【わたてん】みやこ「ちょっとはお姉ちゃん離れしなさい!」
2019-05-26
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/13(月) 23:17:46.18 ID:nEifxOwXo
星野家 夕方
ひなた「みゃーねぇ~沢山遊んで疲れたぁ~」ヘナヘナ
みやこ「おお、見るからにヘナヘナしてる……なにして遊んできたの? 」
ひなた「リレーの練習……だけど花が私は足が早いからハンデをくれって言ってきて」
みやこ「うん、多分自分が走る距離を短くしたかったからだね」
ひなた「だから私1人と他の4人でリレー勝負してきた!」
みやこ「あー、それでそんなに疲れてるのか」
ひなた「勝ったぞ! みゃー姉!!」カバッ!
みやこ「しかも勝ったんだ……」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1557757065
ひなた「みゃーねぇ~沢山遊んで疲れたぁ~」ヘナヘナ
みやこ「おお、見るからにヘナヘナしてる……なにして遊んできたの? 」
ひなた「リレーの練習……だけど花が私は足が早いからハンデをくれって言ってきて」
みやこ「うん、多分自分が走る距離を短くしたかったからだね」
ひなた「だから私1人と他の4人でリレー勝負してきた!」
みやこ「あー、それでそんなに疲れてるのか」
ひなた「勝ったぞ! みゃー姉!!」カバッ!
みやこ「しかも勝ったんだ……」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1557757065
関連
ハルヒ「SOS団で恋の暴露大会をするわよ!」
【朗報】わたてんさん、ケムリクサを超えてガチで覇権へ
【ラブライブサンシャイン】善子「運命の引力」
【悲報】Twitterで3年前に「令和」を予言してたものがいたwwwwwwwww
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/13(月) 23:25:04.74 ID:nEifxOwXo
ひなた「でも疲れたぁ……みゃぁねぇ~」フラフラ
みやこ「はいはい、おいで」ギュッ
ひなた「んぅ……」ダキッ
みやこ「でもリレーの練習? 体育の授業でリレーでもあるの?」
ひなた「運動会が近いんだ!」
みやこ「あぁ……運動会……嫌な思い出しかないなあ」
ひなた「で、小依が目立つリレーのアンカーをやりたがったんだけど、クラスの皆が反対したから特訓してた!」
みやこ「バトンとか落としそうだもんねぇ」
みやこ「はいはい、おいで」ギュッ
ひなた「んぅ……」ダキッ
みやこ「でもリレーの練習? 体育の授業でリレーでもあるの?」
ひなた「運動会が近いんだ!」
みやこ「あぁ……運動会……嫌な思い出しかないなあ」
ひなた「で、小依が目立つリレーのアンカーをやりたがったんだけど、クラスの皆が反対したから特訓してた!」
みやこ「バトンとか落としそうだもんねぇ」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/13(月) 23:34:20.99 ID:nEifxOwXo
ひなた「えへー、みゃー姉のほっぺた柔らかい……」スリスリ
みやこ「もう、前も言ったけど、小学5年生なのにそんなにべったりでどうするの?」ナデナデ
ひなた「でもみゃー姉にくっつかなきゃ、休むことは出来ないぞ?」
みやこ「いやいや、他にいくらでもあるでしょ? こう、お布団にくるまってロールケーキごっことかしてるときお姉ちゃん癒されるな」
ひなた「……? 休むってみゃー姉に甘えることじゃないのか?」
みやこ「……えっ?」
ひなた「そういえば花もノアも、家にみゃー姉がいないのにどうやって休んでるんだ……? 不思議だぞ……?」
みやこ「ええ…………」フルフル
みやこ「もう、前も言ったけど、小学5年生なのにそんなにべったりでどうするの?」ナデナデ
ひなた「でもみゃー姉にくっつかなきゃ、休むことは出来ないぞ?」
みやこ「いやいや、他にいくらでもあるでしょ? こう、お布団にくるまってロールケーキごっことかしてるときお姉ちゃん癒されるな」
ひなた「……? 休むってみゃー姉に甘えることじゃないのか?」
みやこ「……えっ?」
ひなた「そういえば花もノアも、家にみゃー姉がいないのにどうやって休んでるんだ……? 不思議だぞ……?」
みやこ「ええ…………」フルフル
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/13(月) 23:51:45.65 ID:nEifxOwXo
ひなた「みゃーねぇ~みゃーねぇ~」モゾモゾ
みやこ「わひゃっ、お、お腹はやめて!」
ひなた「でも、みゃー姉がいないとやっぱり疲れはとれないぞ?」スリスリー
みやこ「今の冗談じゃなかったの!?」
ひなた「朝みゃー姉をぎゅーして起こさないと元気がでないし、学校で皆と沢山遊んだら夕方みゃー姉に甘えないと次の日に力が出ねえ!」ドヤッ!
みやこ「私充電器か何か?」
ひなた「だからみゃぁねぇがすきぃ~一番すきぃ~」モフモフ
みやこ「…………はあ」ナデナデ
みやこ「なんとかしないといけないなあ」
みやこ「わひゃっ、お、お腹はやめて!」
ひなた「でも、みゃー姉がいないとやっぱり疲れはとれないぞ?」スリスリー
みやこ「今の冗談じゃなかったの!?」
ひなた「朝みゃー姉をぎゅーして起こさないと元気がでないし、学校で皆と沢山遊んだら夕方みゃー姉に甘えないと次の日に力が出ねえ!」ドヤッ!
みやこ「私充電器か何か?」
ひなた「だからみゃぁねぇがすきぃ~一番すきぃ~」モフモフ
みやこ「…………はあ」ナデナデ
みやこ「なんとかしないといけないなあ」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/14(火) 00:05:23.64 ID:Fay0HmfTo
次の日 星野家
みやこ「ということで、ひなたを私から離れさせる方法のアイデアを聞きたいんだけど……」
乃愛「うん、無理」
花「無理ですね」
みやこ「だよねぇ……」ハァ……
乃愛「そもそも、なんでミャーさんはひなたちゃんを離れさせたいの?」
花「それ以前に、もう少し大きくなれば自然に離れていくのでは?」
みやこ「私も昔はそう思ってたんだけど……」
みやこ「最近、私がなんとかしなきゃ永遠にひなたは私にベッタリなままな気しかしなくて」
花「……あー」
乃愛「多分その予想は当たってるよ」
みやこ「ということで、ひなたを私から離れさせる方法のアイデアを聞きたいんだけど……」
乃愛「うん、無理」
花「無理ですね」
みやこ「だよねぇ……」ハァ……
乃愛「そもそも、なんでミャーさんはひなたちゃんを離れさせたいの?」
花「それ以前に、もう少し大きくなれば自然に離れていくのでは?」
みやこ「私も昔はそう思ってたんだけど……」
みやこ「最近、私がなんとかしなきゃ永遠にひなたは私にベッタリなままな気しかしなくて」
花「……あー」
乃愛「多分その予想は当たってるよ」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/14(火) 00:10:19.87 ID:Fay0HmfTo
みやこ「で、ひなたは大体私の言うこと聞くし、この前の中学校の頃の私の……その、あれ」
乃愛「ああ、目に眼帯つけてカラーコンタクトしてる変なコスプレ?」
みやこ「うぐっ!! 言葉を濁してるんだからはっきり言わないでよ! 」
花「あの眼帯を外してカラーコンタクトで見ると、真実の世界が見えるんでしたっけ?」
みやこ「なんでその事知ってるの!?」
花「お姉さんのお母さんから聞きました」
みやこ「おかあさぁぁぁぁん!!!もおおおお!!!!!」
乃愛「ああ、目に眼帯つけてカラーコンタクトしてる変なコスプレ?」
みやこ「うぐっ!! 言葉を濁してるんだからはっきり言わないでよ! 」
花「あの眼帯を外してカラーコンタクトで見ると、真実の世界が見えるんでしたっけ?」
みやこ「なんでその事知ってるの!?」
花「お姉さんのお母さんから聞きました」
みやこ「おかあさぁぁぁぁん!!!もおおおお!!!!!」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/14(火) 00:31:21.82 ID:Fay0HmfTo
みやこ「と、とにかく! あの頃の私を真似しようとしたり、高校の頃の私みたいに髪伸ばそうとしたり、私みたいになろうとしてるの!」
乃愛「んー、それの何がダメなの?」
みやこ「だって私だよ!? こんなのだよ!?」
花「こんなのって…………」
みやこ「引きこもりだし! 運動苦手だし! 他の人とうまく話せないし!」
みやこ「人混みの中にいると震えてくるし、一番来てる服がジャージだし」
みやこ「最近また太ってきてるし……友達も皆以外いないし……大学は松本さんがいないとぼっちだし…………」
みやこ「…………ううっ」ポロポロ
乃愛「大変!!ミャーさんが自分で自分を傷つけてる!!!」
花「お、お姉さんにも良いところはありますよ! お菓子作れる所とか! あとケーキ作れる所とか!」
乃愛「んー、それの何がダメなの?」
みやこ「だって私だよ!? こんなのだよ!?」
花「こんなのって…………」
みやこ「引きこもりだし! 運動苦手だし! 他の人とうまく話せないし!」
みやこ「人混みの中にいると震えてくるし、一番来てる服がジャージだし」
みやこ「最近また太ってきてるし……友達も皆以外いないし……大学は松本さんがいないとぼっちだし…………」
みやこ「…………ううっ」ポロポロ
乃愛「大変!!ミャーさんが自分で自分を傷つけてる!!!」
花「お、お姉さんにも良いところはありますよ! お菓子作れる所とか! あとケーキ作れる所とか!」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/14(火) 00:41:49.54 ID:Fay0HmfTo
みやこ「だから……ひなたには私みたいになってほしくなくって……あとお母さんに殺されるし……」ズーン
乃愛「別にミャーさんの真似する事がそこまで悪いことだと思わないけど……ミャーさんみたいになろうとしていても、中身はひなたちゃんだから誰がと話をするのが苦手にはならないだろうし」
花「それもそうだね、ひなたが引きこもりになる姿とか想像できない」
みやこ「それでもなの!」
みやこ「もしもひなたが私の悪い所真似しちゃったら、ひなたが辛い思いしちゃうもん! なんとかして姉離れさせなきゃ……」
乃愛「……ミャーさんって」
みやこ「……んぅ? どうしたの?」
乃愛「なんでもなーい」
乃愛「別にミャーさんの真似する事がそこまで悪いことだと思わないけど……ミャーさんみたいになろうとしていても、中身はひなたちゃんだから誰がと話をするのが苦手にはならないだろうし」
花「それもそうだね、ひなたが引きこもりになる姿とか想像できない」
みやこ「それでもなの!」
みやこ「もしもひなたが私の悪い所真似しちゃったら、ひなたが辛い思いしちゃうもん! なんとかして姉離れさせなきゃ……」
乃愛「……ミャーさんって」
みやこ「……んぅ? どうしたの?」
乃愛「なんでもなーい」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/14(火) 00:51:05.58 ID:Fay0HmfTo
乃愛「……んー、やっぱり浮かばないなあ、ひなたちゃんをミャーさんから離れさせるのは無理じゃないかな?」
花「私も浮かびません、やっぱり無理では?」
みやこ「結局そうなっちゃうんだ……他の方法考えてみるよ、相談に乗ってくれてありがとう、パンナコッタ作ったから食べて」
花「頂きます! 」キラキラ
乃愛「わーい! 美味しそう!」
みやこ「私は自分の部屋に戻ってるね……うーん、どうしよう……」トテトテ
花「……お姉さん居なくなったね」
乃愛「そうだねー」
花「で、何を企んでるの?」
乃愛「ふふーん」キラーン
花「私も浮かびません、やっぱり無理では?」
みやこ「結局そうなっちゃうんだ……他の方法考えてみるよ、相談に乗ってくれてありがとう、パンナコッタ作ったから食べて」
花「頂きます! 」キラキラ
乃愛「わーい! 美味しそう!」
みやこ「私は自分の部屋に戻ってるね……うーん、どうしよう……」トテトテ
花「……お姉さん居なくなったね」
乃愛「そうだねー」
花「で、何を企んでるの?」
乃愛「ふふーん」キラーン
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/14(火) 00:58:42.38 ID:Fay0HmfTo
乃愛「ミャーさんが言ってたし、ちょっとだけミャーさんとひなたちゃんを離れさせて見ようと思って」
花「……出来るの? ひなたが自分からお姉さんから離れてく姿なんて想像できないんだけど」モグモグ
乃愛「アタシも出来ない!!」
花「…………じゃあ無理じゃない?」モグモグ
乃愛「ミャーさんから離れさせなくても、ミャーさんと離す手段はあるんだよ、ハナちゃんも手伝ってね」
花「何を言ってるのか解らない、手伝うのは別にいいけど……ごちそうさま」ケプー
乃愛「んう?……あっ!!アタシのパンナコッタがなくなってる!!」
花「お手伝い料金」
花「……出来るの? ひなたが自分からお姉さんから離れてく姿なんて想像できないんだけど」モグモグ
乃愛「アタシも出来ない!!」
花「…………じゃあ無理じゃない?」モグモグ
乃愛「ミャーさんから離れさせなくても、ミャーさんと離す手段はあるんだよ、ハナちゃんも手伝ってね」
花「何を言ってるのか解らない、手伝うのは別にいいけど……ごちそうさま」ケプー
乃愛「んう?……あっ!!アタシのパンナコッタがなくなってる!!」
花「お手伝い料金」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/14(火) 01:07:34.98 ID:Fay0HmfTo
3日後 星野家
みやこ「……あ、そういえば最近ひなたと一緒にお風呂入ってないし寝てないなあ」
みやこ「ひなた3日に一回は寝ないと寂しそうにするしなあ……ひなたー、ひなたー!!」
ひなた「どうしたんだ? みゃー姉」トコトコ
みやこ「今日一緒に寝よっか?」
ひなた「っ!あうぅ!!」
みやこ「……? どうしたの?」
ひなた「きょ、今日はいいや! また今度な!みゃー姉!」トタトタ!!
みやこ「…………どうしたんだろう、ひなた」
みやこ「……あ、そういえば最近ひなたと一緒にお風呂入ってないし寝てないなあ」
みやこ「ひなた3日に一回は寝ないと寂しそうにするしなあ……ひなたー、ひなたー!!」
ひなた「どうしたんだ? みゃー姉」トコトコ
みやこ「今日一緒に寝よっか?」
ひなた「っ!あうぅ!!」
みやこ「……? どうしたの?」
ひなた「きょ、今日はいいや! また今度な!みゃー姉!」トタトタ!!
みやこ「…………どうしたんだろう、ひなた」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/14(火) 01:15:20.86 ID:Fay0HmfTo
みやこ「あ、そうだ、今日は花ちゃんと乃愛ちゃん遊びにくるんだっけ、来る時間聞いてなかったなあ、ひなた、自分の部屋にいるかな?」トコトコ
みやこ「ひなたー? いるー? 入っていい?」コンコン
ひなた「わっ!!!ダメだ!!入ってきちゃダメだ!!みゃー姉!!!」
みやこ「は、入っちゃダメ!? 中で何をしてるの!? 」
ひなた「何もしてない!! えーと……その……そう! みゃー姉離れをしてるから!だから入ってきちゃダメだ!!」
みやこ「私離れ!? 本当に!?」
ひなた「ほ、ほんとだぞ! だから、今日花とノアが来ても私の部屋には入らないでくれ! 絶対だからな!!」
みやこ「わ、解った……開けないよ……」
ひなた「…………ふう」
みやこ「…………ひなたが、お姉ちゃん離れかあ」チクッ
みやこ「…………なんだろ、なんか胸がヘンだなあ」チクッチクッ
みやこ「ひなたー? いるー? 入っていい?」コンコン
ひなた「わっ!!!ダメだ!!入ってきちゃダメだ!!みゃー姉!!!」
みやこ「は、入っちゃダメ!? 中で何をしてるの!? 」
ひなた「何もしてない!! えーと……その……そう! みゃー姉離れをしてるから!だから入ってきちゃダメだ!!」
みやこ「私離れ!? 本当に!?」
ひなた「ほ、ほんとだぞ! だから、今日花とノアが来ても私の部屋には入らないでくれ! 絶対だからな!!」
みやこ「わ、解った……開けないよ……」
ひなた「…………ふう」
みやこ「…………ひなたが、お姉ちゃん離れかあ」チクッ
みやこ「…………なんだろ、なんか胸がヘンだなあ」チクッチクッ
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/14(火) 20:58:38.68 ID:Fay0HmfTo
乃愛「ミャーさん!!来たよー!」
花「お邪魔します」ペコリ
みやこ「ん……ああ、いらっしゃい二人とも」ヘニョヘニョ
乃愛「ん? ミャーさんあんまり元気ない?」
みやこ「ん? そう見えるかな……」
乃愛「見える見えるー! 」
花「何時も以上に体に力が入ってないように見えますね」
みやこ「……多分寝不足だからだね、昨日遅くまで課題やってたから」
花「お邪魔します」ペコリ
みやこ「ん……ああ、いらっしゃい二人とも」ヘニョヘニョ
乃愛「ん? ミャーさんあんまり元気ない?」
みやこ「ん? そう見えるかな……」
乃愛「見える見えるー! 」
花「何時も以上に体に力が入ってないように見えますね」
みやこ「……多分寝不足だからだね、昨日遅くまで課題やってたから」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/14(火) 22:07:27.95 ID:Fay0HmfTo
乃愛「えぇ~~? 本当に課題があったから疲れてるの?」ニマニマ
みやこ「えっ……?」
乃愛「ミャーさんが落ち込んでる理由、もしかしてひなたちゃんが最近ミャーさんに構ってくれないからじゃない?」ニマニマ
花(ノア……凄く楽しそう)
みやこ「へ!? なんで最近ひなたが私を避けてるの知ってるの!?」
乃愛「それは勿論! アタシがひなたちゃんに『ひなたちゃん姉離れ大作戦』を教えたからだよ」
みやこ「姉離れ大作戦!? 何をしたの!?」
乃愛「知りたーい?」
みやこ「う、うん……」
乃愛「ふふーん、教えてあげない!ヒ・ミ・ツ」
みやこ「そ、そんなぁ……」
みやこ「えっ……?」
乃愛「ミャーさんが落ち込んでる理由、もしかしてひなたちゃんが最近ミャーさんに構ってくれないからじゃない?」ニマニマ
花(ノア……凄く楽しそう)
みやこ「へ!? なんで最近ひなたが私を避けてるの知ってるの!?」
乃愛「それは勿論! アタシがひなたちゃんに『ひなたちゃん姉離れ大作戦』を教えたからだよ」
みやこ「姉離れ大作戦!? 何をしたの!?」
乃愛「知りたーい?」
みやこ「う、うん……」
乃愛「ふふーん、教えてあげない!ヒ・ミ・ツ」
みやこ「そ、そんなぁ……」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/14(火) 22:40:00.82 ID:Fay0HmfTo
乃愛「でも良かったじゃん、ミャーさんひなたちゃんを姉離れさせたいって言ってたでしょ?」
みやこ「それはそうだけど……」
乃愛「それとも……ミャーさんって実は」
乃愛「ひなたちゃんを自分から離れさせたいって言っておきながら、いざ離れたらひなたちゃんが恋しくなるシスコンさんだったりするの?」ニマニマ
みやこ「なっ……!」
みやこ「そ、そんな訳ないよ!! ひなたがちゃんと成長してお姉ちゃん離れできて、とても嬉しいよ!?」
乃愛「そっかー、じゃあアタシ、ひなたちゃんの部屋に行ってくるね」
花「はあ……お姉さん、私も行きますね」
みやこ「い、行ってらっしゃい!!」
みやこ「それはそうだけど……」
乃愛「それとも……ミャーさんって実は」
乃愛「ひなたちゃんを自分から離れさせたいって言っておきながら、いざ離れたらひなたちゃんが恋しくなるシスコンさんだったりするの?」ニマニマ
みやこ「なっ……!」
みやこ「そ、そんな訳ないよ!! ひなたがちゃんと成長してお姉ちゃん離れできて、とても嬉しいよ!?」
乃愛「そっかー、じゃあアタシ、ひなたちゃんの部屋に行ってくるね」
花「はあ……お姉さん、私も行きますね」
みやこ「い、行ってらっしゃい!!」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/14(火) 23:04:25.86 ID:Fay0HmfTo
次の日
みやこ「ひなたー、クッキー焼いたけど食べる?」
ひなた「ご、ごめんみゃー姉! 後で食べていいか!? ちょっと今忙しいんだ!!」タタタ
みやこ「あ、じゃあ後で食べてね……」シュン……
そのまた次の日
みやこ「ひなたー、たまには一緒にお風呂はいる?」
ひなた「あっ、私もうシャワー浴びちゃったんだ……また一緒に入ろう、みゃー姉」
みやこ「あ、ううん、じゃあまたね……」
さらに次の日
みやこ「ひなた……」
ひなた「ごめんみゃー姉!また今度!!」タタタ
みやこ「……………………」
みやこ「ひなたー、クッキー焼いたけど食べる?」
ひなた「ご、ごめんみゃー姉! 後で食べていいか!? ちょっと今忙しいんだ!!」タタタ
みやこ「あ、じゃあ後で食べてね……」シュン……
そのまた次の日
みやこ「ひなたー、たまには一緒にお風呂はいる?」
ひなた「あっ、私もうシャワー浴びちゃったんだ……また一緒に入ろう、みゃー姉」
みやこ「あ、ううん、じゃあまたね……」
さらに次の日
みやこ「ひなた……」
ひなた「ごめんみゃー姉!また今度!!」タタタ
みやこ「……………………」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/14(火) 23:12:55.89 ID:Fay0HmfTo
その次の日 みやこの部屋
みやこ「……………………」ゴロゴロ
みやこ「…………なんか、疲れたなあ」
みやこ「疲れたから、ロールケーキごっこしよ……布団暖かい……」コロコロ
みやこ「私はロールケーキ……私はバウムクーヘン…………」
みやこ「…………全然疲れ、取れないな」
みやこ「……………………お布団あっても、一人じゃ寒いなあ」
みやこ「……………………ひなたぁ」ギュッ
みやこ「……………………」ゴロゴロ
みやこ「…………なんか、疲れたなあ」
みやこ「疲れたから、ロールケーキごっこしよ……布団暖かい……」コロコロ
みやこ「私はロールケーキ……私はバウムクーヘン…………」
みやこ「…………全然疲れ、取れないな」
みやこ「……………………お布団あっても、一人じゃ寒いなあ」
みやこ「……………………ひなたぁ」ギュッ
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/14(火) 23:17:47.20 ID:Fay0HmfTo
ひなた「みゃーねええええええ!!!!!!」ガチャ!!!
みやこ「わっ!!!! ひなた!?」
ひなた「出来た!!!みゃー姉!!!!出来たぞぉおおお!!!!」ギュウッ
みやこ「えっ!? 何が!? 何が出来たのひなた!!?」アワアワ
ひなた「へへへ……これだぁ!!」バサッ
みやこ「えっと…………何これ、コスプレ衣装……?」
ひなた「おう! みゃー姉へのプレゼントだぞ!!」ニカッ
みやこ「わっ!!!! ひなた!?」
ひなた「出来た!!!みゃー姉!!!!出来たぞぉおおお!!!!」ギュウッ
みやこ「えっ!? 何が!? 何が出来たのひなた!!?」アワアワ
ひなた「へへへ……これだぁ!!」バサッ
みやこ「えっと…………何これ、コスプレ衣装……?」
ひなた「おう! みゃー姉へのプレゼントだぞ!!」ニカッ
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/14(火) 23:33:55.99 ID:Fay0HmfTo
乃愛「松本さんにサイズ聞いて色々教えてもらって、アタシとハナちゃんが手伝って、ひなたちゃんが頑張って作ったんだよ?」
花「色々頑張った!」ムフー!
乃愛「……うん、まあ頑張ってはいたね、頑張っては」
みやこ「じゃあ、ここのところひなたが私を避けてたのは……」
ひなた「サプライズだから隠さなきゃいけないけど、みゃー姉に甘えたらつい喋っちゃいそうだから……」
乃愛「限界そうな時はミャーさん変身セットも使ってね、それでも最後の方はギリギリだったけど……」
みやこ「お姉ちゃん離れって言ってたのは……」
ひなた「ノアがそう言えって、私とっさに隠し事とか出来ないからって!」
花「色々頑張った!」ムフー!
乃愛「……うん、まあ頑張ってはいたね、頑張っては」
みやこ「じゃあ、ここのところひなたが私を避けてたのは……」
ひなた「サプライズだから隠さなきゃいけないけど、みゃー姉に甘えたらつい喋っちゃいそうだから……」
乃愛「限界そうな時はミャーさん変身セットも使ってね、それでも最後の方はギリギリだったけど……」
みやこ「お姉ちゃん離れって言ってたのは……」
ひなた「ノアがそう言えって、私とっさに隠し事とか出来ないからって!」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/15(水) 00:34:20.66 ID:XOOTGFhVo
乃愛「で、ミャーさん、ミャーさんのお願い通り、ひなたちゃんがお姉ちゃん離れしてみた訳だけどどうだった? 本当にお姉ちゃん離れして欲しい?」
みやこ「…………ひなた」
ひなた「なんだ? みゃー姉」
みやこ「私の事、好き?」
ひなた「おう!大好きだし、ずっと好きだし! 何時ても好きだぞ!!」
みやこ「…………そっか、私もひなたのこと……好きだよ」ギュウッ!!
ひなた「わわっ! みゃー姉! 力が強いぞ!ちょっと痛い!」ワタワタ
乃愛「…………聞くまでも無いみたいだね」
花「ノア、お疲れ様」
乃愛「ううん、また前みたいにひなたちゃんが悲しそうになるのは嫌だったから」
みやこ「…………ひなた」
ひなた「なんだ? みゃー姉」
みやこ「私の事、好き?」
ひなた「おう!大好きだし、ずっと好きだし! 何時ても好きだぞ!!」
みやこ「…………そっか、私もひなたのこと……好きだよ」ギュウッ!!
ひなた「わわっ! みゃー姉! 力が強いぞ!ちょっと痛い!」ワタワタ
乃愛「…………聞くまでも無いみたいだね」
花「ノア、お疲れ様」
乃愛「ううん、また前みたいにひなたちゃんが悲しそうになるのは嫌だったから」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/15(水) 00:39:32.06 ID:XOOTGFhVo
みやこ「乃愛ちゃんと花ちゃんもありがとう、色々大変なことさせちゃったね」
乃愛「いいよ、この後のコスプレタイムが楽しみだね!」
みやこ「あはは、コスプレタイムかあ…………え? 誰の?」
乃愛「ミャーさんの」
みやこ「…………あのコスプレ衣装、プレゼントってことでひなたの気を引くために作った訳じゃなかったの?」
乃愛「勿論そうだけど、それはそれとして着て貰わないとね」
花「折角作ったんですからね」
乃愛「このためにあの人にも協力して貰ったんだしねー」
みやこ「…………あの人」
松本「私の事よ! みやこさん!!」
みやこ「ひえっ!!」
乃愛「いいよ、この後のコスプレタイムが楽しみだね!」
みやこ「あはは、コスプレタイムかあ…………え? 誰の?」
乃愛「ミャーさんの」
みやこ「…………あのコスプレ衣装、プレゼントってことでひなたの気を引くために作った訳じゃなかったの?」
乃愛「勿論そうだけど、それはそれとして着て貰わないとね」
花「折角作ったんですからね」
乃愛「このためにあの人にも協力して貰ったんだしねー」
みやこ「…………あの人」
松本「私の事よ! みやこさん!!」
みやこ「ひえっ!!」
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/15(水) 00:43:41.65 ID:XOOTGFhVo
松本「みやこさんに似合いそうなデザインで、ひなたちゃんにも作れそうな服、頑張って探したのよ! ほら! 見てみやこさん!」
みやこ「えっ!? ちょっと露出多くない!? お腹とか背中とか肩とか見えちゃうんだけど!?」
松本「みやこさんの陶磁のような肌……カメラに納め放題なんて……」ジュルリ
みやこ「そんな事言ってないんだけど!! お、お腹は本当にダメだよ! 最近太ってきたし!!」
松本「……安心して、みやこさん」
みやこ「な、何を……?」
松本「それが萌えなのよ……!!」キランッ
みやこ「何にも安心できないよ!?」
みやこ「えっ!? ちょっと露出多くない!? お腹とか背中とか肩とか見えちゃうんだけど!?」
松本「みやこさんの陶磁のような肌……カメラに納め放題なんて……」ジュルリ
みやこ「そんな事言ってないんだけど!! お、お腹は本当にダメだよ! 最近太ってきたし!!」
松本「……安心して、みやこさん」
みやこ「な、何を……?」
松本「それが萌えなのよ……!!」キランッ
みやこ「何にも安心できないよ!?」
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/15(水) 00:46:13.20 ID:XOOTGFhVo
乃愛「ささっ、早く着替えてー」
花「見てる側に回ると、コスプレって楽しいですね」
ひなた「わーい! みゃー姉が私の作った服を着てくれる!」
松本「みやこさん……それじゃあ、始めましょうか?」
みやこ「あ……あう……」
みやこ「な、何でこんなことにぃ~~~~」
花「見てる側に回ると、コスプレって楽しいですね」
ひなた「わーい! みゃー姉が私の作った服を着てくれる!」
松本「みやこさん……それじゃあ、始めましょうか?」
みやこ「あ……あう……」
みやこ「な、何でこんなことにぃ~~~~」
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/15(水) 00:50:51.02 ID:XOOTGFhVo
その日の夜
みやこ「トホホ……たっぷり写真とられた……何とかしてデータ消したり出来ないかな……」
ひなた「あ、みゃー姉……」
みやこ「ふえ、どうしたの? ひなた」
ひなた「この前みゃー姉が言ってた、クッキー作ってくれたの食べたりとか、お風呂一緒に入ったりとか…………まだ、出来る?」
みやこ「……おいで、ひなた」
ひなた「みゃー姉?」トコトコ
みやこ「えいっ!!」ダキッ!!
ひなた「わっ!!」
みやこ「トホホ……たっぷり写真とられた……何とかしてデータ消したり出来ないかな……」
ひなた「あ、みゃー姉……」
みやこ「ふえ、どうしたの? ひなた」
ひなた「この前みゃー姉が言ってた、クッキー作ってくれたの食べたりとか、お風呂一緒に入ったりとか…………まだ、出来る?」
みやこ「……おいで、ひなた」
ひなた「みゃー姉?」トコトコ
みやこ「えいっ!!」ダキッ!!
ひなた「わっ!!」
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/15(水) 00:56:00.15 ID:XOOTGFhVo
みやこ「ひなた、お日様みたいな良い匂いだねぇ……」スンスン
ひなた「みゃ、みゃー姉も良い匂いするぞ?」
みやこ「クッキーだっけ? あのクッキーはもう無くなっちゃったから、明日新しいの一緒に焼こっか? 材料もないから、お買い物も手伝ってね? 」
ひなた「本当か!? 解った!」
みやこ「…………ひなた、耳たぶ柔らかいねー」フニフニ
ひなた「あははっ、みゃー姉、くすぐったい」
みやこ「お風呂は今日もう入っちゃったから、明日で良い? クッキーのお買い物ついでに、温泉の素でも買おっか」
ひなた「温泉の素よりも、あのしゅわしゅわするやつがいい!」
みやこ「解った、じゃあそっちね?」ナデナデ
ひなた「わーいっ!」
ひなた「みゃ、みゃー姉も良い匂いするぞ?」
みやこ「クッキーだっけ? あのクッキーはもう無くなっちゃったから、明日新しいの一緒に焼こっか? 材料もないから、お買い物も手伝ってね? 」
ひなた「本当か!? 解った!」
みやこ「…………ひなた、耳たぶ柔らかいねー」フニフニ
ひなた「あははっ、みゃー姉、くすぐったい」
みやこ「お風呂は今日もう入っちゃったから、明日で良い? クッキーのお買い物ついでに、温泉の素でも買おっか」
ひなた「温泉の素よりも、あのしゅわしゅわするやつがいい!」
みやこ「解った、じゃあそっちね?」ナデナデ
ひなた「わーいっ!」
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/15(水) 01:03:33.03 ID:XOOTGFhVo
みやこ「……ひなたは本当に暖かくて、ゆたんぽみたいに気持ちいいね」
ひなた「そうか?」
みやこ「うん……本当は昨日言おうと思ってたんだけど……今日一緒に寝よっか、秋になってちょっと寒くなって、湯たんぽが欲しいなあ」
ひなた「じゃあわたし、みゃー姉の湯たんぽになる!」
みやこ「ありがとう、ちゃんとくっついててね?」
ひなた「解った!」
みやこ「…………ひなた」ギュッ
ひなた「なんだ? みゃー姉?」
みやこ「お姉ちゃん離れは、もうちょっとだけ、後にしてね」
ひなた「…………何言ってるんだみゃー姉、私はみゃー姉からずっーとずっーと離れないぞ?」
みやこ「…………そっか、なら…………それでもいいや…………こうやってくっついてると、幸せだね」ギュッ
ひなた「うん!」ギュッ
ひなた「そうか?」
みやこ「うん……本当は昨日言おうと思ってたんだけど……今日一緒に寝よっか、秋になってちょっと寒くなって、湯たんぽが欲しいなあ」
ひなた「じゃあわたし、みゃー姉の湯たんぽになる!」
みやこ「ありがとう、ちゃんとくっついててね?」
ひなた「解った!」
みやこ「…………ひなた」ギュッ
ひなた「なんだ? みゃー姉?」
みやこ「お姉ちゃん離れは、もうちょっとだけ、後にしてね」
ひなた「…………何言ってるんだみゃー姉、私はみゃー姉からずっーとずっーと離れないぞ?」
みやこ「…………そっか、なら…………それでもいいや…………こうやってくっついてると、幸せだね」ギュッ
ひなた「うん!」ギュッ
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/15(水) 01:08:42.29 ID:XOOTGFhVo
次の日 朝
ひなた「みゃー姉!!みゃー姉!!!」ギュウッ
みやこ「…………ん、んう……ひなたぁ」
ひなた「朝だぞ!起きろ!!」
みやこ「……ひなた、そうやって抱きつかれると起きようにも起きれない気がするんだけど」
ひなた「いま朝のみゃー姉充電中だからな! もうちょっとだけ待っててくれ!」
みやこ「そっかー、じゃあ私も」ギュッ
ひなた「わっ!」
みやこ「朝のひなたじゅーでーん」ナデナデ
ひなた「…………えへへー、元気出たか!?」
みやこ「うん、たっぷり出たよ」
ひなた「なら……」
ひなた「みゃー姉!!みゃー姉!!!」ギュウッ
みやこ「…………ん、んう……ひなたぁ」
ひなた「朝だぞ!起きろ!!」
みやこ「……ひなた、そうやって抱きつかれると起きようにも起きれない気がするんだけど」
ひなた「いま朝のみゃー姉充電中だからな! もうちょっとだけ待っててくれ!」
みやこ「そっかー、じゃあ私も」ギュッ
ひなた「わっ!」
みやこ「朝のひなたじゅーでーん」ナデナデ
ひなた「…………えへへー、元気出たか!?」
みやこ「うん、たっぷり出たよ」
ひなた「なら……」
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/15(水) 01:09:13.97 ID:XOOTGFhVo
ひなた「今日も一緒に頑張ろうな!みゃー姉!」
おわり
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/15(水) 01:10:11.96 ID:XOOTGFhVo
ありがとうございました、わたてんSSはもっと増えてください
久々のSS&わたてんSS10本目です、わーい
久々のSS&わたてんSS10本目です、わーい
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/15(水) 02:17:29.86 ID:0wFtkktUo
乙…えっ10本目!?
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/15(水) 01:18:31.61 ID:csfBypBv0
良かったよ、おつかれさま
引用元: 【わたてん】みやこ「ちょっとはお姉ちゃん離れしなさい!」
【わたてん】みやこ「天使と距離を置いてみた!」
2019-04-10
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/17(日) 22:11:46.86 ID:UIlSXiVt0
みやこ「フヘヘ……フヘヘ……良いよぉ~花ちゃん良いよぉ~」パシャッ パシャッ
花「……」
みやこ「次ノアちゃんもお願い!」
乃愛「オッケー!」
ひなた「みゃー姉ー!」
みやこ「もうちょっとくっついてみようか!」パシャッ パシャッ
花「うわっ……」
ひなた「みゃー姉ー! わたしはー!?」
みやこ「ふひひ……ふひひひっ」パシャッ パシャッ
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1550409106
花「……」
みやこ「次ノアちゃんもお願い!」
乃愛「オッケー!」
ひなた「みゃー姉ー!」
みやこ「もうちょっとくっついてみようか!」パシャッ パシャッ
花「うわっ……」
ひなた「みゃー姉ー! わたしはー!?」
みやこ「ふひひ……ふひひひっ」パシャッ パシャッ
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1550409106
関連
ハルヒ「SOS団で恋の暴露大会をするわよ!」
【朗報】わたてんさん、ケムリクサを超えてガチで覇権へ
【ラブライブサンシャイン】善子「運命の引力」
【悲報】Twitterで3年前に「令和」を予言してたものがいたwwwwwwwww
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/17(日) 22:13:20.21 ID:UIlSXiVt0
みやこ「はい花ちゃん。 今日のおやつだよー」
花「チョコレートケーキ……!」ムシャコラムシャコラ
乃愛「ん、おいしー!」
ひなた「やっぱりみゃー姉の作ったお菓子は世界一だな!」
みやこ「も~大げさだよー」
みやこ「あっ、花ちゃんはどう?」
花「すっごく美味しいです! おかわりください! あとお土産にも包んでください!」キラキラ
みやこ「うん、前にも言ったけど食べながらおかわりの要求するのはやめようね?」
花「チョコレートケーキ……!」ムシャコラムシャコラ
乃愛「ん、おいしー!」
ひなた「やっぱりみゃー姉の作ったお菓子は世界一だな!」
みやこ「も~大げさだよー」
みやこ「あっ、花ちゃんはどう?」
花「すっごく美味しいです! おかわりください! あとお土産にも包んでください!」キラキラ
みやこ「うん、前にも言ったけど食べながらおかわりの要求するのはやめようね?」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/17(日) 22:20:28.30 ID:UIlSXiVt0
数ヶ月前、念願の花ちゃんとお友達になったのだが、『インドア大学生の私が小学生の女の子を外で撮影していると不審者扱いされるのでは』?
という懸念の声があり、結果、お菓子と引き換えに花ちゃんが定期的に私の作ったコスプレ衣装で撮影会してくれるようになった。しかし花ちゃんはなんだか?
私のことがキライみたいで、いつもいつも不愛想に蔑む目で見て、心イタイイタイなのだった。?
という懸念の声があり、結果、お菓子と引き換えに花ちゃんが定期的に私の作ったコスプレ衣装で撮影会してくれるようになった。しかし花ちゃんはなんだか?
私のことがキライみたいで、いつもいつも不愛想に蔑む目で見て、心イタイイタイなのだった。?
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/17(日) 22:33:27.24 ID:UIlSXiVt0
乃愛「お邪魔しましたー! ヒナタちゃん、また明日!」
ひなた「おう! また学校でな!」
花「お姉さん」
みやこ「えっ? な…何かな?」
花「明日はホットケーキが食べたいです」
みやこ「あっうん……分かった。作っておくね」
花「お願いします。では」ペコッ
ひなた「またな~! 花!」
花「ん」
ひなた「おう! また学校でな!」
花「お姉さん」
みやこ「えっ? な…何かな?」
花「明日はホットケーキが食べたいです」
みやこ「あっうん……分かった。作っておくね」
花「お願いします。では」ペコッ
ひなた「またな~! 花!」
花「ん」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/17(日) 22:41:15.54 ID:UIlSXiVt0
みやこ「トホホ……花ちゃん可愛いのに私を見る目はツメタイツメタイなんだから……あーあ、どうにかしてね花ちゃんの私への態度をやさしくて実の妹のようなものにしてもらえないかな~、ん?」?
ひなた「みゃー姉!」ガバッ
みやこ「うわっ!?」
ひなた「みゃー姉! 一緒に遊ぼー!」
みやこ「さっきまで花ちゃんやノアちゃんと遊んでたでしょ!?」
ひなた「じゃあ一緒にお風呂入ろー!」
みやこ「んー……それならいいか……」
ひなた「いやったぁぁぁぁぁ!!」ギュゥゥゥゥ
みやこ「痛い痛いっ! もぉ~ひなたはいつまでたっても甘えん坊なんだから……」
ひなた「みゃー姉!」ガバッ
みやこ「うわっ!?」
ひなた「みゃー姉! 一緒に遊ぼー!」
みやこ「さっきまで花ちゃんやノアちゃんと遊んでたでしょ!?」
ひなた「じゃあ一緒にお風呂入ろー!」
みやこ「んー……それならいいか……」
ひなた「いやったぁぁぁぁぁ!!」ギュゥゥゥゥ
みやこ「痛い痛いっ! もぉ~ひなたはいつまでたっても甘えん坊なんだから……」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/17(日) 22:48:46.16 ID:UIlSXiVt0
ひなた「みゃー姉髪洗って~!」
みやこ「はいはい……」
ひなた「次は私がみゃー姉の髪を洗う!」
みやこ「えぇっ? 良いよ自分で洗うから 」ゴシゴシ
みやこ「(ひなたに洗って貰うと痛いし……)」
ひなた「やだー! みゃー姉の髪洗う!」
みやこ「えー……しょうがないなぁ……優しく洗ってよ?」
ひなた「分かった!」
みやこ「はいはい……」
ひなた「次は私がみゃー姉の髪を洗う!」
みやこ「えぇっ? 良いよ自分で洗うから 」ゴシゴシ
みやこ「(ひなたに洗って貰うと痛いし……)」
ひなた「やだー! みゃー姉の髪洗う!」
みやこ「えー……しょうがないなぁ……優しく洗ってよ?」
ひなた「分かった!」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/17(日) 22:55:28.18 ID:UIlSXiVt0
みやこ「(ひなたが私にベッタリなのもどうにかならないかなぁ……)」
みやこ「(前に5日間私と距離置かせたら、その後もっとベッタリ引っ付いてくるようになったし……)」
みやこ「(嫌われるよりは良いけど……ん?)」
みやこ「(前よりもベッタリ……)」
みやこ「(もしかしてこれって……)」
みやこ「(花ちゃんにも有効なのでは!?)」
ひなた「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」ゴシゴシ
みやこ「ちょっ痛い!! ひなたストップ!」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/17(日) 23:46:41.56 ID:UIlSXiVt0
ー1日目ー
ひなた「みゃー姉ただいまー!」
乃愛「おっじゃましまーす!」
花「お邪魔します」
みやこ「お帰りひなた。花ちゃんノアちゃん、いらっしゃい」
乃愛「ミャーさんミャーさん。今日の衣装は?」
みやこ「あ~その、えっとね……しばらく撮影はいいかなって……」
花・ひなた・乃愛「!?」
乃愛「ミャーさん……」
みやこ「なっ……何?」
乃愛「大丈夫? 頭でも打った……?」
みやこ「どこも打ってないから!」
ひなた「みゃー姉熱でもあるのか!?」
みやこ「健康そのものだから!」
花「お姉さん……」
みやこ「は……花ちゃんも心配してくれるの……?」
花「撮影しないってことは、ホットケーキ食べられないんですか……!?」
みやこ「少しは私の心配もして!?」
ひなた「みゃー姉ただいまー!」
乃愛「おっじゃましまーす!」
花「お邪魔します」
みやこ「お帰りひなた。花ちゃんノアちゃん、いらっしゃい」
乃愛「ミャーさんミャーさん。今日の衣装は?」
みやこ「あ~その、えっとね……しばらく撮影はいいかなって……」
花・ひなた・乃愛「!?」
乃愛「ミャーさん……」
みやこ「なっ……何?」
乃愛「大丈夫? 頭でも打った……?」
みやこ「どこも打ってないから!」
ひなた「みゃー姉熱でもあるのか!?」
みやこ「健康そのものだから!」
花「お姉さん……」
みやこ「は……花ちゃんも心配してくれるの……?」
花「撮影しないってことは、ホットケーキ食べられないんですか……!?」
みやこ「少しは私の心配もして!?」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/18(月) 20:34:07.52 ID:6FD+dWiU0
みやこ「はい。1枚目焼けたよ!」
花「ホットケーキ……!」キラキラ
花「(変なコスプレしないでお菓子好きなだけ食べられる……今日はいい日だ……!)」
乃愛「アタシが切り分けてあげる!」
ひなた「おー! 頼んだぞノアー!」
乃愛「まっかせて! はい、花ちゃん!」
花「ん」ドボドボ
みやこ「ちょっ、花ちゃんメープルシロップかけ過ぎ!」
花「うるさいですね……」
花「ホットケーキ……!」キラキラ
花「(変なコスプレしないでお菓子好きなだけ食べられる……今日はいい日だ……!)」
乃愛「アタシが切り分けてあげる!」
ひなた「おー! 頼んだぞノアー!」
乃愛「まっかせて! はい、花ちゃん!」
花「ん」ドボドボ
みやこ「ちょっ、花ちゃんメープルシロップかけ過ぎ!」
花「うるさいですね……」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/18(月) 20:57:57.86 ID:6FD+dWiU0
花「おいしい……! お姉さん、早くおかわり焼いてください」ムシャコラムシャコラ
みやこ「あと少しだからもうちょっと待っててねー」
みやこ「(ふふ……3人とも嬉しそう)」
みやこ「(…………ってダメじゃん!!)」ガシャン!
ひなた「どうしたー? みゃー姉」
みやこ「(何やってんだ私! コスプレ無しでお菓子だけ作ってあげてたら花ちゃんにとってメリットしかないよ!)」
みやこ「(花ちゃんには悪いけど、明日からはお菓子は封印しなきゃ……!)」
みやこ「(花ちゃんともっと仲良くなるために!)」
みやこ「あと少しだからもうちょっと待っててねー」
みやこ「(ふふ……3人とも嬉しそう)」
みやこ「(…………ってダメじゃん!!)」ガシャン!
