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    騎士団長「これより出陣する!」 俺「出陣の時になるといつも腹が痛くなる……」

    1: ◆pVGon0rT7g 2018/01/17(水) 01:41:03.72 ID:VkhZ7Guoo

    ― 1 ―



    王国の騎士団領に、雄々しき号令が響き渡る。


    「これより出陣する! 出陣の儀を執り行うので、ただちに広場に集結するように!」


    声の主は騎士団を率いる騎士団長。

    屈強な男たちが鈍い銀色の甲冑を身に付け、騎士団領中央にある広場に整列する。

    数百の騎士が一堂に会する光景は、一言でいうなら“壮観”である。



    勇者「魔王が生まれなかったのに勇者は生まれる」

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 07:34:30.31 ID:tllqAPyAo
    従者「え?」

    勇者「だからさ、魔王はもう生まれなくなっただろ」

    従者「はぁ・・・」

    勇者「なのに勇者は生まれる、なんで?」

    従者「いや・・・それは・・・」

    勇者「勇者ってのは魔王討伐のための人間のことだろ?なのになんで魔王が居ないのに俺がいるんだよ」

    従者「・・・魔族と人間が手を取り合ったからですね・・・魔王は称号であり勇者は生来の素質ですから」

    勇者「でもわざわざ俺にも称号つける意味無いよね?その辺にいる魔族耐性持ちのちょっと強い人でいいよね」

    従者「あっ、でもあれですよ!魔王は居ませんけれど魔族長なら居ます!」

    勇者「そいつ殺しに行くの?」

    従者「行くわけないじゃないですか!馬鹿ですか!?」

    勇者「でしょ~・・・?」


    盗賊「勇者様!もう勘弁なりません!」

    1: ◆CItYBDS.l2 2017/11/05(日) 18:29:33.93 ID:G6b6DZ3fo
    ――――――


    何を考えているんだ!どうしてそうなるの!?くたばれ勇者!勘弁してください!
    勇者を追う旅を続けて早一年
    俺たちは、幾度この言葉を吐き出したことか


    俺は、『勇者課勇者補助係』の一員、まあいわゆる公僕ってやつだ
    虚飾を一切排した、実にお役所的で素敵な部署名だろ
    お役所のネーミングセンスってのは、世間一般とちょいとずれている
    一言で言うならば名は体を表すの極致ってやつだ


    この部署、名結構気に入っているんだ
    何故かって?
    そりゃあ、『勇者』って言葉が入ってるからさ
    だれだって、幼いころは英雄に憧れたことがあるだろう?
    俺だってそうさ、今でこそ木っ端役人だがな
    この俺が可愛い幼子だった頃、いや嘘だ、すまない
    俺に、そんな時期は無かったな
    正しくは「憎たらしい糞ガキだった頃は」だ
    鼻水たらしながら、正義の味方になることを目指したもんさ


    そんな俺がさ、仮にも勇者の名が入った部署にいるんだ
    まるで俺も勇者パーティーの一員みたいじゃないか
    ちょっとだけ、誇りを持つぐらい許されて然るべきだろ


    まあ、素敵な部署名のことはさて置き、残念なことが一つある
    『勇者』という素敵な響きと比べて、実際の業務内容は家畜の糞尿にも劣るってことだ
    糞にも劣るもんなんて、俺は知らねえが、つまりは想像を絶するってことだ
    お役所的に言えば、俺たちの仕事は『勇者の管理及び指導』
    これじゃあ、ちょっとわかりにくいよな

    勇者が魔王討伐の旅のさ中に、やらかした、しでかした物事を
    適切な行政手続きに則り、解決に導く
    要は、勇者の後始末部隊というわけだ
    これが、実に憎々しい


    この一年、俺たちは勇者にフルスイングで振り回され続けた
    奴は手加減と言うものを知らないし、社会常識を知らないし、俺らの苦労も知らねえ
    常に全力、常にクリティカルヒット、そして行き着く暇もなく次の問題を巻き起こす
    しかも、無意識にだ


