんだい?!そんな仮面の男をぉ!!」
カレン「ゼロだからに決まってる!!」
カレン(ゼロのことを愛しているいるからよ!!!文句ある?!)
マオ「……」
ゼロ「どうした、マオ?ぐうの音もでないか?」
カレン「ふん」
ゼロ(カレンの忠誠心の高さは本物だな。これほど可愛い部下もいない)
カレン(褒めてください、ゼロ。頭を撫でてください、ゼロ。よければお風呂もご一緒に……なんて……)
マオ「……はぁ……ははは……はははは……そうか……お前のやりかたが……わかったよ……ルルー……」
C.C.(マオが苦しんでいる……。ルルーシュ、何をマオに聞かせている……?)
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 02:35:21.75 ID:3C9tgCSV0
C.C.がぽろっとマオうぜえなんて思っちまったらトドメだな
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 02:39:09.67 ID:YTjQWOhV0
>>52
記憶曖昧だがC.Cのだけは聞こえないんじゃなかったか?
記憶曖昧だがC.Cのだけは聞こえないんじゃなかったか?
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 02:39:16.14 ID:uuR6gbn20
マオ「でもねえ!!そんなの意味なんかないんだよぉ!!!」
ゼロ「チャーンソーか……?!」
カレン「ゼロ、下がってください!!」
カレン(ゼロのためなら死ねる!!!)
マオ「……! 良いかい?ルルーシュ?僕はもうそんな心の声、嫌というほど聞いてきた。吐くほど聞いてきた。血便がでるときもあったぐらいだぁ!!!」
ゼロ(カレンをもう少し、俺の近くに……)グイッ
カレン(ゼロ……そんな、あたしの鼓動が聞こえるかもしれないのに……)ドキドキ
マオ「……!! だからね、そんな手じゃ動揺を誘うことなんて、無理無理。無理だよ、ルルーシュ?」
ゼロ(カレンの頭は何故か撫でたくなる。この気持ちはなんだろうか)ナデナデ
カレン「……」ビクッ
カレン(ゼロが私に触れてる……!!鼻血でそう……。でも、我慢っ!!)
マオ「……やめろ……いい加減にしろ……!!!」
ルルーシュ「どうした?」ナデナデ
カレン「なによ?」ギュッ
マオ「そんな手で僕の冷静さを失わせるなんて無理だっていってるんだよぉぉぉぉ!!!!!もう離れろぉぉぉぉ!!!」
ゼロ「チャーンソーか……?!」
カレン「ゼロ、下がってください!!」
カレン(ゼロのためなら死ねる!!!)
マオ「……! 良いかい?ルルーシュ?僕はもうそんな心の声、嫌というほど聞いてきた。吐くほど聞いてきた。血便がでるときもあったぐらいだぁ!!!」
ゼロ(カレンをもう少し、俺の近くに……)グイッ
カレン(ゼロ……そんな、あたしの鼓動が聞こえるかもしれないのに……)ドキドキ
マオ「……!! だからね、そんな手じゃ動揺を誘うことなんて、無理無理。無理だよ、ルルーシュ?」
ゼロ(カレンの頭は何故か撫でたくなる。この気持ちはなんだろうか)ナデナデ
カレン「……」ビクッ
カレン(ゼロが私に触れてる……!!鼻血でそう……。でも、我慢っ!!)
マオ「……やめろ……いい加減にしろ……!!!」
ルルーシュ「どうした?」ナデナデ
カレン「なによ?」ギュッ
マオ「そんな手で僕の冷静さを失わせるなんて無理だっていってるんだよぉぉぉぉ!!!!!もう離れろぉぉぉぉ!!!」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 02:41:21.81 ID:4bRBjMtp0
チャーンソー・・・
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 02:44:22.91 ID:uuR6gbn20
マオ「うおぉぉぉぉぉ!!!!!」ダダダッ
ゼロ「やれ、カレン」
カレン「はい!!」シュッ
マオ「な……?!」
カレン「どびちれぇ!!!ブリタニアァァ!!!!」バキィ!!!
マオ「がはっ?!!」
カレン「やりました!!ゼロ!!」
ゼロ「違うな。間違っているぞ」
カレン「え?」
ゼロ「マオは中華連邦の出身だ」
カレン「ああ、そうですか」
カレン(割とどうでもいい)
マオ「ど、どうでも……いい……だとぉ……?!」
ゼロ「まだ、意識があったか。しぶといな」
マオ「くそがきぃがぁ……!!僕を見下すなぁぁ……!!」
ゼロ「やれ、カレン」
カレン「はい!!」シュッ
マオ「な……?!」
カレン「どびちれぇ!!!ブリタニアァァ!!!!」バキィ!!!
マオ「がはっ?!!」
カレン「やりました!!ゼロ!!」
ゼロ「違うな。間違っているぞ」
カレン「え?」
ゼロ「マオは中華連邦の出身だ」
カレン「ああ、そうですか」
カレン(割とどうでもいい)
マオ「ど、どうでも……いい……だとぉ……?!」
ゼロ「まだ、意識があったか。しぶといな」
マオ「くそがきぃがぁ……!!僕を見下すなぁぁ……!!」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 02:46:14.30 ID:I0oRsS8V0
間違っているぞwww
ワロタwww
ワロタwww
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 02:47:17.39 ID:sJ0IP746P
まぁブリタニアではないわなw
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 02:54:27.09 ID:uuR6gbn20
ゼロ「もう二度とC.C.には近づくな」
マオ「なにを……」
C.C.「お前……」
ゼロ「立てるか?」
C.C.「ふっ……まだ無理だよ。見たらわかるだろ?」
ゼロ「なら、仕方ないな」グイッ
C.C.「坊や……」
ゼロ「運んでやる。感謝しろ」
ゼロ(C.C.の体は本当に柔らかいな……。ずっと触っていたいぐらいだ……)
C.C.「ふん」
カレン「行きましょう、ゼロ」キリッ
カレン(あたしもお姫様だっこ、してほしいのに!!どうしてC.C.ばっかりぃ?!)
マオ「……紅月カレン……だったねぇ……?」
カレン「なに?」
マオ「君は本当に忠実なしもべだ。ゼロを心の支えにしている。……けど、本当の君はどこにいるんだい?」
マオ「なにを……」
C.C.「お前……」
ゼロ「立てるか?」
C.C.「ふっ……まだ無理だよ。見たらわかるだろ?」
ゼロ「なら、仕方ないな」グイッ
C.C.「坊や……」
ゼロ「運んでやる。感謝しろ」
ゼロ(C.C.の体は本当に柔らかいな……。ずっと触っていたいぐらいだ……)
C.C.「ふん」
カレン「行きましょう、ゼロ」キリッ
カレン(あたしもお姫様だっこ、してほしいのに!!どうしてC.C.ばっかりぃ?!)
マオ「……紅月カレン……だったねぇ……?」
カレン「なに?」
マオ「君は本当に忠実なしもべだ。ゼロを心の支えにしている。……けど、本当の君はどこにいるんだい?」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 03:03:04.76 ID:uuR6gbn20
カレン「何がいいたいの?」
ゼロ「カレン、奴の言葉に耳を貸すな」
マオ「ふふふ……。君はゼロがいなきゃないにできない、ただの人形だ。ゼロの決めたことに従うだけの人形。君はどこにいるんだい?」
カレン「それの何がいけないのよ?」
マオ「依存して生きているだけの人生。柱が無くなれば簡単に崩れ去る、君という人格」
カレン「……」
ゼロ「カレン!!こっちにこい!!!」
マオ「日本のため?虐げられてきた日本人のため!?嘘うそウソ!!!君はただ誰かに必要とされたいだけだ!!!それ以外に何もない!!!」
カレン「そんなこと……?!」
マオ「ゼロが全て!!ゼロがいればそれでいい!!!君はただ日本解放を盾に好きな男に寄り添おうとしているだけの卑しい女だ!!!」
カレン「ちがう!!!ゼロがあたしを導いてくれる!!」
マオ「ちがわないよぉ!!君はゼロについていっているだけ!!ゼロが待てといえば、君はずっと同じ場所で待ち続ける!!!!それが自分に求められていることだと言い聞かせて!!!!」
カレン「やめろぉ!!!」
マオ「あははははは!!!君はただの人形だぁ!!自分を必要としてくれる男の傍にいるだけの、ただの人形だぁ!!!君はもう生きてないのと一緒なんだよぉ!!!」
ゼロ「マオ!!!黙れ!!!」
ゼロ「カレン、奴の言葉に耳を貸すな」
マオ「ふふふ……。君はゼロがいなきゃないにできない、ただの人形だ。ゼロの決めたことに従うだけの人形。君はどこにいるんだい?」
カレン「それの何がいけないのよ?」
マオ「依存して生きているだけの人生。柱が無くなれば簡単に崩れ去る、君という人格」
カレン「……」
ゼロ「カレン!!こっちにこい!!!」
マオ「日本のため?虐げられてきた日本人のため!?嘘うそウソ!!!君はただ誰かに必要とされたいだけだ!!!それ以外に何もない!!!」
カレン「そんなこと……?!」
マオ「ゼロが全て!!ゼロがいればそれでいい!!!君はただ日本解放を盾に好きな男に寄り添おうとしているだけの卑しい女だ!!!」
カレン「ちがう!!!ゼロがあたしを導いてくれる!!」
マオ「ちがわないよぉ!!君はゼロについていっているだけ!!ゼロが待てといえば、君はずっと同じ場所で待ち続ける!!!!それが自分に求められていることだと言い聞かせて!!!!」
カレン「やめろぉ!!!」
マオ「あははははは!!!君はただの人形だぁ!!自分を必要としてくれる男の傍にいるだけの、ただの人形だぁ!!!君はもう生きてないのと一緒なんだよぉ!!!」
ゼロ「マオ!!!黙れ!!!」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 03:09:14.60 ID:uuR6gbn20
カレン「ちがう……あ、たしは……」
ゼロ「カレン……」
C.C.「……マオめ。往生際が悪いな」
カレン「ゼロ……ゼロ……あたしは……いやしい、女じゃ……」
ゼロ「分かっている……」
マオ「あっはっはっはっはっは!!!卑しい女と怪しい男が慰めあってるなんて、滑稽だねぇ」
ゼロ(C.C.を抱いているから、カレンを抱きしめることができない……)
カレン「うっ……うぅ……」
C.C.「ゼロ、私を降ろせ。もう立てる」
ゼロ「C.C.……」
C.C.「今はカレンのことを気にかけろ」
ゼロ「意外と大人だな」
C.C.「お前の何倍生きていると思っている?」
ゼロ(C.C.……。時折、見せるその優しさに俺は惹かれる……)
マオ「……」
ゼロ「カレン……」
C.C.「……マオめ。往生際が悪いな」
カレン「ゼロ……ゼロ……あたしは……いやしい、女じゃ……」
ゼロ「分かっている……」
マオ「あっはっはっはっはっは!!!卑しい女と怪しい男が慰めあってるなんて、滑稽だねぇ」
ゼロ(C.C.を抱いているから、カレンを抱きしめることができない……)
カレン「うっ……うぅ……」
C.C.「ゼロ、私を降ろせ。もう立てる」
ゼロ「C.C.……」
C.C.「今はカレンのことを気にかけろ」
ゼロ「意外と大人だな」
C.C.「お前の何倍生きていると思っている?」
ゼロ(C.C.……。時折、見せるその優しさに俺は惹かれる……)
マオ「……」
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 03:15:48.03 ID:uuR6gbn20
ゼロ「カレン……案ずるな。あの男が言っているのは出鱈目だ。そんなこと、お前が一番わかっているだろ?」ギュッ
カレン「ゼ……ロ……」ギュッ
マオ「……」
C.C.「ふわぁぁ……」
ゼロ(カレン……。やはり筋肉質だな……)
カレン(ゼロ……優しい……。やっぱり、ただ貴方の傍にいたいだけのかもしれない……)
マオ「……」
ゼロ(カレン、凄い汗だな……。それだけ緊張していたのか……)
カレン(いつからか貴方の傍にいることで満足するようになっていった……。あたしは卑しい女でしょうか……ゼロ……?)
マオ「そうだよ……卑しい女だ!!体しか求めてないんだぁぁぁぁ!!!!」
ゼロ「カレン、奴の言葉は聞くな。俺の言葉だけ聞け」
カレン「はい……」
ゼロ「お前のことが必要だ。カレンがいなくては困る。ずっと、傍にいてくれ」
カレン「……はい」
カレン(ああ、これ、結婚ね……。日本取り戻したら……結婚する流れ……!!)ギュゥゥ
カレン「ゼ……ロ……」ギュッ
マオ「……」
C.C.「ふわぁぁ……」
ゼロ(カレン……。やはり筋肉質だな……)
カレン(ゼロ……優しい……。やっぱり、ただ貴方の傍にいたいだけのかもしれない……)
マオ「……」
ゼロ(カレン、凄い汗だな……。それだけ緊張していたのか……)
カレン(いつからか貴方の傍にいることで満足するようになっていった……。あたしは卑しい女でしょうか……ゼロ……?)
マオ「そうだよ……卑しい女だ!!体しか求めてないんだぁぁぁぁ!!!!」
ゼロ「カレン、奴の言葉は聞くな。俺の言葉だけ聞け」
カレン「はい……」
ゼロ「お前のことが必要だ。カレンがいなくては困る。ずっと、傍にいてくれ」
カレン「……はい」
カレン(ああ、これ、結婚ね……。日本取り戻したら……結婚する流れ……!!)ギュゥゥ
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 03:21:58.23 ID:uuR6gbn20
ゼロ(カレンが抜けたら黒の騎士団の戦力低下は著しいものになるからな)
カレン(もう……ゼロ以外……見えない……)スリスリ
マオ「ちがう!!!ちがう!!!紅月カレン!!!ゼロは!!ルルーシュは!!!君の事を兵器としてしか見てないないんだぁぁぁ!!!」
ゼロ「違うな。間違っているぞ。私はカレンのことを大切に思っている!!!」
ゼロ(マオ。余計なことはいうな)
カレン「はい!!!ゼロ、愛してます!!」
カレン(私はゼロについていく!それだけだ!!)
マオ「どうしてだぁぁぁ!!!どうして僕の言葉をきいてくれないんだぁぁぁ!!!!」
カレン「ゼロの言葉とあんたの言葉、どっちを優先すると思ってるの?」
マオ「くぅぅ……!!」
ゼロ「残念だったな、マオ」
ゼロ(悪いが、カレンもC.C.ももらっていくぞ、フフハハハハハハハ!!!!!!)
マオ「ルルーシュぅぅぅ!!!!!ルルーシュゥゥゥ!!!!!!」
ゼロ(恋人はいいぞ、マオ!!お前も早くつくればいいのに!!!)
マオ「だまれぇぇぇぇ!!!!うわぁぁぁぁぁ!!!!!!」
カレン(もう……ゼロ以外……見えない……)スリスリ
マオ「ちがう!!!ちがう!!!紅月カレン!!!ゼロは!!ルルーシュは!!!君の事を兵器としてしか見てないないんだぁぁぁ!!!」
ゼロ「違うな。間違っているぞ。私はカレンのことを大切に思っている!!!」
ゼロ(マオ。余計なことはいうな)
カレン「はい!!!ゼロ、愛してます!!」
カレン(私はゼロについていく!それだけだ!!)
マオ「どうしてだぁぁぁ!!!どうして僕の言葉をきいてくれないんだぁぁぁ!!!!」
カレン「ゼロの言葉とあんたの言葉、どっちを優先すると思ってるの?」
マオ「くぅぅ……!!」
ゼロ「残念だったな、マオ」
ゼロ(悪いが、カレンもC.C.ももらっていくぞ、フフハハハハハハハ!!!!!!)
マオ「ルルーシュぅぅぅ!!!!!ルルーシュゥゥゥ!!!!!!」
ゼロ(恋人はいいぞ、マオ!!お前も早くつくればいいのに!!!)
マオ「だまれぇぇぇぇ!!!!うわぁぁぁぁぁ!!!!!!」
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 03:28:13.71 ID:uuR6gbn20
マオ「おぅ……おぉぉ……おぇぇぇ……」
カレン「ゼロ、あのままにしておいていいのですか?」
C.C.「復讐に来るぞ。ここでトドメを刺しておけ、坊や」
ゼロ「……必要はない。アレだけの傷を負ったのだ。立ち直れるはずが無い。私なら精神病院に通院する」
カレン「でも、一発殴っただけですからね」
C.C.「銃弾も一発くれてやったほうがいいぞ」
ゼロ「問題はない。それよりもここを離れるぞ。騒ぎになっては困るからな」
カレン「わかりました」
ゼロ「カレンは一足先にアジトのほうへ戻ってくれ。私はまだやるべきことがあるからな」
カレン「はい」
C.C.「やるべきこと?なんだそれは?」
ゼロ「まだ、痛むんだろ?」
C.C.「ふっ……。では、お言葉に甘えるか。優しくだっこしろ」ギュッ
ゼロ「はいはい」
マオ(ルルーシュ……ゆるさない……僕をここまでコケにして……絶対にゆるすものかぁぁ……地獄を……地獄をみせてあげるよ……ルルーシュ……!!)
カレン「ゼロ、あのままにしておいていいのですか?」
C.C.「復讐に来るぞ。ここでトドメを刺しておけ、坊や」
ゼロ「……必要はない。アレだけの傷を負ったのだ。立ち直れるはずが無い。私なら精神病院に通院する」
カレン「でも、一発殴っただけですからね」
C.C.「銃弾も一発くれてやったほうがいいぞ」
ゼロ「問題はない。それよりもここを離れるぞ。騒ぎになっては困るからな」
カレン「わかりました」
ゼロ「カレンは一足先にアジトのほうへ戻ってくれ。私はまだやるべきことがあるからな」
カレン「はい」
C.C.「やるべきこと?なんだそれは?」
ゼロ「まだ、痛むんだろ?」
C.C.「ふっ……。では、お言葉に甘えるか。優しくだっこしろ」ギュッ
ゼロ「はいはい」
マオ(ルルーシュ……ゆるさない……僕をここまでコケにして……絶対にゆるすものかぁぁ……地獄を……地獄をみせてあげるよ……ルルーシュ……!!)
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 03:35:41.44 ID:uuR6gbn20
数日後 ルルーシュの部屋
ナナリー「……」
マオ「……」
ナナリー「誰ですか?」
マオ「君がナナリーだね?ふふふ……」
ナナリー「……」
ナナリー(この喋り方、きっとお兄様とは正反対。自意識が強いのに、能力が伴わない。けれどもそんな自分の欠点に気がついていないタイプ)
マオ「お、い……何を分析してるんだ……おまえぇぇ……」
ナナリー「私をどうするつもりですか?」
ナナリー(ブリタニアに身柄を引き渡すつもりなら、話しかけたりはしない。有無を言わさず誘拐するはず。わざわざこうして話かけてきたということは、本当の狙いがあるはず)
マオ「……」
ナナリー(考えられる可能性は身代金。でも、今の私は一市民。お金があるとは誰も思わない。それならミレイさんのような人を狙うはず)
マオ「君……本当にルルーシュの妹だねぇ……」
ナナリー「……」
ナナリー(お兄様のことを知っている……。ということは、本当の狙いは私ではなく、お兄様!!)
ナナリー「……」
マオ「……」
ナナリー「誰ですか?」
マオ「君がナナリーだね?ふふふ……」
ナナリー「……」
ナナリー(この喋り方、きっとお兄様とは正反対。自意識が強いのに、能力が伴わない。けれどもそんな自分の欠点に気がついていないタイプ)
マオ「お、い……何を分析してるんだ……おまえぇぇ……」
ナナリー「私をどうするつもりですか?」
ナナリー(ブリタニアに身柄を引き渡すつもりなら、話しかけたりはしない。有無を言わさず誘拐するはず。わざわざこうして話かけてきたということは、本当の狙いがあるはず)
マオ「……」
ナナリー(考えられる可能性は身代金。でも、今の私は一市民。お金があるとは誰も思わない。それならミレイさんのような人を狙うはず)
マオ「君……本当にルルーシュの妹だねぇ……」
ナナリー「……」
ナナリー(お兄様のことを知っている……。ということは、本当の狙いは私ではなく、お兄様!!)
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 03:42:41.81 ID:bmaNMaXo0
ナナリー頭キレすぎだろ
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 03:42:59.93 ID:uuR6gbn20
マオ「こっちに来るんだ!!!このっ!!!」
ナナリー「きゃぁぁ!!!」
ナナリー(咲世子さんは買い物。お兄様は授業中。スザクさんも同じ……。今、ここで叫んでも、誰もこない。人気の無いクラブハウスが仇になりましたね)
マオ「おまえ……随分と冷静だねぇ……腹が立つよ……!!!ルルーシュを相手にしているみたいでさぁ!!!」
ナナリー「……」
ナナリー(先ほどから私の思考を読んでいる気がします……。これは一体……)
マオ「そうだよ。君の思考は全部分かるんだ、僕は特別だからね」
ナナリー(超能力者……。でも、そうとしか考えられません。なら、お兄様も危ない……)
マオ「さあ、大人しく捕まろうね、ナナリー?」
ナナリー「……わかりました」
ナナリー(ここは従っておかないと、何をされるかわかりません。お兄様なら、必ず助けてくれます)
マオ「無理だよ。僕はルルーシュを許さない。必ず地獄を見せて、ころしてやるんだ。あっはっはっはっはっはっは」
ナナリー(アナタ、頭がおかしいのですか?)
マオ「何を?!このガキぃ!!!」
ナナリー(やはり、私の考えていることがわかるのですね。その力は一体なんですか?)
ナナリー「きゃぁぁ!!!」
ナナリー(咲世子さんは買い物。お兄様は授業中。スザクさんも同じ……。今、ここで叫んでも、誰もこない。人気の無いクラブハウスが仇になりましたね)
マオ「おまえ……随分と冷静だねぇ……腹が立つよ……!!!ルルーシュを相手にしているみたいでさぁ!!!」
ナナリー「……」
ナナリー(先ほどから私の思考を読んでいる気がします……。これは一体……)
マオ「そうだよ。君の思考は全部分かるんだ、僕は特別だからね」
ナナリー(超能力者……。でも、そうとしか考えられません。なら、お兄様も危ない……)
マオ「さあ、大人しく捕まろうね、ナナリー?」
ナナリー「……わかりました」
ナナリー(ここは従っておかないと、何をされるかわかりません。お兄様なら、必ず助けてくれます)
マオ「無理だよ。僕はルルーシュを許さない。必ず地獄を見せて、ころしてやるんだ。あっはっはっはっはっはっは」
ナナリー(アナタ、頭がおかしいのですか?)
マオ「何を?!このガキぃ!!!」
ナナリー(やはり、私の考えていることがわかるのですね。その力は一体なんですか?)
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 03:50:41.99 ID:uuR6gbn20
マオ「黙ってろ……。黙って僕に従えばいいんだよ!!!」
ナナリー(そうですね。それしか今はできることはないようですし)
マオ「……」
ナナリー(思考を読まれていては咲世子さんに預けている緊急事態を知らせる通信機も使えませんし)
マオ「そんなもの持ってたのか……きみはぁ。全く、油断も隙もないなぁ。怖いよ、本当に怖い」
ナナリー「……」
マオ「この状況で逃走経路をいくつも思い浮かべるなんて……!!」
ナナリー(でも、アナタが居る以上は無意味、ですね)
マオ「こいつ……ルルーシュだ……!!」
ナナリー(それは褒め言葉ですね。嬉しいです)
マオ「気持ち悪い、がきめ!!」パシンッ!!!
ナナリー「くっ……」
ナナリー(激情すればすぐに暴力。常に冷静沈着なお兄様に勝てるはずがありません)
マオ「だまれよ!!!!このぉぉぉ!!!」ゲシッゲシッ!!!
ナナリー「ぐっ……!?うっ……?!」
ナナリー(そうですね。それしか今はできることはないようですし)
マオ「……」
ナナリー(思考を読まれていては咲世子さんに預けている緊急事態を知らせる通信機も使えませんし)
マオ「そんなもの持ってたのか……きみはぁ。全く、油断も隙もないなぁ。怖いよ、本当に怖い」
ナナリー「……」
マオ「この状況で逃走経路をいくつも思い浮かべるなんて……!!」
ナナリー(でも、アナタが居る以上は無意味、ですね)
マオ「こいつ……ルルーシュだ……!!」
ナナリー(それは褒め言葉ですね。嬉しいです)
マオ「気持ち悪い、がきめ!!」パシンッ!!!
ナナリー「くっ……」
ナナリー(激情すればすぐに暴力。常に冷静沈着なお兄様に勝てるはずがありません)
マオ「だまれよ!!!!このぉぉぉ!!!」ゲシッゲシッ!!!
ナナリー「ぐっ……!?うっ……?!」
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 03:57:51.76 ID:uuR6gbn20
地下水道
マオ「……これでいい」
ナナリー(爆弾ですか)
マオ「ど、どうしてわかった……?」
ナナリー(勘です)
マオ「本当に気持ち悪いガキだ……。まぁいい、今からその心にある鉄の仮面を削いでやるからね」
ナナリー(断言します。あなたではお兄様に勝てません)
マオ「ふざけるなぁぁぁ!!僕があのガキにまけるわけないだろうがぁ!!!」
ナナリー(どうでしょうか……)
マオ「今から、ルルーシュの慌てる声をきかせてあげるよ」
マオ「―――もしもし、僕だよ。ルルー?愛しのルルー?」
ルルーシュ『何の真似だ。ナナリーをどうした?』
マオ「写真、見てくれたんだぁ。どうだい?大切な物が踏み躙られるのって辛いだろぉ?」
ルルーシュ『ナナリーは関係がないだろ?!』
マオ「関係あるよ。君にとってのナナリーは、僕にとってのC.C.みたいなものだろぉ?」
マオ「……これでいい」
ナナリー(爆弾ですか)
マオ「ど、どうしてわかった……?」
ナナリー(勘です)
マオ「本当に気持ち悪いガキだ……。まぁいい、今からその心にある鉄の仮面を削いでやるからね」
ナナリー(断言します。あなたではお兄様に勝てません)
マオ「ふざけるなぁぁぁ!!僕があのガキにまけるわけないだろうがぁ!!!」
ナナリー(どうでしょうか……)
マオ「今から、ルルーシュの慌てる声をきかせてあげるよ」
マオ「―――もしもし、僕だよ。ルルー?愛しのルルー?」
ルルーシュ『何の真似だ。ナナリーをどうした?』
マオ「写真、見てくれたんだぁ。どうだい?大切な物が踏み躙られるのって辛いだろぉ?」
ルルーシュ『ナナリーは関係がないだろ?!』
マオ「関係あるよ。君にとってのナナリーは、僕にとってのC.C.みたいなものだろぉ?」
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 04:03:41.60 ID:uuR6gbn20
ナナリー(思考するだけ、相手の思う壺。お兄様にとってはとても危険な相手かもしれません……)
マオ「今、ナナリーの声を聞かせてあげるよぉ。―――ほら」
ナナリー「……」
ルルーシュ『ナナリー!!大丈夫か?!ナナリー?!』
ナナリー「……」
ルルーシュ『どうした?!ナナリー?!おい?!』
ナナリー「……」
ルルーシュ『……』
マオ「はっ!!!おまえぇぇ!!!!」パシッ!!!
ナナリー「うっ……?!」
ルルーシュ『マオ!!貴様!!!ナナリーに何をした!!!』
マオ「お、おまえ……沈黙することでこの場所の音をルルーシュにきかせようとしたなぁぁ?!!」
ナナリー(水の音が聞こえれば……お兄様はすぐにここへやってきます……)
マオ「あぁぁぁぁぁ!!!!なんだこの兄妹はぁ!!!!すごいねえ!!本当にすごいよぉ!!!」
ナナリー「……」
マオ「今、ナナリーの声を聞かせてあげるよぉ。―――ほら」
ナナリー「……」
ルルーシュ『ナナリー!!大丈夫か?!ナナリー?!』
ナナリー「……」
ルルーシュ『どうした?!ナナリー?!おい?!』
ナナリー「……」
ルルーシュ『……』
マオ「はっ!!!おまえぇぇ!!!!」パシッ!!!
ナナリー「うっ……?!」
ルルーシュ『マオ!!貴様!!!ナナリーに何をした!!!』
マオ「お、おまえ……沈黙することでこの場所の音をルルーシュにきかせようとしたなぁぁ?!!」
ナナリー(水の音が聞こえれば……お兄様はすぐにここへやってきます……)
マオ「あぁぁぁぁぁ!!!!なんだこの兄妹はぁ!!!!すごいねえ!!本当にすごいよぉ!!!」
ナナリー「……」
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 04:06:11.70 ID:4bRBjMtp0
ななりーすげー
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 04:11:14.23 ID:uuR6gbn20
マオ「予定変更だ……!!ここで、爆破してやる……!!」
ナナリー(そんなことをすればここが崩れ、アナタも生き埋めになりますよ?)
マオ「あっはっはっは!!バカだねぇ。そんなヘマをするわけないだろぉ?きちんと時間差で爆発するようにしてあるよ」
ナナリー(なら、早く押して立ち去ってください)
マオ「なに……」
ナナリー(どうしたのですか、早くしないとお兄様が着てしまいますよ?)
マオ「いいよ。そんなに死にたいなら、おしてやる!!!」
ナナリー(お兄様……どうか……私の仇を……)
マオ「あっはっはっはっはっはっは!!!!」
スザク「そこまでだ」グッ!!
マオ「がぁ?!な、なにぃ……?!」
ルルーシュ「間に合ったか!!」
ナナリー「お兄様!!お兄様ぁ!!!」
ルルーシュ「大丈夫だったか、ナナリー?!」
マオ「ど、どうして……こんなにもはやく……!?」
ナナリー(そんなことをすればここが崩れ、アナタも生き埋めになりますよ?)
マオ「あっはっはっは!!バカだねぇ。そんなヘマをするわけないだろぉ?きちんと時間差で爆発するようにしてあるよ」
ナナリー(なら、早く押して立ち去ってください)
マオ「なに……」
ナナリー(どうしたのですか、早くしないとお兄様が着てしまいますよ?)
マオ「いいよ。そんなに死にたいなら、おしてやる!!!」
ナナリー(お兄様……どうか……私の仇を……)
マオ「あっはっはっはっはっはっは!!!!」
スザク「そこまでだ」グッ!!
マオ「がぁ?!な、なにぃ……?!」
ルルーシュ「間に合ったか!!」
ナナリー「お兄様!!お兄様ぁ!!!」
ルルーシュ「大丈夫だったか、ナナリー?!」
マオ「ど、どうして……こんなにもはやく……!?」
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 04:17:03.56 ID:uuR6gbn20
ルルーシュ「ふっ、マオ。ナナリーとお喋りしすぎたようだな?」
マオ「な、なに……?」
ルルーシュ「ナナリーの声に翻弄され、俺たちの動きを把握することを忘れていただろ?」
マオ「は……!?」
ナナリー「お兄様……私、とても怖かったです……」スリスリ
ナナリー(思考を読めるなら、私以外の思考を読ませないようにしたらいいだけです。それならお兄様の考えをあなたが読むことは出来ない)
マオ「お、おまえ……!!」
ルルーシュ「冷静さを欠いた貴様の負けだ、マオ」
ナナリー「お兄様……抱きしめてください……からだがふるえて……」
ナナリー(だから言ったのです。お兄様には勝てないと)
ルルーシュ「可哀相に……。もう大丈夫だ」ギュッ
ルルーシュ(ナナリーに一杯食わされたな。マオ)
ナナリー「お兄様、愛しています」
ルルーシュ「俺もだよ、ナナリー?」
マオ「くそぉ!!!ルルーシュゥゥ!!!!」
マオ「な、なに……?」
ルルーシュ「ナナリーの声に翻弄され、俺たちの動きを把握することを忘れていただろ?」
マオ「は……!?」
ナナリー「お兄様……私、とても怖かったです……」スリスリ
ナナリー(思考を読めるなら、私以外の思考を読ませないようにしたらいいだけです。それならお兄様の考えをあなたが読むことは出来ない)
マオ「お、おまえ……!!」
ルルーシュ「冷静さを欠いた貴様の負けだ、マオ」
ナナリー「お兄様……抱きしめてください……からだがふるえて……」
ナナリー(だから言ったのです。お兄様には勝てないと)
ルルーシュ「可哀相に……。もう大丈夫だ」ギュッ
ルルーシュ(ナナリーに一杯食わされたな。マオ)
ナナリー「お兄様、愛しています」
ルルーシュ「俺もだよ、ナナリー?」
マオ「くそぉ!!!ルルーシュゥゥ!!!!」
89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 04:21:34.43 ID:zOxVhX2g0
もうやだこの兄妹
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 04:22:12.54 ID:U3rj+Sl80
またこのパターン
マオは泣いていい
マオは泣いていい
92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 04:22:43.63 ID:uuR6gbn20
スザク「大人しくしろ!!」
マオ「ぐあぁ?!」
ルルーシュ「さてと、あとのことはスザクに任せてもいいか?」
ルルーシュ(早く帰って怖がっているナナリーを慰めてやらないといけないからな)
スザク「ああ、構わないよ」
スザク(ああ、構わないよ)
ナナリー「スザクさん、大変申し訳ありませんがお願いします」
ナナリー(お兄様にたくさん甘える、チャーンスっ)
マオ「ふふふ……あはははははは!!!!!」
ルルーシュ(気でも触れたか?)
マオ「ウソだらけ……お前らはウソしかついてない!!!!」
ルルーシュ「人間は嘘をついて自己を形成している。他人に見せる自分は嘘の塊だ」
マオ「ああ、そうだね。そうだよ……。だからこそ僕は腹が立つ!!」
ルルーシュ「何が言いたい?」
マオ「嘘で塗り固めたお前だモテることにだよぉ!!!ルルーシュぅぅ!!!」
マオ「ぐあぁ?!」
ルルーシュ「さてと、あとのことはスザクに任せてもいいか?」
ルルーシュ(早く帰って怖がっているナナリーを慰めてやらないといけないからな)
スザク「ああ、構わないよ」
スザク(ああ、構わないよ)
ナナリー「スザクさん、大変申し訳ありませんがお願いします」
ナナリー(お兄様にたくさん甘える、チャーンスっ)
マオ「ふふふ……あはははははは!!!!!」
ルルーシュ(気でも触れたか?)
マオ「ウソだらけ……お前らはウソしかついてない!!!!」
ルルーシュ「人間は嘘をついて自己を形成している。他人に見せる自分は嘘の塊だ」
マオ「ああ、そうだね。そうだよ……。だからこそ僕は腹が立つ!!」
ルルーシュ「何が言いたい?」
マオ「嘘で塗り固めたお前だモテることにだよぉ!!!ルルーシュぅぅ!!!」
93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 04:28:36.42 ID:uuR6gbn20
スザク(何か言い出した……)
ナナリー(やはり、女性に縁がないのですね……)
ルルーシュ(哀れだな……)
マオ「やめろぉ!!!そんな声をだすなぁぁ!!!」
スザク「身柄はこちらで預かる。さぁ、立つんだ」
マオ「どうして!!どうしてだぁ!!!どうしてお前みたいな奴が女に好かれて!!僕は虐げられるんだよぉ!!!」
ルルーシュ「知らないな」
マオ「心が読めるんだよ?!僕は!!気遣いだってできるし!!空気だって誰よりも読めるのにぃ!!!」
ナナリー(早く帰りたい……)
マオ「C.C.は僕に振り向いてくれない!!何故、おまえなんだ!!!えぇ?!ルルーシュぅぅ!!!!」
スザク「何があったか知らないけど、君が悪いのは確かだ」
マオ「だまれぇ!!」
ルルーシュ「錯乱状態か。これ以上、まともな話などできない。スザク、連れて行ってくれ」
スザク「ああ。さ、こっちだ」
マオ「はなせっ!!C.C.は僕のものだぁ!!!ルルーシュ!!!必ず!!ぼくはぁぁぁ―――」
ナナリー(やはり、女性に縁がないのですね……)
ルルーシュ(哀れだな……)
マオ「やめろぉ!!!そんな声をだすなぁぁ!!!」
スザク「身柄はこちらで預かる。さぁ、立つんだ」
マオ「どうして!!どうしてだぁ!!!どうしてお前みたいな奴が女に好かれて!!僕は虐げられるんだよぉ!!!」
ルルーシュ「知らないな」
マオ「心が読めるんだよ?!僕は!!気遣いだってできるし!!空気だって誰よりも読めるのにぃ!!!」
ナナリー(早く帰りたい……)
マオ「C.C.は僕に振り向いてくれない!!何故、おまえなんだ!!!えぇ?!ルルーシュぅぅ!!!!」
スザク「何があったか知らないけど、君が悪いのは確かだ」
マオ「だまれぇ!!」
ルルーシュ「錯乱状態か。これ以上、まともな話などできない。スザク、連れて行ってくれ」
スザク「ああ。さ、こっちだ」
マオ「はなせっ!!C.C.は僕のものだぁ!!!ルルーシュ!!!必ず!!ぼくはぁぁぁ―――」
94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 04:34:35.50 ID:uuR6gbn20
ルルーシュ「ナナリー、怖かっただろ?」
ナナリー「いいえ。お兄様が必ず助けにきてくれると信じていましたから」
ルルーシュ「ナナリー……」ギュッ
ナナリー「お兄様……」ギュッ
C.C.「おい、マオはどうした?」
ルルーシュ「ん?ああ、スザクに身柄を預けた。もう心配はない」
C.C.「だといいがな……」
ナナリー「お兄様、今日は一緒に寝てくださいますよね?」スリスリ
ルルーシュ「ああ、いいとも。一緒に寝てやる」
ナナリー「お兄様、好きです」
ルルーシュ「俺もだ」
C.C.「これで終わればいいがな……」
ナナリー「んー」
ルルーシュ「こら、それはまだ早いだろ?」
ナナリー「ふふ……残念です。では、ベッドの中で……」
ナナリー「いいえ。お兄様が必ず助けにきてくれると信じていましたから」
ルルーシュ「ナナリー……」ギュッ
ナナリー「お兄様……」ギュッ
C.C.「おい、マオはどうした?」
ルルーシュ「ん?ああ、スザクに身柄を預けた。もう心配はない」
C.C.「だといいがな……」
ナナリー「お兄様、今日は一緒に寝てくださいますよね?」スリスリ
ルルーシュ「ああ、いいとも。一緒に寝てやる」
ナナリー「お兄様、好きです」
ルルーシュ「俺もだ」
C.C.「これで終わればいいがな……」
ナナリー「んー」
ルルーシュ「こら、それはまだ早いだろ?」
ナナリー「ふふ……残念です。では、ベッドの中で……」
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 04:39:46.74 ID:uuR6gbn20
数日後 学園中庭
ミレイ「えー、では、ナナリー誘拐未遂事件を見事解決に導いた、スザクくん、どーぞ!!」
スザク「ど、どうも……」
リヴァル「やるじゃん、スザクー」
スザク「でも、殆どルルーシュが解決したようなものだし」
シャーリー「それでもすごいよ、スザクくん」パチパチ
カレン「まぁ、そうね」
スザク「ありがとう」
ルルーシュ「改めて礼を言わせてくれ」
スザク「ルルーシュからは何度も言われた」
ナナリー「私からもお礼をさせてください」
スザク「ナナリーにも嫌と言うほどお礼はされたよ?」
ナナリー「私のお礼が嫌なのですか?」
スザク「あ、そういうことじゃなくて……」
ミレイ「さー!!今日は生徒会で昼食パーティーよー!!のめー、さわげー」
ミレイ「えー、では、ナナリー誘拐未遂事件を見事解決に導いた、スザクくん、どーぞ!!」
スザク「ど、どうも……」
リヴァル「やるじゃん、スザクー」
スザク「でも、殆どルルーシュが解決したようなものだし」
シャーリー「それでもすごいよ、スザクくん」パチパチ
カレン「まぁ、そうね」
スザク「ありがとう」
ルルーシュ「改めて礼を言わせてくれ」
スザク「ルルーシュからは何度も言われた」
ナナリー「私からもお礼をさせてください」
スザク「ナナリーにも嫌と言うほどお礼はされたよ?」
ナナリー「私のお礼が嫌なのですか?」
スザク「あ、そういうことじゃなくて……」
ミレイ「さー!!今日は生徒会で昼食パーティーよー!!のめー、さわげー」
98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 04:44:34.87 ID:uuR6gbn20
ミレイ「ちょっと、そこで縮こまってないで、こっちにおいでよ」
ニーナ「でも……」
ミレイ「いいから。みんなー?飲み物は行き渡ったぁ?」
シャーリー「はーい。大丈夫でーす」
咲世子「ナナリー様、どうぞ」
ナナリー「ありがとうございます」
ミレイ「それじゃあ、かんぱーい!!」
リヴァル「かんぱーい!!!」
スザク「たまにはいいね、こういうのも」
ルルーシュ「そうだな」
シャーリー「あれー?かいちょー、こっちおにぎり少ないでーす」
ミレイ「え?そう?こっちは丁度いいけど……。ルルーシュ?そっちは?」
ルルーシュ「こっちも丁度いいですが……」
マオ「おしいねえ……。日本のお米は……」モグモグ
カレン「……あんた、何してる?」
ニーナ「でも……」
ミレイ「いいから。みんなー?飲み物は行き渡ったぁ?」
シャーリー「はーい。大丈夫でーす」
咲世子「ナナリー様、どうぞ」
ナナリー「ありがとうございます」
ミレイ「それじゃあ、かんぱーい!!」
リヴァル「かんぱーい!!!」
スザク「たまにはいいね、こういうのも」
ルルーシュ「そうだな」
シャーリー「あれー?かいちょー、こっちおにぎり少ないでーす」
ミレイ「え?そう?こっちは丁度いいけど……。ルルーシュ?そっちは?」
ルルーシュ「こっちも丁度いいですが……」
マオ「おしいねえ……。日本のお米は……」モグモグ
カレン「……あんた、何してる?」
99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 04:45:59.98 ID:S/YYCmBg0
おい惜しいとはなんだ惜しいとは!!
いくらマオさんとはいえ捨て置けんぞ!
いくらマオさんとはいえ捨て置けんぞ!
100: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 2012/11/28(水) 04:47:01.87 ID:vH/pXXU00
>>99
ジャム入れたらもっと美味しくなるのにってことだろ
ジャム入れたらもっと美味しくなるのにってことだろ
101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 04:50:06.91 ID:nrMgpy900
>>100
セシルさんはよ寝ろ
セシルさんはよ寝ろ
102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 04:51:00.17 ID:uuR6gbn20
シャーリー「あ、あなたは!?」
マオ「マオだよ、シャーリー?」
ミレイ「えっと、どちら様?」
スザク「ナナリーを誘拐しようとした犯人だ!!」
マオ「心外だね。僕はきちんと誘拐したのに、どうして未遂になってるの?」
ルルーシュ「何もかもが不完全だったんだ。未遂で十分だろ?」
マオ「ふふふ、相変わらず腸が煮えくり返る台詞をくれるね、ルルーシュは」
ルルーシュ「何の用だ?」
ナナリー(またお兄様に甘えるチャーンス)
咲世子(ナナリー様はお守りしなければ!!そして、ルルーシュ様に褒めていただく!!)
カレン(ゼロの敵。なら、ここで首をとればゼロに褒めてもらえるかも)
シャーリー(また私を脅しに……。でも、もう私とルルは恋人内定だし、大丈夫。何があってもルルが守ってくれる!!)
ミレイ(こんなときにルルーシュの傍にいれば、心置きなく抱きつけるのに……)
ニーナ(ミレイちゃん……こわいよぉ……)ギュゥゥ
マオ「全員……ルルーシュ……ルルーシュか……!!」
マオ「マオだよ、シャーリー?」
ミレイ「えっと、どちら様?」
スザク「ナナリーを誘拐しようとした犯人だ!!」
マオ「心外だね。僕はきちんと誘拐したのに、どうして未遂になってるの?」
ルルーシュ「何もかもが不完全だったんだ。未遂で十分だろ?」
マオ「ふふふ、相変わらず腸が煮えくり返る台詞をくれるね、ルルーシュは」
ルルーシュ「何の用だ?」
ナナリー(またお兄様に甘えるチャーンス)
咲世子(ナナリー様はお守りしなければ!!そして、ルルーシュ様に褒めていただく!!)
カレン(ゼロの敵。なら、ここで首をとればゼロに褒めてもらえるかも)
シャーリー(また私を脅しに……。でも、もう私とルルは恋人内定だし、大丈夫。何があってもルルが守ってくれる!!)
ミレイ(こんなときにルルーシュの傍にいれば、心置きなく抱きつけるのに……)
ニーナ(ミレイちゃん……こわいよぉ……)ギュゥゥ
マオ「全員……ルルーシュ……ルルーシュか……!!」
103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 04:56:25.74 ID:uuR6gbn20
スザク「どうやって留置所から……」
マオ「僕がどうしてここに来たか、わかるかい?」
ルルーシュ「わからないな」
マオ「……お前らの化けの皮を剥がすためだ」
ルルーシュ「なに?」
カレン「化けの皮?」
マオ「まずは……リヴァル・カルデモンド!!」
リヴァル「お、俺?!」
マオ「君はミレイ・アッシュフォードのことが好きだよねぇ?」
リヴァル「なぁ?!」
ミレイ「へぇ。ま、知ってたけど」
リヴァル「しってたんですかぁ!?」
ミレイ「そりゃあ、ね。私も女だしぃ、リヴァルの視線に特別なものを感じてたわよ」
リヴァル「じゃあ、どうして俺の想いにこたえてくれないんですかぁ?!」
マオ「……」
マオ「僕がどうしてここに来たか、わかるかい?」
ルルーシュ「わからないな」
マオ「……お前らの化けの皮を剥がすためだ」
ルルーシュ「なに?」
カレン「化けの皮?」
マオ「まずは……リヴァル・カルデモンド!!」
リヴァル「お、俺?!」
マオ「君はミレイ・アッシュフォードのことが好きだよねぇ?」
リヴァル「なぁ?!」
ミレイ「へぇ。ま、知ってたけど」
リヴァル「しってたんですかぁ!?」
ミレイ「そりゃあ、ね。私も女だしぃ、リヴァルの視線に特別なものを感じてたわよ」
リヴァル「じゃあ、どうして俺の想いにこたえてくれないんですかぁ?!」
マオ「……」
104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 05:00:43.43 ID:uuR6gbn20
ミレイ「それはぁ……」
マオ「無理だよねぇ、そんなこと……。だって、お前は!!ルルーシュのことが好きなんだもんねぇ!!あっはっはっはっは!!!」
ミレイ「……っ」
リヴァル「あぁぁ!!やっぱりぃ!?」
シャーリー「会長も!?」
カレン「意外」
ニーナ「わー」
咲世子「ミレイ様……。まさかこんな形で想いを告げることになるなんて……」
ナナリー「……」
ルルーシュ「会長……そうだったんですか……?」
ミレイ「……うん。なんか、ごめん」
ルルーシュ「い、いえ……」
マオ「さぁ、どんどん行こうか。次は篠崎咲世子、君だよ!!」
咲世子「私はルルーシュ様のことが好きですがそれは使用人してであり、一切異性として想ったことはありません」
マオ「……」
マオ「無理だよねぇ、そんなこと……。だって、お前は!!ルルーシュのことが好きなんだもんねぇ!!あっはっはっはっは!!!」
ミレイ「……っ」
リヴァル「あぁぁ!!やっぱりぃ!?」
シャーリー「会長も!?」
カレン「意外」
ニーナ「わー」
咲世子「ミレイ様……。まさかこんな形で想いを告げることになるなんて……」
ナナリー「……」
ルルーシュ「会長……そうだったんですか……?」
ミレイ「……うん。なんか、ごめん」
ルルーシュ「い、いえ……」
マオ「さぁ、どんどん行こうか。次は篠崎咲世子、君だよ!!」
咲世子「私はルルーシュ様のことが好きですがそれは使用人してであり、一切異性として想ったことはありません」
マオ「……」
105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 05:06:10.41 ID:uuR6gbn20
咲世子「ふぅ……」
マオ「……なら、次は……枢木スザク!!君だ!!」
スザク「僕はユフィのことが好きだ」
マオ「ぐっ……!?なら……ニーナ・アインシュタイン!!!」
ニーナ「ひっ……」
マオ「君は問題がおおいよねぇ……。男を好きになれない。過去の傷がそうさせている」
ニーナ「や、やめて……」
マオ「女しか愛せない異常者め!!!」
ミレイ「……!!」パシンッ!!!!
マオ「え……?」
ミレイ「ニーナの悪口を言うのは絶対に許さない」
ニーナ「ミ、ミレイちゃぁん……」
マオ「な、なんだよ……じゃあ、次はナナリー!!きみ―――」
ナナリー「私はお兄様が大好きです」
ルルーシュ「ありがとう、ナナリー。俺もだ」
マオ「……なら、次は……枢木スザク!!君だ!!」
スザク「僕はユフィのことが好きだ」
マオ「ぐっ……!?なら……ニーナ・アインシュタイン!!!」
ニーナ「ひっ……」
マオ「君は問題がおおいよねぇ……。男を好きになれない。過去の傷がそうさせている」
ニーナ「や、やめて……」
マオ「女しか愛せない異常者め!!!」
ミレイ「……!!」パシンッ!!!!
マオ「え……?」
ミレイ「ニーナの悪口を言うのは絶対に許さない」
ニーナ「ミ、ミレイちゃぁん……」
マオ「な、なんだよ……じゃあ、次はナナリー!!きみ―――」
ナナリー「私はお兄様が大好きです」
ルルーシュ「ありがとう、ナナリー。俺もだ」
108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 05:11:17.90 ID:uuR6gbn20
シャーリー「……」
マオ「たいへんだねえ。シャーリー?君の好きな男は妹しか愛せない変人なんだよ?」
ルルーシュ「マオ、なんだと?」
マオ「妹さえいればそれでいいんだよね、君は!!!」
ルルーシュ「当然だ」
マオ「……?!」
シャーリー「え?ルル、そうなの?」
ルルーシュ「隠しても仕方が無い。俺にとってナナリーが全てであり、ナナリーを中心に世界が回っている」
ルルーシュ「その他のモノは世界を彩る背景にすぎない」
カレン「言い切るのね……」
シャーリー「そんなぁ!!ルル!!」
ルルーシュ「だが、当然の帰結だ。ナナリーは俺にとって最後の肉親。恋人かナナリーかを天秤にかけられたら、俺はナナリーを選ぶ!!」
シャーリー「……」
ナナリー「素敵です。お兄様」パチパチ
マオ「狂ってる……やっぱり、この兄妹は狂ってる……!!」
マオ「たいへんだねえ。シャーリー?君の好きな男は妹しか愛せない変人なんだよ?」
ルルーシュ「マオ、なんだと?」
マオ「妹さえいればそれでいいんだよね、君は!!!」
ルルーシュ「当然だ」
マオ「……?!」
シャーリー「え?ルル、そうなの?」
ルルーシュ「隠しても仕方が無い。俺にとってナナリーが全てであり、ナナリーを中心に世界が回っている」
ルルーシュ「その他のモノは世界を彩る背景にすぎない」
カレン「言い切るのね……」
シャーリー「そんなぁ!!ルル!!」
ルルーシュ「だが、当然の帰結だ。ナナリーは俺にとって最後の肉親。恋人かナナリーかを天秤にかけられたら、俺はナナリーを選ぶ!!」
シャーリー「……」
ナナリー「素敵です。お兄様」パチパチ
マオ「狂ってる……やっぱり、この兄妹は狂ってる……!!」
110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 05:17:05.44 ID:vcMrv6Ei0
マオがかわいそすぎる
扇しね
扇しね
111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 05:17:28.56 ID:uuR6gbn20
マオ「な、なら……カレン!!君だよ!!」
カレン「……」
マオ「君はゼ―――」
カレン「手が滑ったぁぁぁ!!!!」ドゴォ!!!
マオ「ごっほ?!」
カレン「……あ、ごめんなさい。大丈夫ですか?」
マオ「う……な……?!」
カレン「(あんたなんて、敵じゃないのよ)」
マオ「が……」
リヴァル「おいおい。今、手が滑ったわりに重いパンチはいったぞ?」
シャーリー「鼻血でてますよ!!鼻血!!」
スザク「もう一度、逮捕しておかないと」
マオ「やめろ!!!やめろやめろやめろ!!!」
ルルーシュ「マオ、もうお前にできることはない。諦めて故郷に帰れ」
マオ「ルルーシュ……!!どうして!!どうしてだ!!どうしてお前たちは!!こんな屑を信頼するんだよ!!!」
カレン「……」
マオ「君はゼ―――」
カレン「手が滑ったぁぁぁ!!!!」ドゴォ!!!
マオ「ごっほ?!」
カレン「……あ、ごめんなさい。大丈夫ですか?」
マオ「う……な……?!」
カレン「(あんたなんて、敵じゃないのよ)」
マオ「が……」
リヴァル「おいおい。今、手が滑ったわりに重いパンチはいったぞ?」
シャーリー「鼻血でてますよ!!鼻血!!」
スザク「もう一度、逮捕しておかないと」
マオ「やめろ!!!やめろやめろやめろ!!!」
ルルーシュ「マオ、もうお前にできることはない。諦めて故郷に帰れ」
マオ「ルルーシュ……!!どうして!!どうしてだ!!どうしてお前たちは!!こんな屑を信頼するんだよ!!!」
113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 05:27:49.00 ID:sJ0IP746P
マオって配下に入れてもそこまで役に立たないよな
114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 05:28:52.01 ID:uuR6gbn20
シャーリー「どういうことですか?」
マオ「こいつは不要だと思う人間は簡単に切り捨て、自分にって得のある人間だけを周りに置いておく、狡猾で!!ずるい!!男なんだ!!」
ルルーシュ「合理的だろ?」
マオ「……」
シャーリー「まぁ、でも、人ってそういう一面あるよね?」
ミレイ「ないとは、いえないかなー?」
リヴァル「そうだなぁ。やっぱり、自分になんらかの利益がないと人付き合いなんてやってられないしなぁ」
ニーナ「うんうん」
咲世子「ルルーシュ様の思想は理にかなっています」
ナナリー「誰でもそうします。私もそうします」
スザク「……僕もそういう人生を歩んできたかもしれない」
カレン「え?それって、駄目なことなの?」
ルルーシュ「な?」
マオ「な?じゃない!!!なんだお前らはぁ!!!」
ミレイ「まぁ、根本的なところで似てるってことじゃないかなぁ、私たち」
マオ「こいつは不要だと思う人間は簡単に切り捨て、自分にって得のある人間だけを周りに置いておく、狡猾で!!ずるい!!男なんだ!!」
ルルーシュ「合理的だろ?」
マオ「……」
シャーリー「まぁ、でも、人ってそういう一面あるよね?」
ミレイ「ないとは、いえないかなー?」
リヴァル「そうだなぁ。やっぱり、自分になんらかの利益がないと人付き合いなんてやってられないしなぁ」
ニーナ「うんうん」
咲世子「ルルーシュ様の思想は理にかなっています」
ナナリー「誰でもそうします。私もそうします」
スザク「……僕もそういう人生を歩んできたかもしれない」
カレン「え?それって、駄目なことなの?」
ルルーシュ「な?」
マオ「な?じゃない!!!なんだお前らはぁ!!!」
ミレイ「まぁ、根本的なところで似てるってことじゃないかなぁ、私たち」
116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 05:37:23.63 ID:uuR6gbn20
マオ「めちゃくちゃだ……くそ……!!」
ルルーシュ「どこに行く?」
マオ「思えば始めからだった……。シャーリーの心の呟きを聞かされ……カレンの心の声に血を吐き……ナナリーの蔑視にひれ伏した……!!」
シャーリー「あの……」
マオ「お前は不幸になるよ!!シャーリィー!!」
シャーリー「な、なんですか、いきなり!!」
マオ「妹しか愛せない男に惚れるなんてご愁傷様。ミレイもカレンも!!!全員バカだ!!!あはははははは!!!!」
ルルーシュ「心の声を聞いての意見か、それは?」
マオ「……!」
シャーリー(ルル、ナナちゃんのこと好きって言ってたけど、きっと兄妹愛、家族愛だよ。うん。大丈夫、私とルルは恋人内定だもん)
カレン(ゼロに会いたい……)
ミレイ(もうわたしの気持ち知られちゃったし、積極的になろうかなぁ……)
咲世子(ルルーシュ様に褒めてもらえるところはありませんでしたね。またお皿洗いで評価を上げないと)
ナナリー(お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様……)
マオ「ああ、僕の意見はかわらない。みんなバカだ!!こんな男のどこがいいんだよぉ!!」
ルルーシュ「どこに行く?」
マオ「思えば始めからだった……。シャーリーの心の呟きを聞かされ……カレンの心の声に血を吐き……ナナリーの蔑視にひれ伏した……!!」
シャーリー「あの……」
マオ「お前は不幸になるよ!!シャーリィー!!」
シャーリー「な、なんですか、いきなり!!」
マオ「妹しか愛せない男に惚れるなんてご愁傷様。ミレイもカレンも!!!全員バカだ!!!あはははははは!!!!」
ルルーシュ「心の声を聞いての意見か、それは?」
マオ「……!」
シャーリー(ルル、ナナちゃんのこと好きって言ってたけど、きっと兄妹愛、家族愛だよ。うん。大丈夫、私とルルは恋人内定だもん)
カレン(ゼロに会いたい……)
ミレイ(もうわたしの気持ち知られちゃったし、積極的になろうかなぁ……)
咲世子(ルルーシュ様に褒めてもらえるところはありませんでしたね。またお皿洗いで評価を上げないと)
ナナリー(お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様……)
マオ「ああ、僕の意見はかわらない。みんなバカだ!!こんな男のどこがいいんだよぉ!!」
118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 05:42:00.82 ID:uuR6gbn20
マオ「もういい……こんなところに居たら頭がおかしくなる……」
スザク「まて!!」
ルルーシュ「もういい。奴は諦めたんだろう。勝つことを」
スザク「でも、ルルーシュ。あいつは」
ルルーシュ「その内、奴は自ら幕を下ろすはずだ」
スザク「君がそういうならいいけど……」
ルルーシュ「さ、昼食の続きにしましょう」
ミレイ「私、ルルーシュのとーなり!」
シャーリー「会長!!なんでですかぁ!?」
ニーナ「わ、私!ミレイちゃんの隣がいい!!」ギュゥゥ
ミレイ「え?」
ナナリー「私はお兄様の膝の上がいいです」
咲世子「では、私はルルーシュ様の背後へ」
リヴァル「ルルーシュのやろう……」
スザク「ルルーシュは不思議なカリスマがあるからね。仕方ないと思う」
スザク「まて!!」
ルルーシュ「もういい。奴は諦めたんだろう。勝つことを」
スザク「でも、ルルーシュ。あいつは」
ルルーシュ「その内、奴は自ら幕を下ろすはずだ」
スザク「君がそういうならいいけど……」
ルルーシュ「さ、昼食の続きにしましょう」
ミレイ「私、ルルーシュのとーなり!」
シャーリー「会長!!なんでですかぁ!?」
ニーナ「わ、私!ミレイちゃんの隣がいい!!」ギュゥゥ
ミレイ「え?」
ナナリー「私はお兄様の膝の上がいいです」
咲世子「では、私はルルーシュ様の背後へ」
リヴァル「ルルーシュのやろう……」
スザク「ルルーシュは不思議なカリスマがあるからね。仕方ないと思う」
119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 05:47:49.18 ID:wvjfJyaM0
でもリヴァルだって充分凄いよな。周りがもっと凄いやつだらけだけど
120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 05:50:07.77 ID:uuR6gbn20
河川敷
マオ「……」
C.C.「膝を抱えてどうした?」
マオ「しーつー……。僕はもう……ダメだ……」
C.C.「……」
マオ「ルルーシュとその仲間たちにどんな言葉を浴びせても、あいつら平気な顔して……僕をバカにする……」
C.C.「マオ……」
マオ「しーつー……!!僕を見捨てないで!!しーつー!!!僕の傍にいてよぉ!!!しーつーは僕のことが大好きなんだからさ!!」
C.C.「ああ、大好きだったよ、マオ」ナデナデ
マオ「しぃーつぅー、僕のしーつ―――」
バァン!!
C.C.「……」
C.C.「お前のおかげで何人か前向きに生きることができた。それは誇りに思え」
C.C.「マオ、お前は最後にギアスを人のために使ったんだ……」
C.C.「さよなら」
おしまい。
マオ「……」
C.C.「膝を抱えてどうした?」
マオ「しーつー……。僕はもう……ダメだ……」
C.C.「……」
マオ「ルルーシュとその仲間たちにどんな言葉を浴びせても、あいつら平気な顔して……僕をバカにする……」
C.C.「マオ……」
マオ「しーつー……!!僕を見捨てないで!!しーつー!!!僕の傍にいてよぉ!!!しーつーは僕のことが大好きなんだからさ!!」
C.C.「ああ、大好きだったよ、マオ」ナデナデ
マオ「しぃーつぅー、僕のしーつ―――」
バァン!!