ひなた「どうしたー? みゃー姉」
みやこ「(何やってんだ私! コスプレ無しでお菓子だけ作ってあげてたら花ちゃんにとってメリットしかないよ!)」
みやこ「(花ちゃんには悪いけど、明日からはお菓子は封印しなきゃ……!)」
みやこ「(花ちゃんともっと仲良くなるために!)」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/18(月) 21:17:46.57 ID:6FD+dWiU0
ー2日目ー
乃愛「えー!? 今日も新しい衣装ないの!?」
みやこ「う…うん。実は衣装を作るお金がなくて……」
乃愛「そっかー。じゃあしょーがないね」
花「今日も撮影しなくていいんですか。お姉さんの気持ち悪い趣味に付き合わずに済んで良かったです」
みやこ「き……気持ち悪い……」
花「ところで今日のお菓子はなんですか?」
みやこ「え…お菓子? ないよ」
花「え……」
乃愛「えー!? 今日も新しい衣装ないの!?」
みやこ「う…うん。実は衣装を作るお金がなくて……」
乃愛「そっかー。じゃあしょーがないね」
花「今日も撮影しなくていいんですか。お姉さんの気持ち悪い趣味に付き合わずに済んで良かったです」
みやこ「き……気持ち悪い……」
花「ところで今日のお菓子はなんですか?」
みやこ「え…お菓子? ないよ」
花「え……」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/18(月) 21:37:59.90 ID:6FD+dWiU0
花「ど……どうして……」
みやこ「だ…だって……花ちゃんが私の作った服を着て写真撮らせてくれるかわりにお菓子を作るって約束だったでしょ?」
みやこ「写真撮ってないんだから、お…お菓子もあげないよ!」
みやこ「お菓子の材料にもお金は掛かるからね!」
花「!?」ガ-ン
花「そ……そんな……遂に恐れていたことが……!」
想像の中のみやこ『花ちゃんは飽きたからもういいや。お菓子もあげないからもう来なくていいよ』
みやこ「は…花ちゃん……?」
みやこ「だ…だって……花ちゃんが私の作った服を着て写真撮らせてくれるかわりにお菓子を作るって約束だったでしょ?」
みやこ「写真撮ってないんだから、お…お菓子もあげないよ!」
みやこ「お菓子の材料にもお金は掛かるからね!」
花「!?」ガ-ン
花「そ……そんな……遂に恐れていたことが……!」
想像の中のみやこ『花ちゃんは飽きたからもういいや。お菓子もあげないからもう来なくていいよ』
みやこ「は…花ちゃん……?」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/18(月) 22:07:33.31 ID:6FD+dWiU0
ー3日目ー
乃愛「じゃあやっぱり今日も衣装もお菓子もないんだ?」
ひなた「おう! みゃー姉が言ってた!」
乃愛「うーん……なんか最近のミャーさんちょっと変!」
ひなた「そうかー?」
乃愛「だって、あのミャーさんが世界一可愛いアタシとハナちゃんの写真を撮ろうとしないんだよ!? 世界一可愛いアタシとハナちゃんを!」
花「なんで2回言ったの」
乃愛「ねぇ、ハナちゃんもおかしいとって思うでしょ!?」
花「別にどうでもいい」
花「大体、お姉さんはいつも変でしょ」
乃愛「あっ確かにー!」
乃愛「じゃあやっぱり今日も衣装もお菓子もないんだ?」
ひなた「おう! みゃー姉が言ってた!」
乃愛「うーん……なんか最近のミャーさんちょっと変!」
ひなた「そうかー?」
乃愛「だって、あのミャーさんが世界一可愛いアタシとハナちゃんの写真を撮ろうとしないんだよ!? 世界一可愛いアタシとハナちゃんを!」
花「なんで2回言ったの」
乃愛「ねぇ、ハナちゃんもおかしいとって思うでしょ!?」
花「別にどうでもいい」
花「大体、お姉さんはいつも変でしょ」
乃愛「あっ確かにー!」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/18(月) 22:34:34.77 ID:6FD+dWiU0
花「じゃあ私帰るから」
ひなた「花ー? 今日はウチに寄ってかないのかー?」
花「ごめんひなた。今日はそういう気分じゃない」
ひなた「そっかー。じゃあまた明日なー」
花「…………」ガラッ
ひなた「?」
花「……お姉さんの嘘つき……」ボソッ
乃愛「ハナちゃん……」
乃愛「(これは一度ミャーさんと話し合った方が良さそうかも……)」
ひなた「花ー? 今日はウチに寄ってかないのかー?」
花「ごめんひなた。今日はそういう気分じゃない」
ひなた「そっかー。じゃあまた明日なー」
花「…………」ガラッ
ひなた「?」
花「……お姉さんの嘘つき……」ボソッ
乃愛「ハナちゃん……」
乃愛「(これは一度ミャーさんと話し合った方が良さそうかも……)」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/18(月) 22:45:18.74 ID:6FD+dWiU0
みやこ「えぇっ!? 花ちゃんが!?」
乃愛「何があったのか知らないけど、早く仲直りした方がいいよ!」
乃愛「今日なんて一日中ずっと不機嫌で、さっきだって一人だけ先に帰っちゃったんだから!」
みやこ「で、でもぉ……」
乃愛「ねぇ何があったの? なんか事情があるならアタシ聞くよ?」
みやこ「だ……誰にも言わない……?」
乃愛「もっちろん! アタシを信じて! ミャーさん!」
みやこ「あんまり信用出来ないけど……実はね」
乃愛「何があったのか知らないけど、早く仲直りした方がいいよ!」
乃愛「今日なんて一日中ずっと不機嫌で、さっきだって一人だけ先に帰っちゃったんだから!」
みやこ「で、でもぉ……」
乃愛「ねぇ何があったの? なんか事情があるならアタシ聞くよ?」
みやこ「だ……誰にも言わない……?」
乃愛「もっちろん! アタシを信じて! ミャーさん!」
みやこ「あんまり信用出来ないけど……実はね」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/18(月) 22:54:32.71 ID:6FD+dWiU0
乃愛「……ミャーさんは馬鹿なの?」
みやこ「ひどい!」
乃愛「このままだと絶交されかねないって分かってる?」
乃愛「今すぐやめて菓子折り持って謝りに行った方が良いよ!」
みやこ「や……やっぱり……?」
みやこ「うーん……分かった!」
乃愛「ミャーさん!」
みやこ「明日謝ろう! ノアちゃん! 明日学校終わったら花ちゃんをうちまで連れて来て!」
乃愛「今行きなよ!」
みやこ「ひどい!」
乃愛「このままだと絶交されかねないって分かってる?」
乃愛「今すぐやめて菓子折り持って謝りに行った方が良いよ!」
みやこ「や……やっぱり……?」
みやこ「うーん……分かった!」
乃愛「ミャーさん!」
みやこ「明日謝ろう! ノアちゃん! 明日学校終わったら花ちゃんをうちまで連れて来て!」
乃愛「今行きなよ!」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/18(月) 22:59:44.07 ID:6FD+dWiU0
花「……ただいま」
春香「お帰りなさい花ちゃん」
春香「今日は早かったのね」
花「別に……いつもひなた達と遊んでる訳じゃないし」
春香「そう…………」
春香「あ、そういえば貰い物のケーキがあるんだけど食べる?」
花「ケーキ!? 食べる!」
春香「お帰りなさい花ちゃん」
春香「今日は早かったのね」
花「別に……いつもひなた達と遊んでる訳じゃないし」
春香「そう…………」
春香「あ、そういえば貰い物のケーキがあるんだけど食べる?」
花「ケーキ!? 食べる!」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/18(月) 23:04:31.58 ID:6FD+dWiU0
春香「駅前に出来た新しいケーキ屋さんなんですって」
春香「美味しいって評判で、いつもすぐに売り切れてなかなか買えないのよ」
花「へぇー……」パクッ
春香「どう? 美味しい?」
花「あれ……」
花「(全然美味しくない……何で……)」
花「(これじゃお姉さんの作ったケーキの方がずっと……)」
花「(でも……お姉さんはもう……)」
春香「美味しいって評判で、いつもすぐに売り切れてなかなか買えないのよ」
花「へぇー……」パクッ
春香「どう? 美味しい?」
花「あれ……」
花「(全然美味しくない……何で……)」
花「(これじゃお姉さんの作ったケーキの方がずっと……)」
花「(でも……お姉さんはもう……)」
23: saga 2019/02/18(月) 23:10:30.46 ID:6FD+dWiU0
ー4日目ー
乃愛「ヒナタちゃーん! 今日ヒナタちゃんちに遊びに行っていい?」
乃愛「ハナちゃんも行くよね?」
花「いや……私は….」
乃愛「いーからいーから! ミャーさんはほっといて3人で一緒に遊ぼうよ!」
花「はぁ……しょうがないなぁ……」
ひなた「駄目だ!!」
花・乃愛「えっ」
ひなた「みゃー姉が絶対に花と乃愛を連れて来ちゃダメだって言ってた!」
乃愛「えぇっ!? なんで!?」
花「…………」
花「……もう知らない」
乃愛「あわわわわ……」
乃愛「も~~~~! ミャーさんは何やってるの!?」
乃愛「ヒナタちゃーん! 今日ヒナタちゃんちに遊びに行っていい?」
乃愛「ハナちゃんも行くよね?」
花「いや……私は….」
乃愛「いーからいーから! ミャーさんはほっといて3人で一緒に遊ぼうよ!」
花「はぁ……しょうがないなぁ……」
ひなた「駄目だ!!」
花・乃愛「えっ」
ひなた「みゃー姉が絶対に花と乃愛を連れて来ちゃダメだって言ってた!」
乃愛「えぇっ!? なんで!?」
花「…………」
花「……もう知らない」
乃愛「あわわわわ……」
乃愛「も~~~~! ミャーさんは何やってるの!?」
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/19(火) 21:46:48.41 ID:r/FE3fIo0
ひなた「みゃー姉ただいまー!」
みやこ「ゴホッ……ゴホッ……おかえり……ひなたー……」
ひなた「大丈夫かみゃー姉!?」
みやこ「うん……朝より熱は下がったみたい……」
ひなた「そっか! じゃあもっと熱が下がるように私が看病してあげる!」
みやこ「えぇっ!? 風邪が感染るといけないしいいよ! ゴホッ! ゴホッ!」
ひなた「みゃー姉!」
みやこ「(ひなたに看病してもらったら余計に風邪が悪化しそうだし……)」
みやこ「ゴホッ……ゴホッ……おかえり……ひなたー……」
ひなた「大丈夫かみゃー姉!?」
みやこ「うん……朝より熱は下がったみたい……」
ひなた「そっか! じゃあもっと熱が下がるように私が看病してあげる!」
みやこ「えぇっ!? 風邪が感染るといけないしいいよ! ゴホッ! ゴホッ!」
ひなた「みゃー姉!」
みやこ「(ひなたに看病してもらったら余計に風邪が悪化しそうだし……)」
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/19(火) 22:07:26.56 ID:r/FE3fIo0
みやこ「ほら、自分の部屋に戻りな」
みやこ「熱が下がったらいっぱい遊んであげるから……」
ひなた「うぅー……分かった……」
みやこ「……あ、そうだ ひなた」
ひなた「ん? なんだみゃー姉」
みやこ「花ちゃんとノアちゃんには伝えておいてくれた……?」
ひなた「おう! ちゃんとうちに来ちゃダメだって伝えておいたぞ!」
みやこ「ありがと~ ……二人に風邪が感染ったら大変だからね……」
みやこ「(それにしても……)」
みやこ「(大学堂々とサボれるし1日中寝てても許されるし、たまには風邪ひくのも悪くないかも……!)」
みやこ「熱が下がったらいっぱい遊んであげるから……」
ひなた「うぅー……分かった……」
みやこ「……あ、そうだ ひなた」
ひなた「ん? なんだみゃー姉」
みやこ「花ちゃんとノアちゃんには伝えておいてくれた……?」
ひなた「おう! ちゃんとうちに来ちゃダメだって伝えておいたぞ!」
みやこ「ありがと~ ……二人に風邪が感染ったら大変だからね……」
みやこ「(それにしても……)」
みやこ「(大学堂々とサボれるし1日中寝てても許されるし、たまには風邪ひくのも悪くないかも……!)」
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/19(火) 22:40:47.65 ID:r/FE3fIo0
花「これも美味しくない……」
花「やっぱりお姉さんの作ったお菓子の方がずっと美味しい……」
春香「花ちゃん、ちょっといいかしら?」
花「……なに?」
春香「星野さんのお家までお使いに行って欲しいんだけど……」
花「やだ。行きたくない」
春香「そんなこと言わないの。みやこちゃんが風邪ひいたらしくて、お見舞いに行ってきて欲しいのよ」
花「え……お姉さんが……?」
春香「みやこちゃんにはいつもお世話になっているでしょ?」
花「…………」
花「やっぱりお姉さんの作ったお菓子の方がずっと美味しい……」
春香「花ちゃん、ちょっといいかしら?」
花「……なに?」
春香「星野さんのお家までお使いに行って欲しいんだけど……」
花「やだ。行きたくない」
春香「そんなこと言わないの。みやこちゃんが風邪ひいたらしくて、お見舞いに行ってきて欲しいのよ」
花「え……お姉さんが……?」
春香「みやこちゃんにはいつもお世話になっているでしょ?」
花「…………」
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/19(火) 23:00:31.71 ID:r/FE3fIo0
花「結局家の前まで来てしまった……」
花「(お姉さんの部屋……カーテン閉まってる)」
花「……いつもなら迷わず呼鈴押せるのに」
小依「あれ? 花ちゃんじゃない」
夏音「ひなたちゃんのお家の前で何やってるのー?」
花「小依……夏音……」
花「(お姉さんの部屋……カーテン閉まってる)」
花「……いつもなら迷わず呼鈴押せるのに」
小依「あれ? 花ちゃんじゃない」
夏音「ひなたちゃんのお家の前で何やってるのー?」
花「小依……夏音……」
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/19(火) 23:08:58.31 ID:r/FE3fIo0
花「別に……お姉さんが風邪ひいたからお見舞いに来ただけ」
夏音「えっ? ひなたちゃんのお姉さんが?」
小依「大変! かの! 私達もお見舞いに行くわよ!」
夏音「よりちゃん、具合が悪いのに大勢でお邪魔したら悪いよー」
小依「あ……そっか……」
夏音「花ちゃん。私達の分もお姉さんによろしく伝えておいてもらえるかな?」
花「ん……分かった」
花「…………」
夏音「えっ? ひなたちゃんのお姉さんが?」
小依「大変! かの! 私達もお見舞いに行くわよ!」
夏音「よりちゃん、具合が悪いのに大勢でお邪魔したら悪いよー」
小依「あ……そっか……」
夏音「花ちゃん。私達の分もお姉さんによろしく伝えておいてもらえるかな?」
花「ん……分かった」
花「…………」
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/19(火) 23:26:51.50 ID:r/FE3fIo0
夏音「ねぇ花ちゃん、もしかして何か悩みがあるんじゃない?」
花「えっ……」
小依「花ちゃん悩みがあるの!?」
小依「私を頼りなさい! 私が相談に乗ってあげる! 」
夏音「よりちゃん落ち着いてー」
夏音「花ちゃん。私達が悩みを解決できるかは分からないけど、誰かに話せばすっきりするかもしれないよ?」
花「夏音……」
花「えっ……」
小依「花ちゃん悩みがあるの!?」
小依「私を頼りなさい! 私が相談に乗ってあげる! 」
夏音「よりちゃん落ち着いてー」
夏音「花ちゃん。私達が悩みを解決できるかは分からないけど、誰かに話せばすっきりするかもしれないよ?」
花「夏音……」
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/19(火) 23:37:35.56 ID:r/FE3fIo0
花「……それで、最初はお姉さんのお菓子が食べられないのがショックなだけだと思ってたんだけど」
花「お姉さんに避けられてるって思ったら、なんかよく分からないけど、胸の辺りが痛くなってきて……」
花「お姉さんにどう思われようと、お菓子さえ貰えるならどうだって良いのに……」
夏音「そっかぁー 。花ちゃんはひなたちゃんのお姉さんが大好きなんだね」
花「は……?」
小依「うわ嫌そうな顔」
花「お姉さんに避けられてるって思ったら、なんかよく分からないけど、胸の辺りが痛くなってきて……」
花「お姉さんにどう思われようと、お菓子さえ貰えるならどうだって良いのに……」
夏音「そっかぁー 。花ちゃんはひなたちゃんのお姉さんが大好きなんだね」
花「は……?」
小依「うわ嫌そうな顔」
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/19(火) 23:40:29.64 ID:r/FE3fIo0
夏音『花ちゃんは、きっとお姉さんに必要とされるのが嬉しかったんじゃないかな』
夏音『お姉さんと仲直りしたいならー、ちゃんと素直にそのことを伝えた方が良いと思うよ?』
花「(……なんて夏音は言ってたけど)」
花「(まだこの気持ちがなんなのか、よく分からない)」
花「(……でも)」
花「(お姉さんとずっとこのままでいるのはなんか嫌だ……)」
コンコン
花「お姉さん。入っても良いですか?」
夏音『お姉さんと仲直りしたいならー、ちゃんと素直にそのことを伝えた方が良いと思うよ?』
花「(……なんて夏音は言ってたけど)」
花「(まだこの気持ちがなんなのか、よく分からない)」
花「(……でも)」
花「(お姉さんとずっとこのままでいるのはなんか嫌だ……)」
コンコン
花「お姉さん。入っても良いですか?」
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/19(火) 23:41:33.16 ID:r/FE3fIo0
みやこ「はっ花ちゃん!?」
みやこ「どどどどうしてうちに!?」
花『……入りますよ』
ガチャッ
みやこ「ちょ……ちょっと待って! 今マスク着けるから!」
花「……お姉さんがマスクしてると、初めて会った時のこと思い出しますね」
みやこ「うっ……あの時のことは忘れて……」
花「忘れたくても忘れられませんよ。あんなに怪しい人見たことありませんから」
花「……それより具合、どうですか?」
みやこ「どどどどうしてうちに!?」
花『……入りますよ』
ガチャッ
みやこ「ちょ……ちょっと待って! 今マスク着けるから!」
花「……お姉さんがマスクしてると、初めて会った時のこと思い出しますね」
みやこ「うっ……あの時のことは忘れて……」
花「忘れたくても忘れられませんよ。あんなに怪しい人見たことありませんから」
花「……それより具合、どうですか?」
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/19(火) 23:45:09.94 ID:r/FE3fIo0
みやこ「あ、うん! だいぶ良くなってきたよ!」
花「本当ですか……?」ピトッ
みやこ「~~~~!!」
みやこ「(はっ花ちゃんのおでこが私のおでこに!! っていうか顔近っ!!)」プシュ-
花「あつっ!? 全然良くなってないじゃないですか」
みやこ「ちっ違うよ! これは花ちゃんが……」
花「いいから安静にしててください」
みやこ「はい……」
花「本当ですか……?」ピトッ
みやこ「~~~~!!」
みやこ「(はっ花ちゃんのおでこが私のおでこに!! っていうか顔近っ!!)」プシュ-
花「あつっ!? 全然良くなってないじゃないですか」
みやこ「ちっ違うよ! これは花ちゃんが……」
花「いいから安静にしててください」
みやこ「はい……」
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/19(火) 23:48:27.42 ID:r/FE3fIo0
みやこ「(私今花ちゃんに看病されてる……! もう死んでも良い……!)」
みやこ「(……でもここ何日か花ちゃんには悪いことしちゃったなぁ……)」
みやこ「(もう3日もお菓子作ってあげてないし……やっぱり謝った方がいいよね……!)」
花「…………」
花「(私の気持ち……)」
花「(上手く言葉に出来ないけど、ちゃんと伝えよう)」
花「あの、お姉さん」
みやこ「すみませんでしたぁ!!」
花「!?」
みやこ「(……でもここ何日か花ちゃんには悪いことしちゃったなぁ……)」
みやこ「(もう3日もお菓子作ってあげてないし……やっぱり謝った方がいいよね……!)」
花「…………」
花「(私の気持ち……)」
花「(上手く言葉に出来ないけど、ちゃんと伝えよう)」
花「あの、お姉さん」
みやこ「すみませんでしたぁ!!」
花「!?」
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/19(火) 23:51:51.68 ID:r/FE3fIo0
花「……つまり、全部私の気を引くためだったということですか?」
みやこ「う……うん……ごめんね?」
花「……最低ですね」
みやこ「ですよねー……」
みやこ「(完全に嫌われた……)」
花「…………」
花「……でも今回は許してあげます」
みやこ「えっ? ほんと!?」
花「ただしこれから1ヶ月、コスプレの撮影無しでお菓子を作ってくださいね」
みやこ「そ……そんなぁ……」
花「それが嫌なら許しません」
みやこ「わ……分かった! しばらく撮影は我慢するから! だから嫌いにならないで!」
花「そうですか。じゃあお姉さん」
花「今度は約束、守ってくださいね?」ニコッ
みやこ「!」ドキッ
完
みやこ「う……うん……ごめんね?」
花「……最低ですね」
みやこ「ですよねー……」
みやこ「(完全に嫌われた……)」
花「…………」
花「……でも今回は許してあげます」
みやこ「えっ? ほんと!?」
花「ただしこれから1ヶ月、コスプレの撮影無しでお菓子を作ってくださいね」
みやこ「そ……そんなぁ……」
花「それが嫌なら許しません」
みやこ「わ……分かった! しばらく撮影は我慢するから! だから嫌いにならないで!」
花「そうですか。じゃあお姉さん」
花「今度は約束、守ってくださいね?」ニコッ
みやこ「!」ドキッ
完
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/19(火) 23:54:29.47 ID:r/FE3fIo0
くぅ疲こ完です!
わたてんはひなたといる時のみゃー姉と
みゃー姉といる時のひなたが一番好き^_^
わたてんはひなたといる時のみゃー姉と
みゃー姉といる時のひなたが一番好き^_^
40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/20(水) 03:03:01.26 ID:UalrgLo3O
乙
41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/20(水) 03:49:56.12 ID:vRB38vSy0
乙!
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/17(日) 23:13:35.46 ID:Lh+fXrcao
わたてんssええぞ
【わたてん】乃愛「ミャーさんってああ見えて完璧だよねー」
2019-04-05
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/07(木) 19:23:58.01 ID:1NTJVY/wo
ひなた「おう!みゃー姉は完璧だぞ!」
花「いきなり何変なこと言ってるの……」
乃愛「うん、気持ちは解るけどその顔やめてくれない?」
花「だってノアがいきなり変なこと言うから……」
乃愛「いやいや、確かにミャーさんはああ見えて完璧なんだよ」
花「お姉さんからいくら貰ったの……?」
乃愛「花ちゃんのミャーさんへの印象酷すぎない?」
ひなた「ノア……ついに解ってくれたんだな!!」
乃愛「ひなたちゃんのミャーさんへの印象も高すぎるよ……」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1551954237
花「いきなり何変なこと言ってるの……」
乃愛「うん、気持ちは解るけどその顔やめてくれない?」
花「だってノアがいきなり変なこと言うから……」
乃愛「いやいや、確かにミャーさんはああ見えて完璧なんだよ」
花「お姉さんからいくら貰ったの……?」
乃愛「花ちゃんのミャーさんへの印象酷すぎない?」
ひなた「ノア……ついに解ってくれたんだな!!」
乃愛「ひなたちゃんのミャーさんへの印象も高すぎるよ……」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1551954237
関連
ハルヒ「SOS団で恋の暴露大会をするわよ!」
【朗報】わたてんさん、ケムリクサを超えてガチで覇権へ
【ラブライブサンシャイン】善子「運命の引力」
【悲報】Twitterで3年前に「令和」を予言してたものがいたwwwwwwwww
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/07(木) 19:30:42.07 ID:1NTJVY/wo
乃愛「ちーがーうーの! 私が言いたいのは、完璧は完璧でもお嫁さんとしてミャーさんは完璧だって話!」
花「お嫁さん……?」
ひなた「みゃー姉は友達いなかったからお嫁さんにはなれないぞ」
乃愛「例えばの話だよ、もしもなれたらって妄想」
ひなた「うーん……………………」
ひなた「やっぱ結婚できなかった」
花「」コクコク
乃愛「私もそんな気がしてくるからその方面の話に持ってくのやめようよ」
花「お嫁さん……?」
ひなた「みゃー姉は友達いなかったからお嫁さんにはなれないぞ」
乃愛「例えばの話だよ、もしもなれたらって妄想」
ひなた「うーん……………………」
ひなた「やっぱ結婚できなかった」
花「」コクコク
乃愛「私もそんな気がしてくるからその方面の話に持ってくのやめようよ」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/07(木) 19:39:29.03 ID:1NTJVY/wo
乃愛「だってほら!ミャーさんって料理上手じゃない!」
花「りんごいりかれーおむらいす…………」
乃愛「しかもお菓子もすっごく美味しいし……」
花「ぷーるさいどのしろくまあいす……」
乃愛「お裁縫もお手のものだし……」
花「なまくりーむたっぷりほーるけーき……」
乃愛「家事も出来るわ、この前お泊まり行った時にもテキパキ仕事してた!」
花「さーたーあんだぎー……」
乃愛「ね!女子力たっぷり!完璧なお嫁さんっぽい!」
花「きゃらめるなっつまふぃん……」
乃愛「うん、途中から話聞いてなかったって解ってた」
花「りんごいりかれーおむらいす…………」
乃愛「しかもお菓子もすっごく美味しいし……」
花「ぷーるさいどのしろくまあいす……」
乃愛「お裁縫もお手のものだし……」
花「なまくりーむたっぷりほーるけーき……」
乃愛「家事も出来るわ、この前お泊まり行った時にもテキパキ仕事してた!」
花「さーたーあんだぎー……」
乃愛「ね!女子力たっぷり!完璧なお嫁さんっぽい!」
花「きゃらめるなっつまふぃん……」
乃愛「うん、途中から話聞いてなかったって解ってた」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/07(木) 19:52:31.08 ID:1NTJVY/wo
花「でもお姉さんをお嫁さんにしたら、毎日コスプレさせられるし」
乃愛「それはハナちゃんだけな気もするけど……でも良いじゃん、愛が深いって事でしょ?」
ひなた「みゃー姉の服は着てると幸せな気分になるからなー、毎日着るのもいいなー 」
花「ものぐさだから、服もいつもジャージだし」
乃愛「お洒落が嫌いって訳じゃ無さそうだし、むしろ磨けば光るってことじゃない? 」
ひなた「この前の化粧したみゃー姉は凄かったなー」
花「……お姉さんは人見知りだから、外に行くのも大変だし」
乃愛「それが男心をくすぐるの!! 自分を頼ってくれる女の子が男は好みなのよ!」
ひなた「みゃー姉のために何かをするのはすごく楽しいぞ!」
花「ノアはなんで男心についてそんなに詳しいの……もういい」
乃愛「…………あら?」
乃愛(なんかハナちゃん、機嫌悪くなった?何かしちゃったかな)コショコショ
ひなた(んー、解らない)コショコショ
花「………………何してるの」
乃愛「それはハナちゃんだけな気もするけど……でも良いじゃん、愛が深いって事でしょ?」
ひなた「みゃー姉の服は着てると幸せな気分になるからなー、毎日着るのもいいなー 」
花「ものぐさだから、服もいつもジャージだし」
乃愛「お洒落が嫌いって訳じゃ無さそうだし、むしろ磨けば光るってことじゃない? 」
ひなた「この前の化粧したみゃー姉は凄かったなー」
花「……お姉さんは人見知りだから、外に行くのも大変だし」
乃愛「それが男心をくすぐるの!! 自分を頼ってくれる女の子が男は好みなのよ!」
ひなた「みゃー姉のために何かをするのはすごく楽しいぞ!」
花「ノアはなんで男心についてそんなに詳しいの……もういい」
乃愛「…………あら?」
乃愛(なんかハナちゃん、機嫌悪くなった?何かしちゃったかな)コショコショ
ひなた(んー、解らない)コショコショ
花「………………何してるの」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/07(木) 20:08:16.85 ID:1NTJVY/wo
こより「ねーねー、何の話してるの?」
乃愛「ミャーさんがお嫁さんに向いてるって話だよ」
花音「確かに、お菓子作ってるときのおねぇさんは凄くテキパキしてて頼れるしっかりしたお嫁さんみたいだったかも……」
こより「頼れる!? のあちゃん! お嫁さんって頼れる人なの!?」
乃愛「だ、旦那さんには頼られるじゃないかな?」
こより「そっか…………かの!」
花音「なーに?」
こより「私お嫁さんになる!」
花音「そっかー」
乃愛「ミャーさんがお嫁さんに向いてるって話だよ」
花音「確かに、お菓子作ってるときのおねぇさんは凄くテキパキしてて頼れるしっかりしたお嫁さんみたいだったかも……」
こより「頼れる!? のあちゃん! お嫁さんって頼れる人なの!?」
乃愛「だ、旦那さんには頼られるじゃないかな?」
こより「そっか…………かの!」
花音「なーに?」
こより「私お嫁さんになる!」
花音「そっかー」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/07(木) 20:11:07.28 ID:1NTJVY/wo
花音「でもよりちゃん、お嫁さんには旦那さんがいなきゃなれないんだよ?」
こより「そっかー、じゃあかの、お嫁さんになって!!」
乃愛「軽くない?」
花音「いいよー」
乃愛「いいの?」
こより「そっかー、じゃあかの、お嫁さんになって!!」
乃愛「軽くない?」
花音「いいよー」
乃愛「いいの?」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/07(木) 20:29:41.95 ID:1NTJVY/wo
ひなた「すげーなー!結婚ってあんなに簡単に出来るのか!」
乃愛「あれに関してはあの二人が特殊なだけだと思うの」
ひなた「こうしちゃいられねえ!!私もみゃー姉と結婚してくる!後でうちに集合な!!!」
乃愛「え!? ちょっとひなたちゃん!?」
乃愛「待ってーーー!!!!私を一人にしないでーーー!!!」
ひなた「じゃーなー!!!!」
花音「…………」
こより「…………」
花「…………」
こより「これかのと一緒にみた恋愛ドラマで見たことある!」
花音「そうだね」
花「…………ふん」
乃愛「あれに関してはあの二人が特殊なだけだと思うの」
ひなた「こうしちゃいられねえ!!私もみゃー姉と結婚してくる!後でうちに集合な!!!」
乃愛「え!? ちょっとひなたちゃん!?」
乃愛「待ってーーー!!!!私を一人にしないでーーー!!!」
ひなた「じゃーなー!!!!」
花音「…………」
こより「…………」
花「…………」
こより「これかのと一緒にみた恋愛ドラマで見たことある!」
花音「そうだね」
花「…………ふん」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/07(木) 20:31:45.59 ID:1NTJVY/wo
ひなた「みゃーーー姉ーーーーー!!!」ドタドタ
みやこ「わっ、どうしたのひなた」
ひなた「結婚してくれ!!!みゃー姉!!」
みやこ(何事!?)
みやこ「わっ、どうしたのひなた」
ひなた「結婚してくれ!!!みゃー姉!!」
みやこ(何事!?)
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/07(木) 20:38:21.15 ID:1NTJVY/wo
~~~~~~~~~~~~~~~~~
みやこ「へー、学校でそんな話をしてたんだ」
ひなた「おう!だからみゃー姉と結婚しに帰ってきた!」
みやこ「ひなた、私たちは姉妹だから結婚出来ないんだよ?」
ひなた「えっ……」
みやこ「それとも、姉妹止める? もう二度とひなたは『みゃー姉』って言えなくなっちゃうなー」
ひなた「それは……嫌だ、みゃー姉はみゃー姉がいい」
みやこ「ありがとう、私も妹のひなたが大好きだよ、だから結婚しなくても今のままで良いよね」
ひなた「おう!!」
乃愛「みゃ、ミャーさん!!!!」ガチャ!!
みやこ「あ、ノアちゃ…………」
乃愛「もう結婚しちゃった!? まだキスしてない!?」
みやこ「私、折角良いこと言ったと思ったのになあ」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/07(木) 20:54:36.21 ID:1NTJVY/wo
花「お邪魔しまーす」
みやこ「あ、花ちゃんいらっしゃい! 今日のコスプレはねぇ……」
乃愛「ちょーっと待ったー!!!」
みやこ「ふぇ、ど、どうしたのノアちゃん」
乃愛「コスプレの前にぃ~~今日はこれをやろうよ!」ガタッ!
ひなた「……女子力」
花「測定 」
みやこ「ゲーム?」
みやこ「あ、花ちゃんいらっしゃい! 今日のコスプレはねぇ……」
乃愛「ちょーっと待ったー!!!」
みやこ「ふぇ、ど、どうしたのノアちゃん」
乃愛「コスプレの前にぃ~~今日はこれをやろうよ!」ガタッ!
ひなた「……女子力」
花「測定 」
みやこ「ゲーム?」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/07(木) 21:36:09.54 ID:1NTJVY/wo
乃愛「ルールは簡単、アタシが出したお題をみんながやって、全員でそれを採点するの」
ひなた「このまえのコスプレ勝負みたいな感じかー」
みやこ「でも、女子力を測るお題って……」
花「めんどくさい……」
乃愛「まあまあ、ハナちゃん耳かして?」
花「……何?」
乃愛「コショコショコショコショ」
花「お姉さん!一緒にやりましょう!」
みやこ(何か悪いこと教えられてる!!)
ひなた「このまえのコスプレ勝負みたいな感じかー」
みやこ「でも、女子力を測るお題って……」
花「めんどくさい……」
乃愛「まあまあ、ハナちゃん耳かして?」
花「……何?」
乃愛「コショコショコショコショ」
花「お姉さん!一緒にやりましょう!」
みやこ(何か悪いこと教えられてる!!)
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/07(木) 21:39:58.05 ID:1NTJVY/wo
みやこ「ま、まあ、花ちゃんがやるなら私もやろうかな……」
ひなた「みゃー姉がやるなら私もやるぞ!」
乃愛「ハナちゃんがやったらミャーさんがやる、ミャーさんがやったらひなたちゃんがやる、アタシ最近解ってきた」
乃愛「じゃあ、最初のお題はこれ!」
乃愛「お菓子作り対決~~!!!」
花「おっかしっ♪おっかしっ♪」
みやこ「ああ、そうやって言いくるめられたんだね」
ひなた「みゃー姉がやるなら私もやるぞ!」
乃愛「ハナちゃんがやったらミャーさんがやる、ミャーさんがやったらひなたちゃんがやる、アタシ最近解ってきた」
乃愛「じゃあ、最初のお題はこれ!」
乃愛「お菓子作り対決~~!!!」
花「おっかしっ♪おっかしっ♪」
みやこ「ああ、そうやって言いくるめられたんだね」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/07(木) 21:48:37.37 ID:1NTJVY/wo
みやこ「あ、でもお菓子作り対決なら良いのがあるよ」
乃愛「ホント!!?」
みやこ「ちょうど今日はフレンチトーストをおやつにしようとしてたの、仕上げの前に特性の隠し味入れようと思ったんだけど、まだ焼いてないから入れてないよ」
乃愛「それ!ミャーさん流石! じゃあ隠し味をそれぞれ選んでその美味しさで勝負ってことで!」
みやこ「元々隠し味を決めてた私が有利すぎる気がするけど……」
花「どうせお姉さんのが一番美味しいから良いですよ」
みやこ「良いのかな……」
乃愛「ホント!!?」
みやこ「ちょうど今日はフレンチトーストをおやつにしようとしてたの、仕上げの前に特性の隠し味入れようと思ったんだけど、まだ焼いてないから入れてないよ」
乃愛「それ!ミャーさん流石! じゃあ隠し味をそれぞれ選んでその美味しさで勝負ってことで!」
みやこ「元々隠し味を決めてた私が有利すぎる気がするけど……」
花「どうせお姉さんのが一番美味しいから良いですよ」
みやこ「良いのかな……」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/07(木) 22:44:30.58 ID:1NTJVY/wo
【お菓子作り対決 ひなたの場合】
ひなた「出来たぞー!」
花「ふふ、今日は4人がおやつを作るから量もいつもの4倍ね」
みやこ「流石に一回の量は少なくしてるよ……ていうかノアちゃん、そう言ったの?」
乃愛「あ、アタシ知らなーい……ヒューヒュヒューヒュー」
みやこ「口笛吹けてないよ……」
花「それでもいつもよりは多いから良いです……で、ひなたの隠し味、なにも入ってないように見えるけど……」
ひなた「ふふん、私の隠し味は……これだぁ~~!」
乃愛「あ、チョコペンだ!」
みやこ「なるほどー、考えたねひなた」
ひなた「へへーん!」
ひなた「出来たぞー!」
花「ふふ、今日は4人がおやつを作るから量もいつもの4倍ね」
みやこ「流石に一回の量は少なくしてるよ……ていうかノアちゃん、そう言ったの?」
乃愛「あ、アタシ知らなーい……ヒューヒュヒューヒュー」
みやこ「口笛吹けてないよ……」
花「それでもいつもよりは多いから良いです……で、ひなたの隠し味、なにも入ってないように見えるけど……」
ひなた「ふふん、私の隠し味は……これだぁ~~!」
乃愛「あ、チョコペンだ!」
みやこ「なるほどー、考えたねひなた」
ひなた「へへーん!」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/07(木) 23:00:38.23 ID:1NTJVY/wo
ひなた「焼けたフレンチトーストにチョコペンでメッセージを書いてくぞ!」
乃愛「心がこもってる!これは女子力を感じるわ!!」
ひなた「みゃー姉には『みゃー姉大好き!』って書いたぞ!」
みやこ「ありがと~、ひなたのフレンチトーストとっても美味しいよ」
ひなた「ノアには『またデートしような!』って」
乃愛「あ、あら、えへへ、ありがと、ホントに嬉しいわ」
ひなた「花にはひげろーのアフロの絵を描いた!」
乃愛「アフロの絵!?」
みやこ「うわぁ……明らかに花ちゃんの奴だけチョコの量多いね……」
ひなた「花がそうしてくれって」
花「えへへへへ、ひげろーのアフロ、今食べてあげるからね……」
乃愛「うわぁ…………」
乃愛「心がこもってる!これは女子力を感じるわ!!」
ひなた「みゃー姉には『みゃー姉大好き!』って書いたぞ!」
みやこ「ありがと~、ひなたのフレンチトーストとっても美味しいよ」
ひなた「ノアには『またデートしような!』って」
乃愛「あ、あら、えへへ、ありがと、ホントに嬉しいわ」
ひなた「花にはひげろーのアフロの絵を描いた!」
乃愛「アフロの絵!?」
みやこ「うわぁ……明らかに花ちゃんの奴だけチョコの量多いね……」
ひなた「花がそうしてくれって」
花「えへへへへ、ひげろーのアフロ、今食べてあげるからね……」
乃愛「うわぁ…………」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/07(木) 23:14:26.63 ID:hAuTthRJo
乃愛「それじゃあ!採点どうぞ!!」
【みやこ 99点】
【花 98点】
【乃愛 100点】
乃愛「凄い!一回目から高得点だよ!!」
ひなた「やったーーい!!!」
花「ひげろーのアフロ……とろけるような甘さでした…………」
乃愛「チョコだからね」
みやこ「心がこもってるお菓子は美味しいね、ひなたのメッセージのお陰でとっても美味しく食べれたよ」
みやこ「へへ、たまにはみゃー姉と一緒にお菓子作ってもいいかもな」
みやこ「うん、そのときは一緒に頑張ろうね」
花「今度はひげろーのアフロの大群でお願いします!」
みやこ「流石にそれだけチョコ食べたら病気になっちゃうかなあ」
【みやこ 99点】
【花 98点】
【乃愛 100点】
乃愛「凄い!一回目から高得点だよ!!」
ひなた「やったーーい!!!」
花「ひげろーのアフロ……とろけるような甘さでした…………」
乃愛「チョコだからね」
みやこ「心がこもってるお菓子は美味しいね、ひなたのメッセージのお陰でとっても美味しく食べれたよ」
みやこ「へへ、たまにはみゃー姉と一緒にお菓子作ってもいいかもな」
みやこ「うん、そのときは一緒に頑張ろうね」
花「今度はひげろーのアフロの大群でお願いします!」
みやこ「流石にそれだけチョコ食べたら病気になっちゃうかなあ」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/08(金) 00:00:08.66 ID:ZYnbGpPRo
【お菓子作り対決 ノアの場合】
乃愛「じゃじゃーん! 可愛いアタシが作るフレンチトーストもやっぱりサイキョーに可愛い!見て見て!」
みやこ「わっ、マカロンとスプレーたっぷりで可愛いね」
乃愛「でしょでしょ~! フレンチトーストにスプレーをたっぷりつけるために、卵に浸す時間を長くしたの、マカロンはおうちから持ってきた!」
花「フレンチトーストとまかろん……ひとつのお皿にふたつのスイーツ……見事ですね」
ひなた「ノアは料理うまいんだぞ! 毎日食べたいくらいだ!」
乃愛「えっ……ひなたちゃん、それはどういう…………」
ひなた「みゃー姉にご飯の作り方習ったら、一緒に作ってもいいかもな! ノアと一緒なら絶対美味しい料理が出来るぞ!」
乃愛「あ、ありがとう……うん、またいつか一緒にやろうね」
乃愛「じゃじゃーん! 可愛いアタシが作るフレンチトーストもやっぱりサイキョーに可愛い!見て見て!」
みやこ「わっ、マカロンとスプレーたっぷりで可愛いね」
乃愛「でしょでしょ~! フレンチトーストにスプレーをたっぷりつけるために、卵に浸す時間を長くしたの、マカロンはおうちから持ってきた!」
花「フレンチトーストとまかろん……ひとつのお皿にふたつのスイーツ……見事ですね」
ひなた「ノアは料理うまいんだぞ! 毎日食べたいくらいだ!」
乃愛「えっ……ひなたちゃん、それはどういう…………」
ひなた「みゃー姉にご飯の作り方習ったら、一緒に作ってもいいかもな! ノアと一緒なら絶対美味しい料理が出来るぞ!」
乃愛「あ、ありがとう……うん、またいつか一緒にやろうね」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/08(金) 00:05:46.11 ID:ZYnbGpPRo
乃愛「そ、それじゃあ採点をどうぞ!!」
【みやこ 99点】
【ひなた 100点】
【花 99点】
ひなた「ありゃ、まあノアに負けちゃうのはしょうがないな!」
乃愛「で、でもアタシはひなたちゃんのフレンチトーストが美味しかったわよ!」
ひなた「おう! ありがとな!」
花「マカロンとフレンチトーストの組み合わせは見事でした、次は是非、二つのお菓子を一つのお皿に一体化させることを目指して下さい、期待を込めて星4つです」
乃愛「ハナちゃん地味に一番楽しんでるよね」
【みやこ 99点】
【ひなた 100点】
【花 99点】
ひなた「ありゃ、まあノアに負けちゃうのはしょうがないな!」
乃愛「で、でもアタシはひなたちゃんのフレンチトーストが美味しかったわよ!」
ひなた「おう! ありがとな!」
花「マカロンとフレンチトーストの組み合わせは見事でした、次は是非、二つのお菓子を一つのお皿に一体化させることを目指して下さい、期待を込めて星4つです」
乃愛「ハナちゃん地味に一番楽しんでるよね」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/08(金) 00:10:48.49 ID:mM85mkEIo
【お菓子作り対決 みやこの場合】
みやこ「はぁい、お待たせ」
花「来た!!!!」
乃愛「明らかに食い付き違うよね」
みやこ「しゃーねー、みゃー姉だからな!」
花「ふむ、何か黒い液体がかかってますね、わかりました……」
みやこ「わっ、花ちゃん隠し味解ったの? 」
花「この液体は……美味しいです!!」
みやこ「あらら……」
みやこ「はぁい、お待たせ」
花「来た!!!!」
乃愛「明らかに食い付き違うよね」
みやこ「しゃーねー、みゃー姉だからな!」
花「ふむ、何か黒い液体がかかってますね、わかりました……」
みやこ「わっ、花ちゃん隠し味解ったの? 」
花「この液体は……美味しいです!!」
みやこ「あらら……」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/08(金) 00:17:35.77 ID:mM85mkEIo
乃愛「あ、でも本当に美味しい、あとサクサクしてる」
ひなた「さすがみゃー姉!!」
みやこ「これはね、バルサミコ酢とハチミツを混ぜて煮詰めたの、で、フレンチトーストはキャラメリゼにしてみました」
花「はむっ!あむっ!!」
乃愛「一心不乱に食べてる……」
ひなた「こりゃ採点もいらないなー」
【ひなた 100点】
【ノア 100点】
【花 100点】
ひなた「さすがみゃー姉!!」
みやこ「これはね、バルサミコ酢とハチミツを混ぜて煮詰めたの、で、フレンチトーストはキャラメリゼにしてみました」
花「はむっ!あむっ!!」
乃愛「一心不乱に食べてる……」
ひなた「こりゃ採点もいらないなー」
【ひなた 100点】
【ノア 100点】
【花 100点】
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/08(金) 00:22:57.75 ID:mM85mkEIo
【お菓子作り対決 花の場合】
乃愛「…………誰も止めなかったの?」
みやこ「だ、だって、花ちゃんの作ったフレンチトーストが私の血肉に……!」
乃愛「それは本当に危ないひとになるから止めよ?」
ひなた「花が言ってたぞ! 今回は絶対うまく行く秘策があるって!」
乃愛「秘策ねえ……大体料理初心者の人の秘策って酷い結果になると思うんだけど……」
みやこ「大丈夫、もしもノアちゃんが食べれないなら私が全部食べてあげるから!」
乃愛「今回だけは頼もしい……」
乃愛「…………誰も止めなかったの?」
みやこ「だ、だって、花ちゃんの作ったフレンチトーストが私の血肉に……!」
乃愛「それは本当に危ないひとになるから止めよ?」
ひなた「花が言ってたぞ! 今回は絶対うまく行く秘策があるって!」
乃愛「秘策ねえ……大体料理初心者の人の秘策って酷い結果になると思うんだけど……」
みやこ「大丈夫、もしもノアちゃんが食べれないなら私が全部食べてあげるから!」
乃愛「今回だけは頼もしい……」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/08(金) 00:27:24.70 ID:mM85mkEIo
花「お待たせしました」
乃愛「わっ、凄い!見た目は普通だ!」
花「……私のことをなんだと思ってるの」
乃愛「中学で料理部でしっかり勉強してきてね 」
ひなた「もし良ければ私が教えるよ!手取り!足取り!」
花「気持ち悪いから良いです……さ、食べてください」
ひなた「いっただっきまーーーす!!!もぐ!」
ひなた「もぐもぐもぐもぐ…………」
ひなた「………………………………」バタッ
乃愛「ひなたちゃーーーーーん!!!!!」
乃愛「わっ、凄い!見た目は普通だ!」
花「……私のことをなんだと思ってるの」
乃愛「中学で料理部でしっかり勉強してきてね 」
ひなた「もし良ければ私が教えるよ!手取り!足取り!」
花「気持ち悪いから良いです……さ、食べてください」
ひなた「いっただっきまーーーす!!!もぐ!」
ひなた「もぐもぐもぐもぐ…………」
ひなた「………………………………」バタッ
乃愛「ひなたちゃーーーーーん!!!!!」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/08(金) 00:31:50.76 ID:mM85mkEIo
乃愛「は、ハナちゃん……隠し味には何を……」
みやこ「待って、ノアちゃん、私が当ててみせるから」
乃愛「その勇気は他のところで使うべきだと思うなアタシ」
みやこ「…………花ちゃん」
花「はい!」
みやこ「塩いれたね?」
花「味が引き締まると聞きました!!」
みやこ「どれくらい入れた?」
花「おたま一杯です!」
みやこ「うんうん、砂糖も追加で入れたんだね」
花「はい!塩のしょっぱさを消すために入れました!」
みやこ「そっかー、はなちゃん」
花「はい!」
みやこ「砂糖と……片栗粉…………間違えてるよ…………ぐふっ」バタッ
乃愛「ミャーさーーーーーーーーん!!!!!」
みやこ「待って、ノアちゃん、私が当ててみせるから」
乃愛「その勇気は他のところで使うべきだと思うなアタシ」
みやこ「…………花ちゃん」
花「はい!」
みやこ「塩いれたね?」
花「味が引き締まると聞きました!!」
みやこ「どれくらい入れた?」
花「おたま一杯です!」
みやこ「うんうん、砂糖も追加で入れたんだね」
花「はい!塩のしょっぱさを消すために入れました!」
みやこ「そっかー、はなちゃん」
花「はい!」
みやこ「砂糖と……片栗粉…………間違えてるよ…………ぐふっ」バタッ
乃愛「ミャーさーーーーーーーーん!!!!!」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/08(金) 00:37:11.87 ID:mM85mkEIo
花「さあ、後食べてないのはノアだけだよ」
乃愛「わ、私は良いかなあ……ほら、今までのフレンチトーストでお腹一杯だし」
花「そんな事言わずに…………ほら、あーん」
乃愛「あ、あの……ハナちゃん、最後に一個だけ聞いていい?」
花「なーに♪」
乃愛「ハナちゃん……今日なんだか私に怒ってる? 」
花「……………………」
花「知らない」
乃愛「絶対怒ってるぅ!!!はむっ!!!」
乃愛「…………もぐ…………もぐ…………」
乃愛「ぐふっ」バタッ
【みやこ 測定不能】
【ひなた 測定不能】
【ノア 測定不能】
乃愛「わ、私は良いかなあ……ほら、今までのフレンチトーストでお腹一杯だし」
花「そんな事言わずに…………ほら、あーん」
乃愛「あ、あの……ハナちゃん、最後に一個だけ聞いていい?」
花「なーに♪」
乃愛「ハナちゃん……今日なんだか私に怒ってる? 」
花「……………………」
花「知らない」
乃愛「絶対怒ってるぅ!!!はむっ!!!」
乃愛「…………もぐ…………もぐ…………」
乃愛「ぐふっ」バタッ
【みやこ 測定不能】
【ひなた 測定不能】
【ノア 測定不能】
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/08(金) 00:43:42.10 ID:mM85mkEIo
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
こより「じゃあかの!かのは旦那様、私はお嫁さんね!」
花音「うん、よりちゃんに釣り合う旦那さんになるように頑張るね」
こより「私がお嫁さんになるからには、かのは絶対に幸せにするわよ!」
花音「わあ、どんな事をしてくれるの?」
こより「うーん、ずっと側にいるし、かのにご飯も作るし、一緒に寝てあげるわ!」
花音「わあ、嬉しいなあ」
こより「後はしっかり夫を立てるのも妻の役目よね……そうだ!」
花音「どうしたの? 学校に忘れ物でもしたの?」
こより「違うわ! お嫁さんは旦那様の3歩後ろを行くのよ!」
花音「…………ふーん」
こより「じゃあかの!かのは旦那様、私はお嫁さんね!」
花音「うん、よりちゃんに釣り合う旦那さんになるように頑張るね」
こより「私がお嫁さんになるからには、かのは絶対に幸せにするわよ!」
花音「わあ、どんな事をしてくれるの?」
こより「うーん、ずっと側にいるし、かのにご飯も作るし、一緒に寝てあげるわ!」
花音「わあ、嬉しいなあ」
こより「後はしっかり夫を立てるのも妻の役目よね……そうだ!」
花音「どうしたの? 学校に忘れ物でもしたの?」
こより「違うわ! お嫁さんは旦那様の3歩後ろを行くのよ!」
花音「…………ふーん」
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/08(金) 00:49:03.84 ID:mM85mkEIo
花音「でも、それはちょっと嫌かも」
こより「ええー、何でよ」
花音「だって後ろで歩いてると、こうやって……手を繋げなくなっちゃう」
こより「あっ…………」
花音「私よりちゃんと一緒に手を繋いで帰るの好きだから、結婚してもずっと手を繋いで帰りたいなあ」
こより「……しょーがないわね!じゃあ歩くときは絶対に手を繋いであげるわ!」
花音「ありがとう!……よりちゃん」
こより「なーに?」
花音「ずっと一緒にいようね」
こより「当たり前じゃない」
花音「今日帰ったら一緒にご飯作ろうね」
こより「良いわよ!」
花音「今日一緒に寝よ?」
こより「仕方ないわね!!」
花音「……えへへ、やっぱ私、よりちゃんがいないと困っちゃうなあ」
こより「当たり前よ!かのには私が必要なの!」
花音「……うん、そうだね」
こより「ええー、何でよ」
花音「だって後ろで歩いてると、こうやって……手を繋げなくなっちゃう」
こより「あっ…………」
花音「私よりちゃんと一緒に手を繋いで帰るの好きだから、結婚してもずっと手を繋いで帰りたいなあ」
こより「……しょーがないわね!じゃあ歩くときは絶対に手を繋いであげるわ!」
花音「ありがとう!……よりちゃん」
こより「なーに?」
花音「ずっと一緒にいようね」
こより「当たり前じゃない」
花音「今日帰ったら一緒にご飯作ろうね」
こより「良いわよ!」
花音「今日一緒に寝よ?」
こより「仕方ないわね!!」
花音「……えへへ、やっぱ私、よりちゃんがいないと困っちゃうなあ」
こより「当たり前よ!かのには私が必要なの!」
花音「……うん、そうだね」
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/08(金) 01:00:05.52 ID:mM85mkEIo
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
乃愛「さて、お菓子作り対決の後にも、色々やったけど……」
乃愛「見事なまでにミャーさんの圧勝だったわね……」
ひなた「すごいぞ!みゃー姉!!」
みやこ「あはは……得意なことばかりだったからね」
花「……………………」
乃愛「それじゃあミャーさんは女子力サイキョー、完璧なお嫁さんメダルをあげるわ!!」
みやこ「あ、ありがとう……なるほど、あの話があったから女子力調査とか言い出したんだ」
ひなた「まあみゃー姉の結婚は許さないけどな!!」
みやこ「私の結婚ひなたの許可いるの?」
花「…………ふん」
乃愛「さて、お菓子作り対決の後にも、色々やったけど……」
乃愛「見事なまでにミャーさんの圧勝だったわね……」
ひなた「すごいぞ!みゃー姉!!」
みやこ「あはは……得意なことばかりだったからね」
花「……………………」
乃愛「それじゃあミャーさんは女子力サイキョー、完璧なお嫁さんメダルをあげるわ!!」
みやこ「あ、ありがとう……なるほど、あの話があったから女子力調査とか言い出したんだ」
ひなた「まあみゃー姉の結婚は許さないけどな!!」
みやこ「私の結婚ひなたの許可いるの?」
花「…………ふん」
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/08(金) 01:03:02.18 ID:mM85mkEIo
乃愛「はあ、遊んだら喉乾いちゃった、ちょっとコンビニ行ってくる!」
ひなた「私もついてく! ねぎま食べたい!」
乃愛「あれだけフレンチトースト食べた後にまだ食べれるの……」
みやこ「あ、いってらっしゃーい」
花「………………お姉さん」
みやこ「ん?花ちゃん、どうしたの?」
ひなた「私もついてく! ねぎま食べたい!」
乃愛「あれだけフレンチトースト食べた後にまだ食べれるの……」
みやこ「あ、いってらっしゃーい」
花「………………お姉さん」
みやこ「ん?花ちゃん、どうしたの?」
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/08(金) 01:07:06.27 ID:mM85mkEIo
花「お姉さんはそのうち、誰かのお嫁さんになるんですか?」
みやこ「……えっ?ええーっ!!なれないよ!! 」
花「でもノアはお姉さんは完璧なお嫁さんになれるって」
みやこ「あ、ああ~。無理無理、絶対になれない」
花「……何でですか?」
みやこ「だって、お菓子を作るのも、料理も、お裁縫も、私が頑張れるのは花ちゃんと、ひなたと、ノアちゃんがいるからだもん」
花「…………!」
みやこ「……えっ?ええーっ!!なれないよ!! 」
花「でもノアはお姉さんは完璧なお嫁さんになれるって」
みやこ「あ、ああ~。無理無理、絶対になれない」
花「……何でですか?」
みやこ「だって、お菓子を作るのも、料理も、お裁縫も、私が頑張れるのは花ちゃんと、ひなたと、ノアちゃんがいるからだもん」
花「…………!」
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/08(金) 01:12:18.40 ID:mM85mkEIo
みやこ「花ちゃんがいなかったらお菓子なんて毎日作らないよ、その……コスプレしてもらうためにも必要だし? 美味しいって言ってくれるの嬉しいし、大事な友達だから頑張れてるだけで、他の知らない人には一回とか二回ならともかく、毎回は絶対無理……知らない人相手だったら緊張して一回も無理だった」
花「………………」
みやこ「お裁縫もそう、夜遅くまで作るの実は大変なんだよ? でもね、ノアちゃんとひなたと……あとやっぱり花ちゃん、花ちゃんが着てくれる事を考えると……うへへぇ、頑張れちゃうんだぁ」
花「………………」
みやこ「もちろん料理も……これはきっかけはひなたのためだったけどね、皆のために作るようになって、もっと上手くなった気がする」
花「……………………」
みやこ「だから、私はお嫁さんにはなれないなあ……皆がいないと、私は頑張れないから」
花「………………」
みやこ「お裁縫もそう、夜遅くまで作るの実は大変なんだよ? でもね、ノアちゃんとひなたと……あとやっぱり花ちゃん、花ちゃんが着てくれる事を考えると……うへへぇ、頑張れちゃうんだぁ」
花「………………」
みやこ「もちろん料理も……これはきっかけはひなたのためだったけどね、皆のために作るようになって、もっと上手くなった気がする」
花「……………………」
みやこ「だから、私はお嫁さんにはなれないなあ……皆がいないと、私は頑張れないから」
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/08(金) 01:13:32.60 ID:mM85mkEIo
花「ダメ人間ですね」
みやこ「ぐ、グサッと来る言葉を巧みに!」
花「別に良いですよ、ダメ人間でも…………お姉さん」
みやこ「ぐ、グサッと来る言葉を巧みに!」
花「別に良いですよ、ダメ人間でも…………お姉さん」
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/08(金) 01:14:24.96 ID:mM85mkEIo
花「これから先も、ずっとずっと、完璧なお嫁さんにはなれないお姉さんでいてくださいね」
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/08(金) 01:17:20.23 ID:mM85mkEIo
みやこ「えっ?それってどういう……」
花「知りません、お姉さん、私もコンビニ行きたいです、ジュース奢ってください」
みやこ「そ、外!?いきなりすぎるし、怖いし…………」
花「…………奢ってくれたら、お着替えしてもいいですよ!」
みやこ「行きます!」
花「ふふ、お姉さん……頑張ってくださいね?」
みやこ「うんうん!頑張っちゃうよー!花ちゃんのコスプレだ~♪」
花「…………ふふふ」
おしまい
花「知りません、お姉さん、私もコンビニ行きたいです、ジュース奢ってください」
みやこ「そ、外!?いきなりすぎるし、怖いし…………」
花「…………奢ってくれたら、お着替えしてもいいですよ!」
みやこ「行きます!」
花「ふふ、お姉さん……頑張ってくださいね?」
みやこ「うんうん!頑張っちゃうよー!花ちゃんのコスプレだ~♪」
花「…………ふふふ」
おしまい
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/08(金) 01:17:50.92 ID:mM85mkEIo
ありがとうございました
わたてんSSはもっと増えてしかるべきなので誰か書いてください
わたてんSSはもっと増えてしかるべきなので誰か書いてください
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/08(金) 03:31:08.49 ID:H+KvFh4N0
乙
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/09(土) 01:09:52.12 ID:vPBJvQwFo
乙!
