【シャニマス】摩美々「まみみのお利口強化週間」
2020-12-28
1: ◆RZFwc/0Dpg 2020/12/24(木) 12:35:39.07 ID:6vGozh9Vo
P(あと一週間でクリスマスか──)
P(今年ももう終わるなぁ……)
テクテク
~事務所~
ガチャッ
P「ただいま戻りましたー!」
摩美々「あ。」
P「……摩美々、何してるんだ?」
摩美々「お疲れ様でーす。プロデューサーの机に、落書き中ですー」カキカキ
P「ま、摩美々~~っ!!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1608780938
関連
ハルヒ「SOS団で恋の暴露大会をするわよ!」
【朗報】わたてんさん、ケムリクサを超えてガチで覇権へ
【ラブライブサンシャイン】善子「運命の引力」
【悲報】Twitterで3年前に「令和」を予言してたものがいたwwwwwwwww
2: ◆RZFwc/0Dpg 2020/12/24(木) 12:36:14.98 ID:6vGozh9Vo
P「まったく……摩美々は相変わらず悪い子だな」フキフキ
摩美々「そんなこと言ってー。消すの手伝ってくれる辺り、プロデューサーも甘いですよねぇ」フキフキ
P「誰かさんが超大作作ったからな! 俺の机に!」
摩美々「ふふー」
P「もう……良い子にしてないとサンタさん来ないんだぞ」
摩美々「高校生相手に"サンタさん"ってどうなんですかー?」フフフ
P「それじゃあ……俺からのクリスマスプレゼント来ないんだぞ」
摩美々「それは困りますねー」
P「だろ?」
3: ◆RZFwc/0Dpg 2020/12/24(木) 12:37:17.66 ID:6vGozh9Vo
P「よし、決めた」
摩美々「?」
P「今から一週間、クリスマスイブまでお利口でいること!」
摩美々「えー……何ですかぁ、それー?」
P「摩美々のお利口強化週間だっ!」
摩美々「うぇー……面倒くさー……」
P「良い子にしてないと本当にプレゼントあげないからな!」
摩美々「えーーー……」
P「……ほ、本当だからな!?」
摩美々「あれ。もう既にグラついてませんー?」
4: ◆RZFwc/0Dpg 2020/12/24(木) 12:37:55.14 ID:6vGozh9Vo
~1日目・事務所~
摩美々「……」ダラーッ
P「……」カタカタカタ
摩美々「ねー。プロデューサー」
P「うん? どうした」カタカタ
摩美々「暇なんでぇ、コーヒー淹れてきてあげましょうかー?」
P「お。良いのか? それならお願いするよ」
摩美々「はーい」タッタッタ
P「~♪」カタカタカタ
P「──あ"っ!」
摩美々「……」ダラーッ
P「……」カタカタカタ
摩美々「ねー。プロデューサー」
P「うん? どうした」カタカタ
摩美々「暇なんでぇ、コーヒー淹れてきてあげましょうかー?」
P「お。良いのか? それならお願いするよ」
摩美々「はーい」タッタッタ
P「~♪」カタカタカタ
P「──あ"っ!」
5: ◆RZFwc/0Dpg 2020/12/24(木) 12:38:28.95 ID:6vGozh9Vo
P「おーい、摩美々! 何か余計なもの足すのも、隠し味も禁止だからなー?」
P「それからこの前みたいに、金魚鉢を器にするのも──」
摩美々「はい」コトッ
P「……あれ?」
摩美々「折角淹れたんだから、温かいうちに飲んで下さいねー」テクテク
P「え、あぁ……うん。ありがとう」
ゴクッ
P「──美味しい。」
6: ◆RZFwc/0Dpg 2020/12/24(木) 12:39:16.63 ID:6vGozh9Vo
~2日目・ラーメン屋~
P「やっぱ冬はラーメンだなぁ」
摩美々「そういうものですかねー……まぁ、真夏に食べるよりは良いですケド」
パキッ
摩美々「それじゃあ」
摩美々・P「いただきまーす」
ズルズルズル
摩美々「プロデューサー」
P「?」
摩美々「そこの胡椒、取ってくださいー」
P「おう。はい」スッ
摩美々「ありがとうございまーす」
P「──あ"っ!」
P「やっぱ冬はラーメンだなぁ」
摩美々「そういうものですかねー……まぁ、真夏に食べるよりは良いですケド」
パキッ
摩美々「それじゃあ」
摩美々・P「いただきまーす」
ズルズルズル
摩美々「プロデューサー」
P「?」
摩美々「そこの胡椒、取ってくださいー」
P「おう。はい」スッ
摩美々「ありがとうございまーす」
P「──あ"っ!」
7: ◆RZFwc/0Dpg 2020/12/24(木) 12:39:49.60 ID:6vGozh9Vo
P「摩美々まさか、俺の皿に──!」
摩美々「?」パッパッ
P「……」
摩美々「プロデューサーも、使いますー?」
P「あ、あぁ……うん。ありがとう……」パッパッ
ズルズルズル
摩美々「うまー」
P「美味しい……」
8: ◆RZFwc/0Dpg 2020/12/24(木) 12:40:22.08 ID:6vGozh9Vo
~3日目・事務所~
摩美々「……」ボーッ
P「えーっと──」ペラッ…ペラッ…
摩美々「プロデューサー」
P「んー? どうした、摩美々」
摩美々「ガム食べますー?」
P「え? あぁ、もらうよ」
摩美々「んー」スッ
P「ありがとう──あ"っ!」
摩美々「きゃっ……」ビクッ
摩美々「……」ボーッ
P「えーっと──」ペラッ…ペラッ…
摩美々「プロデューサー」
P「んー? どうした、摩美々」
摩美々「ガム食べますー?」
P「え? あぁ、もらうよ」
摩美々「んー」スッ
P「ありがとう──あ"っ!」
摩美々「きゃっ……」ビクッ
9: ◆RZFwc/0Dpg 2020/12/24(木) 12:40:55.97 ID:6vGozh9Vo
摩美々「びっくりしたぁ……急になんですかー?」
P「これあれだろ! 取ったらバチッてする奴だろ!!」
摩美々「いや、違いますケド」
P「ほ、本当か~~……?」
摩美々「もう。ほらぁ、本当ですってー」ヒョイパク
P「おぉ。本物のガムだ……」
摩美々「取るなら早くしてくださーい」
P「あ、ありがとう」ヒョイパク
P「美味しい…………」
摩美々「ふ、ふふふ──」
10: ◆RZFwc/0Dpg 2020/12/24(木) 12:41:29.82 ID:6vGozh9Vo
摩美々「ちょっとー」
P「……?」
摩美々「疑心暗鬼になるなら、最初からやらなきゃいいじゃないですかぁ、『お利口強化週間』なんてー」フフフ
P「確かに、これじゃ狼少年になってるな」ハハハ
摩美々「あー、それならぁ。摩美々はカメレオン少女が良いでーす」
P「いやそういう話じゃないだろ……」
摩美々「ふふー♪」
咲耶・結華「……」ジーッ
11: ◆RZFwc/0Dpg 2020/12/24(木) 12:42:03.79 ID:6vGozh9Vo
咲耶「──なるほど。親愛なる小悪魔が近頃静かなのは、こういう訳だったんだね」クスッ
結華「決められた以上は律儀に守るの、まみみんって感じだよねー」フフ
摩美々「ちょっとー。何か言ったー?」
結華「おっと!」
咲耶「ふふっ……」
結華・咲耶「何でもないでーす♪」
摩美々「もー……」モフモフ
12: ◆RZFwc/0Dpg 2020/12/24(木) 12:42:38.84 ID:6vGozh9Vo
──
────
──────
P「……」グッタリ
摩美々「なんでまみみよりプロデューサーの方が、辛そうなんですかー」フフ
P「何かいつもの摩美々と勝手が違うと、調子が出ないというか……」
摩美々「全く。わがままですね、プロデューサーはー」
P「お利口強化週間、いつまでだっけ……」
摩美々「23日なのでぇ、今日が最終日ですよー」
P「うぅ~~…………もう耐えられん!」
摩美々「?」
P「い、悪戯してくれ!!!」ハァハァ
摩美々「うわぁ……」
────
──────
P「……」グッタリ
摩美々「なんでまみみよりプロデューサーの方が、辛そうなんですかー」フフ
P「何かいつもの摩美々と勝手が違うと、調子が出ないというか……」
摩美々「全く。わがままですね、プロデューサーはー」
P「お利口強化週間、いつまでだっけ……」
摩美々「23日なのでぇ、今日が最終日ですよー」
P「うぅ~~…………もう耐えられん!」
摩美々「?」
P「い、悪戯してくれ!!!」ハァハァ
摩美々「うわぁ……」
13: ◆RZFwc/0Dpg 2020/12/24(木) 12:43:11.06 ID:6vGozh9Vo
摩美々「プロデューサー、自分から言っちゃうと変態感が凄いですよぉ?」
P「俺が悪かった! 思い付きで変なこと言った俺が悪かったから!」
P「いつもの摩美々が好きだから~!!」
摩美々「っ///」
P「頼むぅぅ……」
摩美々「──ふふー」
P「?」
摩美々「でもー。まみみ今、お利口強化週間ですしー♪」ニヤァ
P「摩美々~~っ!!」ウワーーン
14: ◆RZFwc/0Dpg 2020/12/24(木) 12:43:49.98 ID:6vGozh9Vo
~クリスマスイブ~
P(昨日で強化週間も終わり。ようやくいつも通りか)
P(摩美々が付き合ってくれたから良かったけど。やっぱり思い付きで物事を口にするべきじゃないなぁ)
P(摩美々には悪いことしたし、クリスマスプレゼントとは別に何か用意しようか──)
ガチャッ
P「おはようございまーす」
P「──って、なんだこれ!?」
P(机の上に……ガイコツのおもちゃ、お化けの人形、ジャックオランタン……)
P「俺のデスクがハロウィンなんだけどっ!?」
ガチャッ
アンティーカ「おはようございまーす」
P(昨日で強化週間も終わり。ようやくいつも通りか)
P(摩美々が付き合ってくれたから良かったけど。やっぱり思い付きで物事を口にするべきじゃないなぁ)
P(摩美々には悪いことしたし、クリスマスプレゼントとは別に何か用意しようか──)
ガチャッ
P「おはようございまーす」
P「──って、なんだこれ!?」
P(机の上に……ガイコツのおもちゃ、お化けの人形、ジャックオランタン……)
P「俺のデスクがハロウィンなんだけどっ!?」
ガチャッ
アンティーカ「おはようございまーす」
15: ◆RZFwc/0Dpg 2020/12/24(木) 12:44:28.11 ID:6vGozh9Vo
結華「どしたのPたん、外まで大声聞こえてき──ぶっ。あっはははは! 何その机ーっ!」
恋鐘「どげんしたと……ふぇ~、なんねこれ!!」
霧子「ふふ……プロデューサーさんの机、秋に帰ったみたい……」っっ
咲耶「おや、季節外れの妖精が訪れたようだね」クスッ
摩美々「ふふー」ニタァ
P「摩~美~々~……!」
摩美々「にーげろー♪」タッタッタ
P「こらっ。待て、摩美々~~っ!!」
16: ◆RZFwc/0Dpg 2020/12/24(木) 12:45:19.22 ID:6vGozh9Vo
──
────
──────
摩美々「捕まったぁ」フフー
P「捕まえたぁ……」ゼェゼェ
摩美々「プロデューサー、意外と足速いですねぇ」
P「いつも誰かさんを追いかけてるせいでな!」
P「全く……それにしても、なんでハロウィン仕様?」
摩美々「まみみにとってはぁ、毎日がトリックorトリートみたいなものですしー」
P「俺にとっては違うんだけど???」
摩美々「ふふふ……」
────
──────
摩美々「捕まったぁ」フフー
P「捕まえたぁ……」ゼェゼェ
摩美々「プロデューサー、意外と足速いですねぇ」
P「いつも誰かさんを追いかけてるせいでな!」
P「全く……それにしても、なんでハロウィン仕様?」
摩美々「まみみにとってはぁ、毎日がトリックorトリートみたいなものですしー」
P「俺にとっては違うんだけど???」
摩美々「ふふふ……」
17: ◆RZFwc/0Dpg 2020/12/24(木) 12:45:57.19 ID:6vGozh9Vo
摩美々「ねー。プロデューサー」
P「?」
摩美々「お利口強化週間、どうでしたー」
P「……今になっては、一ヶ月と言っておけば良かったと思ってるよ」ジローッ
摩美々「えー。じゃあ強化月間、しますぅ?」
P「……」
P「──あー、いや。やめとく」
摩美々「ふーん?」
P「いつも通りの摩美々が、やっぱり一番だ」ハハ
摩美々「ですねぇ。ふふー」
摩美々「プロデューサー……」
P「ん?」
摩美々「メリークリスマスですー」
P「あぁ。メリークリスマス、摩美々!」
【終わり】
18: ◆RZFwc/0Dpg 2020/12/24(木) 12:46:31.98 ID:6vGozh9Vo
摩美々可愛いよ摩美々……
クリスマスもお正月も皆とニコニコしててくれ……
クリスマスもお正月も皆とニコニコしててくれ……
19: ◆RZFwc/0Dpg 2020/12/24(木) 12:47:04.40 ID:6vGozh9Vo
ありがとうございましたー
【シャニマス】取捨選択
2020-12-25
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/20(金) 12:41:28.29 ID:asZFnn5DO
―事務所
ワーワーキャーキャー
283P(以下P)「ん?誰か騒いでいるのか?」
ガチャ
P「どうし……
冬優子「その言葉を以て宣戦布告と判断する!」ガタッ
結華「当方に迎撃の用意あり。覚悟…完了!」ガタッ
恋鐘「あわわわ……結華も冬優子も少し落ち着かんね」
愛依「冬優子ちゃんもそんなに怒らんと……」
冬優子「うっさいわね!ふゆの好きなものを否定されて黙るわけにはいかないわ!」ギスギス
結華「否定する気はなかったけど、肯定する気はさらさらなかったんでね」ギスギス
P「な、何があったんだ……?」
咲耶「あぁ……実は」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1605843688
ワーワーキャーキャー
283P(以下P)「ん?誰か騒いでいるのか?」
ガチャ
P「どうし……
冬優子「その言葉を以て宣戦布告と判断する!」ガタッ
結華「当方に迎撃の用意あり。覚悟…完了!」ガタッ
恋鐘「あわわわ……結華も冬優子も少し落ち着かんね」
愛依「冬優子ちゃんもそんなに怒らんと……」
冬優子「うっさいわね!ふゆの好きなものを否定されて黙るわけにはいかないわ!」ギスギス
結華「否定する気はなかったけど、肯定する気はさらさらなかったんでね」ギスギス
P「な、何があったんだ……?」
咲耶「あぁ……実は」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1605843688
関連
ハルヒ「SOS団で恋の暴露大会をするわよ!」
【朗報】わたてんさん、ケムリクサを超えてガチで覇権へ
【ラブライブサンシャイン】善子「運命の引力」
【悲報】Twitterで3年前に「令和」を予言してたものがいたwwwwwwwww
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/20(金) 12:42:56.91 ID:asZFnn5DO
シャニマスSSになります
あくまで作者のイメージで作ってますので、どこぞのコミュで発言がありましたらお知らせください
こちら独自の内容がありますのでよろしくお願いします
あくまで作者のイメージで作ってますので、どこぞのコミュで発言がありましたらお知らせください
こちら独自の内容がありますのでよろしくお願いします
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/20(金) 12:47:00.04 ID:asZFnn5DO
――数刻前
あさひ「辛いっす!激辛っすよ!」ヒーヒー
摩美々「どうかなー?このデスソースのお味はー?」ニヤニヤ
恋鐘「摩美々ー。そのソースは直接食べるもんじゃなかと」
愛依「あさひちゃんもペロっといっちゃったからなぁ……」
ガチャ
冬優子「おはようございますっ」キャルン
結華「おっはよー……あれ?どしたの?」
咲耶「えっと……何から説明すれば」
あさひ「辛いっす!激辛っすよ!」ヒーヒー
摩美々「どうかなー?このデスソースのお味はー?」ニヤニヤ
恋鐘「摩美々ー。そのソースは直接食べるもんじゃなかと」
愛依「あさひちゃんもペロっといっちゃったからなぁ……」
ガチャ
冬優子「おはようございますっ」キャルン
結華「おっはよー……あれ?どしたの?」
咲耶「えっと……何から説明すれば」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/20(金) 12:54:28.69 ID:asZFnn5DO
…………
……
霧子「ということがあって……」
結華「なるほど。まみみんのイタズラセットに興味を持ったのが運の尽きってやつかぁ」
摩美々「えへへー」
冬優子「もう、あさひちゃんったら。今、飲むヨーグルトを持ってきてあげるから」
あさひ「ひー!ひー!!」
愛依「冬優子ちゃんも試して見たら?意外といけるかもよ」
冬優子「もう、愛依ちゃんったら。ふゆはそんな辛いのを食べる人じゃありません」
咲耶「マイタバスコぐらいなら聞くけど、さすがにデスソースは……聞かないね」
……
霧子「ということがあって……」
結華「なるほど。まみみんのイタズラセットに興味を持ったのが運の尽きってやつかぁ」
摩美々「えへへー」
冬優子「もう、あさひちゃんったら。今、飲むヨーグルトを持ってきてあげるから」
あさひ「ひー!ひー!!」
愛依「冬優子ちゃんも試して見たら?意外といけるかもよ」
冬優子「もう、愛依ちゃんったら。ふゆはそんな辛いのを食べる人じゃありません」
咲耶「マイタバスコぐらいなら聞くけど、さすがにデスソースは……聞かないね」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/20(金) 12:57:48.53 ID:asZFnn5DO
恋鐘「辛いといえば、どっかのアイドルはピザにタバスコをぎょーさんかけるって聞くばい!」
霧子「かっ……辛そう……です…」
結華「あははー。こないだの放クラのチョコが、コロッケに醤油をかけて食べる事件みたいだね」
冬優子「え?」
結華「ん?」
恋鐘(いかんたいっ!こういう食べ物の話はこじれると、リアルファイトに移るって聞くばい!)
摩美々(ふーん……)キラッ
霧子「かっ……辛そう……です…」
結華「あははー。こないだの放クラのチョコが、コロッケに醤油をかけて食べる事件みたいだね」
冬優子「え?」
結華「ん?」
恋鐘(いかんたいっ!こういう食べ物の話はこじれると、リアルファイトに移るって聞くばい!)
摩美々(ふーん……)キラッ
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/20(金) 13:04:09.89 ID:asZFnn5DO
冬優子「えー、じゃが芋コロッケとかなら、醤油も合うと思うんだけど」
結華「いやいや、コロッケはソース。しかもウスターソース一択だよ」
冬優子「#」ピキピキ
恋鐘(あかん!)
咲耶(ちょっと……まずいね……)
摩美々「ねーねー」
冬優子・結華「何!?」
摩美々「目玉焼きには何をかけるのかなー?」
結華「いやいや、コロッケはソース。しかもウスターソース一択だよ」
冬優子「#」ピキピキ
恋鐘(あかん!)
咲耶(ちょっと……まずいね……)
摩美々「ねーねー」
冬優子・結華「何!?」
摩美々「目玉焼きには何をかけるのかなー?」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/20(金) 13:08:41.62 ID:asZFnn5DO
冬優子「え……えっと……」
冬優子(な、何。この娘……何の魂胆があってそんな質問のするの?)
冬優子(もしかしてこの娘なりに、空気を読んだ行為ってこと?)
結華(まみみんも突然だなぁ。しかも目玉焼きって……)
結華(もしかして、三峰。またヒートし過ぎたかな?)
結華(なら、ここは……)
冬優子「ケチャップだけど……」
結華「塩こしょうのみ……かな?」
摩美々「えー、ありえなーい」
恋鐘(摩美々ーっ!!)
愛依(あちゃあ……)
冬優子(な、何。この娘……何の魂胆があってそんな質問のするの?)
冬優子(もしかしてこの娘なりに、空気を読んだ行為ってこと?)
結華(まみみんも突然だなぁ。しかも目玉焼きって……)
結華(もしかして、三峰。またヒートし過ぎたかな?)
結華(なら、ここは……)
冬優子「ケチャップだけど……」
結華「塩こしょうのみ……かな?」
摩美々「えー、ありえなーい」
恋鐘(摩美々ーっ!!)
愛依(あちゃあ……)
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/20(金) 13:15:04.02 ID:asZFnn5DO
摩美々「そこで、醤油やソースを選ぶならわかるけどー、二人してそれ以外なのはちょっとー」
冬優子「うぅ……」
結華「あぅ……」
咲耶(おや?意外とテンションダウンしたみたいだ)
恋鐘(よしっ、ここはウチが畳み掛けるばい!)
霧子(頑張って……恋鐘ちゃん……!)
恋鐘「よーし、二人の仲直りのためん、お昼はうちに任せるばい!」
咲耶「おっ、恋鐘の料理か。期待できるね」
愛依「ゴチになります!」
結華「おっ、こがたんのご飯はおいしいから、ふゆゆも食べてってよ」
冬優子「あはっ、ふゆ楽しみです!」
恋鐘「よーし、みんなの好みの間を取って」
冬優子「うぅ……」
結華「あぅ……」
咲耶(おや?意外とテンションダウンしたみたいだ)
恋鐘(よしっ、ここはウチが畳み掛けるばい!)
霧子(頑張って……恋鐘ちゃん……!)
恋鐘「よーし、二人の仲直りのためん、お昼はうちに任せるばい!」
咲耶「おっ、恋鐘の料理か。期待できるね」
愛依「ゴチになります!」
結華「おっ、こがたんのご飯はおいしいから、ふゆゆも食べてってよ」
冬優子「あはっ、ふゆ楽しみです!」
恋鐘「よーし、みんなの好みの間を取って」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/20(金) 13:15:54.27 ID:asZFnn5DO
恋鐘「女子力いちごパスタを作るばい!」
結華「」
冬優子「」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/20(金) 13:20:15.48 ID:asZFnn5DO
霧子(……恋鐘ちゃん……それはやめとーせ……)
咲耶(恋鐘……ばり暴走しとっと……)
愛依(あんなん、すいとー人ば見たことなか……)
あさひ(いちごパスタ……うまかっちゃ?)
