ラフィエル「私も執事になりたいです~」マルティエル「え……?」
2020-12-06
1: ◆LYNKFR8PTk 2018/07/28(土) 19:50:40.47 ID:5rkY+8yb0
マルティエル「お嬢様……何故急にそのような事を?」
ラフィエル「いつもマルティエルは私の世話をしてくれるじゃないですか~」
ラフィエル「だから偶には私が執事になって……マルティエルのお世話をしたいな~って」
ラフィエル「面白そうじゃないですか!?」
マルティエル「そ、そんな!! いけませんお嬢様!! お嬢様が私の世話などと……怒られてしまいます!!」
ラフィエル「でも今日はお父様もお母様もサラちゃんも夜遅くまで帰って来ませんよ~?」
ラフィエル「だからバレる事もありません。 いいじゃないですか~」
マルティエル「お嬢様……」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1532775040
ラフィエル「いつもマルティエルは私の世話をしてくれるじゃないですか~」
ラフィエル「だから偶には私が執事になって……マルティエルのお世話をしたいな~って」
ラフィエル「面白そうじゃないですか!?」
マルティエル「そ、そんな!! いけませんお嬢様!! お嬢様が私の世話などと……怒られてしまいます!!」
ラフィエル「でも今日はお父様もお母様もサラちゃんも夜遅くまで帰って来ませんよ~?」
ラフィエル「だからバレる事もありません。 いいじゃないですか~」
マルティエル「お嬢様……」
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2: ◆LYNKFR8PTk 2018/07/28(土) 19:51:25.15 ID:5rkY+8yb0
マルティエル「分かりました……お嬢様がそこまで言うのでしたら」
ラフィエル「じゃあ決まりですね!!」
ラフィエル「早速私のサイズの執事服を……」
マルティエル「ありません」
ラフィエル「ですよね~」
マルティエル「なのでここはお嬢様、私の着ているこの執事服を……」バサッ
ラフィエル「いきなり脱ぐんですね~」
ラフィエル「じゃあ決まりですね!!」
ラフィエル「早速私のサイズの執事服を……」
マルティエル「ありません」
ラフィエル「ですよね~」
マルティエル「なのでここはお嬢様、私の着ているこの執事服を……」バサッ
ラフィエル「いきなり脱ぐんですね~」
3: ◆LYNKFR8PTk 2018/07/28(土) 19:52:01.50 ID:5rkY+8yb0
ラフィエル「じゃあ着替えてきますねー」
マルティエル「お伴します」
ラフィエル「しなくていいですよ~?」イラッ
マルティエル「はい……///」
マルティエル(お嬢様が私を蔑んでいる……///)
ラフィエル「着てみました~」
マルティエル「!!!!」
マルティエル「か、かかかかかかか可愛い!!///」ブー!!
ラフィエル「鼻血!?」
マルティエル「お伴します」
ラフィエル「しなくていいですよ~?」イラッ
マルティエル「はい……///」
マルティエル(お嬢様が私を蔑んでいる……///)
ラフィエル「着てみました~」
マルティエル「!!!!」
マルティエル「か、かかかかかかか可愛い!!///」ブー!!
ラフィエル「鼻血!?」
4: ◆LYNKFR8PTk 2018/07/28(土) 19:52:30.55 ID:5rkY+8yb0
マルティエル「!! も、申し訳ありません。 私とした事が……」
ラフィエル「大丈夫ですか~?」
マルティエル「ティッシュを……」
ラフィエル「私が吹きますよ」
マルティエル「え……」
ラフィエル「だって今日は私が執事ですから」
ラフィエル「マルティエルもよく私がいいって言っても吹いてくれたじゃないですか~」
マルティエル「お嬢様……」
ラフィエル「じゃあ吹きますね~」
マルティエル「ありがとうござ……」
ラフィエル「……」フキフキ
マルティエル「!!!!!」ブーーーーー!!
ラフィエル「マルティエル!!?」
マルティエル(顔が近い!!!///)
ラフィエル「大丈夫ですか~?」
マルティエル「ティッシュを……」
ラフィエル「私が吹きますよ」
マルティエル「え……」
ラフィエル「だって今日は私が執事ですから」
ラフィエル「マルティエルもよく私がいいって言っても吹いてくれたじゃないですか~」
マルティエル「お嬢様……」
ラフィエル「じゃあ吹きますね~」
マルティエル「ありがとうござ……」
ラフィエル「……」フキフキ
マルティエル「!!!!!」ブーーーーー!!
ラフィエル「マルティエル!!?」
マルティエル(顔が近い!!!///)
5: ◆LYNKFR8PTk 2018/07/28(土) 19:53:03.32 ID:5rkY+8yb0
マルティエル「手間をかけさせてしまってすいません……///」
ラフィエル「いいんですよ~」
ラフィエル「……それじゃあ何か私にしてほしい事はありますかお嬢様?」
マルティエル「お、お嬢様!!? 私がですか!?」
ラフィエル「そうですよ~。 だって私がマルティエルでマルティエルが私なんですから」
マルティエル「そ、そうですね……」
マルティエル(まさかお嬢様にお嬢様と呼ばれる日が来るなんて……)
ラフィエル「私に何なりと命令してください」
マルティエル「で、では早速……」
マルティエル「お嬢様の裸を見せて……」
ラフィエル「お断りします」ニコッ
ラフィエル「いいんですよ~」
ラフィエル「……それじゃあ何か私にしてほしい事はありますかお嬢様?」
マルティエル「お、お嬢様!!? 私がですか!?」
ラフィエル「そうですよ~。 だって私がマルティエルでマルティエルが私なんですから」
マルティエル「そ、そうですね……」
マルティエル(まさかお嬢様にお嬢様と呼ばれる日が来るなんて……)
ラフィエル「私に何なりと命令してください」
マルティエル「で、では早速……」
マルティエル「お嬢様の裸を見せて……」
ラフィエル「お断りします」ニコッ
6: ◆LYNKFR8PTk 2018/07/28(土) 19:53:29.07 ID:5rkY+8yb0
マルティエル「な、なんでですか!? お嬢様は今なんでもと……」
ラフィエル「限度ってものがありますね~」
ラフィエル「それにお嬢様って呼ぶとややこしくなるので呼び捨てでいいですよ」
マルティエル「呼び捨て!!? とんでもございません!! お嬢様を呼び捨てなどと……」
ラフィエル「私が呼べって言ってるんですよ?」
マルティエル(ああ……///)
マルティエル「はい///」
ラフィエル「限度ってものがありますね~」
ラフィエル「それにお嬢様って呼ぶとややこしくなるので呼び捨てでいいですよ」
マルティエル「呼び捨て!!? とんでもございません!! お嬢様を呼び捨てなどと……」
ラフィエル「私が呼べって言ってるんですよ?」
マルティエル(ああ……///)
マルティエル「はい///」
7: ◆LYNKFR8PTk 2018/07/28(土) 19:54:11.90 ID:5rkY+8yb0
ラフィエル「ではお嬢様、私に可能な限りの事をなんなりと命令してくださ~い」
マルティエル「分かりました、おじょ……いや、ラフィエル」
マルティエル「ではですね……」
ラフィエル「では……?」
マルティエル「ラフィエルの胸を揉ませて……」
ラフィエル「私関連の事は全部却下しますね~」
マルティエル「ラフィエルとキスは……」
ラフィエル「ダメですよ~?」
マルティエル「ラフィエルの下着を物色……」
ラフィエル「話聞いてました~?」
マルティエル「分かりました、おじょ……いや、ラフィエル」
マルティエル「ではですね……」
ラフィエル「では……?」
マルティエル「ラフィエルの胸を揉ませて……」
ラフィエル「私関連の事は全部却下しますね~」
マルティエル「ラフィエルとキスは……」
ラフィエル「ダメですよ~?」
マルティエル「ラフィエルの下着を物色……」
ラフィエル「話聞いてました~?」
8: ◆LYNKFR8PTk 2018/07/28(土) 19:54:48.63 ID:5rkY+8yb0
マルティエル「くっ……でしたらもう……頼む事がありません!!」
ラフィエル「えー……」
マルティエル(!! お嬢様が残念そうな顔をしてらっしゃる……)
マルティエル(ここはどうにかして何か頼まないと!!)
マルティエル「そ、掃除!! 私の部屋を掃除してくれますか!!?」
ラフィエル「!! いいですねそれ~。 じゃあお嬢様の部屋を掃除しますね~」
マルティエル「……」ホッ
ラフィエル「ついでにお父様達の部屋も掃除しましょう」フキフキ
マルティエル(いつも私がやる事を……お嬢様がやってらっしゃる……)
ラフィエル「えー……」
マルティエル(!! お嬢様が残念そうな顔をしてらっしゃる……)
マルティエル(ここはどうにかして何か頼まないと!!)
マルティエル「そ、掃除!! 私の部屋を掃除してくれますか!!?」
ラフィエル「!! いいですねそれ~。 じゃあお嬢様の部屋を掃除しますね~」
マルティエル「……」ホッ
ラフィエル「ついでにお父様達の部屋も掃除しましょう」フキフキ
マルティエル(いつも私がやる事を……お嬢様がやってらっしゃる……)
9: ◆LYNKFR8PTk 2018/07/28(土) 19:55:15.70 ID:5rkY+8yb0
マルティエル「ご飯も……作ってくれますか?」
ラフィエル「いいですよ~」
マルティエル「洗濯を……」
ラフィエル「喜んでやりますお嬢様!!」
マルティエル「お散歩を……」
ラフィエル「小さい頃は二人でよく行ってましたね~。 じゃあ外に行きましょ~」
ラフィエル「いいですよ~」
マルティエル「洗濯を……」
ラフィエル「喜んでやりますお嬢様!!」
マルティエル「お散歩を……」
ラフィエル「小さい頃は二人でよく行ってましたね~。 じゃあ外に行きましょ~」
10: ◆LYNKFR8PTk 2018/07/28(土) 19:55:41.80 ID:5rkY+8yb0
ラフィエル「今日も空は綺麗ですね~」
マルティエル「天界ですからね」
マルティエル「あの……質問があるのですが」
ラフィエル「なんですかお嬢様?」
マルティエル「どうして急に……こんな事を? 本当に面白そうだからですか?」
マルティエル「何か……ちゃんとした理由があるんじゃないんですか?」
ラフィエル「……」
ラフィエル「今日は何の日か分かりますか?」
マルティエル「……? すいません、分かりません」
ラフィエル「今日はマルティエルが屋敷に来た日なんですよ」
マルティエル「!!!」
マルティエル「天界ですからね」
マルティエル「あの……質問があるのですが」
ラフィエル「なんですかお嬢様?」
マルティエル「どうして急に……こんな事を? 本当に面白そうだからですか?」
マルティエル「何か……ちゃんとした理由があるんじゃないんですか?」
ラフィエル「……」
ラフィエル「今日は何の日か分かりますか?」
マルティエル「……? すいません、分かりません」
ラフィエル「今日はマルティエルが屋敷に来た日なんですよ」
マルティエル「!!!」
11: ◆LYNKFR8PTk 2018/07/28(土) 19:56:09.78 ID:5rkY+8yb0
マルティエル「覚えてて……くれたんですか?」
ラフィエル「勿論です」
ラフィエル「そんなおめでたい日は……マルティエルにゆっくりさせてあげようと思って。 執事の仕事を休ませてあげようと思って」
ラフィエル「だから今日一日私が執事をやりたいって言ったんです」
マルティエル「……」
ラフィエル「……どうしました?」
マルティエル「……う」ポロポロ
ラフィエル「泣いてる!!?」
ラフィエル「勿論です」
ラフィエル「そんなおめでたい日は……マルティエルにゆっくりさせてあげようと思って。 執事の仕事を休ませてあげようと思って」
ラフィエル「だから今日一日私が執事をやりたいって言ったんです」
マルティエル「……」
ラフィエル「……どうしました?」
マルティエル「……う」ポロポロ
ラフィエル「泣いてる!!?」
12: ◆LYNKFR8PTk 2018/07/28(土) 19:56:45.15 ID:5rkY+8yb0
ラフィエル「ど、どうしたんですか!!?」
マルティエル「お、お嬢様が……優しすぎるあまり……うう」ポロポロ
ラフィエル「そんな泣かなくも……はい、拭いてあげますよ」フキフキ
マルティエル「……すみません」
ラフィエル「お父様もお母様もサラちゃんも……きっと帰ってきたらお祝いしてくれますよ」
マルティエル「……ありがとうございます」
ラフィエル「……っは!! これはサプライズでした!! 今言ったの内緒にしてもらえますか!?」
マルティエル「……お嬢様の頼みとあれば」
マルティエル「お、お嬢様が……優しすぎるあまり……うう」ポロポロ
ラフィエル「そんな泣かなくも……はい、拭いてあげますよ」フキフキ
マルティエル「……すみません」
ラフィエル「お父様もお母様もサラちゃんも……きっと帰ってきたらお祝いしてくれますよ」
マルティエル「……ありがとうございます」
ラフィエル「……っは!! これはサプライズでした!! 今言ったの内緒にしてもらえますか!?」
マルティエル「……お嬢様の頼みとあれば」
13: ◆LYNKFR8PTk 2018/07/28(土) 19:57:19.16 ID:5rkY+8yb0
ラフィエル「……っていつもの通りになっちゃいましたね」
マルティエル「ふふ……そうですね」
マルティエル「じゃあ……そろそろ帰りましょう。 お父様達も帰って来る頃ですし」
ラフィエル「そうですね」
マルティエル「あの……最後に一つだけ聞いてもらってもいいですか?」
ラフィエル「? なんですか?」
マルティエル「今日……一緒に寝てもいいですか?」
ラフィエル「うーん……」
ラフィエル「嫌な予感がするのでお断りします」ニコッ
マルティエル「ありがとうございます///」ブーッ
終わり
マルティエル「ふふ……そうですね」
マルティエル「じゃあ……そろそろ帰りましょう。 お父様達も帰って来る頃ですし」
ラフィエル「そうですね」
マルティエル「あの……最後に一つだけ聞いてもらってもいいですか?」
ラフィエル「? なんですか?」
マルティエル「今日……一緒に寝てもいいですか?」
ラフィエル「うーん……」
ラフィエル「嫌な予感がするのでお断りします」ニコッ
マルティエル「ありがとうございます///」ブーッ
終わり
引用元: ・ラフィエル「私も執事になりたいです~」マルティエル「え……?」
タプリス「数学で赤点を取ってしまいました……」
2020-12-02
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/17(火) 00:57:47.89 ID:XnLWIwyQ0
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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/17(火) 00:59:05.04 ID:XnLWIwyQ0
黒奈「千咲……お昼食べよ……」トコトコ
タプリス「そうですね……」
タプリス「はぁ……」
黒奈「……?」
黒奈「千咲、テンション低い……」
タプリス「ええ……まああなたには言われたくないですけど……」
黒奈「……」
タプリス「……」
黒奈「……」カパ
タプリス「……」
黒奈「……」モグモグ
タプリス「いや、あの……ちょっと」
黒奈「?」
タプリス「何があったか聞かないんですか?」
黒奈「……」
黒奈「誰にでも元気の出ない日はある……仕方ない……」
黒奈「……」モグモグ
タプリス「た、確かにそうですけど!」
タプリス「そうですね……」
タプリス「はぁ……」
黒奈「……?」
黒奈「千咲、テンション低い……」
タプリス「ええ……まああなたには言われたくないですけど……」
黒奈「……」
タプリス「……」
黒奈「……」カパ
タプリス「……」
黒奈「……」モグモグ
タプリス「いや、あの……ちょっと」
黒奈「?」
タプリス「何があったか聞かないんですか?」
黒奈「……」
黒奈「誰にでも元気の出ない日はある……仕方ない……」
黒奈「……」モグモグ
タプリス「た、確かにそうですけど!」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/17(火) 01:00:14.74 ID:XnLWIwyQ0
タプリス「そっとしておいてあげる優しさもありますけど……!」
タプリス「ほら、一応ここは何があったか聞くのが友情ってものなのでは……?」
黒奈「『悪魔とは友達にはなれない』ってこの前……」
タプリス「言いましたけど! 一緒にお昼ご飯食べてる間柄としてですね!」
黒奈「……友達って正式に認めてくれたら……聞いてあげる」
タプリス「んなっ」
黒奈「……」
タプリス「……」
黒奈「……」モグモグ
タプリス「……」
黒奈「……」モグモグ
タプリス「じゃあこれはただの独り言なので、勝手に聞き流しておいてください」
タプリス「ああ……数学で赤点取っちゃいました……はぁー」
黒奈「……」
タプリス「数学で赤点……どうしましょう……」
黒奈「……」
タプリス「赤点……数学で……はぁ……」
黒奈「……千咲、強情」
タプリス「黒奈さんもですよ……」
タプリス「ほら、一応ここは何があったか聞くのが友情ってものなのでは……?」
黒奈「『悪魔とは友達にはなれない』ってこの前……」
タプリス「言いましたけど! 一緒にお昼ご飯食べてる間柄としてですね!」
黒奈「……友達って正式に認めてくれたら……聞いてあげる」
タプリス「んなっ」
黒奈「……」
タプリス「……」
黒奈「……」モグモグ
タプリス「……」
黒奈「……」モグモグ
タプリス「じゃあこれはただの独り言なので、勝手に聞き流しておいてください」
タプリス「ああ……数学で赤点取っちゃいました……はぁー」
黒奈「……」
タプリス「数学で赤点……どうしましょう……」
黒奈「……」
タプリス「赤点……数学で……はぁ……」
黒奈「……千咲、強情」
タプリス「黒奈さんもですよ……」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/17(火) 01:01:00.92 ID:XnLWIwyQ0
黒奈「数学で……赤点?」
タプリス「そうなんですよー……」
黒奈「千咲、数学苦手……?」
タプリス「そういうわけではないですけど、今回は暗記系の教科に勉強時間かけすぎちゃいまして」
タプリス「それに今回はいつもよりずっと難しかった気がします」
黒奈「確かに……今回の数学は前より難易度高かった……」
タプリス「ですよね!」
タプリス「ちなみに黒奈さんは何点だったんですか?」
黒奈「……てん」
タプリス「え?」
黒奈「……じゅうごてん」
タプリス「15点!? 何だ、黒奈さんも赤点なんじゃないですかー!」
タプリス「いやあ、やっぱり今回は異常に難しかっただけだったんですね!」
タプリス「実は私も23点しか取れなくて! テストで20点台なんてとったの生まれて初めてだったんで、もう憂鬱で仕方なかったんですよー」
タプリス「黒奈さんは悪魔なので15点でもまだ大丈夫かもしれませんが、天使の身で23点はもう他の天使にばれたらなんといわれるか……」
黒奈「……違う」フルフル
タプリス「え?」
黒奈「95点……私の点数」
タプリス「え」
タプリス「そうなんですよー……」
黒奈「千咲、数学苦手……?」
タプリス「そういうわけではないですけど、今回は暗記系の教科に勉強時間かけすぎちゃいまして」
タプリス「それに今回はいつもよりずっと難しかった気がします」
黒奈「確かに……今回の数学は前より難易度高かった……」
タプリス「ですよね!」
タプリス「ちなみに黒奈さんは何点だったんですか?」
黒奈「……てん」
タプリス「え?」
黒奈「……じゅうごてん」
タプリス「15点!? 何だ、黒奈さんも赤点なんじゃないですかー!」
タプリス「いやあ、やっぱり今回は異常に難しかっただけだったんですね!」
タプリス「実は私も23点しか取れなくて! テストで20点台なんてとったの生まれて初めてだったんで、もう憂鬱で仕方なかったんですよー」
タプリス「黒奈さんは悪魔なので15点でもまだ大丈夫かもしれませんが、天使の身で23点はもう他の天使にばれたらなんといわれるか……」
黒奈「……違う」フルフル
タプリス「え?」
黒奈「95点……私の点数」
タプリス「え」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/17(火) 01:01:46.91 ID:XnLWIwyQ0
タプリス「95点……あはは、まさかー」
タプリス「あのテストでそんな点数が取れるわけ」
黒奈「……」ピラ
『数学A 95/100』
タプリス「……はい」
黒奈「……うん」
タプリス「ってうそぉ! ホントに95点!?」ガタッ
タプリス「か、カンニングですよね!? きたないですねさすが悪魔きたないです!」
黒奈「そんなこと……」シュン
タプリス「じょ、冗談ですよ! そんなことする方じゃないのはわかってます! はい!」
黒奈「……」フンス
タプリス「あああ……悪魔に数学で負けるなんて……」
タプリス「しかもダブルでもトリプルでもなく……フォーススコア!」
タプリス「これじゃ天使失格ですー!」ウワーン
黒奈「……千咲、それは違う」
タプリス「え……?」
黒奈「『フォーススコア』なんて用語はない……『クアドラプルスコア』が正しい……」
タプリス「慰めてくれるんじゃないんですか!? どうでもいいですよそんなマイナーな用語!」
タプリス「あのテストでそんな点数が取れるわけ」
黒奈「……」ピラ
『数学A 95/100』
タプリス「……はい」
黒奈「……うん」
タプリス「ってうそぉ! ホントに95点!?」ガタッ
タプリス「か、カンニングですよね!? きたないですねさすが悪魔きたないです!」
黒奈「そんなこと……」シュン
タプリス「じょ、冗談ですよ! そんなことする方じゃないのはわかってます! はい!」
黒奈「……」フンス
タプリス「あああ……悪魔に数学で負けるなんて……」
タプリス「しかもダブルでもトリプルでもなく……フォーススコア!」
タプリス「これじゃ天使失格ですー!」ウワーン
黒奈「……千咲、それは違う」
タプリス「え……?」
黒奈「『フォーススコア』なんて用語はない……『クアドラプルスコア』が正しい……」
タプリス「慰めてくれるんじゃないんですか!? どうでもいいですよそんなマイナーな用語!」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/17(火) 01:02:41.40 ID:XnLWIwyQ0
黒奈「……千咲が勉強できないのは……なんか意外」
タプリス「んなっ!? 聞き捨てなりませんよそれは!」
タプリス「別に勉強できないわけじゃないですからね! たまたま今回の数学が悪かっただけなんですからね!」
タプリス「ほら! 英語のテストはこの通りです!」
『英語読解 87/100』 『英語文法 92/100』
黒奈「……」
タプリス「ふふーん、どうですかどうですか」
黒奈「……」ピラ
『英語読解 95/100』 『英語文法 97/100』
タプリス「んなっ……」
タプリス「んなっ!? 聞き捨てなりませんよそれは!」
タプリス「別に勉強できないわけじゃないですからね! たまたま今回の数学が悪かっただけなんですからね!」
タプリス「ほら! 英語のテストはこの通りです!」
『英語読解 87/100』 『英語文法 92/100』
黒奈「……」
タプリス「ふふーん、どうですかどうですか」
黒奈「……」ピラ
『英語読解 95/100』 『英語文法 97/100』
タプリス「んなっ……」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/17(火) 01:07:00.23 ID:XnLWIwyQ0
タプリス「ちょ、ちょっとテストの点数みせてください!」
黒奈「……うん」
タプリス「世界史……現社……化学基礎……」ペラペラ
タプリス「物理基礎……家庭科……う、うそ……全部負けてます!」
黒奈「……」フンス
タプリス「そ、そんなはずは……あっ!」
タプリス「保健! 保健は私のほうが上ですよ! ほらほらほら!」
黒奈「……私が74点で」
タプリス「私が97点! や、やったぁー! やりました!」
黒奈「……」
タプリス「……な、なんですか」
黒奈「……」
タプリス「別にいいじゃないですか! 保健の点数が高くたって!」
黒奈「……」
タプリス「た、確かに今回のテスト範囲はちょっとえっちなところも入ってましたけど! それがなんだっていうんですか!//」
黒奈「……」
タプリス「や、やめてくださいよそんな目で見るのは!//」
黒奈「……普通に見てるだけ」
黒奈「……うん」
タプリス「世界史……現社……化学基礎……」ペラペラ
タプリス「物理基礎……家庭科……う、うそ……全部負けてます!」
黒奈「……」フンス
タプリス「そ、そんなはずは……あっ!」
タプリス「保健! 保健は私のほうが上ですよ! ほらほらほら!」
黒奈「……私が74点で」
タプリス「私が97点! や、やったぁー! やりました!」
黒奈「……」
タプリス「……な、なんですか」
黒奈「……」
タプリス「別にいいじゃないですか! 保健の点数が高くたって!」
黒奈「……」
タプリス「た、確かに今回のテスト範囲はちょっとえっちなところも入ってましたけど! それがなんだっていうんですか!//」
黒奈「……」
タプリス「や、やめてくださいよそんな目で見るのは!//」
黒奈「……普通に見てるだけ」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/17(火) 01:08:46.09 ID:XnLWIwyQ0
タプリス「あーあ……」
タプリス「テストが終わってしばらくゆっくりできると思ったのに、追試に向けてまだ勉強しなおさないとです」
黒奈「……千咲」
タプリス「なんですか?」
黒奈「数学……私が教えようか……?」
タプリス「黒奈さんが……私に?」
黒奈「……」コクン
タプリス「だ、ダメですよ……悪魔のあなたに勉強を教わるなんて」
黒奈「……どうして?」
タプリス「どうしてって……そりゃあ天使が悪魔に借りを作るようなことできませんし」
黒奈「……だったら、教えあいっこ」
タプリス「え?」
黒奈「……私のわからないところを、千咲に教えてもらう」
タプリス「いや、私が黒奈さんに教えられることなんて……」
タプリス「……まさか」
タプリス「テストが終わってしばらくゆっくりできると思ったのに、追試に向けてまだ勉強しなおさないとです」
黒奈「……千咲」
タプリス「なんですか?」
黒奈「数学……私が教えようか……?」
タプリス「黒奈さんが……私に?」
黒奈「……」コクン
タプリス「だ、ダメですよ……悪魔のあなたに勉強を教わるなんて」
黒奈「……どうして?」
タプリス「どうしてって……そりゃあ天使が悪魔に借りを作るようなことできませんし」
黒奈「……だったら、教えあいっこ」
タプリス「え?」
黒奈「……私のわからないところを、千咲に教えてもらう」
タプリス「いや、私が黒奈さんに教えられることなんて……」
タプリス「……まさか」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/17(火) 01:09:28.38 ID:XnLWIwyQ0
─────
──
タプリス『ふぅー……これで追試対策はばっちりです』
黒奈『……じゃあ、次は私が千咲に教わる番』
タプリス『って言っても、私が黒奈さんに教えられることなんてありませんよ』
黒奈『ううん……そんなことない』
タプリス『え?』
黒奈『……保健』
黒奈『……保健のことは、千咲のほうが詳しい』
タプリス『な、何言ってるんですかもう……そういうハレンチな冗談は好きじゃありません!//』
黒奈『私は……本気……』
黒奈『真剣に教えてほしい……ベッドの上で……』シュル
タプリス『黒奈さん!? ちょっと……まずいですよ!』
黒奈『千咲も……ほら、マフラー脱がすよ……』
タプリス『い、いけません!//』
黒奈『よいではないか……よいではないか……』シュルシュル
タプリス『あ~れ~!///』クルクル
────
──
タプリス「く、黒奈さんのえち!//」
黒奈「……?」
黒奈「今回の英文法はほぼ丸暗記で乗り切ったから……ちゃんと理解しておきたくて……」
タプリス「……そんなことだろうと思ってましたよ、もちろん」オホン
──
タプリス『ふぅー……これで追試対策はばっちりです』
黒奈『……じゃあ、次は私が千咲に教わる番』
タプリス『って言っても、私が黒奈さんに教えられることなんてありませんよ』
黒奈『ううん……そんなことない』
タプリス『え?』
黒奈『……保健』
黒奈『……保健のことは、千咲のほうが詳しい』
タプリス『な、何言ってるんですかもう……そういうハレンチな冗談は好きじゃありません!//』
黒奈『私は……本気……』
黒奈『真剣に教えてほしい……ベッドの上で……』シュル
タプリス『黒奈さん!? ちょっと……まずいですよ!』
黒奈『千咲も……ほら、マフラー脱がすよ……』
タプリス『い、いけません!//』
黒奈『よいではないか……よいではないか……』シュルシュル
タプリス『あ~れ~!///』クルクル
────
──
タプリス「く、黒奈さんのえち!//」
黒奈「……?」
黒奈「今回の英文法はほぼ丸暗記で乗り切ったから……ちゃんと理解しておきたくて……」
タプリス「……そんなことだろうと思ってましたよ、もちろん」オホン
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/17(火) 01:10:36.61 ID:XnLWIwyQ0
タプリス「で、でもやっぱりダメですよ……私が教えてもらうことのほうがずっと多いですし」
黒奈「……」
黒奈「……まあ、千咲が嫌なら……それでいい」
タプリス「……」
黒奈「……私は応援だけしとく」
タプリス「応援……」
黒奈「……応援するだけなら……いいよね?」
タプリス「え、ええ……」