みゃー姉と花ちゃんはいつか結婚する(確信)
わたてんSS好き
みゃー姉と花ちゃんはいつか結婚する(確信)
わたてんSS好き
引用元: 【わたてん】乃愛「ミャーさんってああ見えて完璧だよねー」
【わたてん】みやこ「絶対にスタバなんて行かないからね!!」
2019-04-04
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/08(金) 19:59:35.36 ID:gz/uTXt/o
花「お姉さん! ベンティアドショットヘーゼルナッツバニラアーモンドキャラメルエキストラホイップキャラメル
ソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノ飲みたいです!!」
みやこ「……………………」
みやこ「何て言ったの?」
花「ベンティアドショットヘーゼルナッツバニラアーモンドキャラメルエキストラホイップキャラメル
ソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノを!!!飲みたいです!!!!」
みやこ「何て?????」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1552042774
ソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノ飲みたいです!!」
みやこ「……………………」
みやこ「何て言ったの?」
花「ベンティアドショットヘーゼルナッツバニラアーモンドキャラメルエキストラホイップキャラメル
ソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノを!!!飲みたいです!!!!」
みやこ「何て?????」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1552042774
関連
ハルヒ「SOS団で恋の暴露大会をするわよ!」
【朗報】わたてんさん、ケムリクサを超えてガチで覇権へ
【ラブライブサンシャイン】善子「運命の引力」
【悲報】Twitterで3年前に「令和」を予言してたものがいたwwwwwwwww
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/08(金) 20:08:10.11 ID:mM85mkEIo
乃愛「あっ、スタバの飲み物の事かな? その長いのは解らないけど、スタバなら私も行きたいかも!」
ひなた「おお!スタバ行くのか!? みゃー姉!私もいきたい! 生クリーム沢山の奴!」
花「なまくりーむ…………きゃらめるなっつ…………チョコレートソース全部のせ…………」
みやこ「ああ、スタバのお話だったの、私の人生に関係ないと思ってたから一切調べたこと無かったし解らなかったなあ」
乃愛「ミャーさんそうやって人生先回りして諦めてること多そうだよね 」
みやこ「まあ、それならいいんじゃない? みんなで行ってらっしゃい」
花「なに言ってるんですか、お姉さんも行くんですよ」
みやこ「Whats??????????」
乃愛「ミャーさん!!驚きすぎてキャラが壊れてる!!!」
ひなた「おお!スタバ行くのか!? みゃー姉!私もいきたい! 生クリーム沢山の奴!」
花「なまくりーむ…………きゃらめるなっつ…………チョコレートソース全部のせ…………」
みやこ「ああ、スタバのお話だったの、私の人生に関係ないと思ってたから一切調べたこと無かったし解らなかったなあ」
乃愛「ミャーさんそうやって人生先回りして諦めてること多そうだよね 」
みやこ「まあ、それならいいんじゃない? みんなで行ってらっしゃい」
花「なに言ってるんですか、お姉さんも行くんですよ」
みやこ「Whats??????????」
乃愛「ミャーさん!!驚きすぎてキャラが壊れてる!!!」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/08(金) 20:14:21.64 ID:mM85mkEIo
花「この前まで私、いくらお願いしてもお母さんがスタバには連れてってくれなかったんですが……」
乃愛「まあ、花ちゃんが飲んだら大変な事になりそうだもんね」
花「おじいちゃんが昨日初めて飲ませてくれたんです!!!」
乃愛「封印が解かれちゃった!!」
花「味は甘くてクリーミーで、こんな素晴らしい飲み物を貰える私は、きっと特別な存在なのだと感じました」
ひなた「おお、そんなに美味しいのか?」
乃愛「多分今まで飲めなかった反動が来てるだけだと思うの」
花「だから!スタバの飲み物をお姉さんに作ってもらうことにしたんです!!」
みやこ「ええ…………なんでそこで私になるのぉ……買ってくればいいじゃん」
乃愛「まあ、花ちゃんが飲んだら大変な事になりそうだもんね」
花「おじいちゃんが昨日初めて飲ませてくれたんです!!!」
乃愛「封印が解かれちゃった!!」
花「味は甘くてクリーミーで、こんな素晴らしい飲み物を貰える私は、きっと特別な存在なのだと感じました」
ひなた「おお、そんなに美味しいのか?」
乃愛「多分今まで飲めなかった反動が来てるだけだと思うの」
花「だから!スタバの飲み物をお姉さんに作ってもらうことにしたんです!!」
みやこ「ええ…………なんでそこで私になるのぉ……買ってくればいいじゃん」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/08(金) 20:20:43.86 ID:mM85mkEIo
花「もう! お姉さんそんな事も解らないんですか!」
みやこ「ごめん……いや、ごめんなの?」
花「スタバは、他のお店なんか目じゃないくらいに美味しいデザートを出すお店でした」
みやこ「流石に他のお店に失礼な気がするよ……」
花「で、お姉さんもまあ、他のお店なんかよりずっと美味しいデザートを作れます」
みやこ「うん、ありがとう、いつも美味しそうに食べてくれて嬉しいな」
花「だから! スタバのドリンクをお姉さんに作ってもらえば世界で一番美味しい飲み物が出来るんです!!!」
みやこ「ええ…………」
みやこ「ごめん……いや、ごめんなの?」
花「スタバは、他のお店なんか目じゃないくらいに美味しいデザートを出すお店でした」
みやこ「流石に他のお店に失礼な気がするよ……」
花「で、お姉さんもまあ、他のお店なんかよりずっと美味しいデザートを作れます」
みやこ「うん、ありがとう、いつも美味しそうに食べてくれて嬉しいな」
花「だから! スタバのドリンクをお姉さんに作ってもらえば世界で一番美味しい飲み物が出来るんです!!!」
みやこ「ええ…………」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/08(金) 20:29:14.88 ID:mM85mkEIo
みやこ「で、でも花ちゃん、私そのなんたらふらぺちぃの?だっけ、それがどんなものかも解らないし、どんなのか解らないなら作り方も解らないんだけど……」
ひなた「私もみゃー姉が行かないから行ったこと無くて解らないけど、生クリーム一杯だったのは見たことあるぞ!」
みやこ「…………生クリームたっぷりホットケーキでも作ろっか?」
花「いただきます、それはそれとして、だからお姉さんをスタバに連れていくんです!」
みやこ「嫌です!!!」
花「無理矢理連れてきます!!!!」
みやこ「やーーだーーーー!!!絶対にスタバなんかに行かないからね!!」
ひなた「私もみゃー姉が行かないから行ったこと無くて解らないけど、生クリーム一杯だったのは見たことあるぞ!」
みやこ「…………生クリームたっぷりホットケーキでも作ろっか?」
花「いただきます、それはそれとして、だからお姉さんをスタバに連れていくんです!」
みやこ「嫌です!!!」
花「無理矢理連れてきます!!!!」
みやこ「やーーだーーーー!!!絶対にスタバなんかに行かないからね!!」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/08(金) 20:37:41.01 ID:mM85mkEIo
乃愛「まーまー、ミャーさん、たまには行ってみようよ」
みやこ「やーだー!店員さんに話しかけようとしたら頭のなかが固まっちゃって、喋ろうとしても『あ……』とか『う……』とかしか出てこなくなるもん!」
みやこ「それで店員さんも困惑させちゃって、次のお客さんが待ってるから早くして欲しいけどこの人動かない、どうしよう、みたいな目で見られるんだもん!!!」
乃愛「やたら具体的…………!」
みやこ「1ヶ月前マックでやっちゃった!!」
乃愛「割と最近なのが悲しい!! ミャーさんマックすらも行けないんだ……」
ひなた「おー、よしよし」ナデナデ
みやこ「うっ、うっ、ひなたぁ……」ギュウ
みやこ「やーだー!店員さんに話しかけようとしたら頭のなかが固まっちゃって、喋ろうとしても『あ……』とか『う……』とかしか出てこなくなるもん!」
みやこ「それで店員さんも困惑させちゃって、次のお客さんが待ってるから早くして欲しいけどこの人動かない、どうしよう、みたいな目で見られるんだもん!!!」
乃愛「やたら具体的…………!」
みやこ「1ヶ月前マックでやっちゃった!!」
乃愛「割と最近なのが悲しい!! ミャーさんマックすらも行けないんだ……」
ひなた「おー、よしよし」ナデナデ
みやこ「うっ、うっ、ひなたぁ……」ギュウ
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/08(金) 20:48:58.30 ID:mM85mkEIo
乃愛「ていうか、別にミャーさんが注文しなくても私たちがこの前みたいに頼めば良くない? 」
みやこ「それでもスタバだけはダメなの! あのお店の中の光の気配に包まれたら、私一瞬で蒸発させられちゃう」
乃愛「ミャーさんってたまにレベルが低いモンスターみたいな事言うよね」
ひなた「みゃー姉はカフェとか行けないからな! 注文出来ないから!」
乃愛「ミャーさん人生に不便感じてない?」
みやこ「いけない店は頭の中から最初から消し去ってるから大丈夫……」
乃愛「ミャーさんの日本更地だらけになってそう」
みやこ「それでもスタバだけはダメなの! あのお店の中の光の気配に包まれたら、私一瞬で蒸発させられちゃう」
乃愛「ミャーさんってたまにレベルが低いモンスターみたいな事言うよね」
ひなた「みゃー姉はカフェとか行けないからな! 注文出来ないから!」
乃愛「ミャーさん人生に不便感じてない?」
みやこ「いけない店は頭の中から最初から消し去ってるから大丈夫……」
乃愛「ミャーさんの日本更地だらけになってそう」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/09(土) 00:40:15.16 ID:GjqHG0hTo
千鶴「いいじゃないか、行ってあげなよ」
みやこ「お母さん!!娘を戦場に向かわせる気!?」
千鶴「んな大袈裟な……ほら、お金だしてあげるから話す練習も込めて行ってみなさい」
千鶴「友達が見守ってくれてるうちにやっちゃいな、一人でぶっつけ本番をやるのは寂しいんだから」
みやこ「う、ううう…………や、やだぁ~~!!」
みやこ「やだもんやだもん!行きたくないもん!」ジタバタ
千鶴「まったく…………」
乃愛「アタシたまにミャーさんが年上だって忘れるときがある」
花「仕方ないよ」
みやこ「お母さん!!娘を戦場に向かわせる気!?」
千鶴「んな大袈裟な……ほら、お金だしてあげるから話す練習も込めて行ってみなさい」
千鶴「友達が見守ってくれてるうちにやっちゃいな、一人でぶっつけ本番をやるのは寂しいんだから」
みやこ「う、ううう…………や、やだぁ~~!!」
みやこ「やだもんやだもん!行きたくないもん!」ジタバタ
千鶴「まったく…………」
乃愛「アタシたまにミャーさんが年上だって忘れるときがある」
花「仕方ないよ」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/09(土) 00:50:03.21 ID:GjqHG0hTo
ひなた「…………やっぱ、別のお店じゃダメか?」
みやこ「えっ……ひなた……?」
ひなた「ほら、花も探したら別の気に入るお店見つかるかもしれないからさ、今日はそれを探して、見つけたらみゃー姉に作ってもらおう!」
ひなた「みゃー姉人見知りだから、そういうの一番苦手だからな! だから、また今度!!」
ひなた「なっ!みゃー姉!!」
みやこ(…………そういえば)
みやこ(私、ひなたに頑張るって約束してたなあ)
花「……………………そうですね、それじゃあ今日は別の」
みやこ「…………行く」
ひなた「…………えっ?」
みやこ「スタバ、行って注文してみるからひなた…………注文してるとき手を握っててね」
ひなた「……………………みゃー姉、おう!すまっと握ってるぞ!!」
みやこ「えっ……ひなた……?」
ひなた「ほら、花も探したら別の気に入るお店見つかるかもしれないからさ、今日はそれを探して、見つけたらみゃー姉に作ってもらおう!」
ひなた「みゃー姉人見知りだから、そういうの一番苦手だからな! だから、また今度!!」
ひなた「なっ!みゃー姉!!」
みやこ(…………そういえば)
みやこ(私、ひなたに頑張るって約束してたなあ)
花「……………………そうですね、それじゃあ今日は別の」
みやこ「…………行く」
ひなた「…………えっ?」
みやこ「スタバ、行って注文してみるからひなた…………注文してるとき手を握っててね」
ひなた「……………………みゃー姉、おう!すまっと握ってるぞ!!」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/09(土) 00:52:16.53 ID:GjqHG0hTo
すまっと ×
ずっと ◯
ずっと ◯
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/09(土) 01:24:50.33 ID:GjqHG0hTo
【ショッピングモール内 スタバの前】
みやこ「よし!じゃあ帰ろっか!」
花「さっきまでのカッコいい姿はどうしたんですか……」
乃愛「ま、ミャーさんにとっては本当に怖い場所なんだから、せめて心の準備が出来るまではゆっくり待っててあげようよ」
みやこ「感情を手懐けよ、混沌こそが世界の意思 我は雷鳴、我は稲妻…………」
ひなた「みゃー姉があまりの辛さに中学生くらいの頃に戻ってるぞ!!」
乃愛「その時のミャーさんそんなこと言ってたの……」
みやこ「よし!じゃあ帰ろっか!」
花「さっきまでのカッコいい姿はどうしたんですか……」
乃愛「ま、ミャーさんにとっては本当に怖い場所なんだから、せめて心の準備が出来るまではゆっくり待っててあげようよ」
みやこ「感情を手懐けよ、混沌こそが世界の意思 我は雷鳴、我は稲妻…………」
ひなた「みゃー姉があまりの辛さに中学生くらいの頃に戻ってるぞ!!」
乃愛「その時のミャーさんそんなこと言ってたの……」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/09(土) 01:29:39.44 ID:GjqHG0hTo
乃愛「戻ってきて、ミャーさん、ほら」
みやこ「わっ、ノアちゃん!?」
乃愛「ミャーさんが注文してる間、ひなたちゃんだけじゃなくてアタシもハナちゃんも一緒に手を繋いであげるからさ、頑張ろ?」
みやこ「えっ!? 花ちゃんも!?」
花「……私が頼んだことですし、仕方ないですね、今回だけですよ? 」
ひなた「ミャー姉!大丈夫だ!私たちがついてる!」
みやこ「……そうだね、行こっか」
みやこ「わっ、ノアちゃん!?」
乃愛「ミャーさんが注文してる間、ひなたちゃんだけじゃなくてアタシもハナちゃんも一緒に手を繋いであげるからさ、頑張ろ?」
みやこ「えっ!? 花ちゃんも!?」
花「……私が頼んだことですし、仕方ないですね、今回だけですよ? 」
ひなた「ミャー姉!大丈夫だ!私たちがついてる!」
みやこ「……そうだね、行こっか」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/09(土) 12:45:53.34 ID:RxprZZ56o
店員さん「いらっしゃいませぇ~~」
みやこ(ぷぎゅ!!! や、やっぱ帰るぅ~~!!)
乃愛(落ち着いてミャーさん! 私たちがついてるよ!)
みやこ(の、ノアちゃ~ん)
乃愛(まずは私たちが注文するから、ミャーさんもその流れに乗ってやってみよ?)
みやこ(う、うん…………)
店員さん「ご注文はお決まりですか?」
乃愛「あっ、はーい! ダークモカチップフラペチーノのキャラメルソース!グランデで!!」
花「ベンティアドショットヘーゼルナッツバニラアーモンドキャラメルエキストラホイップキャラメル
ソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノをお願いします!!!」
乃愛(それコーヒーも足してるし逆に普通より苦くなってないかな)
ひなた「スターバックスラテが飲みたい! 」
みやこ「…………あ、えっと……その……」
みやこ(ぷぎゅ!!! や、やっぱ帰るぅ~~!!)
乃愛(落ち着いてミャーさん! 私たちがついてるよ!)
みやこ(の、ノアちゃ~ん)
乃愛(まずは私たちが注文するから、ミャーさんもその流れに乗ってやってみよ?)
みやこ(う、うん…………)
店員さん「ご注文はお決まりですか?」
乃愛「あっ、はーい! ダークモカチップフラペチーノのキャラメルソース!グランデで!!」
花「ベンティアドショットヘーゼルナッツバニラアーモンドキャラメルエキストラホイップキャラメル
ソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノをお願いします!!!」
乃愛(それコーヒーも足してるし逆に普通より苦くなってないかな)
ひなた「スターバックスラテが飲みたい! 」
みやこ「…………あ、えっと……その……」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/09(土) 13:02:57.71 ID:RxprZZ56o
ひなた「…………みゃー姉、私がついてるぞ」ギュッ
ひなた「…………ひなたぁ」
乃愛「ちゃんと皆手を握ってるから、ね?」
みやこ「ノアちゃん……」
花「お姉さん…………頑張って下さい」
みやこ「花ちゃん……!」
みやこ(そうだ、私は一人じゃない! 私には三人の天使ちゃんがついてるんだ!)
みやこ「すー……はー……」
みやこ「きゃ、きゃらめりゅふりゃぺちぃーののグランデのほいっぷ追加でお願いします!!」
ひなた「…………みゃー姉!!!」
乃愛「ミャーさん!!!」
花「お姉さん!!!」
みやこ(言えた!皆、私言えたよ!)
店員さん「あ、申し訳ありません、聞き取れなかったのでもう一回お願いします!」
みやこ「ゴフッ!」
乃愛「ミャーさーーーーーん!!!」
ひなた「…………ひなたぁ」
乃愛「ちゃんと皆手を握ってるから、ね?」
みやこ「ノアちゃん……」
花「お姉さん…………頑張って下さい」
みやこ「花ちゃん……!」
みやこ(そうだ、私は一人じゃない! 私には三人の天使ちゃんがついてるんだ!)
みやこ「すー……はー……」
みやこ「きゃ、きゃらめりゅふりゃぺちぃーののグランデのほいっぷ追加でお願いします!!」
ひなた「…………みゃー姉!!!」
乃愛「ミャーさん!!!」
花「お姉さん!!!」
みやこ(言えた!皆、私言えたよ!)
店員さん「あ、申し訳ありません、聞き取れなかったのでもう一回お願いします!」
みやこ「ゴフッ!」
乃愛「ミャーさーーーーーん!!!」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/09(土) 13:32:22.97 ID:RxprZZ56o
店外 ベンチ
みやこ「うふ、うふふー、何とか買うことが出来たよ」
ひなた「みゃー姉…………見てたぞ! みゃー姉が買うところ!」
ひなた「本当に……ひっくっ…………良かった…………えぐっ、頑張ったぞみゃー姉…………」ポロポロ
みやこ「ひ、ひなた!? どうしたの!?」
乃愛「ひなたちゃんが感極まって泣いてる……」
花「でもこれで、お姉さんにスタバのドリンクを作ってもらえます!」
みやこ「そうだね、今回はみんなに助けて貰ったし、ちょっと豪勢にやろうかなって」
乃愛「わっ、何するの?」
みやこ「ふふ、うちの外の庭で1日カフェテリアやるよ」
花「カフェテリア!!!」
乃愛「わぁ~~!!それ最高に可愛い! 楽しみ!」
みやこ「うふ、うふふー、何とか買うことが出来たよ」
ひなた「みゃー姉…………見てたぞ! みゃー姉が買うところ!」
ひなた「本当に……ひっくっ…………良かった…………えぐっ、頑張ったぞみゃー姉…………」ポロポロ
みやこ「ひ、ひなた!? どうしたの!?」
乃愛「ひなたちゃんが感極まって泣いてる……」
花「でもこれで、お姉さんにスタバのドリンクを作ってもらえます!」
みやこ「そうだね、今回はみんなに助けて貰ったし、ちょっと豪勢にやろうかなって」
乃愛「わっ、何するの?」
みやこ「ふふ、うちの外の庭で1日カフェテリアやるよ」
花「カフェテリア!!!」
乃愛「わぁ~~!!それ最高に可愛い! 楽しみ!」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/09(土) 20:48:24.60 ID:RxprZZ56o
翌日 学校
ひなた「って事があってな! 今日はみゃー姉が庭でスタバを開いてくれるんだ!」
花音「そうなんだ、おねぇさんは本当になんでも作れるんだねぇ」
こより「むっ…………スタバくらい私も作れるわよ!」
花音「えぇ~~? ホントかなぁ?」
こより「作れるもん! こう……コンクリート集めて!」
乃愛「店から!?!?」
ひなた「って事があってな! 今日はみゃー姉が庭でスタバを開いてくれるんだ!」
花音「そうなんだ、おねぇさんは本当になんでも作れるんだねぇ」
こより「むっ…………スタバくらい私も作れるわよ!」
花音「えぇ~~? ホントかなぁ?」
こより「作れるもん! こう……コンクリート集めて!」
乃愛「店から!?!?」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/09(土) 21:00:38.93 ID:RxprZZ56o
ひなた「花音とこよりも来ないか!? 楽しいぞ!」
花音「よりちゃん、どうする?」
こより「勿論行くわよ! 花ちゃんがあんなになってるってことは本当に美味しいんだろうから!」
花音「え? 花ちゃんが……?」
花「えへへ、えへへぇ、ふへへへ…………」ニマニマ
乃愛「ハナちゃん、今日朝からあんな感じだよ」
花音「うわぁ……」
花音「よりちゃん、どうする?」
こより「勿論行くわよ! 花ちゃんがあんなになってるってことは本当に美味しいんだろうから!」
花音「え? 花ちゃんが……?」
花「えへへ、えへへぇ、ふへへへ…………」ニマニマ
乃愛「ハナちゃん、今日朝からあんな感じだよ」
花音「うわぁ……」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/09(土) 21:17:59.67 ID:RxprZZ56o
花「花音もこよりも来るの? フラペチーノは良いよ、心を豊かにしてくれるから」
乃愛「そういえばハナちゃん前にホイップを袋から食べようとしてたもんね、ある意味そうなるのも当たり前だったかも」
花音「そのうち体壊しそうな気がするけど……」
乃愛「でも、ミャーさんをあんなに働かせてたらお返しのコスプレが大変な事になりそう」
花「大丈夫、だから花音も連れてく」
花音「私も一緒にやらさせるの……」
乃愛「そういえばハナちゃん前にホイップを袋から食べようとしてたもんね、ある意味そうなるのも当たり前だったかも」
花音「そのうち体壊しそうな気がするけど……」
乃愛「でも、ミャーさんをあんなに働かせてたらお返しのコスプレが大変な事になりそう」
花「大丈夫、だから花音も連れてく」
花音「私も一緒にやらさせるの……」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/09(土) 23:24:03.97 ID:RxprZZ56o
乃愛「まあ今回はミャーさんはあんなに頑張ったから、ちょっとくらい良いよね、私も勿論手伝うから一緒に沢山写真取られよ?」
花「仕方ないよ、お姉さんにはワガママ言っちゃったから…………それくらいはやる」
ひなた「…………にひひ」
乃愛「ん? どうしたのひなたちゃん?」
ひなた「なんでもねー! それじゃあ、皆学校終わったらうちに集合な!!!」
一同「はーいっ!!!」
花「仕方ないよ、お姉さんにはワガママ言っちゃったから…………それくらいはやる」
ひなた「…………にひひ」
乃愛「ん? どうしたのひなたちゃん?」
ひなた「なんでもねー! それじゃあ、皆学校終わったらうちに集合な!!!」
一同「はーいっ!!!」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/09(土) 23:45:55.58 ID:RxprZZ56o
星野家 庭
ひなた「ただいまーっ!! っておわっ!」
みやこ「お帰り、ってひなた、どうしたの?」
ひなた「みゃ、みゃー姉がお洒落してる! それに花から貰ったヘアピンも!」
みやこ「ああ、これね……今日はカフェの店員さんだから、前髪が長いのは良くないかなって」
みやこ「昨日ひなたと花ちゃんとノアちゃんに助けてもらったからね、実はお化粧も薄くだけどやってみたんだ」
ひなた「…………みゃー姉が」
みやこ「どう、かな、結構今も頑張ってるんだけど……可愛いかな?」
ひなた「…………うん、凄く可愛いぞ!世界で一番可愛い!!」
みやこ「世界で一番は言い過ぎだよ~、でも、ありがとう」
ひなた「ただいまーっ!! っておわっ!」
みやこ「お帰り、ってひなた、どうしたの?」
ひなた「みゃ、みゃー姉がお洒落してる! それに花から貰ったヘアピンも!」
みやこ「ああ、これね……今日はカフェの店員さんだから、前髪が長いのは良くないかなって」
みやこ「昨日ひなたと花ちゃんとノアちゃんに助けてもらったからね、実はお化粧も薄くだけどやってみたんだ」
ひなた「…………みゃー姉が」
みやこ「どう、かな、結構今も頑張ってるんだけど……可愛いかな?」
ひなた「…………うん、凄く可愛いぞ!世界で一番可愛い!!」
みやこ「世界で一番は言い過ぎだよ~、でも、ありがとう」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/09(土) 23:49:38.71 ID:RxprZZ56o
花「お邪魔します!!…………あっ」
乃愛「お邪魔しまーす!!…………あ~っ!! ミャーさんがお洒落してる! 凄く可愛いよ!!」
みやこ「いらっしゃい! でも花ちゃんはあんま見ないで!恥ずかしいからぁ!」
花「…………大丈夫ですよ、お姉さん、似合ってます」
みやこ「花ちゃん…………」
花「ところでフラペチーノは何処ですか!?!?」
みやこ「花ちゃん…………!」
乃愛「お邪魔しまーす!!…………あ~っ!! ミャーさんがお洒落してる! 凄く可愛いよ!!」
みやこ「いらっしゃい! でも花ちゃんはあんま見ないで!恥ずかしいからぁ!」
花「…………大丈夫ですよ、お姉さん、似合ってます」
みやこ「花ちゃん…………」
花「ところでフラペチーノは何処ですか!?!?」
みやこ「花ちゃん…………!」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/09(土) 23:59:10.79 ID:RxprZZ56o
花音「お邪魔します……わぁ、素敵なお庭になってますね」
こより「こんにちわ!!」
みやこ「二人ともいらっしゃい、フラペチーノはもう出来てるから配ってくね」
花「来た!!!!」
乃愛「花ちゃんがこれまで見せたことないくらいのがっつきを見せてる……」
こより「これおうちで出来るんだ……」
花音「わぁ…………クリームたっぷりで美味しそうです、後で作り方教えてもらってもいいですか?」
こより「あっ! 教えてもらったら私にも教えて! 一緒に作りましょ!」
みやこ「いいよ~、机の上にトッピング置いてるから、好みの量かけてってね」
花「えいっ!えいっ!!」
乃愛「花ちゃんがものすごい量をかけてる……」
ひなた「……………………」
みやこ「それじゃあ~、どうぞ、お召し上がりください!」
皆「頂きまーすっ!!!」
こより「こんにちわ!!」
みやこ「二人ともいらっしゃい、フラペチーノはもう出来てるから配ってくね」
花「来た!!!!」
乃愛「花ちゃんがこれまで見せたことないくらいのがっつきを見せてる……」
こより「これおうちで出来るんだ……」
花音「わぁ…………クリームたっぷりで美味しそうです、後で作り方教えてもらってもいいですか?」
こより「あっ! 教えてもらったら私にも教えて! 一緒に作りましょ!」
みやこ「いいよ~、机の上にトッピング置いてるから、好みの量かけてってね」
花「えいっ!えいっ!!」
乃愛「花ちゃんがものすごい量をかけてる……」
ひなた「……………………」
みやこ「それじゃあ~、どうぞ、お召し上がりください!」
皆「頂きまーすっ!!!」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/10(日) 02:28:00.29 ID:Maau+k6zo
花「あ~~~~っ!」
花「むっ!!!!!」
乃愛「わあっ!凄く美味しいね!ハナちゃんも良かったね! 」
花「……………………」
乃愛「…………ハナちゃん?」
花「おいひい…………おいひぃよう…………」ポロポロ
乃愛「美味しすぎて泣いてる…………」
ひなた「…………なあ、ノア、ひなた、ちょっといいか?」
乃愛「どうしたの?」
ひなた「言いたいことがあるんだ」
花「むっ!!!!!」
乃愛「わあっ!凄く美味しいね!ハナちゃんも良かったね! 」
花「……………………」
乃愛「…………ハナちゃん?」
花「おいひい…………おいひぃよう…………」ポロポロ
乃愛「美味しすぎて泣いてる…………」
ひなた「…………なあ、ノア、ひなた、ちょっといいか?」
乃愛「どうしたの?」
ひなた「言いたいことがあるんだ」
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/10(日) 02:35:34.25 ID:Maau+k6zo
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ひなた「…………みゃー姉がな、最近、いつも笑ってるんだ」
乃愛「ミャーさんが? アタシが始めて会ったときから大体いつもあんな感じな気がするけど……」
ひなた「みゃー姉はいつも私には優しくて、笑っててくれたけど、それでもいつもは笑ってなかったと思うんだ」
ひなた「でも、ノアと花が来てから…………笑うようになった、私はそう感じてる」
花「……………………」モグモグ
ひなた「楽しそうに、私に見せてる優しさとはちょっとだけ違う優しさを、花とノアに出してるんだ」
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/10(日) 02:42:34.38 ID:Maau+k6zo
ひなた「みゃー姉にはずっと友達がいなくて、みゃー姉はそれは本気では気にしてなさそうだったけど……私は心配だった」
ひなた「みゃー姉が実は寂しいんじゃないかって、思ってたんだ……」ポロポロ
乃愛「ひなたちゃん…………」
ひなた「花とノアが来て、みゃー姉は外に出ることが多くなった、私と一緒に外に出ることもあったし、夏祭りにも花がいるからって行った」ポロポロ
ひなた「花がお泊まりするときに、花のお母さんに電話をした、みゃー姉電話なんて大嫌いなんだ」ポロポロ
花「……………………」
ひなた「全部全部、花とノアが来てからなんだ、今日も二人のために頑張ってお洒落してるんだ」ポロポロ
ひなた「みゃー姉が実は寂しいんじゃないかって、思ってたんだ……」ポロポロ
乃愛「ひなたちゃん…………」
ひなた「花とノアが来て、みゃー姉は外に出ることが多くなった、私と一緒に外に出ることもあったし、夏祭りにも花がいるからって行った」ポロポロ
ひなた「花がお泊まりするときに、花のお母さんに電話をした、みゃー姉電話なんて大嫌いなんだ」ポロポロ
花「……………………」
ひなた「全部全部、花とノアが来てからなんだ、今日も二人のために頑張ってお洒落してるんだ」ポロポロ
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/10(日) 02:52:33.63 ID:Maau+k6zo
ひなた「花、ノア…………ありがとう!」ポロポロ
ひなた「私の大好きなみゃー姉と友達になってくれてありがとう、みゃー姉が楽しそうだと、私も嬉しいんだ」ポロポロ
ひなた「だから……私とみゃー姉……この先も……ずっと友達でいてくれないか……?」ポロポロ
花「当たり前の事を言わないで」
ひなた「…………花」ポロポロ
花「私もお姉さんはずっと友達だよ、この先もずっと私にお菓子を作ってくれるし……その、コスプレもさせられるから」
花「お姉さんと友達じゃあ無くなっちゃったら、私はお菓子が食べれなくて餓死しちゃいます……だから、私はずっとお姉さんの友達ですよ」
ひなた「ありがとう…………」ポロポロ
乃愛「アタシもだよ、ひなたちゃんと、ミャーさんと、一緒にいるのが一番楽しいからここにいるの」
ひなた「ノア…………」
乃愛「引っ越してから、私毎日楽しい! 私だってミャーさんに会えたことに感謝してるんだから!」
ひなた「うんっ……! うんっ……!」
ひなた「私の大好きなみゃー姉と友達になってくれてありがとう、みゃー姉が楽しそうだと、私も嬉しいんだ」ポロポロ
ひなた「だから……私とみゃー姉……この先も……ずっと友達でいてくれないか……?」ポロポロ
花「当たり前の事を言わないで」
ひなた「…………花」ポロポロ
花「私もお姉さんはずっと友達だよ、この先もずっと私にお菓子を作ってくれるし……その、コスプレもさせられるから」
花「お姉さんと友達じゃあ無くなっちゃったら、私はお菓子が食べれなくて餓死しちゃいます……だから、私はずっとお姉さんの友達ですよ」
ひなた「ありがとう…………」ポロポロ
乃愛「アタシもだよ、ひなたちゃんと、ミャーさんと、一緒にいるのが一番楽しいからここにいるの」
ひなた「ノア…………」
乃愛「引っ越してから、私毎日楽しい! 私だってミャーさんに会えたことに感謝してるんだから!」
ひなた「うんっ……! うんっ……!」
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/10(日) 03:01:21.80 ID:Maau+k6zo
乃愛「ひなたちゃん」
花「ひなた」
ひなた 乃愛「「私たちはずっとひなたちゃんとお姉さん(ミャーさん)の友達だよ」」
ひなた「ありがどぉ…………ひっく……」ポロポロ
乃愛「ああもう、顔がめちゃくちゃだよ、テッシュあるから、ちーんして」
花「普通のお水組んでくる、泣いてるときは甘いのみものじゃなくてそっちの方が良い」
ひなた「ちーんっ! 二人とも、ずっと一緒だぞ」
花 乃愛「「勿論」」
花「ひなた」
ひなた 乃愛「「私たちはずっとひなたちゃんとお姉さん(ミャーさん)の友達だよ」」
ひなた「ありがどぉ…………ひっく……」ポロポロ
乃愛「ああもう、顔がめちゃくちゃだよ、テッシュあるから、ちーんして」
花「普通のお水組んでくる、泣いてるときは甘いのみものじゃなくてそっちの方が良い」
ひなた「ちーんっ! 二人とも、ずっと一緒だぞ」
花 乃愛「「勿論」」
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/10(日) 03:10:50.59 ID:Maau+k6zo
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
星野家 一階和室
みやこ「…………はあ、ひなた、全部聞こえてるよ」
みやこ「ダメなお姉ちゃんだなあ、私、可愛い妹にそんな心配させて」
千鶴「何言ってるの、ダメなわけないじゃない」
みやこ「うっ、お母さん……聞いてた?」
千鶴「全部ね、私は良いと思うわよ」
みやこ「で、でも……私がダメだからひなた心配させて、あのひなたが泣いちゃうくらいまで辛い思いさせて……」
千鶴「ひなたが泣いてるのは辛いからじゃなくて嬉しいから、今さらあの子があんたのために考えて動くことを辛いなんて思うわけないじゃない」
みやこ「…………」
千鶴「ひなたは花ちゃんとノアちゃんをみやこのために連れてきた、みやこは二人と友達になって、ひなたと4人で色々な事を頑張ってる」
千鶴「お互いがお互いを思ってる良い姉妹じゃないか、私はそんな二人のお母さんになれて幸せだよ」
星野家 一階和室
みやこ「…………はあ、ひなた、全部聞こえてるよ」
みやこ「ダメなお姉ちゃんだなあ、私、可愛い妹にそんな心配させて」
千鶴「何言ってるの、ダメなわけないじゃない」
みやこ「うっ、お母さん……聞いてた?」
千鶴「全部ね、私は良いと思うわよ」
みやこ「で、でも……私がダメだからひなた心配させて、あのひなたが泣いちゃうくらいまで辛い思いさせて……」
千鶴「ひなたが泣いてるのは辛いからじゃなくて嬉しいから、今さらあの子があんたのために考えて動くことを辛いなんて思うわけないじゃない」
みやこ「…………」
千鶴「ひなたは花ちゃんとノアちゃんをみやこのために連れてきた、みやこは二人と友達になって、ひなたと4人で色々な事を頑張ってる」
千鶴「お互いがお互いを思ってる良い姉妹じゃないか、私はそんな二人のお母さんになれて幸せだよ」
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/10(日) 03:20:44.94 ID:Maau+k6zo
みやこ「……お母さん、私二人と友達になってから、本当に楽しいよ」
千鶴「そうかい、たまにはひなたにお礼を言って抱き締めてあげな、あの子にはそれが一番嬉しいことだよ」
みやこ「うん、そうする」
千鶴「あと、みやこ、頭出しな」
みやこ「…………?」
千鶴「最近のあんたは本当に頑張ってるよ、今のままで、ゆっくりでいいから、そのまま行きなさい」ナデナデ
みやこ「…………お母さん、ありがどう」
千鶴「全く、うちの娘は手がかかるけど可愛いねぇ」
千鶴「そうかい、たまにはひなたにお礼を言って抱き締めてあげな、あの子にはそれが一番嬉しいことだよ」
みやこ「うん、そうする」
千鶴「あと、みやこ、頭出しな」
みやこ「…………?」
千鶴「最近のあんたは本当に頑張ってるよ、今のままで、ゆっくりでいいから、そのまま行きなさい」ナデナデ
みやこ「…………お母さん、ありがどう」
千鶴「全く、うちの娘は手がかかるけど可愛いねぇ」
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/10(日) 03:26:44.40 ID:Maau+k6zo
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
星野家 カフェテリア
こより「だ、大丈夫? ひなたちゃん泣いちゃってるけど」
花音「よりちゃん、大丈夫だよ。あれは嬉しいから泣いてるだけだから」
こより「そうなの? ひなたちゃんのお姉さんも泣きそうな顔して中に入っちゃったから……」
花音「平気平気、それよりも、そっちいっていい?」
こより「隣? 空いてるから良いけど……」
星野家 カフェテリア
こより「だ、大丈夫? ひなたちゃん泣いちゃってるけど」
花音「よりちゃん、大丈夫だよ。あれは嬉しいから泣いてるだけだから」
こより「そうなの? ひなたちゃんのお姉さんも泣きそうな顔して中に入っちゃったから……」
花音「平気平気、それよりも、そっちいっていい?」
こより「隣? 空いてるから良いけど……」
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/10(日) 03:32:23.89 ID:Maau+k6zo
花音「えへへ、ありがと~」ぎゅっ
こより「か、かの、どうしたの? そんなに引っ付いてきて」
花音「なんにもぉ? ただ、4人が羨ましかっただけだよ、おねぇさんも、ひなたちゃんも、花ちゃんも、乃愛ちゃんも、みーんなお互いがお互いに感謝してる」
こより「……?? どういうこと?」
花音「んー……でも、私とよりちゃんが一番仲良しなのは変わらないってことかな?」
こより「よく解らないけど……それはそうね! 私とかのはずっと一緒だから!」
花音「えへへ、羨ましいけど、私にもあるから寂しくないもんね、よりちゃん、大好き」
こより「……今日のかのは変なこと言うわねぇ」
こより「か、かの、どうしたの? そんなに引っ付いてきて」
花音「なんにもぉ? ただ、4人が羨ましかっただけだよ、おねぇさんも、ひなたちゃんも、花ちゃんも、乃愛ちゃんも、みーんなお互いがお互いに感謝してる」
こより「……?? どういうこと?」
花音「んー……でも、私とよりちゃんが一番仲良しなのは変わらないってことかな?」
こより「よく解らないけど……それはそうね! 私とかのはずっと一緒だから!」
花音「えへへ、羨ましいけど、私にもあるから寂しくないもんね、よりちゃん、大好き」
こより「……今日のかのは変なこと言うわねぇ」
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/10(日) 03:39:25.05 ID:Maau+k6zo
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
みやこ「皆、離れちゃっててごめんね? 戻ってきたよ」
ひなた「みゃー姉!! おっかえりー!!」
みやこ「ただいま、ひなた……たまには膝の上、おいで?」
ひなた「いいのか!? わーいっ!」ドスッ!
