キュアハッピー「聖杯戦争でウルトラハッピー!」ウェイバー「」
2019-09-03
1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/17(金) 22:17:21.95 ID:RK8uYSJ00
ハッピー「質問でぇす!あなたがわたしのマスターですか?」
ウェイバー「....お前、サーヴァントか?」
ハッピー「そうでーす!」
ウェイバー「クラスは?」
ハッピー「ライダーです!」
ウェイバー「いつの時代、どこの英霊だ?」
ハッピー「2013年の、伝説の戦士プリキュアです!」
ウェイバー「.........」
ハッピー「?」
ウェイバー「どうしてこうなるんだ.....よっ!!!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1368796641
ウェイバー「....お前、サーヴァントか?」
ハッピー「そうでーす!」
ウェイバー「クラスは?」
ハッピー「ライダーです!」
ウェイバー「いつの時代、どこの英霊だ?」
ハッピー「2013年の、伝説の戦士プリキュアです!」
ウェイバー「.........」
ハッピー「?」
ウェイバー「どうしてこうなるんだ.....よっ!!!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1368796641
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3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/17(金) 22:34:03.19 ID:RK8uYSJ00
ウェイバー「つまり話をまとめると、お前は未来からきた英霊ってことなんだな?」
ハッピー「はいっ、そうです!」
ウェイバー「それでその...プリ?キュアって一体何なんだ」
ハッピー「私たちプリキュアは、人々の笑顔を奪おうとするバッドエンド王国から世界を守るために戦った、言わば『スーパーヒーロー』です!」
ウェイバー「まぁ、分かった。それで、その『キュアハッピー』ってのがお前の真名か?」
ハッピー「あー、真名、というか本名ではないです。ちょっと待ってくださいね」ピカー
ウェイバー「え、なに。今度は何だよ」
みゆき「ふぅっ!改めまして、星空みゆきです!趣味は絵本を読み描きすることです!」
ウェイバー「」
みゆき「あ、いっけない!!わたしまだあなたのお名前聞いてません!」
ウェイバー「あ、あぁ。自己紹介がまだだったな。」
ウェイバー「僕はウェイバー・ベルベット。言わずもがな、お前のマスターだ」
みゆき「うんっ!よろしくね、ウェイバーさん!!」
ウェイバー(....ケイネスの奴、こんな子供を召喚しようとしていたのかよ)
ハッピー「はいっ、そうです!」
ウェイバー「それでその...プリ?キュアって一体何なんだ」
ハッピー「私たちプリキュアは、人々の笑顔を奪おうとするバッドエンド王国から世界を守るために戦った、言わば『スーパーヒーロー』です!」
ウェイバー「まぁ、分かった。それで、その『キュアハッピー』ってのがお前の真名か?」
ハッピー「あー、真名、というか本名ではないです。ちょっと待ってくださいね」ピカー
ウェイバー「え、なに。今度は何だよ」
みゆき「ふぅっ!改めまして、星空みゆきです!趣味は絵本を読み描きすることです!」
ウェイバー「」
みゆき「あ、いっけない!!わたしまだあなたのお名前聞いてません!」
ウェイバー「あ、あぁ。自己紹介がまだだったな。」
ウェイバー「僕はウェイバー・ベルベット。言わずもがな、お前のマスターだ」
みゆき「うんっ!よろしくね、ウェイバーさん!!」
ウェイバー(....ケイネスの奴、こんな子供を召喚しようとしていたのかよ)
4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/17(金) 22:50:00.09 ID:RK8uYSJ00
ウェイバー「はぁ!?霊体化できないだって!?」
みゆき「ご、ごめんなさい!」アセアセ
ウェイバー「くそっ、冗談じゃない!それじゃあ僕は、必要以上にお前に魔力供給をしなきゃいけないんじゃないか!」
みゆき「うぅ....」シュン
ウェイバー「あっ...。おい、そんな暗い顔するなtt」
みゆき「なーんちゃって!!」ニコッ
ウェイバー「」
みゆき「暗い顔してたら、ハッピーが逃げちゃうもんね!スマイルスマイル!!」
ウェイバー「お、おう」
みゆき「ウェイバーさん、心配しないで!たくさん魔力を貰う分、わたしいっぱい頑張っちゃうから!!」
ウェイバー「根性論かよ!心配しまくりだよ!」
みゆき「根性?ちがう!気合いだ気合いだーーー!!!」
ウェイバー「どっちでもいいわ!!」
みゆき「ご、ごめんなさい!」アセアセ
ウェイバー「くそっ、冗談じゃない!それじゃあ僕は、必要以上にお前に魔力供給をしなきゃいけないんじゃないか!」
みゆき「うぅ....」シュン
ウェイバー「あっ...。おい、そんな暗い顔するなtt」
みゆき「なーんちゃって!!」ニコッ
ウェイバー「」
みゆき「暗い顔してたら、ハッピーが逃げちゃうもんね!スマイルスマイル!!」
ウェイバー「お、おう」
みゆき「ウェイバーさん、心配しないで!たくさん魔力を貰う分、わたしいっぱい頑張っちゃうから!!」
ウェイバー「根性論かよ!心配しまくりだよ!」
みゆき「根性?ちがう!気合いだ気合いだーーー!!!」
ウェイバー「どっちでもいいわ!!」
6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/17(金) 23:18:58.15 ID:RK8uYSJ00
--翌日、マッケンジー邸
グレン「あっはっはっはっは!!」
みゆき「あはははは!」
ウェイバー「」
グレン「いやーウェイバー!お前さん、良いガールフレンドを持ったなぁ!」
みゆき「が!がががガールフレンドぉ!?おじいさん、話が飛びすぎだよぉ!!はっぷっぷー!!」
マーサ「さぁさ、遠慮なさらないでたーんとお食べ!」
みゆき「わぁあ美味しそう!!なおちゃんだったら一人でたいらげちゃうんだろうなー」
ウェイバー(....逆に考えるんだ。『暗示を掛け直す手間が省けちゃった』と)
グレン「あっはっはっはっは!!」
みゆき「あはははは!」
ウェイバー「」
グレン「いやーウェイバー!お前さん、良いガールフレンドを持ったなぁ!」
みゆき「が!がががガールフレンドぉ!?おじいさん、話が飛びすぎだよぉ!!はっぷっぷー!!」
マーサ「さぁさ、遠慮なさらないでたーんとお食べ!」
みゆき「わぁあ美味しそう!!なおちゃんだったら一人でたいらげちゃうんだろうなー」
ウェイバー(....逆に考えるんだ。『暗示を掛け直す手間が省けちゃった』と)
7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/17(金) 23:28:38.94 ID:RK8uYSJ00
--その晩
ウェイバー「......!アサシンが、負けた...?」
ウェイバー「おいライダー、朗報だぞ!早速一人、脱落だ!!」
みゆき「お絵かきお絵かきらんららーん♪」カキカキ
ウェイバー「おいコラ」
みゆき「ん?どうしたの、ウェイバーさん」
ウェイバー「人の話を聞かんかいこのお花畑が!!いい加減にしないとそのコロネを切り落としてケイネスの頭部に植え付けるぞ!!」
みゆき「ひ、ひどい!ケイネスって誰かわからないけどひどい!!」
ウェイバー「ったく、何を呑気に絵描きなんかやってるんだ」
みゆき「えへへ、おじいさんとおばあさんに、わたしの描いた絵本を見せてあげるって約束しちゃったんだー♪」
ウェイバー「すこぶるどうでもいい」
みゆき「ががーん!何故か冷たい目~!何だかデジャブだよぉ、はっぷっぷー」
ウェイバー「まぁとにかく、真っ先に脱落したのがアサシンで良かったな。お前みたいなぱっぱらぱーには天敵そのものだった訳だし」
みゆき「うぅー、何だかわたし全然期待されてない気がするよぉ」
ウェイバー「全然期待してないからな」
みゆき「よぉおおーし、こうなったら!!明日は街に出て、『他のサーヴァントやっつけ大作戦』を開始しちゃいましょう!!」
ウェイバー「何なんだよ、本当にもう....」
ウェイバー「......!アサシンが、負けた...?」
ウェイバー「おいライダー、朗報だぞ!早速一人、脱落だ!!」
みゆき「お絵かきお絵かきらんららーん♪」カキカキ
ウェイバー「おいコラ」
みゆき「ん?どうしたの、ウェイバーさん」
ウェイバー「人の話を聞かんかいこのお花畑が!!いい加減にしないとそのコロネを切り落としてケイネスの頭部に植え付けるぞ!!」
みゆき「ひ、ひどい!ケイネスって誰かわからないけどひどい!!」
ウェイバー「ったく、何を呑気に絵描きなんかやってるんだ」
みゆき「えへへ、おじいさんとおばあさんに、わたしの描いた絵本を見せてあげるって約束しちゃったんだー♪」
ウェイバー「すこぶるどうでもいい」
みゆき「ががーん!何故か冷たい目~!何だかデジャブだよぉ、はっぷっぷー」
ウェイバー「まぁとにかく、真っ先に脱落したのがアサシンで良かったな。お前みたいなぱっぱらぱーには天敵そのものだった訳だし」
みゆき「うぅー、何だかわたし全然期待されてない気がするよぉ」
ウェイバー「全然期待してないからな」
みゆき「よぉおおーし、こうなったら!!明日は街に出て、『他のサーヴァントやっつけ大作戦』を開始しちゃいましょう!!」
ウェイバー「何なんだよ、本当にもう....」
9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/17(金) 23:58:00.21 ID:RK8uYSJ00
--そして翌日
みゆき「君とイェイ!イェイ!イェイ!イェイ!笑って♪泣いちゃう気持ちを吹き飛ばし~♪」ルンルン
ウェイバー「.......」
みゆき「どうしたの?ウェイバーさん!せっかくの良いお天気なんだし、テンション上げ上げでいかなくっちゃ!!」
ウェイバー「だぁーー!!踊るな歌うなはしゃぐなーー!!お前の辞書に『大人しくする』という文字は無いのか!」
みゆき「ふえ?わたし、今辞書なんて持ってませんよ」
ウェイバー「駄目だ、言葉が通じない」
みゆき「君とイェイ!イェイ!イェイ!イェイ!笑って♪泣いちゃう気持ちを吹き飛ばし~♪」ルンルン
ウェイバー「.......」
みゆき「どうしたの?ウェイバーさん!せっかくの良いお天気なんだし、テンション上げ上げでいかなくっちゃ!!」
ウェイバー「だぁーー!!踊るな歌うなはしゃぐなーー!!お前の辞書に『大人しくする』という文字は無いのか!」
みゆき「ふえ?わたし、今辞書なんて持ってませんよ」
ウェイバー「駄目だ、言葉が通じない」
10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/18(土) 00:09:00.46 ID:2R2FOaKu0
みゆき「う~ん!おばあさんが作ってくれたサンドウィッチ!とっても美味しくてウルトラハッピー!」
ウェイバー「......」
みゆき「ウェイバーさん、食べないの?」
ウェイバー「おいお前。分かってないみたいだから言わせてもらうぞ」
みゆき「言うって、何を....」
ウェイバー「僕はな!この戦争に己の誇りを、命を、全てを懸けているんだ!!」
ウェイバー「それなのにお前みたいなハズレを引かされて、こっちはいい迷惑なんだよ!」
みゆき「.......!」
ウェイバー「....これだけは聞かせろ。お前は何でここに居る?お前が聖杯に託す望みは何だ!!答えろ!」
みゆき「.....わたしには、聖杯に託す望みはありません」
ウェイバー「な.....!?」
みゆき「だけど、自分で叶えたい夢はちゃんとあります」
みゆき「それは、たくさんの人を幸せにして、心の底から笑顔になってもらうこと!」
ウェイバー「笑顔....?」
みゆき「そう!だからわたしが呼び出されたのはきっと、ウェイバーさんにウルトラハッピーになってもらうためだと思うの!!」
みゆき「わたしっておっちょこちょいだから頼りないかもしれないけど、だけど!」
みゆき「ウェイバーさんに聖杯を取らせてあげたい気持ちは誰にも負けない!だから、ほんの少しでもいいからわたしのこと信じてください!」
ウェイバー「..........」
ウェイバー「分かったよ、お前を信じる。ムキになって悪かったな」
みゆき「良かったー!ありがとうウェイバーさん!!よーっし、それじゃあ作戦続行だーっ!!」
ウェイバー「......」
みゆき「ウェイバーさん、食べないの?」
ウェイバー「おいお前。分かってないみたいだから言わせてもらうぞ」
みゆき「言うって、何を....」
ウェイバー「僕はな!この戦争に己の誇りを、命を、全てを懸けているんだ!!」
ウェイバー「それなのにお前みたいなハズレを引かされて、こっちはいい迷惑なんだよ!」
みゆき「.......!」
ウェイバー「....これだけは聞かせろ。お前は何でここに居る?お前が聖杯に託す望みは何だ!!答えろ!」
みゆき「.....わたしには、聖杯に託す望みはありません」
ウェイバー「な.....!?」
みゆき「だけど、自分で叶えたい夢はちゃんとあります」
みゆき「それは、たくさんの人を幸せにして、心の底から笑顔になってもらうこと!」
ウェイバー「笑顔....?」
みゆき「そう!だからわたしが呼び出されたのはきっと、ウェイバーさんにウルトラハッピーになってもらうためだと思うの!!」
みゆき「わたしっておっちょこちょいだから頼りないかもしれないけど、だけど!」
みゆき「ウェイバーさんに聖杯を取らせてあげたい気持ちは誰にも負けない!だから、ほんの少しでもいいからわたしのこと信じてください!」
ウェイバー「..........」
ウェイバー「分かったよ、お前を信じる。ムキになって悪かったな」
みゆき「良かったー!ありがとうウェイバーさん!!よーっし、それじゃあ作戦続行だーっ!!」
11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/18(土) 00:28:57.01 ID:2R2FOaKu0
みゆき「そういえば、ウェイバーさんは聖杯に何をお願いしたいの?」
ウェイバー「僕か?僕が聖杯に託す望み、それは....」
ウェイバー「僕の実力を認めなかった連中に、己の沽券を示すことだ!」
みゆき「..........」
ウェイバー「.....な、何だよだんまり決め込んで」
みゆき「『こけん』って、何ですか?」
ウェイバー「絵本より教科書を読めよお前」
みゆき「耳が痛い!!」
ウェイバー「僕か?僕が聖杯に託す望み、それは....」
ウェイバー「僕の実力を認めなかった連中に、己の沽券を示すことだ!」
みゆき「..........」
ウェイバー「.....な、何だよだんまり決め込んで」
みゆき「『こけん』って、何ですか?」
ウェイバー「絵本より教科書を読めよお前」
みゆき「耳が痛い!!」
12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/18(土) 00:38:37.29 ID:2R2FOaKu0
--数時間後
ウェイバー「港に二体のサーヴァント....間違いないんだな」
みゆき「はい!もうすごい戦いをしちゃってます」
ウェイバー「よし、使い魔を飛ばして偵察だ。どちらかが倒される前に戦力を把握しておかないと」
みゆき「どちらかが、倒される前に....」
ウェイバー「?おいライダー?どうした」
みゆき「そうだ!良いこと思いついた!!」スッ
ウェイバー「何だ?その手に持っているの...まさか宝具!」
みゆき「そう!宝具『スマイルパクト』です!」
ウェイバー「い、一体何を」
みゆき「えへへ、見ててねウェイバーさん!」
みゆき「プリキュア!スマイルチャージ!!」ゴーゴー!徹子ォハッピー!!
ハッピー「きらきら輝く未来の光!キュアハッピー!!」バーン
ウェイバー「召喚した時と同じ姿に....!」
ウェイバー(そうだ!あの時は気が動転して確認し忘れていたけど、コイツのステータスは....)
筋力:B 耐久:A 敏捷:C 魔力:A 幸運:E 宝具:A++
ウェイバー「よ、予想以上に高い...!」
ウェイバー(というか、ハッピーハッピー言っておいて幸運がとんでもなく低いぞコイツ)
ハッピー「さぁっ!行きましょうマスター!」
ウェイバー「行くって、どこへ」
ウェイバー「.....おい、待て、おい....!おいぃぃぃぃぃぃ!!!」
ウェイバー「港に二体のサーヴァント....間違いないんだな」
みゆき「はい!もうすごい戦いをしちゃってます」
ウェイバー「よし、使い魔を飛ばして偵察だ。どちらかが倒される前に戦力を把握しておかないと」
みゆき「どちらかが、倒される前に....」
ウェイバー「?おいライダー?どうした」
みゆき「そうだ!良いこと思いついた!!」スッ
ウェイバー「何だ?その手に持っているの...まさか宝具!」
みゆき「そう!宝具『スマイルパクト』です!」
ウェイバー「い、一体何を」
みゆき「えへへ、見ててねウェイバーさん!」
みゆき「プリキュア!スマイルチャージ!!」ゴーゴー!徹子ォハッピー!!
ハッピー「きらきら輝く未来の光!キュアハッピー!!」バーン
ウェイバー「召喚した時と同じ姿に....!」
ウェイバー(そうだ!あの時は気が動転して確認し忘れていたけど、コイツのステータスは....)
筋力:B 耐久:A 敏捷:C 魔力:A 幸運:E 宝具:A++
ウェイバー「よ、予想以上に高い...!」
ウェイバー(というか、ハッピーハッピー言っておいて幸運がとんでもなく低いぞコイツ)
ハッピー「さぁっ!行きましょうマスター!」
ウェイバー「行くって、どこへ」
ウェイバー「.....おい、待て、おい....!おいぃぃぃぃぃぃ!!!」
14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/18(土) 09:00:01.54 ID:2R2FOaKu0
ランサー「フッ、やはりそう簡単に殺らせては貰えんか」
セイバー(この漢...やはり出来る!!)
「どぅわぁあああああああああああああああああああ!!!」
セイバー「!?アイリスフィール、気を付けて!何か来ます!!」
アイリ「え、来るって、一体.....」
ドゴォォォォォォォォォォン!!!
アイリ「~~~!凄い衝撃....!」
ランサー「新手か.....!?」
ハッピー「いたたた....!勢いつけすぎちゃった....。ウェイバーさん、大丈夫?」
ウェイバー「大丈夫なわけあるかこの大馬鹿!!死ぬかと思ったじゃないかぁ!!」グスッ
セイバー「何者だ、貴様....!」
ハッピー「よくぞ聞いてくれました!わたしの名前は星空みゆき!絵本と笑顔が大好きな中学2年生です!!」
ランサー「」
セイバー「」
アイリ「」
ハッピー「二人とも、ちょっとだけ戦いをやめてもらってもいいですか?わたし、あなたたちとお話したくてここへ来たんです!」
ランサー「話だと...?」
ハッピー「そう!お話の内容はずばり!!『聖杯を仲良く分け合って、みんなウルトラハッピーになろう大作戦』です!!」
ウェイバー「な....何を言ってやがりますかこのバカはぁぁぁぁ!!!」
セイバー(この漢...やはり出来る!!)
「どぅわぁあああああああああああああああああああ!!!」
セイバー「!?アイリスフィール、気を付けて!何か来ます!!」
アイリ「え、来るって、一体.....」
ドゴォォォォォォォォォォン!!!
アイリ「~~~!凄い衝撃....!」
ランサー「新手か.....!?」
ハッピー「いたたた....!勢いつけすぎちゃった....。ウェイバーさん、大丈夫?」
ウェイバー「大丈夫なわけあるかこの大馬鹿!!死ぬかと思ったじゃないかぁ!!」グスッ
セイバー「何者だ、貴様....!」
ハッピー「よくぞ聞いてくれました!わたしの名前は星空みゆき!絵本と笑顔が大好きな中学2年生です!!」
ランサー「」
セイバー「」
アイリ「」
ハッピー「二人とも、ちょっとだけ戦いをやめてもらってもいいですか?わたし、あなたたちとお話したくてここへ来たんです!」
ランサー「話だと...?」
ハッピー「そう!お話の内容はずばり!!『聖杯を仲良く分け合って、みんなウルトラハッピーになろう大作戦』です!!」
ウェイバー「な....何を言ってやがりますかこのバカはぁぁぁぁ!!!」
15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/18(土) 09:08:32.13 ID:2R2FOaKu0
ランサー「聖杯を分け合うだと...?くだらないことを考える輩がいたものだ」
ランサー「元より我々サーヴァントは、己が願いを叶える為にこの現世に呼び出された存在!」
ランサー「敵同士で手を取り合い『聖杯を分け合う』など言語道断!貴様には戦士としての誇りは無いのか!」
ハッピー「あ、あれ....?」
セイバー「同感だ。何より、そのような愚かな問いの為だけに私とランサーの決闘に横槍を入れた、その愚かな振る舞いが許せない!」
アイリ(いやいやセイバー。あなた結構ピンチだったじゃないの)
ハッピー「愚かだなんてヒドイ!!わたし、本気で考えてるのに....!」
セイバー・ランサー「「く ど い !!!!」」
ハッピー「うぅ~、全然相手にされないよぉ!もっと気持ちをぶつけないと....!!」
ウェイバー「あのなライダー!!お前自分が何を言ってるのか分かってないだろ!」
ハッピー「心配しないで!まず初めにウェイバーさんのお願いを叶えて貰えるように、わたし頑張るから!!」
ウェイバー「頼むから会話をしてくれ!!」
「おやぁ~~?どこかで見たことのある顔かと思ったが.....やはり君だったかウェイバー・ベルベットくん」
ランサー「元より我々サーヴァントは、己が願いを叶える為にこの現世に呼び出された存在!」
ランサー「敵同士で手を取り合い『聖杯を分け合う』など言語道断!貴様には戦士としての誇りは無いのか!」
ハッピー「あ、あれ....?」
セイバー「同感だ。何より、そのような愚かな問いの為だけに私とランサーの決闘に横槍を入れた、その愚かな振る舞いが許せない!」
アイリ(いやいやセイバー。あなた結構ピンチだったじゃないの)
ハッピー「愚かだなんてヒドイ!!わたし、本気で考えてるのに....!」
セイバー・ランサー「「く ど い !!!!」」
ハッピー「うぅ~、全然相手にされないよぉ!もっと気持ちをぶつけないと....!!」
ウェイバー「あのなライダー!!お前自分が何を言ってるのか分かってないだろ!」
ハッピー「心配しないで!まず初めにウェイバーさんのお願いを叶えて貰えるように、わたし頑張るから!!」
ウェイバー「頼むから会話をしてくれ!!」
「おやぁ~~?どこかで見たことのある顔かと思ったが.....やはり君だったかウェイバー・ベルベットくん」
16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/18(土) 09:25:06.58 ID:2R2FOaKu0
ウェイバー「っ!!!」ビクッ
ハッピー「ウェイバーさん?」
ウェイバー「ケイ、ネス.....!」
ケイネス「私の元から聖遺物を持ち出して、よもや君如きがこの聖杯戦争に参加する魂胆だったとは思いもよらなかったよ」
ケイネス「ここでこうして出会った以上、私と君はもはや敵同士....。」
ケイネス「教師であるこの私が、『元』生徒の君に身をもって教えてあげようではないか。『身の程』というものをね....」
ウェイバー「あっ...うぅ....!!」ガクガク
ハッピー「......」
ギュッ
ウェイバー「!?お、おいライダー!!何のマネだいきなり抱きついてきて...」
ハッピー「大丈夫、怖がらないで。マスターのことは、わたしが守ってみせるから」
ウェイバー「お前.....」
ハッピー「おーーーーーーーーい!!おじさーーーーーーん!!」
ケイネス「」
切嗣「」ビクッ
舞弥「反応しないでください」
ハッピー「隠れていないで、お顔を見せてーーーーーー!!みんなで一緒にお話しましょーーーう!!」
ケイネス(小娘風情がこの私に....!ランサーの方が幾分マシだな)
「フッ....。随分と間抜けなサーヴァントがいたものだな」
セイバー「声!?また新手か!」
ハッピー「ウェイバーさん?」
ウェイバー「ケイ、ネス.....!」
ケイネス「私の元から聖遺物を持ち出して、よもや君如きがこの聖杯戦争に参加する魂胆だったとは思いもよらなかったよ」
ケイネス「ここでこうして出会った以上、私と君はもはや敵同士....。」
ケイネス「教師であるこの私が、『元』生徒の君に身をもって教えてあげようではないか。『身の程』というものをね....」
ウェイバー「あっ...うぅ....!!」ガクガク
ハッピー「......」
ギュッ
ウェイバー「!?お、おいライダー!!何のマネだいきなり抱きついてきて...」
ハッピー「大丈夫、怖がらないで。マスターのことは、わたしが守ってみせるから」
ウェイバー「お前.....」
ハッピー「おーーーーーーーーい!!おじさーーーーーーん!!」
ケイネス「」
切嗣「」ビクッ
舞弥「反応しないでください」
ハッピー「隠れていないで、お顔を見せてーーーーーー!!みんなで一緒にお話しましょーーーう!!」
ケイネス(小娘風情がこの私に....!ランサーの方が幾分マシだな)
「フッ....。随分と間抜けなサーヴァントがいたものだな」
セイバー「声!?また新手か!」
17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/18(土) 09:53:04.83 ID:2R2FOaKu0
アーチャー「戯れに雑種どもの小競り合いを見物していたが、所詮は茶番に過ぎぬな」
ウェイバー「あの金ピカ....!アサシンを仕留めた、遠坂のサーヴァントだ!!」
アーチャー「そこの小娘」
ハッピー「えーっと....わたし?それとも、あっちのきれいなお姉さん?」
セイバー「.....」チラッ
アイリ「セイバー、多分あなたのことよ」
セイバー「!?きれいなお姉さんなどと、無礼な!」
アーチャー「貴様だ桃色の小娘。雑種如きがこの俺に余計な手間を掛けさせるな」
アーチャー「貴様、『聖杯を分け合う』などとほざいていたな」
ハッピー「え、はい」
アーチャー「痴れ者が!!この世の財は余すところ無く全てこの我の所有物!それを貴様如き俗物がさも自分のもののように語るなど万死に値する!!」
ウェイバー「何て理不尽な奴だ!!」
アーチャー「話は終わりだ。『王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)』!!」カッ
ハッピー「わわっ、あの人の後ろにたくさんの武器が...!」
ウェイバー「あれだ!アサシンを蹂躙した宝具は!」
アーチャー「消えろ、雑種」ドシュゥゥゥゥ
ハッピー「えぇえ!?ちょっ、待って....!」
ズドォォォォン
ウェイバー「あの金ピカ....!アサシンを仕留めた、遠坂のサーヴァントだ!!」
アーチャー「そこの小娘」
ハッピー「えーっと....わたし?それとも、あっちのきれいなお姉さん?」
セイバー「.....」チラッ
アイリ「セイバー、多分あなたのことよ」
セイバー「!?きれいなお姉さんなどと、無礼な!」
アーチャー「貴様だ桃色の小娘。雑種如きがこの俺に余計な手間を掛けさせるな」
アーチャー「貴様、『聖杯を分け合う』などとほざいていたな」
ハッピー「え、はい」
アーチャー「痴れ者が!!この世の財は余すところ無く全てこの我の所有物!それを貴様如き俗物がさも自分のもののように語るなど万死に値する!!」
ウェイバー「何て理不尽な奴だ!!」
アーチャー「話は終わりだ。『王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)』!!」カッ
ハッピー「わわっ、あの人の後ろにたくさんの武器が...!」
ウェイバー「あれだ!アサシンを蹂躙した宝具は!」
アーチャー「消えろ、雑種」ドシュゥゥゥゥ
ハッピー「えぇえ!?ちょっ、待って....!」
ズドォォォォン
18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/18(土) 10:06:05.40 ID:2R2FOaKu0
セイバー「っ.....!何という疾さ...!!」
アーチャー「フン、他愛ない」
「けほっ、けほっ。不意打ちなんてずるいー!!」
アーチャー「.....何だと?」
ハッピー「いや~びっくりしたー!!ウェイバーさん、ケガはない?」
ウェイバー「な、何とか」
ランサー「躱したのか!あの至近距離で....」
アーチャー「地に伏す虫風情が...。二度目は無い!消え失せよ!!」ドシュゥゥゥゥ ドシュゥゥゥゥ
ハッピー「わわーっ!!だから不意打ち良くないっ!!」
ハッピー「ハッピーバリア!!」バシィィン
ウェイバー「ふ、防いだ....!」
ハッピー「もぉー、乱暴な人だなぁ!!こうなったら、少し大人しくしてもらうよぉ!!!」
セイバー「反撃に出る気か....!」
ハッピー「ふんぬぅぅぅぅぅ!!気合いだ気合いだ気合いだ気合いだ気合いだぁあーーーーー!!!!」カッッッッ!!
ウェイバー「何だ、この光....!!」
アーチャー「この魔力は.....!」
ハッピー「プリキュア!ハッピィーーーーーーー....シャワーーーーーーー!!!!」
アーチャー「っ!!」
ドォォォォォン
ウェイバー「やったか!?」
ハッピー「やってません!避けられちゃった」
ウェイバー「即答かよ!?」
アーチャー「....天に仰ぎ見るべきこの我に、同じ大地を踏ませるか!!」ゴゴゴゴゴ
アイリ「アーチャーの宝具...!一体いくらあるっていうの!?」
アーチャー「!?.....チッ、時臣め。令呪を使ったか....!」
アーチャー「雑種ども!今日はここまでにしておいてやる。」
アーチャー「真の英雄たるこの我と相まみえるに値する者を、せいぜい貴様らの中から選んでおけ」シュウウウン
アーチャー「フン、他愛ない」
「けほっ、けほっ。不意打ちなんてずるいー!!」
アーチャー「.....何だと?」
ハッピー「いや~びっくりしたー!!ウェイバーさん、ケガはない?」
ウェイバー「な、何とか」
ランサー「躱したのか!あの至近距離で....」
アーチャー「地に伏す虫風情が...。二度目は無い!消え失せよ!!」ドシュゥゥゥゥ ドシュゥゥゥゥ
ハッピー「わわーっ!!だから不意打ち良くないっ!!」
ハッピー「ハッピーバリア!!」バシィィン
ウェイバー「ふ、防いだ....!」
ハッピー「もぉー、乱暴な人だなぁ!!こうなったら、少し大人しくしてもらうよぉ!!!」
セイバー「反撃に出る気か....!」
ハッピー「ふんぬぅぅぅぅぅ!!気合いだ気合いだ気合いだ気合いだ気合いだぁあーーーーー!!!!」カッッッッ!!
ウェイバー「何だ、この光....!!」
アーチャー「この魔力は.....!」
ハッピー「プリキュア!ハッピィーーーーーーー....シャワーーーーーーー!!!!」
アーチャー「っ!!」
ドォォォォォン
ウェイバー「やったか!?」
ハッピー「やってません!避けられちゃった」
ウェイバー「即答かよ!?」
アーチャー「....天に仰ぎ見るべきこの我に、同じ大地を踏ませるか!!」ゴゴゴゴゴ
アイリ「アーチャーの宝具...!一体いくらあるっていうの!?」
アーチャー「!?.....チッ、時臣め。令呪を使ったか....!」
アーチャー「雑種ども!今日はここまでにしておいてやる。」
アーチャー「真の英雄たるこの我と相まみえるに値する者を、せいぜい貴様らの中から選んでおけ」シュウウウン
19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/18(土) 10:19:31.42 ID:2R2FOaKu0
ランサー「....全く、はた迷惑なサーヴァントだったな」
ハッピー「じゃあマスター!わたしたちも帰ろっか!」
ウェイバー「....はい?」
ハッピー「だってもうこんな時間!早く帰らないと、おじいさんとおばあさんが心配しちゃうよ!」
ハッピー「それに、早寝しないと大きくなれないよウェイバーさん!!」
ウェイバー「お前僕に喧嘩売ってるだろう」
ハッピー「じゃあね、セイバーさんにランサーさん!邪魔してごめんね!!また今度、ゆっくりお話しようねーーー!」ドヒューーーン
ウェイバー「いやぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
セイバー「........」
アイリ「....行っちゃったわね」
ランサー「セイバー、今宵は.....」
セイバー「ああ、互いに剣を引こう。興が削がれてしまった....」
ケイネス「あの無能めがぁあああ!!」
切嗣「騎士王(笑)....いや、一つも笑えないが」
雁夜「.....バーサーカー出し損ねた」
ハッピー「じゃあマスター!わたしたちも帰ろっか!」
ウェイバー「....はい?」
ハッピー「だってもうこんな時間!早く帰らないと、おじいさんとおばあさんが心配しちゃうよ!」
ハッピー「それに、早寝しないと大きくなれないよウェイバーさん!!」
ウェイバー「お前僕に喧嘩売ってるだろう」
ハッピー「じゃあね、セイバーさんにランサーさん!邪魔してごめんね!!また今度、ゆっくりお話しようねーーー!」ドヒューーーン
ウェイバー「いやぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
セイバー「........」
アイリ「....行っちゃったわね」
ランサー「セイバー、今宵は.....」
セイバー「ああ、互いに剣を引こう。興が削がれてしまった....」
ケイネス「あの無能めがぁあああ!!」
切嗣「騎士王(笑)....いや、一つも笑えないが」
雁夜「.....バーサーカー出し損ねた」
22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/18(土) 20:06:54.54 ID:2R2FOaKu0
--翌日の晩
ウェイバー「よし、これで届け物は終わりだな」
みゆき「ちゃんとお家の手伝いもするなんて、さすがウェイバーさんえらい!!」
ウェイバー「お前僕を何だと思っていやがる。拠点にさせて貰っているわけだし、このくらいは当然だろ」
みゆき「....あれ?こんな夜中に子供が歩いてる」
ウェイバー「....何だ?あの男...」
ウェイバー(まさか、最近頻発している誘拐事件の....?それに、微かに魔力を感じる...)
ウェイバー「ライダー、お前は先に家に戻っていろ。僕はあの男を尾行してみる」
みゆき「えぇっ!?そんな、一人じゃ危ないですよぉ!」
ウェイバー「おじいさん達に心配かけると色々面倒だろう、僕は寄り道して帰ると伝えてくれ」
ウェイバー(霊体化できないこいつが一緒だと、敵に気付かれやすくなりそうというのもあるが)
みゆき「うーーん、分かりました!危なくなったら、令呪で呼んでくださいねーっ!」タタタ....
ウェイバー「...よし、行くか」
ウェイバー「よし、これで届け物は終わりだな」
みゆき「ちゃんとお家の手伝いもするなんて、さすがウェイバーさんえらい!!」
ウェイバー「お前僕を何だと思っていやがる。拠点にさせて貰っているわけだし、このくらいは当然だろ」
みゆき「....あれ?こんな夜中に子供が歩いてる」
ウェイバー「....何だ?あの男...」
ウェイバー(まさか、最近頻発している誘拐事件の....?それに、微かに魔力を感じる...)
ウェイバー「ライダー、お前は先に家に戻っていろ。僕はあの男を尾行してみる」
みゆき「えぇっ!?そんな、一人じゃ危ないですよぉ!」
ウェイバー「おじいさん達に心配かけると色々面倒だろう、僕は寄り道して帰ると伝えてくれ」
ウェイバー(霊体化できないこいつが一緒だと、敵に気付かれやすくなりそうというのもあるが)
みゆき「うーーん、分かりました!危なくなったら、令呪で呼んでくださいねーっ!」タタタ....
ウェイバー「...よし、行くか」
23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/18(土) 20:19:32.93 ID:2R2FOaKu0
--数分後
ウェイバー「...まずいな、どんどん人気のない方へ...。このあたりが潮時か」
ウェイバー「あ、れ...?あいつどこに...」
龍之介「よう兄ちゃん!探し物かい?」
ウェイバー「っ!?」ビクッ
龍之介「俺たちこれからパーティやるんだよねー?どう、良かったら一緒に」ニヤッ
ウェイバー「いや、僕は、あの.....」
「どうやら招かれざるご客人のようですね?龍之介ぇ....」
龍之介「おぅ旦那ぁ!」
ウェイバー(こいつっ、サーヴァントか.....!!)
キャスター「おや?どこかで見た顔...。そう!!貴殿はライダーのマスターですな?」ニタァ
龍之介「ワーオ!こいつはたまげたねぇ!!」
ウェイバー(この二人、危険だ!!!)
ウェイバー「令呪を以て命じる!!ライダー、来い!!!」カッ
ハッピー「呼ばれて飛び出てウルトラハッピーっ!!来たよウェイバーさん!!」
ウェイバー「...まずいな、どんどん人気のない方へ...。このあたりが潮時か」
ウェイバー「あ、れ...?あいつどこに...」
龍之介「よう兄ちゃん!探し物かい?」
ウェイバー「っ!?」ビクッ
龍之介「俺たちこれからパーティやるんだよねー?どう、良かったら一緒に」ニヤッ
ウェイバー「いや、僕は、あの.....」
「どうやら招かれざるご客人のようですね?龍之介ぇ....」
龍之介「おぅ旦那ぁ!」
ウェイバー(こいつっ、サーヴァントか.....!!)
キャスター「おや?どこかで見た顔...。そう!!貴殿はライダーのマスターですな?」ニタァ
龍之介「ワーオ!こいつはたまげたねぇ!!」
ウェイバー(この二人、危険だ!!!)
ウェイバー「令呪を以て命じる!!ライダー、来い!!!」カッ
ハッピー「呼ばれて飛び出てウルトラハッピーっ!!来たよウェイバーさん!!」
24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/18(土) 20:24:23.22 ID:2R2FOaKu0
龍之介「ちぇっ、これからお楽しみって時に...!!」
ハッピー「あなたたち、その子供たちをどうするつもり!?」
キャスター「なぁに簡単なことです。我が聖処*復活に華を添えるための贄とするのです!!」
龍之介「ひゅーっ、イカすぜ青髭の旦那ぁ!!COOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOL!!!」
ウェイバー「な、何なんだよこいつら!本気で狂っている...!!」
ハッピー「関係のない人たちを戦いに巻き込むなんて、そんなの許さないっ!!はぁあああ!!」ドシュゥウ
キャスター「この魔力....!!龍之介!!」バッ
龍之介「えぇっ!?ちょ、逃げんのかよ旦那ぁ!!離してくれよぉーーー!!俺の芸術の素材がぁーーーーっ!!!」
ハッピー「ふぅっ。マスター!何ともありませんか?」
ウェイバー「大丈夫だ。しかしあの二人、かなり厄介な敵みたいだ....」
ハッピー「あなたたち、その子供たちをどうするつもり!?」
キャスター「なぁに簡単なことです。我が聖処*復活に華を添えるための贄とするのです!!」
龍之介「ひゅーっ、イカすぜ青髭の旦那ぁ!!COOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOL!!!」
ウェイバー「な、何なんだよこいつら!本気で狂っている...!!」
ハッピー「関係のない人たちを戦いに巻き込むなんて、そんなの許さないっ!!はぁあああ!!」ドシュゥウ
キャスター「この魔力....!!龍之介!!」バッ
龍之介「えぇっ!?ちょ、逃げんのかよ旦那ぁ!!離してくれよぉーーー!!俺の芸術の素材がぁーーーーっ!!!」
ハッピー「ふぅっ。マスター!何ともありませんか?」
ウェイバー「大丈夫だ。しかしあの二人、かなり厄介な敵みたいだ....」
25: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/18(土) 20:34:00.69 ID:2R2FOaKu0
--数日後
みゆき「たっだいまー!」
ウェイバー「ご苦労。ちゃんと言いつけどおりやったろうな?」
みゆき「心配無用!川のお水をばっちり採取してきちゃいました!!」
ウェイバー「よし、そいつを使ってキャスターの拠点を突きとめるぞ。奴らを討伐して、何としても追加令呪を手に入れないとな」
みゆき「令呪なんか使わなくっても、わたしはウェイバーさんの言うことちゃんと聞くのにー!はっぷっぷー」
ウェイバー「他の奴らに令呪を与える訳にもいかないだろ。つまりはそういうことだ」
ハッピー「という訳で!キャスターの工房までやってきました」
ウェイバー「誰に向かって言っているんだ」
ハッピー「よっし!ウェイバーさんがマスターとしての力を発揮してくれたことだし、わたしも全力で行くよーっ!」
ウェイバー「あのなー、だからあれは魔術では下の下の方法で....何だ、その棒。それも宝具なのか?」
ハッピー「はい!『プリンセスキャンドル』です!」
ハッピー「ペガサスよ!わたしに力を!!」カッ
プリンセスハッピー「プリンセスハッピー!!」キラーン
ウェイバー「こいつ、まだこんな奥の手を残していたのか...!」
プリンセスハッピー「さ、乗ってウェイバーさん!」
ペガサス「ヒヒーン」
ウェイバー「お前がライダーたる所以はこいつか」
みゆき「たっだいまー!」
ウェイバー「ご苦労。ちゃんと言いつけどおりやったろうな?」
みゆき「心配無用!川のお水をばっちり採取してきちゃいました!!」
ウェイバー「よし、そいつを使ってキャスターの拠点を突きとめるぞ。奴らを討伐して、何としても追加令呪を手に入れないとな」
みゆき「令呪なんか使わなくっても、わたしはウェイバーさんの言うことちゃんと聞くのにー!はっぷっぷー」
ウェイバー「他の奴らに令呪を与える訳にもいかないだろ。つまりはそういうことだ」
ハッピー「という訳で!キャスターの工房までやってきました」
ウェイバー「誰に向かって言っているんだ」
ハッピー「よっし!ウェイバーさんがマスターとしての力を発揮してくれたことだし、わたしも全力で行くよーっ!」
ウェイバー「あのなー、だからあれは魔術では下の下の方法で....何だ、その棒。それも宝具なのか?」
ハッピー「はい!『プリンセスキャンドル』です!」
ハッピー「ペガサスよ!わたしに力を!!」カッ
プリンセスハッピー「プリンセスハッピー!!」キラーン
ウェイバー「こいつ、まだこんな奥の手を残していたのか...!」
プリンセスハッピー「さ、乗ってウェイバーさん!」
ペガサス「ヒヒーン」
ウェイバー「お前がライダーたる所以はこいつか」
27: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/18(土) 20:46:59.08 ID:2R2FOaKu0
プリンセスハッピー「スマイルスマイルスマイルスマイルスマイル♪プリキュ~ア♪れっつごー!!」ズドドドドドド
怪魔「グゲェエエエエ」
ウェイバー「凄い...!キャスターの使い魔をどんどん蹴散らしていってる....!」
プリンセスハッピー「着いた!ここが一番奥みたい。キャスター達も留守みたいだし、ウルトララッキー!」
ウェイバー「けど、こう暗いと何も見えないな。待ってろ、今明かりを....」パーン
プリンセスハッピー「!?」
ウェイバー「な、何だよ、これ.....!?」
怪魔「グゲェエエエエ」
ウェイバー「凄い...!キャスターの使い魔をどんどん蹴散らしていってる....!」
プリンセスハッピー「着いた!ここが一番奥みたい。キャスター達も留守みたいだし、ウルトララッキー!」
ウェイバー「けど、こう暗いと何も見えないな。待ってろ、今明かりを....」パーン
プリンセスハッピー「!?」
ウェイバー「な、何だよ、これ.....!?」
28: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/18(土) 22:03:30.05 ID:2R2FOaKu0
「お、お姉ちゃんたち、だれ....!?何でここに....」
プリンセスハッピー「ひどい...。こんなにたくさん女の子をさらって....!」
「ふぇえ...ち、違うよぉ...!」
ウェイバー「違うって、何が?」
少年「ぼく、男の子だよぉ!!」
プリンセスハッピー「」
ウェイバー「」
男の子「無理やりここに連れてこられたと思ったら、女の子の格好をさせられて....!」
男の子B「僕たちもう、お婿さんにいけないよぉ.....!」
ウェイバー「.....ライダー、この子たちを連れてさっさと引き揚げよう」
プリンセスハッピー「イェッサー」
ウェイバー「それからもう一つ」
ウェイバー「この胸糞悪い工房を叩き潰してやれ」
プリンセスハッピー「イェッサー!!!」
プリンセスハッピー「プリキュア!シンデレラハッピーシャワーーーー!!!!」バゴォォオオオオオン
プリンセスハッピー「ひどい...。こんなにたくさん女の子をさらって....!」
「ふぇえ...ち、違うよぉ...!」
ウェイバー「違うって、何が?」
少年「ぼく、男の子だよぉ!!」
プリンセスハッピー「」
ウェイバー「」
男の子「無理やりここに連れてこられたと思ったら、女の子の格好をさせられて....!」
男の子B「僕たちもう、お婿さんにいけないよぉ.....!」
ウェイバー「.....ライダー、この子たちを連れてさっさと引き揚げよう」
プリンセスハッピー「イェッサー」
ウェイバー「それからもう一つ」
ウェイバー「この胸糞悪い工房を叩き潰してやれ」
プリンセスハッピー「イェッサー!!!」
プリンセスハッピー「プリキュア!シンデレラハッピーシャワーーーー!!!!」バゴォォオオオオオン
29: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/18(土) 22:38:17.16 ID:2R2FOaKu0
--更に数日後、未遠川
キャスター「とくとご覧に入れましょう、最高のCOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOLを!!」
ウェイバー「海魔だって....!?キャスターの奴、完全にイカれていやがる!」
ランサー「このままでは、無関係の人間まで巻き込まれかねんな」
アイリ「何か、対策を練らないと...!」
ハッピー「はいはーい!わたしにとっておきの秘策がありまーす!!」
セイバー「!?本当ですか、ライダー」
ハッピー「もっちろん!それがこの宝具、『ロボニナール』です!!」バーン
ハッピー「さぁマスター!わたしに向かって、この銃を打ってください!」
ウェイバー「あ、あぁ。それっ」ピカーッ
ハッピー「うわー!やーらーれーたーーー!!」
ウェイバー「何遊んでるんだ」
ハッピー「えへへ、冗談ですって!!おぉっ、きたきた!!」ググググ....
