【少女歌劇SS】なな「わんわん」
2018-10-14
1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/13(土) 01:56:06 ID:EIerl2Yk
キャラ崩壊注意
とある夜
なな「うぅ……ばななも凍る寒さです……」プルプル
なな「というわけでお邪魔します……」モゾモゾ
純那「あっ、こら」
なな「ふぅ。純那ちゃんのベッドは暖かいなぁ」
純那「自分のベッド使いなさいよ」
なな「でも、二人で一つのベッド使った方が暖かいでしょ?」ヌクヌク
純那「それはそうだけど……」ヌクヌク
なな「じゃあ、そうゆうことで」モゾモゾ
純那「はぁ……何か、あんたのことでっかい犬みたいに思えてきたわ」
なな「純那ちゃんにだったら飼われてもいいかな~」ギュッ
純那「よしよし」ナデナテ
なな「わんわん」
とある夜
なな「うぅ……ばななも凍る寒さです……」プルプル
なな「というわけでお邪魔します……」モゾモゾ
純那「あっ、こら」
なな「ふぅ。純那ちゃんのベッドは暖かいなぁ」
純那「自分のベッド使いなさいよ」
なな「でも、二人で一つのベッド使った方が暖かいでしょ?」ヌクヌク
純那「それはそうだけど……」ヌクヌク
なな「じゃあ、そうゆうことで」モゾモゾ
純那「はぁ……何か、あんたのことでっかい犬みたいに思えてきたわ」
なな「純那ちゃんにだったら飼われてもいいかな~」ギュッ
純那「よしよし」ナデナテ
なな「わんわん」
2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/13(土) 01:56:49 ID:EIerl2Yk
次の日
料理をしている純那「……」
なな「わわわわ~ん」ギュッ
純那「ちょっ、なな?」グラッ
なな「わふぅ~」
純那「い、今は危ないからっ、あっち行ってなさい!」シッシッ
なな「くぅ~ん。純那ちゃんが構ってくれないよぉ……」
華恋「ねぇばなな。なんでさっきから犬の真似してるの?」
なな「ばななは昨日からばなな犬なのだわん」ワンワン
華恋「可愛い~!こっちおいで♪わしゃわしゃしたげるから」
なな「ノー。ばなな犬は今、純那ちゃんと遊びたいのだわん。ばなな犬の気持ちを尊重して欲しいわん」ヒシッ
華恋「そっかー。じゃあ仕方ないね」
純那「私の意思も尊重しなさいよ」
料理をしている純那「……」
なな「わわわわ~ん」ギュッ
純那「ちょっ、なな?」グラッ
なな「わふぅ~」
純那「い、今は危ないからっ、あっち行ってなさい!」シッシッ
なな「くぅ~ん。純那ちゃんが構ってくれないよぉ……」
華恋「ねぇばなな。なんでさっきから犬の真似してるの?」
なな「ばななは昨日からばなな犬なのだわん」ワンワン
華恋「可愛い~!こっちおいで♪わしゃわしゃしたげるから」
なな「ノー。ばなな犬は今、純那ちゃんと遊びたいのだわん。ばなな犬の気持ちを尊重して欲しいわん」ヒシッ
華恋「そっかー。じゃあ仕方ないね」
純那「私の意思も尊重しなさいよ」
3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/13(土) 01:57:22 ID:EIerl2Yk
華恋「う~ん……じゃあ私のこのわしゃわしゃ欲はどこで発散すればいいの~!」
まひる「ここにまひる犬が居るわんよ?」ヒョコッ
ひかり「ひかり犬も居るわん」ヒョコッ
真矢「真矢カニも居るかに」ババァァン
クロ「どこにわしゃわしゃできる部位があるのよ」
真矢「毛蟹だから大丈夫だかに」
クロ「さてはあんた毛蟹見たことないわね?」
まひる「ここにまひる犬が居るわんよ?」ヒョコッ
ひかり「ひかり犬も居るわん」ヒョコッ
真矢「真矢カニも居るかに」ババァァン
クロ「どこにわしゃわしゃできる部位があるのよ」
真矢「毛蟹だから大丈夫だかに」
クロ「さてはあんた毛蟹見たことないわね?」
4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/13(土) 01:57:58 ID:EIerl2Yk
その日の夜
なな「おいで~」ポンポン
純那「……何?今日は私がななのベッドに入ればいいの?」
なな「うんっ」
純那「……ん」モゾモゾ
純那(ななの匂いがする……)ホワホワ
なな「わふ~」ムギュッ
純那「んっ、なな。ちょっと重い……」
なな「お昼に構ってくれなかった分、ここで取り返すんだわんな~」スリスリ
純那「ちゃんと料理終わってから構ってあげたじゃない……あと、喋り方崩れてきてない?」
なな「足ーりーなーいーのー。もっとなでなでしてぎゅってしてななって呼んでー」
純那「ななって……なんていうか、優しいし、お菓子とか差し入れして気が利くから、皆のお母さんって感じで慕われてるけど……」
純那「結構、甘えたがりよね」ナデナデ
なな「えへへ。純那ちゃんだけだよ」
純那「可愛いなぁ、もう」ギュッ
なな「おいで~」ポンポン
純那「……何?今日は私がななのベッドに入ればいいの?」
なな「うんっ」
純那「……ん」モゾモゾ
純那(ななの匂いがする……)ホワホワ
なな「わふ~」ムギュッ
純那「んっ、なな。ちょっと重い……」
なな「お昼に構ってくれなかった分、ここで取り返すんだわんな~」スリスリ
純那「ちゃんと料理終わってから構ってあげたじゃない……あと、喋り方崩れてきてない?」
なな「足ーりーなーいーのー。もっとなでなでしてぎゅってしてななって呼んでー」
純那「ななって……なんていうか、優しいし、お菓子とか差し入れして気が利くから、皆のお母さんって感じで慕われてるけど……」
純那「結構、甘えたがりよね」ナデナデ
なな「えへへ。純那ちゃんだけだよ」
純那「可愛いなぁ、もう」ギュッ
5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/13(土) 01:58:57 ID:EIerl2Yk
なな『純那ちゃんも可愛いよ~』
なな『本当……純那ちゃん可愛い……っ!』グイッ
純那「っ?なな?」
なな『ごめん……純那ちゃんと一緒に寝るっていうのが、どういうことか分かってなかった』
なな『こんなに近くに、純那ちゃんが居るんだもん……もう、我慢できなくなってきちゃった……』
純那「ななっ、ちょっと、離して……」
なな『だぁめぇ……』ガシッ
純那(やだっ、なな、力強い……完璧に組み敷かれちゃって、動けない……)
純那「どうしたの?なな、なんか怖いよ……?」
なな『怯えた顔も可愛いよぉ……純那ちゃん……』
なな『純那ちゃんが悪いんだよ?こんな無防備に、私のベッドに入って来てさぁ……もう誘ってるようなものじゃない……』
純那「わ、私っ、そんなつもりじゃ」
なな『ふふっ、純那ちゃんの胸、すっごいドキドキしてる。もっと聞きたいなぁ。純那ちゃんの音』ピトッ
なな『もっとドキドキ、させてあげるね』
なな『本当……純那ちゃん可愛い……っ!』グイッ
純那「っ?なな?」
なな『ごめん……純那ちゃんと一緒に寝るっていうのが、どういうことか分かってなかった』
なな『こんなに近くに、純那ちゃんが居るんだもん……もう、我慢できなくなってきちゃった……』
純那「ななっ、ちょっと、離して……」
なな『だぁめぇ……』ガシッ
純那(やだっ、なな、力強い……完璧に組み敷かれちゃって、動けない……)
純那「どうしたの?なな、なんか怖いよ……?」
なな『怯えた顔も可愛いよぉ……純那ちゃん……』
なな『純那ちゃんが悪いんだよ?こんな無防備に、私のベッドに入って来てさぁ……もう誘ってるようなものじゃない……』
純那「わ、私っ、そんなつもりじゃ」
なな『ふふっ、純那ちゃんの胸、すっごいドキドキしてる。もっと聞きたいなぁ。純那ちゃんの音』ピトッ
なな『もっとドキドキ、させてあげるね』
6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/13(土) 01:59:30 ID:EIerl2Yk
純那「ほわぁぁぁぁっ!」ガバッ
純那「……っは!?」
純那(今のは……夢?そうよね。ななが私を無理矢理に襲うなんて、ありえないもの)
純那(……でも、もし本気で、ななにそういう気があったら、私は……)
なな「ふわぁ~。純那ちゃん、おはよう」
純那「おはよう。なな。起き抜けに悪いんだけど、ちょっと腕相撲しない?」
なな「え……なんで?」
純那「いいから」ササッ
なな「う、うん……分かった」サッ
純那「レディー、ゴー!」グッ
なな「う~ん……えいっ!」グググッ
純那「……くっ」ボフッ
なな「やったぁ、私の勝ち!……で、何なの?これ」
純那「なな。今日から一緒に寝るの禁止ね」
なな「!?」
純那「……っは!?」
純那(今のは……夢?そうよね。ななが私を無理矢理に襲うなんて、ありえないもの)
純那(……でも、もし本気で、ななにそういう気があったら、私は……)
なな「ふわぁ~。純那ちゃん、おはよう」
純那「おはよう。なな。起き抜けに悪いんだけど、ちょっと腕相撲しない?」
なな「え……なんで?」
純那「いいから」ササッ
なな「う、うん……分かった」サッ
純那「レディー、ゴー!」グッ
なな「う~ん……えいっ!」グググッ
純那「……くっ」ボフッ
なな「やったぁ、私の勝ち!……で、何なの?これ」
純那「なな。今日から一緒に寝るの禁止ね」
なな「!?」
7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/13(土) 02:00:24 ID:EIerl2Yk
なな「純那ちゃ~ん。許してよ~」メソメソ
純那「……」スタスタ
香子「ばなな犬が」
双葉「捨てばなな犬になってる」
香子「何があったん?」
なな「腕相撲に勝ったら純那ちゃんが怒っちゃったの……」
双葉「わけわかんねぇ」
なな「ねぇ……純那ちゃん、どうして怒ってるの……?」オズオズ
純那「うぅ……っ」
純那(あんたに襲われそうで怖い……何て言えるわけないでしょ!)