C.C.「……」
C.C.「お前のおかげで何人か前向きに生きることができた。それは誇りに思え」
C.C.「マオ、お前は最後にギアスを人のために使ったんだ……」
C.C.「さよなら」
おしまい。
122: 忍法帖【Lv=8,xxxP】(1+0:15) 2012/11/28(水) 05:56:50.70 ID:2eBDbWyE0
最後のマオが布団のシーツに包まりながらゴロゴロする幼児にしか思えないwww
123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 06:00:24.36 ID:wvjfJyaM0
>>1のおぉーつぅー…!
130: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/28(水) 07:47:14.02 ID:ZBPc9LJ20
おつ
マオ哀れすぎるわ…
マオ哀れすぎるわ…
引用元: マオ「僕のギアスは心を読むんだよ!!」ルルーシュ「ほう……?」
シュナイゼル「ダモクレスの鍵は預けるよ」ナナリー「……」
2020-05-23
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 00:49:58.88 ID:NXldSSOY0
シュナイゼル「ナナリー?」
ナナリー「……」
コーネリア「どうした、ナナリー?」
ナナリー「……あ、はい」
シュナイゼル「ナナリーに預けよう、ダモクレスの鍵を」
ナナリー「どうも」
コーネリア「大丈夫か?」
ナナリー「はい」
ナナリー「……」
コーネリア「どうした、ナナリー?」
ナナリー「……あ、はい」
シュナイゼル「ナナリーに預けよう、ダモクレスの鍵を」
ナナリー「どうも」
コーネリア「大丈夫か?」
ナナリー「はい」
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4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 00:52:45.69 ID:NXldSSOY0
シュナイゼル「いいかい?私が合図を出すから、ナナリーはこの先端のスイッチを押すだけでいい」
ナナリー「わかりました」
コーネリア「兄上、本当にいいのですか?」
シュナイゼル「それは……」
ナナリー「私にやらせてください。お願いします」
コーネリア「ナナリー……」
シュナイゼル「そろそろルルーシュたちが攻めてくることだろう。ナナリーはここにいるんだ。ここが一番安全な場所だからね」
ナナリー「はい」
シュナイゼル「では、行こうか。コーネリア」
コーネリア「わかりました」
ナナリー「……」
ナナリー「わかりました」
コーネリア「兄上、本当にいいのですか?」
シュナイゼル「それは……」
ナナリー「私にやらせてください。お願いします」
コーネリア「ナナリー……」
シュナイゼル「そろそろルルーシュたちが攻めてくることだろう。ナナリーはここにいるんだ。ここが一番安全な場所だからね」
ナナリー「はい」
シュナイゼル「では、行こうか。コーネリア」
コーネリア「わかりました」
ナナリー「……」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 00:56:17.84 ID:NXldSSOY0
空中
スザク『あそこにナナリーが!!』
ジノ『スザク!!』
スザク『ジノ!!退いてくれ!!』
アーニャ『今のルルーシュは、嫌い』
スザク『くっ……アーニャまで……!!』
ルルーシュ『スザク!あまり時間はかけられないぞ!!』
スザク『分かっている!!』
ダモクレス内部
シュナイゼル「そろそろ撃とうか」
シュナイゼル「ナナリー。フレイヤの準備が整ったよ」
シュナイゼル「……ナナリー?聞こえているかい?」
ナナリー『……あ、はい。なんですか?』
シュナイゼル「ダモクレスの鍵を」
ナナリー『分かりました』
スザク『あそこにナナリーが!!』
ジノ『スザク!!』
スザク『ジノ!!退いてくれ!!』
アーニャ『今のルルーシュは、嫌い』
スザク『くっ……アーニャまで……!!』
ルルーシュ『スザク!あまり時間はかけられないぞ!!』
スザク『分かっている!!』
ダモクレス内部
シュナイゼル「そろそろ撃とうか」
シュナイゼル「ナナリー。フレイヤの準備が整ったよ」
シュナイゼル「……ナナリー?聞こえているかい?」
ナナリー『……あ、はい。なんですか?』
シュナイゼル「ダモクレスの鍵を」
ナナリー『分かりました』
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 00:59:42.78 ID:NXldSSOY0
空中
カレン『スザク!!あんただけはぁ!!!』
C.C.『悪いが邪魔をさせてもらう』
カレン『C.C.!!』
C.C.『私も戦力だからな』
カレン『この……!!』
ダモクレス内部
シュナイゼル「……おかしいね」
コーネリア「フレイヤが発射されないのですか?」
シュナイゼル「ナナリー?スイッチは押してくれたかな?」
コーネリア「……ナナリー?何かあったのか?」
ナナリー『……あ、はい?』
シュナイゼル「ダモクレスの鍵を使って欲しいのだけど」
ナナリー『分かりました』
コーネリア「……」
カレン『スザク!!あんただけはぁ!!!』
C.C.『悪いが邪魔をさせてもらう』
カレン『C.C.!!』
C.C.『私も戦力だからな』
カレン『この……!!』
ダモクレス内部
シュナイゼル「……おかしいね」
コーネリア「フレイヤが発射されないのですか?」
シュナイゼル「ナナリー?スイッチは押してくれたかな?」
コーネリア「……ナナリー?何かあったのか?」
ナナリー『……あ、はい?』
シュナイゼル「ダモクレスの鍵を使って欲しいのだけど」
ナナリー『分かりました』
コーネリア「……」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 01:03:40.75 ID:NXldSSOY0
空中
ジェレミア『我が忠義!!今、ここでぇぇぇぇ!!!!』
アーニャ『うざい』
ジノ『スザク!!!目を覚ましてくれ!!!』
スザク『ジノ……僕は弱さを捨てた!!だから!!!』
ルルーシュ『スザク!!フレイヤ・エリミネーターが完成した!!今から俺も参戦する!!』
スザク『やったな!!』
ルルーシュ『だが、未だに一発も撃ってこないのが気になる……』
スザク『そういえば……』
ダモクレス内部
シュナイゼル「……コーネリア」
コーネリア「はい」
シュナイゼル「悪いけど、ナナリーのところまで行って来てくれるかな?一向にフレイヤが発射されないからね」
コーネリア「分かりました……」
ジェレミア『我が忠義!!今、ここでぇぇぇぇ!!!!』
アーニャ『うざい』
ジノ『スザク!!!目を覚ましてくれ!!!』
スザク『ジノ……僕は弱さを捨てた!!だから!!!』
ルルーシュ『スザク!!フレイヤ・エリミネーターが完成した!!今から俺も参戦する!!』
スザク『やったな!!』
ルルーシュ『だが、未だに一発も撃ってこないのが気になる……』
スザク『そういえば……』
ダモクレス内部
シュナイゼル「……コーネリア」
コーネリア「はい」
シュナイゼル「悪いけど、ナナリーのところまで行って来てくれるかな?一向にフレイヤが発射されないからね」
コーネリア「分かりました……」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 01:06:41.93 ID:NXldSSOY0
コーネリア「ナナリー」
ナナリー「……」
コーネリア「兄上が何度もダモクレスの鍵を使えと言っているだろう?」
ナナリー「……」
コーネリア「ナナリー?どうして無視をする?」
ナナリー「……」
コーネリア「おい!!」
ナナリー「あ、はい?」
コーネリア「ナナリー、大丈夫か?迷っているのか?」
ナナリー「いえ。迷ってはいません」
コーネリア「なら、押すんだぞ?いいな?」
ナナリー「分かりました」
コーネリア(大丈夫なのか……。やはり、ナナリーには荷が重すぎるのでは……?)
ナナリー「ふわぁぁ……」
コーネリア「……」
ナナリー「……」
コーネリア「兄上が何度もダモクレスの鍵を使えと言っているだろう?」
ナナリー「……」
コーネリア「ナナリー?どうして無視をする?」
ナナリー「……」
コーネリア「おい!!」
ナナリー「あ、はい?」
コーネリア「ナナリー、大丈夫か?迷っているのか?」
ナナリー「いえ。迷ってはいません」
コーネリア「なら、押すんだぞ?いいな?」
ナナリー「分かりました」
コーネリア(大丈夫なのか……。やはり、ナナリーには荷が重すぎるのでは……?)
ナナリー「ふわぁぁ……」
コーネリア「……」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 01:09:47.78 ID:NXldSSOY0
空中
スザク『終わりだ!!ジノ!!!』ザンッ!!!
ジノ『くそ!!この私が―――!!!』
スザク『ダモクレスに突入する!!』
ルルーシュ『俺も行くぞ!!』
カレン『逃がすか!!』
C.C.『まだ、私がいるぞ。カレン?』
カレン『C.C.!!邪魔しないで!!』
ダモクレス内部
シュナイゼル「ナナリー?」
ナナリー『はい』
シュナイゼル「押してく―――」
ゴゴゴゴ……
コーネリア「ダモクレスが揺れている……」
シュナイゼル「大丈夫だよ。揺れただけだ」
スザク『終わりだ!!ジノ!!!』ザンッ!!!
ジノ『くそ!!この私が―――!!!』
スザク『ダモクレスに突入する!!』
ルルーシュ『俺も行くぞ!!』
カレン『逃がすか!!』
C.C.『まだ、私がいるぞ。カレン?』
カレン『C.C.!!邪魔しないで!!』
ダモクレス内部
シュナイゼル「ナナリー?」
ナナリー『はい』
シュナイゼル「押してく―――」
ゴゴゴゴ……
コーネリア「ダモクレスが揺れている……」
シュナイゼル「大丈夫だよ。揺れただけだ」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 01:12:56.68 ID:NXldSSOY0
シュナイゼル「ナナリー。押してくれるかい?」
コーネリア「ナナリー?」
シュナイゼル「ナナリー?聞こえているかな?」
コーネリア「ナナリー!!おい!!!」
ナナリー『……あ、はい?なんですか?』
コーネリア「スイッチを押せ!!」
ナナリー『わかりました』
シュナゼル「……」
コーネリア「……ナナリー!!まだか!!」
ナナリー『あの、コーネリア姉様?』
コーネリア「どうした?!」
ナナリー『鍵がありません』
コーネリア「なぜだ!?」
ナナリー『わかりません。いつの間にか無くなっていて』
シュナイゼル「今の揺れで落としたのかもしれないね。コーネリア、行ってくれ」
コーネリア「ナナリー?」
シュナイゼル「ナナリー?聞こえているかな?」
コーネリア「ナナリー!!おい!!!」
ナナリー『……あ、はい?なんですか?』
コーネリア「スイッチを押せ!!」
ナナリー『わかりました』
シュナゼル「……」
コーネリア「……ナナリー!!まだか!!」
ナナリー『あの、コーネリア姉様?』
コーネリア「どうした?!」
ナナリー『鍵がありません』
コーネリア「なぜだ!?」
ナナリー『わかりません。いつの間にか無くなっていて』
シュナイゼル「今の揺れで落としたのかもしれないね。コーネリア、行ってくれ」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 01:15:27.82 ID:NXldSSOY0
コーネリア「ナナリー!!」
ナナリー「あ、コーネリア姉様」
コーネリア「足下に落ちているぞ!!」
ナナリー「……あ。ありました」
コーネリア「全く。気をつけろ!!」
ナナリー「ごめんなさい」
コーネリア「……」
ナナリー「……」
コーネリア「……」
ナナリー「……」
コーネリア「……ナナリー?」
ナナリー「……」
コーネリア「ナナリー?」ユサユサ
ナナリー「ん……すぅ……すぅ……」
コーネリア(寝てる……!?)
ナナリー「あ、コーネリア姉様」
コーネリア「足下に落ちているぞ!!」
ナナリー「……あ。ありました」
コーネリア「全く。気をつけろ!!」
ナナリー「ごめんなさい」
コーネリア「……」
ナナリー「……」
コーネリア「……」
ナナリー「……」
コーネリア「……ナナリー?」
ナナリー「……」
コーネリア「ナナリー?」ユサユサ
ナナリー「ん……すぅ……すぅ……」
コーネリア(寝てる……!?)
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 01:19:11.50 ID:NXldSSOY0
コーネリア(いつも目を閉じているから分からなかったが……ナナリー……)
ナナリー「おにいさま……」
ポトッ
コーネリア「ナナリー?ダモクレスの鍵が落ちたぞ?」
ナナリー「おにいさまぁ……ふふ……それは……たべれ、ませんよ……」
コーネリア「ナナリー!!!!」
ナナリー「え……あ、はい」
コーネリア「鍵が落ちたぞ!!」
ナナリー「え?あ、ごめんなさい」
コーネリア「状況は分かっているな?」
ナナリー「勿論です」
コーネリア「では、何故寝る?」
ナナリー「え?」
コーネリア「今、居眠りをしていたな?」
ナナリー「まさか。何を仰っているのですか?」
ナナリー「おにいさま……」
ポトッ
コーネリア「ナナリー?ダモクレスの鍵が落ちたぞ?」
ナナリー「おにいさまぁ……ふふ……それは……たべれ、ませんよ……」
コーネリア「ナナリー!!!!」
ナナリー「え……あ、はい」
コーネリア「鍵が落ちたぞ!!」
ナナリー「え?あ、ごめんなさい」
コーネリア「状況は分かっているな?」
ナナリー「勿論です」
コーネリア「では、何故寝る?」
ナナリー「え?」
コーネリア「今、居眠りをしていたな?」
ナナリー「まさか。何を仰っているのですか?」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 01:23:16.96 ID:NXldSSOY0
コーネリア「もういい。鍵は渡してもらおう」グッ
ナナリー「いやです!!」グッ
コーネリア「こ、こら!!離せ!!これは私が預かる!!」ググッ
ナナリー「嫌です!!私が罪を背負います!!!」ググッ
コーネリア「お前では無理だ!!」
ナナリー「私はいつも守られてきました!!でも、もうそれは嫌なんです!!」
ナナリー「私が……私がお兄様を止めます!!」
コーネリア「この非常時に居眠りするような者を信じられるわけがないだろう!?」
ナナリー「していません!!」
コーネリア「嘘をつくなぁぁ……!!!」グググッ!!
ナナリー「うそ……では、ありま、せん……!!」グググッ!!
コーネリア(なんだこのパワーは……!!信じられん!!)
ナナリー「いやです!!」グッ
コーネリア「こ、こら!!離せ!!これは私が預かる!!」ググッ
ナナリー「嫌です!!私が罪を背負います!!!」ググッ
コーネリア「お前では無理だ!!」
ナナリー「私はいつも守られてきました!!でも、もうそれは嫌なんです!!」
ナナリー「私が……私がお兄様を止めます!!」
コーネリア「この非常時に居眠りするような者を信じられるわけがないだろう!?」
ナナリー「していません!!」
コーネリア「嘘をつくなぁぁ……!!!」グググッ!!
ナナリー「うそ……では、ありま、せん……!!」グググッ!!
コーネリア(なんだこのパワーは……!!信じられん!!)
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 01:26:55.43 ID:NXldSSOY0
コーネリア「分かった……。もういい。だが、次はないぞ?」
ナナリー「はい。がんばります」
コーネリア「……」
ナナリー「おすぞー、ふぁいっ!おーっ!」
コーネリア「ナナリー?」
ナナリー「はい?」
コーネリア「ちゃんとしてくれ。頼むから」
ナナリー「任せてください」カチカチ
コーネリア「今、押しても意味はない。兄上の指示がでたら、押すんだ。いいな?」
ナナリー「イエス、ユア・ハイネス」
コーネリア「茶化しているのか?」
ナナリー「滅相もありません」
コーネリア「……」
ナナリー「はい。がんばります」
コーネリア「……」
ナナリー「おすぞー、ふぁいっ!おーっ!」
コーネリア「ナナリー?」
ナナリー「はい?」
コーネリア「ちゃんとしてくれ。頼むから」
ナナリー「任せてください」カチカチ
コーネリア「今、押しても意味はない。兄上の指示がでたら、押すんだ。いいな?」
ナナリー「イエス、ユア・ハイネス」
コーネリア「茶化しているのか?」
ナナリー「滅相もありません」
コーネリア「……」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 01:32:37.84 ID:NXldSSOY0
空中
スザク『よし!!ダモクレスのブレイズ・ルミナスをこじ開けるだけだ!!』
ルルーシュ『やれ!!スザク!!』
スザク『イエス、ユア・マジェスティ!!』
ダモクレス内部
シュナイゼル「ナナリーは?」
コーネリア「もう大丈夫です」
シュナイゼル「よし。ナナリー?聞こえるね?」
ナナリー『はい』
シュナイゼル「今度こそ押すんだ」
コーネリア「……ナナリー?」
ナナリー『あ、すいません。もう一度、言っていただけますか?』
コーネリア「今、寝てただろう!?」
ナナリー『よく聞こえなかっただけです』
シュナイゼル「ナナリーの部屋の温度を5℃下げてくれ。え?いいよ、あの子は風邪なんて引かないだろうし」
スザク『よし!!ダモクレスのブレイズ・ルミナスをこじ開けるだけだ!!』
ルルーシュ『やれ!!スザク!!』
スザク『イエス、ユア・マジェスティ!!』
ダモクレス内部
シュナイゼル「ナナリーは?」
コーネリア「もう大丈夫です」
シュナイゼル「よし。ナナリー?聞こえるね?」
ナナリー『はい』
シュナイゼル「今度こそ押すんだ」
コーネリア「……ナナリー?」
ナナリー『あ、すいません。もう一度、言っていただけますか?』
コーネリア「今、寝てただろう!?」
ナナリー『よく聞こえなかっただけです』
シュナイゼル「ナナリーの部屋の温度を5℃下げてくれ。え?いいよ、あの子は風邪なんて引かないだろうし」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 01:39:15.08 ID:NXldSSOY0
ナナリー『シュナイゼル兄様?』
シュナイゼル「どうかしたのかな?」
ナナリー『なんだか寒いです……体が震えて……』
シュナイゼル「それは大変だ。困ったね」
ナナリー『へっくしゅん……ぶるぶる……』
シュナイゼル「そういう擬音はね、口で言うものじゃないんだよ?」
ナナリー『あぁ……手が悴んできました……』
コーネリア「現在の設定温度は22℃だぞ?そんなに寒いか?」
ナナリー『私、冷え性で』
シュナイゼル「大変だね。さあ、ナナリー。鍵を使うんだ」
ナナリー『手が震えて……あの……適温に戻してください』
シュナイゼル「じゃあ、もう居眠りはしないと約束できるね?」
ナナリー『戻してください』
シュナイゼル「約束できるね?」
ナナリー『27℃に戻してください』
シュナイゼル「どうかしたのかな?」
ナナリー『なんだか寒いです……体が震えて……』
シュナイゼル「それは大変だ。困ったね」
ナナリー『へっくしゅん……ぶるぶる……』
シュナイゼル「そういう擬音はね、口で言うものじゃないんだよ?」
ナナリー『あぁ……手が悴んできました……』
コーネリア「現在の設定温度は22℃だぞ?そんなに寒いか?」
ナナリー『私、冷え性で』
シュナイゼル「大変だね。さあ、ナナリー。鍵を使うんだ」
ナナリー『手が震えて……あの……適温に戻してください』
シュナイゼル「じゃあ、もう居眠りはしないと約束できるね?」
ナナリー『戻してください』
シュナイゼル「約束できるね?」
ナナリー『27℃に戻してください』
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 01:46:25.48 ID:NXldSSOY0
シュナイゼル「ナナリー?君は自分の立場が分かっていないのかな?」
ナナリー『どういうことですか?』
シュナイゼル「今、ナナリーの手には戦いを止めるための力があるんだよ?」
シュナイゼル「それは抑止力じゃない。ましてや、兵器でもない」
シュナイゼル「世界の希望なんだよ。その希望をナナリー、君自身が握り潰そうとしている」
シュナイゼル「その希望さえあれば、ルルーシュを止めることができる。世界の悲しみを無くすことができる」
シュナイゼル「でも、ナナリーが使ってくれないと実現はできない」
シュナイゼル「ナナリーも誰もが優しくなれる世界を望んでいるのだろう?なら、押すんだ」
シュナイゼル「ナナリー、準備ができたよ。ダモクレスの鍵を」
シュナイゼル「……」
コーネリア「おい!!!ナナリー!!!!」
ナナリー『あ、はい』
シュナイゼル「ナナリー?私の話は聞いていたかな?」
ナナリー『もう一度、最初からお願いします。世界の希望までは聞き取れたのですけど、通信に不具合が生じて……』
シュナイゼル「……」
ナナリー『どういうことですか?』
シュナイゼル「今、ナナリーの手には戦いを止めるための力があるんだよ?」
シュナイゼル「それは抑止力じゃない。ましてや、兵器でもない」
シュナイゼル「世界の希望なんだよ。その希望をナナリー、君自身が握り潰そうとしている」
シュナイゼル「その希望さえあれば、ルルーシュを止めることができる。世界の悲しみを無くすことができる」
シュナイゼル「でも、ナナリーが使ってくれないと実現はできない」
シュナイゼル「ナナリーも誰もが優しくなれる世界を望んでいるのだろう?なら、押すんだ」
シュナイゼル「ナナリー、準備ができたよ。ダモクレスの鍵を」
シュナイゼル「……」
コーネリア「おい!!!ナナリー!!!!」
ナナリー『あ、はい』
シュナイゼル「ナナリー?私の話は聞いていたかな?」
ナナリー『もう一度、最初からお願いします。世界の希望までは聞き取れたのですけど、通信に不具合が生じて……』
シュナイゼル「……」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 01:50:02.54 ID:NXldSSOY0
空中
スザク『よし!!ブレイズ・ルミナスを打ち破ったぞ!!』
ルルーシュ『でかした!!』
カレン『まてぇぇぇ!!ルルーシュゥゥゥ!!!』
スザク『ルルーシュ!!先に行け!!』
ルルーシュ『スザァク!!』
スザク『カレンは僕が。君はナナリーを』
ルルーシュ『分かった……死ぬな』
スザク『僕は死なないよ』
ダモクレス内部
シュナイゼル「―――というわけだ」
ナナリー『……え?』
シュナイゼル「……」
コーネリア「兄上!!ブレイズ・ルミナスを突破されました!!」
シュナイゼル「まさか……もう……仕方ないね……」
スザク『よし!!ブレイズ・ルミナスを打ち破ったぞ!!』
ルルーシュ『でかした!!』
カレン『まてぇぇぇ!!ルルーシュゥゥゥ!!!』
スザク『ルルーシュ!!先に行け!!』
ルルーシュ『スザァク!!』
スザク『カレンは僕が。君はナナリーを』
ルルーシュ『分かった……死ぬな』
スザク『僕は死なないよ』
ダモクレス内部
シュナイゼル「―――というわけだ」
ナナリー『……え?』
シュナイゼル「……」
コーネリア「兄上!!ブレイズ・ルミナスを突破されました!!」
シュナイゼル「まさか……もう……仕方ないね……」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 01:54:31.67 ID:NXldSSOY0
ルルーシュ『フフフハハハハハ!!!!!』
ドォォォォン!!!!
ルルーシュ『このままナナリーのところまで……!!』
ジノ『まて!!』
ルルーシュ『貴様は!!』
ジノ『ここで討ち取ってやる!!』
ルルーシュ『満身創痍の機体で何ができる!!!ハドロンショット!!』
ジノ『この!!』
ドォォォン!!!
ルルーシュ『ぬぅぅ!!蜃気楼が!!』
ジノ『くそ!!動かない!!ハッチも開かないだと?!』
ルルーシュ「仕方ない。このまま行くか」タタタタッ
ジノ『ここまでか!!』ダンッ
ドォォォォン!!!!
ルルーシュ『このままナナリーのところまで……!!』
ジノ『まて!!』
ルルーシュ『貴様は!!』
ジノ『ここで討ち取ってやる!!』
ルルーシュ『満身創痍の機体で何ができる!!!ハドロンショット!!』
ジノ『この!!』
ドォォォン!!!
ルルーシュ『ぬぅぅ!!蜃気楼が!!』
ジノ『くそ!!動かない!!ハッチも開かないだと?!』
ルルーシュ「仕方ない。このまま行くか」タタタタッ
ジノ『ここまでか!!』ダンッ
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 02:00:54.86 ID:NXldSSOY0
シュナイゼル「どうやらここまでのようだね」
コーネリア「脱出するのですか?」
シュナイゼル「いや……まだ、少し時間に猶予がある」
コーネリア「兄上?」
シュナイゼル「……ナナリー?聞こえているかな?」
シュナイゼル「ナナリー?」
ナナリー『……は、はい。聞こえてます』
シュナイゼル「今からそちらに行く。覚悟しておいてほしい」
ナナリー『どういう意味ですか、シュナイゼ―――』
シュナイゼル「行こう」
コーネリア「あの……兄上?もしかして……怒っているのですか……?」
シュナイゼル「私が?可笑しなことをいうねえ、コーネリア。私は怒っていないよ。ただ、ナナリーには一言二言言いたいことがあるだけなんだ」
コーネリア「そうですか……」
シュナイゼル「……」スタスタ
コーネリア(兄上……)
コーネリア「脱出するのですか?」
シュナイゼル「いや……まだ、少し時間に猶予がある」
コーネリア「兄上?」
シュナイゼル「……ナナリー?聞こえているかな?」
シュナイゼル「ナナリー?」
ナナリー『……は、はい。聞こえてます』
シュナイゼル「今からそちらに行く。覚悟しておいてほしい」
ナナリー『どういう意味ですか、シュナイゼ―――』
シュナイゼル「行こう」
コーネリア「あの……兄上?もしかして……怒っているのですか……?」
シュナイゼル「私が?可笑しなことをいうねえ、コーネリア。私は怒っていないよ。ただ、ナナリーには一言二言言いたいことがあるだけなんだ」
コーネリア「そうですか……」
シュナイゼル「……」スタスタ
コーネリア(兄上……)
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 02:06:02.22 ID:NXldSSOY0
ナナリー「……」ウトウト
ナナリー(この部屋の温度が春のようで……眠気が……断続的に……おそ……って……)ウトウト
ナナリー「ふぁ……」ズルッ
バタンッ
ナナリー「……いたい……です……おでこが……すぅ……すぅ……」
ルルーシュ「―――ナナリー、何をうつ伏せで寝ている?」
ナナリー「お兄様!?」バッ!!
ルルーシュ「ナナリー……」
ナナリー「……」
ルルーシュ「おい」
ナナリー「すぅ……すぅ……」
ルルーシュ「……」
シュナイゼル「ルルーシュ……」
ルルーシュ「兄上……それと姉上……」
コーネリア「お前……」
ナナリー(この部屋の温度が春のようで……眠気が……断続的に……おそ……って……)ウトウト
ナナリー「ふぁ……」ズルッ
バタンッ
ナナリー「……いたい……です……おでこが……すぅ……すぅ……」
ルルーシュ「―――ナナリー、何をうつ伏せで寝ている?」
ナナリー「お兄様!?」バッ!!
ルルーシュ「ナナリー……」
ナナリー「……」
ルルーシュ「おい」
ナナリー「すぅ……すぅ……」
ルルーシュ「……」
シュナイゼル「ルルーシュ……」
ルルーシュ「兄上……それと姉上……」
コーネリア「お前……」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 02:13:42.86 ID:NXldSSOY0
ルルーシュ「結局、フレイヤは一発も撃ちませんでしたね。あれも戦略のうちだったのですか?」
シュナイゼル「愚問だね。私がそんな間の抜けた戦略を組むと思うのかい?」
ルルーシュ「兄上のことだから、何か裏があるのではないかと疑っていました」
シュナイゼル「ご期待に添えられないようで悪いけれど、今回のはトラブルだ」
ルルーシュ「トラブル?」
コーネリア「ナナリーを見てみろ」
ルルーシュ「……」
ナナリー「……」スヤスヤ
ルルーシュ「可愛い寝顔ですね」
コーネリア「あれは寝顔なのか?私には起きているときと区別がつかないのだが」
ルルーシュ「寝息ですよ。ナナリーの寝息は規則正しい。起きているときには聞けない息遣いなんですよ、姉上」
コーネリア「そうなのか」
シュナイゼル「それはいい。ルルーシュ、そこをどいてくれるかな?私はナナリーに言いたいことがあるんだ」
ルルーシュ「言いたいこと?」
シュナイゼル「ああ。どうしてこの状況で眠れるのかをね」
シュナイゼル「愚問だね。私がそんな間の抜けた戦略を組むと思うのかい?」
ルルーシュ「兄上のことだから、何か裏があるのではないかと疑っていました」
シュナイゼル「ご期待に添えられないようで悪いけれど、今回のはトラブルだ」
ルルーシュ「トラブル?」
コーネリア「ナナリーを見てみろ」
ルルーシュ「……」
ナナリー「……」スヤスヤ
ルルーシュ「可愛い寝顔ですね」
コーネリア「あれは寝顔なのか?私には起きているときと区別がつかないのだが」
ルルーシュ「寝息ですよ。ナナリーの寝息は規則正しい。起きているときには聞けない息遣いなんですよ、姉上」
コーネリア「そうなのか」
シュナイゼル「それはいい。ルルーシュ、そこをどいてくれるかな?私はナナリーに言いたいことがあるんだ」
ルルーシュ「言いたいこと?」
シュナイゼル「ああ。どうしてこの状況で眠れるのかをね」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 02:20:34.34 ID:NXldSSOY0
ルルーシュ「それなら答えは出ているでしょう、兄上?」
シュナイゼル「なんだって?」
ルルーシュ「ここの温度が快適すぎるからですよ」
コーネリア「無理があるな」
ルルーシュ「何故?」
コーネリア「非常時に寝るなど、普通では考えられない」
ルルーシュ「姉上、それは違いますよ。間違っています」
コーネリア「なんだと?」
ルルーシュ「ここはダモクレスでもかなり安全な場所のようですね?」
シュナイゼル「ああ。ダモクレスが轟沈しない限りは、ここに何らかの被害がでることはない」
ルルーシュ「とれば、心理的に戦争をしているという認識が遠のいてしまう。まるで遠くの出来事かのように錯覚してしまう」
コーネリア「そんなわけあるか!!」
ルルーシュ「ナナリーはそういう女の子です」
シュナイゼル「ルルーシュ、君の教育方針に口を出すつもりなんて全くないけど、それは違う。間違っているよ。そんな子に育てるなんてね」
ルルーシュ「なんだと?兄上、聞き捨てなりませんね」
シュナイゼル「なんだって?」
ルルーシュ「ここの温度が快適すぎるからですよ」
コーネリア「無理があるな」
ルルーシュ「何故?」
コーネリア「非常時に寝るなど、普通では考えられない」
ルルーシュ「姉上、それは違いますよ。間違っています」
コーネリア「なんだと?」
ルルーシュ「ここはダモクレスでもかなり安全な場所のようですね?」
シュナイゼル「ああ。ダモクレスが轟沈しない限りは、ここに何らかの被害がでることはない」
ルルーシュ「とれば、心理的に戦争をしているという認識が遠のいてしまう。まるで遠くの出来事かのように錯覚してしまう」
コーネリア「そんなわけあるか!!」
ルルーシュ「ナナリーはそういう女の子です」
シュナイゼル「ルルーシュ、君の教育方針に口を出すつもりなんて全くないけど、それは違う。間違っているよ。そんな子に育てるなんてね」
ルルーシュ「なんだと?兄上、聞き捨てなりませんね」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 02:27:00.08 ID:NXldSSOY0
ナナリー「ん……すぅ……すぅ……」
シュナイゼル「まるで緊張感がないということになるじゃないか」
ルルーシュ「それの何が悪い」
シュナイゼル「緊張できないと自身が追い込まれていることすら察知できなくなる」
シュナイゼル「何が危険なのか判断ができない、ということになるんだよ」
ルルーシュ「兄上。今、兄上も認めたではありませんか」
シュナイゼル「何をだい?」
ルルーシュ「ここはダモクレスで最も安全な場所だと」
シュナイゼル「それは……しかしね……」
ルルーシュ「ナナリーが緊張感を持てなったのもこの部屋が悪い」
コーネリア「ルルーシュ……!!」
ルルーシュ「俺ならもっと緊張感も持たせるために怖い音でも流しておきますがね」
シュナイゼル「例えば?」
ルルーシュ「黒板をひっかく音や、蚊が耳元で飛ぶような不快音を」
コーネリア「そこまでしないとダメなのか、ナナリーは……」
シュナイゼル「まるで緊張感がないということになるじゃないか」
ルルーシュ「それの何が悪い」
シュナイゼル「緊張できないと自身が追い込まれていることすら察知できなくなる」
シュナイゼル「何が危険なのか判断ができない、ということになるんだよ」
ルルーシュ「兄上。今、兄上も認めたではありませんか」
シュナイゼル「何をだい?」
ルルーシュ「ここはダモクレスで最も安全な場所だと」
シュナイゼル「それは……しかしね……」
ルルーシュ「ナナリーが緊張感を持てなったのもこの部屋が悪い」
コーネリア「ルルーシュ……!!」
ルルーシュ「俺ならもっと緊張感も持たせるために怖い音でも流しておきますがね」
シュナイゼル「例えば?」
ルルーシュ「黒板をひっかく音や、蚊が耳元で飛ぶような不快音を」
コーネリア「そこまでしないとダメなのか、ナナリーは……」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 02:33:35.64 ID:NXldSSOY0
ルルーシュ「ナナリーは人の気配や音に敏感ですからね」
シュナイゼル「人の気配って……私たちが入ってきても無反応じゃないか」
ルルーシュ「それは我々がナナリーにとって見知った人物だからですよ」
コーネリア「猫か、なにかか……?」
ルルーシュ「あながち間違ってもいません。実際に声をかけると反応はしますからね」
コーネリア「反応だと?私のときはなにもなかったぞ」
ルルーシュ「見ていてください」
ナナリー「おにぃさま……ふふ……それは……あと、で……」
ルルーシュ「ナナリー?」
ナナリー「お兄様っ!?」バッ!!
コーネリア「!?」
シュナイゼル「ナナリー、起きたの―――」
ナナリー「ん……」パタッ
ルルーシュ「どうですか?」
コーネリア「起きないではないか!?」
シュナイゼル「人の気配って……私たちが入ってきても無反応じゃないか」
ルルーシュ「それは我々がナナリーにとって見知った人物だからですよ」
コーネリア「猫か、なにかか……?」
ルルーシュ「あながち間違ってもいません。実際に声をかけると反応はしますからね」
コーネリア「反応だと?私のときはなにもなかったぞ」
ルルーシュ「見ていてください」
ナナリー「おにぃさま……ふふ……それは……あと、で……」
ルルーシュ「ナナリー?」
ナナリー「お兄様っ!?」バッ!!
コーネリア「!?」
シュナイゼル「ナナリー、起きたの―――」
ナナリー「ん……」パタッ
ルルーシュ「どうですか?」
コーネリア「起きないではないか!?」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 02:39:24.01 ID:NXldSSOY0
ルルーシュ「反応すると言っただけで、起きるとは一言も……」
シュナイゼル「ナナリー、起きるんだ」
ルルーシュ「兄上、何をするつもりですか?」
シュナイゼル「ルルーシュ、どいてくれ。私はね、ナナリーに言いたいことがある」
ルルーシュ「兄上。もう勝敗は決したはず。ナナリーは関係ないでしょう?」
シュナイゼル「彼女がダモクレスの鍵を使い、フレイヤを発射してくれていれば、まだいい戦いができたはずなんだ」
ルルーシュ「言い訳ですか?見苦しいですよ?」
シュナイゼル「違うよ。言い訳じゃない。これは事実だ。負けたのは私ではない。君たちなんだよ」
ルルーシュ「はっ」
シュナイゼル「……」
コーネリア「ナナリー?」
ナナリー「すぅ……すぅ……」
コーネリア「やはり私の声には反応しないのか……」
シュナイゼル「ナナリー、起きるんだ」
ルルーシュ「兄上、何をするつもりですか?」
シュナイゼル「ルルーシュ、どいてくれ。私はね、ナナリーに言いたいことがある」
ルルーシュ「兄上。もう勝敗は決したはず。ナナリーは関係ないでしょう?」
シュナイゼル「彼女がダモクレスの鍵を使い、フレイヤを発射してくれていれば、まだいい戦いができたはずなんだ」
ルルーシュ「言い訳ですか?見苦しいですよ?」
シュナイゼル「違うよ。言い訳じゃない。これは事実だ。負けたのは私ではない。君たちなんだよ」
ルルーシュ「はっ」
シュナイゼル「……」
コーネリア「ナナリー?」
ナナリー「すぅ……すぅ……」
コーネリア「やはり私の声には反応しないのか……」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 02:47:14.16 ID:NXldSSOY0
ルルーシュ「さてと、ダモクレスの鍵とやらを回収して……」
シュナイゼル「ルルーシュ、ナナリーを起こしてくれないかな?」
ルルーシュ「嫌です。ナナリーの寝顔は天使そのもの」
コーネリア「だから、違いが分からんのだが」
ルルーシュ「一緒に住めばわかるようになります。な?ナナリー?」
ナナリー「おにいさまぁっ!!」ガバッ!!
コーネリア「……!!」ビクッ
ナナリー「ふぅ……」パタッ
シュナイゼル「もういいよ。私が起こそう」
ルルーシュ「できますか、兄上に」
シュナイゼル「起こすぐらいわけないよ」
ルルーシュ「ふっ……」
シュナイゼル「……まさか、ギアスを使う気かい?」
ルルーシュ「無理にナナリーを起こすというなら」
シュナイゼル「ルルーシュ……」
シュナイゼル「ルルーシュ、ナナリーを起こしてくれないかな?」
ルルーシュ「嫌です。ナナリーの寝顔は天使そのもの」
コーネリア「だから、違いが分からんのだが」
ルルーシュ「一緒に住めばわかるようになります。な?ナナリー?」
ナナリー「おにいさまぁっ!!」ガバッ!!
コーネリア「……!!」ビクッ
ナナリー「ふぅ……」パタッ
シュナイゼル「もういいよ。私が起こそう」
ルルーシュ「できますか、兄上に」
シュナイゼル「起こすぐらいわけないよ」
ルルーシュ「ふっ……」
シュナイゼル「……まさか、ギアスを使う気かい?」
ルルーシュ「無理にナナリーを起こすというなら」
シュナイゼル「ルルーシュ……」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 02:54:58.90 ID:NXldSSOY0
シュナイゼル「でも、私もバカじゃない。こうやって目を閉じればいいだけの話だ」
ルルーシュ「いいでしょう」
シュナイゼル「なに?」
ルルーシュ「その目を次に開いたとき、俺は容赦なくギアスをかけさせてもらいます」
シュナイゼル「その前に私がナナリーを起こして説教をしてみせるよ」
ルルーシュ(馬鹿め!!かかったな!!シュナイゼル!!この勝負、俺の勝ちだ!!)
シュナイゼル(私にはコーネリアがいる。彼女に協力してもらえば、簡単だよ。ルルーシュ、甘かったね)
シュナイゼル「コーネリア。ナナリーを起こしてくれ。私は目を開けられない」
コーネリア「わかりました」
ルルーシュ「……」
コーネリア「ナナリー、ナナリー。いい加減に起きろ」
ナナリー「ん……んん……」
コーネリア「ナナ―――」
ルルーシュ「姉上、今のナナリーは深い眠りについています。普通に声をかけても起きませんよ」
コーネリア「なんだと?では、どうすればいい?」
ルルーシュ「いいでしょう」
シュナイゼル「なに?」
ルルーシュ「その目を次に開いたとき、俺は容赦なくギアスをかけさせてもらいます」
シュナイゼル「その前に私がナナリーを起こして説教をしてみせるよ」
ルルーシュ(馬鹿め!!かかったな!!シュナイゼル!!この勝負、俺の勝ちだ!!)
シュナイゼル(私にはコーネリアがいる。彼女に協力してもらえば、簡単だよ。ルルーシュ、甘かったね)
シュナイゼル「コーネリア。ナナリーを起こしてくれ。私は目を開けられない」
コーネリア「わかりました」
ルルーシュ「……」
コーネリア「ナナリー、ナナリー。いい加減に起きろ」
ナナリー「ん……んん……」
コーネリア「ナナ―――」
ルルーシュ「姉上、今のナナリーは深い眠りについています。普通に声をかけても起きませんよ」
コーネリア「なんだと?では、どうすればいい?」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 03:03:16.61 ID:NXldSSOY0
ルルーシュ「それを教えるわけにはいきませんね。兄上に負けてしまう」
コーネリア「そうか……」
ルルーシュ「白雪姫」
コーネリア「え?」
ルルーシュ「……」
コーネリア「今、なんと言った……?」
ルルーシュ「簡単でしょう?姉上?」
コーネリア「白雪姫だと……」
シュナイゼル「つまり、それは……」
ナナリー「うぅん……すぅ……すぅ……」
シュナイゼル(キスか……)
コーネリア(毒リンゴか……)
ルルーシュ(姉上とナナリーが口付けをしようとすれば、兄上だって見たくなるはず……)
ナナリー「おにぃさまぁ……」スヤスヤ
コーネリア「そうか……」
ルルーシュ「白雪姫」
コーネリア「え?」
ルルーシュ「……」
コーネリア「今、なんと言った……?」
ルルーシュ「簡単でしょう?姉上?」
コーネリア「白雪姫だと……」
シュナイゼル「つまり、それは……」
ナナリー「うぅん……すぅ……すぅ……」
シュナイゼル(キスか……)
コーネリア(毒リンゴか……)
ルルーシュ(姉上とナナリーが口付けをしようとすれば、兄上だって見たくなるはず……)
ナナリー「おにぃさまぁ……」スヤスヤ
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 03:13:13.69 ID:NXldSSOY0
ルルーシュ「さあ、どうぞ。姉上」
コーネリア「しかし……」
シュナイゼル「やるんだ、コーネリア」
コーネリア「兄上!?しかし!!」
シュナイゼル「ナナリーを起こさないと、私は前に進めないんだ。コーネリアもそうだろう?」
コーネリア「まあ、確かに言いたいことはありますが」
シュナイゼル「では、やるんだ。君にしかできない」
コーネリア「わ、わかりました……」
ルルーシュ(よし……いい流れだ……ふふふ……)
コーネリア(だが、手元に毒リンゴはない……この場合……)
ナナリー「すぅ……すぅ……」
コーネリア「……」カチャ
ルルーシュ「あ、姉上!!なにを!!」
コーネリア「毒リンゴの代わりに……銃弾を……くれてやる」
ルルーシュ「ナナリー!!!!」
コーネリア「しかし……」
シュナイゼル「やるんだ、コーネリア」
コーネリア「兄上!?しかし!!」
シュナイゼル「ナナリーを起こさないと、私は前に進めないんだ。コーネリアもそうだろう?」
コーネリア「まあ、確かに言いたいことはありますが」
シュナイゼル「では、やるんだ。君にしかできない」
コーネリア「わ、わかりました……」
ルルーシュ(よし……いい流れだ……ふふふ……)
コーネリア(だが、手元に毒リンゴはない……この場合……)
ナナリー「すぅ……すぅ……」
コーネリア「……」カチャ
ルルーシュ「あ、姉上!!なにを!!」
コーネリア「毒リンゴの代わりに……銃弾を……くれてやる」
ルルーシュ「ナナリー!!!!」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 03:16:40.13 ID:NXldSSOY0
ナナリー「おにぃさぁまぁ!!!!」バッ!!!
バァァン!!!
コーネリア「……!?」ビクッ
ナナリー「にゃぁ……」パタッ
ルルーシュ「危なかった……」
シュナイゼル「コーネリア、何をしたんだい?」
コーネリア「え……いや……」
ルルーシュ「ナナリーを殺そうとしましたね……姉上……」
コーネリア「違う!!ちゃんと急所は外そうとした!!」
ルルーシュ「コォォネリアァァァ!!!!」
コーネリア「だが、毒リンゴなんてないぞ!!他に代替できるものがあったのか?!」
ルルーシュ「……」
シュナイゼル「コーネリア、がっかりだよ」
コーネリア「な、何故ですか?!」
ナナリー「うふふ……」スヤスヤ
バァァン!!!
コーネリア「……!?」ビクッ
ナナリー「にゃぁ……」パタッ
ルルーシュ「危なかった……」
シュナイゼル「コーネリア、何をしたんだい?」
コーネリア「え……いや……」
ルルーシュ「ナナリーを殺そうとしましたね……姉上……」
コーネリア「違う!!ちゃんと急所は外そうとした!!」
ルルーシュ「コォォネリアァァァ!!!!」
コーネリア「だが、毒リンゴなんてないぞ!!他に代替できるものがあったのか?!」
ルルーシュ「……」
シュナイゼル「コーネリア、がっかりだよ」
コーネリア「な、何故ですか?!」
ナナリー「うふふ……」スヤスヤ
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 03:26:04.62 ID:NXldSSOY0
ルルーシュ「姉上……白雪姫ですよ?」
コーネリア「だから、なんだ?」
ルルーシュ「白雪姫といえば?」
コーネリア「毒リンゴ」
シュナイゼル「その毒リンゴの呪いを解いたのは?」
コーネリア「王子様です」
ルルーシュ「解いた方法は?」
コーネリア「それは……えっと……」モジモジ
シュナイゼル「コーネリア、言うんだ」
コーネリア「いや……口に出すまでもないでしょう……」
ルルーシュ「ほら、姉上。これは確認です。姉上が勘違いしていては困りますからね」
コーネリア「……キス……だ……」
シュナイゼル「コーネリア、聞こえないよ」
ルルーシュ「姉上……まさか……」
コーネリア「へ、変な勘違いをするな!!キ、キスぐらい経験しているからな!!本当だぞ!!」
コーネリア「だから、なんだ?」
ルルーシュ「白雪姫といえば?」
コーネリア「毒リンゴ」
シュナイゼル「その毒リンゴの呪いを解いたのは?」
コーネリア「王子様です」
ルルーシュ「解いた方法は?」
コーネリア「それは……えっと……」モジモジ
シュナイゼル「コーネリア、言うんだ」
コーネリア「いや……口に出すまでもないでしょう……」
ルルーシュ「ほら、姉上。これは確認です。姉上が勘違いしていては困りますからね」
コーネリア「……キス……だ……」
シュナイゼル「コーネリア、聞こえないよ」
ルルーシュ「姉上……まさか……」
コーネリア「へ、変な勘違いをするな!!キ、キスぐらい経験しているからな!!本当だぞ!!」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 03:30:46.87 ID:NXldSSOY0
ルルーシュ「では、どうぞ」
コーネリア「ほ、本当にするのか。ナナリーに?」
シュナイゼル「コーネリア、私を勝たせてくれないのかい?」
コーネリア「わ、分かりました……」
ナナリー「……」
コーネリア「ルルーシュ、ナナリーは経験しているのか?」
ルルーシュ「俺となら」
コーネリア「そうか……」
ナナリー「ん……」
コーネリア「やはり、他の方法を―――」
シュナイゼル「もう時間がないんだよ、コーネリア」
ルルーシュ「姉上。早く、目覚めの口付けを」
コーネリア「……っ」
ナナリー「うぅ……ん……」
コーネリア「……」
コーネリア「ほ、本当にするのか。ナナリーに?」
シュナイゼル「コーネリア、私を勝たせてくれないのかい?」
コーネリア「わ、分かりました……」
ナナリー「……」
コーネリア「ルルーシュ、ナナリーは経験しているのか?」
ルルーシュ「俺となら」
コーネリア「そうか……」
ナナリー「ん……」
コーネリア「やはり、他の方法を―――」
シュナイゼル「もう時間がないんだよ、コーネリア」
ルルーシュ「姉上。早く、目覚めの口付けを」
コーネリア「……っ」
ナナリー「うぅ……ん……」
コーネリア「……」
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 03:37:23.04 ID:NXldSSOY0
シュナイゼル「……」
ルルーシュ(さあ、シュナイゼル!!目を開けるがいい!!そのときが貴様の最後だぁ!!!)
コーネリア「……ナナリー?」
ナナリー「すぅ……すぅ……」
コーネリア「お、起きないナナリーが……悪いのだからな……」
ナナリー「……」
ルルーシュ(来る!!)
シュナイゼル「……」
コーネリア「……」ゴクッ
ナナリー「……」
コーネリア「んー……」ブルブル
ナナリー「……」
コーネリア「んー……」プルプル
ナナリー「―――コーネリア姉様?」パチッ
コーネリア「ナ、ナナリー!?目があいて?!」
ルルーシュ(さあ、シュナイゼル!!目を開けるがいい!!そのときが貴様の最後だぁ!!!)
コーネリア「……ナナリー?」
ナナリー「すぅ……すぅ……」
コーネリア「お、起きないナナリーが……悪いのだからな……」
ナナリー「……」
ルルーシュ(来る!!)
シュナイゼル「……」
コーネリア「……」ゴクッ
ナナリー「……」
コーネリア「んー……」ブルブル
ナナリー「……」
コーネリア「んー……」プルプル
ナナリー「―――コーネリア姉様?」パチッ
コーネリア「ナ、ナナリー!?目があいて?!」
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 03:43:58.79 ID:NXldSSOY0
ルルーシュ「なに!?ギアスを打ち破ったのか!?」
ナナリー「……」ジーッ
コーネリア「これは……違うぞ……!!ナナリー……!!」
シュナイゼル「キスはしたのかな?」
ルルーシュ(シュナイゼルの目がいつの間にか開いている!!今しかない!!)
ルルーシュ「シュナイゼル!!!」
シュナイゼル「……!!」
ルルーシュ「ゼロに従え!!!」キュィィィン
シュナイゼル「おっと、そうはいかないよ」
ルルーシュ「くそ!!また目を閉じたか!!」
ナナリー「……」ジーッ
コーネリア「ナナリー……これは兄上に命令されて……仕方なく……」
ナナリー「9年ぶりになりますね……コーネリア姉様の顔を見るのは……」
コーネリア「ナナリー……これは……違う……!!」
ナナリー「まるで……ふにゃ……ん……」パタッ
ナナリー「……」ジーッ
コーネリア「これは……違うぞ……!!ナナリー……!!」
シュナイゼル「キスはしたのかな?」
ルルーシュ(シュナイゼルの目がいつの間にか開いている!!今しかない!!)
ルルーシュ「シュナイゼル!!!」
シュナイゼル「……!!」
ルルーシュ「ゼロに従え!!!」キュィィィン
シュナイゼル「おっと、そうはいかないよ」
ルルーシュ「くそ!!また目を閉じたか!!」
ナナリー「……」ジーッ
コーネリア「ナナリー……これは兄上に命令されて……仕方なく……」
ナナリー「9年ぶりになりますね……コーネリア姉様の顔を見るのは……」
コーネリア「ナナリー……これは……違う……!!」
ナナリー「まるで……ふにゃ……ん……」パタッ
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 03:51:45.74 ID:NXldSSOY0
コーネリア「ナナリー!!まるでなんだ!!」
ナナリー「すぅ……すぅ……」
コーネリア「……」
シュナイゼル「甘かったね、ルルーシュ。君の考えていることはお見通しさ」
ルルーシュ(くそ……ここまでか……)
コーネリア「ナナリー……おまえ……」
シュナイゼル「コーネリア?どうしたんだい?」
ルルーシュ「……?」
ナナリー「ふふ……おにいさま……」
コーネリア「ナナリー!!おきろ!!」ユサユサ
シュナイゼル「コーネリア?」
コーネリア「お前!!目が開いている!!目を開けたまま寝るな!!ナナリー!!おい!!可愛い顔が台無しだぞ!!!」ユサユサ
ルルーシュ「なんだと!?ナナリー、それはまずい!!!早く起きろ!!!」
ナナリー「ん……?え……おにぃさぁまぁ!!!」ガバッ
シュナイゼル「これでチェックメイトだ……」カシャカシャカシャ
ナナリー「すぅ……すぅ……」
コーネリア「……」
シュナイゼル「甘かったね、ルルーシュ。君の考えていることはお見通しさ」
ルルーシュ(くそ……ここまでか……)
コーネリア「ナナリー……おまえ……」
シュナイゼル「コーネリア?どうしたんだい?」
ルルーシュ「……?」
ナナリー「ふふ……おにいさま……」
コーネリア「ナナリー!!おきろ!!」ユサユサ
シュナイゼル「コーネリア?」
コーネリア「お前!!目が開いている!!目を開けたまま寝るな!!ナナリー!!おい!!可愛い顔が台無しだぞ!!!」ユサユサ
ルルーシュ「なんだと!?ナナリー、それはまずい!!!早く起きろ!!!」
ナナリー「ん……?え……おにぃさぁまぁ!!!」ガバッ
シュナイゼル「これでチェックメイトだ……」カシャカシャカシャ
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 04:08:41.52 ID:NXldSSOY0
ルルーシュ「貴様!!」
シュナイゼル「予想通りだね、ルルーシュ」
ルルーシュ「なんだと!?」
シュナイゼル「私はね、コーネリアとナナリーがキスする瞬間を待っていたんじゃない。ルルーシュがもう一度、ナナリーの名を呼ぶのを待っていた」
ルルーシュ「!!」
シュナイゼル「先ほど、コーネリアが発砲したとき、ナナリーの顔は酷く歪んでいた」
ルルーシュ「な……」
シュナイゼル「恐らく、ルルーシュの声量によって反応時の表情が変化するのだろう」
シュナイゼル「小さければゆっくりと、大きければ今のように修羅のような表情にもなる」
シュナイゼル「私はこのときを待っていた……」
ルルーシュ「ナナリーの変顔写真をどうするつもりだ……!!」
シュナイゼル「ネット上にバラまく」
ルルーシュ「な……?!」
コーネリア「兄上、それはいくらなんでも……」
シュナイゼル「これぐらいは当然の権利だと思うけどね。私はナナリーの所為で敗北を喫してしまったわけだから」
シュナイゼル「予想通りだね、ルルーシュ」
ルルーシュ「なんだと!?」
シュナイゼル「私はね、コーネリアとナナリーがキスする瞬間を待っていたんじゃない。ルルーシュがもう一度、ナナリーの名を呼ぶのを待っていた」
ルルーシュ「!!」
シュナイゼル「先ほど、コーネリアが発砲したとき、ナナリーの顔は酷く歪んでいた」
ルルーシュ「な……」
シュナイゼル「恐らく、ルルーシュの声量によって反応時の表情が変化するのだろう」
シュナイゼル「小さければゆっくりと、大きければ今のように修羅のような表情にもなる」
シュナイゼル「私はこのときを待っていた……」
ルルーシュ「ナナリーの変顔写真をどうするつもりだ……!!」
シュナイゼル「ネット上にバラまく」
ルルーシュ「な……?!」
コーネリア「兄上、それはいくらなんでも……」
シュナイゼル「これぐらいは当然の権利だと思うけどね。私はナナリーの所為で敗北を喫してしまったわけだから」
112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 10:12:25.82 ID:NXldSSOY0
ルルーシュ「シュナイゼル!!ナナリーのことを考えろ!!」
ナナリー「お兄様さまぁ!!!」バッ!!!
シュナイゼル「何を言っているんだい?私は敵だよ?」
ルルーシュ「ぐっ……!!」
コーネリア「兄上、ネットは陰湿すぎます」
シュナイゼル「どうして?」
コーネリア「ナナリーは一生、自身の醜い顔を晒され続けることになるのですよ?」
シュナイゼル「私はナナリーの所為で全てを失ったといっても過言じゃないんだよ?どちらか辛いか、幼児でもわかると思うけど」
コーネリア「いや……」
ルルーシュ「ナナリーの所為にするな!!全ては兄上が招いた結果に過ぎない!!」
ナナリー「おにいさまぁ!!」バッ!!
シュナイゼル「いいや。寝てしまうナナリーが全ての元凶だよ」
ルルーシュ「貴様!!いい加減にしろ!!そのカメラを―――」
シュナイゼル「そうはいかない。動けば撃つよ?」カチャ
ルルーシュ「シュナイゼル……!!お前はどこまで……!!!」
ナナリー「お兄様さまぁ!!!」バッ!!!
シュナイゼル「何を言っているんだい?私は敵だよ?」
ルルーシュ「ぐっ……!!」
コーネリア「兄上、ネットは陰湿すぎます」
シュナイゼル「どうして?」
コーネリア「ナナリーは一生、自身の醜い顔を晒され続けることになるのですよ?」
シュナイゼル「私はナナリーの所為で全てを失ったといっても過言じゃないんだよ?どちらか辛いか、幼児でもわかると思うけど」
コーネリア「いや……」
ルルーシュ「ナナリーの所為にするな!!全ては兄上が招いた結果に過ぎない!!」
ナナリー「おにいさまぁ!!」バッ!!
シュナイゼル「いいや。寝てしまうナナリーが全ての元凶だよ」
ルルーシュ「貴様!!いい加減にしろ!!そのカメラを―――」
シュナイゼル「そうはいかない。動けば撃つよ?」カチャ
ルルーシュ「シュナイゼル……!!お前はどこまで……!!!」
116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 10:18:59.99 ID:NXldSSOY0
コーネリア「兄上、もう少し右です」
シュナイゼル「そうか。ありがとう、コーネリア」
ルルーシュ「コォォォネリアァァァ!!!」
コーネリア「一応、私は兄上の味方だから」
ルルーシュ「俺の味方はナナリーだけか……」
ナナリー「すぅ……すぅ……」
シュナイゼル「まあ、そのナナリーはご覧の有様だけどね」
ルルーシュ「シュナイゼル、もう諦めろ。お前は負けた」
シュナイゼル「確かに勝ってはいない。けれど負けてもいないよ、ルルーシュ。私はこれからこのナナリーのおかしな顔をバラまく作業に向かう」
ルルーシュ「やめろぉ!!」
コーネリア「兄上……そのような卑劣な行為は……。同じ女として、その……ナナリーに同情を……」
シュナイゼル「同情するなら私のほうじゃないかな、コーネリア。私は可愛い妹に裏切られたのだよ?」
コーネリア「それは……そうですけど……」
ルルーシュ「無駄な足掻きだ!!」
シュナイゼル「無駄じゃないことはルルーシュが必死になっていることで証明されているけどね」
シュナイゼル「そうか。ありがとう、コーネリア」
ルルーシュ「コォォォネリアァァァ!!!」
コーネリア「一応、私は兄上の味方だから」
ルルーシュ「俺の味方はナナリーだけか……」
ナナリー「すぅ……すぅ……」
シュナイゼル「まあ、そのナナリーはご覧の有様だけどね」
ルルーシュ「シュナイゼル、もう諦めろ。お前は負けた」
シュナイゼル「確かに勝ってはいない。けれど負けてもいないよ、ルルーシュ。私はこれからこのナナリーのおかしな顔をバラまく作業に向かう」
ルルーシュ「やめろぉ!!」
コーネリア「兄上……そのような卑劣な行為は……。同じ女として、その……ナナリーに同情を……」
シュナイゼル「同情するなら私のほうじゃないかな、コーネリア。私は可愛い妹に裏切られたのだよ?」
コーネリア「それは……そうですけど……」
ルルーシュ「無駄な足掻きだ!!」
シュナイゼル「無駄じゃないことはルルーシュが必死になっていることで証明されているけどね」
119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 10:27:37.23 ID:NXldSSOY0
ルルーシュ「ナナリーは関係ないだろうがぁ!!」
ナナリー「おぉにぃいさまぁぁ!!!」バッ!!
シュナイゼル「関係ないだって?この戦いを終結させた直接的な原因であるナナリーがかい?あり得ないね」
ルルーシュ「兄上が無能なだけだろう!!」
シュナイゼル「無能。そうだね。そうかもしれな。私は無能だったよ。まさかナナリーがここまで愚妹だったことは計算外だ」
ルルーシュ「ナナリーを侮辱するのか!!!」
ナナリー「おにいさまぁ!!」ゴロゴロゴロ
コーネリア「寝返りか?!」ビクッ
シュナイゼル「侮辱の句も口にしたくなるよ。私の心境を察してくれないかな、ルルーシュ?」
ルルーシュ「……何が望みだ?」
シュナイゼル「望み?この決定的瞬間を世界に配信することだけど?」
ルルーシュ「皇帝の座か?!それともこの戦いのリスタートか?!」
シュナイゼル「聞こえないようだね。私の願いは、ナナリーの写真を公開することだよ、ルルーシュ」
ルルーシュ「やめろと言っている!!!」キュィィィン
シュナイゼル「無駄だよ。君のギアスは目を直接みないとダメなのだろう?こうして私が目を瞑っている限り、君は無力だ」
ナナリー「おぉにぃいさまぁぁ!!!」バッ!!