アイリ「え、え?な、何?何なの?」
ゴゴゴゴゴ
ランサー「こ、これは.....!」
ゴゴゴゴゴ
セイバー「ら、ライダーが...!!」
キャスター「とくとご覧に入れましょう、最高のCOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOLを!!」
ウェイバー「海魔だって....!?キャスターの奴、完全にイカれていやがる!」
ランサー「このままでは、無関係の人間まで巻き込まれかねんな」
アイリ「何か、対策を練らないと...!」
ハッピー「はいはーい!わたしにとっておきの秘策がありまーす!!」
セイバー「!?本当ですか、ライダー」
ハッピー「もっちろん!それがこの宝具、『ロボニナール』です!!」バーン
ハッピー「さぁマスター!わたしに向かって、この銃を打ってください!」
ウェイバー「あ、あぁ。それっ」ピカーッ
ハッピー「うわー!やーらーれーたーーー!!」
ウェイバー「何遊んでるんだ」
ハッピー「えへへ、冗談ですって!!おぉっ、きたきた!!」ググググ....
アイリ「え、え?な、何?何なの?」
ゴゴゴゴゴ
ランサー「こ、これは.....!」
ゴゴゴゴゴ
セイバー「ら、ライダーが...!!」
30: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/18(土) 23:16:22.40 ID:2R2FOaKu0
ハッピーロボ「出撃!!ハッピーロボ!!」ドバーン
ランサー「ライダーが巨人、いやロボットに!」
ウェイバー「な....なんじゃそりゃぁああ!?」
アイリ「まぁ素敵!!」
セイバー「アイリスフィール!?」
ウェイバー「な、何だかよくわからないけど、なったもんはしょうがない!!いけライダー!」
ハッピーロボ「おっけーマスター!.......あ゛ぁぁああああああ!!!」
ウェイバー「な、何だようるさいな!」
ハッピーロボ「大事なことを忘れてた!わたし、誰かに操縦してもらわないと動けないんだったー!!」
ウェイバー「このバカタレがー!!」
アイリ「あ、あなた彼女のマスターなんでしょう?操縦の一つや二つくらい...」
ウェイバー「無理に決まってるだろ僕は魔術師だぞ間違ってもロボットになんか乗ってやるもんか!どうせ死ぬに決まってると僕の直感が告げている」
ランサー「何ならその役、俺が引き受けても構わないが」
ウェイバー「い、いいのかランサー」
ランサー「しかしその前に一つ確認しておきたい」
ウェイバー「何だよ」
ランサー「自爆装置は付いているのか」
ウェイバー「頼むセイバー何とかしてくれ!!」
ランサー「ライダーが巨人、いやロボットに!」
ウェイバー「な....なんじゃそりゃぁああ!?」
アイリ「まぁ素敵!!」
セイバー「アイリスフィール!?」
ウェイバー「な、何だかよくわからないけど、なったもんはしょうがない!!いけライダー!」
ハッピーロボ「おっけーマスター!.......あ゛ぁぁああああああ!!!」
ウェイバー「な、何だようるさいな!」
ハッピーロボ「大事なことを忘れてた!わたし、誰かに操縦してもらわないと動けないんだったー!!」
ウェイバー「このバカタレがー!!」
アイリ「あ、あなた彼女のマスターなんでしょう?操縦の一つや二つくらい...」
ウェイバー「無理に決まってるだろ僕は魔術師だぞ間違ってもロボットになんか乗ってやるもんか!どうせ死ぬに決まってると僕の直感が告げている」
ランサー「何ならその役、俺が引き受けても構わないが」
ウェイバー「い、いいのかランサー」
ランサー「しかしその前に一つ確認しておきたい」
ウェイバー「何だよ」
ランサー「自爆装置は付いているのか」
ウェイバー「頼むセイバー何とかしてくれ!!」
31: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/18(土) 23:30:31.04 ID:2R2FOaKu0
セイバー「良いでしょう。私の騎乗スキルならば、彼女を乗りこなすなど造作もありません」キリッ
アイリ「や、セイバーったら!乗りこなすだなんて//////」
ウェイバー(もうやだコイツら)
ハッピーロボ「さぁ乗って!セイバーさん」ガシャコン
セイバー「望むところです。はぁっ!」シュバッ
セイバー「決着を付けるぞ、キャスター!!」
キャスター「おぉジャ~ンヌ!!よもやこのような形で貴女と相まみえられようとは!!!」
龍之介「やっちまえ青髭の旦那ぁー!!トゥ!トゥ!ヘァー!!」
切嗣「.........」
切嗣「ふざけるな!ふざけるな!ばかやろー!!!」
アーチャー「ふははははは!!実に愉快!気に入ったぞライダー」
時臣(あってはならない....あってはならないことDA)
雁夜「....バーサーカー出し損ねた」
璃正「このような失態は前代未聞だ.....」
綺礼「痛み入ります父上」
アイリ「や、セイバーったら!乗りこなすだなんて//////」
ウェイバー(もうやだコイツら)
ハッピーロボ「さぁ乗って!セイバーさん」ガシャコン
セイバー「望むところです。はぁっ!」シュバッ
セイバー「決着を付けるぞ、キャスター!!」
キャスター「おぉジャ~ンヌ!!よもやこのような形で貴女と相まみえられようとは!!!」
龍之介「やっちまえ青髭の旦那ぁー!!トゥ!トゥ!ヘァー!!」
切嗣「.........」
切嗣「ふざけるな!ふざけるな!ばかやろー!!!」
アーチャー「ふははははは!!実に愉快!気に入ったぞライダー」
時臣(あってはならない....あってはならないことDA)
雁夜「....バーサーカー出し損ねた」
璃正「このような失態は前代未聞だ.....」
綺礼「痛み入ります父上」
35: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 08:03:46.43 ID:C6FsFFFk0
ハッピーロボ「よーし次で決めるよセイバーさん!!」
セイバー「必殺技ですね!取扱い説明書の583ページにありました」
セイバー「キャスター覚悟!!必殺、ウルトラハッピーパァーンチ!!」ドシュゥ
ハッピーロボ「あ゛!!わたしの手がーーー!!」
キャスター「おぉ、おぉおお...!この、光....!!!!」
ドゴォオオオオン
龍之介「だ、旦那ぁ!!」
龍之介「....っくぅ~~~~!!最っっっ高にCOOLだったぜ!何だか、心がスッキリした!!」
セイバー「必殺技ですね!取扱い説明書の583ページにありました」
セイバー「キャスター覚悟!!必殺、ウルトラハッピーパァーンチ!!」ドシュゥ
ハッピーロボ「あ゛!!わたしの手がーーー!!」
キャスター「おぉ、おぉおお...!この、光....!!!!」
ドゴォオオオオン
龍之介「だ、旦那ぁ!!」
龍之介「....っくぅ~~~~!!最っっっ高にCOOLだったぜ!何だか、心がスッキリした!!」
37: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 08:11:21.58 ID:C6FsFFFk0
ウェイバー「すごい...!本当にあの海魔を倒した....」
アイリ(セイバーいいなぁ....。私も操縦してみたかった)
ハッピー「いやー、セイバーさんの操縦すごかったよぉ!れいかちゃんもびっくりだね!!」
セイバー「何にせよ、あなたの協力あっての勝利です。感謝しています、ライダー」
アイリ「セイバー、ひとまず撤収しましょう」
セイバー「はい、アイリスフィール。では、ライダー、ランサー。次会うときには全力で戦いましょう」
ハッピー「うんっ!じゃあねセイバーさん!!」
ウェイバー「お前、戦う気満々じゃないか。お話したいんじゃなかったのかよ」
ハッピー「うーんと、ほら!拳と拳で語り合うみたいな!!『ぼでーらんげーじ』だよっ!!」
ランサー「フッ、面白い奴だな君は」
アイリ(セイバーいいなぁ....。私も操縦してみたかった)
ハッピー「いやー、セイバーさんの操縦すごかったよぉ!れいかちゃんもびっくりだね!!」
セイバー「何にせよ、あなたの協力あっての勝利です。感謝しています、ライダー」
アイリ「セイバー、ひとまず撤収しましょう」
セイバー「はい、アイリスフィール。では、ライダー、ランサー。次会うときには全力で戦いましょう」
ハッピー「うんっ!じゃあねセイバーさん!!」
ウェイバー「お前、戦う気満々じゃないか。お話したいんじゃなかったのかよ」
ハッピー「うーんと、ほら!拳と拳で語り合うみたいな!!『ぼでーらんげーじ』だよっ!!」
ランサー「フッ、面白い奴だな君は」
38: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 08:22:08.17 ID:C6FsFFFk0
「令呪を以て命じる」
ハッピー「っ!?マスター危ないっ!!」
ビュン!!
ウェイバー「なっ、ランサー!?」
ランサー「違う、俺の意志では...!くっ、主よ何故.....!!」
ケイネス「まったく、敵同士で馴れ合うなど茶番も甚だしいものだよ」
ケイネス「これは戦争だ。よもやそれを忘れてはいまいなランサー?」
ウェイバー「ケイネス....!!」
ハッピー「はぁ、うっ....!!」ドサッ
ウェイバー「おい、大丈夫かライダー!」
ハッピー「あはは、さっきの戦いで、だいぶ、疲れちゃったみたい....」
ウェイバー(くそっ、何とかしなきゃ...!僕はコイツのマスターなんだぞ!!)
ケイネス「さて、ウェイバー君?特別講義も本日今をもって終了だ」
ケイネス「殺れランサー。令呪に従いあのマスターを始末しろ」
ランサー「ライダー、済まない....!!」
ウェイバー「く、くそぉ.....!!」
ゴーゴー!徹子ォサニー!!
ボォオオオオオオ!!!
ハッピー「っ!?マスター危ないっ!!」
ビュン!!
ウェイバー「なっ、ランサー!?」
ランサー「違う、俺の意志では...!くっ、主よ何故.....!!」
ケイネス「まったく、敵同士で馴れ合うなど茶番も甚だしいものだよ」
ケイネス「これは戦争だ。よもやそれを忘れてはいまいなランサー?」
ウェイバー「ケイネス....!!」
ハッピー「はぁ、うっ....!!」ドサッ
ウェイバー「おい、大丈夫かライダー!」
ハッピー「あはは、さっきの戦いで、だいぶ、疲れちゃったみたい....」
ウェイバー(くそっ、何とかしなきゃ...!僕はコイツのマスターなんだぞ!!)
ケイネス「さて、ウェイバー君?特別講義も本日今をもって終了だ」
ケイネス「殺れランサー。令呪に従いあのマスターを始末しろ」
ランサー「ライダー、済まない....!!」
ウェイバー「く、くそぉ.....!!」
ゴーゴー!徹子ォサニー!!
ボォオオオオオオ!!!
39: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 08:42:52.46 ID:C6FsFFFk0
ランサー「!これは....」
ケイネス「何だ、一体何が!?」
「ウチのみゆきを傷つける奴には、容赦せぇへんでぇ!!」
ウェイバー「お、お前は.....!?」
サニー「太陽サンサン、熱血パワァー!!キュアサニー!!」バーン
ケイネス「どういう事だ!!もう一体のサーヴァントだと!?」
サニー「残念、ハズレや毛根が危ういおっちゃん。ウチもれっきとした、ライダーのサーヴァントや」
ケイネス「」
サニー「まー分かりやすく説明すると、ウチら5人のプリキュアが一騎のサーヴァントとして、この聖杯戦争に呼び出されたっちゅーわけや」
ウェイバー「5人って、他にあと3人もいるってことか!?」
サニー「せや。どいつもこいつも頼りになる子やで!ウチ程ではないけどな。なんちて」
ウェイバー(あのお花畑は聖属性の使い手だったが、こいつは炎!それに、ステータスも変化している)
筋力:A 耐久:B 敏捷:C 魔力:B 幸運:C 宝具:A++
サニー「てなわけで色男の兄ちゃん!マスターには指一本触れさせへんで!ウチが相手したる」
ランサー「俺の『チャーム』は効いていないようだな、安心した。いざ、尋常に勝負!」
ケイネス「何だ、一体何が!?」
「ウチのみゆきを傷つける奴には、容赦せぇへんでぇ!!」
ウェイバー「お、お前は.....!?」
サニー「太陽サンサン、熱血パワァー!!キュアサニー!!」バーン
ケイネス「どういう事だ!!もう一体のサーヴァントだと!?」
サニー「残念、ハズレや毛根が危ういおっちゃん。ウチもれっきとした、ライダーのサーヴァントや」
ケイネス「」
サニー「まー分かりやすく説明すると、ウチら5人のプリキュアが一騎のサーヴァントとして、この聖杯戦争に呼び出されたっちゅーわけや」
ウェイバー「5人って、他にあと3人もいるってことか!?」
サニー「せや。どいつもこいつも頼りになる子やで!ウチ程ではないけどな。なんちて」
ウェイバー(あのお花畑は聖属性の使い手だったが、こいつは炎!それに、ステータスも変化している)
筋力:A 耐久:B 敏捷:C 魔力:B 幸運:C 宝具:A++
サニー「てなわけで色男の兄ちゃん!マスターには指一本触れさせへんで!ウチが相手したる」
ランサー「俺の『チャーム』は効いていないようだな、安心した。いざ、尋常に勝負!」
40: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 08:53:51.20 ID:C6FsFFFk0
ランサー「フッ!!」ブンッ
サニー「おぉわっ!危なっ!!」ヒョイッ
サニー(なんちゅう槍裁きや!当たらんようにするんで精一杯や)
ウェイバー「ライダー!」
サニー「心配無用や!こんなもん、ピンチのピの字もあらへんわ!!どりゃぁあああ!!!」ボォオオ
サニー「プリキュア!サニーファイヤーっ!!」
ランサー「っ!やるな...」
ケイネス「えぇえい何をモタモタやっているランサー!小娘一人さっさと討ち取ってみせんかこのウスノロめが!!」
サニー「おっちゃんやかましいわ!こちとら真剣にやっとるさかい、余計な口挟まんといてくれんかー!?」
ケイネス「」ブチブチッ
サニー「やー、あんたも大変やなぁ。あんな気難しい人がマスターやなんて」
ランサー「炎の戦士よ。我が主を侮辱する言葉、撤回してもらおう」
サニー「?何や、あの人のことえらい尊敬しとるんか」
ランサー「当然だ。ケイネス殿は俺が忠義を捧げると誓った相手。現在この俺にとって、唯一無二の主なのだ」
サニー「ふーん、その割に向こうからは一つも信じられてへんみたいやけどなぁ」
ランサー「例えそうだとしても構わないさ。生前果たすことのできなかった主君への忠義、それを貫くことのみが俺の望みだ」
サニー「........なーるほど、よう分かった。そら信用もされへん訳や」
ランサー「何?」
サニー「よーするにあんたは、その『忠義を尽くすことができる』相手は誰でも良かったっちゅうことやろ?」
サニー「おぉわっ!危なっ!!」ヒョイッ
サニー(なんちゅう槍裁きや!当たらんようにするんで精一杯や)
ウェイバー「ライダー!」
サニー「心配無用や!こんなもん、ピンチのピの字もあらへんわ!!どりゃぁあああ!!!」ボォオオ
サニー「プリキュア!サニーファイヤーっ!!」
ランサー「っ!やるな...」
ケイネス「えぇえい何をモタモタやっているランサー!小娘一人さっさと討ち取ってみせんかこのウスノロめが!!」
サニー「おっちゃんやかましいわ!こちとら真剣にやっとるさかい、余計な口挟まんといてくれんかー!?」
ケイネス「」ブチブチッ
サニー「やー、あんたも大変やなぁ。あんな気難しい人がマスターやなんて」
ランサー「炎の戦士よ。我が主を侮辱する言葉、撤回してもらおう」
サニー「?何や、あの人のことえらい尊敬しとるんか」
ランサー「当然だ。ケイネス殿は俺が忠義を捧げると誓った相手。現在この俺にとって、唯一無二の主なのだ」
サニー「ふーん、その割に向こうからは一つも信じられてへんみたいやけどなぁ」
ランサー「例えそうだとしても構わないさ。生前果たすことのできなかった主君への忠義、それを貫くことのみが俺の望みだ」
サニー「........なーるほど、よう分かった。そら信用もされへん訳や」
ランサー「何?」
サニー「よーするにあんたは、その『忠義を尽くすことができる』相手は誰でも良かったっちゅうことやろ?」
41: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 09:01:39.64 ID:C6FsFFFk0
ランサー「........」
サニー「図星みたいやな」
サニー「手合せしてハッキリ分かったけど、あんたは心の底から潔いごっつええ人や。さっき言うてたことが嘘とは思わへん」
サニー「けど、心のどっかで、『誰かに信じてもらいたい』って思ってるんと違うか?」
サニー「騎士道やら誇りやらに縛られとらんで、もっと自分に正直になってもええと思うけどな、ウチは」
ランサー「!!貴様、我が主のみならず、フィオナ騎士団の矜持までも愚弄するというのか!」
サニー「だー!!もうまたそれや!堅苦しいったらないわ」
ランサー「問答無用、御託はそこまでにしてもらう!」ダッ
ウェイバー「ライダー、来るぞ!!」
ランサー「抉れ!!『破魔の紅薔薇(ゲイ・ジャルグ)』!!」
サニー「....じゃあ、最後に一つだけ言わしてもらおか」
ビュンッ
ランサー(躱された!?)
サニー「自分の気持ちもろくに伝えようとせんクセに他人に信じて貰おうなんて、そんな甘い話があるかボケェェェェェェ!!!!」ドゴォ
ランサー「ぐぁっ!?」ドサァ
ウェイバー「躊躇なく顔面を殴りやがった!」
サニー「図星みたいやな」
サニー「手合せしてハッキリ分かったけど、あんたは心の底から潔いごっつええ人や。さっき言うてたことが嘘とは思わへん」
サニー「けど、心のどっかで、『誰かに信じてもらいたい』って思ってるんと違うか?」
サニー「騎士道やら誇りやらに縛られとらんで、もっと自分に正直になってもええと思うけどな、ウチは」
ランサー「!!貴様、我が主のみならず、フィオナ騎士団の矜持までも愚弄するというのか!」
サニー「だー!!もうまたそれや!堅苦しいったらないわ」
ランサー「問答無用、御託はそこまでにしてもらう!」ダッ
ウェイバー「ライダー、来るぞ!!」
ランサー「抉れ!!『破魔の紅薔薇(ゲイ・ジャルグ)』!!」
サニー「....じゃあ、最後に一つだけ言わしてもらおか」
ビュンッ
ランサー(躱された!?)
サニー「自分の気持ちもろくに伝えようとせんクセに他人に信じて貰おうなんて、そんな甘い話があるかボケェェェェェェ!!!!」ドゴォ
ランサー「ぐぁっ!?」ドサァ
ウェイバー「躊躇なく顔面を殴りやがった!」
42: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 09:11:01.41 ID:C6FsFFFk0
サニー「ふーっ、どや?ちっとは目ぇ覚めよったか?」
ランサー「....ふ、はははは!あぁ、はっきりと。恩に着るぞライダー」
ランサー「主!いや、ケイネス殿!!」
ケイネス「な、何だランサー」
ランサー「従者として、私のこれまでの不行き届きをお詫びします。私が、間違っていた」
ランサー「私は....俺はもっとあなたに歩み寄るべきだった。そして貴方を深く知り、また俺を深く知ってもらうべきだった」
ケイネス「...ふ、深く知る、だと?」
ランサー「そう」
ランサー「深く♂知る♂」
ケイネス「ま、まさかランサー」
ランサー「ケイネス殿....」
ランサー「や ら な い か」
ケイネス「アッーーーーーーー!!!」
ランサー「....ふ、はははは!あぁ、はっきりと。恩に着るぞライダー」
ランサー「主!いや、ケイネス殿!!」
ケイネス「な、何だランサー」
ランサー「従者として、私のこれまでの不行き届きをお詫びします。私が、間違っていた」
ランサー「私は....俺はもっとあなたに歩み寄るべきだった。そして貴方を深く知り、また俺を深く知ってもらうべきだった」
ケイネス「...ふ、深く知る、だと?」
ランサー「そう」
ランサー「深く♂知る♂」
ケイネス「ま、まさかランサー」
ランサー「ケイネス殿....」
ランサー「や ら な い か」
ケイネス「アッーーーーーーー!!!」
43: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 09:18:38.25 ID:C6FsFFFk0
サニー「........」
ウェイバー「........か、帰ろうか」
サニー「ウチは何も見とらんし、聞いとらん。やよいやったら、血眼でスケッチ始めるかもなぁこの状況」
ウェイバー「まったく、ランサーのゲイ・ボウとはよく言ったもんだよ」
サニー「.........」
ウェイバー「悪かったよ忘れてくれ頼むからその眼で見ないでくれ」
互いを深く知ることで真の主従関係を築いたケイネスとランサー。
しかし、二人のハッテン場を目撃したソラウは怒りのあまりランサーへの魔力供給を放棄。
程なくして、ランサーは聖杯戦争から退場した。
一点の曇りもない、どこかヤりきった表情で。
ウェイバー「後始末が雑すぎる!!」
ウェイバー「........か、帰ろうか」
サニー「ウチは何も見とらんし、聞いとらん。やよいやったら、血眼でスケッチ始めるかもなぁこの状況」
ウェイバー「まったく、ランサーのゲイ・ボウとはよく言ったもんだよ」
サニー「.........」
ウェイバー「悪かったよ忘れてくれ頼むからその眼で見ないでくれ」
互いを深く知ることで真の主従関係を築いたケイネスとランサー。
しかし、二人のハッテン場を目撃したソラウは怒りのあまりランサーへの魔力供給を放棄。
程なくして、ランサーは聖杯戦争から退場した。
一点の曇りもない、どこかヤりきった表情で。
ウェイバー「後始末が雑すぎる!!」
46: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 10:55:15.38 ID:C6FsFFFk0
みゆき「いやー、さっすがあかねちゃん!ランサーさんとおじさんを仲直りさせちゃうなんて!」
ウェイバー「まったく、お前らには振り回されっぱなしだよ」
ウェイバー「さて、早速監督役の所へいくぞ。キャスターを倒したのはお前なんだからな」
みゆき「うんっ!」
ウェイバー「あー、それと。さっき言いそびれたんだけど」
みゆき「?」
ウェイバー「よ、よくやってくれたなライダー。褒めてやる」
みゆき「~~~!!!やったぁー!マスターに褒められてウルトラハッピー!」
ウェイバー「はしゃぎすぎだよ」
みゆき「えへへ!だって嬉しいんだもん!ねぇ、ウェイバーさんはハッピーな気持ちになれたかな?」
ウェイバー「......!!ふ、ふんっ!僕がこの程度で満足するか!聖杯戦争に勝利することこそが僕の目標だからな!」
みゆき「うんうんっ!分かった!そうと分かれば、聖杯戦争を勝ち残るために今まで以上にウルトラ張り切っちゃうよー!」
ウェイバー「まったく、お前らには振り回されっぱなしだよ」
ウェイバー「さて、早速監督役の所へいくぞ。キャスターを倒したのはお前なんだからな」
みゆき「うんっ!」
ウェイバー「あー、それと。さっき言いそびれたんだけど」
みゆき「?」
ウェイバー「よ、よくやってくれたなライダー。褒めてやる」
みゆき「~~~!!!やったぁー!マスターに褒められてウルトラハッピー!」
ウェイバー「はしゃぎすぎだよ」
みゆき「えへへ!だって嬉しいんだもん!ねぇ、ウェイバーさんはハッピーな気持ちになれたかな?」
ウェイバー「......!!ふ、ふんっ!僕がこの程度で満足するか!聖杯戦争に勝利することこそが僕の目標だからな!」
みゆき「うんうんっ!分かった!そうと分かれば、聖杯戦争を勝ち残るために今まで以上にウルトラ張り切っちゃうよー!」
48: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 11:09:20.67 ID:C6FsFFFk0
みゆき「......?」キョロキョロ
ウェイバー「どうした?さっきから落ち着きないな」
みゆき「うーん、何だか誰かに見られているような....」
シュバッ
みゆき「あっ!?」
アサシン「......」
ウェイバー「こ、こいつアサシン!?どういうことだ!?あの時確かにアーチャーが.....」
アサシンB「ククク.....」
みゆき「アサシンが二人!?」
ウェイバー「くそっ、僕たちはまんまと出し抜かれたってことか!」
アサシンC「ククク...残念だったな。あの時死んだザイードは、我らアサシンの中でも最弱....」
みゆき「プリキュア!スマイルチャージ!!」ゴーゴー!徹子ォハッピー!
アサシン「悪いがここで消えて貰う」ヒュンッ
ハッピー「とりあえず逃げるよウェイバーさん!」ガシッ
ウェイバー「油断するなよライダー!アサシンが無策で姿を晒すわけがない、何か企んでいるはずだ!」
ウェイバー「どうした?さっきから落ち着きないな」
みゆき「うーん、何だか誰かに見られているような....」
シュバッ
みゆき「あっ!?」
アサシン「......」
ウェイバー「こ、こいつアサシン!?どういうことだ!?あの時確かにアーチャーが.....」
アサシンB「ククク.....」
みゆき「アサシンが二人!?」
ウェイバー「くそっ、僕たちはまんまと出し抜かれたってことか!」
アサシンC「ククク...残念だったな。あの時死んだザイードは、我らアサシンの中でも最弱....」
みゆき「プリキュア!スマイルチャージ!!」ゴーゴー!徹子ォハッピー!
アサシン「悪いがここで消えて貰う」ヒュンッ
ハッピー「とりあえず逃げるよウェイバーさん!」ガシッ
ウェイバー「油断するなよライダー!アサシンが無策で姿を晒すわけがない、何か企んでいるはずだ!」
49: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 11:16:48.13 ID:C6FsFFFk0
ダダダダ...
ウェイバー「まずいな、奴らに誘導されている....!」
ハッピー「ここは...潰れた工場?」
アサシン「ここでなら思う存分戦えよう」
アサシンB「さぁ来い!ここがお前の死に場所だぁ!!」
アサシンD「死ぬぜぇ?俺の姿を見た奴は、みんな死んじまうぞぉ!!」
アサシンH「お前を殺す」
アサシンE「いっぺん死んでみる?」
ウェイバー「こいつら、多重人格のサーヴァントだったのか!」
ハッピー「よーし、こっちもとっておきを見せちゃうよー!!」
ゴーゴー!徹子ォマーチ!
ビュォオオオオオオ!
ウェイバー「っ!何だ、凄い風....!!」
「真っ向勝負、受けて立つよ」
マーチ「勇気リンリン!直球勝負!!キュアマーチっ!!」バーン
ウェイバー「こいつが三人目か...!」
筋力:B 耐久:A 敏捷:A 魔力:D 幸運:D 宝具:A++
ウェイバー「これまた極端な」
ウェイバー「まずいな、奴らに誘導されている....!」
ハッピー「ここは...潰れた工場?」
アサシン「ここでなら思う存分戦えよう」
アサシンB「さぁ来い!ここがお前の死に場所だぁ!!」
アサシンD「死ぬぜぇ?俺の姿を見た奴は、みんな死んじまうぞぉ!!」
アサシンH「お前を殺す」
アサシンE「いっぺん死んでみる?」
ウェイバー「こいつら、多重人格のサーヴァントだったのか!」
ハッピー「よーし、こっちもとっておきを見せちゃうよー!!」
ゴーゴー!徹子ォマーチ!
ビュォオオオオオオ!
ウェイバー「っ!何だ、凄い風....!!」
「真っ向勝負、受けて立つよ」
マーチ「勇気リンリン!直球勝負!!キュアマーチっ!!」バーン
ウェイバー「こいつが三人目か...!」
筋力:B 耐久:A 敏捷:A 魔力:D 幸運:D 宝具:A++
ウェイバー「これまた極端な」
50: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 11:25:21.55 ID:C6FsFFFk0
アサシン「その命、貰い受けるっ!!」
マーチ「直球勝負!良いね、受けて立つよ!!」
マーチ「プリキュア!マーーー―チ....シュートォォォォォ!!!」ドシュウウ
アサシンG「ギエピー!!」シュゥウウ
ウェイバー「こんなんじゃ埒が明かないぞライダー!何とかしてこいつらを一網打尽にできないか!?」
マーチ「任せて!とっておきの秘策があるから」
ウェイバー「本当か!」
マーチ「全部倒しちゃえばいいんだよね?だったら簡単!!」
マーチ「うぉおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」ボボボボボボボボボ
アサシンI「何....だと....」
ウェイバー「さっきの光球が、無数になって....!」
マーチ「たぁああああああああああああああ!!!」ドシュドシュドシュドシュ
アサシン「」ズドドドドドド
ウェイバー「.....有言実行とは」
マーチ「直球勝負!良いね、受けて立つよ!!」
マーチ「プリキュア!マーーー―チ....シュートォォォォォ!!!」ドシュウウ
アサシンG「ギエピー!!」シュゥウウ
ウェイバー「こんなんじゃ埒が明かないぞライダー!何とかしてこいつらを一網打尽にできないか!?」
マーチ「任せて!とっておきの秘策があるから」
ウェイバー「本当か!」
マーチ「全部倒しちゃえばいいんだよね?だったら簡単!!」
マーチ「うぉおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」ボボボボボボボボボ
アサシンI「何....だと....」
ウェイバー「さっきの光球が、無数になって....!」
マーチ「たぁああああああああああああああ!!!」ドシュドシュドシュドシュ
アサシン「」ズドドドドドド
ウェイバー「.....有言実行とは」
51: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 11:30:00.93 ID:C6FsFFFk0
綺礼「アサシンが、全滅だと...」
綺礼「令呪二つを以てしても、あのライダーには及ばないというのか...」
マーチ「見つけたよ、あんただね?アサシンのマスターは」
綺礼「いかにも」
マーチ「脱落したと見せかけて陰から狙うなんて、そんなの筋が通ってないよ!」
綺礼「これは戦争だからな。如何な手段を使おうと勝利すればそれで良かろうなのだ」
綺礼「もっとも、それは私の理解の範疇に無いがね」
マーチ(....この人、何て暗い目を、心をしているんだろう)
綺礼「だが今は妙な気分だ。勝ち目など皆無に等しいだろうに、私はお前との闘いを欲している」
綺礼「私は己の本質を知り得るためにこの戦争に参加した。その願いの為ならば、命など惜しくないということなのかな」
マーチ「いいよ、相手してあげる!!あなたのその捻じ曲がった心、あたしが真っ直ぐにしてみせる!」スッ
綺礼「では....行くぞ!」
マーチ「ふぅうっ!!」
綺礼「........っ!!!!」ドゴォ
マーチ「......!」メキッ
綺礼「がはっ!!はぁ、はぁ」
綺礼(何だ、この感覚は...。この痛み....)
綺礼(まさか私は....高揚しているのか?)
綺礼「令呪二つを以てしても、あのライダーには及ばないというのか...」
マーチ「見つけたよ、あんただね?アサシンのマスターは」
綺礼「いかにも」
マーチ「脱落したと見せかけて陰から狙うなんて、そんなの筋が通ってないよ!」
綺礼「これは戦争だからな。如何な手段を使おうと勝利すればそれで良かろうなのだ」
綺礼「もっとも、それは私の理解の範疇に無いがね」
マーチ(....この人、何て暗い目を、心をしているんだろう)
綺礼「だが今は妙な気分だ。勝ち目など皆無に等しいだろうに、私はお前との闘いを欲している」
綺礼「私は己の本質を知り得るためにこの戦争に参加した。その願いの為ならば、命など惜しくないということなのかな」
マーチ「いいよ、相手してあげる!!あなたのその捻じ曲がった心、あたしが真っ直ぐにしてみせる!」スッ
綺礼「では....行くぞ!」
マーチ「ふぅうっ!!」
綺礼「........っ!!!!」ドゴォ
マーチ「......!」メキッ
綺礼「がはっ!!はぁ、はぁ」
綺礼(何だ、この感覚は...。この痛み....)
綺礼(まさか私は....高揚しているのか?)
52: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 11:43:55.71 ID:C6FsFFFk0
綺礼「ふっ、ふはっ。ふはははははは!!!」
綺礼「苦痛こそが我が愉悦だと!?言峰璃正の息子ともあろうものが!!!」
マーチ「あ、あの....?よくわからないけど、別にそれでいいんじゃないかな?」
マーチ「あたしだって自分の嫌なところはたくさんあるけど、それもひっくるめて自分っていう存在だって思ってるし!」
綺礼「気遣いは無用だ。ようやく自らの起源にたどり着くことが出来たのだからな。感謝するぞライダー」
マーチ「行っちゃった...。まぁ、一件落着かな?」
ウェイバー「オイこらライダー!!お前、僕を置いてけぼりにしやがって....」ゼイゼイ
時臣「....結局、追加令呪はライダーのマスターが受領したのですね?」
璃正「うむ、不本意な結果ではあるが...」
時臣「ところで、本題は別にあるようですね璃正神父?そのような慌てたご様子で」
璃正「それが、息子がこのような置手紙を....」
『親愛なる父上 我が主へ
殴られ屋になるので聖杯戦争抜けます
綺礼』
時臣「....あってはならない、あってはならないことDA!!!」
綺礼「苦痛こそが我が愉悦だと!?言峰璃正の息子ともあろうものが!!!」
マーチ「あ、あの....?よくわからないけど、別にそれでいいんじゃないかな?」
マーチ「あたしだって自分の嫌なところはたくさんあるけど、それもひっくるめて自分っていう存在だって思ってるし!」
綺礼「気遣いは無用だ。ようやく自らの起源にたどり着くことが出来たのだからな。感謝するぞライダー」
マーチ「行っちゃった...。まぁ、一件落着かな?」
ウェイバー「オイこらライダー!!お前、僕を置いてけぼりにしやがって....」ゼイゼイ
時臣「....結局、追加令呪はライダーのマスターが受領したのですね?」
璃正「うむ、不本意な結果ではあるが...」
時臣「ところで、本題は別にあるようですね璃正神父?そのような慌てたご様子で」
璃正「それが、息子がこのような置手紙を....」
『親愛なる父上 我が主へ
殴られ屋になるので聖杯戦争抜けます
綺礼』
時臣「....あってはならない、あってはならないことDA!!!」
54: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 12:32:00.47 ID:C6FsFFFk0
「みんな一緒じゃなきゃダメなの...!それがわたしたちの!!ウルトラハッピーなんだからぁああああ!!!」
「その強い気持ちがある限り...!わたしは、絶対にあきらめない!!」
「家族は、絶対に!あたしが守る!!」
「絶対に失くしたくないウチの宝物...!絶対に壊させへん!!!」
「私が歩く私の道は、私が決める私だけの道!」
「答えを出すのは大変だし、面倒だし、苦しいし!!でも、わたしたちはそうやって少しづつでも前に進んで行きたい!」
「不器用かもしれないけど!!みんなと一緒に未来に向かって歩いて行きたい!みんなで進む未来はきっと....!キラキラ!!!輝いてるから!!!!」
ウェイバー「ん....夢、か?」
「その強い気持ちがある限り...!わたしは、絶対にあきらめない!!」
「家族は、絶対に!あたしが守る!!」
「絶対に失くしたくないウチの宝物...!絶対に壊させへん!!!」
「私が歩く私の道は、私が決める私だけの道!」
「答えを出すのは大変だし、面倒だし、苦しいし!!でも、わたしたちはそうやって少しづつでも前に進んで行きたい!」
「不器用かもしれないけど!!みんなと一緒に未来に向かって歩いて行きたい!みんなで進む未来はきっと....!キラキラ!!!輝いてるから!!!!」
ウェイバー「ん....夢、か?」
55: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 13:18:42.79 ID:C6FsFFFk0
ウェイバー「じゃあ、夜には戻ると思うから」
グレン「おーう、気をつけてな」
マーサ「二人とも、いってらっしゃい!!」
みゆき「行ってきまーす!」
ウェイバー「改めて確認だけど、今日一日は魔力の回復に集中しようと思う。お前を召喚した場所なら効率も良いだろうし、今からそこへ向かうぞ」
みゆき「あいあいさー!」
ウェイバー(元気に振る舞ってるけど、本当はこいつもかなりしんどい筈だ)
ウェイバー(僕に、もっと力があれば....)
グレン「おーう、気をつけてな」
マーサ「二人とも、いってらっしゃい!!」
みゆき「行ってきまーす!」
ウェイバー「改めて確認だけど、今日一日は魔力の回復に集中しようと思う。お前を召喚した場所なら効率も良いだろうし、今からそこへ向かうぞ」
みゆき「あいあいさー!」
ウェイバー(元気に振る舞ってるけど、本当はこいつもかなりしんどい筈だ)
ウェイバー(僕に、もっと力があれば....)
57: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 13:29:57.82 ID:C6FsFFFk0
ウェイバー「さて、準備もできたことだし。ライダー、お前は周囲の警戒を頼む」
みゆき「はいっ!ところでウェイバーさん?」
ウェイバー「何だよ」
みゆき「ミノムシみたいで可愛い」
ウェイバー「ほっとけ!!」
舞弥『切嗣。どうしますか?』
切嗣「この機を逃す手は無い。ライダーのマスターはここで仕留める」
切嗣「棺桶がシュラフとは、お笑いだがな」スチャッ
切嗣「.....終わりだ」ドシュッ
みゆき「はいっ!ところでウェイバーさん?」
ウェイバー「何だよ」
みゆき「ミノムシみたいで可愛い」
ウェイバー「ほっとけ!!」
舞弥『切嗣。どうしますか?』
切嗣「この機を逃す手は無い。ライダーのマスターはここで仕留める」
切嗣「棺桶がシュラフとは、お笑いだがな」スチャッ
切嗣「.....終わりだ」ドシュッ
58: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 13:50:47.04 ID:C6FsFFFk0
みゆき「!!ウェイバーさん!」バッ
ウェイバー「なっ、何だ!?」
切嗣「チッ、やはり一筋縄ではいかないか」
みゆき「弾丸....!近くに敵がいます!!」
ウェイバー「ライフルを使うなんて、どういう魔術師だよ一体!?」
みゆき「おーーいっ!隠れてないで出てきてーーーっ!!」
ウェイバー「そんなんで出てくる奴があるか!!」
みゆき「ダメ?」
ウェイバー「そんな可愛い顔したってダメなものはダメだ!!こんな手を打ってくる以上、敵は相当なやり手だぞ」
みゆき「つまり、とっても頭が良いってことだね!よーーっし、それなら!」
ウェイバー「また、他の奴を呼ぶのか?」
みゆき「そう!とっても強くて優しくて頭が良くて綺麗で素敵な友達!!」ゴーゴー!徹子ォビューティ!!
ビュウウウウウウ!!!
ウェイバー「さ、寒いっ!これは、冷気....!?」
「任せてくださいみゆきさん!必ずや、マスターをお守りしてみせます!」
切嗣「何だ、あれは.....!?」
ビューティ「しんしんと降り積もる、清き心!キュアビューティ!!」
筋力:B 耐久:C 敏捷:B 魔力:A 幸運:B 宝具:A++
ウェイバー(ほ、本当にきれいだ....)
綺礼「呼んだか?」
ウェイバー「誰だよ」
ウェイバー「なっ、何だ!?」
切嗣「チッ、やはり一筋縄ではいかないか」
みゆき「弾丸....!近くに敵がいます!!」
ウェイバー「ライフルを使うなんて、どういう魔術師だよ一体!?」
みゆき「おーーいっ!隠れてないで出てきてーーーっ!!」
ウェイバー「そんなんで出てくる奴があるか!!」
みゆき「ダメ?」
ウェイバー「そんな可愛い顔したってダメなものはダメだ!!こんな手を打ってくる以上、敵は相当なやり手だぞ」
みゆき「つまり、とっても頭が良いってことだね!よーーっし、それなら!」
ウェイバー「また、他の奴を呼ぶのか?」
みゆき「そう!とっても強くて優しくて頭が良くて綺麗で素敵な友達!!」ゴーゴー!徹子ォビューティ!!
ビュウウウウウウ!!!
ウェイバー「さ、寒いっ!これは、冷気....!?」
「任せてくださいみゆきさん!必ずや、マスターをお守りしてみせます!」
切嗣「何だ、あれは.....!?」
ビューティ「しんしんと降り積もる、清き心!キュアビューティ!!」
筋力:B 耐久:C 敏捷:B 魔力:A 幸運:B 宝具:A++
ウェイバー(ほ、本当にきれいだ....)
綺礼「呼んだか?」
ウェイバー「誰だよ」
59: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 14:01:26.84 ID:C6FsFFFk0
ビューティ「さぁ、私がお相手しましょう!どこからでもかかって来なさい!」
切嗣「舞弥、そちらからマスターを射撃しろ」
舞弥『了解』ドシュッ
ビューティ「!!」ガキィン
ウェイバー「!?氷の、盾....」
ビューティ「あくまでウェイバーさんのみを狙うおつもりですか.....」
ビューティ「ならばこちらも、やりたいようにさせて頂きます!!」ビュオオオオ!!!
切嗣「!?これは、まさか.....!」
ウェイバー「辺り一面が氷漬けの空間....。固有結界か!」
ビューティ「あなた方ですね?私たちを陰から狙っていたのは」
切嗣「.........」
切嗣「令呪を以て我が傀儡に命じる。セイバー、来い!!」カッ
セイバー「.....っ!!キリツグ、これは一体...!?」
ウェイバー「セイバーのマスターはアインツベルンじゃなかったのか!?こいつが、本当の.....」
切嗣「見ての通りだ。そして見られたからには、ここで消えて貰う」
セイバー(闘え、という事か。しかしその前に....)
セイバー「そこの、青髪の少女。貴女は何者ですか?」
ビューティ「私の名前は、青木れいか。またの名を....キュアビューティ!!!」ドヤァ
セイバー「」
ウェイバー「答えになってないぞ」
切嗣「舞弥、そちらからマスターを射撃しろ」
舞弥『了解』ドシュッ
ビューティ「!!」ガキィン
ウェイバー「!?氷の、盾....」
ビューティ「あくまでウェイバーさんのみを狙うおつもりですか.....」
ビューティ「ならばこちらも、やりたいようにさせて頂きます!!」ビュオオオオ!!!
切嗣「!?これは、まさか.....!」
ウェイバー「辺り一面が氷漬けの空間....。固有結界か!」
ビューティ「あなた方ですね?私たちを陰から狙っていたのは」
切嗣「.........」
切嗣「令呪を以て我が傀儡に命じる。セイバー、来い!!」カッ
セイバー「.....っ!!キリツグ、これは一体...!?」
ウェイバー「セイバーのマスターはアインツベルンじゃなかったのか!?こいつが、本当の.....」
切嗣「見ての通りだ。そして見られたからには、ここで消えて貰う」
セイバー(闘え、という事か。しかしその前に....)
