【ゆるキャン△】千明「二期制作決定したぞっ!!」
2018-10-11
【ゆるキャン△重大発表】
— TVアニメ「ゆるキャン△」公式 (@yurucamp_anime) 2018年10月7日
遂に、「ゆるキャン△」続編製作が決定しました!
第一弾:ショートアニメ「へやキャン△」
第二弾:TVアニメ第二期「ゆるキャン△」
第三弾:映画「ゆるキャン△」
これからも、ゆるキャン△をよろしくお願いします♪https://t.co/4DVsJBSRWM#ゆるキャン pic.twitter.com/HxHgJ6rn9S
1: ◆B3wpNAiq0Q 2018/10/08(月)11:30:24 ID:bVt
――野クル部室――
千明「お前ら喜べっ!アニメゆるキャン△二期制作が決定したぞっ!!」
なでしこ「ぶちょう!!いつ放送するんですかっ!?」
千明「来年はさすがに厳しいから、再来年とかその辺りだ」
なでしこ「ぶちょう!!スタッフやキャストはどうなりますかっ!?」
千明「変わらないと思うが、詳しくはこれから発表されるぞーおちつけー」
なでしこ「ぶちょう!!アヤちゃんの声優は誰にn
千明「お前ちょっと黙ってろや」
なでしこ(°H° )ムグッ
なでしこ「ぶちょう!!」
千明「お前ら喜べっ!アニメゆるキャン△二期制作が決定したぞっ!!」
なでしこ「ぶちょう!!いつ放送するんですかっ!?」
千明「来年はさすがに厳しいから、再来年とかその辺りだ」
なでしこ「ぶちょう!!スタッフやキャストはどうなりますかっ!?」
千明「変わらないと思うが、詳しくはこれから発表されるぞーおちつけー」
なでしこ「ぶちょう!!アヤちゃんの声優は誰にn
千明「お前ちょっと黙ってろや」
なでしこ(°H° )ムグッ
なでしこ「ぶちょう!!」
2: ◆B3wpNAiq0Q 2018/10/08(月)11:31:45 ID:bVt
千明「・・・と、まぁお約束が終わったところで・・・」
なでしこ「二期決まったんだねぇ~、嬉しいよぅ!」
あおい「応援してくれたファンの人たちのお陰やで~」
千明「DVD&BDの売上がエラい事になったしな」
あおい「放送前はあんま話題にならんかったし、芳文社的にも明らかに同クールのスロスタを推しとったけど、いざ放送してみたらめっちゃ人気出たもんなぁ」
なでしこ「丁寧に作ってくれたスタッフさんたちに感謝だよねぇ」
千明「いやマジで誰がこの状況を想像できたよ。DVD&BDの売上がごちうさを抜く、しまりんの使ってるのと同じビーノやB6君が売り切れる、関連商品が出まくる、挙げ句にしまりん団子まで商品化される・・・」
あおい「正直いまだに信じられんわぁ~」
なでしこ「二期決まったんだねぇ~、嬉しいよぅ!」
あおい「応援してくれたファンの人たちのお陰やで~」
千明「DVD&BDの売上がエラい事になったしな」
あおい「放送前はあんま話題にならんかったし、芳文社的にも明らかに同クールのスロスタを推しとったけど、いざ放送してみたらめっちゃ人気出たもんなぁ」
なでしこ「丁寧に作ってくれたスタッフさんたちに感謝だよねぇ」
千明「いやマジで誰がこの状況を想像できたよ。DVD&BDの売上がごちうさを抜く、しまりんの使ってるのと同じビーノやB6君が売り切れる、関連商品が出まくる、挙げ句にしまりん団子まで商品化される・・・」
あおい「正直いまだに信じられんわぁ~」
3: ◆B3wpNAiq0Q 2018/10/08(月)11:32:45 ID:bVt
なでしこ「ネットでも結構話題になったもんねぇ」
千明「・・・」
あおい「・・・」
なでしこ「あ、あれ?どうしたの二人とも」
千明「いや、お前やリンは良いけどさぁ、あたしなんか『一人要らない奴が居る』とか、『メガネ外して髪型いじって声優変えたらいけそう』とかなんかやたらと叩かれてるし・・・あと何が『キャンプでまな板忘れた時に役立つね』だ!ケンカ売ってんのかオラァ!!」
なでしこ「で、でも、あきちゃんが一番だっていう奇特な人も結構いたよっ」
千明「奇特とか言うなぁっ!」
あおい「私なんて『デカい』『エロい』『人妻感が凄い』とかそんなんばっかやし・・・」
千明「むしろイヌ子の人気凄いだろ。メイン二人を差し置いて同人誌とかイラストとかめっちゃ多いぞ!・・・ほぼエロだけど」
あおい「それで喜べいうんか」
千明「某戦車道の家元みてーだな」
あおい「えぇ、私そのポジションなんか・・・」
千明「・・・」
あおい「・・・」
なでしこ「あ、あれ?どうしたの二人とも」
千明「いや、お前やリンは良いけどさぁ、あたしなんか『一人要らない奴が居る』とか、『メガネ外して髪型いじって声優変えたらいけそう』とかなんかやたらと叩かれてるし・・・あと何が『キャンプでまな板忘れた時に役立つね』だ!ケンカ売ってんのかオラァ!!」
なでしこ「で、でも、あきちゃんが一番だっていう奇特な人も結構いたよっ」
千明「奇特とか言うなぁっ!」
あおい「私なんて『デカい』『エロい』『人妻感が凄い』とかそんなんばっかやし・・・」
千明「むしろイヌ子の人気凄いだろ。メイン二人を差し置いて同人誌とかイラストとかめっちゃ多いぞ!・・・ほぼエロだけど」
あおい「それで喜べいうんか」
千明「某戦車道の家元みてーだな」
あおい「えぇ、私そのポジションなんか・・・」
4: ◆B3wpNAiq0Q 2018/10/08(月)11:33:53 ID:bVt
千明「その辺はさておき、とりあえず二期でやるであろう原作の内容を振り返るか。ネタバレしない程度に」
なでしこ「一期が1~4巻だったから、5~8巻になるのかな」
あおい「8巻はまだまだ先やろうけど」
千明「どれどれ・・・なるほど、この辺の話か」
あおい「なんかなでしこちゃんメインみたいな感じになっとるなぁ」
なでしこ「うっ、確かに出番多いかも」
千明「私らは・・・あぁーこの話かぁ~」
あおい「こん時は大変やったなぁ」
なでしこ「逆にリンちゃんがあんまりキャンプしてないねぇ」
あおい「でもこの話は移動距離的にも内容的にも結構な旅しとるで」
千明「偶然の再会、死別、予期せぬ事態、訪れる危機、駆けつける仲間、新たな出逢い、そして別れ・・・みたいな感じだな」
あおい「スペクタクルな感じで話を盛りすぎや。死別はさすがにムリあるやろ」
――――――
――――
――
なでしこ「一期が1~4巻だったから、5~8巻になるのかな」
あおい「8巻はまだまだ先やろうけど」
千明「どれどれ・・・なるほど、この辺の話か」
あおい「なんかなでしこちゃんメインみたいな感じになっとるなぁ」
なでしこ「うっ、確かに出番多いかも」
千明「私らは・・・あぁーこの話かぁ~」
あおい「こん時は大変やったなぁ」
なでしこ「逆にリンちゃんがあんまりキャンプしてないねぇ」
あおい「でもこの話は移動距離的にも内容的にも結構な旅しとるで」
千明「偶然の再会、死別、予期せぬ事態、訪れる危機、駆けつける仲間、新たな出逢い、そして別れ・・・みたいな感じだな」
あおい「スペクタクルな感じで話を盛りすぎや。死別はさすがにムリあるやろ」
――――――
――――
――
5: ◆B3wpNAiq0Q 2018/10/08(月)11:35:13 ID:bVt
――図書室――
恵那「リンー、アニメゆるキャン△二期決まったって」
リン「らしいな、なんか映画まであるらしいけど」
恵那「凄いよねぇ」
リン「原作ストックカッツカツだから、映画はほぼオリジナルになるんだろうな・・・こんなユルい話どうやって映画にするんだ?」
恵那「二時間まるっとへやキャン△詰め合わせとか」
リン「・・・それはそれで喜ぶ人が居そうだけど。でも映画でやるならちゃんとストーリーがないと」
恵那「一期のアニオリ部分も好評だったから大丈夫じゃないかな」
リン「二期をやるとなると、綾ちゃんとかも出てくるのか・・・」
恵那「8話で名前だけ出てきた人だよね。リンは会ったことあるのか・・・・・・ん?」
リン「どうした?」
恵那「今『綾ちゃん』って呼んだよね」
リン「あぁ、なでしこがそう呼んでたから自然に・・・」
恵那「私の事はいまだに『斉藤』なのに・・・」
リン「おぉいっ!今その話をするのかっ!?」
恵那「あ~あ、付き合い長いのになぁ~」
リン「その辺はもうネタにされてるだろ!」
恵那「リンー、アニメゆるキャン△二期決まったって」
リン「らしいな、なんか映画まであるらしいけど」
恵那「凄いよねぇ」
リン「原作ストックカッツカツだから、映画はほぼオリジナルになるんだろうな・・・こんなユルい話どうやって映画にするんだ?」
恵那「二時間まるっとへやキャン△詰め合わせとか」
リン「・・・それはそれで喜ぶ人が居そうだけど。でも映画でやるならちゃんとストーリーがないと」
恵那「一期のアニオリ部分も好評だったから大丈夫じゃないかな」
リン「二期をやるとなると、綾ちゃんとかも出てくるのか・・・」
恵那「8話で名前だけ出てきた人だよね。リンは会ったことあるのか・・・・・・ん?」
リン「どうした?」
恵那「今『綾ちゃん』って呼んだよね」
リン「あぁ、なでしこがそう呼んでたから自然に・・・」
恵那「私の事はいまだに『斉藤』なのに・・・」
リン「おぉいっ!今その話をするのかっ!?」
恵那「あ~あ、付き合い長いのになぁ~」
リン「その辺はもうネタにされてるだろ!」
6: ◆B3wpNAiq0Q 2018/10/08(月)11:36:16 ID:bVt
恵那「元カノの私となでしこちゃんとの三角関係にまた一人加わって・・・」
リン「それもさんざんネタにされたけど、認めちゃダメだろ!」
恵那「呼び方といえば、クリスマス以降リンがあおいちゃんの事をなんて呼んでるか分かんなくって、二次創作してる人が困ってるみたいだよ」
リン「いやそんなん言われても」
恵那「でもなでしこちゃんの地元の子かぁ。せっかくの新キャラなのに出番少なそうだね」
リン「暖かくなったらこっちに遊びに来るって言ってたけど」
恵那「連載開始から大分経つのにまだ冬だよ?春とか来るの?この漫画」
リン「それを言っちゃあ・・・、まぁ下手に春になると一期最終話Cパートとの兼ね合いがあるから、このままでも良いのかも」
恵那「そういう問題なの?これ」
リン「それもさんざんネタにされたけど、認めちゃダメだろ!」
恵那「呼び方といえば、クリスマス以降リンがあおいちゃんの事をなんて呼んでるか分かんなくって、二次創作してる人が困ってるみたいだよ」
リン「いやそんなん言われても」
恵那「でもなでしこちゃんの地元の子かぁ。せっかくの新キャラなのに出番少なそうだね」
リン「暖かくなったらこっちに遊びに来るって言ってたけど」
恵那「連載開始から大分経つのにまだ冬だよ?春とか来るの?この漫画」
リン「それを言っちゃあ・・・、まぁ下手に春になると一期最終話Cパートとの兼ね合いがあるから、このままでも良いのかも」
恵那「そういう問題なの?これ」
7: ◆B3wpNAiq0Q 2018/10/08(月)11:37:31 ID:bVt
リン「今回も最終話Cパートで春になるとか」
恵那「おんなじネタってのもなー」
リン「それか映画は春で、山梨まで来た綾ちゃんも一緒にみんなでキャンプとか」
恵那「そっちの方がありそうかも」
リン「まぁまだまだ先の話だから、そのうち情報も出てくるだろ」
恵那「それまであれこれ考えるのも楽しいかもね」
リン「しかしこんなに人気出るとはなぁ・・・」
恵那「私も『元カノ』とか『黒幕』とか『サイコレズ』とか言われた甲斐があったよ」
リン(結構根に持ってそうだなこれ・・・)
美波(アニメ二期、ですか・・・・・・)
美波(今度は飲みすぎないようにしないと)
――――――
――――
――
恵那「おんなじネタってのもなー」
リン「それか映画は春で、山梨まで来た綾ちゃんも一緒にみんなでキャンプとか」
恵那「そっちの方がありそうかも」
リン「まぁまだまだ先の話だから、そのうち情報も出てくるだろ」
恵那「それまであれこれ考えるのも楽しいかもね」
リン「しかしこんなに人気出るとはなぁ・・・」
恵那「私も『元カノ』とか『黒幕』とか『サイコレズ』とか言われた甲斐があったよ」
リン(結構根に持ってそうだなこれ・・・)
美波(アニメ二期、ですか・・・・・・)
美波(今度は飲みすぎないようにしないと)
――――――
――――
――
8: ◆B3wpNAiq0Q 2018/10/08(月)11:39:10 ID:bVt
――野クル部室――
千明「いやぁ~しかし、これも円盤が売れてくれたおかげだよなぁ~。グッズも含めると売上げとか凄そうだ」
あおい「ゲスい話になっとるで」
千明「イヌ子、売上げっていうのはファンの“想い”の結晶なんだよ」キリッ
あおい「いい話風に言っても誤魔化されんわ」
なでしこ「でも、それだけたくさんの人が気に入ってくれたって事だよねっ」
あおい「まぁ確かにそれはその通りやなぁ」
千明「・・・という訳で、漫画ゆるキャン△最新7巻をよろしく!!」
なでしこ「ゆるキャン△聖地巡礼編も収録した、mono1巻もねっ!」
あおい「ダイレクトマーケティングやめーや」
・・・キーンコーンカーンコーン
千明「お、時間か・・・帰ろーぜ」
千明「いやぁ~しかし、これも円盤が売れてくれたおかげだよなぁ~。グッズも含めると売上げとか凄そうだ」
あおい「ゲスい話になっとるで」
千明「イヌ子、売上げっていうのはファンの“想い”の結晶なんだよ」キリッ
あおい「いい話風に言っても誤魔化されんわ」
なでしこ「でも、それだけたくさんの人が気に入ってくれたって事だよねっ」
あおい「まぁ確かにそれはその通りやなぁ」
千明「・・・という訳で、漫画ゆるキャン△最新7巻をよろしく!!」
なでしこ「ゆるキャン△聖地巡礼編も収録した、mono1巻もねっ!」
あおい「ダイレクトマーケティングやめーや」
・・・キーンコーンカーンコーン
千明「お、時間か・・・帰ろーぜ」
9: ◆B3wpNAiq0Q 2018/10/08(月)11:40:01 ID:bVt
あおい「・・・とはいえ放送はまだまだ先やなぁ」
千明「いやいや、二期制作がこんだけ早く決まっただけでも凄いって」
なでしこ「だねぇ」
あおい「せやなぁ~・・・ん?」
恵那「あっ」
リン「お」
なでしこ「あっ!リンちゃーん!」
なでしこ「リンちゃん、みんな。キャンプ、またやろうねっ!」
――end――
千明「いやいや、二期制作がこんだけ早く決まっただけでも凄いって」
なでしこ「だねぇ」
あおい「せやなぁ~・・・ん?」
恵那「あっ」
リン「お」
なでしこ「あっ!リンちゃーん!」
なでしこ「リンちゃん、みんな。キャンプ、またやろうねっ!」
――end――
【ゆるキャン△】斉藤「全部、なでしこちゃんのせいだ」
2018-10-07
1: ◆mL2ZRk1cK. 2018/10/04(木)20:06:13 ID:9aS
※きららフォワード最新号掲載話ネタバレあり、地の文多め
キャラ崩壊してると感じられるかもしれません
キャラ崩壊してると感じられるかもしれません
2: ◆mL2ZRk1cK. 2018/10/04(木)20:16:04 ID:9aS
斉藤(喜びというのは流れる水のようなものだと、とあるバンドが言っていた)
斉藤(掬い上げた手のひらからするりと零れ落ちるもの、それでも繰り返すようにささやかに両手を満たすものだと)
斉藤(ささやかに、というのが重要なのだろう)
斉藤(手を乾かすわけにはいかないが、さりとていたずらに濡らすわけでもない)
斉藤(あくまでささやかに両手を満たす。不相応な量は求めない。こぼれてしまっても、何度も何度もささやかな量を掬い続ける)
斉藤(それでいいんだ)
斉藤(リンとのお喋り、メッセージアプリ越しの会話、一緒の帰り道)
斉藤(ささやかなものでも両手はいっぱいにできたから、私はそれ以上を求めてこなかった。私はそれでよかったんだ)
斉藤(……なでしこちゃんと会うまでは)
3: ◆mL2ZRk1cK. 2018/10/04(木)20:18:22 ID:9aS
斉藤(レジに出された品物を確認し、バーコードを読み取る)
斉藤「298円になります」
斉藤(金額を伝え、代金を受け取る)
斉藤「お釣りは2円になります」
斉藤(お釣りを渡し、一礼)
斉藤「ありがとうございました」
斉藤(いつもの作り物の笑顔で客を見送ると、私は詰めていた息をほうっと吐き出した)
斉藤(店内に客がいなくなったため、ある程度気を抜いてもよくなったのだ)
斉藤(とは言え、まだ勤務時間内なんだけども)
4: ◆mL2ZRk1cK. 2018/10/04(木)20:20:57 ID:9aS
斉藤(私は今、コンビニバイトでレジの前に立っている)
斉藤(ということは一応接客をしているわけなんだけど、実のところ決められたマニュアルに沿って客を捌いているだけだ)
斉藤(アルバイトの中でも比較的メジャーなコンビニバイトと言えども、実態は工場バイトとそう変わらないのかもしれない。流れ作業的な意味で)
斉藤(もっとも、私は工場でバイトしたことがないので実際の工場バイトがどんな感じなのかは分からないのだけど)
5: ◆mL2ZRk1cK. 2018/10/04(木)20:23:00 ID:9aS
斉藤(というか、そもそも私は今までアルバイトというものをしたことがなかった)
斉藤(毎月それなりにお小遣いを貰っているし、特別お金を使う趣味も持ち合わせていなかったから、むしろお金は余らせ気味ですらあった)
斉藤(たまにリンが読んでる本を買ったり、ちくわ用の魚肉ソーセージを買うくらい)
斉藤(それだって、基本的にお父さんに申告すれば費用を補填してくれた)
斉藤(あんまり困っていなかったから、キャンプ費用のためにアルバイトに勤しむリンが私には眩しく映っていた)
斉藤(羨望というのか、尊敬と言えばいいのか。それとも賞賛? あるいは感心かな?)
斉藤(毎月それなりにお小遣いを貰っているし、特別お金を使う趣味も持ち合わせていなかったから、むしろお金は余らせ気味ですらあった)
斉藤(たまにリンが読んでる本を買ったり、ちくわ用の魚肉ソーセージを買うくらい)
斉藤(それだって、基本的にお父さんに申告すれば費用を補填してくれた)
斉藤(あんまり困っていなかったから、キャンプ費用のためにアルバイトに勤しむリンが私には眩しく映っていた)
斉藤(羨望というのか、尊敬と言えばいいのか。それとも賞賛? あるいは感心かな?)
6: ◆mL2ZRk1cK. 2018/10/04(木)20:23:59 ID:9aS
斉藤(全て当てはまるような気もするし、そのどれでもないような気もする)
斉藤(何であれ、私がリンに一目置いていたのは確かだ)
斉藤(アルバイトしてまでやりたいことがあるなんて凄い。そこまで大きな意欲を以て取り組めるような趣味なんて、私にはない)
斉藤(……流石に、こんなクサい台詞を直接本人に言ったことはないけどね)
7: ◆mL2ZRk1cK. 2018/10/04(木)20:58:47 ID:9aS
斉藤(でも、多分本人に言ったら「じゃあ、斉藤もキャンプやれよ」と言ったんだろう)
斉藤(勿論本気で言うわけじゃなく、いや何割かは本気で言っているのかもしれないけど、どうせ断られると思っている、そんな声音で)
斉藤(そして、リンの察しの通り私は断る。「暖かくなってからにしようかなー」とか、「寒いからなー」とか、そんな理由で)
斉藤(で、リンが「春になっちまうわ」とツッコミを入れて、私はおかしくなって笑う。釣られてリンも口元を緩める)
斉藤(リンとのお喋り、ささやかな喜び、両手一杯分の小さな幸せだ)
斉藤(その光景を想像して、私は穏やかな気持ちになった)
斉藤(勿論本気で言うわけじゃなく、いや何割かは本気で言っているのかもしれないけど、どうせ断られると思っている、そんな声音で)
斉藤(そして、リンの察しの通り私は断る。「暖かくなってからにしようかなー」とか、「寒いからなー」とか、そんな理由で)
斉藤(で、リンが「春になっちまうわ」とツッコミを入れて、私はおかしくなって笑う。釣られてリンも口元を緩める)
斉藤(リンとのお喋り、ささやかな喜び、両手一杯分の小さな幸せだ)
斉藤(その光景を想像して、私は穏やかな気持ちになった)
8: ◆mL2ZRk1cK. 2018/10/04(木)20:59:52 ID:9aS
斉藤(が、その想像が実現することはないのを思い出して、私はため息を吐いた)
斉藤(だって、私は今アルバイトをしている)
斉藤(コンビニで、レジの前に立って、さっきまでライン作業的に接客レジ打ちをしていたのだ)
斉藤(アルバイトしてまでやりたいことを私は見つけてしまった)
斉藤(というよりは、見つけさせられてしまった。特別お金を必要とする趣味を、私は作ってしまったんだ)
9: ◆mL2ZRk1cK. 2018/10/04(木)21:02:08 ID:9aS
斉藤(無意識のうちに背中で繋いでいた両手を解く)
斉藤(二つになった手のそれぞれを開いては閉じ、開いては閉じる)
斉藤(零れそうになるため息を噛み殺して、代わりに自嘲するような笑みを浮かべる)
斉藤(二つになった手のそれぞれを開いては閉じ、開いては閉じる)
斉藤(零れそうになるため息を噛み殺して、代わりに自嘲するような笑みを浮かべる)
10: ◆mL2ZRk1cK. 2018/10/04(木)21:03:44 ID:9aS
斉藤(普通なら、やりたいことが見つかるってのはハッピーな事象なんだろう)
斉藤(夢が見つかる、希望が見つかる、みたいな感じで)
斉藤(でも私の場合、ハッピーかアンハッピーかで言ったら後者だ)
斉藤(見つけたくなかった。私は見つけたくなかったんだよ、認識したくなかったのに)
11: ◆mL2ZRk1cK. 2018/10/04(木)21:04:55 ID:9aS
斉藤(深く、息を吸った。空調によって強引に冷やされた空気が肺を満たす)
斉藤(やはり室内の空気だからなのか、酸素が足りない。フレッシュじゃないというか、何というか。客もいないし、外に出て酸素を補充してもいいかもしれない)
斉藤(そう思い、私は入り口に目を向けた)
「……あら」
斉藤「えっ」
斉藤(見知った顔がそこにいた)
斉藤(やはり室内の空気だからなのか、酸素が足りない。フレッシュじゃないというか、何というか。客もいないし、外に出て酸素を補充してもいいかもしれない)
斉藤(そう思い、私は入り口に目を向けた)
「……あら」
斉藤「えっ」
斉藤(見知った顔がそこにいた)
12: ◆mL2ZRk1cK. 2018/10/04(木)21:06:10 ID:9aS
斉藤(明るい髪に眼鏡、背は高くおっとりした顔つきの女性)
斉藤(よく見ればお年頃であるのは分かるんだけど、顔立ちが整っているせいか若い印象を与えている)
斉藤(彼女は私の顔を見るなり驚いたように口に手を当て、そのままずんずんと入店した)
斉藤(その様子を呆けて見ていた私だったが、来店ベルが鳴っているのに気がついて、慌てて一言)
斉藤「いらっしゃいませー」
斉藤(遅れた挨拶に気分を害することもなく、彼女は私の顔を見ながら、確かめるように)
なでしこママ「恵那ちゃん、ここのアルバイトなの?」
斉藤(よく見ればお年頃であるのは分かるんだけど、顔立ちが整っているせいか若い印象を与えている)
斉藤(彼女は私の顔を見るなり驚いたように口に手を当て、そのままずんずんと入店した)
斉藤(その様子を呆けて見ていた私だったが、来店ベルが鳴っているのに気がついて、慌てて一言)
斉藤「いらっしゃいませー」
斉藤(遅れた挨拶に気分を害することもなく、彼女は私の顔を見ながら、確かめるように)
なでしこママ「恵那ちゃん、ここのアルバイトなの?」
13: ◆mL2ZRk1cK. 2018/10/04(木)21:08:00 ID:9aS
斉藤(こくりと頷いてから、私も問う)
斉藤「なでしこちゃんのお母さん、うちによく来るんですか?」
なでしこママ「ええ。ここ、家から近いのよ」
斉藤(車を使えばの話なんだけどね。苦笑いしながらそう付け足すなでしこちゃんのお母さん)
斉藤(私は唾を飲んだ。そうなのか。車単位だと、ここのコンビニはなでしこちゃんのお家から近所判定を受けるのか)
斉藤(あくまで車基準の話だけど、子犬に匹敵する体力を持つなでしこちゃんだ)
斉藤(いずれ遭遇することがあるかもしれない)
斉藤「なでしこちゃんのお母さん、うちによく来るんですか?」
なでしこママ「ええ。ここ、家から近いのよ」
斉藤(車を使えばの話なんだけどね。苦笑いしながらそう付け足すなでしこちゃんのお母さん)
斉藤(私は唾を飲んだ。そうなのか。車単位だと、ここのコンビニはなでしこちゃんのお家から近所判定を受けるのか)
斉藤(あくまで車基準の話だけど、子犬に匹敵する体力を持つなでしこちゃんだ)
斉藤(いずれ遭遇することがあるかもしれない)
14: ◆mL2ZRk1cK. 2018/10/04(木)21:11:16 ID:9aS
斉藤(というか今日私と会ったことをお母さんが伝えたら、明日にでもなでしこちゃんはやってきそうな気がする)
斉藤(いや、やってくる。多分どころではない、間違いなくやってくる)
斉藤(私はリンほどなでしこちゃんとの付き合いが深いわけじゃないけれど、それでも彼女の行動力と性格を考えたらやってくるに違いない)
斉藤(吐息を噛み殺す。笑顔の仮面を被り、人差し指を口元の前まで持ってきて、一言)
斉藤「私がここでバイトしてるってことは内緒にしてくださいね」
斉藤(特に深い意味なんてないですけどと付け足すと、お母さんはふふふと笑った。「これね」と人差し指を口元に立てて、"静かに"のジェスチャー)
斉藤(いや、やってくる。多分どころではない、間違いなくやってくる)
斉藤(私はリンほどなでしこちゃんとの付き合いが深いわけじゃないけれど、それでも彼女の行動力と性格を考えたらやってくるに違いない)
斉藤(吐息を噛み殺す。笑顔の仮面を被り、人差し指を口元の前まで持ってきて、一言)
斉藤「私がここでバイトしてるってことは内緒にしてくださいね」
斉藤(特に深い意味なんてないですけどと付け足すと、お母さんはふふふと笑った。「これね」と人差し指を口元に立てて、"静かに"のジェスチャー)
15: ◆mL2ZRk1cK. 2018/10/04(木)21:12:49 ID:9aS
斉藤(私は笑顔を被ったまま頷く。実際、特に深い意味があって言ったわけじゃない)
斉藤(内緒にするよう促したのは、シンプルに内緒にしてほしかったから。至極単純な感情によるものなんだ。まあ感情と言うよりかは衝動って言った方が正しい気もするけれど、そんなことはどうだっていい)
斉藤(私はバイト先が知人に――特に、なでしこちゃんには知られたくないと思った。ただ、それだけだった)
なでしこママ「じゃ、お仕事頑張ってね」
斉藤「ありがとうございます」
斉藤(一礼してなでしこちゃんのお母さんを見送る)
斉藤(その姿がワンボックスカーに入ったのを確認して、私は開放するかのようにふうと溜息を吐いた)
斉藤(内緒にするよう促したのは、シンプルに内緒にしてほしかったから。至極単純な感情によるものなんだ。まあ感情と言うよりかは衝動って言った方が正しい気もするけれど、そんなことはどうだっていい)
斉藤(私はバイト先が知人に――特に、なでしこちゃんには知られたくないと思った。ただ、それだけだった)
なでしこママ「じゃ、お仕事頑張ってね」
斉藤「ありがとうございます」
斉藤(一礼してなでしこちゃんのお母さんを見送る)
斉藤(その姿がワンボックスカーに入ったのを確認して、私は開放するかのようにふうと溜息を吐いた)
16: ◆mL2ZRk1cK. 2018/10/04(木)21:13:56 ID:9aS
斉藤(口止めしたとはいえ、人の噂に戸は建てられぬっていうし、なでしこちゃんの耳に入るのも時間の問題かもしれない)
斉藤(いや、なでしこちゃんのお母さんを信用していないってわけじゃないんだけど。でも、少なくとも明日来店するってことはないだろう)
斉藤(なでしこちゃんの太陽みたいな笑顔を思い浮かべながら、私はそう結論付けた)
斉藤(いや、なでしこちゃんのお母さんを信用していないってわけじゃないんだけど。でも、少なくとも明日来店するってことはないだろう)
斉藤(なでしこちゃんの太陽みたいな笑顔を思い浮かべながら、私はそう結論付けた)
17: ◆mL2ZRk1cK. 2018/10/04(木)21:16:19 ID:9aS
斉藤(なでしこちゃんの笑顔。太陽みたいに明るくて、人懐っこい大型犬みたいな笑顔)
斉藤(リンの心をわずかでも溶かした笑顔。世界を変えてしまえそうな、あの笑顔)
斉藤(大して仲良くなくても、あの笑顔を向ければすぐに打ち解けれてしまう)
斉藤(実際リンがそうだった。人と壁を作りがちなリンでさえああなのだから、最早あれは魔法の類だろう)
斉藤(無論今の関係にまで至ったのは地道に魔法を積み上げてきたからであって、さながらファンタジーの魅了魔法のように一撃でノックダウンしたわけではないんだけど)
斉藤(彼女の魔法は強いわけじゃない。でも魔法であることには変わりない。ソロキャンが聖域だったはずのリンと何度も一緒にキャンプして、多人数キャンプに対するハードルを下げさせた)
斉藤(クリスマスのグルキャンに参加させるまでに至らせた。なでしこちゃんはリンを変えた)
斉藤(それで、私も変わった。私はアルバイトを始めたし、寒くてお金がかかるキャンプを始めた)
斉藤(前までのリンは放っておいてもソロキャンしかしていなかったけれど、今は放っておいたらどんどんなでしこちゃんとキャンプに行ってしまう)
斉藤(リンとのお喋り、メッセージアプリ越しの会話、一緒の帰り道)
斉藤(今までは確かに両手を満たせていたはずのそれらも、私はリンと一緒にキャンプしたことがないと思うと物足りなくなっていく。私は欲張りになった。両手のサイズが大きくなってしまったというか、なでしこちゃんがリンと二人でキャンプするのを見過ごせなくなっていったというか)
斉藤(リンの心をわずかでも溶かした笑顔。世界を変えてしまえそうな、あの笑顔)
斉藤(大して仲良くなくても、あの笑顔を向ければすぐに打ち解けれてしまう)
斉藤(実際リンがそうだった。人と壁を作りがちなリンでさえああなのだから、最早あれは魔法の類だろう)
斉藤(無論今の関係にまで至ったのは地道に魔法を積み上げてきたからであって、さながらファンタジーの魅了魔法のように一撃でノックダウンしたわけではないんだけど)
斉藤(彼女の魔法は強いわけじゃない。でも魔法であることには変わりない。ソロキャンが聖域だったはずのリンと何度も一緒にキャンプして、多人数キャンプに対するハードルを下げさせた)
斉藤(クリスマスのグルキャンに参加させるまでに至らせた。なでしこちゃんはリンを変えた)
斉藤(それで、私も変わった。私はアルバイトを始めたし、寒くてお金がかかるキャンプを始めた)
斉藤(前までのリンは放っておいてもソロキャンしかしていなかったけれど、今は放っておいたらどんどんなでしこちゃんとキャンプに行ってしまう)
斉藤(リンとのお喋り、メッセージアプリ越しの会話、一緒の帰り道)
斉藤(今までは確かに両手を満たせていたはずのそれらも、私はリンと一緒にキャンプしたことがないと思うと物足りなくなっていく。私は欲張りになった。両手のサイズが大きくなってしまったというか、なでしこちゃんがリンと二人でキャンプするのを見過ごせなくなっていったというか)
18: ◆mL2ZRk1cK. 2018/10/04(木)21:18:20 ID:9aS
斉藤(気付けば私は"それ以上"を求めるようになっていた)
斉藤(私もリンと一緒にキャンプしたい。なでしこちゃんにリンは渡せられない)
斉藤(ささやかなものでも両手を満たせていた私はもういない。リンとのその先が欲しい。私がアルバイトをするほどの大きな意欲を以て取り組める、羨望と尊敬の的)
斉藤(その正体はなんてことはない、ちっぽけで特濃の独占欲だった)
斉藤(こんなの、ハッピーかアンハッピーかで言ったら間違いなくアンハッピーだ)
斉藤(気付きたくなかった。認識したくなかったよ。できることならね)
斉藤(私もリンと一緒にキャンプしたい。なでしこちゃんにリンは渡せられない)
斉藤(ささやかなものでも両手を満たせていた私はもういない。リンとのその先が欲しい。私がアルバイトをするほどの大きな意欲を以て取り組める、羨望と尊敬の的)
斉藤(その正体はなんてことはない、ちっぽけで特濃の独占欲だった)
斉藤(こんなの、ハッピーかアンハッピーかで言ったら間違いなくアンハッピーだ)
斉藤(気付きたくなかった。認識したくなかったよ。できることならね)
19: ◆mL2ZRk1cK. 2018/10/04(木)21:19:50 ID:9aS
斉藤(なでしこちゃんは世界を変えてしまえる女の子、魔法使いだ)
斉藤(なでしこちゃんに会うまでの私はもうどこにもいないし、リンにしてもそう)
斉藤(野クルの、あきちゃんやあおいちゃんもそうだろう。彼女は皆の世界を変えた)リンがソロキャンにこだわらなくなったのも、野クルが活発的になったのも、私がこうして暗くて深い海の底で溺れている気分になっているのも、全てはなでしこちゃんに端を発している。
斉藤(全部なでしこちゃんのせいだ。喉元までせり上がってきたその言葉をなんとか飲み込み、代わりに心の中で咀嚼する。全部なでしこちゃんのせいだ。全部なでしこちゃんのせいだ)
斉藤(全部、なでしこちゃんのせいだ)
斉藤(なでしこちゃんに会うまでの私はもうどこにもいないし、リンにしてもそう)
斉藤(野クルの、あきちゃんやあおいちゃんもそうだろう。彼女は皆の世界を変えた)リンがソロキャンにこだわらなくなったのも、野クルが活発的になったのも、私がこうして暗くて深い海の底で溺れている気分になっているのも、全てはなでしこちゃんに端を発している。
斉藤(全部なでしこちゃんのせいだ。喉元までせり上がってきたその言葉をなんとか飲み込み、代わりに心の中で咀嚼する。全部なでしこちゃんのせいだ。全部なでしこちゃんのせいだ)
斉藤(全部、なでしこちゃんのせいだ)
20: ◆mL2ZRk1cK. 2018/10/04(木)21:20:46 ID:9aS
斉藤(来店ベルが鳴った。目を向けると、そこには知人でも何でもない、一般客の姿があった)
斉藤(そうだ、今はバイト中。深くて暗い沼に沈んでいる場合ではない)
斉藤(私はなんとか営業モードを叩き起こすと、一言)
斉藤「いらっしゃいませ」
斉藤(……ああ。こうして営業モードを再起動しなければならないのも、全部なでしこちゃんのせいだ)
斉藤(そうだ、今はバイト中。深くて暗い沼に沈んでいる場合ではない)