シュナイゼル「関係ないだって?この戦いを終結させた直接的な原因であるナナリーがかい?あり得ないね」
ルルーシュ「兄上が無能なだけだろう!!」
シュナイゼル「無能。そうだね。そうかもしれな。私は無能だったよ。まさかナナリーがここまで愚妹だったことは計算外だ」
ルルーシュ「ナナリーを侮辱するのか!!!」
ナナリー「おにいさまぁ!!」ゴロゴロゴロ
コーネリア「寝返りか?!」ビクッ
シュナイゼル「侮辱の句も口にしたくなるよ。私の心境を察してくれないかな、ルルーシュ?」
ルルーシュ「……何が望みだ?」
シュナイゼル「望み?この決定的瞬間を世界に配信することだけど?」
ルルーシュ「皇帝の座か?!それともこの戦いのリスタートか?!」
シュナイゼル「聞こえないようだね。私の願いは、ナナリーの写真を公開することだよ、ルルーシュ」
ルルーシュ「やめろと言っている!!!」キュィィィン
シュナイゼル「無駄だよ。君のギアスは目を直接みないとダメなのだろう?こうして私が目を瞑っている限り、君は無力だ」
122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 10:35:05.51 ID:NXldSSOY0
ルルーシュ「ぐぅぅぅ……!!!」
シュナイゼル「コーネリア、私は自室まで連れて行ってくれないかい?」
コーネリア「……」
シュナイゼル「コーネリア?」
コーネリア「分かりました。こちらです」
シュナイゼル「ありがとう。ではね、ルルーシュ。ダモクレスは君の好きにするといい」
ルルーシュ「……」
シュナイゼル「ふふ……」
コーネリア「……」
ナナリー「すぅ……すぅ ……おにいさま……です、から、それは……私の……ふふ……」スヤスヤ
シュナイゼル「コーネリア、そろそろ目を開けても大丈夫かな?」
コーネリア「はい」
シュナイゼル「よかった。視界を遮られるのは想像以上に辛いね」パチッ
ルルーシュ「フフフハハハハハ!!!ゼロに従え!!シュナイゼル!!!!」キュィィィン
シュナイゼル「ルルーシュ……!!コーネリア、裏切ったのか―――」
シュナイゼル「コーネリア、私は自室まで連れて行ってくれないかい?」
コーネリア「……」
シュナイゼル「コーネリア?」
コーネリア「分かりました。こちらです」
シュナイゼル「ありがとう。ではね、ルルーシュ。ダモクレスは君の好きにするといい」
ルルーシュ「……」
シュナイゼル「ふふ……」
コーネリア「……」
ナナリー「すぅ……すぅ ……おにいさま……です、から、それは……私の……ふふ……」スヤスヤ
シュナイゼル「コーネリア、そろそろ目を開けても大丈夫かな?」
コーネリア「はい」
シュナイゼル「よかった。視界を遮られるのは想像以上に辛いね」パチッ
ルルーシュ「フフフハハハハハ!!!ゼロに従え!!シュナイゼル!!!!」キュィィィン
シュナイゼル「ルルーシュ……!!コーネリア、裏切ったのか―――」
124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 10:39:19.10 ID:NXldSSOY0
ルルーシュ「姉上を信頼しすぎた兄上の負けです」
シュナイゼル「くっ……」
コーネリア「やはり、ネットにばら撒くのは許容できません、兄上……」
シュナイゼル「……」
ルルーシュ「よし。ご協力感謝します、姉上」
コーネリア「……」
ルルーシュ「さあ、ナナリー?」
ナナリー「ん……お兄様……?」バッ
ルルーシュ「行くぞ」
ナナリー「すぅ……すぅ……」
ルルーシュ「ダモクレスの鍵を預かろう」グッ
ナナリー「ん……」グッ
ルルーシュ「ん?ナナリー、手を離してくれ」ググッ
ナナリー「う……ん……」ググッ
ルルーシュ「ナナリー!!ダモクレスの鍵を渡せ!!」グググッ!!
シュナイゼル「くっ……」
コーネリア「やはり、ネットにばら撒くのは許容できません、兄上……」
シュナイゼル「……」
ルルーシュ「よし。ご協力感謝します、姉上」
コーネリア「……」
ルルーシュ「さあ、ナナリー?」
ナナリー「ん……お兄様……?」バッ
ルルーシュ「行くぞ」
ナナリー「すぅ……すぅ……」
ルルーシュ「ダモクレスの鍵を預かろう」グッ
ナナリー「ん……」グッ
ルルーシュ「ん?ナナリー、手を離してくれ」ググッ
ナナリー「う……ん……」ググッ
ルルーシュ「ナナリー!!ダモクレスの鍵を渡せ!!」グググッ!!
126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 10:45:23.99 ID:NXldSSOY0
ナナリー「お兄様ぁ!!」バッ!!!
ルルーシュ「なんて握力だ……!!」ググググッ!!!
ナナリー「にゃ……」ズルズル
ルルーシュ「ダメだ。ナナリーまでついて来る……!!」
コーネリア「ルルーシュよ」
ルルーシュ「なんですか?」
コーネリア「降伏しろ」カチャ
ルルーシュ「……!!」
コーネリア「兄上もお前もやり方を間違えたのだ」
ルルーシュ「負けたのはそちらだ。今更、降伏勧告とは姉上らしくもない」
コーネリア「こちらにはナナリーの写真もあるのだぞ」
ルルーシュ「姉上、それをネットにばら撒きたくはないのでしょう?」
コーネリア「ああ。しかし、特定の人物に期間限定で公開するなら問題はない」
ルルーシュ「なに……?!」
コーネリア「今から、全ナイトメアのモニターにこのナナリーの顔を送る。すると、どうなると思う?」
ルルーシュ「なんて握力だ……!!」ググググッ!!!
ナナリー「にゃ……」ズルズル
ルルーシュ「ダメだ。ナナリーまでついて来る……!!」
コーネリア「ルルーシュよ」
ルルーシュ「なんですか?」
コーネリア「降伏しろ」カチャ
ルルーシュ「……!!」
コーネリア「兄上もお前もやり方を間違えたのだ」
ルルーシュ「負けたのはそちらだ。今更、降伏勧告とは姉上らしくもない」
コーネリア「こちらにはナナリーの写真もあるのだぞ」
ルルーシュ「姉上、それをネットにばら撒きたくはないのでしょう?」
コーネリア「ああ。しかし、特定の人物に期間限定で公開するなら問題はない」
ルルーシュ「なに……?!」
コーネリア「今から、全ナイトメアのモニターにこのナナリーの顔を送る。すると、どうなると思う?」
128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 10:50:30.84 ID:NXldSSOY0
ルルーシュ「貴様……」
コーネリア「あるものは呆然とし、あるものは驚愕し、ある者は戦慄するだろうな」
ルルーシュ「やめろ!!ネットに配信するのと何も変わらない!!」
コーネリア「違うな。間違っているぞ、ルルーシュ」
ルルーシュ「なんだと?!」
コーネリア「同じ空域にいるナイトメアにオープンチャンネルで見せるだけだ。記憶に残っても記録に残ることはない」
ルルーシュ「コーネリア……!!」
コーネリア「それが嫌なら全面降伏をするのだ」
ルルーシュ「……」ググッ
ナナリー「すぅ……すぅ……」ググッ
ルルーシュ「ちぃ……!!」
コーネリア「どうやら、その意思はないようだな。残念だ」ピッ
ルルーシュ「やめろぉぉぉぉ!!!!」
コーネリア「もう遅い」
ルルーシュ「コォォォネリアァァァ……!!!それでも姉か!!!」
コーネリア「あるものは呆然とし、あるものは驚愕し、ある者は戦慄するだろうな」
ルルーシュ「やめろ!!ネットに配信するのと何も変わらない!!」
コーネリア「違うな。間違っているぞ、ルルーシュ」
ルルーシュ「なんだと?!」
コーネリア「同じ空域にいるナイトメアにオープンチャンネルで見せるだけだ。記憶に残っても記録に残ることはない」
ルルーシュ「コーネリア……!!」
コーネリア「それが嫌なら全面降伏をするのだ」
ルルーシュ「……」ググッ
ナナリー「すぅ……すぅ……」ググッ
ルルーシュ「ちぃ……!!」
コーネリア「どうやら、その意思はないようだな。残念だ」ピッ
ルルーシュ「やめろぉぉぉぉ!!!!」
コーネリア「もう遅い」
ルルーシュ「コォォォネリアァァァ……!!!それでも姉か!!!」
130: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 10:54:44.29 ID:NXldSSOY0
空中
スザク『カレン!!』
カレン『スザァクッ!!!』
ジェレミア『忠義は今ぁぁ!!!!』
アーニャ『ウザい』
藤堂『うおぉぉぉ!!!』
星刻『攻め落とせ!!!勝利は我らに!!』
C.C.『しつこい男たちだ』
ピピピ……
スザク『なんだ、オープンチャンネルで……』
カレン『こんな時に!!』
ジェレミア『これは……?!』
アーニャ『え……ナナリー……様……?』
C.C.『……ぶふっ』
藤堂『むぅ……』
スザク『カレン!!』
カレン『スザァクッ!!!』
ジェレミア『忠義は今ぁぁ!!!!』
アーニャ『ウザい』
藤堂『うおぉぉぉ!!!』
星刻『攻め落とせ!!!勝利は我らに!!』
C.C.『しつこい男たちだ』
ピピピ……
スザク『なんだ、オープンチャンネルで……』
カレン『こんな時に!!』
ジェレミア『これは……?!』
アーニャ『え……ナナリー……様……?』
C.C.『……ぶふっ』
藤堂『むぅ……』
132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 10:59:59.44 ID:NXldSSOY0
アヴァロン艦内
ロイド「なぁに、これ?」
セシル「恐らく、ナナリー総督かと」
ロイド「うわー……ひっどい顔」
セシル「ダモクレスから送られてきているようです」
ロイド「そうなんだ」
ニーナ「ナナリー……」
ロイド「でも、これオープンチャンネルだよね?」
セシル「ええ」
ロイド「何が目的だ……」
セシル「あの、戦闘が中断しているようですけど」
ロイド「あれ、本当だ。みんな動きを止めちゃったね」
ニーナ「もしかして……ナナリーは自分を犠牲にしてこの戦いを止めようとしたの……」
セシル「まさか……でも、それぐらいしか理由が思いつきませんね」
ロイド「変顔一つで戦争を止めるっていうのか……流石は皇女だね……」
ロイド「なぁに、これ?」
セシル「恐らく、ナナリー総督かと」
ロイド「うわー……ひっどい顔」
セシル「ダモクレスから送られてきているようです」
ロイド「そうなんだ」
ニーナ「ナナリー……」
ロイド「でも、これオープンチャンネルだよね?」
セシル「ええ」
ロイド「何が目的だ……」
セシル「あの、戦闘が中断しているようですけど」
ロイド「あれ、本当だ。みんな動きを止めちゃったね」
ニーナ「もしかして……ナナリーは自分を犠牲にしてこの戦いを止めようとしたの……」
セシル「まさか……でも、それぐらいしか理由が思いつきませんね」
ロイド「変顔一つで戦争を止めるっていうのか……流石は皇女だね……」
134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 11:07:08.50 ID:NXldSSOY0
ダモクレス内
コーネリア「ルルーシュ、別アングルの写真もある。それを公開されたくないのなら、降伏しろ」
ルルーシュ「それは……できない!!」
コーネリア「そうか」ピッ
ルルーシュ「やめろぉ!!ナナリーをこれ以上辱めるなぁ!!!」
ナナリー「おにさまぁ!?」バッ!!
空中
カレン『もう一枚来た。次はローアングルだ……』
C.C.『ふふっ……ナナリーめ……涎に鼻水に……顔から出るものが殆ど出てるじゃないか……ぶふっ……』プルプル
ジェレミア『これは一体……ナナリー様……』
スザク『もう無駄な争いはしないで欲しい……』
カレン『え?』
スザク『ナナリーはそう訴えたいんだと思う』
星刻『なんだと?』
藤堂『だが……』
コーネリア「ルルーシュ、別アングルの写真もある。それを公開されたくないのなら、降伏しろ」
ルルーシュ「それは……できない!!」
コーネリア「そうか」ピッ
ルルーシュ「やめろぉ!!ナナリーをこれ以上辱めるなぁ!!!」
ナナリー「おにさまぁ!?」バッ!!
空中
カレン『もう一枚来た。次はローアングルだ……』
C.C.『ふふっ……ナナリーめ……涎に鼻水に……顔から出るものが殆ど出てるじゃないか……ぶふっ……』プルプル
ジェレミア『これは一体……ナナリー様……』
スザク『もう無駄な争いはしないで欲しい……』
カレン『え?』
スザク『ナナリーはそう訴えたいんだと思う』
星刻『なんだと?』
藤堂『だが……』
135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 11:14:24.80 ID:NXldSSOY0
スザク『ナナリーはフレイヤの代わりに自分の想いを僕たちに撃ち込んだんだ!!』
カレン『だからって……あたしたちはどうすればいいの?!今更、こんな変顔一つで変わらないでしょ!!』
藤堂『やってみる価値はある』
カレン『え?』
星刻『テロップをつけて全世界に配信して反応を見るのか?』
ジェレミア『それはナナリー様に対して最大の汚点!!屈辱!!』
アーニャ『でも、それが想いだとしたら、無視するほうが失礼』
ジェレミア『それは……』
スザク『ロイドさん!!』
ロイド『あは~準備はできてるよ』
ニーナ『ナナリーのこの顔写真に『もう戦争はやめましょう』って文字を付け加えて、ネットに流してみる』
セシル『あと、主要都市のテレビジョンにも映し出してみるから』
カレン『こんなことで戦争が終わるって……思ってるの?』
スザク『でも、ナナリーの優しさを無駄にすることはできない。やるだけやってみるんだ』
カレン『……ふん』
カレン『だからって……あたしたちはどうすればいいの?!今更、こんな変顔一つで変わらないでしょ!!』
藤堂『やってみる価値はある』
カレン『え?』
星刻『テロップをつけて全世界に配信して反応を見るのか?』
ジェレミア『それはナナリー様に対して最大の汚点!!屈辱!!』
アーニャ『でも、それが想いだとしたら、無視するほうが失礼』
ジェレミア『それは……』
スザク『ロイドさん!!』
ロイド『あは~準備はできてるよ』
ニーナ『ナナリーのこの顔写真に『もう戦争はやめましょう』って文字を付け加えて、ネットに流してみる』
セシル『あと、主要都市のテレビジョンにも映し出してみるから』
カレン『こんなことで戦争が終わるって……思ってるの?』
スザク『でも、ナナリーの優しさを無駄にすることはできない。やるだけやってみるんだ』
カレン『……ふん』
144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 11:23:56.05 ID:NXldSSOY0
ダモクレス内
コーネリア「次は接写した写真だ」
ルルーシュ「いい加減にしておけ……」
コーネリア「中々、見れないぞ。鼻の穴が大きく写ったナナリーの写真なんてな」
ルルーシュ「……」
コーネリア「もうやめよう……ルルーシュ」
ルルーシュ「……」
コーネリア「そうか……それが、お前の意思か」ピッ
ルルーシュ「コォォォネリアァァァ!!!!」カチャ
コーネリア「しまっ―――」
ルルーシュ「……っ」バァァン!!!
コーネリア「がっ……!?」
シュナイゼル「悲しいね、コーネリア」
コーネリア「ルルーシュ……おのれ……ユフィだけでなく……私まで手にかけたか……」
ルルーシュ「さよなら……姉上……昔は俺とユフィのデートをよく邪魔してくれてましたよね?ありがとうございました」
コーネリア「次は接写した写真だ」
ルルーシュ「いい加減にしておけ……」
コーネリア「中々、見れないぞ。鼻の穴が大きく写ったナナリーの写真なんてな」
ルルーシュ「……」
コーネリア「もうやめよう……ルルーシュ」
ルルーシュ「……」
コーネリア「そうか……それが、お前の意思か」ピッ
ルルーシュ「コォォォネリアァァァ!!!!」カチャ
コーネリア「しまっ―――」
ルルーシュ「……っ」バァァン!!!
コーネリア「がっ……!?」
シュナイゼル「悲しいね、コーネリア」
コーネリア「ルルーシュ……おのれ……ユフィだけでなく……私まで手にかけたか……」
ルルーシュ「さよなら……姉上……昔は俺とユフィのデートをよく邪魔してくれてましたよね?ありがとうございました」
145: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 11:28:16.04 ID:NXldSSOY0
ルルーシュ「これで邪魔するものはいなくなったな。シュナイゼル、コーネリアを運び出してくれ」
シュナイゼル「わかったよ」
コーネリア「くそ……ルルーシュ……」
ルルーシュ「ナナリー?」
ナナリー「ん……お兄様……?」
ルルーシュ「起きたか?」
ナナリー「……」
ルルーシュ「行くぞ」
ナナリー「お兄様の顔、8年ぶりに見ました……それが人殺しの顔なのですね。私も同じ顔をしていると思います」
ルルーシュ「ナナリー、ダモクレスの鍵を渡してくれ」
ナナリー「嫌です」
ルルーシュ「ナナリー……」
ナナリー「私にもギアスを使いますか?お兄さ―――」
ルルーシュ「鍵を渡せ」キュィィィン
ナナリー「どうぞ」
シュナイゼル「わかったよ」
コーネリア「くそ……ルルーシュ……」
ルルーシュ「ナナリー?」
ナナリー「ん……お兄様……?」
ルルーシュ「起きたか?」
ナナリー「……」
ルルーシュ「行くぞ」
ナナリー「お兄様の顔、8年ぶりに見ました……それが人殺しの顔なのですね。私も同じ顔をしていると思います」
ルルーシュ「ナナリー、ダモクレスの鍵を渡してくれ」
ナナリー「嫌です」
ルルーシュ「ナナリー……」
ナナリー「私にもギアスを使いますか?お兄さ―――」
ルルーシュ「鍵を渡せ」キュィィィン
ナナリー「どうぞ」
151: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 11:33:14.77 ID:NXldSSOY0
ルルーシュ「よし」
ナナリー「はっ?!なんてことを!!お兄様は悪魔です!!返してください!!!」
ルルーシュ「いいだろう」
ナナリー「あ、ありがとうございます」
ルルーシュ「……鍵を渡せ」
ナナリー「……どうぞ、お兄様」ニコッ
ルルーシュ「フフフハハハハ」
ナナリー「はっ?!私にギアスを使ったのですね?!返してください!!お兄様は卑劣で卑怯で!!」
ルルーシュ「分かった。返そう」
ナナリー「ど、どうも……」
ルルーシュ「鍵を渡せ」
ナナリー「はい、お兄様っ♪」
ルルーシュ「フフフハハハハハ!!!!」
ナナリー「はっ!?またお兄様は!!!どうしてこんなことをするのですか?!」
ルルーシュ「最近、ナナリーの笑顔を見ていなかったからな。ここで目の保養を得てもいいだろう?」
ナナリー「はっ?!なんてことを!!お兄様は悪魔です!!返してください!!!」
ルルーシュ「いいだろう」
ナナリー「あ、ありがとうございます」
ルルーシュ「……鍵を渡せ」
ナナリー「……どうぞ、お兄様」ニコッ
ルルーシュ「フフフハハハハ」
ナナリー「はっ?!私にギアスを使ったのですね?!返してください!!お兄様は卑劣で卑怯で!!」
ルルーシュ「分かった。返そう」
ナナリー「ど、どうも……」
ルルーシュ「鍵を渡せ」
ナナリー「はい、お兄様っ♪」
ルルーシュ「フフフハハハハハ!!!!」
ナナリー「はっ!?またお兄様は!!!どうしてこんなことをするのですか?!」
ルルーシュ「最近、ナナリーの笑顔を見ていなかったからな。ここで目の保養を得てもいいだろう?」
154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 11:39:47.98 ID:NXldSSOY0
ルルーシュ「さてと、これでダモクレスは掌握した。世界は一つとなる」
ナナリー「卑怯です!卑劣です!!悪魔です!!下劣です!!それから……えーと……陋劣です!!」
ルルーシュ「……」
ナナリー「邪悪です!姦悪です!!それから……それから……」
ルルーシュ「もういいんだ、ナナリー。全ては終わったことなんだよ」
ナナリー「そんな……こんなこと……」
ルルーシュ「さてと、スザクは無事だろうな……」ピッ
スザク『ルルーシュか!』
ルルーシュ「スザク、前提条件は全てクリアされた。あとはゼロ・レクイエムを敢行するだけだ」
スザク『ルルーシュ……もう無理だ』
ルルーシュ「なに?」
スザク『ナナリーのほうが上手だったよ』
ルルーシュ「……!!」
ナナリー「なんですか?」
ルルーシュ「スザク、ナナリーは何をしたんだ?!」
ナナリー「卑怯です!卑劣です!!悪魔です!!下劣です!!それから……えーと……陋劣です!!」
ルルーシュ「……」
ナナリー「邪悪です!姦悪です!!それから……それから……」
ルルーシュ「もういいんだ、ナナリー。全ては終わったことなんだよ」
ナナリー「そんな……こんなこと……」
ルルーシュ「さてと、スザクは無事だろうな……」ピッ
スザク『ルルーシュか!』
ルルーシュ「スザク、前提条件は全てクリアされた。あとはゼロ・レクイエムを敢行するだけだ」
スザク『ルルーシュ……もう無理だ』
ルルーシュ「なに?」
スザク『ナナリーのほうが上手だったよ』
ルルーシュ「……!!」
ナナリー「なんですか?」
ルルーシュ「スザク、ナナリーは何をしたんだ?!」
155: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 11:51:22.53 ID:NXldSSOY0
スザク『全ての業をナナリーが背負ってくれたんだ……変顔を晒すことによってね』
ルルーシュ「スザク、何が起こっている?!説明しろぉ!!」
スザク『ナナリーは精神的フレイヤを世界に向けて発射したんだ。自分の醜態を晒してまで、戦争を止めようとする姿勢に皆は心を打たれた』
ルルーシュ「意味が分からないぞ……」
スザク『ゼロ・レクイエムを行わなくても、世界は優しくなったんだ。ナナリーは自分を犠牲にして……望んだ世界を手に入れたんだ!!』
ルルーシュ「待て……ならば、俺が今までしてきたことはどうなる?」
スザク『徒労だ』
ルルーシュ「……」
スザク『世界はナナリーに敬意を払う形で停戦を申し出ている。ブリタニア軍も同様だ』
ルルーシュ「バカな……」
スザク『ルルーシュ……ナナリーは犠牲になったんだよ……』
ルルーシュ「……じゃあ、どうすればいい……俺は……ナナリーは……スザクは!!」
スザク『……どうしようか?』
ルルーシュ「まさか……ナナリーのあの顔が……全世界に……公開されているなんて……。ナナリー!!!」
ナナリー「……あ、はい。なんですか?」
ルルーシュ「スザク、何が起こっている?!説明しろぉ!!」
スザク『ナナリーは精神的フレイヤを世界に向けて発射したんだ。自分の醜態を晒してまで、戦争を止めようとする姿勢に皆は心を打たれた』
ルルーシュ「意味が分からないぞ……」
スザク『ゼロ・レクイエムを行わなくても、世界は優しくなったんだ。ナナリーは自分を犠牲にして……望んだ世界を手に入れたんだ!!』
ルルーシュ「待て……ならば、俺が今までしてきたことはどうなる?」
スザク『徒労だ』
ルルーシュ「……」
スザク『世界はナナリーに敬意を払う形で停戦を申し出ている。ブリタニア軍も同様だ』
ルルーシュ「バカな……」
スザク『ルルーシュ……ナナリーは犠牲になったんだよ……』
ルルーシュ「……じゃあ、どうすればいい……俺は……ナナリーは……スザクは!!」
スザク『……どうしようか?』
ルルーシュ「まさか……ナナリーのあの顔が……全世界に……公開されているなんて……。ナナリー!!!」
ナナリー「……あ、はい。なんですか?」
157: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 11:56:19.48 ID:NXldSSOY0
アヴァロン艦内
ナナリー「これが……私ですか……」
ルルーシュ「ああ……」
ナナリー「これが……世界に……流れたのですか……?」
スザク「そうだよ。そして世界は優しくなった」
ナナリー「……」
ルルーシュ「皇帝特権でなかったことにもできるが?」
ナナリー「いえ……それでは折角、一つになろうとしている世界に水を差すことになります」
スザク「じゃあ……このままでいいのかい?」
ナナリー「はい」
ルルーシュ「だが、これでは……」
ナナリー「私は戦死したことにしてください」
スザク「ナナリー!?」
ナナリー「もう……それしかないじゃないですか……」
ルルーシュ「だが、ナナリーはこれからの世界に必要なんだ。隠居なんて許されない」
ナナリー「これが……私ですか……」
ルルーシュ「ああ……」
ナナリー「これが……世界に……流れたのですか……?」
スザク「そうだよ。そして世界は優しくなった」
ナナリー「……」
ルルーシュ「皇帝特権でなかったことにもできるが?」
ナナリー「いえ……それでは折角、一つになろうとしている世界に水を差すことになります」
スザク「じゃあ……このままでいいのかい?」
ナナリー「はい」
ルルーシュ「だが、これでは……」
ナナリー「私は戦死したことにしてください」
スザク「ナナリー!?」
ナナリー「もう……それしかないじゃないですか……」
ルルーシュ「だが、ナナリーはこれからの世界に必要なんだ。隠居なんて許されない」
159: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 12:03:16.69 ID:NXldSSOY0
ナナリー「お兄様は私に生きろというのですか?!この私に優しすぎる世界で!!」
ルルーシュ「そうだ!!」
ナナリー「お兄様はやっぱり悪魔です!!」
ルルーシュ「……」
スザク「ルルーシュ……」
ルルーシュ「ならばどうすればいい!!」
ナナリー「だから、私を殺してください!!」
スザク「ルルーシュ。ゼロ・レクイエムをしてみるかい?」
ルルーシュ「なんだと……?」
スザク「君は今でも残虐な皇帝だ。世界は君だけを敵としている」
ルルーシュ「……」
スザク「ゼロ・レクイエムをする理由は薄れたけど、君を処刑することはできる」
ルルーシュ「俺が死ぬことで決定打とするわけか」
スザク「そうだ」
ルルーシュ「そうだな……この世界に俺という存在はもう不要だな……」
ルルーシュ「そうだ!!」
ナナリー「お兄様はやっぱり悪魔です!!」
ルルーシュ「……」
スザク「ルルーシュ……」
ルルーシュ「ならばどうすればいい!!」
ナナリー「だから、私を殺してください!!」
スザク「ルルーシュ。ゼロ・レクイエムをしてみるかい?」
ルルーシュ「なんだと……?」
スザク「君は今でも残虐な皇帝だ。世界は君だけを敵としている」
ルルーシュ「……」
スザク「ゼロ・レクイエムをする理由は薄れたけど、君を処刑することはできる」
ルルーシュ「俺が死ぬことで決定打とするわけか」
スザク「そうだ」
ルルーシュ「そうだな……この世界に俺という存在はもう不要だな……」
163: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 12:08:00.26 ID:NXldSSOY0
ルルーシュ「平和な世界の礎となるべく……俺は死のう」
ナナリー「私も死にます!!」
ルルーシュ「ナナリー……」
ナナリー「私も一緒に殺してください!!お兄様!!」
ルルーシュ「それはできない」
ナナリー「一生のお願いです!!」
スザク「ナナリー」
ナナリー「私はこんな世界望んでなかったのに……お兄様と一緒にいられればそれでよかったのにぃ……!!!」
ルルーシュ「……」
スザク「でも、ルルーシュが死ぬことで和平の決定打となるんだ」
ナナリー「私が死んでも代わりはいます!!だから!!」
スザク「ナナリー……」
ナナリー「殺してください……お兄様……お兄様も死ぬなら……私も一緒に……」
ルルーシュ「……わかった。死のう……共に……」
スザク「ルルーシュ!?」
ナナリー「私も死にます!!」
ルルーシュ「ナナリー……」
ナナリー「私も一緒に殺してください!!お兄様!!」
ルルーシュ「それはできない」
ナナリー「一生のお願いです!!」
スザク「ナナリー」
ナナリー「私はこんな世界望んでなかったのに……お兄様と一緒にいられればそれでよかったのにぃ……!!!」
ルルーシュ「……」
スザク「でも、ルルーシュが死ぬことで和平の決定打となるんだ」
ナナリー「私が死んでも代わりはいます!!だから!!」
スザク「ナナリー……」
ナナリー「殺してください……お兄様……お兄様も死ぬなら……私も一緒に……」
ルルーシュ「……わかった。死のう……共に……」
スザク「ルルーシュ!?」
165: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 12:14:09.42 ID:NXldSSOY0
数日後
ミレイ「えー、今からルルーシュ皇帝陛下の会見が行われます」
ルルーシュ「―――世界に蔓延る愚民どもよ!!良く聞け!!」
ルルーシュ「小娘の変顔ごときで武器を捨て、手を取り合うことなど許されるはずがない!!今まで血を流してきた者たちへの侮蔑だ!!」
ルルーシュ「再び猛ろ!!武器を取れ!!過去の恨みを、怒りをこんなことで終わらせていいはずがない!!!」
「ふざけんなー」
「ひっこめー」
「死ね!」
ルルーシュ「生きる!!!」
ミレイ「暴動が起きそうな雰囲気です!!」
カレン「ルルーシュ……どうして……」
ジェレミア「何奴だ!!!」
ゼロ「……」
ゼロ「……」
ミレイ「え……あ!!み、みてください!!ゼロです!!ゼロが現れました!!!しかも二人!!片方は何故か漆黒の車椅子に乗っています!!」
ミレイ「えー、今からルルーシュ皇帝陛下の会見が行われます」
ルルーシュ「―――世界に蔓延る愚民どもよ!!良く聞け!!」
ルルーシュ「小娘の変顔ごときで武器を捨て、手を取り合うことなど許されるはずがない!!今まで血を流してきた者たちへの侮蔑だ!!」
ルルーシュ「再び猛ろ!!武器を取れ!!過去の恨みを、怒りをこんなことで終わらせていいはずがない!!!」
「ふざけんなー」
「ひっこめー」
「死ね!」
ルルーシュ「生きる!!!」
ミレイ「暴動が起きそうな雰囲気です!!」
カレン「ルルーシュ……どうして……」
ジェレミア「何奴だ!!!」
ゼロ「……」
ゼロ「……」
ミレイ「え……あ!!み、みてください!!ゼロです!!ゼロが現れました!!!しかも二人!!片方は何故か漆黒の車椅子に乗っています!!」
168: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 12:19:37.17 ID:NXldSSOY0
ジェレミア「賊だ!!捕らえろ!!!」
ゼロ「……」ダダダダッ!!!
ゼロ「……」ウィィィン!!
ジェレミア「くっ……!!しまった!!」
ジェレミア「―――いけ、仮面の騎士よ。そして、仮面の姫よ……」
ルルーシュ「おのれ!!痴れ者めが!!!」
ゼロ「……」
ゼロ「……お兄様」
ルルーシュ「この!!」バァァン!!!
ゼロ「あ……」
カレン「あれは!!ナナリー!?」
ミレイ「ゼロが撃たれました!!車椅子のゼロは……ナナリー……!!」
「変顔皇女が死んだー!!」
「この人でなし!!」
カレン「ナナリー!!!」
ゼロ「……」ダダダダッ!!!
ゼロ「……」ウィィィン!!
ジェレミア「くっ……!!しまった!!」
ジェレミア「―――いけ、仮面の騎士よ。そして、仮面の姫よ……」
ルルーシュ「おのれ!!痴れ者めが!!!」
ゼロ「……」
ゼロ「……お兄様」
ルルーシュ「この!!」バァァン!!!
ゼロ「あ……」
カレン「あれは!!ナナリー!?」
ミレイ「ゼロが撃たれました!!車椅子のゼロは……ナナリー……!!」
「変顔皇女が死んだー!!」
「この人でなし!!」
カレン「ナナリー!!!」
174: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 12:28:19.53 ID:NXldSSOY0
ゼロ「……!!!」グサッ!!
ルルーシュ「ぐぁ……!!!」
扇「あ……」
コーネリア「ルルーシュ……」
ミレイ「ルルーシュ!!」
ゼロ「さようなら……ルルーシュ……」
ルルーシュ「ありが……」ガクッ
ナナリー「(お兄様……私は……)」
ルルーシュ「(ここで起き上がれば……ナナリーは……奇跡の皇女と……なる……もう、誰も……変顔皇女とは呼ばない……)」
ナナリー「(本当ですね!?)」
ルルーシュ「(ああ……自信を持て……人は理屈ではなく……奇跡に弱い……。変顔皇女ナナリーは死に……奇跡の皇女が誕生する……だけだ……)」
ナナリー「(お兄様!!愛しています!!お兄様!!)」
ルルーシュ「(ああ……俺も……愛している……だから……ナナリー……)」
ナナリー「(はい……)」
ミレイ「み、見てください!!撃たれたナナリー皇女が起き上がろうとしています!!!」
ルルーシュ「ぐぁ……!!!」
扇「あ……」
コーネリア「ルルーシュ……」
ミレイ「ルルーシュ!!」
ゼロ「さようなら……ルルーシュ……」
ルルーシュ「ありが……」ガクッ
ナナリー「(お兄様……私は……)」
ルルーシュ「(ここで起き上がれば……ナナリーは……奇跡の皇女と……なる……もう、誰も……変顔皇女とは呼ばない……)」
ナナリー「(本当ですね!?)」
ルルーシュ「(ああ……自信を持て……人は理屈ではなく……奇跡に弱い……。変顔皇女ナナリーは死に……奇跡の皇女が誕生する……だけだ……)」
ナナリー「(お兄様!!愛しています!!お兄様!!)」
ルルーシュ「(ああ……俺も……愛している……だから……ナナリー……)」
ナナリー「(はい……)」
ミレイ「み、見てください!!撃たれたナナリー皇女が起き上がろうとしています!!!」
176: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 12:32:25.56 ID:NXldSSOY0
藤堂「これは……!!」
神楽耶「ナナリー様……!!」
ゼロ「大丈夫かい?」
ナナリー「は、はい……。―――み、みなさん、聞いてください!!」
玉城「すげーぜ!!変顔皇女様ー!!!」
ナナリー「え……」
扇「奇跡の変顔皇女だ!!」
「へーんがおっ!へーんがお!!」
ナナリー「……」
カレン「ちょっと!!みんな!!傷つくからやめてあげて!!!」
C.C.「そうだぞ!!ちょっと変顔だったからって……ふふっ」
ニーナ「へーんがおっ!へーんがおっ!!」
ナナリー「スザクさん……私も刺してください……お兄様のところに逝きます……」
ゼロ「ナナリー!!」
ナナリー「お兄様は最後に……嘘を吐いたんです……もう……何を信じたら……いいんですか……」
神楽耶「ナナリー様……!!」
ゼロ「大丈夫かい?」
ナナリー「は、はい……。―――み、みなさん、聞いてください!!」
玉城「すげーぜ!!変顔皇女様ー!!!」
ナナリー「え……」
扇「奇跡の変顔皇女だ!!」
「へーんがおっ!へーんがお!!」
ナナリー「……」
カレン「ちょっと!!みんな!!傷つくからやめてあげて!!!」
C.C.「そうだぞ!!ちょっと変顔だったからって……ふふっ」
ニーナ「へーんがおっ!へーんがおっ!!」
ナナリー「スザクさん……私も刺してください……お兄様のところに逝きます……」
ゼロ「ナナリー!!」
ナナリー「お兄様は最後に……嘘を吐いたんです……もう……何を信じたら……いいんですか……」
187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 12:40:18.17 ID:NXldSSOY0
「へーんがおっ!!へーんがおっ!!」
コーネリア「静まれ!!脆弱者どもがぁぁぁ!!!!」
ヴィレッタ「へーんがおっ!へーんがおっ!」
ジェレミア「これは……!!」
アーニャ「酷い」カシャ
ナナリー「うぅ……あぁぁ……!!」
ゼロ(ルルーシュ……どうすればいい……僕は……!!)
ルルーシュ「……ふざ……け……るな……」
ゼロ「……!!」
ナナリー「お兄様……?」
ミレイ「え……」
カレン「ルルーシュ……?」
C.C.「あいつ、あの傷で……まだ動くのか……?」
ルルーシュ「ふざ……けるな……愚民どもがぁぁぁぁ!!!!!」
ナナリー「お兄様!!」
コーネリア「静まれ!!脆弱者どもがぁぁぁ!!!!」
ヴィレッタ「へーんがおっ!へーんがおっ!」
ジェレミア「これは……!!」
アーニャ「酷い」カシャ
ナナリー「うぅ……あぁぁ……!!」
ゼロ(ルルーシュ……どうすればいい……僕は……!!)
ルルーシュ「……ふざ……け……るな……」
ゼロ「……!!」
ナナリー「お兄様……?」
ミレイ「え……」
カレン「ルルーシュ……?」
C.C.「あいつ、あの傷で……まだ動くのか……?」
ルルーシュ「ふざ……けるな……愚民どもがぁぁぁぁ!!!!!」
ナナリー「お兄様!!」
191: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 12:46:38.68 ID:NXldSSOY0
ルルーシュ「ナナリーを罵るものは俺が許さん!!!」
ゼロ「ルルーシュ!!」
ルルーシュ「貴様らは何も分かっていない!!人の一面を見て、それで全てだと思い込む!!!絵に描いた迂愚な大衆めが!!!!」
C.C.「あいつ……」
ジェレミア「ルルーシュ様……既に意識が……」
ルルーシュ「誰だって醜態を晒すことはあるだろうがぁ!!!何故、今までの功績をその一度の醜態で忘れることができる!!!」
ルルーシュ「なぜ!!挽回のチャンスを与えようとしない!!!!!」
ルルーシュ「悔いて詫びろ!!!そして死ね!!!!」
ゼロ「ルルーシュ!!もういい!!」
ナナリー「お兄様……!!お兄様……!!」
ルルーシュ「ふぅー……ふぅー……ぅ―――」バタッ
ゼロ「ルルーシュ!!」
ナナリー「……っ」
ナナリー「―――私を変顔皇女と呼ぶなら好きにしてください!!私はその呼び名に誇りを持ちます!!」
ゼロ「ナナリー……君は……」
ゼロ「ルルーシュ!!」
ルルーシュ「貴様らは何も分かっていない!!人の一面を見て、それで全てだと思い込む!!!絵に描いた迂愚な大衆めが!!!!」
C.C.「あいつ……」
ジェレミア「ルルーシュ様……既に意識が……」
ルルーシュ「誰だって醜態を晒すことはあるだろうがぁ!!!何故、今までの功績をその一度の醜態で忘れることができる!!!」
ルルーシュ「なぜ!!挽回のチャンスを与えようとしない!!!!!」
ルルーシュ「悔いて詫びろ!!!そして死ね!!!!」
ゼロ「ルルーシュ!!もういい!!」
ナナリー「お兄様……!!お兄様……!!」
ルルーシュ「ふぅー……ふぅー……ぅ―――」バタッ
ゼロ「ルルーシュ!!」
ナナリー「……っ」
ナナリー「―――私を変顔皇女と呼ぶなら好きにしてください!!私はその呼び名に誇りを持ちます!!」
ゼロ「ナナリー……君は……」
197: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 12:55:02.70 ID:NXldSSOY0
ナナリー「私の醜い顔で世界が平和になったというなら、その称号は誉れです!!」
コーネリア「……」
ナナリー「褒め言葉として投げてもいい。嘲るために呼んでも構いません!!」
ナナリー「私は平和のためなら喜んで道化になります!!」
ナナリー「ですから、みなさん!!石を投げるのは私にだけにしてください。他の人へは決して投げないでください」
ナナリー「そうすれば……世界は優しくなるのですから……」
藤堂「……」
カレン「ナナリー……」
C.C.「言ってくれるな……ナナリー……」
玉城「よっ!変顔皇女様!!」
ニーナ「変顔皇女さまー!!」
「「へーんがおっ!!へーんがおっ!!へーんがおっ!!」」
ナナリー「……っ」ウルウル
ゼロ「……」
ナナリー「はい……私が変顔……皇女……です……」ポロポロ
コーネリア「……」
ナナリー「褒め言葉として投げてもいい。嘲るために呼んでも構いません!!」
ナナリー「私は平和のためなら喜んで道化になります!!」
ナナリー「ですから、みなさん!!石を投げるのは私にだけにしてください。他の人へは決して投げないでください」
ナナリー「そうすれば……世界は優しくなるのですから……」
藤堂「……」
カレン「ナナリー……」
C.C.「言ってくれるな……ナナリー……」
玉城「よっ!変顔皇女様!!」
ニーナ「変顔皇女さまー!!」
「「へーんがおっ!!へーんがおっ!!へーんがおっ!!」」
ナナリー「……っ」ウルウル
ゼロ「……」
ナナリー「はい……私が変顔……皇女……です……」ポロポロ
209: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 13:07:32.58 ID:NXldSSOY0
数ヵ月後 オレンジ農園
テレビ『世界連邦の樹立のため、日本国の扇首相と中華連邦の天子様が―――』
ジェレミア「よし。いいオレンジだ」
アーニャ「これ、どうする?」
ジェレミア「向こうに置いてくれ」
ナナリー「お邪魔します……」
ジェレミア「ナナリー様、公務は……」
ナナリー「もう……罵られるだけですから……ツイッターやフェイスブックで十分です……」
アーニャ「ナナリー。書き込みがすごいことになってる。全部、変顔って書き込み。新しい変顔を要望する書き込みもあるけど……」
ナナリー「世界の悪意が私に向けられていれば……それで……ふふ……」
ジェレミア「オレンジ……どうですか?」
ナナリー「いただきます……」パクッ
ジェレミア「ナナリー様……」
テレビ『各国は次々と和平を結んでいきます。それも全ては変顔皇女ナナリー様のおかげですね。では、次のニュースです」
テレビ『昨夜未明、玉城真一郎さんが遺体で発見されました。玉城真一郎さんはかつて黒の騎士団として―――」
テレビ『世界連邦の樹立のため、日本国の扇首相と中華連邦の天子様が―――』
ジェレミア「よし。いいオレンジだ」
アーニャ「これ、どうする?」
ジェレミア「向こうに置いてくれ」
ナナリー「お邪魔します……」
ジェレミア「ナナリー様、公務は……」
ナナリー「もう……罵られるだけですから……ツイッターやフェイスブックで十分です……」
アーニャ「ナナリー。書き込みがすごいことになってる。全部、変顔って書き込み。新しい変顔を要望する書き込みもあるけど……」
ナナリー「世界の悪意が私に向けられていれば……それで……ふふ……」
ジェレミア「オレンジ……どうですか?」
ナナリー「いただきます……」パクッ
ジェレミア「ナナリー様……」
テレビ『各国は次々と和平を結んでいきます。それも全ては変顔皇女ナナリー様のおかげですね。では、次のニュースです」
テレビ『昨夜未明、玉城真一郎さんが遺体で発見されました。玉城真一郎さんはかつて黒の騎士団として―――」
215: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 13:12:45.29 ID:NXldSSOY0
某所
ニーナ「ふふ……ナナリー。また変顔晒してくれないかなぁ……」カタカタ
ゼロ「随分と楽しそうだな……」
ニーナ「え……」
ゼロ「平和に導いた天使を貶めて楽しいか……ニーナ……?」
ニーナ「ゼロ……!!え……どうして……?!」
ゼロ「お前は……死ね!!!」キュィィィン
ニーナ「はい」
ゼロ「……」
ゼロ「これでまた一人……ナナリーを食い物にする人間が消えた……」
ゼロ「俺は亡霊となり……ナナリーを守る……」
ゼロ「次は……!!」
扇『日本のトップとして、より良い未来を築いていこうと思います。変顔皇女様との約束ですから」
ゼロ「扇……貴様だ……」
ゼロ「フフフハハハハ……」
END
ニーナ「ふふ……ナナリー。また変顔晒してくれないかなぁ……」カタカタ
ゼロ「随分と楽しそうだな……」
ニーナ「え……」
ゼロ「平和に導いた天使を貶めて楽しいか……ニーナ……?」
ニーナ「ゼロ……!!え……どうして……?!」
ゼロ「お前は……死ね!!!」キュィィィン
ニーナ「はい」
ゼロ「……」
ゼロ「これでまた一人……ナナリーを食い物にする人間が消えた……」
ゼロ「俺は亡霊となり……ナナリーを守る……」
ゼロ「次は……!!」
扇『日本のトップとして、より良い未来を築いていこうと思います。変顔皇女様との約束ですから」
ゼロ「扇……貴様だ……」
ゼロ「フフフハハハハ……」
END
218: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 13:13:48.54 ID:bmd6EXdC0
さすがブラコンルルーシュ
しっかりしごとしてやがる
しっかりしごとしてやがる
221: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 13:15:36.00 ID:1XAo+b810
ニーナが変顔云々言う資格はないなwww
220: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 13:14:32.53 ID:gKQyJAPn0
一番重要なシーンを書いてないじゃないですか、やだー!
222: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 13:16:32.09 ID:stPPRbeF0
扇の無様な死を見るまでは
224: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 13:23:15.18 ID:cofX55yi0
ここからR3が始まるわけか
引用元: シュナイゼル「ダモクレスの鍵は預けるよ」ナナリー「……」
ルルーシュ「黒の騎士団は財政難に陥った」
2020-05-18
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 20:34:34.80 ID:hEV5t/3y0
ルルーシュ「人員整理でもするか……」
CC「情け容赦ないな」
ルルーシュ「しかたない、人数過多で斑鳩もちょうど狭くなってきたところだ」
ルルーシュ「俺の権限で>>5をリストラする」
CC「情け容赦ないな」
ルルーシュ「しかたない、人数過多で斑鳩もちょうど狭くなってきたところだ」
ルルーシュ「俺の権限で>>5をリストラする」
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2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 20:35:39.25 ID:nCK0Jbsm0
玉城
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 20:35:40.59 ID:V+GapDKC0
扇
4: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2012/09/03(月) 20:36:04.30 ID:8FSEdG7S0
卜部
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 20:36:06.70 ID:y82isTme0
扇
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 20:37:02.30 ID:hojOIbOi0
素晴らしいな
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 20:38:39.44 ID:hEV5t/3y0
ルルーシュ「扇!」ポンッ
扇「え?」
ルルーシュ「できれば辞表をかいてほしい、いますぐに」
扇「は・・・? いまなんて」
ルルーシュ「ここに置いておく」
扇「ぜ、ゼロ!?」
玉城「おいゼロ! どういうことだ! 扇は副司令だぞ!」
ルルーシュ「そうだ、副司令『扇要』 その給料はお前たち平の騎士団を遥かに超える高額」
扇「……」
カレン「えっ?」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 20:41:31.16 ID:hEV5t/3y0
南「まてよゼロ! なぜよりによって扇なんだ!」
南「たのむ! 扇は俺たちがただのテ口リストだった時からの付き合いなんだ!」
ルルーシュ「付き合い? では南、お前がやめるか? お前にも相当額の給料を払っていると思うのだが」
南「……扇、すまん」
扇「南ぃ……」
カレン「扇さんをやめさせるなんてひどいゼロ! なんとかならないの」
ルルーシュ「モニターをみろ。これが今月の黒の騎士団の収支だ」
カレン「うわっ! さよなら扇さん」
南「たのむ! 扇は俺たちがただのテ口リストだった時からの付き合いなんだ!」
ルルーシュ「付き合い? では南、お前がやめるか? お前にも相当額の給料を払っていると思うのだが」
南「……扇、すまん」
扇「南ぃ……」
カレン「扇さんをやめさせるなんてひどいゼロ! なんとかならないの」
ルルーシュ「モニターをみろ。これが今月の黒の騎士団の収支だ」
カレン「うわっ! さよなら扇さん」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 20:43:08.90 ID:y82isTme0
むしろ何をして金稼いでるんだよ
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 20:45:02.14 ID:V+GapDKC0
>>11
スポンサーがいるんじゃね
スポンサーがいるんじゃね
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 20:43:26.30 ID:hEV5t/3y0
扇「か、カレンまで何を言っているんだっ!」
カレン「だって扇さんって斑鳩の艦長席であたふたしてるだけだし…」
カレン「KMFの操縦もへただし」
カレン「ハチマキ天パだし口臭いし」
扇「ま、まってくれカレン。俺たち長い付き合いだろっ、ナオトの親友だぞ!」
カレン「そう、お兄ちゃんの友達だからいままでしかたなく付き合ってただけ。それだけ」
カレン「いまの私にはゼロがいるから…」
ゼロ「ほかに異論を唱えるものはいないか」
藤堂「……むぅ、ゼロよ」
カレン「だって扇さんって斑鳩の艦長席であたふたしてるだけだし…」
カレン「KMFの操縦もへただし」
カレン「ハチマキ天パだし口臭いし」
扇「ま、まってくれカレン。俺たち長い付き合いだろっ、ナオトの親友だぞ!」
カレン「そう、お兄ちゃんの友達だからいままでしかたなく付き合ってただけ。それだけ」
カレン「いまの私にはゼロがいるから…」
ゼロ「ほかに異論を唱えるものはいないか」
藤堂「……むぅ、ゼロよ」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 20:46:06.93 ID:hEV5t/3y0
藤堂「扇は彼なりにいままで一生懸命がんばってきた」
扇「……」グスッ
藤堂「ゼロと比べれば求心力があるとは決して言えないが、彼の存在を心の支えにしてきた団員もおおい」
藤堂「その点はどう考えている」
ゼロ「黒の騎士団は軍隊ではない、無能が上に居座ることは許されない」
ゼロ「実力のあるものが上に立つ、お前にもわかるだろう藤堂」
藤堂「……そうだな」
扇「!」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 20:46:13.30 ID:Ku/lhbMJ0
扇は人柄で部活の副キャプテンとかやるタイプ
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 20:47:39.21 ID:kzauIzwY0
実際扇にいいとこなんてひとつもないだろ
古参ってだけで
古参ってだけで
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 20:48:11.94 ID:yq+YQJnGO
ヒラの騎士団って語呂がいいよね
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 20:49:21.97 ID:hEV5t/3y0
玉城「でもよぉ!」
ゼロ「仮に人柄が組織にとって大切な要因であるというのなら」
ゼロ「私は便所掃除でもしていなければならないな」
ゼロ「それに玉城、お前は扇よりも自分の身を案じたほうがいいぞ」
玉城「げっ、まじかよぉ」
ゼロ「では満場一致で扇をリストラということで」
扇「……」
ゼロ「まぁ、どれだけ反対されても私の意向はかわらないがな」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 20:50:51.14 ID:yq+YQJnGO
やべえ扇さんを擁護する理由が思い浮かばねえ
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 20:53:10.29 ID:RS5l25bw0
役員報酬(無給)でいいんじゃ枚か?
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 20:54:07.84 ID:hEV5t/3y0
扇「……いままでありがとう、みんな」
カレン「扇さん……」
ゼロ「心配するな扇、いままでの活躍に免じて、せめて退職金は出す。気持ちだけの額になりそうだがな」
扇「いや、いいんだゼロ。黒の騎士団が財政的にやばいのは俺にも十分わかってる」
扇「妥当な判断だとおもう」
扇「だいたい元は俺がわがままで続けた組織なんだ」
扇「いまここにゼロのおかげで存続してるだけでも奇跡さ……ハハ」
扇「……ありがとうゼロ。俺にいままでこんな近くで奇跡をたくさん見させてくれて」
扇「そしてこれからも、応援しているよ。なんなら外部協力員だってやってやるよ」
扇「カレン、シロカブトにまけるなよ」
扇「玉城、俺のかわりに下の奴らを頼んだ」
扇「南……なんどお前に助けられたか、本当に助かったありがとう」
扇「藤堂さん、黒の騎士団に参加してくれてありがとうございます」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:00:05.77 ID:hEV5t/3y0
扇「うう……みんなぁ、元気でな」
扇「死ぬんじゃないぞ……絶対にだ。もうナオトの時みたいな悲しい思いをするのはごめんだ」
扇「俺に……もうすこし力があったら……みんなを守れるくらいの力があったら……」
ゼロ「甘えるな!」
扇「!」
ゼロ「黒の騎士団は部活動ではない、テ口リストだ!」
ゼロ「お涙ちょうだいでレギュラーになれる世界ではない!」
ゼロ「……扇、お前には残された道がふたつある」
扇「……!」
ゼロ「ひとつは、すべてを過去の思い出にし、貝のように閉じこもる毎日へ舞い戻ること」
ゼロ「そしてもうひとつは己の心身を鍛え、再度入団テストをうけることだ」
扇「ゼロ……」
ゼロ「……また会える日を楽しみにしているぞ」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:03:16.34 ID:hEV5t/3y0
・・・
扇「これで無職か」
扇「まぁ、テ口リストなんて元から無職だよなぁ」
扇「でもいいんだ」
扇「俺には千草がいるからな……」
千草「///」
扇「ごめんな、いままで心配かけて」
扇「これからは一緒にいられそうだよ」
扇「俺、がんばって仕事さがすよ」
扇「黒の騎士団より割のいい仕事はそんなにないだろうけど」
扇「いままで蓄えた分が結構あるからしばらくは大丈夫そうだ」
千草「がんばってくださいね」ニコッ
扇「お、おう……///」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:06:04.96 ID:quz6nQTz0
よしいつもの扇だな死ね
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:06:38.18 ID:jhk8cb8iP
金の切れ目は縁の切れ目
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:06:47.00 ID:hEV5t/3y0
・・・
カレン「扇さん、行っちゃったね」
ゼロ「だがまだだ……財政難を切り抜けたとはいえない。このままでは来期分のKMFを新調するのは難しい」
カレン「え」
ゼロ「この調子でどんどんリストラしていく」
カレン「ゼロ……本気なんですか」
ゼロ「この顔が冗談を言ってるように見えるか!」
カレン「顔わかりません…」
ゼロ「ゼロが命じる。>>47よ、いますぐ荷物をまとめて斑鳩からでていけ!」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:07:30.86 ID:HyDjLrtP0
玉城
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:07:42.02 ID:quz6nQTz0
シンクー
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:08:02.61 ID:V+GapDKC0
玉城
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:10:52.63 ID:hEV5t/3y0
玉城「お、おれ……?」
ゼロ「……聞こえなかったのか、玉城」
玉城「おい、冗談だろぉ!?」
ゼロ「私はいままで一度も冗談をいったことがない人間でね」
玉城「俺たち親友だろぉおお!!」
ゼロ「親友なら私のことはよくわかっているはずだが…」
玉城「は……は……」
カレン「確かに、最近お金つかいこみすぎよ」
カレン「どれだけ新人の歓迎会ひらけば気が済むの」
玉城「それは早く仲間意識を高めようとしてだなぁ!」
玉城「だれかなんとか言ってくれよぉ!!」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:11:53.91 ID:wi62NIQr0
玉城は誰も擁護しないとみた
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:12:06.96 ID:HyDjLrtP0
ざまぁwwwwww
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:12:43.33 ID:zIEyZI460
玉城は擁護のしようがないな。うん
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:13:31.50 ID:hEV5t/3y0
藤堂「ゼロ、この判断には私は異論はない」
ゼロ「そうか、助かる」
ゼロ「いい大人にだだをこねられるほど見苦しいものはない」
ゼロ「では満場一致ということで」
玉城「俺は納得してねぇっっての!」
ゼロ「つばを飛ばすな。玉城、はっきりいっておく」
ゼロ「お前はお荷物なんだよ。毎回毎回お前のKMFの修理にどれだけ費やしてると思う」
玉城「そ、それは俺が最前線で勇敢に戦ってるから」
カレン「私は無傷ですけど?」
玉城「性能が違うだろうがぁ!」
ゼロ「ではお前はグレンに乗ればシロカブトと同等に戦える実力があると?」
玉城「うぐ……」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:17:21.65 ID:hEV5t/3y0
カレン「え、グレンは私のですけど」
ゼロ「わかっている、もしもの話だ」
玉城「……左遷じゃ、だめなのか?」
ゼロ「……いいのか玉城。いままで上の立場ででかい面してきたお前が」
玉城「!」
ゼロ「便所掃除からやりなおすのでは、いままで散々こき使ってきた新人達に一体どういう扱いをうけるか」
ゼロ「想像つかないわけでもあるまい?」
玉城「……」
ゼロ「見渡してみろ、お前の部下たちはこの決定に満足気なようだが」
新人達「……」ニヤニヤ
玉城「ち、チクショおおお!!」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:21:30.96 ID:hEV5t/3y0
ゼロ「不要なんだよ。お前や扇のような風見鶏を身内においておけば」
ゼロ「よからぬハプニングにもつながるおそれがある」
ゼロ「組織とは絶対でなければならない」
ゼロ「上に立つものには上に立つものなりの品位と実力が必要なのだ」
ゼロ「そのどちらも満たしていないお前が」
ゼロ「お前より遥かに有能な若者たちの前で横行闊歩することは許されない!」
玉城「……」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:24:37.46 ID:gB/WYQbe0
財政難なのもシュナイゼルってやつの仕業なんだろ?
・・・・・・おのれ!シュナイゼル!
・・・・・・おのれ!シュナイゼル!
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:25:01.44 ID:hEV5t/3y0
ゼロ「さらばだ玉城宴会太政大臣。君は黒の騎士団でもっとも不要な存在だった」
玉城「……」グスッ
ゼロ「扇と同じことを言わせるつもりか」
ゼロ「男なら実力を手にここへ戻って来い。常に門戸は開放されている」
ゼロ「だが次はお前の育てた部下がお前をテストすることになるがな…!」
カレン「さよなら。お元気で」
藤堂「日本男児たるもの、いつ何時たりとも覚悟は必要だ」
藤堂「血反吐を吐いてでも戦いぬく覚悟がな、お前にはそれが足りなかった、それだけのこと」
玉城「…」トボトボ
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:27:21.73 ID:hEV5t/3y0
ゼロ「がん細胞は取り除いた!」
ゼロ「これで組織も正常化するだろう」
カレン「やった! 嫌いな人が一気に二人もいなくなった!」
ゼロ「……だが、これだけではまだまだ足りんな」
カレン「えっ」
ゼロ「……>>76、みんなに別れのあいさつを告げろ」
ゼロ「お前は今日限りで黒の騎士団をクビとする」
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:28:55.27 ID:nCK0Jbsm0
ゼロ
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:28:55.67 ID:kzauIzwY0
天城は内務掃拭賛助官だよ
した
した
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:29:08.12 ID:kpClWRAW0
テレビ局の人
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:29:10.76 ID:mw9iYKWm0
カレンを愛人にして無給で奉仕させる
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:32:30.71 ID:hEV5t/3y0
藤堂「……ゼロ、いまなんと?」
カレン「……」
ゼロ「……カレン、お前はクビだ」
カレン「ぜ、ぜろぉ!?」
ゼロ「いい機会だ。お前は黒の騎士団を抜けろ」
カレン「そ、そそそんなぁあ!」
ゼロ「…以前から私はずっと気に病んでいた。女子高生のお前にやはりテ口リストはふさわしくない」
カレン「そんなことありません!」
カレン「日本解放のためなら、青春なんて惜しくない!」
ゼロ「……」
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:33:32.12 ID:B64FG+Wl0
上手い事理由考えたな
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:34:20.74 ID:gB/WYQbe0
でも、この後は愛人にするんだろ・・・・おのれ!シュナイゼル!
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:36:34.72 ID:hEV5t/3y0
藤堂「紅月の実力はお前も認めているだろうゼロ!」
朝比奈「そうですよ、カレンがいなくなったら誰がグレンにのるんです。もしかして俺か藤堂さん?」
千葉「この決定には納得がいかないな」
ラクシャータ「そぉねぇ、この子より優秀なデバイサーなんてそう簡単にはみつからないしぃ」
ラクシャータ「それで私の研究が滞るのは論外」
ゼロ「……では問おう」
ゼロ「お前たちは子供を戦わせることになんの後ろめたさも感じていないのか」
藤堂「……」
ゼロ「戦争の責め苦は大人の負うものだ」
ゼロ「私たちはブリタニア皇帝と同じく、子供を戦争の道具につかう汚い人間に成り下がっていいのだろうか」
ゼロ「それが正義か?」
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:40:24.58 ID:hEV5t/3y0
ラクシャータ「あんたが正義を語るなんてねぇ」
カレン「私はかまいません! 高校生はもう大人です!」
ゼロ「カレン、お前は女の子だ。人殺しを肯定してはいけない」
ゼロ「学校に通い、勉強し、友達をつくり、時には恋に溺れる」
ゼロ「そんな歳なんだよ……」
カレン「でも……私が戦わないと黒の騎士団が!」
ゼロ「自惚れるな!」
ゼロ「女子供ひとりいなくなっても黒の騎士団は戦える!」
ゼロ「カレン! お前はいままで私達の何を見てきた!」
カレン「……うっ」
藤堂「紅月の分は私が闘ってみせる」
カレン「藤堂さん……でもシロカブトは私が……」
99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:45:36.20 ID:hEV5t/3y0
千葉「紅月。先輩としていっておきたいことがある」
朝比奈「俺たち後輩だって」
千葉「黒の騎士団としては紅月のほうが先輩だが、人生の先輩は私だ」
千葉「青春は満喫しておけ。特に女の子はな」
千葉「若さとは一瞬の内に散りゆくもの」
千葉「私はこの歳でようやく気付いた」
カレン「千葉さん……」
千葉「できなかった私の代わりに、紅月にはたくさん青春してほしいんだ……」
千葉「頼む! 紅月! 女の子に戻ってくれ」
千葉「もうお前は……戦わなくてもいいんだ……」
カレン「そうですか…………じゃあ私、青春します」
ゼロ「それでいい!」
カレン「ゼロと、この黒の騎士団で!」
ゼロ「なにっ」
101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:46:26.80 ID:gB/WYQbe0
そうきたかwww
108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:49:31.17 ID:hEV5t/3y0
千葉「なんだ、そうか、そういうことか」
朝比奈「へぇ、ゼロも隅に置けないね」
ゼロ「な、なにをいっているお前たち……」
藤堂「ゼロ、どうやら紅月の青春の舞台はここのようだ」
カレン「はい! アシュフォード学園にはろくな男がいないんで! てかブリキばっかりだし!」
ゼロ「ふざけるな! カレン! お前はクビだ! 出て行けェ!」
カレン「はい! 黒の騎士団はやめてもゼロのお側にはいます!」
カレン「私はゼロの親衛隊(追っかけストーカー)ですので!!」
ゼロ「!!」
CC「良かったじゃないか、ただ働きが増えて」
ラクシャータ「これで私も一安心」
ゼロ「……ええい、見誤ったか」
109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:50:49.85 ID:jhk8cb8iP
良し、これで心置きなく毎日ピザを食べるタダ飯食いをリストラできるな
112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:52:07.58 ID:BxPhnA1J0
>>109
君にはあの尻の良さが理解できぬと?