セイバー「そこの、青髪の少女。貴女は何者ですか?」
ビューティ「私の名前は、青木れいか。またの名を....キュアビューティ!!!」ドヤァ
セイバー「」
ウェイバー「答えになってないぞ」
61: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 14:25:15.88 ID:C6FsFFFk0
ビューティ「ダメ、ですか?」
ウェイバー「同じことを言わす気か」
ビューティ「簡単に説明すると、私たちは5人で一騎のサーヴァントなんです!」
セイバー「把握した。これで迷いなく貴女と剣を交えることができる」
切嗣(はいはい騎士道騎士道(笑))
ビューティ「受けて立ちましょう!」ビュンッ
ウェイバー「氷の剣!芸達者な奴だな」
セイバー「いざ!!」
ビューティ「勝負!!」ダッ
ウェイバー「同じことを言わす気か」
ビューティ「簡単に説明すると、私たちは5人で一騎のサーヴァントなんです!」
セイバー「把握した。これで迷いなく貴女と剣を交えることができる」
切嗣(はいはい騎士道騎士道(笑))
ビューティ「受けて立ちましょう!」ビュンッ
ウェイバー「氷の剣!芸達者な奴だな」
セイバー「いざ!!」
ビューティ「勝負!!」ダッ
62: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 14:39:27.47 ID:C6FsFFFk0
セイバー「はぁあっ!!」ガキィイン
ビューティ「何という斬撃っ....!しかしこちらも負ける訳にはいきません!」ジャキィィィン
ウェイバー「例え破壊されても、氷の剣は無限に生まれ出てくる...。まさに剣戟の極地だな」
セイバー「風王鉄槌(ストライク・エア)!」ボッ!
ビューティ「プリキュア!ビューティ...ブリザーーーーードっ!!」ドシュゥ
切嗣(ライダーはセイバーとの交戦に意識がいっている...マスターを仕留めるなら今が好機だ)
ビューティ「させません!」バッ
切嗣「氷の壁!?厄介な....」
ビューティ「なるほど、外道もまた一つの『道』という訳ですね。ですが....」
ビューティ「この空間で、私の許可なく好き勝手できると思わないことです!」
セイバー「切嗣....そうまでして貴方は....!」
綺礼「そうはさせんぞ衛宮切嗣。貴様の相手はこの私だ」
切嗣「言峰綺礼....!?何故お前が此処に居る...!」
綺礼「そんなことはどうでもいい。さぁ、私と闘え!私を殴れ!!思う存分私を痛めつけるがいい!!!」
切嗣「」
ビューティ「何という斬撃っ....!しかしこちらも負ける訳にはいきません!」ジャキィィィン
ウェイバー「例え破壊されても、氷の剣は無限に生まれ出てくる...。まさに剣戟の極地だな」
セイバー「風王鉄槌(ストライク・エア)!」ボッ!
ビューティ「プリキュア!ビューティ...ブリザーーーーードっ!!」ドシュゥ
切嗣(ライダーはセイバーとの交戦に意識がいっている...マスターを仕留めるなら今が好機だ)
ビューティ「させません!」バッ
切嗣「氷の壁!?厄介な....」
ビューティ「なるほど、外道もまた一つの『道』という訳ですね。ですが....」
ビューティ「この空間で、私の許可なく好き勝手できると思わないことです!」
セイバー「切嗣....そうまでして貴方は....!」
綺礼「そうはさせんぞ衛宮切嗣。貴様の相手はこの私だ」
切嗣「言峰綺礼....!?何故お前が此処に居る...!」
綺礼「そんなことはどうでもいい。さぁ、私と闘え!私を殴れ!!思う存分私を痛めつけるがいい!!!」
切嗣「」
63: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 14:57:00.53 ID:C6FsFFFk0
セイバー「貴女の穢れなき闘志、全力で迎え撃つに値すると見た!はぁっ!!!」ゴウッ
ウェイバー「黄金の剣!ライダー気を付けろ!そいつの正体はアーサー王だ!!」
ビューティ「アーサー王物語の....!?」
ウェイバー「そうだ!そしてそいつの宝具は聖剣エクスカリバー!!開放されたらひとたまりも無いぞ!」
ビューティ「分かりました。ならばここで決着を付けるまでです!!」カッ
舞弥「上空に大量の雪の結晶を作り出した....!?」
ビューティ「見よう見まねですが...!バッドエンドブリザード!」ドドドドドド
セイバー「エクス.......カリバーーーーーーーーーーーー!!!!」ズバァアアアアン
ビューティ「っ.....!!」
ウェイバー「ライダーの攻撃が、いとも簡単に消し飛ばされた....!それどころか、ライダー自身も....」
セイバー(違う、攻撃に紛れて姿を消したのか!一体どこに.....)
ドスッ
セイバー「.....な、に...」
舞弥「遠距離からの攻撃....!?」
ビューティ「プリキュア・ビューティブリザードアロー。これで勝負ありです」
ウェイバー「氷の弓矢って....!あの金ピカよりよっぽどアーチャーしているじゃないか」
ビューティ「奥の手を使って不意を突くしか、あなたに対抗する術はありませんでした。私が勝つことができたのは、時の運でしょうね」
セイバー「.......!!」パキパキパキ
舞弥「セイバーの体が、氷漬けに....」
ウェイバー「黄金の剣!ライダー気を付けろ!そいつの正体はアーサー王だ!!」
ビューティ「アーサー王物語の....!?」
ウェイバー「そうだ!そしてそいつの宝具は聖剣エクスカリバー!!開放されたらひとたまりも無いぞ!」
ビューティ「分かりました。ならばここで決着を付けるまでです!!」カッ
舞弥「上空に大量の雪の結晶を作り出した....!?」
ビューティ「見よう見まねですが...!バッドエンドブリザード!」ドドドドドド
セイバー「エクス.......カリバーーーーーーーーーーーー!!!!」ズバァアアアアン
ビューティ「っ.....!!」
ウェイバー「ライダーの攻撃が、いとも簡単に消し飛ばされた....!それどころか、ライダー自身も....」
セイバー(違う、攻撃に紛れて姿を消したのか!一体どこに.....)
ドスッ
セイバー「.....な、に...」
舞弥「遠距離からの攻撃....!?」
ビューティ「プリキュア・ビューティブリザードアロー。これで勝負ありです」
ウェイバー「氷の弓矢って....!あの金ピカよりよっぽどアーチャーしているじゃないか」
ビューティ「奥の手を使って不意を突くしか、あなたに対抗する術はありませんでした。私が勝つことができたのは、時の運でしょうね」
セイバー「.......!!」パキパキパキ
舞弥「セイバーの体が、氷漬けに....」
64: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 15:23:19.44 ID:C6FsFFFk0
セイバー「まだ、私は負けていない...!故国を救うためにも、私は聖杯を.....」
ビューティ「故国の、ため....?」ヒュンッ
舞弥「セイバーに近づいた....!止めを刺すつもりか」
ビューティ「少し、聞かせては頂けませんか?あなたが聖杯を求めた理由を」
ウェイバー「お、おいライダー!!」
セイバー「聞いて、どうする.....?」
ビューティ「どうもしません。ただ、知りたいと思ったのです。あなたのことを」
セイバー「.......」
セイバー「生前救うことのできなかったブリテンを再興し、国と民を救済することが私の、願いだ....」
ビューティ「....それはきっと、あなた自身の本当の願いでは無いですよね?」
セイバー「何.....?」
ビューティ「周囲の期待や信頼から来る重圧が、あなたを縛り付けているのだと思うんです」
セイバー「馬鹿な!私は....」
ビューティ「分かるんです。私がかつて、そうだったから....」
セイバー「貴女は....」
ビューティ「王としての責任や義務というものもあるでしょう。けれど、あなたは王である以前に人なんです。私やウェイバーさん、みんなと同じように」
ビューティ「時には自分に正直に、わがままを通して他人を困らせる時があっても良いと私は思います」
ビューティ「だって、そうでしょう?支え合って、助け合って生きていくのが人間なのですから」
セイバー「.........!」
『アーサー王は、人の気持ちが分からない』
ビューティ「故国の、ため....?」ヒュンッ
舞弥「セイバーに近づいた....!止めを刺すつもりか」
ビューティ「少し、聞かせては頂けませんか?あなたが聖杯を求めた理由を」
ウェイバー「お、おいライダー!!」
セイバー「聞いて、どうする.....?」
ビューティ「どうもしません。ただ、知りたいと思ったのです。あなたのことを」
セイバー「.......」
セイバー「生前救うことのできなかったブリテンを再興し、国と民を救済することが私の、願いだ....」
ビューティ「....それはきっと、あなた自身の本当の願いでは無いですよね?」
セイバー「何.....?」
ビューティ「周囲の期待や信頼から来る重圧が、あなたを縛り付けているのだと思うんです」
セイバー「馬鹿な!私は....」
ビューティ「分かるんです。私がかつて、そうだったから....」
セイバー「貴女は....」
ビューティ「王としての責任や義務というものもあるでしょう。けれど、あなたは王である以前に人なんです。私やウェイバーさん、みんなと同じように」
ビューティ「時には自分に正直に、わがままを通して他人を困らせる時があっても良いと私は思います」
ビューティ「だって、そうでしょう?支え合って、助け合って生きていくのが人間なのですから」
セイバー「.........!」
『アーサー王は、人の気持ちが分からない』
65: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 15:57:56.82 ID:C6FsFFFk0
ビューティ「あなたの王としての生涯は、誇り高いものとして今この現代でも語り継がれています」
ビューティ「例え悔いが残ったとしても、あなたが信じ貫いてきた『道』はきっと...!きっと正しかったはずです!」
セイバー「私、私....は...!!」
ビューティ「だから、もう誰かのために自分を押し殺さなくてもいいんです。これからは、あなたの本当にやりたいことをしてください」ギュッ
セイバー「あっ...う.....うぅっ........!!!」
ビューティ「今は、たくさん泣いてください...。そして泣き終わったら、心の底から笑ってください。ね?」
セイバー「.....私の、本当の.....」シュゥウウ
切嗣「セイバーが、負けただと....」
綺礼「ぐはっ。もっとだ、もっと私を愉しませろ....」ハァハァ
ウェイバー「何でボコボコにされてるのに嬉しそうなんだよあのおっさん」
ビューティ「あれもまた、一つの道なのでしょうか....」
ウェイバー「知るか」
ビューティ「それはそうとウェイバーさん、先ほどの闘いではアドバイスをくださってありがとうございました!」
ウェイバー「あ、当たり前だろ!僕はお前のマスターなんだから」
ウェイバー(そんなに役に立っていない気もするが)
ビューティ「あなたのようなお方に仕えることができて本当に、ウルトラハッピーです!」
ウェイバー「それってお前らの合言葉か何かなのか?」
ビューティ「ではマスター、私はこれにて。みゆきさんを信じて、頑張ってくださいね!!」ピカーッ
みゆき「れいかちゃんありがっとーー!!どう、ウェイバーさん!れいかちゃんとっても素敵だったでしょ!」
ウェイバー「少なくともお前よりはな」
みゆき「ウルトラはっぷっぷー!!!」
ビューティ「例え悔いが残ったとしても、あなたが信じ貫いてきた『道』はきっと...!きっと正しかったはずです!」
セイバー「私、私....は...!!」
ビューティ「だから、もう誰かのために自分を押し殺さなくてもいいんです。これからは、あなたの本当にやりたいことをしてください」ギュッ
セイバー「あっ...う.....うぅっ........!!!」
ビューティ「今は、たくさん泣いてください...。そして泣き終わったら、心の底から笑ってください。ね?」
セイバー「.....私の、本当の.....」シュゥウウ
切嗣「セイバーが、負けただと....」
綺礼「ぐはっ。もっとだ、もっと私を愉しませろ....」ハァハァ
ウェイバー「何でボコボコにされてるのに嬉しそうなんだよあのおっさん」
ビューティ「あれもまた、一つの道なのでしょうか....」
ウェイバー「知るか」
ビューティ「それはそうとウェイバーさん、先ほどの闘いではアドバイスをくださってありがとうございました!」
ウェイバー「あ、当たり前だろ!僕はお前のマスターなんだから」
ウェイバー(そんなに役に立っていない気もするが)
ビューティ「あなたのようなお方に仕えることができて本当に、ウルトラハッピーです!」
ウェイバー「それってお前らの合言葉か何かなのか?」
ビューティ「ではマスター、私はこれにて。みゆきさんを信じて、頑張ってくださいね!!」ピカーッ
みゆき「れいかちゃんありがっとーー!!どう、ウェイバーさん!れいかちゃんとっても素敵だったでしょ!」
ウェイバー「少なくともお前よりはな」
みゆき「ウルトラはっぷっぷー!!!」
66: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 16:10:49.05 ID:C6FsFFFk0
切嗣「......ざけるな」
切嗣「ふざけるな!ふざけるな!ばかやろーーー!!!!」ドカッ
綺礼「愉悦っ!!」ドサッ
切嗣「お前たちのような子供に....僕の願いを果たす邪魔をさせるものか!!」
ウェイバー「あいつ、まだ....!」
切嗣「特にそのサーヴァント....!僕はお前が気に入らない...!!」
切嗣「笑顔だと?冗談じゃない....!何かを犠牲にしたことが無いから、そんな能天気なことが言えるのだろうな!!」
みゆき「........」
みゆき「犠牲を払うとか、難しいことはわたしにはよくわからないよ」
みゆき「だからわたしは、『どちらか』じゃなく『両方』を助ける方法を考えるの!!」
切嗣「.....またそうやってふざけたことを」
みゆき「ふざけてなんかない!!わたし本気だよ!!」
みゆき「今だってそう!!ウェイバーさんだけじゃなくて、あなたのことも幸せにしてあげたいって思ってるもん!!!!」
切嗣「な.....」
切嗣「ふざけるな!ふざけるな!ばかやろーーー!!!!」ドカッ
綺礼「愉悦っ!!」ドサッ
切嗣「お前たちのような子供に....僕の願いを果たす邪魔をさせるものか!!」
ウェイバー「あいつ、まだ....!」
切嗣「特にそのサーヴァント....!僕はお前が気に入らない...!!」
切嗣「笑顔だと?冗談じゃない....!何かを犠牲にしたことが無いから、そんな能天気なことが言えるのだろうな!!」
みゆき「........」
みゆき「犠牲を払うとか、難しいことはわたしにはよくわからないよ」
みゆき「だからわたしは、『どちらか』じゃなく『両方』を助ける方法を考えるの!!」
切嗣「.....またそうやってふざけたことを」
みゆき「ふざけてなんかない!!わたし本気だよ!!」
みゆき「今だってそう!!ウェイバーさんだけじゃなくて、あなたのことも幸せにしてあげたいって思ってるもん!!!!」
切嗣「な.....」
67: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 16:44:52.98 ID:C6FsFFFk0
みゆき「この戦争に参加した人みんなが、仲良く笑って手を取り合える未来を信じて、わたしは闘っているの!!」
切嗣「.....そんな理想論が通るほど、この世界は優しくはない」
みゆき「通してみせる!絶対に!!そのための力だって、わたしはちゃんと持っているから!」
切嗣「........」
切嗣「退くぞ。舞弥」
舞弥「は、はい切嗣」
みゆき「.....いいの?ウェイバーさん」
ウェイバー「別に良いさ。サーヴァントを失った以上、奴らに勝ち目は無いだろうし」
ウェイバー「弱い者いじめなんて僕の性分に反するからな。そもそも、追えと言ってもお前は聞かないだろう」
みゆき「まーねっ!!!」
切嗣「.....みゆきちゃん萌え」ボソッ
舞弥「えっ」
切嗣「.....そんな理想論が通るほど、この世界は優しくはない」
みゆき「通してみせる!絶対に!!そのための力だって、わたしはちゃんと持っているから!」
切嗣「........」
切嗣「退くぞ。舞弥」
舞弥「は、はい切嗣」
みゆき「.....いいの?ウェイバーさん」
ウェイバー「別に良いさ。サーヴァントを失った以上、奴らに勝ち目は無いだろうし」
ウェイバー「弱い者いじめなんて僕の性分に反するからな。そもそも、追えと言ってもお前は聞かないだろう」
みゆき「まーねっ!!!」
切嗣「.....みゆきちゃん萌え」ボソッ
舞弥「えっ」
70: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 17:12:43.49 ID:C6FsFFFk0
--マッケンジー宅
みゆき「すっかり遅くなっちゃったねー、おじいさんたち心配してないかなぁ」
ウェイバー「大丈夫だろう。結局は仮初めの関係だしな」
グレン「おーい、ウェイバー!みゆきちゃん!」
みゆき「おじいさん!ただいまー!!」
ウェイバー「何やってるんですか、屋根に上って」
グレン「いやー、ここから眺める冬木の朝日は別格でな。どうだい、お前さんらも」
みゆき「すっかり遅くなっちゃったねー、おじいさんたち心配してないかなぁ」
ウェイバー「大丈夫だろう。結局は仮初めの関係だしな」
グレン「おーい、ウェイバー!みゆきちゃん!」
みゆき「おじいさん!ただいまー!!」
ウェイバー「何やってるんですか、屋根に上って」
グレン「いやー、ここから眺める冬木の朝日は別格でな。どうだい、お前さんらも」
71: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 17:20:58.69 ID:C6FsFFFk0
グレン「ほーらコーヒーだ。体を暖めなさい」
みゆき「わーいありがとう!!お砂糖入れて飲まなきゃ」サー
ウェイバー「おじいさん、あの.....」
グレン「ウェイバー。お前さん、わしらの孫ではないね?」
みゆき「」ブフォ
ウェイバー「......え」
グレン「どういう訳か知らんが、わしもマーサもお前さんを孫と思いこんどった。けどお前さん、わしらの孫にしてはちーとばかし優しすぎたようじゃな」
ウェイバー「....怒って、いますよね?」
グレン「がははは!むしろ逆じゃよ。お前さんらが来てからというもの、マーサがよく笑うようになってな」
みゆき「おじいさんも、たくさん笑ってたよね!!」
グレン「そうとも。事情はよく分からんが、これだけは言っておく。ここは、お前さんらの帰る家じゃよ」
ウェイバー「.....帰る、家」
みゆき「わーいありがとう!!お砂糖入れて飲まなきゃ」サー
ウェイバー「おじいさん、あの.....」
グレン「ウェイバー。お前さん、わしらの孫ではないね?」
みゆき「」ブフォ
ウェイバー「......え」
グレン「どういう訳か知らんが、わしもマーサもお前さんを孫と思いこんどった。けどお前さん、わしらの孫にしてはちーとばかし優しすぎたようじゃな」
ウェイバー「....怒って、いますよね?」
グレン「がははは!むしろ逆じゃよ。お前さんらが来てからというもの、マーサがよく笑うようになってな」
みゆき「おじいさんも、たくさん笑ってたよね!!」
グレン「そうとも。事情はよく分からんが、これだけは言っておく。ここは、お前さんらの帰る家じゃよ」
ウェイバー「.....帰る、家」
73: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 18:31:23.14 ID:C6FsFFFk0
ウェイバー「残る敵はアーチャー、そしてバーサーカーだ。後者は一度も姿を見ていないから何とも言えないが」
みゆき「いよいよクライマックスだね!頑張ろうウェイバーさん!」
ウェイバー「....夢を、見たんだ」
みゆき「?」
ウェイバー「お前たちの記憶を。底の見えない絶望に立ち向かっていくお前らを」
ウェイバー「お前たちはどうして、あんなもんに勝つことができたんだ?」
みゆき「....うーん、無我夢中でやっていたからよくわかんないなぁ」
みゆき「それに勝ったって言っても、それまで何度もボロボロにされたし何度も諦めそうになっちゃったから、全然かっこつかないんだけどね!」
ウェイバー「お前なぁ」
みゆき「だけどね、別にかっこ悪くてもいいってわたしは思うんだ。大切なことはきっと、もっと別なことだから」
ウェイバー「大切なことって、何だよ」
みゆき「自分を信じること、かな?」
ウェイバー「何だよそりゃあ」
みゆき「うーんと、つまりね!周りの人がどう思おうと、自分のことを信じて、まっすぐ思いを貫きとおすー!!!みたいな?」
ウェイバー「...やれやれ、やっぱりお前はお前だな」
みゆき「うん?どういうこと?」
ウェイバー「わからないならそれでいいよ」
ウェイバー(....何だかどんどん自分がちっぽけに思えてきた)
マーサ「ウェイバーちゃん!あなたにお客さんですよー!」
ウェイバー「客....?」
みゆき「いよいよクライマックスだね!頑張ろうウェイバーさん!」
ウェイバー「....夢を、見たんだ」
みゆき「?」
ウェイバー「お前たちの記憶を。底の見えない絶望に立ち向かっていくお前らを」
ウェイバー「お前たちはどうして、あんなもんに勝つことができたんだ?」
みゆき「....うーん、無我夢中でやっていたからよくわかんないなぁ」
みゆき「それに勝ったって言っても、それまで何度もボロボロにされたし何度も諦めそうになっちゃったから、全然かっこつかないんだけどね!」
ウェイバー「お前なぁ」
みゆき「だけどね、別にかっこ悪くてもいいってわたしは思うんだ。大切なことはきっと、もっと別なことだから」
ウェイバー「大切なことって、何だよ」
みゆき「自分を信じること、かな?」
ウェイバー「何だよそりゃあ」
みゆき「うーんと、つまりね!周りの人がどう思おうと、自分のことを信じて、まっすぐ思いを貫きとおすー!!!みたいな?」
ウェイバー「...やれやれ、やっぱりお前はお前だな」
みゆき「うん?どういうこと?」
ウェイバー「わからないならそれでいいよ」
ウェイバー(....何だかどんどん自分がちっぽけに思えてきた)
マーサ「ウェイバーちゃん!あなたにお客さんですよー!」
ウェイバー「客....?」
74: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 18:34:55.13 ID:C6FsFFFk0
綺礼「こんにちは」
ウェイバー「」
綺礼「貴様に一つ良いことを教えてやろうと思ってな」
ウェイバー「良いのかよ、僕はあんたの敵なんだぞ」
綺礼「もはやマスターの権限が無い以上、私はお前らに危害を加えるつもりはない。それに今の私はしがない殴られ屋だ」
ウェイバー「没落ってレベルじゃないよな」
綺礼「聖杯の出現する場所、知りたくはないかね?」
ウェイバー「」
綺礼「貴様に一つ良いことを教えてやろうと思ってな」
ウェイバー「良いのかよ、僕はあんたの敵なんだぞ」
綺礼「もはやマスターの権限が無い以上、私はお前らに危害を加えるつもりはない。それに今の私はしがない殴られ屋だ」
ウェイバー「没落ってレベルじゃないよな」
綺礼「聖杯の出現する場所、知りたくはないかね?」
75: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 21:36:41.08 ID:C6FsFFFk0
--その夜
みゆき「冬木市民会館、かぁ」
ウェイバー「あぁ。何でも、バーサーカーのマスターがアインツベルンの女を拉致したらしい」
みゆき「あの、わたしのお母さんと同じくらい美人な女の人を?」
ウェイバー「いや、知らんけれど。どうやらあの人が、今回の聖杯戦争の鍵を握っているらしいんだ」
ウェイバー「ともかく急ごう。恐らく今夜で聖杯戦争は決着するはずだ」
みゆき「あれ?橋の向こうに誰かいる....」
雁夜「.....」
ウェイバー「誰だ、あいつ」
雁夜「出ろ、バーサーカー」
バーサーカー「■■■■ーーーーっ!!」
ウェイバー「あいつが、バーサーカーか!?」
みゆき「冬木市民会館、かぁ」
ウェイバー「あぁ。何でも、バーサーカーのマスターがアインツベルンの女を拉致したらしい」
みゆき「あの、わたしのお母さんと同じくらい美人な女の人を?」
ウェイバー「いや、知らんけれど。どうやらあの人が、今回の聖杯戦争の鍵を握っているらしいんだ」
ウェイバー「ともかく急ごう。恐らく今夜で聖杯戦争は決着するはずだ」
みゆき「あれ?橋の向こうに誰かいる....」
雁夜「.....」
ウェイバー「誰だ、あいつ」
雁夜「出ろ、バーサーカー」
バーサーカー「■■■■ーーーーっ!!」
ウェイバー「あいつが、バーサーカーか!?」
76: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 22:00:54.31 ID:C6FsFFFk0
雁夜「お前たちのおかげで、楽にここまで勝ち残ることができた。感謝しているぜ」
雁夜「だがあのアーチャーまで倒されちゃあ困るんでな。お前たちはここで殺す!!!」
雁夜「行け!バーサーカーっ!!!」
バーサーカー「■■■■■ーーーっ!!」
みゆき「望むところよーっ!...と言いたいところだけど、あなたの相手はこの子!!」ゴーゴー!徹子ォピース!!
ウェイバー「最後の一人を呼ぶつもりか....!」
ズババババババ!!
雁夜「これは、雷....!?」
「満を持して、100%ヒーロー登場!!!」
ウェイバー「え?」
ピース「ぴかぴかぴかりん♪じゃんけんぽん!!キュアピース!」バーン
ウェイバー「」
雁夜「」
バーサーカー「」
ピース「」ドヤァ
筋力:C 耐久:C 敏捷:B 魔力:B 幸運:A 宝具:A++
ウェイバー「え、ぴか、何て?」
ピース「今日のぴかりんじゃんけんはグー!わたしに勝てたら、今日一日ウルトラハッピーだよ!!」
雁夜「だがあのアーチャーまで倒されちゃあ困るんでな。お前たちはここで殺す!!!」
雁夜「行け!バーサーカーっ!!!」
バーサーカー「■■■■■ーーーっ!!」
みゆき「望むところよーっ!...と言いたいところだけど、あなたの相手はこの子!!」ゴーゴー!徹子ォピース!!
ウェイバー「最後の一人を呼ぶつもりか....!」
ズババババババ!!
雁夜「これは、雷....!?」
「満を持して、100%ヒーロー登場!!!」
ウェイバー「え?」
ピース「ぴかぴかぴかりん♪じゃんけんぽん!!キュアピース!」バーン
ウェイバー「」
雁夜「」
バーサーカー「」
ピース「」ドヤァ
筋力:C 耐久:C 敏捷:B 魔力:B 幸運:A 宝具:A++
ウェイバー「え、ぴか、何て?」
ピース「今日のぴかりんじゃんけんはグー!わたしに勝てたら、今日一日ウルトラハッピーだよ!!」
78: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 22:20:19.68 ID:C6FsFFFk0
雁夜「ふざけやがって....!!こいつを喰らえっっ!!」キシャァアアア
ウェイバー「何だあれっ...!虫か!?」
ピース「好きにはさせないんだから!!」バリバリバリバリ
刻印虫「」
ピース(なおちゃんいなくて良かったー)
雁夜「おのれぇっ....!!」
バーサーカー「■■■■■■!!!」ブォン
ピース「うっ....!!速い!!」
ウェイバー「何なんだよあのサーヴァント...!ステータスも何も全然読めない!!」
雁夜「いいぞ....バーサーカー!!殺せ!!殺して殺して殺しまくれ!!」
雁夜「俺は聖杯を必ず手に入れる!!そして.....」
雁夜「桜ちゃんを救って、あの人と.....!!!!」ガハッ
ピース(この人たちから感じる....これは、怒り、憎しみ.....!?)
バーサーカー「Ar....thur....!!」
ピース「えっ?きゃぁああああ!!!」ドゴォ
ウェイバー「ライダー!!!」
ウェイバー「何だあれっ...!虫か!?」
ピース「好きにはさせないんだから!!」バリバリバリバリ
刻印虫「」
ピース(なおちゃんいなくて良かったー)
雁夜「おのれぇっ....!!」
バーサーカー「■■■■■■!!!」ブォン
ピース「うっ....!!速い!!」
ウェイバー「何なんだよあのサーヴァント...!ステータスも何も全然読めない!!」
雁夜「いいぞ....バーサーカー!!殺せ!!殺して殺して殺しまくれ!!」
雁夜「俺は聖杯を必ず手に入れる!!そして.....」
雁夜「桜ちゃんを救って、あの人と.....!!!!」ガハッ
ピース(この人たちから感じる....これは、怒り、憎しみ.....!?)
バーサーカー「Ar....thur....!!」
ピース「えっ?きゃぁああああ!!!」ドゴォ
ウェイバー「ライダー!!!」
79: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 22:31:43.25 ID:C6FsFFFk0
雁夜(凄まじい怒りだ、バーサーカーの奴...。自分が執着していたセイバーを倒したあいつが、よっぽど憎いらしい)
ピース「はぁ、はぁ...。あなたたちがどうしてそんなに怒っているのか、わたしには分からない」
ピース「だけどせめて、その思いを真正面から受け止めてあげたい!!!」
ウェイバー「あの子も相当なお人好しだな全く....!!」
雁夜「ほざけ!!バーサーカー、そいつを消せ!!!」
バーサーカー「■■■■■■■■!!!!!」ドドドドド
ピース「闘うだけじゃない...。手を差し伸べてあげることだって、ヒーローには必要なの!!!」カッ
ウェイバー「この光....!!!」
ピース「プリキュア!!!ピースサンダー......ハリケーーーーーーン!!!!!」ズババババババ
バーサーカー「ーーーーーーーーーーー!!!!!」
雁夜「何っ!?」
ウェイバー「....ダメだ、バーサーカーはまだ生きている!」
ピース「ううん、大丈夫」
バーサーカー「......私、は....」
ウェイバー「あれが、バーサーカーの素顔....!それに、言葉を話して...」
雁夜「そんな...!狂化しているのに、何故!?」
ピース「元々わたしたちプリキュアの力は、浄化の効果を持ってるの!だから、この人の心も浄化してあげっちゃた!」
ウェイバー(....言われてみれば、コイツらに倒された連中はみんな清々しい顔つきになっていたような)
ピース「はぁ、はぁ...。あなたたちがどうしてそんなに怒っているのか、わたしには分からない」
ピース「だけどせめて、その思いを真正面から受け止めてあげたい!!!」
ウェイバー「あの子も相当なお人好しだな全く....!!」
雁夜「ほざけ!!バーサーカー、そいつを消せ!!!」
バーサーカー「■■■■■■■■!!!!!」ドドドドド
ピース「闘うだけじゃない...。手を差し伸べてあげることだって、ヒーローには必要なの!!!」カッ
ウェイバー「この光....!!!」
ピース「プリキュア!!!ピースサンダー......ハリケーーーーーーン!!!!!」ズババババババ
バーサーカー「ーーーーーーーーーーー!!!!!」
雁夜「何っ!?」
ウェイバー「....ダメだ、バーサーカーはまだ生きている!」
ピース「ううん、大丈夫」
バーサーカー「......私、は....」
ウェイバー「あれが、バーサーカーの素顔....!それに、言葉を話して...」
雁夜「そんな...!狂化しているのに、何故!?」
ピース「元々わたしたちプリキュアの力は、浄化の効果を持ってるの!だから、この人の心も浄化してあげっちゃた!」
ウェイバー(....言われてみれば、コイツらに倒された連中はみんな清々しい顔つきになっていたような)
80: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 22:43:33.15 ID:C6FsFFFk0
バーサーカー「....私は、アーサー王に縁のある騎士でした....。彼女に裁いてもらいたいがために、この戦争に参加した...」
バーサーカー「しかし、それは最早叶わぬ願いとなってしまった。やり場のない怒りを、あなたにぶつけるしかなかったのです」
ピース「気にしないで!困っている人を助けるのが、ヒーローの仕事だもん!!」
ウェイバー「困っている人の定義が広すぎやしないか」
バーサーカー「一つ、聞かせてください。アーサー、いえアルトリアは。救われたのでしょうか?」
ピース「大丈夫!!わたしの友達が、セイバーさんをちゃんと助けてあげたから!!」
バーサーカー「そうか、ならば良かった.....」シュウウン
雁夜「そんな、嘘だろ.....」ドサッ
ウェイバー「まったく、毎度毎度お前らには驚かされてばかりだな」
ピース「えへへ、それほどでも!!じゃあ頑張ってねウェイバーさん!」ピカーッ
みゆき「さ、マスター!早く聖杯の所に行こっ!!」
ウェイバー「あぁ。おい、バーサーカーのマスター!あんたなら場所を知っているだろ、案内してもらおうか」
雁夜「....勝手にしろ」
雁夜(聖杯は手に入らないが、せめてあいつだけは...)
バーサーカー「しかし、それは最早叶わぬ願いとなってしまった。やり場のない怒りを、あなたにぶつけるしかなかったのです」
ピース「気にしないで!困っている人を助けるのが、ヒーローの仕事だもん!!」
ウェイバー「困っている人の定義が広すぎやしないか」
バーサーカー「一つ、聞かせてください。アーサー、いえアルトリアは。救われたのでしょうか?」
ピース「大丈夫!!わたしの友達が、セイバーさんをちゃんと助けてあげたから!!」
バーサーカー「そうか、ならば良かった.....」シュウウン
雁夜「そんな、嘘だろ.....」ドサッ
ウェイバー「まったく、毎度毎度お前らには驚かされてばかりだな」
ピース「えへへ、それほどでも!!じゃあ頑張ってねウェイバーさん!」ピカーッ
みゆき「さ、マスター!早く聖杯の所に行こっ!!」
ウェイバー「あぁ。おい、バーサーカーのマスター!あんたなら場所を知っているだろ、案内してもらおうか」
雁夜「....勝手にしろ」
雁夜(聖杯は手に入らないが、せめてあいつだけは...)
81: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 22:51:14.63 ID:C6FsFFFk0
--冬木市民会館
雁夜「このホールのステージ上に、アインツベルンの女を置いている」
みゆき「案内してくれてありがとう、おじさん!!」
雁夜「」ドキッ
ウェイバー「開けるぞ」ギギギギ....
みゆき「いた!えーっと、確かアイリさん」
ウェイバー「何だ?眠っているのか...」
時臣「よくぞここまで生き残ったものだ。ライダーとそのマスター」
ウェイバー「あいつは....!!」
雁夜「遠坂....時臣!!!」
時臣「間桐雁夜...!生きていたのか。まぁいい」
時臣「君たちの命運もここまでだ。私と我が主、英雄王ギルガメッシュの前にひれ伏すが良い」
アーチャー「上機嫌だな時臣。少しは良い面構えになったではないか」
みゆき「あの人.....!」
アーチャー「さぁライダー。全力で我に歯向かうが良い。そして我はその遥か上から貴様を叩き潰す」
雁夜「このホールのステージ上に、アインツベルンの女を置いている」
みゆき「案内してくれてありがとう、おじさん!!」
雁夜「」ドキッ
ウェイバー「開けるぞ」ギギギギ....
みゆき「いた!えーっと、確かアイリさん」
ウェイバー「何だ?眠っているのか...」
時臣「よくぞここまで生き残ったものだ。ライダーとそのマスター」
ウェイバー「あいつは....!!」
雁夜「遠坂....時臣!!!」
時臣「間桐雁夜...!生きていたのか。まぁいい」
時臣「君たちの命運もここまでだ。私と我が主、英雄王ギルガメッシュの前にひれ伏すが良い」
アーチャー「上機嫌だな時臣。少しは良い面構えになったではないか」
みゆき「あの人.....!」
アーチャー「さぁライダー。全力で我に歯向かうが良い。そして我はその遥か上から貴様を叩き潰す」
82: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 22:58:27.18 ID:C6FsFFFk0
雁夜「死ねぇ、時臣ぃ!!!」ブゥウン
時臣「愚かな...」ボウッ
雁夜「ぐぁああっ!!」
時臣「我々の高貴なる決闘を汚すつもりか。つくづく救いようのない男だ」
雁夜「黙れ!!桜ちゃんを見捨てた男が...」
時臣「何度言えば分かる。あれは...」
雁夜「俺の姿を見て何とも思わなかったのかよ!?このままだと桜ちゃんは、俺と同じことになるかもしれないんだぞ!!!」
時臣「.......何?」
ウェイバー「な、何だか僕ら蚊帳の外じゃないか」
みゆき「蚊帳の外だね」
時臣「愚かな...」ボウッ
雁夜「ぐぁああっ!!」
時臣「我々の高貴なる決闘を汚すつもりか。つくづく救いようのない男だ」
雁夜「黙れ!!桜ちゃんを見捨てた男が...」
時臣「何度言えば分かる。あれは...」
雁夜「俺の姿を見て何とも思わなかったのかよ!?このままだと桜ちゃんは、俺と同じことになるかもしれないんだぞ!!!」
時臣「.......何?」
ウェイバー「な、何だか僕ら蚊帳の外じゃないか」
みゆき「蚊帳の外だね」
83: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 23:06:15.99 ID:C6FsFFFk0
雁夜「間桐の汚れた魔術に犯されて、桜ちゃんは.....!!」
雁夜「自分の娘が、どんな目に遭っても良いらしいなこの外道!!!」
時臣「......」ボッ
雁夜「がああああっ!!」
時臣「...話は後だ。少し黙っていて貰おう」
アーチャー「何だ、終わりか?見ている分には悪くない寸劇であったが」
時臣「英雄王。マスターの相手は私にお任せを」
アーチャー「許す。しかし[ピーーー]なよ?我がライダーを始末するまでは」
時臣「仰せの通りに」
ウェイバー「準備は良いか?頼んだぞライダー!」
みゆき「任せて!!プリキュア!スマイルチャージ!!」ゴーゴー!徹子ォハッピー!!
ハッピー「きらきら輝く未来の光!キュアハッピー!!」バーン
アーチャー「さあ来い!」
ハッピー「おっけー!絶対負けないんだから!!」
雁夜「自分の娘が、どんな目に遭っても良いらしいなこの外道!!!」
時臣「......」ボッ
雁夜「がああああっ!!」
時臣「...話は後だ。少し黙っていて貰おう」
アーチャー「何だ、終わりか?見ている分には悪くない寸劇であったが」
時臣「英雄王。マスターの相手は私にお任せを」
アーチャー「許す。しかし[ピーーー]なよ?我がライダーを始末するまでは」
時臣「仰せの通りに」
ウェイバー「準備は良いか?頼んだぞライダー!」
みゆき「任せて!!プリキュア!スマイルチャージ!!」ゴーゴー!徹子ォハッピー!!
ハッピー「きらきら輝く未来の光!キュアハッピー!!」バーン
アーチャー「さあ来い!」
ハッピー「おっけー!絶対負けないんだから!!」
88: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/20(月) 23:27:06.41 ID:xAV1mKjl0
アーチャー「この攻撃、凌ぎきれるかライダー!!」ズドドドドドド
ハッピー「うわぁあ危ないっ!!」ヒョイッ
ウェイバー「あれがアーチャーの本気か...!?いや、まだ何か隠し持っている」
時臣「よそ見をしている場合かね?」ボォオオオオオ
ウェイバー「うわぁっ!!」
ハッピー「マスター!!」
時臣「失望したよ。君とは魔術師として誇りある決闘をしたいと願っていたのに、この有り様とは」
ウェイバー「く、くそっ.....!」
時臣「見たまえ。あちらも直に決着が付く」
ハッピー「プリキュア!ハッピー.....シャワーーーーーーーっ!!」ドシュウウウウウウ
アーチャー「効かん!」バチィン
アーチャー「天の鎖(エルキドゥ)よ!!」ジャラララララ
ハッピー「うっ、あっ!!何、これ....!!」
アーチャー「フッ」ドシュドシュ
ハッピー「あっ....」ズドォン
ウェイバー「ライダーっ!!!」
ハッピー「うわぁあ危ないっ!!」ヒョイッ
ウェイバー「あれがアーチャーの本気か...!?いや、まだ何か隠し持っている」
時臣「よそ見をしている場合かね?」ボォオオオオオ
ウェイバー「うわぁっ!!」
ハッピー「マスター!!」
時臣「失望したよ。君とは魔術師として誇りある決闘をしたいと願っていたのに、この有り様とは」
ウェイバー「く、くそっ.....!」
時臣「見たまえ。あちらも直に決着が付く」
ハッピー「プリキュア!ハッピー.....シャワーーーーーーーっ!!」ドシュウウウウウウ
アーチャー「効かん!」バチィン
アーチャー「天の鎖(エルキドゥ)よ!!」ジャラララララ
ハッピー「うっ、あっ!!何、これ....!!」
アーチャー「フッ」ドシュドシュ
ハッピー「あっ....」ズドォン
ウェイバー「ライダーっ!!!」
89: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/20(月) 23:36:40.32 ID:xAV1mKjl0
ハッピー「うぅっ....!!」
アーチャー「光を纏って防いだか。しかしここまでだな、興醒めだ」
時臣「分かるかね?ウェイバー・ベルベット。敗因は全て、君の未熟さにある」
ウェイバー「ぼ、僕の....」
時臣「そうだ。君のような魔術師見習いが勝ち残ってこられたのは、単なる偶然とライダーの規格外の能力があったからこそだ」
時臣「君は自分が天才だと思い込みたいだけの、そう」
時臣「凡人だよ」
アーチャー「光を纏って防いだか。しかしここまでだな、興醒めだ」
時臣「分かるかね?ウェイバー・ベルベット。敗因は全て、君の未熟さにある」
ウェイバー「ぼ、僕の....」
時臣「そうだ。君のような魔術師見習いが勝ち残ってこられたのは、単なる偶然とライダーの規格外の能力があったからこそだ」
時臣「君は自分が天才だと思い込みたいだけの、そう」
時臣「凡人だよ」
90: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/20(月) 23:44:33.75 ID:xAV1mKjl0
ウェイバー「....僕は、僕は.....!!」
ハッピー「やめ、て.....!!!」
アーチャー「何?」
ハッピー「マスターを....。ウェイバーさんを....!!」
ハッピー「わたしたちの大切な友達を、バカにしないで!!!」
ウェイバー「ライ、ダー....!」
ハッピー「凡人の、何がいけないの!?」
ハッピー「自分が優れた人間だって思いたい気持ちは誰にだってあるよ!!ウェイバーさんは、全然、悪くない!!」
アーチャー「........」
時臣「.......」
時臣「いいや、彼は誅を受けるに値する行いをしている」
時臣「話は聞いているよ。君は、時計塔で自身を軽視していた者たちに己の沽券を示すために聖杯戦争に参加したそうだね?」
ウェイバー「.......」
時臣「一番手っ取り早い手段に出た訳だ。本来為すべき努力をせず、君は逃げた。違うかい?」
ハッピー「逃げて、なんかないよ!!!!」
ハッピー「ウェイバーさんが、この戦いにどれだけの覚悟を懸けていたかわたしは知ってる!!」
ハッピー「怖くて逃げ出したい気持ちを必死に抑えて、一歩も退かずにわたしたちの傍で戦ってくれていたのを知ってる!!!」
ハッピー「ウェイバーさんが、『頑張れ』『負けるな』って、一生懸命魔力を与えて後押ししてくれたおかげで、わたしたちはここまで頑張ってこれたの!!」
ウェイバー「....!!!!」
ハッピー「やめ、て.....!!!」
アーチャー「何?」
ハッピー「マスターを....。ウェイバーさんを....!!」
ハッピー「わたしたちの大切な友達を、バカにしないで!!!」
ウェイバー「ライ、ダー....!」
ハッピー「凡人の、何がいけないの!?」
ハッピー「自分が優れた人間だって思いたい気持ちは誰にだってあるよ!!ウェイバーさんは、全然、悪くない!!」
アーチャー「........」
時臣「.......」
時臣「いいや、彼は誅を受けるに値する行いをしている」
時臣「話は聞いているよ。君は、時計塔で自身を軽視していた者たちに己の沽券を示すために聖杯戦争に参加したそうだね?」
ウェイバー「.......」
時臣「一番手っ取り早い手段に出た訳だ。本来為すべき努力をせず、君は逃げた。違うかい?」
ハッピー「逃げて、なんかないよ!!!!」
ハッピー「ウェイバーさんが、この戦いにどれだけの覚悟を懸けていたかわたしは知ってる!!」
ハッピー「怖くて逃げ出したい気持ちを必死に抑えて、一歩も退かずにわたしたちの傍で戦ってくれていたのを知ってる!!!」
ハッピー「ウェイバーさんが、『頑張れ』『負けるな』って、一生懸命魔力を与えて後押ししてくれたおかげで、わたしたちはここまで頑張ってこれたの!!」
ウェイバー「....!!!!」
91: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/21(火) 00:04:54.44 ID:TXhJAZd50
アーチャー「....友、か」
アーチャー「...天の鎖よ」ジャラララララ
ハッピー「っ!!また....!!!」
時臣「見上げた友情だな。しかし残念ながら、魔術の世界でそんなものは通用しない」
時臣「常に余裕を持って優雅たれ。これにて終局だ」
アーチャー「少しは暇つぶしになったな。褒めて遣わすぞライダー」
ハッピー「うっ、このっ.....!!!」ギシギシ
アーチャー「終わりだ」
ハッピー「ウェイバー....さん....っ!!!!」
ウェイバー「令呪を以て命じる!!!」
時臣「!?」
ウェイバー「ライダー!!アーチャーに打ち克て!!」
ウェイバー「ライダー!!聖杯を勝ち取れ!!」
ウェイバー「ライダー!!戦いに勝利して、この僕を.....」
ウェイバー「とびきりの笑顔にして見せろ!!!」
カッ!!!!