みやこ「うぐっ! ……ま、まあ、たまにはね」
乃愛「ミャーさんはひなたちゃんに甘いなあ……あ、花ちゃんにも甘いかぁ」
みやこ「ノアちゃんにも優しくしてるつもりだよ? ノアちゃんも膝来る?」
ひなた「ノアも来るのか? 場所開けるぞ!」
みやこ「えっ!? 冗談のつもりだったんだけど……あと二人一緒に乗るの!?」
乃愛「んー、じゃあ乗ろっかなあ」ポスッ
みやこ「あうっ…………お、重い…………」
みやこ「皆、離れちゃっててごめんね? 戻ってきたよ」
ひなた「みゃー姉!! おっかえりー!!」
みやこ「ただいま、ひなた……たまには膝の上、おいで?」
ひなた「いいのか!? わーいっ!」ドスッ!
みやこ「うぐっ! ……ま、まあ、たまにはね」
乃愛「ミャーさんはひなたちゃんに甘いなあ……あ、花ちゃんにも甘いかぁ」
みやこ「ノアちゃんにも優しくしてるつもりだよ? ノアちゃんも膝来る?」
ひなた「ノアも来るのか? 場所開けるぞ!」
みやこ「えっ!? 冗談のつもりだったんだけど……あと二人一緒に乗るの!?」
乃愛「んー、じゃあ乗ろっかなあ」ポスッ
みやこ「あうっ…………お、重い…………」
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/10(日) 03:43:57.01 ID:Maau+k6zo
花「…………お姉さん」
みやこ「あ、花ちゃん、ちょっと待ってね、今二人が乗ってて動けなくて……」
花「私も乗るので場所開けてください」
みやこ「…………え?」
ひなた「空いたぞー!」
乃愛「ぎゅうぎゅう詰めだけどしょうがないよね~」
花「二人ともありがとう」ノスッ
みやこ「お、重い……でも…………」
みやこ「…………なんか、幸せ」
ひなた「おしくらまんじゅうみたいで暖かいぞ!」
みやこ「あ、花ちゃん、ちょっと待ってね、今二人が乗ってて動けなくて……」
花「私も乗るので場所開けてください」
みやこ「…………え?」
ひなた「空いたぞー!」
乃愛「ぎゅうぎゅう詰めだけどしょうがないよね~」
花「二人ともありがとう」ノスッ
みやこ「お、重い……でも…………」
みやこ「…………なんか、幸せ」
ひなた「おしくらまんじゅうみたいで暖かいぞ!」
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/10(日) 03:46:26.37 ID:Maau+k6zo
みやこ「で、どうしたの? 三人ともいきなり」
ひなた「おう!実はみんなで言いたいことがあるんだ!」
みやこ「言いたいこと……?」
乃愛「そうそう、ちゃんと決めたとおりに言うんだよ」
花「解ってる」コクリ
ひなた「よーし! せーの!」
ひなた「おう!実はみんなで言いたいことがあるんだ!」
みやこ「言いたいこと……?」
乃愛「そうそう、ちゃんと決めたとおりに言うんだよ」
花「解ってる」コクリ
ひなた「よーし! せーの!」
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/10(日) 03:47:23.91 ID:Maau+k6zo
「「「私たちは、この先何があっても、ずーっとずーっと友達だよ!!!!」」」
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/10(日) 03:51:11.77 ID:Maau+k6zo
みやこ「みんな……!」ポロ
ひなた「あーっ!みゃー姉泣いてるぞ!」
みやこ「だって……こんなの…………泣くしか…………」
乃愛「大丈夫、本当は私だって泣きそうだもん……ねっ、ハナちゃん」
花「…………グスッ」
乃愛「…………本当に、ね」
みやこ「……みんな、ありがとう、私…………」
ひなた「あーっ!みゃー姉泣いてるぞ!」
みやこ「だって……こんなの…………泣くしか…………」
乃愛「大丈夫、本当は私だって泣きそうだもん……ねっ、ハナちゃん」
花「…………グスッ」
乃愛「…………本当に、ね」
みやこ「……みんな、ありがとう、私…………」
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/10(日) 03:51:51.42 ID:Maau+k6zo
みやこ「みんなにあえてよかった」
おしまい
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/10(日) 03:52:26.67 ID:Maau+k6zo
ありがとうございました
わたてんSSはもっと増えて良いから増えてください
わたてんSSはもっと増えて良いから増えてください
41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/10(日) 22:30:46.29 ID:8Th9j5A1o
乙
40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/10(日) 09:31:22.47 ID:S03fFa+wo
乙
イイハナシダナー
イイハナシダナー
引用元: 【わたてん】みやこ「絶対にスタバなんて行かないからね!!」
【わたてん】ひなた「雪が降ったぞ! みゃー姉!」
2019-04-04
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/11(月) 00:39:20.06 ID:EvqrLgdFo
星野家
ひなた「みゃー姉!!雪だ!!雪だぞ!!!」
みやこ「お帰りひなた、雪だねえ」
ひなた「積もってるぞ!外で雪合戦とか雪だるまを作って遊ぼう!!!」
みやこ「うん、絶対やだ」
ひなた「えーっ!!ナーミャーネー! いーだろー!!」
みやこ「だって雪なんて降ってたら外は絶対寒いじゃん!絶対に嫌だからね!!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1552232359
ひなた「みゃー姉!!雪だ!!雪だぞ!!!」
みやこ「お帰りひなた、雪だねえ」
ひなた「積もってるぞ!外で雪合戦とか雪だるまを作って遊ぼう!!!」
みやこ「うん、絶対やだ」
ひなた「えーっ!!ナーミャーネー! いーだろー!!」
みやこ「だって雪なんて降ってたら外は絶対寒いじゃん!絶対に嫌だからね!!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1552232359
関連
ハルヒ「SOS団で恋の暴露大会をするわよ!」
【朗報】わたてんさん、ケムリクサを超えてガチで覇権へ
【ラブライブサンシャイン】善子「運命の引力」
【悲報】Twitterで3年前に「令和」を予言してたものがいたwwwwwwwww
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/11(月) 00:44:41.39 ID:EvqrLgdFo
花「解ります……雪が降ったならおうちの中で暖まっていたいです……」
みやこ「花ちゃん! 解ってくれるんだね!」
花「はい、お姉さん、電気ストーブの前半分譲ってもらってもいいですか?」
みやこ「うんうん、良いよー、おいでー」
花「はあ……暖かい……」
乃愛「あらら……ハナちゃんまで丸まっちゃってるよ」
ひなた「雪が降ってるのにぃ……」
みやこ「花ちゃん! 解ってくれるんだね!」
花「はい、お姉さん、電気ストーブの前半分譲ってもらってもいいですか?」
みやこ「うんうん、良いよー、おいでー」
花「はあ……暖かい……」
乃愛「あらら……ハナちゃんまで丸まっちゃってるよ」
ひなた「雪が降ってるのにぃ……」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/11(月) 00:54:38.04 ID:EvqrLgdFo
乃愛「んー、でも困ったねえ、夏音ちゃんと小依ちゃんももうすぐ来ちゃうのに、ミャーさんはともかくハナちゃんまで電気ストーブの虜になっちゃってたら遊べないなあ」
花「遊ばないとは言ってないよ……ただ」
乃愛「ただ?」
花「電気ストーブの前で遊びたいってだけ!」
乃愛「外に出ようよ!」
花「少なくとも、この電気ストーブのぬくぬくを外に持ち出せない限り私は外に出ないから……」
みやこ「じゃあ私も~」
乃愛「もー、変なところでお似合いなんだから」
ひなた「お!それならあるぞ! 外に持ってける暖かいの!」
花「え゛」
ひなた「ほら!ホッカイロだ!!」
乃愛「確かにこれならストーブの暖かさを外に持ってけるね!」
ひなた「よし! 行こうぜ!みゃー姉!花!!」
花「ぐぬぬ……」
みやこ「一本とられちゃったね……」
花「遊ばないとは言ってないよ……ただ」
乃愛「ただ?」
花「電気ストーブの前で遊びたいってだけ!」
乃愛「外に出ようよ!」
花「少なくとも、この電気ストーブのぬくぬくを外に持ち出せない限り私は外に出ないから……」
みやこ「じゃあ私も~」
乃愛「もー、変なところでお似合いなんだから」
ひなた「お!それならあるぞ! 外に持ってける暖かいの!」
花「え゛」
ひなた「ほら!ホッカイロだ!!」
乃愛「確かにこれならストーブの暖かさを外に持ってけるね!」
ひなた「よし! 行こうぜ!みゃー姉!花!!」
花「ぐぬぬ……」
みやこ「一本とられちゃったね……」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/11(月) 01:06:11.41 ID:EvqrLgdFo
みやこ「仕方ないなあ……行こっか花ちゃん」
花「仕方ないですね」
乃愛「はーい、じゃあこれカイロだよ?」
花「……足りないよ?」
乃愛「えっ」
花「両手と懐にいれておく分、最低3つは持っていかないと嫌だ」
みやこ「私も3つ欲しいなあ」
乃愛「どんだけ寒いの嫌なの二人とも……」
ひなた「まあ、みゃー姉のためにホッカイロは沢山買ってあるし、ちょっとぐらい沢山使っても大丈夫だぞ! ノアももう一個持ってくか?」
乃愛「あ、それなら貰っても良いかな? ありがとう!」
みやこ「じゃあ私たちも4つ持っていっても大丈夫そうだね」
花「ですね」
乃愛「流石に遠慮しない?」
花「仕方ないですね」
乃愛「はーい、じゃあこれカイロだよ?」
花「……足りないよ?」
乃愛「えっ」
花「両手と懐にいれておく分、最低3つは持っていかないと嫌だ」
みやこ「私も3つ欲しいなあ」
乃愛「どんだけ寒いの嫌なの二人とも……」
ひなた「まあ、みゃー姉のためにホッカイロは沢山買ってあるし、ちょっとぐらい沢山使っても大丈夫だぞ! ノアももう一個持ってくか?」
乃愛「あ、それなら貰っても良いかな? ありがとう!」
みやこ「じゃあ私たちも4つ持っていっても大丈夫そうだね」
花「ですね」
乃愛「流石に遠慮しない?」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/11(月) 01:13:10.46 ID:EvqrLgdFo
星野家近くの公園
花「お姉さん、今度のデザートはこたつでアイスにしませんか?」ヌクヌク
みやこ「良いねえ、私も同じこと思ってた」ヌクヌク
乃愛「二人とも結局いくつ持ってったんだろ……」
ひなた「それよりもノア! 見てくれ! 真っ白だ!!」
乃愛「わぁ! 今日は公園誰も使ってなかったのかな? 足跡ひとつも無くて真っ白!」
ひなた「いっくぞーーー!!ダーイブッ!!」ボフッ!!
乃愛「わっ!ひなたちゃん大丈夫!?」
ひなた「大丈夫大丈夫!冷たくて気持ちいいぞー!」
乃愛「良かったー」
ひなた「子供は風の子、元気だねえ」
花「そうですねー」
乃愛「ハナちゃんも子供だからね?」
花「お姉さん、今度のデザートはこたつでアイスにしませんか?」ヌクヌク
みやこ「良いねえ、私も同じこと思ってた」ヌクヌク
乃愛「二人とも結局いくつ持ってったんだろ……」
ひなた「それよりもノア! 見てくれ! 真っ白だ!!」
乃愛「わぁ! 今日は公園誰も使ってなかったのかな? 足跡ひとつも無くて真っ白!」
ひなた「いっくぞーーー!!ダーイブッ!!」ボフッ!!
乃愛「わっ!ひなたちゃん大丈夫!?」
ひなた「大丈夫大丈夫!冷たくて気持ちいいぞー!」
乃愛「良かったー」
ひなた「子供は風の子、元気だねえ」
花「そうですねー」
乃愛「ハナちゃんも子供だからね?」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/11(月) 01:24:55.01 ID:EvqrLgdFo
小依「お待たせー! あ、お姉さんも来たんだ!」
夏音「おねぇさんこんにちは、雪が降るのはいいですけど、今日は本当に寒いですね」
みやこ「小依ちゃん、夏音ちゃんこんにちは、カイロあるけど使う?」
夏音「あ、ありがとうございます!頂きます! よりちゃーん!おねぇさんがカイロくれたよ!」
小依「わっ、暖かい!ありがとう!」
みやこ「良いよ良いよ…………んっ」ブルッ
みやこ「……………………」サササササ
みやこ「花ちゃん、カイロ二つ渡しちゃったから、一個だけ貰って良い?」
花「嫌です」
みやこ「そこをなんとか……」
花「嫌です」
夏音「おねぇさんこんにちは、雪が降るのはいいですけど、今日は本当に寒いですね」
みやこ「小依ちゃん、夏音ちゃんこんにちは、カイロあるけど使う?」
夏音「あ、ありがとうございます!頂きます! よりちゃーん!おねぇさんがカイロくれたよ!」
小依「わっ、暖かい!ありがとう!」
みやこ「良いよ良いよ…………んっ」ブルッ
みやこ「……………………」サササササ
みやこ「花ちゃん、カイロ二つ渡しちゃったから、一個だけ貰って良い?」
花「嫌です」
みやこ「そこをなんとか……」
花「嫌です」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/11(月) 12:30:39.39 ID:EvqrLgdFo
ひなた「雪合戦するぞー!」
みやこ「頑張れー」
みやこ(えへへ、寒いのは嫌だけど花ちゃんの遊ぶ姿をカメラで撮れるのは良かったなあ)
ひなた「何言ってんだ、みゃー姉も一緒にやるんだぞ?」
みやこ「えっ!?」
乃愛「ミャーさんがいないと5人しかいないからチーム分けられないしねー」
みやこ「ええっ!? は、花ちゃんもやらないだろうから4人でも良いんじゃないかな!? その間、私花ちゃんと遊んどくし!」
花「お姉さんに遊んでるの撮られるくらいなら雪合戦やります」
みやこ「そんなに撮られるの嫌なの!?」
みやこ「頑張れー」
みやこ(えへへ、寒いのは嫌だけど花ちゃんの遊ぶ姿をカメラで撮れるのは良かったなあ)
ひなた「何言ってんだ、みゃー姉も一緒にやるんだぞ?」
みやこ「えっ!?」
乃愛「ミャーさんがいないと5人しかいないからチーム分けられないしねー」
みやこ「ええっ!? は、花ちゃんもやらないだろうから4人でも良いんじゃないかな!? その間、私花ちゃんと遊んどくし!」
花「お姉さんに遊んでるの撮られるくらいなら雪合戦やります」
みやこ「そんなに撮られるの嫌なの!?」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/11(月) 12:41:54.40 ID:EvqrLgdFo
チーム分け
Aチーム
みやこ 夏音 小依
Bチーム
花 乃愛 ひなた
夏音「おねぇさん、よろしくお願いします」
みやこ「うん、あんまり頼りにはならないと思うけど、よろしくね」
夏音「でも、おねぇさん中学の時は陸上部やってたんですよね? ひなたちゃんから聞きました」
小依「陸上部! お姉さんやっぱり何でも出来るのね! 運動神経凄そう!」
みやこ(あの時の嘘がぁ~~~~!!!!)
みやこ「り、陸上部って言ってもあれだからね! 家まで帰る速さを競うとかそういうのだから!」
夏音「?」
小依「?」
Aチーム
みやこ 夏音 小依
Bチーム
花 乃愛 ひなた
夏音「おねぇさん、よろしくお願いします」
みやこ「うん、あんまり頼りにはならないと思うけど、よろしくね」
夏音「でも、おねぇさん中学の時は陸上部やってたんですよね? ひなたちゃんから聞きました」
小依「陸上部! お姉さんやっぱり何でも出来るのね! 運動神経凄そう!」
みやこ(あの時の嘘がぁ~~~~!!!!)
みやこ「り、陸上部って言ってもあれだからね! 家まで帰る速さを競うとかそういうのだから!」
夏音「?」
小依「?」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/11(月) 12:52:47.62 ID:EvqrLgdFo
ひなた「うおー!やるぞー!」
乃愛「うーん、でも相手に一応大人のミャーさんと、器用な夏音ちゃんがいるから私役立たずですぐやられちゃうかも」
ひなた「大丈夫だぞ!ノア!」
ひなた「私が守ってやる」
乃愛「キュ、キュ~~~ン!!!」
ひなた「どうしたんだ? ノア?」
乃愛「も~、ひなたちゃんったらぁ」
花「ポケットから手を出したくない……」
乃愛「うーん、でも相手に一応大人のミャーさんと、器用な夏音ちゃんがいるから私役立たずですぐやられちゃうかも」
ひなた「大丈夫だぞ!ノア!」
ひなた「私が守ってやる」
乃愛「キュ、キュ~~~ン!!!」
ひなた「どうしたんだ? ノア?」
乃愛「も~、ひなたちゃんったらぁ」
花「ポケットから手を出したくない……」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/11(月) 19:04:29.58 ID:EvqrLgdFo
ひなた「じゃあ始めるぞ! うおおおお!!!!」ヒュンヒュンヒュンヒュン!!!!!
夏音「わっ、流石ひなたちゃん、凄い沢山投げてくる!」
ひなた「へへーん、ノアが後ろで玉を作っててくれてるんだ」
小依「へぶっ!……やったわね!!お返しよ、えーいっ!?!?」コケッ!
夏音「よ、よりちゃん!? 大丈夫!?」
小依「だ、大丈夫……今度こそ、えーいっ!?!?」ツルッ!
夏音「よりちゃーん!!!」
乃愛「なんか勝手に自滅していくね」
ひなた「お、おう……」
夏音「わっ、流石ひなたちゃん、凄い沢山投げてくる!」
ひなた「へへーん、ノアが後ろで玉を作っててくれてるんだ」
小依「へぶっ!……やったわね!!お返しよ、えーいっ!?!?」コケッ!
夏音「よ、よりちゃん!? 大丈夫!?」
小依「だ、大丈夫……今度こそ、えーいっ!?!?」ツルッ!
夏音「よりちゃーん!!!」
乃愛「なんか勝手に自滅していくね」
ひなた「お、おう……」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/11(月) 19:09:41.04 ID:EvqrLgdFo
花「あったかい……」ヌクヌク
みやこ「こっそりカイロで暖まってる花ちゃんしかいないし、私は夏音ちゃんと小依ちゃんのために雪だま作っておこっかな~」
花「……………………」
みやこ「よいしょ、よいしょ……冷たい……」ニギニギ
花「えいっ」ポイッ
みやこ「わっ!?!? 花ちゃん!?」
花「ぬくぬく……暖かいです……」
みやこ「……気のせいだったのかなあ」
みやこ「よいしょ、よいしょ」ニギニギ
花「えいっ」ポイッ
みやこ「わっ!? 花ちゃん!?さっきから私に雪だま投げてきてない!?」
花「気のせいですよ」ニヤリ
みやこ「こっそりカイロで暖まってる花ちゃんしかいないし、私は夏音ちゃんと小依ちゃんのために雪だま作っておこっかな~」
花「……………………」
みやこ「よいしょ、よいしょ……冷たい……」ニギニギ
花「えいっ」ポイッ
みやこ「わっ!?!? 花ちゃん!?」
花「ぬくぬく……暖かいです……」
みやこ「……気のせいだったのかなあ」
みやこ「よいしょ、よいしょ」ニギニギ
花「えいっ」ポイッ
みやこ「わっ!? 花ちゃん!?さっきから私に雪だま投げてきてない!?」
花「気のせいですよ」ニヤリ
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/11(月) 19:14:57.81 ID:EvqrLgdFo
ひなた「どりゃあああああ!!!」ホイポイポイポイ
夏音「わーん!」
小依「ひなたちゃん強すぎるわね……」
みやこ「うーん、あれは何とかしなきゃねぇ……そうだ!!」
みやこ「ひなたー!!」
ひなた「ん? みゃー姉、どうしたんだ?」
みやこ「こっちおいでー! ぎゅうしてあげるよー!」
ひなた「!!!! みゃーねーー!!!!」ダダダダダ
みやこ「今だよ!夏音ちゃん!小依ちゃん!」
夏音「えいっ!!」ポイッ
小依「えーいっ!!」ポイッ
ひなた「へぶっ!!!」
乃愛「ちょっとズルくない?」
夏音「わーん!」
小依「ひなたちゃん強すぎるわね……」
みやこ「うーん、あれは何とかしなきゃねぇ……そうだ!!」
みやこ「ひなたー!!」
ひなた「ん? みゃー姉、どうしたんだ?」
みやこ「こっちおいでー! ぎゅうしてあげるよー!」
ひなた「!!!! みゃーねーー!!!!」ダダダダダ
みやこ「今だよ!夏音ちゃん!小依ちゃん!」
夏音「えいっ!!」ポイッ
小依「えーいっ!!」ポイッ
ひなた「へぶっ!!!」
乃愛「ちょっとズルくない?」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/11(月) 19:21:39.45 ID:EvqrLgdFo
小依「えいっ!えいっ!」ポイッ
乃愛「あれ!? 急に小依ちゃんの雪だまが沢山当たるようになってきた!?」
小依「ふふん、投げて転んじゃうなら、投げても転ばないようにすればいいのよ」
小依「だから、かのに私の足を押さえてもらってるの!」
夏音「がんばれー!よりちゃん!」ぎゅう
乃愛「そうして貰わないと絶対転んじゃうの!?」
ひなた「でも動けないからこっちの雪だまも全部当たるぞ」ポイポイ
小依「べふっ!!」
夏音「よりちゃーーん!!!」
乃愛「あれ!? 急に小依ちゃんの雪だまが沢山当たるようになってきた!?」
小依「ふふん、投げて転んじゃうなら、投げても転ばないようにすればいいのよ」
小依「だから、かのに私の足を押さえてもらってるの!」
夏音「がんばれー!よりちゃん!」ぎゅう
乃愛「そうして貰わないと絶対転んじゃうの!?」
ひなた「でも動けないからこっちの雪だまも全部当たるぞ」ポイポイ
小依「べふっ!!」
夏音「よりちゃーーん!!!」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/11(月) 19:27:03.74 ID:EvqrLgdFo
花「私も二人のために雪だま作ろうかな……」
花「…………お姉さん」ニギニギ
みやこ「なーに? 花ちゃん」ニギニギ
花「雪って食べたら美味しいですかね」
みやこ「食べちゃダメだからね!?」
花「シロップかけたら何とか……」
みやこ「かき氷食べたいなら作ってあげるから! 汚いから食べないで!」
花「仕方ないですね……ふっ」
みやこ「……まさか、今の話私にかき氷作ってもらうためにしたわけじゃないよね」
花「ソンナコトアリマセンヨ」
花「…………お姉さん」ニギニギ
みやこ「なーに? 花ちゃん」ニギニギ
花「雪って食べたら美味しいですかね」
みやこ「食べちゃダメだからね!?」
花「シロップかけたら何とか……」
みやこ「かき氷食べたいなら作ってあげるから! 汚いから食べないで!」
花「仕方ないですね……ふっ」
みやこ「……まさか、今の話私にかき氷作ってもらうためにしたわけじゃないよね」
花「ソンナコトアリマセンヨ」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/11(月) 19:34:43.63 ID:EvqrLgdFo
小依「くぅ、ひなたちゃんに結局押されっぱなしね、私は足をつかんで貰わないと投げれないし……」
夏音「うーん、投げるのが無理なら、そのまま雪だまを持って走って当てればいいんじゃないのかなあ?」
小依「それよ! かの流石ね! やってみる!!!」ダダダダダ
夏音「えっちょっと」
ひなた「食らえ小依ー!!」
乃愛「えーいっ!」
夏音「へぶぶぶっ!!」
夏音「冗談を言った……つもりだったんだけど……」
夏音「うーん、投げるのが無理なら、そのまま雪だまを持って走って当てればいいんじゃないのかなあ?」
小依「それよ! かの流石ね! やってみる!!!」ダダダダダ
夏音「えっちょっと」
ひなた「食らえ小依ー!!」
乃愛「えーいっ!」
夏音「へぶぶぶっ!!」
夏音「冗談を言った……つもりだったんだけど……」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/11(月) 19:35:22.94 ID:EvqrLgdFo
夏音「へぶぶぶっ!!」 ×
小依「へぶぶぶっ!!」◯
小依「へぶぶぶっ!!」◯
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/11(月) 20:38:02.22 ID:EvqrLgdFo
小依「……んっ」ブルッ
ひなた「大丈夫か? 休憩するか? 」
小依「う、ううん!まだまだ大丈夫よ!」
みやこ「いいや、そろそろ一休みの時間だよ 」
みやこ「魔法瓶にホットココア入れて持ってきたから、皆で順番に飲んでね」
花「ココア!」
みやこ「花ちゃん最初から暖まってなかった?」
小依「……おねぇさん、凄いです」
みやこ「え?何が?」
小依「私たちのためにココアとか用意してくれて、とっても嬉しいです」
みやこ「いやいや、インスタント溶かしただけだからそれほどじゃないよ」
小依「それとカイロも、私たちのために最初から沢山持ってきてたんですよね」
みやこ「それはどうかなぁ…………」
ひなた「大丈夫か? 休憩するか? 」
小依「う、ううん!まだまだ大丈夫よ!」
みやこ「いいや、そろそろ一休みの時間だよ 」
みやこ「魔法瓶にホットココア入れて持ってきたから、皆で順番に飲んでね」
花「ココア!」
みやこ「花ちゃん最初から暖まってなかった?」
小依「……おねぇさん、凄いです」
みやこ「え?何が?」
小依「私たちのためにココアとか用意してくれて、とっても嬉しいです」
みやこ「いやいや、インスタント溶かしただけだからそれほどじゃないよ」
小依「それとカイロも、私たちのために最初から沢山持ってきてたんですよね」
みやこ「それはどうかなぁ…………」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/11(月) 22:11:57.74 ID:EvqrLgdFo
小依「あったかーい! 元気になったわ!」
夏音「良かったね、よりちゃん」
みやこ「ココアもうちょっと残ってるから、また冷えたら言ってね?」
花「はい!冷えました!」ぬくぬく
みやこ「嘘を言うのはやめようね?」
小依「お姉さん、私お姉さんと一緒に雪だるま作りたい!」
みやこ「えっ? 私?」
夏音「私もお願いしていいですか? おねぇさんと遊びたいです」
みやこ「しょ、しょうがないなあ」
乃愛「ミャーさんモテモテだねー」
ひなた「へへー」
夏音「良かったね、よりちゃん」
みやこ「ココアもうちょっと残ってるから、また冷えたら言ってね?」
花「はい!冷えました!」ぬくぬく
みやこ「嘘を言うのはやめようね?」
小依「お姉さん、私お姉さんと一緒に雪だるま作りたい!」
みやこ「えっ? 私?」
夏音「私もお願いしていいですか? おねぇさんと遊びたいです」
みやこ「しょ、しょうがないなあ」
乃愛「ミャーさんモテモテだねー」
ひなた「へへー」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/11(月) 22:21:32.35 ID:EvqrLgdFo
ひなた「雪だるま作るならわたしたちも作るぞ! 最後に合体させよう!」
乃愛「じゃあ私たち向こうの雪集めるから、ミャーさんたちはあっちね?」
夏音「解ったよー」
小依「えへへー、私大きくなったら、お姉さんみたいに凄い大人になるの!」
みやこ「ええ、私すごい大人じゃないよ、この前言った通り全然ダメ」
夏音「……そんなことないと思いますよ、確かにお話で聞いていたおねぇさんとは違うけど、でも実際のおねぇさんもとっても素敵です」
みやこ「そんなに褒められたら恥ずかしいなあ」
小依「えー? 褒められてるのに恥ずかしいの?」
みやこ「なんとなくね」
小依「私は褒められても恥ずかしくないから私を褒めて!!」
みやこ「か、かわいい……ね?」
乃愛「じゃあ私たち向こうの雪集めるから、ミャーさんたちはあっちね?」
夏音「解ったよー」
小依「えへへー、私大きくなったら、お姉さんみたいに凄い大人になるの!」
みやこ「ええ、私すごい大人じゃないよ、この前言った通り全然ダメ」
夏音「……そんなことないと思いますよ、確かにお話で聞いていたおねぇさんとは違うけど、でも実際のおねぇさんもとっても素敵です」
みやこ「そんなに褒められたら恥ずかしいなあ」
小依「えー? 褒められてるのに恥ずかしいの?」
みやこ「なんとなくね」
小依「私は褒められても恥ずかしくないから私を褒めて!!」
みやこ「か、かわいい……ね?」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/11(月) 22:28:26.67 ID:EvqrLgdFo
乃愛「向こうも楽しそうね」
ひなた「おう!こっちも作るぞ!」
花「おー」
乃愛「あれ、ハナちゃんやる気だね、さっきまでそんなにだったのに」
花「動いて体が冷えたらココアを貰えるってお姉さんが言ってたから!」
乃愛「やっぱ甘いもの目的なんだ……」
ひなた「まあでも、花が一緒にやってくれて嬉しいぞ!」
ひなた「こうやって……ほら、三人で雪だまを転がすと、一人よりも三倍楽しいからな!」
乃愛「くすっ、もう、ひなたちゃんったら」
花「……うん、そうだね」
ひなた「おう!こっちも作るぞ!」
花「おー」
乃愛「あれ、ハナちゃんやる気だね、さっきまでそんなにだったのに」
花「動いて体が冷えたらココアを貰えるってお姉さんが言ってたから!」
乃愛「やっぱ甘いもの目的なんだ……」
ひなた「まあでも、花が一緒にやってくれて嬉しいぞ!」
ひなた「こうやって……ほら、三人で雪だまを転がすと、一人よりも三倍楽しいからな!」
乃愛「くすっ、もう、ひなたちゃんったら」
花「……うん、そうだね」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/11(月) 22:32:32.30 ID:EvqrLgdFo
ひなた「できたぞー!!」
乃愛「でも、ミャーさんたちの雪だるまちょっとだけ小さいね」
みやこ「ああ、それなら……」
夏音「よりちゃんが頭から転んで真っ二つに割っちゃって」
小依「寒かった…………」
乃愛「あらら…………」
ひなた「じゃあ、みゃー姉たちの雪だるまを上にして、こうやって乗せて……完成だ!」
乃愛「すごーい!!」
みやこ (あ、そういえば、カメラ持ってきてたんだっけ…………)
みやこ「じゃあそれなら……みんな、完成した雪だるまの前で記念写真とらない?」
乃愛「でも、ミャーさんたちの雪だるまちょっとだけ小さいね」
みやこ「ああ、それなら……」
夏音「よりちゃんが頭から転んで真っ二つに割っちゃって」
小依「寒かった…………」
乃愛「あらら…………」
ひなた「じゃあ、みゃー姉たちの雪だるまを上にして、こうやって乗せて……完成だ!」
乃愛「すごーい!!」
みやこ (あ、そういえば、カメラ持ってきてたんだっけ…………)
みやこ「じゃあそれなら……みんな、完成した雪だるまの前で記念写真とらない?」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/11(月) 22:36:08.75 ID:EvqrLgdFo
乃愛「写真!!取る取る!」
花「写真を取るならお菓子も貰えるんですよね!」
みやこ「流石にただの記念写真でおやつはないかなあ?」
夏音「でも、誰かに取って貰わないと全員が映らないですよね……」
みやこ「私が取るから大丈夫だよ」
小依「えー! お姉さんも一緒がいい!」
ひなた「そうだぞ! みんな一緒だ!」
みやこ「でも、代わりに写真を撮ってくれる人なんて……」
松本「私の出番ね!」
みやこ「ひいっ!松本さん!?雪の中から!?」
花「写真を取るならお菓子も貰えるんですよね!」
みやこ「流石にただの記念写真でおやつはないかなあ?」
夏音「でも、誰かに取って貰わないと全員が映らないですよね……」
みやこ「私が取るから大丈夫だよ」
小依「えー! お姉さんも一緒がいい!」
ひなた「そうだぞ! みんな一緒だ!」
みやこ「でも、代わりに写真を撮ってくれる人なんて……」
松本「私の出番ね!」
みやこ「ひいっ!松本さん!?雪の中から!?」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/11(月) 22:37:54.92 ID:EvqrLgdFo
松本「それじゃ、撮るわよー!」
松本「1たす1はー? はい!」
みんな「「「にーーー!!!」」」
パシャ!
松本「1たす1はー? はい!」
みんな「「「にーーー!!!」」」
パシャ!
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/11(月) 22:42:52.24 ID:EvqrLgdFo
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ひなた「お! みゃー姉! この前の写真出来たのか!?」
みやこ「うん、一枚写真立てに入れてリビングに置いてるから、こっちの袋の中のは今日学校でみんなに配ってね」
ひなた「解った! ありがとうみゃー姉!」
ひなた「じゃあ行ってきまーす!!」ダダダ
みやこ「行ってらっしゃい」フリフリ
みやこ「……皆で取った写真かあ、初めてだなあ」
みやこ「学校で取った集合写真はあんなに嫌だったのに」
みやこ「…………ふふ、これはこんなに大事に感じるんだなあ」
みやこ「おっと、私も大学行かないと!」
みやこ「…………」チラッ
みやこ「行ってきます、みんな」
おしまい
ひなた「お! みゃー姉! この前の写真出来たのか!?」
みやこ「うん、一枚写真立てに入れてリビングに置いてるから、こっちの袋の中のは今日学校でみんなに配ってね」
ひなた「解った! ありがとうみゃー姉!」
ひなた「じゃあ行ってきまーす!!」ダダダ
みやこ「行ってらっしゃい」フリフリ
みやこ「……皆で取った写真かあ、初めてだなあ」
みやこ「学校で取った集合写真はあんなに嫌だったのに」
みやこ「…………ふふ、これはこんなに大事に感じるんだなあ」
みやこ「おっと、私も大学行かないと!」
みやこ「…………」チラッ
みやこ「行ってきます、みんな」
おしまい
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/11(月) 22:43:48.25 ID:EvqrLgdFo
ありがとうございました
わたてんSSはもっと増えて下さい
わたてんSSはもっと増えて下さい
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/12(火) 08:42:49.66 ID:nIZT2RRyO
乙
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/11(月) 23:31:48.83 ID:kBX4aPxDO
乙です
あなたの書くわたてんSS好き
あなたの書くわたてんSS好き
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/11(月) 23:30:22.95 ID:jLnNdD54O
乙
わたてんはSSまで尊い
わたてんはSSまで尊い
【わたてん】ひなた「みゃー姉を生活習慣病から救うんだ!」
2019-04-03
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/12(火) 19:58:53.26 ID:If1DLbfRo
星野家
ひなた「みゃーねーー!!! 朝だぞ! 起きてくれ!」
みやこ「ううん……ひなたぁ、今日私大学お休みだよ?」
ひなた「あっ……ごめん」
みやこ「ううん、毎日起こしてくれてありがと……お姉ちゃんもう一眠りするから、ひなたは学校行ってらっしゃい」
ひなた「おう! 行ってくる!」タタタタ
みやこ「……………………」
みやこ「…………ぐー、ぐー、ぐー」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1552388333
ひなた「みゃーねーー!!! 朝だぞ! 起きてくれ!」
みやこ「ううん……ひなたぁ、今日私大学お休みだよ?」
ひなた「あっ……ごめん」
みやこ「ううん、毎日起こしてくれてありがと……お姉ちゃんもう一眠りするから、ひなたは学校行ってらっしゃい」
ひなた「おう! 行ってくる!」タタタタ
みやこ「……………………」
みやこ「…………ぐー、ぐー、ぐー」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1552388333
関連
ハルヒ「SOS団で恋の暴露大会をするわよ!」
【朗報】わたてんさん、ケムリクサを超えてガチで覇権へ
【ラブライブサンシャイン】善子「運命の引力」
【悲報】Twitterで3年前に「令和」を予言してたものがいたwwwwwwwww
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/12(火) 20:04:46.72 ID:If1DLbfRo
ひなた「おはよう!!」
千鶴「ひなたおはよう……あれ? みやこは?」
ひなた「今日はお休みだからまだ寝てるってさっき言ってたぞ!」
千鶴「はぁ……あの子は、そのうち生活習慣病にでもかかりそうで怖いよ」
ひなた「……? 生活習慣病?」
千鶴「そうそう、運動不足だったり、お菓子とかを食べ過ぎてたり、夜遅くまで起きて昼まで眠る生活を繰り返すとなっちゃう怖ーーーい病気さ、ま、ひなたには関係ないね」
ひなた「みゃ、みゃー姉はそれになっちゃうのか!?」
千鶴「ううん、実際はそこまでひどい生活は…………いや」ニヤリ
千鶴「そうだねぇ、もしかしたらガンとか、脳卒中とか、心筋梗塞とかになっちゃってるかもね」
ひなた「ひ、ひえ……」
千鶴「ひなたおはよう……あれ? みやこは?」
ひなた「今日はお休みだからまだ寝てるってさっき言ってたぞ!」
千鶴「はぁ……あの子は、そのうち生活習慣病にでもかかりそうで怖いよ」
ひなた「……? 生活習慣病?」
千鶴「そうそう、運動不足だったり、お菓子とかを食べ過ぎてたり、夜遅くまで起きて昼まで眠る生活を繰り返すとなっちゃう怖ーーーい病気さ、ま、ひなたには関係ないね」
ひなた「みゃ、みゃー姉はそれになっちゃうのか!?」
千鶴「ううん、実際はそこまでひどい生活は…………いや」ニヤリ
千鶴「そうだねぇ、もしかしたらガンとか、脳卒中とか、心筋梗塞とかになっちゃってるかもね」
ひなた「ひ、ひえ……」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/12(火) 20:12:30.91 ID:If1DLbfRo
学校
ひなた「花ぁ……ノアぁ……」ポロポロ
乃愛「ひ、ひなたちゃんが泣いてる!?」
花「どうしたの、何かあったの?」
ひなた「みゃー姉が……みゃー姉がぁ…………」
ひなた「みゃー姉が病気になっちゃったんだぁ~~~!!!うわぁ~ん!!!!」ポロポロ
乃愛「みゃ、ミャーさんが!?」
花「何の病気になっちゃったの? 風邪? インフルエンザ?」
ひなた「えぐっ……えぐっ……生活習慣病だって」
乃愛「生活?」
花「習慣病?」
ひなた「花ぁ……ノアぁ……」ポロポロ
乃愛「ひ、ひなたちゃんが泣いてる!?」
花「どうしたの、何かあったの?」
ひなた「みゃー姉が……みゃー姉がぁ…………」
ひなた「みゃー姉が病気になっちゃったんだぁ~~~!!!うわぁ~ん!!!!」ポロポロ
乃愛「みゃ、ミャーさんが!?」
花「何の病気になっちゃったの? 風邪? インフルエンザ?」
ひなた「えぐっ……えぐっ……生活習慣病だって」
乃愛「生活?」
花「習慣病?」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/12(火) 20:17:36.92 ID:If1DLbfRo
乃愛「生活習慣病ってあれでしょ? なんか、酷い生活を繰り返してるとなっちゃうっていう……」
花「そういえば、この前もテレビの人が生活習慣病のガンで死んじゃったって言ってたかも……」
ひなた「…………死ぬ?」
ひなた「みゃーねえが……しんじゃうのか……? はは、あはは、あははは…………」フラッ
乃愛「ひ、ひなたちゃん! 気をしっかり!!」
花「まだ死んじゃうなんて決まってないから! 大丈夫!!」
ひなた「みゃーねぇが……しんじゃうかも……知れない……」
花「そういえば、この前もテレビの人が生活習慣病のガンで死んじゃったって言ってたかも……」
ひなた「…………死ぬ?」
ひなた「みゃーねえが……しんじゃうのか……? はは、あはは、あははは…………」フラッ
乃愛「ひ、ひなたちゃん! 気をしっかり!!」
花「まだ死んじゃうなんて決まってないから! 大丈夫!!」
ひなた「みゃーねぇが……しんじゃうかも……知れない……」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/12(火) 20:29:22.83 ID:If1DLbfRo
小依「図書館から生活習慣病の本を借りてきたわ!」
乃愛「小依ちゃんナイス!!」
花「ほ、本を読めば……本を読んで治しかたを勉強すれば大丈夫だから!!」
ひなた「……はっ、そ、そうか! 小依! 本を読んでくれ!」
小依「任せて!」
小依「脳卒中は脳の血管が詰まったり、破れたりしてしまう病気です、脳卒中になってしまうともう二度と動けなくなってしまう可能もあります」
ひなた「みゃー姉が……動けなく……」
乃愛「そ、そこはいいから! 次のページお願い!」
小依「肺ガンはガンの中でも一番かかる場合の多いガンです、末期になると呼吸困難などの症状が現れます」
ひなた「みゃー姉が……息が出来なく……」
乃愛「次!!!」
小依「心疾患は突然起きる病気です、突然倒れて死に至る場合も……」
ひなた「みゃー姉が突然……死ぬ……」
乃愛「もーー!!!!」
乃愛「小依ちゃんナイス!!」
花「ほ、本を読めば……本を読んで治しかたを勉強すれば大丈夫だから!!」
ひなた「……はっ、そ、そうか! 小依! 本を読んでくれ!」
小依「任せて!」
小依「脳卒中は脳の血管が詰まったり、破れたりしてしまう病気です、脳卒中になってしまうともう二度と動けなくなってしまう可能もあります」
ひなた「みゃー姉が……動けなく……」
乃愛「そ、そこはいいから! 次のページお願い!」
小依「肺ガンはガンの中でも一番かかる場合の多いガンです、末期になると呼吸困難などの症状が現れます」
ひなた「みゃー姉が……息が出来なく……」
乃愛「次!!!」
小依「心疾患は突然起きる病気です、突然倒れて死に至る場合も……」
ひなた「みゃー姉が突然……死ぬ……」
乃愛「もーー!!!!」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/12(火) 20:37:45.93 ID:If1DLbfRo
花「……治しかたについて書いてないの?」
小依「ま、待ってね……! あ、これかな」
小依「生活習慣病は毎日の生活を改善することで予防することが出来ます、毎日の食事の改善、適度な運動、睡眠不足の改善なとが効果的です」
ひなた「!!!!!」
乃愛「それだよひなたちゃん!!」
乃愛「ミャーさんがまだ動けるってことは、ミャーさんは多分まだ脳卒中でも心疾患でも無いんだよ! なら今から生活を良くすれば…………」
花「でも、お姉さんが生活を自分から良くするなんて思えないし…………」
ひなた「…………やるぞ」
乃愛「えっ?」
ひなた「みゃー姉に嫌われても…………もう二度と優しくされなくてもいい…………」
ひなた「それよりも、みゃー姉が死んじゃう方がずっと嫌だ…………」
ひなた「わたしは、どんなに嫌われても、無理矢理でも、みゃー姉の生活習慣を直してやる!!!!」
小依「ま、待ってね……! あ、これかな」
小依「生活習慣病は毎日の生活を改善することで予防することが出来ます、毎日の食事の改善、適度な運動、睡眠不足の改善なとが効果的です」
ひなた「!!!!!」
乃愛「それだよひなたちゃん!!」
乃愛「ミャーさんがまだ動けるってことは、ミャーさんは多分まだ脳卒中でも心疾患でも無いんだよ! なら今から生活を良くすれば…………」
花「でも、お姉さんが生活を自分から良くするなんて思えないし…………」
ひなた「…………やるぞ」
乃愛「えっ?」
ひなた「みゃー姉に嫌われても…………もう二度と優しくされなくてもいい…………」
ひなた「それよりも、みゃー姉が死んじゃう方がずっと嫌だ…………」
ひなた「わたしは、どんなに嫌われても、無理矢理でも、みゃー姉の生活習慣を直してやる!!!!」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/12(火) 20:56:20.62 ID:If1DLbfRo
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
次の日
ひなた「みゃー姉!朝だぞ~~!!!!」ガバッ!
みやこ「ひゃ! も、もう、布団剥がさないでよひなた……ってまだ6時じゃん!」
ひなた「おう!朝だぞ!」
みやこ「私はもうちょっと寝てていいから二度寝するね」
ひなた「ダメだー!!みゃー姉!!!起きろー!!!!!」ブンブン
みやこ「あわわわわ! や、やめてひなたぁ! だってまだ朝の6時でしょ!?」
ひなた「そうだぞ! 朝の6時だからジョギングするんだ!」
みやこ「ジョギング!?」
次の日
ひなた「みゃー姉!朝だぞ~~!!!!」ガバッ!