君にはあの尻の良さが理解できぬと?
114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:52:52.79 ID:/b4KepGG0
>>112
おまえとはいい酒が飲めそうだ
おまえとはいい酒が飲めそうだ
115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:53:59.38 ID:kpClWRAW0
おに・・・ルルーシュには可愛い妹さんがいますから愛人や奥さんなんて必要ないと思います
117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:55:50.31 ID:hEV5t/3y0
ディートハルト「これはとんだスクープですね」
ディートハルト「黒の騎士団内で熱愛発覚、それも司令と戦闘隊長とくれば、視聴率はとれそうです」
ゼロ「だまれ!」
ディートハルト「失敬」
カレン「ゼロのお側にいられるならお給料はいりません」
ゼロ「ええい! むやみにくっつくな!」
藤堂「大人の見栄をきったところで悪いが、これからもアテにさせてもらっていいのか」
カレン「もちろんですよ藤堂さん!」
朝比奈「戦力の低下は免れそうだね」
ゼロ「だめだだめだだめだ! 私の決定は覆らん、カレンはしばらくKMF搭乗を禁止する」
カレン「え~~、そんなぁ」
CC「その分空いた時間でゼロに尽くせばいい。よかったなカレン」
ゼロ「くそっ、ええいついでにお前はクビだ>>121!」
118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:56:35.05 ID:6G3iVSkb0
cc
119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:56:49.18 ID:BxPhnA1J0
仙波
120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:57:03.14 ID:kpClWRAW0
ディートハルト
121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:57:03.39 ID:WFmwF+nw0
ゼロ
127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:57:43.83 ID:/b4KepGG0
クソ吹いたwwwwwwwww
132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 21:59:14.46 ID:1KJ4wCQk0
ついにその仮面を外す時がきたか
134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 22:01:24.78 ID:hEV5t/3y0
ゼロ「そうか! そうだったのか」
カレン「どうしたんですかゼロ」
ゼロ「この状況を脱するには私が黒の騎士団をやめればいい」
藤堂「気が触れたかゼロ!」
CC「なんという逆転の発送、DTをこじらせるとこうなる良い見本だ」
カレン「そんなに私、迷惑ですか」
ゼロ「……いや、さっきお前に言っていたことがすべて跳ね返ってきているんだ」
ゼロ「(俺の青春とは……)」
ゼロ「(もういいんじゃないか、いままでがんばった。努力賞でいいじゃないか……)」
ゼロ「(17そこらの小僧が世界を動かすだなんて、いい気になりすぎだ)」
ゼロ「(俺には俺の青春が、アシュフォードがあるというのに…)」
ゼロ「帰る!!」
藤堂「あぁわかっている、共に世界を変えようではないか」
ゼロ「もう私、俺は学園に帰るぞ~ー!!」
140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 22:06:46.35 ID:hEV5t/3y0
藤堂「が、学園!?」
朝比奈「いま学園っていった?」
ゼロ「あぁ、俺は俺の人生を満喫する」
ゼロ「こんなところでテ口リストとして泥臭い戦いに身を投じるのはごめんだ」
ゼロ「学園に帰れば温かい家庭、仲の良い友人や先輩達が待っている」
カレン「じゃあ私も帰ります」
千葉「ゼロは学生だったのか……」
藤堂「待てゼロ! ならばお前が抜けた穴はどうする! 組織のトップが気まぐれで場を離れてどうする!」
ゼロ「もういいだろう!」バサッ
ルルーシュ「俺はもういやなんだ」
141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 22:08:29.04 ID:KHGDeZ/YO
見せたwwww
142: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 22:09:39.82 ID:zIEyZI460
駄目だこいつwww
145: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 22:10:38.97 ID:khnLYrZs0
さっき愛人宣言したカレンに刺されるぞwww
146: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 22:11:06.69 ID:hEV5t/3y0
藤堂「ぶ、ブリタニア人!? 子供だと……!」
ルルーシュ「これ以上だれも手に掛けたくない、引き金をしぼるあのおぞましい感覚はこりごりだ」
ルルーシュ「優しい世界へ帰りたい……」
藤堂「……私たちは子供にここまでの責を押し付けていたのか…」
朝比奈「でも、ゼロがいなかったら日本は」
ルルーシュ「藤堂、あとはすべてお前とシンクーにまかせた」
ルルーシュ「奴は俺と同等に頭が切れる、戦術眼も備わっている。きっとうまくやってくれる」
ルルーシュ「うすうす感じていたんだ、俺はあまりに場違いな人間なのではないかと」
ルルーシュ「ここは日本人の集う部隊だ、ブリタニア人の俺には相容れない部分がある」
ルルーシュ「文化の違い、感性の違いに日々とまどっていた……」
ラクシャータ「ちょっとなぁにそれ、私へのあてつけ?」
ルルーシュ「ラクシャータ、研究は続けてくれ。陰ながらできる限りのバックサポートはさせてもらう」
CC「ぶっちゃけたことで精神が完全に折れている……」
147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 22:11:29.99 ID:Nv/23Zav0
ブリキってバレたらぶっ殺されるんじゃね
148: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 22:13:24.38 ID:B64FG+Wl0
>>147
ゼロがいいと言えば身元不明のボロ雑巾やら純血派の元幹部が入団できるような組織に今更
ゼロがいいと言えば身元不明のボロ雑巾やら純血派の元幹部が入団できるような組織に今更
153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 22:16:34.91 ID:hEV5t/3y0
ルルーシュ「俺は戦いたくないんだ、自分を偽って友達を裏切って、人を傷つけて」
ルルーシュ「それで本当の平和がくるのだろうか……日々考えていた」
ルルーシュ「確かに俺には力がある」
ルルーシュ「だが力の向け方は、なにも戦争だけではない」
ルルーシュ「俺は俺なりのやりかたで自由のためにたたかってみようと思う」
ルルーシュ「もとより、俺はただの学生。チェスが強いただの、子供」
ルルーシュ「手に入れた力におぼれているだけの虚しいピ工口だ……」
藤堂「すまなかった……私達がお前にいつまでもすがりついたせいで」
千葉「確かに私たちはずっとおんぶにだっこをせがんでいた」
朝比奈「戦争は子供の出る幕じゃない。そんなのわかってるよ」
ルルーシュ「みんな、いままで利用するだけして悪かった」
藤堂「気にするな若人よ、若さゆえの過ちなら誰にでもある」
157: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 22:19:35.48 ID:kmvHl7fE0
扇とか玉城みたいな無能屑が居たら炎上騒ぎみたいになってた
158: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 22:19:38.48 ID:BwYRSrew0
何このルート
やっぱり扇は居ないほうがいいな
やっぱり扇は居ないほうがいいな
164: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 22:22:13.05 ID:y82isTme0
ぶっちゃけ扇が裏切らなければそこそこ丸く収まってたはず
167: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 22:24:09.84 ID:hEV5t/3y0
ルルーシュ「これで俺のゼロとしての戦いも終わりか……」
藤堂「しかしだな、お前を解任するとして、やはりゼロの記号はいまのわれらにとっては大切だ」
藤堂「一体だれがゼロの役目を引き継ぐ?」
藤堂「シンクーは作戦指揮はできても、基本的に中華連邦を離れることができない」
ルルーシュ「そうだな……では最後に新ゼロを決めてから俺は脱退することにしよう」
朝比奈「この中じゃ藤堂さんしかいないでしょ」
千葉「同感だな、ゼロをこなすにはリーダーシップが必要だ」
カレン「さっさと決めて学校もどろうよルルーシュ!」
ルルーシュ「あぁわかっている。よし……ゼロの役目は>>171! お前に託す」
168: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 22:25:01.87 ID:XEJ2DSgNO
卜部
169: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 22:25:17.77 ID:FABRVsQu0
カグヤ
170: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 22:25:19.57 ID:/2iY4hsy0 BE:1532892492-2BP(100)
南
171: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 22:25:22.08 ID:DWaoG1UQ0
神楽耶
179: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 22:27:22.42 ID:RBNSEUCf0
ある意味打倒なの…か?
181: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 22:29:10.74 ID:qO1zWMcw0
もっともリーダーにふさわしいとは思うけど
183: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 22:30:05.99 ID:hEV5t/3y0
神楽耶「えっ!? わたしですか?」
ルルーシュ「すっかり存在を忘れていたが神楽耶さま、お願いできますか」
ルルーシュ「やはり日本といえば京都六家、あなた様の存在は日本人の心の拠り所となるのです」
ルルーシュ「お飾りでもいい、内政と戦闘はシンクーにまかせて」
ルルーシュ「あなたにはこれをかぶっていてほしいのです」
神楽耶「でも…ゼロ様がいない黒の騎士団なんて……」
ルルーシュ「だからゼロになるのですよ、あなたが最も寵愛したゼロに……」
神楽耶「そんな……」
185: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 22:33:10.27 ID:kmvHl7fE0
かぐや様があの服装であのクネクネダンス躍るんですか
186: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 22:34:39.07 ID:hEV5t/3y0
ルルーシュ「大丈夫、艦長座でふんぞりかえっているだけでいいですから」
神楽耶「……わかりましたやってみます、それがゼロ様の最後の願いなのですね?」
ルルーシュ「はい、誠に勝手ながら本日をもって黒の騎士団を脱退させてもらいます」
神楽耶「いままで御役目おつかれ様でした」
神楽耶「でもこれだけは覚えておいてくださいね」
神楽耶「私はいつまでもゼロ様のお帰りを待っています」
ルルーシュ「俺にはたくさん帰る場所がある……こんなに嬉しいことはない」
藤堂「私も君の帰りを待っている。それまで決してブリタニアに屈したりはしない」ので」
194: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 22:39:13.20 ID:hEV5t/3y0
ディートハルト「ふむ、ゼロの華麗なるショーが見れなくなると思えば実に惜しいですが」
ディートハルト「私は子供が人殺しをしているところをカメラに収める趣味はありません」
ラクシャータ「ふぅんあんたは絶対ゼロ脱退には反対だとおもったにねぇ」
ディートハルト「堕ちた報道屋としての最後のプライドです」
ルルーシュ「ありがとうディートハルト。お前は実に優秀な部下だったよ」
ディートハルト「とんでもございません、これからも親交は深めさせてもらいますよあなたは個人的におもしろい逸材ですので」
ルルーシュ「かまわない。必要があればお前を通して黒の騎士団に助言をほどこそう」
南「だがこれで組織は大きくかわる、ポジションの再編も大変だぞ」
ルルーシュ「やれますか、神楽耶様」
神楽耶「おまかせください! 黒の騎士団のみなのことは良く存じております」
ルルーシュ「さすがだ、ゼロの妻を自称するだけはある」
カレン「……」
201: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 22:43:39.69 ID:hEV5t/3y0
神楽耶「あたりまえです! ご心配なさらずにゆるりと青春を満喫してください」
ルルーシュ「お心遣い、感謝いたします」
神楽耶「少し……口惜しい気はしますけどね、いえなんでもございません……」
ルルーシュ「ではいこうか、カレン」
カレン「はい!」
CC「おい私は」
ルルーシュ「お前は放っておいても大丈夫だ」
CC「ひどいヤツだ」
ルルーシュ「あぁ、俺はわがままで勝手なひどいやつだ」
ルルーシュ「そんな俺にいままでついてきてくれて、本当にありがとうみんな」
ルルーシュ「体にはくれぐれも気をつけて……日本は気候の変化が厳しいから」
藤堂「そんな国が私たちは好きなんだ」
ルルーシュ「あぁ、しっているとも。俺もだよ。俺はほとんど日本育ちだからな……」
202: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 22:44:45.09 ID:cPz2Xu7s0
なんか泣けてきた
205: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 22:46:30.66 ID:LE39JOcP0
C.C.はほっといても付いてくるからな。
共犯者(婚約者)だからな。
共犯者(婚約者)だからな。
206: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 22:47:44.65 ID:hEV5t/3y0
ラクシャータ「まぁあとは大人にまかせな」
朝比奈「そうそう、あんたは人生をエンジョイすべきだ」
千葉「大人になって、思うところがあれば戻って来い」
藤堂「来る者は拒まず、去る者は追わず。それが黒の騎士団だ」
ルルーシュ「あぁ……また会おう」
カレン「みんな元気でねー」
CC(私は最後まで蚊帳の外か……まぁ正式なメンバーじゃないしな別に)
・・・・
ルルーシュ「こうして俺はアシュフォード学園に舞戻ってきたのである」
スザク「やぁ、ルルーシュ! 今日はサボらず来たんだね」
ルルーシュ「スザク!」
210: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 22:52:57.69 ID:hEV5t/3y0
スザク「うん? どうしたんだい?」
ルルーシュ「どうしたとは?」
スザク「いや、いつもはしかめっ面してるのに、今日のルルーシュはやけに晴れ晴れした顔をしているなって」
ルルーシュ「べ、べつにそんなことはない」
スザク「悪巧みはやめたのかい?」
ルルーシュ「……」
スザク「なにかあった? なんでも聞くよ、場合によっては協力する」
スザク「僕達、悪友だろ?」
ルルーシュ「…まぁ、そうだな。スザク、お前にだからこそ話せる話もあるか」
ルルーシュ「あのな、スザク……」
ルルーシュ「実は俺、今日……――
終わり
216: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 22:57:01.10 ID:nCK0Jbsm0
乙。うまいこと安価処理してたな。面白かった
218: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 22:57:28.80 ID:FJEVa/fU0
子供を戦わせるべきではないと言いつつ神楽耶・・・
220: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 22:58:01.08 ID:gK2e4+am0
>>218
まあ日本のトップにある血筋だし仕方ないね
まあ日本のトップにある血筋だし仕方ないね
223: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 22:59:36.05 ID:TGm9Sy0a0
なんか綺麗に終わったなww乙
227: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 23:06:22.91 ID:u9H4waxh0
でもこれ財政赤字解消してなくね?
228: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 23:08:13.07 ID:nld2grbQ0
>>227
たぶんアフロと掃除大臣とカレン及び紅蓮のぶんでなんとかなったんだよ
たぶんアフロと掃除大臣とカレン及び紅蓮のぶんでなんとかなったんだよ
229: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/03(月) 23:11:29.20 ID:gK2e4+am0
使途不明のピザ代もなくなるしな
引用元: ルルーシュ「黒の騎士団は財政難に陥った」
ルルーシュ「こんな事をしているのは知られたくないからな……」
2020-05-09
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 23:45:34.72 ID:VTUSonkf0
―――斑鳩 ゼロ私室―――
ルルーシュ「蓬莱島に来て数日、中華との交渉も必要な分は全て済んだ」
ルルーシュ「合衆国日本の内政については、神楽耶に指示も出し、滞りなく進んでいる」
ルルーシュ「物資の調達や在庫管理は扇や藤堂に任せてある……問題はない」
ルルーシュ「そしてC.C.とカレンはそれぞれ偵察任務についている……久しぶりに一人だけの、自由な時間だ」
ルルーシュ「一人ではできない事も多いが、逆に一人でなければできない事だってある」
ルルーシュ「あいつらが帰って来ないうちに済ませなければな……よし、決行するなら今だな」
ルルーシュ「蓬莱島に来て数日、中華との交渉も必要な分は全て済んだ」
ルルーシュ「合衆国日本の内政については、神楽耶に指示も出し、滞りなく進んでいる」
ルルーシュ「物資の調達や在庫管理は扇や藤堂に任せてある……問題はない」
ルルーシュ「そしてC.C.とカレンはそれぞれ偵察任務についている……久しぶりに一人だけの、自由な時間だ」
ルルーシュ「一人ではできない事も多いが、逆に一人でなければできない事だってある」
ルルーシュ「あいつらが帰って来ないうちに済ませなければな……よし、決行するなら今だな」
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6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 23:52:59.56 ID:VTUSonkf0
ルルーシュ「室内の温度、湿度とも数値に異常はない……」
ルルーシュ「俺自身の脈拍、心拍とも正常値……健康状態にも問題はない」
ルルーシュ「メンタルも非常に落ち着いている……先ほどハーブティーを飲んだのは正解だったな」
ルルーシュ「室内には俺一人。現在、誰かが尋ねてくる様子もなし」
ルルーシュ「姿見には汚れ一つない。角度のズレも一切ない……条件は全てクリアされた」
ルルーシュ「では改めて! ゼロとしてのポージングの練習を開始するッ!!」ビシィッ!
ルルーシュ「俺自身の脈拍、心拍とも正常値……健康状態にも問題はない」
ルルーシュ「メンタルも非常に落ち着いている……先ほどハーブティーを飲んだのは正解だったな」
ルルーシュ「室内には俺一人。現在、誰かが尋ねてくる様子もなし」
ルルーシュ「姿見には汚れ一つない。角度のズレも一切ない……条件は全てクリアされた」
ルルーシュ「では改めて! ゼロとしてのポージングの練習を開始するッ!!」ビシィッ!
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 23:58:39.82 ID:VTUSonkf0
ルルーシュ「……ふっ!!」バッ!
ルルーシュ「まぁこの程度は慣れたものか……では次、こうッ!!」バサァッ!
ルルーシュ「……今一つキレというか勢いが足りない……ではもっと大きく動きをつけてみるか」
ルルーシュ「ぃよぉっ!!」シュババッ!
ルルーシュ「ふははははは! いいぞ、やれるじゃないか!」ウットリ
ルルーシュ「だがこの程度は序の口だ……1年の時を経て新生した、より威厳あるゼロのポーズを世に見せつけてやる!!」
ルルーシュ「まぁこの程度は慣れたものか……では次、こうッ!!」バサァッ!
ルルーシュ「……今一つキレというか勢いが足りない……ではもっと大きく動きをつけてみるか」
ルルーシュ「ぃよぉっ!!」シュババッ!
ルルーシュ「ふははははは! いいぞ、やれるじゃないか!」ウットリ
ルルーシュ「だがこの程度は序の口だ……1年の時を経て新生した、より威厳あるゼロのポーズを世に見せつけてやる!!」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 00:04:17.29 ID:2tCnu24C0
ルルーシュ「ほあぁっ!!」ブワッサァ!
ルルーシュ「……これはダメだな、雄々しさというか、壮麗さが感じられん」
ルルーシュ「では次っ! そぉれっ!!」ビシィッ!
ルルーシュ「……うむ、次にブリッジで主砲の指示を出すときはこれでいってみるか」
ルルーシュ「ならこれはどうだ! はあぁぁぁっ!!」シュビビィッ!
ルルーシュ「ふはははははは! いいぞ、いいじゃないか! これほどの素晴らしいポーズならブリタニアも畏怖する事間違いなしだ!」
ルルーシュ「クククク、なんだか楽しくなってきたぞ……いいだろう、ならば極限を追求してくれる!!」ニヤァ
ルルーシュ「……これはダメだな、雄々しさというか、壮麗さが感じられん」
ルルーシュ「では次っ! そぉれっ!!」ビシィッ!
ルルーシュ「……うむ、次にブリッジで主砲の指示を出すときはこれでいってみるか」
ルルーシュ「ならこれはどうだ! はあぁぁぁっ!!」シュビビィッ!
ルルーシュ「ふはははははは! いいぞ、いいじゃないか! これほどの素晴らしいポーズならブリタニアも畏怖する事間違いなしだ!」
ルルーシュ「クククク、なんだか楽しくなってきたぞ……いいだろう、ならば極限を追求してくれる!!」ニヤァ
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 00:09:25.46 ID:2tCnu24C0
―――数十分経過―――
ルルーシュ「あはははは、素晴らしい! 自身の才能ながら怖くなりそうだ!」
ルルーシュ「ならば次はもっと派手に! 美麗に! 大胆に! 大きなアクションを加えてみるか!」
ルルーシュ「ぃよおぉぉぉっ!!」クルクルクルゥー…
ルルーシュ「ここで……そぉれぇっ!!」ビシィッ!!
プシューッ
C.C.「帰ったぞ……って」
カレン「何、やってんの……ルルーシュ」
ルルーシュ「!?」ビクゥッ!
ルルーシュ「あはははは、素晴らしい! 自身の才能ながら怖くなりそうだ!」
ルルーシュ「ならば次はもっと派手に! 美麗に! 大胆に! 大きなアクションを加えてみるか!」
ルルーシュ「ぃよおぉぉぉっ!!」クルクルクルゥー…
ルルーシュ「ここで……そぉれぇっ!!」ビシィッ!!
プシューッ
C.C.「帰ったぞ……って」
カレン「何、やってんの……ルルーシュ」
ルルーシュ「!?」ビクゥッ!
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 00:15:29.52 ID:2tCnu24C0
ルルーシュ「お、お前達……」ク・ルゥーリ…
C.C.「実にスローな振り向きだな、動きに合わせてギギギィ~と錆びた音が聞こえてきそうだぞ」
カレン「えーっと……その、ね……」
ルルーシュ「み……見た、のか……?」オソルオソル
C.C.「ああ、この曇りのない澄んだ眼で拝ませてもらったとも。お前が姿見に向かって恥ずかしいポーズをきめているところをな」
カレン「正直、見なきゃよかったと思ってるわ」
ルルーシュ「」
C.C.「実にスローな振り向きだな、動きに合わせてギギギィ~と錆びた音が聞こえてきそうだぞ」
カレン「えーっと……その、ね……」
ルルーシュ「み……見た、のか……?」オソルオソル
C.C.「ああ、この曇りのない澄んだ眼で拝ませてもらったとも。お前が姿見に向かって恥ずかしいポーズをきめているところをな」
カレン「正直、見なきゃよかったと思ってるわ」
ルルーシュ「」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 00:22:22.59 ID:2tCnu24C0
ルルーシュ(まずい……真剣にまずい! 相手がC.C.とカレンでは『今見た事を忘れろ』とギアスをかける事もできない!)
ルルーシュ(ましてC.C.はこの事をネタにからかってくるに決まっている! こいつの性格はよくわかっている!)
ルルーシュ(最悪この事をバラしかねない……そんな事がディートハルトあたりに知れてみろ、たちまち艦内全域で笑い話にされる!)
ルルーシュ(ならば頼みの綱はカレンしかいない! カレンのゼロへの信頼は絶対だ、ゼロの秘密をバラす事はないはず!)
ルルーシュ「カレン、君ならわかってくれるだr
カレン「ルルーシュ。お願いだからこれ以上あたしを幻滅させないでほしいんだけど」
ルルーシュ「がっ……!?」
ルルーシュ(ましてC.C.はこの事をネタにからかってくるに決まっている! こいつの性格はよくわかっている!)
ルルーシュ(最悪この事をバラしかねない……そんな事がディートハルトあたりに知れてみろ、たちまち艦内全域で笑い話にされる!)
ルルーシュ(ならば頼みの綱はカレンしかいない! カレンのゼロへの信頼は絶対だ、ゼロの秘密をバラす事はないはず!)
ルルーシュ「カレン、君ならわかってくれるだr
カレン「ルルーシュ。お願いだからこれ以上あたしを幻滅させないでほしいんだけど」
ルルーシュ「がっ……!?」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 00:25:55.29 ID:2tCnu24C0
C.C.「おやおや、いくら親衛隊隊長殿でもこれは見過ごせないか?」クスクス
ルルーシュ「ま、待ってくれカレン! 俺の話を聞いて―――」
カレン「そりゃ正体知らなかったときは、ゼロの一挙手一投足見てかっこいいと思ってたけど」
カレン「正体がルルーシュだってわかっちゃったら、ルルーシュがあのポーズ決めてるって思うと……」
C.C.「思うと? なんなんだ?」
カレン「……あまり言いたくないけど、正直痛い」
ルルーシュ「」
ルルーシュ「ま、待ってくれカレン! 俺の話を聞いて―――」
カレン「そりゃ正体知らなかったときは、ゼロの一挙手一投足見てかっこいいと思ってたけど」
カレン「正体がルルーシュだってわかっちゃったら、ルルーシュがあのポーズ決めてるって思うと……」
C.C.「思うと? なんなんだ?」
カレン「……あまり言いたくないけど、正直痛い」
ルルーシュ「」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 00:31:50.96 ID:2tCnu24C0
C.C.「ふふっ! 痛いか、そりゃ痛いよなぁ?」
C.C.「一人で鏡の前に立って、ビシッ! シュバァッ!って……く、くくくっ」
カレン「そんな事言うけど、あんただって影武者であのポーズやってるんでしょ? 充分痛いわよ」
C.C.「私をそこの坊やと一緒にするなよ。本音をいうと、あんないかにも『俺カッコいい』なポーズやりたくないんだ」
カレン「まぁ普通そうよね……ノリでやってるならともかく、練習までしてるとは思わなかったわ」
ルルーシュ「……黙れ……」ワナワナ
C.C.・カレン「ん?」
ルルーシュ「黙れ貴様らぁぁぁぁっ!! 練習して何が悪いぃっ!!」
C.C.「一人で鏡の前に立って、ビシッ! シュバァッ!って……く、くくくっ」
カレン「そんな事言うけど、あんただって影武者であのポーズやってるんでしょ? 充分痛いわよ」
C.C.「私をそこの坊やと一緒にするなよ。本音をいうと、あんないかにも『俺カッコいい』なポーズやりたくないんだ」
カレン「まぁ普通そうよね……ノリでやってるならともかく、練習までしてるとは思わなかったわ」
ルルーシュ「……黙れ……」ワナワナ
C.C.・カレン「ん?」
ルルーシュ「黙れ貴様らぁぁぁぁっ!! 練習して何が悪いぃっ!!」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 00:38:02.17 ID:2tCnu24C0
C.C.「なんだ逆切れか。大人気ない坊やだな」
ルルーシュ「五月蠅いッ! ……こんな真似するのも、元はといえば君が原因だぞ、カレン!」ギンッ!
カレン「はぁっ!? 何よ、いきなり人のせいにして!!」
ルルーシュ「そうだろうが! あのとき新宿で、俺に言った事を自分で忘れたのか君はぁ!」
カレン「言った事……って確か」
ルルーシュ「言ったよな、俺に! 『最後の最後まで騙せ、今度こそ完璧にゼロを演じきってみせろ』とっ!」
カレン「そりゃまぁ、言ったけど」
ルルーシュ「だからこそゼロとしての完成度を高めるべく研鑽を積んでいたんだ! 文句はあるかぁっ!」
カレン「」
C.C.「やれやれ。子供丸出しだな」
ルルーシュ「五月蠅いッ! ……こんな真似するのも、元はといえば君が原因だぞ、カレン!」ギンッ!
カレン「はぁっ!? 何よ、いきなり人のせいにして!!」
ルルーシュ「そうだろうが! あのとき新宿で、俺に言った事を自分で忘れたのか君はぁ!」
カレン「言った事……って確か」
ルルーシュ「言ったよな、俺に! 『最後の最後まで騙せ、今度こそ完璧にゼロを演じきってみせろ』とっ!」
カレン「そりゃまぁ、言ったけど」
ルルーシュ「だからこそゼロとしての完成度を高めるべく研鑽を積んでいたんだ! 文句はあるかぁっ!」
カレン「」
C.C.「やれやれ。子供丸出しだな」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 00:43:44.85 ID:2tCnu24C0
ルルーシュ「ゼロの演出の妙は派手で壮麗なポーズと共に起きる奇跡に在る! どちらかが欠けてもならないんだ!」
ルルーシュ「そして1年の不在を経てなお健在という事もアピールせねばならない! だから努力を怠るわけにはいかんのだ!」
カレン「だからってあんた、ポーズ先行でやるのもどうなのよ?」
ルルーシュ「まだいうか……えぇい、ならば君が憧れたゼロの仮面を被る! これなら幻滅も何もないだろう!」カポッ
カレン「直前まで素顔見てたわけだし、今更被っても……」
C.C.「恥を隠すどころか上塗りしてるぞ、ルルーシュ」
ルルーシュ「くっ……なぜだ、なぜこんな事に……」スポッ
ルルーシュ「そして1年の不在を経てなお健在という事もアピールせねばならない! だから努力を怠るわけにはいかんのだ!」
カレン「だからってあんた、ポーズ先行でやるのもどうなのよ?」
ルルーシュ「まだいうか……えぇい、ならば君が憧れたゼロの仮面を被る! これなら幻滅も何もないだろう!」カポッ
カレン「直前まで素顔見てたわけだし、今更被っても……」
C.C.「恥を隠すどころか上塗りしてるぞ、ルルーシュ」
ルルーシュ「くっ……なぜだ、なぜこんな事に……」スポッ
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 00:52:57.61 ID:2tCnu24C0
カレン「正直別に練習しなくても、今までどおりでいいんじゃない?」
ルルーシュ「ダメだ。同じものの繰り返しではやがて飽きが来る、新作の開発は急務だ」
ルルーシュ「これから数多くの奇跡を起こす事になるんだ、その都度ポーズが同じというのは絶対に避けるべきだ!」
C.C.「言い換えれば奇跡の数だけ恥をかくわけか」
ルルーシュ「俺は今までのポーズを恥と思った事はない!!」キッ!
カレン「ルルーシュ……あんた頭いいけど、馬鹿なの?」
ルルーシュ「ダメだ。同じものの繰り返しではやがて飽きが来る、新作の開発は急務だ」
ルルーシュ「これから数多くの奇跡を起こす事になるんだ、その都度ポーズが同じというのは絶対に避けるべきだ!」
C.C.「言い換えれば奇跡の数だけ恥をかくわけか」
ルルーシュ「俺は今までのポーズを恥と思った事はない!!」キッ!
カレン「ルルーシュ……あんた頭いいけど、馬鹿なの?」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 00:56:12.72 ID:2tCnu24C0
C.C.「だが実際これまでのポーズも好意的に受け入れてるのは少ないと思うぞ?」
カレン「あたしも正体知る前はともかく、今はちょっと……ねぇ?」
ルルーシュ「違うな、間違っているぞ。少なくとも子供や大きいお友達には大人気のはずだ」
カレン「あたしも去年学園の帰り道に見た覚えはあるけど……まぁ、子供がやる分には微笑ましかったわね」
C.C.「だが年齢重ねればああいうのやるのは恥でしかなくなるぞ」
ルルーシュ「ならば俺は何なんだ!! 決めポーズの数々を恥とも思わなかった俺は!!」
C.C.「ある種の病気だろ。それか素顔隠してるからできる事だ」
カレン「あのさぁ、さっきあたし達が入ってきたときの反応が全てを物語ってない?」
ルルーシュ「なっ……ぐっ、おのれぇっ……!!」
カレン「あたしも正体知る前はともかく、今はちょっと……ねぇ?」
ルルーシュ「違うな、間違っているぞ。少なくとも子供や大きいお友達には大人気のはずだ」
カレン「あたしも去年学園の帰り道に見た覚えはあるけど……まぁ、子供がやる分には微笑ましかったわね」
C.C.「だが年齢重ねればああいうのやるのは恥でしかなくなるぞ」
ルルーシュ「ならば俺は何なんだ!! 決めポーズの数々を恥とも思わなかった俺は!!」
C.C.「ある種の病気だろ。それか素顔隠してるからできる事だ」
カレン「あのさぁ、さっきあたし達が入ってきたときの反応が全てを物語ってない?」
ルルーシュ「なっ……ぐっ、おのれぇっ……!!」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 01:04:31.36 ID:2tCnu24C0
ルルーシュ「だがそんな意見も未だわずかに二人だけだ、他がどうかまではわからんだろう!」
カレン「だったら扇さん達にも聞いてくればいいわけ?」
ルルーシュ「っ……」
C.C.「いい方法があるじゃないか。お前明日から数日間、エリア11に戻るんだろ?」
C.C.「アッシュフォード学園の生徒達にそれとなく確認してみればいいんじゃないか?」
ルルーシュ「だが学園ではスザクの目がある。大っぴらには聞けないだろう」
C.C.「だからそれとなくといったろ。ゼロの話題だって出るはずだ、そこに聞き耳立てればいい」
ルルーシュ「……よし、やってみるか……C.C.、留守の間は任せるぞ」
カレン「アッシュフォード学園、か……」
ルルーシュ「……やはり、懐かしいか?」
カレン「そりゃ懐かしいけど、今どのツラ下げて戻れるっていうのよ……」
ルルーシュ「……そうか」
カレン「だったら扇さん達にも聞いてくればいいわけ?」
ルルーシュ「っ……」
C.C.「いい方法があるじゃないか。お前明日から数日間、エリア11に戻るんだろ?」
C.C.「アッシュフォード学園の生徒達にそれとなく確認してみればいいんじゃないか?」
ルルーシュ「だが学園ではスザクの目がある。大っぴらには聞けないだろう」
C.C.「だからそれとなくといったろ。ゼロの話題だって出るはずだ、そこに聞き耳立てればいい」
ルルーシュ「……よし、やってみるか……C.C.、留守の間は任せるぞ」
カレン「アッシュフォード学園、か……」
ルルーシュ「……やはり、懐かしいか?」
カレン「そりゃ懐かしいけど、今どのツラ下げて戻れるっていうのよ……」
ルルーシュ「……そうか」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 01:12:02.38 ID:2tCnu24C0
―――2日後 アッシュフォード学園 生徒会室―――
ルルーシュ(結局教室では対してゼロの話題が出なかったな。情報規制の影響か)
リヴァル「ちょいちょい、ルルーシュ! ちょっとこれ見てみろよ!」
ルルーシュ「ん?」
ゼロ『ゼロが命じる……』ウデクロスッ
ゼロ『黒の騎士団は全員、行政特区日本に! 参加せよッ!!』ビシィッ!!
ルルーシュ(あのときの映像か。このシーンが記録されているとは思わなかったな)
ルルーシュ(我ながらあのポーズは会心の出来だった。カレンの叱咤と生徒会のみんなの想いがあったからの完成度だ)シンミリ
リヴァル「ゼロってさー、一体いくつぐらいなんだろなー?」
ルルーシュ「は?」
リヴァル「いやさ、正直俺らくらいの年であんな事してたら痛くね?」ハフー
ルルーシュ「!?」
ルルーシュ(結局教室では対してゼロの話題が出なかったな。情報規制の影響か)
リヴァル「ちょいちょい、ルルーシュ! ちょっとこれ見てみろよ!」
ルルーシュ「ん?」
ゼロ『ゼロが命じる……』ウデクロスッ
ゼロ『黒の騎士団は全員、行政特区日本に! 参加せよッ!!』ビシィッ!!
ルルーシュ(あのときの映像か。このシーンが記録されているとは思わなかったな)
ルルーシュ(我ながらあのポーズは会心の出来だった。カレンの叱咤と生徒会のみんなの想いがあったからの完成度だ)シンミリ
リヴァル「ゼロってさー、一体いくつぐらいなんだろなー?」
ルルーシュ「は?」
リヴァル「いやさ、正直俺らくらいの年であんな事してたら痛くね?」ハフー
ルルーシュ「!?」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 01:19:33.82 ID:2tCnu24C0
リヴァル「そりゃ派手だから子供とかは喜ぶだろうけどさー」
ルルーシュ「は、はは……そうだな……」
スザク「……」
ミレイ「ねぇねぇ、何見てんの?」
リヴァル「会長も見ます? ゼロの派手なポーズの数々」ホレホレ
ミレイ「うーわ、何度見ても派手通り越してちょっとひくわー」
シャーリー「こんなポーズ決めたがる人、友達にいてほしくありませんよねー」
ルルーシュ「……だよな、俺もそう、思う……」ヒヤアセ
ルルーシュ(そんなっ……これが世間の目だというのか!? 俺の、ゼロのポーズは恥ずかしいというのか!?)
ルルーシュ「は、はは……そうだな……」
スザク「……」
ミレイ「ねぇねぇ、何見てんの?」
リヴァル「会長も見ます? ゼロの派手なポーズの数々」ホレホレ
ミレイ「うーわ、何度見ても派手通り越してちょっとひくわー」
シャーリー「こんなポーズ決めたがる人、友達にいてほしくありませんよねー」
ルルーシュ「……だよな、俺もそう、思う……」ヒヤアセ
ルルーシュ(そんなっ……これが世間の目だというのか!? 俺の、ゼロのポーズは恥ずかしいというのか!?)
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 01:27:47.94 ID:2tCnu24C0
スザク「あれ? ルルーシュならかっこいいっていうかと思ったのに」
ルルーシュ「何?」
スザク「だってルルーシュって、子供の時変身ヒーローのもの真似したりして……」
シャーリー「えっ、ルルってそんな趣味持ってたの!?」
ルルーシュ(スザクめ……俺がボロを出すよう仕向けているなっ!!)
ルルーシュ(俺はシャルルのギアスで記憶を変えられた設定だ、ここでイエスと答えては記憶が戻ってる事の証明になる!! だが……)
ルルーシュ「いやだなスザク、そんな事話した事あったっけ?」
スザク「え? いや……」
ルルーシュ「仮にそうだとしても、子供の時の話だし……それに俺だって高校生だ。恥という概念ぐらいあるさ」
リヴァル「そーだよなぁ、さっすがにいい歳こいてやんねーって」
スザク「あー、そう? そうか……」
ルルーシュ「そうそう、まったく……ははは」
ルルーシュ(くぅ……おのれ、おのれ貴様等ぁぁぁっ!!)
ルルーシュ「何?」
スザク「だってルルーシュって、子供の時変身ヒーローのもの真似したりして……」
シャーリー「えっ、ルルってそんな趣味持ってたの!?」
ルルーシュ(スザクめ……俺がボロを出すよう仕向けているなっ!!)
ルルーシュ(俺はシャルルのギアスで記憶を変えられた設定だ、ここでイエスと答えては記憶が戻ってる事の証明になる!! だが……)
ルルーシュ「いやだなスザク、そんな事話した事あったっけ?」
スザク「え? いや……」
ルルーシュ「仮にそうだとしても、子供の時の話だし……それに俺だって高校生だ。恥という概念ぐらいあるさ」
リヴァル「そーだよなぁ、さっすがにいい歳こいてやんねーって」
スザク「あー、そう? そうか……」
ルルーシュ「そうそう、まったく……ははは」
ルルーシュ(くぅ……おのれ、おのれ貴様等ぁぁぁっ!!)
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 01:36:11.99 ID:2tCnu24C0
シャーリー「でもルルがヒーローの真似なんて、見てみたかったかも……」チラリ
ミレイ「シャーリーはルルーシュがやる事ならなーんでも歓迎なんでしょー?」
シャーリー「そっ、そんな事いってませんけどぉ……」
ルルーシュ「勘弁してくれよシャーリー。そんな事期待されても困るって」ハフー
スザク「……だったら僕がみんなに、素晴らしい決めポーズを教えてあげるよ」
リヴァル「え? なになに、スザクってそーいうの好きなんだ?」
スザク「好きとか嫌いじゃなく、騎士として当然の振る舞いだよ」
スザク「いいかい? 右手をこう水平に構えて、背筋伸ばすのと同時に足閉じて……」
スザク「ではみんなで一緒に、イエス! ユアマジェスティ!!」ビシィッ!
一同「「「」」」
ロロ「イエス! マイブラザー!」ビシィッ
ルルーシュ「あー……ハイハイ」
ミレイ「シャーリーはルルーシュがやる事ならなーんでも歓迎なんでしょー?」
シャーリー「そっ、そんな事いってませんけどぉ……」
ルルーシュ「勘弁してくれよシャーリー。そんな事期待されても困るって」ハフー
スザク「……だったら僕がみんなに、素晴らしい決めポーズを教えてあげるよ」
リヴァル「え? なになに、スザクってそーいうの好きなんだ?」
スザク「好きとか嫌いじゃなく、騎士として当然の振る舞いだよ」
スザク「いいかい? 右手をこう水平に構えて、背筋伸ばすのと同時に足閉じて……」
スザク「ではみんなで一緒に、イエス! ユアマジェスティ!!」ビシィッ!
一同「「「」」」
ロロ「イエス! マイブラザー!」ビシィッ
ルルーシュ「あー……ハイハイ」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 01:42:01.04 ID:2tCnu24C0
―――数日後、斑鳩 ゼロ私室―――
ルルーシュ「……」ナミダメ
C.C.「どうだった? 世間様の目とやらは」
ルルーシュ「黙れ……うぅっ」グスッ
カレン「その様子じゃ散々だったみたいね……」
ルルーシュ「なぜだ、なぜみんなあのかっこよさがわからない……」グスッ
C.C.「それが一般の認識というものだ。わかったらあんなポーズの開発なんてやめとけ」
カレン「そうよ、ゼロは仮面とマント姿で佇んでるだけでもちゃんと存在感あるんだし……」
ルルーシュ「俺が……間違っているというのか……」
C.C.「直球でいえば、そうなるな」
ルルーシュ「違う……間違っているぞ!!」ユラリ
カレン「……はい?」
ルルーシュ「……」ナミダメ
C.C.「どうだった? 世間様の目とやらは」
ルルーシュ「黙れ……うぅっ」グスッ
カレン「その様子じゃ散々だったみたいね……」
ルルーシュ「なぜだ、なぜみんなあのかっこよさがわからない……」グスッ
C.C.「それが一般の認識というものだ。わかったらあんなポーズの開発なんてやめとけ」
カレン「そうよ、ゼロは仮面とマント姿で佇んでるだけでもちゃんと存在感あるんだし……」
ルルーシュ「俺が……間違っているというのか……」
C.C.「直球でいえば、そうなるな」
ルルーシュ「違う……間違っているぞ!!」ユラリ
カレン「……はい?」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 01:48:14.90 ID:2tCnu24C0
ルルーシュ「ゼロの奇跡はその壮麗なポーズと共に巻き起こる、ありえないような結果! この認識に間違いはない」
C.C.「壮麗かどうかはともかく、まぁそうだな」
ルルーシュ「やはりお前達もわかっているんじゃないか……そう、間違っているのは俺じゃない!! 世界のほうだ!!」
カレン「なんか、やな予感……」タジッ
C.C.「まぁまたバカな事始めるんだろうさ……やれやれ」
ルルーシュ「世界は変わる、変えられる―――」
ルルーシュ「そう、俺はゼロ!! 世界の常識すらも破壊し、創造する男だ!!」ビシィッ!
ルルーシュ「フフフ……フフフハハハ……!! フハハハハハハハハハハハ!!」
C.C.「壮麗かどうかはともかく、まぁそうだな」
ルルーシュ「やはりお前達もわかっているんじゃないか……そう、間違っているのは俺じゃない!! 世界のほうだ!!」
カレン「なんか、やな予感……」タジッ
C.C.「まぁまたバカな事始めるんだろうさ……やれやれ」
ルルーシュ「世界は変わる、変えられる―――」
ルルーシュ「そう、俺はゼロ!! 世界の常識すらも破壊し、創造する男だ!!」ビシィッ!
ルルーシュ「フフフ……フフフハハハ……!! フハハハハハハハハハハハ!!」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 01:56:15.02 ID:2tCnu24C0
―――斑鳩 会議室―――
ゼロ「諸君。今日こうして集まってもらったのは他でもない……」
ディートハルト「また新たな作戦ですか? 情報操作でしたらお任せを」
ゼロ「頼らせてもらうとは思うが、まずは話を聞け。……諸君、先日の特区日本の件は覚えているな」
扇「あ、ああ。もちろんだ」
玉城「そりゃゼロの服着るなんて普通ねぇもんよぉ、張り切っちゃったぜ俺!」
神楽耶「まるで身も心もゼロ様になりきったかのようでしたわ♪」
ゼロ「そうか……だが諸君。君達は服を着ただけで私に……ゼロになったつもりでいるのか?」
藤堂「ゼロ、どういう事だ?」
ゼロ「諸君はあのとき、ただ服を着ただけだ! 心からゼロを演じたとは言えない!!」シュビッ!
ゼロ「諸君。今日こうして集まってもらったのは他でもない……」
ディートハルト「また新たな作戦ですか? 情報操作でしたらお任せを」
ゼロ「頼らせてもらうとは思うが、まずは話を聞け。……諸君、先日の特区日本の件は覚えているな」
扇「あ、ああ。もちろんだ」
玉城「そりゃゼロの服着るなんて普通ねぇもんよぉ、張り切っちゃったぜ俺!」
神楽耶「まるで身も心もゼロ様になりきったかのようでしたわ♪」
ゼロ「そうか……だが諸君。君達は服を着ただけで私に……ゼロになったつもりでいるのか?」
藤堂「ゼロ、どういう事だ?」
ゼロ「諸君はあのとき、ただ服を着ただけだ! 心からゼロを演じたとは言えない!!」シュビッ!
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 02:04:39.76 ID:2tCnu24C0
千葉「心からゼロを……演じる?」
ラクシャータ「全っ然意味がわからないんだけどぉ?」
ゼロ「わからないという事は、諸君が普段私をちゃんと観察していないという事だ」
ゼロ「この私、ゼロを語るにあたって、この装束以外の特徴がわからないか?」
朝比奈「そりゃ……起こした奇跡? でも特徴じゃないよねぇ」
ゼロ「惜しいと言っておこう。私が言っているのは、諸君らでも再現可能な特徴だ」
扇「と言われても、なぁ……」
C.C.「おい、もう面倒だから言ってしまったほうが早いぞ」
ゼロ「そうだな……では諸君、私のポージングを再現してみろ、今この場で!!」バッ!
一同「「「!!??」」」
ラクシャータ「全っ然意味がわからないんだけどぉ?」
ゼロ「わからないという事は、諸君が普段私をちゃんと観察していないという事だ」
ゼロ「この私、ゼロを語るにあたって、この装束以外の特徴がわからないか?」
朝比奈「そりゃ……起こした奇跡? でも特徴じゃないよねぇ」
ゼロ「惜しいと言っておこう。私が言っているのは、諸君らでも再現可能な特徴だ」
扇「と言われても、なぁ……」
C.C.「おい、もう面倒だから言ってしまったほうが早いぞ」
ゼロ「そうだな……では諸君、私のポージングを再現してみろ、今この場で!!」バッ!
一同「「「!!??」」」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 02:14:16.18 ID:2tCnu24C0
玉城「ぜ、ゼロのポーズを……」
南「再現!?って……」
朝比奈「ゼロ、いきなり何を言い出すんだ!?」
ディートハルト「お言葉ですがゼロ、あのポーズはあなたがやってこそのものです! それにあれは、あの場限りの策だったのでは……」
ゼロ「違うな、間違っているぞ。今後またああいった策を使う機会もあるかもしれない」
ゼロ「それにゼロはあくまで記号の存在。私もいわばゼロを演じている一人に過ぎんのだ」
ゼロ「その一役者の私が不測の事態で倒れる事があったら、代わりに演じる者が必要となる」
ゼロ「代役を務めるものとて、ゼロを演じるなら完璧でなくてはならん。知略もそうだが、まずは入り易い外見からだ」
ゼロ「ゼロの外見はこの装束だけで構成されるものではない、事あるごとにとるこのポーズもセットでゼロの姿なのだ!!」
ゼロ「そして諸君は特区日本の作戦で外見だけとはいえ私を演じた、だがやるならやはり完璧だ!!」
ゼロ「よって!! 諸君には全員!! 私のポージングをマスターしてもらう!!」
一同「」
南「再現!?って……」
朝比奈「ゼロ、いきなり何を言い出すんだ!?」
ディートハルト「お言葉ですがゼロ、あのポーズはあなたがやってこそのものです! それにあれは、あの場限りの策だったのでは……」
ゼロ「違うな、間違っているぞ。今後またああいった策を使う機会もあるかもしれない」
ゼロ「それにゼロはあくまで記号の存在。私もいわばゼロを演じている一人に過ぎんのだ」
ゼロ「その一役者の私が不測の事態で倒れる事があったら、代わりに演じる者が必要となる」
ゼロ「代役を務めるものとて、ゼロを演じるなら完璧でなくてはならん。知略もそうだが、まずは入り易い外見からだ」
ゼロ「ゼロの外見はこの装束だけで構成されるものではない、事あるごとにとるこのポーズもセットでゼロの姿なのだ!!」
ゼロ「そして諸君は特区日本の作戦で外見だけとはいえ私を演じた、だがやるならやはり完璧だ!!」
ゼロ「よって!! 諸君には全員!! 私のポージングをマスターしてもらう!!」
一同「」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 02:20:10.15 ID:2tCnu24C0
千葉「なんだそれは!? わ、私は嫌だぞ!」
ゼロ「ほぅ? 何故だ、千葉よ」
C.C.「正直に言ってやれ。こいつだって言われる覚悟はあるさ」
ゼロ「そうだ。言っていいのは、言われる覚悟のある奴だけだ!」
千葉「な、ならば……(ゴクリ)ゼロ、悪いが正直言って恥ずかしい!!」
扇「す、すまないゼロ……俺も正直恥ずかしいんだ」
朝比奈「僕もこの歳になってあのポーズはちょっと……」
ゼロ「恥ずかしい? ……恥ずかしいとは情けないな」
千葉「なっ、なんだと!?」
ゼロ「我々は二度ブリタニアに敗れ、それでもこうして立っている身だ。今更恥や外聞を気にする必要があるのか?」
藤堂「……ふむ」
ゼロ「ほぅ? 何故だ、千葉よ」
C.C.「正直に言ってやれ。こいつだって言われる覚悟はあるさ」
ゼロ「そうだ。言っていいのは、言われる覚悟のある奴だけだ!」
千葉「な、ならば……(ゴクリ)ゼロ、悪いが正直言って恥ずかしい!!」
扇「す、すまないゼロ……俺も正直恥ずかしいんだ」
朝比奈「僕もこの歳になってあのポーズはちょっと……」
ゼロ「恥ずかしい? ……恥ずかしいとは情けないな」
千葉「なっ、なんだと!?」
ゼロ「我々は二度ブリタニアに敗れ、それでもこうして立っている身だ。今更恥や外聞を気にする必要があるのか?」
藤堂「……ふむ」
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 02:27:56.04 ID:2tCnu24C0
ゼロ「私も先の敗戦の一因を担った以上、悔しさはある。ならばその悔しさをバネにし、より高みを目指さねばならない」
ゼロ「それにあたって私は自身の恥や外聞は切り捨てた。そんなもの抱えていては、今こうしてここに立っていない」
藤堂「……なるほどな。言いたい事は察した」
朝比奈「でも藤堂さん! あんな特撮ヒーローみたいなポーズ、いい大人になって―――」
ゼロ「では朝比奈よ、いい大人でありながらああいったポーズをとる私はおかしいのかな?」
朝比奈「う……」
ゼロ「考えてみろ。ゼロを演じきる者が増える事はすなわち、このゼロという記号の存在の秘匿性を高める事にもなる」
千葉「つまり、かつてのように処刑を騙られて姿を消すということも防げるという事……」
ゼロ「察していただけたなら幸いだ。ならわかった者から順次やってもらおうか」
玉城「おうよ!!(シュビッ)こうか? こうだろゼロぉ!」
ゼロ「腰の入りが甘いぞ。鍛錬が足りん」
玉城「ちぇ~っ」
ゼロ「それにあたって私は自身の恥や外聞は切り捨てた。そんなもの抱えていては、今こうしてここに立っていない」
藤堂「……なるほどな。言いたい事は察した」
朝比奈「でも藤堂さん! あんな特撮ヒーローみたいなポーズ、いい大人になって―――」
ゼロ「では朝比奈よ、いい大人でありながらああいったポーズをとる私はおかしいのかな?」
朝比奈「う……」
ゼロ「考えてみろ。ゼロを演じきる者が増える事はすなわち、このゼロという記号の存在の秘匿性を高める事にもなる」
千葉「つまり、かつてのように処刑を騙られて姿を消すということも防げるという事……」
ゼロ「察していただけたなら幸いだ。ならわかった者から順次やってもらおうか」
玉城「おうよ!!(シュビッ)こうか? こうだろゼロぉ!」
ゼロ「腰の入りが甘いぞ。鍛錬が足りん」
玉城「ちぇ~っ」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 02:35:58.04 ID:2tCnu24C0
ディートハルト「ゼロ、つまりあなたが言いたいのは先の作戦同様、『木を隠すなら森の中』を徹底させるという事ですね?」
藤堂「我々の認識はゼロは彼個人だが、世間に対してはそれを特定させない……単純ながら重要な事だな」
ゼロ「そういう事だ。私一人でなく、全員でゼロという存在を完全にしなくてはならない」
南「でもゼロ、やっぱり恥ずかしさはあると思うぞ」
扇「ああ、俺達もう30近いんだし……」
ゼロ「恥は捨てろといったのにまだ言うか……ならば一つ、真理を説いてやろう」
千葉「真理? 一体なんだ?」
ゼロ「古来より日本に伝わる言葉ゆえ、知ってる者も多いはず……今の諸君にはうってつけだ」
ディートハルト「ゼロ、その言葉とは!?」ワクワク
ゼロ「その真理とは……『赤信号、みんなで渡れば怖くない』ッ!!」
一同「」
カレン「(要は一人じゃ恥ずかしいからみんな巻き込もうって事じゃないのぉっ!!)」ヒソヒソ
C.C.「(やれやれ、どこまでも困った坊やだ)」ヒソヒソ
藤堂「我々の認識はゼロは彼個人だが、世間に対してはそれを特定させない……単純ながら重要な事だな」
ゼロ「そういう事だ。私一人でなく、全員でゼロという存在を完全にしなくてはならない」
南「でもゼロ、やっぱり恥ずかしさはあると思うぞ」
扇「ああ、俺達もう30近いんだし……」
ゼロ「恥は捨てろといったのにまだ言うか……ならば一つ、真理を説いてやろう」
千葉「真理? 一体なんだ?」
ゼロ「古来より日本に伝わる言葉ゆえ、知ってる者も多いはず……今の諸君にはうってつけだ」
ディートハルト「ゼロ、その言葉とは!?」ワクワク
ゼロ「その真理とは……『赤信号、みんなで渡れば怖くない』ッ!!」
一同「」
カレン「(要は一人じゃ恥ずかしいからみんな巻き込もうって事じゃないのぉっ!!)」ヒソヒソ
C.C.「(やれやれ、どこまでも困った坊やだ)」ヒソヒソ
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 02:44:08.07 ID:2tCnu24C0
玉城「でもゼロぉ、おめーのポーズたくさんあって全部は覚えらんねーよぉ、俺頭悪ぃからよぉ!」
ゼロ「だが全てを覚えてもらわねばならない。それが完全に演じるという事だ」
扇「で、でも……」
神楽耶「まぁ練習すればできなくもないかもしれませんが……」
ゼロ「ほぅ? さすが神楽耶様はわかってらっしゃる」
神楽耶「ですが私は妻としてお傍に控えているべきで、演じる必要はないのでは?」
ゼロ「ダメです、例外は認めません」
藤堂「……ゼロよ、それは我ら黒の騎士団のみが対象か?」
ゼロ「違うな。あのときゼロを演じたのは百万人の日本人。それら全てが対象だ」
朝比奈「子供やお年寄りまでいるのに、全員に徹底させるなんて無理なんじゃ……」
ディートハルト「ですがその無理を現実にすれば、また新たな奇跡となります」
藤堂「ふむ……」
ゼロ「だが全てを覚えてもらわねばならない。それが完全に演じるという事だ」
扇「で、でも……」
神楽耶「まぁ練習すればできなくもないかもしれませんが……」
ゼロ「ほぅ? さすが神楽耶様はわかってらっしゃる」
神楽耶「ですが私は妻としてお傍に控えているべきで、演じる必要はないのでは?」
ゼロ「ダメです、例外は認めません」
藤堂「……ゼロよ、それは我ら黒の騎士団のみが対象か?」
ゼロ「違うな。あのときゼロを演じたのは百万人の日本人。それら全てが対象だ」
朝比奈「子供やお年寄りまでいるのに、全員に徹底させるなんて無理なんじゃ……」
ディートハルト「ですがその無理を現実にすれば、また新たな奇跡となります」
藤堂「ふむ……」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 02:49:27.66 ID:2tCnu24C0
神楽耶「ねぇゼロ様、その百万人総ゼロ化計画ですが、具体案はあるんですか?」
ゼロ「それを話し合うためにこうして集まってもらったのです」
千葉「つまり、ノープランなのか?」
ゼロ「当初は黒の騎士団総員で先にマスターし、そこから徐々に広めていくつもりだったのだがな……」
藤堂「……温いな」
ゼロ「何っ!?」ガタッ
朝比奈「藤堂さん、まさか!?」
藤堂「ゼロ、ここは私に任せてもらえるか?」
ゼロ「やれるのか、藤堂!?」
藤堂「フ……かつて奇跡と呼ばれた以上、私も結果を出さねばな……」
ゼロ「それを話し合うためにこうして集まってもらったのです」
千葉「つまり、ノープランなのか?」
ゼロ「当初は黒の騎士団総員で先にマスターし、そこから徐々に広めていくつもりだったのだがな……」
藤堂「……温いな」
ゼロ「何っ!?」ガタッ
朝比奈「藤堂さん、まさか!?」
藤堂「ゼロ、ここは私に任せてもらえるか?」
ゼロ「やれるのか、藤堂!?」
藤堂「フ……かつて奇跡と呼ばれた以上、私も結果を出さねばな……」
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 02:56:56.47 ID:2tCnu24C0
ゼロ「して藤堂、お前の策とは如何に!?」
藤堂「落ち着けゼロよ。……玉城!」
玉城「お!? おぅ、なんだよ旦那?」
藤堂「お前の抱える問題とは覚えられない事、そう言ったな?」
玉城「おぅよ、しゃーねぇじゃんよ、頭悪ぃんだからよぉ!」
藤堂「千葉! 朝比奈! 扇!」
3人「「「は、はいっ!!」」」
藤堂「お前達はひた恥ずかしい、これが最大の問題なのだな?」
千葉「え、あ……はい///」
朝比奈「藤堂さんの言動なら、いくらでも真似れるんですけど……」
扇「俺や南も、年齢的な事もあるし……」
藤堂「つまり年齢や性別に縛られず、体に直接覚えさせる事が出来なお且つ恥ずかしくない……そういった習得方法を編み出せばよいのだな?」
ゼロ「まさか藤堂、お前!!」
藤堂「私に策が浮かんだ。その全てを解消する策がな」
藤堂「落ち着けゼロよ。……玉城!」
玉城「お!? おぅ、なんだよ旦那?」
藤堂「お前の抱える問題とは覚えられない事、そう言ったな?」
玉城「おぅよ、しゃーねぇじゃんよ、頭悪ぃんだからよぉ!」
藤堂「千葉! 朝比奈! 扇!」
3人「「「は、はいっ!!」」」
藤堂「お前達はひた恥ずかしい、これが最大の問題なのだな?」
千葉「え、あ……はい///」
朝比奈「藤堂さんの言動なら、いくらでも真似れるんですけど……」
扇「俺や南も、年齢的な事もあるし……」
藤堂「つまり年齢や性別に縛られず、体に直接覚えさせる事が出来なお且つ恥ずかしくない……そういった習得方法を編み出せばよいのだな?」
ゼロ「まさか藤堂、お前!!」
藤堂「私に策が浮かんだ。その全てを解消する策がな」
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 03:04:10.84 ID:2tCnu24C0
藤堂「とりあえずまずはプロジェクトチームを組んだ方がいいな」
ゼロ「よし……ならばまずは私と藤堂、それに―――」
藤堂「千葉、朝比奈、それにディートハルト。お前達にも協力してもらう」
千葉・朝比奈「「藤堂さんのご命とあれば!!」」
ディートハルト「私をご指名という事は、メディアを使うのですか?」
藤堂「ああ。日本人に馴染み易いやり方を採る」
神楽耶「私にできる事はございますか?」
藤堂「いえ、ここはまず見ていて頂きたい」
神楽耶「そうですか~、残念……」
C.C.「ひとまず私達は外されて安心ってところか」
カレン「油断しない方がいいんじゃない? ……あいつと藤堂さんだし」
ゼロ「よし……ならばまずは私と藤堂、それに―――」
藤堂「千葉、朝比奈、それにディートハルト。お前達にも協力してもらう」
千葉・朝比奈「「藤堂さんのご命とあれば!!」」
ディートハルト「私をご指名という事は、メディアを使うのですか?」
藤堂「ああ。日本人に馴染み易いやり方を採る」
神楽耶「私にできる事はございますか?」
藤堂「いえ、ここはまず見ていて頂きたい」
神楽耶「そうですか~、残念……」
C.C.「ひとまず私達は外されて安心ってところか」
カレン「油断しない方がいいんじゃない? ……あいつと藤堂さんだし」
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 03:10:17.46 ID:2tCnu24C0
―――数日後―――
カレン「……く~……」zzz
カレン「ん……うぅ……るるーしゅの、ばかぁ……」スヤスヤ
ゼロ『諸君ッ!! おはようっ!!』キィー…ン!(※大音量で全艦放送)
カレン「ふわゎぁっ!?」ビクッ!!