アーチャー「...天の鎖よ」ジャラララララ
ハッピー「っ!!また....!!!」
時臣「見上げた友情だな。しかし残念ながら、魔術の世界でそんなものは通用しない」
時臣「常に余裕を持って優雅たれ。これにて終局だ」
アーチャー「少しは暇つぶしになったな。褒めて遣わすぞライダー」
ハッピー「うっ、このっ.....!!!」ギシギシ
アーチャー「終わりだ」
ハッピー「ウェイバー....さん....っ!!!!」
ウェイバー「令呪を以て命じる!!!」
時臣「!?」
ウェイバー「ライダー!!アーチャーに打ち克て!!」
ウェイバー「ライダー!!聖杯を勝ち取れ!!」
ウェイバー「ライダー!!戦いに勝利して、この僕を.....」
ウェイバー「とびきりの笑顔にして見せろ!!!」
カッ!!!!
92: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/21(火) 00:17:42.39 ID:TXhJAZd50
アーチャー「ほう、思い切ったな雑種め」
時臣「自らの令呪を全て使い切っただと....?正気か!?自らマスターの権限を放棄するなど!!」
ウェイバー「それがどうした!僕の目的は、この戦いに勝つことだ!!その為の覚悟を見せたまでのこと!!」
ハッピー「...届いたよ、ウェイバーさん。あなたの想い、届いたよ!!!」
アーチャー「ふははははは!!そう来なくては張り合いがない!今度こそ仕留めてくれよう!!」
ハッピー「そうはさせない!!気合いだ気合いだ気合いだ気合いだ!!気合いっっっっっ.........だぁーーーーーーーーーっ!!!!!」
ハッピー「プリキュア!ハッピーシャワー........!!シャァァァァイニング!!!!」ドシュウウウウウウン
アーチャー「面白い。ならばこちらも文字通り、奥の手を使わせて貰う!!」
アーチャー「我のこの手が光って唸る!聖杯掴めと輝き叫ぶ!!」
アーチャー「必ぃぃぃぃっ殺!!黄金の指(シャイニング・フィンガー)!!!!」ドバァアアアアン
ウェイバー「勝て!!ライダー!!」
ハッピー「っ.....!!おおおおおおおおお!!!」
アーチャー「無駄だ!!」ドォォン
ウェイバー「........!」
アーチャー「惜しかったなライダー。だが何人もこの俺を超えることは...」
時臣「アーチャー!後ろだ!!!」
アーチャー「何っ!?」バッ
プリンセスハッピー「これでっ.....!!!」
アーチャー(こいつ、自爆覚悟で....!!!)
時臣「自らの令呪を全て使い切っただと....?正気か!?自らマスターの権限を放棄するなど!!」
ウェイバー「それがどうした!僕の目的は、この戦いに勝つことだ!!その為の覚悟を見せたまでのこと!!」
ハッピー「...届いたよ、ウェイバーさん。あなたの想い、届いたよ!!!」
アーチャー「ふははははは!!そう来なくては張り合いがない!今度こそ仕留めてくれよう!!」
ハッピー「そうはさせない!!気合いだ気合いだ気合いだ気合いだ!!気合いっっっっっ.........だぁーーーーーーーーーっ!!!!!」
ハッピー「プリキュア!ハッピーシャワー........!!シャァァァァイニング!!!!」ドシュウウウウウウン
アーチャー「面白い。ならばこちらも文字通り、奥の手を使わせて貰う!!」
アーチャー「我のこの手が光って唸る!聖杯掴めと輝き叫ぶ!!」
アーチャー「必ぃぃぃぃっ殺!!黄金の指(シャイニング・フィンガー)!!!!」ドバァアアアアン
ウェイバー「勝て!!ライダー!!」
ハッピー「っ.....!!おおおおおおおおお!!!」
アーチャー「無駄だ!!」ドォォン
ウェイバー「........!」
アーチャー「惜しかったなライダー。だが何人もこの俺を超えることは...」
時臣「アーチャー!後ろだ!!!」
アーチャー「何っ!?」バッ
プリンセスハッピー「これでっ.....!!!」
アーチャー(こいつ、自爆覚悟で....!!!)
93: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/21(火) 00:38:41.45 ID:TXhJAZd50
ハッピー「輝け!!ハッピースマイル!!!」ズドォオオオン
アーチャー「ククク....!中々に、愉しい戦いであった。まだまだこの世界も捨てたものでは無いという訳か...」シュウウン
時臣「馬鹿な....!!ギルガメッシュが敗れるなど....」
みゆき「うっ....!あっ」
ウェイバー「みゆき!!」ガシッ
みゆき「え、へへ...ウェイバーさんてば、初めてわたしのこと名前で呼んでくれたね!」
ウェイバー「ど、どうでもいいだろそんなこと!」
ウェイバー「よく、よく頑張ったな。ありがとう」ニコッ
みゆき「あっ......」
ウェイバー「どうした」
みゆき「やっと、やっと見れたよ。ウェイバーさんの、笑顔.....!!」
ウェイバー「えっ、あー....」
みゆき「照れなくていいよ、もう!!」
ウェイバー「照れてない!!!
アーチャー「ククク....!中々に、愉しい戦いであった。まだまだこの世界も捨てたものでは無いという訳か...」シュウウン
時臣「馬鹿な....!!ギルガメッシュが敗れるなど....」
みゆき「うっ....!あっ」
ウェイバー「みゆき!!」ガシッ
みゆき「え、へへ...ウェイバーさんてば、初めてわたしのこと名前で呼んでくれたね!」
ウェイバー「ど、どうでもいいだろそんなこと!」
ウェイバー「よく、よく頑張ったな。ありがとう」ニコッ
みゆき「あっ......」
ウェイバー「どうした」
みゆき「やっと、やっと見れたよ。ウェイバーさんの、笑顔.....!!」
ウェイバー「えっ、あー....」
みゆき「照れなくていいよ、もう!!」
ウェイバー「照れてない!!!
97: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/21(火) 10:53:06.91 ID:TXhJAZd50
みゆき「もう、プリキュアに変身する力も残ってないや.....」
ウェイバー「なに、心配ないさ。後は聖杯を.....何だあれ?」
みゆき「アイリさんの体から、杯が....。あれが聖杯?」
ドロォ
みゆき「」ゾクッ
時臣「!!」
ウェイバー「な、何だ!?聖杯から、何かが溢れ出て....」
みゆき「ウェイバーさん逃げて!!あれに、あれに触っちゃ....」ドブン
ウェイバー「みゆき!?おい!!!」
時臣(あれが、あんなおぞましいものが、我々が求め続けた聖杯だとでもいうのか...!?)
ウェイバー「待ってろみゆき!!いま僕が助けてやる!」
時臣「何をしている!?あれは最早我々の手に負える代物ではない!」
ウェイバー「逃げたきゃ好きにすればいいさ!マスターであるこの僕が、サーヴァントを置いたまま尻尾を巻いて逃げるなんてできるもんか!!」ドブン
時臣「....仕方が無い」ガシッ
雁夜「時臣...!?何のつもりだ....!」
時臣「無様に死にたくなければ大人しく掴まっていろ!一刻も早くこの場を離れるぞ」
時臣(幸運を祈らせてもらおう、ウェイバー・ベルベット)
ウェイバー「なに、心配ないさ。後は聖杯を.....何だあれ?」
みゆき「アイリさんの体から、杯が....。あれが聖杯?」
ドロォ
みゆき「」ゾクッ
時臣「!!」
ウェイバー「な、何だ!?聖杯から、何かが溢れ出て....」
みゆき「ウェイバーさん逃げて!!あれに、あれに触っちゃ....」ドブン
ウェイバー「みゆき!?おい!!!」
時臣(あれが、あんなおぞましいものが、我々が求め続けた聖杯だとでもいうのか...!?)
ウェイバー「待ってろみゆき!!いま僕が助けてやる!」
時臣「何をしている!?あれは最早我々の手に負える代物ではない!」
ウェイバー「逃げたきゃ好きにすればいいさ!マスターであるこの僕が、サーヴァントを置いたまま尻尾を巻いて逃げるなんてできるもんか!!」ドブン
時臣「....仕方が無い」ガシッ
雁夜「時臣...!?何のつもりだ....!」
時臣「無様に死にたくなければ大人しく掴まっていろ!一刻も早くこの場を離れるぞ」
時臣(幸運を祈らせてもらおう、ウェイバー・ベルベット)
98: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/21(火) 11:04:27.07 ID:TXhJAZd50
ウェイバー「.....ここは?」
みゆき「ウェイバーさん!」
ウェイバー「みゆき!無事だったんだな、良かった」
みゆき「もー!逃げてって言ったのにどうして来ちゃったんですかー!?」
ウェイバー「うるさいな!僕はお前のマスター.....そういえばもう令呪無いんだった」
みゆき「そんなもの無くったって、わたしたちとウェイバーさんは友達だよ!!助けに来てくれてありがとう!!」
ウェイバー「怒ってたんじゃなかったのかよ」
「ようこそ」
ウェイバー「お前、アインツベルン....なのか?」
アンリマユ「いいえ、私はこの世全ての悪(アンリマユ)。いわゆる聖杯の中身ね」
みゆき「中身....?」
アンリマユ「細かい話はともかく、あなた達は聖杯戦争の勝利者。願いを叶える権利があるわ」
アンリマユ「ウェイバー・ベルベット。あなたの願いは、『自身を見下した者に己の沽券を示すこと』だったわね」
ウェイバー「ま、まぁ一応」
アンリマユ「ならばその願い、私が叶えてあげられるわ」ブワッ
99: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/21(火) 11:20:58.75 ID:TXhJAZd50
みゆき「周りの景色が、変わった!」
ウェイバー「ここは、時計塔.....?」
アンリマユ「こんな風にね」ボウッ
ウェイバー「なっ.....!」
「イヤぁああああああ!!!」
「やめてくれぇぇぇぇぇ!!」
「毛根が、私の毛根がぁ.....!!!」
ウェイバー「時計塔が、炎に包まれて....」
アンリマユ「人の心を支配するには、恐怖と絶望を与えるのが最も効果的。こうすれば、もう誰もあなたのことを見下したりはしないわ」
アンリマユ「むしろその逆。生涯、地べたに這いつくばってあなたを見上げ続けることでしょうね」
アンリマユ「あなたが望んだ世界、なかなか良いじゃない」
ウェイバー「....そうだな。特に最後の毛根が何とかって断末魔なんか」
みゆき「ウェイバーさん....?」
ウェイバー「けど、生憎だったな。僕はもう、そんなことどうでも良くなった!お前の力なんか必要ないね!!」
アンリマユ「.....私を、拒むというの?」
ウェイバー「聞こえなかったのか?僕は『必要ない』と言ったんだ」
みゆき「ウェイバーさんの言う通り!そんなやり方じゃあ、本当のウルトラハッピーはやってこないよ!!」
ウェイバー「ここは、時計塔.....?」
アンリマユ「こんな風にね」ボウッ
ウェイバー「なっ.....!」
「イヤぁああああああ!!!」
「やめてくれぇぇぇぇぇ!!」
「毛根が、私の毛根がぁ.....!!!」
ウェイバー「時計塔が、炎に包まれて....」
アンリマユ「人の心を支配するには、恐怖と絶望を与えるのが最も効果的。こうすれば、もう誰もあなたのことを見下したりはしないわ」
アンリマユ「むしろその逆。生涯、地べたに這いつくばってあなたを見上げ続けることでしょうね」
アンリマユ「あなたが望んだ世界、なかなか良いじゃない」
ウェイバー「....そうだな。特に最後の毛根が何とかって断末魔なんか」
みゆき「ウェイバーさん....?」
ウェイバー「けど、生憎だったな。僕はもう、そんなことどうでも良くなった!お前の力なんか必要ないね!!」
アンリマユ「.....私を、拒むというの?」
ウェイバー「聞こえなかったのか?僕は『必要ない』と言ったんだ」
みゆき「ウェイバーさんの言う通り!そんなやり方じゃあ、本当のウルトラハッピーはやってこないよ!!」
100: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/21(火) 11:34:26.98 ID:TXhJAZd50
アンリマユ「ハッピー...?なに、それ」
みゆき「何って、それはもちろん!!とっても幸せなことだよ!!」
アンリマユ「幸せって、なに?」
ウェイバー「お前....?」
アンリマユ「わたしには、よくわからない。わたしが知っているのは、この世の全てを呪うことだけ」
みゆき「.......」
みゆき「そっか。あなたずっとここにいて、ずっと寂しい思いをしてたんだね」
アンリマユ「さび、しい....?わたしが...」
みゆき「うん。だからね?わたしと友達になろっ!!」
ウェイバー「」
アンリマユ「」
みゆき「....うん?あれ?わたし、何か変なこと言ったかなぁ」
ウェイバー「お前って変なことしか言わないよな」
みゆき「ひどい!!」
みゆき「何って、それはもちろん!!とっても幸せなことだよ!!」
アンリマユ「幸せって、なに?」
ウェイバー「お前....?」
アンリマユ「わたしには、よくわからない。わたしが知っているのは、この世の全てを呪うことだけ」
みゆき「.......」
みゆき「そっか。あなたずっとここにいて、ずっと寂しい思いをしてたんだね」
アンリマユ「さび、しい....?わたしが...」
みゆき「うん。だからね?わたしと友達になろっ!!」
ウェイバー「」
アンリマユ「」
みゆき「....うん?あれ?わたし、何か変なこと言ったかなぁ」
ウェイバー「お前って変なことしか言わないよな」
みゆき「ひどい!!」
101: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/21(火) 11:52:46.58 ID:TXhJAZd50
アンリマユ「ははっ。空っぽの私なんかと友達になりたいなんて、変な子ね」
アンリマユ「でもいいの?そんなことされたら私、あなたに呪いを掛けちゃうけど」
みゆき「うん、いいよ!それであなたがウルトラハッピーになれるなら」
ウェイバー「おい!?お前一体何を言って...」
みゆき「だいじょーぶっ!わたし、呪いなんかに負けたりしないから!!」
ウェイバー「本当、お前って奴は....」
アンリマユ「分かった。じゃあ、呪ってあげる.....」ギュッ
ウェイバー「みゆき!!」
みゆき「....大丈夫」
みゆき「あなたの心にある、怒った気持ちも、悲しい気持ちも、寂しい気持ちも全部。わたしが受け止めてあげるから.....」
アンリマユ「あ、れ.....?」ゴゴゴゴゴ
ウェイバー「何だ!?空間が崩れて....」
ウェイバー「みゆきが、アンリマユの呪いに打ち克ったっていうのか?」
ウェイバー「変身なんか必要ない、あいつが元々持っていた力ってことか.....」
アンリマユ「でもいいの?そんなことされたら私、あなたに呪いを掛けちゃうけど」
みゆき「うん、いいよ!それであなたがウルトラハッピーになれるなら」
ウェイバー「おい!?お前一体何を言って...」
みゆき「だいじょーぶっ!わたし、呪いなんかに負けたりしないから!!」
ウェイバー「本当、お前って奴は....」
アンリマユ「分かった。じゃあ、呪ってあげる.....」ギュッ
ウェイバー「みゆき!!」
みゆき「....大丈夫」
みゆき「あなたの心にある、怒った気持ちも、悲しい気持ちも、寂しい気持ちも全部。わたしが受け止めてあげるから.....」
アンリマユ「あ、れ.....?」ゴゴゴゴゴ
ウェイバー「何だ!?空間が崩れて....」
ウェイバー「みゆきが、アンリマユの呪いに打ち克ったっていうのか?」
ウェイバー「変身なんか必要ない、あいつが元々持っていた力ってことか.....」
102: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/21(火) 12:25:29.09 ID:TXhJAZd50
切嗣「ふざけるな!ふざけるな!ばかやろー!!!」ドゴッドゴッ
雁夜「ぐべらぁ!!!」
時臣「衛宮切嗣....。魔術師殺しの男がよもや正面から殴りかかってくるとは」
切嗣「貴様が、貴様がアイリをーーーっ!!」
アイリ「もうやめてあげて切嗣!まぁ、私個人としてはそのまま続けてもらっても....なんて」
切嗣「なっ......!?」
舞弥「マダム!!ご無事で....」
アイリ「えぇ、何だか良く分からないの。失われたはずの体の機能も、元に戻っているし....」
アイリ「まぁ、気にしたら負けってことかしら?」
切嗣「アイリ、済まない。僕は....」
アイリ「いいの、切嗣。あなたはもう戦わなくて....」ギュッ
時臣「....さて、雁夜。のびている所悪いが、幾つか君に問いたいことがある」
雁夜「.....」ガハッ
雁夜「ぐべらぁ!!!」
時臣「衛宮切嗣....。魔術師殺しの男がよもや正面から殴りかかってくるとは」
切嗣「貴様が、貴様がアイリをーーーっ!!」
アイリ「もうやめてあげて切嗣!まぁ、私個人としてはそのまま続けてもらっても....なんて」
切嗣「なっ......!?」
舞弥「マダム!!ご無事で....」
アイリ「えぇ、何だか良く分からないの。失われたはずの体の機能も、元に戻っているし....」
アイリ「まぁ、気にしたら負けってことかしら?」
切嗣「アイリ、済まない。僕は....」
アイリ「いいの、切嗣。あなたはもう戦わなくて....」ギュッ
時臣「....さて、雁夜。のびている所悪いが、幾つか君に問いたいことがある」
雁夜「.....」ガハッ
103: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/21(火) 12:51:01.14 ID:TXhJAZd50
ウェイバー「....終わったんだな、聖杯戦争」
みゆき「うん」
ウェイバー「....僕たち、勝ったんだよな?」
みゆき「もちろん!」
ウェイバー「良く頑張ってくれたな、ライダー。本当に感謝してるよ」
みゆき「どういたしまして!」
ウェイバー「.......」
みゆき「.....あの、ウェイバーさん?」
ウェイバー「何だよ」
みゆき「こっちを向いて話して貰えると嬉しいんですケド」
ウェイバー「嫌だ」
みゆき「.........」ヒョコッ
ウェイバー「わっ、バカ、おま.......」
みゆき「.......」
ウェイバー「い、言っておくがな!これは感極まって漢泣きしているだけだ!断じて、断じて!!お前との別れが悲しいとかではない断じて!!!」グスッ
みゆき「......そっか!」ニコッ
ウェイバー「~~~~~~!!!」
みゆき「じゃあ、元気でねウェイバーさん!大丈夫、ウェイバーさんなら絶対、立派な魔術師さんになれるよっ!!」
ウェイバー「ふんっ!言われなくたってなってやるさ!お前こそ、あいつらと仲良く頑張れよ」ニカッ
みゆき「うんっ!!」シュウウン
ウェイバー「........」ゴシゴシ
みゆき「うん」
ウェイバー「....僕たち、勝ったんだよな?」
みゆき「もちろん!」
ウェイバー「良く頑張ってくれたな、ライダー。本当に感謝してるよ」
みゆき「どういたしまして!」
ウェイバー「.......」
みゆき「.....あの、ウェイバーさん?」
ウェイバー「何だよ」
みゆき「こっちを向いて話して貰えると嬉しいんですケド」
ウェイバー「嫌だ」
みゆき「.........」ヒョコッ
ウェイバー「わっ、バカ、おま.......」
みゆき「.......」
ウェイバー「い、言っておくがな!これは感極まって漢泣きしているだけだ!断じて、断じて!!お前との別れが悲しいとかではない断じて!!!」グスッ
みゆき「......そっか!」ニコッ
ウェイバー「~~~~~~!!!」
みゆき「じゃあ、元気でねウェイバーさん!大丈夫、ウェイバーさんなら絶対、立派な魔術師さんになれるよっ!!」
ウェイバー「ふんっ!言われなくたってなってやるさ!お前こそ、あいつらと仲良く頑張れよ」ニカッ
みゆき「うんっ!!」シュウウン
ウェイバー「........」ゴシゴシ
104: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/21(火) 13:17:25.00 ID:TXhJAZd50
--マッケンジー宅
ウェイバー「みゆきが、これを....?」
マーサ「そう。朝起きたらテーブルの上に置いてあってねぇ。置手紙と、それから....」
グレン「あの子が一生懸命描いてくれたこの絵本じゃよ」
グレン「わしらは一足先に読ませてもらったからな、今度はお前さんが読むといい」スッ
ウェイバー「うん、ありがとう」
『笑顔の魔法使い』
ウェイバー「....ぷはっ、何だよこれ」
ウェイバー「絵は下手くそだし、字の大きさはバラバラだし、全然ダメダメじゃないか」
ウェイバー「まったく、本当に、しょうが、ない......」
グレン「心のこもった、とてもいい絵本じゃろう」
ウェイバー「.......」コクッ
グレン「きっと、お前さんと過ごした楽しい時間を想いながら描いたんじゃろうなぁ」
ウェイバー「.....みゆき...!」
ウェイバー「みゆきが、これを....?」
マーサ「そう。朝起きたらテーブルの上に置いてあってねぇ。置手紙と、それから....」
グレン「あの子が一生懸命描いてくれたこの絵本じゃよ」
グレン「わしらは一足先に読ませてもらったからな、今度はお前さんが読むといい」スッ
ウェイバー「うん、ありがとう」
『笑顔の魔法使い』
ウェイバー「....ぷはっ、何だよこれ」
ウェイバー「絵は下手くそだし、字の大きさはバラバラだし、全然ダメダメじゃないか」
ウェイバー「まったく、本当に、しょうが、ない......」
グレン「心のこもった、とてもいい絵本じゃろう」
ウェイバー「.......」コクッ
グレン「きっと、お前さんと過ごした楽しい時間を想いながら描いたんじゃろうなぁ」
ウェイバー「.....みゆき...!」
105: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/21(火) 13:38:55.53 ID:TXhJAZd50
--聖杯戦争に参加したマスターのその後
・衛宮切嗣
聖杯戦争終了後、アインツベルン城から娘と妻を連れて逃走。
短いながらも幸せな時間を過ごしたという。
彼の『部品』・久宇舞弥は、生き別れた家族に出会うため旅に出る。
・間桐雁夜
炎を操る魔術師と結託し、間桐臓硯を襲撃。遠坂からの養子を彼の手から解放する。
その後、彼の姿を見た者はいない。
・言峰綺礼
歴史上初の「壁殴られ代行者」として世界各地に名を馳せ、ありとあらゆる鬱憤から人々を解放して回ったという。
あと、娘さんとよろしく暮らしたとかなんとか。
・ケイネス・エルメロイ・アーチボルト
アーチボルトの家督を若い魔術師に継がせ、時計塔の講師に専念する。
妻のソラウには終始尻に敷かれていたが、まぁまぁ円満な家庭を築いたという。
心底どうでもいい話だが、以来生え際の後退がピタリと止まったらしい。
・雨生龍之介
キャスターが撃破されて間もなく警察に自首する。
獄中でただ一人、輝く目をしていたとのこと。
・遠坂時臣
聖杯戦争終了後、何者かから受けた傷により数年後に死亡。
長女が家を継ぎ、安泰だったという。
理由は不明だが、間桐家に養子として出されていた次女は妻方の親戚に引き取られたらしい。
・ウェイバー・ベルベット
マッケンジー宅にしばらく滞在した後、時計塔に戻る。
周囲から手のひらを返したような態度を取られるが歯牙にも掛けず、ひたすら魔術の鍛錬に没頭した。
ついでに言うと、没落寸前だった恩師の家系の再興に貢献している。
そして、月日は流れ.....
・衛宮切嗣
聖杯戦争終了後、アインツベルン城から娘と妻を連れて逃走。
短いながらも幸せな時間を過ごしたという。
彼の『部品』・久宇舞弥は、生き別れた家族に出会うため旅に出る。
・間桐雁夜
炎を操る魔術師と結託し、間桐臓硯を襲撃。遠坂からの養子を彼の手から解放する。
その後、彼の姿を見た者はいない。
・言峰綺礼
歴史上初の「壁殴られ代行者」として世界各地に名を馳せ、ありとあらゆる鬱憤から人々を解放して回ったという。
あと、娘さんとよろしく暮らしたとかなんとか。
・ケイネス・エルメロイ・アーチボルト
アーチボルトの家督を若い魔術師に継がせ、時計塔の講師に専念する。
妻のソラウには終始尻に敷かれていたが、まぁまぁ円満な家庭を築いたという。
心底どうでもいい話だが、以来生え際の後退がピタリと止まったらしい。
・雨生龍之介
キャスターが撃破されて間もなく警察に自首する。
獄中でただ一人、輝く目をしていたとのこと。
・遠坂時臣
聖杯戦争終了後、何者かから受けた傷により数年後に死亡。
長女が家を継ぎ、安泰だったという。
理由は不明だが、間桐家に養子として出されていた次女は妻方の親戚に引き取られたらしい。
・ウェイバー・ベルベット
マッケンジー宅にしばらく滞在した後、時計塔に戻る。
周囲から手のひらを返したような態度を取られるが歯牙にも掛けず、ひたすら魔術の鍛錬に没頭した。
ついでに言うと、没落寸前だった恩師の家系の再興に貢献している。
そして、月日は流れ.....
106: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/21(火) 15:41:34.23 ID:TXhJAZd50
みゆき「......うん」
キャンディ「みゆき、おはようクル!」
みゆき「おはよう、キャンディ......」
みゆき「.....?」
--七色ヶ丘中学校--
あかね「えぇ、みゆきも見たんか!?」
やよい「わたしもだよぉ!いやーすごい夢だったよね!!」
なお「うんうん、そりゃもうすごい夢だった!」
れいか「私もです!何か大きなことを成し遂げたような、そんな夢でした!」
みゆき「うんっ!すっごくウルトラハッピーだったよぉ!....で、どんな夢だったっけ」
あかね「」
やよい「」
なお「」
れいか「」
佐々木先生「はーい、それじゃあホームルーム始めまーす」
キャンディ「みゆき、おはようクル!」
みゆき「おはよう、キャンディ......」
みゆき「.....?」
--七色ヶ丘中学校--
あかね「えぇ、みゆきも見たんか!?」
やよい「わたしもだよぉ!いやーすごい夢だったよね!!」
なお「うんうん、そりゃもうすごい夢だった!」
れいか「私もです!何か大きなことを成し遂げたような、そんな夢でした!」
みゆき「うんっ!すっごくウルトラハッピーだったよぉ!....で、どんな夢だったっけ」
あかね「」
やよい「」
なお「」
れいか「」
佐々木先生「はーい、それじゃあホームルーム始めまーす」
107: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/21(火) 15:52:44.42 ID:TXhJAZd50
みゆき「『沽券』とは、人の体面、品位のこと....」
れいか「ありました!『アーサー王物語』!」
キャンディ「クルぅ、いきなり図書室なんて二人ともどうしたクル?みゆきなんか、辞書を読んでるクル」
あかね「何や、頭ん中に引っかかっとることがあるゆーてな」
やよい「あかねちゃん、ほら!これなんかどう?」
『くそみそテクニック』
あかね「いてこますぞコラ」
なお「この学校どうなってるのさ」
れいか「ありました!『アーサー王物語』!」
キャンディ「クルぅ、いきなり図書室なんて二人ともどうしたクル?みゆきなんか、辞書を読んでるクル」
あかね「何や、頭ん中に引っかかっとることがあるゆーてな」
やよい「あかねちゃん、ほら!これなんかどう?」
『くそみそテクニック』
あかね「いてこますぞコラ」
なお「この学校どうなってるのさ」
108: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/21(火) 15:59:52.85 ID:TXhJAZd50
みゆき「じゃあねーあかねちゃん!また明日ー!!」
あかね「ほななーみゆき!」
みゆき「さてっと!家に帰って絵本の続きを描かなくっちゃ!!」
男性「そこの君。少し、いいかな?」
みゆき「あっはい!!何ですかー?」
みゆき(凄くかっこいい人....!誰だろう?)
男性「この辺りに、魔女のような格好をしたおかしな老婆がいると聞いたのだが....」
みゆき「あー、そのひとなら。向こうの交番で納豆餃子飴を食べてると思いますよ」
男性「納豆....?いや、聞くまい。む....」
男性「その、手提げ袋の中身は.....」
あかね「ほななーみゆき!」
みゆき「さてっと!家に帰って絵本の続きを描かなくっちゃ!!」
男性「そこの君。少し、いいかな?」
みゆき「あっはい!!何ですかー?」
みゆき(凄くかっこいい人....!誰だろう?)
男性「この辺りに、魔女のような格好をしたおかしな老婆がいると聞いたのだが....」
みゆき「あー、そのひとなら。向こうの交番で納豆餃子飴を食べてると思いますよ」
男性「納豆....?いや、聞くまい。む....」
男性「その、手提げ袋の中身は.....」
109: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/21(火) 16:06:55.50 ID:TXhJAZd50
みゆき「あぁ、これはわたしが描いた絵本ですっ!」
男性「....そうか。あの時のままだな...」
みゆき「えっ?」
男性「いいか。何かを極めようとするときには、挫折や敗北感はつきものだ。しかし....」
男性「例えどんな苦難にぶつかろうと、お前はお前のままでいろ。明るくて、真っ直ぐで、誰よりも優しい、今の自分を大切にするんだ。分かったか?」
みゆき「.....!うんっ、分かった!!みんなに笑顔をあげたいって気持ちを忘れずに、わたし頑張る!!」
男性「....それで良い」
男性「では、さようならだ。元気で暮らせよ、みゆき」
みゆき「はーいっ、さようならー!!」
みゆき「不思議な人だったなぁ...。って、あれ?何でわたしの名前を知ってたんだろう....?」
ウェイバー「....聖杯戦争でウルトラハッピー!....やはりガラではないな」
お わ り
男性「....そうか。あの時のままだな...」
みゆき「えっ?」
男性「いいか。何かを極めようとするときには、挫折や敗北感はつきものだ。しかし....」
男性「例えどんな苦難にぶつかろうと、お前はお前のままでいろ。明るくて、真っ直ぐで、誰よりも優しい、今の自分を大切にするんだ。分かったか?」
みゆき「.....!うんっ、分かった!!みんなに笑顔をあげたいって気持ちを忘れずに、わたし頑張る!!」
男性「....それで良い」
男性「では、さようならだ。元気で暮らせよ、みゆき」
みゆき「はーいっ、さようならー!!」
みゆき「不思議な人だったなぁ...。って、あれ?何でわたしの名前を知ってたんだろう....?」
ウェイバー「....聖杯戦争でウルトラハッピー!....やはりガラではないな」
お わ り
110: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/21(火) 16:08:28.59 ID:TXhJAZd50
前回もそうだったけど、Zeroの英霊たちは全力を出し切る前に倒されたということでよろしくでござる
ガチの殺し合いではゴプリキュアに勝ち目無いので
ガチの殺し合いではゴプリキュアに勝ち目無いので
112: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/21(火) 17:28:07.44 ID:VVPJzmsAO
おつ
でもゴプリキュアじゃなくプリキュア5だったら……?
でもゴプリキュアじゃなくプリキュア5だったら……?
115: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/21(火) 19:40:07.39 ID:EK1/uBsAo
乙
ウェイバーがマスターな割には幸運低いやつが多いな…
ウェイバーがマスターな割には幸運低いやつが多いな…
116: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/22(水) 09:48:46.92 ID:PbxXnKWvo
初代~フレッシュまでがサーヴァントだったら本気アーチャーも狩れたろうに
引用元: キュアハッピー「聖杯戦争でウルトラハッピー!」ウェイバー「」
六花「マナ…ずっと大好きよ…!」チュッチュ
2019-02-12
1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/02/08(金) 22:57:46 ID:W/q829X.
2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/02/08(金) 22:58:29 ID:W/q829X.
真琴「マナ…ずっと愛してるわ…!」チュッチュ
亜久里「わたくしもマナの事を愛してますわ…!」チュッチュ
レジーナ「何よー、あたしがマナの事一番好きなんだから…!」チュッチュ
マナ「ふふふ…みんな大好きだよ♪」チュッチュ
イーラ「……。」
亜久里「わたくしもマナの事を愛してますわ…!」チュッチュ
レジーナ「何よー、あたしがマナの事一番好きなんだから…!」チュッチュ
マナ「ふふふ…みんな大好きだよ♪」チュッチュ
イーラ「……。」
3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/02/08(金) 22:59:11 ID:W/q829X.
イーラ「もういい加減にしてくれええええええ!!!!!!!!!!!」
マナ・六花・ありす・真琴・亜久里・レジーナ「「…?」」
イーラ「一体何なんだよ!?お前らのイチャイチャを延々と見せつけられてから、もう1カ月も経つぞ!しかも椅子に縛り付けられたまま!」
六花「あら、前にも私達は全員マナの事が好きだって言わなかった?」
イーラ「もうそれはいい加減わかったから!流石にこれ以上お前らのイチャイチャ見せつけられていたら気がおかしくなるっての!」
マナ・六花・ありす・真琴・亜久里・レジーナ「「…?」」
イーラ「一体何なんだよ!?お前らのイチャイチャを延々と見せつけられてから、もう1カ月も経つぞ!しかも椅子に縛り付けられたまま!」
六花「あら、前にも私達は全員マナの事が好きだって言わなかった?」
イーラ「もうそれはいい加減わかったから!流石にこれ以上お前らのイチャイチャ見せつけられていたら気がおかしくなるっての!」
4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/02/08(金) 22:59:51 ID:W/q829X.
イーラ「しかしマーモかベールでもいいから誰か助けに来ないのか!?俺がアジトからいなくなってたらすぐに気付くはずだろ!?」
ありす「あら、あのお二方でしたらこっそりブラッドリングをはめておきましたわ♪」
イーラ「何でお前がそれを持ってんだよ!?アレは元々ベールが使っていたヤツだから!?」
ありす「イーラさんを連れ出す際、あのお二方が起きたときに気付いて捜されても困るからですわ♪」
ありす「あら、あのお二方でしたらこっそりブラッドリングをはめておきましたわ♪」
イーラ「何でお前がそれを持ってんだよ!?アレは元々ベールが使っていたヤツだから!?」
ありす「イーラさんを連れ出す際、あのお二方が起きたときに気付いて捜されても困るからですわ♪」
5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/02/08(金) 23:00:31 ID:W/q829X.
イーラ「それとお前ら、あの時学校は夏休み中って言っていたよな!?もうとっくに夏休み終わってるんじゃないのかよ!?」
真琴「それならマナが生徒会長権限でこの6人だけずっと休みにしてるのよ♪」
イーラ「何でそんなことが許されるんだよ!?そんな生徒会長さっさと辞めさせろよ!?」
亜久里「マナの権限でわたくしのいる小学校とありす所属の七ツ橋学園にも許可を取ってますわ♪」
イーラ「おい何してくれてんだ他校!?勝手に無茶な要求飲み込むなよ!?」
真琴「それならマナが生徒会長権限でこの6人だけずっと休みにしてるのよ♪」
イーラ「何でそんなことが許されるんだよ!?そんな生徒会長さっさと辞めさせろよ!?」
亜久里「マナの権限でわたくしのいる小学校とありす所属の七ツ橋学園にも許可を取ってますわ♪」
イーラ「おい何してくれてんだ他校!?勝手に無茶な要求飲み込むなよ!?」
6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/02/08(金) 23:01:08 ID:W/q829X.
イーラ「そもそも…俺を1カ月も拘束して何が目的なんだ!?俺はジャネジー貯めに眠らないといけないし、いい加減にロープ解いて帰してくれ!」
レジーナ「だから前にも言ったでしょ?目的以前にそもそもアンタが六花に告白しないのがいけないのよ、いい加減気付きなさいよ?」
イーラ「だからってこの状況は有り得ないって俺言ったよな!?」
レジーナ「だから前にも言ったでしょ?目的以前にそもそもアンタが六花に告白しないのがいけないのよ、いい加減気付きなさいよ?」
イーラ「だからってこの状況は有り得ないって俺言ったよな!?」
7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/02/08(金) 23:01:41 ID:W/q829X.
マナ「とにかくレジーナの言うとおり、イーラが六花に告白すればいいだけの話だよね、ジコチューさん♪」
イーラ「いやいや、ここの5人全員キュアハートの事が好きなんだろ!?俺がキュアダイヤモンドに告白しても無理ゲーじゃねーかよ!?」
六花「ふーん、だったらまだまだ貴方の目の前で私達のイチャイチャを見せつけなきゃいけないわね♪」
イーラ「だからもう大概にしてくれ!?俺の目の前で今度は何を企む気だ!?…うわああああああ!?」
こうしてイーラは、またしても目の前で延々とマナ達6人のイチャイチャを見せつけ続けられる恐怖を味わうのだった……
イーラ「いやいや、ここの5人全員キュアハートの事が好きなんだろ!?俺がキュアダイヤモンドに告白しても無理ゲーじゃねーかよ!?」
六花「ふーん、だったらまだまだ貴方の目の前で私達のイチャイチャを見せつけなきゃいけないわね♪」
イーラ「だからもう大概にしてくれ!?俺の目の前で今度は何を企む気だ!?…うわああああああ!?」
こうしてイーラは、またしても目の前で延々とマナ達6人のイチャイチャを見せつけ続けられる恐怖を味わうのだった……
8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/02/08(金) 23:02:34 ID:W/q829X.
ひかる「……という夢を見たの…」
はな「…また!?まさかの夢の続き!?」
ひかる「ねえ、私どうなっちゃうの!?やっぱり次のオールスターズの時、私もイーラ君みたいに弄ばれちゃうってこと!?」
はな「いやだから何でそうなるわけ!?もはや何て答えたらいいか分からないんだけど!?もういっそのこと一度病院行って!?」
終われ
はな「…また!?まさかの夢の続き!?」
ひかる「ねえ、私どうなっちゃうの!?やっぱり次のオールスターズの時、私もイーラ君みたいに弄ばれちゃうってこと!?」
はな「いやだから何でそうなるわけ!?もはや何て答えたらいいか分からないんだけど!?もういっそのこと一度病院行って!?」
終われ
マナ「六花~大好きだよ~」チュッチュ
2019-02-05
1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/02/03(日) 21:32:18 ID:InkeMP7o
―――六花の部屋
マナ「六花~大好きだよ~」チュッチュ
六花「もう…マナったら…!」チュッチュ
イーラ「おい…。」
六花「マナ…私も大好きだよ♪」チュッチュ
マナ「えへへ…くすぐったいよぉ…!」
イーラ「……。」
マナ「六花~大好きだよ~」チュッチュ
六花「もう…マナったら…!」チュッチュ
イーラ「おい…。」
六花「マナ…私も大好きだよ♪」チュッチュ
マナ「えへへ…くすぐったいよぉ…!」
イーラ「……。」
2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/02/03(日) 21:34:31 ID:InkeMP7o
イーラ「いい加減話聞けやあああああああああ!!!!!!!!!!!!!」
マナ・六花「「?」」
イーラ「大体どうなってんだよ!?俺はジャネジー貯める為に眠りについてたんだぞ!?」
イーラ「それなのに、ふと目覚めたら椅子に縛り付けられたままお前らのイチャつきを1週間も見せつけられてるってどういうことだよ!?」
マナ「どういうことも何も、貴方がレジーナみたく六花に告白しないのがいけないのよ?」
レジーナ「そうよそうよ、勝手にアンタが眠りにつこうとするからよ?」
イーラ「レジーナ!?いつの間にいたのかよ!?」
マナ・六花「「?」」
イーラ「大体どうなってんだよ!?俺はジャネジー貯める為に眠りについてたんだぞ!?」
イーラ「それなのに、ふと目覚めたら椅子に縛り付けられたままお前らのイチャつきを1週間も見せつけられてるってどういうことだよ!?」
マナ「どういうことも何も、貴方がレジーナみたく六花に告白しないのがいけないのよ?」
レジーナ「そうよそうよ、勝手にアンタが眠りにつこうとするからよ?」
イーラ「レジーナ!?いつの間にいたのかよ!?」
3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/02/03(日) 21:35:38 ID:InkeMP7o
レジーナ「残念ねー、アンタが六花にちゃんと気持ちを伝えてたら、今頃こんなことにはなってなかったのよ?」
イーラ「かといってこの状況はどう考えてもありえないだろ!?…というか絶対お前がアジトから勝手に連れ出してきただろ!」
ありす「あら、連れ出したのはレジーナさんではなく私ですわ♪」
イーラ「お前かよ!?何でアジトの位置分かった!?」
ありす「四葉財閥のサーチ能力なら何でもありですのよ♪」
イーラ「そのサーチ能力をもっと他の事に使えよ!?」
イーラ「かといってこの状況はどう考えてもありえないだろ!?…というか絶対お前がアジトから勝手に連れ出してきただろ!」
ありす「あら、連れ出したのはレジーナさんではなく私ですわ♪」
イーラ「お前かよ!?何でアジトの位置分かった!?」
ありす「四葉財閥のサーチ能力なら何でもありですのよ♪」
イーラ「そのサーチ能力をもっと他の事に使えよ!?」
4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/02/03(日) 21:36:23 ID:InkeMP7o
イーラ「あと、このイチャイチャが1週間も絶えず続いてるってどういうことだよ!?お前ら学校とか行かなくていいのかよ!?」
六花「あら、学校なら今夏休みなのよ?」
イーラ「何でこのタイミングで夏休みなんだよ!?せめて受験勉強ぐらいしろよ!?」
マナ「さーて、そろそろ残りの2人も来る頃ね。」
イーラ「…残りの2人?」
ガチャ
六花「あら、学校なら今夏休みなのよ?」
イーラ「何でこのタイミングで夏休みなんだよ!?せめて受験勉強ぐらいしろよ!?」
マナ「さーて、そろそろ残りの2人も来る頃ね。」
イーラ「…残りの2人?」
ガチャ
5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/02/03(日) 21:37:00 ID:InkeMP7o
真琴「ごめんねマナ、ライブの仕事の方で遅くなっちゃった♪」
亜久里「わたくしの方もお待たせしてしまいましたわ♪」
イーラ「…おい、どういう事だこれって…!?」
六花「あら気付かなかったの?私達は全員マナの事が好きで、暇があればいつもイチャイチャしていたのよ♪」
イーラ「おい嘘だろ!?お前ら全員そういう奴だったのかよ!?」
マナ「さーて、6人揃ったところで、もっと貴方が後悔するようなイチャイチャを見せつけなきゃいけないわね♪」
イーラ「や、やめろ!俺の目の前で何を企む気だ!?…うわああああああ!?」
こうしてイーラは、目の前で延々とマナ達6人のイチャイチャを見せつけ続けられる恐怖を味わうのだった……
亜久里「わたくしの方もお待たせしてしまいましたわ♪」
イーラ「…おい、どういう事だこれって…!?」
六花「あら気付かなかったの?私達は全員マナの事が好きで、暇があればいつもイチャイチャしていたのよ♪」
イーラ「おい嘘だろ!?お前ら全員そういう奴だったのかよ!?」
マナ「さーて、6人揃ったところで、もっと貴方が後悔するようなイチャイチャを見せつけなきゃいけないわね♪」
イーラ「や、やめろ!俺の目の前で何を企む気だ!?…うわああああああ!?」
こうしてイーラは、目の前で延々とマナ達6人のイチャイチャを見せつけ続けられる恐怖を味わうのだった……
6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/02/03(日) 21:37:35 ID:InkeMP7o
―――――――――
――――――
―――
ひかる「……という夢を見たの…」
はな「……は!?」
ひかる「ねえ、私どうなっちゃうの!?まさか次のオールスターズの時、私もイーラ君みたいに弄ばれちゃうってこと!?」
はな「いや何でそうなるの!?多分マナちゃん達はそんなキャラじゃないと思うし、そもそも夢の中の話でしょ!?」
終われ
――――――
―――
ひかる「……という夢を見たの…」
はな「……は!?」
ひかる「ねえ、私どうなっちゃうの!?まさか次のオールスターズの時、私もイーラ君みたいに弄ばれちゃうってこと!?」
はな「いや何でそうなるの!?多分マナちゃん達はそんなキャラじゃないと思うし、そもそも夢の中の話でしょ!?」
終われ
7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/02/03(日) 21:50:46 ID:InkeMP7o
次スレ:六花「マナ…ずっと大好きよ…!」チュッチュ
引用元: マナ「六花~大好きだよ~」チュッチュ
【ハグプリ】野乃はな(25)「ただいまー、今日も仕事終わり♪」
2019-02-01
1: 名無しさん@おーぷん 2019/01/29(火)20:39:03 ID:cAc
※元ネタ:PS「DX人生ゲーム」
※最終回後の設定。
※一度深夜版に上げようとしたらコンマが無かったのでこちらに再掲します。
野乃はな(25)・アカルイアス社社長
はな「それにしても>>2(結婚相手)帰ってくるの遅いなー…」
ピンポーン
はな「あれっ、お客さんかな?…はーい、今出まーす!」
※最終回後の設定。
※一度深夜版に上げようとしたらコンマが無かったのでこちらに再掲します。
野乃はな(25)・アカルイアス社社長
はな「それにしても>>2(結婚相手)帰ってくるの遅いなー…」
ピンポーン
はな「あれっ、お客さんかな?…はーい、今出まーす!」
2: 【55】 2019/01/29(火)21:03:12 ID:Ojs.34.1i
ジョージ
3: 名無しさん@おーぷん 2019/01/29(火)21:09:59 ID:gaB.34.nr
ピンポーン
はな「あれっ、お客さんかな?…はーい、今出まーす!」
ガチャ
はな「……ぎゃああああああああああああ!?」
ブチュー人「変態でーす!」
ブチュー人「あなたのキッスをもらいに来ました~!」
そこに帰ってきた配偶者のジョージ!