    おかげで俺たち勇者補助係の目は、ぐるんぐるんに回っており
    酔い覚ましに熱い蒸留酒をかっ込み、ゲロと勇者の悪態を吐き出す装置と化してしまった



    ただ一人、最初からに勇者に心酔しきっている盗賊ちゃんを除いては

    穴掘り勇者

    1: ◆CItYBDS.l2 2018/01/10(水) 20:19:27.70 ID:2xp0zG6O0


    大魔王「・・・困ったなあ」


    側近「おや大魔王の旦那、ただでさえシワだらけな顔をしてるのに眉間にまでしわが寄っちゃってますぜ」


    側近「略して、むちゃくちゃしわくちゃだ」


    大魔王「略せてないよ。まったく腹の立つ男だねえ・・・まあいいや、こいつを見ておくれよ」


    側近「ん、こりゃあ何ですか?」


    大魔王「ここ10年の世界崩壊数の推移表だよ、見てみろ右肩下がりもいいところだ」


    側近「ん、右肩がどうしやした、凝ってんですか?」


    大魔王「違うよ、ほら儂の右肩を見てみろ。右肩を下げると、どんどん下がっていく様子がわかるだろう?」


    大魔王「グラフも同じさ右に行くほど下がっていく、こういうのを右肩下がりっていうんだよ」


    側近「あっしから見ると、大魔王の方は右に行くほど上がって行ってやすけどねえ・・・」


    大魔王「・・・」


    大魔王「そりゃ、向かい合ってるからだよ・・・アンタ、妙なところに気が付くねえ」


    側近「旦那ぁ、右ってのは箸を持つ方の手で・・・」


    大魔王「わかっているよ!うるさいねえ」


    大魔王「そんなことより、このままじゃあ平和な世界に溢れちまう。どうしたもんかねえ」


    側近「そりゃあ旦那、早急に原因を解明して改善に取り組まにゃあならんですぜ」


    大魔王「そういうのはアンタの仕事だと思うんだけど・・・」


    大魔王「そういやお前さん、現世のことには詳しかったねえ。私はずっと冥界に引きこもっているから、不慣れなんだ」


    大魔王「最近の地上の様子を教えちゃあくれないか」


    穴掘り勇者の続きを読む

    勇者「お互い年を取ったのう……」魔王「こうして会うのも、あと何度できるか……」

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 00:32:35.71 ID:LCTEqoXFo

    勇者「おお~……魔王、こっちじゃこっち」ヨロヨロ…

    魔王「お~う、一年ぶりじゃな」ヨロヨロ…

    勇者「今年はくたばって、もう来ないかと思ったわい」

    魔王「抜かせ。それはこちらの台詞じゃ」

    勇者「あ~……腰が痛い」

    魔王「ここにある岩に座ろうか」

    勇者「お互い年を取ったのう……どっこいしょ」

    魔王「こうして年に一度会うのも、あと何度できるか……」



    魔王「よくぞ来て頂けました破壊神様!!」

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/05(金) 21:45:01.40 ID:YRycNji+o

    魔王「おお…禍々しいオーラ、古文書の記述通りですね」

    魔王「私は魔王、あなた様をお呼びした今代の魔王です!」

    魔王「破壊神様をお呼びした理由はもちろん、そのお力で世界に混沌と絶望を与えて頂きたいのです!」

    魔王「本来であれば、私がその役目を果たすのですが…私は先代に比べて魔力も少なく非力」

    魔王「このため、先代が亡くなってから魔王軍は衰退する一方で…」

    魔王「どうか、どうかあなた様のお力で!私どもを助けて頂けないでしょうか!!」


    魔王(女)「異世界人を召喚したらサラリーマンが沢山来た」

    1: ◆R.U0lKL4q6 2017/12/30(土) 00:57:07.67 ID:eDpZpufJ0

    侍女「魔王さま。近頃は人間どもの侵攻が激しく領土も大幅に失われています。住む場所を追われ人間の街の近くの危険な土地でや工場で寝泊まりする魔物たちも大勢いる始末です」

    魔王「分かっておるわ。野蛮な勇者どもめが……」


    侍女「資源も目減りする一方で、魔物たちからも不平や不満の声が増えています……」

    魔王「うむ。こうなれば選択肢は一つ。異世界の戦士を召喚し、妾の美貌でたぶらかすことによって味方とする他あるまい」


    侍女「ですが最高ランクの禁術である異世界人ガチャは一度きりしか使えません。当たりを引けるかは運しだいですね……」

    魔王「幸い妾はハイパー超絶ナイスバディな美女じゃし、異世界の戦士となれば、勇者たちが知りもしないような魔法や武芸を習得しているはずじゃ」

    侍女「はい。なんの苦労もなく敵を瞬殺して『アレ? やりすぎちゃいました?』なんて言い出す学生を頑張って召喚しましょう」

    魔王「さあ異世界の戦士よ、召喚に応じ顕現するがよい! そして妾のために身を粉にして働くのじゃ!!」



    ――ピカーーーッ!!



    男たち「「「「召喚に応じ参上致しました」」」」



    魔王「おおっ! 一度に四人も!? すごいぞ妾!」


    男「龍倒したら俺の嫁になった」 龍「ん?」

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    1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/05/07(土) 23:22:25 ID:3Ko7fXT2
    龍「で、その勢いだけで此処まで辿りついたか若人よ......」

    男「ああ、そうだ。でもな理由だってちゃんとあるんだぜ」

    男「あんたを倒せば何でも願いが叶うらしいじゃないか!」

    龍「フン、若人も人間か......何が望みなのだ」

    男「それはあんたを倒してから言うよ、勝てるか分かんないし」

    龍「勝算があって挑むものではないのか? 若人は馬鹿なのか?」

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    482: ◆TiKUvGS/sQ 2017/04/05(水) 19:30:21 ID:.lKl0Qz2
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    ~龍の祭壇~

    彼女の修行は最終段階に入っていた

    ロゼ「はぁ...!! はぁ...!!」

    荒く息を吐きながらも、集中力を研ぎ澄まし息を整える

    ロゼ「はぁ.........スゥ(今度こそ上手く行くはずじゃ...!)」

    ロゼ「おおおおおおお!!!!」

    声を張り上げ魔力を練り上げる、そして

    ロゼ「ッ!!」

    パキャン!!

    割れるような音が聞こえたと思えば

    ロゼの作り上げた異空間がガラスの破片の様にガラガラと崩れてゆく

    ロゼ「.........何とかできたのぉ、ウグッ!?」

    ロゼ「.........ッ~! (じゃがこれは今の我でもキツイのう......連発できん)」