斉藤(私はなんとか営業モードを叩き起こすと、一言)
斉藤「いらっしゃいませ」
斉藤(……ああ。こうして営業モードを再起動しなければならないのも、全部なでしこちゃんのせいだ)
21: ◆mL2ZRk1cK. 2018/10/04(木)21:22:30 ID:9aS
これで終わりです。
冒頭はASIAN KUNG-FU GENERATION「踵で愛を打ち鳴らせ」より一部歌詞引用しております。
冒頭はASIAN KUNG-FU GENERATION「踵で愛を打ち鳴らせ」より一部歌詞引用しております。
引用元: 【ゆるキャン△】斉藤「全部、なでしこちゃんのせいだ」
【ゆるキャン×ガルパン】リン「なんだあれ」ミカ「・・・」ポロロン
2018-08-29
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 15:30:07.27 ID:TQkrL3HL0
ゆるキャン×ガルパンSS
ゆるキャンに合わせて季節は冬ですが、ネタの都合上大学選抜戦後の状況です(最終章の設定は考慮せず)
キャラ崩壊注意(ごめんよみぽりん)
あと桃ちゃんもごめん
ゆるキャンに合わせて季節は冬ですが、ネタの都合上大学選抜戦後の状況です(最終章の設定は考慮せず)
キャラ崩壊注意(ごめんよみぽりん)
あと桃ちゃんもごめん
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 15:43:37.15 ID:TQkrL3HL0
――朝霧高原 キャンプ場――
なでしこ「うわぁ~、いい眺めだねぇ」
リン「うん、この辺にテント立てようか」
桜「荷物ここでいい?」
リン「あ、はい、すいませんわざわざ」
桜「じゃ、明日昼頃迎えに来るから」
なでしこ「うん、ありがとうお姉ちゃん」
リン「ありがとうございました」
桜「二人とも風邪引かないようにね~」スタスタ
なでしこ「やっぱり朝霧高原いいよねぇ~。富士山がよく見えるよぅ」
リン「麓キャンプ場、クリスマスキャンプに続いて三回目か・・・しかしホントこの辺キャンプ場多いよな」
なでしこ「うわぁ~、いい眺めだねぇ」
リン「うん、この辺にテント立てようか」
桜「荷物ここでいい?」
リン「あ、はい、すいませんわざわざ」
桜「じゃ、明日昼頃迎えに来るから」
なでしこ「うん、ありがとうお姉ちゃん」
リン「ありがとうございました」
桜「二人とも風邪引かないようにね~」スタスタ
なでしこ「やっぱり朝霧高原いいよねぇ~。富士山がよく見えるよぅ」
リン「麓キャンプ場、クリスマスキャンプに続いて三回目か・・・しかしホントこの辺キャンプ場多いよな」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 15:44:18.37 ID:TQkrL3HL0
なでしこ「芝生のキャンプ場って開放感あって気持ちいいよね」
リン「分かる。・・・さて、とりあえず設営しちゃうか」
なでしこ「うんっ!」
なでしこ「テントも立てて、あきちゃんから借りてきた焚き火台もセット完了しました!」
リン「焚き火台は気が早い気もするけど・・・」
なでしこ「ちょっと写真撮って来るねっ!」スタタタ
リン「うい」
リン(結構穴場なのかな、他に客が居ない・・・貸切状態っ!)グッ
リン(ゆっくり本でも読むか・・・)
リン「分かる。・・・さて、とりあえず設営しちゃうか」
なでしこ「うんっ!」
なでしこ「テントも立てて、あきちゃんから借りてきた焚き火台もセット完了しました!」
リン「焚き火台は気が早い気もするけど・・・」
なでしこ「ちょっと写真撮って来るねっ!」スタタタ
リン「うい」
リン(結構穴場なのかな、他に客が居ない・・・貸切状態っ!)グッ
リン(ゆっくり本でも読むか・・・)
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 15:45:18.53 ID:TQkrL3HL0
リン「・・・」ペラッ
リン「・・・ん?」
ミッコ「なぁー、この辺でよくない?」トコトコ
アキ「下が平らじゃないと寝にくいじゃん、もうちょっとこっちの方が」トコトコ
リン(・・・他の客か。女子二人とか珍しい・・・って人の事言えないな)
アキ「この辺ならいいんじゃない?」
ミッコ「うぇ~疲れた。場内乗り入れ禁止だもんなぁ」ドサドサ
アキ「芝生だし仕方ないよ。それよりミカがどっか行った方が問題だって」
ミッコ「ミカが居なくなるのはいつもの事じゃん」
アキ「場内乗り入れ禁止って聞いて、荷物運ぶのが嫌で逃げたんだって絶対!」
ミッコ「気が付いたら居なくなってたもんなぁ~」
リン「・・・ん?」
ミッコ「なぁー、この辺でよくない?」トコトコ
アキ「下が平らじゃないと寝にくいじゃん、もうちょっとこっちの方が」トコトコ
リン(・・・他の客か。女子二人とか珍しい・・・って人の事言えないな)
アキ「この辺ならいいんじゃない?」
ミッコ「うぇ~疲れた。場内乗り入れ禁止だもんなぁ」ドサドサ
アキ「芝生だし仕方ないよ。それよりミカがどっか行った方が問題だって」
ミッコ「ミカが居なくなるのはいつもの事じゃん」
アキ「場内乗り入れ禁止って聞いて、荷物運ぶのが嫌で逃げたんだって絶対!」
ミッコ「気が付いたら居なくなってたもんなぁ~」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 15:46:20.96 ID:TQkrL3HL0
アキ「もー、せっかく今回実入りが良かったから、奮発してちゃんとしたキャンプ場に泊まるってのに・・・」
ミッコ「お腹が空けば帰って来んじゃない?」
アキ「・・・また前みたいに自分だけ食べてたりして」
ミッコ「食料からは目を離してないから多分大丈夫。ミカが自分で拾ってきてなければだけど」
アキ「はぁ~、結局テントとかも私たちで運んでるし・・・」
ミッコ「愚痴ってもしょーがない、テント立てちゃおーぜ」
アキ「そーだね。・・・ホント大きいよねこのテント」
ミッコ「いやぁーさすがプラウダ!いいテント持ってんなぁ~」
アキ「でも、これ立て方分かる?いつもの奴と全然違うけど」
ミッコ「えっと、ポールがこれで・・・スリーブのここに・・・あれ?合わないや」
アキ「こっちがこうじゃ・・・でも違うか、う~ん・・・」
リン「あ、あの・・・」
アキ・ミッコ「「えっ」」
ミッコ「お腹が空けば帰って来んじゃない?」
アキ「・・・また前みたいに自分だけ食べてたりして」
ミッコ「食料からは目を離してないから多分大丈夫。ミカが自分で拾ってきてなければだけど」
アキ「はぁ~、結局テントとかも私たちで運んでるし・・・」
ミッコ「愚痴ってもしょーがない、テント立てちゃおーぜ」
アキ「そーだね。・・・ホント大きいよねこのテント」
ミッコ「いやぁーさすがプラウダ!いいテント持ってんなぁ~」
アキ「でも、これ立て方分かる?いつもの奴と全然違うけど」
ミッコ「えっと、ポールがこれで・・・スリーブのここに・・・あれ?合わないや」
アキ「こっちがこうじゃ・・・でも違うか、う~ん・・・」
リン「あ、あの・・・」
アキ・ミッコ「「えっ」」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 15:47:14.97 ID:TQkrL3HL0
リン「手伝いましょうか?」
ミッコ「えっ、分かる?」
リン「多分」
アキ「ほんと?助かるよ~」
リン「これ、説明書とかってありますか?」
ミッコ「無いよ。さすがにそこまでは盗ってこれなk
アキ「ち、中古で手に入れた奴だから説明書付いてなくって・・・」
リン「あぁ・・・、まぁいいか、前にこんな感じのテント立てる動画見たし」
アキ「えっと、何からやればいい?」
リン「まずはテントを広げて・・・」
――――――
――――
――
ミッコ「えっ、分かる?」
リン「多分」
アキ「ほんと?助かるよ~」
リン「これ、説明書とかってありますか?」
ミッコ「無いよ。さすがにそこまでは盗ってこれなk
アキ「ち、中古で手に入れた奴だから説明書付いてなくって・・・」
リン「あぁ・・・、まぁいいか、前にこんな感じのテント立てる動画見たし」
アキ「えっと、何からやればいい?」
リン「まずはテントを広げて・・・」
――――――
――――
――
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 15:48:43.82 ID:TQkrL3HL0
リン「これでいい・・・かな?」
ミッコ「おぉ~、ちゃんと出来た」
リン「デカイなぁ、軍用テントみたいだ」
アキ「ありがと!助かったぁ~」
リン「いや、そんな、大したことは・・・」
アキ「あ、そうだ自己紹介してなかった。私がアキで、こっちがミッコ」
ミッコ「よろしく」
リン「あ、えっと、リンです」
アキ「リンちゃんかぁ~、そうだ、お茶入れるね」
ミッコ「お茶なんかあったっけ?」
アキ「たしか聖グロのまとめたのがその辺に・・・」
ミッコ「あった、これか」
リン「えっ、なんかすごく高そうな紅茶・・・」
アキ「あー、いいのいいの気にしないで。私たちも気にしないから」
リン「?」
ミッコ「おぉ~、ちゃんと出来た」
リン「デカイなぁ、軍用テントみたいだ」
アキ「ありがと!助かったぁ~」
リン「いや、そんな、大したことは・・・」
アキ「あ、そうだ自己紹介してなかった。私がアキで、こっちがミッコ」
ミッコ「よろしく」
リン「あ、えっと、リンです」
アキ「リンちゃんかぁ~、そうだ、お茶入れるね」
ミッコ「お茶なんかあったっけ?」
アキ「たしか聖グロのまとめたのがその辺に・・・」
ミッコ「あった、これか」
リン「えっ、なんかすごく高そうな紅茶・・・」
アキ「あー、いいのいいの気にしないで。私たちも気にしないから」
リン「?」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 15:49:56.25 ID:TQkrL3HL0
ミッコ「おぉ~、いい香り。さすが本場の紅茶」トポトポ
アキ「はい、リンちゃん」
リン「あ、ありがとうございます」
ミッコ「あれ?砂糖って無かったっけ?」
アキ「あー、無いかも・・・ジャムみたいな瓶なかったっけ?プラウダのやつ」
ミッコ「えーっとこの辺に、あったあった、松ぼっくりのやつだ」
リン「松ぼっくりのジャム!?」
アキ「ジャムっていうかロシアのヴァレーニエ(シロップ煮)だけどね。松ぼっくりの」(注 本当に有ります)
リン「え、それ食べれるの?」
アキ「前に盗っt・・・もらってきたときに食べたけど、結構おいしいよ。多分紅茶にも合うって、はいっ」トポッ
リン「あっ、ちょっ、・・・うわぁホントに松ぼっくりだ。ちっちゃいけど」
\コンニチワ/
松ぼっくり
アキ「まぁまぁ、騙されたと思って」
リン「・・・」ズズッ
アキ「はい、リンちゃん」
リン「あ、ありがとうございます」
ミッコ「あれ?砂糖って無かったっけ?」
アキ「あー、無いかも・・・ジャムみたいな瓶なかったっけ?プラウダのやつ」
ミッコ「えーっとこの辺に、あったあった、松ぼっくりのやつだ」
リン「松ぼっくりのジャム!?」
アキ「ジャムっていうかロシアのヴァレーニエ(シロップ煮)だけどね。松ぼっくりの」(注 本当に有ります)
リン「え、それ食べれるの?」
アキ「前に盗っt・・・もらってきたときに食べたけど、結構おいしいよ。多分紅茶にも合うって、はいっ」トポッ
リン「あっ、ちょっ、・・・うわぁホントに松ぼっくりだ。ちっちゃいけど」
\コンニチワ/
松ぼっくり
アキ「まぁまぁ、騙されたと思って」
リン「・・・」ズズッ
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 15:51:22.90 ID:TQkrL3HL0
リン「・・・あれっ?」
アキ「どお?」
リン「松ヤニの臭い・・・なんだけど、もっとすっきりした感じの香りで、甘酸っぱい味がして・・・おいしい」
ミッコ「だろ~?」ゴクゴク
リン「着火材だけでなくジャムにもなるとは・・・やるな、松ぼっくり」
アキ「ね、意外とおいしいでしょ?」ゴクゴク
リン「・・・あの、二人でキャンプですか?」
アキ「ううん、もう一人居るんだけど・・・、キャンプ場着いた途端にどっか行っちゃって」
リン「えぇ?」
ミッコ「まぁミカがふらっとどっか行っちゃうのはいつもの事なんだけど」
リン「はぁ・・・」
アキ「リンちゃんは一人でキャンプ?」
リン「いえ、こっちももう一人居て、今写真を撮りに出かけてるんですけど・・・」
リン(そういえば、なでしこはどこまで行ったんだ?)
――――――
――――
――
アキ「どお?」
リン「松ヤニの臭い・・・なんだけど、もっとすっきりした感じの香りで、甘酸っぱい味がして・・・おいしい」
ミッコ「だろ~?」ゴクゴク
リン「着火材だけでなくジャムにもなるとは・・・やるな、松ぼっくり」
アキ「ね、意外とおいしいでしょ?」ゴクゴク
リン「・・・あの、二人でキャンプですか?」
アキ「ううん、もう一人居るんだけど・・・、キャンプ場着いた途端にどっか行っちゃって」
リン「えぇ?」
ミッコ「まぁミカがふらっとどっか行っちゃうのはいつもの事なんだけど」
リン「はぁ・・・」
アキ「リンちゃんは一人でキャンプ?」
リン「いえ、こっちももう一人居て、今写真を撮りに出かけてるんですけど・・・」
リン(そういえば、なでしこはどこまで行ったんだ?)
――――――
――――
――
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 15:52:29.82 ID:TQkrL3HL0
なでしこ「夕焼けに富士山、きれいだなぁ~っ!」パシャ
なでしこ「って、気が付いたらフォルダが富士山でいっぱいに・・・」
なでしこ「・・・ん?」
ミカ「・・・」ポロロン♪
なでしこ(・・・変な人だ)
なでしこ「こんにちはー」
ミカ「やあ、こんにちは」ポロロン♪
なでしこ「珍しい楽器ですね」
ミカ「これかい?カンテレっていうんだよ」ポロロン♪
なでしこ「へぇー」
ミカ「君もキャンプかい?」
なでしこ「あ、はい、いい景色だから写真を撮ろうと思って・・・」
ミカ「景色を写真に納める事に、意味はあるのかな?」ポロロン♪
なでしこ(・・・やっぱり変な人だ)
なでしこ「って、気が付いたらフォルダが富士山でいっぱいに・・・」
なでしこ「・・・ん?」
ミカ「・・・」ポロロン♪
なでしこ(・・・変な人だ)
なでしこ「こんにちはー」
ミカ「やあ、こんにちは」ポロロン♪
なでしこ「珍しい楽器ですね」
ミカ「これかい?カンテレっていうんだよ」ポロロン♪
なでしこ「へぇー」
ミカ「君もキャンプかい?」
なでしこ「あ、はい、いい景色だから写真を撮ろうと思って・・・」
ミカ「景色を写真に納める事に、意味はあるのかな?」ポロロン♪
なでしこ(・・・やっぱり変な人だ)
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 15:53:36.99 ID:TQkrL3HL0
なでしこ「えっと、楽器の練習をしてたんですか?」
ミカ「違うよ、ただ風のささやきに耳を傾けてただけさ」ポロロン♪
なでしこ(変な人だ(確信))
なでしこ「あ、そろそろ晩御飯の準備しないと」
ミカ「食事は人生にとって大切な事だね。私も連れの所に行くとするよ。・・・ところで」
なでしこ「はい?」
ミカ「キャンプサイトに行くには、どっちに行けばいいのかな?」
なでしこ「・・・もしかして迷子になってたんですか?」
――――――
――――
――
ミカ「違うよ、ただ風のささやきに耳を傾けてただけさ」ポロロン♪
なでしこ(変な人だ(確信))
なでしこ「あ、そろそろ晩御飯の準備しないと」
ミカ「食事は人生にとって大切な事だね。私も連れの所に行くとするよ。・・・ところで」
なでしこ「はい?」
ミカ「キャンプサイトに行くには、どっちに行けばいいのかな?」
なでしこ「・・・もしかして迷子になってたんですか?」
――――――
――――
――
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 15:54:43.83 ID:TQkrL3HL0
なでしこ「リンちゃ~ん」
リン「お、帰って来た・・・ん?」
ミカ「やぁ」ポロロン♪
アキ「あー、ミカ!どこ行ってたの!?」
ミカ「風の向くまま流されていただけだよ」
リン(・・・変な人だ)
ミッコ「ほら、やっぱりお腹が空いて戻って来た」
アキ「もー、子供じゃないんだから。えーっとリンちゃん、これがさっき言ってたもう一人、ミカっていうんだけど」
ミカ「こんにちは」ポロロン♪
リン「こ、こんにちは」
リン「なでしこ、この人たちはアキさんとミッコさん」
なでしこ「各務原なでしこですっ」
アキ「アキです」
ミッコ「よろしく」
アキ「なでしこちゃんもお茶飲む?」
なでしこ「えっ、はいっ飲みます!」
ミカ「・・・・・・私にはくれないのかい?」
アキ「働かざる者食うべからずだよ。荷物も運ばないし、テント立てるのも手伝わなかったじゃん。代わりにリンちゃんが手伝ってくれたんだからね!」
ミカ「・・・」ポロン…
――――――
――――
――
リン「お、帰って来た・・・ん?」
ミカ「やぁ」ポロロン♪
アキ「あー、ミカ!どこ行ってたの!?」
ミカ「風の向くまま流されていただけだよ」
リン(・・・変な人だ)
ミッコ「ほら、やっぱりお腹が空いて戻って来た」
アキ「もー、子供じゃないんだから。えーっとリンちゃん、これがさっき言ってたもう一人、ミカっていうんだけど」
ミカ「こんにちは」ポロロン♪
リン「こ、こんにちは」
リン「なでしこ、この人たちはアキさんとミッコさん」
なでしこ「各務原なでしこですっ」
アキ「アキです」
ミッコ「よろしく」
アキ「なでしこちゃんもお茶飲む?」
なでしこ「えっ、はいっ飲みます!」
ミカ「・・・・・・私にはくれないのかい?」
アキ「働かざる者食うべからずだよ。荷物も運ばないし、テント立てるのも手伝わなかったじゃん。代わりにリンちゃんが手伝ってくれたんだからね!」
ミカ「・・・」ポロン…
――――――
――――
――
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 15:56:23.17 ID:TQkrL3HL0
アキ「・・・へぇー、よく二人でキャンプしてるんだ~」
なでしこ「私はまだ始めたばっかりなんですけど・・・」
リン「アキさんたちはどうしてここに?」
アキ「あー、・・・えっと、明日富士山の演習場でイベントがあって、私たちは参加しないんだけど、その関係で清水港に学園艦が集まっててね」
リン「学園艦かぁ、見たこと無いなぁ」
なでしこ「山梨だもんねぇ。私は浜松に居た頃よく見たよ」
リン「へぇー」
アキ「で、いい機会だからちょっと、その、行ってきたというか・・・」
リン「見物とか?」
アキ「ええっと、その、まぁ、そんな感じ・・・」
ミッコ「港に陸揚げされたところを狙う作戦、うまく行ったよね~」
ミカ「会場で下手に物資に近づくと目立つからね、警戒されてるだろうし。港なら人に紛れて近づける」
ミッコ「おかげで大漁大漁!」
リン「?」
アキ「あぁー、えっと気にしなくていいから!ねっ」
リン「はあ・・・?」
なでしこ「私はまだ始めたばっかりなんですけど・・・」
リン「アキさんたちはどうしてここに?」
アキ「あー、・・・えっと、明日富士山の演習場でイベントがあって、私たちは参加しないんだけど、その関係で清水港に学園艦が集まっててね」
リン「学園艦かぁ、見たこと無いなぁ」
なでしこ「山梨だもんねぇ。私は浜松に居た頃よく見たよ」
リン「へぇー」
アキ「で、いい機会だからちょっと、その、行ってきたというか・・・」
リン「見物とか?」
アキ「ええっと、その、まぁ、そんな感じ・・・」
ミッコ「港に陸揚げされたところを狙う作戦、うまく行ったよね~」
ミカ「会場で下手に物資に近づくと目立つからね、警戒されてるだろうし。港なら人に紛れて近づける」
ミッコ「おかげで大漁大漁!」
リン「?」
アキ「あぁー、えっと気にしなくていいから!ねっ」
リン「はあ・・・?」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 15:57:32.74 ID:TQkrL3HL0
なでしこ「あ、そうだ、ご飯の仕度しないと」
リン「あぁ、確かに。暗くなってきたし」
アキ「何作るの?」
なでしこ「鍋です。寄せ鍋にしようかと」
ミッコ「鍋かぁ~、いいなぁ、あったかいご飯!」
アキ「鍋・・・、あ、そうか、鍋だよ!」
ミッコ「ん?何が?」
アキ「ほら、大洗から盗っ・・・持ってきたアレ。塩焼きにしようかって言ったけど、鍋の方が良いって!」
ミッコ「あーアレ、確かに。えっとどこにしまったっけ」
アキ「あのね、私たちも食材出すから、一緒に鍋してもいい?他にも色々食べ物有るし」
リン「えっ、・・・いいですけど」
なでしこ「みんなで食べるお鍋っておいしいですよねぇ~。で、その食材って?」
リン「あぁ、確かに。暗くなってきたし」
アキ「何作るの?」
なでしこ「鍋です。寄せ鍋にしようかと」
ミッコ「鍋かぁ~、いいなぁ、あったかいご飯!」
アキ「鍋・・・、あ、そうか、鍋だよ!」
ミッコ「ん?何が?」
アキ「ほら、大洗から盗っ・・・持ってきたアレ。塩焼きにしようかって言ったけど、鍋の方が良いって!」
ミッコ「あーアレ、確かに。えっとどこにしまったっけ」
アキ「あのね、私たちも食材出すから、一緒に鍋してもいい?他にも色々食べ物有るし」
リン「えっ、・・・いいですけど」
なでしこ「みんなで食べるお鍋っておいしいですよねぇ~。で、その食材って?」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 15:58:27.31 ID:TQkrL3HL0
ミッコ「あった、これこれ」
リン「魚の切り身?」
ミッコ「あんこうだよあんこう!」
リン「あんこう・・・食べたこと無いな」
なでしこ「あんこうって、高級食材だよね・・・」
ミカ「食べ物に高級も低級もない。食べられる、それだけで尊いのさ」ポロロン♪
リン(変な人だ(確信))
アキ「そんなこと言って、こっそりあん肝食べようとしてもダメだからね」
ミカ「・・・」ポロン…
アキ「他に食べ物何が有ったっけ?全部出しちゃおうよ」
ミッコ「分かった、ええっと」ドサドサ
リン「魚の切り身?」
ミッコ「あんこうだよあんこう!」
リン「あんこう・・・食べたこと無いな」
なでしこ「あんこうって、高級食材だよね・・・」
ミカ「食べ物に高級も低級もない。食べられる、それだけで尊いのさ」ポロロン♪
リン(変な人だ(確信))
アキ「そんなこと言って、こっそりあん肝食べようとしてもダメだからね」
ミカ「・・・」ポロン…
アキ「他に食べ物何が有ったっけ?全部出しちゃおうよ」
ミッコ「分かった、ええっと」ドサドサ
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 15:59:28.39 ID:TQkrL3HL0
ミッコ「今のあんこうに干し芋、フライドチキンにポップコーンにコーラ、ボルシチにピロシキに松ぼっくりのヴァレーニエ、紅茶とスコーンとクッキーとスターゲイジーパイ、ソーセージにフランクフルトにハンバーグにカレー、あと千葉のお米ふさおとめ・・・ってとこかな」
リン「な、なんか随分バラバラな・・・」
ミカ「本当はパスタやチーズも・・・と思ったけど、さすがにあそこからってのは気が引けるからね」
リン「?」
なでしこ「でもこれどうしようか」
アキ「とりあえずカレーは明日とかでいいかな。ねかせた方がおいしいっていうし」
なでしこ「ボルシチとピロシキは食べちゃった方が良いよねぇ」
リン「ソーセージとフランクフルトは焚き火グリルで焼くか、フライドチキンとハンバーグも暖められるし」
なでしこ「スコーンやクッキーはおやつかな、干し芋も」
ミッコ「お米も炊こうよ!たしか飯ごうもあったし、焚き火して炊けばあったかいご飯が食べれるっ」
リン「あ、でもここ直火禁止だから焚き火は・・・」
なでしこ「焚き火台あるよ?」
リン「そのまま載せらんないからトライポッドか何か無いと」
ミカ「こういうのかい?」
リン「・・・有るんだ」
ミッコ「便利そうなのまとめて持ってきたから」
リン「じゃあ炊けるか・・・問題は」
リン「な、なんか随分バラバラな・・・」
ミカ「本当はパスタやチーズも・・・と思ったけど、さすがにあそこからってのは気が引けるからね」
リン「?」
なでしこ「でもこれどうしようか」
アキ「とりあえずカレーは明日とかでいいかな。ねかせた方がおいしいっていうし」
なでしこ「ボルシチとピロシキは食べちゃった方が良いよねぇ」
リン「ソーセージとフランクフルトは焚き火グリルで焼くか、フライドチキンとハンバーグも暖められるし」
なでしこ「スコーンやクッキーはおやつかな、干し芋も」
ミッコ「お米も炊こうよ!たしか飯ごうもあったし、焚き火して炊けばあったかいご飯が食べれるっ」
リン「あ、でもここ直火禁止だから焚き火は・・・」
なでしこ「焚き火台あるよ?」
リン「そのまま載せらんないからトライポッドか何か無いと」
ミカ「こういうのかい?」
リン「・・・有るんだ」
ミッコ「便利そうなのまとめて持ってきたから」
リン「じゃあ炊けるか・・・問題は」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 16:01:21.16 ID:TQkrL3HL0
\コンニチワ/
イワシ
リン「これをどうするか・・・」
なでしこ「パイから魚の顔が出てるって、なんかすごい絵面だねぇ」
リン「・・・」
なでしこ「・・・」
リン「とりあえず見なかった事にしよう」
なでしこ「そだねぇ」
\チョ マテヨ/
イワシ
ミカ「そういえば缶詰めもあるよ。自前のだけど」
なでしこ「お魚の缶詰め?ハパン・・・なんだこれ」
アキ「あーっ!ミカ、それはダメだって!ホントに食べる物が無い時まで取っておくって言ったじゃん」
ミカ「あんまり置いておくのも良くないんじゃないかな?ちょっと膨らんできてるし」
アキ「せっかくおいしいご飯が食べられそうなのに、台無しになっちゃうじゃんか!」
なでしこ「?」
※hapansilakka・・・フィンランドのシュールストレミング
イワシ
リン「これをどうするか・・・」
なでしこ「パイから魚の顔が出てるって、なんかすごい絵面だねぇ」
リン「・・・」
なでしこ「・・・」
リン「とりあえず見なかった事にしよう」
なでしこ「そだねぇ」
\チョ マテヨ/
イワシ
ミカ「そういえば缶詰めもあるよ。自前のだけど」
なでしこ「お魚の缶詰め?ハパン・・・なんだこれ」
アキ「あーっ!ミカ、それはダメだって!ホントに食べる物が無い時まで取っておくって言ったじゃん」
ミカ「あんまり置いておくのも良くないんじゃないかな?ちょっと膨らんできてるし」
アキ「せっかくおいしいご飯が食べられそうなのに、台無しになっちゃうじゃんか!」
なでしこ「?」
※hapansilakka・・・フィンランドのシュールストレミング
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 16:02:12.29 ID:TQkrL3HL0
アキ「じゃあ手分けしてご飯の準備しよっか」
ミッコ「あたし飯ごうでご飯炊くよ!」
なでしこ「お鍋の準備を始めるねっ」
リン「焚き火グリルに火を熾さないと・・・」
BGM ~おしゃべりとマグカップ(カンテレVer.)~
アキ「・・・・・・ほら、ミカも弾いてないで手伝ってよ!」
ミカ「・・・」ポロン…
――――――
――――
――
ミッコ「あたし飯ごうでご飯炊くよ!」
なでしこ「お鍋の準備を始めるねっ」
リン「焚き火グリルに火を熾さないと・・・」
BGM ~おしゃべりとマグカップ(カンテレVer.)~
アキ「・・・・・・ほら、ミカも弾いてないで手伝ってよ!」
ミカ「・・・」ポロン…
――――――
――――
――
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 16:03:29.90 ID:TQkrL3HL0
なでしこ「ご飯出来た~。・・・というわけで」
「「「「「いただきまーーす!」」」」」
ミッコ「ん~~っ!鍋おいしいっ!あったまるなぁ~」パクパク
なでしこ「あんこう鍋って味噌仕立てが多いけど、出汁と醤油でもおいしいねぇ」モグモグ
リン「これ、鶏ガラスープも入ってる?」
なでしこ「うん、意外と合うでしょ?」
アキ「おいしいよぉー、なでしこちゃん料理上手いね!」モグモグ
なでしこ「そ、それほどでも」エヘヘ
リン「ソーセージも焼いてくか」ジュゥー
ミッコ「おぉ~っ!う、うまそう!いいなぁその賽銭箱みたいなの、魚とかも焼けそうだ」
ミカ「なかなか便利そうだね、それ」キラーン
アキ(ちょっとミカ、恩人なんだからダメだよ盗っちゃ)ヒソヒソ
リン「?」
アキ「な、何でもないからっ」
「「「「「いただきまーーす!」」」」」
ミッコ「ん~~っ!鍋おいしいっ!あったまるなぁ~」パクパク
なでしこ「あんこう鍋って味噌仕立てが多いけど、出汁と醤油でもおいしいねぇ」モグモグ
リン「これ、鶏ガラスープも入ってる?」
なでしこ「うん、意外と合うでしょ?」
アキ「おいしいよぉー、なでしこちゃん料理上手いね!」モグモグ
なでしこ「そ、それほどでも」エヘヘ
リン「ソーセージも焼いてくか」ジュゥー
ミッコ「おぉ~っ!う、うまそう!いいなぁその賽銭箱みたいなの、魚とかも焼けそうだ」
ミカ「なかなか便利そうだね、それ」キラーン
アキ(ちょっとミカ、恩人なんだからダメだよ盗っちゃ)ヒソヒソ
リン「?」
アキ「な、何でもないからっ」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 16:05:09.58 ID:TQkrL3HL0
なでしこ「このハンバーグもおいしいねぇ」パクパク
リン「ボルシチもうまい、なんか本場の味って感じだ」
アキ「あれ?あん肝が無い・・・」
ミカ「あん肝が私に語りかけてきたのさ、早く食べた方がいいよって」モグモグ
アキ「もーミカってば!また高級なの一人で食べて!」
ミッコ「シメはやっぱり、おじやだよね」
なでしこ「だよねっ!というわけでご飯投入しますっ」
ミッコ「いただきまーす、・・・っ!熱っ!でもウマイっ!」ハフハフ
リン「・・・出汁を吸ったおじや、ヤバい、旨すぎるぞこれ」ハフハフ
アキ「美味しかった~、ありがとねリンちゃん、なでしこちゃん」
リン「いえ、こちらこそ色々ご馳走になって」
ミカ「まだパイがあるよ」
\コンバンワ/
イワシ
アキ「それはしまっといていいから」
\チョ マテヨ/
イワシ
リン「ボルシチもうまい、なんか本場の味って感じだ」
アキ「あれ?あん肝が無い・・・」
ミカ「あん肝が私に語りかけてきたのさ、早く食べた方がいいよって」モグモグ
アキ「もーミカってば!また高級なの一人で食べて!」
ミッコ「シメはやっぱり、おじやだよね」
なでしこ「だよねっ!というわけでご飯投入しますっ」
ミッコ「いただきまーす、・・・っ!熱っ!でもウマイっ!」ハフハフ
リン「・・・出汁を吸ったおじや、ヤバい、旨すぎるぞこれ」ハフハフ
アキ「美味しかった~、ありがとねリンちゃん、なでしこちゃん」
リン「いえ、こちらこそ色々ご馳走になって」
ミカ「まだパイがあるよ」
\コンバンワ/
イワシ
アキ「それはしまっといていいから」
\チョ マテヨ/
イワシ
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 16:06:18.49 ID:TQkrL3HL0
ミッコ「ちょっとトイレ行ってくる」
アキ「私も・・・あれ?どっちだっけ?」
なでしこ「あ、私分かるから一緒に行きます。ちょっと行ってくるね、リンちゃん」トコトコ
リン「え、うん・・・」
ミカ「・・・」ポロロン♪
リン(へ、変な人と二人きりになってしまった・・・)
リン「・・・」
ミカ「・・・」ポロロン♪
リン(なんか喋った方が良いんだろうか・・・)
リン「あの、よく三人でキャンプしてるんですか?」
ミカ「そうだね、外で過ごすことは多いかな」
リン「はあ・・・(なんか微妙な言い回しだな)」
ミカ「よくキャンプするのかい?」
リン「はい、でも最近まではソロキャンプばかりでしたけど」
ミカ「一人で過ごす時間も大切だよ。自分が何を感じて何を思ったか考えるには、一人の方が良いからね」ポロロン♪
リン「そ、そうですよねっ」
アキ「私も・・・あれ?どっちだっけ?」
なでしこ「あ、私分かるから一緒に行きます。ちょっと行ってくるね、リンちゃん」トコトコ
リン「え、うん・・・」
ミカ「・・・」ポロロン♪
リン(へ、変な人と二人きりになってしまった・・・)
リン「・・・」
ミカ「・・・」ポロロン♪
リン(なんか喋った方が良いんだろうか・・・)
リン「あの、よく三人でキャンプしてるんですか?」
ミカ「そうだね、外で過ごすことは多いかな」
リン「はあ・・・(なんか微妙な言い回しだな)」
ミカ「よくキャンプするのかい?」
リン「はい、でも最近まではソロキャンプばかりでしたけど」
ミカ「一人で過ごす時間も大切だよ。自分が何を感じて何を思ったか考えるには、一人の方が良いからね」ポロロン♪
リン「そ、そうですよねっ」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 16:08:13.05 ID:TQkrL3HL0
ミカ「誰かと一緒の時の自分とは違う自分も、大事なんじゃないかな」ポロロン♪
リン(なんか変な人だと思ってたけど、結構ちゃんとした人なのかな)
ミカ「でも、誰かと過ごす時間も大切だよ。たとえ何気ない出逢いでも、何かが大きく変わるきっかけになるかもしれないからね」ポロロン♪
リン「あ・・・」
『今度はちゃんと、キャンプやろーねっ!!』
リン「そう、かもしれない・・・ですね」
ミカ「そうだ、これをあげるよ」
リン「キーホルダー?」
ミカ「私には必要無い物だよ。旅の荷物は少ない方が良いからね」
リン「はあ・・・」
リン(まぁ、記念に貰っておくか)
なでしこ「ただいまー、なに話してたの?」
リン「え、いや別に・・・」
ミカ「フフッ・・・」ポロロン♪
リン(・・・しかしこのキーホルダー、なんでクマが包帯巻いてるんだ?)