ゼロ『起きた者は順次自室のテレビを点けろ! 先日の成果を見せてやる!』
カレン「テレビって、一体何なのよもう……」
カレン「ん……っと」ポチッ
カレン「……く~……」zzz
カレン「ん……うぅ……るるーしゅの、ばかぁ……」スヤスヤ
ゼロ『諸君ッ!! おはようっ!!』キィー…ン!(※大音量で全艦放送)
カレン「ふわゎぁっ!?」ビクッ!!
ゼロ『起きた者は順次自室のテレビを点けろ! 先日の成果を見せてやる!』
カレン「テレビって、一体何なのよもう……」
カレン「ん……っと」ポチッ
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 03:17:25.48 ID:2tCnu24C0
ブゥン!
カレン「って何これ、千葉さんと朝比奈さん?」
千葉『み、みんな~、おはよぉ~っ!!///』テェフリフリ
朝比奈『今日から始まる、朝のゼロ体操の時間だよぉ~っ!!』ヒキツリ
カレン「はい?……ゼロ体操って、何??」キョトン
千葉『じゃあみんな、お姉さんとお兄さんの動きに合わせて、いっしょにやってみよぉ~っ!!』
朝比奈『準備はいいかな? それじゃ、いっくぞぉ~っ!!』
チャーンチャラチャッチャッチャチャ チャーンチャラチャッチャッチャチャ チャラチャチャチャラチャチャタララララン♪
朝比奈『腕を大きく広げて、背伸びの運動ぉ~っ!』
千葉『さん、はい♪』
ターン ターン チャーンチャン ターン ターン ターン…♪
カレン「」
カレン「って何これ、千葉さんと朝比奈さん?」
千葉『み、みんな~、おはよぉ~っ!!///』テェフリフリ
朝比奈『今日から始まる、朝のゼロ体操の時間だよぉ~っ!!』ヒキツリ
カレン「はい?……ゼロ体操って、何??」キョトン
千葉『じゃあみんな、お姉さんとお兄さんの動きに合わせて、いっしょにやってみよぉ~っ!!』
朝比奈『準備はいいかな? それじゃ、いっくぞぉ~っ!!』
チャーンチャラチャッチャッチャチャ チャーンチャラチャッチャッチャチャ チャラチャチャチャラチャチャタララララン♪
朝比奈『腕を大きく広げて、背伸びの運動ぉ~っ!』
千葉『さん、はい♪』
ターン ターン チャーンチャン ターン ターン ターン…♪
カレン「」
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 03:23:34.69 ID:2tCnu24C0
―――数分後―――
千葉『はい、これでゼロ体操第一はおしまいっ!』
朝比奈『第二もあるんだけど、それはまた次の機会にねっ!』
千葉『みんな、この体操で毎朝トレーニングしながらかっこよさを磨いてね♪』
朝比奈『続ければきっと君も、とうd……ゼロのようになれるはずさ!』
千葉『それじゃあ今日はここまで!』
千葉・朝比奈『それじゃあ、またね~!』
ナレーション『この番組は、合衆国日本国営放送がお送りしました―――』
ポチッ
カレン「……何これ」
千葉『はい、これでゼロ体操第一はおしまいっ!』
朝比奈『第二もあるんだけど、それはまた次の機会にねっ!』
千葉『みんな、この体操で毎朝トレーニングしながらかっこよさを磨いてね♪』
朝比奈『続ければきっと君も、とうd……ゼロのようになれるはずさ!』
千葉『それじゃあ今日はここまで!』
千葉・朝比奈『それじゃあ、またね~!』
ナレーション『この番組は、合衆国日本国営放送がお送りしました―――』
ポチッ
カレン「……何これ」
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 03:30:23.39 ID:2tCnu24C0
―――斑鳩内 収録スタジオ―――
ゼロ「ご苦労だった、二人とも」
藤堂「よく頑張ってくれたな、ほれタオル」
朝比奈「い、いえ……藤堂さんのためなら、これくらい何でもないです!」
千葉「ちょっと恥ずかしかったけど、まぁ……一応、アリかな~と……」アセフキフキ
カレン「あ、あの~、ゼロ……?」テッテッテッ
ゼロ「カレンか。派手に寝癖が立ってるが……何だ?」
カレン「ふぇっ? あーいや寝癖はともかく! あの、さっきのアレ……何ですか?」
ゼロ「見ての通り。朝のゼロ体操第一だ」
カレン「いやゼロ体操って何!?」
ゼロ「ご苦労だった、二人とも」
藤堂「よく頑張ってくれたな、ほれタオル」
朝比奈「い、いえ……藤堂さんのためなら、これくらい何でもないです!」
千葉「ちょっと恥ずかしかったけど、まぁ……一応、アリかな~と……」アセフキフキ
カレン「あ、あの~、ゼロ……?」テッテッテッ
ゼロ「カレンか。派手に寝癖が立ってるが……何だ?」
カレン「ふぇっ? あーいや寝癖はともかく! あの、さっきのアレ……何ですか?」
ゼロ「見ての通り。朝のゼロ体操第一だ」
カレン「いやゼロ体操って何!?」
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 03:41:00.90 ID:2tCnu24C0
藤堂「紅月、私から説明しよう」スッ
カレン「あー……はい、お願いします」
藤堂「先日の会議でのオーダーは覚えているな?」
カレン「えっと、年齢や性別関係なしで、体で直接覚える形でなお且つ恥ずかしくない、でしたっけ?」
ゼロ「その通り。ちゃんと覚えていたか、やはり優秀だなカレン」
カレン「え、えへへ……じゃなく、何でそれが体操に?」
藤堂「体で覚えるならば不自然ではなく自然な形で入る事が必要だ。よくよく見ると派手なポーズが自然な形で織り込まれている、私はそれでラジオ体操を思い出した」
ゼロ「そうだ。カレン、君も日本人ならば小学生時代に経験したはずだろう」
カレン「そりゃありますけど」
藤堂「ラジオ体操の様なものなら毎日繰り返す事によって自然と動作を覚える。これにゼロのポージングを上手く織り込むと、知らず知らずのうちに体が覚える事になる」
藤堂「年齢層も性別も関係ない。そして気軽に出来る。それにどうだ、みんなやる事だし恥ずかしくもないだろう?」
ディートハルト「なるほど、この機転こそが奇跡の藤堂と呼ばれる所以……!!」
藤堂「ふ、よしてくれ。大した事はしていない」
カレン「あー……はい、お願いします」
藤堂「先日の会議でのオーダーは覚えているな?」
カレン「えっと、年齢や性別関係なしで、体で直接覚える形でなお且つ恥ずかしくない、でしたっけ?」
ゼロ「その通り。ちゃんと覚えていたか、やはり優秀だなカレン」
カレン「え、えへへ……じゃなく、何でそれが体操に?」
藤堂「体で覚えるならば不自然ではなく自然な形で入る事が必要だ。よくよく見ると派手なポーズが自然な形で織り込まれている、私はそれでラジオ体操を思い出した」
ゼロ「そうだ。カレン、君も日本人ならば小学生時代に経験したはずだろう」
カレン「そりゃありますけど」
藤堂「ラジオ体操の様なものなら毎日繰り返す事によって自然と動作を覚える。これにゼロのポージングを上手く織り込むと、知らず知らずのうちに体が覚える事になる」
藤堂「年齢層も性別も関係ない。そして気軽に出来る。それにどうだ、みんなやる事だし恥ずかしくもないだろう?」
ディートハルト「なるほど、この機転こそが奇跡の藤堂と呼ばれる所以……!!」
藤堂「ふ、よしてくれ。大した事はしていない」
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 03:50:03.00 ID:2tCnu24C0
ゼロ「一般国民も私の存在に対して憧れを持っている。その私に近付けるというなら、この体操が日課にもなろう」
藤堂「ああ。加えて体操という以上、健康増進効果も考慮してプログラムを組んでいる。平均寿命が延びて日本の行く末も安泰だ」
ディートハルト「ゼロと藤堂鏡志朗、奇跡の体現者が二人手を組めばこれほどの事が……!」
ゼロ「藤堂、お前という漢がいて本当によかった!」
藤堂「お前に二度も拾われた命だ、出来る限りを尽くすのは当然だ」
ゼロ「藤堂……!!」
藤堂「ゼロ……!!」
ガシィッ!!(握手)
カレン(どうしよう……ものすごくツッこみたいんだけどツッこめる空気じゃない!)
藤堂「ああ。加えて体操という以上、健康増進効果も考慮してプログラムを組んでいる。平均寿命が延びて日本の行く末も安泰だ」
ディートハルト「ゼロと藤堂鏡志朗、奇跡の体現者が二人手を組めばこれほどの事が……!」
ゼロ「藤堂、お前という漢がいて本当によかった!」
藤堂「お前に二度も拾われた命だ、出来る限りを尽くすのは当然だ」
ゼロ「藤堂……!!」
藤堂「ゼロ……!!」
ガシィッ!!(握手)
カレン(どうしよう……ものすごくツッこみたいんだけどツッこめる空気じゃない!)
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 03:56:29.56 ID:2tCnu24C0
ゼロ「よし、来週の放送からゼロ体操第一・第二と交互に放送する! 二人ともいけるか?」
千葉「早寝早起きすればいいだけだ、私は問題ない」
朝比奈「藤堂さんのご命令とあれば、不眠不休でも!!」
藤堂「いかんぞ昇悟、少しでも睡眠はとっておけ」
カレン「ってこれ生放送だったの!?」
ゼロ「よし! 放送スケジュールも固まった、あとはやるだけだ!」
ディートハルト「相変わらず素晴らしきカオスです、今後もバッチリ撮らせて頂きますよゼロ!!」
ゼロ「この流れなら国民総ゼロ化も遠くないな!! フフフハハハハハハハハ……!!」
千葉「早寝早起きすればいいだけだ、私は問題ない」
朝比奈「藤堂さんのご命令とあれば、不眠不休でも!!」
藤堂「いかんぞ昇悟、少しでも睡眠はとっておけ」
カレン「ってこれ生放送だったの!?」
ゼロ「よし! 放送スケジュールも固まった、あとはやるだけだ!」
ディートハルト「相変わらず素晴らしきカオスです、今後もバッチリ撮らせて頂きますよゼロ!!」
ゼロ「この流れなら国民総ゼロ化も遠くないな!! フフフハハハハハハハハ……!!」
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 04:06:59.38 ID:2tCnu24C0
―――数日後―――
ゼロ「ディートハルトよ。国民の様子はどうだ?」
ディートハルト「国民の半数近くは毎朝のゼロ体操を実行しているようです。老年層からは、この体操で節々の痛みが消えたのもゼロの奇跡とあがめているとか」
ゼロ「待て、半数近く? 全員ではないのか」
神楽耶「それについては私が説明しますわ」
神楽耶「……かつてのラジオ体操同様、中高年層、及び幼年層は欠かさず行っているようです」
ゼロ「すると……残りの半数とは!?」ガタッ
神楽耶「お察しの通り、問題は若年層ですわ」
ディートハルト「街頭でアンケートをとった結果、『朝に体操なんてかったるくてやってられない』という意見が多いですね」
神楽耶「加えてポージングに抵抗感を持ってらっしゃる方も多い用で……あ、私は毎朝やってますわよ?」
ゼロ「若年層……学生連中か! おのれぇぇぇぇっ!!」
ゼロ「ディートハルトよ。国民の様子はどうだ?」
ディートハルト「国民の半数近くは毎朝のゼロ体操を実行しているようです。老年層からは、この体操で節々の痛みが消えたのもゼロの奇跡とあがめているとか」
ゼロ「待て、半数近く? 全員ではないのか」
神楽耶「それについては私が説明しますわ」
神楽耶「……かつてのラジオ体操同様、中高年層、及び幼年層は欠かさず行っているようです」
ゼロ「すると……残りの半数とは!?」ガタッ
神楽耶「お察しの通り、問題は若年層ですわ」
ディートハルト「街頭でアンケートをとった結果、『朝に体操なんてかったるくてやってられない』という意見が多いですね」
神楽耶「加えてポージングに抵抗感を持ってらっしゃる方も多い用で……あ、私は毎朝やってますわよ?」
ゼロ「若年層……学生連中か! おのれぇぇぇぇっ!!」
93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 04:15:59.75 ID:2tCnu24C0
ディートハルト「まぁ学生層はオシャレなどに夢中になりがちな年頃ですからねぇ」
神楽耶「奇跡に近付く努力、お嫌いなのでしょうか……」シュン
朝比奈「どうすんの? もうちょっと引き込む要素増やす?」
ディートハルト「ふむ。美形成分を足すなら、特務隊の杉山さんに手伝ってもらいましょうか?」
朝比奈「ほら、千葉ももうちょいこう、色気ある格好でやってみるとかさ?」
千葉「絶対嫌だ! このタンクトップ姿だって結構いっぱいいっぱいなんだ!」プンスカ
神楽耶「私もお姉さん役やりましょうか?」
ゼロ「神楽耶様にそこまで無理をさせるわけには参りません……しかし、若年層を取り込むにはどうする……」ブツブツ
神楽耶「奇跡に近付く努力、お嫌いなのでしょうか……」シュン
朝比奈「どうすんの? もうちょっと引き込む要素増やす?」
ディートハルト「ふむ。美形成分を足すなら、特務隊の杉山さんに手伝ってもらいましょうか?」
朝比奈「ほら、千葉ももうちょいこう、色気ある格好でやってみるとかさ?」
千葉「絶対嫌だ! このタンクトップ姿だって結構いっぱいいっぱいなんだ!」プンスカ
神楽耶「私もお姉さん役やりましょうか?」
ゼロ「神楽耶様にそこまで無理をさせるわけには参りません……しかし、若年層を取り込むにはどうする……」ブツブツ
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 04:33:54.58 ID:2tCnu24C0
ディートハルト「では若年層市場を開拓するため、エアロビクスなどに方向転換されてはいかがでしょう?」
朝比奈「それもありかもね」
千葉「だが相当激しい運動になるぞ、大丈夫か?」
ディートハルト「少なくとも千葉さんの踊る姿は男子の目を釘付けにするかと」
ゼロ「下劣な話はやめておけ。……だがそれでは一部の層を蔑ろにする事になる……何か策は……」
朝比奈「ゼロって軍略や政略は得意なのに、こういう事は弱いんだねぇ」
ゼロ「黙っていろ! えぇい、何かないか……」ブツブツ
藤堂「フ……」
ゼロ「む、どうした藤堂?」
藤堂「案ずるなゼロよ。この体操を生み出すときも、『まずは』と言ったろう?」
千葉「藤堂さん、まさか!?」
藤堂「この程度は想定済みよ。今回の策は二段構えだ!」ニィッ!
朝比奈「それもありかもね」
千葉「だが相当激しい運動になるぞ、大丈夫か?」
ディートハルト「少なくとも千葉さんの踊る姿は男子の目を釘付けにするかと」
ゼロ「下劣な話はやめておけ。……だがそれでは一部の層を蔑ろにする事になる……何か策は……」
朝比奈「ゼロって軍略や政略は得意なのに、こういう事は弱いんだねぇ」
ゼロ「黙っていろ! えぇい、何かないか……」ブツブツ
藤堂「フ……」
ゼロ「む、どうした藤堂?」
藤堂「案ずるなゼロよ。この体操を生み出すときも、『まずは』と言ったろう?」
千葉「藤堂さん、まさか!?」
藤堂「この程度は想定済みよ。今回の策は二段構えだ!」ニィッ!
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 04:41:00.77 ID:2tCnu24C0
ゼロ「さすがは藤堂……して、その二段目の策とは!?」ガタッ
藤堂「落ち着け。今度の策は、ここに集うメンバー以外にも援けを求めねばならん」
ディートハルト「さらに増員を? 一体何を……」
藤堂「ちゃんと説明する。ただ言うなれば、今度は体操とはベクトルが異なる」
千葉「え? っていうことは……」
朝比奈「僕らのゼロ体操はもう、御役御免ですか……?」
藤堂「安心しろ、ゼロ体操は続けてもらう。既存市場を手放すわけにはいかん……神楽耶様」
神楽耶「はい?」
藤堂「神楽耶様にもご協力願いたいのですが、よろしいですかな?」キリッ
神楽耶「私の出番ですか? 喜んでご協力致しますわ♪」ニパッ!
ゼロ「藤堂……一体何をたくらんでいる……?」
藤堂「フフ……実はな」ゴニョゴニョゴニョ
ゼロ「! フ、フフフハハハハ!! それならいける、いけるぞぉっ!!」
藤堂「落ち着け。今度の策は、ここに集うメンバー以外にも援けを求めねばならん」
ディートハルト「さらに増員を? 一体何を……」
藤堂「ちゃんと説明する。ただ言うなれば、今度は体操とはベクトルが異なる」
千葉「え? っていうことは……」
朝比奈「僕らのゼロ体操はもう、御役御免ですか……?」
藤堂「安心しろ、ゼロ体操は続けてもらう。既存市場を手放すわけにはいかん……神楽耶様」
神楽耶「はい?」
藤堂「神楽耶様にもご協力願いたいのですが、よろしいですかな?」キリッ
神楽耶「私の出番ですか? 喜んでご協力致しますわ♪」ニパッ!
ゼロ「藤堂……一体何をたくらんでいる……?」
藤堂「フフ……実はな」ゴニョゴニョゴニョ
ゼロ「! フ、フフフハハハハ!! それならいける、いけるぞぉっ!!」
104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 04:51:32.48 ID:2tCnu24C0
―――斑鳩 会議室―――
ゼロ「諸君! 集まってもらったのは他でもない、先日結実した国民総ゼロ化計画、それがさらなく飛躍の時を向かえた!」シュバッ!
カレン「飛躍って、また何かやるんだ……」
C.C.「また下らない事なら御免だぞ、ゼロ」
ゼロ「話は最後まで聞け。……ところで、ちゃんと毎朝ゼロ体操はしてるだろうな?」
玉城「ったりめぇよ親友! おかげで毎日すこぶる快調だぜぇ!」
南「神楽耶様がやってるっていうから、俺も毎日やってるよ」
扇「やってると慣れてくるもんだな、最近俺カッコいいかもって思えてきたよ」
ゼロ「結構。では女子勢はどうかな?」
カレン「ま、まぁ……やってます、一応……///」
C.C.「真面目だなお前。私はやらん、ピザ10枚積まれても御免だ」プイッ
ゼロ「C.C.貴様ぁぁぁぁぁっ!!」プンスカ
ゼロ「諸君! 集まってもらったのは他でもない、先日結実した国民総ゼロ化計画、それがさらなく飛躍の時を向かえた!」シュバッ!
カレン「飛躍って、また何かやるんだ……」
C.C.「また下らない事なら御免だぞ、ゼロ」
ゼロ「話は最後まで聞け。……ところで、ちゃんと毎朝ゼロ体操はしてるだろうな?」
玉城「ったりめぇよ親友! おかげで毎日すこぶる快調だぜぇ!」
南「神楽耶様がやってるっていうから、俺も毎日やってるよ」
扇「やってると慣れてくるもんだな、最近俺カッコいいかもって思えてきたよ」
ゼロ「結構。では女子勢はどうかな?」
カレン「ま、まぁ……やってます、一応……///」
C.C.「真面目だなお前。私はやらん、ピザ10枚積まれても御免だ」プイッ
ゼロ「C.C.貴様ぁぁぁぁぁっ!!」プンスカ
106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 04:58:51.37 ID:2tCnu24C0
藤堂「落ち着けゼロよ。今度はそんなC.C.も虜にする自信がある」
ゼロ「藤堂……そうだな、あの計画なら間違いなくいけるはずだ」フーッ、フーッ
C.C.「ずいぶん自信ありげだな。まぁ聞いてやるから話してみろ」
ゼロ「いいだろう……後悔するなよ?」ユラリ
カレン「(ちょっとC.C.!! 挑発して大丈夫なわけ!?)」ヒソヒソ
C.C.「(あの阿呆共の考えなどたかが知れてるさ。大方エアロビとか女子増強、露出アップとかその辺だろう?)」ヒソヒソ
神楽耶「ふふふ~、きっとC.C.さんやカレンさんにもお楽しみいただけると思いますわ♪」
藤堂「さぁゼロよ、我らのプレゼンの時間だ!!」ニヤリ
ゼロ「よぉし……ではとくと聞くがいい!!」バサァッ!
ゼロ「藤堂……そうだな、あの計画なら間違いなくいけるはずだ」フーッ、フーッ
C.C.「ずいぶん自信ありげだな。まぁ聞いてやるから話してみろ」
ゼロ「いいだろう……後悔するなよ?」ユラリ
カレン「(ちょっとC.C.!! 挑発して大丈夫なわけ!?)」ヒソヒソ
C.C.「(あの阿呆共の考えなどたかが知れてるさ。大方エアロビとか女子増強、露出アップとかその辺だろう?)」ヒソヒソ
神楽耶「ふふふ~、きっとC.C.さんやカレンさんにもお楽しみいただけると思いますわ♪」
藤堂「さぁゼロよ、我らのプレゼンの時間だ!!」ニヤリ
ゼロ「よぉし……ではとくと聞くがいい!!」バサァッ!
108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 05:05:40.97 ID:2tCnu24C0
藤堂「諸君、今一度問うぞ……この企画の重要ポイントは抑えているか?」
カレン「あ、はい……年齢や性別関係なしで、体で直接覚える形でなお且つ恥ずかしくない、でしたよね?」
藤堂「見事な回答だ、紅月」
ゼロ「その答えの一つが体操だったわけだが、残念ながら朝の体操では若年層の心を掴むに至らなかった」
南「じゃあ今度は若年層も取り込むってわけか!?」
ゼロ「その通り……若年層をメインターゲットとしつつ、その実全ての年齢層に訴えかけるもう一つの策!!」ゴゴゴゴゴ
C.C.「本当にあるのか、そんなもの」
藤堂「愚問だな、日本人なら惹かれる事請け合いの策だ!!」ニィッ!
扇「そ、その策とは!?」
ゼロ「心して聞けッ!! 新たに全年齢に訴求する策、それはッ!!」ブワサッ!
ゼロ・藤堂「「アイドルだっ!!!!」」
一同「「「「……はい!?」」」」
カレン「あ、はい……年齢や性別関係なしで、体で直接覚える形でなお且つ恥ずかしくない、でしたよね?」
藤堂「見事な回答だ、紅月」
ゼロ「その答えの一つが体操だったわけだが、残念ながら朝の体操では若年層の心を掴むに至らなかった」
南「じゃあ今度は若年層も取り込むってわけか!?」
ゼロ「その通り……若年層をメインターゲットとしつつ、その実全ての年齢層に訴えかけるもう一つの策!!」ゴゴゴゴゴ
C.C.「本当にあるのか、そんなもの」
藤堂「愚問だな、日本人なら惹かれる事請け合いの策だ!!」ニィッ!
扇「そ、その策とは!?」
ゼロ「心して聞けッ!! 新たに全年齢に訴求する策、それはッ!!」ブワサッ!
ゼロ・藤堂「「アイドルだっ!!!!」」
一同「「「「……はい!?」」」」
110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 05:19:36.52 ID:2tCnu24C0
カレン「いやアイドルって、いきなり何言ってんですか!?」
ゼロ「日本人は皆すべからくアイドル―――偶像というものが大好きだ。藤堂の言によりこれはハッキリしている」
藤堂「そう、アイドルというものは人の心を熱狂させる。私もかつてどれほどのアイドルを追っかけたかわからんほどだ」
ゼロ「そして昨今のアイドルはただ歌うだけではない、歌って踊れるのが主流だ」
藤堂「そのダンスの中にゼロのポージングを織り込めば、さぁどうなると思う!」
南「そうか……そのアイドルが魅力的であればあるほど注目し、自然と目は向かう!」ガタッ
扇「見ているうちに振りを覚え、いつしか自分でもやりたいと思うほどになる!」ガタッ
玉城「んで覚えた振りは実はゼロのポーズってわけか! さすがだぜゼロぉ!」ガタッ
ゼロ「そう、近年ではカラオケで振り付きで歌う輩も数多い。中には女性アイドルの曲を振り付きで歌う男性もいるほどだ」
藤堂「つまりだ。我々から皆の目を引くアイドルをプロデュースし、ゼロのポーズを織り込んだダンスを踊りながら歌えば!!」
男達「「「国民総ゼロ化も間違いなし!!」」」
ディートハルト「どころか、PVを国内外に流す事によって世界規模で巻き込む事ができるかもしれませんよ?」
ゼロ「フハハハハハ、夢が広がるではないか!!」
ゼロ「日本人は皆すべからくアイドル―――偶像というものが大好きだ。藤堂の言によりこれはハッキリしている」
藤堂「そう、アイドルというものは人の心を熱狂させる。私もかつてどれほどのアイドルを追っかけたかわからんほどだ」
ゼロ「そして昨今のアイドルはただ歌うだけではない、歌って踊れるのが主流だ」
藤堂「そのダンスの中にゼロのポージングを織り込めば、さぁどうなると思う!」
南「そうか……そのアイドルが魅力的であればあるほど注目し、自然と目は向かう!」ガタッ
扇「見ているうちに振りを覚え、いつしか自分でもやりたいと思うほどになる!」ガタッ
玉城「んで覚えた振りは実はゼロのポーズってわけか! さすがだぜゼロぉ!」ガタッ
ゼロ「そう、近年ではカラオケで振り付きで歌う輩も数多い。中には女性アイドルの曲を振り付きで歌う男性もいるほどだ」
藤堂「つまりだ。我々から皆の目を引くアイドルをプロデュースし、ゼロのポーズを織り込んだダンスを踊りながら歌えば!!」
男達「「「国民総ゼロ化も間違いなし!!」」」
ディートハルト「どころか、PVを国内外に流す事によって世界規模で巻き込む事ができるかもしれませんよ?」
ゼロ「フハハハハハ、夢が広がるではないか!!」
114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 05:26:12.60 ID:2tCnu24C0
玉城「んでよぉ、実際誰がアイドルなんてやんだよ? 俺ぁそんな柄じゃねぇぜ?」
ゼロ「そんな事はわかっている。すでに候補にも目星はつけている」
藤堂「ほう、そこまでは聞いてなかったが」
神楽耶「まずはゼロ様にその候補を発表していただきましょう?」
ゼロ「ああ、では発表する……カレン!!」ビシィッ!
カレン「え!?」
ゼロ「このゼロが命じる! 我ら黒の騎士団プロデュースのアイドルとなりたまえ!」ババッ!
ゼロ「そんな事はわかっている。すでに候補にも目星はつけている」
藤堂「ほう、そこまでは聞いてなかったが」
神楽耶「まずはゼロ様にその候補を発表していただきましょう?」
ゼロ「ああ、では発表する……カレン!!」ビシィッ!
カレン「え!?」
ゼロ「このゼロが命じる! 我ら黒の騎士団プロデュースのアイドルとなりたまえ!」ババッ!
117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 05:33:15.98 ID:2tCnu24C0
C.C.「ほう? 思いきったな」
カレン「ちょ、ちょっと! なんであたしなんですか! 千葉さんたちだっているのに……」
ゼロ「カレン。君に自覚があるかどうかは別にして、君の容姿は間違いなく黒の騎士団……いや、合衆国日本中でもトップクラスだ」
ゼロ「整った顔立ち、魅惑的なプロポーション、アイドルとして全く申し分ないと思うがな」
カレン「え? そ、そんな……って、そうじゃなくって! あたしはゼロの親衛隊隊長だし―――」
ゼロ「加えて! 私を助け出してくれた時などに見せた高い身体能力! 激しいダンスでも問題なかろう」
ゼロ「心配いらない、私が―――私達が全力で君をスターにしてみせる!! そうだろう、藤堂!!」バッ!
藤堂「フ……ゼロよ、目の着けどころがいいな」ニィッ
ゼロ「フッ、カレンのことはちゃんと見ているからな」
藤堂「だがまだ甘い!!」
ゼロ「!?」
カレン「ちょ、ちょっと! なんであたしなんですか! 千葉さんたちだっているのに……」
ゼロ「カレン。君に自覚があるかどうかは別にして、君の容姿は間違いなく黒の騎士団……いや、合衆国日本中でもトップクラスだ」
ゼロ「整った顔立ち、魅惑的なプロポーション、アイドルとして全く申し分ないと思うがな」
カレン「え? そ、そんな……って、そうじゃなくって! あたしはゼロの親衛隊隊長だし―――」
ゼロ「加えて! 私を助け出してくれた時などに見せた高い身体能力! 激しいダンスでも問題なかろう」
ゼロ「心配いらない、私が―――私達が全力で君をスターにしてみせる!! そうだろう、藤堂!!」バッ!
藤堂「フ……ゼロよ、目の着けどころがいいな」ニィッ
ゼロ「フッ、カレンのことはちゃんと見ているからな」
藤堂「だがまだ甘い!!」
ゼロ「!?」
119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 05:40:46.56 ID:2tCnu24C0
ゼロ「藤堂……一体この私の決断のどこに甘さがあるというのだ!?」
藤堂「紅月を選ぶのは必然といえる。彼女ほどうってつけな人材もいないだろう」
カレン「ホントに、あたし決定なわけ……?」
藤堂「だが今日び、ピンのアイドルのダンスだけで世を席捲できると思うのか?」
ゼロ「まさか藤堂、お前の考えているのは!!」
藤堂「フ!! さすがに察したか……そう、ユニットだ!!」
藤堂「一人より二人、二人より三人!! そしてどうせなら違うタイプの女子で編成する事で更なる効果促進が見込める!!」
ゼロ「お……おおぉ……!! これが、これこそが!! 奇跡の藤堂!!」
藤堂「よせ。わずかばかり長く生きてるだけだ、なんでもない」フッ
藤堂「紅月を選ぶのは必然といえる。彼女ほどうってつけな人材もいないだろう」
カレン「ホントに、あたし決定なわけ……?」
藤堂「だが今日び、ピンのアイドルのダンスだけで世を席捲できると思うのか?」
ゼロ「まさか藤堂、お前の考えているのは!!」
藤堂「フ!! さすがに察したか……そう、ユニットだ!!」
藤堂「一人より二人、二人より三人!! そしてどうせなら違うタイプの女子で編成する事で更なる効果促進が見込める!!」
ゼロ「お……おおぉ……!! これが、これこそが!! 奇跡の藤堂!!」
藤堂「よせ。わずかばかり長く生きてるだけだ、なんでもない」フッ
120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 05:51:25.24 ID:2tCnu24C0
ゼロ「ではカレンと共にユニットを組む者を選抜しないといけないな」フム
ラクシャータ「あたしパ~ス。ダンスするよりこーやってソファにお気楽してる方が性に合ってるしぃ」
藤堂「案ずるなラクシャータ。お前はアイドルよりセクシー女優という方がイメージに合っている」
ラクシャータ「ほめられてんのかしらぁ? でも夜はこーんな寝たきりじゃないわよぉ♪」ペロォリ
ゼロ「藤堂、頼れるお姉さんポジションで千葉はどうだ?」
藤堂「千葉にはゼロ体操のお姉さん役がある。それに新人アイドルとしては年齢的に問題ありだ、浮いてしまう」
ゼロ「そうか……むぅ」
神楽耶「あらー! でしたら私とカレンさんとC.C.さんでいいんじゃないかしら?」
ゼロ「何っ!?」
神楽耶「ほら、ゼロ様を支える三人官女ですし♪」
藤堂「ほう? いつの間にか既にユニットが出来ていたのか」ニィ
C.C.「……ほう?」
ラクシャータ「あたしパ~ス。ダンスするよりこーやってソファにお気楽してる方が性に合ってるしぃ」
藤堂「案ずるなラクシャータ。お前はアイドルよりセクシー女優という方がイメージに合っている」
ラクシャータ「ほめられてんのかしらぁ? でも夜はこーんな寝たきりじゃないわよぉ♪」ペロォリ
ゼロ「藤堂、頼れるお姉さんポジションで千葉はどうだ?」
藤堂「千葉にはゼロ体操のお姉さん役がある。それに新人アイドルとしては年齢的に問題ありだ、浮いてしまう」
ゼロ「そうか……むぅ」
神楽耶「あらー! でしたら私とカレンさんとC.C.さんでいいんじゃないかしら?」
ゼロ「何っ!?」
神楽耶「ほら、ゼロ様を支える三人官女ですし♪」
藤堂「ほう? いつの間にか既にユニットが出来ていたのか」ニィ
C.C.「……ほう?」
121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 06:03:04.10 ID:2tCnu24C0
ゼロ「いやだが、ちょっと待て」
C.C.「私は別に構わんぞ? これでも歌は自信アリでな」クスッ
藤堂「編成としてもバッチリだ。ハーフで活発な正統派美人の紅月、純日本人でちょっとわがままな口リ系の神楽耶様、国籍不明で意地悪工口スなお姉さんのC.C.!! 人数は押さえ目でもこれは売れる!!」
神楽耶「でしょー?」
カレン「……やっぱりもう、後戻り効かない感じ?」
ゼロ「確かに売れるかもしれんが……えぇいC.C.! ちょっとこっち来い!」ズカズカ
C.C.「強引だなぁ、キスの一つもしてくれるのかな? ふふっ」
カレン(まーた二人だけで話しこむー……)ジトーッ
C.C.「私は別に構わんぞ? これでも歌は自信アリでな」クスッ
藤堂「編成としてもバッチリだ。ハーフで活発な正統派美人の紅月、純日本人でちょっとわがままな口リ系の神楽耶様、国籍不明で意地悪工口スなお姉さんのC.C.!! 人数は押さえ目でもこれは売れる!!」
神楽耶「でしょー?」
カレン「……やっぱりもう、後戻り効かない感じ?」
ゼロ「確かに売れるかもしれんが……えぇいC.C.! ちょっとこっち来い!」ズカズカ
C.C.「強引だなぁ、キスの一つもしてくれるのかな? ふふっ」
カレン(まーた二人だけで話しこむー……)ジトーッ
124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 06:15:09.67 ID:2tCnu24C0
ゼロ「(おいC.C.! お前わかって言ってるのか!?)」ヒソヒソ
C.C.「(私だって女の子だ。アイドルというものに対する憧れくらいなくもないぞ?)」ヒソヒソ
ゼロ「(女の子って歳でもないくせに……って違う!)」ヒソヒソ
ゼロ「(さっき言ったろうが、PVは世界規模で流す予定なんだ! 皇帝や嚮団にバレるだろうがぁっ!)」ヒソヒソ
C.C.「(目はカラーコンタクトで誤魔化せばいい。髪は染めるなりヅラ被るなり、最悪ヘアスタイル変えるだけでも充分だ)」ヒソヒソ
ゼロ「(名前はどうする! アイドルの名前じゃないだろ、さっき言ったようにバレるし!)」ヒソヒソ
C.C.「(そんなもん偽名で充分通る。そうだなぁ、クリスティナ・シエラなんてどうだ? ふふっ)」ヒソヒソ
ゼロ「(くぅっ……仕方ない、珍しくやる気のようだし承諾してやる! ただし絶対バレるなよ!)」ヒソヒソ
C.C.「(安心しろ、私を誰だと思ってる? C.C.だぞ)」ヒソヒソ
ゼロ「(……もういい、向こうに戻るぞ。参加の方向で話を進める)」ヒソヒソ
C.C.「(私だって女の子だ。アイドルというものに対する憧れくらいなくもないぞ?)」ヒソヒソ
ゼロ「(女の子って歳でもないくせに……って違う!)」ヒソヒソ
ゼロ「(さっき言ったろうが、PVは世界規模で流す予定なんだ! 皇帝や嚮団にバレるだろうがぁっ!)」ヒソヒソ
C.C.「(目はカラーコンタクトで誤魔化せばいい。髪は染めるなりヅラ被るなり、最悪ヘアスタイル変えるだけでも充分だ)」ヒソヒソ
ゼロ「(名前はどうする! アイドルの名前じゃないだろ、さっき言ったようにバレるし!)」ヒソヒソ
C.C.「(そんなもん偽名で充分通る。そうだなぁ、クリスティナ・シエラなんてどうだ? ふふっ)」ヒソヒソ
ゼロ「(くぅっ……仕方ない、珍しくやる気のようだし承諾してやる! ただし絶対バレるなよ!)」ヒソヒソ
C.C.「(安心しろ、私を誰だと思ってる? C.C.だぞ)」ヒソヒソ
ゼロ「(……もういい、向こうに戻るぞ。参加の方向で話を進める)」ヒソヒソ
125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 06:29:19.22 ID:2tCnu24C0
ゼロ「……すまない。C.C.も参加するという事で問題ない」
C.C.「アイドルの時はクリスティナ・シエラと名乗らせてもらう。うっかりC.C.と呼んでくれるなよ」
神楽耶「確かにイニシャルはC.C.になりますわね……これが本名ですの?」
C.C.「さぁな? 秘密だよ、お嬢ちゃん」クスッ
カレン「C.C.が入るんじゃ負けるわけにいかないわね……いいわ、やってやるわよ!」
藤堂「私の構想では紅月と神楽耶様の2トップでいくつもりだったが、これは予想以上だな……フフフ、私の胸も熱くなってきたぞ」
ゼロ「藤堂、人数を補うべくバックダンサーを付けるのはどうだ?」
藤堂「ほう?……なるほど、奴らか」
ゼロ「察しが早くて助かる。そうだ、オペレーター3人娘をバックに付ける!」
藤堂「ふむ、バックで経験を積みいずれは世代交代というのもありかもしれんな」
ゼロ「そうだ、そしてメイン3人も追い越されまいとする結果競争心が生まれる! その行く先は更なる未来を生む!」
藤堂「そしてゆくゆくはソロデビューも考え得る……ゼロよ、完璧だな」
ゼロ「ああ! 藤堂、お前がいてくれた事に心から感謝する!!」
ガシィッ!!(握手)
C.C.「アイドルの時はクリスティナ・シエラと名乗らせてもらう。うっかりC.C.と呼んでくれるなよ」
神楽耶「確かにイニシャルはC.C.になりますわね……これが本名ですの?」
C.C.「さぁな? 秘密だよ、お嬢ちゃん」クスッ
カレン「C.C.が入るんじゃ負けるわけにいかないわね……いいわ、やってやるわよ!」
藤堂「私の構想では紅月と神楽耶様の2トップでいくつもりだったが、これは予想以上だな……フフフ、私の胸も熱くなってきたぞ」
ゼロ「藤堂、人数を補うべくバックダンサーを付けるのはどうだ?」
藤堂「ほう?……なるほど、奴らか」
ゼロ「察しが早くて助かる。そうだ、オペレーター3人娘をバックに付ける!」
藤堂「ふむ、バックで経験を積みいずれは世代交代というのもありかもしれんな」
ゼロ「そうだ、そしてメイン3人も追い越されまいとする結果競争心が生まれる! その行く先は更なる未来を生む!」
藤堂「そしてゆくゆくはソロデビューも考え得る……ゼロよ、完璧だな」
ゼロ「ああ! 藤堂、お前がいてくれた事に心から感謝する!!」
ガシィッ!!(握手)
131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 06:44:16.38 ID:2tCnu24C0
カレン「あ、そういえば」
ゼロ「どうした、カレン?」
カレン「ユニット名、どうするんですか?」
藤堂「そのまま三人官女でいいとも思うがな」
ゼロ「それに加えてバックのオペレーター3人か……むぅ」
ラクシャータ「せっかくだし公募したほうがいいんじゃなぁい?」
神楽耶「何かいいアイデアが出るかもしれませんしね♪」
C.C.「まぁ、たまにはそういうのもいいだろうさ」
ゼロ「よし! では>>140まででユニット名を公募する!」
ゼロ「そこまでにカッコいいものがあれば採用だ、なければそのまま三人官女! さぁ諸君、悩むがいい!!」
ゼロ「どうした、カレン?」
カレン「ユニット名、どうするんですか?」
藤堂「そのまま三人官女でいいとも思うがな」
ゼロ「それに加えてバックのオペレーター3人か……むぅ」
ラクシャータ「せっかくだし公募したほうがいいんじゃなぁい?」
神楽耶「何かいいアイデアが出るかもしれませんしね♪」
C.C.「まぁ、たまにはそういうのもいいだろうさ」
ゼロ「よし! では>>140まででユニット名を公募する!」
ゼロ「そこまでにカッコいいものがあれば採用だ、なければそのまま三人官女! さぁ諸君、悩むがいい!!」
132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 06:45:08.54 ID:xvo7cRcL0
オノイゼル
133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 06:49:06.10 ID:Wk1BT+/Y0
ゼロ様ラブ♥LOVE親衛隊
134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 06:50:51.77 ID:AbmwSN460
000(オーズ)
137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 07:21:18.05 ID:g5m4KW7R0
ゼロの使い魔
138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 07:23:17.71 ID:4fQyyX/20
グラストンナイツ
140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 07:36:11.62 ID:Wk1BT+/Y0
チームオ*ペット
142: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 07:45:09.04 ID:2tCnu24C0
ゼロ「ではそろそろ開票するか……どれどれ」ガサゴソ
藤堂「何々……まずはオノイゼル、か。これはなんとなく避けた方がよさそうだな」
神楽耶「こっちはゼロ様ラブ♥LOVE親衛隊ですね……そのまんまですが、私はいいと思いますわ」
C.C.「冗談よしてくれ。次……000(オーズ)か。特撮みたいだな」
カレン「これは……ゼロの使い魔って、こんなタイトルなかったっけ?」
ラクシャータ「グラストンナイツだってぇ……さすがにマズイでしょぉ、これぇ」
ゼロ「最後の一つは……っ!? き、却下だ! こんなものぉっ!!」
C.C.(さすがにDT坊やにはこたえたらしいな)
神楽耶「どうします?」
ゼロ「……当初の予定通り、三人官女が一番よさそうだな。投稿者達には申し訳ないが、これで決定だ」
藤堂「何々……まずはオノイゼル、か。これはなんとなく避けた方がよさそうだな」
神楽耶「こっちはゼロ様ラブ♥LOVE親衛隊ですね……そのまんまですが、私はいいと思いますわ」
C.C.「冗談よしてくれ。次……000(オーズ)か。特撮みたいだな」
カレン「これは……ゼロの使い魔って、こんなタイトルなかったっけ?」
ラクシャータ「グラストンナイツだってぇ……さすがにマズイでしょぉ、これぇ」
ゼロ「最後の一つは……っ!? き、却下だ! こんなものぉっ!!」
C.C.(さすがにDT坊やにはこたえたらしいな)
神楽耶「どうします?」
ゼロ「……当初の予定通り、三人官女が一番よさそうだな。投稿者達には申し訳ないが、これで決定だ」
145: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 08:01:53.52 ID:2tCnu24C0
神楽耶「でもそれだとバックの子達が可愛そうじゃありません?」
藤堂「ならば三人官女withラブリー☆オペレーターズとかどうだ?」
カレン「藤堂さん、それだとバックの方が豪華になってます……」
ゼロ「三人官女のみで充分だろう。バックダンサーとはメインの引き立て役に過ぎない」
C.C.「なかなか酷い言い草じゃないか」
ゼロ「違うな、間違っているぞ。自分もその輪に加わりたいという想いが競争心を呼び覚まし、また新たなステップを踏めるのだ」
藤堂「ゼロ……わかっているじゃないか」
ゼロ「よし! ならばあとは曲とダンスの練習だ!」
藤堂「私は振り付け指導と衣装のデザインを行う。そのデザインを元に千葉が衣装を作ってくれるだろう」
ラクシャータ「舞台装置とかはまかせてくれちゃっていいわよぉ☆」
ゼロ「フフフハハハハ……いいぞ、順調だ! では、三人官女、始動っ!!」ブワサッ!
藤堂「ならば三人官女withラブリー☆オペレーターズとかどうだ?」
カレン「藤堂さん、それだとバックの方が豪華になってます……」
ゼロ「三人官女のみで充分だろう。バックダンサーとはメインの引き立て役に過ぎない」
C.C.「なかなか酷い言い草じゃないか」
ゼロ「違うな、間違っているぞ。自分もその輪に加わりたいという想いが競争心を呼び覚まし、また新たなステップを踏めるのだ」
藤堂「ゼロ……わかっているじゃないか」
ゼロ「よし! ならばあとは曲とダンスの練習だ!」
藤堂「私は振り付け指導と衣装のデザインを行う。そのデザインを元に千葉が衣装を作ってくれるだろう」
ラクシャータ「舞台装置とかはまかせてくれちゃっていいわよぉ☆」
ゼロ「フフフハハハハ……いいぞ、順調だ! では、三人官女、始動っ!!」ブワサッ!
148: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 08:14:06.17 ID:2tCnu24C0
―2週間後―
―――蓬莱島・特設会場―――
ゼロ「さすがだなディートハルト。この会場を埋め尽くすだけの観客を集めるとは」
ディートハルト「いえいえ、これもゼロのカリスマのなせる業です」
藤堂「彼女ら自身の努力もあるさ……お前達! 準備はいいかっ!」
3人「「「はいっ!!」」」
ラクシャータ「演出はさっきアンチョコ渡した通りだから、タイミングずれないよう気ぃつけてねぇ~」
藤堂「ゼロ、何か言ってやる事はあるか?」
ゼロ「そうだな……これまで長い間、この記念すべきデビューの日のためによく地獄の特訓に耐えてくれた」
ゼロ「歌もダンスも、これほどまでに短時間で完璧に仕上がるとは思っていなかった。君達の努力の賜物だ」
ゼロ「これ以上私から言う事も特にないだろう。君達の努力の結果を国民に見せ付けてやれ!!」
―――蓬莱島・特設会場―――
ゼロ「さすがだなディートハルト。この会場を埋め尽くすだけの観客を集めるとは」
ディートハルト「いえいえ、これもゼロのカリスマのなせる業です」
藤堂「彼女ら自身の努力もあるさ……お前達! 準備はいいかっ!」
3人「「「はいっ!!」」」
ラクシャータ「演出はさっきアンチョコ渡した通りだから、タイミングずれないよう気ぃつけてねぇ~」
藤堂「ゼロ、何か言ってやる事はあるか?」
ゼロ「そうだな……これまで長い間、この記念すべきデビューの日のためによく地獄の特訓に耐えてくれた」
ゼロ「歌もダンスも、これほどまでに短時間で完璧に仕上がるとは思っていなかった。君達の努力の賜物だ」
ゼロ「これ以上私から言う事も特にないだろう。君達の努力の結果を国民に見せ付けてやれ!!」
150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 08:21:13.15 ID:2tCnu24C0
ゼロ「では私の開会宣言もある事だし、いくぞ君達!!」バサァッ!
藤堂「よし、行って来い!」
ゼロ「!……そうだ、カレン」クルリ
カレン「え? あ、はい!」
ゼロ「立ち位置上では君がセンターだ。気張り過ぎる事はないが、二人を引っ張るつもりで存分に力を振るえ!」
カレン「……わかってます、リーダー張らせてもらいます!」
ゼロ「その意気だ……それと」
ゼロ「(その衣装、よく似合っている)」ボソッ
カレン「! ばっ……」
C.C.「おやおや、これはしくじれないなぁ?」
神楽耶「なんにせよ、折角だし楽しんでいきましょう?」
ゼロ「では改めて、行くぞぉっ!!」バサッ!
藤堂「よし、行って来い!」
ゼロ「!……そうだ、カレン」クルリ
カレン「え? あ、はい!」
ゼロ「立ち位置上では君がセンターだ。気張り過ぎる事はないが、二人を引っ張るつもりで存分に力を振るえ!」
カレン「……わかってます、リーダー張らせてもらいます!」
ゼロ「その意気だ……それと」
ゼロ「(その衣装、よく似合っている)」ボソッ
カレン「! ばっ……」
C.C.「おやおや、これはしくじれないなぁ?」
神楽耶「なんにせよ、折角だし楽しんでいきましょう?」
ゼロ「では改めて、行くぞぉっ!!」バサッ!
154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 08:37:37.36 ID:2tCnu24C0
ゼロ「ご来場の諸君! 長らくお待たせしてすまない」
ゼロ「予告していた通り、これより! 我が黒の騎士団プロデュースによるアイドルユニット、三人官女のデビューコンサートを開催する!」
ゼロ「ではメインメンバーを紹介しよう! まずはセンターを勤める、黒の騎士団の切り込み隊長!」
ゼロ「見目麗しき姿だが、戦場では紅蓮を駆って血路を開く! 歌って踊れて戦うアイドル、紅の戦乙女・紅月カレン!!」バッ!
カレン「みんな今日はよろしくーーーっ!!」
ゼロ「続いてぇ! 我ら合衆国日本の代表でありながら、その歌声で心を照らす!」
ゼロ「体は小さくても器は大きい、ちょっとやんちゃな幼き女神、皇神楽耶ぁ!!」
神楽耶「楽しんでって下さいね~~♪」
ゼロ「そしてぇ! 私の傍らにコイツあり! 一体お前はどこから来たんだ!?」
ゼロ「風の吹くままピザ香るまま、今日は何をやらかすか!? 謎に満ちたミス・ピッツァ、クリスティナ・シエラァーッ!!」
C.C.「ピザの差し入れならいつでも歓迎だぞ?」
ゼロ「彼女ら3人が集まって、チーム三人官女だ!! ―――では聴いて頂こう!!」
ゼロ「彼女らのデビュー曲……colors!!」
――ワァーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!――
ゼロ「予告していた通り、これより! 我が黒の騎士団プロデュースによるアイドルユニット、三人官女のデビューコンサートを開催する!」
ゼロ「ではメインメンバーを紹介しよう! まずはセンターを勤める、黒の騎士団の切り込み隊長!」
ゼロ「見目麗しき姿だが、戦場では紅蓮を駆って血路を開く! 歌って踊れて戦うアイドル、紅の戦乙女・紅月カレン!!」バッ!
カレン「みんな今日はよろしくーーーっ!!」
ゼロ「続いてぇ! 我ら合衆国日本の代表でありながら、その歌声で心を照らす!」
ゼロ「体は小さくても器は大きい、ちょっとやんちゃな幼き女神、皇神楽耶ぁ!!」
神楽耶「楽しんでって下さいね~~♪」
ゼロ「そしてぇ! 私の傍らにコイツあり! 一体お前はどこから来たんだ!?」
ゼロ「風の吹くままピザ香るまま、今日は何をやらかすか!? 謎に満ちたミス・ピッツァ、クリスティナ・シエラァーッ!!」
C.C.「ピザの差し入れならいつでも歓迎だぞ?」
ゼロ「彼女ら3人が集まって、チーム三人官女だ!! ―――では聴いて頂こう!!」
ゼロ「彼女らのデビュー曲……colors!!」
――ワァーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!――
155: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 08:50:05.52 ID:2tCnu24C0
―――数日後・アッシュフォード学園 生徒会室―――
ミレイ「ねぇルルーシュ~、これ知ってる?」ホレッ
ルルーシュ「学校で何を見て……って、ああ。黒の騎士団の」
ミレイ「カレンったらいつの間にかアイドルなんてやってたみたいね~、頑張ってるようで安心したわ♪」
リヴァル「だめっすよ会長~、こいつこーいうの興味ない奴だから」
ルルーシュ「俺だって知った顔だしちゃんと見たよ。まぁ、元気そうで何よりだ」
ミレイ「ってかすっごいダンスよね~……そのくせこんなミニなのにちゃんと中は見えないギリギリ保ってるし」
リヴァル「結構可愛い衣装だよな~、どう思いますかね、センセーは?」
ルルーシュ「……馬子にも衣装だな」
シャーリー「も~、ルルったらすぐそういう事言う! ほんっとカレンには冷たいよねー」
ミレイ「あれ~、シャーリー知らない? ルルーシュがこういう事いうのはねぇ、ホントは褒めてるって事よ♪」
シャーリー「え!? や、やっぱりルルとカレンって……」
ルルーシュ「会長もそういう冗談はやめて下さいよ、全く」
リヴァル「ん~、俺としてはこのクリスって姐さん、いいな~……」
ミレイ「ねぇルルーシュ~、これ知ってる?」ホレッ
ルルーシュ「学校で何を見て……って、ああ。黒の騎士団の」
ミレイ「カレンったらいつの間にかアイドルなんてやってたみたいね~、頑張ってるようで安心したわ♪」
リヴァル「だめっすよ会長~、こいつこーいうの興味ない奴だから」
ルルーシュ「俺だって知った顔だしちゃんと見たよ。まぁ、元気そうで何よりだ」
ミレイ「ってかすっごいダンスよね~……そのくせこんなミニなのにちゃんと中は見えないギリギリ保ってるし」
リヴァル「結構可愛い衣装だよな~、どう思いますかね、センセーは?」
ルルーシュ「……馬子にも衣装だな」
シャーリー「も~、ルルったらすぐそういう事言う! ほんっとカレンには冷たいよねー」
ミレイ「あれ~、シャーリー知らない? ルルーシュがこういう事いうのはねぇ、ホントは褒めてるって事よ♪」
シャーリー「え!? や、やっぱりルルとカレンって……」
ルルーシュ「会長もそういう冗談はやめて下さいよ、全く」
リヴァル「ん~、俺としてはこのクリスって姐さん、いいな~……」
157: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 08:58:13.83 ID:2tCnu24C0
ミレイ「へー、リヴァルってばそういうお姉さん好きなんだぁ? まぁ応援したげるから、ガンバレ青少年」
リヴァル「え゛!? い、いやそういうんじゃないっすよ会長ぉ~」
シャーリー「会長! このカレン達みたいな衣装って用意できますか!?」
ミレイ「え? あー、まぁ似たようなのはあるかもだけど」
シャーリー「ないなら私が作るから、私達もやりましょ、このダンス!」
ルルーシュ「……ほぅ?」
ミレイ「ちょ、シャーリーってばちょっとタンマ! どったのよいきなり……って、はっはぁ~♪」
ガラッ
ヴィレッタ「おいお前ら、騒がしいぞ! 生徒会としての自覚が欠けてるんじゃ……」
ミレイ「(ピコーン)うん、いいわね~! じゃヴィレッタ先生も一緒にやりましょっか♪」
シャーリー「ヴィレッタ先生! 私達と一緒にアイドルやりましょう! 歌って踊れるアイドル!!」
ヴィレッタ「はぁ!?」
リヴァル「え゛!? い、いやそういうんじゃないっすよ会長ぉ~」
シャーリー「会長! このカレン達みたいな衣装って用意できますか!?」
ミレイ「え? あー、まぁ似たようなのはあるかもだけど」
シャーリー「ないなら私が作るから、私達もやりましょ、このダンス!」
ルルーシュ「……ほぅ?」
ミレイ「ちょ、シャーリーってばちょっとタンマ! どったのよいきなり……って、はっはぁ~♪」
ガラッ
ヴィレッタ「おいお前ら、騒がしいぞ! 生徒会としての自覚が欠けてるんじゃ……」
ミレイ「(ピコーン)うん、いいわね~! じゃヴィレッタ先生も一緒にやりましょっか♪」
シャーリー「ヴィレッタ先生! 私達と一緒にアイドルやりましょう! 歌って踊れるアイドル!!」
ヴィレッタ「はぁ!?」
160: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 09:04:34.45 ID:2tCnu24C0
ミレイ「というわけでここからは女同士の大事な話だから、男の子は出てってねー♪ もう今日は直帰していいから♪」
ヴィレッタ「おい待て! 一体何が―――」
シャーリー「大丈夫です、悪いようにはしませんから!!」ガシッ
ヴィレッタ「え!? おいこら、何をするシャーリー!!」ジタバタ
プシューッ(LOCK)
リヴァル「ホントに、追い出されちまった……」
ルルーシュ「いつもながら強引だな、ホント……」
スザク「あれ? どうしたんだい二人とも」
ルルーシュ「スザク。いや実は―――」
ヴィレッタ「おい待て! 一体何が―――」
シャーリー「大丈夫です、悪いようにはしませんから!!」ガシッ
ヴィレッタ「え!? おいこら、何をするシャーリー!!」ジタバタ
プシューッ(LOCK)
リヴァル「ホントに、追い出されちまった……」
ルルーシュ「いつもながら強引だな、ホント……」
スザク「あれ? どうしたんだい二人とも」
ルルーシュ「スザク。いや実は―――」
161: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 09:17:36.85 ID:2tCnu24C0
スザク「アイドルやりたいからって追い出されたって?」
ルルーシュ「ああ。カレン達のPV見て火がついたらしい」
リヴァル「クラスの奴らも食いいる様に見てたしな! もう国とか組織関係なく、アイドルとして認知されてる感じだぜ?」
ルルーシュ「そうだな。平和になったら、色眼鏡なしで受け入れてもらえるかもな」
スザク「ルルーシュ、君は―――」
ルルーシュ「……さっきから変だぞ、どうしたんだよスザク?」
スザク「……いや、なんでもない」
リヴァル「っつーかスザクはこのPV知らねーわけ?」
スザク「一応僕も見た。ナナリー総督が興味を持たれたからね」
ルルーシュ(ナナリーが!?)
スザク「総督の目が見えなくてよかったと思う。あんな派手で卑猥なダンス、教育上よろしくない! 即刻配信停止すべきだ!」
リヴァル「お前相変わらずかったいねぇ……」
ルルーシュ(スザク……やはり今のお前は俺の敵だぁっ!!)
ルルーシュ「ああ。カレン達のPV見て火がついたらしい」
リヴァル「クラスの奴らも食いいる様に見てたしな! もう国とか組織関係なく、アイドルとして認知されてる感じだぜ?」
ルルーシュ「そうだな。平和になったら、色眼鏡なしで受け入れてもらえるかもな」
スザク「ルルーシュ、君は―――」
ルルーシュ「……さっきから変だぞ、どうしたんだよスザク?」
スザク「……いや、なんでもない」
リヴァル「っつーかスザクはこのPV知らねーわけ?」
スザク「一応僕も見た。ナナリー総督が興味を持たれたからね」
ルルーシュ(ナナリーが!?)
スザク「総督の目が見えなくてよかったと思う。あんな派手で卑猥なダンス、教育上よろしくない! 即刻配信停止すべきだ!」
リヴァル「お前相変わらずかったいねぇ……」
ルルーシュ(スザク……やはり今のお前は俺の敵だぁっ!!)
164: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 09:25:48.84 ID:2tCnu24C0
―――この間、生徒会室内では―――
ヴィレッタ「センターはやはり私だな。引率者がリーダーだろ、当然だよな?」
シャーリー「嫌です! センターは私がやるのぉ!」
ミレイ「さーてシャーリー、理由をどうぞぉ?」
シャーリー「私もカレンみたいに、ルルに『馬子にも衣装』って言われたい~!」
ヴィレッタ「シャーリーお前、その言葉意味わかっていってるのか!?」
ミレイ「やっぱりねー……まぁ私はクリスティナってお姉さんのポジかな~やっぱり」
シャーリー「じゃあヴィレッタ先生があの神楽耶って子のポジション! 決定!」
ヴィレッタ「ちょっと待て! なんで一番年上の私が幼女ポジなんだぁ! ちゃんと考えろお前らぁ!」
シャーリー「ダメです、もう決定! 私はルルに『馬子にも衣装』って言ってもらうのぉ!!」
―――以降、下校時間までドタバタ繰り返し―――
ヴィレッタ「センターはやはり私だな。引率者がリーダーだろ、当然だよな?」
シャーリー「嫌です! センターは私がやるのぉ!」
ミレイ「さーてシャーリー、理由をどうぞぉ?」
シャーリー「私もカレンみたいに、ルルに『馬子にも衣装』って言われたい~!」
ヴィレッタ「シャーリーお前、その言葉意味わかっていってるのか!?」
ミレイ「やっぱりねー……まぁ私はクリスティナってお姉さんのポジかな~やっぱり」
シャーリー「じゃあヴィレッタ先生があの神楽耶って子のポジション! 決定!」
ヴィレッタ「ちょっと待て! なんで一番年上の私が幼女ポジなんだぁ! ちゃんと考えろお前らぁ!」
シャーリー「ダメです、もう決定! 私はルルに『馬子にも衣装』って言ってもらうのぉ!!」
―――以降、下校時間までドタバタ繰り返し―――
167: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 09:40:17.12 ID:2tCnu24C0
―――再び男共サイド―――
ロロ「あれ? 兄さん、生徒会は?」
ルルーシュ「今日はなしになったんだよ。さ、帰るぞ」
リヴァル「なぁルルーシュ、久々に賭けチェスいかねぇ?」
ルルーシュ「悪いが予定もあるんだ。それに、そこでコワ~イ軍人さんが目光らせてるぞ?」
スザク「リヴァル、やはり高校生が賭け事はよくない!」
リヴァル「うげ……た、退散~! また明日な、ルルーシュ~!」スタコラ
ルルーシュ「まったく……」
スザク「ルルーシュ。いくらアイドルデビューしても、今のカレンは犯罪者だ」
ルルーシュ「……そう、だな」
スザク「戦いもそうだし、あんなダンスの被害者を増やさないためにも、僕は彼女達を潰すよ」
ルルーシュ「お前、何言って―――」
スザク「そうさ、ラウンズ全員でアイドルデビューすれば、三人官女なんて敵じゃない!!」
ルルーシュ「……は?」
ロロ「あれ? 兄さん、生徒会は?」
ルルーシュ「今日はなしになったんだよ。さ、帰るぞ」
リヴァル「なぁルルーシュ、久々に賭けチェスいかねぇ?」
ルルーシュ「悪いが予定もあるんだ。それに、そこでコワ~イ軍人さんが目光らせてるぞ?」
スザク「リヴァル、やはり高校生が賭け事はよくない!」
リヴァル「うげ……た、退散~! また明日な、ルルーシュ~!」スタコラ
ルルーシュ「まったく……」
スザク「ルルーシュ。いくらアイドルデビューしても、今のカレンは犯罪者だ」
ルルーシュ「……そう、だな」
スザク「戦いもそうだし、あんなダンスの被害者を増やさないためにも、僕は彼女達を潰すよ」
ルルーシュ「お前、何言って―――」
スザク「そうさ、ラウンズ全員でアイドルデビューすれば、三人官女なんて敵じゃない!!」
ルルーシュ「……は?」
168: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 09:47:11.16 ID:2tCnu24C0
スザク「聞こえなかったかい? ナイトオブラウンズ全員をアイドルとしてデビューさせようと―――」
ルルーシュ「スザク、さすがにどうかしてると思うぞ。仕事しろと一喝されて終わりだろう」
スザク「だけど―――」
ルルーシュ「カレンにはカレンの、お前にはお前が進むべき道がある。それでいいじゃないか」
ルルーシュ「話はここまでだ。じゃ、また明日な」スタスタ
スザク(ルルーシュ……!)