摩美々(……せからしかー)
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/20(金) 13:24:49.96 ID:asZFnn5DO
冬優子「……ねぇ、そ、それって食べ物なの?」
恋鐘「心配なか!765プロと346プロの合作たい!ばりうまかはずたい!」
結華「こがたん……せめて味見はしようよ……」
恋鐘「味見なんか不要たい!うまかもん+うまかもんなら、ばーりばりうまかもんができるたい!」
冬優子「ねぇ……」
結華「……何かな?」
冬優子「ふゆが間違ってたわ……こんな味オンチなんかの食べ物を食べられるチームなら、何を食べても一緒でしょ」
結華「#」カチン
恋鐘「心配なか!765プロと346プロの合作たい!ばりうまかはずたい!」
結華「こがたん……せめて味見はしようよ……」
恋鐘「味見なんか不要たい!うまかもん+うまかもんなら、ばーりばりうまかもんができるたい!」
冬優子「ねぇ……」
結華「……何かな?」
冬優子「ふゆが間違ってたわ……こんな味オンチなんかの食べ物を食べられるチームなら、何を食べても一緒でしょ」
結華「#」カチン
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/20(金) 13:27:37.16 ID:asZFnn5DO
……
…………
霧子「というわけ……です……」
P「あー」
P「ならともかく、恋鐘はそのいちごパスタを作ってみればいいと思うぞ」
結華「ちょっと、Pたん?!」
咲耶「さすがにアレは……」
P「いや」
P「食べるのは制作者本人だ」
恋鐘「うち??」
…………
霧子「というわけ……です……」
P「あー」
P「ならともかく、恋鐘はそのいちごパスタを作ってみればいいと思うぞ」
結華「ちょっと、Pたん?!」
咲耶「さすがにアレは……」
P「いや」
P「食べるのは制作者本人だ」
恋鐘「うち??」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/20(金) 13:34:17.42 ID:asZFnn5DO
恋鐘「」チーン
結華「こがたん……ムチャシヤガッテ」
冬優子「∠(-_-」
結華「……ぷぷっ」
冬優子「……ふふっ」
結華・冬優子『ごめんなさいっ!!』ペコッ
結華・冬優子『あ……』
咲耶「どうやらうまくいったみたいだね」
摩美々「恋鐘は犠牲になったのだー」
あさひ「動かないっすね」ツンツン
恋鐘「」
P「ちょっと仮眠室へ連れて行くか」ヒョイ
愛依「あ、うちも手伝う……」ガシッ
霧子「わ、私も……」
咲耶「うん。こっちは任せた」
摩美々「骨は拾ってあげてねー」
あさひ「ひどいチームっすね」
結華「まったく……だね」
冬優子「本当に……ふふっ」
P「ははっ、(ry
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/20(金) 13:40:18.76 ID:asZFnn5DO
―次の日
ワーワーキャーキャー
P「今日はナンナンだ?」
ガチャ
灯織「たい焼きは頭からだよ!」
甘奈「しっぽからに決まってるよ!」
真乃「あわわ……わわっ」オロオロ
甜花「なーちゃん……ガンバレ!」
千雪「甜花ちゃん?そ、そうじゃないでしょ。甘奈ちゃんも不毛な争いは……」
甘奈「都会ぶった東京女なんかに富山県民の気持ちはわからないよーだ!」
灯織「#」ピキピキ
めぐる「あーあ……」
P「はぁ……」
―争いは続く
―人類が進化の道をあゆみ続ける限り……
おしまい
ワーワーキャーキャー
P「今日はナンナンだ?」
ガチャ
灯織「たい焼きは頭からだよ!」
甘奈「しっぽからに決まってるよ!」
真乃「あわわ……わわっ」オロオロ
甜花「なーちゃん……ガンバレ!」
千雪「甜花ちゃん?そ、そうじゃないでしょ。甘奈ちゃんも不毛な争いは……」
甘奈「都会ぶった東京女なんかに富山県民の気持ちはわからないよーだ!」
灯織「#」ピキピキ
めぐる「あーあ……」
P「はぁ……」
―争いは続く
―人類が進化の道をあゆみ続ける限り……
おしまい
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/20(金) 13:40:56.19 ID:asZFnn5DO
以上になります
長崎弁わからん……
長崎弁わからん……
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/20(金) 13:44:02.39 ID:asZFnn5DO
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/20(金) 22:03:42.12 ID:asZFnn5DO
>>17
多分、透や雛菜辺りかな……
あとは、みんなしてだけど、プロデューサーが好き嫌いで変えそう
(いちごが好きと言ったら、いちご餃子やいちご味のプロテインにいちごチョコが机に並んでそう)
多分、透や雛菜辺りかな……
あとは、みんなしてだけど、プロデューサーが好き嫌いで変えそう
(いちごが好きと言ったら、いちご餃子やいちご味のプロテインにいちごチョコが机に並んでそう)
引用元: ・【シャニマス】取捨選択
【シャニマス】P「ショートコント」ふゆ「喫茶店」
2020-12-23
1: ◆xsT0MIHfKQ 2020/09/04(金) 10:30:08.96 ID:Hiau/exZ0
ショートコント「喫茶店」
ふ「ふーん、ここが新しくオープンした喫茶店ね」
(ガラガラ……)
P「いらっしゃいませー☆」(小悪魔テンプテーション風メイド服)
ふ「……あっ間違えましたー☆」
P「お帰り下さいませんご主人様!」
ふ「帰らせなさいよ!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1599183008
関連
ハルヒ「SOS団で恋の暴露大会をするわよ!」
【朗報】わたてんさん、ケムリクサを超えてガチで覇権へ
【ラブライブサンシャイン】善子「運命の引力」
【悲報】Twitterで3年前に「令和」を予言してたものがいたwwwwwwwww
2: ◆xsT0MIHfKQ 2020/09/04(金) 10:31:31.17 ID:Hiau/exZ0
P「本日はどちらのカレーになさいますか?」
ふ「なに、この店カレーしかないの?」
P「ボンカレーとククレカレーの二択にございます」
ふ「レトルト一択じゃないの」
P「ふふっ、お客様大変可愛らしいので特別サービスといたしまして、当店こだわりの白米ライスご飯もお付けします」
ふ「普通にライスじゃない」
P「うーん……あっ! じゃあじゃあ! カレー味のうんk」
ふ「やめなさい」
P「でしたらカレー味のPとP味のカレー、どちらがよろしいですか?」
ふ「どっちもいやよ」
P「えっ、それはつまりそのままの俺が好きだという……///」
ふ「いいから普通のカレーをよこしなさい」
3: ◆xsT0MIHfKQ 2020/09/04(金) 10:32:25.10 ID:Hiau/exZ0
(五時間後)
P「お待たせいたしましたー」
ふ「ほんとにね」
P「こちら刺身定食になります」
ふ「カレーはどこいったのよ」
P「あっ、大変失礼いたしました!」
ふ「もう何でもいいから早くして」
P「お待たせしました!」
ふ「はい」
P「こちら、きまぐれシェフの夏野菜たっぷりパエリア風味噌煮込みハンバーグラタンソースのたまごかけご飯ラーメンになります」
ふ「きまぐれすぎるわ」
4: ◆xsT0MIHfKQ 2020/09/04(金) 10:32:58.52 ID:Hiau/exZ0
ショートコント「哲学」
P「冬優子ってどうしてこんなに可愛いんだろうな」
ふ「急に何よ」
P「いや、どうしてかなって」
ふ「知らないわよ」
P「あれ、ちょっと顔赤くなってる?」
ふ「っ、そんなわけないでしょ」
P「ははは! そんなに照れるなよ。俺まで脱げてくるだろ!」
ふ「は?」
5: ◆xsT0MIHfKQ 2020/09/04(金) 10:33:30.19 ID:Hiau/exZ0
ショートコント「忘れ物」
P「ああっ、事務所に財布忘れた!!」
ふ「何やってんのよ」
P「ああー」
ふ「まったく」
P「えっ、一緒に取りに行ってくれるって? ありがとう冬優子大好き」
ふ「どういう耳してんのよ」
P「……? 見てのとおりうさ耳だが?」(ピョコピョコ)
ふ「それは見れば分かるわ」
P「この前の撮影で使ったやつ、冬優子が要らないって言うから俺が貰ってきたんだ」
ふ「だからどうしてそれをアンタが付けてるのかって訊いてるの!」
P「冬優子の音、全部聞きたくて」
ふ「気持ち悪い」
P「ひどい」
6: ◆xsT0MIHfKQ 2020/09/04(金) 10:34:14.50 ID:Hiau/exZ0
ふ「それで、財布どーすんのよ」
P「そうだった。どうしよう……」
ふ「あーもう、いいわ私が取ってきたげるからアンタここにいなさい」
P「Pも行く!」
ふ「Pちゃんはここにいな!」
P「なんで! どうして! 俺も行きたい共に歩みたい!」
ふ「うさ耳付けたやつと一緒なんて嫌よ! 絶対不審者じゃないの!」
P「あながち間違ってない!」
ふ「否定しなさいよ」
7: ◆xsT0MIHfKQ 2020/09/04(金) 10:35:08.11 ID:Hiau/exZ0
P「いいや、そうじゃない」
ふ「?」
P「大切なのは人にどう見られるかじゃない。自分がどうありたいかだろう? それは冬優子が一番よく知っているはずだ」
ふ「それは……そうかも、しれないけど」
P「だから一緒に行こう」
ふ「……」
P「おそろのうさ耳でな!!」
ふ「絶対いや」
8: ◆xsT0MIHfKQ 2020/09/04(金) 10:35:43.27 ID:Hiau/exZ0
ふ「着いたわ」
P「夜の事務所ってなんか出てきそうで怖いよな……」
ふ「いつもひとりで遅くまで残業してるじゃない」
P「それはそうなんだけどさ」
ふ「……ふゆは、アンタのことちゃんと見てるから」
P「冬優子?」
ふ「絶対にアンタをひとりになんてしないから」(ボソッ)
P「えっ、いま何か」
ふ「はいはい! 馬鹿なこと言ってないでさっさと財布取ってきなさい」
P「だからほら見て、真っ暗なの! 怖いの!」
ふ「はぁ……、ほら一緒に行くわよ」
P「冬優子……///」
ふ「さっさと帰って録画の続き見るんだから!」
P「ああ! 絶対に俺のそばを離れるんじゃないぞ!」
ふ「アンタが離れないでよ。誰かに見つかったら面倒くさいし」(ギュッ)
P「えっ、そんな急に積極的に……///」
ふ「わかった、アンタはここで待ってなさい」
P「一緒に行かせてください」
9: ◆xsT0MIHfKQ 2020/09/04(金) 10:36:10.61 ID:Hiau/exZ0
(廊下)
ふ「あれ、電気付かないわよ?」(カチカチ)
P「ああ、今日は電気設備の点検があるから建物全体が停電してるぞ」
ふ「そういうことは先に言いなさいよ」
P「……あっ!」
ふ「今度は何?」
P「俺の膀胱がストイレライト」
ふ「普通にトイレ行きたいって言いなさいよ」
P「どうやらここまでのようだ……各員は浸水に備え!」
ふ「我慢しなさい」
P「諦めない絶対!」
ふ「当然よ!」
P「だめだ、漏れてやがる……さっき麦茶を飲み過ぎたんだ……」
ふ「おい」
10: ◆xsT0MIHfKQ 2020/09/04(金) 10:37:19.70 ID:Hiau/exZ0
ふ「トイレも電気付かないわね」(カチカチ)
P「暗い……おばけ出そう」
ふ「いいからさっさと済ませなさい」
P「見えない……あんなにも光り輝いていた俺たちの未来が……」
ふ「はやくして」
P「いいか俺が用を足している間も用心しろ周囲の警戒を怠るな決して油断するんじゃないぞ」(ガチャ)
ふ「はやくしなさいって」
P「絶対そこにいてくれよ」
ふ「わかったわよ」
P「どっかいっちゃイヤだよ」
ふ「いかないってば」
P「……グスッ……もし俺が戻らなかった時にはお前だけでも」
ふ「はやくしなさいよ!!」
11: ◆xsT0MIHfKQ 2020/09/04(金) 10:37:46.59 ID:Hiau/exZ0
(5分後)
P「冬優子大変だ!」
ふ「なに?」
P「水が流れない」
ふ「そんなわけないでしょ、横のレバーを」
P「早くしてくれ! 出ちゃうじゃないか!」
ふ「出してから流しなさいよ」
12: ◆xsT0MIHfKQ 2020/09/04(金) 10:39:02.79 ID:Hiau/exZ0
(5分後)
P「うわあああああ」
ふ「今度はなによ」
P「出た! やつが出た!!」
ふ「何よやつって」
P「黒くて羽根の付いたテカテカしたやつが!」
ふ「ゴキ〇リね」
P「ああー! 来る! こっち近づいてくる!!」
ふ「ちょっと落ち着きなさいって」
P「うわあああ! もうダメだ!! 助けてくれー!!!」
ふ「ああもうっ! ドア開けるわよ!!」
(ガチャッ)
P「……」
ふ「……」
P「あんまり見ないで…///」
ふ「下を脱ぎなさいよ」
【完】
以前、某所に投稿した没ネタのまとめです
なんだかんだ言いながら付き合ってくれそうな冬優子すき
引用元: ・【シャニマス】P「ショートコント」ふゆ「喫茶店」
【シャニマス】冬優子「なんでふゆがあんたの家にいるかって?」
2020-12-20
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/14(土) 15:50:53.19 ID:baIidCqj0
P「うん」
冬優子「独り暮らしで頼る人がいないあんたを看病するために決まってんでしょ」
P「でも風邪をうつす可能性があるから……」
冬優子「うつらないわよ、ふゆの免疫力を舐めないで。っていうかあんたのウイルスが原因なら喜んで風邪ひくけどね」
冬優子「ほら、横になって寝てなさいよ。何か作ってあげるから。風邪が悪化するわよ」
P「……」
冬優子「悪化したらしたで、またこうして看病できるから嬉しいけど。仕事のことを考えたらそういうわけにもいかないじゃない」
P「そうだな」
冬優子「分かったら早くベッド行って」
P「その前にひとつだけいいか」
冬優子「なによ」
P「冬優子、頭でも打ったか?」
冬優子「はあ?」
P「いや、だって……明らかに今の冬優子おかしいから。言ってることとやってることがさ」
冬優子「バカなこと言ってないで休みなさい!」
P「……」
~~~~~~
冬優子「どう? 美味しい?」
P「うん……」
冬優子「ま、そうよね。ふゆが作ったんだから美味しいに決まってるわ」
冬優子「ふー、ふー、ふー……はい、あーんして」
P「待ってくれ」
冬優子「?」
P「やっぱりおかしいよ。お粥を冷まして食べさせてくれるなんて冬優子がやるわけない」
冬優子「でもこうしてやってるじゃない」
P「何なんだその平然とした顔は……本当にどうしたんだ冬優子……」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1584168652
冬優子「独り暮らしで頼る人がいないあんたを看病するために決まってんでしょ」
P「でも風邪をうつす可能性があるから……」
冬優子「うつらないわよ、ふゆの免疫力を舐めないで。っていうかあんたのウイルスが原因なら喜んで風邪ひくけどね」
冬優子「ほら、横になって寝てなさいよ。何か作ってあげるから。風邪が悪化するわよ」
P「……」
冬優子「悪化したらしたで、またこうして看病できるから嬉しいけど。仕事のことを考えたらそういうわけにもいかないじゃない」
P「そうだな」
冬優子「分かったら早くベッド行って」
P「その前にひとつだけいいか」
冬優子「なによ」
P「冬優子、頭でも打ったか?」
冬優子「はあ?」
P「いや、だって……明らかに今の冬優子おかしいから。言ってることとやってることがさ」
冬優子「バカなこと言ってないで休みなさい!」
P「……」
~~~~~~
冬優子「どう? 美味しい?」
P「うん……」
冬優子「ま、そうよね。ふゆが作ったんだから美味しいに決まってるわ」
冬優子「ふー、ふー、ふー……はい、あーんして」
P「待ってくれ」
冬優子「?」
P「やっぱりおかしいよ。お粥を冷まして食べさせてくれるなんて冬優子がやるわけない」
冬優子「でもこうしてやってるじゃない」
P「何なんだその平然とした顔は……本当にどうしたんだ冬優子……」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1584168652
関連
ハルヒ「SOS団で恋の暴露大会をするわよ!」
【朗報】わたてんさん、ケムリクサを超えてガチで覇権へ
【ラブライブサンシャイン】善子「運命の引力」
【悲報】Twitterで3年前に「令和」を予言してたものがいたwwwwwwwww
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/14(土) 15:51:42.66 ID:baIidCqj0
P「分かった、これはドッキリだな。この様子を撮影してて後で笑い者にするつもりだろう。カメラはどこだ」
冬優子「ちょっと大丈夫? 熱が上がってきたんじゃないの? 早く食べて横にならなきゃダメよ」
P(俺がおかしいのか。いや、おかしいのは冬優子だ。それともこれは夢?)
冬優子「ぼーっとしない! 口開けなさい」
P「ひ、1人で食べられるから」
冬優子「こういう時は女の子が食べさせてあげるって相場が決まってんのよ。ふゆもあんたに食べさせてあげたいの」
P「……」
冬優子「ふふっ、そうそう。素直に看病されてなさい」
~~~~~~
冬優子「ねえ」
P「ん……」
冬優子「起こしちゃってごめん。汗かいて気持ち悪いでしょ? 体を拭いてあげる」
P「い、いや……さすがにそれは……」
冬優子「こっちは準備万端よ。体起こせる?」
P「……うん……」
冬優子「服は?」
P「自分で脱げるけど……マズイって」
冬優子「なにがマズイのよ」
P「アイドルの女の子が男の家に上がり込んでこんなこと……」
冬優子「今更でしょ。それにふゆはあんたの体見ても気にしないから」
P「自分で拭くよ」
冬優子「ダメ」
P「なんで」
冬優子「拭いてあげたいの」
P「いや、だけど」
冬優子「拭かせて」
P「……」
冬優子「ちょっと大丈夫? 熱が上がってきたんじゃないの? 早く食べて横にならなきゃダメよ」
P(俺がおかしいのか。いや、おかしいのは冬優子だ。それともこれは夢?)
冬優子「ぼーっとしない! 口開けなさい」
P「ひ、1人で食べられるから」
冬優子「こういう時は女の子が食べさせてあげるって相場が決まってんのよ。ふゆもあんたに食べさせてあげたいの」
P「……」
冬優子「ふふっ、そうそう。素直に看病されてなさい」
~~~~~~
冬優子「ねえ」
P「ん……」
冬優子「起こしちゃってごめん。汗かいて気持ち悪いでしょ? 体を拭いてあげる」
P「い、いや……さすがにそれは……」
冬優子「こっちは準備万端よ。体起こせる?」
P「……うん……」
冬優子「服は?」
P「自分で脱げるけど……マズイって」
冬優子「なにがマズイのよ」
P「アイドルの女の子が男の家に上がり込んでこんなこと……」
冬優子「今更でしょ。それにふゆはあんたの体見ても気にしないから」
P「自分で拭くよ」
冬優子「ダメ」
P「なんで」
冬優子「拭いてあげたいの」
P「いや、だけど」
冬優子「拭かせて」
P「……」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/14(土) 15:55:03.32 ID:baIidCqj0
~~~~~~
P「やっぱり自分で拭く」
冬優子「拭けば? ふゆからタオルを奪えたらの話だけど」
P(頭を打った説が濃厚か。しかしそんなベタな性格の変わり方あるのかという疑問が浮かぶ)
冬優子「はいおしまい。脚は自分で拭いてくれる?」
P「もちろんだよ、ここまでしてくれてありがとう」
冬優子「気にしないで。好きでやってることだから。ちょっと洗濯してくるわ」
P「洗濯って……そこまでしなくても」
冬優子「すごい溜まってるじゃない」
P「溜まってるけど俺が全部やるって」
冬優子「やらなかったから溜まってるんでしょ」
P「オフにまとめて片付ける予定だったんだ」
冬優子「そのオフはいつになるの? ここ最近ずっとふゆたちのために働いてくれて大忙しじゃない」
P「それは……」
冬優子「ねえ、何回も言ってるけどふゆはあんたのために色々してあげたいのよ。『こんなことまでさせて悪いな』なんて思う必要はないの」
冬優子「今日くらいはふゆを頼りなさい。分かった?」
P「あ、ああ」
冬優子「ってことだから洗濯してくるわね」
P「頼むよ」
P(もしかして……頭を打ったとかじゃなくて、本当に俺のためを思っての行動なのかな)
P(いや、でも看病できるから嬉しいなんて言うわけないよな。さっぱり分からん)
~~~~~~
冬優子「くんくん」
P「……」
冬優子「すー……」
P「冬優子、何をしてるんだ……」
冬優子「!」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/14(土) 15:57:31.43 ID:baIidCqj0
冬優子「あんたこそ何してんのよ、寝てなきゃダメじゃない」
P「トイレだよ」
冬優子「ああ、そういうこと……」
P「で、お前は何を?」
冬優子「見たら分かるでしょ。嗅いでるの」
P「俺のシャツを?」
冬優子「あんたのシャツを」
P「……何故?」
冬優子「嗅ぎたかったからに決まってるじゃない」
P「だからどうしてそんな平然とした顔をしてるんだよ……。意味が分からないんだけど」
冬優子「意味なんて無いわ。あんたが普段着てるシャツ、どんな匂いがするのか気になっただけ」
P「うっ……!」
冬優子「危なっ! だ、大丈夫? 立ちくらみした?」
P「うん……もう何が何だか分からなくて……熱い頭が余計に熱くなってオーバーヒートしそうだ」
冬優子「トイレまで肩を貸すわね」
P「ごめん……」
~~~~~~
冬優子「よし、洗濯終わりっと」
P「冬優子」
冬優子「どうしたの?」
P「何回でも言いたい。ありがとう」
冬優子「いいってば。あんたのために何かしてあげたくて勝手にやってることなんだから」
P「トイレだよ」
冬優子「ああ、そういうこと……」
P「で、お前は何を?」
冬優子「見たら分かるでしょ。嗅いでるの」
P「俺のシャツを?」
冬優子「あんたのシャツを」
P「……何故?」
冬優子「嗅ぎたかったからに決まってるじゃない」
P「だからどうしてそんな平然とした顔をしてるんだよ……。意味が分からないんだけど」
冬優子「意味なんて無いわ。あんたが普段着てるシャツ、どんな匂いがするのか気になっただけ」
P「うっ……!」
冬優子「危なっ! だ、大丈夫? 立ちくらみした?」
P「うん……もう何が何だか分からなくて……熱い頭が余計に熱くなってオーバーヒートしそうだ」
冬優子「トイレまで肩を貸すわね」
P「ごめん……」
~~~~~~
冬優子「よし、洗濯終わりっと」
P「冬優子」
冬優子「どうしたの?」
P「何回でも言いたい。ありがとう」
冬優子「いいってば。あんたのために何かしてあげたくて勝手にやってることなんだから」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/14(土) 16:01:18.47 ID:baIidCqj0
P「本当に助かったんだ。こうして看病してくれなかったらどうなっていたか」
P(この際、様子がおかしいのは置いておこう)
冬優子「また何かあったら連絡しなさい。お世話してあげる」
P「いや、そう何度も力を借りるのは色んな意味でよくない……」
冬優子「そういえばデザート買ってきたのよ。プリンかヨーグルトかフルーツゼリー、どれか食べる?」
P「フルーツゼリーを」
冬優子「持ってくるわね」
P「あ、今度は自分で食べるから」
冬優子「病人にそんなことさせられないわよ。っていうかふゆが食べさせてあげたいし」
~~~~~~
冬優子「げ、もうこんな時間? そろそろ帰らなきゃ。用事があるの」
P「ああ、そっちを優先させてくれ。冬優子のおかげでこのまま安心して過ごせそうだ」
冬優子「本当は治るまで付きっきりで側に居てあげたいんだけど」
P「いやいや……」
冬優子「冷蔵庫にスポーツドリンクがあるから栄養補給のために飲んで。あと夕飯におかゆ作っておいたから食べてね」
P「うん、何から何までありがとう」
冬優子「じゃあ行くわ。早く元気な顔見せなさいよ」
P「また事務所でな」
P「……」
P(思えば思うほど何だったんだろう。とにかく治ったらまたお礼を言わないとな)
P(……寝よう)
P(この際、様子がおかしいのは置いておこう)
冬優子「また何かあったら連絡しなさい。お世話してあげる」
P「いや、そう何度も力を借りるのは色んな意味でよくない……」
冬優子「そういえばデザート買ってきたのよ。プリンかヨーグルトかフルーツゼリー、どれか食べる?」
P「フルーツゼリーを」
冬優子「持ってくるわね」
P「あ、今度は自分で食べるから」
冬優子「病人にそんなことさせられないわよ。っていうかふゆが食べさせてあげたいし」
~~~~~~
冬優子「げ、もうこんな時間? そろそろ帰らなきゃ。用事があるの」
P「ああ、そっちを優先させてくれ。冬優子のおかげでこのまま安心して過ごせそうだ」
冬優子「本当は治るまで付きっきりで側に居てあげたいんだけど」
P「いやいや……」
冬優子「冷蔵庫にスポーツドリンクがあるから栄養補給のために飲んで。あと夕飯におかゆ作っておいたから食べてね」
P「うん、何から何までありがとう」
冬優子「じゃあ行くわ。早く元気な顔見せなさいよ」
P「また事務所でな」
P「……」
P(思えば思うほど何だったんだろう。とにかく治ったらまたお礼を言わないとな)
P(……寝よう)
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/14(土) 16:06:24.60 ID:baIidCqj0
(翌日、283プロ事務所)
P「おはようございます!」
はづき「プロデューサーさん、おはようございます~。すっかり元気ですね」
P「はい、ご迷惑をおかけした分しっかり働きますよ!」
冬優子「……」
P「あ、冬優子! 昨日は本当にありが…」
冬優子「っ!」
P「あれ? ふ、冬優子?」
冬優子「ついて来ないで!!」
P「……」
はづき「冬優子さん、事務所に来てからずっとあんな様子なんですよ~」
P「そうなんですか」
P(一体どうしたんだろう。追いかけよう)
~~~~~~
冬優子「……」
冬優子(やっぱりダメ、顔見られない!! 気にしないフリしようと思ったけど無理よ!!)
冬優子(うぅ……あんな薬、飲むんじゃなかった……!)
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/14(土) 16:10:43.71 ID:baIidCqj0
(時は戻り、Pが風邪を引いたと知った時の事務所内)
真乃「ほわっ……プロデューサーさんが風邪でお休み?」
恋鐘「大変や!! お見舞いにいかんば!!」
摩美々「やめたほうがいいんじゃないー? プロデューサーのことだから、『アイドルに風邪をうつすわけにはいかない』って怒られる気がするしぃ」
甘奈「でも心配だよぉ……」
千雪「そうね。プロデューサーさん、独り暮らしだから余計に」
果穂「どうすればいいんでしょうか?」
智代子「まずはラインで確認してみよう! ヤバそうだったら誰かが代表で行くとか!」
はづき「私が行きます~。摩美々さんの言うように、アイドルに風邪をうつすなんてことしたくないと思いますから」
千雪「そうね。それがいいかも」
天井社長「いや、私が行こう」
はづき「え?」
天井社長「はづきは多くのバイトを掛け持ちしているだろう。風邪がうつればここだけでなく他の仕事場にも迷惑をかけることになる」
天井社長「私が行けば万事解決だ。男同士だし、そう遠慮することはないだろうしな」
はづき「社長……では、お願いします」
天井「任せておけ」
恋鐘「頼もしかー! さすが社長ばい!」
冬優子「……」
あさひ「んー、プロデューサーさんがいないとつまんないっす」
愛依「早く元気になるといいねー」
冬優子「……」
愛依「冬優子ちゃん? 浮かない顔してるけど」
冬優子「何でもないわ」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/14(土) 16:12:56.71 ID:baIidCqj0
(冬優子宅)
冬優子(ったく、あいつがいないと変に調子が狂うわ。レッスンも身が入らなかったし)
冬優子(……大丈夫よね? 熱で動けなくて倒れたりしてないわよね?)
冬優子(ああもう! なんでこんなに心配しなきゃいけないのよ! って別に心配なんかしてないわよ!)
冬優子(……一人で何してるんだか……)
冬優子「!」
冬優子(そういえば、前にネットで『シキ印の素直になる薬』ってやつの無料サンプルを注文して届いたはいいけど、得体が知れなくて結局使わずに保管したっけ)
冬優子(あれを使えば……いや使ってどうするの? 社長がお見舞いに行くから大丈夫よ。ふゆが行かなくても全然……)
冬優子(でも、ちょっと顔を見るくらいなら。そうよ、顔を見るだけ。どんなふうに過ごしてるかちょっと様子を見て終わり)
冬優子(や、やっぱりダメ! ふゆが行ったって迷惑かかるだけだし! 『俺を心配してる』なんて思われたら嫌だし!)
冬優子(はぁ……こんなことしてたら時間だけが過ぎていくわ……)
冬優子「……」
冬優子(素直になる薬……どこにしまったっけ)
(回想終了)
冬優子(あそこであの薬を飲まなければ、あんな恥ずかしいことしなくて済んだのに……!)
P「冬優子!」
冬優子「!?」
P「待ってくれ、どうして逃げるんだ!」
冬優子「……」
P「俺はただ、もう一度だけお礼が言いたいんだよ。昨日は俺のために色々してくれてありがとう」
冬優子「なに言ってるんですかプロデューサーさん♡」
P「え」
冬優子「ふゆは昨日ずっと家にいましたよ? 誰かと間違えてるんじゃないですか?」
P「は? そ、そんなはずは」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/14(土) 16:14:26.76 ID:baIidCqj0
P「というか何でふゆモードに……」
冬優子「ふゆは何にもしてないですけど、プロデューサーさんの風邪が治って本当に良かったです♪ ふゆは何にもしてないですけど♪」
P「……」
冬優子「じゃあもう行きますね! これからレッスンなので!」
P「あ、ああ、頑張れ」
冬優子「はい♡」
P(ひょっとして……昨日のあれは俺の目の錯覚だったのか? 熱で頭がぼーっとしてたから誰かと間違えたんだ)
P(そうだよ、でなきゃ冬優子があんな態度をとるわけないし。しかしそんな漫画みたいなことありえるんだろうか)
はづき「プロデューサーさん」
P「!」
はづき「少しお話したいことがあるんです~」
~~~~~~
冬優子「はぁ……はぁ……!」
冬優子(の、乗り切った? なんとか誤魔化せたっぽいわね)
冬優子(こうなったら徹底的にシラを切るわよ。あいつが風邪で頭が回らなかったのをいいことに!)
あさひ「冬優子ちゃーん、レッスン始まるっすよー」
冬優子「今行く!」
あさひ「なんでそんな怒ってるんすか?」
冬優子「怒ってないわよ!」
愛依「どちらかというと張り切ってるってカンジ?」
冬優子(とりあえずレッスンで体を動かしまくる! あのことは忘れて切り替えるわ!)
おわり
冬優子「ふゆは何にもしてないですけど、プロデューサーさんの風邪が治って本当に良かったです♪ ふゆは何にもしてないですけど♪」
P「……」
冬優子「じゃあもう行きますね! これからレッスンなので!」
P「あ、ああ、頑張れ」
冬優子「はい♡」
P(ひょっとして……昨日のあれは俺の目の錯覚だったのか? 熱で頭がぼーっとしてたから誰かと間違えたんだ)
P(そうだよ、でなきゃ冬優子があんな態度をとるわけないし。しかしそんな漫画みたいなことありえるんだろうか)
はづき「プロデューサーさん」
P「!」
はづき「少しお話したいことがあるんです~」
~~~~~~
冬優子「はぁ……はぁ……!」
冬優子(の、乗り切った? なんとか誤魔化せたっぽいわね)
冬優子(こうなったら徹底的にシラを切るわよ。あいつが風邪で頭が回らなかったのをいいことに!)