ジョージ「ただいま……って、おいおいおい何だこれは!?」
はな「いやあああああああああああああああ!!!! 早く助けてええええええええ!!!!」
ジョージ「こりゃ大変だ!今すぐブチュー人をやっつけなければ!」
はな「あれっ、お客さんかな?…はーい、今出まーす!」
ガチャ
はな「……ぎゃああああああああああああ!?」
ブチュー人「変態でーす!」
ブチュー人「あなたのキッスをもらいに来ました~!」
そこに帰ってきた配偶者のジョージ!
ジョージ「ただいま……って、おいおいおい何だこれは!?」
はな「いやあああああああああああああああ!!!! 早く助けてええええええええ!!!!」
ジョージ「こりゃ大変だ!今すぐブチュー人をやっつけなければ!」
4: 名無しさん@おーぷん 2019/01/29(火)21:10:40 ID:gaB.34.nr
5: 名無しさん@おーぷん 2019/01/29(火)21:10:53 ID:gaB.34.nr
それではここでルール説明だ!
安価で秒数が奇数なら、野乃はなをブチュー人から助けることが出来るぞ!
安価で秒数が偶数なら、野乃はなはブチュー人からブチューされてしまうぞ!
安価で秒数が奇数なら、野乃はなをブチュー人から助けることが出来るぞ!
安価で秒数が偶数なら、野乃はなはブチュー人からブチューされてしまうぞ!
6: 名無しさん@おーぷん 2019/01/29(火)21:12:00 ID:gaB.34.nr
というわけで、安価>>7で野乃はな(25)を救助せよ!
7: 名無しさん@おーぷん 2019/01/29(火)23:22:33 ID:Mte.a8.z5
てーい
9: 名無しさん@おーぷん 2019/01/30(水)06:34:37 ID:wNd.ur.eu
ジョージはロケットランチャーを取り出した!
BOMB!!
ジョージ「よし…ブチュー人をやっつけた…!」
はな「ううっ…怖かったぁぁ…」
ジョージ「もう大丈夫だ…というか元プリキュアなら倒せたんじゃ…」
はな「無理だよあんな気味の悪い生物…」グズッ
GOOD END(?)
BOMB!!
ジョージ「よし…ブチュー人をやっつけた…!」
はな「ううっ…怖かったぁぁ…」
ジョージ「もう大丈夫だ…というか元プリキュアなら倒せたんじゃ…」
はな「無理だよあんな気味の悪い生物…」グズッ
GOOD END(?)
10: 名無しさん@おーぷん 2019/01/30(水)06:35:48 ID:wNd.ur.eu
ちなみに偶数だった場合
ブチュー人「」ブチュー
はな「」
野乃はな(25)はブチュー人にブチューされた…
はな「奪われた…」
ブチュー人「」ブチュー
はな「」
野乃はな(25)はブチュー人にブチューされた…
はな「奪われた…」
11: 名無しさん@おーぷん 2019/01/30(水)06:37:14 ID:wNd.ur.eu
終わりです。
あ、それとSS速報のエラーの件ありがとうございました
あ、それとSS速報のエラーの件ありがとうございました
引用元: 【安価・ハグプリ】野乃はな(25)「ただいまー、今日も仕事終わり♪」
【ドキプリ】イーラ「ロス:タイム:ライフ・・・?」
2018-09-21
1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 21:56:42 ID:h9AzUE9.
※深夜ドラマ『ロス:タイム:ライフ』と『ドキドキ!プリキュア』のパロディ。
※設定違いがあるかもしれないため注意。それでも大丈夫な方はどうぞ。
※設定違いがあるかもしれないため注意。それでも大丈夫な方はどうぞ。
2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 21:57:14 ID:h9AzUE9.
『対戦相手は敵ではない、同じピッチの上で戦う仲間だ。』
―――元イタリア代表 パオロ・マルディーニ
―――元イタリア代表 パオロ・マルディーニ
3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 21:57:48 ID:h9AzUE9.
―――ジコチューアジト。
ベール「zzz…」
マーモ「zzz…」
イーラ「………。」
………。
イーラ「あーもう!マジで退屈だ!!」
マーモ「ちょっといきなり大きい声出さないでよ…眠れないじゃないの…」ムクリ
ベール「そうだぞイーラ…新しいジコチューの王が出てくるまで待たなきゃいけないからな…」ムクリ
イーラ「何が新しいジコチューの王だよ!?そんなの出てくる確証なんて持てないだろ!?」
ベール「落ち着けイーラ。今むやみに動いても無駄なだけだ。」
イーラ「もういいよ、暇だからどこか行ってくる!」
マーモ「ちょっと、イーラ!?」
ベール「マーモ、勝手に行かせておけ。どうせジャネジー無くなりかけたらすぐに戻ってくるだろ…」
ベール「zzz…」
マーモ「zzz…」
イーラ「………。」
………。
イーラ「あーもう!マジで退屈だ!!」
マーモ「ちょっといきなり大きい声出さないでよ…眠れないじゃないの…」ムクリ
ベール「そうだぞイーラ…新しいジコチューの王が出てくるまで待たなきゃいけないからな…」ムクリ
イーラ「何が新しいジコチューの王だよ!?そんなの出てくる確証なんて持てないだろ!?」
ベール「落ち着けイーラ。今むやみに動いても無駄なだけだ。」
イーラ「もういいよ、暇だからどこか行ってくる!」
マーモ「ちょっと、イーラ!?」
ベール「マーモ、勝手に行かせておけ。どうせジャネジー無くなりかけたらすぐに戻ってくるだろ…」
4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 21:58:22 ID:h9AzUE9.
―――大貝町。
マナ「うーん、やっと今日の生徒会の仕事終わったー!」
六花「そうね、今日はやることが多かったわね…」
シャルル(人間体)「でも今日はこれからみんなでお茶会だから楽しみシャル!」
ラケル(人間体)「ボクもお茶会楽しみケル!」
マナ「それじゃ、早速ソリティアまでしゅっぱーつ♪」
六花「もう、マナったら…!」
マナ「うーん、やっと今日の生徒会の仕事終わったー!」
六花「そうね、今日はやることが多かったわね…」
シャルル(人間体)「でも今日はこれからみんなでお茶会だから楽しみシャル!」
ラケル(人間体)「ボクもお茶会楽しみケル!」
マナ「それじゃ、早速ソリティアまでしゅっぱーつ♪」
六花「もう、マナったら…!」
5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 21:58:52 ID:h9AzUE9.
―――――――――
――――――
―――
イーラ「……。」
………。
イーラ「久々にプリキュア達の世界に来たな…何年経ったか分からないけど、特に何も変わってねーな…」
イーラ「ただ、勢いでアジト飛び出したけど暇だな…とりあえず地上にでも降りてみるか…」
―――シュタッ
イーラ「…っ!?」
――――――
―――
イーラ「……。」
………。
イーラ「久々にプリキュア達の世界に来たな…何年経ったか分からないけど、特に何も変わってねーな…」
イーラ「ただ、勢いでアジト飛び出したけど暇だな…とりあえず地上にでも降りてみるか…」
―――シュタッ
イーラ「…っ!?」
6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 21:59:40 ID:h9AzUE9.
イーラ(何だよ!?この急に何かを抉られた感じの苦しみは…!?)
イーラ(これは、思っていた以上にプシュケーが強すぎる…!)
………。
イーラ(このままだと…ジャネジーが無くなって身体が消えてしまう…!)
ダイヤモンド『キュアハートが行くっていうんだから、私もいかなきゃ。マナは私の大切な友達だから!』
イーラ(あれっ…キュアダイヤモンド…!?)
ダイヤモンド『困ったときには手を差し伸べる。それが友達。…貴方なら分かってくれるはずよ、イーラ?』
イーラ(そういえば、結局アイツとは決着付けられなかったんだっけ…って、何でこんな時に限ってアイツのことが思い浮かぶんだよ…!?)
イーラ「くっ、もう…駄目だ…」シュゥゥゥゥ…
イーラ(これは、思っていた以上にプシュケーが強すぎる…!)
………。
イーラ(このままだと…ジャネジーが無くなって身体が消えてしまう…!)
ダイヤモンド『キュアハートが行くっていうんだから、私もいかなきゃ。マナは私の大切な友達だから!』
イーラ(あれっ…キュアダイヤモンド…!?)
ダイヤモンド『困ったときには手を差し伸べる。それが友達。…貴方なら分かってくれるはずよ、イーラ?』
イーラ(そういえば、結局アイツとは決着付けられなかったんだっけ…って、何でこんな時に限ってアイツのことが思い浮かぶんだよ…!?)
イーラ「くっ、もう…駄目だ…」シュゥゥゥゥ…
7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:00:12 ID:h9AzUE9.
主審「…。」ピーッ!
イーラ「!?」ビクッ
副審1「…。」タッタッタッ
副審2「…。」タッタッタッ
第4審判「…。」サッ [3:08]
実況「さあ表示されました、ジコチュー幹部・イーラ選手のロスタイムは3時間8分です!」
イーラ「!?」ビクッ
副審1「…。」タッタッタッ
副審2「…。」タッタッタッ
第4審判「…。」サッ [3:08]
実況「さあ表示されました、ジコチュー幹部・イーラ選手のロスタイムは3時間8分です!」
8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:00:45 ID:h9AzUE9.
<Profile>
イーラ -ERA-
年齢:?歳(推定10,000歳以上)
身長:150cm
職業:悪の幹部(ジコチュー)
特技:ボウリング
死因:ジャネジーが無くなったことによる消滅
解説「今回は悪の幹部、しかもジコチューという、かなり特殊な立場の選手ですね。」
実況「ところで、推定年齢の割にはロスタイムは短いようにも感じますが…?」
解説「うーん、流石にロスタイム1万年もあったら審判団もたないと思いますよ?」
実況「そういえば、かつてひきこもりから医師になった選手がロスタイム12年だったことがありましたね。」
解説「確かにそういうこともありましたね、今でも鮮明に覚えてます。」
イーラ -ERA-
年齢:?歳(推定10,000歳以上)
身長:150cm
職業:悪の幹部(ジコチュー)
特技:ボウリング
死因:ジャネジーが無くなったことによる消滅
解説「今回は悪の幹部、しかもジコチューという、かなり特殊な立場の選手ですね。」
実況「ところで、推定年齢の割にはロスタイムは短いようにも感じますが…?」
解説「うーん、流石にロスタイム1万年もあったら審判団もたないと思いますよ?」
実況「そういえば、かつてひきこもりから医師になった選手がロスタイム12年だったことがありましたね。」
解説「確かにそういうこともありましたね、今でも鮮明に覚えてます。」
9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:01:22 ID:h9AzUE9.
主審「」ピッピッ!
イーラ「……?」キョトン
実況「さて、主審がイーラ選手を促しますが…?」
イーラ「な、何だよお前ら…一体誰なんだ…!?」
主審「」ササッ
イーラ「…へ?」
実況「おっと審判団、ここはジェスチャーで状況を説明していますね?」
解説「今回はいつにも増して状況把握が難しいですからね。」
イーラ「……?」キョトン
実況「さて、主審がイーラ選手を促しますが…?」
イーラ「な、何だよお前ら…一体誰なんだ…!?」
主審「」ササッ
イーラ「…へ?」
実況「おっと審判団、ここはジェスチャーで状況を説明していますね?」
解説「今回はいつにも増して状況把握が難しいですからね。」
10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:01:55 ID:h9AzUE9.
―――――――――
――――――
―――
イーラ「…つまり俺は、ジャネジーが無くなって消滅、もう復活はしない…と。」
主審「…。」コクッ
イーラ「おいちょっと待ってくれよ!?つまり俺はもう死ぬってことか!?」
主審「…。」コクコクッ
イーラ「何だよそれ!?俺は死んだなんて絶対認めないからな!?」
―――シュンッ
審判団「「!?」」
実況「おっと!?イーラ選手、突然姿を消してしまった!」
解説「いわゆるワープというやつですね…ただロスタイム放棄でカード出てもおかしくないですよ?」
実況「このままでは試合続行が難しくなってしまいます、審判団どう動くのか!?」
――――――
―――
イーラ「…つまり俺は、ジャネジーが無くなって消滅、もう復活はしない…と。」
主審「…。」コクッ
イーラ「おいちょっと待ってくれよ!?つまり俺はもう死ぬってことか!?」
主審「…。」コクコクッ
イーラ「何だよそれ!?俺は死んだなんて絶対認めないからな!?」
―――シュンッ
審判団「「!?」」
実況「おっと!?イーラ選手、突然姿を消してしまった!」
解説「いわゆるワープというやつですね…ただロスタイム放棄でカード出てもおかしくないですよ?」
実況「このままでは試合続行が難しくなってしまいます、審判団どう動くのか!?」
11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:02:31 ID:h9AzUE9.
―――大貝町ソリティア。
六花「お待たせー!ごめんね、遅れてきちゃって…!」
ありす「六花さん、お待ちしておりましたわ。もうとっくに準備は出来てますわ。」
真琴「ところで、マナ達がいないけどどうしたの?」
六花「それが…マナやラケル達と一緒に行く予定だったけど…急に用事が出来たみたいでみんな来れなくなっちゃって…」
亜久里「あら、マナが来られないなんて珍しいですわね?」
レジーナ「えー、マナ居ないとつまんないなー」
真琴「急な用事なら仕方ないわ…とりあえず私達だけでもお茶会始めましょう♪」
六花「お待たせー!ごめんね、遅れてきちゃって…!」
ありす「六花さん、お待ちしておりましたわ。もうとっくに準備は出来てますわ。」
真琴「ところで、マナ達がいないけどどうしたの?」
六花「それが…マナやラケル達と一緒に行く予定だったけど…急に用事が出来たみたいでみんな来れなくなっちゃって…」
亜久里「あら、マナが来られないなんて珍しいですわね?」
レジーナ「えー、マナ居ないとつまんないなー」
真琴「急な用事なら仕方ないわ…とりあえず私達だけでもお茶会始めましょう♪」
12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:03:05 ID:h9AzUE9.
―――再びジコチューのアジト。
――タッタッタッ…
イーラ「はぁ…はぁ…一体何なんだアイツら…」
マーモ「…あら、もう戻ってきたの?」
ベール「フン、さっき怒って出ていった割に早かったな。」
イーラ「どうもこうもねえよ…何か変な夢でも見てるかもしれなくて…」
マーモ「…変な夢?」
イーラ「ああ、さっき急に俺の周りに変な奴らが…」
――タッタッタッ…
イーラ「はぁ…はぁ…一体何なんだアイツら…」
マーモ「…あら、もう戻ってきたの?」
ベール「フン、さっき怒って出ていった割に早かったな。」
イーラ「どうもこうもねえよ…何か変な夢でも見てるかもしれなくて…」
マーモ「…変な夢?」
イーラ「ああ、さっき急に俺の周りに変な奴らが…」
13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:03:38 ID:h9AzUE9.
――タッタッタッ…
イーラ「!?」
主審「…。」ゼエゼエ
副審1「…。」ハアハア
副審2「…。」クタクタ
第4審判「…。」バタッ [2:58]
イーラ「…って、お前らどうやってここまで来たんだよ!?」
ベール「イーラ…お前今誰と話してるんだ…!?」
イーラ「…え!?」
マーモ「も、もしかして幽霊が見えているとか…!?」
イーラ(まさか…俺以外にこの黄色い服の奴らが見えていないのか…!?)
ベール「と、とにかく早く寝たほうが良いな…」
マーモ「そ、そうね…」
イーラ「お、おい、2人とも…」
イーラ「!?」
主審「…。」ゼエゼエ
副審1「…。」ハアハア
副審2「…。」クタクタ
第4審判「…。」バタッ [2:58]
イーラ「…って、お前らどうやってここまで来たんだよ!?」
ベール「イーラ…お前今誰と話してるんだ…!?」
イーラ「…え!?」
マーモ「も、もしかして幽霊が見えているとか…!?」
イーラ(まさか…俺以外にこの黄色い服の奴らが見えていないのか…!?)
ベール「と、とにかく早く寝たほうが良いな…」
マーモ「そ、そうね…」
イーラ「お、おい、2人とも…」
14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:04:13 ID:h9AzUE9.
―――――――――
――――――
―――
ベール「zzz…」
マーモ「zzz…」
イーラ「寝るの早くないかこの2人…」
主審「…。」
――――――
―――
ベール「zzz…」
マーモ「zzz…」
イーラ「寝るの早くないかこの2人…」
主審「…。」
15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:04:46 ID:h9AzUE9.
イーラ「なあ…やっぱり俺は本当に、死んでしまうのか…?」
主審「…。」コクッ
イーラ「まじかよ……。」チラッ
第4審判「…。」 [2:53]
イーラ「2時間53分…これが俺の残り時間…?」
副審1「…。」
イーラ(そういえば、さっき一度消えかけた時…)
ダイヤモンド『…キュアハートが行くっていうんだから、私もいかなきゃ。マナは私の大切な友達だから!』
イーラ(何でキュアダイヤモンドのことが出てきたんだろう…)
第4審判「…。」 [2:53]
イーラ(もしこの時間が俺の残り時間だとしたら…せめてアイツとの決着だけでも…)
主審「…。」コクッ
イーラ「まじかよ……。」チラッ
第4審判「…。」 [2:53]
イーラ「2時間53分…これが俺の残り時間…?」
副審1「…。」
イーラ(そういえば、さっき一度消えかけた時…)
ダイヤモンド『…キュアハートが行くっていうんだから、私もいかなきゃ。マナは私の大切な友達だから!』
イーラ(何でキュアダイヤモンドのことが出てきたんだろう…)
第4審判「…。」 [2:53]
イーラ(もしこの時間が俺の残り時間だとしたら…せめてアイツとの決着だけでも…)
16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:05:22 ID:h9AzUE9.
―――大貝町。
実況「さてイーラ選手、残り2時間半でようやく状況を理解しましたが…」
イーラ「……。」ウィーン
主審「…。」スタスタ
副審1「…。」スタスタ
副審2「…。」スタスタ
第4審判「…。」スタスタ [2:30]
実況「上空から移動しているものの、あまり急ぐ感じは見られないですね?」
解説「目的がはっきりしている分、悠然と過ごしてますね。これはこれで有りですよ?」
実況「審判団もピッチ上から選手を見失わないようしっかりマークしております!」
イーラ(やることは決まった以上、まずはプリキュア達を何とかしておびき寄せたいけど…)
イーラ(何処かにジコチューな奴は居ねえのかな…)
実況「さてイーラ選手、残り2時間半でようやく状況を理解しましたが…」
イーラ「……。」ウィーン
主審「…。」スタスタ
副審1「…。」スタスタ
副審2「…。」スタスタ
第4審判「…。」スタスタ [2:30]
実況「上空から移動しているものの、あまり急ぐ感じは見られないですね?」
解説「目的がはっきりしている分、悠然と過ごしてますね。これはこれで有りですよ?」
実況「審判団もピッチ上から選手を見失わないようしっかりマークしております!」
イーラ(やることは決まった以上、まずはプリキュア達を何とかしておびき寄せたいけど…)
イーラ(何処かにジコチューな奴は居ねえのかな…)
17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:05:54 ID:h9AzUE9.
―――再びソリティア。
六花「ごめんね、私そろそろ行かないと…!」
レジーナ「えっ、六花もう行っちゃうの?」
六花「うん、急だけどママのいる病院にも寄る用事があるし、急がなきゃいけなくて…」
ありす「そうですか…また次はみんな揃うといいですわね。」
六花「うん。短い時間だけど今日は楽しかったわ、みんなありがとう…!」
六花「ごめんね、私そろそろ行かないと…!」
レジーナ「えっ、六花もう行っちゃうの?」
六花「うん、急だけどママのいる病院にも寄る用事があるし、急がなきゃいけなくて…」
ありす「そうですか…また次はみんな揃うといいですわね。」
六花「うん。短い時間だけど今日は楽しかったわ、みんなありがとう…!」
18: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:06:26 ID:h9AzUE9.
―――――――――
――――――
―――
イーラ「見事にジコチューな奴が誰もいねえ……。」ズーン…
実況「さて先程から1時間近く経過しましたが、イーラ選手、ここに来て立ち止まってしまいました!」
解説「いやー、結果的にはマイナス方向への切り出しになってしまいましたね。」
主審「…。」
第4審判「…。」 [1:23]
イーラ(これじゃ確かにプシュケー強すぎるのも納得するし、消えてもおかしくないな…)
イーラ(俺達がいなくなってから、ここの世界も今まで以上にプリキュア達の影響が強くなっていたのか…!?)
実況「うーん、ロスタイム中だけあってなのか、途方に暮れています!」
解説「ちょっとここから何か展開が欲しいですね。」
――――――
―――
イーラ「見事にジコチューな奴が誰もいねえ……。」ズーン…
実況「さて先程から1時間近く経過しましたが、イーラ選手、ここに来て立ち止まってしまいました!」
解説「いやー、結果的にはマイナス方向への切り出しになってしまいましたね。」
主審「…。」
第4審判「…。」 [1:23]
イーラ(これじゃ確かにプシュケー強すぎるのも納得するし、消えてもおかしくないな…)
イーラ(俺達がいなくなってから、ここの世界も今まで以上にプリキュア達の影響が強くなっていたのか…!?)
実況「うーん、ロスタイム中だけあってなのか、途方に暮れています!」
解説「ちょっとここから何か展開が欲しいですね。」
19: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:06:56 ID:h9AzUE9.
主審「…。」ピピッ
イーラ「分かってるよ…動けばいいんだろ…」
副審1「……?」チラッ
実況「おっと副審、ここで何かに気付いた様子!」
副審1「……!」ポンポンッ
イーラ「えっ、何だよ急に…」チラッ
六花「……イーラ…?」
イーラ「キュアダイヤモンド…!?」
六花「久しぶりじゃない!しばらく見ないと思ったけど…」
イーラ「えっ…!?」キョトン
六花「折角だから、近くに公園あるし、少しおしゃべりしていかない?」
イーラ「分かってるよ…動けばいいんだろ…」
副審1「……?」チラッ
実況「おっと副審、ここで何かに気付いた様子!」
副審1「……!」ポンポンッ
イーラ「えっ、何だよ急に…」チラッ
六花「……イーラ…?」
イーラ「キュアダイヤモンド…!?」
六花「久しぶりじゃない!しばらく見ないと思ったけど…」
イーラ「えっ…!?」キョトン
六花「折角だから、近くに公園あるし、少しおしゃべりしていかない?」
20: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:07:34 ID:h9AzUE9.
―――公園。
主審「…。」
副審1「…。」
副審2「…。」
第4審判「…。」 [1:15]
六花「あの最後の戦いから…随分時間が経ったんだね…」
イーラ「……。」ドギマギ…
イーラ(俺は、キュアダイヤモンドと決着付けるはずだったよな…)
イーラ(なのに、何だろう、この感じは…)
主審「…。」
副審1「…。」
副審2「…。」
第4審判「…。」 [1:15]
六花「あの最後の戦いから…随分時間が経ったんだね…」
イーラ「……。」ドギマギ…
イーラ(俺は、キュアダイヤモンドと決着付けるはずだったよな…)
イーラ(なのに、何だろう、この感じは…)
21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:08:07 ID:h9AzUE9.
六花「ねえ、イーラ。」
イーラ「…?」
六花「イーラはあれから…最後に戦った時から、ずっとどうしてたの?」
イーラ「俺達のことか…?」
六花「…うん。」
イーラ「俺達ジコチューは…もうあのまま戦えなくなったから、ジャネジー貯める為に1万年の眠りにつく所だったんだ…」
六花「い、1万年…!?」
イーラ「ああ。でも、何か我慢出来なくてベールと喧嘩しちまって、勝手にこうやって飛び出してきちまった…」
六花「そうなんだ…」
イーラ「そういうお前は…あれからどうしてるんだ…?」
イーラ「…?」
六花「イーラはあれから…最後に戦った時から、ずっとどうしてたの?」
イーラ「俺達のことか…?」
六花「…うん。」
イーラ「俺達ジコチューは…もうあのまま戦えなくなったから、ジャネジー貯める為に1万年の眠りにつく所だったんだ…」
六花「い、1万年…!?」
イーラ「ああ。でも、何か我慢出来なくてベールと喧嘩しちまって、勝手にこうやって飛び出してきちまった…」
六花「そうなんだ…」
イーラ「そういうお前は…あれからどうしてるんだ…?」
22: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:09:01 ID:h9AzUE9.
六花「私はね、今も勉強と両立しながら、プリキュア続けてるの。」
六花「今は色々なSOSに駆り出されるから大変なんだけどね…この前も隕石が突然来て大変だったし。」
イーラ「隕石…?」
六花「そう、隕石。有り得ないと思ってたけど、まさか本当に落ちてくるとは思わなかったわね。」
イーラ「そうか…お前も大変なんだな…」
イーラ「俺、本当はいつか、あの最後の戦いの決着を付けたかったんだ…。」
六花「…あの戦いの?」
イーラ「ああ、あの時、キュアハートを援護に行くお前を見届けたままだったから…いつかはケリを付けたかった。」
六花「そういえば…結局マナを助けに行くのを最後に、何も決着付けて無かったわね…」
イーラ「まあ正直、今のお前たち相手じゃ、間違いなく勝てないけどな…」
六花「今は色々なSOSに駆り出されるから大変なんだけどね…この前も隕石が突然来て大変だったし。」
イーラ「隕石…?」
六花「そう、隕石。有り得ないと思ってたけど、まさか本当に落ちてくるとは思わなかったわね。」
イーラ「そうか…お前も大変なんだな…」
イーラ「俺、本当はいつか、あの最後の戦いの決着を付けたかったんだ…。」
六花「…あの戦いの?」
イーラ「ああ、あの時、キュアハートを援護に行くお前を見届けたままだったから…いつかはケリを付けたかった。」
六花「そういえば…結局マナを助けに行くのを最後に、何も決着付けて無かったわね…」
イーラ「まあ正直、今のお前たち相手じゃ、間違いなく勝てないけどな…」
23: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:09:33 ID:h9AzUE9.
六花「…ねえ。」
イーラ「…何だ?」
六花「私も…折角貴方に会ったからには、ずっと話したかったことがあるの…」
イーラ「話したかったこと…?」
六花「…あの時のこと、覚えてる?」
イーラ「………。」
六花「そうだよね…あの最後の戦いの時も、覚えてないって言ってたよね…」
イーラ「…何だ?」
六花「私も…折角貴方に会ったからには、ずっと話したかったことがあるの…」
イーラ「話したかったこと…?」
六花「…あの時のこと、覚えてる?」
イーラ「………。」
六花「そうだよね…あの最後の戦いの時も、覚えてないって言ってたよね…」
24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:10:09 ID:h9AzUE9.
イーラ「…覚えてるよ。」
六花「えっ…?」
イーラ「俺が、一度記憶喪失になった時の事だよな…?」
六花「…うん。」
イーラ「あの時は、最後に一度だけグーラの奴からお前を庇ったんだっけ…」
六花「やっぱり…庇ってたんだね…」
イーラ「まあな…結局それっきりだったけど…」
六花「えっ…?」
イーラ「俺が、一度記憶喪失になった時の事だよな…?」
六花「…うん。」
イーラ「あの時は、最後に一度だけグーラの奴からお前を庇ったんだっけ…」
六花「やっぱり…庇ってたんだね…」
イーラ「まあな…結局それっきりだったけど…」
25: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:10:44 ID:h9AzUE9.
六花「本当のことを言うとね…あの記憶喪失の出来事の後から、どこかでずっと心に思ってたの…」
六花「いつか、きっと貴方とは友達になれるって…」
イーラ「えっ…?」
六花「私は…マナとレジーナの時と同じように…いつかイーラときっと友達でいられると思ってた…」
六花「マナだって、レジーナを救いたいと思って相当頑張ってたから…」
イーラ「…俺のことを?」
六花「…うん。」
イーラ「でもレジーナは、本当はトランプ王国の人間だったんだろ?初めからジコチューだった俺なんか…」
六花「いつか、きっと貴方とは友達になれるって…」
イーラ「えっ…?」
六花「私は…マナとレジーナの時と同じように…いつかイーラときっと友達でいられると思ってた…」
六花「マナだって、レジーナを救いたいと思って相当頑張ってたから…」
イーラ「…俺のことを?」
六花「…うん。」
イーラ「でもレジーナは、本当はトランプ王国の人間だったんだろ?初めからジコチューだった俺なんか…」
26: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:11:29 ID:h9AzUE9.
六花「そんなこと…今は関係ないわ…」
イーラ「そりゃ俺だって、元々はトランプ王国襲ってたんだぜ…お前達の妖精のアイちゃんを攫おうとしたこともあったのに…」
六花「………・。」
イーラ「……それでもか…?」
六花「何度も言わせないでよ…私の気持ち、素直に受け止めてほしいの…!」
イーラ「………。」
六花「………。」
イーラ「そりゃ俺だって、元々はトランプ王国襲ってたんだぜ…お前達の妖精のアイちゃんを攫おうとしたこともあったのに…」
六花「………・。」
イーラ「……それでもか…?」
六花「何度も言わせないでよ…私の気持ち、素直に受け止めてほしいの…!」
イーラ「………。」
六花「………。」
27: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:11:59 ID:h9AzUE9.
イーラ「何でだよ…」
六花「……えっ?」
イーラ「何で…もっと早く言ってくれないんだよ…!」
六花「何で、って…」
イーラ「もっと早く言ってくれたら…俺だって…素直になれたはずなのに…!」
六花「イーラ……」
イーラ「俺だって…あの時を機に、もし敵同士じゃなかったら、気持ちを伝えたかったのに…!」
イーラ「でも、ジコチューの立場もプライドもあって…なかなか本当の気持ちに気付かない自分がいて…」
六花「………。」
イーラ「ちくしょう…何でだよ…涙なんて流したことないのに…」 ボロッ…
六花「……えっ?」
イーラ「何で…もっと早く言ってくれないんだよ…!」
六花「何で、って…」
イーラ「もっと早く言ってくれたら…俺だって…素直になれたはずなのに…!」
六花「イーラ……」
イーラ「俺だって…あの時を機に、もし敵同士じゃなかったら、気持ちを伝えたかったのに…!」
イーラ「でも、ジコチューの立場もプライドもあって…なかなか本当の気持ちに気付かない自分がいて…」
六花「………。」
イーラ「ちくしょう…何でだよ…涙なんて流したことないのに…」 ボロッ…
28: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:12:32 ID:h9AzUE9.
六花「イーラ……やっと…言ってくれたんだね……!」
イーラ「………。」
六花「私だって…貴方がいつかそう言ってくれるのを、信じてたんだから…!」
イーラ「キュアダイヤモンド…!」
イーラ「………。」
六花「私だって…貴方がいつかそう言ってくれるのを、信じてたんだから…!」
イーラ「キュアダイヤモンド…!」
29: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:13:04 ID:h9AzUE9.
主審「…」ピピッ
イーラ「……っ!?」チラ
第4審判「…。」 [1:00]
イーラ(すっかり忘れてた…ロスタイムだったんだ…!)
六花「…どうしたの、イーラ?」
イーラ「折角気持ち伝えられたのに、ごめんな…」
イーラ「悪いけど俺…もう少し時間経ったら、ジャネジー無くなる前に戻らないといけないんだ…」
イーラ「……っ!?」チラ
第4審判「…。」 [1:00]
イーラ(すっかり忘れてた…ロスタイムだったんだ…!)
六花「…どうしたの、イーラ?」
イーラ「折角気持ち伝えられたのに、ごめんな…」
イーラ「悪いけど俺…もう少し時間経ったら、ジャネジー無くなる前に戻らないといけないんだ…」
30: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:13:37 ID:h9AzUE9.
六花「待ってイーラ…あなた、あと1時間しかないの…!?」
イーラ「えっ…!?」
第4審判「…。」 [1:00]
イーラ「…お前、俺の近くにいる奴ら、見えてるのか…!?」
六花「…うん。」
イーラ「嘘だろ、お前まさか―――」
六花「私、今日マナとシャルルとラケルと一緒にソリティアに行こうとしたんだけど…」
六花「その途中の交差点で…トラックに轢かれそうになった男の子を助けようとして…」
六花「その子は助かったんだけど、私は……」
イーラ「……っ!?」ゾクッ…
イーラ「えっ…!?」
第4審判「…。」 [1:00]
イーラ「…お前、俺の近くにいる奴ら、見えてるのか…!?」
六花「…うん。」
イーラ「嘘だろ、お前まさか―――」
六花「私、今日マナとシャルルとラケルと一緒にソリティアに行こうとしたんだけど…」
六花「その途中の交差点で…トラックに轢かれそうになった男の子を助けようとして…」
六花「その子は助かったんだけど、私は……」
イーラ「……っ!?」ゾクッ…
31: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:14:11 ID:h9AzUE9.
主審B「…。」
副審1B「…。」
副審2B「…。」
第4審判B「…。」[1:12]
イーラ「嘘だろ…こんな事、あるはずが…」
六花「ごめんね…まさか私もこんな事になるなんて、思ってもいなかった…」
イーラ「……。」
審判団A「「・・・・・・。」」
審判団B「「・・・・・・。」」
副審1B「…。」
副審2B「…。」
第4審判B「…。」[1:12]
イーラ「嘘だろ…こんな事、あるはずが…」
六花「ごめんね…まさか私もこんな事になるなんて、思ってもいなかった…」
イーラ「……。」
審判団A「「・・・・・・。」」
審判団B「「・・・・・・。」」
32: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:14:43 ID:h9AzUE9.
六花「ねえ、イーラ…私の家に行かない…?」
イーラ「えっ…」
六花「あの時のオムライス、もう一度作ってあげようと思うの…あと1時間ならギリギリ間に合うはずだから…」
イーラ「オムライスを…?」
主審B「…。」ピピッ
六花「?」
主審B「…。」ユビサシ
第4審判B「…。」 [1:11]
六花「分かってる…何とか時間は間に合わせるから…」
主審B「……。」
イーラ「えっ…」
六花「あの時のオムライス、もう一度作ってあげようと思うの…あと1時間ならギリギリ間に合うはずだから…」
イーラ「オムライスを…?」
主審B「…。」ピピッ
六花「?」
主審B「…。」ユビサシ
第4審判B「…。」 [1:11]
六花「分かってる…何とか時間は間に合わせるから…」
主審B「……。」
33: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:15:20 ID:h9AzUE9.
―――六花宅。
第4審判A「…。」 [0:22]
第4審判B「…。」 [0:34]
六花「やっと出来た…急いで作ったからちょっと雑かもしれないけど…」
六花「あなたが記憶喪失になった時、敵同士でも困った人を助けたいと思って…私がオムライスを作って食べさせてたの…」
イーラ「これが…あの時と同じオムライス…」
―――パクッ…
第4審判A「…。」 [0:22]
第4審判B「…。」 [0:34]
六花「やっと出来た…急いで作ったからちょっと雑かもしれないけど…」
六花「あなたが記憶喪失になった時、敵同士でも困った人を助けたいと思って…私がオムライスを作って食べさせてたの…」
イーラ「これが…あの時と同じオムライス…」
―――パクッ…
34: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:16:00 ID:h9AzUE9.
イーラ「美味しい…!」
六花「良かった…そう言ってくれて…」
イーラ「そうだった…俺はあの時、雷に打たれたのをお前が助け出してくれたんだよな…」
イーラ「そして、その時に食べたオムライス…!」
六花「……ちゃんと思い出してくれたんだ…!」
イーラ「なあ……いつか俺がくだらないって言ってた『愛』って……こういう事だったのかな…」
六花「…ええ、きっとそうだと思うわ…!」
イーラ「そうかな……」
六花「良かった…そう言ってくれて…」
イーラ「そうだった…俺はあの時、雷に打たれたのをお前が助け出してくれたんだよな…」
イーラ「そして、その時に食べたオムライス…!」
六花「……ちゃんと思い出してくれたんだ…!」
イーラ「なあ……いつか俺がくだらないって言ってた『愛』って……こういう事だったのかな…」
六花「…ええ、きっとそうだと思うわ…!」
イーラ「そうかな……」
35: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:16:31 ID:h9AzUE9.
六花「…。」ダキッ
イーラ「…!?」
六花「折角、分かり合えたのに…やっと友達でいられると思ったのに…!」ボロボロ…
イーラ「…いいんだよ、俺はこれで十分だよ…!」
審判団A「「・・・・・・。」」
審判団B「「・・・・・・。」」
イーラ「…!?」
六花「折角、分かり合えたのに…やっと友達でいられると思ったのに…!」ボロボロ…
イーラ「…いいんだよ、俺はこれで十分だよ…!」
審判団A「「・・・・・・。」」
審判団B「「・・・・・・。」」
36: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:17:07 ID:h9AzUE9.
主審A「…。」ピピッ
イーラ「……!」
第4審判A「…。」 [0:15]
六花「待って、審判さん…まだ時間あるんだよね…?」
主審B「!!」ピピピピピピ!
六花「!?」
主審B「」イエローカードビシッ
六花「ロスタイムなんでしょ!?何で最後ぐらい自由にさせてくれないの!?」
イーラ「……!」
第4審判A「…。」 [0:15]
六花「待って、審判さん…まだ時間あるんだよね…?」
主審B「!!」ピピピピピピ!
六花「!?」
主審B「」イエローカードビシッ
六花「ロスタイムなんでしょ!?何で最後ぐらい自由にさせてくれないの!?」
37: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:17:39 ID:h9AzUE9.
主審B「……!?」
イーラ「いいんだ、キュアダイヤモンド…俺はもうこれで満足したから…」
六花「ねえ…貴方の最後、私も付き添って大丈夫かな…?」
イーラ「えっ…!?」
六花「貴方も寂しいかもしれないし…出来ることなら、1秒でも長く一緒に居たいの…」
イーラ「でもお前も時間無いし…キュアハート達のこともあるはずだろ?」
六花「うん…でも私はイーラと会う前に、ママやありす達とは目一杯話せたから…もうこれ以上やり残したことはないわ。」
六花「本当は時間止められてなかったら、マナとも一緒に居たかったけど…」
イーラ「キュアハート、時間止められてるのか…!?」
六花「うん、マナもラケルも、無事だったけど私の事故現場に居合わせちゃって…」
六花「でも、マナみたいに貴方に愛を分け与えることが、ロスタイムでやり残した、プリキュアとしての最後の使命だから…!」
イーラ「……。」
イーラ「いいんだ、キュアダイヤモンド…俺はもうこれで満足したから…」
六花「ねえ…貴方の最後、私も付き添って大丈夫かな…?」
イーラ「えっ…!?」
六花「貴方も寂しいかもしれないし…出来ることなら、1秒でも長く一緒に居たいの…」
イーラ「でもお前も時間無いし…キュアハート達のこともあるはずだろ?」
六花「うん…でも私はイーラと会う前に、ママやありす達とは目一杯話せたから…もうこれ以上やり残したことはないわ。」
六花「本当は時間止められてなかったら、マナとも一緒に居たかったけど…」
イーラ「キュアハート、時間止められてるのか…!?」
六花「うん、マナもラケルも、無事だったけど私の事故現場に居合わせちゃって…」
六花「でも、マナみたいに貴方に愛を分け与えることが、ロスタイムでやり残した、プリキュアとしての最後の使命だから…!」
イーラ「……。」
38: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:18:10 ID:h9AzUE9.
―――――――――
――――――
―――
実況「ロスタイムを戦い抜いたイーラ選手が、最後の時を迎えようとしています…!」
イーラ「俺が消滅した場所…ここで大丈夫だよな…?」
主審A「…。」コクッ
第4審判A「…。」 [0:01]
審判団B「「…。」」
イーラ「じゃあ…俺は先に行くから…」
六花「こんなに切ないことってあるんだね…」
――――――
―――
実況「ロスタイムを戦い抜いたイーラ選手が、最後の時を迎えようとしています…!」
イーラ「俺が消滅した場所…ここで大丈夫だよな…?」
主審A「…。」コクッ
第4審判A「…。」 [0:01]
審判団B「「…。」」
イーラ「じゃあ…俺は先に行くから…」
六花「こんなに切ないことってあるんだね…」
39: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:18:47 ID:h9AzUE9.
イーラ「なあ、キュアダイヤモンド…」
六花「イーラ…?」
イーラ「他からは嫌われる存在かもしれないけど…俺はジコチューとして生まれてきた事は、結果的に良かったと思ってる…」
イーラ「そうじゃないと…プリキュアだったお前に会うことも、無かったかもしれないから…これも、一つの運命なのかな…!」
六花「…私も、あなたに会えて本当によかったわ。また生まれ変わったときは…ずっと友達でいようね…!」
イーラ「…ああ……!」
六花「イーラ…?」
イーラ「他からは嫌われる存在かもしれないけど…俺はジコチューとして生まれてきた事は、結果的に良かったと思ってる…」
イーラ「そうじゃないと…プリキュアだったお前に会うことも、無かったかもしれないから…これも、一つの運命なのかな…!」
六花「…私も、あなたに会えて本当によかったわ。また生まれ変わったときは…ずっと友達でいようね…!」
イーラ「…ああ……!」
40: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:19:22 ID:h9AzUE9.
六花「…。」チュッ…
イーラ「……!」
六花「ありがとう、イーラ…」
………。
イーラ「ありがとな、六花……!」
主審A「…。」
[0:00]
ピッ,ピッ,ピィ--------ッ…
イーラ「……!」
六花「ありがとう、イーラ…」
………。
イーラ「ありがとな、六花……!」
主審A「…。」
[0:00]
ピッ,ピッ,ピィ--------ッ…
41: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:19:57 ID:h9AzUE9.
六花「うぐっ……イーラ……」ボロボロ…
審判団B「「……。」」
審判団A「「……。」」
主審B「…。」ポンポンッ
六花「……。」チラッ
第4審判B「……。」[0:12]
六花「そうね…私もそろそろ元の場所に行かないと……!」
実況「さあ菱川選手、敵同士という壁を乗り越えてパスを繋ぎ、再び走り出しました!」
解説「残り僅かな時間、とにかく前へ進んでほしいですね…!」
審判団B「「……。」」
審判団A「「……。」」
主審B「…。」ポンポンッ
六花「……。」チラッ
第4審判B「……。」[0:12]
六花「そうね…私もそろそろ元の場所に行かないと……!」
実況「さあ菱川選手、敵同士という壁を乗り越えてパスを繋ぎ、再び走り出しました!」
解説「残り僅かな時間、とにかく前へ進んでほしいですね…!」
42: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:20:28 ID:h9AzUE9.
―――――――――
――――――
―――
六花「はぁ…はぁ…ようやく間に合ったわね…」
主審B「…。」ゼエゼエ
副審1B「…。」ハアハア
副審2B「…。」クタクタ
第4審判B「…。」ハアハア [0:02]
六花「一つだけ…済ませてないことがあるわ…。」
主審B「…。」
――――――
―――
六花「はぁ…はぁ…ようやく間に合ったわね…」
主審B「…。」ゼエゼエ
副審1B「…。」ハアハア
副審2B「…。」クタクタ
第4審判B「…。」ハアハア [0:02]
六花「一つだけ…済ませてないことがあるわ…。」
主審B「…。」
43: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:21:02 ID:h9AzUE9.
マナ「――――――」
六花「マナ…」
マナ「――――――」
六花「……!」ダキッ
六花(マナ…時間止められて最後に話せなかったのは残念だけど、あなたとずっと一緒に過ごした日々は、ずっと忘れないわ…!)
六花(ずっとこれからも、みんなに愛を振りまいていってね…!)