ロロ「ねえ兄さん、僕もあのアイドルみたいなダンスすればいいの?」
ルルーシュ「いや、お前にはそういうのは求めてないよ」
ロロ「じゃあどんなことすれば兄さんは嬉しい?」
ルルーシュ「そうだな……適当な格好でひたすら匍匐前身でもしてればいいよ」
ロロ「」
ルルーシュ「冗談だよ、冗談」
ルルーシュ「スザク、さすがにどうかしてると思うぞ。仕事しろと一喝されて終わりだろう」
スザク「だけど―――」
ルルーシュ「カレンにはカレンの、お前にはお前が進むべき道がある。それでいいじゃないか」
ルルーシュ「話はここまでだ。じゃ、また明日な」スタスタ
スザク(ルルーシュ……!)
ロロ「ねえ兄さん、僕もあのアイドルみたいなダンスすればいいの?」
ルルーシュ「いや、お前にはそういうのは求めてないよ」
ロロ「じゃあどんなことすれば兄さんは嬉しい?」
ルルーシュ「そうだな……適当な格好でひたすら匍匐前身でもしてればいいよ」
ロロ「」
ルルーシュ「冗談だよ、冗談」
172: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 09:59:57.76 ID:2tCnu24C0
―――さらに数日後、斑鳩 ゼロ私室―――
プシューッ
カポッ
ルルーシュ「帰ったぞ」
C.C.「お帰り、坊や」
カレン「あんたがいない間こっちは大変だったわよぉ……」
ルルーシュ「藤堂から報告は聞いている。新曲も追加してのアンコールツアーやってたらしいな?」
カレン「そうそう、凄かったわよみんな、振りまで全部一緒にやってくれて」
C.C.「あの馬鹿な体操の成果もちゃ~んと出ていたらしいな。よかった、のか?」
ルルーシュ「全ては計算通り、予定に沿って進んだだけの事だ」ムフー
C.C.「予想通りの反応だな」
カレン「ったく、可愛くないわね~」
プシューッ
カポッ
ルルーシュ「帰ったぞ」
C.C.「お帰り、坊や」
カレン「あんたがいない間こっちは大変だったわよぉ……」
ルルーシュ「藤堂から報告は聞いている。新曲も追加してのアンコールツアーやってたらしいな?」
カレン「そうそう、凄かったわよみんな、振りまで全部一緒にやってくれて」
C.C.「あの馬鹿な体操の成果もちゃ~んと出ていたらしいな。よかった、のか?」
ルルーシュ「全ては計算通り、予定に沿って進んだだけの事だ」ムフー
C.C.「予想通りの反応だな」
カレン「ったく、可愛くないわね~」
175: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 10:07:53.70 ID:2tCnu24C0
ルルーシュ「アッシュフォードでもお前達の人気は上々だったぞ。早速シャーリーや会長が真似しようとしてたくらいだ」
カレン「っ……し、知り合いに見られたと思うとすっごく恥ずかしいんだけど……」
C.C.「その知り合い達にもあの恥ずかしいポーズが伝承されていくわけか。やれやれ、とんだ罪人だよ私達は」
ルルーシュ「みんながやってるなら恥ずかしくもないさ。少なくともカレン、そうやってソファの上でミニスカートで胡坐かくよりはマシだ。……見えてるぞ」
カレン「ふぁっ!? み、見ないでよヘン夕イ!!」バッ!
C.C.「おやおや、衣装褒められたのが嬉しくてサービスしたんじゃないのか?」
カレン「ち、違うってば! もう!」
カレン「っ……し、知り合いに見られたと思うとすっごく恥ずかしいんだけど……」
C.C.「その知り合い達にもあの恥ずかしいポーズが伝承されていくわけか。やれやれ、とんだ罪人だよ私達は」
ルルーシュ「みんながやってるなら恥ずかしくもないさ。少なくともカレン、そうやってソファの上でミニスカートで胡坐かくよりはマシだ。……見えてるぞ」
カレン「ふぁっ!? み、見ないでよヘン夕イ!!」バッ!
C.C.「おやおや、衣装褒められたのが嬉しくてサービスしたんじゃないのか?」
カレン「ち、違うってば! もう!」
180: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 10:25:21.42 ID:2tCnu24C0
ルルーシュ「少なくとも学園では、一人を除いて君をアイドルとして捉えていた。これなら、きっと終わった後は犯罪者じゃなく一人の女の子として受け入れてもらえるはずだ」
カレン「ルルーシュ……まさか、そのためにあたしをアイドルに……」
ルルーシュ「さぁな……まぁ、こんな戦いだっていいだろう?」
ルルーシュ「何にせよ、国民総ゼロ化計画はアイドル効果により見事第2段階を達成した! 次は第3段階、世界制覇を目指す!!」ビシィッ!
カレン「ってちょっと、趣旨変わって来てない!?」
C.C.「日本解放とブリタニア打倒はどこへいったんだろうなぁ?」
ルルーシュ「違うな! 間違っているぞ。全世界ゼロ化が成されれば、ブリタニアの完全包囲も可能だ。そうすれば日本解放も容易い事!」
ルルーシュ「全ては繋がっている。そしてこの戦いは血を流さない新たな戦いだ! アイドルと体操、そしてポージングが世界を変える!」
C.C.・カレン「」
ルルーシュ「そのために新たな戦略を練るとしよう! 加えて君達は歌と踊りを、俺はポージングをより高みへ昇華させる!」
ルルーシュ「さぁ二人とも姿見に正対しろ! 共に決意のポージングだ! ぃよぉっ!!」シュバァッ!
C.C.「いいかげんに―――」
カレン「しなさいっ!!」
ゴツンッ!!!!
おしまい。
カレン「ルルーシュ……まさか、そのためにあたしをアイドルに……」
ルルーシュ「さぁな……まぁ、こんな戦いだっていいだろう?」
ルルーシュ「何にせよ、国民総ゼロ化計画はアイドル効果により見事第2段階を達成した! 次は第3段階、世界制覇を目指す!!」ビシィッ!
カレン「ってちょっと、趣旨変わって来てない!?」
C.C.「日本解放とブリタニア打倒はどこへいったんだろうなぁ?」
ルルーシュ「違うな! 間違っているぞ。全世界ゼロ化が成されれば、ブリタニアの完全包囲も可能だ。そうすれば日本解放も容易い事!」
ルルーシュ「全ては繋がっている。そしてこの戦いは血を流さない新たな戦いだ! アイドルと体操、そしてポージングが世界を変える!」
C.C.・カレン「」
ルルーシュ「そのために新たな戦略を練るとしよう! 加えて君達は歌と踊りを、俺はポージングをより高みへ昇華させる!」
ルルーシュ「さぁ二人とも姿見に正対しろ! 共に決意のポージングだ! ぃよぉっ!!」シュバァッ!
C.C.「いいかげんに―――」
カレン「しなさいっ!!」
ゴツンッ!!!!
おしまい。
185: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 10:31:02.50 ID:+6BJjDly0
乙やはりミラクルか
187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 11:20:41.29 ID:t9JsXkV30
乙
いい奇跡だった
いい奇跡だった
引用元: ルルーシュ「こんな事をしているのは知られたくないからな……」
ルルーシュ「相手を妊娠させるギアスだと!?」
2020-05-02
1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/01(土) 11:36:13 ID:rfS1w6S.
ルルーシュ「なんだこれ!何の役に立つんだ?」
C.C.「とりあえず使ってみたらどうだ?」
C.C.「言っておくが私にはギアスは通じないぞ。」
ルルーシュ「はいはい解っていますよ。それじゃあ・・・」
ルルーシュ「>>2にギアスをかけてみるか。」
安価よろしくお願いします。
C.C.「とりあえず使ってみたらどうだ?」
C.C.「言っておくが私にはギアスは通じないぞ。」
ルルーシュ「はいはい解っていますよ。それじゃあ・・・」
ルルーシュ「>>2にギアスをかけてみるか。」
安価よろしくお願いします。
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2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/01(土) 11:38:44 ID:fDEHIjVk
コーネリア
3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/01(土) 11:49:39 ID:rfS1w6S.
ルルーシュ「コーネリアか・・・よし!」
政庁内
ルルーシュ「いたぞ、コーネリアだ・・・」
ルルーシュ「このギアスは相手だけを見ればいいから便利だよな・・・」
コーネリア「いつもすまないな、ギルフォード。」
ギルフォード「いえ、そんな・・・」
ルルーシュ「さぁ、姉上。部下の前で無様な姿を曝すがいい!!!」キィィィィン
政庁内
ルルーシュ「いたぞ、コーネリアだ・・・」
ルルーシュ「このギアスは相手だけを見ればいいから便利だよな・・・」
コーネリア「いつもすまないな、ギルフォード。」
ギルフォード「いえ、そんな・・・」
ルルーシュ「さぁ、姉上。部下の前で無様な姿を曝すがいい!!!」キィィィィン
4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/01(土) 11:54:36 ID:rfS1w6S.
コーネリア「それで・・・ん?」
ギルフォード「どうかしましたか?」
コーネリア「う、うぅ、うぉおおごご!?」腹ボーン!
ギルフォード「ひ、姫様!」
コーネリア「うごぉぉおおおお!でりゅうううう!うまれひゃううぅぅぅぅ!!!」シュッサーン!!
ギルフォード「姫様!姫様ご無事で」グサリ
ギルフォード「刺されたぁ!!!なんでぇぇぇぇ!!?」ドサ
ベビー「未熟者が!鍛えなおして来い!!」
ギルフォード「どうかしましたか?」
コーネリア「う、うぅ、うぉおおごご!?」腹ボーン!
ギルフォード「ひ、姫様!」
コーネリア「うごぉぉおおおお!でりゅうううう!うまれひゃううぅぅぅぅ!!!」シュッサーン!!
ギルフォード「姫様!姫様ご無事で」グサリ
ギルフォード「刺されたぁ!!!なんでぇぇぇぇ!!?」ドサ
ベビー「未熟者が!鍛えなおして来い!!」
5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/01(土) 11:57:32 ID:rfS1w6S.
ルルーシュ「す、すごい・・・」
ルルーシュ「こ、これは使える、使えるぞ!」
ルルーシュ「コーネリアはあのまま放っておいても大丈夫だろ。」
コーネリア「いいのぉぉぉ、出産きもぢいいのぉぉぉぉ。」
ルルーシュ「よし!次に行こう!次は・・・」
ルルーシュ「>>5だ!!!」
ルルーシュ「こ、これは使える、使えるぞ!」
ルルーシュ「コーネリアはあのまま放っておいても大丈夫だろ。」
コーネリア「いいのぉぉぉ、出産きもぢいいのぉぉぉぉ。」
ルルーシュ「よし!次に行こう!次は・・・」
ルルーシュ「>>5だ!!!」
6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/01(土) 11:58:28 ID:rfS1w6S.
間違えました、>>7でお願いします。
7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/01(土) 12:05:41 ID:030RyAt2
ヴィレッタさんでオナシャス
8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/01(土) 17:06:21 ID:ez3x5n7E
ルルーシュ「ヴィレッタだな、よし!」
ヴィレッタ「おい貴様!此処で何を」
ルルーシュ「全力で妊娠しろぉぉぉぉぉぉ!!!」キィィィィン
ヴィレッタ「yes your まじぇすでいいいいぉおおおおお」ボコーン
ヴィレッタ「産んじゃう、産んじゃうよぉぉぉぉほおおおおおお」シュッサーン
ベビー「Hay、ダディ。」
ルルーシュ「やらしておいて何だが出産の早さが以上過ぎるだろ・・・」
ルルーシュ「これもギアスの力なのか?」
ヴィレッタ「おい貴様!此処で何を」
ルルーシュ「全力で妊娠しろぉぉぉぉぉぉ!!!」キィィィィン
ヴィレッタ「yes your まじぇすでいいいいぉおおおおお」ボコーン
ヴィレッタ「産んじゃう、産んじゃうよぉぉぉぉほおおおおおお」シュッサーン
ベビー「Hay、ダディ。」
ルルーシュ「やらしておいて何だが出産の早さが以上過ぎるだろ・・・」
ルルーシュ「これもギアスの力なのか?」
9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/01(土) 17:11:19 ID:ez3x5n7E
ルルーシュ「少々騒がしくなってきたな。ここ等辺で撤退するか。」
ルルーシュ「ベビーはヴィレッタを医務室まで運んでおいてくれ。」
ベビー「OK、ダディ。」
ヴィレッタ「はへぇぇぇぇ、もうらめなにょぉぉぉ・・・」
ルルーシュ「さて、学園に戻ってきた訳だが、今度は誰にするか・・・」
ルルーシュ「学園だし、>>10を孕ませるか・・・」
ルルーシュ「ベビーはヴィレッタを医務室まで運んでおいてくれ。」
ベビー「OK、ダディ。」
ヴィレッタ「はへぇぇぇぇ、もうらめなにょぉぉぉ・・・」
ルルーシュ「さて、学園に戻ってきた訳だが、今度は誰にするか・・・」
ルルーシュ「学園だし、>>10を孕ませるか・・・」
10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/01(土) 17:11:28 ID:A2vzhsOI
これ男にはやったらどうなるんだ…
11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/01(土) 17:12:50 ID:ez3x5n7E
12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/01(土) 17:19:53 ID:TEfDuUjw
ロロ
13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/01(土) 17:31:45 ID:ez3x5n7E
ルルーシュ「よし、ロロにやってみるか。ついでにボロ雑巾決定だ。」
1時間後・・・
ロロ「何兄さん、僕に用事って?」
ルルーシュ「あぁ、大した事じゃないんだ」キィィィン
ロロ「・・・・」
ルルーシュ「・・・・」
ロロ「え、な、何?どうしたの?」
ルルーシュ「(反応はない、男には効かないのか・・・)いや、なんでもないよ。」
1時間後・・・
ロロ「何兄さん、僕に用事って?」
ルルーシュ「あぁ、大した事じゃないんだ」キィィィン
ロロ「・・・・」
ルルーシュ「・・・・」
ロロ「え、な、何?どうしたの?」
ルルーシュ「(反応はない、男には効かないのか・・・)いや、なんでもないよ。」
14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/01(土) 17:33:45 ID:TEfDuUjw
まあ、普通は妊娠しないか。
ロロ雑巾見たかったけど。
ロロ雑巾見たかったけど。
15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/01(土) 17:38:56 ID:ez3x5n7E
ロロ「そう、特に用事が無いんだったr・・・」
ルルーシュ「ん、どうした?」
ロロ「あ・・お・・・うぇあ・・あげあ・・・」ガタガタ
ルルーシュ「おい、大丈夫・・・ひぃ!!!」
ルルーシュ「ロロの腹が・・・どんどん大きくなっている・・・」
ロロ「お・・が・・れ・・ば・・げぎぎぎぎg」
ロロ「べヴぁgdすいsかばばばばああああああ」ボーン!!!!
ルルーシュ「ん、どうした?」
ロロ「あ・・お・・・うぇあ・・あげあ・・・」ガタガタ
ルルーシュ「おい、大丈夫・・・ひぃ!!!」
ルルーシュ「ロロの腹が・・・どんどん大きくなっている・・・」
ロロ「お・・が・・れ・・ば・・げぎぎぎぎg」
ロロ「べヴぁgdすいsかばばばばああああああ」ボーン!!!!
16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/01(土) 17:54:16 ID:ez3x5n7E
ルルーシュ「お、お尻から出産しただと・・・」
ロロ「あぎょげげへへへへぇぇぇぇ」アへ顔
ベビー「ママー、ママー。」
ルルーシュ「凄い・・・凄すぎるぞこのギアス!」
ルルーシュ「もうちょっとだけ他の奴にも試してみるか・・・」
ロロ「あひぇぇぇぇぇ、あひぇひぇぇぇぇぇ・・・」
ルルーシュ「よし、今度は>>17だ!!」
ロロ「あぎょげげへへへへぇぇぇぇ」アへ顔
ベビー「ママー、ママー。」
ルルーシュ「凄い・・・凄すぎるぞこのギアス!」
ルルーシュ「もうちょっとだけ他の奴にも試してみるか・・・」
ロロ「あひぇぇぇぇぇ、あひぇひぇぇぇぇぇ・・・」
ルルーシュ「よし、今度は>>17だ!!」
17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/01(土) 18:25:43 ID:waIDina6
c.c
18: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/01(土) 18:46:47 ID:ez3x5n7E
19: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/01(土) 18:48:35 ID:TEfDuUjw
ミラクルさん
20: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/01(土) 20:37:18 ID:I29gbw3s
ルルーシュ「藤堂だと!なんか怖いんだが・・・」
ルルーシュ「ええい!一々驚いてどうする!俺は奇跡を起こしてみせる!!」
ルルーシュ「待っていろ藤堂!フハハハハ。」
黒の騎士団アジト
ゼロ「来たか藤堂・・・」
藤堂「ゼロ、俺に重要な話とはなんだ?」
ルルーシュ「ええい!一々驚いてどうする!俺は奇跡を起こしてみせる!!」
ルルーシュ「待っていろ藤堂!フハハハハ。」
黒の騎士団アジト
ゼロ「来たか藤堂・・・」
藤堂「ゼロ、俺に重要な話とはなんだ?」
21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/01(土) 20:42:06 ID:I29gbw3s
ゼロ「それはだな・・・」
ゼロ(藤堂、全力で妊娠してみせよ!!!)キィィィィィィィィン
藤堂「・・・」
藤堂「ん、どうしたゼr・・・」
藤堂「うっ!ううっ!!うううううっ!!!」
ゼロ(成功か!?)
藤堂「ううううぅぅぅぅぅぅぅううううううううぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!」
ゼロ(どうなるんだ、どうなってしまうんだ?)ハラハラ
ゼロ(藤堂、全力で妊娠してみせよ!!!)キィィィィィィィィン
藤堂「・・・」
藤堂「ん、どうしたゼr・・・」
藤堂「うっ!ううっ!!うううううっ!!!」
ゼロ(成功か!?)
藤堂「ううううぅぅぅぅぅぅぅううううううううぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!」
ゼロ(どうなるんだ、どうなってしまうんだ?)ハラハラ
23: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/01(土) 21:33:04 ID:I29gbw3s
藤堂「うおぉぉぉぉああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」ボ―――――ン!!
ドッカ―――――ン!!!!
ゼロ「動い勢いでベビーが生まれたぞ・・・」
???「我はベビーにあらず・・・」ゴゴゴ
ゼロ「なっ!赤ん坊ではない!!こいつは」
真藤堂「我が名は真藤堂。人と言う概念と器を超えた者なり。」ゴゴゴゴ
ゼロ(・・・なんかどエライ奴が出てきてしまった。)
ドッカ―――――ン!!!!
ゼロ「動い勢いでベビーが生まれたぞ・・・」
???「我はベビーにあらず・・・」ゴゴゴ
ゼロ「なっ!赤ん坊ではない!!こいつは」
真藤堂「我が名は真藤堂。人と言う概念と器を超えた者なり。」ゴゴゴゴ
ゼロ(・・・なんかどエライ奴が出てきてしまった。)
22: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/01(土) 21:15:53 ID:YlnrwcXk
さすがミラクルさん
29: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/02(日) 09:37:39 ID:CkWK8FP.
真藤堂「我を呼び出したのは汝か。」ゴゴゴ
真藤堂「汝、何を望む・・・」ゴゴゴゴ
ゼロ(ど、どうしたらいいんだコイツ!扱い方がわからん!!)
藤堂「うううううおおおおおお」腹ボコボコ
ゼロ「何ッ!まだ何か出てくるのか!?」
藤堂「ほぎょおおおおおおん」ボ――――――――――――ン!!!
ゼロ「また凄い勢いで産まれた・・・」唖然
真藤堂「汝、何を望む・・・」ゴゴゴゴ
ゼロ(ど、どうしたらいいんだコイツ!扱い方がわからん!!)
藤堂「うううううおおおおおお」腹ボコボコ
ゼロ「何ッ!まだ何か出てくるのか!?」
藤堂「ほぎょおおおおおおん」ボ――――――――――――ン!!!
ゼロ「また凄い勢いで産まれた・・・」唖然
30: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/02(日) 09:41:22 ID:CkWK8FP.
ゼロ「今度は何が産まれたんだ・・・」
???「・・・・」ドドド
ゼロ「こいつもベビーじゃない・・・あ、あの。あなたは・・・」
ネオ藤堂「我はネオ藤堂。人の意志と感情を示す者なり」ドドドド
ゼロ「えぇぇ・・・(困惑)」
???「・・・・」ドドド
ゼロ「こいつもベビーじゃない・・・あ、あの。あなたは・・・」
ネオ藤堂「我はネオ藤堂。人の意志と感情を示す者なり」ドドドド
ゼロ「えぇぇ・・・(困惑)」
31: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/02(日) 09:45:37 ID:CkWK8FP.
真藤堂「お前か。」
ネオ藤堂「そうだ私だ。」
ゼロ「なんか見た事あるようなネタだな・・・」
藤堂「ぐぉぶぇあばrd、dkhかsんbb」腹ボコボコボコボコボコボコ
ゼロ「あぁ、そんなことしている間に藤堂が大変な事に・・・」アワアワ
藤堂「ふんぬばらあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
バババババババ!!!!←マシンガンの如く産まれる音
ゼロ「もういい!もういい!そんなに産まなくていいから!!!」チョイ泣き
ネオ藤堂「そうだ私だ。」
ゼロ「なんか見た事あるようなネタだな・・・」
藤堂「ぐぉぶぇあばrd、dkhかsんbb」腹ボコボコボコボコボコボコ
ゼロ「あぁ、そんなことしている間に藤堂が大変な事に・・・」アワアワ
藤堂「ふんぬばらあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
バババババババ!!!!←マシンガンの如く産まれる音
ゼロ「もういい!もういい!そんなに産まなくていいから!!!」チョイ泣き
32: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/02(日) 12:16:47 ID:TEJC7VO.
くっそこんなのでwwwww
33: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/02(日) 15:54:27 ID:hvQzCfMs
益々カオスな事に・・・・
34: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/02(日) 21:05:58 ID:a9Hr05x.
まさにミラクル
36: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/02(日) 21:28:39 ID:HM5PdZM6
ハイパー藤堂「我はハイパー藤堂。」
グレート藤堂「我はグレート藤堂。」
ゴールド藤堂「我はゴールド藤堂。」
シルバー藤堂「我はシルバー藤堂。」
スター藤堂「我はスター藤堂。」
真藤堂「我ら7人合わせて・・・」
藤堂達「「「「「「「アルティメット藤堂軍団!!!!!!!」」」」」」」
藤堂達「「「「「「「汝の望みは何だ・・・!!!!!!!」」」」」」」
ゼロ「あぁぁ・・・」ウルウル
ゼロ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」全力逃亡
グレート藤堂「我はグレート藤堂。」
ゴールド藤堂「我はゴールド藤堂。」
シルバー藤堂「我はシルバー藤堂。」
スター藤堂「我はスター藤堂。」
真藤堂「我ら7人合わせて・・・」
藤堂達「「「「「「「アルティメット藤堂軍団!!!!!!!」」」」」」」
藤堂達「「「「「「「汝の望みは何だ・・・!!!!!!!」」」」」」」
ゼロ「あぁぁ・・・」ウルウル
ゼロ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」全力逃亡
37: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/02(日) 21:32:40 ID:HM5PdZM6
千葉「あ、ゼロ。ちょっと話が」
ゼロ「うえぇああぁぁぁぁぁん!!!(泣)」
千葉「え!ちょ、おい!行ってしまった・・・」
千葉「部屋で何が・・・?」
藤堂達「「「「「「「何かな?」」」」」」」ドドドドドドドドドドド
千葉「・・・ヤダ素敵♥」キュン
ゼロ「うえぇああぁぁぁぁぁん!!!(泣)」
千葉「え!ちょ、おい!行ってしまった・・・」
千葉「部屋で何が・・・?」
藤堂達「「「「「「「何かな?」」」」」」」ドドドドドドドドドドド
千葉「・・・ヤダ素敵♥」キュン
39: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/02(日) 22:11:31 ID:pz7wBF0g
なんだこの千葉さん以外誰も得しない展開ww
40: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/03(月) 10:30:21 ID:7fKnde2M
ルルーシュ「ううう・・・あまりの地獄絵図に逃げ出してしまった・・・(泣)」
C.C.「アジトからいきなり家まで逃げてくるぐらいだからな。」
ルルーシュ「俺とした事が迂闊だった・・・このギアスは危険すぎる!」
C.C.「なんだ、もう使わないのか?意外と臆病だな坊や。」
ルルーシュ「冗談抜きでヤバ過ぎるんだ!!このギアスは!」
ルルーシュ「・・・もう次で最後にする。」
C.C.「そうか・・・それで、誰にするんだ?」
ルルーシュ「最後だし、>>41で終わりにしよう・・・」
C.C.「アジトからいきなり家まで逃げてくるぐらいだからな。」
ルルーシュ「俺とした事が迂闊だった・・・このギアスは危険すぎる!」
C.C.「なんだ、もう使わないのか?意外と臆病だな坊や。」
ルルーシュ「冗談抜きでヤバ過ぎるんだ!!このギアスは!」
ルルーシュ「・・・もう次で最後にする。」
C.C.「そうか・・・それで、誰にするんだ?」
ルルーシュ「最後だし、>>41で終わりにしよう・・・」
41: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/03(月) 10:32:42 ID:HtVOxAO.
ナナリー
42: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/03(月) 11:10:44 ID:7fKnde2M
ルルーシュ「ナナリーだと!いくらなんでもこれは駄目に」
C.C.「ルルーシュ、安価は絶対だぞ」ニヤァ
ルルーシュ「異母姉はともかく、実の妹は駄目に決まっているだろ!!!」
ナナリー「お兄様、どうなされたんですか?大声を出して・・・」
ルルーシュ(あ!やばい!C.C.隠れろ。)
C.C.(はいはい・・・)ゴソゴソ
ナナリー「お兄様?大丈夫ですか?」
ルルーシュ「あ、あぁ。なんでもないよ。驚かせてすまないね。」
C.C.「ルルーシュ、安価は絶対だぞ」ニヤァ
ルルーシュ「異母姉はともかく、実の妹は駄目に決まっているだろ!!!」
ナナリー「お兄様、どうなされたんですか?大声を出して・・・」
ルルーシュ(あ!やばい!C.C.隠れろ。)
C.C.(はいはい・・・)ゴソゴソ
ナナリー「お兄様?大丈夫ですか?」
ルルーシュ「あ、あぁ。なんでもないよ。驚かせてすまないね。」
43: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/03(月) 11:16:38 ID:7fKnde2M
ナナリー「い、いえ・・・本当に大丈夫ですか?」
ルルーシュ「心配してくれているのかい?ナナリーは本当にやさしぐお!!」
ナナリー「お兄様!どうしました!?」
ルルーシュ(こ、これは、ギアスが暴走し始めたのか?)
ルルーシュ(いかん!今ギアスが暴走したらナナリーが!!!)
ナナリー「お兄様、今ナナリーがお助け」
ルルーシュ「駄目だぁ!!来ちゃダメだナナリぃぃぃぃぃ!!!」キィィィィィン
ナナリー「あ・・・」
ルルーシュ「心配してくれているのかい?ナナリーは本当にやさしぐお!!」
ナナリー「お兄様!どうしました!?」
ルルーシュ(こ、これは、ギアスが暴走し始めたのか?)
ルルーシュ(いかん!今ギアスが暴走したらナナリーが!!!)
ナナリー「お兄様、今ナナリーがお助け」
ルルーシュ「駄目だぁ!!来ちゃダメだナナリぃぃぃぃぃ!!!」キィィィィィン
ナナリー「あ・・・」
46: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/03(月) 20:59:59 ID:Ayvyx9yI
やめろぉぉ!!
49: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/04(火) 19:16:43 ID:lPemKUYE
ナナリー「あぁぁ、お腹が、お腹が痛い・・・」プクー
ルルーシュ「イカァァァン!!このままではナナリーが・・・!」
ナナリー「痛いですお兄様!痛くて死んじゃいます(泣)」プクー
ルルーシュ「駄目だ!ナナリーに妊娠なんて・・・」アワアワ
ナナリー「ああああ・・・」プク―――
ルルーシュ「ナナリーを孕ませてしまうぐらいなら・・・妊娠させてしまうぐらいなら・・・」
C.C.(おい、何する気だ、ルルーシュ?)
ルルーシュ「俺がナナリーの分を背負う!ナナリーの代わりに妊娠してやる!!!」キィィィィィィン
ルルーシュ「イカァァァン!!このままではナナリーが・・・!」
ナナリー「痛いですお兄様!痛くて死んじゃいます(泣)」プクー
ルルーシュ「駄目だ!ナナリーに妊娠なんて・・・」アワアワ
ナナリー「ああああ・・・」プク―――
ルルーシュ「ナナリーを孕ませてしまうぐらいなら・・・妊娠させてしまうぐらいなら・・・」
C.C.(おい、何する気だ、ルルーシュ?)
ルルーシュ「俺がナナリーの分を背負う!ナナリーの代わりに妊娠してやる!!!」キィィィィィィン
50: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/04(火) 19:26:01 ID:lPemKUYE
ナナリー「あら?お腹が軽くなりました。ご心配をかけてごめんなさいお兄様。」
ルルーシュ「い、いいんだ、よ・・な、ナナリー。き、気にし、しなくて・・・。」
ナナリー「それではおやすみなさい、お兄様。」
ルルーシュ「あ、ああ、お、おやす、み・・・」
ルルーシュ「う、な、ナナリーは、いった、か・・・」
C.C.「ルルーシュ、お前はとんでもない男だよ。」
ルルーシュ「う、うるひゃい、ま、まひょが・・・」
C.C.「自分の子供とナナリーの子供をいっぺんに腹の中に入れたらそりゃ苦しいに決まっているだろうに・・・」
ルルーシュ「い、いいんだ、よ・・な、ナナリー。き、気にし、しなくて・・・。」
ナナリー「それではおやすみなさい、お兄様。」
ルルーシュ「あ、ああ、お、おやす、み・・・」
ルルーシュ「う、な、ナナリーは、いった、か・・・」
C.C.「ルルーシュ、お前はとんでもない男だよ。」
ルルーシュ「う、うるひゃい、ま、まひょが・・・」
C.C.「自分の子供とナナリーの子供をいっぺんに腹の中に入れたらそりゃ苦しいに決まっているだろうに・・・」
51: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/04(火) 19:35:50 ID:lPemKUYE
ルルーシュ「こ、これきゅらい、へ、へい、き、だ・・・!」
C.C.「おいルルーシュ、あんまり無理するな。」
ルルーシュ「おりぇに・・・しゃしずを・・産みたい・・・するな・・・」
C.C.「とりあえず落ち着け。産みたい衝動に蝕まれてるぞ。」
ルルーシュ「しょんなばかにゃ、ことが・・・産みたい・・・あるわ・・・産みたい・・・けが・・・産みたい・・・」
C.C.「無理するな!これ以上やせ我慢したら大変な事になるぞ!」
ルルーシュ「産みたい・・・産みたくない・・・産みたい・・・産みたくな・・・ありぇ、おりぇなにいってんにょ・・・?」
ルルーシュ「もう、だめりゃの・・・あたま、おかひくなっひゃってりゅの・・・(泣)」
C.C.「おいルルーシュ、あんまり無理するな。」
ルルーシュ「おりぇに・・・しゃしずを・・産みたい・・・するな・・・」
C.C.「とりあえず落ち着け。産みたい衝動に蝕まれてるぞ。」
ルルーシュ「しょんなばかにゃ、ことが・・・産みたい・・・あるわ・・・産みたい・・・けが・・・産みたい・・・」
C.C.「無理するな!これ以上やせ我慢したら大変な事になるぞ!」
ルルーシュ「産みたい・・・産みたくない・・・産みたい・・・産みたくな・・・ありぇ、おりぇなにいってんにょ・・・?」
ルルーシュ「もう、だめりゃの・・・あたま、おかひくなっひゃってりゅの・・・(泣)」
52: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/04(火) 19:44:17 ID:lPemKUYE
C.C.「もう眠れルルーシュ、次に起きた時にはその苦しみも解放されるだろう・・・」
ルルーシュ「あぁ・・・らみぇ、ねむっひゃあ・・・ら・・め・・・な・・・」Zzz
C.C.「ルルーシュ、産んでしまえ。産めば痛みから救われる。」
C.C.「私も子育て手伝うからさ・・・」
ルルーシュ「うん、産むよ。僕赤ちゃん産むね・・・」
C.C.「あぁ、頑張れ。」
ルルーシュ「ううぅうぅぅぅぅぅ、あああぁぁぁああぁぁぁぁあぁあああ!!!」シュッサーン!!
C.C.「よく頑張ったな、坊や・・・」
ルルーシュ「あぁ・・・らみぇ、ねむっひゃあ・・・ら・・め・・・な・・・」Zzz
C.C.「ルルーシュ、産んでしまえ。産めば痛みから救われる。」
C.C.「私も子育て手伝うからさ・・・」
ルルーシュ「うん、産むよ。僕赤ちゃん産むね・・・」
C.C.「あぁ、頑張れ。」
ルルーシュ「ううぅうぅぅぅぅぅ、あああぁぁぁああぁぁぁぁあぁあああ!!!」シュッサーン!!
C.C.「よく頑張ったな、坊や・・・」
56: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/04(火) 22:18:52 ID:k6Z7DsRs
スレタイの時点で誰がこの展開を予想しただろうか…
57: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/05(水) 00:44:30 ID:N8FV.BlI
勢いがありすぎて逆に面白い
58: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/05(水) 09:38:43 ID:NArF94uw
どこでどうしてこうなった!?
59: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/05(水) 11:15:05 ID:ItGp38kg
エピローグ
C.C.「やぁ、ナナリー。何読んでるんだ?」
ナナリー「今日の新聞です。目が見えるようになったおかげで読めるようになったので。」
C.C.「(あの時のショックで目が見えるようになったんだな)私にも見せてくれないか。」
ナナリー「いいですよ。」
C.C.「え~っと何々、『7人の藤堂が突如首都ペンドラゴンに現れ、皇族や貴族、果てには皇帝を孕ませるという事件が発生・・・』」
C.C.「エラく大変な事になっているな・・・首都にいた奴らにとっては災難だな。」
ナナリー「本当ですね。フフッ。」
C.C.「やぁ、ナナリー。何読んでるんだ?」
ナナリー「今日の新聞です。目が見えるようになったおかげで読めるようになったので。」
C.C.「(あの時のショックで目が見えるようになったんだな)私にも見せてくれないか。」
ナナリー「いいですよ。」
C.C.「え~っと何々、『7人の藤堂が突如首都ペンドラゴンに現れ、皇族や貴族、果てには皇帝を孕ませるという事件が発生・・・』」
C.C.「エラく大変な事になっているな・・・首都にいた奴らにとっては災難だな。」
ナナリー「本当ですね。フフッ。」
60: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/05(水) 11:21:13 ID:ItGp38kg
???「おはようございます。ナナリー姐さん。」
ナナリー「おはよう、レナ。リオもおはよう。」
リオ「おはようございます。姐さん。」
C.C.「また一回り大きくなったな。」
レナ「成長期だからだよ。」
ナナリー「お兄様は元気ですか?」
リオ「元気だよ。今日も頑張ってリハリビしてる。」
ナナリー「そうですか。私も頑張らないと♪」
ナナリー「おはよう、レナ。リオもおはよう。」
リオ「おはようございます。姐さん。」
C.C.「また一回り大きくなったな。」
レナ「成長期だからだよ。」
ナナリー「お兄様は元気ですか?」
リオ「元気だよ。今日も頑張ってリハリビしてる。」
ナナリー「そうですか。私も頑張らないと♪」
61: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/05(水) 11:29:31 ID:ItGp38kg
レナ「頑張って姐さん!お母さんも頑張ってるから。」
リオ「母さんの場合、頑張る理由が違うけどね。ハハッ。」
ナナリー「まぁリオったら!フフフ。」
ナナリー「それじゃあ皆で朝ごはんの準備をしましょうか。」
リオ・レナ「はーい!」
C.C.(ルルーシュ、お前が産んだ娘レナと息子リオは元気に育ってるよ。)
C.C.(もう13歳まで成長している。)
C.C.(早く元気になれよルルーシュ。まぁ今のお前だと回復してもまたリハリビしないとならなくなりそうだがな・・・)
リオ「母さんの場合、頑張る理由が違うけどね。ハハッ。」
ナナリー「まぁリオったら!フフフ。」
ナナリー「それじゃあ皆で朝ごはんの準備をしましょうか。」
リオ・レナ「はーい!」
C.C.(ルルーシュ、お前が産んだ娘レナと息子リオは元気に育ってるよ。)
C.C.(もう13歳まで成長している。)
C.C.(早く元気になれよルルーシュ。まぁ今のお前だと回復してもまたリハリビしないとならなくなりそうだがな・・・)
62: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/05(水) 11:35:43 ID:ItGp38kg
ルルーシュの部屋
ルルーシュ「ナナリーやC.C.にこれ以上迷惑はかけられないし、子供たちにも格好がつかないからな・・・」
ルルーシュ「少しでも早く回復しておくか。それに・・・」
ルルーシュ(回復したらまた子供産みたいな・・・。)
ルルーシュ(次は3つ子、いや4つ子がいいな・・・フフフ。)
―終わり?―
最後まで読んで下さった方、ありがとうございました。
ルルーシュ「ナナリーやC.C.にこれ以上迷惑はかけられないし、子供たちにも格好がつかないからな・・・」
ルルーシュ「少しでも早く回復しておくか。それに・・・」
ルルーシュ(回復したらまた子供産みたいな・・・。)
ルルーシュ(次は3つ子、いや4つ子がいいな・・・フフフ。)
―終わり?―
最後まで読んで下さった方、ありがとうございました。
63: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/05(水) 15:44:47 ID:CXSgHzfg
乙
まさかこんな話になるなんて…
まさかこんな話になるなんて…
64: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/05(水) 17:08:45 ID:lWluKdb.
深いな・・・・・・・・・・・
65: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/05(水) 20:39:32 ID:NArF94uw
ある意味最狂のSSだな・・・(呆)
66: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/09/12(水) 18:49:08 ID:mEPW5AeQ
シュッサーンでいちいち吹いたwww
シャーリー「何度生まれ変わっても、きっとまたルルを好きになる…」
2020-04-28
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 16:41:03.26 ID:e5JonWx60
ルルーシュ「シャーリー!!!」
シャーリー「ルル……」
ルルーシュ「大丈夫だ!!今、助ける!!」
シャーリー「私、ルルが好き。お父さんを巻き込んだって分かっても、嫌いには、なれなかった……。
シャーリー「ルルが全部忘れさせてくれたのに……それでも、また、ルルを好きになった。記憶を弄られても、また好きになった……」
ルルーシュ「喋るな!!シャーリー!!」
シャーリー「何度生まれ変わっても、きっとまた、ルルを好きになる……。これって、運命なんだよね」
ルルーシュ「死ぬな!!シャーリー!!!」キュィィン
シャーリー「だから、いいよね、ルル……。生まれ変わっても、また、ルルを好きになっても……。何度も、何度も、好きに、なる……から―――」
ルルーシュ「目を閉じるな!!!シャーリー!!!シャーリィィ!!!!」
ジェレミア「ルルーシュ様、どうされましたか
シャーリー「ルル……」
ルルーシュ「大丈夫だ!!今、助ける!!」
シャーリー「私、ルルが好き。お父さんを巻き込んだって分かっても、嫌いには、なれなかった……。
シャーリー「ルルが全部忘れさせてくれたのに……それでも、また、ルルを好きになった。記憶を弄られても、また好きになった……」
ルルーシュ「喋るな!!シャーリー!!」
シャーリー「何度生まれ変わっても、きっとまた、ルルを好きになる……。これって、運命なんだよね」
ルルーシュ「死ぬな!!シャーリー!!!」キュィィン
シャーリー「だから、いいよね、ルル……。生まれ変わっても、また、ルルを好きになっても……。何度も、何度も、好きに、なる……から―――」
ルルーシュ「目を閉じるな!!!シャーリー!!!シャーリィィ!!!!」
ジェレミア「ルルーシュ様、どうされましたか
関連
ハルヒ「SOS団で恋の暴露大会をするわよ!」
【朗報】わたてんさん、ケムリクサを超えてガチで覇権へ
【ラブライブサンシャイン】善子「運命の引力」
【悲報】Twitterで3年前に「令和」を予言してたものがいたwwwwwwwww
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 16:44:00.46 ID:e5JonWx60
ルルーシュ「ジェレミア!!」
ジェレミア「むむ。これはいけない。すぐに治療を開始せねば」
ルルーシュ「できるのか?!」
ジェレミア「お任せください」
ルルーシュ「頼むぞ!!」
ジェレミア「まずが服を脱がせないと」
ルルーシュ「待て!!こんな場所で何を考えている?!」
ジェレミア「しかし!!服を脱がせなければ治療が行えません!!!」
ルルーシュ「そうか……シャーリー!!服を脱がせるぞ!?いいな?!」
シャーリー「い、いいけど……目を、瞑って……くだ……さ……」
ジェレミア「わかりました。善処します」
ルルーシュ「しっかりしろ!!シャーリー!!」
ジェレミア「むむ。これはいけない。すぐに治療を開始せねば」
ルルーシュ「できるのか?!」
ジェレミア「お任せください」
ルルーシュ「頼むぞ!!」
ジェレミア「まずが服を脱がせないと」
ルルーシュ「待て!!こんな場所で何を考えている?!」
ジェレミア「しかし!!服を脱がせなければ治療が行えません!!!」
ルルーシュ「そうか……シャーリー!!服を脱がせるぞ!?いいな?!」
シャーリー「い、いいけど……目を、瞑って……くだ……さ……」
ジェレミア「わかりました。善処します」
ルルーシュ「しっかりしろ!!シャーリー!!」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 16:47:35.82 ID:e5JonWx60
ジェレミア「麻酔!!」グサッ
シャーリー「ふぐっ?!」
ルルーシュ「おい!!」
ジェレミア「今からオペを始めます」
シャーリー「うぅ……」
ルルーシュ「シャーリー!!」
シャーリー「えへへ……まだ……ルルと話せる……うれし、い……」
ルルーシュ「俺もだ!!」
ジェレミア「やや」
ルルーシュ「どうした?」
ジェレミア「傷は浅いですね。これなら消毒してしまえば問題ありません」
ルルーシュ「そうなのか!?よかったな!!シャーリー!!!」
シャーリー「え……わたし……たすかるの……?」
ジェレミア「はい。傷も残りません」
シャーリー「ふぐっ?!」
ルルーシュ「おい!!」
ジェレミア「今からオペを始めます」
シャーリー「うぅ……」
ルルーシュ「シャーリー!!」
シャーリー「えへへ……まだ……ルルと話せる……うれし、い……」
ルルーシュ「俺もだ!!」
ジェレミア「やや」
ルルーシュ「どうした?」
ジェレミア「傷は浅いですね。これなら消毒してしまえば問題ありません」
ルルーシュ「そうなのか!?よかったな!!シャーリー!!!」
シャーリー「え……わたし……たすかるの……?」
ジェレミア「はい。傷も残りません」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 16:51:23.17 ID:e5JonWx60
シャーリー「えっと……」
ルルーシュ「しかし誰がシャーリーを……!!」
ジェレミア「ルルーシュ様、私が犯人の捜索しましょう」
ルルーシュ「いいのか」
ジェレミア「我が君の女房となる者を撃った罪は重いですので」
ルルーシュ「ありがとう、ジェレミア卿」
ジェレミア「では。あと、これ消毒液とガーゼと包帯です。お使いになってください」
ルルーシュ「助かる」
シャーリー「……」
ルルーシュ「シャーリー……本当によかった……本当に……」
シャーリー「あの」
ルルーシュ「どうした?」
シャーリー「殺して……」
ルルーシュ「どうしてだ!?」
ルルーシュ「しかし誰がシャーリーを……!!」
ジェレミア「ルルーシュ様、私が犯人の捜索しましょう」
ルルーシュ「いいのか」
ジェレミア「我が君の女房となる者を撃った罪は重いですので」
ルルーシュ「ありがとう、ジェレミア卿」
ジェレミア「では。あと、これ消毒液とガーゼと包帯です。お使いになってください」
ルルーシュ「助かる」
シャーリー「……」
ルルーシュ「シャーリー……本当によかった……本当に……」
シャーリー「あの」
ルルーシュ「どうした?」
シャーリー「殺して……」
ルルーシュ「どうしてだ!?」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 16:56:09.07 ID:e5JonWx60
シャーリー「だ、だって……私、今、とんでもなく恥ずかしいこと……言ったし……」
ルルーシュ「恥ずかしいこと?」
シャーリー「もうルルの顔とか見れないよ!!!」
ルルーシュ「シャーリー……何を言っている?」
シャーリー「え……?」
ルルーシュ「恥ずかしいことなんて言ってなかったぞ、全く」
シャーリー「そ、そう?」
ルルーシュ「ルルが全部忘れさせてくれたのに……それでも、また、ルルを好きになった。記憶を弄られても、また好きになった……。なんて、どこが恥ずかしいんだ?」
シャーリー「うわぁぁぁあぁ!!!!!いわないでぇぇ!!!!―――あたたた」
ルルーシュ「シャーリー!!大声を出すな!!」
シャーリー「うぅ……もう死ぬと思ったからそういう告白してみたのに……こんなの生き恥を晒すだけじゃないかな?!」
ルルーシュ「どうしてそんなことを言うんだ?恋はパワーなんだろ?」
シャーリー「ちょっと!!もうやめて!!」
ルルーシュ「恥ずかしいこと?」
シャーリー「もうルルの顔とか見れないよ!!!」
ルルーシュ「シャーリー……何を言っている?」
シャーリー「え……?」
ルルーシュ「恥ずかしいことなんて言ってなかったぞ、全く」
シャーリー「そ、そう?」
ルルーシュ「ルルが全部忘れさせてくれたのに……それでも、また、ルルを好きになった。記憶を弄られても、また好きになった……。なんて、どこが恥ずかしいんだ?」
シャーリー「うわぁぁぁあぁ!!!!!いわないでぇぇ!!!!―――あたたた」
ルルーシュ「シャーリー!!大声を出すな!!」
シャーリー「うぅ……もう死ぬと思ったからそういう告白してみたのに……こんなの生き恥を晒すだけじゃないかな?!」
ルルーシュ「どうしてそんなことを言うんだ?恋はパワーなんだろ?」
シャーリー「ちょっと!!もうやめて!!」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 17:02:16.67 ID:e5JonWx60
シャーリー「あたたた……お腹が……」
ルルーシュ「今、消毒する」
シャーリー「うん……」
ルルーシュ「しみるぞ」
シャーリー「ひゃっ!?ルル!!もっと優しく!!」
ルルーシュ「我慢しろ。拳銃で撃たれたんだぞ」
シャーリー「そうだけど……」
ルルーシュ「よし。あとはガーゼと包帯で……」
シャーリー「はぁ……」
ルルーシュ「それにしてもシャーリーは凄いな。思い返せばいつも驚かされてばかりだったかもしれない」
シャーリー「え……なにが?」
ルルーシュ「死を悟った奴が「何度生まれ変わっても、きっとまた、ルルを好きになる……。これって、運命なんだよね」なんて台詞を自然と出せるなんてな」
シャーリー「いやぁぁ!!!もうやめて!!ルル!!おねがいぃ!!!」
ルルーシュ「シャーリー……でも、俺にとっては感動的だったんだが……」
シャーリー「私にとっては恥ずかしいの!!!そん台詞!!死ぬって分かってるから言えたの!!!」
ルルーシュ「今、消毒する」
シャーリー「うん……」
ルルーシュ「しみるぞ」
シャーリー「ひゃっ!?ルル!!もっと優しく!!」
ルルーシュ「我慢しろ。拳銃で撃たれたんだぞ」
シャーリー「そうだけど……」
ルルーシュ「よし。あとはガーゼと包帯で……」
シャーリー「はぁ……」
ルルーシュ「それにしてもシャーリーは凄いな。思い返せばいつも驚かされてばかりだったかもしれない」
シャーリー「え……なにが?」
ルルーシュ「死を悟った奴が「何度生まれ変わっても、きっとまた、ルルを好きになる……。これって、運命なんだよね」なんて台詞を自然と出せるなんてな」
シャーリー「いやぁぁ!!!もうやめて!!ルル!!おねがいぃ!!!」
ルルーシュ「シャーリー……でも、俺にとっては感動的だったんだが……」
シャーリー「私にとっては恥ずかしいの!!!そん台詞!!死ぬって分かってるから言えたの!!!」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 17:07:15.12 ID:e5JonWx60
ルルーシュ「ナリタのときもそうだったな」
シャーリー「な、なりた?」
ルルーシュ「記憶を失くし、俺のことなど忘れたシャーリーは俺を励まそうと……」
シャーリー(なんて言ったっけ……?)
ルルーシュ「私、さっきまで何しにここまで来たのか分かんなくなっていたんですけど、もしかしたら、何か区切りをつけたかったのかもしれません」
ルルーシュ「そりゃあ、忘れることなんてできっこないし、悲しい事っていっぱいあるけど、でも、朝は来るじゃないですか。だから、無理して押さえ込んでも。と言ってくれた」
シャーリー「ルル?!」
ルルーシュ「どうした?」
シャーリー「わ、私……そんなこと言ったの……?」
ルルーシュ「朝は来ますよって台詞は今でも俺の心に刻まれている」
シャーリー「死ぬ!!死んでやる!!!」
ルルーシュ「シャーリー!!やめろ!!」
シャーリー「あ……」キュィィン
シャーリー「ダメ!!死んだらダメ!!!―――あぁ!!!死にたいのに死ねない!!!」
ルルーシュ「大丈夫か?!シャーリー!!落ち着け!!」
シャーリー「な、なりた?」
ルルーシュ「記憶を失くし、俺のことなど忘れたシャーリーは俺を励まそうと……」
シャーリー(なんて言ったっけ……?)