あさひ「冬優子ちゃーん、レッスン始まるっすよー」
冬優子「今行く!」
あさひ「なんでそんな怒ってるんすか?」
冬優子「怒ってないわよ!」
愛依「どちらかというと張り切ってるってカンジ?」
冬優子(とりあえずレッスンで体を動かしまくる! あのことは忘れて切り替えるわ!)
おわり
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/14(土) 16:16:00.18 ID:baIidCqj0
オマケ1
P「失礼します」
天井社長「君か。体はもういいのか?」
P「はい、おかげ様で! はづきさんから聞きましたよ。昨日、僕のお見舞いにいらしてくれたと」
天井社長「気にするな。果物を差し入れただけだからな」
P「へ?」
天井社長「ん?」
P「えっと、他にも色々していただきましたよね? お粥を作っていただいたり、洗濯をしていただいたり」
天井社長「いや、そんなことはしていないが。君が全部一人でやったんじゃないのか?」
P「ええ……おかしいな。体を拭いていただいたり、食べさせていただいたりした記憶があるんですけど」
天井社長「男同士でそんなことするわけないだろう」
P「そ、そうですよね……」
天井社長「熱で朦朧としていたんじゃないのか? よくそんな状態で動けたものだ」
P「……」
P(んん? 冬優子じゃなくて社長かと思ってたけど、やっぱり冬優子だったのか? 頭が混乱してきた)
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/14(土) 16:18:00.41 ID:baIidCqj0
オマケ2
P「げほげほ!」
P(久々に風邪を引いてしまった……また色んな人に迷惑をかけてしまう……)
P(うう、体が重いな。こんな状態で飯とか作れるかな)
P(ん? チャイムか……誰が来たんだろう)
~~~~~~
結華「Pたん、お見舞いに来たよ!」
P「ゆ、結華……!?」
結華「さあ入った入った。ベッドでゆっくりお休みしてるんだ! あとは三峰がやったげるからさ」
P「ちょっ、えっ? なんで俺の家に……!」
結華「なんで三峰がPたんに家にいるかって?」
結華「独り暮らしで頼る人がいないPたんを看病するために決まってるじゃん♪」
P(あれ……デジャヴ……?)
本当におわり
引用元: ・【シャニマス】冬優子「なんでふゆがあんたの家にいるかって?」
【シャニマス】果穂「Pさん! 催眠をかけてもいいですか?」
2020-12-19
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/06(金) 20:04:43.62 ID:KZbKqJDS0
関連
ハルヒ「SOS団で恋の暴露大会をするわよ!」
【朗報】わたてんさん、ケムリクサを超えてガチで覇権へ
【ラブライブサンシャイン】善子「運命の引力」
【悲報】Twitterで3年前に「令和」を予言してたものがいたwwwwwwwww
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/06(金) 20:06:09.09 ID:KZbKqJDS0
プロデューサー(以降、P表記)「え? どうしたんだ急に?」
果穂「昨日図書館で催眠術の本を読んだんです! それで、Pさんに催眠をかけてみたいなーと思ったんです!」
P「えー催眠か……たぶん無理だと思うよ……」
果穂「ダメ……ですか……?」ウルウル
P「いやダメじゃない! やろう、催眠!」
果穂「やたー!! それじゃあこの、ひもを括り付けた五円玉を見続けてください……」
P「了解」ジー
果穂「ゆらゆら~ゆらゆら~」
P「」ジー
果穂「ゆらゆら~ゆらゆら~」
P(全然なんともないな……)ジー
果穂「指パッチンすると、Pさんは立ち上がります!」パッチン!!
P(やっぱりなんともないな……仕方ない、かかったふりするか……)
P「う、」スッ
果穂「やった!! 催眠成功です!!」
P「」
果穂「昨日図書館で催眠術の本を読んだんです! それで、Pさんに催眠をかけてみたいなーと思ったんです!」
P「えー催眠か……たぶん無理だと思うよ……」
果穂「ダメ……ですか……?」ウルウル
P「いやダメじゃない! やろう、催眠!」
果穂「やたー!! それじゃあこの、ひもを括り付けた五円玉を見続けてください……」
P「了解」ジー
果穂「ゆらゆら~ゆらゆら~」
P「」ジー
果穂「ゆらゆら~ゆらゆら~」
P(全然なんともないな……)ジー
果穂「指パッチンすると、Pさんは立ち上がります!」パッチン!!
P(やっぱりなんともないな……仕方ない、かかったふりするか……)
P「う、」スッ
果穂「やった!! 催眠成功です!!」
P「」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/06(金) 20:06:38.07 ID:KZbKqJDS0
果穂「えーとこの本によれば、『催眠が成功するとなんでもあなたの思い通りに行動させることができます』って書いてあります!」
P(え、マジで!?)
果穂「Pさんお手!!」
P「わん」ポン
果穂「おすわり!!」
P「わん」スッ
果穂「チンチン!!」
P「わ、わん」チンチン
果穂「わー!! すごーい!! あたしに催眠の才能があったなんてー!!」
P(恥ずかしくなってきた……そろそろネタバラシしよう)
果穂「それじゃあ次は……アタシの頭をなでなでしてください!」
P(ま、まぁそのくらいならまだいいか……)
P「はい」ナデナデ
果穂「ん~! Pさんの手、気持ちいいです!」
P(か~!! 果穂かわいか~!!)
果穂「それとだっこしてください!!」
P「はい」ダッコ
果穂「んふふ~だっこなんて久しぶりです……///」スリスリ
P(そっか……果穂も大きくなったから、だっこされなくなったんだな……もう少しだけ果穂の催眠ごっこに付き合うか……)
果穂「それじゃあ次はお馬さんになってください!」
P(え!?)
P「ひ、ひひ~ん……」
P(え、マジで!?)
果穂「Pさんお手!!」
P「わん」ポン
果穂「おすわり!!」
P「わん」スッ
果穂「チンチン!!」
P「わ、わん」チンチン
果穂「わー!! すごーい!! あたしに催眠の才能があったなんてー!!」
P(恥ずかしくなってきた……そろそろネタバラシしよう)
果穂「それじゃあ次は……アタシの頭をなでなでしてください!」
P(ま、まぁそのくらいならまだいいか……)
P「はい」ナデナデ
果穂「ん~! Pさんの手、気持ちいいです!」
P(か~!! 果穂かわいか~!!)
果穂「それとだっこしてください!!」
P「はい」ダッコ
果穂「んふふ~だっこなんて久しぶりです……///」スリスリ
P(そっか……果穂も大きくなったから、だっこされなくなったんだな……もう少しだけ果穂の催眠ごっこに付き合うか……)
果穂「それじゃあ次はお馬さんになってください!」
P(え!?)
P「ひ、ひひ~ん……」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/06(金) 20:08:02.49 ID:KZbKqJDS0
樹里・夏葉「「おはようございます」」
果穂「あ、樹里ちゃん夏葉さん、おはようございます!!」
夏葉「おはよう、果穂。あれ?どうしてPの上に乗っかっているのかしら?」
果穂「夏葉さん……いまPさんは催眠にかかってるんです……」
夏葉「催眠……? 催眠とPが四つん這いになっているのに、なにが関係してるの?」
果穂「あたしがPさんに催眠をかけて、お馬さんにしました!!」
樹里「さ、催眠!? んなアホな……」
果穂「本当です! Pさん、お手!」
P(さすがにネタバラシするか……)
P「果穂……実は催眠にかかって……」ポン
P「……あれ?」
果穂「ほら! Pさんがお手しました!!」
P「あれ?おかしいぞ、体が動かない!?」
樹里「おいP! 果穂をだまして遊ぶのも大概にしろよ!」
P「いや違うんだ! 声は出せるけど、体の自由が聞かない!」
夏葉「いったいどういうことかしら……」
P「俺が聞きたいよ!」
果穂「なになに……『催眠が中途半端にかかると、意識はハッキリしているが、体の自由が利かなくなるので、注意しましょう』って書いてあります!」
P「うん、『書いてあります!』じゃないよね!なんとかして戻して!」
果穂「戻す方法は……指パッチンしたら、元に戻るみたいですね……」パッチン
P『う、』スン
夏葉「どう? P……」
P『』
果穂「あれ? Pさん?」
P『』
樹里「おいP! いいかげんにしろよな!」
P『』
夏葉「理由はわからないけど、どうやら完全に催眠にかかったようね……」
樹里「え、マジかよ!?」
P『』
樹里「おい! どうすんだよこれ!!」
果穂「あ、樹里ちゃん夏葉さん、おはようございます!!」
夏葉「おはよう、果穂。あれ?どうしてPの上に乗っかっているのかしら?」
果穂「夏葉さん……いまPさんは催眠にかかってるんです……」
夏葉「催眠……? 催眠とPが四つん這いになっているのに、なにが関係してるの?」
果穂「あたしがPさんに催眠をかけて、お馬さんにしました!!」
樹里「さ、催眠!? んなアホな……」
果穂「本当です! Pさん、お手!」
P(さすがにネタバラシするか……)
P「果穂……実は催眠にかかって……」ポン
P「……あれ?」
果穂「ほら! Pさんがお手しました!!」
P「あれ?おかしいぞ、体が動かない!?」
樹里「おいP! 果穂をだまして遊ぶのも大概にしろよ!」
P「いや違うんだ! 声は出せるけど、体の自由が聞かない!」
夏葉「いったいどういうことかしら……」
P「俺が聞きたいよ!」
果穂「なになに……『催眠が中途半端にかかると、意識はハッキリしているが、体の自由が利かなくなるので、注意しましょう』って書いてあります!」
P「うん、『書いてあります!』じゃないよね!なんとかして戻して!」
果穂「戻す方法は……指パッチンしたら、元に戻るみたいですね……」パッチン
P『う、』スン
夏葉「どう? P……」
P『』
果穂「あれ? Pさん?」
P『』
樹里「おいP! いいかげんにしろよな!」
P『』
夏葉「理由はわからないけど、どうやら完全に催眠にかかったようね……」
樹里「え、マジかよ!?」
P『』
樹里「おい! どうすんだよこれ!!」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/06(金) 20:08:50.22 ID:KZbKqJDS0
智代子・凛世「「おはようございます」」
智代子「ってあれ? Pさんがなんかおかしい!」
樹里「その……なんていうか、Pが催眠にかかったらしくてよ……」
智代子「え!? 催眠!?」
果穂「この本によるとしばらくは目を覚まさないみたいです!」
智代子「あはは……なんだか大変なことになっちゃってるみたいだね……」
凛世「催眠……ということは、Pさまを自由にできるということですか?」
果穂「はい!命令するとなんでもいうことを聞いてくれます!!」
凛世「それでは、Pさま……凛世に……か、壁ドンをしてください」
樹里「お、おい勝手に命令すんなよ!」
P『はい』ドン
凛世「は、はぅ……///」
樹里「え!?」
凛世「それに……顎クイも……」
P『はい』クイッ
凛世「んっ……///」
智代子「さらにそこでカッコいいセリフを、どうぞ!!」
P『おまえさぁ……そんな顔するの、反則……』
凛世「ぷ、ぷしゅう~~~///」
果穂「あ!凛世ちゃんがノックアウトされました!!」
樹里「凛世!!!!」
智代子「ってあれ? Pさんがなんかおかしい!」
樹里「その……なんていうか、Pが催眠にかかったらしくてよ……」
智代子「え!? 催眠!?」
果穂「この本によるとしばらくは目を覚まさないみたいです!」
智代子「あはは……なんだか大変なことになっちゃってるみたいだね……」
凛世「催眠……ということは、Pさまを自由にできるということですか?」
果穂「はい!命令するとなんでもいうことを聞いてくれます!!」
凛世「それでは、Pさま……凛世に……か、壁ドンをしてください」
樹里「お、おい勝手に命令すんなよ!」
P『はい』ドン
凛世「は、はぅ……///」
樹里「え!?」
凛世「それに……顎クイも……」
P『はい』クイッ
凛世「んっ……///」
智代子「さらにそこでカッコいいセリフを、どうぞ!!」
P『おまえさぁ……そんな顔するの、反則……』
凛世「ぷ、ぷしゅう~~~///」
果穂「あ!凛世ちゃんがノックアウトされました!!」
樹里「凛世!!!!」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/06(金) 20:09:44.83 ID:KZbKqJDS0
智代子「それじゃあ、私はお姫様だっこをしてもらっていいですか!」
P『はい』ヒョイ
智代子「うわ!すごい!すごいよ樹里ちゃん!!」
樹里「お、おいチョコまで……」
智代子「ついでに、私にもカッコいい一言を!!」
P『貴方が咲けるのはこの僕の胸だけさ、マドモアゼル』
樹里「いや、ダサい!」
智代子「んふふ……///」
樹里「チョコはこれで満足なのかよ!」
P『はい』ヒョイ
智代子「うわ!すごい!すごいよ樹里ちゃん!!」
樹里「お、おいチョコまで……」
智代子「ついでに、私にもカッコいい一言を!!」
P『貴方が咲けるのはこの僕の胸だけさ、マドモアゼル』
樹里「いや、ダサい!」
智代子「んふふ……///」
樹里「チョコはこれで満足なのかよ!」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/06(金) 20:10:46.32 ID:KZbKqJDS0
夏葉「智代子、次は私が命令してもいいかしら?」
智代子「OK夏葉ちゃん!あ、ありがとうございました、Pさん!おろしてください」
P『はい』スッ
夏葉「それじゃあ……ふくらはぎを触らせてちょうだい!!」
樹里「え!?」
P『はい、どうぞご自由に』
夏葉「お言葉に甘えて触らせてもらうわ! うん……この営業によって鍛えられた足……最高だわ!!」サワサワ
樹里「うわーちょっと変態ぽくってひくわー」
夏葉「そう?樹里にはわからないの、この筋肉の素晴らしさが!!」
樹里「わ、わからねーよ……」
智代子「夏葉ちゃん、私も触っていい?」
夏葉「いいわよ!! 自由に触って!!」
樹里「いやおまえのじゃねーだろ!」
果穂「わー!! あたしも触りたいです!!」
凛世「凛世も触りたいです」
夏葉「それじゃあ、みんなで触りましょう」
サワサワ……サワサワ……
智代子「ほーこれはなかなかしっかりしてますね……」
果穂「できる大人の足って感じですね!」
凛世「さすが……Pさまでございます……」
樹里「くっ……なんだよみんなして……」
夏葉「あら、樹里は触らなくていいの?」
樹里「ぐ、くそ……」
樹里「触るよ!!」
夏葉「それでこそ樹里だわ!!」
サワサワ……サワサワ……
智代子「OK夏葉ちゃん!あ、ありがとうございました、Pさん!おろしてください」
P『はい』スッ
夏葉「それじゃあ……ふくらはぎを触らせてちょうだい!!」
樹里「え!?」
P『はい、どうぞご自由に』
夏葉「お言葉に甘えて触らせてもらうわ! うん……この営業によって鍛えられた足……最高だわ!!」サワサワ
樹里「うわーちょっと変態ぽくってひくわー」
夏葉「そう?樹里にはわからないの、この筋肉の素晴らしさが!!」
樹里「わ、わからねーよ……」
智代子「夏葉ちゃん、私も触っていい?」
夏葉「いいわよ!! 自由に触って!!」
樹里「いやおまえのじゃねーだろ!」
果穂「わー!! あたしも触りたいです!!」
凛世「凛世も触りたいです」
夏葉「それじゃあ、みんなで触りましょう」
サワサワ……サワサワ……
智代子「ほーこれはなかなかしっかりしてますね……」
果穂「できる大人の足って感じですね!」
凛世「さすが……Pさまでございます……」
樹里「くっ……なんだよみんなして……」
夏葉「あら、樹里は触らなくていいの?」
樹里「ぐ、くそ……」
樹里「触るよ!!」
夏葉「それでこそ樹里だわ!!」
サワサワ……サワサワ……
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/06(金) 20:11:54.45 ID:KZbKqJDS0
樹里「そろそろレッスンの時間だな……」
果穂「樹里ちゃん、最後に命令しなくてもいいんですか?」
樹里「いいんだよ、ほら早くレッスンにいこうぜ」
智代子「そうだね、レッスンに遅れるとまずいし……」
凛世「ふふ……少し名残惜しいですが……」
夏葉「またみんなで、Pに催眠をかけましょう!!」
凛世・果穂・智代子「「「はい!(うん!)」」」
樹里「いや、なんだよそれ!!」
おしまい
果穂「樹里ちゃん、最後に命令しなくてもいいんですか?」
樹里「いいんだよ、ほら早くレッスンにいこうぜ」
智代子「そうだね、レッスンに遅れるとまずいし……」
凛世「ふふ……少し名残惜しいですが……」
夏葉「またみんなで、Pに催眠をかけましょう!!」
凛世・果穂・智代子「「「はい!(うん!)」」」
樹里「いや、なんだよそれ!!」
おしまい
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/06(金) 20:12:43.68 ID:KZbKqJDS0
~おまけ~
樹里「すまん、ちょっと事務所に忘れ物を取りに戻るから、先に行っててくれ」
果穂「了解しました!」
夏葉「遅れずにくるのよ、樹里」
樹里「わかってるって」
樹里「すまん、ちょっと事務所に忘れ物を取りに戻るから、先に行っててくれ」
果穂「了解しました!」
夏葉「遅れずにくるのよ、樹里」
樹里「わかってるって」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/06(金) 20:15:01.85 ID:KZbKqJDS0
樹里「ぷ、P……」
P『はい、なんでしょうか』
樹里「何も言わずにアタシを抱きしめろ……」
P『はい』
樹里「い、いや……やっぱなし!」
P『ギュー』
樹里「んっ、P……少し痛いって……緩めてくれ……」
P『はい』スッ
樹里「あーそんな感じ……うん……Pなんかいい匂いするな……」クンクン
樹里「あぁ……すごい気持ちいい……」クンクン
樹里「えへへ、顔もスリスリしちゃえ」スリスリ
P「ん……あれ!? なんで俺、樹里を抱きしめてるんだ!?」
樹里「え!?……もしかしてP、元に戻ったのか!?」
P「え、なにが……? というか樹里、さっき俺のにおい嗅いでなかったか?」
樹里「……///」
樹里「忘れろ!!」
P「いや、忘れろって言われて忘れられるわけないだろう」
樹里「忘れろ!! 忘れろ!!」ポカポカ
P「痛い、痛い……やめてくれ!樹里!!」
樹里「うるせぇ!! 記憶がなくなるまで、殴るのをやめれるか~~~!!」
おしまい
P『はい、なんでしょうか』
樹里「何も言わずにアタシを抱きしめろ……」
P『はい』
樹里「い、いや……やっぱなし!」
P『ギュー』
樹里「んっ、P……少し痛いって……緩めてくれ……」
P『はい』スッ
樹里「あーそんな感じ……うん……Pなんかいい匂いするな……」クンクン
樹里「あぁ……すごい気持ちいい……」クンクン
樹里「えへへ、顔もスリスリしちゃえ」スリスリ
P「ん……あれ!? なんで俺、樹里を抱きしめてるんだ!?」
樹里「え!?……もしかしてP、元に戻ったのか!?」
P「え、なにが……? というか樹里、さっき俺のにおい嗅いでなかったか?」
樹里「……///」
樹里「忘れろ!!」
P「いや、忘れろって言われて忘れられるわけないだろう」
樹里「忘れろ!! 忘れろ!!」ポカポカ
P「痛い、痛い……やめてくれ!樹里!!」
樹里「うるせぇ!! 記憶がなくなるまで、殴るのをやめれるか~~~!!」
おしまい
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/07(土) 02:18:40.84 ID:bFbvidtso
おつ
引用元: ・【シャニマス】果穂「Pさん! 催眠をかけてもいいですか?」
【シャニマス】霧子「癒し屋さんです……」
2020-12-17
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/09(木) 19:22:51.12 ID:LChdjjqo0
霧子「い、癒し屋さんです……癒されたい人は、いませんか……」
結華「おはようきりりん。何してるの?」
霧子「結華ちゃん、おはよう……今のわたしは癒し屋さんです。癒されたくないですか……?」
結華「えっと……どんな企画?」
霧子「企画じゃなくて、わたしが勝手にやってることなの……。最近、事務所のみんな、忙しくて疲れてるから……何かできないかなって……」
霧子「恋鐘ちゃんに相談したら……こういうのをやってみたら、って……」
結華(よりによってこがたんが相談相手とは)
結華「で、その結果が癒し屋さん?」
霧子「うん……メニューとか、色々考えてくれたの……。これだよ」
結華「拝見します」
結華(大丈夫かなー。きりりんに無理させるようなこと書いてなければいいけど)
♡癒し屋さんメニュ~♡
・霧子のぎゅー
・霧子のなでなで
・霧子のひざまくら
・霧子の○○
※全て無料ばい♪
結華「こ……これは……!」
結華(こがたんごめん、素晴らしい発想だよ。このメニューが全て無料だなんて……お金とっていいレベルでしょ!)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1578565370
結華「おはようきりりん。何してるの?」
霧子「結華ちゃん、おはよう……今のわたしは癒し屋さんです。癒されたくないですか……?」
結華「えっと……どんな企画?」
霧子「企画じゃなくて、わたしが勝手にやってることなの……。最近、事務所のみんな、忙しくて疲れてるから……何かできないかなって……」
霧子「恋鐘ちゃんに相談したら……こういうのをやってみたら、って……」
結華(よりによってこがたんが相談相手とは)
結華「で、その結果が癒し屋さん?」
霧子「うん……メニューとか、色々考えてくれたの……。これだよ」
結華「拝見します」
結華(大丈夫かなー。きりりんに無理させるようなこと書いてなければいいけど)
♡癒し屋さんメニュ~♡
・霧子のぎゅー
・霧子のなでなで
・霧子のひざまくら
・霧子の○○
※全て無料ばい♪
結華「こ……これは……!」
結華(こがたんごめん、素晴らしい発想だよ。このメニューが全て無料だなんて……お金とっていいレベルでしょ!)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1578565370
関連
ハルヒ「SOS団で恋の暴露大会をするわよ!」
【朗報】わたてんさん、ケムリクサを超えてガチで覇権へ
【ラブライブサンシャイン】善子「運命の引力」
【悲報】Twitterで3年前に「令和」を予言してたものがいたwwwwwwwww
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/09(木) 19:24:26.36 ID:LChdjjqo0
霧子「どうかな……?」
結華「いいと思う。きりりんにこんなことしてもらったら、癒されない人はいないね」
結華「ところでこの『霧子の○○』って何?」
霧子「それは……お客さんが好きに決めた呼び方で、わたしが呼ぶっていう……」
結華「?」
霧子「例えば、『お姉ちゃんって呼んで』って言われたら……その人を、お姉ちゃんって……」
結華「!!!」
結華(こがたん、キミは天才か)
霧子「あっ、向こうに咲耶さんが……ちょっと行ってくるね……」
結華「わわっ! 待ってきりりん! 三峰を先に癒してくれないかな!? 癒し屋さんにすっごく癒してほしい!」
霧子「え……う、うん……お好きなのを選んでください……」
結華「ありがとう! ちなみに全部やってもらうことって可能?」
霧子「もちろん」
結華「じゃあ……」
結華(いや、全部なんて要求したら天罰が当たりそう。それに癒しを求めてるのは三峰だけじゃないし)
結華「決めた! 『霧子の○○』と『霧子のぎゅー』をお願いします。呼び方は『お姉ちゃん』で」
霧子「かしこまりました……結華お姉ちゃん……」
結華(うぐっ! 前に呼んでもらったことはあるけど、やっぱり良い)
霧子「お姉ちゃん、ぎゅーってするね……」
ギュー
結華(あっ、すごい……体中の疲れがとれていくような……)
結華「いいと思う。きりりんにこんなことしてもらったら、癒されない人はいないね」
結華「ところでこの『霧子の○○』って何?」
霧子「それは……お客さんが好きに決めた呼び方で、わたしが呼ぶっていう……」
結華「?」
霧子「例えば、『お姉ちゃんって呼んで』って言われたら……その人を、お姉ちゃんって……」
結華「!!!」
結華(こがたん、キミは天才か)
霧子「あっ、向こうに咲耶さんが……ちょっと行ってくるね……」
結華「わわっ! 待ってきりりん! 三峰を先に癒してくれないかな!? 癒し屋さんにすっごく癒してほしい!」
霧子「え……う、うん……お好きなのを選んでください……」
結華「ありがとう! ちなみに全部やってもらうことって可能?」
霧子「もちろん」
結華「じゃあ……」
結華(いや、全部なんて要求したら天罰が当たりそう。それに癒しを求めてるのは三峰だけじゃないし)
結華「決めた! 『霧子の○○』と『霧子のぎゅー』をお願いします。呼び方は『お姉ちゃん』で」
霧子「かしこまりました……結華お姉ちゃん……」
結華(うぐっ! 前に呼んでもらったことはあるけど、やっぱり良い)
霧子「お姉ちゃん、ぎゅーってするね……」
ギュー
結華(あっ、すごい……体中の疲れがとれていくような……)
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/09(木) 19:25:45.14 ID:LChdjjqo0
霧子「お姉ちゃん……どうかな……?」
結華「すごく癒されるよ……」
霧子「本当に……?」
結華「うん、最高」
霧子「ふふっ……よかった……♪」
(5分後)
結華「ありがとう、きりりん。おかげで元気いっぱいになった」キラキラ
霧子「ゆ、結華ちゃん……とってもキラキラしてる……」
結華「癒し屋さんの効果だよ。眠気とか肩こりとかどっかいっちゃった」
結華(冗談抜きで体が軽いもん。きりりんは天使かな?)
霧子「また何かあったら言ってね……癒し屋さんはいつでも営業中だよ……」
結華「いやいや、きりりんだって忙しいし疲れが溜まってるでしょ? 無理はしないでね」
霧子「うん、ありがとう……」
結華(お礼を言いたいのはこっちなんだけどね)
~~~~~~
霧子「咲耶さん」
咲耶「やあ霧子。首からぶら下げているボードはなんだい? 癒し屋さん?」
霧子「うん……実は……――――」
咲耶「へえ、疲れている人を癒すために営業しているんだね」
霧子「もしよければ……どうですか……?」
咲耶「とても魅力的だけど、私はみんなと一緒にいるだけで充分癒されているんだ」
咲耶「今こうして霧子と話しているだけでも癒し効果がある。だから私ではなく、他の人のもとへ訪れて癒してあげてほしいな」
霧子「……」ジー
咲耶「?」
結華「すごく癒されるよ……」
霧子「本当に……?」
結華「うん、最高」
霧子「ふふっ……よかった……♪」
(5分後)
結華「ありがとう、きりりん。おかげで元気いっぱいになった」キラキラ
霧子「ゆ、結華ちゃん……とってもキラキラしてる……」
結華「癒し屋さんの効果だよ。眠気とか肩こりとかどっかいっちゃった」
結華(冗談抜きで体が軽いもん。きりりんは天使かな?)