――――――
――――
――
リン(なんか変な人だと思ってたけど、結構ちゃんとした人なのかな)
ミカ「でも、誰かと過ごす時間も大切だよ。たとえ何気ない出逢いでも、何かが大きく変わるきっかけになるかもしれないからね」ポロロン♪
リン「あ・・・」
『今度はちゃんと、キャンプやろーねっ!!』
リン「そう、かもしれない・・・ですね」
ミカ「そうだ、これをあげるよ」
リン「キーホルダー?」
ミカ「私には必要無い物だよ。旅の荷物は少ない方が良いからね」
リン「はあ・・・」
リン(まぁ、記念に貰っておくか)
なでしこ「ただいまー、なに話してたの?」
リン「え、いや別に・・・」
ミカ「フフッ・・・」ポロロン♪
リン(・・・しかしこのキーホルダー、なんでクマが包帯巻いてるんだ?)
――――――
――――
――
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 16:09:01.30 ID:TQkrL3HL0
ミッコ「ふわぁ~、そろそろ寝よっか」
アキ「そうだね。おやすみ、リンちゃん、なでしこちゃん」
リン「あ、はい、おやすみなさい」
なでしこ「おやすみなさいっ」
なでしこ「・・・なんか面白い人たちだったね」
リン「うん、まぁ楽しかったし」
なでしこ「だねぇ」
リン「どっちのテントで寝る?」
なでしこ「えっ?」
リン「・・・いや、ほら、話とか出来るし」
なでしこ「じゃあリンちゃんのテントで」
リン「ん////」
なでしこ「えへへ////」
――――――
――――
――
アキ「そうだね。おやすみ、リンちゃん、なでしこちゃん」
リン「あ、はい、おやすみなさい」
なでしこ「おやすみなさいっ」
なでしこ「・・・なんか面白い人たちだったね」
リン「うん、まぁ楽しかったし」
なでしこ「だねぇ」
リン「どっちのテントで寝る?」
なでしこ「えっ?」
リン「・・・いや、ほら、話とか出来るし」
なでしこ「じゃあリンちゃんのテントで」
リン「ん////」
なでしこ「えへへ////」
――――――
――――
――
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 16:10:24.02 ID:TQkrL3HL0
――翌日――
桜「荷物これで全部?忘れ物無い?」
なでしこ「リンちゃん、全部積んだ?」
リン「うん大丈夫」
なでしこ「お姉ちゃん、準備完了ですっ」
桜「じゃ、出すわよー」ブロロロ…
リン(アキさんたち、いつの間にかいなくなってたな・・・)
キュラキュラキュラ…
桜「ん?」
BT-42 キュラキュラキュラキュラ
桜「えっ何?戦車!?」
アキ「おーい!リンちゃーん、なでしこちゃーん」
ミッコ「おーす」
リン「アキさん、ミッコさん!?」
アキ「ゆうべはありがとねーっ!」
なでしこ「いや、えっと、これは!?」
アキ「あぁ、これはね・・・・・・、ん?」
桜「荷物これで全部?忘れ物無い?」
なでしこ「リンちゃん、全部積んだ?」
リン「うん大丈夫」
なでしこ「お姉ちゃん、準備完了ですっ」
桜「じゃ、出すわよー」ブロロロ…
リン(アキさんたち、いつの間にかいなくなってたな・・・)
キュラキュラキュラ…
桜「ん?」
BT-42 キュラキュラキュラキュラ
桜「えっ何?戦車!?」
アキ「おーい!リンちゃーん、なでしこちゃーん」
ミッコ「おーす」
リン「アキさん、ミッコさん!?」
アキ「ゆうべはありがとねーっ!」
なでしこ「いや、えっと、これは!?」
アキ「あぁ、これはね・・・・・・、ん?」
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 16:11:14.54 ID:TQkrL3HL0
八九式 キュラキュラキュラ…
アキ「あれ?大洗の八九式?」
典子「こちらアヒルチーム、AK35地点にて目標発見!!」
ミッコ「えっ?何?」
ミカ「どうやら追っ手のようだね」
アキ「ええっ?こんな所まで追ってきたの?っていうかどうするの?荷物積むからって砲弾全部置いてきちゃったよ!」
ミカ「逃げるしかないね。ミッコ!」
ミッコ「了解!」キュラキュラキュラキュラ
アキ「じ、じゃあね~二人とも、バイバーイ」
典子「あっ逃げる。追うぞ河西!」キュラキュラキュラキュラ
桜「えっ・・・何、あれ?」
なでしこ「え、ええっと・・・」
……ドドドドドドドド
リン「ん?」
アキ「あれ?大洗の八九式?」
典子「こちらアヒルチーム、AK35地点にて目標発見!!」
ミッコ「えっ?何?」
ミカ「どうやら追っ手のようだね」
アキ「ええっ?こんな所まで追ってきたの?っていうかどうするの?荷物積むからって砲弾全部置いてきちゃったよ!」
ミカ「逃げるしかないね。ミッコ!」
ミッコ「了解!」キュラキュラキュラキュラ
アキ「じ、じゃあね~二人とも、バイバーイ」
典子「あっ逃げる。追うぞ河西!」キュラキュラキュラキュラ
桜「えっ・・・何、あれ?」
なでしこ「え、ええっと・・・」
……ドドドドドドドド
リン「ん?」
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 16:14:29.03 ID:TQkrL3HL0
├゛├゛├゛├゛├゛├゛├゛├゛├゛├゛
カチューシャ「見つけたわっ!今日という今日は逃がさないわよ!!」
ニーナ「・・・銭形警部みでえな事いっでるな」
アリーナ「つまりまた逃げられるパターンだべ」
まほ「待て、カチューシャ。そいつを仕留めるのは私だ。いくぞエリカ!」
エリカ「はい!地の果てまで追い詰めます!」
杏「いやぁ、食べ物の恨みは恐ろしいねぇ~」
絹代「突撃!!」
あゆみ「いけいけー!」
あや「やっちゃえー!」
ケイ「ヘイみんなー!公道は発砲禁止よー!」
ダージリン「まずは演習場に追い込む・・・といった所かしら?みほさん」
みほ「はい、追跡はお姉ちゃんたちに任せて、足の速い車輌で先回りして進路を塞ぎつつ、富士演習場に追い込みます」
ローズヒップ「出番ですわー!とばしますわよーっ」
ツチヤ「ドリフトドリフト~」
ナカジマ「レオポンで先回りはムリかなー」
カチューシャ「見つけたわっ!今日という今日は逃がさないわよ!!」
ニーナ「・・・銭形警部みでえな事いっでるな」
アリーナ「つまりまた逃げられるパターンだべ」
まほ「待て、カチューシャ。そいつを仕留めるのは私だ。いくぞエリカ!」
エリカ「はい!地の果てまで追い詰めます!」
杏「いやぁ、食べ物の恨みは恐ろしいねぇ~」
絹代「突撃!!」
あゆみ「いけいけー!」
あや「やっちゃえー!」
ケイ「ヘイみんなー!公道は発砲禁止よー!」
ダージリン「まずは演習場に追い込む・・・といった所かしら?みほさん」
みほ「はい、追跡はお姉ちゃんたちに任せて、足の速い車輌で先回りして進路を塞ぎつつ、富士演習場に追い込みます」
ローズヒップ「出番ですわー!とばしますわよーっ」
ツチヤ「ドリフトドリフト~」
ナカジマ「レオポンで先回りはムリかなー」
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 16:15:41.95 ID:TQkrL3HL0
おりょう「まるで桂小五郎を追う新撰組のようぜよ」
カエサル「それ逃げられるやつだろ」
そど子「ゴモヨ、パゾ美、風紀委員の名に懸けて私達で捕まえるわよ!」
ペパロニ「姐さーん、何であたしらまで追いかけてるんすか?」
アンチョビ「まぁなんか、ノリ的にだ」
カルパッチョ「燃料が勿体ないですねぇ・・・」
みほ「皆さん、くれぐれも荷物に傷が付かないように気を付けてください。他はどうなっても構いません!」
ねこにゃー「今日の西住さん・・・なんか恐い・・・」
優花里「激レアな限定品が手に入ったと喜んでましたからね」
沙織「会長に貰った干し芋と一緒に置いといたらなくなってて、学園艦ひっくり返す勢いで探してたもんねー」
麻子「まさか今日の予定をキャンセルしてまで全員で追うことになるとは・・・」
華「あまり批判的な事は言わない方が良いですよ。命に関わります」
沙織「ボコの事になるとこれだからねぇ・・・」
カエサル「それ逃げられるやつだろ」
そど子「ゴモヨ、パゾ美、風紀委員の名に懸けて私達で捕まえるわよ!」
ペパロニ「姐さーん、何であたしらまで追いかけてるんすか?」
アンチョビ「まぁなんか、ノリ的にだ」
カルパッチョ「燃料が勿体ないですねぇ・・・」
みほ「皆さん、くれぐれも荷物に傷が付かないように気を付けてください。他はどうなっても構いません!」
ねこにゃー「今日の西住さん・・・なんか恐い・・・」
優花里「激レアな限定品が手に入ったと喜んでましたからね」
沙織「会長に貰った干し芋と一緒に置いといたらなくなってて、学園艦ひっくり返す勢いで探してたもんねー」
麻子「まさか今日の予定をキャンセルしてまで全員で追うことになるとは・・・」
華「あまり批判的な事は言わない方が良いですよ。命に関わります」
沙織「ボコの事になるとこれだからねぇ・・・」
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 16:16:32.83 ID:TQkrL3HL0
みほ「必ず捕まえます!パンツァーフォー!!」
├゛├゛├゛├゛├゛├゛├゛├゛
ドドドドドド・・・
なでリン桜「「「・・・・・・」」」ポカーン
桜「え、ええっと、何なの一体?」
リン「何と言われても・・・」
なでしこ「ねぇ・・・」
――――――
――――
――
├゛├゛├゛├゛├゛├゛├゛├゛
ドドドドドド・・・
なでリン桜「「「・・・・・・」」」ポカーン
桜「え、ええっと、何なの一体?」
リン「何と言われても・・・」
なでしこ「ねぇ・・・」
――――――
――――
――
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 16:17:44.12 ID:TQkrL3HL0
――富士演習場――
アキ「・・・結局捕まっちゃった」
ミッコ「あんだけの数に囲まれたらさすがにムリだって」
絹代「食料はあらかた食べられたみたいですね」
ダージリン「まだパイが残っていたわ」
\コンニチワ/
イワシ
アンチョビ「・・・とりあえずそれはいいや」
\チョ マテヨ/
イワシ
ケイ「それよりも問題は・・・」
みほ「・・・」ゴゴゴゴゴ…
ミッコ(恐っ!)
アキ(み、みほさんってあんな感じだっけ!?)
みほ「ミカさん・・・」ゴゴゴ…
ミカ「なんだい?」
みほ「ボコのキーホルダー、車内を詳しく調べましたがありませんでした。・・・どこにやったんですか?」ゴゴゴ…
アキ「・・・結局捕まっちゃった」
ミッコ「あんだけの数に囲まれたらさすがにムリだって」
絹代「食料はあらかた食べられたみたいですね」
ダージリン「まだパイが残っていたわ」
\コンニチワ/
イワシ
アンチョビ「・・・とりあえずそれはいいや」
\チョ マテヨ/
イワシ
ケイ「それよりも問題は・・・」
みほ「・・・」ゴゴゴゴゴ…
ミッコ(恐っ!)
アキ(み、みほさんってあんな感じだっけ!?)
みほ「ミカさん・・・」ゴゴゴ…
ミカ「なんだい?」
みほ「ボコのキーホルダー、車内を詳しく調べましたがありませんでした。・・・どこにやったんですか?」ゴゴゴ…
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 16:19:04.23 ID:TQkrL3HL0
ミカ「キャンプ場で会った子にあげてしまったよ」
みほ「・・・は?」ゴゴゴゴゴ…
アキ(ひぃっ!)
ミッコ(めっちゃ恐いぃっ!)
みほ「・・・・・・どんな人ですか?」ゴゴゴ…
ミカ「二人でキャンプしていたおだんごヘアの女の子だよ。名前は聞いてないなぁ。まだキャンプ場にいるんじゃないかな?」
みほ「・・・キャンプ場はどこですか?」ゴゴゴ…
ミカ「適当に決めたから何てキャンプ場かは覚えてないなぁ。芝生の所だったよ」
みほ「・・・」ゴゴゴ…
アキ(ミカよくこの状況でとぼけられるなぁ・・・)
みほ「・・・アキさん」ゴゴゴ…
アキ「ひっ、は、はい!」ビクッ
みほ「・・・今の話は本当ですか?」ゴゴゴゴゴ…
アキ「(恐い!超恐いっ!)え、ええっと、二人組の女の子に会ったのは確かですが、ミカがキーホルダー渡したかどうかは知りません・・・」
ミカ「アキ達がトイレに行ってる時だったからね」
ミッコ「あ~、あの時」
みほ「・・・」ゴゴゴ…
みほ「・・・は?」ゴゴゴゴゴ…
アキ(ひぃっ!)
ミッコ(めっちゃ恐いぃっ!)
みほ「・・・・・・どんな人ですか?」ゴゴゴ…
ミカ「二人でキャンプしていたおだんごヘアの女の子だよ。名前は聞いてないなぁ。まだキャンプ場にいるんじゃないかな?」
みほ「・・・キャンプ場はどこですか?」ゴゴゴ…
ミカ「適当に決めたから何てキャンプ場かは覚えてないなぁ。芝生の所だったよ」
みほ「・・・」ゴゴゴ…
アキ(ミカよくこの状況でとぼけられるなぁ・・・)
みほ「・・・アキさん」ゴゴゴ…
アキ「ひっ、は、はい!」ビクッ
みほ「・・・今の話は本当ですか?」ゴゴゴゴゴ…
アキ「(恐い!超恐いっ!)え、ええっと、二人組の女の子に会ったのは確かですが、ミカがキーホルダー渡したかどうかは知りません・・・」
ミカ「アキ達がトイレに行ってる時だったからね」
ミッコ「あ~、あの時」
みほ「・・・」ゴゴゴ…
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 16:20:32.75 ID:TQkrL3HL0
まほ「どうやら嘘を言ってる様子ではなさそうだな」
優花里「ですが場所が特定出来ないとなると・・・、この辺キャンプ場だらけですし」
みほ「・・・典子さんがミカさん達を発見したのがこの地点、ここを中心に・・・」
ミカ(アキ、ミッコ、今のうちに逃げるよ)ヒソヒソ
アキ(えぇっ?また追いかけられるよ!?)ボソボソ
ミカ(捜索出来るだけの情報は与えたからね、私達を追う位なら手分けして探す方を取るさ)ヒソヒソ
アキ(でも逃げるって、そんな隙無いよ?)ボソボソ
ミカ(隙が無ければ作れば良いのさ)ヒソヒソ
桃「おいそこっ!なにをヒソヒソ話しをしとるかぁっ!」
ミカ「・・・」スッ
\ヨウ/
hapansilakka
桃「へっ?」
ミカ「トゥータ!」カコッ ブシュゥゥウウゥゥゥッ
桃「あんぎゃぁああぁぁぁっ!!」
優花里「ですが場所が特定出来ないとなると・・・、この辺キャンプ場だらけですし」
みほ「・・・典子さんがミカさん達を発見したのがこの地点、ここを中心に・・・」
ミカ(アキ、ミッコ、今のうちに逃げるよ)ヒソヒソ
アキ(えぇっ?また追いかけられるよ!?)ボソボソ
ミカ(捜索出来るだけの情報は与えたからね、私達を追う位なら手分けして探す方を取るさ)ヒソヒソ
アキ(でも逃げるって、そんな隙無いよ?)ボソボソ
ミカ(隙が無ければ作れば良いのさ)ヒソヒソ
桃「おいそこっ!なにをヒソヒソ話しをしとるかぁっ!」
ミカ「・・・」スッ
\ヨウ/
hapansilakka
桃「へっ?」
ミカ「トゥータ!」カコッ ブシュゥゥウウゥゥゥッ
桃「あんぎゃぁああぁぁぁっ!!」
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 16:23:07.23 ID:TQkrL3HL0
アリサ「んっ!エホッ!な、なによこれ!?」
エリカ「くっ、臭っ!何なのよ一体!?」
梓「後退後退ー!」
エルヴィン「マスタード?いやVXかっ!?」
まほ「くっ・・・、気を付けろ!この混乱に乗じて逃げる気だ!!」
BT-42 キュラキュラキュラキュラ
ケイ「もう逃げてるっ!」
ローズヒップ「追っかけますわーっ!って、なんかさっきよりめっちゃ速いですわー」
ナカジマ「しまった、ちょっと調べるつもりでうっかり出力を30%ほどアップさせちゃった」
カチューシャ「何やってんのよ!」
麻子「むしろどうやったんだ?」
みほ「皆さん、追撃は不要です。今は手分けしてこの辺のキャンプ場を捜索します。しらみつぶし作戦です!」
沙織「・・・ヤな作戦名だなぁ」
桃「」チーン
――――――
――――
――
エリカ「くっ、臭っ!何なのよ一体!?」
梓「後退後退ー!」
エルヴィン「マスタード?いやVXかっ!?」
まほ「くっ・・・、気を付けろ!この混乱に乗じて逃げる気だ!!」
BT-42 キュラキュラキュラキュラ
ケイ「もう逃げてるっ!」
ローズヒップ「追っかけますわーっ!って、なんかさっきよりめっちゃ速いですわー」
ナカジマ「しまった、ちょっと調べるつもりでうっかり出力を30%ほどアップさせちゃった」
カチューシャ「何やってんのよ!」
麻子「むしろどうやったんだ?」
みほ「皆さん、追撃は不要です。今は手分けしてこの辺のキャンプ場を捜索します。しらみつぶし作戦です!」
沙織「・・・ヤな作戦名だなぁ」
桃「」チーン
――――――
――――
――
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 16:24:53.88 ID:TQkrL3HL0
――翌日 本栖高校前坂道――
なでしこ「リンちゃーん、恵那ちゃん、おはようっ!」
恵那「あっ、おはようー」
リン「おはよう」
千明「おーす」
あおい「みんな、おはよう~」
千明「なぁ、ちょっと聞いてくれ。昨日キャンプ場の下見に行ってきたんだが、そこで変な人に会ったんだよ・・・」
リン「変な人?(ミカさんかな)」
千明「なんか、女の子二人組で片方がおだんごヘアのキャンパーを探してるって言ってたんだが、目は血走ってるし、なんか『ボコ・・・ボコ・・・』って呟いてるし、恐かったから知らないって言っといたけど・・・これお前らの事だよな?」
リン「え、何だそれ!?」
なでしこ「どんな人だったの?」
千明「ええと、アイドルの萩原雪歩に似ていたな」
リン「・・・そう言えば、あの時変な魚の絵が描いてある戦車に乗ってた人が萩原雪歩に似ていたような・・・」
なでしこ「ミカさん達を追いかけていた人だよね」
なでしこ「リンちゃーん、恵那ちゃん、おはようっ!」
恵那「あっ、おはようー」
リン「おはよう」
千明「おーす」
あおい「みんな、おはよう~」
千明「なぁ、ちょっと聞いてくれ。昨日キャンプ場の下見に行ってきたんだが、そこで変な人に会ったんだよ・・・」
リン「変な人?(ミカさんかな)」
千明「なんか、女の子二人組で片方がおだんごヘアのキャンパーを探してるって言ってたんだが、目は血走ってるし、なんか『ボコ・・・ボコ・・・』って呟いてるし、恐かったから知らないって言っといたけど・・・これお前らの事だよな?」
リン「え、何だそれ!?」
なでしこ「どんな人だったの?」
千明「ええと、アイドルの萩原雪歩に似ていたな」
リン「・・・そう言えば、あの時変な魚の絵が描いてある戦車に乗ってた人が萩原雪歩に似ていたような・・・」
なでしこ「ミカさん達を追いかけていた人だよね」
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 16:25:52.49 ID:TQkrL3HL0
恵那「変な魚の絵の戦車で萩原雪歩似って、もしかしてこの人?」
『みほ軍神立ち画像』
リン「あぁ、この人。ジャケットもこんなだった」
千明「え、これ西住みほじゃん!」
リン「知ってるの?」
千明「むしろ知らないのかよ」
あおい「あきも気付かんかったんやろ?」
千明「いや、なんか恐くって目ぇ合わせないようにしてたから」
なでしこ「確か戦車道の全国大会で、無名の高校を優勝させた人だよね」
恵那「前回優勝校や、その前に九連覇してた高校とかにも勝って優勝したんだよね」
千明「しかも、常に相手の半分以下の戦力でな」
あおい「社会人チームにも勝った大学選抜とも試合して勝ったんやっけ」
リン「そんな凄い人なの!?」
『みほ軍神立ち画像』
リン「あぁ、この人。ジャケットもこんなだった」
千明「え、これ西住みほじゃん!」
リン「知ってるの?」
千明「むしろ知らないのかよ」
あおい「あきも気付かんかったんやろ?」
千明「いや、なんか恐くって目ぇ合わせないようにしてたから」
なでしこ「確か戦車道の全国大会で、無名の高校を優勝させた人だよね」
恵那「前回優勝校や、その前に九連覇してた高校とかにも勝って優勝したんだよね」
千明「しかも、常に相手の半分以下の戦力でな」
あおい「社会人チームにも勝った大学選抜とも試合して勝ったんやっけ」
リン「そんな凄い人なの!?」
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 16:27:07.73 ID:TQkrL3HL0
恵那「無名の学校を優勝校にって、どんな厳しい特訓を・・・」
なでしこ「鬼軍曹みたいな人なのかな」
千明「そういやタンカスロンやってる知り合いも『実績を鑑みるにとても常人とは思えぬ、まさしく軍神と呼ぶ他あるまい』とかって言ってたな」
リン「・・・でも、このプロフィールのところに好きな食べ物マカロンって書いてあるんだけど、本当にそんな人なの?」
恵那「戦車道の家元の娘で、その西住流っていうのが『撃てば必中 守りは固く 進む姿に乱れなし 鉄の掟 鋼の心 それが西住流』とかっていう感じで・・・なんか凄く怖そうだけど」
リン「な、な、何でそんな人が私達を探して・・・」ガクブル
なでしこ「ん?プロフィールの、趣味 ボコグッズ集めって?」
あおい「知らん?まぁマイナーやしなぁ。ボコられ熊のボコいうて、なんか包帯巻いた熊のぬいぐるみやで」
リン「・・・もしかして、これ」つボコキーホルダー
なでしこ「どうしたのそれ?」
リン「なんかミカさんがくれたんだよ」
なでしこ「鬼軍曹みたいな人なのかな」
千明「そういやタンカスロンやってる知り合いも『実績を鑑みるにとても常人とは思えぬ、まさしく軍神と呼ぶ他あるまい』とかって言ってたな」
リン「・・・でも、このプロフィールのところに好きな食べ物マカロンって書いてあるんだけど、本当にそんな人なの?」
恵那「戦車道の家元の娘で、その西住流っていうのが『撃てば必中 守りは固く 進む姿に乱れなし 鉄の掟 鋼の心 それが西住流』とかっていう感じで・・・なんか凄く怖そうだけど」
リン「な、な、何でそんな人が私達を探して・・・」ガクブル
なでしこ「ん?プロフィールの、趣味 ボコグッズ集めって?」
あおい「知らん?まぁマイナーやしなぁ。ボコられ熊のボコいうて、なんか包帯巻いた熊のぬいぐるみやで」
リン「・・・もしかして、これ」つボコキーホルダー
なでしこ「どうしたのそれ?」
リン「なんかミカさんがくれたんだよ」
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 16:28:42.56 ID:TQkrL3HL0
恵那「ミカさんって、さっき言ってた追われてたって人?」
千明「話が見えてきたな。おそらくそのキーホルダーを探して・・・」
リン「それだけであんな勢いで追いかけるのか!?」ガクブル
なでしこ「なんか凄かったよね」
千明「早く返した方が・・・」
リン「そ、そんなこと言われても」
みほ「それ・・・」
リン「うわぁぁっ!」
恵那「い、いつのまに後ろに!?」
あおい「って、なんか戦車も後ろに来とるし!」
千明「バカな、音なんかしなかったぞ!?」
みほ「麻子さんに音を立てずに近付くように頼んだので」
あおい(それだけで音がしなくなるんか?)
みほ「そんなことより・・・」
千明「話が見えてきたな。おそらくそのキーホルダーを探して・・・」
リン「それだけであんな勢いで追いかけるのか!?」ガクブル
なでしこ「なんか凄かったよね」
千明「早く返した方が・・・」
リン「そ、そんなこと言われても」
みほ「それ・・・」
リン「うわぁぁっ!」
恵那「い、いつのまに後ろに!?」
あおい「って、なんか戦車も後ろに来とるし!」
千明「バカな、音なんかしなかったぞ!?」
みほ「麻子さんに音を立てずに近付くように頼んだので」
あおい(それだけで音がしなくなるんか?)