純那「二人で使うと、狭いじゃない。ベッド。私はもっと広々と使いたいの」
なな「なんでそんな嘘つくの……?」
純那「……」
香子「これは……?」
純那「……」スタスタ
香子「ばなな犬が」
双葉「捨てばなな犬になってる」
香子「何があったん?」
なな「腕相撲に勝ったら純那ちゃんが怒っちゃったの……」
双葉「わけわかんねぇ」
なな「ねぇ……純那ちゃん、どうして怒ってるの……?」オズオズ
純那「うぅ……っ」
純那(あんたに襲われそうで怖い……何て言えるわけないでしょ!)
純那「二人で使うと、狭いじゃない。ベッド。私はもっと広々と使いたいの」
なな「なんでそんな嘘つくの……?」
純那「……」
香子「これは……?」
8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/13(土) 02:01:14 ID:EIerl2Yk
共有リビング・九九組会議
華恋「ばななとじゅんじゅんが喧嘩したぁ!?」
双葉「喧嘩……なのかな。よくわかんねぇけど」
なな「私とはもう一緒に寝たくないって……っ!」グスン
まひる「そんな……二人共仲良しだったのに」
真矢「純那さんが怒った理由は?」
なな「それが……よく分かんなくって……」
香子「何か、ばななはんには言いたくなさそうやったわぁ」
ひかり「なるほど……どう思う?純那」
純那「……こういうのって、私抜きでやるものじゃないの?私元凶なんだけど」
華恋「ばななとじゅんじゅんが喧嘩したぁ!?」
双葉「喧嘩……なのかな。よくわかんねぇけど」
なな「私とはもう一緒に寝たくないって……っ!」グスン
まひる「そんな……二人共仲良しだったのに」
真矢「純那さんが怒った理由は?」
なな「それが……よく分かんなくって……」
香子「何か、ばななはんには言いたくなさそうやったわぁ」
ひかり「なるほど……どう思う?純那」
純那「……こういうのって、私抜きでやるものじゃないの?私元凶なんだけど」
9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/13(土) 02:01:55 ID:EIerl2Yk
華恋「ばななが真剣に悩んでるんだよ!?九九組全員で力になってあげなくちゃ!」
純那「そういうことじゃなくって……」
クロ「それで?結局、喧嘩の理由ってなんなのよ。純那」
純那「だから、さっきも言ったけどベッドが狭くなるから一緒に寝れないってだけで、別に怒ってるわけじゃ……」
真矢「嘘ですね。トップスタァの洞察力がそう告げています」
まひる「嘘だよ!乙女の勘がそう言ってるもん!」
なな「嘘だぁ……純那ちゃんのことならなんでも分かるもん」
双葉「いや分かってねーからこんなことになってんだろ?」
純那「そういうことじゃなくって……」
クロ「それで?結局、喧嘩の理由ってなんなのよ。純那」
純那「だから、さっきも言ったけどベッドが狭くなるから一緒に寝れないってだけで、別に怒ってるわけじゃ……」
真矢「嘘ですね。トップスタァの洞察力がそう告げています」
まひる「嘘だよ!乙女の勘がそう言ってるもん!」
なな「嘘だぁ……純那ちゃんのことならなんでも分かるもん」
双葉「いや分かってねーからこんなことになってんだろ?」
10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/13(土) 02:03:17 ID:EIerl2Yk
香子「ほんなら皆で理由を予想してみましょか」カキカキ
双葉「どっから出したそのフリップ。お前大喜利始めるつもりだろ」
香子『身長差に打ちのめされて落ち込むから』
双葉「あたしに喧嘩売ってんのか」
ひかり『ばななの頭のばななが当たるから』
双葉「寝るときは降ろすだろ」
まひる『別の女ができたから』
双葉「怖い」
なな『その女を始末したから』
双葉「もっと怖い。っていうか何でななまで大喜利に参加してんだよ。さては結構余裕あるなお前」
双葉「どっから出したそのフリップ。お前大喜利始めるつもりだろ」
香子『身長差に打ちのめされて落ち込むから』
双葉「あたしに喧嘩売ってんのか」
ひかり『ばななの頭のばななが当たるから』
双葉「寝るときは降ろすだろ」
まひる『別の女ができたから』
双葉「怖い」
なな『その女を始末したから』
双葉「もっと怖い。っていうか何でななまで大喜利に参加してんだよ。さては結構余裕あるなお前」
11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/13(土) 02:03:53 ID:EIerl2Yk
華恋『取っといたお菓子を食べられたから』
双葉「そんな理由で怒る高校生が居るかっつーの」
真矢「……っ!それは重罪ですね」
双葉「居たよ」
クロ(真矢のお菓子はうっかり食べてしまわないよう気を付けておきましょう……)
純那「……これ、私も何か言った方がいいの?」
双葉「収拾が付かなくなるからやめてくれ……」
双葉「そんな理由で怒る高校生が居るかっつーの」
真矢「……っ!それは重罪ですね」
双葉「居たよ」
クロ(真矢のお菓子はうっかり食べてしまわないよう気を付けておきましょう……)
純那「……これ、私も何か言った方がいいの?」
双葉「収拾が付かなくなるからやめてくれ……」
12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/13(土) 02:04:43 ID:EIerl2Yk
結局理由は分からないまま夜
なな「……」ジーッ
純那(向こうのベッドから視線を感じる……)チラッ
なな「っ!」ビクッ
なな「……」チラッ
純那(あんなにビクビクして……こっちの様子をしきりに窺ってる)
純那(昨日はでっかい犬みたいだったけど……今日は小っちゃい子犬?)
純那(あんなななが私を襲う?……ありえないわね)
純那(……なんか、そう思ったら、隣にななが居ないことが、急に寂しくなってきたわ)
なな「……」ジーッ
純那(向こうのベッドから視線を感じる……)チラッ
なな「っ!」ビクッ
なな「……」チラッ
純那(あんなにビクビクして……こっちの様子をしきりに窺ってる)
純那(昨日はでっかい犬みたいだったけど……今日は小っちゃい子犬?)