霧子「また何かあったら言ってね……癒し屋さんはいつでも営業中だよ……」
結華「いやいや、きりりんだって忙しいし疲れが溜まってるでしょ? 無理はしないでね」
霧子「うん、ありがとう……」
結華(お礼を言いたいのはこっちなんだけどね)
~~~~~~
霧子「咲耶さん」
咲耶「やあ霧子。首からぶら下げているボードはなんだい? 癒し屋さん?」
霧子「うん……実は……――――」
咲耶「へえ、疲れている人を癒すために営業しているんだね」
霧子「もしよければ……どうですか……?」
咲耶「とても魅力的だけど、私はみんなと一緒にいるだけで充分癒されているんだ」
咲耶「今こうして霧子と話しているだけでも癒し効果がある。だから私ではなく、他の人のもとへ訪れて癒してあげてほしいな」
霧子「……」ジー
咲耶「?」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/09(木) 19:26:34.59 ID:LChdjjqo0
咲耶「ずいぶんな熱視線だね。そんなに見つめられると照れてしまうよ」
霧子「……咲耶さん……疲れてる顔をしてる……」
咲耶「!」
霧子「お茶、淹れて来てもいい……? リラックス効果のある紅茶……」
咲耶「はは……参ったな。大丈夫だよ、心配してくれてありがとう」
霧子「でも……」
咲耶「これでも休める時はちゃんと休んでいるんだ。紅茶も飲んだばかりだし」
霧子「……」
咲耶「……そうだな。紅茶じゃなくて、『癒し屋さん』に何かしてもらおうかな」
霧子「……!」
咲耶「うん、そうしよう。次のお仕事までまだ時間はあるし。お願いしてもいいかい?」
霧子「はい……喜んで……! これがメニューです……」
咲耶「ありがとう。なるほど、恋鐘の考えそうな可愛らしいメニューだ」フフ
咲耶「この『霧子の○○』というのは……」
霧子「お客さんが指定した呼び方で、お客さんを呼ぶの……」
咲耶「つまり、私が『お姉ちゃん』と呼んでほしいと言ったら、霧子は私のことをお姉ちゃんと呼ぶと」
霧子「うん……」
咲耶「楽しそうなサービスだね。これを注文することにしよう」
咲耶「呼び方は……『さん』ではなく、『ちゃん』と呼んでみてくれないかな」
霧子「え……」
咲耶「ほら、霧子は私を『咲耶さん』と呼ぶだろう?」
霧子「……咲耶ちゃん……?」
咲耶「あ、ああ……そんな感じだよ」
霧子「……咲耶さん……疲れてる顔をしてる……」
咲耶「!」
霧子「お茶、淹れて来てもいい……? リラックス効果のある紅茶……」
咲耶「はは……参ったな。大丈夫だよ、心配してくれてありがとう」
霧子「でも……」
咲耶「これでも休める時はちゃんと休んでいるんだ。紅茶も飲んだばかりだし」
霧子「……」
咲耶「……そうだな。紅茶じゃなくて、『癒し屋さん』に何かしてもらおうかな」
霧子「……!」
咲耶「うん、そうしよう。次のお仕事までまだ時間はあるし。お願いしてもいいかい?」
霧子「はい……喜んで……! これがメニューです……」
咲耶「ありがとう。なるほど、恋鐘の考えそうな可愛らしいメニューだ」フフ
咲耶「この『霧子の○○』というのは……」
霧子「お客さんが指定した呼び方で、お客さんを呼ぶの……」
咲耶「つまり、私が『お姉ちゃん』と呼んでほしいと言ったら、霧子は私のことをお姉ちゃんと呼ぶと」
霧子「うん……」
咲耶「楽しそうなサービスだね。これを注文することにしよう」
咲耶「呼び方は……『さん』ではなく、『ちゃん』と呼んでみてくれないかな」
霧子「え……」
咲耶「ほら、霧子は私を『咲耶さん』と呼ぶだろう?」
霧子「……咲耶ちゃん……?」
咲耶「あ、ああ……そんな感じだよ」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/09(木) 19:27:46.49 ID:LChdjjqo0
霧子「わかった……咲耶ちゃん……♪」
咲耶(これは、なんて言えばいいのか。不思議な気持ちだ)
霧子「他には……?」
咲耶「他にも注文できるんだね。じゃあ、霧子のなでなでをお願いしようかな」
霧子「かしこまりました……なでなで……」ナデナデ
咲耶「……」
霧子「なでなで……」ナデナデ
咲耶「……少し、気恥ずかしいな」
霧子「やめたほうがいい……?」
咲耶「いや、続けてくれ」
ナデナデ
霧子「……咲耶ちゃん……髪、さらさらしてて……すごく綺麗……♪」
咲耶「ふふ……ありがとう」
(5分後)
霧子「もういいの……?」
咲耶「ああ、とても癒されたよ。癒し屋さんのおかげさ」
咲耶(本当に癒された。霧子の持つ力はすごいな)
霧子「咲耶さん……お布団、あたたかくして寝てね……疲れてると風邪をひきやすいから……」
咲耶「そうだね。霧子も体に気をつけて、この冬を過ごしてほしい。風邪対策を忘れないように」
摩美々「咲耶ー」タタタタッ
咲耶「摩美々?」
摩美々「やっと見つけたぁ。プロデューサーが『早めに打ち合わせをしたい』って探してたよー」
咲耶「打ち合わせ……例のお仕事についてかな。ありがとう摩美々、プロデューサーはどこに?」
摩美々「たぶんデスクにいると思う。っていうか、咲耶にラインを送っても返事がないって言ってたんですケド」
咲耶「! しまった、確認を忘れていた……」
咲耶(これは、なんて言えばいいのか。不思議な気持ちだ)
霧子「他には……?」
咲耶「他にも注文できるんだね。じゃあ、霧子のなでなでをお願いしようかな」
霧子「かしこまりました……なでなで……」ナデナデ
咲耶「……」
霧子「なでなで……」ナデナデ
咲耶「……少し、気恥ずかしいな」
霧子「やめたほうがいい……?」
咲耶「いや、続けてくれ」
ナデナデ
霧子「……咲耶ちゃん……髪、さらさらしてて……すごく綺麗……♪」
咲耶「ふふ……ありがとう」
(5分後)
霧子「もういいの……?」
咲耶「ああ、とても癒されたよ。癒し屋さんのおかげさ」
咲耶(本当に癒された。霧子の持つ力はすごいな)
霧子「咲耶さん……お布団、あたたかくして寝てね……疲れてると風邪をひきやすいから……」
咲耶「そうだね。霧子も体に気をつけて、この冬を過ごしてほしい。風邪対策を忘れないように」
摩美々「咲耶ー」タタタタッ
咲耶「摩美々?」
摩美々「やっと見つけたぁ。プロデューサーが『早めに打ち合わせをしたい』って探してたよー」
咲耶「打ち合わせ……例のお仕事についてかな。ありがとう摩美々、プロデューサーはどこに?」
摩美々「たぶんデスクにいると思う。っていうか、咲耶にラインを送っても返事がないって言ってたんですケド」
咲耶「! しまった、確認を忘れていた……」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/09(木) 19:29:02.59 ID:LChdjjqo0
霧子「いってらっしゃい、咲耶さん……」
咲耶「行ってくるよ。そうだ、摩美々も癒し屋さんに癒してもらうのはどうかな?」
摩美々「癒し屋さん?」
咲耶「詳しくは霧子から聞いてくれ。それじゃあ、また」
タタタタ…
摩美々「……」
霧子「摩美々ちゃん……癒し屋さんです……。癒されたくないですか……?」
摩美々「意味分かんないんですケド」
霧子「えっとね……――――」
摩美々「ふーん、人を癒すためのサービスをしてるんだー」
霧子「そうなの……もしよかったら、摩美々ちゃんもどう……?」
摩美々「私は別にー……って言いたいところだけど、最近ちょっと疲れ気味なんだよねぇ」
摩美々「ちなみに、どんなメニューがあるのー?」
霧子「これがメニュー表だよ……」
摩美々「……」ジー
摩美々(なんか思ってたのと違う。こういうのだったら遠慮しようかなー)
霧子「……」ドキドキ ソワソワ
摩美々「……」
霧子「なんでもいいから、言ってね……」ニコニコ
摩美々「……。じゃあこれで」
霧子「霧子のなでなで……かしこまりました」
摩美々「『霧子の○○』って何?」
霧子「摩美々ちゃんが指定した呼び方で、わたしが摩美々ちゃんを呼ぶの……」
摩美々「へー。じゃあ、もし私が『ご主人様』呼びを指定したら、その通りに呼ぶのー?」フフ
霧子「ご主人様……わかりました……」
摩美々「え」
咲耶「行ってくるよ。そうだ、摩美々も癒し屋さんに癒してもらうのはどうかな?」
摩美々「癒し屋さん?」
咲耶「詳しくは霧子から聞いてくれ。それじゃあ、また」
タタタタ…
摩美々「……」
霧子「摩美々ちゃん……癒し屋さんです……。癒されたくないですか……?」
摩美々「意味分かんないんですケド」
霧子「えっとね……――――」
摩美々「ふーん、人を癒すためのサービスをしてるんだー」
霧子「そうなの……もしよかったら、摩美々ちゃんもどう……?」
摩美々「私は別にー……って言いたいところだけど、最近ちょっと疲れ気味なんだよねぇ」
摩美々「ちなみに、どんなメニューがあるのー?」
霧子「これがメニュー表だよ……」
摩美々「……」ジー
摩美々(なんか思ってたのと違う。こういうのだったら遠慮しようかなー)
霧子「……」ドキドキ ソワソワ
摩美々「……」
霧子「なんでもいいから、言ってね……」ニコニコ
摩美々「……。じゃあこれで」
霧子「霧子のなでなで……かしこまりました」
摩美々「『霧子の○○』って何?」
霧子「摩美々ちゃんが指定した呼び方で、わたしが摩美々ちゃんを呼ぶの……」
摩美々「へー。じゃあ、もし私が『ご主人様』呼びを指定したら、その通りに呼ぶのー?」フフ
霧子「ご主人様……わかりました……」
摩美々「え」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/09(木) 19:30:29.48 ID:LChdjjqo0
霧子「では、ご主人様……なでなでさせていただきます……」
ナデナデ
摩美々「ちょっと待って。冗談のつもりだったんだケド」
霧子「いかがですか、ご主人様……」ナデナデ
摩美々「いや、だから」
霧子「……」ナデナデ
摩美々「……」
摩美々(なにこれ。なんか眠たくなってくる……って、そうじゃなくて)
霧子「ご主人様の髪の毛……とってもふわふわ……♪」ナデナデ
摩美々「霧子、私の話聞いてるのー? ご主人様呼びは冗談だってば」
霧子「え……? ご、ごめんなさい……。摩美々ちゃんの髪の毛、気になっちゃって……聞いてなくて……」
摩美々「私の髪の毛?」
霧子「うん……ふわふわで、もふもふの髪の毛……」
摩美々「人の髪を羽毛布団みたいに言わないでほしいんだケド。それより、呼び方指定し直してもいいー?」
霧子「どうぞ」
摩美々「……」
霧子「……?」
摩美々「特に思いつかないし、やっぱりいいやー。いつも通りでー」
霧子「わかった……摩美々ちゃん、なでなでするね……」
ナデナデ
霧子「なでなで……」ナデナデ
摩美々(不思議……なんで眠たくなってくるんだろう。もしかして、本当に癒し効果があったりしてー)
霧子「なでなで……もふもふ……」ナデモフ
摩美々「……」
霧子「なでもふ……ふわふわ……」ナデナデ モフモフ フワフワ
摩美々(そんなにそこ触りたいんだ。別にいいケド)
ナデナデ
摩美々「ちょっと待って。冗談のつもりだったんだケド」
霧子「いかがですか、ご主人様……」ナデナデ
摩美々「いや、だから」
霧子「……」ナデナデ
摩美々「……」
摩美々(なにこれ。なんか眠たくなってくる……って、そうじゃなくて)
霧子「ご主人様の髪の毛……とってもふわふわ……♪」ナデナデ
摩美々「霧子、私の話聞いてるのー? ご主人様呼びは冗談だってば」
霧子「え……? ご、ごめんなさい……。摩美々ちゃんの髪の毛、気になっちゃって……聞いてなくて……」
摩美々「私の髪の毛?」
霧子「うん……ふわふわで、もふもふの髪の毛……」
摩美々「人の髪を羽毛布団みたいに言わないでほしいんだケド。それより、呼び方指定し直してもいいー?」
霧子「どうぞ」
摩美々「……」
霧子「……?」
摩美々「特に思いつかないし、やっぱりいいやー。いつも通りでー」
霧子「わかった……摩美々ちゃん、なでなでするね……」
ナデナデ
霧子「なでなで……」ナデナデ
摩美々(不思議……なんで眠たくなってくるんだろう。もしかして、本当に癒し効果があったりしてー)
霧子「なでなで……もふもふ……」ナデモフ
摩美々「……」
霧子「なでもふ……ふわふわ……」ナデナデ モフモフ フワフワ
摩美々(そんなにそこ触りたいんだ。別にいいケド)
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/09(木) 19:31:57.16 ID:LChdjjqo0
恋鐘「霧子ーーー!」タタタタッ
霧子「あっ、恋鐘ちゃん……」
恋鐘「結華と咲耶に聞いたばい! 癒し屋さん、大成功やね!」
霧子「そうなのかな……」
恋鐘「うちも癒された側やけん自信持って! 摩美々も今、霧子のなでなでで癒されとったやろ?」
摩美々「え? まあ、うん」
恋鐘「ほら~! あの摩美々が言いよーけん間違いなか!」
霧子「摩美々ちゃん……よかった……♪」
摩美々「っていうか、それを伝えるためだけにあんな大急ぎで走って来たのー?」
恋鐘「ううん。うちももう一度、霧子に癒してもらいとうて。よかね?」
霧子「もちろん……摩美々ちゃんの番が終わったら……」
摩美々「私は終わりでいいよー。そろそろ出かけなきゃいけないし」
霧子「そうなんだ……急いでるときに、ごめんね……」
摩美々「謝らないでよ。まだ時間に余裕あるからー」
霧子「……摩美々ちゃん……もしよければ、また……」
摩美々「ふふー。なんて呼んでもらうか考えとくねー」
霧子「う、うん……!」
~~~~~~
恋鐘「霧子……やなくて癒し屋さん! 注文はもう決まっとーよ! さっきは『なでなで』やったけん、今度は『霧子のひざまくら』で!」
霧子「かしこまりました……呼び方は……?」
恋鐘「いつもみたいに『恋鐘ちゃん』でよかよ」
霧子「じゃあ恋鐘ちゃん……お膝へどうぞ……♪」
ポフ
霧子「どうかな……?」
恋鐘「落ち着くばい。本当に霧子はすごかね~」
霧子「そ、そんなこと……」
霧子「あっ、恋鐘ちゃん……」
恋鐘「結華と咲耶に聞いたばい! 癒し屋さん、大成功やね!」
霧子「そうなのかな……」
恋鐘「うちも癒された側やけん自信持って! 摩美々も今、霧子のなでなでで癒されとったやろ?」
摩美々「え? まあ、うん」
恋鐘「ほら~! あの摩美々が言いよーけん間違いなか!」
霧子「摩美々ちゃん……よかった……♪」
摩美々「っていうか、それを伝えるためだけにあんな大急ぎで走って来たのー?」
恋鐘「ううん。うちももう一度、霧子に癒してもらいとうて。よかね?」
霧子「もちろん……摩美々ちゃんの番が終わったら……」
摩美々「私は終わりでいいよー。そろそろ出かけなきゃいけないし」
霧子「そうなんだ……急いでるときに、ごめんね……」
摩美々「謝らないでよ。まだ時間に余裕あるからー」
霧子「……摩美々ちゃん……もしよければ、また……」
摩美々「ふふー。なんて呼んでもらうか考えとくねー」
霧子「う、うん……!」
~~~~~~
恋鐘「霧子……やなくて癒し屋さん! 注文はもう決まっとーよ! さっきは『なでなで』やったけん、今度は『霧子のひざまくら』で!」
霧子「かしこまりました……呼び方は……?」
恋鐘「いつもみたいに『恋鐘ちゃん』でよかよ」
霧子「じゃあ恋鐘ちゃん……お膝へどうぞ……♪」
ポフ
霧子「どうかな……?」
恋鐘「落ち着くばい。本当に霧子はすごかね~」
霧子「そ、そんなこと……」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/09(木) 19:33:40.97 ID:LChdjjqo0
恋鐘「これが終わったら、次はうちが霧子を膝枕しちゃるけんね!」
霧子「恋鐘ちゃんが……」
恋鐘「霧子も疲れとーやろ? やけん、うちが霧子の癒し屋さん♪」
霧子「ふふ……ありがとう……」
恋鐘「あ……ばってん、うちは霧子みたいに癒す力はなか」
霧子「そんなことないよ……恋鐘ちゃんはいつも、元気になれる笑顔をくれるから……」
恋鐘「元気になれる笑顔?」
霧子「うん……だから恋鐘ちゃんは『元気屋さん』だね……」
恋鐘「元気屋さん……そっかぁ、うちは元気屋さん。元気いっぱいの笑顔で、霧子もみんなも元気にしちゃる」
恋鐘「メニューを考えんばね。恋鐘のハグとか、恋鐘の投げキッスとか……あとは何やろ……」
霧子「お話とか……?」
恋鐘「それ、毎日誰とでもやっとーことばい……」
霧子「でも恋鐘ちゃんとのお話……とっても元気が出るから……」
恋鐘「んふふ……嬉しか……。そいやったら、採用しても……」
恋鐘「……zzz」
霧子「恋鐘ちゃん……?」
霧子(寝ちゃった……こんなに早く。とっても疲れが溜まってたんだね……)
恋鐘「むにゃ……すぅ……zzz」
霧子「おやすみ、恋鐘ちゃん……」ナデナデ
結華・咲耶・摩美々「……」
結華「元気屋さんってただの元気な人では?」
咲耶「霧子が言ったように、恋鐘はそれだけで私たちに力を与えてくれるからね。太陽のような存在さ」フフ
摩美々「太陽ねぇ。暑いから輝きすぎるのはほどほどにして欲しいケド」
結華「っていうかまみみん、出かけるんじゃなかったの?」
摩美々「今出るところ。三峰と咲耶は何で隠れてるのー?」
霧子「恋鐘ちゃんが……」
恋鐘「霧子も疲れとーやろ? やけん、うちが霧子の癒し屋さん♪」
霧子「ふふ……ありがとう……」
恋鐘「あ……ばってん、うちは霧子みたいに癒す力はなか」
霧子「そんなことないよ……恋鐘ちゃんはいつも、元気になれる笑顔をくれるから……」
恋鐘「元気になれる笑顔?」
霧子「うん……だから恋鐘ちゃんは『元気屋さん』だね……」
恋鐘「元気屋さん……そっかぁ、うちは元気屋さん。元気いっぱいの笑顔で、霧子もみんなも元気にしちゃる」
恋鐘「メニューを考えんばね。恋鐘のハグとか、恋鐘の投げキッスとか……あとは何やろ……」
霧子「お話とか……?」
恋鐘「それ、毎日誰とでもやっとーことばい……」
霧子「でも恋鐘ちゃんとのお話……とっても元気が出るから……」
恋鐘「んふふ……嬉しか……。そいやったら、採用しても……」
恋鐘「……zzz」
霧子「恋鐘ちゃん……?」
霧子(寝ちゃった……こんなに早く。とっても疲れが溜まってたんだね……)
恋鐘「むにゃ……すぅ……zzz」
霧子「おやすみ、恋鐘ちゃん……」ナデナデ
結華・咲耶・摩美々「……」
結華「元気屋さんってただの元気な人では?」
咲耶「霧子が言ったように、恋鐘はそれだけで私たちに力を与えてくれるからね。太陽のような存在さ」フフ
摩美々「太陽ねぇ。暑いから輝きすぎるのはほどほどにして欲しいケド」
結華「っていうかまみみん、出かけるんじゃなかったの?」
摩美々「今出るところ。三峰と咲耶は何で隠れてるのー?」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/09(木) 19:35:14.53 ID:LChdjjqo0
結華「隠れてるわけじゃないよ。癒し屋さんにもう一度癒してもらおうかなーと思ったら、こがたんが癒され中だったから」
咲耶「私も偶然居合わせただけさ。プロデューサーと打ち合わせの予定だったけど、急用ができたらしくて時間が変更になってね」
摩美々「ふーん……」
結華「それにしても、きりりんのあの力は何なんだろう。もはや魔法だよ」
咲耶「霧子だけじゃない。結華だって魔法のような力を持っているじゃないか」
結華「え?」
咲耶「結華も摩美々も、多くの人を魅了する力を持っている。それは時に心を癒したり、激しく揺さぶったりする。まさしく魔法だ」
結華「それはそうかもしれないけど……」
摩美々「じゃあ私、本当に出かけてくるねー」
咲耶「ああ、行ってらっしゃい摩美々」
結華(……まあいっか。きりりんは天使ってことで全部解決だよね)
恋鐘「すぅ……すぅ……zzz」
霧子「なでなで……♪」ナデナデ
おわり
咲耶「私も偶然居合わせただけさ。プロデューサーと打ち合わせの予定だったけど、急用ができたらしくて時間が変更になってね」
摩美々「ふーん……」
結華「それにしても、きりりんのあの力は何なんだろう。もはや魔法だよ」
咲耶「霧子だけじゃない。結華だって魔法のような力を持っているじゃないか」
結華「え?」
咲耶「結華も摩美々も、多くの人を魅了する力を持っている。それは時に心を癒したり、激しく揺さぶったりする。まさしく魔法だ」
結華「それはそうかもしれないけど……」
摩美々「じゃあ私、本当に出かけてくるねー」
咲耶「ああ、行ってらっしゃい摩美々」
結華(……まあいっか。きりりんは天使ってことで全部解決だよね)
恋鐘「すぅ……すぅ……zzz」
霧子「なでなで……♪」ナデナデ
おわり
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/09(木) 19:36:39.17 ID:LChdjjqo0
オマケ
P「……」カタカタカタ
P(ん? もうこんな時間か。今日は早めに帰ろうかな)
霧子「プロデューサーさん……」
P「!」
P「霧子、まだ帰ってなかったのか」
霧子「は、はい……プロデューサーさんを待ってたんです……」
P「俺を? というか、その首からぶら下げてるボードは」
霧子「癒し屋さんです……疲れてる人を癒すために、わたしにできることを考えました……」
P(誰のアイディアだろう)
霧子「プロデューサーさん……癒されたくないですか? もしよければご利用を……」
P「ありがとう。どんなサービスがあるのかな」
霧子「これがメニューです……」
P「へぇ、本格的だ。どれどれ」
P「……やめておくよ」
霧子「えっ……」
P「体力あり余ってるし、まだまだ頑張れるから」
P(なんていうのはウソで、20半ばの男が17歳の女の子にこんなことやってもらうのはマズイ気がする。だから遠慮しよう)
霧子「で、でもプロデューサーさん……疲れてる顔を……」
P「本当に大丈夫なんだ。俺よりもはづきさんのほうが疲れてると思うから、はづきさんのところへ……」
霧子「……」
P(うっ、そんな顔をされると心が痛む……)
P「……」カタカタカタ
P(ん? もうこんな時間か。今日は早めに帰ろうかな)
霧子「プロデューサーさん……」
P「!」
P「霧子、まだ帰ってなかったのか」
霧子「は、はい……プロデューサーさんを待ってたんです……」
P「俺を? というか、その首からぶら下げてるボードは」
霧子「癒し屋さんです……疲れてる人を癒すために、わたしにできることを考えました……」
P(誰のアイディアだろう)
霧子「プロデューサーさん……癒されたくないですか? もしよければご利用を……」
P「ありがとう。どんなサービスがあるのかな」
霧子「これがメニューです……」
P「へぇ、本格的だ。どれどれ」
P「……やめておくよ」
霧子「えっ……」
P「体力あり余ってるし、まだまだ頑張れるから」
P(なんていうのはウソで、20半ばの男が17歳の女の子にこんなことやってもらうのはマズイ気がする。だから遠慮しよう)
霧子「で、でもプロデューサーさん……疲れてる顔を……」
P「本当に大丈夫なんだ。俺よりもはづきさんのほうが疲れてると思うから、はづきさんのところへ……」
霧子「……」
P(うっ、そんな顔をされると心が痛む……)
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/09(木) 19:38:13.17 ID:LChdjjqo0
霧子「ひとつだけでもいいんです……何かさせてください……」
P「わかったよ。お願いしよう」
霧子「……!」パァァ
霧子「あ……もしご迷惑なら……」
P「迷惑なんかじゃないよ。もう一度メニューを見せてくれるか?」
霧子「はい」
P「……」
P(よく見たらそんなに大したこと……いや、『ぎゅー』と『ひざまくら』はダメだな。たぶんそのままの意味だよなこれ)
P「なあ霧子、この『霧子のなでなで』って……」
霧子「お客さまを、なでなでさせていただきます……」
P「じゃあこれをやってもらおうかな」
P(というか、これくらいしか頼めない)
霧子「かしこまりました……他にご注文は……?」
P「ないよ」
霧子「呼び方は、変えなくてもいいですか……?」
P「呼び方?」
霧子「はい……メニューに書いてある『霧子の○○』です……。お客さまのお好きな呼び方で、お客さまをお呼びします……」
P「お好きな呼び方でって……」
霧子「例えば、『ご主人様』とか……」
P「!?」
P(これってそういうやつだったのか! てっきりオススメみたいなものかと)
P「え、遠慮しておくよ。普通に呼んでくれ」
霧子「いいんですか……?」
P「うん」
P(霧子にご主人様なんて呼ばせてるところを目撃されたら、間違いなくヤバい奴認定される。軽蔑されること間違いなしだ)
P「わかったよ。お願いしよう」
霧子「……!」パァァ
霧子「あ……もしご迷惑なら……」
P「迷惑なんかじゃないよ。もう一度メニューを見せてくれるか?」
霧子「はい」
P「……」
P(よく見たらそんなに大したこと……いや、『ぎゅー』と『ひざまくら』はダメだな。たぶんそのままの意味だよなこれ)
P「なあ霧子、この『霧子のなでなで』って……」
霧子「お客さまを、なでなでさせていただきます……」
P「じゃあこれをやってもらおうかな」
P(というか、これくらいしか頼めない)
霧子「かしこまりました……他にご注文は……?」
P「ないよ」
霧子「呼び方は、変えなくてもいいですか……?」
P「呼び方?」
霧子「はい……メニューに書いてある『霧子の○○』です……。お客さまのお好きな呼び方で、お客さまをお呼びします……」
P「お好きな呼び方でって……」
霧子「例えば、『ご主人様』とか……」
P「!?」
P(これってそういうやつだったのか! てっきりオススメみたいなものかと)
P「え、遠慮しておくよ。普通に呼んでくれ」
霧子「いいんですか……?」
P「うん」
P(霧子にご主人様なんて呼ばせてるところを目撃されたら、間違いなくヤバい奴認定される。軽蔑されること間違いなしだ)
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/09(木) 19:39:30.06 ID:LChdjjqo0
霧子「それでは、なでなでさせていただきます……」
ナデナデ
霧子「なでなで……」ナデナデ
P「……」
霧子「なでなで……」ナデナデ
P「……」
P(なんだろう、心が洗われていく。疲れとかネガティブな感情とか、そういったものが浄化されていくような)
霧子「プロデューサーさん……力加減は、どうですか……?」
P「ちょうどいいよ」
霧子「よかった……♪」
P「……」ポロポロ
霧子「ぷ、プロデューサーさん……?」
P「え? あれ……な、なんで俺、涙なんか流してるんだ? 悲しくも何ともないのに」ポロポロ
P「はは、変だな。目から勝手に」ゴシゴシ
霧子「……」
ギュー
P「!?」
P「霧子、何をして……!」
霧子「お疲れさまです、プロデューサーさん……」ナデナデ
P「!」
霧子「毎日、毎日、わたしたちのために頑張ってくださって……ありがとうございます……」
P「お礼なんていいよ。俺は霧子たちが輝くところが見たくて、その一心でやってるんだから」
霧子「はい……だから、ありがとうございます……」
P「……本当、なんで涙なんか……ごめんな」
霧子「いいんです……気にしません……」ニコ
ナデナデ
霧子「なでなで……」ナデナデ
P「……」
霧子「なでなで……」ナデナデ
P「……」
P(なんだろう、心が洗われていく。疲れとかネガティブな感情とか、そういったものが浄化されていくような)
霧子「プロデューサーさん……力加減は、どうですか……?」
P「ちょうどいいよ」
霧子「よかった……♪」
P「……」ポロポロ
霧子「ぷ、プロデューサーさん……?」
P「え? あれ……な、なんで俺、涙なんか流してるんだ? 悲しくも何ともないのに」ポロポロ
P「はは、変だな。目から勝手に」ゴシゴシ
霧子「……」
ギュー
P「!?」
P「霧子、何をして……!」
霧子「お疲れさまです、プロデューサーさん……」ナデナデ
P「!」
霧子「毎日、毎日、わたしたちのために頑張ってくださって……ありがとうございます……」
P「お礼なんていいよ。俺は霧子たちが輝くところが見たくて、その一心でやってるんだから」
霧子「はい……だから、ありがとうございます……」
P「……本当、なんで涙なんか……ごめんな」
霧子「いいんです……気にしません……」ニコ
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/09(木) 19:40:38.27 ID:LChdjjqo0
恋鐘・摩美々・結華・咲耶「……」
恋鐘「あ、あれって本当に泣きよーと?」
摩美々「本当でしょー。理由はわかんないケド」
結華「ズバリ、きりりんの包容力の力じゃないかな。日常生活の嫌なこととか、心に留めてたことが一気に出ちゃったんだよ」
摩美々「霧子に撫でられただけでー?」
結華「Pたんって彼女いないらしいし、忙しくて実家にも帰ってないでしょ。女の人の温かさとか母性に飢えてたとか」
恋鐘「男ん人ってそがんもんなんや。プロデューサー、言うてくれれば……」
咲耶「そうだね。私たちに言ってくれれば力になれるかもしれないのに」
摩美々「限度があるでしょ。プロデューサーの彼女でも何でもないしー」
咲耶「彼女でなくても、私たちとプロデューサーの間には絆が結ばれているだろう。抱きしめることくらいはできるよ」
恋鐘「ふえ!?」
咲耶「なんて、それは冗談だけどね」クスクス
摩美々(本当に冗談……?)