黒奈「……頑張って、千咲」
タプリス「……どうも」
黒奈「……じゃあ、また」スタスタ
タプリス「ま、待ってください!」
黒奈「……?」
タプリス「この流れで別れたら明日からちょっと気まずいやつじゃないですか! もう!」
黒奈「……」
黒奈「……まあ、千咲が嫌なら……それでいい」
タプリス「……」
黒奈「……私は応援だけしとく」
タプリス「応援……」
黒奈「……応援するだけなら……いいよね?」
タプリス「え、ええ……」
黒奈「……頑張って、千咲」
タプリス「……どうも」
黒奈「……じゃあ、また」スタスタ
タプリス「ま、待ってください!」
黒奈「……?」
タプリス「この流れで別れたら明日からちょっと気まずいやつじゃないですか! もう!」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/17(火) 01:11:05.13 ID:XnLWIwyQ0
タプリス「……わかりました、わかりましたよ」
タプリス「今回は黒奈さんの力を借りることにします」
黒奈「……!」
タプリス「私に数学を教えてください」ペコ
黒奈「……うん」
黒奈「じゃあ早速今日の放課後……私の家で勉強する……」
タプリス「え……黒奈さんの家でですか……」
黒奈「……」コクン
タプリス「今回は黒奈さんの力を借りることにします」
黒奈「……!」
タプリス「私に数学を教えてください」ペコ
黒奈「……うん」
黒奈「じゃあ早速今日の放課後……私の家で勉強する……」
タプリス「え……黒奈さんの家でですか……」
黒奈「……」コクン
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/17(火) 01:11:43.27 ID:XnLWIwyQ0
タプリス「私の家に来ていただく形ではダメなのですか?」
タプリス「悪魔の家に単身乗り込むのはちょっと……」
黒奈「効率のいい勉強は……まず環境から……」
黒奈「私の家なら……その環境が整ってる……」
黒奈「それに私の家のほうが学校から近い……」
タプリス「うぅ……反論できません」
黒奈「大丈夫……私に……任せて」フンス
タプリス「……」
タプリス「ええい! こうなりゃどんとこいです! 行きましょう!」
タプリス「でもいいですか! あくまで勉強を教えてもらうだけですからね!」
タプリス「隙をついて襲ったりなんて考えないことです!」
黒奈「……」コクン
タプリス「そんなことしても返り討ちですよ、私は一時たりとも気を緩めたりしませんからね!」
黒奈「……御意」
タプリス「悪魔の家に単身乗り込むのはちょっと……」
黒奈「効率のいい勉強は……まず環境から……」
黒奈「私の家なら……その環境が整ってる……」
黒奈「それに私の家のほうが学校から近い……」
タプリス「うぅ……反論できません」
黒奈「大丈夫……私に……任せて」フンス
タプリス「……」
タプリス「ええい! こうなりゃどんとこいです! 行きましょう!」
タプリス「でもいいですか! あくまで勉強を教えてもらうだけですからね!」
タプリス「隙をついて襲ったりなんて考えないことです!」
黒奈「……」コクン
タプリス「そんなことしても返り討ちですよ、私は一時たりとも気を緩めたりしませんからね!」
黒奈「……御意」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/17(火) 01:12:22.52 ID:XnLWIwyQ0
~放課後 黒奈の家~
タプリス「はぁ~……極楽ですぅ~……」モミモミ
タプリス「こんな高性能のマッサージチェアがあるなんて、黒奈さんお金持ちなんですね……」ウットリ
黒奈「それはマッサージチェアじゃなくて……普通のリクライニングチェア」
タプリス「え?」
黒奈「私……人形遣いだから……お札を貼って動くようにしてる……」
黒奈「引っ越しとか模様替えも……楽だし」
タプリス「なるほど~……すごい能力なんですね~……」
黒奈「……」フンス
タプリス「ああ~……そこそこそこ……気持ちいいです……」トントン
タプリス「日頃の疲れが癒されていきます……」ウトウト
タプリス「なんかもう……ここに住みたい……くらい、で……」
タプリス「……zzz」
黒奈「……」
タプリス「はぁ~……極楽ですぅ~……」モミモミ
タプリス「こんな高性能のマッサージチェアがあるなんて、黒奈さんお金持ちなんですね……」ウットリ
黒奈「それはマッサージチェアじゃなくて……普通のリクライニングチェア」
タプリス「え?」
黒奈「私……人形遣いだから……お札を貼って動くようにしてる……」
黒奈「引っ越しとか模様替えも……楽だし」
タプリス「なるほど~……すごい能力なんですね~……」
黒奈「……」フンス
タプリス「ああ~……そこそこそこ……気持ちいいです……」トントン
タプリス「日頃の疲れが癒されていきます……」ウトウト
タプリス「なんかもう……ここに住みたい……くらい、で……」
タプリス「……zzz」
黒奈「……」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/17(火) 01:13:05.06 ID:XnLWIwyQ0
タプリス「っていけません! 寝るところでした!」ガバッ
黒奈「……千咲……3分くらい寝てた」
タプリス「ね、寝てません! 寝たふりです! 黒奈さんを試したんですよ!」
タプリス「寝たふりをした私にあなたが危害を加えようものなら、返り討ちにしようとしたんです……!」
黒奈「……」スッ
タプリス「何ですかこれ……手鏡?」
『目』
タプリス「……んなっ!?」
黒奈「……水性で書いたから……すぐ消える……」
タプリス「……」
タプリス「……こ、こんなことしてる場合じゃないです! 早く勉強を始めましょう!」
黒奈「……千咲……3分くらい寝てた」
タプリス「ね、寝てません! 寝たふりです! 黒奈さんを試したんですよ!」
タプリス「寝たふりをした私にあなたが危害を加えようものなら、返り討ちにしようとしたんです……!」
黒奈「……」スッ
タプリス「何ですかこれ……手鏡?」
『目』
タプリス「……んなっ!?」
黒奈「……水性で書いたから……すぐ消える……」
タプリス「……」
タプリス「……こ、こんなことしてる場合じゃないです! 早く勉強を始めましょう!」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/17(火) 01:14:19.75 ID:XnLWIwyQ0
タプリス「では早速参考書の例題10を教えてほしいのですが……」
黒奈「ちょっと待って……」ゴソゴソ
黒奈「暗記ピコピコハンマー……」テッテレテッテッテーテテー♪
タプリス「……え」
タプリス「何ですかそれ?」
黒奈「暗記ピコピコハンマー……」テッテレテッテッテーテテー♪
タプリス「いや聞こえてますって! 説明してくださいよ!」
黒奈「ちょっと待って……」ゴソゴソ
黒奈「暗記ピコピコハンマー……」テッテレテッテッテーテテー♪
タプリス「……え」
タプリス「何ですかそれ?」
黒奈「暗記ピコピコハンマー……」テッテレテッテッテーテテー♪
タプリス「いや聞こえてますって! 説明してくださいよ!」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/17(火) 01:15:59.83 ID:XnLWIwyQ0
黒奈「教える側がいくら言葉を尽くして説明しても……真に『理解できた』という境地に至るのは短時間では困難……」
黒奈「まずは論理の流れを理解して……頭の中に入れて……演習の繰り返しと類題への取り組みを通して初めて……それで初めて解法を『理解できた』ことになる……」
黒奈「でも……それは本来すごく時間がかかること……」
タプリス「それで、そのピコハンにどんな効果が?」
黒奈「まずこのピコハンを私のおでこに当てる……」ピト
黒奈「そして私がこの例題10の解法を思い浮かべる……」
ピピピピ
黒奈「すると私の脳内のシナプスの発火状況がピコハンに記録される……」
黒奈「そしてこのピコハンで……千咲の頭をたたく……」
ピコ
タプリス「あた」
黒奈「すると……」
タプリス「……!? す、すごい!」
タプリス「問題を見た瞬間に解法の流れとポイントが思い浮かびます!」
黒奈「……」フンス
タプリス「さっそく類題を解いて……あれ?」
黒奈「?」
タプリス「私が手にもってる『これ』、何でしたっけ?」
黒奈「……それは『シャーペン』」
タプリス「しゃーぺん?」
黒奈「まずは論理の流れを理解して……頭の中に入れて……演習の繰り返しと類題への取り組みを通して初めて……それで初めて解法を『理解できた』ことになる……」
黒奈「でも……それは本来すごく時間がかかること……」
タプリス「それで、そのピコハンにどんな効果が?」
黒奈「まずこのピコハンを私のおでこに当てる……」ピト
黒奈「そして私がこの例題10の解法を思い浮かべる……」
ピピピピ
黒奈「すると私の脳内のシナプスの発火状況がピコハンに記録される……」
黒奈「そしてこのピコハンで……千咲の頭をたたく……」
ピコ
タプリス「あた」
黒奈「すると……」
タプリス「……!? す、すごい!」
タプリス「問題を見た瞬間に解法の流れとポイントが思い浮かびます!」
黒奈「……」フンス
タプリス「さっそく類題を解いて……あれ?」
黒奈「?」
タプリス「私が手にもってる『これ』、何でしたっけ?」
黒奈「……それは『シャーペン』」
タプリス「しゃーぺん?」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/17(火) 01:16:50.85 ID:XnLWIwyQ0
タプリス「しゃーぺん……しゃーぺん」
タプリス「あ、あれ……すごくありふれた道具な気がするのになぜか使い方をド忘れしちゃいました」
黒奈「……」ピピピ
黒奈「えい」ピコ
タプリス「あた」
タプリス「あっ! 思い出しました! これ『シャーペン』ですね!」
タプリス「な、なんで忘れてたんでしょうか……」
黒奈「説明してなかったけど……『暗記ピコピコハンマー』の使用にはデメリットがある」
タプリス「デメリット?」
黒奈「物理的にシナプスの結合に影響を与えるから……新しい記憶を得られる代わりにランダムで何らかの記憶が失われることが多い……」
黒奈「おそらく千咲からはさっき……『シャーペン』に関する記憶が失われた……」
タプリス「……」
タプリス「いやいやいや、それめちゃくちゃリスク高いじゃないですか!」
黒奈「忘れたのが『呼吸の仕方』とかじゃなかったからマシな方……」
タプリス「そんな重大なこと忘れる可能性があるんですか!? 怖すぎですよ!」
タプリス「あ、あれ……すごくありふれた道具な気がするのになぜか使い方をド忘れしちゃいました」
黒奈「……」ピピピ
黒奈「えい」ピコ
タプリス「あた」
タプリス「あっ! 思い出しました! これ『シャーペン』ですね!」
タプリス「な、なんで忘れてたんでしょうか……」
黒奈「説明してなかったけど……『暗記ピコピコハンマー』の使用にはデメリットがある」
タプリス「デメリット?」
黒奈「物理的にシナプスの結合に影響を与えるから……新しい記憶を得られる代わりにランダムで何らかの記憶が失われることが多い……」
黒奈「おそらく千咲からはさっき……『シャーペン』に関する記憶が失われた……」
タプリス「……」
タプリス「いやいやいや、それめちゃくちゃリスク高いじゃないですか!」
黒奈「忘れたのが『呼吸の仕方』とかじゃなかったからマシな方……」
タプリス「そんな重大なこと忘れる可能性があるんですか!? 怖すぎですよ!」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/17(火) 01:17:48.62 ID:XnLWIwyQ0
黒奈「……じゃあ今の調子でテスト範囲の勉強を続けるから」ピピピ
タプリス「いやいやそのピコハンは使いませんよ!? 普通に教えてください!」
黒奈「こっちの方が早いし効率的……」
タプリス「いやいや! 大事な記憶が抜けたらどうするんですか!」
黒奈「例えば?」
タプリス「歩きかたとか! 自分の名前とか!」
黒奈「……それなら私が知ってるから千咲が忘れても記憶を移せる」
タプリス「で、でも……キャッシュカードの暗証番号とか印鑑の隠し場所とか忘れたら!? これは私しか知りませんよ!」
黒奈「そのときは……」
黒奈「……」ウーン
黒奈「……」ハッ
黒奈「そのときは責任もって私が千咲を養えばいい……」
タプリス「えぇ……」
黒奈「そう……私が養う……」
黒奈「だからむしろ積極的に忘れてもらって構わない……!」
ブンッ
タプリス「ひぃっ! 何か逆にやる気になってませんか!?」
黒奈「忘れろ……忘れろ……」
ブンブン
タプリス「趣旨変わってますって! や、やめてくださいよ!」
タプリス「いやいやそのピコハンは使いませんよ!? 普通に教えてください!」
黒奈「こっちの方が早いし効率的……」
タプリス「いやいや! 大事な記憶が抜けたらどうするんですか!」
黒奈「例えば?」
タプリス「歩きかたとか! 自分の名前とか!」
黒奈「……それなら私が知ってるから千咲が忘れても記憶を移せる」
タプリス「で、でも……キャッシュカードの暗証番号とか印鑑の隠し場所とか忘れたら!? これは私しか知りませんよ!」
黒奈「そのときは……」
黒奈「……」ウーン
黒奈「……」ハッ
黒奈「そのときは責任もって私が千咲を養えばいい……」
タプリス「えぇ……」
黒奈「そう……私が養う……」
黒奈「だからむしろ積極的に忘れてもらって構わない……!」
ブンッ
タプリス「ひぃっ! 何か逆にやる気になってませんか!?」
黒奈「忘れろ……忘れろ……」
ブンブン
タプリス「趣旨変わってますって! や、やめてくださいよ!」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/17(火) 01:18:55.09 ID:XnLWIwyQ0
黒奈「覚悟……!」スッ
タプリス「う、うわあ!」ドンッ
ピコ
黒奈「あた」
タプリス「あ……」
タプリス(払いのけた勢いでピコハンが黒奈さんの頭に……)
タプリス「だ、大丈夫ですか黒奈さん!?」
黒奈「……」
黒奈「あなた……誰……?」
タプリス「」
タプリス「う、うわあ!」ドンッ
ピコ
黒奈「あた」
タプリス「あ……」
タプリス(払いのけた勢いでピコハンが黒奈さんの頭に……)
タプリス「だ、大丈夫ですか黒奈さん!?」
黒奈「……」
黒奈「あなた……誰……?」
タプリス「」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/17(火) 01:21:01.19 ID:XnLWIwyQ0
タプリス「も、もしかして……私に関する記憶が失われてしまった……?」
タプリス「どどどどうしましょう……!」
黒奈「あなた……天使?」
タプリス「え、ええ……クラスメ」
黒奈「不法侵入……許さない……」
タプリス「ちょ、ちょっと聞いてくださ」
黒奈「『開幕(カーテン・アップ)』──」
ゴゴゴゴゴゴ
タプリス「!? い、いったい何が……」
タンス「……」ズズズ
本棚「……」ガタガタ
本「……」バサバサバサ
タプリス「!? 家具が動き出しました……まさか」
黒奈「部屋の家具にはすべてお札を張り付けてある……」
タプリス「つまり……家具は全部黒奈さんの操り人形、というわけですか……」
タプリス「こ、これは大ピンチ……!」
タプリス「どどどどうしましょう……!」
黒奈「あなた……天使?」
タプリス「え、ええ……クラスメ」
黒奈「不法侵入……許さない……」
タプリス「ちょ、ちょっと聞いてくださ」
黒奈「『開幕(カーテン・アップ)』──」
ゴゴゴゴゴゴ
タプリス「!? い、いったい何が……」
タンス「……」ズズズ
本棚「……」ガタガタ
本「……」バサバサバサ
タプリス「!? 家具が動き出しました……まさか」
黒奈「部屋の家具にはすべてお札を張り付けてある……」
タプリス「つまり……家具は全部黒奈さんの操り人形、というわけですか……」
タプリス「こ、これは大ピンチ……!」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/17(火) 01:22:01.22 ID:XnLWIwyQ0
タンス「……」ヒュンッ
タプリス「うわっ!?」サッ
本「……」バサッ
ガツン
タプリス「あいたぁっ!」
タプリス(四方八方から攻撃が来る……とても避けきれないですよこんなの!)
タプリス(何とか黒奈さんに記憶を取り戻してもらわないと!)
タプリス(まずはあのピコハンを回収して……)
カッター「……」ヒュン
タプリス「ひぃっ!?」バッ
タプリス「ちょ、ちょっと! 凶器は無しでしょ凶器は!」
黒奈「不法侵入者……正当防衛……」
タプリス「もともとあなたが『家に来て』って言ったんですよ!? もうっ!」
タプリス「うわっ!?」サッ
本「……」バサッ
ガツン
タプリス「あいたぁっ!」
タプリス(四方八方から攻撃が来る……とても避けきれないですよこんなの!)
タプリス(何とか黒奈さんに記憶を取り戻してもらわないと!)
タプリス(まずはあのピコハンを回収して……)
カッター「……」ヒュン
タプリス「ひぃっ!?」バッ
タプリス「ちょ、ちょっと! 凶器は無しでしょ凶器は!」
黒奈「不法侵入者……正当防衛……」
タプリス「もともとあなたが『家に来て』って言ったんですよ!? もうっ!」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/17(火) 01:22:49.58 ID:XnLWIwyQ0
タプリス「天使の矢!」
ビュンッ
黒奈「っ!」バッ
タプリス(黒奈さんが体勢を崩した隙に……)
タプリス「そいっ!」パシッ
タプリス(床に落ちたピコハンゲットです!)
タプリス(あとは……これで黒奈さんを叩けば……!)
本「……」バサバサバサッ
タプリス「うわぁ!? 前が見えな……」
リクライニングチェア「……」ガシッ
タプリス「うっ!」
黒奈「……捕まえた」
タプリス「し、しまった……」ギシギシ
ビュンッ
黒奈「っ!」バッ
タプリス(黒奈さんが体勢を崩した隙に……)
タプリス「そいっ!」パシッ
タプリス(床に落ちたピコハンゲットです!)
タプリス(あとは……これで黒奈さんを叩けば……!)
本「……」バサバサバサッ
タプリス「うわぁ!? 前が見えな……」
リクライニングチェア「……」ガシッ
タプリス「うっ!」
黒奈「……捕まえた」
タプリス「し、しまった……」ギシギシ
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/17(火) 01:23:34.10 ID:XnLWIwyQ0
タプリス「は、放してください!」ジタバタ
黒奈「……暴れないで」
ロープ「……」シュルシュル
タプリス「うぅ、く、苦し……」ギシギシ
タプリス「て、手荒すぎですよ黒奈さん……!」
黒奈「……覚悟して」
タプリス「な、何をする気ですか……」
黒奈「……そんなの決まってる」
タプリス「ま……」
タプリス「ま、まさかえちなことを!?」
黒奈「……」
タプリス「手始めに私の服をカッターでビリビリに引き裂いて……」
タプリス「羞恥に染まる私の頬をそっと撫で、嫌がる私の唇を無理やり奪い……露わになった私の胸へと手を伸ばしそして……///」
タプリス「へ、へんたいっ! 黒奈さんのへんたいっ!//」
黒奈「……」
黒奈「……暴れないで」
ロープ「……」シュルシュル
タプリス「うぅ、く、苦し……」ギシギシ
タプリス「て、手荒すぎですよ黒奈さん……!」
黒奈「……覚悟して」
タプリス「な、何をする気ですか……」
黒奈「……そんなの決まってる」
タプリス「ま……」
タプリス「ま、まさかえちなことを!?」
黒奈「……」
タプリス「手始めに私の服をカッターでビリビリに引き裂いて……」
タプリス「羞恥に染まる私の頬をそっと撫で、嫌がる私の唇を無理やり奪い……露わになった私の胸へと手を伸ばしそして……///」
タプリス「へ、へんたいっ! 黒奈さんのへんたいっ!//」
黒奈「……」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/17(火) 01:24:35.22 ID:XnLWIwyQ0
黒奈「えちなことはしない……」
タプリス「え?」
黒奈「不法侵入者の処遇はただ一つ……警察に突き出す」
タプリス「ぎゃああそれだけはやめてください! 何でもしますから!」
黒奈「何でも……?」
タプリス「う……」
タプリス「し、仕方ありません……警察に突き出されるくらいなら、え、えちなことでもなんでもします……//」
黒奈「……えちなことがしたいの?」
タプリス「んなっ!? そ、そんなわけないでしょう! 仕方なくですよ仕方なく!」
黒奈「……そういうことは望んでない」
タプリス「ああ、そうですか……」
黒奈「……なんかごめん」
タプリス「んなっ!? 何で謝ってるんですか!」
黒奈「期待してるように見えた……」
タプリス「するわけないでしょう! 天使ですよ私は!?//」
タプリス「え?」
黒奈「不法侵入者の処遇はただ一つ……警察に突き出す」
タプリス「ぎゃああそれだけはやめてください! 何でもしますから!」
黒奈「何でも……?」
タプリス「う……」
タプリス「し、仕方ありません……警察に突き出されるくらいなら、え、えちなことでもなんでもします……//」
黒奈「……えちなことがしたいの?」
タプリス「んなっ!? そ、そんなわけないでしょう! 仕方なくですよ仕方なく!」
黒奈「……そういうことは望んでない」
タプリス「ああ、そうですか……」
黒奈「……なんかごめん」
タプリス「んなっ!? 何で謝ってるんですか!」
黒奈「期待してるように見えた……」
タプリス「するわけないでしょう! 天使ですよ私は!?//」
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/17(火) 01:25:42.60 ID:XnLWIwyQ0
黒奈「……まあいい、警察を呼ぶからおとなしくしてて」
タプリス「く、黒奈さん! お願いですから思い出してください! クラスメートの千咲ですよ!」
黒奈「知らない……」
タプリス「っ」
タプリス「ほら、私がハンカチ拾ってあげたら不気味な人形とか置物とかプレゼントしてくれたり……」
タプリス「一緒に掃除当番になったのに黒奈さんだけ先に帰っちゃったり……」
黒奈「知らない……」
タプリス「毎日一緒にご飯だって……」
黒奈「天使とご飯なんて食べた覚えない」
タプリス「……」
タプリス「今日だって、黒奈さんの方から家に誘ってくれたんですよ……?」
黒奈「天使を家に上げたりなんてしない……」
黒奈「悪魔と天使は相容れない存在……ありえない」
タプリス「……!」
タプリス「く、黒奈さん! お願いですから思い出してください! クラスメートの千咲ですよ!」
黒奈「知らない……」
タプリス「っ」
タプリス「ほら、私がハンカチ拾ってあげたら不気味な人形とか置物とかプレゼントしてくれたり……」
タプリス「一緒に掃除当番になったのに黒奈さんだけ先に帰っちゃったり……」
黒奈「知らない……」
タプリス「毎日一緒にご飯だって……」
黒奈「天使とご飯なんて食べた覚えない」
タプリス「……」
タプリス「今日だって、黒奈さんの方から家に誘ってくれたんですよ……?」
黒奈「天使を家に上げたりなんてしない……」
黒奈「悪魔と天使は相容れない存在……ありえない」
タプリス「……!」
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/17(火) 01:26:26.41 ID:XnLWIwyQ0
タプリス(あれ……それって私がいつも言ってることなのに……)
タプリス(どうしてこんなにも、悲しい気分になるのでしょうか……)
黒奈「……」
タプリス「……ごめんなさい」
黒奈「……謝っても警察は呼ぶ」
タプリス「そうじゃなくて……今までのことです」
黒奈「?」
タプリス「初めて会ったときから黒奈さんは私と距離を縮めようとしてくれていたのに……」
タプリス「私は天使と悪魔の間柄がどうとか、そんなことで壁を作ろうとしていました」
タプリス「それで黒奈さんを傷つけることもあったんじゃないかって……今にして気付きました」
タプリス「だから……ごめんなさい」
黒奈「……何のことかわからない」
黒奈「……警察に電話してくる」
クルッ
タプリス(背中を向けた……今だ)
タプリス(『神足通』……!)
シュンッ
タプリス「今思い出させてあげますからね……!」ピピピ
黒奈「っ!? いつの間に……!」
タプリス「えい」
ピコ
黒奈「あた」
タプリス(どうしてこんなにも、悲しい気分になるのでしょうか……)
黒奈「……」
タプリス「……ごめんなさい」
黒奈「……謝っても警察は呼ぶ」
タプリス「そうじゃなくて……今までのことです」
黒奈「?」
タプリス「初めて会ったときから黒奈さんは私と距離を縮めようとしてくれていたのに……」
タプリス「私は天使と悪魔の間柄がどうとか、そんなことで壁を作ろうとしていました」
タプリス「それで黒奈さんを傷つけることもあったんじゃないかって……今にして気付きました」
タプリス「だから……ごめんなさい」
黒奈「……何のことかわからない」
黒奈「……警察に電話してくる」
クルッ
タプリス(背中を向けた……今だ)
タプリス(『神足通』……!)
シュンッ
タプリス「今思い出させてあげますからね……!」ピピピ
黒奈「っ!? いつの間に……!」
タプリス「えい」
ピコ
黒奈「あた」
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/17(火) 01:27:21.26 ID:XnLWIwyQ0
黒奈「……」
黒奈「……千咲」
タプリス「思い出しましたか」
黒奈「私のクラスメイトの……えっちな天使」
タプリス「んなっ!? だ、誰がえっちですか!//」
黒奈「そして私の……友達」
タプリス「いや、まだちゃんと友達だと認めたわけでは……」
黒奈「……私に流れ込んできた記憶ではそうなってる」
黒奈「それはつまり……」
タプリス「……あ」
黒奈「……」
タプリス「も、もう! 早く勉強を再開しましょう!」
タプリス「今度は普通に教えてもらいますからね!」
黒奈「……千咲、強情」
黒奈「……千咲」
タプリス「思い出しましたか」
黒奈「私のクラスメイトの……えっちな天使」
タプリス「んなっ!? だ、誰がえっちですか!//」
黒奈「そして私の……友達」
タプリス「いや、まだちゃんと友達だと認めたわけでは……」
黒奈「……私に流れ込んできた記憶ではそうなってる」
黒奈「それはつまり……」
タプリス「……あ」
黒奈「……」
タプリス「も、もう! 早く勉強を再開しましょう!」
タプリス「今度は普通に教えてもらいますからね!」
黒奈「……千咲、強情」
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/17(火) 01:28:01.62 ID:XnLWIwyQ0
~後日~
黒奈「……追試、どうだった?」
タプリス「合格ですよ、その節はお世話になりました」
黒奈「……」フンス
タプリス「でも次のテストでは負けませんからね! 覚悟しておいてください!」
黒奈「……御意」
黒奈「……ところで千咲」
タプリス「なんですか?」
黒奈「銀行からお金下ろせなくなった……」
タプリス「え」
黒奈「前にピコハンで叩かれたとき……カードの暗証番号と印鑑の隠し場所忘れちゃった……」
黒奈「だから……しばらく養って……」
タプリス「……えええええっ!?」
END
黒奈「……追試、どうだった?」
タプリス「合格ですよ、その節はお世話になりました」
黒奈「……」フンス
タプリス「でも次のテストでは負けませんからね! 覚悟しておいてください!」
黒奈「……御意」
黒奈「……ところで千咲」
タプリス「なんですか?」
黒奈「銀行からお金下ろせなくなった……」
タプリス「え」
黒奈「前にピコハンで叩かれたとき……カードの暗証番号と印鑑の隠し場所忘れちゃった……」
黒奈「だから……しばらく養って……」
タプリス「……えええええっ!?」
END
29: sage 2018/07/17(火) 15:03:09.70 ID:ALljVVJcO
乙
いいオチで話も面白かった
いいオチで話も面白かった
ラフィエル「サターニャさん来年も一緒に七夕しましょうね♪」サターニャ「ええ!」
2020-11-29
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/07(土) 11:12:41.40 ID:2okWvRLq0
ラフィエル「サターニャさ~ん一緒に帰りましょう♪」ニコニコ
サターニャ「ラフィエル……また何か企んでんじゃないの」ジトー
ラフィエル「いえいえなにも~」
サターニャ「油断ならないけど、まあいいわ」
ラフィエル「ありがとうございます♪」ニコニコ
──────────
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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/07(土) 11:19:00.27 ID:2okWvRLq0
サターニャ「でさあ、今日もあの二人一緒に来て」
ラフィエル「あら~仲が良いですね~♪」
サターニャ「そうね、仲は良いわよねー」
ラフィエル「はい♪」
サターニャ「特に最近、より仲良く見えるのよね」
ラフィエル「何かあったのかもしれないですよ?」
サターニャ「何かって?」
ラフィエル「うふふ~♪」ニコニコ
サターニャ「もうー、知ってんなら教えなさいよ……うん?」
ラフィエル「どうしました……ってあぁ」
サターニャ「これは……!」
ラフィエル「七夕ですね」
サターニャ「えーっと、たしか願い事を書くんだっけ」
ラフィエル「……はい、そうです」
ラフィエル(願い事ですか……、ありますね、どうしても叶えたい願い事が)
ラフィエル(調子に乗ってより難しくなったのは自業自得ですが……)ハァ…
サターニャ(なんか元気なくなった?)