純那(あんなななが私を襲う?……ありえないわね)
純那(……なんか、そう思ったら、隣にななが居ないことが、急に寂しくなってきたわ)
13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/13(土) 02:05:19 ID:EIerl2Yk
純那「えーっと……なな?」
なな「はっ、はい!何でしょうか……?」
純那「そんな怯えなくても……。その、本当、勝手なことだっていうのは分かってるんだけどね」
純那「やっぱり、今日も一緒に寝ない?」
なな「……」
純那(返事がない。やっぱり、勝手す
なな「純那ちゃん……っ!」ズサァァ
純那「わわっ」
なな「良かったよぉ……私、本当に純那ちゃんに嫌われちゃったのかなって、本当に、本当に心配でぇ……」ムギューッ
純那「うっ」キューンッ
純那「……私こそ、ごめんね。勝手に心配して、避けて。あなたのこと……傷つけた」
なな「?誤解って、何?」
純那「うっ」
なな「はっ、はい!何でしょうか……?」
純那「そんな怯えなくても……。その、本当、勝手なことだっていうのは分かってるんだけどね」
純那「やっぱり、今日も一緒に寝ない?」
なな「……」
純那(返事がない。やっぱり、勝手す
なな「純那ちゃん……っ!」ズサァァ
純那「わわっ」
なな「良かったよぉ……私、本当に純那ちゃんに嫌われちゃったのかなって、本当に、本当に心配でぇ……」ムギューッ
純那「うっ」キューンッ
純那「……私こそ、ごめんね。勝手に心配して、避けて。あなたのこと……傷つけた」
なな「?誤解って、何?」
純那「うっ」
14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/13(土) 02:06:43 ID:EIerl2Yk
純那(やっぱりこれは言いたくない……!けど、これだけ勝手に振り回しといて、正直に言わないのはズルいわよね……)
純那「その、怒らず……いや、やっぱり怒ってもいいけど、聞いて。実は私……本当、自分でも信じらんないんだけど」
純那「あなたに、襲われちゃうんじゃないか。……って、怖くなったの」
なな「……何それ、ふふっ。純那ちゃんでもおバカな勘違い、したりするんだね」
純那「本当にごめんなさい……お詫びはちゃんとするから」
なな「いいよ別に。……でも、どうして今になって許してくれたの?」
純那「それは……やっぱりなながそんなことするわけないなって思ったのと……」
純那「なな居ないと寂しくて、側に居て欲しくて……ななとなら、別に『そういうこと』になってもいいかな……なんて思
なな「純那ちゃんが悪いんだよ?」グイッ
純那「え?」
純那「その、怒らず……いや、やっぱり怒ってもいいけど、聞いて。実は私……本当、自分でも信じらんないんだけど」
純那「あなたに、襲われちゃうんじゃないか。……って、怖くなったの」
なな「……何それ、ふふっ。純那ちゃんでもおバカな勘違い、したりするんだね」
純那「本当にごめんなさい……お詫びはちゃんとするから」
なな「いいよ別に。……でも、どうして今になって許してくれたの?」
純那「それは……やっぱりなながそんなことするわけないなって思ったのと……」
純那「なな居ないと寂しくて、側に居て欲しくて……ななとなら、別に『そういうこと』になってもいいかな……なんて思
なな「純那ちゃんが悪いんだよ?」グイッ
純那「え?」
15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/13(土) 02:07:13 ID:EIerl2Yk
なな「『そういうこと』になってもいい……ってそんなこと言われたら、我慢できなくなっちゃうじゃない……っ!」
純那「いや、ちょっ」
なな「お詫びするって、言ったよね?」
純那「言ったけど、こんなぁ……っ!?」
ワオーン
香子「んぅ……何か今、遠吠え聞こえへんかった……?」
双葉「ばなな犬は躾がなってねぇな」
-終わり-
純那「いや、ちょっ」
なな「お詫びするって、言ったよね?」
純那「言ったけど、こんなぁ……っ!?」
ワオーン
香子「んぅ……何か今、遠吠え聞こえへんかった……?」
双葉「ばなな犬は躾がなってねぇな」
-終わり-
16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/13(土) 02:07:53 ID:EIerl2Yk
おまけ
純那「大変。バナナが一本足りないわ。このままじゃマフィンが……」
なな「あ、じゃあこれ使って」モギッ
純那「なな……?このバナナ、どこから?」
なな「大丈夫だから」
純那「ねぇ、あなたの髪の束、一つ消えてない?」
なな「大丈夫。また生えるから」
純那「!?」
-終わり-
純那「大変。バナナが一本足りないわ。このままじゃマフィンが……」
なな「あ、じゃあこれ使って」モギッ
純那「なな……?このバナナ、どこから?」
なな「大丈夫だから」
純那「ねぇ、あなたの髪の束、一つ消えてない?」
なな「大丈夫。また生えるから」
純那「!?」
-終わり-
17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/13(土) 02:08:54 ID:EIerl2Yk
以上になります。
じゅんななはお互いに甘えたり甘えられたりなんだろうなと思ってます。
二人の初めては絶対「ばななちゃんが我慢できずに」だと思うんですけど。
「んなわけねーだろ」と思う人はあなたの解釈でSS書いてね。待っとるで。
ありがとうございました。
じゅんななはお互いに甘えたり甘えられたりなんだろうなと思ってます。
二人の初めては絶対「ばななちゃんが我慢できずに」だと思うんですけど。
「んなわけねーだろ」と思う人はあなたの解釈でSS書いてね。待っとるで。
ありがとうございました。
引用元: 【少女歌劇SS】なな「わんわん」
【少女歌劇SS】クロディーヌ「!?」
2018-10-10
1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/09(火) 18:16:48 ID:nhDeW4Xk
キャラ崩壊注意
入浴中
クロディーヌ(以下クロ)「……」ジーッ
真矢「……どうかしましたか?クロディーヌ」
クロ「いや……あなた、足細いわよねぇ……」
真矢「ふふ。舞台少女たるもの、日々節制を心掛けねばいけませんから」スラッ
ひかり「ぎくっ」
華恋「ぎくっ」
入浴中
クロディーヌ(以下クロ)「……」ジーッ
真矢「……どうかしましたか?クロディーヌ」
クロ「いや……あなた、足細いわよねぇ……」
真矢「ふふ。舞台少女たるもの、日々節制を心掛けねばいけませんから」スラッ
ひかり「ぎくっ」
華恋「ぎくっ」
2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/09(火) 18:17:30 ID:nhDeW4Xk
クロ「節制ね……」
クロ(それだけでこんなに綺麗な足になるものかしら?)
真矢「触ってみますか?」
クロ「え?」
真矢「私の足、触ってみますか?」
クロ「いいの?」
真矢「ええ、もちろんです」
クロ「それじゃあ……」モミモミニギニギ
クロ(ただ細いわけじゃなくて、結構筋肉質なのね……けど、それを見るものに悟らせない、女性的なしなやかさを持ったシルエット)
クロ(流石、天堂真矢。スタイルも一流のそれだわ)
真矢「あなたの足も、充分に綺麗ですよ。クロディーヌ」モミモミニギニギ
クロ「!?」ビクッ
クロ(それだけでこんなに綺麗な足になるものかしら?)
真矢「触ってみますか?」
クロ「え?」
真矢「私の足、触ってみますか?」
クロ「いいの?」
真矢「ええ、もちろんです」
クロ「それじゃあ……」モミモミニギニギ
クロ(ただ細いわけじゃなくて、結構筋肉質なのね……けど、それを見るものに悟らせない、女性的なしなやかさを持ったシルエット)
クロ(流石、天堂真矢。スタイルも一流のそれだわ)
真矢「あなたの足も、充分に綺麗ですよ。クロディーヌ」モミモミニギニギ
クロ「!?」ビクッ
3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/09(火) 18:18:02 ID:nhDeW4Xk
クロ「きゅ、急に何するのよ!」
真矢「あなたが私の足を触ることは許可したのに、私があなたの足を触ることは許可されないのですか?それはフェアではありませんよ」
クロ「後からそれ言うのもフェアじゃないでしょ!」
真矢「それもそうですね」モミモミナデナデ
クロ「分かったなら離しなさいよ!」バチャバチャ
なな「あー。二人が触りっこしてる」
香子「いやらしなぁ……」シミジミ
クロ「!?」
クロ「いやら……っ!?私は別に、そういうつもりじゃ」
真矢「? 私はめちゃくちゃそういうつもりですよ?」
クロ「!?」
-終わり-
真矢「あなたが私の足を触ることは許可したのに、私があなたの足を触ることは許可されないのですか?それはフェアではありませんよ」
クロ「後からそれ言うのもフェアじゃないでしょ!」
真矢「それもそうですね」モミモミナデナデ
クロ「分かったなら離しなさいよ!」バチャバチャ
なな「あー。二人が触りっこしてる」
香子「いやらしなぁ……」シミジミ
クロ「!?」
クロ「いやら……っ!?私は別に、そういうつもりじゃ」
真矢「? 私はめちゃくちゃそういうつもりですよ?」
クロ「!?」
-終わり-
4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/09(火) 18:21:47 ID:nhDeW4Xk
共有リビングで寝落ちして深夜に起きたものの、動く気力がないのでしばらく点けっぱなしのテレビを眺めていたクロディーヌ「……このドラマつまらないわね」
真矢「……あら、クロディーヌではないですか。起きたのですね」ガチャッ
クロ「……天堂真矢。どうしたの?」
真矢「喉が渇いたので、飲み物を……」
クロ「……そう」
深夜ドラマ(主人公とヒロインが抱き合う)
真矢「……面白いですか?このドラマ」スッ
クロ(すごい自然に横に座るわね)