結華「というか、Pたんの涙は一旦置いといて。よかったねぇ、きりりんに変な呼び方を指定しなくて」
摩美々「私としてはちょっと残念だケド。『ご主人様』なんて指定したら、からかおうと思ったのにー」
恋鐘「プロデューサーに限ってそいはなかよ! うちの言うたとおりやったばい!」
咲耶「ああ。そのかわり珍しいものが見れたけど」
P「ぐっ……うう……!」
霧子「なでなで……なでなで……」ナデナデ
はづき「……」
はづき(こ、これは一体……どういう状況……?)
おわり
恋鐘「あ、あれって本当に泣きよーと?」
摩美々「本当でしょー。理由はわかんないケド」
結華「ズバリ、きりりんの包容力の力じゃないかな。日常生活の嫌なこととか、心に留めてたことが一気に出ちゃったんだよ」
摩美々「霧子に撫でられただけでー?」
結華「Pたんって彼女いないらしいし、忙しくて実家にも帰ってないでしょ。女の人の温かさとか母性に飢えてたとか」
恋鐘「男ん人ってそがんもんなんや。プロデューサー、言うてくれれば……」
咲耶「そうだね。私たちに言ってくれれば力になれるかもしれないのに」
摩美々「限度があるでしょ。プロデューサーの彼女でも何でもないしー」
咲耶「彼女でなくても、私たちとプロデューサーの間には絆が結ばれているだろう。抱きしめることくらいはできるよ」
恋鐘「ふえ!?」
咲耶「なんて、それは冗談だけどね」クスクス
摩美々(本当に冗談……?)
結華「というか、Pたんの涙は一旦置いといて。よかったねぇ、きりりんに変な呼び方を指定しなくて」
摩美々「私としてはちょっと残念だケド。『ご主人様』なんて指定したら、からかおうと思ったのにー」
恋鐘「プロデューサーに限ってそいはなかよ! うちの言うたとおりやったばい!」
咲耶「ああ。そのかわり珍しいものが見れたけど」
P「ぐっ……うう……!」
霧子「なでなで……なでなで……」ナデナデ
はづき「……」
はづき(こ、これは一体……どういう状況……?)
おわり
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/09(木) 19:44:54.72 ID:LChdjjqo0
読んでくださってありがとうございます
霧子に癒されたい
残り少ないチャンスでこれから霧子を引いてきます
霧子に癒されたい
残り少ないチャンスでこれから霧子を引いてきます
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/09(木) 19:47:07.67 ID:uSbWwUJDO
乙
きりりんに「おみゃーさん」と呼ばれながら、添い寝して欲しい
きりりんに「おみゃーさん」と呼ばれながら、添い寝して欲しい
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/09(木) 20:14:44.11 ID:vXQtK/GLo
癒やしかー!
王子様のしたいこと【シャニマスSS】
2020-12-12
1: ◆RDGcisPe7c 2018/08/08(水) 23:03:51.74 ID:aIHGQKY90
王子様と事務所で
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1526541056/
王子様と魔法使い
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1529828373/
こちらと同じくプロデューサーがユニットごとにいるという設定で書いていきます。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1533737031
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1526541056/
王子様と魔法使い
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1529828373/
こちらと同じくプロデューサーがユニットごとにいるという設定で書いていきます。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1533737031
関連
ハルヒ「SOS団で恋の暴露大会をするわよ!」
【朗報】わたてんさん、ケムリクサを超えてガチで覇権へ
【ラブライブサンシャイン】善子「運命の引力」
【悲報】Twitterで3年前に「令和」を予言してたものがいたwwwwwwwww
2: ◆RDGcisPe7c 2018/08/08(水) 23:05:01.68 ID:aIHGQKY90
咲耶「戻ったよ、お疲れさま」
P「お疲れ様。急に一人で行かせてすまなかったな」
咲耶「慣れてるスタジオだし、カメラマンの人も何度もお仕事している相手だったから問題はなかったと思うよ。だけど急用って何だったの、アンティーカで仕事入ってたのは私だけだろう?」
P「アルストロメリアPが急に休みを取ったんだよ、そのせいでこっちが事務所にいないといけなくなってな。はづきさんは元々休みだったし」
咲耶「それじゃ仕方ないね。でもアルストロメリアPの急用ってなんだろう、悪いことじゃないといいけど」
P「ああ、それは心配ないよ。大崎姉妹が三者面談あるのを昨日まで黙ってただけらしいから」
咲耶「へぇ…ん。三者面談って、何の?」
P「そりゃ、学校のだろ」
咲耶「学校の三者面談とプロデューサーは関係ないだろう?」
P「いや、親御さんがその日はどうしても都合が合わないとかでな。ちゃんと学校の許可も取ったそうだぞ」
咲耶「…ごめん、ちょっと意味が分からないよ。というかよく許可取れたね」
P「まあ、あそこは家族主義だからな」
咲耶「そんな理由で片付けていいのかな、それは」
P「気にしても疲れるだけだぞ、というかオレも理解が追いついてない」
咲耶「だろうね…どうでもいいけど、二人まとめて面談を受けてるのかな」
P「いや、アルストロメリアPは甘奈と、甜花は千雪とで受けるんだそうだ」
咲耶「ますますわけがわからないよ……」
P「お疲れ様。急に一人で行かせてすまなかったな」
咲耶「慣れてるスタジオだし、カメラマンの人も何度もお仕事している相手だったから問題はなかったと思うよ。だけど急用って何だったの、アンティーカで仕事入ってたのは私だけだろう?」
P「アルストロメリアPが急に休みを取ったんだよ、そのせいでこっちが事務所にいないといけなくなってな。はづきさんは元々休みだったし」
咲耶「それじゃ仕方ないね。でもアルストロメリアPの急用ってなんだろう、悪いことじゃないといいけど」
P「ああ、それは心配ないよ。大崎姉妹が三者面談あるのを昨日まで黙ってただけらしいから」
咲耶「へぇ…ん。三者面談って、何の?」
P「そりゃ、学校のだろ」
咲耶「学校の三者面談とプロデューサーは関係ないだろう?」
P「いや、親御さんがその日はどうしても都合が合わないとかでな。ちゃんと学校の許可も取ったそうだぞ」
咲耶「…ごめん、ちょっと意味が分からないよ。というかよく許可取れたね」
P「まあ、あそこは家族主義だからな」
咲耶「そんな理由で片付けていいのかな、それは」
P「気にしても疲れるだけだぞ、というかオレも理解が追いついてない」
咲耶「だろうね…どうでもいいけど、二人まとめて面談を受けてるのかな」
P「いや、アルストロメリアPは甘奈と、甜花は千雪とで受けるんだそうだ」
咲耶「ますますわけがわからないよ……」
3: ◆RDGcisPe7c 2018/08/08(水) 23:07:56.68 ID:aIHGQKY90
咲耶「それにしても。進路指導って、あまり良いものとは思えないね」
P「そうか?咲耶は学校の成績もいいんだろう、大して気にしなくてもいいんじゃないか」
咲耶「そういう意味じゃないよ、進路って自分自身で考えて決めるものだろう。相談ならともかく指導するというのはちょっとおかしいんじゃないのかな」
P「そんなに難しく考えなくていいんじゃないか、プロデュースされてるみたいなものだろ」
咲耶「それは全然違うんじゃないかな?」
P「そうでも無いと思うぞ。アイドルだって、全部自分達だけでやれって言われても何していいかさえ分からないだろう?やりたい事聞いて、その為にどういうレッスンや仕事をするのかはプロデューサーが決めているんだからな」
P「そうか?咲耶は学校の成績もいいんだろう、大して気にしなくてもいいんじゃないか」
咲耶「そういう意味じゃないよ、進路って自分自身で考えて決めるものだろう。相談ならともかく指導するというのはちょっとおかしいんじゃないのかな」
P「そんなに難しく考えなくていいんじゃないか、プロデュースされてるみたいなものだろ」
咲耶「それは全然違うんじゃないかな?」
P「そうでも無いと思うぞ。アイドルだって、全部自分達だけでやれって言われても何していいかさえ分からないだろう?やりたい事聞いて、その為にどういうレッスンや仕事をするのかはプロデューサーが決めているんだからな」
4: ◆RDGcisPe7c 2018/08/08(水) 23:18:02.34 ID:aIHGQKY90
咲耶「芸能活動と一緒にするかな、普通。そこだけは似ていなくもないけど。そうすると、アナタはさしずめ私達の先生という事になるのかな」
P「教師の方が大変だろうけどな、オレはお前達のプライベートまで面倒見てるわけじゃないし」
咲耶「あれ、でもアルストロメリアPは」
P「プロデュースにも色々あるんだよ、教師だってそうだろう」
咲耶「ふふ。何ならアナタも私の三者面談に来てみるかい?」
P「遠慮しとくよ…けど、咲耶も進路相談とかはあるんだよな」
咲耶「ああ。今学期はもう終わったけどね」
P「やっぱり進学か?」
咲耶「今のところはね。アイドルと両立出来そうな学校で、良さそうなところを受験するという感じになるのかな」
P「教師の方が大変だろうけどな、オレはお前達のプライベートまで面倒見てるわけじゃないし」
咲耶「あれ、でもアルストロメリアPは」
P「プロデュースにも色々あるんだよ、教師だってそうだろう」
咲耶「ふふ。何ならアナタも私の三者面談に来てみるかい?」
P「遠慮しとくよ…けど、咲耶も進路相談とかはあるんだよな」
咲耶「ああ。今学期はもう終わったけどね」
P「やっぱり進学か?」
咲耶「今のところはね。アイドルと両立出来そうな学校で、良さそうなところを受験するという感じになるのかな」
5: ◆RDGcisPe7c 2018/08/08(水) 23:19:22.28 ID:aIHGQKY90
P「そうか。となるとこっちもそれに合わせてスケジュールを組まないといけないな」
咲耶「まだ本決まりじゃないけどね。でも早目に決めておかないと学校も事務所も大変だろう?」
P「それはもちろん。でもこっちの事を気にして焦る必要はないからな。もし行ってみたい大学とか、やってみたい事を見つけたら遠慮せずに言うんだぞ」
りょ咲耶「いいのかい、そんな事簡単に言って。海外に留学したい、なんて言い出すかもしれないよ?」
P「え?うーん……いや、それならそれで仕方ない。社長は何とか説得するさ」
咲耶「本気かい?」
咲耶「まだ本決まりじゃないけどね。でも早目に決めておかないと学校も事務所も大変だろう?」
P「それはもちろん。でもこっちの事を気にして焦る必要はないからな。もし行ってみたい大学とか、やってみたい事を見つけたら遠慮せずに言うんだぞ」
りょ咲耶「いいのかい、そんな事簡単に言って。海外に留学したい、なんて言い出すかもしれないよ?」
P「え?うーん……いや、それならそれで仕方ない。社長は何とか説得するさ」
咲耶「本気かい?」
6: ◆RDGcisPe7c 2018/08/08(水) 23:20:23.89 ID:aIHGQKY90
P「それが咲耶の本当にやりたい事ならな。そりゃあここでアイドルやってくれるのが一番だけど、10年20年やれる仕事じゃないんだ、将来の為に留学するのもいいだろう。それで、どこに行くつもりなんだ?」
咲耶「落ち着いて、今のは例え話だから」
P「おっと。すまん、そうだったな。まあ、やりたい事があればそっち優先で構わないさ」
咲耶「やりたい事か。とりあえず、今はアイドル以外は思いつかないね」
P「お、そうか。なら引き続きよろしく頼むよ」
咲耶「ああ…って、三者面談はしないんじゃなかったのかい。親も呼んだ方が良かったかな?」
P「これくらいで呼び出されたら親御さんもたまらんだろ…」
咲耶「落ち着いて、今のは例え話だから」
P「おっと。すまん、そうだったな。まあ、やりたい事があればそっち優先で構わないさ」
咲耶「やりたい事か。とりあえず、今はアイドル以外は思いつかないね」
P「お、そうか。なら引き続きよろしく頼むよ」
咲耶「ああ…って、三者面談はしないんじゃなかったのかい。親も呼んだ方が良かったかな?」
P「これくらいで呼び出されたら親御さんもたまらんだろ…」
7: ◆RDGcisPe7c 2018/08/08(水) 23:22:01.18 ID:aIHGQKY90
恋鐘「お待たせ。プロデューサー、お腹空いたやろ?」
咲耶「あれ、恋鐘。お疲れさま」
恋鐘「咲耶、お疲れさま。撮影はもう終わったと?」
咲耶「ああ。それより恋鐘、その荷物はどうしたの。お料理でもするのかい?」
恋鐘「うん、今からプロデューサーのお昼ご飯作るんよ」
咲耶「………何?」
P「悪いなぁ恋鐘、せっかくオフなのにわざわざ。本当によかったのか?」
恋鐘「気にせんでよかよ、どうせ暇やったもん。それじゃちょっと待っとってね。あ、咲耶も食べるやろ?」
咲耶「いいのかい、それじゃあお願いするよ」
咲耶「………」
P「いやぁ、楽しみだな…ん?どうした、ムスッとして」
咲耶「けっこうなご身分だね、アイドルをオフに呼び出して食事を作らせるだなんて。大した男っぷりじゃないか」
P「い、いや。恋鐘がどうしてもって言うからだよ、この前の約束がまだだからって…」
咲耶「約束?」
咲耶「あれ、恋鐘。お疲れさま」
恋鐘「咲耶、お疲れさま。撮影はもう終わったと?」
咲耶「ああ。それより恋鐘、その荷物はどうしたの。お料理でもするのかい?」
恋鐘「うん、今からプロデューサーのお昼ご飯作るんよ」
咲耶「………何?」
P「悪いなぁ恋鐘、せっかくオフなのにわざわざ。本当によかったのか?」
恋鐘「気にせんでよかよ、どうせ暇やったもん。それじゃちょっと待っとってね。あ、咲耶も食べるやろ?」
咲耶「いいのかい、それじゃあお願いするよ」
咲耶「………」
P「いやぁ、楽しみだな…ん?どうした、ムスッとして」
咲耶「けっこうなご身分だね、アイドルをオフに呼び出して食事を作らせるだなんて。大した男っぷりじゃないか」
P「い、いや。恋鐘がどうしてもって言うからだよ、この前の約束がまだだからって…」
咲耶「約束?」
8: ◆RDGcisPe7c 2018/08/08(水) 23:23:18.97 ID:aIHGQKY90
P「あ。まあいいか、前に恋鐘と食事に行く約束をしてな。でもなかなか都合が合わないから、今日はその代わりにって…」
咲耶「はあ!?」
P「うわ、急に大声出すなよ。そこまで驚くような事か?」
咲耶「驚いて当然だよ、アイドルと二人っきりで出掛けるという約束をしたなんて」
P「う。そ、そう言われると。でもほら、他のプロデューサー達だってたまにやってるぞ、アルストロメリアPなんてしょっちゅうだし」
咲耶「よそはよそ、ウチはウチだって言ったくせに」
P「いや、それとこれとは……そんなに睨むなよ。けど今更取り消すのもな。恋鐘のやつ、ずっと言ってるし」
咲耶「ふーん……」
P「だから眉をひそめるなって。分かったよ、じゃあ咲耶も連れてく。それならどうだ?」
咲耶「え、いいのかい?」
P「ああ。無しにするのは恋鐘に悪いし、かと言って何もしないのは咲耶に悪いからな」
咲耶「はあ!?」
P「うわ、急に大声出すなよ。そこまで驚くような事か?」
咲耶「驚いて当然だよ、アイドルと二人っきりで出掛けるという約束をしたなんて」
P「う。そ、そう言われると。でもほら、他のプロデューサー達だってたまにやってるぞ、アルストロメリアPなんてしょっちゅうだし」
咲耶「よそはよそ、ウチはウチだって言ったくせに」
P「いや、それとこれとは……そんなに睨むなよ。けど今更取り消すのもな。恋鐘のやつ、ずっと言ってるし」
咲耶「ふーん……」
P「だから眉をひそめるなって。分かったよ、じゃあ咲耶も連れてく。それならどうだ?」
咲耶「え、いいのかい?」
P「ああ。無しにするのは恋鐘に悪いし、かと言って何もしないのは咲耶に悪いからな」
11: ◆RDGcisPe7c 2018/08/09(木) 08:50:32.38 ID:glBaHDFJ0
咲耶「ふふっ。そうそう、担当アイドルは公平に扱うべきだよ。それじゃあどうしようか、私のオススメのお店でもいいかい?」
P「急に不機嫌になったりニコニコしたり忙しいヤツだな…んーそうだな。恋鐘の意見も聞かないと」
咲耶「え、どうして恋鐘に聞く必要があるんだい」
P「そりゃ、あいつが行きたいって言ってるんだからそっちも尊重しないとまずいだろ。あとスケジュールも調整しなきゃな。オレも含めて三人が揃える日だと…」
咲耶「…………アナタは本っ当にに女心が分かってないね」
P「いっその事アンティーカ全員で行くのもいいかな、親睦会みたいな感じで…なんだよ今度は?」
咲耶「さあね、自分の胸に聞いてみたら」
恋鐘「出来たばい、並べるけんテーブルの上どかしてね…ん、なんかあったと?」
P「急に不機嫌になったりニコニコしたり忙しいヤツだな…んーそうだな。恋鐘の意見も聞かないと」
咲耶「え、どうして恋鐘に聞く必要があるんだい」
P「そりゃ、あいつが行きたいって言ってるんだからそっちも尊重しないとまずいだろ。あとスケジュールも調整しなきゃな。オレも含めて三人が揃える日だと…」
咲耶「…………アナタは本っ当にに女心が分かってないね」
P「いっその事アンティーカ全員で行くのもいいかな、親睦会みたいな感じで…なんだよ今度は?」
咲耶「さあね、自分の胸に聞いてみたら」
恋鐘「出来たばい、並べるけんテーブルの上どかしてね…ん、なんかあったと?」
12: ◆RDGcisPe7c 2018/08/10(金) 00:39:04.88 ID:HtA6T2u10
P「…ごちそうさま。いや、本当に美味かったよ。ありがとうな」
咲耶「うん、美味しかった。さすが恋鐘だね」
恋鐘「お粗末さまでした。こんぐらい、時間ある時ならいつでも作ったげるけんね」
P「いやいや、そう何度もはさすがに。でも恋鐘は本当に料理上手だよな、やっぱり実家で教わったのか?」
恋鐘「うん。家が食堂やったけんね。子供の頃から色々教えてもらってたんよ、アイドルなら特技は必要だろうって言われて」
咲耶「へぇ。いい御両親だね」
恋鐘「やろ?子供の頃からアイドルになりたいって言ってたうちをずっと応援してくれとったけんね、今のうちがあるのは両親のおかげたい」
P「そうか。なら、いずれ長崎に凱旋ライブをやって立派なアイドルになった姿を見せてあげないといけないな」
恋鐘「うん、そうやね。その為にも頑張らんと!」
咲耶「……」
咲耶「うん、美味しかった。さすが恋鐘だね」
恋鐘「お粗末さまでした。こんぐらい、時間ある時ならいつでも作ったげるけんね」
P「いやいや、そう何度もはさすがに。でも恋鐘は本当に料理上手だよな、やっぱり実家で教わったのか?」
恋鐘「うん。家が食堂やったけんね。子供の頃から色々教えてもらってたんよ、アイドルなら特技は必要だろうって言われて」
咲耶「へぇ。いい御両親だね」
恋鐘「やろ?子供の頃からアイドルになりたいって言ってたうちをずっと応援してくれとったけんね、今のうちがあるのは両親のおかげたい」
P「そうか。なら、いずれ長崎に凱旋ライブをやって立派なアイドルになった姿を見せてあげないといけないな」
恋鐘「うん、そうやね。その為にも頑張らんと!」
咲耶「……」
13: ◆RDGcisPe7c 2018/08/10(金) 00:41:48.04 ID:HtA6T2u10
P「さーて、午後からもデスクワーク頑張りますよと…咲耶、どうかしたのか?」
咲耶「ああいや。さっき、恋鐘が言ってた事でちょっとね」
P「うん?」
咲耶「恋鐘はずっとアイドルになるのが目標で、それをここで叶えたわけだろう。そして、今も頑張っている」
P「そうだな。アイドルに前向きな点じゃ、アンティーカでは1番だろう」
咲耶「ああ、いいリーダーだと思うよ。だけど、そのせいなのかな。たまにだけど恋鐘が羨ましいというか、眩しく見える時があるんだ。小さい時からやりたい事を見つけて、まっすぐそれに向かって頑張っている姿がね」
P「咲耶は違うのか?」
咲耶「ああいや。さっき、恋鐘が言ってた事でちょっとね」
P「うん?」
咲耶「恋鐘はずっとアイドルになるのが目標で、それをここで叶えたわけだろう。そして、今も頑張っている」
P「そうだな。アイドルに前向きな点じゃ、アンティーカでは1番だろう」
咲耶「ああ、いいリーダーだと思うよ。だけど、そのせいなのかな。たまにだけど恋鐘が羨ましいというか、眩しく見える時があるんだ。小さい時からやりたい事を見つけて、まっすぐそれに向かって頑張っている姿がね」
P「咲耶は違うのか?」
14: ◆RDGcisPe7c 2018/08/11(土) 14:34:33.16 ID:WQl906+d0
咲耶「私はね、特別アイドルに思い入れがあったわけじゃない。ただ人を楽しませて、喜んで貰えるにはどうしたらいいかって考えてた時にアナタからの話を聞いて、それもいいかってぐらいの気持ちでアイドルになったんだよ」
P「そういやそんなふうに言ってたな。けど今はどうなんだ?」
咲耶「楽しいよ。皆の笑顔を見られるのはとてもやりがいがあるし、充実した時間を過ごせてる。それにいい仲間たちやアナタにも出会えたしね。だけどこれが本当に私のやりたい事だったのかと聞かれると、正直よくわからないんだ」
P「……」
咲耶「変な事言ってごめん。でも、恋鐘やアナタのようにまっすぐな人達を見ていると、なんだか少し僻んでしまってね。らしくないな、こんなのは」
P「いや。咲耶にだって悩む時間は必要だよ、気にする事はない」
咲耶「そう言って貰えると助かるよ、ありがとう」