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/07(土) 11:24:45.67 ID:2okWvRLq0
サターニャ「せっかくだし書いてく?」
ラフィエル「……いえ私はいいです」
サターニャ「えっ、なんで?」
ラフィエル(書きたい、ですけどもしも見られたら……)
ラフィエル(それに自分で叶えないと……)
ラフィエル(ああでも、でもですよ……!)ウーン
サターニャ「ラフィエル……?」
ラフィエル「…………とても、とても難しいお願いなので」ニコ…
サターニャ「……」
サターニャ「そんな顔してんじゃないわよ!ラフィエル!」グイッ
ラフィエル「えっ……ちょっサターニャさん!?」
サターニャ「そんなに難しい願いなら尚更しておきなさいよ」スタスタ
ラフィエル「……」スタスタ
サターニャ「神と、えっとー……おりひめ?ってやつにもお願いしたら叶うかもしれないじゃない!」
ラフィエル「ですが……」
サターニャ「あーもうっ!ほら書く!」ズイッ
サターニャ「私はあっちで書くから、見ないし聞かない!だから……」
ラフィエル「サターニャさん……」
サターニャ「ちゃんと書くのよ!いいわねラフィエル!」スタスタ
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/07(土) 11:29:24.99 ID:2okWvRLq0
サターニャ「ったく、あんな顔するんじゃないわよ……」
サターニャ(……)カキカキッ!
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/07(土) 11:32:03.16 ID:2okWvRLq0
ラフィエル「……」
ラフィエル「……」スッ カキカキ…
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/07(土) 11:39:32.64 ID:2okWvRLq0
サターニャ「ラフィエル書けた?」ソロソロ
ラフィエル「あっはい」
サターニャ「よし!じゃあ」
サターニャ「えっ……と、これにくくりつけるでいいのよね?」
ラフィエル「はい」
サターニャ「じゃあ私はあっち側にするわ」
ラフィエル「あのっサターニャさん!」
サターニャ「うん?」
ラフィエル「私もサターニャさんの見ませんから、そ、側に……一緒にくくりつけませんか?」
サターニャ「……ええ、いいわよ!」
ラフィエル「すみませんわがまま言って……」
サターニャ「らしくないわね、こんなのわがままじゃないわよ!」ニコッ
ラフィエル「……ありがとうございます」ニコ
サターニャ「べ、べつにお礼なんて」テレッ
ラフィエル「うふふ」ニコニコ
サターニャ「ほ、ほらっ!結ぶわよ!」ガサッ キュッ
ラフィエル「はいっ!」キュッ
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/07(土) 11:46:57.21 ID:2okWvRLq0
サターニャ「さてと、じゃあ帰りましょう!」
ラフィエル「はい」
サターニャ「……」スタスタ
ラフィエル(サターニャさんは一体どんなお願いをしたのでしょうか……)スタスタ…
サターニャ「……」スタスタ…
ラフィエル(見てはいませんし少し聞くのはだめですかね)スタ…スタ…
サターニャ「?」スタ…スタ…
ラフィエル(うぅ、やはり気になります)スタ…ピタッ
サターニャ「どうしたのラフィエル?」クルッ
ラフィエル「あの、ですね……サターニャさんはやっぱり……大悪魔をお願いしたのかなぁって」
サターニャ「それは自分で叶えてみせるから書かなかったわ!」
ラフィエル「ふふっ……そうですか」
サターニャ「あっ!今あんた無理そうって思ったんでしょ」
ラフィエル「い、いえいえ」アセッ
ラフィエル(だってサターニャさん優しいから)
ラフィエル(今も私に気を配ってくれて……)
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/07(土) 11:51:11.24 ID:2okWvRLq0
ラフィエル「ではサターニャさんの願い事は……」
サターニャ「気になるの?」
ラフィエル「えーっと、少し……」
サターニャ「う~ん」
ラフィエル「あっいえごめんなさい、いいんです!」
サターニャ「……まぁ、美味しいメロンパンが食べたいってそんな感じよ!」
ラフィエル「そう……なんですか……」
サターニャ「なんだと思ったのよ」
ラフィエル「いえ、さっぱり分からないから気になっちゃいまして」
サターニャ「そう」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/07(土) 11:58:07.32 ID:2okWvRLq0
サターニャ「……」
サターニャ「……ねえラフィエル」
ラフィエル「はい?」
サターニャ「困った事があるなら言いなさいね、力になるから……!」
ラフィエル「さ……サターニャさん……」
サターニャ「願い事が何かなんて無理に言わないでいいからさ」
ラフィエル「……はい」
サターニャ「それに」
ラフィエル「あっあの……」
サターニャ「うん、なに?」
ラフィエル「いつか話せる時がきたら私の願い事……聞いてもらえますか……?」
サターニャ「もちろんいいわよ!話したい時に話して!」
ラフィエル「はい……!」
サターニャ「それに、神とおりひめだけじゃ不安でしょう?」ニッ
ラフィエル「ふふっサターニャさんったら」
ラフィエル「……ですがそうですね、はい!サターニャさんの力はとっても大きいです」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/07(土) 12:12:03.64 ID:2okWvRLq0
サターニャ「でしょう、だから遠慮せず」スタ…
ラフィエル「サターニャさんっ!」
サターニャ「うん?」
ラフィエル「これから一緒に美味しいメロンパンを出すお店に行きませんか?」
サターニャ「美味しいメロンパン……行くっ!」
ラフィエル(叶った、とは言わないんですねサターニャさん)
ラフィエル(やはり本当の願い事は別ですよね)
ラフィエル(サターニャさんの本当の願い事……なんなんでしょうか)
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/07(土) 12:18:58.78 ID:2okWvRLq0
サターニャ「ラフィエル!ほら行くわよ!」
ラフィエル「……ふふっ、はい!行きましょうサターニャさん♪」
ラフィエル(サターニャさん、私頑張ります!)
ラフィエル(だから覚悟してくださいね♪)ニコッ
サターニャ「ラフィエル、叶うといいわね!」
ラフィエル「はい! サターニャさんも!」ニコニコ
サターニャ「……ふふ、そうね!」ニコッ
──────────
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/07(土) 12:25:27.90 ID:2okWvRLq0
ヴィーネ「あっ!……七夕ね!」
ヴィーネ「ガヴ!見て見て!」グイー
ガヴリール「おー引っ張るなよヴィーネ」ズルズル
ヴィーネ「うわあ!結構あるわねっ!」
ガヴリール「だな」
ヴィーネ「……えっ、これって」
ヴィーネ「きゃあああああ!ラフィったら大胆ねっ!!」
ガヴリール「おお、これはどストレートだな」
ヴィーネ「……あっ!きゃあああああ!何これ!どういう事!?サターニャったら!!それはあんたがっ!!」
ガヴリール「ヴィーネ落ち着けって、……どれどれ」
ガヴリール「おおっ!?」
ヴィーネ「きっと二人で来たのよね……?」
ガヴリール「多分なー、てか何があってこう書いたんだサターニャのやつ」
ヴィーネ「気になるわね~!二人に聞いてみようかな!」
ガヴリール「おいおいヴィーネ」
ヴィーネ「嘘よ!気になるけど聞かないわ~♪」
ガヴリール「ホントかよ」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/07(土) 12:34:13.26 ID:2okWvRLq0
ヴィーネ「ねえガヴ私達も書いてかない?」
ガヴリール「私達はいいでしょ」
ヴィーネ「えっ……」ガーン
ガヴリール「書かなくてもさ、叶うよ」チラッ
ヴィーネ「ガヴは私の願い叶えてくれるの……?」
ガヴリール「知ってるし、まあ……ね」
ヴィーネ「ガヴー♪」
ガヴリール「あああもう、いずれ!いずれな!」
ヴィーネ「うん……!」
ガヴリール「か、帰るぞ」グイッ
ヴィーネ「は~いっ!」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/07(土) 12:38:02.50 ID:2okWvRLq0
『 ラフィエルの願い事を叶えてあげて!
胡桃沢 サタニキア マクドウェル 』
『 サターニャさんの恋人になりたいです
白羽 ラフィエル エインズワース 』
おしまい
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/07(土) 12:43:19.59 ID:2okWvRLq0
おまけ
サターニャ「なんなのよあんた達!さっきからニヤニヤして」
ガヴリール「いやあ、二人ともさ七夕」
サターニャ「!」ビクッ!
ラフィエル「!」ドキンッ
ヴィーネ「が!ガヴ!?」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/07(土) 12:50:27.53 ID:2okWvRLq0
ガヴリール「ちょっと探り入れるだけだって」コソッ
ヴィーネ「もう……ガヴったら」
ヴィーネ「で二人とも一緒に行って書いたの?お互い何書いたか知ってるの?ねえサターニャ!」ズイッズイッズイッ!
ガヴリール「……ヴィーネの方がノリノリじゃん、っておい」
サターニャ「ちょっと近いわよ!ヴィネット!」
ラフィエル「むっ」クイッ
ガヴリール「確かに近い」グイッ!
サターニャ「っとと……えっ?ラフィエル?」
ヴィーネ「きゃあっ!?もうガヴ」
ガヴリール「近いんだよ」イラッ
ヴィーネ「あっ……ごめんね」アセッ
ラフィエル「……たしかに一緒に行って書きましたけどお互いに何を書いたのかは知らないですよ」
ヴィーネ「あぁラフィもごめんね」アセッ
ラフィエル「いえ、べつに」ギュッ
サターニャ「えっ?何?」キョトン
ラフィエル(もうサターニャさんは……!)ジトー
サターニャ(えーっと、ラフィエルに腕掴まれたまま……睨まれてる!?な、なんで!?)アセアセッ
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/07(土) 12:55:19.45 ID:2okWvRLq0
ヴィーネ「じゃあ一緒に書いて結んだのにお互い見なかったんだ?」
サターニャ「え? ええ、そうよ」
サターニャ「あっ!書く時私は離れて書いたんだけどね」
ヴィーネ「そうありがとう♪」ニッコリ
ガヴリール「スッキリしたな」コソッ
ヴィーネ「そうね!」コソッ
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/07(土) 13:04:00.16 ID:2okWvRLq0
サターニャ(はぁ……見られちゃったのね、でも何も言ってこない……?)
ラフィエル(うぅ、恥ずかしいです)
サターニャ(いや、それでいいんだけど!)
ラフィエル(私のを言わないのは分かるんですけど…… サターニャさんのも言わないって )
サターニャ(……言われたら恥ずかしいし)チラッ
ラフィエル(一体何をお願いしたんですかサターニャさん……)チラッ
サターニャ「!」
ラフィエル「!」
サターニャ「あー見られちゃったみたいねー」フイッ
ラフィエル「そ、そうですね」モジ…
ラフィエル「……さ、サターニャさんの願い事はなんだったんですか?」
サターニャ「がっつり聞いてきたわね、ひみつよ」
ラフィエル「もうサターニャさんったら、いつか教えてくださいね!」ニコッ
サターニャ「いいわよ、あんたの願い事が叶ったら教えてあげるわ!」ニコッ
おわり
19: sage 2018/07/07(土) 19:58:50.18 ID:GQCOpLBmO
乙乙
サタラフィご馳走さまでした!
サタラフィご馳走さまでした!
引用元: ・ラフィエル「サターニャさん来年も一緒に七夕しましょうね♪」サターニャ「ええ!」
タプリス「天真先輩!」ガヴリール「ん?おー、タプリスか」
2020-11-12
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/04(月) 23:53:26.93 ID:MjGXqxQn0
タプリス「はい!お久しぶりです」
ガヴリール「久しぶりだっけ」
タプリス「久しぶりですよ!」
ガヴリール「あー……そうだな、久しぶりだな」
タプリス「絶対ピンときてないですよね!?」
ガヴリール「うん」
タプリス「ひどいですよ!」
ガヴリール「まぁどうせたまに会うわけだし、わざわざ覚えてないよ」
タプリス「うぅ……あ、それで天真先輩」
ガヴリール「…………」
タプリス「……先輩、どうしました?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1528124006
ガヴリール「久しぶりだっけ」
タプリス「久しぶりですよ!」
ガヴリール「あー……そうだな、久しぶりだな」
タプリス「絶対ピンときてないですよね!?」
ガヴリール「うん」
タプリス「ひどいですよ!」
ガヴリール「まぁどうせたまに会うわけだし、わざわざ覚えてないよ」
タプリス「うぅ……あ、それで天真先輩」
ガヴリール「…………」
タプリス「……先輩、どうしました?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1528124006
関連
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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/04(月) 23:59:56.67 ID:MjGXqxQn0
ガヴリール「えっ?……あーごめん、なんでもない」
ガヴリール「それより休み時間なんだし友達のとことか行った方がいいんじゃない?」
タプリス「いえっ、先輩とお話ししたいですし…」
ガヴリール「私は教室に戻って寝るから」
タプリス「えぇっ!?」
ガヴリール「じゃ」スタスタ
タプリス「せ、せんぱ…!」
タプリス「…………うぅ……」トボトボ
ガヴリール(……)チラッ
ガヴリール「!」サッ
ラフィエル「何してるんですか?」
ガヴリール「ひあぁ!!」
ラフィエル(ひあぁ……)
ガヴリール「それより休み時間なんだし友達のとことか行った方がいいんじゃない?」
タプリス「いえっ、先輩とお話ししたいですし…」
ガヴリール「私は教室に戻って寝るから」
タプリス「えぇっ!?」
ガヴリール「じゃ」スタスタ
タプリス「せ、せんぱ…!」
タプリス「…………うぅ……」トボトボ
ガヴリール(……)チラッ
ガヴリール「!」サッ
ラフィエル「何してるんですか?」
ガヴリール「ひあぁ!!」
ラフィエル(ひあぁ……)
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/05(火) 00:00:59.25 ID:SV8/LNVu0
ラフィエル「柱の後ろに隠れて、何してるんですか?」
ガヴリール「ちょ、ちょっと追っ手に追われてて?」
ラフィエル「あー、なるほどー……」
ラフィエル「…………」
ラフィエル「ところで、何してるんですか?」
ガヴリール「いやだから」
ラフィエル「何してるんですか?」
ガヴリール「……ちょっとタプリスが気になって」
ラフィエル「タプちゃんですか?」
ガヴリール「うん」
ラフィエル「では私もご一緒します♪」
ガヴリール「いやいや!いい!ていうかもう教室戻るから…!」
ラフィエル「尾行に関してはそれなりに頼りになると思いますよ?」
ガヴリール「それもどうなんだよ……」
ガヴリール「ちょ、ちょっと追っ手に追われてて?」
ラフィエル「あー、なるほどー……」
ラフィエル「…………」
ラフィエル「ところで、何してるんですか?」
ガヴリール「いやだから」
ラフィエル「何してるんですか?」
ガヴリール「……ちょっとタプリスが気になって」
ラフィエル「タプちゃんですか?」
ガヴリール「うん」
ラフィエル「では私もご一緒します♪」
ガヴリール「いやいや!いい!ていうかもう教室戻るから…!」
ラフィエル「尾行に関してはそれなりに頼りになると思いますよ?」
ガヴリール「それもどうなんだよ……」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/05(火) 00:02:57.05 ID:SV8/LNVu0
ラフィエル「にしても珍しいですね、ガヴちゃんが尾行だなんて」
ガヴリール「別に尾行ってほどじゃなくて、ちょっと様子を見てみたいだけだよ」
ラフィエル「少しサターニャさんに似てきまし…」
ガヴリール「言っていいことと悪いことがあるぞ?」ガシッ
ラフィエル「痛い痛いガヴちゃん!ギブですギブ!」バンバン
ガヴリール「そんな力入れてないだろ!」
ラフィエル「バレました?」
ガヴリール「バレたも何も…」
ラフィエル「あっ、ガヴちゃんガヴちゃん見てください!」トントン
ガヴリール「ん?」
ガヴリール「別に尾行ってほどじゃなくて、ちょっと様子を見てみたいだけだよ」
ラフィエル「少しサターニャさんに似てきまし…」
ガヴリール「言っていいことと悪いことがあるぞ?」ガシッ
ラフィエル「痛い痛いガヴちゃん!ギブですギブ!」バンバン
ガヴリール「そんな力入れてないだろ!」
ラフィエル「バレました?」
ガヴリール「バレたも何も…」
ラフィエル「あっ、ガヴちゃんガヴちゃん見てください!」トントン
ガヴリール「ん?」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/05(火) 00:09:24.40 ID:SV8/LNVu0
タプリス「それで最近どう思われてるのかわからなくて……」
篠原「それってこの前言ってた先輩?」
タプリス「いえ、別の方なんですけど……」
タプリス「それでちょっと篠原さんに相談がありまして…」
ラフィエル「タプちゃんが誰かと話していますよ」
ガヴリール「見たことないな……」
篠原「それってこの前言ってた先輩?」
タプリス「いえ、別の方なんですけど……」
タプリス「それでちょっと篠原さんに相談がありまして…」
ラフィエル「タプちゃんが誰かと話していますよ」
ガヴリール「見たことないな……」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/05(火) 00:11:38.68 ID:SV8/LNVu0
ラフィエル「んー、遠くてよく聞こえませんね……」
ガヴリール「もうちょっと近づくか?」
ラフィエル「いえ、これ以上近づいたら気付かれちゃいますよ」
ガヴリール「なんでそんなのわかるんだよ」
ラフィエル「プロですので」
ガヴリール「何の?」
ガヴリール「もうちょっと近づくか?」
ラフィエル「いえ、これ以上近づいたら気付かれちゃいますよ」
ガヴリール「なんでそんなのわかるんだよ」
ラフィエル「プロですので」
ガヴリール「何の?」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/05(火) 00:15:32.13 ID:SV8/LNVu0
ラフィエル「そういえば、どうしてタプちゃんを尾行しているんですか?」
ガヴリール「あー……笑うなよ?」
ラフィエル「笑いませんよ~」ニコニコ
ガヴリール「すでに笑ってるだろ!」
ガヴリール「まぁいいや、実は…」コソコソ
ラフィエル「……へぇ、そんな理由だったんですか」
ガヴリール「まぁ……ちょっと気になっただけだよ」
ラフィエル「そうですか……あ、また誰か来ましたよ」
ガヴリール「ん…」
ガヴリール「あー……笑うなよ?」
ラフィエル「笑いませんよ~」ニコニコ
ガヴリール「すでに笑ってるだろ!」
ガヴリール「まぁいいや、実は…」コソコソ
ラフィエル「……へぇ、そんな理由だったんですか」
ガヴリール「まぁ……ちょっと気になっただけだよ」
ラフィエル「そうですか……あ、また誰か来ましたよ」
ガヴリール「ん…」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/05(火) 00:21:01.67 ID:SV8/LNVu0
篠原「なるほどー、それは迷宮入りかな」
タプリス「早いですよ!」
篠原「あははっ、冗談だよ」
タプリス「相談に乗ってくれるのは嬉しいですけど、ちゃんと…」
黒奈「……」ヒョコッ
タプリス「黒奈さん」
篠原「メイさんおはよー」
篠原「今千咲の相談聞いてるんだけどね」
タプリス「ちょっと…!」
篠原「ねえ、その先輩ってどんな人?私見たことあるかな」
タプリス「乱れた金髪でいつもジャージを着てますよ」
篠原「へー、見たことないかも」
タプリス「でもかっこよくて素敵な先輩で…」
篠原「あ、その話は何回も聞いたからいいです」
黒奈「……千咲」
黒奈「そこに……その人いる……」ビシ
タプリス「えっ?」
タプリス「早いですよ!」
篠原「あははっ、冗談だよ」
タプリス「相談に乗ってくれるのは嬉しいですけど、ちゃんと…」
黒奈「……」ヒョコッ
タプリス「黒奈さん」
篠原「メイさんおはよー」
篠原「今千咲の相談聞いてるんだけどね」
タプリス「ちょっと…!」
篠原「ねえ、その先輩ってどんな人?私見たことあるかな」
タプリス「乱れた金髪でいつもジャージを着てますよ」
篠原「へー、見たことないかも」
タプリス「でもかっこよくて素敵な先輩で…」
篠原「あ、その話は何回も聞いたからいいです」
黒奈「……千咲」
黒奈「そこに……その人いる……」ビシ
タプリス「えっ?」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/05(火) 00:25:37.12 ID:SV8/LNVu0
ガヴリール「なんか気づかれてないか?」
ラフィエル「すみません、ちょっと誤爆しました」
ガヴリール「誤爆?」
ラフィエル「誤爆しました」
ガヴリール「なんだよ誤爆って」
ラフィエル「すみません、ちょっと誤爆しました」
ガヴリール「誤爆?」
ラフィエル「誤爆しました」
ガヴリール「なんだよ誤爆って」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/05(火) 00:29:33.53 ID:SV8/LNVu0
黒奈「こっち……」
タプリス「そんなわけ……」
タプリス「あれ、せ、先輩方…!?」
ラフィエル「ふふ、ばれてしまいましたね」
ガヴリール「…お前、もしかしてわざと……」
ラフィエル「………………」
ラフィエル「いえ、そんなわけないじゃないですか」
ガヴリール「なんだよ今の間は」
タプリス「そんなわけ……」
タプリス「あれ、せ、先輩方…!?」
ラフィエル「ふふ、ばれてしまいましたね」
ガヴリール「…お前、もしかしてわざと……」
ラフィエル「………………」
ラフィエル「いえ、そんなわけないじゃないですか」
ガヴリール「なんだよ今の間は」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/05(火) 00:40:21.29 ID:SV8/LNVu0
篠原「この人が言ってた先輩?」
タプリス「そ、そうですけど…!ちょっと、篠原さん…」
ガヴリール「言ってたって?」
タプリス「いや、それは…」
ガヴリール「篠原さん、どういうこと?」
篠原「先輩に嫌われたんじゃないかって相談されてたんですよー」
タプリス「わーー!!!」
タプリス「そ、そうですけど…!ちょっと、篠原さん…」
ガヴリール「言ってたって?」
タプリス「いや、それは…」
ガヴリール「篠原さん、どういうこと?」
篠原「先輩に嫌われたんじゃないかって相談されてたんですよー」
タプリス「わーー!!!」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/05(火) 00:44:55.21 ID:SV8/LNVu0
タプリス「ちょっと!本人に言っちゃったらダメじゃないですか!」
篠原「えー、そう?一番解決しそうだけどー」
ガヴリール「…………」
ラフィエル「タプちゃん、大丈夫ですよ」
タプリス「ふぇ? …というか、そもそもどうして先輩方はここに……」
ラフィエル「それなんですけどね、ガヴちゃんがタプちゃんのことを心配していたみたいで」
ガヴリール「ちょっと」
ラフィエル「一年生に友達がいるのかを調査していたんです」
ガヴリール「おい!」
タプリス「……先輩……!」パァァ
篠原(なんかちょっと失礼な気もするけど、千咲がいいならいいのかなー……)
篠原「えー、そう?一番解決しそうだけどー」
ガヴリール「…………」
ラフィエル「タプちゃん、大丈夫ですよ」
タプリス「ふぇ? …というか、そもそもどうして先輩方はここに……」
ラフィエル「それなんですけどね、ガヴちゃんがタプちゃんのことを心配していたみたいで」
ガヴリール「ちょっと」
ラフィエル「一年生に友達がいるのかを調査していたんです」
ガヴリール「おい!」
タプリス「……先輩……!」パァァ
篠原(なんかちょっと失礼な気もするけど、千咲がいいならいいのかなー……)
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/05(火) 00:48:55.91 ID:SV8/LNVu0
タプリス(やっぱり天真先輩は優しいです……きちんと言わないと……)
タプリス「せ、先輩!」
ガヴリール「……なに」
タプリス「い、いつもありがとうございます!これからも……」
タプリス「よろしくお願いしましゅ!!」
タプリス(あっ)
おわり
タプリス「せ、先輩!」
ガヴリール「……なに」
タプリス「い、いつもありがとうございます!これからも……」
タプリス「よろしくお願いしましゅ!!」
タプリス(あっ)
おわり
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/05(火) 17:16:09.20 ID:+raq6nATO
ガヴちゃんは優しいなあ
引用元: ・タプリス「天真先輩!」ガヴリール「ん?おー、タプリスか」
サターニャ「七色ドロップでラフィエルに仕返しするわよ!」
2020-10-29
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/14(水) 17:56:36.88 ID:XxML3exF0
~ある日の放課後~
サターニャ(ククク……)
サターニャ(七色ドロップは、この飴を舐めた者の感情を一瞬で変化させてしまう!!)
サターニャ(その種類はなんと7つ!!)
サターニャ(……って説明書に書いてあるわ!)ババーン
サターニャ(どの色がどの感情だったかしら? ええと……赤が愛情、緑が焦燥、紫が絶望……)
サターニャ(……とにかく、天使どもを懲らしめるにはもってこいの道具だわ!)
サターニャ(ガヴリールにはもう使えないから、今回のターゲットはラフィエルよ! 今まで散々からかったことを後悔するがいいわ!)
サターニャ「なぁーっはっはっは!」
ガヴリール(……またなんか変なこと考えてるな、あいつ)
ラフィエル(また何か面白そうなことが起こる予感がします……!)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1521017796
サターニャ(ククク……)
サターニャ(七色ドロップは、この飴を舐めた者の感情を一瞬で変化させてしまう!!)
サターニャ(その種類はなんと7つ!!)
サターニャ(……って説明書に書いてあるわ!)ババーン
サターニャ(どの色がどの感情だったかしら? ええと……赤が愛情、緑が焦燥、紫が絶望……)
サターニャ(……とにかく、天使どもを懲らしめるにはもってこいの道具だわ!)
サターニャ(ガヴリールにはもう使えないから、今回のターゲットはラフィエルよ! 今まで散々からかったことを後悔するがいいわ!)
