ワルプルギスの夜「キャハハハ!」戸愚呂「今日はでかい奴の厄日だね」
2019-07-01
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 16:06:52.53 ID:aainol9JO
戸愚呂弟「魔女、ですか?」
左京「あぁ、ワルプルギスの夜と言われる魔女が近々この国に出現する」
左京「まぁ、本来であれば気にも止めないんだが」
左京「今回の奴は少し厄介でな、表の世界を滅茶苦茶にしかねん。戸愚呂、すまないがこの魔女の討伐に当たってもらいたい」
戸愚呂「…気になる点が2つあるんですがね、聞いても?」
左京「構わんよ」
左京「あぁ、ワルプルギスの夜と言われる魔女が近々この国に出現する」
左京「まぁ、本来であれば気にも止めないんだが」
左京「今回の奴は少し厄介でな、表の世界を滅茶苦茶にしかねん。戸愚呂、すまないがこの魔女の討伐に当たってもらいたい」
戸愚呂「…気になる点が2つあるんですがね、聞いても?」
左京「構わんよ」
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2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 16:09:27.80 ID:aainol9JO
戸愚呂「1つ、魔女の討伐は魔法少女の役目では?2つ、何故左京さんがそんな事に介入を?」
左京「1つ、現状魔法少女ではワルプルギスの夜に勝つことができないから」
左京「2つ、今回ワルプルギスの夜が出現する街の地下には巨大な施設があり、そこを破壊されると面倒なことになる」
左京「“トンネル造り”が一からやり直しになって、魔界に帰る日が長期間延期になるのはお前も嫌だろう?」
戸愚呂「…成程ねェ」
左京「お前達チームには期待している。ワルプルギスの夜討伐、やってくれるな?」
戸愚呂「アイアイサー………ん?」
戸愚呂「チーム?」
左京「1つ、現状魔法少女ではワルプルギスの夜に勝つことができないから」
左京「2つ、今回ワルプルギスの夜が出現する街の地下には巨大な施設があり、そこを破壊されると面倒なことになる」
左京「“トンネル造り”が一からやり直しになって、魔界に帰る日が長期間延期になるのはお前も嫌だろう?」
戸愚呂「…成程ねェ」
左京「お前達チームには期待している。ワルプルギスの夜討伐、やってくれるな?」
戸愚呂「アイアイサー………ん?」
戸愚呂「チーム?」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 16:12:26.14 ID:aainol9JO
……………
………
…
━見滝原━
武威「………」
鴉「武威、鎧を着てくるなと言ったろう。お前の格好は人間界ではあまりに目立つ」
戸愚呂弟「あんたもね」
鴉「知らないのか?人間界にはビジュアル系というファッションがあってだな」
戸愚呂弟「もう何回も聞いた」
鴉「ならば何度も言わせるな」
戸愚呂弟「…………」
………
…
━見滝原━
武威「………」
鴉「武威、鎧を着てくるなと言ったろう。お前の格好は人間界ではあまりに目立つ」
戸愚呂弟「あんたもね」
鴉「知らないのか?人間界にはビジュアル系というファッションがあってだな」
戸愚呂弟「もう何回も聞いた」
鴉「ならば何度も言わせるな」
戸愚呂弟「…………」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 16:14:58.58 ID:aainol9JO
戸愚呂兄「くくく…無駄だ弟よ、そいつらはハナから妖怪」
戸愚呂兄「人間界に溶け込もうとする筈もないさ」
戸愚呂弟「なら兄者も肩から降りてくれ」
戸愚呂兄「断る」
戸愚呂弟「…………」
戸愚呂弟(先が思いやられる…)
鴉「お前は考えすぎだ、戸愚呂。人間の感性など当てにはならない」
鴉「珍しい連中が歩いている、その程度の認識だ」
鴉「それより腹が減った、指針固めの話し合いも兼ねて何処かで食事でもどうだ?」
武威「…………」
戸愚呂兄「人間界に溶け込もうとする筈もないさ」
戸愚呂弟「なら兄者も肩から降りてくれ」
戸愚呂兄「断る」
戸愚呂弟「…………」
戸愚呂弟(先が思いやられる…)
鴉「お前は考えすぎだ、戸愚呂。人間の感性など当てにはならない」
鴉「珍しい連中が歩いている、その程度の認識だ」
鴉「それより腹が減った、指針固めの話し合いも兼ねて何処かで食事でもどうだ?」
武威「…………」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 16:16:55.46 ID:aainol9JO
戸愚呂兄「弟よ、一体何が食べたい?」
戸愚呂弟「…食べたい訳じゃないが」
戸愚呂弟「確か、あのファーストフード店で期間限定のモンスター配信をやっていたね」
戸愚呂弟「これでも育成ゲームが好きでねェ」
鴉「では決まりだな」
武威「…………」カチャ
戸愚呂弟「あんたもだったかい」
……………
………
…
戸愚呂弟「…食べたい訳じゃないが」
戸愚呂弟「確か、あのファーストフード店で期間限定のモンスター配信をやっていたね」
戸愚呂弟「これでも育成ゲームが好きでねェ」
鴉「では決まりだな」
武威「…………」カチャ
戸愚呂弟「あんたもだったかい」
……………
………
…
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 16:19:03.22 ID:aainol9JO
━店内━
ほむら(今回こそまどかを救ってみせるわ)
ほむら(とはいえ、既に巴マミと接触されてしまった…)
ほむら(まどかも美樹さやかも、私に対して浅からぬ警戒を抱いてしまってはいるけど…)
ほむら「私は諦めない…!」
戸愚呂弟「ちょいと失礼」
ほむら「?………!」
ほむら(え、ちょ、なに?こいつなに!?でか!怖!!)
戸愚呂弟「隣いいですかね、混んでいてテーブル席が埋まっちまってましてねェ」
ほむら「ど、どうぞ…」
ほむら(今回こそまどかを救ってみせるわ)
ほむら(とはいえ、既に巴マミと接触されてしまった…)
ほむら(まどかも美樹さやかも、私に対して浅からぬ警戒を抱いてしまってはいるけど…)
ほむら「私は諦めない…!」
戸愚呂弟「ちょいと失礼」
ほむら「?………!」
ほむら(え、ちょ、なに?こいつなに!?でか!怖!!)
戸愚呂弟「隣いいですかね、混んでいてテーブル席が埋まっちまってましてねェ」
ほむら「ど、どうぞ…」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 16:21:22.29 ID:aainol9JO
鴉「ん?」
ほむら(な、何よこいつ…連れ?)
鴉(火薬の匂い…)
戸愚呂兄「おい見ろよ、人間共がどよめいてるぜぇ?」
武威「…………」
戸愚呂弟「関係ないね」ハァ
鴉「フ…ところで戸愚呂、今後どうするのだ?」
戸愚呂弟「ワルプルギスの夜が来るまでする事はないんだが…」
ほむら「!?」
戸愚呂弟「…魔法少女と接触するべきかね」
ほむら(な、何よこいつ…連れ?)
鴉(火薬の匂い…)
戸愚呂兄「おい見ろよ、人間共がどよめいてるぜぇ?」
武威「…………」
戸愚呂弟「関係ないね」ハァ
鴉「フ…ところで戸愚呂、今後どうするのだ?」
戸愚呂弟「ワルプルギスの夜が来るまでする事はないんだが…」
ほむら「!?」
戸愚呂弟「…魔法少女と接触するべきかね」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 16:23:49.46 ID:aainol9JO
鴉「見分け方があるのか?」
戸愚呂弟「無いね、だから魔女の結界近くで出現するのを待てばいい」
戸愚呂弟「共闘できるならそれもいいし、邪魔なら殺してもいい」
戸愚呂兄「仲間など要るか?本当であれば我ら兄弟だけで充分だ、くっくっく…!」
戸愚呂弟「…ま、獲物の横取りには違いないからね」
武威「…………」
鴉「だがどうやって探す?そもそも、ワルプルギスの襲来を知り既に逃走しているかもしれん」
戸愚呂弟「それならそれで別に構わないがな」
ほむら「ね、ねえ」
戸愚呂弟「?」
ほむら「今の話…──」
戸愚呂弟「無いね、だから魔女の結界近くで出現するのを待てばいい」
戸愚呂弟「共闘できるならそれもいいし、邪魔なら殺してもいい」
戸愚呂兄「仲間など要るか?本当であれば我ら兄弟だけで充分だ、くっくっく…!」
戸愚呂弟「…ま、獲物の横取りには違いないからね」
武威「…………」
鴉「だがどうやって探す?そもそも、ワルプルギスの襲来を知り既に逃走しているかもしれん」
戸愚呂弟「それならそれで別に構わないがな」
ほむら「ね、ねえ」
戸愚呂弟「?」
ほむら「今の話…──」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 16:25:53.75 ID:aainol9JO
……………
………
…
戸愚呂弟「あんただったかい」
ほむら「此処には他にも魔法少女がいる、本当は管轄で考えるとそちらがこの街の魔法少女」
ほむら「でも、ワルプルギスの夜襲来を知っている魔法少女は今のところ私だけよ」
鴉「……女、お前の武器は火薬か何かか?」
ほむら「えぇ」
鴉「やはりな、僅かだが香ばしく火薬の香りを漂わせている」
ほむら「女の子に火薬の香りとは失礼ね」ファサッ
………
…
戸愚呂弟「あんただったかい」
ほむら「此処には他にも魔法少女がいる、本当は管轄で考えるとそちらがこの街の魔法少女」
ほむら「でも、ワルプルギスの夜襲来を知っている魔法少女は今のところ私だけよ」
鴉「……女、お前の武器は火薬か何かか?」
ほむら「えぇ」
鴉「やはりな、僅かだが香ばしく火薬の香りを漂わせている」
ほむら「女の子に火薬の香りとは失礼ね」ファサッ
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 16:27:58.97 ID:aainol9JO
鴉「………」
鴉「…ククッ」
戸愚呂弟「鴉」
鴉「どうした?…何でもないさ戸愚呂、ただ少し気に入っただけだ」
鴉「クールでありながら、内側に儚さを秘めている」
鴉「…好みのタイプだ」クククク…
武威「…………」
戸愚呂弟「………」フゥ
ほむら「私もワルプルギスを撃退したいの、目的の邪魔にならないなら協力を仰ぎたいわ」
戸愚呂兄「邪魔になるだと?邪魔になるのはお前達だ、せいぜい足を引っ張るなよ?ひゃっはっはっは……!」
ほむら「………ッ」
戸愚呂弟「兄者」
鴉「…ククッ」
戸愚呂弟「鴉」
鴉「どうした?…何でもないさ戸愚呂、ただ少し気に入っただけだ」
鴉「クールでありながら、内側に儚さを秘めている」
鴉「…好みのタイプだ」クククク…
武威「…………」
戸愚呂弟「………」フゥ
ほむら「私もワルプルギスを撃退したいの、目的の邪魔にならないなら協力を仰ぎたいわ」
戸愚呂兄「邪魔になるだと?邪魔になるのはお前達だ、せいぜい足を引っ張るなよ?ひゃっはっはっは……!」
ほむら「………ッ」
戸愚呂弟「兄者」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 16:30:20.64 ID:aainol9JO
戸愚呂兄「フン、本当の事だろう、弟よ?まぁ、せいぜいオレの奴隷くらいなら役立つかもなぁ、ひひひ…!」
ほむら「ッ、下劣ね」
戸愚呂弟(…やれやれ)
戸愚呂弟「…この街の魔法少女は他にも?」
ほむら「巴マミ。丁度これから落ち合うわ」
戸愚呂弟「…なら、同伴させて頂きましょーか」
ほむら(…大丈夫かしら)
……………
………
…
ほむら「ッ、下劣ね」
戸愚呂弟(…やれやれ)
戸愚呂弟「…この街の魔法少女は他にも?」
ほむら「巴マミ。丁度これから落ち合うわ」
戸愚呂弟「…なら、同伴させて頂きましょーか」
ほむら(…大丈夫かしら)
……………
………
…
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 16:32:42.08 ID:aainol9JO
まどか「ほ、ほむらちゃん…その人達、なに…?」ビクビク
マミ「…暴力を背景にした脅し?見下げたものね、暁美さん」
ほむら(やっぱりこうなった…)
戸愚呂兄「ほぉ、いい女じゃねぇか…くくく…!」
戸愚呂弟「失礼…ちょいといいかね?」
戸愚呂弟「あんたらが何故仲が悪いかはどうでもいいが、こっちも事情があってねェ」
戸愚呂弟「話がしたいんだが」
マミ「…暴力を背景にした脅し?見下げたものね、暁美さん」
ほむら(やっぱりこうなった…)
戸愚呂兄「ほぉ、いい女じゃねぇか…くくく…!」
戸愚呂弟「失礼…ちょいといいかね?」
戸愚呂弟「あんたらが何故仲が悪いかはどうでもいいが、こっちも事情があってねェ」
戸愚呂弟「話がしたいんだが」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 16:34:28.59 ID:aainol9JO
マミ「…この魔女退治が終わったら付き合ってあげるわ」
戸愚呂弟「魔女?」
ほむら「ワルプルギスではないわ」
ほむら「…巴マミ、今回の魔女は私に譲りなさい」
ほむら「貴女では勝てない、今回の魔女はいつもと違うのよ!」
マミ「………!」シュルシュルッ
ほむら「っ!?く…!」グルグルッ
マミ「戻ったら解いてあげるわ、それまで頭を冷やすのね」
戸愚呂弟「魔女?」
ほむら「ワルプルギスではないわ」
ほむら「…巴マミ、今回の魔女は私に譲りなさい」
ほむら「貴女では勝てない、今回の魔女はいつもと違うのよ!」
マミ「………!」シュルシュルッ
ほむら「っ!?く…!」グルグルッ
マミ「戻ったら解いてあげるわ、それまで頭を冷やすのね」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 16:36:36.42 ID:aainol9JO
戸愚呂兄弟「……」グルグル
武威「………」グルグル
鴉(脆弱だな…)グルグル
マミ「行きましょう、鹿目さん」
まどか「ごめんね、ほむらちゃん…」
ほむら「…………!!」
ほむら「またなの…?また……」グッグッ
ボン!ボン!ボン!
ほむら「!?リ、リボンの紐が爆発してほどけた…?」
鴉「BANG…」
戸愚呂兄「よくやった、鴉」
鴉「やめろ、私はお前の機嫌を取りたいが為に拘束を破ったわけではない」
武威「………」グルグル
鴉(脆弱だな…)グルグル
マミ「行きましょう、鹿目さん」
まどか「ごめんね、ほむらちゃん…」
ほむら「…………!!」
ほむら「またなの…?また……」グッグッ
ボン!ボン!ボン!
ほむら「!?リ、リボンの紐が爆発してほどけた…?」
鴉「BANG…」
戸愚呂兄「よくやった、鴉」
鴉「やめろ、私はお前の機嫌を取りたいが為に拘束を破ったわけではない」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 16:39:55.29 ID:aainol9JO
鴉「あの黄色、気に入らんな。後輩への自尊心が滲み出ていた、見苦しい」
鴉「やはり同じ魔法少女ではお前が一番好きだ、綺麗なまま…いつまでも残してやりたいくらいに」ククク…
ほむら「………」ゾクッ
戸愚呂弟「鴉、何にでも『品定め』から入るのはお前の悪い癖だ」
鴉「……フン」
戸愚呂弟「あんたらは同じ魔法少女なのに穏やかじゃないなァ」
ほむら「それは…」
戸愚呂弟「…ま、いいんだがね」
武威「…………」クイッ
ほむら「え、えぇ…急ぎましょう」
戸愚呂弟「アイアイサー」
鴉「やはり同じ魔法少女ではお前が一番好きだ、綺麗なまま…いつまでも残してやりたいくらいに」ククク…
ほむら「………」ゾクッ
戸愚呂弟「鴉、何にでも『品定め』から入るのはお前の悪い癖だ」
鴉「……フン」
戸愚呂弟「あんたらは同じ魔法少女なのに穏やかじゃないなァ」
ほむら「それは…」
戸愚呂弟「…ま、いいんだがね」
武威「…………」クイッ
ほむら「え、えぇ…急ぎましょう」
戸愚呂弟「アイアイサー」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 16:42:40.76 ID:aainol9JO
……………
………
…
さやか「マミさん!」
マミ「せっかくだけど速攻で決めさせてもらうわ!」
マミ「ティロ・フィナーレ!!」
シャルロット「〓〓〓〓〓〓〓!!」
シャルロット「〓〓〓〓〓!」ガバッ
マミ「え?」
さやか「マ、マミさん!」
まどか「いやっ……!」
ドゴォオン!!
シャルロット「~~~~~~!?」
マミ「なっ…爆発…!?」
………
…
さやか「マミさん!」
マミ「せっかくだけど速攻で決めさせてもらうわ!」
マミ「ティロ・フィナーレ!!」
シャルロット「〓〓〓〓〓〓〓!!」
シャルロット「〓〓〓〓〓!」ガバッ
マミ「え?」
さやか「マ、マミさん!」
まどか「いやっ……!」
ドゴォオン!!
シャルロット「~~~~~~!?」
マミ「なっ…爆発…!?」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 16:44:36.15 ID:aainol9JO
ほむら「そこまでよ」
鴉(ふむ、あの爆弾…魔力で作られたものではないようだな)
さやか「転校生!?」
まどか「ほむらちゃん!?」
使い魔達「キシャァァアアア!!」
戸愚呂弟「兄者!」
戸愚呂兄「おう!」ズズズ…
戸愚呂兄「死ね!」ズシャアッ
使い魔達「!?!」グサグサッ
戸愚呂兄「残念だったな、オレはまとめて倒すのが得意なんだ」
鴉(ふむ、あの爆弾…魔力で作られたものではないようだな)
さやか「転校生!?」
まどか「ほむらちゃん!?」
使い魔達「キシャァァアアア!!」
戸愚呂弟「兄者!」
戸愚呂兄「おう!」ズズズ…
戸愚呂兄「死ね!」ズシャアッ
使い魔達「!?!」グサグサッ
戸愚呂兄「残念だったな、オレはまとめて倒すのが得意なんだ」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 16:47:27.53 ID:aainol9JO
シャルロット「〓〓〓〓〓ッ!!」
戸愚呂弟「さて、あれが親玉か」
戸愚呂弟「あんたの勇気に敬意を評し、45%で闘ってやろう」
武威「………」ザッ
戸愚呂弟「?…あんたが行くのかね」
武威「………」コクッ
武威「…───」ブォンッ!
さやか「な、なんだあのバカでかい斧…!」
シャルロット「〓〓〓〓〓〓ーッ!!」
─────!!
ごしゃぁあっ!
シャルロット「 」グチャアッ
武威「…………」
戸愚呂弟「さて、あれが親玉か」
戸愚呂弟「あんたの勇気に敬意を評し、45%で闘ってやろう」
武威「………」ザッ
戸愚呂弟「?…あんたが行くのかね」
武威「………」コクッ
武威「…───」ブォンッ!
さやか「な、なんだあのバカでかい斧…!」
シャルロット「〓〓〓〓〓〓ーッ!!」
─────!!
ごしゃぁあっ!
シャルロット「 」グチャアッ
武威「…………」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 16:49:39.85 ID:aainol9JO
戸愚呂弟「お見事」
ほむら(何が起きたか…)
マミ(ま、全く見えなかった…)
さやか「な、なんだよお前ら!何しに来たんだ!」
鴉「…助けてやった礼がその言葉か、憐れみすら覚える愚かしさだな」
さやか「なにぃ!?」
まどか「さ、さやかちゃん!落ち着いて……!!」
マミ「…………っ」ガクガク
ほむら「命拾いしたわね、巴マミ」
ほむら(何が起きたか…)
マミ(ま、全く見えなかった…)
さやか「な、なんだよお前ら!何しに来たんだ!」
鴉「…助けてやった礼がその言葉か、憐れみすら覚える愚かしさだな」
さやか「なにぃ!?」
まどか「さ、さやかちゃん!落ち着いて……!!」
マミ「…………っ」ガクガク
ほむら「命拾いしたわね、巴マミ」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 16:51:58.30 ID:aainol9JO
マミ「…助かったわ、暁美さん…」
マミ「目的はグリーフシード?」
ほむら「………っ」
マミ「無言の肯定、かしらね」
ほむら「私は…」
戸愚呂弟「本当に仲が良くないねェ、疲れないのかい?」
マミ「!?」
ほむら「!?」
戸愚呂弟「ま、チーム仲はオレが言えた義理じゃあないが」
鴉「全くだな」
武威「…………」
戸愚呂兄「クックック…!」
マミ「目的はグリーフシード?」
ほむら「………っ」
マミ「無言の肯定、かしらね」
ほむら「私は…」
戸愚呂弟「本当に仲が良くないねェ、疲れないのかい?」
マミ「!?」
ほむら「!?」
戸愚呂弟「ま、チーム仲はオレが言えた義理じゃあないが」
鴉「全くだな」
武威「…………」
戸愚呂兄「クックック…!」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 16:54:31.38 ID:aainol9JO
戸愚呂弟「ま、それはそれとして。…あんたに話があるのは実はこの子じゃなくオレ達でね」
戸愚呂弟「ちょいとお話しできないかね?」
鴉「“お友達”も一緒にな、クク…」スッ
まどさや「ひっ…!?」
ほむら「ちょっと!2人に危害は加えないで!」
鴉「加えんさ、そこの黄色がYESと言えばな…」
ほむら「2人から離れなさい!!」
鴉「ククククク…仲間思いで実は激情家…ますます気に入ったよほむら…」
ほむら「くっ……」
マミ「…分かったわ、何処で?」
戸愚呂弟「そうだなァ」
戸愚呂弟「近場の喫茶店でどうかね?奢りますよ」
戸愚呂弟「ちょいとお話しできないかね?」
鴉「“お友達”も一緒にな、クク…」スッ
まどさや「ひっ…!?」
ほむら「ちょっと!2人に危害は加えないで!」
鴉「加えんさ、そこの黄色がYESと言えばな…」
ほむら「2人から離れなさい!!」
鴉「ククククク…仲間思いで実は激情家…ますます気に入ったよほむら…」
ほむら「くっ……」
マミ「…分かったわ、何処で?」
戸愚呂弟「そうだなァ」
戸愚呂弟「近場の喫茶店でどうかね?奢りますよ」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 16:57:08.33 ID:aainol9JO
……………
………
…
━喫茶店━
戸愚呂弟「烏龍茶とオレンジジュース…どちらも捨てがたいですなァ」
鴉「そうか」
戸愚呂弟「あぁ」
マミ「…本当なの?暁美さん」
ほむら「えぇ、この街にワルプルギスの夜が来る。私はあいつを止めたいの」
ほむら「あいつを撃退できたら……私はこの街を出ていくと約束する」
ほむら「だから力を貸して……!」
マミ「…その、戸愚呂さん達も?」
戸愚呂弟「同じ目的だね、雇い主にとって邪魔らしいから潰すだけだ。別に崇高な目的なんてない」
………
…
━喫茶店━
戸愚呂弟「烏龍茶とオレンジジュース…どちらも捨てがたいですなァ」
鴉「そうか」
戸愚呂弟「あぁ」
マミ「…本当なの?暁美さん」
ほむら「えぇ、この街にワルプルギスの夜が来る。私はあいつを止めたいの」
ほむら「あいつを撃退できたら……私はこの街を出ていくと約束する」
ほむら「だから力を貸して……!」
マミ「…その、戸愚呂さん達も?」
戸愚呂弟「同じ目的だね、雇い主にとって邪魔らしいから潰すだけだ。別に崇高な目的なんてない」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 16:59:36.15 ID:aainol9JO
マミ「…分かったわ、協力をしましょう」
ほむら「本当に!?」
マミ「貴女に助けられたのは事実だもの。受け入れなきゃ、ね」
ほむら「あ、ありが……」
さやか「ちょっと待った!本気ですかマミさん!」
マミ「美樹さん…」
さやか「転校生を信じるんですか!?騙されてるに決まってます!」
まどか「さやかちゃん…!」
さやか「あんたは黙ってて!」
ほむら「本当に!?」
マミ「貴女に助けられたのは事実だもの。受け入れなきゃ、ね」
ほむら「あ、ありが……」
さやか「ちょっと待った!本気ですかマミさん!」
マミ「美樹さん…」
さやか「転校生を信じるんですか!?騙されてるに決まってます!」
まどか「さやかちゃん…!」
さやか「あんたは黙ってて!」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 17:01:23.79 ID:aainol9JO
さやか「ワルプルギスだかなんだか知らないけど、倒したら街を出る?虫が良すぎる話じゃん!」
さやか「何か企んでるんでしょ!あんた!!」
ほむら「黙りなさい美樹さやか、魔法少女じゃない貴女にこの件に関わる資格なんてない」
さやか「っ!!…ムカつくんだよあんたのその『なんでも知ってます』ってすまし顔!案外ワルプルギスとかいうのも、あんたが連れてきてるんじゃないの?」
さやか「帰る!行くよ、まどか!」
まどか「ま、待ってよさやかちゃん!」
マミ「………美樹さん」
マミ「ごめんなさいね、彼女…」
ほむら「大丈夫、悪い子じゃないのは知っている」
ほむら「それだけに…怖いの、彼女が魔法少女になってしまう事が」
マミ「…………」
さやか「何か企んでるんでしょ!あんた!!」
ほむら「黙りなさい美樹さやか、魔法少女じゃない貴女にこの件に関わる資格なんてない」
さやか「っ!!…ムカつくんだよあんたのその『なんでも知ってます』ってすまし顔!案外ワルプルギスとかいうのも、あんたが連れてきてるんじゃないの?」
さやか「帰る!行くよ、まどか!」
まどか「ま、待ってよさやかちゃん!」
マミ「………美樹さん」
マミ「ごめんなさいね、彼女…」
ほむら「大丈夫、悪い子じゃないのは知っている」
ほむら「それだけに…怖いの、彼女が魔法少女になってしまう事が」
マミ「…………」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 17:03:19.91 ID:aainol9JO
まどか「さやかちゃん!ま、待ってったら…!」
さやか「まどか、あたし決めたよ」
まどか「え?」
さやか「あたし、魔法少女になる」
まどか「!さ、さやかちゃん!そんなっ……」
さやか「転校生みたいなのに街は任せられない、マミさんだって…今は…」
さやか「だからあたしがこの街を守る!」
まどか「………っ」
……………
………
…
さやか「まどか、あたし決めたよ」
まどか「え?」
さやか「あたし、魔法少女になる」
まどか「!さ、さやかちゃん!そんなっ……」
さやか「転校生みたいなのに街は任せられない、マミさんだって…今は…」
さやか「だからあたしがこの街を守る!」
まどか「………っ」
……………
………
…
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 17:05:26.32 ID:aainol9JO
戸愚呂弟「…もしもし、左京さんですか?」
戸愚呂弟「見付けましたよ、魔法少女ってやつをね」
戸愚呂「…はい…はい…」
戸愚呂弟「その事なんですがねェ左京さん」
戸愚呂弟「やはりオレ達全員がチームで任務に当たるのは無理が」ブツ
ツー、ツー、ツー
戸愚呂弟「…あると…思うんですがね…」
戸愚呂弟「………」フゥー
……………
………
…
戸愚呂弟「見付けましたよ、魔法少女ってやつをね」
戸愚呂「…はい…はい…」
戸愚呂弟「その事なんですがねェ左京さん」
戸愚呂弟「やはりオレ達全員がチームで任務に当たるのは無理が」ブツ
ツー、ツー、ツー
戸愚呂弟「…あると…思うんですがね…」
戸愚呂弟「………」フゥー
……………
………
…
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 17:06:57.83 ID:aainol9JO
マミ「私の知り合いに佐倉杏子って魔法少女がいるの、ワルプルギスと戦うに当たって、彼女にも声をかけようと思ってるんだけど」
戸愚呂兄「好きにしろ、誰が来ようと同じ事だ。我らがいる限り戦力になる事など期待していない」
マミ「むぅ、一々やる気を削ぐような言い方をするのね!」
ほむら「そういう奴よ」
戸愚呂弟「…気分を害したのなら悪いね」
鴉「その佐倉という女が呼び出しに応じるとも限らんからな」
武威「………」
戸愚呂弟「…ま、果報は寝て待て…ってね、この件はあんたらにお任せするよ」
鴉「お飾りの人数合わせにならなければいいが」
マミ「大丈夫、実力は折り紙付きだから!」
ほむら「とにかく…───!」
マミ「───っ」
戸愚呂兄「どうかしたか?」
マミ「魔女ね」
ほむら「えぇ、急ぎましょう」
戸愚呂兄「好きにしろ、誰が来ようと同じ事だ。我らがいる限り戦力になる事など期待していない」
マミ「むぅ、一々やる気を削ぐような言い方をするのね!」
ほむら「そういう奴よ」
戸愚呂弟「…気分を害したのなら悪いね」
鴉「その佐倉という女が呼び出しに応じるとも限らんからな」
武威「………」
戸愚呂弟「…ま、果報は寝て待て…ってね、この件はあんたらにお任せするよ」
鴉「お飾りの人数合わせにならなければいいが」
マミ「大丈夫、実力は折り紙付きだから!」
ほむら「とにかく…───!」
マミ「───っ」
戸愚呂兄「どうかしたか?」
マミ「魔女ね」
ほむら「えぇ、急ぎましょう」
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 17:09:54.27 ID:aainol9JO
さやか「……遅かったねぇ、転校生!マミさん!」
ほむら「!美樹さやか、貴女、その格好…」
さやか「驚いた?」
マミ「美樹さん、魔法少女になったのね…」
さやか「…この街はあたしが守ります、転校生になんか譲らない」
さやか「マミさん、今は…ごめんなさい、貴女も信用できないんです」
さやか「戻ってきてくれるって信じてますから」タッタッタ…
マミ「…美樹さん…」
鴉「短絡的な女だ、知性を感じない。ほむら…お前は余程の例外のようだな」
ほむら「!美樹さやか、貴女、その格好…」
さやか「驚いた?」
マミ「美樹さん、魔法少女になったのね…」
さやか「…この街はあたしが守ります、転校生になんか譲らない」
さやか「マミさん、今は…ごめんなさい、貴女も信用できないんです」
さやか「戻ってきてくれるって信じてますから」タッタッタ…
マミ「…美樹さん…」
鴉「短絡的な女だ、知性を感じない。ほむら…お前は余程の例外のようだな」
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 17:12:02.14 ID:aainol9JO
戸愚呂弟「…あの子、長く持たないね」
ほむら「!!…何故そう思うの?」
戸愚呂弟「人間が別の存在になる事への危機感が足りない」
戸愚呂弟「あの子もしかして…まだ自分が人間でいられるとでも思ってるんじゃないかね?」
マミ「え?それってどういう…」
戸愚呂兄「お前らは既に人間ではないという事さ、まさかお前も知らなかったのか?」
ほむら「!!…何故そう思うの?」
戸愚呂弟「人間が別の存在になる事への危機感が足りない」
戸愚呂弟「あの子もしかして…まだ自分が人間でいられるとでも思ってるんじゃないかね?」
マミ「え?それってどういう…」
戸愚呂兄「お前らは既に人間ではないという事さ、まさかお前も知らなかったのか?」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 17:14:11.85 ID:aainol9JO
ほむら「やめなさいっ!それ以上……!」
戸愚呂弟「…アイアイサー」
戸愚呂兄「ひひひ」
鴉「それよりもう此処に魔女はいない、用はないだろう」
武威「…………」
鴉「早くその佐倉とやらに会いに行くぞ」
ガキィン!!