みほ「そんなことより・・・」
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 16:30:35.59 ID:TQkrL3HL0
みほ「その・・・」ズイッ
みほ「それ・・・」ズズィッ
みほ「ボコォオォォォオ!!」ズズズズィィッ
リン「ひ、ひぃいぃぃぃいッ!」
沙織「ちょ、みぽりんストップストップ!え、えへへ、ごめんね~」
リン「へう゛」ナミダメ
沙織「あのね、ちょっとききたいんだけど、最近ミカさんって人に会わなかった?変な楽器持った変な人なんだけど」
リン「変な帽子かぶった変な人ですよね、おとといキャンプ場で会いました。その時これをもらって・・・」
みほ「ボコッ!」ズイッ
リン「ひィッ!」ビクッ
沙織「どうどう・・・。でね、そのキーホルダーみぽりんのなんだけど、ええっと、その、うーん、えー、あー、何て言うか・・・ミカさんの荷物に紛れ込んじゃってね(婉曲的表現)」
リン「はぁ」
みほ「それ・・・」ズズィッ
みほ「ボコォオォォォオ!!」ズズズズィィッ
リン「ひ、ひぃいぃぃぃいッ!」
沙織「ちょ、みぽりんストップストップ!え、えへへ、ごめんね~」
リン「へう゛」ナミダメ
沙織「あのね、ちょっとききたいんだけど、最近ミカさんって人に会わなかった?変な楽器持った変な人なんだけど」
リン「変な帽子かぶった変な人ですよね、おとといキャンプ場で会いました。その時これをもらって・・・」
みほ「ボコッ!」ズイッ
リン「ひィッ!」ビクッ
沙織「どうどう・・・。でね、そのキーホルダーみぽりんのなんだけど、ええっと、その、うーん、えー、あー、何て言うか・・・ミカさんの荷物に紛れ込んじゃってね(婉曲的表現)」
リン「はぁ」
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 16:32:14.93 ID:TQkrL3HL0
沙織「みぽりんの大事な物だから、その、返してあげて欲しいんだけど」
リン「あ、はい構いませんけど」スッ
みほ「・・・」ズズズ
リン「・・・ひぃぃっ」ブルブル
みほ「ボコッ!」パアァァッ
千明「な・・・オーラが消えたっ!?」
あおい「一気に普通の女の子になったで」
リン「は、はあぁぁ~・・・」ヘナヘナ
なでしこ「リ、リンちゃん大丈夫?」
沙織「みぽりんボコの事になるとちょっと見境がなくなっちゃって・・・」
恵那(ちょっと?)
千明「とりあえずこれで解決って事だな」
沙織「ごめんね、取り上げるみたいになっちゃって」
リン「いえ、構いませんよ。まぁちょっと可愛いかなって思いましたけど・・・」
沙織「あっ・・・」
リン「えっ?」
みほ「・・・・・・だよねっ!」ガシッ
リン「へ?」
リン「あ、はい構いませんけど」スッ
みほ「・・・」ズズズ
リン「・・・ひぃぃっ」ブルブル
みほ「ボコッ!」パアァァッ
千明「な・・・オーラが消えたっ!?」
あおい「一気に普通の女の子になったで」
リン「は、はあぁぁ~・・・」ヘナヘナ
なでしこ「リ、リンちゃん大丈夫?」
沙織「みぽりんボコの事になるとちょっと見境がなくなっちゃって・・・」
恵那(ちょっと?)
千明「とりあえずこれで解決って事だな」
沙織「ごめんね、取り上げるみたいになっちゃって」
リン「いえ、構いませんよ。まぁちょっと可愛いかなって思いましたけど・・・」
沙織「あっ・・・」
リン「えっ?」
みほ「・・・・・・だよねっ!」ガシッ
リン「へ?」
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 16:34:33.74 ID:TQkrL3HL0
みほ「ボコ可愛いよねすっごく可愛いよねでもボコの良いところってそれだけじゃなくってボコはどんな相手にも立ち向かって・・・」ペラペラ
リン「え、いや、あの・・・」
沙織「あちゃー・・・」
キーンコーンカーンコーン
あおい「あ、チャイムや」
千明「やべっ、遅刻すんぞ!」
恵那「じゃあリン私達先行くから」
リン「は?ちょ、待っ・・」
なでしこ「ご、ごめんねリンちゃん」
リン「あ、あの、私ももう行かないt
みほ「え?今ボコの話してるよね遅刻よりボコの方が大事だよねていうかボコより大事な事ってあるの?無いよね?」ズモモモモ
リン「ひぃぃいぃぃぃっ(恐っ!)」チラッ
沙織「・・・」(無言で首を振る)
リン「えぇ・・・」
優花里「ああなってしまっては誰も止められません」
華「これはしばらくかかりますねぇ」
麻子「終わるまで寝てていいか?」
みほ「どんなに負けても何度でも立ち向かうところがかっこいいっていうかそうだボコミュージアムってのがあって愛里寿ちゃんのお陰で ・・・」ペラペラ
リン(だ、誰か・・・助けてっ)
――end――
リン「え、いや、あの・・・」
沙織「あちゃー・・・」
キーンコーンカーンコーン
あおい「あ、チャイムや」
千明「やべっ、遅刻すんぞ!」
恵那「じゃあリン私達先行くから」
リン「は?ちょ、待っ・・」
なでしこ「ご、ごめんねリンちゃん」
リン「あ、あの、私ももう行かないt
みほ「え?今ボコの話してるよね遅刻よりボコの方が大事だよねていうかボコより大事な事ってあるの?無いよね?」ズモモモモ
リン「ひぃぃいぃぃぃっ(恐っ!)」チラッ
沙織「・・・」(無言で首を振る)
リン「えぇ・・・」
優花里「ああなってしまっては誰も止められません」
華「これはしばらくかかりますねぇ」
麻子「終わるまで寝てていいか?」
みほ「どんなに負けても何度でも立ち向かうところがかっこいいっていうかそうだボコミュージアムってのがあって愛里寿ちゃんのお陰で ・・・」ペラペラ
リン(だ、誰か・・・助けてっ)
――end――
40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/28(火) 16:44:09.94 ID:TQkrL3HL0
以上になります
例のパイの画像を見て、これ絶対\コンニチワ/って言ってるよなーって思い付いたところから書き始めたのですが、なんかえらい長くなってしまった・・・
例のパイの画像を見て、これ絶対\コンニチワ/って言ってるよなーって思い付いたところから書き始めたのですが、なんかえらい長くなってしまった・・・
引用元: 【ゆるキャン×ガルパン】リン「なんだあれ」ミカ「・・・」ポロロン
【ゆるキャン△】千明「動画を撮るぞっ!」
2018-07-23
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/21(土) 19:14:49.32 ID:/xp3mvtCO
午前8時32分
本栖高校校門前
なでしこ「おはようございますっ!」
なでしこ「私たちは今、本栖高校校門前に来ていますっ」
あおい「・・・」●REC
リン「・・・」
なでしこ「時刻は・・・えー、朝の8時半位でしょうか」
千明「良いお天気ですね」
なでしこ「寒いですが、よく晴れて絶好の行楽日和ですねっ」
リン「・・・おい」
なでしこ「では早速今日の・・・」
千明「いやいやなでしこさん、その前に出演陣の紹介だけでもやらないと」
なでしこ「あっ!そうでした」
リン「・・・なぁ」
千明「えー、まず我々野外活動サークルのエース、各務原なでしこさん」
なでしこ「なでしこですっ」
千明「それから、休日に訳も分からぬまま呼び出されてやって来た、しまりんこと志摩リンさん」
リン「何なんだよこれはっ!」
本栖高校校門前
なでしこ「おはようございますっ!」
なでしこ「私たちは今、本栖高校校門前に来ていますっ」
あおい「・・・」●REC
リン「・・・」
なでしこ「時刻は・・・えー、朝の8時半位でしょうか」
千明「良いお天気ですね」
なでしこ「寒いですが、よく晴れて絶好の行楽日和ですねっ」
リン「・・・おい」
なでしこ「では早速今日の・・・」
千明「いやいやなでしこさん、その前に出演陣の紹介だけでもやらないと」
なでしこ「あっ!そうでした」
リン「・・・なぁ」
千明「えー、まず我々野外活動サークルのエース、各務原なでしこさん」
なでしこ「なでしこですっ」
千明「それから、休日に訳も分からぬまま呼び出されてやって来た、しまりんこと志摩リンさん」
リン「何なんだよこれはっ!」
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/21(土) 19:31:02.61 ID:/xp3mvtCO
なでしこ「野クルの活動PR動画だよ、リンちゃん!」
リン「活動PR動画ぁ?」
千明「我々野クルの活動を動画に撮って、動画サイトにアップする事で活動をアピールし、部員を増やして部に昇格、広い部室をゲットして部費までもらい、ついでに広告収入まで得られれば良いなぁ~・・・、と」
リン「欲望が果てしないな」
なでしこ「その記念すべき第一弾だよ」
リン「入りからして思いっきり某ローカル番組っぽいんだが」
千明「その辺はあまり気にするな。というわけで改めてメンバーの紹介でもするか」
千明「まずはわたくし、野外活動サークル部長兼ディレクターの大垣千明」
千明「そしてディレクター兼カメラ担当。スーパーでのアルバイト姿が人妻感溢れると話題のイヌ子こと犬山あおい」
あおい「誰が人妻や」●REC
千明「それから出演陣、野クルのエース、なでしこ強い子元気な子でお馴染み各務原なでしこさん」
なでしこ「よろしくお願いしますっ!」
リン「なんだそのキャッチコピー」
千明「そして孤高のソロキャンパーにして、野クルの外部特別顧問、しまりんこと志摩リンさん」
リン「その紹介やめろ」
リン「活動PR動画ぁ?」
千明「我々野クルの活動を動画に撮って、動画サイトにアップする事で活動をアピールし、部員を増やして部に昇格、広い部室をゲットして部費までもらい、ついでに広告収入まで得られれば良いなぁ~・・・、と」
リン「欲望が果てしないな」
なでしこ「その記念すべき第一弾だよ」
リン「入りからして思いっきり某ローカル番組っぽいんだが」
千明「その辺はあまり気にするな。というわけで改めてメンバーの紹介でもするか」
千明「まずはわたくし、野外活動サークル部長兼ディレクターの大垣千明」
千明「そしてディレクター兼カメラ担当。スーパーでのアルバイト姿が人妻感溢れると話題のイヌ子こと犬山あおい」
あおい「誰が人妻や」●REC
千明「それから出演陣、野クルのエース、なでしこ強い子元気な子でお馴染み各務原なでしこさん」
なでしこ「よろしくお願いしますっ!」
リン「なんだそのキャッチコピー」
千明「そして孤高のソロキャンパーにして、野クルの外部特別顧問、しまりんこと志摩リンさん」
リン「その紹介やめろ」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/21(土) 19:32:08.49 ID:/xp3mvtCO
千明「以上四名が我々どうでしょう班だっ!」
リン「どうでしょう班って言っちゃったよ」
リン「というか誰が外部特別顧問だ。顧問ならちゃんと居るだろ」
千明「あー・・・先生は・・・一応朝電話したんだが」
リン「・・・もう大体分かった」
千明「妹さんが出て、二日酔いで死んでると・・・」
リン「やっぱり」
千明「スタイリストの斉藤にも電話したんだが出なかった」
リン「100%寝てるな、というかスタイリストだったのか斉藤」
千明「ともあれまずはこの四人で企画を進めていこうと思う」
リン「この流れで企画とか嫌な予感しかしないんだが」
リン「どうでしょう班って言っちゃったよ」
リン「というか誰が外部特別顧問だ。顧問ならちゃんと居るだろ」
千明「あー・・・先生は・・・一応朝電話したんだが」
リン「・・・もう大体分かった」
千明「妹さんが出て、二日酔いで死んでると・・・」
リン「やっぱり」
千明「スタイリストの斉藤にも電話したんだが出なかった」
リン「100%寝てるな、というかスタイリストだったのか斉藤」
千明「ともあれまずはこの四人で企画を進めていこうと思う」
リン「この流れで企画とか嫌な予感しかしないんだが」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/21(土) 19:33:15.59 ID:/xp3mvtCO
千明「ちゃんと企画会議を行っていくつか考えてきたぞぉ。まずは企画候補その1」
なでしこ「富士山一周リヤカーの旅!」
リン「いきなりそれか」
千明「富士山周辺のキャンプ場を回りながら、キャンプ道具を積んだリヤカーをみんなでひくことで、絆と結束を深めようという企画だ」
リン「溝の方が深まるんじゃないか?」
千明「ちなみに一日7時間歩いて三日程かかる」
リン「なんとなく出来そうな気になる数字を挙げるなよ」
千明「富士山周辺はキャンプ場多いし、活動をアピールするにはなかなか良い企画だと思ったのだが・・・」
リン「?」
千明「職務質問が不可避である、という理由でボツになった」
リン「まぁ、されるだろうな。思いっきり怪しいし」
なでしこ「富士山一周リヤカーの旅!」
リン「いきなりそれか」
千明「富士山周辺のキャンプ場を回りながら、キャンプ道具を積んだリヤカーをみんなでひくことで、絆と結束を深めようという企画だ」
リン「溝の方が深まるんじゃないか?」
千明「ちなみに一日7時間歩いて三日程かかる」
リン「なんとなく出来そうな気になる数字を挙げるなよ」
千明「富士山周辺はキャンプ場多いし、活動をアピールするにはなかなか良い企画だと思ったのだが・・・」
リン「?」
千明「職務質問が不可避である、という理由でボツになった」
リン「まぁ、されるだろうな。思いっきり怪しいし」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/21(土) 19:34:05.04 ID:/xp3mvtCO
千明「まだあるぞ、企画候補その2」
なでしこ「対決甲州!」
リン「なんだそれ?」
千明「吉田うどん、鳥モツ煮、笹子餅など、山梨各地の名物を、出演陣の対決形式で紹介していこうという企画だ」
リン「出演陣の対決形式って・・・私となでしこで勝負すんのか!?」
なでしこ「負けないよっ、リンちゃん!」
リン「勝てるかっ!早食いでも大食いでも対抗できる気がしないわ!」
千明「まぁこれも、どんなにハンデを付けたところで勝負にならないだろうって事でボツになった」
リン「またボツか。ボツになってないやつを出せよ」
なでしこ「対決甲州!」
リン「なんだそれ?」
千明「吉田うどん、鳥モツ煮、笹子餅など、山梨各地の名物を、出演陣の対決形式で紹介していこうという企画だ」
リン「出演陣の対決形式って・・・私となでしこで勝負すんのか!?」
なでしこ「負けないよっ、リンちゃん!」
リン「勝てるかっ!早食いでも大食いでも対抗できる気がしないわ!」
千明「まぁこれも、どんなにハンデを付けたところで勝負にならないだろうって事でボツになった」
リン「またボツか。ボツになってないやつを出せよ」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/21(土) 19:35:21.51 ID:/xp3mvtCO
千明「ボツになってないやつというとこれだな、原付東日本縦断ラリー!」
リン「色々と待て」
なでしこ「え、ていうかあきちゃん、それ私も聞いてないよぉ」
千明「各地のキャンプ場でキャンプ泊しつつ、ひたすら北を目指して行くという企画だ」
リン「キャンプ泊しながらって、本家よりも過酷になってるじゃないか!」
千明「いやぁ、一応野クルの活動って事だからキャンプはしないと」
リン「というか東日本縦断って、北海道まで行くのか!?」
千明「いや、津軽海峡を越えるのが(金銭的に)困難だということで青森までだ」
リン「それだってかなりの距離だろ」
千明「大体900㎞くらいだな」
リン「サラッと言うな!そもそも原付持ってんの私だけだろ」
リン「色々と待て」
なでしこ「え、ていうかあきちゃん、それ私も聞いてないよぉ」
千明「各地のキャンプ場でキャンプ泊しつつ、ひたすら北を目指して行くという企画だ」
リン「キャンプ泊しながらって、本家よりも過酷になってるじゃないか!」
千明「いやぁ、一応野クルの活動って事だからキャンプはしないと」
リン「というか東日本縦断って、北海道まで行くのか!?」
千明「いや、津軽海峡を越えるのが(金銭的に)困難だということで青森までだ」
リン「それだってかなりの距離だろ」
千明「大体900㎞くらいだな」
リン「サラッと言うな!そもそも原付持ってんの私だけだろ」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/21(土) 19:36:25.32 ID:/xp3mvtCO
千明「安心しろ、なでしこはチャリだ」
なでしこ「えっ?!??」
リン「チャリで青森までってどんな拷問だよ・・・」
なでしこ「あ、あきちゃん達はどうするの?撮影もしなきゃだし、自転車じゃあ無理じゃない?」
千明「その辺に関しては、なでしこの姉ちゃんが全面的に協力してくれる事になっている」
なでしこ「お、お姉ちゃぁぁああぁぁん!」
リン「根回し済みか・・・そういや好きなんだっけ」
千明「まぁこの企画もスケジュールなどの調整が必要って事で、とりあえずは保留になった」
リン「保留って、いつかはやるのか」
あおい「それについては、なでしこちゃんにお姉さんからコメントを預かっとるで」●REC
なでしこ「コメント?」
千明「今度太ったらマジでやらせる、だと」
なでしこ「ふぎゅうぅぅ」
リン(マジでやりかねん・・・)
なでしこ「えっ?!??」
リン「チャリで青森までってどんな拷問だよ・・・」
なでしこ「あ、あきちゃん達はどうするの?撮影もしなきゃだし、自転車じゃあ無理じゃない?」
千明「その辺に関しては、なでしこの姉ちゃんが全面的に協力してくれる事になっている」
なでしこ「お、お姉ちゃぁぁああぁぁん!」
リン「根回し済みか・・・そういや好きなんだっけ」
千明「まぁこの企画もスケジュールなどの調整が必要って事で、とりあえずは保留になった」
リン「保留って、いつかはやるのか」
あおい「それについては、なでしこちゃんにお姉さんからコメントを預かっとるで」●REC
なでしこ「コメント?」
千明「今度太ったらマジでやらせる、だと」
なでしこ「ふぎゅうぅぅ」
リン(マジでやりかねん・・・)
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/21(土) 19:37:26.25 ID:/xp3mvtCO
リン「で、結局今日は何をやるんだよ」
千明「とりあえず本栖湖のキャンプ場で適当にデイキャンプでもしようかと」
リン「一気にゆるくなったな」
千明「まぁ最初だしな。別にやりたいなら構わんぞぉ、青森行くかぁ?」
リン「誰が行くか」
千明「大間でマグロ釣るぞぉ~」
なでしこ「マグロっ!」ピクッ
リン「お前が釣られるなよ・・・マグロ食べるために自転車で900㎞行く気か」
なでしこ「はっ、そーだった」
リン「やれやれ」
千明「じゃ、とりあえずこれから本栖湖の方へ向かうとするか」
なでしこ「では本栖湖に向けて、しゅっぱ~~つっ」
――――――
――――
――
千明「とりあえず本栖湖のキャンプ場で適当にデイキャンプでもしようかと」
リン「一気にゆるくなったな」
千明「まぁ最初だしな。別にやりたいなら構わんぞぉ、青森行くかぁ?」
リン「誰が行くか」
千明「大間でマグロ釣るぞぉ~」
なでしこ「マグロっ!」ピクッ
リン「お前が釣られるなよ・・・マグロ食べるために自転車で900㎞行く気か」
なでしこ「はっ、そーだった」
リン「やれやれ」
千明「じゃ、とりあえずこれから本栖湖の方へ向かうとするか」
なでしこ「では本栖湖に向けて、しゅっぱ~~つっ」
――――――
――――
――
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/21(土) 19:38:42.96 ID:/xp3mvtCO
午前10時06分
本栖湖
湖畔キャンプ場
千明「ゼエハア、と、という訳で、本栖湖に、ゼエハア、やって、き、きました」
リン「息整えてから撮れよ」
千明「あの坂、キツすぎるだろ、死ぬかと思った」ゼエハア
なでしこ「うわぁ~~っ、晴れてて富士山がよく見えるよぉっ!」パシャッ
千明「原付のリンはともかく、何であいつあんなに元気なんだ?」ゼエハア
あおい「なでしこ強い子元気な子過ぎるやろ」ゼエハア ●REC
リン「南部町から自転車で来たんだろ?ほんとどんな体力してんだ」
本栖湖
湖畔キャンプ場
千明「ゼエハア、と、という訳で、本栖湖に、ゼエハア、やって、き、きました」
リン「息整えてから撮れよ」
千明「あの坂、キツすぎるだろ、死ぬかと思った」ゼエハア
なでしこ「うわぁ~~っ、晴れてて富士山がよく見えるよぉっ!」パシャッ
千明「原付のリンはともかく、何であいつあんなに元気なんだ?」ゼエハア
あおい「なでしこ強い子元気な子過ぎるやろ」ゼエハア ●REC
リン「南部町から自転車で来たんだろ?ほんとどんな体力してんだ」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/21(土) 19:39:53.62 ID:/xp3mvtCO
千明「さて、まずはテントでも立てるか」
リン「デイキャンだろ?」
千明「そうだけど、雰囲気づくりの為にな」
リン「私のテントも立てるのか?」
千明「あたしらの980円テントだけじゃパッとしないだろ?」
リン「それでフル装備で来いとか言ってたのか」
千明「タープも持ってきたから、テントと合わせていい感じの絵になるぞっ。という訳でここをキャンプ地とする!」
リン「それ言いたいだけだろ。となると、それなりに広くて見映えのする場所に・・・」
なでしこ「リンちゃん、この辺は?」
リン「テント三つとタープだからな、タープをどう張るか・・・」ブツブツ
千明「・・・なんだかんだでやる気になってるな」
あおい「でも助かるわぁ~」●REC
リン「デイキャンだろ?」
千明「そうだけど、雰囲気づくりの為にな」
リン「私のテントも立てるのか?」
千明「あたしらの980円テントだけじゃパッとしないだろ?」
リン「それでフル装備で来いとか言ってたのか」
千明「タープも持ってきたから、テントと合わせていい感じの絵になるぞっ。という訳でここをキャンプ地とする!」
リン「それ言いたいだけだろ。となると、それなりに広くて見映えのする場所に・・・」
なでしこ「リンちゃん、この辺は?」
リン「テント三つとタープだからな、タープをどう張るか・・・」ブツブツ
千明「・・・なんだかんだでやる気になってるな」
あおい「でも助かるわぁ~」●REC
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/21(土) 19:41:13.89 ID:/xp3mvtCO
午前10時46分
設営完了
なでしこ「設営完了しましたっ!」
リン「立ててるところ撮らなくて良かったのか?」
千明「とりあえず今日はキャンプの雰囲気的なものを撮って、そういう細かいやつは今後に回そうかと」
リン「結構考えてるな」
千明「という訳で普段通りに過ごしてくれ。撮ってくから」
リン「普段通りか・・・」
なでしこ「うん、分かった」
千明「さて、まずはリンから・・・」
リン「・・・」
リン「・・・」ペラッ
リン「・・・」
リン「・・・」ペラッ
千明「・・・本読んでるだけじゃねーか!」
リン「いや普段通りって言うから」
設営完了
なでしこ「設営完了しましたっ!」
リン「立ててるところ撮らなくて良かったのか?」
千明「とりあえず今日はキャンプの雰囲気的なものを撮って、そういう細かいやつは今後に回そうかと」
リン「結構考えてるな」
千明「という訳で普段通りに過ごしてくれ。撮ってくから」
リン「普段通りか・・・」
なでしこ「うん、分かった」
千明「さて、まずはリンから・・・」
リン「・・・」
リン「・・・」ペラッ
リン「・・・」
リン「・・・」ペラッ
千明「・・・本読んでるだけじゃねーか!」
リン「いや普段通りって言うから」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/21(土) 19:42:15.92 ID:/xp3mvtCO
千明「動きが無さすぎんだろ、動画だぞ」
あおい「ま、まぁこれも贅沢な時間の使い方やと思えば・・・」●REC
千明「ページめくる以外、微動だにしてなかったぞ」
あおい「日向ぼっこしとる猫みたいやなぁ・・・」●REC
千明「ええい、こうなったらなでしこだ」
なでしこ「湖に富士山写ってるっ」パシャッ
なでしこ「わぁ~、ボートも有るよぅ」スタタタ
なでしこ「みてみて、松ぼっくり落ちてるっ!」
千明「・・・こっちは動きっぱなしだな」
あおい「リード外した犬みたいやな」●REC
千明「あんま動き回られても撮りにくいな・・・とりあえず焚き火でもしてみるか」
リン「普段通り過ごせとか言っといて・・・」
あおい「ま、まぁこれも贅沢な時間の使い方やと思えば・・・」●REC
千明「ページめくる以外、微動だにしてなかったぞ」
あおい「日向ぼっこしとる猫みたいやなぁ・・・」●REC
千明「ええい、こうなったらなでしこだ」
なでしこ「湖に富士山写ってるっ」パシャッ
なでしこ「わぁ~、ボートも有るよぅ」スタタタ
なでしこ「みてみて、松ぼっくり落ちてるっ!」
千明「・・・こっちは動きっぱなしだな」
あおい「リード外した犬みたいやな」●REC
千明「あんま動き回られても撮りにくいな・・・とりあえず焚き火でもしてみるか」
リン「普段通り過ごせとか言っといて・・・」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/21(土) 19:43:26.97 ID:/xp3mvtCO
千明「直火OKだよなここ?」
リン「うん、あと薪も自由に使って良いから・・・」
千明「マジでっ!?おーしなでしこ、薪集めんぞぉっ」
なでしこ「うん!」
リン「焚き付け用に細い枝と、あと着火剤代りに松ぼっくりも」
千明「イヌ子、ちょっとこれアップで」
あおい「ええで」●REC
千明「松ぼっくり・・・これはマッチ一本で火が付く天然の優秀な着火剤(渋い声)」
リン「なにやってんだ?」
千明「いや、こういう豆知識的なのも入れてった方が良いかなと」
リン「まあ、それは分かるけど」
千明「カサが開いたものは乾燥し、よく燃えます(渋い声)」
リン「何でそんな渋い声なんだ」
リン「うん、あと薪も自由に使って良いから・・・」
千明「マジでっ!?おーしなでしこ、薪集めんぞぉっ」
なでしこ「うん!」
リン「焚き付け用に細い枝と、あと着火剤代りに松ぼっくりも」
千明「イヌ子、ちょっとこれアップで」
あおい「ええで」●REC
千明「松ぼっくり・・・これはマッチ一本で火が付く天然の優秀な着火剤(渋い声)」
リン「なにやってんだ?」
千明「いや、こういう豆知識的なのも入れてった方が良いかなと」
リン「まあ、それは分かるけど」
千明「カサが開いたものは乾燥し、よく燃えます(渋い声)」
リン「何でそんな渋い声なんだ」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/21(土) 19:45:13.85 ID:/xp3mvtCO
千明「結構集まったな。よぉし、盛大に燃やし尽くすぞぉ!」
リン「そんな動画アップしたらそれこそ炎上するぞ」
なでしこ「松ぼっくりに火をつけて、上に細かい枝を乗せる・・・と」
リン「火が大きくなったら大きい枝を乗せてけば・・・」
千明「おぉ、あったけぇ~。やっぱキャンプといえば焚き火だよな」
ヴーッ、ヴーッ
千明「ん?恵那からだ」
恵那『電話有ったみたいだけど、どうしたの?』
リン「やっと起きたみたいだな」
千明「もう昼になるぞ」パシャッ
千明『ようやく起きたか(画像添付)』
恵那『あれ、リンも居る。何してんの?( ´ エ ` )』
リン『茶番』
千明『おいっ!』
なでしこ『動画を撮ってるんだよ(≧▽≦)』
恵那『動画?』
あおい『野クルのPR動画やで~(* ´ ワ ` *)』
リン「そんな動画アップしたらそれこそ炎上するぞ」
なでしこ「松ぼっくりに火をつけて、上に細かい枝を乗せる・・・と」
リン「火が大きくなったら大きい枝を乗せてけば・・・」
千明「おぉ、あったけぇ~。やっぱキャンプといえば焚き火だよな」
ヴーッ、ヴーッ
千明「ん?恵那からだ」
恵那『電話有ったみたいだけど、どうしたの?』
リン「やっと起きたみたいだな」
千明「もう昼になるぞ」パシャッ
千明『ようやく起きたか(画像添付)』
恵那『あれ、リンも居る。何してんの?( ´ エ ` )』
リン『茶番』
千明『おいっ!』
なでしこ『動画を撮ってるんだよ(≧▽≦)』
恵那『動画?』
あおい『野クルのPR動画やで~(* ´ ワ ` *)』
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/21(土) 19:46:31.15 ID:/xp3mvtCO
恵那『なるほど』
リン『あれだけで分かったのか』
恵那『野クルの活動を動画に撮って、動画サイトにアップする事で活動をアピールし、部員を増やして部に昇格、広い部室をゲットして部費までもらい、ついでに広告収入まで得ようって事だね』
リン『なっ、完璧・・・だと・・・』
千明『いや、前に軽く話したし、主にリンの巻き込み方についてとか』
リン『お前も一枚噛んでたのか』
千明『恵那にもこれから色々と働いてもらうぞっ!』
千明「あれ?既読がつかんぞ」
リン「まさか・・・」
なでしこ『恵那ちゃーん』
なでしこ「やっぱり既読つかないよ」
リン「・・・寝落ちしたな」
千明「二度寝かよ!もう昼だぞっ」
リン『あれだけで分かったのか』
恵那『野クルの活動を動画に撮って、動画サイトにアップする事で活動をアピールし、部員を増やして部に昇格、広い部室をゲットして部費までもらい、ついでに広告収入まで得ようって事だね』
リン『なっ、完璧・・・だと・・・』
千明『いや、前に軽く話したし、主にリンの巻き込み方についてとか』
リン『お前も一枚噛んでたのか』
千明『恵那にもこれから色々と働いてもらうぞっ!』
千明「あれ?既読がつかんぞ」
リン「まさか・・・」
なでしこ『恵那ちゃーん』
なでしこ「やっぱり既読つかないよ」
リン「・・・寝落ちしたな」
千明「二度寝かよ!もう昼だぞっ」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/21(土) 19:49:15.88 ID:/xp3mvtCO
千明「気を取り直して、そろそろ昼メシにするか」
リン「何も用意してきてないけど・・・」
なでしこ「大丈夫、私が作るよっ」
リン「何作るんだ?」
なでしこ「ふっふっふ、やっぱりみんなで食べるとなれば・・・お鍋だよっ!」つ土鍋
リン「って、土鍋とガスコンロ背負って来てたのか!?」
千明「お前どんだけフィジカル強いんだよ!!」
あおい「大町先生に話したら登山部にスカウトされそうやな・・・」●REC
なでしこ「え、えへへ」
千明「・・・これなら問題なくチャリで青森まで行けそうだな」
リン「・・・原付ちゃんと整備しとくか、途中で壊れても困るし」
あおい「なでしこちゃんのお姉さんとスケジュール調整せんとやな・・・」●REC
なでしこ「ま、待って!その企画をやる前提で話を進めないでぇっ!!」
リン「何も用意してきてないけど・・・」
なでしこ「大丈夫、私が作るよっ」
リン「何作るんだ?」
なでしこ「ふっふっふ、やっぱりみんなで食べるとなれば・・・お鍋だよっ!」つ土鍋
リン「って、土鍋とガスコンロ背負って来てたのか!?」
千明「お前どんだけフィジカル強いんだよ!!」
あおい「大町先生に話したら登山部にスカウトされそうやな・・・」●REC
なでしこ「え、えへへ」
千明「・・・これなら問題なくチャリで青森まで行けそうだな」
リン「・・・原付ちゃんと整備しとくか、途中で壊れても困るし」
あおい「なでしこちゃんのお姉さんとスケジュール調整せんとやな・・・」●REC
なでしこ「ま、待って!その企画をやる前提で話を進めないでぇっ!!」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/21(土) 19:51:14.32 ID:/xp3mvtCO
午後12時46分
昼食
千明「それでは」
「「「「いただきま~す」」」」
なでしこ「うん、おいしいっ!」モグモグ
あおい「寒い外で食べる鍋ええよなぁ~」モグモグ
リン「すっかりキャンプで鍋が定番になってきたな」モグモグ
千明「いやぁ~、今日の撮れ高十分だろ」モグモグ
あおい「せやなぁ、結構撮ったしなぁ」
千明「これをアップして広告収入を・・・」ククク
リン「やっぱりそれが本音か」
千明「ある程度数が揃ったら、DVDにまとめてそっちの売り上げも・・・」
リン「どんだけ欲が深いんだよ。大体売れるとは限らんだろ」
千明「分からんぞ、12,507枚くらい売れてしまうかも知れんぞぉ」
リン「どこから出てきた数字だよそれ」
――――――
――――
――
昼食
千明「それでは」
「「「「いただきま~す」」」」
なでしこ「うん、おいしいっ!」モグモグ
あおい「寒い外で食べる鍋ええよなぁ~」モグモグ
リン「すっかりキャンプで鍋が定番になってきたな」モグモグ
千明「いやぁ~、今日の撮れ高十分だろ」モグモグ
あおい「せやなぁ、結構撮ったしなぁ」
千明「これをアップして広告収入を・・・」ククク
リン「やっぱりそれが本音か」
千明「ある程度数が揃ったら、DVDにまとめてそっちの売り上げも・・・」
リン「どんだけ欲が深いんだよ。大体売れるとは限らんだろ」
千明「分からんぞ、12,507枚くらい売れてしまうかも知れんぞぉ」
リン「どこから出てきた数字だよそれ」
――――――
――――
――
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/21(土) 19:52:35.27 ID:/xp3mvtCO
後日
本栖高校中庭
なでしこ「野外活動サークルのキャンプ動画、如何だったでしょうか?」
なでしこ「キャンプ、楽しいですよぉ~。あ、でもキャンプをするに当たっての注意点を」
なでしこ「キャンプを楽しむ際は、キャンプ場や施設のルールを必ず守り、火やゴミの後始末を忘れないようにしましょう!」
なでしこ「それから、冬の野外は寒いので、しっかり着こんで防寒しましょう!!」
なでしこ「あと、山でキャンプする時は熊に注意して・・・・・・あっ!熊だっ!」
リン(クマヘアー)「・・・」トコトコ
リン(クマヘアー)「・・・」
リン(クマヘアー)「・・・」トコトコ
千明「ンフッ、な、なんか言えよww」
――end――
リン(クマヘアー)「おいっ、こんな終わり方で良いのか!?」
恵那「いやいや、十分面白いってリン」
千明「いやぁ~、いい仕事すんなぁ斉藤」
本栖高校中庭
なでしこ「野外活動サークルのキャンプ動画、如何だったでしょうか?」
なでしこ「キャンプ、楽しいですよぉ~。あ、でもキャンプをするに当たっての注意点を」
なでしこ「キャンプを楽しむ際は、キャンプ場や施設のルールを必ず守り、火やゴミの後始末を忘れないようにしましょう!」
なでしこ「それから、冬の野外は寒いので、しっかり着こんで防寒しましょう!!」
なでしこ「あと、山でキャンプする時は熊に注意して・・・・・・あっ!熊だっ!」
リン(クマヘアー)「・・・」トコトコ
リン(クマヘアー)「・・・」
リン(クマヘアー)「・・・」トコトコ
千明「ンフッ、な、なんか言えよww」
――end――
リン(クマヘアー)「おいっ、こんな終わり方で良いのか!?」
恵那「いやいや、十分面白いってリン」
千明「いやぁ~、いい仕事すんなぁ斉藤」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/21(土) 19:59:43.90 ID:/xp3mvtCO
以上になります
もうちょいどうでしょう感を出そうかと思ったのですが、この子達にケンカさせる訳にもいかんので・・・あくまでゆるく行きました
もうちょいどうでしょう感を出そうかと思ったのですが、この子達にケンカさせる訳にもいかんので・・・あくまでゆるく行きました
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/21(土) 20:03:40.39 ID:/xp3mvtCO
なんだかんだで今回でゆるキャン△SS10作目になりました。
今までのを読んでくれた方、転載して下さったまとめサイトさん、ありがとうございます。