サターニャ「なぁーっはっはっは!」
ガヴリール(……またなんか変なこと考えてるな、あいつ)
ラフィエル(また何か面白そうなことが起こる予感がします……!)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1521017796
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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/14(水) 18:10:35.72 ID:XxML3exF0
ガヴリール「おい、サターニャ」
サターニャ「ふぇ!?ガヴリール!」
ガヴリール「今度は何企んでんだよ」
サターニャ「べ、別に企んでなんかないわよぉ!?」
ガヴリール(分かりやす…)
ガヴリール「お前が痛い目に遭うのは構わないけど、あんまり面倒事起こすなよ」
サターニャ「う、うるさいわね!それに今回はあんたに用はないのよ!ラフィエルを探して――」
ラフィエル「ここにいますよ?」ヒョコッ
サターニャ「うわぁ!?」
ラフィエル「何かあるんですよね?またガヴちゃんに何か仕掛けるんですか?」ワクワク
ガヴリール「幼馴染が悪魔に嫌がらせされてるんだけど、ワクワクすんのやめろ」
サターニャ「ふぇ!?ガヴリール!」
ガヴリール「今度は何企んでんだよ」
サターニャ「べ、別に企んでなんかないわよぉ!?」
ガヴリール(分かりやす…)
ガヴリール「お前が痛い目に遭うのは構わないけど、あんまり面倒事起こすなよ」
サターニャ「う、うるさいわね!それに今回はあんたに用はないのよ!ラフィエルを探して――」
ラフィエル「ここにいますよ?」ヒョコッ
サターニャ「うわぁ!?」
ラフィエル「何かあるんですよね?またガヴちゃんに何か仕掛けるんですか?」ワクワク
ガヴリール「幼馴染が悪魔に嫌がらせされてるんだけど、ワクワクすんのやめろ」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/14(水) 18:13:24.35 ID:XxML3exF0
ガヴリール「それに今日はラフィに用事があるんだとさ」
ラフィエル「そうなんですか?」
サターニャ「そうよ!だからガヴリールには用はないの!」
ガヴリール「そうか、私はお前に用がある」
サターニャ「えっ? 何?」
ガヴリール「殴りたいからちょっとじっとしてろ」
サターニャ「イヤに決まってんでしょ!」
ラフィエル「そうなんですか?」
サターニャ「そうよ!だからガヴリールには用はないの!」
ガヴリール「そうか、私はお前に用がある」
サターニャ「えっ? 何?」
ガヴリール「殴りたいからちょっとじっとしてろ」
サターニャ「イヤに決まってんでしょ!」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/14(水) 18:14:32.23 ID:XxML3exF0
ガヴリール「んじゃ、あんま変なことすんなよ」スタスタ
サターニャ「…………」
ラフィエル「……それで、用というのは…」
サターニャ「なんでもないのよ? ただちょっと、飴をあげようかと思って」
ラフィエル「……飴、ですか?」
サターニャ「えっ、ええ」
ラフィエル「……サターニャさん、もしかして…」
サターニャ「えっ」ギクッ
サターニャ(ま、まさか、私の完璧な計画がバレ――)
ラフィエル「わらしべ長者やってます?」
サターニャ(…た、わけないわよね、順調に進んでるわ)
ラフィエル(とか思ってそうですけど、どう考えても怪しいですよね…ふふっ……)
サターニャ「…………」
ラフィエル「……それで、用というのは…」
サターニャ「なんでもないのよ? ただちょっと、飴をあげようかと思って」
ラフィエル「……飴、ですか?」
サターニャ「えっ、ええ」
ラフィエル「……サターニャさん、もしかして…」
サターニャ「えっ」ギクッ
サターニャ(ま、まさか、私の完璧な計画がバレ――)
ラフィエル「わらしべ長者やってます?」
サターニャ(…た、わけないわよね、順調に進んでるわ)
ラフィエル(とか思ってそうですけど、どう考えても怪しいですよね…ふふっ……)
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/14(水) 18:19:31.46 ID:XxML3exF0
サターニャ(私の計画がバレるわけないわ……ふふん、大悪魔の頭脳を舐めたら痛い目見るわよ)
ラフィエル「サターニャさん」
サターニャ(でも今回は特に警戒していかないとね、これが成功――というより試せればまた色んな可能性が…)
ラフィエル「……サターニャさん?」
サターニャ「え!?あ、そ、そうなのよ、わらしべ長者!何か持ってない?」
ラフィエル「そうですねー……サターニャさんの家の合鍵なら」ジャラッ
サターニャ「なんでそんなの持ってるのよ!ていうかあんたは鍵なくても入れるでしょ!」
ラフィエル「これを返しますので、飴と交換ということで」
サターニャ「えー……まあいいけど…」
サターニャ(飴を渡せないと始まらないし……)
ラフィエル(……もし仮に本当にわらしべ長者だったら)
ラフィエル(サターニャさんは次誰かに自分の家の合鍵を渡すことになるんですが、気付いてるんでしょうか……)
ラフィエル「サターニャさん」
サターニャ(でも今回は特に警戒していかないとね、これが成功――というより試せればまた色んな可能性が…)
ラフィエル「……サターニャさん?」
サターニャ「え!?あ、そ、そうなのよ、わらしべ長者!何か持ってない?」
ラフィエル「そうですねー……サターニャさんの家の合鍵なら」ジャラッ
サターニャ「なんでそんなの持ってるのよ!ていうかあんたは鍵なくても入れるでしょ!」
ラフィエル「これを返しますので、飴と交換ということで」
サターニャ「えー……まあいいけど…」
サターニャ(飴を渡せないと始まらないし……)
ラフィエル(……もし仮に本当にわらしべ長者だったら)
ラフィエル(サターニャさんは次誰かに自分の家の合鍵を渡すことになるんですが、気付いてるんでしょうか……)
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/14(水) 18:24:37.68 ID:XxML3exF0
サターニャ「じゃあはい、飴」
ラフィエル「ありがとうございます、私はサターニャさんの家の鍵をあげますね♪」
サターニャ「うん……人から自分の家の鍵貰うってどういうことなのよ」
サターニャ「まあいいわ!そんなことより大事なこと言うの忘れてた!その飴、2つ同時に食べるのよ」
ラフィエル「2つ同時に、ですか?そうするとどうなるんです?」
サターニャ「えーと……味が変わる?」
ラフィエル(なぜ疑問形…)
ラフィエル「じゃあこの赤と紫……いちご味と、グレープですかね?この2つだと何味になるんですか?」
サターニャ「え、えーと……な、ナポリタン?」
ラフィエル「ひっ……っっそ、そうなん、ですか…」プルプル
ラフィエル(不意討ちは卑怯ですよ、ちょっと…!味変わりすぎですよ!変な声出たじゃないですか……!)プルプル
サターニャ(あれ、ところで赤と紫ってなんの感情の飴だったかしら…?)
ラフィエル「ありがとうございます、私はサターニャさんの家の鍵をあげますね♪」
サターニャ「うん……人から自分の家の鍵貰うってどういうことなのよ」
サターニャ「まあいいわ!そんなことより大事なこと言うの忘れてた!その飴、2つ同時に食べるのよ」
ラフィエル「2つ同時に、ですか?そうするとどうなるんです?」
サターニャ「えーと……味が変わる?」
ラフィエル(なぜ疑問形…)
ラフィエル「じゃあこの赤と紫……いちご味と、グレープですかね?この2つだと何味になるんですか?」
サターニャ「え、えーと……な、ナポリタン?」
ラフィエル「ひっ……っっそ、そうなん、ですか…」プルプル
ラフィエル(不意討ちは卑怯ですよ、ちょっと…!味変わりすぎですよ!変な声出たじゃないですか……!)プルプル
サターニャ(あれ、ところで赤と紫ってなんの感情の飴だったかしら…?)
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/14(水) 18:40:30.27 ID:XxML3exF0
サターニャ(まぁあとで説明書見ればいいわよね)
サターニャ「いいから食べてみて、美味しいから」
ラフィエル「ふふっ……ふふ……」
サターニャ「何笑ってるの?」
ラフィエル「い、いえ、なんでも……そうですね、ではいただきます」
ラフィエル(さて、この飴ですが……サターニャさんのことですし、おそらく魔界通販の商品なのでしょう)
ラフィエル(ですが魔界通販の商品って基本、効果時間が数十分から数時間で効果が切れるものが多く)
ラフィエル(永遠にこうなる、みたいな効果を出す技術力はなさそうなんですよね……)
ラフィエル(そんなわけで、私の身に何か起きてもせいぜい数時間……リスクはそれなりにありますが)
ラフィエル(最近は出会った頃と比べて退屈していましたし、巻き込まれる価値も十分に…)
ラフィエル(ありますよね!)パクッ
サターニャ(かかった!)
ラフィエル「ん……」コロコロ
ラフィエル「……んんっ…」
サターニャ「ふふ……ふふふっ………なぁーーっはっは!」
サターニャ「まんまとかかったわね!さ、どんな面白いラフィエルを見れるのかしら…」チラッ
ラフィエル「…………」
サターニャ「……ラフィエル?」
ラフィエル「……………」
ラフィエル「サターニャさんは……」
サターニャ「……私が、何よ?」
ラフィエル「サターニャさんは、私のこと好きですか……?」
サターニャ「…………は!?」
ラフィエル「……」スッ
サターニャ(目からハイライトが消えた!?)
サターニャ「いいから食べてみて、美味しいから」
ラフィエル「ふふっ……ふふ……」
サターニャ「何笑ってるの?」
ラフィエル「い、いえ、なんでも……そうですね、ではいただきます」
ラフィエル(さて、この飴ですが……サターニャさんのことですし、おそらく魔界通販の商品なのでしょう)
ラフィエル(ですが魔界通販の商品って基本、効果時間が数十分から数時間で効果が切れるものが多く)
ラフィエル(永遠にこうなる、みたいな効果を出す技術力はなさそうなんですよね……)
ラフィエル(そんなわけで、私の身に何か起きてもせいぜい数時間……リスクはそれなりにありますが)
ラフィエル(最近は出会った頃と比べて退屈していましたし、巻き込まれる価値も十分に…)
ラフィエル(ありますよね!)パクッ
サターニャ(かかった!)
ラフィエル「ん……」コロコロ
ラフィエル「……んんっ…」
サターニャ「ふふ……ふふふっ………なぁーーっはっは!」
サターニャ「まんまとかかったわね!さ、どんな面白いラフィエルを見れるのかしら…」チラッ
ラフィエル「…………」
サターニャ「……ラフィエル?」
ラフィエル「……………」
ラフィエル「サターニャさんは……」
サターニャ「……私が、何よ?」
ラフィエル「サターニャさんは、私のこと好きですか……?」
サターニャ「…………は!?」
ラフィエル「……」スッ
サターニャ(目からハイライトが消えた!?)
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/14(水) 18:43:37.44 ID:XxML3exF0
サターニャ「あの、え、なに? ちょっと耳がおかしくなったみたいだからもう一回言って?」
ラフィエル「でーすーかーらー……」
ラフィエル「私のこと、好きか嫌いか聞いてるんですけど」
サターニャ「いやいやいや!好きなわけないでしょ!ていうかどういう流れでそんな話に――」
ラフィエル「そうですか、サターニャさんは私のこと嫌いなんですね」スタスタ
サターニャ「ちょっ……何、なんで近づい…怖いんだけど…!」
ラフィエル「嫌いなんですよね?私のこと……」ズイッ
サターニャ「目が怖い! いや、嫌いっていうか……も、もし嫌いだったらどうするの?」
ラフィエル「そうですね…まあ、どちらにせよ一緒にはいられますけどね…」スッ
サターニャ「ひっ!?」
サターニャ(なんで縄と猿ぐつわなんか持ち歩いてるのよ!)
ラフィエル「でーすーかーらー……」
ラフィエル「私のこと、好きか嫌いか聞いてるんですけど」
サターニャ「いやいやいや!好きなわけないでしょ!ていうかどういう流れでそんな話に――」
ラフィエル「そうですか、サターニャさんは私のこと嫌いなんですね」スタスタ
サターニャ「ちょっ……何、なんで近づい…怖いんだけど…!」
ラフィエル「嫌いなんですよね?私のこと……」ズイッ
サターニャ「目が怖い! いや、嫌いっていうか……も、もし嫌いだったらどうするの?」
ラフィエル「そうですね…まあ、どちらにせよ一緒にはいられますけどね…」スッ
サターニャ「ひっ!?」
サターニャ(なんで縄と猿ぐつわなんか持ち歩いてるのよ!)
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/14(水) 18:49:40.17 ID:XxML3exF0
サターニャ(ど、どうしたらいいの……あの飴のせいでこうなったのよね…?)
サターニャ(……だったら)
サターニャ「効果が切れるまで逃げ切ればいい話よ!大悪魔サタニキアならできる!」ダッ
ラフィエル「どこに行くんですか、サターニャさん!」
サターニャ(体力テストでは負けたけど、あれは油断があったから!)
サターニャ(全力で逃げれば……!)ダダダ…
ドンッ!
ガヴリール「いだっ!?」
サターニャ「あっ、ごめんなさ……って、ガヴリール!?」
ガヴリール「何してんの」
サターニャ「えーと……ラフィエルが来たら、向こうに行ったって伝えてくれる!?」
ガヴリール「やだ」
サターニャ「なんでよ!」
ガヴリール「どうせお前がなんかやったんだろ……ていうかなんで逃げてんの?」
サターニャ「七色ドロップを二つ同時に食べさせたらどうなるかと思って……そしたらラフィエルの様子がおかしくなって……」
ガヴリール「自業自得だな」
サターニャ「くっ……あとで覚えときなさいよっ!」ダダダ…
ガヴリール「覚えとけはこっちのセリフだっての……」
サターニャ(……だったら)
サターニャ「効果が切れるまで逃げ切ればいい話よ!大悪魔サタニキアならできる!」ダッ
ラフィエル「どこに行くんですか、サターニャさん!」
サターニャ(体力テストでは負けたけど、あれは油断があったから!)
サターニャ(全力で逃げれば……!)ダダダ…
ドンッ!
ガヴリール「いだっ!?」
サターニャ「あっ、ごめんなさ……って、ガヴリール!?」
ガヴリール「何してんの」
サターニャ「えーと……ラフィエルが来たら、向こうに行ったって伝えてくれる!?」
ガヴリール「やだ」
サターニャ「なんでよ!」
ガヴリール「どうせお前がなんかやったんだろ……ていうかなんで逃げてんの?」
サターニャ「七色ドロップを二つ同時に食べさせたらどうなるかと思って……そしたらラフィエルの様子がおかしくなって……」
ガヴリール「自業自得だな」
サターニャ「くっ……あとで覚えときなさいよっ!」ダダダ…
ガヴリール「覚えとけはこっちのセリフだっての……」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/14(水) 18:51:46.76 ID:XxML3exF0
ガヴリール「いっつも面倒事ばっか起こしやがって…」
ラフィエル「ねえガヴちゃん」
ガヴリール「ぅわっ!? びっくりした……ラフィか」
ラフィエル「サターニャさんがどこに行ったか知りませんか?」
ガヴリール「…………あーっと……」
ガヴリール(……もし嘘ついてやったとしても、話してるの見られてたら面倒だからな…)
ガヴリール「なんか向こう走ってったよ、その後は知らん」
ラフィエル「なるほど」シュンッ
ガヴリール「そういえばなんでサターニャを追って……」
ガヴリール「……あれ、いない」
ラフィエル「ねえガヴちゃん」
ガヴリール「ぅわっ!? びっくりした……ラフィか」
ラフィエル「サターニャさんがどこに行ったか知りませんか?」
ガヴリール「…………あーっと……」
ガヴリール(……もし嘘ついてやったとしても、話してるの見られてたら面倒だからな…)
ガヴリール「なんか向こう走ってったよ、その後は知らん」
ラフィエル「なるほど」シュンッ
ガヴリール「そういえばなんでサターニャを追って……」
ガヴリール「……あれ、いない」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/14(水) 18:55:00.94 ID:XxML3exF0
サターニャ「っは、はぁ……こ、ここまで来ればラフィエルも――」
ラフィエル「私が何か?」
サターニャ「ひぃっ!?」ザザッ
ラフィエル「そんなに驚くことないじゃないですかー、もう…」
サターニャ「やだ、来ないで…!」
ラフィエル「来ないで…?ふふ……ふふふ……」
サターニャ「な、なによ……」
ラフィエル「……」フイッ
スタスタ……
サターニャ「……あれ?どこ行くの?ラフィエル……」
ラフィエル「…………」スタスタ
サターニャ(……た、助かった……?)
サターニャ(…………)
サターニャ(……みたいね……)
サターニャ(あー、よかった……じゃあ私も帰りましょうか…)
ガヴリール「サターニャ」
サターニャ「ひぃっ!?」
ラフィエル「私が何か?」
サターニャ「ひぃっ!?」ザザッ
ラフィエル「そんなに驚くことないじゃないですかー、もう…」
サターニャ「やだ、来ないで…!」
ラフィエル「来ないで…?ふふ……ふふふ……」
サターニャ「な、なによ……」
ラフィエル「……」フイッ
スタスタ……
サターニャ「……あれ?どこ行くの?ラフィエル……」
ラフィエル「…………」スタスタ
サターニャ(……た、助かった……?)
サターニャ(…………)
サターニャ(……みたいね……)
サターニャ(あー、よかった……じゃあ私も帰りましょうか…)
ガヴリール「サターニャ」
サターニャ「ひぃっ!?」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/14(水) 18:55:54.29 ID:XxML3exF0
サターニャ「ガヴリールじゃないの!ビックリさせないでよ!」
ガヴリール「こっちがお前の声でビックリするわ」
ガヴリール「で、ラフィエルは?」
サターニャ「どっか行ったわ、たぶん私に恐れをなして逃げたのよ」
ガヴリール(……いや、まあ突っ込むのめんどくさいしいいや)
サターニャ「にしてもどうなってるのかしら……そうよ、ちょっとガヴリール協力しなさい」
ガヴリール「やだ」
サターニャ「なんでよ!」
ガヴリール「なんでって、お前の問題だろ……」
ガヴリール「……まあ」
ガヴリール「元に戻ってもらわないと困るからな、言い分くらいは聞いてやるよ」
サターニャ「じゃあさっそく、ラフィエルの様子がおかしくなった原因を探るわよ!」
ガヴリール「いやそこは明白だろ」
ガヴリール「こっちがお前の声でビックリするわ」
ガヴリール「で、ラフィエルは?」
サターニャ「どっか行ったわ、たぶん私に恐れをなして逃げたのよ」
ガヴリール(……いや、まあ突っ込むのめんどくさいしいいや)
サターニャ「にしてもどうなってるのかしら……そうよ、ちょっとガヴリール協力しなさい」
ガヴリール「やだ」
サターニャ「なんでよ!」
ガヴリール「なんでって、お前の問題だろ……」
ガヴリール「……まあ」
ガヴリール「元に戻ってもらわないと困るからな、言い分くらいは聞いてやるよ」
サターニャ「じゃあさっそく、ラフィエルの様子がおかしくなった原因を探るわよ!」
ガヴリール「いやそこは明白だろ」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/14(水) 19:00:27.92 ID:XxML3exF0
サターニャ「何か変な効果のを渡しちゃったのかしら…」
ガヴリール「いや全部変だからなあれ、危険物だから……まぁそれは説明書見ればわかるだろ」
サターニャ「そうだったわ!い、今見るところだったのよ!」パラッ
サターニャ「…………」
ガヴリール「……どした?」
サターニャ「渡したの何色だったか忘れたわ……」
ガヴリール「バカなの?」
ガヴリール「いや全部変だからなあれ、危険物だから……まぁそれは説明書見ればわかるだろ」
サターニャ「そうだったわ!い、今見るところだったのよ!」パラッ
サターニャ「…………」
ガヴリール「……どした?」
サターニャ「渡したの何色だったか忘れたわ……」
ガヴリール「バカなの?」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/14(水) 19:02:51.30 ID:XxML3exF0
ガヴリール「何も考えてなさすぎるだろ…」
サターニャ「う、うるさいわね!あいつが選んじゃったから覚えてないのよ!」
ガヴリール「一番重要なとこなんだから覚えとけよ」
サターニャ「いいのよ、ラフィエルは私に恐れをなして逃げたんだから!」
ガヴリール「絶対違うと思うけど… で、どうするんだ?」
サターニャ「…………」
ガヴリール「…………」
サターニャ「……ガヴリール、提案があるんだけど」
サターニャ「学校にいると危険だから帰らない?」
ガヴリール「恐れをなして逃げたんじゃないのかよ」
サターニャ「う、うるさいわね!あいつが選んじゃったから覚えてないのよ!」
ガヴリール「一番重要なとこなんだから覚えとけよ」
サターニャ「いいのよ、ラフィエルは私に恐れをなして逃げたんだから!」
ガヴリール「絶対違うと思うけど… で、どうするんだ?」
サターニャ「…………」
ガヴリール「…………」
サターニャ「……ガヴリール、提案があるんだけど」
サターニャ「学校にいると危険だから帰らない?」
ガヴリール「恐れをなして逃げたんじゃないのかよ」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/14(水) 19:07:33.03 ID:XxML3exF0
~サタニキアハウス~
ガチャリ
サターニャ「ただいまー、っと」
ガヴリール『言っておくけど、相手があいつなんだから多分どこであろうと危険だからな』
サターニャ(ってガヴリールは言ってたけど、逃げ切れたんだから大丈夫よ)
サターニャ「ふんふんふふーん♪」
サターニャ「…………♪」
サターニャ「あ、そろそろ魔界通販の時間ね…」ポチ
『テレテテー♪さあやってまいりました魔界通販のお時間です!』
サターニャ「はじまったわ!」
『今回の商品はこちら!』
サターニャ「おおっ!」
『さらにこちら!』
サターニャ「おおっ!」
『おまけもこんなにつきます!』
サターニャ「おおっ!」
『お値段はこちら!』
サターニャ「お……んんー……」
『そこからさらに値引きしてこちら!』
サターニャ「買った!」
『完全限定生産の商品ですので、なくなり次第終了となります!お電話は……』
サターニャ「お電話は!?」
『こち……ザザザッ…………』
プツッ
サターニャ「……あれ? テレビが消えた……?」
ラフィエル「サターニャさん」
サターニャ「……うぇ!?」
ガチャリ
サターニャ「ただいまー、っと」
ガヴリール『言っておくけど、相手があいつなんだから多分どこであろうと危険だからな』
サターニャ(ってガヴリールは言ってたけど、逃げ切れたんだから大丈夫よ)
サターニャ「ふんふんふふーん♪」
サターニャ「…………♪」
サターニャ「あ、そろそろ魔界通販の時間ね…」ポチ
『テレテテー♪さあやってまいりました魔界通販のお時間です!』
サターニャ「はじまったわ!」
『今回の商品はこちら!』
サターニャ「おおっ!」
『さらにこちら!』
サターニャ「おおっ!」
『おまけもこんなにつきます!』
サターニャ「おおっ!」
『お値段はこちら!』
サターニャ「お……んんー……」
『そこからさらに値引きしてこちら!』
サターニャ「買った!」
『完全限定生産の商品ですので、なくなり次第終了となります!お電話は……』
サターニャ「お電話は!?」
『こち……ザザザッ…………』
プツッ
サターニャ「……あれ? テレビが消えた……?」
ラフィエル「サターニャさん」
サターニャ「……うぇ!?」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/14(水) 19:14:53.59 ID:XxML3exF0
サターニャ「な、なんであんたがここに…!」
ラフィエル「テレビなんて見てないで私を見てください」
サターニャ「いやだから何言って…」
ラフィエル「言葉通りですよ」
ラフィエル「ところで先ほどはどうして逃げたんですか?」
サターニャ「い、いや……」
ラフィエル「サターニャさん、最近ガヴちゃんと仲良いですよね」
サターニャ「え? な、仲良くなんかないわよ!」
ラフィエル「ガヴちゃんを恨む気はありません。……しかしサターニャさんのことを諦めることもできません」
ラフィエル「どうしたらいいか考えました。考えて考えて……答えが出ました」
ラフィエル「サターニャさんがあちこち目移りしてしまうのは、サターニャさんに目があるからですよね?」
ラフィエル「だからサターニャさんの目を……分かりますね?」
サターニャ「ひっ!? ほ、ほんとに何言ってるのよあんた…!」
ラフィエル「ですがそうすると私のことも見えなくなってしまうんですよね……う~ん困りました」
サターニャ(狂ってるわよ……! 飴の効果って言ったって切れる前に命が……)
ラフィエル「あっ、いいこと思いつきました!両足を切断してしまえば二度とこの部屋から出られないですよね?そうすれば私以外視界に入ることはないですよね」
サターニャ「ひいぃ!?」
ラフィエル「テレビなんて見てないで私を見てください」
サターニャ「いやだから何言って…」
ラフィエル「言葉通りですよ」
ラフィエル「ところで先ほどはどうして逃げたんですか?」
サターニャ「い、いや……」
ラフィエル「サターニャさん、最近ガヴちゃんと仲良いですよね」
サターニャ「え? な、仲良くなんかないわよ!」
ラフィエル「ガヴちゃんを恨む気はありません。……しかしサターニャさんのことを諦めることもできません」
ラフィエル「どうしたらいいか考えました。考えて考えて……答えが出ました」
ラフィエル「サターニャさんがあちこち目移りしてしまうのは、サターニャさんに目があるからですよね?」
ラフィエル「だからサターニャさんの目を……分かりますね?」
サターニャ「ひっ!? ほ、ほんとに何言ってるのよあんた…!」
ラフィエル「ですがそうすると私のことも見えなくなってしまうんですよね……う~ん困りました」
サターニャ(狂ってるわよ……! 飴の効果って言ったって切れる前に命が……)
ラフィエル「あっ、いいこと思いつきました!両足を切断してしまえば二度とこの部屋から出られないですよね?そうすれば私以外視界に入ることはないですよね」
サターニャ「ひいぃ!?」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/14(水) 19:25:24.15 ID:XxML3exF0
サターニャ(こうなったらもう仕方ないわ!ガヴリールとヴィネットに連絡……!)ポチポチ
ラフィエル「サターニャさん?誰と連絡をとってるんですか?ガヴちゃんですか?」ズイッ
サターニャ「……」ポチポチ
ラフィエル「……無視しないでください」
サターニャ「……」ポチポチ
ラフィエル「……うっ……うえぇ……なんで無視するんですか……」ポロポロ
サターニャ「……っ」
サターニャ(なんでってそんなの……いや、今のラフィエルはまともじゃないんだわ……構っちゃいけないわよね)
ラフィエル「サターニャさん!!」バキッ
サターニャ「あっ…!?」
サターニャ(携帯が…… でもガヴリールとヴィネットには送れた!これで大丈夫なはず……あとは時間を稼げば)
ラフィエル「……やっぱりサターニャさんは私のこと嫌いなんですね」
ラフィエル「ですが好き嫌いは関係ありません、部屋から出られなければ私しか見えなくなりますから」
サターニャ「自分の脚を切った奴を好きになると思う?」
ラフィエル「はい、正確には必要とするようになるでしょうね」
ラフィエル「私がご飯をあげなかったら、お風呂に入れなかったら、掃除を全くしなかったら、生きていく環境を用意しなかったらサターニャさんはどうなっちゃうと思いますか?」
サターニャ「……死ぬ、とでも言いたいの?」
ラフィエル「だったら死んでやる、とか最初はそう言う人もいますが、やはり死ぬのが怖くなっていって」
ラフィエル「たとえ自分をそんな目に遭わせた人であろうと求めるしかなくなっていくんです。その人が現れなければどんなに泣き喚いても死んでしまいますから」
サターニャ「最初はそう言う人もいる、ってあんた……」
ラフィエル「あぁ安心してください、私はまだやってませんよ! サターニャさん一筋ですので」
サターニャ「そういうこと聞いてるんじゃないんだけど…」
ラフィエル「……ではお話もこれくらいにしておきましょう、どうせずっと話せますからね」スタスタ
サターニャ「ちょっ……ま」
ラフィエル「待ちませんよ。元はといえばサターニャさんが他の女の人に目移りするのが悪いんです」
サターニャ「目移りって、そもそも私ラフィエルと特別なんの関係でもないし……!」
ラフィエル「……うるさいですよ 舌も切った方がいいですかね……」
サターニャ「ひいぃぃ!?」
ラフィエル「じゃあ縛りますよー、じっとしててください」シュルルルル
サターニャ「うわっ、ちょっ……!」
サターニャ(身動き取れないじゃない…!これかなりまずいんじゃ……!)