みやこ「ひゃ! も、もう、布団剥がさないでよひなた……ってまだ6時じゃん!」
ひなた「おう!朝だぞ!」
みやこ「私はもうちょっと寝てていいから二度寝するね」
ひなた「ダメだー!!みゃー姉!!!起きろー!!!!!」ブンブン
みやこ「あわわわわ! や、やめてひなたぁ! だってまだ朝の6時でしょ!?」
ひなた「そうだぞ! 朝の6時だからジョギングするんだ!」
みやこ「ジョギング!?」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/12(火) 20:59:46.04 ID:If1DLbfRo
みやこ「む、無理無理!だってまずジョギングするための服とか持ってないし!」
ひなた「そのジャージがあるぞ! みゃー姉!」
みやこ「これで外出るとかもっと無理だよ! それに走ってるところ人に見られたら恥ずかしいよ!」
ひなた「だから朝の6時なんだ!まだあんまり人がいないぞ!」
みやこ「わ、私運動最近してないから、ジョギングしてもすぐ疲れちゃうし……」
ひなた「だから!!!ジョギングするんだ!!!」
みやこ「きょ、今日のひなたなんか怖い……」
ひなた「そのジャージがあるぞ! みゃー姉!」
みやこ「これで外出るとかもっと無理だよ! それに走ってるところ人に見られたら恥ずかしいよ!」
ひなた「だから朝の6時なんだ!まだあんまり人がいないぞ!」
みやこ「わ、私運動最近してないから、ジョギングしてもすぐ疲れちゃうし……」
ひなた「だから!!!ジョギングするんだ!!!」
みやこ「きょ、今日のひなたなんか怖い……」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/12(火) 21:29:04.83 ID:If1DLbfRo
ズルズルズルズル……
千鶴「…………ん?」
ひなた「ほら!行くぞみゃー姉!!」ズルズル
みやこ「やーだー!!」ジタバタ
千鶴「おお、みやこ、今日は早いのね」
ひなた「これから毎日早いぞ!」
みやこ「毎日!?」
ひなた「じゃあ、わたしたちジョギング行ってくる!!」
みやこ「た、助けておかあさん…………」ウルウル
千鶴「…………ははーん」ニヤリ
千鶴「ま、車に気を付けて行っておいで」
ひなた「おう!」ズルズル
みやこ「おかーさーーん!!!」ズリズリ
千鶴(ま、たまにはいい薬か)
千鶴「…………ん?」
ひなた「ほら!行くぞみゃー姉!!」ズルズル
みやこ「やーだー!!」ジタバタ
千鶴「おお、みやこ、今日は早いのね」
ひなた「これから毎日早いぞ!」
みやこ「毎日!?」
ひなた「じゃあ、わたしたちジョギング行ってくる!!」
みやこ「た、助けておかあさん…………」ウルウル
千鶴「…………ははーん」ニヤリ
千鶴「ま、車に気を付けて行っておいで」
ひなた「おう!」ズルズル
みやこ「おかーさーーん!!!」ズリズリ
千鶴(ま、たまにはいい薬か)
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/12(火) 21:50:58.35 ID:If1DLbfRo
ひなた「はい!いちに!いちに!!」タッタッタッタッ
みやこ「いちに、いちに」タッタッタッタッ
ひなた「その調子だぞ!!いっちに!!いっちに!!!」タッタッタッタッ
みやこ「いちに……いちに……」タッタッ
ひなた「レッツゴー!レッツゴー!」タッタッタッタッ
みやこ「れっつ……ごー……」トボトボ
ひなた「レッツゴー!さんしー!!」タッタッタッタッ
みやこ「ぜえ……はあ…………」
ひなた「……あれ!? みゃー姉!!?」
みやこ「もう……だめ……一歩も動けない……」ゼエハア
ひなた「動けない……?」
小依『脳卒中は脳の血管が詰まったり、破れたりしてしまう病気です、脳卒中になってしまうともう二度と動けなくなってしまう可能もあります』
ひなた「……めだ」
みやこ「えっ?」
ひなた「だめだーーー!!!! 動けなくなっちゃダメだ!!!走るんだみゃー姉!!!」
みやこ「え、ええー!?」
ひなた「ほら!いっちに!!いっちに!!!!」
みやこ「ま、まってぇ……ひなたぁ……!」
みやこ「いちに、いちに」タッタッタッタッ
ひなた「その調子だぞ!!いっちに!!いっちに!!!」タッタッタッタッ
みやこ「いちに……いちに……」タッタッ
ひなた「レッツゴー!レッツゴー!」タッタッタッタッ
みやこ「れっつ……ごー……」トボトボ
ひなた「レッツゴー!さんしー!!」タッタッタッタッ
みやこ「ぜえ……はあ…………」
ひなた「……あれ!? みゃー姉!!?」
みやこ「もう……だめ……一歩も動けない……」ゼエハア
ひなた「動けない……?」
小依『脳卒中は脳の血管が詰まったり、破れたりしてしまう病気です、脳卒中になってしまうともう二度と動けなくなってしまう可能もあります』
ひなた「……めだ」
みやこ「えっ?」
ひなた「だめだーーー!!!! 動けなくなっちゃダメだ!!!走るんだみゃー姉!!!」
みやこ「え、ええー!?」
ひなた「ほら!いっちに!!いっちに!!!!」
みやこ「ま、まってぇ……ひなたぁ……!」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/12(火) 22:04:12.24 ID:If1DLbfRo
みやこ「ただ……いま…………」フラフラ
ひなた「ただいまー!」
千鶴「お帰り二人とも、もう朝ご飯出来てるから食べちゃいな」
みやこ「はーい……って、やけに豪華じゃない!? 野菜たっぷり!」
千鶴「ひなたが、自分のお年玉をこれから先も全部使っていいから、毎日沢山サラダを用意してほしいんだってさ」
ひなた「んふー!」
みやこ「ええ……それいいの?」コソコソ
千鶴「実際には使わないから安心しな」コソコソ
ひなた「それじゃあみゃー姉!食べてくれ!」
みやこ「あ、うん、いただきます!」
ひなた「ただいまー!」
千鶴「お帰り二人とも、もう朝ご飯出来てるから食べちゃいな」
みやこ「はーい……って、やけに豪華じゃない!? 野菜たっぷり!」
千鶴「ひなたが、自分のお年玉をこれから先も全部使っていいから、毎日沢山サラダを用意してほしいんだってさ」
ひなた「んふー!」
みやこ「ええ……それいいの?」コソコソ
千鶴「実際には使わないから安心しな」コソコソ
ひなた「それじゃあみゃー姉!食べてくれ!」
みやこ「あ、うん、いただきます!」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/12(火) 22:13:35.88 ID:If1DLbfRo
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
みやこ「ごちそうさまー!」
ひなた「野菜いっぱい食べたか!?みゃー姉!!」
みやこ「うん、もうはち切れそうだよ」
ひなた「はち切れそう……?」
小依『脳卒中は脳の血管が詰まったり、破れたりしてしまう病気です』
ひなた「みゃー姉!!(脳の血管が)はち切れそうなのか!?」
みやこ「えっ!? うん、(お腹が)はち切れそうだけど……」
ひなた「ダメだ!!もっとだ!!もっと野菜食べるんだ!!みゃー姉!!!」
みやこ「ええっ!? だってもうはち切れそうなんだよ!?」
ひなた「だからだみゃー姉!!!!」
みやこ「な、なんでぇ~~~~!!!」
みやこ「ごちそうさまー!」
ひなた「野菜いっぱい食べたか!?みゃー姉!!」
みやこ「うん、もうはち切れそうだよ」
ひなた「はち切れそう……?」
小依『脳卒中は脳の血管が詰まったり、破れたりしてしまう病気です』
ひなた「みゃー姉!!(脳の血管が)はち切れそうなのか!?」
みやこ「えっ!? うん、(お腹が)はち切れそうだけど……」
ひなた「ダメだ!!もっとだ!!もっと野菜食べるんだ!!みゃー姉!!!」
みやこ「ええっ!? だってもうはち切れそうなんだよ!?」
ひなた「だからだみゃー姉!!!!」
みやこ「な、なんでぇ~~~~!!!」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/12(火) 22:19:06.78 ID:If1DLbfRo
みやこ「もう、なんでひなたは今日そんなに色々やってくるの?」
ひなた「気にするな! みゃー姉!」
みやこ「流石に気にするよ……あんまり色々意地悪してると、私ひなたの事嫌いになっちゃうよ!」
ひなた「…………いいもん」
みやこ「え!?」
ひなた「私のこと嫌いになってもいいもん!! 学校行ってくる!!!」ダダダ
みやこ「ひ、ひなた!?」
ひなた「気にするな! みゃー姉!」
みやこ「流石に気にするよ……あんまり色々意地悪してると、私ひなたの事嫌いになっちゃうよ!」
ひなた「…………いいもん」
みやこ「え!?」
ひなた「私のこと嫌いになってもいいもん!! 学校行ってくる!!!」ダダダ
みやこ「ひ、ひなた!?」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/12(火) 22:27:11.01 ID:If1DLbfRo
星野家 家の裏
ひなた「……………………」トボトボ
ひなた「………………ごめん、みゃー姉」
ひなた「酷いことしてごめん、意地悪ばかりしてごめん」ポロポロ
ひなた「でも…………でも、みゃー姉…………」ポロポロ
ひなた「じん゛じゃ゛や゛だあ゛」ポロポロ
千鶴(…………ちょっと悪いことしたとは思うよ)
千鶴(けど、みやこは私がいくら言っても聞かないから、ひなたから言ってもらうしか無かった)
千鶴(結局みやこが体調崩してひなたが泣くなら……今のうちに、直させた方が良いに決まってる)
千鶴「…………言い訳はいくらでも出来るけど、やってることはただのダメな親だねぇ」
千鶴「今のうちに晩御飯の準備しましょ、少しでもあの子たちの好きな味にしてやろう…………ひなた、ごめんね」
ひなた「……………………」トボトボ
ひなた「………………ごめん、みゃー姉」
ひなた「酷いことしてごめん、意地悪ばかりしてごめん」ポロポロ
ひなた「でも…………でも、みゃー姉…………」ポロポロ
ひなた「じん゛じゃ゛や゛だあ゛」ポロポロ
千鶴(…………ちょっと悪いことしたとは思うよ)
千鶴(けど、みやこは私がいくら言っても聞かないから、ひなたから言ってもらうしか無かった)
千鶴(結局みやこが体調崩してひなたが泣くなら……今のうちに、直させた方が良いに決まってる)
千鶴「…………言い訳はいくらでも出来るけど、やってることはただのダメな親だねぇ」
千鶴「今のうちに晩御飯の準備しましょ、少しでもあの子たちの好きな味にしてやろう…………ひなた、ごめんね」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/12(火) 22:41:28.88 ID:If1DLbfRo
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
乃愛「それで、ミャーさんは今日は元気そうだった?」
ひなた「うん、ランニングもしてきたし、野菜も沢山食べさせてきたぞ……ただ」
花「ただ?」
ひなた「この前小依が読んでた本を借りて、まだ全部じゃないけど読んだんだ」
ひなた「それに『生活習慣病は毎日の生活が不健康な時に起こる病気です』って書いてあった」
ひなた「つまり……今日だけじゃない、毎日頑張らないと意味がないんだ」
乃愛「ひなたちゃん……」
花「……お姉さんならきっと大丈夫だよ」
ひなた「そうか、ありがとう花」ニコッ
乃愛「それで、ミャーさんは今日は元気そうだった?」
ひなた「うん、ランニングもしてきたし、野菜も沢山食べさせてきたぞ……ただ」
花「ただ?」
ひなた「この前小依が読んでた本を借りて、まだ全部じゃないけど読んだんだ」
ひなた「それに『生活習慣病は毎日の生活が不健康な時に起こる病気です』って書いてあった」
ひなた「つまり……今日だけじゃない、毎日頑張らないと意味がないんだ」
乃愛「ひなたちゃん……」
花「……お姉さんならきっと大丈夫だよ」
ひなた「そうか、ありがとう花」ニコッ
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/12(火) 22:48:44.74 ID:If1DLbfRo
乃愛「……解った、ひなたちゃん、私も協力する!」
ひなた「えっ……」
乃愛「ひなたちゃんの大好きな、私たちの友達のミャーさんのためだもんね! 一緒に頑張ろ!」
乃愛「だから、そんなに悲しそうな顔、しないで」
ひなた「ノア……!」
花「……私もするよ、一応、友達……だし」
ひなた「花!」
ひなた「ふたりとも、ありがとう!すごい嬉しいぞ!」ニカッ!
ひなた「えっ……」
乃愛「ひなたちゃんの大好きな、私たちの友達のミャーさんのためだもんね! 一緒に頑張ろ!」
乃愛「だから、そんなに悲しそうな顔、しないで」
ひなた「ノア……!」
花「……私もするよ、一応、友達……だし」
ひなた「花!」
ひなた「ふたりとも、ありがとう!すごい嬉しいぞ!」ニカッ!
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/12(火) 22:53:58.62 ID:If1DLbfRo
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
星野家
みやこ「花ちゃん! 今日のデザート何にする!? カップケーキとか、チョコチップシフォンケーキとか、色々作る準備してあるよ! 」
花「いえ、要らないです」
みやこ「…………え?」
花「要らないです、作ったらお姉さんも食べるでしょう?」
みやこ「は、花ちゃんが甘いものを断った……!?」
みやこ「な、ならノアちゃん! ほら、新作のコスプレなんだけど、これどうかな!? ノアちゃんの好みストライクを目指して作ってみたんだけど……」
乃愛「あー、ごめんねミャーさん、今日は私はミャーさんと外で遊びたいかな、だから公園行こ?」
みやこ「の、ノアちゃんがかわいい服を断った!?」
星野家
みやこ「花ちゃん! 今日のデザート何にする!? カップケーキとか、チョコチップシフォンケーキとか、色々作る準備してあるよ! 」
花「いえ、要らないです」
みやこ「…………え?」
花「要らないです、作ったらお姉さんも食べるでしょう?」
みやこ「は、花ちゃんが甘いものを断った……!?」
みやこ「な、ならノアちゃん! ほら、新作のコスプレなんだけど、これどうかな!? ノアちゃんの好みストライクを目指して作ってみたんだけど……」
乃愛「あー、ごめんねミャーさん、今日は私はミャーさんと外で遊びたいかな、だから公園行こ?」
みやこ「の、ノアちゃんがかわいい服を断った!?」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/12(火) 23:02:25.90 ID:If1DLbfRo
みやこ「……どうしたの? 今日ひなたもいきなり変になっちゃったし、ノアちゃんと花ちゃんまで」
花「え、えーっと……」
乃愛「き、気にしないでー!」
みやこ「気にするよ」
花「う…………」
乃愛「あ、あはは……」
みやこ「…………ひなたは、私に無意識に酷いことを言ったり、酷いことをやってきたりすることはあったよ」
みやこ「でも、私に『嫌いになっていい』なんて言うことは無かった」
乃愛「…………ミャーさん」
みやこ「教えて、どんなことが理由でも良いから、もしも私のせいなら……何とかするなら」
花「…………本当に、お姉さんのせいですよ」
花「え、えーっと……」
乃愛「き、気にしないでー!」
みやこ「気にするよ」
花「う…………」
乃愛「あ、あはは……」
みやこ「…………ひなたは、私に無意識に酷いことを言ったり、酷いことをやってきたりすることはあったよ」
みやこ「でも、私に『嫌いになっていい』なんて言うことは無かった」
乃愛「…………ミャーさん」
みやこ「教えて、どんなことが理由でも良いから、もしも私のせいなら……何とかするなら」
花「…………本当に、お姉さんのせいですよ」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/12(火) 23:05:43.03 ID:If1DLbfRo
花「今日ひなたが読んでた本です、私も借りたいって言って、貸してもらいました」
みやこ「生活習慣病を知る本……?」
乃愛「ひなたちゃん、何かがきっかけでミャーさんが生活習慣病にかかるって思っちゃったらしくて…………それから、ずっとミャーさんを心配してたの」
みやこ「…………あ」
みやこ「あああああ…………」ポロポロ
みやこ「生活習慣病を知る本……?」
乃愛「ひなたちゃん、何かがきっかけでミャーさんが生活習慣病にかかるって思っちゃったらしくて…………それから、ずっとミャーさんを心配してたの」
みやこ「…………あ」
みやこ「あああああ…………」ポロポロ
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/12(火) 23:09:14.26 ID:If1DLbfRo
千鶴『みやこ、あんたたまには外に出て運動してきなさい、大学出てからロクに体動かしてないでしょ』
みやこ『だって体動かすと疲れるんだもーん、もうちょっと暖かくなったらやるよ』
千鶴『そう言ってやったこと無いでしょうに……体悪くしても知らないよ』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
千鶴『みやこ、いつまで起きてるの、早く寝ないと体悪くするよ』
みやこ『明日休みだからだいじょーぶ、お昼まで寝るから睡眠不足じゃないよ』
千鶴『寝てる時間がずれてる時点で体に悪いって言ってるの』
みやこ『だって体動かすと疲れるんだもーん、もうちょっと暖かくなったらやるよ』
千鶴『そう言ってやったこと無いでしょうに……体悪くしても知らないよ』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
千鶴『みやこ、いつまで起きてるの、早く寝ないと体悪くするよ』
みやこ『明日休みだからだいじょーぶ、お昼まで寝るから睡眠不足じゃないよ』
千鶴『寝てる時間がずれてる時点で体に悪いって言ってるの』
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/12(火) 23:15:00.25 ID:If1DLbfRo
千鶴『こんな昼間っからカップラーメンにハニートースト? 食い合わせも悪いし、健康にも悪いよ』
みやこ『だって美味しいんだもん、ちょっとくらい平気平気』
千鶴『そのちょっとが積み重なるから問題なんでしょうが、最近太ってきたんじゃない?』
みやこ『ま、まだやせ体型だもん!』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
千鶴『花ちゃんにあげるお菓子の試作? あんまり作って大丈夫なの?』
みやこ『大丈夫大丈夫、花ちゃんにあげる分は考えてちゃんと調節してるから』
千鶴『……花ちゃんに言ってる訳じゃないんだけどねぇ』
みやこ『だって美味しいんだもん、ちょっとくらい平気平気』
千鶴『そのちょっとが積み重なるから問題なんでしょうが、最近太ってきたんじゃない?』
みやこ『ま、まだやせ体型だもん!』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
千鶴『花ちゃんにあげるお菓子の試作? あんまり作って大丈夫なの?』
みやこ『大丈夫大丈夫、花ちゃんにあげる分は考えてちゃんと調節してるから』
千鶴『……花ちゃんに言ってる訳じゃないんだけどねぇ』
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/12(火) 23:20:12.42 ID:If1DLbfRo
みやこ「だから…………ひなたはずっと私に運動させようとしたり、野菜を食べさせようとさせたりしてたの?」ポロポロ
花「そうですよ、ずっとお姉さんお姉さんって同じ話をしてました」
みやこ「…………私の、私のせいだったんだ」
乃愛「みゃ、ミャーさん、そんなに思い詰めなくても……」
みやこ「……ううん、私が悪いよ」
花「ひなた、隣の部屋に一人でいますよ」
みやこ「……ごめんね、ちょっと行ってくる」
花「行ってらっしゃい、お姉さん」
花「そうですよ、ずっとお姉さんお姉さんって同じ話をしてました」
みやこ「…………私の、私のせいだったんだ」
乃愛「みゃ、ミャーさん、そんなに思い詰めなくても……」
みやこ「……ううん、私が悪いよ」
花「ひなた、隣の部屋に一人でいますよ」
みやこ「……ごめんね、ちょっと行ってくる」
花「行ってらっしゃい、お姉さん」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/12(火) 23:25:22.64 ID:If1DLbfRo
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
みやこ「ひなた、入るね……」ガチャ
ひなた「!? みゃ、みゃー姉! いまはだめだ!!」ガバッ
みやこ「……ひなた、顔しわくちゃで、目が真っ赤だよ」
ひなた「…………何でもない、転んでいたかっただけだぞ」
みやこ「花ちゃんから教えてもらったよ、この本をみたんだって?」
ひなた「あ…………生活習慣病の本……」
みやこ「ひなた………………」ギュウ
みやこ「ごめんねぇ!! だめなお姉ちゃんで…………ごめ゛ん゛ね゛ぇ゛」ポロポロ
みやこ「ひなた、入るね……」ガチャ
ひなた「!? みゃ、みゃー姉! いまはだめだ!!」ガバッ
みやこ「……ひなた、顔しわくちゃで、目が真っ赤だよ」
ひなた「…………何でもない、転んでいたかっただけだぞ」
みやこ「花ちゃんから教えてもらったよ、この本をみたんだって?」
ひなた「あ…………生活習慣病の本……」
みやこ「ひなた………………」ギュウ
みやこ「ごめんねぇ!! だめなお姉ちゃんで…………ごめ゛ん゛ね゛ぇ゛」ポロポロ
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/12(火) 23:29:26.68 ID:If1DLbfRo
ひなた「みゃー姉……わたし…………」ポロポロ
みやこ「うん」ポロポロ
ひなた「みゃー姉が……生活習慣病で……」ポロポロ
みやこ「うん」ギュウウウ
ひなた「じん゛ぢゃうがど!!おもっで!!!」ポロポロ
みやこ「うん」ポロポロ
ひなた「みゃーねえいづも、よるおそくまでおぎでで!」ポロポロ
ひなた「うんどうどが、あんまりじなぐで!!」ポロポロ
ひなた「甘いものだぐざんたべでるから、だから!!!」ポロポロ
ひなた「みゃーねえがぢんじゃうから!!!」ポロポロ
みやこ「ごめんね、不安にさせてごめんね」ポロポロ
みやこ「うん」ポロポロ
ひなた「みゃー姉が……生活習慣病で……」ポロポロ
みやこ「うん」ギュウウウ
ひなた「じん゛ぢゃうがど!!おもっで!!!」ポロポロ
みやこ「うん」ポロポロ
ひなた「みゃーねえいづも、よるおそくまでおぎでで!」ポロポロ
ひなた「うんどうどが、あんまりじなぐで!!」ポロポロ
ひなた「甘いものだぐざんたべでるから、だから!!!」ポロポロ
ひなた「みゃーねえがぢんじゃうから!!!」ポロポロ
みやこ「ごめんね、不安にさせてごめんね」ポロポロ
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/12(火) 23:34:52.78 ID:If1DLbfRo
ひなた「だがら、わだしがたくさんいっで、みゃーねえに嫌われても良いから、みゃーねえの生活をなおそうっでおもっで!!」ポロポロ
みやこ「うん、ありがとう」ギュウウウ
ひなた「でも、やっぱりがなじくで!!」
みやこ「悲しくさせてごめんね」ポロポロ
ひなた「だから!!こっそりないてた!!」ポロポロ
みやこ「…………嫌いになんかならないよ、世界一可愛い、わたしの天使みたいな妹だもん」ポロポロ
ひなた「みゃーねえ、みゃーねえ、みゃーねえ!!」ポロポロ
みやこ「なあに」ギュウ
ひなた「さみしいから、しなないで! みゃーねえとずっと一緒にいたい!!」ポロポロ
みやこ「…………」ポロポロ
みやこ「解ったよ、約束するよ、絶対に」ポロポロ
みやこ「うん、ありがとう」ギュウウウ
ひなた「でも、やっぱりがなじくで!!」
みやこ「悲しくさせてごめんね」ポロポロ
ひなた「だから!!こっそりないてた!!」ポロポロ
みやこ「…………嫌いになんかならないよ、世界一可愛い、わたしの天使みたいな妹だもん」ポロポロ
ひなた「みゃーねえ、みゃーねえ、みゃーねえ!!」ポロポロ
みやこ「なあに」ギュウ
ひなた「さみしいから、しなないで! みゃーねえとずっと一緒にいたい!!」ポロポロ
みやこ「…………」ポロポロ
みやこ「解ったよ、約束するよ、絶対に」ポロポロ
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/12(火) 23:35:42.71 ID:If1DLbfRo
みやこ「私はひなたとずっと一緒にいるよ」
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/12(火) 23:42:44.96 ID:If1DLbfRo
次の日
みやこ「おはよう、おかあさん」
千鶴「わっ、ずいぶん早いじゃないか、驚いた」
みやこ「約束したもの、生活習慣病にかからない程度には、健康的に過ごすよ」
千鶴「……そうしなさい、ひなたには悪いことしちゃったわね」
みやこ「あれ、生活習慣病について教えたの、おかあさん?」
千鶴「普段はそういうひなたを不安にさせるようなことは言わないようにしてるんだけどね……あんたが最近余りにも酷いから」
みやこ「うっ……反省してます」
千鶴「まあ、二人であの子に迷惑かけた分は返してあげなきゃね、ほら、起きてきたわよ」
みやこ「あ、そうだね、走る音が聞こえるや」
ひなた「おかあさん!みゃー姉!おっはよーう!!」
千鶴「おはよう」
みやこ「うん、おはよう、ひなたは今日も元気だね」
ひなた「うん!みゃー姉も元気か!」
みやこ「元気元気、家族全員元気だよ」
ひなた「そうか! なら…………」
みやこ「おはよう、おかあさん」
千鶴「わっ、ずいぶん早いじゃないか、驚いた」
みやこ「約束したもの、生活習慣病にかからない程度には、健康的に過ごすよ」
千鶴「……そうしなさい、ひなたには悪いことしちゃったわね」
みやこ「あれ、生活習慣病について教えたの、おかあさん?」
千鶴「普段はそういうひなたを不安にさせるようなことは言わないようにしてるんだけどね……あんたが最近余りにも酷いから」
みやこ「うっ……反省してます」
千鶴「まあ、二人であの子に迷惑かけた分は返してあげなきゃね、ほら、起きてきたわよ」
みやこ「あ、そうだね、走る音が聞こえるや」
ひなた「おかあさん!みゃー姉!おっはよーう!!」
千鶴「おはよう」
みやこ「うん、おはよう、ひなたは今日も元気だね」
ひなた「うん!みゃー姉も元気か!」
みやこ「元気元気、家族全員元気だよ」
ひなた「そうか! なら…………」
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/12(火) 23:43:14.10 ID:If1DLbfRo
ひなた「きょうも楽しい一日が始まるぞ!みゃー姉!!」
おしまい
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/12(火) 23:44:45.63 ID:If1DLbfRo
ありがとうございました
わたてんSSは常に新しい書き手を待ち望んでいます、書きましょう
次はほのぼの日常物になるかなあ……多分
わたてんSSは常に新しい書き手を待ち望んでいます、書きましょう
次はほのぼの日常物になるかなあ……多分
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/13(水) 00:15:52.88 ID:7ep9Svob0
ええ話や乙
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/13(水) 06:58:28.60 ID:cB9fFwaCO
良い姉妹愛だった!
次のお話も期待してます
次のお話も期待してます
引用元: 【わたてん】ひなた「みゃー姉を生活習慣病から救うんだ!」
【わたてん】花「銭湯はほっかほかになれて良いものですよ、お姉さん」
2019-04-03
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/13(水) 22:56:57.62 ID:oCqvYp2co
星野家
花「えいっ!えいっ!」 ハサキ!ハセリョウ!
ひなた「やっ!ほっ!」ハクブツカンオクリニシテヤルゼ!
乃愛「ねーねー、今ひなたちゃんのキャラと花ちゃんのキャラ、どっちが勝ってるの?」
ひなた「ちょっと花のキャラだな……でも!」
ひなた「ここで!」
花「あっ!」
ひなた「こうして!」
花「あうっ!」
ひなた「こうだぁー!!!」
花「ま、負けた…………」
乃愛「わ、ひなたちゃんすごーい!」
ひなた「へへーん!」
みやこ「ひ、ひなた、大変!!!」
ひなた「んあ? みゃー姉、どうしたんだ?」
みやこ「家のガスが壊れてお風呂がつかなくなっちゃった!!!」
ひなた「…………え」
ひなた「ええ~~~~~~っ!!!!!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1552485417
花「えいっ!えいっ!」 ハサキ!ハセリョウ!
ひなた「やっ!ほっ!」ハクブツカンオクリニシテヤルゼ!
乃愛「ねーねー、今ひなたちゃんのキャラと花ちゃんのキャラ、どっちが勝ってるの?」
ひなた「ちょっと花のキャラだな……でも!」
ひなた「ここで!」
花「あっ!」
ひなた「こうして!」
花「あうっ!」
ひなた「こうだぁー!!!」
花「ま、負けた…………」
乃愛「わ、ひなたちゃんすごーい!」
ひなた「へへーん!」
みやこ「ひ、ひなた、大変!!!」
ひなた「んあ? みゃー姉、どうしたんだ?」
みやこ「家のガスが壊れてお風呂がつかなくなっちゃった!!!」
ひなた「…………え」
ひなた「ええ~~~~~~っ!!!!!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1552485417
関連
ハルヒ「SOS団で恋の暴露大会をするわよ!」
【朗報】わたてんさん、ケムリクサを超えてガチで覇権へ
【ラブライブサンシャイン】善子「運命の引力」
【悲報】Twitterで3年前に「令和」を予言してたものがいたwwwwwwwww
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/13(水) 23:02:35.25 ID:oCqvYp2co
ひなた「そ、そんなぁ……今日みゃー姉と一緒にはいる約束だったのにぃ……」ヘナヘナ
乃愛「ひなたちゃんが萎んでる……大丈夫?」
ひなた「大丈夫じゃないかもしれない……」
乃愛「ミャーさんとのお風呂どれだけ大事にしてたの!?」
みやこ「うーん、私も明日大学あるからお風呂は入りたいんだけど……諦めるしかないのかなあ」
花「それはちょっと……」
乃愛「流石に乙女として越えちゃいけない一線を越えてるよミャーさん」
みやこ「だよねぇ……困っちゃったなあ」
乃愛「ひなたちゃんが萎んでる……大丈夫?」
ひなた「大丈夫じゃないかもしれない……」
乃愛「ミャーさんとのお風呂どれだけ大事にしてたの!?」
みやこ「うーん、私も明日大学あるからお風呂は入りたいんだけど……諦めるしかないのかなあ」
花「それはちょっと……」
乃愛「流石に乙女として越えちゃいけない一線を越えてるよミャーさん」
みやこ「だよねぇ……困っちゃったなあ」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/13(水) 23:12:31.28 ID:oCqvYp2co
花「ていうか……銭湯行けばいいのでは?」
乃愛「銭湯? そっか、そういえばそういうのあったね!」
花「ノアは行ったことないの?」
乃愛「私は無いかなあ……で、多分ミャーさんたちも……」
みやこ「ムリムリムリムリムリムリ!!!人がいるところとか無理だし、知らない人に裸見せるとかもっと無理だし!!!」
乃愛「まあ、行ったことあるわけないよね」
花「知ってた」
ひなた「私もミャー姉がいかないから行ったことねえ!」
乃愛「銭湯? そっか、そういえばそういうのあったね!」
花「ノアは行ったことないの?」
乃愛「私は無いかなあ……で、多分ミャーさんたちも……」
みやこ「ムリムリムリムリムリムリ!!!人がいるところとか無理だし、知らない人に裸見せるとかもっと無理だし!!!」
乃愛「まあ、行ったことあるわけないよね」
花「知ってた」
ひなた「私もミャー姉がいかないから行ったことねえ!」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/13(水) 23:31:48.05 ID:oCqvYp2co
花「でも、銭湯は楽しいですよ、あわあわなお風呂もあるし、ぶくぶくなお風呂もあります、サウナも気持ちいいし、露天風呂は最高です」
乃愛「花ちゃん、銭湯好きなの?」
花「うん、お風呂好きだから」
ひなた「へぇ~~! 銭湯ってそんなところなのか、くぅ~行ってみたいなぁ!」
みやこ「きょ、興味は確かにあるけど……でも、それでも……」
花「……もしも行くなら、あまり人が来ない銭湯紹介しますよ」
千鶴「お風呂使えないだから仕方ないじゃない、折角教えてもらえるんだから、行きなさいよ」
みやこ「お、おかあさん……」
乃愛「花ちゃん、銭湯好きなの?」
花「うん、お風呂好きだから」
ひなた「へぇ~~! 銭湯ってそんなところなのか、くぅ~行ってみたいなぁ!」
みやこ「きょ、興味は確かにあるけど……でも、それでも……」
花「……もしも行くなら、あまり人が来ない銭湯紹介しますよ」
千鶴「お風呂使えないだから仕方ないじゃない、折角教えてもらえるんだから、行きなさいよ」
みやこ「お、おかあさん……」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/14(木) 00:18:25.59 ID:+e8v0DCWo
千鶴「花ちゃん、連れてってあげて、こう見えてこの子、実はそういうアトラクションとか好きだから」
花「えっ、そうなんですか?」
千鶴「そうそう、子供の時とかねぇ」
幼みやこ『おがぁざぁぁぁぁん!!』ビェエエエ!
千鶴『わっ、どうしたの、そんなに泣いて』
幼みやこ『あれがいるがら、ゴーカートのれないのぉおお!!!!!』ビエビエ
着ぐるみヒゲロー『プェーーーーーーーー』シュッシュツ!!!
千鶴『あらあら……』
千鶴「……なんて事があってね、昔からみやこは楽しいところには行きたいけど、人がいるから行けないって何時もいってたよ」
みやこ「ちょ、ちょっとおかあさん!!!」
花「へぇ~~~~」ニマニマ
乃愛「ほぉ~~~~」ニマニマ
花「えっ、そうなんですか?」
千鶴「そうそう、子供の時とかねぇ」
幼みやこ『おがぁざぁぁぁぁん!!』ビェエエエ!
千鶴『わっ、どうしたの、そんなに泣いて』
幼みやこ『あれがいるがら、ゴーカートのれないのぉおお!!!!!』ビエビエ
着ぐるみヒゲロー『プェーーーーーーーー』シュッシュツ!!!
千鶴『あらあら……』
千鶴「……なんて事があってね、昔からみやこは楽しいところには行きたいけど、人がいるから行けないって何時もいってたよ」
みやこ「ちょ、ちょっとおかあさん!!!」
花「へぇ~~~~」ニマニマ
乃愛「ほぉ~~~~」ニマニマ
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/14(木) 00:24:39.56 ID:+e8v0DCWo
花「他にはお姉さんの楽しいお話ないんですか?」
千鶴「そうだねぇ……」
みやこ「ちょっと!!」
千鶴『みやこはプニプニのほっぺたで可愛いねぇ……フグみたいにプニプニ』
幼みやこ『ふぐさんみたい……? わたし、ふぐさんになっちゃうの?』
千鶴『…………ああ、そうだよ、みやこは実はフグなんだ、いつか下関の海で泳がなきゃいけないんだよ』
幼みやこ『そ、そんな…………お、お母さん、いつかわたしがふぐになったら、下関まで来てね、そしたら、わたしを釣ってね!』ポロポロ
千鶴『……プクッ、で、でもどうやってお母さんの釣竿を見分けるの?』
幼みやこ『釣竿に写真つけてくれたらわかる!』
千鶴『ブホッ!!!!!』
みやこ『?』
千鶴「って事も…………」
みやこ「やめてぇ~~!!!お願いだからやめてぇ!!!!!」
千鶴「そうだねぇ……」
みやこ「ちょっと!!」
千鶴『みやこはプニプニのほっぺたで可愛いねぇ……フグみたいにプニプニ』
幼みやこ『ふぐさんみたい……? わたし、ふぐさんになっちゃうの?』
千鶴『…………ああ、そうだよ、みやこは実はフグなんだ、いつか下関の海で泳がなきゃいけないんだよ』
幼みやこ『そ、そんな…………お、お母さん、いつかわたしがふぐになったら、下関まで来てね、そしたら、わたしを釣ってね!』ポロポロ
千鶴『……プクッ、で、でもどうやってお母さんの釣竿を見分けるの?』
幼みやこ『釣竿に写真つけてくれたらわかる!』
千鶴『ブホッ!!!!!』
みやこ『?』
千鶴「って事も…………」
みやこ「やめてぇ~~!!!お願いだからやめてぇ!!!!!」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/14(木) 00:53:47.30 ID:+e8v0DCWo
千鶴「うーん、どうしようかなあ、話す相手がいるならつい話してしまうなあ、銭湯に言ってくればもしかしたら話さないかもしれないけどねえ」
みやこ「いきます!行くから許してお母さぁん!!!」
千鶴「はい、じゃあ行ってらっしゃい」
みやこ「ううっ、酷いよ、酷すぎるよお母さん……」
ひなた「大丈夫だみゃー姉、可愛かったぞ!」
みやこ「もっと恥ずかしくなるから慰めないでぇ」
花「……あの」コソッ
千鶴「ん? なんだい?」
花「また今度、こっそりとお姉さんのちっちゃいときの話……教えて下さい」
千鶴「……いいよ、たっぷり話そうね」ニカッ
みやこ「いきます!行くから許してお母さぁん!!!」
千鶴「はい、じゃあ行ってらっしゃい」
みやこ「ううっ、酷いよ、酷すぎるよお母さん……」
ひなた「大丈夫だみゃー姉、可愛かったぞ!」
みやこ「もっと恥ずかしくなるから慰めないでぇ」
花「……あの」コソッ
千鶴「ん? なんだい?」
花「また今度、こっそりとお姉さんのちっちゃいときの話……教えて下さい」
千鶴「……いいよ、たっぷり話そうね」ニカッ
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/14(木) 12:29:42.69 ID:jwt6HPLFo
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
みやこ「ああ……来てしまった……」
乃愛「アタシ銭湯に来ただけで頭抱えて座り込んじゃう人始めて見た」
花「でも、さっき言った通り、ここにはあまり人は来ませんよ、夏音と小依もたまに来るけど、人は何時も見ないって言ってました」
みやこ「花ちゃん、ほんとぉ……?」
花「はい、だから行きましょう?」
みやこ「解った……でも、念のためひなた、先に行って? 誰かいたら教えてね、お姉ちゃん逃げるから」
ひなた「おう!!」
花「どんだけ用心深いんですか……」
みやこ「ああ……来てしまった……」
乃愛「アタシ銭湯に来ただけで頭抱えて座り込んじゃう人始めて見た」
花「でも、さっき言った通り、ここにはあまり人は来ませんよ、夏音と小依もたまに来るけど、人は何時も見ないって言ってました」
みやこ「花ちゃん、ほんとぉ……?」
花「はい、だから行きましょう?」
みやこ「解った……でも、念のためひなた、先に行って? 誰かいたら教えてね、お姉ちゃん逃げるから」
ひなた「おう!!」
花「どんだけ用心深いんですか……」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/14(木) 12:34:17.93 ID:jwt6HPLFo
ひなた「らーんらーんらんららーん♪ らーんらんららーん♪」トコトコ
みやこ「こっそり……こっそり……」
ひなた「……みゃー姉! 受付の人以外誰もいないぞ!!」
みやこ「本当!?!?」
ひなた「おう! 保証する!」
みやこ「やった!! 花ちゃん! ノアちゃん! 早く行こ!私ジェットバスっていうのに入ってみたかったの!! あと露天風呂にも!! 銭湯とか初めて!!」
乃愛「急にテンション高っ!!」
花「ひなたのお母さんが言ってたこと、本当だったんだね」
みやこ「こっそり……こっそり……」
ひなた「……みゃー姉! 受付の人以外誰もいないぞ!!」
みやこ「本当!?!?」
ひなた「おう! 保証する!」
みやこ「やった!! 花ちゃん! ノアちゃん! 早く行こ!私ジェットバスっていうのに入ってみたかったの!! あと露天風呂にも!! 銭湯とか初めて!!」
乃愛「急にテンション高っ!!」
花「ひなたのお母さんが言ってたこと、本当だったんだね」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/14(木) 12:39:46.11 ID:jwt6HPLFo
みやこ「結構おっきいし、以外と綺麗だし、人がいないし、良いことずくめだー♪」
花「まあ、だからお姉さん誘いましたからね、私もよく行きますし」
みやこ「どうか、この銭湯が今のまま、お客さんがこない状態でずっと続きますように」
花「お客さんが来ないならそのうち潰れますよ」
ひなた「みゃー姉!後でアイス買って!」
みやこ「いいよぉ~、コーヒー牛乳も買っちゃおうか!」
ひなた「良いのか!?」
みやこ「特別だよ? 楽しみだね!」
ひなた「おう!」
乃愛「……本当に楽しそうだね、ハナちゃん、良かったね」
花「…………はい」
花「まあ、だからお姉さん誘いましたからね、私もよく行きますし」
みやこ「どうか、この銭湯が今のまま、お客さんがこない状態でずっと続きますように」
花「お客さんが来ないならそのうち潰れますよ」
ひなた「みゃー姉!後でアイス買って!」
みやこ「いいよぉ~、コーヒー牛乳も買っちゃおうか!」
ひなた「良いのか!?」
みやこ「特別だよ? 楽しみだね!」
ひなた「おう!」
乃愛「……本当に楽しそうだね、ハナちゃん、良かったね」
花「…………はい」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/14(木) 21:52:23.07 ID:+e8v0DCWo
脱衣場
花「コインロッカーとカギを腕につける事……は、流石に解りますよね、じゃあ、私はあっちで脱いできますから」
みやこ「あ、うん、ありがとう!」
ひなた「みゃー姉!脱がしてー!」
みやこ「もー、こういう時すっごく甘えん坊なんだか…………」ピタッ
ひなた「……みゃー姉? どうかしたか?」
みやこ(よく考えたら…………)
みやこ(花ちゃん、今私の後ろで服を脱いでる!?)
みやこ(いやいやいや、一緒に銭湯に来ただけだし、変な意味は全然ないし、ドキドキなんかしないし…………)
花「…………お姉さん、なに固まってるんですか?」
みやこ「わひゃあ!?」
花「コインロッカーとカギを腕につける事……は、流石に解りますよね、じゃあ、私はあっちで脱いできますから」
みやこ「あ、うん、ありがとう!」
ひなた「みゃー姉!脱がしてー!」
みやこ「もー、こういう時すっごく甘えん坊なんだか…………」ピタッ
ひなた「……みゃー姉? どうかしたか?」
みやこ(よく考えたら…………)
みやこ(花ちゃん、今私の後ろで服を脱いでる!?)
みやこ(いやいやいや、一緒に銭湯に来ただけだし、変な意味は全然ないし、ドキドキなんかしないし…………)
花「…………お姉さん、なに固まってるんですか?」
みやこ「わひゃあ!?」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/14(木) 22:22:40.27 ID:+e8v0DCWo
みやこ「は、花ちゃん、もう脱ぎ終わったの?」
花「お姉さんが遅すぎるだけな気もしますけど」
ひなた「わたしももう自分で脱いじゃったぞ、みゃー姉何言っても反応ないし」
みやこ「あ、あはは、ごめんね、すぐに脱…………」
みやこ(…………脱ぐ? 花ちゃんの前で?)
みやこ 「……………………」プシュー
乃愛「あ、また固まってる」
みやこ「みゃーねーーー、はやくいこーーーー」
花「…………はあ」
花「お姉さんが遅すぎるだけな気もしますけど」
ひなた「わたしももう自分で脱いじゃったぞ、みゃー姉何言っても反応ないし」
みやこ「あ、あはは、ごめんね、すぐに脱…………」
みやこ(…………脱ぐ? 花ちゃんの前で?)
みやこ 「……………………」プシュー
乃愛「あ、また固まってる」
みやこ「みゃーねーーー、はやくいこーーーー」
花「…………はあ」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/14(木) 22:26:48.50 ID:+e8v0DCWo
花「やっぱり帰りますか? 無理するのも良くないですし…………」
みやこ「あっ…………う、ううん!? そんな無理なんてしてないの! ただちょっと…………」クルッ
花「ちょっと、なんですか?」
みやこ「…………き、きれいな肌だね」
花「裸を見られてそう言われるのはちょっと気持ちが悪いです」
みやこ「あっ、そっ、そうだ……記念にカメラ、あれ?持ってきてない!? なんで!?」
花「持ってきてたら流石に通報しますよ!?」
みやこ「あっ…………う、ううん!? そんな無理なんてしてないの! ただちょっと…………」クルッ
花「ちょっと、なんですか?」
みやこ「…………き、きれいな肌だね」
花「裸を見られてそう言われるのはちょっと気持ちが悪いです」
みやこ「あっ、そっ、そうだ……記念にカメラ、あれ?持ってきてない!? なんで!?」
花「持ってきてたら流石に通報しますよ!?」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/14(木) 23:05:19.40 ID:+e8v0DCWo
乃愛「それよりぃ~~見てよ、ミャーさん、このアタシのプロポーション!」
乃愛「サイキョーに可愛くて、悩殺イ・チ・コ・ロ だと思わない!?」クネックネッ
みやこ「あー、うん、人の裸を見て綺麗とか可愛いとか言うのはちょっと違うと思うなあ」
乃愛「そこで素に戻るのやめない?」
ひなた「大丈夫だぞノア! ノアはいつでもどんなときでも可愛いぞ!」
乃愛「あ、ありがとう…………」
花「で、お姉さんはまだ脱がないんですか」
みやこ「あ、うん、脱ぐね」
みやこ「……………………」スルッ スルッ
乃愛「…………なんか、ミャーさん色っぽい」
ひなた「おお…………」
みやこ「あまり見ないでくれないかな!?」
乃愛「サイキョーに可愛くて、悩殺イ・チ・コ・ロ だと思わない!?」クネックネッ
みやこ「あー、うん、人の裸を見て綺麗とか可愛いとか言うのはちょっと違うと思うなあ」
乃愛「そこで素に戻るのやめない?」
ひなた「大丈夫だぞノア! ノアはいつでもどんなときでも可愛いぞ!」
乃愛「あ、ありがとう…………」
花「で、お姉さんはまだ脱がないんですか」
みやこ「あ、うん、脱ぐね」
みやこ「……………………」スルッ スルッ
乃愛「…………なんか、ミャーさん色っぽい」
ひなた「おお…………」
みやこ「あまり見ないでくれないかな!?」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/14(木) 23:33:32.35 ID:+e8v0DCWo
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
花「体洗いましたし、どのお風呂から行きましょうか」
乃愛「あっ! アタシあれがいい! ジェットバス!!」
みやこ「ジェットバス……ワクワクするね、ひなた」
ひなた「おお、気持ちいいのかな!?」
みやこ「きっと凄く気持ちいいよ!」
ひなた「うおー!! 泳げるかな!?」
みやこ「泳ぐのはだめじゃないかなあ……」
花「体洗いましたし、どのお風呂から行きましょうか」
乃愛「あっ! アタシあれがいい! ジェットバス!!」
みやこ「ジェットバス……ワクワクするね、ひなた」
ひなた「おお、気持ちいいのかな!?」
みやこ「きっと凄く気持ちいいよ!」
ひなた「うおー!! 泳げるかな!?」
みやこ「泳ぐのはだめじゃないかなあ……」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/14(木) 23:40:31.29 ID:+e8v0DCWo
ジェットバス
花「…………へにゃ~」
乃愛「はー、気持ちいい…………」
みやこ「これは凄いねぇ……ちょうど肩凝ってたから、噴射してる水を肩に当てると堪らないよぉ…………ひなたの肩叩きより気持ちいいかも」
ひなた「!? みゃ、みゃー姉!? 嘘だよな!? わたしの肩叩きの方が気持ちいいよな!?」
みやこ「ジェットバスの方が良いかなあ…………」
ひなた「な、何でだ!?何でなんだ!?」
みやこ「ひなたはいつも思いっきり叩いてくるからだねえ…………」
乃愛「あはは……ひなたちゃんらしいや」
みやこ「まあ、それはそれで可愛くて良いんだけど…………ん?」
シュノーケル「コシューコシュー」
みやこ「……………………」
花「…………へにゃ~」
乃愛「はー、気持ちいい…………」
みやこ「これは凄いねぇ……ちょうど肩凝ってたから、噴射してる水を肩に当てると堪らないよぉ…………ひなたの肩叩きより気持ちいいかも」
ひなた「!? みゃ、みゃー姉!? 嘘だよな!? わたしの肩叩きの方が気持ちいいよな!?」
みやこ「ジェットバスの方が良いかなあ…………」
ひなた「な、何でだ!?何でなんだ!?」
みやこ「ひなたはいつも思いっきり叩いてくるからだねえ…………」
乃愛「あはは……ひなたちゃんらしいや」
みやこ「まあ、それはそれで可愛くて良いんだけど…………ん?」
シュノーケル「コシューコシュー」
みやこ「……………………」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/14(木) 23:55:32.68 ID:+e8v0DCWo
シュノーケル「コシューコシュー……」
みやこ「……」バシャ!