クロ「別に。なんとなく見てるだけよ」
クロ「特に演者の演技がひどいわね。こんな演技じゃ、誰かの心を動かすことなんてできないわ」
真矢「そうでしょうか。同じ演技を追求する者として、何かしら学ぶべき所もあるのではないですか?」
クロ「そういうもんかしら……?」
深夜ドラマ(キスシーン)
クロ「!?」
真矢「……あら、クロディーヌではないですか。起きたのですね」ガチャッ
クロ「……天堂真矢。どうしたの?」
真矢「喉が渇いたので、飲み物を……」
クロ「……そう」
深夜ドラマ(主人公とヒロインが抱き合う)
真矢「……面白いですか?このドラマ」スッ
クロ(すごい自然に横に座るわね)
クロ「別に。なんとなく見てるだけよ」
クロ「特に演者の演技がひどいわね。こんな演技じゃ、誰かの心を動かすことなんてできないわ」
真矢「そうでしょうか。同じ演技を追求する者として、何かしら学ぶべき所もあるのではないですか?」
クロ「そういうもんかしら……?」
深夜ドラマ(キスシーン)
クロ「!?」
5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/09(火) 18:22:22 ID:nhDeW4Xk
深夜ドラマ(濃厚なキスシーン)
クロ(な、何かしら……。私も初心な少女という歳でもないし、そういう役も演じたことがある。こういうドラマのこういうシーン自体にショックがあるわけではないけれど……)
真矢「……」
クロ(真矢と二人きりだと、な、なんか気まずいわ!)カァァ
真矢「おや?こんな演技では、心が動くことなどないはずでは?」
クロ「う、うるさいわね!ちょっと雑な展開に驚いただけよ……」
真矢「そうですか」ニコニコ
クロ「……!何で、あんたは平気なのよ……。そういう経験でもあるの?」
真矢「いえ、そういった経験はありません……」
クロ(……)ホッ
真矢「けれど、興味はあります」
クロ「!?」
クロ(な、何かしら……。私も初心な少女という歳でもないし、そういう役も演じたことがある。こういうドラマのこういうシーン自体にショックがあるわけではないけれど……)
真矢「……」
クロ(真矢と二人きりだと、な、なんか気まずいわ!)カァァ
真矢「おや?こんな演技では、心が動くことなどないはずでは?」
クロ「う、うるさいわね!ちょっと雑な展開に驚いただけよ……」
真矢「そうですか」ニコニコ
クロ「……!何で、あんたは平気なのよ……。そういう経験でもあるの?」
真矢「いえ、そういった経験はありません……」
クロ(……)ホッ
真矢「けれど、興味はあります」
クロ「!?」
6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/09(火) 18:23:32 ID:nhDeW4Xk
真矢「おや、意外ですか?」
クロ「意外というか、なんというか……」
真矢「私だって年頃の乙女ですもの。人並みにそういうものに憧れる感情はあります」
真矢「それに、舞台での活動を続けていれば、いつかそういう役を頂くこともあるでしょう。その時、そういう経験が必要になってくるのではないでしょうか」
真矢「演技の引き出しを広げるためには、私自身が色々な経験をするべきですもの」ピッ
クロ「……なるほど、確かにそうね……」
真矢「というわけで、してみましょうか」ズイッ
クロ「!?」
クロ「意外というか、なんというか……」
真矢「私だって年頃の乙女ですもの。人並みにそういうものに憧れる感情はあります」
真矢「それに、舞台での活動を続けていれば、いつかそういう役を頂くこともあるでしょう。その時、そういう経験が必要になってくるのではないでしょうか」
真矢「演技の引き出しを広げるためには、私自身が色々な経験をするべきですもの」ピッ
クロ「……なるほど、確かにそうね……」
真矢「というわけで、してみましょうか」ズイッ
クロ「!?」
7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/09(火) 18:24:22 ID:nhDeW4Xk
クロ「ままま待ちなさい!」ズサァー
真矢「何故ですか?豊かな経験が豊かな演技を生む……あなたもさっき同意したではありませんか」
真矢「私と『経験』しましょう?クロディーヌ」ズズイッ
クロ「でっ、でも、そういうのは、その、もっと、大事な人と……」カァァ
真矢「……すいません。よく聞こえませんでした。もう一度言ってくださいませんか?」
クロ「何も言ってないわよ!バカ!」
クロ「……というか、キスしてみたいだけなら、他の人とすればいいじゃない……何も私とじゃなくても……」
真矢「あなたでないと意味がないのです。無感動でも、戯れでもない、何よりドキドキする口付けでないと」
クロ「何よ、それ……私ならドキドキ、するの?」
真矢「……」コクッ
クロ(舞台に関すること以外でこんなに真剣な顔……初めて見た……)
真矢「何故ですか?豊かな経験が豊かな演技を生む……あなたもさっき同意したではありませんか」
真矢「私と『経験』しましょう?クロディーヌ」ズズイッ
クロ「でっ、でも、そういうのは、その、もっと、大事な人と……」カァァ
真矢「……すいません。よく聞こえませんでした。もう一度言ってくださいませんか?」
クロ「何も言ってないわよ!バカ!」
クロ「……というか、キスしてみたいだけなら、他の人とすればいいじゃない……何も私とじゃなくても……」
真矢「あなたでないと意味がないのです。無感動でも、戯れでもない、何よりドキドキする口付けでないと」
クロ「何よ、それ……私ならドキドキ、するの?」
真矢「……」コクッ
クロ(舞台に関すること以外でこんなに真剣な顔……初めて見た……)
8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/09(火) 18:25:23 ID:nhDeW4Xk
真矢「……」ジーッ
クロ「えっと、でも……あの……」モジモジ
トイレのために起きてきた純那「あれ。二人共まだ起きてたの?」ガチャッ
クロ「!?」ビクゥッ
クロ「ち、違うのよ純那。これは、その」アタフタ
純那「何が?」
真矢「ぷっ」
クロ「!?」
真矢「ふっ……ふふっ……」プルプル
クロ「……天堂真矢?」
クロ「えっと、でも……あの……」モジモジ
トイレのために起きてきた純那「あれ。二人共まだ起きてたの?」ガチャッ
クロ「!?」ビクゥッ
クロ「ち、違うのよ純那。これは、その」アタフタ
純那「何が?」
真矢「ぷっ」
クロ「!?」
真矢「ふっ……ふふっ……」プルプル
クロ「……天堂真矢?」
9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/09(火) 18:26:04 ID:nhDeW4Xk
純那「よく分かんないけど……あんまり夜更かししないようにね」ガチャッ
クロ「天堂真矢」
真矢「すいません……その、慌てるあなたが可愛くてつい……ふふっ」
クロ「あ、あなたねぇ……!」
真矢「ごめんなさい。もうしませんから」
クロ「清々しいほど信用できないわね」
クロ(なんか……どっと疲れたわね)
クロ「もう部屋に戻るわ……おやすみ」スッ
真矢「あっ、ちょっと待ってください」
クロ「何よ」クルッ
真矢「んー」
クロ「……バカ」ペシッ
真矢「……ふふっ」
-終わり-
クロ「天堂真矢」
真矢「すいません……その、慌てるあなたが可愛くてつい……ふふっ」
クロ「あ、あなたねぇ……!」
真矢「ごめんなさい。もうしませんから」
クロ「清々しいほど信用できないわね」
クロ(なんか……どっと疲れたわね)
クロ「もう部屋に戻るわ……おやすみ」スッ
真矢「あっ、ちょっと待ってください」
クロ「何よ」クルッ
真矢「んー」
クロ「……バカ」ペシッ
真矢「……ふふっ」
-終わり-
10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/09(火) 18:26:52 ID:nhDeW4Xk
華恋「皆おはよう~。今日も寒いね……」プルプル
なな「ばななも凍る寒さです……」プルプル
華恋「あっ、それいいね。華恋も凍る寒さです……」
まひる「華恋ちゃんが凍るなら私も凍る~」
ひかり「私も凍ろうかしら」
香子「うちも凍るわ~」
双葉「お前こういうのすぐノるよな。まぁあたしも凍るけど」
なな「……」ジーッ
純那「……何よ」
なな「純那ちゃんも凍る寒さです……」グイッ
純那「あっ、こら。巻き込まないでよ」
なな「ばななも凍る寒さです……」プルプル
華恋「あっ、それいいね。華恋も凍る寒さです……」
まひる「華恋ちゃんが凍るなら私も凍る~」
ひかり「私も凍ろうかしら」
香子「うちも凍るわ~」
双葉「お前こういうのすぐノるよな。まぁあたしも凍るけど」
なな「……」ジーッ
純那「……何よ」
なな「純那ちゃんも凍る寒さです……」グイッ
純那「あっ、こら。巻き込まないでよ」
11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/09(火) 18:27:32 ID:nhDeW4Xk
真矢「クロディーヌ。何やら凍るのが流行ってるらしいですよ。私達も凍りませんか?」
クロ「凍るのが流行るって何?」
真矢「This is 凍る寒さ……」
クロ「それ持ちネタみたいにするのやめなさいよ」
真矢「……」
クロ「……」
真矢「……」ジーッ
クロ「……クロディーヌも、凍る寒さです……」
真矢「……!」ニッコリ
クロ「凍るのが流行るって何?」
真矢「This is 凍る寒さ……」
クロ「それ持ちネタみたいにするのやめなさいよ」
真矢「……」
クロ「……」
真矢「……」ジーッ
クロ「……クロディーヌも、凍る寒さです……」
真矢「……!」ニッコリ
12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/09(火) 18:28:12 ID:nhDeW4Xk
その日の夜
クロ(ほんと、今日は寒いわね……こういう日は、さっさと暖かいベッドで寝るに限るわ)スッ
真矢「こんばんわ」ババーン
クロ「!?」