第4審判B「……。」 [0:01]
六花「マナ…」
マナ「――――――」
六花「……!」ダキッ
六花(マナ…時間止められて最後に話せなかったのは残念だけど、あなたとずっと一緒に過ごした日々は、ずっと忘れないわ…!)
六花(ずっとこれからも、みんなに愛を振りまいていってね…!)
第4審判B「……。」 [0:01]
44: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:21:43 ID:h9AzUE9.
六花「最初に轢かれた時と、同じ大勢になればいいのね…」
主審B「…。」コクッ
六花「ねえ、審判さん…」
主審B「…?」
六花「さっきはきつい事を言ってしまったけど、私にこれだけの時間をくれて、本当にありがとう…!」
主審B「…。」イエイエ
六花(医者の夢は志半ばだったけど…私の人生、家族やマナ達と、たくさんの人に会えて、本当に幸せだった…)
六花(それに、ロスタイムで最後にイーラともようやく解り合えた…本当に悔いのない人生だった…!)
六花(―――ありがとう、さようなら…!)
主審B「…。」コクッ
六花「ねえ、審判さん…」
主審B「…?」
六花「さっきはきつい事を言ってしまったけど、私にこれだけの時間をくれて、本当にありがとう…!」
主審B「…。」イエイエ
六花(医者の夢は志半ばだったけど…私の人生、家族やマナ達と、たくさんの人に会えて、本当に幸せだった…)
六花(それに、ロスタイムで最後にイーラともようやく解り合えた…本当に悔いのない人生だった…!)
六花(―――ありがとう、さようなら…!)
45: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:22:22 ID:h9AzUE9.
主審B「…。」
[0:00]
ピッ,ピッ,ピィ--------ッ…
[0:00]
ピッ,ピッ,ピィ--------ッ…
46: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/20(木) 22:23:23 ID:h9AzUE9.
少々雑な部分もありましたがこれにて完結です。
それでは完結報告書きに行ってきます。
それでは完結報告書きに行ってきます。
引用元: 【ドキプリ】イーラ「ロス:タイム:ライフ・・・?」
(デレマスSS)『ふたりはデレキュア』8話
2018-08-28
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/27(月) 20:17:43.92 ID:OJNS7wNH0
モバマスのプリキュア風SSです。
続きものです。
過去作は最後に書きます。
プロデューサー(P)→実は妖精プップであり人間に化けてデレキュアに変身できる子を探していた。
的場梨沙→シンデレラカタンに変身するアイドルのたまご
成宮由愛→シンデレライムに変身するアイドルのたまご
千川ちひろ→プップの事情を知ってお手伝いをしてくれるアイドル事務所の事務員
敵
ロノーマ、バステノ、スタイラー→3人の幹部
黒坂ミライ→宮城出身の14歳でパンクファッションが好きで眼帯をしている子だが、敵に洗脳され漆黒のアイドルになっている
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/27(月) 20:20:03.48 ID:OJNS7wNH0
☆オープニング前
梨沙「的場梨沙よ」
由愛「成宮由愛……です」
梨沙「二人でデレキュアとアイドルしてるわ!」
由愛「今日は一緒だね。えへへ♪」
梨沙「一人で仕事ってのも大変よね」
由愛「本当に……大変でした」
☆ゼーツの間
スタイラー「これでミライの活動を再開できるわね」
ロノーマ「やっとかよ」
バステノ「見た目だけ治しても意味が無いのではないか」
スタイラー「デレキュア一人でも勝てないアンタたちの意見なんて聞く意味ないわ」
バステノ「……」
ロノーマ「くっ……」
ミライ「……」
スタイラー「そうだ。バステノ、ロノーマ、アンタたちの絶望への技をミライに教えなさいな」
ロノーマ「何だって?」
バステノ「……」
スタイラー「ミライのやれることを増やせば、ミライをおとりにもっと好きに絶望に染めたい子を物色できるようになるわよ?」
バステノ「……ほぅ。面白い試みじゃないか」
ロノーマ「いやいやまてまて、俺のコレクションは使わせたくねぇぞ!」
スタイラー「アンタが作った失敗の模造品でもいいわよ?」
ロノーマ「……なら、まぁいいか」
ミライ「……」
スタイラー「各自のダンスやボーカルレッスンに技の習得も追加しつつ、次のステップに移るわ」
ミライ「……」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/27(月) 20:20:56.16 ID:OJNS7wNH0
☆オープニング
梨沙「黒いミライと応援の心」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/27(月) 20:22:43.37 ID:OJNS7wNH0
☆事務所、梨沙と由愛の部屋
梨沙「へぇ~結局、由愛は仕事じゃなくて、その先輩アイドルとレッスンしただけなのね」
由愛「うん……でも、いろいろ教わったよ」
梨沙「アタシも仕事しながらだけど、いろいろやってきたわ」
ちひろ「梨沙ちゃん、すごかったんですよ!」
梨沙「必殺技とかいろいろパワーアップもしたし♪」
由愛「そうなんだ……」
P「由愛だって、成長したよな? デレキュアとしても」
由愛「はい。精霊さんの力を借りられるようになりました」
梨沙「せいれい!? なにそれ!!」
由愛「えっと……変身しないとダメみたいなので、そのときに……」
梨沙「戦いたくなんてないけど……気になるわね」
ちひろ「あ、プロデューサーさん。そろそろ会議ですよ?」
P「あ、そういえば緊急会議でしたっけ」
ちひろ「はい。その……ミライちゃんのプロデューサーへの問答みたいですけど」
梨沙「え?」
由愛「ミライさんって、あの?」
ちひろ「そう。黒坂ミライちゃん……」
P「とりあえず、行ってきます」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/27(月) 20:24:28.58 ID:OJNS7wNH0
☆数時間後の梨沙と由愛の部屋
P「と、言うことで……」
智香P「君達には黒坂ミライとのライブバトルで若林智香のバックダンサーを頑張ってもらう」
梨沙「ウソ……」
由愛「バック……ダンサー……」
智香P「スケジュールは今日中にこちらで詰めて送る。智香も極力参加させるようにしよう」
P「よろしくお願いします」
智香P「こちらこそ、よろしく」
梨沙「ヨロシクお願いします」
由愛「よろしくおねがいします」
(智香P退室)
P「……ということだ」
梨沙「何が、ということよ! 突然すぎるでしょ!!」
由愛「しかも……ミライちゃん……」
P「いやぁ、スタイラーがかなり悪いことしててさ……僕と智香ちゃんのPさんが声を上げちゃったんだよね……」
梨沙「こんなん絶対に戦うことになるじゃない」
由愛「……」
P「でも、バックダンサーは大きな仕事だと思うしさ」
梨沙「それはそうだけど……」
由愛「……うん」
梨沙「由愛?」
由愛「頑張る。その……戦うとは……限らないと……思うし」
梨沙「……そ、そう……ね」
P「よし、じゃあライブに向けて頑張ろう」
梨沙「やってやるわッ!」
由愛「はい!」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/27(月) 20:28:29.06 ID:OJNS7wNH0
☆レッスン場
トレーナー「リズムに乗って!」
智香「ワン! ツー! ワン! ツー!」
トレーナー「智香ちゃん、いつも通りいい調子です♪ 梨沙ちゃんと由愛ちゃんも笑顔で!」
梨沙「え、笑顔って」
由愛「はぁ……はぁ……」
トレーナー「はい! リズムを合わせて、ワン! ツー! ワン! ツー!」
梨沙「ふぅ……ふぅ……」
由愛「はぁ……はぁ……」
智香「ワン! ツー! ワン! ツー!」
……
トレーナー「一旦休憩しましょう。ちょっと練習に使えそうなものとか探してきますね」
梨沙「つ、疲れた……」
由愛「はぁ……はぁ……」
智香「あらら、お二人ともお疲れですか?」
梨沙「智香……さんはすごいわね」
智香「動くの大好きですし、大好きなことをしてるのって疲れませんよね!」
由愛「……」
智香「それに、すごい応援がライブで出来たら、もっとたくさんの笑顔に出会えるかなって思ったら、嬉しくて☆」
梨沙「たくさんの……」
由愛「笑顔……」
智香「はい! 私、応援でみんなが笑顔になったのを見るの大好きなんですっ!」
梨沙「こっちが笑顔になるくらいのすっごい笑顔ね……」
由愛「すごい……私達にも……出来るのかな?」
梨沙「由愛?」
智香「できますよ!」
梨沙「え?」
智香「ライブで一緒にみんなを笑顔に出来るように練習を応援します!」
梨沙「そこでも応援なのね……」
由愛「……梨沙ちゃん」
梨沙「由愛?」
由愛「一緒に……頑張ろう。……その……3人で」
梨沙「もちろん!」
智香「よーーし! シンデレラチアチーム!! がんばろー☆」
梨沙&由愛「おーー!!」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/27(月) 20:30:10.40 ID:OJNS7wNH0
☆CM(モバマス以外の過去作宣伝)
その1
いちか「うん。今日はここでキラパティオープン!」
ひかり「あの、お二人に相談が……」
ほのか「どうしたの、ひかりさん?」
ひかり「その……アカネさんが気になるスイーツ屋さんがあるからお土産を買ってきてほしいと言われまして」
なぎさ「スイーツ屋さん?」
ほのか「まぁ♪ 素敵そうね」
ひかり「でも、一人だとちょっと不安で……」
なぎさ「じゃあ、そのお店行ってみようよ、みんなで!」
ひかり「ありがとうございます」
いちか「くろとしろとめがみさま!? すてきなせんぱい!!」
URL→ http://sshouko.net/blog-entry-2127.html
あきら「あれって、もしかして……キラパティ?」
いちか「よーし、レッツラクッキーン♪」
その2
はな「ルールーとえみるにお母さんからお願いがあるんだって!」
ルールー「お願い……」
えみる「なのです?」
はな「うんうん! それから、さあやとほまれはわたしとお仕事なんだって!」
ほまれ「へぇ~」
さあや「楽しみね♪」
はぐたん「おしごお~♪」
ハリー「いつも通り楽しそうなやっちゃな」
はな「まほうとおおぞら!? すてきなパンの思い出」
URL→ http://sshouko.net/blog-entry-1562.html
はな「まほう? どっかで聞いたような……」
はぐたん「は~ぎゅう~♪」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/27(月) 20:31:31.05 ID:OJNS7wNH0
☆ライブの控え室
梨沙「うぅ……」
由愛「……」
智香「いっち、にー、いっち、にー♪」
P「二人共ガチガチだな……なぁ」
智香P「やあ、プロデューサー君」
P「あ、本日はお世話になります」
智香P「うん。よろしく頼むよ。それはそうと、実は智香は教えたりするのも好きでね」
P「は、はぁ……」
智香P「そういうことで、彼女達にかけるのは一言までだ。出来れば彼女達の緊張を智香にほぐさせてやってくれ」
P「え? ……は、はい……」
智香P「智香ー! 笑顔の準備は万全か?」
智香「モチロンですーっ!」
智香P「じゃあ、今日は頼んだぞ」
智香「はーい☆」
P「梨沙ちゃん、由愛ちゃん、楽しもう! 僕はちゃんと見てるからね!」
梨沙「ちゃんと見てるって……アンタが言うとヘンタイっぽいんだけど……」
由愛「梨沙ちゃん!?」
P「相変わらず手厳しいなぁ……じゃ、またライブ後にね」
梨沙「フンッ!」
由愛「はわわ……」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/27(月) 20:36:44.31 ID:OJNS7wNH0
☆ミライの控え室
ミライ「……」
スタイラー「いつも通りにね」
ミライ「はい……」
スタイラー「ミライのための曲を歌えるのはミライだけ……その歌とダンスで魅了してきなさい」
ミライ「かしこまりました」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/27(月) 20:38:35.64 ID:OJNS7wNH0
☆舞台裏
梨沙「つ、ついに始まるわね……」
由愛「先に歌うのは……ミライさん……」
智香「……」ウズウズ
梨沙「と、智香?」
智香「えへへ……そ、その楽しみで仕方ないんです☆」
由愛「楽しみで?」
智香「はい。ずっと頑張った3人でみんなを笑顔に出来るって思ったら、とっても楽しみで」
梨沙「……」
由愛「……」
智香「あ、もしかして……プレッシャーになっちゃいました?」
梨沙「そ、そんなこと……」
由愛「……」
智香「応援って、誰かのためでもあるんですけど、自分のためでもあるんです」
梨沙「え?」
智香「もし緊張とかで心が折れそうなときは言ってみるんです。フレフレ自分……って」
梨沙「フレフレ……アタシ」
由愛「フレフレ……私」
智香「その感じです。ライブになったら自分の元気を届けて、元気のお返しをもらうんです」
由愛「元気の……お返し?」
智香「はい。アイドルになってから何度も感じているんです。たくさんのお返しをもらっているって」
由愛「お返し」
智香「返ってきた元気をもっと大きくしてお客さんにもっと元気を渡すのが楽しいんですよ!」
梨沙「……」ウズ
由愛「梨沙ちゃん?」
梨沙「その景色、ちょっと見てみたくなってきた……由愛は?」
由愛「わ、私も……気になります」
智香「じゃあ、元気をチャージして出番に備えましょう☆」
梨沙&由愛「はい!」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/27(月) 20:40:25.97 ID:OJNS7wNH0
………
ミライ「みんなで、暗い底へ……私とともに沈みましょう……」
………
梨沙「な、何なのよ、この曲」
由愛「暗くて……悲しい……真っ黒……」
智香「……」
由愛「あ、お客さんたちが」
梨沙「みんな元気をなくしていっているわね」
由愛「泣いている人も居る……」
智香「フレフレ……私」
梨沙「え?」
智香「大丈夫。私達は絶対に元気にしてみせるから……ね?」
梨沙「!……モチロン!」
由愛「はい! がんばります!」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/27(月) 20:42:33.92 ID:OJNS7wNH0
☆ステージ裏
P「なんて深く暗い曲」
スタイラー「彼女のオリジナル曲よ。これを聴いた観客は何にも反応できなくなるの……もう勝ちは確定かしら?」
P「歌い終わった空気が重過ぎる……」
スタイラー「そういうこと。もうミライの魅力で地獄の底よ♪」
智香P「はは! 智香をナメてもらっては困るな」
スタイラー「あら、余裕なんですね? ハンデで新人を2人も背負っているのに」
P「!」
智香P「いや、彼女達は立派な仲間さ」
智香『みなさーん! 元気にいきましょー♪』
会場『……』
P「……レスポンスがない」
スタイラー「だから、無理なのよ。そしてあの子は呼びかけに誰もこたえなくて失望するの最高の顔でね」
智香P「だから、智香をナメるな」
智香『まずはみんなで元気になりましょう! フレーフレー! みんな♪』
梨沙『フレーフレー!』
由愛『みーんなー!』
観客『……』
スタイラー「だから無理だって」
智香『フレーフレー! みーんなっ♪』
観客『……フレー』
スタイラー「え?」
(徐々に観客からのコールが湧き出す)
智香P「だから言っただろ?」
スタイラー「……目障りね……ミライ、やりなさい」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/27(月) 20:45:16.71 ID:OJNS7wNH0
☆ステージ
ミライ「……」
梨沙「ミライ」
由愛「……」
智香「あ! ミライさんも一緒にどうですか?」
ミライ「アナタの希望を消すわ……浮かび上がりなさい希望の水晶」
智香「え?」(智香の胸から水晶が現れて倒れる)
(会場に絶望のフィールドが形成されて会場の客なども全員気絶してしまう)
梨沙「え? それって、あのサルみたいなヤツのじゃないの!?」
ミライ「私は進化する……絶望へ誘うアイドルとして」(槍のような武器を召喚する)
梨沙「由愛、智香のこと守るわよッ」
由愛「はい!」
由愛・梨沙「マイカラーチェンジ!ライブセット!!」
(変身)由愛→シンデレライム、梨沙→シンデレラカタン
ラカタン「よわよわ心に栄養まんてん!シンデレラカタン!」
ライム「しおしお心をスキッとさせます!シンデレライム!」
ラカタン&ライム「ふたりはデレキュア!!」
ミライ「また無様にやられるだけよ ハァ!」
ラカタン「させないって言ってるでしょ!」
パシンッ(槍による突きを蹴りで弾く)
ミライ「チッ」
ライム「いきます! って、はわわ!?」
ドゴッ(精霊の力が働きすぎて高速体当たりになる)
ミライ「ガハッ」
ライム「いたた……」
ラカタン「ライム!? 大丈夫?」
ライム「大丈夫です。まだ上手に加減ができなくて……」
ラカタン「すごいわね……精霊……」
ライム「ラカタンのキックも強くなってますよね?」
ラカタン「そうね。気持ちが入るほど強くなれる気がするわッ」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/27(月) 20:46:46.55 ID:OJNS7wNH0
ミライ「おしゃべりしすぎ」
ヒュンヒュンヒュンヒュン(高速の突き)
ラカタン「それだけ余裕ってことよ!」
ライム「……」
(ライムもラカタンも全て避けきる)
ミライ「こざかしい……」
ライム「確か、この儀式のときは武器を壊せばいいんですよね?」
ラカタン「そうだったはず!」
ライム「なら、私のライムスコールでミライさんを動きにくくすればラカタンが決めてくれますか?」
ラカタン「ライム?……よし、任せなさい!」
ミライ「大声で作戦会議……格下なのにナメすぎていませんか? ハァ!!」
ライム「精霊さんお願い! ライムスコール!!」
ズガガガガッ(ミライを追尾するエネルギー弾をたくさん撃ち出す)
ミライ「チッ」
(槍を高速回転させて防いでいる)
ライム「ラカタン!」
ラカタン「ラカタンシューーーーートッ!!」
ドッゴーーン!(ボール状のエネルギー弾を蹴り飛ばす)
ミライ「どこに向けて蹴っている?」
ラカタン「アンタの武器に決まっているでしょ」
ギュルルルルルル……バキンッ!(物凄い回転で方向を変えてミライの槍を壊す)
ミライ「……」
ラカタン「アンタも進化してるかもしれないけどね、アタシたちだって進化してんのよ!」
ライム「ミライさんにはもう負けられませんから」
ミライ「……」
スタイラー「あらあら、してやられちゃったわね……今日はもう帰りましょ」
ミライ「……ハイ」
(ミライとスタイラー離脱)
ラカタン「やっば、ライム、みんなが起きちゃう!」
ライム「は、早く戻りましょう」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/27(月) 20:51:13.58 ID:OJNS7wNH0
☆ライブ後の車内
P「2人ともお疲れ様」
ちひろ「今日も大活躍したみたいですね!」
梨沙「ホントに疲れたわ」
由愛「はい……」
P「それにしても、2人ともすごかったな……」
梨沙「そういえばアンタ、なんで来なかったのよ」
由愛「……」
P「スタイラーが余計な手を出さないように止めたり、智香ちゃんのプロデューサーさんの対応とか必要だったからね」
梨沙「そ、それなら仕方ないわね」
P「あと、2人なら大丈夫だって、信じていたから」
由愛「え?」
P「僕は2人ならミライに勝てるって信じているんだ」
梨沙「あっそ」
ちひろ「もしかして梨沙ちゃん、照れています?」
梨沙「そ、そんなんじゃないわよ!」
由愛「……」
P「さて、何か食べたいものはある?」
梨沙「アンタのおごり?」
P「モチロン」
梨沙「由愛、高いお店知ってる?」
P「由愛ちゃん、さすがにそこは僕の味方になって店を選らんでくれるよね?」
ちひろ「プロデューサーさん、必死すぎませんか?」
由愛「え? え??」
梨沙「アンタ由愛を仲間にするのはヒキョウよ!」
P「え~……」
由愛「そ、その……みんなで一緒ならどこでもいい……かな」(ほわほわ笑顔
梨沙「……この笑顔の由愛にはかなわないわ~」
ちひろ「可愛いですよね~」
P「そうだね。みんながほわほわしちゃうとってもいい笑顔だ」
由愛「♪」
続く
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/27(月) 20:52:25.04 ID:OJNS7wNH0
☆次回予告
成宮由愛です。
ミライちゃん……今回はなんとかなたけど……
え? ロケのお仕事ですか?
梨沙ちゃん、とってもはりきってますね
わ、私も楽しみです
次回、『世界レベルのロケ』
せ、世界……レベル?
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/27(月) 20:53:22.36 ID:OJNS7wNH0
過去作
『ふたりはデレキュア』1話:伝説の戦士誕生って私(アタシ)たち!?
『ふたりはデレキュア』2話:2人の色の必殺技!
『ふたりはデレキュア』3話:早速解散の危機!?
『ふたりはデレキュア』4話:アイドルの景色
『ふたりはデレキュア』5話:絶望のアイドル!?
『ふたりはデレキュア』6話:本当のラカタンシュート
『ふたりはデレキュア』7話:ライムとせいれいのみちびき
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/27(月) 20:57:35.65 ID:OJNS7wNH0
あとがき
やっと8話ができました。
今回は前々からリクエストを受けていた若林智香ちゃんのゲスト回です。
今後もいろんなPさんの担当考察や意見を参考に話を作ることも増えそうかな~と思っています。
最低でもミライ編だけでも完遂させたい……。
また、やっと変身後やミライのデザインが決まったので、
その辺りも上手く展開していきたいです。
次回は世界レベルさん
まずは世界レベルさんの勉強からだ……
そんな感じ
やっと8話ができました。
今回は前々からリクエストを受けていた若林智香ちゃんのゲスト回です。
今後もいろんなPさんの担当考察や意見を参考に話を作ることも増えそうかな~と思っています。
最低でもミライ編だけでも完遂させたい……。
また、やっと変身後やミライのデザインが決まったので、
その辺りも上手く展開していきたいです。
次回は世界レベルさん
まずは世界レベルさんの勉強からだ……
そんな感じ
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/27(月) 21:24:00.17 ID:eoDzHW4eO
乙ですよっ☆
(プリキュア内クロス)いちか「くろとしろとめがみさま!? すてきなせんぱい!!」
2018-08-05
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/05(日) 18:13:46.15 ID:ZNq4qxXv0
ふたりはプリキュア マックスハート
キラキラ☆プリキュアアラモードのクロスSSです。
今回の設定として、
マックスハートもアラモードも本編終了後の世界です。
あと、アラモードは数名しか出ません。
以前書いたアラモードとS☆SのクロスSSの続編的な立ち位置にもなっています。
(その作品の詳細は本編CMにて)
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/05(日) 18:15:14.93 ID:ZNq4qxXv0
オープニング前
☆いつもの
パッコーーーン!!
いちか「ぐえっ! 私、宇佐美いちか。スイーツ大好き中学3年生!
スイーツにこめられたキラキラルの力で伝説のパティシエ、プリキュアやってまーす♪」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/05(日) 18:16:20.03 ID:ZNq4qxXv0
☆とある町
いちか「今日はここで頑張ってみようかな!」
いちか『キラパティのみんながそれぞれの道に進むことにしてから、
わたしはお休みになるとひとりで出かけて、気になった場所でキラパティをオープンしています』
??「おや? 見かけない顔だね、何かやるの?」
いちか「あ、こんにちは! 出張パティスリーをやるんです!」
??「こんにちは。へぇ~、若いのにすごいね。うちも近くでたこ焼き屋をやってるんだ。もしよかったら食べに来てね」
いちか「ありがとうございます! 是非是非行きますね♪ あ、わたしのスイーツもよろしくお願いします!」
??「うん。合間見て私か代理の子が買いに行くよ。うちはあっちの公園の方でやってるから、よろしくね~♪」
いちか「はい! いい人だな~大人って感じ! よし! キラパティ、オープン♪」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/05(日) 18:16:50.70 ID:ZNq4qxXv0
☆オープニング
いちか「くろとしろとめがみさま!? すてきなせんぱい!!」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/05(日) 18:18:07.02 ID:ZNq4qxXv0
☆キラパティ内
いちか「よ~し! レッツ・ラ・クッキーン♪」
(ショーウィンドウにスイーツたちが並んでいく)
??「あれ? 今日はここなんだ」
いちか「あ! あきらさん!! どうしてここに?」
あきら「たまたま大学の説明会でね。この辺りの大学も見学に来ていたんだ」
いちか「大学って、そんなにたくさんあるんですね」
あきら「そうだね。あ、手伝うよ」
いちか「え? 受験勉強は大丈夫なんですか?」
あきら「大丈夫。それに折角いちかちゃんに会えたんだもん。たまには……ね?」
いちか「あきらさん……」
あきら「て言っても、ほとんど準備は終わってるんだね。着替えたらお客さん呼んでくるよ」
いちか「ありがとうございます♪」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/05(日) 18:20:09.55 ID:ZNq4qxXv0
☆盛況な店内
??1「わぁ~! 内装もすごいですね!」
??2「ほんとうに綺麗……」
??3「さっきの店員さん超イケメンだったし!」
??2「なぎさ、さっきの店員さん……」
??3→なぎさ「キャー♪ どれも可愛い!! ほのか! どれにする!?」
??2→ほのか「もぅ……聞いてないし」
なぎさ「ほらほら、ひかりもアカネさんにお土産買って行くんでしょ?」
??1→ひかり「そうでした! どれも可愛くて目移りしちゃいますね……」
なぎさ「うんうん!」
いちか「店内で食べることも出来ますけれど、どうしますか?」
なぎさ「あ、それもいいかも……って、え?」
いちか「?」
ほのか「なぎさ? どうしたの?」
なぎさ「う、ううん。なんでもないよ!」
ひかり「ありがとうございます。でも、この後TAKO CAFEに行く予定がありまして」
いちか「TAKO CAFE?」
なぎさ「すっごく美味しいたこ焼きのお店なの!」
ほのか「ひかりさんはそこのお手伝いをしているのよね」
ひかり「はい。なので長居できないのです。ごめんなさい」
いちか「そうなんですね……って、たこ焼き? もしかしてバンダナをしてるお姉さんのお店ですか?」
ひかり「そうですけど……」
いちか「実は、そこには後で行ってみようと思ってるんです!」
ひかり「そうなんですか!?」
他の客「すみませーん!」
いちか「あ! すみません! すぐ行きます!! じゃあ、決まったら声をかけてくださいね」
ほのか「店員さん。わたし達と同じくらいなのにしっかりしているのね」
なぎさ「すごいよね~」
ほのか「またTAKO CAFEで会えるかもしれないし、今は他のお客さんの邪魔にならないように気になるのを買って移動しましょう」
なぎさ「うん!」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/05(日) 18:21:40.32 ID:ZNq4qxXv0
☆外のどこか
ディアブル(小さな欠片レベル)「……ここは……どこだ……流れ着いたこの地は……」
ゴメンナー「ゴメンナー、ゴメンナー」
ディアブル「……オマエら……何者だ?」
ゴメンナー「ゴメンナー、ゴメンナー」
ディアブル「オレとは違う悪の力の残り……か」
ゴメンナー「ゴメンナー、ゴメンナー」
ディアブル「その力……もらってやる!!」
ゴメンナー「ゴメ……ンナー、ザケ……ザケ……」
ディアブル「フフフ……この闇の欠片なら多少は動けるように……なに!? オレが食われ!?」
ザケンナー(オオカミ人間のような形)「ザーケンナー!!」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/05(日) 18:22:26.66 ID:ZNq4qxXv0
☆CM
CM1(過去作宣伝)
いちか「素敵な素敵なお客様は……黄色なおじさん!?」
あおい「なんなんだアイツ?」
ひまり「それに空を飛んでいる二人組みも!?」
ゆかり「フフ、楽しいことになりそうね♪」
いちか「キラキラ☆せいれいのせんぱい!?」
あきら「楽しいショータイムになりそうだね」
シエル「ウィ♪ せいいっぱいのおもてなしをしないとね♪」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/05(日) 18:23:47.12 ID:ZNq4qxXv0
CM2(関連作品宣伝)
的場梨沙「アタシたちが」
成宮由愛「アイドルで……」
二人「デレキュア!?」
梨沙「わかんないことだらけだけど……」
由愛「こわくて……不安だけど……」
梨沙「みんなを絶望にするヤツなんて」
由愛「許しません!」
二人「ふたりはデレキュア」
最新:7話
『ふたりはデレキュア』7話:ライムとせいれいのみちびき
梨沙「って、7話って由愛だけの話じゃない! ありえな~いッ!!」
由愛「はわわ……」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/05(日) 18:25:19.93 ID:ZNq4qxXv0
☆キラパティ店内
いちか「はぁ……落ち着いた……」
あきら「お疲れ様。盛況だったね」
いちか「あきらさんのおかげです!」
あきら「ありがとう。でも、他の場所でも盛況なんでしょ?」
いちか「どこの人たちも優しくて……」
あきら「きっと、いちかちゃんの元気と笑顔のおかげじゃないかな?」
いちか「え?」
あきら「みんなを嬉しい気持ちにしてくれる笑顔だからね」
いちか「えへへ……そんなこと言われるとテレてしまいますぞ♪」
あきら「ふふふ いいんじゃないかな」
いちか「あ、そうだ! この後、近くのたこ焼き屋さんが美味しいらしいので行ってみるんですけど、あきらさんもどうですか?」
あきら「たこ焼き?」
いちか「はい! お客さんにもそこでお手伝いしている人が居て、気になっているんです」
あきら「いいね。行こうか」
いちか「わーい♪」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/05(日) 18:27:42.90 ID:ZNq4qxXv0
☆TAKO CAFE
アカネ「いらっしゃーい って、あ、朝の!」
いちか「宇佐美いちかです」
アカネ「ひかりから可愛いスイーツもらったよ。美味しかった」
いちか「本当ですか! ありがとうございます!!」
アカネ「そっちは……彼氏さん?」
あきら「い、いえ、いちかちゃんのお手伝いです。あと……」
アカネ「あ、もしかして! ごめんね。カッコいいから間違っちゃったよ」
あきら「よく言われます……」
なぎさ「あー! さっきの店員さんたち!!」
ひかり「本当に来てくださったんですね」
いちか「はい! 来ちゃいました♪」
あきら「よろしくね♪」
なぎさ「は、はい……」(目がハート)
ほのか「なぎさ!?」
いちか「あ、そっか名前……私、宇佐美いちかって言います」
あきら「剣城あきらです」
なぎさ「あきらさん……」
ほのか「もぅ、なぎさったら……雪城ほのかです」
ひかり「く、九条ひかりです」
なぎさ「……」
ほのか「なぎさ、なぎさ!」
なぎさ「あ、み、美墨なぎさです」
あきら「なぎさちゃんね。よろしく♪」
なぎさ「は、はひぃ……」
アカネ「みんな~、そんな場所で突っ立ってないでそこのテーブルくっつけてみんなで座ってなよ」
ひかり「テーブル動かしますね」
いちか「あ、手伝います!」
アカネ「あ、小麦粉が足りなくなりそうだね……ちょっと買出し行ってくるね!」
ひかり「はい!」
なぎさ「あ、あきらさん……カッコいい」
ほのか「なぎさ……もしかしてまだ気付いてないのかしら?」
ミップル「!? ほのか!! 邪悪な力を感じるミポ」
ほのか「ミップル?」
メップル「なぎさ! なんか変なのが来るメポ!」
なぎさ「変なの?」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/05(日) 18:29:19.71 ID:ZNq4qxXv0
ザケンナー「ザーケンナーーーー!!!」
ほのか、なぎさ「ザケンナー!?」
なぎさ「ありえな~い!!」
ほのか「いちかさんとあきらさんは早く避難って……え?」
いちか「ねぇ、あきらさんあの形って」
あきら「うん。似てるね……ディアブルに……」
いちか「二人だけだけど」
あきら「ディアブルならやらないとね!」
いちか「みなさんは早く逃げてください!」
なぎさ「え?」
いちか「あきらさん! 行きましょう!!」
あきら「うん!」
ひかり「ザケンナーに向かって走って行ってしまいましたね……」
ほのか「二人が危ないわ! わたし達も行きましょう!!」
なぎさ「うん!」
ひかり「はい!」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/05(日) 18:31:14.51 ID:ZNq4qxXv0
☆ザケンナーの居る広場
いちか「なんか前のディアブルと違うけど」
あきら「やってみよう」
いちか・あきら「キュアラモード・デコレーション!」
いちか「ショートケーキ」
あきら「チョコレート」
いちか「元気と笑顔を!」
あきら「強さと愛を!」
いちか・あきら「レッツ・ラ・まぜまぜ!」
いちか→キュアホイップ(以下:ホイップ)「キュアホイップ! 出来上がり!」
あきら→キュアショコラ(以下:ショコラ)「キュアショコラ! 出来上がり!」
なぎさ「え? あきらさん…ショコラ……スカート……」
ほのか「なぎさ。もしかしてずっとあきらさんが女性だって気付いてなかったの?」
なぎさ「え? え?? ありえな~~~~い!!!」
ひかり「二人とも相手に押されてしまってます!」
ほのか「なぎさ! 早くわたし達も!」
なぎさ「そ、そうだった!!」
なぎさ・ほのか「デュアル・オーロラ・ウェーブ!」
ひかり「ルミナス・シャイニング・ストリーム!」
なぎさ→キュアブラック(以下:ブラック)「光の使者、キュアブラック!」
ほのか→キュアホワイト(以下:ホワイト)「光の使者、キュアブラック!」
ブラック・ホワイト「ふたりはプリキュア!」
ホワイト「闇の力のしもべ達よ!」
ブラック「とっととお家に、帰りなさい!」
ひかり→シャイニールミナス(以下:ルミナス)「輝く生命! シャイニールミナス! 光の心と光の意志、総てをひとつにするために!」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/05(日) 18:33:14.78 ID:ZNq4qxXv0
ブラック「ヤーーー!!」
ホワイト「ターーー!!」
ドゴッ!