武威「………?」
戸愚呂兄「なんの音だ?」
ほむら「!!まさか…」
マミ「行きましょう!」
……………
………
…
戸愚呂弟「…アイアイサー」
戸愚呂兄「ひひひ」
鴉「それよりもう此処に魔女はいない、用はないだろう」
武威「…………」
鴉「早くその佐倉とやらに会いに行くぞ」
ガキィン!!
武威「………?」
戸愚呂兄「なんの音だ?」
ほむら「!!まさか…」
マミ「行きましょう!」
……………
………
…
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 17:16:38.66 ID:aainol9JO
杏子「なんだぁ?お前みたいな奴が魔法少女やってるのかよ、マミの奴は死んだのか?」
さやか「ぐぅっ、こいつ…!」
まどか「さやかちゃん!駄目だよ!魔法少女同士で戦うなんておかしいよ!!」
さやか「まどか、下がって!」
杏子「おっと!変身なんてさせないよ!」ビュンッ
さやか「ぅあっく…!」
まどか「!さ、さやかちゃんのソウルジェムが……!」
杏子「ハイさよならーっと!」ポイッ
さやか「ぁああー!あたしのソウルジェムが──…」トサッ
まどか「え?」
杏子「………は?お、おい何だ?」
さやか「ぐぅっ、こいつ…!」
まどか「さやかちゃん!駄目だよ!魔法少女同士で戦うなんておかしいよ!!」
さやか「まどか、下がって!」
杏子「おっと!変身なんてさせないよ!」ビュンッ
さやか「ぅあっく…!」
まどか「!さ、さやかちゃんのソウルジェムが……!」
杏子「ハイさよならーっと!」ポイッ
さやか「ぁああー!あたしのソウルジェムが──…」トサッ
まどか「え?」
杏子「………は?お、おい何だ?」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 17:18:06.32 ID:aainol9JO
ほむら「くっ………!!」ダッ
まどか「ほ、ほむらちゃん!?」
キュゥべえ「…今のはまずかったよ、佐倉杏子」
マミ「美樹さん!美樹さん!?」
さやか「」
戸愚呂弟「…………」
鴉「ほう、この青髪も黙っていれば可憐だな」
戸愚呂弟「鴉!」
鴉「フ…」
……………
………
…
まどか「ほ、ほむらちゃん!?」
キュゥべえ「…今のはまずかったよ、佐倉杏子」
マミ「美樹さん!美樹さん!?」
さやか「」
戸愚呂弟「…………」
鴉「ほう、この青髪も黙っていれば可憐だな」
戸愚呂弟「鴉!」
鴉「フ…」
……………
………
…
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 17:19:53.17 ID:aainol9JO
杏子「マジ、かよ…」
マミ「…そんな」
さやか「何よそれ…じゃあ、あたし達ゾンビにされたようなもんじゃん!!」
キュゥべえ「便利じゃないか、何を怒っているんだい?」
まどか「酷いよキュゥべえ、こんなのってないよ…!」
ほむら「………」ギリッ
キュゥべえ「何故人間はそんなに魂の在処に拘るんだい?」
戸愚呂弟「ワケが分からないねェ」
魔法少女達「?!」
戸愚呂弟「………」フゥ
戸愚呂弟「暁美ほむら、共闘の話は無しだ」
ほむら「なっ!?」
マミ「…そんな」
さやか「何よそれ…じゃあ、あたし達ゾンビにされたようなもんじゃん!!」
キュゥべえ「便利じゃないか、何を怒っているんだい?」
まどか「酷いよキュゥべえ、こんなのってないよ…!」
ほむら「………」ギリッ
キュゥべえ「何故人間はそんなに魂の在処に拘るんだい?」
戸愚呂弟「ワケが分からないねェ」
魔法少女達「?!」
戸愚呂弟「………」フゥ
戸愚呂弟「暁美ほむら、共闘の話は無しだ」
ほむら「なっ!?」
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 17:23:08.09 ID:aainol9JO
戸愚呂弟「…あんたら勘違いしてないかね?戦いに身を置くという意味を」
戸愚呂弟「今のあんたらは人間でも魔女少女でもない、ただ腑抜け不貞腐れている半端な腐りモノだ」
戸愚呂弟「帰るよ」ザッ
戸愚呂兄「くく、オレに抱かれたくなったらいつでも来いよ」
鴉「暁美ほむら」
ほむら「……!」
鴉「見苦しくなったな」
鴉「今のお前は完全に諦めた目をしている、酷く不細工だぞ“小娘”」ザッ
武威「………」ズンズン…
ほむら「………」
戸愚呂弟「今のあんたらは人間でも魔女少女でもない、ただ腑抜け不貞腐れている半端な腐りモノだ」
戸愚呂弟「帰るよ」ザッ
戸愚呂兄「くく、オレに抱かれたくなったらいつでも来いよ」
鴉「暁美ほむら」
ほむら「……!」
鴉「見苦しくなったな」
鴉「今のお前は完全に諦めた目をしている、酷く不細工だぞ“小娘”」ザッ
武威「………」ズンズン…
ほむら「………」
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 17:26:21.50 ID:aainol9JO
さやか「こんなの聞いてない!魔法少女ってただ変身できるようになる事だと思ってたのに!」
ほむら「………」
杏子「うるせぇな!こっちだって同じだよ!」
ほむら「………」
マミ「キュゥべえが…キュゥべえが私を騙してた…!」
ほむら「………」
まどか「み、皆!落ち着いてよ…!」
ほむら「……~~~~」
ほむら「黙れぇぇえぇぇえええぇ!!!」
ほむら「………」
杏子「うるせぇな!こっちだって同じだよ!」
ほむら「………」
マミ「キュゥべえが…キュゥべえが私を騙してた…!」
ほむら「………」
まどか「み、皆!落ち着いてよ…!」
ほむら「……~~~~」
ほむら「黙れぇぇえぇぇえええぇ!!!」
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 17:28:45.84 ID:aainol9JO
4人「!!?」ビクゥ
ほむら「貴女達ねぇ!毎回毎回毎回飽きもせずバカみたいに同じやり取り繰り返して!なんなんだ!なんなんだぁあ!」
ほむら「終いには今回凄い戦力になりそうな人達にまで見限られて失ったわよ!バカ丸出しか!!なんなの?ねぇ、なんなの!?」
ほむら「凹むなり絶望するなり喧嘩するなりは!ワルプルギスの夜を倒してからにしなさいよぉぉぉおお!!!」
ほむら「………」ゼェハァ
4人「」
ほむら「…いい加減にしてよぉ…」ポロポロ
4人「!?」
……………
………
…
ほむら「貴女達ねぇ!毎回毎回毎回飽きもせずバカみたいに同じやり取り繰り返して!なんなんだ!なんなんだぁあ!」
ほむら「終いには今回凄い戦力になりそうな人達にまで見限られて失ったわよ!バカ丸出しか!!なんなの?ねぇ、なんなの!?」
ほむら「凹むなり絶望するなり喧嘩するなりは!ワルプルギスの夜を倒してからにしなさいよぉぉぉおお!!!」
ほむら「………」ゼェハァ
4人「」
ほむら「…いい加減にしてよぉ…」ポロポロ
4人「!?」
……………
………
…
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 17:31:36.39 ID:aainol9JO
まどか「ほむらちゃん、落ち着いた?」
ほむら「………」グスッ
さやか「…魔法で何度も世界をやり直してたんだ、あんた…」
ほむら「………」コクコク
杏子「毎回こんな感じだったのか?」
ほむら「………」コクコク
マミ「よ、よしよし…ごめんなさいね、喧嘩しちゃって…」
杏子「あ、謝れよ」
さやか「あんたこそ」
杏子「………」
さやか「………」
杏さや「ごめんなさい…」
ほむら「…………」
まどか「ほむらちゃん、そんな膨れないで…」
ほむら「………」グスッ
さやか「…魔法で何度も世界をやり直してたんだ、あんた…」
ほむら「………」コクコク
杏子「毎回こんな感じだったのか?」
ほむら「………」コクコク
マミ「よ、よしよし…ごめんなさいね、喧嘩しちゃって…」
杏子「あ、謝れよ」
さやか「あんたこそ」
杏子「………」
さやか「………」
杏さや「ごめんなさい…」
ほむら「…………」
まどか「ほむらちゃん、そんな膨れないで…」
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 17:34:19.90 ID:aainol9JO
ほむら「今回は例の魔女に巴さんも食べられないで…」
マミ(巴さん…?)
ほむら「上手く行くと思ったのに、美樹さんが契約しちゃうし…」
さやか(み、美樹さん?)
ほむら「………」
さやか「あの態度は…長いループの中で心が荒んじゃったのか…ほむら、ホントにごめん、取り乱して」
ほむら「やだ」
ほむら「許さない」
ほむら「だから手伝って、手伝ってよ!ワルプルギスの討伐っ…」
さやか「お、おう!合点だい!」
マミ「もちろんよ…ねぇ佐倉さん!」
杏子「…分かった!分かったよ!…手伝うよ…」
まどか「ほむらちゃん、あの人達はどうするの?」
ほむら「…もう一度頼んでみる」
ほむら「無駄かもしれないけど…」
マミ(巴さん…?)
ほむら「上手く行くと思ったのに、美樹さんが契約しちゃうし…」
さやか(み、美樹さん?)
ほむら「………」
さやか「あの態度は…長いループの中で心が荒んじゃったのか…ほむら、ホントにごめん、取り乱して」
ほむら「やだ」
ほむら「許さない」
ほむら「だから手伝って、手伝ってよ!ワルプルギスの討伐っ…」
さやか「お、おう!合点だい!」
マミ「もちろんよ…ねぇ佐倉さん!」
杏子「…分かった!分かったよ!…手伝うよ…」
まどか「ほむらちゃん、あの人達はどうするの?」
ほむら「…もう一度頼んでみる」
ほむら「無駄かもしれないけど…」
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 17:37:18.40 ID:aainol9JO
……………
………
…
鴉「さて、例の魔法少女と別れた今…私達は独自にワルプルギスの対策を取るのか?」
戸愚呂弟「ま、そういう事になるね」
戸愚呂兄「元々奴らの助けなど必要なかった、それだけだ」
武威「…………!」
戸愚呂兄「…どうした?」
鴉「ほう、驚いたな」
ほむら「………」
戸愚呂弟「共闘はしない、と言った筈だが」
………
…
鴉「さて、例の魔法少女と別れた今…私達は独自にワルプルギスの対策を取るのか?」
戸愚呂弟「ま、そういう事になるね」
戸愚呂兄「元々奴らの助けなど必要なかった、それだけだ」
武威「…………!」
戸愚呂兄「…どうした?」
鴉「ほう、驚いたな」
ほむら「………」
戸愚呂弟「共闘はしない、と言った筈だが」
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 17:40:04.08 ID:aainol9JO
ほむら「そういうワケにはいかないわ」
ほむら「貴方達は私の持ち駒よ」
鴉「くははっ…!」
戸愚呂弟「………」
戸愚呂弟「強く出たもんだねェ、てっきり拝み倒しするかと思ったが」
ほむら「強がりには慣れてるの」ファサッ
戸愚呂弟「…いい眼だ」
戸愚呂弟「ま、宜しくお願いしますよ」
戸愚呂兄「本気か?足を引っ張られるだけだ」
戸愚呂弟「情報は必要だからね、そいつは戦力云々とは別問題だ」
戸愚呂弟「さてと…じゃあ改めて」
戸愚呂弟「お話し合いといきますかね?」
ほむら「貴方達は私の持ち駒よ」
鴉「くははっ…!」
戸愚呂弟「………」
戸愚呂弟「強く出たもんだねェ、てっきり拝み倒しするかと思ったが」
ほむら「強がりには慣れてるの」ファサッ
戸愚呂弟「…いい眼だ」
戸愚呂弟「ま、宜しくお願いしますよ」
戸愚呂兄「本気か?足を引っ張られるだけだ」
戸愚呂弟「情報は必要だからね、そいつは戦力云々とは別問題だ」
戸愚呂弟「さてと…じゃあ改めて」
戸愚呂弟「お話し合いといきますかね?」
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 17:43:42.96 ID:aainol9JO
━マミのマンション━
ほむら「ワルプルギスの夜がやって来るのは今から二週間後」
ほむら「それまで修行に修行を重ねて、少しでも戦力を底上げしてもらいたい。勿論私も含めて」
マミ「特に魔法少女になったばかりの美樹さんには必須事項ね」
さやか「修行かぁ…でも具体的にどうすればいいのか…」
戸愚呂弟「なら、オレが付き合おう」
さやか「へ!?い、いやあの戸愚呂さん、あなた剣は使えるの?」
戸愚呂弟「剣術指南はできないが…実戦に勝る修行はない」
戸愚呂弟「オレの見立てじゃあんたは強くなる、叩けば叩く程だ」
さやか(まず二週間生き残れるのか、あたし…)
ほむら「ワルプルギスの夜がやって来るのは今から二週間後」
ほむら「それまで修行に修行を重ねて、少しでも戦力を底上げしてもらいたい。勿論私も含めて」
マミ「特に魔法少女になったばかりの美樹さんには必須事項ね」
さやか「修行かぁ…でも具体的にどうすればいいのか…」
戸愚呂弟「なら、オレが付き合おう」
さやか「へ!?い、いやあの戸愚呂さん、あなた剣は使えるの?」
戸愚呂弟「剣術指南はできないが…実戦に勝る修行はない」
戸愚呂弟「オレの見立てじゃあんたは強くなる、叩けば叩く程だ」
さやか(まず二週間生き残れるのか、あたし…)
94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 17:47:46.44 ID:aainol9JO
鴉「ならば私はほむらに就こう」
ほむら「…………」
鴉「そんな顔をするな、他意はない」
鴉「長らくお前を愛でたいだけだ」
鴉「好きな者を殺す時、一体自分は何の為に生まれてきたのかを考える時のように気持ちが沈む。…だがそれがなんとも言えず快感だ」
ほむら(本当に命を落としかねない修行になりそうね)
戸愚呂兄「ならばオレはお前の面倒を見てやる」
杏子「あぁ?」
戸愚呂兄「くくくく…!この中ではお前が一番“濁り”や“卑劣”に抵抗がなさそうだからな」
戸愚呂兄「オレはそういう奴が大好きだ」
杏子「なんだか知らないけど、修行中死ぬなよな」
戸愚呂兄「バカめ、それはお前に言える事さ」
ほむら「…………」
鴉「そんな顔をするな、他意はない」
鴉「長らくお前を愛でたいだけだ」
鴉「好きな者を殺す時、一体自分は何の為に生まれてきたのかを考える時のように気持ちが沈む。…だがそれがなんとも言えず快感だ」
ほむら(本当に命を落としかねない修行になりそうね)
戸愚呂兄「ならばオレはお前の面倒を見てやる」
杏子「あぁ?」
戸愚呂兄「くくくく…!この中ではお前が一番“濁り”や“卑劣”に抵抗がなさそうだからな」
戸愚呂兄「オレはそういう奴が大好きだ」
杏子「なんだか知らないけど、修行中死ぬなよな」
戸愚呂兄「バカめ、それはお前に言える事さ」
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 17:50:48.17 ID:aainol9JO
マミ「じゃあ私は…」
武威「…………」
マミ「よ、宜しくお願いします」
武威「…………」
武威「…せめてオレの鎧を剥ぐくらいはやれるようになれ」
マミ(喋った…!結構渋くていい声ね…)
戸愚呂弟「これで決まったね」
ほむら「最後になるけど、まどか…」
まどか「うん、分かってる…私には魔法少女になってほしくないんだよね?」
まどか「大丈夫、契約なんてしないよ」
武威「…………」
マミ「よ、宜しくお願いします」
武威「…………」
武威「…せめてオレの鎧を剥ぐくらいはやれるようになれ」
マミ(喋った…!結構渋くていい声ね…)
戸愚呂弟「これで決まったね」
ほむら「最後になるけど、まどか…」
まどか「うん、分かってる…私には魔法少女になってほしくないんだよね?」
まどか「大丈夫、契約なんてしないよ」
101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 17:53:41.58 ID:aainol9JO
ほむら「…私達がピンチになっても…魔法少女になって助けようなんて思わないで」
まどか「…………!」
ほむら「まどか」
まどか「それは…」
?「成程、彼女を魔法少女にさせない事もまた必須事項なのか」
ほむら「!?」
マミ「誰!」
戸愚呂弟「……こいつは驚きましたなァ」
左京「夜分遅くに失礼」
左京「左京、戸愚呂達の雇い主です」
まどか「雇い主…」
まどか「…………!」
ほむら「まどか」
まどか「それは…」
?「成程、彼女を魔法少女にさせない事もまた必須事項なのか」
ほむら「!?」
マミ「誰!」
戸愚呂弟「……こいつは驚きましたなァ」
左京「夜分遅くに失礼」
左京「左京、戸愚呂達の雇い主です」
まどか「雇い主…」
104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 17:56:23.24 ID:aainol9JO
左京「私はワルプルギスの夜を撃退する武力は持ち合わせていない」
左京「しかし、彼女を魔法少女にさせない為に行動する事を此処に断言する」
左京「いいかね?」
まどか「………」
左京「信じてもらえないのならそれで結構、裏方は裏方なりに動く事もできる」
まどか「いえ、そんな!…お願いします、1人だと決心が鈍りそうで…」
左京「…フフ…では宜しく」
まどか「はいっ!」
鴉「これで各々役割は決まったな」
鴉(分かっているさ戸愚呂、この修行は100%のお前の妖気を浴びても魔法少女が消滅しないよう力を上げる為の修行だ)
戸愚呂弟(ワルプルギスの夜…)
戸愚呂弟(とうとう来るのだ、100%のオレで闘える日が…)
左京「しかし、彼女を魔法少女にさせない為に行動する事を此処に断言する」
左京「いいかね?」
まどか「………」
左京「信じてもらえないのならそれで結構、裏方は裏方なりに動く事もできる」
まどか「いえ、そんな!…お願いします、1人だと決心が鈍りそうで…」
左京「…フフ…では宜しく」
まどか「はいっ!」
鴉「これで各々役割は決まったな」
鴉(分かっているさ戸愚呂、この修行は100%のお前の妖気を浴びても魔法少女が消滅しないよう力を上げる為の修行だ)
戸愚呂弟(ワルプルギスの夜…)
戸愚呂弟(とうとう来るのだ、100%のオレで闘える日が…)
106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 17:59:58.34 ID:aainol9JO
━二週間後!━
戸愚呂弟「…いよいよだなァ」
さやか「へへ…腕がなるね」
戸愚呂弟「緊張はしてないようだねェ、結構」
さやか「あんたの相手してたからね、それに比べたらワルプルギスなんて」
さやか「寧ろあんたが味方のこの状況が頼もしいよ」
戸愚呂弟「全幅の信頼を寄せていただきありがとうございます…と言いたい所だが
戸愚呂弟「オレは誰のためでもない、オレ自信の為に戦う」
戸愚呂弟「…いよいよだなァ」
さやか「へへ…腕がなるね」
戸愚呂弟「緊張はしてないようだねェ、結構」
さやか「あんたの相手してたからね、それに比べたらワルプルギスなんて」
さやか「寧ろあんたが味方のこの状況が頼もしいよ」
戸愚呂弟「全幅の信頼を寄せていただきありがとうございます…と言いたい所だが
戸愚呂弟「オレは誰のためでもない、オレ自信の為に戦う」
110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 18:03:23.15 ID:aainol9JO
杏子(さやかの奴…随分落ち着いてるな…)
戸愚呂兄「くく…弟に随分と絞られたようだな…」
杏子「え!?あいつお前の弟なの!?に、似てねぇ…性格も」
戸愚呂兄「やかましい」
杏子「わりぃわりぃ!」
戸愚呂兄「この二週間、楽しかったぞ。何度襲ってやろうと思ったか分からねぇ」
杏子「……ホント似てねぇ」
戸愚呂兄「けけけ…!」
戸愚呂兄「くく…弟に随分と絞られたようだな…」
杏子「え!?あいつお前の弟なの!?に、似てねぇ…性格も」
戸愚呂兄「やかましい」
杏子「わりぃわりぃ!」
戸愚呂兄「この二週間、楽しかったぞ。何度襲ってやろうと思ったか分からねぇ」
杏子「……ホント似てねぇ」
戸愚呂兄「けけけ…!」
112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 18:05:53.68 ID:aainol9JO
マミ「さぁ行きましょう武威さん、私のティロ・フィナーレと!」
マミ「貴方の武装闘気(デュエル・アウラー)で!」
武威「…何度も言ったがな、巴マミ」
武威「武装闘気(バトルオーラ)だ」
マミ「駄目よ!そんな安直な英語の呼び方なんて!武装闘気(デュエル・アウラー)の方がカッコいいわ!」
武威「…………」
武威「まぁなんでもいいが」
マミ「なんでもよくないわよぅ!」プクゥ
マミ「貴方の武装闘気(デュエル・アウラー)で!」
武威「…何度も言ったがな、巴マミ」
武威「武装闘気(バトルオーラ)だ」
マミ「駄目よ!そんな安直な英語の呼び方なんて!武装闘気(デュエル・アウラー)の方がカッコいいわ!」
武威「…………」
武威「まぁなんでもいいが」
マミ「なんでもよくないわよぅ!」プクゥ
117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 18:09:00.48 ID:aainol9JO
5
4
戸愚呂弟「………」
2
1
ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハハハハハ───!!」
さやか「来た……!」
杏子「でけぇ!」
マミ「速攻で行くわ…!」ガチャッ
ほむら「鴉!行くわよ!」シュッ
鴉「フン…」ヒュンッ
4
戸愚呂弟「………」
2
1
ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハハハハハ───!!」
さやか「来た……!」
杏子「でけぇ!」
マミ「速攻で行くわ…!」ガチャッ
ほむら「鴉!行くわよ!」シュッ
鴉「フン…」ヒュンッ
121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 18:12:34.34 ID:aainol9JO
ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハ!!」
戸愚呂弟「まずは小手調べ」
戸愚呂弟「本気を出すに値する相手かどうか…」
戸愚呂弟「80%から行くか…!」メキメキッ
武威「…………!」ダッ
使い魔達「■■■■■■■!!」
戸愚呂兄「無駄に数が多いようだが…文字通り無駄だ」
戸愚呂兄「ひゃぁっはははははは!!オレはまとめて倒すのが得意なんだ!」
ほむら「時間停止!」ピタッ
ほむら「お願いするわ!」
鴉「360度、全方向密着型爆弾創造、設置…」
鴉「BANG…」
ドゴォォォオオン!!
鴉(…さぁ、まさかこれでは終わるまい?)
戸愚呂弟「まずは小手調べ」
戸愚呂弟「本気を出すに値する相手かどうか…」
戸愚呂弟「80%から行くか…!」メキメキッ
武威「…………!」ダッ
使い魔達「■■■■■■■!!」
戸愚呂兄「無駄に数が多いようだが…文字通り無駄だ」
戸愚呂兄「ひゃぁっはははははは!!オレはまとめて倒すのが得意なんだ!」
ほむら「時間停止!」ピタッ
ほむら「お願いするわ!」
鴉「360度、全方向密着型爆弾創造、設置…」
鴉「BANG…」
ドゴォォォオオン!!
鴉(…さぁ、まさかこれでは終わるまい?)
125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 18:15:15.74 ID:aainol9JO
ワルプルギスの夜「──キャハハハハハハハハハハハ!!」
ほむら「効いてない…!」
鴉「フフ、中々のタフさだな」
ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハ!」ゴゥッ
鴉「!!」ヒュンッ
鴉「私の攻撃である事は理解できるのか、だが…」
鴉「秀でているのは丈夫さと巨大さのみ、鈍重で攻撃も単調…」ヒュンヒュンッ
鴉「さしずめでかい図体を持ち不相応な力を持った下級妖怪といった有り様だな」
ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!」
鴉「今だ、やれ」
ほむら「効いてない…!」
鴉「フフ、中々のタフさだな」
ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハ!」ゴゥッ
鴉「!!」ヒュンッ
鴉「私の攻撃である事は理解できるのか、だが…」
鴉「秀でているのは丈夫さと巨大さのみ、鈍重で攻撃も単調…」ヒュンヒュンッ
鴉「さしずめでかい図体を持ち不相応な力を持った下級妖怪といった有り様だな」
ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!」
鴉「今だ、やれ」
126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 18:18:28.80 ID:aainol9JO
マミ「ティロ・フィナーレ!!」
武威「…………!!」ブォンッ
ドゴァアァアンッ!!
ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハハハ…!」
武威「…………」
マミ「傾いた!!」
ワルプルギスの夜「キャハ!キャハハハハハハハ!」
ほむら「体勢を整えるわよ!!」
ニュルルルルルッ!!
ワルプルギスの夜「!」
戸愚呂兄「バランスを持ち直している所悪いが、貴様は地面にくくりつけられている方がお似合いだ」
杏子「やるじゃんチビ兄!」
武威「…………!!」ブォンッ
ドゴァアァアンッ!!
ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハハハ…!」
武威「…………」
マミ「傾いた!!」
ワルプルギスの夜「キャハ!キャハハハハハハハ!」
ほむら「体勢を整えるわよ!!」
ニュルルルルルッ!!
ワルプルギスの夜「!」
戸愚呂兄「バランスを持ち直している所悪いが、貴様は地面にくくりつけられている方がお似合いだ」
杏子「やるじゃんチビ兄!」
130: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 18:23:47.19 ID:aainol9JO
戸愚呂兄「弟よ!!」
戸愚呂弟「………」タンッ
戸愚呂弟「初手だが少し強く行くぞ」
戸愚呂弟「オレを幻滅させるなよ」
ワルプルギスの夜「ギャハハハハハハハハハハハ!」
─────!!
……………
………
…
左京「…不安かね」
まどか「さ、左京さん!……はい、あの…少し」
左京「心を強く持ちたまえ、キュゥべえとかいう奴にいつ入り込まれるかも分からん」
まどか「はい…」
戸愚呂弟「………」タンッ
戸愚呂弟「初手だが少し強く行くぞ」
戸愚呂弟「オレを幻滅させるなよ」
ワルプルギスの夜「ギャハハハハハハハハハハハ!」
─────!!
……………
………
…
左京「…不安かね」
まどか「さ、左京さん!……はい、あの…少し」
左京「心を強く持ちたまえ、キュゥべえとかいう奴にいつ入り込まれるかも分からん」
まどか「はい…」
132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 18:25:46.90 ID:aainol9JO
キュゥべえ「まどか!」
左京「………」
キュゥべえ「早く契約するんだ!もう取り返しのつかない事になる!」
まどか「…キュゥべえ、私は契約しないよ。みんなを信じてる」
キュゥべえ「皆殺されてしまうよ」
まどか「……っ」
キュゥべえ「さぁ、僕と契約を!」
左京「無駄だよ、キュゥべえ君」
キュゥべえ「………」
左京「我々は既にすべてのチップを彼らに委ねた、何があろうと揺らぎはしない」
左京「………」
キュゥべえ「早く契約するんだ!もう取り返しのつかない事になる!」
まどか「…キュゥべえ、私は契約しないよ。みんなを信じてる」
キュゥべえ「皆殺されてしまうよ」
まどか「……っ」
キュゥべえ「さぁ、僕と契約を!」
左京「無駄だよ、キュゥべえ君」
キュゥべえ「………」
左京「我々は既にすべてのチップを彼らに委ねた、何があろうと揺らぎはしない」
134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 18:28:40.44 ID:aainol9JO
キュゥべえ「あまりにも分が悪い賭けだ」
左京「だからこそ熱くなる」
左京「……だが、確かにまだ賭け金が不足しているかもしれん」
まどか「…………?」
左京「まどか君」
まどか「はい…」
左京「命を賭け金にする覚悟はあるかな?」
まどか「!」
キュゥべえ「!?」
左京「君の覚悟と狂気、この私に見せてもらおう」
……………
………
…
左京「だからこそ熱くなる」
左京「……だが、確かにまだ賭け金が不足しているかもしれん」
まどか「…………?」
左京「まどか君」
まどか「はい…」
左京「命を賭け金にする覚悟はあるかな?」
まどか「!」
キュゥべえ「!?」
左京「君の覚悟と狂気、この私に見せてもらおう」
……………
………
…
137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 18:30:47.54 ID:aainol9JO
ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハハハハハハハハハ…!」
戸愚呂弟「体にでかいヒビは入ったが、すぐに再生したね…生半可な攻撃は無意味のようだな。やるねェ」
ほむら「…ワルプルギスも、戸愚呂も…強い…!」
戸愚呂弟「相手の攻撃も大した事はないが、オレの攻撃も効きにくい…期待通りだなァ」
さやか「どうすればいい…繰り返してもあたしらの魔力ばかりが消費されちゃう…!」
マミ「大量にあるグリーフシードにも限界はあるわ…」
杏子「くそったれ…!」
まどか「皆!!」
戸愚呂弟「体にでかいヒビは入ったが、すぐに再生したね…生半可な攻撃は無意味のようだな。やるねェ」
ほむら「…ワルプルギスも、戸愚呂も…強い…!」
戸愚呂弟「相手の攻撃も大した事はないが、オレの攻撃も効きにくい…期待通りだなァ」
さやか「どうすればいい…繰り返してもあたしらの魔力ばかりが消費されちゃう…!」
マミ「大量にあるグリーフシードにも限界はあるわ…」
杏子「くそったれ…!」
まどか「皆!!」
139: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 18:34:10.85 ID:aainol9JO
ほむら「!?ま、まどか!?」
左京「…………」
戸愚呂弟「左京さん?」
鴉「…ふむ、何のつもりだあの男」
武威「……………」
左京「勘違いしないでほしい、私は彼女を魔法少女にしたくて連れてきたのではない」
左京「…彼女は魔法少女にならない、此処に来てもだ」
ほむら「危険よまどか!離れて!此処から離れて!!」
ワルプルギスの夜「ギャハハハハハハハハハハハ!」
まどか「うぅん、逃げない。離れないよほむらちゃん」
左京「…………」
戸愚呂弟「左京さん?」
鴉「…ふむ、何のつもりだあの男」
武威「……………」
左京「勘違いしないでほしい、私は彼女を魔法少女にしたくて連れてきたのではない」
左京「…彼女は魔法少女にならない、此処に来てもだ」
ほむら「危険よまどか!離れて!此処から離れて!!」
ワルプルギスの夜「ギャハハハハハハハハハハハ!」
まどか「うぅん、逃げない。離れないよほむらちゃん」
141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 18:36:18.03 ID:aainol9JO
まどか「此処は危険じゃない」
まどか「皆がワルプルギスの夜なんて倒してくれるから、危険な場所なんかじゃない!」
左京「そうとも、我々は」
京まど「ワルプルギスが敗北する姿を特等席で見に来ただけ!!」
ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!」ズァッ
まどか「皆が負けたら、私も左京さんも死んじゃう」
まどか「…それだけだよ」
まどか「私は力じゃ助けになれないから、左京さんと一緒に…皆の勝ちに全生命を賭ける!」
まどか「皆がワルプルギスの夜なんて倒してくれるから、危険な場所なんかじゃない!」
左京「そうとも、我々は」
京まど「ワルプルギスが敗北する姿を特等席で見に来ただけ!!」
ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!」ズァッ
まどか「皆が負けたら、私も左京さんも死んじゃう」
まどか「…それだけだよ」
まどか「私は力じゃ助けになれないから、左京さんと一緒に…皆の勝ちに全生命を賭ける!」
142: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 18:38:27.91 ID:aainol9JO
ほむら「……────っ!」
ほむら「ぅあぁああああああッ!!」ゴォッ
さやか「まどかの元に近付かせない!絶対に!!」ゴォオ
マミ「後退りはできないわ、絶対にこの場で倒す!!」ズラァアッ
杏子「やってやるよ畜生ォ!!」ゴォアアッ
武威「!」
戸愚呂兄(馬鹿な、女共の強さが増した?)
鴉「…美しい」
戸愚呂弟「他の誰かのために120%の力が出せる」
戸愚呂弟「それがお前達の強さ…」
ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハハハハハハハハハ───!!」
ほむら「ぅあぁああああああッ!!」ゴォッ
さやか「まどかの元に近付かせない!絶対に!!」ゴォオ
マミ「後退りはできないわ、絶対にこの場で倒す!!」ズラァアッ
杏子「やってやるよ畜生ォ!!」ゴォアアッ
武威「!」
戸愚呂兄(馬鹿な、女共の強さが増した?)
鴉「…美しい」
戸愚呂弟「他の誰かのために120%の力が出せる」
戸愚呂弟「それがお前達の強さ…」
ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハハハハハハハハハ───!!」
143: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 18:41:37.97 ID:aainol9JO
マミ「ティロ・フィナーレ!!」
杏子「くたばれぇ!」
さやか「おぉぉおりゃああぁぁぁぁ!!」
ほむら「負けられない!!」
ドォォオオ……ン!
鴉「…………」
鴉「マスクは不要のようだ、形振り構ってはいられん」カランッ
武威「そのようだな」ドサッ、ドサッ
戸愚呂弟「…………」
戸愚呂兄「弟よ、お前まさか…」
鴉「コォォォ…」
武威「武装闘気!!」ゴォッ!
ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハハハハハハハハハ!」
鴉「死ねぇ!!!」
武威「いい思い出にしてやる!」
杏子「くたばれぇ!」
さやか「おぉぉおりゃああぁぁぁぁ!!」
ほむら「負けられない!!」
ドォォオオ……ン!
鴉「…………」
鴉「マスクは不要のようだ、形振り構ってはいられん」カランッ
武威「そのようだな」ドサッ、ドサッ
戸愚呂弟「…………」
戸愚呂兄「弟よ、お前まさか…」
鴉「コォォォ…」
武威「武装闘気!!」ゴォッ!
ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハハハハハハハハハ!」
鴉「死ねぇ!!!」
武威「いい思い出にしてやる!」
147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 18:45:58.05 ID:aainol9JO
ドガァアアアン!!
ワルプルギスの夜「……ガ…ァ…!」
ほむら「さっきより大きく傾いてる!」
さやか「行けるよ!!」
ワルプルギスの夜「…ギャハハハハハハハハハハハ……!!」
戸愚呂弟「…………」
戸愚呂弟「100%」
ワルプルギスの夜「……ガ…ァ…!」
ほむら「さっきより大きく傾いてる!」
さやか「行けるよ!!」
ワルプルギスの夜「…ギャハハハハハハハハハハハ……!!」
戸愚呂弟「…………」
戸愚呂弟「100%」
149: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 18:49:15.33 ID:aainol9JO
ほむら「!」
さやか「!」
マミ「!」
杏子「!」
鴉「!」
武威「!」
戸愚呂兄「!」
左京「!」
まどか「!」
ワルプルギスの夜「キャハハハ────…」
戸愚呂弟「…ワルプルギス」ピシッピシッ
戸愚呂弟「いい試合をしよう」メキィッ
カッ!!!
さやか「!」
マミ「!」
杏子「!」
鴉「!」
武威「!」
戸愚呂兄「!」
左京「!」
まどか「!」
ワルプルギスの夜「キャハハハ────…」
戸愚呂弟「…ワルプルギス」ピシッピシッ
戸愚呂弟「いい試合をしよう」メキィッ
カッ!!!
153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 18:52:40.91 ID:aainol9JO
戸愚呂弟「…………」
杏子「あれが…」
さやか「100%…」
戸愚呂弟「………」ビッ!
ドォンッ!!
ワルプルギスの夜「!!?」グラッ
ほむら「な、何をしたの!?」
鴉「指弾だ」
ほむら「指弾?」
鴉「指を弾き、その空圧をワルプルギスにぶつけたのだ」
ほむら「………!!」
鴉(…心底化け物め…)
戸愚呂弟「……勝負だ」ザッ
ワルプルギスの夜「ギャアァァアアア……!!」グルンッ
杏子「あれが…」
さやか「100%…」
戸愚呂弟「………」ビッ!
ドォンッ!!
ワルプルギスの夜「!!?」グラッ
ほむら「な、何をしたの!?」
鴉「指弾だ」
ほむら「指弾?」
鴉「指を弾き、その空圧をワルプルギスにぶつけたのだ」
ほむら「………!!」
鴉(…心底化け物め…)
戸愚呂弟「……勝負だ」ザッ
ワルプルギスの夜「ギャアァァアアア……!!」グルンッ
157: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 18:57:12.22 ID:aainol9JO
まどか「ワルプルギスが反転した!?」
左京「これが最後のぶつかり合いか…!」
ワルプルギスの夜「ガァァア────!!」ゴォウッ
戸愚呂弟(他の誰かのために120%の力が出せる)
戸愚呂弟(だからこそオレは、オレのフルパワーは100%中の100%)メキメキッ!
戸愚呂弟(だがオレは……)ググググッ
左京「これが最後のぶつかり合いか…!」
ワルプルギスの夜「ガァァア────!!」ゴォウッ
戸愚呂弟(他の誰かのために120%の力が出せる)
戸愚呂弟(だからこそオレは、オレのフルパワーは100%中の100%)メキメキッ!
戸愚呂弟(だがオレは……)ググググッ
160: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 19:00:33.91 ID:aainol9JO
さやか「更に異形を!!」
鴉「あれが100%中の100%…!」
戸愚呂兄「…違う」
戸愚呂兄「あれは100%中の100%の姿ではない……!」
ワルプルギスの夜「ギャハハハハッハッハッハッハ………!」
戸愚呂弟「フルパワー!!」メキィイッ!
戸愚呂弟「120%ッ!!!」
ワルプルギスの夜「─────!!」
戸愚呂弟「──────!!」
ズドォオオオオ……ン…
……………
………
…
鴉「あれが100%中の100%…!」
戸愚呂兄「…違う」
戸愚呂兄「あれは100%中の100%の姿ではない……!」
ワルプルギスの夜「ギャハハハハッハッハッハッハ………!」
戸愚呂弟「フルパワー!!」メキィイッ!
戸愚呂弟「120%ッ!!!」
ワルプルギスの夜「─────!!」
戸愚呂弟「──────!!」
ズドォオオオオ……ン…
……………
………
…
161: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 19:04:14.20 ID:aainol9JO
戸愚呂弟「………?」
戸愚呂弟(……空?)
まどか「戸愚呂さん!戸愚呂さぁん……!!」
戸愚呂弟『…オレが倒れている……?』
さやか「くそっ!くそっ!回復しない!目を覚ましてよ!戸愚呂さん!!」
鴉「貴様…戸愚呂…あの姿を見せておいて私と闘わず死ぬつもりか、武威とも闘わず…!」
ほむら「ワルプルギスの夜は倒したの!あなたのお陰なのよ!目を開けて!お願いよぉ……!」
戸愚呂弟『………そうか…』
戸愚呂弟『…妖怪になってから初めてオレを受け入れてくれた仲間達との永遠の別れ、その哀しみ』
戸愚呂弟『これも冥獄界の責め苦…か、コエンマ』
戸愚呂弟(……空?)
まどか「戸愚呂さん!戸愚呂さぁん……!!」
戸愚呂弟『…オレが倒れている……?』
さやか「くそっ!くそっ!回復しない!目を覚ましてよ!戸愚呂さん!!」
鴉「貴様…戸愚呂…あの姿を見せておいて私と闘わず死ぬつもりか、武威とも闘わず…!」
ほむら「ワルプルギスの夜は倒したの!あなたのお陰なのよ!目を開けて!お願いよぉ……!」
戸愚呂弟『………そうか…』
戸愚呂弟『…妖怪になってから初めてオレを受け入れてくれた仲間達との永遠の別れ、その哀しみ』
戸愚呂弟『これも冥獄界の責め苦…か、コエンマ』
164: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 19:08:15.56 ID:aainol9JO
コエンマ『そうだ、冥獄界はあらゆる苦痛をお前に与え続ける』
コエンマ『…精神的な悲しみも、な』
杏子「嘘だろぉ戸愚呂…あんなに強かったあんたが、あんたが…っ」
マミ「……………っ!!」
左京「戸愚呂…」
戸愚呂兄「弟よ、起きろ…クックック……!我ら兄弟2人で1つ!向かうところ敵はない!!」
戸愚呂弟『1つ、いいですかね』
コエンマ『なんだ』
戸愚呂弟『この世界は…本当にあるのかね、本当に…救われたのかね』
コエンマ『…精神的な悲しみも、な』
杏子「嘘だろぉ戸愚呂…あんなに強かったあんたが、あんたが…っ」
マミ「……………っ!!」
左京「戸愚呂…」
戸愚呂兄「弟よ、起きろ…クックック……!我ら兄弟2人で1つ!向かうところ敵はない!!」
戸愚呂弟『1つ、いいですかね』
コエンマ『なんだ』
戸愚呂弟『この世界は…本当にあるのかね、本当に…救われたのかね』
167: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 19:12:05.39 ID:aainol9JO
コエンマ『…安心しろ、この世界で起こった事は全て真実だ』
コエンマ『平行世界の何処かで、確かにお前は彼女らやチームの奴らと心を通わせた』
戸愚呂弟『………』
戸愚呂弟『それだけ聞ければ満足です』
戸愚呂弟『行き……いや、戻りましょうか。冥獄界へ』
コエンマ『………うむ』
戸愚呂弟『………』
戸愚呂弟(楽しかったよ、それなりにね)
戸愚呂弟(決して叶う願いじゃないが……)
戸愚呂弟(またいつか、何処かで会おう)
コエンマ『戸愚呂』
コエンマ『……今、眠っているお前の体に戻ればお前は再び、その世界で生きる事ができる』
戸愚呂弟『………?』
コエンマ『平行世界の何処かで、確かにお前は彼女らやチームの奴らと心を通わせた』
戸愚呂弟『………』
戸愚呂弟『それだけ聞ければ満足です』
戸愚呂弟『行き……いや、戻りましょうか。冥獄界へ』
コエンマ『………うむ』
戸愚呂弟『………』
戸愚呂弟(楽しかったよ、それなりにね)
戸愚呂弟(決して叶う願いじゃないが……)
戸愚呂弟(またいつか、何処かで会おう)
コエンマ『戸愚呂』
コエンマ『……今、眠っているお前の体に戻ればお前は再び、その世界で生きる事ができる』
戸愚呂弟『………?』
168: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 19:15:12.31 ID:aainol9JO
コエンマ『やり直す気はないか、戸愚呂』
戸愚呂弟『…何を言い出すかと思えば』
コエンマ『戸愚呂、今や霊界は変わった。ワシが父の罪を暴き!結果父は汚職で退陣したのだ!過去の死者の罪見直しも叫ばれている!』
コエンマ『お前はもう充分償いをしたろう!』
戸愚呂弟『戻る意味があるかね?どうせオレは戻っても魔界に帰るだけだ』
戸愚呂弟『仲間など有り得ない』
コエンマ『戸愚呂!!』
戸愚呂弟『…何を言い出すかと思えば』
コエンマ『戸愚呂、今や霊界は変わった。ワシが父の罪を暴き!結果父は汚職で退陣したのだ!過去の死者の罪見直しも叫ばれている!』
コエンマ『お前はもう充分償いをしたろう!』
戸愚呂弟『戻る意味があるかね?どうせオレは戻っても魔界に帰るだけだ』
戸愚呂弟『仲間など有り得ない』
コエンマ『戸愚呂!!』
170: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 19:20:46.06 ID:aainol9JO
さやか「グリーフシードが足らない!早く浄化しなきゃ……!」
武威「…オレの妖気を使え」
マミ「武威さん!」
ほむら「………鴉…」
鴉「チッ…貸し1つだ」
ほむら「ありがとう……!」
杏子「おいチビ!お前の弟だろ!気張って回復に気を回せ!」
戸愚呂兄「黙れ!もう貴様の石ころに妖気は送っている!何故だ、何故生き返らねぇ!」
コエンマ『戸愚呂ッ…』
戸愚呂弟『早くオレを冥獄界へ連れていけ』
『強情だねぇ、生き返るチャンスをみすみす逃すのかい?バカタレ!』
戸愚呂弟『!!この声は…』
『…行っておやりよ』
まどか「戸愚呂さん!目を覚ましてよぉ!」
戸愚呂弟『幻…海…──』
武威「…オレの妖気を使え」
マミ「武威さん!」
ほむら「………鴉…」
鴉「チッ…貸し1つだ」
ほむら「ありがとう……!」
杏子「おいチビ!お前の弟だろ!気張って回復に気を回せ!」
戸愚呂兄「黙れ!もう貴様の石ころに妖気は送っている!何故だ、何故生き返らねぇ!」
コエンマ『戸愚呂ッ…』
戸愚呂弟『早くオレを冥獄界へ連れていけ』
『強情だねぇ、生き返るチャンスをみすみす逃すのかい?バカタレ!』
戸愚呂弟『!!この声は…』
『…行っておやりよ』
まどか「戸愚呂さん!目を覚ましてよぉ!」
戸愚呂弟『幻…海…──』
173: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 19:24:24.07 ID:aainol9JO
……………
………
…
「あーあ、今日の魔女退治は疲れたなぁ」
「帰りに私の家でお茶してかない?」
「おっ!はいはーい!あたしお呼ばれしちゃいますよー!」
「私もご好意に甘えさせてもらおうかしら」
「いいねー、ケーキあるか?」
「うぇひひ、私も行きたいです!」
「勿論みんな大歓迎よ!それで、あなたは何にする?」
「…………」
「苦いのはダメなんで、オレンジジュースください」
〈了〉
………
…
「あーあ、今日の魔女退治は疲れたなぁ」
「帰りに私の家でお茶してかない?」
「おっ!はいはーい!あたしお呼ばれしちゃいますよー!」
「私もご好意に甘えさせてもらおうかしら」
「いいねー、ケーキあるか?」
「うぇひひ、私も行きたいです!」
「勿論みんな大歓迎よ!それで、あなたは何にする?」
「…………」
「苦いのはダメなんで、オレンジジュースください」
〈了〉
179: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 19:27:57.93 ID:lMBdD6UT0
キャラが立ってるってのはいいな
180: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 19:27:58.39 ID:rPJcyEVBO
原作台詞散りばめられてたな
乙
乙
182: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 19:28:42.60 ID:JdN++zJA0
やるねぇ
183: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 19:29:10.73 ID:jXOtjQzzO
久々に胸熱だった。乙乙乙!
187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 19:31:02.36 ID:HKd6bQbPO
面白かった乙
189: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 19:31:36.34 ID:aainol9JO
最後まで読んでくださった方々、ありがとうございました
戸愚呂はB級妖怪でもインフレの犠牲者でも、幽白史上最高のイケメン
本当はコエンマと一緒に冥獄界へ戻って終わりの予定だったんですが、あんな風にしてしまいました
救いがあってもいいじゃない、元人間だもの
またいつか、別の作品でお会いできればその時に会いましょう!
戸愚呂はB級妖怪でもインフレの犠牲者でも、幽白史上最高のイケメン
本当はコエンマと一緒に冥獄界へ戻って終わりの予定だったんですが、あんな風にしてしまいました
救いがあってもいいじゃない、元人間だもの
またいつか、別の作品でお会いできればその時に会いましょう!