真矢「パジャマ姿も可愛いですよ。私のクロディーヌ」
クロ「て、天堂真矢!?どうしてここに!?私のベッドで何を!?」
真矢「今日は寒い夜なので……こうしてベッドを温めておいたのです」
クロ「そ、そう……」
真矢「さぁ、ぽかぽかですよ。どうぞ」ポンポン
クロ「出て行ってくれるかしら」
真矢「!?」
クロ「何であなたが驚いてるの?」
クロ(ほんと、今日は寒いわね……こういう日は、さっさと暖かいベッドで寝るに限るわ)スッ
真矢「こんばんわ」ババーン
クロ「!?」
真矢「パジャマ姿も可愛いですよ。私のクロディーヌ」
クロ「て、天堂真矢!?どうしてここに!?私のベッドで何を!?」
真矢「今日は寒い夜なので……こうしてベッドを温めておいたのです」
クロ「そ、そう……」
真矢「さぁ、ぽかぽかですよ。どうぞ」ポンポン
クロ「出て行ってくれるかしら」
真矢「!?」
クロ「何であなたが驚いてるの?」
13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/09(火) 18:29:10 ID:nhDeW4Xk
真矢「私が温めたのに……」
クロ「それ以前に私のベッドだから」
真矢「私にこれから温まっていないベッドを使えと言うのですか……?」
クロ「そうよ」
真矢「……」
クロ「……」
真矢「……」プイッ
クロ「微動だにしない……っ!」グイッグイッ
クロ「それ以前に私のベッドだから」
真矢「私にこれから温まっていないベッドを使えと言うのですか……?」
クロ「そうよ」
真矢「……」
クロ「……」
真矢「……」プイッ
クロ「微動だにしない……っ!」グイッグイッ
14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/09(火) 18:30:20 ID:nhDeW4Xk
クロ(結局一緒に寝ることになってしまったわ……)
真矢「二人で使うと、暖かいですね……」ヌクヌク
クロ(確かにそれは否定できないけれど……)ヌクヌク
真矢「……ふふ」
クロ(また天堂真矢は楽しそうな顔をしている)
クロ「あんたって結構、悪ノリするっていうか……なんていうか……」
真矢「……今までは、そういう相手があまり居なかった者で」シュン
クロ(これは、本気か冗談か……どっちかしら)
クロ(……別に、どっちだっていいことね)
真矢「すいません……迷惑でしたか?」
クロ「……たまになら、こういうのも、いいんじゃない?」
真矢「……!」パァァ
クロ「たまになら、よ。たまになら。ほら、もう寝るわよ」ゴロン
真矢「はい……おやすみなさい」
真矢「二人で使うと、暖かいですね……」ヌクヌク
クロ(確かにそれは否定できないけれど……)ヌクヌク
真矢「……ふふ」
クロ(また天堂真矢は楽しそうな顔をしている)
クロ「あんたって結構、悪ノリするっていうか……なんていうか……」
真矢「……今までは、そういう相手があまり居なかった者で」シュン
クロ(これは、本気か冗談か……どっちかしら)
クロ(……別に、どっちだっていいことね)
真矢「すいません……迷惑でしたか?」
クロ「……たまになら、こういうのも、いいんじゃない?」
真矢「……!」パァァ
クロ「たまになら、よ。たまになら。ほら、もう寝るわよ」ゴロン
真矢「はい……おやすみなさい」
15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/09(火) 18:30:54 ID:nhDeW4Xk
次の日の夜
クロ(……やっぱり、温まってないベッドは冷たいわね……)モゾモゾ
クロ(昨日、天堂真矢が寝てた所……何か、いい匂いがするわね)
クロ「……」
真矢(こんな時間にメール……?誰でしょうか)ピロリン
クロ『今日は来ないの?』
真矢「!?」
クロ『鍵、開けてるから』
真矢「!?!?!?」
この後めちゃくちゃヌクヌクした。終わり。
クロ(……やっぱり、温まってないベッドは冷たいわね……)モゾモゾ
クロ(昨日、天堂真矢が寝てた所……何か、いい匂いがするわね)
クロ「……」
真矢(こんな時間にメール……?誰でしょうか)ピロリン
クロ『今日は来ないの?』
真矢「!?」
クロ『鍵、開けてるから』
真矢「!?!?!?」
この後めちゃくちゃヌクヌクした。終わり。
16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/09(火) 18:32:19 ID:nhDeW4Xk
以上になります。
真矢様はその風貌に似合わぬお茶目さが魅力の一つですが、ちょっとお茶目にしすぎた感じがする。
「こんなの真矢様じゃねぇ!」って思う奴は俺のためにお手本を書け。っていうか誰でもいいから少女歌劇SS増やせ。
ありがとうございました。
真矢様はその風貌に似合わぬお茶目さが魅力の一つですが、ちょっとお茶目にしすぎた感じがする。
「こんなの真矢様じゃねぇ!」って思う奴は俺のためにお手本を書け。っていうか誰でもいいから少女歌劇SS増やせ。
ありがとうございました。
17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/10(水) 00:58:24 ID:WdP6Gb9g
乙
真矢クロはいいぞ
真矢クロはいいぞ
引用元: 【少女歌劇SS】クロディーヌ「!?」
【レヴュースタァライトSS】まひる「私が耳かきしてあげる」
2018-10-04
1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/03(水) 21:08:59 ID:0vVkBrkM
キャラ崩壊注意
華恋「何か耳がむず痒い~……」
華恋「まひるちゃーん。耳かきって部屋のどこだっけー?」ゴソゴソ
まひる「私がもってるよ」サッ
華恋「ちょっと貸し」
まひる「おいで♪」ポンポン
ベッドの上で正座し、にこやかな顔で膝を叩くまひる。
まひる「私が耳かきしてあげる」
華恋「本当?じゃあお言葉に甘えて……」
ひかり「待って、華恋。耳かきなら私も持っているわ」シュバババ
華恋「あ、ひかりちゃん。いつからそこに?」
ひかり「……おいで」ポンポン
華恋「何か耳がむず痒い~……」
華恋「まひるちゃーん。耳かきって部屋のどこだっけー?」ゴソゴソ
まひる「私がもってるよ」サッ
華恋「ちょっと貸し」
まひる「おいで♪」ポンポン
ベッドの上で正座し、にこやかな顔で膝を叩くまひる。
まひる「私が耳かきしてあげる」
華恋「本当?じゃあお言葉に甘えて……」
ひかり「待って、華恋。耳かきなら私も持っているわ」シュバババ
華恋「あ、ひかりちゃん。いつからそこに?」
ひかり「……おいで」ポンポン
2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/03(水) 21:09:47 ID:0vVkBrkM
華恋「うーん。でも……」
まひる「先に約束したのは私だもんねー?華恋ちゃん」
華恋「うん。だから……」
ひかり「……嫌なの?」
華恋「いや、別に嫌なわけじゃなくて。っていうか、別にどっちでも」チラッ
まひる「華恋ちゃん?」ジッ
ひかり「……華恋?」ジッ
華恋「!?」ビクッ
華恋「えっと、じゃあ左耳はまひるちゃんに!右耳はひかりちゃんにお願いしよっかな!」
まひる「……」
ひかり「……」
まひる「先に約束したのは私だもんねー?華恋ちゃん」
華恋「うん。だから……」
ひかり「……嫌なの?」
華恋「いや、別に嫌なわけじゃなくて。っていうか、別にどっちでも」チラッ
まひる「華恋ちゃん?」ジッ
ひかり「……華恋?」ジッ
華恋「!?」ビクッ
華恋「えっと、じゃあ左耳はまひるちゃんに!右耳はひかりちゃんにお願いしよっかな!」
まひる「……」
ひかり「……」
3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/03(水) 21:10:22 ID:0vVkBrkM
まひる「じゃあ始めよっか?華恋ちゃん♪」ニコニコ
華恋「う、うん……」
まひる「行くよー……」スッ
華恋「んっ」ピクッ
まひる「どう?ここ、気持ちいい?」スッスッ
華恋「んっ、ちょっと、くすぐったい……っ」ピクピクッ
ひかり「……」ジーッ
華恋「どうしたの?ひかりちゃん?」
ひかり「……別に。気持ちよさそうだな。って」
華恋「そ、そっか。それならひかりちゃんも後でまひるちゃんに耳かきしてもらうといいよ!」
ひかり「別にいいわ」
華恋「……そっか」
華恋「う、うん……」
まひる「行くよー……」スッ
華恋「んっ」ピクッ
まひる「どう?ここ、気持ちいい?」スッスッ
華恋「んっ、ちょっと、くすぐったい……っ」ピクピクッ
ひかり「……」ジーッ
華恋「どうしたの?ひかりちゃん?」
ひかり「……別に。気持ちよさそうだな。って」
華恋「そ、そっか。それならひかりちゃんも後でまひるちゃんに耳かきしてもらうといいよ!」
ひかり「別にいいわ」
華恋「……そっか」
4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/03(水) 21:11:00 ID:0vVkBrkM
ひかり「次は私の番ね」スチャッ
華恋「う、うん。よろしくね?」
ひかり「行くわよ」スッ
華恋「ん……」
ひかり「どう?華恋。どこか痒い所ない?」スッスッ
華恋「んん……そこぉ……」トローン
まひる「……」ジーッ
華恋「どうしたの?まひるちゃん?」
まひる「……別に。気持ちよさそうだな。って」
華恋「そ、そっか。それならまひるちゃんも後でひかりちゃんに耳かきしてもらうといいよ!」
まひる「別にいい」
華恋「……そっか」
華恋(何か今日の二人怖いよぉ!)
華恋「う、うん。よろしくね?」
ひかり「行くわよ」スッ
華恋「ん……」
ひかり「どう?華恋。どこか痒い所ない?」スッスッ
華恋「んん……そこぉ……」トローン
まひる「……」ジーッ
華恋「どうしたの?まひるちゃん?」
まひる「……別に。気持ちよさそうだな。って」
華恋「そ、そっか。それならまひるちゃんも後でひかりちゃんに耳かきしてもらうといいよ!」
まひる「別にいい」
華恋「……そっか」
華恋(何か今日の二人怖いよぉ!)