ラフィエル「サターニャさん?誰と連絡をとってるんですか?ガヴちゃんですか?」ズイッ
サターニャ「……」ポチポチ
ラフィエル「……無視しないでください」
サターニャ「……」ポチポチ
ラフィエル「……うっ……うえぇ……なんで無視するんですか……」ポロポロ
サターニャ「……っ」
サターニャ(なんでってそんなの……いや、今のラフィエルはまともじゃないんだわ……構っちゃいけないわよね)
ラフィエル「サターニャさん!!」バキッ
サターニャ「あっ…!?」
サターニャ(携帯が…… でもガヴリールとヴィネットには送れた!これで大丈夫なはず……あとは時間を稼げば)
ラフィエル「……やっぱりサターニャさんは私のこと嫌いなんですね」
ラフィエル「ですが好き嫌いは関係ありません、部屋から出られなければ私しか見えなくなりますから」
サターニャ「自分の脚を切った奴を好きになると思う?」
ラフィエル「はい、正確には必要とするようになるでしょうね」
ラフィエル「私がご飯をあげなかったら、お風呂に入れなかったら、掃除を全くしなかったら、生きていく環境を用意しなかったらサターニャさんはどうなっちゃうと思いますか?」
サターニャ「……死ぬ、とでも言いたいの?」
ラフィエル「だったら死んでやる、とか最初はそう言う人もいますが、やはり死ぬのが怖くなっていって」
ラフィエル「たとえ自分をそんな目に遭わせた人であろうと求めるしかなくなっていくんです。その人が現れなければどんなに泣き喚いても死んでしまいますから」
サターニャ「最初はそう言う人もいる、ってあんた……」
ラフィエル「あぁ安心してください、私はまだやってませんよ! サターニャさん一筋ですので」
サターニャ「そういうこと聞いてるんじゃないんだけど…」
ラフィエル「……ではお話もこれくらいにしておきましょう、どうせずっと話せますからね」スタスタ
サターニャ「ちょっ……ま」
ラフィエル「待ちませんよ。元はといえばサターニャさんが他の女の人に目移りするのが悪いんです」
サターニャ「目移りって、そもそも私ラフィエルと特別なんの関係でもないし……!」
ラフィエル「……うるさいですよ 舌も切った方がいいですかね……」
サターニャ「ひいぃぃ!?」
ラフィエル「じゃあ縛りますよー、じっとしててください」シュルルルル
サターニャ「うわっ、ちょっ……!」
サターニャ(身動き取れないじゃない…!これかなりまずいんじゃ……!)
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/14(水) 19:28:50.39 ID:XxML3exF0
ラフィエル「どうしましょう、どこから切りましょう……膝から上があったら少しは歩けるんでしょうか……」ブツブツ
サターニャ「ちょ、ちょっと…」
ラフィエル「怖いですか?大丈夫ですよ、すぐに終わりますから…」
サターニャ「やっ……ふ、ふざけんじゃないわよ!こんなものっ……!」ジタバタ
ラフィエル「じたばたしちゃって可愛いですね~、サターニャさん」
サターニャ「ぬぅーーー!!」バタバタ
ラフィエル「ですがもっと可愛くなれますよ」
サターニャ「は!?」
ラフィエル「サターニャさんは悔しそうな顔が可愛いので、ほら」グイッ
サターニャ「えっ、なにその布かなん――むぐっ!?」
ラフィエル「ほら、すっごく可愛くなりましたね♪」
サターニャ「んーーっ!! むぅう!!」
ラフィエル「あぁ……愛らしいです……♡」スリスリ
サターニャ「っ……!?」ゾクッ
サターニャ「……いや」
サターニャ「ちょ、ちょっと…」
ラフィエル「怖いですか?大丈夫ですよ、すぐに終わりますから…」
サターニャ「やっ……ふ、ふざけんじゃないわよ!こんなものっ……!」ジタバタ
ラフィエル「じたばたしちゃって可愛いですね~、サターニャさん」
サターニャ「ぬぅーーー!!」バタバタ
ラフィエル「ですがもっと可愛くなれますよ」
サターニャ「は!?」
ラフィエル「サターニャさんは悔しそうな顔が可愛いので、ほら」グイッ
サターニャ「えっ、なにその布かなん――むぐっ!?」
ラフィエル「ほら、すっごく可愛くなりましたね♪」
サターニャ「んーーっ!! むぅう!!」
ラフィエル「あぁ……愛らしいです……♡」スリスリ
サターニャ「っ……!?」ゾクッ
サターニャ「……いや」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/14(水) 19:30:25.57 ID:XxML3exF0
サターニャ(……つまり)
サターニャ(この状況は嫌だけど……これで満足してくれるならまだ)
ラフィエル「でも落ち着いてくださいね、あまり動かれると切りにくいので」
サターニャ「むぐぐぐぐ!! むーー!!」ジタバタ
ラフィエル「うーん……困りましたね……まぁでも」
ラフィエル「勢いよく切ってしまえば関係ないですかね」スッ
サターニャ(ナイフを振り上げて……やだ、やだ……!)
ラフィエル「ふふ……こんなに震えて、可愛いですね……♪」
サターニャ(ダメ、もうダメなの……? こわい……抵抗できない……)
サターニャ(見たくない……目瞑っちゃおう……どうせもう……)
ラフィエル「……覚悟を決めましたか。それでは」
ラフィエル「サターニャさん、これからもよろしくお願いしますね」ブンッ
サターニャ「んんんんんん!!!!」
サターニャ(この状況は嫌だけど……これで満足してくれるならまだ)
ラフィエル「でも落ち着いてくださいね、あまり動かれると切りにくいので」
サターニャ「むぐぐぐぐ!! むーー!!」ジタバタ
ラフィエル「うーん……困りましたね……まぁでも」
ラフィエル「勢いよく切ってしまえば関係ないですかね」スッ
サターニャ(ナイフを振り上げて……やだ、やだ……!)
ラフィエル「ふふ……こんなに震えて、可愛いですね……♪」
サターニャ(ダメ、もうダメなの……? こわい……抵抗できない……)
サターニャ(見たくない……目瞑っちゃおう……どうせもう……)
ラフィエル「……覚悟を決めましたか。それでは」
ラフィエル「サターニャさん、これからもよろしくお願いしますね」ブンッ
サターニャ「んんんんんん!!!!」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/14(水) 19:45:43.76 ID:XxML3exF0
サターニャ「ん……う……ううぅ……うっ……ん、うぅぅ……!!」ポロポロ
サターニャ「……う…………ん……?」
サターニャ(あ、あれ……脚、ある……)
ラフィエル「……さ、サターニャさん?」
サターニャ(あぁ……え……?)
ラフィエル「……あ、あの」
ラフィエル「ええと……何、して……サターニャさ……ん、いや、私……?」
サターニャ(……はっ! まさか……!)
サターニャ「ん!ん!」
ラフィエル「あ、猿ぐつわ……と、縄……今とりますね」シュルル
サターニャ「っあ……! けほっ、けほっ……!」
サターニャ「ラフィエル!」
ラフィエル「は、はい……?」
サターニャ「あんた今まで何してたか覚えてる!?」
ラフィエル「いえ……」
サターニャ(これは……飴の効果が切れたのね……!)
サターニャ「……う…………ん……?」
サターニャ(あ、あれ……脚、ある……)
ラフィエル「……さ、サターニャさん?」
サターニャ(あぁ……え……?)
ラフィエル「……あ、あの」
ラフィエル「ええと……何、して……サターニャさ……ん、いや、私……?」
サターニャ(……はっ! まさか……!)
サターニャ「ん!ん!」
ラフィエル「あ、猿ぐつわ……と、縄……今とりますね」シュルル
サターニャ「っあ……! けほっ、けほっ……!」
サターニャ「ラフィエル!」
ラフィエル「は、はい……?」
サターニャ「あんた今まで何してたか覚えてる!?」
ラフィエル「いえ……」
サターニャ(これは……飴の効果が切れたのね……!)
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/14(水) 19:54:25.70 ID:XxML3exF0
ラフィエル「……あの、私は何を……」
サターニャ「私の脚を切ろうとしてたのよ」
ラフィエル「はっ?なに言って……」
ラフィエル「……なんで私包丁持ってるんですか?」
サターニャ「脚を切ろうとしてたから」
ラフィエル「……なぜそんなことを?」
サターニャ「こっちが聞きたいわよ」
サターニャ「……いや、これは私が原因な部分もあるんだけど……ていうかほとんど……」
サターニャ「あの、ほんとに何も覚えてないの?」
ラフィエル「覚えてないですね」
サターニャ「じゃあ一から説明するわよ……」
サターニャ「私の脚を切ろうとしてたのよ」
ラフィエル「はっ?なに言って……」
ラフィエル「……なんで私包丁持ってるんですか?」
サターニャ「脚を切ろうとしてたから」
ラフィエル「……なぜそんなことを?」
サターニャ「こっちが聞きたいわよ」
サターニャ「……いや、これは私が原因な部分もあるんだけど……ていうかほとんど……」
サターニャ「あの、ほんとに何も覚えてないの?」
ラフィエル「覚えてないですね」
サターニャ「じゃあ一から説明するわよ……」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/14(水) 19:57:59.77 ID:XxML3exF0
~~~~~~~~~~
ラフィエル「……なるほど、意識を失う前のことは思い出しました」
サターニャ「そう、なのよ……」
ラフィエル「……サターニャさん」
サターニャ「は、はい!?」
ラフィエル「…………あの」
ラフィエル「すみませんでした」
サターニャ「……えっ?」
ラフィエル「原因は9割以上サターニャさんとはいえ、怖い思いをさせてしまったと思うので」
サターニャ「……それは」
ラフィエル「原因は9割以上サターニャさんですが」
サターニャ「わかってるわよ!」
サターニャ「……そんなふうに謝られてもどうしたらいいかわかんないわ」
ラフィエル「……私のこと怖くないですか?」
サターニャ「怖くないわよ、まあ元々ちょっと怖いけど」
ラフィエル「それはよかったです、本当に……」
サターニャ「な……何よ、調子狂うわね」
ラフィエル「だって、今回のことがトラウマになって学校に来れなくなったりしたら……」
ラフィエル「…………」
サターニャ「…………」
ラフィエル「……私の楽しみが減るじゃないですか!」
サターニャ「台無しね」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/14(水) 20:09:10.13 ID:XxML3exF0
~数分後~
ヴィーネ「サターニャ大丈夫!?」バンッ
サターニャ「あっ」
ラフィエル「えっ?あ、ヴィーネさん」
ヴィーネ「……あれ?」
ヴィーネ「サターニャ大丈夫!?」バンッ
サターニャ「あっ」
ラフィエル「えっ?あ、ヴィーネさん」
ヴィーネ「……あれ?」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/14(水) 20:12:32.20 ID:XxML3exF0
~また数分後~
ガヴリール「ったくだから言っただろ!」バンッ
サターニャ「あっ」
ラフィエル「二人目……」
ヴィーネ「あ、ガヴ」
ガヴリール「……嘘ついたなお前!?」ギリギリ
サターニャ「いだだだちがうちがう!!ちょっとラフィエル説明しなさいよ!!」
ラフィエル「私の責任じゃないので♪」
サターニャ「ちょっっ!痛いってほんと!!離しなさいよガヴリールーー!!」
おわり
ガヴリール「ったくだから言っただろ!」バンッ
サターニャ「あっ」
ラフィエル「二人目……」
ヴィーネ「あ、ガヴ」
ガヴリール「……嘘ついたなお前!?」ギリギリ
サターニャ「いだだだちがうちがう!!ちょっとラフィエル説明しなさいよ!!」
ラフィエル「私の責任じゃないので♪」
サターニャ「ちょっっ!痛いってほんと!!離しなさいよガヴリールーー!!」
おわり
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/14(水) 20:17:27.34 ID:XxML3exF0
おわりです。愛情×絶望=ヤンデレって発想です。
七色ドロップの設定捏造しまくった上無理やりなところもありますが見逃してください
七色ドロップの設定捏造しまくった上無理やりなところもありますが見逃してください
引用元: ・サターニャ「七色ドロップでラフィエルに仕返しするわよ!」
ガヴリール「第1回、県立舞天高校○○にしたい女性ランキング?」
2020-10-27
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/23(金) 21:54:11.15 ID:Ioypu/xY0
※短編になります。
ガヴリール「あ~ぁ、暇だな…」ボォォーー
ヴィーネ「ガヴーー!!」タッタッタ
ガヴリール「なんだよ、ヴィーネ? そんなに大声出してさ?」
ヴィーネ「今、第1回、県立舞天高校○○にしたい女性ランキングっていうのが廊下に張り出されてるそうなのよ。一緒に見に行かない?」
ガヴリール「なんだよ、それ? そもそも興味ない…。」
ヴィーネ「なによ。さっきから暇そうにしてるんだったら、見に行ってもいいんじゃないの? それに暇つぶしにもなると思うし」
ガヴリール「暇潰しねぇ………そうだな。せっかくだし、見に行くとするか」スクッ
ヴィーネ「そうこなくっちゃ!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1521809650
ガヴリール「あ~ぁ、暇だな…」ボォォーー
ヴィーネ「ガヴーー!!」タッタッタ
ガヴリール「なんだよ、ヴィーネ? そんなに大声出してさ?」
ヴィーネ「今、第1回、県立舞天高校○○にしたい女性ランキングっていうのが廊下に張り出されてるそうなのよ。一緒に見に行かない?」
ガヴリール「なんだよ、それ? そもそも興味ない…。」
ヴィーネ「なによ。さっきから暇そうにしてるんだったら、見に行ってもいいんじゃないの? それに暇つぶしにもなると思うし」
ガヴリール「暇潰しねぇ………そうだな。せっかくだし、見に行くとするか」スクッ
ヴィーネ「そうこなくっちゃ!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1521809650
関連
ハルヒ「SOS団で恋の暴露大会をするわよ!」
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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/23(金) 22:07:33.93 ID:Ioypu/xY0
ガヴリール「そういえば、その○○にしたい女性ランキングっていうのは一体、なんだ?」
ヴィーネ「今年から始まったイベントみたいなものらしいのよ。ほら、良く嫁にしたい女性ランキングとか、付き合いたくない男性ランキングみたいなものよ」
ガヴリール「その、ランキングがあること自体が初耳だけど? そもそもランキングってなに?」
ヴィーネ「簡単に言えば、順位づけの事よ。」
ヴィーネ「具体的に言えば、まず一定の様式にしたがって選出したい人の名や賛否を示す紙・札などをさし出す「投票」というのが行われてね…次にその投票を元に、その人物を順位付けにして最終的には一番を決める……そういうルールみたいなのよ!」
ガヴリール「へぇー。(分からん…)」
ヴィーネ「ちなみに、うちの高校も今年からランキングを行う事が決まったみたいなのよ。で、○○にしたいというのは、嫁にしたいとか恋人にしたいとか、そんな風みたいよ。もう一つ、今回は女子中心だから、投票したのはほとんど男子だけで、投票の中から出したランキングの女子の一番を決めて廊下にその紙を張り出す、のよ!!」
ガヴリール「そうか、そうか。」
ヴィーネ「今年から始まったイベントみたいなものらしいのよ。ほら、良く嫁にしたい女性ランキングとか、付き合いたくない男性ランキングみたいなものよ」
ガヴリール「その、ランキングがあること自体が初耳だけど? そもそもランキングってなに?」
ヴィーネ「簡単に言えば、順位づけの事よ。」
ヴィーネ「具体的に言えば、まず一定の様式にしたがって選出したい人の名や賛否を示す紙・札などをさし出す「投票」というのが行われてね…次にその投票を元に、その人物を順位付けにして最終的には一番を決める……そういうルールみたいなのよ!」
ガヴリール「へぇー。(分からん…)」
ヴィーネ「ちなみに、うちの高校も今年からランキングを行う事が決まったみたいなのよ。で、○○にしたいというのは、嫁にしたいとか恋人にしたいとか、そんな風みたいよ。もう一つ、今回は女子中心だから、投票したのはほとんど男子だけで、投票の中から出したランキングの女子の一番を決めて廊下にその紙を張り出す、のよ!!」
ガヴリール「そうか、そうか。」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/23(金) 22:10:59.28 ID:Ioypu/xY0
ワイワイガヤガヤ
ガヴリール「おっ、人でいっぱいだな!」
ヴィーネ「前にまで行って、見てみましょうか」ダッ
ゴチャゴチャ
ガヴリール「うぉっ、きっつ!!?」ギュウギュウ
ヴィーネ「頑張ってよ! じゃないと前まで行けないしね!!」ギュウギュウ
スポン
ガヴリール「ふぅ~、何とか抜け出せたな」ハァハァ
ヴィーネ「前まで行けたし、さてどんなランキングになっているのかしら?」チラッ
ガヴリール「おっ、人でいっぱいだな!」
ヴィーネ「前にまで行って、見てみましょうか」ダッ
ゴチャゴチャ
ガヴリール「うぉっ、きっつ!!?」ギュウギュウ
ヴィーネ「頑張ってよ! じゃないと前まで行けないしね!!」ギュウギュウ
スポン
ガヴリール「ふぅ~、何とか抜け出せたな」ハァハァ
ヴィーネ「前まで行けたし、さてどんなランキングになっているのかしら?」チラッ
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/23(金) 22:41:49.18 ID:Ioypu/xY0
『恋人にしたい女子ランキング』
第1位、月乃瀬=ヴィネット=エイプリル
ヴィーネ「えぇっ、私が1位っ!!? それも恋人にしたいランキング、で!?」ビクッ
ラフィエル「モテますね、ヴィーネさん♩」ニコニコ
ヴィーネ「ラフィっ!?」
ガヴリール「おっ、いたのか、お前?」
ラフィエル「えぇ。先ほどから、ずっと群衆の一番前にいましたよ」
ガヴリール「群衆を抜けて、一番前に辿り着いた時点で気付かなかったな…。」
第1位、月乃瀬=ヴィネット=エイプリル
ヴィーネ「えぇっ、私が1位っ!!? それも恋人にしたいランキング、で!?」ビクッ
ラフィエル「モテますね、ヴィーネさん♩」ニコニコ
ヴィーネ「ラフィっ!?」
ガヴリール「おっ、いたのか、お前?」
ラフィエル「えぇ。先ほどから、ずっと群衆の一番前にいましたよ」
ガヴリール「群衆を抜けて、一番前に辿り着いた時点で気付かなかったな…。」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/23(金) 23:51:25.66 ID:Ioypu/xY0
ラフィエル「それにしても、モテますね、ヴィーネさん♩」ニコリ
ヴィーネ「なぜ二回言ったの!?」
ラフィエル「なんとなくです」
ガヴリール「つーか、良かったな、ヴィーネ…。」
ヴィーネ「よ、良かったよりかは…り、理由よ!? どうして一位に選ばれたのか、理由が知りたいわよ?」
ヴィーネ「なぜ二回言ったの!?」
ラフィエル「なんとなくです」
ガヴリール「つーか、良かったな、ヴィーネ…。」
ヴィーネ「よ、良かったよりかは…り、理由よ!? どうして一位に選ばれたのか、理由が知りたいわよ?」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/23(金) 23:58:10.57 ID:Ioypu/xY0
ラフィエル「書いてありますよ?」
ヴィーネ「えっ?」
理由『可愛くて、優しそうだから』、『恋人になったら優しくしてくれそうだから』、『優しく接してくれて、どんな時でも気に掛けてくれるそうだから』
ガヴリール「おぉー、優しさで評価されたか、男から」
ラフィエル「ヴィーネさん、どんな人に対しても優しいですからね!」
ヴィーネ「嬉しいような、恥ずかしいような…/////」テレテレ
ヴィーネ「えっ?」
理由『可愛くて、優しそうだから』、『恋人になったら優しくしてくれそうだから』、『優しく接してくれて、どんな時でも気に掛けてくれるそうだから』
ガヴリール「おぉー、優しさで評価されたか、男から」
ラフィエル「ヴィーネさん、どんな人に対しても優しいですからね!」
ヴィーネ「嬉しいような、恥ずかしいような…/////」テレテレ
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/24(土) 00:06:06.89 ID:JMQe6fQi0
ガヴリール「おっ、ラフィもあるぞ」
ラフィエル「えっ?」
『ぜひ苛めてもらいたい女子ランキング』
第1位、白羽=ラフィエル=エインズワース
ヴィーネ「なにこれっ!?」
ガヴリール「ラフィの場合は、男たちからこういう目で見られていたんだな。しかも、票を入れたのってどう見てもドМばっかだ!」
ラフィエル「うふふっ♩ 面白いですね///」クスクス
ヴィーネ「えっ、どうして?」
ラフィエル「だって、私の苛めを求める人がいるって事は、犬の真似をさせたり、足を舐めさせたりと相手にし放題じゃありませんかぁーーー♡♡」ワクワク
ガヴリール「うわぁ……。」
ラフィエル「えっ?」
『ぜひ苛めてもらいたい女子ランキング』
第1位、白羽=ラフィエル=エインズワース
ヴィーネ「なにこれっ!?」
ガヴリール「ラフィの場合は、男たちからこういう目で見られていたんだな。しかも、票を入れたのってどう見てもドМばっかだ!」
ラフィエル「うふふっ♩ 面白いですね///」クスクス
ヴィーネ「えっ、どうして?」
ラフィエル「だって、私の苛めを求める人がいるって事は、犬の真似をさせたり、足を舐めさせたりと相手にし放題じゃありませんかぁーーー♡♡」ワクワク
ガヴリール「うわぁ……。」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/24(土) 00:15:03.93 ID:JMQe6fQi0
ちなみに理由『前に胡桃沢相手に犬の真似を強要した時の顔が最高だったから』、『あの可愛い顔で罵られたいから』、『いつみても興奮する、ぜひ苛めてほしいから』
ガヴリール(ラフィもラフィだが、苛めを求める男共も男共だな…)
ヴィーネ「あっ、私が一位のをまた見つけたわ!!」
『ぜひ、自分のお母さんにしたい女子ランキング』
第1位、月乃瀬=ヴィネット=エイプリル
ラフィエル「まぁ、これもまたヴィーネさんらしいですね♩」
ヴィーネ「お母さん、ではないけどね!?」
ガヴリール(このランキングで、ヴィーネを一位にしたのは私も賛成だな!)
理由『優しさがまるで天使のように思えたから』、『お母さんのような心地が感じられ、天使を見ているような感じとも取れたから』、『お母さん=天使に見えたから』
ヴィーネ「私、悪魔なんだけど……。」ズーン
ガヴリール(ラフィもラフィだが、苛めを求める男共も男共だな…)
ヴィーネ「あっ、私が一位のをまた見つけたわ!!」
『ぜひ、自分のお母さんにしたい女子ランキング』
第1位、月乃瀬=ヴィネット=エイプリル
ラフィエル「まぁ、これもまたヴィーネさんらしいですね♩」
ヴィーネ「お母さん、ではないけどね!?」
ガヴリール(このランキングで、ヴィーネを一位にしたのは私も賛成だな!)
理由『優しさがまるで天使のように思えたから』、『お母さんのような心地が感じられ、天使を見ているような感じとも取れたから』、『お母さん=天使に見えたから』
ヴィーネ「私、悪魔なんだけど……。」ズーン
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/24(土) 00:23:24.52 ID:JMQe6fQi0
ガヴリール「おっ、ラフィがランキング一位のをまた見つけたぞ!」
『学園一の美少女と思える、ぜひ付き合いたい女子ランキング』
第1位、白羽=ラフィエル=エインズワース
ラフィエル「あらあら~、また一位ですか?」
ヴィーネ「このランキングでラフィが一位なのは私にとっても、一番納得よ」
ガヴリール「そうだな。」
理由『やっぱり白羽さん。優秀だし、美人だから』、『まさに才色兼備だから』、『頭が良くて、美人で、笑顔も良い。なによりも胸が一番グットだから』
ヴィーネ「でも、最後の理由だけ、いやらしいような気がするわ」
ガヴリール「同感。」
『学園一の美少女と思える、ぜひ付き合いたい女子ランキング』
第1位、白羽=ラフィエル=エインズワース
ラフィエル「あらあら~、また一位ですか?」
ヴィーネ「このランキングでラフィが一位なのは私にとっても、一番納得よ」
ガヴリール「そうだな。」
理由『やっぱり白羽さん。優秀だし、美人だから』、『まさに才色兼備だから』、『頭が良くて、美人で、笑顔も良い。なによりも胸が一番グットだから』
ヴィーネ「でも、最後の理由だけ、いやらしいような気がするわ」
ガヴリール「同感。」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/24(土) 00:30:30.02 ID:JMQe6fQi0
サターニャ「まったく、面白い事やってるわね!」ヒョイ
ガヴィーネ「「サターニャっ!!??」」
ラフィエル「まぁ、サターニャさん、いつの間に」
サターニャ「別に人間の下らない行事になんか興味はないけど、こういう場合だけ一番になるという事は人間共が大悪魔、胡桃沢=サタニキア=マクドウェルの偉大さと恐怖に恐れ戦いているという事になるものだからね♩♩」ニヤニヤ
ヴィーネ「それはこれとは関係ないわよ…。」
ガヴリール「考えが浅はかで、やっぱバカだ!」
ラフィエル「ぷっ///」プルプル
ガヴィーネ「「サターニャっ!!??」」
ラフィエル「まぁ、サターニャさん、いつの間に」
サターニャ「別に人間の下らない行事になんか興味はないけど、こういう場合だけ一番になるという事は人間共が大悪魔、胡桃沢=サタニキア=マクドウェルの偉大さと恐怖に恐れ戦いているという事になるものだからね♩♩」ニヤニヤ
ヴィーネ「それはこれとは関係ないわよ…。」
ガヴリール「考えが浅はかで、やっぱバカだ!」
ラフィエル「ぷっ///」プルプル
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/24(土) 00:40:47.85 ID:JMQe6fQi0
サターニャ「さぁて、私に何で頂点を取っているのかしらね♩」
ヴィーネ「あっ、これじゃない?」
『意外と面白いと思った女子ランキング』
第1位、胡桃沢=サタニキア=マクドウェル
サターニャ「………」
ヴィーネ「ぷっ///」プルプル
ラフィエル「ぷっ、くくくくくっ………////」プルプル
ガヴリール「あーはははははっ、意外と面白いだってぇ(笑)/// あはははははは!!!」ゲラゲラ
理由『大悪魔とか高校生なのに厨二病wwだけど、それもまた面白いと思ったから』、『行動や性格に笑いのツボだと思ったから』、『厨二病的な言い回しが意外にウケると思ったから』
サターニャ「」
ヴィーネ「あっ、これじゃない?」
『意外と面白いと思った女子ランキング』
第1位、胡桃沢=サタニキア=マクドウェル
サターニャ「………」
ヴィーネ「ぷっ///」プルプル
ラフィエル「ぷっ、くくくくくっ………////」プルプル
ガヴリール「あーはははははっ、意外と面白いだってぇ(笑)/// あはははははは!!!」ゲラゲラ
理由『大悪魔とか高校生なのに厨二病wwだけど、それもまた面白いと思ったから』、『行動や性格に笑いのツボだと思ったから』、『厨二病的な言い回しが意外にウケると思ったから』
サターニャ「」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/24(土) 01:03:24.25 ID:JMQe6fQi0
ヴィーネ「ちょっとサターニャ、大丈夫?」
サターニャ「」
ガヴリール「あははは、まぁ無理もないよな(笑)」
ヴィーネ「まったく笑わないの!!!」
ラフィエル「あっ、でももう一つ見つけましたよ(……wwwwww///)」
『意外と強そうだと思った女子ランキング』
第1位、胡桃沢=サタニキア=マクドウェル
サターニャ「あぁっ!!?」
ヴィーネ「強そうだと思ったランキングにサターニャの名前があるわね、しかも一位で」
サターニャ「ほぉら、見なさい♩ 強い、という事は大悪魔として人間共から恐れられてるって事じゃないの!!!」フッフッフ
理由『体力測定の時の胡桃沢が意外に凄かったから』、『体育の時でも運動神経抜群で意外に驚いたから』、『意外に強そうに見えたから』
サターニャ「なーはっはっは♩ どうよ、これが大悪魔様の実力よ!!」ニヤリ
ガヴリール(意外ってワードが多いが、これって遠まわしにあまり凄いと思われてないんじゃないか?)ジトー
ヴィーネ(これだけで嬉しくなるサターニャが不憫に思えてきたわ…)ホロリ
ラフィエル(ぷくくくっ、サターニャさん…今回も……面白いです/////)プルプル
サターニャ「」
ガヴリール「あははは、まぁ無理もないよな(笑)」
ヴィーネ「まったく笑わないの!!!」
ラフィエル「あっ、でももう一つ見つけましたよ(……wwwwww///)」
『意外と強そうだと思った女子ランキング』
第1位、胡桃沢=サタニキア=マクドウェル
サターニャ「あぁっ!!?」
ヴィーネ「強そうだと思ったランキングにサターニャの名前があるわね、しかも一位で」
サターニャ「ほぉら、見なさい♩ 強い、という事は大悪魔として人間共から恐れられてるって事じゃないの!!!」フッフッフ
理由『体力測定の時の胡桃沢が意外に凄かったから』、『体育の時でも運動神経抜群で意外に驚いたから』、『意外に強そうに見えたから』
サターニャ「なーはっはっは♩ どうよ、これが大悪魔様の実力よ!!」ニヤリ
ガヴリール(意外ってワードが多いが、これって遠まわしにあまり凄いと思われてないんじゃないか?)ジトー
ヴィーネ(これだけで嬉しくなるサターニャが不憫に思えてきたわ…)ホロリ
ラフィエル(ぷくくくっ、サターニャさん…今回も……面白いです/////)プルプル
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/24(土) 01:14:08.61 ID:JMQe6fQi0
ヴィーネ「そういえば、ガヴがないわね?」キョロキョロ
ラフィエル「そうですね。ガヴちゃんも一つぐらい一位があるものかと思いましたが?」キョロキョロ
サターニャ「無理よ、無理! こーんな駄天使、誰も評価しないわよwww」クスクス
ガヴリール(マジでムカつく、こいつぅっ!! 蹴っ飛ばしてやろうか…。)グググッ
ヴィーネ「あっ!?」
ラフィエル「ヴィーネさん、どうかしましたか?」
ヴィーネ「有ったわよ、ガヴ」
ガヴリール「はぁっ?」
『妹にしたいと思った女子ランキング』
第1位、天真=ガヴリール=ホワイト
ガヴリール「マジかよっ!? こんなランキングで一位を取るとは!!」
ヴィーネ「あっ、でも分かるかも。」
ガヴリール「あぁん?」
ラフィエル「そうですね♩ ガヴちゃんを妹にしたいと思ったのは、私もありましたしね!」
サターニャ「フン。まぁ、認めるしかないわね…。」
ガヴリール「えっ?!」
理由『小柄で、可愛い。妹キャラみたいだから』、『妹にしたら最高だと思ったから』、『天真は妹キャラに匹敵だと思ったから』
ガヴリール(嬉しいような、複雑なような………。)
ラフィエル「そうですね。ガヴちゃんも一つぐらい一位があるものかと思いましたが?」キョロキョロ
サターニャ「無理よ、無理! こーんな駄天使、誰も評価しないわよwww」クスクス
ガヴリール(マジでムカつく、こいつぅっ!! 蹴っ飛ばしてやろうか…。)グググッ
ヴィーネ「あっ!?」
ラフィエル「ヴィーネさん、どうかしましたか?」
ヴィーネ「有ったわよ、ガヴ」
ガヴリール「はぁっ?」
『妹にしたいと思った女子ランキング』
第1位、天真=ガヴリール=ホワイト
ガヴリール「マジかよっ!? こんなランキングで一位を取るとは!!」
ヴィーネ「あっ、でも分かるかも。」
ガヴリール「あぁん?」
ラフィエル「そうですね♩ ガヴちゃんを妹にしたいと思ったのは、私もありましたしね!」
サターニャ「フン。まぁ、認めるしかないわね…。」
ガヴリール「えっ?!」
理由『小柄で、可愛い。妹キャラみたいだから』、『妹にしたら最高だと思ったから』、『天真は妹キャラに匹敵だと思ったから』
ガヴリール(嬉しいような、複雑なような………。)
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/24(土) 01:22:06.38 ID:JMQe6fQi0
おまけ
まち子(天真さんに月乃瀬さん、胡桃沢さんに白羽さんが堂々一位のランキングが多いわね…。)キョロキョロ
まち子「あれっ?」チラッ
『委員長にぜひ、ふさわしいと思った女子ランキング』
第1位、まち子
まち子(嘘っ、私の名前がある!? しかも一位っ!!?)