シュノーケル「フゴッ!? ブクブクブク……」
松本「ぷはっ!!酷いわみやこさん!」
みやこ「松本さん!?なんでお風呂に潜ってたの!?」
松本「それは突然みやこさんが見えたからに決まって……ハッ!」
松本「みやこさんの彫像のような美しいプロポーション! カメラカメラ……あれ!?持ってきてない!? なんで!?」
みやこ「花ちゃん……いつもわたしこんなことしてたんだね、ごめんね」
花「反省してください」
みやこ「……」バシャ!
シュノーケル「フゴッ!? ブクブクブク……」
松本「ぷはっ!!酷いわみやこさん!」
みやこ「松本さん!?なんでお風呂に潜ってたの!?」
松本「それは突然みやこさんが見えたからに決まって……ハッ!」
松本「みやこさんの彫像のような美しいプロポーション! カメラカメラ……あれ!?持ってきてない!? なんで!?」
みやこ「花ちゃん……いつもわたしこんなことしてたんだね、ごめんね」
花「反省してください」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/15(金) 00:14:38.74 ID:mhE+yIVlo
みやこ「お! 松本も来てたのか! 一人か!?」
松本「ううん、ゆうも来てるわよ、ほら、向こうでジェットバスに流されてる」
友奈「あ!みゃーこ! こんちゃ!」
みやこ「こんにちは…………誰もいないと思ったんだけどなあ」
松本「ああ、それはあれよ、つい癖でいつもの出しちゃったから」
みやこ「いつものって何!?」
松本「はあ、それにしても、みやこさんとの裸の付き合い……親友からさらにステップアップしちゃうかも」
みやこ「あ、はい」
松本「同じ学校の人には秘密よ? まあ、私は別にみんなに知られても良いんだけど、キャッ!言っちゃった!」
みやこ「うん」
松本「でも凄いわね、本当に偶然なのよ、運命で繋がってるとしか思えないわよね、私たち」
みやこ「そうだね」
乃愛「ミャーさんの魂が抜けてってる……!」
松本「ううん、ゆうも来てるわよ、ほら、向こうでジェットバスに流されてる」
友奈「あ!みゃーこ! こんちゃ!」
みやこ「こんにちは…………誰もいないと思ったんだけどなあ」
松本「ああ、それはあれよ、つい癖でいつもの出しちゃったから」
みやこ「いつものって何!?」
松本「はあ、それにしても、みやこさんとの裸の付き合い……親友からさらにステップアップしちゃうかも」
みやこ「あ、はい」
松本「同じ学校の人には秘密よ? まあ、私は別にみんなに知られても良いんだけど、キャッ!言っちゃった!」
みやこ「うん」
松本「でも凄いわね、本当に偶然なのよ、運命で繋がってるとしか思えないわよね、私たち」
みやこ「そうだね」
乃愛「ミャーさんの魂が抜けてってる……!」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/15(金) 00:22:58.78 ID:mhE+yIVlo
ひなた「あ、みゃー姉!私サウナ行ってみたい!」
みやこ「ん、じゃあ行ってみる? ……松本さんは?」
松本「あ、申し訳ないけど、私はゆうを見なきゃいけないから」ナデナデ
友奈「おねーちゃ、いかないの? いけばいいのに」
松本「ふふ、大丈夫よ、ゆうは優しいわね」ナデナデ
友奈「んー……」
みやこ「そっか、じゃあまた今度ね」
松本「ええ、また明日」
みやこ(…………松本さん、妹ちゃんにはあんな顔もするんだなあ)
みやこ「ん、じゃあ行ってみる? ……松本さんは?」
松本「あ、申し訳ないけど、私はゆうを見なきゃいけないから」ナデナデ
友奈「おねーちゃ、いかないの? いけばいいのに」
松本「ふふ、大丈夫よ、ゆうは優しいわね」ナデナデ
友奈「んー……」
みやこ「そっか、じゃあまた今度ね」
松本「ええ、また明日」
みやこ(…………松本さん、妹ちゃんにはあんな顔もするんだなあ)
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/15(金) 00:33:13.84 ID:mhE+yIVlo
サウナ
みやこ「うわっ……あっついねえ」
ひなた「すげえ……燃えてきた!」ごごごごご
みやこ「ひなたには丁度良い場所かもね」
花「サウナ室は、限界まで入ろうとせずに5分間程度の入室で十分です、慣れれば10分程度でも良いですけど……始めてなら5分ですかね」
みやこ「…………花ちゃん」
花「なんですか?」
みやこ「わたしもう限界かも」ゼーゼー
花「早い……」
乃愛「サウナは美容にも効果的って聞いたことある! なんかダイエットもしやすくなるとか」
花「きちんとした入りかたを続けてれば、ダイエットしやすい体になるらしいよ、続けなきゃだめだけど」
乃愛「へぇ……ママに通えるように頼んでみようかな」
みやこ「ノアちゃんの年でダイエットは要らないでしょ~」
乃愛「ミャーさん解ってないなあ……ダイエットって言葉がお洒落なの!」
みやこ「そ、そう……」
みやこ「うわっ……あっついねえ」
ひなた「すげえ……燃えてきた!」ごごごごご
みやこ「ひなたには丁度良い場所かもね」
花「サウナ室は、限界まで入ろうとせずに5分間程度の入室で十分です、慣れれば10分程度でも良いですけど……始めてなら5分ですかね」
みやこ「…………花ちゃん」
花「なんですか?」
みやこ「わたしもう限界かも」ゼーゼー
花「早い……」
乃愛「サウナは美容にも効果的って聞いたことある! なんかダイエットもしやすくなるとか」
花「きちんとした入りかたを続けてれば、ダイエットしやすい体になるらしいよ、続けなきゃだめだけど」
乃愛「へぇ……ママに通えるように頼んでみようかな」
みやこ「ノアちゃんの年でダイエットは要らないでしょ~」
乃愛「ミャーさん解ってないなあ……ダイエットって言葉がお洒落なの!」
みやこ「そ、そう……」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/15(金) 00:40:55.72 ID:mhE+yIVlo
花「お姉さんはダイエットが必要かもしれないですけどね」
みやこ「う゛っ゛ …………太ったように見える?」
花「………………」ムニムニ
みやこ「ひゃ、お腹をつつかないで、くすぐったいよ花ちゃん!」
花「やっぱり柔らかくて気持ちいいので、このままで良いと思いますよ」ニコッ
みやこ「ダイエットします……」
花「まあ、お姉さんはお菓子食べ過ぎですからね」
みやこ「花ちゃんに言われたくないかな」
みやこ「う゛っ゛ …………太ったように見える?」
花「………………」ムニムニ
みやこ「ひゃ、お腹をつつかないで、くすぐったいよ花ちゃん!」
花「やっぱり柔らかくて気持ちいいので、このままで良いと思いますよ」ニコッ
みやこ「ダイエットします……」
花「まあ、お姉さんはお菓子食べ過ぎですからね」
みやこ「花ちゃんに言われたくないかな」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/15(金) 01:01:14.60 ID:mhE+yIVlo
みやこ「ていうかそろそろ限界! もう5分は経ったよね! 外で体冷やしてくるね」
乃愛「まだ3分も立ってないと思うけど……」
花「仕方ないよ、初めてなんだし」スタッ
乃愛「あれ? ハナちゃんも限界?」
花「ううん、少しだけお姉さんとお話してくる」
乃愛「…………へえ~」ニマニマ
花「……何」
乃愛「べっつにぃ? 私はひなたちゃんと一緒にもうちょっとサウナ入ってるよ」
ひなた「うおおおお!!! 暑い!体が暑いぞおお!!!!」
花「解った」スタスタ
乃愛「さあ、上手くいくかなあ?」
ひなた「ん? 花の何が上手くいくんだ?」
乃愛「ヒ・ミ・ツ♪」
乃愛「まだ3分も立ってないと思うけど……」
花「仕方ないよ、初めてなんだし」スタッ
乃愛「あれ? ハナちゃんも限界?」
花「ううん、少しだけお姉さんとお話してくる」
乃愛「…………へえ~」ニマニマ
花「……何」
乃愛「べっつにぃ? 私はひなたちゃんと一緒にもうちょっとサウナ入ってるよ」
ひなた「うおおおお!!! 暑い!体が暑いぞおお!!!!」
花「解った」スタスタ
乃愛「さあ、上手くいくかなあ?」
ひなた「ん? 花の何が上手くいくんだ?」
乃愛「ヒ・ミ・ツ♪」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/15(金) 01:06:08.11 ID:mhE+yIVlo
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
みやこ「ふう……体が冷える、サウナは銭湯初心者の私には早いなあ」
花「お姉さん」トコトコ
みやこ「あ、花ちゃん、花ちゃんもギブアップ?」
花「いえ、少しだけ話したいことがあるんです、お時間いいですか?」
みやこ「あ、うん、勿論いいけど……」
花「そうですか、それなら……露天風呂にでも入りながら話しましょうか」
みやこ「ふう……体が冷える、サウナは銭湯初心者の私には早いなあ」
花「お姉さん」トコトコ
みやこ「あ、花ちゃん、花ちゃんもギブアップ?」
花「いえ、少しだけ話したいことがあるんです、お時間いいですか?」
みやこ「あ、うん、勿論いいけど……」
花「そうですか、それなら……露天風呂にでも入りながら話しましょうか」
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/15(金) 01:09:06.12 ID:mhE+yIVlo
みやこ「露天風呂って、お湯は熱くて、お湯から上は涼しくて、不思議な感じ」
花「これが堪らないんです、それに、ほら、月が見えるんですよ」
みやこ「わあ…………真ん丸だねえ」
花「ですね」
みやこ「……で、花ちゃん、話したかった事って?」
花「……………………」
みやこ「おーい」
花「少し静かにしてください! 今勇気出してるんです!」
みやこ「あっはい、スイマセン……」
花「これが堪らないんです、それに、ほら、月が見えるんですよ」
みやこ「わあ…………真ん丸だねえ」
花「ですね」
みやこ「……で、花ちゃん、話したかった事って?」
花「……………………」
みやこ「おーい」
花「少し静かにしてください! 今勇気出してるんです!」
みやこ「あっはい、スイマセン……」
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/15(金) 01:10:33.41 ID:mhE+yIVlo
みやこ「……………………」
花「…………………………」
みやこ「……………………」
花「……………………」
みやこ「えっと」
花「言いますよ!」
みやこ「ひゃい!!」
花「…………………………」
みやこ「……………………」
花「……………………」
みやこ「えっと」
花「言いますよ!」
みやこ「ひゃい!!」
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/15(金) 01:17:23.61 ID:mhE+yIVlo
花「お姉さん、この前私に一生お菓子作ってくれるって言ったじゃないですか」
みやこ「あ、うん……言ったね」
花「その、お菓子を作ってくれるのは良いんですけど、私も……その、貰えるならお返ししなきゃいけないと思ったんです」
みやこ「えっ、コスプレして貰ってるし……」
花「本当はしたくないのをしてるから、あれはノーカウントです! 別の方法があるならそれもやるんです!」
みやこ「え、ええ……」
花「…………で、お姉さん、人と話すのが苦手で、カフェとか、銭湯とか、本当は行きたいって思ってる所にいけないじゃないですか」
みやこ「そ、そうだね……」
花「お姉さんの代わりに私がやってあげます」
みやこ「え?」
みやこ「あ、うん……言ったね」
花「その、お菓子を作ってくれるのは良いんですけど、私も……その、貰えるならお返ししなきゃいけないと思ったんです」
みやこ「えっ、コスプレして貰ってるし……」
花「本当はしたくないのをしてるから、あれはノーカウントです! 別の方法があるならそれもやるんです!」
みやこ「え、ええ……」
花「…………で、お姉さん、人と話すのが苦手で、カフェとか、銭湯とか、本当は行きたいって思ってる所にいけないじゃないですか」
みやこ「そ、そうだね……」
花「お姉さんの代わりに私がやってあげます」
みやこ「え?」
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/15(金) 01:21:06.48 ID:mhE+yIVlo
花「その、カフェの注文が出来ないなら、私も着いていってお姉さんの代わりに注文しますし」
花「今回みたいに銭湯みたいなところに行きたいなら、人ができるだけいない場所を探してきます」
花「お姉さんが私のためにお菓子を作ってくれるなら、私はお姉さんのために、お姉さんが行けない場所や出来ないことを、行けるように、やれるようにしてあげます」
みやこ「そ、それってつまり、何時でもデートしていいって…………」
花「……好きに考えてください」
みやこ「で、デートしていいの!?」
花「好きに考えてくださいって言ってるじゃないですか!!!」
花「今回みたいに銭湯みたいなところに行きたいなら、人ができるだけいない場所を探してきます」
花「お姉さんが私のためにお菓子を作ってくれるなら、私はお姉さんのために、お姉さんが行けない場所や出来ないことを、行けるように、やれるようにしてあげます」
みやこ「そ、それってつまり、何時でもデートしていいって…………」
花「……好きに考えてください」
みやこ「で、デートしていいの!?」
花「好きに考えてくださいって言ってるじゃないですか!!!」
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/15(金) 01:27:44.13 ID:mhE+yIVlo
花「い、いらないならいいです、別の方法を考えますし……」
みやこ「いる! 超いるよ! 絶対いる!」
花「……そうですか」
みやこ「あー、本当に良いことずくめだよ、お風呂は気持ちいいし、花ちゃんとデートできる約束したし」
花「…………もう」
みやこ「ねえ、花ちゃん」
花「なんですか?」
みやこ「月が綺麗だねえ」
花「っ!!! 何て事言うんですか!!」パシッ!!
みやこ「うえっ!?」
花「も、もう! 変なこと言わないで下さい! 知りません!わたしもう上がりますから!!」
みやこ「え? う、うん、行ってらっしゃい?」
みやこ「…………何で怒ってたんだろう」
みやこ「いる! 超いるよ! 絶対いる!」
花「……そうですか」
みやこ「あー、本当に良いことずくめだよ、お風呂は気持ちいいし、花ちゃんとデートできる約束したし」
花「…………もう」
みやこ「ねえ、花ちゃん」
花「なんですか?」
みやこ「月が綺麗だねえ」
花「っ!!! 何て事言うんですか!!」パシッ!!
みやこ「うえっ!?」
花「も、もう! 変なこと言わないで下さい! 知りません!わたしもう上がりますから!!」
みやこ「え? う、うん、行ってらっしゃい?」
みやこ「…………何で怒ってたんだろう」
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/15(金) 01:28:37.75 ID:mhE+yIVlo
花「………………」タタタタタ
花「もう、何なの」
花「この、もにょっとした気持ち」
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/15(金) 01:30:22.04 ID:mhE+yIVlo
一方その頃
ひなた「うおおおお!!!!!サウナは最高だな!!ノア!!」
乃愛「ひ、ひなたちゃーん、もう出ようよ」
ひなた「わたし、ここに来るために生まれてきたのかもしれねえ!!!うおおおおお!!!!!!」
乃愛「ひなたちゃーーーん…………」
おしまい
ひなた「うおおおお!!!!!サウナは最高だな!!ノア!!」
乃愛「ひ、ひなたちゃーん、もう出ようよ」
ひなた「わたし、ここに来るために生まれてきたのかもしれねえ!!!うおおおおお!!!!!!」
乃愛「ひなたちゃーーーん…………」
おしまい
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/15(金) 01:31:11.90 ID:mhE+yIVlo
ありがとうございました
わたてんssはいつも君を待っています、勇気を出してスレを立ててみましょう
わたてんssはいつも君を待っています、勇気を出してスレを立ててみましょう
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/15(金) 01:34:36.39 ID:mhE+yIVlo
【わたてん】乃愛「ミャーさんってああ見えて完璧だよねー」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1551954237/
【わたてん】みやこ「絶対にスタバなんて行かないからね!!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1552042774/
【わたてん】ひなた「雪が降ったぞ! みゃー姉!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1552232359/
【わたてん】ひなた「みゃー姉を生活習慣病から救うんだ!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1552388333/
たまには過去作宣伝をします、夏音ちゃんを花音ちゃんと間違えていた過去の自分を殺したくなります
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1551954237/
【わたてん】みやこ「絶対にスタバなんて行かないからね!!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1552042774/
【わたてん】ひなた「雪が降ったぞ! みゃー姉!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1552232359/
【わたてん】ひなた「みゃー姉を生活習慣病から救うんだ!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1552388333/
たまには過去作宣伝をします、夏音ちゃんを花音ちゃんと間違えていた過去の自分を殺したくなります
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 13:40:01.33 ID:TFT2YivRo
全部あなただったのか
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/15(金) 06:02:59.30 ID:35zsCeXoo
乙
みゃー花はイイゾ
みゃー花はイイゾ
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/16(土) 08:15:04.94 ID:bEBcbgNA0
良いぞ……良い……乙
引用元: 【わたてん】花「銭湯はほっかほかになれて良いものですよ、お姉さん」
【わたてん】小依「名探偵は私に任せなさい!」
2019-04-02
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/15(金) 22:04:14.22 ID:mhE+yIVlo
みやこ『花ちゃん、明日のおやつは何食べたいかな?』
花『うーん、何が作れそうですか?』
みやこ『ちょっと待っててね…………うーん、パンケーキか……シューアイスかなあ』
花『両方がいいです!』
みやこ『両方は流石に無理かなあ……』
花『むー、食べたい!食べたい!食べたいぃいい!!!』
みやこ『そんな子供みたいな……って子供か、でもダーメ、私が、お母さんに怒られちゃう』
花『……じゃあ、シューアイスがいいです』
みやこ『シューアイスね、解ったよ、じゃあ明日作っておくからね』
みやこ「あの時は、夢にも思いませんでした」
みやこ「まさか、あの何気ない会話が……あんな恐ろしい、事件のきっかけになるなんて……」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1552655053
花『うーん、何が作れそうですか?』
みやこ『ちょっと待っててね…………うーん、パンケーキか……シューアイスかなあ』
花『両方がいいです!』
みやこ『両方は流石に無理かなあ……』
花『むー、食べたい!食べたい!食べたいぃいい!!!』
みやこ『そんな子供みたいな……って子供か、でもダーメ、私が、お母さんに怒られちゃう』
花『……じゃあ、シューアイスがいいです』
みやこ『シューアイスね、解ったよ、じゃあ明日作っておくからね』
みやこ「あの時は、夢にも思いませんでした」
みやこ「まさか、あの何気ない会話が……あんな恐ろしい、事件のきっかけになるなんて……」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1552655053
関連
ハルヒ「SOS団で恋の暴露大会をするわよ!」
【朗報】わたてんさん、ケムリクサを超えてガチで覇権へ
【ラブライブサンシャイン】善子「運命の引力」
【悲報】Twitterで3年前に「令和」を予言してたものがいたwwwwwwwww
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/15(金) 22:10:18.68 ID:mhE+yIVlo
星野家 リビング
花「お姉さん、お姉さん」
みやこ「ん? どうしたの? 花ちゃん」
花「コンビニからジュース買ってきたんです、お姉さんも飲んでください」コポポポ
みやこ「わっ、花ちゃん入れすぎじゃ……溢れちゃうよ、でもありがとね?」
花「いえいえ、何時もお菓子を作ってくれるお姉さんへのほんのお礼です、全部飲んじゃってください」
みやこ「え? でも、そうすると花ちゃんたちの飲む分が……今日は5人来てるんでしょ?」
花「それなら大丈夫ですよ……ほら」
小依「うんしょ、うんしょ……ほら、私が皆の分のジュースを運んであげたわよ!」
みやこ「ああ、そうなんだ……ありがとうね、花ちゃん」
花「いえいえ」
花「お姉さん、お姉さん」
みやこ「ん? どうしたの? 花ちゃん」
花「コンビニからジュース買ってきたんです、お姉さんも飲んでください」コポポポ
みやこ「わっ、花ちゃん入れすぎじゃ……溢れちゃうよ、でもありがとね?」
花「いえいえ、何時もお菓子を作ってくれるお姉さんへのほんのお礼です、全部飲んじゃってください」
みやこ「え? でも、そうすると花ちゃんたちの飲む分が……今日は5人来てるんでしょ?」
花「それなら大丈夫ですよ……ほら」
小依「うんしょ、うんしょ……ほら、私が皆の分のジュースを運んであげたわよ!」
みやこ「ああ、そうなんだ……ありがとうね、花ちゃん」
花「いえいえ」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/15(金) 22:18:16.62 ID:mhE+yIVlo
乃愛「ハナちゃん、小依ちゃんありがと!…………きゃっ!」ブシュ!!
小依「あ、ごめん、実はさっき転んじゃって……」
夏音「ああ、ノアちゃんびしょびしょだね」
小依「本当にごめんなさい…………」
乃愛「ううん、いいよ、ミャーさん!ちょっとお風呂借りてくるね!」
みやこ「はーい、いってらっしゃい!」
小依「あ、ごめん、実はさっき転んじゃって……」
夏音「ああ、ノアちゃんびしょびしょだね」
小依「本当にごめんなさい…………」
乃愛「ううん、いいよ、ミャーさん!ちょっとお風呂借りてくるね!」
みやこ「はーい、いってらっしゃい!」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/15(金) 23:26:35.81 ID:mhE+yIVlo
小依「うう、失敗しちゃった……」
ひなた「大丈夫だぞ、ノアはそんなことで怒らないし、小依が本気で謝ってるって解ってるからな!」
夏音「よりちゃん、そんなにがっかりした顔しないで、よりちゃんは笑ってる方が可愛いよ」
小依「二人とも…………」
花「そうだよ、皆、小依がドジしちゃう事も解ってて友達やってるから」
小依「花ちゃん……あれ、何かそれは違うような」
ひなた「大丈夫だぞ、ノアはそんなことで怒らないし、小依が本気で謝ってるって解ってるからな!」
夏音「よりちゃん、そんなにがっかりした顔しないで、よりちゃんは笑ってる方が可愛いよ」
小依「二人とも…………」
花「そうだよ、皆、小依がドジしちゃう事も解ってて友達やってるから」
小依「花ちゃん……あれ、何かそれは違うような」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/15(金) 23:34:37.11 ID:mhE+yIVlo
みやこ「ふふ、でも夏音ちゃんも小依ちゃんも来るの久しぶりだね、二人も来るから、今日はとっておきのデザートを用意してるよ」
小依「とっておき!? それって何なの!?」
みやこ「ふふふ、ヒミツ、ノアちゃんがシャワー浴びてきたら教えてあげるね」
夏音「わあ、おねぇさんのデザート、いつも美味しいから楽しみです、あ、後で作った物のレシピも貰っていいですか?」
みやこ「勿論、そう言うと思って書いておいたから、後であげるね」
夏音「ありがとうございます!」
ひなた「へへ、みゃー姉のレシピだから絶対美味しいやつができるぞ!」
みやこ「そんな大層なものじゃないよー」
小依「とっておき!? それって何なの!?」
みやこ「ふふふ、ヒミツ、ノアちゃんがシャワー浴びてきたら教えてあげるね」
夏音「わあ、おねぇさんのデザート、いつも美味しいから楽しみです、あ、後で作った物のレシピも貰っていいですか?」
みやこ「勿論、そう言うと思って書いておいたから、後であげるね」
夏音「ありがとうございます!」
ひなた「へへ、みゃー姉のレシピだから絶対美味しいやつができるぞ!」
みやこ「そんな大層なものじゃないよー」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/15(金) 23:43:11.95 ID:mhE+yIVlo
乃愛「ミャーさん、シャワーありがとうね! あがったよ!」
花「お帰り、はい、ジュース」
乃愛「ハナちゃんありがと、んっ……ぷはっ、美味しい!」
みやこ「ノアちゃんお帰り、さて、じゃあお菓子を取りに行こうかな…………」 スタスタ
ひなた「くぅ~~みゃー姉のお菓子、なんなんだろうな!」
乃愛「あ、そういえばもう3時だもんね、待っててくれたんだ」
夏音「……そういうところ、とっても優しいおねぇさんだと思うなあ」
ひなた「おう!みゃー姉は最高のお姉ちゃんだぞ!」
きゃ、きゃああああああああ!!!!!
小依「えっ!?」
花「誰の声!?」
ひなた「みゃー姉だ!!みゃーねえーーー!!!!!どうしたんだ!?」ダダダダ!!
みやこ「しゅ、シューアイスが!!」
みやこ「わたしが作っておいたシューアイスが無くなってる!!!」
テテテテッ!テテテテッ!テーテー!
花「お帰り、はい、ジュース」
乃愛「ハナちゃんありがと、んっ……ぷはっ、美味しい!」
みやこ「ノアちゃんお帰り、さて、じゃあお菓子を取りに行こうかな…………」 スタスタ
ひなた「くぅ~~みゃー姉のお菓子、なんなんだろうな!」
乃愛「あ、そういえばもう3時だもんね、待っててくれたんだ」
夏音「……そういうところ、とっても優しいおねぇさんだと思うなあ」
ひなた「おう!みゃー姉は最高のお姉ちゃんだぞ!」
きゃ、きゃああああああああ!!!!!
小依「えっ!?」
花「誰の声!?」
ひなた「みゃー姉だ!!みゃーねえーーー!!!!!どうしたんだ!?」ダダダダ!!
みやこ「しゅ、シューアイスが!!」
みやこ「わたしが作っておいたシューアイスが無くなってる!!!」
テテテテッ!テテテテッ!テーテー!
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/15(金) 23:58:12.51 ID:mhE+yIVlo
花「しゅ、シューアイスが!?」
みやこ「うん、確かに冷凍庫に入れておいたはずなんだけど……何処にもないや」
花「そ、そんなあ……」ガーン
ひなた「シューアイス……そういえばわたし、1時くらいに冷凍庫開けたときに確かにあったような……」
みやこ「本当? それなら、その二時間の間に無くなっちゃったのかな……不思議だなあ」
夏音「ううん、それは残念です……」
小依「…………皆、困ってるみたいね!」
夏音「え、よりちゃん?」
小依「この事件!この名探偵小依様が解決してあげるわ!!」
みやこ「うん、確かに冷凍庫に入れておいたはずなんだけど……何処にもないや」
花「そ、そんなあ……」ガーン
ひなた「シューアイス……そういえばわたし、1時くらいに冷凍庫開けたときに確かにあったような……」
みやこ「本当? それなら、その二時間の間に無くなっちゃったのかな……不思議だなあ」
夏音「ううん、それは残念です……」
小依「…………皆、困ってるみたいね!」
夏音「え、よりちゃん?」
小依「この事件!この名探偵小依様が解決してあげるわ!!」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/16(土) 00:43:40.81 ID:Drmq2zDEo
みやこの証言
みやこ「シューアイスは昨日作って、ずっと冷凍庫で冷やすために置いといたの」
みやこ「今日の12時くらいに、出来上がってるか確認したよ、お昼ご飯食べてる時だったから、時間は間違いないと思うな」
みやこ「出来上がってるのを確認して、ご飯の洗い物を終わらせた後、ずっとリビングでゲームしたり、パソコンしてたりしてたなあ……」
小依「リビングから冷蔵庫は見えてたの?」
みやこ「うん、見えてたよ」
小依「なら、12時以降に冷蔵庫を開いた人を教えて! その人たちの中に犯人がいるわ!」
みやこ「うーん、一番最初にひなた、その後に花ちゃんと小依ちゃん、あとはノアちゃんも開いてたかな?」
小依「ふふん、この4人の中の誰かが犯人よ!!」
乃愛「自分も容疑者に含まれてるけど、いいの?」
小依「……この3人の中の誰かが犯人よ!!!!!」
みやこ「シューアイスは昨日作って、ずっと冷凍庫で冷やすために置いといたの」
みやこ「今日の12時くらいに、出来上がってるか確認したよ、お昼ご飯食べてる時だったから、時間は間違いないと思うな」
みやこ「出来上がってるのを確認して、ご飯の洗い物を終わらせた後、ずっとリビングでゲームしたり、パソコンしてたりしてたなあ……」
小依「リビングから冷蔵庫は見えてたの?」
みやこ「うん、見えてたよ」
小依「なら、12時以降に冷蔵庫を開いた人を教えて! その人たちの中に犯人がいるわ!」
みやこ「うーん、一番最初にひなた、その後に花ちゃんと小依ちゃん、あとはノアちゃんも開いてたかな?」
小依「ふふん、この4人の中の誰かが犯人よ!!」
乃愛「自分も容疑者に含まれてるけど、いいの?」
小依「……この3人の中の誰かが犯人よ!!!!!」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/16(土) 00:47:08.21 ID:Drmq2zDEo
小依「間違いなく、わたしを含めた4人以外は開いてないのね?」
みやこ「うん、その間はおといれとかにも行ってないし、間違いないと思うよ」
ひなた「となると、夏音はシロになるな! 良かったな!夏音!!」
夏音「良かったよお」
小依「さて、なら次は順番に証言をして貰いましょう、次に冷蔵庫を開けたのは……」
ひなた「私だな!」
小依「ならひなたちゃん、証言お願い!」
ひなた「解った!」
みやこ「うん、その間はおといれとかにも行ってないし、間違いないと思うよ」
ひなた「となると、夏音はシロになるな! 良かったな!夏音!!」
夏音「良かったよお」
小依「さて、なら次は順番に証言をして貰いましょう、次に冷蔵庫を開けたのは……」
ひなた「私だな!」
小依「ならひなたちゃん、証言お願い!」
ひなた「解った!」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/16(土) 00:56:16.82 ID:Drmq2zDEo
ひなたの証言
ひなた「わたしが冷蔵庫を開けたのは1時くらいだな! 」
ひなた「喉が乾いたから開けたんだ、中のジュースを飲んで、ついでにアイスがないか冷凍庫も開けた」
小依「冷凍庫! あ、アイスはあったの!?」
ひなた「おう、みゃー姉のシューアイスはあったんだけど、その時にノアが話しかけてきたんだ」
乃愛「ああ、そういえば話しかけたね」
ひなた「で、その瞬間全部忘れて、冷凍庫を閉めてノアの所に行っちゃった、私はそれだけだな」
小依「うーん、じゃあ、ひなたちゃんがシューアイスを食べてないのはノアちゃんが証明できるのね」
乃愛「そうだね、ひなたちゃんはジュースは飲んでたけど、それだけだったよ」
ひなた「わたしが冷蔵庫を開けたのは1時くらいだな! 」
ひなた「喉が乾いたから開けたんだ、中のジュースを飲んで、ついでにアイスがないか冷凍庫も開けた」
小依「冷凍庫! あ、アイスはあったの!?」
ひなた「おう、みゃー姉のシューアイスはあったんだけど、その時にノアが話しかけてきたんだ」
乃愛「ああ、そういえば話しかけたね」
ひなた「で、その瞬間全部忘れて、冷凍庫を閉めてノアの所に行っちゃった、私はそれだけだな」
小依「うーん、じゃあ、ひなたちゃんがシューアイスを食べてないのはノアちゃんが証明できるのね」
乃愛「そうだね、ひなたちゃんはジュースは飲んでたけど、それだけだったよ」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/16(土) 01:02:49.60 ID:Drmq2zDEo
小依「じゃあひなたちゃんはシロで!」
ひなた「やったー! やったぞみゃー姉!!私犯人じゃなかった!」
みやこ「良かったね」
小依「となると…………次は花ちゃんだけど」
花「……私も小依と一緒に冷凍庫開けたから、アリバイあるよ」
小依「あ、そっか、そう言えば」
花「まあ、一応説明しておくね」
ひなた「やったー! やったぞみゃー姉!!私犯人じゃなかった!」
みやこ「良かったね」
小依「となると…………次は花ちゃんだけど」
花「……私も小依と一緒に冷凍庫開けたから、アリバイあるよ」
小依「あ、そっか、そう言えば」
花「まあ、一応説明しておくね」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/16(土) 01:08:46.19 ID:Drmq2zDEo
花の証言
花「さっきも言ったけど、私は小依と一緒に冷凍庫を開けたよ」
花「コンビニでジュースを買ってきてたから……それをみんなに出すために開けた」
花「私はお姉さんの分を、小依はみんなの分を手分けして持っていったんだけど、時間はそこまで長くかかってないんじゃないかなあ……ジュース出すだけだし」
花「流石にそんな時間でシューアイスを食べることも出来ないし、第一小依がずっと隣で見てるから、私は犯行は不可能だよ」
小依「うーん、それもそうね……花ちゃんはジュース運んでただけだったから、きっと…………」
小依「花もシロ!!!確定!!!!」
花「…………ふう」
夏音「…………………………………………」
花「どうしたの?」
夏音「なんでもないよ」ニコッ
花「さっきも言ったけど、私は小依と一緒に冷凍庫を開けたよ」
花「コンビニでジュースを買ってきてたから……それをみんなに出すために開けた」
花「私はお姉さんの分を、小依はみんなの分を手分けして持っていったんだけど、時間はそこまで長くかかってないんじゃないかなあ……ジュース出すだけだし」
花「流石にそんな時間でシューアイスを食べることも出来ないし、第一小依がずっと隣で見てるから、私は犯行は不可能だよ」
小依「うーん、それもそうね……花ちゃんはジュース運んでただけだったから、きっと…………」
小依「花もシロ!!!確定!!!!」
花「…………ふう」
夏音「…………………………………………」
花「どうしたの?」
夏音「なんでもないよ」ニコッ
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/16(土) 01:18:04.03 ID:Drmq2zDEo
花「ちなみに時間は2時30分前、まあ、それはあんまり関係ないと思うけどね」
小依「でも、私も花ちゃんもシロになるとしたら……後は……」
乃愛「あ、アタシ!? 違うよ!?」
みやこ「うーん、ノアちゃんは違うと思うけどなあ……」
乃愛「みゃ、ミャーさん……!」
みやこ「大丈夫だよ、ノアちゃんが犯人じゃないのは、わたしがしっかり見てたから」
小依「それなら、どんな事をしたのか聞かせてもらえないかしら」
乃愛「オッケー!」
小依「でも、私も花ちゃんもシロになるとしたら……後は……」
乃愛「あ、アタシ!? 違うよ!?」
みやこ「うーん、ノアちゃんは違うと思うけどなあ……」
乃愛「みゃ、ミャーさん……!」
みやこ「大丈夫だよ、ノアちゃんが犯人じゃないのは、わたしがしっかり見てたから」
小依「それなら、どんな事をしたのか聞かせてもらえないかしら」
乃愛「オッケー!」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/16(土) 01:24:37.41 ID:Drmq2zDEo
乃愛「アタシが冷凍庫を開いたのは3時前くらい、夏だからね、このネッククーラーを取りに来たの」
小依「ネッククーラー?」
夏音「そう、冷凍庫に入れておいて、首に巻くと涼しいよってお洒落アイテム!可愛いでしょ!」
小依「あ、本当に可愛い!」
乃愛「ありがと! で、シャワーを浴びた後に体が熱くなっちゃったから、ネッククーラーを取りに行ったんだけど……」
小依「だけど?」
乃愛「シューアイス、見かけなかったんだよねぇ、アタシは見てないよ」
小依「そ、それなら……!」
みやこ「ううん、ノアちゃんが犯人はあり得ないよ、だって乃愛ちゃんは私と入れ替わりでキッチンに入っていったからね、シューアイスを食べてないのは保証するよ」
乃愛「わーい! 庇ってくれるミャーさん大好き!」
みやこ「偶然だけどね、ありがとう」
小依「うーん、となると、ノアちゃんもシロなのね」
乃愛「そーそー!」
小依「ネッククーラー?」
夏音「そう、冷凍庫に入れておいて、首に巻くと涼しいよってお洒落アイテム!可愛いでしょ!」
小依「あ、本当に可愛い!」
乃愛「ありがと! で、シャワーを浴びた後に体が熱くなっちゃったから、ネッククーラーを取りに行ったんだけど……」
小依「だけど?」
乃愛「シューアイス、見かけなかったんだよねぇ、アタシは見てないよ」
小依「そ、それなら……!」
みやこ「ううん、ノアちゃんが犯人はあり得ないよ、だって乃愛ちゃんは私と入れ替わりでキッチンに入っていったからね、シューアイスを食べてないのは保証するよ」
乃愛「わーい! 庇ってくれるミャーさん大好き!」
みやこ「偶然だけどね、ありがとう」
小依「うーん、となると、ノアちゃんもシロなのね」
乃愛「そーそー!」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/16(土) 01:42:02.71 ID:Drmq2zDEo
小依「でも、これで全員シロになっちゃったわね……不思議だわ」
みやこ「全員がアリバイあるからな……完全犯罪だ!」
花「不思議ですね……………………」
小依「解らない……犯人は誰なの……? ヤギ、ヤギなの? ヤギが犯人なの?」
乃愛「なんでヤギなの?」
夏音「……………………」
みやこ「どうしたの? かのんちゃん」
夏音「……ううん、犯人、分かっちゃったかもしれないから」
みやこ「…………えっ!?」
みやこ「全員がアリバイあるからな……完全犯罪だ!」
花「不思議ですね……………………」
小依「解らない……犯人は誰なの……? ヤギ、ヤギなの? ヤギが犯人なの?」
乃愛「なんでヤギなの?」
夏音「……………………」
みやこ「どうしたの? かのんちゃん」
夏音「……ううん、犯人、分かっちゃったかもしれないから」
みやこ「…………えっ!?」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/16(土) 01:47:19.37 ID:Drmq2zDEo
乃愛「でも、誰が犯人って言っても、そもそも全員シューアイスを食べる時間もないんだよ? 本当に犯行なんて出来るの?」
夏音「ううん、犯人はシューアイスを食べたんじゃない、隠したんだよ」
みやこ「隠した……? 何処に!?誰が犯人なんだ!?」
夏音「んー、じゃあ順番に説明するために、先に犯人を言っちゃうね」
みやこ「おお、ドラマみたいだ……」
夏音「犯人は……………………」ビシッ
夏音「貴女だよ、花ちゃん」
花「……………………」
夏音「ううん、犯人はシューアイスを食べたんじゃない、隠したんだよ」
みやこ「隠した……? 何処に!?誰が犯人なんだ!?」
夏音「んー、じゃあ順番に説明するために、先に犯人を言っちゃうね」
みやこ「おお、ドラマみたいだ……」
夏音「犯人は……………………」ビシッ
夏音「貴女だよ、花ちゃん」
花「……………………」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/16(土) 03:39:56.47 ID:Drmq2zDEo
みやこ「隠した……? 何処に!?誰が犯人なんだ!?」×
ひなた「隠した……? 何処に!?誰が犯人なんだ!?」○
ひなた「隠した……? 何処に!?誰が犯人なんだ!?」○
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/16(土) 03:56:22.65 ID:Drmq2zDEo
小依「は、花ちゃんが!?」
みやこ「正直知ってた!」
乃愛「はっきり言うと予想通りだった!」
花「…………聞かせて貰ってもいい? なんで、わたしが犯人だと思ったの?」
ひなた「花だからじゃないか?」
夏音「…………順番に話そっか、まず、犯行の動機から」
花「……………………」
夏音「花ちゃんはシューアイスはとても楽しみにしてたおやつだった、でも、もう一個楽しみにしてたおやつがあったんじゃないかな?」
花「…………」
夏音「みんなでキッチンでお話ししてるときに見つけたよ、パンケーキの材料と、中の冷蔵庫にちらっとみえた美味しそうな生クリーム、きっとおねぇさんはシューアイスかパンケーキか、どっちを作るかを悩んでたんじゃないかな?」
みやこ「う、うん……そうなの、凄い……」
夏音「でも、花ちゃんはどうしても両方を食べたかった、だから、シューアイスを一時的にでも無くして、おねぇさんにパンケーキを焼いて貰いたかったんだよね?」
みやこ「正直知ってた!」
乃愛「はっきり言うと予想通りだった!」
花「…………聞かせて貰ってもいい? なんで、わたしが犯人だと思ったの?」
ひなた「花だからじゃないか?」
夏音「…………順番に話そっか、まず、犯行の動機から」
花「……………………」
夏音「花ちゃんはシューアイスはとても楽しみにしてたおやつだった、でも、もう一個楽しみにしてたおやつがあったんじゃないかな?」
花「…………」
夏音「みんなでキッチンでお話ししてるときに見つけたよ、パンケーキの材料と、中の冷蔵庫にちらっとみえた美味しそうな生クリーム、きっとおねぇさんはシューアイスかパンケーキか、どっちを作るかを悩んでたんじゃないかな?」
みやこ「う、うん……そうなの、凄い……」
夏音「でも、花ちゃんはどうしても両方を食べたかった、だから、シューアイスを一時的にでも無くして、おねぇさんにパンケーキを焼いて貰いたかったんだよね?」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/16(土) 04:02:46.00 ID:Drmq2zDEo
夏音「だから、花ちゃんは考えたんだ、シューアイスの姿を消すトリックをね」
小依「シューアイスの」
乃愛「姿を消す」
ひなた「トリック!」
夏音「でも、シューアイスを隠しておける場所なんて殆どない、アイスだから溶けちゃうもんね。でも花ちゃんは一個だけ見つけることが出来たんだよ、それが……」
夏音「ここだよ!!」ガラッ!
ひなた「冷蔵庫の製氷機の中!?」
みやこ「あっ! わたしの作ったシューアイスが入ってる!」
夏音「そう、製氷機の中に隠してしまえば、シューアイスは消えてしまったように見える、一時的に姿を消せばいいだけだから。花ちゃんが冷蔵庫を触った後にお姉さんがパンケーキを焼き終わるまで誤魔化せれば問題ない」
乃愛「でも、その間に誰かがジュースを飲むかもしれないよ?」
夏音「それはありえないよ」
ひなた「ありえない……何でだ!?」
小依「シューアイスの」
乃愛「姿を消す」
ひなた「トリック!」
夏音「でも、シューアイスを隠しておける場所なんて殆どない、アイスだから溶けちゃうもんね。でも花ちゃんは一個だけ見つけることが出来たんだよ、それが……」
夏音「ここだよ!!」ガラッ!