5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/03(水) 21:11:45 ID:0vVkBrkM
ひかり「……」スッスッ
華恋「あのー……ひかりちゃん?」
ひかり「何?華恋」
華恋「大分お耳の方もスッキリしてきたので……そろそろ終わりにしてもらっても……」
ひかり「駄目よ。まだ耳垢が残っているわ。ちゃんと全部綺麗にしてあげるから、華恋は黙って私の膝の上で寝ていればいいの」
華恋「いや……」
まひる「……」ジーッ
華恋「でも……その、ね?」
ひかり「何よ。百歩譲って……よしんば耳かきが既に終わっているとしてもよ?どうしてこの体勢をやめる必要があるの?あなたがここから立たなきゃならない緊急性なんて何もないじゃない」
華恋「いや、うん。緊急性ね。ないといえば、ないんだけどね……?」
ひかり「じゃあ、ここでこうしてなさい」
華恋「う~ん……」
まひる「あーっ!」
華恋「!?」ビクッ
華恋「あのー……ひかりちゃん?」
ひかり「何?華恋」
華恋「大分お耳の方もスッキリしてきたので……そろそろ終わりにしてもらっても……」
ひかり「駄目よ。まだ耳垢が残っているわ。ちゃんと全部綺麗にしてあげるから、華恋は黙って私の膝の上で寝ていればいいの」
華恋「いや……」
まひる「……」ジーッ
華恋「でも……その、ね?」
ひかり「何よ。百歩譲って……よしんば耳かきが既に終わっているとしてもよ?どうしてこの体勢をやめる必要があるの?あなたがここから立たなきゃならない緊急性なんて何もないじゃない」
華恋「いや、うん。緊急性ね。ないといえば、ないんだけどね……?」
ひかり「じゃあ、ここでこうしてなさい」
華恋「う~ん……」
まひる「あーっ!」
華恋「!?」ビクッ
6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/03(水) 21:14:40 ID:0vVkBrkM
華恋「な、何!まひるちゃん何!?」
まひる「華恋ちゃんの左耳に、大っきな取り残しがあるの忘れてたぁ♪華恋ちゃん。もっかい耳かきしてあげるから、こっち来て?」ポンポン
華恋「え……!?」
ひかり「動いちゃ駄目よ、華恋。まだこっちが終わってないんだから」
まひる「でも、本当に大きいんだよ?このままにしてたら病気になっちゃうかも」
ひかり「私が今手掛けている物だって相当大きい物よ」
華恋「耳かきに手掛けているって言い方ある?」
まひる「あっ、見えてる!華恋ちゃんのが大きすぎて耳から見えてるよ!すぐに取らなくちゃ!」
華恋「見えてる!?見えてるって何!?」
ひかり「それならこっちはもう耳から生えてるわよ」
華恋「生えてるって何!?」
まひる「華恋ちゃんの左耳に、大っきな取り残しがあるの忘れてたぁ♪華恋ちゃん。もっかい耳かきしてあげるから、こっち来て?」ポンポン
華恋「え……!?」
ひかり「動いちゃ駄目よ、華恋。まだこっちが終わってないんだから」
まひる「でも、本当に大きいんだよ?このままにしてたら病気になっちゃうかも」
ひかり「私が今手掛けている物だって相当大きい物よ」
華恋「耳かきに手掛けているって言い方ある?」
まひる「あっ、見えてる!華恋ちゃんのが大きすぎて耳から見えてるよ!すぐに取らなくちゃ!」
華恋「見えてる!?見えてるって何!?」
ひかり「それならこっちはもう耳から生えてるわよ」
華恋「生えてるって何!?」
7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/03(水) 21:15:18 ID:0vVkBrkM
華恋「うわあああっ!」ダッ
まひる「あっ、逃げた!」ダッ
ひかり「逃がすものですか!」ダッ
華恋「うわあああん!誰か助けてー!」ドタバタ
純那「……何かしら。廊下が騒がしいわね。この声は……華恋達?」
なな「何か耳かきがどうとか聞こえたね」
純那「何があったのかしら……」
なな「どっちが華恋ちゃんの耳かきをするか、取り合いっこになったとか?」
純那「確証はないけど、それと同じくらい下らない理由なのは間違いなさそうね……」
なな「うふふっ、ねぇ。私達もやってみない?」
純那「やってみない?って、耳かきを?」
まひる「あっ、逃げた!」ダッ
ひかり「逃がすものですか!」ダッ
華恋「うわあああん!誰か助けてー!」ドタバタ
純那「……何かしら。廊下が騒がしいわね。この声は……華恋達?」
なな「何か耳かきがどうとか聞こえたね」
純那「何があったのかしら……」
なな「どっちが華恋ちゃんの耳かきをするか、取り合いっこになったとか?」
純那「確証はないけど、それと同じくらい下らない理由なのは間違いなさそうね……」
なな「うふふっ、ねぇ。私達もやってみない?」
純那「やってみない?って、耳かきを?」
8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/03(水) 21:17:25 ID:0vVkBrkM
なな「うん。いいでしょ?」
純那「……まぁ、いいけど」スッ
なな「やったっ♪じゃあ……」スッ
純那「おいで」ポンポン
なな「おいで♪」ポンポン
純那「……いや、私が耳かきしてあげる方じゃないの?言い出したのあなたでしょ?」
なな「だって私、別に耳痒くないし」
純那「私だって痒くないわよ」
なな「あと、私は頭のバナナのせいで横向きに寝れないし」
純那「髪下ろせばいいじゃない!……とにかく、私が耳かきされる方なら、この話は却下よ」
純那「……まぁ、いいけど」スッ
なな「やったっ♪じゃあ……」スッ
純那「おいで」ポンポン
なな「おいで♪」ポンポン
純那「……いや、私が耳かきしてあげる方じゃないの?言い出したのあなたでしょ?」
なな「だって私、別に耳痒くないし」
純那「私だって痒くないわよ」
なな「あと、私は頭のバナナのせいで横向きに寝れないし」
純那「髪下ろせばいいじゃない!……とにかく、私が耳かきされる方なら、この話は却下よ」
9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/03(水) 21:18:20 ID:0vVkBrkM
なな「え~。何で?」
純那「だって、そんなの、恥ずかしいじゃない……」
なな「……ふふっ」
純那「な、何笑ってるのよ!」
なな「何か、ますます耳かきしてあげたくなっちゃったなぁ」
純那「されてあげないからね。絶対」
なな「えいっ」グイッ
純那「力ずくは駄目でしょ力ずくは!」ポスッ
純那「だって、そんなの、恥ずかしいじゃない……」
なな「……ふふっ」
純那「な、何笑ってるのよ!」
なな「何か、ますます耳かきしてあげたくなっちゃったなぁ」
純那「されてあげないからね。絶対」
なな「えいっ」グイッ
純那「力ずくは駄目でしょ力ずくは!」ポスッ
10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/03(水) 21:19:26 ID:0vVkBrkM
なな「どう?私の膝枕」
純那「うぅ……高校生にもなって膝枕されるなんて……しかも同級生に……」カァァ
なな「まぁまぁ、私くらいにはいいじゃない」
純那「……まぁ、あんたが一番マシだけど……」
なな「よしよし♪」ナデナデ
純那「撫でるなぁ……」
なな「さぁ。耳かき始めるよー……」
純那「もうさっさと終わらせて……」
純那「うぅ……高校生にもなって膝枕されるなんて……しかも同級生に……」カァァ
なな「まぁまぁ、私くらいにはいいじゃない」
純那「……まぁ、あんたが一番マシだけど……」
なな「よしよし♪」ナデナデ
純那「撫でるなぁ……」
なな「さぁ。耳かき始めるよー……」
純那「もうさっさと終わらせて……」
11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/03(水) 21:20:07 ID:0vVkBrkM
なな「……全然耳垢ないんだけど。どこを掃除すればいいの?これ」
純那「だから言ったじゃない!……もう終わりでいいでしょ?起き上がるから抜いて」
なな「んー。耳かきとか関係なく、もう少し、こうしてよう?」
純那「むー……何それ……」
なな「あれ?純那ちゃん眠い?」
純那「バカ……そんな……こと……」
なな「いいよ。このまま寝ても」ナデナデ
純那「ん……」
なな「……えへへ。いつも委員長お疲れ様。純那ちゃん」
純那「だから言ったじゃない!……もう終わりでいいでしょ?起き上がるから抜いて」
なな「んー。耳かきとか関係なく、もう少し、こうしてよう?」
純那「むー……何それ……」
なな「あれ?純那ちゃん眠い?」
純那「バカ……そんな……こと……」
なな「いいよ。このまま寝ても」ナデナデ
純那「ん……」
なな「……えへへ。いつも委員長お疲れ様。純那ちゃん」
12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/03(水) 21:20:58 ID:0vVkBrkM
双葉「……何だったんだぁ?今の」
香子「さぁ……。何か、追いかけてる二人が耳かき持ってはったけど」
双葉「耳かきぃ?ますます意味分かんねーな……」
双葉(……何か、耳かきって単語を聞いたら、耳がムズムズしてきたな)
香子「!」ピコーンッ
香子「なぁなぁ、双葉はん。うちが耳かきしたろか?」スッ
双葉「は?何でだよ」
香子「なんや、たまにはうちが双葉はんのお世話したろーかなーって」
双葉「何だよ、珍しいな。明日は雪でも降るんじゃねぇか?」