今までのを読んでくれた方、転載して下さったまとめサイトさん、ありがとうございます。
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/21(土) 20:09:03.40 ID:GacxaNX7o
ゆるキャンはいいぞ。
2期が待ち遠しい
2期が待ち遠しい
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/21(土) 20:20:55.14 ID:/xp3mvtCO
最初に書いたとき、「お前が(ゆるキャン△SS)流行らすんだよ!」と言われたのですが、まさかほんとにこんなに書くことになるとは思いませんでした。
せっかくなので過去作まとめておきます。こんなことなら酉つけとけば良かった。
【ゆるキャン△】なでしこ「で、でーと?」
【ゆるキャン△】なでしこ「で、でーと?」その2
【ゆるキャン△】恵那「リンとなでしこちゃんをくっつけようと思う」
【ゆるキャン△】からかい上手の斉藤さん
【ゆるキャン△】リン「ラジオでも聴くか」
【ゆるキャン△】千明「伊那のローメンだっ!!」
【ゆるキャン△】リン「シンデレラ?」
【ゆるキャン△】恵那「でも、一回だけ一緒に行ってみない?」
【ゆるキャン△】千明「夏キャンプに向けて準備を始めるっ!」
せっかくなので過去作まとめておきます。こんなことなら酉つけとけば良かった。
【ゆるキャン△】なでしこ「で、でーと?」
【ゆるキャン△】なでしこ「で、でーと?」その2
【ゆるキャン△】恵那「リンとなでしこちゃんをくっつけようと思う」
【ゆるキャン△】からかい上手の斉藤さん
【ゆるキャン△】リン「ラジオでも聴くか」
【ゆるキャン△】千明「伊那のローメンだっ!!」
【ゆるキャン△】リン「シンデレラ?」
【ゆるキャン△】恵那「でも、一回だけ一緒に行ってみない?」
【ゆるキャン△】千明「夏キャンプに向けて準備を始めるっ!」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/21(土) 20:42:30.87 ID:YGyYRcuCo
乙ー
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/22(日) 00:05:23.97 ID:d3xMg49A0
乙乙
引用元: 【ゆるキャン△】千明「動画を撮るぞっ!」
【ゆるキャン△】リン「シンデレラ?」
2018-07-23
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/01(金) 19:33:08.27 ID:GhMFGBnAO
主演 リンちゃん
脚本 斉藤さん
ナレーション 大塚明夫氏
でお送りします。
脚本 斉藤さん
ナレーション 大塚明夫氏
でお送りします。
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/01(金) 19:47:30.28 ID:GhMFGBnAO
むかしむかし、あるところにリンデレラというそれはそれは美しい娘がおりました。
リン「・・・なぁ」
恵那「えっ何?」
リン「何で私が主役なんだ?」
恵那「えっとね、最初はなでしこちゃんをヒロインにして、リンには王子様をやってもらおうかと思ったんだけど」
リン「そっちの方が良いんじゃないか?」
恵那「でも『なでデレラ』の語感があまりにも悪くって・・・」
リン「・・・上に『ゴジラvs』とか付きそうだな、なでデレラ」
恵那「で、違和感の無いリンデレラってことに」
リン「まぁいいけど」
リン「・・・なぁ」
恵那「えっ何?」
リン「何で私が主役なんだ?」
恵那「えっとね、最初はなでしこちゃんをヒロインにして、リンには王子様をやってもらおうかと思ったんだけど」
リン「そっちの方が良いんじゃないか?」
恵那「でも『なでデレラ』の語感があまりにも悪くって・・・」
リン「・・・上に『ゴジラvs』とか付きそうだな、なでデレラ」
恵那「で、違和感の無いリンデレラってことに」
リン「まぁいいけど」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/01(金) 19:48:35.87 ID:GhMFGBnAO
リンデレラは酔っぱらいの継母と意地悪な義姉に毎日いじめられていました。
グビ姉「あらへあいむひおっにほんまへほひあんはうぇア!!」
リン「何言ってるか分かりません」
千明「あーらリンデレラ、テントの裏がまだ汚れてましてよーっ!」
リン「何でお前はそんなノリノリなんだよ」
お城で舞踏会が開かれる日、継母と義姉はリンデレラを残してお城に出かけてしまいました。
リン「舞踏会か・・・面倒だな、ラジオでも聴くか」
恵那「ちょっと、そこは行きたいなーって言ってくんないと」
リン「えぇ・・・、あー舞踏会行きたいなあ(棒)」
あおい「その願い、叶えるで~」
なんと、リンデレラの願いを叶える為に魔法使いが現れました。
グビ姉「あらへあいむひおっにほんまへほひあんはうぇア!!」
リン「何言ってるか分かりません」
千明「あーらリンデレラ、テントの裏がまだ汚れてましてよーっ!」
リン「何でお前はそんなノリノリなんだよ」
お城で舞踏会が開かれる日、継母と義姉はリンデレラを残してお城に出かけてしまいました。
リン「舞踏会か・・・面倒だな、ラジオでも聴くか」
恵那「ちょっと、そこは行きたいなーって言ってくんないと」
リン「えぇ・・・、あー舞踏会行きたいなあ(棒)」
あおい「その願い、叶えるで~」
なんと、リンデレラの願いを叶える為に魔法使いが現れました。
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/01(金) 19:49:54.05 ID:GhMFGBnAO
あおい「ちゅー訳でかぼちゃと何か動物を持って来てなぁ」
リン「何か動物?」
あおい「いや、ほんまはネズミなんやけど、そんなん持って来られても困るし」
リン「確かにそれは私もやだなぁ」
というわけでリンデレラは山梨名物甲州天空かぼちゃと、チワワを持って来ました。
ちくわ「ワフッ」
リン「お前も出るんだ」モフモフ
あおい「じゃあいくでぇ、モンベルキャラバンスノーピーク!」
リン「何だその呪文」
魔法使いが呪文を唱えると、リンデレラの服があっという間に素敵なドレスに早変り。
リン「うっ・・・な、なんかこの格好ハズいな///」
あおい「結構似合っとるよ~」
リン「何か動物?」
あおい「いや、ほんまはネズミなんやけど、そんなん持って来られても困るし」
リン「確かにそれは私もやだなぁ」
というわけでリンデレラは山梨名物甲州天空かぼちゃと、チワワを持って来ました。
ちくわ「ワフッ」
リン「お前も出るんだ」モフモフ
あおい「じゃあいくでぇ、モンベルキャラバンスノーピーク!」
リン「何だその呪文」
魔法使いが呪文を唱えると、リンデレラの服があっという間に素敵なドレスに早変り。
リン「うっ・・・な、なんかこの格好ハズいな///」
あおい「結構似合っとるよ~」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/01(金) 19:50:58.92 ID:GhMFGBnAO
あおい「次はその山梨名物甲州天空かぼちゃや、コロンビアパタゴニアグレゴリー!」
リン「アウトドア用品に詳しい人じゃ無いと分かんないだろこのネタ」
魔法使いが呪文を唱えると、山梨名物甲州天空かぼちゃはあっという間にかぼちゃのほうとうに早変り。
リン「って、ほうとうになってんだけど」
あおい「しもたっ、かぼちゃを見るとほうとうを作ってまう梨っ子の本能がつい・・・」
リン「・・・・・・ほうとう食べながらラジオでも聴くか」
あおい「ち、ちょい待って。さすがに一人前に全部は使わんから半分は残っとるで」
リン(半分は入れたのか・・・)
あおい「ユニフレームアークテリクスファイントラック!」
リン「どんどん語呂が悪くなってきた・・・」
リン「アウトドア用品に詳しい人じゃ無いと分かんないだろこのネタ」
魔法使いが呪文を唱えると、山梨名物甲州天空かぼちゃはあっという間にかぼちゃのほうとうに早変り。
リン「って、ほうとうになってんだけど」
あおい「しもたっ、かぼちゃを見るとほうとうを作ってまう梨っ子の本能がつい・・・」
リン「・・・・・・ほうとう食べながらラジオでも聴くか」
あおい「ち、ちょい待って。さすがに一人前に全部は使わんから半分は残っとるで」
リン(半分は入れたのか・・・)
あおい「ユニフレームアークテリクスファイントラック!」
リン「どんどん語呂が悪くなってきた・・・」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/01(金) 19:54:40.39 ID:GhMFGBnAO
魔法使いが呪文を唱えると、半分のかぼちゃがあっという間にかぼちゃの犬ぞりに早変り。
リン「犬ぞり?」
あおい「さすがに半分だけやと馬車は無理やなぁ」
リン「犬ぞりって言ってもちくわにこれを曳かせる訳にも・・・」モフモフ
ちくわ「クゥン」
あおい「これで最後や、LODGESOTOMSR!」
リン「もはや何が何だか」
魔法使いが(略)チワワが大きなシベリアンハスキーに早変り。
リン「これなら確かに・・・なんか見覚えがあるな、このサングラスかけたシベリアンハスキー」モフモフ
あおい「12時の鐘が鳴り終わったら魔法が解けてまうから気ぃつけてなぁ~」
リン「犬ぞり?」
あおい「さすがに半分だけやと馬車は無理やなぁ」
リン「犬ぞりって言ってもちくわにこれを曳かせる訳にも・・・」モフモフ
ちくわ「クゥン」
あおい「これで最後や、LODGESOTOMSR!」
リン「もはや何が何だか」
魔法使いが(略)チワワが大きなシベリアンハスキーに早変り。
リン「これなら確かに・・・なんか見覚えがあるな、このサングラスかけたシベリアンハスキー」モフモフ
あおい「12時の鐘が鳴り終わったら魔法が解けてまうから気ぃつけてなぁ~」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/01(金) 19:55:53.21 ID:GhMFGBnAO
こうしてリンデレラは舞踏会の開かれているお城にたどり着きました。
リン「ほうとうも持ってきちゃったけど・・・まぁいいか」
リンデレラがお城に入ると、すぐに王子様の目に止まりました。
なでしこ「わぁ~、美味しそうだねぃ」
リン「って、思いっきりほうとうの方に食い付いてるだろこれ」
なでしこ「食べてもいい?」
リン「いいけど、ちょっと待って」
なでしこ「?」
リンデレラは冷めていたほうとうを温め直し、バターをひとかけら乗せ、七味とうがらしをかけて王子様に渡しました。
なでしこ「いただきますっ!」ズルズル
なでしこ「っ!これふっごくおいひいよぅ」モグモグ
リン「ほうとうも持ってきちゃったけど・・・まぁいいか」
リンデレラがお城に入ると、すぐに王子様の目に止まりました。
なでしこ「わぁ~、美味しそうだねぃ」
リン「って、思いっきりほうとうの方に食い付いてるだろこれ」
なでしこ「食べてもいい?」
リン「いいけど、ちょっと待って」
なでしこ「?」
リンデレラは冷めていたほうとうを温め直し、バターをひとかけら乗せ、七味とうがらしをかけて王子様に渡しました。
なでしこ「いただきますっ!」ズルズル
なでしこ「っ!これふっごくおいひいよぅ」モグモグ
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/01(金) 19:56:43.72 ID:GhMFGBnAO
リン(うまそうに食うなぁ)
ゴーーーン・・・・・・ゴーーーン・・・・・・
あっという間に時間が過ぎ、12時の鐘が鳴り始めました。
リン「もうかよ!ほうとう温め直しただけだったな」
なでしこ「あっ、待ってよぉ~」
リンデレラは王子様に別れを告げ家へと帰りました。
リンデレラのほうとうが忘れられない王子様は、国中に御触れを出し、美味しいほうとうを作る娘を探す事にしました。
ゴーーーン・・・・・・ゴーーーン・・・・・・
あっという間に時間が過ぎ、12時の鐘が鳴り始めました。
リン「もうかよ!ほうとう温め直しただけだったな」
なでしこ「あっ、待ってよぉ~」
リンデレラは王子様に別れを告げ家へと帰りました。
リンデレラのほうとうが忘れられない王子様は、国中に御触れを出し、美味しいほうとうを作る娘を探す事にしました。
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/01(金) 19:58:16.81 ID:GhMFGBnAO
千明「ほれっ会心のほうとうだぞぉ!」
なでしこ「う~ん・・・美味しいけどあのほうとうじゃ無いよぅ」モグモグ
リン「・・・」
なでしこ「あれっ?あの子は・・・」
千明「えっ、リンデレラは舞踏会にも行って無いし違うんじゃねーか?」
なでしこ「私、リンちゃんが作ったほうとうが食べたいっ!」
リン「っ!///」ドキッ
リン「ま、まぁいいけど///」
リンデレラは腕によりをかけて美味しいほうとうを作りました。
リン「はい、これ」
なでしこ「うわぁ、美味しそう~、いただきますっ!」ズルズル
リン「・・・」ドキドキ
なでしこ「うん、すっごくおいひいよぅ~」
なでしこ「う~ん・・・美味しいけどあのほうとうじゃ無いよぅ」モグモグ
リン「・・・」
なでしこ「あれっ?あの子は・・・」
千明「えっ、リンデレラは舞踏会にも行って無いし違うんじゃねーか?」
なでしこ「私、リンちゃんが作ったほうとうが食べたいっ!」
リン「っ!///」ドキッ
リン「ま、まぁいいけど///」
リンデレラは腕によりをかけて美味しいほうとうを作りました。
リン「はい、これ」
なでしこ「うわぁ、美味しそう~、いただきますっ!」ズルズル
リン「・・・」ドキドキ
なでしこ「うん、すっごくおいひいよぅ~」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/01(金) 19:59:43.99 ID:GhMFGBnAO
なでしこ「でも、これもやっぱりあの時のほうとうじゃ無い・・・」
リン「えっ?」
あおい「王子様の探しとるほうとうはこれやでっ!」
なでしこ「っ!」ズルズル
なでしこ「汁少な目で野菜の旨味が麺に絡み付いて、溶けたかぼちゃと味噌の濃厚な味にバターがすっごく合うっ!これがあの時のほうとうだよぅ」モグモグ
あおい「せやろ~」
なでしこ「あおいちゃん、結婚してっ!」
あおい「ええでぇ~」
リン「えっ?」
こうして王子様は魔法使いと結婚し、末永く幸せに暮らしました。
めでたしめでたし。
リン「えっ?えっ?」
恵那「要するに、胃袋を掴んだら勝ちっていうお話だね」
リン「何だこのオチ」
――end――
リン「えっ?」
あおい「王子様の探しとるほうとうはこれやでっ!」
なでしこ「っ!」ズルズル
なでしこ「汁少な目で野菜の旨味が麺に絡み付いて、溶けたかぼちゃと味噌の濃厚な味にバターがすっごく合うっ!これがあの時のほうとうだよぅ」モグモグ
あおい「せやろ~」
なでしこ「あおいちゃん、結婚してっ!」
あおい「ええでぇ~」
リン「えっ?」
こうして王子様は魔法使いと結婚し、末永く幸せに暮らしました。
めでたしめでたし。
リン「えっ?えっ?」
恵那「要するに、胃袋を掴んだら勝ちっていうお話だね」
リン「何だこのオチ」
――end――
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/01(金) 20:05:58.90 ID:GhMFGBnAO
以上になります
自分で書いといて何ですが、原作どころか二次創作でも、リンちゃんとイヌ子がこんだけ絡んでるのってかなりレアな気がする
自分で書いといて何ですが、原作どころか二次創作でも、リンちゃんとイヌ子がこんだけ絡んでるのってかなりレアな気がする
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/01(金) 23:56:03.53 ID:y5pGFkHJo
乙ー
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/02(土) 07:20:18.54 ID:ulHVIsfV0
乙
なでデレラが駄目なら、しこデレラでいいじゃない
なでデレラが駄目なら、しこデレラでいいじゃない
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/02(土) 10:48:16.71 ID:NBgp4dRWO
読んでくれた方ありがとうございます
割りと真面目なSSを書いていたんですが、そっちが行き詰まったので気分転換に書いてみました
こういうしょーもないのはすぐ書けるんだがなぁ
書きかけのが完成したらまた貼りますね
割りと真面目なSSを書いていたんですが、そっちが行き詰まったので気分転換に書いてみました
こういうしょーもないのはすぐ書けるんだがなぁ
書きかけのが完成したらまた貼りますね
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/02(土) 11:14:30.74 ID:YUCIXarbO
>>14
おうあくしろよ
おうあくしろよ
引用元: 【ゆるキャン△】リン「シンデレラ?」
【ゆるキャン△】千明「伊那のローメンだっ!!」
2018-07-23
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/17(木) 20:36:45.58 ID:58Oj+iqVO
千明「・・・と、しまりんにすすめてみたものの、結局ローメンってどんな料理なんだろうな」
なでしこ「確かラーメンタイプと焼きそばタイプが有るんだよね?」
あおい「ローメン・・・まさかここでその名を聞くことになるとは思わんかったわ・・・」
千明「知ってるのかイヌ子ォ!?」
ローメン―――羊肉を使った長野県伊那市の郷土料理だが、そのルーツは古代中国の戦闘遊牧民族『狼面(ロウメン)』に遡る。
大地を駆け、その牙で獲物を屠る狼達を崇めた彼らは、狼の様に四肢を使って地を駆け、素手で羊を倒し、その肉に食らい付いて狼になりきる事で、狼の力を得ようとしたという。
血にまみれたその顔面は、まさに狼そのものであったと伝えられる。
民明書房刊『匈奴と郷土料理』
なでしこ「そ、そんな由来があったなんて・・・」
あおい「嘘やで~」
なでしこ「確かラーメンタイプと焼きそばタイプが有るんだよね?」
あおい「ローメン・・・まさかここでその名を聞くことになるとは思わんかったわ・・・」
千明「知ってるのかイヌ子ォ!?」
ローメン―――羊肉を使った長野県伊那市の郷土料理だが、そのルーツは古代中国の戦闘遊牧民族『狼面(ロウメン)』に遡る。
大地を駆け、その牙で獲物を屠る狼達を崇めた彼らは、狼の様に四肢を使って地を駆け、素手で羊を倒し、その肉に食らい付いて狼になりきる事で、狼の力を得ようとしたという。
血にまみれたその顔面は、まさに狼そのものであったと伝えられる。
民明書房刊『匈奴と郷土料理』
なでしこ「そ、そんな由来があったなんて・・・」
あおい「嘘やで~」
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/17(木) 21:19:39.64 ID:KS5rdDxgO
あおい「ホンマは炒肉麺(チャーローメン)を略してローメンになったんや」
千明「へぇー、っていうかなんでそんな事知ってるんだ?」
あおい「このSSの作者が地元民だからやで」
千明「で、結局ローメンってどんな料理なんだ?」
あおい「簡単に言うと炒めた野菜と羊肉を、専用の麺と合わせた料理やね」
なでしこ「専用の麺って?」
あおい「せやな、そこから説明してこか」
千明「へぇー、っていうかなんでそんな事知ってるんだ?」
あおい「このSSの作者が地元民だからやで」
千明「で、結局ローメンってどんな料理なんだ?」
あおい「簡単に言うと炒めた野菜と羊肉を、専用の麺と合わせた料理やね」
なでしこ「専用の麺って?」
あおい「せやな、そこから説明してこか」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/17(木) 21:20:31.37 ID:KS5rdDxgO
あおい「ローメンには専用の蒸し麺を使うんや」
なでしこ「蒸し麺って焼きそばみたいなの?」
あおい「焼きそばの麺より固い中太麺で、濃い茶色をしとるで」
千明「麺から違うのか・・・でもなんでそんな麺を使うんだ?」
あおい「それは戦後すぐの話なんやけど、伊那に有る中華料理店『萬里』の店主が、ある悩みを抱えとった事から始まるんや」
なでしこ「悩みって?」
あおい「仕入れた生麺がすぐに悪なってまうという事や。当時はまだ冷蔵庫が普及してへんかったから、翌日にはもう使えんくなってまったんやな」
あおい「そこで製麺所の人と協力して日持ちのする麺を開発する事にしたんや」
千明「で、開発されたのがその麺なのか」
あおい「せやで、あらかじめ麺を蒸す事によって火を通してまえば、日持ちする様になるんや」
あおい「さらに麺を練る際に加える水を減らし、太麺にする事で表面積を減らしてより保存が利くようにしたんやね」
なでしこ「蒸し麺って焼きそばみたいなの?」
あおい「焼きそばの麺より固い中太麺で、濃い茶色をしとるで」
千明「麺から違うのか・・・でもなんでそんな麺を使うんだ?」
あおい「それは戦後すぐの話なんやけど、伊那に有る中華料理店『萬里』の店主が、ある悩みを抱えとった事から始まるんや」
なでしこ「悩みって?」
あおい「仕入れた生麺がすぐに悪なってまうという事や。当時はまだ冷蔵庫が普及してへんかったから、翌日にはもう使えんくなってまったんやな」
あおい「そこで製麺所の人と協力して日持ちのする麺を開発する事にしたんや」
千明「で、開発されたのがその麺なのか」
あおい「せやで、あらかじめ麺を蒸す事によって火を通してまえば、日持ちする様になるんや」
あおい「さらに麺を練る際に加える水を減らし、太麺にする事で表面積を減らしてより保存が利くようにしたんやね」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/17(木) 21:21:30.65 ID:KS5rdDxgO
千明「なるほど、それで固い中太麺なのか」
あおい「ところがこの麺には致命的な問題があったんや」
なでしこ「問題?」
あおい「日持ちする様に色々手を加えた結果、ラーメンの麺とは別物になってまったんや」
千明「本末転倒じゃねーか」
あおい「せやけどここで萬里の店主は諦めんかったんや。ラーメンにこの麺が合わんのなら、この麺に合う料理を作ってまえば良い、そう考えたんやな」
千明「おぉ、なんか盛り上がってきたな」
あおい「試行錯誤の結果、羊毛を採るため地元で多く飼育されとったお陰で安く手に入った羊肉と、これも地元で栽培されとったキャベツを炒め、醤油風味のスープと合わせた麺料理が完成したんや、これがローメンや」
千明「仕入れが楽な物をぶちこみましたみたいに聞こえたんだが・・・」
なでしこ「ジンギスカンでもキャベツって定番だし、普通に合うんじゃないかな」
千明「醤油味のスープって事はこれがラーメンタイプのローメンなのか?」
あおい「せやで、焼きそばタイプはまたちょっと違う経緯があるんや」
あおい「ところがこの麺には致命的な問題があったんや」
なでしこ「問題?」
あおい「日持ちする様に色々手を加えた結果、ラーメンの麺とは別物になってまったんや」
千明「本末転倒じゃねーか」
あおい「せやけどここで萬里の店主は諦めんかったんや。ラーメンにこの麺が合わんのなら、この麺に合う料理を作ってまえば良い、そう考えたんやな」
千明「おぉ、なんか盛り上がってきたな」
あおい「試行錯誤の結果、羊毛を採るため地元で多く飼育されとったお陰で安く手に入った羊肉と、これも地元で栽培されとったキャベツを炒め、醤油風味のスープと合わせた麺料理が完成したんや、これがローメンや」
千明「仕入れが楽な物をぶちこみましたみたいに聞こえたんだが・・・」
なでしこ「ジンギスカンでもキャベツって定番だし、普通に合うんじゃないかな」
千明「醤油味のスープって事はこれがラーメンタイプのローメンなのか?」
あおい「せやで、焼きそばタイプはまたちょっと違う経緯があるんや」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/17(木) 21:22:22.91 ID:KS5rdDxgO
あおい「同じく伊那にある『うしお』いう店で、戦時中に中国で食べた料理の味を再現しようとして出来たんが焼きそばタイプの汁無しローメンなんや」
なでしこ「出来た経緯は違うのに同じローメンなの?」
あおい「どっちが先に出来たんかはよう分からんけど、『萬里』の店主はご当地料理として広める為に『ローメン』の名称を自由に使ってええ事にしたんや。」
あおい「羊肉、キャベツ、蒸し麺と同じ材料を作ってたからどっちも『ローメン』として定着したんやな。今はどちらかというと焼きそばタイプの方が主流やね」
なでしこ「出来た経緯は違うのに同じローメンなの?」
あおい「どっちが先に出来たんかはよう分からんけど、『萬里』の店主はご当地料理として広める為に『ローメン』の名称を自由に使ってええ事にしたんや。」
あおい「羊肉、キャベツ、蒸し麺と同じ材料を作ってたからどっちも『ローメン』として定着したんやな。今はどちらかというと焼きそばタイプの方が主流やね」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/17(木) 21:25:15.86 ID:KS5rdDxgO
あおい「ローメンの特徴はもうひとつ、“テーブル調理”があるんや」
なでしこ「テーブル調理って?」
あおい「ローメンを扱っとる店のテーブルには醤油、酢、ウスターソース、胡麻油、ラー油、八幡屋磯五郎などの調味料が置いてあるんや」
千明「八幡屋磯五郎?」
あおい「長野県で七味唐辛子言うたら八幡屋磯五郎と決まっとるんや」
千明「・・・今更だが、関西弁の山梨県民が長野県の事について説明してるこの状況は何なんだ」
あおい「その辺はツッコんだら敗けやで」
なでしこ「テーブル調理って?」
あおい「ローメンを扱っとる店のテーブルには醤油、酢、ウスターソース、胡麻油、ラー油、八幡屋磯五郎などの調味料が置いてあるんや」
千明「八幡屋磯五郎?」
あおい「長野県で七味唐辛子言うたら八幡屋磯五郎と決まっとるんや」
千明「・・・今更だが、関西弁の山梨県民が長野県の事について説明してるこの状況は何なんだ」
あおい「その辺はツッコんだら敗けやで」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/17(木) 21:26:18.33 ID:KS5rdDxgO
あおい「で、これらの調味料を使って自分好みの味に変えて食べるのが、テーブル調理なんや」
千明「出てきた料理に勝手に味付けすんのか!?」
あおい「せやで、むしろ味付けするんが前提で、元々の味は薄めになっとる事が多いんや」
なでしこ「へぇ~、なんか変わってるねぇ」
あおい「常連なら自分なりの味付けが決まっとるから出てきた瞬間に調味料に手が伸びたり、中にはマヨネーズやカレー粉なんかで味付けする人もおるで」
千明「なんでもアリだな」
あおい「自分にとってベストな味付けを探すんもローメンの楽しみ方やで」
千明「出てきた料理に勝手に味付けすんのか!?」
あおい「せやで、むしろ味付けするんが前提で、元々の味は薄めになっとる事が多いんや」
なでしこ「へぇ~、なんか変わってるねぇ」
あおい「常連なら自分なりの味付けが決まっとるから出てきた瞬間に調味料に手が伸びたり、中にはマヨネーズやカレー粉なんかで味付けする人もおるで」
千明「なんでもアリだな」
あおい「自分にとってベストな味付けを探すんもローメンの楽しみ方やで」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/17(木) 21:27:41.99 ID:KS5rdDxgO
千明「で、どんな味なんだ?」
あおい「・・・」
千明「なぜ黙る」
なでしこ「え、美味しいん・・・だよね?」
あおい「・・・」スッ
千明「おい、目をそらすな」
あおい「・・・地元では愛されとるし、好きな人も多いんやけど・・・」
あおい「観光客受けは悪いというか、『これが名物てww』とか、『観光客を馬鹿にした味』とか、『三回食べれば慣れる』とか・・・」
千明「なんか一気に雲行きが怪しくなって来たぞおいィ!」
あおい「・・・」
千明「なぜ黙る」
なでしこ「え、美味しいん・・・だよね?」
あおい「・・・」スッ
千明「おい、目をそらすな」
あおい「・・・地元では愛されとるし、好きな人も多いんやけど・・・」
あおい「観光客受けは悪いというか、『これが名物てww』とか、『観光客を馬鹿にした味』とか、『三回食べれば慣れる』とか・・・」
千明「なんか一気に雲行きが怪しくなって来たぞおいィ!」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/17(木) 21:30:29.74 ID:KS5rdDxgO
あおい「り、理由はいくつかあるんやが・・・」
千明「不味いと言われる理由が、いくつかあんのか!(戦慄)」
なでしこ「な、なんかこれ以上聞くの怖くなってきたよぅ」
あおい「まず一つめは麺の食感や」
千明「さっき言ってた専用の麺か」
あおい「固い蒸し麺やから、ラーメンなんかのイメージで食べるとかなりの違和感があると思うで」
なでしこ「どんな感じなの?」
あおい「ごわごわした感じというか、ちょっと他の麺にはない食感やね」
なでしこ「ラーメンや焼きそばとは別物と思って食べた方が良いって事だね」
あおい「香川県民が伊勢うどんやひもかわうどん食べた時よりは違和感無いやろうと思うんやけどなぁ」
千明「分かりやすいようで分かりにくい例えだなそれ・・・」
※伊勢うどん・・・コシという概念の無い、太くて柔らかいうどん界のハート様。伊勢名物。
※ひもかわうどん・・・麺という概念を超えた、幅広過ぎるうどん界の一反木綿。桐生名物。
千明「不味いと言われる理由が、いくつかあんのか!(戦慄)」
なでしこ「な、なんかこれ以上聞くの怖くなってきたよぅ」
あおい「まず一つめは麺の食感や」
千明「さっき言ってた専用の麺か」
あおい「固い蒸し麺やから、ラーメンなんかのイメージで食べるとかなりの違和感があると思うで」
なでしこ「どんな感じなの?」
あおい「ごわごわした感じというか、ちょっと他の麺にはない食感やね」
なでしこ「ラーメンや焼きそばとは別物と思って食べた方が良いって事だね」
あおい「香川県民が伊勢うどんやひもかわうどん食べた時よりは違和感無いやろうと思うんやけどなぁ」
千明「分かりやすいようで分かりにくい例えだなそれ・・・」
※伊勢うどん・・・コシという概念の無い、太くて柔らかいうどん界のハート様。伊勢名物。
※ひもかわうどん・・・麺という概念を超えた、幅広過ぎるうどん界の一反木綿。桐生名物。
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/17(木) 21:31:36.82 ID:KS5rdDxgO
あおい「二つめは羊肉のクセの強さやな」
なでしこ「あー、ラム肉とか結構クセ有るもんね」
あおい「ローメンはラム肉よりもクセの強いマトンを使う事が多いんや」
千明「確かに人を選びそうだな」
あおい「ジンギスカンとかダメな人はあかんと思うで」
千明「ほかには?」
あおい「三つめはテーブル調理や」
千明「自分で味付けするってやつだろ、なにが問題なんだ?」
あおい「自分で味付ける前提で薄味になっとるから、知らん人が出てきたんをそのまま食べたら『なにこれ、味薄っ!』ってなってまうんや」
あおい「結果、ローメンの事を何も知らんで食べた人には、固い麺にクセの強い肉で味も薄い料理と思われてしまうんやな」
千明「それだけ聞くと確かに不味そうだな・・・」
なでしこ「あー、ラム肉とか結構クセ有るもんね」
あおい「ローメンはラム肉よりもクセの強いマトンを使う事が多いんや」
千明「確かに人を選びそうだな」
あおい「ジンギスカンとかダメな人はあかんと思うで」
千明「ほかには?」
あおい「三つめはテーブル調理や」
千明「自分で味付けするってやつだろ、なにが問題なんだ?」
あおい「自分で味付ける前提で薄味になっとるから、知らん人が出てきたんをそのまま食べたら『なにこれ、味薄っ!』ってなってまうんや」
あおい「結果、ローメンの事を何も知らんで食べた人には、固い麺にクセの強い肉で味も薄い料理と思われてしまうんやな」
千明「それだけ聞くと確かに不味そうだな・・・」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/17(木) 21:34:25.20 ID:KS5rdDxgO
あおい「でも、羊肉が苦手な人の為に、豚肉を使ったマイルド系のローメンを出すお店もあるで」
千明「豚肉とキャベツだとモロに焼きそばだな」
あおい「味付けも麺もちゃうからまんま焼きそばって感じでも無いかな」
なでしこ「自分で味付けするってのもなんか楽しそうだね、食べながらちょっとずつ味を変えたり」
あおい「ソース→酢→胡麻油っていうんがよく言われる味付けやけど、その辺は自分好みにアレンジや。“推奨”されとる食べ方やから、自由に変えてええよ」
千明「同じ店の同じ料理なのに食べる人によって味が違う訳か」
あおい「あと麺に関してなんやけど、ローメンを作る際には、具と一緒に麺をスープで煮込む様にして作るんやけど、肉やキャベツの旨味を吸って麺にもしっかり味が付くんや」
千明「焼きそばタイプでもか?」
あおい「店によるやろうけど、炒め煮にする感じやな。麺が固くてしっかりしとる分スープを吸わせても伸びにくいから、旨味の沁みた麺を味わって食べる、と」
千明「豚肉とキャベツだとモロに焼きそばだな」
あおい「味付けも麺もちゃうからまんま焼きそばって感じでも無いかな」
なでしこ「自分で味付けするってのもなんか楽しそうだね、食べながらちょっとずつ味を変えたり」
あおい「ソース→酢→胡麻油っていうんがよく言われる味付けやけど、その辺は自分好みにアレンジや。“推奨”されとる食べ方やから、自由に変えてええよ」
千明「同じ店の同じ料理なのに食べる人によって味が違う訳か」
あおい「あと麺に関してなんやけど、ローメンを作る際には、具と一緒に麺をスープで煮込む様にして作るんやけど、肉やキャベツの旨味を吸って麺にもしっかり味が付くんや」
千明「焼きそばタイプでもか?」
あおい「店によるやろうけど、炒め煮にする感じやな。麺が固くてしっかりしとる分スープを吸わせても伸びにくいから、旨味の沁みた麺を味わって食べる、と」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/17(木) 21:35:20.20 ID:KS5rdDxgO
千明「なんか旨そうな気がしてきた」
あおい「まぁほかには無い独特な麺料理やから、怖いもの見たさででも試してみるとええと思うわ」
千明「なるほど、伊那市のおすすめご当地グルメって訳だな!」
あおい「・・・おすすめで言うたら高遠そばの方が・・・」
千明「そこはローメンじゃ無いのかよ!」
――end――
あおい「まぁほかには無い独特な麺料理やから、怖いもの見たさででも試してみるとええと思うわ」
千明「なるほど、伊那市のおすすめご当地グルメって訳だな!」
あおい「・・・おすすめで言うたら高遠そばの方が・・・」
千明「そこはローメンじゃ無いのかよ!」
――end――
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/17(木) 21:40:14.49 ID:O7bGSi6MO
乙
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/17(木) 21:46:34.98 ID:KS5rdDxgO
以上になります
長々と書きましたが、ぶっちゃけ民明書房がやりたかっただけです(笑)
長々と書きましたが、ぶっちゃけ民明書房がやりたかっただけです(笑)
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/17(木) 21:56:58.38 ID:+P07W/aiO
両方知ってる人に問いたい。麺は富士宮やきそばみたいな麺?