191: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 19:33:19.17 ID:MLUvjI+AO
めちゃくちゃ面白かった
200: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 20:02:30.87 ID:ZpwQD5K80
戸愚呂△
201: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 20:05:03.32 ID:zEIjjgq60
戸愚呂弟って100%になったら周りの奴ヤバいんじゃないっけ?溶けてたような
守られてたのか
守られてたのか
202: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 20:08:05.11 ID:s+tQ1WXi0
>>201
100%の戸愚呂の妖気浴びても平気なように修行したんじゃ
まどかと左京は謎
つーか左京は原作でも何んで生き残ってたんだよwww
100%の戸愚呂の妖気浴びても平気なように修行したんじゃ
まどかと左京は謎
つーか左京は原作でも何んで生き残ってたんだよwww
209: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/24(土) 20:26:56.31 ID:fFE9XmSK0
マミさん「邪王炎殺黒龍波(ダークネスドラゴニックフィナーレ)」
引用元: ワルプルギスの夜「キャハハハ!」戸愚呂「今日はでかい奴の厄日だね」
浦飯幽助「ハンター試験だぁ~?」
2019-05-22
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/26(月) 22:18:55.43 ID:5nlqpwC20
桑原「ああ、姉ちゃんから聞いた話だけどな」
幽助「冬休みにまで試験ってか、マジメ君は大変だなケケケ」
桑原「あっ、よーしもう話さねーぞテメ」
幽助「おー、悪い、で?その試験が何だって言うんだよ」
桑原「でよ、それクリアしたらハンター証ってのがもらえるんだけどよ、それ使えば大抵の資格はどうにかなるらしーんだわ」
桑原「んでまあ俺もそろそろ何か資格とか持ってた方がいいかなーってよ」
幽助「お前資格とか考えてたのかよ、面倒臭い奴」
桑原「うるせぇ」
幽助「冬休みにまで試験ってか、マジメ君は大変だなケケケ」
桑原「あっ、よーしもう話さねーぞテメ」
幽助「おー、悪い、で?その試験が何だって言うんだよ」
桑原「でよ、それクリアしたらハンター証ってのがもらえるんだけどよ、それ使えば大抵の資格はどうにかなるらしーんだわ」
桑原「んでまあ俺もそろそろ何か資格とか持ってた方がいいかなーってよ」
幽助「お前資格とか考えてたのかよ、面倒臭い奴」
桑原「うるせぇ」
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9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/26(月) 22:25:42.54 ID:5nlqpwC20
桑原「あれ?でも浦飯、お前ラーメン屋やってたよな、調理師免許とか」
幽助「ぎく」
桑原「……おまっ!まさか無免許か!?」
浦飯「いーだろバレてねーんだから!」
温子「大丈夫よー、サツにバレそうになったら私がどうにか言っとくから」
幽助「な?」
桑原「『な?』じゃねえ!くそっ!もう俺一人で行ったるわい!」
幽助「あ、待て待て俺も行くって、実は最近あんま面白いこと無くってよー」
桑原「勝手にしろボケェ!」
幽助「ぎく」
桑原「……おまっ!まさか無免許か!?」
浦飯「いーだろバレてねーんだから!」
温子「大丈夫よー、サツにバレそうになったら私がどうにか言っとくから」
幽助「な?」
桑原「『な?』じゃねえ!くそっ!もう俺一人で行ったるわい!」
幽助「あ、待て待て俺も行くって、実は最近あんま面白いこと無くってよー」
桑原「勝手にしろボケェ!」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/26(月) 22:34:55.39 ID:5nlqpwC20
幽助「んで?試験会場ってどこにあるんだ?」
桑原「ザバン市ってとこらしいけど詳しい位置は分かんねーな」
幽助「おいおい会場も分かんねーで試験受けるつもりだったのかよプププ」
桑原「うっせー馬鹿、それを探すのも試験のうちなんだよ!」
桑原「ま、とりあえずザバン市行きってバスがあるらしいからそれによ……」
蔵馬「バスには乗らない方がいいですよ」
桑原「蔵馬じゃねーか!お前も受けるのか?」
蔵馬「ハンター証があれば仕事でも何かと便利だからな」
幽助「助かったぜ、コイツが案内だとイマイチ頼りなくてよー」
桑原「何だとコノヤロ」
桑原「ザバン市ってとこらしいけど詳しい位置は分かんねーな」
幽助「おいおい会場も分かんねーで試験受けるつもりだったのかよプププ」
桑原「うっせー馬鹿、それを探すのも試験のうちなんだよ!」
桑原「ま、とりあえずザバン市行きってバスがあるらしいからそれによ……」
蔵馬「バスには乗らない方がいいですよ」
桑原「蔵馬じゃねーか!お前も受けるのか?」
蔵馬「ハンター証があれば仕事でも何かと便利だからな」
幽助「助かったぜ、コイツが案内だとイマイチ頼りなくてよー」
桑原「何だとコノヤロ」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/26(月) 22:43:31.83 ID:5nlqpwC20
蔵馬「とりあえずあの一本道を目指そう、俺の聞いた情報だとあそこからが近道らしい」
幽助「あそこかー…結構遠いな、おい桑原、次元刀」
桑原「どこでもドアじゃねーっつってんだろコラ」
蔵馬「まあのんびり行きましょう、どうせハンター試験が始まったら一週間は帰れませんしね」
幽助・桑原「なにィィィーーーーッ!!?」
幽助「おい聞いてねぇぞ桑原テメェ!一週間も外出する準備してきてねぇよ!」
桑原「ええいやかましい!俺だって単に会場で問題解いたりするだけだと思っとったわい!」
蔵馬「はは、まあ過去には数十分で試験が終わったこともあるらしいから……」
幽助「だーもう、こうなるって分かってりゃもっと色々持ってきてたのによー」
桑原「あーもーしつけーなテメーは、女じゃあるまいし」
蔵馬「ははは」
幽助「あそこかー…結構遠いな、おい桑原、次元刀」
桑原「どこでもドアじゃねーっつってんだろコラ」
蔵馬「まあのんびり行きましょう、どうせハンター試験が始まったら一週間は帰れませんしね」
幽助・桑原「なにィィィーーーーッ!!?」
幽助「おい聞いてねぇぞ桑原テメェ!一週間も外出する準備してきてねぇよ!」
桑原「ええいやかましい!俺だって単に会場で問題解いたりするだけだと思っとったわい!」
蔵馬「はは、まあ過去には数十分で試験が終わったこともあるらしいから……」
幽助「だーもう、こうなるって分かってりゃもっと色々持ってきてたのによー」
桑原「あーもーしつけーなテメーは、女じゃあるまいし」
蔵馬「ははは」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/26(月) 22:57:16.05 ID:5nlqpwC20
ババァ「ドキドキ二択クーーーイズ!!!」 パチパチパチ
幽助「……おい蔵馬、これも試験のうちか?」
蔵馬「多分ね」
ババァ「静かにおし、では第一問……母親と恋人が悪党に捕まり一人しか助けられない、どちらを助ける?」
幽助「ちょっ……なんだよこの問題はよォ!?ふざけんなババァ!」
桑原「ち……ここは任せるぜ浦飯!温子さんと雪村どっちだ!?」
幽助「けっ、オイ蛍子は関係ねーだろが!ブチ殺すぞテメ!」
ババァ「時間が無いよ、はい③…②…①……」
幽助「ああうるせぇ!①だ①!母親!」
桑原「おいおい雪村見捨てんのかよ浦飯ー!」
幽助「ケケケ!あんな奴こっちから願い下げだオラァー!先に行くぜ!!」 ダッ
桑原「ケッ、あんにゃろまだ進展してねーのか」
蔵馬「桑原君こそどうなんです、雪菜さんとは」
桑原「ばばば、関係ねーだろバーカ!!!」
幽助「……おい蔵馬、これも試験のうちか?」
蔵馬「多分ね」
ババァ「静かにおし、では第一問……母親と恋人が悪党に捕まり一人しか助けられない、どちらを助ける?」
幽助「ちょっ……なんだよこの問題はよォ!?ふざけんなババァ!」
桑原「ち……ここは任せるぜ浦飯!温子さんと雪村どっちだ!?」
幽助「けっ、オイ蛍子は関係ねーだろが!ブチ殺すぞテメ!」
ババァ「時間が無いよ、はい③…②…①……」
幽助「ああうるせぇ!①だ①!母親!」
桑原「おいおい雪村見捨てんのかよ浦飯ー!」
幽助「ケケケ!あんな奴こっちから願い下げだオラァー!先に行くぜ!!」 ダッ
桑原「ケッ、あんにゃろまだ進展してねーのか」
蔵馬「桑原君こそどうなんです、雪菜さんとは」
桑原「ばばば、関係ねーだろバーカ!!!」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/26(月) 23:08:13.06 ID:5nlqpwC20
一本杉
キリコ父「いやしかし妖怪が試験を受けるなんてねぇ」
キリコ母「一目で変身が見破れるなんてビックリだよ全く」
蔵馬「零気を感じた時点で人間じゃないのは分かってましたよ」
桑原「しかし浦飯の奴遅いなぁオイ」
幽助「桑原テメェーーー!!」 バキャァッ
蔵馬「あ、幽助、やっぱりあっちの道が偽物でしたか」
幽助「知ってたなら言えよ!」
桑原「ケケ、いいじゃねーか真っ直ぐ来れたんだからよ」
幽助「よっしゃ桑原ちょっと表出ろコラ、久々に半殺しにしてやら」
桑原「んだよ雪村に見捨てた事バラすぞてめごげふっ!!」 ベキッ
桑原「テメェ浦飯!何しやがるコラァ!!」 ベキバキ
幽助「いだだだだ!うっせーボケ!俺一人だけ騙しやがって!!」 ゴキバキ
蔵馬「いつものことなのでお気になさらず」
キリコ父「はぁ」
キリコ父「いやしかし妖怪が試験を受けるなんてねぇ」
キリコ母「一目で変身が見破れるなんてビックリだよ全く」
蔵馬「零気を感じた時点で人間じゃないのは分かってましたよ」
桑原「しかし浦飯の奴遅いなぁオイ」
幽助「桑原テメェーーー!!」 バキャァッ
蔵馬「あ、幽助、やっぱりあっちの道が偽物でしたか」
幽助「知ってたなら言えよ!」
桑原「ケケ、いいじゃねーか真っ直ぐ来れたんだからよ」
幽助「よっしゃ桑原ちょっと表出ろコラ、久々に半殺しにしてやら」
桑原「んだよ雪村に見捨てた事バラすぞてめごげふっ!!」 ベキッ
桑原「テメェ浦飯!何しやがるコラァ!!」 ベキバキ
幽助「いだだだだ!うっせーボケ!俺一人だけ騙しやがって!!」 ゴキバキ
蔵馬「いつものことなのでお気になさらず」
キリコ父「はぁ」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/26(月) 23:15:02.87 ID:5nlqpwC20
翌日・ザバン市
キリコ「ステーキ定食、弱火でじっくり」
店主「あいよー、奥の席へどうぞー」
幽助「オイオイオイ、いいのかよスゲー資格の試験会場がこんなところで」
蔵馬「こんなところだから良いんだろう、なにしろ全世界から俺達みたいなのが集まるわけだからな」
桑原「つっても試験っつったらこう筆記試験みたいなもんなんじゃねーのか、姉貴からそう聞いたぜ」
蔵馬「筆記もあるかもしれないが基本的にハンター試験はサバイバルさ、何でも毎年何人もの死者が出ているらしい」
桑原「おいおい話がちげーじゃねーか、緊張してきたぜ……」
幽助「お前メチャクチャ静流さんに騙されてんじゃねーか」
蔵馬「話はここまでだな、どうやら着いたみたいだ」
キリコ「ステーキ定食、弱火でじっくり」
店主「あいよー、奥の席へどうぞー」
幽助「オイオイオイ、いいのかよスゲー資格の試験会場がこんなところで」
蔵馬「こんなところだから良いんだろう、なにしろ全世界から俺達みたいなのが集まるわけだからな」
桑原「つっても試験っつったらこう筆記試験みたいなもんなんじゃねーのか、姉貴からそう聞いたぜ」
蔵馬「筆記もあるかもしれないが基本的にハンター試験はサバイバルさ、何でも毎年何人もの死者が出ているらしい」
桑原「おいおい話がちげーじゃねーか、緊張してきたぜ……」
幽助「お前メチャクチャ静流さんに騙されてんじゃねーか」
蔵馬「話はここまでだな、どうやら着いたみたいだ」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/26(月) 23:21:44.69 ID:5nlqpwC20
試験会場
桑原「おいおい、メチャクチャ人数いるじゃねーか」
幽助「ビビんなよ、あんま強い霊気感じねーだろ」
桑原「別にビビってねーけどな、ただ何人いるんだろうなーってよ」
トンパ「君達で408人目だよ」
蔵馬「408番目か、結構早めに着くつもりだったんだがな」
桑原「おいおい、俺達でさえ400番ぐらいってことは番号前半の奴はいつから着いてんだぁ?」
幽助「だからビビんなっての、例えば新発売のゲームで朝から並んでる奴が強いわけじゃねーだろ」
蔵馬「それとは違うよ幽助」
桑原「おいおい、メチャクチャ人数いるじゃねーか」
幽助「ビビんなよ、あんま強い霊気感じねーだろ」
桑原「別にビビってねーけどな、ただ何人いるんだろうなーってよ」
トンパ「君達で408人目だよ」
蔵馬「408番目か、結構早めに着くつもりだったんだがな」
桑原「おいおい、俺達でさえ400番ぐらいってことは番号前半の奴はいつから着いてんだぁ?」
幽助「だからビビんなっての、例えば新発売のゲームで朝から並んでる奴が強いわけじゃねーだろ」
蔵馬「それとは違うよ幽助」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/26(月) 23:32:04.48 ID:5nlqpwC20
トンパ「ま、番号が若いから強いとは限らないよ、現に俺なんてこれが35回目の受験だからね」
幽助「それだけやって受かんねーってことか」
桑原「失礼だろうが」
「ギャアアアアアアアアアアアアア!!!!」
ヒソカ「あーら不思議、腕が消えちゃった」
トンパ「ち、嫌な奴が今年も来やがった…奇術士ヒソカ…前回の試験で試験官を……」
幽助「……ありゃ別に腕消してるわけじゃねーな」
桑原「斬った腕を霊力か何かで隠してるみたいだな、まんま手品だ」
ヒソカ「……へぇ、見破ってる人もいるみたいだけど……はい不思議、何も無いところから腕が出ました★」
幽助「蔵馬、その腕またくっつけられるか?」
蔵馬「魔界の植物を使えば難しくは無いさ、試験には出られないだろうけどね」
ヒソカ「……♪」
幽助「それだけやって受かんねーってことか」
桑原「失礼だろうが」
「ギャアアアアアアアアアアアアア!!!!」
ヒソカ「あーら不思議、腕が消えちゃった」
トンパ「ち、嫌な奴が今年も来やがった…奇術士ヒソカ…前回の試験で試験官を……」
幽助「……ありゃ別に腕消してるわけじゃねーな」
桑原「斬った腕を霊力か何かで隠してるみたいだな、まんま手品だ」
ヒソカ「……へぇ、見破ってる人もいるみたいだけど……はい不思議、何も無いところから腕が出ました★」
幽助「蔵馬、その腕またくっつけられるか?」
蔵馬「魔界の植物を使えば難しくは無いさ、試験には出られないだろうけどね」
ヒソカ「……♪」
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/26(月) 23:41:53.16 ID:5nlqpwC20
ジリリリリリリリリリリリリリ
サトツ「ではこれよりハンター試験を開始します」
蔵馬「始まったか、どうやらこれが一次試験のようだな」
桑原「え?これから一次会場まで着れてかれるんじゃねーの?」
サトツ「申し送れましたが私一次試験官のサトツと申します、二次試験会場まで私に着いてくること、これが第一次試験です」
幽助「持久走ってことか、大した試験じゃねーな」
ヒソカ(少しは楽しめそうかな……◆)
桑原「ケッ、気持ち悪い奴だぜ……おい浦飯、あいつずっと俺達のこと見てんぞ」
蔵馬「いいんじゃないですか放っておいて」
幽助「だな、確かに結構強そうだけどよ、別に警戒する程じゃねーだろ」
桑原「ケッ!これだから魔族ってのはよー……悪いけど俺は普通の人間なんだからな!」
幽助「へいへい」
サトツ「ではこれよりハンター試験を開始します」
蔵馬「始まったか、どうやらこれが一次試験のようだな」
桑原「え?これから一次会場まで着れてかれるんじゃねーの?」
サトツ「申し送れましたが私一次試験官のサトツと申します、二次試験会場まで私に着いてくること、これが第一次試験です」
幽助「持久走ってことか、大した試験じゃねーな」
ヒソカ(少しは楽しめそうかな……◆)
桑原「ケッ、気持ち悪い奴だぜ……おい浦飯、あいつずっと俺達のこと見てんぞ」
蔵馬「いいんじゃないですか放っておいて」
幽助「だな、確かに結構強そうだけどよ、別に警戒する程じゃねーだろ」
桑原「ケッ!これだから魔族ってのはよー……悪いけど俺は普通の人間なんだからな!」
幽助「へいへい」
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/26(月) 23:51:50.20 ID:5nlqpwC20
トンパ(やっべ、あいつらにジュース渡すの忘れてた)
桑原「いつの間にか前の方に来ちまったな」
幽助「これぐらいだったら婆さんの特訓で散々やってたしな」
キルア「おっ、見ろよゴン、誰か追いついて来たぜ」
ゴン「あ、本当だ、こんにちわー」
幽助「なんだぁー?子供じゃねーか、マラソンは学校でやりなさいよキミタチ」
キルア「ムカつく奴だないきなり…まあいいや、そこのオッサンの名前は?」
桑原「おいおい俺のことか!?俺はまだ10代だよ馬鹿野郎!!」
ゴン「ええっ!!?」
幽助「ギャハハハハ!お前オッサンだってよオイ桑原!!」
桑原「やっかましい!ったく、どいつもこいつも世紀の美少年を捕まえて……」
レオリオ「あー、あるある、あの気持ち分かるぜ」
クラピカ「私には分からないよレオリオ」
桑原「いつの間にか前の方に来ちまったな」
幽助「これぐらいだったら婆さんの特訓で散々やってたしな」
キルア「おっ、見ろよゴン、誰か追いついて来たぜ」
ゴン「あ、本当だ、こんにちわー」
幽助「なんだぁー?子供じゃねーか、マラソンは学校でやりなさいよキミタチ」
キルア「ムカつく奴だないきなり…まあいいや、そこのオッサンの名前は?」
桑原「おいおい俺のことか!?俺はまだ10代だよ馬鹿野郎!!」
ゴン「ええっ!!?」
幽助「ギャハハハハ!お前オッサンだってよオイ桑原!!」
桑原「やっかましい!ったく、どいつもこいつも世紀の美少年を捕まえて……」
レオリオ「あー、あるある、あの気持ち分かるぜ」
クラピカ「私には分からないよレオリオ」
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 00:00:43.24 ID:RiqXxUnb0
幽助「へー、じゃあゴンは親父みたいになりたくてハンター目指してんだな」
ゴン「うん、ユウスケはどうしてハンターになりたいの?」
幽助「そりゃ資格だろ、俺ラーメン屋やってんだけど調理師免許が欲しくてよー」
キルア「ふーん…でも別にラーメン屋なら免許関係無いじゃん」
幽助「……蔵馬」
蔵馬「確かに別に必要無いな」
幽助「桑原ァァ!ちょっと顔貸せやコラァァ!!」
桑原「ちょ、ばっ、やめろコラ!知らなかったんだって!!作者も」
幽助「くそっ、適当なこと言いやがって、ちゃんと調べてから話せよそういうのはよ!」
桑原「いでで、悪かったって!!やめろバカ!!」
キルア「よく走りながら喧嘩できんなー、あいつら」
蔵馬「いつものことさ」
ゴン「ははは」
ゴン「うん、ユウスケはどうしてハンターになりたいの?」
幽助「そりゃ資格だろ、俺ラーメン屋やってんだけど調理師免許が欲しくてよー」
キルア「ふーん…でも別にラーメン屋なら免許関係無いじゃん」
幽助「……蔵馬」
蔵馬「確かに別に必要無いな」
幽助「桑原ァァ!ちょっと顔貸せやコラァァ!!」
桑原「ちょ、ばっ、やめろコラ!知らなかったんだって!!作者も」
幽助「くそっ、適当なこと言いやがって、ちゃんと調べてから話せよそういうのはよ!」
桑原「いでで、悪かったって!!やめろバカ!!」
キルア「よく走りながら喧嘩できんなー、あいつら」
蔵馬「いつものことさ」
ゴン「ははは」
93: >>89 来させる理由が付けられない 2011/12/27(火) 00:07:23.72 ID:RiqXxUnb0
ゴン「出口だー!」
桑原「ここは……知ってるぜ、ヌメーレ湿原だ!」
幽助「げ、よく知ってんなお前」
桑原「こないだテストに出たからな、ここだけの固有の動物が多いんだぜ」
サトツ「ご存知の方もいるようですが……通称『詐欺師の塒』気をつけて着いてきてください、騙されると死にますよ」
サトツ「騙されることの無いように注意深く私の後を着いてきてください」
レオリオ「けっ、おかしなこと言ってるぜ、騙されるのが分かってて騙される奴なんて……」
試験官?「ウソだ!そいつはウソをついている!」
レオリオ「!?」
桑原「ここは……知ってるぜ、ヌメーレ湿原だ!」
幽助「げ、よく知ってんなお前」
桑原「こないだテストに出たからな、ここだけの固有の動物が多いんだぜ」
サトツ「ご存知の方もいるようですが……通称『詐欺師の塒』気をつけて着いてきてください、騙されると死にますよ」
サトツ「騙されることの無いように注意深く私の後を着いてきてください」
レオリオ「けっ、おかしなこと言ってるぜ、騙されるのが分かってて騙される奴なんて……」
試験官?「ウソだ!そいつはウソをついている!」
レオリオ「!?」
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 00:14:42.27 ID:RiqXxUnb0
試験官?「こいつを見ろ!ヌメーレ湿原に生息する人面猿!」
試験官?「そいつはハンター試験に集まった参加者を一網打尽にするつもりだぞ!」
ざわ…… ざわ……
幽助「……で、どっちだ桑原」
桑原「へっ、決まってら、あっちの方が偽者だぜ!!」 ドォーーンッ
試験官?「!?」
幽助「ああ、俺もそう思う、ってわけで試させてもらうぜ」
試験官?「ちょ、ちょっと待て!お前ら何の根拠があって……」
ゴギャァァッ
試験官?「 」
桑原「勘だよバカヤロウ」
幽助「へっ、選択問題は俺の十八番だぜ、本物の試験官ならこの程度避けられるはずだしな」
サトツ(……さて……果たして私はアレを避けられたでしょうか……)
ヒソカ(~~~~~~っ♪♪) ゾクゾク
試験官?「そいつはハンター試験に集まった参加者を一網打尽にするつもりだぞ!」
ざわ…… ざわ……
幽助「……で、どっちだ桑原」
桑原「へっ、決まってら、あっちの方が偽者だぜ!!」 ドォーーンッ
試験官?「!?」
幽助「ああ、俺もそう思う、ってわけで試させてもらうぜ」
試験官?「ちょ、ちょっと待て!お前ら何の根拠があって……」
ゴギャァァッ
試験官?「 」
桑原「勘だよバカヤロウ」
幽助「へっ、選択問題は俺の十八番だぜ、本物の試験官ならこの程度避けられるはずだしな」
サトツ(……さて……果たして私はアレを避けられたでしょうか……)
ヒソカ(~~~~~~っ♪♪) ゾクゾク
110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 00:25:24.96 ID:RiqXxUnb0
サトツ「さて、それでは参りましょうか、二次試験会場へ」
キルア「おいゴン、ユースケ、ヒソカから離れた方がいい」
ゴン「どうして?」
キルア「あいつ殺しをしたくてウズウズしてるから、霧に乗じてかなり殺るぜ」
幽助「だな、何となくだがそんな感じはするぜ」
キルア「……へぇ、ひょっとしてあんたも同類なのかな」
幽助「かもな、殺しはしねーけどよ」
ゴン「ふーん……よく分からないけどクラピカ!レオリオ!キルアが前に来いってさー!!」
レオリオ「行けたら行っとるわボケェェーーーッ!!!」
幽助「仕方ねーなー、おい桑原、次元刀」
桑原「だからどこでもドアじゃねーっつってんだろがぁ!!!」
蔵馬(少し離れよう)
キルア「おいゴン、ユースケ、ヒソカから離れた方がいい」
ゴン「どうして?」
キルア「あいつ殺しをしたくてウズウズしてるから、霧に乗じてかなり殺るぜ」
幽助「だな、何となくだがそんな感じはするぜ」
キルア「……へぇ、ひょっとしてあんたも同類なのかな」
幽助「かもな、殺しはしねーけどよ」
ゴン「ふーん……よく分からないけどクラピカ!レオリオ!キルアが前に来いってさー!!」
レオリオ「行けたら行っとるわボケェェーーーッ!!!」
幽助「仕方ねーなー、おい桑原、次元刀」
桑原「だからどこでもドアじゃねーっつってんだろがぁ!!!」
蔵馬(少し離れよう)
118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 00:33:11.74 ID:RiqXxUnb0
「ギャアアアアアアア!!!」
「ヒィィィィィ!!」
幽助「おいおい後ろの連中がゴソッと消えたぜ」
キルア「騙されたんだろ、この霧じゃ俺達も一度はぐれたらもうアウトさ」
ゴン(レオリオ……クラピカ……)
桑原「よく見たら蔵馬もいねーな、あいつに限ってまさかってこた無いだろーけどよ……」
幽助「お前は自分の心配しとけ」
モブ「ぎゃあああああああああああああああああああ!!!」
レオリオ「てめぇ!いきなり何しやがる!」
ヒソカ「クク……試験官ごっこ◆」
「ヒィィィィィ!!」
幽助「おいおい後ろの連中がゴソッと消えたぜ」
キルア「騙されたんだろ、この霧じゃ俺達も一度はぐれたらもうアウトさ」
ゴン(レオリオ……クラピカ……)
桑原「よく見たら蔵馬もいねーな、あいつに限ってまさかってこた無いだろーけどよ……」
幽助「お前は自分の心配しとけ」
モブ「ぎゃあああああああああああああああああああ!!!」
レオリオ「てめぇ!いきなり何しやがる!」
ヒソカ「クク……試験官ごっこ◆」
127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 00:39:18.33 ID:RiqXxUnb0
モブ「ふざけやがって…二度とハンター試験を受けられないようにしてやるぜ!」
ヒソカ「うーん…そうだなあ……君達まとめて、コレ一枚で十分かな★」
モブ「ほざけぇぇぇぇーーーーーーーーーーーっ!!」
ザクッ
モブ「 」
チェリー「く……!」
ヒソカ「君達全員不合格だね……さて残りは3人……いや4人か……◆」
レオリオ「?」
ヒソカ「いるんだろう?出ておいでよ◆」
蔵馬「……別に隠れているつもりは無かったんだがな」 スゥ……
クラピカ「お前は確か……クラマ……!」
ヒソカ「うーん…そうだなあ……君達まとめて、コレ一枚で十分かな★」
モブ「ほざけぇぇぇぇーーーーーーーーーーーっ!!」
ザクッ
モブ「 」
チェリー「く……!」
ヒソカ「君達全員不合格だね……さて残りは3人……いや4人か……◆」
レオリオ「?」
ヒソカ「いるんだろう?出ておいでよ◆」
蔵馬「……別に隠れているつもりは無かったんだがな」 スゥ……
クラピカ「お前は確か……クラマ……!」
133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 00:49:18.97 ID:RiqXxUnb0
ヒソカ「う~~ん……ビンビン来るねぇ~~これは楽しめそうだ……★」
蔵馬「あいにくだがこちらは貴様に興味は無いんでね、ここは素直に引いてくれないか」
ヒソカ「断る◆」
蔵馬「だろうな……」 ピシィッ
レオリオ「うおっ、何だありゃ……トゲの鞭か!?」
ヒソカ(見たところアレは植物の操作……操作系かな……◆)
チェリー「おい…今のうちに逃げるぞ……」
レオリオ「だ、だけどよ……」
クラピカ「いや、ここは彼に任せるぞレオリオ、私たちは一刻も早く離れるべきだ」
レオリオ「……ちぃっ!」 ダッ
蔵馬「あいにくだがこちらは貴様に興味は無いんでね、ここは素直に引いてくれないか」
ヒソカ「断る◆」
蔵馬「だろうな……」 ピシィッ
レオリオ「うおっ、何だありゃ……トゲの鞭か!?」
ヒソカ(見たところアレは植物の操作……操作系かな……◆)
チェリー「おい…今のうちに逃げるぞ……」
レオリオ「だ、だけどよ……」
クラピカ「いや、ここは彼に任せるぞレオリオ、私たちは一刻も早く離れるべきだ」
レオリオ「……ちぃっ!」 ダッ
138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 00:56:37.34 ID:RiqXxUnb0
ヒソカ「おやおや、逃げられちゃったかな★」
ヒソカ「まあいいか、君みたいな人と戦えるんだから……◆」
蔵馬「周りに人がいないのは好都合だ、こちらも好きに戦える」
ヒソカ「ふふ……それじゃ行くよ……♪」 ビュッ
蔵馬「はっ!」 パシィッ
蔵馬「トランプを投げるだけが貴様の技か?」
ヒソカ「ふふ……その鞭は切れ味が鋭そうだからね……バンジーガム!」 グィィィィーーッ
蔵馬「っ!ローズウィップが……!」 バシィッ
ヒソカ「スキあり……◆」
蔵馬「!」
ザクゥッ
ヒソカ「まあいいか、君みたいな人と戦えるんだから……◆」
蔵馬「周りに人がいないのは好都合だ、こちらも好きに戦える」
ヒソカ「ふふ……それじゃ行くよ……♪」 ビュッ
蔵馬「はっ!」 パシィッ
蔵馬「トランプを投げるだけが貴様の技か?」
ヒソカ「ふふ……その鞭は切れ味が鋭そうだからね……バンジーガム!」 グィィィィーーッ
蔵馬「っ!ローズウィップが……!」 バシィッ
ヒソカ「スキあり……◆」
蔵馬「!」
ザクゥッ
150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 01:03:27.67 ID:RiqXxUnb0
桑原「蔵馬のやつ遅いな……もう何分も経ってるぜ」
幽助「だから大丈夫だっつってんだろうが」
キルア「どうだか、ヒソカの奴はマジでヤバそうだし……」
蔵馬「ここにいるよ」
桑原「うおっ!ぜ、全然気付かんかった!」
幽助「おい蔵馬、あいつどうしたんだ?」
蔵馬「殺してはいないさ、また霊界から指名手配されるのも嫌だからね」
蔵馬「今頃は邪念樹の幻覚を見ている筈だ、もうしばらくしたら解けると思うけどね」
キルア「へぇ……ヒソカを手玉に取るなんて……あんた相当やるね?」
蔵馬「ただの高校生ですよ」
邪念樹「 」シュウウウウ……
ギタラクル『で、まんまとやられちゃったんだヒソカ』
ヒソカ「そうだね……う~ん……やられたなぁ……♪」
幽助「だから大丈夫だっつってんだろうが」
キルア「どうだか、ヒソカの奴はマジでヤバそうだし……」
蔵馬「ここにいるよ」
桑原「うおっ!ぜ、全然気付かんかった!」
幽助「おい蔵馬、あいつどうしたんだ?」
蔵馬「殺してはいないさ、また霊界から指名手配されるのも嫌だからね」
蔵馬「今頃は邪念樹の幻覚を見ている筈だ、もうしばらくしたら解けると思うけどね」
キルア「へぇ……ヒソカを手玉に取るなんて……あんた相当やるね?」
蔵馬「ただの高校生ですよ」
邪念樹「 」シュウウウウ……
ギタラクル『で、まんまとやられちゃったんだヒソカ』
ヒソカ「そうだね……う~ん……やられたなぁ……♪」
164: 北神が仙水に勝てる気がしない 2011/12/27(火) 01:11:34.91 ID:RiqXxUnb0
サトツ「みなさんお疲れ様でした、ここ、ビスカ森林公園が二次試験会場になります」
桑原「やーっと着いたか、次の試験は何だ?マラソンときたら水泳か?」
幽助「バァさんの時みてーに中はゲームセンターだったりしてな」
レオリオ「ぜぇ……ぜぇ……くそっ、全然平気そうな顔しやがって……」
蔵馬「無理をするな、薬草を使って少し休もう」
レオリオ「休もうっつったってヒソカの野郎も普通にいるじゃねーか、気が休まらねーよ」
クラピカ「大丈夫だ、断言するがヒソカはもうレオリオには興味は無い」
レオリオ「それはそれでムカつくんだけどよ……」
蔵馬「常にジロジロ見てくるのだけはやめてほしいなあ」
幽助「幻覚とかじゃなくて普通に気絶させといた方が良かったんじゃねーか」
ヒソカ(ふう……) ビクン ビクン
桑原「やーっと着いたか、次の試験は何だ?マラソンときたら水泳か?」
幽助「バァさんの時みてーに中はゲームセンターだったりしてな」
レオリオ「ぜぇ……ぜぇ……くそっ、全然平気そうな顔しやがって……」