ひなた「冷蔵庫の製氷機の中!?」
みやこ「あっ! わたしの作ったシューアイスが入ってる!」
夏音「そう、製氷機の中に隠してしまえば、シューアイスは消えてしまったように見える、一時的に姿を消せばいいだけだから。花ちゃんが冷蔵庫を触った後にお姉さんがパンケーキを焼き終わるまで誤魔化せれば問題ない」
乃愛「でも、その間に誰かがジュースを飲むかもしれないよ?」
夏音「それはありえないよ」
ひなた「ありえない……何でだ!?」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/16(土) 04:10:41.73 ID:Drmq2zDEo
夏音「だって、花ちゃんは先に皆にジュースをご馳走してるんだもん、全員にたっぷりとね。喉が乾いてないなら氷たっぷりのジュースなんて飲もうと思わない、つまり製氷機の中は誰も見ることは無くなるよね」
みやこ「そういえば、やけにたっぷりとジュースをくれたような……!」
小依「で、でも、花ちゃんは私と一緒にジュースを持ってきたのよ!? 私がいたのにそんなことなんて…………」
夏音「出来たよ」
小依「……え?」
夏音「一瞬だけ、出来る瞬間があったよ」
乃愛「…………あっ! そっか! 解っちゃった!」
乃愛「小依ちゃんが転んじゃった時だ!! あの時なら、転んじゃった小依ちゃんの方に目がいくだろうし、小依ちゃんも自分のことに手一杯で花ちゃんを見てる余裕なんてなかった!」
夏音「シューアイスを食べるならともかく、冷凍庫から製氷機に移すだけなら数十秒で終わるよ、その余裕は十分にあったんじゃないかな」
みやこ「そういえば、やけにたっぷりとジュースをくれたような……!」
小依「で、でも、花ちゃんは私と一緒にジュースを持ってきたのよ!? 私がいたのにそんなことなんて…………」
夏音「出来たよ」
小依「……え?」
夏音「一瞬だけ、出来る瞬間があったよ」
乃愛「…………あっ! そっか! 解っちゃった!」
乃愛「小依ちゃんが転んじゃった時だ!! あの時なら、転んじゃった小依ちゃんの方に目がいくだろうし、小依ちゃんも自分のことに手一杯で花ちゃんを見てる余裕なんてなかった!」
夏音「シューアイスを食べるならともかく、冷凍庫から製氷機に移すだけなら数十秒で終わるよ、その余裕は十分にあったんじゃないかな」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/16(土) 04:17:39.83 ID:Drmq2zDEo
花「…………でも、私は小依が転ぶかどうかなんて解らない、解らないことを計画に入れるのはおかしい」
夏音「転ぶよ、よりちゃんなら、あの状況だと絶対に転ぶ」
小依「えっ?」
夏音「幼馴染みのわたしが言うんだもん、絶対だよ、花ちゃんも言ってたよね?」
花『そうだよ、皆、小依がドジしちゃう事も解ってて友達やってるから』
夏音「ってね、花ちゃんは小依ちゃんの友達だもんね、転んじゃうって予測できてたんだよね」
小依「ひ、酷い……」
夏音「……纏めるよ」
夏音「転ぶよ、よりちゃんなら、あの状況だと絶対に転ぶ」
小依「えっ?」
夏音「幼馴染みのわたしが言うんだもん、絶対だよ、花ちゃんも言ってたよね?」
花『そうだよ、皆、小依がドジしちゃう事も解ってて友達やってるから』
夏音「ってね、花ちゃんは小依ちゃんの友達だもんね、転んじゃうって予測できてたんだよね」
小依「ひ、酷い……」
夏音「……纏めるよ」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/16(土) 04:27:39.00 ID:Drmq2zDEo
夏音「花ちゃんは、おねぇさんの作るシューアイスとパンケーキ両方食べるために計画を立てた、準備としてコンビニで沢山のジュースを買ってきた」
夏音「おねぇさんの家についた花ちゃんはジュースを冷蔵庫で冷やしつつ、おねぇさんがシューアイスが出来てるか確認するのを待った、確認が終わったら、頃合いを見て小依ちゃんに声をかけて作戦を開始」
夏音「ジュースを取り出す作業中に小依ちゃんが計画通りに転んだのを見てから、コップの中に氷を入れていくふりをしつつ、シューアイスを製氷機の中に移していった、コップ一杯に注いだジュースやペットボトルを配ることで、全員が後々喉が乾かないようにした」
夏音「ノアちゃんがシャワーを浴びにいったのは想定外だったみたいだね、慌てて自分がジュースを先んじて渡すことで、何とかなったみたいだけど」
夏音「で、後はシューアイスが無くなっちゃったおねぇさんが、代わりのパンケーキを焼くだけ……焼き終わったらシューアイスを見つけた振りをして、おねぇさんにせっかく作ったから一緒に食べようって提案するつもりだったんじゃないかな?」
夏音「……っていうのがわたしの推理なんだけど……合ってる?」
夏音「おねぇさんの家についた花ちゃんはジュースを冷蔵庫で冷やしつつ、おねぇさんがシューアイスが出来てるか確認するのを待った、確認が終わったら、頃合いを見て小依ちゃんに声をかけて作戦を開始」
夏音「ジュースを取り出す作業中に小依ちゃんが計画通りに転んだのを見てから、コップの中に氷を入れていくふりをしつつ、シューアイスを製氷機の中に移していった、コップ一杯に注いだジュースやペットボトルを配ることで、全員が後々喉が乾かないようにした」
夏音「ノアちゃんがシャワーを浴びにいったのは想定外だったみたいだね、慌てて自分がジュースを先んじて渡すことで、何とかなったみたいだけど」
夏音「で、後はシューアイスが無くなっちゃったおねぇさんが、代わりのパンケーキを焼くだけ……焼き終わったらシューアイスを見つけた振りをして、おねぇさんにせっかく作ったから一緒に食べようって提案するつもりだったんじゃないかな?」
夏音「……っていうのがわたしの推理なんだけど……合ってる?」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/16(土) 04:40:17.51 ID:Drmq2zDEo
花「……………………から」ガクッ
みやこ「…………はな……ちゃん……?」
花「どうしても……っ!! 一緒に食べたかったから……っ!! アイスと……ぱんけーき……!!」
みやこ「う、嘘だよね、嘘なんだよね!!」
花「…………私が……やりました、お姉さんが、ぱんけーきとシューアイスなんて、凄く、凄く残酷な二択を迫ってくるから……! 」
夏音「……まあ、私も正直最初から花ちゃんが犯人だと思ってたけど」
花「う゛っ゛」
みやこ「まあ、そうだよね」
ひなた「そうだな!」
乃愛「あるあるー!」
小依「……わ、私もわかってたから!!!!」
みやこ「…………はな……ちゃん……?」
花「どうしても……っ!! 一緒に食べたかったから……っ!! アイスと……ぱんけーき……!!」
みやこ「う、嘘だよね、嘘なんだよね!!」
花「…………私が……やりました、お姉さんが、ぱんけーきとシューアイスなんて、凄く、凄く残酷な二択を迫ってくるから……! 」
夏音「……まあ、私も正直最初から花ちゃんが犯人だと思ってたけど」
花「う゛っ゛」
みやこ「まあ、そうだよね」
ひなた「そうだな!」
乃愛「あるあるー!」
小依「……わ、私もわかってたから!!!!」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/16(土) 04:46:09.37 ID:Drmq2zDEo
小依「と、とにかく犯人は見つかったのね!3時24分!現行犯逮捕よ!」
花「うう、捕まった……」
みやこ「まあ、花ちゃんへの罰は今度考えるとして…………」
乃愛「あ、流石に無罪じゃないんだね」
みやこ「今は、みんなでアイス食べよっか、ぱんけーきも焼いてあげるから……ね?」
花「…………お姉さん!」
みやこ「花ちゃんの分だけちょっとだけ減らすから」
花「お姉さん!?」
みやこ「減らした分は夏音ちゃんにあげようね~、たくさん考えて、疲れたでしょ?」
夏音「…………それなら」
小依「……?」
夏音「はいっ! お願いします!でも出来れば私じゃなくて、よりちゃんにあげてください!」
花「うう、捕まった……」
みやこ「まあ、花ちゃんへの罰は今度考えるとして…………」
乃愛「あ、流石に無罪じゃないんだね」
みやこ「今は、みんなでアイス食べよっか、ぱんけーきも焼いてあげるから……ね?」
花「…………お姉さん!」
みやこ「花ちゃんの分だけちょっとだけ減らすから」
花「お姉さん!?」
みやこ「減らした分は夏音ちゃんにあげようね~、たくさん考えて、疲れたでしょ?」
夏音「…………それなら」
小依「……?」
夏音「はいっ! お願いします!でも出来れば私じゃなくて、よりちゃんにあげてください!」
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/16(土) 04:53:35.27 ID:Drmq2zDEo
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
小依「おいしぃ~~~~!!」モッキュモッキュ
夏音「良かったね、よりちゃん」
ひなた「でも、なんで夏音は小依に大盛ぱんけーきとシューアイスをあげたんだ?」
夏音「ん~~ナイショだよ」
ひなた「ええっ、教えてほしい……」
乃愛「…………んっ、私は解ったかも!」
ひなた「おお!凄いぞノア!教えてくれ!」
乃愛「ううん、これは私も使える方法だったから、ひなたちゃんにはヒミツだよ!」
ひなた「えー、みんなズルいぞ」
小依「あっ、そっか、かのは私のよりちょっと少ないんだ…………じゃあ……ほら、ちょっとあげるわ!!」
小依「はいっ、あーん!!」
夏音「……えへへ、あーん」
乃愛(言えないよねぇ)
小依「おいしぃ~~~~!!」モッキュモッキュ
夏音「良かったね、よりちゃん」
ひなた「でも、なんで夏音は小依に大盛ぱんけーきとシューアイスをあげたんだ?」
夏音「ん~~ナイショだよ」
ひなた「ええっ、教えてほしい……」
乃愛「…………んっ、私は解ったかも!」
ひなた「おお!凄いぞノア!教えてくれ!」
乃愛「ううん、これは私も使える方法だったから、ひなたちゃんにはヒミツだよ!」
ひなた「えー、みんなズルいぞ」
小依「あっ、そっか、かのは私のよりちょっと少ないんだ…………じゃあ……ほら、ちょっとあげるわ!!」
小依「はいっ、あーん!!」
夏音「……えへへ、あーん」
乃愛(言えないよねぇ)
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/16(土) 04:56:52.00 ID:Drmq2zDEo
夏音(よりちゃんにあーんして貰えるから、よりちゃんにあげたなんて、誰にも言えないなあ)
ひなた「いやー、それにしても凄い推理だった!やっぱ凄いな!夏音は!!」
小依「…………あれ、私、今回なにもしてない?」
ひなた「……そうだな!」
小依「…………む、むきーー!!!次こそは!次こそは!名探偵してあげるなら覚悟しなさい!!待ってなさいよ!じけーん!!」
夏音「わー、頑張れー!」パチパチ
ひなた「いやー、それにしても凄い推理だった!やっぱ凄いな!夏音は!!」
小依「…………あれ、私、今回なにもしてない?」
ひなた「……そうだな!」
小依「…………む、むきーー!!!次こそは!次こそは!名探偵してあげるなら覚悟しなさい!!待ってなさいよ!じけーん!!」
夏音「わー、頑張れー!」パチパチ
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/16(土) 04:59:20.73 ID:Drmq2zDEo
花「…………ううっ、美味しいけど、ちょっとだけ少ない」シクシク
みやこ「仕方ないね!」
花「うう、悲しいです……次こそは上手くやりますからね!」
みやこ「次はやらないでほしいなあ……」
おしまい!!!
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/16(土) 05:00:54.32 ID:Drmq2zDEo
ありがとうございました
小依スレに見せた夏音スレでした、夏音スレに見せた小依スレもまた立てたいです
わたてんSSは無限の可能性があります、誰か書いてください
小依スレに見せた夏音スレでした、夏音スレに見せた小依スレもまた立てたいです
わたてんSSは無限の可能性があります、誰か書いてください
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/16(土) 10:43:06.56 ID:wTIOdkC+o
乙
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/16(土) 17:34:02.95 ID:tlNrLoLPo
乙
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/16(土) 19:00:09.32 ID:LGuEPFbh0
乙
あとで考える花ちゃんへの罰も待ってますわ
あとで考える花ちゃんへの罰も待ってますわ
【わたてん】ひなた「みゃー姉があおむしになったぞ!」
2019-04-01
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 17:29:52.65 ID:DOi6D38Jo
星野家 朝
ひなた「おはよー!みゃー姉!! 朝だぞーー!!」ガチャ!!
みやこ「ん、おはよう、ひなた」
ひなた「おお、みゃー姉もう起きてたのか…………って、何やってんだ? 布団をグルグルに巻いて……」
みやこ「ふふ、ひなた、実はね…………」
みやこ「今日のお姉ちゃんはあおむしだよ!」キリッ
ひなた「みゃー姉何言ってるんだ?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1552811392
ひなた「おはよー!みゃー姉!! 朝だぞーー!!」ガチャ!!
みやこ「ん、おはよう、ひなた」
ひなた「おお、みゃー姉もう起きてたのか…………って、何やってんだ? 布団をグルグルに巻いて……」
みやこ「ふふ、ひなた、実はね…………」
みやこ「今日のお姉ちゃんはあおむしだよ!」キリッ
ひなた「みゃー姉何言ってるんだ?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1552811392
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 17:38:38.58 ID:DOi6D38Jo
ひなた「でもみゃー姉、朝ご飯食べないとお母さんにすごく怒られちゃうぞ」
みやこ「大丈夫、昨日のうちにお母さんにはあおむしになることは伝えてるから」ゴロゴロ
ひなた「おお……お、怒られなかったのか?」
みやこ「なんかもう全部を諦めた目で『好きにしなさい……』って言われたから大丈夫!!」
ひなた「みゃー姉…………みゃー姉…………」ワナワナ
みやこ「最近、文化祭とかお菓子作りとか頑張りすぎたからね……お姉ちゃん、朝起きたときからあおむしになるって決めてたの」
ひなた「でも、ご飯も食べず大丈夫なのか? お腹すいちゃうぞ? いつまでやるのか?」
みやこ「うーん、ひなたとお母さんが私を見捨てて電車にのって何処かに行っちゃうまでかなあ」
ひなた「えっ…………わ、わたしはみゃー姉を見捨てないぞ!!!絶対に絶対に見捨てないからな!!!!」
みやこ「ごめん、ひなたには通じないネタだったね」
みやこ「大丈夫、昨日のうちにお母さんにはあおむしになることは伝えてるから」ゴロゴロ
ひなた「おお……お、怒られなかったのか?」
みやこ「なんかもう全部を諦めた目で『好きにしなさい……』って言われたから大丈夫!!」
ひなた「みゃー姉…………みゃー姉…………」ワナワナ
みやこ「最近、文化祭とかお菓子作りとか頑張りすぎたからね……お姉ちゃん、朝起きたときからあおむしになるって決めてたの」
ひなた「でも、ご飯も食べず大丈夫なのか? お腹すいちゃうぞ? いつまでやるのか?」
みやこ「うーん、ひなたとお母さんが私を見捨てて電車にのって何処かに行っちゃうまでかなあ」
ひなた「えっ…………わ、わたしはみゃー姉を見捨てないぞ!!!絶対に絶対に見捨てないからな!!!!」
みやこ「ごめん、ひなたには通じないネタだったね」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 17:54:32.87 ID:DOi6D38Jo
携帯「ソリアゲドン!ソリアゲドン!」
花「……ひなたからの電話? なんだろ?」プッ
ひなた「花!お願いだ! 助けてくれ!!」
花「わっ、おっきい……! どうしたのひなた、落ち着いて、何があったのか教えて」
ひなた「みゃー姉が…………みゃー姉がぁ…………」
花「お姉さんが?」
ひなた「みゃー姉があおむしになっちまったぁあああああああ!!!!!」
花「は???」
花「……ひなたからの電話? なんだろ?」プッ
ひなた「花!お願いだ! 助けてくれ!!」
花「わっ、おっきい……! どうしたのひなた、落ち着いて、何があったのか教えて」
ひなた「みゃー姉が…………みゃー姉がぁ…………」
花「お姉さんが?」
ひなた「みゃー姉があおむしになっちまったぁあああああああ!!!!!」
花「は???」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 22:52:51.87 ID:DOi6D38Jo
星野家前
花「…………あ、ノア」トコトコ
乃愛「ハナちゃんおはよ、ハナちゃんもひなたちゃんに電話されて来たの?」
花「うん……なんかお姉さんがあおむしになったとか言われて」
乃愛「今までで一番ワケわかんないよね」
花「ま、お姉さんのこういうのは今に始まったことじゃないし、いいよこれくらい、どうせ遊びにいくつもりだったし……」
乃愛「…………ハナちゃん、少し楽しそうだね」
花「……………………」
乃愛「アタシも楽しいよ!」
花「そう」
花「…………あ、ノア」トコトコ
乃愛「ハナちゃんおはよ、ハナちゃんもひなたちゃんに電話されて来たの?」
花「うん……なんかお姉さんがあおむしになったとか言われて」
乃愛「今までで一番ワケわかんないよね」
花「ま、お姉さんのこういうのは今に始まったことじゃないし、いいよこれくらい、どうせ遊びにいくつもりだったし……」
乃愛「…………ハナちゃん、少し楽しそうだね」
花「……………………」
乃愛「アタシも楽しいよ!」
花「そう」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 23:09:19.53 ID:DOi6D38Jo
みやこの部屋
千鶴『全く、あんたはそんなんで将来どうするのよ』
ひなた『大丈夫だ! みゃー姉はわたしが面倒をみる!!』
みやこ『ひなたに面倒見てもらう!』
ひなた&みやこ『ねーっ!』
千鶴『あんた、本気で言ってるならこっちこい』
みやこ「……………………」
みやこ「本気なワケないじゃん、ひなたに見てもらうなんて」
みやこ「あ、わたしは今日はあおむしだった」
みやこ「……無視無視、あおむしだけに、無視しなきゃ」
千鶴『全く、あんたはそんなんで将来どうするのよ』
ひなた『大丈夫だ! みゃー姉はわたしが面倒をみる!!』
みやこ『ひなたに面倒見てもらう!』
ひなた&みやこ『ねーっ!』
千鶴『あんた、本気で言ってるならこっちこい』
みやこ「……………………」
みやこ「本気なワケないじゃん、ひなたに見てもらうなんて」
みやこ「あ、わたしは今日はあおむしだった」
みやこ「……無視無視、あおむしだけに、無視しなきゃ」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/17(日) 23:59:17.91 ID:DOi6D38Jo
ひなた「みゃー姉! 大丈夫か!?」
みやこ「んあー」コロコロコロコロ
乃愛「ミャーさんが布団にくるまってる……」
花「何時も以上に見た目が頼りない……」
ひなた「ノア、花、みゃー姉を救ってくれ……!」
みやこ「ふふふ、ひなた、残念だけど無駄だよ」
みやこ「今日はわたしが勝たせてもらうからね!!」キリッ
乃愛「え?勝負だったの?」
花「そんなキメ顔で言われても見た目が最悪だから……」
みやこ「んあー」コロコロコロコロ
乃愛「ミャーさんが布団にくるまってる……」
花「何時も以上に見た目が頼りない……」
ひなた「ノア、花、みゃー姉を救ってくれ……!」
みやこ「ふふふ、ひなた、残念だけど無駄だよ」
みやこ「今日はわたしが勝たせてもらうからね!!」キリッ
乃愛「え?勝負だったの?」
花「そんなキメ顔で言われても見た目が最悪だから……」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 01:22:43.99 ID:pzvviSI+o
花「お姉さん、そんな冗談はいいので起きてわたしにお菓子作ってください」ユサユサ
みやこ「やーだー!!」コロコロ
乃愛「ミャーさん、折角みんな来たんだし遊ぼうよー」
みやこ「動かない、動かないもーん!」
花「うーん、こんなに頑固なお姉さんも珍しいですね」
乃愛「ていうか、何時もよりちょっと子供っぽい? ひなたちゃん、最近ミャーさんに何かあった?」
ひなた「解らない……昨日まで普通だったんだ……」ションボリ
乃愛「ミャーさーん、何があってそんなになっちゃったの? お願いだから教えて」
みやこ「……………………やだ」プイッ
乃愛「うーん、困ったなあ」
みやこ「やーだー!!」コロコロ
乃愛「ミャーさん、折角みんな来たんだし遊ぼうよー」
みやこ「動かない、動かないもーん!」
花「うーん、こんなに頑固なお姉さんも珍しいですね」
乃愛「ていうか、何時もよりちょっと子供っぽい? ひなたちゃん、最近ミャーさんに何かあった?」
ひなた「解らない……昨日まで普通だったんだ……」ションボリ
乃愛「ミャーさーん、何があってそんなになっちゃったの? お願いだから教えて」
みやこ「……………………やだ」プイッ
乃愛「うーん、困ったなあ」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 19:41:08.54 ID:pzvviSI+o
みやこ「……花ちゃん花ちゃん」
花「はい、なんですか?」
みやこ「……」スッ
みゃー姉お手製ひげろー人形『やあ!はなちゃん!僕はひげろーだよ!』
花「ひ、ひげろー!? なんでこんなところに!?」
ひげろー人形『みやこちゃんが僕と友達になってくれたんだ! この布団の中は最高だね!』
花「ず、ずるい……私もひげろーと友達になりたい!」
ひげろー人形『大歓迎さ! 友達になろうよ! じゃあ花ちゃん、こっちに来て!』
花「ひげろーーー!!!」タッタッタッ
みやこ「花ちゃん捕まえたぁ!!!!」
花「はぷっ!!」
乃愛「ハナちゃん!?!?」
ひなた「花が捕まった!!!!」
花「はい、なんですか?」
みやこ「……」スッ
みゃー姉お手製ひげろー人形『やあ!はなちゃん!僕はひげろーだよ!』
花「ひ、ひげろー!? なんでこんなところに!?」
ひげろー人形『みやこちゃんが僕と友達になってくれたんだ! この布団の中は最高だね!』
花「ず、ずるい……私もひげろーと友達になりたい!」
ひげろー人形『大歓迎さ! 友達になろうよ! じゃあ花ちゃん、こっちに来て!』
花「ひげろーーー!!!」タッタッタッ
みやこ「花ちゃん捕まえたぁ!!!!」
花「はぷっ!!」
乃愛「ハナちゃん!?!?」
ひなた「花が捕まった!!!!」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 19:46:46.20 ID:pzvviSI+o
みやこ「ふふふ、これで花ちゃんもあおむしの会の仲間だよ……」モゾモゾ
花「うう、お姉さんの頭脳プレーにやられました…………」
乃愛「どちらかというとハナちゃんが考えが無さすぎただけな気がする」
ひなた「捕まったら、みゃー姉のあおむしの中に入れられるのか……」
みやこ「ふふん、今回は全員わたしのあおむしの中に入れてあげるからね」
ひなた「くそぉ、私たちは絶対にみゃー姉のあおむしの中には入らないぞ! なあ! ノア!!」
乃愛(これひなたちゃんすぐに負けちゃうんだろうなあ……)
花「うう、お姉さんの頭脳プレーにやられました…………」
乃愛「どちらかというとハナちゃんが考えが無さすぎただけな気がする」
ひなた「捕まったら、みゃー姉のあおむしの中に入れられるのか……」
みやこ「ふふん、今回は全員わたしのあおむしの中に入れてあげるからね」
ひなた「くそぉ、私たちは絶対にみゃー姉のあおむしの中には入らないぞ! なあ! ノア!!」
乃愛(これひなたちゃんすぐに負けちゃうんだろうなあ……)
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 19:54:12.60 ID:pzvviSI+o
花「まあ、正直本気で出ようと思えばすぐにでも…………」モゾモゾ
みやこ「あ、花ちゃん!!」
花『いつか、お姉さんのお菓子も食べられなくなってしまうんですよね』
みやこ『だ、大丈夫だよ花ちゃん! ずっと私はそうはあの家にいるから! だから、ずっと花ちゃんにお菓子つくってあげるから!』
花『…………はい、よろしくお願いします』
みやこ「…………待って」ギュッ
花「………………………………」
花「…………はあ」
花「と、思ったけど、結構キツくて出られなさそう、誰か助けて」
乃愛「そっかー」
ひなた「困ったなあ」
みやこ「あ、花ちゃん!!」
花『いつか、お姉さんのお菓子も食べられなくなってしまうんですよね』
みやこ『だ、大丈夫だよ花ちゃん! ずっと私はそうはあの家にいるから! だから、ずっと花ちゃんにお菓子つくってあげるから!』
花『…………はい、よろしくお願いします』
みやこ「…………待って」ギュッ
花「………………………………」
花「…………はあ」
花「と、思ったけど、結構キツくて出られなさそう、誰か助けて」
乃愛「そっかー」
ひなた「困ったなあ」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 20:13:02.33 ID:pzvviSI+o
みやこ「次は…………ひなたぁ~~♪」
ひなた「くっ、私はみゃー姉を救うんだ! あおむしにはならないぞ!」
みやこ「でも来てくれたら沢山ひなたをぎゅーって出来るんだけどなあ」
ひなた「わーいっ!みゃー姉!!!」ダダダダ!!
乃愛「はやっ!!!」
みやこ「ひなた捕まえた!!!!」ゴソゴソ
ひなた「あうっ!!しまった!!!」モゾモゾ
みやこ「これでひなたもあおむしだよぉ?」
ひなた「うう、みゃー姉の頭脳プレーにやられた……」
乃愛「二人がチョロすぎるだけだからね?」
ひなた「くっ、私はみゃー姉を救うんだ! あおむしにはならないぞ!」
みやこ「でも来てくれたら沢山ひなたをぎゅーって出来るんだけどなあ」
ひなた「わーいっ!みゃー姉!!!」ダダダダ!!
乃愛「はやっ!!!」
みやこ「ひなた捕まえた!!!!」ゴソゴソ
ひなた「あうっ!!しまった!!!」モゾモゾ
みやこ「これでひなたもあおむしだよぉ?」
ひなた「うう、みゃー姉の頭脳プレーにやられた……」
乃愛「二人がチョロすぎるだけだからね?」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 20:23:23.29 ID:pzvviSI+o
みやこ「ひなたのほっぺたすべすべ~♪」スリスリ
ひなた「あはは、みゃー姉もすべすべだぞ!」
みやこ「ひなたの耳たぶ柔らかくておいひぃ~」ハムッ
ひなた「ひゃっ、くすぐったいぞみゃー姉!」
みやこ「どう!? ノアちゃん!?」
乃愛「どうって言われても……まあ、羨ましいは羨ましいけど、あおむしにはならないよ」
みやこ「い、今なら花ちゃんも撫で放題だよ!!」ナデナデ
花「気がすんだらはやくやめてくださいね……」
みやこ「大丈夫!気がすむことなんて一生無いよ!!」
花「気持ち悪い……やっぱやめておけば良かったかも……」
みやこ「どう!?」
乃愛「いや、どうって言われても……」
ひなた「あはは、みゃー姉もすべすべだぞ!」
みやこ「ひなたの耳たぶ柔らかくておいひぃ~」ハムッ
ひなた「ひゃっ、くすぐったいぞみゃー姉!」
みやこ「どう!? ノアちゃん!?」
乃愛「どうって言われても……まあ、羨ましいは羨ましいけど、あおむしにはならないよ」
みやこ「い、今なら花ちゃんも撫で放題だよ!!」ナデナデ
花「気がすんだらはやくやめてくださいね……」
みやこ「大丈夫!気がすむことなんて一生無いよ!!」
花「気持ち悪い……やっぱやめておけば良かったかも……」
みやこ「どう!?」
乃愛「いや、どうって言われても……」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 21:07:19.79 ID:g14DZE3Ro
みやこ「もー、あとあおむしになってないのノアちゃんだけなんだよ!」プンスコ
ひなた「そうだぞ!早くノアもあおむしになるんだ!」
花「……早くこっち来なよ」
乃愛「え、取り込まれた二人もミャーさんの仲間になってるの?」
花「多分これみんなが入らないと解決しないから」
乃愛「……まあ、みんなが入ってて私だけ仲間外れなのはちょっと嫌だケド……」
みやこ『ノアちゃんとひなたのリクエストのカレーオムライスだよ!』
乃愛『わあっ、ミャーさんいいお嫁さんになれるね!』
みやこ『えへへ、そうかなあ……』
みやこ「……ノアちゃん」
乃愛「ん、なあに?」
みやこ「…………ダメ?」
乃愛「はあ、しょうがないなあ」トコトコ
みやこ「ノアちゃん捕まえたぁ!」ゴソゴソ
乃愛「はいはい、捕まっちゃった」モゾモゾ
ひなた「そうだぞ!早くノアもあおむしになるんだ!」
花「……早くこっち来なよ」
乃愛「え、取り込まれた二人もミャーさんの仲間になってるの?」
花「多分これみんなが入らないと解決しないから」
乃愛「……まあ、みんなが入ってて私だけ仲間外れなのはちょっと嫌だケド……」
みやこ『ノアちゃんとひなたのリクエストのカレーオムライスだよ!』
乃愛『わあっ、ミャーさんいいお嫁さんになれるね!』
みやこ『えへへ、そうかなあ……』
みやこ「……ノアちゃん」
乃愛「ん、なあに?」
みやこ「…………ダメ?」
乃愛「はあ、しょうがないなあ」トコトコ
みやこ「ノアちゃん捕まえたぁ!」ゴソゴソ
乃愛「はいはい、捕まっちゃった」モゾモゾ
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 21:21:57.75 ID:g14DZE3Ro
みやこ「ノアちゃん可愛いよー!」ギュウウ
乃愛「でしょ? でもどうせなら世界一可愛いって言って?」
みやこ「世界一は花ちゃんだけど……でも、ノアちゃんもスッゴく可愛い」
乃愛「もう、しょうがないからそれで我慢したげる…………で、ミャーさん」
みやこ「ん? どうしたの?」
乃愛「なんで今回こんな事したの?」
みやこ「んー……なんとなく?」
乃愛「いや、それは無いでしょ」
乃愛「でしょ? でもどうせなら世界一可愛いって言って?」
みやこ「世界一は花ちゃんだけど……でも、ノアちゃんもスッゴく可愛い」
乃愛「もう、しょうがないからそれで我慢したげる…………で、ミャーさん」
みやこ「ん? どうしたの?」
乃愛「なんで今回こんな事したの?」
みやこ「んー……なんとなく?」
乃愛「いや、それは無いでしょ」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 21:58:06.21 ID:g14DZE3Ro
ひなた「でも、みゃー姉、このまま動かないとお腹すいちゃうぞ? 良いのか?」
みやこ「……大丈夫だよ、このあおむしの中は時間が流れないから」
花「えっ、ここそんなよく分からない場所なの」
みやこ「…………この中なら、ずっとみんなこのままで、時間も流れなくて、仲が良い友達のままなの」
花「…………」
みやこ「ひなたも、花ちゃんも、ノアちゃんも、勿論進級なんかしなくて、来年の今頃になったらサザエさんみたいに時間はこのままで」
みやこ「だから私も勿論ずっと一緒で、大学生から変わらなくて、就職なんて無いの」
花「お姉さん」
みやこ「良いでしょ、そんな世界、ほら、みんなまたやり直そうよ」
花「私は来年は6年生になりますよ」
みやこ「…………っ」
みやこ「……大丈夫だよ、このあおむしの中は時間が流れないから」
花「えっ、ここそんなよく分からない場所なの」
みやこ「…………この中なら、ずっとみんなこのままで、時間も流れなくて、仲が良い友達のままなの」
花「…………」
みやこ「ひなたも、花ちゃんも、ノアちゃんも、勿論進級なんかしなくて、来年の今頃になったらサザエさんみたいに時間はこのままで」
みやこ「だから私も勿論ずっと一緒で、大学生から変わらなくて、就職なんて無いの」
花「お姉さん」
みやこ「良いでしょ、そんな世界、ほら、みんなまたやり直そうよ」
花「私は来年は6年生になりますよ」
みやこ「…………っ」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 00:10:24.85 ID:0Y1xsTODo
花「お姉さんは来年大学2年生になりますし、そのまた次の年は大学3年生になって、就職を目指します、私たちは中学生になります」
みやこ「……………………」
花「お姉さんが何を言いたいか、私には、私だけには解ります、私も沢山は友達はいませんでしたから」
みやこ「…………」
花「折角友達が出来て仲良くなれたのに、別れてしまうかもしれないのが怖い、ですよね、この前お姉さんに『いつかお姉さんのお菓子を食べられなくなってしまうかもしれない』って言った私と同じです」
みやこ「…………なんで」
みやこ「なんで私だけ大学生なのぉ…………」ポロポロ
みやこ「……………………」
花「お姉さんが何を言いたいか、私には、私だけには解ります、私も沢山は友達はいませんでしたから」
みやこ「…………」
花「折角友達が出来て仲良くなれたのに、別れてしまうかもしれないのが怖い、ですよね、この前お姉さんに『いつかお姉さんのお菓子を食べられなくなってしまうかもしれない』って言った私と同じです」
みやこ「…………なんで」
みやこ「なんで私だけ大学生なのぉ…………」ポロポロ
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 00:21:09.05 ID:0Y1xsTODo
みやこ「会う時間が少なくなっても、ずっと友達だとおもうよ」
みやこ「10年後も20年後も、ずっと一緒だと思うよ」
みやこ「…………ちゃんと信じてるし、本心から思ってるよ」
みやこ「でも、怖いものは怖いよ、大事な友達だと思うけど、何があっても一緒だと思うけど、そう思えば思うほど、不安にも思うの」ギュウウ
みやこ「…………私も、同い年に産まれたかったなあ」
みやこ「そしたら、こんな事考えもしなかったのかなあ」
乃愛「考えてると思うよ」
みやこ「えっ…………」
みやこ「10年後も20年後も、ずっと一緒だと思うよ」
みやこ「…………ちゃんと信じてるし、本心から思ってるよ」
みやこ「でも、怖いものは怖いよ、大事な友達だと思うけど、何があっても一緒だと思うけど、そう思えば思うほど、不安にも思うの」ギュウウ
みやこ「…………私も、同い年に産まれたかったなあ」
みやこ「そしたら、こんな事考えもしなかったのかなあ」
乃愛「考えてると思うよ」
みやこ「えっ…………」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 00:28:46.92 ID:0Y1xsTODo
乃愛「ミャーさんって本当に友達いなかったんだね!」
みやこ「あうっ!」
乃愛「言ってることあれだもん! 『私、今まで友達一人も作ったことないから、始めて出来た友達とこの先何があるか不安って始めて知りました!』ってだけだもん!」
みやこ「あううっ!!」
乃愛「しかも重い! やってる事も言ってることもついでに体重も重い!」
みやこ「酷くない!?」
乃愛「どうせ同い年でも同じ事を言ってたと思うよ、もう、ミャーさんは可愛いなあ」ナデナデ
みやこ「あの、頭撫でられても……その…………」
花「言ってることの馬鹿らしさを考えたら仕方ないです」
みやこ「…………はい」
みやこ「あうっ!」
乃愛「言ってることあれだもん! 『私、今まで友達一人も作ったことないから、始めて出来た友達とこの先何があるか不安って始めて知りました!』ってだけだもん!」
みやこ「あううっ!!」
乃愛「しかも重い! やってる事も言ってることもついでに体重も重い!」
みやこ「酷くない!?」
乃愛「どうせ同い年でも同じ事を言ってたと思うよ、もう、ミャーさんは可愛いなあ」ナデナデ
みやこ「あの、頭撫でられても……その…………」
花「言ってることの馬鹿らしさを考えたら仕方ないです」
みやこ「…………はい」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 00:39:37.20 ID:0Y1xsTODo
ひなた「…………みゃー姉大強化期間だ」
みやこ「えっ?」
ひなた「みゃー姉大強化期間が必要なんだ!!」
みやこ「ええっ!? 」
ひなた「ずっと一緒だぞ、みゃー姉! 一緒にずーっとあおむしだ!」
みやこ「そ、それはちょっと……ほら、お腹とか減っちゃうから……」
ひなた「知らん!!」
みやこ「ええ…………」
花「まあ、ひなたはそう言うよね」
乃愛「これから暫くは大変になるねえ」
みやこ「えっ?」
ひなた「みゃー姉大強化期間が必要なんだ!!」
みやこ「ええっ!? 」
ひなた「ずっと一緒だぞ、みゃー姉! 一緒にずーっとあおむしだ!」
みやこ「そ、それはちょっと……ほら、お腹とか減っちゃうから……」
ひなた「知らん!!」
みやこ「ええ…………」
花「まあ、ひなたはそう言うよね」
乃愛「これから暫くは大変になるねえ」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 00:51:48.25 ID:0Y1xsTODo
みやこ「なんか、だんだん恥ずかしくなってきたんだけど……」
花「実際恥ずかしいですよ」
乃愛「言ったのが私たちで良かったね!」
みやこ「…………ああ、あああああ……」
乃愛「まあ、気持ちは解るから許してあげる」ナデナデ
花「良いですよ、誰だってそんな日もあります…………まあ、お姉さんの場合は特に大きかったみたいですけど」
みやこ「……色々考えすぎて頭が動かないや、ちょっと…………寝るね」
花「はい、お休みなさい…………もう、こうなる前に言えばよかったのに」
乃愛「ミャーさんはこうなるって事も知らなかったんだから仕方ないよ……ふあ、私も眠いかも」
みやこ「…………くう」
乃愛「…………ぐう」
花「…………二人とも、寝ちゃった」
ひなた「じゃあ、私たちも寝るか?」
花「…………そうだね」
花「実際恥ずかしいですよ」
乃愛「言ったのが私たちで良かったね!」
みやこ「…………ああ、あああああ……」
乃愛「まあ、気持ちは解るから許してあげる」ナデナデ
花「良いですよ、誰だってそんな日もあります…………まあ、お姉さんの場合は特に大きかったみたいですけど」
みやこ「……色々考えすぎて頭が動かないや、ちょっと…………寝るね」
花「はい、お休みなさい…………もう、こうなる前に言えばよかったのに」
乃愛「ミャーさんはこうなるって事も知らなかったんだから仕方ないよ……ふあ、私も眠いかも」
みやこ「…………くう」
乃愛「…………ぐう」
花「…………二人とも、寝ちゃった」
ひなた「じゃあ、私たちも寝るか?」
花「…………そうだね」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 00:54:12.10 ID:0Y1xsTODo
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
千鶴「…………あら、昨日はすごく辛そうな目でどうしたのかと思ったけど…………」
みやこ「…………くう」
花「…………すう」
ひなた「…………んにゃんにゃ」
乃愛「…………んぅ」
千鶴「あれなら、もう大丈夫そうだね…………たまにはしっかりお休み」
千鶴「…………あら、昨日はすごく辛そうな目でどうしたのかと思ったけど…………」
みやこ「…………くう」
花「…………すう」
ひなた「…………んにゃんにゃ」
乃愛「…………んぅ」
千鶴「あれなら、もう大丈夫そうだね…………たまにはしっかりお休み」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 01:00:31.77 ID:0Y1xsTODo
みやこ「…………おはよう」
千鶴「はい、おそよう、もう深夜が近いわよ」
みやこ「んう、皆は……もう帰っちゃってるよね」
千鶴「そりゃね、聞いたけど、おもしろい話をしてたみたいじゃないか」
みやこ「うう、恥ずかしくなるからもう言わないで……」
千鶴「恥ずかしくなんかないよ、むしろ私は嬉しいよ」
千鶴「ずっと一緒だと思えるけど、別れる時が怖いくらいに信頼してる友達が出来たことをね」
みやこ「……………………」
千鶴「そんな友達を、他の誰よりも大事にするんだよ」
みやこ「…………うん」
千鶴「はい、おそよう、もう深夜が近いわよ」
みやこ「んう、皆は……もう帰っちゃってるよね」
千鶴「そりゃね、聞いたけど、おもしろい話をしてたみたいじゃないか」
みやこ「うう、恥ずかしくなるからもう言わないで……」
千鶴「恥ずかしくなんかないよ、むしろ私は嬉しいよ」
千鶴「ずっと一緒だと思えるけど、別れる時が怖いくらいに信頼してる友達が出来たことをね」
みやこ「……………………」
千鶴「そんな友達を、他の誰よりも大事にするんだよ」
みやこ「…………うん」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 01:07:03.74 ID:0Y1xsTODo
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
乃愛「…………ひなたちゃんは、ミャーさんが私たちと仲良くしてるのを見て、ほんの少しだけ寂しくなるときがあるんだって」
花「うん」
乃愛「私は、ミャーさんが花ちゃんを特別扱いして、ひなたちゃんを妹だから可愛がってるのを見ると、私だけ少し距離が遠く感じて怖いよ」
花「うん」
乃愛「…………花ちゃんも、ミャーさんと離れちゃうのが怖い?」
花「…………最初はお菓子が貰えなくなるから、嫌われるのが嫌だっただけのはずなんだけど…………」
花「怖いよ、うん、嫌だ」
乃愛「…………みんな、おなじなんだねえ」
花「そうだね」
乃愛「…………元気でるといいね、ミャーさん」
花「……………………出るよ、きっと」
花「それでも私たちは…………」
乃愛「…………ひなたちゃんは、ミャーさんが私たちと仲良くしてるのを見て、ほんの少しだけ寂しくなるときがあるんだって」
花「うん」
乃愛「私は、ミャーさんが花ちゃんを特別扱いして、ひなたちゃんを妹だから可愛がってるのを見ると、私だけ少し距離が遠く感じて怖いよ」
花「うん」
乃愛「…………花ちゃんも、ミャーさんと離れちゃうのが怖い?」
花「…………最初はお菓子が貰えなくなるから、嫌われるのが嫌だっただけのはずなんだけど…………」
花「怖いよ、うん、嫌だ」
乃愛「…………みんな、おなじなんだねえ」
花「そうだね」
乃愛「…………元気でるといいね、ミャーさん」
花「……………………出るよ、きっと」
花「それでも私たちは…………」
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 01:07:40.59 ID:0Y1xsTODo
花「皆が大好きだから、集まってるんだもん」
おしまい
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 01:08:24.06 ID:0Y1xsTODo
ありがとうございました
わたてんSSが増えてきてます、感無量
今回のテーマはまた再挑戦しましょ、難しい
わたてんSSが増えてきてます、感無量
今回のテーマはまた再挑戦しましょ、難しい
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 04:54:25.20 ID:bbSod0DaO
乙
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/18(月) 01:01:44.57 ID:b1G+/0RkO
ひなたのみゃー姉が脳内再生される
引用元: 【わたてん】ひなた「みゃー姉があおむしになったぞ!」
【わたてん】夏音「名探偵にはなれないよぉ」
2019-03-31
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 19:05:07.10 ID:0Y1xsTODo
みやこ『ねえ、花ちゃん、明日も小依ちゃんと夏音ちゃんが来るらしいから、気合い入れてパウンドケーキかクレープか、どっちか作ろうと思うんだけど…………』
花『両方がいいです!!!』
みやこ『片方だけだからね? 前も言ったよね?』
花『やだやだ!!食べたい食べたい食べたい!!』ジタバタ
みやこ『なんで何時もこの話すると暴れるの……どっちかしかダメ』
花『…………なら、パウンドケーキがいいです』
みやこ『解ったよ花ちゃん……でも』
花『?』
みやこ『この前みたいなことしちゃダメだからね?』
花『…………シマセンヨ』
みやこ『絶対にダメだからね!?!?!?!?』
みやこ「正直、半分くらい想像できてましたけど、それでもビックリしました……」
みやこ「この会話が、まさかあんな事件になるなんて」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1552989906
花『両方がいいです!!!』
みやこ『片方だけだからね? 前も言ったよね?』
花『やだやだ!!食べたい食べたい食べたい!!』ジタバタ
みやこ『なんで何時もこの話すると暴れるの……どっちかしかダメ』
花『…………なら、パウンドケーキがいいです』
みやこ『解ったよ花ちゃん……でも』
花『?』
みやこ『この前みたいなことしちゃダメだからね?』
花『…………シマセンヨ』
みやこ『絶対にダメだからね!?!?!?!?』
みやこ「正直、半分くらい想像できてましたけど、それでもビックリしました……」
みやこ「この会話が、まさかあんな事件になるなんて」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1552989906
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 19:07:29.36 ID:0Y1xsTODo
【わたてん】小依「名探偵は私に任せなさい!」
の続編です、この話単体でも読めますがストーリーは地続きになっています
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 19:25:25.14 ID:0Y1xsTODo
星野家
花「お姉さん、パウンドケーキはどうですか!?」
みやこ「わっ、花ちゃんテンション高いなあ、今焼き始めた所だよ、1時間じっくり焼くからまだまだかかるんじゃないかなあ…………3時のおやつには食べれそうだよ!」
乃愛「ミャーさんのパウンドケーキなんて始めて、味はどんなのにしたの?」
みやこ「色々用意してるよっ! 食べてみてのお楽しみかな」
花「パウンドケーキ……沢山の種類食べ放題…………」
みやこ「流石に皆いるから、食べ放題じゃないかなあ…………」
乃愛「じゃあミャーさん、ハナちゃんがパウンドケーキのためにコンビニでジュース買ってきたいって言ってるからアタシたち行ってくるね、ついでに買ってくる物あるかな?」
みやこ「ううん、ありがとう」
花「行ってきますね!」
花「お姉さん、パウンドケーキはどうですか!?」
みやこ「わっ、花ちゃんテンション高いなあ、今焼き始めた所だよ、1時間じっくり焼くからまだまだかかるんじゃないかなあ…………3時のおやつには食べれそうだよ!」
乃愛「ミャーさんのパウンドケーキなんて始めて、味はどんなのにしたの?」
みやこ「色々用意してるよっ! 食べてみてのお楽しみかな」
花「パウンドケーキ……沢山の種類食べ放題…………」
みやこ「流石に皆いるから、食べ放題じゃないかなあ…………」
乃愛「じゃあミャーさん、ハナちゃんがパウンドケーキのためにコンビニでジュース買ってきたいって言ってるからアタシたち行ってくるね、ついでに買ってくる物あるかな?」
みやこ「ううん、ありがとう」
花「行ってきますね!」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 19:32:02.82 ID:0Y1xsTODo
小依「お姉さん、花ちゃんとノアちゃん見なかった?」
夏音「さっき一緒にコンビニ行こうって言ってたんですけど、いなくなっちゃって……」
みやこ「あ、二人とも先にコンビニに行っちゃってたね」
ひなた「およ、そうだったのか」
夏音「花ちゃんテンション高かったからねえ、仕方ないよ」
ひなた「んじゃ、私たちも追いかけよう! 」
小依「おー! 」
夏音「んー、私はちょっとだけおうちで待っててもいいかなあ? 遊んで疲れちゃった」
ひなた「解った! 行ってくる!」
小依「行ってきまーす!」
夏音「さっき一緒にコンビニ行こうって言ってたんですけど、いなくなっちゃって……」
みやこ「あ、二人とも先にコンビニに行っちゃってたね」
ひなた「およ、そうだったのか」
夏音「花ちゃんテンション高かったからねえ、仕方ないよ」
ひなた「んじゃ、私たちも追いかけよう! 」
小依「おー! 」
夏音「んー、私はちょっとだけおうちで待っててもいいかなあ? 遊んで疲れちゃった」
ひなた「解った! 行ってくる!」
小依「行ってきまーす!」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 19:36:07.29 ID:0Y1xsTODo
みやこ「…………本当は?」
夏音「えっ?」
みやこ「あんまり疲れてるようには見えないよ? 何かしたかったんじゃないかなって」
夏音「……えへへ、実はみんなで遊んでひなたちゃんのお部屋を散らかしちゃったから、片付けておこうかなって。バレちゃうなんて、お姉さん凄いです、名探偵さんみたいですね」
みやこ「偉いねえ、でも、名探偵さんって言ったらこの前の夏音ちゃんの方が名探偵さんみたいだったよ?」
夏音「いやいや……」
夏音「私は、名探偵になんてなれないですよ」
夏音「えっ?」
みやこ「あんまり疲れてるようには見えないよ? 何かしたかったんじゃないかなって」
夏音「……えへへ、実はみんなで遊んでひなたちゃんのお部屋を散らかしちゃったから、片付けておこうかなって。バレちゃうなんて、お姉さん凄いです、名探偵さんみたいですね」
みやこ「偉いねえ、でも、名探偵さんって言ったらこの前の夏音ちゃんの方が名探偵さんみたいだったよ?」
夏音「いやいや……」
夏音「私は、名探偵になんてなれないですよ」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 20:00:56.26 ID:0Y1xsTODo
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ひなた「みゃーねーー!! 帰ってきたぞ!!!」
みやこ「お帰り……ってうわっ、凄い量の紅茶!」
花「紅茶にひげろーのマスコットがついてたんです……全108種類ですって…………」
みやこ「無駄に多い……」
乃愛「本当に売れてるんだね…………」
花「みんなにも紅茶を買ってもらったんです、目指せ、全コンプリート!」
みやこ「花ちゃんのお腹がたぷたぷになりそうだよ……はっ、それはそれで可愛いかも!」
夏音「……………………」サササ
みやこ「あ、ごめんね、引かないで」
ひなた「みゃーねーー!! 帰ってきたぞ!!!」
みやこ「お帰り……ってうわっ、凄い量の紅茶!」
花「紅茶にひげろーのマスコットがついてたんです……全108種類ですって…………」
みやこ「無駄に多い……」
乃愛「本当に売れてるんだね…………」
花「みんなにも紅茶を買ってもらったんです、目指せ、全コンプリート!」
みやこ「花ちゃんのお腹がたぷたぷになりそうだよ……はっ、それはそれで可愛いかも!」
夏音「……………………」サササ
みやこ「あ、ごめんね、引かないで」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 20:06:57.72 ID:0Y1xsTODo
小依「お姉さんお姉さん、それよりも、お姉さんもマ○オやってるんだよね!」
みやこ「あ、うん、やってるよー、上手くはないけどね」
小依「それなら、ひなたちゃんの部屋で一緒に協力プレイしましょ!! 大丈夫、私上手いから、助けてあげるわ!」
みやこ「解ったよ、じゃあ行こっか」
小依「わーいっ!」
ひなた「……にひひ」
夏音「ひなたちゃん、嬉しそうだね」
ひなた「おう! とっても嬉しいぞ!」
夏音「自慢の優しいお姉さんだもんねぇ……いいなあ、羨ましいなあ」
ひなた「あげないぞー!」
夏音「ふふふ」
みやこ「あ、うん、やってるよー、上手くはないけどね」
小依「それなら、ひなたちゃんの部屋で一緒に協力プレイしましょ!! 大丈夫、私上手いから、助けてあげるわ!」
みやこ「解ったよ、じゃあ行こっか」
小依「わーいっ!」
ひなた「……にひひ」
夏音「ひなたちゃん、嬉しそうだね」
ひなた「おう! とっても嬉しいぞ!」
夏音「自慢の優しいお姉さんだもんねぇ……いいなあ、羨ましいなあ」
ひなた「あげないぞー!」
夏音「ふふふ」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 20:34:45.82 ID:0Y1xsTODo
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
小依「あーっ!!!」テレッテレレッテレ
みやこ「大丈夫だよ、小依ちゃん、ほら、シャボン玉割ったあとキノコあげるからね」
小依「あっ……ありがとう!お姉さん!」
みやこ「どういたしまして」
花「えへへへへへ……ひげろー、ひげろぉ…………」
ひなた「花、本当に欲しかったんだなー、すごくコンビニ行きたそうにしてたからな!」
乃愛「あんなに楽しそうなハナちゃんが見れるなら良かったね」
夏音「んー、私もついていってあげれば良かったなぁ」
ひなた「ううん、夏音ありがとうな! 部屋片付けしてくれて!」
夏音「ううん、別に良いよ」
小依「あーっ!!!」テレッテレレッテレ
みやこ「大丈夫だよ、小依ちゃん、ほら、シャボン玉割ったあとキノコあげるからね」
小依「あっ……ありがとう!お姉さん!」
みやこ「どういたしまして」
花「えへへへへへ……ひげろー、ひげろぉ…………」
ひなた「花、本当に欲しかったんだなー、すごくコンビニ行きたそうにしてたからな!」
乃愛「あんなに楽しそうなハナちゃんが見れるなら良かったね」
夏音「んー、私もついていってあげれば良かったなぁ」
ひなた「ううん、夏音ありがとうな! 部屋片付けしてくれて!」
夏音「ううん、別に良いよ」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 20:39:35.29 ID:0Y1xsTODo
花「そういえばお姉さん…………」
みやこ「なあに、花ちゃん」
花「今日、おやつ食べる前にコスプレの撮影するんじゃ無かったんでしたっけ!」
みやこ「…………あっ! 忘れてた! 時間時間!!」
花「……スマホを見ればいいのでは?」
みやこ「あっ、そっか」
花「……普段から持ち歩かないからそうなるんですよ」
みやこ「えへへ…………じゃあ、小依ちゃんごめんね、ちょっと写真とってくるね」
小依「ううん、お姉さんありがとう!!」ニコー
みやこ「2時50分……うん、まだ出来そうだね、あっちの部屋に衣装置いてあるから花ちゃん着替えてきてね、わたしちょっと自分の部屋でカメラとか用意してくるから」
花「解りました」
みやこ「あっ、今日の服ちょっと着替えるのに手間取りそうだから、何かあったら言ってね!!」
花「はーい」
みやこ「なあに、花ちゃん」
花「今日、おやつ食べる前にコスプレの撮影するんじゃ無かったんでしたっけ!」
みやこ「…………あっ! 忘れてた! 時間時間!!」
花「……スマホを見ればいいのでは?」
みやこ「あっ、そっか」
花「……普段から持ち歩かないからそうなるんですよ」
みやこ「えへへ…………じゃあ、小依ちゃんごめんね、ちょっと写真とってくるね」
小依「ううん、お姉さんありがとう!!」ニコー
みやこ「2時50分……うん、まだ出来そうだね、あっちの部屋に衣装置いてあるから花ちゃん着替えてきてね、わたしちょっと自分の部屋でカメラとか用意してくるから」
花「解りました」
みやこ「あっ、今日の服ちょっと着替えるのに手間取りそうだから、何かあったら言ってね!!」
花「はーい」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 20:44:17.66 ID:0Y1xsTODo
リビング
みやこ「ふう、結構手間取っちゃった、花ちゃん待たせちゃったかな……」
みやこ「……って、まだ55分かあ、以外と早く用意できたんだね」
花「お待たせしました、お姉さん、これで良いですか?」
みやこ「あっ……可愛い! 可愛いよ花ちゃん!!まずは駆けつけ一枚!!!」パシャ!