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/17(木) 22:13:20.15 ID:KS5rdDxgO
>>16
ローメンの麺は本当に『ごわごわ』という表現がしっくり来る歯ごたえの強い麺で、蒸した後乾燥させる際に表面が茶色くなって独特の風味がついているので、焼きそばの麺とは本当に別物って感じですね
ローメンの麺は本当に『ごわごわ』という表現がしっくり来る歯ごたえの強い麺で、蒸した後乾燥させる際に表面が茶色くなって独特の風味がついているので、焼きそばの麺とは本当に別物って感じですね
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/18(金) 01:52:23.93 ID:3Zdqmyo6O
美味しいか美味しくないかビミョーにマズイだったらどれ?
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/18(金) 02:05:08.07 ID:l2pSXo8qO
>>18
味付けは店毎にソース系だったり醤油系だったり甘めだったりとバラバラで、そのままで美味い店もあれば正直美味くない店まで・・・
全体としてはビミョーにマズイのを、自分で味付けして美味いとこまで持ってく感じ?
味付けは店毎にソース系だったり醤油系だったり甘めだったりとバラバラで、そのままで美味い店もあれば正直美味くない店まで・・・
全体としてはビミョーにマズイのを、自分で味付けして美味いとこまで持ってく感じ?
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/19(土) 01:42:25.81 ID:GpaNZQPNo
乙やで~
【ゆるキャン△】からかい上手の斉藤さん
2018-07-23
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/11(水) 20:53:55.43 ID:9oauAz/xO
・ゆるキャン△SS
・原作準拠(クリキャン以降)
・短いです
・原作準拠(クリキャン以降)
・短いです
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/11(水) 21:10:33.03 ID:9oauAz/xO
ーー図書室ーー
恵那「リン~、何やってんの?」
リン「斉藤か、なりすましメールに返信してる」
恵那「なりすまし?」
リン「千明がなでしこのフリしてメールしてくるんだよ。『何にでもツッコむと思うなよ』っと」
恵那「・・・・・・」
リン「どうした?」
恵那「リン、いつの間にかあきちゃんのこと『千明』って呼んでるよね」
リン「え、そうだな・・・クリスマスにキャンプ行って以降かな」
恵那「私の事はずーっと『斉藤』なのに・・・」
リン「へ?」
恵那「リン~、何やってんの?」
リン「斉藤か、なりすましメールに返信してる」
恵那「なりすまし?」
リン「千明がなでしこのフリしてメールしてくるんだよ。『何にでもツッコむと思うなよ』っと」
恵那「・・・・・・」
リン「どうした?」
恵那「リン、いつの間にかあきちゃんのこと『千明』って呼んでるよね」
リン「え、そうだな・・・クリスマスにキャンプ行って以降かな」
恵那「私の事はずーっと『斉藤』なのに・・・」
リン「へ?」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/11(水) 21:11:24.78 ID:9oauAz/xO
恵那「ひどいなー付き合い長いのにー」
リン「え、いや、それは・・・」
恵那「なでしこちゃんの事は最初から名前で呼んでるし」
リン「あいつは・・・なんか『なでしこ』って感じだろ」
恵那「あー、確かに『各務原さん』っていうと別人みたいだけど」
リン「だろ」
恵那「・・・で?」
リン「ん?」
恵那「何で私は名前で呼んでくんないのかなー?」
リン「いや、なんか・・・ずっと『斉藤』だったし今さら変えるのも・・・」
恵那「呼んでよ、今」
リン「今ぁ?」
恵那「うん♪」ニコニコ
リン「・・・」
リン「え、いや、それは・・・」
恵那「なでしこちゃんの事は最初から名前で呼んでるし」
リン「あいつは・・・なんか『なでしこ』って感じだろ」
恵那「あー、確かに『各務原さん』っていうと別人みたいだけど」
リン「だろ」
恵那「・・・で?」
リン「ん?」
恵那「何で私は名前で呼んでくんないのかなー?」
リン「いや、なんか・・・ずっと『斉藤』だったし今さら変えるのも・・・」
恵那「呼んでよ、今」
リン「今ぁ?」
恵那「うん♪」ニコニコ
リン「・・・」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/11(水) 21:12:38.94 ID:9oauAz/xO
リン(なんだ、いや、名前を呼ぶくらい何でもないはずなのに・・・)
リン(頼まれて呼ぶってシチュエーションがなんか妙に照れるというか・・・)
恵那「呼んでよー」
リン「え、いいだろ別に・・・」
恵那「えー、私はずーっとリンって呼んでるのに」
リン「まぁそうだけど・・・」
恵那「呼んでくんないと、なでしこちゃんにこっそり寝顔の写真撮ってた事言っちゃうよ」
リン「なっ!?いつの間に見た!?」
恵那「あ、やっぱり撮ってたんだ」
リン「ぐぅっ・・・(こいつ!)」
恵那「・・・」ジーッ
リン「わ、わかったよ・・・」
リン(頼まれて呼ぶってシチュエーションがなんか妙に照れるというか・・・)
恵那「呼んでよー」
リン「え、いいだろ別に・・・」
恵那「えー、私はずーっとリンって呼んでるのに」
リン「まぁそうだけど・・・」
恵那「呼んでくんないと、なでしこちゃんにこっそり寝顔の写真撮ってた事言っちゃうよ」
リン「なっ!?いつの間に見た!?」
恵那「あ、やっぱり撮ってたんだ」
リン「ぐぅっ・・・(こいつ!)」
恵那「・・・」ジーッ
リン「わ、わかったよ・・・」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/11(水) 21:14:06.77 ID:9oauAz/xO
恵那「・・・」ジーッ
リン(何で見つめてくるんだ)
恵那「・・・」ジーッ
リン「・・・・・・え、恵那///」
恵那「・・・」ジーッ
リン「な、何だよ///呼んだぞ」
恵那「いままで私が『リン』って呼んで来たのと同じだけ呼んでくんないかなーって」ニコニコ
リン「何で連呼しなきゃなんないんだよ」
恵那「あはは♪」
リン「ほら、やめだやめ、終わり」
恵那「えー、これからも呼んでよ」
リン「今さら呼び方変えたら周りから変に思われるだろ」
恵那「えぇー・・・しょうがないなー」
リン(やれやれ)
恵那「じゃ私そろそろ帰るね」
リン「うい」
恵那「あ、そうだリン」
リン「ん?」
リン(何で見つめてくるんだ)
恵那「・・・」ジーッ
リン「・・・・・・え、恵那///」
恵那「・・・」ジーッ
リン「な、何だよ///呼んだぞ」
恵那「いままで私が『リン』って呼んで来たのと同じだけ呼んでくんないかなーって」ニコニコ
リン「何で連呼しなきゃなんないんだよ」
恵那「あはは♪」
リン「ほら、やめだやめ、終わり」
恵那「えー、これからも呼んでよ」
リン「今さら呼び方変えたら周りから変に思われるだろ」
恵那「えぇー・・・しょうがないなー」
リン(やれやれ)
恵那「じゃ私そろそろ帰るね」
リン「うい」
恵那「あ、そうだリン」
リン「ん?」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/11(水) 21:15:10.27 ID:9oauAz/xO
恵那「二人っきりの時はちゃんと名前で呼んでねー」
リン「はぁ!?」
恵那「え、だって周りから変に思われるのがやなんでしょ」
リン「ま、まぁそう言ったけど・・・」
恵那「じゃあ二人きりの時ならいいよねー?」
リン「いや、それは、なんか逆に変なかんj
恵那「リン」
リン「な、何だよ」
恵那「今二人っきりだよ」ニコッ
リン「~っ!」
リン「・・・・・・・・・恵那///」
恵那「照れてるリンかわいー♪」
リン「おいやめろ///」
ーーendーー
リン「はぁ!?」
恵那「え、だって周りから変に思われるのがやなんでしょ」
リン「ま、まぁそう言ったけど・・・」
恵那「じゃあ二人きりの時ならいいよねー?」
リン「いや、それは、なんか逆に変なかんj
恵那「リン」
リン「な、何だよ」
恵那「今二人っきりだよ」ニコッ
リン「~っ!」
リン「・・・・・・・・・恵那///」
恵那「照れてるリンかわいー♪」
リン「おいやめろ///」
ーーendーー
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/11(水) 21:15:47.06 ID:9oauAz/xO
おまけ
ラーメン大好き各務原さん
なでしこ「豚ダブルヤサイマシニンニクアブラカラメおいしいっ!」ズルズル
なでしこ「天下一品からあげ定食おいしいっ!」パクパク
なでしこ「北極スペシャルも富山ブラックも煮干しラーメンもおいしいっ!」モグモグ
なでしこ「熊本ラーメンもトマトラーメンも一蘭もパイナップルラーメンもスガキヤもカレーめんもスープパスタもほうとうもローメンも小倉抹茶いちご生クリームパスt
千明「お前食べ物ならなんでも大好きじゃねぇか!」
あおい「どんだけ食べるんや・・・」
ーーendーー
ラーメン大好き各務原さん
なでしこ「豚ダブルヤサイマシニンニクアブラカラメおいしいっ!」ズルズル
なでしこ「天下一品からあげ定食おいしいっ!」パクパク
なでしこ「北極スペシャルも富山ブラックも煮干しラーメンもおいしいっ!」モグモグ
なでしこ「熊本ラーメンもトマトラーメンも一蘭もパイナップルラーメンもスガキヤもカレーめんもスープパスタもほうとうもローメンも小倉抹茶いちご生クリームパスt
千明「お前食べ物ならなんでも大好きじゃねぇか!」
あおい「どんだけ食べるんや・・・」
ーーendーー
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/11(水) 21:18:08.84 ID:9oauAz/xO
以上になります。
なでリンも良いけどえなリンもね。
なでリンも良いけどえなリンもね。
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/11(水) 22:15:55.27 ID:r9Ag4JsXo
乙
どっちもいいからドロドロ△関係にしとこうという風潮
どっちもいいからドロドロ△関係にしとこうという風潮
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/11(水) 23:34:10.78 ID:9oauAz/xO
誰かこのタイトルで書くんじゃないかと思ってたんですが、誰も書かないので書いてみました
読んでくれた方ありがとうございます
また思い付いたらなんか書きます
ゆるキャン△SS・・・もっと流行っていいのに・・・
みんなも書こうぜぇ~俺も読みたいんだよぅ~
読んでくれた方ありがとうございます
また思い付いたらなんか書きます
ゆるキャン△SS・・・もっと流行っていいのに・・・
みんなも書こうぜぇ~俺も読みたいんだよぅ~
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/12(木) 00:25:13.77 ID:uJieJLuA0
乙
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/13(金) 04:35:26.21 ID:M+ziB0fZo
乙
光の恵那リンもいいものだ
恵那リンもっと流行れ
光の恵那リンもいいものだ
恵那リンもっと流行れ
引用元: 【ゆるキャン△】からかい上手の斉藤さん
【ゆるキャン△】恵那「リンとなでしこちゃんをくっつけようと思う」
2018-07-23
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/30(金) 17:42:05.28 ID:jLzFGC3PO
ゆるキャン△SS
クリスマスキャンプsideBといった感じ
クリスマスキャンプsideBといった感じ
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/30(金) 17:59:39.25 ID:jLzFGC3PO
千明「なるほど」
あおい「えっ?」
千明「でもあの二人、ほっとけばくっつくんじゃないか?」
恵那「う~んなんか微妙な距離感で終わりそうな気がするんだよねー、リンは素直じゃないし」
千明「あ~、なでしこも割と気を使うからな、一線は越えなそうな気がする」
恵那「だから、今度のクリスマスキャンプの時私達で後押ししようかと」
千明「うむ、乗った!」
あおい「ちょ、ちょ、ちょい待って」
千明「ん?どうした?」
あおい「何をどうするんやて?」
恵那「だから、リンとなでしこちゃんをくっつける」
あおい「くっつけるって・・・」
千明「要するに付き合うように仕向けるってことだ」
あおい「恋愛的な意味で?」
恵那「恋愛的な意味で」
あおい「えっ、それおかしない?」
恵那「おかしい?」
千明「何がだ?」
あおい「え、だって女の子同士やろ?」
恵那「ん?そうだよ?」
千明「それがどうかしたか?」
あおい「あれ、これ私がおかしいんか・・・?」
千明「で、とりあえず作戦はどうする?」
恵那「う~ん、その場で二人の様子を見ながらで良いんじゃないかな、時間はあるし」
千明「ほっとけばイチャイチャするだろうから適当に後押しする感じか、よしやるぞ!」
恵那「おー!」
あおい「えぇほんまにやるんか・・・」
あおい「えっ?」
千明「でもあの二人、ほっとけばくっつくんじゃないか?」
恵那「う~んなんか微妙な距離感で終わりそうな気がするんだよねー、リンは素直じゃないし」
千明「あ~、なでしこも割と気を使うからな、一線は越えなそうな気がする」
恵那「だから、今度のクリスマスキャンプの時私達で後押ししようかと」
千明「うむ、乗った!」
あおい「ちょ、ちょ、ちょい待って」
千明「ん?どうした?」
あおい「何をどうするんやて?」
恵那「だから、リンとなでしこちゃんをくっつける」
あおい「くっつけるって・・・」
千明「要するに付き合うように仕向けるってことだ」
あおい「恋愛的な意味で?」
恵那「恋愛的な意味で」
あおい「えっ、それおかしない?」
恵那「おかしい?」
千明「何がだ?」
あおい「え、だって女の子同士やろ?」
恵那「ん?そうだよ?」
千明「それがどうかしたか?」
あおい「あれ、これ私がおかしいんか・・・?」
千明「で、とりあえず作戦はどうする?」
恵那「う~ん、その場で二人の様子を見ながらで良いんじゃないかな、時間はあるし」
千明「ほっとけばイチャイチャするだろうから適当に後押しする感じか、よしやるぞ!」
恵那「おー!」
あおい「えぇほんまにやるんか・・・」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/30(金) 18:01:04.98 ID:jLzFGC3PO
――12月24日 じゅかいの牧場――
千明・あおい「うーーまぁ~~っ!」
千明「暖房きいてる店内で食うアイスうまー」
あおい「はぁ~動きたくなくたってきたわぁ」
ヴーッ、ヴーッ
あおい「ん?志摩さんからや」
リン『少し早いけどキャンプ場着いたよ』
リン『受付済んでるみたいだけどどこにいるの?』
あおい「志摩さん着いたって、えっとじゅかいの牧場で牧場スイ
千明「ちょっと待ったイヌ子」
あおい「なんや?」
千明「なでしこからももう少しで着くと連絡があった、放置して二人きりにしてやろうぜ」
あおい「えぇほんまにそれやるん?てか返信くらいええやん」
千明「いるはずのあたしらが見当たらない・・・しまりんが不安になった所に颯爽となでしこが現れる・・・良いシチュエーションじゃねぇか」
あおい「そんな風になるんかな?」
千明「そうだ、斉藤にも連絡しとかないと」
千明『来るのゆっくりでいいぞ、しまりんとなでしこ二人きりにしてやろうぜ』
恵那『わかった、じゃあ道の駅に寄って時間潰してくね( ´エ`)ノ』
千明「これでよしっと」
千明・あおい「うーーまぁ~~っ!」
千明「暖房きいてる店内で食うアイスうまー」
あおい「はぁ~動きたくなくたってきたわぁ」
ヴーッ、ヴーッ
あおい「ん?志摩さんからや」
リン『少し早いけどキャンプ場着いたよ』
リン『受付済んでるみたいだけどどこにいるの?』
あおい「志摩さん着いたって、えっとじゅかいの牧場で牧場スイ
千明「ちょっと待ったイヌ子」
あおい「なんや?」
千明「なでしこからももう少しで着くと連絡があった、放置して二人きりにしてやろうぜ」
あおい「えぇほんまにそれやるん?てか返信くらいええやん」
千明「いるはずのあたしらが見当たらない・・・しまりんが不安になった所に颯爽となでしこが現れる・・・良いシチュエーションじゃねぇか」
あおい「そんな風になるんかな?」
千明「そうだ、斉藤にも連絡しとかないと」
千明『来るのゆっくりでいいぞ、しまりんとなでしこ二人きりにしてやろうぜ』
恵那『わかった、じゃあ道の駅に寄って時間潰してくね( ´エ`)ノ』
千明「これでよしっと」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/30(金) 18:02:29.67 ID:jLzFGC3PO
ヴーッ、ヴーッ
千明「お、なでしこがしまりんと合流したみたいだぞ、さっきの返信してやれよ」
あおい「まぁええけど・・・」
千明「イヌ子はこの作戦反対なのか?」
あおい「いや、まぁ本人同士がええんやったらええんやけど・・・」
あおい「なぁあき、ほんまにあの二人そういう感じなんか?」
千明「え、知らん」
あおい「おい」
千明「しまりんと付き合いの長い斉藤がああ言ってるし、なでしこもいつもしまりんの話してるだろ」
あおい「えぇ~普通に仲良いだけやないの?」
千明「いや、しまりんの話をしているなでしこのあの目、キラキラ輝いてまさに恋する乙女の目じゃあねぇか」
あおい「おんたま揚げ食べとる時も、みのぶまんじゅう食べとる時もあんな目ぇしとったけど・・・」
千明「つまりなでしこにとってしまりんは食べ物?」
あおい「やめや」
千明「まぁ後は面白そうだったから」
あおい「そんな事やろうと思った」
千明「イヌ子こそ、そんなたくあんみたいな眉毛してるくせに百合談義に食い付かないとか、貴様それでもきらら系列か!」
あおい「なんの話をしとるんや」
千明「お、なでしこがしまりんと合流したみたいだぞ、さっきの返信してやれよ」
あおい「まぁええけど・・・」
千明「イヌ子はこの作戦反対なのか?」
あおい「いや、まぁ本人同士がええんやったらええんやけど・・・」
あおい「なぁあき、ほんまにあの二人そういう感じなんか?」
千明「え、知らん」
あおい「おい」
千明「しまりんと付き合いの長い斉藤がああ言ってるし、なでしこもいつもしまりんの話してるだろ」
あおい「えぇ~普通に仲良いだけやないの?」
千明「いや、しまりんの話をしているなでしこのあの目、キラキラ輝いてまさに恋する乙女の目じゃあねぇか」
あおい「おんたま揚げ食べとる時も、みのぶまんじゅう食べとる時もあんな目ぇしとったけど・・・」
千明「つまりなでしこにとってしまりんは食べ物?」
あおい「やめや」
千明「まぁ後は面白そうだったから」
あおい「そんな事やろうと思った」
千明「イヌ子こそ、そんなたくあんみたいな眉毛してるくせに百合談義に食い付かないとか、貴様それでもきらら系列か!」
あおい「なんの話をしとるんや」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/30(金) 18:03:53.22 ID:jLzFGC3PO
あおい「ん?こんな所に薪売っとる」
千明「一束300円て・・・安いな。よし、ここで買ってこうぜ!」
あおい「でも持って帰るのしんどいでこれ」
千明「じゃぁ先生呼んで車で・・・はムリだったか」
あおい「ん~他に何か良い方法は・・・」
千明「はっ!しまりんがいるじゃーん!!」
あおい「それや!バイクで運んでもらお」
千明「さっそく電話・・・」
あおい「どーしたんや?」
千明「いや、せっかくしまりんとなでしこがイチャイチャしてる所を邪魔すんのも」
あおい「イチャイチャしとるとは限らんやろ、じゃあどうするんや?歩いて持って行くんか」
千明「ええぃ!背に腹は変えられん!・・・あーもしもししまりん?」
――――――
――――
――
千明「いやぁほんと悪いなぁ」
リン「いいって別に・・・あ、ここは私が出すよ」
千明「まじで!?」
リン「夕食ごちそうになっちゃうし・・・」
あおい「ありがと~志摩さん」
千明「大将!持ち帰って家宝にさせて頂きやすっ!」
リン「この後燃やすんだよ」
千明「いやぁ運んでもらうばかりか金まで出してもらって・・・涙がちょちょ切れるってなぁ・・・」
千明「あれっ?しまりん一束忘れてるぞー!」
リン「重すぎるからそれは大垣が持って来て」
千明「え?」
ーーーーーー
ーーーー
ーー
千明「一束300円て・・・安いな。よし、ここで買ってこうぜ!」
あおい「でも持って帰るのしんどいでこれ」
千明「じゃぁ先生呼んで車で・・・はムリだったか」
あおい「ん~他に何か良い方法は・・・」
千明「はっ!しまりんがいるじゃーん!!」
あおい「それや!バイクで運んでもらお」
千明「さっそく電話・・・」
あおい「どーしたんや?」
千明「いや、せっかくしまりんとなでしこがイチャイチャしてる所を邪魔すんのも」
あおい「イチャイチャしとるとは限らんやろ、じゃあどうするんや?歩いて持って行くんか」
千明「ええぃ!背に腹は変えられん!・・・あーもしもししまりん?」
――――――
――――
――
千明「いやぁほんと悪いなぁ」
リン「いいって別に・・・あ、ここは私が出すよ」
千明「まじで!?」
リン「夕食ごちそうになっちゃうし・・・」
あおい「ありがと~志摩さん」
千明「大将!持ち帰って家宝にさせて頂きやすっ!」
リン「この後燃やすんだよ」
千明「いやぁ運んでもらうばかりか金まで出してもらって・・・涙がちょちょ切れるってなぁ・・・」
千明「あれっ?しまりん一束忘れてるぞー!」
リン「重すぎるからそれは大垣が持って来て」
千明「え?」
ーーーーーー
ーーーー
ーー
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/30(金) 18:04:52.79 ID:jLzFGC3PO
ーーキャンプ場ーー
千明「うぎぎぎ」
あおい「ほら~もうちょいやで~」
千明「くっ、これが二人の時間を邪魔した報いか・・・」ゼェハァ
あおい「まだそんなことゆーとるんか・・・お~、みんな集まっとるねぇ」
恵那「あ、来た来た。二人ともおはよー」
あおい「斉藤さんえらい大荷物やなぁ」
恵那「えへへ、ちょっとねー」
千明(来たな斉藤!例の作戦、抜かりは無いな?)ヒソヒソ
恵那(もちろん!ちゃんと策も考えて来ました!)ボソボソ
あおい(悪巧みが始まっとる・・・)
千明「なにやってんだなでしこ?」
なでしこ「ちくわが出てこないんだよぉ」
千明「ちくわ?ホントだ丸まってら」
恵那「そいつ狭いところ好きなんだよ、ちょっと待ってね」
恵那「ちくわー、ほらほらおやつだぞー」
ちくわ「ワフッ」
なでしこ「あっ出たっ」
あおい「ウサ耳や」
千明「うぎぎぎ」
あおい「ほら~もうちょいやで~」
千明「くっ、これが二人の時間を邪魔した報いか・・・」ゼェハァ
あおい「まだそんなことゆーとるんか・・・お~、みんな集まっとるねぇ」
恵那「あ、来た来た。二人ともおはよー」
あおい「斉藤さんえらい大荷物やなぁ」
恵那「えへへ、ちょっとねー」
千明(来たな斉藤!例の作戦、抜かりは無いな?)ヒソヒソ
恵那(もちろん!ちゃんと策も考えて来ました!)ボソボソ
あおい(悪巧みが始まっとる・・・)
千明「なにやってんだなでしこ?」
なでしこ「ちくわが出てこないんだよぉ」
千明「ちくわ?ホントだ丸まってら」
恵那「そいつ狭いところ好きなんだよ、ちょっと待ってね」
恵那「ちくわー、ほらほらおやつだぞー」
ちくわ「ワフッ」
なでしこ「あっ出たっ」
あおい「ウサ耳や」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/30(金) 18:06:57.32 ID:jLzFGC3PO
恵那「なでしこちゃんこれ持って」
なでしこ「え?」
恵那「全力ダーーッシュ!!」
なでしこ「えっ?えっ? うん!」ダッ
恵那「食うか食われるか、弱肉強食だよなでしこちゃん」
千明(おい斉藤、どういうつもりだ)ヒソヒソ
恵那(なでしこちゃんの居ない所でリンから色々聞き出そうと思って)ボソボソ
千明(なるほど!やるな、斉藤)ヒソヒソ
千明「んじゃなでしこが弱肉強食ってるうちにテント立てちまうぞー」
あおい・恵那「おー!」
リン「あ、私向こうにテント張っちゃったから取ってくるよ」
千明「んじゃあたしらもそっち行くか?」
あおい「んーこの荷物運ぶんは車やないと・・・」
リン「寝るときだけだから荷物だけ持って来るよ」
恵那「ん?なでしこちゃんの荷物もそこ?」
リン「うん、一緒に置いてある」
恵那「じゃあ夜はリンとなでしこちゃんで寝ればいいよ」
リン「そうだな、寝袋とか一緒にしておくか」
恵那(自然な流れで二人で寝ることになったよ)ヒソヒソ
千明(しかもあたしらのテントから離れたとこでな。牧場で返信を待ったのが思わぬ効果を生んだぜ)ボソボソ
なでしこ「え?」
恵那「全力ダーーッシュ!!」
なでしこ「えっ?えっ? うん!」ダッ
恵那「食うか食われるか、弱肉強食だよなでしこちゃん」
千明(おい斉藤、どういうつもりだ)ヒソヒソ
恵那(なでしこちゃんの居ない所でリンから色々聞き出そうと思って)ボソボソ
千明(なるほど!やるな、斉藤)ヒソヒソ
千明「んじゃなでしこが弱肉強食ってるうちにテント立てちまうぞー」
あおい・恵那「おー!」
リン「あ、私向こうにテント張っちゃったから取ってくるよ」
千明「んじゃあたしらもそっち行くか?」
あおい「んーこの荷物運ぶんは車やないと・・・」
リン「寝るときだけだから荷物だけ持って来るよ」
恵那「ん?なでしこちゃんの荷物もそこ?」
リン「うん、一緒に置いてある」
恵那「じゃあ夜はリンとなでしこちゃんで寝ればいいよ」
リン「そうだな、寝袋とか一緒にしておくか」
恵那(自然な流れで二人で寝ることになったよ)ヒソヒソ
千明(しかもあたしらのテントから離れたとこでな。牧場で返信を待ったのが思わぬ効果を生んだぜ)ボソボソ
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/30(金) 18:08:21.19 ID:jLzFGC3PO
恵那「そういえばさー、リンとなでしこちゃんの出会いってどんな感じだったの?」
千明「なでしこは本栖湖で行き倒れてた所を謎のキャンプ少女に助けられたとか言ってたが・・・」
リン「なんか、引っ越し当日に富士山見るために南部町から自転車で本栖湖まで来て、疲れて寝てたら夜になってたらしい・・・って改めて考えると無茶苦茶だなあいつ」
あおい「南部町から自転車ってすごいわぁ、ほとんど上りやし」
恵那「そうやって衝撃的な出会いをしたんだ」
リン「衝撃的って・・・まぁ夜知らない女に泣きながら追いかけられるとか、かなり衝撃的ではあるけど」
千明「ドキドキしたわけだな」
リン「驚いたってレベルじゃないぞ」
恵那(完全に吊り橋効果の類いだこれ)
恵那「で、次は一緒にお鍋キャンプしたんだよねー」
リン「あれはお前の差し金だろ」
千明「ふもとキャンプ場の時か」
恵那「一緒にテントで寝たの?」
リン「いや、なでしこはお姉さんと車中泊したって・・・でも朝になってテントに入り込んで来たな」
千明「ほう!」
恵那「それで!?」
リン「それでって、日の出見た後二度寝しに入って来ただけだよ、起きないし」
千明「なでしこは本栖湖で行き倒れてた所を謎のキャンプ少女に助けられたとか言ってたが・・・」
リン「なんか、引っ越し当日に富士山見るために南部町から自転車で本栖湖まで来て、疲れて寝てたら夜になってたらしい・・・って改めて考えると無茶苦茶だなあいつ」
あおい「南部町から自転車ってすごいわぁ、ほとんど上りやし」
恵那「そうやって衝撃的な出会いをしたんだ」
リン「衝撃的って・・・まぁ夜知らない女に泣きながら追いかけられるとか、かなり衝撃的ではあるけど」
千明「ドキドキしたわけだな」
リン「驚いたってレベルじゃないぞ」
恵那(完全に吊り橋効果の類いだこれ)
恵那「で、次は一緒にお鍋キャンプしたんだよねー」
リン「あれはお前の差し金だろ」
千明「ふもとキャンプ場の時か」
恵那「一緒にテントで寝たの?」
リン「いや、なでしこはお姉さんと車中泊したって・・・でも朝になってテントに入り込んで来たな」
千明「ほう!」
恵那「それで!?」
リン「それでって、日の出見た後二度寝しに入って来ただけだよ、起きないし」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/30(金) 18:10:09.55 ID:jLzFGC3PO
あおい「あれ?四尾連湖でキャンプした時は志摩さんがなでしこちゃんのテントに入って来たって言っとったで?」
千明「何っ!?」
恵那「そうなの!?」
あおい(しもた、格好のエサを与えてもうた・・・)
リン「あ、あれは・・・その・・・夜トイレに起きた後寝ぼけて間違えたんだよ」
千明「なーんだ」
恵那「ん?寝袋ごとっておかしくない?」
リン「うぐっ」
千明(嘘ついてまで誤魔化そうとしてきたぞ、これは怪しい!)ヒソヒソ
恵那(確実に何かあった感じだよね!)ボソボソ
リン「ええっと・・・実はその・・・笑うなよ、お化けというかなんというか、得体の知れない物を見てそれで・・・」