蔵馬「無理をするな、薬草を使って少し休もう」
レオリオ「休もうっつったってヒソカの野郎も普通にいるじゃねーか、気が休まらねーよ」
クラピカ「大丈夫だ、断言するがヒソカはもうレオリオには興味は無い」
レオリオ「それはそれでムカつくんだけどよ……」
蔵馬「常にジロジロ見てくるのだけはやめてほしいなあ」
幽助「幻覚とかじゃなくて普通に気絶させといた方が良かったんじゃねーか」
ヒソカ(ふう……) ビクン ビクン
172: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 01:22:53.91 ID:RiqXxUnb0
メンチ「……というわけで二次試験は料理よ!」
ブハラ「俺の指定する料理は豚の丸焼き!俺の大好物!」
ゴン「料理……?」
幽助「へへへ、ラーメン屋の俺に料理たー上等だぜ」
桑原「ただ豚焼くだけの料理に腕も何もねーだろーがバカ」
ゴン「でも簡単そうな料理でよかったよね」
レオリオ「ああ、ただ豚捕まえて焼くだけだからな」
蔵馬「こういうのは飛影が得意そうなんですけどね」
幽助「豚に黒龍波ぶっぱなすんじゃねーかアイツ」
桑原「んなまさか……」
飛影「邪王炎殺黒龍波ーっ!!!」 ゴォォッ
グレイトスタンプ「ぬおおおおおおおおおおおおっっ!!!」 ボシュウウウッ
幽助「あ」
桑原「あ」
ブハラ「俺の指定する料理は豚の丸焼き!俺の大好物!」
ゴン「料理……?」
幽助「へへへ、ラーメン屋の俺に料理たー上等だぜ」
桑原「ただ豚焼くだけの料理に腕も何もねーだろーがバカ」
ゴン「でも簡単そうな料理でよかったよね」
レオリオ「ああ、ただ豚捕まえて焼くだけだからな」
蔵馬「こういうのは飛影が得意そうなんですけどね」
幽助「豚に黒龍波ぶっぱなすんじゃねーかアイツ」
桑原「んなまさか……」
飛影「邪王炎殺黒龍波ーっ!!!」 ゴォォッ
グレイトスタンプ「ぬおおおおおおおおおおおおっっ!!!」 ボシュウウウッ
幽助「あ」
桑原「あ」
184: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 01:27:08.95 ID:RiqXxUnb0
幽助「飛影じゃねーか!」
飛影「……ち」
桑原「んだよ来てたんなら言えってのによー」
蔵馬「恥ずかしかったんですよね?」
飛影「黙れ」
キルア「なんだ、このチビも知り合い?」
飛影「なんだこのガキは、殺されたいのか」
レオリオ「おいおい小せぇくせに態度はデケーなこいつ」
幽助「だろ、あんまからかうと殺されるぞ」
飛影「……次の大会で優勝したら貴様らを消してやる」
飛影「……ち」
桑原「んだよ来てたんなら言えってのによー」
蔵馬「恥ずかしかったんですよね?」
飛影「黙れ」
キルア「なんだ、このチビも知り合い?」
飛影「なんだこのガキは、殺されたいのか」
レオリオ「おいおい小せぇくせに態度はデケーなこいつ」
幽助「だろ、あんまからかうと殺されるぞ」
飛影「……次の大会で優勝したら貴様らを消してやる」
198: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 01:36:45.05 ID:RiqXxUnb0
ブハラ「うーん、これもウマい、これもウマい」 モグモグ
幽助「で、どうしてここにいるんだ?」
飛影「骸の命令だ、何でも一度人間界を見て回ろうと思ってるらしくてな」
飛影「俺は知らんが人間界ではハンター証とやらがあれば大抵のことは許されるんだろう?」
キルア「ま、殺しても無罪になるからって理由で試験受ける奴もいるぐらいだしなあ」
ゴン「へえー……」
ブハラ「ふうー、お腹いっぱい」
メンチ「はい、じゃあ終了ーーー!」 ゴーン
クラピカ「おかしい…妙だぞ……明らかに奴の腹より食った面積の方がデカい!」
蔵馬「グルメ槇原のような能力者か……いや、だが……」
桑原「いやどうでもいいわ」
幽助「で、どうしてここにいるんだ?」
飛影「骸の命令だ、何でも一度人間界を見て回ろうと思ってるらしくてな」
飛影「俺は知らんが人間界ではハンター証とやらがあれば大抵のことは許されるんだろう?」
キルア「ま、殺しても無罪になるからって理由で試験受ける奴もいるぐらいだしなあ」
ゴン「へえー……」
ブハラ「ふうー、お腹いっぱい」
メンチ「はい、じゃあ終了ーーー!」 ゴーン
クラピカ「おかしい…妙だぞ……明らかに奴の腹より食った面積の方がデカい!」
蔵馬「グルメ槇原のような能力者か……いや、だが……」
桑原「いやどうでもいいわ」
211: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 01:44:23.66 ID:RiqXxUnb0
メンチ「二次試験後半、私の料理は……スシよ!」
レオリオ「スシ!?」
ゴン「キルア、スシって知ってる?」
キルア「いや知らねー」
幽助「へへ、おい桑原、どうやら今回は俺達の独擅場だぜ」 ボソボソ
桑原「ああ、見たとこみんな寿司を知らねーみたいだしな」 ボソボソ
レオリオ「くそっ、ニギリズシって何だか検討もつかねーな」
クラピカ「聞いたことはあるな、酢と調味料を混ぜた飯に新鮮な魚肉を加えた料理の筈だ」
レオリオ「魚ぁ!?お前ここは森の中だぜ!!?」
クラピカ「声がデカい!!!」
レオリオ「スシ!?」
ゴン「キルア、スシって知ってる?」
キルア「いや知らねー」
幽助「へへ、おい桑原、どうやら今回は俺達の独擅場だぜ」 ボソボソ
桑原「ああ、見たとこみんな寿司を知らねーみたいだしな」 ボソボソ
レオリオ「くそっ、ニギリズシって何だか検討もつかねーな」
クラピカ「聞いたことはあるな、酢と調味料を混ぜた飯に新鮮な魚肉を加えた料理の筈だ」
レオリオ「魚ぁ!?お前ここは森の中だぜ!!?」
クラピカ「声がデカい!!!」
220: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 01:49:38.31 ID:RiqXxUnb0
「魚だ!」「魚だー!」ドタドタ
幽助「げっ、おいレオリオてめぇ!」
レオリオ「俺のせいかよ!」
クラピカ「紛れもなく自業自得だよレオリオ」
飛影「ふん、とにかく魚を捕ってくればいいのだろう、で、蔵馬」
蔵馬「はい?」
飛影「……スシというのはどんな料理だ」
蔵馬「自分で考えるのも試験のうちですよ飛影」
飛影「貴様……!!」
幽助「げっ、おいレオリオてめぇ!」
レオリオ「俺のせいかよ!」
クラピカ「紛れもなく自業自得だよレオリオ」
飛影「ふん、とにかく魚を捕ってくればいいのだろう、で、蔵馬」
蔵馬「はい?」
飛影「……スシというのはどんな料理だ」
蔵馬「自分で考えるのも試験のうちですよ飛影」
飛影「貴様……!!」
223: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 01:59:58.31 ID:RiqXxUnb0
幽助「ギャハハハハ!飛影お前寿司知らねーのかよ!」
桑原「おいおい、何年日本にいたんだっつーんだよ全くよー」
飛影「……ち」
レオリオ「出来たぜ!名付けてレオリオスペシャ」
メンチ「食えるかぁっ!」
レオリオ「てめっ、何も放るこたねーだろコラァァ!!」
ゴン「……こんな感じかなあ」 ギュッ ギュッ
キルア「俺はこんな感じだと思うけどな」 ギュッ ギュッ
幽助「ぶはっwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
キルア「おまっ……知ってるんなら教えろよ!!」
幽助「悪い悪い、今から作っ……」
飛影「できたぞ」
桑原・幽助「!!!?」
桑原「おいおい、何年日本にいたんだっつーんだよ全くよー」
飛影「……ち」
レオリオ「出来たぜ!名付けてレオリオスペシャ」
メンチ「食えるかぁっ!」
レオリオ「てめっ、何も放るこたねーだろコラァァ!!」
ゴン「……こんな感じかなあ」 ギュッ ギュッ
キルア「俺はこんな感じだと思うけどな」 ギュッ ギュッ
幽助「ぶはっwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
キルア「おまっ……知ってるんなら教えろよ!!」
幽助「悪い悪い、今から作っ……」
飛影「できたぞ」
桑原・幽助「!!!?」
226: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 02:05:14.75 ID:RiqXxUnb0
飛影「ふん、どうだ、これがスシというものだろう」 スッ
,.、,、,..,、、.,、,、、..,_ /i
;'`;、、:、. .:、:, :,.: ::`゙:.:゙:`''':,'.´ -‐i
'、;: ...: ,:. :.、.:',.: .:: _;.;;..; :..‐'゙  ̄  ̄
メンチ「残念ハズレ」 ポイッ
飛影「!」
幽助「ッギャハハハハハハ!!飛影おまっwwwwwwwwおまwwwwwwwwwwwwwwwww」
桑原「腹いてぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
飛影「貴様ら……」 ボボボボボ
ハンゾー「ふっ、そろそろ俺の出番だな……どうだ!こいつがスシだろ!」
幽助「はっ!しまった!」
桑原「ちくしょ、先を越されちまったか!」
キルア「やっぱり知ってたんじゃねーかお前ら!!」
,.、,、,..,、、.,、,、、..,_ /i
;'`;、、:、. .:、:, :,.: ::`゙:.:゙:`''':,'.´ -‐i
'、;: ...: ,:. :.、.:',.: .:: _;.;;..; :..‐'゙  ̄  ̄
メンチ「残念ハズレ」 ポイッ
飛影「!」
幽助「ッギャハハハハハハ!!飛影おまっwwwwwwwwおまwwwwwwwwwwwwwwwww」
桑原「腹いてぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
飛影「貴様ら……」 ボボボボボ
ハンゾー「ふっ、そろそろ俺の出番だな……どうだ!こいつがスシだろ!」
幽助「はっ!しまった!」
桑原「ちくしょ、先を越されちまったか!」
キルア「やっぱり知ってたんじゃねーかお前ら!!」
231: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 02:14:52.26 ID:RiqXxUnb0
そんなこんなで第二次試験
メンチの料理審査、合格者無し!
ネテロ「ほっほ、合格者無しとはちと厳し過ぎやせんかのう」
メンチ「……すいません、試験官失格ですね……私は降りるので別の審査をしてください」
ネテロ「ふむ、そう言うと思って急遽試験官を呼んできたわい」
ゴン「次の試験はマトモだと良いんだけどね」
キルア「な、ハンター試験なんだからさあ、もっと分かりやすいのがいいよな」
ネテロ「では紹介しよう、二次試験の代理試験官を勤めてもらう幻海試験官じゃ」
幻海「うむ、よろしく頼むよ」
幽助「なにィィィィーーーーーーーッ!!!?」
メンチの料理審査、合格者無し!
ネテロ「ほっほ、合格者無しとはちと厳し過ぎやせんかのう」
メンチ「……すいません、試験官失格ですね……私は降りるので別の審査をしてください」
ネテロ「ふむ、そう言うと思って急遽試験官を呼んできたわい」
ゴン「次の試験はマトモだと良いんだけどね」
キルア「な、ハンター試験なんだからさあ、もっと分かりやすいのがいいよな」
ネテロ「では紹介しよう、二次試験の代理試験官を勤めてもらう幻海試験官じゃ」
幻海「うむ、よろしく頼むよ」
幽助「なにィィィィーーーーーーーッ!!!?」
241: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 02:21:42.97 ID:RiqXxUnb0
幽助「おいババァ!どういうつもりだこりゃ!」
幻海「やかましい奴だね、試験官に暴言吐いてると失格にするよ」
蔵馬「まさか師範が来るとはね……」
ゴン「知ってる人?」
クラピカ「聞いたことはあるな、東方の地における霊光波動の師範だった筈だ」
桑原「で、浦飯の師匠だな」
レオリオ「マジかよ!じゃあお前ら余裕で合格になるんじゃ」
蔵馬「それは無いよ、むしろ師範の人柄から言って幽助の不得意な試験を考えるだろうね、例えば……」
幻海「さて、それであたしの試験の内容はズバリ……ペーパーテスト!」
幽助「 」
蔵馬「……ね?」
ゴン「 」
幻海「やかましい奴だね、試験官に暴言吐いてると失格にするよ」
蔵馬「まさか師範が来るとはね……」
ゴン「知ってる人?」
クラピカ「聞いたことはあるな、東方の地における霊光波動の師範だった筈だ」
桑原「で、浦飯の師匠だな」
レオリオ「マジかよ!じゃあお前ら余裕で合格になるんじゃ」
蔵馬「それは無いよ、むしろ師範の人柄から言って幽助の不得意な試験を考えるだろうね、例えば……」
幻海「さて、それであたしの試験の内容はズバリ……ペーパーテスト!」
幽助「 」
蔵馬「……ね?」
ゴン「 」
254: 時間軸的には魔界トーナメント~次元砲の間ぐらいな 2011/12/27(火) 02:32:44.81 ID:RiqXxUnb0
幻海「ま、あたしも鬼じゃないからね、試験は飛行船内で明日の正午からにしてやるさ」
幻海「自信の無い奴は飛行船内の図書室なんかで必死に勉強しとくんだね、ヒヒヒ」
幽助「あんのクソババァ!!」
ゴン「俺もう駄目だよキルア……」
蔵馬「教えますから一日あればどうにかなりますよ」
桑原「よっしゃ!こういう試験を待ってたんだよなあ俺は!」
幻海「ちなみに問題は中学レベル、大負けに負けて50点以上で合格だよ」
レオリオ「ゴン!図書室に急ぐぞ!早くしないと場所が無くなる!」
ゴン「俺ちゃんと覚えられるかなあ……」
クラピカ「レオリオ、私は恥ずかしいよ」
幻海「自信の無い奴は飛行船内の図書室なんかで必死に勉強しとくんだね、ヒヒヒ」
幽助「あんのクソババァ!!」
ゴン「俺もう駄目だよキルア……」
蔵馬「教えますから一日あればどうにかなりますよ」
桑原「よっしゃ!こういう試験を待ってたんだよなあ俺は!」
幻海「ちなみに問題は中学レベル、大負けに負けて50点以上で合格だよ」
レオリオ「ゴン!図書室に急ぐぞ!早くしないと場所が無くなる!」
ゴン「俺ちゃんと覚えられるかなあ……」
クラピカ「レオリオ、私は恥ずかしいよ」
276: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 02:49:39.42 ID:RiqXxUnb0
翌日
幻海「では筆記試験を開始する!試験は5教科、250点以上で合格にするよ」
幻海「では始め!」
カリカリカリカリ……
幻海「ふうやれやれ、みんな必死だね」
メンチ「まったく……あのメンバー相手に筆記試験だなんて私よりよっぽどタチ悪いじゃないの」
幻海「ヒヒ、こうでもせんとあのバカは頭使わないからね」
幽助「 」
ゴン「 」 プシュー
キルア(……頑張れゴン!)
幻海「では筆記試験を開始する!試験は5教科、250点以上で合格にするよ」
幻海「では始め!」
カリカリカリカリ……
幻海「ふうやれやれ、みんな必死だね」
メンチ「まったく……あのメンバー相手に筆記試験だなんて私よりよっぽどタチ悪いじゃないの」
幻海「ヒヒ、こうでもせんとあのバカは頭使わないからね」
幽助「 」
ゴン「 」 プシュー
キルア(……頑張れゴン!)
292: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 03:00:05.22 ID:RiqXxUnb0
結果 ゴン250点 幽助250点
ゴン「やった!キルア!俺合格したよ!」
幽助「うははは!どうだ桑原!」
桑原「俺より200点以上低いじゃねーか」
クラピカ「しかし驚いたな、まさかゴンまで合格できるとは」
幻海「ま、あの問題は霊感の冴えてる奴ならギリギリ正解できるように選択問題を作ったからね」
ゴン「へー……ってことは……」
幽助「じゃあ別に勉強しなくても良かったんじゃねーかババァァァ!!!」
幻海「ひっひ、腐ってる脳細胞働かせてやったんだ、感謝しな」
桑原「しかし俺には飛影が500点満点だっていう事実が信じられん」
飛影「ふん、邪眼で蔵馬の答案を覗いただけだ」
幽助「飛影てめぇ!」
ゴン「やった!キルア!俺合格したよ!」
幽助「うははは!どうだ桑原!」
桑原「俺より200点以上低いじゃねーか」
クラピカ「しかし驚いたな、まさかゴンまで合格できるとは」
幻海「ま、あの問題は霊感の冴えてる奴ならギリギリ正解できるように選択問題を作ったからね」
ゴン「へー……ってことは……」
幽助「じゃあ別に勉強しなくても良かったんじゃねーかババァァァ!!!」
幻海「ひっひ、腐ってる脳細胞働かせてやったんだ、感謝しな」
桑原「しかし俺には飛影が500点満点だっていう事実が信じられん」
飛影「ふん、邪眼で蔵馬の答案を覗いただけだ」
幽助「飛影てめぇ!」
393: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 10:54:58.96 ID:RiqXxUnb0
トリックタワー
幻海「さて、ここはトリックタワーという塔のてっぺんだ」
幻海「試験内容は生きて下まで降りてくること、制限時間は72時間、精々頑張るんだね」
幽助「おいおいばーさん!それだけじゃ分かんねーっつの!ヒントとか出せよ!」
幻海「だから下まで降りればいいって言ってんだろ、言葉の意味も理解できんのかお前は」
クラピカ「……今までの傾向からいって言葉通りの意味だろうな」
キルア「外壁をつたって下まで降りろってこと?」
一流のロッククライマー「ギャアアアアアアアアアアアア!!!」 バリバリ
幽助「……そいつはちょっと無理くせーな」
蔵馬「ということは恐らく隠し通路か何かがあるはずだ、探そう」
桑原「お前らだったら別にここから飛び降りても問題ねーんじゃねーか」
蔵馬「いくら何でもそこまで無粋じゃありませんよ」
幻海「さて、ここはトリックタワーという塔のてっぺんだ」
幻海「試験内容は生きて下まで降りてくること、制限時間は72時間、精々頑張るんだね」
幽助「おいおいばーさん!それだけじゃ分かんねーっつの!ヒントとか出せよ!」
幻海「だから下まで降りればいいって言ってんだろ、言葉の意味も理解できんのかお前は」
クラピカ「……今までの傾向からいって言葉通りの意味だろうな」
キルア「外壁をつたって下まで降りろってこと?」
一流のロッククライマー「ギャアアアアアアアアアアアア!!!」 バリバリ
幽助「……そいつはちょっと無理くせーな」
蔵馬「ということは恐らく隠し通路か何かがあるはずだ、探そう」
桑原「お前らだったら別にここから飛び降りても問題ねーんじゃねーか」
蔵馬「いくら何でもそこまで無粋じゃありませんよ」
400: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 11:02:49.50 ID:RiqXxUnb0
キルア「で、こっちに5つ固まってるとこ見つけたんだけど」
幽助「あ、俺も見つけたぜ、すぐ隣に4つ」
蔵馬「おそらくこの中のいくつかは罠だろうな、どうする?」
レオリオ「虎穴に入らずんば虎子を得ずだ、俺は行くぜ」
ゴン「どの道がどうなってても恨みっこ無しだね」
飛影「さっさとするんだな、どの道でもいいが勝手に決めろ」 ガコン
幽助「あっ、テメまだ場所決めてねーだろが!」
ゴン「じゃあ俺ここ!」
キルア「俺はここかな」
桑原「ぬあっ、俺そこにしようと思ってたのにィィィ!!」
レオリオ「楽しそうだなオイ」
幽助「あ、俺も見つけたぜ、すぐ隣に4つ」
蔵馬「おそらくこの中のいくつかは罠だろうな、どうする?」
レオリオ「虎穴に入らずんば虎子を得ずだ、俺は行くぜ」
ゴン「どの道がどうなってても恨みっこ無しだね」
飛影「さっさとするんだな、どの道でもいいが勝手に決めろ」 ガコン
幽助「あっ、テメまだ場所決めてねーだろが!」
ゴン「じゃあ俺ここ!」
キルア「俺はここかな」
桑原「ぬあっ、俺そこにしようと思ってたのにィィィ!!」
レオリオ「楽しそうだなオイ」
402: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 11:08:19.56 ID:RiqXxUnb0
多数決の道
幽助「短い別れだったな」
キルア「全くだね」
桑原「チクショー、結局どこ選んでも同じ部屋に出ることになってたんじゃねーか」
ゴン「でもクラピカ達とは別の道みたいだよ」
キルア「あっちも似たようになってんだろ、どのみち確かめらんないけどさ」
幽助「桑原ちょっと次元刀で様子見てこいよ」
桑原「もう突っ込む気にもなれんわ」
幽助「短い別れだったな」
キルア「全くだね」
桑原「チクショー、結局どこ選んでも同じ部屋に出ることになってたんじゃねーか」
ゴン「でもクラピカ達とは別の道みたいだよ」
キルア「あっちも似たようになってんだろ、どのみち確かめらんないけどさ」
幽助「桑原ちょっと次元刀で様子見てこいよ」
桑原「もう突っ込む気にもなれんわ」
407: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 11:19:04.51 ID:RiqXxUnb0
もう片方の道
蔵馬「どうやらこの部屋には先へ続く道は無さそうだな」
クラピカ「そのようだ」
レオリオ「なにぃ~、じゃあ俺達ここで待ちぼうけかよ!?」
蔵馬「あるのは本棚と食料品、トイレ、それにテレビモニターか……」
リッポー『ようこそ諸君、私が三次試験官のリッポーだ』 ブンッ
クラピカ「モニターが……!」
リッポー『君達への試験はズバリ何もしないことだ、そこは信頼の部屋』
リッポー『近くの扉から入った5人がクリアすれば、その部屋は自動的に下へと降りることになっている』
リッポー『君達に出来る事はその5人を信頼するのみ……まあ頑張ってくれたまえ、ちなみに5人の様子はこのモニターで見れるよ』 プツッ
蔵馬「なるほど、どうやら幽助達がクリアしない限りは俺達もクリアできないということだな」
レオリオ「くそっ、自分じゃ動けねー分、余計にまどろっこしいぜ」
飛影「くだらんな、終わったら起こせ」
クラピカ「焦ってもどうにもならないよレオリオ」
レオリオ「お前らが余裕すぎんだよ!くそったれ!」
蔵馬「どうやらこの部屋には先へ続く道は無さそうだな」
クラピカ「そのようだ」
レオリオ「なにぃ~、じゃあ俺達ここで待ちぼうけかよ!?」
蔵馬「あるのは本棚と食料品、トイレ、それにテレビモニターか……」
リッポー『ようこそ諸君、私が三次試験官のリッポーだ』 ブンッ
クラピカ「モニターが……!」
リッポー『君達への試験はズバリ何もしないことだ、そこは信頼の部屋』
リッポー『近くの扉から入った5人がクリアすれば、その部屋は自動的に下へと降りることになっている』
リッポー『君達に出来る事はその5人を信頼するのみ……まあ頑張ってくれたまえ、ちなみに5人の様子はこのモニターで見れるよ』 プツッ
蔵馬「なるほど、どうやら幽助達がクリアしない限りは俺達もクリアできないということだな」
レオリオ「くそっ、自分じゃ動けねー分、余計にまどろっこしいぜ」
飛影「くだらんな、終わったら起こせ」
クラピカ「焦ってもどうにもならないよレオリオ」
レオリオ「お前らが余裕すぎんだよ!くそったれ!」
412: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 11:24:11.98 ID:RiqXxUnb0
再び多数決の道
トンパ「よっしゃ行くぜ!」
幽助「いきなり降りてきて偉そうだな、あんにゃろ」
キルア「見ろよ、いきなり多数決だぜ、このドアを開けるか開けないか」
桑原「開けるに決まってんだろんなもん、○だ、○」
○4 ×1
ゴン「!?」
トンパ「へへwwwwwwわりーわりーwwwwwwwww手が滑っちまったwwwwwwwwww」
幽助「……おーし、オッサンてめ!ちょっと屋上来いやオラァ!」
キルア「屋上もう閉まってるっての」
トンパ「悪いっつってんだろ!そ、それにほら!喧嘩してる時間がもったいないぜ!?」
トンパ「よっしゃ行くぜ!」
幽助「いきなり降りてきて偉そうだな、あんにゃろ」
キルア「見ろよ、いきなり多数決だぜ、このドアを開けるか開けないか」
桑原「開けるに決まってんだろんなもん、○だ、○」
○4 ×1
ゴン「!?」
トンパ「へへwwwwwwわりーわりーwwwwwwwww手が滑っちまったwwwwwwwwww」
幽助「……おーし、オッサンてめ!ちょっと屋上来いやオラァ!」
キルア「屋上もう閉まってるっての」
トンパ「悪いっつってんだろ!そ、それにほら!喧嘩してる時間がもったいないぜ!?」
415: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 11:29:15.20 ID:RiqXxUnb0
蔵馬「……あの4人に任せるのは失敗だったかもしれないな」
クラピカ「……全くだな」
幽助「チッ」
ゴン「見てよ、また多数決だよ、右か左か」
幽助「どっちだ桑原」
桑原「左だな」
キルア「俺もそう思うな」
ゴン「えー、俺は右だと思うんだけど」
幽助「大丈夫だって、こいつ霊感だけはバカみてーに鋭いからよ」
桑原「詳しくは幽々白書コミックス3巻・5巻あたりを参照な」
キルア「いいから早く行くよ、時間無いだろ」
桑原「分かってるよコンニャロ」
クラピカ「……全くだな」
幽助「チッ」
ゴン「見てよ、また多数決だよ、右か左か」
幽助「どっちだ桑原」
桑原「左だな」
キルア「俺もそう思うな」
ゴン「えー、俺は右だと思うんだけど」
幽助「大丈夫だって、こいつ霊感だけはバカみてーに鋭いからよ」
桑原「詳しくは幽々白書コミックス3巻・5巻あたりを参照な」
キルア「いいから早く行くよ、時間無いだろ」
桑原「分かってるよコンニャロ」
420: 左じゃなくて右だった、まあいいや 2011/12/27(火) 11:41:02.27 ID:RiqXxUnb0
リング
ベンドット「お前たちは我々試練官5人と戦い、3勝しなければここを通れない! 」
ベンドット「勝負は一対一、順番も自由! ただし各自一度のみ!」
幽助「なるほど、武道会の時と同じようなもんか」
桑原「バトルとは限らないんじゃねーか」
ベンドット「受けるならば○!受けないのならば×!」
桑原「へ、こんなもん○に決まっ」
○4 ×1
幽助「……」
トンパ「ぶふぉっwwwwwwまた間違えちまったwwwwwいやー悪い悪い……」
ゴギャアアアアアッ
ベンドット「お前たちは我々試練官5人と戦い、3勝しなければここを通れない! 」
ベンドット「勝負は一対一、順番も自由! ただし各自一度のみ!」
幽助「なるほど、武道会の時と同じようなもんか」
桑原「バトルとは限らないんじゃねーか」
ベンドット「受けるならば○!受けないのならば×!」
桑原「へ、こんなもん○に決まっ」
○4 ×1
幽助「……」
トンパ「ぶふぉっwwwwwwまた間違えちまったwwwwwいやー悪い悪い……」
ゴギャアアアアアッ
429: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 11:50:33.06 ID:RiqXxUnb0
トンパ「 」 ピクピク
幽助「おーい、不慮の事故で一人ちょっと気絶しちまった、どうする?」
キルア「あれを不慮の事故って言い切るのがスゲーよ」
ベンドット「……ルールに変更は無い!お前達は4人で3勝しなければならない!」
幽助「上等だオラ!やってやんぜ!」
ベンドット「こちらの一番手は俺、勝負内容はデスマッチだ!さあ!そちらも選ばれよ!」
キルア「じゃあ俺が行くよ、少し運動したいしね」
幽助「デスマッチっつってっけど出来れば殺すんじゃねーぞ」
キルア「はいはい、出来ればね」
ベンドット「ではいざ尋常に……勝負!」
幽助「おーい、不慮の事故で一人ちょっと気絶しちまった、どうする?」
キルア「あれを不慮の事故って言い切るのがスゲーよ」
ベンドット「……ルールに変更は無い!お前達は4人で3勝しなければならない!」
幽助「上等だオラ!やってやんぜ!」
ベンドット「こちらの一番手は俺、勝負内容はデスマッチだ!さあ!そちらも選ばれよ!」
キルア「じゃあ俺が行くよ、少し運動したいしね」
幽助「デスマッチっつってっけど出来れば殺すんじゃねーぞ」
キルア「はいはい、出来ればね」
ベンドット「ではいざ尋常に……勝負!」
436: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 11:58:49.84 ID:RiqXxUnb0
ズギャッ
ベンドット「が……は……!」 ゴボッ
キルア「まだやるかい?」
ベンドット「……いや、やめておく……俺の負けだ……」
幽助「うっしゃ!これで一勝!」
ゴン「キルアすごいや!」
キルア「あぶねー、危うく首切り落とすとこだった、殺さないのって難しいな」
桑原「おいおいガキが何ちょっとカッコつけたこと言ってんだ」
幽助「そういうのは早めに卒業しとかねーと痛い目見るぜ」
キルア「何の話だよ」
ベンドット「が……は……!」 ゴボッ
キルア「まだやるかい?」
ベンドット「……いや、やめておく……俺の負けだ……」
幽助「うっしゃ!これで一勝!」
ゴン「キルアすごいや!」
キルア「あぶねー、危うく首切り落とすとこだった、殺さないのって難しいな」
桑原「おいおいガキが何ちょっとカッコつけたこと言ってんだ」
幽助「そういうのは早めに卒業しとかねーと痛い目見るぜ」
キルア「何の話だよ」
445: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 12:08:26.53 ID:RiqXxUnb0
セドカン「さて、次は僕だ、どっちが先にローソクの火を使い終えるか賭けない?」
ゴン「いいよ!分かりやすい!」
セドカン「さて、それじゃ長いローソクか短いローソクか選んでくれ」
キルア「!」
桑原「ヤロォ…ありゃあどう考えても罠だぜ、長い方に罠が仕込んであるに決まってる!」
幽助「俺だったら両方に仕掛けるぞ」
セドカン「ギクッ」
ゴン「……まあいいや!俺は長い方を選ぶよ!」
桑原「あ、おい待てってゴン!こういうのはもっと慎重によォ」
キルア「慎重に考えたところで変わんないだろこんなの」
ゴン「いいよ!分かりやすい!」
セドカン「さて、それじゃ長いローソクか短いローソクか選んでくれ」
キルア「!」
桑原「ヤロォ…ありゃあどう考えても罠だぜ、長い方に罠が仕込んであるに決まってる!」
幽助「俺だったら両方に仕掛けるぞ」
セドカン「ギクッ」
ゴン「……まあいいや!俺は長い方を選ぶよ!」
桑原「あ、おい待てってゴン!こういうのはもっと慎重によォ」
キルア「慎重に考えたところで変わんないだろこんなの」
464: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 12:33:11.69 ID:RiqXxUnb0
ゴン「ふっ」
セドカン「あっ」
桑原「っしゃあ!これでこっちの二勝だぜ!」
レルート「情けないわね全く、次は私が行くわ」
桑原「よっしゃ、そんじゃここらで俺の出番だぜ!」
幽助「あーあー、女が相手だからって気合出しやがって」
桑原「うっせーな関係ねーよバカ」
レルート(単純そうな下衆な男……ふふ、こんな奴だったら楽勝だわ)
レルート「私の勝負は賭けよ、まずは私が男か女か賭けてもらうわ」
レルート「もちろん外れてたら……ふふ、あなたの気が済むまで私の体を調べてもらっていいわよ……?」
桑原「なん……だと……」
セドカン「あっ」
桑原「っしゃあ!これでこっちの二勝だぜ!」
レルート「情けないわね全く、次は私が行くわ」
桑原「よっしゃ、そんじゃここらで俺の出番だぜ!」
幽助「あーあー、女が相手だからって気合出しやがって」
桑原「うっせーな関係ねーよバカ」
レルート(単純そうな下衆な男……ふふ、こんな奴だったら楽勝だわ)
レルート「私の勝負は賭けよ、まずは私が男か女か賭けてもらうわ」
レルート「もちろん外れてたら……ふふ、あなたの気が済むまで私の体を調べてもらっていいわよ……?」
桑原「なん……だと……」
470: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 12:41:17.60 ID:RiqXxUnb0
桑原「し、調べるっつってオメー、若い女の子がそんなゴニョゴニョ」
幽助「だーもう面倒くせーな!ただ乳揉めば分かるだけだろーが!」
桑原「う、うるせえ!お前と違って俺は硬派なんだよ!」
レルート「んもう……早く決めてよ、さあ、どうするの……?」
桑原(うおっ、く……騙されねーぞ!奴は女だ…女……!だが……く……!)