P「難しく考えるなよ、今はアイドルが楽しいんならそれでいいじゃないか。やりたい事が無いなら探せばいいんだし、いつか咲耶が恋鐘以上にアイドルを好きで好きでたまらなくなる事だってあるかもしれないだろう」
咲耶「あるのかな、そんな事?」
P「そりゃあるさ。オレだって別に子供の頃からずっとプロデューサーに憧れてたわけじゃないよ、もっと他にやってみたい事も沢山あった。けど、今はもうこの仕事以外考えられないぐらい好きになってる。そういう事だってあるんだよ」
咲耶「そうか…なら、じっくり向き合って考えてみるよ。どのみちアイドルである以上、今を頑張らないといけない事に変わりはないしね」
P「そういやそんなふうに言ってたな。けど今はどうなんだ?」
咲耶「楽しいよ。皆の笑顔を見られるのはとてもやりがいがあるし、充実した時間を過ごせてる。それにいい仲間たちやアナタにも出会えたしね。だけどこれが本当に私のやりたい事だったのかと聞かれると、正直よくわからないんだ」
P「……」
咲耶「変な事言ってごめん。でも、恋鐘やアナタのようにまっすぐな人達を見ていると、なんだか少し僻んでしまってね。らしくないな、こんなのは」
P「いや。咲耶にだって悩む時間は必要だよ、気にする事はない」
咲耶「そう言って貰えると助かるよ、ありがとう」
P「難しく考えるなよ、今はアイドルが楽しいんならそれでいいじゃないか。やりたい事が無いなら探せばいいんだし、いつか咲耶が恋鐘以上にアイドルを好きで好きでたまらなくなる事だってあるかもしれないだろう」
咲耶「あるのかな、そんな事?」
P「そりゃあるさ。オレだって別に子供の頃からずっとプロデューサーに憧れてたわけじゃないよ、もっと他にやってみたい事も沢山あった。けど、今はもうこの仕事以外考えられないぐらい好きになってる。そういう事だってあるんだよ」
咲耶「そうか…なら、じっくり向き合って考えてみるよ。どのみちアイドルである以上、今を頑張らないといけない事に変わりはないしね」
15: ◆RDGcisPe7c 2018/08/11(土) 14:35:53.16 ID:WQl906+d0
咲耶「ああ、しっかりやるよ…でもさ」
P「まだ何かあるのか?」
咲耶「もしもだけど。例えば私がやりたい事を何も見つけられなくて、アイドルへの情熱も無くしてしまったら。その時はちゃんと、さっき言ったことの責任を取ってくれるんだろうね?」
P「え?おいおい何だそりゃ、責任を取るったって具体的にどうしろと…」
咲耶「はは、冗談だよ。もしそうなったとしてもそれは自己責任さ、アナタに何かさせるのは筋違いだ」
P「からかうなよ。そもそも咲耶がそんな無気力な人間になるとは思ってないけどな」
咲耶「さあ、それはどうだろうね。私だって完璧じゃないんだ、あるかもしれないよ。そうだな、もしそうなったら」
P「なったら?」
咲耶「その時は、アナタのお嫁さんにでもなろうかな。私1人ぐらいなら、養う甲斐性はあるんだろう?」
P「まだ何かあるのか?」
咲耶「もしもだけど。例えば私がやりたい事を何も見つけられなくて、アイドルへの情熱も無くしてしまったら。その時はちゃんと、さっき言ったことの責任を取ってくれるんだろうね?」
P「え?おいおい何だそりゃ、責任を取るったって具体的にどうしろと…」
咲耶「はは、冗談だよ。もしそうなったとしてもそれは自己責任さ、アナタに何かさせるのは筋違いだ」
P「からかうなよ。そもそも咲耶がそんな無気力な人間になるとは思ってないけどな」
咲耶「さあ、それはどうだろうね。私だって完璧じゃないんだ、あるかもしれないよ。そうだな、もしそうなったら」
P「なったら?」
咲耶「その時は、アナタのお嫁さんにでもなろうかな。私1人ぐらいなら、養う甲斐性はあるんだろう?」
16: ◆RDGcisPe7c 2018/08/11(土) 14:36:34.56 ID:WQl906+d0
P「お前ね…」
咲耶「冗談だってば。さて、帰る前に少し体をほぐしておこうかな。レッスンルーム空いてたよね?」
P「ああ、程々にな」
咲耶「分かってるよ。それじゃあ行ってくるね、あ・な・た♪」
P「はいはい…まったく、摩美々といい結華といい、どうしてウチのユニットはオレをからかいたがるのかね」
P「…………」
P「ああいう冗談は心臓に悪い…」
咲耶「冗談だってば。さて、帰る前に少し体をほぐしておこうかな。レッスンルーム空いてたよね?」
P「ああ、程々にな」
咲耶「分かってるよ。それじゃあ行ってくるね、あ・な・た♪」
P「はいはい…まったく、摩美々といい結華といい、どうしてウチのユニットはオレをからかいたがるのかね」
P「…………」
P「ああいう冗談は心臓に悪い…」
17: ◆RDGcisPe7c 2018/08/11(土) 14:38:59.29 ID:WQl906+d0
(レッスンルーム)
咲耶「ふう。ちょっと攻めすぎたかな…あれ、鍵あいてる」
恋鐘「あ、咲耶」
咲耶「恋鐘。さっきはどうもごちそうさま。恋鐘も自主レッスンかい?」
恋鐘「う、うん…あのね」
咲耶「ん?」
恋鐘「その。さっき、咲耶がプロデューサーに言ってた事って本当?」
咲耶「あ、聞こえてたのか。大丈夫、これからもアイドルは頑張るつもりだし、辞めるとかやる気が無くなるなんて事には絶対にならないよ」
恋鐘「そ、そっちやなくてね。ええと…」
咲耶「ん?それじゃあ恋鐘が羨ましいって言ったことかな。そっちは間違いなく本当だよ、これからも私達を引っ張っていって欲しいと思ってる。もちろん、恋鐘一人に頼りっぱなしにはならないつもりだけどね」
恋鐘「そ、それでもなか。あのね、ええと。その、咲耶がプロデューサーのお、およ、およ…」
咲耶「ああ、アイドルを引退したらプロデューサーと結婚しようって言ったことかい」
恋鐘「なあっ!?も、もうそがん話になっとると?」
18: ◆RDGcisPe7c 2018/08/11(土) 14:40:04.73 ID:WQl906+d0
咲耶「ふふ。まあさっき聞いてた通りだよ、それ以上でも以下でもないさ」
恋鐘「な、なんね。それじゃあ別に具体的な事はなんにも…」
咲耶「でもまあ、そうだね。いつかはそういう事になるのも悪くはない、ぐらいには考えてるかな?」
恋鐘「ち、ちょっと!ダメばい、そがん事は」
咲耶「おや。今すぐどうこうしようってわけじゃないよ?」
恋鐘「ダメなもんはダメったい。アイドルがそげんやましい事考えるんは無し、ぜーったいにいかん。いいね?」
咲耶「ふふ。はいはい分かってるよ、リーダー」
恋鐘「むー…本当に?」
恋鐘「な、なんね。それじゃあ別に具体的な事はなんにも…」
咲耶「でもまあ、そうだね。いつかはそういう事になるのも悪くはない、ぐらいには考えてるかな?」
恋鐘「ち、ちょっと!ダメばい、そがん事は」
咲耶「おや。今すぐどうこうしようってわけじゃないよ?」
恋鐘「ダメなもんはダメったい。アイドルがそげんやましい事考えるんは無し、ぜーったいにいかん。いいね?」
咲耶「ふふ。はいはい分かってるよ、リーダー」
恋鐘「むー…本当に?」
19: ◆RDGcisPe7c 2018/08/11(土) 14:44:39.48 ID:WQl906+d0
咲耶「ああ、約束するよ」
恋鐘「ならよかった。それじゃ、レッスンしよっか?」
咲耶「うん、始めよう」
咲耶(……やれやれ。恋鐘のいる前でああいう事言うのはこれっきりにしておかないとね。色々心配させて、アイドルに支障をきたさせるワケにもいかないし)
咲耶(出来ることなら正々堂々勝負といきたいけど、お互いアイドルやってたらそういう訳にもいかないだろうし。)
恋鐘「じゃ、準備運動から…咲耶、何か言った?」
咲耶「いや、こっちの話だよ」
咲耶(でもまあ、少しくらいなら…)
恋鐘「ならよかった。それじゃ、レッスンしよっか?」
咲耶「うん、始めよう」
咲耶(……やれやれ。恋鐘のいる前でああいう事言うのはこれっきりにしておかないとね。色々心配させて、アイドルに支障をきたさせるワケにもいかないし)
咲耶(出来ることなら正々堂々勝負といきたいけど、お互いアイドルやってたらそういう訳にもいかないだろうし。)
恋鐘「じゃ、準備運動から…咲耶、何か言った?」
咲耶「いや、こっちの話だよ」
咲耶(でもまあ、少しくらいなら…)
20: ◆RDGcisPe7c 2018/08/11(土) 14:46:22.16 ID:WQl906+d0
(翌日)
咲耶「味はどうだい?」
P「ああ、美味いよ。咲耶も料理上手だったんだな」
咲耶「気に入ってもらえたなら何よりだよ、これでも家では割と作る方なんだ」
P「へぇー。でも悪いな、朝から仕事だってのに」
咲耶「ほら、今日はいつもより早く出るだろう。アナタの事だからどうせ朝食抜きだろうと思ってね」
P「おっしゃる通りで、返す言葉もない。ついギリギリまで寝てしまってな」
咲耶「はは、だろうと思った。アナタの事ならお見通しだからね」
P「恐れ入りました」
咲耶「ふふ、どういたしまして」
21: ◆RDGcisPe7c 2018/08/11(土) 14:52:49.45 ID:WQl906+d0
P「ごちそうさま。本当に美味かったよ、ありがとうな」
咲耶「お粗末さまでした…どうだろう、私はいいお嫁さんになれるかな」
P「はいはい。昨日のそれまだ言ってるのか」
咲耶「いいじゃないか、私のやりたい事なら応援するって言っただろう」
P「本気で言ってない事まで応援する気はないよ」
咲耶「なんだ、バレてたか」
P「そりゃあな。咲耶の事なら何でもお見通しだよ」
咲耶「おっと、そう来るかい」
P「ははは。いっつもやられっぱなしというのもな。さて、出る準備はいいか?」
咲耶「ああ。その前にちょっとこれ洗ってくるよ、待ってて」
咲耶(よし。これで対等、かな?あまり押し出すのも恋鐘に悪いだろうしね)
咲耶(まあ、さっきの反応を見る限り今の所少しだけリード、かな?だって…)
咲耶「お粗末さまでした…どうだろう、私はいいお嫁さんになれるかな」
P「はいはい。昨日のそれまだ言ってるのか」
咲耶「いいじゃないか、私のやりたい事なら応援するって言っただろう」
P「本気で言ってない事まで応援する気はないよ」
咲耶「なんだ、バレてたか」
P「そりゃあな。咲耶の事なら何でもお見通しだよ」
咲耶「おっと、そう来るかい」
P「ははは。いっつもやられっぱなしというのもな。さて、出る準備はいいか?」
咲耶「ああ。その前にちょっとこれ洗ってくるよ、待ってて」
咲耶(よし。これで対等、かな?あまり押し出すのも恋鐘に悪いだろうしね)
咲耶(まあ、さっきの反応を見る限り今の所少しだけリード、かな?だって…)
22: ◆RDGcisPe7c 2018/08/11(土) 14:53:18.85 ID:WQl906+d0
咲耶「お待たせ。それじゃあ行こうか」
P「おう。じゃ、車回してくるよ」
咲耶「頼んだよ。あ、それと」
P「なんだ?」
咲耶「照れるくらいなら、あんな事言わない方が良かったんじゃないのかい。さっき、顔真っ赤だったよ?」
P「…………うっせ。」
P「おう。じゃ、車回してくるよ」
咲耶「頼んだよ。あ、それと」
P「なんだ?」
咲耶「照れるくらいなら、あんな事言わない方が良かったんじゃないのかい。さっき、顔真っ赤だったよ?」
P「…………うっせ。」
23: ◆RDGcisPe7c 2018/08/11(土) 14:55:33.98 ID:WQl906+d0
訂正
>>15
×咲耶「ああ、しっかりやるよ…でもさ」
↓
○咲耶「まあ、しっかりやるよ…でもさ」
>>15
×咲耶「ああ、しっかりやるよ…でもさ」
↓
○咲耶「まあ、しっかりやるよ…でもさ」
24: ◆RDGcisPe7c 2018/08/11(土) 14:59:09.25 ID:WQl906+d0
(おまけ)
はづき「へぇ、私がお休みの時にそんな事言われたんですか。モテモテですね~、ちょっと羨ましいかも」
P「からかって楽しんでるだけですよ。ほんと、どうしてウチはこうなんだか。他所のユニットはこんな事ないんでしょう」
はづき「ふふ、それだけプロデューサーさんとの距離が近いという事じゃないですか、仲良しが一番ですよ」
P「オモチャにされてるだけな気もしますけどね。ですが…」
はづき「ですが?」
P「いや。咲耶の話を聞いてたら、いくら仲が良くてもあいつらとずっと一緒にいられるわけじゃないのかも、なんてふと思ってしまいまして」
はづき「そうですねえ。いつまでもアイドルをやるわけではないでしょうし」
P「いつかは引退して、ここからいなくなる事だってあるんですよね。そうならないように頑張るつもりですけど…」
はづき「ふふ、寂しいのなら本当に咲耶ちゃんと結婚なさったらいかがですか?」
はづき「へぇ、私がお休みの時にそんな事言われたんですか。モテモテですね~、ちょっと羨ましいかも」
P「からかって楽しんでるだけですよ。ほんと、どうしてウチはこうなんだか。他所のユニットはこんな事ないんでしょう」
はづき「ふふ、それだけプロデューサーさんとの距離が近いという事じゃないですか、仲良しが一番ですよ」
P「オモチャにされてるだけな気もしますけどね。ですが…」
はづき「ですが?」
P「いや。咲耶の話を聞いてたら、いくら仲が良くてもあいつらとずっと一緒にいられるわけじゃないのかも、なんてふと思ってしまいまして」
はづき「そうですねえ。いつまでもアイドルをやるわけではないでしょうし」
P「いつかは引退して、ここからいなくなる事だってあるんですよね。そうならないように頑張るつもりですけど…」
はづき「ふふ、寂しいのなら本当に咲耶ちゃんと結婚なさったらいかがですか?」
25: ◆RDGcisPe7c 2018/08/11(土) 15:01:14.22 ID:WQl906+d0
P「なっ!ば、馬鹿なこと言わないで下さいよ、そんな事やったら……」
P「……」
はづき「あはは。まあアイドルと結婚はさすがに難しいですよね…どうかしましたか?」
P「いや。もし本当に結婚した時の事をちょっと想像してみたんですが」
はづき「ふむふむ?」
P「摩美々と結華が居着いてて、霧子と恋鐘が回収に来る図しか浮かんできませんでした」
はづき「あ、あはは。いつまでもずっと仲良しで何よりですね~…」
P「……」
はづき「あはは。まあアイドルと結婚はさすがに難しいですよね…どうかしましたか?」
P「いや。もし本当に結婚した時の事をちょっと想像してみたんですが」
はづき「ふむふむ?」
P「摩美々と結華が居着いてて、霧子と恋鐘が回収に来る図しか浮かんできませんでした」
はづき「あ、あはは。いつまでもずっと仲良しで何よりですね~…」
26: ◆RDGcisPe7c 2018/08/11(土) 15:02:07.76 ID:WQl906+d0
終わりです。途中誤字失礼いたしました。
引用元: ・王子様のしたいこと【シャニマスSS】
【シャニマス】千雪「はづきさんからPさんへのお手紙…?」
2020-12-11
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/16(月) 03:19:14.54 ID:dgMriNJm0
千雪(今日のレッスンも無事終了しました)
千雪(今は事務室に戻ってる途中ですが)
千雪(あともう少しであの人に会える…)
千雪(そう考えただけで自然と足取りが軽くなりますね~)
千雪「P さん!ってあれ、誰もいませんね…あら?」
千雪「Pさんのデスクの近くに、紙…?のようなものが落ちてますね」
千雪「誰かが落としたのかしら…」
千雪「大事な物だったらいけませんし、ちゃんと持ち主に返してあげないと…」
千雪「これは…手紙?」
千雪「………………!!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1531678754
千雪(今は事務室に戻ってる途中ですが)
千雪(あともう少しであの人に会える…)
千雪(そう考えただけで自然と足取りが軽くなりますね~)
千雪「P さん!ってあれ、誰もいませんね…あら?」
千雪「Pさんのデスクの近くに、紙…?のようなものが落ちてますね」
千雪「誰かが落としたのかしら…」
千雪「大事な物だったらいけませんし、ちゃんと持ち主に返してあげないと…」
千雪「これは…手紙?」
千雪「………………!!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1531678754
関連
ハルヒ「SOS団で恋の暴露大会をするわよ!」
【朗報】わたてんさん、ケムリクサを超えてガチで覇権へ
【ラブライブサンシャイン】善子「運命の引力」
【悲報】Twitterで3年前に「令和」を予言してたものがいたwwwwwwwww
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/16(月) 03:20:05.19 ID:dgMriNJm0
千雪(自分でもものすごく顔が強張ってるのが分かります…)
千雪「これ…はづきさんからPさんへの手紙…!」
千雪(きっとはづきさんがPさんのデスクの上に置いたのが落ちたんですね…)
千雪「とりあえずPさんのデスクに戻して…」
千雪(ラブレターじゃなかったですけど…でも、あんな可愛い文字でPさんを労わるような内容…)
千雪(やっぱりはづきさんもPさん狙いだったんだわ…!)
千雪「これ…はづきさんからPさんへの手紙…!」
千雪(きっとはづきさんがPさんのデスクの上に置いたのが落ちたんですね…)
千雪「とりあえずPさんのデスクに戻して…」
千雪(ラブレターじゃなかったですけど…でも、あんな可愛い文字でPさんを労わるような内容…)
千雪(やっぱりはづきさんもPさん狙いだったんだわ…!)
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/16(月) 03:21:07.35 ID:dgMriNJm0
千雪「はぁ~」
千雪(Pさんは…はづきさんのこと…どう思ってるんでしょう…)
千雪(もしかして両想いだったりして…)
千雪「だったらPさんとはづきさんは付き合って…いやもしかしたらすでに付き合ってたりして…そして…」
千雪「……………」
千雪「そんなの…そんなの嫌です!」
千雪「Pさんは将来私と一緒に、二人で雑貨屋を開くんです…!」
千雪(Pさんは…はづきさんのこと…どう思ってるんでしょう…)
千雪(もしかして両想いだったりして…)
千雪「だったらPさんとはづきさんは付き合って…いやもしかしたらすでに付き合ってたりして…そして…」
千雪「……………」
千雪「そんなの…そんなの嫌です!」
千雪「Pさんは将来私と一緒に、二人で雑貨屋を開くんです…!」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/16(月) 03:22:00.55 ID:dgMriNJm0
------------翌日---------------
はづき「はいPさん、これどうぞ~」
P「これ…タオルですか?」
はづき「はい~最近暑くなってきましたからね~」
はづき「これを持ってるとアイドル達が仲良くなりやすくなる効果もあるんですよ~」
P「どういう原理なんですかそれ…でもありがとうございます」
千雪(はづきさんとPさん、また仲良さそうに話してますね…)
はづき「はいPさん、これどうぞ~」
P「これ…タオルですか?」
はづき「はい~最近暑くなってきましたからね~」
はづき「これを持ってるとアイドル達が仲良くなりやすくなる効果もあるんですよ~」
P「どういう原理なんですかそれ…でもありがとうございます」
千雪(はづきさんとPさん、また仲良さそうに話してますね…)
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/16(月) 03:22:49.61 ID:dgMriNJm0
はづき「というかPさん、今日はお休みだったんじゃないんですか~?」
P「ちょっと事務所に用事があっただけなんで、これから帰りますよ」
千雪「!!!」
☆お休みブースト!
千雪「ちょっと待ってください!」
P「うわっ!?千雪!?どうしたの?今日オフだったはずじゃ…」
千雪「良かったら一緒に帰りませんか?」
P「え?そりゃ大丈夫だけど…」
千雪(ここぞという所で発動してくれました…!ナイスです、私のサポートスキル!)
はづき「………………」
P「ちょっと事務所に用事があっただけなんで、これから帰りますよ」
千雪「!!!」
☆お休みブースト!
千雪「ちょっと待ってください!」
P「うわっ!?千雪!?どうしたの?今日オフだったはずじゃ…」
千雪「良かったら一緒に帰りませんか?」
P「え?そりゃ大丈夫だけど…」
千雪(ここぞという所で発動してくれました…!ナイスです、私のサポートスキル!)
はづき「………………」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/16(月) 03:24:22.77 ID:dgMriNJm0
P「今日はどうしたんだ千雪?なんか様子がいつもと違うような…それにさっきも言ったけど今日はオフだったはずだし…」
千雪「いえいえ、なんでもありませんよ…事務所にいたのは、Pさんと同じで、ちょっと用事があっただけです」
P「そうか?それならいいけど…千雪、いつも頑張り過ぎるから…しんどかったりなにかあったらちゃんと言ってくれな?」
P「千雪になにかあったら、俺…」
千雪「Pさん…Pさんは、そうやっていつもいつも私のことを気にかけてくれるんですね…」
P「そりゃ当たり前だろ?千雪は大切な…コホン、大切なアイドルなんだから」
千雪(アイドルとして…ですか…まぁ今はそれ以上は高望み…かな?)
千雪「いえいえ、なんでもありませんよ…事務所にいたのは、Pさんと同じで、ちょっと用事があっただけです」
P「そうか?それならいいけど…千雪、いつも頑張り過ぎるから…しんどかったりなにかあったらちゃんと言ってくれな?」
P「千雪になにかあったら、俺…」
千雪「Pさん…Pさんは、そうやっていつもいつも私のことを気にかけてくれるんですね…」
P「そりゃ当たり前だろ?千雪は大切な…コホン、大切なアイドルなんだから」
千雪(アイドルとして…ですか…まぁ今はそれ以上は高望み…かな?)