恵那(更に下手な嘘をつき出した!)ヒソヒソ
千明(おいこれ100パーギルティだろ!)ボソボソ
あおい(えぇほんまになんかあったんか・・・いやでも)ブツブツ
千明(あんまり突っ込んでも逆効果だ、この辺にしとこうぜ)ヒソヒソ
恵那(そうだね、後のお楽しみということで♪)ボソボソ
恵那「あ、なでしこちゃん帰ってきたよ」
なでしこ「待ってよぅ~ちくわ~」
あおい「あ、ソーセージ奪われとる」
子どもたち「「「「待て~~っ」」」」
リン「なんか増えてるし」
千明「じゃああたしらも参加しようぜ」
ーーーーーー
ーーーー
ーー
千明「何っ!?」
恵那「そうなの!?」
あおい(しもた、格好のエサを与えてもうた・・・)
リン「あ、あれは・・・その・・・夜トイレに起きた後寝ぼけて間違えたんだよ」
千明「なーんだ」
恵那「ん?寝袋ごとっておかしくない?」
リン「うぐっ」
千明(嘘ついてまで誤魔化そうとしてきたぞ、これは怪しい!)ヒソヒソ
恵那(確実に何かあった感じだよね!)ボソボソ
リン「ええっと・・・実はその・・・笑うなよ、お化けというかなんというか、得体の知れない物を見てそれで・・・」
恵那(更に下手な嘘をつき出した!)ヒソヒソ
千明(おいこれ100パーギルティだろ!)ボソボソ
あおい(えぇほんまになんかあったんか・・・いやでも)ブツブツ
千明(あんまり突っ込んでも逆効果だ、この辺にしとこうぜ)ヒソヒソ
恵那(そうだね、後のお楽しみということで♪)ボソボソ
恵那「あ、なでしこちゃん帰ってきたよ」
なでしこ「待ってよぅ~ちくわ~」
あおい「あ、ソーセージ奪われとる」
子どもたち「「「「待て~~っ」」」」
リン「なんか増えてるし」
千明「じゃああたしらも参加しようぜ」
ーーーーーー
ーーーー
ーー
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/30(金) 18:13:57.91 ID:jLzFGC3PO
リン「外で飲むココア最高・・・」
なでしこ「ココアとクッキーも合うよぉ~」モグモグ
リン「うん、ほっこりする味だ」
なでしこ「だねぇ」
千明(なぁ見ろよ、あれもう付き合ってる感じだろ)ヒソヒソ
あおい(いや普通の会話やろ)ボソボソ
美波「ふぁ~~、みんな揃ってたのね~」
なでしこ「あ、ふぇんふぇおふぁよーごばいまふ」モグモグ
恵那「先生ココア飲みますか?」
美波「ありがとー、頂くわぁ」ドボドボ
恵那「な、何入れてるんですか先生」
美波「ココアには意外とラム酒が合うのよ~」グビグビ
グビ姉「っぱぁーー、あったまるわぁー」
あおい「おっさんがおる・・・」
千明「こんな人だったっけ?」
グビ姉「もうちょっと入れてもいいわねー」ドボドボ
千明「起き抜けにいきなり・・・」
あおい「これがグビ姉・・・」
なでしこ「四尾連湖で会ったときこんな感じだったよね~」
リン「ね」
千明(今の完全にカップルの会話だろ)ヒソヒソ
あおい(そう言われるとそう聞こえて来るから怖いわ・・・)ボソボソ
あおい「さて、暗くなる前に夕飯の支度始めるでー」
千明「イヌ子はん、ええお肉で何作りはるんどす?」
あおい「今日はクリスマスちゅーことで・・・すき焼きや」
なリ恵千「「「「SUKIYAKI!?」」」」
千明「何故にすき焼き?まぁいいや手伝うよ」
千明(そっちは任せたぞ、斉藤)ヒソヒソ
恵那(うん、上手いことやっとく)ボソボソ
なでしこ「ココアとクッキーも合うよぉ~」モグモグ
リン「うん、ほっこりする味だ」
なでしこ「だねぇ」
千明(なぁ見ろよ、あれもう付き合ってる感じだろ)ヒソヒソ
あおい(いや普通の会話やろ)ボソボソ
美波「ふぁ~~、みんな揃ってたのね~」
なでしこ「あ、ふぇんふぇおふぁよーごばいまふ」モグモグ
恵那「先生ココア飲みますか?」
美波「ありがとー、頂くわぁ」ドボドボ
恵那「な、何入れてるんですか先生」
美波「ココアには意外とラム酒が合うのよ~」グビグビ
グビ姉「っぱぁーー、あったまるわぁー」
あおい「おっさんがおる・・・」
千明「こんな人だったっけ?」
グビ姉「もうちょっと入れてもいいわねー」ドボドボ
千明「起き抜けにいきなり・・・」
あおい「これがグビ姉・・・」
なでしこ「四尾連湖で会ったときこんな感じだったよね~」
リン「ね」
千明(今の完全にカップルの会話だろ)ヒソヒソ
あおい(そう言われるとそう聞こえて来るから怖いわ・・・)ボソボソ
あおい「さて、暗くなる前に夕飯の支度始めるでー」
千明「イヌ子はん、ええお肉で何作りはるんどす?」
あおい「今日はクリスマスちゅーことで・・・すき焼きや」
なリ恵千「「「「SUKIYAKI!?」」」」
千明「何故にすき焼き?まぁいいや手伝うよ」
千明(そっちは任せたぞ、斉藤)ヒソヒソ
恵那(うん、上手いことやっとく)ボソボソ
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/30(金) 18:15:56.34 ID:jLzFGC3PO
なでしこ「すき焼きかぁ、美味しそうだねぃ」
リン「キャンプですき焼き・・・って、これで鍋三回目か」
恵那「なでしこちゃんの作った鍋でしょ?美味しそうだなぁ」
リン「まぁ実際旨かったし」
恵那「なでしこちゃんいいお嫁さんになりそう」
なでしこ「え?そうかなぁ」エヘヘ
リン「料理作る端から自分で食べちゃいそうだけどな」
なでしこ「え~っ、そんなことないもん!」
リン「餃子鍋の時、餃子50個ほとんど一人で食べちゃっただろ」
恵那「50個!?」
なでしこ「あれは・・・気付いたら無くなってただけだもん!」
リン「余計ダメだろそれ」
恵那「焼き肉キャンプの時は何作ったの?」
なでしこ「あっさり鱈鍋、スープ代わりに作ったんだぁ」
リン「あれも旨かった、焼き肉にも合ったし」
恵那「へぇー(胃袋を掴まれてるっぽいなぁ)」
あおい「出来たで晩ごはん!」
なリ恵千「「「「おおーーーっ」」」」
ーーーーーー
ーーーー
ーー
リン「キャンプですき焼き・・・って、これで鍋三回目か」
恵那「なでしこちゃんの作った鍋でしょ?美味しそうだなぁ」
リン「まぁ実際旨かったし」
恵那「なでしこちゃんいいお嫁さんになりそう」
なでしこ「え?そうかなぁ」エヘヘ
リン「料理作る端から自分で食べちゃいそうだけどな」
なでしこ「え~っ、そんなことないもん!」
リン「餃子鍋の時、餃子50個ほとんど一人で食べちゃっただろ」
恵那「50個!?」
なでしこ「あれは・・・気付いたら無くなってただけだもん!」
リン「余計ダメだろそれ」
恵那「焼き肉キャンプの時は何作ったの?」
なでしこ「あっさり鱈鍋、スープ代わりに作ったんだぁ」
リン「あれも旨かった、焼き肉にも合ったし」
恵那「へぇー(胃袋を掴まれてるっぽいなぁ)」
あおい「出来たで晩ごはん!」
なリ恵千「「「「おおーーーっ」」」」
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12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/30(金) 18:17:16.52 ID:jLzFGC3PO
あおい「あらら、ガス切れてしもーた、なでしこちゃん新しいガスある?」
なでしこ「あーーーっ!・・・替えのガス持って来るの忘れた・・・」バタリ
リン「先生の持ってるバーナーのガス使えるんじゃない?」
なでしこ「ほんとっ?」ガバッ
カチッ ボボボ・・・プスッ
あおい「あかんこっちも切れてもた」
なでしこ「コンロがもう使えないということは、明日の朝ごはんも作れないという事じゃ・・・」バタリ
リン「ガス、何本あれば良いの?」スッ
なでしこ「えっ?」
リン「ちょっとコンビニで買ってくる」
なでしこ「リンぢゃ~んありがどぉ~~」
リン「泣くなよ」
恵那(なでしこちゃんのピンチに立ち上がったよ)ヒソヒソ
千明(なんかイケメン感あるな、しまりん)ボソボソ
なでしこ「リンちゃん、ガス二本とチューブしょうがお願い!」
リン「わかった」
グビ姉「あってしにほんしゅぅー」
リン「未成年だから買えません」
「「「「「行ってらっしゃ~い」」」」」
なでしこ「あーーーっ!・・・替えのガス持って来るの忘れた・・・」バタリ
リン「先生の持ってるバーナーのガス使えるんじゃない?」
なでしこ「ほんとっ?」ガバッ
カチッ ボボボ・・・プスッ
あおい「あかんこっちも切れてもた」
なでしこ「コンロがもう使えないということは、明日の朝ごはんも作れないという事じゃ・・・」バタリ
リン「ガス、何本あれば良いの?」スッ
なでしこ「えっ?」
リン「ちょっとコンビニで買ってくる」
なでしこ「リンぢゃ~んありがどぉ~~」
リン「泣くなよ」
恵那(なでしこちゃんのピンチに立ち上がったよ)ヒソヒソ
千明(なんかイケメン感あるな、しまりん)ボソボソ
なでしこ「リンちゃん、ガス二本とチューブしょうがお願い!」
リン「わかった」
グビ姉「あってしにほんしゅぅー」
リン「未成年だから買えません」
「「「「「行ってらっしゃ~い」」」」」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/30(金) 18:19:11.31 ID:jLzFGC3PO
恵那(さて、リンが居ないうちになでしこちゃんから色々聞き出しますか)ヒソヒソ
千明(例の四尾連湖の件とかな)ボソボソ
あおい(ゲスい顔しとるで・・・)
千明「いやぁ~さらっと買いに行くとか、かっけぇなしまりん」
なでしこ「うん、初めて会った時も助けてもらったし、ほんと格好いいんだよぉ~」ニコッ
恵那「ううっ、なんて無邪気な笑顔っ」
千明「ああ、心が洗われるようだぜぇ」
あおい(そのままほんまに洗われてまえ)
千明(ダメだ、この笑顔は汚せねぇ)ヒソヒソ
恵那(うん、色々探るのは止めとこう)ボソボソ
あおい(ようやく諦めよったか・・・)
千明(代わりにしまりんから根掘り葉掘り聞き出すぞ!)ヒソヒソ
恵那(一人にしたところでじっくりね♪)ボソボソ
あおい(んな訳なかったか~)
ーーーーーー
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ーー
千明(例の四尾連湖の件とかな)ボソボソ
あおい(ゲスい顔しとるで・・・)
千明「いやぁ~さらっと買いに行くとか、かっけぇなしまりん」
なでしこ「うん、初めて会った時も助けてもらったし、ほんと格好いいんだよぉ~」ニコッ
恵那「ううっ、なんて無邪気な笑顔っ」
千明「ああ、心が洗われるようだぜぇ」
あおい(そのままほんまに洗われてまえ)
千明(ダメだ、この笑顔は汚せねぇ)ヒソヒソ
恵那(うん、色々探るのは止めとこう)ボソボソ
あおい(ようやく諦めよったか・・・)
千明(代わりにしまりんから根掘り葉掘り聞き出すぞ!)ヒソヒソ
恵那(一人にしたところでじっくりね♪)ボソボソ
あおい(んな訳なかったか~)
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14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/30(金) 18:20:37.17 ID:jLzFGC3PO
あおい「はぁ~お風呂良かったなぁ~」
千明「広くてゆったり出来て最高だろ」
恵那「ぬるめだけど気持ち良かったよねー」
千明「次はなでしことしまりんが一緒に風呂に・・・先生が邪魔だな」
恵那「間違いが起こるならテントでの方が良いんじゃない?」
あおい「間違い起こるん前提なんか・・・」
千明「ただいまー、いいお湯だったぞー」
なでしこ「あきちゃんは女の子だよねっ!?ねっ!?」
千明「喧嘩売ってんのかオラァ」
千明「さっさと風呂行ってこいや」
なでしこ「う、うん」
美波「じゃあ行きましょうか」
あおい(あ、ちょっと酒抜けとる・・・)
リン「焚き火よろしく」
千明「おー任せろ・・・・・・何だったんださっきの」
千明「広くてゆったり出来て最高だろ」
恵那「ぬるめだけど気持ち良かったよねー」
千明「次はなでしことしまりんが一緒に風呂に・・・先生が邪魔だな」
恵那「間違いが起こるならテントでの方が良いんじゃない?」
あおい「間違い起こるん前提なんか・・・」
千明「ただいまー、いいお湯だったぞー」
なでしこ「あきちゃんは女の子だよねっ!?ねっ!?」
千明「喧嘩売ってんのかオラァ」
千明「さっさと風呂行ってこいや」
なでしこ「う、うん」
美波「じゃあ行きましょうか」
あおい(あ、ちょっと酒抜けとる・・・)
リン「焚き火よろしく」
千明「おー任せろ・・・・・・何だったんださっきの」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/30(金) 18:22:45.64 ID:jLzFGC3PO
恵那「女の子だよねってやつ?」
千明「質問の意図が掴めん」
あおい「それまでどんな話しとったんやろ」
千明「うーん・・・はっ!まさかしまりんが実は男の娘だったとか!」
恵那「さすがにそれは・・・」
あおい「無茶苦茶過ぎるやろ」
千明「じゃあ他にあんなこと聞いてくる理由があるか?」
恵那「え?うーん、思い付かないけど・・・」
千明「だがもししまりんが男の娘だったなら、二人が付き合うのに何の問題も無くなるぞ」
あおい「別の問題が山積みやろ」
千明「でもしまりんが男だったらモテそうだよな、さっきガス買いに行くときもイケメンだったし」
あおい「まぁ確かに」
恵那「でもモテるって言えば犬山さんじゃない?」
あおい「えぇ?私ぃ?」
恵那「この前中庭で、ほらテント立ててた時、私が話してるの見たクラスの男子から『犬山さんって彼氏いるの?』って聞かれたもん」
千明「あー、それならあたししょっちゅうだぞ、面倒だから自分で聞けって言ってるけど」
あおい「そんなん初耳やわ」
千明「つーことは一人も直接行ってないって事だな、ダメだなぁ~決める時はビシッと決めてこそ男ってもんだろ」
あおい「えぇほんまに?なんでやろ?」
千明「何でってそりゃあ」ジッ
恵那「ねぇ」ジッ
あおい「ちょ、ちょい」ボイーン
恵那「さっきも思ったけど何か別次元って感じだよね」
千明「分かる、男子高校生とかひとたまりも無いだろ」
あおい「えぇちょっとそうゆうんやめ~や」
千明「実際 ゆるキャン△ エロ画像で検索すると9割がイヌ子の
あおい「おいほんまにやめろや(怒)」
ーーーーーー
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ーー
千明「質問の意図が掴めん」
あおい「それまでどんな話しとったんやろ」
千明「うーん・・・はっ!まさかしまりんが実は男の娘だったとか!」
恵那「さすがにそれは・・・」
あおい「無茶苦茶過ぎるやろ」
千明「じゃあ他にあんなこと聞いてくる理由があるか?」
恵那「え?うーん、思い付かないけど・・・」
千明「だがもししまりんが男の娘だったなら、二人が付き合うのに何の問題も無くなるぞ」
あおい「別の問題が山積みやろ」
千明「でもしまりんが男だったらモテそうだよな、さっきガス買いに行くときもイケメンだったし」
あおい「まぁ確かに」
恵那「でもモテるって言えば犬山さんじゃない?」
あおい「えぇ?私ぃ?」
恵那「この前中庭で、ほらテント立ててた時、私が話してるの見たクラスの男子から『犬山さんって彼氏いるの?』って聞かれたもん」
千明「あー、それならあたししょっちゅうだぞ、面倒だから自分で聞けって言ってるけど」
あおい「そんなん初耳やわ」
千明「つーことは一人も直接行ってないって事だな、ダメだなぁ~決める時はビシッと決めてこそ男ってもんだろ」
あおい「えぇほんまに?なんでやろ?」
千明「何でってそりゃあ」ジッ
恵那「ねぇ」ジッ
あおい「ちょ、ちょい」ボイーン
恵那「さっきも思ったけど何か別次元って感じだよね」
千明「分かる、男子高校生とかひとたまりも無いだろ」
あおい「えぇちょっとそうゆうんやめ~や」
千明「実際 ゆるキャン△ エロ画像で検索すると9割がイヌ子の
あおい「おいほんまにやめろや(怒)」
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17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/30(金) 18:24:34.04 ID:jLzFGC3PO
千明「ふぁーーあたしそろそろ寝るわー」
恵那「そうだねぇ」
あおい「私も寝よ」
なでしこ「私もう一本見てくー」
リン「あ、私も」
千明「じゃあおやすみー」
なでしこ「うんおやすみー」
リン「おやすみ」
千明「・・・普通に二人きりになったな」
恵那「いい雰囲気だね」
千明「あいつら見てたのどうでしょうだぞ、ムードもくそもないだろ」
あおい「まだそんなんゆーとるんか」
恵那「結局あんまり後押し出来なかったね」
千明「でももうちょいって感じなんだよなぁ」
あおい「もうえぇやろそういうん、普通に仲良いだけやん」
恵那「まぁまぁ、後は若い二人に任せて・・・問題は」
グビ姉「ンガ~~ンゴ~~」
千明「・・・コレをどうするか、だな」
恵那「そうだねぇ」
あおい「私も寝よ」
なでしこ「私もう一本見てくー」
リン「あ、私も」
千明「じゃあおやすみー」
なでしこ「うんおやすみー」
リン「おやすみ」
千明「・・・普通に二人きりになったな」
恵那「いい雰囲気だね」
千明「あいつら見てたのどうでしょうだぞ、ムードもくそもないだろ」
あおい「まだそんなんゆーとるんか」
恵那「結局あんまり後押し出来なかったね」
千明「でももうちょいって感じなんだよなぁ」
あおい「もうえぇやろそういうん、普通に仲良いだけやん」
恵那「まぁまぁ、後は若い二人に任せて・・・問題は」
グビ姉「ンガ~~ンゴ~~」
千明「・・・コレをどうするか、だな」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/30(金) 18:28:13.75 ID:jLzFGC3PO
恵那「・・・この人ほんとに鳥羽先生だよね、知らないうちに入れ替わったりしてないよね?」
千明「んなわきゃねぇだろ・・・と言い切る自信が無いのが怖い」
あおい「ほら先生~、寝るならちゃんとシュラフ入ってください~」
グビ姉「あらへらいおっにぇお!」
千明「宇宙語を話し出した・・・まさかほんとに宇宙人に入れ替わられて・・・」
あおい「んなわけあるかい」
千明「しゃーねーな、コレはあたしが見とくからイヌ子と斉藤そっちのテントで寝てくれ」
あおい「あき大丈夫なん?」
千明「とりあえずシュラフに詰め込んどけば死なないだろ」
あおい「雑過ぎるやろ」
千明「ん、そうだイヌ子、今のうちに酒隠しとけ」
あおい「え、何でなん?」
千明「明日起きて迎え酒でもされたら、あたしら帰れんくなるぞ」
あおい「いくらなんでもそんな・・・・・・せやな念のため一応、一応な、隠しとこ」
恵那「犬山さん、すき焼きに使った料理酒は?」
あおい「えぇそれは・・・一応それも隠しとこか、一応な」
千明「んじゃ、おやすみ」
恵那「うん、おやすみー」
恵那「はぁー楽しかったね」
あおい「せやなぁ」
恵那「リン達まだ見てるのかな」
あおい「・・・なぁ斉藤さん、ほんまにあの二人そういう感じやと思うん?」
あおい「・・・斉藤さん?」
恵那「」スヤァ
あおい「寝つき早っ!」
ーーーーーー
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ーー
千明「んなわきゃねぇだろ・・・と言い切る自信が無いのが怖い」
あおい「ほら先生~、寝るならちゃんとシュラフ入ってください~」
グビ姉「あらへらいおっにぇお!」
千明「宇宙語を話し出した・・・まさかほんとに宇宙人に入れ替わられて・・・」
あおい「んなわけあるかい」
千明「しゃーねーな、コレはあたしが見とくからイヌ子と斉藤そっちのテントで寝てくれ」
あおい「あき大丈夫なん?」
千明「とりあえずシュラフに詰め込んどけば死なないだろ」
あおい「雑過ぎるやろ」
千明「ん、そうだイヌ子、今のうちに酒隠しとけ」
あおい「え、何でなん?」
千明「明日起きて迎え酒でもされたら、あたしら帰れんくなるぞ」
あおい「いくらなんでもそんな・・・・・・せやな念のため一応、一応な、隠しとこ」
恵那「犬山さん、すき焼きに使った料理酒は?」
あおい「えぇそれは・・・一応それも隠しとこか、一応な」
千明「んじゃ、おやすみ」
恵那「うん、おやすみー」
恵那「はぁー楽しかったね」
あおい「せやなぁ」
恵那「リン達まだ見てるのかな」
あおい「・・・なぁ斉藤さん、ほんまにあの二人そういう感じやと思うん?」
あおい「・・・斉藤さん?」
恵那「」スヤァ
あおい「寝つき早っ!」
ーーーーーー
ーーーー
ーー
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/30(金) 18:31:31.83 ID:jLzFGC3PO
千明「おーいイヌ子、斉藤、朝だぞ」
あおい「ん~、なんやあきえらい早いやないの」
千明「しーっ、ちょっと外見てみろよ」
あおい「外?」
恵那「・・・リンとなでしこちゃんで料理してるね」
千明「二人の共同作業ってやつだろ」
あおい「またその話かい」
千明「共に一夜を過ごし・・・今はイチャイチャと朝食の準備、夫婦感あんだろ」
あおい「あき、もぉいい加減にしぃ、ふざけすぎやで。普通に仲良いだけやろって」
千明「あ、おいちょっとイヌ子」
千明「普通に仲良いだけ・・・か、まぁそれでもいいんじゃね」
恵那「うーん、絶対何かあると思ったんだけどなー」
あおい「二人共おはよ~」
なでしこ「あ、おはようー」
リン「おはよう」
千明「うーっ寒っ」
恵那「おはよー」
あおい「志摩さんは何作っとるん?」
リン「野菜と納豆の味噌汁、味噌このくらい?」
なでしこ「うんそんな感じ・・・あ、納豆入れたら弱火にして」
リン「わかった」
あおい「・・・確かに二人共仲ええよなぁ」
あおい「ん~、なんやあきえらい早いやないの」
千明「しーっ、ちょっと外見てみろよ」
あおい「外?」
恵那「・・・リンとなでしこちゃんで料理してるね」
千明「二人の共同作業ってやつだろ」
あおい「またその話かい」
千明「共に一夜を過ごし・・・今はイチャイチャと朝食の準備、夫婦感あんだろ」
あおい「あき、もぉいい加減にしぃ、ふざけすぎやで。普通に仲良いだけやろって」
千明「あ、おいちょっとイヌ子」
千明「普通に仲良いだけ・・・か、まぁそれでもいいんじゃね」
恵那「うーん、絶対何かあると思ったんだけどなー」
あおい「二人共おはよ~」
なでしこ「あ、おはようー」
リン「おはよう」
千明「うーっ寒っ」
恵那「おはよー」
あおい「志摩さんは何作っとるん?」
リン「野菜と納豆の味噌汁、味噌このくらい?」
なでしこ「うんそんな感じ・・・あ、納豆入れたら弱火にして」
リン「わかった」
あおい「・・・確かに二人共仲ええよなぁ」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/30(金) 18:32:33.08 ID:jLzFGC3PO
リン「うぇえっ///」
なでしこ「えっ、ううう、うんっ///」
あおい(・・・あれ、なんやこのリアクション)
なでしこ「あの、えっと、その・・・実は
リン「ちょ、ちょっと待てなでしこ」グイグイ
リン「・・・いきなり・・・・・・心の準備・・・」
なでしこ「でも・・・・・・みんなにも・・・・・・」
リン「・・・そうだけど・・・・・・わかったよ・・・」
恵那「・・・(チラッ)」←察した
千明「・・・(コクッ)」←察した
あおい「」←察した
なでしこ「えっと、実は私たち、付き合うことになったんだぁ///」ギュッ
リン「・・・///」
恵那「ええーっ、そうだったんだあ(棒)」
千明「そいつはびっくりだぜえ(棒)」
あおい「えぇ(困惑)」
なでしこ「えっ、ううう、うんっ///」
あおい(・・・あれ、なんやこのリアクション)
なでしこ「あの、えっと、その・・・実は
リン「ちょ、ちょっと待てなでしこ」グイグイ
リン「・・・いきなり・・・・・・心の準備・・・」
なでしこ「でも・・・・・・みんなにも・・・・・・」
リン「・・・そうだけど・・・・・・わかったよ・・・」
恵那「・・・(チラッ)」←察した
千明「・・・(コクッ)」←察した
あおい「」←察した
なでしこ「えっと、実は私たち、付き合うことになったんだぁ///」ギュッ
リン「・・・///」
恵那「ええーっ、そうだったんだあ(棒)」
千明「そいつはびっくりだぜえ(棒)」
あおい「えぇ(困惑)」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/30(金) 18:34:10.36 ID:jLzFGC3PO
恵那「どういう経緯でそうなったの?」
リン「聞くなよそういう事///」
なでしこ「ゆうべ、テントまで歩いてる時にリンちゃんから言ってくれて・・・///」
リン「言うなよそういう事///」
千明・恵那「おぉーーーっ」
恵那(なでしこちゃんからいくかと思ってたから意外!)ヒソヒソ
千明(決める時はビシッと決める・・・しまりんイケメン過ぎだろ)ボソボソ
あおい「えぇ(困惑)」
恵那「そのあと一つのテントで寝たわけだ」
千明「*ゆうべはおたのしみでしたね▽」
なでしこ「えぇっ!?何で知ってるの///」
リン「ちょ、おまっ///」
恵那「ブフッww」
千明「マジかーーーッ」
あおい「」
なでしこ「リンちゃん声大きいから・・・」
リン「今バレたのそのせいじゃないだろ!というかそういう事言うなって///」
恵那「おやおや、これはこれは」
千明「詳しい話を聞かせてもらわねばいけませんなぁ」
リン「~~~っ///」
なでしこ「え、えへへ///」
ーーendーー
リン「聞くなよそういう事///」
なでしこ「ゆうべ、テントまで歩いてる時にリンちゃんから言ってくれて・・・///」
リン「言うなよそういう事///」
千明・恵那「おぉーーーっ」
恵那(なでしこちゃんからいくかと思ってたから意外!)ヒソヒソ
千明(決める時はビシッと決める・・・しまりんイケメン過ぎだろ)ボソボソ
あおい「えぇ(困惑)」
恵那「そのあと一つのテントで寝たわけだ」
千明「*ゆうべはおたのしみでしたね▽」
なでしこ「えぇっ!?何で知ってるの///」
リン「ちょ、おまっ///」
恵那「ブフッww」
千明「マジかーーーッ」
あおい「」
なでしこ「リンちゃん声大きいから・・・」
リン「今バレたのそのせいじゃないだろ!というかそういう事言うなって///」
恵那「おやおや、これはこれは」
千明「詳しい話を聞かせてもらわねばいけませんなぁ」
リン「~~~っ///」
なでしこ「え、えへへ///」
ーーendーー
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/30(金) 18:42:07.64 ID:jLzFGC3PO
以上になります
所々シーン飛ばしてますが、アニメ見直すなり四巻読むなり各自補完してください
あと言われる前に言っときますが、こっからは無いです
所々シーン飛ばしてますが、アニメ見直すなり四巻読むなり各自補完してください
あと言われる前に言っときますが、こっからは無いです
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/30(金) 19:32:27.84 ID:5V/ClmF9O
乙
先に言われようと、言っておく
こっからだろ!
先に言われようと、言っておく
こっからだろ!
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/30(金) 23:50:41.97 ID:sJVu78CRO
読んでくれた方ありがとうございます
アニメは終わってしまいましたが、また何か思い付いたら書きますね
ゆるキャン△SS流行れ
アニメは終わってしまいましたが、また何か思い付いたら書きますね
ゆるキャン△SS流行れ
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/31(土) 10:49:52.97 ID:OKk6uNCNo
乙、また思い付いたら書いてくれ
【ゆるキャン△】なでしこ「で、でーと?」【その2】
2018-07-22
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/17(土) 22:52:17.79 ID:w5gC7QE7O
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/17(土) 23:08:29.05 ID:w5gC7QE7O
なでしこ「キャンプ場着いた~」
リン「結構登りだったなぁ」フゥ
なでしこ「リンちゃんも自転車で良かったの?」
リン「一緒に行くのに原付って訳にも行かないだろ、荷物も少ないし」
リン「って、なんでそんなに荷物有るんだ?」
なでしこ「えへへ、いろいろ持って来たんだ」
なでしこ「キャンプご飯も期待してね!」
リン「ん、期待しとく」
リン(他は誰もいない・・・貸し切り状態!)グッ
なでしこ(・・・二人きり)
なでしこ(リンちゃんとの距離を縮める・・・まずは)
千明(回想)『まずは色仕掛だな』
なでしこ(色仕掛っ!)
なでしこ「リ、リンちゃん・・・」
リン「ん?」
なでしこ「うふん」ウインク
リン「どうした?」
色仕掛、失敗 orz
なでしこ(あきちゃん、やっぱり私には無理だったよ)
リン「?」
リン「結構登りだったなぁ」フゥ
なでしこ「リンちゃんも自転車で良かったの?」
リン「一緒に行くのに原付って訳にも行かないだろ、荷物も少ないし」
リン「って、なんでそんなに荷物有るんだ?」
なでしこ「えへへ、いろいろ持って来たんだ」
なでしこ「キャンプご飯も期待してね!」
リン「ん、期待しとく」
リン(他は誰もいない・・・貸し切り状態!)グッ
なでしこ(・・・二人きり)
なでしこ(リンちゃんとの距離を縮める・・・まずは)
千明(回想)『まずは色仕掛だな』
なでしこ(色仕掛っ!)