幽助「駄目だあいつ、女に免疫ねーからなー」
キルア「あいつ絶対に男に賭けるな」
ゴン「え?なんで?」
桑原「俺は……男に賭……」
雪菜(脳内)『和真さん……』
桑原「だああああああチクショオオオオ!!!女の方に全賭けだあああああああああああ!!!!!!」
レルート「!!?」
幽助「だーもう面倒くせーな!ただ乳揉めば分かるだけだろーが!」
桑原「う、うるせえ!お前と違って俺は硬派なんだよ!」
レルート「んもう……早く決めてよ、さあ、どうするの……?」
桑原(うおっ、く……騙されねーぞ!奴は女だ…女……!だが……く……!)
幽助「駄目だあいつ、女に免疫ねーからなー」
キルア「あいつ絶対に男に賭けるな」
ゴン「え?なんで?」
桑原「俺は……男に賭……」
雪菜(脳内)『和真さん……』
桑原「だああああああチクショオオオオ!!!女の方に全賭けだあああああああああああ!!!!!!」
レルート「!!?」
473: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 12:47:17.59 ID:RiqXxUnb0
女でした
ベンドット「これで君達の3勝だな、約束通り先に進むといい」
幽助「そりゃ有難いけどよ、その前にもう一戦やらねーか?」
ベンドット「……ほう?」
幽助「へへ、俺だけ何にもやってねーでウズウズしてんだ、勝負しようぜ、俺達の残り50時間を賭けてよ」
桑原「ばっ、浦飯テメー正気かー!?必死に俺らが3勝してやったんだろうがよ!」
幽助「オメーは女の胸揉むかどうかで悩んでただけだろーが!」
キルア「ったく、バカじゃないのかあいつ」
ゴン「まあまあキルア」
ベンドット「これで君達の3勝だな、約束通り先に進むといい」
幽助「そりゃ有難いけどよ、その前にもう一戦やらねーか?」
ベンドット「……ほう?」
幽助「へへ、俺だけ何にもやってねーでウズウズしてんだ、勝負しようぜ、俺達の残り50時間を賭けてよ」
桑原「ばっ、浦飯テメー正気かー!?必死に俺らが3勝してやったんだろうがよ!」
幽助「オメーは女の胸揉むかどうかで悩んでただけだろーが!」
キルア「ったく、バカじゃないのかあいつ」
ゴン「まあまあキルア」
482: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 12:56:45.10 ID:RiqXxUnb0
ジョネス「俺は何だっていいさ、久々にシャバの肉が掴めるんならな」
幽助「分かった分かった、降参するか気絶か死ぬかで負けな、早くやろうぜ」
ジョネス「ああ」
幽助「ついでに教えといてやるよ、俺はまっすぐ行って右ストレートでぶっとばす」
ゴン「!?」
キルア「ばっ、あいつどういうつもりだ!?」
ジョネス「ふふ、いいだろう、お前が」 ゴッ
ベキベキベキバキゴキバキベキバキボキバキ
幽助「うーっし、絶好調!一応思いっきり手加減してやったぜ」
ジョネス「 」 ピクピク
ゴン「うわぁ……」
幽助「分かった分かった、降参するか気絶か死ぬかで負けな、早くやろうぜ」
ジョネス「ああ」
幽助「ついでに教えといてやるよ、俺はまっすぐ行って右ストレートでぶっとばす」
ゴン「!?」
キルア「ばっ、あいつどういうつもりだ!?」
ジョネス「ふふ、いいだろう、お前が」 ゴッ
ベキベキベキバキゴキバキベキバキボキバキ
幽助「うーっし、絶好調!一応思いっきり手加減してやったぜ」
ジョネス「 」 ピクピク
ゴン「うわぁ……」
494: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 13:26:01.11 ID:RiqXxUnb0
トリックタワー一階
幽助「いやー、散々冗談で次元刀って言ってたけどまさか本当に役に立つとは」
キルア「あんな便利なもんがあるならさっさと使えば良かったんだ」
桑原「うっせーなー、久々だったんで出せるかどうか不安だったんだよ」
クラピカ「どうやら無事にゴールできたようだな」
レオリオ「ったく、見てて不安だったぜ」
ゴン「見てたって?」
蔵馬「俺達は別室で君達の様子を見てたからな、それはそうと桑原君」
桑原「ん?」
蔵馬「賭けでは邪念に負けないで良かったですね」
桑原「? ああ、おう」
飛影「……」
幽助「いやー、散々冗談で次元刀って言ってたけどまさか本当に役に立つとは」
キルア「あんな便利なもんがあるならさっさと使えば良かったんだ」
桑原「うっせーなー、久々だったんで出せるかどうか不安だったんだよ」
クラピカ「どうやら無事にゴールできたようだな」
レオリオ「ったく、見てて不安だったぜ」
ゴン「見てたって?」
蔵馬「俺達は別室で君達の様子を見てたからな、それはそうと桑原君」
桑原「ん?」
蔵馬「賭けでは邪念に負けないで良かったですね」
桑原「? ああ、おう」
飛影「……」
499: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 13:37:09.54 ID:RiqXxUnb0
タイムアップ!
リッポー「さて、四次試験はゼビル島にて行われる、君達には狩る者と狩られる者を決めてもらおう」
幽助「要するに自分のとプレート三枚かターゲットのプレート持ってりゃいいってことか」
飛影「ふん、精々俺と当たらんように気をつけるんだな」
幽助「よっと……んじゃ……301番か、誰だったっけな~」
桑原「俺も知らねー奴だな」
飛影「ふん、命拾いしたな」
桑原「あ?なんだとコラ」
ヒソカ(……◆)
リッポー「さて、四次試験はゼビル島にて行われる、君達には狩る者と狩られる者を決めてもらおう」
幽助「要するに自分のとプレート三枚かターゲットのプレート持ってりゃいいってことか」
飛影「ふん、精々俺と当たらんように気をつけるんだな」
幽助「よっと……んじゃ……301番か、誰だったっけな~」
桑原「俺も知らねー奴だな」
飛影「ふん、命拾いしたな」
桑原「あ?なんだとコラ」
ヒソカ(……◆)
508: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 13:49:55.77 ID:RiqXxUnb0
ゼビル島
幽助「さて、こっからは別行動だな、誰が受かっても恨みっこ無しだ」
桑原「へ、上等だぜ、テメーより早くプレート見つけてやる」
飛影「ふん、精々気をつけるんだな」
蔵馬「それじゃ、俺は先に行くよ」
幽助「さーってと……俺のターゲットってどいつだったっけな」
幽助「ま、手当たり次第にぶん殴ってきゃどうにかなるか、まずは……」 ヒュ
ギタラクル「!」
幽助「てめーだ!」 ブンッ
幽助「さて、こっからは別行動だな、誰が受かっても恨みっこ無しだ」
桑原「へ、上等だぜ、テメーより早くプレート見つけてやる」
飛影「ふん、精々気をつけるんだな」
蔵馬「それじゃ、俺は先に行くよ」
幽助「さーってと……俺のターゲットってどいつだったっけな」
幽助「ま、手当たり次第にぶん殴ってきゃどうにかなるか、まずは……」 ヒュ
ギタラクル「!」
幽助「てめーだ!」 ブンッ
516: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 13:58:21.34 ID:RiqXxUnb0
スカッ
幽助「とと、避けられちったか、手加減しすぎたな」
ギタラクル「へえ、速いね……ヒソカが興奮するわけだ」
幽助「へ、本気出せば今よりもっと速いぜ、ここじゃやんねーけどな」
ギタラクル「ふうん、俺としては君みたいなのとは戦いたくないんだけど……」 ス……
幽助(気配が消えた……逃げたか、奇襲か……)
警戒している幽助の後方から突如飛んでくる針
幽助「あぶねっ!」 ヒュッ
避けた先で針に当たった木がグニャグニャと変形していく
幽助「なるほど、当たったらああなるわけね」
ギタラクル(避けられたか、完全に気配消してたんだけどな)
幽助「とと、避けられちったか、手加減しすぎたな」
ギタラクル「へえ、速いね……ヒソカが興奮するわけだ」
幽助「へ、本気出せば今よりもっと速いぜ、ここじゃやんねーけどな」
ギタラクル「ふうん、俺としては君みたいなのとは戦いたくないんだけど……」 ス……
幽助(気配が消えた……逃げたか、奇襲か……)
警戒している幽助の後方から突如飛んでくる針
幽助「あぶねっ!」 ヒュッ
避けた先で針に当たった木がグニャグニャと変形していく
幽助「なるほど、当たったらああなるわけね」
ギタラクル(避けられたか、完全に気配消してたんだけどな)
523: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 14:11:59.91 ID:RiqXxUnb0
幽助(さーて、正直あの針を受け止めてみてーところだが……城戸の影とかの前例もあるからな)
幽助(迂闊に対応したらヤバイやつかもしれねーな)
ギタラクル(スキが無いな、針さえ刺さればどうにでもなるとは思うんだけど……)
幽助(奴は霊丸のことまでは知らねーはず……次に針が飛んできたら……)
と、次の瞬間十数本もの針が幽助目掛けて飛び出してくる
幽助「っしゃあ!待ってたぜ!その針ごとまとめて……消し飛びやがれェーーーっ!!」
ギタラクル「!!」
幽助の放った霊丸が島の一部ごと針を吹き飛ばした
幽助(迂闊に対応したらヤバイやつかもしれねーな)
ギタラクル(スキが無いな、針さえ刺さればどうにでもなるとは思うんだけど……)
幽助(奴は霊丸のことまでは知らねーはず……次に針が飛んできたら……)
と、次の瞬間十数本もの針が幽助目掛けて飛び出してくる
幽助「っしゃあ!待ってたぜ!その針ごとまとめて……消し飛びやがれェーーーっ!!」
ギタラクル「!!」
幽助の放った霊丸が島の一部ごと針を吹き飛ばした
572: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 14:30:04.68 ID:RiqXxUnb0
幽助「げ、ヤベェなー、ちょっと強めにやりすぎちまったか?」
幽助が呟くと、左手に妙な衝撃が走った
幽助「痛っ……!」
ギタラクル「凄いな、あれだけの直撃を受けたら流石に無理だね」
幽助「テメェ……!」
ギタラクル「針が飛んできたからと言ってそっちに敵がいると思うのは間違いだよ」
ギタラクル「そして針さえ刺さればどうにでもできる、突っ立って動けない君を一方的に殺すことも……」
幽助「へ……へへ……調子ぶっこきやがって……」
ギタラクル「?」
幽助「てめーなんざ、一歩も動けなくったって負けねーよ」
そう呟き、突っ立ったまま霊丸を真下へ放つ
幽助が呟くと、左手に妙な衝撃が走った
幽助「痛っ……!」
ギタラクル「凄いな、あれだけの直撃を受けたら流石に無理だね」
幽助「テメェ……!」
ギタラクル「針が飛んできたからと言ってそっちに敵がいると思うのは間違いだよ」
ギタラクル「そして針さえ刺さればどうにでもできる、突っ立って動けない君を一方的に殺すことも……」
幽助「へ……へへ……調子ぶっこきやがって……」
ギタラクル「?」
幽助「てめーなんざ、一歩も動けなくったって負けねーよ」
そう呟き、突っ立ったまま霊丸を真下へ放つ
584: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 14:36:04.38 ID:RiqXxUnb0
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ノi|lli; i . .;, 、 .,, ` ; 、 .; ´ ;,il||iγ
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ギタラクル「くっ……爆風で針を……」
幽助「よお」
ギタラクル「!」
霊丸で撒き散らされた爆風の中から瞬時に幽助が飛び出した、そして
ゴギャッ
ギタラクル「がっ……!は……!!」 ビクンッ
幽助「わりーな、俺もそう簡単に負けらんねーんだ、とりあえずプレートだけ貰ってくぜ」
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ギタラクル「くっ……爆風で針を……」
幽助「よお」
ギタラクル「!」
霊丸で撒き散らされた爆風の中から瞬時に幽助が飛び出した、そして
ゴギャッ
ギタラクル「がっ……!は……!!」 ビクンッ
幽助「わりーな、俺もそう簡単に負けらんねーんだ、とりあえずプレートだけ貰ってくぜ」
594: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 14:41:56.66 ID:RiqXxUnb0
蔵馬「やれやれ、やりすぎだぞ幽助」
幽助「へへ、わりーわりー、結構強かったからついな、でもこれで俺も6点溜まったぜ」
蔵馬「こっちもだ、気になるのは桑原君や飛影のターゲットがさっきの霊丸で消し飛んでいないかだな」
幽助「あー、そうか、一応気は使ったんだけどなー」
蔵馬「まあ仮にターゲットが見つからなくても彼らならどうにかするだろう、俺達は試験終了までゆっくりしてればいい」
幽助「ゆっくりもクソも何も娯楽ねーからなこの島、パチンコとかねーのかよ」
蔵馬「ははは」
ネテロ「うーむ、ヤバイのう……あいつワシより強くねー?」
幻海「そりゃそうだろうさ」
幽助「へへ、わりーわりー、結構強かったからついな、でもこれで俺も6点溜まったぜ」
蔵馬「こっちもだ、気になるのは桑原君や飛影のターゲットがさっきの霊丸で消し飛んでいないかだな」
幽助「あー、そうか、一応気は使ったんだけどなー」
蔵馬「まあ仮にターゲットが見つからなくても彼らならどうにかするだろう、俺達は試験終了までゆっくりしてればいい」
幽助「ゆっくりもクソも何も娯楽ねーからなこの島、パチンコとかねーのかよ」
蔵馬「ははは」
ネテロ「うーむ、ヤバイのう……あいつワシより強くねー?」
幻海「そりゃそうだろうさ」
607: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 14:54:59.77 ID:RiqXxUnb0
ゴン「今……返す……!」
ドゴッ
ヒソカ「今みたいに僕に一発ブチ込むことが出来たら受け取ろう◆」
ヒソカ「それまでそのプレートは君に預ける★」
ゴン「……」
ヒソカ「くっくっく……面白いねぇ……さっきの爆発といい……◆」
ヒソカ「こんなに楽しいことばかりだと……興奮してきちゃうじゃないか♪」 ズギュウウン
桑原「っしゃあ!ターゲットのプレートゲットだぜ!」
桑原「にしても浦飯の奴、こんな島のド真ん中で霊丸ブチかましやがって、俺に当たったらどうするつも……」
ヒソカ「やぁ◆」
桑原「!!」
ドゴッ
ヒソカ「今みたいに僕に一発ブチ込むことが出来たら受け取ろう◆」
ヒソカ「それまでそのプレートは君に預ける★」
ゴン「……」
ヒソカ「くっくっく……面白いねぇ……さっきの爆発といい……◆」
ヒソカ「こんなに楽しいことばかりだと……興奮してきちゃうじゃないか♪」 ズギュウウン
桑原「っしゃあ!ターゲットのプレートゲットだぜ!」
桑原「にしても浦飯の奴、こんな島のド真ん中で霊丸ブチかましやがって、俺に当たったらどうするつも……」
ヒソカ「やぁ◆」
桑原「!!」
620: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 15:03:07.41 ID:RiqXxUnb0
桑原「てっ、てめぇは!」
ヒソカ「丁度いい、今ちょっとムラムラしてきちゃってね◆ 君で発散させてくれないか★」
桑原「じゃかあしいボケ!俺には雪菜さんっていう大切な人が……うおっ!!」 バチィッ
突如として襲い掛かるヒソカのトランプを霊剣で受け止める桑原
ヒソカ「へぇ、オーラの剣か、変化系、それとも具現化系かな◆」
桑原「ええい、ゴチャゴチャ言いやがって、売られた喧嘩は買ってやらぁーっ!!」 ブンッ
ヒソカ「うぅ~ん、速いねぇ、それに鋭い良い攻撃だ★」
桑原「へっ!そのまま余裕ぶっこいてやがれ!半殺しにしてやるぁぁーっ!!」
ヒソカ「イイねぇ~~★ 君のその気合に乗っかって、素直に斬られてあげよう◆」
ヒソカはそう呟き、桑原の霊剣を止めも避けもせずに肩口から深々と斬りつけられる。
桑原「なっ……!」
ヒソカ「丁度いい、今ちょっとムラムラしてきちゃってね◆ 君で発散させてくれないか★」
桑原「じゃかあしいボケ!俺には雪菜さんっていう大切な人が……うおっ!!」 バチィッ
突如として襲い掛かるヒソカのトランプを霊剣で受け止める桑原
ヒソカ「へぇ、オーラの剣か、変化系、それとも具現化系かな◆」
桑原「ええい、ゴチャゴチャ言いやがって、売られた喧嘩は買ってやらぁーっ!!」 ブンッ
ヒソカ「うぅ~ん、速いねぇ、それに鋭い良い攻撃だ★」
桑原「へっ!そのまま余裕ぶっこいてやがれ!半殺しにしてやるぁぁーっ!!」
ヒソカ「イイねぇ~~★ 君のその気合に乗っかって、素直に斬られてあげよう◆」
ヒソカはそう呟き、桑原の霊剣を止めも避けもせずに肩口から深々と斬りつけられる。
桑原「なっ……!」
633: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 15:14:42.00 ID:RiqXxUnb0
ヒソカ「んん~~~♪ イイねぇ~~……★」
桑原「チッ、こいつ斬られてるってのに笑ってやがる……変人どころじゃねぇ、クレイジーだぜ……!」
日本語じゃダメなんだよ変な国
そして奇術による桑原の動揺を狙ってヒソカの鉄拳が襲い掛かる
桑原「ぐあっ!!」 ベキィッ
ヒソカ「う~む、戦闘中に油断しちゃイケナイなぁ~★」
桑原「なんだとテメ……!」
桑原がヒソカに目を向けた時、妙な違和感に気付く、ついさっきヒソカに付けた傷が消えていた
ヒソカ「ふふふ、アラ不思議◆ あっという間に傷が治っちゃいました★」
桑原「ち……戸愚呂でもねぇクセにそんなこと……本当に人間かよテメェ……」
ヒソカ「奇術士に不可能は無いの★」
桑原「チッ、こいつ斬られてるってのに笑ってやがる……変人どころじゃねぇ、クレイジーだぜ……!」
日本語じゃダメなんだよ変な国
そして奇術による桑原の動揺を狙ってヒソカの鉄拳が襲い掛かる
桑原「ぐあっ!!」 ベキィッ
ヒソカ「う~む、戦闘中に油断しちゃイケナイなぁ~★」
桑原「なんだとテメ……!」
桑原がヒソカに目を向けた時、妙な違和感に気付く、ついさっきヒソカに付けた傷が消えていた
ヒソカ「ふふふ、アラ不思議◆ あっという間に傷が治っちゃいました★」
桑原「ち……戸愚呂でもねぇクセにそんなこと……本当に人間かよテメェ……」
ヒソカ「奇術士に不可能は無いの★」
645: >>1000までに終わらなかったら男坂エンド 2011/12/27(火) 15:20:50.56 ID:RiqXxUnb0
桑原(チィ…付き合ってられねぇ!こういうサイコ野郎とは関わらないに限るぜ!)