みやこ「最高っ! 世界一可愛いから、その可愛さぎゅっと押し込めて!笑って笑って!!」パシャ!パシャ!
みやこ「次は上目使いでお願い!! ぶりっこみたいにお姉ちゃんって手をほっぺたに当てながら言う感じね!!」パシャ!パシャ!パシャ!
花「……本当に気持ち悪い」
みやこ「ふう、結構手間取っちゃった、花ちゃん待たせちゃったかな……」
みやこ「……って、まだ55分かあ、以外と早く用意できたんだね」
花「お待たせしました、お姉さん、これで良いですか?」
みやこ「あっ……可愛い! 可愛いよ花ちゃん!!まずは駆けつけ一枚!!!」パシャ!
みやこ「最高っ! 世界一可愛いから、その可愛さぎゅっと押し込めて!笑って笑って!!」パシャ!パシャ!
みやこ「次は上目使いでお願い!! ぶりっこみたいにお姉ちゃんって手をほっぺたに当てながら言う感じね!!」パシャ!パシャ!パシャ!
花「……本当に気持ち悪い」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 20:48:16.66 ID:0Y1xsTODo
みやこ「はあ……最高、この世に生まれた天使ぃ…………」パシャパシャ!
花「…………それはどうでもいいんですけど、早くお菓子ください」
みやこ「はっ…………! そうだったそうだった、3時過ぎちゃったし焼けてるね、今取り出すからねー」
花「……………………」
みやこ「さてと、焼き加減どう…………か…………」
キャアアアアアアア!!!!!!!!
乃愛「な、何なの!?」
ひなた「みゃー姉の声だ!みゃーねーー!!」ダッ!!
花「…………それはどうでもいいんですけど、早くお菓子ください」
みやこ「はっ…………! そうだったそうだった、3時過ぎちゃったし焼けてるね、今取り出すからねー」
花「……………………」
みやこ「さてと、焼き加減どう…………か…………」
キャアアアアアアア!!!!!!!!
乃愛「な、何なの!?」
ひなた「みゃー姉の声だ!みゃーねーー!!」ダッ!!
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 20:49:56.20 ID:0Y1xsTODo
ひなた「どうしたんだ!? みゃー姉!!!」
みやこ「お、オーブンに入れてたはずの…………」
ひなた「入れてたはずの!?」
みやこ「パウンドケーキが消えてる!!!!」
テテテテッ!テテテテッ!テーテー!!
みやこ「お、オーブンに入れてたはずの…………」
ひなた「入れてたはずの!?」
みやこ「パウンドケーキが消えてる!!!!」
テテテテッ!テテテテッ!テーテー!!
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 20:56:48.30 ID:0Y1xsTODo
小依「…………ふむ」
小依「…………お姉さんが作って、一時間オーブンの中で焼けば完成だったパウンドケーキ」
小依「けれど、お姉さんがオーブンの扉を開いたときには、そのケーキは忽然と姿を消していた……これは」
小依「事件ね!!!!私に任せなさい!!!」
乃愛「前回散々だったのにまだ続けるの?」
小依「こ、今回こそは出来るもん!」
みやこ「でも、今回は本当に謎だなあ…………オーブンはさっきまでずっと加熱してたのに」
小依「んー、そうね、まずは前みたいに、お菓子を作ってたお姉さんのお話を聞くべきかしら」
みやこ「……うん、解った」
小依「…………お姉さんが作って、一時間オーブンの中で焼けば完成だったパウンドケーキ」
小依「けれど、お姉さんがオーブンの扉を開いたときには、そのケーキは忽然と姿を消していた……これは」
小依「事件ね!!!!私に任せなさい!!!」
乃愛「前回散々だったのにまだ続けるの?」
小依「こ、今回こそは出来るもん!」
みやこ「でも、今回は本当に謎だなあ…………オーブンはさっきまでずっと加熱してたのに」
小依「んー、そうね、まずは前みたいに、お菓子を作ってたお姉さんのお話を聞くべきかしら」
みやこ「……うん、解った」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 21:04:12.50 ID:0Y1xsTODo
みやこの証言
みやこ「パウンドケーキは2時から3時の間にオーブンで焼いてたの」
みやこ「みんなに出来立てを食べて欲しかったから、リビングで待ってて、2時丁度にオーブンのスイッチを入れたんだ」
みやこ「その後、コンビニに行くって言ってた花ちゃんとノアちゃん、それを追いかけたひなたと小依ちゃんを見送って……」
みやこ「夏音ちゃんとちょっとだけお喋りして、後は雑誌をリビングで読んでたよ」
みやこ「その後は小依ちゃんに誘われて、ひなたの部屋でゲームをした後、2時50分に花ちゃんにお着替えしてもらって、リビングで写真撮影したの」
みやこ「で、3時ちょっと過ぎになったからオーブンを開けてパウンドケーキの様子を見てみたら……」
みやこ「ケーキが、姿を消してたんだよ」
みやこ「悲しいなあ、昨日花ちゃんにお話ししたんだけど、今日のパウンドケーキは気合い入れて作ったから」
みやこ「パウンドケーキは2時から3時の間にオーブンで焼いてたの」
みやこ「みんなに出来立てを食べて欲しかったから、リビングで待ってて、2時丁度にオーブンのスイッチを入れたんだ」
みやこ「その後、コンビニに行くって言ってた花ちゃんとノアちゃん、それを追いかけたひなたと小依ちゃんを見送って……」
みやこ「夏音ちゃんとちょっとだけお喋りして、後は雑誌をリビングで読んでたよ」
みやこ「その後は小依ちゃんに誘われて、ひなたの部屋でゲームをした後、2時50分に花ちゃんにお着替えしてもらって、リビングで写真撮影したの」
みやこ「で、3時ちょっと過ぎになったからオーブンを開けてパウンドケーキの様子を見てみたら……」
みやこ「ケーキが、姿を消してたんだよ」
みやこ「悲しいなあ、昨日花ちゃんにお話ししたんだけど、今日のパウンドケーキは気合い入れて作ったから」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 21:10:16.85 ID:0Y1xsTODo
小依「え、花ちゃん一人の時があったの」
乃愛「犯人は決まりだね!!」
ひなた「良かった良かった!」
花「ちょっと!!」
みやこ「あ、でも今回は違うと思うよ?」
小依「え? なんでかしら」
みやこ「だって、今回花ちゃんにお願いした服は不思議の国のアリスのコスプレなんだけど、フリルが沢山ついてて、着替えるのに手間取っちゃうんだよ」
みやこ「私が準備してリビングに行くまでが2時50分から2時55分、流石に着替えるのに5分はかかると思うなあ……」
小依「へえ、じゃあ花ちゃんは無実なんだ……」
みやこ「うん、少なくともオーブンに触れる時間は無かったはずだよ」
乃愛「犯人は決まりだね!!」
ひなた「良かった良かった!」
花「ちょっと!!」
みやこ「あ、でも今回は違うと思うよ?」
小依「え? なんでかしら」
みやこ「だって、今回花ちゃんにお願いした服は不思議の国のアリスのコスプレなんだけど、フリルが沢山ついてて、着替えるのに手間取っちゃうんだよ」
みやこ「私が準備してリビングに行くまでが2時50分から2時55分、流石に着替えるのに5分はかかると思うなあ……」
小依「へえ、じゃあ花ちゃんは無実なんだ……」
みやこ「うん、少なくともオーブンに触れる時間は無かったはずだよ」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 21:15:48.13 ID:0Y1xsTODo
小依「と、なると、別の時間の花ちゃんが触った可能性があるわね……」
花「疑いが晴れない…………」
みやこ「仕方ないね」
小依「そういえば、ノアちゃんは花ちゃんと一緒にコンビニ先に行ってたわよね!」
ひなた「お、じゃあそこでオーブンに触ったのか?」
乃愛「ううん、でも、あの時のハナちゃんはオーブンには触れることは出来なかったよ」
小依「なんで?」
乃愛「それはね…………」
花「疑いが晴れない…………」
みやこ「仕方ないね」
小依「そういえば、ノアちゃんは花ちゃんと一緒にコンビニ先に行ってたわよね!」
ひなた「お、じゃあそこでオーブンに触ったのか?」
乃愛「ううん、でも、あの時のハナちゃんはオーブンには触れることは出来なかったよ」
小依「なんで?」
乃愛「それはね…………」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 21:23:22.28 ID:0Y1xsTODo
ノアの証言
乃愛「アタシとハナちゃんは確かにミャーさんと話をしたけど、それはリビングでやったことでキッチンには向かってないもん」
乃愛「流石にハナちゃんがキッチンに向かおうとしてたら気がつくよ、私もミャーさんもそんな気配一切感じなかったもん」
乃愛「むしろ、ハナちゃんはあの時壁にもたれ掛かってたと思うよ、キッチンからは一番遠い場所だった」
乃愛「その後はずっと一緒にいたもんね…………え? 本当にハナちゃん犯人じゃないの? おかしくない?」
乃愛「アタシとハナちゃんは確かにミャーさんと話をしたけど、それはリビングでやったことでキッチンには向かってないもん」
乃愛「流石にハナちゃんがキッチンに向かおうとしてたら気がつくよ、私もミャーさんもそんな気配一切感じなかったもん」
乃愛「むしろ、ハナちゃんはあの時壁にもたれ掛かってたと思うよ、キッチンからは一番遠い場所だった」
乃愛「その後はずっと一緒にいたもんね…………え? 本当にハナちゃん犯人じゃないの? おかしくない?」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 21:59:32.22 ID:0Y1xsTODo
花「……………………」ズーン
乃愛「今までが今までだもん、そう思うよ」
みやこ「あはは…………」
夏音「あんまり一人を犯人に決めつけるのは良くないよー」
小依「そうね…………ここはスパッと花ちゃんについての話を終わらせて、別の可能性を探りましょう」
ひなた「おお、小依が探偵っぽいこと言ってる」
小依「ずっと探偵だもん!!」
乃愛「まあまあ……ということは、次は小依ちゃんとひなたちゃんかな?」
ひなた「なら、私が小依の分も一緒に言うぞ?」
小依「お願いね」
乃愛「今までが今までだもん、そう思うよ」
みやこ「あはは…………」
夏音「あんまり一人を犯人に決めつけるのは良くないよー」
小依「そうね…………ここはスパッと花ちゃんについての話を終わらせて、別の可能性を探りましょう」
ひなた「おお、小依が探偵っぽいこと言ってる」
小依「ずっと探偵だもん!!」
乃愛「まあまあ……ということは、次は小依ちゃんとひなたちゃんかな?」
ひなた「なら、私が小依の分も一緒に言うぞ?」
小依「お願いね」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 22:17:12.73 ID:0Y1xsTODo
ひなたの証言
ひなた「と言っても、喋ることなんて殆どないなあ、私と小依はずっと一緒にいたぞ」
ひなた「ノアと花がコンビニに行ったあと、二人がいなかったから家の中を探してたんだ 」
ひなた「で、みゃー姉にコンビニ行ってるって教えてもらって、二人を追いかけてった」
ひなた「戻った後はずっと部屋でゲームしてたな、勿論小依も一緒に居たぞ」
ひなた「で、みゃー姉が叫んでたのを聞いて、急いで駆けつけたら、パウンドケーキが無くなってたんだ」
ひなた「と言っても、喋ることなんて殆どないなあ、私と小依はずっと一緒にいたぞ」
ひなた「ノアと花がコンビニに行ったあと、二人がいなかったから家の中を探してたんだ 」
ひなた「で、みゃー姉にコンビニ行ってるって教えてもらって、二人を追いかけてった」
ひなた「戻った後はずっと部屋でゲームしてたな、勿論小依も一緒に居たぞ」
ひなた「で、みゃー姉が叫んでたのを聞いて、急いで駆けつけたら、パウンドケーキが無くなってたんだ」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 22:23:54.13 ID:0Y1xsTODo
小依「…………まあ、今回私たちは殆ど関わってなかったもんね」
乃愛「流石に二人が犯人だとは思えないよ、ずっと三人以上だったもん」
ひなた「おう、花とノアを探してたときは小依と夏音と、それ以降は全員と一緒にいたぞ!」
乃愛「じゃあ二人は、確実にシロなんだね~」
ひなた「おう! やった!みゃー姉!私犯人じゃなかった!」
みやこ「良かったね」
乃愛「と、なると…………」
夏音「……うーん」
夏音「困ったなあ」
乃愛「流石に二人が犯人だとは思えないよ、ずっと三人以上だったもん」
ひなた「おう、花とノアを探してたときは小依と夏音と、それ以降は全員と一緒にいたぞ!」
乃愛「じゃあ二人は、確実にシロなんだね~」
ひなた「おう! やった!みゃー姉!私犯人じゃなかった!」
みやこ「良かったね」
乃愛「と、なると…………」
夏音「……うーん」
夏音「困ったなあ」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 22:34:24.53 ID:0Y1xsTODo
夏音の証言
夏音「よりちゃんとひなたちゃんと一緒に二人を探してた所まではみんなと一緒にいたんだけど……」
夏音「その後、ちょっと具合が悪くなっちゃって、ひなたちゃんのお部屋で一人でお片付けをしながら待ってたの」
夏音「その間私一人だったなあ……」
夏音「…………あと、そのね 」
夏音「おねぇさんがひなたちゃんの部屋に行ったあと、私、おトイレに行ってたの」
夏音「…………その間、誰にもあってないなあ」
夏音「よりちゃんとひなたちゃんと一緒に二人を探してた所まではみんなと一緒にいたんだけど……」
夏音「その後、ちょっと具合が悪くなっちゃって、ひなたちゃんのお部屋で一人でお片付けをしながら待ってたの」
夏音「その間私一人だったなあ……」
夏音「…………あと、そのね 」
夏音「おねぇさんがひなたちゃんの部屋に行ったあと、私、おトイレに行ってたの」
夏音「…………その間、誰にもあってないなあ」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 23:02:21.50 ID:0Y1xsTODo
タイムライン
2:00 みやこ パウンドケーキを焼く リビングで待機
2:10 花とノア コンビニに外出
2:15 ひなたと小依 花とノアを追いかけコンビニへ
2:30 4人が帰ってくる みやこ 小依に誘われてひなたの部屋へ
2:45 夏音 トイレへ
2:50 花 コスプレの着替えにいく みやこ カメラの準備へ
2:55 花 みやこ コスプレ撮影開始
3:00 パウンドケーキ 焼ける
3:05 みやこ パウンドケーキの確認、事件発覚
2:00 みやこ パウンドケーキを焼く リビングで待機
2:10 花とノア コンビニに外出
2:15 ひなたと小依 花とノアを追いかけコンビニへ
2:30 4人が帰ってくる みやこ 小依に誘われてひなたの部屋へ
2:45 夏音 トイレへ
2:50 花 コスプレの着替えにいく みやこ カメラの準備へ
2:55 花 みやこ コスプレ撮影開始
3:00 パウンドケーキ 焼ける
3:05 みやこ パウンドケーキの確認、事件発覚
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 23:11:56.22 ID:0Y1xsTODo
乃愛「……………………これは」
夏音「わたしが一番怪しいねえ」
乃愛「あっ、違う、違うよ! 別に夏音ちゃんが犯人だと思った訳じゃなくて!」
花「そ、そうだよ、別にアリバイがなかったから犯人って訳じゃないし!」
乃愛「…………でも、じゃあ誰が犯人なんだろ」
夏音「……………………」
ひなた「別の誰かが犯人だとしても、全員がアリバイがあってやるのは不可能そうだぞ……」
みやこ「夏音ちゃんに限って、そんなことは無いと思うけど……」
乃愛「…………な、何か、ほんの少しでもいいから、手がかりになりそうな物とかない!?」
夏音「…………ごめんね、無いよ」
乃愛「…………そ、そう」
小依「………………………………」
小依「かのは犯人じゃないわよ」
夏音「わたしが一番怪しいねえ」
乃愛「あっ、違う、違うよ! 別に夏音ちゃんが犯人だと思った訳じゃなくて!」
花「そ、そうだよ、別にアリバイがなかったから犯人って訳じゃないし!」
乃愛「…………でも、じゃあ誰が犯人なんだろ」
夏音「……………………」
ひなた「別の誰かが犯人だとしても、全員がアリバイがあってやるのは不可能そうだぞ……」
みやこ「夏音ちゃんに限って、そんなことは無いと思うけど……」
乃愛「…………な、何か、ほんの少しでもいいから、手がかりになりそうな物とかない!?」
夏音「…………ごめんね、無いよ」
乃愛「…………そ、そう」
小依「………………………………」
小依「かのは犯人じゃないわよ」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 23:16:31.56 ID:0Y1xsTODo
夏音「よ、よりちゃん……?」
小依「絶対に無いわ、可能性はゼロよ」
ひなた「おお! 理由があるのか!?」
小依「無いわ!!!!!」
乃愛「ええ…………」
小依「でも、かのが犯人なワケないわ、私はかのをよく知ってるもの、かのはそんなことをしない」
小依「私は名探偵だから! 名探偵の推理は絶対に当たるのよ!!!」
夏音「より…………ちゃん…………」
ひなた「…………そうか! なら夏音は犯人じゃないな!」
花「そうですね、きっと別の人が犯人なんでしょう」ホッ
乃愛「夏音ちゃん、ごめんね?」
夏音「ううん! 大丈夫! よりちゃんが助けてくれたから!!」
小依「絶対に無いわ、可能性はゼロよ」
ひなた「おお! 理由があるのか!?」
小依「無いわ!!!!!」
乃愛「ええ…………」
小依「でも、かのが犯人なワケないわ、私はかのをよく知ってるもの、かのはそんなことをしない」
小依「私は名探偵だから! 名探偵の推理は絶対に当たるのよ!!!」
夏音「より…………ちゃん…………」
ひなた「…………そうか! なら夏音は犯人じゃないな!」
花「そうですね、きっと別の人が犯人なんでしょう」ホッ
乃愛「夏音ちゃん、ごめんね?」
夏音「ううん! 大丈夫! よりちゃんが助けてくれたから!!」
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 23:22:18.03 ID:0Y1xsTODo
小依「さあ! ということで始めるわよ! 私の華麗な推理を見なさい!」
ひなた「わー! すごいぞ小依!!」
小依「わたしが見る限り犯人は…………」
小依「ヤギね!!!!」
花「あ、解ってないんだね」
乃愛「前も聞いたけどなんでヤギなの?」
小依「い、今から考えるの! 今から……キャッ!!」コケッ!
ひなた「だ、大丈夫か!?」
小依「だ、大丈夫…………あれ? なんだろこれ……」
小依「…………裁縫糸?」
みやこ「あ、ごめんね、私が落としちゃった奴かな? 昨日から針と糸が無くなっちゃってて……針も近くにあるのかな、気を付けてね」
小依「解った!」
夏音「…………針と、糸?」
ひなた「わー! すごいぞ小依!!」
小依「わたしが見る限り犯人は…………」
小依「ヤギね!!!!」
花「あ、解ってないんだね」
乃愛「前も聞いたけどなんでヤギなの?」
小依「い、今から考えるの! 今から……キャッ!!」コケッ!
ひなた「だ、大丈夫か!?」
小依「だ、大丈夫…………あれ? なんだろこれ……」
小依「…………裁縫糸?」
みやこ「あ、ごめんね、私が落としちゃった奴かな? 昨日から針と糸が無くなっちゃってて……針も近くにあるのかな、気を付けてね」
小依「解った!」
夏音「…………針と、糸?」
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 23:29:19.73 ID:0Y1xsTODo
小依『焼くのに一時間かかるパウンドケーキ!』
ひなた『コンビニ行きたがってたもんな!』
花『普段からスマホを持ち歩かないからそうなるんですよ』
みやこ『着替えるのに5分はかかるよ』
乃愛『壁にもたれ掛かってたと思うよ』
みやこ『昨日花ちゃんと話したのに……』
小依『何これ、針と糸?』
夏音「………………………………」
夏音「解った」
ひなた『コンビニ行きたがってたもんな!』
花『普段からスマホを持ち歩かないからそうなるんですよ』
みやこ『着替えるのに5分はかかるよ』
乃愛『壁にもたれ掛かってたと思うよ』
みやこ『昨日花ちゃんと話したのに……』
小依『何これ、針と糸?』
夏音「………………………………」
夏音「解った」
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 23:34:07.13 ID:0Y1xsTODo
みやこ「えっ!? 解った!?」
乃愛「犯人が解ったの!?」
ひなた「凄いぞ! 誰なんだ!」
夏音「今回のトリック、全部仕掛けたのは…………」ビシッ
花「……………………」
夏音「貴女だよ、花ちゃん」
乃愛「犯人が解ったの!?」
ひなた「凄いぞ! 誰なんだ!」
夏音「今回のトリック、全部仕掛けたのは…………」ビシッ
花「……………………」
夏音「貴女だよ、花ちゃん」
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 23:38:24.10 ID:0Y1xsTODo
小依「はっ、花ちゃんが!?」
乃愛「そうなるとは思ってた!!」
みやこ「結局そうだろうとは感じてた!!」
花「…………聞かせてもらえる? なんで、犯人が私なのか」
ひなた「花だからじゃないか?」
夏音「…………動機については、今回は別に良いよね、順番に説明していくね」
乃愛「そうなるとは思ってた!!」
みやこ「結局そうだろうとは感じてた!!」
花「…………聞かせてもらえる? なんで、犯人が私なのか」
ひなた「花だからじゃないか?」
夏音「…………動機については、今回は別に良いよね、順番に説明していくね」
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 23:43:56.65 ID:0Y1xsTODo
夏音「まず、話は昨日の話になるよ。おねぇさんは明日のおやつがパウンドケーキか別のおやつかで悩んでた……なんで見抜いたかは昨日と同じ、パウンドケーキの材料とは別のものがキッチンにあるからね」
みやこ「うん、今回はクレープを作ろうと思ってたよ」
夏音「だから、花ちゃんはもう一個のおやつも作って貰おうとした……まあ前回の動機と一緒だね、ここまでは間違いないよ」
夏音「で、昨日のうちに花ちゃんはリビングの時計に二つの細工をしてるの」
乃愛「二つの細工?」
夏音「うん、一つは時間を10分早くした事」
ひなた「時計を10分早くした!?」
夏音「そう、まずはそっちの細工のお話から」
みやこ「うん、今回はクレープを作ろうと思ってたよ」
夏音「だから、花ちゃんはもう一個のおやつも作って貰おうとした……まあ前回の動機と一緒だね、ここまでは間違いないよ」
夏音「で、昨日のうちに花ちゃんはリビングの時計に二つの細工をしてるの」
乃愛「二つの細工?」
夏音「うん、一つは時間を10分早くした事」
ひなた「時計を10分早くした!?」
夏音「そう、まずはそっちの細工のお話から」
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 23:51:22.21 ID:0Y1xsTODo
夏音「おねぇさんは2時丁度にパウンドケーキを焼き始めたんだよね?」
みやこ「う、うん、確かに丁度だったよ?」
夏音「でも、それが本当は10分早かったとしたら?」
みやこ「…………1時50分に焼き始めたことになるね」
夏音「そうなると焼き終わるのは2時50分になるよね、3時に焼けたと思ったパウンドケーキは、実はもう10分早く焼けてるんだよ」
夏音「…………あれ? でも、それでも関係なくない? 私たちは2時50分までゲームをして、その後花ちゃんとミャーさんはコスプレの写真を撮りに行ったんだよ?」
夏音「うん、そのままだと関係ないね、だから花ちゃんはもう一個細工をしたの」
ひなた「もうひとつの……細工?」
夏音「時計を正しい時間から10分遅らせたんだよ」
花「……………………」
みやこ「う、うん、確かに丁度だったよ?」
夏音「でも、それが本当は10分早かったとしたら?」
みやこ「…………1時50分に焼き始めたことになるね」
夏音「そうなると焼き終わるのは2時50分になるよね、3時に焼けたと思ったパウンドケーキは、実はもう10分早く焼けてるんだよ」
夏音「…………あれ? でも、それでも関係なくない? 私たちは2時50分までゲームをして、その後花ちゃんとミャーさんはコスプレの写真を撮りに行ったんだよ?」
夏音「うん、そのままだと関係ないね、だから花ちゃんはもう一個細工をしたの」
ひなた「もうひとつの……細工?」
夏音「時計を正しい時間から10分遅らせたんだよ」
花「……………………」
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/19(火) 23:54:47.16 ID:0Y1xsTODo
乃愛「えっ!? ちょっと待って!? さっき時計を正しい時間から10分早めたんだよね!? なんで今度は遅くするの!? ううん、それだけじゃない、いつ遅らせたの!?」
ひなた「そ、そうだ、花にはずっと誰かがついてたんだ、そんな時計に触る隙なんて…………」
夏音「細工をしたのは昨日、実際に時計を動かしたのは、ノアちゃんと花ちゃんがおねぇさんと話してるときだよ」
みやこ「わ、私たちと話してるとき!?」
夏音「そう、針と糸を使った簡単な細工」
ひなた「そ、そうだ、花にはずっと誰かがついてたんだ、そんな時計に触る隙なんて…………」
夏音「細工をしたのは昨日、実際に時計を動かしたのは、ノアちゃんと花ちゃんがおねぇさんと話してるときだよ」
みやこ「わ、私たちと話してるとき!?」
夏音「そう、針と糸を使った簡単な細工」
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/20(水) 00:01:08.21 ID:SARZM/Ioo
夏音「アナログ時計はデジタル時計と違って時間を動かすのは実は簡単なんだよね、時計の後ろのつまみをくるっと回せば時間は簡単に動く」
夏音「だから、花ちゃんはそのつまみにテープで針をギチギチに固定した、その後針に糸を通して、壁にぶら下げたの」
夏音「こう、壁を背後にこっそりと糸を引っ張ると…………引っ張られた糸は固定された針を動かして、針が動くとつまみも動く」
夏音「ね、これなら、時計に触れずに時間を動かすことができるでしょ?」
夏音「…………ほら、ついてたよ、時計の後ろに剥がし損ねたセロハンテープ」
夏音「だから、花ちゃんはそのつまみにテープで針をギチギチに固定した、その後針に糸を通して、壁にぶら下げたの」
夏音「こう、壁を背後にこっそりと糸を引っ張ると…………引っ張られた糸は固定された針を動かして、針が動くとつまみも動く」
夏音「ね、これなら、時計に触れずに時間を動かすことができるでしょ?」
夏音「…………ほら、ついてたよ、時計の後ろに剥がし損ねたセロハンテープ」
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/20(水) 00:06:03.72 ID:SARZM/Ioo
ひなた「す、すげえ! 確かにそれなら動かせるぞ!!!……動かせるとどうなんだ?」
夏音「…………お姉さん、花ちゃんにコスプレのお着替えをお願いした時間、何時でしたか?」
みやこ「えっと……2時50分だね」
夏音「そう、スマホで確認して、2時50分でした、花ちゃんがお着替えが終わったのは?」
みやこ「…………壁時計で2時55分…………あっ!!」
乃愛「あーっ!!!そっか!!なるほど!!」
小依「な、何がなるほどなの!? 何が!?」
夏音「……私たちが考えてた時間の流れは本当は違って、実際はこうだったってことだよ」
夏音「…………お姉さん、花ちゃんにコスプレのお着替えをお願いした時間、何時でしたか?」
みやこ「えっと……2時50分だね」
夏音「そう、スマホで確認して、2時50分でした、花ちゃんがお着替えが終わったのは?」
みやこ「…………壁時計で2時55分…………あっ!!」
乃愛「あーっ!!!そっか!!なるほど!!」
小依「な、何がなるほどなの!? 何が!?」
夏音「……私たちが考えてた時間の流れは本当は違って、実際はこうだったってことだよ」
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/20(水) 00:10:45.51 ID:SARZM/Ioo
本当のタイムライン
1:50 みやこ パウンドケーキを焼く リビングで待機
2:10 花とノア コンビニに外出
2:15 ひなたと小依 花とノアを追いかけコンビニへ
2:30 4人が帰ってくる みやこ 小依に誘われてひなたの部屋へ
2:45 夏音 トイレへ
2:50 花 コスプレの着替えにいく みやこ カメラの準備へ
2:50 パウンドケーキ 焼ける
3:00 花 ???
3:05 花着替え完了 みやこ コスプレ撮影開始
3:15 みやこ パウンドケーキを確認、事件発覚
1:50 みやこ パウンドケーキを焼く リビングで待機
2:10 花とノア コンビニに外出
2:15 ひなたと小依 花とノアを追いかけコンビニへ
2:30 4人が帰ってくる みやこ 小依に誘われてひなたの部屋へ
2:45 夏音 トイレへ
2:50 花 コスプレの着替えにいく みやこ カメラの準備へ
2:50 パウンドケーキ 焼ける
3:00 花 ???
3:05 花着替え完了 みやこ コスプレ撮影開始
3:15 みやこ パウンドケーキを確認、事件発覚
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/20(水) 00:15:01.22 ID:SARZM/Ioo
夏音「…………これで、不自然な時間が見つからないかな?」
乃愛「……たしか、アリスの衣装に着替えるのは5分くらいかかるんだよね?」
みやこ「うん、そうだよ」
夏音「…………それでも、この時間の空きはおかしいよね、花ちゃん、花ちゃんは……」
夏音「パウンドケーキが焼けてる2時50分から、3時までの間、何してたの?」
花「……………………」
夏音「纏めるね」
乃愛「……たしか、アリスの衣装に着替えるのは5分くらいかかるんだよね?」
みやこ「うん、そうだよ」
夏音「…………それでも、この時間の空きはおかしいよね、花ちゃん、花ちゃんは……」
夏音「パウンドケーキが焼けてる2時50分から、3時までの間、何してたの?」
花「……………………」
夏音「纏めるね」
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/20(水) 00:23:46.15 ID:SARZM/Ioo
夏音「花ちゃんは、お姉さんのおやつを二つ食べるために計画を思い付いたの、前準備として時計の時間を本来の時間から10分早めて、時計に針と糸で細工をした」
夏音「そのお陰でおねぇさんがパウンドケーキを焼き始める時間は10分早くなって1時50分になったよね、で、焼き終わる時間は2時50分になった」
夏音「焼き始めたら時間を早める意味は無くなったから、今度は遅くする番、お姉さんにコンビニに行くって言いながら、こっそりと糸を引いて時計の時間を本来の時間から10分遅らせたんだよ」
夏音「で、後はお姉さんと約束してたコスプレの撮影会をするだけ、リビングの壁時計以外は操作してないから、他の場所で時間を見てもらって、おねぇさんがカメラとかの機材を準備してるうちにこっそりと焼けたパウンドケーキをどこかに隠したんだよね」
夏音「で、準備が終わって壁時計を見たおねぇさんは誤解するの『あ、全然時間たってなかった』って、おねぇさんのカメラとかの準備が時間かかるの、知ってたんだよね?」
夏音「…………最後にコスプレ撮影か終わったおねぇさんがオーブンを開ければおしまい、アリバイ十分な犯行の完成だよ」
夏音「そのお陰でおねぇさんがパウンドケーキを焼き始める時間は10分早くなって1時50分になったよね、で、焼き終わる時間は2時50分になった」
夏音「焼き始めたら時間を早める意味は無くなったから、今度は遅くする番、お姉さんにコンビニに行くって言いながら、こっそりと糸を引いて時計の時間を本来の時間から10分遅らせたんだよ」
夏音「で、後はお姉さんと約束してたコスプレの撮影会をするだけ、リビングの壁時計以外は操作してないから、他の場所で時間を見てもらって、おねぇさんがカメラとかの機材を準備してるうちにこっそりと焼けたパウンドケーキをどこかに隠したんだよね」
夏音「で、準備が終わって壁時計を見たおねぇさんは誤解するの『あ、全然時間たってなかった』って、おねぇさんのカメラとかの準備が時間かかるの、知ってたんだよね?」
夏音「…………最後にコスプレ撮影か終わったおねぇさんがオーブンを開ければおしまい、アリバイ十分な犯行の完成だよ」
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/20(水) 00:28:33.71 ID:qZxSkjA7o
夏音「……他の5人に今回の事が出来た子はいないよ、出来たのは花ちゃんだけ」
夏音「…………もし、わたしの推理が正しければ証拠があるはずだよ……花ちゃんのポケットの中に」
夏音「セロハンテープに包まれた針と、よりちゃんが拾った色と同じ色の糸がね」
夏音「…………おねぇさんがオーブンを開けてるうちに外したんだよね、どうかな?」
花「……………………」
夏音「…………もし、わたしの推理が正しければ証拠があるはずだよ……花ちゃんのポケットの中に」
夏音「セロハンテープに包まれた針と、よりちゃんが拾った色と同じ色の糸がね」
夏音「…………おねぇさんがオーブンを開けてるうちに外したんだよね、どうかな?」
花「……………………」
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/20(水) 01:05:36.30 ID:zqakx4U0o
花「…………私が、やりました」
乃愛「……裁縫針と糸!」
小依「ってことは、花ちゃんが犯人ね!!!」
花「…………どうしても、どうしても、両方が食べたかった」
乃愛「前と同じこと言ってる…………」
ひなた「まあ、これで解決…………ひえっ!」
乃愛「ん? ひなたちゃんどうしたの…………ふえっ!?」
みやこ「………………………………」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
乃愛「……裁縫針と糸!」
小依「ってことは、花ちゃんが犯人ね!!!」
花「…………どうしても、どうしても、両方が食べたかった」
乃愛「前と同じこと言ってる…………」
ひなた「まあ、これで解決…………ひえっ!」
乃愛「ん? ひなたちゃんどうしたの…………ふえっ!?」
みやこ「………………………………」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/20(水) 01:09:17.44 ID:zqakx4U0o
みやこ「花ちゃん?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
花「は、はい…………」
みやこ「二回目だよね?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
花「ひゃ、ひゃい!!」コクコク
みやこ「そっか、なら、流石にとってもおっきな罰をあげなきゃいけないよね?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
花「ゆ、ゆるしてくださ…………」
みやこ「そう思うよね???」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
花「思います!!!」
ひなた「……お母さんとみゃー姉、よく似てないって言われるけど、一個だけ似てるところがあるんだ」
乃愛「…………何かな」
ひなた「本気で怒らせるとすごく怖い」
乃愛「わたし、ミャーさん怒らせないようにする」
花「は、はい…………」
みやこ「二回目だよね?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
花「ひゃ、ひゃい!!」コクコク
みやこ「そっか、なら、流石にとってもおっきな罰をあげなきゃいけないよね?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
花「ゆ、ゆるしてくださ…………」
みやこ「そう思うよね???」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
花「思います!!!」
ひなた「……お母さんとみゃー姉、よく似てないって言われるけど、一個だけ似てるところがあるんだ」
乃愛「…………何かな」
ひなた「本気で怒らせるとすごく怖い」
乃愛「わたし、ミャーさん怒らせないようにする」
40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/20(水) 01:11:22.36 ID:zqakx4U0o
花「そ、その、罰ってなんですか? おやつ全部抜きとか……」
みやこ「大丈夫、おやつはあげるよ、花ちゃんの大事なおやつだもんね」
花「……ほっ」
みやこ「でも、もしかしたら…………」
みやこ「おやつ抜きの方が良かったかもしれないね」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
花「ひええ…………」ガクブル
みやこ「大丈夫、おやつはあげるよ、花ちゃんの大事なおやつだもんね」
花「……ほっ」
みやこ「でも、もしかしたら…………」
みやこ「おやつ抜きの方が良かったかもしれないね」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
花「ひええ…………」ガクブル
41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/20(水) 01:17:47.07 ID:zqakx4U0o
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
みやこ「お待たせ、クレープも焼けたし、パウンドケーキもとっても美味しくできてたよ!」
夏音「わあっ! すごく楽しみです!」
小依「あれ? お姉さん持ってきてないの?」
みやこ「うん、今日はウェイトレスさんがいるからね」
ひなた「ウェイトレスさん? 雇ったのか?」
みやこ「今日だけねー、入ってきていいよ!」
花「…………」プルプル
乃愛「あ、ネコミミメイドさんだ、かわいー!」
みやこ「…………花ちゃん?」
花「!!!!」ビクッ!
みやこ「セリフ、教えたよね?」
花「……………………う、うう」
花「……こ、こんにちわだにゃん! 今日のおやつはみやこお姉ちゃん専属メイド、『はなにゃん』が運ばせていただきますにゃん!」
乃愛「」
ひなた「」
小依「」
夏音「」
みやこ「うんうん」
みやこ「お待たせ、クレープも焼けたし、パウンドケーキもとっても美味しくできてたよ!」
夏音「わあっ! すごく楽しみです!」
小依「あれ? お姉さん持ってきてないの?」
みやこ「うん、今日はウェイトレスさんがいるからね」
ひなた「ウェイトレスさん? 雇ったのか?」
みやこ「今日だけねー、入ってきていいよ!」
花「…………」プルプル
乃愛「あ、ネコミミメイドさんだ、かわいー!」
みやこ「…………花ちゃん?」
花「!!!!」ビクッ!
みやこ「セリフ、教えたよね?」
花「……………………う、うう」
花「……こ、こんにちわだにゃん! 今日のおやつはみやこお姉ちゃん専属メイド、『はなにゃん』が運ばせていただきますにゃん!」
乃愛「」
ひなた「」
小依「」
夏音「」
みやこ「うんうん」
42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/20(水) 01:27:00.15 ID:zqakx4U0o
花「まず、ひなたには、イチゴソースがたっぷりのクレープだにゃん、マシュマロも一緒で美味しいにゃん……」
ひなた「は、花……大丈夫か?」
花「しにたい…………」
みやこ「次のお願いねー」ニコニコ
花「ノアにはチョコバナナクレープだにゃん! パウンドケーキもチョコチップだにゃん!」
乃愛「か、可愛いよ?」
花「ううう…………」
花「小依には大盛セットだにゃん…………夏音の希望で大盛にしたにゃん……」
小依「それ、すごく目立ちそうね! 今度私も着てみようかな!」
花「好きにすればいいにゃん……」
花「夏音にはブルーベリープレートだにゃん……それと…………犯人だと疑われるようにしちゃって、ごめんね」
夏音「…………それを見たら、もう怒れないよぉ」
花「むしろ怒ってぇ…………」
みやこ「はい、ビデオちゃんと取れてるよー!最後最後!」ニコニコ
花「…………み、みやこ……お姉ちゃん…………」
みやこ「なーに?」ニコニコ
花「大好きだにゃん!」
みやこ「はいオッケー!!!」ニコニコ
花「」バタッ
乃愛「ハナちゃんが倒れた!!!」
ひなた「大丈夫か花!!!」
夏音「大丈夫じゃないと思うなあ……」
ひなた「は、花……大丈夫か?」
花「しにたい…………」
みやこ「次のお願いねー」ニコニコ
花「ノアにはチョコバナナクレープだにゃん! パウンドケーキもチョコチップだにゃん!」
乃愛「か、可愛いよ?」
花「ううう…………」
花「小依には大盛セットだにゃん…………夏音の希望で大盛にしたにゃん……」
小依「それ、すごく目立ちそうね! 今度私も着てみようかな!」
花「好きにすればいいにゃん……」
花「夏音にはブルーベリープレートだにゃん……それと…………犯人だと疑われるようにしちゃって、ごめんね」
夏音「…………それを見たら、もう怒れないよぉ」
花「むしろ怒ってぇ…………」
みやこ「はい、ビデオちゃんと取れてるよー!最後最後!」ニコニコ
花「…………み、みやこ……お姉ちゃん…………」
みやこ「なーに?」ニコニコ
花「大好きだにゃん!」
みやこ「はいオッケー!!!」ニコニコ
花「」バタッ
乃愛「ハナちゃんが倒れた!!!」
ひなた「大丈夫か花!!!」
夏音「大丈夫じゃないと思うなあ……」
43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/20(水) 01:30:23.60 ID:zqakx4U0o
みやこ「さて、花ちゃんのお母さんには泊まるって連絡したし、色々と準備してこなきゃー、ちょっと行ってくるね」
ひなた「みゃー姉が凄い行動力を見せてる」
乃愛「私たちは悪いことしないようにしようね」
夏音「ほら! 花ちゃん!クレープだよ! 食べて元気だして!!」
花「…………もぐ…………もぐ……」
小依「はなにゃん!!こっちのクレープも食べる!?」
花「ぐふっ!!!」
夏音「はなちゃーーーん!!!!!!!」
乃愛「…………ホントにね」
ひなた「ははは」
ひなた「みゃー姉が凄い行動力を見せてる」
乃愛「私たちは悪いことしないようにしようね」
夏音「ほら! 花ちゃん!クレープだよ! 食べて元気だして!!」
花「…………もぐ…………もぐ……」
小依「はなにゃん!!こっちのクレープも食べる!?」
花「ぐふっ!!!」
夏音「はなちゃーーーん!!!!!!!」
乃愛「…………ホントにね」
ひなた「ははは」
44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/20(水) 01:33:58.36 ID:zqakx4U0o
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
小依「…………凄い一日だったわねー」トコトコ
夏音「そうだね」トコトコ
小依「ふふん、私の名探偵力にみんなビックリしてたわ!」
夏音「……ソウダネ」
小依「次事件が起きたら、かのと一緒に解決してみてもいいかもね、私たちなら絶対にどんな事件だって…………かの?」
夏音「……………………」
小依「どうしたの? 止まっちゃって」
夏音「よりちゃん」ギュッ
小依「わわっ、どうしたの!? いきなり!?」
小依「…………凄い一日だったわねー」トコトコ
夏音「そうだね」トコトコ
小依「ふふん、私の名探偵力にみんなビックリしてたわ!」
夏音「……ソウダネ」
小依「次事件が起きたら、かのと一緒に解決してみてもいいかもね、私たちなら絶対にどんな事件だって…………かの?」
夏音「……………………」
小依「どうしたの? 止まっちゃって」
夏音「よりちゃん」ギュッ
小依「わわっ、どうしたの!? いきなり!?」
45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/20(水) 01:38:57.97 ID:zqakx4U0o
夏音「私が、アリバイが無くて犯人じゃないかって疑われた時…………」ギュウウ
小依「うん」……ダキッ
夏音「私は犯人じゃないって言ってくれてありがとう」
小依「…………うん」
夏音「最後は花ちゃんが認めてくれたけど、私もやろうと思えばパウンドケーキを取ることもきっと出来てたもん」
小依「うん」
夏音「凄く、嬉しかったなぁ」
小依「当たり前じゃない」
夏音「えっ?」
小依「わたしは名探偵だもん! 夏音がやってるかやってないかなんて、全部お見通しよ!!」
夏音「…………」
夏音「あはは」
小依「うん」……ダキッ
夏音「私は犯人じゃないって言ってくれてありがとう」
小依「…………うん」
夏音「最後は花ちゃんが認めてくれたけど、私もやろうと思えばパウンドケーキを取ることもきっと出来てたもん」
小依「うん」
夏音「凄く、嬉しかったなぁ」
小依「当たり前じゃない」
夏音「えっ?」
小依「わたしは名探偵だもん! 夏音がやってるかやってないかなんて、全部お見通しよ!!」
夏音「…………」
夏音「あはは」
46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/20(水) 01:40:43.63 ID:zqakx4U0o
夏音「やっぱり私、名探偵にはなれないよぉ」
47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/20(水) 01:44:25.18 ID:zqakx4U0o
夏音「よりちゃん」トコトコ
小依「なーに?」トコトコ
夏音「大好きっ!」
小依「私も好きよ!」
夏音「わたしは大好きだもん」
小依「なっ……なら私は大大好きだから!」
夏音「じゃあ私は大大大好きかなあ」
小依「それよりももーっと好き!!」
夏音「それよりもずーっとずーっとこんなに好きだよ」
小依「そ、それならぁ……この地球よりもおっきいくらい好き!!」
夏音「じゃあ私は………………」
おしまい
小依「なーに?」トコトコ
夏音「大好きっ!」
小依「私も好きよ!」
夏音「わたしは大好きだもん」
小依「なっ……なら私は大大好きだから!」
夏音「じゃあ私は大大大好きかなあ」
小依「それよりももーっと好き!!」
夏音「それよりもずーっとずーっとこんなに好きだよ」
小依「そ、それならぁ……この地球よりもおっきいくらい好き!!」
夏音「じゃあ私は………………」
おしまい
48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/20(水) 01:46:26.52 ID:zqakx4U0o
ありがとうございました
わたてんSSが今10秒に一個増えています、あっ、増えた!また増えた!
名探偵かのこよはもう一回くらいやりたいですね、トリックが浮かべば
わたてんSSが今10秒に一個増えています、あっ、増えた!また増えた!
名探偵かのこよはもう一回くらいやりたいですね、トリックが浮かべば
49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/20(水) 01:46:55.57 ID:zqakx4U0o
あ、わたてん11話 尊かったので見てください
50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/03/20(水) 04:08:03.28 ID:c1tNw8W2o
尊い