ルルーシュ「私、さっきまで何しにここまで来たのか分かんなくなっていたんですけど、もしかしたら、何か区切りをつけたかったのかもしれません」
ルルーシュ「そりゃあ、忘れることなんてできっこないし、悲しい事っていっぱいあるけど、でも、朝は来るじゃないですか。だから、無理して押さえ込んでも。と言ってくれた」
シャーリー「ルル?!」
ルルーシュ「どうした?」
シャーリー「わ、私……そんなこと言ったの……?」
ルルーシュ「朝は来ますよって台詞は今でも俺の心に刻まれている」
シャーリー「死ぬ!!死んでやる!!!」
ルルーシュ「シャーリー!!やめろ!!」
シャーリー「あ……」キュィィン
シャーリー「ダメ!!死んだらダメ!!!―――あぁ!!!死にたいのに死ねない!!!」
ルルーシュ「大丈夫か?!シャーリー!!落ち着け!!」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 17:12:43.07 ID:e5JonWx60
ルルーシュ「―――コーヒーを買ってきた。これでも飲んで落ち着こう。シャーリーは撃たれたことで少し興奮しているんだ」
シャーリー「違うよ。撃たれたことじゃなくて、私自身に興奮してるよ」
ルルーシュ「もう少ししたら救助の人も来てくれるはずだ」
シャーリー「うん」
ルルーシュ「事情聴取はあるかもしれないが……」
シャーリー「そっか。私、撃たれたんだもんね」
ルルーシュ「誰にやられたんだ?」
シャーリー「……えっと……分からない。気づいたら撃たれてて」
ルルーシュ「おいおい」
シャーリー「ご、ごめんね」
ルルーシュ「まぁ、いいさ。シャーリーが無事なら」
シャーリー「ルル……」
ルルーシュ「ところでシャーリー?」
シャーリー「なに?」
ルルーシュ「……あの……だな……。いいぞ?」
シャーリー「違うよ。撃たれたことじゃなくて、私自身に興奮してるよ」
ルルーシュ「もう少ししたら救助の人も来てくれるはずだ」
シャーリー「うん」
ルルーシュ「事情聴取はあるかもしれないが……」
シャーリー「そっか。私、撃たれたんだもんね」
ルルーシュ「誰にやられたんだ?」
シャーリー「……えっと……分からない。気づいたら撃たれてて」
ルルーシュ「おいおい」
シャーリー「ご、ごめんね」
ルルーシュ「まぁ、いいさ。シャーリーが無事なら」
シャーリー「ルル……」
ルルーシュ「ところでシャーリー?」
シャーリー「なに?」
ルルーシュ「……あの……だな……。いいぞ?」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 17:18:20.39 ID:e5JonWx60
シャーリー「え?なにが?」
ルルーシュ「だから……別に好きになっても」
シャーリー「……?」ゴクゴク
ルルーシュ「シャーリーが言ったんだろ。「だから、いいよね、ルル……。生まれ変わっても、また、ルルを好きになっても……。何度も、何度も、好きに、なる……から―――」って」
シャーリー「ぶふっ?!」
ルルーシュ「シャーリー!!大丈夫か!?」
シャーリー「げほっ……!!ごほっ……!!」
ルルーシュ「ハンカチを使え」
シャーリー「あ、ありがとう……」
ルルーシュ「どうしたんだ?」
シャーリー「ルルが変なこというからでしょ?!」
ルルーシュ「これはシャーリーの台詞だろ?」
シャーリー「そうだった?!あぁぁ!!!!私、羞恥心で死ねる!!!ダメ!!!死ねない!!死んだらだめぇ!!」
ルルーシュ「お、おい。まだ、傷が痛むのか?」
シャーリー「私自身が痛いよ!!ルル!!どうにかして!!こんなの耐えられない!!」
ルルーシュ「だから……別に好きになっても」
シャーリー「……?」ゴクゴク
ルルーシュ「シャーリーが言ったんだろ。「だから、いいよね、ルル……。生まれ変わっても、また、ルルを好きになっても……。何度も、何度も、好きに、なる……から―――」って」
シャーリー「ぶふっ?!」
ルルーシュ「シャーリー!!大丈夫か!?」
シャーリー「げほっ……!!ごほっ……!!」
ルルーシュ「ハンカチを使え」
シャーリー「あ、ありがとう……」
ルルーシュ「どうしたんだ?」
シャーリー「ルルが変なこというからでしょ?!」
ルルーシュ「これはシャーリーの台詞だろ?」
シャーリー「そうだった?!あぁぁ!!!!私、羞恥心で死ねる!!!ダメ!!!死ねない!!死んだらだめぇ!!」
ルルーシュ「お、おい。まだ、傷が痛むのか?」
シャーリー「私自身が痛いよ!!ルル!!どうにかして!!こんなの耐えられない!!」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 17:25:58.94 ID:e5JonWx60
ルルーシュ「そんなこと言われても」
シャーリー「またナリタのときみたいに記憶を弄ってよぉ……」ウルウル
ルルーシュ「いや、できればよかったが、もうシャーリーには……できない」
シャーリー「そんなぁ……私、今日の日記はどう書けばいいのぉ……」
ルルーシュ「ありのままを書けば……」
シャーリー「そんなことしたら見返すたびにベッドの上でバタバタするじゃない!!!」
ルルーシュ「バタバタ?」
シャーリー「ルルだって恥ずかしい過去がフラッシュバックしたら叫んだり、顔を埋めたくなるでしょ?!」
ルルーシュ「ああ」
シャーリー「でも、まだ忘れていられるだけマシだよね!!私なんて記憶を改竄してくれないともう一生引き摺っちゃうよ!!いいの!?」
ルルーシュ「いいんじゃないか?」
シャーリー「穴があった閉じこもりたい……」
ルルーシュ「ここは落ち着けないか。寮に戻るか」
シャーリー「でも……事情聴取とかあるんでしょ?」
ルルーシュ「シャーリーが苦しむだけなら、この場から離れたほうがいいだろう。行くぞ」
シャーリー「またナリタのときみたいに記憶を弄ってよぉ……」ウルウル
ルルーシュ「いや、できればよかったが、もうシャーリーには……できない」
シャーリー「そんなぁ……私、今日の日記はどう書けばいいのぉ……」
ルルーシュ「ありのままを書けば……」
シャーリー「そんなことしたら見返すたびにベッドの上でバタバタするじゃない!!!」
ルルーシュ「バタバタ?」
シャーリー「ルルだって恥ずかしい過去がフラッシュバックしたら叫んだり、顔を埋めたくなるでしょ?!」
ルルーシュ「ああ」
シャーリー「でも、まだ忘れていられるだけマシだよね!!私なんて記憶を改竄してくれないともう一生引き摺っちゃうよ!!いいの!?」
ルルーシュ「いいんじゃないか?」
シャーリー「穴があった閉じこもりたい……」
ルルーシュ「ここは落ち着けないか。寮に戻るか」
シャーリー「でも……事情聴取とかあるんでしょ?」
ルルーシュ「シャーリーが苦しむだけなら、この場から離れたほうがいいだろう。行くぞ」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 17:32:06.33 ID:e5JonWx60
シャーリー「あ、ルルー。まってよぉ」
ルルーシュ「はいはい」
警官「あ、君たち。ここで何をしている?」
シャーリー「あ……」
警官「少し話を―――」
ルルーシュ「俺たちを見逃してもらえますか?」キュィィン
警官「―――分かった」
シャーリー「え……」
ルルーシュ「シャーリーには話しておかないといけないな」
シャーリー「今、何したの?」
ルルーシュ「これがギアスの力だ」
シャーリー「ギ、ギアス……?もしかして記憶を弄ったときに使った……?」
ルルーシュ「お前の心理を巧みに利用した男もいただろ。あいつもギアスという力により、お前の心を読んでいた」
シャーリー「今流行ってる催眠術ってそんな名称なの?」
ルルーシュ「え?」
ルルーシュ「はいはい」
警官「あ、君たち。ここで何をしている?」
シャーリー「あ……」
警官「少し話を―――」
ルルーシュ「俺たちを見逃してもらえますか?」キュィィン
警官「―――分かった」
シャーリー「え……」
ルルーシュ「シャーリーには話しておかないといけないな」
シャーリー「今、何したの?」
ルルーシュ「これがギアスの力だ」
シャーリー「ギ、ギアス……?もしかして記憶を弄ったときに使った……?」
ルルーシュ「お前の心理を巧みに利用した男もいただろ。あいつもギアスという力により、お前の心を読んでいた」
シャーリー「今流行ってる催眠術ってそんな名称なの?」
ルルーシュ「え?」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 17:38:33.93 ID:e5JonWx60
シャーリー「あなたはだんだんめむくな~る。的なやつでしょ?ギアスって」
ルルーシュ「……まぁ、そうだな」
シャーリー「だよね。そういうことでもないと記憶を失くさせるとかできないよね」
ルルーシュ「俺のギアスは絶対遵守。どんなに理不尽な命令でも、相手に従わせることができる」
シャーリー「へー。犬にも?」
ルルーシュ「犬?」
シャーリー「うん」
ルルーシュ「できるんじゃないかな。試したことはないが」
シャーリー「じゃあ、実家にね、私にすっごく吠える犬がいるの。全然懐いてくれなくてさ」
ルルーシュ「シャーリーに懐かせろと?」
シャーリー「うん」
ルルーシュ「……」
シャーリー「だめ?」
ルルーシュ「考えておこう」
シャーリー「わーい」
ルルーシュ「……まぁ、そうだな」
シャーリー「だよね。そういうことでもないと記憶を失くさせるとかできないよね」
ルルーシュ「俺のギアスは絶対遵守。どんなに理不尽な命令でも、相手に従わせることができる」
シャーリー「へー。犬にも?」
ルルーシュ「犬?」
シャーリー「うん」
ルルーシュ「できるんじゃないかな。試したことはないが」
シャーリー「じゃあ、実家にね、私にすっごく吠える犬がいるの。全然懐いてくれなくてさ」
ルルーシュ「シャーリーに懐かせろと?」
シャーリー「うん」
ルルーシュ「……」
シャーリー「だめ?」
ルルーシュ「考えておこう」
シャーリー「わーい」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 17:42:33.29 ID:e5JonWx60
ルルーシュ「でも、いいのか?」
シャーリー「何が?」
ルルーシュ「それって、俺がシャーリーの実家に行くということになるが」
シャーリー「へ、変な勘違いしないで!!別に深い理由なんてないもん!!」
ルルーシュ「そうか」
シャーリー「そう!!別にルルを将来の旦那様的な扱いで招待するわけじゃないし!!」
ルルーシュ「分かった。分かった。そんなに騒ぐとまた出血するぞ」
シャーリー「大丈夫です!」
ポタッ……
シャーリー「え……?」
ルルーシュ「シャーリー!!血が!!」
シャーリー「あぁ……もう……私……ルル……あのね……」
ルルーシュ「大丈夫だ!!傷は浅い!!死ぬような出血でもない!!」
シャーリー「あぶな……また、恥を上塗りするところだった……」
ルルーシュ「とにかく学園に戻るぞ。いいな?」
シャーリー「何が?」
ルルーシュ「それって、俺がシャーリーの実家に行くということになるが」
シャーリー「へ、変な勘違いしないで!!別に深い理由なんてないもん!!」
ルルーシュ「そうか」
シャーリー「そう!!別にルルを将来の旦那様的な扱いで招待するわけじゃないし!!」
ルルーシュ「分かった。分かった。そんなに騒ぐとまた出血するぞ」
シャーリー「大丈夫です!」
ポタッ……
シャーリー「え……?」
ルルーシュ「シャーリー!!血が!!」
シャーリー「あぁ……もう……私……ルル……あのね……」
ルルーシュ「大丈夫だ!!傷は浅い!!死ぬような出血でもない!!」
シャーリー「あぶな……また、恥を上塗りするところだった……」
ルルーシュ「とにかく学園に戻るぞ。いいな?」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 17:48:10.75 ID:e5JonWx60
翌日 生徒会室
シャーリー「お腹いたい……」
アーニャ「生理?」
シャーリー「アーニャ!!それセクハラ!!」
アーニャ「心配してあげたのに」
リヴァル「トイレいけよ」
シャーリー「そういう腹痛でもないの!!」
ルルーシュ「おいおい、お前ら。あまりシャーリーを興奮させないでやってくれ」
リヴァル「なんかあったのか?」
ルルーシュ「色々とな」
アーニャ「わかった」
シャーリー「何が?」
アーニャ「ルルーシュ、シャーリーに無茶な体位を要求した?」
シャーリー「アーニャ!?なにいってんの?!」
ルルーシュ「体位?なんのことだ?」
シャーリー「お腹いたい……」
アーニャ「生理?」
シャーリー「アーニャ!!それセクハラ!!」
アーニャ「心配してあげたのに」
リヴァル「トイレいけよ」
シャーリー「そういう腹痛でもないの!!」
ルルーシュ「おいおい、お前ら。あまりシャーリーを興奮させないでやってくれ」
リヴァル「なんかあったのか?」
ルルーシュ「色々とな」
アーニャ「わかった」
シャーリー「何が?」
アーニャ「ルルーシュ、シャーリーに無茶な体位を要求した?」
シャーリー「アーニャ!?なにいってんの?!」
ルルーシュ「体位?なんのことだ?」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 17:54:34.25 ID:e5JonWx60
アーニャ「こう……仰向けに横たわったシャーリーの両脚をルルーシュが両手で持ち上げ、そのまま頭の方に持っていって……」
シャーリー「アーニャ!!実演しなくていいから!!!そもそもそんなことしてません!!!」
アーニャ「そうなの?」
ルルーシュ「アーニャ。下着が丸見えだぞ」
アーニャ「工ッチ」
シャーリー「自分でやっておいてなに言ってるの?!」
ルルーシュ「シャーリー、あまり無茶はするなよ?」
シャーリー「うん」
ルルーシュ「じゃあ、俺は先に失礼する」
シャーリー「バイバーイ、ルルー」
リヴァル「……なんか、距離が縮まった気がしませんか、アーニャさん」
アーニャ「シャーリーもお年頃。ルルーシュもお年頃」
リヴァル「と、いうことは?!」
アーニャ「シャーリーの落とし頃を過ぎたかもしれない」
リヴァル「シャーリーは元々そんな時期なかった気がするけどな」
シャーリー「アーニャ!!実演しなくていいから!!!そもそもそんなことしてません!!!」
アーニャ「そうなの?」
ルルーシュ「アーニャ。下着が丸見えだぞ」
アーニャ「工ッチ」
シャーリー「自分でやっておいてなに言ってるの?!」
ルルーシュ「シャーリー、あまり無茶はするなよ?」
シャーリー「うん」
ルルーシュ「じゃあ、俺は先に失礼する」
シャーリー「バイバーイ、ルルー」
リヴァル「……なんか、距離が縮まった気がしませんか、アーニャさん」
アーニャ「シャーリーもお年頃。ルルーシュもお年頃」
リヴァル「と、いうことは?!」
アーニャ「シャーリーの落とし頃を過ぎたかもしれない」
リヴァル「シャーリーは元々そんな時期なかった気がするけどな」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 18:01:13.52 ID:e5JonWx60
女子寮 自室
シャーリー(ルルってば、私の文字通り命をかけた告白については何も言ってくれないけど、どう思ってるんだろ……)
ソフィ「シャーリー、お風呂いく?」
シャーリー「あ、ごめん。先に行ってて」
ソフィ「また日記?」
シャーリー「う、うん」
ソフィ「ほどほどにねー」
シャーリー「別にいいでしょ!!」
シャーリー「さてと……何を書こうかな……」
シャーリー「……」
シャーリー「そういえば、あのロープウェイのとき……ルル、私の秘蔵写真持ってたっけ……」
シャーリー「……」
シャーリー「……まさか!!!」ガタッ
シャーリー「でも……いくら、ルルでも……部屋に忍び込むとか……うーん……」
シャーリー「よし。電話しよ」
シャーリー(ルルってば、私の文字通り命をかけた告白については何も言ってくれないけど、どう思ってるんだろ……)
ソフィ「シャーリー、お風呂いく?」
シャーリー「あ、ごめん。先に行ってて」
ソフィ「また日記?」
シャーリー「う、うん」
ソフィ「ほどほどにねー」
シャーリー「別にいいでしょ!!」
シャーリー「さてと……何を書こうかな……」
シャーリー「……」
シャーリー「そういえば、あのロープウェイのとき……ルル、私の秘蔵写真持ってたっけ……」
シャーリー「……」
シャーリー「……まさか!!!」ガタッ
シャーリー「でも……いくら、ルルでも……部屋に忍び込むとか……うーん……」
シャーリー「よし。電話しよ」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 18:05:42.75 ID:e5JonWx60
シャーリー「あ、もしもし。ルルー?」
ルルーシュ『どうした?』
シャーリー「ちょっと聞きたいことがあるんだけど、いいかな?」
ルルーシュ『ああ、構わない』
シャーリー「ルルさ、ロープウェイのとき……あ、私がルルを撃っちゃおうとしたときね」
シャーリー「あのとき私の持っていた写真、ルルが持ってたよね?もしかして私の部屋に入った?」
ルルーシュ『……ああ』
シャーリー「やっぱり?!」
ルルーシュ『ギアス漏洩を防ぐためだったんだ……。すまない』
シャーリー「日記は読んだ?!」
ルルーシュ『……ああ』
シャーリー「おぉ……?!」
ルルーシュ『本当に悪いと―――』
シャーリー「ど、どこまで読んだの?!」
ルルーシュ『どこまでって全部だが……』
ルルーシュ『どうした?』
シャーリー「ちょっと聞きたいことがあるんだけど、いいかな?」
ルルーシュ『ああ、構わない』
シャーリー「ルルさ、ロープウェイのとき……あ、私がルルを撃っちゃおうとしたときね」
シャーリー「あのとき私の持っていた写真、ルルが持ってたよね?もしかして私の部屋に入った?」
ルルーシュ『……ああ』
シャーリー「やっぱり?!」
ルルーシュ『ギアス漏洩を防ぐためだったんだ……。すまない』
シャーリー「日記は読んだ?!」
ルルーシュ『……ああ』
シャーリー「おぉ……?!」
ルルーシュ『本当に悪いと―――』
シャーリー「ど、どこまで読んだの?!」
ルルーシュ『どこまでって全部だが……』
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 18:13:31.45 ID:e5JonWx60
シャーリー「ぜ、全部って……」
ルルーシュ『勿論、シャーリーの日記の内容を公表するつもりなんてない』
シャーリー「あ、当たり前でしょ!?」
ルルーシュ『時々、ポエムみたいになるのが俺は好きだったな』
シャーリー「ポエ!?」
ルルーシュ『―――今日もあいつを見ていた。誰に言われるでもなく、ただぼんやりと背中を眺めていた。ああ、これが恋か。とか』
シャーリー「いやぁぁ!!!!それ日記をどう書くか迷走しだしたときのやつじゃない!?」
ルルーシュ『あとは……。―――今日は冷たいソフトクリームをペロペロ。とっても甘い。冷たいアイツもペロペロしたら甘いのだろうか。とかな』
シャーリー「うわぁー!!!うわー!!!!」
ルルーシュ『どうした?!シャーリー?!』
シャーリー「いやぁぁ!!!やめてぇぇ!!!」バタバタ
ルルーシュ『シャーリー?!暴漢でも現れたのか?!』
シャーリー「心の暴漢が耳元にいるよ!!」
ルルーシュ『なんだと?!分かった!!すぐにそっちへ行く!!』
シャーリー「こないでぇ!!ルルはだめぇ!!」
ルルーシュ『勿論、シャーリーの日記の内容を公表するつもりなんてない』
シャーリー「あ、当たり前でしょ!?」
ルルーシュ『時々、ポエムみたいになるのが俺は好きだったな』
シャーリー「ポエ!?」
ルルーシュ『―――今日もあいつを見ていた。誰に言われるでもなく、ただぼんやりと背中を眺めていた。ああ、これが恋か。とか』
シャーリー「いやぁぁ!!!!それ日記をどう書くか迷走しだしたときのやつじゃない!?」
ルルーシュ『あとは……。―――今日は冷たいソフトクリームをペロペロ。とっても甘い。冷たいアイツもペロペロしたら甘いのだろうか。とかな』
シャーリー「うわぁー!!!うわー!!!!」
ルルーシュ『どうした?!シャーリー?!』
シャーリー「いやぁぁ!!!やめてぇぇ!!!」バタバタ
ルルーシュ『シャーリー?!暴漢でも現れたのか?!』
シャーリー「心の暴漢が耳元にいるよ!!」
ルルーシュ『なんだと?!分かった!!すぐにそっちへ行く!!』
シャーリー「こないでぇ!!ルルはだめぇ!!」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 18:22:18.70 ID:e5JonWx60
ルルーシュ『シャーリー!!無事なのか!?』
シャーリー「いや……もう……ダメかも……」
ルルーシュ『シャーリー!!しっかりしろ!!』
シャーリー「もう……表に出られない……死のう……」キュィィン
シャーリー「ダメ……死ねない……よぉ……」
ルルーシュ『シャーリー……。俺でよければ相談に乗るが……』
シャーリー「ほ、他には……?」
ルルーシュ『え?』
シャーリー「もう……それだけしか……覚えてない……?」
ルルーシュ『いや、一番強烈だったのが一つだけあるな』
シャーリー(なんだろう……!!もしかして初めてルルに会ったときのやつ?それともルルって呼び始めた日のこと……?!)
ルルーシュ『今日の妄想シリーズはとても記憶に残っている」
シャーリー「だめ……!!それは……言わないで……!!おね……がい……!!」
ルルーシュ『しかし、デートプランはかなりしっかりしていた。相手のLって奴が羨ましいぐらいだ』
シャーリー「……もう……ころしてよぉ……」
シャーリー「いや……もう……ダメかも……」
ルルーシュ『シャーリー!!しっかりしろ!!』
シャーリー「もう……表に出られない……死のう……」キュィィン
シャーリー「ダメ……死ねない……よぉ……」
ルルーシュ『シャーリー……。俺でよければ相談に乗るが……』
シャーリー「ほ、他には……?」
ルルーシュ『え?』
シャーリー「もう……それだけしか……覚えてない……?」
ルルーシュ『いや、一番強烈だったのが一つだけあるな』
シャーリー(なんだろう……!!もしかして初めてルルに会ったときのやつ?それともルルって呼び始めた日のこと……?!)
ルルーシュ『今日の妄想シリーズはとても記憶に残っている」
シャーリー「だめ……!!それは……言わないで……!!おね……がい……!!」
ルルーシュ『しかし、デートプランはかなりしっかりしていた。相手のLって奴が羨ましいぐらいだ』
シャーリー「……もう……ころしてよぉ……」
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 18:31:54.28 ID:e5JonWx60
ルルーシュ『何度も『ここでキスをしようとするも失敗』というト書きは気になったが』
シャーリー「あー!!あー!!」
ルルーシュ『シャーリー?!!やはり今から……!!』
シャーリー「ルル!!お願い!!忘れて!!」
ルルーシュ『忘れたくても……』
シャーリー「忘れろー!!」
ルルーシュ『だが……』
シャーリー「忘れないなら舌噛み千切って、丸めて、窓から投げ捨ててやる!!」
ルルーシュ『俺のか?』
シャーリー「私のに決まってるでしょ?!」
ルルーシュ『シャーリー!!死ぬぞ!!やめろ!!』
シャーリー「なら忘れて!!」
ルルーシュ『ポエムは忘れなくてもいいか?』
シャーリー「全部!!恥ずかしい内容の日のやつは全部お願いします!!!」
ルルーシュ『どれが恥ずかしい日のものなんだ?LとSのいけない日記シリーズか?あれは確かに女の子が書いていい内容ではなかったが……」
シャーリー「あー!!あー!!」
ルルーシュ『シャーリー?!!やはり今から……!!』
シャーリー「ルル!!お願い!!忘れて!!」
ルルーシュ『忘れたくても……』
シャーリー「忘れろー!!」
ルルーシュ『だが……』
シャーリー「忘れないなら舌噛み千切って、丸めて、窓から投げ捨ててやる!!」
ルルーシュ『俺のか?』
シャーリー「私のに決まってるでしょ?!」
ルルーシュ『シャーリー!!死ぬぞ!!やめろ!!』
シャーリー「なら忘れて!!」
ルルーシュ『ポエムは忘れなくてもいいか?』
シャーリー「全部!!恥ずかしい内容の日のやつは全部お願いします!!!」
ルルーシュ『どれが恥ずかしい日のものなんだ?LとSのいけない日記シリーズか?あれは確かに女の子が書いていい内容ではなかったが……」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 18:40:39.03 ID:e5JonWx60
シャーリー「それ日記じゃないよ?!パソコンに入ってるやつでしょ?!」
ルルーシュ『でも、日記と書かれたフォルダに……』
シャーリー「私小説を隠すためのフォルダなの!!」
ルルーシュ『なんだ。そうだったのか』
シャーリー「よ、読んだの……?」
ルルーシュ『1ページ400字で800ページ以上あったからな。全て読むのに少し時間がかかった』
シャーリー「読んだんだ……」
ルルーシュ『初めは文章も荒かったが、中盤から洗練されてきて、とても読み応えがあった』
シャーリー「……」
ルルーシュ『特にLがSを自室に招いてから濡れ場に向かう心理描写なんて秀逸だったな』
シャーリー「ルル……あの……それは……」
ルルーシュ『LはSの瞳を見るたびに鼓動を大きくさせた。もうこの感情を抑えることはできない。Lの心に灯る。劣情と言う名の青い火が。とかな』
シャーリー「うぅぅ……うぅぅ……」
ルルーシュ『シャーリー?具合でも悪いのか?』
シャーリー「舌が噛み切れません……」
ルルーシュ『でも、日記と書かれたフォルダに……』
シャーリー「私小説を隠すためのフォルダなの!!」
ルルーシュ『なんだ。そうだったのか』
シャーリー「よ、読んだの……?」
ルルーシュ『1ページ400字で800ページ以上あったからな。全て読むのに少し時間がかかった』
シャーリー「読んだんだ……」
ルルーシュ『初めは文章も荒かったが、中盤から洗練されてきて、とても読み応えがあった』
シャーリー「……」
ルルーシュ『特にLがSを自室に招いてから濡れ場に向かう心理描写なんて秀逸だったな』
シャーリー「ルル……あの……それは……」
ルルーシュ『LはSの瞳を見るたびに鼓動を大きくさせた。もうこの感情を抑えることはできない。Lの心に灯る。劣情と言う名の青い火が。とかな』
シャーリー「うぅぅ……うぅぅ……」
ルルーシュ『シャーリー?具合でも悪いのか?』
シャーリー「舌が噛み切れません……」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 18:48:04.48 ID:e5JonWx60
ルルーシュ『このような物語を書こうと思った経緯を知りたいところだが』
シャーリー「言えるわけないでしょ」
ルルーシュ『その機会はいずれ』
シャーリー「言わないってば!!」
ルルーシュ『ん?ジェレ……ロロ……だと……!!!』
シャーリー「え?ルル?どうしたの?」
ルルーシュ『ああ、悪い。急用が入った。また明日な』
シャーリー「ルル!!日記と小説のこと忘れてね!!お願いだから!!」
ルルーシュ『分かっている』
シャーリー「あ、あと!!」
ルルーシュ『なんだ?』
シャーリー「ルルのこと手伝いたい……。もし困っているなら何でも言って」
ルルーシュ『シャーリー……』
シャーリー「……」
ルルーシュ『シャーリーは俺の帰る場所になってくれたらそれでいい。お前が生きている限り、俺は死ねない』
シャーリー「言えるわけないでしょ」
ルルーシュ『その機会はいずれ』
シャーリー「言わないってば!!」
ルルーシュ『ん?ジェレ……ロロ……だと……!!!』
シャーリー「え?ルル?どうしたの?」
ルルーシュ『ああ、悪い。急用が入った。また明日な』
シャーリー「ルル!!日記と小説のこと忘れてね!!お願いだから!!」
ルルーシュ『分かっている』
シャーリー「あ、あと!!」
ルルーシュ『なんだ?』
シャーリー「ルルのこと手伝いたい……。もし困っているなら何でも言って」
ルルーシュ『シャーリー……』
シャーリー「……」
ルルーシュ『シャーリーは俺の帰る場所になってくれたらそれでいい。お前が生きている限り、俺は死ねない』
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 18:53:30.93 ID:e5JonWx60
シャーリー「私もルルが生きている限り死ねない!!なんだか死んだあとが怖いから!!!」
ルルーシュ『嬉しいよ』
シャーリー「嬉しいの?!ありがとう!」
ルルーシュ『それじゃあ、おやすみ』
シャーリー「ルル!!忘れてね!!ルルー!!!」
シャーリー「切れちゃった……」
シャーリー「……」
シャーリー(さっき、ロロって……)
シャーリー「……!」ガタッ
シャーリー「もしかして私を撃ったのがロロくんだって分かったの……」
シャーリー「大変。ロロくんを探さないと……」
シャーリー「今のルル、何をするかよくわかんないし……」
シャーリー「催眠術でロロくんに意地悪するかもしれないし……!!」
シャーリー「よしっ」ダダダッ
ルルーシュ『嬉しいよ』
シャーリー「嬉しいの?!ありがとう!」
ルルーシュ『それじゃあ、おやすみ』
シャーリー「ルル!!忘れてね!!ルルー!!!」
シャーリー「切れちゃった……」
シャーリー「……」
シャーリー(さっき、ロロって……)
シャーリー「……!」ガタッ
シャーリー「もしかして私を撃ったのがロロくんだって分かったの……」
シャーリー「大変。ロロくんを探さないと……」
シャーリー「今のルル、何をするかよくわかんないし……」
シャーリー「催眠術でロロくんに意地悪するかもしれないし……!!」
シャーリー「よしっ」ダダダッ
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 18:57:40.39 ID:e5JonWx60
ルルーシュ宅
シャーリー「ごめんくださーい」ドンドン
咲世子「なんでしょうか?」
シャーリー「咲世子さん。ルルは?」
咲世子「生憎と」
シャーリー「ロロは?」
咲世子「ロロ様もいまは……」
シャーリー「ロロもルルもいない……。やっぱり!!」
咲世子「シャーリーさん!?どちらへ?」
シャーリー「二人を探します!!」
咲世子「あ……!!」
シャーリー「ロロー!!!」ダダダッ
咲世子「……はぁ……」
咲世子「―――ヴィレッタ様」
ヴェレッタ『分かっている。ルルーシュからも言われているからな。こちらで保護しよう』
シャーリー「ごめんくださーい」ドンドン
咲世子「なんでしょうか?」
シャーリー「咲世子さん。ルルは?」
咲世子「生憎と」
シャーリー「ロロは?」
咲世子「ロロ様もいまは……」
シャーリー「ロロもルルもいない……。やっぱり!!」
咲世子「シャーリーさん!?どちらへ?」
シャーリー「二人を探します!!」
咲世子「あ……!!」
シャーリー「ロロー!!!」ダダダッ
咲世子「……はぁ……」
咲世子「―――ヴィレッタ様」
ヴェレッタ『分かっている。ルルーシュからも言われているからな。こちらで保護しよう』
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 19:01:02.02 ID:e5JonWx60
地下室
ヴィレッタ「入れ」
シャーリー「あの……ここは……?」
ヴィレッタ「私の仕事場だ」
シャーリー「ヴィレッタ先生ってここに住んでいるんですか?」
ヴィレッタ「まぁな」
シャーリー「わぁ。モニターがいっぱいありますね。今、面白いドラマとかやってますよ。一緒に見ます?」
ヴィレッタ「それはテレビではない。とにかく座れ」
シャーリー「は、はい」
ヴィレッタ「ルルーシュからどこまで聞いた?」
シャーリー「……私が恥ずかしい小説を書いているところまで……」
ヴィレッタ「何のことだ。ギアスについて聞いたのだろ?」
シャーリー「ああ。そっちですか。はい」
ヴィレッタ「どう思った?」
シャーリー「ルルはすごいなーって思いました」
ヴィレッタ「入れ」
シャーリー「あの……ここは……?」
ヴィレッタ「私の仕事場だ」
シャーリー「ヴィレッタ先生ってここに住んでいるんですか?」
ヴィレッタ「まぁな」
シャーリー「わぁ。モニターがいっぱいありますね。今、面白いドラマとかやってますよ。一緒に見ます?」
ヴィレッタ「それはテレビではない。とにかく座れ」
シャーリー「は、はい」
ヴィレッタ「ルルーシュからどこまで聞いた?」
シャーリー「……私が恥ずかしい小説を書いているところまで……」
ヴィレッタ「何のことだ。ギアスについて聞いたのだろ?」
シャーリー「ああ。そっちですか。はい」
ヴィレッタ「どう思った?」
シャーリー「ルルはすごいなーって思いました」
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 19:08:02.50 ID:e5JonWx60
ヴィレッタ「それだけか?」
シャーリー「はい」
ヴィレッタ「もっとあるだろ。お前の父親はルルーシュに殺され、更に記憶まで奪い、偽りの日常をお前に与えたのだぞ」
シャーリー「今の催眠術ってそんなことまで出来るんですよね。凄いです」
ヴィレッタ「シャーリー……」
シャーリー「あの。今はロロを助けにいかないといけないんで……」
ヴィレッタ「その必要はない。ルルーシュはロロに手を出すことはない。まだまだ利用価値があるからな」
シャーリー「利用価値?」
ヴィレッタ「ロロのギアスは相手の体感時間を奪うものだ。それを利用してナナリーを救出するのだろう」
シャーリー「ナナちゃんを……」
ヴィレッタ「ああ。それまでは手出しなどしないはずだ」
シャーリー「そんなのナナちゃんを救っても手なんて出したらダメですよ!!」
ヴィレッタ「……お前な……」
シャーリー「はい」
ヴィレッタ「やはりお前だけは好きにはなれない」
シャーリー「はい」
ヴィレッタ「もっとあるだろ。お前の父親はルルーシュに殺され、更に記憶まで奪い、偽りの日常をお前に与えたのだぞ」
シャーリー「今の催眠術ってそんなことまで出来るんですよね。凄いです」
ヴィレッタ「シャーリー……」
シャーリー「あの。今はロロを助けにいかないといけないんで……」
ヴィレッタ「その必要はない。ルルーシュはロロに手を出すことはない。まだまだ利用価値があるからな」
シャーリー「利用価値?」
ヴィレッタ「ロロのギアスは相手の体感時間を奪うものだ。それを利用してナナリーを救出するのだろう」
シャーリー「ナナちゃんを……」
ヴィレッタ「ああ。それまでは手出しなどしないはずだ」
シャーリー「そんなのナナちゃんを救っても手なんて出したらダメですよ!!」
ヴィレッタ「……お前な……」
シャーリー「はい」
ヴィレッタ「やはりお前だけは好きにはなれない」
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 19:16:38.77 ID:e5JonWx60
シャーリー「そ、それって……やっぱり、私が先生を撃ったからですか?」
ヴィレッタ「嫌なことを思い出させるな」
シャーリー「あれは……あの……ごめんなさい。アルバイトして治療費払います」
ヴィレッタ「もういい。治療費はタダだったしな。それ以前に父親を殺されて平然としていられるお前に腹が立つ」
シャーリー「平然としているように見えますか?」
ヴィレッタ「見える」
シャーリー「……よかった」
ヴィレッタ「……」
シャーリー「なら、きっとルルにもそう見えてますよね」
ヴィレッタ「何を言っている?」
シャーリー「だって。お父さんが死んだことを気にしているように見えちゃったら、ルルは私に今よりももっともーっと優しくなると思うんです」
ヴィレッタ「それでいいじゃないか」
シャーリー「ダメですよ。それはただ罪の意識から私の頭を撫でてくれているだけじゃないですか」
ヴィレッタ「なに?」
シャーリー「私はルルのことを許しました。だから、いつものルルと私でいいんです。ルルは少しだけ遠くにいるような気がするけど、それでもいつものように接してくれるだけで嬉しくて……」
ヴィレッタ「嫌なことを思い出させるな」
シャーリー「あれは……あの……ごめんなさい。アルバイトして治療費払います」
ヴィレッタ「もういい。治療費はタダだったしな。それ以前に父親を殺されて平然としていられるお前に腹が立つ」
シャーリー「平然としているように見えますか?」
ヴィレッタ「見える」
シャーリー「……よかった」
ヴィレッタ「……」
シャーリー「なら、きっとルルにもそう見えてますよね」
ヴィレッタ「何を言っている?」
シャーリー「だって。お父さんが死んだことを気にしているように見えちゃったら、ルルは私に今よりももっともーっと優しくなると思うんです」
ヴィレッタ「それでいいじゃないか」
シャーリー「ダメですよ。それはただ罪の意識から私の頭を撫でてくれているだけじゃないですか」
ヴィレッタ「なに?」
シャーリー「私はルルのことを許しました。だから、いつものルルと私でいいんです。ルルは少しだけ遠くにいるような気がするけど、それでもいつものように接してくれるだけで嬉しくて……」
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 19:23:18.74 ID:e5JonWx60
ヴィレッタ「……」
シャーリー「あの……理由になってないですか?それとも撃ったことを気にしてますか?」
ヴィレッタ「お前も撃たれたのだったな?」
シャーリー「あ、はい。ここです」
ヴィレッタ「ふんっ」ツンッ
シャーリー「がっ……?!!?」
ヴィレッタ「どうだ?ちょっと突いただけでも痛いだろ?私も同じ苦しみを味わった」
シャーリー「あ……ご、ごめ……」
ヴィレッタ「そのように思考ができれば……私も扇と……」
シャーリー「先生?」
ヴィレッタ「何でもない。ともかく、お前はロロに命を狙われている。我々が保護を―――」
シャーリー「先生?せんせー。もしもーし」
ロロ「―――シャーリーさん」
シャーリー「あ、ロロ。みてよ、先生ったら固まっちゃって」
ロロ「今度こそ……貴方を……」
シャーリー「あの……理由になってないですか?それとも撃ったことを気にしてますか?」
ヴィレッタ「お前も撃たれたのだったな?」
シャーリー「あ、はい。ここです」
ヴィレッタ「ふんっ」ツンッ
シャーリー「がっ……?!!?」
ヴィレッタ「どうだ?ちょっと突いただけでも痛いだろ?私も同じ苦しみを味わった」
シャーリー「あ……ご、ごめ……」
ヴィレッタ「そのように思考ができれば……私も扇と……」
シャーリー「先生?」
ヴィレッタ「何でもない。ともかく、お前はロロに命を狙われている。我々が保護を―――」
シャーリー「先生?せんせー。もしもーし」
ロロ「―――シャーリーさん」
シャーリー「あ、ロロ。みてよ、先生ったら固まっちゃって」
ロロ「今度こそ……貴方を……」
98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 19:27:49.04 ID:e5JonWx60
シャーリー「え……?」
ロロ「死んでもらいますよ」チャカ
シャーリー「ロロ……」
ロロ「貴方は兄さんにとって危険な存在だ……」
シャーリー「どうして……」
ロロ「貴方が!!兄さんを惑わせるから!!!死んでください!!!」
シャーリー「ロロ、私は―――」キュィィン
シャーリー「死ねない!!」ダダッ
ロロ「なに!?―――くそ!!」バァァン!!!
シャーリー「うっ?!」
ロロ「もう一発……!!」
シャーリー「ふっ!!」ドゴォ
ロロ「ぐ?!」
シャーリー「はぁ……はぁ……ロロ、やめようよ……どうして……」
ヴィレッタ「―――は?!シャーリー?!ロロ!!」
ロロ「死んでもらいますよ」チャカ
シャーリー「ロロ……」
ロロ「貴方は兄さんにとって危険な存在だ……」
シャーリー「どうして……」
ロロ「貴方が!!兄さんを惑わせるから!!!死んでください!!!」
シャーリー「ロロ、私は―――」キュィィン
シャーリー「死ねない!!」ダダッ
ロロ「なに!?―――くそ!!」バァァン!!!
シャーリー「うっ?!」
ロロ「もう一発……!!」
シャーリー「ふっ!!」ドゴォ
ロロ「ぐ?!」
シャーリー「はぁ……はぁ……ロロ、やめようよ……どうして……」
ヴィレッタ「―――は?!シャーリー?!ロロ!!」
105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 19:34:18.00 ID:e5JonWx60
ロロ「くっ……そ……」
シャーリー「……」
ヴィレッタ「ロロ、どうして……。シャーリーの時も奪えばよかっただろに」
ロロ「それは……」
シャーリー「ロロ、私もルルのこと大好きなの」
ロロ「それがなんですか?」
シャーリー「ロロも好きなんでしょ?」
ロロ「ええ。そうですよ……。兄さんは僕だけの……」
シャーリー「うん。わかった」
ヴィレッタ「え……」
ロロ「シャーリー……さん……?」
シャーリー「ロロ、じゃあ競争しよ」
ロロ「競争……?」
シャーリー「私だってルルが好きだもん。でも、ルルを独り占めにするつもりもないから。だから、競争。恋敵の時を奪うんじゃなくて、好きな人の心を奪おうよ。そのほうが良いと思うよ?」
ロロ「……」
シャーリー「……」
ヴィレッタ「ロロ、どうして……。シャーリーの時も奪えばよかっただろに」
ロロ「それは……」
シャーリー「ロロ、私もルルのこと大好きなの」
ロロ「それがなんですか?」
シャーリー「ロロも好きなんでしょ?」
ロロ「ええ。そうですよ……。兄さんは僕だけの……」
シャーリー「うん。わかった」
ヴィレッタ「え……」
ロロ「シャーリー……さん……?」
シャーリー「ロロ、じゃあ競争しよ」
ロロ「競争……?」
シャーリー「私だってルルが好きだもん。でも、ルルを独り占めにするつもりもないから。だから、競争。恋敵の時を奪うんじゃなくて、好きな人の心を奪おうよ。そのほうが良いと思うよ?」
ロロ「……」
113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 19:42:11.83 ID:e5JonWx60
シャーリー「ロロが私を撃ったことはルルに内緒ね。ほら、心象悪くなっちゃうし。チクった私の」
ヴィレッタ「おい!!お前は二度も殺されかけたんだぞ?!」
シャーリー「でも、私は死んでいません。この前も今も、ロロなら簡単に殺せるのに」
ロロ「……」
シャーリー「頭とか心臓を撃っちゃえばいいのに、ロロはそうしなかった。今も足を撃っただけですし」
ヴィレッタ「お前!!大丈夫か!?」
シャーリー「痛いですよ!!」
ロロ「シャーリーさん……」
シャーリー「ロロはきっとちょっと興奮しただけなんです。ほら、良くあるじゃないですか。好きな人の隣に知らない誰かがいて、それを見た恋敵がハンカチを噛むとか」
シャーリー「むきー!誰よあの女はぁ!!みたいな」
ヴィレッタ「あるかもしれんが……」
シャーリー「私もカレンとルルが一時期怪しかったので、いつもむきーってなってました。ロロのことを責めるなんてできません」
ヴィレッタ「あのな……。いいのか?ロロはまたお前を狙うぞ?」
シャーリー「ロロは私じゃなくてルルのハート狙うべきだよ」
ロロ「新手の命乞いですか?」
ヴィレッタ「おい!!お前は二度も殺されかけたんだぞ?!」
シャーリー「でも、私は死んでいません。この前も今も、ロロなら簡単に殺せるのに」
ロロ「……」
シャーリー「頭とか心臓を撃っちゃえばいいのに、ロロはそうしなかった。今も足を撃っただけですし」
ヴィレッタ「お前!!大丈夫か!?」
シャーリー「痛いですよ!!」
ロロ「シャーリーさん……」
シャーリー「ロロはきっとちょっと興奮しただけなんです。ほら、良くあるじゃないですか。好きな人の隣に知らない誰かがいて、それを見た恋敵がハンカチを噛むとか」
シャーリー「むきー!誰よあの女はぁ!!みたいな」
ヴィレッタ「あるかもしれんが……」
シャーリー「私もカレンとルルが一時期怪しかったので、いつもむきーってなってました。ロロのことを責めるなんてできません」
ヴィレッタ「あのな……。いいのか?ロロはまたお前を狙うぞ?」
シャーリー「ロロは私じゃなくてルルのハート狙うべきだよ」
ロロ「新手の命乞いですか?」
138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 20:07:43.39 ID:e5JonWx60
シャーリー「命乞いって……ひどいなー」
ロロ「兄さんも貴方のそんなところに惹かれたのでしょうね……」
シャーリー「え?」
ロロ「兄さんが写った写真をかき集めたり、変なポエムを書いたり、LとSの官能小説書き溜めたり……」
シャーリー「うわぁぁぁっぁ!!!!!」
ロロ「ヘン夕イの癖に!!」
シャーリー「女の子はみんなしてるよ!!」
ヴィレッタ「してないが」
ロロ「ヴィレッタさん、見てください」
ヴィレッタ「これは?」
ロロ「シャーリーさんのポエム集です」
ヴィレッタ「ポエム集」
シャーリー「なにそれ?!」
ロロ「あなたが日記の残した恥ずかしいポエムを一覧にしたものですよ」
シャーリー「なんでそんなことするの!?そんなことするなら撃ってよ!!」
ロロ「兄さんも貴方のそんなところに惹かれたのでしょうね……」
シャーリー「え?」
ロロ「兄さんが写った写真をかき集めたり、変なポエムを書いたり、LとSの官能小説書き溜めたり……」
シャーリー「うわぁぁぁっぁ!!!!!」
ロロ「ヘン夕イの癖に!!」
シャーリー「女の子はみんなしてるよ!!」
ヴィレッタ「してないが」
ロロ「ヴィレッタさん、見てください」
ヴィレッタ「これは?」
ロロ「シャーリーさんのポエム集です」
ヴィレッタ「ポエム集」
シャーリー「なにそれ?!」
ロロ「あなたが日記の残した恥ずかしいポエムを一覧にしたものですよ」
シャーリー「なんでそんなことするの!?そんなことするなら撃ってよ!!」
150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 20:22:42.12 ID:e5JonWx60
ヴィレッタ「空は高い。手が届かない。じゃあ、私の恋もきっと空だ。だって手が届かないから……」
シャーリー「いやぁぁぁぁ!!!声に出さないでぇぇぇ!!!」
ロロ「ふふふ……」
ヴィレッタ「シャーリー、こういうのが趣味なのか」
シャーリー「それはだから、日記の余白を埋めようとして……!!!」
ヴィレッタ「良い匂いがした。自分を深い場所まで潜らせる。そして包まれる。それが好きということ」
シャーリー「せんせぇぇ!!もうやめて!!音読はやめてください!!!黙読で!!黙読でお願いします!!」
ヴィレッタ「意外と面白いじゃないか。本でも出せばいいのに」
シャーリー「悶死しますよ!!」
ロロ「兄さんが写っている写真もこれだけあります。千枚以上はありますね」バサッ
シャーリー「ロロ!?私の部屋からもってきたの?!」
ロロ「それに画像データは1テラバイト弱もありましたよ。なんですか、これは?」
シャーリー「それは一つの画像に保存用、鑑賞用、実用に分けてあるのと、大きさも普通のと壁紙に分けてあるから、自然と要領が肥大化しちゃって……」
ロロ「ドヘン夕イですね」
シャーリー「みんなやってるよ!!きっと!!」
シャーリー「いやぁぁぁぁ!!!声に出さないでぇぇぇ!!!」
ロロ「ふふふ……」
ヴィレッタ「シャーリー、こういうのが趣味なのか」
シャーリー「それはだから、日記の余白を埋めようとして……!!!」
ヴィレッタ「良い匂いがした。自分を深い場所まで潜らせる。そして包まれる。それが好きということ」
シャーリー「せんせぇぇ!!もうやめて!!音読はやめてください!!!黙読で!!黙読でお願いします!!」
ヴィレッタ「意外と面白いじゃないか。本でも出せばいいのに」
シャーリー「悶死しますよ!!」
ロロ「兄さんが写っている写真もこれだけあります。千枚以上はありますね」バサッ
シャーリー「ロロ!?私の部屋からもってきたの?!」
ロロ「それに画像データは1テラバイト弱もありましたよ。なんですか、これは?」
シャーリー「それは一つの画像に保存用、鑑賞用、実用に分けてあるのと、大きさも普通のと壁紙に分けてあるから、自然と要領が肥大化しちゃって……」
ロロ「ドヘン夕イですね」
シャーリー「みんなやってるよ!!きっと!!」
159: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 20:31:45.59 ID:e5JonWx60
ヴィレッタ「していないが」
ロロ「あなたの異常性を兄さんが知ればどうなるでしょうね……」
シャーリー「ロロ……!!」
ロロ「きっと気持ち悪がりますね」
シャーリー「それだけはやめて!!お願い!!!」
ロロ「なら兄さんに近づくな。半径100メートル以内に入らないでください!!」
シャーリー「そんな!?」
ヴィレッタ「おい、ロロ。無茶を言うな。シャーリーとルルーシュは同じクラスだ」
シャーリー「そ、そうだよ!!」
ロロ「なら、学園を去るしかないでしょうね」
シャーリー「そ、それは……!!」
ロロ「どうするんですか?」
シャーリー「うぅぅ……!!」
ヴィレッタ「シャーリー。どうでもいいが、足の怪我はどうする?応急処置ぐらいしたほうがいいぞ。化膿したら大変だ」
シャーリー「うぅぅ……出血多量で死にます……私はもう生きているのが辛いんです……」
ロロ「あなたの異常性を兄さんが知ればどうなるでしょうね……」
シャーリー「ロロ……!!」
ロロ「きっと気持ち悪がりますね」
シャーリー「それだけはやめて!!お願い!!!」
ロロ「なら兄さんに近づくな。半径100メートル以内に入らないでください!!」
シャーリー「そんな!?」
ヴィレッタ「おい、ロロ。無茶を言うな。シャーリーとルルーシュは同じクラスだ」
シャーリー「そ、そうだよ!!」
ロロ「なら、学園を去るしかないでしょうね」
シャーリー「そ、それは……!!」
ロロ「どうするんですか?」
シャーリー「うぅぅ……!!」
ヴィレッタ「シャーリー。どうでもいいが、足の怪我はどうする?応急処置ぐらいしたほうがいいぞ。化膿したら大変だ」
シャーリー「うぅぅ……出血多量で死にます……私はもう生きているのが辛いんです……」
162: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 20:37:22.87 ID:e5JonWx60
ヴィレッタ「いや、そんな浅い傷で死ねないだろう。血も止まっているし」
シャーリー「やっぱり……私は死ねないんですね……」
シャーリー「ルルにも恥ずかしい秘密をいっぱい知られたし……もういやぁ……」
ヴィレッタ「はぁ……」
ロロ「シャーリーさん、いや、シャーリー!!早く兄さんの傍から離れろ!!この魔女め!!」
ヴィレッタ「そこまでいうなら何故、一思いに殺さない?」
ロロ「……!」
ヴィレッタ「お前、実はシャーリーを生かして何かを得ようとしているのか?」
ロロ「そ、それは……」
シャーリー「え?なに?」
ロロ「……ち、違う!!僕は本当にシャーリーに死んで欲しいんです!!」
シャーリー「早く殺して!!だめ!!やっぱり殺さないで!!!」
ヴィレッタ「……」
ロロ「僕は……本当に……!!」
ルルーシュ「―――そこまでだ。ロロ」
シャーリー「やっぱり……私は死ねないんですね……」
シャーリー「ルルにも恥ずかしい秘密をいっぱい知られたし……もういやぁ……」
ヴィレッタ「はぁ……」
ロロ「シャーリーさん、いや、シャーリー!!早く兄さんの傍から離れろ!!この魔女め!!」
ヴィレッタ「そこまでいうなら何故、一思いに殺さない?」
ロロ「……!」
ヴィレッタ「お前、実はシャーリーを生かして何かを得ようとしているのか?」
ロロ「そ、それは……」
シャーリー「え?なに?」
ロロ「……ち、違う!!僕は本当にシャーリーに死んで欲しいんです!!」
シャーリー「早く殺して!!だめ!!やっぱり殺さないで!!!」
ヴィレッタ「……」
ロロ「僕は……本当に……!!」
ルルーシュ「―――そこまでだ。ロロ」
165: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 20:43:02.64 ID:e5JonWx60
ロロ「兄さん?!」
ヴィレッタ「ルルーシュ……」
シャーリー「ルルがきたー!!!もうお終いだー!!!」バタバタ
ルルーシュ「シャーリー。落ち着け」
シャーリー「え……?」
ルルーシュ「俺はお前の秘密を全部知っているだろ。どうしてロロの脅しに屈しようとする」
シャーリー「あ、そうだった。全部、見ちゃってるもんね。ルル」
ルルーシュ「そうだ」
シャーリー「じゃあ、私のこと嫌い?!キモいとか思った?!」
ルルーシュ「何度生まれ変わっても、きっとまた、ルルを好きになる……。とか、新しいポエムだろ?」
シャーリー「ちがっ!?」
ヴィレッタ「そんなポエムは見当たらないが」
ルルーシュ「シャーリーの新作なんですよ、きっと」
シャーリー「ルル!!違うってば!!!それは死ぬ間際だから……!!」
ルルーシュ「だからこそ最高傑作が出来上がったんだろ?分かっている」
ヴィレッタ「ルルーシュ……」
シャーリー「ルルがきたー!!!もうお終いだー!!!」バタバタ
ルルーシュ「シャーリー。落ち着け」
シャーリー「え……?」
ルルーシュ「俺はお前の秘密を全部知っているだろ。どうしてロロの脅しに屈しようとする」
シャーリー「あ、そうだった。全部、見ちゃってるもんね。ルル」
ルルーシュ「そうだ」
シャーリー「じゃあ、私のこと嫌い?!キモいとか思った?!」
ルルーシュ「何度生まれ変わっても、きっとまた、ルルを好きになる……。とか、新しいポエムだろ?」
シャーリー「ちがっ!?」
ヴィレッタ「そんなポエムは見当たらないが」
ルルーシュ「シャーリーの新作なんですよ、きっと」
シャーリー「ルル!!違うってば!!!それは死ぬ間際だから……!!」
ルルーシュ「だからこそ最高傑作が出来上がったんだろ?分かっている」
169: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 20:50:15.42 ID:e5JonWx60
シャーリー「ルルのどーんかーん……」ウルウル
ロロ「何しにきたの?」
ルルーシュ「シャーリーを撃ち、こんな卑劣な脅しまで……。ロロ、もう言い逃れはできないぞ」
ロロ「兄さん!!目を覚ましてよ!!シャーリーさんはただのヘン夕イストーカーだよ!!きっと兄さんの上履きとか縦笛とかもクンカクンカ、ペロペロしてるよ!!」
シャーリー「まだ踏み込んだことのない領域です!!」
ヴィレッタ「普通するだろ」
ルルーシュ「ロロ……。ならば、貴様のパソコン内のあのフォルダはなんだ?」
ロロ「え……な、なんのこと……?」
ルルーシュ「容量は2TB超。しかも外付けHDDにまで同じフォルダがある」
ロロ「それはあれだよ。バックアップで……」
ルルーシュ「俺の画像がか?」
ロロ「僕は兄さんを監視する役目があったんだよ。盗撮したような画像が多くなるのは仕方のないことだよ!!」
ルルーシュ「風呂、トイレまでもか?」
ロロ「ひ、一人になる場所は一番警戒しなきゃダメでしょ?全く、素人なんだから、兄さんは」
ルルーシュ「ああ。俺も最初はそう思った。―――まるで便器の中から撮ったような動画が見つかるまではな」
ロロ「何しにきたの?」
ルルーシュ「シャーリーを撃ち、こんな卑劣な脅しまで……。ロロ、もう言い逃れはできないぞ」
ロロ「兄さん!!目を覚ましてよ!!シャーリーさんはただのヘン夕イストーカーだよ!!きっと兄さんの上履きとか縦笛とかもクンカクンカ、ペロペロしてるよ!!」
シャーリー「まだ踏み込んだことのない領域です!!」
ヴィレッタ「普通するだろ」
ルルーシュ「ロロ……。ならば、貴様のパソコン内のあのフォルダはなんだ?」
ロロ「え……な、なんのこと……?」
ルルーシュ「容量は2TB超。しかも外付けHDDにまで同じフォルダがある」
ロロ「それはあれだよ。バックアップで……」
ルルーシュ「俺の画像がか?」
ロロ「僕は兄さんを監視する役目があったんだよ。盗撮したような画像が多くなるのは仕方のないことだよ!!」
ルルーシュ「風呂、トイレまでもか?」
ロロ「ひ、一人になる場所は一番警戒しなきゃダメでしょ?全く、素人なんだから、兄さんは」
ルルーシュ「ああ。俺も最初はそう思った。―――まるで便器の中から撮ったような動画が見つかるまではな」
181: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 20:56:44.70 ID:e5JonWx60
ロロ「な?!それはちゃんとパスワードも設定してロックしていたのに……?!」
シャーリー「な、なにそれ……」
ヴィレッタ「おいおい。どんな動画だ?資料として持って帰る」
ルルーシュ「これだ」ピッ
シャーリー「……モニターが……」
ヴィレッタ「……」
ロロ「やめてよ……兄さん……」
シャーリー「あ、ルルだ」
ヴィレッタ「おい、シャーリー。目を逸らせ」
シャーリー「わわわ……ルルが……ルルが……」
ロロ「兄さん!!!」キュィィン
ルルーシュ「―――ふっ」
シャーリー「あ、あれ?!決定的瞬間が終わってる?!」
ロロ「兄さん……自分の恥ずかしい映像を見せて……何が楽しいの……?」
ルルーシュ「出演者は俺。そして視聴者はシャーリーだ。別に問題はないな」
シャーリー「な、なにそれ……」
ヴィレッタ「おいおい。どんな動画だ?資料として持って帰る」
ルルーシュ「これだ」ピッ
シャーリー「……モニターが……」
ヴィレッタ「……」
ロロ「やめてよ……兄さん……」
シャーリー「あ、ルルだ」
ヴィレッタ「おい、シャーリー。目を逸らせ」
シャーリー「わわわ……ルルが……ルルが……」
ロロ「兄さん!!!」キュィィン
ルルーシュ「―――ふっ」
シャーリー「あ、あれ?!決定的瞬間が終わってる?!」
ロロ「兄さん……自分の恥ずかしい映像を見せて……何が楽しいの……?」
ルルーシュ「出演者は俺。そして視聴者はシャーリーだ。別に問題はないな」
190: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 21:06:31.71 ID:e5JonWx60
ロロ「どういうこと?!」
ルルーシュ「いつかは自分の裸も見られるときが来る。今から恥ずかしがっていてどうする?」
ロロ「に、兄さん……それって……!!!」
シャーリー「え?どういうこと?ルル、私の前で裸になるの?なんで?ヌードデッサンなんて私、興味ないけど」
ヴィレッタ「シャーリー……」
ルルーシュ「悪いな、ロロ。お前には見せない。しかし、シャーリーには見せる。それが答えだ」
ロロ「ぐっ……!!どうして!!僕だってこんなに愛しているのに……!!兄さん!!!」
ルルーシュ「それはシャーリーも同じだな」
シャーリー「わ、私は別にルルのことなんて、そこまで愛してないもん!!」
ヴィレッタ「今更それは通じないだろ」
シャーリー「ホントです!!ルルが私を好きなだけです!!」
ルルーシュ「ロロ。貴様の持つ画像と動画データを消去されたくなければ、この俺に従い続けろ。その無償の愛を持ったままな!!!」
ロロ「くそ……!!くそぉ……」ガクッ
シャーリー「ロロ?大丈夫?」
ヴィレッタ「シャーリーの勝ちか」
ルルーシュ「いつかは自分の裸も見られるときが来る。今から恥ずかしがっていてどうする?」
ロロ「に、兄さん……それって……!!!」
シャーリー「え?どういうこと?ルル、私の前で裸になるの?なんで?ヌードデッサンなんて私、興味ないけど」
ヴィレッタ「シャーリー……」
ルルーシュ「悪いな、ロロ。お前には見せない。しかし、シャーリーには見せる。それが答えだ」
ロロ「ぐっ……!!どうして!!僕だってこんなに愛しているのに……!!兄さん!!!」
ルルーシュ「それはシャーリーも同じだな」
シャーリー「わ、私は別にルルのことなんて、そこまで愛してないもん!!」
ヴィレッタ「今更それは通じないだろ」
シャーリー「ホントです!!ルルが私を好きなだけです!!」
ルルーシュ「ロロ。貴様の持つ画像と動画データを消去されたくなければ、この俺に従い続けろ。その無償の愛を持ったままな!!!」
ロロ「くそ……!!くそぉ……」ガクッ
シャーリー「ロロ?大丈夫?」
ヴィレッタ「シャーリーの勝ちか」
195: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 21:14:53.14 ID:e5JonWx60
ルルーシュ「さあ、シャーリー。行くぞ」
シャーリー「どこへ?」
ルルーシュ「また新しいポエムでも聞かせてくれ」
シャーリー「い、いや!!」
ルルーシュ「あの小説の続きは出来たのか?」
シャーリー「よ、よみたいの!?」
ルルーシュ「当然だ。教室でLとSが盛っているのをクラスメイトに見られたあと、一体どうなるのか。気になって夜も眠れない」
シャーリー「あ、あのあとは……後ろから抱きしめているだけってSが言い訳しながら、実は繋が―――って、女の子に何を言わせるの?!おかしいよ!!」
ルルーシュ「はいはい」
シャーリー「もう……」
ロロ「負けた……あんな魔女に……僕は……」
ヴィレッタ「ロロ……」
ロロ「うぅぅ……」
ヴィレッタ「あの動画、コピーさせてくれないか?」
ロロ「いやです!!」
シャーリー「どこへ?」
ルルーシュ「また新しいポエムでも聞かせてくれ」
シャーリー「い、いや!!」
ルルーシュ「あの小説の続きは出来たのか?」
シャーリー「よ、よみたいの!?」
ルルーシュ「当然だ。教室でLとSが盛っているのをクラスメイトに見られたあと、一体どうなるのか。気になって夜も眠れない」
シャーリー「あ、あのあとは……後ろから抱きしめているだけってSが言い訳しながら、実は繋が―――って、女の子に何を言わせるの?!おかしいよ!!」
ルルーシュ「はいはい」
シャーリー「もう……」
ロロ「負けた……あんな魔女に……僕は……」
ヴィレッタ「ロロ……」
ロロ「うぅぅ……」
ヴィレッタ「あの動画、コピーさせてくれないか?」
ロロ「いやです!!」
200: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 21:21:13.17 ID:e5JonWx60
ルルーシュ宅
ルルーシュ「シャーリー。あまり一人で出歩くな。怪我だってしているし」
シャーリー「ごめん。だって、ルルがロロに何かしちゃうって思って」
ルルーシュ「するわけないだろ」
シャーリー「うん……」
ルルーシュ「足の応急処置はこれでいいな」
咲世子「ルルーシュ様。では、私は……」
ルルーシュ「連絡してくれて助かった」
咲世子「とんでもありません」
シャーリー「咲世子さん。さようなら」
咲世子「はい。では、失礼しますね」
シャーリー「……」
ルルーシュ「今日はどうする?泊まっていくか?」
シャーリー「え?ううん。ルルに悪いし、寮に戻るよ」
ルルーシュ「そうか」
ルルーシュ「シャーリー。あまり一人で出歩くな。怪我だってしているし」
シャーリー「ごめん。だって、ルルがロロに何かしちゃうって思って」
ルルーシュ「するわけないだろ」
シャーリー「うん……」
ルルーシュ「足の応急処置はこれでいいな」
咲世子「ルルーシュ様。では、私は……」
ルルーシュ「連絡してくれて助かった」
咲世子「とんでもありません」
シャーリー「咲世子さん。さようなら」
咲世子「はい。では、失礼しますね」
シャーリー「……」
ルルーシュ「今日はどうする?泊まっていくか?」
シャーリー「え?ううん。ルルに悪いし、寮に戻るよ」
ルルーシュ「そうか」
203: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 21:27:09.17 ID:e5JonWx60
シャーリー(しまったぁ!!あまりに自然に訊いて来るから断っちゃったよぉ……)
ルルーシュ「送っていく」
シャーリー「ね、ねえ!!ルル!!」
ルルーシュ「ん?」
シャーリー「あの……嘘を吐かないで欲しいんだけど」
ルルーシュ「ああ」
シャーリー「ルルの写った写真をかき集めたり、ポエム書いたり、変な小説書いたり、気づいたらいつもルルのことばかり見ているような女の子ってやっぱり変……?」
ルルーシュ「変だな」
シャーリー「やっぱりぃ……?」
ルルーシュ「冷静に考えたらそんな女は気持ち悪い」
シャーリー「うぐっ……?!」
ルルーシュ「ルームメイトも白い目で見ているんじゃないか?」
シャーリー「生暖かいです」
ルルーシュ「だろうな」
シャーリー「じゃあ……ルルは……私のこと……嫌い……だよね」
ルルーシュ「送っていく」
シャーリー「ね、ねえ!!ルル!!」
ルルーシュ「ん?」
シャーリー「あの……嘘を吐かないで欲しいんだけど」
ルルーシュ「ああ」
シャーリー「ルルの写った写真をかき集めたり、ポエム書いたり、変な小説書いたり、気づいたらいつもルルのことばかり見ているような女の子ってやっぱり変……?」
ルルーシュ「変だな」
シャーリー「やっぱりぃ……?」
ルルーシュ「冷静に考えたらそんな女は気持ち悪い」
シャーリー「うぐっ……?!」
ルルーシュ「ルームメイトも白い目で見ているんじゃないか?」
シャーリー「生暖かいです」
ルルーシュ「だろうな」
シャーリー「じゃあ……ルルは……私のこと……嫌い……だよね」
207: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 21:38:52.59 ID:e5JonWx60
ルルーシュ「シャーリー」
シャーリー「は、はい」
ルルーシュ「嘘を吐かないで欲しいんだが」
シャーリー「う、うん?」
ルルーシュ「俺の写った写真をかき集めたり、ポエム書いたり、変な小説書いたり、気づいたらいつも俺のことばかり見ているような女の子を好きになるって変か?」
シャーリー「……変かな」
ルルーシュ「やはり……」
シャーリー「そんな子、絶対ストーカーだよ!!ルル!!目を覚まして!!」
ルルーシュ「目を覚ましたらシャーリーのことを好きでいられなくなる。それはゴメンだ」
シャーリー「なによぉ!!私はそんなこと……してる!!それ、私のことだった!!」
ルルーシュ「恋はパワーだからな。それぐらいの押しがあってもいいとは思うが……」
シャーリー「ルルぅぅ……もう画像も保存用だけにするし、ポエムも書かないし、小説もやめるぅ……だから……」ウルウル
ルルーシュ「そうだな。写真を撮る必要も、小説を書く必要もこれからはないからな」
シャーリー「え……?」
ルルーシュ「シャーリー。ゲームで決まっただけの恋人は終わりにするぞ。―――シャーリー、俺の恋人になってくれないか。ずっと傍にいてくれる恋人にな」
シャーリー「は、はい」
ルルーシュ「嘘を吐かないで欲しいんだが」
シャーリー「う、うん?」
ルルーシュ「俺の写った写真をかき集めたり、ポエム書いたり、変な小説書いたり、気づいたらいつも俺のことばかり見ているような女の子を好きになるって変か?」
シャーリー「……変かな」
ルルーシュ「やはり……」
シャーリー「そんな子、絶対ストーカーだよ!!ルル!!目を覚まして!!」
ルルーシュ「目を覚ましたらシャーリーのことを好きでいられなくなる。それはゴメンだ」
シャーリー「なによぉ!!私はそんなこと……してる!!それ、私のことだった!!」
ルルーシュ「恋はパワーだからな。それぐらいの押しがあってもいいとは思うが……」
シャーリー「ルルぅぅ……もう画像も保存用だけにするし、ポエムも書かないし、小説もやめるぅ……だから……」ウルウル
ルルーシュ「そうだな。写真を撮る必要も、小説を書く必要もこれからはないからな」
シャーリー「え……?」
ルルーシュ「シャーリー。ゲームで決まっただけの恋人は終わりにするぞ。―――シャーリー、俺の恋人になってくれないか。ずっと傍にいてくれる恋人にな」
220: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 21:50:20.40 ID:e5JonWx60
シャーリー「ルル……?」
ルルーシュ「やはりダメか?」
シャーリー「……」
ルルーシュ「悪い。虫のいい話だったな。忘れてくれ」
シャーリー「ねえ!!」
ルルーシュ「どうした?」
シャーリー「……私はルルのこと許してるから!!」
ルルーシュ「……」
シャーリー「だから、気にしないで!!」
ルルーシュ「シャーリー……」
シャーリー「生まれ変わってルルがまた自分を見失って、酷いことしても……きっと私はルルを許しちゃうと思う」
ルルーシュ「どうして?」
シャーリー「それが好きってことでしょ。きっと、そうだと思うの。ルルが好きだから……。許しちゃうの……多分……」
ルルーシュ「馬鹿な女だな」
シャーリー「思うところがないわけじゃない。それでも、ルルが好きだから仕方ないでしょ?!」
ルルーシュ「やはりダメか?」
シャーリー「……」
ルルーシュ「悪い。虫のいい話だったな。忘れてくれ」
シャーリー「ねえ!!」
ルルーシュ「どうした?」
シャーリー「……私はルルのこと許してるから!!」
ルルーシュ「……」
シャーリー「だから、気にしないで!!」
ルルーシュ「シャーリー……」
シャーリー「生まれ変わってルルがまた自分を見失って、酷いことしても……きっと私はルルを許しちゃうと思う」
ルルーシュ「どうして?」
シャーリー「それが好きってことでしょ。きっと、そうだと思うの。ルルが好きだから……。許しちゃうの……多分……」
ルルーシュ「馬鹿な女だな」
シャーリー「思うところがないわけじゃない。それでも、ルルが好きだから仕方ないでしょ?!」
231: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 21:59:36.81 ID:e5JonWx60
ルルーシュ「……」
シャーリー「だから……えっと……画像捨てる!小説も書かない!!ポエムも捨てる!!」
ルルーシュ「よせ」
シャーリー「え?」
ルルーシュ「ポエムは書け。いや、書いて欲しい」
シャーリー「なんで?!もうあんなの忘れたい過去の上位なんだけど?!」
ルルーシュ「あのポエムはいい。本も出そう」
シャーリー「えぇ!?」
ルルーシュ「出版社にも話は通してある。ギアスを使った」
シャーリー「どうして!?」
ルルーシュ「ナナリーにも見せてあげたいんだ。あんなに読んでいる側までも綻んでしまうような文章、中々書けない」
シャーリー「それ苦笑いでしょ!?私、知ってるよ?!」
ルルーシュ「シャーリー。今の気持ちをポエムにしてくれ」
シャーリー「え?えーと……見上げると夜空があった。視線を合わせても星が見えた。彼の瞳の中にそれはある。こっちのほうが綺麗だし、なにより近くていいね―――って、ルル!!」
ルルーシュ「今のもいいな。メモしておくか」カキカキ
シャーリー「だから……えっと……画像捨てる!小説も書かない!!ポエムも捨てる!!」
ルルーシュ「よせ」
シャーリー「え?」
ルルーシュ「ポエムは書け。いや、書いて欲しい」
シャーリー「なんで?!もうあんなの忘れたい過去の上位なんだけど?!」
ルルーシュ「あのポエムはいい。本も出そう」
シャーリー「えぇ!?」
ルルーシュ「出版社にも話は通してある。ギアスを使った」
シャーリー「どうして!?」
ルルーシュ「ナナリーにも見せてあげたいんだ。あんなに読んでいる側までも綻んでしまうような文章、中々書けない」
シャーリー「それ苦笑いでしょ!?私、知ってるよ?!」
ルルーシュ「シャーリー。今の気持ちをポエムにしてくれ」
シャーリー「え?えーと……見上げると夜空があった。視線を合わせても星が見えた。彼の瞳の中にそれはある。こっちのほうが綺麗だし、なにより近くていいね―――って、ルル!!」
ルルーシュ「今のもいいな。メモしておくか」カキカキ
240: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 22:07:55.79 ID:e5JonWx60
シャーリー「もういや……死にたい……あ、ダメ、死ねない……」ウルウル
ルルーシュ「都合よくロロがシャーリーもポエムを纏めてくれているし、これでスムーズに事が進むな」
シャーリー「すすめないで……ルルぅ……」
ルルーシュ「あとシャーリーの声を録音してポエム集の付録にCDを付けたい。ポエムの音読CDだ」
シャーリー「はぁ?!」
ルルーシュ「これでナナリーにも安心してシャーリーのポエムを届けることができる」
シャーリー「ルル!!ナナちゃんを取り戻そう?!そうすれば本を出版しなくてもいいじゃないかな?!」
ルルーシュ「ナナリーを助けるための手は打っている。だが、まだまだ時間はかかる」
シャーリー「出版とか寄り道してるからじゃないの?!」
ルルーシュ「そんなことはない。俺はシャーリーが大好きだからな」
シャーリー「うん……私も……って、そんな言葉では騙されない!!」
ルルーシュ「シャーリー……俺のことが嫌いなのか……」
シャーリー「ううん!!大好き!!」
ルルーシュ「よかった……シャーリー。録音、頑張ろうな」
シャーリー「うん……え?本当に?」
ルルーシュ「都合よくロロがシャーリーもポエムを纏めてくれているし、これでスムーズに事が進むな」
シャーリー「すすめないで……ルルぅ……」
ルルーシュ「あとシャーリーの声を録音してポエム集の付録にCDを付けたい。ポエムの音読CDだ」
シャーリー「はぁ?!」
ルルーシュ「これでナナリーにも安心してシャーリーのポエムを届けることができる」
シャーリー「ルル!!ナナちゃんを取り戻そう?!そうすれば本を出版しなくてもいいじゃないかな?!」
ルルーシュ「ナナリーを助けるための手は打っている。だが、まだまだ時間はかかる」
シャーリー「出版とか寄り道してるからじゃないの?!」
ルルーシュ「そんなことはない。俺はシャーリーが大好きだからな」
シャーリー「うん……私も……って、そんな言葉では騙されない!!」
ルルーシュ「シャーリー……俺のことが嫌いなのか……」
シャーリー「ううん!!大好き!!」
ルルーシュ「よかった……シャーリー。録音、頑張ろうな」
シャーリー「うん……え?本当に?」
247: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 22:15:32.26 ID:e5JonWx60
翌日 女子寮 自室
シャーリー(はぁ……結局、朝帰り……。ソフィ、心配してるかなぁ……)
シャーリー「ただい―――」
ロロ「お帰りなさい。シャーリーさん」
シャーリー「ロロ?!なんで?!」
ソフィ「あ、シャーリー。たすけてよぉ」
シャーリー「どうしたの?!」
ソフィ「この子がね、シャーリーに新作小説を書くようにお願いしろって。じゃないと、シャーリーの恥ずかしいポエムをばら撒くって」
シャーリー「小説……?」
ロロ「貴方を殺せなかったのは、この小説を読んでしまったからなんです」
シャーリー「それは!?」
ロロ「LとSのキャラが生々しくて素晴らしいですね。僕も大ファンになってしまいました。なので殺してしまっては続きが読めない……。そこで僕に迷いが生じた」
シャーリー「そ、それで……?」
ロロ「本来なら殺さない代わりに、あるいは学園を去りたくなければ小説を書けと脅すつもりでした。昨日はそれができませんでしたから」
シャーリー「わ、私の小説……どうして、みんな読むの……。ただのストレス解消なのにぃ……」
シャーリー(はぁ……結局、朝帰り……。ソフィ、心配してるかなぁ……)
シャーリー「ただい―――」
ロロ「お帰りなさい。シャーリーさん」
シャーリー「ロロ?!なんで?!」
ソフィ「あ、シャーリー。たすけてよぉ」
シャーリー「どうしたの?!」
ソフィ「この子がね、シャーリーに新作小説を書くようにお願いしろって。じゃないと、シャーリーの恥ずかしいポエムをばら撒くって」
シャーリー「小説……?」
ロロ「貴方を殺せなかったのは、この小説を読んでしまったからなんです」
シャーリー「それは!?」
ロロ「LとSのキャラが生々しくて素晴らしいですね。僕も大ファンになってしまいました。なので殺してしまっては続きが読めない……。そこで僕に迷いが生じた」
シャーリー「そ、それで……?」
ロロ「本来なら殺さない代わりに、あるいは学園を去りたくなければ小説を書けと脅すつもりでした。昨日はそれができませんでしたから」
シャーリー「わ、私の小説……どうして、みんな読むの……。ただのストレス解消なのにぃ……」
253: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 22:24:11.27 ID:e5JonWx60
ロロ「でも、それもできない。なら、次はこの赤裸々な貴方のポエムを……ネットにばら撒く!!」
シャーリー「やめて!!―――と、思ったけど。別にいいか」
ロロ「な……?!どうして?!僕は本気ですよ?!」
シャーリー「だって、そのポエム集、本にして売るから」
ロロ「正気ですか?!」
シャーリー「ルルにいってよぉ!!私だって今すぐに誰かに殺して欲しいぐらい……。でも、殺されたくない」キュィィン
ロロ「兄さんめ……。分かりました。では、この未完成の小説は新人賞にでも出してみましょうか」
シャーリー「完成してないしダメぇ!!」
ロロ「ネットにばら撒いてもいい!!勿論、名前も顔もつけてね!!」
シャーリー「ひどいよ!!」
ロロ「なら書くんです。まずはこのLとSのいけない日記を完結させて、次はLとRの秘め事ってタイトルのBL小説を書いて下さい!!!」
シャーリー「えぇ……そんなの……」
ロロ「いいんですか?バラ撒きますよ?」
ソフィ「いいじゃん。書いちゃえば」
シャーリー「もう!!書く!!かきますぅ!!」
シャーリー「やめて!!―――と、思ったけど。別にいいか」
ロロ「な……?!どうして?!僕は本気ですよ?!」
シャーリー「だって、そのポエム集、本にして売るから」
ロロ「正気ですか?!」
シャーリー「ルルにいってよぉ!!私だって今すぐに誰かに殺して欲しいぐらい……。でも、殺されたくない」キュィィン
ロロ「兄さんめ……。分かりました。では、この未完成の小説は新人賞にでも出してみましょうか」
シャーリー「完成してないしダメぇ!!」
ロロ「ネットにばら撒いてもいい!!勿論、名前も顔もつけてね!!」
シャーリー「ひどいよ!!」
ロロ「なら書くんです。まずはこのLとSのいけない日記を完結させて、次はLとRの秘め事ってタイトルのBL小説を書いて下さい!!!」
シャーリー「えぇ……そんなの……」
ロロ「いいんですか?バラ撒きますよ?」
ソフィ「いいじゃん。書いちゃえば」
シャーリー「もう!!書く!!かきますぅ!!」
259: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 22:31:05.49 ID:e5JonWx60
数週間後
シャーリー「できた……!!できちゃった……!!」
ルルーシュ「シャーリー。何が出来たんだ?」
シャーリー「うおぉ?!なんでもありません!!」
アーニャ「ルルーシュのシャーリーの子ども?」
ルルーシュ「なに?本当か?」
シャーリー「そんなわけないでしょ?!」
アーニャ「お腹に手を当ててみる。何も聞こえない。何も感じない。だけど、貴方の温もりだけが残っている。―――これって、どういうこと?」
シャーリー「なんで買ってるの!?」
リヴァル「生徒会メンバーはみんな買ってるって」
シャーリー「こっそり出したのに……!!」
ルルーシュ「これは小説か」
シャーリー「あ?!みちゃだめぇ!!」
ルルーシュ「これも出版してみるか?」
シャーリー「ルルー!!これ以上、私の恥部を配り歩かないで!!」
シャーリー「できた……!!できちゃった……!!」
ルルーシュ「シャーリー。何が出来たんだ?」
シャーリー「うおぉ?!なんでもありません!!」
アーニャ「ルルーシュのシャーリーの子ども?」
ルルーシュ「なに?本当か?」
シャーリー「そんなわけないでしょ?!」
アーニャ「お腹に手を当ててみる。何も聞こえない。何も感じない。だけど、貴方の温もりだけが残っている。―――これって、どういうこと?」
シャーリー「なんで買ってるの!?」
リヴァル「生徒会メンバーはみんな買ってるって」
シャーリー「こっそり出したのに……!!」
ルルーシュ「これは小説か」
シャーリー「あ?!みちゃだめぇ!!」
ルルーシュ「これも出版してみるか?」
シャーリー「ルルー!!これ以上、私の恥部を配り歩かないで!!」
266: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 22:38:49.06 ID:e5JonWx60
総督府
ナナリー「カレンさん、見てください」ウィィィン
カレン「どうしたの?嬉しそうに」
ナナリー「シャーリーさんのポエム集です」
カレン「どういうこと?」
ナナリー「私は付属のCDでシャーリーさんの声と共に、美しい詩を聞きました」
カレン「ふーん……」ペラッ
ナナリー「水の音が聞こえる。それは命の息吹。それを受け止め、私はまた未来を望む。ああ、このときだけが私の全て……。これが一番好きですね」
カレン「何を思って書いてるんだろ……」
ナナリー「もうすぐ小説も出るみたいですよ。私、楽しみです」
カレン「できたら私にも貸してよ」
ナナリー「はいっ」
カレン(シャーリー……人生を楽しんでるわね……ん?このポエムは……CD未収録集?)