なでしこ「リ、リンちゃん・・・」
リン「ん?」
なでしこ「うふん」ウインク
リン「どうした?」
色仕掛、失敗 orz
なでしこ(あきちゃん、やっぱり私には無理だったよ)
リン「?」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/17(土) 23:09:19.49 ID:w5gC7QE7O
リン「どの辺にしようか」
なでしこ「そうだ、あきちゃんからタープ借りてきたんだ」
リン「じゃあ広いこの辺かな」
――設営完了――
リン「タープだけでも結構雰囲気出るな」
なでしこ「キャンプ感あっていいねぇ」
なでしこ「写真撮りに行こっ」ダッ
リン(相変わらず犬みたいな奴だ)
リン「・・・」カシャッ
なでしこ「川がすぐ近くだ」カシャッ
なでしこ「あっ、この辺凍ってる」カシャッ
リン「おい気をつけr
なでしこ「うわっ!」ツルッ
リン「っ!危ない」ガシッ
リン「・・・セ、セーフ」
なでしこ「あ、ありがとうリンちゃん」ドキドキ
リン「・・・焚き火でもするか」
なでしこ「・・・そだね」
なでしこ「そうだ、あきちゃんからタープ借りてきたんだ」
リン「じゃあ広いこの辺かな」
――設営完了――
リン「タープだけでも結構雰囲気出るな」
なでしこ「キャンプ感あっていいねぇ」
なでしこ「写真撮りに行こっ」ダッ
リン(相変わらず犬みたいな奴だ)
リン「・・・」カシャッ
なでしこ「川がすぐ近くだ」カシャッ
なでしこ「あっ、この辺凍ってる」カシャッ
リン「おい気をつけr
なでしこ「うわっ!」ツルッ
リン「っ!危ない」ガシッ
リン「・・・セ、セーフ」
なでしこ「あ、ありがとうリンちゃん」ドキドキ
リン「・・・焚き火でもするか」
なでしこ「・・・そだね」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/17(土) 23:10:37.28 ID:w5gC7QE7O
リン「ん?このタープポリエステル製だ」
なでしこ「何かいけないの?」
リン「焚き火で火の粉が飛んだら穴だらけになる」
なでしこ「えぇっ、じゃあ片付けないと」
リン「ちょっと待て、えっと風上がこっちだから・・・」
なでしこ「?」
リン「こっちを下げてポールをここに」
なでしこ「あ、形が変わった」
リン「これを風避けにして、少し離れたこっちで焚き火すれば火の粉も飛んでかない、と」
なでしこ「すごい、リンちゃん!」
リン「前に見たキャンプ動画でやってたんだよ」
なでしこ「風避けが有るだけで全然違うね」
なでしこ(やっぱりリンちゃんはすごいなぁ)
リン「ココア飲む?」
なでしこ「のむ~♪」
なで・リン「「ふーふー」」
なで・リン「「ズズズッ」」
なで・リン「「はぁ~」」
なでしこ「何かいけないの?」
リン「焚き火で火の粉が飛んだら穴だらけになる」
なでしこ「えぇっ、じゃあ片付けないと」
リン「ちょっと待て、えっと風上がこっちだから・・・」
なでしこ「?」
リン「こっちを下げてポールをここに」
なでしこ「あ、形が変わった」
リン「これを風避けにして、少し離れたこっちで焚き火すれば火の粉も飛んでかない、と」
なでしこ「すごい、リンちゃん!」
リン「前に見たキャンプ動画でやってたんだよ」
なでしこ「風避けが有るだけで全然違うね」
なでしこ(やっぱりリンちゃんはすごいなぁ)
リン「ココア飲む?」
なでしこ「のむ~♪」
なで・リン「「ふーふー」」
なで・リン「「ズズズッ」」
なで・リン「「はぁ~」」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/17(土) 23:12:00.32 ID:w5gC7QE7O
なでしこ「近くにこんなキャンプ場が有ったんだ」
リン「富士山や五湖周辺ならもっと多いよ」
なでしこ「朝霧高原も周りにキャンプ場たくさんあったもんねぇ」
リン「朝霧ならふもとキャンプ場も」
なでしこ「ふもと良かったよねぇ、夏にも行ってみたいな~」
リン「あそこ夏にはめっちゃ混むよ、ほら」
なでしこ「何これ?」
リン「グーグルマップの航空写真」
なでしこ「うわっ、テントでいっぱいだ」
リン「有名なキャンプ場だし、夏はイベントやったりするから」
なでしこ「夏向きのキャンプ場ってどこだろう?」
リン「やっぱり山かな、涼しいし」
なでしこ「山いいねぇ、景色も良さそうだし」
リン「景色なら冬の方が空気が澄んでて良く見えるけどね」
なでしこ「駒ヶ根のキャンプ場の夜景凄かったね」
リン「陣馬形山かぁ、なんか見渡してる感が凄かった」
リン「富士山や五湖周辺ならもっと多いよ」
なでしこ「朝霧高原も周りにキャンプ場たくさんあったもんねぇ」
リン「朝霧ならふもとキャンプ場も」
なでしこ「ふもと良かったよねぇ、夏にも行ってみたいな~」
リン「あそこ夏にはめっちゃ混むよ、ほら」
なでしこ「何これ?」
リン「グーグルマップの航空写真」
なでしこ「うわっ、テントでいっぱいだ」
リン「有名なキャンプ場だし、夏はイベントやったりするから」
なでしこ「夏向きのキャンプ場ってどこだろう?」
リン「やっぱり山かな、涼しいし」
なでしこ「山いいねぇ、景色も良さそうだし」
リン「景色なら冬の方が空気が澄んでて良く見えるけどね」
なでしこ「駒ヶ根のキャンプ場の夜景凄かったね」
リン「陣馬形山かぁ、なんか見渡してる感が凄かった」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/17(土) 23:12:57.50 ID:w5gC7QE7O
なでしこ「でも遠いよねぇ」
リン「山道登らなきゃいけないからしょうがないな」
なでしこ「すぐ行ける山のキャンプ場って無いのかな?」
リン「それなら・・・入笠山かな」
なでしこ「にゅーかさ?」
リン「富士見からゴンドラで山の上まで行けて、そこから歩いてキャンプ場まで行けるらしい」
なでしこ「へぇ~!」
リン「なんかの曲のMVのロケ地になったとか」
リン「確か動画が・・・あった、これだ」
~~♪(ふゆびより)
リン「山道登らなきゃいけないからしょうがないな」
なでしこ「すぐ行ける山のキャンプ場って無いのかな?」
リン「それなら・・・入笠山かな」
なでしこ「にゅーかさ?」
リン「富士見からゴンドラで山の上まで行けて、そこから歩いてキャンプ場まで行けるらしい」
なでしこ「へぇ~!」
リン「なんかの曲のMVのロケ地になったとか」
リン「確か動画が・・・あった、これだ」
~~♪(ふゆびより)
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/17(土) 23:14:50.04 ID:w5gC7QE7O
なでしこ「わぁ~いい眺め、でも寒そうだよぅ」
リン「秋くらいかな、冬にキャンプしたら死ねると思う」
リン「夏なら涼しいし、近くに湿原も有っていろんな花が見られるとか」
なでしこ「へぇ~いいなぁ」
~~♪
なでしこ「・・・良い曲だねぇ」
リン「だね」
リン「秋くらいかな、冬にキャンプしたら死ねると思う」
リン「夏なら涼しいし、近くに湿原も有っていろんな花が見られるとか」
なでしこ「へぇ~いいなぁ」
~~♪
なでしこ「・・・良い曲だねぇ」
リン「だね」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/17(土) 23:16:55.33 ID:w5gC7QE7O
なでしこ「リンちゃんに言われてマット持って来て良かった、地面結構ごつごつしてるよね」
リン「川のそばだから石が多いし、本当はこういう椅子とかの方がいいだろうけど」
なでしこ「キャンプ椅子かぁ、あおいちゃん達も買ったって言ってたなぁ」
リン「座ってみる?」
なでしこ「えっ、良いの?」
リン「うん、ちょっとトイレ行ってくるね」
なでしこ「わかった、じゃあちょっと座って・・・」スッ
なでしこ(・・・・・・)
なでしこ(・・・あったかい////)
ジャーゴボゴボ
リン「ふぅ」テクテク
リン「ん?」
なでしこ( ?ω? ) スヤァ…
リン(寝てやがる)
リン「・・・」
リン「・・・」カシャッ
リン「・・・////」
なでしこ「ふわっ!寝てたっ」
リン「っ!」ビクッ
なでしこ「座り心地よくて寝ちゃってたよ」
リン「お、おぉ」(寝顔撮ったのばれてないよな・・・)ドキドキ
リン「川のそばだから石が多いし、本当はこういう椅子とかの方がいいだろうけど」
なでしこ「キャンプ椅子かぁ、あおいちゃん達も買ったって言ってたなぁ」
リン「座ってみる?」
なでしこ「えっ、良いの?」
リン「うん、ちょっとトイレ行ってくるね」
なでしこ「わかった、じゃあちょっと座って・・・」スッ
なでしこ(・・・・・・)
なでしこ(・・・あったかい////)
ジャーゴボゴボ
リン「ふぅ」テクテク
リン「ん?」
なでしこ( ?ω? ) スヤァ…
リン(寝てやがる)
リン「・・・」
リン「・・・」カシャッ
リン「・・・////」
なでしこ「ふわっ!寝てたっ」
リン「っ!」ビクッ
なでしこ「座り心地よくて寝ちゃってたよ」
リン「お、おぉ」(寝顔撮ったのばれてないよな・・・)ドキドキ
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/17(土) 23:22:22.94 ID:w5gC7QE7O
>>8
文字化けしてしまった張り直します
文字化けしてしまった張り直します
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/17(土) 23:24:25.19 ID:w5gC7QE7O
なでしこ「リンちゃんに言われてマット持って来て良かった、地面結構ごつごつしてるよね」
リン「川のそばだから石が多いし、本当はこういう椅子とかの方がいいだろうけど」
なでしこ「キャンプ椅子かぁ、あおいちゃん達も買ったって言ってたなぁ」
リン「座ってみる?」
なでしこ「えっ、良いの?」
リン「うん、ちょっとトイレ行ってくるね」
なでしこ「わかった、じゃあちょっと座って・・・」スッ
なでしこ(・・・・・・)
なでしこ(・・・あったかい////)
ジャーゴボゴボ
リン「ふぅ」テクテク
リン「ん?」
なでしこ「」スヤァ…
リン(寝てやがる)
リン「・・・」
リン「・・・」カシャッ
リン「・・・////」
なでしこ「ふわっ!寝てたっ」
リン「っ!」ビクッ
なでしこ「座り心地よくて寝ちゃってたよ」
リン「お、おぉ」(寝顔撮ったのばれてないよな・・・)ドキドキ
リン「川のそばだから石が多いし、本当はこういう椅子とかの方がいいだろうけど」
なでしこ「キャンプ椅子かぁ、あおいちゃん達も買ったって言ってたなぁ」
リン「座ってみる?」
なでしこ「えっ、良いの?」
リン「うん、ちょっとトイレ行ってくるね」
なでしこ「わかった、じゃあちょっと座って・・・」スッ
なでしこ(・・・・・・)
なでしこ(・・・あったかい////)
ジャーゴボゴボ
リン「ふぅ」テクテク
リン「ん?」
なでしこ「」スヤァ…
リン(寝てやがる)
リン「・・・」
リン「・・・」カシャッ
リン「・・・////」
なでしこ「ふわっ!寝てたっ」
リン「っ!」ビクッ
なでしこ「座り心地よくて寝ちゃってたよ」
リン「お、おぉ」(寝顔撮ったのばれてないよな・・・)ドキドキ
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/17(土) 23:25:48.32 ID:w5gC7QE7O
なでしこ「じゃあキャンプご飯作るよっ!」
リン「何作るの?」
なでしこ「ふっふっふ」
ガスコンロ、フライパン+蓋
リン「今度はフライパンか、しかもかなり厚い奴」
なでしこ「ふっふっふ」
みじん切り玉ねぎ、輪切りにしたソーセージ、オリーブオイル
リン「?」
なでしこ「ふっふっふ」
塩コショウした鶏肉、生米
リン「ま、まさか・・・」
なでしこ「ふっふっふ」
1㎝角に切ったパプリカ、ジャンバラヤの素
リン「やはりジャンバラヤ!って気に入ったのか」
なでしこ「あれから家で作ってみたんだぁ」
リン「何作るの?」
なでしこ「ふっふっふ」
ガスコンロ、フライパン+蓋
リン「今度はフライパンか、しかもかなり厚い奴」
なでしこ「ふっふっふ」
みじん切り玉ねぎ、輪切りにしたソーセージ、オリーブオイル
リン「?」
なでしこ「ふっふっふ」
塩コショウした鶏肉、生米
リン「ま、まさか・・・」
なでしこ「ふっふっふ」
1㎝角に切ったパプリカ、ジャンバラヤの素
リン「やはりジャンバラヤ!って気に入ったのか」
なでしこ「あれから家で作ってみたんだぁ」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/17(土) 23:26:40.67 ID:w5gC7QE7O
ジャンバラヤの作り方
フライパンにオリーブオイル、玉ねぎ、輪切りにしたソーセージを入れ、玉ねぎが透明になるまで炒めます
生米を入れ、全体透き通るまで混ぜながら炒めます
リン「すぐに透き通るんだな」
なでしこ「火を通すというより油を馴染ませる感じだね」
米の倍の量の水とジャンバラヤの素を入れ沸騰させます
なでしこ「液体のジャンバラヤの素の場合は、水の量をそのぶん減らさないとだね」
沸騰したら鶏肉、パプリカを上にのせ、蓋をして弱火で15分ほど炊いて行きます
なでしこ「スキレットみたいな、蓄熱性?の高いフライパンのほうがいいんだって」
リン「それで厚めのフライパンなのか」
水分が無くなりグツグツいわなくなったら火を止め、10分ほど蒸らします
フライパンにオリーブオイル、玉ねぎ、輪切りにしたソーセージを入れ、玉ねぎが透明になるまで炒めます
生米を入れ、全体透き通るまで混ぜながら炒めます
リン「すぐに透き通るんだな」
なでしこ「火を通すというより油を馴染ませる感じだね」
米の倍の量の水とジャンバラヤの素を入れ沸騰させます
なでしこ「液体のジャンバラヤの素の場合は、水の量をそのぶん減らさないとだね」
沸騰したら鶏肉、パプリカを上にのせ、蓋をして弱火で15分ほど炊いて行きます
なでしこ「スキレットみたいな、蓄熱性?の高いフライパンのほうがいいんだって」
リン「それで厚めのフライパンなのか」
水分が無くなりグツグツいわなくなったら火を止め、10分ほど蒸らします
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/17(土) 23:28:07.25 ID:w5gC7QE7O
なでしこ「蒸らしてる間にスープカレーを作りますっ」
リン「スープカレーだと!?」
スープカレーの作り方
あらかじめ素揚げした野菜(人参、じゃがいも、茄子、ピーマン)と厚切りベーコンを、スープカレーのもとを入れたお湯で煮て完成
リン「簡単だな」
なでしこ「作ってる間にジャンバラヤも蒸らし上がりました!」
リン「う、旨そう」
なでしこ「それでは」
なで・リン「「いただきます」」
なでしこ「ジャンバラヤおいしい!」
リン(お焦げも出来てて・・・香ばしくてウマい)
リン「スープカレーも合うな」
なでしこ「ジャンバラヤと一緒に食べるから少し薄めだよ」
リン「うん、うまいよ」
リン「スープカレーだと!?」
スープカレーの作り方
あらかじめ素揚げした野菜(人参、じゃがいも、茄子、ピーマン)と厚切りベーコンを、スープカレーのもとを入れたお湯で煮て完成
リン「簡単だな」
なでしこ「作ってる間にジャンバラヤも蒸らし上がりました!」
リン「う、旨そう」
なでしこ「それでは」
なで・リン「「いただきます」」
なでしこ「ジャンバラヤおいしい!」
リン(お焦げも出来てて・・・香ばしくてウマい)
リン「スープカレーも合うな」
なでしこ「ジャンバラヤと一緒に食べるから少し薄めだよ」
リン「うん、うまいよ」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/17(土) 23:30:37.73 ID:w5gC7QE7O
なでしこ(・・・リンちゃんに助けてもらってばかりで、距離を縮めるってうまくいかなかったなぁ)
なでしこ(でも、楽しいからいいや)モグモグ
リン(まずい・・・)モグモグ
リン(確実に胃袋を掴まれてる気がする・・・それにに)
なでしこ「ん~♪」(≧~≦)モグモグ
リン(目の前でこんな幸せそうな顔されたら////)
なでしこ「?リンちゃん、顔赤いよ?」
リン「・・・スープカレーが辛いからだよ////」
――end――
なでしこ(でも、楽しいからいいや)モグモグ
リン(まずい・・・)モグモグ
リン(確実に胃袋を掴まれてる気がする・・・それにに)
なでしこ「ん~♪」(≧~≦)モグモグ
リン(目の前でこんな幸せそうな顔されたら////)
なでしこ「?リンちゃん、顔赤いよ?」
リン「・・・スープカレーが辛いからだよ////」
――end――
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/17(土) 23:35:07.16 ID:w5gC7QE7O
以上になります
前作書いたあと「こっからだろ!(イチャイチャさせろ)」というご意見を頂いたので続きを書いてみました
前作書いたあと「こっからだろ!(イチャイチャさせろ)」というご意見を頂いたので続きを書いてみました
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/17(土) 23:47:14.73 ID:cyOZR3pVO
なにも分かってないな
こっからだろ!!
こっからだろ!!
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/18(日) 00:15:53.56 ID:03U9qUAA0
乙
だが、こっからだろ!!続きお願いします!!
だが、こっからだろ!!続きお願いします!!
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/18(日) 01:29:13.49 ID:G+PElfIj0
素晴らしいな
だがまだこっからだろ!(もっとイチャイチャさせてもいいんだぞ?)
だがまだこっからだろ!(もっとイチャイチャさせてもいいんだぞ?)
引用元: なでしこ「で、でーと?」その2
【ゆるキャン△】なでしこ「で、でーと?」
2018-07-22
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/13(火) 15:47:42.67 ID:aW005jC7O
※ゆるキャン△SS
※短いです
※短いです
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/13(火) 15:57:30.88 ID:aW005jC7O
リン「この間行けなかったからさ、今度の日曜南部町のキャンプ場に行かない?デイキャンになるけど」
なでしこ「えっ!?行く行く!」
リン「デイキャンだから荷物少なくていいな」
なでしこ「その分おやつとかいっぱい持ってくよ」
リン「おい、今度は風邪ひくなよ」
なでしこ「うん、死んでもひかないよリンちゃん!」
リン「いや死んだら行けないだろ」
なでしこ「えっ!?行く行く!」
リン「デイキャンだから荷物少なくていいな」
なでしこ「その分おやつとかいっぱい持ってくよ」
リン「おい、今度は風邪ひくなよ」
なでしこ「うん、死んでもひかないよリンちゃん!」
リン「いや死んだら行けないだろ」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/13(火) 15:58:42.66 ID:aW005jC7O
――野クル部室――
千明「で、今度はしまりんと川辺のキャンプ場でデイキャンか」
なでしこ「うちから自転車で行ける所だって」
あおい「近場のキャンプ場が開拓されてくなぁ」
千明「この辺のキャンプ場マップでも作るか」
千明「というわけで各務原隊員、今回も現地調査は任せた!」
なでしこ「はいっ、隊長!」
あおい「川辺キャンプ場なら夏行くのもええしなぁ」
千明「で、今度はしまりんと川辺のキャンプ場でデイキャンか」
なでしこ「うちから自転車で行ける所だって」
あおい「近場のキャンプ場が開拓されてくなぁ」
千明「この辺のキャンプ場マップでも作るか」
千明「というわけで各務原隊員、今回も現地調査は任せた!」
なでしこ「はいっ、隊長!」
あおい「川辺キャンプ場なら夏行くのもええしなぁ」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/13(火) 16:00:23.07 ID:aW005jC7O
あおい「でも川辺のキャンプ場ってデイキャンのイメージが強いけど何でやろ?」
千明「寝てる間に増水したらと思うと怖いからじゃね?」
なでしこ「雑炊?」
千明「お約束過ぎる食いしん坊変換すんな」
あおい「川辺でまったりデイキャンかぁ~」
なでしこ「焚き火しながらまったりお菓子食べたりご飯作ったりするんだぁ」
千明「それもうデートじゃね?」
なでしこ「で、でーと?」
千明「寝てる間に増水したらと思うと怖いからじゃね?」
なでしこ「雑炊?」
千明「お約束過ぎる食いしん坊変換すんな」
あおい「川辺でまったりデイキャンかぁ~」
なでしこ「焚き火しながらまったりお菓子食べたりご飯作ったりするんだぁ」
千明「それもうデートじゃね?」
なでしこ「で、でーと?」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/13(火) 16:02:31.77 ID:aW005jC7O
あおい「キャンプデートや」
なでしこ「ち、ちょっと待って」
千明「非日常イベントで親愛度を稼ぐやつだな」
なでしこ「し、親愛度?」
あおい「あー、でもリンちゃん攻略難度高そうやわぁ」
千明「モロに猫型人間だしな」
なでしこ「猫型・・・」ボクシマエモンデス
千明「なんだその未来の世界のキャンプ道具出しそうなキャラは」
あおい「後頭部だけ見たら近いシルエットしとるわ」
千明「猫型人間というのは、マイペース、単独行動が好き、人混みキライ、クーデレ、って感じの人間の事だ」
なでしこ「確かにリンちゃんだ」
千明「なかなか親愛度が上がりにくいタイプだな」
なでしこ「ど、どうすれば」
なでしこ「ち、ちょっと待って」
千明「非日常イベントで親愛度を稼ぐやつだな」
なでしこ「し、親愛度?」
あおい「あー、でもリンちゃん攻略難度高そうやわぁ」
千明「モロに猫型人間だしな」
なでしこ「猫型・・・」ボクシマエモンデス
千明「なんだその未来の世界のキャンプ道具出しそうなキャラは」
あおい「後頭部だけ見たら近いシルエットしとるわ」
千明「猫型人間というのは、マイペース、単独行動が好き、人混みキライ、クーデレ、って感じの人間の事だ」
なでしこ「確かにリンちゃんだ」
千明「なかなか親愛度が上がりにくいタイプだな」
なでしこ「ど、どうすれば」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/13(火) 16:04:42.95 ID:aW005jC7O
千明「そうだな・・・まずは色仕掛だな」
あおい「いきなり最後の手段やないか」
なでしこ「色仕掛って・・・何するの?」
千明「とりあえず自室に連れ込んでだな」
あおい「おいキャンプどこ行ったんや」
千明「キャミソール姿でツイスターゲームを
あおい「あき、それ違うキャラや」ナマエニ『シ』ガナイヒトヤン
千明「・・・」チラッ
あおい「?」ボイーン
千明「・・・」チラッ
なでしこ「?」ぺたーん
千明「なでしこに色仕掛は無理か・・・」
なでしこ(あきちゃんに言われた・・・)
あおい「というかそもそも色仕掛が効くんか」
あおい「いきなり最後の手段やないか」
なでしこ「色仕掛って・・・何するの?」
千明「とりあえず自室に連れ込んでだな」
あおい「おいキャンプどこ行ったんや」
千明「キャミソール姿でツイスターゲームを
あおい「あき、それ違うキャラや」ナマエニ『シ』ガナイヒトヤン
千明「・・・」チラッ
あおい「?」ボイーン
千明「・・・」チラッ
なでしこ「?」ぺたーん
千明「なでしこに色仕掛は無理か・・・」
なでしこ(あきちゃんに言われた・・・)
あおい「というかそもそも色仕掛が効くんか」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/13(火) 16:06:47.91 ID:aW005jC7O
――図書室――
リン「へっぷしっ」
恵那「お、なでしこちゃん達が噂してるのかな?」
リン「いや噂されてくしゃみってどんだけ古いパターンだよ」
恵那「でも風邪だったら困るじゃん、週末なでしこちゃんとキャンプでしょ?」
恵那「リンが風邪ひいたら、今度はなでしこちゃんが私の屍を越えて行けキャンプに行かなきゃだね」
リン「あいつ怖がりだからソロキャン無理だろ」
恵那「あー、夜中に一人で山のなかとか確かに怖いかも」
恵那「っていうかリンよく平気だね」
リン「へっぷしっ」
恵那「お、なでしこちゃん達が噂してるのかな?」
リン「いや噂されてくしゃみってどんだけ古いパターンだよ」
恵那「でも風邪だったら困るじゃん、週末なでしこちゃんとキャンプでしょ?」
恵那「リンが風邪ひいたら、今度はなでしこちゃんが私の屍を越えて行けキャンプに行かなきゃだね」
リン「あいつ怖がりだからソロキャン無理だろ」
恵那「あー、夜中に一人で山のなかとか確かに怖いかも」
恵那「っていうかリンよく平気だね」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/13(火) 16:09:14.89 ID:aW005jC7O
リン「いや熊とか出たらと思うと怖いけど」
恵那「そーじゃなくて・・・お化けとか」
リン「いやそんなの居るわけ無いだろ」
恵那「えー、リンオカルトとか好きじゃん」
恵那「よくその手の本読んでるし」
リン「ああいうのはフィクションとして楽しむもんだろ」
恵那「でもさー今までキャンプしてて恐怖体験とか無いの?変なの見た~とかさ」
リン「・・・無い」
恵那「?何、今の間」
リン「いや、別に(鋭い奴)」
リン(・・・四尾連湖で見たアレ、一体何だったんだ)
リン(野生動物・・・だとしてもそれはそれで怖いし)
リン(まさかホントに牛鬼の亡霊?それとも・・・)
美波「あら、斉藤さん、志摩さん」←
恵那「あ、鳥羽せんせー」
恵那「そーじゃなくて・・・お化けとか」
リン「いやそんなの居るわけ無いだろ」
恵那「えー、リンオカルトとか好きじゃん」
恵那「よくその手の本読んでるし」
リン「ああいうのはフィクションとして楽しむもんだろ」
恵那「でもさー今までキャンプしてて恐怖体験とか無いの?変なの見た~とかさ」
リン「・・・無い」
恵那「?何、今の間」
リン「いや、別に(鋭い奴)」
リン(・・・四尾連湖で見たアレ、一体何だったんだ)
リン(野生動物・・・だとしてもそれはそれで怖いし)
リン(まさかホントに牛鬼の亡霊?それとも・・・)
美波「あら、斉藤さん、志摩さん」←
恵那「あ、鳥羽せんせー」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/13(火) 16:12:01.87 ID:aW005jC7O
美波「し、志摩さんその髪は・・・」
リン「へ?」
恵那「今回は名古屋城をイメージしてみました」
リン「またいじったのか!って名古屋嬢?」
恵那「ちゃんとシャチホコも作ったんだよ~」
リン「城の方かよ!」
恵那「ここだけ金髪にすれば完璧だねぇ」
リン「おいやめろ」
――髪直し中――
恵那「先生今日は野クルの方はいいんですか?」
美波「今日は部室で話をするだけだと言ってましたよ」
リン「先生は調べ物ですか?」
美波「ええ、次の授業で使う資料ですが、手持ちの物より分かりやすいものがないか調べようと」
恵那(・・・こうしていると・・・)
リン(・・・まともな人なんだがなぁ・・・)
美波「?」
リン「へ?」
恵那「今回は名古屋城をイメージしてみました」
リン「またいじったのか!って名古屋嬢?」
恵那「ちゃんとシャチホコも作ったんだよ~」
リン「城の方かよ!」
恵那「ここだけ金髪にすれば完璧だねぇ」
リン「おいやめろ」
――髪直し中――
恵那「先生今日は野クルの方はいいんですか?」
美波「今日は部室で話をするだけだと言ってましたよ」
リン「先生は調べ物ですか?」
美波「ええ、次の授業で使う資料ですが、手持ちの物より分かりやすいものがないか調べようと」
恵那(・・・こうしていると・・・)
リン(・・・まともな人なんだがなぁ・・・)
美波「?」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/13(火) 16:15:05.87 ID:aW005jC7O
――野クル部室――
なでしこ「カレーめんを食べたら中から指輪が・・・」
千明「せっかくの外ご飯なのにインスタントかよ」
なでしこ「じゃあ坦々餃子鍋の餃子の中から指輪が・・・」
千明「目印付けとかないと自分で食べちゃいそうだな」
あおい「というか食べ物の中から指輪が出てくるサプライズってのがアカンと思うわ」
千明「じゃあ薪を割ったら中から指輪が・・・」
あおい「どうやって仕込むん?」
千明「焚き火の後、灰の中から指輪が・・・」
あおい「いろいろ台無しや。つーかおんなじパターンやないか」
・・・キーンコーンカーンコーン
なでしこ「あ、もうこんな時間だ」
なでしこ「カレーめんを食べたら中から指輪が・・・」
千明「せっかくの外ご飯なのにインスタントかよ」
なでしこ「じゃあ坦々餃子鍋の餃子の中から指輪が・・・」
千明「目印付けとかないと自分で食べちゃいそうだな」
あおい「というか食べ物の中から指輪が出てくるサプライズってのがアカンと思うわ」
千明「じゃあ薪を割ったら中から指輪が・・・」
あおい「どうやって仕込むん?」
千明「焚き火の後、灰の中から指輪が・・・」
あおい「いろいろ台無しや。つーかおんなじパターンやないか」
・・・キーンコーンカーンコーン
なでしこ「あ、もうこんな時間だ」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/13(火) 16:17:35.20 ID:aW005jC7O
千明「じゃあ帰るかー」
あおい「せやなぁー」
千明「しかしプロポーズ大作戦・・・何か手を考えねば・・・」
あおい「プロポーズなんか。というか何でそんなぐいぐい攻めるんや?」
千明「決まってるだろ、リンを手懐けて部員にし、広い部室を手に入れるんだ」
あおい「結局それかい」
千明「というわけで行け!なでしこよ!しまりんを手懐け野クルに引摺り込んでやるのだぁ!」
なでしこ「おまかせくださいっ!必ずや引き込んでご覧にいれますっ!」
あおい「完全に悪の組織や」
あおい「・・・ん?」
恵那「あっ」
リン「お」
なでしこ「あ~っリンちゃん!」ダッ
なでしこ「一緒に帰ろぉ~」
あおい「・・・飼い主見つけたわんこやなぁ」
千明「懐いてるのはこっちだったな」
―end―
あおい「せやなぁー」
千明「しかしプロポーズ大作戦・・・何か手を考えねば・・・」
あおい「プロポーズなんか。というか何でそんなぐいぐい攻めるんや?」
千明「決まってるだろ、リンを手懐けて部員にし、広い部室を手に入れるんだ」
あおい「結局それかい」
千明「というわけで行け!なでしこよ!しまりんを手懐け野クルに引摺り込んでやるのだぁ!」
なでしこ「おまかせくださいっ!必ずや引き込んでご覧にいれますっ!」
あおい「完全に悪の組織や」
あおい「・・・ん?」
恵那「あっ」
リン「お」
なでしこ「あ~っリンちゃん!」ダッ
なでしこ「一緒に帰ろぉ~」
あおい「・・・飼い主見つけたわんこやなぁ」
千明「懐いてるのはこっちだったな」
―end―
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/13(火) 16:43:04.42 ID:aW005jC7O
以上です
キャンプシーンも書こうかと思ったんですがそもそもキャンプ場知らんし・・・
へやキャン△的なノリだと思ってください
キャンプシーンも書こうかと思ったんですがそもそもキャンプ場知らんし・・・
へやキャン△的なノリだと思ってください
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/13(火) 17:19:12.68 ID:7KZKHZMs0
乙
ずっとへやキャンでもいいから続きはよ
ずっとへやキャンでもいいから続きはよ
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/13(火) 22:41:58.51 ID:aW005jC7O
また思い付いたら書きます
ゆるキャン△SS流行れ
ゆるキャン△SS流行れ
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/14(水) 03:00:27.22 ID:zWjqdwCdO
馬鹿野郎お前が流行らすんだよ
引用元: なでしこ「で、でーと?」