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/16(月) 03:26:31.15 ID:dgMriNJm0
-------------そのころ事務所---------------
はづき「はぁ~あ、千雪さん、さっきは何を焦ってたんでしょうかね~」
はづき「別にPさんを取っちゃおうなんて思わないですよ~」
はづき「だって…そんな心配しなくても…」
はづき「女性を見るという意味でのあの人の目には、初めから…千雪さんしか映ってないんですから…」
はづき「………………」
はづき「はぁ~あ、千雪さん、さっきは何を焦ってたんでしょうかね~」
はづき「別にPさんを取っちゃおうなんて思わないですよ~」
はづき「だって…そんな心配しなくても…」
はづき「女性を見るという意味でのあの人の目には、初めから…千雪さんしか映ってないんですから…」
はづき「………………」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/16(月) 03:27:35.09 ID:dgMriNJm0
P「あ、そうだ」
P「そういえばさ、日帰り旅行のペアチケットが手に入ったんだけど…」
P「千雪、今度休みが合った時、よかったら一緒に行かないか?」
千雪「え…?私でいいんですか…?はづきさんじゃなくて…?」
P「なんではづきさんが?」
P「他の誰かじゃなく…千雪がいい…千雪と行きたいんだ…」
P「どうかな?」
千雪(よかった…はづきさんと両想いだったらはづきさんと行ってるはず…)
千雪(つまりまだ…)
千雪(それよりも…プロデューサーさんと二人で旅行かぁ…♪)
千雪「はい…是非♪」
P「そういえばさ、日帰り旅行のペアチケットが手に入ったんだけど…」
P「千雪、今度休みが合った時、よかったら一緒に行かないか?」
千雪「え…?私でいいんですか…?はづきさんじゃなくて…?」
P「なんではづきさんが?」
P「他の誰かじゃなく…千雪がいい…千雪と行きたいんだ…」
P「どうかな?」
千雪(よかった…はづきさんと両想いだったらはづきさんと行ってるはず…)
千雪(つまりまだ…)
千雪(それよりも…プロデューサーさんと二人で旅行かぁ…♪)
千雪「はい…是非♪」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/16(月) 03:30:14.74 ID:dgMriNJm0
P「良かった…やっと笑ってくれたな、千雪」
P「やっぱり千雪には、その笑顔が似合ってる」
千雪「もう…Pさんったら///」
P「千雪…」
千雪「Pさん…」
千雪&P「……………/////」
☆おしまい☆
P「やっぱり千雪には、その笑顔が似合ってる」
千雪「もう…Pさんったら///」
P「千雪…」
千雪「Pさん…」
千雪&P「……………/////」
☆おしまい☆
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/16(月) 04:24:45.47 ID:ONsV+VQLO
乙
はづきさんと千雪の大人の戦い見たいけどな~俺もな~
はづきさんと千雪の大人の戦い見たいけどな~俺もな~
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/16(月) 05:22:08.93 ID:Mg+saM9DO
乙
姉妹二人の反応もみたいな
姉妹二人の反応もみたいな
引用元: ・【シャニマス】千雪「はづきさんからPさんへのお手紙…?」
【シャニマス】甘奈「甘奈色に染め上げたい」
2020-12-04
1: ◆SESAXlhwuI 2018/07/14(土) 23:00:38.89 ID:pXfnrk8r0
ガチャリ
大崎甘奈(以下、甘奈) 「おっはよーございまーす☆」
シャニP(以下、P) 「お、甘奈……おはよう」
P 「ま、もうお昼なんだけどな」モグモグ
甘奈 「……あれ、お弁当?珍しいね?」
P 「そうか?」
甘奈 「うん、いっつも外で食べてるよね?」
P 「ああ……まぁ、出先はな」
P 「ただ、今日は恋鐘が作ってくれたのがあったからさ」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1531576838
大崎甘奈(以下、甘奈) 「おっはよーございまーす☆」
シャニP(以下、P) 「お、甘奈……おはよう」
P 「ま、もうお昼なんだけどな」モグモグ
甘奈 「……あれ、お弁当?珍しいね?」
P 「そうか?」
甘奈 「うん、いっつも外で食べてるよね?」
P 「ああ……まぁ、出先はな」
P 「ただ、今日は恋鐘が作ってくれたのがあったからさ」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1531576838
関連
ハルヒ「SOS団で恋の暴露大会をするわよ!」
【朗報】わたてんさん、ケムリクサを超えてガチで覇権へ
【ラブライブサンシャイン】善子「運命の引力」
【悲報】Twitterで3年前に「令和」を予言してたものがいたwwwwwwwww
2: ◆SESAXlhwuI 2018/07/14(土) 23:01:35.83 ID:pXfnrk8r0
甘奈 「へー……あれ?」キョトン
甘奈 「じゃ、こっちのお弁当箱は?もう食べられてるみたいだけど」
P 「灯織が作ってくれた弁当だよ」シレッ
甘奈 「……プロデューサーさん、お弁当二つ食べるの?」
P 「まぁ、折角作ってもらった訳だしな」
P 「残したらバチが当たるよ……むぐ」モグモグ
甘奈 「ふーん……そっか」
3: ◆SESAXlhwuI 2018/07/14(土) 23:02:15.34 ID:pXfnrk8r0
甘奈 「……それじゃ、甘奈が作ってきたら食べてくれる?」
P 「……流石に三つは厳しいから、止めておいてくれると助かる」
甘奈 「…………」ペチペチ
P 「いてっ!何するんだよ甘奈!」
甘奈 「…………」プイッ
P 「怒らなくたって良いじゃないか……」
甘奈 「いーもん……甘奈は甜花ちゃんのお弁当だけ作るから」
甘奈 「後で、食べたいって言っても分けてあげないからね!」ツーン
4: ◆SESAXlhwuI 2018/07/14(土) 23:02:44.52 ID:pXfnrk8r0
P 「え、甜花の弁当甘奈が作ってるのか?」
甘奈 「そうだけど?」
P 「それなら、俺この前食べたぞ」
甘奈 「……ふぇっ?」キョトン
P 「甜花から分けてもらってな、卵焼き」ムグムグ
甘奈 「……ど、どうだった?」
P 「美味かったよ、甘い卵焼き」
甘奈 「良かったー……」ホッ
5: ◆SESAXlhwuI 2018/07/14(土) 23:03:54.07 ID:pXfnrk8r0
甘奈 「プロデューサーさん、卵焼きどっちが好きなの?」
P 「どっちも好きだけど、どっちかと言われると……そうだな」
P 「……うん、出汁巻きかな」
甘奈 「そっか……覚えとくね☆」
P 「……もしかして、作ってくれるのか?」
甘奈 「えー、どうしよっかなー?」ニヤニヤ
P 「……分かった、3つ頑張るから」
甘奈 「よろしい♪」ニコニコ
甘奈 「えっへへ、それじゃ楽しみにしてね☆」
P 「明日から朝は少なめにしておかなきゃな……」
6: ◆SESAXlhwuI 2018/07/14(土) 23:04:29.66 ID:pXfnrk8r0
P 「……よし、ご馳走様」パチン
甘奈 「もう出発する?お昼から営業だよね?」
P 「うーん……時間も、まだ大丈夫だし」チラリ
P 「もう少し事務所でのんびりしてても良いかな」
7: ◆SESAXlhwuI 2018/07/14(土) 23:05:31.87 ID:pXfnrk8r0
P 「……さて、それじゃ食後にコーヒーでも」
甘奈 「あっ、それじゃ甘奈入れてくるよ!」
P 「それじゃ、お願いしても良いか?」
甘奈 「もっちー☆任せて!」
P 「あぁ、マグは手前に仕舞ってあるクマの奴で頼む」
甘奈 「?うん、分かった!」スタスタ
8: ◆SESAXlhwuI 2018/07/14(土) 23:05:59.23 ID:pXfnrk8r0
―――――
甘奈 「おっまたせー☆」
P 「ありがとう、甘奈」
甘奈 「マグ、それで良いんだよね?」
P 「ああ、合ってるよ……どれ」ゴクリ
P 「……うん、良い感じに熱くて落ち着くな」ホッコリ
甘奈 「おっまたせー☆」
P 「ありがとう、甘奈」
甘奈 「マグ、それで良いんだよね?」
P 「ああ、合ってるよ……どれ」ゴクリ
P 「……うん、良い感じに熱くて落ち着くな」ホッコリ
9: ◆SESAXlhwuI 2018/07/14(土) 23:06:48.90 ID:pXfnrk8r0
甘奈 「…………」
P 「……どうかしたのか?」
甘奈 「そのマグカップ、棚に二つなかった?」
P 「ああ、もう一つのは千雪のだよ」
甘奈 「お揃い、だよね?」
P 「この前オープンした雑貨屋にな、二人で買いに行ったんだ」
10: ◆SESAXlhwuI 2018/07/14(土) 23:07:39.68 ID:pXfnrk8r0
P 「持ち手も握りやすいし、それに飲みやすいし……良いマグだよ」
甘奈 「……千雪さん、良いなぁ」ムー
P 「甘奈もマグカップ欲しかったのか?」
甘奈 「……うーん、そういう訳じゃないかも」
P 「?」キョトン
甘奈 「いーのいーの!プロデューサーさんは気にしなくて!」
P 「なんか引っかかるけど……まぁ、そこまで言うなら良いか」
11: ◆SESAXlhwuI 2018/07/14(土) 23:08:17.57 ID:pXfnrk8r0
P 「……よし、一服も済んだしそろそろ出るか」
甘奈 「…………!」ティン
甘奈 「ねぇねぇ、プロデューサーさん!今から営業なんだよね?」
P 「ああ、そうだけど……」
甘奈 「それなら、ちゃんと歯、磨いた方が良いんじゃない?」
P 「それも……そうだな」
12: ◆SESAXlhwuI 2018/07/14(土) 23:09:01.07 ID:pXfnrk8r0
P 「分かった、ちょっと行ってくる」
甘奈 「いってらっしゃーい☆」フリフリ
甘奈 「……行った、よね?」
甘奈 「確か、この辺に……」ガサゴソ
甘奈 「……よし!」
13: ◆SESAXlhwuI 2018/07/14(土) 23:09:28.92 ID:pXfnrk8r0
―――――
P 「…………」シュコシュコ
P 「……こんなもんか」ガラガラー
甘奈 「…………」ソローリ
P 「甘奈?どうしたんだ、わざわざ洗面台の方まで来て」
甘奈 「ふっふーん……実はねー?」ゴソゴソ
P 「…………」シュコシュコ
P 「……こんなもんか」ガラガラー
甘奈 「…………」ソローリ
P 「甘奈?どうしたんだ、わざわざ洗面台の方まで来て」
甘奈 「ふっふーん……実はねー?」ゴソゴソ
14: ◆SESAXlhwuI 2018/07/14(土) 23:09:59.40 ID:pXfnrk8r0
甘奈 「じゃーん☆」スッ
P 「これは……ネクタイか?」
甘奈 「そ!甘奈からのプレゼント!」
P 「赤のネクタイか……」
甘奈 「プロデューサーさん、いっつも青い奴ばっかりでしょ?」
甘奈 「たまにはこういうのも良いかなーって」チラリ
15: ◆SESAXlhwuI 2018/07/14(土) 23:10:36.69 ID:pXfnrk8r0
P 「…………」
甘奈 「……き、気に入らなかった?」
P 「……いいや、俺が選ぶより立派なネクタイだ」
P 「このネクタイ、今日の営業で使わせてもらっても良いか?」
甘奈 「!うん!」パァアア
16: ◆SESAXlhwuI 2018/07/14(土) 23:11:08.08 ID:pXfnrk8r0
P 「……でも、なんでわざわざネクタイなんだ?」
P 「俺の誕生日、別に今日じゃないぞ?」
甘奈 「それは……その」モジモジ
甘奈 「……この前一緒に買いに行った服、全然着てくれないから」プクー
P 「そりゃ、仕事はスーツなんだし仕方ないだろ?」
17: ◆SESAXlhwuI 2018/07/14(土) 23:11:38.28 ID:pXfnrk8r0
甘奈 「それは、そうかもだけど……」プクー
甘奈 「折角、甘奈好みのプロデューサーさんに出来たと思ったのに……」ボソリ
P 「ん、何か言ったか?」
甘奈 「何でもない!ほら、締めてあげるから上向いて!」
P 「わ、分かった……」
18: ◆SESAXlhwuI 2018/07/14(土) 23:12:22.67 ID:pXfnrk8r0
甘奈 「…………」キュッ
P 「……ネクタイ締めるのに上向く必要あったか?」
甘奈 「……だって、見られるの恥ずかしいじゃん」
P 「恥ずかしいってそんな大した事じゃ」
甘奈 「大した事あるの!ほら、出来たよ!」
19: ◆SESAXlhwuI 2018/07/14(土) 23:13:16.10 ID:pXfnrk8r0
P 「…………」
甘奈 「……ど、どうかな?」オズオズ
P 「甘奈、結ぶの上手いなぁ……俺が自分でやるよりよっぽど上手く結べてるよ」
甘奈 「そ、そっか……良かったぁ」ホッ
P 「これなら、今日の営業は上手くいきそうだ」
甘奈 「いーっぱいお仕事、取ってきてね☆」ニッコリ
P 「ああ、任せてくれ」
P 「甘奈がトップアイドルになれるよう、もっとデッカイ仕事取ってきてみせるよ」グッ
甘奈 「……そっか♪」
20: ◆SESAXlhwuI 2018/07/14(土) 23:14:23.64 ID:pXfnrk8r0
甘奈 「……あっ、頭のとこにゴミ付いてるよ?」
P 「ホントか?見えないな……」
甘奈 「甘奈がやるから、プロデューサーさんは目つぶってて!」
P 「ああ、すまん」パチリ
P 「…………」
甘奈 「…………」
P 「……?」
P 「なぁ、あま――」チュッ
P 「――っ!?」
甘奈 「えっへへ……」テレテレ
P 「……お仕事頑張ろうね、プロデューサーさん☆」ニッコリ
おしまい
21: ◆SESAXlhwuI 2018/07/14(土) 23:34:41.91 ID:pXfnrk8r0
短いですが書きました、甜花ちゃんとの取り合わせだけじゃないなーちゃん単体ssがもっと増えて欲しいです
読んでくれた方に感謝をば
読んでくれた方に感謝をば
【シャニマスSS】甘奈「プロデューサーさんと千雪さんの距離が近い……妙だな……」
2020-11-29
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/05(木) 21:37:34.86 ID:LEY5gWto0
甘奈「というわけで尾行してみようと思うんだけど」
甜花「どうしちゃったの、なーちゃん君?」
※コナンネタはスレタイだけ
※二番煎じ部分あり
※多分シリアス
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1530794254
甜花「どうしちゃったの、なーちゃん君?」
※コナンネタはスレタイだけ
※二番煎じ部分あり
※多分シリアス
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1530794254
関連
ハルヒ「SOS団で恋の暴露大会をするわよ!」
【朗報】わたてんさん、ケムリクサを超えてガチで覇権へ
【ラブライブサンシャイン】善子「運命の引力」
【悲報】Twitterで3年前に「令和」を予言してたものがいたwwwwwwwww
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/05(木) 21:39:04.63 ID:LEY5gWto0
甘奈「プロデューサーさんって、いい人だよね」
甜花「うん……そうだね。甜花、いっぱい助けてもらってる」
甘奈「千雪さんもいい人だよね」
甜花「うん。優しいお母さんみたい……」
甜花「プロデューサーさんと千雪さん……似た者同士」
甘奈「! だよね、だよね! 甜花ちゃんもそう思うよね!」
甘奈「プロデューサーさんと千雪さんが夫婦みたい、って!」
甜花「ふぇ……?」
甜花(そこまでは、思ってない……)
甘奈「それでね、甜花ちゃん。甘奈、気がついちゃったんだ」
甘奈「プロデューサーさん、千雪さんにだけ接し方が違うことに……!」
甜花「うん……そうだね。甜花、いっぱい助けてもらってる」
甘奈「千雪さんもいい人だよね」
甜花「うん。優しいお母さんみたい……」
甜花「プロデューサーさんと千雪さん……似た者同士」
甘奈「! だよね、だよね! 甜花ちゃんもそう思うよね!」
甘奈「プロデューサーさんと千雪さんが夫婦みたい、って!」
甜花「ふぇ……?」
甜花(そこまでは、思ってない……)
甘奈「それでね、甜花ちゃん。甘奈、気がついちゃったんだ」
甘奈「プロデューサーさん、千雪さんにだけ接し方が違うことに……!」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/05(木) 21:42:01.55 ID:LEY5gWto0
甜花「接し方……? 口調とか、態度がってこと……?」
甘奈「そうそう! うーんと、そうだよね……」
甘奈「プロデューサーさんと食事に行く時、甜花ちゃんはどんなお店イメージするかな?」
甜花「よく分かんないけど……ちゃんとした所、かな」
甜花「仕事の時間の合間とかなら、ファミレスとかもありそう……」
甘奈「うん、そんな感じだよね」
甘奈「実際にこの前に甘奈と食事に行った時は、大人っぽくコーヒー飲んでたよ」
甜花「簡単に、イメージできる……」
甘奈「だからさ、これがプロデューサーさんの普通だと思うんだけど……」
甘奈「そうじゃない場面、見ちゃったんだ」
甜花「あ……それが、千雪さんと……?」
甘奈「さっすが甜花ちゃん、話が早い。それでなんとね……」
甘奈「プロデューサーさんと千雪さん、牛丼屋さんから出てきたの!」
甜花「ぎゅ、牛丼屋さん……?」
甜花「……二人でそれは……イメージ、できない」
甘奈「そうそう! うーんと、そうだよね……」
甘奈「プロデューサーさんと食事に行く時、甜花ちゃんはどんなお店イメージするかな?」
甜花「よく分かんないけど……ちゃんとした所、かな」
甜花「仕事の時間の合間とかなら、ファミレスとかもありそう……」
甘奈「うん、そんな感じだよね」
甘奈「実際にこの前に甘奈と食事に行った時は、大人っぽくコーヒー飲んでたよ」
甜花「簡単に、イメージできる……」
甘奈「だからさ、これがプロデューサーさんの普通だと思うんだけど……」
甘奈「そうじゃない場面、見ちゃったんだ」
甜花「あ……それが、千雪さんと……?」
甘奈「さっすが甜花ちゃん、話が早い。それでなんとね……」
甘奈「プロデューサーさんと千雪さん、牛丼屋さんから出てきたの!」
甜花「ぎゅ、牛丼屋さん……?」
甜花「……二人でそれは……イメージ、できない」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/05(木) 21:43:38.76 ID:LEY5gWto0
甘奈「驚くのはまだ早いよ、甜花ちゃん。この後がさらにスゴくて……」
甘奈「お店の外で、プロデューサーさんが千雪さんにね、『笑顔が見れたら十分だ』って」
甜花「……! それは……すごい」
甘奈「うん。たまたま聞こえちゃっただけだけど、びっくりしちゃった」
甜花「うん。甜花も……びっくり」
甘奈「それで甘奈、思ったんだ」
甘奈「プロデューサーさんと千雪さんは、気のおけない仲なんだな、って」
甘奈「プロデューサーさんが、甘奈達を牛丼屋さんに連れて行ってくれたり……」
甘奈「そういう口説きセリフっぽいことを言うのって、あんまり想像できないよね?」
甜花「それは……たしかに。なーちゃんの言いたい事、少し分かった……」
甜花(なーちゃんが偶然、極端なところを見ちゃっただけ……だとも思うけど……)
甘奈「お店の外で、プロデューサーさんが千雪さんにね、『笑顔が見れたら十分だ』って」
甜花「……! それは……すごい」
甘奈「うん。たまたま聞こえちゃっただけだけど、びっくりしちゃった」
甜花「うん。甜花も……びっくり」
甘奈「それで甘奈、思ったんだ」
甘奈「プロデューサーさんと千雪さんは、気のおけない仲なんだな、って」
甘奈「プロデューサーさんが、甘奈達を牛丼屋さんに連れて行ってくれたり……」
甘奈「そういう口説きセリフっぽいことを言うのって、あんまり想像できないよね?」
甜花「それは……たしかに。なーちゃんの言いたい事、少し分かった……」
甜花(なーちゃんが偶然、極端なところを見ちゃっただけ……だとも思うけど……)
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/05(木) 21:49:34.64 ID:LEY5gWto0
甘奈「それで、話の最初に戻るんだけど……」
甜花「尾行する、ってやつ……?」
甘奈「うん。ひょっとしたら、プロデューサーさと千雪さんの関係がわかっちゃうかも」
甜花「でも、どうするの……? 二人の予定がわからないと……」
甘奈「それは大丈夫だよ! 二人のオフが重なる日、バッチリ調べてあるから!」
甘奈「天気予報でも晴れの日だし、デートするならきっとこの日で間違い無しだよ!」
甜花「よく調べられたね……プロデューサーさんの予定……」
甘奈「葉月さんに聞いたら、教えてくれたよ?」
甜花「じゃあ、千雪さんの予定は……」
甘奈「そっちは普通に千雪さん本人に聞いたよー」
甜花「なーちゃん、用意がいいね……」
甜花(……尾行する、なんてなーちゃんらしくない気もするけど……)
甜花(……)
甜花「……なーちゃん。その日、甜花も行っていいかな?」
甜花「尾行する、ってやつ……?」
甘奈「うん。ひょっとしたら、プロデューサーさと千雪さんの関係がわかっちゃうかも」
甜花「でも、どうするの……? 二人の予定がわからないと……」
甘奈「それは大丈夫だよ! 二人のオフが重なる日、バッチリ調べてあるから!」
甘奈「天気予報でも晴れの日だし、デートするならきっとこの日で間違い無しだよ!」
甜花「よく調べられたね……プロデューサーさんの予定……」
甘奈「葉月さんに聞いたら、教えてくれたよ?」
甜花「じゃあ、千雪さんの予定は……」
甘奈「そっちは普通に千雪さん本人に聞いたよー」
甜花「なーちゃん、用意がいいね……」
甜花(……尾行する、なんてなーちゃんらしくない気もするけど……)
甜花(……)
甜花「……なーちゃん。その日、甜花も行っていいかな?」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/05(木) 22:48:03.72 ID:LEY5gWto0
甘奈「んー! 絶好のデート日和だね、甜花ちゃん!」
甜花「うん、いい天気……」
甜花「だけど、なーちゃん。何で甜花だけこんなに重装備なの……?」
甜花「サングラス、フード、マスク、そのほか色々……」
甘奈「だって尾行するんだよ? そのままだったら絶対に気づかれちゃうって」
甘奈「甜花ちゃんが可愛すぎて!」
甜花「……」
甘奈「あ! もしかして、暑かったかな? えっと、甜花ちゃんが嫌ならやっぱり……」
甜花「ううん、大丈夫。ちょっと動きづらいけど……なーちゃん、楽しそうだから」
甜花「にへへ……」
甘奈「甜花ちゃん……!」
甘奈「うー、やっぱり甜花ちゃんって可愛いすぎかも……」
甜花「あ、プロデューサーさん来たよ」
甜花「うん、いい天気……」
甜花「だけど、なーちゃん。何で甜花だけこんなに重装備なの……?」
甜花「サングラス、フード、マスク、そのほか色々……」
甘奈「だって尾行するんだよ? そのままだったら絶対に気づかれちゃうって」
甘奈「甜花ちゃんが可愛すぎて!」
甜花「……」
甘奈「あ! もしかして、暑かったかな? えっと、甜花ちゃんが嫌ならやっぱり……」
甜花「ううん、大丈夫。ちょっと動きづらいけど……なーちゃん、楽しそうだから」
甜花「にへへ……」
甘奈「甜花ちゃん……!」
甘奈「うー、やっぱり甜花ちゃんって可愛いすぎかも……」
甜花「あ、プロデューサーさん来たよ」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/05(木) 22:49:17.65 ID:LEY5gWto0
甘奈「ホントだ! やっぱりココで待ち伏せしてて正解だったね」
甘奈「うんうん。さすがは定番の待ち合わせスポット」
甜花「なーちゃんも……さすが。七草さん情報だと……◯◯駅で買い物ってくらいしか無かったのに……」
甘奈「デートスポット色々と調べたからねー」
甜花「あ、千雪さんも来た……」
甘奈「!」
千雪「プロデューサーさん、おはようございます」
P「おはよう千雪。お、その服は初めて見るな。よく似合ってる」
千雪「ふふっ、ありがとうございます。プロデューサーさん」
千雪「……あ、ひょっとして待たせちゃいましたか?」
P「いや、俺も今来たばっかりだよ」
P「それに、まだ集合時間になってない。仮に待たせたとしても、千雪は悪くないさ」
甘奈「うんうん。さすがは定番の待ち合わせスポット」
甜花「なーちゃんも……さすが。七草さん情報だと……◯◯駅で買い物ってくらいしか無かったのに……」
甘奈「デートスポット色々と調べたからねー」
甜花「あ、千雪さんも来た……」
甘奈「!」
千雪「プロデューサーさん、おはようございます」
P「おはよう千雪。お、その服は初めて見るな。よく似合ってる」
千雪「ふふっ、ありがとうございます。プロデューサーさん」
千雪「……あ、ひょっとして待たせちゃいましたか?」
P「いや、俺も今来たばっかりだよ」
P「それに、まだ集合時間になってない。仮に待たせたとしても、千雪は悪くないさ」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/05(木) 22:52:25.90 ID:LEY5gWto0
甘奈「……本当に待ち合わせしてたんだ、プロデューサーさんと千雪さん」
甜花「なーちゃん?」
甘奈「あ、二人が歩き始めた! こっちの方向だと……最初はショッピングかな」
甘奈「追いかけよう、甜花ちゃん!」
P「……ふぅ、にしても今日は馬鹿に暑いな」
千雪「なんでも今年で最初の猛暑日になるそうですよ」
千雪「プロデューサーさん、こういう日もスーツなんですから」
P「半分仕事だからな。社長がもっとクールビズに積極的ならいいんだけど」
P「千雪が勤めてた雑貨屋は、その辺りどうだったんだ?」
千雪「ありませんでしたね。ふふふ、そもそも雑貨屋さんでスーツは着ませんから」
P「それもそうか」
千雪「でも代わりになるものはあるんですよ。今日も持って来ちゃいました」
千雪「はい、自家製の冷茶です。後でプロデューサーさんにも差し上げますね」
P「おお、ありがたい」
甜花「なーちゃん?」
甘奈「あ、二人が歩き始めた! こっちの方向だと……最初はショッピングかな」
甘奈「追いかけよう、甜花ちゃん!」
P「……ふぅ、にしても今日は馬鹿に暑いな」
千雪「なんでも今年で最初の猛暑日になるそうですよ」
千雪「プロデューサーさん、こういう日もスーツなんですから」
P「半分仕事だからな。社長がもっとクールビズに積極的ならいいんだけど」
P「千雪が勤めてた雑貨屋は、その辺りどうだったんだ?」
千雪「ありませんでしたね。ふふふ、そもそも雑貨屋さんでスーツは着ませんから」
P「それもそうか」
千雪「でも代わりになるものはあるんですよ。今日も持って来ちゃいました」
千雪「はい、自家製の冷茶です。後でプロデューサーさんにも差し上げますね」
P「おお、ありがたい」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/05(木) 22:53:41.58 ID:LEY5gWto0
甜花(プロデューサーさん、しっかり道路側歩いてるね……)
甘奈「甜花ちゃん、二人の会話聞き取れる?」
甜花「それは駄目……楽しそうなことしか分からない……」
甘奈「会話が聞こえる距離まで、近づいてみよっか」
甜花「でも、これ以上近づくと……バレちゃいそう……」
甘奈「そ、そうだよね。プロデューサーさん、結構鋭いところあるし」
甜花「あ……二人がお店に入るみたい。なーちゃん……どうする?」
甜花「ここの中、あんまり広そうじゃないけど……」
甘奈「うーん、外から見張っとこっか」
甜花「……残念」
P「お、千雪。こっちの柄なんかどうだ」
千雪「わぁ! これなら、さっき見た奴と合わせて……」
P「うん、涼しげで良さそうだな。ステージ映えもしそうだ」
千雪「さすがプロデューサーさんですね。私、自分が着てる姿ってあまりイメージできなくて……」
千雪「やっぱりプロデューサーさんは、こういうのって勉強されてるんですか?」
P「ファッション誌とかは目を通すこと多いよ。勉強ってほど腰を据えてやってるわけじゃないけど」
P「まぁ、単純に本が好きなんだ」
P「それが雑誌くらいの物であれ、もっと重い読み物であれな」
甘奈「甜花ちゃん、二人の会話聞き取れる?」
甜花「それは駄目……楽しそうなことしか分からない……」
甘奈「会話が聞こえる距離まで、近づいてみよっか」
甜花「でも、これ以上近づくと……バレちゃいそう……」
甘奈「そ、そうだよね。プロデューサーさん、結構鋭いところあるし」
甜花「あ……二人がお店に入るみたい。なーちゃん……どうする?」
甜花「ここの中、あんまり広そうじゃないけど……」
甘奈「うーん、外から見張っとこっか」
甜花「……残念」
P「お、千雪。こっちの柄なんかどうだ」
千雪「わぁ! これなら、さっき見た奴と合わせて……」
P「うん、涼しげで良さそうだな。ステージ映えもしそうだ」
千雪「さすがプロデューサーさんですね。私、自分が着てる姿ってあまりイメージできなくて……」
千雪「やっぱりプロデューサーさんは、こういうのって勉強されてるんですか?」
P「ファッション誌とかは目を通すこと多いよ。勉強ってほど腰を据えてやってるわけじゃないけど」
P「まぁ、単純に本が好きなんだ」
P「それが雑誌くらいの物であれ、もっと重い読み物であれな」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/05(木) 22:54:49.13 ID:LEY5gWto0
千雪「プロデューサーさんの読書姿って、何だか簡単に想像できちゃいます」
千雪「そういえば、甘奈ちゃんも読書する方だって言ってましたね」
P「らしいな。この前のブックカフェの記事から、本屋慣れしてるのが伝わってきたよ」
P「思えば、俺が読書するようになったのも甘奈くらいの歳の時だったかな」
千雪「昔はそこまででも無かったんですか?」
P「自分の世界の狭さを自覚することがあってな。意識して読書するようになったのはそれからだ」
P「本がズラッと並んでると、ワクワクするのは昔からだったけど」
千雪「へぇ、そうなんですか。ふふふ……」
P「どうした千雪、急に笑い出して。なにか変なこと言っちゃったか」
千雪「いえいえ、そんなことはありません。ただ、甘奈ちゃんも同じようなことを言ってので……」
千雪「何だか微笑ましくなっちゃいました」
千雪「とっても素敵な事ですよね。新しい世界と出会えるのって」
千雪「そういえば、甘奈ちゃんも読書する方だって言ってましたね」
P「らしいな。この前のブックカフェの記事から、本屋慣れしてるのが伝わってきたよ」
P「思えば、俺が読書するようになったのも甘奈くらいの歳の時だったかな」
千雪「昔はそこまででも無かったんですか?」
P「自分の世界の狭さを自覚することがあってな。意識して読書するようになったのはそれからだ」
P「本がズラッと並んでると、ワクワクするのは昔からだったけど」
千雪「へぇ、そうなんですか。ふふふ……」
P「どうした千雪、急に笑い出して。なにか変なこと言っちゃったか」
千雪「いえいえ、そんなことはありません。ただ、甘奈ちゃんも同じようなことを言ってので……」
千雪「何だか微笑ましくなっちゃいました」
千雪「とっても素敵な事ですよね。新しい世界と出会えるのって」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/05(木) 22:55:29.34 ID:LEY5gWto0
P「む、いい感じにまとめられてしまったな。しかし、甘奈も同じこと言ってたのか……」
P「一緒に出かけることあったら、好きな本の話でもしてみようかな。今度は」
千雪「『今度』って、前があったんですか?」
P「ん? ああ。仕事用の服を一緒に買いに行ったことがあってな」
P「今日と似たような感じだ」
千雪「あらあら、プロデューサーさんも隅に置けないんですね」
P「千雪、からかわないでくれ。少し恥ずかしい」
千雪「ふふふ、すみません」
P「……あれ?」
千雪「どうかしましたか、プロデューサーさん」
P「いや、何でもないよ。次のお店行こうか」
千雪「? はい、分かりました」
P(チラッと見えた二人組……気のせいか?)
P「一緒に出かけることあったら、好きな本の話でもしてみようかな。今度は」
千雪「『今度』って、前があったんですか?」
P「ん? ああ。仕事用の服を一緒に買いに行ったことがあってな」
P「今日と似たような感じだ」
千雪「あらあら、プロデューサーさんも隅に置けないんですね」
P「千雪、からかわないでくれ。少し恥ずかしい」
千雪「ふふふ、すみません」
P「……あれ?」
千雪「どうかしましたか、プロデューサーさん」
P「いや、何でもないよ。次のお店行こうか」
千雪「? はい、分かりました」
P(チラッと見えた二人組……気のせいか?)