ヒソカと距離を取り逃げようとする桑原、だが
ヒソカ「駄目だよ◆ まだ終わってないんだから★」
桑原「うおおおおっ!?」 グィィィ~ッ
先程の鉄拳攻撃の際に付けたバンジーガムで桑原の体が引っ張られる、そして
ヒソカ「まず一発◆」 ドゴォッ
桑原「がはぁっ!!」
ヒソカ「二発目★」 バギョッ
桑原「ぐがっ!」
ヒソカ「んん~~◆ どこまで耐えられるかなぁ~~♪」 ドゴッ
桑原「ぐああっ!!」
飛影「……ち、馬鹿め、あんな雑魚に何をやってやがる」
ヒソカと距離を取り逃げようとする桑原、だが
ヒソカ「駄目だよ◆ まだ終わってないんだから★」
桑原「うおおおおっ!?」 グィィィ~ッ
先程の鉄拳攻撃の際に付けたバンジーガムで桑原の体が引っ張られる、そして
ヒソカ「まず一発◆」 ドゴォッ
桑原「がはぁっ!!」
ヒソカ「二発目★」 バギョッ
桑原「ぐがっ!」
ヒソカ「んん~~◆ どこまで耐えられるかなぁ~~♪」 ドゴッ
桑原「ぐああっ!!」
飛影「……ち、馬鹿め、あんな雑魚に何をやってやがる」
663: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 15:40:41.88 ID:RiqXxUnb0
桑原「ぐ……」
ヒソカ「ん~、中々タフだねぇ、でももう終わりかな?」
桑原「へ、ざっけんなサイコ野郎、テメーの攻撃なんて全然効かねーよ」
ヒソカ「ふうん……ところでポケットに入ってた写真、これ君の彼女?」
桑原「ハッ!そ、それは俺が高値を出して姉貴から買った雪菜さんのお宝写真!!テメェいつの間にィィィ!!!」
飛影(本当に消すか)
ヒソカ「君みたいなタイプは足手纏いがいた方が案外強かったりするからね◆」
ヒソカ「そうだねぇ~、ここで君を見逃して平穏な生活を過ごしているこの子を君の前で切り刻むのもいいかも♪」
桑原「……テメェ」
ヒソカ「ふふ、冗談だよ、それじゃそろそろ終わらせようか◆」 ビュッ
そう言ってヒソカは棒立ちの桑原にトランプを投げつける、が
桑原「効いてたまっかーーーーーー!!!!」 バチィィッ
ヒソカ「!?」
ヒソカ「ん~、中々タフだねぇ、でももう終わりかな?」
桑原「へ、ざっけんなサイコ野郎、テメーの攻撃なんて全然効かねーよ」
ヒソカ「ふうん……ところでポケットに入ってた写真、これ君の彼女?」
桑原「ハッ!そ、それは俺が高値を出して姉貴から買った雪菜さんのお宝写真!!テメェいつの間にィィィ!!!」
飛影(本当に消すか)
ヒソカ「君みたいなタイプは足手纏いがいた方が案外強かったりするからね◆」
ヒソカ「そうだねぇ~、ここで君を見逃して平穏な生活を過ごしているこの子を君の前で切り刻むのもいいかも♪」
桑原「……テメェ」
ヒソカ「ふふ、冗談だよ、それじゃそろそろ終わらせようか◆」 ビュッ
そう言ってヒソカは棒立ちの桑原にトランプを投げつける、が
桑原「効いてたまっかーーーーーー!!!!」 バチィィッ
ヒソカ「!?」
667: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 15:46:48.68 ID:RiqXxUnb0
ヒソカ「まずいな、思った以上だ◆」
危険を察したヒソカが距離を取る、しかし
桑原「逃がすかよ!今度ボコられんのはテメーだぜ!!」
瞬間、桑原が剣を振ると距離を取った筈のヒソカが斬られていた
ヒソカ「……くくくくく、面白いねぇ~◆ こんな隠し玉があったなんて……」
桑原「へ、まだやるってんなら手加減しねーぜ」
ヒソカ「いいさ、ふふ、合格だ★ 君とはまた今度手合わせ願おう、試験とは別のところでね……◆」
そう呟いてヒソカは森の中へと消えていった
危険を察したヒソカが距離を取る、しかし
桑原「逃がすかよ!今度ボコられんのはテメーだぜ!!」
瞬間、桑原が剣を振ると距離を取った筈のヒソカが斬られていた
ヒソカ「……くくくくく、面白いねぇ~◆ こんな隠し玉があったなんて……」
桑原「へ、まだやるってんなら手加減しねーぜ」
ヒソカ「いいさ、ふふ、合格だ★ 君とはまた今度手合わせ願おう、試験とは別のところでね……◆」
そう呟いてヒソカは森の中へと消えていった
674: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 15:52:58.36 ID:RiqXxUnb0
桑原「へ、おととい来やがれってんだ」
飛影「馬鹿め、最初からその力を出しておけばよかったものを」
桑原「うおっ!なんだ飛影テメーいたんなら手伝えよな!」
飛影「ふざけるな、なぜ俺があんな雑魚の相手をしなければいけないんだ」
飛影「そもそも貴様も修行もしないで怠けているからあんな奴に遅れを取るんだ、情けないな」
桑原「あー、うっせーうっせー、俺はオメーや浦飯と違って真っ当な社会人目指してんだよ」
桑原「大体にして将来は人間界で雪菜さん養ってかねーといけねーしな、喧嘩ばっかしてらんねーよ」
飛影「……ち」
桑原「? 前から思ってたけどオメー雪菜さんの話題になると急に口閉じるよなぁ」
飛影「黙れ」
飛影「馬鹿め、最初からその力を出しておけばよかったものを」
桑原「うおっ!なんだ飛影テメーいたんなら手伝えよな!」
飛影「ふざけるな、なぜ俺があんな雑魚の相手をしなければいけないんだ」
飛影「そもそも貴様も修行もしないで怠けているからあんな奴に遅れを取るんだ、情けないな」
桑原「あー、うっせーうっせー、俺はオメーや浦飯と違って真っ当な社会人目指してんだよ」
桑原「大体にして将来は人間界で雪菜さん養ってかねーといけねーしな、喧嘩ばっかしてらんねーよ」
飛影「……ち」
桑原「? 前から思ってたけどオメー雪菜さんの話題になると急に口閉じるよなぁ」
飛影「黙れ」
683: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 16:02:25.53 ID:RiqXxUnb0
4次試験終了
ネテロ「13人中10人がルーキーか、ほっほ、豊作すぎるのう」
幻海「で、最終審査は何にするつもりなんだい」
ネテロ「ほほ、一風変わった試験を考えておるが…その前の準備としてまずは全員と面接したいのう」
幻海「あんたのことだからさぞかし趣味の悪い試験なんだろうね」
ネテロ「ほっほ、お主には言われたくないのう」
幻海「ひひ、何言ってんだいクソジジィ」
サトツ(どっちもどっちですね)
メンチ(自覚した上でアレだからどうしようもないわよね)
ネテロ「13人中10人がルーキーか、ほっほ、豊作すぎるのう」
幻海「で、最終審査は何にするつもりなんだい」
ネテロ「ほほ、一風変わった試験を考えておるが…その前の準備としてまずは全員と面接したいのう」
幻海「あんたのことだからさぞかし趣味の悪い試験なんだろうね」
ネテロ「ほっほ、お主には言われたくないのう」
幻海「ひひ、何言ってんだいクソジジィ」
サトツ(どっちもどっちですね)
メンチ(自覚した上でアレだからどうしようもないわよね)
693: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 16:15:55.01 ID:RiqXxUnb0
ネテロ「というわけで最終試験は一対一のトーナメント形式」
ネテロ「そしてこの最終試験のクリア条件は一勝すること、ただそれだけじゃ」
レオリオ「ってことは……不合格は一人しか出ねーってことか!?」
ボドロ「組み合わせが公平でない理由は?」
ネテロ「うむ、この取り組みは今までの試験成績を元に成績の良いものほどチャンスが与えられておるのじゃ」
幽助「オイオイオイ、それじゃ何で俺より桑原の方がチャンス多いんだよ、俺の方が成績良かったはずなのによー」
桑原「なんだとテメ」
ネテロ「お主はチャンス少なくしてもどうにかなりそうじゃし、何よりお主の師匠の助言でな」
幻海「ひひひ、いくらでもチャンスあると思って調子に乗ってんじゃないよバカタレが」
幽助「こんのクソババァ!!」
ネテロ「そしてこの最終試験のクリア条件は一勝すること、ただそれだけじゃ」
レオリオ「ってことは……不合格は一人しか出ねーってことか!?」
ボドロ「組み合わせが公平でない理由は?」
ネテロ「うむ、この取り組みは今までの試験成績を元に成績の良いものほどチャンスが与えられておるのじゃ」
幽助「オイオイオイ、それじゃ何で俺より桑原の方がチャンス多いんだよ、俺の方が成績良かったはずなのによー」
桑原「なんだとテメ」
ネテロ「お主はチャンス少なくしてもどうにかなりそうじゃし、何よりお主の師匠の助言でな」
幻海「ひひひ、いくらでもチャンスあると思って調子に乗ってんじゃないよバカタレが」
幽助「こんのクソババァ!!」
716: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 16:37:56.99 ID:RiqXxUnb0
トーナメント第一試合ではハンゾーの棄権によりゴンが勝利
第二試合ではヒソカの負け宣言によりクラピカ勝利
第三試合、ポックルの負け宣言によりハンゾーの勝利
第四試合、ボドロとヒソカの勝負の結果、ヒソカが勝利
第五試合、ポックルと桑原の勝負では桑原の勝利
第六試合、ポックルVS蔵馬では開始直後にポックルの棄権により蔵馬勝利
第七試合、ポックル対キルアではキルアの「あんま面白く無さそうだから」宣言によりポックルの精神が傷つきポックル勝利
そして弟八試合……
第二試合ではヒソカの負け宣言によりクラピカ勝利
第三試合、ポックルの負け宣言によりハンゾーの勝利
第四試合、ボドロとヒソカの勝負の結果、ヒソカが勝利
第五試合、ポックルと桑原の勝負では桑原の勝利
第六試合、ポックルVS蔵馬では開始直後にポックルの棄権により蔵馬勝利
第七試合、ポックル対キルアではキルアの「あんま面白く無さそうだから」宣言によりポックルの精神が傷つきポックル勝利
そして弟八試合……
727: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 16:44:00.49 ID:RiqXxUnb0
審判「ではこれより第八試合、飛影選手対キルア選手の試合を始めます!」
キルア「あんたも相当できるみたいだからね、少しは楽しませてもらうよ」
飛影「……」
キルア「まずは小手調べ……」 スゥゥ…
レオリオ「うおっ!何だありゃ!キルアが分身したぞ!」
ハンゾー「暗殺術か、やっぱあのガキただもんじゃねーな」
キルア「食らえ……!」 ビキッ
飛影「ふん」 ヒュ
気配を殺してかかったキルアだったが飛影にあっさりと避けられてしまう
キルア「こいつ……!」
キルア「あんたも相当できるみたいだからね、少しは楽しませてもらうよ」
飛影「……」
キルア「まずは小手調べ……」 スゥゥ…
レオリオ「うおっ!何だありゃ!キルアが分身したぞ!」
ハンゾー「暗殺術か、やっぱあのガキただもんじゃねーな」
キルア「食らえ……!」 ビキッ
飛影「ふん」 ヒュ
気配を殺してかかったキルアだったが飛影にあっさりと避けられてしまう
キルア「こいつ……!」
735: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 16:48:47.15 ID:RiqXxUnb0
キルア「いいぜ、それならこっちも殺す気で……」
飛影「棄権だ」
キルア「!?」
飛影「くだらん、貴様と戦ったところで何の意味も無い、さっさと勝ってトーナメントを抜ければいい」
キルア「なっ、馬鹿にしてんの!?」
審判「飛影選手の棄権によりキルア選手の勝利が決定しました、これ以上の戦闘行為は認めません」
キルア「くそっ…!ふざけやがって…!!」
ポックル(お前が言うな)
飛影「棄権だ」
キルア「!?」
飛影「くだらん、貴様と戦ったところで何の意味も無い、さっさと勝ってトーナメントを抜ければいい」
キルア「なっ、馬鹿にしてんの!?」
審判「飛影選手の棄権によりキルア選手の勝利が決定しました、これ以上の戦闘行為は認めません」
キルア「くそっ…!ふざけやがって…!!」
ポックル(お前が言うな)
742: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 16:58:22.50 ID:RiqXxUnb0
飛影「ふん、これでもう雑魚と戦ったところで意味が無いのは分かった」
飛影「幽助、さっさと負けて俺と戦え」
桑原「なんっつー偉そうな言い草だあいつ」
レオリオ「おいおい待てよ!まだ俺とボドロの試合もやってねえんだぜ!」
ボドロ「うむ、決勝戦はそれから私かレオリオ選手と浦飯選手との試合の後のはずだ」
飛影「そんなものはどうでもいい、棄権した幽助が俺と戦って負けた方が脱落するだけだ」
幽助「……つってるけど、ルール的にどうなんだ爺さん」
ネテロ「ふむ、認めよう、もっとも浦飯選手の方がそれで良ければ、だが」
幽助「へ、構わねーよ、こっちも久々に飛影とは真正面からやってみてーと思ってたとこだしな」
ネテロ「ふむ、ではこれより一気に最終戦、浦飯選手と飛影選手との試合で負けた方が脱落じゃ」
幽助「魔界トーナメントでもオメーとは当たれなかったからな、久々に本気でやりあおうぜ」
飛影「ふん……」
ネテロ「それでは、最終戦試合開始じゃ!」
飛影「幽助、さっさと負けて俺と戦え」
桑原「なんっつー偉そうな言い草だあいつ」
レオリオ「おいおい待てよ!まだ俺とボドロの試合もやってねえんだぜ!」
ボドロ「うむ、決勝戦はそれから私かレオリオ選手と浦飯選手との試合の後のはずだ」
飛影「そんなものはどうでもいい、棄権した幽助が俺と戦って負けた方が脱落するだけだ」
幽助「……つってるけど、ルール的にどうなんだ爺さん」
ネテロ「ふむ、認めよう、もっとも浦飯選手の方がそれで良ければ、だが」
幽助「へ、構わねーよ、こっちも久々に飛影とは真正面からやってみてーと思ってたとこだしな」
ネテロ「ふむ、ではこれより一気に最終戦、浦飯選手と飛影選手との試合で負けた方が脱落じゃ」
幽助「魔界トーナメントでもオメーとは当たれなかったからな、久々に本気でやりあおうぜ」
飛影「ふん……」
ネテロ「それでは、最終戦試合開始じゃ!」
761: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 17:17:56.69 ID:RiqXxUnb0
蛍子「で?2週間近く勝手に留守にしてそのハンター証とやらを取ってきたわけ」
幽助「おうよ、これさえありゃ大概の公共施設はタダで使えるらしいぜ」
温子「へー、スゴイじゃない」
桑原「ああ、俺だって高校ちょっと休んじまったけどハンター証取ったって話したら無かったことになったしな」
蛍子「へえ、見た目普通のカードなのにねー……えい」 ぐにっ
幽助「うおおおおい!!テメーなんてことしようとしてんだこのブス!!」
蛍子「何よー!ちょっとどんなもんか気になっただけでしょー!!?」
雪菜「あ…すいません、私もさっき少しいじっちゃって……」
桑原「いやいや雪菜さんは全然いーんすよ!ワハハハハ!!」
静流「そこの馬鹿タバコ買ってきて」
幽助「おうよ、これさえありゃ大概の公共施設はタダで使えるらしいぜ」
温子「へー、スゴイじゃない」
桑原「ああ、俺だって高校ちょっと休んじまったけどハンター証取ったって話したら無かったことになったしな」
蛍子「へえ、見た目普通のカードなのにねー……えい」 ぐにっ
幽助「うおおおおい!!テメーなんてことしようとしてんだこのブス!!」
蛍子「何よー!ちょっとどんなもんか気になっただけでしょー!!?」
雪菜「あ…すいません、私もさっき少しいじっちゃって……」
桑原「いやいや雪菜さんは全然いーんすよ!ワハハハハ!!」
静流「そこの馬鹿タバコ買ってきて」
773: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 17:24:03.74 ID:RiqXxUnb0
魔界
骸「で、結局不合格だったわけか」
飛影「ふん、何か文句があるのか?」
骸「……まあ別に構わないがな、他人の証を持っていても意味は無いようだし」
飛影「今度の試験はまた半年後だそうだ、今度は貴様が直々に出向いて取ってくるんだな」
麒麟「飛影、貴様骸様になんという口を」
骸「そうだな、それも面白いかもしれん、麒麟よ、適当に人間界らしい服を用意しておけ」
麒麟「骸様!」
飛影「ふん、俺はしばらく修行させてもらうぜ、次こそあいつに勝って優勝してやりたいからな」
骸「で、結局不合格だったわけか」
飛影「ふん、何か文句があるのか?」
骸「……まあ別に構わないがな、他人の証を持っていても意味は無いようだし」
飛影「今度の試験はまた半年後だそうだ、今度は貴様が直々に出向いて取ってくるんだな」
麒麟「飛影、貴様骸様になんという口を」
骸「そうだな、それも面白いかもしれん、麒麟よ、適当に人間界らしい服を用意しておけ」
麒麟「骸様!」
飛影「ふん、俺はしばらく修行させてもらうぜ、次こそあいつに勝って優勝してやりたいからな」
781: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 17:37:14.36 ID:RiqXxUnb0
ぼたん「やーやー、オメデト幽助!ハンター証取ったんだって?」
幽助「誰から聞いたんだテメ」
ぼたん「まあまあいいじゃないよ、めでたいねえ」
静流「ところで折角ハンターになったんだったらあんたらコレ知ってるかな」
幽助「あん?何だよめんどくせーことならお断りだぞ」
ぼたん「違うんだよそれが、あんたグリード・アイランドってゲーム知ってるかい?」
ぼたん「ハンター限定のゲームでねぇ、バッテラ氏って人からゲームクリアした人に報酬が出るんだよ」
幽助「ふーん、いくらだ?」
ぼたん「なんと500億ジェニー!!」
幽助「っしゃ!行くぞ桑原ァ!!」
桑原「おうともよ!!」
蛍子「あっ、ちょっ、待ちなさいよ幽助ー!!」
おわり
幽助「誰から聞いたんだテメ」
ぼたん「まあまあいいじゃないよ、めでたいねえ」
静流「ところで折角ハンターになったんだったらあんたらコレ知ってるかな」
幽助「あん?何だよめんどくせーことならお断りだぞ」
ぼたん「違うんだよそれが、あんたグリード・アイランドってゲーム知ってるかい?」
ぼたん「ハンター限定のゲームでねぇ、バッテラ氏って人からゲームクリアした人に報酬が出るんだよ」
幽助「ふーん、いくらだ?」
ぼたん「なんと500億ジェニー!!」
幽助「っしゃ!行くぞ桑原ァ!!」
桑原「おうともよ!!」
蛍子「あっ、ちょっ、待ちなさいよ幽助ー!!」
おわり
787: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 17:38:52.14 ID:cJcaVAGB0
乙
面白かった
面白かった
795: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 17:41:31.64 ID:LLz4gWRSP
面白かった
めっちゃ再生された
めっちゃ再生された
804: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 17:45:57.30 ID:SLelducm0
すげー面白かった
乙
乙
815: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 17:54:20.94 ID:xGeGXXgU0
乙
桑原と飛影が特にいい味出してた
桑原と飛影が特にいい味出してた
引用元: 浦飯幽助「ハンター試験だぁ~?」
男「俺が戸愚呂の家に行った時の話をしたい」
2019-04-25
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 00:16:58.49 ID:x4wOyYgf0
放課後──
男「──お前の家に?」
戸愚呂弟「ヒマだったら、遊びに来ないかね?」
男「別にいいけど……なんでまた突然」
戸愚呂弟「お袋が、たまには友達でも連れてきなさいってうるさくてねェ」
男「はぁ……」
男「──お前の家に?」
戸愚呂弟「ヒマだったら、遊びに来ないかね?」
男「別にいいけど……なんでまた突然」
戸愚呂弟「お袋が、たまには友達でも連れてきなさいってうるさくてねェ」
男「はぁ……」
関連
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6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 00:19:51.39 ID:x4wOyYgf0
戸愚呂の家──
戸愚呂弟「ここだ」
男「へぇ~」
男「けっこういい家に住んでるじゃん」
戸愚呂弟「オヤジがけっこうムリして買ってねェ」
戸愚呂弟「30年ローン、といったところか」
男「ふうん」
戸愚呂弟「ま、入ってくれ」
男「オジャマします」
戸愚呂弟「ここだ」
男「へぇ~」
男「けっこういい家に住んでるじゃん」
戸愚呂弟「オヤジがけっこうムリして買ってねェ」
戸愚呂弟「30年ローン、といったところか」
男「ふうん」
戸愚呂弟「ま、入ってくれ」
男「オジャマします」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 00:22:56.84 ID:x4wOyYgf0
戸愚呂弟の部屋──
男(予想通り、筋トレグッズばかりだな……)
男「やっぱりお前って、毎日このダンベルとかで鍛えてるわけ?」
戸愚呂弟「私は趣味がない妖怪でねェ」
戸愚呂弟「唯一やることといえば、筋力トレーニングなんですよ」
男「(なぜ急に敬語に……)へ、へぇ~」
戸愚呂弟「しかし、最近じゃダンベル程度じゃ物足りなくなってねェ」
戸愚呂弟「最近じゃ他の物を持ち上げてトレーニングするようになった」
男「他の物って?」
男(予想通り、筋トレグッズばかりだな……)
男「やっぱりお前って、毎日このダンベルとかで鍛えてるわけ?」
戸愚呂弟「私は趣味がない妖怪でねェ」
戸愚呂弟「唯一やることといえば、筋力トレーニングなんですよ」
男「(なぜ急に敬語に……)へ、へぇ~」
戸愚呂弟「しかし、最近じゃダンベル程度じゃ物足りなくなってねェ」
戸愚呂弟「最近じゃ他の物を持ち上げてトレーニングするようになった」
男「他の物って?」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 00:26:24.33 ID:x4wOyYgf0
戸愚呂弟「家」
男「家……って、この家?」
戸愚呂弟「持ち上げてスクワットをねェ……」
男「いやいやいやいや、ローンまだあるんだろ!?」
男「オヤジさん泣くぞ!」
戸愚呂弟「ま、おかげで1分でこの家を平らにできるくらいになったがね」
男「絶対やるなよ!」
男「家……って、この家?」
戸愚呂弟「持ち上げてスクワットをねェ……」
男「いやいやいやいや、ローンまだあるんだろ!?」
男「オヤジさん泣くぞ!」
戸愚呂弟「ま、おかげで1分でこの家を平らにできるくらいになったがね」
男「絶対やるなよ!」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 00:31:15.07 ID:x4wOyYgf0
戸愚呂の母がやってきた。
戸愚呂母「あらぁ~いらっしゃい!」
男(うわっ、髪型はパーマだけど、顔が戸愚呂そっくりだ……!)
男(同じサングラスだし……)
男(しかも、体は戸愚呂よりデカイぞ……肩幅がヤバイことになってる)
戸愚呂母「今日は来てくれてありがとうね」
戸愚呂母「この子、筋肉操作しか能がないから友達いないのかもって心配だったの」
戸愚呂母「オホホホホ」
男「いえいえ、戸愚呂君は人気者ですよ」
男「飼育委員として、ヘレンの世話を頑張ってますし」
戸愚呂母「そうなのぉ~よかったわぁ~」
戸愚呂母「あらぁ~いらっしゃい!」
男(うわっ、髪型はパーマだけど、顔が戸愚呂そっくりだ……!)
男(同じサングラスだし……)
男(しかも、体は戸愚呂よりデカイぞ……肩幅がヤバイことになってる)
戸愚呂母「今日は来てくれてありがとうね」
戸愚呂母「この子、筋肉操作しか能がないから友達いないのかもって心配だったの」
戸愚呂母「オホホホホ」
男「いえいえ、戸愚呂君は人気者ですよ」
男「飼育委員として、ヘレンの世話を頑張ってますし」
戸愚呂母「そうなのぉ~よかったわぁ~」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 00:34:19.19 ID:x4wOyYgf0
戸愚呂母「ところでなにか飲む?」
戸愚呂弟「酒はダメなんで、オレンジジュースください」
男「(だからなんで敬語……)じゃ、ぼくもオレンジジュースで」
オレンジジュースを飲む二人。
戸愚呂弟「やはりオレンジジュースは果汁100%に限るねェ」
男「う、うん」
戸愚呂弟「しかもこのジュースは100%の美味しさも兼ね備えている」
戸愚呂弟「つまり」
戸愚呂弟「100%中の100%……!」
男「!?」ビクッ
戸愚呂弟「酒はダメなんで、オレンジジュースください」
男「(だからなんで敬語……)じゃ、ぼくもオレンジジュースで」
オレンジジュースを飲む二人。
戸愚呂弟「やはりオレンジジュースは果汁100%に限るねェ」
男「う、うん」
戸愚呂弟「しかもこのジュースは100%の美味しさも兼ね備えている」
戸愚呂弟「つまり」
戸愚呂弟「100%中の100%……!」
男「!?」ビクッ
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 00:38:13.97 ID:x4wOyYgf0
格闘ゲームを楽しむ二人。
男「よっしゃー、また勝った!」
戸愚呂弟「やるねェ……」
男「俺もこのゲーム持ってて、けっこうやり込んだからな」
戸愚呂弟「初めて敵に出会えた……。いい試合をしよう……」
男(む、ここから本気を出すってことか!?)
~
ズガガガッ!
男「よっしゃー! 最強コンボが決まったァーっ!」
戸愚呂弟「わ、わざと負けるってのは思ったよりストレスが溜まるねェ」
男(なんという負け惜しみ……!)
男「よっしゃー、また勝った!」
戸愚呂弟「やるねェ……」
男「俺もこのゲーム持ってて、けっこうやり込んだからな」
戸愚呂弟「初めて敵に出会えた……。いい試合をしよう……」
男(む、ここから本気を出すってことか!?)
~
ズガガガッ!
男「よっしゃー! 最強コンボが決まったァーっ!」
戸愚呂弟「わ、わざと負けるってのは思ったよりストレスが溜まるねェ」
男(なんという負け惜しみ……!)
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 00:45:30.89 ID:x4wOyYgf0
すると──
ガチャッ
戸愚呂兄「ヒャハハハハハッ! 弟よ。まさかお前がダチを家に連れてくるとはな」
戸愚呂兄「らしくないことしやがってぇ、ヒヒヒ」
戸愚呂弟「兄者……ノックくらいしろ」
男「(戸愚呂より小さいけど、アニキなのか……!?)こ、こんにちは」
戸愚呂兄「テメェのことは弟から聞いてるぜェ」
戸愚呂兄「テメェ、同じクラスのA子ってのが好きなんだってなァ?」
男(な、なぜそれを!?)
男(ま、まさか──)
戸愚呂弟「…………」スッ
男(目をそむけた! てか、なんで自分のアニキにそんなこと話してんだよ!?)
ガチャッ
戸愚呂兄「ヒャハハハハハッ! 弟よ。まさかお前がダチを家に連れてくるとはな」
戸愚呂兄「らしくないことしやがってぇ、ヒヒヒ」
戸愚呂弟「兄者……ノックくらいしろ」
男「(戸愚呂より小さいけど、アニキなのか……!?)こ、こんにちは」
戸愚呂兄「テメェのことは弟から聞いてるぜェ」
戸愚呂兄「テメェ、同じクラスのA子ってのが好きなんだってなァ?」
男(な、なぜそれを!?)
男(ま、まさか──)
戸愚呂弟「…………」スッ
男(目をそむけた! てか、なんで自分のアニキにそんなこと話してんだよ!?)
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 00:48:34.92 ID:x4wOyYgf0
戸愚呂兄「ま、せっかく来たんだ。ゆっくりしていけや」
男「ど、どうも……」
戸愚呂兄「よし、大サービスだ。俺がテメェの恋の行方をシミュレートしてやろう」
男「シミュレート……?」
戸愚呂兄「…………」グニュルルル…
男(うわっ、右手が粘土みたいに形を変えていく!)
戸愚呂兄「こんなもんかァ?」グニュグニュ
男(アニキの右手親指が俺に、右手小指がA子になった!?)
男(なんという再現力!)
男(いったい何が始まろうとしているんだ!?)
男「ど、どうも……」
戸愚呂兄「よし、大サービスだ。俺がテメェの恋の行方をシミュレートしてやろう」
男「シミュレート……?」
戸愚呂兄「…………」グニュルルル…
男(うわっ、右手が粘土みたいに形を変えていく!)
戸愚呂兄「こんなもんかァ?」グニュグニュ
男(アニキの右手親指が俺に、右手小指がA子になった!?)
男(なんという再現力!)
男(いったい何が始まろうとしているんだ!?)
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 00:51:15.85 ID:x4wOyYgf0
戸愚呂兄「ひひひ、始まり始まり……」
戸愚呂兄「弟のダチである男はA子が好きでした」
戸愚呂兄「好きで好きでたまりませんでした。襲いたくなるほど好きでした」
戸愚呂弟「兄者……!」
戸愚呂兄「いいからやらせろよ」
戸愚呂兄「男のA子に対する気持ちは日に日に高まっていきました」
戸愚呂兄「ある日、男はA子に告白をしました」
戸愚呂兄「好きです、付き合って下さいと」
男(ど、どうなる……?)ドキドキ
戸愚呂兄「弟のダチである男はA子が好きでした」
戸愚呂兄「好きで好きでたまりませんでした。襲いたくなるほど好きでした」
戸愚呂弟「兄者……!」
戸愚呂兄「いいからやらせろよ」
戸愚呂兄「男のA子に対する気持ちは日に日に高まっていきました」
戸愚呂兄「ある日、男はA子に告白をしました」
戸愚呂兄「好きです、付き合って下さいと」
男(ど、どうなる……?)ドキドキ
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 00:54:26.76 ID:x4wOyYgf0
戸愚呂兄「A子の返事はオーケーでした」
戸愚呂兄「男とA子は晴れて付き合うことになりました」
男(おお、しょせん人形劇だけどなんか嬉しい……)ドキドキ
戸愚呂兄「さっそく二人は次の休みにデートをすることになりました」
戸愚呂兄「二人はデートの日に向けて念入りに準備を重ねました」
戸愚呂兄「そして初デートの日……」
男(初デート……!)ゴクッ
戸愚呂兄「男とA子は晴れて付き合うことになりました」
男(おお、しょせん人形劇だけどなんか嬉しい……)ドキドキ
戸愚呂兄「さっそく二人は次の休みにデートをすることになりました」
戸愚呂兄「二人はデートの日に向けて念入りに準備を重ねました」
戸愚呂兄「そして初デートの日……」
男(初デート……!)ゴクッ
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 00:59:28.87 ID:x4wOyYgf0
ズドドドドッ!