理由『委員長が頑張っている所を良く見るから』、『真面目で、クラスメイトの要望にも、とにかく全力で応えていたから』、『小学校まで委員長をやっていたという頑張りを評価し、また皆が嫌がるトイレの掃除も進んでやってくれるから』
まち子(天真さんに月乃瀬さん、胡桃沢さんに白羽さんが堂々一位のランキングが多いわね…。)キョロキョロ
まち子「あれっ?」チラッ
『委員長にぜひ、ふさわしいと思った女子ランキング』
第1位、まち子
まち子(嘘っ、私の名前がある!? しかも一位っ!!?)
理由『委員長が頑張っている所を良く見るから』、『真面目で、クラスメイトの要望にも、とにかく全力で応えていたから』、『小学校まで委員長をやっていたという頑張りを評価し、また皆が嫌がるトイレの掃除も進んでやってくれるから』
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/24(土) 01:35:24.57 ID:JMQe6fQi0
まち子(へぇーー、男子って意外に良い所も視野に入れて評価してくれたのね。)
ガヴリール「おっ、委員長」
ヴィーネ「委員長も見に来ていたんですね」
まち子「天真さんに月乃瀬さん、それに…」チラッ
サターニャ「ご無沙汰ね、委員長」
ラフィエル「どうも♩」ニコリ
まち子「胡桃沢さんに白羽さんも(ってか、胡桃沢さん、ご無沙汰って……毎日、同じクラスで会っているけど!!?)」
ガヴリール「おっ、委員長」
ヴィーネ「委員長も見に来ていたんですね」
まち子「天真さんに月乃瀬さん、それに…」チラッ
サターニャ「ご無沙汰ね、委員長」
ラフィエル「どうも♩」ニコリ
まち子「胡桃沢さんに白羽さんも(ってか、胡桃沢さん、ご無沙汰って……毎日、同じクラスで会っているけど!!?)」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/24(土) 01:43:18.90 ID:JMQe6fQi0
ガヴリール「へぇー、委員長もランキング一位になったんだね」
ヴィーネ「委員長、真面目だから絶対に『委員長にぜひ、ふさわしいと思った女子ランキング』の一位になる事も当然よね!!」
サターニャ「ふぅーん、やるじゃないの」
ラフィエル「いやはや、真面目なのが素晴らしいですよ!」
まち子「あ、はははは。ありがとう」
ガヴリール「じゃあ、私らはお先に教室に戻るから」タッタッタ
ヴィーネ「どうも」ペコ
サターニャ「ふん。」タッタッタ
ラフィエル「では、また♩」フリフリ
まち子「あっ、行っちゃった。」
ヴィーネ「委員長、真面目だから絶対に『委員長にぜひ、ふさわしいと思った女子ランキング』の一位になる事も当然よね!!」
サターニャ「ふぅーん、やるじゃないの」
ラフィエル「いやはや、真面目なのが素晴らしいですよ!」
まち子「あ、はははは。ありがとう」
ガヴリール「じゃあ、私らはお先に教室に戻るから」タッタッタ
ヴィーネ「どうも」ペコ
サターニャ「ふん。」タッタッタ
ラフィエル「では、また♩」フリフリ
まち子「あっ、行っちゃった。」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/24(土) 01:46:28.32 ID:JMQe6fQi0
まち子(委員長って気が重いかと思ったけど、ランキングで一位になった事は正直、嬉しいかも…。)
まち子「………よし、引き続き委員長の仕事、頑張らなくっちゃね!!!」
まち子「~♩」タッタッタ
おしまい
まち子「………よし、引き続き委員長の仕事、頑張らなくっちゃね!!!」
まち子「~♩」タッタッタ
おしまい
引用元: ・ガヴリール「第1回、県立舞天高校○○にしたい女性ランキング?」
ガヴリール「ヴィーネ……」ヴィーネ「なに、ガヴ」
2020-10-26
1: ◆3S8EZrcwro 2018/04/05(木) 16:35:28.00 ID:DPCegrI+0
ガヴリール「……お前さ、なんでラフィやサターニャと楽しそうに話してんの?」
ヴィーネ「え?」
ガヴリール「なんでって聞いてるんだよ」
ヴィーネ「ガ、ガヴ…?どうしたのよ急に」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1522913727
ヴィーネ「え?」
ガヴリール「なんでって聞いてるんだよ」
ヴィーネ「ガ、ガヴ…?どうしたのよ急に」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1522913727
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2: ◆3S8EZrcwro 2018/04/05(木) 16:36:58.33 ID:DPCegrI+0
ガヴリール「なんで私だけを見てくれないんだよ……」
ヴィーネ「……ガ、ガヴ、落ち着いてよ…」
ガヴリール「落ち着けるわけないだろ?!」ドンッ
ヴィーネ「きゃぁっ!」ドサッ
ガヴリール「……なぁ、ヴィーネ」
ヴィーネ(ガヴリールが変……私がどうにかしないと…)
ガヴリール「私たちってさ、学校が始まってから友達になって、いつも一緒にいて、私が堕落してもヴィーネは私を見捨てないでくれて…それどころか以前よりも二人の時間が増えて……それが今日までずっと続いてきただろ?」
ヴィーネ「え、ええ」
ガヴリール「それって…」
ガヴリール「ほぼ恋人同士のようなものじゃん」
ヴィーネ「……え?」
ヴィーネ「……ガ、ガヴ、落ち着いてよ…」
ガヴリール「落ち着けるわけないだろ?!」ドンッ
ヴィーネ「きゃぁっ!」ドサッ
ガヴリール「……なぁ、ヴィーネ」
ヴィーネ(ガヴリールが変……私がどうにかしないと…)
ガヴリール「私たちってさ、学校が始まってから友達になって、いつも一緒にいて、私が堕落してもヴィーネは私を見捨てないでくれて…それどころか以前よりも二人の時間が増えて……それが今日までずっと続いてきただろ?」
ヴィーネ「え、ええ」
ガヴリール「それって…」
ガヴリール「ほぼ恋人同士のようなものじゃん」
ヴィーネ「……え?」
3: ◆3S8EZrcwro 2018/04/05(木) 16:37:52.52 ID:DPCegrI+0
ガヴリール「だったらさ、もう私以外の人間なんていらないよね」
ガヴリール「誰も私のヴィーネに触れてほしくない。関わってほしくない」
ガヴリール「私はヴィーネがいれば、もう何も必要ないんだよ」
ガヴリール「友達も家族も、バイトも何もかもな」
ガヴリール「なのに、どうしてヴィーネは私以外のやつとそんなに楽しそうに笑うんだ?話してるんだ?」
ガヴリール「理解できない…したくもない………なぁ」
ガヴリール「ど う し て だ よ 、 ヴ ィ ー ネ」
ヴィーネ(………っ)ガクブルガクブル
ガヴリール「誰も私のヴィーネに触れてほしくない。関わってほしくない」
ガヴリール「私はヴィーネがいれば、もう何も必要ないんだよ」
ガヴリール「友達も家族も、バイトも何もかもな」
ガヴリール「なのに、どうしてヴィーネは私以外のやつとそんなに楽しそうに笑うんだ?話してるんだ?」
ガヴリール「理解できない…したくもない………なぁ」
ガヴリール「ど う し て だ よ 、 ヴ ィ ー ネ」
ヴィーネ(………っ)ガクブルガクブル
4: ◆3S8EZrcwro 2018/04/05(木) 16:38:32.62 ID:DPCegrI+0
ヴィーネ「ちょ、ちょっと待ってガヴ!」
ヴィーネ「私たちってまだ、恋人とか…そ、そういう関係じゃないでしょう?」
ガヴリール「……」
ヴィーネ「もうこの話はおしまいにしよ?……だ、だから……ガヴ、離してよ…怖いんだけど……」
ヴィーネ(ガヴの顔が、だんだん怖くなってきた)
ヴィーネ(その時私は、選択を誤ったことに……気づけなかった)
ヴィーネ「私たちってまだ、恋人とか…そ、そういう関係じゃないでしょう?」
ガヴリール「……」
ヴィーネ「もうこの話はおしまいにしよ?……だ、だから……ガヴ、離してよ…怖いんだけど……」
ヴィーネ(ガヴの顔が、だんだん怖くなってきた)
ヴィーネ(その時私は、選択を誤ったことに……気づけなかった)
5: ◆3S8EZrcwro 2018/04/05(木) 16:39:17.37 ID:DPCegrI+0
ガヴリール「…………そうか」
ガヴリール「私が怖いんだ」
ガヴリール「私はヴィーネをすごく愛しているのに……」グッ
ヴィーネ「…っ!」
ガヴリール「……じゃあさ……ヴィーネが私を愛して貰えるように頑張るからさ………」ググググ
ヴィーネ「………が……ヴ……………!!」
ガヴリール「もう私だけしか見られないようにヴィーネがどこにも行かないようにするんだヴィーネヴィーネああ可愛いヴィーネ私のヴィーネ今は苦しいかもしれないけど我慢してねヴィーネが好きだからやってるんだよ許してくれるよなヴィーネは優しいもんな」ググググググググググググ
ヴィーネ(……意識が……)
ガヴリール「私が怖いんだ」
ガヴリール「私はヴィーネをすごく愛しているのに……」グッ
ヴィーネ「…っ!」
ガヴリール「……じゃあさ……ヴィーネが私を愛して貰えるように頑張るからさ………」ググググ
ヴィーネ「………が……ヴ……………!!」
ガヴリール「もう私だけしか見られないようにヴィーネがどこにも行かないようにするんだヴィーネヴィーネああ可愛いヴィーネ私のヴィーネ今は苦しいかもしれないけど我慢してねヴィーネが好きだからやってるんだよ許してくれるよなヴィーネは優しいもんな」ググググググググググググ
ヴィーネ(……意識が……)
6: ◆3S8EZrcwro 2018/04/05(木) 16:40:37.88 ID:DPCegrI+0
……………………………………………………………
……………………………………
………………
ガヴリール「…ネ。………ヴィーネ」
ヴィーネ「………ん……」
ガヴリール「ヴィーネ!……よかった。ずっと目を覚まさないから心配したよ」
ヴィーネ「………ガヴ」
ヴィーネ(私の腕と足は、完全に拘束されていた)
ヴィーネ(…できるなら、目を覚ましたくなかった)
ヴィーネ(でも…ガヴを悲しませる方が、私にとっては嫌だったのかもしれない)
……………………………………
………………
ガヴリール「…ネ。………ヴィーネ」
ヴィーネ「………ん……」
ガヴリール「ヴィーネ!……よかった。ずっと目を覚まさないから心配したよ」
ヴィーネ「………ガヴ」
ヴィーネ(私の腕と足は、完全に拘束されていた)
ヴィーネ(…できるなら、目を覚ましたくなかった)
ヴィーネ(でも…ガヴを悲しませる方が、私にとっては嫌だったのかもしれない)
7: ◆3S8EZrcwro 2018/04/05(木) 16:42:18.24 ID:DPCegrI+0
ヴィーネ(ガヴの目は、完全に光が失われていた)
ガヴリール「ヴィーネを、やっと手に入れることが出来た…」
ガヴリール「もう離さない。ずっと一緒にいよう」
ガヴリール「この家で、ずっ………………とな」
ガヴリール「学校も魔界にももう戻らなくていい」
ガヴリール「…………ヴィーネ………」ギュッ
ヴィーネ「……ガヴ………」
ヴィーネ(……拒否、出来なかった)
ヴィーネ(私がガヴをこうさせてしまったんだ。だから責任を取りたかった)
ヴィーネ(それに今のガヴは、何をするか分からないから)
ガヴリール「ヴィーネを、やっと手に入れることが出来た…」
ガヴリール「もう離さない。ずっと一緒にいよう」
ガヴリール「この家で、ずっ………………とな」
ガヴリール「学校も魔界にももう戻らなくていい」
ガヴリール「…………ヴィーネ………」ギュッ
ヴィーネ「……ガヴ………」
ヴィーネ(……拒否、出来なかった)
ヴィーネ(私がガヴをこうさせてしまったんだ。だから責任を取りたかった)
ヴィーネ(それに今のガヴは、何をするか分からないから)
8: ◆3S8EZrcwro 2018/04/05(木) 16:44:15.26 ID:DPCegrI+0
ガヴリール「ヴィーネ、ご飯出来たぞ。私が全部食べさせてあげるからな」
ヴィーネ「……うん」
ヴィーネ(あれから数日経った。ガヴは、周りの家事を全てやってくれるようになった。荷物も私の家から運んでくれていた)
ヴィーネ(サターニャとラフィエルが何度もドアの前に訪問してきたけれど、その間ガヴはまるで聞こえてないかのように無視して私を抱きしめていた)
ヴィーネ「……うん」
ヴィーネ(あれから数日経った。ガヴは、周りの家事を全てやってくれるようになった。荷物も私の家から運んでくれていた)
ヴィーネ(サターニャとラフィエルが何度もドアの前に訪問してきたけれど、その間ガヴはまるで聞こえてないかのように無視して私を抱きしめていた)
9: ◆3S8EZrcwro 2018/04/05(木) 16:45:29.99 ID:DPCegrI+0
ガヴリール「ヴィーネ、一緒にお風呂入ろう」
ヴィーネ「ええ」
ヴィーネ(数週間経った。ガヴは、お風呂の時やトイレの時は拘束を解いてくれるようになった)
ヴィーネ(二人の訪問も、日に日に少なくなっていった)
ヴィーネ(……ふたり、って………誰だっただろう)
ヴィーネ(とても大切な人だったはずなのに…思い出せなくなった)
ヴィーネ「ええ」
ヴィーネ(数週間経った。ガヴは、お風呂の時やトイレの時は拘束を解いてくれるようになった)
ヴィーネ(二人の訪問も、日に日に少なくなっていった)
ヴィーネ(……ふたり、って………誰だっただろう)
ヴィーネ(とても大切な人だったはずなのに…思い出せなくなった)
10: ◆3S8EZrcwro 2018/04/05(木) 16:47:05.85 ID:DPCegrI+0
>>8訂正
ヴィーネ(サターニャとラフィエルが何度もドアの前に訪問してきたけれど、その間ガヴはまるで聞こえてないかのように無視して私を抱きしめていた) ✕
ヴィーネ(サターニャとラフィが何度もドアの前に訪問してきたけれど、その間ガヴはまるで聞こえてないかのように無視して私を抱きしめていた)〇
ヴィーネ(サターニャとラフィエルが何度もドアの前に訪問してきたけれど、その間ガヴはまるで聞こえてないかのように無視して私を抱きしめていた) ✕
ヴィーネ(サターニャとラフィが何度もドアの前に訪問してきたけれど、その間ガヴはまるで聞こえてないかのように無視して私を抱きしめていた)〇
11: ◆3S8EZrcwro 2018/04/05(木) 16:47:39.93 ID:DPCegrI+0
ガヴリール「ヴィーネ、ぎゅってしよ」
ヴィーネ「……うんっ」
ヴィーネ(一ヶ月経っただろうか。でもそんなことはどうでもよかった)
ヴィーネ(私にはガヴがいるのだから)
ヴィーネ「ガヴ……大好き//」ギュゥゥ
ガヴリール「ヴィーネ……私も、ヴィーネが大好きだよ//」
ヴィーネ「……うんっ」
ヴィーネ(一ヶ月経っただろうか。でもそんなことはどうでもよかった)
ヴィーネ(私にはガヴがいるのだから)
ヴィーネ「ガヴ……大好き//」ギュゥゥ
ガヴリール「ヴィーネ……私も、ヴィーネが大好きだよ//」
12: ◆3S8EZrcwro 2018/04/05(木) 16:49:33.06 ID:DPCegrI+0
ヴィーネ(そしてだんだん私は、ガヴリールが私のそばからいなくなることを極端に恐れるようになった)
ガヴリール「…ちょっと、買い出し行かないとな…」
ガヴリール「ヴィーネ、家にいてくれないか?」
ヴィーネ「えっ……」
ヴィーネ「い、嫌だ……置いていかないでよ、ガヴ……!」
ガヴリール「すぐ帰ってくるから、大丈夫だって」
ヴィーネ「ガヴ、お願い…お願いだからぁ………ガヴ、一緒にいさせてよ……」グスッ
ガヴリール「ヴィーネは、甘えん坊だな……わかった、一緒に行くか」ニコ
ヴィーネ「うん……!」
ヴィーネ(ガヴといつも一緒にいないと、私がどうにかなりそうだった)
ガヴリール「…ちょっと、買い出し行かないとな…」
ガヴリール「ヴィーネ、家にいてくれないか?」
ヴィーネ「えっ……」
ヴィーネ「い、嫌だ……置いていかないでよ、ガヴ……!」
ガヴリール「すぐ帰ってくるから、大丈夫だって」
ヴィーネ「ガヴ、お願い…お願いだからぁ………ガヴ、一緒にいさせてよ……」グスッ
ガヴリール「ヴィーネは、甘えん坊だな……わかった、一緒に行くか」ニコ
ヴィーネ「うん……!」
ヴィーネ(ガヴといつも一緒にいないと、私がどうにかなりそうだった)
13: ◆3S8EZrcwro 2018/04/05(木) 16:53:23.55 ID:DPCegrI+0
ヴィーネ(あれからどれくらい経っただろう。もう、思い出せない)
ヴィーネ(私たちは、一緒に家事を行うようになった)
ヴィーネ(一緒にネトゲをして、一緒にお風呂に入って、一緒に買い物に行って)
ヴィーネ(キスして、抱き合って、お互いがお互いを求めあって)
ヴィーネ(仕送りはガヴがちょっとずつ更生していっていることと、私が堕ちた生活を送ることによって増えていく一方で、生活には困らなくなっていた)
ヴィーネ(私たちは幸せな毎日を送れている)
ガヴリール「ヴィーネ、ずっと一緒にいよう」
ヴィーネ「うん。ガヴも私とずっと一緒にいてね」
ガヴリール「ああ、当たり前だろ」ニコ
ヴィーネ「ふふっ」ニコ
お わ り
ヴィーネ(私たちは、一緒に家事を行うようになった)
ヴィーネ(一緒にネトゲをして、一緒にお風呂に入って、一緒に買い物に行って)
ヴィーネ(キスして、抱き合って、お互いがお互いを求めあって)
ヴィーネ(仕送りはガヴがちょっとずつ更生していっていることと、私が堕ちた生活を送ることによって増えていく一方で、生活には困らなくなっていた)
ヴィーネ(私たちは幸せな毎日を送れている)
ガヴリール「ヴィーネ、ずっと一緒にいよう」
ヴィーネ「うん。ガヴも私とずっと一緒にいてね」
ガヴリール「ああ、当たり前だろ」ニコ
ヴィーネ「ふふっ」ニコ
お わ り
引用元: ・ガヴリール「ヴィーネ……」ヴィーネ「なに、ガヴ」
ヴィーネ「ガヴ…………」 ガヴリール「なに、ヴィーネ」
2020-10-25
1: ◆3S8EZrcwro 2018/04/03(火) 02:09:36.96 ID:gLArRgsb0
ヴィーネ「ガヴ…………」
ガヴリール「なに、ヴィーネ」
ヴィーネ「ねえ……どうしてサターニャやラフィ、友達と楽しそうに話すの?」ハイライトオフ
ガヴリール「え?」
ヴィーネ「どうしてよ!?」バン!
ガヴリール「ちょ、ちょっとヴィーネ、どうしたんだよ」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1522688976
ガヴリール「なに、ヴィーネ」
ヴィーネ「ねえ……どうしてサターニャやラフィ、友達と楽しそうに話すの?」ハイライトオフ
ガヴリール「え?」
ヴィーネ「どうしてよ!?」バン!