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/05(木) 23:11:04.69 ID:LEY5gWto0
甜花(それから、2番目3番目のお店でそれぞれ1時間弱……)
甜花(結局……かれこれ2時間半くらい、楽しげな二人を見てた)
甜花(なーちゃん、最初の方は元気だったけど、段々と気分が落ちていって……)
甜花「……なーちゃん……大丈夫……?」
甘奈「……」
甘奈「……やっぱり、付き合ってるのかな」
甘奈「……そうだとしても、甘奈には……」
甜花(……? 甜花の声……聞こえてないみたい……)
甜花(ちょっとだけ……大きな声出した方がいいかな……よし……!)
甜花(なーちゃん!)
甜花(あ、あれ……? 声が……うまくでない……?)
甜花(それに……何だか急に、意識が……)
甜花(……朦朧、と……)
甜花(結局……かれこれ2時間半くらい、楽しげな二人を見てた)
甜花(なーちゃん、最初の方は元気だったけど、段々と気分が落ちていって……)
甜花「……なーちゃん……大丈夫……?」
甘奈「……」
甘奈「……やっぱり、付き合ってるのかな」
甘奈「……そうだとしても、甘奈には……」
甜花(……? 甜花の声……聞こえてないみたい……)
甜花(ちょっとだけ……大きな声出した方がいいかな……よし……!)
甜花(なーちゃん!)
甜花(あ、あれ……? 声が……うまくでない……?)
甜花(それに……何だか急に、意識が……)
甜花(……朦朧、と……)
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/05(木) 23:11:49.29 ID:LEY5gWto0
甘奈「? え、甜花ちゃん!?」
甘奈「……! 甜花ちゃん、顔が真っ赤だよ! こ、これって……!」
甜花(……あ、なーちゃん気づいてくれた……)
甜花(……そっか、今日はお外が暑かったから……)
甘奈「甜花ちゃん! 甜花ちゃん!?」
甜花(……熱中症、に……)
甘奈「甜花ちゃん!!」
あまな『あまなね、てんかちゃんがいればしあわせだよ』
てんか『てんかも、なーちゃんがいれば、たのしい……』
甜花(……昔の、会話……)
甜花(小さい頃は、ずっと二人で遊んでたっけ)
あまな『うん! あまなたち、ふたりでいればだいじょーぶだよね!』
甜花(甜花となーちゃん……二人、だけの……)
甘奈「……! 甜花ちゃん、顔が真っ赤だよ! こ、これって……!」
甜花(……あ、なーちゃん気づいてくれた……)
甜花(……そっか、今日はお外が暑かったから……)
甘奈「甜花ちゃん! 甜花ちゃん!?」
甜花(……熱中症、に……)
甘奈「甜花ちゃん!!」
あまな『あまなね、てんかちゃんがいればしあわせだよ』
てんか『てんかも、なーちゃんがいれば、たのしい……』
甜花(……昔の、会話……)
甜花(小さい頃は、ずっと二人で遊んでたっけ)
あまな『うん! あまなたち、ふたりでいればだいじょーぶだよね!』
甜花(甜花となーちゃん……二人、だけの……)
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/05(木) 23:12:48.46 ID:LEY5gWto0
甘奈「甜花ちゃん!」
甜花(……! 意識が……飛ぶところだった……)
甜花(……実は半分くらい、飛んでたのかも……でも……)
甜花「なーちゃん……大丈夫……ちょっとフラッとしただけ……」
甘奈「無理しちゃダメ! 全然大丈夫に見えないよ……!」
甘奈「こういう時は……えっと……!」
甘奈「水分補給して……それから……! でも、その前に救急車を……」
P「落ち着け、甘奈」
甘奈「……! プ、プロデューサーさん!? どうして……」
P「担当アイドルの様子がおかしかったらすぐに気づくさ」
P「そんな事より甜花だ。千雪、水分補給の準備を頼む。甜花、俺におぶさることはできるか?」
千雪「は、はい。任されました……!」
甜花「うん……お願い……しましゅ……」
P「よし、移動するぞ。近くの公園に木陰とベンチがあったはずだ」
甜花(……! 意識が……飛ぶところだった……)
甜花(……実は半分くらい、飛んでたのかも……でも……)
甜花「なーちゃん……大丈夫……ちょっとフラッとしただけ……」
甘奈「無理しちゃダメ! 全然大丈夫に見えないよ……!」
甘奈「こういう時は……えっと……!」
甘奈「水分補給して……それから……! でも、その前に救急車を……」
P「落ち着け、甘奈」
甘奈「……! プ、プロデューサーさん!? どうして……」
P「担当アイドルの様子がおかしかったらすぐに気づくさ」
P「そんな事より甜花だ。千雪、水分補給の準備を頼む。甜花、俺におぶさることはできるか?」
千雪「は、はい。任されました……!」
甜花「うん……お願い……しましゅ……」
P「よし、移動するぞ。近くの公園に木陰とベンチがあったはずだ」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/05(木) 23:17:22.15 ID:LEY5gWto0
甜花「少し……元気になった。千雪さんのお茶……美味しかった……」
甜花「お礼を言いたいけど……二人とも、まだ戻ってこないね……」
P『俺と千雪で何か買ってくるから、二人とも安静にしててくれ』
甜花「……って、言ったっきり」
甘奈「うん……この辺りに無いのかな、薬局……」
甜花「……」
甘奈「……」
甜花「……なーちゃん、ごめんね。体調崩しちゃって……」
甘奈「謝らないでよ、甜花ちゃん。それ、甘奈のせいだよ……」
甜花「そんなことは……」
甘奈「そんなことあるよ」
甘奈「甘奈が甜花ちゃんに、暑い格好をさせたせい」
甘奈「それに気づかずに、ずっと連れ回してたせい」
甜花「……」
甘奈「ごめんね、ごめんね……! 甜花ちゃん……!」
甜花「……なーちゃん」
甘奈「甘奈、どうかしてた」
甘奈「プロデューサーさんと千雪さんのことが気になって、全然甜花ちゃんのこと見てあげられなかった」
甘奈「こんなの、甘奈らしくないよね……」
甜花「お礼を言いたいけど……二人とも、まだ戻ってこないね……」
P『俺と千雪で何か買ってくるから、二人とも安静にしててくれ』
甜花「……って、言ったっきり」
甘奈「うん……この辺りに無いのかな、薬局……」
甜花「……」
甘奈「……」
甜花「……なーちゃん、ごめんね。体調崩しちゃって……」
甘奈「謝らないでよ、甜花ちゃん。それ、甘奈のせいだよ……」
甜花「そんなことは……」
甘奈「そんなことあるよ」
甘奈「甘奈が甜花ちゃんに、暑い格好をさせたせい」
甘奈「それに気づかずに、ずっと連れ回してたせい」
甜花「……」
甘奈「ごめんね、ごめんね……! 甜花ちゃん……!」
甜花「……なーちゃん」
甘奈「甘奈、どうかしてた」
甘奈「プロデューサーさんと千雪さんのことが気になって、全然甜花ちゃんのこと見てあげられなかった」
甘奈「こんなの、甘奈らしくないよね……」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/05(木) 23:20:03.16 ID:LEY5gWto0
甘奈「……甜花ちゃん。動けるようになったら、二人にお礼を言って、今日は帰ろう?」
甘奈「帰って……明日からは、もう二人のことは気にしないようにする」
甘奈「それで、いつもの甘奈に戻るから……」
甘奈「だから……ごめんね……。ごめんね、甜花ちゃん……」
甜花「……駄目」
甜花「それは駄目だよ、なーちゃん」
甘奈「甜花ちゃん……?」
甜花「甜花ね……うまく言えないけど……帰ったら、駄目だと思う……」
甜花「二人だけの世界なら、寂しくないし、痛くもないけど……」
甜花「きっと、何か足りないと思う……」
甜花「だから、プロデューサーさんと……ちゃんと話さなきゃ……」
甘奈「でも、甘奈は……」
甜花「……喋ってたら……眠くなってきちゃった」
甜花「甜花、少しだけ眠るね……なーちゃん……」
甘奈「……甜花ちゃん……」
甘奈「帰って……明日からは、もう二人のことは気にしないようにする」
甘奈「それで、いつもの甘奈に戻るから……」
甘奈「だから……ごめんね……。ごめんね、甜花ちゃん……」
甜花「……駄目」
甜花「それは駄目だよ、なーちゃん」
甘奈「甜花ちゃん……?」
甜花「甜花ね……うまく言えないけど……帰ったら、駄目だと思う……」
甜花「二人だけの世界なら、寂しくないし、痛くもないけど……」
甜花「きっと、何か足りないと思う……」
甜花「だから、プロデューサーさんと……ちゃんと話さなきゃ……」
甘奈「でも、甘奈は……」
甜花「……喋ってたら……眠くなってきちゃった」
甜花「甜花、少しだけ眠るね……なーちゃん……」
甘奈「……甜花ちゃん……」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/05(木) 23:21:05.30 ID:LEY5gWto0
P「おーい甜花ー……っと、寝てるのか」
P「気を失ってるわけでは無いよな……?」
甘奈「うん。甜花ちゃん、気持ち良さそうに寝てる」
P「そうか。ならもう大丈夫そうだな」
P「これ飲んでおいてくれ、甘奈の分だ」
甘奈「スポーツ飲料……甘奈にも?」
P「甜花と一緒に行動してたんだろ? 甘奈も同じように熱中症になってる可能性は低くない」
甘奈「……うん、分かった」
P「そういえば、二人して何をしてたんだ? ずっと俺たちの後ろにいたよな」
甘奈「……!」
P「話したくないなら別に言わなくていい。悪いことをしてたわけじゃないだろうしな」
甘奈「……うん」
甘奈「……ううん。甘奈ね、悪いことしてたよ」
P「へ?」
甘奈「プロデューサーさんと千雪さんのことを尾行してた」
甘奈「プロデューサーさんと千雪さん、とっても親密そうに見えたから」
P「気を失ってるわけでは無いよな……?」
甘奈「うん。甜花ちゃん、気持ち良さそうに寝てる」
P「そうか。ならもう大丈夫そうだな」
P「これ飲んでおいてくれ、甘奈の分だ」
甘奈「スポーツ飲料……甘奈にも?」
P「甜花と一緒に行動してたんだろ? 甘奈も同じように熱中症になってる可能性は低くない」
甘奈「……うん、分かった」
P「そういえば、二人して何をしてたんだ? ずっと俺たちの後ろにいたよな」
甘奈「……!」
P「話したくないなら別に言わなくていい。悪いことをしてたわけじゃないだろうしな」
甘奈「……うん」
甘奈「……ううん。甘奈ね、悪いことしてたよ」
P「へ?」
甘奈「プロデューサーさんと千雪さんのことを尾行してた」
甘奈「プロデューサーさんと千雪さん、とっても親密そうに見えたから」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/05(木) 23:21:53.17 ID:LEY5gWto0
P「……つまり話をまとめると、俺の接し方が千雪と自分達で違うのが気になった」
P「そういうことか?」
甘奈「……うん」
P「そうか。そうだよな。アイドルとプロデューサー……一応、上司と部下なわけだし」
P「人によって態度が変われば不安にもなるよな」
甘奈「あ、えっと、それもあるんだけど。それ以上に、その……」
甘奈「プロデューサーさんと千雪さん、お付き合いしてたりするのかなって」
P「そんな風に見えてたか?」
甘奈「うん。二人とも凄くお似合いに見えちゃった」
甘奈「それで甘奈ね、凄く気になって、何故か不安になってきちゃって……」
甘奈「でも変だよね。よく考えたら、甘奈が不安になることなんて、何も無いのに……」
甘奈「何一つ無いのに。おかしい、よね」
P「そういうことか?」
甘奈「……うん」
P「そうか。そうだよな。アイドルとプロデューサー……一応、上司と部下なわけだし」
P「人によって態度が変われば不安にもなるよな」
甘奈「あ、えっと、それもあるんだけど。それ以上に、その……」
甘奈「プロデューサーさんと千雪さん、お付き合いしてたりするのかなって」
P「そんな風に見えてたか?」
甘奈「うん。二人とも凄くお似合いに見えちゃった」
甘奈「それで甘奈ね、凄く気になって、何故か不安になってきちゃって……」
甘奈「でも変だよね。よく考えたら、甘奈が不安になることなんて、何も無いのに……」
甘奈「何一つ無いのに。おかしい、よね」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/05(木) 23:22:52.26 ID:LEY5gWto0
P「おかしくなんてない」
P「甘奈は何も間違ってない。自分のことを変だと感じても、それは間違いなんかじゃない」
甘奈「プロデューサーさん……?」
P「甘奈。WINGを目指してた時のこと、思い出してみてくれないか?」
甘奈「WINGの時? えっと確か、あの時は……」
甘奈「……うん、甜花ちゃんのことで悩んでた」
甘奈「先に進んでいく甜花ちゃんを見て、置いて行かれるんじゃないかって……」
P「甘奈が今感じている不安も、その時に近いものは無いか?」
甘奈「……そう、なのかも」
甘奈「だけど何でなのかな……甜花ちゃんのこと、今は関係ないよ……」
P「それはきっと、甘奈にとって大切なものが増えたからだ」
P「千雪や俺のことを、大切に思ってくれてるんじゃないか。それが甜花ほどの物じゃ無くても」
P「……なんてこと、自分で言うと自惚れてるみたいで恥ずかしいけどな」
P「甘奈は何も間違ってない。自分のことを変だと感じても、それは間違いなんかじゃない」
甘奈「プロデューサーさん……?」
P「甘奈。WINGを目指してた時のこと、思い出してみてくれないか?」
甘奈「WINGの時? えっと確か、あの時は……」
甘奈「……うん、甜花ちゃんのことで悩んでた」
甘奈「先に進んでいく甜花ちゃんを見て、置いて行かれるんじゃないかって……」
P「甘奈が今感じている不安も、その時に近いものは無いか?」
甘奈「……そう、なのかも」
甘奈「だけど何でなのかな……甜花ちゃんのこと、今は関係ないよ……」
P「それはきっと、甘奈にとって大切なものが増えたからだ」
P「千雪や俺のことを、大切に思ってくれてるんじゃないか。それが甜花ほどの物じゃ無くても」
P「……なんてこと、自分で言うと自惚れてるみたいで恥ずかしいけどな」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/05(木) 23:24:15.46 ID:LEY5gWto0
甘奈「それは……」
甘奈「……ううん、自惚れなんかじゃないよ」
甘奈「甘奈、プロデューサーさんのことも千雪さんのことも、とっても大切に思ってる」
甘奈「……そっか。これって、そういう不安だったんだね」
P「出会ったばかりの頃の甘奈なら、俺と千雪の関係なんて気にしなかったんじゃないか」
P「だけど、今はそうじゃない。そうじゃないように成長した」
P「そんな自分を認めてやればいい」
甘奈「……認める?」
P「そうだ。不安になったことも困惑したことも、自分の一部だと認めてあげるんだ」
P「今日の甘奈は、結果として誰かに迷惑をかけたかもしれない」
P「そんな自分のことを、らしくないと思ったかもしれない」
P「だけど、そこに悪意があったわけじゃないんだろ?」
P「だったらそれは間違いじゃない」
甘奈「……ううん、自惚れなんかじゃないよ」
甘奈「甘奈、プロデューサーさんのことも千雪さんのことも、とっても大切に思ってる」
甘奈「……そっか。これって、そういう不安だったんだね」
P「出会ったばかりの頃の甘奈なら、俺と千雪の関係なんて気にしなかったんじゃないか」
P「だけど、今はそうじゃない。そうじゃないように成長した」
P「そんな自分を認めてやればいい」
甘奈「……認める?」
P「そうだ。不安になったことも困惑したことも、自分の一部だと認めてあげるんだ」
P「今日の甘奈は、結果として誰かに迷惑をかけたかもしれない」
P「そんな自分のことを、らしくないと思ったかもしれない」
P「だけど、そこに悪意があったわけじゃないんだろ?」
P「だったらそれは間違いじゃない」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/05(木) 23:25:49.24 ID:LEY5gWto0
P「関係性や立場が変われば、その人への気持ちや接し方も変わってくる。それは俺も同じだ」
P「だからこそ、大切なのは真摯であることだと俺は思う。そうすれば、その時々の自分を認められる」
P「だから甘奈には信じて欲しい」
P「アイドルごとに接し方が変わったとしても、誰かを蔑ろにしたり贔屓したりはしない」
P「隠れて恋愛をしたりとかもしない」
P「みんなには常に真摯さと敬意を持って接する。これまでも、これからもな」
甘奈「……プロデューサーさん」
P「まぁ、甘奈を不安がらせたのは完全に俺の落ち度なんだけどな」
P「その部分は全面的に謝罪する。甘奈、本当に申しわけなかった」
甘奈「あ、謝らないでよプロデューサーさん! 甘奈が勝手に不安になっただけなんだから」
P「でも必要なことだ」
甘奈「……!」
甘奈「……甘奈も、もう一回甜花ちゃんに謝らないとね」
P「そうだな」
甘奈「……あ」
P「どうした? 俺の顔に何か付いてるか?」
甘奈「ううん、そういうわけじゃないんだけど……」
甘奈「やっぱりプロデューサーさんは、大人だなって」
P「だからこそ、大切なのは真摯であることだと俺は思う。そうすれば、その時々の自分を認められる」
P「だから甘奈には信じて欲しい」
P「アイドルごとに接し方が変わったとしても、誰かを蔑ろにしたり贔屓したりはしない」
P「隠れて恋愛をしたりとかもしない」
P「みんなには常に真摯さと敬意を持って接する。これまでも、これからもな」
甘奈「……プロデューサーさん」
P「まぁ、甘奈を不安がらせたのは完全に俺の落ち度なんだけどな」
P「その部分は全面的に謝罪する。甘奈、本当に申しわけなかった」
甘奈「あ、謝らないでよプロデューサーさん! 甘奈が勝手に不安になっただけなんだから」
P「でも必要なことだ」
甘奈「……!」
甘奈「……甘奈も、もう一回甜花ちゃんに謝らないとね」
P「そうだな」
甘奈「……あ」
P「どうした? 俺の顔に何か付いてるか?」
甘奈「ううん、そういうわけじゃないんだけど……」
甘奈「やっぱりプロデューサーさんは、大人だなって」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/05(木) 23:27:27.41 ID:LEY5gWto0
千雪「プロデューサーさーん!」
P「お、ちょうど良く千雪が戻ってきたな。甜花の方は……」
甜花「甜花も、完全復活……!」
甘奈「甜花ちゃん! 良かったよぉ~!」
甜花「実は……ちょっと前から起きてた……」
甜花「にへへ……」
千雪「あらあら、もうすっかり元気みたいね。安心しました」
甜花「千雪さん……ありがとう……」
千雪「ふふふ、どういたしまして」
P「よし。それじゃあ全員揃ったことだし、ここらのお店で遅めの昼食にするか」
千雪「いいですね。この四人でする食事なら、楽しいこと間違いなしですから」
P「ああ、そうだ。罪滅ぼしってわけじゃないが……甘奈、どこか希望はあるか?」
甘奈「え、甘奈!?」
甘奈「えーと、うーんと……あ」
P「何でもいいぞ。値が張る店でもドンと来いだ」
甘奈「ううん。甘奈ね、そういう高級なお店よりも……」
甘奈「……牛丼屋さん、行きたいな」
P「お、ちょうど良く千雪が戻ってきたな。甜花の方は……」
甜花「甜花も、完全復活……!」
甘奈「甜花ちゃん! 良かったよぉ~!」
甜花「実は……ちょっと前から起きてた……」
甜花「にへへ……」
千雪「あらあら、もうすっかり元気みたいね。安心しました」
甜花「千雪さん……ありがとう……」
千雪「ふふふ、どういたしまして」
P「よし。それじゃあ全員揃ったことだし、ここらのお店で遅めの昼食にするか」
千雪「いいですね。この四人でする食事なら、楽しいこと間違いなしですから」
P「ああ、そうだ。罪滅ぼしってわけじゃないが……甘奈、どこか希望はあるか?」
甘奈「え、甘奈!?」
甘奈「えーと、うーんと……あ」
P「何でもいいぞ。値が張る店でもドンと来いだ」
甘奈「ううん。甘奈ね、そういう高級なお店よりも……」
甘奈「……牛丼屋さん、行きたいな」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/05(木) 23:28:26.67 ID:LEY5gWto0
甘奈(昨日は、とーっても楽しかったな)
甘奈(甜花ちゃんがいて、千雪さんがいて、プロデューサーさんがいて)
甘奈(それだけで幸せな気持ちになるよ)
甘奈(……『関係性が変われば気持ちや接し方も変わる』、か)
甘奈(プロデューサーさんとの関係も、いつか変わったりするのかな)
甘奈(プロデューサーさんのことを、下の名前で読んだりするのかな……)
甘奈(そうじゃなくて、もっと先の呼び方をしてみたり……)
甘奈(……あ)
甘奈(そっか。そういうこと、考えちゃうんだ)
甘奈(やっと分かった。きっとプロデューサーさんのことを、甘奈は……)
甘奈(うん。それなら、今の甘奈にはやりたいことが一杯ある)
甘奈(プロデューサーさんと一緒にアイドルを頑張りたい)
甘奈(まだ知らないプロデューサーさんを見てみたい)
甘奈(その時に、自分が何を思うのかを確かめたい)
甘奈(よし、今日も頑張らないとね!)
甘奈(甜花ちゃんがいて、千雪さんがいて、プロデューサーさんがいて)
甘奈(それだけで幸せな気持ちになるよ)
甘奈(……『関係性が変われば気持ちや接し方も変わる』、か)
甘奈(プロデューサーさんとの関係も、いつか変わったりするのかな)
甘奈(プロデューサーさんのことを、下の名前で読んだりするのかな……)
甘奈(そうじゃなくて、もっと先の呼び方をしてみたり……)
甘奈(……あ)
甘奈(そっか。そういうこと、考えちゃうんだ)
甘奈(やっと分かった。きっとプロデューサーさんのことを、甘奈は……)
甘奈(うん。それなら、今の甘奈にはやりたいことが一杯ある)
甘奈(プロデューサーさんと一緒にアイドルを頑張りたい)
甘奈(まだ知らないプロデューサーさんを見てみたい)
甘奈(その時に、自分が何を思うのかを確かめたい)
甘奈(よし、今日も頑張らないとね!)
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/05(木) 23:29:01.87 ID:LEY5gWto0
甘奈(事務所に到着、っと☆)
甘奈(まずはしっかりとした挨拶からだよね)
甘奈「プロデュー……」
甘奈(あ、誰か先に挨拶してる。確かあの人はイルミネの……)
真乃「オハヨー! ボクは、ピーちゃんですゾ~」
真乃「ぽっぽるー」
甘奈「!」
P「……」
P「ぽぉっぽるぅ~!」
甘奈「!?」
甘奈(まずはしっかりとした挨拶からだよね)
甘奈「プロデュー……」
甘奈(あ、誰か先に挨拶してる。確かあの人はイルミネの……)
真乃「オハヨー! ボクは、ピーちゃんですゾ~」
真乃「ぽっぽるー」
甘奈「!」
P「……」
P「ぽぉっぽるぅ~!」
甘奈「!?」
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/05(木) 23:30:02.40 ID:LEY5gWto0
終わりです。お目汚し失礼しました。
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/05(木) 23:32:28.89 ID:LEY5gWto0
追加を思いついたので、あと2レス書きます
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/05(木) 23:43:45.09 ID:LEY5gWto0
おまけ1
葉月「プロデューサーさん、聞きましたよ~」
P「聞いたって……何をですか?」
葉月「プロデューサーさんと、アルストロメリアの皆さんのお食事事情ですよ~」
葉月「千雪さんと牛丼を食べに行って、『笑顔が見れたから十分さ』なんて言ってみたり……」
葉月「対して、甘奈さんと食事に行けば、コーヒーだけ注文してクールに決めてたらしいじゃないですか」
P「ああ、そのことですか。別にやましい意図は無いですよ。まず千雪のことですが……」
P「Daを上げたかったんです」
葉月「へ? Da?」
P「甘奈のコーヒーも同じくですね」
P「Daを上げたかったんです」
葉月「???」
P「Daを上げたかったんです」
葉月「プロデューサーさん、聞きましたよ~」
P「聞いたって……何をですか?」
葉月「プロデューサーさんと、アルストロメリアの皆さんのお食事事情ですよ~」
葉月「千雪さんと牛丼を食べに行って、『笑顔が見れたから十分さ』なんて言ってみたり……」
葉月「対して、甘奈さんと食事に行けば、コーヒーだけ注文してクールに決めてたらしいじゃないですか」
P「ああ、そのことですか。別にやましい意図は無いですよ。まず千雪のことですが……」
P「Daを上げたかったんです」
葉月「へ? Da?」
P「甘奈のコーヒーも同じくですね」
P「Daを上げたかったんです」
葉月「???」
P「Daを上げたかったんです」
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/05(木) 23:45:25.04 ID:LEY5gWto0
おまけ2
大崎母「甘奈ちゃんに好きな男の人が出来たなんて、ビックリだわ」
大崎母「あの甘奈ちゃんにねぇ……」
甜花「その……事務所の、プロデューサーさん……」
大崎母「あらあら、パパが聞いたら怒り狂いそうね」
甜花「うん。だから、パパにはまだ内緒……」
大崎母「それが良さそうね。ところで甜花ちゃん」
甜花「ん……何?」
大崎母「甜花ちゃんは、その人のこと……どう思ってるのかしら?」
大崎母「あなた達って、好きなもの似てたりするじゃない」
甜花「甜花……? うーん……」
甜花「甜花は……ハーレムもアリかなって」
大崎母「まぁ」
大崎母「甘奈ちゃんに好きな男の人が出来たなんて、ビックリだわ」
大崎母「あの甘奈ちゃんにねぇ……」
甜花「その……事務所の、プロデューサーさん……」
大崎母「あらあら、パパが聞いたら怒り狂いそうね」
甜花「うん。だから、パパにはまだ内緒……」
大崎母「それが良さそうね。ところで甜花ちゃん」
甜花「ん……何?」
大崎母「甜花ちゃんは、その人のこと……どう思ってるのかしら?」
大崎母「あなた達って、好きなもの似てたりするじゃない」
甜花「甜花……? うーん……」
甜花「甜花は……ハーレムもアリかなって」
大崎母「まぁ」
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/05(木) 23:46:39.73 ID:LEY5gWto0
今度こそ終わりです。
真剣さ故に人は鳩になったりすると思います
真剣さ故に人は鳩になったりすると思います
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/06(金) 11:31:44.42 ID:Ldsbu47WO
乙乙
いい話且つオチw
そうなりがちだけどさw
いい話且つオチw
そうなりがちだけどさw
引用元: ・【シャニマスSS】甘奈「プロデューサーさんと千雪さんの距離が近い……妙だな……」