男「!?」
戸愚呂兄の左手が、右手の二人を貫いた。
戸愚呂兄「二人は酔っ払いの運転するダンプカーにハネられてしまいましたァ!」
戸愚呂兄「ビンゴォォォ! 致命傷ォォォッ!」
戸愚呂兄「天国に旅立った二人は、あの世で仲良く暮らしましたとさ!」
戸愚呂兄「めでたし、めでたし……」
戸愚呂兄「ヒャハハハハハハハハハハッ!」
男(うぜぇ……)
戸愚呂弟「ち、兄者の悪いクセだ……」
男(いや、お前はお前でアニキに俺の恋愛事情とか話すなよ)
男「!?」
戸愚呂兄の左手が、右手の二人を貫いた。
戸愚呂兄「二人は酔っ払いの運転するダンプカーにハネられてしまいましたァ!」
戸愚呂兄「ビンゴォォォ! 致命傷ォォォッ!」
戸愚呂兄「天国に旅立った二人は、あの世で仲良く暮らしましたとさ!」
戸愚呂兄「めでたし、めでたし……」
戸愚呂兄「ヒャハハハハハハハハハハッ!」
男(うぜぇ……)
戸愚呂弟「ち、兄者の悪いクセだ……」
男(いや、お前はお前でアニキに俺の恋愛事情とか話すなよ)
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 01:03:51.70 ID:x4wOyYgf0
戸愚呂兄「どうだった? けっこう楽しめたろォ?」
男「えぇ、いい趣味をしてらっしゃいますね」
戸愚呂兄「ヒャハハハハッ! 喜んでもらえて俺も嬉しいぜェ!」
男(皮肉が通じねェ……)
戸愚呂兄「さて弟よ、俺は出かけてくるぞ」
戸愚呂弟「どこへ?」
戸愚呂兄「女のところさ」
男「デ、デートですか?」
男「えぇ、いい趣味をしてらっしゃいますね」
戸愚呂兄「ヒャハハハハッ! 喜んでもらえて俺も嬉しいぜェ!」
男(皮肉が通じねェ……)
戸愚呂兄「さて弟よ、俺は出かけてくるぞ」
戸愚呂弟「どこへ?」
戸愚呂兄「女のところさ」
男「デ、デートですか?」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 01:10:13.07 ID:x4wOyYgf0
戸愚呂兄「デートですか、だとォ!?」
戸愚呂兄「ヒャハハハハハッ!」
戸愚呂兄「ンなわけねーだろォ! ストーカーに決まってんだろ、ボケがァ!」
男「えっ」
戸愚呂兄「けけけ、今日も日が変わるまでつきまとってやるぜェ!」
戸愚呂兄「もちろん、あの女を犯す妄想をしながらなァ……」
戸愚呂兄「じゃあな。お袋に今日はメシはいらねぇ、っていっとけ」
戸愚呂弟「アイアイサー」
男「…………」
戸愚呂弟「ち、兄者の悪いクセだ……」
男(悪いクセ、どころじゃないと思う)
戸愚呂兄「ヒャハハハハハッ!」
戸愚呂兄「ンなわけねーだろォ! ストーカーに決まってんだろ、ボケがァ!」
男「えっ」
戸愚呂兄「けけけ、今日も日が変わるまでつきまとってやるぜェ!」
戸愚呂兄「もちろん、あの女を犯す妄想をしながらなァ……」
戸愚呂兄「じゃあな。お袋に今日はメシはいらねぇ、っていっとけ」
戸愚呂弟「アイアイサー」
男「…………」
戸愚呂弟「ち、兄者の悪いクセだ……」
男(悪いクセ、どころじゃないと思う)
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 01:12:32.99 ID:x4wOyYgf0
男(そういや、小便に行きたいな)
男「戸愚呂、トイレ借りていいか?」
戸愚呂弟「どうぞ。ドアを出て、右に行くと便所だ」
男「サンキュー」
戸愚呂弟の部屋を出て、トイレに向かう。
男「ふんふ~ん」スタスタ
男「戸愚呂、トイレ借りていいか?」
戸愚呂弟「どうぞ。ドアを出て、右に行くと便所だ」
男「サンキュー」
戸愚呂弟の部屋を出て、トイレに向かう。
男「ふんふ~ん」スタスタ
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 01:18:23.41 ID:x4wOyYgf0
男は少女に出会った。
男「!?」
男(な、なんだ女の子は!? ま、まさか妹!?)
戸愚呂妹「…………」
男(戸愚呂にも、お母さんにも、さっきの犯罪者確定コースのアニキにも似てない)
男(──つうか、すげェ可愛い!)
男(目はぱっちりしてて、色白で、外国の人形みたいだ!)
男(A子より美人になるって確信できるくらい可愛い!)
男「!?」
男(な、なんだ女の子は!? ま、まさか妹!?)
戸愚呂妹「…………」
男(戸愚呂にも、お母さんにも、さっきの犯罪者確定コースのアニキにも似てない)
男(──つうか、すげェ可愛い!)
男(目はぱっちりしてて、色白で、外国の人形みたいだ!)
男(A子より美人になるって確信できるくらい可愛い!)
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 01:20:18.13 ID:x4wOyYgf0
男(とりあえず、挨拶しておこうかな)
男「やぁ、こんにちは」
男「君、戸愚呂の妹? 今、何歳なんだい?」
戸愚呂妹「…………」
戸愚呂妹「私は品性まで売った覚えはない」
男「えっ(戸愚呂と声が同じ……だと……!?)」
男「やぁ、こんにちは」
男「君、戸愚呂の妹? 今、何歳なんだい?」
戸愚呂妹「…………」
戸愚呂妹「私は品性まで売った覚えはない」
男「えっ(戸愚呂と声が同じ……だと……!?)」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 01:22:31.31 ID:x4wOyYgf0
戸愚呂妹「アンタが兄者の友人かねェ?」
戸愚呂妹「見苦しいのを通り越すと、挨拶する気すら失せるねェ」
戸愚呂妹「アンタは人間じゃない。骨と皮と肉のただのガラクタだ」
戸愚呂妹「アンタもしかしてまだ、自分を平均以上と思ってるんじゃないかね?」
戸愚呂妹「私にはアンタがゴミにしか見えない」
それだけいうと、戸愚呂妹は自分の部屋に戻ってしまった。
男「…………」グスッ
男の目からは涙があふれていた。
戸愚呂妹「見苦しいのを通り越すと、挨拶する気すら失せるねェ」
戸愚呂妹「アンタは人間じゃない。骨と皮と肉のただのガラクタだ」
戸愚呂妹「アンタもしかしてまだ、自分を平均以上と思ってるんじゃないかね?」
戸愚呂妹「私にはアンタがゴミにしか見えない」
それだけいうと、戸愚呂妹は自分の部屋に戻ってしまった。
男「…………」グスッ
男の目からは涙があふれていた。
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 01:25:40.78 ID:x4wOyYgf0
涙を拭いて、男はトイレのドアを開ける。
ガチャッ
戸愚呂祖父「ふぉぉぉぉっ!」
男「うわっ!?」
戸愚呂祖父「技を超えた純粋な強さ、それがパワーだ!」
男「!?」ビクッ
戸愚呂祖父「ひり出す屁の風圧すら武器になるッ!」ブッ!
男(くっさ……!)
ガチャッ
戸愚呂祖父「ふぉぉぉぉっ!」
男「うわっ!?」
戸愚呂祖父「技を超えた純粋な強さ、それがパワーだ!」
男「!?」ビクッ
戸愚呂祖父「ひり出す屁の風圧すら武器になるッ!」ブッ!
男(くっさ……!)
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 01:28:02.88 ID:x4wOyYgf0
男(なんだこの、戸愚呂を白髪にして、シワをつけような人は……)
男(つーか、トイレ入ってるんならカギしめといてくれよ……)
男「す、すいません。開けてしまって……」
戸愚呂祖父「おや、アンタは……?」
男「戸愚呂弟君の友人です」
戸愚呂祖父「ワシの孫の友人か……アンタも大変だねェ」
男「ど、どうも……」
男(つーか、トイレ入ってるんならカギしめといてくれよ……)
男「す、すいません。開けてしまって……」
戸愚呂祖父「おや、アンタは……?」
男「戸愚呂弟君の友人です」
戸愚呂祖父「ワシの孫の友人か……アンタも大変だねェ」
男「ど、どうも……」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 01:32:09.85 ID:x4wOyYgf0
便座を立つ戸愚呂祖父。
男「あ、あの……」
戸愚呂祖父「なにかね?」
男「流して……ないですよね」
戸愚呂祖父「…………」ハッ
戸愚呂祖父「あ、あえて流さなかったのだ」
男「流さなかったんじゃない、忘れてたんだろ?」
戸愚呂祖父「…………」
戸愚呂祖父は便を流した。心なしか、泣いているように見えた。
ジャ~……
男「あ、あの……」
戸愚呂祖父「なにかね?」
男「流して……ないですよね」
戸愚呂祖父「…………」ハッ
戸愚呂祖父「あ、あえて流さなかったのだ」
男「流さなかったんじゃない、忘れてたんだろ?」
戸愚呂祖父「…………」
戸愚呂祖父は便を流した。心なしか、泣いているように見えた。
ジャ~……
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 01:34:56.68 ID:x4wOyYgf0
無事トイレを済ませ、戸愚呂弟の部屋に戻った男。
戸愚呂弟「ずいぶん長かったねェ」
戸愚呂弟「長引いちまったかい?」
男「いや……」
男「お前の妹に泣かされて、お前のジイさんを泣かせてきた」
戸愚呂弟「?」
戸愚呂弟「まぁいい、ゲームの続きをするぞ」
男「おう」
戸愚呂弟「ずいぶん長かったねェ」
戸愚呂弟「長引いちまったかい?」
男「いや……」
男「お前の妹に泣かされて、お前のジイさんを泣かせてきた」
戸愚呂弟「?」
戸愚呂弟「まぁいい、ゲームの続きをするぞ」
男「おう」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 01:39:05.08 ID:x4wOyYgf0
夜になった。
戸愚呂弟「すっかり遅くなっちまったねェ」
男「ああ。じゃあ俺はそろそろ──」
戸愚呂弟「よかったら、夕飯を食っていかないかね?」
男「え?」
戸愚呂弟「というか、お袋がもうアンタの分も用意しちまっててねェ」
男「……いいけど」
戸愚呂弟「おお、そうかい。お袋も喜ぶ」
男(すっげぇ不安……)
戸愚呂弟「すっかり遅くなっちまったねェ」
男「ああ。じゃあ俺はそろそろ──」
戸愚呂弟「よかったら、夕飯を食っていかないかね?」
男「え?」
戸愚呂弟「というか、お袋がもうアンタの分も用意しちまっててねェ」
男「……いいけど」
戸愚呂弟「おお、そうかい。お袋も喜ぶ」
男(すっげぇ不安……)
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 01:41:54.12 ID:x4wOyYgf0
男は家に連絡をし、戸愚呂家の食卓に参加することにした。
戸愚呂母「さぁ、支度ができたわよ~!」
戸愚呂母「男君もどんどん食べてねぇ~?」
戸愚呂祖父「ところでメシはまだかねェ?」
戸愚呂母「今からメシでしょうが!」
ドゴッ!
戸愚呂母の拳が、戸愚呂祖父の顔面にヒットした。
男「……おいおい、大丈夫なのか?」ボソッ
戸愚呂弟「いつものコトだ」
戸愚呂母「さぁ、支度ができたわよ~!」
戸愚呂母「男君もどんどん食べてねぇ~?」
戸愚呂祖父「ところでメシはまだかねェ?」
戸愚呂母「今からメシでしょうが!」
ドゴッ!
戸愚呂母の拳が、戸愚呂祖父の顔面にヒットした。
男「……おいおい、大丈夫なのか?」ボソッ
戸愚呂弟「いつものコトだ」
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 01:46:48.39 ID:x4wOyYgf0
戸愚呂弟「兄者は女をストーカーするから、今日は戻らないそうだ」
戸愚呂母「まったく、あの子にも困ったものねェ」
戸愚呂母「あの性格じゃモテないでしょうに、執念だけはゴキブリ並なんだから……」
戸愚呂母「今の内に砕いて、水槽の中にでも閉じ込めとこうかしら」
戸愚呂弟「ところで姉者は?」
戸愚呂母「あの子もボーイフレンドのところに行くって」
戸愚呂母「色気づいてきちゃって、まったく……」
男「お前のアネキってどんな人なんだ……?」ボソッ
戸愚呂弟「女装と厚化粧をした兄者を想像してくれればいいねェ」
男「なるほど」
戸愚呂母「まったく、あの子にも困ったものねェ」
戸愚呂母「あの性格じゃモテないでしょうに、執念だけはゴキブリ並なんだから……」
戸愚呂母「今の内に砕いて、水槽の中にでも閉じ込めとこうかしら」
戸愚呂弟「ところで姉者は?」
戸愚呂母「あの子もボーイフレンドのところに行くって」
戸愚呂母「色気づいてきちゃって、まったく……」
男「お前のアネキってどんな人なんだ……?」ボソッ
戸愚呂弟「女装と厚化粧をした兄者を想像してくれればいいねェ」
男「なるほど」
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 01:48:48.02 ID:x4wOyYgf0
まもなく、戸愚呂妹が食卓に現れた。
男(やっぱり可愛いな、この子……。でも──)
戸愚呂妹「…………」チラッ
男「!」
戸愚呂妹「アンタ、まだいたのかい。3分でアンタを平らにしてみせようか」
戸愚呂母「喝ッ! お兄ちゃんの友達になんてこというの!」
戸愚呂妹「ちっ……」
戸愚呂弟「生意気な妹ですまないねェ」
男「いや、さっき体験したから……少しは慣れたかな」
男(やっぱり可愛いな、この子……。でも──)
戸愚呂妹「…………」チラッ
男「!」
戸愚呂妹「アンタ、まだいたのかい。3分でアンタを平らにしてみせようか」
戸愚呂母「喝ッ! お兄ちゃんの友達になんてこというの!」
戸愚呂妹「ちっ……」
戸愚呂弟「生意気な妹ですまないねェ」
男「いや、さっき体験したから……少しは慣れたかな」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 01:51:58.63 ID:x4wOyYgf0
続いて、まだ会っていなかった戸愚呂祖母がやって来た。
戸愚呂祖母「おやおや、お客さんかい。珍しいねェ」シュコーシュコー
戸愚呂祖母「こりゃあ、明日は雪かもねェ」シュコーシュコー
男「!?」ビクッ
男(で、でけぇ! 戸愚呂より、戸愚呂のお母さんよりでけぇ!)
男(そういや、この人が来た途端、なんか寒気がしてきたぞ……)ゾクッ
戸愚呂母「お義母さん、今日は肩で呼吸しないで下さいね」
戸愚呂母「息子のお友達が死んでしまいますから」
戸愚呂祖母「あらやだ、これは失礼したねェ」ピタッ
男「あ、楽になった……。いったい今のは?」
戸愚呂弟「婆さんがアンタの魂を喰いかけてたんだねェ」
男(じょ、冗談じゃねぇ!)
戸愚呂祖母「おやおや、お客さんかい。珍しいねェ」シュコーシュコー
戸愚呂祖母「こりゃあ、明日は雪かもねェ」シュコーシュコー
男「!?」ビクッ
男(で、でけぇ! 戸愚呂より、戸愚呂のお母さんよりでけぇ!)
男(そういや、この人が来た途端、なんか寒気がしてきたぞ……)ゾクッ
戸愚呂母「お義母さん、今日は肩で呼吸しないで下さいね」
戸愚呂母「息子のお友達が死んでしまいますから」
戸愚呂祖母「あらやだ、これは失礼したねェ」ピタッ
男「あ、楽になった……。いったい今のは?」
戸愚呂弟「婆さんがアンタの魂を喰いかけてたんだねェ」
男(じょ、冗談じゃねぇ!)
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 01:53:58.20 ID:x4wOyYgf0
「いただきます!」
戸愚呂弟「今日はご飯とみそ汁とトンカツとキャベツ、か」
戸愚呂弟「オーソドックスだねェ」
戸愚呂妹「私はキャベツが嫌いでねェ」ヒョイッ
戸愚呂母「好き嫌いするお前は、結局半端者なのだ!」ボゴッ
戸愚呂妹「痛いねェ」
戸愚呂祖父「ソースはダメなんで、醤油ください」
戸愚呂祖母「今日は豚の厄日だね」
男(なんてにぎやかな食卓なんだ……!)
戸愚呂弟「今日はご飯とみそ汁とトンカツとキャベツ、か」
戸愚呂弟「オーソドックスだねェ」
戸愚呂妹「私はキャベツが嫌いでねェ」ヒョイッ
戸愚呂母「好き嫌いするお前は、結局半端者なのだ!」ボゴッ
戸愚呂妹「痛いねェ」
戸愚呂祖父「ソースはダメなんで、醤油ください」
戸愚呂祖母「今日は豚の厄日だね」
男(なんてにぎやかな食卓なんだ……!)
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 01:56:40.82 ID:x4wOyYgf0
男「…………」モグモグ
男(しかし……意外にも、といったら失礼かもしれないけど……)モグモグ
男(このトンカツ、美味いな)モグモグ
男(味噌汁もなかなか……)ズズ…
男(キャベツも……イケる)サクサク
「ただいま」
戸愚呂弟「どうやらオヤジが帰ってきたようだねェ」
男(ついに現れたか……戸愚呂のオヤジ、戸愚呂父!)
男(しかし……意外にも、といったら失礼かもしれないけど……)モグモグ
男(このトンカツ、美味いな)モグモグ
男(味噌汁もなかなか……)ズズ…
男(キャベツも……イケる)サクサク
「ただいま」
戸愚呂弟「どうやらオヤジが帰ってきたようだねェ」
男(ついに現れたか……戸愚呂のオヤジ、戸愚呂父!)
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 01:59:12.60 ID:x4wOyYgf0
戸愚呂母「お帰りなさい、あなた」
戸愚呂父「お、今日はトンカツか~」
男(普通だ!)
男(普通のサラリーマンだ!)
男(戸愚呂に似てるけど、顔は優しげだし、体型もいたって平均的!)
男(とんでもない化け物を想像してたけど……)
男(案外そうでもなかったんだな、よかった……)
戸愚呂父「お、今日はトンカツか~」
男(普通だ!)
男(普通のサラリーマンだ!)
男(戸愚呂に似てるけど、顔は優しげだし、体型もいたって平均的!)
男(とんでもない化け物を想像してたけど……)
男(案外そうでもなかったんだな、よかった……)
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 02:05:51.88 ID:x4wOyYgf0
戸愚呂父は風呂に入ってから、食卓にやってきた。
男「こんばんは」
戸愚呂父「おぉ!? ──君は?」
戸愚呂弟「俺の友人だねェ」
戸愚呂父「おぉ、お友達か。こんばんは」
戸愚呂父「まぁ、ゆっくりしていきなさい。なんだったら、泊まっていくといい」
男「ありがとうございます」
男(なんだか慣れてきたら居心地よくなってきたな……)
男(……マジで泊まっていこうかな)
男「こんばんは」
戸愚呂父「おぉ!? ──君は?」
戸愚呂弟「俺の友人だねェ」
戸愚呂父「おぉ、お友達か。こんばんは」
戸愚呂父「まぁ、ゆっくりしていきなさい。なんだったら、泊まっていくといい」
男「ありがとうございます」
男(なんだか慣れてきたら居心地よくなってきたな……)
男(……マジで泊まっていこうかな)
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 02:08:28.88 ID:x4wOyYgf0
戸愚呂父「母さん、ビール」
戸愚呂母「今日も一日お疲れ様」コポコポ
戸愚呂父「…………」グビッ グビッ
戸愚呂父「う~ん、うまい!」
男(友達の親父さんだし、なんか話しかけてみるか……)
男「やっぱり、風呂上がりにビールをキュッとやるのっていいですよね!」
男「あ、もちろんボクはまだ未成年だから飲んだりしませんけど……ハハ」
戸愚呂父「…………」ピクッ
戸愚呂母「今日も一日お疲れ様」コポコポ
戸愚呂父「…………」グビッ グビッ
戸愚呂父「う~ん、うまい!」
男(友達の親父さんだし、なんか話しかけてみるか……)
男「やっぱり、風呂上がりにビールをキュッとやるのっていいですよね!」
男「あ、もちろんボクはまだ未成年だから飲んだりしませんけど……ハハ」
戸愚呂父「…………」ピクッ
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 02:13:24.21 ID:x4wOyYgf0
戸愚呂父「ビールをキュッとやる……」
男「えっ」
戸愚呂父「ビールをキュッ……」
戸愚呂父「ビールキュッ……」
戸愚呂父「ビーキュッ……」
戸愚呂父「Bキュッ……」
戸愚呂父「B級……」
男(なに!? なんなの!?)
男「えっ」
戸愚呂父「ビールをキュッ……」
戸愚呂父「ビールキュッ……」
戸愚呂父「ビーキュッ……」
戸愚呂父「Bキュッ……」
戸愚呂父「B級……」
男(なに!? なんなの!?)
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 02:18:23.68 ID:x4wOyYgf0
戸愚呂父「B級……?」
戸愚呂父「この私がB級上位……?」ピクピクッ
男「えぇっ!?」
戸愚呂弟「まずいねェ。オヤジの前で“B級”は禁句(タブー)なんですよ」
戸愚呂弟「それは意味も意図もない厳然たるルールなんだねェ」
男(お、俺は“ビールをキュッと”っていっただけなのに……)
戸愚呂弟「アンタ、もう帰った方がいいねェ。この家は戦場になる」
戸愚呂父「うおおおおおおおおおおっ!!!」メキメキメキメキ
戸愚呂父の筋肉が一気に盛り上がり、戸愚呂祖母よりも大きくなった。
男「ひいぃぃぃぃぃっ!?」
戸愚呂父「この私がB級上位……?」ピクピクッ
男「えぇっ!?」
戸愚呂弟「まずいねェ。オヤジの前で“B級”は禁句(タブー)なんですよ」
戸愚呂弟「それは意味も意図もない厳然たるルールなんだねェ」
男(お、俺は“ビールをキュッと”っていっただけなのに……)
戸愚呂弟「アンタ、もう帰った方がいいねェ。この家は戦場になる」
戸愚呂父「うおおおおおおおおおおっ!!!」メキメキメキメキ
戸愚呂父の筋肉が一気に盛り上がり、戸愚呂祖母よりも大きくなった。
男「ひいぃぃぃぃぃっ!?」
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 02:23:25.81 ID:x4wOyYgf0
戸愚呂父「私がB級上位だとォォォォォッ!」グゴゴゴゴ……
戸愚呂父「私はギリA級だと世間に思い知らせなければならないねェ!」ゴゴゴ…
戸愚呂母「お義母さん、お義父さん、止めますよ!」
戸愚呂祖父「しょうがない息子だ。ギリA級ってところがみみっちいねェ」
戸愚呂祖母「ホントだよ、まったく世話が焼けるねェ」
戸愚呂妹「やれやれ、夕飯が台無しだねェ」
戸愚呂弟「アンタは窓から逃げるといい。靴は明日、学校で渡すねェ」
男「わ、分かった! ゴメンな!」ダッ
戸愚呂弟「世話ばかりかけちまったな……」
男は靴下のまま、戸愚呂の家から逃げ出した。
戸愚呂父「私はギリA級だと世間に思い知らせなければならないねェ!」ゴゴゴ…
戸愚呂母「お義母さん、お義父さん、止めますよ!」
戸愚呂祖父「しょうがない息子だ。ギリA級ってところがみみっちいねェ」
戸愚呂祖母「ホントだよ、まったく世話が焼けるねェ」
戸愚呂妹「やれやれ、夕飯が台無しだねェ」
戸愚呂弟「アンタは窓から逃げるといい。靴は明日、学校で渡すねェ」
男「わ、分かった! ゴメンな!」ダッ
戸愚呂弟「世話ばかりかけちまったな……」
男は靴下のまま、戸愚呂の家から逃げ出した。
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 02:25:32.87 ID:x4wOyYgf0
男が振り返ると、戸愚呂の家からはとてつもない怒号と轟音が聞こえてきた。
きっと中では凄まじい死闘が繰り広げられているのだろう。
当然通報され、サイレンが鳴り響き、辺りは騒然となった。
この阿鼻叫喚の地獄絵図を作り出したのが、
自分の何気ない一言だということが、男にはとても信じられなかった。
きっと中では凄まじい死闘が繰り広げられているのだろう。
当然通報され、サイレンが鳴り響き、辺りは騒然となった。
この阿鼻叫喚の地獄絵図を作り出したのが、
自分の何気ない一言だということが、男にはとても信じられなかった。
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 02:31:16.90 ID:x4wOyYgf0
翌日 学校にて──
戸愚呂弟「おはよう」
男「おお、戸愚呂! 無事だったか、よかったぁ~!」
男「どうなったのか気になって、昨日はあまり寝つけなかったんだよ」
戸愚呂弟「ま、いつものことだからねェ」
戸愚呂弟「ところでお袋が、昨日はちゃんともてなせなかったから」
戸愚呂弟「今日またアンタに来て欲しいっていってたんだが……どうするね?」
男「…………」
男「行くぜ。連れてってくれ!」
今日もまた、世界一濃い一家での戦いが始まる──
<おわり>
戸愚呂弟「おはよう」
男「おお、戸愚呂! 無事だったか、よかったぁ~!」
男「どうなったのか気になって、昨日はあまり寝つけなかったんだよ」
戸愚呂弟「ま、いつものことだからねェ」
戸愚呂弟「ところでお袋が、昨日はちゃんともてなせなかったから」
戸愚呂弟「今日またアンタに来て欲しいっていってたんだが……どうするね?」
男「…………」
男「行くぜ。連れてってくれ!」
今日もまた、世界一濃い一家での戦いが始まる──
<おわり>
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 02:37:25.74 ID:7FUprwdJO
乙だねェ
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 02:41:24.99 ID:Py/+32VtO
感動したねぇ
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 02:46:38.90 ID:0J/Dltt5O
やるねェ
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 02:48:20.11 ID:b+ubrIAi0
なかなか、やるねェ
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 03:23:33.75 ID:akkU3+LY0
やるねェ・・・
89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 03:05:02.40 ID:FVz9I68K0
まだ30%だろ?
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 03:27:05.99 ID:SWzOovTpP
なんだこれwww
92: 忍法帖【Lv=24,xxxPT】 2012/04/08(日) 03:30:01.41 ID:mSQTKWfm0
ソースはダメなんでわろた
93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 03:39:46.63 ID:pPWEpSdt0
久々にいいSSだねぇ・・・
94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 03:48:04.38 ID:ggdfYYsF0
本当に・・・ バカなんだから全く
95: ぺろぺろ紳士 ◆p51RVEp752 2012/04/08(日) 03:48:14.97 ID:3OcpMSrX0
仙水「コードネームは暗黒天使と書いて『ダークエンジェル』っと」
98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 03:53:42.24 ID:rKZz10rR0
>>1は幽白大好きなんだな
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