ガヴリール「ちょ、ちょっとヴィーネ、どうしたんだよ」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1522688976
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2: ◆3S8EZrcwro 2018/04/03(火) 02:11:50.21 ID:gLArRgsb0
ヴィーネ「なんで!なんで私だけを見てくれないの!!」
ガヴリール「お、落ち着けってヴィーネ!」
ヴィーネ「落ち着けないわよ!!」ドンッ
ガヴリール「ひぃっ!?」ドサッ
ヴィーネ「………ねえ、ガヴ」
ガヴリール(なんだ…?急に押し倒されたと思ったら今度は落ち着いて話し出した…)
ヴィーネ「私たちは朝ごはんを一緒に食べて登校して…学校では隣で勉強して話して私と一緒にお昼食べて…一緒に帰って、晩御飯も一緒に食べている。そうよね?」
ガヴリール「う、うん」
ヴィーネ「それって…」
ヴィーネ「私たちは恋人同士のようなものでしょう?」
ガヴリール「…は?」
ガヴリール「お、落ち着けってヴィーネ!」
ヴィーネ「落ち着けないわよ!!」ドンッ
ガヴリール「ひぃっ!?」ドサッ
ヴィーネ「………ねえ、ガヴ」
ガヴリール(なんだ…?急に押し倒されたと思ったら今度は落ち着いて話し出した…)
ヴィーネ「私たちは朝ごはんを一緒に食べて登校して…学校では隣で勉強して話して私と一緒にお昼食べて…一緒に帰って、晩御飯も一緒に食べている。そうよね?」
ガヴリール「う、うん」
ヴィーネ「それって…」
ヴィーネ「私たちは恋人同士のようなものでしょう?」
ガヴリール「…は?」
3: ◆3S8EZrcwro 2018/04/03(火) 02:14:10.71 ID:gLArRgsb0
ヴィーネ「だったらガヴに私以外の人間は必要ないわよね?」
ヴィーネ「誰にも邪魔させない。私のガヴには誰も関わってほしくない」
ヴィーネ「私さえいれば、ガヴは生きていける」
ヴィーネ「友達作りも部活もバイトも必要ない」
ヴィーネ「なのに、どうしてガヴは私以外のやつとおしゃべりするの?笑っているの?」
ヴィーネ「理解できない」
ヴィーネ「ど う し て な の ガ ヴ ?」
ガヴリール(……)ガクガクブルブル
ヴィーネ「誰にも邪魔させない。私のガヴには誰も関わってほしくない」
ヴィーネ「私さえいれば、ガヴは生きていける」
ヴィーネ「友達作りも部活もバイトも必要ない」
ヴィーネ「なのに、どうしてガヴは私以外のやつとおしゃべりするの?笑っているの?」
ヴィーネ「理解できない」
ヴィーネ「ど う し て な の ガ ヴ ?」
ガヴリール(……)ガクガクブルブル
4: ◆3S8EZrcwro 2018/04/03(火) 02:15:12.81 ID:gLArRgsb0
ガヴリール「ちょ、ちょっと待てヴィーネ!」
ガヴリール「元から私たちの関係って恋人とかそういうのじゃないだろ」
ヴィーネ「…………え……?」
ガヴリール「え、じゃねーよ」
ヴィーネ「…………」
ガヴリール(あれ?……なんか…やばい気がするな)
ガヴリール「元から私たちの関係って恋人とかそういうのじゃないだろ」
ヴィーネ「…………え……?」
ガヴリール「え、じゃねーよ」
ヴィーネ「…………」
ガヴリール(あれ?……なんか…やばい気がするな)
5: ◆3S8EZrcwro 2018/04/03(火) 02:16:14.71 ID:gLArRgsb0
ヴィーネ「……して…………のに」
ガヴリール「え?」
ヴィーネ「私はこんなにもガヴを愛しているのに……………?????」
ヴィーネ「あ い し て い る の に ! !」ガシィッ
ガヴリール「ぐぁっ……やめ………」
ヴィーネ「私のことを嫌いなの!!?ねえ!!!!!」ググググググググ
ガヴリール「ヴぃー………ねぇ………」
ヴィーネ「私は好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きでたまらないのに!!!!!!!」ググググググググ
ガヴリール(……まずい…………いしきが……)
ガヴリール「え?」
ヴィーネ「私はこんなにもガヴを愛しているのに……………?????」
ヴィーネ「あ い し て い る の に ! !」ガシィッ
ガヴリール「ぐぁっ……やめ………」
ヴィーネ「私のことを嫌いなの!!?ねえ!!!!!」ググググググググ
ガヴリール「ヴぃー………ねぇ………」
ヴィーネ「私は好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きでたまらないのに!!!!!!!」ググググググググ
ガヴリール(……まずい…………いしきが……)
6: ◆3S8EZrcwro 2018/04/03(火) 02:17:04.19 ID:gLArRgsb0
ガヴリール「かハ…………や゛め……………………」
ヴィーネ「ガヴは悪い子……悪い子には、お仕置きが必要よね?」ググググググググ
ガヴリール「」ジタバタ
ヴィーネ「あは、は、はは、っはあはっはあ!!ガヴ、ガヴ、ガヴ、ガヴ!!!!」
ガヴリール「」ジタバタジタバタ
ヴィーネ「あははっ………!!!苦しい!!?苦しいのガヴ!!????ガヴ!?ねえ!!!」
ガヴリール(…ヴィーネ……やめてよぉ………)グスッ
ヴィーネ「ガヴは悪い子……悪い子には、お仕置きが必要よね?」ググググググググ
ガヴリール「」ジタバタ
ヴィーネ「あは、は、はは、っはあはっはあ!!ガヴ、ガヴ、ガヴ、ガヴ!!!!」
ガヴリール「」ジタバタジタバタ
ヴィーネ「あははっ………!!!苦しい!!?苦しいのガヴ!!????ガヴ!?ねえ!!!」
ガヴリール(…ヴィーネ……やめてよぉ………)グスッ
7: ◆3S8EZrcwro 2018/04/03(火) 02:17:56.08 ID:gLArRgsb0
ヴィーネ「……!」パッ
ガヴリール「ゲホッゲホッゲホッ!!!う゛ぇっ…………」
ガヴリール「はぁ、、はぁ、はぁ」
ガヴリール「………うぅっ……うぇ………」ボロボロ
ヴィーネ「………ぁ………ガヴ……」
ガヴリール「ヴぃーね……なんでこんなことすんだよぉ………」ボロボロ
ヴィーネ「」
ヴィーネ「ぁあああぁぁぁぁっあああぁぁ!!!!」ダキッ
ガヴリール「ひぃぃぃぃぃっ!!!!!」
ガヴリール「ゲホッゲホッゲホッ!!!う゛ぇっ…………」
ガヴリール「はぁ、、はぁ、はぁ」
ガヴリール「………うぅっ……うぇ………」ボロボロ
ヴィーネ「………ぁ………ガヴ……」
ガヴリール「ヴぃーね……なんでこんなことすんだよぉ………」ボロボロ
ヴィーネ「」
ヴィーネ「ぁあああぁぁぁぁっあああぁぁ!!!!」ダキッ
ガヴリール「ひぃぃぃぃぃっ!!!!!」
8: ◆3S8EZrcwro 2018/04/03(火) 02:18:35.69 ID:gLArRgsb0
ガヴリール「や、やめろ!!離せ!!」ガクブル
ヴィーネ「ああ、私……なんてことをしたの」ギュゥゥ
ガヴリール(怖い…怖いよぉ………誰か助けてよぉ………姉さん………サターニャ………ラフィエル……)ボロボロ
ヴィーネ「ごめんなさいガヴ…」
ヴィーネ「嫌わないで………怖がらないで………お願いします…ごめんなさいごめんなさい………違うの、ガヴ……」グスッ
ヴィーネ「私にはガヴしかいないの……………………」ボロボロ
ガヴリール(………ヴィーネ……)
ヴィーネ「ああ、私……なんてことをしたの」ギュゥゥ
ガヴリール(怖い…怖いよぉ………誰か助けてよぉ………姉さん………サターニャ………ラフィエル……)ボロボロ
ヴィーネ「ごめんなさいガヴ…」
ヴィーネ「嫌わないで………怖がらないで………お願いします…ごめんなさいごめんなさい………違うの、ガヴ……」グスッ
ヴィーネ「私にはガヴしかいないの……………………」ボロボロ
ガヴリール(………ヴィーネ……)
9: ◆3S8EZrcwro 2018/04/03(火) 02:19:15.38 ID:gLArRgsb0
ガヴリール「ヴィーネ…まず、離れて」
ヴィーネ「…………が、ガヴ………」
ガヴリール「じゃないと話さない…」
ヴィーネ「は、はい」パッ
ガヴリール「………」
ヴィーネ「………」
ヴィーネ「…………が、ガヴ………」
ガヴリール「じゃないと話さない…」
ヴィーネ「は、はい」パッ
ガヴリール「………」
ヴィーネ「………」
10: ◆3S8EZrcwro 2018/04/03(火) 02:19:54.94 ID:gLArRgsb0
ガヴリール「まず、私は…みんなとも仲良くしたい」
ガヴリール「ラフィ、サターニャや委員長たちとも」
ヴィーネ「……うん」
ガヴリール「だから、ヴィーネだけに私を独占させるような……そんな約束はできない」
ヴィーネ「………うん、ごめん…私がどうかしてたんだわ……」ボロボロ
ガヴリール「な、泣くなよ」
ヴィーネ「だって……あと少しでガヴを殺してしまうところだったから……」ボロボロ
ガヴリール「私は生きてるから、もういいって」
ガヴリール「ラフィ、サターニャや委員長たちとも」
ヴィーネ「……うん」
ガヴリール「だから、ヴィーネだけに私を独占させるような……そんな約束はできない」
ヴィーネ「………うん、ごめん…私がどうかしてたんだわ……」ボロボロ
ガヴリール「な、泣くなよ」
ヴィーネ「だって……あと少しでガヴを殺してしまうところだったから……」ボロボロ
ガヴリール「私は生きてるから、もういいって」
11: ◆3S8EZrcwro 2018/04/03(火) 02:20:47.42 ID:gLArRgsb0
ガヴリール「次に……」
ガヴリール「ヴィーネ、そんな風にお前の気持ちを捻じ曲げたのは私だ」
ガヴリール「お前の気持ちに気づけなかった私の責任でもある」
ヴィーネ「…え」
ガヴリール「…だから…まあ、ヴィーネがいいなら、その……」
ガヴリール「私が責任取るから…//」
ヴィーネ「ガヴリール……//」ボロボロ
ガヴリール「だああ!もう泣くなよ!」
ヴィーネ「だってぇ………私……もう嫌われたのかと思って……」ボロボロ
ガヴリール「友達を嫌いになれるわけないだろ……////」
ヴィーネ(ガヴリールが天使に見える…)
ガヴリール「ヴィーネ、そんな風にお前の気持ちを捻じ曲げたのは私だ」
ガヴリール「お前の気持ちに気づけなかった私の責任でもある」
ヴィーネ「…え」
ガヴリール「…だから…まあ、ヴィーネがいいなら、その……」
ガヴリール「私が責任取るから…//」
ヴィーネ「ガヴリール……//」ボロボロ
ガヴリール「だああ!もう泣くなよ!」
ヴィーネ「だってぇ………私……もう嫌われたのかと思って……」ボロボロ
ガヴリール「友達を嫌いになれるわけないだろ……////」
ヴィーネ(ガヴリールが天使に見える…)
12: ◆3S8EZrcwro 2018/04/03(火) 02:21:32.35 ID:gLArRgsb0
ガヴリール「…本当に私でいいのかよ」
ヴィーネ「もちろん。私はガヴのことが好きだから」
ガヴリール「……そうか//」
ヴィーネ「ええ//」
ガヴリール「………」
ヴィーネ「………」
ガヴリール「……あのさ、ヴィーネ」
ヴィーネ「?」
ガヴリール「明日からも、よろしくな」
ヴィーネ「うんっ……」グスッ
ヴィーネ「もちろん。私はガヴのことが好きだから」
ガヴリール「……そうか//」
ヴィーネ「ええ//」
ガヴリール「………」
ヴィーネ「………」
ガヴリール「……あのさ、ヴィーネ」
ヴィーネ「?」
ガヴリール「明日からも、よろしくな」
ヴィーネ「うんっ……」グスッ
13: ◆3S8EZrcwro 2018/04/03(火) 02:22:16.37 ID:gLArRgsb0
…………………………………………………
ラフィエル「あらあら~…お二人が恋人になる時にそんなことがあったんですね」
ガヴリール「あの時のヴィーネは恐ろしかったな」
ヴィーネ「も、もうやめてよガヴ…恥ずかしいから//」
ガヴリール「ほいほい。ってもうこんな時間か……んじゃ、そろそろ帰るか」
ヴィーネ「そうね」
ラフィエル「では、また明日学校で」
ガヴリール「じゃあなー……あ、そういやさ」
ガヴリール「今日、サターニャのやつ休みだったよな。どうしたんだ、あいつ」
ヴィーネ「さあ…私もよく聞いてないのよね」
ラフィエル「あ、でしたら……」
ラフィエル「私が様子を見に行くので、お二人は先にお家へ帰っててください」ニコリ
ラフィエル「あらあら~…お二人が恋人になる時にそんなことがあったんですね」
ガヴリール「あの時のヴィーネは恐ろしかったな」
ヴィーネ「も、もうやめてよガヴ…恥ずかしいから//」
ガヴリール「ほいほい。ってもうこんな時間か……んじゃ、そろそろ帰るか」
ヴィーネ「そうね」
ラフィエル「では、また明日学校で」
ガヴリール「じゃあなー……あ、そういやさ」
ガヴリール「今日、サターニャのやつ休みだったよな。どうしたんだ、あいつ」
ヴィーネ「さあ…私もよく聞いてないのよね」
ラフィエル「あ、でしたら……」
ラフィエル「私が様子を見に行くので、お二人は先にお家へ帰っててください」ニコリ
14: ◆3S8EZrcwro 2018/04/03(火) 02:26:10.68 ID:gLArRgsb0
サターニャ宅
ラフィエル「サターニャさん、ただいま帰りました。いい子にしてましたか?」
サターニャ「……ガヴリールとヴィネットには手を出してないでしょうね」
ラフィエル「ええ、サターニャさんとの約束ですから」
サターニャ「……そう。ラフィエル、手錠を外してくれないかしら」
ラフィエル「…それよりも」
ラフィエル「ガヴちゃんとヴィーネさんの方が私より気になるなんて……」
サターニャ「っ!嫌よ…私が悪かったわ…!許してラフィエル……もうあんな事しないで……!!」
ラフィエル「お仕置きが……必要ですね♡」ニコォ
おわり
ラフィエル「サターニャさん、ただいま帰りました。いい子にしてましたか?」
サターニャ「……ガヴリールとヴィネットには手を出してないでしょうね」
ラフィエル「ええ、サターニャさんとの約束ですから」
サターニャ「……そう。ラフィエル、手錠を外してくれないかしら」
ラフィエル「…それよりも」
ラフィエル「ガヴちゃんとヴィーネさんの方が私より気になるなんて……」
サターニャ「っ!嫌よ…私が悪かったわ…!許してラフィエル……もうあんな事しないで……!!」
ラフィエル「お仕置きが……必要ですね♡」ニコォ
おわり
15: ◆3S8EZrcwro 2018/04/03(火) 02:32:25.13 ID:gLArRgsb0
もっとほのぼのしたのを書くつもりだったのです
次はちゃんとイチャイチャさせたい…
次はちゃんとイチャイチャさせたい…
引用元: ・ヴィーネ「ガヴ…………」 ガヴリール「なに、ヴィーネ」
サターニャ「わ、雨降ってきた…」
2020-10-22
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/19(月) 23:27:13.01 ID:KV0gj7MX0
サターニャ「傘持ってきてないのよね……どんどん強くなってきたし、どこかで雨宿り……」キョロキョロ
サターニャ「する場所ないわ……走りましょう」タッタッタッ
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1521469632
サターニャ「する場所ないわ……走りましょう」タッタッタッ
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1521469632
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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/19(月) 23:29:30.21 ID:KV0gj7MX0
サターニャ「あ、あそこの公園に屋根あるところがあるわね……仕方ないわ、誰かいるけど……ん?」
ラフィエル「あれっ、サターニャさんではないですか」
サターニャ「ひぃっ!? ラフィエル!」
ラフィエル「濡れてしまいますから、早くこちらへ」
サターニャ「で、でもあんた何してくるか分かんないし……!」
ラフィエル「濡れて帰ったら風邪引きますよ」
サターニャ「ぐ…………」
サターニャ「し、仕方ないわね……ま、大悪魔は風邪なんて引かないけど…」スタスタ
ラフィエル「…ふふっ」ニコリ
サターニャ「!? なんか今ニヤっとしなかった!?」
ラフィエル「いえいえ♪」ニコニコ
サターニャ「…………ま、いいわ」
ラフィエル「あれっ、サターニャさんではないですか」
サターニャ「ひぃっ!? ラフィエル!」
ラフィエル「濡れてしまいますから、早くこちらへ」
サターニャ「で、でもあんた何してくるか分かんないし……!」
ラフィエル「濡れて帰ったら風邪引きますよ」
サターニャ「ぐ…………」
サターニャ「し、仕方ないわね……ま、大悪魔は風邪なんて引かないけど…」スタスタ
ラフィエル「…ふふっ」ニコリ
サターニャ「!? なんか今ニヤっとしなかった!?」
ラフィエル「いえいえ♪」ニコニコ
サターニャ「…………ま、いいわ」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/19(月) 23:31:15.70 ID:KV0gj7MX0
サターニャ「しっかしすごいわねー、雨」
ラフィエル「ですねー……天気予報は曇りだったんですが」
サターニャ「これ止むのかしら…」
ラフィエル「まあまあ、止むまで待てばいいじゃないですか」
サターニャ「どういう発想なのよ」
ラフィエル「かの家康様のような…」
サターニャ「それとは違うでしょ」
ラフィエル「では……止まぬなら、止ませてみせましょうか?」
サターニャ「そんなことできるの!?」
ラフィエル「ええと……」
ラフィエル「……」チラ
サターニャ「……?」
ラフィエル「……まさか、できませんよそんなこと」
サターニャ「まあ、そうよねー……」
ラフィエル「ですねー……天気予報は曇りだったんですが」
サターニャ「これ止むのかしら…」
ラフィエル「まあまあ、止むまで待てばいいじゃないですか」
サターニャ「どういう発想なのよ」
ラフィエル「かの家康様のような…」
サターニャ「それとは違うでしょ」
ラフィエル「では……止まぬなら、止ませてみせましょうか?」
サターニャ「そんなことできるの!?」
ラフィエル「ええと……」
ラフィエル「……」チラ
サターニャ「……?」
ラフィエル「……まさか、できませんよそんなこと」
サターニャ「まあ、そうよねー……」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/19(月) 23:32:35.88 ID:KV0gj7MX0
サターニャ「あー……早く止まないかしら」
ラフィエル「まあまあ、雨が降っているから起こる良いことだってありますよ」
サターニャ「ないでしょそんなの」
ラフィエル「ありますよー? たとえば…………あっ」
サターニャ「ん?」
ラフィエル「……良いこと、ありますね」
サターニャ「だからそれがなんなのかって聞いてんのよ」
ラフィエル「それはちょっと、恥ずかしくて言えないですねー……♪」
サターニャ「恥ずかしい?どういうことよ……」
ラフィエル「まあまあ、雨が降っているから起こる良いことだってありますよ」
サターニャ「ないでしょそんなの」
ラフィエル「ありますよー? たとえば…………あっ」
サターニャ「ん?」
ラフィエル「……良いこと、ありますね」
サターニャ「だからそれがなんなのかって聞いてんのよ」
ラフィエル「それはちょっと、恥ずかしくて言えないですねー……♪」
サターニャ「恥ずかしい?どういうことよ……」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/19(月) 23:35:36.72 ID:KV0gj7MX0
ラフィエル「いえいえ、なんでもありませんよ♪」
ラフィエル「ところで、せっかくですし何か暇潰しでもしませんか?」
サターニャ「暇潰し?しりとりとか?」
ラフィエル「下界的には何が定番なんでしょうかね? 割り箸?それとも古今東西とか?」
サターニャ「古今東西ってなに?」
ラフィエル「お題を決めて……たとえば、ええと……人間界に来て良かったこと、とかでいいですかね」
ラフィエル「そしたらそれを順番に、リズムに乗って言っていくんです。言葉に詰まったり答えになっていないことを言ってしまったら負けです」
サターニャ「へえ、よくそんなの知ってるわね」
ラフィエル「まあこちらに来る前に色々調べましたからね~」
ラフィエル「ところで、せっかくですし何か暇潰しでもしませんか?」
サターニャ「暇潰し?しりとりとか?」
ラフィエル「下界的には何が定番なんでしょうかね? 割り箸?それとも古今東西とか?」
サターニャ「古今東西ってなに?」
ラフィエル「お題を決めて……たとえば、ええと……人間界に来て良かったこと、とかでいいですかね」
ラフィエル「そしたらそれを順番に、リズムに乗って言っていくんです。言葉に詰まったり答えになっていないことを言ってしまったら負けです」
サターニャ「へえ、よくそんなの知ってるわね」
ラフィエル「まあこちらに来る前に色々調べましたからね~」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/19(月) 23:43:26.93 ID:KV0gj7MX0
ラフィエル「やります?」
サターニャ「まあいいけど……もっと大人数でやるものじゃないの?」
ラフィエル「そうですけど、まあ暇潰しですから」
サターニャ「うーん……」
ラフィエル「あ、じゃあにらめっこやりませんか?私得意なんですよ」
サターニャ「にらめっこ?えー……」
ラフィエル「サターニャさん、大悪魔たるもの勝負は受けなくては…」
サターニャ「あんた大悪魔って言えばなんでも騙されると思ってるでしょ」
ラフィエル「違うんですか?」
サターニャ「ちが……いや、違うわよ」
ラフィエル「少しは自覚あるんですね」
サターニャ「うるさいわね」
サターニャ「まあいいけど……もっと大人数でやるものじゃないの?」
ラフィエル「そうですけど、まあ暇潰しですから」
サターニャ「うーん……」
ラフィエル「あ、じゃあにらめっこやりませんか?私得意なんですよ」
サターニャ「にらめっこ?えー……」
ラフィエル「サターニャさん、大悪魔たるもの勝負は受けなくては…」
サターニャ「あんた大悪魔って言えばなんでも騙されると思ってるでしょ」
ラフィエル「違うんですか?」
サターニャ「ちが……いや、違うわよ」
ラフィエル「少しは自覚あるんですね」
サターニャ「うるさいわね」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/19(月) 23:45:55.70 ID:KV0gj7MX0
サターニャ「にしても全然雨止まないわね……」
ラフィエル「ガヴちゃん達に傘持ってきてもらいましょうか」
サターニャ「なんで私がガヴリールの力なんか借りなきゃなんないのよ」
ラフィエル「そうですか、では一本でいいと伝えておきますね」
サターニャ「あっいや、呼ぶなら私の分も用意しなさいよ!」
ラフィエル「ガヴちゃん達に傘持ってきてもらいましょうか」
サターニャ「なんで私がガヴリールの力なんか借りなきゃなんないのよ」
ラフィエル「そうですか、では一本でいいと伝えておきますね」
サターニャ「あっいや、呼ぶなら私の分も用意しなさいよ!」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/19(月) 23:49:03.27 ID:KV0gj7MX0
ラフィエル「少し待ってみて、止まなさそうなら連絡してみましょうか」
サターニャ「そうね……」
サターニャ「はぁー…」サスサス
ラフィエル「冷えちゃいますよねー……」
サターニャ「寒いわよね……」
ラフィエル「……おしくらまんじゅうします?」
サターニャ「なにそれ?」
ラフィエル「むこう向いてください」
サターニャ「こう?」クルッ
ラフィエル「そしたらこうやって背中を合わせてですね」
ラフィエル「お~しくらまんじゅう~♪」ドンッ
サターニャ「痛っ!ちょっと、何するのよ!」
ラフィエル「押し合うんですよ、サターニャさんも」
サターニャ「そうなの?」グイッグイッ
ラフィエル「本来は円の中に入って押し合って、円から押し出されてしまったら負けなんですが」
ラフィエル「体を暖める時にやったりもします、と言っても最近はあまり聞かないようですが」
サターニャ「へえ…」
ラフィエル「今回は屋根のあるところから出たら負けにしましょうか」
サターニャ「濡れるじゃないの」
サターニャ「そうね……」
サターニャ「はぁー…」サスサス
ラフィエル「冷えちゃいますよねー……」
サターニャ「寒いわよね……」
ラフィエル「……おしくらまんじゅうします?」
サターニャ「なにそれ?」
ラフィエル「むこう向いてください」
サターニャ「こう?」クルッ
ラフィエル「そしたらこうやって背中を合わせてですね」
ラフィエル「お~しくらまんじゅう~♪」ドンッ
サターニャ「痛っ!ちょっと、何するのよ!」
ラフィエル「押し合うんですよ、サターニャさんも」
サターニャ「そうなの?」グイッグイッ
ラフィエル「本来は円の中に入って押し合って、円から押し出されてしまったら負けなんですが」
ラフィエル「体を暖める時にやったりもします、と言っても最近はあまり聞かないようですが」
サターニャ「へえ…」
ラフィエル「今回は屋根のあるところから出たら負けにしましょうか」
サターニャ「濡れるじゃないの」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/19(月) 23:54:24.08 ID:KV0gj7MX0
ラフィエル「ふふ、冗談です♪」
サターニャ「そうじゃなくても寒いんだから……」
ラフィエル「あ、いいこと思いつきました」
サターニャ「なに?」
ラフィエル「こうすれば暖まりますよ♪」ギュッ
サターニャ「ちょっ、何するのよ!///」バッ
ラフィエル「あ、そんなに離れると濡れますよ……!」
サターニャ「えっ……あーー!?」
サターニャ「そうじゃなくても寒いんだから……」
ラフィエル「あ、いいこと思いつきました」
サターニャ「なに?」
ラフィエル「こうすれば暖まりますよ♪」ギュッ
サターニャ「ちょっ、何するのよ!///」バッ
ラフィエル「あ、そんなに離れると濡れますよ……!」
サターニャ「えっ……あーー!?」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/19(月) 23:57:16.48 ID:KV0gj7MX0
サターニャ「……って、あれ?濡れてない……」
サターニャ「なんだ、もう止んでたのね」ホッ
ラフィエル「本当ですね、いつの間に……」
サターニャ「やっと帰れるわ…」
ラフィエル(……ふふ、本当はもう少し一緒にいたかったですけど…)
サターニャ「ん?ラフィエル、今何か言った?」
ラフィエル「えっ!? あ、あぁいえ、何も…」
サターニャ「ふーん、そう?」
ラフィエル(口に出て……き、気をつけなければ……)
サターニャ「じゃあ今のうちに帰りましょうか、またいつ降ってくるかわかんないし」
ラフィエル「そうですね、私も帰ります。サターニャさんの家に」
サターニャ「自分の家に帰りなさいよ」
サターニャ「なんだ、もう止んでたのね」ホッ
ラフィエル「本当ですね、いつの間に……」
サターニャ「やっと帰れるわ…」
ラフィエル(……ふふ、本当はもう少し一緒にいたかったですけど…)
サターニャ「ん?ラフィエル、今何か言った?」
ラフィエル「えっ!? あ、あぁいえ、何も…」
サターニャ「ふーん、そう?」
ラフィエル(口に出て……き、気をつけなければ……)
サターニャ「じゃあ今のうちに帰りましょうか、またいつ降ってくるかわかんないし」
ラフィエル「そうですね、私も帰ります。サターニャさんの家に」
サターニャ「自分の家に帰りなさいよ」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/20(火) 00:00:27.75 ID:xLYvMPFO0
ガヴリール「急な雨だったな……引きこもりでよかった」
ヴィーネ「何もよくないわよ」
おわり
ヴィーネ「何もよくないわよ」
おわり
引用元: ・サターニャ「わ、雨降ってきた…」
ガヴリール「神足通で学校へ…」
2020-10-18
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/28(水) 18:09:23.07 ID:XrmfHymA0
― とある朝 ―
ヴィーネ「ガヴ、学校に遅れるわよ?」ドンドン
ガヴリール「着替えに時間が掛かりそうだから、先に行ってくれ!」
ヴィーネ「しょうがないわね。先に行くけど、ちゃんと後から来るのよ!!」
ガヴリール「わかってるって…。」
~20分後~
ガヴリール「着替えと準備は終わったけど、学校まで歩いて行くのが何か面倒だな。」
ガヴリール「いいや、神足通で教室まで移動しよう。久しぶりに使うけど、まっ、大丈夫だろう…」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1519808962
ヴィーネ「ガヴ、学校に遅れるわよ?」ドンドン
ガヴリール「着替えに時間が掛かりそうだから、先に行ってくれ!」
ヴィーネ「しょうがないわね。先に行くけど、ちゃんと後から来るのよ!!」
ガヴリール「わかってるって…。」
~20分後~
ガヴリール「着替えと準備は終わったけど、学校まで歩いて行くのが何か面倒だな。」
ガヴリール「いいや、神足通で教室まで移動しよう。久しぶりに使うけど、まっ、大丈夫だろう…」
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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/28(水) 18:12:35.14 ID:XrmfHymA0
ガヴリール「神足通」
シーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
ガヴリール「あれっ? おかしい……なっ、ま…まさかっ!!?/////」サワサワッ
ガヴリール「………やっぱりっ///////」カアァァァーーッ
シーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
ガヴリール「あれっ? おかしい……なっ、ま…まさかっ!!?/////」サワサワッ
ガヴリール「………やっぱりっ///////」カアァァァーーッ
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/28(水) 18:21:53.83 ID:XrmfHymA0
…その頃、学校では…
クラスメイト「あっ、月乃瀬さん、おはようー!」
ヴィーネ「おはよう。」
シュン
ヴィーネ「わぁっ、何っ?!」バサッ
ヴィーネ「何かの布切れかしら??」スッ
クラスメイト「つ、月乃瀬さん……っ!?//////」カアァーッ
ヴィーネ「へっ?」
クラスメイト「そ、それ……/////」スッ
ヴィーネ「えっ?」チラッ
ヴィーネ「っ!?//////」カアアァァー
クラスメイト「あっ、月乃瀬さん、おはようー!」
ヴィーネ「おはよう。」
シュン
ヴィーネ「わぁっ、何っ?!」バサッ
ヴィーネ「何かの布切れかしら??」スッ
クラスメイト「つ、月乃瀬さん……っ!?//////」カアァーッ
ヴィーネ「へっ?」
クラスメイト「そ、それ……/////」スッ
ヴィーネ「えっ?」チラッ
ヴィーネ「っ!?//////」カアアァァー
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/28(水) 19:20:22.28 ID:XrmfHymA0
…夕方…
― ガヴリールの家 ―
ガヴリール「恥ずかしい/// まさか、パンツだけ登校するとは……//////(前にもこういう事があったような気がする!!)」モゾモゾッ←毛布に包まってる。
ガヴリール「おかげで今日は登校出来なかった。ヴィーネになんてどやされるか……」モゾモゾッ
ドタドタドタドタッ
ガヴリール「んっ、何の音だ?」
ヴィーネ「ガヴゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーッ!!!!!」バタンッ
ガヴリール「わぁっ、ヴィーネっ!!?」ビクッ
ヴィーネ「あんた、また神足通使ったわねぇ!! おかげで私が恥かいたんだからぁーー!!!///」
― ガヴリールの家 ―
ガヴリール「恥ずかしい/// まさか、パンツだけ登校するとは……//////(前にもこういう事があったような気がする!!)」モゾモゾッ←毛布に包まってる。
ガヴリール「おかげで今日は登校出来なかった。ヴィーネになんてどやされるか……」モゾモゾッ
ドタドタドタドタッ
ガヴリール「んっ、何の音だ?」
ヴィーネ「ガヴゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーッ!!!!!」バタンッ
ガヴリール「わぁっ、ヴィーネっ!!?」ビクッ
ヴィーネ「あんた、また神足通使ったわねぇ!! おかげで私が恥かいたんだからぁーー!!!///」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/28(水) 19:32:26.01 ID:XrmfHymA0
ガヴリール「はぁっ、何だよいきなり!? しかも恥かいたって、どういうだよ?」
ヴィーネ「どうも事も、原因はこのパンツよっ///」スッ
ガヴリール「あぁーーっ、それはっ!?/////」
ヴィーネ「やっぱり、ガヴのだったのね!! あんたは以前、神足通を使って登校しようとした際に失敗して、パンツだけがうちのクラスのあんたの机の上に移動したことがあったから、今回の件もきっとそうだと思ったのよ…」
ガヴリール「あぁ……。まさか………」
ヴィーネ「そのまさかよ。前回のあんたの机の上だったけど、今回は私の頭の上に落ちてきたからびっくりしたわよ!? しかもクラスメイトの前でパンツを手に取ったから、そのせいで一時はクラス全員(サターニャは除いて)から下着泥棒とか、パンツを盗んだ変態とかってレッテルを貼られそうになったし!!!」
ヴィーネ「どうも事も、原因はこのパンツよっ///」スッ
ガヴリール「あぁーーっ、それはっ!?/////」
ヴィーネ「やっぱり、ガヴのだったのね!! あんたは以前、神足通を使って登校しようとした際に失敗して、パンツだけがうちのクラスのあんたの机の上に移動したことがあったから、今回の件もきっとそうだと思ったのよ…」
ガヴリール「あぁ……。まさか………」
ヴィーネ「そのまさかよ。前回のあんたの机の上だったけど、今回は私の頭の上に落ちてきたからびっくりしたわよ!? しかもクラスメイトの前でパンツを手に取ったから、そのせいで一時はクラス全員(サターニャは除いて)から下着泥棒とか、パンツを盗んだ変態とかってレッテルを貼られそうになったし!!!」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/28(水) 19:42:29.98 ID:XrmfHymA0
ガヴリール「その……なんか、すまん……」
ヴィーネ「はぁ、幾ら言ったってしょうがないし、もういいわよ。それより学校来なかったのもパンツだけ移動した事が恥ずかしかったからでしょ、また?」
ガヴリール「あぁ…。」
ヴィーネ「学校行く為だけに神足通を使うのはもう止めなさい。前回、今回と楽しようとするから恥ずかしい思いをするのよ…。(まぁ、今回はガヴだけでなく、私も恥ずかしい思いはしたしねぇ……)」
ガヴリール「じゃあ、なにで学校に行けばいいんだよ?」
ヴィーネ「自分の足で行きなさいよ!? ってか、今までだって足を使って行ってたじゃないの!!!」
ガヴリール「足も使うけど、急にめんどくさくなる時があるだろ? そういう時の為にな…」
ヴィーネ「アンタねぇ……」
ヴィーネ「はぁ、幾ら言ったってしょうがないし、もういいわよ。それより学校来なかったのもパンツだけ移動した事が恥ずかしかったからでしょ、また?」
ガヴリール「あぁ…。」
ヴィーネ「学校行く為だけに神足通を使うのはもう止めなさい。前回、今回と楽しようとするから恥ずかしい思いをするのよ…。(まぁ、今回はガヴだけでなく、私も恥ずかしい思いはしたしねぇ……)」
ガヴリール「じゃあ、なにで学校に行けばいいんだよ?」
ヴィーネ「自分の足で行きなさいよ!? ってか、今までだって足を使って行ってたじゃないの!!!」
ガヴリール「足も使うけど、急にめんどくさくなる時があるだろ? そういう時の為にな…」
ヴィーネ「アンタねぇ……」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/28(水) 20:06:51.60 ID:XrmfHymA0
…………………………………………
ガヴリール「つーう訳で、ラフィ」
ラフィエル「はい。」
ガヴリール「改めて、神足通のコツの伝授、よろしく頼む!」
ラフィエル「他ならぬガヴちゃんの頼みですし、いいですよ♪」
ヴィーネ(同じ天使のラフィから神足通のコツを教わろうとするなんて、流石に堕ちる所まで堕ちたわねぇ……ガヴは)
ガヴリール「つーう訳で、ラフィ」
ラフィエル「はい。」
ガヴリール「改めて、神足通のコツの伝授、よろしく頼む!」
ラフィエル「他ならぬガヴちゃんの頼みですし、いいですよ♪」
ヴィーネ(同じ天使のラフィから神足通のコツを教わろうとするなんて、流石に堕ちる所まで堕ちたわねぇ……ガヴは)
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/28(水) 20:21:03.80 ID:XrmfHymA0
ラフィエル「いいですか、ガヴちゃん? 神足通のコツはですね………」カクカクシカジカ
ガヴリール「うんうん、成る程な。」
ヴィーネ(で、本当に理解したのかしら??)