『何度生まれ変わっても、きっとまたルルを好きになる……これって、運命なんだよね』
カレン「……シャーリー……本当に人生、楽しんでるなぁ……!!」
ナナリー「カレンさん、見てください」ウィィィン
カレン「どうしたの?嬉しそうに」
ナナリー「シャーリーさんのポエム集です」
カレン「どういうこと?」
ナナリー「私は付属のCDでシャーリーさんの声と共に、美しい詩を聞きました」
カレン「ふーん……」ペラッ
ナナリー「水の音が聞こえる。それは命の息吹。それを受け止め、私はまた未来を望む。ああ、このときだけが私の全て……。これが一番好きですね」
カレン「何を思って書いてるんだろ……」
ナナリー「もうすぐ小説も出るみたいですよ。私、楽しみです」
カレン「できたら私にも貸してよ」
ナナリー「はいっ」
カレン(シャーリー……人生を楽しんでるわね……ん?このポエムは……CD未収録集?)
『何度生まれ変わっても、きっとまたルルを好きになる……これって、運命なんだよね』
カレン「……シャーリー……本当に人生、楽しんでるなぁ……!!」
270: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 22:46:29.35 ID:e5JonWx60
学園 中庭
シャーリー「うわぁぁぁ!!!私の知らないポエムまでのってるぅ!!!」
ルルーシュ「俺に向けたポエムだろ?」
シャーリー「違うよ!!あれは一世一代の告白だったのぉ!!」
ルルーシュ「そうだったのか?」
シャーリー「分かってて載せたんでしょ?もうー!!」
ルルーシュ「悪い。あまりにも嬉しくて」
シャーリー「……ホントに?」
ルルーシュ「もう一回、言ってみてくれないか?」
シャーリー「……な、何度生まれ変わっても、きっとまたルルを好きになる……」
ルルーシュ「俺もだ、シャーリー」
シャーリー「そんなことで、この出版は許さない!!」
ルルーシュ「シャーリー……好きだ……」
シャーリー「私も、ルルのこと大好き……。でも、恥ずかしいよぉ!!!もっと普通に告白したらよかったぁ!!!」ジタバタ
ルルーシュ「シャーリーは見ていて飽きないな。これなら一生一緒でも大丈夫だろう」
おしまい
シャーリー「うわぁぁぁ!!!私の知らないポエムまでのってるぅ!!!」
ルルーシュ「俺に向けたポエムだろ?」
シャーリー「違うよ!!あれは一世一代の告白だったのぉ!!」
ルルーシュ「そうだったのか?」
シャーリー「分かってて載せたんでしょ?もうー!!」
ルルーシュ「悪い。あまりにも嬉しくて」
シャーリー「……ホントに?」
ルルーシュ「もう一回、言ってみてくれないか?」
シャーリー「……な、何度生まれ変わっても、きっとまたルルを好きになる……」
ルルーシュ「俺もだ、シャーリー」
シャーリー「そんなことで、この出版は許さない!!」
ルルーシュ「シャーリー……好きだ……」
シャーリー「私も、ルルのこと大好き……。でも、恥ずかしいよぉ!!!もっと普通に告白したらよかったぁ!!!」ジタバタ
ルルーシュ「シャーリーは見ていて飽きないな。これなら一生一緒でも大丈夫だろう」
おしまい
273: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 22:47:31.17 ID:QTQQTQAp0
乙ーやっぱシャーリーは正妻だな
277: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 22:49:41.31 ID:T1OMaYDf0
シャーリーの正妻っぷりたるや
ありがとう面白かった乙
ありがとう面白かった乙
279: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 22:50:19.04 ID:ZRW59LYwO
ルルがドSで素晴らしかった
乙
乙
283: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/27(月) 22:52:18.32 ID:WyncnSL70
乙
久々にシャーリーに萌えた
久々にシャーリーに萌えた
引用元: シャーリー「何度生まれ変わっても、きっとまたルルを好きになる…」
カレン「ここが良いの?」ルルーシュ「ん…良いぞカレン…」
2020-04-22
1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/19(土) 02:28:16 ID:9JUpyDHA
~斑鳩内 ゼロの部屋~
ルルーシュ「そこ…!良い…!」
カレン「ふぅーん、ここが良いんだ?」
~部屋の前~
C.C.「………」
C.C.「(ルルーシュの奴…カレンと事に及んでいたのか…)」
カレン「ほら、ここが良いんでしょ?」モミモミ
ルルーシュ「そうだ、その調子だ…(カレンは肩揉みも上手なんだな、覚えておこう)」
ルルーシュ「そこ…!良い…!」
カレン「ふぅーん、ここが良いんだ?」
~部屋の前~
C.C.「………」
C.C.「(ルルーシュの奴…カレンと事に及んでいたのか…)」
カレン「ほら、ここが良いんでしょ?」モミモミ
ルルーシュ「そうだ、その調子だ…(カレンは肩揉みも上手なんだな、覚えておこう)」
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2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/19(土) 02:37:27 ID:9JUpyDHA
C.C.「(それにしてもルルーシュめ、カレンに攻めさせるとは…)」
C.C.「(見かけによらず攻められるのが好きなのか、流石は童*坊やだな…)」
C.C.「(私でもさすがに行為中を見るのは気が引ける、ここは別の場所で暇をつぶすか…)」
C.C.「………」スタスタ
C.C.「言いさえすれば私だって…」
ルルーシュ「ん?」
C.C.「(見かけによらず攻められるのが好きなのか、流石は童*坊やだな…)」
C.C.「(私でもさすがに行為中を見るのは気が引ける、ここは別の場所で暇をつぶすか…)」
C.C.「………」スタスタ
C.C.「言いさえすれば私だって…」
ルルーシュ「ん?」
3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/19(土) 02:43:55 ID:9JUpyDHA
カレン「どうしたの?ルルーシュ?」
ルルーシュ「いや、外に誰かの気配を感じてな…気にしないでくれ」
カレン「ふーん、私そろそろ行くね!ラクシャータさんに呼ばれてるからさ」
ルルーシュ「ああ、ありがとう…疲れが取れたよ」
カレン「どういたしまして!肩揉み位だったらまたいつでも言って?」
ルルーシュ「ああ、助かる」
ルルーシュ「いや、外に誰かの気配を感じてな…気にしないでくれ」
カレン「ふーん、私そろそろ行くね!ラクシャータさんに呼ばれてるからさ」
ルルーシュ「ああ、ありがとう…疲れが取れたよ」
カレン「どういたしまして!肩揉み位だったらまたいつでも言って?」
ルルーシュ「ああ、助かる」
6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/19(土) 13:30:21 ID:9JUpyDHA
ルルーシュ「藤堂、この作戦をできるだけ早く頼む」
藤堂「分かった、明日にでも実行しよう」
ルルーシュ「人員が足りないのであればC.C.を使え」
C.C.「ついに私も雑用を押し付けられるまでになったか…」
ルルーシュ「人が足りてないんだ、分かってくれ…それにこれはお前を信頼しているからであってだな…」
C.C.「よく言えるな?どうせ私なんかどうでも良いのだろう?」
ルルーシュ「黙れ魔女!その話は後でしてやるからここでは…」
藤堂「(まるで夫婦…しかしゼロを手玉に取るC.C.は何者なのだろうか…)」
C.C.「(ルルーシュめ!カレンとあんな事してたくせに今更…!)」
7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/19(土) 13:37:03 ID:9JUpyDHA
~ゼロの部屋~
ルルーシュ「どうしたC.C.?最近お前…」
C.C.「さあ?誰のせいだろうな?」
ルルーシュ「俺が原因だとでも言うのか?すまないが全く覚えがないのだが…」
C.C.「ほぉ?そうなのか…それにしてもルルーシュ、お前がマゾだったとは驚きだったよ」
ルルーシュ「!!」
C.C.「見かけによらず攻められるのが好きとはお笑いだったよ」
ルルーシュ「(まさか…バレたとでもいうのか!?)」
ルルーシュ「どうしたC.C.?最近お前…」
C.C.「さあ?誰のせいだろうな?」
ルルーシュ「俺が原因だとでも言うのか?すまないが全く覚えがないのだが…」
C.C.「ほぉ?そうなのか…それにしてもルルーシュ、お前がマゾだったとは驚きだったよ」
ルルーシュ「!!」
C.C.「見かけによらず攻められるのが好きとはお笑いだったよ」
ルルーシュ「(まさか…バレたとでもいうのか!?)」
8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/19(土) 13:41:48 ID:9JUpyDHA
ルルーシュ「な、なぁ?C.C.、お前何を言っているんだ?」
C.C.「この後に及んでとぼけるか…残念だがお前の一部始終は外まで聞こえていたぞ?」
ルルーシュ「な、何だと!?」
C.C.「まぁ驚くのも無理はないか、自分の行為の音を聞かれたとなれば当然だ」
C.C.「この後に及んでとぼけるか…残念だがお前の一部始終は外まで聞こえていたぞ?」
ルルーシュ「な、何だと!?」
C.C.「まぁ驚くのも無理はないか、自分の行為の音を聞かれたとなれば当然だ」
9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/19(土) 13:49:11 ID:9JUpyDHA
コンコン
ルルーシュ「誰だ?」
扇「扇だ、例の件の報告に来た」
ルルーシュ「よし、入れ」
ルルーシュ「それとC.C.、悪いが部屋から出ていってくれ」
C.C.「また隠し事か…まあいいさ、どうせ私なんか…」
ルルーシュ「黙れ!分かったら出て行け!」
扇「(玉城が言うようにやはり愛人なのかな…)」
ルルーシュ「誰だ?」
扇「扇だ、例の件の報告に来た」
ルルーシュ「よし、入れ」
ルルーシュ「それとC.C.、悪いが部屋から出ていってくれ」
C.C.「また隠し事か…まあいいさ、どうせ私なんか…」
ルルーシュ「黙れ!分かったら出て行け!」
扇「(玉城が言うようにやはり愛人なのかな…)」
10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/19(土) 13:58:45 ID:9JUpyDHA
扇「では失礼する」ガチャ
ルルーシュ「ふぅ…やっと一人になれた…」
ルルーシュ「(C.C.にバレてしまったというのか…しかしヘッドフォンの音声が部屋の外に漏れるなどあり得るだろうか)」
ヘッドフォン『おい、ルルーシュどけ!それとも踏まれたいのか?』『他人の体をジロジロみるな!気持ち悪い豚が…』『所詮口だけの童*坊やか…』
ルルーシュ「くぅ!C.C.…いいぞ!もっと俺を罵れ!」ハアハア
ルルーシュ「ふぅ…やっと一人になれた…」
ルルーシュ「(C.C.にバレてしまったというのか…しかしヘッドフォンの音声が部屋の外に漏れるなどあり得るだろうか)」
ヘッドフォン『おい、ルルーシュどけ!それとも踏まれたいのか?』『他人の体をジロジロみるな!気持ち悪い豚が…』『所詮口だけの童*坊やか…』
ルルーシュ「くぅ!C.C.…いいぞ!もっと俺を罵れ!」ハアハア
11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/19(土) 14:07:43 ID:9JUpyDHA
藤堂「C.C.、昨日話した作戦に協力願いたいのだが」
C.C.「ああ、何でも命令してくれ」
藤堂「?どうした…何か悩みでもあるのか」
C.C.「何でも無い、それより任務をさっさと終わらせよう」
藤堂「(やはり何か考え込んでいるのか…)」
C.C.「ああ、何でも命令してくれ」
藤堂「?どうした…何か悩みでもあるのか」
C.C.「何でも無い、それより任務をさっさと終わらせよう」
藤堂「(やはり何か考え込んでいるのか…)」
12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/19(土) 14:13:00 ID:9JUpyDHA
藤堂「C.C.、協力に感謝する」
C.C.「礼はいらないさ、私は雑用係だからな」
藤堂「その…私で良ければ、この藤堂鏡志朗が悩みを聞くが」
C.C.「結構だ、お前に解決できるとは思えん」
藤堂「それは…ゼロについての悩みか?」
C.C.「!」
C.C.「礼はいらないさ、私は雑用係だからな」
藤堂「その…私で良ければ、この藤堂鏡志朗が悩みを聞くが」
C.C.「結構だ、お前に解決できるとは思えん」
藤堂「それは…ゼロについての悩みか?」
C.C.「!」
13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/19(土) 14:23:49 ID:9JUpyDHA
数分後
藤堂「そうか…ゼロが他に女性関係を持っている、つまり浮気をしていると…」
C.C.「別に私たちは夫婦でもないし浮気とは言わないと思うのだが…」
藤堂「うーむ、こればっかりはどうしようもない…浮気は男の性だからな、ゼロだけが特別ではない」
C.C.「そういうものなのか!?」
藤堂「懐かしい私も昔は五股をかけて修羅場をくぐり抜けたものだ…」
藤堂「そうか…ゼロが他に女性関係を持っている、つまり浮気をしていると…」
C.C.「別に私たちは夫婦でもないし浮気とは言わないと思うのだが…」
藤堂「うーむ、こればっかりはどうしようもない…浮気は男の性だからな、ゼロだけが特別ではない」
C.C.「そういうものなのか!?」
藤堂「懐かしい私も昔は五股をかけて修羅場をくぐり抜けたものだ…」
14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/19(土) 14:29:35 ID:9JUpyDHA
C.C.「で、どうすれば…?」
藤堂「男というのは未練を捨てきれぬ生物、いずれC.C.の元に帰ってくるだろう」
藤堂「その為には優しくする事だ、高圧的な態度に出ればどんどん向こうに行ってしまうだろう」
C.C.「なるほど、優しくか…藤堂、助かった」
藤堂「気にする事はない、その手の悩みならばいつでも相談に乗る」
千葉「(藤堂さん、あんなにC.C.と話しこんで…)」
藤堂「男というのは未練を捨てきれぬ生物、いずれC.C.の元に帰ってくるだろう」
藤堂「その為には優しくする事だ、高圧的な態度に出ればどんどん向こうに行ってしまうだろう」
C.C.「なるほど、優しくか…藤堂、助かった」
藤堂「気にする事はない、その手の悩みならばいつでも相談に乗る」
千葉「(藤堂さん、あんなにC.C.と話しこんで…)」
15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/19(土) 14:40:34 ID:9JUpyDHA
C.C.「ルルーシュ、お茶でも飲むか?」
ルルーシュ「あ、ああ…貰っておこう」
ルルーシュ「(何故だC.C.…お前はそんなに優しくないはずだ…)」
ルルーシュ「C.C.、そのピザ俺にくれよ」
C.C.「断らずとも勝手に食え、お前の金で買ったものだぞ?」
ルルーシュ「(やはりおかしい…!『そんなに食いたいのなら自分で頼め、薄汚い豚が』というのを期待したのだが…)」
ルルーシュ「あ、ああ…貰っておこう」
ルルーシュ「(何故だC.C.…お前はそんなに優しくないはずだ…)」
ルルーシュ「C.C.、そのピザ俺にくれよ」
C.C.「断らずとも勝手に食え、お前の金で買ったものだぞ?」
ルルーシュ「(やはりおかしい…!『そんなに食いたいのなら自分で頼め、薄汚い豚が』というのを期待したのだが…)」
16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/19(土) 14:46:22 ID:9JUpyDHA
ルルーシュ「なぁC.C.、お前どうしたんだ?」
C.C.「どうもしてないが…もしかして何か気に障るような事をしたか?」
ルルーシュ「いや、何でそんなに優しくしてくるのかなって…」
C.C.「何だ?優しくされると何か問題があったか?」
ルルーシュ「(! まさかC.C.!やはりバレて…!)」
ルルーシュ「(俺の性癖を知ったうえで故意に優しくしているのか!?)」
C.C.「どうもしてないが…もしかして何か気に障るような事をしたか?」
ルルーシュ「いや、何でそんなに優しくしてくるのかなって…」
C.C.「何だ?優しくされると何か問題があったか?」
ルルーシュ「(! まさかC.C.!やはりバレて…!)」
ルルーシュ「(俺の性癖を知ったうえで故意に優しくしているのか!?)」
20: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/22(火) 19:50:32 ID:UoxRrJj.
ルルーシュ「分かった、俺が悪かった…だから元通りに戻ってくれ…」
C.C.「何を謝っている?謝られる事などないが…」
ルルーシュ「いや、その…音が漏れていた件だ」
C.C.「!」
ルルーシュ「すまなかった…もうあんな事は絶対しない!」
C.C.「いいんだ、私にやめろと言う資格はない…」
21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/22(火) 19:55:39 ID:UoxRrJj.
ルルーシュ「いや、もうあんな事はしないから…だから…」
C.C.「私には関係ない事だ、故に止めることはしない、だがせめて…」
ルルーシュ「分かった、外に漏れないようにボリュームは下げる」
C.C.「ボリューム?何の話をしている?」
ルルーシュ「いや、ヘッドホンから漏れないようにだな…」
C.C.「はぁ?」
C.C.「私には関係ない事だ、故に止めることはしない、だがせめて…」
ルルーシュ「分かった、外に漏れないようにボリュームは下げる」
C.C.「ボリューム?何の話をしている?」
ルルーシュ「いや、ヘッドホンから漏れないようにだな…」
C.C.「はぁ?」
22: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/22(火) 20:02:36 ID:UoxRrJj.
C.C.「お前何の話をしている?私が言っているのはカレンとお前が…その…」
ルルーシュ「カレン?C.C.、お前こそ何の話をしているんだ?お前が言っているのはこのヘッドホンから流れ出る音声の事ではないのか?」
C.C.「ヘッドホンだと?そこにあるプレイヤーとヘッドホンの事か?」
ルルーシュ「(この様子…まさか知らなかったのか…?C.C.は別の何かと勘違いをしている様子だ…ならば!)」
ルルーシュ「C.C.、全て俺の勘違いだったようだ、今の事は忘れてくれ」
C.C.「何だと?」
ルルーシュ「カレン?C.C.、お前こそ何の話をしているんだ?お前が言っているのはこのヘッドホンから流れ出る音声の事ではないのか?」
C.C.「ヘッドホンだと?そこにあるプレイヤーとヘッドホンの事か?」
ルルーシュ「(この様子…まさか知らなかったのか…?C.C.は別の何かと勘違いをしている様子だ…ならば!)」
ルルーシュ「C.C.、全て俺の勘違いだったようだ、今の事は忘れてくれ」
C.C.「何だと?」
23: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/22(火) 20:08:07 ID:UoxRrJj.
C.C.「さっきからお前と話が噛みあわなくて混乱している…そこのヘッドホンに何かあるのか?」
ルルーシュ「何も無い、もういいC.C.!人の物に触るな!」
C.C.「何だよ急に怒って…余計気になるじゃないか…」
ルルーシュ「おい!俺のプレイヤーを離せ!このバカ!」
C.C.「バカとは何だ!離すのはお前の方だ!」
ルルーシュ「何も無い、もういいC.C.!人の物に触るな!」
C.C.「何だよ急に怒って…余計気になるじゃないか…」
ルルーシュ「おい!俺のプレイヤーを離せ!このバカ!」
C.C.「バカとは何だ!離すのはお前の方だ!」
24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/22(火) 20:13:09 ID:UoxRrJj.
ルルーシュ「おい、引っ張るな!!ヘッドホンがちぎれるだろうが!」ギュウウ
C.C.「お前が離せばいい話だろ?ほらほら、ちぎれても文句は言えないぞ?」ギュウウ
ルルーシュ「(しまった!このままではイヤホンジャックからヘッドホンが抜けてしまう…!)」
ブチッ
ルルーシュ「あ」
『おい、ルルーシュどけ!それとも踏まれたいのか?』『他人の体をジロジロみるな!気持ち悪い豚が…』
C.C.「………」
C.C.「お前が離せばいい話だろ?ほらほら、ちぎれても文句は言えないぞ?」ギュウウ
ルルーシュ「(しまった!このままではイヤホンジャックからヘッドホンが抜けてしまう…!)」
ブチッ
ルルーシュ「あ」
『おい、ルルーシュどけ!それとも踏まれたいのか?』『他人の体をジロジロみるな!気持ち悪い豚が…』
C.C.「………」
25: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/22(火) 20:16:06 ID:UoxRrJj.
ルルーシュ「C.C.…その、これはだな…」
C.C.「………なぁルルーシュ…」
ルルーシュ「な、何だ?」
C.C.「お前、マオより趣味が悪いぞ…」ガチャ
ルルーシュ「おい待て!待ってくれ!これは何かの間違いだ!しいいいいいいいいいつううううううう!!!!」
C.C.「………なぁルルーシュ…」
ルルーシュ「な、何だ?」
C.C.「お前、マオより趣味が悪いぞ…」ガチャ
ルルーシュ「おい待て!待ってくれ!これは何かの間違いだ!しいいいいいいいいいつううううううう!!!!」
28: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/25(金) 18:02:16 ID:DPg7ibp2
カレン「あ、C.C.!ゼロに用があるんだけどどこに居るか知らない?」
C.C.「あいつの事はもう知らん…」
カレン「アンタどうしたの?何かあったの?」
C.C.「さあな、だがお前にだけは同情されたくない」スタスタ
カレン「機嫌悪くしちゃって…何なのよ…」
29: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/25(金) 18:02:54 ID:DPg7ibp2
~ゼロの私室~
藤堂「ゼロ、次の作戦の事だが…」
ルルーシュ「………」
藤堂「聞いているか、ゼロ?」
ルルーシュ「む、すまん…」
藤堂「話が変わるが、C.C.は一緒ではないのか」
ルルーシュ「!…色々あってな」
藤堂「ゼロ、次の作戦の事だが…」
ルルーシュ「………」
藤堂「聞いているか、ゼロ?」
ルルーシュ「む、すまん…」
藤堂「話が変わるが、C.C.は一緒ではないのか」
ルルーシュ「!…色々あってな」
30: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/25(金) 18:03:53 ID:DPg7ibp2
藤堂「C.C.が嘆いていた、ゼロに振り向いてもらえないと」
ルルーシュ「何だと?」
藤堂「ゼロよ、浮気も程々にしないと離れて行ってしまうぞ」
ルルーシュ「何?浮気だと?」
藤堂「C.C.に聞いた、ゼロが他の女と関係を持っていると…」
ルルーシュ「藤堂…私がそんな男に見えるか?」
藤堂「男とは浮気する生物だろう、誰だって経験するものだ」
ルルーシュ「何だと?」
藤堂「ゼロよ、浮気も程々にしないと離れて行ってしまうぞ」
ルルーシュ「何?浮気だと?」
藤堂「C.C.に聞いた、ゼロが他の女と関係を持っていると…」
ルルーシュ「藤堂…私がそんな男に見えるか?」
藤堂「男とは浮気する生物だろう、誰だって経験するものだ」
31: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/25(金) 18:06:39 ID:DPg7ibp2
ルルーシュ「違うな藤堂、間違っているぞ」
ルルーシュ「世の中には浮気どころか想い人にいつまでも話を切り出せない、そんな男だっているのだよ」
藤堂「ゼロ…少しだけ君という人間が分かった気がする」
ルルーシュ「話を戻すが私は断じて女と関係を持っていない…そう、C.C.でさえも」
藤堂「ゼロが童*だと言うのか…?」
ルルーシュ「紳士と言ってもらいたいものだな」
ルルーシュ「世の中には浮気どころか想い人にいつまでも話を切り出せない、そんな男だっているのだよ」
藤堂「ゼロ…少しだけ君という人間が分かった気がする」
ルルーシュ「話を戻すが私は断じて女と関係を持っていない…そう、C.C.でさえも」
藤堂「ゼロが童*だと言うのか…?」
ルルーシュ「紳士と言ってもらいたいものだな」
32: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/25(金) 18:07:30 ID:DPg7ibp2
藤堂「未だに純潔を保っているとは…憶測だがまだ若いようだな」
ルルーシュ「さあ?どうだろうな」
藤堂「しかし童*とはどういうことだ?確かにC.C.は浮気していると言っていたのだが…」
ルルーシュ「何かの誤解だろう、アイツが最近おかしいのはそれが原因か…」
ルルーシュ「(それにしても浮気とは…C.C.と俺はどういう目で見られているんだ…)」
ルルーシュ「さあ?どうだろうな」
藤堂「しかし童*とはどういうことだ?確かにC.C.は浮気していると言っていたのだが…」
ルルーシュ「何かの誤解だろう、アイツが最近おかしいのはそれが原因か…」
ルルーシュ「(それにしても浮気とは…C.C.と俺はどういう目で見られているんだ…)」
33: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/25(金) 18:08:27 ID:DPg7ibp2
藤堂「誤解、か…それならば仲が戻るのも時間の問題だな」
ルルーシュ「それがそうでもないのだよ…」
藤堂「また何かあったのか!?」
ルルーシュ「藤堂、お前には全てを話そう…ついさっき俺のお宝音声がC.C.にバレてしまった」
藤堂「お宝音声、だと?」
ルルーシュ「C.C.の罵声を録音した物だ、要は俺のオカズだ」
藤堂「それがバレたとなれば…心中は察する」
ルルーシュ「それがそうでもないのだよ…」
藤堂「また何かあったのか!?」
ルルーシュ「藤堂、お前には全てを話そう…ついさっき俺のお宝音声がC.C.にバレてしまった」
藤堂「お宝音声、だと?」
ルルーシュ「C.C.の罵声を録音した物だ、要は俺のオカズだ」
藤堂「それがバレたとなれば…心中は察する」
34: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/25(金) 18:09:30 ID:DPg7ibp2
ルルーシュ「今まで上手いこと隠してきたのだが…これも宿命か」
藤堂「フッ、しかしゼロとは趣味が合うようだな」
ルルーシュ「藤堂お前もだったか…!」
藤堂「C.C.が羨ましいものだ、千葉は優しすぎる」
ルルーシュ「お前…」
藤堂「フッ、しかしゼロとは趣味が合うようだな」
ルルーシュ「藤堂お前もだったか…!」
藤堂「C.C.が羨ましいものだ、千葉は優しすぎる」
ルルーシュ「お前…」
35: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/25(金) 18:11:04 ID:DPg7ibp2
ルルーシュ「そんなことを言ってる場合ではない、藤堂、私はどうすれば良い?」
藤堂「C.C.に謝って誤解を解く他ないだろう」
ルルーシュ「やはりそうなるか…」
藤堂「頭を下げるのは不服だとは思うが…」
ルルーシュ「そのくらいやってみせる、そんなことで躊躇っていてはブリタニアには勝てん」
藤堂「覚悟があるようだな」
ルルーシュ「そう、私はゼロ…奇跡を起こす男だからな」
藤堂「C.C.に謝って誤解を解く他ないだろう」
ルルーシュ「やはりそうなるか…」
藤堂「頭を下げるのは不服だとは思うが…」
ルルーシュ「そのくらいやってみせる、そんなことで躊躇っていてはブリタニアには勝てん」
藤堂「覚悟があるようだな」
ルルーシュ「そう、私はゼロ…奇跡を起こす男だからな」
36: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/25(金) 18:15:00 ID:DPg7ibp2
C.C.「くそ、ルルーシュの奴…」
C.C.「(勢いで飛び出してしまったが部屋に戻りにくくなってしまった…)」
C.C.「(悪いのはアイツだ、何故私がこんな思いを…)」
ルルーシュ「C.C.、こんな所にいたのか」
C.C.「な!ルルーシュ!」
ルルーシュ「その…さっきはすまなかった…」OTL
C.C.「(勢いで飛び出してしまったが部屋に戻りにくくなってしまった…)」
C.C.「(悪いのはアイツだ、何故私がこんな思いを…)」
ルルーシュ「C.C.、こんな所にいたのか」
C.C.「な!ルルーシュ!」
ルルーシュ「その…さっきはすまなかった…」OTL
37: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/25(金) 18:16:49 ID:DPg7ibp2
C.C.「…何が悪かったのかちゃんと言え」
ルルーシュ「お前の声を録音していた事だ」
C.C.「謝ることはそれだけか?」
ルルーシュ「それを使って自分の欲を満たしていたことも認めよう」
C.C.「今回ばかりは私も笑えんよ…」
ルルーシュ「お前の声を録音していた事だ」
C.C.「謝ることはそれだけか?」
ルルーシュ「それを使って自分の欲を満たしていたことも認めよう」
C.C.「今回ばかりは私も笑えんよ…」
38: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/25(金) 18:17:56 ID:DPg7ibp2
C.C.「私を性の捌け口に使うとはな…所詮私は契約相手だからな…」
ルルーシュ「違う、俺にとって…お前は特別なんだ」
C.C.「よく言うよ…特別な人なら他にいるだろう?」
ルルーシュ「ナナリーのことか?」
C.C.「ナナリーの事を除外しての話だ」
カレン「あ、いた!ゼロ!」
C.C.「それじゃあなルルーシュ、邪魔者は部屋に戻るよ」
ルルーシュ「おい待て!何の話だC.C.!」
ルルーシュ「違う、俺にとって…お前は特別なんだ」
C.C.「よく言うよ…特別な人なら他にいるだろう?」
ルルーシュ「ナナリーのことか?」
C.C.「ナナリーの事を除外しての話だ」
カレン「あ、いた!ゼロ!」
C.C.「それじゃあなルルーシュ、邪魔者は部屋に戻るよ」
ルルーシュ「おい待て!何の話だC.C.!」
39: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/25(金) 18:20:04 ID:DPg7ibp2
カレン「ゼロ!これ、頼まれてた書類」
ルルーシュ「確かに受け取った」
カレン「さっき居たのはC.C.?なんだかさっきから機嫌悪いのよね~」
ルルーシュ「(C.C.は自分を邪魔者だと言っていた…俺がカレンとデキていると誤解してるのか?それとも俺が何らかの理由で覚えていない…?)」
ルルーシュ「カレン、突然で申し訳ないが…」
カレン「何?」
ルルーシュ「カレン、君と俺は…男と女の関係なのだろうか?」
カレン「…え?」
ルルーシュ「確かに受け取った」
カレン「さっき居たのはC.C.?なんだかさっきから機嫌悪いのよね~」
ルルーシュ「(C.C.は自分を邪魔者だと言っていた…俺がカレンとデキていると誤解してるのか?それとも俺が何らかの理由で覚えていない…?)」
ルルーシュ「カレン、突然で申し訳ないが…」
カレン「何?」
ルルーシュ「カレン、君と俺は…男と女の関係なのだろうか?」
カレン「…え?」
40: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/25(金) 18:20:58 ID:DPg7ibp2
ルルーシュ「質問の仕方が悪かった、俺と…その…夜を供にした事はあるか?」
カレン「な、何言ってんのよルルーシュ!突然そんな事言われても…!」
ルルーシュ「いや、覚えが無いならいいんだ…忘れてくれ」
カレン「そ、そんな簡単に忘れられるわけ無いでしょ!?大体私とルルーシュがそんな事…!」
ルルーシュ「とにかく忘れてくれ!俺は行く、少し頭を冷やせ!」スタスタ
カレン「あ、ルルーシュ!行っちゃった…」
カレン「もしかしてさっきのって…告白だったの…?」
カレン「な、何言ってんのよルルーシュ!突然そんな事言われても…!」
ルルーシュ「いや、覚えが無いならいいんだ…忘れてくれ」
カレン「そ、そんな簡単に忘れられるわけ無いでしょ!?大体私とルルーシュがそんな事…!」
ルルーシュ「とにかく忘れてくれ!俺は行く、少し頭を冷やせ!」スタスタ
カレン「あ、ルルーシュ!行っちゃった…」
カレン「もしかしてさっきのって…告白だったの…?」
41: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/25(金) 18:33:08 ID:DPg7ibp2
~ゼロの私室~
ルルーシュ「C.C.、さっきからお前の言っていることがよく分からんのだが…」
C.C.「とぼけるつもりか?」
ルルーシュ「…俺とカレンがどうかしたか?」
C.C.「フン、やっぱり分かってるじゃないか」
ルルーシュ「それで俺とカレンが何をしたと言うんだ?」
C.C.「分かっているのだろう?そこまでして私の口から言わせたいのか」
ルルーシュ「C.C.、さっきからお前の言っていることがよく分からんのだが…」
C.C.「とぼけるつもりか?」
ルルーシュ「…俺とカレンがどうかしたか?」
C.C.「フン、やっぱり分かってるじゃないか」
ルルーシュ「それで俺とカレンが何をしたと言うんだ?」
C.C.「分かっているのだろう?そこまでして私の口から言わせたいのか」
42: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/25(金) 18:37:04 ID:DPg7ibp2
ルルーシュ「いいから言え!」
C.C.「お前とカレンが乳繰り合ってたことだ」
ルルーシュ「やはり藤堂の言ってた通りか…しかし俺はそんな事した覚えがない、ついでにカレンも覚えがないと言っている」
C.C.「だが私は聞いたぞ?部屋の外まで聞こえていたのに気が付かなかったようだな」
ルルーシュ「だから俺はそんな事…!」
C.C.「お前とカレンが乳繰り合ってたことだ」
ルルーシュ「やはり藤堂の言ってた通りか…しかし俺はそんな事した覚えがない、ついでにカレンも覚えがないと言っている」
C.C.「だが私は聞いたぞ?部屋の外まで聞こえていたのに気が付かなかったようだな」
ルルーシュ「だから俺はそんな事…!」
43: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/25(金) 18:46:34 ID:DPg7ibp2
C.C.「カレンに攻められてあんなに悦んで…」
ルルーシュ「黙れ!俺はそんな事していない!大体それはいつの話だ!」
C.C.「いつだったかな…そう、四日前だ」
ルルーシュ「四日前か…俺がカレンと…?」
ルルーシュ「(!…まさか!)」
ルルーシュ「フハハハハ!C.C.、とんだ勘違いをしたようだな」
C.C.「何だと…?」
ルルーシュ「黙れ!俺はそんな事していない!大体それはいつの話だ!」
C.C.「いつだったかな…そう、四日前だ」
ルルーシュ「四日前か…俺がカレンと…?」
ルルーシュ「(!…まさか!)」
ルルーシュ「フハハハハ!C.C.、とんだ勘違いをしたようだな」
C.C.「何だと…?」
44: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/25(金) 18:54:04 ID:DPg7ibp2
ルルーシュ「俺はあの時確かにカレンと部屋にいた…だがなC.C.!」
ルルーシュ「俺は肩を揉んでもらっただけなのだよ!」
C.C.「そんな…!」
ルルーシュ「肩を揉んでもらってるだけで乳繰りあっているとは心外だな」
C.C.「そんなの証拠がない!信じられるか!」
ルルーシュ「だったらカレンに聞いてみれば良いだろう?」
ルルーシュ「俺は肩を揉んでもらっただけなのだよ!」
C.C.「そんな…!」
ルルーシュ「肩を揉んでもらってるだけで乳繰りあっているとは心外だな」
C.C.「そんなの証拠がない!信じられるか!」
ルルーシュ「だったらカレンに聞いてみれば良いだろう?」
45: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/25(金) 19:17:15 ID:DPg7ibp2
C.C.「勘違いだった…のか…すまなかったなルルーシュ…」
ルルーシュ「泣くなC.C.、お前らしくもない」
C.C.「勝手に勘違いして嫉妬していたのか…私は…」
ルルーシュ「C.C.…」
カレン「ルルーシュ、いる?」ガチャ
カレン「え…」
カレン「(ルルーシュがC.C.とキスしてる…)」
ルルーシュ「泣くなC.C.、お前らしくもない」
C.C.「勝手に勘違いして嫉妬していたのか…私は…」
ルルーシュ「C.C.…」
カレン「ルルーシュ、いる?」ガチャ
カレン「え…」
カレン「(ルルーシュがC.C.とキスしてる…)」
46: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/25(金) 19:23:10 ID:DPg7ibp2
ルルーシュ「カレンか!」
C.C.「覗き見とは趣味が悪いな」
カレン「ルルーシュ、さっきの話は…」
ルルーシュ「アレは俺の勘違いだった、忘れろと言っただろう」
カレン「あんな事言って…嘘だったの?C.C.がいながら…!」
C.C.「ルルーシュ、どういうことだ!?」
ルルーシュ「違う、俺は!」
C.C.「覗き見とは趣味が悪いな」
カレン「ルルーシュ、さっきの話は…」
ルルーシュ「アレは俺の勘違いだった、忘れろと言っただろう」
カレン「あんな事言って…嘘だったの?C.C.がいながら…!」
C.C.「ルルーシュ、どういうことだ!?」
ルルーシュ「違う、俺は!」
47: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/25(金) 19:32:17 ID:DPg7ibp2
カレン「ひどいよルルーシュ…」
ルルーシュ「何かの間違いだ!落ちつけカレン」
C.C.「ルルーシュ、お前と言う奴は…!」
ルルーシュ「違うんだ、誤解が解けるまで待ってくれ」
C.C.「黙れ!優しい言葉で騙しておいて!」スタスタ
ルルーシュ「おい、行くなC.C.!」
ルルーシュ「何かの間違いだ!落ちつけカレン」
C.C.「ルルーシュ、お前と言う奴は…!」
ルルーシュ「違うんだ、誤解が解けるまで待ってくれ」
C.C.「黙れ!優しい言葉で騙しておいて!」スタスタ
ルルーシュ「おい、行くなC.C.!」
48: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/25(金) 20:22:21 ID:DPg7ibp2
…………
ルルーシュ「落ち着いたか?」
カレン「うん…」
ルルーシュ「悪かったな、誤解を招く言い方で」
カレン「ルルーシュは悪くない、私が勝手に勘違いしたんだ…」
ルルーシュ「カレン、俺は君に恋愛感情は抱いていない…だが部下として、いや、仲間として信頼はしている」
カレン「ありがとう…それよりもC.C.を…」
ルルーシュ「ああ、行ってくる」スタスタ
ルルーシュ「落ち着いたか?」
カレン「うん…」
ルルーシュ「悪かったな、誤解を招く言い方で」
カレン「ルルーシュは悪くない、私が勝手に勘違いしたんだ…」
ルルーシュ「カレン、俺は君に恋愛感情は抱いていない…だが部下として、いや、仲間として信頼はしている」
カレン「ありがとう…それよりもC.C.を…」
ルルーシュ「ああ、行ってくる」スタスタ
49: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/25(金) 20:27:42 ID:DPg7ibp2
~斑鳩内 食堂~
藤堂「C.C.、また何かあったようだが…」
C.C.「アイツはやっぱりカレンとデキてたんだ、それなのにあんなこと言って…」
藤堂「何、紅月君と…」
藤堂「(また何かを誤解している様子だな)」
ディートハルト「哀れですねC.C.」
藤堂「ディートハルト!?どっから湧いてきた!」
ディートハルト「私は黒の騎士団幹部ですが…?ここに居て何かおかしいかな?」
藤堂「言われてみればそうだったな、さっきの言葉は忘れてもらいたい」
藤堂「C.C.、また何かあったようだが…」
C.C.「アイツはやっぱりカレンとデキてたんだ、それなのにあんなこと言って…」
藤堂「何、紅月君と…」
藤堂「(また何かを誤解している様子だな)」
ディートハルト「哀れですねC.C.」
藤堂「ディートハルト!?どっから湧いてきた!」
ディートハルト「私は黒の騎士団幹部ですが…?ここに居て何かおかしいかな?」
藤堂「言われてみればそうだったな、さっきの言葉は忘れてもらいたい」
50: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/25(金) 20:39:36 ID:DPg7ibp2
ディートハルト「それにしてもC.C.、やはり貴女は不釣合いだった」
C.C.「何の話だ?」
ディートハルト「ゼロは貴女のような人間には相応しくなかったということです」
藤堂「まるで自分は相応しいとでも言いたいようだな」
ディートハルト「勿論です、私ならゼロの全てを受け入れられる…そう、私こそゼロの伴侶に相応しいのです」
藤堂「貴様…ホモセクシャルか!」
ディートハルト「勘違いしないでいただきたい、私はゼロ以外の男には興味がないものでね」
C.C.「何の話だ?」
ディートハルト「ゼロは貴女のような人間には相応しくなかったということです」
藤堂「まるで自分は相応しいとでも言いたいようだな」
ディートハルト「勿論です、私ならゼロの全てを受け入れられる…そう、私こそゼロの伴侶に相応しいのです」
藤堂「貴様…ホモセクシャルか!」
ディートハルト「勘違いしないでいただきたい、私はゼロ以外の男には興味がないものでね」
51: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/25(金) 20:49:08 ID:DPg7ibp2
…………
ルルーシュ「藤堂、C.C.を見なかったか?」
藤堂「つい今しがた出て行ったが…」
ルルーシュ「分かった、感謝する」スタスタ
藤堂「む、いつの間にかディートハルトも出て行ったようだな」
藤堂「(何か嫌な予感がするが…)」
ルルーシュ「藤堂、C.C.を見なかったか?」
藤堂「つい今しがた出て行ったが…」
ルルーシュ「分かった、感謝する」スタスタ
藤堂「む、いつの間にかディートハルトも出て行ったようだな」
藤堂「(何か嫌な予感がするが…)」
52: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/25(金) 21:04:06 ID:DPg7ibp2
ルルーシュ「何の真似だ、ディートハルト」
ディートハルト「ゼロ、今日こそ貴方に私を知っていただきます」
ルルーシュ「ディートハルト、お前の目的は何だ?」
ディートハルト「私はあの枢木スザク強奪事件で初めて貴方を見た…震えました…新しい時代がヒトという形をとってそこにいる、私は貴方をと一つになりたい!」ガシ
ルルーシュ「何をする!下半身を隠せ!ディートハルト!!」
ディートハルト「ゼロ!私とともにヘブンへ行きましょう!……な、これは!」
ディートハルト「私が刺された…だと…」ゴホッ
ディートハルト「ゼロ、今日こそ貴方に私を知っていただきます」
ルルーシュ「ディートハルト、お前の目的は何だ?」
ディートハルト「私はあの枢木スザク強奪事件で初めて貴方を見た…震えました…新しい時代がヒトという形をとってそこにいる、私は貴方をと一つになりたい!」ガシ
ルルーシュ「何をする!下半身を隠せ!ディートハルト!!」
ディートハルト「ゼロ!私とともにヘブンへ行きましょう!……な、これは!」
ディートハルト「私が刺された…だと…」ゴホッ
53: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/25(金) 21:18:18 ID:DPg7ibp2
ジェレミア「ご無事でしたかルルーシュ様」
ディートハルト「バカな…オレンジ如きが私を…」
ジェレミア「オレンジ?フフ…それは我が忠誠の名前…!」
ディートハルト「ゼロ!せめて最後はギアスで私を…」
ルルーシュ「(こいつ…何故ギアスを知っている!)」
ルルーシュ「ディートハルト、お前にはギアスをかける価値さえもない…」
ディートハルト「ゼ…ロ…」バタン
ディートハルト「バカな…オレンジ如きが私を…」
ジェレミア「オレンジ?フフ…それは我が忠誠の名前…!」
ディートハルト「ゼロ!せめて最後はギアスで私を…」
ルルーシュ「(こいつ…何故ギアスを知っている!)」
ルルーシュ「ディートハルト、お前にはギアスをかける価値さえもない…」
ディートハルト「ゼ…ロ…」バタン
54: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/25(金) 21:24:09 ID:DPg7ibp2
藤堂「ディートハルト、やはり行動に及んだか…」
ルルーシュ「藤堂、後始末を任せたい」
藤堂「任せておけ、ゼロはC.C.を…」
ルルーシュ「頼んだぞ藤堂」スタスタ
千葉「藤堂さん!何の騒ぎですか?」
藤堂「見るな千葉!」
千葉「これは…!ディートハルトが下半身丸出しで…!」
ルルーシュ「藤堂、後始末を任せたい」
藤堂「任せておけ、ゼロはC.C.を…」
ルルーシュ「頼んだぞ藤堂」スタスタ
千葉「藤堂さん!何の騒ぎですか?」
藤堂「見るな千葉!」
千葉「これは…!ディートハルトが下半身丸出しで…!」
55: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/25(金) 21:27:03 ID:DPg7ibp2
~ゼロの私室~
ルルーシュ「戻っていたのかC.C.」
C.C.「ルルーシュ、今さら何用だ」
ルルーシュ「お前の誤解を解きに来た」
C.C.「もうその言葉には騙されんぞ?」
ルルーシュ「そう言うだろうと思ってカレンを連れてきた」
C.C.「ほう?」
ルルーシュ「戻っていたのかC.C.」
C.C.「ルルーシュ、今さら何用だ」
ルルーシュ「お前の誤解を解きに来た」
C.C.「もうその言葉には騙されんぞ?」
ルルーシュ「そう言うだろうと思ってカレンを連れてきた」
C.C.「ほう?」
56: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/25(金) 21:33:45 ID:DPg7ibp2
カレン「ごめんねC.C.、私のせいで勘違いさせてしまって…」
C.C.「そうは言ってもカレンが嘘をついている事だってあり得るだろう」
ルルーシュ「ならば正直に答えさせればいい、この絶対遵守の力はお前が一番知っているだろう?」
C.C.「なるほどな…」
ルルーシュ「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる!質問に答えろ!」キュイーン
カレン「分かりました」
ルルーシュ「(学園でかけたギアスがここで活きるとはな)」
C.C.「そうは言ってもカレンが嘘をついている事だってあり得るだろう」
ルルーシュ「ならば正直に答えさせればいい、この絶対遵守の力はお前が一番知っているだろう?」
C.C.「なるほどな…」
ルルーシュ「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる!質問に答えろ!」キュイーン
カレン「分かりました」
ルルーシュ「(学園でかけたギアスがここで活きるとはな)」
57: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/25(金) 21:39:24 ID:DPg7ibp2
ルルーシュ「お前は四日前この部屋で何をしていた?」
カレン「ルルーシュの肩を揉んでいました」
C.C.「!」
ルルーシュ「お前と俺はどういう関係だ?」
カレン「黒の騎士団の仲間です」
ルルーシュ「男女の関係ではないんだな?」
カレン「はい」
カレン「ルルーシュの肩を揉んでいました」
C.C.「!」
ルルーシュ「お前と俺はどういう関係だ?」
カレン「黒の騎士団の仲間です」
ルルーシュ「男女の関係ではないんだな?」
カレン「はい」
58: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/25(金) 21:42:55 ID:DPg7ibp2
ルルーシュ「どうだ?C.C.」
C.C.「…認めざるを得ないな」
ルルーシュ「カレン、もう帰っていいぞ」
カレン「へ?私は何を?」
ルルーシュ「C.C.の誤解は解けた、助かったよ」
カレン「そうなの?じゃあ私はこれで…」ガチャ
C.C.「…認めざるを得ないな」
ルルーシュ「カレン、もう帰っていいぞ」
カレン「へ?私は何を?」
ルルーシュ「C.C.の誤解は解けた、助かったよ」
カレン「そうなの?じゃあ私はこれで…」ガチャ
59: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/26(土) 01:29:24 ID:MB912Ngo
C.C.「ルルーシュ、悪かった、疑ったりして…」
ルルーシュ「謝らなくて良い、お前はそんな柄じゃないだろ?」
C.C.「そうだな、だが今日はそんな気分じゃない」
ルルーシュ「たまには素直なC.C.も良いじゃないか、可愛いしな」
C.C.「か、可愛いだと?大体お前マゾじゃなかったのか!?」
ルルーシュ「お前と同じく、これも気分だ」
ルルーシュ「謝らなくて良い、お前はそんな柄じゃないだろ?」
C.C.「そうだな、だが今日はそんな気分じゃない」
ルルーシュ「たまには素直なC.C.も良いじゃないか、可愛いしな」
C.C.「か、可愛いだと?大体お前マゾじゃなかったのか!?」
ルルーシュ「お前と同じく、これも気分だ」
60: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/26(土) 01:36:44 ID:MB912Ngo
C.C.「良いのか?こんな魔女よりも適役が他にいるだろう?」
ルルーシュ「お前じゃなきゃダメなんだ、愛しているC.C.」
C.C.「な…!恥ずかしげのある言葉を躊躇いもなく吐きおって…!」
ルルーシュ「ふむ、照れた顔も可愛いな」
C.C.「ちっ…童*坊やが」
…………
………
……
ルルーシュ「お前じゃなきゃダメなんだ、愛しているC.C.」
C.C.「な…!恥ずかしげのある言葉を躊躇いもなく吐きおって…!」
ルルーシュ「ふむ、照れた顔も可愛いな」
C.C.「ちっ…童*坊やが」
…………
………
……
61: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/26(土) 01:41:29 ID:MB912Ngo
~数日後~
C.C.「すまない、体調が悪くてな…休ませてくれ」
ルルーシュ「体調が悪いとは…魔女ともあろう者が珍しいな」
C.C.「私も一応元は普通の人間だからな、もう一つの生命を育むとなると体に負荷がかかる」
ルルーシュ「何だと?C.C.、今何と言った?」
C.C.「ああ、言ってなかったな…妊娠したぞダーリン」
ルルーシュ「」
C.C.「すまない、体調が悪くてな…休ませてくれ」
ルルーシュ「体調が悪いとは…魔女ともあろう者が珍しいな」
C.C.「私も一応元は普通の人間だからな、もう一つの生命を育むとなると体に負荷がかかる」
ルルーシュ「何だと?C.C.、今何と言った?」
C.C.「ああ、言ってなかったな…妊娠したぞダーリン」
ルルーシュ「」
62: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/08/26(土) 01:46:05 ID:MB912Ngo
ルルーシュ「今…な、な、な、何と…!?」
C.C.「妊娠したと言っている、二度も言わせるな」
ルルーシュ「あの一回でできてしまったというのか!?」
C.C.「そこまで珍しいことでもないだろう?驚きすぎだダーリン」
ルルーシュ「その呼び方はやめろ!しかし低確率を引いてしまうとはな…」
C.C.「当然だろう?お前はゼロ、奇跡を起こす男だからな」
完
C.C.「妊娠したと言っている、二度も言わせるな」
ルルーシュ「あの一回でできてしまったというのか!?」
C.C.「そこまで珍しいことでもないだろう?驚きすぎだダーリン」
ルルーシュ「その呼び方はやめろ!しかし低確率を引いてしまうとはな…」
C.C.「当然だろう?お前はゼロ、奇跡を起こす男だからな」
完
引用元: カレン「ここが良いの?」ルルーシュ「ん…良いぞカレン…」