香子「むっ。せっかくうちが双葉はんのこと労ってあげてんのにぃ。ほら、早よ寝っ転がりぃな」ポンポン
双葉「へーへー。分かったよ」ゴロン
香子「……うちの貴重な膝枕なんやから、もっとありがたそうにしてや」
双葉「ったく、注文が多いなぁ。本当に私を労うつもりあんのかぁ?」
香子「さぁ……。何か、追いかけてる二人が耳かき持ってはったけど」
双葉「耳かきぃ?ますます意味分かんねーな……」
双葉(……何か、耳かきって単語を聞いたら、耳がムズムズしてきたな)
香子「!」ピコーンッ
香子「なぁなぁ、双葉はん。うちが耳かきしたろか?」スッ
双葉「は?何でだよ」
香子「なんや、たまにはうちが双葉はんのお世話したろーかなーって」
双葉「何だよ、珍しいな。明日は雪でも降るんじゃねぇか?」
香子「むっ。せっかくうちが双葉はんのこと労ってあげてんのにぃ。ほら、早よ寝っ転がりぃな」ポンポン
双葉「へーへー。分かったよ」ゴロン
香子「……うちの貴重な膝枕なんやから、もっとありがたそうにしてや」
双葉「ったく、注文が多いなぁ。本当に私を労うつもりあんのかぁ?」
13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/03(水) 21:21:40 ID:0vVkBrkM
香子「なんやの。さっきから文句ばっかり言うて」
双葉「だからそれはお前だろうが」
香子「もうええ、もう本気出す。うちの耳かきが気持ちよすぎて腰抜かしたらあかんでぇ?」
双葉「はっ、やれるもんならやってみろよ」
香子「行くで~……。おっ、ぎょーさん耳垢が溜まってはるなぁ」
双葉「いちいち言うなよ。失礼な奴だな」
香子「えいっ」ゴリュッ
双葉「いだぁっ!?」
香子「あれ?」
双葉「ス、ストップ!一旦耳かき抜けお前!」
香子「いやぁ~ごめんなぁ。実は人様の耳を掃除するの初めてやねん。何となくで行けるやろって思ったんやけど……」
双葉「このっ……お前ちょっとここに頭乗せろ!あたしが手本を見せてやる!」スッ
双葉「だからそれはお前だろうが」
香子「もうええ、もう本気出す。うちの耳かきが気持ちよすぎて腰抜かしたらあかんでぇ?」
双葉「はっ、やれるもんならやってみろよ」
香子「行くで~……。おっ、ぎょーさん耳垢が溜まってはるなぁ」
双葉「いちいち言うなよ。失礼な奴だな」
香子「えいっ」ゴリュッ
双葉「いだぁっ!?」
香子「あれ?」
双葉「ス、ストップ!一旦耳かき抜けお前!」
香子「いやぁ~ごめんなぁ。実は人様の耳を掃除するの初めてやねん。何となくで行けるやろって思ったんやけど……」
双葉「このっ……お前ちょっとここに頭乗せろ!あたしが手本を見せてやる!」スッ
14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/03(水) 21:22:28 ID:0vVkBrkM
香子「ほなよろしゅう」ゴロンッ
双葉「いいか?まず、浅い所から徐々にだな……」スッスッ
香子「あぁ~ええわぁ~。そこ、そこそこそこ……」
双葉「……結局、私がお前の世話してるじゃねーか」
香子「いつも通りが一番ってことどすなぁ」
双葉「お前なぁ……」
双葉「……喰らえっ」フゥゥッ
香子「あひゃんっ!?」ビクッ
双葉「はははっ!何て声出してんだよ」
香子「きゅ、急に何しはるの!」ドキドキ
双葉「さっきのお返しだよ!ほら、耳塞ぐなって!」
香子「あっ、ちょっ、やめっ、双葉はんの意地悪~!」
双葉「いいか?まず、浅い所から徐々にだな……」スッスッ
香子「あぁ~ええわぁ~。そこ、そこそこそこ……」
双葉「……結局、私がお前の世話してるじゃねーか」
香子「いつも通りが一番ってことどすなぁ」
双葉「お前なぁ……」
双葉「……喰らえっ」フゥゥッ
香子「あひゃんっ!?」ビクッ
双葉「はははっ!何て声出してんだよ」
香子「きゅ、急に何しはるの!」ドキドキ
双葉「さっきのお返しだよ!ほら、耳塞ぐなって!」
香子「あっ、ちょっ、やめっ、双葉はんの意地悪~!」
15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/03(水) 21:23:28 ID:0vVkBrkM
晩御飯
なな「ねぇねぇ。さっき何か廊下から華恋ちゃん達の声が聞こえたんだけど、あれって何だったの?」
ひかり「私とまひる。どっちが華恋の耳かきをするか、追いかけっこをしていたの」
純那「良かったね、なな。推理通りじゃない」
香子「それで、どうやって決着がついたん?」
まひる「二人とも、華恋ちゃんに耳かきしてもらうことになりました!ねーっ♪」
ひかり「ねー……♪」
華恋「皆仲良し!ノープロブレムだよ!」
純那「はいはい。もう廊下は走らないようにね」
なな「ねぇねぇ。さっき何か廊下から華恋ちゃん達の声が聞こえたんだけど、あれって何だったの?」
ひかり「私とまひる。どっちが華恋の耳かきをするか、追いかけっこをしていたの」
純那「良かったね、なな。推理通りじゃない」
香子「それで、どうやって決着がついたん?」
まひる「二人とも、華恋ちゃんに耳かきしてもらうことになりました!ねーっ♪」
ひかり「ねー……♪」
華恋「皆仲良し!ノープロブレムだよ!」
純那「はいはい。もう廊下は走らないようにね」
16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/03(水) 21:24:08 ID:0vVkBrkM
なな「あっ、純那ちゃん、もう委員長モードだ。さっきまでは私の膝の上でよだ……」
純那「ちょっ、なな!?言わないでよ!」
華恋「何々?じゅんじゅんとばななも耳かきしたの?気になる気になる!」
双葉「おっ、それならあたしが香子の話してやるよ。まず香子が……」
香子「ふ、双葉はん!」
ワイワイガヤガヤ
真矢「ふふっ、皆さん仲がよろしいのですね」
クロディーヌ「……」
純那「ちょっ、なな!?言わないでよ!」
華恋「何々?じゅんじゅんとばななも耳かきしたの?気になる気になる!」
双葉「おっ、それならあたしが香子の話してやるよ。まず香子が……」
香子「ふ、双葉はん!」
ワイワイガヤガヤ
真矢「ふふっ、皆さん仲がよろしいのですね」
クロディーヌ「……」
17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/03(水) 21:24:50 ID:0vVkBrkM
夕食を終え、入浴も済ませ、寮生活は自由時間を迎えていた。
華恋は今頃、二人との約束を果たしているのだろうか。ななは、今度は純那に耳かきされているかもしれない。双葉と香子は、またじゃれあっているのだろう。。
クロディーヌはそんなことを考えながら、眠っているフリをして、本を読んでいる真矢を見つめていた。
その真矢が、おもむろに振り返る。クロディーヌは目が合わないよう、慌てて瞼を降ろした。
そしてそのまま数秒が経ち、もう真矢は視線を本に戻しただろうと、クロディーヌはもう一度瞼を開いてみた。するとしかし、真矢はさっきと同じ角度のままこちらを向いていて、しかと目が合ってしまった。
「すみません。起こしてしまいましたか?もう光を消しましょうか」
そう言って、机の上で柔らかな光を放つスタンドに、手をかけようとする真矢を、クロディーヌは制止した。
「その必要はないわ」
「では、どうして」
こちらを見ていたのですか?真矢はクロディーヌにそう尋ねた。
そう尋ねつつも、真矢はその理由を理解していた。長い付き合いだ。
またクロディーヌも、自分の胸の内が理解されていることを、理解していた。ただ、だからと言ってどうして軽々に打ち明けられようか。
(私も他の皆のように、耳かきして欲しいだなんて……)
顔を少し赤らめるばかりで、答えられないでいるクロディーヌを見て、真矢は微笑んでこう言った。
「もしかして、晩に皆さんが言っていた……耳かきのことですか?」
もしかして。などという言葉に、舞台少女らしからぬ白々しさを感じ、クロディーヌはいささか憤った。そんな茶番を演じてまで、私に恥をかかせたいのか。
「本当に嫌な女……」
そう言いつつも、クロディーヌはそこに居直した。つまりはそういうことであると察し、真矢は机から離れ、クロディーヌの下へ近づいた。
そして自然な流れでクロディーヌの膝に自分の頭を乗せた。クロディーヌは心地よい重みを感じた。
「私が耳かきされる側じゃないの!?」
華恋は今頃、二人との約束を果たしているのだろうか。ななは、今度は純那に耳かきされているかもしれない。双葉と香子は、またじゃれあっているのだろう。。
クロディーヌはそんなことを考えながら、眠っているフリをして、本を読んでいる真矢を見つめていた。
その真矢が、おもむろに振り返る。クロディーヌは目が合わないよう、慌てて瞼を降ろした。
そしてそのまま数秒が経ち、もう真矢は視線を本に戻しただろうと、クロディーヌはもう一度瞼を開いてみた。するとしかし、真矢はさっきと同じ角度のままこちらを向いていて、しかと目が合ってしまった。
「すみません。起こしてしまいましたか?もう光を消しましょうか」
そう言って、机の上で柔らかな光を放つスタンドに、手をかけようとする真矢を、クロディーヌは制止した。
「その必要はないわ」
「では、どうして」
こちらを見ていたのですか?真矢はクロディーヌにそう尋ねた。
そう尋ねつつも、真矢はその理由を理解していた。長い付き合いだ。
またクロディーヌも、自分の胸の内が理解されていることを、理解していた。ただ、だからと言ってどうして軽々に打ち明けられようか。
(私も他の皆のように、耳かきして欲しいだなんて……)