ラフィエル「では、さっそく実践してみましょう」
ガヴリール「よぉし、もう一度学校まで!!」
ヴィーネ「あ、あのさ、もう夕方なんだけど、今学校に行ってどうするのよっ!?」
ガヴリール「登校じゃなくて、練習の為だよ、行くのは!」
ヴィーネ「また失敗して変な事になったらどうする気よ!!」
ラフィエル「ヴィーネさん、神足通ならどこに行こうが、どこに出ようが、何かしらの支障が出た場合以外はここまで戻って来れますし、ご安心を!!!」
ヴィーネ「そ、そう。(今、何かしらの支障が出たって言ったような………)」
ガヴリール「うんうん、成る程な。」
ヴィーネ(で、本当に理解したのかしら??)
ラフィエル「では、さっそく実践してみましょう」
ガヴリール「よぉし、もう一度学校まで!!」
ヴィーネ「あ、あのさ、もう夕方なんだけど、今学校に行ってどうするのよっ!?」
ガヴリール「登校じゃなくて、練習の為だよ、行くのは!」
ヴィーネ「また失敗して変な事になったらどうする気よ!!」
ラフィエル「ヴィーネさん、神足通ならどこに行こうが、どこに出ようが、何かしらの支障が出た場合以外はここまで戻って来れますし、ご安心を!!!」
ヴィーネ「そ、そう。(今、何かしらの支障が出たって言ったような………)」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/28(水) 20:27:01.81 ID:XrmfHymA0
ガヴリール「神足通!」シュン
ヴィーネ「あっ、消えた!?」
ラフィエル「どうやら成功したようですね♪」
パサッ
ラフィヴィネ「「んっ?」」
ラフィエル「なんでしょうか、これ?」スッ
ヴィーネ「…………これ、ガヴの制服だわ」
ラフィエル「……………えっ?」
ラフィヴィネ「「……………ハッ、もしや(まさか)!!??/////」」
ヴィーネ「あっ、消えた!?」
ラフィエル「どうやら成功したようですね♪」
パサッ
ラフィヴィネ「「んっ?」」
ラフィエル「なんでしょうか、これ?」スッ
ヴィーネ「…………これ、ガヴの制服だわ」
ラフィエル「……………えっ?」
ラフィヴィネ「「……………ハッ、もしや(まさか)!!??/////」」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/28(水) 21:00:13.75 ID:XrmfHymA0
一方、学校では
ガヴリール「な、なんじゃこりゃああああぁぁぁーーーーーっ!!!???/////」カアアァァーーッ
ガヴリール「ど、どうして、わ、私は…丸裸っ……!?//////」フルフルッ
ガヴリール「そ、それより、だ、誰もいないよなぁっ!!。ってか、居たらマジで死ぬわ……///(大事なとこは謎の光でガードしたが、流石に見つかったらきついしなぁ!!)」
タッタッタッタッタ
ガヴリール「わっ、だ、誰か来るっ!!?///」ビクッ
ガヴリール「早く、早くどこかに隠れないと!?」アタフタッ
ガヴリール「な、なんじゃこりゃああああぁぁぁーーーーーっ!!!???/////」カアアァァーーッ
ガヴリール「ど、どうして、わ、私は…丸裸っ……!?//////」フルフルッ
ガヴリール「そ、それより、だ、誰もいないよなぁっ!!。ってか、居たらマジで死ぬわ……///(大事なとこは謎の光でガードしたが、流石に見つかったらきついしなぁ!!)」
タッタッタッタッタ
ガヴリール「わっ、だ、誰か来るっ!!?///」ビクッ
ガヴリール「早く、早くどこかに隠れないと!?」アタフタッ
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/28(水) 21:09:38.66 ID:XrmfHymA0
まち子「ふぅ、忘れ物、忘れ物…あらっ?」
ラフィエル「あっ、どうも♪」ニコリ
まち子「ど、どうも。えぇと、確か、別のクラスの白羽さんだったよね?」
ラフィエル「はい。そういう貴方は確か、こちらのクラスの委員長さんでしたよね? いつもガヴちゃん達からは話を伺っていますよ」
まち子「そ、そうなの。所で、白羽さんはどうしてここに?」
ラフィエル「実は、ヴィーネさんが忘れ物をしましてね…で、私がヴィーネさんに頼まれて代わりに取りに来たという訳でして」
まち子「へぇーっ! でも、月乃瀬さんが忘れ物だ、なんて珍しいわね」
ラフィエル「そうですね。あっ、そういう委員長さんはどうしてこちらに?」
まち子「私も忘れ物をね。部活中だったけど、それを思い出したから途中で取りにね…」
ラフィエル「そうでしたか。」
ラフィエル「あっ、どうも♪」ニコリ
まち子「ど、どうも。えぇと、確か、別のクラスの白羽さんだったよね?」
ラフィエル「はい。そういう貴方は確か、こちらのクラスの委員長さんでしたよね? いつもガヴちゃん達からは話を伺っていますよ」
まち子「そ、そうなの。所で、白羽さんはどうしてここに?」
ラフィエル「実は、ヴィーネさんが忘れ物をしましてね…で、私がヴィーネさんに頼まれて代わりに取りに来たという訳でして」
まち子「へぇーっ! でも、月乃瀬さんが忘れ物だ、なんて珍しいわね」
ラフィエル「そうですね。あっ、そういう委員長さんはどうしてこちらに?」
まち子「私も忘れ物をね。部活中だったけど、それを思い出したから途中で取りにね…」
ラフィエル「そうでしたか。」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/28(水) 21:14:41.81 ID:XrmfHymA0
まち子「あっ、部室に戻らないと…。白羽さん、さよなら!」
ラフィエル「はい、さよなら♪」ニコリ
タッタッタッタッタ
ラフィエル「ガヴちゃん、もういいですよ♪」
用具入れ『』ガチャ
ガヴリール「はぁー。助かったよ、ラフィ」
ラフィエル「いいえ。うふふっ!」ニコニコッ
ラフィエル「はい、さよなら♪」ニコリ
タッタッタッタッタ
ラフィエル「ガヴちゃん、もういいですよ♪」
用具入れ『』ガチャ
ガヴリール「はぁー。助かったよ、ラフィ」
ラフィエル「いいえ。うふふっ!」ニコニコッ
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/28(水) 21:27:28.64 ID:XrmfHymA0
~回想~
ガヴリール「早く、早くどこかに隠れないと!?」アタフタッ
シュン
ラフィエル「ガヴちゃん♡」ニコリ
ガヴリール「あっ、ラフィ。ハッ、こ、これはっ!?////」カアァーッ
ラフィエル「ふふふっ、分かってますよ。それより、早くこれを?」スッ
ガヴリール「おぉー、バスタオル! これを全身に巻けば…って、バスタオルで隠しただけじゃ意味ないだろ!?」
ラフィエル「それも分かってますよ♡ 慌てないで、この用具入れに隠れて下さい」スッ
ガヴリール「でも、もし用具入れに居る事がバレたらっ!?」
ラフィエル「大丈夫ですよ♪ その間、私がここに来る人と話して何とかガヴちゃんが見つからないように誤魔化しておきますから!」ニコリ
ガヴリール「そ、そうかっ!? 頼むぞ、ラフィ!!」ガチャ
バタンッ!!
~回想終了~
ガヴリール「早く、早くどこかに隠れないと!?」アタフタッ
シュン
ラフィエル「ガヴちゃん♡」ニコリ
ガヴリール「あっ、ラフィ。ハッ、こ、これはっ!?////」カアァーッ
ラフィエル「ふふふっ、分かってますよ。それより、早くこれを?」スッ
ガヴリール「おぉー、バスタオル! これを全身に巻けば…って、バスタオルで隠しただけじゃ意味ないだろ!?」
ラフィエル「それも分かってますよ♡ 慌てないで、この用具入れに隠れて下さい」スッ
ガヴリール「でも、もし用具入れに居る事がバレたらっ!?」
ラフィエル「大丈夫ですよ♪ その間、私がここに来る人と話して何とかガヴちゃんが見つからないように誤魔化しておきますから!」ニコリ
ガヴリール「そ、そうかっ!? 頼むぞ、ラフィ!!」ガチャ
バタンッ!!
~回想終了~
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/28(水) 21:36:29.59 ID:XrmfHymA0
ガヴリール「いやぁ、まさか委員長が来るとはなぁ…。でも、本当にラフィが神足通でここに来てくれたおかげで助かったよ!」
ラフィエル「いえいえ。こちらこそ、おかげで…ガヴちゃんの裸をこの目で拝むことが出来ましたので、お礼は結構ですよ♡」ニコリ
ガヴリール「なっ!?/////」カアァーッ
ラフィエル「うふふふっ。でも、まさか服や下着をその場に残して、自分だけをこちらに移動させるとは……ぷっくくく/////」プルプルッ
ガヴリール「くっ、くっそぅ!!/// 自分の失敗だから、言い返せねぇ…」
ラフィエル「いえいえ。こちらこそ、おかげで…ガヴちゃんの裸をこの目で拝むことが出来ましたので、お礼は結構ですよ♡」ニコリ
ガヴリール「なっ!?/////」カアァーッ
ラフィエル「うふふふっ。でも、まさか服や下着をその場に残して、自分だけをこちらに移動させるとは……ぷっくくく/////」プルプルッ
ガヴリール「くっ、くっそぅ!!/// 自分の失敗だから、言い返せねぇ…」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/01(木) 01:56:37.43 ID:2BAhP7qV0
~再びガヴリールの家~
ヴィーネ「ほらぁ、言わんこっちゃない!」
ガヴリール「くっ/// し、失敗はしたけど、次こそは!!」
ヴィーネ「懲りないわね。最初はパンツだけ、次は服と下着をその場に残して裸のアンタだけ……正直、今度は、髪の毛だけが移動したりしてね……」
ラフィエル「ぷっ。くくくっ/////」プルプルッ
ガヴリール「ってか、ラフィはさっきから笑い過ぎだろ!!」
ヴィーネ「ほらぁ、言わんこっちゃない!」
ガヴリール「くっ/// し、失敗はしたけど、次こそは!!」
ヴィーネ「懲りないわね。最初はパンツだけ、次は服と下着をその場に残して裸のアンタだけ……正直、今度は、髪の毛だけが移動したりしてね……」
ラフィエル「ぷっ。くくくっ/////」プルプルッ
ガヴリール「ってか、ラフィはさっきから笑い過ぎだろ!!」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/01(木) 02:10:54.82 ID:2BAhP7qV0
ラフィエル「では、次の実践としては、サターニャさんの家に移動してみてはいかがですか?」
ガヴリール「おいおい、なんであいつの家なんだよ?!」
ラフィエル「これも実践ですよ! 神足通について知っているのは、当然私たち天使。それと悪魔ではヴィーネさんにサターニャさんだけです。そして、サターニャさんは今ここにおらず、家にいるとしたら実践にはちょうどピッタリですし、神足通で家に乗り込んだとしても何も言わないと思いますよ!」
ヴィーネ「いや、怒鳴られる事は確かでしょうけど…。不法侵入に当たるし……」
ガヴリール「まぁ、私は何でもいいから、ラフィの言う通りサターニャの家まで神足通で移動するよ、もちろん実践としてな!」
ラフィエル「その意気です、ガヴちゃん!(さぁて、どんな面白い展開になるのでしょうか?///)」ドキドキッ
ラフィエル(あっ、どうせなら…♪♪///)ニヤニヤ
ガヴリール「おいおい、なんであいつの家なんだよ?!」
ラフィエル「これも実践ですよ! 神足通について知っているのは、当然私たち天使。それと悪魔ではヴィーネさんにサターニャさんだけです。そして、サターニャさんは今ここにおらず、家にいるとしたら実践にはちょうどピッタリですし、神足通で家に乗り込んだとしても何も言わないと思いますよ!」
ヴィーネ「いや、怒鳴られる事は確かでしょうけど…。不法侵入に当たるし……」
ガヴリール「まぁ、私は何でもいいから、ラフィの言う通りサターニャの家まで神足通で移動するよ、もちろん実践としてな!」
ラフィエル「その意気です、ガヴちゃん!(さぁて、どんな面白い展開になるのでしょうか?///)」ドキドキッ
ラフィエル(あっ、どうせなら…♪♪///)ニヤニヤ
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/01(木) 02:16:47.99 ID:2BAhP7qV0
ガヴリール「神足通!!」シュン
ヴィーネ「また消えたわ!?」
ラフィエル「さぁ、果たして成功したのでしょうか?」
ヴィーネ「下着もなければ服も残ってない……もしかして、今度はちゃんと成功したの、かな??」キョロキョロ
ラフィエル「では、私たちも後を追いましょう!! ヴィーネさん、私の体に掴まって下さい?」
ヴィーネ「わ、分かったわ。」ガシッ
ラフィエル「では、行きますよ。神足通!!」
シュン
ヴィーネ「また消えたわ!?」
ラフィエル「さぁ、果たして成功したのでしょうか?」
ヴィーネ「下着もなければ服も残ってない……もしかして、今度はちゃんと成功したの、かな??」キョロキョロ
ラフィエル「では、私たちも後を追いましょう!! ヴィーネさん、私の体に掴まって下さい?」
ヴィーネ「わ、分かったわ。」ガシッ
ラフィエル「では、行きますよ。神足通!!」
シュン
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/01(木) 02:21:27.75 ID:2BAhP7qV0
一方、サターニャの家では
ガヴリール「わああぁぁーーっ!!??」ヒューーーン
ゴチーーーーン!!!
ガヴリール「うぅっ……いててっ。何にぶつかったんだ?」ガバッ
サターニャ「」
ガヴリール「って、うおぉっ!!? サターニャ、いつの間に気絶してるんだよ!!」ビクッ
サターニャ「」シーン
ガヴリール「も、もしかして、さっきぶつかったのはサターニャの頭か!?」
ガヴリール「わああぁぁーーっ!!??」ヒューーーン
ゴチーーーーン!!!
ガヴリール「うぅっ……いててっ。何にぶつかったんだ?」ガバッ
サターニャ「」
ガヴリール「って、うおぉっ!!? サターニャ、いつの間に気絶してるんだよ!!」ビクッ
サターニャ「」シーン
ガヴリール「も、もしかして、さっきぶつかったのはサターニャの頭か!?」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/01(木) 02:30:40.33 ID:2BAhP7qV0
シュン
ラフィエル「はい、サターニャさんのお家に到着しました♪」
ヴィーネ「ガヴ、やっと成功したんだね!! 良かっt……って!?」ビクッ
サターニャ「」
ヴィーネ「なんで、サターニャが気絶してるのよ!? ガヴ、あんた何かしたっ!!?」
ガヴリール「あ、あぁ。簡単に言えば、神足通で辿り着いたのがこの部屋の一番上の天井辺りからで、そんでそのまま頭から落ちて、下に居たサターニャの頭と激突したみたいでさぁ…」
ヴィーネ「それで、サターニャは気絶していたのね…」
ガヴリール「ちなみに私は意外と石頭だったせいか、すぐに起きたけどな」
ヴィーネ「でも、サターニャもどうして避けなかったのかしら? まさか、来るとは思う内でしょうけど、あいつも悪魔だから、ガヴたちの出現には案外、敏感だと思ってはいたのにねぇ。」
ガヴリール「それが私にも分からんが、まぁあいつはバカだから、普通に反応が鈍ったからだろうけどさぁ…」
ラフィエル「はい、サターニャさんのお家に到着しました♪」
ヴィーネ「ガヴ、やっと成功したんだね!! 良かっt……って!?」ビクッ
サターニャ「」
ヴィーネ「なんで、サターニャが気絶してるのよ!? ガヴ、あんた何かしたっ!!?」
ガヴリール「あ、あぁ。簡単に言えば、神足通で辿り着いたのがこの部屋の一番上の天井辺りからで、そんでそのまま頭から落ちて、下に居たサターニャの頭と激突したみたいでさぁ…」
ヴィーネ「それで、サターニャは気絶していたのね…」
ガヴリール「ちなみに私は意外と石頭だったせいか、すぐに起きたけどな」
ヴィーネ「でも、サターニャもどうして避けなかったのかしら? まさか、来るとは思う内でしょうけど、あいつも悪魔だから、ガヴたちの出現には案外、敏感だと思ってはいたのにねぇ。」
ガヴリール「それが私にも分からんが、まぁあいつはバカだから、普通に反応が鈍ったからだろうけどさぁ…」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/01(木) 17:58:09.86 ID:2BAhP7qV0
ラフィエル(うふふっ♪)
~ガヴリールがサターニャの家に神足通で移動する前の事~
ラフィエル(もしもの時の為に身に付けたテレパシーでサターニャさんに……)
― サターニャの家 ―
サターニャ「さて、今日も魔界通販を見ようkラフィエル『サターニャさーーん♪』(心の声)
サターニャ「っ!!? その声はラフィエル!! あんたどこに潜んでるのよ?!」
ラフィエル『違います。これは私が遠くからテレパシーという能力を使ってサターニャさんの心に語りかけてますので、近くには居ません!』
サターニャ「テレパシー? おっとそれより、こんな時間に能力で話し掛けに来て何よ? またちょっかいでも掛けようと言うのかしら??」
ラフィエル『今日は何もしませんよ。ただ、そこに居たら危険ですので、今座ってる場所から離れて下さい!』
サターニャ「はぁっ、なんでそんなことしなきゃならないのよっ!? 嫌よ! どうせ、それがちょっかいなんでしょ?」
~ガヴリールがサターニャの家に神足通で移動する前の事~
ラフィエル(もしもの時の為に身に付けたテレパシーでサターニャさんに……)
― サターニャの家 ―
サターニャ「さて、今日も魔界通販を見ようkラフィエル『サターニャさーーん♪』(心の声)
サターニャ「っ!!? その声はラフィエル!! あんたどこに潜んでるのよ?!」
ラフィエル『違います。これは私が遠くからテレパシーという能力を使ってサターニャさんの心に語りかけてますので、近くには居ません!』
サターニャ「テレパシー? おっとそれより、こんな時間に能力で話し掛けに来て何よ? またちょっかいでも掛けようと言うのかしら??」
ラフィエル『今日は何もしませんよ。ただ、そこに居たら危険ですので、今座ってる場所から離れて下さい!』
サターニャ「はぁっ、なんでそんなことしなきゃならないのよっ!? 嫌よ! どうせ、それがちょっかいなんでしょ?」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/01(木) 18:09:51.87 ID:2BAhP7qV0
ラフィエル『本当です。』
サターニャ「嘘ね。あんたっていつもそうだから、もう騙されないわよ」
ラフィエル『酷いですね! 信じて下さいよ…本当にそこに居たら……ほらぁ、上ですよ?♡♡』←言い方が不気味になっている。
サターニャ「えっ?」チラッ
シュン
ガヴリール「わああぁぁーーっ!!??」ヒューーーン
サターニャ「っ!!?」
ゴチーーーーン!!!
サターニャ「」
ラフィエル『あぁ~あ、だから忠告したではありませんか………そこに居たら危険です…って♪♪』フフフッ♩
~回想終了~
サターニャ「嘘ね。あんたっていつもそうだから、もう騙されないわよ」
ラフィエル『酷いですね! 信じて下さいよ…本当にそこに居たら……ほらぁ、上ですよ?♡♡』←言い方が不気味になっている。
サターニャ「えっ?」チラッ
シュン
ガヴリール「わああぁぁーーっ!!??」ヒューーーン
サターニャ「っ!!?」
ゴチーーーーン!!!
サターニャ「」
ラフィエル『あぁ~あ、だから忠告したではありませんか………そこに居たら危険です…って♪♪』フフフッ♩
~回想終了~
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/01(木) 18:35:51.60 ID:2BAhP7qV0
ラフィエル(私のテレパシーでサターニャさんの注意を逸らし、その上で神足通でサターニャの家の天井に移動して下に落ちてきたガヴちゃんと衝突させる。しかもサターニャさんは私にいつも警戒してましたので、それも利用して私が言った本当の忠告をサターニャさんには嘘の忠告だと思わせ、まんまと油断を誘う…まさに私の計算通りに事が運びました♡)ニコニコッ
ラフィエル(ぷくくくくく……/// 笑いが止まりません…このような状況とサターニャさんの姿を見れてまさに至福です♪ そして、面白い展開を見せてくれたガヴちゃんにも感謝をしなければなりませんね…最もこのような状況を作り出したのも、全て私自身だという事は言うまでもありませんけど/////)プルプル
ヴィーネ(ラフィがさっきから笑っているかのように震えてるけど、まさかね……?)ジィィーッ
ガヴリール「神足通は成功したけど…。おい、サターニャ、起きろ!」ユサユサ
サターニャ「」シーーーン
ラフィエル(ぷくくくくく……/// 笑いが止まりません…このような状況とサターニャさんの姿を見れてまさに至福です♪ そして、面白い展開を見せてくれたガヴちゃんにも感謝をしなければなりませんね…最もこのような状況を作り出したのも、全て私自身だという事は言うまでもありませんけど/////)プルプル
ヴィーネ(ラフィがさっきから笑っているかのように震えてるけど、まさかね……?)ジィィーッ
ガヴリール「神足通は成功したけど…。おい、サターニャ、起きろ!」ユサユサ
サターニャ「」シーーーン
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/01(木) 18:42:24.29 ID:2BAhP7qV0
― 翌日 ―
ガヴリール「さてと、昨日の成功で神足通のコツは掴めたし、今日は大丈夫だろう!!」
ガヴリール「神足通!!!」シュン
~学校~
ガヴリール「おっと!」スタッ
ヴィーネ「あっ、ガヴ! 神足通成功したn………!!?」ピタッ
ガヴリール「んっ、どうした、急に固まって??」
ヴィーネ「あ、あんた…それ……」スッ
ガヴリール「えっ?」
ヴィーネ「頭を触ってみなさいよ……」
ガヴリール「………」サワッ
ガヴリール「っ!!??/////」ビクッ
ガヴリール「さてと、昨日の成功で神足通のコツは掴めたし、今日は大丈夫だろう!!」
ガヴリール「神足通!!!」シュン
~学校~
ガヴリール「おっと!」スタッ
ヴィーネ「あっ、ガヴ! 神足通成功したn………!!?」ピタッ
ガヴリール「んっ、どうした、急に固まって??」
ヴィーネ「あ、あんた…それ……」スッ
ガヴリール「えっ?」
ヴィーネ「頭を触ってみなさいよ……」
ガヴリール「………」サワッ
ガヴリール「っ!!??/////」ビクッ
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/01(木) 22:32:13.67 ID:2BAhP7qV0
ガヴリール「か、髪の毛が……」ガクガクッ
ガヴリール「髪の毛が、なーーーーーーーーーいっ!!!???/////」
~その頃、ガヴリールの部屋の玄関前では~
ガヴリールの金髪『』バァーン
隣人「………なに、この金髪のカツラはっ!!? なぜ故、ここに落ちてるっ?!」
ガヴリール「髪の毛が、なーーーーーーーーーいっ!!!???/////」
~その頃、ガヴリールの部屋の玄関前では~
ガヴリールの金髪『』バァーン
隣人「………なに、この金髪のカツラはっ!!? なぜ故、ここに落ちてるっ?!」
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/02(金) 00:46:13.49 ID:o3NY7Vif0
ガヴリール「あ、わわわわっ………」ガクガク
ヴィーネ「どうやら、今度は髪の毛だけをその場に残して、自分はここに移動したのね…。昨日、サターニャの家に移動したのが成功したとはいえ、油断は禁物よ、ガヴ?」
ガヴリール「」ズーン
(教室の陰から覗いている)ラフィエル「ぷくくくくく……/// 昨日、コツを伝授した神足通の成果を見に来ただけですが、これはまた面白い物を見せてもらいましたよっ♪」プルプル
おわり
ヴィーネ「どうやら、今度は髪の毛だけをその場に残して、自分はここに移動したのね…。昨日、サターニャの家に移動したのが成功したとはいえ、油断は禁物よ、ガヴ?」
ガヴリール「」ズーン
(教室の陰から覗いている)ラフィエル「ぷくくくくく……/// 昨日、コツを伝授した神足通の成果を見に来ただけですが、これはまた面白い物を見せてもらいましたよっ♪」プルプル
おわり
引用元: ・ガヴリール「神足通で学校へ…」