ザケンナー「ザケンナー!?」
ホイップ「ブラック?」
ショコラ「ホワイト?」
ルミナス「お二人とも大丈夫ですか?」
ホイップ「は、はい」
ショコラ「ありがとう。大丈夫だよ」
ルミナス「お二人ともプリキュアだったのですね」
ホイップ「うん! ひかりさんやみなさんも?」
ルミナス「そういうこと……です」
ショコラ「ホイップ。話は一旦後にしよう」
ホイップ「そうだった!」
ザケンナー「ザーーーケンナーーーー!!!!」
ホワイト「ブラック、普通のザケンナーじゃなさそうよ!」
ブラック「分かってるけど……どうやれば」
ザケンナー「ザケンナー!!」
ドンッ
ブラック「キャーー!!」
ホワイト「ブラック!!」
ショコラ「任せて!!」
パシッ(ショコラがブラックをお姫様だっこキャッチ)
ショコラ「大丈夫?」
ブラック「!? だ、だだだ、大丈夫……です」
ショコラ「よかった」
ホワイト「ブラックだいじょ……うぶそうね」
ブラック「う、うん……」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/05(日) 18:35:20.18 ID:ZNq4qxXv0
ホイップ「キラキラキラルン! ホイップ・デコレーション!」
ザケンナー「ザーーーーケンナーーーー!!!」
ホイップ「キャッ!?」
ショコラ「ホイップだけじゃ危ない!」
ホワイト「あ、キュアショコラとキュアホイップの二人で相手の動きを止めることはできますか?」
ショコラ「動きを?」
ホワイト「えぇ、きっと相手の体はわたし達の技のほうが通じると思うんだけど、速くて当てられないかもしれなくて」
ショコラ「分かった。任せて」
ホワイト「ブラック、ルミナス、二人が止めてくれたら決めましょ!」
ブラック「うん!」
ルミナス「はい!」
ショコラ「ホイップ」
ホイップ「ショコラ!」
ショコラ「3人が技を当てられるように相手を捕まえたいんだ。いける?」
ホイップ「お任せあれ!」
ザケンナー「ザーケンナーー!!」
ホイップ「こっちこっち♪」
ピョンピョン♪
ザケンナー「ザケンナー!」
ショコラ「ほら、こっちにおいで♪」
ザケンナー「ザケンナ!?」
ホイップ「今だ! ヤーー!!」
ショコラ「こっちからも!!」
(キャンディロッドからのエネルギーで相手を捕まえる)
ショコラ・ホイップ「今だよ!!」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/05(日) 18:36:08.49 ID:ZNq4qxXv0
ポルン「力を合わせるポポーーーー!!」
(光のフィールド形成)
ブラック「漲る勇気!」
ホワイト「溢れる希望!」
ルミナス「光り輝く絆とともに!」
ブラック・ホワイト「エキストリーム!」
ルミナス「ルミナリオー!!」
ザケンナー「ザーケンナー!!……ゴメンナーゴメンナー」
ホイップ「ショコラ! 今の欠片なディアブルなら」
ショコラ「うん!」
ディアブル「オレ……オレは……?」
ショコラ「キラキラキラルン! ショコラ・アロマーゼ!」
ディアブル「ぐぉぉぉ……プリ……キュアぁぁぁ」(消滅)
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/05(日) 18:37:39.22 ID:ZNq4qxXv0
☆TAKO CAFE
なぎさ「それにしても……あきらさんは女性だったしプリキュアだったなんて……」
いちか「実は、もっと仲間が居るんですよ!」
ほのか「もっと?」
あきら「うん。全員で6……ペコリンを入れて7人か」
ひかり「そ、そんなに!?」
なぎさ「す、すごいんだね」
いちか「えへへ~、自慢の仲間ですぞ~♪」
ほのか「他の人たちにも会ってみたいわ。ね、なぎさ?」
なぎさ「うん!」
あきら「それにしても美味しいね。このたこ焼き」
なぎさ「でしょでしょ!?」
いちか「外はカリカリ、中はとろ~りでたまりませんな~」
ひかり「喜んでいただいて嬉しいです」
ほのか「あ、なぎさ、また口の周りがソースだらけよ? もう」フキフキ
なぎさ「てへへ……」
いちか「(黒、白、たこやき……)あ、キラっとひらめいた♪」
なぎさ「いちかちゃん?」
いちか「あきらさん! ちょっとお手伝いしてもらってもいいですか?」
あきら「新作が閃いたみたいだね。うん。手伝うよ」
いちか「ちょっと待っててくださいね!」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/05(日) 18:38:58.91 ID:ZNq4qxXv0
☆近くで展開したキラパティ内
いちか・あきら「レッツ・ラ・クッキーン♪」
あきら「で、どんなのを作るの?」
いちか「えっと、こういうチョコと中にこういう……」
あきら「へぇ……そういうことも出来るんだ」
いちか「たぶん。この型を使えば出来ると思います」
あきら「面白そうだね。やってみよう」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/05(日) 18:41:54.05 ID:ZNq4qxXv0
☆TAKO CAFE
いちか「お待たせしました! マーブルなタコさんトリュフチョコレートです」
なぎさ「チョコレートだ!!」
ほのか「可愛いまん丸なタコさんね!」
ひかり「とても愛らしくて食べるのがもったいないですね……」
あきら「中身にも工夫があるから、食べてみて……はい、あーーーん」
なぎさ「は、はい! あーーん」パクッ
あきら「どう?」
なぎさ「お、おいひいでふぅ~」
ひかり「! な、中から柔らかいチョコレートが出てきました!」
ほのか「これってもしかして……」
いちか「はい。ここのたこ焼きみたいに食感が違うチョコを使ったら面白いかな~と思って」
なぎさ「外はパリッと、中はとろ~っと美味しい~」
あきら「うん。美味しい。いちかちゃん。これ、みくの分ももらっていい?」
ひかり「みく……さん?」
いちか「あきらさんの妹さんです」
ほのか「妹さん思いなんですね」
あきら「そうだね。よく言われるよ」
なぎさ「……ねぇ、わたしもお土産にもらってもいい?」
いちか「はい! 大丈夫です。すぐ準備しますね」
ほのか「なぎさもおねえちゃんだもんね」
なぎさ「わがままな弟だけどね」
あきら「じゃあ、いちかちゃんを手伝ってくるよ」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/05(日) 18:42:56.60 ID:ZNq4qxXv0
☆キラパティ内
いちか「うん。これでOK」
あきら「ごめんね。お土産の話題出したから仕事を増やしちゃったね」
いちか「ううん。少しでもわたしのスイーツで笑顔が増えるかもって思ったら嬉しくて……」
あきら「いちかちゃんはいい子だね」ナデナデ
いちか「えへへ……」
あきら「じゃ、なぎさちゃんに渡そうか」
いちか「はい!」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/05(日) 18:44:33.76 ID:ZNq4qxXv0
☆後日、閉店後のシエルのお店
いちか「ってことがあったんだー!!」
シエル「オーララ 私も会いたかったわ」
いちか「で、これがそのとき作ったチョコレート」
シエル「トレビアン♪ いちからしい可愛さね」
いちか「でねでね、キュアブラックさんとキュアホワイトさん……手を繋いで戦ってたんだ……」
シエル「手を……」
いちか「あの時の咲さんと舞さん……シエルと一緒に戦ったのを思い出しちゃって……」
シエル「……」
いちか「ご、ごめんね。急に……わたし帰r」
シエル「いちか」
いちか「シエル?」
シエル「ノンノン いちかは甘えるのが下手すぎよ?」
ギュッ
いちか「ぁ……」
シエル「それぞれの道に進んだらからって、今後会っちゃダメなんてルールは無いわ……いちかだって分かってるでしょ?」
いちか「ぅん……」
シエル「また、楽しいことがあったら聞かせてほしいし、たまにはお出かけに誘って欲しいわ」
いちか「ぅん……うん……」
シエル「そうだ。新しいアシェットデセールを考えたの。食べていってくれる?」
いちか「え?」
シエル「ガトー・アンジェラパン」
いちか「ガトー?」
シエル「……天使のようなうさぎのケーキ……いちか専用のね」
いちか「え!?」
シエル「それを食べながら、もう少しだけお話しましょう?」
いちか「うん♪」
終わり
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/05(日) 18:46:42.99 ID:ZNq4qxXv0
あとがき
ハグプリは先輩プリキュアとのつながり薄いけど、
アラモードも春映画がドリームスターズだったので薄いんですよね……。
秋映画でたくさんのプリキュアに驚く
ハグプリメンバーは見たいけど、
同じように驚くアラモードのメンバーも見たいなぁ。
あと、ハグの影響で過去プリキュア履修オススメ云々をよく見るけど、
アラモードはアクション要素が薄いからか、
あんまりオススメしている意見を見ないんですよね……
『大好き』と1年かけて向き合う『プリキュア(女の子)としての成長』をじっくり感じるなら
とっても良い作品だと思うんですよね……。
そんな感じでアラモードもよろしく! なあとがきでした。
引用元: (プリキュア内クロス)いちか「くろとしろとめがみさま!? すてきなせんぱい!!」
(デレマスSS)『ふたりはデレキュア』7話
2018-08-05
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【1話】【2話】【3話】【4話】【5話】【6話】【7話】
モバマスのプリキュア風SSです。
続きものです。
過去作は最後に書きます。
基本情報
プロデューサー(P)→実は妖精プップであり人間に化けてデレキュアに変身できる子を探していた。
的場梨沙→シンデレラカタンに変身するデビュー前のアイドル
成宮由愛→シンデレライムに変身するデビュー前のアイドル
千川ちひろ→プップの事情を知ってお手伝いをしてくれるアイドル事務所の事務員
☆オープニング前
由愛「成宮由愛……です」
由愛「そ、その……梨沙ちゃんと一緒にデレキュアとアイドルを頑張っています」
由愛「きょ、今日は……初挑戦のお仕事……が、頑張ります」
☆某所
??1「今回の子は本当に大丈夫なの?」
??2「大丈夫よ! ……きっと……」
??3「ふわぁ~」
??2「今日、初顔合わせだからよろしくね」
??1「……ま、いいけど。めんどくさくない子だといいなぁ~」
☆オープニング&タイトルコール
由愛「ライムとせいれいのみちびき」
☆事務所の廊下
由愛「あ、あの……プロデューサーさん……」
P「ん?」
由愛「そ、その……今回のお仕事って、どういうの……ですか?」
P「あぁ、この前言ったとおりバックダンサーの仕事……のはず」
由愛「はず?」
P「うん。相手のプロデューサーさんが由愛に是非って言ってきたんだけど、今日はそのテストらしい」
由愛「テ、テスト……ですか?」
P「なんでも、メインのアイドルがいつもバックダンサーに出来る子か決めてるらしいんだ」
由愛「こ、こわいひと……なのかな……」
P「いや、だらだらしている」
由愛「え?」
P「あと、ほわ~っとしてる」
由愛「だらだら……ほわ~?」
P「そう。だから、こわがらないで会ってみよう……ね?」
由愛「は、はい」
☆とあるアイドルの部屋
P「失礼します」
由愛「し、失礼……します」
??1「あ、うわさをすれば来たね」
??3「ふわぁ~」
??2「来たねじゃないよ~。杏ちゃんもこずえちゃんも、ほら挨拶しなきゃ。いらっしゃい」
??1→杏「双葉杏だよ。よろしく~」
??3→こずえ「ゆさこずえ……だよぉ」
??2→あんこずP「二人を担当しているプロデューサーです。よろしくね……えっと、ゆあちゃんだっけ?」
P「由愛(ゆめ)です」
杏「プロデューサー。アイドルの名前間違っちゃダメじゃん。杏たちも間違えるとこだったし」
あんこずP「うぅぅ……ごめんなさい」
こずえ「ぷろでゅーさー……だめ~」
あんこずP「こずえちゃんまで!?」
P「由愛のプロデューサーです。よろしくお願いします」
由愛「え、えっと……成宮由愛です。よろしくお願いします」
杏「とりあえずよろしく~」
こずえ「……」
P「今回はバックダンサーとして指名をいただいたということでよろしいでしょうか?」
杏「それはね~、ちょっと違うかな……ねぇ、由愛ちゃん」
(人差し指を上に向ける)
杏「ここに何色が見える?」
こずえ「こずえのも~」
(杏のまねをする)
由愛「い、色?」
杏「そう……色。これが見えないと杏とこずえと一緒に舞台に上がるのは無理なんだよね」
こずえ「むり~だよ~」
由愛「み、見えない……です」
杏「ほら、プロデューサー。やっぱり杏の思ったとおりじゃん」
あんこずP「う~ん……そうなのかなぁ~。見える子だと思ったんだけどなぁ~」
P「あ、あの、これはどういう?」
杏「簡単なテスト。大丈夫。こっから水に力を込めたり、紙を指に挟むなんでしないから」
P「は、はぁ……」
こずえ「あんず……れっすんのじかん……だよぉ~」
杏「えぇ~やりたくない」
こずえ「れっすん しろ~」
杏「分かったよ~もぅ」
あんこずP「じゃあ、由愛ちゃんも一緒にレッスンしてみない?」
由愛「え?」
杏「まぁ、いいんじゃない……そこで見えるようになるかもしれないし」
こずえ「ふわぁ~」
あんこずP「プロデューサーさんは、私と今後のスケジュール確認を……やっぱりNGになりそうなので……」
P「分かりました。由愛、頑張ってね」
由愛「は、はい」
☆事務所のミライの部屋
(部屋の中を適当に歩き回り独り言を言うバステノ)
バステノ「あの猿の口車に乗ってみたのはいいが……」
バステノ「アイツが行きそうなイベント以外に仕事がない日とは……」
バステノ「そういえば私もここの職員として扱われているのだったな」
バステノ「カフェ……エステ……興味は無いな」
バステノ「レッスン場……ほぅ……面白そうなアイドルがレッスンをする予定ではないか」
☆CM
(モバマス以外の過去作宣伝)
いちか「素敵な素敵なお客様は……黄色なおじさん!?」
あおい「なんなんだアイツ?」
ひまり「それに空を飛んでいる二人組みも!?」
ゆかり「フフ、楽しいことになりそうね♪」
いちか「キラキラ☆せいれいのせんぱい!?」
あきら「楽しいショータイムになりそうだね」
シエル「ウィ♪ せいいっぱいのおもてなしをしないとね♪」
はな「ルールーとえみるにお母さんからお願いがあるんだって!」
ルールー「お願い……」
えみる「なのです?」
はな「うんうん! それから、さあやとほまれはわたしとお仕事なんだって!」
ほまれ「へぇ~」
さあや「楽しみね♪」
はぐたん「おしごお~♪」
ハリー「いつも通り楽しそうなやっちゃな」
はな「まほうとおおぞら!? すてきなパンの思い出」
はな「まほう? どっかで聞いたような……」
はぐたん「は~ぎゅう~♪」
☆レッスン場
トレーナー「はい!ワン!ツー!スリー!フォー!」
杏「~♪」
こずえ「~♪」
由愛「えっと……えっと……」
トレーナー「由愛ちゃん、まずは一つ一つ丁寧にね!」
由愛「は、はい!」
トレーナー「もう一回!ワン!ツー!スリー!フォー!」
杏「~♪」キラキラ
こずえ「~~♪」キラキラ
由愛「(今、なにか光ってた?)」
トレーナー「由愛ちゃん、遅れちゃったよ!」
由愛「ご、ごめんなさい!」
トレーナー「じゃあ、もう一回!ワン!ツー!スリー!フォー!」
……
トレーナー「じゃ、一回休憩しましょう。ちょっと席を外しますね」
由愛「はぁ……はぁ……」
杏「おつかれ」
由愛「おつかれ……さまです」
杏「筋はいいと思うよ」
由愛「ありがとうございます」
杏「あと、気付いたんでしょ?」
由愛「え?」
杏「あんずとこずえの秘密」
由愛「え、えっと……手とか、足とか、キラキラしていたような……」
杏「へぇ、ちゃんと見えたんだ」
由愛「え?」
杏「ちなみに何色に見えた?」
由愛「えっと、ピンク色だった気がします」
杏「正解。これはね精霊の力なんだよ」
由愛「せい……れい?」
杏「そう。あの絵本とかに出てくるイタズラ好きな精霊さん」
こずえ「ふかふか~」(宙に浮いてる)
由愛「え? えぇ!?」
杏「こずえ……また浮かされてる。こずえが軽いからたまにやるんだよね~」
由愛「……せいれいさん」
杏「フェアリーの称号を持つアイドルで、さらに一部しか扱えない特別な能力なんだよ」
由愛「フェアリー……」
杏「杏はだらだらするために使ってるから、たまにいたずらされたりしてるよ」
由愛「そ、そうなんですか……」
杏「ちなみにターンっていうかくるくる回ってると精霊たちが集まりやすいんだよね」
こずえ「くるくる~」
杏「あんな風に集まってこずえはもっと高くに……って、そろそろトレーナー戻ってくるから降りなよ~」
こずえ「は~い」
由愛「精霊さんってすごいんですね……」
杏「由愛ちゃんも可愛いし、フェアリーの称号をもらう資質があるのかもね~」
由愛「そ、そんな……」
杏「そんなことあるよ~。それにクールでしょ? 真面目な水色の精霊が手助けしてくれたりしてね」
由愛「まじめ?」
杏「世界を守るために居るんだって、杏やこずえとは遊んでくれない精霊さん」
由愛「世界を……まもる……」
杏「まぁ、そんな危険なことなんて起こらないと……」
バステノ「いや、起きるさ」
杏「誰?」
由愛「!!」
……
バステノ「私は通りすがりの絶望」
杏「なにそれ?」
こずえ「あんず~ こっち~」
杏「……そう。ちゃんと危ない人なんだね。由愛ちゃん、逃げるよ」
由愛「はい」
バステノ「させるわけが無い! 絶望に溶けろ!消滅の檻!!」
(杏とこずえが消滅の檻に閉じ込められる)
由愛「杏さん! こずえちゃん!」
バステノ「さて、残りはアナタだけですよデレキュアの片方」
由愛「二人を返してください!」
バステノ「実力で取りに来い。……でも、そうだな。このまま鍵の司徒を作れば余裕の勝利になってしまう」
由愛「え?」
バステノ「折角だ、貴様は届きそうで届かない心が折れるような絶望に染めよう」
(球体の物体を取り出す)
バステノ「出でよ!絶望の司徒!!」
司徒「ボウー!!」
バステノ「ここでは狭い。司徒よ動くぞ」
司徒「ボウ!!」(消滅の檻を抱えて外に飛び出す)
由愛「このままじゃ……わ、私だけでも守らなきゃ!」
……
バステノ「私は通りすがりの絶望」
杏「なにそれ?」
こずえ「あんず~ こっち~」
杏「……そう。ちゃんと危ない人なんだね。由愛ちゃん、逃げるよ」
由愛「はい」
バステノ「させるわけが無い! 絶望に溶けろ!消滅の檻!!」
(杏とこずえが消滅の檻に閉じ込められる)
由愛「杏さん! こずえちゃん!」
バステノ「さて、残りはアナタだけですよデレキュアの片方」
由愛「二人を返してください!」
バステノ「実力で取りに来い。……でも、そうだな。このまま鍵の司徒を作れば余裕の勝利になってしまう」
由愛「え?」
バステノ「折角だ、貴様は届きそうで届かない心が折れるような絶望に染めよう」
(球体の物体を取り出す)
バステノ「出でよ!絶望の司徒!!」
司徒「ボウー!!」
バステノ「ここでは狭い。司徒よ動くぞ」
司徒「ボウ!!」(消滅の檻を抱えて外に飛び出す)
由愛「このままじゃ……わ、私だけでも守らなきゃ!」
……
由愛「マイカラーチェンジ!ライブセット!!」
(変身バンク)
由愛→ライム「しおしお心をスキッとさせます!シンデレライム!」
ライム「ま、待ちなさい!!」
☆外(絶望のフィールドが形成されている)
ライム「二人を返してください!」
バステノ「実力でどうぞ」
司徒「ボウボウ!!」(消滅の檻を置いて殴りかかる)
ライム「えい!!」
ドゴッ(司徒の左ストレートを回転して避けながら裏拳を叩き込む)
司徒「ボウ」
ライム「やっぱり効かないんですね」
バステノ「おお、一発で見破るとは……そう、こいつに仕込まれているのは再生の核。核を壊さぬ限り無敵だ」
ライム「……」
バステノ「さらに核は司徒の体内で自由に動き回る。見つけるのも大変だな」
ライム「それでも二人を助けないと」
バステノ「やってみなさい。そして消滅する二人を眺めて貴様も絶望しなさい」
ライム「そんなことにはさせません!」
司徒「ボウボウボウ!!!!」
ライム「てやーーー!!!!」
(回転して避けながら何度も攻撃していく)
バステノ「う~ん。いい無駄な時間だ。これこそ消滅までの暇つぶしにふさわしい。……そうだ」
(バステノが消滅の鍵を投げて檻の鍵穴に差し込む)
バステノ「さあ、倒せればすぐ助けられるぞ? 倒せればな」
ライム「……」
バステノ「いい顔だ。その少しの希望が裏返るのが楽しみだ!」
司徒「ボウー!!」
ライム「私は……負けません!」
ポワッ(司徒のパンチを受け止めた両手が水色に輝く)
バステノ「うん?」
ライム「水色の……光……手に力がみなぎってくる……」
杏『真面目な水色の精霊が手助けしてくれたりしてね』
杏『ターンっていうかくるくる回ってると精霊たちが集まりやすいんだよね』
ライム「精霊さん……杏さんとこずえちゃんを助ける力を貸して!」
ポワワ……(両手に力を込めると水色の輝きが増す)
ライム「ヤーーーー!!!」
パシュンッ(掌底で司徒が吹っ飛ばされる)
ライム「……もう一度」
キラキラキラ……(その場でターンをして体に水色の輝きが集まる)
ライム「今度は足に……」
キラキラ(足に光が集中していく)
ライム「え? あれ?」
バシューーーーン(上空に飛んでいくライム)
ライム「なんで~~~~~~~~!?」
☆上空
ライム「と、とまった……って、落ちない?」
キラキラ(足に宿った光が強く輝いている)
ライム「えっと……精霊さんが集まりすぎちゃったの……かな?」
ライム「じゃあ、今度はもう少し少なめで……あ、少し落ち始めた」
ライム「えっとえっと……あの司徒さんは確かどこかに本体があるから……」
キラキラキラ……(手にも精霊の力を集めだす)
ライム「精霊さん……私の技を相手に届けたいの……たくさんあるけど、お願いします」
ライム「ライムスコーーール!!!!」
(上空にエネルギー弾を大量に放つ)
ライム「精霊さんお願いします。私が敵の動きを止めるから! ヤーーーーー!!」
(急降下を始めるライム)
☆敵と消滅の檻がある場所
バステノ「いきなり上空に消えたな……逃げたのか?」
P「由愛! 大丈夫か!?」
バステノ「おやおや遅い到着だな妖精よ」
P「バステノか……」
バステノ「白いヤツなら逃げたさ。もうすぐ消滅が完了しそうな檻を置いてな」
P「……! そんなことある訳無いだろ!」
バステノ「何故そう言い切れる」
P「今、聞こえてきたからな」
バステノ「聞こえてきた? 何がだ?」
P「勇敢な戦士の声さ」
バステノ「勇敢な戦士?」
ライム「ヤーーーーーーーーー!!!!!!」
ドッゴン!!(上空からのかかと落としで司徒を攻撃し、司徒の足が埋まる)
バステノ「何!?」
ライム「動きは止まった! 今こそ!!」
ライム「ライムスコーール!!」
ズガガガガガガガ……(上空からライムスコールが司徒めがけて当たっていく)
司徒「ボ、ボグゥゥゥ」
(司徒消滅)
ライム「お二人は返していただきますね」
バステノ「……良いでしょう。アナタの実力に免じて開放します」
P「なに!?」
バステノ「私はどっかの猿と違い紳士なのでね。約束は守るさ」
(バステノ退散)
ライム「プロデューサーさん! 早く鍵を!」
P「わ、分かった!」
(消滅の檻から杏とこずえが開放され、壊された箇所なども直る)
☆由愛たちの部屋
P「ごめん。結局バックダンサーの仕事は無くなってしまったんだ……」
由愛「大丈夫です。今日は杏さんたちからいろいろ学びましたから」
P「そ、そう……なのか?」
由愛「はい。それに……今なら杏さんたちの色が分かるので、いつか一緒にお仕事させてください……ね?」
P「(由愛から仕事したいって?)……分かった。向こうにも連絡しておくよ」
由愛「はい! そ、その……楽しみです♪」
続く
次回予告
的場梨沙よ
強くなったあたし達なら、きっとアイツにリベンジできるわよね?
え? ミライとのライブバトル?
しかもバックダンサーで出演!?
そんなの……負けられないじゃない!!
次回、黒いミライと応援の心
次回も栄養まんてんで希望もまんてん♪
【1話】【2話】【3話】【4話】【5話】【6話】【7話】
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:11:48.99 ID:WAtoBe320
モバマスのプリキュア風SSです。
続きものです。
過去作は最後に書きます。
基本情報
プロデューサー(P)→実は妖精プップであり人間に化けてデレキュアに変身できる子を探していた。
的場梨沙→シンデレラカタンに変身するデビュー前のアイドル
成宮由愛→シンデレライムに変身するデビュー前のアイドル
千川ちひろ→プップの事情を知ってお手伝いをしてくれるアイドル事務所の事務員
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:13:11.72 ID:WAtoBe320
☆オープニング前
由愛「成宮由愛……です」
由愛「そ、その……梨沙ちゃんと一緒にデレキュアとアイドルを頑張っています」
由愛「きょ、今日は……初挑戦のお仕事……が、頑張ります」
☆某所
??1「今回の子は本当に大丈夫なの?」
??2「大丈夫よ! ……きっと……」
??3「ふわぁ~」
??2「今日、初顔合わせだからよろしくね」
??1「……ま、いいけど。めんどくさくない子だといいなぁ~」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:13:46.80 ID:WAtoBe320
☆オープニング&タイトルコール
由愛「ライムとせいれいのみちびき」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:15:13.96 ID:WAtoBe320
☆事務所の廊下
由愛「あ、あの……プロデューサーさん……」
P「ん?」
由愛「そ、その……今回のお仕事って、どういうの……ですか?」
P「あぁ、この前言ったとおりバックダンサーの仕事……のはず」
由愛「はず?」
P「うん。相手のプロデューサーさんが由愛に是非って言ってきたんだけど、今日はそのテストらしい」
由愛「テ、テスト……ですか?」
P「なんでも、メインのアイドルがいつもバックダンサーに出来る子か決めてるらしいんだ」
由愛「こ、こわいひと……なのかな……」
P「いや、だらだらしている」
由愛「え?」
P「あと、ほわ~っとしてる」
由愛「だらだら……ほわ~?」
P「そう。だから、こわがらないで会ってみよう……ね?」
由愛「は、はい」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:17:52.42 ID:WAtoBe320
☆とあるアイドルの部屋
P「失礼します」
由愛「し、失礼……します」
??1「あ、うわさをすれば来たね」
??3「ふわぁ~」
??2「来たねじゃないよ~。杏ちゃんもこずえちゃんも、ほら挨拶しなきゃ。いらっしゃい」
??1→杏「双葉杏だよ。よろしく~」
??3→こずえ「ゆさこずえ……だよぉ」
??2→あんこずP「二人を担当しているプロデューサーです。よろしくね……えっと、ゆあちゃんだっけ?」
P「由愛(ゆめ)です」
杏「プロデューサー。アイドルの名前間違っちゃダメじゃん。杏たちも間違えるとこだったし」
あんこずP「うぅぅ……ごめんなさい」
こずえ「ぷろでゅーさー……だめ~」
あんこずP「こずえちゃんまで!?」
P「由愛のプロデューサーです。よろしくお願いします」
由愛「え、えっと……成宮由愛です。よろしくお願いします」
杏「とりあえずよろしく~」
こずえ「……」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:19:11.03 ID:WAtoBe320
P「今回はバックダンサーとして指名をいただいたということでよろしいでしょうか?」
杏「それはね~、ちょっと違うかな……ねぇ、由愛ちゃん」
(人差し指を上に向ける)
杏「ここに何色が見える?」
こずえ「こずえのも~」
(杏のまねをする)
由愛「い、色?」
杏「そう……色。これが見えないと杏とこずえと一緒に舞台に上がるのは無理なんだよね」
こずえ「むり~だよ~」
由愛「み、見えない……です」
杏「ほら、プロデューサー。やっぱり杏の思ったとおりじゃん」
あんこずP「う~ん……そうなのかなぁ~。見える子だと思ったんだけどなぁ~」
P「あ、あの、これはどういう?」
杏「簡単なテスト。大丈夫。こっから水に力を込めたり、紙を指に挟むなんでしないから」
P「は、はぁ……」
こずえ「あんず……れっすんのじかん……だよぉ~」
杏「えぇ~やりたくない」
こずえ「れっすん しろ~」
杏「分かったよ~もぅ」
あんこずP「じゃあ、由愛ちゃんも一緒にレッスンしてみない?」
由愛「え?」
杏「まぁ、いいんじゃない……そこで見えるようになるかもしれないし」
こずえ「ふわぁ~」
あんこずP「プロデューサーさんは、私と今後のスケジュール確認を……やっぱりNGになりそうなので……」
P「分かりました。由愛、頑張ってね」
由愛「は、はい」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:19:57.45 ID:WAtoBe320
☆事務所のミライの部屋
(部屋の中を適当に歩き回り独り言を言うバステノ)
バステノ「あの猿の口車に乗ってみたのはいいが……」
バステノ「アイツが行きそうなイベント以外に仕事がない日とは……」
バステノ「そういえば私もここの職員として扱われているのだったな」
バステノ「カフェ……エステ……興味は無いな」
バステノ「レッスン場……ほぅ……面白そうなアイドルがレッスンをする予定ではないか」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:21:22.51 ID:WAtoBe320
☆CM
(モバマス以外の過去作宣伝)
いちか「素敵な素敵なお客様は……黄色なおじさん!?」
あおい「なんなんだアイツ?」
ひまり「それに空を飛んでいる二人組みも!?」
ゆかり「フフ、楽しいことになりそうね♪」
いちか「キラキラ☆せいれいのせんぱい!?」
あきら「楽しいショータイムになりそうだね」
シエル「ウィ♪ せいいっぱいのおもてなしをしないとね♪」
はな「ルールーとえみるにお母さんからお願いがあるんだって!」
ルールー「お願い……」
えみる「なのです?」
はな「うんうん! それから、さあやとほまれはわたしとお仕事なんだって!」
ほまれ「へぇ~」
さあや「楽しみね♪」
はぐたん「おしごお~♪」
ハリー「いつも通り楽しそうなやっちゃな」
はな「まほうとおおぞら!? すてきなパンの思い出」
はな「まほう? どっかで聞いたような……」
はぐたん「は~ぎゅう~♪」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:22:32.01 ID:WAtoBe320
☆レッスン場
トレーナー「はい!ワン!ツー!スリー!フォー!」
杏「~♪」
こずえ「~♪」
由愛「えっと……えっと……」
トレーナー「由愛ちゃん、まずは一つ一つ丁寧にね!」
由愛「は、はい!」
トレーナー「もう一回!ワン!ツー!スリー!フォー!」
杏「~♪」キラキラ
こずえ「~~♪」キラキラ
由愛「(今、なにか光ってた?)」
トレーナー「由愛ちゃん、遅れちゃったよ!」
由愛「ご、ごめんなさい!」
トレーナー「じゃあ、もう一回!ワン!ツー!スリー!フォー!」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:23:57.43 ID:WAtoBe320
……
トレーナー「じゃ、一回休憩しましょう。ちょっと席を外しますね」
由愛「はぁ……はぁ……」
杏「おつかれ」
由愛「おつかれ……さまです」
杏「筋はいいと思うよ」
由愛「ありがとうございます」
杏「あと、気付いたんでしょ?」
由愛「え?」
杏「あんずとこずえの秘密」
由愛「え、えっと……手とか、足とか、キラキラしていたような……」
杏「へぇ、ちゃんと見えたんだ」
由愛「え?」
杏「ちなみに何色に見えた?」
由愛「えっと、ピンク色だった気がします」
杏「正解。これはね精霊の力なんだよ」
由愛「せい……れい?」
杏「そう。あの絵本とかに出てくるイタズラ好きな精霊さん」
こずえ「ふかふか~」(宙に浮いてる)
由愛「え? えぇ!?」
杏「こずえ……また浮かされてる。こずえが軽いからたまにやるんだよね~」
由愛「……せいれいさん」
杏「フェアリーの称号を持つアイドルで、さらに一部しか扱えない特別な能力なんだよ」
由愛「フェアリー……」
杏「杏はだらだらするために使ってるから、たまにいたずらされたりしてるよ」
由愛「そ、そうなんですか……」
杏「ちなみにターンっていうかくるくる回ってると精霊たちが集まりやすいんだよね」
こずえ「くるくる~」
杏「あんな風に集まってこずえはもっと高くに……って、そろそろトレーナー戻ってくるから降りなよ~」
こずえ「は~い」
由愛「精霊さんってすごいんですね……」
杏「由愛ちゃんも可愛いし、フェアリーの称号をもらう資質があるのかもね~」
由愛「そ、そんな……」
杏「そんなことあるよ~。それにクールでしょ? 真面目な水色の精霊が手助けしてくれたりしてね」
由愛「まじめ?」
杏「世界を守るために居るんだって、杏やこずえとは遊んでくれない精霊さん」
由愛「世界を……まもる……」
杏「まぁ、そんな危険なことなんて起こらないと……」
バステノ「いや、起きるさ」
杏「誰?」
由愛「!!」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:25:48.23 ID:WAtoBe320
……
バステノ「私は通りすがりの絶望」
杏「なにそれ?」
こずえ「あんず~ こっち~」
杏「……そう。ちゃんと危ない人なんだね。由愛ちゃん、逃げるよ」
由愛「はい」
バステノ「させるわけが無い! 絶望に溶けろ!消滅の檻!!」
(杏とこずえが消滅の檻に閉じ込められる)
由愛「杏さん! こずえちゃん!」
バステノ「さて、残りはアナタだけですよデレキュアの片方」
由愛「二人を返してください!」
バステノ「実力で取りに来い。……でも、そうだな。このまま鍵の司徒を作れば余裕の勝利になってしまう」
由愛「え?」
バステノ「折角だ、貴様は届きそうで届かない心が折れるような絶望に染めよう」
(球体の物体を取り出す)
バステノ「出でよ!絶望の司徒!!」
司徒「ボウー!!」
バステノ「ここでは狭い。司徒よ動くぞ」
司徒「ボウ!!」(消滅の檻を抱えて外に飛び出す)
由愛「このままじゃ……わ、私だけでも守らなきゃ!」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:26:32.04 ID:WAtoBe320
……
バステノ「私は通りすがりの絶望」
杏「なにそれ?」
こずえ「あんず~ こっち~」
杏「……そう。ちゃんと危ない人なんだね。由愛ちゃん、逃げるよ」
由愛「はい」
バステノ「させるわけが無い! 絶望に溶けろ!消滅の檻!!」
(杏とこずえが消滅の檻に閉じ込められる)
由愛「杏さん! こずえちゃん!」
バステノ「さて、残りはアナタだけですよデレキュアの片方」
由愛「二人を返してください!」
バステノ「実力で取りに来い。……でも、そうだな。このまま鍵の司徒を作れば余裕の勝利になってしまう」
由愛「え?」
バステノ「折角だ、貴様は届きそうで届かない心が折れるような絶望に染めよう」
(球体の物体を取り出す)
バステノ「出でよ!絶望の司徒!!」
司徒「ボウー!!」
バステノ「ここでは狭い。司徒よ動くぞ」
司徒「ボウ!!」(消滅の檻を抱えて外に飛び出す)
由愛「このままじゃ……わ、私だけでも守らなきゃ!」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:27:22.09 ID:WAtoBe320
>>12 >>13
ごめんなさい。重複してしまいました。
ごめんなさい。重複してしまいました。
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:28:42.10 ID:WAtoBe320
……
由愛「マイカラーチェンジ!ライブセット!!」
(変身バンク)
由愛→ライム「しおしお心をスキッとさせます!シンデレライム!」
ライム「ま、待ちなさい!!」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:31:22.99 ID:WAtoBe320
☆外(絶望のフィールドが形成されている)
ライム「二人を返してください!」
バステノ「実力でどうぞ」
司徒「ボウボウ!!」(消滅の檻を置いて殴りかかる)
ライム「えい!!」
ドゴッ(司徒の左ストレートを回転して避けながら裏拳を叩き込む)
司徒「ボウ」
ライム「やっぱり効かないんですね」
バステノ「おお、一発で見破るとは……そう、こいつに仕込まれているのは再生の核。核を壊さぬ限り無敵だ」
ライム「……」
バステノ「さらに核は司徒の体内で自由に動き回る。見つけるのも大変だな」
ライム「それでも二人を助けないと」
バステノ「やってみなさい。そして消滅する二人を眺めて貴様も絶望しなさい」
ライム「そんなことにはさせません!」
司徒「ボウボウボウ!!!!」
ライム「てやーーー!!!!」
(回転して避けながら何度も攻撃していく)
バステノ「う~ん。いい無駄な時間だ。これこそ消滅までの暇つぶしにふさわしい。……そうだ」
(バステノが消滅の鍵を投げて檻の鍵穴に差し込む)
バステノ「さあ、倒せればすぐ助けられるぞ? 倒せればな」
ライム「……」
バステノ「いい顔だ。その少しの希望が裏返るのが楽しみだ!」
司徒「ボウー!!」
ライム「私は……負けません!」
ポワッ(司徒のパンチを受け止めた両手が水色に輝く)
バステノ「うん?」
ライム「水色の……光……手に力がみなぎってくる……」
杏『真面目な水色の精霊が手助けしてくれたりしてね』
杏『ターンっていうかくるくる回ってると精霊たちが集まりやすいんだよね』
ライム「精霊さん……杏さんとこずえちゃんを助ける力を貸して!」
ポワワ……(両手に力を込めると水色の輝きが増す)
ライム「ヤーーーー!!!」
パシュンッ(掌底で司徒が吹っ飛ばされる)
ライム「……もう一度」
キラキラキラ……(その場でターンをして体に水色の輝きが集まる)
ライム「今度は足に……」
キラキラ(足に光が集中していく)
ライム「え? あれ?」
バシューーーーン(上空に飛んでいくライム)
ライム「なんで~~~~~~~~!?」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:34:22.31 ID:WAtoBe320
☆上空
ライム「と、とまった……って、落ちない?」
キラキラ(足に宿った光が強く輝いている)
ライム「えっと……精霊さんが集まりすぎちゃったの……かな?」
ライム「じゃあ、今度はもう少し少なめで……あ、少し落ち始めた」
ライム「えっとえっと……あの司徒さんは確かどこかに本体があるから……」
キラキラキラ……(手にも精霊の力を集めだす)
ライム「精霊さん……私の技を相手に届けたいの……たくさんあるけど、お願いします」
ライム「ライムスコーーール!!!!」
(上空にエネルギー弾を大量に放つ)
ライム「精霊さんお願いします。私が敵の動きを止めるから! ヤーーーーー!!」
(急降下を始めるライム)
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:35:50.31 ID:WAtoBe320
☆敵と消滅の檻がある場所
バステノ「いきなり上空に消えたな……逃げたのか?」
P「由愛! 大丈夫か!?」
バステノ「おやおや遅い到着だな妖精よ」
P「バステノか……」
バステノ「白いヤツなら逃げたさ。もうすぐ消滅が完了しそうな檻を置いてな」
P「……! そんなことある訳無いだろ!」
バステノ「何故そう言い切れる」
P「今、聞こえてきたからな」
バステノ「聞こえてきた? 何がだ?」
P「勇敢な戦士の声さ」
バステノ「勇敢な戦士?」
ライム「ヤーーーーーーーーー!!!!!!」
ドッゴン!!(上空からのかかと落としで司徒を攻撃し、司徒の足が埋まる)
バステノ「何!?」
ライム「動きは止まった! 今こそ!!」
ライム「ライムスコーール!!」
ズガガガガガガガ……(上空からライムスコールが司徒めがけて当たっていく)
司徒「ボ、ボグゥゥゥ」
(司徒消滅)
ライム「お二人は返していただきますね」
バステノ「……良いでしょう。アナタの実力に免じて開放します」
P「なに!?」
バステノ「私はどっかの猿と違い紳士なのでね。約束は守るさ」
(バステノ退散)
ライム「プロデューサーさん! 早く鍵を!」
P「わ、分かった!」
(消滅の檻から杏とこずえが開放され、壊された箇所なども直る)
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:36:51.78 ID:WAtoBe320
☆由愛たちの部屋
P「ごめん。結局バックダンサーの仕事は無くなってしまったんだ……」
由愛「大丈夫です。今日は杏さんたちからいろいろ学びましたから」
P「そ、そう……なのか?」
由愛「はい。それに……今なら杏さんたちの色が分かるので、いつか一緒にお仕事させてください……ね?」
P「(由愛から仕事したいって?)……分かった。向こうにも連絡しておくよ」
由愛「はい! そ、その……楽しみです♪」
続く
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:37:40.33 ID:WAtoBe320
次回予告
的場梨沙よ
強くなったあたし達なら、きっとアイツにリベンジできるわよね?
え? ミライとのライブバトル?
しかもバックダンサーで出演!?
そんなの……負けられないじゃない!!
次回、黒いミライと応援の心
次回も栄養まんてんで希望もまんてん♪
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:41:23.44 ID:WAtoBe320
あとがき
今回は由愛強化回でした。
変身後のデザインが
シンデレラカタンはキュアブラック
シンデレライムがキュアウィンディを軸にしているので、
それぞれの戦い方を上手く引き出せるようになりたいです。
ちなみに変身後のデザインや黒坂ミライのデザインは現在鋭意作成中です。
そんな感じ
今回は由愛強化回でした。
変身後のデザインが
シンデレラカタンはキュアブラック
シンデレライムがキュアウィンディを軸にしているので、
それぞれの戦い方を上手く引き出せるようになりたいです。
ちなみに変身後のデザインや黒坂ミライのデザインは現在鋭意作成中です。
そんな感じ
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:42:25.25 ID:WAtoBe320
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:58:12.58 ID:ReTUz3FK0
乙乙
(プリキュア内クロス)「まほうとおおぞら!? すてきなパンの思い出」
2018-06-25
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/24(日) 20:36:47.35 ID:gMjPShmJ0
HUGっと!プリキュアのえみるとルールーにスポット当てて
他のシリーズとのクロスをしようとするSSです。
どんな子達とクロスするのかは、
何となくタイトルで察せると思いますが、
楽しんでいただけると幸いです。
他のシリーズとのクロスをしようとするSSです。
どんな子達とクロスするのかは、
何となくタイトルで察せると思いますが、
楽しんでいただけると幸いです。
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/24(日) 20:38:16.96 ID:gMjPShmJ0
(OP前)
えみる「愛崎えみるなのです」
ルールー「ルールー・アムールです」
えみる「二人でプリキュアをしています」
ルールー「今日は、はな達とは違うお仕事を任されました」
えみる「ルールーと一緒ならきっと大丈夫なのです!」
ルールー「はい♪」
……
??「はー! ねぇねぇ、きいてきいて!!」
??「どうしたの? はーちゃん」
はーちゃん→ことは「あのねあのね! いちごメロンパンのお店がね! 明日はおでかけなんだって!」
??「おでかけモフ?」
ことは「そうなの! でねでね、お出かけの場所がパンのお祭りなんだって!」
??「パンのおまつり……今、パンのお祭りって言いました!?」
はーちゃん?「はー! 言いましたー♪」
??「ねぇねぇ、リコ!」
リコ「分かってるわよ。明日のお出かけをそこにしたいんでしょ? まったくみらいは……」
みらい「えへへ……でも、リコも楽しみでしょ?」
リコ「そんなこと……あるけど」
みらい「じゃあじゃあ、明日はみんなでパンのお祭りに行こうね! モフルンも!」
モフルン「やったーモフ♪」
えみる「愛崎えみるなのです」
ルールー「ルールー・アムールです」
えみる「二人でプリキュアをしています」
ルールー「今日は、はな達とは違うお仕事を任されました」
えみる「ルールーと一緒ならきっと大丈夫なのです!」
ルールー「はい♪」
……
??「はー! ねぇねぇ、きいてきいて!!」
??「どうしたの? はーちゃん」
はーちゃん→ことは「あのねあのね! いちごメロンパンのお店がね! 明日はおでかけなんだって!」
??「おでかけモフ?」
ことは「そうなの! でねでね、お出かけの場所がパンのお祭りなんだって!」
??「パンのおまつり……今、パンのお祭りって言いました!?」
はーちゃん?「はー! 言いましたー♪」
??「ねぇねぇ、リコ!」
リコ「分かってるわよ。明日のお出かけをそこにしたいんでしょ? まったくみらいは……」
みらい「えへへ……でも、リコも楽しみでしょ?」
リコ「そんなこと……あるけど」
みらい「じゃあじゃあ、明日はみんなでパンのお祭りに行こうね! モフルンも!」
モフルン「やったーモフ♪」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/24(日) 20:38:51.35 ID:gMjPShmJ0
オープニング
はな「まほうとおおぞら!? すてきなパンの思い出」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/24(日) 20:40:37.62 ID:gMjPShmJ0
(ビューティーハリー内部)
はな「いいなぁ~えみるとルールー……」
ほまれ「まぁまぁ、きっと終わったら食べられるから」
さあや「そうだよ。それに美味しいお店をえみるちゃんとルールーが教えてくれるんだよね?」
ルールー「任せてください」
えみる「お任せなのです!」
はな「ぅぅぅ……」
ハリー「な~んか、はながふてくされとるけど、何かあったんか?」
ほまれ「明日、はなのお母さんからの依頼で、少し離れた街でやるパンのお祭りの手伝いをすることになったんだ」
ハリー「なんや、普通におもろそうやんか」
はぐたん「ぱんー」
ほまれ「でも、私達3人は街のパン屋さんの出展手伝いで、えみるとルールーは」
ルールー「私達は、各出展ブースを回ってレポートを書くことになったんです」
ハリー「ほぉ……そら、大役やな」
えみる「そうなのです……私達のレポートしだいではお店がつぶれてしまうかもしれないのです……」
ルールー「そういうものではないと思います」
えみる「ですが……口コミはこわいと、この前聞きました!」
ルールー「では、えみるは悪意でレポートを書くのですか?」
えみる「そ、そんなことは絶対にしないのです!!」
ルールー「なら、大丈夫でしょう」
えみる「はい……なのです」
ハリー「意外とルールーの方がやる気みたいやな?」
はな「いいなぁ……パン……」
はな「いいなぁ~えみるとルールー……」
ほまれ「まぁまぁ、きっと終わったら食べられるから」
さあや「そうだよ。それに美味しいお店をえみるちゃんとルールーが教えてくれるんだよね?」
ルールー「任せてください」
えみる「お任せなのです!」
はな「ぅぅぅ……」
ハリー「な~んか、はながふてくされとるけど、何かあったんか?」
ほまれ「明日、はなのお母さんからの依頼で、少し離れた街でやるパンのお祭りの手伝いをすることになったんだ」
ハリー「なんや、普通におもろそうやんか」
はぐたん「ぱんー」
ほまれ「でも、私達3人は街のパン屋さんの出展手伝いで、えみるとルールーは」
ルールー「私達は、各出展ブースを回ってレポートを書くことになったんです」
ハリー「ほぉ……そら、大役やな」
えみる「そうなのです……私達のレポートしだいではお店がつぶれてしまうかもしれないのです……」
ルールー「そういうものではないと思います」
えみる「ですが……口コミはこわいと、この前聞きました!」
ルールー「では、えみるは悪意でレポートを書くのですか?」
えみる「そ、そんなことは絶対にしないのです!!」
ルールー「なら、大丈夫でしょう」
えみる「はい……なのです」
ハリー「意外とルールーの方がやる気みたいやな?」
はな「いいなぁ……パン……」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/24(日) 20:41:48.55 ID:gMjPShmJ0
(クライアス社)
リストル「で、成果は一向に上がらないようだが……」
パップル「申し訳ありません……」
リストル「少し出張でもしてみますか?」
パップル「しゅ、出張……ですか?」
(電子画面で地図を展開する)
リストル「この辺りで異質なトゲパワワが見つかりましてね」
パップル「異質なトゲパワワですか?」
リストル「そうだ。出来ればバイトか扱いの低い者でいいと思ったのだが、誰かが辞めさせたから人材不足でな」
パップル「……よ、喜んで出張いたします」
リストル「そうか、では頼んだよ」
パップル「は!」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/24(日) 20:42:21.30 ID:gMjPShmJ0
(翌日のパン祭り会場)
えみる「すごいのです! いろんなパン屋さんがたくさんなのです!」
ルールー「はな達のエプロン姿も似合っていますね」
えみる「たくさんのパンを綺麗にならべたり……大変そうなのです」
ルールー「わたし達も任されたレポートのために出かけましょう」
えみる「はい! あ、ルールー!」
ルールー「どうしました?」
えみる「はぐれないように、手をつなぎましょう!」
ルールー「はい♪」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/24(日) 20:44:16.09 ID:gMjPShmJ0
……
(いろんなブースを巡る二人)
えみる「とっても大きいのです」
ルールー「フランスパン……でしょうか」
えみる「あんなに大きいと食べるのが大変そうなのです」
ルールー「切ればいいのでは?」
……
えみる「ここはメロンパンだけなのですね」
ルールー「普通のメロンパンではなく、イチゴメロンパンらしいです」
えみる「いちごのパンなのですか?メロンのパンなのですか?」
ルールー「いちごメロンパンです」
えみる「ぅぅぅ……気になるのです!」
ルールー「では、食べてみましょうか」
えみる「はい! なのです!」
……
えみる「ここは……」
??1「PANPAKAパンだよ」
えみる「ど、どうもなのです」
??1「えへへ、いらっしゃいませー!」
ルールー「えみるより小さい子ですね」
??1「わたし、みのり! よろしくね!」
えみる「よろしくなのです!」
??1→みのり「おねえちゃんたちは?」
ルールー「わたし達は、イベントのレポートを書くために各店を巡っています」
みのり「すごーい!」
??2「へぇ、若いのにすごいね」
みのり「あ、おかあさん」
??2→沙織(みのりの母)「じゃ、うちのオススメを食べてもらいたいね」
みのり「あ、じゃあじゃあ、チョココロネはどう?」
ルールー「チョココロネ?」
沙織「これだよ。同じくらいの年代の子がよく買っていくんだよ」
えみる「美味しそうなのです!」
ルールー「では、これで」
沙織「まいどあり♪ あ、私の娘と娘の友達が同じくらいの歳でさ、会ったら仲良くしてあげてね」
ルールー「娘さん……ですか?」
みのり「咲おねえちゃんと、舞おねえさん!」
えみる「会ってみたいのです! ね、ルールー?」
ルールー「はい♪」
……
(いろんなブースを巡る二人)
えみる「とっても大きいのです」
ルールー「フランスパン……でしょうか」
えみる「あんなに大きいと食べるのが大変そうなのです」
ルールー「切ればいいのでは?」
……
えみる「ここはメロンパンだけなのですね」
ルールー「普通のメロンパンではなく、イチゴメロンパンらしいです」
えみる「いちごのパンなのですか?メロンのパンなのですか?」
ルールー「いちごメロンパンです」
えみる「ぅぅぅ……気になるのです!」
ルールー「では、食べてみましょうか」
えみる「はい! なのです!」
……
えみる「ここは……」
??1「PANPAKAパンだよ」
えみる「ど、どうもなのです」
??1「えへへ、いらっしゃいませー!」
ルールー「えみるより小さい子ですね」
??1「わたし、みのり! よろしくね!」
えみる「よろしくなのです!」
??1→みのり「おねえちゃんたちは?」
ルールー「わたし達は、イベントのレポートを書くために各店を巡っています」
みのり「すごーい!」
??2「へぇ、若いのにすごいね」
みのり「あ、おかあさん」
??2→沙織(みのりの母)「じゃ、うちのオススメを食べてもらいたいね」
みのり「あ、じゃあじゃあ、チョココロネはどう?」
ルールー「チョココロネ?」
沙織「これだよ。同じくらいの年代の子がよく買っていくんだよ」
えみる「美味しそうなのです!」
ルールー「では、これで」
沙織「まいどあり♪ あ、私の娘と娘の友達が同じくらいの歳でさ、会ったら仲良くしてあげてね」
ルールー「娘さん……ですか?」
みのり「咲おねえちゃんと、舞おねえさん!」
えみる「会ってみたいのです! ね、ルールー?」
ルールー「はい♪」
……
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/24(日) 20:45:16.27 ID:gMjPShmJ0
えみる「た、たくさん食べたのです……」
ルールー「えみるは気に入ったパンはありましたか?」
えみる「どれも素晴らしくて……それにおなかいっぱいで……」
ルールー「では、ここで少し休みながら考えましょう」
えみる「それがいいのです」
リコ「まったく、二人はどこに行っちゃったのかしら」
ルールー「? そこの木陰……」
えみる「ルールー? どうしたのですか?」
ルールー「えみるは少しここで待っていてください」
リコ「何で二人は目を離すとすぐに居なくなっちゃうのよ……はぁ……しょうがない。ここは一旦空から探してみましょう。キュアップラ」
ルールー「どうかなさったのですか?」
リコ「キャア!! ななななな、なによ!」
ルールー「驚かせてしまったようで、失礼しました。迷子になられているような発言が聞こえましたので」
リコ「ま、迷子なんかじゃないし!」
ルールー「そうですか、失礼しました」
リコ「あ、いや……その……まよったわけじゃないけど……あやまられるほどでもないと言うか……」
ルールー「?」
えみる「ルールー、どうしたのですか?」
ルールー「90%以上の確率で迷子だと思われる人を見つけました」
えみる「迷子さんなのですか!?」
リコ「だから、迷子じゃないって! ちょっとはぐれた仲間を探しているだけよ!」
ルールー「それはもう迷子なのでは?」
えみる「じゃあ、一緒にその人を探すのです!」
リコ「え?」
えみる「きっと一人で探すよりもはやいのです!」
ルールー「確かに、その方が効率的ですね」
えみる「あ、愛崎えみると申します」
ルールー「わたしはルールー・アムールです」
リコ「十六夜リコよ」
えみる「では、リコさんのお仲間探しに出発なのです!」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/24(日) 20:45:43.31 ID:gMjPShmJ0
CM
今はもう見なくなったよね……フルタマン
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/24(日) 20:47:29.59 ID:gMjPShmJ0
(会場内の別の場所)
みらい「リコ居ないね……」
モフルン「居ないモフ……」
ことは「はー……リコ……」
みらい「ちゃんと手を繋いで歩けばよかったなぁ……」
??「あれ? みらいちゃん?」
みらい「え? あーーー!!!」
ことは「だれだれ?」
みらい「咲ちゃんだー!」
??→咲「お久しぶり!」
みらい「うんうん! はーちゃん、咲ちゃんっていうお友達。咲ちゃん、この子ははーちゃん!」
ことは「さき?」
咲「うん。日向咲だよ。よろしくね……はーちゃん……でいいの?」
ことは「はー♪ いいよー♪」
??「咲、買ってきたよ……って、あれ?」
咲「舞も来たね」
みらい「ひさしぶりー!」
舞「あ、みらいちゃん。お久しぶりです」
咲「そういえば、リコちゃんは?」
みらい「それが……」
咲&舞「「はぐれちゃったー!?」」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/24(日) 20:49:13.03 ID:gMjPShmJ0
パップル「出張といわれて来てみれば……なんなのよ、この人だかりは……」
通行人「次のいこうぜ~」(ポイ捨てしながら)
祭りスタッフ「あぁ……ちゃんとゴミ箱に捨てて欲しいのに……」
パップル「あら、早速トゲパワワが……でもこれは普通ね……ん?」
(いちごメロンパンの紙ごみを持った瞬間にトゲパワワの形が変わる)
パップル「ふ~ん……これが異質なトゲパワワ……データを見ると変性している時間は短そうね」
パップル「なら、やることは一つね……元に戻る前に……」
パップル『しもしも~、発注♪ オシマイダー♪』
いちごメロンパンオシマイダー(以下:オシマイダー)「ヨクバッテオシマイッダー!!」
パップル「何言っているの?」
オシマイダー「オシマイダー!」
パップル「それでいいのよ。さ、さっさとここらを荒らしちゃいなさい!」
オシマイダー「オシマイダー!」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/24(日) 20:50:40.99 ID:gMjPShmJ0
えみる「オシマイダーなのです! ルールー」
ルールー「ですが、今は……」
リコ「何なの!?」
えみる「オシマイダーなのです! お友達を探すのはまた手伝いますので、まずは逃げるのです!」
リコ「なら、アナタたちも一緒でしょ?」
ルールー「いえ、残念ですが同行はできません」
えみる「きっとはな先輩たちがみんなを守ってくださるので、ここで足止めをするのです!」
リコ「はな……ちゃん?」
ルールー「行きましょう、えみる」
えみる「はいなのです!」
リコ「待って! あなた達プリキュアなんでしょ。なら私も一緒に行くわ」
ルールー「え?」
リコ「はなちゃんから聞いてない? 魔法を使うプリキュアのこと」
ルールー「では、アナタが?」
リコ「そういうこと! みらいが居ないと変身できないけど、みらいならきっと敵の場所に向かうから行けば会えるわ」
えみる「せ、先輩さんだったのですか!?」
リコ「驚いている時間は無いわ! 私はホウキで飛んでいくから、二人は変身してすぐ行って! キュアップ・ラパパ」
えみルー「「はい!なのです!」」
……
えみる「ミライクリスタル」
ルールー「ミライクリスタル」
二人「「ハート、キラっと!」」
二人「「はーぎゅー!」」
二人「「輝く未来を 抱き締めて! みんな大好き! 愛のプリキュア」」
えみる→マシェリ「キュアマシェリ」
ルールー→アムール「キュアアムール」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/24(日) 20:52:08.00 ID:gMjPShmJ0
オシマイダー「オシマイダー!」
マシェリ「ターーーー!!」ドゴッ
オシマイダー「オシマイッ!?」
アムール「ヤーーー!!」ドンッ
オシマイダー「ダー!?!?」
パップル「出たわねお邪魔虫」
マシェリ「みんなが楽しんでいるお祭りを」
アムール「壊すなんて許せません!」
オシマイダー「オシマ……オシマ……ヨクバーーーーール!!」
(急にいちごメロンパンの袋の部分が変形して空を飛び出す)
マシェリ「えー!?」
アムール「これでは……攻撃が届きません」
リコ「それなら」
みらい「私達に任せて!」
ことは「はー!」
モフルン「モフ♪」
……
みらい・リコ・ことは「「キュアップ・ラパパ!」」
みらい・リコ「「ダイヤ!」」
モフルン「モフーーーー!」
みらい・リコ「「ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」」
ことは「エメラルド!」
ことは「フェリーチェ・ファンファン・フラワーレ!」
みらい→ミラクル「ふたりの奇跡、キュアミラクル」
リコ→マジカル「ふたりの魔法、キュアマジカル」
ことは→フェリーチェ「あまねく生命(いのち)に祝福を!キュアフェリーチェ!」
3人「魔法使いプリキュア!」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/24(日) 20:53:43.23 ID:gMjPShmJ0
……
パップル「なになに!?また知らないプリキュア!? まぁいいわ、やっちゃいなさい!」
オシマイダー「ヨク、バーーーール!」
ミラクル「ターー!!」
マジカル「ヤーー!!」
(魔法使い組がホウキを使って空中戦開始)
オシマイダー「ヨク!? ヨクマイダー!!」
マシェリ「あ、もっと高く飛んだのです」
アムール「それにさっきより速い」
マジカル「もう! ちょこまかと!」
フェリーチェ「あそこまでの高さは少し戦いにくいですね……でも」
ミラクル「そう、大丈夫なんだよね!」
マジカル「ミラクル? フェリーチェ?」
……
(かなり上空)
オシマイダー「ヨク、ヨクマイ……ダー」
??1「空に逃げても意味ないよ!」
??2「わたし達が居るもの!」
オシマイダー「オシ!?」
……
(地上合流組)
アムール「誰かが戦っている?」
マシェリ「どういうことなのですか?」
マジカル「ねぇ、もしかしてアレって……」
フェリーチェ「はい! ブルームとイーグレットです!」
マジカル「あの二人も居たのね」
ミラクル「きっと二人が落としてくれるから、そのときに」
マジカル「決める感じね」
エール「お待たせ! みんな避難させてたら時間かかっちゃったよ」
アンジュ「あれ? 魔法使いさん?」
エトワール「それに……知らないプリキュアも空に居るみたい」
アムール「全員揃いましたね」
パップル「なになに!?また知らないプリキュア!? まぁいいわ、やっちゃいなさい!」
オシマイダー「ヨク、バーーーール!」
ミラクル「ターー!!」
マジカル「ヤーー!!」
(魔法使い組がホウキを使って空中戦開始)
オシマイダー「ヨク!? ヨクマイダー!!」
マシェリ「あ、もっと高く飛んだのです」
アムール「それにさっきより速い」
マジカル「もう! ちょこまかと!」
フェリーチェ「あそこまでの高さは少し戦いにくいですね……でも」
ミラクル「そう、大丈夫なんだよね!」
マジカル「ミラクル? フェリーチェ?」
……
(かなり上空)
オシマイダー「ヨク、ヨクマイ……ダー」
??1「空に逃げても意味ないよ!」
??2「わたし達が居るもの!」
オシマイダー「オシ!?」
……
(地上合流組)
アムール「誰かが戦っている?」
マシェリ「どういうことなのですか?」
マジカル「ねぇ、もしかしてアレって……」
フェリーチェ「はい! ブルームとイーグレットです!」
マジカル「あの二人も居たのね」
ミラクル「きっと二人が落としてくれるから、そのときに」
マジカル「決める感じね」
エール「お待たせ! みんな避難させてたら時間かかっちゃったよ」
アンジュ「あれ? 魔法使いさん?」
エトワール「それに……知らないプリキュアも空に居るみたい」
アムール「全員揃いましたね」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/24(日) 20:54:31.19 ID:gMjPShmJ0
(上空)
イーグレット「ブルーム、みんな揃ったみたい」
ブルーム「オッケー! じゃあ、こいつを落としちゃおう!」
二人「ふん!」
(もっと上空へ行ってフォームチェンジ)
イーグレット→ウィンディ「風よ!」
(風で敵の動きを止める)
ブルーム→ブライト「光よ! いっけーーーーー!!!」
(巨大な光の玉で敵を打ち落とす)
オシマイダー「よくまぁいだぁぁぁぁ~~~」
……
エール「あ、来たよ!」
ミラクル「じゃあ、みんな行くよ!」
全員「オッケー!」
アムール「まずはわたし達で」
マシェリ「動きを止めます!」
マシェリ「Are you ready?」
アムール「行きます!」
マシェリ「フレフレ! ハートソング!」
アムール「フレフレ! ハートダンス!」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/24(日) 20:55:28.65 ID:gMjPShmJ0
エール・アンジュ・エトワール「ミライクリスタル!」
エール「エールタクト!」
アンジュ「アンジュハープ!」
エトワール「エトワールフルート!」
3人「心のトゲトゲ飛んでいけ〜!」
3人「プリキュア・トリニティコンサート!」
ミラクル・マジカル・フェリーチェ「アレキサンドライト!」
ミラクル「巡り会う奇跡よ!」
マジカル「繋がる魔法よ!」
フェリーチェ「育まれし幸福(しあわせ)よ!」
3人「今、私たちの手に!」
3人「フル・フル・フルフルリンクル! プリキュア・エクストリーム・レインボー!」
エール・アンジュ・エトワール「HUGっとプリキュア!エール・フォー・ユー!」
ミラクル・マジカル・フェリーチェ「キュアップ・ラパパ!虹の彼方に!」
オシマイダー「やめさせてもらいますぅ~」
パップル「なんなのよもーー!! 報告書書いてさっさと帰るわ!」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/24(日) 20:56:46.44 ID:gMjPShmJ0
みらい「たくさんのプリキュア……ぅ~~~~ワクワクもんだーー!!」
ことは「ワクワクもんだしー♪」
リコ「みらい、少しは落ち着きなさい」
みらい「えへへ♪」
舞「みんな仲良しね」
咲「私と舞も仲良しだよね~♪」
舞「もう、咲ったら、調子いいんだから」
咲「もちろん、絶好調なり~♪」
えみる「すごいのです……知らないプリキュアさんがたくさんなのです……」
ルールー「一体、プリキュアは何人居るのでしょう」
はな「あと、パティシエなプリキュアさんとかも居るよ!」
えみる「パティシエさんなのにプリキュアなのですか!?」
ほまれ「あの人達も個性的だったね」
さあや「そうね……」
えみる「それにしても……結局パンが食べられなくて、めちょっくぅ……」
咲「なら、私の家のパンを持ってくるよ」
みらい「あ、いちごメロンパンならまだ買えたよね? わたし買ってくる!」
ルールー「はな。良かったですね」
はな「ぅ~嬉しい……みんな優しいよ~」
ほまれ「じゃあ、ハリーにも声かけて何か飲み物を持ってこようかな」
さあや「はぐたんも一緒にパンパーティにした方が楽しいものね」
はな「わーい!」
ルールー「えみる」
えみる「ルールー?」
ルールー「楽しいレポートが書けそうですね」
えみる「はい♪」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/24(日) 20:57:33.24 ID:gMjPShmJ0
……
エンディングは是非
初代ガンバランスでお願いします。
……
次回
はな「え!? えみるとルールーに音楽のお仕事!?」
ルールー「何やら今回のレポートが好評なようで……」
はな「わたしたちにも何か出来ないの?」
ルールー「その日は、3人で別のお仕事のようです」
はな「そっか~、じゃ、わたし達はそっちを頑張ってくるね!」
ルールー「フレフレ、はなです」
はな「うんうん。フレフレ、ルールー♪」
終わり
エンディングは是非
初代ガンバランスでお願いします。
……
次回
はな「え!? えみるとルールーに音楽のお仕事!?」
ルールー「何やら今回のレポートが好評なようで……」
はな「わたしたちにも何か出来ないの?」
ルールー「その日は、3人で別のお仕事のようです」
はな「そっか~、じゃ、わたし達はそっちを頑張ってくるね!」
ルールー「フレフレ、はなです」
はな「うんうん。フレフレ、ルールー♪」
終わり
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/24(日) 21:03:28.25 ID:gMjPShmJ0
あとがき
アニゲマスター、マルチメディアカウントダウンで英才教育を受けた身としては、
イーグレット(榎本温子)、マジカル(堀江唯衣)、アムール(田村ゆかり)は外せなかった。
ブロッサム(水樹奈々)も入れたかったけど、今回のコンセプトでは無理だった……。
あと、本家でMHの二人呼ぶとか反則過ぎません!?