顔を少し赤らめるばかりで、答えられないでいるクロディーヌを見て、真矢は微笑んでこう言った。
「もしかして、晩に皆さんが言っていた……耳かきのことですか?」
もしかして。などという言葉に、舞台少女らしからぬ白々しさを感じ、クロディーヌはいささか憤った。そんな茶番を演じてまで、私に恥をかかせたいのか。
「本当に嫌な女……」
そう言いつつも、クロディーヌはそこに居直した。つまりはそういうことであると察し、真矢は机から離れ、クロディーヌの下へ近づいた。
そして自然な流れでクロディーヌの膝に自分の頭を乗せた。クロディーヌは心地よい重みを感じた。
「私が耳かきされる側じゃないの!?」
18: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/03(水) 21:28:28 ID:0vVkBrkM
「……違うのですか?」
真矢はさも当然だと言わんばかりの表情で、膝元からクロディーヌを見上げた。この体勢こそが二人のあるべき姿だと確信している態度である。
クロディーヌには、それが演技かどうか見分けがつかなかった。もし演技だったのだとすれば、まさしくトップスタァとして申し分ない演技力であると感嘆する。と同時に、私をからかうために得た能力ではないだろうと𠮟ってやりたくもなった。
「それでは、こうしましょう。まず、私があなたに耳かきをしてもらう。その後、私があなたの耳かきをする。これなら公平でしょう」
どうやら、真矢は本気で私に耳かきをしてもらうつもりだと理解したクロディーヌは、観念したように耳かきを手に取った。
「それでいいわ。じゃあ、始めるわよ……」
「はい。お願いします……」
不意に動いてしまわないように、手のひらで真矢の頭を抱えた後、優しく、耳かきで真矢の耳がなぞられていく。真矢は安らぎに瞳を閉じて、たまに熱っぽい、悩まし気な吐息を吐いた。
端正な耳の輪郭と、その華やかな息遣いに、天堂真矢はどこを取っても天堂真矢なんだと、自分の中の憧れとの相違のなさに、クロディーヌは少し安心した。
しかしそれと同時にクロディーヌは複雑な心境だった。
憧れ、敬い、そして時には争いさえしたあの天堂真矢が、無防備にも私の膝に頭を預け、耳の中を私にいいようにされている。舞台の上から全てを射抜くような、毅然としたあの瞳が、今では赤子の様ではないか。
その光景と事実に違和感を覚えると共に、愛おしさすら感じている。それもまた違和感。クロディーヌの胸の内では、様々な感情が渦巻いていた。
彼女との関係が、自分の中の憧れである天堂真矢が、別の何かになってしまうのではないか。そんな不安もあった。
「……ねぇ、真矢」
「何ですか?クロディーヌ」
「私達の関係って、一体何なの?」
真矢はさも当然だと言わんばかりの表情で、膝元からクロディーヌを見上げた。この体勢こそが二人のあるべき姿だと確信している態度である。
クロディーヌには、それが演技かどうか見分けがつかなかった。もし演技だったのだとすれば、まさしくトップスタァとして申し分ない演技力であると感嘆する。と同時に、私をからかうために得た能力ではないだろうと𠮟ってやりたくもなった。
「それでは、こうしましょう。まず、私があなたに耳かきをしてもらう。その後、私があなたの耳かきをする。これなら公平でしょう」
どうやら、真矢は本気で私に耳かきをしてもらうつもりだと理解したクロディーヌは、観念したように耳かきを手に取った。
「それでいいわ。じゃあ、始めるわよ……」
「はい。お願いします……」
不意に動いてしまわないように、手のひらで真矢の頭を抱えた後、優しく、耳かきで真矢の耳がなぞられていく。真矢は安らぎに瞳を閉じて、たまに熱っぽい、悩まし気な吐息を吐いた。
端正な耳の輪郭と、その華やかな息遣いに、天堂真矢はどこを取っても天堂真矢なんだと、自分の中の憧れとの相違のなさに、クロディーヌは少し安心した。
しかしそれと同時にクロディーヌは複雑な心境だった。
憧れ、敬い、そして時には争いさえしたあの天堂真矢が、無防備にも私の膝に頭を預け、耳の中を私にいいようにされている。舞台の上から全てを射抜くような、毅然としたあの瞳が、今では赤子の様ではないか。
その光景と事実に違和感を覚えると共に、愛おしさすら感じている。それもまた違和感。クロディーヌの胸の内では、様々な感情が渦巻いていた。
彼女との関係が、自分の中の憧れである天堂真矢が、別の何かになってしまうのではないか。そんな不安もあった。
「……ねぇ、真矢」
「何ですか?クロディーヌ」
「私達の関係って、一体何なの?」
19: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/03(水) 21:29:06 ID:0vVkBrkM
クロディーヌは、そう尋ねた後、すぐに後悔した。こんな弱々しい台詞、彼女のからかいの格好の的ではないか。
しかし、クロディーヌが深刻に考えている様を見て、真矢は実に真摯に答えたものだった。
「そうですね……最も客観的に確かなのは、ルームメイトであるということでしょう。それから仲間、同志……友達という言い方も、今では相応しいでしょう。そして……ライバル」
「ええ……そうね」
ライバル。その言葉にクロディーヌは、今度こそ本当に安堵した。それは今までと変わらない。そしてクロディーヌ自身が望んでいた関係だったからだ。
彼女に対する私の対抗心は、決して一方通行ではなかったのだ。そんな思いを新たに、クロディーヌは闘争心で胸を熱くした。
だが、そんな思いと裏腹に、真矢は全く別の感情を胸で薫らせていた。
「けれど……私としては、あなたとはもう一つ、他の関係でありたいとも思っているんですよ?」
真矢はクロディーヌを見上げながら、その頬に触れた。
「……へっ?」
クロディーヌは突然のその行為に、唇を歪ませた。
どこを掴まれているわけでもないのに、クロディーヌは真矢の視線から目を離せなかった。
舞台の上でも、他の皆の前ですら見せない——おそらく、クロディーヌにしか向けない、その視線から、何故かどうしようもなく目を離したくなかったのだ。
そして一つ瞬きを挟むと、真矢はするりとクロディーヌの膝から頭をどけていた。そして、礼儀正しい美しい正座を取って、膝を優しく叩くのだった。
あの膝に頭を委ねれば、私の身に、もしくは精神に、あるいはその両方にきっと何かとてつもないことが起きる。クロディーヌの勘が、けたたましくそう告げていた。
「さぁ。約束通り、次はあなたの番ですよ……私のクロディーヌ」
-終わり-
しかし、クロディーヌが深刻に考えている様を見て、真矢は実に真摯に答えたものだった。
「そうですね……最も客観的に確かなのは、ルームメイトであるということでしょう。それから仲間、同志……友達という言い方も、今では相応しいでしょう。そして……ライバル」
「ええ……そうね」
ライバル。その言葉にクロディーヌは、今度こそ本当に安堵した。それは今までと変わらない。そしてクロディーヌ自身が望んでいた関係だったからだ。
彼女に対する私の対抗心は、決して一方通行ではなかったのだ。そんな思いを新たに、クロディーヌは闘争心で胸を熱くした。
だが、そんな思いと裏腹に、真矢は全く別の感情を胸で薫らせていた。
「けれど……私としては、あなたとはもう一つ、他の関係でありたいとも思っているんですよ?」
真矢はクロディーヌを見上げながら、その頬に触れた。
「……へっ?」
クロディーヌは突然のその行為に、唇を歪ませた。
どこを掴まれているわけでもないのに、クロディーヌは真矢の視線から目を離せなかった。
舞台の上でも、他の皆の前ですら見せない——おそらく、クロディーヌにしか向けない、その視線から、何故かどうしようもなく目を離したくなかったのだ。
そして一つ瞬きを挟むと、真矢はするりとクロディーヌの膝から頭をどけていた。そして、礼儀正しい美しい正座を取って、膝を優しく叩くのだった。
あの膝に頭を委ねれば、私の身に、もしくは精神に、あるいはその両方にきっと何かとてつもないことが起きる。クロディーヌの勘が、けたたましくそう告げていた。
「さぁ。約束通り、次はあなたの番ですよ……私のクロディーヌ」
-終わり-
20: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/10/03(水) 21:29:40 ID:0vVkBrkM
以上になります。
設定や一人称、三人称を間違えている箇所があったらすいません。
一応補足しておきますと、香子の「ぎょーさん耳垢が溜まってはるなぁ」という台詞は事実を語った物ではありません。
あくまで彼女なりの軽口であり、双葉はんは清潔です。
でも双葉はんは自分のことに無頓着だったり少しガサツだったりするといいよね。
そんで香子に「もっと自分に気ぃ遣いーや?」とか言われてんだきっとたまらないねもう。
というわけで、流行れ。少女☆歌劇レヴュースタァライトSS。
ありがとうございました。
設定や一人称、三人称を間違えている箇所があったらすいません。
一応補足しておきますと、香子の「ぎょーさん耳垢が溜まってはるなぁ」という台詞は事実を語った物ではありません。
あくまで彼女なりの軽口であり、双葉はんは清潔です。
でも双葉はんは自分のことに無頓着だったり少しガサツだったりするといいよね。
そんで香子に「もっと自分に気ぃ遣いーや?」とか言われてんだきっとたまらないねもう。
というわけで、流行れ。少女☆歌劇レヴュースタァライトSS。
ありがとうございました。
引用元: 【レヴュースタァライトSS】まひる「私が耳かきしてあげる」
| HOME |