続編に関しては、次回以降の展開次第で、今度は悪側から味方になったギターを持ってるあの子との話を
書けたらいいなぁ~とか思っています。
最後に過去に書いたプリキュアSS
(プリキュア内クロスSS)いちか「キラキラ☆せいれいのせんぱい!?」
初歩的な名前ミスなどが多発しており恐縮ですが、
興味が出ましたら、こちらもよろしくお願いします。
そんな感じ。
アニゲマスター、マルチメディアカウントダウンで英才教育を受けた身としては、
イーグレット(榎本温子)、マジカル(堀江唯衣)、アムール(田村ゆかり)は外せなかった。
ブロッサム(水樹奈々)も入れたかったけど、今回のコンセプトでは無理だった……。
あと、本家でMHの二人呼ぶとか反則過ぎません!?
続編に関しては、次回以降の展開次第で、今度は悪側から味方になったギターを持ってるあの子との話を
書けたらいいなぁ~とか思っています。
最後に過去に書いたプリキュアSS
(プリキュア内クロスSS)いちか「キラキラ☆せいれいのせんぱい!?」
初歩的な名前ミスなどが多発しており恐縮ですが、
興味が出ましたら、こちらもよろしくお願いします。
そんな感じ。
引用元: (プリキュア内クロス)「まほうとおおぞら!? すてきなパンの思い出」
(プリキュア内クロスSS)いちか「キラキラ☆せいれいのせんぱい!?」
2018-06-25
1: ◆stww/BS79E 2017/09/24(日) 18:59:47.22 ID:uCCSZ8D+0
キラキラプリキュアアラモード
ふたりはプリキュア スプラッシュ☆スター
上記2作のクロス作品です。
お話はプリアラの1話分を想定して書きますので、
試聴経験のある方は、脳内補完できる……といいなぁ。
そんな感じのSSです。
プリキュアアラモードのメイン登場人物
中学2年組
宇佐美いちか→キュアホイップに変身することに主役のピンク枠(お調子者なうさぎ)
有栖川ひまり→キュアカスタードに変身するあざと黄色枠(少し小心者なりす)
立神あおい→キュアジェラートに変身するロックボーカルな青枠(おてんばなライオン)
キラ星シエル→キュアパルフェに変身する妖精キラリンであり天才パティシエな追加枠(天才なペガサス)
高校2年組
琴爪ゆかり→キュアマカロンに変身する自由気ままで妖艶なお姉さんな紫枠(きまぐれなねこ)
剣城あきら→キュアショコラに変身する宝塚男役のような凛々しいお姉さん赤枠(実直ないぬ)
その他
ペコリン→妖精枠
長老→妖精の偉い人でなぜか幽霊っぽくすり抜ける
敵
ノワール→スイーツに込められた力を黒く染めて世界を闇で覆うことを目論んでいるラスボス枠?
エリシオ→ノワールの部下でプリキュアの心の弱点などを狙ってくるタイプの参謀
??→本編でのお楽しみ
スプラッシュ☆スターの登場枠
注:本編終了後の世界観のため、学年設定を1つ上げて中学3年生とします。
日向咲→ソフトボール部の部長だったりする、ちょっとお気楽で元気印の子
美翔舞→お絵かきが好きで美術部に所属している大人しい感じの子
フラッピ、チョッピ、ムープ、フープ→妖精枠
2: ◆stww/BS79E 2017/09/24(日) 19:01:40.70 ID:uCCSZ8D+0
オープニング前
☆いつもの
パッコーーーン!!
いちか「ぐえっ! 私、宇佐美いちか。スイーツ大好き中学2年生! スイーツにこめられたキラキラルの力で伝説のパティシエ、プリキュアやってまーす♪」
☆黒い空間
ノワール「おぉ、これはこれは……珍しい掘り出し物だ」
エリシオ「どうなさいましたか? ノワール様」
ノワール「古(いにしえ)の闇の戦士を見つけたのだよ」
エリシオ「いにしえの?」
ノワール「少し泳がせてみたいが、監視をつけておくべきか……」
エリシオ「ならば、このエリシオにお任せください」
ノワール「よかろう」
エリシオ「ちなみに、その戦士はどちらに?」
ノワール「あそこだ」
??「フン!フン!! 何故こんなにも体が鈍っている。これではまともに戦えんではないか! フン!フン!!」
エリシオ「……」
☆どっかの学校
少女1「ねぇねぇ、舞」
少女2「咲? どうしたの?」
少女1→咲「あのね、一緒に行ってみたい場所があるんだけど……」
少女2→舞「咲が行きたいばしょ?」
咲「こ、ここなんだけど……」
舞「キラキラパティスリー?」
咲「あのね、もうすぐみのりの誕生日でしょ? その……満に『パーティ用の食事はわたしが用意したい』って言われちゃってさ……」
舞「ケーキ……咲のお店でも作っているんじゃないの?」
咲「そうなんだけどさ、この前、偶然満と一緒に見ちゃったんだ」
舞「満さんと一緒に見ちゃった? 何を?」
咲「そのキラキラパティスリーの広告を大事にもってるみのりを……」
舞「だから、お食事は満さんで、咲がそのお店に行くことにしたの?」
咲「そういうこと。でも、そういうお店に一人で行くのって、ちょっと勇気が出なくって……その……」
舞「わかったわ。一緒に行きましょ!」
咲「ほんと!? やったー♪ 舞と一緒なら絶好調ナリー!」
舞「うふふ、もう咲ったら♪」
咲「じゃあ、今度の日曜日ね」
舞「うん。じゃあ、咲、一緒に帰りましょう」
咲「うん♪」
(手を繋いで帰る描写)
☆オープニング曲が流れる
(&1回目のフルタマン)
3: ◆stww/BS79E 2017/09/24(日) 19:02:59.67 ID:uCCSZ8D+0
☆キラパティのキッチン
いちか「う~ん……こっちからこう乗せて……」
シエル「ノンノン! 乗せ方が雑すぎるわ! もっと丁寧に」
いちか「丁寧に……ていねいに……あぁ」
シエル「今度はショコラをこぼしちゃったの?」
いちか「うぅ……」
シエル「もう一回ね!」
いちか「がんばりますぅ……」
☆キッチンの外
あきら「遅くなってごめん……ねぇ、あれは何をしているの?」
ゆかり「シエル師匠による盛り付け方の熱血指導……と言えばいいのかしら」
ひまり「さっきからいちかちゃんの元気がだんだん……」
あおい「なくなってきてるな」
あきら「え? じゃあ、シエルちゃんはいちかちゃんを弟子として認めたってこと?」
ゆかり「そうではないわね……きっと」
あきら「そうじゃない?」
あおい「な~んか、シエルはいちかのことを教えてるってより、観察してる感じだよな」
ゆかり「そんな感じね」
ひまり「いちかちゃん……」
☆キッチンの中
いちか「ふぇぇ~上手くいかないよぉ……」
シエル「う~ん……なんでなのかしら……」
いちか「え?」
シエル「なんでもない。もう一度よ」
いちか「はぁーい」
シエル「(なんで……なんでいちかは……いつもたくさんのキラキラルを……もう一度確かめておきたいの)」
いちか「ししょうー」
シエル「ノン、シショーじゃないわ! シショーのお父様でしょ?」
いちか「お父さんが!?」
シエル「ジャパニーズカラテの立派なシショーじゃない!」
いちか「う~ん……なんかしゃくぜんとしないなー……」
??『失礼する!!! 貴殿らがこの地を守る戦士プリキュアか!?』
いちか&シエル「え? なに!?」
4: ◆stww/BS79E 2017/09/24(日) 19:03:51.65 ID:uCCSZ8D+0
☆キッチンの外
いちか「今の大きい声はなに!?」
あおい「あの黄色いおっさんが急に入ってきてさ」
いちか「黄色い?……え?」
??「ほほぉ、全員で6人か。相手にとって不足なし! まずは準備運動がてら……」
あきら「確認とかじゃなくて、容赦なく来る感じだね」
いちか「みんないくよ!」
6人「キュアラモード・デコレーション!」(変身バンクなしの変身)
キュアマカロン「お客様。お買いものではないのなら、お店の外に行きましょうか」
??「そうだな。ここでは狭すぎる。外で待とう」スタスタ……
キュアカスタード「で、出て行っちゃっいました……」
キュアマカロン「礼儀のある敵なのね」
キュアショコラ「マカロン、感心している場合じゃないよね」
キュアパルフェ「わたしたちも行きましょう」
キュアホイップ「うん!」
☆お店の外
??「いち、にー! いち、にー!」フンフン
キュアジェラート「じゅ、準備体操しているぞ?」
??「遅かったではないか、プリキュア。我が宿敵より幾分か様相も違う様子。断然戦いが楽しみだ」
キュアショコラ「みんな、気を付けて」
??「では行くぞ! プリキュア!!」
☆お店から少し離れた場所
咲「あれ? この辺りじゃなかったっけ?」
舞「う~ん……そうね。チラシの地図だとこの辺りに……」
ドゴーーーーーン!!!!
咲「なになに!? なんの音!?」
舞「なにかが爆発したような……」
フラッピ「咲! 滅びの力を感じるラピ」
チョッピ「舞。まだそんなに強くないけど、確かに滅びの力チョピ」
舞「え? なんで滅びの力が?」
チョッピ「分からないチョピ……こわいチョピ」
フラッピ「咲! 急ぐラピ!」
咲「そうだね! 本当に滅びの力だったら危ないし、考える前に動こう!!」
舞「そ、そうね」
5: ◆stww/BS79E 2017/09/24(日) 19:05:44.45 ID:uCCSZ8D+0
☆お店の前
(パルフェ以外は倒れている)
??「そんなものか! プリキュア!!!」
キュアホイップ「つ、強い……」
キュアマカロン「そ、想像以上ね……」
??「そんな甘ったるい攻撃では、わたしには効かんぞ!!」
キュアパルフェ「なら、これならどうかしら!」
キュアホイップ「パルフェ、待って!」
キュアパルフェ「キラキラキラリン!パルフェ・エトワール!」
??「ぬ!?」
キュアパルフェ「つかまえた!」
??「だから、甘いと言っておるのだ! うおーーーー!!」
(拘束されている体を回転させてキュアパルフェを吹き飛ばす)
キュアパルフェ「キャーーッ!!」
キュアホイップ「パルフェー!!」
ポフン(パルフェの変身が解ける)
キラリン「ち、力を使い果たしちゃったキラ……」
??「なんと軟弱な……貴殿らは努力してもあの者たちのようにはなれんだろう……ここで息の音を……」
咲「ちょーーーっと待ったーーーーー!!!」
??「この声は!?」
咲「って、なにこの状況!?」
舞「もしかして、あの子たちって……それに……」
咲&舞「キントレスキー!?」
??→キントレスキー「久しぶりだな」
咲「アンタほろんだんじゃないの?」
キントレスキー「そう思っていたのだが、鍛えていたら戻っていたのだ」
咲「どんだけなの……」
……
6: ◆stww/BS79E 2017/09/24(日) 19:06:40.12 ID:uCCSZ8D+0
舞「妖精さん……大丈夫?」
キラリン「に、逃げないと危ないキラ……」
舞「大丈夫よ」
キラリン「キラ?」
咲「舞、いくよ!」
舞「ええ!」
咲&舞「デュアル・スピリチュアル・パワー!」
咲「花開け大地に!」
舞「羽ばたけ空に!」
咲→キュアブルーム「輝く金の花 キュアブルーム」
舞→キュアイーグレット「煌めく銀の翼 キュアイーグレット」
ブルーム&イーグレット「ふたりはプリキュア!」
キュアイーグレット「聖なる泉を汚す者よ!」
キュアブルーム「アコギな真似はお止めなさい!」
キュアホイップ「キュア……ブルーム?」
キラリン「キュア……イーグレット?」
キントレスキー「ふふふ、待っていたぞプリキュア! いざ尋常に勝負!!」
キュアブルーム「イーグレットはみんなを!」
キュアイーグレット「ブルーム、気を付けてね!」
キントレスキー「赤いの一人か! それでわたしを止められるとでも?」
キュアブルーム「止めてみせる! ハァ!」パシュン
キントレスキー「ぬお!? そ、そうか……まだまだ全力に遠いことを見抜いているのか……」
キュアブルーム「……」
キントレスキー「よかろう……少しの間、鍛え直すために出直そう」
シュンッ(キントレスキー離脱)
☆CMタイムの本日2回目のフルタマン
7: ◆stww/BS79E 2017/09/24(日) 19:07:21.21 ID:uCCSZ8D+0
☆お店の中
いちか「さっきはありがとう! えっと……」
咲「咲、日向咲(ひゅうがさき)だよ」
舞「私は、美翔舞(みしょうまい)」
あおい「えっと……咲さんもプリキュアなのか?」
咲「そうだよ。あと「さん」とか付けなくていいよ」
ゆかり「他にもプリキュアは居たのね」
舞「他ってはるかちゃんやみらいちゃんたちのことかしら?」
ゆかり「ええ」
舞「そうね。実はもっとたくさんいるのよ」
あきら「もっと、たくさん?」
咲「そういえば、全員合わせたら何人になるんだろう?」
舞「えっと……あゆみさんやくるみさん、ひかりさんも入れたら……51人?」
あおい「ご、ごじゅういちぃ!?」
いちか「なんですとー!?」
ゆかり「私達が出会ったのは、その中の一部ってことなのね」
あきら「そう、みたいだね……」
咲「あと二人いるけど……その二人はもう戦う力を宿せないから……舞の計算通りかな」
舞「うん……」
ひまり「あ、あれ? シエルちゃんは?」
ビブリー「あっちの部屋で休んでるわよ」
いちか「ビブリー! ありがとう!」
ビブリー「あ、アンタは行っちゃダメ」
いちか「え? ……なんで……」
ビブリー「名指しでNGなんだから仕方ないでしょ」
舞「私なら、行ってもいいかしら?」
ビブリー「アンタが助けた見知らぬプリキュアってヤツね。アンタならいいんじゃない」
舞「咲、ちょっと行ってくるね」
咲「舞?」
舞「咲は、いちかちゃんとお話ししてみない?」
咲「……分かった。いちかちゃん、ちょっとお出かけしよう?」
いちか「え? は、はい……」
咲「さーさー! レッツゴー!」
ひまり「ふ、二人に置いていかれちゃいましたね」
ゆかり「それにしてもすごい二人ね」
ひまり「え?」
あきら「アイコンタクトだけでお互いのやることを理解していた感じだね。とてもじゃないけど、今のわたしたちじゃまだ真似できないチームワークかな」
あおい「あの見つめ合った時間だけでお互いのやることが分かったってのか?」
ゆかり「きっとね」
8: ◆stww/BS79E 2017/09/24(日) 19:08:27.42 ID:uCCSZ8D+0
☆キントレスキーのトレーニングルーム
キントレスキー「フンッ! フンッ!」
エリシオ「なぜ、トドメを刺さなかったのです」
キントレスキー「フン! 貴殿はずっと私を監視している者だな? フン!」
エリシオ「気付いていたのですか」
キントレスキー「場数が違うのでな」
エリシオ「……」
キントレスキー「悪態をつくためだけに来たのではないのであろう? フゥ……フン!」
エリシオ「えぇ、あなたに力を差し上げようと思いまして」
キントレスキー「不要だ」
エリシオ「な!?」
キントレスキー「他人の力で行う勝負など、その時点でわたしの望む勝負ではない。帰りまたまえ」
エリシオ「……チッ」
キントレスキー「待っていろプリキュア! フン! 次こそ倒す! フンッ!!」
9: ◆stww/BS79E 2017/09/24(日) 19:10:08.52 ID:uCCSZ8D+0
☆シエルが休憩してる場所
舞「失礼します」
シエル「あ、さっきの……」
舞「美翔舞って言うの、舞って呼んでね」
シエル「わたしは、キラ星シエル」
舞「シエルちゃんね。あれ? どっかで聞いたことがあるような……」
シエル「さっきはありがとう。強いのねアナタたち」
舞「そうでもないわ。 そういえばさっきは妖精だったような?」
ポフン
キラリン「キラリンっていうキラ。スイーツを作る修行のときに人間になれるようになったキラ」
舞「へぇ~、すごいのね」
チョッピ「まるでミルクみたいチョピ」
舞「そうね」
ポフン
シエル「ミルク?」
舞「そういう子が居るの。妖精だけど人間に変身して、プリキュアのように変身して戦うことが出来る子なの」
シエル「トレビアン! わたし以外にも居るのね!」
舞「その子もいろいろ一人で出来ちゃう子だって、かれんちゃんが言ってたわ」
シエル「一人で……」
舞「一人で出来るっていうより、一人でやろうとしちゃう……っていうのも大きいのかも」
シエル「……」
舞「あの、さっき、いちかちゃんだけ来ちゃダメって言った理由、教えてもらってもいい?」
シエル「……ちょっと、今日……いちかにいじわるしちゃったの……」
舞「いじわる?」
シエル「……わたしたちの力の源になっているのはね、スイーツに込められたキラキラルっていう力なの」
舞「キラキラル?」
シエル「ウィ♪ それはね普通にお菓子を作るだけでも宿るけど、その量は人によって違うの」
舞「いちかちゃんは、たくさん作れるの?」
シエル「ウィ、普通に作るだけなら、たぶんわたしの方が多いと思うし、スイーツもまだまだ上手に作れるのはわたしだと思うでも……」
舞「……」
シエル「普通のお菓子なのに誰よりも多いキラキラルが詰まったお菓子を作ることもあるの……」
舞「その理由が知りたかったの?」
シエル「……なんとなく分かってはいるんだけど、もう一度……確かめたくなって……」
舞「……なんとなくわたしも分かる気がする」
10: ◆stww/BS79E 2017/09/24(日) 19:11:03.83 ID:uCCSZ8D+0
シエル「え?」
舞「わたしね、絵を描くことが好きなの」
シエル「タブロー?」
舞「うん。みんなに見てもらうために本気で描くこともあるけど……」
シエル「……けど?」
舞「誰かのためだけに本気で描くこともあるの」
シエル「誰かのため……だけに……」
舞「その時って、相手の事、相手の笑顔を考えるから、もっと気持ちが籠ったりするの」
シエル「相手の笑顔……」
舞「そう。だからきっと、そういう気持ちになるのが得意な子なのかもしれないわね」
シエル「……相手の気持ち……」
舞「あと、謝るのが苦手なら、こうやって……」
ギュッ
舞「手を繋いでみるといいよ」
シエル「手を……?」
舞「えぇ、きっと気持ちが伝わるわ」
シエル「手を……」
ムープ「ムプー! ま、まい、なんか変な感じがしたムプ」
フープ「フープも感じたププ」
舞「え!? チョッピは!?」
チョッピ「チョッピも少し変な感じがしたチョピ」
舞「咲といちかちゃんが危ないかも!」
シエル「いちかが!?」
舞「咲といちかは外でお話ししているの」
チョッピ「咲と舞は一緒じゃないと変身できないチョピ」
舞「咲……」
シエル「分かった。わたしが舞を連れていくわ」
舞「え?」
シエル「わたしはキュアパルフェ、ペガサスの力で空を飛べるの! だったら間に合いそうでしょ?」
舞「……うん。おねがい!」
シエル「ウィ♪ あとでお話しのお礼にいちかと一緒にスイーツを作ってあげるわ♪」
舞「ありがとう」
シエル「ビブリー、このこと、みんなに伝えてちょうだい!」
ビブリー「まったく……なんであたしが……」
シエル「よろしく! キュアラモード・デコレーション!」
11: ◆stww/BS79E 2017/09/24(日) 19:12:25.03 ID:uCCSZ8D+0
☆外の公園
咲「ごめんね。連れ出しちゃって」
いちか「い、いえ……」
咲「引っかかっているのは、助けられなかったこと……?」
いちか「え?」
咲「なんかね、さっきの子のお見舞いしたそうな感じがすこし暗かったから」
いちか「……実は、わたし、ちょっとシエルちゃんに怒られたばっかりで……」
咲「怒られた?」
いちか「うん。シエルちゃん。すっごくキレイなスイーツを作るんです。で、今日はシエルちゃんがそのやり方をわたしに教えてくれるって……」
咲「上手く出来なかった……って感じ?」
いちか「はい……」
咲「そっかぁ……わたしもそういうのダメだろうな~」
いちか「え?」
咲「わたしの実家、パン屋さんなの」
いちか「パン屋さん?」
咲「そう。だからお手伝いでパンやケーキを作ったりするんだけど、不器用でミスしちゃうことがあるんだ……てへへ」
いちか「そうなんだ……」
咲「でも、ちゃんと教えてもらったことは覚えているし、次は頑張ろうって思う。いちかちゃんもそうでしょ?」
いちか「うん」
咲「なら、大丈夫だよ。あと、どうしてもそれを本人の前でやるのが緊張しちゃうのなら……」
いちか「しちゃうのなら?」
ギュッ
咲「こうやって手を握るの。わたしはね、舞とそうやって、ずっと頑張ってきたんだ~」
いちか「手を握って……」
咲「そして、いつも絶好調ナリー! って言うんだ。元気に大きな声で♪」
いちか「手と……笑顔……うん!」
咲「お、元気になったね」
いちか「はい!」
咲「だったら……」
キントレスキー「だったら、私の相手をしてもらおうか!」
咲&いちか「キントレスキー!?」
キントレスキー「貴殿は二人揃わぬと戦えぬのは知っている。だから、準備体操にまずはそっちのウサギを狩ろう」
いちか「え? 咲さん?」
咲「アイツのいうとおり、私は舞と一緒じゃないと変身できないの! いちかちゃん、今は逃げよう!」
いちか「大丈夫です! 咲さんこそ、舞さんを迎えに行ってください」
咲「いちかちゃん!?」
いちか「さっき、咲さんにパワーをもらいましたし、わたしだって頑張れます!」
キントレスキー「ほぅ、少し顔つきが良くなったではないか。楽しみだ」
いちか「キュアラモード・デコレーション! ショートケーキ! 元気と笑顔を!レッツ・ラ・まぜまぜ! キュアホイップ! 出来上がり♪」
キントレスキー「では行くぞ!」
キュアホイップ「はぁああ!!!」
……
12: ◆stww/BS79E 2017/09/24(日) 19:13:48.92 ID:uCCSZ8D+0
咲「ねぇ、フラッピ。舞がどこに居るか分かる? すぐお店の方に行く方がいい?」
フラッピ「大丈夫ラピ」
咲「え?」
フラッピ「もうすぐそこまで来てるラピ」
咲「すぐそこ?」
舞「さーーーきーーーーー!!」
咲「え? 舞の声?」
フラッピ「上ラピ!」
咲「上?」
舞「さきーーー!!!」
咲「まーーい!!」
キュアパルフェ「到着♪」
舞「咲、大丈夫だった?」
咲「うん。わたしは大丈夫だけど、そのせいでいちかちゃんが一人で……」
舞「パルフェ!」
キュアパルフェ「ウィ! ホイップのフォローはまかせて!」
咲「じゃあ、行くよ、舞!」
舞「うん!」
13: ◆stww/BS79E 2017/09/24(日) 19:14:23.12 ID:uCCSZ8D+0
咲&舞「デュアル・スピリチュアル・パワー!」
咲「未来を照らし!」
舞「勇気を運べ!」
咲→キュアブライト「はぁ!! 天空に満ちる月! キュアブライト!」
舞→キュアウィンディ「大地に薫る風! キュアウィンディ!」
ブライト&ウィンディ「ふたりはプリキュア!」
キュアウィンディ「聖なる泉を汚す者よ!」
キュアブライト「アコギな真似はお止めなさい!」
ブライト&ウィンディ「ハァ!」
ドゴッ!(二人で飛び蹴り)
キントレスキー「ぬお!? クッ 今度こそそちらも本気モードということか!」
キュアブライト「ホイップ大丈夫!?」
キュアホイップ「はい! って、あれ? この前と違う?」
キュアブライト「今のわたしはキュアブライト」
キュアウィンディ「わたしはキュアウィンディ」
キントレスキー「無駄話をしている余裕など……侮られたものだな……テエイッ!」
ポワンッ!(ウィンディのバリアで受け流す音)
キントレスキー「なに!?」
キュアウィンディ「ねぇ、パルフェ、ホイップ。二人で一緒に必殺技を合わせてみない?」
キュアホイップ「二人で?」
キュアパルフェ「一緒に?」
キュアブライト「キントレスキー! わたしが相手してあげる! タアッ!!」
キントレスキー「うぐっ いい打ち込み……流石はプリキュアだ!」
キュアウィンディ「ブライトが時間を作ってくれているわ。さ、早く!」
キュアパルフェ「でも、どうやって……わたしのは破られちゃったし……」
キュアホイップ「あ、そっか。パルフェ大丈夫だよ」
キュアパルフェ「え?」
キュアホイップ「さっきは、ホイップだけしか戦えなかったから、破られちゃったんだよね。今はわたしが居るよ!」
キュアパルフェ「! ウィ♪ やってみましょ!」
キュアウィンディ「じゃあ、わたしとブライトがチャンスを作るわ。大丈夫、わたちたちは絶対にあきらめないから!」
ホイップとパルフェ「はい!」
……
14: ◆stww/BS79E 2017/09/24(日) 19:17:16.64 ID:uCCSZ8D+0
キュアブライト「ハァーーー!!」
キントレスキー「どうした。少しずつ攻撃が荒くなってきているではないか」
キュアブライト「ハァ……ハァ……アンタこそ、そういう余裕を見せてると……」
キュアウィンディ「テーイ!」
ドゴッ(天空からの回転かかと落し)
キントレスキー「グォォッ」
キュアブライト「ナイス、ウィンディ」
キュアウィンディ「お待たせ、ブライト」
キントレスキー「ついに二人揃ったか! 待ちわびたぞ! ウオオオ!!!」
キュアブライト「タアアアア!!!」
ウィンディ「エーーーイ!!」
……
キュアパルフェ「また投げ飛ばされたら……」
キュアホイップ「大丈夫だよ、パルフェ♪」
キュアパルフェ「ホイップ……」
キュアホイップ「一緒にギューってキラキラルを込めて、アイツを倒そう」
キュアパルフェ「……ウィ♪ じゃあ、今だけ一緒に……」
キュアホイップ「うん♪」
ギュッ(パルフェとホイップが手をつなぐ)
キュアパルフェ「フシギ……もう不安がない……」
キュアホイップ「うん。今なら、何だって出来るよね!」
キュアパルフェ「ウィ♪」
……
キュアウィンディ「ブライト!」
キュアブライト「うん! 光よ!」
ピカーーン!!
キントレスキー「ぬおっ!?」
キュアウィンディ「風よ!」
シュウィーン!!
キントレスキー「なに!? 足が!?」
ブライト&ウィンディ「今だよ! ホイップ、パルフェ!」
キュアパルフェ「キラキラキラリン!パルフェ・エトワール!」
キュアホイップ「キラキラキラルン!ホイップ・デコレーション!」
キントレスキー「ぐおおおおおおおおおお!!!!」
……
15: ◆stww/BS79E 2017/09/24(日) 19:18:08.62 ID:uCCSZ8D+0
キュアジェラート「おーーーーい!!」
キュアホイップ「あ、みんな!」
キュアマカロン「ごめんなさい。ちょっとイジワルなビブリーが場所を教えてくれなくて」
キュアショコラ「もう少し早く来れると思ったんだけどね……」
キュアカスタード「あれ? あの金色の人は?」
キュアブライト「今、ホイップとパルフェが倒しt……」
キントレスキー「ふはははははは!! 素晴らしい強敵だ!!!」
キュアジェラート「アイツ、あんなボロボロなのになんで嬉しそうなんだ?」
キュアウィンディ「……そういう性格なのよ」
キントレスキー「ハァ……ハァ……素晴らしい、素晴らしいぞ、ウサギとウマのプリキュア」
キュアジェラート「ウマじゃなくてペガサスだけどな……」
キントレスキー「とても良い、良いぞ! このまま全力で勝負を」
サクッ
キントレスキー「!?」
エリシオ「全く利用価値の無いただの筋肉バカなら、欲望のままに戦うだけでいいんですよ」
キントレスキー「き、キサマ……何をした?」
エリシオ「われわれが使う黒いキラキラルの力を注入したのです。これで負けることは無いでしょう」
キントレスキー「キサマ……わたしの真剣勝負に泥を塗るつもりか」
エリシオ「泥? わたしはプリキュアを排除できればいいだけですから」
キントレスキー「ぐおおおおお……」
エリシオ「な、カードが体から押し出されそうになっているだと!? 何故力を拒絶するのです!」
キントレスキー「キサマが最悪の侮辱をわたしに与えたからだ! プリキュア! もう勝負はついた。きちんとわたしにトドメを刺せ!」
エリシオ「なんですって?」
キュアブライト「……ウィンディ、行くよ」
キュアウィンディ「うん」
キュアホイップ「みんな、あのカードの黒いキラキラルはわたしたちで!」
5人「うん!」
……
16: ◆stww/BS79E 2017/09/24(日) 19:19:35.97 ID:uCCSZ8D+0
ムープ&フープ「スプラッシュ・ターン!」
キュアウィンディ「精霊の光よ! 命の輝きよ!!」
キュアブライト「希望へ導け! 二つの心!!」
ブライト&ウィンディ「プリキュア! プリキュア・スパイラル・スター・スプラッシュ!!」
……
6人「キラキラルクリーマー!」
6人「キラッと輝け!クリスタルアニマル!」
「ピョーンッ」
「クルル」「ガオ~」
「ニャーオン」「ワン」
「パタタ」
6人「プリキュア・アニマルゴーランド!」
……
キントレスキー「ぐぉぉぉぉ……流石はプリキュア……新しき者たちも……良い強さだ……」
エリシオ「チッ……使えないヤツでしたね……」ヒュンッ
キュアウィンディ「精霊の光よ! 命の輝きよ!!」
キュアブライト「希望へ導け! 二つの心!!」
ブライト&ウィンディ「プリキュア! プリキュア・スパイラル・スター・スプラッシュ!!」
……
6人「キラキラルクリーマー!」
6人「キラッと輝け!クリスタルアニマル!」
「ピョーンッ」
「クルル」「ガオ~」
「ニャーオン」「ワン」
「パタタ」
6人「プリキュア・アニマルゴーランド!」
……
キントレスキー「ぐぉぉぉぉ……流石はプリキュア……新しき者たちも……良い強さだ……」
エリシオ「チッ……使えないヤツでしたね……」ヒュンッ
17: ◆stww/BS79E 2017/09/24(日) 19:20:25.81 ID:uCCSZ8D+0
☆キラキラパティスリー
いちか「バースデー用のお菓子なら、こちらとかどうですか?」
シエル「これも一緒にどうぞ♪」
咲「どっちも可愛い! ありがとう!」
舞「良かったわね、咲」
咲「うん♪」
いちか「咲さんと舞さん……あ、キラッとひらめいた♪ シエル、もう一回だけ、あのやり方、教えて!」
シエル「え? いいけど……」
いちか「えっとね……(コショコショ」
シエル「ワオ♪ トレビアン! それなら絶対に教えてあげるわ♪」
咲と舞「?」
いちか「お二人とも、もうちょっとだけ待っててください」
シエル「パルフェなスイーツをお届けするからね♪」
咲と舞「はぁ……」
あきら「では、客席にご案内しましょう」
あおい「あたしはお水でも持ってこようかな」
ひまり「えっと……えっと……」
ゆかり「ひまり、一緒にバースデー用のお菓子をラッピングしましょうか」
ひかり「あ、はい♪」
☆キッチンの中
いちか&シエル「レッツ・ラ・クッキーーング♪」
いちか「ここで……このチョコソースをかければ……か、かければ……」
シエル「……いちか」
いちか「シエル?」
ギュッ
いちか「ぁ……」
シエル「大丈夫、咲と舞の笑顔のためなら、頑張れるでしょ?」
いちか「うん♪」
……
18: ◆stww/BS79E 2017/09/24(日) 19:21:36.91 ID:uCCSZ8D+0
いちか「お、待たせしましたー♪」
シエル「パルフェな自信作よ♪」
咲「すごーい!」
舞「……キレイ」
いちか「これがお二人を意識したひまわりと白鳥のアシェットデセールです♪」
シエル「日向夏のアイスとかんきつ類、それにチョコソースで作ったひまわりと……」
いちか「当店自慢の白鳥シュークリームを一緒に盛り付けてみました。お二人にぴったりですよね?」
咲&舞「わ~~♪ ありがとう!!」
咲「ひまわり可愛い!」
舞「流石に描いてたらアイス溶けちゃうよね……」
咲「舞ってば……」
みんな口々に「うふふ♪」
……
咲「すごかったね。いちかちゃんたち」
舞「うん。きっと平和を守ってくれるよね」
咲「帰ろう。わたしたちの町に」
舞「うん!」
(手を繋いで夕焼けの中歩いて帰るシーンで終わり)
19: ◆stww/BS79E 2017/09/24(日) 19:23:26.68 ID:uCCSZ8D+0
以上です。
初のプリキュアSSですが、楽しんでいただけたら幸いです。
引用元: (プリキュア内クロスSS)いちか「キラキラ☆せいれいのせんぱい!?」
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